約 3,602,139 件
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/21.html
澪先輩の誕生日がやってくる。しかし私はどうしても良さげなプレゼントが浮かばない。 かといって花だけとか言うのも味気ないし、 あんまり高い物だと澪先輩に受け取ってもらえなそうだし。 仕方なく、私は最終手段を取った。何の事はない、本人にリクエストを聞いてみたのだ。 「梓のくれる物なら別に何でも良いよ」 予想通り、何の解決にもならない返事が。さらに、 「あ、でも高い物とかはいらないよ。梓に気を遣わせるのも悪いし」 しっかりと釘を刺されてしまう。私は澪先輩の為だったら全然気にしないんだけどな……。 「じゃあ、当日はデートしましようか。学校終わったら二人で街へ出て。一日くらい練習休んでも平気ですよね」 「あ、良いねそれ」澪先輩は快く承諾してくれた。 決まりはしたが、そーなると何処に行こうかで今から迷う……。 「うふふ。結局梓は悩むハメになるんだな」 悩んでいる私を見て、澪先輩は実に嬉しそうな表情でニヤニヤと笑っていた。 誕生日当日、放課後になると私と澪先輩は、電車に乗り目的地を目指した。 「なあ、まずはどこ行くんだ?」 「まずは純に聞いたオススメのスイーツのお店です。今日は遠慮なく食べて下さいね」 「ダ、ダイエット中なんだけどな……」 澪先輩はちょっぴり困った表情を浮かべる。と、澪先輩の隣に座っていた人が席を立った。 「梓、席空いたぞ」 「私はこのままでいいです」 「ここならずっと澪先輩の顔が見られる。私にとってはベストポジションです」 いつもと違って澪先輩を見下ろすという感覚は、ちょっとくすぐったい。 「むー……」 澪先輩は何か言いたげに口をとがらせる。多分、先輩の自分だけ座ってるってのは気が引けるんでしょう。 「じゃあ、帰りは梓が座ってくれ。私だって上から梓を観察してやる」 「こんな風にですか?」 梓は吊り輪を掴みながらずいっと身体を澪の顔に近付ける。 「あ、梓顔近すぎ」 「ふふ、しばらくこのままでいます」 梓はじっくりと目の前であたふたする澪を眺める。 ……いつもと変わらない光景。それが、澪先輩の望んだプレゼント? でも、いつもより歯がゆいような感覚がするのは気のせい? 「腕組んじゃいましょうか」 駅を出て、唐突に切り出す。返事も待たずに私は澪先輩の肩を抱き寄せた。 「さ、さすがにそれは恥ずかしい……」 「大丈夫ですよっ 誰も知り合い居ないんですから、これくらい」 「周囲の目が痛い……」 「気にしなければ良いんです。周囲にアピールしてやりましょう」 「しょうがないな、特別だぞ……」 私が必死に説得すると、澪先輩は恥ずかしそうにしながらおずおずと私の腕に寄り添ってきた。 澪先輩の温もりが伝わってきて、私は一段と表情を緩ませてしまう。 ……何故だろう、私の方が舞い上がってる。 「……ふふふ」 軽く照れ笑いを浮かべた澪先輩がとても可愛くて、私は懸命にドキドキするのを抑えていた…… 「わあ……。素敵なお店」 オープンテラスに腰を下ろすと、澪先輩はうっとりとした表情を浮かべる。 「こういうのって良いな……」 知らない街で、見知らぬ人を眺める。ゆったりした空気の中で、澪先輩は嬉しそうに紅茶を口に運ぶ。 「このケーキ美味しい。ムギが持ってきてくれるのみたい。梓も一口食べてみる?」 あーん、と言いながら澪先輩はフォークを差し出してくる。……気付いてるのか分からないけど、 さすがにそれは腕組みより恥ずかしいですよ、澪先輩……。 ぱくり。 「な?凄く美味しいだろ?」 そんな嬉しそうな表情見せられたら、私はもうお腹いっぱいです。。 「じゃあ、お返しに私のケーキをどうぞ」 恥ずかしさを誤魔化すかのように、私は自分のケーキを提供する。嬉しそうに口を開ける澪先輩を見ると、 ついついイタズラしたくななってしまう。 ひょい、ぱくっ。 澪先輩の口に入る直前でフォークを引き、自分の口へ。 「うーっ……」 これは恥ずかしかったのか、やや赤くなりながら澪先輩はジト目で抗議してくる。 澪先輩は怒った顔も可愛い。でもって……、 「ごめんなさい。はい、どーぞ」 ぱくっ。 「美味しい……」 ころっと変わる澪先輩の表情が堪らない。 「梓。美味しいお店連れてってくれてありがとうな」 けれど、澪先輩は笑顔一発で私のペースを崩してしまう。ダメだ、どうしてもこの笑顔には勝てない。 「お店教えてくれた純にお礼言わなくちゃですね」 私はぱたぱた手を振りながら、胸の高鳴りを押さえていた。 「梓、顔赤いぞ?」 くすくす笑いながら澪先輩が指摘してくる。私が振り回されてどーすんの 「じゃあ次行きましょう」 このままだと私の理性が持ちそうに無い。私はそそくさと席を立つ。 会計を済ませ、私たちは店を出た。 本当に、今日はこれで良かったのか……? 私は凄く楽しかった。いつもより笑顔の澪先輩も堪能出来たし。 でも。これはいつもと変わらない日常で。 澪先輩の誕生日という特別な日に、私は澪先輩の為に何か出来たのか……? 「そろそろ暗くなってきたな……。帰ろっか」 澪先輩は歩き出す。けれど、私は足を止めて…… 「……梓?」 きょとんとした澪先輩が私を見る。 「澪先輩……。何か私にして欲しい事あります?」 思い切って私は切り出してみた。不安が顔に出ていたのか、澪先輩はすぐさま私の気持ちを察してしまう。 「ううん、もう充分貰ったから?」 「えっ……?」 「私が欲しかったのは時間。梓と一緒にいられる時間だった。少しでも梓と二人きりになりたかった」 建前なんかじゃない。澪先輩はありのままの笑顔で答える。 「澪先輩……」 にこりと、澪先輩は笑って見せる。 「あれ私今格好いい事言った?」 「うーん……、どっちかっていうと恥ずかしい事です」 「うふふ、梓顔真っ赤」 「だって……、嬉しかったんです……」 もう、限界…… 人の目なんて気にしていられない。私は、思いっ切り澪先輩の身体を抱きしめた。 「私、今日はすっごく楽しかったから……。私ばっかり楽しんでるみたいで不安だったんです……」 「馬鹿だなあ……。梓が楽しんでて、私が楽しくないワケないだろ?……」 澪先輩は私の腕の中で、ちょっぴり呆れた表情をしている。 「私をからかって笑う梓。照れて真っ赤になる梓……。 どれもこれも、私の大好きな梓の笑顔。私には、梓の笑顔が最高のプレゼント……」 そして、澪先輩は、ゆっくりと私の温もりを味わうように目を閉じた。 私も、幸せで胸が張り裂けそうなくらい。ドキドキしてるのが澪先輩に伝わるくらい、幸せだから…… ……と、澪先輩は不意に顔を上げ、してやったりの表情で言ったのだ。 「うふふ。今度こそ格好いい事言っただろ?」 ハイ、ときめきシュガーもびっくりです。 私たちは帰りの電車に乗り込む。 混雑の時間は過ぎてたようで周りはガラガラ。 澪先輩も同じことを思っていたみたい。けれども行きの電車で言っていた約束を律儀に守って、 澪先輩は私の前に立っている。 「澪先輩も座ってくださいよ。歩き回ったから疲れてますよね?」 「ううん、こーやって梓の顔見てる方が落ち着く」 そして澪先輩は、私がやっていたように吊り輪を両手で掴みながらぶら下がり顔を近づけてくる。 「もう……。そんなに顔近付けてると、どうなっても知りませんよ?」 「へっ?」 きょとんとする澪先輩に、私は素早く顔を近づける。そして……、 「こーゆー事です」 ちゅっ。 「!!!!!」 さすがの澪先輩も、これはびっくりしたみたい。 「あ、梓いきなりそんな///」 「コレが一番のプレゼントだと思って」 「だ、だからっててこんな所で……」 「油断してた澪先輩が悪いんですよ」 「ううっ……」 「お誕生日おめでとうございます、澪先輩」 「最高に恥ずかしいプレゼントだよ……」 澪先輩ってば耳まで真っ赤になってる でも、これだけじゃ足りないから。 さっき澪先輩が、私にくれた言葉。それは、とても大切なプレゼント。 まだ、私はそれに答えていない。だから…… 「私だって澪先輩といたいから。ずっとずっと、一緒にいたいから だから、約束……」 私は、いつまでも澪先輩の隣にいますからね…… 囁きながら、私はもう一度澪先輩の唇にキスする。 幸せそうな顔で、澪先輩は、ゆっくりと頷いた…… おしまい
https://w.atwiki.jp/cooking_idol/pages/21.html
まいんちゃんDVDの解説です DVD公式 http //www.super-vision.co.jp/dvd/mine/ 通常版と限定版 まいんDVDには通常版と限定版があります。 限定版=通常版2巻分+特典映像+特典 (限定版第1巻のみ別) ※限定版2巻の収録内容=通常版2巻(たまご)+通常版3巻(スイーツ)+特典 ※限定版3巻の収録内容=通常版4巻(米)+通常版5巻(夏野菜)+特典 特典 限定版第1巻 特典:まいんちゃんポストカード、レシピシート 初回限定特典:レシピシート用リングホルダー 限定版第2巻特典 特典映像:挿入歌「きらめくカラフル」、「彼とフライパン」、「ごちゃまぜ片思い」のDVDスペシャルフルバージョンを収録 特典 :レシピシート3枚、ポストカード1枚
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/106.html
澪「よし! 梓の等身大布ポスターを抱き枕に縫いつけ終わったぞ!」 澪「興奮して手元が狂っちゃったせいでちょっと歪んだり、我慢できず途中で使ってシミ付けちゃったけど」 澪「とにかく完成したぞ。この為にBD2枚買ったんだからな」 澪「私だけの抱き枕。私だけの……梓///」 澪「」ジー 澪「ああああ梓が私を見つめてるよぉおおおおおおおお////」 澪「どうしよう興奮してきた」 澪「だ、抱きしめちゃおうかな/// そのための抱き枕だもんな」 澪「」ギュー 澪「ああああああ梓可愛いよおおおおおおおおおおおお」 澪「ふふふ、梓は可愛いな」ツンツン 澪「何時間眺めてても飽きないよ///」 澪「何で梓はこんなに可愛いんだろう」 澪「梓、愛してるよ////」 澪(裏声)「私もです、澪先輩」 澪「……違う! 梓はこんな声じゃない! 今のは梓の可愛さに対する冒涜だ!」 澪「ごめん梓! 冒涜するつもりはなかったんだ! 許してくれ!」 抱き枕「」 澪「……え? 気にしてない?」 澪「やっぱり梓は優しいな////」ニコッ 澪「あーずさ♪」ナデナデ 澪「」ギュー 澪「」ギュー 澪「」ギュー 澪「」ギュー ―― 澪「はっ! もうこんな時間だ!」 澪「梓を抱きしめてると時間が経つのを忘れちゃうな////」 澪「梓が可愛過ぎるのがいけないんだぞ///」ツンツン 澪「明日は学校だし、お風呂に入って寝ちゃおう」 澪「有意義な一日だったなぁ」 澪「ふぅ、いいお湯だった」 澪「ん? どうしたの、梓?」 澪「ふふ、ちょっとお風呂に入ってただけだよ。私が梓のことを忘れるわけないじゃないか」 澪「梓は心配症だなぁ。可愛いんだから///」 澪「ほら、もう夜遅いし一緒に寝よ」 澪「……え? ち、違うよそういう意味じゃ////」 澪「な、何上脱いでるんだよ////」 澪「ちょっと梓/// 駄目、私、もう///」 澪「あああああ梓可愛いよぉおおおおおおお////」チュッチュ チュンチュン 澪「……うーん、朝か」 チラッ 澪「ふふっ、おはよう、梓」 澪「今日も最高に可愛いな///」 澪「梓は私の天使だよ////」 澪「いや、全世界の人にとっての天使だな///」 澪「きっと梓は皆に幸せを与えるために生まれて来たんだ」 澪「でも誰にも梓は渡さないぞ///」 澪「ねー梓♪ さて、学校の準備しないと」 澪「ふー、梓、ただいま///」 澪「寂しかったか?」ギュー 澪「いや、さっきまで梓と一緒にいたのに寂しかったっていうのは変だな」 澪「……なぁ梓、たまには私にも抱きついて来ていいんだぞ」 澪「え? 私に抱きつくのは恥ずかしい? もーしょうがないなぁ」 澪「じゃあ、私たちが抱きつくのは二人きりの時だけにしよっか」ギュー 抱き枕「」 澪「まったく、梓は変なところで恥ずかしがりやなんだから///」 抱き枕「」 澪「でも、可愛いなぁ///」ナデナデ 抱き枕「」 澪「……」 抱き枕「」 澪「」ジワッ 澪「やっぱり、違うよぉ……」グスッ 澪「本物の梓に、抱きつかれたいよぉ……」ヒック、ヒック
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/148.html
「澪先輩。明日、勉強教えてくれませんか?」 「明日? いいよ。どこでやる?」 「あ、親がライブ行くので遅くまで帰ってこないので、私の家でやりませんか?」 「ああ、いいよ。じゃあ、明日……3時ぐらいからにする? あんまり長くやっても疲れちゃうし」 「そうですね」 そう、このときは梓を押し倒そうなどとは考えていなかった。 : : : とある人に勧められて借りた恋愛(?)マンガ。 宿題も終わったし、寝るまでちょっと余裕があるから読んで見たんだけど――。 「もう12時か……」 ふと時計を見ると、日が変わっていた。 もうそろそろ寝ないと明日起きれない。明日のお昼過ぎから梓の家で勉強を教えることになっているしね。 でも、あと少しで主人公(?)の女の子が告白するところまで来ているから――。 「……よし、4巻読み終わったら寝よう」 もうちょっとだけ読み進めることにした。 残りのページも三分の一を切って、物語も終盤。 その女の子が思い人に、“友達と恋人の違いについて”友人の女の子に相談しているシーンで。 びっくりする台詞が目に飛び込んできた。 相談相手の女の子の言葉。 『ぶっちゃけ、その相手とやりたい?』 “友達”と“恋人”の違い? “先輩後輩”と、“恋人”の違い? 「――!」 真っ赤になって反射的にマンガを閉じた。 あーもう、寝よう寝よう! 電気を消し、ベッドに入り、寝ようかと思って目を閉じた。 だけど、さっきの台詞が忘れられない。 友達と恋人の違い。 先輩と後輩関係と、恋人の違い? 私の想いは相手に打ち明けて、受け入れられて、今や恋人ではあるけど……。 脳裏に浮かぶ、愛すべきの後輩の弾けるような笑顔。 流れるような、艶やかな黒髪。 小動物のように愛くるしい瞳。 小さくも桃のように甘く、みずみずしい唇。 私の腕の中にすっぽりと収まる感触。 「――!」 「な、なにを考えてるんだ私は! 早く寝よう!」 そう自分に言い聞かせて布団を頭から被った。 お茶を飲んでいるときのあどけない笑顔。 ムスタングを肩に掛けてるときの真剣な顔。 甘い物をほおばってるときの蕩けた笑顔。 ビーチバレーを楽しんでるときの弾けた笑顔。 ――私だけに見せてくれる、甘えるときの、顔。 キスをするときの――。 : : : 昼過ぎ。お昼ご飯を食べた後、梓の家に向かう。 ――で、気がつけば、梓の家に着いた。 はっ!となり、今までの行動を冷静に振り返る。 絶対、挙動不審者だった。 突然真っ赤になったり、妄想を振り払うために顔を横に振ったり、独り言がぼそぼそ漏れたり――。 ああ、補導されなくて良かった。 インターホンを押すのを躊躇う。 極力意識しないようにして、無心でインターフォンを押す。 ピンポーン。 『はい』 「澪です」 『澪先輩! いま開けますね!』 ぶつっ。ノイズが入り、インターフォンが切れる。 「澪先輩!」 インターフォンが切れて玄関の鍵が開いて、梓が飛び出てきた。 そんな、満面の笑みで迎えないでくれ。 理性が、焼き切れそう。 : : 「ここはこうで――」 梓の部屋に上がり、軽い雑談の後に勉強を教えることになった。 「このベクトルAとBの内積を取って――」 でも、昨日のことが頭から離れられなくて梓の顔を見ることが出来ないから。 「二つのベクトルとの角度がθだから――」 教科書とノートをひたすら見ながら説明をする。 「澪…先輩?」 「へっ!?」 説明の途中に名前を呼ばれて声が裏返った。 「なんか調子悪いんですか?」 「そそそんなことないよ」 ああ、私は嘘が苦手だ。自分でもはっきり分かるぐらい慌ててる。 「? そうですか」 梓は腑に落ちないという表情であったが、とりあえず勉強に戻った。 表情に出さないように、心の中で安堵のため息を吐いた。 「で――」 人間の集中力が持つのは1時間程度だというが、梓はそれ以上の集中力を発揮している。 教えている私でもびっくりするぐらい。 2時間ぐらい連続で勉強した後に、休憩を挟む。 「梓、そろそろ休憩しよう」 「え、あ、はい。そうですね」 時計を軽く見やり、シャーペンを置く。 「あ、飲み物取ってきますね。お茶しかないですけど、お茶で良いですか?」 「ああ、いいよ」 てとてと、という擬態語を充てたくなるかわいらしい歩き方で、部屋を出て行った。 そのあとも、 「勉強、始めましょう」 「そ、そうだな」 なかなか、 「先輩、夕飯にしませんか?」 「そうだな」 間が 「お風呂入ります?」 「あ、ああ、先に頂くよ」 取れなかった。 今日の梓はとてもかわいかった。 たぶんリップクリームだろうけど、グロスを薄く重ねたかのようにつやつやして、服もキャミソールで鎖骨が―― か、考えるのを止めよう。 でも、止まらない。 考えることをやめようと思ったからなのか、頭の中に梓のことしか――。 お風呂から上がってきた梓は、ややしっとりと濡れる流れるような黒髪を降ろし、ピンク色のパジャマを着ていた。 どくん。 私の、心臓が、跳ねた。 うつむき加減な私に(本当は梓の顔を直視できないだけなんだけど)不安になったのか、 「澪先輩、今日どうしたんですか?」 と言って、梓が私の顔をのぞき込む。 「調子が悪いならそう言ってください。澪先輩に体調崩されたら――」 「梓」 話を折ってしまった。 でも、もう我慢の限界だ。 言ってしまおう。 「はい?」 「本当は私、体調が悪い訳じゃないんだ……。本当は、ずっと、梓のことばっかり考えていたんだ。 梓の顔も見れないぐらい。 その――襲って……いい?」 いつもの私とは思えないぐらいストレートだとは思う。でも、梓には効果覿面だったみたい。 『さーっ』と血液が流れる音が聞こえるぐらい、梓の顔が瞬間で真っ赤になった。 「あ、あの……やさしく……してください……」 梓、指同士をすりあわせたり、うつむき加減で言われたら――。 我慢できない、だろ? 返答の代わりに、梓の唇を奪う。 右腕を首に回して左腕を背中に回し、梓を私の体で包み込むようにして完全に掌握する。 「んっ……」 とたんに梓の体から力が抜けて、私の体に寄りかかってきた。 私も蕩けてしまいそう。 もっとかわいい姿、見せて。 私だけしか知らない、梓を。 梓にしか知らない――梓以外には知られたくない、梓だけの澪を見せるから。
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/208.html
今日は、久しぶりに連絡が有った梓と会う約束となった。 大学時代に興味を持った絵本作家 試しに賞に出してみたら大賞を受賞し、在学中にも関わらず絵本が発売された。 しかも何故か売れた。 唯やムギからは 「澪ちゃんは、感性豊かだから絵本作家は天職だね。」 と言ってくれた。 律は 「澪ちゅあんは、絵も文もフワフワだから子供受けするんじゃね てゆーか澪の頭ん中が子供」 話の途中でゲンコツをあげた。 それから、学業と作家業をこなし就職する事無く作家業を進んでいき今に至る 【カフェ】 梓「澪先輩 こっちです」 澪「遅れちゃたかな ごめんな、梓」 梓「そんな、五分も遅れてないですよ」 澪「で、今日はどうしたんだ まあ、梓からの呼び出しは嬉しいけど」 梓「えっ・・・」 顔を紅く染める梓 澪も自分の言葉に顔を紅くする。 梓「あの、先輩方に聞いたんですが、 澪先輩忙しいと、身の回りが疎かになっていると」 澪「あー、幸い絵本が売れて絵本以外にもコラムやイラストまで 依頼が来るようなってな」 梓「澪先輩の絵って可愛いですもんね。」 澪「そうかな」 梓「そうですよ 澪先輩のクマちゃん・ウサギちゃん シリーズは凄い人気です。」 澪「何で人気出たか分からないよ・・・ おかげで食事なんか出前とかインスタント何かが多くてな」 恥ずかしながら苦笑を浮かべる澪 梓「でも澪先輩て実家じゃ有りませんでしたか? 澪「パパが転勤になってママが一緒に行っちゃたんだ。」 梓「そうだったんですか でも、そんな食生活じゃ身体おかしくなりますよ。」 澪「わかってるんだ、けど・・・なかなかね」 梓「それで本題なんですけで・・・」 最後は聞き取れないくらい梓が顔を俯きながら発した後数分沈黙が二人に漂った 梓が堰を切ったように話だした。 梓の両親が活動の拠点を都心に移って住まいをそちらにした事 梓の負けず嫌いな、強気な性格が原因で職場に馴染めずにいた事 涙を目に浮かべ話す梓 澪『両親が転居した事で梓が高校時代まで住んでた家がない。 職場でも上手くいかず、辞めてしまうとアパート代が問題 だし、考えてみれば作家になって無かったら私も・・・』 澪自身も多少なり克服したとはいえ、恥ずかしがりの人見知りは治っていない だから梓の件に関して言えば良く分かる話だ。 梓も性格は違えど共感出来て軽音部で馴染めなかった自分を見守り続けてくれ た、大好きな澪に相談というか愚痴を聴いて貰った。 梓「すみませんでした、澪先輩 愚痴ちゃいまして」 愚痴を聴いて貰って少しスッキリしたのかハニカミながら言った 澪はずっと黙ったまま聴いていた そして 澪「梓はさ、家事って出来るよね」 澪が切り出す、梓は不思議そうに人並みにはと答える 澪「仕事辞めて、家政婦しないか」 梓「えぇーっ」 澪「梓声大きい」 澪に言われ周りを見回し恥ずかしがると同時に考える。 梓『大好きな澪先輩の家政婦、奥さんみたい』 梓は澪の事を好きだった、likeでなくloveだ。 それがこんな急展開になるとは思いもよらず思考が上手く働かない そんな中澪が話を続ける。 澪「私も、会社勤めしたら梓みたいになってた可能性が高い やらしい話だけど梓に多少のお給料はだせるし、何より・・・」 言葉を詰まらせる澪 梓「みおせんぱい」 問い掛ける梓 澪「可愛い梓に・・・苦しい思いはさせたくない」 力強く言い放つ澪に対し梓は少し泣きつつ笑顔で言う。 梓「澪先輩が言ってくれるなら、是非お願いします。」 澪「梓こちらこそ宜しくな まだ時間大丈夫か」 梓「大丈夫ですが」 澪「なら、今から家で今後の事を決めようか?」 梓「はい」 澪の言葉に大きく返事を返す梓 澪は梓の笑顔に引き込まれ自然と笑顔になり梓に告げる。 澪「そうだ、一つ条件があるんだ。」 梓「条件ですか?」 澪「勿論一緒にすむんだぞ、梓」 梓「・・・はい」 殊更顔を赤らめ飛びっきりの笑顔で澪に答えた。
https://w.atwiki.jp/dialogue88/pages/148.html
関連乗員:セツ、沙明 関連条件:1日目朝にランダムで自動発生。沙明の役職が分からないため、役職の名乗り出が1人でも確定ではなくなる。 一度発生するとセツの特記事項が解放されるが、その後も何度でも発生する。 議論前(1回目) (主人公)『ここにいるはずの沙明が、見当たらない。 まさか……』 セツ「ごめん……。 我慢できなくて、つい……やってしまいました」 (主人公)『……やってしまったものは仕方ない。 沙明の役割はもう分からないが……話し合いを始めよう』 議論前(2回目以降) (主人公)『ここにいるはずの沙明が、見当たらない。 まさか……』 セツ「……。 うん、また……やってしまいました」 (主人公)『……やってしまったものは仕方ない。 沙明の役割はもう分からないが……話し合いを始めよう』
https://w.atwiki.jp/lufas/pages/325.html
やよいメール「逃してしまいました```」 取得条件:Eランクの営業「キャンペーン」でバッドを取る やよいです```。 プロデューサー```、うう```、すみませんっ! わ、私```、どうしたらもっと買ってもらえるかなって考えて、 新しい言い方したらいいかもって! ううう```。プロデューサーの言うこと、ちゃんときいていればよかったですっ。 ご、ごめんなさい~。 でも、お客さんを逃しちゃったのは、わざとじゃないんです~。 そ、それで```、近いうちにレッスン、お願いしてもいいですか? もっと買ってもらえるように、が、がんばりますからっ```。 やよいメール一覧に戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/narou_matome/pages/774.html
書籍情報 あらすじ 既刊一覧 作者の他作品 関連リンク 書籍情報 タイトル 王さまに憑かれてしまいました 著者 風見くのえ イラスト ocha 出版社 アルファポリス レーベル レジーナブックス Nコード N3198CU 連載開始 2015年 07月26日 備考 Web版一部ダイジェスト化済 あらすじ 両親を早くに亡くし、天涯孤独のコーネリア。ある日、早馬に運ばれていく血まみれのけが人を見て祈りを捧げたところ……翌日、その人物が幽霊となってやってきた!? さらにはこの幽霊、正体はコーネリアが暮らす国の王さまだった! 祈りを捧げてくれたことに感動し、守護霊になってくれるという王さま。断るコーネリアに、王さまはどこ吹く風でつきまとう。そして妙な助言をはじめたのだけれど、それを聞くうちに、何故か一癖も二癖もあるイケメン達が彼女に好意を寄せはじめる。やがては国の一大事にまで巻き込まれてしまい――? 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ 王さまに憑かれてしまいました 2016年 04月25日 一般書 978-4-434-21898-9 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ 作者の他作品 悪の女王の軌跡 関連リンク Web版 「王さまに憑かれてしまいました」
https://w.atwiki.jp/taticoma/pages/26.html
DVD 購入したDVDたち。 Today - / Yesterday - / Total - 移転することにしました。 ⇒移転先:http //taticoma.wetpaint.com/ The Godfather The Godfather DVD COLECTION STAR WARS STAR WARS THE PHANTOM MENACE I STAR WARS ATTACK OF THE CLONES II STAR WARS REVENGE OF THE SITH III STAR WARS TRILOGY COBRA 劇場版 COBRA INNOCENCE INNOCENCE STEAMBOY an adventuer story of STEAMBOY 沈黙の艦隊 沈黙の艦隊 沈黙の艦隊2 攻殻機動隊 S.A.C SECTION-9 FILE ジパング ZIPANG 1 ZIPANG 2 ZIPANG 3 ZIPANG 4 ZIPANG 5 ZIPANG 6 ZIPANG 7 ZIPANG 8 ZIPANG 9 SAMURAI 7 SAMURAI 7 DVD 第一巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第二巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第三巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第四巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第五巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第六巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第七巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第八巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第九巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第十巻 [初回限定版] SAMURAI 7 DVD 第十一巻 [初回限定版] ぐっはっ。第十二巻、第十3巻が品切れで売ってないよぅ。(;_;) 誰か売ってるとこ知らない? 蟲師 蟲師 第一集 [初回限定特装版] 蟲師 第二集 [初回限定特装版] 蟲師 第三集 [初回限定特装版] もうすぐ第四集の発売ですね。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jsmind/pages/12.html
移転しました。> http //knowhow.wiki.fc2.com/wiki/ubuntu 2011.1.24 前準備 libdvdcss2をインストールする。 システム>システム管理>Synapticパッケージマネージャ クイック検索→libdvdcss2入力→libdvdcss2選択→適用クリック DVD再生ソフト(VLC)をインストール システム>システム管理>Synapticパッケージマネージャ クイック検索→VLC入力→VLC選択→適用クリック VLCの使い方 アプリケーション>サウンドとビデオ>VLC media player メディア>ファイルを開く or メディア>ディレクトリを開く or メディア>ディスクを開く DVDのリッピング(DVDからHDDへ吸いだし) アプリケーション>アクセサリ>端末 cd ~ mkdir dvdtmp cd dvdtmp vobcopy -i /mnt/dvd -m or vobcopy -i /media/cdrom0 -m dvdtmpの下にDVDのタイトル名のディレクトリが作成される。 サイズが大きくなる(約6GB)のでdisk容量には注意する。 マシンの性能にもよるが15分程度かかる。 追記:Windowsエミュレーターを使った方法 Wine 生DVDへ書き込み(HDDから生DVDへ書き込み) まずiso形式のファイルを作成する。 アプリケーション>アクセサリ>端末 cd ~ cd dvdtmp/ mkisofs -dvd-video -V "DVD_Title" -o ISO.iso DVDのタイトル名のディレクトリ iso形式のファイルができたら、生DVDへ書き込む growisofs -dvd-compat -speed=8 -Z /dev/dvd=ISO.iso 追記:Windowsエミュレーターを使った方法 Wine 更新日付 2011-01-24 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。