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誕生日一覧 名前の色は、赤=嫁候補、青=婿候補、黒=それ以外です。 ※ミネなかキャラは離島したあとでもカレンダーに載っているようです。 季節 誕生日 名前 居住地 備考 春 3日 ヴァルツ 非定住 動物運び屋 6日 ジュリア 街1 動物屋 8日 女神さま 森 女神 11日 マセル 街1 動物屋 13日 ピエール 街2 グルメマン一族 17日 チェン 街1 行商人 20日 チェルシー 街2宿屋 女主人公 27日 ゴラン 街1 大工 夏 3日 ポプリ 非定住 ミネなかキャラ 6日 クリフ 非定住 ミネなかキャラ 12日 エリザ 街1 ゴランの娘 17日 ダルシャン 街2 鉱山開発会社社長 21日 エリク 街1 出荷業 28日 ナタリー 街1 出荷業 30日 チャーリー 街1 チェンの息子 秋 2日 リリー 街2 アイドル 4日 ロヴェン 森 神父 9日 フェレナ 街1 出荷業 15日 カレン 非定住 ミネなかキャラ 19日 ドクター 非定住 ミネなかキャラ 20日 ワーダ 未開 塔の守護者 26日 ダニー 海岸 漁師 冬 2日 シバ 未開 島の戦士 3日 タロウ 街1 出荷業 12日 セフィーナ 街2 鉱山開発会社社長の娘 17日 アリエラ 森 シスター 27日 マルク 街2宿屋 男主人公 29日 魔女さま 森 魔女
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【検索用 ねこのたんしょうひ 登録タグ ね ねこのたまご オリジナル曲 初音ミク 曲ね 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 こちらのページは 架空の曲のページとなっています。 作詞:ねこのたまご 作曲:ねこのたまご 編曲:ねこのたまご 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『猫の誕生日』(ねこのたんじょうび) ミクトロニカの代表格 ねこのたまご氏の処女作であり代表作である 歌詞 今日は猫の誕生日 ケーキを食べるのが楽しみ まくらにも寝転がって お祝いの準備が出来ました おめでとう猫ちゃん 今日は一日 お祝いしましょう ケーキを食べて まくらで寝転がって 今日は猫の誕生日 お祝いしましょう! 笑顔で鳴き声をあげて お祝いの準備が出来ました 今日は猫の誕生日 お祝いしましょう! おめでとう猫ちゃん 今日は一日 お祝いしましょう ケーキを食べて まくらで寝転がって 今日は猫の誕生日 お祝いしましょう! こちらのページは 架空の曲のページとなっています。
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きみのたんじょうび【登録タグ VOCALOID alt-H き 曲 鏡音レン】 作詞:alt-H 作曲:alt-H 編曲:alt-H 唄:鏡音レン 曲紹介 誕生日おめでとう!(今日が誕生日の皆様) イラスト:Da-giri 歌詞 (PIAPROより転載) 知らなかったよ 今日が君の誕生日だなんて 教えてくれたら プレゼントくらい用意したのに 君はまたひとつ大人になって なぜか僕から離れてくよう 僕だって年を取るけど いつでもひとりで取り残されているみたい もう忘れない 今日が君の誕生日なんだって 少しは僕も 大人になっていけるのかな 君はまたひとつ大人になって なぜか僕から離れてくよう 僕だって年を取るけど いつでもひとりで取り残されているみたい もう忘れない 今日が君の誕生日なんだって 少しは僕も 大人になっていけるのかな コメント 名前 コメント
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佐天涙子は、第七学区の商店街を歩いていた。 普段あまりくることの無いこの通りに足を踏み入れた理由は、チョコレートのネームプレートを買いにケーキ屋に行くためだ。 何故そんなものが必要かというと、今日は恋人である初春飾利の誕生日だからである。 数日前。 教室で佐天は初春に言った。 (初春の誕生日ってもうすぐだったよね) (え?ああ、そういえばそうですね) (パーティーやろうよ、パーティー!私と初春の二人だけでさ) (それは嬉しいですけど、生憎その日は風紀委員の仕事がはいってるんです) 初春は寂しそうに俯いた。 (どのくらいまで?) (夕方くらいです) (なら終わってからなら問題ないじゃん!私が全部準備しとくからさ) (え、それじゃあ悪いですよ) (いーからいーから。お誕生日を祝うなんて、恋人同士の定番のイベントじゃん) わざと「恋人同士」の部分を強調し、佐天は言った。 初春は純粋にも頬を赤く染め、答える。 (うーん……じゃあお言葉に甘えちゃいましょうか) そして今日がその初春の誕生日である。 佐天はどちらかというと計画的に行動することが得意ではないのだが、パーティーの準備はおおよそ順調に進んでいると言えた。 もう料理の材料は用意してあるし、あとは買い忘れていた誕生日ケーキのネームプレートを買うだけだ。 腕時計を見る。 現在時刻は午後五時。約束の時間の7時まで、あと二時間しかない。もうすぐ恋人にあえるという喜びと、料理間に合うかなとの心配が、同時にこみ上げる。とりあえずのんびりしている余裕はないだろう。 佐天はケーキ屋に向かって駆け出した。 同時刻、初春飾利は佐天とは別の商店街を歩いていた。 その初春の腕にあるのは盾のマークが付いた緑色の腕章。 つまり、風紀委員としての仕事中なのである。いつもは同僚である白井黒子と一緒にパトロールするのだが、その白井は今固法とともに特別研修とやらに参加しており不在だ。 そのため、初春の隣にいるのは数分前に保護した迷子の女の子のみである。女の子は先ほどまでかなり大きな声で泣き叫んでいたのだが、初春が一緒に母親を探すことを提案し、話をしながら歩いているうちに、次第に笑顔を取り戻していった。 「ねぇねぇおねえちゃん!おねえちゃんのおはな、かわいいね!」 「ふふ、一つプレゼントしましょう」 「ありが……あ、おかあさぁん!!」 女の子は数十メートル先の路地に母親を発見した。母親のほうもわが子に気づいたようで、初春たちのほうへ駆け寄ってくる。 「すみません、うちの子がご迷惑をおかけしたみたいで…・・・」 女性はわが子の隣にいる風紀委員を見て状況を把握したのか、頭をさげた 「ほら、あなたもちゃんとお礼をいいなさい」 「おねえちゃん!ありがとう!」 女の子は満面の笑みを浮かべた。こんな笑顔を見ていると、この仕事をしてて良かったと心から思う。 「いえいえ、お仕事なので気にしないでください。あなたも、もうお母さんから離れちゃいけませんよ」 何度も振り返ってお礼を言いながら去っていく親子に、初春は多少の照れくささを感じながら手を振った。そして二人の姿が完全に見えなくなると、初春はパトロールを再開した。 夕焼けで紅く染まった商店街を初春は歩く。 仕事がひと段落着いたからか、この後に控えている約束を思い出し、思わずにやける。 去年も誕生日パーティーは開いてもらったけど、そのときは御坂も白井もいた。多人数でのパーティーもそれはそれで非常に楽しかったが、佐天と二人きりで過ごすというのはもっと楽しみだ。 約束の時間まであともう少し。 そういえば、と今も佐天が一人でパーティーの準備をしているという事実を思い出す。本人はかまわないと言ったが、仕事のためとはいえどうしても申し訳なさがこみ上げてくる。 「あ、そうだ……」 しばらく歩き、初春はとある店の前で立ち止まった。パトロール中に寄り道など!といつも口うるさい白井は今日はいない。初春は風紀委員の腕章を外し、その店に入っていった。 しばらく店内をぶらつく。 この店に入ったのは、佐天へのプレゼントを買うためだ。自分の誕生日なのだから初春はむしろプレゼントを受け取る側なのだが、別にかまわない。 自分のためにわざわざパーティーを開いてくれたことへのお礼のつもりだし、それに特別な理由がないとプレゼントをしちゃいけないなんて決まりはどこにもないのだから。 6時30分。 佐天は無事にパーティーの準備を終えた。散らかってた部屋もきちんと片付けて飾り付けたし、テーブルの上には今まで今日のために一生懸命練習してきた料理がある。 初春は特にアレルギーも無いみたいだし、好きな食べ物も確認してたくさんつくっておいた。おいしく出来たかどうかは非常に不安だが、そこはここ数日間の自分の努力を信じるしかない。 壁にかかった時計を確認する。先ほどから何度もちらちら見ているせいか、針はなかなか進んでくれない。さっき急いで準備をしてたときは矢のように時間が過ぎていったのにな。 何かを待っていると、人は時の流れを遅く感じるという。 じゃあきっと、私は初春が来てくれるのが待ち遠しくて仕方が無いんだ。 後30分で彼女に会える。佐天はうきうきしながら恋人の到着を待った。 初春は6時30分に店を出た。 プレゼントを選ぶのに予想以上に時間がかかってしまった。ここから佐天の寮までは結構な距離があるので急いだほうがいいだろう。そう判断し、足の速度を速める。 佐天さん、どんな料理用意してるのかな。学校で聞いたときは秘密だって言って教えてくれなかったけど。プレゼント喜んでくれるかな。ちょっと背伸びしすぎちゃったかな。 佐天とのやり取りを想像し、気分が高揚するとともに、初春の歩く速度も徐々に速くなっていった。 「あれ?」 風紀委員の感とでも言うべきだろうか。歩いていると突然背筋に冷たいものを感じ、初春は思わず足を止めた。 視線の先には普段は目を留めないような路地。 「どうしてこんなところが気に……?」 店と店の間を通り、商店街を横断する形になっているその暗い路地を凝視していると、自分の背後に男性が立っていることに気づく。初春が狭い路地の真前に立っているため、路地に入ることが出来ないらしい。 「あ、どうもすみません」 初春は道を開けた。初春の真横を男が通過する。 「!!!」 その男とすれ違った瞬間、初春はその男のもつ異様な雰囲気に気づいた。 焦点の定まらない目。おぼつかない足取り。口元のよだれ。 そして言葉では表現しきれない、負の気配。これはおそらく…… 「薬……」 どうする?この場で捕まえるか? 男はどんどん路地の奥へと進んでゆく。このまま見失うわけにはいかない。とにかく、ついていこう。 男は一本道の路地をどんどん突き進み、ビール瓶やダンボール等の散乱した小汚い広場のようなところに出た。初春は気づかれないよう路地の影に身を隠し、男を観察する。 すると、男の周りに別の男達が集まり始めた。こいつらからは薬を使用しているという気配はしない。 「武装無能力者集団ですね。薬物の密売でしょうか」 とりあえず警備員に連絡しなければ。ポケットから携帯を取り出す。 待ち受け画面に表示されている時刻は、6時50分。 今から警備員に通報し、引継ぎなどをしたのでは佐天との約束の時刻に絶対に間に合わない。 どうする?ここで見なかったことにし、ダッシュで佐天の寮に向かえば、約束は果たせるはずだ。 一瞬葛藤し、すぐにその甘い誘惑を振り切る。 初春が風紀委員としての使命を忘れることは、佐天だって望まないに違いない。 To.佐天さん From.初春飾利 ごめんなさい。雑務に予想以上に手間取ってしまって、ちょっと遅くなってしまいそうです。でも必ず行きますんで、待っててくださいね! わざわざ心配させたくないし、このくらいでいいだろう。緊急事態のため簡素になってしまったメールを送信し、警備員に連絡するため待ち受け画面に戻る。 と、その時。 初春の後頭部に強い衝撃が走った。初めて経験する、脳を揺さぶられる感覚。マズった……最後にそう思いながら、初春の意識は闇へと沈んでいった。 「はぁ……」 佐天は落胆のため息をついた。 30分待っている間ですら、待ち遠しくて死にそうな思いをしたのだ。 今度はこの遅れるというメール。「ちょっと」と書いてあるが、それが一体具体的にどのくらいの時間なのか全く分からない。 初春の仕事が大変だっていうのは理解してるつもりだ。その風紀委員としてがんばってる姿も、佐天が初春に惚れた要素の一つだというのも事実だけれど、やっぱりちょっとだけ悲しいな。 壁の鳩時計が7時を宣言し、小窓が開いて鳩が顔を出す。 くるっぽー、くるっぽー。 鳩は楽しげに鳴いているが、それが初春が約束の時間に来てくれなかったという事実をさらに強調し、佐天の心は沈んだ。 羽をぱたぱたさせて窓から出入りを繰り返す鳩を見つめる。 そして、ふと思い出す。 私たちが付き合い始めたときも、この鳩は鳴いていたなあ。 3ヶ月前。 幻想御手事件、乱雑開放事件、残骸事件、挙句の果てには科学と魔術の大戦争が勃発した波乱の年も終わり、佐天と初春は無事柵川中学の2年生に進級した。初春とまたもや同じクラスになり、滅茶苦茶感激したのを覚えている。 それで、始業式の日に進級祝いパーティーという名目で、佐天の寮で二人だけのお泊り会を開いた。 いつもどおり近所から苦情が来そうなくらいにバカ騒ぎした後。 深夜でテンションがハイになっていたからか、佐天は初春をベッドに押し倒した。 もちろん本気で襲おうとしたわけではない。いつものおふざけの一環として、だ。 「さ、佐天さん……」 「どうしたの、初春?」 初春の細い腕を掴み、顔を覗き込む。 佐天はいつもとちがう、彼女の変化に気づいた。 頬は赤く染まり、息は荒く、目はとろんとしている。そして控えめな胸が彼女の呼吸に合わせて上下していた。 「佐天さん」 初春が佐天を見つめる。 「私、佐天さんのことが好きです」 「へ?それって……」 「もちろんラブです。愛してます」 あまりにも突然の告白だった。佐天は言葉の意味が理解できずにうろたえる。 「お、おかしいよ初春。どうしたの急に」 「確かに今日の私はちょっとおかしいかもしれません。普段の私なら告白なんて出来ないでしょうし。でも、私が佐天さんのことを好きだって気持ちは確かです。今までだってずっと我慢してきたんですから」 初春は体を起こし、掴まれていないほうの手で佐天の腕を掴んだ。 「佐天さんのせいなんですからね。押し倒してきたりなんかして」 佐天は初春が目を閉じるのを見た。混乱しながらも、これから起こることを想像して自分も目を瞑る。 初春の吐息を感じる。 唇の間の距離は、あと何センチだろうか。 思いを巡らせたが、初春の唇が佐天のそれに触れることは無かった。 くるっぽー。くるっぽー。 その理由は、指定の時間でもないのに、突然響いた鳩の鳴き声。 驚いて目を開けると、初春も同じように目を開けた。そして正気を取り戻し、佐天の元から飛びのいた。 「すすすすみません急に!わ、私なんてことを」 混乱した初春が、必死に謝罪する。 「い、いやいや別にいいって。それよりさ、さっきの……マジなの?」 「マジ、です」 ぷしゅー。 初春はすっかり茹で上がってしまった。 これがさっきいきなりキスしようとしたやつの態度かよ……と思いつつも、佐天は熟考する。 そして出した結論は、 「ごめん、初春。ちょっと時間頂戴」 保留だった。。 結局その後一晩中悩みに悩んで、自分も初春のことがどうしようもなく好きだってことに気づくのだけれど。 むっとする熱気に初春は目を覚ました。 初春は薬物の取引に現れた武装無能力者集団の一人に殴られ、意識を失った。その間にどこかに運ばれたらしい。 手足は縛られており、身動きが取れない。さらに、ここがどこかも分からない。狭い倉庫のような場所で、切れ掛かった蛍光灯一本のみが室内を薄暗く照らしていた。 「気づいたのか」 不意に男の声が耳に入る。見た目から、武装無能力者集団の一員のようだ。一人しかいないところを見るに、見張りでも任されているのだろうか。 何か声を出そうとして、初春の口がガムテープで塞がれていることに気づく。 男は初春に近寄り、ガムテープを剥がした。 「お前も災難だな。あんなとこ通るから見なくていいものを見ちまって、俺たちみたいな奴に捕まるんだ」 この口ぶりから、どうやら初春が風紀委員だということには気づいていないようだ。 そのことについては幸いかもしれない。もし知られていたら、この程度の扱いでは済まなかった可能性が高い。 「じゃあやっぱりあれは……」 「ヤクだよ」 「前のリーダーが戻ってきてから、薬物の売買は禁止になったって聞いてますけど」 初春が尋ねると、男はふっと笑った。 「武装無能力者集団ってのは、もともとルールに縛られることが大嫌いな奴の集まりなんだ。その中でも俺達の所属してる派閥はその傾向が特に強くてな。好き放題やってるわけだ」 初春は、駄目元でこう言った。 「私を開放してください」 「そうはいかねーよ。テープ剥がしてやっただけありがたいと思いやがれ」 交渉をあきらめ、もう一度あたりを見渡す。 鞄は見当たらない。殴られた場所で置き去りにされているのだろうか。 携帯は、男がもたれている機材の上においてある。取り戻すのは難しそうだ。 はぁ。 初春はため息をついた。 仕事と恋人を天秤にかけるべきではなかった。 メールをする前に、ちゃんと警備員に連絡しておくべきだった。 この結果は、完全に私の不手際が招いたものだ。 自分がくるのを楽しみに待ってくれている佐天の姿が頭に浮かぶ。 ちょっと遅くなるなんて曖昧な言葉で濁したから、彼女はずっと待ち続けるだろう。 涙が頬に零れ落ちた。 「オィオィ、そんなに怖いのかよ」 見張りの男が初春を見て言った。 違う。 怖いのではない。実際、彼女は今回以上の死線を何度もくぐり抜けてきている。 ごめんなさい。 初春は心の中で佐天に謝った。 ごめんなさい。私、今日行けなくなっちゃうかもしれません。 私、知ってました。佐天さんが今日のために一生懸命準備してくれていたのを。 それなのに…… 不意に、コン、と音が鳴った。 初春が身をよじり、スカートのポケットが床に接触したからだ。 気づいた。 ポケットの中のものは抜き取られていないのだ。佐天へのプレゼントも。 条件は最悪。 でも、あきらめるのはまだ早いのかもしれない。 待っててください、佐天さん。絶対、絶対行きますから。 午後10時。 約束の時間をもう3時間も過ぎている。 「遅い」 佐天は呟いた。 電話しても、携帯の電源を切っているらしく繋がらない。 そんなに仕事が大事なの? わたしよりも? そんな意地悪な感情が佐天の頭を満たす。 「初春だって、頑張ってるんだよね」 それは恋人である自分が一番良く知っている。だから自分は初春を応援してあげるべきなんだ。 頭では理解できても、どうしても受け入れられない。こんな私は、初春の恋人失格なのかな。 ラップをかけた料理に、涙が零れ落ちる。 「早く会いたいよ……」 蛍光灯がチカチカと点滅しているのを見ながら、初春は手枷を外そうと奮闘していた。風紀委員の実習で学んだことはあるが、まさかそれが生かせる日が来るとは夢にも思わなかった。 しかし実習の時とは状況がまるで違う。解く最中に見張りの男にばれればまた結びなおされるのがオチだし、自分が風紀委員だとばれるリスクもある。第一、手枷が解いたところですぐに解決というわけではないのだ。 でも、やらなくては。 自分を待ってる人がいる限り。 「おい、テメェ」 背筋に冷たいものが走った。ばれた……? 「あんまごそごそすんじゃねえ。俺だって極力殴りたくはねえんだ」 どうやら気づかれてはいないようだ。それとも、外せるわけがないと放置されたか。 「もう少しで仕事が終わってリーダー達が戻ってくる。それまでおとなしくしとけ」 初春は無言で男を睨みつける。 男はため息をつき、タバコを吸うのに集中し始めた。煙が不快だが、そんなことを言っている場合ではないのは分かっている。 もう一度手枷に挑む。かなりきつく縛ってあったが、ほんの少しずつ緩んでいるようだ。 頑張らないと。 「ッ!」 初春は手首に鈍い痛みを感じた。粗い縄で縛られているせいで、手首の皮が擦り切れたのだろう。 割と大きな声で呻いてしまったはずなのだが、見張りの男は気づかない。 よかった。ここまできて結びなおされたらもう立ち直れないかもしてない。 傷がかなり陰湿な痛みを初春に与えるが、ここでやめるわけにはいかない。 ギシギシ。縄が音を立てる。 だんだん手首が湿ってきた。この液体は汗だろうか。血液だろうか。 その時、バタンッと音がして、倉庫内に男が数人入ってきた。 男は全部で4人。あの真ん中にいるいかにも柄が悪そうなのがこの集団のリーダーだろうか。 「お疲れ様です」 見張りの男が立ち上がり言った。 「どうだったこいつの様子は」 リーダーが舌のピアスを覗かせながら言った。どうでもいいが、趣味の悪いアクセサリーだ。 「とくに問題は無かったです。もし警備員にチクられても俺達を特定できるわけないですし、このまま放してやっても問題ないんじゃないすかね」 初春の心に希望の光が射した。このまま開放されるならそれに越したことはない。 「駄目だ」 「何故?」 リーダーの男は答えない。 やはり、そう簡単にはいくまいか。 脱出するにしても、まだ手枷すら外せていない。 時間を稼がなければ。 「怖いんですか」 「んァあ?」 リーダーの凶悪な視線が初春に突き刺さる。 「怖いんでしょう。あなたの更に上にいる武装無能力者集団全体を束ねるリーダーが。私も噂程度でなら聞いたことありますよ。超能力者(レベル5)を三度も破ったといわれる伝説のリーダーの話。その人にルール違反が知れてしまうのが怖いから、私を返せないんですね」 怖い。 声が震えるのを必死に堪えながら初春は言った。 「……そんなわけねえ」 「いえ、そうに決まってます。ルールを破って薬なんて売っておきながら、所詮その程度の覚悟だったんですね。リーダーが怖くて怖気づいてしまうくらいの」 「この……」 男の肩が怒りで震える。 手枷を解くため、必死に手首をひねる。 「この糞アマァあああぁぁ!!!」 頬に衝撃が走った。体が吹っ飛び、コンクリートの床に叩きつけられる。 全身がズキズキと痛む。 だがいいこともあった。吹っ飛んだ衝撃で、手枷が外れたのだ。 「怖くなんかねえ。俺はあの人が怖くなんかねえ!」 「嘘です」 「黙れぇえええええぇ!!!」 今度は腹を蹴られた。胃の中のものを吐き出しそうになるのを必死に堪える。 まだだ。まだ時間を稼がないと。そう思っても、言葉が出ない。この話は、自分が思っていた以上に相手のコンプレックスだったようだ。 「おい、お前。それ以上喋るとマジで殺されるぞ」 見張りをしていた男が言った。一方リーダーの周りの男たちは初春が殴られる様子を見てニヤニヤと笑っている。 「心配してくれてありがとうございます。ですが私、こんなクズみたいな臆病者に殺される気なんて毛頭ありませんので」 賭けだった。 リーダーの男は、本気でブチ切れた様子で、腰ポケットから何かを取りだした。 ナイフだ。 「そうかいそんなに死にたいのかいなら殺してやるよ」 ナイフを振りかぶる。 もう駄目……なのかな。 ごめんなさい、佐天さん。 頑張ったけど、やっぱり今日は行けないみたいです。 初春は恋人の姿を頭に浮かべながら目を閉じた。 その時、突然室内が闇に包まれた。 切れ掛かっていた蛍光灯が、遂に寿命を迎えたのだ。 男らは混乱し、一瞬動きを止める。 しかし初春はそうならなかった。 彼女が待っていたのは、まさにこの瞬間だったからだ。 すでに解かれた手枷を振り払い、手を使って立ち上がり、スカートのポケットに手をのばす。手に触れたのは、佐天へのプレゼント。 そして、護身用のスタンガン。 今日は白井のいない一人でのパトロールということで、万が一の時のため携帯していたのだ。 出力を最大にセット。 暗闇に目が慣れず、混乱しているリーダーの肌に直接電極を当てる。 青白い火花が散った。 ぐ、と呻きリーダーが倒れる。とっさにナイフを奪い、足枷を切断する。 リーダーの周りにいた面々は、あまりの急な展開についていけず、次々に完全に自由になった初春のスタンガンの餌食になってゆく。 ナイフでの武装を試みたものもいたが、初春に足を払われ、仲間と同じような運命を辿った。 まだだ。まだ油断してはいけない。 初春はポケットから手錠を取り出した。手探りで携帯電話を回収し、その光を頼りに適当な柱を探し、武装無能力者集団の男らを拘束する。 ちょうど5人全員を拘束したところで、携帯電話が震えた。 ディスプレイには、『白井さん』と表示されている。 「もしもし白井さ……」 「初春!?今どこにいますの?」 初春の声をさえぎるように白井が言った。そういえば、ここはどこなのだろう。初春は倉庫のドアを開けた。 「詳しくは分かりませんけど……ビルの配置をみると、第七学区のどこかみたいですね」 「分からないって……じゃああなたやっぱり何か事件に」 「場所は調べて地図を送っときますね。詳しくは会ってから話しましょう」 そう言って初春は強制的に電話を切った。電話越しにここまでの顛末を話すのは面倒だからだ。 地図を送信し終えると、完全な静寂が倉庫内に訪れた。 やった。 初春はようやく深い安堵のため息をついた。 かなり危ない状況だったが、どうやらなんとかなったようだ。 まあ、無事だったのでよしとしましょう。 怪我をしていたことを思い出し、ふと手首を見る。皮がめくれて血が滲んでおり、想像以上にひどいことになっている。 風紀委員の手続きその他を考えると、どうやらパーティーは無理そうだな。そう考えていると、がさごそ、と何かが動く音がした。 拘束したリーダーが意識を取り戻したのだ。 「お前、蛍光灯が切れ掛かってるのを見て、あんな挑発をしたのか?」 「まあそうですね」 「馬鹿が。もしあのタイミングで消えなかったらどうするつもりだった」 初春自身、どうしてあんな無謀な行動をとったのか分からない。 「そのときはその時です」 リーダーは、理解できないと言った表情で下を見た。 「お前……何者だ?」 その質問の本意は分からない。だが、あえて答えるとするならば。 「風紀委員です」 地図を送ってから一分も立たないうちに白井が到着した。さすが瞬間移動能力者といったとこだろうか。 「一体何があったんですの……ってなんですのその怪我は!!」 白井は到着するなり、初春の傷を見てそう言った。 「違法薬物の売買を見つけたんですけど、運悪く捕まっちゃいまして」 てへ、と舌を出す。 「てへ、じゃないですわよ。もしかしたらこのくらいのことでは済まなかった可能性もありますのに……警備員への通報は?」 「済ませました」 「ならば、もう行きなさい」 「へ?」 初春がきょとんとしていると、白井は更に言った。 「あとは私に任せて行きなさい。待ってる方がいるんでしょう?」 リア充爆発しろですのー。白井はそう付け加えた。 「どどどどうして白井さんがそれを知ってるんですか?」 「私が行方不明の初春を探している間、佐天さんから何度も電話がありましたの。初春と連絡が取れない、と」 佐天さん、やっぱり心配してたのかな。 初春の心に不安が募る。 「大丈夫ですわ。集中してさっさと雑務を終わらせたいから携帯の電源を切ってるだけだ、と伝えておきましたから」 「あ、ありがとうございます!」 「わたくしのことはいいですわ。それよりも早く。瞬間移動で送って差し上げたいところですが、この馬鹿どもを置いておくわけには行きませんので」 白井は初春が柱に拘束した武装無能力者集団を一瞥した。 初春は迷った。このまま白井に仕事を押し付けてしまっていいのだろうか、と。 そんな初春に、白井は優しく微笑んだ。 「一人でよくがんばりましたわね。あなたはもう、風紀委員としての責務は十分に果たしましたわ。それでは――お誕生日おめでとうございます」 白井の細く白い指先が、初春にそっと触れる。 ちょっと待ってください。 そう言う間もなく、初春は倉庫の外へと瞬間移動させられていた。 「ありがとうございます、白井さん」 一度だけ倉庫を振り返り、初春は全力で走り出す。 待ち人のいる場所へ向かって。 佐天は料理を温めなおしていた。 なぜこのタイミングで、と聞かれても、今思い立ったからとしか答えようが無い。 鼻歌を口ずさむ。 何故私は急にこんなに上機嫌になったのだろうか。 その嬉しい気分に呼応し、寮の外から、てくてく、と足音が聞こえてくる。 この軽快な足音の主を、佐天は知っている。 足音はどんどん大きくなり、遂にドアの前で立ち止まる。 そして、 ものすごい勢いで扉が開く。 佐天は訪問者の方を向いた。 ……馬鹿。 待ってたんだから。 寂しかったんだから。 言いたい文句は山ほどある。 「遅いよ」 なのにどうして、笑顔しか浮かばないんだろう。 佐天の笑顔は、そのまま凍りついた。 満身創痍。 今の初春に似合う言葉だ。 どんな雑務をすれば、手首があんなに血まみれになるのだろう。 どんな雑務をすれば、頬にあんな深い傷が出来るのだろう。 「とりあえず、お仕事お疲れさん」 「こんなに遅れてしまって……なんとお詫びしたらいいか」 初春は今にも泣きそうな表情で俯いた。 「そんなのいーからいーから。遅刻常習犯の佐天さんは初春がちょっと時間に遅れたぐらいで気にしませんよーっと」 実際は7時間も待たされるとかなりへこむのだけれど、傷を見るにどうやら初春のほうはもっと大変な思いをしていたらしい。白井の発言と矛盾するが、彼女なりに気を使ってくれたんだろうか。 「座って。手当てするから」 「すみません。階段で転んじゃって」 もっとマシな嘘がつけないものか。どう見ても殴られた傷に縛られた痕じゃないか。 「そうなんだ。気をつけなよ」 ごめんね、初春。 私、初春を待ってる間、意地悪なこといろいろ考えてたよ。 初春は風紀委員で。 それでいて私の恋人で。 どっちも一生懸命であろうとしてくれてるんだよね。 初春の手首に包帯を巻きながら、そんなことを考えた。 佐天に手当てしてもらいながら、初春は目を閉じた。 包帯が触れると傷口が傷むが、不快な痛みではなかった。 しばらく佐天に身を任せていると、突然初春のお腹がなった。 そういえばあんなことがあったから昼から何も口にしていない。 「そういえば私お腹ぺこぺこなんです。だから早くそのテーブルの上の魅力的な品に舌鼓といきたいとこなんですけど」 「ちょっと待って。先にプレゼント渡したいから」 佐天は手当てを終えたようで包帯をきゅっと縛り、立ち上がった。 「どこにしまったかなっと」 ガサゴソと引き出しの中をあさる。目的の物を見つけると、佐天は初春の前に正座した。何故かそれに習わなければいけないと感じ、初春も正座をする。 「お誕生日おめでとう」 初春は、佐天から小さなケースを受け取った。 「ありがとうございます。じつは私も、佐天さんにプレゼントを用意しているんですよ」 「へ!?どうして私に?」 ポケットの中からプレゼントを取り出す。そんなところに入れていたせいかケースは少し汚れていた。だがもし鞄に入れていたなら襲われた場所に放置されたままになっていたため、ポケットで保管していたのは正解だったと言えよう。 「今日のお礼です。あと、盛大に遅刻したお詫びってことにもしておきましょうか」 初春はまだ不思議そうな顔をしている佐天にプレゼントを手渡す。 「あ、ありがとう。開けてもいい?」 「いいですよ。私のも開けていいですか」 「どうぞー」 二人は同時にケースを開いた。 初春は自分の目を疑った。 佐天の方を見ると、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。多分自分も同じような顔をしているのだろう。 「佐天さん、これって――」 初春の手元には、自分が佐天にプレゼントしたものと全く同じシルバーの指輪があった。 「同じ……だね」 佐天は受け取ったプレゼントを初春に見せた。どうやら渡したものと同じものを受け取って、困惑しているようだ。 二人の間を静寂が支配する。 「はは」 その声がどちらから発せられたものなのかは分からない。 「わはははっ!私たちどれだけ気が合うんだろうね。いや、この場合は合ってないのかな」 気づくと、その場を笑いが満たしていた。 「第一佐天さん、中学二年生が彼女への誕プレに指輪ってどうなんですか!かっこつけすぎでしょう」 呼吸が苦しくなるほど笑いながら、初春は言った。 「それをいうなら初春もじゃん」 佐天も目じりに涙を浮かべながら笑っている。 「私たちってどうしてこう肝心なところで決まらないんでしょうね。二人そろってこんな恥ずかしいものを買ってくるなんて」 「いいじゃん、背伸びしてみたい年頃なんだよ。でも実は生活費削って買っちゃったから今月いろいろやばいんだよね」 「あ、私もです。何なら二人で一緒に暮らしません?食費も光熱費も節約できますよ」 「何気に大胆なこと言うね、君は。ならさ――」 佐天の表情が一変し、真剣なものになる。 「指輪、つけてよ」 佐天は受け取った指輪と、自分の左手を差し出した。 「……へ?」 勢いで言った言葉に思わぬ返答。初春は戸惑った。 「一緒に暮らそ。ほんとにさ」 佐天は魅力的な笑みを浮かべた。この笑顔を見ると、何故だかいつも何も言えなくなってしまう。 「どこにつけます?」 「それ聞いちゃうわけ?」 「や、やっぱりいいです」 気を取り直して。 指輪をつまむ。 「――ずっと、一緒にいてくださいね」 恐る恐る、佐天の指に指輪を通す。 「ありがと。じゃあ次は初春ね」 初春も同じように、指輪を手渡す。 「――あたりまえじゃん。私が君を手放すわけ無いでしょ」 指輪の交換を済ませた二人の薬指には、おそろいの銀色の指輪が光っていた。 「さてと。初春が私の嫁になったところで、続きしよっか」 「続きって?」 「あの時のだよ」 あの時―― 初春は思い当たる節を見つけた。 「あ、あの時ってあの時ですか!?」 二人が付き合うきっかけになったあの事件。いまでもあの時のことを思い出すと、顔から火が出そうなほど恥ずかしくなる。 「ありがとね、初春。初春があの時告白してくれなかったら、私はずっと自分の気持ちに気づかなかったかも」 目を閉じた佐天の顔がどんどん近づいてくる。 「ま、まってください。まだ心の準備がぁ」 「君は無理やりしようとしてたよね」 もうどうにでもなれ。 初春は目を閉じた。 唇に温かく、やわらかいものが触れる。 鳩時計によって止められていた時間は、再び動き出した。 名前 コメント
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波乱の誕生日会から一夜明け、食堂の片づけを終えたシンは部屋に戻って日本茶をすすっていた。 昨日の大騒ぎで二日酔いが続発し、皮肉にも機動六課はかつてない静けさに包まれている。 騒がしい出来事といえば、いつの間にか部屋に訪ねてきている(不法侵入) スカリエッティくらいのものだ。 スカ「さて、どうしたものかな」 シン「わざわざ、俺の部屋に尋ねてきて言うことがそれかよ。暇つぶしならお断りだぞ。 俺だって今週の始末書溜まってるんだから」 スカ「もちろん用事はあるさ。早速だがシン君、君の誕生日はいつ祝うべきなのかな?」 シン「・・・・? 俺の誕生日は昨日過ぎたけど?」 スカ「ああ、知っているとも。昨日はナンバーズがほぼ全員機動六課に遊びに行ってくれたおかげで、 私はウーノと二人っきりですばらしい夜を堪能させてもらった」 シン「二行目は突っ込まないからな」 スカ「つれないねぇ。さて、ここで問題だ。このミッドチルダと他の世界は同じ時間を共有している。 マルかバツか?」 シン「そりゃ、マルじゃないのか? 他の任務地へ行って帰ってきたら 同僚がおじいさんになってましたって話は聞いたことがないし」 スカ「正解。では、続けて問題だ。このミッドチルダと他の世界は【同じ暦】を刻んでいますか?」 シン「・・・・・」 スカ「もうわかっただろう? 君が祝われるべき9月1日はあくまでオーブの暦での話。 ミッドチルダで9月1日を祝っても仕方がないんだ。 もし、誕生日が成立するなら戸籍上の長寿に簡単になれるからね」 シン「・・・・・」 スカ「だが、ここで疑問が浮かぶ。はたして未だに発見されていない君の世界の暦を 我々はどのように知ればよいのだろうか?」 シン「・・・・・スカリエッティ」 スカ「デスティニーにもインパルスにも記載されていなかった暦のずれ。それを知るには どうするべきか。と、まあこんな話を昨日暇な時に考えていたわけだ」 シン「・・・あんた、相当暇だろ」 スカ「・・・・・・よく言われるよ」 シン「・・・・・・・」 スカ「・・・・・・・」 シン「・・・・言えよ」 スカ「うん?」 シン「あんたが、そんなことを言うためだけにこそこそ隠れながら来るとは思えない。 あるんだろ、本当の用事が」 スカ「ずいぶんカンがよくなったね。六課で鍛えられた成果が現れたというわけだ」 シン「茶化すなよ」 スカ「わかった。ただし、怒らないで聞いて欲しい。シン、元の世界に帰りたいと思ったことはあるかい」 シン「・・・・・ある」 スカ「意外だね。あれだけ嫌っていたから、てっきり『ない』と答えると思っていたんだが・・・」 シン「嫌ってはいるさ。できることなら戻りたくない。けど、仲間の安否も確かめたいし 俺が消えたあとどうなったのかも知っておきたい。それに・・・」 スカ「・・・それに?」 シン「家族の墓参りをしたいんだ、といっても合同慰霊碑だけど」 スカ「・・・・・」 シン「感傷なのはわかってる。それでも、自分の過去に区切りは付けておきたい。 うまく言えないけど・・・このまま、皆に甘えながら今だけを見て生きてたら駄目な気がするんだ」 スカ「なる・・・ほどね」 スカ「数日前、君のデスティニーと良く似たMSがある次元世界を発見した」 シン「・・・・!」 スカ「数ヶ月もらえれば、君が元いた世界へ到る道が開けるはずだ」 シン「数ヶ月・・・長いな」 スカ「君の時間が充実していればすぐに訪れるさ。では、そろそろ私はお暇しよう。 包み紙に入ってない誕生日プレゼントで悪かったね。」 シン「ああ、その、ありがとなスカリエッティ」 スカ「・・・・なに、未来の義父として当然のことをしたまでだよ」 シン「はぁ!? ちょっと待て今なんて言った! こら、無視するなよ! スカリエッティおい!」 世界を超えてから三年。数多くの戦いと出会いを繰り返して、嘗ての傷を癒した少年は 青年となって過去を振り返る。 自分をやめることが出来ない以上、凄惨な記憶を思い出とするには きっちりけりをつけねばならない。 三度目の秋はもうそこまで迫っていた。 おまけ デス子「ご飯成分が足りない・・・」 シン「お前な、今ちょうどシリアスな場面を・・・」 デス子「ごーはーん! ごーはーん!」 シン「あーもーわかったから机を叩くな。汚れる、凹む、磨り減る。 唯でさえ修繕費と食費で台所事情が大噴火してるっていうのにこれ以上俺の心労を 増やさないでくれorz」 デス子(だって、他にマスターの気を紛らわせる方法を知らないんですもん) シン「ん、何か言ったか?」 デス子「空耳ですよ。いいから早くチャーハンを作ってください」 シン「まったく・・・(ありがとな、デスティニー)」 一覧へ
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誕生日ケーキ(たんじょうびけーき) 誕生日ケーキ EXスキルカード 使用条件:黄黄 ターン終了時まで、キャラ1体が受けるダメージに-300する。 「ううん、絵麻ちゃんと、兄さんが手伝ってくれたからだよ……本当にありがとう」 カード番号 Ver.11.0/EX0094 レアリティ EX/サイン コメント コメントの入力。必須ではない。
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プロフィール写し CD3巻から、しげるファミリーの名前も拾ってみた ぜひ、槙先輩におねだりしていただきたい! 槙先輩んとこにどんなしげるファミリーが行くかすげー気になる!!! 1巻より 黒鉄はやて(くろがねはやて) 中1 C組 140cm 34キロ 4月13日 AB型 「あんぱん」 しげる 無道綾那(むどうあやな) 中3 G組 159cm 47キロ 9月13日 A型 「初志貫徹」 しげ美 天地ひつぎ(あまちひつぎ) 高2 生徒会長兼学園長 166cm 53キロ 11月8日 B型 「ビッグバン」 宮本静久(みやもとしずく) 高1 A組 161cm 49キロ 7月28日 A型 「修羅の華」 2巻より 宝田りおな(たからだりおな) 中2 F組 160cm 48キロ 10月10日 O型 「吉本興業」 鬼吏谷桜花(きりやおうか) 中2 B組 162cm 50キロ 6月2日 A型 「血」 吉備桃花(きびももか) 中1 C組 157cm 45キロ 5月14日 A型 「玉砕」 しげみち 犬神五十鈴(いぬがみいすず) 中1 D組 153cm 44キロ 12月13日 AB型 「涅槃」 しげ代 浅倉みずち(あさくらみずち) ごめん、みづちだと思ってた…しかもわんこと誕生日逆に覚えてた… 中3 A組 159cm 46キロ 12月31日 B型 「復讐」 しげはる 貴水蒼(たかみそう) 中2 A組 140cm 36キロ 2月14日 O型 「希望」 しげ子 3巻より 紅蜂清子(べにばちきよこ) 167cm 永遠の46歳 A型 「プライスレス」 久我順(くがじゅん) 中3 G組 160cm 48キロ 6月20日 B型 「夕星(ゆうずつ)」 エロしげ 静馬夕歩(しずまゆうほ) 中3 B組 152cm 38キロ 6月22日 A型(9巻こえたらB型 だよね?) 「順風満帆」 しげ菜 4巻より 星川紅愛(ほしかわくれあ) このページだけ印刷薄い… いま気付いた 高1 B組 153cm 42キロ 2月20日 O型 「手間いらず」 月島みのり(つきしまみのり) 高1 F組 150cm 40キロ 1月2日 B型 「早起きは16文キック」 雉宮乙葉(きじみやおとは) 中1 D組 155cm 45キロ 11月30日 A型 「強力」 かずしげ(へたれストーカーしげっちゃん) 猿楽未知(さがらみち) 中1 A組 152cm 42キロ 4月3日 O型 「協力」 しげりーぬ 5巻より 神門玲(みかどあきら) 高1 D組 164cm 52キロ 3月14日 A型 「情熱」 しげ乃 祈紗枝(いのりさえ) 高1 D組 164cm 50キロ 1月29日 O型 「玲瓏」 しげ朗 染谷ゆかり(そめやゆかり) 中3 C組 156cm 42キロ 8月5日 A型 「努力は人を裏切らない」 上条槙(かみじょうまき) 高1 E組 165cm 52キロ 5月1日 AB型 「完全燃焼」 6巻より 増田恵(ますだけい) 中3 B組 157cm 46キロ 1月17日 O型 根本美鶴代(ねもとみつよ)みいちゃん 中3 E組 156cm 46キロ 5月9日 AB型 吉川司(きっかわつかさ) 高1 B組 161cm 50キロ 3月30日 A型 布袋朋(ほていとも) 高1 B組 160cm 51キロ 9月11日 O型 朱炎雪(ジュエンスウ) 高2 E組 163cm 51キロ 8月17日 O型 にく さかな 氷室瞑子(ひむろめいこ) 高2 E組 168cm 54キロ 10月19日 A型 虚構
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平成天皇 明仁が天皇を退位した時に それにへ変わる肩書と誕生日。
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誕生日決戦【たんじょうびけっせん】 『2』で白雪姉妹(主に白雪真帆)を攻略すると発生するイベント。 真帆の攻略時はこのイベントを発生させる事が(原則として・後述)クリアの必須条件である。 概要 発生期日は白雪姉妹の誕生日であり、最後の休日でもある3年目の2月24日。 条件は真帆がときめき(クリアは不可な状態でも構わない)で美帆が友好以上である事。 この日に姉妹のどちらかにプレゼントを渡すと発生する(条件を満たせば必ず発生する訳では無い。詳しくは後述)。 24日に真帆とデートをすると真帆に渡す事になるが、家に訪ねて行く場合は外に出て来るのは必ず美帆である。 主人公が美帆の部屋に通されると(どちらの好感度が上でも)まず真帆が登場。 すると、壁かドアかは不明だが激しく叩く音がして、真帆が出て行くのと入れ替わって美帆が登場する。 これを何回か繰り返して、最後は2人揃って主人公の前に現れ、主人公は初めて彼女らが双子である事、2人が普段から頻繁に入れ替わっていた事を知る。 このイベントを発生させるための大きな注意点の一つが坂城匠の動向である。 美帆は匠に狙われやすいキャラの一人であり、美帆が匠の手に落ちると主人公に対する美帆の好感度は、それまでクリア可能な状態だったとしても最低値まで下がってしまうと思われる。 (美帆に限った事では無いが、匠と結ばれたキャラと2月24日にデートをすると、それまでの好感度に関わり無く普通状態時の服装でやって来る) 上記の通り、美帆の好感度が普通になるとこのイベントは発生しなくなってしまう。 よって、真帆攻略時に匠の本命が美帆の場合は、以下の事をしておかなければならない。 美帆もクリア可能な状態にする(クリア不可だと匠戦が発生せず、美帆を攫われるのを阻止出来ないため) その上で真帆の好感度が確実に美帆を上回るようにしておく 2月19日に決闘を挑んでくる匠を倒す 匠との決闘においては、彼自身の戦闘力は哀れになる程低いので、体調と運動パラメータさえそれなりに鍛えておけば恐れるものでは無い。 もう一つ注意すべきなのが、美帆が友好状態では好感度(特に友好度)が低いと家の中に入れてくれない事もあるという点である。 24日に直接家を訪ねて行く場合や、デートをした際に美帆がやって来た場合など。 確実を期すのであれば、美帆もときめかせておくか真帆とデートをするかしよう。 ベスト版では、このイベントを発生させなくてもエンディングを見る事が可能だが、その場合はアルバムの枚数が0枚になってしまう。 アルバム作成の際は必須のイベントである事は確かだろう。 (24日にどちらにもプレゼントを渡さないとバッドエンドになるケースもある) 美帆攻略時には特に発生させる必要は無いが、このイベントが発生しない状態で美帆に誕生日プレゼントを渡しても、通常版・ベスト版共にアルバムには残らない。イベント発生が面倒くさいならプレゼントは渡さなくても良いだろう。 まさか、この時期にプレゼントによる好感度上昇を当てにしているプレイヤーはいないと思うが…。 真帆の参照パラメータである容姿・雑学がかなり高い状態(各250前後)で、学校行事で好結果が続いたりクラブマスターになったりすると、真帆と3年間一度もデートをしなくてもこのイベントが発生する事が稀にある。 ただ、基本的には何回かのデートは必要になる。美帆攻略時に発生させたいなら真帆も程々に相手をしよう。 余談だが、『4』では白雪姉妹の各々の後輩にあたる七河姉弟が入れ替わって主人公の前に現れる事がある。もっとも入れ替わるのは瑠依だけだが。 正志が瑠依に化けて…などというのはあまり想像したくないし、身長や体格的にも困難だろう。 関連項目 行事・イベント 「白雪 美帆」の攻略 「白雪 真帆」の攻略
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♦♥♦―― 誕生日企画 ――♦♥♦ ニコニコ生放送主たったの誕生日を祝おう! とかいう企画です!! いろんな方に協力して頂きたい+私が動画編集初心者すぎる ということからこんなに早い時期からWiki立てさせていただきます( `◔‿ゝ◔´) 画像企画の方は、全員参加でお願いします。 ケータイで撮影される画像で編集などが難しい場合はそのままのサイズで送っていただいても構いません! ..。o○ 募集 ○o。.. * 画像系 歌参加 企画主 ひなたろす 作曲・MIX ちょこ 作詞・動画 ひなたろす(予定) アクセス数 トータル: - 今日: - 昨日: -