約 528 件
https://w.atwiki.jp/trebor/pages/267.html
重複掲載はそのうち淘汰します。 エリア 霊場名 リンク GoogleMap 専用納経帳 注意事項 とれっち 近畿 西国愛染十七霊場 霊場会 熊本県 西国阿蘇三十三観音霊場(阿蘇西国三十三カ所) - - 群馬県 西国移両野三十三所観音霊場 西国観音霊場三十三ヶ所 近畿 西国三十三所観音霊場 霊場会 近畿 西国薬師霊場 西国四十九薬師霊場 新潟県 妻在百三十三番巡礼 愛知県 西条吉良観世音菩薩順礼 埼玉県 埼玉新秩父三十四カ所観音霊場 埼玉県 埼玉(仮称)新百観音 埼玉県 埼東八十八所遍路 関東 彩の国武州十二支霊場 霊場会blog 彩の国武州十二支霊場 寶の道福神三十五札所 近畿 西方四十八願所 新潟県 妻有下条郷三十三カ所 大分県 佐伯西国三十三カ所 大分県 佐伯八十八カ所 相模観音三十三札所 相模弘法二十一札所 神奈川県 相模三十三所観音霊場 相模十三佛札所 相模新西国三十三観音 神奈川県 相模国高座郡南部地蔵二十四札所巡り 神奈川県 相模国準四国八十八カ所 長野県 佐久郡八十八カ所 長野県 佐久三十三所観音霊場 福岡県 篠栗四国八十八カ所 霊場会(携帯用) 猿嶋観音三十三札所 関東 猿島坂東観音霊場 地図 あり 巳年開帳 結願 佐渡三十三観音霊場 新潟県 佐渡八十八ヶ所霊場 霊場会 あり 佐渡八十八ヶ所霊場 宮崎県 佐土原近郷三十三カ寺 さぬき一国八十八霊場 讃岐観音霊場三十三ヶ所 四国 さぬき三十三観音霊場 霊場会 あり 讃岐十五社巡り 讃岐東讃七ヶ所霊場 さぬき東讃西部21ヶ所霊場 讃岐二十五霊場 讃岐国一代守本尊十二支霊場 香川県 讃岐国八十八カ所 香川県 讃岐東弘法大師二十一カ所霊場 讃岐東二十一札所 佐野観音三十三札所 栃木県 佐野西国三十三カ所 栃木県 佐野秩父三十四カ所 栃木県 佐野坂東三十三カ所 埼玉県 狭山三十三カ所観音霊場 狭山三十三観音霊場 茨城県 山外二十五薬師霊場 中国 山陽花の寺霊場 霊場会 あり 三陸三十三観音霊場 山梨県 塩川筋三十四観音霊場 新潟県 塩沢三十三所観音霊場 長野県 塩田平札所二十一カ所 滋賀郡観音三十三札所 四國観音三十三札所 四国 四国三十三観音霊場 霊場会 あり 四国三十三観音霊場 四国三十六不動尊霊場 四国 四国三十六不動霊場 霊場会 あり 愛知県 四国直伝弘法八十八ヶ所霊場 霊場会 あり 四国十三佛札所 四国十三佛霊場(八十八霊場遍) 四国 四国八十八ヶ所霊場 霊場会 Masajiさんの地図 あり 四国百八霊場 あり 四国 四国別格二十霊場 霊場会 Masajiさんの地図 四國ぼけ封じ三十三札所 四国曼荼羅霊場 静岡新観音三十三札所 慈摂大師二十五札所 神奈川県 (秦野市内)地蔵尊順礼二十四カ所 茨城県 信太河内大師講 七戸南部三十三番補陀洛札所 長野県 信濃(悟)三十三カ所観音霊場 長野県 信濃(撰)三十三カ所観音霊場 長野県 信濃三十三観音霊場 霊場会 長野県 信濃(府)三十四カ所観音霊場 讃岐法然二十五札所 福島県 信夫三十三観音霊場 埼玉県 忍三十四カ所 福島県 信夫新西国三十三観世音菩薩札所 忍秩父三十四ヶ所 埼玉県 忍領西国三十三カ所 柴田郡三十三観音霊場 福岡県 島郷四国八十八カ所 愛媛県 島四国(伊予大島准四国霊場) 霊場会 TweetMapさんの地図 あり へんろ市縁日以外の納経帳捺印は困難 島根県 島根札三十三番札所 長崎県 島原三十三カ所 長野県 下伊那郡竜西百観音札所 - - 下総観音三十三札所 下総四國八十八札所 栃木県 下野一国百番順礼所 栃木県 下野三十三所観音霊場 栃木県 下野・陸奥百観音霊場 釈迦三十二禅刹札所 釋迦三十二禅刹札所 十八不動三十六童子札所 近畿 十八本山霊場巡り 准西国稲毛観音霊場三十三ヶ所 神奈川県 準西国稲毛三十三所観音霊場 広島県 准西国・尾路三十三所観音霊場 準西国三十三観音霊場 埼玉県 准四国(久喜・騎西)八十八カ所霊場 福島県 準信達坂東三十三カ霊場 准秩父観音霊場三十四ヶ所 神奈川県 準秩父三十四所観音霊場 福岡県 上座郡郡中札所 上州四國八十八札所 城東観音三十三札所 城東西国三十三観音霊場 聖徳太子霊跡札所 四国 小豆島八十八ヶ所霊場 土庄町商工観光課 浄土真宗大谷派(東)別院 浄土真宗本願寺派(西)別院 山形県 荘内三十三観音霊場 山形県 庄内三十三所観音霊場 庄内十三佛札所 山形県 荘内地蔵菩薩霊場八十八カ所 庄内地蔵四十九札所 庄内百観音札所 庄内平和観音三十三札所 山形県 荘内平和観音霊場 山形県 荘内平和三十三観音霊場 上房郡観音三十三札所 群馬県 上毛伊勢崎佐波観音霊場(伊勢崎佐波観音霊場) - 地図 あり 群馬県 上毛佐波郡三十四所観音霊場 栃木県 昭和足利坂東三十三所観音霊場 昭和三十三カ所観音霊場 山口県 昭和新修 東京都 昭和新撰江戸三十三観音札所 2番清水寺15番放生寺 地図 なし 結願 白松四國八十八札所 千葉県 新上総三十三観音霊場 真言宗十八本山札所 茨城県 新西国三十三カ所 新西国三十三観音霊場 新西国霊場の別名 近畿 新西国霊場 霊場会 あり 四国 新四国八十八所遍路 新四国曼荼羅霊場 あり 信州川西観音三十三札所 長野県 信州筑摩三十三カ所観音霊場 長野県 信州松本三十三番札所 愛知県 新城観音霊場 群馬県 新上州観音霊場 山形県 新荘地廻観音三十三カ所 岡山県 新庄八カ村三十三観音霊場 群馬県 新選高崎三十三所観音霊場 信達三十三観音霊場 福島県 信達秩父三十四観音霊場 信達坂東三十三観音霊場 福島県 信達夫三十三観世音菩薩札所 新秩父観音三十三札所 埼玉県 新秩父三十四カ所 千葉県 新東総四十九薬師札所 新坂東観音三十三札所 茨城県 新坂東観音霊場(結城) 茨城県 新坂東三十三所(笠間)霊場 近畿 神仏霊場 霊場会 あり 神奈川県 新三浦半島三十三カ所観音霊場 新美濃観音三十三札所 新美濃四國八十八札所 島根県 神門郡中八十八カ所 親鸞聖人霊跡札所 千葉県 周准郡四十九カ所薬師尊札所 全国 素戔嗚尊奉祀神社 - 地図 あり 周防大島八十八ヶ所霊場 周防願かけ巡り札所 山口県 周防三十三カ所観音霊場 隅田川二十一ヶ所霊場 駿河・伊豆両国横道三十三観音 静岡県 駿河一国三十三カ所観音霊場 駿河三十三観音霊場 駿河中道観音三十三札所 静岡県 駿河国山西十二薬師如来霊場 静岡県 駿河国山西(志太郡)七薬師霊場 静岡県 駿河国山西二十四地蔵尊霊場 静岡県 駿河国志太郡七所観音霊場 静岡県 駿河国百地蔵菩薩霊場 駿河百地蔵札所 駿河横道観音三十三札所 静岡県 駿河横道(駿豆両国)札所 諏訪観音三十三札所 長野県 諏訪郡霊場百番札所 諏訪四國八十八札所 長野県 諏訪八十八所遍路 静岡県 駿遠二十一大師霊場 静岡県 駿遠六庚申霊場 東京都 世田谷三十三所観音札所 兵庫県 摂州太田庄奥三十三所観音霊場 大阪府 摂州能勢郡西郷枳祢庄三十三ヵ所観音霊場 摂津観音霊場三十三ヶ所 摂津西国三十三観音霊場 兵庫県 摂津三十三カ所観音霊場 摂津四國八十八札所 兵庫県 摂津国有馬郡西国三十三霊場 大阪府 摂津国八十八所遍路 摂北観音三十三札所 中国 瀬戸内三十三カ所 善光寺巡り 全國善光寺会札所 大阪府 泉州三十三カ所 滋賀県 膳所三十三観音霊場 仙台観音三十三札所 福島県 仙道三十三カ所 秋田県 仙北三十三観音霊場 福島県 相馬三十三観音霊場(奥相三十三観音霊場) 情報不足 相馬四國八十八札所 熊本県 相良三十三カ所 島根県 大神門三十三観音霊場 富山県 高岡三十三カ所 滋賀県 高島三十三カ所観音霊場 高島四國八十八札所 兵庫県 多紀郡西国三十三観音霊場 兵庫県 多紀郡新西国三十三観音霊場 兵庫県 但馬西国三十三所観音霊場 兵庫県 但馬大師八十八カ所巡 兵庫県 但馬七花寺霊場 霊場会 霊場会公式の地図 あり 兵庫県 但馬六十六地蔵尊霊場札所 大分県 立石三十三所観音霊場 福島県 伊達三十三所観音霊場 楯縫郡観音三十三札所 田名部海辺三十三観音霊場 田名部観音三十三札所 京都府 田原郷三十三カ所 玉川観音三十三札所 多摩川三十三観音霊場 多摩川四國八十八札所 多摩川秩父観音三十四札所 玉川八十八ヶ所霊場 多摩四國八十八札所 多摩十三仏 多摩八十八ヶ所霊場 福島県 田村三十三観音札所 福島県 田村姓司三十三観音 京都府 丹後加佐郡霊場 京都府 丹後国中霊場 丹後四國八十八札所 京都府 丹後新四国八十八カ所 丹波観音三十三札所 丹波古刹十五札所 京都府 丹波西国観音三十三カ所 京都府 丹波船井郡西国三十三カ所 福岡県 筑後西国三十三カ所 筑後三十三観音霊場 福岡県 筑前国三十三カ所 兵庫県 地蔵尊二十四カ所めぐり 神奈川県 地蔵尊三浦札所霊所三十七カ寺 知多観音三十三札所 知多四国八十八ヶ所霊場 愛知県 知多四国八十八ヶ所霊場 霊場会 あり 知多百観音 関東 秩父三十四観音霊場 霊場会 あり 平成26年総開帳 秩父十三佛札所 茶之寿観音八ヶ寺霊場 中興會四國八十八札所 中國観音三十三札所 中国 中国観音霊場 霊場会 あり 中国三十三観音霊場 中国観音霊場の別名 中国地蔵三十札所 中國地蔵三十札所 中國薬師四十九札所 中国 中国四十九薬師順礼 中国 中国楽寿観音三十三カ所 中國楽壽三十三札所 中部薬師四十九ヶ所 中部 中部四十九薬師霊場 霊場会 あり 千葉県 朝夷十二薬師如来霊場 栃木県 都賀三十三カ所観音霊場 津軽弘法二十三札所 東北 津軽三十三観音霊場 あり? 津軽三十三観音霊場 青森県 津軽八十八カ所霊場 津軽領三十三所 津久井観音霊場四十三ヶ所 神奈川県 津久井三十三所観音霊場 都筑橘樹薬師十二ヶ所 大分県 鶴崎西国三十三観音霊場 山形県 鶴城霊場三十三寺 新潟県 寺尾三十三所観音霊場 山形県 出羽路十三仏霊場 出羽薬師十二札所 岡山県 伝教大師二十カ所霊場 傳教大師札所 東越観音三十三札所 東海近畿地蔵三十五札所 近畿 東海近畿地蔵霊場 霊場会 東海三十三観音霊場 東海三十六不動尊霊場 霊場会 あり 東海四國八十八札所 東海新観音三十三札所 東海 東海白寿観音三十三カ所 東海 東海百観音霊場 東海四十九薬師 中部 東海四十九薬師霊場 霊場会 あり 東京都 東京下町八社福参り - 地図 結願 東京十社巡り 関東 東国花の寺百ヶ寺 霊場会 地図 あり 巡拝中 愛知県 東城吉良三十三カ所 東都六地蔵 山形県 東根七観音霊場 和歌山県 当府(和歌山)巡拝 東北 東北三十六不動尊霊場 霊場会 東予周桑新四国八十八ヶ所霊場 遠野七観音 静岡県 遠江三十三所観音霊場 静岡県 遠江天竜川西三十三所観音霊場 静岡県 遠江四十九薬師 奉賛会 奉賛会地図 岐阜県 土岐三十三観音霊場 土佐観音三十三札所 高知県 土佐西国三十三カ所 豊島八十八ヶ所霊場 大分県 戸次西国三十三番札所 東京都 都内7富士巡り(江戸七富士巡り) - 地図 利根運河大師八十八札所 山形県 富並三十三観音霊場 豊浦観音三十三札所 静岡県 豊田郡三十三カ所 豊橋観音三十三札所 中伊豆観音三十三札所 徳島県 那賀郡坂東三十三霊場 千葉県 長狭三十三カ所観音霊場 中通三十三観音霊場 山口県 長門三十三所観音霊場 山口県 長門当国三十三カ所 長瀞七草寺札所 長浜六瓢箪巡り 中美濃四國八十八札所 埼玉県 中武蔵七十二薬師霊場 愛知県 名古屋三弘法めぐり 名古屋十二方位札所 名古屋二十一大師霊場 那須観音霊場三十三ヶ所 栃木県 那須三十三所観音霊場 霊場会 あり 石川県 七尾石仏地蔵霊場 七観音霊場 なにわ七幸めぐり 茨城県 行方郡坂東三十四カ所 鳴海宿十一ケ寺札所 南葛四國八十八札所 南葛八十八ヶ所霊場 南紀牟婁観音三十三札所 南都七大寺札所 南部三十三所 南部二戸観音七札所 奈良県 南部大和西国三十三観音霊場 南毛観音三十四札所 群馬県 南毛霊場多野藤岡三十三カ所観音霊場 京都府 (旧船井郡)新郡観音三十三カ所 西磐井三十三観音霊場 山梨県 西郡筋三十三観音 群馬県 西勢多三十三所観音霊場 長野県 仁科三十三観音霊場 島根県 西ノ島霊場33ヶ所巡り - - 西福島観音三十三札所 千葉県 西望陀三十三カ所札所 西美濃三十三観音霊場 西山國師十六霊跡札所 島根県 仁多郡三十三カ所 日蓮聖人霊跡札所 新田西國観音三十三札所 群馬県 新田・山田・邑楽準西国三十三所観音霊場 埼玉県 入比坂東三十三観音霊場 - - 日本西方四十八願札所 日本達磨会八名刹札所 広島県 奴可郡三十三カ所札所 糠部三十三観音霊場 群馬県 沼田坂東三十三番札所 群馬県 沼田横堂三十三所観音霊場 島根県 能義郡山中三十三番札所 島根県 能義郡二十四番川西地蔵札 野州圓光大師二十五札所 能登當國二十一札所 石川県 能登国三十三カ所観音霊場 石川県 能登諸橋三十三カ所 宮崎県 延岡八十八カ所 愛媛県 野村三十三番霊場 栃木県 芳賀西国三十三所観音霊場 栃木県 芳賀秩父三十四所観音霊場 栃木県 芳賀坂東三十三所観音霊場 萩四國八十八札所 萩七観音霊場 愛知県 幡豆郡三十三所観音霊場 東京都 八王子三十三観音札所 八戸御城下三十三観音霊場 花へんろ札所 埼玉県 羽生領二十一カ所 浜名湖岸八十八ヶ所 静岡県 浜名西国三十三観音 濱福島薬師十二札所 浜松弘法二十一札所 浜松手引観音三十三札所 兵庫県 播磨西国三十三カ所観音霊場 播磨八薬師札所 兵庫県 播磨薬師霊場 兵庫県 播州赤穂郡三十三ヵ所観音霊場 兵庫県 播州赤穂坂内西国三十三カ所 播州薬師二十一札所 坂東観音三十三札所 坂東三国三十三観音霊場 関東 坂東三十三観音霊場 霊場会 あり 巡礼中 大阪府 阪和西国三十三カ所 稗貫・和賀二郡三十四カ所 東観音三十三札所 群馬県 東上州三十三所観音霊場 群馬県 東上州新田秩父三十四所観音霊場 山形県 東通り三十三カ所観音霊場 東三河四國八十八札所 東三河二十四薬師札所 福島県 東山三十三観音 山形県 東山三十三所 山形県 東山三十四観音霊場 福島県 東山六尊観音 氷上郡四國八十八札所 兵庫県 氷上三十三観音霊場 埼玉県 比企西国三十三カ所観音霊場 熊本県 肥後三十三カ霊場 滋賀県 彦根近辺(遠回り)三十三カ所観音霊場 佐賀県 肥前州三十三所観音霊場 岡山県 備前薬師霊場 大分県 日田西国三十三観音霊場 大分県 日田三十三カ所 岐阜県 飛騨三十三観音霊場 霊場会 あり 飛騨三十三観音霊場 飛騨四國八十八札所 常陸観音三十三札所 茨城県 常陸西国三十三所観音札所 備中観音三十三札所 岡山県 備中西国霊場・備中十八神 岡山県 備中国小田後月浅口郡三十三観音霊場 大分県 日出西国三十三観音霊場 秋田県 比内三十三カ所 鳥取県 日野札(奥日野)三十三観音霊場 滋賀県 日野町観音霊場三十三カ所 兵庫県 姫路三十三カ所札所 中国四国九州 百八観音霊場 霊場会 平成25年4月18日開創 廣島四國八十八札所 広島県 広島新四国八十八ヶ所霊場 霊場会 巡礼中 近畿 びわ湖百八霊場 霊場会 あり 4霊場で構成される 広島県 備後恵蘇郡観音三十三番 広島県 備後西国三十三所観音霊場 広島県 備後国三上郡観音三十三カ所札所 福井城下観音三十三札所 福井復興観音三十三札所 福島四國八十八札所 福島地蔵壱百八札所 兵庫県 福原西国三十三カ所観音霊場 島根県 福屋三十三観音 広島県 福山西国三十三カ所 富士見観音十札所 静岡県 富士横道三十三カ所 大分県 豊前国三十三番札所 佛塔古寺十八尊札所 船井郡郡観音三十三札所 備後観音三十三札所 大分県 豊後西国三十三観音霊場 大分県 豊後国杵築藩領分西国札所 大分県 別府西国三十三カ所 山梨県 逸見筋三十三観音霊場 伯耆會見百八札所 伯耆三十三観音霊場 鳥取県 伯耆日野郡三十三観音霊場 鳥取県 伯耆札 鳥取県 伯耆札所 千葉県 房州国中月並大師札所二十一カ所霊場 法然上人伊賀新二十五札所 法然上人知多二十五札所 近畿・中国 法然上人二十五霊場 霊場会 地図 法然上人二十五霊場 法然上人霊跡札所 防府四國八十八札所 北勢四國八十八札所 北陸 北陸三十三カ所観音霊場 北陸 北陸白寿三十三カ所観音霊場 北陸不動三十六札所 ぼけ封じ関東三十三観音霊場 ぼけ封じ観音三十三札所 ぼけ封じ観音霊場 ぼけ封じ近畿十楽観音 ぼけよけ二十四地蔵尊霊場 北海道 北海道三十三観音霊場 成田山札幌別院 北海道 北海道三十六不動尊霊場 霊場会 北海道 北海道十三仏 金毘羅密寺 あり 北海道 北海道新四国八十八ヶ所霊場 北海道 北海道八十八箇所霊場 霊場会 あり 法華経三十番神札所 穂の國観音三十三札所 本四国移し弘法 本州阿弥陀如来四十八願 本島三十三霊場 岐阜県 益田西国三十三観音霊場 大分県 真玉・香々地西国三十三所観音霊場 町廻り三十三観音 三重県 松阪近所三十三所 長野県 松本三十三番札所 松山四國八十八札所 神奈川県 三浦阿弥陀仏札所四十八院 三浦観音霊場三十三ヶ所 神奈川県 三浦郡内二十八カ所不動明王霊場 三浦弘法六札所 神奈川県 三浦三十三カ所観音霊場 神奈川県 三浦聖徳太子札所六カ院 関東 三浦地蔵尊三十八霊場 霊場会 あり 卯年開帳 神奈川県 三浦地蔵菩薩札所二十八院 三浦半島観音三十三札所 三浦半島七草めぐり札所 神奈川県 三浦毘沙門天札所七カ院 神奈川県 三浦不動明王札所十六院 神奈川県 三浦薬師如来札所十二院 三重観音三十三札所 三重四国八十八ヶ所霊場 三重梅花百観音札所 広島県 三河内村七観音 三河開運大師二十一札所 三河海岸大師札所 三河西國観音三十三札所 三河三弘法札所 三河三不動札所 三河四國八十八札所 三河十二支守護佛札所 愛知県 三河准秩父三十四観音霊場 愛知県 三河新四国八十八所 愛知県 三河国三十三カ所観音霊場 愛知県 参河国三十三所観音札所 愛知県 三河国准坂東三十三カ所 愛知県 三河白寿観音霊場 三河法然上人二十五札所 静岡県 御厨阿弥陀横道四十八カ所 御厨観音三十三札所 静岡県 御厨観音横道三十三カ所 静岡県 御厨地蔵横道二十四カ所 静岡県 御厨薬師横道二十カ所 福岡県 水田村西国 瑞浪観音三十三札所 広島県 三谷郡三十三カ所霊場 茨城県 水戸三十三所観音札所 中部 南知多三十三観音霊場 霊場会 南都留郡観音三十三札所 京都府 南山城三十三所観音霊場 兵庫県 美嚢郡西国三十三観音霊場 香川県 三野郡三十三観音 美濃弘法二十一札所 美濃西国三十三ヶ所観音霊場 美濃三弘法札所 岐阜県 美濃三十三所観音霊場 美濃四國八十八札所 美濃新四国八十八ヶ所霊場 美濃大師六十二札所 岐阜県 美濃二十一大師 美濃國観音三十三札所 岐阜県 美濃国八十八カ所 美濃不動三十六札所 岐阜県 美濃瑞浪三十三カ所霊場 三原四國八十八札所 群馬県 三原三十四所観音霊場 福島県 三春領百観音 美作観音三十三札所 岡山県 美作西国三十三カ所観音霊場 中国 美作八十八ヶ所霊場 霊場会 徳島県 美馬・三好阿波西国三十三観音霊場 美馬三好観音三十三札所 三重県 宮川八十八カ所 宮城郡三十三番札所 京都府 都十二薬師霊場 霊場会 あり 京都十二薬師霊場の別名 山梨県 武川筋三十三観音霊場 埼玉県 武蔵三十三カ所観音霊場 武蔵十三佛札所 武蔵國観音三十三札所 武蔵国三十三ヶ所霊場 武蔵野三十三観音霊場 武蔵八十八箇所霊場 埼玉県 武蔵百観音 神奈川県 武相観音霊場 武相寅歳薬師如来霊場 武相不動尊霊場 陸奥盛府三十三番 福岡県 宗像郡中西国三十三カ所霊場 武南薬師十二ヶ所 山形県 最上三十三観音霊場 別当会 最上地蔵四十八札所 山形県 最上四十八地蔵尊霊場 盛岡三十三カ所 島根県 母里領内観音三十三番 石川県 諸橋当国二十一カ所 山形県 屋代郷三十三観音霊場 山形県 谷地三十三カ所 山形県 谷地三十四カ所 熊本県 山鹿郡三十三観音霊場 山形県 山形川西三十三観音霊場 山形県 山形三十三観音霊場 山形四國八十八札所 山形十三佛札所 山形地蔵百八札所 山県東部弘法二十一札所 山縣東部二十一大師札所 山形県 山形・村山四十八地蔵 山口県 山代庄内三十三観音霊場 三重県 山田三十三カ所 三重県 山田順礼観音霊場 大和観音八十八面札所 奈良県 大和西国三十三カ所 大和四國八十八札所 大和十三佛札所 大和地蔵十福札所 大和七観音霊場 奈良県 大和国三十三カ所観音霊場 奈良県 大和北部八十八所霊場 群馬県 山中領西国三十三所写 山乃手観音三十三札所 山の手三十三観音 島根県 横田札三十三観音霊場 山梨県 横道三十三カ所観音霊場 與謝郡観音三十三札所 吉井郡四國八十八札所 群馬県 吉井・藤岡・甘楽三十三カ所観音霊場 山口県 吉賀三十三観音霊場 愛知県 吉田近辺地蔵尊三十六カ所札所 山形県 米沢三十三観音札所 寄居十二支守護佛札所 京都府 洛西三十三カ所(右京区嵯峨) 京都府 洛西三十三所観音霊場 神奈川県 楽寿観音富士見霊場 近畿 洛陽三十三所観音霊場 霊場会 あり 洛陽十二支妙見札所 京都府 洛陽十二薬師霊場 霊場会 あり 京都十二薬師霊場の別名 洛陽地蔵四十八札所 洛陽七観音札所 洛陽六阿弥陀 両丹四國八十八札所 京都府 霊元天皇勅願洛陽四十八願地蔵大菩薩 霊験七観音 六郷満山観音霊場三十三ヶ所 若狭小浜國寶巡り八札所 福井県 若狭観音三十三カ所霊場 若狭四國八十八札所 若狭國観音三十三札所 和賀・稗貫・志和郡当国三十三カ所観音霊場 若松観音三十三札所 和歌山観音三十三札所 京都府 和知西国三十三観音霊場 藁科大師二十一札所
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/462.html
目次 1.正法、神理流布の具体化について 1.正法、神理流布の具体化について 善川 ただいま、日本神道糸の主宰神としてのお立場にある天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)をはじめとし、天津神、国津神の御降臨を得て種々幽遠なお話を伺い、また空海大師からは雄大なる神のご経綸(けいりん)なり、新時代における日本を中軸とする世界の新文明諭についてご高説を拝聴したのですが、その感想を卒直に申し上げますなら、空海さんにつきましては、これは大変な方でありまして、われわれの近づき難いようなお方でありました。お聴き及びのとおり、ご法を伺う折の随所で、厳しいご叱声を受けたような次第でありまして、それはまあごもっともと思うのですよ。あの方は、大変なお仕事をお忙しくしておられるようだし、私どもの充分理解の届かないお説まで承った次第ですが、それはそれといたしまして、私たちのこれからの仕事としては、聖観音とか、清少納言とか、紫式部さんなど、こういう女性の方々の日常生活、天国観などのお話も伺い、こういう方々のお立場、ご自身の生活環境の有り様なども参考とさせていただき、広く霊界、天上界のご様子を現象界の方々にお伝えして、新しい時代の精神世界の心の支桂と申しましょうか、よりどころ、或いは希望とか夢というものにつないでいきたいと思うのですが、まずはここらを第一段階として、今までに皆様方からお教え願った、正法、神理の一端を、世の心ある方々に訴えたいと思うのですがいかがなものでしょうか。 日蓮 その考えは間違っておりません。 善川 そこで具体的な方策としては、皆様方のうちで、特に中心的なお立場で、私たちをご指導くださっているあなた様のお訓えを、振り返り、取りまとめ、浄記して書物に著わしたいと思うのですが、これを、この方面の理解があり、また多くのこの種の出版物を取り扱っておられる出版社にお願いしたらと思っておりますが、その考えでよろしいでしょうか。 ただ、その出版社ですが、そちらの方で、ご予定の特定の出版社があればお教え願いたいと思いますが。 日蓮 そこまでは私たちは言えませんが、あなたが欲するところでやってみて、もし駄目であっても、また他の道が開けるであろうし、そのようなことはあまり心配せずに、そのようなものの中味が出来れば、それなりの流布というものは、もう当然計画の中に入っておりますので、誰かの手を通じて必ず、出されるようになるでありましょう。 善川 そこで、いま一つ懸念されることは、これを著わすことになると、どうしても日蓮さんのお言葉なり、親鸞さんなり、或いは空海さんなりのお言葉が出るということになりますが、これはいかがなものでしょうか。 日蓮 名前を出すということですか、それは出さないわけにはいかないでしょう。 善川 でないと、これが一体誰のお教えやら分からないことになりますので、またその聖人方のお言葉なり、お教えによって、私たちが悟り、成長していく過程を訴えねば、一般の方々から理解が得られないと思いますので。 日蓮 いいでしょう、やむを得ないでしょう。このことは以前にも申しましたが、あくまで方便なのです、あなた方にとっては、当座の方便なのです。やがてあなた方は、私たちの言葉を借りずとも、自らの言葉で自らの力で「法」を説いていかねばなりません、これはあくまで当座の方便なのです。 ただ、これも一度きりで種切れするようなことであっては困るので、先のことまで、十分考えてお作りになるということ、更に何冊分か、五冊、十冊と予定しておいた方がよいと思います。 と、いうのはね、そういう本を出すと、やはり反響があるし、いろんな人が寄ってきますので、そういうことに堪え得るだけの環境ができているかということです。 善川 そこで心配されることの一つに、既成宗教というものがありますね。ご承知のように、あなたに関しましては、あなたの過去のお教えを固く守って信じておられる方々がありますね。そしてこういう方々は強大な勢力を持っておられますが、こういう方々からの物すごい反撥とか、攻撃とかいうものが懸念されるのですが……。 日蓮 来るでしょう。迎え受けなければ仕方ありません。必ずそういうものは出てくるのです。仕方ありません。世の人々に判断してもらうよりほか仕方ないではないですか、後世の人に判断してもらうしかないじゃないですか。 善川 かつて、また現に、あなたのお教えを―、われわれは何々山系だ、いや、われわれは何々山系の正宗だと言って論争を持ちかけてくる方がありましょうか、これもまたやむを得ないことなのでしょうか。 日蓮 イエスにして然り、釈迦にして然りです。それぞれの時に、それぞれの教えを説いた人がたくさんいたのです。釈迦も随分いろんなところから悪口も言われ攻められもしてきたんです。イエスは遂に十字架にかけられて殺されたことはご存知のとおりです。ですから、例えば「日蓮」の言葉として書いた場合に、日蓮宗系の方々から詰め寄ってくることはあるでしょう。―さあ、その日蓮をここに出してみよ、と問い詰めてくる。―さあ、日蓮ならいつ生まれたか、―さあ、その時に生まれてどうしたか、どこそこに行って何を学んだか、―いや何とか経の内容について聴きたい。返事やいかに、という挑戦状が来るかも知れない。ただあなた方が心得ることは、あなた方は、後世に残る事業を興そうとしているのですから、そのような主義、主張や、何といいますか小さな教義の争いに巻き込まれないような、悠然たる自分自身を保つということです。たとえ何をどう言われようと、悠々と生きるということです。批判は絶対に出てきます。ただ、そうであっても、戦う必要はないのです。その是非は後世の人びとが定めるところですので、決して争いの心を起こしてはなりません。 善川 しかし、われわれは皆、それぞれの環境で社会生活を営んでおりますが、われわれがこの仕事に、全力投入しなければならないようになるのではないでしょうか。 日蓮 まあ、はじめのうちは仕方ないけれど、本も五冊、十冊と出すと、人びとの関心も高まってくるでしょう、そして人びとが集まってくるようになれば、それはもう仕方ないことではないですか。そういう時期を充分見計っていなければいけないのです。本を出す以上は、もうそこまで覚悟をしていかねばなりません。 一つのグループが出来て、集団が出来はじめると仕方ないではないですか、集まる時はアッという間です。一年も経たないうちに、相当の人が集まってきます。だから、そこまでの覚悟は、決めていなければいけないということです。 善川 そういうことになると、お互いが社会生活をしているし、あるものは勤務、あるものは業務と、並行的にというわけにはいかないようになりますが。 日蓮 ただ、二十年、三十年間、何も書かず、何も喋らずにいるわけにはいかないでしょう。しかし暫くは過渡的な時期がありましょう。私はあなた方に、直ちにどうせよとは申しません。ただこういう本が数(かず)出て、人びとが話を聴きたい、相談に乗ってくれ、講演会をしてくれ、ということになって忙しくなってくると、現状をとおすということはできなくなってくるでしょう。或いは会社に勤めていながら、休日とか、夜とかにそういう会合に出るということで、活勤していくということもありますが、これについては、私どもには私どもの考えを持っております、が、まあ修正も可能なことですし、過渡的な時代も必要でありましょうし、これについては、いまは明言しません。ただ、あなた方以外からも協力者が出てきて、事は推進されるようになりましょう。 善川 それでは、どうしても最初の歯車は、われわれの手で動かさねばならないということになってきましょうか。 日蓮 動かすのではなくて、もう動かされているのです。動かすのではなく、動かされているんです。現にあなたはこうして大阪まで来ているでしょう。他に来る必要はないのです。にもかかわらず来ているでしょう。なぜ来ているのか、われわれの意見を聴きたいから来ているのでしょう。これはさせられているのです。 善川 私も、今までのお導きで、これからわれわれが進むべき方向というものは、覚悟しているのですが、しかし事を興すまでには、まだまだいろんな勉強もしなければならないことがたくさんあるし、私自身も、もっともっと実生活の中で鍛えていかなければならないと考えております。 日蓮 本を出し、人びとが寄ってくれば、何かを話し、また何かを書かざるを得なくなるでしょう。自然と書かされるようになるのです。 善川 話は別なことになりますが、最近私たちは、ここにもありますこの本『生長の家』というのに、どういう訳か、大きな影響を受け出してきたのでありますが、これは、何かそちらの方にご計画があってのことでしょうか。 日蓮 計画通りであります。あなた方は、最初、高橋信次先生の「正法」、これを受け売りといいますか、考えとしてはもうこれを受け入れたはずです。これから抜けなければいけないのですが、どうやって抜けていけばよいか分からないのです。他にもこういう教えがあり、これもこれなりの力を持っている。こういう教え二つ、三つと地盤が出来てくると、新たなものが出てくる。これも計画済みです。 なぜなら、高橋信次先生の方は方で一つの問題を持っております。善、悪の二元で捕らえ、悪を反省し、善に戻そうとする過程において、自ら「悪」の中にもがき苦しんでいる人たちは、その中から脱出できないで困っている。愚痴を言う人は、愚痴を止めなさい、と言っても愚痴を止められないから愚痴を言っている。そうです、人の悪口は止めなさい、分かっております。悪口は止めたいんだけれど、言わざるを得ない気持だから悪口が出る。この心をどうするか、このような問題があります。これには、一つは、日本神道糸教団の教えというものも学ぶ必要があります。今後更に新しい教えもあるでしょう。もっとこういうものも吸収していかなければなりません。 善川 まあ、ひじょうに個性の強い宗団でありますが、神道糸教団は今日大を成しているわけでありますが、内容につきましては、われわれが、もって範とするところが多々あるのですが、軍備を唱えるところあたり、一面においては納得しがたいというところもあります。これらの点については、われわれが独自の方向を見出してやっていけばよいというわけですね。 日蓮 あなたは、かつて聴いたはずです。他人の田があり、自分の田があり、他人の畑があり、自分の畑がある。他人の畑は、他人の畑で敬っておればいいではないか、それに文句をつけることはないのです。自らの田、自らの畑をそれ以上に立派なものにすれば、そうすれば、他のものはみんなそれを見習うはずです。 善川 先程、空海さんからは、ひじょうに含蓄深い、広義なお話を承ったのですが、まだまだ私どもの頭では消化しきれないような内容であったように思いましたが、今後いろいろと、段々と、お教えを賜って自分自身のものにしていきたいと、このように思っております。 日蓮 あなた方の仕事に、山場というのはないのです。発展段階しかないのです。いい方向しかないのです。山場はないのです。あなた方の現状を山場とみるのは、それは時間という概念にとらわれているからです。現在、ただいま、未来に解決することを解決しようとすると、それが山場であり、危機であり、問題であるように思うのです。時間の観念だけであります。ともすれば、霊的な能力を持ち、こういうことができるようになると、未来が知りたい、将来が知りたい、先が知りたいと、そういうことになりますが、それを知ったところで何も解決はできないのです、山場でもなんでもありません。普通の人が順調に、そうなるが如くになろうとしているのです。困難は何もないのです。 善川 私は、とかく自分で判断したことを暫く心に溜めておいてから、熟慮してからやがておもむろに行動に移るという性(たち)ではなく、短兵急といった性格でありますので、自分で行っていることに、不安を抱くことが、しばしばあります。私の進んでいる方向が間違っているようなことはないであろうか、度を外していはしまいかと、絶えず思うのですが。 日蓮 そのような心配は無用です。あなたは、馬ではないのです。御者によって鞭を打たれねば、真っ直ぐに走れない馬ではないのです。踏み外してもまた元へ戻れば、いいではないですか。そのような窮屈な人生として、自分の進む方向を見ないことです。 神ではないのです、あなた方は。神ではないのです。正しい道を一直線に走るわけではないのです。よいではないですか、たまに道を外しても、また元に戻ればいいではないですか。迷い込んでも戻ればいいではないですか。そのための守護指導霊ではないですか。あなた方が迷うことがあるから、道を間違うことがあるからこそ、守護指導するのではないですか。あなた方が真っ直ぐ走れるなら守護指導霊もいらないのです。真っ直ぐに走れないから、神は守護指導霊というものをつけて、人間を指導させているのではないですか。 善川 ありがとうございました。 日蓮 本の出版等についても、時期がくれば、私の方から言います。もう出しなさい―と、私の方から言いますから、これは必ず言いますから、今は準備期間だと思ってください。ここ二、三年は準備期間だと思ってください。あなた方の蓄え、まだ十分蓄えがないのです。「正法」といって独自のものを、十年、二十年、三十年と、説いていくだけの蓄えがないのです。 善川 それはそうでありますけれども、この二十年、三十年説くだけのものの貯蓄が出来てから説くというのでは――、 日蓮 出来てからではありませんが、やっと三年、やっと安定してきたところではありませんか。まだあなた方は、この霊的な現象を、自分たちの生活的な悩みとか、小さな悩みを解決するために使おうと思っています。このようなものから脱却しなければいけません。もっと人類のため、他の人びとの悩みを解決するための霊的な現象であり、能力でなくてはなりません。 しかし、そこに至る前には、このような段階があるということであります。 善川 こういうどこにでもある、ありふれた会話や質問の中にも、それはそれなりの意義があるのではないかと思われるのですが、高度な神学や哲学、または宗教諭の中にのみ法があって、生身人間の生活苦や精神的悩み、そうした日常的な話題の中にも、それはそれなりの処生の術と申しますか、法というものがあるのではないか、人ぴとは、そういう段階での凡者に対する覚者の応対指導というものの中に、身近な、それはそれなりの訓えがうかがわれるのでないかと思うのであります。大変次元の低い話になって恐縮ですが、その辺のところもご斟酌(しんしゃく)くださってご指導願いたいと存じます。 日蓮 分かりました。 善川 ときに、かねてよりわたくしどもの行動を看視し、ことある毎に妨害、いやがらせ、惑わし等々を繰り返してきた、かつての根来(ねごろ)の密教僧、xx法師とまで称せられた、xx氏は、ここのところあまり姿を見せませんが、彼は改心でもしたというのでしょうか。 日蓮 彼は、神道糸の神々に、大分手痛い目に逢い撃退されたようです。 善川 ああそうですか、すると神道系の神々は、かなりの力を持っているのですね。 日蓮 そうです。彼、××も、これ以上あなた方に憑(つ)きまとって深入りすると、身が危いと思いはじめております。遠ざかっております。彼は、仏教糸の人間であります。仏教に対しては、ある程度、心の準備ができておりますが、神道糸や、他の神々が出てくると、どうしても弱くなってくるのです。多勢に無勢と考えはじめているはずです。 善川 あなた方は、××など、いわゆるサタンどもを撃退するだけの力はおありでしょうけれども……、 日蓮 そうではなくて、私たちが、あなた方が真実の心の法則に気付くのを待っているのです。心の法則なのです。やはり彼らを呼び寄せるのは、呼び寄せるだけの心があるのです。それは自分の経験を通さずしては、分からないのです。 善川 なお、私たちに対し、他に何かアドバイスがありましたらいただきたいと思いますが……。 日蓮 今後とも、私たちが語った言葉を本にする作業を続けてほしいということと、いま一つは、これを体系化していく作業、一体骨格となるようなものは、何であるかというようなこと、これを体系化していく作業を、段々に考えていかなければならないと思います。でも、もう去年の夏ではなかったですか、私どもが、これを記録し残しておきなさい、原稿に書き起こしなさいと言ったのは、そうでしょう。そうして半年余りの間に、もう既に原稿としてなりつつあり、そうして何年かすると、本になって出てきているのです。そうなるのです。 もうこの世界に入った以上、逃げたくとも逃げられません。私たちはもう逃がしません。私たちが天使であろうが、サタンであろうが、もう連れていかれるだけです。もう本人も腹を決めていただかなければ仕方ありません。もし私たちが、悪魔であるなら一緒に地獄に来ていただかなければ仕方ありません。私どもは、そうではないつもりであります。 善川 昨日、お出ましになられた、天之御中主の神が仰せられた、われわれの「神法」勉学の態度は、二十五点と評されましたが。 日蓮 若干きついと思いますが、私どもでも四十点ぐらいしか差し上げられません。まだまだあなた方は、自己というものにとらわれすぎている。自分というものが捨て切れない。神を、全幅的に信じ切れていないということです。わが身が可愛いという気があります。 善川 これが人間の弱点だといえば、いえるのではないかと思います。この弱さを払拭したのが、イエス・キリストでありましょう。イエス様は、十字架にかけられるに及び「我れ世に勝てり」と申されましたが、まああれ程の気力は持ち合わせがないと思いますが、また、あなたがご在世中に受けられました数々の法難、特に龍のロにおいて刃を向けられた時の不退転の気持、あの神々しいお姿の中に漲(みなぎ)っていた信念というものは、今の私たちには、及びも寄らぬ世界の精神状態であるように思われます。 日蓮 まだそれは、自覚と修行が足りないのです。あなた方が本を出し、それに快く思わない人たちに、詰められようか、どうなろうかと、案じているようなことでは駄目です。私のように斬られ損なったり、島流しに遭うよりは、よほどましです。あなた方の生きている時代は、民主主義の時代で憲法が宗教の自由を認めているような時代です。発言の自由は認められているのです。ただ、人の批判なり陰口なりに、耐えられるかどうかという、自分の内面の心の持ち方だけの問題です。それを発表するからといって、殺されるわけでもなんでもないのです。ただ、人のロ、それが恐いだけではないですか。それはなぜ恐いかというと、まだ自分たちに対する自信がないということです。私たちに対する全幅の信頼がないということです。 私のことを言うなら、日本の歴史の中で、宗教家の中で、私ほど、悪口を言われた人間も居ないのです。大法螺(おおぼら)吹き、大山師、もうありとあらゆる批判、非難が私の頭上に積まれたのです。最後には私も引退しました。私の言った予言、私の言ったことが評価されて、鎌倉幕府から招聘(しょうへい)されても、私はそれを辞退し、最後は淋しく身を退いていったのです。私も傷ついたのです。人生において、ひじょうに傷ついたのです。私は神理を語っていた。しかし世の方々は、私を斬ろうとしたり、襲ったり、島流しに何度もしたり、そのようなことをしてきました。私は相当傷ついたのです。神理の伝道というものは、これだけ苦難なものなのか。しかしながら、考えてみれば、私たちのレベルの魂は、これだけの、これだけの試練を受けないと魂の進化にはならないのかと―これも仕方がないのです。なぜならば、平平凡凡と、凡人としての生涯を生きる生涯ではないからです。恐らくは、あなたの本を読んでも、本当にこれが日蓮か、日蓮なら出してみよ、法論をしたり挑んできたり、法戦を挑んできたりする人が出るでありましょう。それで、いや、そういうことにしたくない、と言えば、「―それ見ろ、やはりインチキではないか、お前が勝手に書いたに違いない―」と、そう彼らは言うのです。しかし、私は、その場に出て彼らの気が済むまで話をする気持は毛頭ないのです。彼らに納得して貰っても、別に何の意味もないからです。私は、私の信ずるところ、私の言いたいことを語るだけです。信ずる人は信じなさい。ついてくる人は、ついてきなさい。あなた方も、その方針でいきなさい。 その本を書いて、これしかないと、これしか信じないとして、他宗を排撃したりすることは止めなさい。 ―われ神理を述べる―と、信ずる人は信じてください、ついてくる人は、ついてきてください―と、その方針でいきなさい。 善川 ひじょうに気強い、そして心温まるお言葉、ありがとうございました。今後も折を見て、なにかといろいろな問題に突き当ったり、判断に苦しんだり、迷い込んだりしようかとも思いますが、その場合においては、その都度、その都度のアドバイスをお願いしたいと思います。 日蓮 時機が来れば、私の方からも、言うべきことは言います。例えば、こうした現象を記録に取れといったことや、また本を出すようになった時には、出せと、何か大きな節目節日には、アドバイスをするはずです。 何事も一時には、事は成らないものです。少しずつ、少しずつ積み重ねていくということが肝心です。 善川 私は、「正法」を真実、四六時中実践していくということは大変難しいことだと思います。第一に、何が「正」であり何が「邪」であるか、その正邪が定かであるものと認められるものはよいとして、同じように正と認められても、これを実行するに当っては、経過、時間、タイミングというものがあり、それを外すと、これが結果は邪となって現われるという、その刹那(せつな)の判断のタイミングということに苦慮することがありますが―。 日蓮 自らやろうとしてやる段階のことは大したことではないのです。どうしてもやらねばならないという状況、つまり胸のうちの大きなうずきに追い込まれてやる時に、人間ははじめて大きな勇気が出てくるのです。そのことは、真の「神」の意志でもあるからです。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20518.html
登録日:2010/05/11(火) 15 33 16 更新日:2023/09/06 Wed 14 40 40NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 お姫様 お嬢様 ガンダム ガンダムW ガンダムメインヒロイン ガンダム登場人物項目 クイーンリリーナ ヒイロの嫁 ヒロイン リリーナ・ドーリアン リリーナ・ピースクラフト リリーナ様 世界国家元首 外務次官 天下無敵のヒロイン 女王様 妹 完全平和 実はティファより小柄 時代のヒロイン 片手でライオンを持ち上げるヒロイン 矢島晶子 超カリスマ ヒイロー! 早く私を殺しにいらっしゃーい! 「新機動戦記ガンダムW」の登場人物。本作品のヒロイン。 年齢:15歳 身長:154cm 体重:38kg 人種:北欧系 声優:矢島晶子 地球圏統一連合の外務次官、ドーリアン氏の一人娘。 お嬢様学校の聖ガブリエル学園でも一際優等生として有名で、男女問わず人気が高い。 深窓の令嬢といった外見だが、性格はやや傲慢で強気、お転婆で思い込みが強い。 しかし驚く程芯が強く、時折予想の付かない行動に出る事もある。 その正体は「完全平和主義」を唱え、その影響力を危険視された為に滅ぼされたサンクキングダムの王女リリーナ・ピースクラフト。 ゼクス(ミリアルド)の実妹である。 本人は幼かった為に覚えていないが、当時の事が密かにトラウマになっていたのか、物語開始の数年前までは口数の少ない無愛想な子供だった。 尚、育ての親であるドーリアン氏はサンクキングダムの元老のひとり。 ゼクスと同様に強烈なカリスマ性を持っており、彼女の魅力、意志の強さに引き込まれる人間は多い。 トロワ曰く、「あのヒイロを動かす程の女だという事だ」。 また思い込んだら一直線脇目を振らず突撃する。ある意味ガンダムパイロット以上に強烈な人間だろう。 ヒイロには最初から何かを感じたのか、初めて出会った時から彼に引き込まれていた。 ヒイロが本来は純粋で優しい性格である事を見抜き、その確信と共に彼に接していく。 いつしか彼女にとってヒイロは「勇気を与えてくれる存在」であり、ヒイロにとっても「お前程じゃない」と言われるような存在になっていく。 恐らく、作品中で最も立場が変わっていった人物。 最初は女学生、次は王女、挙げ句には世界国家の女王として目まぐるしい程に世界に翻弄される「時代のヒロイン」。 しかしどんな状況でも持ち前の意志の強さは失わず、むしろ様々な状況を体験していく事で成長し、他者を深く思いやる思慮を見せるようになった。 また、そのカリスマ性に多くの人間が魅了され、傀儡として擁立したはずのロームフェラ財団がその手腕に慌てふためくほど。 ちなみに、立場が変わると共に髪型や服装もコロコロ変わる。スタイルがいい為かどんな服も着こなし、凛々しい雰囲気を崩さない。 髪型に関しては、初期のお嬢様カットと中盤以降の真ん中分けで意見が分かれる所。 どうでもいいが、筆者は初期の方が好きである。 本作品は制作環境が劣悪だった為に、かなり作画崩壊の影響を受けている人物。 しかし、版権イラストなどではやたら美人に描かれる事も多い。 ゼクスに関しては当初意識してはいなかった為か、あまり兄妹という意識はなかった。 しかし、その感受性の為か、ゼクスが敢えて反逆者の汚名を被った際はその心情を汲んでいる。 また、ゼクスが信頼を置くノインを非常に信用しており、彼女と行動する事が多かった。 とにかく常軌を逸した言動が多く、彼女もまた多くの迷言を残している。 強烈な個性の他キャラクターに埋もれなかったのは、彼女もまた強烈な個性を発揮していたからであろう。 ちなみに、「星の王子様」はゼクスの影響。 この妹にしてあの兄あり。 本作品が嫌い、受け入れられない人にとっては大きな理由のひとつ。 彼女の唱える「完全平和主義」を理想論、眉唾、机上の空論として批判する視聴者は決して少なくはない。 作中でもトレーズに現実的な対処能力という面での力不足は指摘されている。 実際に(ボカされてはいるが)彼女の思想・行動に準じる・巻き込まれる形で数知れない人が亡くなっているなど、多大な影響も出ている。 しかし彼女の言動には考えさせられるものも多く、 実際に何度も挫折を経験しつつも確固たる信念のもと多くの人々の生き様から目を背けず兵器廃絶と人々が自ら求め守り続ける平和を実現させようとし続けているのだから、ただの理想主義の小娘と一蹴するのは考えものである。 加えて、「特に落ち度が無い状況で育ての父をテロで爆殺され、仇のレディ・アンを自ら暗殺しようとしたほど憎んでいる」彼女が仇敵との和解を含めた上で完全平和主義を唱えるのは他の人間が言うよりは説得力が有る。ファーブル「ダーウィンが徹底的な観察と研究の末に進化論に行きついたのは分からなくもないが、ダーウィンの半分も観察をしていない若造が進化論をダーウィンより偉そうに語るのは許せん!」慈円「法然と親鸞が厳しい修行と勉学の末に念仏に行きついたのは理解出来るが、碌に修行も勉学もしていない好い加減な僧侶が浄土宗を説くなど有害無益!」 ただ、スパロボに出ている場合は話が少し違ってくる。 何せ争う相手が地球人類だけではなく、白旗を掲げたら切れる文明や和睦不可能な化け物や人間を襲うことを存在意義にしている機械までいるのである。 そんな危険が将来的に訪れるかも知れない世界で武器を放棄することは人類全てを隷従か破滅に誘う結果になりかねず、より「無茶な理想論」に見える可能性が高まってしまう。 まぁこれは重箱の隅をつつくようなメタ視点交じりの話であり、作中でそこを突っ込まれることはあまりないが、潜在的にスパロボとの相性がかなり悪い人物と言える。 本編ED「It's Just Love!」は全編彼女の魅力満載なPV。 当時は「本編のイメージに合わない」などとして不評だったが、現在になってからは「リリーナ様かわいい」「犬になりたい」「足コキされたい」など、変態紳士諸君から再評価の動きもある。 ついでに二番の歌詞がどうしても味の保証が出来ない手料理をヒイロに振る舞おうとするリリーナの図が浮かんでくるため、料理は下手というイメージが定着している。 余談だが、声優の矢島晶子女史は当初、リリーナという役が理解できず、スタジオに行くのが苦痛な位に悩んだらしい。 □劇中の活躍 多忙のあまり彼女の誕生日を忘れるドーリアンに腹を立て、砂浜を歩いていた所で、ゼクスに撃墜され、海中からはい上がってきたヒイロを見付ける。 それによってヒイロから「顔を見られた」として「お前を殺す」と宣言された。 しかし恐れずに彼と接していく中、OZによるドーリアン氏たちに対する爆弾による暗殺という事件が起きる。 レディ・アンに忘れ物のコンパクトを届けに来たが実はこれは実は時限爆弾であり、それを見たレディ・アンが凄い勢いでリリーナから奪い取り爆弾コンパクトをドーリアン氏の部屋に投擲、爆発する。混乱の中リリーナは瀕死のドーリアン氏を救出しに来た仲間に連れだされ、しばらく後に復讐しようとレディに銃口を向けるが失敗、危機に陥った所をノインに救われる。 今際の際のドーリアン氏から自身の出生を聞かされ、また周囲の勧めもあってピースクラフト性を名乗り、サンクキングダムを復興、再び完全平和主義を掲げて活動していく。 しかし、サンクキングダムが周囲の国家から賛同を受けていく事に脅威を感じたロームフェラ財団代表のデルマイユは、サンクキングダムの攻撃を命令。 リリーナは「完全平和主義を掲げるサンクキングダムが争いを産んではならない」とし、自ら国家を解体した。 その後デルマイユは彼女の出生やカリスマ性に目を付け、トレーズに代わる求心力として財団代表に就任させる。 リリーナは世界国家元首クイーン・リリーナとして財団の傀儡に仕立てられたが、その求心力はデルマイユの手に負えるものではなく、財団、OZの武装解除を決議させ、デルマイユを失脚させる。 が、折悪くゼクス(ミリアルド)がコロニー革命闘士ホワイトファングの指導者となり、地球に攻撃を宣言する。 しばらくは板挟みに苦悩するが、そこにトレーズが舞い戻り、彼女を財団から解き放った。 自由を取り戻した彼女は自ら宇宙に上がり、ゼクスに対して説得を試みる。しかしゼクスの意志は固く、彼女は囚われの身となる。 最終的にはヒイロによって救い出され、MO-IIでは養父を殺したレディ・アンから命を差し出されるが、それを拒否し、優しく諭した。 戦後は新たに発足された地球圏統一国家の外務次官に就任した。 尚、当たり前だが外務次官を就任するには異常に年齢が若い。 これは彼女の経歴を鑑みての名誉職だからであるが、後にコロニーとの和平会議や火星のテラフォーミング立案などの実績を挙げ、正式に外務次官となっている。 □Endless Waltz 前作から一年後、その影響力に目を付けられ、バートン財団に拉致される。 マリーメイアを説得するが事態は止まらず、ブリュッセル大統領府を舞台に戦端が開かれ、ゼクス達とマリーメイア軍の激戦が始まってしまう。 しかし、「負ける戦い」を行うゼクス達の姿に触発され奮起。敵地の只中で通信を奪い、人々に「平和は誰かから与えられるものではなく、自分自身で掴み取るもの」と呼び掛ける。 マリーメイアに「戦いを幇助するのか」と問われた際は、「必要なのは主義や主張ではなく、平和を望む心」だと告げる。 彼女の言葉は市民達を奮い立たせ、ゼクスが待っていた「平和を望む者たち」を呼び寄せる。 ヒイロが大統領府の破壊を行おうとした時は、ヒイロに殺される事を受け入れ、怯えるマリーメイアを冷静に諭した。 戦いの恐怖を知った事で自らの過ちを知ったマリーメイアは、デキムの銃弾からリリーナを守り重傷を負うが、一命を取り留める。 最後は倒れるヒイロを抱き止め、ようやく終わった事を実感した。 EDでは演壇に立って演説する姿が見られるが、これは大統領選挙の演説である。 □Gジェネレーションシリーズ ガンダムWが登場する際はヒロインなので勿論登場。 高めの魅力値を持つがそれ以外は…を地で行く非戦闘ヒロインである。 なぜか「ドーリアン」と「ピースクラフト」で別キャラ。つまりダブルリリーナ様をすることが可能である。 勿論MSに乗せることも可能。トランザムとも言ってくれる。 また、完全平和主義はアビリティとなっており、条件を満たせば誰にでもつけることが可能。 ミカも暗黒の破壊将軍もリボンズもフロスト兄弟も皆まとめて平和主義に目覚めることが可能である。 GジェネFの際に戦艦に乗せた時の台詞が 「メガ粒子砲用意!構いません!殺しなさい!」 と非常に物騒であるが、一応「殺しなさい!」は一応原作でも言っている台詞である。 またF.IFのおまけシナリオやガンダムファイトモードではやたら改造されたリムジンに乗せられたりしているが、武装は無いので逃げ回る事しかできない。 また、GジェネNEOとGジェネDSでは”リリーナが政治の表舞台に出るとクワトロ・バジーナが彼女の人となりに感服するという描写がされており、NEOではどのルートでも最終ステージまで味方&DSでもリリーナが政界進出した平成ガンダムルートではUCルートと違い逆襲せず終始味方のままである。 「私は、リリーナ・ドーリアン……あなたは……?」 「ヒイロは……星の王子様?」 「ヒイロー!早く私を殺しにいらっしゃーい!」 「人殺しに形式などありません!」 「ヒイロ、ゼクスを倒しなさい!構いません!殺しなさいッ!」 「私が、リリーナ・ピースクラフトだからです」 「ヒイロ、やっぱり貴方は不思議な人ね。貴方は私に勇気を与えてくれる。きっと、他の人にもそうなんでしょう?」 「もう終わりにしましょう。復讐も、戦いも……」 「ヒイロ!こんな手紙、次は自分で渡しなさい!」 「誰があなたをそんな風に教育したか知りませんが、あなたは間違っています」 「この映像を見て恐れてはなりません!平和は誰かから与えられるものではなく、自分自身で……」 「私はピースクラフトではありません。私達に必要なのは主義や主張ではなく、平和を望む心です!」 「あなたは恐怖を知った。だからこそ、自らの過ちも認められるようになったはずです」 「撃ちたければどうぞ。覚悟は出来ています」 「終わったわね……やっと……」 「メガ粒子砲用意!構いません!殺しなさい!」 Wiki籠もりー! 早く追記・修正しにいらっしゃーい! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 凄まじいカリスマで好きなのは間違いないがどこか足りない気がするキャラだ。戦いや憎しみがどうこう言ってるのはまあ良いが、戦争で狂ったり被害にあったキャラと論議して貴女は外れたけど父親の仇討ちをしようと銃を撃ったとか、ガンダムが味方してくれるから偉そうにしてられるんだろとか言われても真っ正面から向き合うだろうがそういったエピソード入れれば完璧だったかも -- 名無し (2013-08-27 23 56 08) 「ラクスを超える者」なんてタグ付けてるが、補正は確かに受けてるが困難に身一つで立ち向かいながら女王やるわ外務次官やるわ、火星へのテラフォーミング進めたりとか働き詰めで自分の理念への非難も受け入れた上で堂々と対話しようとして、ヒイロとはお互い尊重しながら恋より仕事だわで比べようがないだろ…… -- 名無し (2013-08-28 00 05 22) 意見があったから消してみた、消さないほうがいいかのかな?意見おねがいします。 -- 名無し (2013-08-28 00 23 24) ↑ようわからんが、とりあえずがんばれドモン君でW編が始まろうとしたらこれからの主役は自分だでヒイロや東方先生が喧嘩始めて流れに乗れずに涙目になってたリリーナが懐かしい、その後はこの時の姿から良い意味でぶっ飛んでくれた。 -- 名無し (2013-08-28 00 41 54) ↑ヒイロとゼクスの決闘を止めに行ったら南極じゃなく北極に行っちゃいました♪なんてのもあった。 -- 名無し (2013-08-29 15 53 31) 世間知らずのお嬢さまで始まりながらも、その後の激動の情勢下で不断の努力と意志を貫いてきて、凄い。 -- 名無しさん (2013-08-29 18 10 00) ヒイロと砂浜で出会う 14歳→誕生パーティー 15歳→一年後マリーメイアの反乱 16歳 ってことだよね。聖ガブリエル学園も休学してヒイロの追っかけやったあと、サンクキングダムの学校の理事長になったけど、その後は学校に通ってる様子はないよね。もしかして中卒…?まあ彼女のことだから飛び級で学士とか博士号とってそうだけど。 -- 名無しさん (2013-09-22 15 52 42) ↑格好つかないから一応学校行け、と言う周囲にも真っ向から啖呵切ってそう -- 名無しさん (2013-09-22 16 18 54) ↑2 箔付けの学歴を必要としない実績と能力があるんだから問題ないだろ。 -- 名無しさん (2013-09-29 23 44 00) リリーナの丸腰で敵地に乗り込み、『完全平和主義』の信念を貫く姿が凄くカッコいい。 -- 名無しさん (2013-10-22 18 47 30) 序盤は世間知らずだけど世間知らずなりに聡明であり自覚もあるんだよね -- 名無しさん (2013-10-22 19 36 31) 魅力的なキャラであると同時にガンダムW屈指のマジキチでもあるリリーナ様が大好きです -- 名無しさん (2013-12-05 20 54 56) 俺はこういう良い意味でぶっとんだキャラ好きだよ -- 名無しさん (2014-06-21 21 42 31) まあ、思想は電波の類ではあるが 初めては広告塔というか御輿として祭り上げられたとはいえ、あの思想を議会で成し遂げる寸前までいったことは評価できる。 政治活動家としてはともかく議会の政治家としてはガンダムシリーズのキャラのなかで俺の個人的評価は高い -- 名無しさん (2014-07-28 11 38 08) 中の人が春日部の五歳児と知ったときはびっくりしたなぁ… -- 名無しさん (2014-08-02 09 09 11) ↑ 声優の演技の幅の凄さを思い知らされる事例の一つですね -- 名無しさん (2014-10-21 22 17 09) ↑「オラを殺せばぁ~」こうですか、わかりません! -- 名無しさん (2014-10-21 22 20 09) 誰かから与えられるものではなく、自分自身で掴み取るもの 平和に限らずこれは大事だよね -- 名無しさん (2014-10-21 22 34 14) トレーズ様は彼女の理念を認めた上でその障害になる旧体制を自分を生け贄に滅ぼしていったんだよね。リリーナといいゼクスといいみんな我がつええぜよ -- 名無しさん (2014-11-30 01 49 55) 初期の世間知らずの電波お嬢様がヒイロの追っかけやってる頃が一番可愛かった。初対面で逃げられようが殺されかけようが、サリィに関係を聞かれて「私達、とーっても仲良しのクラスメイトですの」ってドヤ顔で答えたときに撃墜された。 -- 名無しさん (2015-05-08 19 48 58) 良い意味で悪い意味でも常人の理解超えてるキャラ。嫌いではないけど、愛着持つのが難しい個人的に。 -- 名無しさん (2015-06-07 23 27 21) リリーナはテレ朝ガンダム第3期のヒロインで唯一、裸が描かれなかったヒロインでもあるな。 -- 名無しさん (2015-09-11 17 40 27) ↑実際見たらヒイロあたりが殺害宣言してくるだろ?そして巻き添えになるのはデュオ -- 名無しさん (2015-12-28 10 55 18) 一番肌が見える状態になったにはトレーズ様のエレガント風呂、次点で包帯巻いたヒイロ・・・ -- 名無しさん (2015-12-30 20 46 23) 年若い少女の指導者キャラが当時あんまいなかったからでしょ。今だとクーデリアあたりとも比べられそうだが -- 名無しさん (2016-04-04 20 52 08) 比べられる対象はマリナ姫の方でないかね 非戦の理想主義のお嬢様で主人公に多大な影響を与えたヒロイン -- 名無しさん (2016-04-04 23 05 30) 主人公との関係を見ても確かにマリナとの方が近いよね。 -- 名無しさん (2016-04-25 11 13 06) 誰とも比べられないくらいには強烈なキャラ -- 名無しさん (2016-05-09 21 13 59) 類似するキャラはいても比べられる存在はちょっと思いつかないな。色々ぶっ飛んでるヒロインだし。 -- 名無しさん (2016-07-03 00 56 31) リリーナ様とヒイロがティファより小柄っての本当に笑える -- 名無しさん (2016-10-08 21 38 50) Wってこの子を筆頭に男前な女性が多いんだよなあ -- 名無しさん (2016-10-22 10 28 24) ↑12 W放送当時のムック本か何かの折りたたみピンナップで乳首まで丸見えの全裸水浴びリリーナ様が見られたぞ -- 名無しさん (2017-03-21 16 52 00) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-06-05 20 21 40) 本人だけじゃなく義理の親のドーリアン夫妻も凄いよね。並の人物ではあそこまでは育てられないだろうな。 -- 名無しさん (2018-06-05 20 34 53) やってることはシャクティと似てるのに結果が違いすぎる -- 名無しさん (2018-09-16 21 47 27) ↑4見てみたい! -- 名無しさん (2018-09-16 23 47 17) ↑2 そのあたり育ちと兄とヒイロの存在、本人の我の強さだろうな。スパロボあたりでクーデリアと共演させたら絶対クーちゃんのがキャラ食われるw -- 名無しさん (2019-06-05 01 58 33) こういうキャラって物語が進むにつれて、段々と成長していくはずなのに、リリーナは序盤で既に、肝が座ってるというか完成しきっていたイメージが強いな。何よりもガンダム主人公で1、2を争うほど、仲良くなるの難しそうなヒイロの心を開いたのが凄まじい -- 名無しさん (2019-08-04 13 38 10) 百年後とかの、社会の教科書に偉人として掲載されてそう -- 名無しさん (2019-09-22 18 04 37) 多分、本人の人柄も含めて、後世でめっちゃ評価されると思う -- 名無しさん (2019-09-22 19 24 02) 本編とEDのギャップが激しいキャラクター。 -- 名無しさん (2020-01-10 07 56 53) スパロボDでアドラステアの捕虜になったシャクティやウッソの母親と自分を交換するよう名乗り出るシーン好き -- 名無しさん (2020-05-10 17 54 59) この人割と好戦的よね…隠し持った銃でレディ射殺しようとしたのとかビビるわ -- 名無しさん (2020-08-17 20 34 03) 平和の実現のためには手段を選ばない(できれば暴力はしたくない)ていうスタンス 出自と血脈を最大限活かした行動で、シャアと違って道化となっても平和になるなら受け入れます、と少女ならではの純情さか王族としての豪胆さか…ゼクスがMSの腕ではトップクラスだし、MS操縦を習えばヒイロと互角なのも有り得そうで怖い -- 名無しさん (2020-10-29 11 00 32) なんなら1話の時点で大分ぶっとんでる ヒイロがインパクト強すぎてそっちばっかり注目されるけど、ヒイロが救急車強奪した後の反応で既に片鱗が見られるというか -- 名無しさん (2021-12-26 23 10 45) EDで犬を足で撫でる→分かる EDでライオン2頭まとめて締め上げる→なるほど分からん -- 名無しさん (2021-12-26 23 11 45) ↑4「自分にもバラなんて似合わない、似合うのはOZの穢れた返り血」とか詩的なこと言った上で「お父様の仇ィ!」と躊躇なく発砲…序盤の時点でコレとか凄すぎるよな -- 名無しさん (2022-09-09 14 33 16) ↑5 リリーナって、女だてらに戦闘機乗り回したカテリナ・ピースクラフトという女傑の血が流れてるから…鉄火場にいるとその血が目を醒ますんだ。カテリナ様、今もロームフェラのお爺ちゃん達のファンが多いみたい -- 名無しさん (2022-11-02 10 33 58) スパロボにおいても自身の理想と理念の元行動する猛者、しかしスパロボRでガイゾックと交渉するって話の時は確実にアカンと思った -- 名無しさん (2022-11-03 08 38 34) リリーナ・ドドーリアンさん… -- 名無しさん (2023-01-30 22 38 52) かなりの貧乳だよね -- 名無しさん (2023-01-30 22 39 14) ↑EWアンソロ本の複数の作品や後書きで「ヒイロを受け止める前後だけ心無しか大きくなってない?」と突っ込まれてたな -- 名無しさん (2023-03-06 21 11 48) 平和唱えるのにここまでやれるなら凡人には何も言えませんわ -- 名無しさん (2023-07-08 15 44 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2092.html
おれ達ってのはいつから子どもの心を失くしちまったんだろうな。 気がつけばもう高校生。いつまでも右手にどこぞの星雲からやってきたお人よし宇宙人を握っていていい年でもなくなったというのは重々理解しているけどな。 正義と悪。宇宙人未来人超能力者。そういう幻想の中に引きこもってるのもだめだってわかってるつもりさ。 時間とは無慈悲、そして生きるものの運命だ。 そしてそれに伴うだけの成長を、人は遂げなければならないのさ。 だがそんなつまらないリアリズムに傾倒しつつあったおれも、ここ最近は非常識が包み込まれた現実に引きずり込まれつつあった。 おれの前に現れた宇宙人、未来人、超能力者。そしておれをその渦中に無理やり連れ込んだ張本人、涼宮ハルヒの存在のせいである。 こいつの勢いはバンバン打ち上げられる打ち上げ花火のようだ。 無尽蔵のエネルギーをもってすべてをこんがらがらせてしまう意味不明の力と存在感を持っているようだ。 いや、この場合はおかげ、というべきなのかもしれないな。 なぜならなんだかんだでおれはこの非常識というものを心のどこかで望んでいたのかもしれないからである。 そしてごく普通の一般人には決して味わうことのできないことを当たり前のように経験しているのだ。慣れつつある自分の感性が恐ろしい。 ではおれはこの現実にどう対応すればいいのだろうか。一度網に絡みとられた以上恐らく脱出するのは不可能だろう。 こんなわけのわからん状態に陥る程にまで複数の網が複雑に絡み合ってるのだ。 なら答えは簡単だ。楽しめばいい。心行くまで。自分の身を案じた上でな。 わざわざおれの周り、正確には涼宮ハルヒの周りで馬鹿騒ぎを起こしてくれるというのだ。 これに便乗して、どうせなら存分に笑い飛ばしていようじゃないか。 そう開き直りかけていた高一の夏だった。 だが結局、おれは自分の愚かな認識を改めねばならないのかもしれないと思わざるをえなくなったのだが。 それは涼宮ハルヒの思考回路。そしてあいつに群がるそれぞれ非常識を体現している連中の頭の構成。 言ってしまえば認識が甘かった。ここまで意味不明だとは思わなかったさ。 ちなみにこの時、季節は夏。夏真っ盛り。 夏といえば? お祭り、海、花火と数え切れない風物詩。ハルヒに引っ張りまわされておれ達は遊びつくした。 そう、そうして始まったんだ。とあるイベントがな。 幽霊、妖怪、あやかし、魔物。この国のご先祖さんはどいつもこいつも頭がハルヒ並と言ってもいいかもしれない。 風習から様式から風体からこんな怖いもんばっか作りやがって。こういうもんじゃ世界でも指折りの出来なんだからよ。 最初はほんの冗談だったんだ。だが場所が悪かったのだろうか。 何が起こったのか、これを理解するだけでちょっと頭がおいつかないくらいだった。だけどおれは純粋に、子どもであることの大切さを感じていた。 会って、遊んで、別れて、また会って、非常に充実していた夏。 いや、充実しすぎていた。沢山の経験。すさまじい夏休み。正直おれは経験しすぎた。これはこれで、と割り切ることも出来ないくらいにな。 夏の風が湿気とともに清々しさを呼んでいた。それだけで終わればことは簡単だったんだ。 暑いな。それは当たり前でもうすっかり夏だった。 期末テストも終わり時間旅行を経て七夕も終わり、終業式を済ませ合宿を終わらせた。 もうすぐ終わらない夏休みを経験することになるのだが、それは今回は別の話である。 おれは里帰りを終え自宅に戻り、リビングで本を読んでいた。 ページをめくり、物語の世界へ。一つの文章から想像の世界へ。 たまにはこういうのも悪くない。 これはわかる人にはわかるだろうが、おれにしては非常に珍しい光景だった。 うちの母親はようやく勉強をする気になったかと勘違いしていたし、妹は熱でもあるのかと言いたげな不思議な目でおれを見ている。 誤解しないように言っておくが、おれにはそんな気などさらさら無い。 勉強はおれには向いていない、というか勉強に向いている人間などこの世に存在するのかと尋ねたいという人間性を持つのが、おれだ。 そんなどうでもいいことを思いながらおれはひたすらページをめくっていた。 若干頼りない主人公が周りに振り回されながら戦い、謎を解いていく過程。 長門から借りたハードカバーだ。 あいつが好きなSFものに心霊現象という存在が立ち塞がる濃い一品だ。 取り立ててやることがあるわけでもなく、お金も無く、何かして過ごしたいということもあり、以前の部活の際に長門にお願いしたらこの本がおれに転がり込んできた。 中盤にもなると、巻き込まれたことに嫌気が差していた主人公も程ほどにやる気が出ていたようで、おれはこの巻き込まれたという境遇になんとなく同情と共感を感じていた。 なぜかみんなはわかると思う。 もうそろそろ半分だな。 そうぼんやり思っていたとき、本がうっすらと青から橙色へと変化していたことに気づき、時間の移り変わりの早さに改めて驚いていた。 それとともに夕焼けが空を赤から薄紫、そして深い青に染めていく。 夕焼けが生み出す焼け付く日差しを網戸を通して浴びながら、夏色に煽られる風鈴をBGMにしておれは読書に耽っていた。 夏の暑さは相変わらず。だがどこまでも夏らしく、ささやかに吹く風が心地いい。 エアコンなんていらないね。…少なくとも今だけは。 テレビでは地方の花火大会の様子を中継で垂れ流されている。 まるでお天道様が日にちを合わせたように花火日和と言える晴天で、今日はかき氷が売れそうだと屋台のおっさんが向けられたマイクに話している。 祭りと名がつけばどこへでも行くと、いかにも職人魂を見せる粋なおっさんだった。 いかにもハルヒが食いつきそうな話題だが、場所があまりに遠いので勘弁してもらいたい。 蝉がうるさい。ツクツクボーシはまだ現れていないようだ。 どの種類かも判別がつかないほど蝉の泣き声が大音量で響いていた。 …それにしてもハルヒか。休日のハルヒって、一体何やってんだろうな。 気がつけば夜になっていた。 おれは晩飯の準備を手伝えというメッセージを含んだ妹の捨て身タックルで我に返り、妹にデコピンをかましてやってから冷やし中華を食った。 ちなみに妹は両手で額を押さえていた。 「いたいよぉキョンくん」 「やかましい」 ところで冷やし中華って一体どこが中華なんだろうな。 いつもながらの家庭の味。この場合はおふくろの味。 ま、十分にうまいからいいんだけど。 おれはさらりと食い終わり、続きを読もうかと我ながららしからぬことを考えていた。 テレビでは延長戦に持ち込まれた甲子園にいつの間にか変更されており、 それに気づかなかったことでおれにしては結構読書に集中していたなとなんとなく自分で自分を褒めてやりたい気分になっていた。 気分は上々。家族の機嫌も今のところおれにとってはグリーンゾーン内。 また予備校がどうたらとか言われても正直困るとしか言えないからな。 さて、続きでも読むかと思ってソファに腰掛け本を手に取ったとき、おれの携帯がなにやら光っていたのに気づいた。 どうやら着信履歴あり、と。 そんな奇特な人間なんかハルヒしかいないだろう。また面倒ごとに巻き込まれなきゃならんのかね。 ふと見やった外の深く青い空が沈んだ色に見えた気がした。 そう思いながら確認してみる。発信者名は…長門有希。 これは普通に嫌な予感。ハルヒよりもタチの悪い相手かもしれないと思った自分の頭をぶん殴りたくなった。 我ながら気持ちはよくわかるがな。なぜならこいつから呼び出されて嬉しい目にあった覚えはおれには無い。 でもやっぱり気づいた以上こっちから掛けなきゃならないよな。掛けなきゃならないよな?よな?掛けたくなくてもな?たとえ嫌でも…腹を括れ馬鹿者。 なぜだかおれは焦っている。落ち着けおれ。そういう時は身を隠すんだ…馬鹿、混乱するな。こんなときにガン○ムネタは…いやなんでもない。 とりあえず、家族が変な目で見てるぞ。 ふと見やった空は、更に深く沈んだように見えた。おれの気分は空に影響を与えるんだな…おれの頭の中でだけだけど。 おれはそそくさとリビングを後にし、自分の部屋で長門に電話をかけた。 コール一回きっちりで出る。こいつも相変わらずだよな。 「……」 そして相変わらずの無言の応対方法。慣れてないとこっちが焦るぜ。 「長門か。お前おれに電話したよな」 「した」 迷いのない答え。それだけに事務的。ならこっちも事務的にいこう。 「ご用件は」 「本」 「本?お前から借りたやつか?」 「そう」 「あのSFかぶれのホラー?」 「そう」 「あの重さだけは一番のハードカバー?」 「そう」 「あのいじけた主人公?」 「そう」 「あの」 「そう」 「まだ何も言ってないぞ」 「…そう」 なんて起伏のない会話。おれたち一応高校生だぜ。 「で、なんでまた?」 「期限」 「何の?」 「今日まで」 というわけで、おれは今自転車を走らせている。 とりあえずあの図書館で待ち合わせ。肩に鞄を提げて自転車をこぐ。 まったく、デートならもっと明るいときにもっと目的地から離れたところで待ち合わせるべきだろうに、よりによって現地集合かよ。 SOS団御用達の駅を自転車で通り越し、そのまま長門と歩いた探検コースに倣って図書館へ向かった。 空はご機嫌、チャリもご機嫌。 満天の星と光る満月が大地を青く染めていた。 明るいな。ネオンの灯かりが邪魔だっつの。 なんとなく見覚えのあるところだ。もうそろそろだろう。 自転車をこぐ足に力を入れて住宅街を、商店街を、川を橋を駆け抜けていた。 夏の夜って、なんか魅力的なもんがあるね。 「ん?」 おれはこの辺自体はそんなに来るわけではない。 だからこんなところにあるわけことを不思議に思ったわけではないのだが、中々の広さがあり何より暗い雰囲気が存分に醸し出されていたのでふと自転車をこぎながら目をそっちにやってしまった。 墓地だ。 自転車をこぎつつ目を凝らして看板を見た。 ええっと、浄土真宗?門の看板にはそう書いてあった。 浄土真宗か。 日本でも相当有名な仏教だっけ? 親鸞?法然?よくわからんがあの石山本願寺の流れを汲むってわけか。 信長だかと戦ってたとこだよな。どうでもいいか。 それにしても夜の墓地ってのはなんか不気味だな。 暗く、冷たく、背筋を舌で舐められたようにゾッとする感覚があるぜ。 さも当然のようにそこに佇む姿がより一層恐怖をかきたてる。 そう言えば宇宙人、未来人、超能力者と非常識な連中が揃っていて思うこともあるが、他に非常識な連中はいるのかね。 これで言うなら幽霊か。 そもそも幽霊ってなんだろう。 死んだ人が怨念を纏うって本当にあるのか。 いい霊と悪い霊の違いは? 人間の想像が生み出したアホらしい概念ではないのか。 つーか幽霊って仏教の考えでもないような、どちらでもいいような…あいまいなんだよなその辺。 そう思っていたとき、墓地の方向から何やら物音がした。 足音?物音?何かがいる気がする。 おれは胸が爆発しそうになり、思わず自転車を止めた。 なんだなんだ。ただの墓を管理している人とか、墓参りしにきた人とか、そんなだよな。 暗くうすら寒そうな墓の奥で、影がうろついていた。 やばいやばい怖い。 でも目を逸らせない。 おれは自分の好奇心を呪った。 その物影らしきものが動いた。 青い光に照らされその姿がうっすらとだけ見えた。 甚兵衛を着ている男の人だった。手ぶらだったが、なんか普通に歩いている。 なんじゃそら。 思わず肩の力が抜けた。どきどきして損したわ。 しかもその男、どうやらそれなりに若いようで、なぜかおれはどこかで見たことのある気がした。 夜空が照らす青白い光が、彼をそれなりにかっこよく表していた。 おれはなんとか思い出そうと首をひねっていたが、そのとき時計が目に入り、 「やばい、時間が。」 おれは諦めて自転車をこぎだした。 そう、今のおれに大切なものは、墓をうろつく兄ちゃんじゃなくて長門との待ち合わせなのだ。 急がないと、なんとなくおれとして遅刻するのは気が引ける。 時間にルーズだと、おれは思われたくないのさ。 「やっと着いたな。」 やっとなかなかの大きさを誇る総合図書館が見えてきた。 おれが図書館に着いたとき、既に長門は入り口で立っていた。 自転車をこいでいたのがおれだとわかっていたのか、入り口あたりからずっとこっちを見ていた。 駐輪場に止めて鍵をかけ、チェーンを閉じて入り口に向かう。 最近の自転車の盗難にはかなり悪趣味なものがあるからな。 こないだ強制撤去されときだって…あれは完璧におれが悪いか。 長門はじっとこっちを見ていた。 いつも通りの制服姿。こいつは私服というものをもっていないのだろうか。 「長門。待ったか?」 長門は首を横に振る。 「大丈夫」 こいつの大丈夫ってのはいまいちな、理解の範疇から脱してしまうんだよな。 「本は?」 おれは持ってた鞄から例の本を取り出した。 「ちゃんと持ってきてる。」 長門はこっちをじっと見て軽く頷いた。 「そう」 おれは図書館の中を外から覗いてみた。 中央の待合の右辺りに受付があり、まばらに人がいた。 片手に本を持ち勉強をしていた人もいれば、友達とひっそり会話している人もいる。 本の貸し借りは二階だ。 「本日は十時閉館、と。けっこう余裕あるもんだな。期限が今日までなら前もって言ってくれればよかったのにな、長門よ」 長門も隣でちらりと中を覗きながら何事もないように答えた。 「期日通りに返せれば問題はない」 ま、そう言われればそうなんだけどな。 「へえへえ。ここにはよく来るようにはなったのか」 長門は直立不動のまま中を見ている。 「そこそこに」 そうか。 「そう」 「よく借りたりするのか」 「それなり」 会話が続かないな。 「それより長門。お前私服持ってないのか?今も制服ってなあ」 今度はこちらを向いた。 「平素に振り舞えれば問題はない」 …確かにそうなんだけどな。 「不自然?」 絶対にそう、ではないが普段の服装に気を配るのは普通の高校生の姿であると思うぞ。 「普通?」 そうだな。より高校生らしいって言えばいいのか。 長門はほんの少しだけ首をかしげている。 「…そう」 そう言って長門は歩き出した。仕方がない。おれはそれについていった。 自動ドアをくぐり階段を上り、カウンターの前に立ち、おれが本を手渡して、長門がカードを出す。 この間約一分。 ずいぶんと手馴れているようで、図書館のカウンターの人も長門に見覚えがあるようだ。 そう言えばそのカードはおれが作ってやったんだっけ。 あの頃と比べれば長門もずいぶんとこっちに溶け込んでいる気がするものである。 そう思いながらおれは周囲を見回していた。 長門がカードを出し、手続きをしている後ろで、おれは実質何もすることがなかった。 図書館にもそれなりに人がいた。 やっぱりしんと静まり返っており、この空気を決して壊してはいけないという雰囲気が漂っていた。 するといつの間にかおれの目の前に長門が立っていた。 「おわっ!」 長門はおれの驚きのリアクションにはまるで反応せず、一言だけ「終わった。」と言った。 「そうか。で、どうするんだ。」 少し首をかしげて、おれに伺うように口を開いた。 「少しだけ、本読んでいっていい?」 いやと言えるわけがないだろう。 おれが一応快諾した後、長門は少し早足で本棚の方へと歩き出し、気がついたら読み始めていた。 長門は分厚い本ばかりの本棚でいつぞやと同じように動かなくなり、おれもいつぞやと同じようにゆったりとした椅子に腰掛け目を閉じた。 おれは走っていた。理由はわからない。 周りはひたすら暗く、おれはぬめっとした雰囲気の中、ひたすら走っていた。 そして思わず口走った言葉はこうだ。 「なんでおれがこんな目に。」 そのとき、自分の耳が何かに反応した。 「……」 なんだ。今、どこかで声が聞こえた気がする。 なぜかおれの心は高揚している。 木漏れ日のように微かなもの。だが、それだけにおれの心がそちらへ向く。 よく耳を澄ませ、おれの直感が告げている。今のは聞き逃してはいけない。 「…」 「…」 今のはうっすら聞こえた気がする。でもまだ何を言ってるのか理解できない。 おれは走っていた。目を開けても目を閉じていても何も見えない。 だが何かにぶつかるのではという不安はなかった。 「…キョン」 ! 聞こえた。おれの名前? 誰かがおれを呼んでいるのか。 だがおかしい。何かがおかしい。今の違和感は一体なんだ。 声が、重複している。 いくつかの声が重なっている気がする。 「き…ぇ……ぁ…ぃ…の…ぁ」 「キョン…キョン」 何を言っている、一体何のことだ。 どうせ呼ぶならなら本名で呼んでくれ、ってそんなことはどうでもいい。 だがなんとなくどれかの一つは女の声な気がする。 高く、そして響く。 その声が段々とおれへと近づいてきた。 よく聞いてみると、その声はおれの後ろから聞こえる気がした。 誰かがおれを呼ぶ声が、段々、だんだんと後ろから近づいてくる。 気がつけばもう、そばにいる。すぐ後ろに迫っていた…足がすくんで確認はできない。 そして、 冷たい手がおれの首をつかんだ。 「キョン…」 恐怖で後ろに振り向けない。冷たい、怖い、苦しい。 だが、その声は脳みその芯に響いた。 あまりにも聞きなれたその声。涼宮ハルヒの声だった。 そして、もう一つの手が、おれの肩に触れた。 「うわぁっ!」 おれは勢いよく身を起こした。 目を覚ませばここは図書館。 当たり前だが自分が睡眠をとろうと着いた席だ。 …恥ずかしい。 おれはまたここで叫び声を上げてしまったのか。なんたる恥晒し。 だが一つだけ違うものがあった。 目の前に長門有希がいた。長門の手がおれの肩に置いてあった。 「…起きた?」 ってことはまさか、起こしてくれたのか。 「…ああ、スマン。どれくらい寝ていた?」 長門は時計も見ず、ただこっちを見て言った。 「もう閉館。」 周囲に人はいなかった。 閑散とした図書館。 いつも通り静かではあったが、人がいるときの独特の空気がなくなっていた。 ただ広く、そして空っぽな空間。 でも、空しさは無い。 そしてカウンターの人がこっちを見ていただけだった。 すいません迷惑かけて。 おれは起き上がり、長門は歩き出した。 意外なことに、図書館の係員のおじいさんの「またおいで。」という言葉に長門が反応した。 なんと長門はそのおじいさんに軽くだろうが一礼し、そして歩き出したのだった。 ちなみにおれは深く頭を下げた。 ホントすみません。 …それにしても、まさか長門に起こされるとはね。 こうしておれは図書館を後にした。 おれは先ほどまで眠っていたこともあり、やけに元気になっていた。 夜空の満月がやけに眩しい。今日は本当にいい天気だな。 夜には夜の美しさがある。どこかでそんなのを聞いたことがある気がした。 ガードレールを挟んで右、車が次々とおれ達を追い越していく。 アスファルトで覆われた県道沿いの狭い歩道。 でもおれ達がゆったりと通るにはお似合いの道だった。 これから家に帰って寝るだけだというのに、まったく今日は眠れるだろうかね。 おれは自転車を押して歩く。とりあえずこいつを家まで送る手筈だ。どれくらいかかることやら。 隣で歩いていた長門は、片手にしっかり図書館の本を抱えていた。 「それ、借りたのか?」 長門はうなずいた。 「面白いのか?」 多分、と答えた。 「あのおじいさん、いい人だな。」 また長門はうなずいた。 「よくあの人はいるのか。」 またまたうなずいた。 「…慣れたか?色々なものに。」 長門は言葉をゆっくりと発しているようだった。 「多分。」 多分、か。前のこいつは口を開くことすらしなかったかもしれないからな。 それにこいつを初めて見たときの時点では、こいつとこうして歩くこと自体考えられなかったと思う。 こうして話せるだけでも、こいつも変わってきたのかもしれない。 そして多分おれも。 ハルヒ達の騒動と付き合うにつれておれも少し色んなものに寛容になったのかもしれないな。 あくまでも、「かもしれない」って、話だがな。 「どうして笑ってるの?」 長門がおれの表情を読み取ったのか、通り過ぎる車のライトに照らされる小さな顔が、 おれの横で無表情のまま言葉を発していた。 なんでだろうな。その答えはきっとおれの中では出ているのだろう。 だけどな、 「…なんでもない。」 口に出して言おうとは、流石に思わないさ。 そして先ほど通った墓地をまた通る羽目になった。 相変わらずの暗い雰囲気。 あんまりみつめていると取り込まれそうでいやだな。 おれはまだそちらの住人になるつもりはないのでな。 おれの心に、この世の謎。つまりは少し気になることがある。 長門は、情報統合思念体はこの不確かでおれ達にはよくわかっていない存在をどのように捉えているのだろうか。 おれは足を止め、長門に話しかけた。 「なあ、長門。」 長門は前を向いたまま返事だけをする。こちらもそれに倣う、。 「なに。」 「幽霊って、いるのか?」 長門はマイペースを崩さない。 「それは禁則。」 「禁則?お前も朝比奈さんに影響されたのか。」 長門はこっちをちらりと向いて、そのまま口を開いたような開かなかったような曖昧な表情のままおれから目線を逸らした。 「……ぃ」 口だけ妙に動いているだけだった、気がする。 「なんだって?」 「…別に。」 こいつにも意思表示する概念が生まれたのかね。 「じゃあ、幽霊ってそもそもなんなんだ?」 「それも禁則。」 「なぜだ。」 「幽霊などという人の意識が関与する曖昧な存在について語ることは禁止。」 そうかい。ホント、よくわからんこだわりを持っているやつらだよ。 とりあえずおれは墓地の方に適当に指を差してみた。 「じゃあ、こういう墓地を見てどう思う?」 長門が発した言葉は、あまりにも予想通りのものだった。 「別に何も。」 そのときだった。 ガサガサッ… また墓地の方から物音がした。 再びおれの胸から太鼓の音が鳴り響いた。 思わず差していた方の手を胸に持っていく。 おれの心臓がドカドカと派手に脈打っていたが、長門は本当に何も思うところは無いようだ。 長門はあまりにも平然としている。 今度の音は明らかに何かが潜んでいる音だ。 今度はなんだ?さっきの男の人が懐中電灯を落としただけ、とかだったらいいのだが。 そう思っていたそのとき、草むらからいきなり何かが飛び出してきた。 おれは目玉が飛び出しそうな勢いだったが、長門はものすごく普通。 本当に心臓に悪い…。今日だけでおれは寿命を3日は減らしたね。
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/860.html
http //d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071114/godoku#c 論争点(某ブログにて)コメント欄その1 論争点(某ブログにて)本文 論争点(某ブログにて)コメント欄その2 コメントを書く haribode 2007/11/11 20 20 おつかれさまです。 沖縄ノートの該当箇所を読みましたが、「よくわからん!」というのが本音です。 なんとなくですが、伊達にノーベル賞とってないのかなと思わせる文学的表現は感じます。 私自身、「罪の巨塊」はこの文章では赤松氏個人にかかっていない、とは思いました(現国のテストならそう回答します)。 ただ裁判は、本書全体を通じて赤松・梅沢氏に対する事実誤認による名誉毀損があったかなので、「それは誤読だ」っていうのも違うような。 そもそもこの手の人はノンフィクション書いちゃイカンでしょうに。城山三郎くらい真剣に書いてほしい。 「普通の人間が、大きな軍の中で非常に大きい罪を犯しうるというのを主題にしている」のところも、 「大きな軍」を「生死に関わる極限状態」に換えるのであれば賛成です。 なんでも軍だけの責任にしようとするからこういう事態になるわけで、 結論としては、戦争はイヤですね、になるんでしょうか。そうですか。 ni0615 2007/11/11 20 21 蔵太さん 長文の引用ご苦労様です。きのうコメントした理由により、大江さんの訊問に関しては、微妙な言い回しがサンケイiza詳報では再現されているのかどうか不安ですから言及しません。 で、梅沢さんについて、 1、梅沢さんの「あの晩の戦隊長会見」場面は、どんどんと脚本が長くなっていきますね。そのとき将校会議を開いていた、なんていうのはたぶん初出でしょう。それとも「サンケイ記事」の初出かな? 2、梅沢さんが曽野本を頼りにしてたということはありませんよ。梅沢さんは長らく、オレは赤松のような人でなしでは決してない、渡嘉敷と座間味では違う、といって頑張ってきたひとです。今回の裁判で、弁護団の教導により、曽野本を信奉するようになったのではないでしょうか。 lovelovedog 2007/11/11 20 34 今日書店で『沖縄ノート』立ち読みしてみたら、「沖縄県の精神病患者は他県よりも多い」とか、いかにも時代を感じさせるアブないテキストもあったりしてとても面白いものでした lovelovedog 2007/11/11 20 38 梅沢さんはぼくの頭の中では「愉快な人」フォルダに入っているのでした→http //d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060907/jiketu 「難儀な人」なのかも知れませんが lovelovedog 2007/11/11 20 43 あっそうだ、ni0615さん、ついでなので以下のテキストは→http //ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/383429/ 「慶良間諸島からの参加者はいた」というソース・リンクがあったほうがいいですね。ぼくが見つけたのは「沖縄タイムス」の記事ですが→http //www.okinawatimes.co.jp/day/200709301300_01.html もっとちゃんとしたものに基づいているようでしたらすみません あさこ 2007/11/12 00 47 なんか、テレビ朝日が12日月曜深夜に、このネタでドキュメンタリーを流すらしいですね。 あさこ 2007/11/12 00 50 「沖縄県の精神病患者は他県よりも多い」って有名ですが、愛太さんは知らないのかな?その理由を知ればいいネタになるのにね。 ni0615 2007/11/12 07 55 lovelovedog 『今日書店で『沖縄ノート』立ち読みしてみたら、「沖縄県の精神病患者は他県よりも多い」とか、いかにも時代を感じさせるアブないテキストもあったりしてとても面白いものでした』 これはとても質の悪い印象操作ですね。誤解を蔓延するための貼りネタとなれば、貴方のサイトはデマ発信基地ということになりますよ。至急、ご自身のことですから善処願います。 こういう問題は立ち読みではなくきちんと座って前後を読み語幹の無い正確な紹介引用をすべきです。あなたのマナーには良い面もありますが、これは極めて酷い面です。 ソース・リンクがあったほうがいいですね。 Googleでググればすぐ見つかりますよ(笑)。蔵太さんならなおさら(笑わら)。沖縄タイムズの記事を挙げて「もっとちゃんとしたもの」というのは、この場合、どういう疑念があるのでしょうか? 「警察」の書いた文章のようなものが必要だという御主張ですか? そうした特殊ご要望には私はおこたえできませんねえ。 ni0615 2007/11/12 07 58 ○誤解の無い正確な紹介引用をすべきです。 (笑わら)→○(笑) 陳謝訂正します。 lovelovedog 2007/11/12 09 25 昔の本は今と違っている、という印象操作なので、別に大江健三郎さんでなくても、その他のいろいろな人の本でも多分同じだと思います。テキスト的にアブない部分が含まれている(現代感覚で)というのは、デマでも何でもない事実なので、それの情報発信基地になってもぼくは別に問題はありません lovelovedog 2007/11/12 09 31 ぼくは、ソースがどこから出たものであるのかが明記していない文章は信用できないのですね。信用できないテキストを載せている人で、表現が少し荒い人となるとなおさらなことであります。まぁ、ぼくが信用するかしないか、というのは瑣末な問題です。「もっとちゃんとしたもの」とは、主催者(関係者)が書いた文章を意味しています。第三者であるという意味では、警察も新聞も第三者による情報提供でしょう ni0615 2007/11/12 23 02 ぼくは、ソースがどこから出たものであるのかが明記していない文章は信用できないのですね。 表現が少し荒い人となるとなおさらなことであります。 おうおう出ましたねオハコが。あなたも表現は負けずに荒いですよ。 1) 曽野氏の誤読を引き継いだのは梅澤氏も含めた原告2人です。自明ですがあえて私の引用の前段を再掲します。ここは、「読んでいなかった」と「曽野氏の誤解を踏襲」と2つがあきらかです。 ~~~~ 被告側代理人 「大江健三郎氏の『沖縄ノート』を読んだのはいつか」 梅沢さん 「去年」 ※裁判が始まったのは一昨年の夏 被告側代理人 「どういう経緯で読んだのか」 梅沢さん 「念のため読んでおこうと」 被告側代理人 「あなたが自決命令を出したという記述はあるか」 梅沢さん 「ない」 被告側代理人 「訴訟を起こす前に、岩波書店や大江氏に抗議したことはあるか」 梅沢さん 「ない」 ~~~~~~~ 原告側代理人 「先ほど『沖縄ノート』を読んだのは去年だと話していたが、その前から、(曽野綾子さんの著書で軍命令説に疑問を示した)『ある神話の背景』は読んでいたのか」 梅沢さん 「はい」 原告側代理人 「その中に『沖縄ノート』のことが書かれていて、『沖縄ノート』に何が書いてあるかは知っていたのか」 梅沢さん 「知っていた」 ~~~~~~~~~~~ 2) ソースをリンクすることは容易です。しかし無作法なアラシに晒さないような配慮も必要なときがあります。吉川教育委員長のことは、どこの新聞にも書かれていますけど(笑)。 3)『テキスト的にアブない部分が含まれている(現代感覚で)というのは、デマでも何でもない事実なので、それの情報発信基地になってもぼくは別に問題はありません』・・・感覚的であれなんであれ、どうアブナイのか少しも示さない貴方のほうがよっぽど危ない、ということになるでしょう。図書館に行って、ちゃちゃっと引用すれば済むことを、なんで? 「少し調べて」はお辞めになったのですか? lovelovedog 2007/11/12 23 47 表現が荒く見えるようでしたらどうも申し訳ないことであります。『沖縄ノート』というソースは、比較的入手が容易だと思うので、その中の「精神障害」に言及しているテキストをそのうち引用することにします mastacos 2007/11/13 17 52 沖縄ノートの該当部分を初めて見ましたが、これは隊長のことを言ってるんだろうなあ、と思えます。 戦後、私は命令していない。と言うのと。 「あまりにも巨きい罪の巨塊のまえで~去の事実の改変にカをつくす」 これは重なって見えます。 じゃあ誰のこと言ってるんだ?と言うのを言って欲しいですね。 tai 2007/11/13 23 21 わたしにも曽野綾子氏の文章はすんなり入ります。誤読とは到底いえないと思います。 tai 2007/11/13 23 40 赤松元隊長の行為を「罪の巨塊」と書いている これはまったく正常な理解です。 「罪の巨塊」だと思えた人物 これは「罪の巨塊(を犯した人物)」を省略した文章とすればまったく違和感ありませんし、通常の日本語の範疇だと思います。 むしろ、罪の巨塊=無数の遺体 などというのは頭の悪い言い逃れにしか見えません 「罪の巨塊」を「巨大な悪」と取り替えればまったく違和感はないと思いますが、impressionは低下しますね 人間としてそれをつぐなうには、あまりにも「巨大な悪」のまえで、かれはなんとか正気で生き伸びたいとねがう。 曽野さん 赤松元隊長の行為を「巨大な悪」と書いていることもますます私の関心を引きつけた。 作家になるくらいだから、私は女々しい性格で、人を怨みもし憎みもした。しかし「巨大な悪」だと思えた人物には会ったことがなかった。 tai 2007/11/13 23 49 原文を読まないで訴えたのか?という問いは レイプの被害者に対して 「あなたは被告が善良な市民で、よき上司、よき父親だと言うことを知らないで、どういう人か調べもしないで訴えたんですか?」という問いにほぼ等しいと思う lovelovedog 2007/11/14 05 25 いろいろ意見もあるようなんですが、ぼくは大江健三郎さんが法廷でどんなことを言ったのか、全文がどこかから出て来るまでちょっと意見・判断は控えようかと思います R 2007/11/16 16 32 横からいきなりで大変失礼ですが、曽根の誤読はやはり明らかでしょうね。 手許に『沖縄ノート』の原点がないので、蔵太さんの引用に頼らざるを得ませんが、以下にまず引用します。 「人間としてそれをつぐなうには、あまりにも巨きい罪の巨塊のまえで、かれはなんとか正気で生き伸びたいとねがう。かれは、しだいに稀薄化する記憶、歪められる記憶にたすけられて罪を相対化する。」 ここには「巨塊」とありまして、これは明らかに大江の造語でしょう。曽根のいうような文脈での「キョカイ」という単語を使うのであれば「巨魁」でしょう。「悪の巨魁」なんていうようにつかうアレですね。また、曽根のいうように「かれ」を「「罪の巨塊」だと思えた人物」と読む読み方は、かなりオカシイといわざるを得ないでしょう。文頭から「てにおは」に注意して(難解なものが決して少なくない大江のテクストのなかでは、この一文はかなり判りやすいほうだと思いますので、それほど注意は要さないとおもいますが)読むなら「あまりに巨きい罪の巨塊」が「かれ」に係らないのは、明らかでしょう。 また、大江のテクストが難解かどうか、また「わたしにも曽野綾子氏の文章はすんなり入ります。誤読とは到底いえないと思います。」というようなことは、この問題、訴訟そのものや集団自決(あるいは集団強制死)そのもの責任を問うということとは、まったく無関係でしょう。そういう意味では、これは争点ずらしといわざるを得ないでしょうね。 R 2007/11/16 17 00 それともう一つ。 「レイプの被害者に対して 「あなたは被告が善良な市民で、よき上司、よき父親だと言うことを知らないで、どういう人か調べもしないで訴えたんですか?」という問いにほぼ等しいと思う」 とありますが、これは意味がまったく不明です。どういう意味ですか? 名誉棄損の比喩にレイプを持ち出すのはどうなんでしょう。もちろん「レイプに等しい」という物言いはあると思いますが、大江は『沖縄ノート』に実名を挙げてはいないわけです。 また、このことにも関連し、よく指摘されることですが、今度の訴訟で非常に奇異に感じるのは、なぜ大江と岩波書店が訴えられ、なぜ『鉄の暴風』の沖縄タイムスが訴えられていないのかということです。 繰り返しになりますが、大江の『沖縄ノート』は実名を挙げていません。つまり厳密には対象を特定していないわけですね。たしかに『鉄の暴風』をあわせて読むなら実名は容易に知ることができるわけですが、そうであるならなぜ沖縄タイムスが外されているのか、です。そういう意味で、沖縄タイムスを除いた形で名誉棄損の訴訟って成り立つんでしょうか?名誉棄損訴訟についての知識がありませんので、的外れな疑問かもしれませんが。 steelhead 2007/11/18 04 48 沖縄県の精神病患者は他県よりも多い」って有名ですが、愛太さんは知らないのかな?その理由を知ればいいネタになるのにね。 これは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の典型的な例のようです。心に加えられた衝撃的な傷が、精神病を含め、様々な障害を引き起こすとのことです。 沖縄ノートには、次のように記されています。 「その年齢が三十代, 四十代とにおいてもとも多いという事実に注意をそそぐ必要があるであろう。それらの年代の男たちは, 沖縄戦において少年期の終わり, 青年期の始めの年齢で, 絶望的な敗走の戦いに参加せしめられたものたちであった。」 steelhead 2007/11/18 05 12 「普通の人間が、大きな軍の中で非常に大きい罪を犯しうるというのを主題にしている」 歎異抄より-- わがこころのよくてころさぬにはあらず。また害せじと思ふとも, 百人千人をころすこともあるべしとおほせのさふらいし。 これは, 親鸞のことばを唯円が記録したものです。 R 2007/11/20 01 16 Rです。 steelheadさんが書き込まれた、 これは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の典型的な例のようです。心に加えられた衝撃的な傷が、精神病を含め、様々な障害を引き起こすとのことです。 についてですが、済州島のことを連想させられました。ご存知の方も多いかもしれませんが、済州島では1948年「済州島4・3(チェジュド サーサム)」と呼ばれるすさまじい虐殺事件〈約30万といわれた人口のうち実に3万~8万が殺されたといいます)が起こっているのですが、それ以降、PTSD的な精神疾患に悩む人たちを多く出しているといいます。 「済州島4・3」もそうですが、沖縄での集団自決(集団強制死)もその実相をたどることは正直なところ極めて「苦痛」です。もちろんそうした現在、僕が知り得る沖縄戦の「実相」は、文章として残された証言や経験者の「語り」によるものですから、それらについて「かの人々」のようにいちいちいちゃもんをつけてゆくのであれば、何をか云わん哉ではありますが… しかし、そうした知り得る沖縄戦の実相を前提として、沖縄に精神疾患に悩む人たちが多いということを書いた大江の書く「意思」を読むならば、steelheadさんが引用された「その年齢が三十代, 四十代とにおいてもとも多いという事実に注意をそそぐ必要があるであろう。」という部分にその「意思」は収束していると考えるべきでしょう。「昔の本は今の本と違っている」という問題では、やはりないといわざるをえないですね。このことは、ソース云々以前の史料あるいは資料の取り扱いについての不快なまでの粗雑さという、ネット上の言説の多くが陥いる穴の典型の一つとして認識すべきでしょうね。 正直不快です 2007/11/22 00 06 このことは、ソース云々以前の史料あるいは資料の取り扱いについての不快なまでの粗雑さ そのまま大江健三郎に当て嵌まりませんか? 彼は一切取材せずに、「かれ」を告発している訳でしょう? それから大変気になったのですが、 「かの人々」のようにいちいちいちゃもんをつけてゆくのであれば、何をか云わん哉ではありますが… 他人を集団自決を強制したかのごとく、一方的に断罪されている人がいるのに、弁護活動は「いちゃもん」呼ばわりですか? 告発されたら最後、仮に無実であっても泣き寝入りしろ、弁護活動はまかりならんと? どんな魔女裁判ですか? Rさん、貴方の言説こそ不快で粗雑ですよ。 R 2007/11/22 13 36 Rです。 そのまま大江健三郎に当て嵌まりませんか? 彼は一切取材せずに、「かれ」を告発している訳でしょう? 「一切取材せずに」ということの根拠は? それに「告発」というのは、あたらないでしょう。『沖縄ノート』を通読せよとはいいませんが、少なくともこの裁判についてもう少し〈ほんの少しでけっこうですので)丹念にあたってみるべきだといわざるをえないですね。お気に召さないかもしれませんが、まさに「粗雑」な物言いといわざるをえません。 また、「取材」ということについてですが、それが集団自決(あるいは強制死)からの生還者やその遺族、赤松、梅沢両氏などの軍関係者、つまり「すべて」の関係者への直接取材ということについて、それを行っていないではないかということなら、たしかに大江はそれを行っていないかもしれませんね。残念ながら、今手もとに『沖縄ノート』の原典がありませんので、確認はできませんが。 しかし、文章を書くという行為そのものについて、直接取材がかならずしも絶対不可欠なのでしょうか。「報道」ということに限っていうなら、それはもちろん「必要不可欠」であることは間違いありません。しかし、直接取材という手段のほかにも、資料、あるいは史料をもとにしてものを書いてゆくということは、書くという手段のあり方においては、十分にありえることです。 しかし、それは読まれることによって引き起こされてゆく様々な事象を引き受けてゆくという「責任」を伴うものであることもいうまでもありません。そして、大江は少なくとも今回の裁判を引き受ける形でその責任を果たしつつあるといえるのではないでしょうか。 長くなってしまいましたので、もう一つの問題については、別に書き起こすことにします。 R 2007/11/22 13 39 Rです。連投失礼いたします。また、長文でもうしわけないです。 他人を集団自決を強制したかのごとく、一方的に断罪されている人がいるのに、弁護活動は「いちゃもん」呼ばわりですか? 告発されたら最後、仮に無実であっても泣き寝入りしろ、弁護活動はまかりならんと? どんな魔女裁判ですか? う~ん、これは意味不明なんですが… 誤読でしょう。(なんかはやってるんですか?) まぁ、読みたくはないでしょうが、もう一度ちゃんと読んでいただきたいですね。 僕は弁護活動を「いちゃもん」などとはいっていません。弁護活動はたとえそれがどんな裁判であれ、正当な権利であり、それを行うことは義務であろうと思いますよ。この裁判も例外ではありません。しかし、今回の場合は「かれ」らは原告だったと思うのですが… これは別の話になるかもしれませんが、今度の裁判のことを見ていると争点は二点になるのかなと思います。一点は大江の『沖縄ノート』における記述が名誉棄損にあたるのかどうかということ。もう一点は、この慶良間での集団自決〈強制死)が軍命によるものなのかどうか、つまり赤松、梅沢両氏はこの集団自決〈強制死)についての責任があるのかどうかということ。後者については、名誉棄損という問題には直接的に係る問題ではないかもしれませんし、訴訟として考えた場合に軍命ソノモノのあり方が問われることになるとしたら、司法的な判断ができるかどうかちょっと疑問にも思えます。文書としての命令書が残っていないとか、「そういう趣旨の発言ではなかった」などということにもなりかねませんし。 しかし、僕自身はこの慶良間の事例に限らず、沖縄での集団自決〈強制死)については、すべて軍の責任が問われるべきだと考えています。戦時下の沖縄における軍の存在の有り様について少しでも調べてみるなら、 「そんな軍命など発していない」などという発言は、いかにも底の浅いクダラナイ言い訳に過ぎないことはわかるはずです。(そう考えてみると、どうしてこんなに底の浅い言い訳ができるかが非常に不思議ですが) 大江は『沖縄ノート』において、個としての軍人の責任を問うことを避けたとしています。軍そのものの存在を問いたいのだと。 この点については、僕自身は大江とはスタンスを若干異にします。むしろ積極的に個としての軍人の責任を問うべきじゃないかと思っているのです。もちろんだからといって、軍そのものの存在を問わないということでは決してないのですが。 沖縄戦においては、虐殺も含めさまざなな非道が日本軍によって住民になされましたが、同時に当の日本軍人によって自決を思いとどまらされた、救われたという事例もあるようです。たしか、海兵隊員であったユージン・B・スレッジの書いた『泥と炎の沖縄戦』だったと思いますが〈調べ直してみますが)、壕内の民間人、兵の安全を保障するのであれば降伏すると奇麗な英語で降伏交渉を行い、民間人、兵が安全に収容されることを見届けたあと自身は「職業軍人である自分は降伏することは出来ない」と制止を振り切って自決してしまった日本陸軍将校の話が出てきます。もちろん、これが「それみたことか、日本軍はそんなにひどかったわけじゃないんだ」などいう言説の左証とはならないことはいうまでもありません。僕がいいたいのは、ギリギリの瀬戸際では「個」としての軍人の、人間としての「質」がこそ問われた、状況を左右したのではないかということです。 翻って慶良間の事例はどうなのか?「かれ」らの当時の行状をみるにつけ、「自決をとめた」などという発言をそのまま飲み込むことはとうてい出来ないわけです。また、もし仮にこの集団自決(強制死)が「かれ」らのあずかり知らぬところで起こったことだったとしても、軍としてのまたその指揮官としての責任はどうなのか、と問いたいわけです。ましてや、降伏勧告にきた伊江島(だったと思いますが、間違っていたら訂正します)の住民をスパイとして処刑までして、どの面下げて降伏するのだ?ということです。 R 2007/11/23 01 43 Rです。自分の書き込みを読み返していて、今気がつきましたが、曾野綾子氏のお名前を「曽根」としておりました。お恥ずかしい。訂正いたします。曽根ではなく「曾野」でした。 論争点(某ブログにて)コメント欄その2へ
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/690.html
武将たちの二つ名について 織田家 「掛かれ柴田」「退き佐久間」「米五郎左」「木綿藤吉」 「木綿藤吉、米五郎左、掛かれ柴田に、退き佐久間」という、織田家家臣の活躍を讃えた小歌が元である。 掛かれ柴田:その突進力から先鋒としての活躍が目覚しく、武勇・武略に秀でていたことから 退き佐久間:殿軍の指揮を誰よりも得意としたことから 米五郎左:何事もそつなくこなし、米のように毎日の生活に欠かせない存在ということから 木綿藤吉:木綿のように丈夫で使い勝手が良いことから ちなみに戦国大戦でも佐久間信盛・丹羽秀長・羽柴秀吉はそれぞれ「退き佐久間」「米五郎左」「木綿藤吉」の二つ名を持っているが、 柴田勝家のみ「鬼柴田」の二つ名であり、計略名が敵陣に向けて突撃していく陣形である「掛かれ柴田」となっている。 「美濃三人衆」 安藤守就、稲葉一鉄、氏家卜全の二つ名で「西美濃三人衆」とも呼ばれる。 斎藤家臣時代からあだ名されていた模様で、この時から斎藤家で重要な役を占めていたことが分かる。 何故この様に呼ばれているのかと言うと、三将が連名されている書状が残されているためである。 織田家時代は長島一向一揆で氏家卜全が戦死し、子の行広が継承。 1580年に安藤守就が織田家臣から追放されたため、美濃三人衆は事実上解散となった。 本能寺の変後は旧領回復のために安藤守就らが蜂起するが、 かつての同僚である稲葉一鉄が鎮圧し、安藤一族を処刑することとなってしまった。 「乱世の魔王」「第六天魔王」 宣教師ルイス・フロイスによれば、信長は「第六天魔王」を自称していたという。 また、信長が武田信玄に当てた手紙でもこの名を称している。 第六天とは仏教の概念である六道の一つ、天道における下位の世界・六欲天の最上位にあたる所。 ここの支配者が第六天魔王であり、ヒンドゥー教における破壊神シヴァのことだという。 「今孔明」 竹中半兵衛(重治)を指す。「諸葛孔明の再来」として、その知略を讃えた異名。 諸葛亮(字は孔明)は中国・三国時代の大軍師として知られ、知名度では中国史でも屈指の人物である。 知謀を武器にする将にとり、彼になぞられられることはこの上ない名誉であったと考えられる。 「織田五大将」 織田信長の天下統一事業に貢献し、信長の晩年には各方面の司令官を務めていた5人の武将のこと。 明智光秀の他は柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、羽柴秀吉の4人である。 また、このうち羽柴秀吉を除いた4人を「織田四天王」と呼ぶこともある。 「麒麟児」 若くして優れた才能を発揮した人物に対する呼称。 戦国時代で麒麟児と呼ばれた武将は、蒲生氏郷の他に尼子家の山中鹿之介などがいる。 麒麟とは獣の長とされる神獣で、四神(玄武、白虎、青龍、朱雀)の上位として中央を司る守護神とされることもある。 「一段の傑物」 多聞院日記における、津田信澄を評価した言葉。 その一方でキリスト教勢力からは嫌われており、耶蘇年報では「勇猛だが残酷」と評している。 武田家 「武田二十四将」 武田信玄に仕えた武将のうち、特に評価の高いとされる武将達の総称。 しかしこれは、絵画や浮世絵の題材として「武田二十四将図」が江戸時代に広まったもので、戦国時代に実在した呼称ではない。 そのため、活躍時期に隔たりのある甘利虎泰・板垣信方らと山県昌景・小山田信茂らが並んでいる。 異説も多く、諸角虎定が入っていたり、小山田信茂が入っていなかったりするものもある。 Ver2.0でようやく真田信綱が追加されて全員揃った。 また、SS秋山信友のカード裏テキストにある「武田二十四騎士」はこれとキン肉マン本編に登場する「悪魔六騎士」(ちなみにこれにはバッファローマン≒SS秋山信友は含まれていない)を踏まえた上での一種のパロディーであると思われる。 「武田四名臣」 戦国期の武田家を支えた部将のうち、特に賞賛された四人の名将を指す言葉。 別名を「武田四天王」といい、馬場信春・内藤昌豊・高坂昌信・山県昌景のことを指す。 四人はそれぞれ甲斐や信濃の名家の名籍を継いでいる。重臣としては出自が低かった故の政治的対応だと考えられている。 昌信を除いた3人が長篠の戦いで戦死、昌信もその3年後に病死してしまった為、武田は衰退の一途をたどる事となってしまった。 戦国大戦ではこのうち三人が「武田四名臣」の二つ名を持ってカード化されている(R馬場信春・R山県昌景・R高坂昌信)。 残る昌豊が「武田四名臣」の二つ名でカード化されることが期待される。 上杉家 「上杉二十五将」 上杉謙信に仕えた武将の内で、特に評価の高い25名を選出したものといわれる。 しかしこれも後世に名を集められたもので「武田二十四将」同様戦国時代に実在した呼称ではない。 「血染めの感状」 第四次川中島の戦いが終わった後、上杉謙信(当時は政虎)が功績のあった武将に与えたという感状。 感状そのものが血に染まっていたのではなく、この合戦で死んだ一族郎党の代償として与えた感状という意味である。 この感状を受け取ったのは以下の7人である。(太字はVer1.1Xでカード化されている武将) 色部勝長、安田長秀、中条藤資、垂水源二郎(荒川長実)、本田右近允、松本忠繁、岡田但馬 そもそも感状とは、主君が家臣の忠義や武雄を称賛した際に贈られる直筆の書状である。 感状は武士の力量の証明とされ、経歴を証明する貴重な手段であったために再士官の際などに特に重要視された。 (そのため徳川家に生涯忠誠を誓った鳥居元忠などは感状を受け取らなかったとされる) 今川家 「海道一の弓取り」 「海道」とはいわゆる東海道の事であり、現在の千葉・茨城から太平洋沿いに三重辺りまでの各国を指す。 「弓取り」とは弓の名手・・・と言う事ではなく、実際の兵種についての弓足軽の項にもある通り 当時の戦争の主力が弓の射ち合いであった事から、転じて大まかに「武家」・「武将」などの意味である。 つまり海道一の弓取りとは「海道に勢力を持つ、随一の武士(武家)」と言う意味であり、 海道に勢力をもつ武家(今川家・北畠家・織田家・松平家・里見家・北条家・佐竹家など)の中では 1560年当時、正に最強勢力であった今川家、ひいては当主の今川義元その人を指す。 現バージョンでは今川家最大の版図を築いた今川義元のみに与えられた二つ名であるが、 後に今川氏真の領土を併呑し、三河・遠江を安定して治めた徳川家康もいつしかこう呼ばれるようになる。 SR今川義元・SR松平元康の兵種が揃って弓足軽であることも、この二つ名と決して無関係ではないと思われる。 「紫衣の宰相」 紫衣(しえ)と言うのは文字通り紫色をした法衣、袈裟のことで、高位の僧侶が朝廷から賜ることで着用を許されるもの。 太原雪斎も妙心寺に移った後に紫衣を賜っている。 雪斎は梅岳承芳が還俗して今川義元を名乗ると、彼の参謀として政治に関わったことから「紫衣の宰相」と呼ばれている。 尚、着用を許されていない僧侶が着ていた黒色の袈裟は「黒衣(こくえ)」と呼ばれており、 徳川幕府に仕えて政治に携わった僧侶である金地院崇伝、南光坊天海などが「黒衣の宰相」と呼ばれている。 浅井朝倉家 「海赤雨三将」 浅井家三代に仕えた海北綱親、赤尾清綱、雨森弥兵衛のことを指す。 三人とも浅井家を初代から滅亡する時まで長年、支えた。 ただ、滅亡した勢力の為か三人がどのように活躍したかを伝える史料はあまり現存していない。 「浅井三姉妹」 浅井長政とお市の間に生まれた茶々、初、江の三人姉妹のこと。 浅井家滅亡の後は母と共に信長の元に預けられたが本能寺の変以降から 三姉妹の運命は戦乱の世に巻き込まれていくことになる。 その数奇な生涯は戦国を題材にした作品によく取り上げられている。 「姉川十一段崩し」 姉川の戦いにおける磯野員昌の活躍のこと。 織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍との間で勃発した姉川の戦いにおいて 浅井軍の先鋒・磯野員昌率いる精鋭部隊は織田軍先鋒坂井政尚、続いて池田恒興、木下秀吉、 柴田勝家の陣を打ち破り織田軍の敷いた十三段の陣を十一段まで打ち破る活躍を見せた。 その活躍ぶりは「火花を散らし戦ひければ、敵味方の分野は、伊勢をの潜きして息つぎあへぬ風情なり」と語り継がれている。 しかしその攻勢も森可成率いる部隊に止められた上、織田軍の後詰である稲葉一鉄、安藤守就、氏家ト全の部隊が援軍に駆けつけたことで 磯野の突撃も信長の首には届かなかった。 こう伝えられる磯野の活躍だが、元禄時代の浅井三代記が初出であるため、疑問視する説もある。 ちなみに信長公記、三河物語、当代記などには記述が見られない。 本願寺 「救世済民」 四字熟語である。読みは「きゅうせいさいみん」。 「救世」とは特に宗教の力で悪い世の中、この世の苦しみを良い方へと導くこと。 「済民」は人民の難儀を救うこと。(「済」も「救」と同じく救助する意) 両方を合わせ、世の中を救い、人々を苦しみから助けることを意味する。 この言葉が一向宗や本願寺派の教義として特に用いられている・・・と言う訳ではないが、 一向宗≒浄土真宗の開祖である親鸞聖人は、95日間の苦行の後に「救世観音」から夢のお告げを得られ、 後に浄土真宗を開くきっかけとなった事が伝えられている。 北条家 「御由緒六家」 北条早雲とともに京から駿河へ下向した大道寺太郎・多目権平衛・荒木兵庫・山中才四郎・荒川又次郎・在竹兵衛の6人を祖とする一族。 彼らと早雲の7人は「この中の誰かが大名になったら、家臣としてそいつを支えよう」と誓い合っていた。 果たして早雲が大名になると、彼らは代々重臣として仕え、御北条家を支えていった。 尚、これに松田家を加えた七家を御由緒家とする説もある。 毛利 「毛利三本の矢」「毛利四本目の矢」 毛利元就が臨終の際に三人の子(隆元・元春・隆景)を枕元に呼び寄せ、1本の矢を折るよう命じた。 息子たちが難なくこれを折ると、次は3本の矢束を折るよう命じたが、息子たちは誰も折ることができなかった。 元就は一本では脆い矢も束になれば頑丈になるということを示し三兄弟の結束を強く訴えかけた。 有名な逸話だが、創作である(元就より先に亡くなった隆元が、元就の臨終に立ち会うはずがないため)。 この逸話ができた大本は、元就が三兄弟に宛てて書いた「三子教訓状」という長い手紙であり、 同手紙の中では兄弟の結束、分裂の危険性、仲違いする息子たちへの父の心配が強く訴えられている。 「毛利四本目の矢」は、四男元清を、上記の「毛利三本の矢」に続くようにつけた二つ名だと思われる。 元就は正室の子供である隆元・元春・隆景までの三人と、それ以降の男児とを明確に分け隔てて扱っている。 前述の「三子教訓状」には、「(側室の子供たちが)もし出来が悪いようだったら、どのような処遇を受けても構わない」とさえ書かれている。 しかし、彼らも三兄弟同様に出来が良かったようで、それぞれ名将・良将と読んで差し支えない事績を残している(夭折した六男を除く)。 「毛利十八将」 毛利元就に仕えた武将のうち、特に評価の高い18人に対する呼称。 「武田二十四将」「上杉二十五将」と同じく、後世に付けられた呼称である。 島津家 「三州総大将」「勇武英略」「島津の知慧」「軍法戦術の極み」 島津貴久の四人の息子を、彼の父・島津日新斎がそれぞれ評した言葉に端を発した二つ名。 「三州」は島津氏が守護職にあった薩摩、大隅、日向の三国のこと。この三州の統一は島津家の宿願であった。 次男義弘のみは「鬼島津」の二つ名を取り、「勇武英略」は計略として所持している。 豊臣家 「賤ヶ岳七本槍」 賤ヶ岳の戦いで秀吉より感状を与えられた、以下に挙げる7人の武将のこと。 福島正則、加藤清正、加藤嘉明、脇坂安治、平野長泰、糟屋武則、片桐且元 実際はこの他に桜井佐吉、石川兵助の二人も感状をもらっているが、桜井は関ヶ原の前に病死、石川はこの戦いで戦死しているため、七本槍には数えられていないという。 「北政所」 現在では豊臣秀吉の正室・ねねの代名詞となっている称号。 元々は三位以上の貴族の正室のことであったが、時代が下がるにつれて格式化され、摂政・関白の正室に対して朝廷からの宣旨をもって贈られる称号となった。 しかし摂政・関白の位を指定に譲った人物を指す「太閤」が秀吉の代名詞になると、北政所も専らねねを指す代名詞となっていった。 また、本来は摂政・関白の母を指す言葉である「大政所」も、現在では秀吉の母・なかの代名詞となっている。 「天下の三陪臣」 上杉景勝配下の直江兼続、毛利輝元配下の小早川隆景、堀秀政配下の堀直政の3人を指す。 景勝、輝元、秀政が秀吉の直臣であり、秀吉にとって陪臣に当たる彼ら3人が天下人としての役割も務まると評され、 『名将言行録』にて「陪臣にして、直江山城、小早川左衛門、堀監物杯は天下の仕置をするとも、仕兼間敷(しかねまじき)ものなりと、称誉せられけり」との記述がある。 「豊臣五奉行」 豊臣政権末期に政務を担った浅野長政、石田三成、増田長盛、長束正家、前田玄以の5人を指す。 浅野が行政、石田が司法、増田が土木、長束が財政、前田が宗教についてそれぞれ担当していたという。 ただし業務が特殊な前田玄以は別格扱いとして大谷吉継を五奉行に含める説があったり、豊臣秀次の切腹に際して浅野が失脚した時期があるなど、人の出入りが無かったわけではない。 「関白」 天皇の代理人として政治を行う役職。公家の最高位ではあるが、令外官(律令制度の規定にない官位)である。 初代・藤原基経以来藤原氏のみが就いてきた役職で、鎌倉時代に入るとその中でも嫡流の頂点とされる五摂家が独占した。 しかし1585年に豊臣秀吉が関白に就いたことで、この独占体制が崩れることとなる。 江戸時代に入ると再び五摂家の独占となるが、1868年に王政復古の大号令で廃止される。 「利休七哲」 茶聖・千利休の高弟7人を指す呼称。表千家第4代・江岑宗左の著書『江岑夏書』などに記述があり、この書物では以下の人物が挙げられている。 蒲生氏郷、高山右近(重友)、細川三斎(忠興)、柴山監物、瀬田掃部、牧村兵部、古田織部 上記の通り有楽斎は七哲には含まれないが千道安、荒木道薫(村重)とともに十哲には数えられている。 また、蒲生氏郷、柴山監物、細川忠興の3人を指して「利休門三人衆」とも呼ばれるが、これらは全て後世になって付けられた呼称である。 「金吾中納言」 文禄元年(1592年)、権中納言に叙任した小早川秀秋の通称。 「金吾」とは兼任していた左衛門督の唐名。中納言に就いていた者が秀秋以外にもいたため、区別のためこう呼ばれた。 また、当時は丹波亀山城を拠点としていたことから「丹波中納言」とも呼ばれていたという。 伊達家 「奥州の独眼竜」 奥州こと陸奥国に割拠した大名・伊達政宗の異名。 元々独眼竜とは、中国の唐代末期における隻眼の武将・李克用の異名であった。 後世において、隻眼であった伊達政宗の異名ともなったというのが通説だが、生前から政宗が自身を李克用になぞらえていたという説も存在する。 「伊達三傑」 伊達政宗に使えた武将のうち、特に功績の大きかった片倉小十郎、伊達成実、鬼庭綱元の3人を指す。 実は成実、綱元の二人は政宗に仕え続けていたわけではなく、出奔していた時期がある。 徳川家 「徳川四天王」「徳川三傑」 徳川家康の側近として、江戸幕府の成立に貢献した酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政の4人を指す。 忠次のみ1世代上の人物であるため、忠勝、康政、直政の3人で「徳川三傑」と呼ぶ場合もある。 4人全員、後述する徳川十六神将にも含まれている。 「徳川十六神将」 徳川家康に使えた武将のうち、江戸幕府の成立に特に貢献したとされる武将たちの総称。 16人という数字は、仏教における四天王、十二神将の二つを合わせた値だとされている。 また、日光東照宮に祀られている「徳川二十八神将」というものもある。 「仏高力」「鬼作左」 徳川家康が三河を治めていた当時、高力清長、本多重次、天野康景(Ver2.1では未登場)の3人が奉行を務めており、 「仏高力、鬼作左、どちへんなきは天野三郎兵衛」と評されていた。 高力清長は寛大、本多重次は厳格、天野康景は慎重な人物だったという。 彼ら3人を指して「三河三奉行」とも呼ぶ。 長宗我部家 真田家 「真田十勇士」 真田幸村に仕えたという10人の家臣。十勇士という名称は大正時代に刊行された立川文庫で使われたものである。 それ以前では江戸時代・元禄期に書かれた小説『真田三代記』などで原型となる人物が登場している。 基本的に架空の人物とされるが、猿飛佐助は伊賀忍者の上月佐助、三好清海・伊三は美濃三人衆の一人・三好政康とその弟である政勝、 根津甚八は浅井長政の子・浅井井頼などモデルとなった実在の人物は存在するようだ。 他家 「諏訪大社大祝」 諏訪頼重の二つ名で、「大祝」の読みは「おおほうり」。 計略とも関係が無いためカードのどこにも読み仮名がなく、おそらく戦国大戦に登場する二つ名では屈指の読み難さだろう。 大祝とは諏訪明神の化身、現人神として諏訪大社の頂点に位置していた役職である。 頼重の死後は従兄弟の諏訪頼忠が大祝職を継いでおり、近年まで続いていたが平成14年に断絶している。 「乱世の梟雄」 「梟雄」は「きょうゆう」と読む。戦国大戦以前から知られている松永久秀の二つ名で、梟雄とは、残忍で強く荒々しい人物を指す言葉である。 「梟」は鳥のフクロウのことであるが、フクロウはその獰猛さから古来他の鳥からも敬遠される凶鳥として、悪い意味の言葉に使われていた。 同じ戦国時代では、この松永久秀と斎藤道三、宇喜多直家または北条早雲の三人で「戦国三大梟雄」とも呼ばれる。 カードのフレーバーテキストにも書かれている三大悪行(将軍殺し、主君殺し、大仏殿焼討)をやってのけた彼に相応しい通称といえよう。 尚、似た様な意味を持つ言葉として、三国志の曹操を指す言葉として知られる「奸雄」がある。 「三好三人衆」 三好長慶の重臣であった三好長逸、三好政康、岩成友通のこと。名字の違う岩成友通も、三好家の一門衆であったと言われている。 長慶の死後に三好家の後継者となった三好義継が幼少であったことから、彼ら3人と松永久秀が三好家の実権を握り、時の将軍足利義輝暗殺にも加担した。 しかし上洛した織田信長に敗れてからはその権勢も衰えてしまう。 その後、信長包囲網に加担するも第二次淀古城の戦いで岩成友通は戦死し、長逸、政康もその後の戦いで行方不明となり三人衆の事績はここに途絶える。 「摂津の三守護」 織田信長が摂津国(現在の大阪府、兵庫県の一部)を攻略した後に摂津守護に任じられた和田惟政、池田勝正、伊丹親興の3人のこと。 このうち室町幕府から摂津守護に任じられたのは池田勝正で、和田惟政と伊丹親興は形式上では勝正の配下となっている。 それぞれ状況は違うのだが、3人とも後に荒木村重によって討ち取られたり、追放されたりしている。 「淡路水軍大将」 水軍とは日本では古代から存在した水上兵力で、「海賊衆」などとも言われている。 実際に水上輸送される荷物を強奪するなどの海賊行為も行なっていたという。 冬康が率いた淡路水軍は鎌倉時代から存在した水軍で、当主である安宅氏は当時の日本で使われた大型軍船「安宅船」の語源だとも言われている。 また、戦国時代に水軍を率いた人物としては織田信長に味方した九鬼嘉隆、毛利氏に味方した村上武吉などが知られる。 「龍造寺四天王」 龍造寺家臣の江里口信常、成松信勝、百武賢兼、円城寺信胤、木下昌直の 5人 を指す。 冗談めかして「五人揃って四天王」などと言われるが、史料によって円城寺と木下の二人が入れ替わっているためである。 沖田畷の戦いで主君の隆信と共に全員戦死したとされているが、木下のみ生存説がある。 「尼子新宮党」 尼子経久の次男で尼子誠久の父・尼子国久を頭領とする精鋭部隊。 月山富田城の北に位置する新宮谷を拠点としたことから「新宮党」の名が付いた。 ただし尼子軍の主力を務めていたことを笠に着て尼子国久、誠久親子は傲慢に振る舞うことも多く、他の家臣との確執も深かったという。 尼子晴久の正室であった国久の娘が死去すると、国久、誠久を始めとする新宮党の幹部は粛清され、新宮党も事実上解散となる。 「陰徳太平記」ではこの粛清は毛利元就の謀略によるものとされ群雄伝でもそれが採用されているが、 新宮党が半独立状態にあったことを晴久自身も危険視しており、家中の統一の目的もあったという。 「坂東太郎」 “鬼義重”とも呼ばれる、佐竹義重の異名。 「坂東」とは現在の関東地方を指す呼称。古来より坂東武者、つまり関東の武士はその勇猛さで知られていた。 そして「太郎」は長男を意味する名であり、いわば「関東における随一の武者」と言った意味を持つ。 尚、「関東でもっとも大きい川」ということで、日本一の流域面積を誇る利根川の異称としても知られる。 「土佐七雄」 室町~戦国時代にかけて土佐の国に割拠した豪族たちの総称。 この二つ名を持つ本山氏(本山茂辰)、安芸氏(安芸国虎)のほかに吉良氏(吉良親貞、親真)、津野氏、香宗我部氏(香宗我部親泰)、大平氏、そして長宗我部氏(長宗我部元親)の7氏族である。 一条氏(一条兼定)も土佐の豪族であるが、別格として土佐七雄には含まない。 「柳生新陰流」 柳生宗厳が上泉信綱から新陰流宗家の座を継ぎ、伝承された流派。 そのため、正式名称は新陰流であり流祖も上泉信綱なのだが、一般的には頭に柳生を付けて呼ばれることが多い。 この流派では印可を受け継いだ人物を「世」、柳生家で宗家を継いだ人物を「代」と称しており、現当主は第22世16代にあたる。 共通 「甲斐の虎」「上州の虎」 武略に優れた人物を、勇猛な虎に例えて異名にしたもの。この二つはそれぞれ武田信玄、長野業正を指す。 この時代には虎に例えられた人物が数多く存在し、「甲山の猛虎」飯富虎昌や「越後の虎」上杉謙信、「相模の虎」北条氏康などがある。 通常、出身地や活躍した場所などを前に添えて、「〇〇の虎」と称する。上州とは上野国のこと。 長野業正は「上州の黄斑」とも呼ばれるが、この場合の黄斑とは目の部位のことではなく、単に虎を形容したことばである。 「鬼玄蕃」「鬼柴田」「鬼武蔵」「鬼十河」「鬼の豪傑」「鬼島津」 勇猛な人物を、剛力を誇る鬼にたとえて異名にしたもの。 「鬼玄蕃(おにげんぱ)」佐久間盛政、「鬼柴田」は柴田勝家、「鬼武蔵」は森長可および新納忠元、「鬼十河」は十河一存の異名である。 「鬼の豪傑」こと鬼小島弥太郎に至っては、もはや通称でも鬼と称されている。(本来の名は小島弥太郎、もしくは小島貞興とされる) 他にも鬼と称される武将は多く、戦国大戦では大人しげな雰囲気の丹羽長秀も「鬼五郎左」と呼ばれることもある。 鬼は地獄の獄卒でもあることから、勇猛さだけではなく畏怖の意味も含まれており、 井伊直政(井伊直親の子、井伊直虎の養子)を指す「井伊の赤鬼」の場合こちらの意味も強い。 中国等では鬼は幽霊や亡霊を指す言葉であり、島津義弘を指した「鬼石曼子(島津)」は、ただ「忌々しい奴」という意味になる。
https://w.atwiki.jp/ifheta2ch/pages/690.html
41 / 901-1000 906 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 17 05 30 ID ??? 868 名前: 日本刀さん [sage] 投稿日: 2009/08/21(日) 10 39 41 ID ??? 今日の世界会議では知らない国の方がたくさんいたので、 話しかけるときに「トップはどんな方ですか」と切り出して色々な方とお話しました。 「カナダ国王です、女性ですよ」 「オーストラリア国王きに、女性ぜよ」 「ニュージーランド国王さ、女性で…」 「パプアニューギニア国王、女の国王だ」 「ジャマイカ国王で、女性だが」 「バハマ国王は女性っす」 「アンティグア・パープーダ国王じゃ、女性だがや」 「セントクリストファー・ネイビス国王で女性!」 「バルバドス国王、女性だけど」 「グレナダ国王ですが、女性なんですよー」 「ソロモン諸島国王、女性なのさ」 「セントルシア国王で、でも女性なんだよね」 「セントビンセント・グレナディーン国王、だけど女性」 「ツバル国王だけん、つよかおなご」 女性の国王…女王制?がやたら多いですね…もちろんイギリスさんのところもそうですし もしかしてアジア以外では一般的なんでしょうか… 869 名前: サーベルさん [sage] 投稿日: 2009/08/21(英) 10 40 25 ID ??? 日本、それは全員同一人物だ 909 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 17 13 07 ID ??? . 906 英連邦強えw 910 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 17 13 19 ID ??? エリザベスどんだけ 913 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 17 41 46 ID ??? . 906 勉強になるなー 914 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 18 04 23 ID ??? 10 名前:ポルスカ@だ史さん[sage] 投稿日:1793/01/23(波) 05 36 19 0 ♪聞いてエカチェリーナ ちょっと言いにくいんだけど 聞いてエカチェリーナ 俺を分割するんはやめてほしいんよー。 聞いてくれてありがとエカチェリーナ♪ \______ __________/ |/ ∧_∧ (○) (∀・` ) ヽ|〃 (∩∩ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 916 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 18 38 48 ID ??? 45:福祉国家の国民さん:2009/08/21(典) 16 03 43 ストックホルムの公園で幼稚園児の縄跳び回してあげてる20代くらいの男がいたらそれ俺の祖国だ 休日にコペンハーゲンのスーパーで酒類買いこんでる眼鏡の長身がいたらそれ俺の祖国だ 我が国では酒類の課税が厳しいから祖国も国境超えて一週間分のアルコールを買いだめに行くんだ 他の国の奴は顔が怖いだの威圧感が何だのと言うが、優しい祖国だ。あまり怖がらないであげてほしい 46:不死鳥の国の国民さん:2009/08/21(波) 16 08 24 真夏のワルシャワの図書館で料理本枕にして爆睡してる大学生くらいの兄ちゃんがいたら我が祖国だ 休日のクラクフの居酒屋のピアノでショパン弾きまくって 酔っぱらったおっさんに「いよっ上手いねあんちゃん!」とか言われてる兄ちゃんがいたら たぶん我が祖国だ そしておっさんに混ざって酒盛りしてちょっと国家としてどうかって感じになっても どうか我が故郷を誤解しないでほしい 47:愛の国の国民さん:2009/08/21(仏) 16 10 32 夕方のシャンゼリゼ通りを革命的エコファッションで闊歩しているかっこいいお兄さんがいたら、それは俺の祖国だ 好きなだけ見ていいぞ 49:海運大国の国民さん:2009/08/21(希) 16 14 53 休日のアテネの海岸沿いのアパートのテラスで爆睡してる兄ちゃんがいたらそれは我が祖国だ たまに猫が顔の上に乗っかって窒息しそうになってることがあるので、そんな祖国を見かけたら猫をどけてあげてほしい 52:統一と正義の国の国民さん:2009/08/21(独) 16 18 23 ドイツに旅行に来て道に迷ったら、祖国に聞くといい メートル単位で正確に教えてくれる 923 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 19 29 36 ID ??? 366 名前:以下、白米にかけましてお塩でお握りします :2009/07/28(日) 11 34 42.84 ID Nhon/JPg スレチかもしれませんけれど… 家の裏山にはあやしげな神社?があります。 普通の人ならまず行かないような山奥にひっそりと建っていて、 鳥居の先には小さな本殿?(お墓ぐらいのサイズ)があるだけ。 地元民すらその存在をほとんど知らないぐらいの場所ですが、 その筋の人達には結構有名な場所らしいです。 なんでも、100体以上の神様が祭られていて、 「空海、日蓮、親鸞、伏義、神農、釈迦、モーゼ、 老子、孔子、孟子、徐福、キリスト、モハメットタイ」などが ここを訪れて人の生きる道を教わったらしいです。 我が国ながらいかがわしすぎるw 925 :1/2:2009/08/21(金) 19 45 34 ID ??? 922 名前: レインボーケーキさんのチラ裏 [sage] 投稿日: 2009/08/21(米) 19 07 41 ID ??? スラング応酬注意&キャラ崩壊注意 この前、元英領植民地の同窓会行ったんだ。 いつもは招待状も来ないんだけど、今年初めてきたからみんなにも会いたくてね。 最初は久しぶりにプライベートで会う国もいてすごく盛り上がった。 再開のハグもキスもして、昔話に花を咲かせたりもした。 すごくいい気分だったんだけど、酒も入ってきたことで少し雰囲気が変わってきた事に気づいた。 最初は本当に些細なこづきあいだったんだと思う。 香港「つーかユーんとこのメシ ゲロいんすけど」 ラリア「うっせぇぜよ!God damn right! お前もう片方の兄貴がちょっと料理上手だからって調子乗ってんじゃねぇぜよ! ニュージーも何か言ってやれぞなもし!」 ニュージー「一緒にするなよフナムシ野郎。俺のとこは美味いっての」 ラリア「センスのないジョークほど哀れなもんはないぜよ」 ニュージー「What the hell you bastard!!!」 セー「やめてください今日はアメリカさんもきてるんですよ? こんなとこ見られたらイギリスさんに迷惑が…」 ニュージー「邪魔すんなビッチ!!」 セー「んだとこの●●●●!!!食糧自給率の低さナメんなコラ!!」 シー「弱小国の意地を見せてやるのですよセーシェル!」 香港「ユーは国じゃねーしぃ、さっさと帰ってアニメでも見てろ」 シー「fuck off, you little kidny!自分の股座見て出直せですよ!!」 あまりに下品なスラングの応酬にすっかり青ざめてしまって、俺は兄弟に助けを求めた。 「ハハハ…なんだいこれは。まったく下品な奴らだね、 イギリスのとこ長くいちゃうとこうなっちゃうのかい?早く独立してよかったよ、ねぇカナダ」 そうすると、カナダは真っ赤になってあわてて謝って来た。 「うぅ…ごめんね、いつもはこんなんじゃないんだ。こんなとこにいたら気分悪くなるだろ? 二人で抜け出して飲みなおそう!車のキー渡しておくから先にいっててくれよ!」 一回外に出たものの、そういえばカナダの車どこに停めてあるかわかんないから聞こうと戻ったんだ そしたら… 「もう!アメリカが来るから下品な言葉遣いは駄目だって言ったじゃないか!! そんなに口寂しいなら●●でもしゃぶってればいいだろSon of a bitch!!!!」 兄弟も手遅れだった。 923 名前: ブラックスコーンさんのチラ裏 [sage] 投稿日: 2009/08/21(英) 19 29 36 ID ??? ずいぶん自重してると思うぞ 924 名前: ルージュワインのチラ裏 [sage] 投稿日: 2009/08/21(仏) 19 35 30 ID ??? だまれよ!こうなるってわかってたら死んでもカナダとセーシェル手放さなかったのに!!! 940 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 20 27 24 ID ??? 微フランスタイム 292 名前:本当にあった怖いヤンデレ[sage] 投稿日:2009/08/14(辺) 14 53 18 ID 23kekK0n さっき生まれて初めて幽霊みた。 部屋で昼寝してたら、一人暮らしなのに部屋の中に人の気配。 目を開けたら、五十才前後のスーツ着た知らないオジサンがいた。 驚いて起きようとしたけど目以外は全く動かなくて、仕方がないから そのままオジサンの動き見てたら、室内干ししてる私のパンツを見て 「チッ!」って舌打ちして消えた。 お腹弱いからヘソまであるパンツ穿いてるけど、舌打ちしなくてもいいのに。 最初は怖かったけど、今これ書いてるうちになんかムカついてきた!! 293 名前:本当にあった怖いバイーン[sage] 投稿日:2009/08/14(烏) 15 04 59 ID BoinBoin . 292 女の一人暮らしktkr! ↓ 色気のないパンツ発見 ↓ チッ! こんな感じかなw 居つかれるよりはいいんじゃないかと思いつつ乙 おヘソまでのパンツはあったかくていいよね 294 名前:本当にあった怖いヤンデレ[sage] 投稿日:2009/08/14(辺) 15 20 51 ID 23kekK0n 確かに居つかれるよりマシだわw でも、私のパンツが幽霊よけになったのかと思うと複雑な心境。 295 名前:本当にあった怖いブリテン[sage] 投稿日:2009/08/14(英) 15 39 48 ID hoaTa パンツなんかどうでもいいじゃないか 少なくとも俺は中身のほうが好きだ 946 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 20 50 10 ID ??? シーラト見たらラトビアが意外に黒くてびっくりした 941 名前: フランス産ワインっていいですよね! [sage] 投稿日: 2009/08/21(拉) 20 28 59 ID ??? 医療技術といったらドイツさんのとこということで、視察に行ってきました。 最先端の脳移植の現場を見せてもらえました。 ちなみに、価格はやっぱり違うんですよ。 脳移植のための価格一覧 日本人の優秀な技術者の脳:50ドル/100 g、 イギリス人の由緒ある貴族の脳:60ドル/100 g アメリカ人の脳:13,000ドル/100 g。 942 名前: フランスのお菓子っていいのですよ! [sage] 投稿日: 2009/08/21(海) 20 30 17 ID ??? なんですかこれ、何でアメリカ人の脳がそんなに高いのですか? 国籍が自由の国になるのですか? 943 名前: フランス産ワインっていいですよね! [sage] 投稿日: 2009/08/21(拉) 20 35 32 ID ??? やだなあ、シーランドくんってばw 100 g の脳を集めるのにアメリカ人が何人いるか分かってるの? 944 名前: 冒険っていいよな! [sage] 投稿日: 2009/08/21(米) 20 35 52 ID ??? HAHAHA 君こそ俺がジョークのネタにされるの死ぬほど嫌いだってわかってるのかい? 945 名前: お金っていいですよね! [sage] 投稿日: 2009/08/21(愛) 20 38 30 ID ??? ラトビアアアアアアアア!!!!!! 961 :1/2:2009/08/21(金) 22 41 06 ID ??? . 969乙っす . 960は次踏んだときのために温存しておけばいいと思うの 以下埋めネタ 254:愛を語る国家さん:2009/07/15(仏) 21 43 12 ID eu/franc23 英「Okay,I d like to call this meeting to order. Today s chairman is Sweden.」 典「Ja ... dagens aemne aer paa vaeg att ansluta sig till EU foer Turkiet. Har du naagon kommentar att goera aat det?」 独「Die Tuerkei hat so viele Einwohner. Seine Zugehoerigkeit einen schaedlichen Einfluss auf die EU, denke ich.」 伊「Sono d accordo con lei su questo punto! E ... La Turchia e terribile. Non e vero?」 西「Si, estoy de acuerdo ... Lo odio.」 希「Μετα αποολα, δεν ειναι ευρωπαικη. Η ομαδα αυτη ειναι η "Ευρωπαικη Ενωση" ... Δεν ειναι αυτο?」 波「Hej! Mam zastrzezenia do jej!」 丁「Ogsaa mig. Hvorfor er du imod det? Jeg kan ikke forstaa.」 典「Haall tyst.」 洪「Mit mondtal?! O, te soha nem harcolni vele!」 芬「On epaetodennaekoeistae, ettae haen voi poistaa Koeoepenhaminan kriteerit ....」 俺「C est juste. Vous avez change beaucoup de la loi lorsque vous affiliation avec l UE, la Pologne?」 波「To prawda, ale ...」 墺「Wenn das der Fall ist, musste man besser nicht sagen, solche Dinge. Er ist ein Ungleichgewicht zu EU.」 俺「Allons-nous parler dans Himaru-go?」 今日の会議で、会議の最初のほうの会話をそれぞれの言葉でもう一度繰り返してみた。 二度とやるもんかと思った。よくみんなこんなのに付き合ってくれたな。 257:人を敬う国家さん:2009/07/15(日) 21 48 32 ID asean/Jpn . 254 ギリシャさん以外全く違いが分からないのですが、訳して頂けませんか? 272:愛を語る国家さん:2009/07/15(仏) 21 53 42 ID eu/franc23 大体こんな感じ。 英「よし、じゃあこれから会議を始めるぞ。今日の議長はスウェーデンな」 典「ん…議題は、トルコのEU加盟についてだべ。意見がある奴いるか?」 独「トルコは膨大な人口を抱えている。EUのバランスに悪影響を及ぼしかねないと思うのだが」 伊「それ同感!それに…トルコ怖いしさー」 西「そうや、その通りや…俺あいつ嫌いやしな」 希「そもそも、あいつヨーロッパじゃない…ここ「欧州連合」でしょ…違う?」 波「はいはーい!マジ異議あり!」 丁「俺もだっぺよ。なしてお前らがそげなして反対すんのか俺にゃ分からんっぺ」 典「お前いっぺん黙れよ」 洪「何言ってるんですか!あいつと戦ったことないからそんなこと言えるんです!」 芬「コペンハーゲン基準を満たせるかどうかも怪しいところですしね…」 俺「確かにな。お前だってEUに入る時に大量の法律を改正しただろ、ポーランド?」 波「そりゃそうだけど…」 墺「でしたら滅多なことは言わないほうがよろしいかと。何にせよ、彼はEUには不釣り合いなのです」 俺「つーかそろそろ日丸語に戻さないか?」 実際に聞けばけっこう違い分かるよ。 ドイツ語はやたらごついし、イタリア語はやけに舌巻くししかも巻き方が割と適当だったりする。 スウェーデン語はドイツ語に似てるんだけど、あんまり口開けないで発音するから否応なしに不機嫌そうに聞こえる。 ギリシャ語はやけに母音が延びる。ポーランド語はやけに舌を使う。英語は何より美しくない。 まあ独自の表記法でやってる奴にはアルファベットは全部同じに見えるのかもしれないけどな。 ついでに言うと、日本語しか分からないって奴は英語よりフィンランド語とかハンガリー語のほうが分かりやすいかもな。いろいろ似てるし。 970 :1/2:2009/08/21(金) 23 08 34 ID ??? 乙!埋めネタにでも フランス時間に見せ掛けたただのギャグ ただし、スレタイで嫌な予感がしたら逃げてくれ 国家板『みさくら語で会話するスレ』 25 名前: ITくわえたイケメンさん 投稿日: 2009/08/19(愛) 00 09 51 ID ITikemen . 23 ラトビアぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛ぁあみ゛ゃ゛あ゛あ゛ッあ あぉぁあみ゛ゃ゛ あ゛あ゛ッあ あぉぁあみ゛ゃ゛あ゛あ゛ッあ あぉぁあみ゛ゃ゛あ゛あ゛ッあ あぉーーーッ 27 名前: 塩鮭くわえたおじいさん 投稿日: 2009/08/19(伊) 00 11 01 ID hibloodP 二次元にゃらぁああ゛あ゛あ゛かららよごぇえましゃんん! 心はしゅこしぃいいよごれましゅぅぅぅうっ! 二次元バンザイっ バンザイっ、ばんじゃいっばんじゃい゛っ ぱゃんに゛ゃんじゃんじゃいぃぃっ!!でああ゛み゛ゃあ~~~っ! 30 名前: パスタくわえたヘタレさん 投稿日: 2009/08/19(伊) 00 12 42 ID VEwwVEww ぱ、ぱしゅた!ぱしゅたぁあああ゛あ゛あ゛あ゛とぴっちゅぁあああ゛あぉぉえがちゅきぃっ!らいぃしゅきいぃぃっにゃぁあお゛ぉおォおんひゃめしゃんれしゅぅぅぅ!! 32 名前: パルシュキくわえたポニーさん 投稿日: 2009/08/19(波) 00 14 12 ID Pinklove お゛お゛ぉおォおんまえのぉおおしゅと!首都!首都ぉおお゛がわりゅしゅわ!ワルシュワぁあ!にぃにゃりゅしぃいひいうううぅ~っ! 35 名前: バーガーくわえたメタボさん 投稿日: 2009/08/19(米) 00 18 54 ID IamHEROw トニーもねー 40 名前: 石油くわえたばいーんさん 投稿日: 2009/08/19(烏) 00 21 43 ID BOINBOIN られかぁあ私と お゛ぉおお゛ひょもらちにぃ にゃってくえまひぇんかぁあああ゛あ゛? 41 名前: 菓子くわえたシナティさん 投稿日: 2009/08/19(中) 00 22 32 ID cutekitty お゛ぉおォおまえらあ゛あ゛あ゛ 菓子れも食って お゛ぉおォおんちちゅくぁあああ あぉりゅぅうっ 45 名前: チーズフォンデュくわえたつるぺたさん 投稿日: 2009/08/19(列) 00 31 08 ID Kugyuuuu お゛お゛ぉおおんにいぃしゃまのぉおお真似れしゅぅぅぅうっ ぴぎぁあっ!可愛くはにゃいぃれしゅかぁあああっあ゛あ゛あ゛っっっ! 50 名前: ヴルストくわえた威圧感さん 投稿日: 2009/08/19(独) 00 51 07 ID Mukimuuu お前ら…… にゃにやってりゅんら… 976 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 23 16 35 ID ??? 梅がてらに。ややフランス時間。 956 名前:うめぼし名無しさん 投稿日: 2009/08/21(金) 22 14 48 先日イタリア君がうちに遊びに来ました。 日曜夕方でしたので、夕飯を頂きながら二人で某国民的アニメを見ていました。 すると、お決まりの波平説教シーンですごくおろおろしていらっしゃいました。 やはりカミナリオヤジは何処の国でも怖いのでしょうかね。 956 名前:まかろん名無しさん 投稿日: 2009/08/21(金) 22 20 35 . 956 節子、それカツオやない、カッツォや。 956 名前:ヴるすと名無しさん 投稿日: 2009/08/21(金) 22 23 25 . 956 先日イタリアから 「うわーん。どうしようドイツー、日本がアニメでキ●タマって叫んでたー」 という電話がきたがそのせいか。 980 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 23 21 39 ID ??? . 976 全員レス番が同じ…だと…!? 982 :1/3:2009/08/21(金) 23 23 14 ID ??? スレタイ:元気になるおまじないのガイドライン 1 名前 親分やで 投稿日 2009/07/01(西) 15 56 01 ID ふと、落ち込んだりする瞬間ってあらへん? そんなときは、親分と一緒に元気になるおまじないしよ? そんでみんなでトマト食おな! それでちょっとでもみんなが幸せな気持ちになれたら親分も幸せや それじゃみんなで「ふそそそそ~!」 ~元気になるおまじないのガイドライン~ 2 名前 水先une名無い人 投稿日 2009/07/01(白) 16 01 07 ID ふーん、こんなスレ立てたんやな そやけどみんな書き込んでくれるかな そこがちょっと心配やな そうや、うちちょっとみんなに宣伝してくるよ! 12 名前 水先un名無い人 投稿日 2009/07/01(仏) 16 46 11 ID フランスお兄さんだよ そういうとこ、昔から変わってないな、 1 そういえば 2、他スレへの宣伝はよくないぞ それじゃ逆効果になっちゃうだろ 74 名前 水先ein名無い人 投稿日 2009/07/01(普) 19 23 55 ID ふぁ!? そういう趣旨か。やっと理解したぜ。 295 名前 水先あ名無い人 投稿日 2009/07/02(日) 01 56 22 ID ふむ そういうことなら私も一つやってみましょう そば食べたい そうめんでもいい 566 名前 水先un名無い人 投稿日 2009/07/02(水) 13 20 29 ID フフ、スペイン兄ちゃんらしいスレだね~ それはそうと今夜みんなで俺んちでご飯食べない? ソーセージをドイツからもらったんだー それでおいしいピッツァにしようよ そうだ、兄ちゃんも誘っておくよ。 来てね! 1000 名前 水先O名無い人 投稿日 2009/07/03(水) 04 19 58 ID . 1-999 フン、くっだらねぇ そろいもそろって馬鹿ばっかだろ そんなことしたって元気になれるかバカヤロー それでなくても金も仕事もなくて大変だってのに そのおめでたい頭ン中どうなってるか 一ぺん覗いてみたいぜ、コノヤロー! 1001 1001 mas de 1000 mensaje このスレッドは1000を超えたで。 もう書けへんから、みんなでおまじないしてくださいです。。。 ,r;! ふ そ そ そそ ! ! や お 元 ┼ ,、 ノ ヾ | | ぁ ま 気 ┼ ヽ( ン´ ̄`ヽ、 | | | じ が ┼ ,、 ,、 t 'イrラlノiヽ ハ、 | | な 出 ┼ ラ`i Y`'ー--=.,,.-'!=, =`ト'⌒i゙i; ! い る ┼ '^ー'^ー-≧k-、_ゞ ヽヮ_ノ {( =ラ_ ┼ r'´ ̄`ヽ_ン  ̄`ー、''キ , テヾ、_  ̄ ̄フ/ l ∥!ノ! ┼ ト, ニ'"ノ !L ヾ从伊ノ ┼ フ< - _,r'´゙i ´ ̄ニ`v-、 ┼ /`ー-‐''" { / λ / `フ┐ ! / Yソ | f! ノ l ,! 985 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 23 28 34 ID ??? . 982-984 ふつうに良スレやんなぁって思ったら そんな小ネタが仕込まれてたなんて そらもうびっくりしたわ そんなら自分も元気になるおまじないしてくる 986 :マロン名無しさん:2009/08/21(金) 23 30 10 ID ??? . 982-984 フヒヒwww そちもなかなかやるのうwwwマジビックリした そろそろ寝ようかと思ってたのに脳覚醒したしwww 988 :1/2:2009/08/21(金) 23 31 06 ID ??? ※学ヘタじゃないけど学校 09年1学期期末試験関連 職員会議スレ 610 名前: 塩鮭教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(日) 19 23 25 ID ??? 今期末試験の物理科目において 問28 ある電車が汽笛を鳴らしながら秒速33mの速さで走っています。 音速は秒速343mです。 観測者Aさんは電車のすぐ前に、観測者Bさんは電車のすぐ後ろにいるとして、 Aさんが聞く周波数とBさんが聞く周波数をそれぞれ導きなさい。 の回答で、全米クラスのアメリカくんが 430Hz=F OBSERVER B f0=fs[VWAVE/VWAVE+VSOURCE] f0=430[343/343+33] f0=392.26Hz OBSERVER A is DEAD と回答していました。 これを正解とすべきか不正解とすべきか、あるいは部分点の場合の採点基準について みなさんのお考えをお聞かせください。 611 名前: ピッツァ教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(伊) 19 51 22 ID ??? 正解だろ物理的に考えて 612 名前: トルテ教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(墺) 20 05 21 ID ??? 死んだ直後なら音は耳に届きます。 ただし、これは生物学の分野でですが 613 名前: ヴルスト教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(独) 20 06 29 ID ??? Bさんは電車のすぐ後ろにいるわけだろ?ならより物理学的に正しいのはこうだ 「Bさんがすでに轢かれて死んだ人、Aさんはこれから轢かれる人」 614 名前: スコーン教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(英) 20 29 28 ID ??? ちょっと待て、そうするとアメリカ以外みんな不正解に… 615 名前: 餃子教師 [sage] 投稿日: 2009/08/21(中) 21 09 04 ID ??? お前ら冷静になって考えるある。 ここは学会じゃねえ、学校あるよ。 41スレ目次
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/403.html
目次 1.鎌倉期に仏教の花咲かせた我ら 2.精神統一は、内省が主眼 3.この世での他力依存心に 一喝 与えよ 4. 禅 は日本独自の文化を生んだ (1986年8月15日の霊示) 1.鎌倉期に仏教の花咲かせた我ら 栄西 栄西です。 ―― 栄西先生ですか。突然お招きいたしました。私どもは、ご承知のように、聖賢方をお招きし、お教えを承り、そして、現代の日本人、あるいは、中国はじめアジアの人びと、あるいはまた、将来は世界の人びとに、これからの人間の生きる道というものを説き明かそうという計画を持っております。今回は、仏教、とくに禅宗関係の方がたからお説をうかがって、一冊の書物に編集いたしたいと思っておりまして、過日は道元先生から、また本日は無門先生から、それぞれのお立場からのご高説を承りました。 栄西先生は、何と言っても、我が国、禅宗の宗家でもあられるお方ですので、現代の人びと、また後代の人びとに対し、禅の真髄をお説きいただき、魂修行の指針となるべきお教えを賜らば幸いと存じますが、お願いできましょうか。 栄西 わかりました。 ―― まず、私どもが書籍で著す栄西先生のお言葉となりますと、一応、人びとは、これ、はたして栄西禅師のお言葉であるかどうか、ということになりますので、願えますならば、現世における栄西先生のご活躍の一端なりと、お話し願って、それから本論に入っていただければと思っております。 栄西 まあ、あなたとは、ほぼ同時代ですしね。同じ頃にね、まあ鎌倉時代にね、活躍した人間同士ですから、まあ、あまりかしこまって言われると、私も困るんですが、まあ、あなた相手には、話はしにくいんですよ。皆んな一緒ですよ。鎌倉時代には、何十人も皆一緒に集まってね、ひとつ、仏教の種を播(ま)こうではないかとね、相集いましてね。日蓮さんもね、法然さん、親鸞さん、道元さん、一遍さん、唯円さんね。まあ、他にもたくさんおりますけどね、栂尾(とがのお)さんもいたね、明恵(みょうえ)さん。 こうした人たちが相集ってね、そう、鎌倉、室町になっての蓮如さんね、こういう人たちが皆んな集まって、まあ、ひとつ日本が、将来どうも仏教をもう一回伝えるようになりそうだから、法燈を継ぐのはどうやら日本だ、と。釈迦の仏教をもう一度、日本でね、広めたら大変意義があるだろうということで、集中して、日本に出て来たんです。 あなたなども一緒でね、出る前に、お互いに、ずいぶん話をしたし、まあ、今回出るときも知っていますよ。まあ、ご苦労なことです。私はこちらで楽させていただいていますが、ご苦労なことです。まあ、よくやっておられるようで、感心しています。 ―― 私は浅学非才で、今回、このような大役を仰せつかるとは思ってもいなかったのですが、蓋(ふた)開けてびっくりというのが現状でございます。 栄西 まあそうだね。あなたと私では、先生と弟子の関係にならないですから、まあ、同級生というかね、友だちですよ。私もね、友だちが多くて、この世では友だちがあまりないけれど、あの世には、友だちが多くてね、あなたも多くて困っておられるようだけど、まあ、私もそのひとりで、あなたが今度出るときには、「まあ、頑張って来いよ」と、肩を叩いて出したひとりですよ。 ―― ああそうでしたか。それはそれは……。 栄西 まあ想い出さないでしょうね、そういうことは。 ―― そちらのほうへ環ったら、いろいろなことを想い出して、お礼を申し上げることになると思いますよ。 栄西 いやあ、あんた、気が多くてねえ、「栄西よ、わしや、禅を伝えることぐらいじゃ出んぞ」と言っていましたよ。「もっと大きなことをやるからね」と言ってね。まあ、あんたの仲間もね、あと二、三人出ているから、もうすぐ逢うと思いますよ。 ―― つまり、六老僧の人たちでしょうか。 栄西 そうそ、まだ出て来ますから。 ―― 現在の現象世界にね……。 栄西 そうです。出てますからね。そのうちに逢うと思いますよ。 ―― 日蓮さん、今のところ、そういうことはおっしゃらないからね。その方は、やはり仏教関係のことをなさっておられるのですか。 栄西 いや、仏教関係の僧侶というわけではないけどね、あなた方の仕事を、また手伝ってくれることになると思いますよ。六老僧が、まだ後、出ていますから。あなた方の教えに、今後協力してくれると思いますよ。まあ、そのうちに日昭さんとか、日頂さんとか、日向さん、この三人が今出ていますから、あなたが活躍しはじめて、彼らもそろそろ気がついてくる頃ですから、後三人、同志が出ていますから。 ―― 現在、在家の人ですか。 栄西 そうです、在家です。やがて、寄って来ます。あなた方、これから、"法"を説いていかれるのでしょうから、やがて寄って来られますから、楽しみにしていて下さい。あなたのお友だちです。 ―― 現在のところ、そういう方との交渉はないですね。 栄西 まだないです。今後出て来ます。数年以内に出て来ます。まあ、そのときはね、天上界に残した友だちと地上に残った友だちということで、まあ、両方頑張ってやってゆきましょう。 2.精神統一は、内省が主眼 栄西 まあ、こんなことばかり話していたんじゃあ、「栄西の霊言」にはならないでしょうから、では、何から話していきましょう――。 ―― まあ、お立場からすれば、「禅」ということですから、禅ということについてお話願えればと思いますが。 栄西 禅もね、もう禅、でもないんだけどね。この世へ来れば、あなた方から言えばあの世ですね、まあ、こちらに来れば、もう足もないしね。あなた、足組んで坐禅しているわけにはいかないんだから、私しゃ、まあ、足がなくて、空中ふらふら飛んでいる螢か、火の玉か、というようなもんですから、禅でもないですが。火の玉に禅、などいうもの、ないもんね。 ―― まあ、しかし、長年の魂のよりどころとして、あなたは、仏教系のなかでも禅の教えを通して、世の人を指導してきたということでございますからして、何かその辺の心で、現在の人びとの生き方について、ご指導願えたらと思うのですが。 栄西 そうね、他の人がどうやら古いことばかり言ってるようだから、まあ、ちょっとは新しいことも言わねばいかんようですな。禅がどうこうということは、今の私の意識から言えば、少し離れてきているのですが……。 そうね、禅では、人類は救えないですね。現在の時点では、禅では救えないね。まあ、これをどうするかだね。まあ、ただね、禅、のなかに学ぶべきものがあるとすれば……。まあ、あなた方、心の教えを説こうとしておられるけれど、やはり個人個人にとってみれば、皆んな何か修行したいと思っているんですよ。だからね、その修行の方法が何もないとなれば、これまた、つらいことになるんです。 そうぃう意味でね、何も禅でなくていいが、やはり何かね、人間というのは、修行したいと思っていますから、その修行の方法ですね、それを考える必要があります。ま、そういう意味ではね、禅というのもひとつ勉強になると思うのです。どうですかね、あなた自身にとってみて、修行とか、そういうもの、何か考えていますか。 ―― まあ、生身の人間は、何もやらないと心身を崩してしまいますので、何らかの行法という形式を通して心を磨いていかねばならんと考えております。 栄西 ただね、あまり禅、とか精神統一をやると、どうも宗教的になってまずいところもあるだろうし、まあ、むつかしいところでね、どうしようか。 ―― それでは、禅によらず何か……。 栄西 まあ、精神統一についちゃあ、ちょっと話しとかな、いかんな。まあ、現在でもね、精神統一というのは、やっていますね。"瞑想"とかね、英語で言うとメディテイション、というのですか。あるいは、"ヨガ"、もちろん、"禅"もありますし。会社などではね、現在ヨガなどもずいぶん流行(はや)っているそうですが。まあ、会社では、なかなか禅、まではいかないけれどね。まあ、禅もひとつのブームだね。スポーツとまではいかないけれど、もうちょっと知的なスポーツだね。そういうことで、休日に禅をやっていると言うと、まあ、そう聞こえが悪くない。それと禅、のいいところは、それほど色が着かないというところだね。 たとえば、普通の人であっても、――「私、禅をやっています」と言ってもね、危ないから近寄るのを止めようと言う人はいないですね。禅、やっている分には、別に悪影響はないということですね。友だちに禅をやっている人がいたって、別にかまわない。ただね、友だちがね、新興宗教の何とかをやっていると言うと、これは怖がって、近寄らなくなる。何か折伏(しゃくぶく)されるんじゃないかとかね。何か洗脳されるんじゃないかと思って、逃げちゃう。 だけど、"禅"をやっているというと、とくにね、どうってことはなく、「ああそうか。なかなかやるじゃないの、頑張っているね」と、まあ、"ヨガ"だってね、そんな感じがあるけどね。いいんですよ。男性は禅、女性はヨガが流行ってきているようだけど、こういう意味で、まあ、あなた方の教えもあるんだろうけど、こういう無色透明なところっていうのは、けっこう大事だと思うんです。 あまり、何と言うかな、宗派によってどうにかなるという、信じ込むと言うんではないから。禅、その一番いいところはね、信じ込むところが、ないからね。現代人がとくに嫌(いや)がるのは、その狂信妄信なんですね。信じ込むってのは嫌がる。こういうことがあるんですね。要するに、疑心暗鬼だね。あまり人の言うこと、信用したくないし、信じ込みたくないという気持ちがありますからね。そういう意味では、自分自身でやって、納得がいくのであれば、それでいいでしょう、と。こういうことが、禅、ですな。 だからまあ、あなた方も教えを説かれるにしても、それをそのまま鵜呑みにしなさい、信じなさいと言うだけではね、やっぱり今ひとつもの足りないと思うんですよね。だから、無色透明な部分がね、何かいるんじゃないかとね。そういう気がしますね。 まあ、精神統一というのは、そういう禅とか、ヨガ、とかいうことで流行っておるわけだが、何のために、精神統一するのかね。この点を、はっきりしておかないと、ま、意味がないでしょう。あなた、精神統一って、何のためにすると思いますか。 ―― まあ、それはね、人それぞれの考えがあるでしょう。心を空っぽにして、あるいは、無にして坐っているという人もおるでしょう。けどね、心を無にしようと、空っぽにしようと思えば思うほど、しょうもない雑念が涌いてきて、一向に空っぽにはならない。 そうであるなら、今日一日のこと、あるいは、昨日のこと、あるいは、もっともっと前のこと、そのときどきの自分の判断や、そう判断して行なったことの結果が、相手に、また、自分にどう影響したか、ということを考えてみるようにしたりしていますが、まあ、反省ということも込めてね。 栄西 まあ、精神統一とひとくちに言っても、なかなかむつかしいんだけどね。人間、やはりね、内省するというか、自らの内(うち)を省(かえり)みるという、こういう機会があんまりないんですよね。そういう意味では、精神統一で一番いいのは、まあ、内省だね。こういうことで、いいところがあると思うんです。 じゃあ、何で内省、がいいのかということですが、たいていの人間は、内省などしたことがないんですよ。まあ、その日その日を生きとるんですな。今日は会社で上役に叱られた、と。ボーナスが少なかったから自棄(やけ)酒飲んで帰って、母ちゃんと口げんかしたとかね。子供の通信簿の点が良かったとか。悪かったとか、こんなことばかりです。こうしたことでまあ、日々過ごしとるわけです。しかし、そういうことだけではやっぱり何の向上もないわけです。 だから、ときどきね、自分というのを、良くしていきたいのかどうかですな。まあ、内省の必要性というのは、要するに自分を良くしていきたいのか、どうかということです。人間は、別にそんな悪い存在であると思う必要はありませんが、それでもやはり、軌道修正はしていかないと、いけないでしょう。 ですから、精神統一のなかに、「内省」あり。内省の意義は、"人生の軌道修正"にありと、こういうことであります。常々、自分の人生を軌道修正していこうと思っている人は、そんなに大きな間違いはありません。たとえ自分の考えていることが正しくても、それを押し通そうとすると、人間、無理がけっこう出ます。正しいことだと信ずることは多いんです。ただ、それを押し通そうとすると、どうしても無理がある。そして、対人関係でいろんな不和が起きてくる。――こういうときは、踏み止まって、一歩退いて考えてみる必要があるのであります。 たとえば、あなた方の教え、これはほんとうにいいと、真底いいと思っていて、心酔する人がおりますね。そして、これが絶対だと思って、人に押しつけるということになると、これまた、問題があるんです。正しいものであっても、それを受ける、受け入れないは、各人の問題です。 ですから、それをたとえば、ある人はゴリ押ししてね、「これは、栄西が言っているのだから、間違いない。だから、このとおりやりなさい」と。「しかし、これは栄西かどうかわからないから、私しゃ、参考になるところは参考にするけれど、まあ、丸呑みにはできない」と、まあ、ある人はこう言うでしょう。――そんなことではいけないと、一生懸命折伏などしていると、これはどこかおかしいのであってね。 正しいということは、必ずしもその人の生き方を説明はしないんです。説得的なものではないんです。正しいから思ったとおりにやったらいいかと言えば、そうでもない。やはり、やり方というものがあります。手段方法というものがありますから、これをよくよく考えて、他人と自分の人間関係、これの調整をやっていかねばなりません。 だから結局ね、精神の統一というものを考えてみると、人間生きていく上で、まあ、物質と自分の調和など、それほど関係ないですね。それと、動物と自分というのも、それほど重要な関係ではないですね。後、残っているのは何かと言うと、自然との調和と言っても、緑や風と調和するわけじゃないから、花とお話しするのはよほどの霊能力者か、あるいは、精神病院へ入るかのどっちかですから、後は、要するに人間ですわね。人生修行で、その媒体となるものは何かと言うと、結局、人間の集まりですね。そういうことで、人間関係の調整をやらねばならない。 その人間関係の調整も、「正師」がいて、その人が教え導いておれば、それはそれでいいんでしょうが、そういう人にはめったに巡り会わない。そういうことで、まあ、自分でやはりやっていかねばならない。それで、人間関係を調整する意味で、心静めて、よく考えてみる。自分のひとつひとつの行動を振り返ってみる、と。こういう必要があると思うのです。 こういうことをやっている人と、やっていない人とでは、ずいぶん大きな差が、やがて出てくるはずなんです。とくに若い人は大事ですよ。若いうちからこういう習慣をつけておくと、年取ってから、ほんとうによかったと思うような、黄金時代というのが来ます。 3.この世での他力依存心に"一喝"与えよ 栄西 若いときに勝手気ままやって、年寄って、急に、心を入れ換えようと思っても、そうはいかないんです。なかなかに。そりゃあ、"前後際断"などと言う方もいらっしゃるけれど、普通の人では、年寄ってから自己を際断するなどということは、そう簡単にできるものではありません。だから、あなた方の「霊言集」を読むことによって、まあ、一冊の本のなかに、その本としての答えがあるということですね、それでもいいんですよ。 あなた方の事務所へも、いろんな人が面談を申し込んで、面接して下さいと言って来ているでしょう。会いたい、会いたいとあなた方にね。いろんな人が、一時間、二時間でもいいけど、一日話したらもっといい、と。一週間連続で聴かせてもらえたらもっといい、と。そういうことはあるけど、それをそのとおり聴いていると、体が持ちませんからね。 やはりそこで、"禅"の世界もあるわけですよ。「これを読んで考えてみなさい」と。あるいは、「霊言集を全部、三回ぐらい読んでから、もう一回おいでなさい」と。まあ、これでも私はいいと思いますよ。とにかくね、とにかく人間というのは、あまり自分で努力しないで、人に教えてもらおうとする。とにかく、答えをほしがる。問題を自分で解くという努力を惜しんで、とにかく、答えをほしがる。これが人間の悪い癖ですね。依頼心が強いことです。 それはね、ひとりひとりの人の悩みに答えてあげたら、それはいいんでしょうけど、悩んでいる人にとっては最高でしょうが、残念ながら、そうはいかない。そういう意味では、逆に言うと、私は、禅の世界の意味を利用してほしいと思うのです。 禅は、各人の悟りということ、個人が独力で悟るという世界です。もちろん、あなた方がヒントを与える必要があります。しかし、そのヒントを持って、問題を解くのは、各人です。そういう形でいいと思いますよ、突き放して。だから、その人が、「たって」と、相談があれば、ああこの人の心性がこういうところにあるなと思えば、たとえば、霊言集なれば、「この本を熟読しなさい」と。ここにヒントがあるはずですと言えます。こういう形でいいと思いますよ。 まあ、そういう意味では、あなた方、書物をつくられる意味で、いろんな人の悩んでおられるようなことも、念頭においてつくっていかれる。こういうことも大事だと思いますよ。結局ね、やはり甘えになりますから、"他力信仰"といってね、あの世の人を頼りにする信仰もありますが、この世でも、"他力信仰"があるわけです。生きている人に頼ろうとする。これも他力信仰で、三年経ってからいらっしゃい、というのであってもいいんですよ。 何かをつかんで来い――、というのであってもいいんで、あまり親切すぎてもいけないのです。そういう人には、"一喝"与えることが、ほんとうにその人のためになるんです。まあ、禅のほうでね、今、現代に採り入れる教えがあるとするならば、さっきも言った、何らかの精神統一、という意味と、そういう意味での、個人の悟りであるということです。あくまでも悟りは、個人のものであると、そういうことで、ヒントは与えるけれども、解答を出すのは各人である。 あなた方が、「右にしろ。左にしろ。まっすぐ行け」といちいち、個別の指示を出しているひまはない。だから、ヒントを与えて、向こうが向く方向でいいと思うのです。まあ、こういう点が、禅から、今、あなた方が学ぶべきところじゃないかと思います。 4."禅"は日本独自の文化を生んだ ―― そちらでは、たとえば、禅なら禅、その他、仏教系の方がお集まりになって研究とか、お話しあいになるような機会はあるのでしょうか。 栄西 あります。しょっちゅうやっております。やはり類は友を呼ぶというわけで、似たようなタイプが集まって、話しているわけです。 ―― 無門さんなどもご一緒ですか。 栄西 いや。偉い方ですからね、まあ、あの人は。もちょっと偉い方ですからね。 ―― では、如来界の方ですか。あの方は。 栄西 まあ、私はよく存じませんが、私たちよりかは偉い世界におられる方ですから。まあ、禅の話もされるでしょうが、実際は、禅を超えたところで働いておられることが多いのです。いろんなところでね。人類のいろんな思想、思潮というものを司(つかさど)るというような仕事をしておられるようです。私らは、どっちかと言うと、仏教のなかの一分派でまだ甘んじているところがあります。 ―― 近年、我が国に出られて、他界された鈴木大拙先生は、あなた方とご一緒におられるのでしょうか。 栄西 いや、鈴木さんはね、人間界から還ったばかりですから、ちょっと違いますがね。 ―― 鈴木先生は、かつての禅宗の始祖、達磨大師の再来と聴いておりましたが。 栄西 まあ、これは他人のことを言うと失礼なことになりますので………私はよく知りませんが、ま、達磨の悟りそのものが、釈尊の悟りから比べれば、やはり数段落ちていたことは否(いな)めないと思います。釈尊が分かり得たところを、達磨(だるま)は十分の一も分かっていません。 ―― 達磨大師は、インドから中国に渡られて、"禅"を広めようとされたわけですね。 栄西 そうですね、ですから、"禅"というのもある意味では、大衆普及化したこともあるんです。そういう意味において、教えの中味が骨抜きになったことによって、逆に広がった面もあるのです。とりあえず、そういう禅、というものを組んで、考えてみようというような、そういうスタイルですね。 まあ、現代風に言うなら、ライフ・スタイルと言いますかね、そういうものをつくったということでもあります。禅、というライフ・スタイルをつくって、それで、ある意味で、文明的に滲透させた。まあ、禅、が影響した会合もあれば、お茶、茶の湯などもそうですね。いろいろあるはずです。禅が影響したものというのは、そういうもので、ひとつの精神文化をつくるための役割をはたしたと思います。 だから、"達磨禅"それ自体がそれほどのところまで悟っていなかったとしても、その影響力自体は、たいしたものだったと思います。まあ、あの方も、インドから中国へ、日本から欧米へと、まあ、忙しい方です。その普及に、ずいぶん熱意を持っておられた方ですからね。 ―― 禅、は精神統一というか、人びとの悟りへの関門、道標的役割を担ってきたということだけではなく、日本独自の芸術、文化の一種の背骨となって発展してきたという功績も見逃せないですね。 栄西 そうそう、そういう意味での芸術、文化への滲透、これは禅、がはたしたひとつの貢献だと、私は思いますよ。 ―― 茶とか、華道とか、造園、それに詩、俳諧にまで、その影響は及んでいると思いますが……。 栄西 そう、そうです。すべて"禅"の影響というものがありますからね。これは日本文化をつくった源と言ってもいいものだと思いますよ。ですから、私たち、私たちと言っては他の人たちに失礼でしょうが、私自身に対して、悟りを得ていなくとも、現在ね、そこそこ、楽しく暮らさせていただく理由のひとつは、まあ、文化的にいろんな影響を与えたということだと思いますよ。 ですからね、私、あなた方の教えもね、ひとつ、文化的にハイレベルなものになるような気質があっていいと思います。もっと何かね、他のものへも波及(はきゅう)するようなものであっていいと思いますよ。音楽とか、絵画とか、文学とかね、私はあなた方の教えを受けて、文学方面などで活躍する方が出ることを期待していますよ。そして、そういう教えを、たとえば絵画で表現(あらわ)す人、あるいは音楽で、あるいは彫刻で、あるいは文学で現わす人、こういう方が出て来るといいなあと思っていますよ。まあ、やがてそういう人も出て来るでしょう。 ―― 私は、そういう意味でもね、私たちの教えというよりか、これは「神理」ですね、神の教えを淵源(みなもと)とするところの、芸術全般はもとより、宗教、哲学、教育、政治、経済、文明、文化、すべての分野、すべての世界についての大変革、「理念」革命の時期が来ていると思いますよ。いわゆるネオ・ルネッサンスが、今世紀から新世紀にかけて、やがて興ってくるのではないかと思います。また、そう信じております。 栄西 そうです。あなた方が掲(かか)げているものは、単なる宗教の宗派や教義だけの問題ではないはずです。新しい文明文化の基礎となる教えとならねばなりません。まあ、頑張って下さい。 ―― では、栄西先生、本日は大変ありがとうございました。「禅」の本義については、先日来、道元、無門禅師方より承りましたが、栄西先生からは、禅、そのもの意義もさることながら、禅の効用というか、禅が精神生活への及ぼす影響、ということを通して、"新文化建設"への示唆をいただきまして、まことにありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40263.html
登録日:2018/08/26 Sun 19 06 59 更新日:2024/02/08 Thu 15 59 13NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 クレリック シャーマン ドルイド ヒーラー ビショップ ファンタジー プリーステス プリースト 仏教 僧侶 僧兵 回復役 回復魔法 巫女 教皇 枢機卿 牧師 白魔道士 破戒僧 神主 神父 聖職者 聖騎士 職業 魔法使い 【概要】 僧侶とは、出家して仏門に入った者を指す。 もう少し平たく言うとお坊さんである。 【仏教の僧侶】 もともとは「修行者の集団」を示す「サンガ」というサンスクリット語を、中国人がそのまま音だけ訳した「僧伽」に由来する言葉。 つまり、この文字を選んだことには大した意味はない。行ってしまうと当て字。 こういうのは仏教、というか漢字世界にはよくあること。(*1) その「サンガ」は「修行者の集まり」を意味する言葉なので、そのまま中国にも伝わり、「仏道を学ぶために修行する人たち」のことを「僧侶」というようになった。 (「侶」は「仲間」や「相方」という意味) 仏教では僧侶は「三宝」の一つに数えられる。残る二つは「仏」と「法」。 そもそも仏教とは、仏法を学び、それに則った生き方をすることを目的とする宗教なので(宗派によって違うが……)、 仏法を学び尽くした、修行者や人々の師範となるべき成道者 = 「仏」 仏が学び、そして修行者がこれから学ぶべき真理 = 「法」 とともに、 これから仏法を学び、真理を身につけるべく修行する求道者、仏法の実践者 = 「僧」 が「三宝」の一つに挙げられるのである。 すでに学び尽くしたか、学んでいる途中か、という区別はあっても、ともに「法を学んでいる」という意味で、「仏と僧は同じく尊い」というわけだ。 出家してさえいれば僧侶であるため、悟空、八戒(悟能)、悟浄の三蔵法師のお供三人組もあの見た目であるが僧侶である。 水滸伝の凶暴凶悪破戒僧・魯智深も大人気のキャラクター。 お坊さんというと頭を剃っていると考えがちで、実際に出家の際には髪を剃る(剃髪)のだが、現代の日本でもそう決まっている訳ではないし、それ以前でも山伏などのように例外はある。 ※言うまでもないが、この解説はあくまでも基礎の基礎的なものです。 仏教も非常に幅広い宗教なので、説く宗派・宗旨はおろか個々人でさえ大幅に異なります。 より本格的に知りたいという人は、大量に出回っている入門書や専門書を読み、あるいは縁のあるお寺さんにでも聞いてみるのがいいでしょう。 上記の説明より、仏教以外の人は厳密には僧侶とは呼ばないのだが、解説書などで他の宗教の聖職者を「僧侶」と呼ぶことがある。 それはいいのだが、ガチガチのヨーロッパを舞台とした小説(特に翻訳モノ)でキリスト教の教会を舞台としているのに「僧侶」なんて書かれると割と混乱する。 現実で僧侶になる道は国や地域、宗派により様々な道がある。 現在の日本の大手仏教宗派だと、「親が住職で跡を継ぐ」王道コースの他に一般人の子弟から僧侶を志す者もいる。 宗派ごとに「得度」の規定は違いがあり、各宗派や所属寺院の公式サイトに書いてあるので見てみよう。 師匠についての数年の内弟子生活や研修施設での修行が必要になる場合も多い。 僧侶を辞めるのは「還俗」という。 また、各宗派の規定により不祥事を起こした僧侶には僧籍剥奪処分が降ることがある。 【ファンタジー系の作品における僧侶】 ファンタジー系の作品における僧侶は、基本的に回復魔法を専門に扱う魔法使い系クラスのことを指す。 その職責は非常に重く、パーティーの大黒柱の一角。 僧侶系の職業が倒れるとその瞬間パーティーが瓦解すると言っても過言ではない。 というより、あまりにも存在感が大きすぎてパーティの自由度を狭めるという側面すらあるため、ゲームによっては僧侶系抜きでもクリアできるような調整をしていたり、回復魔法そのものを排除するという大胆なゲームデザインをとっているケースも見られる。 また、回復系の魔法だけでなくバフ系の魔法も得意とする場合がある。 反面、攻撃性能に関してはかなり低い。 一応純粋な魔法使いタイプに比べるとそれなりに肉弾戦をこなせることも多いのだが、それでも戦士などの専門職には打撃力で劣る。 攻撃魔法も一部の限定されたものしか使えず、味方が傷付かない限り手持ち無沙汰になりがち。 特に「アクションしないと経験値が貯まらない」作品の場合、味方が強くなればなるほど僧侶の活躍の場が狭まり余計に成長が遅れる悪循環になる。 武器に関しては魔法使い系御用達の杖だけでなく、比較的重量のある槍や鈍器も装備できることが多い。 特にメイス系の武器は僧侶の専門とされることもある。 これは「戒律により刃物の所持が禁じられているため」と説明されることが多い。撲殺するのはいいのか、は禁句(*2) 日本において、このような聖職者キャラクターを「僧侶」と呼ぶことが広まったのは FCゲーム『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』の僧侶(DQⅢ)あたりからであろうか。 キャラクターとしては、やはり「戒律に厳しい委員長タイプ」として描かれることが多いだろう。 そのイメージを逆手に取った破戒僧タイプもそれなりに多くいるが。 上にも挙がっているが、中国ではそれこそ孫悟空や魯智深のような凶暴・乱暴で鬼のように強いハイパー肉弾僧侶も割と歴史が長く、かつ人気が高い。 敵として出てくる場合は、上述の委員長タイプが悪い方向に進化して、戒律以外の一切を認めない超石頭タイプか、 神の教えを曲解し、残虐な行為を救済と称して躊躇わず行う狂人タイプが印象深い。 中には「私の言葉は神の言葉」と権威をかさに着て好き放題する悪代官タイプも。 史実でも比叡山などの大寺院は大河ドラマ「平清盛」などでも描かれていたように、仏教の権威をかさにきて事実上の治外法権として機能したり時の権力に要求を押し通させたりとやりたい放題していた山賊同然のものだったらしい。それゆえ足利義教や織田信長による焼き討ちにあったのはご存じの通り。 上級職としては回復だけでなく攻撃魔法も使えるようになるパターン(司祭など)、回復だけでなく近接戦闘能力も得るパターン(聖騎士など)がある。 また、パーティーのみならず教会や神殿などの拠点へ行けば死者蘇生までも可能となることも多い。 【いろいろな僧侶】 ・クレリック 一番よく登場するタイプの僧侶。 基本が一番。最も格下として出てくることも多い。 なお実際のクレリックは、ある程度以上の格上の僧侶を意味する。 ・プリースト/プリーステス 神に仕える者。神官。キリスト教では元々唯一神以外の神は居ないという事になっていたため、神官=キリスト教の聖職者だった。 今は他教の神官は宗教の名前や仕える神+プリーストと呼ばれる。例えば神道の神官なら Shinto priest である。「神官」の英訳もこれ。 プリーストが男、プリーステスが女。 ちなみにカトリックでは女性司祭(プリーステス)は禁止。 クレリックとの境目は曖昧だが、「タクティクスオウガ」などのオウガバトルサーガシリーズではクレリックが下位でプリーストが上位職となっている。なぜか女性しか就けないのにプリーストである ・司教/ビショップ/僧正/大僧正 修行を積んだ格上の僧侶。豊富な経験により、高位の回復魔法も行使できる。 ファンタジー作品ではこの職業そのものではなくチェスの斜め方向に無制限に動ける駒になぞらえてこの名が付けられることもあるので注意。 ・ハイプリースト/ハイプリーステス 上記のチェスの駒と混同する為か、またはビショップあたりから結構な権威を持ち始める事から、ゲーム等でよく出てくるプリーストの上位職。 特に権力のような物は無く、ただ能力が高くなったプリースト、という扱いを受けることが多い。 ・聖者/聖人/セイント 司祭/ビショップより更に上位の称号。鋼のような強靭な精神力を持つ聖職者。 その反面、宗教裁判によって処刑されたり道を踏み外して闇堕ちする等、悲惨な末路を迎える事も多い。 カトリックには「列聖」という死者を顕彰する制度があり、サンタクロースとして知られるミラのニコラオスやジャンヌ・ダルクは今ではこの称号を獲得する。 ・枢機卿/カーディナル キリスト教の教えの中では教皇の顧問としてトップクラスの権力を持つ聖職者。 どちらかというと、あまり「僧侶の上位クラス」という見方はされず、政治家として描かれることが多い。 フランス史の中で、またデュマの三銃士にも登場する「リシュリュー枢機卿」ことアルマン・ジャン・デュ・プレシー・ド・リシュリューあたりは聞いたことがある方も多いだろう。 余談だが、深紅色を「カーディナル」と呼ぶのは彼らが身に着けている法衣の色に由来する。 ・教皇/ポープ キリスト教のカトリックの中では最上位となる存在。フィクション内の架空の宗教でも登場する頻度は多い。 やはりこちらも実戦で戦うよりは政治家的なニュアンスが強い。 ちなみに、キリスト教のうち「プロテスタント」や「正教(オーソドクス)」には「教皇」は存在しない。 プロテスタントの各組織はルターのような宗教家などがカトリックと反発・対立して独自に設立したものなので、組織や教団ごとのトップは存在するが「プロテスタント」というカテゴリにはトップ自体が存在しない。 正教には宗教的なトップとして、儀礼上の序列を除くとそれぞれが対等とされる9人の総主教(パトリアルヒス)が存在する。(*3) ・侍祭/侍者/アコライト キリスト教のミサにおいて司教を補佐する役職。 聖職者ではないのだが、下位の聖職者として認められる場合もある。 フィクションでの目立った出番は少ないが、職業として登場するゲームも存在している。 ・神父 ドラクエのセーブ係でおなじみカトリックの聖職者。「奇跡を起こす」というイメージが弱いためか、牧師はあまり出てこない。 ・シスター 修道女。ファイヤーエムブレムの杖使いでおなじみ。 ・エクソシスト 僧侶系クラスの中でも実戦特化の悪魔祓いの専門家。同名の映画でおなじみ。 僧兵、モンクと並ぶ武闘派な僧侶。 効果を発揮するのが悪魔や死霊のみという余りにピンポイントな対象な為、プリーストの特技や特殊能力、キャラクタービルドの一つとして扱われる事が多い。 ・モンク 宗教家の中で禁欲的な生活・修行をしている者を呼ぶ。実は元々キリスト教のシスターやブラザーを指す言葉。 海外のファンタジーで単に「僧侶」と言ったらむしろこっち。 イメージとしては少林寺系の修行僧。完全な肉弾特化の武闘家であり、回復魔法は一切使えないケースがある。 一方で肉体派であっても教えに通じることに変わりはないためか、後衛までとはいかずともある程度なら回復魔法を使えることもちらほら。 ゲーム等では「神託的な奇跡の行使」であるプリーストに対し「自己研磨によって自分自身が仏となる」事を目的とする仏教系僧侶は自らの気功やチャクラ的なものを活性化させる……といった医療術や自己補助に長けていることも。 ・僧兵 平安時代に誕生した、武装して他の権力に対抗し、寺院の権益を守るために存在する僧侶。平家物語に興福寺の僧兵などが出てくる他、比叡山延暦寺や根来衆(こちらは忍者のイメージが強いが)などが有名。 形式的には僧侶だが、実態は完全な戦士、武士である。 ・聖騎士 こちらは聖職者にして騎士。テンプル騎士団・ドイツ騎士団・マルタ騎士団などの騎士修道会が有名。 ファンタジー作品では、魔法は使えないタイプ、僧侶系魔法をある程度使えるタイプ、どちらも多い。 ちなみに聖騎士の訳として「パラディン」が当てられる事が多いが、パラディンは宮廷に仕える高位の騎士であって、別に聖職者ではない。(もっとも、その頃になると王朝と教会はズブズブの関係になっており、無関係とは言い切れない) 聖職者かつ騎士なので、僧侶が鈍器しか使えなかったのに対し、聖騎士は剣を使えることが多い。 「聖職者は戒律により鈍器しか使えない」という設定の作品もあるが、騎士になると聖職者のまま振るえるようになるのはいったいどういう戒律になっているのだろうか… ・破戒僧 獣肉を食うなど俗世への未練を断ち切れず戒律を破ったはぐれ者の僧侶。生臭坊主ともいう。 日本的な作品では豪放磊落な自由奔放キャラや信仰或いは目の前の人を救うために「あえて」戒律を破っており、性根は真面目なキャラとして描かれたりと肯定的に扱われることが多い。 天狗のキャラに元は破戒僧だったので六道から外れた魔道(天狗道)に堕ちたという背景がある場合も。 その一方で欧米作品だと「神に背いた背教者」ということで悪役の典型例であり、本来仕えていた神に由来する奇跡が起こせなくなったり、場合によっては悪魔や邪神に由来する力を行使したりする。 ちなみにTRPGなどだと、僧侶系のキャラが仕える神の戒律を意図的に無視し続けるような場合はGM権限でそのキャラの奇跡行使能力を取り上げてもよい、とされていることは珍しくない。 ・神主・巫女 神道系僧侶。和風ファンタジーにおける貴重な魔術枠。 神仏混合で僧侶・陰陽師とごっちゃになっている節がある。 符術による魔術師タイプ・奉納刀や破魔弓で戦う魔法戦士タイプ等戦い方は幅広い。刀で戦うタイプはやたら火力が高い場合が多い。 PT入りするのは大体巫女である。これは女キャラの方が喜ばれると同時に神主と言うと神社の最高責任者である宮司をイメージする場合が多く、「神主が神社離れていいの?」という違和感があるためと思われる。実際現代日本では一人の神主が複数の神社の宮司を掛け持つ事が多いほどに神職が不足している。(*4) ・僧侶(仏僧)・尼 和風の仏教系僧侶。戦国時代風だと出番が比較的多め。 というより、自ら剃髪して仏門に入った戦国武将は数多くいる。有名どころなら北条早雲・武田信玄・上杉謙信だろう。 プレイアブルキャラになった場合、武田信玄の影響で「風林火山(+陰雷)」にちなんだ技やバフを扱う事が多い。 ・山伏・修験者 山の中で修行をしている僧侶。純粋な職業としてはあまり登場頻度は多くない。 ・シャーマン より自然的な宗教の概念に基づいた僧侶。超自然的な者と交信したり自らに宿らせたりする事で力を発揮する。 人格神ではなく自然から力を借りる、というイメージが強い。実際には彼らなりの「神」が存在するのだが彼らと接触したキリスト教信者的には良くて「精霊」レベルの物として扱われていたようだ。 主なものとしては沖縄のユタやケルト神話のドルイドなど。 ・白魔法使い 「神による奇跡」ではなく、魔法の一分野として回復魔法を行使するタイプの魔法使い。FFでおなじみ。 この場合黒魔法との違いは単なる目的意識の差であり、原理そのものに差異はない。 ・性職者 エロイことをする聖職者のこと。長い金髪にグラマラスな身体で悩む青少年や魔法使い寸前の男性を性的に癒すシスターや「儀式」と称して乱交する田舎巫女はもはや1ジャンルと化しており、男でも神仏の名を借りて好き放題するエロ坊主などそのテのゲームには引っ張りだこである。 ファンタジーの中だけの存在……かと思いきや現実にも結構いる。 中世近世のヨーロッパでは聖職者がこっそり作った子供を「甥・姪」と言い張った(そしてついでに地位だとかを世襲させた)。 日本でも坊さんのウホッな案件は歴史的にもお約束で「空海と共に男色は伝えられた」とか昔から言われる始末だし、親鸞のように妻帯した僧侶もいる。それどころか有名な一休宗純に至っては子供はいるわ酒は飲むは肉は食うわと完全な破戒僧であったとも伝えられる。いいのかそれで。 但し、世界に数あるシャーマン達の中にはそういった「儀式」は子孫繁栄の為に必要であったり、巫女は前述の通り特に制約がなく、修行の為の行脚の旅費稼ぎに売春していたりする。これらは特に神仏をないがしろにしているわけではない。 そこの君!どちらも昔の話なので変な夢を見ないように。 と、言いたいところだが、カトリックでは今でも聖職者による未成年の性的暴行事件・スキャンダルが後を絶たないという 追記・修正は僧侶なしでRPGをクリアしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おい最後ww と思ったらたまにあるんだよなお坊さんが性犯罪してた事件とか自称僧侶の人が詐欺してたとか -- 名無しさん (2018-08-26 19 52 08) タイトルを僧侶(ファンタジー)とかにした方がいいのでは -- 名無しさん (2018-08-26 20 00 09) ソード・ワールドでは「多神教なので仕える神によって魔法が違う」と言う珍しい設定 -- 名無しさん (2018-08-26 20 13 38) 性職者 人それを生臭坊主ともいうとか… -- 名無しさん (2018-08-26 20 16 59) 教皇となると敵のボスとして戦う機会の方が多いんじゃないだろうか? -- 名無しさん (2018-08-26 21 01 56) アコライトは?ファンタジーだとプリーストの下位職なことが多い -- 名無しさん (2018-08-26 21 05 04) どうしても「僧侶」と漢字で聞くと真っ先に「仏教の坊さん」が出てきてしまって、どうしても「なんとなくキリスト教ライクなファンタジー系神職」に思いが至れないのは自分だけではないはず。 -- 名無しさん (2018-08-26 21 38 04) あと僧侶が得意なことと言えばターンアンデッドだな。それ専用の術があったり、回復魔法でダメージを与えられたり。FFTAではレイズでアンデッドを完全浄化することができるから、ステージによっては非常に便利 -- 名無しさん (2018-08-26 21 52 31) 世界樹のモンクとかバリバリ回復(だけでなく攻撃もできる)職なんだが。それ以外でも回復魔法使えるモンクって結構いるよな……? -- 名無しさん (2018-08-26 22 03 13) 最後はただのスケベから犯罪クラスの根深いものまで結構幅広いよね -- 名無しさん (2018-08-26 22 45 26) 僧侶系だと虚無僧は一度みたら忘れられない見た目をしてるな。あと防御呪文とか魔法耐性で防御性能が前衛より高くなる場合もある -- 名無しさん (2018-08-26 23 10 10) 聖職者の方が適切だねこれは。というか宗教関係をイメージだけで語りすぎてないか? -- 名無しさん (2018-08-26 23 29 38) 個人的に、日本の僧侶は武器を持って戦国大名と戦ってたから、ほかの国の聖職者より戦闘員のイメージが強いな -- 名無しさん (2018-08-27 00 03 05) RPG系だと下手をすればあの魔法戦士よりも器用貧乏 -- 名無しさん (2018-08-27 01 00 37) その聖職者は豊満であった -- 名無しさん (2018-08-27 08 54 50) 日本の坊さんは、丸坊主だから、中国拳法の坊主頭の連中と合わさって、より肉体派なイメージが強い。まぁ、祈りメインの西洋の聖職者と違って、坊さんの日課は、割と修行的なもんだけどね。 -- 名無しさん (2018-08-27 09 00 33) 破戒僧が「戒律やぶる=自由・かっこいい」になってる時点でかなり偏見マシマシというか。手を入れたけど。 -- 名無しさん (2018-08-27 09 34 10) 坊さんの犯罪者は1人とんでもないのがいるからなぁ… -- 名無しさん (2018-08-27 09 51 02) モンクは回復「魔法」は使えないけど治癒功とか発勁とかでけっこう回復やら準遠距離技やら使えるイメージ -- 名無しさん (2018-08-27 10 56 03) SDガンダム外伝だとガンタンクはじめ砲兵系機体が僧侶に割り振られる傾向があったな -- 名無しさん (2018-08-27 11 40 02) 拳で戦うのは、刃物で切ると流血→血は穢れを呼ぶ→なら血が出ないように拳で戦おう、って考え方だっけ? うろ覚えだけど。 -- 名無しさん (2018-08-27 15 13 29) 第六天魔王が焼き払った僧兵は僧とは名ばかりの無法者ばかりだったんだよな -- 名無しさん (2018-08-27 19 37 17) 東方の聖白蓮は色々なタイプの僧侶の複合体っぽいかな -- 名無しさん (2018-08-27 21 51 19) ↑7 日本と西洋では破戒の意味合いが違うんですかね? -- 名無しさん (2018-08-27 22 27 31) ↑一休さんとかの「教えを理解しているが故の破戒」が西洋だとあまりない気がする -- 名無しさん (2018-08-27 22 36 46) 「お前なんで仏像なんて焼いているんだ!「仏舎利を取ろうとしているんだよ」 「馬鹿を言うな、それは木像だぞ。仏舎利なんて取れるわけがない」「じゃあ焼いても問題あるまい」「…………」このやり取り好き -- 名無しさん (2018-08-27 22 43 48) なんかうーんとなる項目だなぁ……。ゲーム的な内容に寄ってる上に主観的かつ、個々の説明が浅いし。 -- 名無しさん (2018-08-28 09 23 25) そう思うのなら気の済むまで編集してもいいんですよ、もちろん公正な内容で -- 名無しさん (2018-08-28 09 33 46) きずぐすりはどこ・・・? ここ・・・? -- 名無しさん (2018-08-28 09 35 02) そもそも日本語の「僧侶」って時点で本来は仏教の男性出家者(つまりお坊さん)だからな、項目名は「聖職者」くらいにしないと内容と合わない -- 名無しさん (2018-08-28 11 59 35) 海外だと、宗教と日常がより密接だからファンタジーを感じにくいらしいね。あと十字架の扱いがかなりデリケート -- 名無しさん (2018-08-28 12 13 00) ↑2もしくは僧侶(RPG)にするとかな -- 名無しさん (2018-08-28 13 33 54) 他の宗教を仏教用語で呼ぶって日本政府もやってるんだよね。ローマの教皇を政府は法王と呼ぶけど、カトリック教会や教皇庁は法王は仏教の称号なので教皇と呼ぶように要請している。一説には教皇と呼ぶと天皇と皇がかぶるから、天皇より格下として扱うために法王らしいけど。 -- 名無しさん (2018-08-28 14 41 53) 僧侶「ひのきのぼう……?」 -- 名無しさん (2018-08-28 15 41 49) 日本の破戒僧は「教えのために硬直した権威や戒律を破る」意味合いが強いけど海外はただの堕落者なんだな -- 名無しさん (2018-08-28 17 25 55) とりあえず仏教的な情報を追記。私も当然、僧侶・仏教の全てを知ってるわけじゃありませんので、追記・修正をお願いします。 -- 名無しさん (2018-08-28 21 03 35) 作品によっては、キャラメイク次第で回復と攻撃を両立するバケモンみたいなキャラに仕上がる。ドラクエXでは転職を繰り返せば、味方を回復しつつ槍や棍で殴る僧侶になりうる。世界樹の迷宮のメディックなるヒーラーよりはマイルドなバランスだけど -- 名無しさん (2018-08-28 21 19 43) ジャンヌダルクが聖人認定されたのは、晩年どころか死後何百年もたってからだろう -- 名無しさん (2018-08-28 21 59 11) 晩年というか「後年」だな、そもそもカトリックだと聖人認定されるには死後に奇跡起こしたと認められないといけないし -- 名無しさん (2018-08-29 11 41 51) 一通り調べてみたけど、元の原形留めないレベルで書き直さなきゃならないぞこれ。項目名を 僧侶(ゲーム) にした方が絶対早い。 -- 名無しさん (2018-08-29 20 20 17) 破戒僧と言えばDQ8のククールの印象が強い。見た目は破戒僧で性職者なのに、実態はあの世界の聖職者の中では珍しいキッチリ世のため人のためを考えている。 -- 名無しさん (2018-09-24 21 17 10) 信長の頃の比叡山は酒飲むわ女は抱くわ権力を傘にやりたい放題でムチャクチャだった(史実) -- 名無しさん (2018-12-26 18 51 05) 創作の世界だと、神父や牧師は大体悪役。逆に坊主や神主はそうでもないことが多い(単に総数が少ないだけかも知れんが)。 -- 名無しさん (2019-02-26 16 45 16) ↑2 比叡山の指導者の本願寺顕如なんか、武田信玄や朝倉義景みたいな戦国の群雄の一人だったわけだもんな -- 名無しさん (2021-04-11 20 04 25) この項目に合ってるかはわからないけど、“邪教徒”“邪神官”とかドラクエの“あくま神官”“デスプリースト”“教祖イブール”みたいなものもあるな。いずれも敵勢力だけど。“祈祷師”とか“霊媒師”は似ているようで別物かな? -- 名無しさん (2022-08-05 00 15 17) ↑2野暮な突っ込みだけど比叡山は天台宗で本願寺は浄土真宗だから別の団体 -- 名無しさん (2022-08-05 00 57 07) あまり関係ない内容かもしれないが、西洋における堕落的ではない破戒僧としては、新約聖書の書簡をしたためたパウロがまずいる。「真理はひとを自由にする」と書いていて、戒律そのものにたいして否定的。新約聖書の編纂の過程でも、かれの書簡を載せるべきかどうかは議論があった -- 名無しさん (2022-09-06 06 23 16) ドラクエの世界では、9~11で槍が僧侶のスキル扱いになってるせいか、僧侶の武器は槍という印象がある。3でも、鉄の槍は僧侶の武器という印象が強かったし -- 名無しさん (2024-02-08 15 59 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/get5out/pages/741.html
浄土真宗一の会 教学テキスト 真宗学3号 問19 問 善人はいないと教えた道歌を書きなさい。 答 ○みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼 ○初七日に徹夜でなくは虫ばかり 浄土真宗一の会 教学テキスト 真宗学3号 問20へ 平成16年6月19日(土) 大塚出張所(茗荷谷) 教学講義 講師:中根繁会長 「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」は、詠み人知らず。 (get5out1) 「初七日に徹夜でなくは虫ばかり」 生んで下さった親が亡くなって、たった7日目にしてすら徹夜で泣く人は 居ない。 通夜(初夜)ですら、徹夜で泣く人すらも居ない。 たとえ、通夜は徹夜で泣いた人であったとしても、初七日には、徹夜で泣 く事はない。 生んで育てて下さった親の事でさえも、どんどんと忘れてゆく。 20年も経てば、親の事など忘れ切って生活しているのが現実。 これは、中根先生が浦和に住んでいらした時にお作りになった句。 その頃は、カレンダー用に31首の道歌を作ろうとされていた。 ある夏の日、中根先生が夜が更けてきても「何か歌ができないかな」と思 われながら、特に眠くもならないので、気軽な気持ちで考えていらっ しゃった。そうしているうちに、明け方頃になってきた。 虫が明け方まで鳴き続けているのを気付かれた中根先生は、その虫が徹夜 で鳴いているのと、人間の無慈悲さを思われて、このお歌をお作りになっ た。 このお歌は、無常観と罪悪観の両面を訴える。そして、普通の言葉を使っ て、奇をてらう事なく作られている。 「余韻が残るいい歌だ」と中根先生は仰る。 俳句などの名人は、芭蕉(*1)、一茶(*2)、良寛(*3)などだ。 「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢のあと」(*4)(芭蕉) 「静けさや 岩に染み入る 蝉の声」(*5)(芭蕉) 「古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音」(*6)(一茶) 「盗人に 取り残されし 窓の月」(*7)(良寛) 彼らは才能があったから沢山のいい句が詠めた。普通の人は、1首だけで もいい句があればいい。 正岡子規(*8)は、評価されているが、中根先生の御眼から御覧になると、 全く才能が無い。 子規は、晩年に歩けなくなり、寝たきりの生活を続けた。そして、4畳半 の部屋から見た外の世界を俳句にして読んだ。彼の句は、「写生句」と 言って、野菜の在りのままを詠んだりして、投稿を続け、それが「新しい 俳句の世界を開拓した」と言って評価されている。 しかし、句というものは、人に感動を与えるものでなければいい句ではな い。 [get5out考察] 「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」は、詠み人知らず。 ネット検索したところ、この歌は浄土真宗親鸞会サイトでしか見つからない。 ただ、「みな人の心の底の奥の院 開帳すれば本尊は鬼」という歌が 浄土真宗本願寺派(西本願寺) (1) (2) (3) (4)(5)と浄土宗 (6) のサイトで紹介されていた。 もとは、「みな人の心の底の奥の院 開帳すれば本尊は鬼」ではないだろうか。 それを浄土真宗親鸞会または、それに近いところで改変されたんだと思う。 get5out用画像フォーム 現在、paintプラグインはご利用いただけません。 【比較資料】 浄土真宗白鷺会 教学テキスト 仏教学3号 問17 問 善人はいないと教えた歌を書きなさい。 答 「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」 浄土真宗一の会 教学テキスト 真宗学8号 問25 問 一日一歌の道歌を全部書きなさい。 答 1日 ・・・ 10日 初七日に徹夜でなくは虫ばかり ・・・ 31日 参照資料 (*1) ウィキペディア(Wikipedia):松尾芭蕉 (*2) ウィキペディア(Wikipedia):小林一茶 (*3) ウィキペディア(Wikipedia):良寛 (*4) 「夏草や兵達が夢のあと・・」の意味を教えてください。 - 教えて!goo 奥の細道平泉 『信声新聞』 第69号 平成8年3月25日発行 (1面) 生死の一大事(十六) 頭 下 足 上 会 長 中 根 繁 ・・・ 平清盛を中心に、一門で官位 を独占し、「平家にあらずんば人 にあらず」とまで驕り高ぶってい た平家も、信濃で挙兵した木曾義 仲によって京の都を追われ、滅 亡への坂を転がりおちていった。 京都を独占し、政権奪取に成功 した義仲も、半年たたないうちに 宇治川の合戦で、源義経に破れ た。義経もまた、壇ノ浦まで平家 を追い詰めて全滅させ、一躍英雄 となったが、兄頼朝の不興を買 い、逃亡先の奥州平泉の地で自 害した。 まことに儚い勇者達の最後だ が、彼等が命がけで求めた栄華 は一体何だったのだろうか。今は、 緋縅の鎧で身をつつみ、馬上 ゆたかに疾駆した義経も、義仲も、 豪華絢爛な館で毎夜繰り広げら れた平家一門の宴も幻でしか ない。まさに芭蕉が吟じた如く、 「夏草やつわものどもが夢のあと」 である。・・・ (*5) (*6) (*7) (*8) ウィキペディア(Wikipedia):正岡子規 (*9) ツリー型コメントフォーム 名前 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。 浄土真宗一の会 教学テキスト 真宗学3号 問20へ このページのトップへ サイト内を and or タグで and or 2021-12-07 02 12 49 (Tue) 合計: - 本日: - 昨日: - #blogsearch link_pdfプラグインはご利用いただけなくなりました。