約 2,852,536 件
https://w.atwiki.jp/twitterbb/pages/194.html
※画像はイメージです ※また、「なるほど四時じゃねーの」及び、#4jiハッシュタグとは関係ありません。 川>ヮ<) <おしらせ!! この度クラン員様の投資とマイレージ獲得の努力によってクランメンバーの上限が25人に増えました! ▼次の拡張に必要なクランマイレージ「400」 クランマイレージが足りません。次回拡張可能になるまであと282マイレージ必要です。(1/29現在) 川;>ヮ<) <………どういうことなの……… 方針 川>ヮ<) <求)クランメンバー クラス、腕前問わず 初心者歓迎! 補足説明 あー。ここは、ついったーボダ部の汎用クランだ。 このクランは「特になんか…特徴とか無いし…普通のとこに入りたい…」という奴から 「なるほどおっぱいじゃねーの」という奴までどのような奴でも受け入れる方針だ。 連絡その他には「#narutubo」ハッシュタグを用いるんだ。 クラン演習の要請、「おいマスター仕事しろ」、「ところでブレちゃんかわいいな」など様々な用途に使ってもらって結構だ。 ……いつ死ぬかわからないようなこんなご時世だ。仲間は多いほうが良いだろう? 具体的に何やるのさ メンバーの出撃状況をヲチして乱入するBB.NETのクランメニューからメンバーロビー、メンバー出撃状況から確認できるぞ! メンバーの出撃状況をヲチしなくても出撃する偶然の出会いが楽しい!嬉しい!スモイッ!とにかく出撃だ!イクゾッ!イクゾッ! クラン演習でキャッキャウフフするクラン演習を希望する際は#bodabuタグで積極的に他のクランとの合同演習を呼びかけよう!腕を磨くチャンスだ! 部隊員さま CN ついったー名 ちろる@sK Metal47s グラハルト・ミルズ r35429 ディフリス deflis 真星 極 maboshi コクセイ@つボ部 kokusei ストラトス少尉 bordest atmsphrca atomspherica ふよよ@つボ部 huyoyo Klow klow_12167 POOOOH@つボ部 POOOOOOOOH2501 ◇◆□■△▲ 有頂天子 tenshi41 altura@つボ部 altura_555 ブギー 早撃☆自爆乙☆マック kentan_dakedo__ グローリア嬢@つボ部 PattsunPattsun 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/acupuncturedoctor/pages/15.html
鍼灸師は医者である。鍼灸師は医者でないというのは誤りである。 よく勘違いしている者がいるが、医者と医師は異なる。 もしこれらが全く同じ意味の単語なら、ふたつ別々の単語がある必要がそもそもなかろう。 医者は医師や鍼灸師を含めた上位概念である。 医師は鍼灸師と同じ階層の言葉である。 医師は医師免許という国家資格を持った者である。 鍼灸師は鍼灸師免許という国家資格を持った者である。鍼灸医ともいう。 どちらも国家資格を有する医者である。 医師は鍼灸師ではなく、鍼灸師は医師でない。それだけの話だ。 英語では鍼灸師をacupuncturistやacupuncture doctorという。doctorとあるので医者である。 韓国や中国でも鍼灸師は医者の扱いである。 文明後進国の日本でだけ異様に鍼灸師の扱いが低い。 鍼灸師が医者であるという明確な根拠は、鍼灸治療に健康保険が適応される点である。 また、鍼灸師による治療は療養費だが、街角のリラクゼーションと違って医療費として計上できる。 この点も鍼灸師が医者であることの傍証である。 さて、鍼灸師は医者であるが、こんな当たり前のことが正しく認知されていないのは、医師の特権意識が原因である。 医師は自分たちが持っている特権階級を絶対に手放したくないのだ。 医師が「俺様は医者だ!」と威張っているためには、自分たちだけが「医者」であるほうが好都合だ。色んな人に医者になられたら、希少価値が減ってしまう。 別の記事でも述べるが、日本では強大な力を持った医師会が既得権益を離すまいと必死になっていて、鍼灸師は常に医師会に虐げられている。 そういうこともあって、日本では医師が「医者は医師だけだ」と嘯いて、自分たちの特権階級を作って、それにしがみつこうとしているのである。
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/53.html
気絶するほど悩ましい◆wd6lXpjSKY バイクを走らせるには絶好の天気、快晴の中で風を切る。 マスターである夜科アゲハを学園に送っていた後、セイバーは街を走り始めたのだ。 建前は土地勘を把握し今後のために情報を集めることだ。 本音は暇だから取り敢えずバイクで走る……自由気ままなドライブだ。 聖杯戦争、何時何処で他の参加者に襲われるか分からない現状で単独行動は好ましくない。 サーヴァントの能力は規格外であり生身の人間では一矢報いることすら難しい。 幸いセイバーのマスターはPSIと呼ばれる能力を持っているため戦闘能力は存在する。 だがサーヴァント相手には不利を通り越している、通ったとしても正面からの戦闘は自殺行為に近い。 何故単独行動をしているのか、実は深い意味や作戦は無いのだ。 『霊体化って透明人間みたいで気持ち悪りぃなおい』 『あたしに言うなよ、魔力消費ってモンを抑えれるし効率はいいらしいぞ?』 『らしいぞ? って何で疑問形なんだよ……まぁいいや。んじゃ学園に行っている間も霊体化で待機だな』 『おう、少し時間潰してから行くわ……霊体化って何か慣れないんだよ』 戦術的な概念ではなく本人たちの意向による物である。 互いの意見が合致し採用していることは関係が好ましく良い事だが戦術としては悪い。 サーヴァントが出歩けばマスターは無防備だ。 その事を理解した上でセイバーは単独行動をしているが時間は掛けたくない。 ある程度走らせたためそろそろ学園に戻ろうと車体を入れ替えた。 セイバーのマスターである夜科アゲハは天戯弥勒と唯一面識のある聖杯戦争参加者だ。 彼らは他の参加者を把握はしていないがサイレンドリフトは彼だけである。 元々都市伝説であったサイレンに参加した夜科アゲハは謎の荒廃した世界で彷徨っていた。 其処には同じ参加者である人間と禁人種と呼ばれる異形の存在が徘徊しているだけ。 彼らは脱出するために危険な道を歩み、鍵と門になる公衆電話を目指す、これが一連の流れだ。 その中で夜科アゲハ達は脳に痛みが走る、それが超能力の知らせだった。 名をPSI、一般的な印象のあるテレパスやサイコキネシスと呼ばれるあの能力に彼らは目覚めた。 修業を重ね生き残るために能力を極めるアゲハ達。 戦う力が無ければ生き残れない――そしてサイレン世界を生き抜いていた。 彼らがサイレン世界を彷徨う中、その世界が未来の日本である事を偶然知ってしまう。 そして其処にはWISEと呼ばれる謎の組織の影が存在していた。 それが天戯弥勒、実験に人生を歪められた、いや最初から歪んで存在を確立された男。 現代と未来。二つの世界の中で夜科アゲハ達は世界を救うために彼らと交戦を重ねていった。 これがセイバーである纒流子がマスター、夜科アゲハから聞いた出来事の一欠片。 軽口を叩いてはいるが夜科アゲハの心境は人一倍重い。 彼は天戯弥勒の元へ辿り着く義務がある、だがそのために他の参加者を殺すことが最善なのか。 そもそも聖杯戦争にはアゲハのように巻き込まれた参加者だけなのか、自分の意志で参加した者も居るのか。 本当に殺さなければ、上手くサーヴァントだけを始末してマスターを現代に帰すことは出来ないのか。 セイバーと話した結果一つの結論が生まれた。 『そんなのやってみなくちゃ分かんねぇ』 纒流子とてアゲハの気持ちが分からない訳ではない。 彼の悩みと使命を感じる責任感、生命の狭間で揺れる悩みを分かっている。 そして夜科アゲハは悪人の命を仕留める事が出来る人間だ、簡単に決断してしまっては危険だった。 故にセイバーは己の意見でマスターの意思を線路に走らせる事を選ばなかった。 励まし……ではないだろうがそれが一番近いだろう。 『ワケが分かんねぇぐらいがちょうどいい、ってことだよ』 マスターに聖杯戦争の知識は無いがサーヴァントである纒流子にはある程度存在している。 ……最も纒流子自身は自分が英霊になったつもりは無かった。 自由気ままに、父の仇を追い続けた彼女はまさか自分が座に位置する存在になるとは微塵も思っていなかった。 自分が亡くなった時の記憶も曖昧で、闇に溺れているようだ。 実際の所、天戯弥勒が主催する聖杯戦争はイレギュラーだ、それは誰もが把握している。 故にセイバーはワケが分からない、そう表現しているのだ。 考えても何も見えて来ない。正確には天戯弥勒に話を聞かない限り正しい解は得られない。 ならどうするべきか、簡単だ、会いに行ってぶん殴ればいいだけ。 聖杯戦争を行う中で。構成された現実とは異なるこの空間で日常を過ごしつつ勝ち抜けばいい。 言葉にするだけなら簡単だ。だが、立ち止まっていても何も始まらないのだ。 アゲハは学園に通い、流子は街を走り情報を集めている――既に戦争の幕は開いている。 バイクを学園に向け走らせていると目の前で渋滞が起こっているらしく車が多数密集している。 (めんどくせー……) セイバーは脇道に逸れるとそのまま突っ走り強引に進んでいく。 ジャリジャリとタイヤを擦らせながらビルの間を走ると光が見える。 挟まれた道から抜けだすとそこは公園だった、前にマスターと訪れたことのある公園だ。 あの時は気にしていなかったが学園からそう遠くはない所に位置している。 ……と言ってもバイクで換算した感覚であり、徒歩で想定すると充分遠い距離なのだが。 公園には平日の影響もあり遊んでいるのはまだ幼稚園や保育園に通う前の幼い子供と親しかいない。 その中に爆走する訳にもいかないので流子はバイクを押しながら徒歩で進む。 すると少し遊具や遊び場から外れた気の麓に一人の男が疲れるように身体を預けていた。 息は切れ切れ、フードを被っているがその隙間から見える顔には血管が一部浮き上がっている。 とても健康体には見えず今にも死にそうな印象を与えていた。 (……あぁ、んだよもう……) 満身創痍の男を見ていると昔の自分を重ねてしまう。 父の仇を取るために焦り鬼◆◆皐◆に敗北を喫したあの時を。 一度勝利したが故に油断し四天王の一人である◆投山◆に敗北を喫したあの日を。 真の仇である◆◆縫が現れ――考えれば考えるほど浮かんでしまう。 目の前で死にかけている男がどんな理由で満身創痍になっているかは分からない。 だが見捨てることも出来ない――しかし彼女はサーヴァントだ。 聖杯戦争に参加している今不要な接触は逆に危険に巻き込んでしまう可能性もある。 ポケットに手を突っ込むと小銭がジャラジャラと音を立てる。 「仕方ねぇな……ちょっと待ってろよ」 男に聞こえない程度の大きさで言葉を呟くと彼女は公衆電話に向かう。 救急車を呼べば何とかなるだろう、彼女なりの優しさだった。 バイクを近くに止めると十円玉を入れ、ダイヤルを押し連絡を行った――。 ■ ライダーの戦闘を終えた間桐雁夜はその場に留まらず移動をしていた。 戦闘の余波で間桐邸の前方にあった家屋は崩壊してしまった、その場に居れば間違いなく疑いを掛けられる。 無論この場合は雁夜のサーヴァントであるバーサーカーに原因があるため警察に見つかっては好ましくない。 唯でさえ彼の知っている聖杯戦争とは異なり、狂戦士という魔力が枯渇するサーヴァントを従えているのだ。 無駄な争いや力を消耗する事は避けたい、故に麻痺している身体に鞭を打ち込み移動をしていた。 戦闘の相手であったサーヴァントは身体を伸ばし打撃戦を主体にしていた。 バーサーカーの能力であり宝具であり存在意義である反射では相性が悪かった。 単純に打撃戦ならばバーサーカーが圧倒的な優位に立てる、だがあのサーヴァントは違った。 あらゆる打撃を無効にしていた、無効までは辿り着いていないかもしれないがそれでも損傷を与えてる感じはしていない。 このままでは無駄に魔力を消費するだけだ、故に撤退を選択する。 しかしバーサーカーの戦闘で彼の想像よりも魔力を消費してしまったらしい。 身体に痛みが走り中に巣食う蟲共が騒ぎ出し彼の身体を永久に蝕んでいく。 元々冬木の聖杯戦争で死の淵に位置していた彼だ、その身体に未来など残っている筈もない。 公園に辿り着くも身体を休めるために彼は到着後直ぐに腰を下ろした。 距離に換算すればそれ程歩いてはいないが彼にとっては多大な運動だったらしい。 そのため息は続かず、声を出そうにも胸が苦しく、出来るなら動きたくない、と言うのが理想な状態だった。 眠れるなら眠りたいが此処で目を閉じれば確実に危険だ。 この聖杯戦争は彼の知っている聖杯戦争ではない、天戯弥勒が起こしたイレギュラーだ。 何処に何が潜んでいるかも分からないため、心を無防備にすることは死を意味している。 「これでも飲んでゆっくりしとけ……してください。 余計かもしれないけど救急車を呼んだんで直に迎えが来ると思うんで」 顔を上げフードの隙間から覗きこむと声の持ち主が立っていた。 年齢は女子高生程度、革ジャンを着ている、この時間帯ならば学校に通わない生徒、もしくは大学生と言ったところか。 そのNPCは何と救急車を手配し自分にお茶を自販機で買ってくれたらしいのだ。 AI……と呼べばいいのか、天戯弥勒の力は彼が知る魔術とは違うかもしれない、そんな予感がしていた。 差し出された飲み物を受け取ると雁夜は口を動かす。 身体は苦しいが助けを貰い礼の一つも言わないのは礼儀に反する。 人の道を外れた彼にも礼儀の作法が、人を形成する人間性は残っている。 「ありがとう……だけど俺は大丈夫だから、救急車はいいよ。 ……でも、その心は素直に受け取るから、ありがとう――ッ!?」 「どういたしまして、それじゃあたしはこれで……近頃は物騒だからアンタも気をつけてなっと!」 お茶を受け取られるのを確認すると女性はバイクに跨りこの場を去った。 しかし男にはまだ用があった、いや、用が生まれてしまった。 声を叫ぼうにも疲れきっており叫べない。 あの女性は――。 「サーヴァント……ッ」 疲労の影響か、気づいていなかったが間違いなくあの女性はサーヴァントだ。 魔力の反応が通行人の比ではなく、その体感は冬木の聖杯戦争並だった。 しかし現状の彼では再びバーサーカーが戦闘を起こすと非情に身体が危険になってしまう。 死んでしまえば願いも何もかもその場で砕け散ってしまう、この判断は正解だったかもしれない。 無論、判断ではなく流れで現状を招いたのだが。 (戦闘が始まれば俺の身体が保たない……今は休める事を考えるべきか) 間桐雁夜は己の魔力と身体を回復、休める方針を選択する。 バーサーカーの関係上聖杯戦争が長引けば長引く程彼は不利になってしまう。 だが戦える時に戦えなくては意味が無いのだ。 彼が休める場所――それは間桐邸だ。 今は警察が屯しているため、彼らの目を掻い潜る必要がある。 見つかっても問題は無いのだが、彼の容姿だけで職質を喰らう可能性もある。 此処は穏便に戻るべきだ――聖杯戦争はまだ始まったばかり。 【D-4・公園/南西・一日目・早朝】 【間桐雁夜@Fate/zero】 [状態]肉体的消耗(中)魔力消費(小) [装備]なし [道具]お茶(ペットボトル) [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を取り、間桐臓硯から間桐桜を救う。 1.見敵必殺。見つけたサーヴァントから攻撃。 2.ライダー(ルフィ)相手は不利、他のヤツに倒されるまで待つ。 3.間桐邸に向かい休息を取る [備考] ※ライダー(ルフィ)、鹿目まどかの姿を確認しました。 ※バーサーカー(一方通行)の能力を確認しました。 ※セイバー(纒流子)の存在を目視しました。パラメータやクラスは把握していません。 【バーサーカー(一方通行)@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:■■■■─── 1.───(狂化により自我の消失) [備考] ※バーサーカーとして現界したため、聖杯に託す願いは不明です。 【Cー3・一日目・早朝】 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]健康 [装備]なし [道具]バイク@現地調達(盗品) [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.学園に向かう。 2.霊体化しアゲハの傍に居る。 [備考] ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 BACK NEXT 021 だからね、あたしは大丈夫だよ 投下順 023 開幕ベル 021 だからね、あたしは大丈夫だよ 時系列順 023 開幕ベル BACK 登場キャラ NEXT 018 ゴムと反射と悪党と 間桐雁夜&バーサーカー(一方通行) 032 これって魔法みたいだね 016 LIKE A HARD RAIN セイバー(纒流子) 031 光の屋上 闇の屋上
https://w.atwiki.jp/vipdetenho/pages/764.html
好きなもの チケット 嫌いなもの エコノミー 新子憧@円光が特上に行きたくて作った垢だか結果は…三段R表示なし なかなかのなかなかだね。 ■しずもんで無事特上入りしました ■五段になれました 主催した大会 +... チーム戦 16~32人で開催する普通のチーム戦 祝儀や倍pがある場合もあります こどもだ!の大会のまるぱくり +... 第1回大会 参加人数24人 優勝 サボハ二,雑いわし!,がむ,こまいち君 MVP 雑いわし!,笑福亭釣瓶@清澄 タッグマッチ 8~20人で開催する場合は普通のタッグ戦 24~32人の場合チームタッグ戦 総当たりにならない場合は決勝をやるかチーム戦にします +... 第1回大会 参加人数16人 優勝 いーしゃんてん ふぅ~むなるほど 第2回大会 参加人数16人 優勝 姉帯豊音@六曜 小走先輩 第3回大会 参加人数24人 優勝 存在が空気 (^q^),速さが足りない DEFLECT,笑福亭釣瓶@清澄 周旋 MVP 存在が空気 (^q^) タッグちゃんぽん 安価なしで参加可能なちゃんぽん式タッグの大会 予選上位4名で決勝 タッグ経験の少ない人でも気軽にやれるように、打ちたいだけ打てるといいかなと思って開いてみました +... 第1回大会 タッグ希望不可、タッグの高い方のみ集計 優勝 SSすみれ lostkuro やればやるだけ点数が伸びる集計方法でした… 第2回大会 タッグ希望可、勝利タッグは高い方敗北タッグは低い方のみ集計 希望タッグとランダムタッグが対戦し希望タッグが勝利した場合のみ第1回と同様の集計 優勝 小走先輩 キュアピーチ 予選 これまでのタッグ大会は希望タッグの優勝がほとんどだったのでランダムが有利な集計方法にしてみました 全試合固定タッグで戦った人が4位5位になると決勝進出を決められないのです ローテーション団体戦 1チーム4~5人×4チームで学校対抗チーム戦形式の点数引継ぎ戦を複数同時に行い、 チームの全員が先鋒~大将を担う大会 優勝ブロック数の多いチームが優勝 待ち時間なしで点数引継ぎ戦をできるように、一番楽しい?大将戦を全員ができるようにしたかった大会です +... 第1回大会 優勝 22エモン,京子ちゃんっ☆,Arrkain,きらおっ MVP 22エモン 第2回大会 優勝 きらこだ!,いたずら白うさぎ,乙無し代表,白水哩@翻数縛り MVP 乙無し代表 第3回大会 優勝 stayb,花太郎,かどぽん@,fili MVP かどぽん@ しずもん つるつるでいいのはまんこだけ
https://w.atwiki.jp/yukiyuna/pages/344.html
「鷲尾須美は勇者である」登場キャラクターについて考察するページ。 鷲尾須美 乃木園子 三ノ輪銀 バーテックス 三ノ輪銀の弟 先生 須美の両親 園子の両親 岡本さん 松井さん 増渕くん、野島くん、椿さん 神社の猫 鷲尾須美 Vita版及び特典PCゲームでのCVは三森すずこ。 東郷美森と同一人物。東郷姓での考察は結城友奈は勇者であるを参照。 武器は弓。遠距離タイプ。 モチーフの花は菊。花言葉は「ろうたけたる思い」→結城友奈は勇者である 第二話 ろうたけたる思い 虫が苦手。(G・第三話/蝉・第六話) 銀が言うには胸はクラスで一番大きい。(第三話) 将来の夢(職につくとしたら何がいいか)は古代史の学者。(第五話) 乃木園子 武器は槍。中距離タイプ。 モチーフの花は(青い)バラ。花言葉は「神の祝福」→結城友奈は勇者である 第八話 神の祝福 Vita版、結城友奈は勇者である、特典PCゲームでのCVは花澤香菜。 乃木家は鷲尾家、三ノ輪家より格が高い。(第三話) 格の高さもありあまり友達がいなかった。 将来の夢(職につくとしたら何がいいか)は小説家。(第五話) 三ノ輪銀 武器は斧。近距離タイプ。 モチーフの花は牡丹。花言葉は「風格ある振る舞い」→結城友奈は勇者である 第三話 風格ある振る舞い Vita版でのCVは花守ゆみり。 接近戦仕様だけあって、勇者としての防御力が二人より高い。(第四話) 将来の夢(職につくとしたら何がいいか)は家庭を持つ、お嫁さん。(第五話) 男子の中には、快活な彼女に想いを寄せていた者もいたようだ。(第五話) バーテックス バーテックスの行動様式(第一話) 人を襲う 人以外は襲わない 通常の兵器は、ほぼ効果なし 神の力を宿す勇者なら対抗できる 敵の目標は神樹。破壊を狙っている。 バーテックスは単体行動が基本と聞いていた。(第四話) 三ノ輪銀の弟 産まれたばかり。(第二話) 三ノ輪家には使用人がいないため銀が面倒を見ていた(第二話)が、勇者としてのお役目が始まってからは家にお手伝いさんがいっぱい来て弟の世話を任せられるようになった。(第三話) 先生 二十代半ばの凜とした女性(第一話) 先生としてだけでなく勇者としてのサポートも行っていることから大赦の人間と思われる。 須美の見た神託を解釈している。(第七話) 須美の両親 洋食派だったが、須美の朝食作りにより和食派へなりつつある。(第一話) 須美が預けた金魚の世話をしたり、須美の他人行儀を気にしていたりする。(第六話) 人身御供を知って涙を流す。(第六話) 母は朝からガツガツ行きたい派。フランクな態度で接してくれる母と厳格な父の組み合わせ(第七話) 園子の両親 ぼーっとしている園子が心配で、ある日いたずらでわざと幼い娘の前で苦しんで倒れて見せた。 そのときの園子の対応を見てからは何も言わなくなった。(第一話) 祖父もおり、園子に光るものがあると評している。(第一話) 人身御供を知って涙を流す。(第六話/勇者御記) 岡本さん クラスメイト。履いてる靴とか持ってる小物とか可愛くてオサレ。(第三話) 松井さん 銀の友達。休み時間に時々サッカーなどをして遊んでいる女の子。銀からの愛称は「まっつん」(第四話) 増渕くん、野島くん、椿さん 級友。須美たちが夏祭りで見かけている。(第六話) 神社の猫 毎朝のお参りしている神社に住んでいる猫。(第一話/第六話) 須美は勝手に「次郎丸」「三郎丸」と名づけている。(第六話)
https://w.atwiki.jp/lobotomy_kyvotos/pages/46.html
ある人物がこう問うた 『何故ロボトミー研究学園の生徒は異常なまでに強いのか?』 この問いに対する答えるは授業の一環で行われる"試練"と呼ばれる戦闘訓練プログラムが理由の一つである 試練の詳細な内容は一般には公開されておらず試練には基本的に深紅、琥珀、緑、紫、碧、蒼白の六種類があり基本的に黎明、白昼、夕暮、深夜の四種類の難易度があるとされている その人物は次にこう問うた 『何故試練の詳細な内容は公開されないのか?』 その問いに対する答えは試練は公開されないのでは無く公開出来ないのである 何故公開出来ないのかその答えを知っているのは現在では生徒会と終末鳥、深夜の試練をクリアした生徒達のみである またその人物はこうとも問うた 『試練の中で最も難しい試練はなんだ?』 この問いに対する答えは試練に挑戦する者によるだ 試練は一つ一つ方向性が大きく異なるからである 最期にその人物はこう問うた 『試練をクリアすることで何かメリットがあるのか?』 この問いに対する答えはロボトミー研究学園内では深夜の試練を一つでもクリアすることでロボトミー研究学園内の強者の一角であると認められることとなるだろう。
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/796.html
PREV:喧嘩するほど仲が良い 中編 NEXT:グレンの優しさ 前編 ストーリー お前だってデュエマすりゃアツくなんだろ? 火の守護者 グレン 熱くなることとこれは関係ない 水の守護者 カイト ……? グレン、カイト、何の話をしているのかしら? カノン あ、【プレイヤー】カノン、来ていたのか今はなんと言うか…… 水の守護者 カイト S・トリガーを引けるかどうかに想いや運は関係しているかを話し合ってんだ 火の守護者 グレン ぜってぇアツい想いが運を引き寄せる! 火の守護者 グレン お前らもそう思うよな!? 火の守護者 グレン えっと、その…… カノン はぁ、だから何度も非論理的だと言っているだろう 水の守護者 カイト デッキのカード配分によって生まれる数値的な差異、つまり確率的な運は存在する 水の守護者 カイト だが、そこに想いは介在しない 水の守護者 カイト 【プレイヤー】カノン、君達もそう思うだろう? 水の守護者 カイト あう……私に話を振らないでほしいのだわ カノン え? 【プレイヤー】なんでデッキを…… カノン そうなのだわ!グレン、カイト、デュエマして試せば答えがわかるはずなのだわ カノン なるほど、確かに実際にデータをとった方が言い争いより効率的か…… 水の守護者 カイト 二人だけでは自分の考えに固執してしまうかもしれないから助かる 水の守護者 カイト よっし、面白くなってきたぜ! 火の守護者 グレン あぁ、でも悪いが、一戦目は私に【プレイヤー】とやらせてくれ 水の守護者 カイト 二戦目は君と【プレイヤー】最後に君と私だ 水の守護者 カイト いいぜ、俺は、お前達がやってる間デッキの調整しとく! 火の守護者 グレン 【プレイヤー】待たせたねそれでは、始めようか 水の守護者 カイト …くッ…途中まで私が有利だったのにS・トリガーで逆転されてしまうとは……! 水の守護者 カイト 次は俺の番だぜ!【プレイヤー】、準備はいいか!? 火の守護者 グレン 勝利時 くそー、【プレイヤー】、マジで強いな! 火の守護者 グレン カイト、最後に俺達だ!お前には負けないぜ! 火の守護者 グレン 私も負けるつもりはない始めよう 水の守護者 カイト どうよ、お前のシールドはあと一つだぜ! 火の守護者 グレン くっ……まだだここでシールド・トリガーが出る可能性は十分にある! 水の守護者 カイト ヘッ、シールド・トリガーが出ようが出まいが、俺は攻撃するだけだ! 行くぜ! 火の守護者 グレン あっ、カイトの最後のシールドがブレイクされたのだわ カノン 【プレイヤー】、この勝負どうなるのかしら? カノン ……来い、S・トリガー!うっ…… 水の守護者 カイト ……?何のカードだったんだ? 火の守護者 グレン シールド・トリガーが出たが……君の攻撃を止められない私の負けだよ…… 水の守護者 カイト よっしゃぁっ! 俺の勝ちだ! 火の守護者 グレン …クッ…この私が二敗するとは……! 水の守護者 カイト そんな時もあるさそれでだが…… 火の守護者 グレン 今回わかったことがある最後は運や想いに託すっつっても… 火の守護者 グレン その前のデッキ構築に粗があっていい言い訳にはならねぇってな 火の守護者 グレン その意見は正しいと思う勝負をする上でそれを怠る訳にはいかない しかし…… 水の守護者 カイト 確率まで突き詰めて計算して、不確定要素を潰していって組んだデッキで、私は負けた…… 水の守護者 カイト カイト…… 火の守護者 グレン だが、そこで気が付いたよ 水の守護者 カイト 計算し、不確定要素を排除したデッキで、最後は運に任せる……その瞬間も確かに面白い…とね! 水の守護者 カイト 想いが運を引き寄せるという考えも、そういう意味では間違っていないかもしれない 水の守護者 カイト だろ!? そこがデュエマの面白いところだよな! 火の守護者 グレン ヘヘ、さっきまでバラバラのこと言ってたのによ、同じような考えに行きついてんぜ! 火の守護者 グレン ふっ、そうだね 水の守護者 カイト 元々違う意見を持っていたのに最終的には同じ答えに行き着く… カノン これは、人間という種の特徴…?異なる考えを持ちながら協力し合える秘訣なのかしら カノン ん? いきなりどうしたんだよそれに、どこか他人目線というかカノンだって人間だろ? 火の守護者 グレン 私は今まで誰かに従うだけだったから…… カノン 意見をぶつけてなお、共感し合う機会なんてなかったの カノン へえ、なら今後はそういう機会もあるかもな 火の守護者 グレン あ、ありがとう……早く機会が来るようみんなから学ばせてもらうのだわ カノン 別に無理する必要もねえが…… 火の守護者 グレン ふ、もし参考にするのであればグレンはお勧めしないよ 水の守護者 カイト もっと常識を弁えた人間を参考にした方がいいだろうね 水の守護者 カイト うぉい!それ、どういう意味だよ! 火の守護者 グレン そのままの意味だが? 水の守護者 カイト なんだと~~!! 火の守護者 グレン また言い争いが始まったのだわ…… カノン 【プレイヤー】言い争いじゃなくてじゃれ合ってるだけ? カノン つまり二人は仲良し、ということかしら私にはやっぱり難しいのだわ…… カノン 敗北時 しゃあっ! 見たか!俺のアツい想いを!! 火の守護者 グレン ……え? カイトとの勝負の後で頭を切り替えられなかったって? 火の守護者 グレン ふむ、私とグレンとの連戦は確かにきつかっただろう 水の守護者 カイト 一回ずつのつもりだったが、私も正確なデータを取りたい悪いが、やり直してくれ 水の守護者 カイト 俺は何回でもOKだぜ!行くぞ、【プレイヤー】! 火の守護者 グレン PREV:喧嘩するほど仲が良い 中編 NEXT:グレンの優しさ 前編
https://w.atwiki.jp/yukiyuna/pages/350.html
「乃木若葉は勇者である」登場キャラクターについて考察するページ。 乃木若葉乃木園子および乃木家との関係 若葉=神樹説 上里ひなた 高嶋友奈結城友奈との関係 郡千景 土居球子 伊予島杏 各キャラクターの花乃木若葉 郡千景 乃木若葉 乃木園子および乃木家との関係 「西暦の時代、最初に神樹と接触したのが、大赦の人達」 『結城友奈は勇者である』 10話 先祖など、何かしらの関係あり? 乃木園子の勇者適正は血筋による影響?(勇者適正がどのように決まるかは不明) 乃木家は名家であり大赦内の発言力も大きいことから、若葉の功績によって今の地位を築いた? 若葉=神樹説 上里ひなた 高嶋友奈 結城友奈との関係 現時点では不明。下の名前が同じ両者だが、血縁もしくは転生だろうか? 郡千景 土居球子 伊予島杏 各キャラクターの花 乃木若葉 32 :名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/06/27(土) 16 24 22.35 ID MgntAiAz0 > 28 これ何の花?花に詳しいひと教えて! 37 名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止 sage 2015/06/27(土) 16 26 40.02 ID HfLjZDB60 > 32 桔梗じゃないかな 47 :名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/06/27(土) 16 37 27.41 ID Ku1RgXRi0 桔梗って明智光秀の花だし誰か裏切るかキンカ頭になりそう 51 :名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/06/27(土) 16 42 45.90 ID rsGL4zVW0 「永遠の愛」「誠実」には、実は心が切なくなるような逸話があるようです。 桔梗が恋人の為に一生涯、ただただ待ち続けた若い女性の象徴であったという物語に由来します。 やべえ…鬱エンド確定じゃん… 563 :名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/06/30(火) 00 45 04.84 ID hsriUZXz0 桔梗のつぼみがロゴにあるのはまだ開花してないってことなんだろう 郡千景 彼岸花(『結城友奈は勇者である』友奈単独活動報告 in ワンダーフェスティバル2015[夏])より。 Wikipedia - ヒガンバナ 花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」。 「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。 第三話『開花』より 乃木若葉:桔梗 高嶋友奈:山桜 郡 千景:彼岸花 土居球子:姫百合 伊予島杏:紫羅欄花(ストック)
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/3487.html
《ケンカするほど》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト2/緑 [メイン/両方] 自分のキャラ2枚を指定する。その後、その中からキャラ1枚を休息状態にする。その場合、指定した全てのキャラは、ターン終了時まで+30/+30を得る。 ゆるゆりで登場した緑色のイベントカード。 自分キャラ2枚を指定し、その中からキャラ1枚を休息状態にすることで、指定したキャラのAP・DPを30上昇させる効果を持つ。 コスト0で自分キャラ2枚を大幅に強化できる。 ただし片方は休息状態になってしまうため、そのままでは1枚しか恩恵を受けられない。 《古谷 向日葵(049)》など、自力で活動状態に戻れるカードと組み合わせたい。 カードイラストはOP「ゆりゆららららゆるゆり大事件」のワンシーン。 収録 ゆるゆり 01-106 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/425.html
反吐がでるほど青い空 ◆wIUGXCKSj6 人間は誰かを守る時、その愛情を知る。 人間は誰かを守れなかった時、その悲しみを覚える。 失った者も手に入れた者も、その感情は束となって繊維と化す。 やがて一枚の布となるその繊維――培った感情と経験は何者にも負けない力となる。 蟇郡が踏み込むと同時に纏は肩に担いだ傘を気だるく下ろし、迫る巨漢に対応すべく払いの構えを取る。 風を斬るように振るわれた傘と空気さえも砕いてしまえそうな拳が衝突し、彼らの周囲が震え上がる。 だが当の本人達はどれ程の衝撃が生まれようと、我関せずと謂わんばかりに一切の興味を示していなかった。 「随分と軽い拳だなあ蟇郡、テメェの図体は見せモンか?」 「貴様の一撃の方が軽いぞ纏……それでも貴様は纏流子かッ!!」 挑発に囚われず蟇郡は拳に力を送り込むと、拮抗していようがそれを覆すように強引に殴り抜ける。 傘の上を滑るように纏流子へ迫るも、彼女は後方へ跳ぶことによってこの一撃を回避。 「……ひゅー、怒りのゲージが振り切れてんのかよ」 獲物を失った蟇郡の拳は数秒前まで纏流子が立っていた地点を破壊していた。 振り下ろされた衝撃は大地に溝をつくり、何者をも砕く強い意思を開示しているようだった。 さて。と、呟いた生命繊維の怪物は肩を回しながら一呼吸。 うぜえ。うぜえ。うぜえ。 目の前に立つ邪魔な壁を殺すべく、大地を蹴り飛ばすように駈け出した。 風よりも速く弾丸のように突っ走ると、蟇郡を射程に収めた所で傘を振り上げる。 「ぶった斬れろォッ!!」 両腕で振り下ろした一撃は豪快な音を響かせ蟇郡の腕に阻まれる。 「この蟇郡苛――その程度の一撃で沈む程軟弱では無いッ! 伊織が作り上げた三ツ星極制服、侮るで無いッ!!」 顔の前に突き出された腕は纏流子の一撃を受け止めていながら、傷は無い。 それどころかあの生命繊維に正面から立ち向かっており、両者は硬直状態に陥っていることになった。 纏流子は知らない。 極制服が更なる進化を遂げ世界を守るために、未来の己と同じ道を歩んだことを。 「ド変態な服じゃねえと思ったが、それも極制服か……生命繊維に劣るゴミ屑かァ!!」 知ったこっちゃねえ。 纏流子は瞬発的に腕へ力を込めると、重なりあった傘と蟇郡の拳を起点に己の身体を空へ跳ばす。 傘を刀に見立て、取る体勢は全てを貫く突きの構え。 落下する現象を含め、力の上乗せで蟇郡の極制服を貫かんと急降下を開始する。 「甘いッ! 迎撃で貴様を終わらせるぞ!」 対する男は当方に迎撃の用意――腰を下ろし拳を突き出す体勢に移り纏流子を迎え撃つ。 生命繊維を纏った女だろうが、今の男は強い。いや、女が揺らいでいるのか。 極制服と云えど侮ることなかれ。この男、ちょっとやそっとじゃ崩れ落ちない生きた盾である。 「どっちが――甘いか解らねえなあ、おいぃ?」 太陽輝く昼夜の激闘であるが、蟇郡の視界が眩み、標的を見失ってしまう。 正体は傘だ。纏流子は斬るための武器では無く視界を閉ざすための目眩ましと使用。 己は逸早く大地に着地するとガラ空きの――蟇郡の腹へ豪快な蹴りをかます。 「グッ!?」 ヤクザキック。 直立状態から繰り出された蹴りは敵の腹を捉えると、重たいを音を響かせる。 身体を折り曲げた蟇郡。一瞬ではあるが戦場で止まってしまえばそれは格好の的となる。 「お前本当に弱くなったんじゃねえか? 解散総選挙で戦った時の方が何倍も強かったんじゃ! ねえかァ!!」 顎を豪快に撃ち抜く拳は天に轟く一撃だ。 正面から喰らえば意識を失うなど当たり前、それだけで勝負が終結してしまう。 「嬉しいだろ、感じまくって声も出ねえか?」 生命繊維を纏った怪物の一撃だ。身体を鍛えた猛者とてその拳に沈むだろう。 だが、この男は。沈まない。 「ぬ……ッ、フンッッ!!」 纏流子の一撃を耐え抜いた蟇郡は拳を組むと大槌のように振り下ろす。 轟と音と共に大気を震わせた一撃。喰らえばひとたまりもないだろう。 しかし纏流子は油断していた。完全に顎を撃ち抜いたと思い込んでいた彼女は動けない。 咄嗟の出来事に身体が反応せず、覚悟を持った男の攻撃を受けるしか選択は無かった。 苦し紛れに両腕を交差させ即席の防御態勢に移るも、槌は全てを粉砕する怒りの鉄砕だ。 哀れ。 女であろうと悪の道を歩むなら。昔の仲間であれど牙を剥くならば。 人間を殺す外道とならば。この蟇郡苛、容赦はせん。 足元に倒れる纏流子に対し蟇郡は手を差し伸ばすことをせずに声を飛ばす。 「纏流子。貴様が何故純潔を着ているかは聞かないでおこう。 俺はこの会場で学んだことがあった。だから、それは聞かないでおこう」 蟇郡の知る纏流子は鬼龍院羅暁によって洗脳され世界を包み込むための尖兵になっていた。 それを開放するべく、世界を終わらせないために鬼龍院皐月や満艦飾マコ、蟇郡苛は戦った。 死闘の果てに。纏流子を救った彼らは最終決戦のために本能字学園を取り戻すために――これが彼の知る世界の理である。 衛宮切嗣や折原臨也の邂逅を得て彼はワケの解らない真理を一つ知る。 世界は一つの布で覆われている訳では無い。自分が住んでいる世界の他にも世界が存在すること。 映画の中でしか有り得ない現象が現実問題として自分に降りかかっていた。 折原臨也との会話の中にタイムマシーンの単語も飛び出していた。 仮に時空を超越する機械が存在しているならば、どんな状況でも受け入れるしかあるまい。 この纏流子は蟇郡の知る彼女であることに違いない。けれど、同じ時間軸の存在では無い。 「しかああああああしッ!!」 腕を組み、修羅の如き形相で叫ぶ。 溢れ出る闘気は仁王立ちによく似合う。呼応するように大気が震え上がるのだ。 「人を殺すとは何事だ……そんなこと、許されるわけも! していい道理も無いッ!!」 神衣純潔に身体を囚われていようと。 世界の敵に洗脳されていようと。 大切な人間が殺されていようと。 如何なる理由を連ね、己の境遇を嘆き、悲劇の色で着色したとしても。 「目を覚ませなど言わん。俺の手で終わらせることが――死者と生者への手向けとなる」 今の纏流子を満艦飾マコが知ったらどんな反応を示すか。 鬼龍院皐月が再び過去に囚われた妹を見たらどんな反応を示すか。 差異や個々が抱く感情は本人しか解らず、蟇郡に真意を汲むことは難しいだろう。 しかし。 一つだけ。たった一つだけ。これだけは、理解出来ると己の心が叫ぶ。 彼女達を悲しませたくない。 纏流子を開放するとしたら。 あの時と全てが同じなら。彼女の心が囚われているならば。 満艦飾マコが居ない世界で――纏流子が元に戻る確証は無い。 纏流子を純潔から開放した戦いは、人類が生き残るために全てを捧げた総力戦であった。 装備も整わないまま纏流子の襲撃を受けた蟇郡達は鬼龍院皐月を中心に怪物を迎撃。 即席の人衣一体を果たし身体に無茶で訳の解らない負担を掛けた鬼龍院皐月と鮮血。 言葉が通じ合わない壁があるにも関わらず、纏流子にも引けをとらない戦闘を――継続出来る訳が無かった。 殴られ、蹴られの応酬を見せつけられた蟇郡を始めとする四天王一同は作戦のために動き出す。 やっとの思いで生命繊維からの開放を試みるも、作戦は失敗してしまった。 状況を打開する決定的な要因が満艦飾マコと鮮血であった。 鬼龍院皐月が斬り開いた道という名の隙間に。 満艦飾マコと鮮血を捻子込み精神世界で、纏流子を説得させる常識無視の荒業。 その中で何が繰り広げられるかは知らないが、纏流子は純潔を引き剥がした。 だが、その状況を此処でもう一度、再現出来るだろうか。 無理に決まっている。 鍵も頭数も戦力も。 何もかもがあの時とは違う。そして何よりも。 「折原臨也は貴様に殺される人間では無かった……少なくともこんな所で生命を落とす人間では、な」 目の前で仲間が殺されて。 許せる程、蟇郡は聖人ではない。 一人の人間として。持ち合わせている感情がある。 「……せぇ…………るせぇな」 む。と。眉をピクリと動かした蟇郡は倒れている纏流子が立ち上がる姿を見る。 開いた傘を閉じ、杖代わりに己の体重を掛けながら膝を起こし血反吐を吐く。 「お前も鬼龍院皐月と同じで、どいつもこいつも高いところから偉そうに垂れやがってよォ……」 流石に蟇郡の一撃が効いたのか辛そうな面立ちで睨んでいる。 しかし戦闘不能や致命傷、瀕死といった状態までは追い込まれていないらしく、戦闘に支障は無い。 傘を肩に担ぐと、尖らせた口が開き言葉が流れ始める。 「誰が誰を終わらせるって蟇郡ぃ? テメェ、忘れたか。 お前は一度もあたしに勝ったことが無いだろう……あぁ?」 「ふん。貴様とて他人を見下しているじゃないか。俺が以前の俺と同じに見えるか纏流子」 「服は変わったなあ……それと」 睨むように。 口角を上げ、一呼吸置いた後に憎たらしい表情で敵の心を煽る。 「今のお前じゃ鬼龍院皐月とも合流出来てなさそうだしなあ……折原臨也? さっきの男も守れてねえし。 主人のケツを追っかけることも出来なきゃ、仲間の生命も守れない……やっぱお前、弱くなってんじゃ――おいおい、怒るなって」 言葉を最期まで言い切る前に、怒りの鉄拳が紡ぎを断ち切った。 迫る拳を小さい動作で躱し、お返しの一撃をぶっ込むべく傘を振ろうとする纏流子だが、これも拳に阻まれる。 吹き荒れる拳の嵐を回避し、回避し、回避し……回避し続ける。 「当たらなくちゃ意味無えよなあ?」 薙ぎ払うようなラリアットが迫ればその場で屈むことにより回避する。 直進的なストレートならば身体を横へ移動させることで回避する。 接触の危険性があれば流すように攻撃を捌き回避する。 「だからお前はさっきの男の時と同じで……誰も守れずに、全部が遅えんだよ!!」 右ストレートを上から拳で叩き付け蟇郡の体勢を崩し、前のめりにさせる。 足が揺らいだ隙を狙い、姿勢を低くし懐へ入り込むと豪快に傘を振るい腹に攻撃を決める。 場外へ白球を運ぶが如きスイングは巨躯である蟇郡の身体を宙へ浮かせた。 舞う男を彩る黒赤は流れる血、漏れる血、吹き荒れる鮮血。 声にならない叫びを上げながら蟇郡は大地へと落下し、今度は纏流子が彼を見下す構図となった。 三ツ星極制服最終形態と云えど、生命繊維の化身である纏流子の戦闘力は桁が違う。 「無様に寝転びやがってよ……ったく」 近付きながら塵を見るような視線で蟇郡を見下す纏流子は荒れている。 彼女の中で何かが崩れているから。過去にはあって今にはない大切だったものが、崩れているから。 「守る守る守る……なぁ、蟇郡。誰が誰を守るだって?」 唾を吐き捨て、怒り混じりに言葉を投げる。 「放送聞いてりゃ解かんだろ、守れて無えじゃんかよ」 殺し合いが始まってから死者は絶え間なく出ている。 そして彼女はその手を黒い鮮血で染め上げてもいる。 「さっきの金髪野郎に今度会ったら守り方を教えるって……笑わせんじゃねえよ」 気付けば蟇郡が足元に来る所まで接近していた。 傘を振り上げ、一つの生命を殺そうと、それを振り下ろす。 守るべき存在。 それは嘗て纏流子にも存在していた。 けれど、消えてしまった。 遅い。 けれど、彼女が悪い訳ではない。 それは仕方のない話でもある。 だけど。 納得出来るだろうか。それもまだ成人にも満たない少女に。 言葉では表現出来ない。 笑顔を振り撒く存在で、明るさだけなら超弩級の少女だった。 悲しんでいる者を自然と笑顔にさせるような、太陽。 表すならば太陽のような存在だった少女はもういない。 とても強い少女だった。 そのくせ、涙も見せる時だってある。等身大の少女だった。 どんな時でも自分の味方で居てくれたのも、少女だった。 だけど。 「マコは死んだ――ッ! 誰が誰を守るんだよ……守れるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」 斬り裂いてやる。 振り下ろした傘は、今までのしがらみを断ち切る意味も込める。 本当に戻れなくなる。 知り合いを殺せば、もう。 あの頃には絶対に戻れ「ああ……満艦飾は死んだ」なくなるが、一撃は防がれた。 腕に装備された布で一撃を殺した蟇郡は、己の身体に鞭を打ち立ち上がらせる。 数分前に腹に貰った斬撃は鈍い衝撃を伴い彼の身体に大いな影響を与えてしまった。 紅く染まり、血も流れている。誰がどう見ても致命傷である。 「満艦飾が死んだのは事実だ。それは覆せん。俺が弱かったのも、事実だ」 「そうだよ……マコは死んだ。もう、遅えんだよ」 「遅いか……ならば一生嘆くのか、纏」 「ア?」 「涙を流すこともある。それは俺とて一緒だ。 だが……何時までも嘆いてその場で腐ることが満艦飾の望むことだと思うか?」 「何が言いたいんだよ、テメェ」 「……そうか。今の貴様にはこんなことも解らんのか」 解ってはいたが、変わっていた。 もう目の前に居る存在は知っている纏流子では無い。 嘗て純潔を纏っていた時でも、一つだけ彼女らしいことが残っていた。 鬼龍院羅暁の力になろうと、人類に牙を見せようと。 それでも。 人間を殺したことは無かった。 その枷が外された今――目の前の女は人間に対する、全ての参加者にとっての敵。 「何故! 己を奮い立たせないッ! 燻っていれば満艦飾が蘇るのか? 否、断じて否ッ!! 貴様は生きているのだろう纏流子ォ! ならば前を向け! 満艦飾はそれすら出来ない……抗うことさせ出来んのだぞ! 生きている俺達が! この手を汚すことで何が解決すると言うのだ!」 終わらせるのがせめてもの、知っている人間としての優しさ。 「前を向いてりゃ……戻んのかよ」 「ぬ?」 聞こえた声は小さくて、どこか弱さを感じさせる程度には細い。 「マコがまたあたしの前で」 「馬鹿やって」 「意味解かん無えことやって」 「ワケの解ら無えことやってよぉ」 「戻るワケが無えよなぁ……なぁ、蟇郡。あたしは今、最高にブチ切れてんだよ解るよな? 知ってのとおり……折原臨也? の時みたいに人だって殺してる……次は誰だと思う」 「とても同じ道を歩んだ女とは思えん。 何が貴様をそうまでさせたかは聞かん。被害が広がる前に――終わらせる!」 首から上を吹き飛ばすために放たれた蹴りとそれを迎え撃つ拳。 何度目になるか解らない衝突によって、最初から決まってはいたが、道が別れた。 もう戻れない。いや、戻る気も無いのだ。 戻った所であの時間は二度と、流れない。過ごせない。体験出来ない。 「お前も殺して! 鬼龍院皐月も殺してやるよ! ああそうだ! 全員、ぶっ殺せばよォ!!」 「そうはさせるか! 貴様の軟弱な手で皐月様に触れられると思うなよ纏!」 纏流子はその場で回転し蟇郡の胴体を狙うべく傘を一閃する。 しかし蟇郡は人類の英知であり、最期の希望である三ツ星極制服で覆われた腕でそれを防ぐ。 「軟弱だぁ? あたしに勝てねえ奴が何ほざいてんだよ」 「誇りも信念も持たない一撃など紙切れ同然ッ! 皐月様のお手を煩わせるまでもなくこの俺が相手で充分だ!」 一歩踏み込み、蟇郡の懐へ潜り込むとその場で跳び、頭突きを顎へ喰らわせる。 脳に走る衝撃。倒れそうになるも踏み留まり、纏流子の身体に拳を叩き込む。 「がぁ……テメェをさっさと殺して皐月も殺してやるよ……あああああああああああああああああ」 傘は腹を貫く槍となる。 その一撃を左腕で防ぐと、蟇郡の右腕が纏流子に迫る。 「それは叶わん! 一つに俺は貴様に負けない。この生命はもう俺だけのものではないからな。そして――」 纏流子は傘を引っ込めると、再度、目の前の敵を殺さんと突きを放つ。 対する蟇郡は己の右腕に炎を纏わせ。限界の一撃を叩き込まんと拳を振り下ろす。 「皐月様が! 今の貴様に負ける訳無かろうがあああああああああああああああああ!!」 「この勝負、テメェが敗者で勝者はあたしだ」 鮮血は飛び交わない。 聞こえるのは燃え盛る紅蓮の炎のみ。 纏流子が繰り出した突きは蟇郡の顔、その面積左半分を貫いていた。 傘は突き刺さったままであり、腕を離した流子は纏流子は勝利を確信し、嘲笑っている。 「テメェの生命も守れない奴が……守るって言っても説得力が無いんだよ」 聞こえているかは解らない。 けれど、自然と口が動いてしまう。 何か動きを示さないと落ち着かないのだ。 「じゃあな蟇郡。あの世で仲良くやってろ……会えたらな」 そしてその場を去る。 死体に語りかける趣味など持ち合わせていない。 渦巻く感情に縛られながら、彼女なりに前を見続ける。 神衣純潔が無かったら。着ていなかったら。 どんな未来を手繰り寄せることが出来たのだろうか。そんなことを考える思考回路を持ち合わせていない。 「誰があの世に行く……誰がだ」 風が吹いた錯覚に陥る。 信じられないと謂わんばかりに振り返ると、あの男が生きていた。 「たかが顔の半分を貫かれた程度で俺が死ぬと思ったのか?」 「はは……あははははははははは! そうだった……そうだった! テメェらはワケの解かんねえ連中だったな悪い悪い」 腹を抱えて嗤う纏流子は何処か嬉しそうだった。 更なる闘争か、予想を越えて来た生命力に対して、生存に純粋な心で喜んでいるのか。 真意は本人にしか解らないが、立っているならばやることは一つしか無い。 「黙って倒れていれば死なずに済んだのに馬鹿だよ、本当にお前らば――あ」 影。 視界が黒く染まる。 正体は蟇郡、嘲笑っている間に接近されていたのだ。 慢心か。それとも身体が止めを拒んだのか。 何にせよ。 蟇郡の一撃が纏流子の腹を捉えた。 紅蓮の炎は衝撃と共に消えた。 纏流子の身体に響いた一撃は生命繊維と云えど骨の数本は破壊しただろう。 腹を抑え鮮血を吐く女と、悲しげな瞳を持つ男。 この先の結末はただ一つ。戦いの果てだ、生きるか死ぬかの二択である。 何も思わない。そんなのは嘘だ。 けれど。此処で、今、殺さなければ。 誰のためにもならない。 そして。死ぬことこそが纏流子にとっての救いでもある。 「俺達もいずれは追い付く。あの時と変わらない笑顔を見せてくれ。あいつの涙はお前が拭け――むッ!!」 苦しむ纏流子に救済(止め)を刺さんと、鬼を身体に宿らせる蟇郡。 しかし彼の瞳に映る光景は、その拳を止めるに充分な現象が起きていた。 (神衣純潔が綻びを――引き剥がすことも可能か!?) 神衣純潔と云えど、幾ら生命繊維と云えどこれまでに繰り返された激戦は無視出来ない。 結果として蟇郡の拳が僅かな綻びを作ることに成功したが、それは彼だけの力ではなく、これまで積み重なった結果である。 誰一人して纏流子を開放すべく交戦したワケでは無いが――たった一つの淡い希望が灯った。 「俺に出来るかは解らんが貴様から純潔を引き剥がしてやる!」 鬼龍院皐月も、鮮血も、満艦飾マコも居ない。 ヌーディスト・ビーチの面々も居なければ、隣に立つ四天王も居ない。 自分では役不足かもしれない。だが、賭ける価値はあると判断した男は止まらない。 彼が目指すはただ一つ。 神衣純潔を纏流子から引き剥がし元の状態に戻すこと。 無理やり剥がせば生命の危険がある。そんなことは解っている。 それは纏流子の生命力に、底力に、ワケの解らない力に頼るしかない。 最も心配するべきは蟇郡自身の生命である。 極制服に覆われていない腹には横一文字の傷が刻まれており、血が流れ続けている。 戦闘の中で多数の打撃を浴び、一度は大地に倒れ伏していた。 そして――顔には未だに傘が突き刺さった状態であり、幾ら本能字学園四天王が一人の男だとしても――それでも彼は止まらない。 綻びの箇所――纏流子の胸に相当する場所に腕を差し込み、両の足は大地に突き刺す勢いで固定する。 傍から見れば変態の所業だが、やっていることは一世一代の大勝負だ。 彼らを知っている人間ならば誰も茶化すことはないだろう。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 渾身の力を込めようと、純潔は引き剥がせない。 まるで糸で縫われているように頑丈で、纏流子と一心同体になっているようであった。 人衣一体。 まさに文字通り。だが、怯むわけにはいかない。 「これでええええええええええ引き剥がれろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――――――ぬ」 引き剥がすことだけを考えていた男は目の前の神衣純潔にしか視界を定めていなかった。 これさえ無くせば。この忌々しい生命繊維を引き剥がせば。 満艦飾マコが求めたあの纏流子が帰ってくると信じていたのだ。 それは無茶な希望論では無く、本気で彼女を開放しようとしていた。 現に一度、彼女が己の力で神衣純潔を引き剥がした光景を蟇郡は目撃しているのだ。 今回に限りそれは不可能。なんてことはあり得ない。 道理を蹴っ飛ばして無理を押し通す。 蟇郡がやろうとしていることは――不可能ではない。 しかし無理を押し通すからにはそれなりの代償が必要となる。 例えば、だ。 神衣純潔を引き剥がそうとしているが、纏流子は気絶している訳では無い。 意識は存在しており、勿論、行動することも可能である。 つまり、だ。 「テメェの心臓――これで潰したぜ」 嘗て大阪で纏流子と鬼龍院皐月の姉妹は激闘を繰り広げた。 その結末は妹が目潰しを活用し姉を追い詰め、姉は神衣純潔の肩をドリルのように伸ばし纏流子の喉元に突き付けた。 今、纏流子が着ているのは神衣純潔である。 「が……ぐ、纏……貴様……ぁ」 右肩から伸びた絶望の螺旋が蟇郡の心臓を貫いていた。 「いきなり他人の服に手を突っ込んだと思えば……テメェは馬鹿だなぁ蟇郡。 鬼龍院皐月と一緒だ。テメェ自身は絶対だと思い込んで勝手に他者を決め付けて痛い目を見る……あぁ、情けないねえ」 神衣純潔の螺旋を引き戻した纏流子は嘲笑いと共に目の前の男とその光を愚弄する。 絶対的な力を持っていても使い手が可怪しければ、真の力は発揮出来ない。 蟇郡があのまま止めを刺していれば幾ら生命繊維の怪物と云えど本気で死んでいたかもしれない。 だが、彼は手を差し伸ばした。それが運命の別れ道だ。 殺す覚悟はあった。 最初から殺すつもりで戦っていた。 慢心など無かった。ただ、一筋の希望に全てを捧げただけだ。 「………………俺が死んでも、俺は死なん」 顔、腹、心臓。 三箇所から血を流し続ける蟇郡は死んでいても不思議では無い。 だが、その瞳は死んでおらず、今も口を動かす脅威の生命力を見せ付けている。 「はぁ? 日本語で話せよ」 「皐月様が……仲間達が、俺が死んでもその志が死んだことにはならん」 「テメェが死ねばよ。それで人生は終わりじゃねえか」 「ふ……そうかもな。俺の人生はこれで終わるが、後悔など無い人生だったよ」 「聞いてねえよ」 「皐月様に出会えたことで俺の人生は実りのある人生だった。 猿投山、蛇崩、犬牟田……同じ四天王の仲間に出会えたこともだ。 本能字学園に通う生徒全てが俺達の財産であり、思い出だった。違うか」 「勝手に語ってんじゃねえ」 「この会場に来てからも俺が出会った仲間達は……そうだ、俺の人生は無駄なんかじゃ無かった」 「だから勝手に語ってんじゃねえ……! さっきまで勢いはどうしたんだよ。急に脈絡も無く語り始めやがって……何なんだよテメェは!」 勝者は纏流子であり敗者は蟇郡だ。 傷は両者喰らっているも差は歴然であり、蟇郡は今にも死にそうである。 だが、生に満ち溢れているのは何故か後者である男だった。 絶え間なく血は流れ続け、顔の半分が潰れている。 けれど、瞳は暖かく、とてもこれから死ぬ人間とは思えない。 彼の口から溢れる言葉は不満や罵倒では無く、思い出や感謝の念が込められている。 理解出来ない。この男が理解出来ない。 自分の中で渦巻く感情に処理が追い付かず、纏流子の身体中に不快感が駆け巡る。 「この蟇郡苛、己の生き様に後悔することなど何もない」 仁王立ち。 その修羅が生命を落とした。 誰にも看取られない最期ではあるが、何故か。何故か、説明は出来ないが。 背中や隣に寄り添う仲間達の幻想が纏流子の視界に映った――そんな感覚に陥っていた。 「んだよ……テメェの生命はこんな所で終わる程軽くてチンケなモンなのかよ……おい、おいおいおいおいおいおい」 苛立ちが止まらない。 勝ったのは纏流子である。だが、何だこの不快感は。 爽快感を求めて戦いを広げる狂信者では無い。けれど、なんだこの感情は。 「結局どいつもこいつも――あたしから離れてもう会えない所にまで行っちまう」 失ってから初めて気付くこともある。 失うことを経験しなければ得られないこともある。 だが、失うことを前提で考えるほど、人生を謳歌していない。 「あぁ」 空を見上げる。 太陽は変わらず輝き続いている。 けれど、失ったあの頃(輝き)はもう、戻らない。 「反吐がでるほど青い空だな」 【蟇郡苛@キルラキル 死亡】 【G-4/南部/一日目・昼】 【纏流子@キルラキル】 [状態]:全身にダメージ(大)疲労(大) 精神的疲労(極大)数本骨折、説明出来ない感情 [服装]:神衣純潔@キルラキル(僅かな綻びあり) [装備]: [道具]:腕輪と白カード、赤カード(19/20)、青カード(19/20) 、黒カード1枚(武器とは判断できない) 黒カード:不明支給品1枚(回収品)、生命繊維の糸束@キルラキル、遠見の水晶球@Fate/Zero、花京院典明の不明支給品1~2枚 [思考・行動] 基本方針:全員殺して優勝する。最後には繭も殺す 0:この場所から離れる。 1:次に出会った時、皐月と鮮血、セイバーは必ず殺す。 2:神威を一時的な協力者として利用する……が、今は会いたくない。 3:消える奴(ヴァニラ)は手の出しようがないので一旦放置。だが、次に会ったら絶対殺す。 [備考] ※少なくとも、鮮血を着用した皐月と決闘する前からの参戦です。 ※DIOおよび各スタンド使いに関する最低限の情報を入手しました。 ※満艦飾マコと自分に関する記憶が完全に戻りました。 時系列順で読む Back キルラララ!! わるいひとにであった Next Not yet(前編) 投下順で読む Back キルラララ!! わるいひとにであった Next Not yet(前編) 144 キルラララ!! わるいひとにであった 纏流子 149 killy killy MONSTER 144 キルラララ!! わるいひとにであった 蟇郡苛 GAME OVER