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作者よりKOFR版 OPENING ボンゴレチームの場合 OPENING 中国拳法チームの場合 OPENING ヴァリアーチームの場合 OPENING 黒曜チームの場合 OPENING おやじチームNEOの場合 OPENING ある雑誌より 一回線第一試合 動き出す影、闇の爪 本戦開始記念 美形会議 一回戦第二試合 空手対炎!空を舞う龍と大地の激突! 一回戦第三試合 KOFの主役、来る!親父狩り狩り狩り? 一回戦第四試合 真っ黒X真っ黒 設定集 一回戦第五試合 KOFの顔、八神庵、手のかかる連中と共に来る! 息抜き 主人公会議 インターミッション イタリア発、中国及び日本経由アメリカ行き 二回戦 激戦開始 インターミッション 異国で過ごす一日 大会中断 アデス来る! 戦争その① 失われた記憶 戦争その② ボンゴレ&ハイデルン傭兵部隊VSアデス&NESTS 番外編、父を探して日本→イタリア→日本 戦争その③ 開戦!アデスクローン隊来る!
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ゼロの英雄奪還日記
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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機械仕掛けの錬金術師
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前回申し上げたとおり今回の対戦相手はゲーニッツとツキノヨル オロチノチニクルフイオリ、こちらはサバタ一人。 それではどうぞ! ヌウ… 「此所は何処だ?」 俺の視界にはゾンビや骸骨が入っている。 とてもではないが現実とは思えない。といって… 「痛みと共に壁が砕けた…紛れもない現実としか思えんな…」 右拳がビリビリとしびれる…それもそうだろう。 石造りの壁を粉々にしたのだから。 「とにかく、動くのみ…か…何にせよ止まっていても始まらん。」 俺は闇の深い街へと踏み出した… どれほど歩いただろうか。気がつくと大聖堂のようなところにいた。 「ム…気配…そこにいるのは誰だ!」 微かな気配が一つ。それが揺らいで影から現れる。 「おやおや、あなたは…わたしに力を与えられた八神ではないですか…」 その影…バカな…何故…貴様が…生きている!? 「ゲーニッツ!!」 「覚えていて下さったのですか…倒されてからずいぶん経ちましたし、 ネスツ等と言う無粋な輩までおられる。忘れられたと思っていましたが… 存外あなたの記憶力はよろしいようだ。」 「御託はいい。やるのか?やらないのか?今最も重要なことはそれだ。」 含み笑いと共に奴は 「関係ないでしょう?」 などとのたまう…ッ! 「グッ…ハッ…こ…これは…!」 身体が言うことを聞かん…まさ…か… 「オロチの力が…」 「暴走しているのでしょう?この世界に蔓延する暗黒物質はオロチの力と相性がいい。」 「グ…ク…ケハァッ!ア…あぐあ…き…さ…まァ…」 意識が…遠のく… 「だから言ったではないですか。関係ないと。 と、言ってももう聞こえてはいないようですが…」 破壊したい…無性に何かを破壊したい…だが…何を?関係ない。 何もかもブッ壊す!!そうだ…奴だ…まずは奴だ…覚悟しろ… 「キョオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! ウウウウウウウオオオオオオオオオオオォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ドクゥンッ! 心臓が大きく脈打つ 「何だ…?この感覚…」 血が騒ぐ…そのざわめきに導かれるように俺は先に進む。 そこは、アンデッドによって壊滅した街。 そこのアンデッドを狩ろうとここに来たのではあるが… 特別な血が何かに反応している…? 行くべきか…行かざるべきか…思案している内に反応が強くなり、 「あっ!」 反応の最も強い部屋のドアを開けてしまっていた。 しまったな…まあ仕方ない。 「行くか…」 敢えてそう言って部屋に入る。と、突然。 「ヴォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!」 咆吼。 すさまじい叫び声と共に赤毛の男が襲いかかってきた。 妙だ…この男…吸血変異を起こしていない…それに、 男の攻撃をかわしながらほんの刹那、そんなことを考える。 強い… 「オオオオオオオオ!!!!!」 完全に理性を無くしている。ただがむしゃらに爪を立て、切り裂こうとする。だが… 速い。動きが直線的故に交わせてはいるが…それもいつまで保つか…と、その時である。 動きが…止まった…?いや…あのポーズ…男は左腕を身体の右側へと回す。それは…まるで… 「ぐあ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 ひときわ大きな叫びと共に男の手から青紫の炎が放たれる。 「くあッ…!ぐうッ!一体コイツは…」 背に負った暗黒剣。それを盾にして炎を受け止めたのはいいが… 「ヴァナルガンドが変化したこの剣を押し切っただと!?」 ヴァナルガンドは限りない力を秘めた絶対存在だ。それを押し切り、服の一部を焦がしたというのだ。 「だが、炎ならばこちらにも!!はぁぁぁぁ…」 特別な血、月の血。 月の力は導きの力。 太陽と暗黒、火水風土の四大元素。 それら全てを操り導く。 その力を使い、暗黒剣に炎を纏わせる。 「行くぞッ!」 「ぐああああああああ!!!!!」 剣と爪、互いに炎を纏った得物を振るい、激突させ、文字通り火花を散らす。 その均衡が破れたのはこちらが動きを鈍らせたときだ。 得物が大きく、動きも自然大振りになる。そのような状態で敵の速さに 対抗していたのだ。どうやってもどこかで動きが必ず鈍る。疲れで。 「オオオオオ!!!!!」 そこを見逃さずに炎を纏った正拳突きが腹に入り、大きくはじかれる。 だが、と俺はニヤリと笑い、腰から下げていたそれを引き抜いて構える。 「うなれッ!暗黒銃ッ!人を滅ぼす闇の力よ!!」 漆黒のエネルギー弾が銃口で脹れあがり、一気に放出される。 大きな闇と小さな太陽。 二つの反発するエネルギーが一直線に男に襲いかかる。 当然男は射線上から離れる。だが、 「バーストショット。」 互いに反発し合い、弾丸がまとまりを失う。 つまり、小さなエネルギー塊が無数に飛び散ったのだ。 雨粒のように小さく、だがとてつもない破壊力を伴ったそれは 男をとらえたまま、壁にたたきつける。 「うぐあッ!!」 男は一度目に光彩を取り戻したが、すぐにそれも消えて男は気絶した。 「やれやれ、一応街まで運んで、手当をしないとな。」 俺―暗黒少年のサバタ―はそう呟くとバイクに男を乗せて走り出した。 「うッ…くッ…」 町外れまで来ると、男がうめき声をたてた。 「目が覚めたか?」 「貴様…」 男が動こうとするのを落ちるぞ。の一言で止めると俺は男にいくつかの 事を聞いた。 あの炎は何なのか、あのときの暴走ぶりは何だったのか、 どこから来たのか。 それに対し男は明敏に答えた。 「炎は俺の一族に代々伝わる特別な力だ。暴走ならば一族に伝わる呪いの ようなモノだ。ある特別な力と共鳴し合い、その力に理性が飲み込まれる。 クソ忌々しいことだがな。出身地は日本。それだけだ。貴様の名前は何だ」 「サバタだ。しかしおかしい…この世界に日本などという場所はないハズ」 とたんに男の顔つきが変化した。 「何だと!?ではやはり…いや…しかし…そんな漫画のようなことが… 違う世界などと…」 「違う世界…だと…?」 男の思案する声に俺も驚く。 「ともかくだ、違う世界から来たと言うのなら行くアテがないんだろう?」 「悔しいがそうだ。」 なら、と俺が話を切り出す。 「なら俺達の町、サン・ミゲルに住むと良い。」 「何故だ?」 「なら野宿して暗黒物質喰らって暴走して俺にトドメ刺されるか?」 「い…いや…遠慮しておこう…分かった。住むからそんな黒い目をして俺を見るな!」 俺の目は赤いんだが… ハイッ! STAGE3 月輪の導きのままに、いかがだったでしょうか?一番好きな技は半月斬をキャンセルしての 空中鳳凰脚!バリバリバルカンパンチも良いですね!破壊力ウー!まで聞くと最高にスカッとします! 法皇の昆布です! ゲーニッツは特に何もしませんでした。せいぜい世界観を説明してくれたぐらい? 逆に盛大に暴れ回ったのは庵。サバタは体内に暗黒物質を宿しているわけではなく暗黒銃は周囲から暗黒物質を集約 してエネルギーブリッドをぶっ放すシステムとなっています。 ちなみにではありますがMUGENやってます。 京と庵だけで四人チームができるぐらい増えてきた…エディットしてもかわりゃしねえよこれ… それでは次回予告を。 NEXT STAGE! 対戦相手は八神庵! STAGE4 炎上する格闘家。次はギャグ回です!お楽しみに! 京が少し小説版に近づきます。傲岸不遜から傍若無人へ!変わらんてエエわ!
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テリー「OK!餓狼伝説の主人公、テリー・ボガードだ!」 リョウ「オラオラア!龍虎の拳の主人公、リョウ・サカザキだぜ!」 京「へへっ。燃えたろ?KOFの主人公、草薙京だ!」 ロック「どこまでも足掻いてやる!餓狼MOWの主人公、ロック・ハワードだ」 ツナ「死ぬ気で倒す!家庭教師ヒットマンREBORN!の主人公、沢田綱吉です」 テリー「今回は主人公会議ってことで全員そろってるわけだが、あーっと…改めて 主人公の定義って奴を考えていこうと思うんだよな。後は理想というか… ツナ!任せた!」 ツナ「えっ!?テリーさんが司会じゃないんですか!?」 テリー「堅っ苦しいのはワイルドウルフでも苦手ってことだよ。」 ツナ「俺もガラじゃないですよ!」 京「とりあえず喉渇いたな。何かないか?なかったら移動技持ってる奴が買ってきてくれよ。 ラッキービジョンみてえな奴。」 テリー「斬影拳じゃ無理だろうなあ。」 ツナ「飲み物は終わってからでいいんじゃ…」 京「ツナ、お前買ってきてくれよ。空飛べば早いだろ?俺、コーヒー牛乳で。」 ツナ「え!?あ…いや…」 テリー「じゃあ俺コーラで。」 ツナ「いやその…」 リョウ「俺、安い豆乳で。」 ツナ「ハア…分かりましたよ…ロックさんは?」 ロック「俺は自分で見てくるからな。確かそこに自販機あったし。ついでに一緒に行ってやるよ。」 ツナ「ロックさん!あなたは神だ!」 そして数分後… 京「おお、二人とも!すまねえなあ!あんがとよ!し…ツナ!ロック!」 ツナ「今一瞬真吾って言い…まあいいや。」 ロック「会議はどうなってんだ?」 テリー「全然進んでねえ。これからだな。」 ロック「NEOGEO会議室かよ!」 京「オイオイツナ!牛乳パックがつぶれそうだぜ。ちゃんとしろよ。」 ロック「会議のほうをちゃんとしろ!」 テリー「じゃ、定義の方いってみっか。やっぱ重い過去って奴かな?まあ強さの説得力が必要になってくるな。」 リョウ「それは解る気がするな…… 俺なんかおふくろが暗殺されたうえに親父が失踪して、ガキの時分で 妹を養うためにダウンタウンでストリートファイトに身を投じたからな……」 テリー「俺も親なしの孤児で、養父も殺されちまった。悲劇が俺達の原点ってわけだな」 京「俺も原作じゃ卒業してねえし殺す殺す五月蝿い人間草薙レーダーがいるしな。」 ロック「俺もギースにお袋見殺しにされたんだよ。」 ツナ「俺だって一族の業を無理矢理背負わされてるし…」 テリー「まぁとりあえず、そうだな 主人公ってのは悲劇を背負いながらも、それを見せずファイトを笑顔で楽しんで 貰えるような男ってのが俺の描く理想かな」 リョウ「黙っていても伝わる拳に至ることが俺の目標、理想だ」 京「小難しいなぁ、アンタら。まぁ言ってることは解るけどな。 それでカッコ良けりゃ尚、言うことなしだ。プレイヤー さんの分身として、浸れるような主人公でありたいね」 ロック「ただ新主人公って影薄いんだよな…って聞いてンのか!」 テリー「……さぁ帰るか」 リョウ「ああ、結論も出たしな」 ロック「ちょっ!オイ!」 京「俺も帰ってひと眠りといくか」 ロック「覚醒楓に似てるからってそりゃねえよ…」 ツナ「影の薄い主人公…」 ツナ&ロック「あああああああああんまりだあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
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いよいよ第四試合。 ネスツ編の主役、K が登場しました。原作よりK の協調性はあげてあります。 理由は…見りゃわかりますよ。じゃあマキシマさん、お願いします。 あれ?どうしたんですか~?なんで無視するんですか~?マーキシーマさーん! マキシマ「五月蝿いんだよ!俺は静かにしろっていいたいんだ!今度やったらM2型マキシマキャノンを ぶち込むぞ!」 いいから誰かコールして下さい。 クーラ「じゃあ私がやるよ!一回戦第四試合、真っ黒X真っ黒!」 K 「始まるぜ。」 骸「前回めんどくさがってやらないっていいませんでしたっけ?」 レザースーツの青年が気怠そうに呟く。 「めんどくせえ…なんだって俺がこんなトコに来なきゃなんねエんだ?」 それに対して明らかに普通ではない格好の大男が 「まあそう言うな、一種のデモンストレーションだ。」 と言い、続けて軍服に身を包んだ少女も 「そうそう、下手に私たちに手を出すとえらい目に遭うよ…って大々的に見せつけてやらなきゃ。」 とフォローする。しかし当の青年は 「うざってえ…」 と愚痴るのをやめない。そこへ大きな少女の声が割って入った。 「ねえねえK !この人凄いんだよ!セーラもおじさんも見てよこの人!」 栗色の髪のレザースーツを纏った少女が頭一つ分背の高いレザースーツの青年、K の手をつかんで言う。 サングラスをかけた顔からは一見これといった感情が見受けられないがよく見ると顔がほんの少し赤くなっていることがわかる。 「登録はウィップなんだからセーラは無し、お願い。」 軍服の少女ーウィップが訂正し、おじさんと呼ばれた大男が少し悲しそうに 「あのなあ、クーラ、俺のことはマキシマって言ってくれよ。頼むから、もう本当に30過ぎたからおじさんはくるモンがあるんだ。 で?そのガキは?」 「ああ、この人?この人は犬って言ってね、変身するの!」 クーラがK の腕をつかんだまま手をぶんぶんと振り回し、はしゃぐが、どこか連れてこられた犬という青年は所在なさげに呟く。 「オレ、どうすりゃいいんれすか?」 「あ、そうだそうだ!犬!あれやってよ!あの、サッとやってガオ~ッてなるヤツ!」 「なあ!?じゃあ、しょーがねえけど…じゃあ…そこのおっさんにかけて…これ!」 犬が歯の形をした何かを歯に重ねると犬の体が変化し、まるでゴリラのようになった。 「ね?凄いでしょ!?この人、変身するし…おじさんみたい!」 ごついマキシマとゴリラ風の犬、二人のシルエットがよく似ているのでクーラがはしゃいでいるがウィップは 「そうかしら?」 と首を捻り、マキシマは 「どこがだあ!全然似てねえだろうが!M2型ぶっ放してやろうか!」 と叫ぶがK に比べればマシである。K など右手から今にも炎を出しそうになっているのだ。 「テメエ…いっぺん焼いてやろうか…」 「ん゛あ゛あ゛っ!?無駄にこええ!分かったよ!ササッともう一つだけ使って消えるぜ!カンガルーチャンネル!」 脚力が上がった犬が大きく万里の長城の遙か彼方に飛んでいった。 「もう!何でいつもこうなのよ!」 クーラに叱られたK は 「す…すまん…」 と小さくなった。 一方の犬はと言うと 「あっれえ~…?骸さ~ん!かーきピー!バカフラーン!どこ~!?」 チーム黒曜のメンバーの彼は他のメンバーを探し始めた。数秒後、放送で呼びつけられた犬はそこへ行く途中で迷うのであった。 「で?あの犬とか言う野郎…対戦相手だって知ってたのか?」 「知らないよ。」 「そうか…」 クーラとK がボソボソと対戦相手をチラ見しながら話している。 その対戦相手も 「犬…どういうつもり…?」 「全く…手間がかかりますね…」 「らってしょーがないれしょ!?こんな広い上に人もいっぱいいるんれすもん!」 「犬ニーサン、つくづく落ち着きのない人ですねー」 『さあ、両チームいろいろ揉めていますがメンバー紹介に移りましょう!まずはK チーム!』 「あっ!K !始まったよ!」 「分かってる…」 『まずはサイボーグのあの方!ご存じ鋼のヒューマンウエポン!80%機械のモミアゲゴリラ!マキシマ選手!』 「M2型ぶち込むぞゴラァ!」 『続いて紹介するのは氷の美少女、クーラ・ダイアモンド!』 「やったあ!私ほめられちゃった!」 「良かったな。」 『次はストライカーのムチもといウィップ!』 「大佐かアンタは!」 『最後は先鋒にしてリーダー!Kを超える者!孤高の狼、K ッ!』 「俺一人で十分だ…」 「カッコイイよK !」 「そ、そうか?」 『続いてチーム黒曜!先鋒はダウナーなヨーヨー使い、柿元千種!』 「…‥」 「千種、何かコメントしなさい。」 「ハイ…がんばります…」 『次鋒、ワイルドビースト、城島犬!』 「ヒャッホー!」 『ストライカー、イタリア産青森リンゴ、フラン!』 「ミーはリンゴですかー?」 『リーダーは冥界からの使者、幻惑のパイナッ…幻惑のオッドアイ、六道骸!』 「犬、貴方のせいですよ。」 「へ?」 ドギャアアアッ! 「キャキョーン!」 『それではラウンド1!チクサ!バーサス!ケイダッシュ!READY…』 『FIGHT!』 「俺一人で十分だ…」 「すぐ壊す…」 千種がヨーヨーを取り出した、しかしその時にはK がすでに懐に滑り込んでいる。 「シャラアアアッ!」 「ぐ…」 蹴り飛ばされた千種に向けて右手を突き出し、K が全力で突撃をかける。 「ヒートドライブ!」 「がッ…」 圧倒的戦闘力を持ってしてK が千種を秒殺した。 「さあ、次はテメエだ…焼き殺してやるから覚悟しな…」 「何か怖いんれすけど!?」 「そりゃそうだ、怖く見えるように言ってんだからな…」 そう言いながらK はサングラスを犬に向けて投げつける。 「イテッ!あにすんれす…」 「終わりにしようぜ…オラオラオラアアアアアアアアッ!」 サングラスが当たって少したじろいだ犬に向けて恐ろしい程の気迫と右手の炎を乗せた連打が襲いかかる。 「じゃあな…ヒートドライブ!」 「んぎゃあああああああ!」 犬を思い切り吹き飛ばすがK はこの程度で済まさない。 よろめきながらも立ち上がった犬に向けて歩いて行き、すれ違ったところで止まる。 「黒だよ…」 「んあ?何か熱い…」 犬のモスグリーンのジャケットから少しずつ炎が漏れる。次の瞬間 「真っ黒ォ!」 大爆発。犬は声もなく気を失った。 「やりますね、あの犬がここまでさくっと…というか貴方から半端じゃない殺気を感じるのですが…」 「テメエら…戦って気付いたが俺らと同類だろ。」 「と、申しますと?」 「とぼけんじゃねえ、人体実験の被検体さんよォ、気付かねえとでも思ったか?俺と同じ臭いがするんだよ…」 ほう。と骸の目が細められる。右目が漢数字の刻まれた紅、左目が吸い込まれそうな青のオッドアイ。 その持ち主の青年が訝しむように尋ねる。 「では貴方もエストラーネオに?おかしいですね、僕の知る限り貴方のような人間はいませんでしたが…」 んだそりゃ?K はそう呟くと 「俺らを改造したのは3年前に世界を騒がせた組織さ。ネスツだよ、ネ・ス・ツ。分かるか?」 「ほう…エストラーネオ以外にもそんな腐った組織が存在するとは…腹が立ちますね。」 「だろう…?さて、ご託はもう良いだろう、かかってきな。」 「ええ、では最初から…」 骸はそう言うとイヤリングから藍色の炎を纏ったフクロウを呼び出した。 「本気で行きますよ!ムクロウ!形態変化!」 骸の握った三叉槍にフクロウが同化して錫杖のような武器になる。 「まずは幻覚抜きの格闘戦といきましょう。」 「こっちも炎は無しだ。」 骸の右目に刻まれた漢数字が四になり、右目に紫の炎を宿す。そして凄まじい速さでK に肉薄し、錫杖を振り下ろす。 右手のグローブでそれを受け流し、左のワンインチを放つ。 それを体を少しずらしてかわす。いなし、打ち込み、躱し、受け流し、叩き付け、蹴り上げ、突き、横に薙ぐ。数分間 の均衡を経て骸が少し距離をとった。 「では今度は幻覚有りでいきます。」 言うやすぐに錫杖を地面に突き刺し、暗闇に無数の一から六までの漢数字を刻んだ瞳が浮かぶ空間が形成された。 <幻覚を見せられると言うことは知覚のコントロール権を剥奪されたことを示す。> 「何ッ!?」 つまり…という声が響き、暗闇に六人の骸が現れる。 「「「「「「為す術もなく遊ばれるのみ…ですが、6対1で戦うだけに留めましょう、 ただし、本体は一人。貴方に見つけ出し、一撃で沈めることができますか?」」」」」」 そう言って躍りかかる骸。しかしK は表情を崩さずに左手に赤い指輪をはめて不敵な笑みを浮かべた。 「ああ、見つけられるワケねえ、だが、一掃なら出来る。ちょっと前に相手したヤツからの戦利品のお陰でな。」 そして右手にネスツに移植された草薙の炎を、左手に指輪から迸る紅蓮の炎を宿し、一気に地面に叩き付けた。 「「「「「「何ッ!?」」」」」」 六人の骸がまとめて吹き飛び、一人を残して消え失せる。 「やりますね…まさか僕に…」 そう言って残った骸が右手を目の前にかざす。 「このスキルを使わせるとは!」 手を下ろすと骸の右目には五の文字が浮かんでおり、体に黒い斑点が現れる。 「なッ!?…一撃だけだぜ」 「分かっていますよ。どのみち人間道は長時間の使用に向かない。一撃で終わらせましょう。」 そして二人が駆け出す。 ちょうど中間のあたりでぶつかり、二人が離れる。 「黒だよ…」 とK が呟き、骸が顔色を悪くしながら 「ふ…やりますね…僕が…」 と呟いた。 次の瞬間K の「真っ黒ォ!」の声と共に骸の胸元で爆発が起こった。そしてその一瞬後K の左肩から血が噴き出した。 しかし骸は倒れ、K は倒れなかった。 『勝者、K チーム!』 「いつつつつ…おい、マキシマ!何でもねえっつったろうが!」 左肩への処置を終えたK はそれでも心配そうになにくれと様子を聞くマキシマに向けて怒鳴り声を上げ、そして痛そうに 顔をしかめた。 「そら見ろ。お前は前から無茶しすぎるんだよ。傷口を焼いて止血して包帯巻いて…それで済むわけ無いだろうが!」 「何もしねえよかマシじゃねえか!フザケてんのか!?」 喧嘩し始める二人にクーラが 「まあまあ、落ち着いてよ二人とも!K も大ケガしなかったし、勝てたし良かったじゃん!」 わずかに頬を染めたK はバツが悪そうに首肯した。 (ああ、なるほど…協調性が上がった原因はこれか。) K がクーラに恋心を抱いているのを見抜いたマキシマは二人の兄貴分として見守ってやることに決めた。 ちょっとした出来心とにじファンの読み専常連だったところからいくつかカップリングさせてみました。 今回出たのはK Xクーラです。どうやら二人とも関係は良好なようですね。 幕間でも仲の良さを発揮してくれるはずです。台詞ないけどね。 それでは次回予告! ヴァリアーチームVS炎の一匹狼チーム! 一回戦第五試合 KOFの顔、八神庵、手のかかる連中と共に来る!ご期待下さい!では! スクアーロ「それじゃあ次回も死ぬ気で見ろお!見ねえと三枚におろすぞお!…って…ボオオオオオオス!っつーか 俺以外誰もいねえのかよ!」 ご愁傷様です。
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語録その4~(二次)創作語り編~ 12 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/03(火) 00 03 20 52 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/01(日) 00 20 08 そして最後に御相談の件ですが、 一応申し上げますが、私は上記で「遠回しに パクるな! と言っている」 というわけではありませんし、気を悪くして怒っているということでもないです。 ただ、注意書き、という、自分の考えやお願いを書くべき文章を作るにおいて 「参考、お手本が欲しい」というほど自分の考えや勢いがないのであれば、 もう一度その辺りを考えたほうが良いのではと思うのです。 本当にモノを“創”りたい人は、参考になるものを探すより、 いかに他と違うものを創るかで頭を悩ませるものです。 さんはそうではないのでしょうか?でしたらば自分のやりたいことをもう一度見つめ直し、 言い方は悪いですが、『自分はどのくらいの“レベル”の高さのものを作れそうか、 少なくともどのくらいの自信があるか』を第三者の目線になって見極めるのが良いかと思います 13 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/03(火) 00 04 07 55 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/01(日) 00 21 03 (私は常にこれを心がけるようにしています)。 お話を聞く限り、作品を誰にも見せたことはないという風ではないようなので、 ご自分の作品に対してある程度の自信やプライドはおありになると思いますから、一度やってみてはどうでしょうか。自分のレベルアップにも大きく繋がりますし、オススメです。 『どのように考えたら良いか』といちから人に聞く前に、自分なりの考えをまず 一旦無理矢理でもいいから出してみてはどうでしょうか。 私も底辺の未熟者なので、どっちかというとこういうことを書くのは大変気恥ずかしいです。 私のほうがもっと高みにいる人に意見を聞きたい願望が強いので…。 色々不安もおありでしょうが、もっと自分で作ったものに自信をもって頑張って下さい。 いくら良い『参考』を見つけた所で、自分がいいものが作れることはありませんからね。 ですが自分で考えたものには、例え人から見たら下手でも「自分がいちから作った!」 「これが好きなんだ!」という、誰にも真似出来ない魂が宿り、それが創作において最も大事なことです。 22 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/03(火) 00 09 23 482 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/02(月) 18 54 31 二次創作ってのは楽しいものです。ボツもなければお金が入って来ないかも,って言う心配もない,優しい優しい世界。 そんな甘ったる~い世界で、いっちょまえにそんなパクったパクられたなんて言葉を吐く資格が果たしてあるのか,ということですよ。 二次創作はあくまで原作のファンとしての行為であり,創作者という肩書きを名乗って大業にやるようなものではないのです。 二次創作はあくまで二次創作,創作とはなり得ないのだから。 実際,同人マナールール、みたいなサイトでは「他人のカップリング傾向にケチを付けない」などという笑っちゃうようなエチケットが存在する。 これが商業誌ならとんでもない。かつてジャンプで連載していた『るろうに剣心』にて主人公がバツイチだったということがわかった時、 どれだけ作者にバッシングの手紙が行ったか、当時を知っている方なら多少理解できるだろう。 だからこそ、そんな「おともだちには優しくしましょうね」みたいな決まりまである楽しい二次創作世界で、パクリなどという無粋なことをするのは最低だ。 どうせやるならもっと高度なとこからパクって自分のものにしてみろ、みっともない。 ttp //web.archive.org/web/20050412113107/http //onitaka.blog2.fc2.com/ 「くっだらねぇ話」より 23 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/03(火) 00 09 56 493 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/02(月) 19 04 46 それで、『無断転載』『盗用』などの、低レベルな不快に少しでも遇わない為にはどうすれば良いのか。 その方法の一つが、『有名になること』であろうと思う。 つまり、WEBサイトであるならば閲覧者が多く、方々からリンクされていて、要するに置いてある作品を 多くの目に触れさせることだ。こうなれば、人の目という監視カメラは多くなり、必然的に盗用者も避けて通る。 実力云々よりも、多めにサーチやウェブリングなどに登録するのが最も効果的。 マイナーだから安全だろう、と考えている人が居るかもしれないが、全くの逆だ。マイナーだからこそ危ない。 いざパクられた時に証拠が上げにくいし、協力や証言も得にくい。「マイナーだから、少なくてもいいからほんとうに 私の作品が好きな人が来て見てくれれば良いの」というのならば、リンクを一切断るなり、親しい人たちのみの 紹介制にするなり、徹底すべきだ。 重ね重ね,二次創作とは同じ原作を愛好する人々の同好会の会誌のようなものなのだから、それで充分だろう。 二次創作で「私はキャラじゃなくて、そのキャラを使っての表現を見て欲しいの」とかいう崇高な主張をかます権利は、 残念ながらあまりない。あったとしてもそれは作品を読んでくれた人たちからの感想などで後からついてくるもので あって、しょっぱなに立て札立てて主張するものではない。 中途半端にリンクを貼って、「うち、マイナーだし‥‥」と言っているのが一番危ないと思う。変に遠慮せずにガンガン リンクを貼って、サーチに登録する。監視カメラを増やすのだ。マイナーだというならば、開き直ってマイナーだという ことをウリにするぐらいすればいい。 もし二次創作であろうとパクられたということを断固抗議したいというのなら、最低限予防として「私の作品には このくらいの価値があるのだ」という論を立てるべきだ。パクった奴を脅せるネタ(自信)を持ってから反論せねば。 30 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/03(火) 00 14 10 671 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/02(月) 20 48 48 もし二次創作であろうとパクられたということを断固抗議したいというのなら、 最低限予防として「私の作品にはこのくらいの価値があるのだ」という論を立てるべきだ。 パクった奴を脅せるネタ(自信)を持ってから反論せねば。 「これだけ売れた(お金に換わった)ものをあんたは盗んだんだ」「これだけの閲覧者の居る サイトのものを盗んで、どうなるかわかってるのか」と言ってみろ。 何百円だろうが数人だろうが、それだけの客が時間なりお金なりをあなたに支払ったということは事実だ。 パクられたならパクられただけの価値が必ずあるはず。自信を持って活動したほうが良いと思う。 これが言えるかどうかが、作品が金や閲覧者の数に換わったという実績であり、重みだ。 そんなことも自信を持ってハッキリ言えないで、ただパクったパクられたとひとりでブツブツ言うのはちょっと弱いと思う。 788 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/04(水) 18 27 54 〉少々難しい問題ではありますが、 〉(ほんとうに僅かながらであるのでお恥ずかしいが) 〉完全オリジナルの作品でお金を貰っている人間から言わせてもらえば、 〉二次創作の作品をパクられて本気で声をあげて怒っている人間は、正直、滑稽極まりない。 〉「もともとパクリ」なのに、どうやったらそんなに山より高いプライドを持てるのか。 〉まあそれは、単純に二次創作しかやったことがない、創作でお金を貰ったことがないから、 だと言い切れると思う。 〉一度でも、自分の完全オリジナルの何か──── 〉それが漫画であり小説でありイラストであり、 〉建築であり造形でありデザインであり、何でもいい。 〉ほんとうに、何もないところから、イチから何かを創ったことのある者ならわかると思うが、 〉その作品を見た感想で大きくショックを受ける言葉の一つが、 〉「これ、○○に似てるね」とか、一番ダメージでかいのが「マネした?」である。 〉これを言われようものなら、もう死ぬ気になってその要素を抹殺する。 〉欠片もそんなことを思わせてなるものか、これは私の世界だ、私の作品だ! 〉と、そりゃもう死にものぐるいの有様だ。 794 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2007/04/04(水) 18 29 42 〉もちろん似せることのほうが目的の場合もあり、その時はむしろ逆だが。 〉しかも、そういう完全オリジナルの作品でお金をもらうとすると、これはもう大変なことだ。 〉「これはあれのマネなんじゃないのか」と思われることは創作者にとって大きな恥だ。 〉もし言われようものなら自分の才能とオリジナリティーを疑い、 〉悩みの無限ループに陥りたくもなるが、締め切りはそんな事を待ってはくれないので、 〉期日までに金に変わるだけのクオリティの作品をひねり出さねばならない。 〉それが本物の創作であり、内輪のお世辞のない世界だ。 〉才能がない、やめちまえ、ボツ。ボツって意味わかりますか、 〉「人の目に触れる価値がないからいっそ捨てろ」ってことですよ。 〉そういうことを全く言われることのない、もともとの原作のファンの集まりで 〉構成された「二番煎じを楽しむ友の会」である二次創作で、パクっただのパクられただの。 〉言っちゃっていいですか。‥‥くっだらねえ。 寺ネッツの仕事のことかな 922 名前: 鬼語録 [sage] 投稿日: 2007/04/05(木) 17 11 47 ネームを直したのは話を進めるのにキャラが足りなくて キャラ配置をやり直したから(メチャクチャ根本的なところでお前…)です。 で、足りなかったのは保安官キャラなんですがこの保安官 銀髪&銀目 元・伝説の傭兵 名前はヴァリス バレねーバレねー!髪短いし! ていうか相変わらず原型とどめてないし! わざわざリスペクトとか言う方が今更って感じもしないでもない! リスペクトとかパロディとか最近ハヤリですけど 善意と萌えが発信点ってだけで結局のところバクr なわけですが 某るろうに作家風に言えばモチーフとかそういうね! アレだよね!わかるよね! おかげで描くの超たのしいよアッハッハッハッ 310 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/04/07(土) 00 23 54 ID fVSxvAsU 鬼語録 まあ、この人種に関しては、私に言わせればものを創る人間としての資格を 自分から堂々と捨てたということである。彼らの理屈で言えばパクリのパクリだ。 海賊版をまたダビングして、画質は最低、音は割れまくりという感じ。 そんなものを堂々と自分の作品と言い張る、うわあ恥ずかしい。見てるほうが恥ずかしい。 創作やってる人間から見たらもっと輪をかけて恥ずかしい。 そして仮にそんなもので一時人気を得たとしても、長くは続かない。 何故って彼らには、自己生産する能力がないからだ。パクリでも、だ。 パクリのパクリしか出来ないのである、彼らは。 二流三流どころではない、下の下の下の下ってところか。 話を戻すが、彼らはパクリの『もと』がないと自分の作品、とするものを創れない。 すると必然的に、彼らの創作活動というものは、その『もと』を物色して探すことだと言える。 しかしそれには限りというものがある。 何故って、一度二度の犯行ならまだしも、何度もやってりゃ足が付きやすくなる、という単純な理由でだ。 「あれ、ここのところ、あの人の文章じゃないの」「この構図はあそこのと同じだわ」 「これ、まんまあそこから引っ張ってきたものじゃないか」 ────そんな風に周りの第三者から言われるようになれば、 いくら「もとはパクリなんだから」と正論を吐いたところで、 それはすでに有罪が決まった犯人の足掻きにしかならない。 315 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/04/07(土) 00 25 26 ID fVSxvAsU そうなればそこで彼らはお仕舞いである。 二度とそのジャンルに戻って来ることは出来ないし、 同じ作品を好きという人と語り合うことも出来ないし、 掲示板にカキコも出来なくなったパクリ犯は、元々のただの「閲覧者」の立場でさえ コソコソと立ち回らなければならなくなる。 彼らは称賛を受けたかったり、もしくは『創作している人』になってみたい、 もしくはそういう人たちの仲間入りをしてみたい人たちである。 決して『創作する人になりたい』わけではない。 創作がしたいのではなくて、創作をする人になりたいのだ。 まあ、頭の悪いかわいそうな人というのが半分、 無粋で品のない奴として大いに軽蔑するのが半分、ぐらいで見るのが妥当なところか? 彼らに何か才能があるとすれば、それは『どういうものがウケるか』 『どういうのを描けば最ももてはやされるか』を見抜く能力だろう。 創作者には向いていないが、創作者の苦労を顧みずバシバシ『商品』になる作品作りへの アドバイスをする編集などには、もしかしたら向いているのかもしれない‥‥かも。 パクリ作品で一時期有名になった実績があればね。
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オレはここまでだ… あばよ みんな… 本田ヒロト 「本田君……ッ!!!」 「大丈夫だ、遊戯。今すぐオレがこいつをなんとかするから任せと――」 あの場で守ることができなかった。 大切な友達を。 「俺は…・…ッ!!!」 地面に拳を叩きこむ。 自分の無力さに怒りを抑えきれない。 武藤遊戯にとって本田ヒロトは絆の仲間の一人。 海馬によるDEATH-T にペガサスとの決戦など数多な決闘。 どれも一人だったら勝利することはできなかった。 間違いなくアテムの勝利を支えた一人。 そんな親友の一人を目の前で失い、武藤遊戯……アテムは悲壮感にただ苛まれる。 そんなアテムの前に…… 「ねぇ、あなた。あの場で会話ができた人間よね」 ふわり―――とアテムの前に降り立つ一人の巫女。 巫女の名は博麗霊夢。 幻想郷の要である博麗大結界を管理する楽園の素敵な巫女。 「あ、ああ・・・・・君は?」 「私は博麗霊夢。霊夢でいいわ」 「……俺はアテム。よろしくな霊夢」 簡潔だが、自己紹介を交わす両者。 「幻想郷……まさか日本の辺境にそんな世界があるなんてな。それで霊夢。君はそこを管理する博麗神社の巫女なんだな」 「ええ。いつもならパパッと異変解決と行きたいところだけど、どうやら、一筋縄にはいかない様子だわ」 そういいながら、自身の首に繋がられし首輪をムッとした表情でなでる。 そう、これが幻想郷での異変であれば、いつものように目についた妖怪を片っ端から退治していれば、勝手に黒幕の元へたどり着くことができる。 そしたら、いつものように退治して解決だ。 しかし、今回は違う。 磯野という外来人の背後に現れたハ・デスという外来の魔の王。 カードから実体化したといっていたため、アテムのいうDM界の精霊の一体かと推測できるが、明らかに幻想郷のルールを知らぬ者であることは間違いない。 つまり弾幕ごっこという協定が前提の異変ではない。 殺し合いという決闘の異変。 もし、幻想郷内で発生したならば、解決に紫や隠岐奈 を始めとした賢者たちが総動員されてもおかしくない大異変。 霊夢も普段とは違う緊張感を肌で感じている。 「……で、私に支給されたコレを一度試しておきたいの」 そういうと、霊夢は支給品であるデュエルディスクを腕に装着する。 「決闘者(デュエリスト)の証であるデュエルディスク……」 「ちなみに私は決闘者じゃないわ。私はただの人間巫女よ」 「で、これは私の勘だけど、あなたはコレを一番使いこなしていると見ているわ。この異変に乗った相手とやり合う前に一度練習しておきたいの……どう?」 霊夢の勘はよく当たる。 そうアテムこそバトル・シティを勝ち抜いた初代決闘王(デュエルキング)なのだから。 「決闘自体はおそらく問題ないわ。一通りルールは把握したから」 「そうか。なら遠慮なくいくぜ!」 「ええ。こちらもいくわ」 両者の目つきが変わる。 「「決闘(デュエル)!」」 武藤遊戯(アテム) VS 博麗霊夢 「私からいかせてもらうわよ。私は手札からロードオブドラゴンを召喚」 デュエルディスクからカードの実体化され、モンスターが召喚される。 「……」 (ロードオブドラゴン……) アテムはそのカードを知っている。 自分の永遠のライバルが所持するカードの一枚。 ここまでなら、たまたまとも思う。 しかし、霊夢のコンボにアテムは驚愕する。 「そして手札から魔法カード【ドラゴンを呼ぶ笛】を発動。このカードの効果で手札からドラゴン族モンスターを場に召喚するわ」 「でなさい!真紅眼の黒竜!に青眼の白龍!」 「何ッ!?」 霊夢が口に出すカード名にアテムは目を見開く。 なぜならそれは…… 「レッドアイズにブルーアイズ……ッ!」 「ええ。赤と白めでたい色でしょ?」 アテムの前に降臨する2匹の竜。 それは、幾度もなく目にしたことがある馴染みある竜。 使い手こそ違うが、再びアテムの前に対峙する。 「そして、魔法カード【命削りの宝札】を発動。手札が5枚になるようデッキからカードをドローするわ」 「そのカードにより先行ドロー出来ないデメリットを解消というわけか」 (先行ドローがないことには、驚いたが……それにLPが8000。どうやら、俺の知っているルールと多少違うようだな……) ペガサスが主催した決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)ではLPは2000 海馬がグールズ撲滅と宿命のライバルである武藤遊戯(アテム)と決着をつけるべく開催したバトル・シティではLPは4000とその時々で多少のルールは変更されているが、LP8000での決闘は遊戯もこれが初めてだ。 「ふ、だが霊夢。そのドラゴンを呼ぶ笛はこちらもドラゴン族モンスターを召喚することができるぜ!こちらも真紅眼を召喚」 遊戯もドラゴンを呼ぶ笛の効果で真紅眼を召喚した。 両者の真紅眼がにらみ合う。 「へぇ……あなたも真紅眼を所持していたのね」 「いや、正確には友から託された、だ」 (あれから、この真紅眼は城乃内くんに返した筈だが……これもハ・デスの仕業なのか?) バトルシティが終えた後、元の持ち主である城之内へ返却されたはずの真紅眼。 それが、自分のデッキに入っていることからハ・デスの仕業だと直感で理解する。 「なら私はリバースカードを一枚セットしてターンエンドよ」 「オレのターン。ドロー!」 「オレは魔法カード【天使の施し】を発動!デッキからカードを3枚ドローして2枚墓地へ送る」 ルールが違えど、やるべきことは同じ。 デッキのカードを信じて闘うのみだ。 アテムは流れる所作でカードをドローすると墓地へ送る。 「手札からクィーンズ・ナイトを召喚」 絵札の3銃士の一人であるクィーンズ・ナイトが召喚される。 「バトルフェイズ!オレはクィーンズ・ナイトでロードオブドラゴンを攻撃!」 「……」 (リバースカードを発動するべきかしら?……いえ、ここは温存ね) クィーンズ・ナイトの剣がロードオブドラゴンを斬り裂く。 博麗霊夢LP7200 「……?ライフポイントの減少がおかしい?」 霊夢の疑問はもっともだ。 クィーンズ・ナイトの攻撃力は1500。 対してロードオブドラゴンの攻撃力は1200 普通に計算すれば、800ではなく300なのだから。 「続けて真紅眼で霊夢の真紅眼を攻撃!」 「何?同士討ち?」 「ふふ、それはどうかな。真紅眼!黒炎弾」 「こっちも反撃よ真紅眼!黒炎弾 」 ―――ゴッ 両者の真紅眼の黒炎弾 が激突。 爆炎の衝突は煙を巻き起こす。 両者の攻撃力は同じ。 互いに消滅する。 普通なら。 「え!?」 「ふふ……」 消滅したのは霊夢も真紅眼だけ。 アテムの真紅眼は健在していた。 博麗霊夢LP7200 「……どうして」 「悪いな霊夢!オレのギルファー・デーモンの特殊効果さ!」 暗黒魔族ギルファー・デーモン。 このカードが墓地へ送られたとき、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として攻撃力500ダウンの装備カードとして装備する。 「そう。天使の施しで捨てたカードね」 (通りでロードオブドラゴンが撃破された時のライフポイントの減少が違っていたのね。ロードオブドラゴンはドラゴン族ではないからギルファー・デーモンの対象となった……というわけ。伏せカードを温存しすぎもいけないというわけなのね。やっぱり……ロードオブドラゴンは守るべきだったわ) 「そうさ。そして、再び墓地へ送られたギルファーデーモンは再び装備カードとなる。 遊戯の言葉と同時に今度は青眼に装備される。 攻撃力3000から2500へと。 「リバースカードを3枚セットし、ターンエンドだ!」 「真紅眼の敵はとらせてもらうわよ。私のターン。ドロー!」 「私はアサルトワイバーンを召喚」 「さらに手札の青眼を相手に見せることで、青眼の亜白龍を特殊召喚!」 「青眼の新種……!!」 霊夢から召喚された青眼の亜白龍は大きく咆哮を上げる。 「バトルフェイズ!アサルトワイバーンでクィーンズ・ナイトを攻撃!」 「リバースカードオープン!シフトチェンジ!このカードは攻撃対象を他の自分のモンスターへ移すことができる。オレは攻撃対象をクィーンズ・ナイトから真紅眼に変更するぜ!」 「なら、私もリバースカードオープン!収縮発動!真紅眼の攻撃力を半減にするわ」 「やはり海馬のカード!なら続けてリバースカードオープン!マジカルシルクハット!」 「なっ!?」 収縮された真紅眼とクィーンズナイトはシルクハットの中に隠れる。 そして、4つのシルクハットはシャッフルされる。 「ふふ……さぁ、当てることができるかな!」 「……こんなとき、早苗の奇跡の力が欲しいわね……そこのシルクハットよ」 霊夢の指定されたシルクハットを攻撃するアサルトワイバーン。 しかし、シルクハットの中身は空だった。 「残念だったな!それは外れだぜ!」 「……」 霊夢は目を瞑る。 静寂。そして、一瞬の間。 「……そこよ。青眼!バーストストリーム!」 カッ――― 青眼の代名詞”バーストストリーム”がシルクハットを飲み込む。 そのシルクハットには、収縮された真紅眼が。 「真紅眼!!」 武藤遊戯(アテム)LP6700 「真紅眼を引き当てるなんて、やるな!霊夢!」 「別に。ただの勘よ」 「いや、勘を持ち合わせるのも決闘者に求められる資質さ。霊夢。君は一人の決闘者だ!」 (どうやら、城之内くん並の勘をもっているみたいだな。すまない……真紅眼) 「なんか、照れるわね……」 霊夢はアテムの言葉にちょっぴり照れながら頬をかく。 そして霊夢の勘を褒めるアテムだが、友から託された真紅眼を撃破されたことに謝罪する。 「……コホン。そこのシルクハットよ」 青眼の亜白龍の攻撃はシルクハット内のクィーンズ・ナイトを飲み込む。 武藤遊戯(アテム)LP5200 「くっ……オレは罠カード【魂の綱】を発動!ライフポイントを1000払いデッキからキングス・ナイトを特殊召喚!」 武藤遊戯(アテム)LP4200 「へぇ……これで、私のターンは終了するわ」 (ライフを減らしてまでモンスターを召喚?でも、私の青眼の亜白龍には攻撃宣言を放棄する代わりに1ターンに一度相手モンスターを破壊する能力があるのよ) 「一体は確実だったが、まさか2体とも当てられるなんてな……オレのターン。ドロー!」 「手札より魔法カード【天よりの宝札】を発動。この効果で互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにカードを引くぜ」 「へぇ。随分羽振りが良いカードね」 互いにデッキからカードをドローする。 「オレは魔法カード【地割れ】を発動!相手フィールド上の一番攻撃力が低いモンスターを破壊する!」 地割れの効果でアサルトワイバーンは地深くへ飲まれる。 「続けてオレは手札から魔法カード【早すぎた埋葬】を発動!ライフを800支払い、墓地のクィーンズ・ナイトを特殊召喚」 武藤遊戯(アテム)LP3400 「そして場にキングとクイーンが揃ったとき、”ジャック”のカードを出すことができる!出でよ!ジャックス・ナイト!」 ジャックスナイトが特殊召喚されたことで、アテムの場に絵札の三銃士が揃う。 「……」 (周囲の空気が……どうやら、彼の持つカードからね) アテムと霊夢を取り囲む空気 霊夢はアテムから次に繰り出すモンスターがただのモンスターではないと肌で感じ取る。 「霊夢。見せてやるぜ!オレのデッキに宿りし究極の力の象徴を!」 「私の青眼を越える力の象徴……」 「キングス・ナイト、クィーンズ・ナイト、ジャックス・ナイトの3体を生贄に!出でよ!破壊神オベリスク!!!」 一枚のカードが天を大地を震わせる。 普通のカードには到底できない芸当。 しかし、決闘王である武藤遊戯(アテム)が所持する3枚のカードは例外。 アテムの呼びかけに神は応じ姿を現す。 オベリスクの巨神兵が。 「これが……青眼を越える究極の力!!!」 (これは……カードの範疇を越えているわね) 「オベリスクで青眼に攻撃!ゴッド・ハンドクラッシャー!!!」 オベリスクのゴッド・ハンドクラッシャーが青眼を砕く。 「……ッ。青眼!!!」 博麗霊夢LP5700 「そして、墓地に置かれたギルファー・デーモンは三度装備カードとして装着される!」 青眼の亜白龍の攻撃力が低下する。 「……」 神のカードを相手にした決闘者の多くは戦意を喪失し、時には発狂やカードを破り捨てて引退の道を選ぶ。 それほど、神のカードは心身にダメージを与えるほど強力なのだ。 普通の決闘者は抗う気力を持たない。 普通なら。 「やるわね。これほどの威圧は早苗の社にいる2柱並よ」 しかし、博麗霊夢には関係ない。 彼女には如何なる重圧も、力による脅しも、全く意味が無い。 幻想の宙をふわふわと浮かぶ霊夢には。 「でも、青眼の亜白龍を先に破壊しなかったのは、ミスじゃないかしら?」 「……」 霊夢の指摘にアテムは無言で返す。 「私のターン!ドロー!」 「私は青眼の亜白龍を守備表示にして青眼の亜白龍の効果発動!攻撃権を放棄するけどね。これで、神には去ってもらうわ!」 シーン…… 「な、どうして……」 「霊夢。オレの言葉を聞いていなかったのか?オベリスクはモンスターじゃない……神だ!!!」 「!!!???」 (な……何ですって!?) 「……私はターンを終了……あ!」 (しまった!伏せカードをし忘れたわ!それに……!!!) 神に効かないというまさかの事態に、霊夢はついターンエンドを宣言してしまう。 そして、直ぐに後悔する。 そう、霊夢は発動していた。 命削りの宝札を。 5ターン後に手札を全て墓地に置かなければならない。 霊夢は下唇を噛みながら、手札を墓地へ送る。 「オレのターン。ドロー!」 「オベリスク!青眼の亜白龍に攻撃!ゴッド・ハンドクラッシャー!!!」 オベリスクの剛腕が再び振るわれ、青眼の亜白龍は砕かれる。 幸い守備表示にしていたため、霊夢のLPが減ることはない。 「リバースカードを1枚セットしてターンエンド」 「……」 (まずいわね…・・) 現在、霊夢の場および手札は0枚。 ほぼ勝負は決まったといっても過言ではない。 なかなかドローフェイズに移れない。 アテムは…… 「どうした!霊夢!ここであきらめるのか!!!」 ―――ピク アテムの言葉に霊夢は…・・ 「あきらめる?……冗談じゃないわ。神様ならぬ妖怪退治は私の専売特許よ!」 幻想郷には妖怪だけでなく神も存在する。 霊夢にとって人も神も妖怪も皆、ひとしく平等の存在。 そして幻想郷に住む数多くの神々を異変を通してとはいえ、一度は退治している実績を持つ霊夢にとって、神のカードを前に戦意喪失をすることなどありえない。 「私のターン!ドロー!」 「私は手札から【強欲の壺】を発動!デッキからカードを2枚ドローするわ!」 霊夢の行動にアテムは笑みを浮かべる。 (…・・・・ッ!!!これなら!) 「私は手札よりデビルフランケンを召喚!」 「デビルフランケンの効果発動!ライフポイント5000を支払い、エクストラデッキから融合モンスターを召喚するわ!…… 青眼の究極竜!!!」 博麗霊夢LP700 「青眼の究極竜……ッ!」 それは、マジック&ウィザーズ……デュエルモンスターズ界において攻撃力守備力共に最強と謳われし8ツ星モンスターである青眼の白龍3体合体の史上最強絶美の究極モンスター。 「さらに手札より魔法カード【巨大化】を発動!巨大化は相手のライフポイントより低い場合、装備モンスターの元々の攻撃力を倍にするわ!」 巨大化の魔法陣を受け、青眼の究極竜は文字通り巨体をさらに巨大化する。 「巨大化の効果で青眼の究極竜は4500の2倍、9000よ!」 「攻撃力9000……ッ」 攻撃力9000。 それはかつて、ドーマを相手に闇遊戯と海馬のタッグが繰り出した究極竜騎士の攻撃力5000を凌駕する。 2倍の攻撃力を得た青眼の究極竜は雄雄しく神に向かって吼える。 「たとえ神でも攻撃力が優劣を決めるはずよね。これで私の勝ちよ!青眼の究極竜の攻撃!アルティメット・バースト !」 たとえ神でも上回る攻撃力の前には無力。 白く輝きに神は呑まれ――― 神が撃破される。 武藤遊戯(アテム)LP0 「ふぅ……まずまずかしら」 (ギリギリの勝負だったわ。とはいえ、この決闘方法に触れたばかりの私に負けるようじゃ、異変解決の期待は薄そうね……) おそらく、この異変を解決する中心は自分ではない。 鍵を握るのはハ・デスが言っていたカードに関係が深い人間。 とりわけ、あの場で殺された本田という名の外来人の他に唯一会話することができた目の前の相手。 彼こそ鍵だと出会った瞬間、確信した。 霊夢の持ち前の勘。 それだけに外したか……と内心ガッカリする。 しかし…… 「まだ、勝利の宣言は早いぜ霊夢!」 「?何言ってんのよ。あなたのライフポイントは0……えっ!?」 遊戯の場に一体のモンスターが召喚されていた。 遊戯がもっとも信頼するしもべであり仲間の一人。 ブラック・マジシャンが。 「ああ。確かに霊夢の言う通り、青眼の究極竜の攻撃で俺のライフポイントは0になった。だが、俺はライフが0になった時にこの罠カード【魂のリレー】を発動していたのさ!」 「なんですって……!?」 「このカードはライフポイントが0になった時、手札のモンスターを召喚し、勝敗を託すカードだ」 「ブラックマジシャンを破壊されたら俺の負け。さぁ、青眼の究極竜で攻撃してきな!」 「だったら、次のターンで望み通りにしてあげ……!!」 青眼の究極竜は先ほどの姿から一転可愛らしいサイズへとなっていた。 「ど、どうして……あ!」 ―――そう。 巨大化にはもう一つの効果がある。 それは、自分のLPが相手より多い場合、装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の半分になるという効果が。 武藤遊戯(アテム)LP0 博麗霊夢LP700 遊戯のライフポイントは数値の上では【0】 霊夢のライフポイントの方が上回ったのだ。 「……ターンエンドよ」 「俺のターン、ドロー!」 「ブラックマジシャンで青眼の究極竜を攻撃!黒・魔・導!」 一度は神をも撃破した青眼の究極竜。 しかし、その攻撃力を失いかつ元々の攻撃力が半減した青眼の究極竜はブラックマジシャンの攻撃になすすべもなく撃破された。 博麗霊夢LP250 「俺はリバースカードを1枚セットしてターン終了!」 このままなら次のターンで決着となる。 しかし、霊夢も弾幕ごっこという決闘を戦い抜いてきている。 ここでサレンダーなどしない。 「くっ……まだよ!私のターン。ドロー!」 「……!!!」 (これなら、まだいける!) 「私は魔法カード【死者そ!?」 (え!?き……消えた!?) 霊夢が天に掲げたカードが忽然と姿を消した。 いや……正確には剣がカードごと地面へ突き刺したのだ。 「悪いが霊夢。死者蘇生は封じさせてもらった!光の封札剣でな」 「な……何ですって!?」 「光の封札剣の効果で3ターンは使用することができないぜ」 「タ……ターンを終了する……わ」 (……ここまでね) 「俺のターン、ドロー!霊夢これがラストターンだ!」 今度こそ決着の時。 しかし、これもなんの因果か。 白黒ではないが”魔法使い”が決め手となるとは。 「ブラックマジシャンのダイレクトアタック!」 「きゃあああああ!!!!!?????」 博麗霊夢LP0 勝者 武藤遊戯(アテム) 「あいっ……たぁ……」 「大丈夫か!霊夢!?」 吹き飛ばされた霊夢にアテムは駆けよる。 「え、ええ……ちょっと疲労や負傷はあるけれど、行動不能とまではいってないから大丈夫よ」 「そうか、なら良かった」 霊夢に大きな外傷が残ってないことにアテムはホッとする。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「それじゃあ、アンティに従って支給品一つをあなた……アテムさんへ渡すわね」 「ああ!ありがたく頂戴するぜ!」 アテムは決闘の勝利の証として霊夢から支給品を受け取る。 そして両者は握手を交わす。 「それじゃあ、アテムさん。私はこの会場を一回り探索をするわ。それと……貴方はおそらく、この異変を解決するために重要な役割を果たす鍵と私は見ている。……だから無事でいることを願うわ」 「オレが鍵……ああ!そう簡単には斃れないぜ!だから霊夢……君も無事でいるんだ」 「……それじゃあ。お互い頑張りましょう」 霊夢はアテムと出会ったときと同じようにふわりと宙を浮くと立ち去っていった。 【武藤遊戯(アテム)@遊☆戯☆王 】 [状態]:健康 [装備]:デュエルディスクとデッキ(遊戯)@遊戯王シリーズ ミニ八卦炉@ 東方Project [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:ハ・デスに罰ゲームを与える。および巻き込まれた決闘者たちを生還させる 1:とりあえず、 2:乗った決闘者とは決闘で決着をつける。 3:本田くん……必ずハ・デスたちに報いを受けさせるぜ 4:城之内くんや海馬もここにいるのか? 5:もし、霊夢の知り合いがいたら霊夢の事を伝える [備考] アニメ版記憶編後~闘いの儀前からの参戦。 自分の名前”アテム”を知っています。 霊夢から幻想郷について簡単に知りました。 ハ・デスはDM界の精霊の一体ではないかと推測しています。 千年パズルを所持していますが、罰ゲームなどの力は制限されています。 元の身体の持ち主である武藤遊戯の意識については後続の書き手様に委ねます。 『支給品紹介』 【デュエルディスクとデッキ(遊戯)@遊☆戯☆王シリーズ】 遊戯に支給。遊戯が原作・アニメおよび映画・ゲームと使用したカードで再構築されたデッキ。 決闘王であるアテムならシンクロ・エクシーズ・ペンデュラムにも引けをとらないだろう。 【ミニ八卦炉@ 東方Project】 霊夢に支給。遊戯との決闘に敗れたため、アンティとして遊戯に渡した。 異常な火力を持ち、山を一つ焼き払うことからとろ火まで調節可能。 開運。魔除けの効果もある。 緋々色金製のそれは、錆びない上にあらゆる環境に対応できる。 また、空気清浄機の機能もある。 【これがない生活は考えられない】霧雨魔理沙 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「……」 (魔理沙のアレなら、おそらく決闘(デュエル)を通さない決闘でもアテムさんの生き抜く確立が上がるはず) そう。 決闘の腕前は合格。 しかし、あくまで決闘(デュエル)での決闘。 自分以外の決闘者にはカードを使用せず己の体技で襲う決闘者もいる筈。 だからこそ、護身用にもなるミニ八卦炉をアンティとして譲った。 (だけど……もし、アテムさんが斃れ、ハ・デスに抗う手段がなくなった場合は……) そのときは、優勝も視野に入れなければならない。 もちろん、人間を軽々しく死なせるわけにはいかない。 しかし、博麗大結界を守護する自分は幻想郷へ戻らなければならない。 あるカードショップの店長である老婆が語るのは、青き龍は勝利をもたらす。しかし、紅き竜がもたらすのは勝利にあらず……可能性なり。 ”紅白”の巫女霊夢にもたされるのは、はたして 【博麗霊夢@東方Project 】 [状態]:疲労(極小) 負傷(極小) [装備]:デュエルディスクとデッキ(青眼と真紅眼)@遊戯王シリーズ [道具]:基本支給品、ランダム支給品1 [思考・状況]基本方針:異変解決並びにハ・デスの退治(最悪の手段も考慮) 1:とりあえず、会場全体を探索する 2:決闘に乗った決闘者は退治もしくは…… 3:もし、アテムさんが斃れ、ハ・デスへの接触が優勝以外になくなった場合は…… 4:無力な決闘者と出会ったら博麗の巫女として守り保護する [備考] 東方虹龍洞以降からの参戦。 アテムの語る世界が結界の外である外来の世界だと今のところは思っています。 アテムとの情報からハ・デスはDM界の精霊ではないかと推測しています。 アテムの知り合いの仲間の名前を知りました。 『支給品紹介』 【デュエルディスクとデッキ(青眼と真紅眼)@遊☆戯☆王シリーズ】 霊夢に支給。青眼と真紅眼を中心にしたデッキ。 それぞれの元の使用者である海馬と城之内が使用したカード(原作・アニメ・ゲーム)のミックス 【巡り合うかどうか……戦う勇気次第さ】BYカード屋の店長
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スレッドナンバー [000] 作者名 トリップ あらすじ ; ; ジャンル 【王道】【ギャグ】【ラブコメ】 フリースペース ; ;