約 922,017 件
https://w.atwiki.jp/pixsou/pages/18.html
誕生日一覧 1月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 久米部樹三郎 男 2年生 1月27日 バリトンサックス 2月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 高峰和音 女 1年生 2月1日 パーカッション 山田二子 女 1年生 2月2日 チューバ 立花要 男 3年生 2月14日 チェロ 吉野拓斗 男 2年生 2月18日 トロンボーン 舞原美夕 女 2年生 2月22日 ホルン 如月牡丹 男 2年生 2月28日 ファゴット 3月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 大島小雪 男 2年生 3月3日 フルート 鳴海郁 女 2年生 3月3日 バスクラリネット 二見咲一子 女 3年生 3月15日 トロンボーン 中垣楓奈 女 1年生 3月22日 ホルン 桐月癒乃 女 2年生 3月29日 トロンボーン 4月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 宮坂昴 男 2年生 4月4日 サックス 五十嵐茜 女 2年生 4月12日 B♭クラリネット 北条彩音 女 2年生 4月17日 ホルン 白羽拓弥 男 3年生 4月17日 クラリネット 佐藤和水 男 2年生 4月22日 ヴァイオリン 高谷英里奈 女 1年生 4月27日 ユーフォニアム 柳原理央 女 1年生 4月30日 クラリネット 5月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 胡織璃 女 1年生 5月2日 マリンバ 上園凜 男 2年生 5月5日 バリトンサックス 大島霰 女 24歳 5月5日 英語担当(進路担当) レフ・ルントフスキー 男 1年生 5月5日 フルート 神木直人 男 1年生 5月10日 トランペット 北原繭理 女 2年生 5月10日 オーボエ 高岡航 男 2年生 5月12日 バストロンボーン 藤野沙羅 女 2年生 5月15日 トランペット 鴇田壱華 女 2年生 5月17日 テナーサックス 黒原隼也 男 2年生 5月25日 トロンボーン 6月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 松嶋ロゼ 女 2年生 6月4日 フルート 井土那津 男 3年生 6月7日 トランペット 東谷千洋子 女 2年生 6月10日 ドラム 井上莉子 女 3年生 6月12日 アルトサックス 真波奏睦 男 2年生 6月16日 トランペット 千石流樹 男 3年生 6月18日 ヴィオラ 神上晃 男 1年生 6月26日 ピアノ 7月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 柳壱津 女 3年生 7月2日 チューバ 逢坂霧斗 男 3年生 7月2日 パーカッション 堀池千鶴 女 2年生 7月3日 チューバ 野村祐希 男 1年生 7月4日 パーカッション 夏生冬弥 男 3年生 7月6日 バリトンサックス 篠宮七瀬 男 3年生 7月7日 ホルン 8月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 島原あづさ 男 3年生 8月9日 ユーフォニアム 宮野翔 男 1年生 8月6日 ホルン 藤崎さくら 女 20歳 8月15日 音楽担当(副顧問) 9月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 白藍翼 男 2年生 9月6日 フリューゲルホルン 萩原兎月 男 3年生 9月21日 パーカッション 夏目社 男 26歳 9月23日 理科担当 10月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 内海太郎 男 1年生 10月2日 チューバ 浜田悠 男 3年生 10月6日 トロンボーン 11月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 鶯糸乃 男 2年生 11月1日 コントラバス 結城鳴海 男 2年生 11月2日 フルート 一ノ瀬葵 女 24歳 11月3日 音楽担当(顧問) 萩原柚奈 女 1年生 11月24日 ユーフォニアム 宮野瞬 男 3年生 11月29日 アルトサックス 12月 名前 性別 学年/年齢 誕生日 担当 楽器/教科 永瀬凛 女 1年生 12月17日 ユーフォニアム 永瀬美織 女 3年生 12月19日 トランペット .
https://w.atwiki.jp/ofelia29/pages/15.html
もうすぐ父の誕生日。 今年は何プレゼントしようか考え中。 ここ最近は、お酒とお花のパターンが多いんです。 ちょっと手抜きだなって反省してます。 今候補は財布が一番。 なぜかというと、父が使っている財布がだいぶ年季ものになっているので。 私いいなーと思っているお財布が実はあるんです。 でも、そのサイト そのサイトはいつ見ても、品切れが多いんですよね。 なのでちょっと困ってます。 でもやっぱりいいと思うとそれほしくなりますよね。 どーしよう。
https://w.atwiki.jp/hakozisyo/pages/102.html
誕生日 PCの誕生日回収、一旦完了?(PC名簿のはほぼ全部拾ってきたはずです) 1月 1日 ミラ(PL:川柳)、アルト(PL ヵズ~) 15日 ネヴェ(PL レータ) 2月 8日 ユーンリス・ルード(PL:杜樹) 11日 ロゼ=リースリング(PL:エル) 17日 カーメン(PL ハイセム) 29日 トキ(PL 麗輝)、ゼロ・ディ・ヴァイス(PL:あやねこ) 3月 3日 グロムロード(PL アルテマ) 4日 ファド(PL アスク) 18日 ロウエン=メイザース(PL 杜樹) 21日 フィリアス(PL アルテマ) 31日 テファ(PL レータ) 4月 1日 火蓮(PL 六部空) 10日 クアル(PL hstrax) 22日 グラミー=シアーズ(PL ヒゲうぃっち) 5月 5日 ティアリナ=ウィーニ(PL 杜樹) 15日 ガミー(PL ヒゲうぃっち)、シャンヌ(PL:六部空) 22日 シルヴェスティリス(PL アルテマ) 6月 6日 ミルゴ・リアラ(PL マスト) 24日 ウィキッド(PL サイス) 7月 6日 水星凪(PL 川柳) 9日 ルビー・アクアレン(PL サイス) 19日 ベル(PL ハイセム) 25日 エリザベス(PL 月妙) 26日 ケイト(PL 麗輝) 8月 6日 カルマ=クレースト(PL 川柳) 11日 イリアス(PL 麗輝) 19日 オーガス(PL ヒゲうぃっち) 30日 李=双花(PL エル) 9月 1日 アンディ(PL 川柳) 9日 ツイン・テイル(PL ロンメル) 27日 コルマリア(PL 美食) 10月 6日 アクセラ(PL レータ) 10日 アルク(PL ハイセム) 19日 カゲオ(PL 秋沼) 30日 メメット(PL 秋沼) 11月 11日 アシュリー(PL 月妙)、メフィストフィリス(PL 麗輝)、フワリ(PL ヒゲうぃっち) 18日 るり(PL 杜樹) 22日 カルミナ(PL てふっぴー) 12月 5日 ジェラート(PL 六甲) 6日 ちょこ・もんぶらん(PL てふっぴー) 18日 ジリア、カノ(偽)(PL 秋沼) 20日 ナノ・ル・ルーシュ(PL ミーティア) 23日 ハイム=テンス(PL まとろう) 24日 シア(PL 六部空) 25日 リリム・アイリス(PL 麗輝) 春 若葉の頃 セナ(PL パルム) 温かな日 アゲハ(PL;てふっぴー) 夏 台風の日 サフィール(PL てふっぴー) 秋 フロワ=クロワッサン(PL 川柳) 冬 アッシュ(PL ハイマン) 一番寒い日 アーリィ・テム(PL てふっぴー) 不明 ラビッシュ(PL パルム)、ジョン(PL アルテマ)、ラングウッド(PL 杜樹)、パース(PL レータ)、シオン・ネコパンマン・リーフ(PL マスト)、イクソス(PL 錆鉄)
https://w.atwiki.jp/irodoriwosoete/
https://w.atwiki.jp/rupuiamoesurezyunin/pages/77.html
267 :名無したんはエロカワイイ:2006/03/12(日) 00 00 15 ID LEMscO2o 明日はおまいらの誕生日、そんなおまいらにルキアたんが聞いてきます。 ルキア「ねえ、○○は何か欲しいものとかないの?」 ○○「そうだなー(ホントはルキアたんが祝ってくれるだけで嬉しいんだが)」 さんざん悩んだあげくルキアたんをからかおうと思ったおまいらは ○○「あえて言うなら…ルキアかな」 ルキア「ふーん私かぁ…って、ええっ!?そんなの無理だよ~」 おもわず顔を真っ赤にするルキアたん ○○「いや冗談だから。ルキアに任せるよ」 ルキア「な~んだ、ビックリした」 そして誕生日、ルキアたんに呼び出されるおまいら ○○「ルキアは…いたいた、ってどうしたんだその格好?」 ルキアたんの格好に違和感を覚えよく見ると頭に大きなリボンを付けている 正直、似合ってない ルキア「いや、だってほらプレゼントって普通ラッピングとかするでしょ?」 ○○「え、それってまさか―――」 おまいらが言い終わる前にルキアたんがおまいらの胸に飛び込んできて――― ルキア「誕生日、おめでとっ!プレゼントだよっ!」 そう言いながらキスをするルキアたん
https://w.atwiki.jp/irodoriwosoete/pages/3.html
カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/187.html
相手の誕生日評価 自分の誕生日通常 遅れてプレゼント デートの帰りにプレゼント 初詣の帰りにプレゼント(元日が誕生日) 相手の誕生日 普通以下 〇〇「琉夏くん。」 琉夏「あ、〇〇ちゃん。」 〇〇「誕生日だよね? これ、プレゼント。」 琉夏「俺に?」 〇〇「うん。開けてみて?」 友好 〇〇「琉夏くん、いた。」 琉夏「〇〇ちゃん。どした?」 〇〇「うん。今日誕生日だよね? これ、プレゼント。」 琉夏「マジ? やった、開けてもいい?」 〇〇「うん。もちろん!」 好き以上 〇〇「琉夏くん。」 琉夏「〇〇。ねえ、もしかして……」 〇〇「ふふ、お誕生日おめでとう! これ、プレゼント。」 琉夏「やった……ね、開けていい?」 〇〇「うん!」 琉夏「♪」 評価 ◎のプレゼント 琉夏「あ。」 〇〇「……どうかな?」 琉夏「いい、スゲェいい。」 〇〇「ホント!?」 琉夏「ホント。やった、みんなに自慢してこよ!」 △のプレゼント 琉夏「うん。」 〇〇「……どうかな?」 琉夏「いいね。ありがとう。来年も期待してる。」 ×のプレゼント 琉夏「アハハ! こう来たか。」 〇〇「……どうかな?」 琉夏「〇〇ちゃん、やっぱ面白いね。」 〇〇「えっと、それはどういう……」 琉夏「まだまだ修行が足りん! ……そんな感じ?」 自分の誕生日 通常 〇〇「は~い!」 琉夏「よっ。」 〇〇「琉夏くん! どうしたの?」 琉夏「あれ、トボけちゃう?」 〇〇「えっ?」 琉夏「ハッピーバースデー。プレゼント、フォーユー。」 〇〇「そのために来てくれたの? 嬉しい……ありがとう!」 琉夏「うん、俺もだ。いい顔ゴチ。気に入ったら、チューのお礼待ってる。」 〇〇「もう……ホントにありがとう。」 琉夏「どういたしまして。じゃ、おやすみ。」 遅れてプレゼント ※イベントと誕生日が重なったりした場合 〇〇「は~い!」 琉夏「よっ。」 〇〇「琉夏くん! どうしたの?」 琉夏「この前渡しそびれたんだ、これ。」 〇〇「えっ、もしかして……」 琉夏「そう、プレゼント。ハッピーバースデー。」 〇〇「嬉しい……ありがとう!」 琉夏「どういたしまして。遅くなってゴメンな。」 琉夏「で、気に入ったらチューのお礼待ってるから。」 〇〇「もう……でも、ホントにありがとう。」 琉夏「うん。じゃあおやすみ。」 〇〇(琉夏くんからプレゼントもらっちゃった!) デートの帰りにプレゼント 〇〇「送ってくれてありがとう。」 琉夏「うん。じゃあ今日最後のサプライズだ。」 〇〇「えっ?」 琉夏「ハッピーバースデー。〇〇。」 〇〇「覚えててくれたんだ……嬉しい!」 琉夏「ちょうどデートもできたし。今日渡せて良かった。」 〇〇「ありがとう、琉夏くん。」 琉夏「どういたしまして。俺も嬉しい。」 琉夏「それじゃ、またね。」 〇〇(琉夏くん……) 〇〇(今日はすてきな誕生日だったな……) 初詣の帰りにプレゼント(元日が誕生日) 〇〇「ありがとう、家まで送ってくれて。」 琉夏「……さて、今日はもう一つのお祝いだ。」 〇〇「えっ? ……なに?」 琉夏「ハッピーバースデー。〇〇。」 〇〇「あ……覚えててくれたんだ!」 琉夏「まあね。俺の脳ミソでも忘れるほうが難しい。」 〇〇「そっか。そうだよね……」 琉夏「はい、プレゼント。 お年玉には負けちゃうかもしれないけどな?」 〇〇「ふふっ、ありがとう!」 琉夏「うん。じゃあね。」 〇〇「うん……またね!」 〇〇(琉夏くん……) 〇〇(今年はすごくいい1年になりそう!)
https://w.atwiki.jp/konashin/pages/1286.html
シン誕生日 6-263 6-273 6-296 6-302 6-311 6-325 6-331 6-332 6-476 6-481 6-483 6-492 こなた誕生日 18-540 18-551 18-556 18-562 18-570 18-573 24-638 24-651 かがみ誕生日 9-674 つかさ誕生日 24-901 みゆき誕生日 10-532 10-533 10-535 10-696 10-697 ページ最上部へ ゆたか誕生日 12-300 12-302 12-315 12-433 12-434 12-437 23-304 23-318 23-320 ひより誕生日 17-417 17-422 17-426 24-613 パティ誕生日 17-267 こう誕生日 14-223 14-238 23-842 23-844 ページ最上部へ ななこ誕生日 14-386 14-398 23-888 ひかる誕生日 16-206 23-753 ゆかり誕生日 15-838 15-840 ページ最上部へ 戻る メニューへ
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1259.html
※誕生日SSをまとめておくページです 唯ちゃん誕生日 11月27日 りっちゃん誕生日 8月21日 澪ちゃん誕生日 1月15日 ムギちゃん誕生日 7月2日 あずにゃん誕生日 11月11日 和ちゃん誕生日 12月26日 憂ちゃん誕生日 2月22日 純ちゃん誕生日 4月8日? さわちゃん誕生日 1月31日 戻る
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1012.html
戦争が終わった。 たった一人の親友を失い、完膚無き敗北から既に二年が経っていた。 新生ザフトの生贄として処刑されるだろうと他人事のように考えていたシンは、しかし、自身の予想に反しその命を永らえさせた。処刑は愚か、赤服さえ奪われる事は無かった。 ザフトは、否クライン派は、シン・アスカをギルバート・デュランダルの憎むべき遺物として見せしめの様に殺す事よりも、唯一フリーダムを倒した優秀なパイロットとして猟犬にする事を選んだ。 使える者は使う、シンの意思など介在する余地の無い決定。 しかし、シンはそれを屈辱と感じなかった。 感じる程にはシンの中にはもはや一種の熱のようなものは無かった。 ただ、好きにすれば良いと、シンは思っていた。 ◇ 夜風に身を任せると、潮の香りが微かに鼻に付く。 ネクタイを緩め、一つボタンを外すと、隙間からひんやりとした風が入り込み身体の火照りを鎮めてくれる。 海の見える屋敷。絵に描いたようなわかりやすい金持ち趣味の立地条件にシンは馬鹿馬鹿しいと溜息を吐く。 オーブの、それも一部の階級の者ばかりが集う場にいる事が如何に場違いなのでるか、シンは十分に承知している。 ちらりとテラスから中をのぞきこむと、綺麗に着飾ったお偉方の面々が談笑に耽っている。 塗り固めた笑顔。コピペしてきたようなお決まりのお世辞。言葉と視線の節々に隠された腹の探り合い。 こんなにも美味しい料理が並んでいるというのに、よくもまあそれらを蔑ろにして下らない話に興じる事が出来るものだ。 「不機嫌そうな顔だなシン」 「アスハ……代表」 背後に寄り添う気配に気付いていたシンは驚くわけでもなくカガリの方へ振り返る。 一切の敬意も思慕も見られないシンの視線を、気にする風でも無くカガリは受け止めるとシンの隣りに立つ。 淡い青色のドレス姿に、必要最低限のアクセサリーを身に付けたカガリは代表というよりもお姫様という形容が相応しい。 並みの男では見惚れてしまうであろう装いに、シンはけれどもカガリの手にしている皿の方が気になるのか視線を向ける。 「………アンタ………ミートスパゲティはドレスに跳ねるぞ……てか盛り過ぎ」 「うるさいなぁ。さっきまで何も食べていなかったんだ。それに、こんなパーティーでミートソースを出す方が悪い」 「さいですか」 くるくると、意外と言っては失礼だが、行儀良くフォークに巻きつけるとつるんと一口パスタを口にする。 「うん、美味しい」 「いっつもいいもん食ってるでしょ」 「そうでもないさ。色々と苦しいんだ、粗食だよ案外」 「ま、私財を投じてっていうのは、結構これでも感心してるんですよ」 「それはオーブの人間としてか?」 「元です。元」 戦後、カガリがアスハの財産を削り二度に渡る戦乱に巻き込まれた人々の生活の保障にあてた事はシンの記憶に新しい。 寧ろ、それがあったからこそ、この無鉄砲で馬鹿正直な、ともすれば考えなしの小娘が圧倒的な支持率を勝ち得たのだろう。 金ぴかのMSを作るくらいなら最初からそうしろと言いたいのも本音としてあったが、とりあえずはカガリの下心無しのその行動は賞賛出来ると考えている。 カガリへの個人的な好悪は別として。 カガリはシンの『元』という言葉に一瞬寂しげな表情を浮かべる。 「なぁ……もうオーブには戻らないのか?」 息も触れる程の距離に迫りながら、カガリは哀願するような視線をシンに向ける。 終戦から二年、初めて会った頃は同じくらいの高さであった少年をいつしか見上げている事にカガリは微かに戸惑った。 見上げた先の精悍さを増し、幼さを削り落とした顔には苛立ち、というよりもうんざりといった色が滲み出ている。 「止してくれ、今更でしょ?」 「戦い続けたいというならオーブ軍にポストを用意しても構わない」 「だから止めてくださいって」 一歩。 シンはカガリから距離を取る。 「そういう個人裁量で軍の人事を決めるのは感心しませんよ?つか、ウチの議長だけでそういうのは十分です」 脳裏に自分の上官の人畜無害そうな笑顔が浮かぶ。 議長の恋人であり、懐刀である青年。 新生ザフトのトップエースであり、副官であるシンと共に戦場を駆け回っている男。 若い女性士官達やアカデミー上がりの学生気分が抜け切らない少女達が騒いでいるのを思い出す。 青い翼の王子様と、赤い翼の王子様。 勘弁してくれと、心底うんざりと思う。王子様という柄ではない。そもそも、キラ・ヤマトと並び称されるのが堪らなく鬱陶しい。 「やはり………今でもオーブは赦せないか?」 琥珀色の瞳を揺らせるカガリは、いっそ消えてしまいそうな程に儚く映る。訳も無く落ち着かない気持ちを押し殺しながら、シンは視線をカガリから逸らす。 ステラ、ルナマリア、過去自分に縋るような女性の瞳にシンは抗えた試しが無い。気持ちを切り替えるように、シンは深く息を吐く。 「赦すとか赦さないとかそういうのじゃなくて……んん ―――――― 」 空を見上げ頭を掻く。上手く言葉が見つからない時のシンの癖だ。 カガリはシンが何を言うのか、その言葉を聞き漏らすまいと視線を向ける。 「なんつーか……今更帰り辛い…いや違うな、帰るタイミングを失くしたっていうんですかね」 「タイミング?」 「そ、タイミング。俺はオーブに裏切られたって思ってた……てか今でもぶっちゃけ思ってる。だから銃を向けた。だからといってオーブが悪いから銃を向けたって胸を張って言い切るほど今は流石にガキじゃないつもりです」 「なら、いいじゃないか戻ってくれば」 「良かないですよ。でも、それでもやっぱりオーブに銃を向けたっていう事実は事実なんだ」 「それは……」 「戦争だから仕方が無いっていう言葉は嫌いだけど、この二年間戦ってきて、何となくわかったんだ。そういうもんだったんだって」 まるで言外に運命であったと、何か見えざる手によってそ仕向けられたかのように、シンはそう思いさえしている。それがカガリにも感じ取る事が出来た。しかしそれを諦めと、詰る事はカガリには出来ない、出来よう筈が無かった。少なからず己の無力さが其処には絡んでいたのだから。 「で、そう思ってる内に、戻りそびれたっつーか、タイミングを逸したっていうか……」 「何だか……」 小さく溜息を吐くと、カガリはどこか寂しげに笑う。 「何だか家出少年の言葉みたいだな」 「そうかもな……じゃなかった、そうかもしれないです」 「いい、無理してそんな言葉遣いは。でも、シン……」 「なんですか?」 「いつでも戻ってきていいんだぞ?オーブはお前の国なんだ、タイミングなんて ――――― 」 「気にするなって言うなよ?俺もアンタも、立場があるだろ?そんな簡単に行くかよ………そもそも俺の事を目の敵にしてる人だってこの国にはいっぱいるんだからさ」 シンの思いやカガリの想い以前に、ギルバート・デュランダル政権下において、オーブに銃を向けたシンをオーブという国が迎え入れてくれるのか、連合と結託してたセイラン政権下だから仕方が無いと済ませられる問題ではない。シンによって散らされた命の中にはオーブの人間も数多くいるのだ。 誰かを撃てば、その家族に今度は銃を向けられる。オーブが家族の仇であるというならば、シンが家族の仇であるオーブの人間も確実にいる。その事が純然たる事実である以上、シンはオーブの土を我が国として踏む事など出来ないだろうと思う。 「そうか………そうだな」 「てかもしかしてそれを言うために今回俺を護衛に指名したんですか?」 「うーーむ、それもあるが………」 「が?」 先ほどまでの縋りつくような、弱々しいカガリの顔が一変して快活な笑顔に切り替わる。 「折角だから引き抜きしようかなと、私の親衛隊に」 「アスラン泣くぞ?」 生粋のプラントの人間でありながらカガリの為にオーブに移住し、カガリの親衛隊となっているアスラン・ザラを思い浮かべる。 確か二人は恋人関係ではなかっただろうか。 「泣かせておけばいい。未だにどっちつかずなヘタレ男なんか願い下げだ」 「人を当て馬にするなよ……公私混同も甚だしいだろうが」 「はははッ、何だだったら本命馬になるか?」 悪戯っぽく笑うカガリに、不覚にもたじろいでしまった自分の未熟さがシンは無性に憎らしくなる。よりにもよって、普段影で『メスゴリラ』呼ばわりしているカガリに不覚を取った事が何より悔しかった。シンは忌々しげに、自分の中の決まりの悪さを誤魔化すように舌打ちする。 「それに、下種の勘繰りだよ。アスランとはもうどういう関係でもない」 (情誼的な間柄ってやつね) 何とも聞こえこそ良いが、微妙な関係だなと、シンは内心溜息が出るのを覚える。 確かにアスランが嘗ての自分の同僚を選んだ事は風の便りに耳にしている。 風の便りというのは、シンが積極的にアスランの現状を知ろうとしないから。 寧ろ知ってたまるものかという意地すらあった。 シンのアスランに対する意地の張りようは既に足掛け二年、出会ってから三年が経った今でも尚変わることはなかった。 しかし、アスランの幸せには興味の無いシンではあるが、そのお相手の事は別問題である。 聡明であっても意外と間の抜けているアスランには、意外とちゃっかり、しっかりとしている彼女は似合っているというのがシンの所感だ。 「なぁ…シン。もしも……もしもなんだが」 「何だよ」 「もし、私がアスハではなくて…ただのカガリだったら、いや、しかしアスハを否定するというのは私の今までを否定する事であり、それは私ではないのかもしれないのだが」 「何が言いたいんだよアンタは…?」 「と、とにかくだ、もし違った出会い方をしていたら……私達はどうだったのだろうかと思った事はないか?」 しがらみが無かったとしたら、それはあくまでも『もしも』の話だ。IFの話をして何になるというのだろうか、とシンは喉まで出掛かる言葉を飲み込む。こうやってすぐに噛み付くのは悪い癖だと思いつつ自分を抑えられる程度にシンは成長をしていた。脊髄反射的にカガリにつっかかろうとしてしまうのはそれでも直らない。自分にはもしかしたら本能にまでカガリには噛み付かずにいられないように出来ているのだろうか。 しかし、カガリの言葉の意味を噛み砕いてシンは思い浮かべる。 アスハの人間ではないカガリ。 一人の女の子としてのカガリ。 「無理。つか想像が付かないな、アスハじゃないアスハは」 「少しは考え込むとかしないのか!!お前はぁ!!」 「考え込むって、何をさ?」 「だから、もしかしたら、IFの話だが、普通の女の子の私とか………」 「自分で女の子とか言っちゃってるよ、この人……」 「な、馬鹿にするな!!私だってれっきとした女の子だ!!」 「女の子というか……むしろ……」 雌ゴリラだなというセリフを飲み込めた自分をシンは褒めてやりたくなった。 確かに見目麗しい部類に入るのだろうが、正直シンには代表として綺麗事を吐いてるカガリか、男のように火を噴く勢いで捲くし立てるカガリしか知らない。 そこに上官であるキラ・ヤマトから定期的に聞かされる情報の断片を合わせると凄まじく色気の無い姿が出来上がる。 「寧ろなんて言おうとした?」 「……いや、いい」 「気になるだろ!!言えよ」 「つか、キラさんに腕相撲で負けた事が無い癖に女の子とか言うな」 「う、腕相撲が強くたっていいじゃないか!!これでも小さい頃はそれなりに女の子らしいものが好きだったんだ!!」 「へぇ~~~例えば?」 「ま、魔法少女とか」 およそカガリの口から出たとは思えない単語にシンは目を丸くする。 よりにもよって魔法少女かよ、と呟く。 「あ、馬鹿にしたな今!!面白いんだぞ魔法少女!!空を飛んで、メカっぽいステッキで敵を駆逐するんだ。かっこ良かったなぁ…あれ」 「ああ………その物騒な魔法少女なら知ってる。妹が好きだった」 「ほう、そうか。わかってる妹だな!!」 「妹八歳だったぞ?」 「……………いいじゃないか」 「まぁ、いいけど……」 随分と物騒な魔法で武力解決をする魔法少女。マユは喜んで見ている隣で、果たしてこれで良いのだろうかとしきりに首を捻っていた記憶がある。しかし、それをカガリも好きだったとは、とシンは少し意外に感じる。或いは、カガリの言う通り、そういう可能性もあったのかもしれない。 もし、かもしれない、どれも不毛な言葉であるがシンはふとそれを想像する。 「確かに……そういうIFがあっても良かったのかもしれないな」 「ああ、もしかしたら、もしかしたらだぞ?アスランとラクスが結婚していて、私とお前が友人という世界もあったかもしれない」 「へッ、そんな事言い出したらどんな世界だってあったかもしれないって言えちまうな」 わざと、偽悪的に唇を吊り上げるシン。 そんな夢物語を考え出したらきりが無い。何より、自分のいる現実から逃げ出してしまいたくなりそうでシンは微かな恐怖を覚える。 しかし、カガリはそうではないようで、嬉しそうに、楽しそうに笑う。 「いいな、それ。だったら私やお前が魔法使いの世界もあるかもしれないぞ」 魔法少女の事が話題に出たせいであろうか、カガリは夢を見るように瞳を輝かせる。 「うわぁ~~恥かしいーー!!!アスハ代表、魔法使いて、魔法使いて、恥ずかしい」 「う、ううう、煩い!!少しくらいそういう事を考えてみてもいいじゃないか!!」 「そういう事は思っていても口に出すなよ」 「く、折角人がいい話をしようとしていたというか、何と言うか……」 顔を怒りと羞恥で染め上げながらごにょごにょと口籠るカガリ。 シンはそんなカガリを目を細めて見下ろすと、小さく、本当に小さく、カガリにばれないように笑う。それは小さいけれども、酷く優しい笑み。 「まぁ、なれたと思うぜ。俺とアンタなら」 カガリが顔を上げると、すぐさま顔を逸らす。 シンは『何に』とは言わない。けれども、それだけで十分だった。 「うん」 カガリは頷くと、何かを決意するように真っ直ぐにシンを見上げる。 紅と琥珀が絡み合うと同時に、シンはそこに映る真摯な色に息を呑む。 それは一瞬の事で、カガリは取っておきを披露する童女のように微笑む。 「シン」 「ハイ?」 「誕生日おめでとう」 カガリの言葉にシンは暫し言葉を失う ゆっくりとカガリの言葉が浸透すると共に、シンは小さく噴き出す。 カガリがきょとんと首を傾げるのを横目に、シンは不意に湧き出た可笑しさを抑えきれず忍び笑いを漏らす。 カガリの放ったサプライズは確かにシンにとっては不意打ちであった。何より彼自身、己の誕生日など存在そのものを忘れ去っていたのだから。 頭の隅で、出掛けにカガリの護衛が入ったと話した時のルナマリアの不貞腐れた顔の意味がようやくシンはわかった。 徐々に笑いが収まると、シンは苦笑、と呼ぶには少しだけ嬉しそうに紅の瞳を星空に向ける。 「昔だったら100パー、絶対。欠片も想像出来なかった。アンタと一緒にいる誕生日なんて」 その言葉に、カガリは悪餓鬼のように歯を見せて笑う。 「たまにはいいだろ?」 「ハンッ。自分で言うなっての。…………ま、感謝しておいてやるよ、今日だけは」 「うん、感謝しろ」 シンとカガリはお互いに少しだけ照れ臭そうに笑い合うと空を見上げる。 「なぁ……さっきの続きだけれど」 「何だよ」 「もしかしたら、色んな世界があるかもしれないって、言ったよな」 「また魔法少女か?」 「茶化すな!!でも、もしかしたら色んな世界があって色んなシンがいるのかもな。たった一人ぽっちで震えてるシンもいれば、魔法少女に誕生日を祝ってもらってるシンもいるのかもって……ちょっと思った」 「随分と柄にもない事を…」 「私もそう思う。でも、そう思ったら少し得な気分なんだ」 「得?」 「そういう世界があって、でも、この世界では、私達の世界では今日こうしてシンの誕生日を祝えてるのが私というのが、何だか得した気分なのだ」 「…………」 どうしてこういう事を平気で、臆面も無く言えてしまうのだろうか、この女は。 シンは如何とも名状しがたい感情が込み上げてくるのを、顔を手で抑えて必死に堪える。 カガリはそんなシンの居心地の悪さ、照れ臭さ、恥かしさ等に全く気付く事無く、不思議そうにシンを覗き込む。 「どうしたんだ?シン?」 小憎らしくなるくらいに馬鹿みたいな、考え無しのカガリの顔をにらみながら、辛うじて一言だけ絞り出すのがやっとであった。 「うっさい、バカガリ……」 一覧へ