約 66,511 件
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/357.html
草むらが揺れていたので足音を消して忍び寄ると、タブンネが座ってオボンの実を食っていた。 わき目もふらずクチャクチャと音をたてて夢中になっているせいか、こちらにはまったく気づいていない。タブンネは聴覚が優れているはずなのだが……まあいい。 5mくらいまで近づくと、耳をピクリと動かして振り向いた。逃げられるかと思ったが、タブンネは脇に置いてあったオボンの実を抱き寄せて ミィィィ! と威嚇するだけで立とうともしない。 しばらく睨みあった後、タブンネはまたオボンをかじり始めた。舐めくさりやがって。ちょうどいい、立場を分からせてやる。 鞄から常備している灯油を取りだし、おもむろにタブンネの尻尾にかける。 ミヒッ! と驚くが、すぐに態度を変えた。 ミッミッ! 怒った鳴き声で尻尾を地面に擦り付けている。臭いが気にくわないらしく鼻をひくつかせている。 意識が灯油に集中しているのを確認し、後ろに回り込んで尻尾に火を点けた。 ミャァァァ! 突然の熱に混乱しているようだ。くるくると同じ場所を走っている。さらに体に灯油をかけると、タブンネはモエルネに進化した。 ようやく地面を転げ回るがもう遅い。火が消えることはなく、タブンネは動かなくなった。 カメールのみずでっぽうで消火する。驚いたことに、タブンネはまだ生きていた。 ミィィ……黒焦げの手を必死に伸ばして俺に助けを求めている。いいだろう、助けてやるよ。ボロボロのタブンネをモンスターボールに入れて帰宅した。 さて、明日からこいつをどう苦しめてやろうか。
https://w.atwiki.jp/ratewatch/pages/108.html
新シャア板ではモリーゾ。トレーディングカード板ではヴァンキチ、またはスミスという名前で呼ばれる悪質なネット荒らしがいます。 モリーゾについて詳しくはこちら そのモリーゾはこの数ヶ月間糸甲が行方不明なのをいいことに、ツイッターなどでラテ正宗など糸甲の名前を騙り自分の荒らし行為を糸甲に擦り付けていました。 モリーゾの作った偽の糸甲アカウントhttp //twitter.com/#!/dragonickloberl (現在はアカウント名を変えています) これらのアカウントを使ってモリーゾは他のユーザーへの粘着などを繰り返していました。 そして、ついに長い間行方不明だった糸甲が動き出したのです。 ラテ政宗 dark_devildeath ラテ政宗 @dragonickloberl 明日までに名前を訂正しろ しなければ警察に被害届を出す これは脅しとかじゃなくてまじだから 21時間前 ラテ政宗 dark_devildeath ラテ政宗 @dragonickloberl 早く名前を訂正しろ プロフィールを訂正しろ 21時間前 ラテ政宗 dark_devildeath ラテ政宗 @dragonickloberl 俺の名前を騙った所で種の評価があがるわけでもXの人気が上がるわけでもないからな 損なことをしても無駄ふぁ 21時間前 ラテ政宗 dark_devildeath ラテ政宗 @dragonickloberl プロフィールまで真似してんじゃねぇよカスが 俺に文句があるなら直接言いやがれってんだ 21時間前 ラテ政宗 dark_devildeath ラテ政宗 @dragonickloberl 人の名前騙るなクズ種アンチ 人の名前を使わなければ何も出来ない臆病者め 21時間前 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/crash178/pages/219.html
Bush Series - 8/13 第22戦 Detroit Gasket 200(ミシガン) 練習走行中 [初] Part21(550) C.アリソン(Clifford L. Allison) C.アリソンが、T3-4間で外壁に正面から衝突。 彼はこの事故で頭蓋骨を骨折し、病院への搬送中に死亡が確認された。 クリフォード(クリフ)の兄・デビー(Davey Allison) も、NASCARの有名なドライバーであったが、1993年7月12日にテスト走行観戦の為にヘリコプターでタラデガへ向かう際に事故を起こし、翌日13日の朝に亡くなっている。 なお、元F1ドライバーの クリフォード・アリソン(Wikipedia・英語) とは別人。 参考・関連リンク Cliff Allison (Motorsport Memorial) www.DaverAllison.net(外部リンク・英語) Sportsman Series - 5/16 Charlotte(Lowe s Motor Speedway) [初] Part39(913) Gary Batson、Neal Connell *** 死亡事故 *** 前方で2台のマシンが接触。これを避けようとした後方グループの中で、2台のマシンがT4で衝突し、マシンを激しく壁に擦りつけられる形になった Batson のマシンは突然炎上。 ドライバーはレスキュー隊に救出され病院に搬送されたが、重度の火傷により事故から15時間後に亡くなった。 1992 Gary Batson Fatal Crash at Charlotte (YouTube) 1992 Gary Batson Fatal Crash at Charlotte (New Angles) (YouTube) … 07/11 追加
https://w.atwiki.jp/openj3/pages/642.html
黒歴史をまとめるな闇に葬り去れ -- (名無しさん) 2024-08-07 21 45 03 これが伝説の始まり -- (名無しさん) 2024-08-08 23 17 53 おんjには萌えが受け入れられる余地があったのね… -- (名無しさん) 2024-08-09 20 14 48 正直声優がク○キー声優って時点で詰んでた。女子中学生が自殺したコンテンツだからな。触れたら終わり。 -- (名無しさん) 2024-08-10 09 26 13 おんJ発の架空のVTuberも誕生するのもそう遠くはない? -- (名無しさん) 2024-08-12 18 56 03 要らないやろこの項目 -- (名無しさん) 2024-08-12 22 03 46 ロゼアンもくっそきっしょいから逆転してほしいわ -- (名無しさん) 2024-08-15 01 32 28 上に貼られてる2曲でデビューしたんちゃうの? -- (名無しさん) 2024-08-18 13 40 11 草 -- (おーぷぬ) 2024-08-21 17 24 44 何故人気にさせようと思ったのか -- (名無しさん) 2024-08-21 22 43 12 代表曲どっちもロゼ使ってないの草 -- (名無しさん) 2024-08-24 14 42 27 定期アンチスレ立ててるやつって反転アンチか -- (名無しさん) 2024-08-29 05 33 52 副主の暴動についてもまとめなさい😡 -- (名無しさん) 2024-09-02 22 43 58 永遠に擦り続けろ -- (名無しさん) 2024-09-04 15 41 57 ロゼもてまこも全買騒動よりはずっとマシ -- (名無しさん) 2024-09-05 18 40 15 おんJらしさが詰まっててすき -- (名無しさん) 2024-09-13 11 47 01 見返してやるからな -- (4代目イッチ) 2024-09-13 23 00 18 これ https //hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1721142070/169 -- (名無しさん) 2024-09-16 04 15 54 新曲出来てるやん -- (あつこま) 2024-09-22 19 27 33
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/528.html
ローデビル 189 名前: 名無したちの午後 投稿日: 01/11/07 22 17 ID pKkxCFHA 限界を超えたエロテキストで名をあげつつあるローデビルで手コキをハケーン。 エロゲ史上最もエロいと思われるヒロイン・和泉タンがソープごっこと曰いつつ、風呂場で手コキをしてくれはります。 乳首をナメつつぎこちない手つきでアレを擦り擦り。 「こうやってこすったらどうかな?」 「ん、今日は手だけでイかせてみたいの」 などと夢見心地でエロ台詞を吐きつつ先端を太股に擦りつけにゅるにゅると上下運動を繰り返され、主人公の我慢も限界。 「ん、濃いの出して…和泉の見てる前でイって…」 の声と和泉の手の動きに合わせて、気持ち良く白い飛沫を発射(CG有り)してしまう主人公(とプレイヤー)なのであった。 関連レス 191 名前: 名無したちの午後 投稿日: 01/11/07 22 33 ID fFxf84j5 189 俺も激しくオススメ。ローデビルはヨカタ。処女なのにフェラを夢にまで見たというくらいのエロさを誇る幼馴染の和泉は10月の月間MVP。 声も海原エレナで文句なし。 133 名前: 名無したちの午後 投稿日: 01/10/28 20 12 ID e3K2z4iS 今プレイ中だが、ブラックライトの「ローデビル」が(絵柄さえ受け入れられれば)イイ感じ。 今のトコ、二人クリアして二人とも手コキがある(w だんだんエロくなっていく幼馴染萌え(w 159 名前: 名無したちの午後 投稿日: 01/11/01 23 14 ID qwCPcAxm 158 リアリティを追求しちゃったら駄目ッスよ、ぽこぽこさん。 ホントの事を言えば逝った直後にシャワー浴びにいかないと不味いだろうし…それ以前に、女の子が髪に引っ掛かるだけでも嫌がるんだよなぁ。 ローデビルなんかはそのへん、リアリティあったかも。 くんずほぐれつやりながらそのまま寝てしまって気が付いたら精液が乾いてごわごわになってる、みたいな描写があったよね。 珍しいところを描写してて、ちょっと萌えた(w 876 :名無したちの午後:2006/12/09(土) 13 08 33 ID +vjw/FrW0 ソープみたいなコキプレイをやってくれるエロゲありませんか? 879 :名無したちの午後:2006/12/10(日) 00 54 35 ID z/fRZTaj0 876 ローデビルに幼馴染みに風呂場でソーププレイで手古希で一部始終を観察されるというシチュがある ぱいめが、てこいれプリンセス?、ナースのお勉強 入門編でも同様のシチュがある というか、Jさいろーのシナリオはそういう系統のシチュが多いな
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/1972.html
さあ、踏め! それは突然の事だった。昼時、畑仕事をしていたおれ達の前に厳つい顔をした役人どもが現れおれ達を追い立てる様に奉行所へと集めた。 奉行を含めずらりと並ぶ役人どもの姿に、すわ何事かと戸惑うおれ達の前へと投げ置かれたのは一枚の汚れた真鍮板だった。 (絵踏じゃ……!) 泥にまみれたその表面に見える女の顔。弾かれるように隣のヨシロウへと顔を向ければ、ヨシロウは静かにじっとその板を見つめるばかりだった。 「前へ」 奉行の声に一人ずつ村人が板の前へと連れ立てられる。皆心得た様に泥まみれの足で女の顔を踏みつけた。 「次」 順調に事は済み、次にヨシロウが前へと進み出る。同心に促されるよう肩を押され板の前へとたどり着くと、ヨシロウは足を止め――跪いた。 一気に奉行所がざわめきで満たされる。 「ヨシロウ! 踏まんか!!」 思わず声を張り上げた。 「そんな板一枚ぐらい踏めっどが! おめ死にたかっか!!」 慌てた同心に背を蹴られ頭を土へと押し付けられようとも、叫ばずにはいられなかった。 「さあ、踏め!」 唇に泥を擦り付けながら尚も叫ぶ俺を、ヨシロウはいつものあの優しい目で振り返り。 「もうこれ以上、神には背けん」 神、とヨシロウの口から出た事が決定打となり一斉に同心どもがヨシロウの体を地へと押さえつけた。 「離せ! 離さんか!! ヨシロウ!!」 焦りで目の前が赤く染まるようだった。頭に乗る同心の足から逃れようと身を捩るも動かぬ体が身を裂く程にもどかしかった。 おれと同じように頭を踏まれ地に擦り付けられたヨシロウが一瞬おれへと視線を向け。 「…リョウちゃん…っ、――――」 おれの名を呼んだ後、紡いだ言葉は同心どもの怒鳴り声でおれの耳には届かなかった。いや、実際に声に出してはいなかったかもしれない。 しかし、ずっとおれが欲しがっていた言葉だというのは、分かった。 目を見開くおれにヨシロウはいつものように力が抜けたような間抜けな笑顔を浮かべると、慌ただしく奉行所の奥へと連れられていった。 それが、おれが見たヨシロウの最後の姿だった。 さあ、踏め!
https://w.atwiki.jp/cosmical-carnival/pages/9.html
前へ 「くそっ。口開けな!」 女性は焦っている。ここは弱気に出てはいけない。みかは決意を口にした。 「い、嫌です!」しかし。「もがっ」 「開けたじゃないか。素直でいい子だ」 「むぅー、むうぅー」 みかは自爆した。 大きく開けた口にハンカチを詰め込まれ、ガムテープ二枚で×の字になるように塞ぐと、女性はみかをトイレに引きずっていった。 「ここでおとなしくしてな。それと……あんたのエプロン、借りるよ」 「むぅー? むうぅー!」 エプロンを貸すのは構わないが、その理由がわからなかった。 ドアが閉まる。電気も消されてしまった。 「んんーぅ!!」 暗闇が怖かった。動けない自分には、その効果は大きい。 気を失いそうになる……。 「いらっしゃいませー」 女性の声が聞こえた。そのままみかは眠りについた……。 「んんーぅ!」 すぐ起きた。怖くて寝れない。大体、寝ている場合ではない。 幸い、すぐに目が慣れてきたので、どこに何があるかは大雑把にだが見えてきた。 「んっ、んっ……」 身体を少しずつ動かして、横に移動する。 とりあえず、便器の横の段差に腰掛けることに成功した。 トイレ掃除をちゃんとしていてよかった……とみかは思った。 次に、口のガムテープを剥がすことだ。これさえ取り除けば、ハンカチはすぐに吐き出せる。 壁に擦り付けるが、剥がれる気配はまったく無い。それどころか、なんだか擦り付けた部分がより強く貼られてしまった気がする。 先にロープをどうにかしようにも、刃物はトイレの中には無い。 「んふぅ……っ」 ガムテープ越しにため息をついた。 ──私、このまま死ぬのかなぁ── とんでもない思考が頭をよぎり、慌ててそれを取り去ろうとした。 「んー、んーぅ、んっ……ん?」 ドアがある。 鍵はかかっていない。 ──体当たりすれば、開くかなぁ── まだ客がいれば気づくだろうし、いなかったとしても、もうお金を奪って女性は逃げているだろう。 そう考えたみかは、少し身体を前後に揺らして、勢いをつける。 「んっ」 1。 「んっ」 2の。 「んぅっ!」 3! ゴスッ。 ドアはびくともしなかった。 みかは少しの間、夢の世界に旅に出た。 次へ?
https://w.atwiki.jp/lwetoho/pages/125.html
難題 東プロ用語 用語集トップへ戻る 蓬莱山輝夜が使用する反則攻撃の総称。 元ネタは、東方永夜抄にて輝夜が放つスペルカードの「難題」シリーズ、 さらに元ネタをたどれば、「かぐや姫」(=輝夜)が求婚者に出した「五つの難題」のことを指す。 なお、この「五つの難題」は、すべてスペルカードになっている。 難題「龍の頸の玉 -五色の弾丸-」 難題「仏の御石の鉢 -砕けぬ意思-」 難題「火鼠の皮衣 -焦れぬ心-」 難題「燕の子安貝 -永命線-」 難題「蓬莱の弾の枝 -虹色の弾幕-」 また、これ以外にも、東方文花帖で披露した新難題と呼ばれるスペルカードのシリーズがある。 新難題「月のイルメナイト」 新難題「エイジャの赤石」 新難題「金閣寺の一枚天井」 新難題「ミステリウム」 金的攻撃「蓬莱の玉砕き」の他、パイプ椅子や竹刀を使用する各種難題、 顔面をロープに擦りつける攻め、隠し持ったフォークを突き立てる「喰いしん坊難題」などがある。 当初は「あれは反則ではなく難題」との理由でムーブの一種として捉えられていたが 輝夜がGM軍へ移籍してからは専属レフリー・パチュリーの存在もあり、 絶対に反則を取られない反則攻撃との意味合いを濃くし、 横暴を尽くすGM軍の象徴となっている。 旧永遠亭、現GM軍である因幡てゐが使用する同様の反則攻撃は「悪戯」、 てゐとタッグを結成しGM軍入りしたリリカ・プリズムリバーが使用する急所攻撃は「パーカッション」と呼ばれる。 余談だが、難題「蓬莱の玉砕き」を実況の射命丸文は 「ちんクラッシャー」と呼称することがあり、 解説の小町やゲスト解説者達を唖然とさせる。 ジャーナリストならではの言語感覚とは本人の弁。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/3128.html
「んあっ!はあ!あぁ!」 肌と肌がぶつかり合う音が激しくなる。 「ああっ!さ、すけ。私、もうっ……もうっ!んんっ。」 「俺も……かすがっ。」 絶頂を向かえ佐助にしがみつく。 その直ぐ後に胎内に精が流れ込んできた。 獣故か、注ぎ込まれる感覚が酷く幸福だと感じる。 荒く息を着きながら佐助にもたれかかる。 肩に頭をのせたままふと上を見ると佐助が笑っていた。 佐助は私の背中に手を回すと私の唇をついばんだ。 抵抗する気になれず、黙って受け入れているともう片方の手が私の胸に撫でるように触れた。 絶頂を向かえたばかりの敏感になった肌はそれだけて全身に甘い痺れを走らせる。 「っあ……。」 感じたせいでつい中に入ったままの佐助を締め付けてしまうと、むくむくとまた芯を持ち始めた。 それに治まった筈のうずきが身体中に広がっていく。 「ごめん。俺……。」 「ああ……もっとくれ……。」 私は脚を絡め、佐助に擦り寄った。 「しんぱいするひつようは なかったようですね。」 「そのようじゃな。」 狼と猫の騒ぎ声に駆け付けた信玄と謙信は顔を見合わせた。 「ふふ……なかむつまじきことです。」 「うむ、して謙信。儂等も一つ手合わせをせぬか?」 「じつによきこと……おうけしましょう。」 二人はまぐわり合う二匹を背に一つの部屋へ帰って行った。 そんな騒ぎの起こっている屋根の下、一匹の柴犬が部屋の中央に座っていた。 柴犬は膝に置いた己の手を握ったり開いたりしながらじっと眺めている。 その真上では天井が軋み、うーうーにゃんにゃんと発情した獣達の声が響きわたる。 「某も誰かに相手をして貰いたいでござる。」 そう呟くと柴犬は深い深いため息をついたのであった。 終
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/196.html
Last update 2007年11月23日 空気代 著者:亜季 「空気もそのうち、有料になるぞ。」 ナオキは、ネクタイを緩めながらナミに言う。 「はいはい。」 「聞いてないだろ。」 「聞いてるって。」 カーテン越しに三日月が光るこの部屋で、 ナミは髪をときながら、風呂上りの手入れに必死だった。 「じゃあ、俺の言ったこと、復唱してみろ。」 「食うにもそのうち、いるようになるぞ。」 ・・・ナミがまた、とてつもない聞き間違いをした。 「・・・そんなこと言ってねぇって。って何がいるんだよ?」 「え?親からの仕送り。貯金が底につきそうなんでしょ?」 キョトンとした目で俺を見るナミ。 俺のがキョトンとしたいほうだ。 「こうなったら、『親からの援助は受けない!』なんて意地はってられないもんね。」 確かに俺の貯金は底につきかけていて、 危うく、ナミの収入にお世話になりかけた。 でも、もう、仕事もせずに、家でゴロゴロしてた 昨日までの俺じゃない。 同棲中のナミにだって、これでやっと楽にしてやれる。 「で、結局なんて言ったの?」 「『空気もそのうち、有料になるぞ。』」 「ぷっ。何それ?」 ナミが可笑しそうに笑う。 この笑顔のために、俺は頑張ったんだ。 「空気が有料になったら、うち、生けていけないね。」 「大丈夫だよ。払えるから。」 「えー?就職決まってから、そのセリフ言ってよね。寝るよ。」 「え!待って!これ見て!」 俺はボロボロに擦り切れたカバンから 紙切れを1枚取り出し、ナミに見せた。 が、電気は消された後だった。 「おーい、見てくれよ。これこれー!」 この暗さではどうせ何も見えそうにも無いが。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント