約 53,810 件
https://w.atwiki.jp/tacticsogre-reborn/pages/15.html
説得とは 説得は、敵ユニットに使用することで仲間にすることができるスキル。 リーダーなどの固有キャラには通用しない。 ※過去作ではデニムの専用スキルだったが、今作では習得していればどのユニットでも使用できる。 説得のポイント HP:対象のHPを出来る限り下げる 距離:出来る限り近い距離で説得を行う 忠誠度:説得対象の忠誠度が低いほど勧誘しやすくなる 勧誘に失敗すると対象ユニットの忠誠度が上がってしまうため、1回で成功させるようにしよう。 説得スキル一覧 ※随時、更新をお願いします スキル 説得対象 使用可能なクラス 説得・人間系 人間,ホークマン クレリック,ルーンフェンサー,ナイト 説得・爬虫類系 ウィザード 契約・聖霊系 クレリック 追加枠 追加枠 追加枠
https://w.atwiki.jp/odenfan/pages/241.html
説得 3パでの武将が持つ特殊技能の一つ「説得」。 僅かに敵兵士を寝返らせるというもので、張コウや張角が使うと、ダンサー勧誘やセミナーによる洗脳といった、むしろこちらが悪いような錯覚を起こす。
https://w.atwiki.jp/siriuswar/pages/27.html
説得 (自動D):ダメージ計算時に、このカードのグループが、「説得」を持つキャラクターのみで編成されている場合、このカードと交戦中の相手グループの先頭にいるキャラクター1枚をロールする。 現在、自前で説得を持つカードは存在しない。
https://w.atwiki.jp/304toeb/pages/445.html
説得 攻F 命B 回1 消費40 物理 説得 売値500 店で購入することのできる特殊な装備。 その効果は、装備することで受動戦闘時、相手に自分の発言内容を見せることができるというもの。 他の鯖では撫でられるのを目的において、「ミニマム落ち」や「黒塗り落ち」がメジャーであるが、ここ304鯖では「説得落ち」が主流である(ダメージが無いため)。 かねてより戦略報酬のトロフィー品として出現し、MVPを勝ち取ったものをなんともいえないテンションへと叩き込む仕事をしていた説得だが、2009年の10月頃から拾うことが可能となり、精霊の護符と肩を並べて狩人のテンションをこれでもかと言わんばかりに下げる仕事をこなしている。 そんな説得ですが、数百回狩っても拾いが無いときには愛おしく感じるものです。 もしも彼(彼女?)を拾ったときには、爽やかな笑顔で武器屋の店主に叩きつけてあげましょう。 (トレジャーハンター)
https://w.atwiki.jp/silver25/pages/76.html
信じるための要素 ■説得とは相手に自分の発言を信じさせること、と定義してみる ■では、どのような時に人は、信じるという選択ができるのか 情報発信源の信頼度(送り手の問題)「信じるに足る人物か?」 情報の真実味(内容の問題)「考慮に値する内容か?」 情報を受容する際に感じること(受け手の問題)「信じたいと思えるか?」「後悔しないか?」 この三つのハードルをクリアしたとき、人は誰かを信じることができるのではないだろうか。 この三つを充たすための方法を、日々模索。他項目とも関わりが深そう。 心構え 自分を信じてもらうことが陣営勝利の秘訣 考察が当たることよりも、最白の砦となって勝利をもたらすという気構え 間違えることを恐れずに、信じて欲しいという一心でクリアな内容を訴える 【nambaさん】 言葉を信じさせるのではなく、人と、心を信じさせろということかなと、僕は解釈しています。 両面整理 メリットとデメリットを整理する手法。 例 [F615村0dモデル] 自由投票のデメリットは、(1)状況の複雑化 (2)組織票の危険 (3)近年のセオリーが通じない ってこと。 逆にメリットは、(1)まとめ役の負担軽減 (2)セオリー打破 (3)平等な責任と全員を説得する努力 (3)昔の雰囲気が味わえて楽しそう このあたりにあると思うわ。 何より、【みんなで村を盛り上げよう】ってことよ! これは、まとめ役制でも同じように思うけれどね。 この説得方法は、メリットとデメリットの両者を見比べることが出来るのが魅力。 情報が整理されているので、聞き手としても受け取りやすく、検討しやすい。 抜けがあれば指摘もされるでしょう。 でも、あまり大きな抜けがあると信頼が落ちるかもしれません。 特にデメリットの方は良く考えて、抜けの少ない形で投下したいもの。 だって、提案するときは、どうしてもメリットの方を強くみてしまっているわけですから。 結論から 目的をもって、手順をふんで、そして結論に行き着く。 それでも説得という局面では、結論を先に言う方が良いこともあると思います。 「ここぞ」という局面で。 例 [F599村墓下モデル] 目的はLW探し。方法は、思考トレース。結論から言うぜ、▼レジーナ。俺の答えだ。 彼女に感じる違和感は次の通り。(1)吊りと占いを前後する仲間切り(占→吊ならわかるぜ) (2)迷いで揺れているというより、状況にあわせて結論を取捨している (3)狼の思考想像への自信 特に問題なのは、(3)だ。彼女の二日目の考察は、確かに鋭い。しかし、何故「たかだか想像」に、あそこまでの自信を持てる? それは、彼女が狼として没にした作戦を、考察の中で再利用したからだと推察できる。彼女は1日目から2日目の前半にかけて占騙を視野に入れていて、あの考察の時点では潜伏を選んでいた。次の日になって頻出した「狼から占騙りに出ないなんて」っつー考察の方が、よほど自然だと俺は思うが、彼女はそれ以上に深いコトを前日の段階で言ってるんだ。そして、この考察への自信の浮き沈みは、とても大きい。不可解だ。 「まず結論ありきで、考察を後付けした」なんて、思われたら駄目です。 必ず、厚い考察をつけよう。どんな方法で、どんな根拠でその結論を出したか、明確にしよう。 (例では怠けてるけど当該発言の時間等の証拠の提示と、もう一人の候補に対する考察の厚みをもたせることは、大事だと思う) この手法のメリットは、 読む側がだれない 言いたいことが明確に伝わる 全文を組み立ててから書くため、結果的に内容がまとまる デメリットは、 強く言い過ぎているようにみえる 結論を先に持っているという邪推をされる というわけで、白確定時とか、霊生存時の吊られ間際とか、はたまた泥試合最終局面で説得するべき人が「明確さ」を好むときとか、場が混迷しているときとか… そういう時に、ずばっと利用すると良いと思います。 絞り 幾つかある可能性の中で、どれをとっていくのか。何が根拠なのか。 そこを明確にすることで、状況が絞れてくると思います。 例は、【ezonekoさん】によるものを改変しました。感謝。 例 [占1CO時初回黒出しCOモデル] 者=[1狼/2狂/3真]の三つのパターンについて… 1)狼の場合、黒出し→仕事終了で吊りになってしまうと思うので、この可能性は低いと思う。 2)狂の場合、自分が吊られる+白を道連れに出来る。 3)真の場合、COタイミングと発言[2d22 35等]でちょっと可能性は低いかなと考えてる。 だからディーターは、狂の可能性が高いと思う。者=[狂>真>狼] 吊り手の問題と、発言から可能性を絞っています。 特に狂狼の部分の考察は、狼側の戦略としてどうなのか? という、一つの軸で考察しているのが分かります。 (真の場合は狼側の戦略もなにもないので、発言からというのも納得ですね) 結論は明確に、高いと思われる可能性の順を示唆しています。 こうすることで、後にこの占師が真しての真実味を持つためには、どの問題をクリアするべきなのかも明確になっています。 この方法のメリットは、 視野を広く持てる 何故ある方向を低く見積もり、別の方向を高く見積もるか明確のちに可能性が反転する場合、クリアすべき問題もわかる 結論に至った理由を、理解されやすい デメリットは特にありませんが、留意点は、 パターンが抜け落ちていないか 公正な比較をしているかパターンAのメリットと、パターンBのデメリットを比較 別軸で比較上記二者は敢えてやっても気付かれないかもしれない 議事の見落とし といったところでしょうか。また思いついたら足します。 背理法 【nambaさん】とのやり取りの中で… 背理法は有効ですよ 前提を間違えてなければ、かなりの説得力があるかと「人間であるならば必ずAである。しかし、彼はAをしなかった。故に彼は人間ではない」 なんて、なかなか使う機会ないですよー! そんな僕のために、素敵な例を出していただきました。改変して引用します。 例 [C988村モデル:狂突然死] 【状況】 占候補A→C白 占候補B→C黒 ∴▼C 襲撃:確白襲撃→翌日GJ→確霊襲撃 【a)斑吊りの局面で霊襲撃】【b)既に狼が1匹吊られている】 【論材:非占襲撃の理由】 前日のGJから狩人は生存している。通常は霊鉄板の場面、霊襲撃はGJ率が高い。偶数進行でGJリスクが高い状況下、守護が薄い真占襲撃の方が有益。何故なら、今後は占守護鉄板が予想され、灰にいるであろうLWにとっては絶望的な状況になるから。 ↓ 有益であるのに、それをしなかった。つまり、その有益に勝る不利益が占師襲撃によってもたらされる。 ↓ 灰の保護よりも偽占の保護を優先した。つまり、【c)この局面で偽占が吊られては困る】 【結論】 abcより、C狼であり、占師AがLWである可能性が高い。 リスクに見合うメリットを得ているのは誰なのか? それを論理的に説明する場合、こうした論法が有効だということでした。 僕は、狼の良手と現実の差異を説明しようとするのですが、下手にそうした説明をすることは、えてして自分の黒印象を増しますね。 そこで、背理法をマスターして説得力のあるお話をできるように、頑張ろうと思います。 メリットとかデメリットの整理は、僕もしっかり出来るようになってから。 ストーリー 例えば、「対抗が襲撃された」「パンダ判定をもらった」 そうした「状況的不利」な時に、力を発揮するのがこの方法。 狼の戦略などを、物語のように順を追って説明する。 例 [F647モデル:対抗占師襲撃の占騙狼時/襲撃した対抗は共有だったが、この時点では狂人として扱っている状態/真実の配役は娘真占で長狂霊/真占娘は潜伏の上3日目CO] 娘長:狼前提で、なぜ狼がふたりも騙りに出たか考えてみたよ。 (1)娘占CO農黒出しの時点で、狼の描いていたシナリオは ▼農◆宿 と予想できる。この場合、霊生存は鉄板。 (2)この場合、翌日の農白宿白が確実になり、今後も霊を襲撃することは不可能に。 (3)襲撃された青の疑い先が「長旅羊」であることから、旅・長への疑いは濃くなっている。 (4)霊鉄板の状態で、娘-長が吊られるという最悪のケースを想定し、それを回避する。 (5)且つ、霊判定を信頼しにくいものとさせ、霊ローラーに持ち込み手数を消費で、灰狼の保護にあたる。 というのが、狙いでないかと思うんだがどうかね。 メリットは、イメージのしやすさ。 対抗襲撃の信用度の低い状態。さらに真占の潜伏解除(狼が騙る意味の薄い場面)の状況であったにもかかわらず、言葉が届いてい手ごたえがあった。 これに関しては村の質の良さも関連していると思うが、説得としてもそれなりの効果をもっていたと実感させてくれた。 デメリットは、視野の狭さ。 ある特定の状況を非常に詳しく言う反面、そうではない状況のリアリティを完全に無視しているため、村全体の考察の中で力を発揮するためには、数人の同意が必要だと思われる。 単体でこの方法に固執すると、ノイズにされかねない。 使用すべき状況 自分目線での説得が必要な終盤戦 対抗襲撃時 襲撃考察と重ねる灰考察時 推奨事項後出し 要するに、客観的良手と、自分目線の良手を併記するなら、(長期進行の場合は特に) 客観的→自分目線 の順番で話した方が、信頼を得やすいのでは? という雑感。 例 [モデル無し/簡素版] a)「客観的に言えばローラーの場面だって分かってる。でも次のような根拠で、僕の目線の動きをした場合もリカバーがきき、なおかつ勝つことが出来るんだ」 b)「僕目線では、この人を吊った方がいいのは明白なんだけど、ローラーでも仕方ないって思うよ」 同じ内容でも、aの方がbよりも、説得としては良手なんじゃないかな…と思っているということです。 もしかしたらもうちょっと詳しくする。 メリットは、自分の意見が明確になる。客観的すぎる黒さが出ない。 デメリットは、主観的だと思われやすい。どれだけ客観的な視点への理解を示せるか。 使用すべき状況 能力者の説得日ローラー対象選定日 決め打ちかローラーか決める日 灰吊りか放置か決める日 疑問形 疑問形で説得した例とともに、そこで意識したことや、気付いたことも追記。 例 [C1028モデル:白灰灰灰最終日のLW/自分を信じていた白が疑いに転化した場面] パメラさん。僕は、狩人COが白要素などと思わない。だが、黒要素になるとも思わない。客観的には灰のまま、議事を見返したとき、疑って判断する材料が増えるだけ。そのためにも、COした。そして、疑いつくしたのちに、信じてもらうために。信じてもらえるだけのことをしたと、僕は自分を信じてる。 僕は、信じたいものほど疑う。パメラさん…あなたもそうでしょう? 文意は、「疑ってもいいから信じてくれ」である。 だがあえてそう言わずに疑問文で話した。 彼女の中で「YES」という言葉が出るように。 そういえばビジネスにおける説得の手法として、同じ結論を出させるにしても、肯定的な言葉で返答をしやすいようにすると良いというものがあるそうだ。 「Bの商品は良くないから、Aに見込みがある」という結論に誘導するよりも、 「Aの商品はBよりも、ココが優れているので、Aにする」という言葉で結論付けさせる方が、円滑に進むということらしい。 詳細な説明は覚えていないが、得心のゆくものがある。 同じ「僕は狼ではない」を信じてもらうべき場面でも、心の中に「NO」の答えを抱かせるよりも「YES」の答えを思い浮かばせる疑問形の方が効果があるだろうか? とふと思ったが、このあたりは定かではないので、研究課題。 ちなみに、このパメラさんとは、ずっと「考え方が似ているね」と言い合った関係性がある。 故に、自分だったらどう疑うか信じるかということを、一例として引いている。 主観・共感もひとつの説得の武器だと思う。 また、この人の心を動かしたい!とピンポイントで考えている時は、「娘」などと略号を使わずに、「パメラさん」と名前を呼びかけることは意識してる。 (この考え方は、どなたかのまとめサイトで見かけて感心したことから使っているのだが、出展を忘れてしまった) この方法のメリットは、相手に自ら考えさせることが出来ること。 説得とは、結論を押し付けることではない。結論を相手の中に育てることだ。 故に、結論を出さない疑問系の説得も一定の効果があると考えられる。 デメリットは、誘導的であるとして黒要素にとられる場合がある。 使用すべきは、ここぞという場面。 最終日の説得戦などで、相手をよくみて行うこと。 要約術 人狼BBSにおいて、字数と発言数の問題は、僕にとって切実。 しかし、説得というのは、だらだら言えば良いというものではないですよね。 「発言数の制限はむしろ魅力」と、僕はとらえています。 長いお説教より、短い一言の方が、時には心を動かすのと同じ。 短く、本質を突くことが求められているし、目指していきたい。 僕はいつも、ちまちま字数を削ります。 おかげで、考察文のリーザは、あらかた「妙」に。 ところで、要約に関して、【cat_noさん】から、目から鱗の一言を頂きました。 一度言いたいことを全部書いて、もう一度同じことを書こうと思ったら、自然と短くなると思うんだけどなー 無理に一字ずつ削るより、よほど自然な手法であると感じました。 頭の中には大事なことが入ってますもんね。 逆に、どうしても言いたいことだけ書き出して、そこに肉をつける… という方法もあるかもしれません。 このあたりは、今しばらく考えてみたいところです。
https://w.atwiki.jp/wiki11_dol/pages/160.html
説得
https://w.atwiki.jp/kanesada/pages/20.html
江戸の喧嘩口上が強いw 後は、京のいなし、思い出し笑い、カードを交換するがあると強い。 オーデコロン所持で説得完全勝利で魅力が5上がる。5固定? とりあえずメモ書き。6/7
https://w.atwiki.jp/majicaa/pages/2349.html
. / \} ____ / \\ //} } } . / /  ̄ ̄ ̄ ̄\} /_}__}_} /{_/ / ___________\ {ニニニニニ} /ニ∨ // / \_⌒}__n n-} /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . /ニニニ∨//(_{( =--_ノ {_ノ〔]_} / /∧ {=ニニニ∨ [/ { _______ノ/// } / _/[_/ ̄ ̄\ /∧ {二____,} }{//{_ __//_/} { ノ「r_[ } //} {_/⌒ }/∧\(______{ {/rタ} }\ { _}/〔____,/ ̄}___} //} }//∧ `ニ=-{ \ ̄/}\\__________{ / / / /ニ{UU}{ ∨ / } /∧ / {___})┴{z \\ { /{ { {∨ {/⌒{. ∨ / /}\{h/ -/ ̄ ̄) \___∧ 八人{人__八 -∨ -∨ / }-=ニ二/ / ̄∧ / ∧ニ\\ \.{ _〉 ノ} ______/ -ノ二{  ̄{リ) ̄) / / /\{⌒\{二{_____} }ノ ______________/リリ{/(  ̄} ̄∧ /-/ { /\ \{‐一'}__ノ / /⌒ /=ミ -={. 厂/ ∧/ /⌒ ={\ /{ __ノ . / /=ミ =∧_____/// / /⌒ =ミ{=ニ\____ノ∧ / -/⌒ ニ∧)(_/⌒} / 厂 =ミ{ニニニニニニ∨∧ /⌒ =ミ} -{ろ0)} {/ =ミ{=ニニニニニニ∨∧ {/⌒ =ミ} 八(__)_}/ / {/ =ミ{ニニニニニニニ∨∧ {/⌒ =ミ}ニ二二/ /. {/ =ミ{ニニニニニニ二二∨∧ {/⌒ =ミ}=ニ二/ / {/ =ミ{=ニニニニニニニ二∨∧ Persuasion / 説得 (3)(青)(青) エンチャント — オーラ(Aura) エンチャント(クリーチャー)(これを唱える際に、クリーチャー1体を対象とする。このカードはそのクリーチャーにつけられている状態で戦場に出る。) あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/58.html
説得 ◆tWGn.Pz8oA氏 キュッ、と蛇口のコックを絞る音が建物の中に響いた。 天と治は、出会った場所からいくらも離れていない軽食レストランにいた。 ヨーロッパ風に飾られた建物の中は、他の施設と変わらず薄暗い。 テーブルや椅子は、もはや人に座られるのを諦めたかのように整然と並んでいる。 それらが漏れ入る陽の光に所々照らされている光景は、どことなくもの悲しく感じられた。 天は水道水で濡れそぼったタオルを軽く絞ると、調理場から出て治が腰掛けているベンチへ向かった。 「氷はないみたいだから、ちっと温いけどこれで勘弁な」 「はい……でも大丈夫ですよ、オレ」 天はそう言う治に構わず、冷やしたタオルを治の後頭部にあてがう。 あれから治の意識はすぐに回復し、現在は打たれた場所の痛み以外に異常は現れていない。 「ま、一応だ一応!頭は俺も打ったことあるけどな……酷くなきゃ冷やして安静が一番なんだと」 「安静」という言葉を口にした天であったが、 こんなゲームの中で「安静」にしていられる時間がいくらもないことは承知していた。 治に吐き気や痙攣などの症状が見られなかったことには安心したが、以前かかった医者から聞いた話――― 頭部の打撲は後になって急に深刻なダメージが明らかになることがあるという話が、かすかな不安を煽る。 そんな天の心中を知らない治は、タオルを受け取り自分で打撲痕をおさえ直した。 出会ったばかりの自分のことすら本気で案じてくれる天の人の良さを感じたのか、 少し口元の緊張が緩んでいる。 「これからどうするんですか?……天さんは、ゲームに乗ったってわけじゃなさそうですけど」 「…ああ、極力人を殺すつもりはない。当分は人集めだろうな……治はどうなんだ?」 「オレは…ある人に会わないといけないんです。 天さんはここに来る途中、アカギっていう人に会いませんでしたか?」 アカギという名前に、天の目が見開かれる。 やはり天もひろゆきや原田と同様に、あの赤木しげると同じ名前を持つ青年を気にかけていた。 ホテルでは後ろ姿をちらりとしか確認できなかったが、その特徴的な髪の色は、 40代半ばですでに真っ白に染まっていた赤木の頭髪とそっくりだった。 それが自然のものなのか、あの赤木を模しているものなのかはわからない。 どちらにせよ無関係というわけではなさそうに思える。 「………俺は会ってないが、知り合いなのか?」 「はい、職場の先輩だった人なんですけど」 「職場………で、その赤木ってのはどんな奴だ?」 「えっ……と、簡単に言えば麻雀がすごく強くて、独特な信念を持ってる人です。 なんか普通の人間じゃないっていうか、次元が違うっていうか…とにかくすごい人ですよ」 「それっ………!見たのか?打ってるところを直接……!」 「もちろんです。ヤクザの代打ちをしてるところと、雀荘での勝負…たった2回ですけど、確かにこの目で」 偶然か、運命か、悪い冗談か―――? 天は体中の血が沸き立つのを感じていた。 勝負したい。その一念が頭の中を満たしていく。 他人の言う「強い」が実際どの程度のものなのかという問題は差し置き、 とにかくあの青年も勝負の世界に身を置く者だということが分かっただけで満足だった。 居ても立ってもいられなくなり、思わず拳を作ってベンチから立ち上がる。 「治……俺もそいつに会いたいんだ。一緒に探そう、そのアカギって奴を」 「は、はい………!天さんが一緒なら心強いですけど…… でも、こんなところで人捜しって難しいですよね…脱出資金を集めてる間に偶然会うくらいしか……」 「脱出資金?お前、棄権するつもりなのか?」 「えっ?天さんは違うんですか?」 「………ホテルでの説明で、奴らがなんて言ってたか覚えてるか?」 「……一億円で棄権の権利を購入できる……でしたよね」 「そう……あくまで権利を売るってだけで、実際にこのゲームから離脱させてくれるとは言ってない」 「ええっ……!そんなのひどい話じゃないですか……!!」 きょとんとしていた治の顔が一転、驚愕の表情に変わる。 確かにひどい話。だが考えてみれば、そもそもこのゲーム自体が恐ろしく非道なものである。 今さらどんな非情な罠が隠されていようが、当然と言ってしまえないこともない。 治はそれでも、天の言うことが単なる言葉遊びにすぎない可能性を捨てきれないでいた。 だが、これまでにも散々狡猾な人物たちと相対してきた天は確信している。 彼らの言葉には決して甘いところはない。 話の至る所に、受け手の思いこみとも気付かないような思いこみにつけ込む罠を張っている。 主催側がわざわざあのような言い回しをするということは、確実に何らかの意図があるはずだ。 一億を集めてもまず簡単にはリタイアさせてくれないのは間違いないだろう。 天がその考えを伝えると、治は肩を落として言った。 「そっか……オレ、考えが甘かったみたいです。ダメだなこれじゃ……」 「………治、でも…」 「でも、生きて帰る手段がなくなったわけじゃない……! ここでやらなきゃいけないこともあるし、ガッカリしてる場合じゃないんだ。そうですよね!」 天は落ち込んでいたように見えた治の発した力強い声に、一瞬呆気にとられた。 治の瞳は決して後ろを向いてはいない。それを見た天は、ふっと笑みをもらす。 「ああ、その意気だ」 「オレ、絶対生還して見せますよ。…天さんはこのゲームを潰すつもりなんですよね?」 「………ん、ああ…俺はとりあえず、死ぬ奴をできるだけ減らしたいんだ……」 天は少し言い淀んでそう答えた。 元々人情家の天は、一人でも多くの人間を死なせたくないがために、このゲームへの反逆を決めた。 少しでも多くの参加者を生きて帰らせるためには、やはりこのゲーム自体を潰すしかないと考えたのである。 だが一方で、アカギのような相手との勝負を強く望む気持ちもあった。 一人でも多く救うためには、一刻も早くこのゲームを破綻させる必要があるにも関わらず、である。 天はほとんど勝負のためだけに生きているような男であるから、 それも仕方のないことと言ってしまえばそれまでだが、彼の心中は複雑だった。 「そうしたら…やっぱりとりあえずは人を集めて………ん?」 その時、上下に空間のあるウエスタンドアの外から、人の声らしき音が聞こえてきた。 天は反射的に振り返り後方の窓を見て、そのまま視線の方向へ進んでいく。 遅れて治も天に追い付き、窓の外を見つめたまま声をかける。 「天さん、今………!」 「ああ……あっちだ」 治は天の指差す方に視線を向ける。 少し乗り出して覗きこむと、それまでは死角で見えなかった場所に二人の人物がいた。 一人はごく普通の中年の男、もう一人は白髪の老人。 そして奇妙なことに、老人の方が中年の男に手を引かれて歩いていた。 「あれは……代打ちの市川……?」 「知ってるんですか?」 「ああ、代打ち界でも指折りの打ち手ってので有名だ………いや、正確には有名『だった』か。 数年前から消息不明とは聞いてたが、まさかこんなところに…」 「へえ……あの人、目が見えないんですかね……?」 「ああ、盲目らしい……手を引いてる男も脅されてるようには見えないし、比較的安全かもな…… よし、声かけるぞ」 ◆ 「………で?確かに儂は数年前まで代打ちをしてたが………何か用か?」 「やっぱりそうか。個人的には純粋に対局でもしたいんだが、まあそういう場合でもないよな。 とりあえず、アンタらが今何を目的に動いているか聞いていいか?」 市川は代打ち時代について触れられたためか、少し苛立った表情で天たちに向かっている。 その横に立つ石田は、はじめ強面の天に腰が引けていたが、 はっきりと敵意がないことを告げられてからは少し緊張が解けたようだった。 天の質問に市川が口を開こうとしたが、先に石田が拡声器を掲げて答える。 「私たちは、今からこれで殺し合いに乗ってない人たちに呼びかけようと思ってたんだよ……! ちょうどよかった……!君たちも殺し合いに乗ってないんだろう?」 「………呼びかける……?」 「そう、つまり仲間を募るんだ……! そうすれば同志の人たちが集まるし、参加者の中にいる頭の切れる知り合いとも合流できるかもしれない。 その人ならきっと、君たちにとっても力になってくれるはずだよ……!」 「ちょ、ちょっと待ってください……天さん、それってヤバいんじゃ……!」 治は天に困惑の表情で視線を送る。 石田は二人の態度に不思議そうな顔で説明を求めているが、天はそれを無視して市川に言い放った。 「どういうことだ……?アンタなら気付かないはずがないだろう……」 「クク………さて何のことやら……」 「とぼけるなっ………!こんなところで呼びかけなんかしたら、安全な人物なんて来やしない……! 集まってくるのは、ハイエナみたいな危険人物ばかりに決まってる……! そんなことくらい、あんたほどの人が気付かないわけがない…… なのになぜ止めないんだ?死にたいのかっ……!?」 「……えっ………?」 石田はこの時、初めて今までしようとしていた行為の危険性に気付かされた。 そんな馬鹿な。だってこれは、窮地に追いやられた自分たちにとっての唯一の希望の灯なのに。 そんな、そんなとうわごとのように繰り返しながら、石田はへなへなと地面に膝をついた。 「死にたいのか、だって………?そうさ、儂は死にたいのさ……」 そう言ってわずかに肩を揺らして笑い出す市川。 その声には、こんなところで邪魔が入るなんてとことん運がない、と自嘲の音が混じる。 「ククク……だがつまらない死に方をするつもりはさらさらない…… 儂は死に場所を求めてここに来た……どうせなら華々しく散りたいじゃないか……なあ……?」 そう言って市川は、おもむろにコートの前身頃を開いて見せた。 びっしりと張り付いたダイナマイトの筒。それを目にした天はますます驚愕と憤りを露わにする。 「馬鹿野郎っ……!何人も巻き込むつもりかっ……!?」 「そうだ……いいだろう?所詮か弱い餌を貪りに来る乞食共さ………ククク……」 「クソッ………!!」 天は弾かれたように市川に髪の毛が触れるほどの距離まで詰め寄ると、市川の見えない眼をまっすぐ見つめた。 市川は眼前で燃えさかる怒りの鼓動を感じながら、それを逆撫でるような笑いを続ける。 「クク……お前も儂に死ぬなと言うのか……?」 「……そうは言わない。死ぬなら勝手に死ねばいいさ…… だが、考えてみろ…!あんたがくくりつけてんのはダイナマイトだろうが…… それだけの量があれば、このふざけたゲームをひっくり返せるんだぞ……!」 「何を言うかと思えば……クク………興味ねえなあ」 「本当にそうか……?アンタ、死に場所を求めてきたと言ったよな…… たかが参加者数人道連れにしたところで、満足か? 雀ゴロやただの中年、そんな奴らばかり殺して満足するのかよ」 「…………何が言いたい」 「アンタにふさわしい舞台は別にあるってことさ…… どうせ死ぬなら、主催者の根城のひとつ潰して死んだらどうだ……! この場で一番殺しがいがあるって言ったら、奴らだろ……!」 「………………」 「ちっぽけな参加者には何もできやしないと高をくくって見物してる主催者たちを 吹っ飛ばしたときこそ、ホントに華々しい死に方ができるんじゃないのか……!? それがアンタの求めてる最期ってやつじゃないのか……!!」 下手に逆上させたら今ここで爆発を起こされかねない状況の中、天は必死に説得を続けた。 天の必死の啖呵を、治はただ息をのんで見守っていた。 市川は気圧されたようにしばらく押し黙っていたが、やがて口を開く。 「………わかった」 「…………ほ、本当か………?」 ああ、と市川は静かに頷き、ゆっくりと呆気にとられたままの石田の方に向き直る。 天は張り詰めた表情を崩して、市川の前から一歩退く。 そのまま市川に触れられて我に返った石田も、 とりあえず市川が死ぬのを止めたのだということを認識して胸をなで下ろした。 誰もが天の説得の成功を信じ、その場に弛緩した空気が流れる。 だがその刹那、空間をも切り裂くような音が緩んだ空気を掻き回した。 『聞けっ……!ここに一千万ある……!!得たくば、奪いに来いっ……!!』 3人は動くことができなかった。 拡声器から最大出力で吐き出された轟音―――それは紛れもなく市川の発したもの。 気がつけば石田の手からは拡声器が消え、それは今市川の右手に収まっている。 口を金魚のように開閉させる天たちに振り向き、市川は不気味に笑う。 「小僧、お前の言いたいことはわかった……だが、受け入れることはできねえな……」 【B-3/アトラクションゾーン/午後】 【治】 [状態]:後頭部に打撲による軽傷 [道具]:なし [所持金]:0円 [思考]:逃げるべきか迷っているが、基本は天に同行 アカギ・殺し合いに乗っていない者を探す 【天貴史】 [状態]:健康 [道具]:鎖鎌 不明支給品0~2 通常支給品 [所持金]:1000万円 [思考]:市川の行動を止める アカギ・殺し合いに乗っていない者を探す 【石田光司】 [状態]:健康 [道具]:支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:ここから逃げ出したい カイジと合流したい ※有賀がマーダーだと認識 【市川】 [状態]:健康 [道具]:産業用ダイナマイト(多数) コート(ダイナマイトホルダー) ライター 拡声器 [所持金]:1000万円 [思考]:人が集まるのを待つ ※有賀がマーダーだと認識 031 束の間の勝者 投下順 033 二択 044 彼我 時系列順 042 虎穴 016 保険 治 050 混乱 016 保険 天貴史 050 混乱 022 華 石田光司 050 混乱 022 華 市川 050 混乱
https://w.atwiki.jp/fedic/pages/277.html
ゼーベイア説得 ゼーベイアとはトラキア776の18章「王都開放」で仲間になるジェネラル。 その説得手順の面倒臭さで有名。FEで最も仲間にするのがめんどいキャラと言われる。 彼を仲間にするには、ゼーベイアの8人の副官を人質に取られているNPC(彼らの家族)に話しかけさせる必要がある。 副官は扉を開けるとフリージ兵と一緒に突撃してくるし、全員キラーランスorハンマー持ちで普通に攻撃してくるから困る。 副官ごとに対応するNPCが決まっており、誰がが誰に対応しているか知らない場合は、狭い廊下が混雑して混乱しやすい。 コントローラーを投げたくなること請け合いである。詳しい攻略法は攻略本等参照。 基本的には「フリージ兵を遠距離魔法で潰し、仲間になった副官はバケツリレーする」といった方法がとられる。 しかし、体格の高いアーマーの皆さんを運ぶのに一苦労。 更にこのマップでは、敵軍のレンスター兵を1人も殺さずにクリアするとメンバーカードが入手できる。 完璧プレイをするためには、ゼーベイアの説得作業とレンスター兵不殺を両立をする必要がある。 一方、どちらも不要だという人にとってはそれほど難しくないマップ。 副官がキラーランスorハンマーを持っているのは、NPC化した副官に殴りかかった未説得の副官がハンマー特効orキラーランス必殺で返り討ちにされ、全てが水の泡となりやすくするための嫌がらせであろう。 ちなみに、説得してしまえばその後NPC化した副官が死んでしまってもゼーベイアの説得は可能である。