約 262 件
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/2146.html
2008年1月第2週(14日~20日)に投稿されたオリジナル曲 【鏡音レンオリジナル】MAZE ~終わりのない地図~ 初音ミク オリジナル曲『思い出の街』を歌って頂きました。 鏡音レン「ステキナウタ」オリジナル(再テスト) 【初音ミク体験版】キリバン踏み踏みぃ(オリジナル) 【鏡音リン】ハム☆ (はむすたー)【オリジナルソング】 【鏡音リン・他】とびだせ【オリジナル】 【初音ミクオリジナル】夢の果てまでも【シューゲイザー】 鏡音リン with Sweet Ann オリジナル曲 『Pteron』 【鏡音リン】マガリカド【オリジナル】 【鏡音リン・レン】RANGER S-LINK【オリジナル】 【全部ミク】初音ミク7人で「わたしのすべて」(修正版) 【初音ミク】オリジナルソング「クリスマスがやってくる!?修正版 【鏡音リン】Marionet【オリジナル】 【初オリジナル曲】orz@ミクたん 初音ミクオリジナル曲「わたしのいくところ」(修正) 【初音ミクオリジナル】最終電車【再調整版】 はじまりのうた By鏡音レン 再調教Ver. [オリジナル曲] 【KAITO】Garden(庭園)【オリジナル】 【初音ミク】七夕さまのねがいごと 修正版【オリジナル曲】 【鏡音リン・レン】 mirror 【オリジナル】 10年前に作った作詞俺、作曲友人の歌を初音ミクに(ry 【ミク・リンレン】歌声戦士ヴォーカロイダー with 遺作P【オリジナル】 【初音ミク】wish4【オリジナル】 夢の細道 (初音ミク オリジナル曲) 【初音ミク鏡音リン】ひまわり【オリジナル03】 【初音ミク】フルミックにしてやんよ! Full version【オリジナル】 【初音ミク】In the Rain, In the Pain【オリジナル】 【初音ミク】なんでさなんでなんでよ【オリジナル曲】 初音ミク『AS』 オリジナル曲 (手タレの自作自演)【叩いてみた】 初音ミク オリジナル曲 「出せないメール」 最終版 ミクオリジナル曲「my holiday」 体験版 初音ミクで「しらみのうた」を歌わせてみた 【鏡音レン】しあわせな王子(FULL)【オリジナル曲】 初音ミクにオリジナル『ミクミクスチャー』に挑戦してもらった Liquid Metal featuring 初音ミクさん 【鏡音レン,MEIKO,初音ミク】3人仲良くFortuneDiver【オリジナル】 【鏡音レン】Signpost ! 【オリジナル曲】 【初音ミク】夢の続きを【オリジナル】VOCALOID×LYRICALOID きみのうた (初音ミクオリジナル曲) 【鏡音リン・レン】(オリジナル)警鐘 Ver0.08 【鏡音リン・レン】(オリジナル)セカンドステージ Ver0.06 お別れのパレード(ミクオリジナル曲) チイサナセカイ(オリジナル曲)/Vocaloid-MEIKO 【鏡音リン】悪魔王ロードローラー(仮)【オリジナル曲】 【初音ミク】Lost Memories【オリジナル曲 初音ミクオリジナル 『Azurehearts』 -Short ver.- 【鏡音リン】オリジナル曲「悲恋歌」【修正版】 【初音ミク】オリジナルソング「クリスマスがやってくる!?FLV版 【鏡音リン】「君の声、僕の歌」【オリジナル曲】 初音ミク・オリジナル「全部気のせい!」 初音ミク「ひと夜の夢のように」【オリジナル】 【初音ミク】オリ曲『EVEL-EYES』勝手にタイアップ-機動戦士ガンダム00 メルティブレイン-Melty Brain-【鏡音リン・レン/Vocaloidファミリ】 【鏡音リン・オリジナル】Magic of Love(SP1) 【鏡音レン】オリジナル曲「ゼロの世界」(ちょっと修正版) 【初音ミク】 離さんといてよ 【オリジナル曲】 【鏡音リン・レン】 オリジナル曲「Always」 【初音ミク】星(retake with GPO)【オリジナル】 【鏡音レンオリジナル曲】「那由他の彼方まで」FULL版 【鏡音レン】オリジナル曲「悲恋」 【俺ミク】oqIz 【鏡音リン】雨 おとなり 晴天!【オリジナル】 【俺ミク】冬の魔法 【俺ミク】しろいろのしとやすみ【初音ミク】(オリジナル) 【俺ミク】ねぎみそ☆ふぁんたじー 【初音ミクオリジナル曲】新しい日々【作ってみた( ・ω・)ノ】 【鏡音リン】オリジナル曲「そばにいさせて…」 VOCALOID2 鏡音リンにオリジナル曲『DOORS』を歌わせてみた 【鏡音レン】オリジナル「心のグラフィティ」 初音ミク「恋い初め」[オリジナル] 【TDKI採用曲】 鏡の迷路 【初音ミク 鏡音リン・レンver.】 【初音ミク、鏡音リン・レン】「この世界ありがとう」【オリジナル】 【MEIKO】 enthusiasm 【オリジナル曲 ver1.0】 【初音ミク】First Sound Story♯003 『メランコリー』 【初音ミク】 『1枚のはね』 Full / オリジナル曲 【鏡音リン】素直にね【オリジナル】 【鏡音リンオリジナル】Days【Full】 鏡音リン オリジナル曲 流れ星 「おいしいごはん」鏡音リン(オリジナル) トゥ★ナイト MEIKO【オリジナル】 鏡音リン・レンオリジナル「オレンジ・ティーンズ」 【ピアプロ】 ぽかぽか日和 【コラボ】 【鏡音レン】 みんな死ねばいいのに (オリジナル) 【サ骨】 組曲『ヴォーカロイドのためのエチュード』 出演 MEIKO 初音ミク MIRIAM 【初音ミク オリジナル】 秋の空 (Real Drum version) 【初音ミク】想い・・・【オリジナル曲】 初音ミクにオリジナル曲「よくあることよ」を歌ってもらった 【初音ミクオリジナル曲】感情のジェットコースター(short ver1.0) 【初音ミク】片想イVOC@LOID【おまけ】 ミク+Meiko「人形ふたたび/オリジナル」 【初音ミク】【オリジナル】たばこ 初音ミク オリジナル ちゃんと見つめてよ 修正版 【初音ミク】+MC4で適当に作ってみた@Short-ver.低音質 【初音ミク】あの頃の君へ【オリジナル曲】※ねぎ・・・の派生曲です 鏡音リンの「RIN!RIN!りんごたん☆」【VIPオリジナル】 うちのミクがオリジナル「万年時計」を歌ってくれました 初音ミクオリジナル曲「ジャガボンゴ」 初音ミクオリジナル「イトシイカツオ(ver.一本釣り!!)」 【鏡音レン】オリジナル曲「ふりーだむ☆レン」 【Prima プリマ】Garden(庭園)【オリジナル】 【鏡音リン】 オリジナル曲 「りんでれ」 完成版 初音ミクにオリジナル曲「願」を歌ってもらいました【修正版】 【初音ミク】 「Glass Memories」 【オリジナル】 【初音ミクwithリンレン】桜舞う日【オリジナル04】 【初音ミク】花火【オリジナル曲】 ベルベット 鏡音リンレン 大航海時代オンラインねた 猫オリジナル MEIKO姉さんオリジナル曲「Schwartz」 【鏡音レン】Sing a song【オリジナル】 【初音ミク】まだ見ぬ空へ【オリジナル】 【初音ミク】 お魚 【金子みすず】 (オリジナル曲) 【初音ミク】 オリジナル曲 - 夜桜舞咲 鏡音リン・初音ミクオリジナル曲『Higher than Clouds』 【初音ミク】 サイハテ 【アニメ風PV・オリジナル曲】 【ミクオリジナル曲】世界で一番の花に 夜明けの空 featuring 初音ミク 【オリジナル曲】【修正版】 【初音ミク】リバティウィング(仮)@mikuオリジナル1歌詞募集中 宝クジぶるーす(ミクオリジナル曲) 【鏡音リン】プラナリア空を飛ぶ【オリジナルshort】 初音ミクオリジナル「想い」 【鏡音リン】 スカイハイ 【オリジナル曲】 【初音ミク】 wish ~靴紐を結んで~ 【オリジナル】 【鏡音レン】天使は旅立つ【オリジナル】 【鏡音リン】黄色いコートローラー【オリジナル曲】 初音ミクでオリジナル 「幸せの種」 【鏡音リン、初音ミク、鏡音レン、KAITO】バレンタインの【オリジナル】 【初音ミクオリジナル曲】感情のジェットコースター(short ver1.1) 明日に飛び込む歌 feat.初音ミク(full ver.) 【鏡音リン】 オリジナル 「愛人」 【初音ミク】オリジナル曲「海の向こう」(No.003)【最終版】 【MEIKO】 MEIKO高校校歌 【オリジナル】 鏡音リン・初音ミクオリジナル曲『Higher than Clouds』(音質改善版) 【初音ミク】オリジナル曲 「大いなる眠り」 【初音ミク】赤い傘 初音ミク オリジナル曲『雪どけ』を歌って頂きました。 【初音ミク】ゼロ、イチ、ウタう世界【オリジナル曲】 【鏡音リン】【オリジナル】柊つかさのキャラものパンツ 【初音ミク体験版】雪の舞う聖夜~あなたに~【オリジナル】 初音ミクオリジナル『ぱんつのわるつ』 【KAITOオリジナル】今まで作ったの詰め合わせ【三曲まとめてうp】 【鏡音リン/レン】強引にもほどがある絵描き歌【オリジナル】 鏡音リンがオリジナル曲「ひとりにしないで。」を歌ってくれました。 【初音ミク】ゼロ、イチ、ウタう世界【feat. 鏡音リン レン】 [鏡音リン]ロードローラー暴走させてみた[ロードローラーだ!!WRYYYYYYN] 赤き胎海をめぐりて 護法少女ソワカちゃん第2話の歌 【初音ミク】Spyreのミクラジ^第一回【オリジナル曲集】 ミクに歌わせて りんごさんに聞かせてみた「星の軌道」 【初音ミクオリジナル曲】 カエリミチ Ver1.1 【KAITO?】オリジナル曲 「school is over」 【鏡音リン・レン】 * 星降る夜 * 【オリジナル】 【初音ミク オリジナル】 澱 (by MilK tea) 【鏡音リン】オリジナル曲「そばにいさせて…」調製版 【初音ミク】 オリジナル曲 「歌恋」 完 【鏡音リン】雨 おとなり 晴天!【オリジナル曲】 ピアプロver. 【鏡音リン】 MagicalRIN 鏡音リン ~私は女王様~ 【オリジナル】 【ミクオリジナル曲】黒い森【修正版】 experimental-001【初音ミク】(オリジナル) 【鏡音レン】Act on Instinct【オリジナル】 【初音ミク】 キミノコトバ 【オリジナル曲】 【鏡音リン / オリジナル曲】 龍神恋歌(FULL版) 【インストVerうp/鏡音リン】ミクオリジナル曲「ShiningRain」リベンジ 【初音ミク】 冬のマスカレード 【サ骨】 【オリジナル曲】Mariya【featuring KAITO】 【鏡音レン】月の鼓動(オリジナル)【修正版】 初音ミク オリジナル 微笑っていて 初音ミクオリジナル曲「あるぺぞ」 【鏡音レン】Oh!【オリジナル曲】 鏡音リン「ポケットから出ます」[オリジナル] 【鏡音リン】「遥かな夢へ」【オリジナル】 【鏡音リンオリジナル】Valley【肩透し編】 【鏡音レン】フルチン☆ブギ【オリジナル】 KAITOオリジナル曲 『 WORLD CHANGE 』 【初音ミク体験版】街を駆け抜けて(仮)~オリジナル曲 【初音ミク】初音の季節 -冬-【オリジナル】 【初音ミク&鏡音リン オリジナル】時のコトバ 【鏡音リン・レン】 mirror 【修正版】 23℃ by TransitControl(トランスpop?) 歌・初音ミク殿 【鏡音リン】 A Bright 【オリジナル曲】 以下工事中 計曲 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34972.html
登録日:2016/08/15 (月曜日) 22 10 07 更新日:2024/07/01 Mon 10 59 52NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 カウンター カウンター罠 キース・ハワード シリーズカード パーミッション ライフコスト レクス・ゴドウィン 元制限カード 失楽の魔女 汎用カード 無効 特殊召喚メタ 神の宣告 禁じられた 罠カード 罠メタ 遊城十代 遊戯王 遊戯王OCG 魔法メタ 神は言っている……お前の行動は無効であると。 《神の宣告》とは、遊戯王OCGに存在するカウンター罠カードである。 ●目次 【概要】 ~派生カード~神の警告 神の忠告 神の通告 〜余談〜 カウンター罠 (1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。 ●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 ●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する 【概要】 初出は1999年発売のVol.6。通称「神宣(かみせん)」。 イラストにはいかにも神といった威厳のある風貌の老人がこちらに手を掲げており、 その後ろに従者らしき天使たちが神妙な面持ちで佇んでいる。 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚か、魔法・罠カードの発動を無効にして破壊してしまうカウンター罠。 専用の構築を必要としないものでは、非常に広い範囲で相手の行動を阻害できるカードである。 だが、発動するにはコストとして自分のLPを半分払うことを要求する。 LPが変動していない序盤なら最大4000支払う必要があることを意味するため、気軽に発動するには躊躇われる。特に初心者には敬遠されやすい。 しかし《マジック・ジャマ―》《盗賊の七つ道具》《昇天の角笛》といった三つの罠の効果を1枚でこなせるというのは魅力的である。 状況に応じて使い分けることができるためデッキのスロットに余裕を持たせることができる。 この内、「召喚・反転召喚・特殊召喚を無効」についての詳細は《昇天の角笛》の項を参照されたし。 LPを半分払うという一見重いように見えるコストも、裏を返すとライフの残量に関係なく支払い自体はできるということ。 モンスターや手札の破棄など、コストとしてカード・アドバンテージを失うことなくいつでも発動することができるため、デュエルの終盤で引いてしまっても腐ることなく使える。 ライフコストの高いカードや固定値のカードから使い、後からこのカードを使えば性能の割には驚くほど安いコストで使う事が可能。 逆にこのカードから使うと固定値のライフコストのカードが使えなくなってしまい、足を引っ張ってしまう可能性はあるが。 ちなみに遊戯王OCGではLPが小数点以下になった場合、四捨五入するというルールがある。LPが1の状態で発動すれば0.5から1に戻るため正真正銘のノーコストとなる。 LP8000から1にするには13回半分にする必要があるため、狙ってやらないとまずできないが。 一方で、魔法・罠カードの「効果の発動」は無効にできない・モンスター効果は無効にできないという欠点がある。 すでに表側で存在している魔法・罠や墓地から発動する魔法・罠カードの効果は防げないのである。 例えば新たに発動しようとする《竜の渓谷》はカウンターできるが、すでに表側表示でフィールドに存在している《竜の渓谷》がサーチ・墓地肥やしの効果を発動してきた場合、《神の宣告》では止められないということ。 モンスターの効果、モンスター効果によるチェーンに乗る特殊召喚は防げない。 例えば《冥府の使者ゴーズ》や《ダーク・シムルグ》の特殊召喚は自身のモンスター効果によって行われるため、《神の宣告》ではこれらも止めることはできない。 このカードで防げるのはチェーンに乗らない特殊召喚であり、《サイバー・ドラゴン》のような発動を伴わない自身の効果や、シンクロ召喚などのルールに基づく特殊召喚である。 《死者蘇生》《リビングデッドの呼び声》のような魔法・罠による特殊召喚の場合、「魔法・罠カードの発動を無効にする」ことで妨害できるが、発動を素通しして効果処理でモンスターがフィールドに出てきた段階で止める事はできない。 上述のチェーンブロックを作らない特殊召喚、通常召喚、反転召喚はモンスターがフィールドに出てきたところで止めるが、魔法・罠による特殊召喚はモンスターがフィールドに出てくる前に止めるというのは覚えておく必要がある。これは後述の《神の警告》でも同様である。 ライフコストの重さゆえに発動のタイミングを見誤り、そのまま相手にゲームエンドに持っていかれてしまうといった穴も存在している。 「強力ではあるもののある程度発動のタイミングを見極める必要性がある」カードであり、それらを補って余りあるポテンシャルを秘めているカードといえるだろう。 しかし初登場時はグッドスタッフと10ターン以上かけるテンポの遅いデュエル双方ならではの戦術が多かったため、強力なカードを1枚無効化するだけでは決定打になりにくく、むしろ最大4000分のライフのディスアドが大きすぎることから、 「強力なカードだがライフコストが重い」ということで、評価はあまり高くはなく採用率も低かった。 しかし、GXの終盤辺りからデュエルが少しずつ高速化していき、10ターン以内で勝負がつくという状況が珍しくなくなる。 更にシンクロ召喚の登場によってデュエルがますます高速化、ワンショットキルが可能なデッキが増え、性質上2枚以上のカードを消費するシンクロ召喚の妨害すれば実質2,3枚分以上のアドバンテージを稼げる状況が劇的に増えた事で 「ライフなんてすぐに無くなってしまうのだから相手の妨害のために使った方がいい」 という半ば開き直り的な考えが広がっていくとともにこのカードの使用率も激増。 このカードのライフコストを渋って死ぬよりは、4000だろうが払って止めて生き延びた方が良いという「死ななきゃ安い」傾向が強いカードゲームとしては至極全うな考えではある。 往時の《強欲な壺》よろしく三積が当たり前となっていき、大会はこのカードだらけとなっていった。 コストが「現在のライフの半分」という性質上、使えば使うほどお得感が増し腐る状況も皆無だったため当時は3積みが基本だった。 当然神の宣告どうしで撃ち合うこともできるため、相手が撃ってきた神の宣告をこちらの神の宣告で無効にする、なんて光景は日常茶飯事。 誰が言ったか「神々の言い争い」。 結果としてデッキ構築やプレイングの幅を狭める事態になったため、このカードは2009年9月の制限改定にてカウンター罠としては初の制限カードに指定されてしまった。 規制当初は上記のライフコストの利点が失われ使用率が減るとも言われていたが、実際は1枚でも便利なためそんなことはなくむしろトラップを原則採用しないデッキでも時に採用されるぐらいには人気だった。 しまいには9期ではEM系統のペンデュラムデッキで下記の警告通告と共にアリアドネを使ってサーチして構えられ、場を打開しないとゲームエンドなのに神に阻まれて負けるという先攻制圧を助長していた。 しかし、それでも環境が高速化し過ぎた10期で相手の先攻1ターン目で使えない罠全体が敬遠されがちになり、罠の汎用妨害の役割を担うことになった手札誘発型モンスターを止めることができない本カードの欠点が致命的になり使用率が激減。 以前からではあるが罠よりも手札誘発を入れた方が相性が良いデッキタイプが増えたことから、必須という程でもなくなった。 2018年4月の制限改訂にて準制限カードに、そして2019年7月の制限改訂にて無制限カードとなった。 とはいえ規制が一切ない状況にはなったが現在でも罠を主体としたビートダウンでは未だに妨害札の代表格として高い採用率を誇っており、防御範囲が非常に広いため侮れないカード。 それだけに突破してくる側もこのカード1枚のみでは安心できない程強烈になり発動タイミングを誤ればワンキルを助長してしまう結果になりかねない為、より発動タイミングを的確に見極める必要がある。 またライフコスト以外に制約はない為《拮抗勝負》対策としては《レッド・リブート》以上に優先されるカードである 相手の命を懸けた逆転カードを神の一喝で止めることができればもう勝利は確実だろう。2枚飛んできた場合は知らんが。 因みに海外では2013年、9月のリミットレギュレーションでは汎用罠の規制のためか禁止にされている。 しかし2018年2月5日改訂で制限復帰、2019年7月15日改訂では準制限をすっとばして一気に無制限カードになった。 ~派生カード~ 罠カードの中でも飛び抜けた強さと知名度を誇るためか調製版や派生カードがいくつか登場している 神の警告 カウンター罠 (1):2000LPを払って以下の効果を発動できる。 ●モンスターを特殊召喚する効果を含む、 モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 ●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。 2010年、4月に発売したDUELIST REVOLUTIONで登場した神宣の調製版として登場したカード。 通称「神警」or「警告」。後者を口に出す際には近い時期に出た「渓谷(けいこく)」と間違われる事も多少あった。 支払うライフコストが2000と固定され無効化できる魔法・罠カードの範囲が「モンスターを特殊召喚する効果を含む」 といった具合に調製されているが、こちらは特殊召喚を含む効果ならモンスターの効果も無力化できる利点がある。 一方でモンスターの召喚・特殊召喚に対しては神宣と同じ範囲で無効化できるためこちらの効果の使い勝手はあまり変わっていない。 ただし魔法・罠カードで止められるのはカードの発動時だけでありカードの効果の発動には対応していない。 フュージョン・ゲートやヴァルハラや煉獄の虚夢など「カードの発動時に特殊召喚する効果はない」カードには対応できない。 神宣が制限を受けた後はこのカードがシンクロ召喚などに対するメタカードとして採用され、 このカード三枚と神宣を一緒に入れシンクロ召喚のメタカードとして使用された。 が、メタカードが一極化してしまう事態を避けるためか2011年3月のリミットレギュレーションで準制限、2013年3月には制限カードとなった。 その後、環境の高速化が進み罠の採用率が低下したこともあり2018年1月より準制限カード、2019年4月改訂では制限解除された。 このカードが最も緩和が早かった理由として考えられるのは、止めたい範囲が下記の通告と被り宣告、警告、通告の中では最も採用が見送られやすかったため。 通常召喚は止められないが、通常召喚で出てきたモンスターで止めたいものは大抵がその効果であり、後伏せでも使える可能性がありライフコストが500少なく済む通告の方が使い勝手がいいからである。 しかし、モンスターの効果や特殊召喚を封殺するメタビート系統では通常召喚から出てきて、何かしら手段でこちらのメタモンスターを殴り倒してこられる方が厄介なため通告より強いと言われることもある。 また、環境次第ではあるが通常召喚で場に出てしまっては遅い耐性持ちのカードが流行ればこちらが優先されることもある。 2012年の世界大会にて「マクロコスモスの発動をこのカードで無効にできる」点を逆手に取ったある戦術は、 普段やらない戦術ということもあり、会場を沸かせている。(詳細はこちら)。 これだけ便利かつ長い間使われている定番のカウンター罠だが初出はなんとただのノーマルだった。 なのでノーマルとしては高めではあったが環境カードの中ではかなり安く入手できた。 神の忠告 カウンター罠 (1):自分の魔法&罠ゾーンにセットされているカードがこのカードのみの場合、 3000LPを払って発動できる。 ●モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にして破壊する。 ●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。 2014年7月に発売されたネクスト・チャレンジャーズで登場したカード。 ライフコストが3000と神警よりも大きくなってしまったが、 神宣の効果に加えモンスターの効果にも対応できるようになっており効果は神宣の上位互換である。 しかし、このカードの一番上にはこんな事が書いてある。 自分の魔法&罠ゾーンにセットされているカードがこのカードのみの場合 …そう、このカード書いてあることは神宣より強いのだが発動するための条件が少し厳しめなのである。 一枚だけ伏せて置いてあったとしてもサイクロンなどの除去カードを打たれてしまえばお終いだし、 仮に発動できたとしても3000という重いコストを支払うためどうも使い勝手が悪く「神の~」シリーズの中ではおそらく一番使用率が低いカードである。 使用する場合はあくまでセットされているカードがこのカードのみである場合に発動可能なので、 永続カードを多用するデッキに投入するといいだろう。またあまり関係ないがフィールド魔法はセットしてあっても大丈夫である。 範囲の広さは「神の~」シリーズで一番なので殆ど伏せないデッキでちょっとだけ罠を入れる場合これが一番優先されることもある。 こちらは初出はスーパーレアだがデッキをかなり選ぶ性質を持つのであまり高くない。というか安い。 ついでにストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション- にも再録された。 神の通告 カウンター罠 (1):1500LPを払って以下の効果を発動できる。 ●モンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 ●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。 その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 2015年10月発売のブレイカーズ・オブ・シャドウに登場した「神の~」シリーズ最新のカード。 通称「神通」or「通告」。前者の読みは「かみつう」であり「じんつう」ではない。 ライフコストが1500と最小になりモンスターの効果や特殊召喚を無効にするなどモンスターに対して特化した効果を持つようになった。 その反面、魔法や罠の発動は一切無力化できず、通常・反転召喚にも対応が出来なくなったが、 ぶっちゃけ今の時代は特殊召喚をすることのが多いためこっちはあまり意識しなくてもいい。 通常召喚してくるモンスターですら効果を発動しないってことはあまりないのでどのみち引っかかってくれるし腐ることはほぼないカードと言える。 良くも悪くも現代の遊戯王のニーズに合わせて調整されたカードだといえるだろう。 先に展開した側がトドメの一発として伏せる使われ方をすることもある。 実際、現在の環境での採用率は結構高い。 これだけ便利かつ強力なカードが長い間無制限で野放しにされており、先攻ゲーを助長する要員の一つにもなっていたが規制されるのは2017年7月と随分時間がかかった。 ついでに準制限なのでこれからの採用率次第では制限化もあり得るかもしれない。 ちなみにこれが規制される手前の環境は真竜が暴れまわっていた頃であり召喚行為を止められず、モンスター効果に対抗しようとしてもアドバンス召喚時に真竜永続魔法の墓地効果で割られてしまったり、ほぼ罠耐性をつけて出てくるマスターPに全く対抗できないこのカードは神宣、神警に比べてかなり採用率が低いという珍しい自体が起きていた。 しかし、実際には制限カードになることは無く、その後のリンク召喚による環境の超高速化によって罠カードの採用率が大幅に低下。 展開も凶悪化しこれ1枚じゃ間に合わない事も増えた為か2019年10月に制限解除された。 これにより、宣告、警告、通告の各3枚投入の合計9枚体制が実現できるようになった。 しかし、展開や伏せを突破する手段も凶悪化しているため安心はできない。 当然の如くスーパーレアかつ必須レベルに強さと汎用性を兼ね揃えたカードなので高く、複数積みがほぼ前提なので財布泣かせなカードだった。 ストラクチャーデッキ-サイバース・リンク-に再録されたため入手が容易になり値段も落ち着いた。 〜余談〜 アニメシリーズの主人公では現在、遊城十代のみが使用している。 だが、なぜが十代モチーフのストラクである「HERO s STRIKE」には神の警告が入っており、 次の遊星モチーフの「シンクロン・エクストリーム」のほうに神の宣告が入っている。……遊星は相手に使用された側なんだけどなぁ 冥殿の宣告 ライフポイントを半分払って発動できる 立て逃げ・丸写し項目の作成を無効にし その項目の追記・修正を行う △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] LP2999以下の神の宣告「神の通告が必要ライフコスト最小ってマジィ!?」 -- 名無しさん (2016-08-15 22 30 06) 初期ライフで発動せざる負えなくなれ -- 名無しさん (2016-08-15 22 46 47) 滅多にないけどLP1だと宣告はノーコストになるんだよね -- 名無しさん (2016-08-15 23 07 42) 世界大会の自分のマクロに対して警告は今見ても笑う -- 名無しさん (2016-08-15 23 24 47) マストカウンターが如何に重要かを語る1枚 -- 名無しさん (2016-08-15 23 52 21) 神の通告三枚選択させられる時のいらいらはやばい -- 名無しさん (2016-08-16 02 45 09) ↑3今見てきたけど、面白いプレイングだな。少なくても俺はもったいなくてそんな使い方出来んわ -- 名無しさん (2016-08-16 03 29 05) 読点少なすぎる…… -- 名無しさん (2016-08-16 08 23 56) 今までなかったんだな……この項目… -- 名無しさん (2016-08-16 08 57 24) 遊戯王項目はサルベージされなかったのが結構あったし宣告くらいの記事なら昔はあったと思う -- 名無しさん (2016-08-16 09 00 45) 遊戯王で一番強いキャラ(モンスターや魔法罠に描かれている人物全般の中)で一番強いのは、この尊厳ありすぎる神のじいさんだと思ってる -- 名無しさん (2016-08-16 12 11 31) 使い方の試されるカード -- 名無しさん (2016-08-17 02 17 02) ↑いざってときに神宣で返されると泣きたくなる、かと言って抱えたまま死ぬのもあれだし、先に箒ではいておきたいところ -- 名無しさん (2016-08-17 12 48 30) コンマイ語のせいで召喚を止められる範囲をよく把握しなくてはならない -- 名無しさん (2016-08-18 00 15 22) 十代使ってたのか -- 名無しさん (2016-08-18 00 57 20) マクロコスモス?って思ったらあれ除外効果はおまけなんだなww -- 名無しさん (2016-08-18 02 12 02) ↑6失楽の聖女が残念性能だし、この神自体は実は大したことないのかもしれない。あくまで神の権限で下される宣告や警告が非常に強い強制力を持つってだけで -- 名無しさん (2016-08-18 02 42 20) ↑3 サイコショッカー戦でリビデショッカーのコンボが来そうになった時に無効化した 当時、いきなりガチカードが来た事に吹いた憶えがある -- 名無しさん (2016-08-18 03 27 15) ↑当時のGXのデュエルは妙にリアリストな部分が多くて面白かったなぁ。ミラフォ2枚積んでた十代には笑った -- 名無しさん (2016-08-29 23 54 52) ↑そんななかで十代を筆頭にたまに行う墓地ねつ造にも笑った覚えがある。ミラフォ二枚は最終的に別のカードにすり替わってたけど -- 名無しさん (2016-08-30 05 21 56) 神の摂理もここに -- 名無しさん (2016-09-16 00 38 40) ミスった 最近でた神の摂理もここに含まれる? -- 名無しさん (2016-09-16 00 40 15) ↑アレはイラスト的に霊獣絡みだし、このシリーズとは名前以外関係ないと思われ。 -- 名無しさん (2016-11-20 14 04 05) 先攻ナチュビフレシア通告とか考えた奴誰だよw -- 名無しさん (2017-07-11 08 16 11) 遂にこいつまで準制限に…また神様同士喧嘩し合うのか(困惑) -- 名無しさん (2018-03-15 11 37 02) ↑今は手札誘発で止めなきゃ間に合わない時代だから神宣すら採用率高くないね -- 名無しさん (2018-11-26 04 38 26) ついに制限解除 -- 名無しさん (2019-06-15 16 08 21) 制限解除が発表された日に、BSジャパンの5D'sの再放送で遊星VSガードロボが放送されたという妙な偶然。しかし、ガードロボも惜しかったな。ダブル・サイクロンに対して神宣を使わなければ勝っていたかもしれないのに -- 名無しさん (2019-06-16 10 17 09) 神の宣告や停戦協定が無制限でサンボルもシャバに戻ったとか何このウラシマ -- 名無しさん (2019-06-28 13 49 33) 「お前今こっちのターンやぞ、何勝手に効果発動や特殊召喚しようとしてんねん」って感じのイラストでヨシ! -- 名無しさん (2022-04-16 16 52 45) この項目見てると通告の発動制限は果たして必要だったのかますます疑問に思えてくる… -- 名無しさん (2022-07-05 15 43 44) 「ここだッ!」というタイミングで発動、マストカウンターを潰すこのカードの痛快さは罠ビデッキの使い手ならわかってくれると思う。 -- 名無しさん (2023-03-12 16 34 29) 久々に遊戯王復帰したら、神宣もブラホも無制限で羽箒やサンボルなんてパワーカードも普通に使えると知って「ヒェッ…」ってなった。どんだけ魔境なの今の環境? -- 名無しさん (2024-06-23 16 13 00) ↑いつまでやってたか知らんけど、ざっくり言うとブルーアイズやアンティークギアゴーレムがデッキや手札からほぼノーコストで飛んできてもそこまで脅威にならない程度には魔境と化してる -- 名無しさん (2024-06-27 12 15 23) ↑時期的にはペンデュラム登場したばかりで引退してたんよ。相変わらずゲームインフレの調整下手なのかコンマイは… -- 名無しさん (2024-07-01 10 59 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuina/pages/109.html
登場キャラ一覧 リリー マグノリア シルエラ ヴィオレ セー 店長 リリー 性別:女 年齢:16歳 ジョブ:マージナル 能力:赤・青・緑・黄・紫(武器能力上乗せ時:火・水・氷・風・土・雷) 武器:フラワーリングロッド(フラワーリング&初級能力連携) 形見: パッシブスキル フラワーリング: フラワーリングロッドの能力の1つ。その『開花』の名が示すとおり、1つ上の能力が使えるようになる。 ただし、組み合わせで開花する能力は対象外。 なお、詠唱の際に、杖に秘められた力を使うことを宣言する節を加えなければならないため、 結果的に普通に習得した時より詠唱時間が長くなる。 初級能力連携: フラワーリングロッドの能力の1つ。初級能力魔法を1回の詠唱で連続発動できる。 2回目以降に発動する能力は同じ色でなくても可。 現在のリリーの連撃数は2回。 セーの ruby rb 愛娘 /rb rp ( /rp rt まなむすめ /rt rp ) /rp /ruby : セーのパッシブスキル『保護者代行』によって受ける加護の効果が2倍に。 セーの飼い主: セーのパッシブスキル『保護者代行』によって受ける加護の効果が1/2になる。 所持能力 ブレイズ(火の初級魔法。赤能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) マリンブルー(水の初級魔法。青能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) フリーズ(氷の初級魔法。青能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) グレイブ(土の初級魔法。黄能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) エアスラッシュ(風の初級魔法。緑能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) ライトニング(雷の初級魔法。紫能力を開花したウィザード・ウィッチが習得する。) 所持能力(フラワーリング) イラプトブレイズ(火属性の中級魔法。炎で一定範囲の敵を包み込み、爆発する。) ギルド『セレスティアガーデン』のメンバーの1人。『七色』能力の開花を夢見る少女。 妖精セーを助けた(そそのかされた)ことがきっかけで、約1年前から店長の所に住み込んで、仲間と一緒に支援士活動を行っている。 非戦闘時は主にセーのツッコミ担当だったりする。 マージナルに昇格する際に、大能力の開花を犠牲にして小能力を追加したため、上級魔法が習得できていない。 そんなリリーのためにセーが異世界から取り寄せ、店長がチューンアップした一品がフラワーリングロッド。 しかし、リリーはその力をうまく使いこなせず、ようやく1つ火の中級魔法を使えるようになった所。 中級魔法止まりだが、多彩な属性攻撃が可能なため、弱点を突きやすく、実は結構強かったりするはずなのだが、 彼女は弱点とか考えて魔法を撃った例がない。 マグノリア 性別:女 年齢:17歳 ジョブ:レンジャーナイト→スペースナイト(宇宙騎士) 能力:白・精神 武器:ライトセイバー(月刊スペースヒーローに毎月ついてくる付録をすべて集めて組み立てた光の剣) 形見: パッシブスキル 未来予知(潜在): 敵の攻撃の軌道が一瞬早く分かる。ある程度精神集中しないと無理。 空間掌握(潜在): 近くにある物体を動かす。かなり精神集中しないと無理。 手元を離れた武器を操作したり、自分に掛けて大ジャンプしたりといった用途がある。 マグノリアには、触れていない相手の首を絞めるほどの能力はないです。 戦闘狂: 戦闘が長く続く&味方優勢で発動。味方が自分一人の場合はさらに発動し安い。目的を見失います。 所持能力 弾き(とりあえず飛び道具と一部の魔法を弾く。後衛職の護衛にも使える。『未来予知』発動時は光線攻撃も弾く。) チャージ(突撃します。マグノリアの場合、大振りな敵の一撃をかわして懐にもぐりこみ急所に一撃というパターンが多い。) フロート(敵を打ち上げます。連携の起点にどうぞ。) 切り落とし(攻撃してきた敵をカウンターで切り落とします。小柄で素早い敵に有効。) MAXソード(ライトセイバーの出力を全開にします。メンタル消費・大) アハハハハっ!!(『戦闘狂』状態で発動。自分より弱い敵が恐怖で動けなくなります。) ※ スペースナイト(宇宙騎士) 条件は、ライトセイバーを自ら作り上げ、使いこなすこと。 ライトセイバーそのものの扱いにある程度メンタルが必要なため、そっち系の能力も多少は使えたりする。 あと、武器の性質上、散空斬系の遠距離攻撃が撃てなくなる。 今回はジョブの制約が多いので、ライトセイバーを作る際は、別にマシンナリーの助言を得ながら作ってもOK。 ※ ライトセイバー グランドブレイカー中枢にもあるかどうか怪しいぐらいのレアな素材を使って作るため、 通常なら、最低限その程度のダンジョンを探索できるぐらいの力がないと、手を出せない代物。 しかし、マグノリアはセーが異世界から取り寄せた雑誌の付録から作った。 エネルギー源は、電池とメンタルのハイブリット式らしい。 ギルド『セレスティアガーデン』のメンバーの1人。リリーとは同期の仲。 ギルドにただ一人の前衛職キャラだが、扱う武器、ライトセイバーには電池切れがあり、メンタルも消費するので、ちょっと厄介。 雑魚敵掃討戦時によく発動する『戦闘狂』は、一度発動すると敵を完全に殲滅するか、電池切れになるまで突撃を繰り返す厄介なスキル。 実家はリエステール内にあるが、マシンナリーの父と母が研究にばかり明け暮れて、全然かまってくれないため、現在家出中。 シルエラ 性別:女 年齢:12歳 ジョブ:ハンター 能力:緑 武器:ハンターボウ(普通の弓。あまり飛距離はないが、力もいらず、初心者向け。) 特殊道具:転送矢筒(秘密道具。倉庫から矢を転送するため在庫がある内は矢は切れない。) 形見: パッシブスキル 特になし。 所持能力 地走(地面を這うような動きの矢がターゲットを下から上に突く。) 視殺(特殊な薬弾を矢につけて放ち、ターゲットの視界を奪う。) エレメンタルアロー・風(風属性の矢を放つ。多少飛距離は伸びる。) ランダムアロー(転送矢筒のダイヤルを『店長特製』に合わせることで、付加効果不明の矢を取り寄せ、放つ。) ギルド『セレスティアガーデン』のメンバーの1人。 天空の広原の看板娘、プラムにあこがれて弓使いになった少女。 緑髪だが、染めてるだけ。ちなみにポニテ。 普段は丁寧口調のいい妹分キャラだが、プラムをバカにするような発言をすると、 身内でも殺しかねない大暴走をする危険キャラだったりする。 ヴィオレ 性別:女 年齢:24歳 ジョブ:マージナル→エンシェント(太古の智) 能力:炎・氷牙 武器:エクレールロッド(付加能力:雷。手のひらに収まるほどの小さな杖) 形見: パッシブスキル 魔法現象空間固定法: 一度発動した魔法を空間に固定し、振り回したりして攻撃。 発動中は常にメンタル消費。古代書・上巻の内容。 魔法初期位置指定法: 本来、手元から放つタイプの魔法をどこにでも具現化できる。古代書・上巻の内容。 魔法分解領域展開法: 詠唱開始3秒後から自分の周囲に敵の魔法攻撃を分解・吸収するフィールドを展開し、 自身の放つ魔法を強化する。古代書・下巻の内容。 メンタル温存法:メンタル消費が半分になる。古代書・上巻の内容。 メンタル回復法:自然界からメンタルを取り込んで回復速度を上げる。古代書・下巻の内容。 後方異常警戒:常に後方警戒・不意打ちで後ろを取られると過剰反応。 所持能力 フレイムソード(巨大な炎の剣を召喚して攻撃) アイスナイフ(小さな氷のナイフによる攻撃) アイシクルクラッシャー(小さな氷のダガーを回転させながら飛ばす) フェニックスカーテン(炎のカーテン。後ろを取られた場合に発動) 所持能力(古代魔法) エンシェント(古代魔法を無理なく使えるようにするための前詠唱。上巻の内容だけで4分、下巻を合わせると7分の詠唱が必要。これを怠って古代魔法を使用すると危険。) フライング(古代魔法。低空浮遊。小さな白い羽根が生える。古代書・上巻の内容。) フライハイ(古代魔法。高空浮遊。大きな白い翼が生える。古代書・下巻の内容。) テレポート(古代魔法。瞬間移動。古代書・上巻の内容。) キャンセルテレポート(古代魔法。瞬間移動。一度の詠唱でその戦闘中何回でも移動できるようになる。詠唱中の魔法は破棄されない。古代書・上巻の内容。) ラジカル(古代魔法。活性化したメンタルの大きな球体を目の前に召喚して直接攻撃する。メンタルを直接使うため詠唱がほとんどない。古代書・上巻の内容。) ラジカルブレート(古代魔法。活性化したメンタルを振り回して攻撃する。メンタルを直接使うため詠唱がほとんどない。古代書・上巻の内容。) ラジカルボール(古代魔法。活性化したメンタルの球体を連続射出して攻撃する。メンタルを直接使うため詠唱がほとんどない。古代書・下巻の内容。) ラジカルレーザー(古代魔法。活性化したメンタルを前方に光線として放出し攻撃する。メンタルを直接使うため詠唱がほとんどないが、溜めが必要。古代書・下巻の内容。) ラジカルフィールド(古代魔法。活性化したメンタルを周囲に放出して攻撃する。メンタルを直接使うため詠唱がほとんどないが、溜めが必要。古代書・下巻の内容。) 武器使用時 ライトニング(雷の低級魔法) ライトニングレイン(ライトニング5発連続撃ち。1発の威力は2/3程度。エクレールロッドの固有技。) ※ 古代魔法 能力属性が系統化される以前に存在したどの属性にも属さない魔法。 とある古代書を手に入れ、その内容を理解した者だけが使うことを許される。 飛行や瞬間移動などのサポート魔法から、メンタルを直接行使する攻撃魔法まで様々。 ただし、これらの魔法を行使するには、古代魔法の前詠唱『エンシェント』が必要で、 古代書・上巻の内容で4分、下巻の内容で3分の計7分を要する。 (上巻の内容の古代魔法を使うだけなら上巻のみの詠唱でいい。また、上巻を飛ばして下巻を詠唱するのは無意味。) なお、パッシブスキルの内容に関しては前詠唱は必要ない。 ※ エンシェント(太古の智) 古代魔法を使いこなすことのできるマージナルに与えられる特殊職。 古代書は、それを求める者が条件を満たした時に、必然としてその者の前に現れるらしい。 店『セレスティアガーデン』はたまたまその条件を満たしやすい環境にあるとか。 ギルド『セレスティアガーデン』のメンバーの1人。 もう何年も前から店に住み込んでいる。リリーが言うには寡黙な天然キャラ。 実は、職が決まるまでは前衛職を目指していたが、背後から受けた傷がきっかけで、『力』と『速さ』を失い、 後衛職にならざるおえなったという過去を持つ。(これ以降、背後からの攻撃に敏感になる。) 元々前衛職としての戦闘センスが高かった彼女は、覚える魔法も武器形状なものが多くて異質。 そして、いよいよ古代書を手にしてからは、前衛職顔負けの戦い方をするようになる。 セー 性別:女 年齢:不明 種族:妖精(セレスティアの影) ジョブ:ネクロマンサ→異次元の門番(ゲートキーパー) 能力:天・場 武器:妖精の羽根(攻撃・回復共に使えるセーの羽根) 武器(特殊):セレスティアカード(フルーカードのセレスティア特製版。『式』の文字が刻まれている。) 武器(サブ):ツッコミハリセン(主に味方に使うが、敵に使う場合もある。でもセーは基本ボケなんですが。) 形見: パッシブスキル 常時浮遊: 常に飛んでいるため素早い。 地震攻撃無効。 対空攻撃被ダメージ2倍。 保護者代行: 基本非戦闘。 パーティ内未成年キャラに加護(防御系ステータス結構上昇・運大幅上昇) セー以外がピンチ時にみんなまとめて強制ゲート帰還。 セレスティアの影: セレスティアの力の一部を受け継ぐ幻体。セレスティア本体と交信することで能力上昇。 バイナリ視: 自分周辺のあらゆる情報を、0と1の数字の羅列として知覚でき、そこから表面上起こっている事象を計算で導き出す能力。 『場』能力使用の下地。セーの力ではバトルフィールドいっぱいが限界。 所持能力(妖精『セレスティアの影』) 光錬金術(質量→エネルギー完全変換。1日3グラム限度。正確には錬金術ではない。) ※ ルール上、死霊術師・錬金術師の二足わらじを履きこなすようなことはできないので、 錬金術における練成過程『理解・分解・再構築』の『分解』で反応を止めている。 だが、通常『化学』相当までの『分解』を、『量子』レベルまで行うことで膨大なエネルギーを得ることができる。 なお、グラム制限があるのは、元々異世界から来たセーには、この世界でのエレメントなどを効率よく処理できず、 行き場を失ったそれらを大量に取り込むと、副作用で何が起こるかわからないから。 変換したエネルギーは、一気に放出する方法と、一旦取り込んで羽根から少しずつ放出する方法がある。 エナジー・レリーズ(光錬金術によって得られたエネルギーを前方に極太レーザーとして一気に放出する攻撃。) エナジー・フェザー(光錬金術によって得られたエネルギーを羽根から放出しながら飛ぶ攻撃。全長2メートル。) エレメンタルパウダー(元素の鱗粉をばら撒いて味方回復。メンタルも回復。光錬金術で取り込んだエレメントの体外排出だったりする。) 所持能力(ゲートキーパー) ゲート(離れた空間同士を接続して瞬時に移動可能にする。) ターンゲート(入ったものを数秒後に出すゲート。飛び道具や魔法の反射などの用法がある。) ノイズゲート(表面にノイズの入った不均一ゲート。簡易型ミンチ作成機。) ゲートカッター(もう怒ったっ!!ゲート投げちゃうもんっ!!!) サモンゲート(ランダム召喚。食料品や衣料品、雑貨などから、近代兵器まで何でも出てくる。) タイムゲート(時の門を開く。基本的に過去へ行くと元居たのと同じ未来には帰れない。『時』能力者の協力か『時』属性アイテムが必要。) アビスゲート(魔界の門を開く。移動用の他に派生現象、悪魔たちのロンド・魔神降臨・魔王降臨など。『魔』能力者の協力か『魔』属性アイテムが必要。) カオスゲート(冥界の門を開く。移動用の他に派生現象、輪廻の逆流・死神の召喚など。『冥』能力者の協力か『冥』属性アイテムが必要。) ヘブンズゲート(天界の門を開く。移動用の他に派生現象、天使たちのワルツ・大天使降臨など。『天』能力者の協力か『天』属性アイテムが必要だが、セーは『天』能力持っているので問題なし。) セラフィックゲート(神界の門を開く。移動用の他に派生現象、神々の黄昏・神槍グングニールなど。『聖』能力者の協力か『聖』属性アイテムが必要。) ジャジメントゲート(裁きの門を開く。派生現象、不浄なる者の浄化・最後の審判・異界送りの刑など。『天聖』能力者の協力か『天聖』属性アイテムが必要。) ムーンゲート(月の門を開く。派生現象、月からの使者、ウサギの餅つき、マイクロウェーブ照射、ナノマシン散布など。『月』能力者の協力か『月』属性アイテムが必要。) スターゲート(星間渡航用の門を開く。移動用の他に派生現象、ゲート式メテオストライクなど。『星』能力者の協力か『星』属性アイテムが必要。) ファンタジックゲート(ファンタジー世界の門を開く。いろいろ出てきます、ファンタジックなものが。『夢』能力者の協力か『夢』属性アイテムが必要。) ホラーゲート(ホラー世界の門を開く。いろいろ出てきます、ホラーなものが。『幻』能力者の協力か『幻』属性アイテムが必要。) アストラルゲート(幽星界の門を開く。仮面が血の涙を流すだけなので、ゲートクリスタルははめなくていい。) スクールゲート(もう門なら何でもいいシリーズその1。校門を開く。物語を強制的に学園物に・・・するほどの力はセーにはないです。) ブッディズムゲート(もう門なら何でもいいシリーズその2。仏門を開く。っていうか説く。セーじゃ誰にやっても釈迦に説法。) ワールドゲート(異世界の門を開く。帰り道兼仕入れルート。それなりの準備が必要。) ※『派生現象』 ゲートを開いた後、一定時間維持・拡大することで勝手に発生する各種現象。 ただし、派生現象が起こるまでゲートを維持するには膨大なメンタルを消費する。 なお、ゲートの大きさにより現象がより強力なものになったりもする。 だが、一番の問題点は、派生現象で意思のある物が出てきた場合、 敵味方の判断は召喚された側に任せるという点だったりする。 所持能力(場) 時空転換(場所替え魔法。見かけ以上の意味がないフィールドエフェクト。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その1。) B.G.M.(バックグラウンドミュージックの略。どこからともなくラジカセを取り出し、そのスイッチを入れる究極魔法。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その2。) S.E.(サウンドエフェクトの略。なんだかボタンのたくさん付いた装置を呼び出し、敵や味方の動作に合わせて音を鳴らせるへんてこ魔法。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その3。) MAXD(マックスダメージ。敵に攻撃が当たると、とりあえずその辺に『9999』とか『99999』とか、『99999万』とか数字が浮かび上がるようになる謎魔法。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その4。) 究極魔方陣(場違いなほど巨大な魔方陣を自分中心に展開し、ぐるぐる回転させるだけのはちゃめちゃ魔法。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その5。) アンチリザルトフェノメノン(結果の残らない大魔法。エフェクトだけ妙に派手。戦闘中の緊張をほぐすリラクゼーション魔法その6。) ※ 『リラクゼーション魔法(場能力魔法)』 セレスティア本体の行使する『式魔法』と呼ばれる世界法則改変魔法の一部を『場』能力としてセーに転写したもの。 『バトルフィールド』として定義された空間内の『見せ掛けの事象』を操作する。 幻術などと違い、実際にその現象が起こっているのに、結果に結びつかないという謎だらけの魔法系統。 実は、ある条件の下、1,2,3,4を詠唱した上で、 5を唱えた後、5の魔法陣が消える前に6を唱えると、ダメージが通ったりする。 所持能力(武器:セレスティアカード) カードドロー(セレスティアカードを1枚引き、その効果を発動。戦闘開始直後のみ使用可能。) ※ 『セレスティアカード』 フルーカードのセレスティア特製版。『式』の文字が刻まれている。 セレスティア本体の行使する『式魔法』と呼ばれる世界法則改変魔法の一部をフルーカードに込めて作ったもの。 普通に使うと作者能力に匹敵する式魔法を、運任せにすることによってセーフティーをかけているらしい。 アタリ例: エレメントポイント+1(戦闘勝利でエレメントポイントが1増える。) 『場』能力セーフティー解除(リラクゼーション魔法でダメージが通るようになる条件。) ハズレ例: 修羅魔地図アンノウン敵強化20段階(敵がありえないほど強くなる。) 敵再生速度1分(敵を倒してコアになった後、コアから敵が再生するまでの時間が1分になる。) コロニースコール(10分以内に敵全撃破しないとスペースコロニーらしきものが大量に降ってきます。) その他例: メンタル消費なし(メンタルを消費する系統の攻撃が無制限に撃てるようになる。敵味方両方に効果あり。) 詠唱時間なし(詠唱が必要な攻撃を詠唱なしで撃てるようになる。敵味方両方に効果あり。) メンタル具現変数極大(メンタルを使って何かを世界に具現化させる時のメンタル消費が極大になる。魔法も具現武器も使用不可に。敵味方両方に効果あり。) タイマンルール(1対1でしか戦えなくなる。魔法使い系はピンチ。) コンボ禁止ルール(攻撃を1回食らうと、数秒間の無敵時間が生じるようになる。多段攻撃も最初の1発しか効かなくなる。敵味方両方に効果あり。) 一撃死ルール(とにかく攻撃が当たったら例え飛ばした鼻くそに当たっただけでも死ぬようになります。敵味方両方に効果あり。) エレメンタルシャッフル(敵味方含めて戦闘に参加している者の能力をランダムで入れ替えます。) エレメンタルランダムチェンジ(敵味方含めて戦闘に参加している者の能力をランダムで再定義します。) ジョブランダムチェンジ(敵味方含めて戦闘に参加している者の職業をランダムで再定義します。) 強制ロストマナ(敵味方含めて戦闘に参加している者全員がロストマナ級能力開花&撃ち放題になります。勿論その戦闘中だけ。) 大怪獣決戦(敵と味方それぞれ1人がランダムで選択され、身長100mぐらいに巨大化します。) 開戦演出(戦闘開始直後に凶悪魔法で演出します。ダメージはないですが、敵味方共に長時間ダウン。) 所持能力(ツッコミ系) 逆ギレ(相手がボケてなくてもツッコミが入れられるようになる。) マジギレ(ツッコミの威力が上がります。威力と言っても元々ダメージがないので、ツッコミ時の相手ののけぞり時間2倍) 龍槌扇(上空からハリセンを打ち降ろす脳天ツッコミ) 龍昇扇(懐に入り込んで相手を打ち上げる対空ツッコミ) 九頭龍扇(セーの神速を最大限に活かした九つ同時ツッコミ) 龍炎扇(ハリセンから炎の龍を召喚して敵を焼き尽くす灼熱ツッコミ。相手が黒こげ&髪の毛爆発状態になる付加効果あり。でもダメージはない。) ※ ツッコミ系能力 ダメージはないが、どんな相手でも強制的にのけぞり状態に移行させる効果がある。 連携の起点に使うと凶悪。 基本的に相手がボケてないのにツッコミ入れるのは反則。 ※ 『場』能力 セレスティア本体の行使する『式魔法』と呼ばれる世界法則改変魔法の一部を『場』能力としてセーに転写したもの。 その成り立ちから、外部からエリアルワールドに持ち込んだ能力であり、他の者が開花することはまず無いと言っていい。 ただし、かなり厳重なセーフティーが掛けられており、普段は全く攻撃力のない能力になっている。 ちなみに『場』は式魔法の三要素の1つで、他に『法(旧『式』)』、『個』があり、3つ合わせて『式』と成すとか。 しかし、これはセレスティア本体がエリアルワールドに乱入する予定のない現状、意味のない設定。 (とか言いつつ、セレスティアカードには3種類全部含まれていたりします。) セーは魔法系だが、前衛系が『場』能力を習得した場合は、攻撃エフェクトが妙に派手派手になります。(威力は変わらない。) ※ 異次元の門番(ゲートキーパー) ゲート系の魔法を使いこなすネクロマンサの亜種。 条件は異世界から自らの意思と能力でゲートを開き、エリアルワールドにやって来た魔法系職業の者であること。 ネクロマンサに分類されているのは、ただ単に悪魔召喚という共通点があったからで、元々異世界へ渡れるほどの 能力を持つ者は相当な実力者であることがほとんどなので、実際にネクロマンサであった時期があることは少ない。 そのため、能力が『黒』系に隔たるということはないようだ。 魔法の行使に必要な能力が多種多彩で、他の魔法系職業の者の協力が必要なことが多い。 だがやはり、いろんな意味で、『いつでも帰れる』は強い。 ギルド『セレスティアガーデン』のメンバーの1人(1匹)。 異世界の住人セレスティアが、エリアルワールドに送り込んだ自身の影。妖精セー。 別にアビスゲートを開いて本体がエリアルワールドに乱入できるようにするとか、そういう使命があるわけではない。 多種多彩な能力を持っているが、他者の協力が必要だったり、運任せのカードだったり、 戦闘におけるダメージがなかったり、ツッコミ限定だったりして、実際に効果のある能力はごくわずか。 店長とは旧知の仲で、店長が店を開く前は一緒に冒険などしていた、 店長が店を開くと、その能力を活かし、異世界からの商品仕入れ担当などを行って店長の商売を手伝った。 (というより、店長が店を開いた理由も、間接的にセーがかかわっていたりする。) 現在は、店長からリリーに鞍替えして、リリーと一緒に冒険やら支援士活動やらをしている。 (店長はあまり店から出ないため。) 店長 性別:女 年齢:35歳 ジョブ:クリエイター→店長 能力:不明 武器:ソーラ・システム(付加能力:太陽・月・水・金・地・火・木・土・天・海・冥。投げ武器だが、投げると1回で壊れる上、星系1個消失するので、武器としての使用禁止。主な用途は占い。最近『冥』がとれかけてるとか。) 防具:アステロイドベルト(付加能力:星。腰につけるベルトではない。展開時は物理・魔法ダメージともに半減。) 形見: パッシブスキル セーの元マスター:セーが非戦闘状態でも、セーとの連携が発動。 エレメンタルトレード: 世界の均衡すら崩しかねない店長の凶悪奥義。 一部商品の売買にエレメントポイントを通貨の代わりとして使用。 その際に行使する能力。 所持能力 美術(絵を描く・・・というよりも、写真を撮ることが出来る。劇的瞬間をぱしゃり。 ) 調理(ご飯を作って体力回復。調味料は愛。) 執筆(誰でも魔法を使うことの出来る書物を書く。使いきり。(※魔術師系の協力があれば更に強いものを作れる) ) フレグランス(魔法と魔法を組み合わせて、魔法石にその効力を封じ。魔法能力を放つことが出来る道具を作ることが出来る。使いきり(※魔術師系の協力があれば更に強いものを作れる)) カスタム(武器を強化したり改造したり出来る。基本的には切れ味を良くしたり、能力を付加させたり。) チューンアップ(セーが異世界から持ち込んできた道具をエリアルワールド仕様にチューンアップする。) リフォーム(お店をどんどん改築・改造・設備増強中。トラップなんかも設置してみたり・・・。) 店『セレスティアガーデン』の店長。そして、ギルド『セレスティアガーデン』のギルド長。 かつてはセーと協力してリエステールでとてつもない伝説の数々を生み出したやんちゃ娘。 ある時は、中央平原の魔物のコアを持ち帰り、リエステールで再生させたり、 またある時は、グランドブレイカーに橋を掛けると言って、リエステール~ミナル間の橋を解体して持っていってみたり。(結局橋はかけれなかった。) そんなこんなで、『管理者』から注意を受けることもしばしば。 しかし、それも十数年前の話。 今ではリエステールの一角で、小さなお店を経営している。 ・・・表面上は。
https://w.atwiki.jp/nuconuco/pages/85.html
国家名 ローマ帝国 国の標語 限りなきローマ 皇帝 皇帝 独裁官 ユリウス・アウレリウス・クラウディアス・アントニウス・ロマヌス 執政官 グナエウス・コルネリウス・アンナエウス・プルケル 首都 ローマ 最大の都市 ローマ 人口(現在) 30.000.000人 公用語 ラテン語、英語 通貨 ソリドゥス 宗教 キリスト教 軍隊 ローマ帝国親衛隊 ローマ帝国陸軍 ローマ帝国海軍 ローマ帝国空軍 ローマ帝国(羅 Imperium Romanum/英 Roma Inpeir)とは、イタリア半島のローマを首都とする帝政の国家である。ターン10164にユーラシア連邦から改名し、現在に至る。 ちなみに改名した理由は中の人が碌にバックアップデータを取っていなかったことと、設定内の戦力・国土が極端にインフレ化していたこと、中の人が最近ガリア戦記を中心とした古代ローマ系の本を読み始めたためといわれている。 ローマ帝国の情勢 ローマ帝国は欧州ユーラシア圏の新たな支配者として君臨し、北アフリカや西アジアの諸国を併合しながらユーラシア大陸西部の一大勢力として君臨している。しかし、かつてはユーラシア圏を支配していたユーラシア連邦や独立治安維持部隊などの旧支配勢力から大きな反感を買うのは必然であり、残存経力の更なる結束を促してしまう。また、ローマ帝国は自らに属していない各独立コロニーや国家を「敵国」扱いし、圧倒的な経済力を通じてありとあらゆる関税を課す、経済封鎖などの多くの搾取や嫌がらせを行うようになった。企業は新たな「雇用主」としてローマ帝国と蜜月状態に入り、圧倒的な資本力を活かしている。一方で数多くの独立したコロニーや旧国家郡は弱り果てた。小アジアを中心としたユダヤ系の巨大勢力「ザイオン王国」は全体主義のユーラシア連邦や拝金主義と化したローマ帝国と相容れないと割り切っている。遺伝子調整されたデザインベイビーが中心となって作り上げたウラル山脈より東側一帯に位置する新世代型コロニー国家群「シャンツェ連邦共和国」も「差別排他主義」の連邦や金の亡者となったローマ帝国と相容れないとし、アフリカから半ば強制的に移住させられた白人系国家「アフリカ社会主義共和国連邦」も企業と密着しているローマ帝国や旧支配者のユーラシア連邦は信用できないとして独立コロニー国家同士で軍事同盟を結ぶ。 政治 帝国政府 建前はローマ皇帝が全統治権を持つとされているが、立憲君主制を採用しており一般的には帝国議会と行政府、ローマ皇帝の三機関によって成り立っている。アメリカの合衆国制に皇帝という強い権限をぶっこんだようなものといえば大体あっている。国全体の統治体制は帝国というより「ローマ帝国と欧州・西アジア諸国による連邦」といったほうが近く、ユーラシア連邦時代の連邦制を踏襲している部分がある。 帝国政府の権限は、順に帰化、破産、通貨、度量衡、通商、郵便、著作権、国際法、宣戦、軍の統制規律などに関する事項に限定されており、加えて、これらのための徴税と借金を行うことが認められている。 皇帝 基本的には平時は議会優先とされ平時における皇帝の権限は強くない。この時の権限はローマ皇帝には親衛隊と呼ばれる独自の軍事組織する権限が与えられているほか、帝国内のあらゆる法案や決定に拒否権を持つ、立法権を持つ帝国議会の召集が可能が挙げられる。さらに対外戦争や内紛による国家の混乱、疫病の流行などの非常事態時において、権力が分散しているのは非効率だとして有事の際に関しては皇帝統帥権と呼ばれる非常に強大な権限を有する権力を持つ。 皇帝の大権は国政の主要決定のほぼ全てにあるが、その行使は憲法的法規もしくは憲法的慣行によって制約され、多くは普通選挙で選ばれた政務官に対して責任を持つうえに執政官の助言に基づいて成される。行政府が立法府の信任を必要とする議院内閣制であるが、議会での執務官指名選挙は行われず、皇帝がローマ帝国憲法に従って立法府多数党派のリーダーを執政官に任命し行政府を組織する。そして行政府の方針を皇帝もしくは執政官が議会で読み上げ、それに対して立法府が信任投票を行う。 帝国枢密院 古代ローマ帝国で言うところの元老院で皇帝の諮問機関として機能している。帝国議会の上院に元老院の名前が当てられたため枢密院の名前をとっている。 平時は勅令、法律、条約、予算案を議論して皇帝に上奏する機関で、統帥権発動の際に関しての助言と近辺の警護などが主な役割となっている。枢密院の権限は、「皇帝の機関」としての権限と「国家の機関」としての権限とに分けられるため、基本的に三権のひとつとして立法を担当する帝国議会と比較すると、枢密院の議決は法的拘束力を持たない。 皇室の機関としての権限は議決を行なう事項と諮詢に応える事項とに分けられる。議決を行なう事項には、皇帝が久しきにわたる故障によって摂政を置くべき場合の決定、皇帝の故障が止んで大政を親らする場合の決定、摂政または摂政たるべき者の順序の変更である。この場合は枢密院は帝国会議とともに一時、国家最高の意思決定機関となる。これらの事項については諮詢をまって初めて意見を開陳するのにとどまり、みずから発議を行なうことはできない。 国務に関しては諮詢に応えるのみでみずから発議を行なうことはできない。その決議が採納されるか採納されないかは政務長官の輔弼による。枢密院の議に付せられるべき事項は、勅令に関する草案および疑義、戒厳の宣告、緊急勅令および罰則の規定のある勅令、枢密院の官制および事務規程の改正、その他臨時に諮詢された事項などである。なお、行政裁判法には、これらのほかに権限争議の裁判も枢密院の権限と規定される。 枢密院は緊急時以外では施政に関与することができず、政務長官以外と公務上の交渉を行うことを禁じられている。 立法府(国会) 帝国議会は元老院(上院)と平民会(下院)からなる両院制の議会であり、臣民全体から抽選された議員から構成される帝国議会は政務官を選出し、その政務官たちが政務を行う。法律制定等の立法権として憲法上分類されている事項の議決権限は、両院対等である。ただし歳入法案先議権、弾劾訴追権は平民会のみに与えられ、一方、元老院は法律や財政、執務官の承認権、執政官への助言と同意、政務官の選書、行政府の不信任議決、条約の批准承認権、弾劾裁判権は外交上の決定権などにおいて平民会よりも強い権限が認められているほか、執政官の諮問機関で決議も元老院の承認がなければ非正統とされた。普通元老院の方が威信は上と考えられている。 また(通常、皇帝からの要請による)宣戦布告および軍事行動の承認も帝国議会の権限である。 元老院は、各州から2議席ずつの計350議席、任期は6年で2年ごとに3分の1ずつ改選で、各州の意向を反映したものとなっている。下院は、各州の人口を考慮した定数の合計530議席(*1)から構成され、任期は2年。こちらは輿論に敏感な人民を代表する院として機能している。 一般的に、元老院は上流層の意見を反映し、平民会は中流層、下流層の意見を反映しているとされている。その中で執政官は上下両院のバランスをとる役割を期待されている。 行政府(内閣) 行政府は、首席である執政官とそれを補佐する執政補佐官、そして各省庁の代理人ら政務長官によって構成されている。執政官は平時における内政の最高責任者であるとともに軍の最高司令官、首席外交官、そして党首としての地位を有する。また、執政官はローマ帝国軍の最高司令官としての権限を持つ。これは、宣戦布告や軍隊の募集および編成は帝国議会の権限であるが、悠長に待っていられないときや先制攻撃が望めないときに限って議会の承諾なしに戦争を開始できる。しかし事前に皇帝に意見を具申する必要があり、執政官の独断で戦争できないようになっている。さらに国土に外敵が侵入され行政府が機能しない場合などは、大権は皇帝と独裁官に譲るものとされている。 帝国の執政官は内政を指導する強力な手段を持っていない。世論形成への指導力は大きいが、法案提出権はないうえ(拒否権はある)、予算も個別法律なので完全に議会の権限である。執政官が一般教書演説などで議会に対し、法律制定や予算調達を要請するといったシーンがよく見られる。 他方、外交権は基本的に執政官に属しているが、元老院が出席議員の2/3をもって同意する条約承認権を持っており、事実上の強い留保となっている。 各省長官を初めとする帝国政府高官の任命には元老院の助言と同意が必要であるが、執政官と元老院多数派の政党が異なる場合においても、元老院多数派が一致して自党員の登用を要求するような事態は起こっておらず、執政官と異なる政党の人物が登用されるケースは執政官と元老院多数派の党派の一致・不一致を問わず異例のことであ。帝国政府の高官人事は概ね政務官のイニシアティブによって行われ、また執政官令による帝国政府・軍への直接命令も可能であるため、帝国政府は国家の存亡がかかった事件でもおきない限りは執政官の指揮に従って動くことになる。 五大公 独裁官 ローマにおける行政の長は、補佐役を含めて2人であった。しかし、外敵の侵入や疫病の流行、政治的混乱など、国家の非常事態が発生した場合、三権分立のような権力が分散されている状態は非効率的である。そこで皇帝は強大な統帥権を発動し、全ての権限を皇帝に戻し帝国議会の流動化を計った。 しかし皇帝一人で強大な権限を持たせて対処させるには限度があると判断した帝国枢密院は、そういった場合には皇帝の補佐役として執政官と政務長官よりも強大な権限を与えて事態に対処させることとした。早い話が皇帝の息の掛かったメンバーで編成された臨時行政府。 独裁官は、帝国議会が非常事態と認定したときに、皇帝の要請によって枢密院が枢密院の中から摘出される。 通常時の全ての公職者は独裁官の下に置かれ、独裁官の決定は護民官の拒否権によっても覆せないものとされた。また、当然インペリウム(国軍の統帥権)が与えられた。 ローマ帝国省庁一覧 外交省 外務省に相当する行政機関。外交政策の策定と実施に総合的な責任を持つ執政官に助言する。国務省は、海外におけるローマ帝国の権益を評価し、政策および将来の活動について勧告し、既定の政策の実施に必要な措置を取る。また、ローマ帝国と諸外国との間の連絡と関係を維持し、新しい国家や政府の承認について執政官に勧告し、外国との条約や協定の交渉を行い、国際連合その他の主要な国際機関でローマ帝国の立場を代弁する。 治安省 内政を管掌する治安機関。総合的な国内治安、犯罪対策、大規模自然災害に対する政策を担当するほか、出入国管理、セキュリティ、帝国の防諜、犯罪対策を行う。ローマの警察機関であると同時に、旧連邦派や自由国民戦線の残党の対策のための軍事組織である治安維持部隊、沿岸警備隊、国境警備隊などの準軍事組織を有する。 環境省 ローマ帝国における環境保全、公害の防止、自然環境の保護及び整備その他の環境の保全並びに原子力の研究、開発及び利用における安全の確保を図ることを任務とする。同省の魚類野生生物局は、野生生物保護地区、湿地管理地区、国立魚卵孵化場と野生保護法執行機関の連絡網を運営している。同省国立公園管理局は、国立公園と記念物、景観道路、河川、海岸、レクリエーション地域、史跡を管理し、この活動を通じて、ローマ帝国の自然遺産と文化遺産を保護している。 財務省 帝国政府の歳入管理を目的とした行政機関。帝国の通貨受け入れおよび管理について責任を負う。財務省は合衆国内で流通するすべての紙幣および硬貨について製版印刷局および造幣局を通じて印刷および鋳造を行う。また国税局を通じて連邦税の徴収を行う。 国防省 ローマ帝国の国防、軍事を統合する官庁である。陸軍、海軍、空軍の3つの軍事組織を管理・運用し、これに関する軍務を遂行することを目的としている。 法務省 帝国行政府における司法関係事務をつかさどる機関である。当然のことながらローマ帝国最高裁判所を頂点とする司法府に対する指揮命令権等は三権分立の観点からもたない。ローマ市民法により、市民の利益を守りまた、市民に公正で公平な権利を保障することを目的としている。 教育省 教育を司る帝国の行政機関の一つ。教育の振興および生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツおよび文化の振興並びに科学技術の総合的な振興を図るとともに、宗教に関する行政事務を適切に行うことを任務とする 労働省 すべての臣民の生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与するため、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることを任務とする内閣機関。この任務を達成するため医療・健康・福祉・年金や、労働・雇用を所管する。 経済省 民間の経済活力の向上及び対外経済関係の円滑な発展を中心とする経済及び産業の発展並びに鉱物資源及びエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保を図ることを任務とする。主に経済産業政策、通商政策、産業技術、貿易・商務流通政策などを所管する。ユーラシア連邦崩壊時にもかかわらず彼らの市場操作によってわずか5%に留まらせるワザマエを持つ狂人集団として知られている。 農業省 食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養及び森林生産力の増進並びに水産資源の適切な保存及び管理を図ることを任務とする。主に農業・畜産業、林業、水産業をはじめ、食料の安全・安定供給、農村の振興などを所管する。 造営省 土木関連の総合的かつ体系的な利用、開発及び保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の健全な発達並びに海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする。国土計画、都市、道路、建築物、住宅、河川、港湾、官庁営繕、国土の測量、交通・観光政策、気象業務、防災対策、周辺海域の治安・安全確保など、国土・交通・社会資本整備に関する事項を管轄する。ローマ市内の地下に巨大多層ジオフロントを作ったほか、世界稀に見る巨大国道「ローマ街道」の敷設、ユーラシア連邦時代の遺物であるユーラシア大陸鉄道のインフラ整備などを行っている。 大審院(司法) 司法を司る組織であり、主に帝国最高裁判所とその下に設置される下級裁判所を運営している。憲法草案の立案と、解釈や改正について議論する機関であり、公平かつ公正に事実認定及び法の解釈を行い、法的な紛争を解決することを責務としている。特にローマ帝国憲法によって与えられた権利と自由を守るという役割を持つことから、「憲法の番人」と呼ばれている。ローマ帝国憲法は三権分立の制度をとっており、立法権を担う帝国議会、行政権(執行権)を担う執政官、司法府である帝国裁判所がそれぞれ独立性を有するとともに、相互に監視・牽制しあうチェック・アンド・バランスのシステムが成立している。 帝国議会は、下級裁判所を設置し、裁判所の管轄権を規定し、各裁判所の法務官の定数を定める権限、執政官の指名した帝国法務官(裁判官に相当)候補者を元老院が承認する権限、帝国裁判所の予算の承認権を有する。また、執政官は、帝国法務官候補者を指名し、元老院の承認の下に任命する権限を持つ。そのほか、帝国裁判所は、刑事事件の訴追や民事事件での帝国政府の代表を行う司法省、法廷警備や裁判官の警護を行う帝国保安官、帝国裁判所に建物を提供する帝国調達庁など、各種の行政機関と密接な関係を持っている。 しかし、同時に、司法には臣民の自由を守るという使命があることから、裁判の遂行がこれらの政治権力によって歪められないよう、司法権の独立を保障するための憲法の規定が設けられている。 治安維持調査庁 司法省の外局で、ローマ帝国の情報機関の一つ。アゲエンテス・イン・レブス(検察官)と呼ばれている。破壊活動防止法や無差別大量殺人防止規制に関する法律に基づき、それらをやりそうな団体の調査を行っている。ある団体が破防法や無差別大量殺人法に抵触しているとされた場合は、それらに解散命令を出すよう公安審査委員会に審査を要請する。仕事の大半は調査と監視だが、それによってテロ組織やスパイに関する膨大なデータを治安維持警察とは別に保持している。というか被っている情報もたくさんある。それ故に治安維持警察と治安維持調査庁を統合する話もなくはないが、いかんせん所管する官庁も役目も違うので、今でも別に動いている。その代わり警察との情報共有はされている。 治安維持委員会 司法省の外局。治安維持調査庁の要請に基づき、ローマ帝国憲法を否定する主義・思想の団体を取り締まったり、破壊活動防止法などに抵触した団体を審査し、その結果として団体に対し解散を命じる権限を持つ。主張しただけで解散になるという非常に強硬な姿勢を取っており、革新共産党と自由国民戦線に解散命令が出ている。 警察 ローマ帝国内務省が有する治安維持機関。扶桑皇国と並び、警察官の優秀さには定評があるとされる。主な活動内容は人の生命、身体及び財産の保護と、犯罪の予防、鎮圧、捜査および被疑者の逮捕、交通の取締りやその他公共の安全と秩序の維持のための活動である。某世紀末を思わせるような大戦争の後に建国された国だけあって治安は未だ不安定な部分があり、異端者やレイバー、作業用MT、果てにはACを用いた凶悪犯罪が日常茶飯事に起きているので、相対的に警察にもACやパトレイバーなど強力な兵器を保有している。警察官としての不撓不屈の精神を鍛えるために、海兵隊並みの厳しい地獄の訓練が施されることで有名。犯罪を未然に防ぐことはもちろん、殺人や窃盗、麻薬、猥褻などの諸犯罪の検挙率はかなり高い。交通機動隊はスタントマンまがいの変態運転を行うことで知られており、ショーなんかではよく披露されている。徹底的に犯罪者を追い詰める姿勢から、「地獄の番犬」と評されている。腐敗警官や無気力警官もいれば奥ゆかしい老警官や優しい警官もいる、混沌とした組織。 組織 警察庁は主に政策・企画を担当し、捜査・取締りなど警察の本来の業務を担当する実行部隊の役割は帝都警察や省警察に委ねられている。省やその地方自治体の機関としては各省州公安委員会の管理の下に州警察が設置されるのがローマ帝国の警察組織の基本構造であるが、帝都であるローマだけが特別に「ローマ警察本部」でなく「帝都警察」という名称になっており、その呼称も「本部長」ではなく「警視総監」となっている。これはユーラシア時代は特定の首都を持たなかったが、ローマ帝国となった現在は国の中枢たる帝都を守るために組織された。 大戦以来頻発に発生する凶悪犯罪やテロリストの襲撃、浮浪する異端者、野良ニンジャ、企業連の治安維持機構でさえも抑えられなくなった企業の暴走といった状態を想定し、それらに対する抑止力として国防軍的性格が強い組織となっている。再建が覚束ないローマ軍に代わり、敵性国家の侵略など有事の際には、軍と協力して前線で戦ってもまったく支障が無いくらいまでには鍛えられている。 帝都警察 その名の通り、帝国の中枢であり皇帝が居住する帝都であるローマの治安を維持するために組織された警察組織。多少思想に難がある者が多いが能力上は優秀な者で構成されている。難があるといっても治安維持警察や捜査警察と比べるとまだマシなほうである。帝都を管轄とし、旧ユーラシア軍やローマ帝国軍の払い下げの重火器で武装し、強力な実力行使をもって帝都内に巣食う過激派やマフィアシンジケートを制圧・殲滅している。軍事装備はかなり本格的で、高性能短SAMや迫撃砲、攻撃ヘリ、旧世代の戦車や装甲戦闘車を保有し、特別機甲警備隊と呼ばれるパワードスーツを着た専用の大隊を有している。一般警察官のほかに退役軍人や負傷軍人などの天下り先であり、彼らの軍事指導の下、狂信的な正義感を持つ警察と屈強な兵士としての実力を併せ持つある意味最悪な警察組織が出来上がってしまった。 警察庁警備局 治安維持警察や捜査警察の中でもかなりまともな思想回路をもったさらに優秀な警官を抽出し組織された組織。警察庁警備局には、治安維持課、外事捜査部などがあり、これらが帝国の公安警察、外事警察を束ねている。そして、帝都警察を始めとする各省の警察本部には、それぞれ治安維持・捜査を担当する部署がある。中でも、「公安部」という独立した専門組織を持つのは帝都警察だけである。指示命令をする立場の警察庁警備局には実働部隊はいないことからも、帝都警察治安維持部は治安維持警察の中の治安維持警察という位置づけである。帝都警察治安維持部の実態については非公表となっており、警察外部はおろか、同じ警察官でありながら、他部署にいてはその詳細が知れないほど、秘密主義が貫かれている。帝都警察治安維持部が監視・取り締まりの対象とする範囲は、大きく国内の組織と海外のスパイに分かれる。前者の担当部署が「治安維持総務課」と「治安維持0~5課、9課」で、後者の担当部署が「外事捜査1~4課」である。 近衛警察 皇居を警護するという性質上親衛隊直属の組織であり、内務省所属ではないが念のためここに表記。狂信的ともいえる高い忠誠心と戦闘能力を持った警察官らによって組織されており、幹部クラスには異端者やニンジャが普通に在籍している。「銃弾がゴミになるから」という謎の理由で皇居内での装備は高周波ブレードか槍しか持たせてもらえないが、その手に剣を握らせればジェダイの如く剣捌きで侵入者を圧倒し、多対一ならば異端者やニンジャ相手にも引けをとらない戦闘能力を有している。 省警察 基本的には旧連邦警察と同じ組織編制となっており、実際旧構成国の国家警察の名前が変わっただけの組織。各省、州、県、都、市、町、村などの各自治体が、自組織が治める管轄ごとに独自の警察を設置できるようになっている。治安維持部隊ほどではないが装備はかなり充実しており、軍事訓練を受けた装甲兵員輸送部隊や砲兵部隊を備えている。非常に強力な装備とローマ皇帝お墨付きの絶大な権力を持っているため一般国家のようにマトモじゃないどこか頭のねじが数本吹っ飛んだような警察官が目立ち、現行犯や取締りから逃れようとする犯罪者に対して普通に拳銃を打ち込んだり、必要とあればマグナムをぶっ放したりショットガンなどの重火器で被疑者の来る孫と吹き飛ばしたり、戦車とヘリでテロリストを叩きのめし、時には帝国警察と協力の下で麻薬シンジケートを追跡し、犯罪者を社会的に抹殺するための超法規的な秘密警察の投入も可能なフレキシブルで強力な警察組織となっている。しかし下記の治安維持警察と比べるとまだ優しいほうである。 治安維持警察 いわゆる公安警察。警察庁警備局が頭脳となり、各省警察本部と各署の警備局公安課と外事課がヒューミントを行う防諜機関。一応警察に分類されるが軍隊並みの戦力を有し、しばしば「治安省軍」と呼ばれ準軍事組織扱いされている。 帝国警察と違い、騒乱・内乱を未然に防ぎ、国内の安寧を保つことを目的とする公安警察活動と発生した場合に鎮圧することを目的とする警備警察活動活動を担当する。主に国家の体制を脅かす事案に対応する。国外的には旧共産主義国の政府、国際テロリズム、スパイ活動、国内的には極右暴力団や極左暴力集団、マフィア、犯罪シンジケート、帝国共産党や帝国社会党、市民活動、新宗教団体・セクト、右翼団体、各地を放浪する異端者、ニンジャ組織などを対象に捜査・情報収集を行い、法令違反があれば事件化して違反者を逮捕することもある。さらには、同僚の治安維持警察官、一般政党、中央省庁、ローマ帝国軍、企業連などの大手メディアなども情報収集の対象になっているとされる。その能力は凄まじく、大方の危険要素は全て把握している。他国のスパイや過激派の監視、さらに過激派にスパイを作り、事件を未然に防ぎ、例え事件が起こっても既に犯人の目星はついているど情報収集能力が高い。また過激派に工作員を送り、内部崩壊かあるいは他の過激派と内ゲバの状態に持って行き多くの組織を潰してきた。しかし犯人逮捕のついでに暴行や破壊活動が多く、しばしば「チンピラ警察」と例えられるなど世間からの目は冷たい。 帝国捜査警察 旧ユーラシア連邦警察の後を引き継ぐ形で現在の形になった。主にローマ帝国法に関する事案の捜査を任務としている、もう一つの「治安省軍」。逮捕権のみで起訴権をもたず、主にローマ帝国内で捜査を行う。具体的にはテロ・スパイなど国家の安全保障に係る公安事件、帝国政府の汚職に係る事件、複数の省に渡る広域事件、銀行強盗など莫大な被害額の強盗事件などの捜査を担当する。さらに、誘拐の疑いのある失踪事案では、事案認知から24時間を経過すると、広域事件として省警察から帝国警察に捜査主体が移される。また、一般的には公にされていないが、異端者やニンジャがらみの犯罪も取り扱っており、実行部隊の個々の戦闘能力は治安維持警察に匹敵する者が多い。というか構成員の中に普通に異端者やニンジャがいたりする。治安維持警察に次ぐ兵力を有しており、ライバル意識が高い。さらに構成員は一流大学出身や警察官僚、大手企業などの上流階級に属する人物らの子息などから俊英をよりすぐり組織したエリートのエリートによるエリートのためのエリート警察で、実力があれば出身を問わない治安維持警察とは仲が悪い。しかしエリートといえど思考回路がまともかどうかは別らしく、。「犯罪者に明日は無い」をモットーに普段は法を犯す犯罪者を問答無用で取り締まる。そのためなら周囲の被害をいとわないルール無用の集団である。捜査警察の名前を聞くだけで犯罪者は震え上がり、国民は罵声を投げるほどである。 軍事 基本的に旧ユーラシア連邦軍や旧構成国の国軍の装備を流用している。オーシア連邦に次ぐ兵力を誇ったが、一連の大戦によって兵員が激減している。絶望的な人員不足を解決するために一部サイボーグ兵士やクローン兵士が用いられている。先の大戦と国土の大幅な減少により戦力の低下が著しいが、それを補うべく異端者を軍に取り入れ始めたため今なお世界に与える影響力は強いものになっている。 陸軍 かつて世界最大を誇る兵士の質と量を誇っていたが、現在は機械化が進んでおり純粋な人間の割合はあまり多くない。 海軍 ズタボロ状態のユーラシア連邦残存艦隊とイギリスを中心とした構成国軍の艦隊を元に再編成された海軍。今現在艦船の統一化が図られている。 空軍 防空を担う軍。航空機の保有はもちろん国土防衛から衛星の管理を担当する。近頃宇宙防衛軍なる軍を設立し拡大をたくらんでいる。 国境警備隊 国務省直属の準軍事組織で、国務省の腰ぎんちゃくなどと呼ばれているかわいそうな軍。国境付近の公共秩序の維持と重要施設の警備などを担当する。 沿岸警備隊 主に主権のおよぶ海洋や河川・湖沼での哨戒・警備救難活動を行う組織であるが、フリゲートや駆逐艦、果てにはヘリ空母もどきを保有し下手な海軍よりも軍事力が高いなぞの準軍事組織。 国土 イタリア半島を中心に、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアなど旧ユーラシア連邦残党の中心地となるスカンディナビア半島を除くヨーロッパ全域を国土と定め、またヨーロッパ以外では西アジア西部、北アフリカ北部を属州としている。ユーラシア連邦再統合を企てており、周辺の弱小国を庇護下においたり併合して属州としたりして領土拡大を推し進めいている。なお、現地の住民は専ら旧国名で呼んでいる模様。かつての国は周辺の中小国と合併され省と一括りにされた以外は以前と変わらず、各省ごとによって行政が違うのが特徴。周辺国同士による連合に近い形となっており、省内でも場所によっては行政が違うところもある。なお、中の人が分類するのが面倒くさがったため皇帝管轄めいた属州はエジプトのみとする(ヲイ 行政区分 管区 管区とは、帝国政府とは主権を共有しながらも独立した準国家統治体である。州は帝国政府の設置によるものではなく併合前の国家の名残を残したものか、併合した際に合わせて作られた統治体で、その自律性は非常に高い。個別の管区毎に憲法を持ち、管区内の自治体設立も管区の権限でおこなっている。 各管区の地方行政体系・自治構成単位の構成・構造はかならずしも同一ではないが、基本的に管区憲法で地域で分割した行政単位として州が設置されている。州は扶桑の都道府県庁に似た機能をもつ実体的な地方行政組織である。 各管区には州とは別の地方行政区画として各種の自治体があり、これらは扶桑における市町村レベルの機能とほぼ同等である。しかし、帝国の自治体は管区によって区画されて成立したものでなく、住民によって設立され管区憲法に定める手続きによって承認され法人格を得るものであり、自治体が設置されていない地域が国土面積の大半を占めている。 道管区 道管区とは、ローマ帝国における最大の行政区画である。中分類の管区や小分類の州よりも上位に位置づけられている。管区が国にたとえるならば道管区は一種の連邦である。 その統治にはプラエフェクトゥス・プラエトリオ(道長官)が当たる。道長官が有する道管区における権限は、ローマ本国の行政府や立法府に匹敵するもので、軍事と司法、財政と一般行政など、政府のほとんどの分野で幅広く権限を振るった。道管区長はいわばは行政府の補佐官の長であり、軍の副司令官であり、そして主計総監である。さらに各管区には「総督」と呼ばれる、現代で言う国家主席にあたる地位を占めており、総督が各州ごとの執政代官の意向を聞き、管区ごとの意見をまとめ本国に報告するのが道長官となっている。 内地 ローマ ローマ帝国の帝都。厳密なる法規制によって古くからの街並みが保たれた上部都市と、核戦争に耐えうるように設けられた巨大多積層ジオフロントで構成されている。皇帝の居住地であるサン・ピエトロ大聖堂が置かれているバチカンは重要文化財に指定されており、一般的には帝国を代表する観光名所として知られている。 一般人による内部への侵入、写真撮影といった行為は「重要文化財保護」の名目で規制されており、ローマ親衛隊による厳重な警備が敷かれている。 イタリア道管区 イタリア管区 皇帝が居住するローマを中心とした半島。元イタリア共和国。ローマ本国とシチリア州、コルシカ州、サルディーニャ州、ガリア・キザルピーア州の4州によって構成されている。さらに、政治経済の中心となる首都郊外区と南イタリアを中心とする食糧供給区の2つによって分かれている。ローマ帝国の中心地であるだけに軍事力は地区内最高であり、イタリア半島そのものが難攻不落の軍事要塞となっている。産業はゲルマニア・ガリア・ブリタンニアに次ぐ生産数を誇る。 パンノニア管区 オーストリアやハンガリー、クロアチア、セルビア、スロベニア、スロバキア、およびボスニア・ヘルツェゴビナの各国にまたがる。パンノニア・プリマ、パンノニア・ウァレリア、パンノニア・サウィア、パンノニア・セクンダの4つによって分かれている。 アフリカ管区 北アフリカ北部一帯を占める地区。元は北アフリカに位置した諸国。北アフリカ戦争により併合。マウリタニア・ティンジターナ州、マウリタニア・カエサリエンシス州、アフリカ州、キレナイカ州、ヌミディア州によって構成されている。 アエギュプトス地区 いわゆるエジプト。ナイル戦争でローマ軍が勝利し属州に。半ば皇帝の私有地みたいな扱いをされており、別荘地が建てられている。アフリカ内では随一の農業生産数を誇る。アフリカ侵攻の要所として多くの親衛隊が駐在している。アレクサンドリア大図書館はかなりの知名度を誇る。 ガリア道管区 ガリア管区 フランスやベルギー、スイスにあたる地区。アクタニア州、ガリア・ルグドゥネンシス州、ベルギガ州、ガリア・ナルボネンシス州、アルペス・ポエニナエ州、アルペス・コッティア州、アルペス・マリティマエ、ヘルウェティアなどの多くの州から構成されている。陸軍の兵員数は地区内で最も多く、戦車の保有数はロシア地区の次に多い。多くの軍事要塞が建てられている。農耕が盛んでローマの穀庫と比喩されている。 ゲルマニア管区 大ゲルマニア、上ゲルマニア、下ゲルマニア、ラエティア州、ノリクム州、アグリ=テクマテス州など旧ドイツやオーストリア、ベルギー、スウェーデンなどの北欧系国家によって構成されている。少数精鋭を旨とし、兵士の質はかなり高い。陸軍の機甲化が進んでいるほか、潜水艦や軽空母など海軍戦力にも力を注いでいる。工業地帯が多く、高品質で信頼性の高い製品を多く製造する。 ヒスパニア管区 スペインやポルトガルのイベリア半島に位置する地区。ベティカ州、ヒスパニア・タラコネンシス州、ルジタニア州によって構成されている。ジブラルタル海峡の軍事要塞化が進んでいる。ブリタンニアに匹敵する海軍国家で、イタリア本島防衛の要として重要視されている。 ルシアタニア管区 ポルトガルに位置する管区。 ブリタニア管区 アイルランドを含めたイギリス全域を包括する地区。上ブリタンニア、下ブリタンニア、カレドニア州、ヒベルニア州など、旧イギリス及びアイルランドによって構成されている。地区内で最大の海軍戦力を保有するほか、最強の海兵隊を有する。世界の工場の名は伊達ではなく、ゲルマニアに匹敵する工業地区として知られており、最先端の技術の研究や生産が行われている。軽工業は毛織物が盛ん。 オリエンス道管区 ビザンティウム管区 ギリシアやアテネなどのバルカン半島部や東欧全域、アナトリア半島一帯を治める地区。欧州部はモエシア州、パンノニア州、ダルマティア州、トラキア州、ダキア州、マケドニア州、アカイア州、キプロス州によって構成されている。イタリア本島に次ぐ文化都市として知られ、東ローマとも呼ばれている。鉱物資源に恵まれており、多くの貴金属を採掘できる。学術研究都市であるコンスタンティノープルには城壁を兼ね備えたサイクロトン研究施設が備えられており、多数のビーム砲によって守られている。 サラセニウム管区 ビザンティウム地区以東の小アジア一帯を形成する地区。シリア州、ガラティア州、カッパドキア州、リュキア・パンピュリア州、キリキア州、ユダヤ州、アラビア州、メソポタミア州、パルティア州、アルメニア州、アッシュリア州、ホスルホエネ州、メソポタミア州、アシア州、ビティニア州によって構成されているクルセイダー作戦によって西アジア諸国を制圧し領有化した。テロが頻繁に発生し治安はかなり悪い。ユダヤ州はコンスタンティノープルやジブラルタルに次ぐ軍事要塞と化している。 オラーシャ道管区 バルト管区 スオミ管区 スエビ管区 ウクライナ管区 ユークトバニア管区 ユークトバニア連邦共和国の国土のうち、ヨーロッパ・ユークの領土を引き継いだ地区。ウラル山脈以東を管轄している。国土が非常に広いため、機動性の高い兵器が重点的に配備されている。地下資源が豊富で、多くの天然ガスや原油が採れる。対アジア戦略の最重要地のため東部方面の海軍戦力は充実している。 社会 ローマ市民権 欧州統一時に、帝国議会はローマ帝国の臣民には、国民としての権利を保障する「ローマ市民権」なるものを制定した。これはいわば国籍及び住民票で、ローマ帝国に在住する全ての臣民が有するものとして全臣民に分け隔てなく与えられるものとされている。ローマ市民権は、人が帝国において働き、生活し、帝国政府のサービスや援助を受けられるなど、その人物が一連の権利や権限を持っているかどうか識別するための法的指標となっている。 そのため、これがなければ手厚い社会保障など各種サービスの提供を受けられないうえに娯楽施設の入場や帝国内での買い物すら出来ないものとされている(*2)。 帝国憲法のローマ市民権条項に従って、統一時にローマまたは現帝国領土内に在住していた者、ローマ帝国領土内で出生した子、帝国市民の父及び母の下に生まれた子、外国籍から帰化した者(帰国子女)などが有する。市民権取得者は、自動的にローマ市民となり同国の構成員となる。ローマ帝国法律では、外国籍の人物でも、ローマ市民権を取得することは可能となっている。市民権を取得していない外国籍人は、ローマ在住者であっても、ローマ帝国の市民権保持者としての市民にはならない。また、外国籍であっても、皇帝と帝国政府に忠誠を誓うための宣誓セレモニーに出場した者や軍役を4年務めた者も保持することができる。 しかし、これらのローマ市民権は、皇帝が持つ異端の能力「八岐大蛇」に由来する能力の一つ「虚実転換術」の効果を促進させるデバイスで、帝国内で虚実転換術が作用しているといえどももこれをもっている者とそうでない者では影響力が違う。そのため、市民権を持たない大玲瓏帝国兵や野良異端者には効果は薄く、統一時に同盟を結んだ大玲瓏帝国の兵士には何の影響もなかった。むしろ帝国内で暴れまわる野良異端者の早期発見に効果があるとされている。また、再犯罪を起こしそうな拘置者などにはあらかじめブラックリストに登録されており、ローマ帝国内で犯罪を犯した場合は身元を割り当て早期逮捕するなど、ローマ帝国内の警察の検挙率の高さにも一役買っている。 ヒュドラ・システム ローマ帝国内で運用されている社会制度。管轄は厚生労農省。サイマティックスキャンにより読み取った人々の生体力場を解析しそれをPSYCHO-PASSとして数値化しそれをもとに精神の健康状態、個人の能力を最大限生かした職業適性を示し人々が最適で充実した人生を送れるように支援を行う包括的生涯福祉支援システム。精神状態が数値化されたことで効果的な心理療法が確立され、人々は心の安寧を手軽に得られるようになった。さらに犯罪を犯す可能性がある又は犯罪を犯した者は街頭スキャナによるサイマティックスキャンで即座に判別できるようになり、脳内にIRCチップを埋め込まれているため身元を即座に探し当て速やかに検挙するため治安は劇的に改善した。 そもそもは混乱が続く欧州ユーラシアを統一した帝国が国内経済を立て直すための失業者支援策として作られた「職業適性考査」が始まりである。その後、このシステムが発展を遂げヒュドラシステムとして社会を包括的に管理するようになった。システムは都内各所に設置された複数のスーパーコンピューターによる並列処理、あるいはグリッドコンピューティングによって構成されている。 帝国以外のユーラシア諸国は経済崩壊後の混乱が未だ続いておりかろうじて帝国のみがシビュラシステムによって法治国家の体を保っている。帝国政府はヒュドラ・システムの国外輸出政策を進めており、国外の治安回復を試みている。その実験例として東部に位置するトルメキア帝国王都トラスにおいてヒュドラ・システム導入のための試験運用が行われている。 同盟国 企業連 いわずと知れたお得意先。通称「企業」・先の世界ではヨーロッパを支配していただけあって侮れない軍事力を持つが、ローマの台頭によって数々の戦いに破れ、今ではローマ帝国の支配下に置かれている。それでも、地方においてはなお強い権限を持つ。 トルメキア帝国 かつてユーラシア解体戦争時にいち早く西アジア周辺国を統合し、ローマ帝国制定までは企業の干渉を撥ね退けて君臨していた大帝国。ローマ帝国が成立する前まではオーストリアまで勢力を広げるものの、欧州統一戦争によってローマ帝国に瞬時に押し返され、西アジア東部にまで追いやられた。今では同盟関係を結んでいるが、実際はローマ帝国の属国と化している。国土はペルシア~インドまでを有する。首都は王都トラス。 ボストニア王国 企業 ユーラシア大陸における大勢力の一つ。かつての旧ユーラシアに属する欧州諸国、ユークトバニア、日本などの旧列強諸国の経済圏を中心とした企業連合体を組織している。ロームフェラ、アナハイム、アンブレラ、神羅、ゼネラル・リソース、ニューコムのような経済力、軍事力、技術力の高い企業群が先導して利益追求のために全体として巨大かつ複雑な強力システムを形成している。主な活動目的は企業連の所属する勢力の平和維持(安全保障)や企業連が管理運営する経済や社会などに関する協力、安定、発展の現実である。ちなみに企業連が勝手に決める「決議」「決定」「宣言」その他諸々は、根拠をなんら持たない仲間内での取り決めで、自分達の都合の良いように世界を勝手に作り変えている傲慢極まりない組織である。 先述した大企業を中心に形成されており、圧倒的な経済力と技術力、軍事力で他の振興組織や旧ユーラシア連邦、ローマ帝国に属していない独立国家に対して経済的圧力をかけたり、軍事力で恐喝したりなど横暴を限りを尽くす。 基本的に「拝金主義」であり、利益追求のためなら同じ企業連に属している企業でも平気で攻撃を行ったり環境を顧みない大破壊を行ったり敵勢力であっても潤沢な資金を盛っていたら積極的に協力するなど常識を逸脱した奇行を平気で行う。 上記のとおり、企業は企業連に縛られるということなくそれぞれ独自の権限を持っており、企業連にも明確な本部といった概念が無く、それぞれの企業が好き勝手に運営いている。 主要企業一覧 ローマ帝国を裏から操る暗黒メガコーポ支える主要企業の一覧 。倫理観が崩壊した暗黒メガコーポとあんなものを造り出す変態企業が蔓延る魑魅魍魎の巣窟と化している。連邦解体戦争で主力を担った企業だけに国内の影響力は非常に強いが、欧州統一戦争でボコられた影響か今のところは帝国に恭順である。 企業連合統治機構 通称「企業連」。ユーラシア解体戦争後、生き残った大手企業同士が相互利益のため共存し新たな秩序の維持を目的に組織された企業連盟。かつてユーラシアを支配していた企業は力を失い、各地で物資を巡る争いが頻発する。 破壊と混乱の中で疲弊した企業側は、単独での支配権の確立は困難だと判断、自らの権益の守るために連合統治機構を設立する。主に企業間紛争避けるために企業連治安維持機構の設立や異端者の共同管理機構であるマーヴェリックを設置している。しかし、実際のところは政治的発言力の高いロームフェラの意思を「企業の総意」として代弁するだけの組織になってしまっている。それでも前まで企業間で繰り広げられてきた企業間の利害に絡む資源・資産の所有権争いや間接的な妨害は無くなりはしなかったが目立たなくはなり、企業連が果たした役割は大きいといえる。 治安維持機構 企業間の争いなどの仲裁のために組織された企業連の実働部隊。フランスのパリに本部を構える。民族や国家の枠組みを超えた欧州の平和と治安の維持を目的とし、企業連の平和維持委員会が有する権限によって、統治力を失った国家に代わり企業を法的に拘束できる数少ない非企業組織である。しかし、近年まで企業連所属議員の大半がロームフェラ出身者で占められていたため、調停役の体を装ったロームフェラの代行機関とも言える。ある程度の軍備を保有しているが、中立性維持のために脅威となりうる強力な兵器の保有を意図的に避けていたこと、ロームフェラの影響力などの政治的事情、また傭兵組織「レイヴンズリング」の台頭とそれを活用した企業間の政争、実際の派兵回数の少なさなどから「張り子の軍隊」と揶揄されているが、治安維持機構側は少数精鋭の軍隊と開き直っている。しかし各企業が持つ総合兵力を比較した場合で、近代化のおかげで現在の兵力は一企業が持つPMCsに匹敵する軍事力を有する。ただしリングと比べると空気。ローマ帝国の成立を持って一応の平穏が訪れた欧州だが、自ら撒いた争いの種の後始末役として存続し続けることになる。 マーヴェリック ユーラシア解体戦争の教訓により、企業が直接異端者やニンジャ、ネクストACを所有し運用することによるパワーバランス(物理)の崩壊の危機感を抱いた企業連が設置した異端者やニンジャの管理機構。しかし、実態はローマ帝国の面倒ごとをまとめて引き受けるニンジャ威力部門としての性質が強く、実質ローマ帝国の手足として動くことが多い。肝心の企業ニンジャの抑止力としての効果も年月の経過とともにその機能・存在意義は薄れ、現在では企業の意を受けたミッション仲介ブローカーのたまり場と化し、実質的な企業ニンジャがマーヴェリック内に多く存在している。果てにはアナハイムや神羅カンパニーのように異端者やリンクスに準ずる戦闘能力を持ったナニカサレタ強化兵士や人工知能を秘密裏に作っており半ば形骸化しつつある。 民間軍事会社「レイヴンズリング」 報酬と引き換えに、あらゆる合法・非合法の以来の実行を請け負う傭兵組織。通称「リング」。もともとは連邦解体戦争後のユーラシア復興に向け、それに関係する企業間の対立を仲裁する治安維持機構を母体としており、復興の完了と同時に解散する予定であったが、「金さえ払えばどんな内容の依頼でも受ける」というその性質がもはや企業にとっては必要不可欠な存在となっていたため、ローマ帝国の台頭とそれによるヨーロッパの復興後にも存続し続けることになる。 ACを乗りこなす構成員は「レイヴン」と呼ばれている。基本的にリング自身は依頼内容や依頼主には一切関知せず、事実上制約はない。傭兵も同様で、各レイヴンに対しても干渉はしないが、ユーラシア内のパワーバランスを崩す恐れのある過激な力を持つ者や勢力、契約違反をした企業や個人に対しては最上位ランカーによって組織された精鋭部隊が投入され相応の制裁を受ける。超強力な傭兵組織で、どの勢力も手を出すことは出来ないアンチェインであり、最強の傭兵集団である。 ロームフェラ財団 財閥系巨大資本グループに属する統合軍需産業。政治的影響力が強いグループでもあり、その恩恵を受けてACや機構化歩兵や対ニンジャ用パワードスーツ開発における地位を確固たるものにしている。プリブスと呼ばれる欧州貴族ら特権階級が母体となって設立された。イギリスのバーミンガムに拠点を置き、ローマ帝国を裏で取り仕切る恐るべき暗黒経済組織。表向きには美しい自然や古きよき伝統の保護を目的に結成された自然保護団体であるが、既得権益の保護と拡大を目的を色彩が強い。機構化歩兵を中心に銃器、弾薬、強化代骨格、ステルス技術、軍用ナノマシン、レールガン、レーションの製造を中心に行っているが、一般的には消費者金融を生業としているイメージが強い。ほかにもカジノ、ホテル、レストランなどの飲食店も経営している。あらゆる手段で借金を取り立てることで知られ、自己破産して借金を支払えそうでも無い状態でもマフィアを用いて取り立てに来させる。偽名を使おうが海外に逃げようががロームフェラ・ネットワークと呼ばれる広大な情報網を持っているため、地獄の果てまで執拗に追いかけてくる。どうしても返済が出来ない場合は家族にまで手が及び、最悪臓器の提出や人身売買などを行うというマッポーぶりは下記の企業らに勝るとも劣らない。さらに負債者を集めてギャンブルを開催するが、これは悪趣味な資産家達に見物させることで参加費や賭け金を徴収する目的で行われている。 OZセキュリティカンパニー ネクストリングの次の規模が大きい傭兵団体。黄道帯機構(Organization of theZodiac)の略称で、実質ロームフェラ財団の威力部門。もともとは機材を搬送する搬入会社だったが、作業用パワードスーツや外骨格強化服を軍事転用し、高水準の装備と人員をサービスする業務実施、ロームフェラの全面支援を経て民間軍事会社となった。事業内容は直接戦闘、要人警護や施設、車列などの警備、軍事教育、兵站などの一般的なことから戦乱の影響で警察が機能していない地域へ警察代行として派遣、一般企業から一般家庭の警備など日本で言うSECOMやALSOKのようなことまでこなす。 アームズスティック社 ロームフェラ財団傘下の公営組織で、障害者支援を目的で社会福祉事業を行っている慈善事業団体。しかしあくまでそれは表向きの事業で、裏ではクライエントの依頼のもとで敵対勢力への諜報や暗殺などの活動を行う暗黒非合法組織。ロームフェラ財団の進んだサイバネ技術を駆使して全身の80%以上が改造され、ヒューマノイドとして非合法任務に投入される。工作員や戦闘員は戦争孤児や重度の身体障害者の中でも身寄りが無い者、また死刑囚や無期懲役を受けた囚人なども含まれており、社会的に抹殺された後数ヶ月に渡る洗脳研修を受ける。暗殺活動などテロ組織に実力行使を行う作戦部と、スパイ活動を中心とする公安部に分かれている。全身をサイバネ置換された者は作戦二課が運用し、暗殺や保安警備に利用している。その一方で、サイバネ外骨格で培った成果を民生用義肢などにフィードバックし、実績を上げていることで世間の目を欺いている。上記のOZと違い、構成員が構成員だけに公にはされず非正規部隊としての側面が強い。 アンブレラ製薬 アナハイムと双璧をなす暗黒メガコーポ。社名は「傘で人類を庇護する」から由来し、社訓は「人々の健康を庇護する」。一般的にはクリーンな製薬会社として知られており、ローマ帝国の医療分野の90%を独占する。万能細胞や抗がん剤の開発、サイバネ技術の実用化により一般人からの受けは非常にいい。栄養剤や清涼飲料水などを安価で提供するが、それらの中に微量に麻薬成分が含まれており用量を守らずに飲みすぎると麻薬中毒に陥り死ぬまで搾取されることになる。また、感染病を人為的にはやらせておきながらその抗体を取り扱ったり、身寄りの無いホームレスや孤児を引き取る慈善事業を行っているが一部の者は裏で人体事件の材料に使われたりなど論理間の崩壊ぶりがすさまじい。裏では合法ドラッグに加えてクローンウォーリアやバイオ生物兵器の提供先として知られており、特にクローンウォーリアは帝国軍にも採用されている。政界にも太いパイプを持ち、法規などの操作、他社や政財界への二重スパイ活動も行う。また、独自に特殊戦闘部隊 (U.B.C.S.)や保安警察(U.S.S.)などの軍事組織を組織しており、有事の際には即座に対応できるよう配慮されている。バイオ研究には最も力を注いでおり、ニンジャの身体改造からTウィルスやGウィルス、Cウィルスを中心とした細菌兵器から人間と動物をTウィルスによって合成させた冒涜的生物の開発などを行っている。 トライセル社 アンブレラ・グループに属する大型複合企業。名前のトライセルは「海運部門」「資源開発部門」「製薬部門」の3つの部門を統合するといった意味合いがあり、主に北アフリカで勢力を伸ばしている。海運部門は旅客輸送や貨物輸送、海上護送と幅広く取り扱っており、保有する船はタンカーから自動車運搬船、旅客船、果てにはイージス艦や強襲揚陸艦、大型潜水艦まで保有している。開発資源部門はアフリカ各地で発見されたレアメタル採掘鉱山、油田、天然ガス田等の開発を行っており、神羅に勝るとも劣らない影響力を持つ。製薬部門は同じくアフリカで採取した新種・珍種の動植物、昆虫などを基に薬品開発を行っている。 神羅カンパニー エネルギー関連の独占と供給により、他の追随を許さない資本力を持つ暗黒メガコーポの一つ。ロシア・シベリア地方に本社を置く。その技術力を活かして都市開発なども行っており、ミッドガルは同社の技術の結晶といっても過言ではない。ミッドガル内は都市の開発からインフラストラクチャー事業、治安維持まで一手に独占しており、同社の影響力は非常に大きいものとなっている。例に漏れず本社も企業連の巧みなイメージ戦略により、民衆の味方としての地位を確立しているが、裏では非道な人体実験や強引な石油施設の建設などの問題行為を連発、秘密を隠ぺいする為に村や都市一つを犠牲にするなどはザラであり、社員の間にも不満を持つ者は少なくない。環境を顧みない強引な事業に反感を持っている者がおり、たびたびテロの標的にされている。治安維持部門とは名ばかりの私設軍隊を保有しており、潜水艦や超巨大ロマン砲、ソルジャーと呼ばれる並みの異端者に準ずる戦闘能力を持った兵を有する。 アナハイム・エレクトロニクス 工業分野を独占している、アンブレラと並ぶローマ帝国の暗黒メガコーポの一つで、ヨーロッパ最大の総合軍需産業として知られている。電気・電気機器の開発製造を中心とするほか、機甲化歩兵や戦車、哨戒艦から超弩級戦艦の建造まで携わっている。正式名称はアナハイム・エレクトロニクス・ヨーロッパで、企業名どおりアナハイム社の欧州法人であったが、ユーラシア連邦が発足して以来オーシアとの関係悪化により分裂し現在に至る。もっぱらアナハイムと呼ばれている。イギリスのロンドンに資本の大半を移していることから「西洋の専制君主」、帝国の軍事発注を一手に引き受けていることから「死の商人」などとありがたくないあだ名を頂戴している。基本的なローマ帝国軍の兵器はアナハイムが携わっている。そのうえ工業別の独立採算制を言い訳に、一部の部署は旧ユーラシアやベルカ残党、自由国民戦線の残党、オーシア本社などから依頼を受けえて軍事兵器を発注している。ハイテック以外にもメガフロートやジオフロントなど企業体が押し進める地域再開発の主幹を握っている。立ち退きの憂き目に遭った労働者は「プロジェクト」と呼ばれる区画に強制収容され、14時間働きっぱなしという過酷な重労働を強制される。また、イージス艦や正規空母、強襲揚陸艦などの並みの軍隊に匹敵する独自の軍事を保有し、PMCsとして世界各地に派遣している。 ミサワ・インダストリ 日本の東京に本拠地を置く重工業績系総企業。日本名は三澤重工。欧州最大の企業であるアナハイム・グループに属する。工業以外にも電機にかなりの力を注いでいる。ユーラシア連邦解体後もヨーロッパから主に圧力で撤退せず、成り行きでアナハイム・ヨーロッパの傘下に置かれるとなる。軍事面では主に軍用車両や軍艦の造船を中心としている。日本の企業らしく質の高い製品を提供することに定評がある。開発方針は大艦巨砲主義、そしてアナハイム・グループの「スプーンから戦艦まで」を更に鋭角化し特化させ、文字通り軍事以外にも家電から鉄道、造船など幅広い分野の事業を行う。信頼性が高く堅牢で知られ、軍用車両は10年整備しなくても動くとすら言われる程である。 パンター航空会社 欧州最大規模の勢力を誇るAEグループのAEヨーロッパの提携下部企業。 航空・航宙以外にもロケットエンジン分野に高い専門性を発揮し、燃費の良さと高い推力を売りにしている。一般的には旅客機を製造・運用する大手航空会社で知られているが、戦闘機・攻撃機・爆撃機・軍用輸送機・人工衛星・ミサイル・スペースシャトルなどの帝国国防省や帝国航空宇宙局からの受注契約が大半で、売り上げの80%は軍需である。また、海軍の装備開発にも積極的に乗りだしており、イージスシステムや各種艦載ミサイル及びそのVLS等をマンチェスター社と共同で開発している。 マンチェスター・インターナショナル 夢とロマンを提供するAEグループの一員。 得意分野は電算機やセンサーなど電子系分野の技術に秀でるハイテク企業。 特にミサイル部門に於いては圧倒的なシェアを持ち、パンター社が海軍の装備開発に進出している中でも安定して高水準のミサイルを輩出。 またFCSも製造しており、最大ロック数やミサイルロック時間に優れたミサイル適正特化型のものとなっている。レーダーの開発に関しては異常にこだわりがあるらしく、コスト度外視 電力をかなり多く食うが高性能・高出力だたりと扱いにくいものを多く作っており、BFF社との「ハイ・ロー・ミックス構想」のような運用が行われている。ミサイルを作っているだけあって対ミサイル兵器フレアやレーダー波を吸収する特殊素材も開発している。兵器以外にも電子レンジを中心とした家電製品を作っている。 DGF社 社名はDransfield Groocok Foundation の略。ユーラシア解体戦争に壊滅的被害を被り倒産の危機に陥ったが、AEグループの支援により見事復興し、以後AEグループの傘下に収まり現在に至る。製造する兵器は精度と射程を重視したものが多く、スナイパーライフルやそれを活かす長距離対応のFCS、レーダーで高い評価を得ている。他にもECMやデコイなど防御装備も取りそろえる。AEグループに吸収されてからは似た分野に強みを持つマンチェスター社との競合が心配されたが、ミサイル用と射撃用で棲み分けはできている様子。それどころかBFFの方はミサイル市場に進出するなど、攻めの姿勢を見せている。 ユーロ=アジア電気鉄道 鉄道事業を中心に農業、飲食、重工業、商業、鉱業などさまざまな分野の企業を傘下に抱えている超巨大鉄道会社で、範囲はヨーロッパ全土から中東、アフリカを含む。ユーラシア大陸横断鉄道を発展させ、独自の交通網を構築した。社員の多くは旧大陸横断鉄道から在籍していたものが多く、ノウハウはかなり高い。連邦時代と打って変わって「安全かつ完璧で正確に」をモットーとしており、日本並みに定時性が極めて高く、電車や路線の本数でこれを実現している。しかし代償に複雑化してしまい若干乗りにくい一面を持つ。軍事面も抜かりはなく、非常事態時に戦車を運搬できる地下通路や核シェルターを持っており、地下帝国と形容される巨大なジオフロントを建設している。ほかにも企業が独自に持つ戦力として列車砲、装甲列車や戦車、歩兵戦闘車、戦闘機、AC部隊や独自のネクストACなどの軍事兵器も有している。 ゼネラル・リソース社 ユージア大陸を実質支配していた暗黒メガコーポのユーラシア支部が本社から独立し、ユーラシア解体戦争時に数多くの中小企業を吸収して現在の地位に至った大手IT企業。航空産業に関して高い技術力を持っており、部品と工程を減らし従来の3分の2の予算で戦闘機を製造できる技術を持つほか、航空貨物会社や旅行会社も経営している。アナハイムと同じく環境破壊問題など強引なやり口が問題視されており、神羅と同じくしょっちゅうテロの標的にされている。対テロ自主防衛のためにG.R.D.F.という私設軍隊を設立しているが、実態は合法非合法を問わずに内外の反抗勢力を排除することを目的としている。帝国に対する治安維持強力といった表向きの活動から、敵対する国家や企業に対する妨害工作や不穏分子の暗殺など多岐にわたるが、企業連の設立に伴い現在はPMCsとして活動している。あらゆる情報・電子機器の管理を司る電脳空間「エレクトロスフィア 」と、その端末OSである「データスワロー」を開発した企業でもある。主に重工業、建設、都市開発、航空運輸、エレクトロニクスを得意としており地下ジオフロントや大陸間道路の建設で知られている。 ニューコム社 正式名称はニューロン・コンピュータ・カンパニー。上記のゼネラル・リソースと同じような経歴を経て現在に至る。上層部に不満を持つゼネラル・リソースの技術者と大手航空会社を合併し、ゼネラル・リソースと苛烈な企業争いを行っていた。「ニューコム・バイオ」「ニューコム・インフォ」「ニューコム・スフィア」「ニューコム・スペース」「ニューコム・パブリッシング」の5部門で構成され、近年ではさらなる他業種への進出も見せる巨大複合企業である。ゼネラルリソースと比較して自由で先進的な企業風土を持ち、そのために数多くの優秀な技術者を集めることに成功している。特にバイオ・ナノテク分野や優れた宇宙開発力に支えられた情報通信分野の技術力は上記の企業に勝るとも劣らない。ゼネラル・リソースが利益至上主義とするならばニューコムは科学・研究至上主義であり、非人道的研究や環境破壊がマスコミなどから強く非難されている。ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、人工知能といった先進的な技術を用いる分野や情報通信、宇宙開発を得意としており、独自の報道機関も有する。 親衛隊 ローマ帝国の主力として活躍する皇帝直属の精鋭部隊。皇帝の意向によって運営され、帝国軍よりもアグレッシブに活動できるのが特徴。異端者を中心に組織されており、異端者による抑止力を目的としている。最終目標は旧世界の破壊と新たなる秩序を持ってユーラシア世界を再統一することで、旧連邦国家や旧国家、独立国家郡に対して破壊活動を行っている。複数のマフィア組織や異端者組織のみならず、帝国軍や企業連までもを親衛隊中枢部の管理下に置き、親衛隊の手足としてテリトリーごとに管轄させる「フランチャイズ・システム」を採用している。徹底して組織間の管轄テリトリーや情報の伝搬が制限されており、皇帝ただ一人を除いては、近衛騎士団の幹部の異端者達ですらその全容を把握しきれていない。その規模はかなり大きく、ローマ帝国軍や企業連、さらには外国の軍隊でさえも自由自在に動かせれるほど影響力は大きい。 皇帝近衛騎士団 皇帝近辺の警護と要人暗殺を兼ね備える暗殺組織。親衛隊の衛星組織には所属しない即時対応戦力であり、中枢部分からの指令に対し常に待機状態にある精鋭部隊としての一面が強い。近衛騎士団と親衛隊の関係はFBIと自治体警察のようなもので、近衛騎士団と親衛隊は単純な戦闘力の差で区分されているわけではない。それでも中枢部分に据えられるだけあって所属する異端者の中には相応の実力者が多い。大玲瓏帝國の近衛軍や「八鬼の異端」のように、強力な異端者を中枢に置くことである種の抑止力となっている。 しかし、厳格な階級制度が生み出した弊害として組織内の派閥間紛争が激しく、上層部の保身・事なかれ主義が強いという欠点を抱える。また組織内のフットワークも基本的に鈍重である。 加えて、ローマ至上主義という組織の思想故か、非異端者や帝国に所属していない存在を等しく見下している傾向が根強い。更に外注の人員や設備を用いる事を忌む風潮も強いことが、近衛騎士団の「組織全体のフットワークの重さ」という欠点をより悪化させてしまっている 聖十二騎士 皇帝近衛騎士団の中でも、皇帝によって任命される最強の騎士団の総称。その爵位は大公爵以上と帝国の中でも皇族の次に高く、所属する者の敬称も貴族と同じく「卿」となっている。人格、出自、年齢、性別などは一切関係なくその実力のみで選ばれている。全員が近衛騎士団の軍団を統括する幹部級位階「グランドマスター」で占められており、強大な権限を有する。ただし最高幹部という立場から一様に腰は重く、重大な任務や個人的思惑以外で基本的に彼らが前線に赴くことはない。 16人委員会 ローマ帝国の各部門を統括する影の最高幹部陣。円卓議会とも、使徒機関とも言われている。存在そのものがトップシークレット扱いされており、その存在を把握する構成員の数は非常に限られている。多くは近衛騎士団の幹部から編成されており、実質的に近衛騎士団や親衛隊を束ねる立場にもある。構成員は異端者だけではなく通常の人間も含まれており、仲には企業連の重鎮なども含まれている。異端の能力よりも社会的地位が重んじられている。軍事のほかにもローマ帝国では最上位の意思決定に携わる。表向きには行政府内閣を組織している政務官の役割を持つものもおり、政治力はきわめて高い。 メンバー 大君主:皇帝 独裁官:ユリウス・アウレリウス・クラウディアス・アントニウス・ロマヌス 執政官:グナエウス・コルネリウス・アンナエウス・プルケル 法務官:フラウィウス・ポンペイウス・エトルリアヌス・スペルブス 財務官:ロームフェラ財団CEO 治安維持部門:マルクス・アウレリウス・コンスタンティウス・レパルス 威力部門:アエミリウス・プリスキアヌス・メッサラ 軍事部門:ヨハネス・ユスティアヌス・コンスタンティウス・マイヨル 航空部門:ウァルス・ヘリオガバルス・タキトゥス 宗教部門:グレゴリウス22世 宇宙開発部門:神羅カンパニー宇宙開発部部長 機動艦隊司令官:ルキウス・ドミティウス・アフリカヌス・オクタヴィアヌス 兵器・重工部門:アナハイム・インダストリ代表取締 バイオ・医療・生体兵器部門:アンブレラ製薬CEO マスコミ・報道部門:ロームフェラ財団代表取締役 異端者研究部門:ミリア・オクタヴィアヌス・ウェスパシアヌス・セヴェルナ サイバー・セキュリティイ部門:ニューコム社情報環境開発事業部部長 箱庭ユークトバニア分遣艦隊 駆逐艦121隻 第1水上艦艇師団 バガートゥイ ヴィソーキイ バリノーイ ヴァイェーンヌイ ボーリシェリ ヴィードナ バリショーイ ヴズロースルイ ブードゥシシイ ヴィスョールイ ヴェリーキイ ヴィェースィラ 第2水上艦艇師団 ガトーヴイ グラーヴヌイ ガリャーチイ ドリーンヌイ ドーブルイ ドールジェン ダラゴーイ ドゥルゴーイ ジャールカ ジャーリ ジャナートゥイ ザクルィートゥイ ザーニトゥ 第3水上艦艇師団 ズィヨーヌイ ベールイ ナムコームイ イズヴィェースヌイ イナストラーンヌイ インチェリースヌイ イスタリーチスキイ カロートキイ クラスィーヴイ クラースヌイ クルーブヌイ リェーヴイ リフコー 第4水上艦艇師団 リョーフキイ ルーシチェ ルーシチイ リュヴィームイ リュボーイ マーリニキイ ミジドゥナロードヌイ ミェーニシェ ミールイ ムラートシイ ムノーギエ モージナ 第5水上艦艇師団 マラドーイ ナーダ ナロードヌイ ナスタヤーシシイ ナウーチヌイ ナツィアナーリヌイ ニバリショーイ ニヴァズモージナ ニェート ニチヴォー ノーヴィ ヌージナ 第6水上艦艇師団 ヌージヌイ アブシシェーストヴィンヌイ オーブシイ アグローヴヌイ アスタリノーイ アトクルィートゥイ アトリーチナ プラホーイ ポーズナ ポールヌイ パスレェードニイ バホーシ 第7水上艦艇師団 プリクラースヌイ プリヤートナ プローシルイ ラボーチイ ラーズヌイ ラート ラズリーチヌイ ラドノーイ ルースキイ スヴィトロー スヴィエートルイ スヴァボードヌイ スィリヨーズヌイ 第8水上艦艇師団 スィーリヌイ スリェードゥユシシイ スロージヌイ サブリミェーンヌイ サツィアーリヌイ スピツィアーリヌイ スバルチーヴヌイ スリェードニイ スタールシイ スタールイ シシィスリーヴイ ターク 第9水上艦艇師団 チョームヌイ チプロー チョーブルイ チフニーチスキイ タルゴーヴイ トルードナ トルードヌイ チジョールイ ウースキイ ウチョーヌイ ホーラドナ ハロードヌイ 第10水上艦艇師団 ハローシイ ハラショー フドージェストヴィンヌイ ツェールイ チョールヌイ チーストゥイ シローキイ ショームナ エカナミーチスキイ
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/708.html
突発第175回「四神」 日時 2010年6月24日(木) 使用ルール 装備ルール四版+隊列三列 概要 みどころ GMの勉強 メンバー GM ao◆7Qal7yNc5s 第一陣 ダリル ◆Sp6hBasIoE エーザー ◆yXly8Aaw7U コール hanaya ◆4SHCeqSb4Q ディン joss ◆Xr5H9Q.EGg 第二陣 クォート Cran ◆U3yww1O/1w レゾル ◆yXly8Aaw7U キョウサ ◆/m38Z6M4hs ウォーレン joss ◆Xr5H9Q.EGg 第三陣 ソフィー ◆Sp6hBasIoE レゾル ◆yXly8Aaw7U キョウサ ◆/m38Z6M4hs ヤナギ ◆WgiBQvcoBU 表ログ (1) (2) (3) 名簿 ダリル +設定 名前 ダリル・ホール(Daryl) 年令/性別 21歳/男 職業 魔術師 人種 シバ人 能力値 武勇:1 機敏:1 精神:10 攻撃値 武勇:1 機敏:1 精神(聖):16 防御値 武勇:1 機敏:1 精神:10 HP 20 スキル 詠唱×3 治癒魔法 スタン攻撃 投射魔法 範囲魔法 再生魔法 急所狙い これでもくらえ! 吸血鬼の呪文 死の空気 瘴気 無音詠唱 再生術 経験点(累計) 1(106) 参加回 公式3,5,31,35回 闘技場(ピンチヒッター)突発20.30,35,39,67,ランダムダンジョン 色の迷宮 牢獄B6 遊園地 装備品 杖トリニティ(老樹の杖相当 35000G 3体のビホルダーの眼球を移植した杖) 聖なる指輪(10000G) 「理力の書」(40000G) 死者の書下(50000G) 死者の書中(40000G) 死者の書上(30000G) 聖医の書下(30000G) 所持品 魔法書(聖属性+2 20000G) 魂の貯金箱(5000G)手帳 財布 魚*3 野菜*2 カブラ苔 緑光カビ×2 クルカの葉 赤い帽子×2 アーミット手製の花輪 エーザー +設定 エーザー(Oeser) 年齢:23 性別:女性 職業:海尉(魔術師相当) 人種:ラクセン人 基本値:武勇1 機敏4 精神4 攻撃力:武勇1 機敏6 精神6 精神氷+1(装備次第で変化) 防御力:武勇2 機敏5 精神4 (装備次第で変化) HP:20 スキル:連続行動 魔力付与 船乗り 技能書: 武器:マタドール 救命印のついた指輪(祝福の杖相当) 装飾品:円楯 白い軍服(上等な革鎧相当) 属性:イシヤ海軍のバッジ*2(氷+1) 所持品:解毒薬*2 ロープ(7/10) フック フレーバー: 記念品: 経験点:2(英雄点:0) 所持金 16500G 外見:黄土色の髪で毛先が尖った感じ。 後ろ髪の一番長い先がうなじにかかる程度で左側の前髪に銀のヘアピンを付ける。 藍色の瞳で眼鏡。イシヤ海軍の白い軍服白手袋に黒半ズボン・黒革靴 右肩で結ばれている青スカーフには魔力の宿ったバッジが2つついている。 設定 雑兵で構成された非正規海軍の1人だったが実力を買われイシヤ海軍に入隊。 そこで更に腕の立つ上司を見て敬意を抱き、 以降彼らが最大限に活躍出来るよう補佐する役目に徹する。 が、近頃その憧れの上司が次々にホーム(ホルム)に移り、 どうしたものかと迷っていた中、ある日同僚が事件を起こしたのをきっかけに とうとう修行という名目で無理にホームに出向いた。 イシヤを離れた後も常に味方に合わせることを念頭に置く真面目っ子 階級は三級海尉 コール +設定 名前 コール・スペンサー 年令/性別 31歳/男 職業 剣士 人種 ラクセン人 能力値 武勇5 機敏3 精神1 攻撃 7 4 1 斬 (打の場合は5) 防御 7 5 1 防御/突+2・射+1 HP 20 スキル 二刀流 不屈 自己犠牲 回避 盾かざし 経験点 6/16 英雄点 所持金16037/61037 所持品 名匠の刀 (匠の騎士楯相当の)義手 古代の胸当て 「アルソンの自叙伝」 盾かざし 俺、私 お前、アンタ 外見 左目をバンダナで覆い、左腕に義手を着けた金髪黒眼の男性 全身に大小の傷を持ち、やや疲れの出たような眼をしている 設定 左目と左腕の欠けた元剣士。 欠けた部位を補う様に五体や義手を駆使して戦う技術を身につけている 元々は、戦場を渡り歩いてきた戦士であったが、負傷により除隊する事になった。 以来酒に溺れて、世を恨む毎日であったが、ふとした事から一念発起し、再度戦場に出る事を目標に修行を重ねている。 現在はホームの町に流れ着き、冒険者として、路銀を稼ぎながら腕を磨いている 公言はしないが実は昔気質な所があり、大言壮語な人間を気に入る傾向がある。 逆に自分に自身の無い人間への評価はかなり低い ディン +設定 ディン(Din) 種族:竜人 年齢:16歳 性別:男 職業:闘士 能力値:武勇7 機敏1 精神1 スキル 突撃 連続行動 連続行動 装備:持ち物 鱗の浮いた拳(竜神の拳) 養父のジャケット(フレーバー) 動きやすい戦闘服(日輪国の服) 履き古しのスニーカー(フレーバー) 「ある軍人の回顧録) 「生命の水」のまじない(魔法書 水) 紫電の拳(魔法書 雷) 設定 流浪のストリートファイター。酒場のショーファイト等をしている養父の技を見て盗み、磨いた我流の技を試すために養父のジャケットを(勝手に)拝借して放浪する少年。 竜人なのだが素性は不明。養父が教えてくれないらしい。 若干反抗期。一人暮らしのため、家事を修得したがっている 20300G 経験点3点 クォート +設定 名前 クォート=ブラスティンチャリス・ジェルガ・ブリムストーン(Quote) ※長い 年令 13歳 性別 男性 職業 魔王(闘士) 人種 魔王(魔族) 能力値 武勇4 機敏4 精神1 攻撃力 武勇9 機敏4 精神1 攻撃(火)/精神+1 (属性:闇・火) 防御力 武勇5 機敏4 精神4 防御/聖+2 HP 20 スキル 鉄腕・魔力付与・変身 装備品 焔刃の大剣・常闇のローブ・オブシダンの額冠(サークレット)・かたみの指輪(火と闇の魔法書) 所持品 魔王の日記・身の回り品は一切なし(配下に持ってもらっている)・人形の残骸(いつの間にか荷物袋に入ってた) 所持金 10,200G レゾル +設定 名前:レゾル(Resol) 年齢:22 性別:男性 職業:神官 人種:シバ人 基本値:武勇3 機敏1 精神5 攻撃力:武勇3 機敏1 精神6(聖・闇属性 闇攻撃+1) 防御力:武勇3 機敏2 精神6 HP:20 スキル:治癒魔法×2 再生魔法 幻覚 装備スキル:応急処置 神官の信用 天啓 闇の召還 武器:暗闇の小杖 装飾品:円楯 神官のローブ(治癒魔法+1) 闇の指輪(闇攻撃+1) 属性:「優しい闇の章」(聖・闇) 技能書:「聖医の書」「神官の技能書」 所持品:ミスリディオの札 チョコレート 上等な傷薬 鏡 死者の書・中(複製版 枕用) 「ホーム ドキワク☆遺跡ツアー」(カタログ アイマスク用) 記念品:猫耳髪留め(氷耐性+2 徐々に猫化) 経験点:2/12(英雄点4) 所持金:19170G 外見:深緑の髪でちょこちょこ肩にかかる 深紫のローブに黒い靴 祈祷中はフードを被る 明るい橙の瞳を持つが目が俯きがちなので暗い印象を持たれる 一人称:僕 二人称、三人称:貴方、あの方、~さんなど 口調:敬語 設定 大人しく、冷めた印象を持たれるが話しかければ基本的に温厚で気がいい。少しマイペース。 東シバでは中の上程度の家柄で近所の神殿によく手伝いに行っている内に神官の道を歩むことに。 特に大したドラマに立ち会ったわけでもないのに死・死後という言葉に漠然とした興味・畏敬の念を抱いており、 ミスリディオを祭っているはるか遠くの神殿を目指すが、 旅に慣れてしまったため、信仰の儀式の後そのまま単身で巡礼神殿を目指すことにした。 集落に着けば神殿のほかに、必ず墓場を探してお祈りをする。 巡礼神殿の旅の帰りにホームを立ち寄り、路銀稼ぎと称して滞在。 毎日墓地に通っては酒場で依頼を待つ日々を送っている。 困りさえしなければ自分から行動しようとする意識は薄い、どちらかと言えば巻き込まれたい派。 霊的視力を習得しないのはある意地がからんでるんだとか。 キョウサ +設定 名前:キョウサ(kyousa) 職業:芸人 人種:シバ人 性別:女 年齢:不明(年齢一歳加算) 能力値:武勇1 機敏10 精神1 攻撃値:武勇1 機敏13 精神1 突・打:射属性 急所狙い+2 「空属性精神攻撃+1」 防御値:武勇1 機敏11 精神1 身躱し 機敏防御時、1ゾロが6ゾロになる HP:20 スキル:軽わざ 隠密 急所狙い 経験点:5(35) 英雄点:31 装備品:試作型小型拳銃(刺客の銃相当品)(25000G) 目立たないコートドレス(妖精族の衣相当品)(10000G) 目立たない帽子(精霊の羽飾り相当品)(20000G) 補助魔力核(魔法書 空 空 相当品) 消耗品:解毒剤(セッション中取得) チョコレート*2(セッション中取得) 普通の傷薬(突発72回取得)(1d6回復 戦闘中使用可) 小玉メロン(果物相当品)(突発第104回取得) 生ハム(生肉相当品)(突発第104回取得) ●簡単な傷薬 HPを1d6の半分+1回復する(ドードーさんに貸した1000Gの担保)(普段は持ち歩かない) スナイピング・バレット(突発第71回第9陣500G購入)(消耗品、使用することで射撃攻撃を行った時、その攻撃のダイス目が11でもクリティカルが出るようにする) 真空の魔弾*3(突発第112回1000G*3で購入)(使用すると、射撃の属性に「空」を追加する。効果は1場面続く。攻撃判定の出目が6ゾロ以外のゾロ目だった場合、消費する) 所持品:伊達眼鏡 親戚から送られてきた箱(中身は送り主に返した) 記念品:(突発第37回)花売りの少女から貰ったピンクのマーガレット 所持金:39026G 商品券500G*2 5000C (ドードーさんに1000G貸) 外見:外見年齢 若いまたは幼い 身長 低い 体重 軽い 深く帽子を被り眼鏡をかけ若干大きめのコートドレスを着る 設定:自称冒険者 自称芸人 芸人らしいが何の芸をするのか分からない 眼鏡をかけているが目が悪いわけではない 名前を聞いても毎回家名が変わる あまり喋らない上慎重派、行動指針は人任せ でもいやなときははっきり言うよ! 空属性専門の家系なのか使用する魔術は空属性に偏っている 何故か機敏上昇 機敏+1 相変わらず何故か機敏上昇 機敏+1 なお演出として、刺客の銃を使用するのは隠密または急所狙いスキル使用時のみ …なのだがあまり気にしない方向で ウォーレン +設定 名前:ウォーレン(Worlen) 種族:傀儡人 年齢:180歳ぐらい 性別:男 職業:魔術師 能力値:武勇4 機敏1 精神4(ジュエル効果で5 2 5 スキル:変身 突撃 百科事典 鉄腕 持ち物 灼刃の大剣 騎士の板金鎧相当「装甲版」 熱い帽子(ユニーク。氷属性のダメ―ジ1/2。火属性が2倍 火の指輪相当「炎術回路」 魔術師の技能書 魔法書(火)+1 相当の「ヒートする右腕」 攻撃値 10 2 8(火属性のみ 防御値 7 2 5(防御/斬+2・打-1・雷-1 ジュエル「ゲヘナ」体内の回路に組み込み済み 外見:ボリュームのある垂れ気味の前髪と、ハリネズミのような後ろ髪の差が激しい、20代半ばから後半ぐらい(に見える)男。髪は赤い。 黒い鎧のように見える装甲板を、胸当てのように身につけている。おかげで、全身像がやたらと無骨。腕の部分に、赤い宝石が一つ埋め込まれている。 色は白い。 設定 非常に人間的な傀儡人。構造的な意味で。人間の内部機関(心臓)とかも、幾らか備えている。 それもそのはず、元人間である。どうも、自分で自分を改造したらしいが、理由は不明。本人も語りたがらない上、改造段階で記憶に問題が生じたため、正確に覚えているかもあやしい。 改造段階の弊害か元からなのか、人格に問題が発生しており、無愛想でガラが悪くて結構怒りっぽい。 どうも、改造前は魔術師だったらしく、培った知識は結構なものだが、昔の事を思い出そうとすると頭痛がするらしく、あまり積極的にそれを使うことは無い。 何故か、炎の出力を高めるのに執心中。 持ち金は7000G 経験点は0(10)点 ソフィー +設定 名前 ソフィー・ジェルマン(Sophie) PL Weizsacker 年令/性別 20歳/女性 職業 魔術師 人種 ラクセン人 能力値 武勇:1 機敏:1 精神:7 攻撃値 武勇:1 機敏:1 精神(風):10 防御値 武勇:1 機敏:1 精神:7 HP 20 スキル 魔力付与 魔力付与 魔力付与 投射魔法 弱点看破 経験点(累計) 4(14) 参加回 公式16 突発62 148 テストプレイ 装備品 杖フェルマー(賢者の小杖 15000G 青い鉱石が先端に付いた杖。魔力の流れを操る。) 大気の指輪(10000G) 「付与魔術師の奥義書」(25000G) 白いローブ 所持品 魔法書(空属性+1) 二束三文の壺 ナイフ ロープ 筆記用具 注射器 怪しげな装置 フランさんのポララポ(3000G) 所持金 11900G(累計64,900G) 2000C ヤナギ +設定 ヤナギ 東夷の闘士 男 29歳 能力値:武勇5 機敏3 精神1 HP:20 スキル:回避 自己犠牲 カウンター 経験点:1 英雄点:0 所持金:650G 装備品:仁王の守護刀 魔法書ルール:烈火の気迫・疾風の心(炎と風) 所持品:アルソンの自叙伝相当:守りの心構え(盾かざし) 傭兵剣士の書相当:静柳一刀流免許皆伝書(受け流し) ヤナギの秘術(カウンター強化) マトック×1 最終能力値:攻撃7:4:1 防御5:3:2 設定:東夷の浪人、
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16222.html
登録日:2012/07/29 Sun 15 28 14 更新日:2024/04/20 Sat 13 11 10NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 カオス・ソルジャー デビリチャル ドライトロン ドラグマ ヌーベルズ ネフティス メガリス リチュア リブロマンサー ヴェンデット 儀式 儀式召喚 儀式魔法 元不遇 召喚法 天上院明日香 影霊衣 御巫 方中ミエル 機械天使 破滅の女神ルイン 粛声 終焉の王デミス 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 闇の支配者-ゾーク 降臨 霊魂 青 魔神儀 儀式とは、遊戯王OCGに存在する召喚方法の一つ。 融合召喚に次ぐ、その召喚方法専用のカードが作られた伝統ある召喚方法である。 ▽目次 【概要】 【代表的な儀式モンスター】 【主な儀式サポート】 【原作、アニメにおいて】 【ゲーム作品において】 【概要】 儀式召喚を行うのに必要なのは、 儀式モンスター、それに対応する儀式魔法、そして儀式のためにリリースする(生け贄に捧げる)モンスターである。 儀式モンスターカードの色は青。 リンクモンスターとかぶっているように見えるが、公式的にはそちらは紺色らしい。 手順 儀式魔法を発動 ↓ 手札またはフィールド上のモンスターを、レベルの合計が「儀式召喚しようとするモンスターのレベル以上」になるようにリリースして墓地に送る ↓ 儀式モンスターを手札から特殊召喚する(降臨させる) 一部例外はあるが、基本的にこの流れとなる。 墓地に送るモンスターはリリース扱いなので、リリースを禁止する「生贄封じの仮面」の適用下では儀式召喚は不可能になる。 一方、リリースするのは効果として扱うので、 「ダーク・ロウ」や「マクロコスモス」などの「墓地に送られるカードを除外する」効果が適用されていても問題なく儀式召喚はできる。 また、コストにするモンスターのレベルは超過するまではいいが、超過した後に続けてモンスターをリリースすることはできない。 例えば、レベル1の「サクリファイス」を儀式召喚する場合、 リリースにレベル2以上のモンスターを使用するのは問題ないが、2体以上のモンスターをリリースすることはできない。 初期は効果無しのモンスターが多かったが、 「サクリファイス」以降の儀式モンスターは「ハングリーバーガー」や「仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー」らを除いては効果モンスターとなった。 ただし、いくつかの例外はあれど、とにかく燃費が悪い。 専用の儀式魔法カードが必要な上に、リリースも手札・フィールドから要求し、出す儀式モンスターも手札から。 融合をも上回るアド損っぷりに対し、強力なモンスターがほとんどいないせいで元々影が薄かった。 だが、強力な儀式モンスターおよび儀式カテゴリ、サポートカードが登場したことで、環境によっては儀式が顔を出すこともある。 儀式魔法も、初期は本当に儀式召喚するためだけのカードだったが、第6期の「救世の儀式」以降のカードには別の効果を持っているものも多く、 主に墓地除外する事によって追加効果を発動できるなど、徐々に性能が上がっている。 シンクロやエクシーズに比べると、デッキを特化させる必要はあるものの、 リチュアや影霊衣など、強力なデッキタイプも存在する。 特定のカードを2枚手札に揃えないといけない、魔法メタに弱い、燃費が悪いなど弱点は多いが、 その代わり儀式サポートカードは高性能な作りになっているものが多い。 特にサーチカードは異様に範囲が広く、「マンジュ・ゴッド」などは殆どの儀式デッキで必須カードと言われている状況である。 その為、それらの汎用儀式サポートを使って環境で儀式デッキが暴れたりすると、 それらのパーツが規制に巻き込まれ儀式デッキ全体が甚大な被害を受けたこともあった。 後述のアニメ・ゲームに於ける扱いとも関連するが、2010年代初頭に再度ピックアップされ始め、また10年代末に本格的に供給が増え始めるまで、 儀式モンスターは実用的なものに限らずその数自体がとにかく少なく、儀式モンスターが1枚も無い・1枚しか無い種族・属性も多かった。 下記の儀式モンスターの紹介欄で「十数年振り」という言葉がやたら頻発している点からもそれが見て取れる。 「霊魂鳥神」の登場により(特殊属性である神を除いて)最後まで残っていた風属性儀式が埋まり、儀式モンスターが1枚も無い属性は無くなったが、 それでも22年4月現在未だに儀式モンスターが無い種族が(神属性専用種族を除いて)8種族もある。 後から追加されたサイキック・幻竜は半ば仕方ないにしても、初期20種族の内3割近くに上る6種族、 雷族、炎族、爬虫類族、恐竜族、植物族、海竜族には未だ儀式モンスターが1枚も在籍していない。 【代表的な儀式モンスター】 + 詳細は以下 カオス・ソルジャー レベル8。 原作に於ける最初の儀式モンスターにして遊戯の切り札の一つという由緒ある儀式モンスター。 青眼と同等とステータスは初期の儀式モンスターとしては最も高かったが、現在では効果が無い上にステータスですら効果持ち儀式モンスターに大きく劣るため普通に使う限りリメイクカオソを差し置いて採用する意義は無い。 「カオス・ソルジャー」サポートを意識しても他に優秀な効果持ちが複数いるため、どうしても活躍させたいなら効果の無い儀式モンスター(=効果モンスターではない)である事をどうにか活かす事が重要。 実用面で言えば、フィールドには出さず《究極竜騎士》の融合素材としてのみ活用するのが最も有効な使い道かと思われる。 下記ゼラ共々全国大会優勝賞品として世界で1枚のみステンレス製カードも製作されている。 儀式モンスターとしての《カオス・ソルジャー》はそのレプリカである。 ステンレス製版は後にオークションに出品された所、200万円以上の値が付いた。 ゼラ レベル8。 登場時点では悪魔族としては最高のステータスを持っていた。 リメイクカードがムーブメントになる以前から関連カードが多数作られており、OCGのバックストーリーの裏側で暗躍している事が示唆されている。 こちらも全国大会優勝賞品として世界に2枚のステンレスカードが作られている。 アニメ『DMGX』では洗脳されたキースが使用。どうもコピーカードだったようだ。 スカル・ライダー レベル6。 ザ・ヴァリュアブル・ブックの記念すべき第1巻の付録として登場したOCG最初の儀式モンスター。イラストは高橋先生描き下ろし。 下記サクリファイスと違ってこちらは儀式魔法もセットで付いてくる。 このモンスターに続くアンデット儀式の登場には非常に長い時間を要する事になる……(詳しくは後述)。 アニメ『DMGX』ではコザッキーの使用カードとして登場。 なお、ゲーム作『封印されし記憶』では、CGにかなり気合が入っており、続編の『継承されし記憶』でも移動した箇所を荒野にする特殊能力を持っていたりと変に愛されている。 要塞クジラ レベル7。 ステータスはレベル7の水準より少し低い程度と、性能的には00年の登場当時としても見るべきものは無い。 OCGで先に登場し後に原作で梶木が使用した逆輸入カードの一つで、アンティルールで城之内の手に渡った事からあちらではそれなり以上のレアカードである模様。 原作では落とし穴に掛からない飛行能力を始め、様々な効果を持っていた。 逆輸入なので誤解されがちだが、原作では儀式モンスターではない。 そのため召喚に必要な儀式魔法を渡していないというツッコミはは御門違いである…が、アニメ版ではOCGに合わせて儀式モンスターにされたためそのツッコミが通じてしまう羽目に…。 サクリファイス 儀式モンスター初にして唯一のレベル1デース。 効果付き儀式モンスターの元祖でもありマース。 テキスト欄が広くなった第2期の最初のパックMagic Rulerで登場しマシたが、 そのテキスト欄いっぱいにテキストが書かれている、ある意味すさまじいカードになってマース。 原作で遊戯ボーイを苦しめた吸収効果はOCGでも再現されてマース。 1ターンに1度かつ装備できるモンスターは最大1体、バトルダメージはお互いに受けると弱体化されてマース。 バット、低レベル・低ステータスによるサポートカードは豊富デース。 さらに優秀な効果を持っているので、現在でも十分戦える貴重な儀式モンスターとなっていマース! オーゥ!ファンタスティック! このカードを融合素材とする「サウザンド・アイズ・サクリファイス」や「ミレニアム・アイズ・サクリファイス」も存在しマース。どちらも「簡易融合」でも踏み倒せマスが「サクリファイス・フュージョン」も駆使すれば三種のサクリファイスで相手モンスターを次々と自分のものにできマース! ハングリーバーガー レベル6。 ステータス云々よりもどう見てもハンバーガーそのものなのに戦士族という一点でネタにされ続けているモンスター。 そのため、ごく一部でカルト的人気を誇っている。 そして2023年にはまさかのこのカードを名指しで指定するテーマが登場した事によって決闘者達の度肝を抜いた。 仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー レベル8。 光と闇の仮面が使用した仮面モンスターの1つ。 バニラ儀式モンスターでは最高の攻撃力3200を誇るが、カオス・ソルジャー同様実戦ではなかなか優先されにくい。 同じ悪魔族には優秀な効果を持つ儀式モンスターが多いのも痛い。 ただ「デス・ガーディウス」の召喚条件となる「カースド・ギュラ」と「メルキド四面獣」はともにレベル4バニラであり、 「高等儀式術」でリリースに使える関係上、ファンデッキが組みやすい。 「レスキューラビット」で「ダイガスタ・エメラル」をエクシーズ召喚するコンボも使用可能。 実用面で言えば儀式サポートでサーチしやすくメインデッキに入る悪魔族としては高い攻撃力を誇るため、ダーク・ガイアの融合素材としてなら採用を検討できる。 闇の支配者-ゾーク レベル8。 まさかのゾーク様、原作TRPG編から参戦である。 第3期の「闇魔界の脅威」に収録された。 以後、強力な儀式モンスターが充実するまで長年【儀式召喚】の代表格として扱われてきた。 原作故かサイコロで効果が決まり、 1、2で相手のモンスター全破壊、3、4、5で相手のモンスター1体破壊、 6で自分のモンスター全破壊という博打な効果。 自滅する確率は1/6(17%)と、3/8(38%)もの確率で自陣にオールバウンスを放つカオス・ネオスよりはマシか。 ちなみに相手モンスターを全滅させる確率は、こっちが1/3(33%)であっちは1/8(13%)である。 「スナイプストーカー」と違い何を破壊するかが決まっていないだけで、 どの目が出てもモンスターを破壊するため「スタダ」などには引っかかるのがやや残念。 この方もレベルは8だが「下準備」に対応しているのはありがたい。 大邪神レシェフ DM8でラスボスを務めたモンスター。 今はなき『デュエルターミナル』ではバクラが使ってきていた。ご丁寧にファンブル時の専用セリフがある。 光属性・悪魔族という珍しいステータスで攻撃力は2500とゾークより少し劣るが上級モンスターの標準ラインは超えている。 手札の魔法カード1枚を「心変わり」に変える効果を持ち、使い方次第ではなかなか強力。 当時は奪ったモンスターを安全に処理する手段が限られており、ゾークよりも一段劣ると見られがちだった。 現在ならエクシーズ・リンク素材として処理することも可能である。 天界王シナト レベル8。 アニメオリジナルの乃亜編で登場した乃亜の切り札。 sophiaの影霊衣に抜かれるまでの約12年に渡って儀式モンスターの最高攻撃力だった(*1)3300を持ち、 守備表示のモンスターを戦闘破壊した時にその攻撃力分のダメージを与える。 同じレベルの「カオス・MAX」に比べるとかなり地味だが、 「儀式の下準備」に対応していたり、光属性・天使族ゆえに「サイバー・エンジェル」との連携が取れたり「オネスト」が使えるといった利点はある。 「シナト」の由来は日本神話に登場する志那斗弁命(シナトベノミコト)と思われるが、 攻撃名の「六道輪廻」は仏教の用語でデザインも仏像に近いが、背中の6枚の羽根はキリスト教の熾天使を彷彿とさせる。 さらに、アニメでの使用者の乃亜や儀式魔法の「奇跡の方舟」は旧約聖書が由来と、なぜか元ネタがバラバラでまとまりがない。 破滅の女神ルイン/終焉の王デミス レベル8。 同一カテゴリではないが、どちらも儀式魔法「エンド・オブ・ザ・ワールド」で降臨する珍しいタイプ。 それぞれ「開闢」と「終焉」を調整したようなカードとなっている。 ルインはモンスターを戦闘破壊した時にもう一度攻撃でき、 「デミス」は2000ライフを支払うことで自分以外のフィールドのカードを一掃できる。 「デミス」は環境入りするデッキが作られる程強力であり、単体でも採用に値する。 しかし、「ルイン」は攻撃力が2300しかないのが災いして、活躍は厳しい。 わざわざ儀式召喚をして2300の二回攻撃では、「不意打ち又佐」を強化するか、無制限になった「開闢」で殴った方が効率がいい。 だが、イラストアドとその不遇さが逆に人気を呼んでいる節がある。 「下準備」「サイバー・エンジェル」「オネスト」など豊富なサポートで差別化をしていきたい。 余談だが、他にふつくしい女性系儀式モンスターはリチュアの方々を除けば救世の美神ノースウェムコがいる。 リチュア Q.私にも儀式召喚、始められるかな?手札消費とか大丈夫かしら? A.だったら私(リチュア)に任せて。サーチもサルベージも豊富だから。 長らく不遇だった儀式召喚において、ようやく登場した儀式特化カテゴリ。 手札消費の激しさをサーチ・サルベージ・デッキへの回収効果を充実させる事によってカバーし、 バウンスやハンデス効果を持つ儀式モンスターを次々儀式召喚する。 そのプレイングスタイルは儀式召喚の1つの完成形とも評される。 殆どの儀式デッキで必須とされる「マンジュ・ゴッド」を必須としない珍しい儀式デッキでもある。 実力は高いが、ぐるぐるデッキと手札を回すため、相当のプレイングスキルを要求される上級者向けデッキである。 リリースされることで効果を発揮する聖刻と組み合わせた聖刻リチュアは 先攻からガリガリと相手手札をデッキバウンスする恐ろしさを持ち、ソリティア性も通常リチュアより恐ろしいほど高まっている。 イビリチュア・ジールギガス レベル10。 リチュアの儀式モンスターの中で最も高い攻撃力とレベルを持つお方。 1000ライフ支払い1ドロー、リチュアをドローした場合1枚バウンスできるおまけ付き。 ギガスギガスグスタフオラァ!で1キルできたり、「神縛りの塚」でガン守りするという選択肢も。 竜姫神サフィラ レベル6。 ケモナー大歓喜なドラゴンの姿をしたお姫さま。 自身の儀式召喚に成功、もしくは手札・デッキから光属性モンスターが墓地に送られたターンのエンドフェイズに発動可能。 2枚ドローして1枚捨てる、ランダムの1ハンデス、墓地の光属性の回収のうちどれかを発動できる。 特に3番目の効果ではエフェクト・ヴェーラーやオネストを延々使い回すことができる。 丁度「リリーサーとデモリッシャー」をリリースして降臨できることもあり、 パーツが揃った場合は凄まじいまでの制圧力を誇る。 光属性・レベル6ゆえに「サイバー・エンジェル」と相性のいいモンスターの1つ。 ただし、天使族ではないのがややネックではある。 後に粛声に関連するカードとして人間態が登場。 神光の宣告者(パーフェクト・デクレアラー) レベル6。 ゴルフボールを2つくっつけて手足と羽根を生やしたような、なんとも表現しがたい姿の天使族。 通称パーデク。 手札の天使族一枚を墓地に送ることで、 魔法、罠、モンスター効果の発動を無効にして破壊するという悪辣極まるカウンター効果を持つ。 要するに、手札の天使族がカウンター罠以外のカードの発動を何でも無効にできる妨害カードになるということ。 専用儀式の《宣告者の預言》は墓地から除外することでリリースしたモンスターを1体回収できるので、ある程度は自力でコストを補充できる。 逆にいえば「神の通告」のようなカウンター罠が天敵であり、攻撃力も1800と中途半端なことから使いこなすのは骨が折れる。 後手に回ると巻き返しが難しく、手札を消費するがゆえに突破されるとジリ貧は必至となる。 活躍させるにはある程度特化した構築が不可欠だが、光属性・天使族ゆえにサポートも豊富。光属性なのでオネストにも対応。 テテュスパーデクマスターヒュペリオンクリスティアなんかされた日には涙も笑いも止まらない、一時期環境の一角に立った恐るべきゴルフボールである。 崇光なる宣告者(アルティメット・デクレアラー) レベル12。 初のレベル12儀式モンスター。《神光の宣告者》の進化系と思われる。 姿は人型に近くなったがやっぱりゴルフボールっぽい。 《神光の宣告者》と同じように天使族を手札から捨てることでカウンターできる。範囲はさらに広がっており、チェーンに乗らない特殊召喚を無効にできるようになった。 つまりほとんどのカード効果と特殊召喚を手札一枚で無効化する。 「神の宣告」に近いカウンターを手札1枚で放てる、と言えばわかりやすい。 やはりカウンター罠にはなす術がないが、専用デッキを組んで出してみる価値はあるだろう。 ただし、Lv12であるが故にリリースの調達に苦労するという無視できない欠点がある。 出しやすい《神光の宣告者》の方が優先されることもしばしば。 登場から長らく不遇をかこっていたのだが、レベルではなく攻撃力を参照して儀式召喚できる「ドライトロン」が登場すると評価は一変。1体で複数回の妨害が可能な凶悪なフィニッシャーとして君臨するようになった。 影霊衣 リチュアは儀式召喚の完成形…確かにそう言った。 ならば、影霊衣(こちら)は完 了 形だ。 「影霊衣」と書いて「ネクロス」と読む新気鋭の儀式カテゴリ。 リチュアである程度対策された事故軽減・アド損軽減を更に突き詰め、 手札誘発持ちの儀式モンスター、エクストラデッキからリリース、「墓地から儀式召喚だとぉ!?」などなど前代未聞の効果を多数引っ提げて圧倒的な安定力を確立した儀式召喚の革命児。 とにかく儀式をどうすれば強化出来るかという、その答え全てが此処に在る。 だからって同一カテゴリに全部詰め込むのはやりすぎだと思うの。 レベル5以上の儀式モンスターは同名リリース不可、レベル7以上は同レベルリリース不可と儀式召喚にデメリットがあったが、 実際はシュリットで踏み倒していたのであまり関係なかった。 儀式召喚のこれまでの扱いの悪さと下記のスターターの一件の鬱憤を積もらせたかのようなエクストラ絶対潰すマンと化して、 瞬く前に環境を青一色に染め上げてしまった……恐るべし。 というか、汎用儀式にもその力分けて下さいマジで。 2015年1月、影霊衣がブチ切れすぎた反動で影霊衣本体と一緒に多くの汎用サーチが規制される。 儀式は終わった……かと思われたが、元がファンデッキレベルが殆どだったせいか 「ターボや遅延ギミック入れて無理矢理動かしてたから全然回し心地変わった気がしない」 「虹光のサーチ効果使う為のシンクロギミック…ブンボーグと音響戦士使おう!」 「リチュアの方のチェインさんいるしそっちに頼ろう」 「むしろ非カテゴリ用の埋め合わせサポートがやってくることに期待が持てる」 などなどネガティブに前向きな意見も頻出している。 流石に虐げられ慣れすぎだ。 流石にコナミもやりすぎだと感じていたか、上記の通り4月にサーチ規制はほぼ緩和された。 ロード・オブ・ザ・レッド レベル8。 まさかの儀式版レッドアイズ。 アニメにオリジナルのドーマ編で城之内が使用し、視聴者に鮮烈な印象を残した。 レッドアイズを鎧として纏ったようなデザインから、元祖・影霊衣とも言われる。 相手のヴァロンもアーマーモンスターという身に纏うタイプのモンスターであったため、その時の戦いはもはや聖闘士星矢。 バーンに特化したレッドアイズの中では珍しく妨害に長けた効果を持つ。 自身以外のカード効果にチェーンして発動し、フィールドのカードを破壊できる。 魔法・罠かモンスターでそれぞれ1回ずつ発動可能であり、計2枚まで割れる。 何かするとカードを割られてしまうので、相手にとってはかなり厄介。 ただ、レベルの都合上、「高等儀式術」を使う場合はレッドアイズよりも青眼の白龍の方が相性がよかったりする。 詳細は真紅眼の黒竜参照。 実は炎属性の儀式モンスターはかなり貴重であり、このカードは最初の炎属性儀式《伝説の爆炎使い》に続き12年振り2種類目。 つまり《伝説の爆炎使い》は儀式モンスター開闢以降約16年間に渡って唯一の炎属性儀式モンスターだった。 なお22年4月現在も炎属性儀式は5枚しか無い。 聖占術姫タロットレイ レベル9。 ARC-Vで方中ミエルで使用したモンスター。 最上級儀式モンスターとしては10数年以来となるOCG化。 フリーチェーンで「太陽の書」もしくは「月の書」と同様の表示形式変更効果を使用できる。 更に自分エンドフェイズにリバースモンスターを墓地からセットする効果を持つ。 「ロード・オブ・ザ・レッド」同様に制圧能力は非常に高いが、 高レベル故の儀式召喚の難しさや2700/1200という自身の半端なステータスが足を引っ張りがち。 このカードと組み合わせる事を前提としたかのようなレベル9かつ強力なリバース効果をもつ「禁忌の壺」はほぼ必須となる。 なお、同じくリバース効果を多用するテーマであるシャドールなどとは相性がいい。 サイバー・エンジェル GXとARC-Vで明日香が使った儀式カテゴリ。 レベル6の「弁天」と「韋駄天」は儀式召喚時とリリース時に発動する効果があり、損失を補いやすい。 また、特殊召喚メタとバーンの「美朱濡(ビシュヌ)」、貫通と墓地回収の「荼吉尼(ダキニ)」、 回復とコントロール奪取の「那沙帝弥(ナーサテイヤ)」と、強力な戦術を一通り行える。 専用儀式魔法の「機械天使の儀式」は墓地から除外することで、光属性モンスターを破壊から守ることも可能。 「弁天」で光属性・天使族モンスターをサーチできる都合上、「神光の宣告者」などと相性がいい。 「リチューアル・チャーチ」で「サイバー・プチ・エンジェル」を使いまわせるなど、手札を確保しやすい。 元々はGXの頃からアニメで活躍したカード群だったが、タッグフォースでオリジナルカードとして収録されたくらいでなかなかOCG化しなかったが、ARC-Vでの明日香登場に伴い一気にOCG化 強化された。 ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン レベル8。 劇場版で海馬が使用した、4000という儀式モンスター最強の攻撃力を持つカード。 特筆すべきはその強力な耐性と圧倒的なダメージ強化能力であり、 対象をとる効果と効果破壊を受け付けず、貫通ダメージを倍にするという攻防ともに冗談のような能力を持っている。 つまり、このカードを攻略するには対象をとらない破壊以外の効果で除去するか、戦闘破壊しかないということになる。 が、汎用除去カードの大半は破壊ではなく対象をとらないという条件には合致せず、戦闘破壊も攻撃力4000を超えるのは楽ではない。 「闇の護封剣」や「ライトニング」「オネスト」には勝てないので、別に対処する手段を用意しておこう。 もちろんブルーアイズのカテゴリに含まれ、「ドラゴン・目覚めの旋律」や「トレード・イン」など、サポートの一部も共有可能。 ただし儀式という点で純青眼への投入より専用構築にすべきだろう。 守備力0のモンスターへ貫通攻撃できれば1キル可能。しかし自分も守備力0のためミラーマッチが大敵。天敵が自分自身という珍しいカードである。 サイバース・マジシャン レベル7。 遊戯王VRAINSの放送告知が始まり同時に新マスタールールに移行してから1年、突如現れたサイバース族儀式モンスター。 フィールドに存在する限り受ける自身がダメージを半分にする効果と、 自分の場にリンクモンスターが存在する場合自身以外を攻撃対象に選択されない効果、 相手に効果破壊された場合デッキのサイバース族をサーチする効果を持つ。 ……どちらかと言えば守備よりの能力で正直なところ性能面ではパッとしない。 (一応、リンクモンスターとの戦闘では攻撃力が1000上がるけど) 真っ当にサイバース+儀式使いたいなら同パックの「嵐竜の聖騎士」使えと言われる始末……。 まぁ、儀式魔法や専用サポート(後述)がべらぼうに優秀な反動とも言えるので今後のテコ入れにはまだ期待できる方ではある。 このカードで特筆するべきなのは性能面よりも、周囲の環境の方である。 初代遊戯以来となる、主人公が劇中で使用する儀式モンスターであり、上記のマスクド・ヘルレイザー以来実に17年ぶりのメインパックのパッケージを飾る儀式モンスターである。 もう一度言う。儀式モンスターがメインパックのパッケージを飾るのは1 7 年 ぶ りである。 更に、属性・カード名・ステータス等から、かのブラック・マジシャンを彷彿とさせるモンスターでもある。 霊魂 スピリットモンスターであり儀式モンスターという特殊な形態を取る《霊魂鳥神-姫孔雀》と《霊魂鳥神-彦孔雀》が所属するテーマ。 上記2枚のカードは、儀式モンスターが1枚も無い属性として最後まで残っていた風属性、 そして今まで儀式モンスターが1枚も無かった鳥獣族の2つに跨り初の儀式モンスターである。 儀式モンスターの開闢以来、実に17年目の事であった。 肝心の性能はというと、風属性の大型モンスターに相応しく豪快なバウンス能力を持っており、またスピリットであるため手札に戻ってしまうが場にトークンを残す。 下級霊魂の方はスピリットをサポートする効果を持っているが、尽くスピリットの性質と噛み合っていない。 ヴェンデット 海外産、アメコミ(スポーンとニンジャスレイヤーと思われる)をモチーフとした儀式テーマ。 フィールドで儀式素材にされる事により儀式モンスターが強化されるという儀式魔人と一体化したような性質を持つ。 なお、構成モンスターは全てアンデット族であるが、アンデット族の儀式モンスターは《スカル・ライダー》以来18年振りである。 メガリス 第10期に登場した、儀式モンスターカテゴリー。 全てが岩石族の儀式モンスターで構成されているが、実は岩石族の儀式モンスターは儀式モンスター登場以来20年目にして初めてである。 専用の儀式魔法を持たず、儀式モンスターが儀式召喚する効果を持っているというのが特徴だが、下級メガリスの儀式召喚効果にはある欠陥が…… 虚竜魔王アモルファクターP(サイコ) レベル8。 アモルファージの親玉である竜魔王レクターPがアモルファージ・イリテュムと融合した大魔王。 儀式召喚成功時に次の相手のメインフェイズ1をスキップする効果や、 モンスターゾーンに存在する限り、融合・シンクロ・エクシーズモンスターの効果をすべて無効にするという非常に強力な二つの効果を併せ持つ儀式モンスター。 しかし残念ながら自分のテーマであるはずのアモルファージは専用のアモルファスPがリリースするにはもったいないほど強力なフィールド魔法であること 儀式召喚主体のテーマではないではないので儀式サポート等をデッキに組み合わせることが難しく、唯一儀式召喚であるアモルファクターPが扱いにくい。 といった事情があるため、実は自身との相性があまりよくないという欠点を持っている可哀そうな魔王。 だが一方で、アモルファクターP自体は三番目の効果である竜魔王カードサーチを除けば単体の儀式モンスターとして強力なカードであり、 また下記の「高等儀式術」や「大地讃頌」等の汎用儀式魔法を使えば問題なく召喚できるために、 むしろ自分の配下のテーマよりも儀式サポートが直接受けられる他の儀式召喚主体のデッキに出張することが多く出張する事が出来るモンスターとして扱われる。 …組織のトップである魔王としてどうなんだと思わざるを得ないが、彼の活躍の場があること自体は喜ばしい事ではある。 竜輝巧(ドライトロン) 儀式召喚の方法がレベルの合計だけだと誰が決めた! 「竜輝巧」と書いて「ドライトロン」と読む、儀式召界に彗星の如く現れた期待の新星とも言える機械族テーマ。 最大の特徴として従来の儀式召喚の条件として必要だった「レベルを参照した合計のリリース」ではなく、 攻撃力を参照してその合計をリリースして特殊召喚を行うという今までの儀式召喚の概念を根本的に覆す「流星輝巧群」の登場は儀式召喚界に激震をもたらした。 更に下級ドライトロン達は ・ドライトロンカードの効果でのみ特殊召喚できる ・効果を発動するターン自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない ・自分の手札・フィールドからこのカード以外の「ドライトロン」または儀式モンスター1体をリリースして手札・墓地から守備表示で特殊召喚するという共通の効果を持ち、 ドライトロン儀式モンスター達はこのカードの儀式召喚に使用したモンスターのレベルの合計が〇以下のみ場合発動できる強力な効果という共通点を持つ。 そのため特に「魔神儀」等の儀式サポートでありながら相性の悪いカードも多いため、従来の儀式召喚デッキとはまた違った工夫が求められる。 一応勘違いされがちだが通常召喚に関しては制限が無いので、「マンジュ・ゴッド」等を通常召喚で出す分には何ら問題はない。 他にも下級ドライトロンはレベル1・攻撃力2000、ドライトロン儀式モンスターはレベル12・攻撃力4000で統一されている特徴を持つ。 特に儀式モンスターの切り札である「竜儀巧-メテオニス=DRA」は効果耐性・モンスター全体攻撃・墓地の攻撃力2000のモンスターを除外することで除去の三つを併せ持ちこちらも強力。 一方で「流星輝巧群」に関してもう一つ特筆すべき点があり このカード自体はリリース元を機械族に限定するという条件はあるものの、儀式召喚先をドライトロンだけに限定しない汎用的な儀式魔法として扱えるという大きな特徴を持つ。 そのため上述の儀式モンスターのほとんどをドライトロンデッキに組み込んで儀式召喚することが可能であり、 例えばレベル12の「崇光なる宣告者」でさえも下級ドライトロン1枚と「流星輝巧群」さえあれば崇高なる宣告者の攻撃力が丁度2000である為に容易に儀式召喚が行えてしまうのだ。 更に攻撃力を参照するため今まで不可能だったエクシーズ召喚やリンク召喚のモンスターをリリースして儀式召喚に持ち込めるため組み合わせることも可能、 また下級ドライトロンは共通効果として自身の自己蘇生を持つために儀式召喚の際のリリースを途切れさせにくい、 「流星輝巧群」は墓地の儀式モンスターを儀式召喚が行えるなど単純に儀式召喚デッキとしての質も高く、まさに新時代の儀式テーマに相応しい仕上がりになっている。 ただし、「流星輝巧群」には「攻撃力を参照」する関係上、攻撃力0のモンスターは儀式召喚出来ないと言う落とし穴がある事には注意したい。(*2)(*3) オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン いそうでいなかった史上初の儀式ペンデュラムモンスター。 儀式召喚と手札からのP召喚でのみ特殊召喚可能という、儀式召喚以外の召喚方法が正規の召喚手順とされている珍しいモンスターである。 相手がEXデッキから特殊召喚するたびに微弱なバーンを与える効果と、 自身をペンデュラムゾーンに置くことで相手の魔法を無効にし、さらにこの時儀式召喚で出していた場合はEXデッキからオッドアイズを特殊召喚するというモンスター効果を持つ。 条件付きとはいえカウンターのついでに展開が出来ると聞くと強そうに見えるが、むしろこいつの本領はP効果の方であり、自身を手札に戻すことで儀式魔法をサーチorサルベージできる。 ペンデュラムドラゴンの流れを汲んだためか発動がエンドフェイズと遅いものの、儀式魔法をなんでも持ってこれるのは可能性を感じる効果である。 また、ペンデュラムグラフの名を持つため、虹彩の魔術師でサーチ可能なのもありがたい。 冥占術姫タロットレイス まさかの史上初の儀式リバースモンスター。 リバース効果の都合上、同時に登場した冥占術の儀式もセット状態で儀式召喚出来る効果を携えている。 リバース時にデッキからリバースモンスターをリクルート可能で、タロットレイのフリーチェーン太陽の書or月の書効果が単体対象から任意の数対象に強化されているため複数のリバース効果で攻め立てる事が可能。 また儀式召喚だけでなく聖占術姫タロットレイの効果でも特殊召喚可能となっているため、 タロットレイスをリリースしてタロットレイを儀式召喚→エンドフェイズにタロットレイスを墓地からセット、即座にリバース→タロットレイスでリバースモンスターをリクルート、自身の効果で自身を即座に裏守備に→相手ターンにタロットレイの効果でタロットレイスをリバース、タロットレイスでリバースモンスターをリクルート→タロットレイスの効果でリバースモンスターを全員リバース と言った具合のデザイナーズコンボが形成されている。 リブロマンサー 思い思いの本と共に、その本のキャラクターの力を借りて変身する異能者達のテーマ。 儀式テーマ特有の「場にカードを揃えづらい」というデメリットを補うデザインで、下級モンスターは儀式モンスターを見せることで手札から特殊召喚可能という共通効果を持つ。 従来の儀式テーマ以上の展開力を活かして儀式召喚も、場に並ぶカードの多さから汎用枠として用意したEXからの特殊召喚もやりやすい、時代に合わせて扱いやすくなった正統派儀式テーマとも言える。 御巫 三人の巫女見習いの少女と、彼女らを依り代として顕現する女神によるテーマ。 下級モンスターも儀式モンスターも全て攻守0の貧弱ステータスだが、全員が戦闘破壊されない上にダメージを全反射するという効果を持っている。 テーマ内エースモンスターは儀式モンスターであるものの、純構築での主な動きは儀式よりも反射効果と装備魔法による強化を主体とするビートダウンといった感じ。 しかし、条件を無視して1ターンのみ儀式モンスターを出せる「伝承の大御巫」や、それを含むテーマカードを簡単にサーチできる「オオヒメの御巫」を中心とした出張ギミックが便利であり、主軸になる「オオヒメの御巫」が儀式モンスターであるためそのサーチ手段として儀式サポート共々入りやすい状態となっている。 ヌーベルズ 上述のハングリーバーガーを名指しでサポートするカードも含まれる儀式テーマ。悪魔の料理人コンビが経営するレストランを題材としている。 最近の儀式は先述した「ドライトロン」「メガリス」の様に、普通の儀式とは一味違う挙動を見せるものもあるが、このテーマも例外ではない。 こちらはなんと「展開の起点以外では儀式魔法を使わず、条件を無視した直接の特殊召喚で儀式モンスターを並べる」というもの。 ほぼ全てのヌーベルズモンスターが「自身(レベルが上がると自身を含む場のモンスター)と相手をリリースし、自身よりレベルが上の儀式モンスターを特殊召喚する」という効果を保有しており、まさかの超融合ならぬ超儀式とも言える方法で展開していく。 条件無視の特殊召喚がメインの都合上、墓地に落ちると蘇生できない等の制約がキツいが、それを見越した回収・再利用手段もテーマ内に豊富。 また、儀式召喚ではなく特殊召喚で出るので着地時の効果条件もゆるくなっており、「限定解除」等で無理やり出しても効果を使えるのがポイント。 ドラグマ 11期の続き物ストーリー、通称「烙印世界」の主軸となるテーマ。表向きは巨大な宗教国家にして、その正体は一人の野心家によって振り回された「殉教者」たち。 その野心家こと《教導の大神祇官》が邪悪な本性を見せてから、ドラグマというテーマは儀式テーマに変化した。 元々EX召喚に対するメタを重視したテーマな為、追加された儀式関連のカードもEXメタがメイン。 お互いのEXを墓地に送りつつ自己強化を行う《凶導の白騎士》、大型ドラグマに耐性と打点強化を与える《凶導の白聖骸》、EXモンスターに対するメタ効果を大量に持つ《凶導の白き天底》と、とにかくEXを使う相手に対して強気に出られる。 粛声 《ローの祈り》に描かれていた少女、もとい《粛声の祈り手ロー》の祈りに応え降臨する守護神たち。 例のハンバーガーに続いてリメイクによる脚光を浴びたのは、これまた古参儀式モンスターの《ローガーディアン》。サフィラとサウラヴィスの人間態も追加された。 光属性のドラゴン族または戦士族を中心とし、《粛声なる守護者ローガーディアン》《竜姫神サフィラ》《古聖戴サウラヴィス》による強烈なメタ効果で敵の動きをガチガチに縛っていく。 主軸になる《粛声の祈り手ロー》が攻撃力50というとてつもなく貧弱なステータスをしているが、緩い条件での自己蘇生と、特定条件を満たす儀式モンスターのリリース素材となる場合は1体だけで必要分レベルを満たせるという効果を持つ為、彼女を如何にして展開し続けるかが鍵となる。 【主な儀式サポート】 + 詳細は以下 センジュ・ゴッド ソニックバード マンジュ・ゴッド 召喚・反転召喚時に儀式関係のカードをデッキからサーチできる。 効果の発動条件に対してサーチ範囲が凄まじく「センジュ・ゴッド」は儀式モンスターを、「ソニックバード」は儀式魔法を、 「マンジュ・ゴッド」は儀式モンスターと儀式魔法のいずれかを手札に加えることができる前述の2枚の上位互換。 儀式デッキはこれぐらいしないと回らないのも事実ではあるが。 範囲の広さから専ら、「マンジュ・ゴッド」が優先的に用いられる。 手札でも効果を発動出来る影霊衣の儀式モンスターの影響か2015年1月よりセンジュとマンジュは制限カードになったが、 同年4月の改訂でセンジュは無制限、同年10月にマンジュも無制限となった。 影霊衣においてはマンジュもセンジュもほぼ大差ない性能とはいえ、 一時的にマンジュの完全下位互換であるセンジュが制限で肩を並べるという珍しい状態となっていた。 チョウジュ・ゴッド レベル6になった代わりに特殊召喚にも対応し、儀式モンスターと儀式魔法をまとめてサーチする様になった「マンジュ・ゴッド」の上位種。 ステータスが低いので各種リクルーターには対応しているが自前で特殊召喚する効果などは持たないので手札に来ると腐りやすく、儀式モンスターだけ或いは儀式魔法だけサーチと言う使い方は出来ないため小回りがききにくい、と効果そのものは強化されているが全体的な使い勝手は悪化している。 ゲール・ドグラ 3000LPを払うことで、EXデッキからモンスターを1体墓地に送れるモンスター。 儀式デッキでは「虹光の宣告者(アーク・デクレアラー)」を落とすことで、儀式モンスターor魔法をサーチするのに使われる。 「マンジュ」らと異なりこれ1体で2枚以上サーチできるが、LPの消費が激しいのが欠点。 どちらを使うかはステータスなどを参照しながら自分のデッキと相談になる。 高等儀式術 儀式魔法の革命児といえるカード。通常のリリースの代わりに、儀式召喚するモンスターと合計レベルとが同じになるように デッキから通常モンスターを墓地に送って儀式召喚できる。 特定のカテゴリーに属していなかったり、「儀式の下準備」に対応していない儀式モンスターはこのカードを頼ることが多い。 レベルが同じでなくてはならないというのが中々に曲者だが、従来と比較して圧倒的にアド損が少なく、 使い道に乏しかったバニラに希望を与えたカードでもある。 レベル8以下の儀式モンスターの場合は同じレベルのバニラ1体で儀式召喚できるが、 あえて数を増やして墓地コストを調達する目的で使う事もできる。 例えばレベル8の儀式ならレベル4のバニラを2体落として「開闢」や「デビルドーザー」に繋ぐなど。 《終焉の王デミス》と組み合わせた1ショットキルデッキの強さから汎用儀式魔法で唯一制限カードを経験している。 このカードが登場した当時はいわゆる「ガチデッキ」とそれ以外のカジュアルデッキの住み分けがマナーだった(*4)のだが、高等儀式術自体は非常に人気が高いカードだった。 そのためレベル8の儀式モンスターを召喚していく手段として非常に好まれ、特にレベル8の約数となるバニラモンスターに独特の需要が生まれた。 レベル8:《トレード・イン》を共有でき、《思い出のブランコ》《早すぎた埋葬》などで蘇生する レベル4:普通の高打点あるいは高守備モンスターとして利用する レベル1~2:手札事故要因になるが一気に4枚・8枚の墓地を肥やせる といったもので、特に特定の条件を満たすレベル4の最高打点モンスターやレベル2以下の初期バニラには高い需要ができて値段がつり上げられたものである。 そして「遊戯王を始めたての頃に愛用していたカードや当時入手するのが憧れだったカードを、コストとしてとはいえまた合理的な理由で使うことができる」「アド損のせいでまともに運用できない儀式モンスターを使える」というのは当時のプレイヤーにとって嬉しいものだった。 現在のプレイヤーには「デミスを出してドーザー出す」の印象が強いだろうが、当時はゾークもルインもレシェフもソルジャーもヘルレイザーも、みんなこのカードを使って出したのだ。 一方でレベル7以下の儀式モンスターに使う際はサポートの共有ができないこと、コスト役を当時からすでに厳しい性能だったレベル3以下あるいは6~7のバニラに頼らざるを得ないことからさほど使われ、これらのカードを使う場合は本来の儀式魔法を《マンジュ・ゴッド》などでサーチする手法が好まれていた。 そして高等儀式術の強さとレベル8の優遇っぷりを改めて思い知らされる。いわば時代を築いたカードだったのである。 高尚儀式術 「高等儀式術」の逆で手札の通常モンスターをリリースしてデッキから儀式召喚する儀式魔法。 相手エンドフェイズにデッキに戻るとは言えどんな儀式モンスターでもデッキから儀式召喚出来るのは貴重。 ただし、このカードのためだけにバニラを採用すると手札事故を頻発しかねないので「高等儀式術」との併用は必須。 サポートの関係で儀式モンスターを手札に加える事自体は難しくないので、全体的な使い勝手は「高等儀式術」に劣るので4枚目以降の「高等儀式術」として扱うべき。 大地讃頌 奈落との契約 精霊の祝福 褒誉の息吹 特定の属性の儀式モンスターならば何でも儀式召喚できるカード。 ただし、リリースする合計レベルは儀式モンスターと同じでなくてはならない。 「大地讃頌」は地属性、「奈落との契約」は闇属性、「精霊の祝福」は光属性、「褒誉の息吹」は風属性に対応している。 一見かなり便利なのだが、カード名の記載がないので「儀式の下準備」は使えないのがネック。 複数の儀式モンスターを採用する場合、これ1枚で出し分けできるが、 「大地讃頌」「褒誉の息吹」は使い分けるほどの対応属性の儀式モンスターがいないのが悲しいところ。 なお、専用またはカテゴリー指定の儀式魔法を持たず、これらの汎用の属性指定儀式魔法を自身の降臨用の儀式魔法としてテキストに記載している儀式モンスターも存在する。 ただし儀式モンスターのテキストのこの記述を参照するカードは未だ存在しないため、今の所はフレーバー以上の意味は持っていない。 儀式の準備 レベル7以下の儀式モンスターをデッキからサーチし、墓地の儀式魔法をサルベージする魔法。 「マンジュ」と違って召喚権を使う必要がなく、あわよくば墓地から儀式魔法を回収できる。 事故や手札消費がお友達の儀式召喚にとって、手軽にリカバリを行い、文字通り「儀式の準備」ができるこのカードの存在は重要である。 ただし、このカードでサポートできないレベル8以上の儀式は「下準備」の登場まで涙目となることに。 汎用儀式サポートとして儀式デッキの必須カードとなっていたが、 「影霊衣」が環境で猛威をふるった影響により2015年1月より制限カードとなった。 その後、当の「影霊衣」が相対的に弱体化したため、2017年7月1日の改訂で準制限に緩和された。 さらに、同年10月1日には無制限となり、再び3枚使えるようになった。多くの儀式デッキにとっては朗報だろう。 儀式の下準備 デッキの儀式魔法を選択し、デッキ・墓地から「その儀式魔法にカード名が記された」儀式モンスターとともに手札に加える魔法。 つまり、儀式モンスターの名前が儀式魔法で直接指定されているならば、モンスターと魔法をセットで調達できる。 《儀式の準備》の調整版かつ下記のよからぬ汎用儀式勢及びカテゴリ儀式勢をピンポイントで仲間外れにする儀式サポート。 超戦士とオッドアイズは泣いていい。 また、《儀式の準備》より優れている点として「レベル8以上」の儀式モンスターも対象に入っているので、 今まで恩恵を受けられなかったレベル8以上の強力な儀式モンスターもサーチできようになったのは嬉しい。 儀式召喚に際し専用儀式魔法を使用するならば、ほぼ必須の1枚となるだろう。 ちなみに儀式魔法にカード名が載っていればいいのであって、汎用儀式だがそれとは別に儀式モンスターを指定した効果がある場合でも対応している。 儀式の供物 シャドウ・リチュア ヴィジョン・リチュア 影霊衣の術士 シュリット 粛声の祈り手ロー 通常のリリースの代わりに、1体のリリースで儀式召喚を可能にするモンスター。 《儀式の供物》は闇属性、リチュアの2体は水属性、シュリットは影霊衣儀式モンスター、ローは戦士・ドラゴンかつ光属性の儀式召喚を緩和する。 使用している儀式モンスターのレベルがバラバラの時に生かし易い。 妙なキモかわいさがクセになる儀式の供物は《儀式の準備》など他のカードイラストにもちょこちょこ出ていたりする。 シュリットはリリースされたら影霊衣儀式モンスターをサーチする効果もあり、デッキのキーパーツであったため一時期制限カードに指定されたが現在では釈放されている。 また、海外では一時期禁止カードにまでなっていたがこちらも現在では無制限。 ローは墓地に送られても自身の緩和条件になるモンスターが場に出ると1ターンに1度だけとはいえ自己蘇生が出来る上に、「粛声」カードをサーチ可能。 限定解除 1000ライフ払い、手札から儀式モンスターを特殊召喚する魔法。 いわば「簡易融合」の儀式版。 攻撃は出来ず、エンドフェイズには破壊される、正規の儀式召喚では無いので蘇生不可という様々なデメリットがあるが、 効果のみを使いたい場合には有用。 「タロットレイ」なら、自分を裏守備にすることで強引に自壊を踏み倒せる。 ヌーベルズでもテーマそのものが正規の儀式召喚を行わない為、このデメリットをあまり気にせずに使える。 儀式魔人 儀式召喚するとき、墓地から除外することでそのレベル分を儀式召喚のコストとして使え、 儀式召喚に用いられた場合、儀式モンスターに追加効果を付与するモンスター群。 与えられる効果は様々だが、対象耐性を与える「デモリッシャー」、罠耐性を与える「ディザーズ」、そして何より相手の特殊召喚を禁止する「リリーサー」の三体が特に強力。 現在の儀式の最大のメリットの1つは彼らが使えることと言っても過言ではないのだが、リリーサーはあのチート融合モンスターと組んで大暴れしたせいで禁止送りになってしまった。弾圧や虚無空間の例を見るに当分の間帰っては来れないだろう。 あくまでも「リリースした儀式魔人の効果」なので「エフェクト・ヴェーラー」などを食らっても追加効果が消滅しないのが魅力的。 反面、裏側表示にされるとその効果は消されてしまうのには注意しよう。 契約の履行 儀式専用の早すぎた埋葬。勿論、一度は正規の儀式召喚を経る必要がある。 虹光の宣告者(アーク・デクレアラー) 下記の「パーデク」の派生形態である、縛り無しのレベル4シンクロモンスター。 手札・デッキから墓地に送られるモンスターを代わりに除外する永続効果、 自身をリリースしてカード効果の発動を無効化破壊するカウンター効果を持つ。 これだけでも、汎用パーミッションシンクロとして十分に強力だが、 大きな特徴として墓地に送られた場合、デッキから儀式モンスターか儀式魔法をサーチできる。 「センジュ」と「マンジュ」の規制時は、このカードを使いまわすギミックが積極的に研究されていた。 「ゲール・ドグラ」でエクストラデッキから墓地に送り、ライフコストを度外視して複数枚サーチを行うことも珍しくない。 また、「リチューアル・チャーチ」を活用する「サイバー・エンジェル」ではこいつを簡単に蘇生できる。 まぁ、影霊衣は以前から万華鏡でユニコールを出しながらこいつを直接墓地に叩き込んでいたが そして、後述の「宣告者の神巫」という相棒を手に入れた事で奴は弾ける事となる。 宣告者の神巫(デクレアラー・ディヴァイナー) デッキもしくはEXデッキから天使族を墓地に送り、その後に自身のレベルを墓地に送ったモンスターのレベル分上げるという効果を持つレベル2チューナー。 そのあまりにも虹光の宣告者を墓地に送れと言わんばかりの効果は強力であり、特に理由がなければとりあえず儀式デッキに虹光の宣告者共々三積みしてもいいレベルのカード。 虹光の宣告者を墓地に落として儀式関連をサーチ、そして自身は儀式コストとしてもいい感じのレベルへと変化と、捨てる所がないレベルで優秀すぎる一枚。 更には異形だったり抽象的な見た目の多かった宣告者関連では珍しい人型モンスターで、長い黒髪と大人しめな顔つきが特徴的な美少女となっている。 難点をあげるとするなら漫画本の付録故にシングル価格は高めになりがちな所。複数積み推奨の性能なので多く欲しいが、取引価格が嵩む為集めるのは中々し辛い。 緊急儀式術 手札か墓地から除外した儀式魔法の効果を得る罠で、つまりは儀式版の緊急同調。 当然ながら儀式のカード一式が揃ってなければ発動出来ないし、 そもそも素で儀式が出来るなら手札の儀式魔法をそのまま発動すればいいし、 墓地の儀式魔法を再利用したいなら儀式の準備で直接回収すればいいし、 何より現在は自己除外で追加効果を得られる儀式魔法も徐々に増えている。 このカードを使うとすれば相手ターン中に儀式召喚して効果を発動させるのが狙いになるか。 まぁ儀式の準備はサーチしなきゃ儀式魔法のサルベージは出来ないんですけどね! 逆にサーチのみは可能。 魔神儀(デビリチャル) 儀式召喚サポートに特化したカテゴリー。 手札の儀式魔法/モンスターを見せる事で手札の自身とデッキの相方を特殊召喚し、 デッキから呼び出された場合は儀式モンスター/魔法を手札に加える効果を持つ2枚で1組のモンスターが4種類おり、組合せ次第ではレベル7〜11の儀式モンスターが出せる。(*5) 一応、フィールドに存在する限りエクストラデッキからの特殊召喚が出来ない制約はあるが、効果を使用したらさっさと儀式召喚してしまうのであまり問題はないだろう。 さらに手札から公開して「魔神儀」をデッキから呼ぶのと墓地から魔神儀を蘇生させる儀式モンスターが2種類に加え、リリース元は「魔神儀」限定になるがどんな儀式モンスターも呼べる万能儀式魔法も存在する。 サイバース・ウィッチ サイバネット・リチューアル サイバース儀式サポートのリンクモンスターとサイバース儀式専用の儀式魔法。 ウイッチの効果がとにかく強力で自身のリンクマーカーの先にモンスターが特殊召喚された場合にサイバース儀式モンスターとサイバネット・リチューアルをデッキから加える効果によって一瞬でサイバース儀式セットを揃え、 更に上記の効果を使用したターンに墓地の下級サイバース1体を特殊召喚する効果で最大レベル4のリリース素材まで確保してしまう。 サイバネット・リチューアルの方も、自分モンスターゾーンががら空きの時にトークン2つを生み出す墓地効果が優秀で、この2枚のアド取り能力の高さから全体的に消費が荒いサイバースデッキにはありがたい存在となっている。儀式召喚よりもこっちの用途の方が多いとか言わない。 【原作、アニメにおいて】 上記を見てもらえばわかる通り、必要カードの多さの反面そこまで強いカードが存在しないためか、 他の召喚法に比べて登場の機会もOCG化も少ない。 「リチュア」や「影霊衣」など、現実の環境にはちょくちょく顔を出すが、 かつての裏守備表示と並ぶアニメ遊戯王の中で最も不遇な扱いの召喚方法と断言できる。 GXではそこそこ登場したが、融合がクローズアップされた作品のためか、 当時は収録枠を奪われ、OCG化がかなりの長い間放置された「サイバー・エンジェル」「リトマスの死の剣士」がいる。 5D sはシンクロ召喚をクローズアップしたためなのか、 ライディングデュエルのルール上スピードスペルに儀式魔法カードが必要になるためか未登場。 漫画版5D sではスピードスペルがないためか登場。 イェーガーが「道化傀儡王パントミーメ」を使用したのだが、大した活躍はしなかった。 こちらはOCG化されていない。 ZEXALではカイトが「光子竜の聖騎士」を1度のみ使用。 とはいえ「銀河眼の光子竜」へ繋ぐためのカードであったためすぐに退場した。 本作はエクシーズ召喚に特化されており融合召喚も似たような扱いだが、全く登場しなかったシンクロ召喚よりはマシか。 ARC-Vではペンデュラム召喚がクローズアップされた作品ではあるが、 過去の召喚法がそれなりの頻度で登場しており各召喚法に対する勢力も登場した。 だが、エクストラデッキを使った召喚法に限定されたためか、儀式召喚を主体とする次元や勢力は存在せず、 LDSの召喚法を教える専門コースは存在せず総合コースにまとめられている。 扱いそのものには不遇さが際立つが、儀式召喚を主体とした決闘者が2人登場し、 使用カードはOCG化されているため、GX以降では割とマシな扱いかもしれない。 その為、九期後半に出た各種召喚方法を封殺する「次元障壁」というカードが登場した時には「アニメではハブる癖にこっちではしっかり含みやがって!」とか嘆かれた。 実際儀式魔法の発動にチェーンして発動すると確実なマストカウンターになり、そのターン動けなくなるので相性は非常に悪い。 【ゲーム作品において】 ゲーム作品でも所々不遇さが目立つ。 初期の頃の非OCGルールの作品では特定のモンスターを生贄に必要にする代わりに、儀式モンスター自体はデッキに入れる必要が無く自動生成されると、かなり融合に近いシステムとなっていた。 なのだが融合は融合魔法が必要なかったため、比べると圧倒的に使い勝手が悪い。 特に初登場のDM2では生贄をフィールドに揃えないといけない上に、生贄にするモンスターは全て完全に指定されている。 これだけでもきついのに儀式召喚に成功すると儀式魔法が消滅するという驚愕の仕様。 デュエルが終わっても消えたままで本当に消滅してしまうのである。 ここまでデメリットまみれで出てくるのはただの割に合わない脳筋であり、消滅した儀式魔法の代わりに手に入る儀式モンスターもデッキキャパシティシステムのせいで高コストでデッキにロクに入れることができない。 そのため実用性どころかまともに使うのすら困難でネタとしか思えない召喚法となっていた。 それ以降での作品でも使い難さは相変わらずだが出てくる儀式モンスターは召喚魔族システムで優位に立てる神魔族に設定され、指定される生贄は1体のみになり残り2体はフリーと多少フォローが入ったがやっぱりすごく使い難い。 他にはデュエルターミナルの特定のモードでは「黄色かオレンジのカードをスキャンしてくれ!」と実際はスキャンできるのにも関わらずボイスにハブられている。 また3DSのダウンロードソフト最強カードバトルでは、完全に存在がハブられている。 ただ、不遇とは言っても少しずつ改善しつつあるため、希望は持てるだろう。 エクストラデッキを使わない関係上、新マスタールールの影響が軽微である点は大きい。 そして、とうとう最新作の遊戯王VRAINSではPlaymakerが儀式召喚を使用した。 それに伴って約17年ぶりに儀式モンスターが通常パックのパッケージを飾った。 + 詳細は以下 原作での初登場は遊戯VS舞戦にて、召喚された「カオス・ソルジャー」。 「光の護封剣」で舞の動きを止め、護封剣の効果が切れるラストターンに引き当てた。 「グリフォール」と「クリボー」を使い、「暗黒騎士ガイア」を「カオス・ソルジャー」に転身させた。 その後、ペガサス戦にてトゥーンを打ち破られたペガサスが「サクリファイス」を召喚。 それに対抗する手段として表遊戯は、自身の精神力が切れる寸前に闇遊戯にあるカードを託す。 そのカードは闇遊戯が受け継ぎ、「マジシャンオブ・ブラックカオス」を儀式召喚した。 バトルシティ編では、光と闇の仮面戦にて「マスクド・ヘルレイザー」が登場した。 梶木漁太も切り札である「要塞クジラ」を城之内戦で使用したが、原作では儀式モンスターでは無かった。 また、アニメオリジナルの話では洗脳されたキースが「ゼラ」を召喚している。 乃亜編では、黒幕であった乃亜の切り札として「天界王シナト」が登場している。 ドーマ編ではなんと城之内がレッドアイズの影霊衣とでもいうべき「ロード・オブ・ザ・レッド」などを使用。 アーマーモンスターを装着したヴァロンを熾烈なリアルファイトを繰り広げ、視聴者に大きなインパクトを与えた。 GX初期では明日香を中心に割と使われていたが、そのすべてが長らく未OCG化 なんで!? あまりにも濃い新キャラの追加で影が薄くなった影響か、この時期の明日香は本当にカード化に恵まれていなかった。 5D sではモブキャラがライカン・スロープを使用、漫画版5D sではイェーガーが道化傀儡王ジェスター・パペット・キングパントミーメを使用している。 …つまり実質未登場である。そんなに魔法カード必須なのが(SP的に)悪いのか……! ZEXALではⅡにてカイトvsMr.ハートランド戦でカイトが、 《白竜の聖騎士》の銀河眼の光子竜(遊戯王OCG)バージョンといえる光子竜の聖騎士と光子竜降臨を使用し、久々の儀式召喚で人々は興奮した。 GX終了からおよそ8年、あまりに久々の儀式モンスターの登場にアニメで儀式召喚がかなり詳しく解説されていた程である。 ARC-Vでもそこそこ登場している。 1話の看板で登場したり、沢渡さんが捨てたクズカードの中に「ハングリーバーガー」が混じっている、LDSのカリキュラムでは一般コースでアドバンス召喚と一纏めにされているなど。 だが、エクストラデッキから出す召喚法でないためか、「儀式次元」は存在せず、遊矢シリーズもいなければ儀式召喚に対応した竜もいない、 ゆゆゆゆにも柚子シリーズにも儀式を使うキャラクターはいない。 …要するに、あらゆる召喚方法が登場すると言われておきながらいつも通りのハブられっぷりである。 そんなにエクストラデッキを使わないのが悪いのか……! 更に更に、スターターデッキ2014のDLCであるティーチングソフトでは特殊召喚の中で唯一解説をハブられるというこの上ない屈辱を味わう事になる。 が、22話で遂に方中ミエルが儀式召喚を執行。「聖占術姫タロットレイ」を繰り出した。 凝った儀式召喚の演出、十数年ぶりの純正の儀式使いの登場、ついでにミエル本人のキャラの濃さと可愛さに前述の天城カイトをも上回る熱狂ぶりとなった。 その後も彼女は遊矢の追っかけとして何度か登場、愉快な友人の一人としての立ち位置を確立しつつある。 果たしてアニメ儀式使いの儀式カードはOCG化されるのか・・・。 でもミエルちゃんTFSPでは影依衣使って(ry との心配もあったが「運命決闘者編」において占術姫のカードも無事OCG化し、 新たな相棒「禁忌の壺」を得た儀式モンスター「聖占術姫タロットレイ」もOCG化を果たした。 アニメに登場したカードではないが、「ディメンション・オブ・カオス」においては、 儀式モンスターの代表格である「カオス・ソルジャー」のリメイクカードである、 「超戦士カオス・ソルジャー」や関連カードが登場しており、儀式をテーマにしたカードは段々と増え続けている。 またOCGオリジナルのオッドアイズではアニメとは違いハブられず「オッドアイズ・アドベント」と「オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン」が登場している。 さらにエクシーズ次元編に入ると、GXからのゲストキャラとして天上院明日香が登場。 融合次元の人間という設定から融合テーマ使いに変わっているのでは・・・という不安を跳ね除け、 おなじみ機械天使の儀式を使用し、新規機械天使モンスター、「サイバー・エンジェル 美朱儒(ビシュヌ)」の儀式召喚を執り行った。 そして、それに合わせるように、10年以上の時を経て遂に「サイバー・エンジェル」のOCG化が実現した。 さらに劇場版「遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」にて社長が「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」を使用。 同時期のブルーアイズ強化もあいまって【儀式青眼】は環境に食い込む強さを見せている。 遊戯王VRAINSの2年目でPlaymakerが「サイバース・マジシャン」を唐突に使用した。 ……特に入手経緯が描かれず、マジで唐突に使用したのだ。 (一応、直前にAIからリンクリボーなどのカードを受け取っている描写があり、マジシャンもその1枚ではないか?と言われている) しかも該当デュエルでは結局フィニッシャーにならなかったという、OCGと同様にあまりパッとしないデビュー戦となったのであった。 パッと出で終わった、メインとは別召喚法の看板モンスターの前例を経験しているからか、 今後もPlaymakerはマジシャン(と、いうか儀式召喚)は使用されるのか? そもそも、サイバースも儀式も手札消費が荒いから共倒れにならないか? などなど視聴者の危惧は尽きない。 ただし劇中の描写は、カオソルを意識したのかこのカードとそっくりな「サイバース・ウィザード」を儀式召喚のコストにしており、 攻撃名もブラマジそっくりな「サイバース・マジック」、 ミエルちゃん同様なかなかカッコイイ召喚口上などかなりがんばっている方。 まだまだ不遇なのは否めないが、着実に儀式の地位は上がり続けているだろう…、 儀式全体のサポートカードだって? 知らん、そんな事は俺の管轄外だ 追記・修正はレベル*以上のモンスターを生け贄に捧げてお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-10-27 20 51 52) 機械天使がハブられ続けたのは魔法回収を危惧してたからじゃね?アニメの共通効果はただの特殊召喚でも墓地の魔法戻せるから -- 名無しさん (2016-11-11 01 09 47) 手札誘発持ちの汎用儀式モンスター出たぞよかったな -- 名無しさん (2016-12-08 11 26 50) なんだかんだ現在に至るまで環境への露出回数は融合より多いんだな… -- 名無しさん (2016-12-20 15 51 34) デミスリチュアネクロスカオマと一部の突出した連中は本当に強いからな。まぁ、その分アニメでは一度たりとも碌な扱いを受けたことがないけど -- 名無しさん (2016-12-21 20 25 08) リンク召喚「ワイのせいでスマンな」シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム「ひぇぇぇ~」儀式「まーたワイがハブられ…、あれ俺あんま変わん無くない?」 -- 名無しさん (2017-02-17 23 03 28) リンクモンスターの色が青なのは儀式召喚をリスペクトしたものだった……? -- 名無しさん (2017-02-18 02 48 05) 相対的に強化されたな -- 名無しさん (2017-02-18 07 16 21) 結果的に原点回帰してるといえるのかもしれませんね。デュエルリンクスが受けてることと関係があるのかもしれません。 -- 名無しさん (2017-02-18 07 32 23) 儀式は今回追い風かもしれないので頑張ってほしい -- 名無しさん (2017-02-24 13 38 41) 果たして、VRAINSに今後登場することはあるのか -- 名無しさん (2017-06-14 14 52 55) 儀式の -- 名無しさん (2017-06-14 21 49 19) ↑ミスッた。儀式の準備が準制限になったようです。これで少しは儀式にも追い風が… -- 名無しさん (2017-06-14 21 50 58) 他の召喚法に比べると扱いの悪さは目立つが他の作品と比べると割と扱いが良いよくわからない立ち位置のARC-V。OCG的には様々な召喚法を駆使する彼岸や竜剣士でもハブられなかったが。 -- 名無しさん (2017-07-31 01 36 08) そもそもアークのメインの召喚方法はエクストラからの召喚だぞ? 儀式はあくまで魔法カードによる召喚だから作品のコンセプトじゃない -- 名無しさん (2017-07-31 02 16 26) そもそも生贄と儀式はスタンダード次元のデフォらしいけど -- 名無しさん (2017-11-05 05 05 15) サイバース・マジシャン…これまさか遊作が儀式使う事になるんじゃ -- 名無しさん (2018-03-16 10 10 52) エクストラを圧迫せずに強化するとなると割と妥当だけどな -- 名無しさん (2018-03-16 10 40 24) ↑リンク召喚導入後の新ルールでは結構同意出来てしまう…以前のルールなら、そんな訳無いだろ!って言ってた。 -- 名無しさん (2018-04-03 13 56 18) 上手くやれば儀式復権どころか強力な結びつきを作れそうではあるんだけど、ただサイバース自体が手札消費激しいんでその点あんまり儀式と噛み合わない気がするんだけどどうすんだろ… -- 名無しさん (2018-04-05 01 42 53) サイバースウィッチという凄まじいサポートカードあるから消費面は割と抑えられそうだけど嵐竜はともかくマジシャンが弱い… -- 名無しさん (2018-04-05 07 46 32) 儀式看板が17年ぶりという衝撃 -- 名無しさん (2018-04-05 09 38 00) ヴレインズについて書ける人よろしく -- 名無しさん (2018-04-28 22 25 46) サイマジ+魔神儀について(出来る限り正直に)追記したので細かい調整ヨロ。 -- 名無しさん (2018-05-13 13 08 32) Soulburnerまで儀式扱ったのは完全に想定外だった。 -- 名無しさん (2018-05-16 21 45 21) やっぱりヴレインズは儀式次元じゃないか -- 名無しさん (2018-05-17 21 37 32) フルモン儀式とかいうデッキがついにできるように -- 名無しさん (2019-10-10 19 18 11) 攻撃力を参照する儀式魔法だと!まるで意味が解らんぞ! -- 名無しさん (2020-07-14 21 33 30) 寧ろ一度は妄想した事があるのではないか?同じく攻撃力を参照してエースモンスターを呼ぶフォトンとか、リンクと儀式を両立するネフティスやサイバース族が出た時点で -- 名無しさん (2020-07-18 18 26 17) 次は攻撃力か守備力の数値分だけLPを支払っていただこう -- 名無しさん (2021-01-28 09 50 29) ドライトロンを駆使したアモルファクターPの固めと、そして超火力+貫通のカオスMAX。黎明期からかなり強化されたよな。 -- 名無しさん (2021-05-22 01 30 14) 宣告者の神巫+虹光の宣告者の組み合わせが鉄板すぎて儀式モンスターに「レベル6であるか否か」って評価基準が出来つつあるな… -- 名無しさん (2022-10-09 13 38 37) ヌーベルズも6軸の可能性が -- 名無しさん (2023-02-08 20 25 44) 最早弱いとは言えんよな…そして黎明期基準で恐ろしく強化されたハンバーガー -- 名無しさん (2023-02-09 14 50 20) ↑融合以上に手札に儀式魔法と儀式モンスターと素材を揃えるなければ行けない所からその前提を崩せるカードが増えたからなぁ -- 名無しさん (2023-02-13 09 43 26) ヌーベルズみたいな感じで初期の儀式モンスター活用するテーマ今後増えていくのかな? ゼラは専用カテゴリ化しそうだけど、チャクラは天威とはまた別のカード群が必要になりそうだが…… -- 名無しさん (2023-03-26 20 49 42) 種族に抜けがある時点でスタートラインにすら立ってない気がするんだが、埋まる日は来るんだろうか? -- 名無しさん (2023-03-26 22 21 12) ↑残ってるの種族ってそもそも数が少ない所だからなぁ。爬虫類は儀式的なことをやって呼び出しそうなモンスターが結構特殊召喚モンスターになってる感じもある(ヴェノミナーガとか蛇神ゲー) -- 名無しさん (2023-07-01 09 45 07) ハングリバーガーとローガーディアンが強化される2023年 -- 名無しさん (2023-09-11 12 40 13) ゼラなんかはそろそろテーマでまとめて欲しいな、OCG的にはゼラよりゼラの戦士の派生が充実していてゼラ本体は特に増えてはいないけど -- 名無しさん (2024-01-23 13 18 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/4244.html
「誤植」(ごしょく)は、印刷物における文字や数字、記号などの誤りの事。 ミスプリント(ミスプリと略する事もある)、タイポ(typo, typographical error の略)、タイプミスとも言う。 植は写植の植であり、元々は活版印刷の組版で間違った活字を植字してしまう事を指す (活版印刷は大量の判子(初期は木製、後に鉛製)を並べて文章を作るもので、誤植とは写植屋がその判子を間違えたと言う事)。 活版印刷以外の字の間違いは単に誤字と呼ぶ。 そのため原稿の誤字を正確に写植した場合は誤植と呼べない(読者には何処で間違えたかの判断は出来ないが)。 が、現在は印刷物の間違い全般に対して用いられている。 そもそも現代では写真製版の発明とコンピューターの登場により活版印刷自体が廃れてしまったので…。 タイポ、タイプミスと言った場合は、ワードプロセッサ、タイプライター、コンピュータのキーボードなどの、 タイピング上の間違いを広く指し、こちらは印刷物に限らず各種テキストに用いられる。 (以上、Wikipediaより引用) 格ゲーにおける誤植 格ゲープレイヤーにとって、誤植とは馴染み深い要素の一つである。 何故なら、格ゲー全盛期に刊行されていたアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』(新声社)では誤植が頻発していたからである。 「誤植」で検索すると関連用語に「ゲーメスト 誤植」と候補に挙がるほどの名物。 中でも特に有名なのは「確かみてみろ!」「インド人を右に!」「ザンギュラのスーパーウリアッ上」辺りだろう。 + 確かみてみろ! 1997年から1998年にかけて『ゲーメスト』で連載されていた中平正彦氏の漫画作品である、 『STREET FIGHTER III RYU FINAL -闘いの先に-』が発祥。 本作は『II』と『III』の間の出来事で、 主人公は作中数多くのファイトの末に伝説のストリートファイターと呼ばれるようになったリュウ。 物語は最終回でのラストシーン。リュウが朱雀城趾で一人静かに佇んでいる所に、 後に『ストIII』の主人公(笑)新主人公となるアレックスがやってくる。 アレックスは問う―「一度アンタと闘い打ちのめされた後、俺の心に残った何かがある、それがいったい何なのか知りたい」と。 それにリュウは振り返って「確かめてみろ!」と答える (この台詞は後に『ストリートファイターIV』及び『V』のリュウの勝ち台詞としても登場するほどインパクトがあった)。 しかし以前から激しい誤植を連発していた『ゲーメスト』はこのラストの台詞も誤植してしまい、 「確かみてみろ」となってしまった。 非常に人気が高くストーリーとしても読み応えのあった漫画のラストだっただけに、 最後の最後でこの誤植は読者に途轍もない脱力感を与えてしまった一つの「事件」として語り継がれる事となった (単行本ではもちろん修正されている)。 そのネタ性のインパクト故に「確かめる」という言葉を使う際、 わざと「確かみてみる」などと表記するのが格ゲー界のジョークとして広く使われるようになり、 2009年にはTシャツ化までしてしまった。 更にはカプコンでも『ストリートファイター6』において、 連動サイト「Buckler's Boot Camp」のプロフィールに設定できるメッセージの一つに採用されている (修正版も採用されているが)。 また、この作品は連載開始の時も「中平正彦先生執筆!」を「中平正彦宣誓執筆!」と誤植してしまったため、 「誤植に始まり誤植に終わった漫画」と言われている。 + ザンギュラのスーパーウリアッ上 『ストリートファイターII' TURBO』の紹介文にて、 「ザンギエフ」「スーパーダブルラリアット(ハイスピードダブルラリアットの開発時の名前)」を、 それぞれ「ザンギュラ」「スーパーウリアッ上」と誤字してしまった事に由来する。 早書きで潰れた文字だと潰れてそう読めなくもないか…? 誤植は日常茶飯事だった『ゲーメスト』だが「これは余りにも酷い」と業者に抗議した所、 原稿を見せてもらったらどこをどう見ても完璧に「ザンギュラ」であったためという。 特に、「フ」の上の横棒(「ラ」)と「ト」の下の横棒(「上」)が入っている原因は原稿を書いた本人ですら分からなかったようである。 当時の読者達からも「あのライター陣ならよくある事」と諦められる域に至っていたようである。 カプコンサイドでも件の誤植は記憶に残っているらしく、2004年に『CAPCOM FIGHTING Jam』公式サイトの雑記・第4回において、 ザンギエフのブリスやられ姿を、 CANOE氏が適当に「ザンギュラちゃん」と命名している(肩書は「うわめづかいで卑屈に喋るロシアのみかん売り」)。 また、以前にも「ザンギエラ」と言う似たような誤植があった。 ちなみに「ウリアッ上」の部分は「ウリアッじょう」と読むか「ウリアッうえ」と読むかで分かれやすいが、 無論誤植で特に決まった読みがある訳でもないため、各々の好みで読んで構わないだろう。 なので「ウリアッかみ」と読む選択もあり + その他の『ゲーメスト』ネタ 『インド人を右に』 レースゲーム『スカッドレース』の攻略記事における誤植。 本来は「ハンドルを右に」のはずが字が汚すぎて「ハンドル」→「/|ンド/レ」→「インド人」と写植屋に読まれてしまったと言われている。 なお「左カーブなのに右ハンドルかよ」と言う突っ込みも見受けられるが、 「(ブレーキを掛けながら)ハンドルを左に切って後輪を横滑りさせた後に、アクセル全開でハンドルを右に切りなおして横滑りを止める」という、 「ドリフト走行(からのカウンターステアリング)」と呼ばれるテクニックなので、記事の内容自体は間違ってはいない。 別にダルシムの事ではないが、読者ページなどでは当然のようにダルシムと関連付けられていて、 MUGENで作られたザンギュラでは「人間砲弾としてダルシムを画面右に投げつける」(2P側(相手が画面左)だろうと画面右に投げる)技となっている。 + さらにこんな事も 麻雀専門マンガ雑誌である「近代麻雀」に連載されている『むこうぶち』というマンガで… …という、ゲーメストネタが炸裂した。 と、いうのもこの『むこうぶち』を執筆されているのは、かつて『餓狼伝説』や『龍虎の拳』のコミックを執筆されていた天獅子悦也氏。 当時を知る作家ならではの仕込みネタと言えるだろう。 『ファイナルゴロー』 ボクシングゲーム『ファイナルブロー』のタイトルの誤植。 その語感から吸引力の変わらないただ一人の柔道家を彷彿とさせたが、当然ながら全く関係はなかった。 爆発ゴローとも当然無関係。 ザベル・ザロック「レバー+大ピンチ」 「レバー入れ大ピンチ」が良く知られているが、正確には「レバー+大ピンチ」 (「+(プラス)」よりは「入れ」の方が言い易いという面はあったと思われる)。 ザベルはレバー入力の有無で変わる通常技が非常に多く、その中の「レバー+大パンチ」を誤植したもの。 確かにザベルのレバー入れ大パンチは不適切なタイミングで出したり空振りすると、 隙が非常に大きく大ピンチなので間違っていないのかもしれない。 他にも「大パンチ」はよく誤植され、「大パチン(彼や彼が思い起こされる)」 「大パンツ(レスラーなどのそれ一丁のキャラがキャンセルすると大変)」などが新たに生み出されている。 ブライダー「ブライダープラズマボルト」「ブライダーオーバードライブ」 どちらもブライダーの超必殺技「ブライダーブレイク」をコマンドごと間違えたもの。詳しくはブライダーのページにて。 「桜瀬王虎姫」 『コミックゲーメスト』に連載していた作家のPN「桜瀬琥姫」の誤植。 確かに部品はあっているのだが、当時流行っていた『サムライスピリッツ』の影響もあってか、 「琥」をうっかり「王虎」としてしまったものだと思われる。別に王虎が姫なわけではない。 『斬紅郎無双剣』のエンディングにおいて王虎がリムルルの格好をしている絵があったりするが、特に関係は無いだろう。 「江田島平八」 『鉄拳』シリーズにおける三島平八の誤植。 平八の元ネタが『魁!!男塾』の江田島平八である事は有名だが、まさか塾長本人であらせられたとは。 なお類似例として『月華の剣士』のキャラが「斎藤一」になっていたというのもある。抜刀斎を差し置いてゲスト参戦してたのか (ゲームセンター別のハイスコアランクを掲載したものであり、 すぐ下のキャラが「ざんてつ」と平仮名だったのを見るに、スコアノートに書いてあったのを丸写ししたのだろうか?)。 「リュウ・サカザキ」 『THE KING OF FIGHTERS '94外伝』におけるリョウ・サカザキの誤植。 テリーとリョウが激戦の末に引き分け、再戦を胸に誓い合う場面で発せられた痛恨の一撃。 シリアスかつ感動の場面をぶち壊しにしてくれた点では上記「確かみてみろ」に匹敵する。 しかもこの誤植は単行本でも直っていない。 「タイガーウッポーカット」 サガットのタイガーアッパーカットの誤植。 意味不明な単語が色々飛び出すゲーメストらしい、ウリアッ上に匹敵する珍妙な響きが素敵。 なのだが、以前から空耳的に「タイガーアポカッ」「アイグーアポカッ」等と呼ばれる事もあったため、それほど話題にはならなかった。 余談だが、こいつの「おぷばっ」もこれの影響だろう(元ネタの方はちゃんと(巻き舌で)「オプティックブラスト」と発音している)。 「昇龍弾」と「空破弾」の入れ替わり 有名なネタで、当初はSNK自身のやらかしだと長らく思われていたのだが、 実は後の検証でゲーメストが発端であった事が確定。 初代『餓狼伝説』の攻略記事でアンディ・ボガードの必殺技が紹介された際、 この2つの技のコマンドと写真がまるごと逆で掲載されてしまっていたのが始まり。 その他にもこの記事ではアンディが兄、テリーが弟と紹介されるなど別の誤植があった。 そして、後述の漫画『ボンボン餓狼』で上記の誤植通りに技を描写されてしまい、 SFC版のタカラ『餓狼』で同じく2つの技の内容が入れ替わってしまった事で影響が拡大した。 『ゲーメスト』の流れを汲む『月刊アルカディア』でもしばしばこの時代の誤植はネタにされており、 2010年にはNEOGEO20周年企画で『飢餓伝説』や『餓死伝説2』、『直サムライスピリッツ』、 『サムライスピリッツ 天草システム』などの迷誤植がプリントされたTシャツが発売された。 ゲーメストで誤植が多発された理由としては三つが挙げられている。 ゲーメストの編集者兼ライターは、そこいらの腕っこきのゲーマーをスカウトしただけなのでノウハウが一切無かった。極論を言えば商業規模の同人誌。そもそもライターと編集者が同一な時点で…。後期になるとちゃんと勉強した編集者も加わったらしいが。 インド人の件でも述べたが、とにかく字が汚かった。そして締め切りをギリギリまで延ばすので校正する時間が無かった。後期になるとワープロの使用(手書き文字がなくなった)で減ったらしいが。もっともそうなったらなったでタイプミスの連発であり、『飢餓伝説』も(学習機能の無い当時のワープロでは)「餓狼」を一発変換出来なかったので「飢餓-飢+狼」のつもりで間違えたのでは?と言われている。実際、ネット上でも『飢狼伝説』と間違えられる事は割と多い。そのせいか日本語IMEで「がろう」と入力すると、「餓狼」と「飢狼(きろう)」の両方が候補に挙がるほど。 写植屋のおじさん達にゲームの知識が無かった。そのため意味不明の言葉が出ても「ゲーム特有の専門用語なのかな」とスルーされた(そもそも彼でもなければ「大パンチ」でさえ意味不明な言葉である(正しくは「強パンチ」))。というか、「態と確かみている」可能性もあるので、写植屋が勝手に文章を直すわけにはいかない。編集部から「せっかくのネタが台無しだよ」と言われたら逆に問題になるのだから。 冒頭の説明から考えれば誤植(写植屋が間違えた)ではなく誤字(原稿が悪い)の方が圧倒的に多いと言える。 + 『ゲーメスト』以外の格ゲーでの誤植 『ゲーメスト』と同じく今は亡き『コミックボンボン』(講談社)でも、SNKは『餓狼伝説』や『龍虎の拳』の漫画版にて被害に遭っている。 『ボンボン餓狼』 ボンボン版『餓狼伝説』でも技やキャラの名前を大きく誤植している。 テリーの「パワーウェイブ」が「パワーウェーブ」、フランコの「ダブルコング」が「ダブルゴング」、 双角の「邪棍舞」が「邪棍無」、ジョーの「爆裂拳」が「爆烈拳」、「ギース」の「烈風拳」が「裂風拳」、 「ブルー・マリー」の「バーチカルアロー」が「バーチャルアロー」、 サムスピからゲスト出演した覇王丸の「地天刀斬(ちてんとうざん)」の読みが「ちてんじんざん」になっている。 後の技はともかく、最初のは表記は違えど意味は同じなので下の龍虎三つよりはまだマシな方。 ちなみに書籍『ALL ABOUT SNK対戦格闘ゲーム 1991-2000』でも「パワーウェーブ」という表記になっており、 実は『餓狼SP』までNEOGEO版の説明書でも「パワーウェーブ」表記だった。 また、爆烈拳も初代『餓狼』では本当に「爆烈拳」表記だった。 名前に関しては、崇秀(チョンシュウ)、崇雷(チョンレイ)兄弟が「そうしゅう」、「そうらい」と、 中国語読みではなく日本語読みで呼び合っていた。まぁこれは誤植と言うより設定忘れだが。 これを言い出すと日本における『三国志』関連は全滅する (実際、日本のカードゲーム雑誌のに英語版『M TGポータル三国志』のカード『Lu Bu』が付録された際、 「『る・ぶ』って誰よ?」なんて話になった事も。なお答えは呂布。 そもそも中国人である彼を日本語読みで「りょふ」と呼んでも日本人以外には通用しない。逆にこういうネタもあるが)。 「リョウ・ナガサキ」 ゴッセージ氏による漫画版『龍虎の拳』第一話2ページ目での、「リョウ・サカザキ」の誤植。 クライマックスでも、藤堂竜白が「リョウ・ナガサキよ、MASKに身をゆだねなされ」と誤植をかましていた。 「マリちゃん」 第一話4ページ目でのロバートの台詞で、「ユリちゃん」の誤植。 隣にいたリョウはちゃんと「…ユリ」と言っていただけに失笑モノの誤植であった。 先述の「リョウ・ナガサキ」と合わせると、「マリ・ナガサキ」などという全くの赤の他人となってしまう。 「Riyoh」 第二話の電光掲示板の表示での誤植。リョウVSミッキーの戦いは二人に観客が金を掛け合うギャンブル試合であり、 電光掲示板に二人に金がかけられている事が確認出来るシーンにて、リョウの名前の欄にこのような表記がされている。 「リョウ」は本来は「Ryo」と書くので、これでは「リョウ」ではなく「ライヨー」である。 つまりゴッセージ版龍虎の拳の主人公の名前は「ライヨー・ナガサキ」という事に… ゲーム本編内での誤植では、初代『餓狼伝説』でのギースの台詞である「許るさーん!!」が有名か (後付で「ギースは本気で怒るとこうなる癖がある」と公式が開き直った)。 前述の技名入れ替わりの件も含め、初代『餓狼』は何かと誤植に縁がある。 SNK繋がりではゲーム本編ではないが『THE KING OF FIGHTERS FIGHTING EVOLUTION 10th』という、 『KOF』シリーズ10周年記念本におけるキャラクターの説明において、 「好きなもの」が「好きな食べ物」と表記されており(「嫌い」の方は「嫌いなもの」表記)、このせいで 「ロック・ハワードはドライバーグローブをムシャムシャ食い、アルバ・メイラはサングラスをバリバリ食い、 チェ・リムはテディベアを頭から食うのが好き」 というゲテモノ食いのレベルを超えた異様すぎる事になってしまっている。 挙句の果てには、ソワレ・メイラの好きな食べ物がまさかの「兄ちゃんとハンバーガー」。 カニバリズムなのかソッチ系なのかは知る由もないし、知りたくもない。 更に、好きな食べ物の項に本当に好きな食べ物が書かれているキャラも多い事と、 その上に「大切なもの」という似たような項目がある事が異様さに拍車を掛けている。 その他、本編ではクリスの好きな食べ物について、「ブーダン」と表記すべき所がプロフィール上では「ブータン」となっている事から、 「え、国名?その国の料理じゃなくて?あ、いやブーダンの誤植とかじゃ…ええい訳分からん」などとしばしば混同されている。 後者の名称がある程度浸透していた事もあって(クリスの項目を参照)、必ずしも誤植とは言い切れないものの、 この表記のせいで混乱が生じる事態になっている事は、このwikiの彼の項目でも有名か。 得意スポーツの方も、「アルバは8桁までの数字を見た瞬間に覚える事が出来る」、 「チェ・リムは洋服作りが得意」など、スポーツとは何も関係ない事が書かれている。スポーツと特技を混同しているようだ。 その他のSNK関連では、タカラが『餓狼伝説2』をSFCに移植した際、パッケージに「起必殺技」などと誤植されていた事も有名。 ダウン後のリバサの事だろうか? 一方カプコンも海外版『ストリートファイターII』ではリュウの勝利セリフに "Sheng Long" という謎の単語が出てくるが、 これは昇龍拳のショウリュウの中国語の読み方(シェンロン)の事。 海外の昇龍拳は"DRAGON PUNCH"なので、これは所謂翻訳ミスである。 そもそも『ストII』のリュウは前作と違って海外版でも日本語で、それも日本版と全く同じ声で「昇龍拳!」と発する。 シェンロンでもドラゴンパンチでもましてや醤油拳でもない。 開発者は開発ブログで『IV』にシェンロンが参戦するというエイプリルフールのネタを作ったが、その時のシルエットは剛拳である。 それ以前にも海外ゲーム雑誌で92年のエイプリルフール記事で「ベガと10ラウンドドローを続けるとシェンロンが乱入してベガを投げ捨て試合となる」 という画像が作られており、この時の画像を元にしたキャラも海外では作られているようである。 この登場や、画像内で後のファイヤー昇龍拳によく似た技を使っているため、「この記事がカプコンに何らかの影響を与えた」と信じる人が海外に一定数いる。 他にもシェンロンは公式でネタにされていて、海外SNES版『II』の説明書に「マスター・シェンロンの弟子リュウは~」と書かれたり、 『ストリートファイター ザ・ムービー』の豪鬼(アクマ)EDにて「アクマの兄はシェンロン」と言われたりしており、 当時の海外では剛拳とシェンロンが同一の存在として扱われる事もしばしばあった。 なお、スタッフはこぼれ話で「海外版の剛拳の名前は「シェンロン」ということもあって」と語っているが、 その後実際に登場した海外版『IV』での剛拳の名称は日本と同じ「Gouken」に統一されており、 豪鬼→「Akuma」のような名前の違いは無くなっている。 また、昇龍拳自体も昇竜拳と書かれる事もある(『X-MEN VS.ストリートファイター』など)。 ただし、『初代』では「昇竜拳」と書かれており、「昇龍拳」になったのは『II』からである。 なお、「龍」と「竜」は使い分けられる事もあるが、元々は同じ漢字の新旧字体違いである。 むしろ昇龍拳の方が(元々は)誤植(であった)という事も有り得る。 昇"龍"拳と"竜"巻旋風脚で「りゅう」の字体が不整合という事もあるし また、『ストリートファイターIII 3rd Strike』のDC版公式ガイドブックでは、 ネクロのSA考察の部分にて「スラムダンス」が「スラムダンク」と誤植されたりもあった。 他にカプコン系列だと『私立ジャスティス学園』の公式サイトのストーリー説明で、 「199X年、日本は奇妙な事件に揺れ動いていた。それは、全国各地の高校が次々に襲撃され、誘拐されるというものであった。」と、 まるで高校自体が連れていかれるかのような凄い説明になっているものがあった。…翌日登校したら更地になっているのだろうか… 本編描写からすると「高校が次々に襲撃され、生徒が誘拐される」か「高校生が次々襲撃され、誘拐される」のどちらかにしたかったと思われる。 アークシステムワークスでは『GUILTY GEAR XX Λ CORE』にて、 VS画面でのカイの名前のスペルが「KY-KYSKE」と誤字っていた(正しくは「KY-KISKE」)。 これは悪名高い「バグセントコア」ことPS2版でもそのままだったが、Wii版や後のPLUS以降では修正されている。 他にも誤訳で有名なのが韓国産ゲーム『ファイトフィーバー』で、 「ガハハ…、まったく勝負たならんわ!」「テコンドーをヨーロッパに広げるまで負けるわけるわけにはいかん!」などと、 中々こちらもはっちゃけて見える。 ただし、本作品の場合は韓国人スタッフが翻訳した可能性も高いので、誤植とは言い難いかもしれない。 また、格ゲーには漢字の技が多数存在するが、シリーズ物だと「斬」が「断」になったり、「裂」が「烈」になる例がある。 前者は誤植に留まらず、聞き間違いも多いので注意しよう。 その他『あすか120% ファイナル』のホームページ内では出演声優数名の名前が別人のものとなっていたり、 『真豪血寺一族』やら、弧空院干滋(かんじ)が孤空院やら干慈やらsenji(せんじ=千滋?)になった事も。 他にもエンディングのスタッフロール等でスタッフや出演者の名前を誤記した (タイミングの問題で改名前の旧名になっている場合も)…というのは格ゲーに限らずどの媒体にもある事なのだが、 『カイザーナックル』ではバーツ役の置鮎龍太郎氏の名が「OKIAYU RYUTARO」となっている。 どこがおかしいんだ?とお思いかもしれないが、置鮎氏の下の名前の読みは実は「りょうたろう」である。 意外と知られていないかもしれないこの事実だが、どうやら当時のスタッフにも認知してもらえてなかったらしい。 + 参考:格ゲー以外での誤植 『ジョジョの奇妙な冒険』 第1部、それも最初の最初である第1話において ジョナサンの台詞「何をするだァ─────ッ」という有名な誤植が存在している。 このケース、雑誌掲載時には正しく載っていたのに、単行本で誤植された珍しい例である (文庫版では修正され、単行本でも後に重版の際に直された。初版発行から実に15年後の事である 書籍『ジョジョメノン』で荒木先生曰く「なんかイイな」と思って残していたらしい)。 漫画界においても特に有名な誤植だからか、 PS2版アクションゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』では隠し要素としてこの誤植版のボイスが収録されており、 PS3版対戦格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』ではジョナサンの挑発時の台詞に誤植版のみ使用されている 『ジョジョ』においてはこの他にも「うっおとしい」「幽波絞」がよくネタにされる。 次点は「見たくないはない…」「はレ…なな……{ひとりで(はしなな)い}」「自転車(自動車)」辺りだろうか。 また、誤植そのものより「何故か直ってない」方が気になる例として、 花京院のスタンド「法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)」のルビが、 最初期のみ「ハイエロファント・エメラルド」だったのは有名だが、本編で「グリーン」になっているにもかかわらず、 単行本前書きのあらすじ&登場人物紹介ページでは第3部の最後、花京院が死亡した記述まである状況下でさえも、 「ハイエロファント・エメラルド」だったという、ここまで来ると何かの意地か?と思いたくなるぐらいしつこい誤植がある。 他に誤植というよりは誤訳に近いが、4部の文庫版では副題(ダイヤモンドは砕けない)の英語表記が「Diamond is not Crash」になっており、 これでは「ダイヤモンドは破壊ではない」になってしまうため、後に「Diamond is unbreakable」に修正された。 かく言う仗助自身も「承太郎の祖父ジョセフの隠し子=ホリイ(承太郎の母親)の異母弟」なので「承太郎が甥・仗助が叔父」になるのだが、 単行本の版によって承太郎が仗助に向かって「(俺は)血縁上はおまえの『叔父』ってやつになるのかな」と真逆の説明をしていた事があった (後の版や文庫版では修正)。 こちらも誤植よりは表記揺れっぽいが、マライヤはメディアによってその名称が「マライア」だったり「マライヤ」だったりと統一性がなかった。 この様に漫画界で一番と言える程誤植を連発しているジョジョだが、ゲーム雑誌で一番の誤植雑誌であるゲーメストでも、 タイトルを「ジョジョの奇妙な花嫁」と書かれたり、 「誇り高き血統ジョセフ」(通称「若ジョセフ」)を「苦ジョセフ」と書かれたりしてしまった。 終いには『未来への遺産』HD版配信の際に、公式サイトで「空裂眼刺驚(スペースリパースティンギーアイズ)」が、 「空烈眼刺驚(スペースリバーススティンガーアイズ)」と間違われる始末。後述の『BASARA』の件といいしっかりしろカプコン 原作とは大幅に違うシーンが多いスーパーファミコン版のゲームでも、アヴドゥル関係で「ほのお」とすべき所を、 「ほのう」と誤記している箇所が二つも存在する。 「お体に触りますよ…」 『NARUTO』より、うちはイタチに対して干柿鬼鮫が発した台詞。本来は「障りますよ」。 意味が変わりつつも自然に通ってしまうあたりがアレ。 ジャンプ作品の誤植ではジョジョに次いで(一部で)有名か。 『HUNTER×HUNTER』 作中で出てくる予言の詩の「向かうなら東がいい」という部分の「東」の部分を「束」と誤植してしまった。 問題なのは詩の内容自体が隠喩を多く含んでいるものであったがため、 後者の内容でも普通に「仲間達と共に向かえ」という意味合いに捉えられてしまう事。 ちなみに旧アニメ版でも「向かうなら束がいい」とテロップ付きで放送されてしまった。 これは上記の理由に加え、アニメの展開が原作に追いつく寸前の状況であり、単行本でなくジャンプの連載ページを基に制作していたためである。 また、最初のHが抜けて『UNTER×HUNTER』になってしまった事も。 『キン肉マン』 「ゆでだから」と読者も匙を投げる豪快な設定矛盾の数々で有名な作品だが、たまに凄まじい誤植もやらかす。 ロープワーク・タワーブリッジの際、ミートくんの頭に「ママ」と書いてあったのは最悪の悲劇だろう。 また、キャラ紹介のページにジェロニモの名前が「アパッチ」になっていたり(それは技の名前だ)、 ウォーズマンが「ファロ」というどう見ても別の超人のタスキをしていたりもする。 さらに、ジェロニモの好物にいなり寿司の他にイタズラ小僧なるものがある。 本来好物というのは食べ物に限らず、ジェロニモはイタズラ小僧を見るとファイトが湧くのであって、 決して食べるのが好きなのではないが、寿司と混同されていてややこしくなっている。 ファンの間で話題になったスニゲーターの超人強度4000万パワーは、現在では400万パワーになっており、元々誤植だったというのが定説となっている。 誤植とは少し違うが、設定に矛盾が多い作品だからかプロフィールが書籍ごとに違った事(例・出身地)が書かれているキャラが存在する。 他にはラーメンマンの「ラー」と間違えて「うー」、 シングマンの「エクストリーム・ショルダー・アーマリー」の「アーマリー」が「アーマソー」になるなど。 『魔人探偵脳噛ネウロ』 手書き文字なので誤植とは違うが、作者がヤとカの書き分けが出来ず、 本来「ゴシャァン」「クシャッ」になる筈の効果音が、「ゴシカァン」「クシカツ」になってしまった。 その直後も「フゥ~…フゥ~……クワッ」というセリフをかましており(恐らく「ククッ」の誤植)、 前後の展開のあまりの強烈さも相まって本作を語る上で欠かせないネタとなっている。なお単行本でも未修正。 他にも石垣筍という人物は、名前が旬や荀になったり読み方が「しゅん」から「じゅん」になったりと誤植が多い。 魔界777ツ能力の「生まない女王様」は元々は「産まない女王蟻」だった。 なお、当の本人は単行本おまけ漫画で「別にどっちでもいいわよ どうせもう出番ないし」と被害者の胃袋の中でふて寝していた 『戦国BASARA』「伊達正宗」「本田忠勝」 『戦国BASARA』シリーズの伊達政宗や本多忠勝もよく「正宗」「本田」とミスタイプされる。 『ジャンプSQ』掲載の漫画でも思いっきり「正宗様」と誤植されていた。 公式でも「直江兼継」などの誤字が見付かっている。 その他にも『3宴』で「刑部」が「形部」になっていたり、 『4』のステージ名に「三河・小牧長久手」というものがあったり(小牧長久手は三河にない)と間違いには事欠かないシリーズ。 ちなみに、政宗の家臣でヨーロッパに派遣された支倉常長の残した資料では、伊達政宗を「Idate Masamune」と表記しているが、 これは誤植ではなく、当時は本当に「いだて」と発音していたという事である。 名前自体は実在の人物と同じなので、戦国BASARAシリーズに限らずよくあるミスである。 Wikipediaによれば史料にも「伊達正宗」と書かれているものがあり、当時の人も間違えることがあった模様。 『魔法少女まどか☆マギカ』 ハノカゲ氏による漫画版では、巴マミの必殺技ティロ・フィナーレが「フィロ・フィナーレ」、 美樹さやかの事をまどかが「 さやかあちゃん 」と呼ぶなど、割と誤植が頻繁に見られた (前者は技名がアフレコ段階で急遽変更になったためのミスだと言われている)。 これらはいずれも重版時に修正されている。 上條恭介は元々この名前で正しいと思ったら、いつの間にか漫画で「上条」と書かれて、それ以降はずっと上条のままである。 まどか☆マギカカフェのメニューに本来「暁美ほむら」と記載されるべきが「暁美ほのか」になっていたり、 チョコットランドのタイアップの時は「ほまれ」になっていたりした。 『魔法少女リリカルなのは』 映画情報サイト「Movie Walker」に劇場版第二作目「The MOVIE 2nd As」のあらすじに、 「死を呼ぶ禁断の魔導書『闇の書』の主に選ばれるなのは」と書かれていた。 本当は闇の書の主ははやてであり、現在は修正されている。 また、小説やビジュアルファンブックやDVDのブックレットなどでも、なのはが「はのは」、 テスタロッサが「テスタスロッサ」になるなど、割と誤植が多い。 「秋稔子」 『東方風神録』の秋穣子は、キャラ設定txtで「稔子」とミスタイプされている。 『月姫』 翡翠が「お部屋を、お連れします」などの珍妙な言動を繰り返した結果、 どう考えても志貴を洗脳しようとしてるとして話題になり、後に「洗脳探偵・翡翠」として公式ネタにされた。 「あなたを、犯人です」が生まれ、同作でのボイス「あなたを、リベンジです」に至る。 『ウルトラ』シリーズ(円谷プロ特撮) まず、かの有名なウルトラマンの故郷「M78星雲」。 実はこれは企画書で「M87星雲」の誤記だったのが定着したものである。 M87星雲は巨大な光を発する星雲で、「この宇宙と反物質世界との境目」という説まで当時はあったという正に「光の国」。 なんでも「万一本当のM78星雲からクレームが来るとしても、我々はとっくに死んでいるずっと未来の事だろうから」と、 訂正せずにそのまま通したんだとか。ちなみに名称を再利用したのがゾフィーのM87光線である。 しかし、これによりウルトラマンはクトゥルフ神話における星の戦士と同じ方角からやってきた事になった辺り、 ただの誤記ではなく、何か変な電波でも受信してたのかも……。そして30年後…。 『ウルトラマンエース』の時代はただの誤植か正式な設定変更なのか徹底されておらず、エースキラーに捕まったウルトラ兄弟を、 北斗(エース人間体)が「M87星雲から何度も地球を救ってくれた」と言うシーンがある。 他に『ウルトラセブン』に登場したパンドンは、シナリオ脚本に「バ(BA)ンドン」「パ(PA)ンドン」と2種類の表記があり、 劇中では名前が呼ばれなかった事もあって結構両者が混乱し、最終的にパ(PA)ンドンが公式になった経緯がある。 この手の混乱ではウルトラ兄弟の長兄の名前などがあり、「ゾフィ」か「ゾフィー」なのか今でも結構迷う人が多い。 『ウルトラファイトオーブ』のDVDキャスト欄にて「ウルトラマンセブン」「ウルトラマンジャク」と二人も誤植している。 他に誰が見ても誤植と分かる例としては、 サブタイで『セブン』第30話「栄光は誰れのために」、A25話「ピラミットは超獣の巣だ!」、 『レオ』第42話「レオが危い! 暗殺者は円盤生物」というものがある (ただし漢字の送り仮名は表記ルール自体が1959年や1973年に変更されており、 これらの書き方は誤植というより歴史的な用法の混乱による表記揺れと言った方が正しいかもしれない)。 『ドラゴンボール』「きさまも悟空も必要ない」 『ドラゴンボール』のベジータのセリフ(単行本33巻48P)。 セルに一度敗れた後、トランクスが「悟空さんたちが精神と時の部屋から出てきたらそこで修行する」と言うのに対してこの台詞。 知らない人には分かりにくいが、ベジータは原則孫悟空の事を本名である「カカロット」と呼ぶ。 ただし、カカロットが悟空と呼ばれている事を知らないわけではないので、誤植ではないかもしれない。 アニメ版ではこの台詞でもカカロットと呼んでいる。 ちなみにテレビアニメ版でも別の誤植があり、『ドラゴンボールZ』第10話「泣くな悟飯・はじめての闘い」にて、 ヤムチャが出場した野球場の外にあるハンバーガー屋が“Hamburger”ではなく“Hanburger”になっていた。 他に第72話「出でよ超神龍・ボクの願いをかなえたまえ」のEDのキャスト欄の「クリリン」が「グリリン」になっていた。 また、格闘ゲーム『FINAL BOUT』の攻略本ではアルティメット悟飯が「勝てんぜ おまえには…」とドヤ顔で言い放っている。 確かに原作では逆転されてたけどさ… 「塊し屋軍団」 テレビアニメ版『北斗の拳』17話におけるテロップでシンの部下ウルフ(アニメオリジナルキャラ)の肩書が「塊し屋軍団隊長」になっていた。 これだけならオリジナルの造語「塊し屋」という可能性もあるが、ルビがはっきり「こわ(し)やぐんだんたいちょう」なので、 やはり壊(こわす)と塊(かたまり)をスタッフが間違えただけのようである。 これ以外に誤植なのか名前変更なのか不明だが、 マミヤの弟の名前は原作では「コウ」なのだが、アニメ版のエンディングテロップでは「コオ」になっていた。 『テラフォーマーズ』 第37話の雑誌掲載時にて、テラフォーマーの強化は食糧事情の変化が原因と気付いた小吉が、 彼らが手に入れた栄養素を「動物性タンパン質」と推測。言うまでもなく「タンパク質」の誤記で、単行本では修正済み。 一応「タンパン(胆礬)」という物質は実在するが、硫酸銅が主成分の鉱物で人にもゴキブリにも有毒である。 ちなみにテラフォーマーが着用している衣服は基本ふんどしに近く、短パンの類ではない。 また、公式化したので微妙ではあるが、テラフォーマーは基本的に「じょうじ」としか喋らないのは、 実は第一話にてテラフォーマーの吹き出しの中に「テラフォーマー文字」とでもいうべき記号を書き込んでいた所、 編集で平仮名の「じょうじ」と読み間違えられて写植を入れられたのが由来。 『チャージマン研!』 サブタイトルの「研の偽者をやっつけろ!」が「研の偽物をやっけろ!」になっていたり、 「銀行ギャング キャロンが危ない」が「銀行ギャング キャロンが危い」になっていたり(ルビはあぶな)、 「西部」を「SAIBU(サイブ)」、「インターナショナル(international)」を「internatinal(インターナチナル)」などと、 間違ったスペルで書いていたりする。 ファッションモデルを守り助ける話では、何故かサブタイトルが「ファッションモデルを消せ!」という物騒なものになった。 よくもこんなキチガイ誤植を!こういう誤植に協力を惜しまないのが我々ジュラル星人だ。 アルル「あたし」 ボクっ娘として有名なアルル・ナジャだが、初代ぷよぷよではマミーに「包帯を巻けないのはおまえのせいだわさ」と言われ、 「なんであたしのせいなのよ!」と言い返した。 これのせいで「初期のアルルの一人称は「あたし」だった」と勘違いする人がいるようだが、これは間違いであり、 『魔導物語』の頃からずっとボクっ娘である。ゲームボーイ版では「なんでぼくのせいなのよ!」に修正された。 ボクっ娘が女性口調なのはおかしい?『三つ目が通る』の和登さんのようにむしろ伝統です 「ブロント語」 誤植とは少し違うが、ブロントさんのミスタイプは独特の表現と共に「ブロント語」として親しまれている。 また内藤も誤字の多いキャラクターとして広く認識されている。 「ゴキブリ」 本来ゴキブリはゴキカブリと呼ばれていたが、図鑑の誤植で「カ」が抜けてしまい、それが広まってゴキブリとなった。 余談だが、ゴキカブリという名の由来は御器(食器)を被る(かじる)事から「御器囓り」、 御器の下に隠れる(被る)事から「御器被り」などの説がある。 『ファイナルファンタジー』シリーズ 『V』のラスボス、エクスデスの叫び声に「カメェェェッー!」というものがある。 発音が不可能なので「カメェェェーッ!」の間違いだと思われるが、GBA版でもそのままなのでもしかたら誤植ではないのかもしれない。 シリーズでは他にも「だめだっー!」(『III』)や「うわわわっー!」(『VI』)など発音できない表記がある。 『II』には、OPにフィン王国がパラメキア帝国から逃げるという趣旨のメッセージがあるのだが、 「てったいしなければならかった」と言うものが非常に堂々と出てくる。 リメイクなどでは「てったいしなければならなかった」「撤退をよぎなくされた」に修正されている。 また、同じく『II』では女王を「じょうおう」とも表記している。 他にも「パーティーに ウネが くわった」(『III』)や「そのとうりじゃ!」(『V』)、「魔石をとりまか?」(『VI』)などがあった。 誤植とは違うが、デバッグで見られる没データに『VII』の「マテリア成長率うんこ」、 『タクティクス』の勝利条件に「味わいカルピスを倒せ!」などという意味不明なものがある。 聖書 世界的に有名な教典であるが、「Thou shalt not commit adultery」(汝姦淫するなかれ)から、 否定のnotが消え、「汝姦淫すべし」となってしまった。 他には「the fool hath said in his heart there is no God」(愚かな者は心の内に神はないと言う)が、 noが消え、「愚か者こそが心に神がある」という意味になってしまったり、 「the Parable of the Vineyard」(葡萄畑の寓話)が、「the Parable of the Vinegar」(酢の寓話)になってしまった。 酢の聖書は他のメディアの誤植のようにネタにされるだけで済んだが、姦淫聖書と馬鹿者聖書はただ事では済まず、 姦淫聖書の訳者バーカーは高額の罰金を科されるも、支払えずに投獄されて獄死し、 馬鹿者聖書の印刷者は高額の罰金が科され、両方の聖書は回収された。 後、印刷所のミスではないので誤植とは言いがたいが、ドイツ語の聖書で、出版屋の妻が印刷所に忍び込み、 「Und er soll dein Herr sein.」(彼は爾の主たるべし)を、 「Und er soll dein Narr sein.」(「彼は爾の馬鹿者たるべし」)に勝手に書き換えてしまった。 この聖書は、ヴォルフェンビュッテルのアウグスト大公図書館に所蔵されている。 「グラップラー牙刀」 板垣恵介氏の格闘技漫画『グラップラー刃牙』を『格闘技マンガ・アニメ・ゲーム・ノベル99の謎』という本にて、 刃牙を牙刀と誤植してしまった。 格兵器 グラップラー刃牙の登場人物、愚地克巳が自分を「核兵器」、烈海王を竹ヤリに例えたのだが、 核が格になってしまった。決して格闘兵器の略ではない 「へ・べ・ぺ」と「ヘ・ベ・ペ」 平仮名と片仮名の区別の付けにくい文字。間違っていても気付くのは難しい。 例えば、ドラゴンボールを扱ったwikiなどで「べジータ」(「べ」が平仮名)で検索すると大抵いくつか引っかかる。 容量削減のために片仮名を平仮名で代用する場合もあるが、この場合は誤字ではない。 「本名フレディ・クルーガー」 『VOW』で紹介された事で有名になった誤植。 『フレディVSジェイソン』の作品紹介で、主要人物2人の出典とキャラクター説明をしているのはいいのだが、 「13日の金曜日」ジェイソン 本名フレディ・クルーガー。 トレードマークは右手の爪。これで殺人を繰り広げる。人間の悪夢に登場するので、主人公は寝ると襲われる。 ……と、フレディとジェイソンが同一人物になってしまうという珍事となった(フレディ側にも上記の説明がありこっちは正解)。 『KONMAI』 ゲーム「GUITARFREAKS 8thMIX power up ver.」「drummania 7thMIX power up ver.」でのミス。 「KONAMI ID」と表示すべき所を「KONMAI ID」と誤記してしまったもの。自社名を間違えるという有り得ないミスである。 有名になったためか「コンマイ」はネットスラングとして定着してしまった。 ちなみに、これ以外にも「KOMANI」とか「KOMNAMI」とか「KOANMI」とか色々とやらかしている。 「Death Crimson Stuff」 ゲーム『デスクリムゾン』のスタッフロールにおける間違い。正しくは「Death Crimson Staff」。 Stuffにはゴミやガラクタという意味があるため、「デスクリムゾン・ゴミ」という意味になってしまう。ある意味的を得ているが 続編でもStuffになっているが、こちらは自虐ネタなのだろうか。 『ドラゴンクエスト』系列 魔王と大魔王の混同がかなりあり、ボスキャラでゾーマとデスタムーアが大魔王、バラモスが魔王というのが公式なのだが、 劇中バラモスが大魔王を名乗ったり、ゾーマがアレフガルドで魔王と呼ばれたり、デスタムーア戦の専用曲が「魔王との対決」だったりする。 他にゲーム本編ではないが、『DQ5』の漫画版『天空物語』巻頭の人物紹介で「ドリス:テンとソラのいとこ」という誤記があるのだが (正しくは「テンとソラの父親のいとこ」。テンとソラの父であるDQ5主人公のさらに父親の「パパス」と、ドリスの父親「オジロン」が兄弟)、 どういうわけか初期の巻では「ドリス:グランバニア王(=5主人公)のいとこ」と合っているのに、 途中の巻から上記の誤記になり、最後にまた直るという変則パターン。 さらに変わったところでは、SFC版『ドラゴンクエストI・II』ではカートリッジラベル中のクレジット表記にて、 作曲者のすぎやまこういち氏の名前を「すぎやこういち」と「ま」抜けにしてしまっている。マヌケがァーッ! 「だがジュルジュよ」 『ファイアーエムブレム 紋章の謎』の第二部16章に登場する敵ユニット、アストリアを説得した際の台詞の誤植。 『FE』シリーズでは敵ユニットを特定のキャラで話しかける事で仲間にする事ができ、 このアストリアも味方ユニットのジョルジュで話しかける事で仲間に出来る。 その際にアストリアが言う台詞がコレである。何度も言うが「ジュルジュ」ではなく「ジョルジュ」である。 誤植自体が細かいので分からないと間違いだと気づき辛いが、台詞自体は改行されて一文で登場するので、 間違いが分かると非常に目に付くため、FE界隈ではかなり有名な誤植である。だがジュルジュよ ちなみに、何故かこの誤植はDSリメイク版の『新・紋章の謎』でも修正されていない。 『ファイヤーエンブレム』 同じく任天堂のゲーム『ファイアーエムブレム』の間違い。 ファイアーはともかくエムブレムと言う表記は珍しくあまり馴染みのないため、エンブレムと書かれてしまう事が多い。 ゲーム界でもトップクラスに誤字られるタイトルであろう。 更に『ファイアーエムブレム 風花雪月』は「ファイヤーエンブレム 花鳥風月」と誤記されてしまった事も……。 なお、アニメ『TIGER BUNNY』にも同名のキャラが登場するが、 このゲームとは勿論無関係(他に無い名称なので由来になっている可能性も無きにしもあらずだが)。 「女の子(おとこのこ)」 『ポケットモンスター ブラック/ホワイト2』の発売前、公式サイト「ポケモンだいすきクラブ」でやらかした主人公(女)のルビ間違い。 本当にそういう意味かと一時騒然となったが当然そんなわけもなかったのだが、当然pixivなどでは格好のネタにされた。 …とか言ってたら本編中本当に女の人(おとこのひと)が出てきてしまった。これもうわかんねぇな。 前作の時点でも「プラズマ団団員 おとこ(女)」(コロコロコミックの誌面より)があったりする辺り、 性別がゲシュタルト崩壊してしまっているのだろうか…? クッパ「マリオ!ルイージ!」 『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』のクッパ初戦の直前に飛び出した間違い。 どこもおかしく見えないが、同シリーズのクッパは一貫してルイージの事を「緑のヒゲ」と呼ぶため、合っているのに間違っているという不思議な事に。 これだけなら別に問題無かったのだが、同作では終盤、それまで見下していたルイージを対等なライバルと認め、 「緑のヒゲ…いやルイージ!」と呼び直す場面があるため、「確かみてみろ!」みたいな残念さがにじみ出ている。 『艦隊これくしょん -艦これ-』 ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場する木曾は、当然ながら史実上の艦船と同じ名前な訳だが、 よりにもよってゲーム上の立ち絵グラフィックにおいて「木曽」と誤記されてしまっている。 公式小説では『陽炎、抜錨します!』において「長月が言った」のくだりが二度重複していたり、 『とある鎮守府の一日』の初期艦メンバー紹介時に「電」(いなづま)が「雷」(いかづち)と書かれてしまったり、 (ちなみに公式ムック『鎮守府のすゝめ』Vol.5でも「電」を、 完全に雷と間違えた前提で特集が立てられてしまうという、上記以上に酷いミスまで発生した 尤も、史実でも実際に衝突してしまったのは「電」なのに、ある海兵の日記に「深雪が雷と激突した」と間違えて書かれた事もあるが)。 『一航戦、出ます!』で明らかに夕雲と思しき艦娘の名前が「秋雲」とされたり、 『鶴翼の絆』では蒼龍のイラストの解説で「飛龍」と紹介されるなどのミスが発見されている。 最初期に刊行された公式ファンブックの『艦これ白書』ではキャラと元の艦体の写真が別のものになっていたり、 戦艦でない艦娘を戦艦呼ばわりしたりと誤植が際立って多く、話題を集めた。 『いつか静かな海で』の3巻では足柄が「全艦」と叫ぶ大ゴマが「全鑑」になってしまっている所が……。 アンソロジーでもプレイヤーを「司令官」と呼ぶキャラのセリフが「提督」になっているものや、一人称が間違っているものも多い (ただし、これに関しては『艦これ』に限らず「キャラ数がかなり多いコンテンツ」では割と見られる現象ではある)。 『がんばれギンくん』 知る人ぞ知るテクモのバカゲー『がんばれギンくん』のミニゲームの一つ「しかってしかばね」の遊び方で表示されるガツの台詞がなぜか、 「オレのかわいいゾンビをまちがってたたいたら許さないないガツ!」と誤記されてしまっている。 「魔梨沙」 『東方Project』の旧作「東方封魔録」の4面ボス。 旧作も含め他の作品の魔理沙とは外見が大きく異なっているが、おまけテキストなどで魔理沙という表記も見られるため、 別人ではなくただの誤植だと思われる。 また、魔理沙に関する誤植は他にもあり、ニコニコ静画では「まりな」と名前を間違えて描かれたイラストが投稿されたり、 二次創作のドラマCDでもキャラ名ではなく声優名で呼ばれるなど誤植や誤読が多い事から、 魔理沙に似た別人として独立したキャラクターが作られている。金髪の子かわいそう 『大乱闘スマッシュブラザーズ』 「フィギュア名鑑」において、『DX』ではキャプテン・ファルコン(オールスタークリア版)の解説文で、 「ストライキングニー」が「ニースマッシュ」(海外版ではこの名称)、 『X』では『ピクミン2』の登場生物サクレウラメの「オトシムシ科」が「オトムシ科」、 『for』ではザントの解説文で「ガノンドロフ」が「ガンドロフ」と、それぞれ誤植されてしまっている (『for』の方はアップデートで修正済。 かがくの ちからって すげー! )。 書籍においても『DX』の攻略本では「ドドリゲス」(NOTロドリゲス)が「ロドリゴス」に、 ファミ通の『for3DS』の攻略本でキャラクターの初登場作品の部分が間違ったもの (例を挙げればモンスターボールで登場するポケモンが殆ど赤緑になっている)に誤植されている。 また、誤植とは少し違うが、「フィギュア名鑑」においては原作には無い独自の記述や間違った記述が為されている部分もある。 例として、『DX』ではキングクルールが「大食漢」と説明されたり、 『X』では誤植ではないが3Dモデルで尻尾がなくなっていたり キャプテンクルールが「キングクルールの兄」として紹介されていたり(『SDK』シリーズの開発を担当したレア社内では同一人物の設定)、 『for』ではミスターイー・エイ・ディを製造したのが「悪の組織」(本来は「謎の組織」)とされているなど。 『仮面ライダー』 古くからのシリーズファンが真っ先に思い浮かべるのは『仮面ライダーBLACK RX』の「クライス要塞」だろう。 正しくは「クライシス要塞」だったのだが、放送前特番と本編第1話の両方で堂々とテロップ表記をミス。 結局クライス要塞で押し通す事になってしまい、組織名が「クライシス」なのに要塞名が「クライス」と、明らかにおかしな事態になってしまっている。 しかも『仮面ライダーSD』に登場するクライス要塞を小型化した戦闘車両の名前は「クライシスキャリア」だったものだから、 今でも「クライシス」なのか「クライス」なのか分からなくなっているファンもいるようだ。 誤植というよりは誤記の類だが、『仮面ライダーX』ではよりによって最終回のラストシーンにて、 主人公の「神敬介」が仲間たちに宛てた置手紙で「神啓介」と書き間違えるという痛恨のミスを犯している。 その結果、視聴者の間では「自分の名前すらまともに書けない残念な奴」と長らくネタにされていた。 この件に関して公式も思う所があったらしく、後年『HERO SAGA』にて、 「父親への依存心を断ち切るために普段は偽名を使っている」という明らかに無理のある後付け設定が付与される事となった。 『仮面ライダーカブト』の公式サイトでは「怒りに任せてガタックのベルト」と描くべき所を「怒りに任せてケタックのベルト」と誤植されてしまい、 これが切っ掛けとなってネット上で「仮面ライダーケタック」というオリジナルライダーが作られてしまった。 『仮面ライダー鎧武』第8話で仮面ライダーバロンが新フォームのマンゴーアームズに変身する際の、 ロックシード音声が放送された字幕上で「ナイト・オブ・ハンマー」と誤植されてしまった。 本来は「ファイト・オブ・ハンマー」であり、バロンの基本形態バナナアームズの「ナイト・オブ・スピアー」と混ざってしまっている。 なお、玩具のAC06マンゴーアームズ&キウイアームズセットの箱などには正しく「ファイト・オブ・ハンマー」と表記されている。 字幕を起こす担当者は作品の設定など知らず、聞こえたままの台詞や音声を直接打ち込んでいるために、 空耳に気付かないまま清書がされてしまうのだろう。 上記の事例とはまた異なるが『仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!』に登場するシバルバの声を担当した「土師孝也」が、 第1章・第2章のクレジットで「上師孝也」と誤植されたり(DVDでは修正済み)、 『仮面ライダーエグゼイド オリジナルTVサウンドトラック』では曲名が誤植された状態で劇伴BGMが収録されてしまっている (「エグゼイドLEVEL5 ~ ドラゴナイトハンターZ」が「エグゼイドLEVEL3 ~ ドラゴナイトハンターZ」、 「檀黎斗のテーマ」が「壇黎斗のテーマ」と誤植されるなど)。 また『仮面ライダービルド』第33話の次回予告では字幕内で「エボル フェーズ1」と正しく表記されていたが、 第33話本編では「エボルト フェーズ1」と間違って表記されている (変身者の名前(エボルト)と変身する仮面ライダーの名前(仮面ライダーエボル)が逆になっている)。 2019年のゴールデンウィークに行われた200話一挙放送企画では、 『剣』のヒロシサン広瀬栞による「7020キロ」(南西20キロ)というオンドゥル語が公式で字幕化してしまった。 この放送では、他にも『龍騎』の神崎士郎による「立て替えを遂げるつもりか」(戦いを止めるつもりか)という字幕も出ている。 更に公式ではないが、千葉テレビの『仮面ライダーウィザード』再放送の 番組紹介 では、やたら力の入った詳細な黒幕のネタバレ多数の紹介の中、 途中から何の脈絡もなく「達也」という謎の人物が変身ツールを渡され仮面ライダーになるという説明になっていた。 主人公の名前は「操真晴人」であり、途中まではちゃんと晴人だったのにここ以降の説明は何故か全て達也に入れ替わっている。 普通なら間違えようのないミスの仕方である上、修正せずこの誤字のまま一年間通した事などから、 「千葉県では本当に達也が活躍するウィザードが放送されていたのでは?」とネタにされる事がある。 なお、文章の前半では「主人公「晴人」の住む街で~」と明言されているため、どうやら変身能力を持った達也は主人公ではないようだ (もしや『ウルトラマンネクサス』のようなストーリーなのだろうか…?)。 他にもこの紹介では達也晴人にアイテムを渡す謎の人物「白い魔法使い」が「白い魔法」になっている。実体化した魔法そのものなのだろうか 『スーパー戦隊』 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の公式ブログでは「鬼頭はるか」と描くべき所を「亀頭はるか」と誤植されてしまった。 その後すぐに修正された事は言うまでもない。 「カウタンー」 ゆで並(あるいはそれ以上)に矛盾無視かつ荒唐無稽なプロレスラー達の実録風漫画、 『プロレススーパースター列伝』における「カウンター」の誤植。 ブルーザー・ブロディがジャイアント馬場の16文キックを受けた際、 「カウタンーでとらえた16文キック」と一目で分かる誤字があるのだが、 何故か再版でも訂正されていないらしい (2016年に販売されているKindle版でも確認)。 MUGENでは、これらのネタを取り入れたキャラクター・東洋の巨人に搭載されており、 AI戦では32文ロケットを決めた時によく見られる。 武器「カタール」 日本ではアサシンクロス・エリル・Launaなどが持つ「大文字の「A」のような形状で横棒部分を握る武器」の事をこの名称で呼ぶ場合が多い (『ドラゴンクエスト』シリーズの「ドラゴンキラー」もこれの一種のようなもので、 アサシンクロスなどは元ゲーの『ラグナロクオンライン』公式サイトでこれを「カタール」と明記している)。 しかし、原産地のインドではカタールは比較的普通の剣で、「Aの横棒を握る武器」の方は「ジャマダハル(jamadhar)」と呼んでいる。 何故こうなったのかというと、ムガル帝国の『アニ・ア・アクバル』という法典で双方の武器の紹介があるのだが、 「挿絵がカタールとジャマダハルで逆になる」という誤植があり、 ジャマダハルを知らない西洋人がこれを見て「この奇抜な剣はカタールという」と間違えたのが広まったためとされる (参考文献:『武器事典』新紀元社)。 ただし、歴史の古い誤植のため、欧米では「Katar」が既に呼称として定着してしまっている。 日本で例えるなら「マンション」(豪邸)などのように誤った意味の和製英語がそのまま広まってしまったようなものである。 明確に区別したい場合は「Katar Jamadhar」という 矛盾塊 のような呼称が用いられる場合もあるようだ。 なお、このためかLaunaのページで持っている武器の表記が一時ジャマダハルとカタールで混乱が見られた(現在は修正済み)。 その他、『ソウル』シリーズに登場するヴォルドが使う武器も同じく表記名が混乱していた事があり、 『VI』のストーリー中でこの呼び間違いについて触れられる場面がある。 『ネプテューヌ』シリーズのアイエフは、10作以上もプレイアブルで登場しているにもかかわらず、 ジャマダハルに修正される事もなく未だにカタール表記である。 そんな中、『SDガンダム外伝』の闘士ダブルゼータは珍しく名前を混同する事なく「ジャマダハル」を用いてたりする (実際には「腕にセットされた先端が剣になっている盾」になっていてグリップはないので、ビミョーに別物だが)。 一方同じくガンダムシリーズでも、『00』に登場したMSの武装「GNカタール」が、 明らかに取り違えられた方の形状だったケースがあるため、サンライズ内でも混同されていると思われる。 『女神転生』シリーズ シリーズにおいて物理反射と即死でお馴染みの「ギリメカラ」だが、初出の『女神転生II』では「ギリメカテ」と誤植されていた。 また、ファミ通による『真・女神転生』の攻略本は初版の誤植・誤記・誤情報の数が計200以上存在し、 それら全ての訂正表が攻略本の公式サイトで 掲載されていた (現在は2021年のファミ通・電撃サイト合併に伴い削除)というある意味伝説的な存在となっている。 シリーズ派生作品の一つ『ペルソナ3』のサントラでは、 OP曲「Burn My Dread(恐怖を燃やせ)」のラスボス戦バージョンの表記が「Burn My Bread(パンを焼け)」にされるという致命的ミスが存在する。 しかも楽曲配信でもごく一部を除いてこの表記のまま修正されず配信されており、2021年に解禁された海外音楽サイト配信でも右へ倣えしてしまったため、 海外ユーザーからの総ツッコミでBurn My BreadネタがBurnだけに再燃、ネット記事にもなる事態になった。 『逆転裁判』シリーズ 特にシリーズ初期は少人数で制作していたためか、細かい誤記の類はそこそこ見られる。 中でも一番酷いのは『2』における成歩堂龍一の回答(プレイヤーの選択肢)「もろちん、尋問する」であろう。 『デジタルモンスター』シリーズ 時期や媒体を問わず誤植が頻発するシリーズとして一部では有名。 独自言語のデジ文字の間違いが特に多く、例としては「デジタルモンスター」のデジ文字がしばしば「デジサユホロクサー」となっている。 チンロンモンは「チンチロモン」と気の抜ける誤植をされ、 オメガモンに至っては初出の『ぼくらのウォーゲーム』設定画の時点で、 剣の「オールデリート」のデジ文字が「オールデリーソ」になっていたために、媒体問わずあらゆる作品で誤植され続けるという悲劇に見舞われた。 『ぼくらのウォーゲーム』では、他にも最初の方で流れるTV版主題歌「Butter-Fly」の歌詞字幕が著しく間違ったりしている。 時には訂正ではなく公式設定の方を変えて辻褄を合わせる、という奇妙な対応がなされる事もある (一部ゲーム機で亀がスーツェー(朱雀)モン、鳥がシェンウー(玄武)モンになっていた事など)。 2010年代の場合だと、『デジモンユニバース アプリモンスターズ』公式サイトで「ガッチモン」が「ガッチもん」になっていた。 数多の誤植の中でも伝説と言われるのは、 エニックス(当時)刊『デジタルモンスターVer.3 最強データブック』のクネモン紹介ページにおける幼虫ポケモンの記述。 『真・三國無双』シリーズ 『無双』シリーズに登場するキャラクターには、公式で身長と外見年齢(後者は『5』以降廃止)が設定されているが、 『真・三國無双3』の公式設定資料集では15名の武将の身長や年齢が誤植されていた。 次作『4』ではホウ徳の「敵将、ホウ令明が討ち取った」から「ホウ」が抜けたり (『4猛将伝』では修正済。その一方で新規追加テキストが「退治てくれまいか?」と、「し」が抜けているが)、 誤植とは少し違うが黄蓋が「呂蒙が世を去った」と言っておきながらその次のステージで当たり前のように呂蒙が参戦しているという時系列ミスが起こり、 「遂にボケを発症した」などとネタにされるようになったり(こちらはボイス入りという事もあって難しかったのか修正されなかった)など。 また、『7』の事典モードでは、 『三國志』シリーズでは顔芸キャラとしてもお馴染みの眭固の字が「元進」と誤記されていた(本来は「白兎」。眭元進は袁紹配下の武将で無関係)。 『8』でも最初はこの表記が直されていなかったが、アップデートにより本来の「白兎」に修正された。 この他、『無双』シリーズに限らず関羽の使用武器である「青龍偃月刀」も時々「青竜偃月刀」と表記される事もあるが、 これは前述の昇龍拳と同様のものと考えていいだろう。 『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズ あまり多くはないのだが、『ゴッドイーター』の「雨宮リンドウ」のパロディキャラ、 「雨宮リント」を本物の名前で誤植するというどこぞの塾長のような珍事が起きてしまった事がある。 また「誤植」ではないのだが、3作目『V』のリメイク版『Re;Birth3』にて、 「私もお姉ちゃん以外のお姉ちゃんはちょっと……」と、 ネプテューヌの妹であるネプギア(CV堀江由衣)以外では成立しない台詞を他人であるプルルート(CV花澤香菜)が喋るという、 前代未聞の誤植ならぬ誤声優が起きていたりする。リメイク前にはなかったあたり没ボイスとかだろうか? + 誤植ではないもの 「ジャンプ大パンチ アンパン 塩ラーメン」 コミックゲーメスト読者投稿4コマ漫画コーナー『ゲーパロ4コマグランプリ』の投稿作品。 ただの読者投稿作品でありながら強い印象を残したようで、ゲーメストネタの流れでぽろっとコメントに紛れている事がある。 また、同作者の続編において、起き攻めの重ね立ち小キックからもアンパンが繋がる事が判明。 朝一番で布団から出てきた所に重ねるのがセオリーだとか。 くれぐれも実際に確かみてみないように。 「たった3段なのにこの威力」 ゲーメストにおける文章。これ自体は間違いではないのだが、肝心の体力ゲージが映っていない。 「1人じゃ…レなねぇ…」 リゾット・ネエロの死に際の台詞なのだが、ちゃんと「1人じゃ…死なねぇ…」と発しており、 実際はその直前のシーンで「はレ…なな……{ひとりで(はしなな)い}」と誤植されていた。 「ひでぶ」 『北斗の拳』におけるハート様の断末魔。勘違いされがちだが誤植ではない。 その独特の語感から、原作者の武論尊ですら「ひでえ」の誤植だと思っていたが、 原哲夫曰くこれは誤植ではなく、「ひで」は「痛て」が変化したもので、「ぶ」は破裂音だと文庫版の最終巻で語っている。 後で出てくる断末魔の数々は「悲鳴+破裂音」では説明がつかないキテレツなものが多いが また、これだけ印象に強く残る要因としては同じくアニメ版の影響もあり、ケンシロウに秘孔を突かれて倒されるモヒカンの断末魔が、 その時担当した声優達のその場のノリのアドリブによって作られていった事である。特に千葉繁氏が 神谷明氏のインタビューによると「今日は後期印象派で死のう」と打ち合わせておいて、 「ゴッホ」「ゴーギャン」などと叫んだ事もあったという (ちなみに同じ回には「金がっ!」「ないよ~!」「俺もだぁ~!」となんか切なくなるのもあった)。 番組は違うがピッコロさんの「10円!」とかもある種このノリかもしれない。なにぶん中の人が中の人だし。 「アッー!」 「2002年発売の週刊誌に「ゲイビデオに野球選手の多田野数人選手そっくりの男優が出演している」という記事が書かれ、 記事のアオリの「アッ!」もしくは「アーッ!」がタイプミスで「アッー!」になってしまった」 と長く信じられていたが、それから10年後の2012年に記事が発掘された際、 「アッー!」とは書かれておらず、普通に「アッ!」だった事が発覚した。たまげたなあ…。 具体的にいつどこで誰が使い出して広まったのかは不明だが、語源については、 多田野選手が当時所属していた野球部の監督が、そのゲイビデオの写真を見せられて絶句した時に発した「アッ」と、 記事で表記されていた多田野選手の喘ぎ声「アーッ」が組み合わされた、と推測されている。そんな推測しなくていいから(良心) 今や同性愛を代表する言葉となっており、多田野選手と関係のないホモネタでも使われる事が多く、 ホモネタ以外でも、外国版るろうに剣心の相楽左之助の叫び声、フタエノキワミの最後のアーを「アッー!」と表現する事がある。 文字制限 ファミコンのゲームは現在では信じられないほど容量が少なく(今ならアイコン一つで終了するレベル)、 文字の種類さえ節約する必要があった。 『ドラゴンクエスト』シリーズもその例に漏れず、アりーナ、クりフト、フエイスボール、アークバッフアローなどは、 容量を節約するために「リ」を「り」に、小文字あ行を大文字にする必要があった(1種類減らす毎に8バイト節約できた)。 恐らく「こうげき力」「しゅび力」等は「力(ちから)」ではなく「カ(カタカナの「か」)」を使っていると思われる。 つまり製作者が意図的にやったものなので誤植とは言えない。 ちなみに『DQ3』ではステータス画面で賢者の事をけんじやと書いているが、 別に「ゃ」は使用出来ない文字ではなく、「けんじゃ」というメッセージもあるので、こちらは純粋に誤字。 『Romancing SaGa』ではSFC版とリメイク版で一部地名が異なり、「ウロ→ウソ」「アロン島→ワロン島」「オービル→ヨービル」となっている。 これはSFC版では容量の節約で一部カタカナフォントが使えなかったため、リメイク版で本来の名称になったもの。 他にはアイテム欄の広さによる制限もあり、『DQ4』に登場した「メタル装備」の内、 「はぐれメタル の けん」「はぐれメタル の たて」に対し「はぐれメタルよろい」「はぐれメタルヘルム」」になっているのは、 枠内に9文字しか入らなかったためである。それはともかくとして「はぐれメタルかぶと」にするべきじゃ? このパターンでは『スーパーマリオRPG』の技「ジャスティスブレイカ(ー)」や、『RPGツクール』のモンスター「アンデッドナイ(ト)」等が有名。 「こうかばつぐん」 『ポケットモンスター赤・緑』では、ゴーストタイプの技はエスパータイプには効果が無く、ダメージを与えられない。 しかし攻略本には効果抜群と書かれており、これだけだと攻略本が誤記したかに思えるが、 『金・銀』からはリメイク含め攻略本通りの相性になった事、アニメでも「エスパーに勝つならゴースト」と言っていた所を見ると、 どうやら相性による威力変動のプログラムの問題(平たく言うとバグ)らしい (もっとも、そもそも初代のゴースト攻撃技は極低威力の「したでなめる」と固定ダメージの「ナイトヘッド」しかなかったので、 例え正常に設定されていた所で初代当時のエスパー最強は揺るがないのだが)。 他にも、初代ではむしタイプとどくタイプの技がお互いに対してこうかはばつぐんだったが、 『金・銀』以降はどく→むしは等倍、むし→どくは半減に変更された。 『赤・緑』はこれ以外にも制作時に混乱があったらしく、ジムリーダーの1人・カツラの顔が取扱説明書と本編の戦闘グラで全く違う容姿だったのだが (取説:後頭部に毛がある・髭なし、本編:完全な禿頭・長い口髭・黒眼鏡着用)、 アニメ版が取説準拠の顔だったり、ゲーム本編もフィールドグラフィックが明らかに後頭部に毛のある髭無し(サングラスも未着用)なので、 取説が誤植して別の人の物を記載ではなく、本来取説側の顔で制作されてたのが土壇場で戦闘グラフィックのみ変更されたらしい (『青』『ピカチュウ』からは取説の顔が、『金銀』からはフィールドグラフィックも戦闘グラフィック準拠になっている)。 「御坂妹から離れろ」 『とある魔術の禁書目録』のシーンの一つに上条当麻が一方通行に「御坂妹から離れろ」と言うシーンがあるのだが、 このシーンの漫画版の絵が台詞の意味に全く沿っていないシュールな状況になってしまっている。 具体的には、一方通行はどう見ても御坂妹から離れた所にいて、一歩も近付いてすらいないのに上条に静止されている。 これだと上条さんが物凄く過保護な人にも見える これだけ聞くと「いや、それって絵の間違いじゃなくてセリフの誤植じゃないの?」と思う人もいるかもしれないが、 この台詞自体は原作小説と変わらないため、漫画版は完全にシーンの構図を誤描写してしまっているのだ。 そのため、単行本では絵がしっかり修正され、ちゃんと3人の位置取りが台詞通りになっている。 ちなみに、アニメ版での該当シーンはちゃんと一方通行が近付こうとしているシーンとして描かれている。 「あさのけいこ」 『ストリートファイターII』のエドモンド本田の勝利台詞に「あさのけいこよりらくしょうでごわす」というものがある。 これ自体は誤植でもなんでもないが、「あさのけいこ」を「朝の稽古」ではなく「浅野けい子」と勘違いされ、 「浅野けい子ってどれだけ強いんだ?」なんて言われる事も。 ……とか言ってたら『ストリートファイター6』のワールドツアーで本当にあさのけいこが出てきてしまった。いやマジで。 とあるサブクエストで戦えるので興味があったら是非とも進めてみよう。 同類として(音声ではあるが)「からてのけいこ」「みよこのふっきん」などがある。 『ドラえもん』の野比のび太 作中で何度か誤字をやらかしている。 特に知られているのが自分の名前を「野比のび犬」と書き間違えた事(年賀はがきや、アニメ版ではテストに書いた0点の答案など)。 もう一つは「おしょうさん、はなれててくだちいな。これからまっ赤な皿が…」という文。 正解は「おじょうさん、はなれててくださいな。これからまっ赤な血が…」。 …ようは西部劇か何かのイメージを想定した文なのだろう(のび太の得意技の一つが(玩具の)拳銃による射撃)。 最後はメモに書かれた「ミラー貝入」という名。 本来は入りこみ鏡で神出鬼没になった自分を怪人二十面相などになぞらえて「ミラー怪人」と名乗ったつもりのもの。 名乗りのメモを見た人物が「ミラーカイイレ?」と呟くシーンもあるので、 「誤植が起きやすい理由」の説明にあるように、これを写植の人が「なんだこれ?藤子不二雄先生が間違えたのかな」と、 勝手に「ミラー怪人」に直してしまうと、のび太に対してそれこそ「きみはじつにばかだな」と言わんばかりのギャグが台無しになってしまう。 その一方、9巻で「剛田」が「郷田」になっている、アニメ版「無視虫」の回では「武」が「剛」になっているなど、本物の誤植もしっかりと存在する。 「さるののちんすうきょおしつ」 『東方Project』のチルノのテーマ曲「おてんば恋娘」のアレンジ動画である、『チルノのパーフェクトさんすう教室』の黒板に描いてある謎の言葉。 上記ののび太のように文字を間違えたものであるが、動画内では「す」「ょ」も逆さまになっている。 「うんこのケーキ美味しいっ」 『まどかマギカオンライン』におけるまどかの台詞。正しくは「うん、このケーキ美味しい」 誤植ではないかと言われてきたが、後にコラである事が判明している。 それ以前にこの例は誤植というよりは「ぎなた読み」と呼ばれるものだが (「弁慶が、なぎなたを持って」→「弁慶がな、ぎなたを持って」)。 「ムジョルニア」 ソーが使用する武器の名前。ただし誤植というよりは誤読。 日本では「(トール(Thor)をソーと読むのと同じく)ミョルニル(Mjolnir)を英語読みしたもの」と言われていたが、 実は英語発音でもミョルニルであり、ムジョルニアはローマ字読み(=日本読み)である。 しかし今でも日本公式では「ムジョルニア」表記のままである。 「陰茎が苛立つ」 劇場映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にて偽マフティーことカボチャマスクのハイジャック犯が発した台詞。 ……なのだが、「悲鳴を上げるな!神経が苛立つ」とちゃんと喋っているにも拘らず、YouTubeの字幕機能が上記の通りに誤変換された上、 『KXVOチャンネル』のハロウィン回にてかぼちゃマスクが『ゴーストバスターズ』のテーマに沿って踊っている動画と、 『閃ハサ』の主題歌「閃光」とを組み合わせたMAD動画がバズり、偽マフティーは一躍ネタキャラとなってしまった。 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』 誤植(文字のミス)ではなく、それ以外の所でのミス。 『トランスフォーマー』シリーズの所謂初代アニメ版の作画は日本の東映動画によるものなのだが、 彩色ミスのおかげでスタースクリームらジェットロン達が分身してたり、 敵に捕まっているあるいは遠く離れた場所にいるはずのキャラが、次の場面では何食わぬ顔で存在している (敵に捕まったサイバトロン戦士本人が基地からその様子を見ている、セイバートロン星にいるはずのレーザーウェーブが地球にもいる、など。 同じような例は『キン肉マン』でも存在しており、悪魔将軍に技をかけられているはずのジェロニモが、 次のコマでロビンマスクらと共に驚愕している。この作画ミスは単行本の新装版化に伴い修正済)、 …などといった作画ミスがやたら存在するため語り草となっている。 また、サウンドウェーブの部下であるフレンジー、ランブルは本来前者が紫、後者が黒なのだが 初代アニメでは制作時の混乱からかフレンジーが黒、ランブルが紫になってしまっており、 海外のファンの間では未だにカラーリングについての論争が絶えない事態となっている。 日本国内版では色を元に本来の名前で呼ばれており、故に配役も入れ替わっている。 MUGENにおける誤植 一部のキャラクターは登場すると誤字がネタにされたり、原作での誤字をネタにしたコメントが付く事がある。 また海外製のキャラクターは、技演出などで間違った日本語や脈絡のない言葉が使われている事が度々あるが、 ニホンゴはムズカシイので仕方ない。 これはキャラクターに限った事ではなく、norokoのホームステージの壁には「だすけて」と書かれていたり。 また海外の方達は漢字を「アート」として捉えている所もあり、 「見た目が格好いい」「強そう」「渋く見える」という直感で選んでいる事も多く、その意味などは考えずに採用しているケースが多い。 そのため、海外の方達の日本語の扱いに関しては一概に誤植とは言い切れない点もある。 日本語圏での英語の扱いに関しても、割と似たようなケースが多いのも事実だし。 日本語訳のカンフーマンのcmdファイルでは、本来「カンフーアッパー」となるはずの技が「カンフーウッパー」になっている。 恐らく"upper"をローマ字風に呼んでしまったせいだろう。 大会動画・ストーリー動画内での文章でも付き物である。 大会動画では成長ルールを始めとする特殊ルールを用いた大会での数字の間違い、 ストーリー動画ではタイプミスによる誤字・脱字・誤変換やキャラクターの名前・グラフィックの変え忘れなどが多く見受けられる。 これは校正を行うのが基本的に製作者自身であるため、気付かずに動画を上げてしまうという状況が多いからだろう。 特に元祖成長トーナメントの人ことseku氏は間違いの多さを自らネタにする事から 「MUGEN界のゲーメスト」 というタグまで付けられた。 現在このタグはseku氏の動画のみならず、誤字のあるMUGEN動画全般に付けられている模様。 もっとも、大会動画での間違いは編集上のミスであり、実際に試合を行っている時の数値は正しいものになっている場合が殆どなので、 見る側ではそこまで気にしなくていい。 …中には「わざとなんだからねっ」と言い出したうp主もいるのだが。 しかし、ストーリー動画の場合、特にシリアスなシーンだとぶち壊しになってしまう恐れがある他、 そうでなくとも()や「」あるいは助詞などを間違えると台詞の意味が変わってしまうため、 作る側としては出来ればなくしたい所である (珍しい例だと、キャラ設定は熟知しているのに「」が抜けてしまい、「うっかり喋らせてしまった」というものもある)。 「誤植も持ち味」なんて言われた作品もあるが、これはまあ一種の皮肉である。 もしそういう場面に遭遇してしまったら、見る側は間違いには触れずにスルーするのが大人の嗜みであろう。 また、誤植ではないが、日本語は様々な使い方があり、使う人どころか専門の国語学者の間でも意見が分かれるものや、 「全+肯定形」に代表されるようにかつては正しい用法だったのに間違った用法となり、 後になってまた使われるようになったという複雑な経緯を持つものも存在する。 また「役不足」「他力本願」などのように、誤用と分かっていて使われるケースもある。 前者は元々は「名役者に端役をやらせる」ような「役柄が不足している」と言う意味の歌舞伎用語 転じて「能力の高い人につまらない仕事をさせてしまう」という意味の言葉なのだが、 「役に対して自分が不足している」と勘違いされたのか、実力不足という意味の「力不足」と間違えて使われる事が多くなり、 後者は「仏様の力に頼る」だったのが文字通り「他人の力に頼る」という意味で使われるようになった。 今となっては両方共ある程度容認されている部分もある。 また、前者に関して言えば、「(強者である自分に)もっと見合う相手はいないのか」と解釈できるという意見も (「お前じゃ(俺の相手は)役不足だ」ではなく「(俺にとっては)お前じゃ役不足だ」と言う事だろうか?「主語が誰か」と言う問題になっているが)。 本来は打撃技である「当て身」が格ゲー業界では反撃技扱いされていたり、 本来は単に上中下的な意味でしかない「中段」も下段ガード不能技という意味になっていたりする (なお『黄金の城』では中段をガードできるのは普通に「中段ガード」であって上段ガードでは防げない)。 また「間欠泉」を意味する英語「GEYSER」を「ガイザー」でなく「ゲイザー」とローマ字読みされて、日本で一般化したりもしている。 もし動画内でおかしいなと思う使い方に遭遇しても、それを声高に指摘するのは控えるべきだろう。
https://w.atwiki.jp/actors/pages/5581.html
サルバドール・ダリをお気に入りに追加 サルバドール・ダリのリンク #blogsearch2 サルバドール・ダリとは サルバドール・ダリの78%は食塩で出来ています。サルバドール・ダリの11%は気合で出来ています。サルバドール・ダリの7%は赤い何かで出来ています。サルバドール・ダリの4%は世の無常さで出来ています。 サルバドール・ダリ@ウィキペディア サルバドール・ダリ サルバドール・ダリの報道 展覧会「奇想のモード」東京都庭園美術館で、“シュルレアリスムとファッション”に通じる美の表現に迫る - Fashion Press ルイス・ブニュエル特集で「昼顔」など後期6作のデジタルリマスター版を上映(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース タロットカードの世界 浅草橋に国内初の美術館 - 東京新聞 「都心一等地しか買わない」、元アイドル投資家が貫くこだわり《楽待新聞》 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス 12月はヒッチコック作品を4週連続で放送! 【渡辺祥子のシネマ温故知新】 - nhk.or.jp 『笛を吹く少年』がモチーフ。メズム東京がアートなアフタヌーンティーを提供。(VOGUE JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 歴史ミステリーや宝飾品を巡るケイパー・ストーリーなど…映画で浸る“アート”の世界(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ハリー・ポッター』から『THE BATMAN』へ…ロバート・パティンソン、開拓を続ける妥協なき道程(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ダリ『記憶の固執』の“ぐにゃぐにゃ時計”が現実に! 曲がった文字盤にそって針が動く時計を作ってみた(2021年11月25日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース ホドロフスキー監督の幻の『デューン』絵コンテ集、3.4億円で落札 - AFPBB News 観て楽しんだ、その後は…美術館商品が進化(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「彼の表情に浮かんだストレスは…」マドン監督が語る“大谷の英語力と本当の体調”《打撃不振で40分以上も熱血指導》 - 文春オンライン 観て楽しんだ、その後は…美術館商品が進化|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 画家・榎本マリコ 個展「もりのなか・In the Woods」開催:時事ドットコム - 時事通信 2400個のコルク栓で肖像画 飲んで描いて楽しんで - 日本経済新聞 【あの人も愛した京都「浜作」】岡本太郎をもうならせた料理とギャラリー - ZAKZAK ビーチに現れた美女とは!?(Safari Online) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ワーケーションリゾートの『夜』の過ごし方。アジア最大級のダリ所蔵美術館にてライトアップ・ナイトミュージアムを開催! - アットプレス(プレスリリース) 限界までカールする猫さんのヒゲが話題に、抜けたヒゲは家宝に 「ダリの生まれ変わり」「どうあがいても可愛い」 - 神戸新聞 限界までカールする猫さんのヒゲが話題に、抜けたヒゲは家宝に 「ダリの生まれ変わり」「どうあがいても可愛い」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース リー・スクラッチ・ペリーが85歳で死去 レゲエ/ダブ界の「生きる伝説」逝く(Rolling Stone Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「サルバドール・ダリはオノ・ヨーコに詐欺をしたって知ってる?」ヒゲの替わりに売り付けた物 (2021年8月18日) - エキサイトニュース サルバドール・ダリの隠し子騒動の顛末は、あの映画で予見できた? | FILMAGA(フィルマガ) - FILMAGA by Filmarks 香港藝術館でシュルレアリスムの大規模展 パリの「ポンピドゥ・センター」と共催 - 香港経済新聞 ザ・ビートルズ、貴重な芸術写真100点をオンラインギャラリーで販売 - http //rollingstonejapan.com/ ダリはなぜ”完璧な奇人画家”に仕上がった?「3大コンプレックス」から紐解いてみた (2021年6月25日) - エキサイトニュース イラストレータ― 鈴木英人「未来に残したい光のアーティスト」 連載 第8回 by 高橋福生 - Esquire Netflixの人気番組ペーパー・ハウスの没入型イベントが開催 - Time Out Tokyo 新収蔵作品初公開!7月13日より展覧会「ステッピング・アウト~日常の足跡」開幕 - アットプレス(プレスリリース) 存在そのものが尊い!触れてよし&香りよしの猫的美人になりたい 【ニャンダフルなコスメたち】 - WWD JAPAN.com 【報知美術部】第12弾 日動画廊へようこそ 長谷川智恵子副社長に聞く - スポーツ報知 会津の民芸品「赤べこ」と「サルバドール・ダリ」がコラボ - TABI LABO 企画展24日開幕 ショック・オブ・ダリ内覧会 諸橋近代美術館 - 47NEWS 会津の民芸品「赤べこ」×サルバドール・ダリ ダリにオマージュを込めて生まれた『ひげべこ』を発売 - アットプレス(プレスリリース) 「たぶんギータは戦略伝達を聞いてない」 鷹の円陣に現れた衝撃の“変顔仮面” - Full-Count 【写真特集】行けない今だから、スペインの美術館 - AFPBB News 「今、ナン時?」本物のナンからできた時計、『NAAAANtime』の登場!アーティストが手がける一点ものの新感覚Clock - アットプレス(プレスリリース) まるで光線 表現の衝撃 ダリと日本の前衛画家 三重県美で展示 - 毎日新聞 前衛芸術家・ダリと日本への影響に焦点 三重県立美術館で展示 - 中日新聞 ピカソ、ゴッホ、フリーダ、ダリがずらり! 芸術家のユーモアソックスで家生活も楽しく。|Pen Online - Pen-Online ダリと日本の前衛紹介 「不可思議な世界観を」 県立美術館で100点 /三重 - 毎日新聞 サルバドール・ダリが描いたクリスマスカード。アメリカでは一般受けしなかった件 (2020年12月24日) - エキサイトニュース 「007」のキザとダリの前衛 タキシードの神髄対決|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞 「ショック・オブ・ダリ」三重・福島で - ダリの絵画約30点を展示、影響を受けた日本の前衛美術も - Fashion Press ダリの代表作「記憶の固執」モチーフの新感覚アフタヌーンティー、メズム東京で - Fashion Press 今初めて明かされる、サルバドール・ダリとガラ夫妻が愛した「秘密の子」 | 40年間にわたる“親子”の絆 - courrier.jp サルバドール・ダリと東田直樹の時間【スペイン人の目、驚きの日本】第10回 - 読売新聞社 「眠る猫たちにサルバドール・ダリのアートを感じるとき…」 (2020年3月22日) - エキサイトニュース リサイクルショップに寄付された絵画がサルバドール・ダリの作品だったことが判明…アメリカ (2020年3月15日) - エキサイトニュース 古物店に寄付された絵、ダリ作の版画と判明 米ノースカロライナ州 - CNN.co.jp 写真家と芸術家の37年間におよぶコラボレーションの結晶「ダリとハルスマン」展 | NEWS - IMA ONLINE 鬼才サルバドール・ダリが描いたタロットカード【ShelfオススメBOOK】 | ART&CULTURE | FASHION HEADLINE - FASHION HEADLINE サルバドール・ダリが作ったタロットカード「タロット・ユニバーサル・ダリ」の複製版が再販されていた! (2019年11月12日) - エキサイトニュース サルバドール・ダリの銅版画、白昼堂々盗まれる 米ギャラリー - CNN.co.jp \アジア最大級ダリ美術館/20周年。サルバドール・ダリと現代アートの初コラボ! - PR TIMES 奇才ダリの傑作が日本にあった!テレビ初公開!ダリの転機となった幻の細密極小絵画 - PR TIMES 「ディープフェイク」技術、サルバドール・ダリ瓜二つの偽物が登場 ― 最新技術は死者を蘇らせる - Esquire AIが生成したサルヴァドール・ダリ。美術館で自らの人生を語り、スマホで自撮りしてくれるよ - GIZMODO JAPAN ダリ美術館、AIでダリが蘇り来館者と「セルフィー」 - TechCrunch Japan アート界の奇才「サルバドール・ダリ 」の驚くべき広告・CM作品 (2019年4月19日) - エキサイトニュース ジョン・F・ケネディやサルバドール・ダリとの貴重な対談も 紀行番組の金字塔『兼高かおる世界の旅』をTBSチャンネル1で1月27日(日)特別放送! - PR TIMES サルバドール・ダリの妻をイメージした香水が日本で発売開始 - Fashionsnap.com 奇才ダリが愛した妻の正体:朝日新聞GLOBE+ - Asahi Shimbun GLOBE エズラ・ミラー、若き日のサルバドール・ダリに - 映画.com 【似てる?】『ジャスティス・リーグ』エズラ・ミラー、若きサルバドール・ダリ演じる ─ 伝記映画『ダリ・ランド』で - THE RIVER ベン・キングズレー、サルバドール・ダリの伝記映画に主演 - エイガドットコム 父親認知訴訟で掘り起こされた巨匠ダリの遺体、ようやく再埋葬 - AFPBB News パルファン・サルバドール・ダリから「ダリッシム オードトワレ」DALISSIME Eau de Toilette 11月1日(水)日本再発売 - PR TIMES 巨匠ダリの娘名乗った女性、遺体掘り起こし費用の支払い命じられる - AFPBB News 巨匠ダリのDNA鑑定、霊媒師は「娘ではない」との結果 - AFPBB News 巨匠ダリの娘じゃなかった 遺体発掘、DNA鑑定で結論 - 朝日新聞 本当にダリの娘?DNA鑑定の結果は…|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 画家ダリの娘と認定せず、遺体発掘しDNA鑑定 スペイン - CNN Japan 掘り起こされたダリの遺体。トレードマークの口ヒゲは、今も10時10分を指していた - ギズモード・ジャパン 巨匠ダリの遺体、トレードマークの口ひげは「10時10分」の位置のまま - AFPBB News 巨匠ダリの遺骨掘り起こし検体採取、「一人娘」とのDNA鑑定へ - AFPBB News 巨匠ダリの娘を名乗る女性 「自分の身元明らかにしたい」 - AFPBB News 「私はダリの娘」 遺体掘り起こして鑑定、裁判所が命令 - 朝日新聞 スペイン巨匠ダリに娘? 裁判所、鑑定のため遺骨掘り起こしを命令 - AFPBB News ダリの遺体掘り起こし、スペイン裁判所が命令 父子確認で - CNN Japan パルファン サルバドール・ダリから夏の香り「シー アンド サン イン カダケス」SEA & SUN IN CADAQUES オードトワレ が日本で再発売 - PR TIMES パルファン サルバドール・ダリから「ラ・ベル エ ロセロ」La Belle et l Ocelot オードトワレ がいよいよ日本で新発売 - PR TIMES パルファン サルバドール・ダリの名香「レジェンドコレクション」新ミニチュア5品セットが12月1日発売 - PR TIMES ダリ展の見どころを本人(?)に直撃! | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス - http //spice.eplus.jp/ 天才サルバドール・ダリの長寿を支えたオリーブ油 - ダイヤモンド・オンライン 二階堂ふみが、ダリ・ワールドを表現! 『美術手帖』10月号はサルバドール・ダリ特集 - PR TIMES パルファン サルバドール・ダリから、高級ライン「ダリ オートパフュメリ DALI HAUTE PARFUMERIE」発売 - PR TIMES 「ダリ展」京都・東京で開催 - 絵画や彫刻、宝飾品など約200点、観るものを圧倒する“ダリ・ワールド” - Fashion Press サルバドール・ダリの国内過去最大規模の回顧展「ダリ展」が東京に - Fashionsnap.com スペインで感じるサルバドール・ダリのアート。(Moe Tsukamoto) - VOGUE JAPAN スペインが生んだ世紀の奇才! 過去最大規模の回顧展「ダリ展」が京都で開催中!|Pen Online - Pen-Online サルバドール・ダリの展覧会「ヤワカタな自我」が福島で - 彼の人間性に迫る絵画や彫刻が約50点 - Fashion Press 京都市美術館、国内過去最大のダリの世界を紹介する回顧展を7月1日~9月4日開催 「ダリ展」は世界的コレクションを中心に約200点を紹介。9月14日からは東京で開催 - トラベル Watch 超現実が織り成すダリの世界へ - WEDGE Infinity ダリは、あの飴玉のロゴだってデザインした - 東洋経済オンライン オキュラスリフトで散策する、「ダリの夢」 - WIRED.jp 1988年に買った油彩画、ダリ初のシュルレアリスム作品と判明 - AFPBB News 所在不明のダリ作品2点、米大学などで発見 - AFPBB News 5月11日はサルバドール・ダリの誕生日です | ART&CULTURE | FASHION HEADLINE - FASHION HEADLINE サルバドール・ダリ伝記映画に「アメリカン・サイコ」メアリー・ハロン監督 - エイガドットコム 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 サルバドール・ダリのキャッシュ 使い方 サイト名 URL サルバドール・ダリの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ サルバドール・ダリ このページについて このページはサルバドール・ダリのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるサルバドール・ダリに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/157.html
■文1 ストレートに 「写命丸さん、俺と付き合って下さい」 1スレ目 86 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「……で、なんで俺なのさ」 「この間の月都万象展で外界に対する興味は高まっていますからね。読者の読みたがる記事を書くのも文文。新聞の務めです。そこで今日は外界から来たというあなたに独占取材をですね……。もちろん三面記事ぶち抜きですので期待してください」 と、文はなぜか誇らしげに胸を張る。まあ、俺の行動範囲である博麗神社周辺の人物はそんなに外界に興味を持っているようにも思えないのだが、俺の知らない集落なんかではきっとそうなんだろう。 しかしながら会話になっていないのは気のせいだろうか。 「別に外の世界ならゆあ……ゴホン。紫さんに聴けばいいじゃないか」 お茶をすすりつつ、脇を通ったカラスに煎餅をくれてみる。 外の世界の事と言われても、俺の記憶の中にあるのはたかだか十数年かそこらだし、そもそもどの程度役立つのかも疑問系である。 「いくら私でもマヨヒガへそう何度も行けるわけではありません。それに彼女はもう冬眠していますよ」 「ふぅん……まぁ答えられる範囲で良いなら善処するよ」 「ご協力感謝します。では、始めにですね…………」 ――――――― 「成程成程……やはり外界では科学の進歩が発展に大きな影響を与えている。と」 かれこれ小一時間はインタビューを受けただろうか。どの質問もどうにか俺の知識の範囲内で答えられるものだったのが何よりの救いだが、『ロケットの材料であるという『アームストロング』とはどういう物ですか』とか、微妙に何か間違っている質問が多かったのも事実である。 「あ、次が最後の質問ですね。お疲れ様でした」 と軽く頭を下げる文。釣られて俺も「いえいえ」なんて会釈を返してしまう。 「では最後の質問です。…………」 止まった。 メモ帳を凝視したまま、うつむき加減で文が止まった。 「お、おい、どうした?」 「…………?」 成程。止まっているのではなく物凄い小声。うつむいているというか、そこはかとなく赤みを帯びだした表情を読み取られまいと顔の下半分を隠しているのか。 そして、 「……私は……あなたのことが……好きなのですが、それについて、どう思われますか?」 聞こえた。聞こえてしまった。 そして同時に全てがジグゾーパズルのように繋がった。 どうして今日、こんなインタビューなんて受けているのか。 どうして「風神少女」の異名を持つ彼女を追って幻想郷を東奔西走したのか。 どうして徹夜で文文。新聞の編集や校正、製版を手伝っていたのか。 皆から「物好きねぇ」なんて言われたそれらの理由が解った。 「……その質問に答えるのは簡単なようでとても難しい」 俺は座り直すとできるだけ真面目に答える。 「まずは射命丸文という人物の人柄から説明しなければならないんだが……時間も押しているようだし端折ってしまおう」 新聞に対する情熱、ひたむきさ。そういう理屈っぽいものは全てひっくるめてしまおう…… 「俺もお前が好きだ。愛してる」 この一言だけできっと十分だから。 1スレ目 131 ─────────────────────────────────────────────────────────── 射命丸スレよりコピペ 273 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2005/08/18(木) 10 55 05 [ jitlL1co ] 文を抱き締めたい 「な…何するんですか!記事にしますよ…?」 と言いつつも腕を僅かに緩めているにも関わらず逃げようとしない彼女に俺は言う 「記事ニスレバイイ。ダガ『事件』ノ欄デハナク、『おめでたニュース』ノ欄ニ 俺ト君ガ載ルコトニナル」 文はマイクとメモ帳を取り落とすと同時に、俺の体に小さな腕を回した 「…取材拒否…できませんよね…?」 「ウム」 そして俺は彼女に 274 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2005/08/18(木) 11 34 23 [ Q4L8reDc ] そっと口づけをした。 文も目を閉じて返してくる。 「んっ、ぷちゅっ……」 俺は、そろそろと文の柔らかな身体をまさぐり出す。 「あ、やっ、はぁ……」 文が身をよじる度その身体が俺にこすれる。 感極まった俺は下半身スッパ 1スレ目 151 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「今回のインタビューはこんなところです。今日もありがとうございました」 「うん、お疲れ様。男前に書いておいてくれよ」 「あらあら、文々。新聞は真実の泉ですよ?」 「それは残念」 「うふふ」 手帳から顔を上げた文の顔が、柔らかな笑みに綻んだ。 比較的最近の外界から幻想郷に来た、という物珍しさが彼女の好奇心に強く触れたらしく、 初めて会って以来、時には今日のように取材を受けたり、時には新聞の作成を手伝った事もあった。 住み慣れない幻想郷に不安だった自分にとって、文の人当たりの良さはとてもありがたいものだったし、 底が見えないけど根本的には実直な性格、感情のままにコロコロ可愛らしく動く表情、etc…… まあ詰まるところ、俺は射命丸文に、いつからか特別な感情を持つようになっていた。 「……あの、これは取材とは関係ない個人的な疑問なんですけど、一つ訊いてもいいでしょうか」 帰りの道中、三歩先を行く文が、ふと足を止めて振り返った。 「ん、何だい?」 こちらも足を止めて訊き返す。文の顔は珍しく下を向いていて、こちらから彼女の表情はよくわからなかった。 「その……帰りたい、とは思わないのでしょうか」 「……いきなりだな。何でそんな事を」 「今まで貴方から聞いた外の世界と、この幻想郷を比べてみての率直な感想です。 貴方が過ごしてきた場所に比べて、ここは酷く不便ですし、 何より貴方のような普通の人間には危険に過ぎます」 「まあ、そこは確かに間違ってはいないなあ……」 「なら、どうして幻想郷を選ぶのですか?」 「ん~~……」 唸りながら天を仰ぐ。緩やかに沈む太陽を孕んだ赤い空が、とても綺麗だった。 ……うん、理由なんて、一つしかない。ここで彼女に伝えてしまおう。 「あのさ、文」 「はい」 面を文の方へと戻した。顔を上げた彼女と、視線が交わる。 「確かにあっちには色々便利な物がたくさんあって、生きていくに困るような事はそうそう無い。 曲がりなりにも俺が生まれ育った場所だし、大切なものだってたくさんあった。 帰りたいと望めば、あるいは帰る事もできるのかもしれない」 「……はい……」 自惚れだとは思うが、彼女の表情に少し影が挿したように見えた。 「でもさ」 この距離では本当に言いたい事は伝わらない。足踏み二つ彼女の方に歩み寄った。 そして、極上の硝子細工を扱うように、そっと彼女の手を取る。 「――あっ」 文の口から小さく声が漏れたが、その手が振り払われるような事は無かった。 「一番大切なものは、ここにしか無いんだ」 「え……」 触れた大好きな人の手から、あたたかなものが優しく沁みてくる。 この蕩けるようなぬくもりを、彼女も俺に対して持ってくれていたら嬉しいのだけど。 俺はひとつ息を吸って、そして彼女に告げた。 「文。好きだ。君を愛してる」 1スレ目 564 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ゴホッ!ゴホッ!あ~」 朝から猛烈に頭が痛い、ついでに熱が出てきやがった。 咳も出るし・・・あーこりゃ完全に風邪だなぁ。今日は誰も入れないでおこう、なんとなく今日は大凶そうだし。 ガチャッ 「こんにちわー。今日は良い事があったんですよ~」 そうだ、こいつが居たんだった・・・、勝手に入ってくるなって。 この勝手に入ってきた泥棒に間違えられても仕方が無い奴は天狗の射命丸文。文々。新聞っていうのを発行してた、ごめんしてる。 なんか知らないけど俺は天狗に良く好かれるんだよなぁ・・・なんで?まぁ何かと良くしてくれるからいいけど。 「いますか~、○○さんいますか~?」 「居るから漁らないでくれ」 「あ、居た」 こいつは俺が居ないと勝手に漁るからなぁ・・・。前に漁られて片付けるのに半日ぐらいかかったっけか、世も末だ。 とりあえずこいつだけには風邪をばらしてはいけない。絶対にネタにするからだ。 「どうしたんですか?寝込んじゃって」 「いや、二度寝しようかなとでも考えていたんだ。まぁそれよりも、良い事ってなんだ?」 そう言って話を強引にずらす、こいつは勘も鋭いから不自然な動きを見せたら絶対に感ずかれる。 「あ、それがですねちょっとコレを見てください、眼鏡の男の人がやっている店で手に入れたものです」 「ん?デジカメじゃないか、幻想郷にもあったか?」 「あ、知ってたんですか残念・・・。それはともかく、コレで何処でも写真が取れるんですよ!」 うわ~ヤバイな、こんなもの持っていたら鬼に金棒、いつも以上に気を引き締めないと拙いかも。 「それにしても、元気がないですよ?もしかして風邪でも引きましたか?」 「えっ?何でわかっ・・・あ」 「あ、当たりだったんですか?これはスクープに・・・って、えぇ!?風邪ですか!?」 「え?風邪だけど・・・」 なんでこんなに驚いているんだ? 「か、風邪ですか!?あの大量の人間を死に追いやったあの風邪ですか!?」 「そこまで大げさなものじゃないけど・・・」 「た、大変大変!あなたが死んだら私の楽しみが無くなっちゃいます!」 「だから死なないって・・・聞いてないな」 天狗の中では風邪を引くと死ぬなんてことになっているんだろうか?それにしてもこんなに慌てた姿は始めてみたな。 「あ、そうだ!何か私にお手伝いできる事があったらしてもいいですか?していいですね!」 「勝手に決めるな、まぁ別にいいけど。それじゃあちょっと桶に水を汲んで持ってきてくれないか?」 「解りました!今もってきますね」 ちょうど頭のタオルも温くなってきたし、とりあえず体を起こして待ってるかな。 「うわ、っととと・・・」 おいおい・・・大丈夫か?ってか水汲み過ぎだって、溢れんばかりまで入れなくてもいいのに。 「・・・っとととと、キャッ!!」 突然手を滑らせて桶が手から離れた。いや、それだけなら別にいいんだけど、その桶に入った水がこっちに向かってきている。 あーなんかありきたりだな。なんて思うけど一つだけ変なのがあった。 水の向こうに見える カメラを構えたこの事態の張本人の姿が ザッパーーーカシャーーン!!! 「やった!いい写真が取れた!これは使わなければ!」 なんかもう起こる気も失せてきた・・・はぁ。 「へくしょーい!!!」 その後服を変えたり布団を変えたり色々と疲れたけどとりあえずは元に戻った。 なんか余計熱が出てきたかもしれない。 「あ、そうだ。永遠亭から薬貰ってきてくれないかな?」 「解りました!十分で貰ってきます!」 そういって文は出て行った。大丈夫かなぁ、なんか不安だなぁ。 「戻りました!」 「早ッ!」 いや、まだ十分もたってないよ?いくらなんでも早すぎでしょ。通った後には酷い跡がついてるだろうに。 「・・・あれ?薬は?」 「あ、それがですね。症状を見ないと解らないかもってことで永淋さんについてきてもらったんです」 「そう・・・でもさ」 「はい?」 「腕だけつれてきても意味が無いと思うんだけど?」 「へ?」 「手、良く見れ」 「あれ?腕だけだ、何ですかね?」 「もしかして本気で飛ばした?」 「ええ、時間かけると悪いと思いまして」 「たぶんそれ」 つまりはこうだ。永淋さんの手首を掴んでマッハを越えるスピードで飛んだら、普通腕は飛ぶだろうに。 普通の人なら死ぬ、普通のなら。 「いたたたた・・・もう少し遅く飛べないの?」 腕一本飛ばして『いたたたた』で済ましたほうが凄い。良く見ると直ってるし、蓬莱の薬恐るべし。 「で、この人がその病人?」 「ええ、そうです」 「まぁとりあえず検診はしないとね」 「おねがいします、それがメインなので」 永淋さんの診断によると、普通の風邪だそうだ。 普通に寝てれば直るらしいけど・・・水を被った事が少し治りにくくなってるらしい。 いちいち寝てるの面倒でしょって渡されたのが、なんかドブの味がする薬。 鼻摘まんで飲んでみたところ、一気に気分が楽になった。流石永淋さん。 次の日 【○○ 布団での水遊び!?】 なんていう絵と見出しの中に書かれていた文字は俺の怒りを爆発させるには十分の火薬だった。 「こんの天狗がー!!!」 1スレ目 636 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「どうして酒飲みってそうなのかしら? 相手のことなんか全く考えないんだから」 息を切らせて薬を求めに来た天狗の少女を、八意永琳は一瞥する 「は、はい…申し訳ないです」 射命丸文は罪悪感で涙を零しながら頭を下げる 「私に謝られてもね…まぁいいわ。見捨てるわけにも行かないし」 永琳は薬棚を空け、ごそごそと中を掻き回した 「はい、この2つね。こっちはすぐに飲ませて。もう1つは状態が良くなったら飲ませること。 お湯で溶いて、冷めてからよ。間違えたり、飲み方守らなかったらどうなっても知らないわよ」 「は、はいっ…ありがとうございます!」 紙で包んだ粉末薬を受け取るや否や、文は幻想郷一とも言われる速度で駆け出していく 「やれやれ…あわただしいことね」 あの人と出会ったのは、桜が咲き始めた頃だった 外界から来たということで、これはもう密着取材しかないって思った 話を聞くうちに、私の中で何かが変わった ──好きなの 外界では新聞記者を志していたという彼が、私の新聞を手伝いたいと言ってきたときにはもう舞い上がる気分だった ──愛してるの 極上のお酒を手に入れたから、一緒に飲みたかった ──相手のことなんか全く考えないんだから ああ、そうだった…自分が酒好きだからって…私は… 人間が酒に弱いってことなんて、考えてもいなかった 人間とかどうとか、そんなことはどうでも良かった ──離れたくなかったから 家に辿り付いた文は、お湯を沸かし始める 「早く、早く…」 湯が沸くまでの数分すらもどかしい 湯呑に薬を溶くと、文はその匂いに思わず顔をしかめる 「うわ、何この匂い…」自分が飲むわけでもないのに嫌な気分になる 「…これじゃ飲ませられないわ」 男の頭を抱え、少し体を起こしてやるものの、これでは口には入らず零れてしまうだけだ (……いいわよね) 文は薬を自分の口に含み、体を抱きながら口移しで流し込む (良くなって)心の中で、静かに祈るように ──これが、最初で最後のキスになりませんように 1スレ目 763 ─────────────────────────────────────────────────────────── この幻想郷に、久しぶりに外の世界から移り住んできた者がいるらしい。 その移入者は人間の青年で、大蝦蟇の池の近くのオンボロ小屋に居を構えたという。 何時ぞやの花の異変以来、目立ったニュースも無く、 ネタに飢えていた私は、他の天狗仲間に先を越されては堪らないと、真っ先に彼の元を訪れる事にした。 「♪幻想の不思議を~、今日もあややがメッタ切り~♪」 雲ひとつ無い青空を、上機嫌で飛び回る。 照りつける太陽と吹きぬける薫風のコントラストが、とても気持ちよかった。 「……あっ、あれかしら?」 池のほとりで、人間らしき青年と顔見知りの氷精が、何やら楽しそうに遊んでいる。 青年は、美貌と言うには少々及ばないが、形の整った、なかなかに精悍な顔立ちをしていた。 「一体何をしているのかしら……」 これだけの距離において、彼らの目でこちらの姿を捉える事は不可能だろう。 天狗の目を凝らし、風を使って、会話が届いてくるように調整する。 愛用のメモ帳を開き、ペンを胸ポケットから取り出した。 『……これ位の大きさが、ちょうどいいかな』 そう言って彼は、一枚の葉っぱをチルノさんの方に掲げた。 あれは……シロダモの葉かしら。 『で、これをこうして丸めて、と……』 『ふんふん』 『で、口の中を少しすぼめて……』 興味津々な様子で見つめるチルノさんに一つ笑いかけると、彼は丸めた葉っぱを口先にあてがい、そこに息を吹き込んだ。 ビー――――――ッ。 「……へえ」 今時草笛とは、なかなか粋な真似を。 『わあ、すごいすごい! ねえねえ、あたいにも出来るかな!?』 『ああ、簡単だよ。やってみるか?』 はしゃぐチルノさんに手ほどきをしている姿を見て、私は彼の第一印象に、かなりの高得点をつけた。 ビー――――――ッ。 『あは、出来た出来た! ねえねえ、他にも何か無いの?』 『よし、分かった。とっておきを見せてやろう』 そう言って力強く袖を捲り上げると、彼は立ち上がり、お尻を突き出した。 『ふんっ』 ブー――――――ッ。 「………………………」 ――――ぽろっ。 手元からペンがこぼれ落ち、池に小さな波紋を立てた。 …………ええっと、今、彼は、何を。 『……ふっ。どうだチルノ。俺のラストスペル、死風「ガーリックタイフーン」は!!』 彼は、いかにもいい仕事をした、という風な爽やかな笑みを浮かべ、額に浮かんだ汗をぬぐった。 『あははははっ、すごい臭いっ!! それはあたいには出来ないや!!』 チルノさんは、無邪気に大笑いしながら、バンバン手を叩いていた。 『ハハハこやつめ!』 『あははははは!』 「…………」 疲れた。まだ何もしてないけど、とにかく疲れた。 何とも言えない敗北感を胸に、今日はそのまますごすごと帰る事にした。 …………改めて次の日。 今度は彼の家を訪れてみると、今日は一人で過ごすつもりだったらしく、快く取材を受け入れてくれた。 これから少し遅めのお昼ご飯という事らしく、軒先に出汁と茸の甘い香りが漂っていた。 「どうする? 多めに炊いたから、ついでに一緒に食べてくか?」 「いいんですか? ありがとうございます」 何だ、やっぱり優しい青年ではないか。昨日のアレは、何かの間違いだったのだろう。 「……美味しい」 彼の用意してくれた茸ご飯と山菜の煮付けは、どちらも見事な手前だった。 インタビューとして色々と彼自身の事を尋ねながら、複雑に味の染みた料理に舌鼓を打つ。 「凄いですね。料理は得意なんですか?」 「ああ。向こうでも一人が長かったからな。いつの間にやら身になってた」 「……そうですか」 誰の心にも、必ず陰を孕んだ部分はある。訊いて良い事と悪い事の分別くらいは、私も出来ているつもりだ。 茸ご飯を口に放り込む。出汁の甘味と茸の薫りが口内を満たし、鼻先を抜けた。 「味付けも見事ですけど、この茸も美味しいですね。何ですかコレ?」 絶妙な歯ごたえに、芳醇な風味。少なくとも私の知る物に含まれてはいなかった。 「知らん。天井裏に生えてた」 「はい?」 …………ええっと、今、彼は、何を。 「あはははは何でそんな物をははははは調理あははははするんですかあははははは!!」 ゲラゲラ笑いながら彼に箸を突きつけるが、もちろん面白がっている訳ではない。 「ははははは他に食べ物もははは無かったしあはははは美味しそうだったからあははははは!!」 「ハハハこやつめ!」 「あははははは!」 『はははははははははははは!!!』 ドンガラガッシャー――ンッッッ!!!!! 大笑いしながらマウントポジションを取り、彼をタコ殴りにした。 「はははコラコラはしたないはははははちょっ、白いのが見えてははははぶべらっっ」 オンボロ小屋に、肉を叩く音と、男の悲鳴が響きわたった。 少女打撃中…… 「……ごめんなさい。少しやりすぎました」 発作が治まってテンションが元に戻ると、下になった彼の顔を見て、かなり手酷く痛めつけてしまった事に気づいたのだった。 腫れ上がった目蓋に薬草を塗りこんでやりながら、らしくもなく平静さを見失った己の未熟さを恥じ、素直に彼に頭を下げた。 「あ痛たた。いや、全面的にこっちが悪かった。 なあ、お腹が痛いとか、気分が悪かったりはしないか?」 顔を腫らし、鼻血を拭いながら、なお彼は私の体の事を気遣ってきた。 ……今日色々と話をして、一つ気づいた事がある。 彼は少し馬鹿で常識に欠けるところがあるが、とても優しい人なのだ。 「大丈夫です。強いて言うなら、拳が少し痛むくらいです」 「そうか、よかった。……なあ、よかったら、これに懲りずにまた来てくれないか? こっちに来てから、友達が全然少なくて、ちょっと寂しいんだ」 「いいですよ。貴方なら、少なくともネタに困るような事は無さそうです」 浮かべた笑みの柔らかさに、自分で驚いた。 ……私の中に、こんな表情があったのか。 「そっか、どうもありがとう。これからもよろしくな、文」 そう言って彼は嬉しそうに笑い、私の名を呼んだ。 ――――とくん。 心臓がひとつ強く跳ねて、甘く蕩けた血が体中を巡る。 ……あぁ、何という事だろう。 この世に生を受けて以来、ゆうに千を超える年を数えてきたこの私が。 初めて会ってからほんの一日で、ただの人間に恋をしてしまったのだ。 ――それ以降、私は時間の隙を縫っては彼の元を訪れ、多くの時間を彼と共有するようになった。 やはり彼は破天荒な人で、時々ついていけなくなる事もあったが、 そんな彼に振り回されるのも、時には彼を振り回すのも、今まで身に覚えた事の無い、充実した体験だった。 さて、それから二月ほど経って―――― 「俺が?」 「すみませんっ、もう貴方しか頼れる人がいないんです!」 仲間内での新聞大会に間に合わせるのに、どうにも手が足りなくなり、彼に助力を仰ぐ事にした。 「よし、任せろ。三流スポーツ新聞の風俗情報並みに役に立つ記事を書いてやる」 「……そんなの載せたら私、爪弾きにされちゃいます……」 前途は多難だった。 「へえ、こんな風になってるんだ」 物珍しそうに、彼は周りをキョロキョロと見回した。 そう言えば、彼を私の家に招待するのは、これが初めての事だった。 「それで、俺は何をすればいいんだ?」 「そうですね……差し当たって、半面分のコラムを一つ書いて欲しいんです。 あとは……私がもし寝ちゃったら、起こしてくれませんか? 多少乱暴にしても構いませんので」 もう丸三日寝ていないので、今でも気を緩めると眠ってしまいそうだ。 「多少エロい事をしてもいいんだな?」 「…………」 真剣そのものの目で手指を怪しく蠢かしながらそんな事をのたまう彼を前にして、危機感が眠気をどこかへ飛ばしていくのを感じた。 ……彼は本気だ。 色々な意味で気を引き締め、ほどなく作業に取り掛かる事にした。 「よし、こんなところか。……なあ、文。出来たから、推敲してみてくれ」 「あ、はい。ありがとうございます」 渡された原稿に、ざっと目を通す。 「ふむふむ……」 驚いた。初めてこういう物を書いたとは思えない程の文章力だ。 構成、言葉の使い方、全てにおいて高いレベルでまとまっている。 ……ただ一つ、問題があるとすれば。 「誰がエロ本の読書感想文を書けと言ったんですか……」 「ダメ?」 「当たり前です!!」 グシャグシャに丸めた原稿を彼のおでこに投げつける。 すこーん。 「OUCH!」 頭から軽そうな音を立てて何故か英語で悲鳴を上げると、彼は椅子ごと後ろにひっくり返った。 ……少し眠気覚ましにはなったかしら。 少女原稿中…… 夜の帳もとっくに降りて、いよいよリミットが迫る中、私の中の睡魔もいよいよ勢いを増して襲い掛かってきた。 「……なあ文、大丈夫か? 相当辛そうに見えるぞ?」 「だ、大丈夫です……あと少し、あと少しで終わりですから……」 どろどろになった頭の中に鞭を打って、重くなった手を無理矢理動かす。 「もういいじゃないか。大会に間に合わなくても、新聞はいつでも出せるだろ?」 「嫌です……せっかく初めて貴方に手伝ってもらったのに、落とすだなんて、絶対嫌です……」 「……ふう」 彼は一つため息を漏らすと、隣の部屋へと足を運んだ。 「まったく意固地だな、文は。他の天狗の娘は、もう少し聞き分けがいいと思うぞ? いつもはもっとハキハキしてて楽しそうなのにさ」 そんな意地の悪い事を言いながら、彼は隣の部屋から持って来た毛布を、私の肩にかけてくれた。 「俺は、そんな辛そうに新聞を書いてる文は、見たくないな」 そして、私の頭の上に手を置いて、ゆっくりとかき混ぜるように、優しく撫でてきた。 …………ひどいや。 そんなに優しくされたら、もう起きてなんていられない。 彼の手のぬくもりを胡乱な頭いっぱいで味わいながら、意識が急速に落ちていくのを感じた。 …………………… 目が覚めた時には、日は真上に昇り、もう取り返しのつかない時間になっていた。 今まで大会で勝った事も無かったけど、不戦敗というのは初めての事だった。 「……ごめんな。起こせって言われてたのに」 彼は、申し訳無さそうな苦笑いを浮かべていた。 そんな彼を責めるような資格は私には無いし、そんなつもりも無い。 「いいんですよ。新聞はいつでも出せる、でしょう?」 せめて、彼から学んだ事だけは、大切にしよう。 私の新聞は、時間に急き立てられて書くようなものではない。 それに、今は大会で勝つ事なんかより、もっと欲しいものがあった。 「……ねえ。実は、一つ記事を差し替えたいんです」 椅子ごと彼の方に体を寄せ、その肩におでこをちょこんと乗せた。 彼が文句を言わない事に、安堵を覚える。 私は、見た事も無ければ信じてもいない神様に、初めて祈った。 「……どんな記事に?」 ――どうか、彼が私を受け入れてくれますように。 「そうですね……『私たち、付き合う事にしました』……っていうのはどうでしょうか」 1スレ目 949 ─────────────────────────────────────────────────────────── 爽やかな冬の日。 彼女は天高くを舞い。いつもの通りに俺のところへ来る。 それは既に日課になっていて、俺も気づかない内にそれに 慣れ親しんでいた。 幻想郷の日常であり、普通の人間だった俺にはちょっとだけ 非日常でもある。 「…ふぁ」 俺の寝ぼけ眼と欠伸で始まる一日は、いつものように爽やかな朝から始まった。 ここに紛れ込んでから数ヶ月、未だに日常の変化には完全に慣れてはいない。 何せ文明や、生活様式さえ違うのだ。 色んな意味で外国に近い感覚がある。 今更、電気やガスが無い生活を送るとも思っていなかった。 娯楽らしい娯楽も、はっきり言えばほとんどないのだが、唯一 俺でも楽しめる娯楽のような物があったのだ。 とりあえず、朝食の準備から始める。 畑を作り、自給自足な生活を送る。考えてみれば、こうした生活が 今まで何百年も続いているという事は、驚くべき事なのだろう。 電機や物に囲まれた生活から、一切を捨てて離れてここに住んでからは、 全てを新鮮に感じた。 「どうもー、文々。新聞ですー」 そんな挨拶と共に、一人の少女が玄関から来た。 黒い髪に下駄のような靴。そして、不思議な形の帽子。 「あぁ、おはよう、文」 この少女がその唯一の娯楽を持ってきてくれる射命丸文だ。 彼女はこの幻想郷の記者らしく、週に一回、俺に暇つぶしになる新聞を 持ってきてくれる。 内容はともかくとして、これを読むのは最早日課になっていた。 「これから朝食、食べるところだけど…食べてく?」 今日の朝食の献立は味噌汁、ご飯、川で捕った魚と山菜だ。 会心の出来といえば言い過ぎだが、それなりに自信はついてきた。 きゅるるるるる 彼女のお腹の音が鳴った…それがサインなのかもしれない。 文は真っ赤になって俯いてしまった。 幻想郷をいつもいつも朝早く空から駆け巡れば、それも当然なのかもしれない。 「そ、その…」 「…席についててくれ、すぐ持っていくから」 「は、はい」 テーブルなんて洒落た物はここには無い。 有るのは、リサイクルできる家具と、適当な趣味の物と、生活に必要な物だ。 ちゃぶ台の上に、次々とメニューが彩られていく。 「いただきます」 「…暖かい内に食ってくれ」 いつもの食事が始まった。 少しくらい騒がしいイメージのある彼女だが、食事の時はいつも静かだった。 食事中は大抵話さないし、特に話すことも無い。 …いや、俺が口下手で無愛想なのもあるんだが。 「これ、今日の新聞です。…それとご馳走様でした」 「どういたしまして」 彼女の手から新聞を受け取る。 これが無ければ、俺の一週間は無いだろう。 人間、退屈で死ぬという事も、もしかしたらあるのかもしれない。 「晩御飯はどうする。食べていくか?」 「…お願いします」 彼女は礼を一つすると、空高くへと飛び上がった。 昼は寒いし、夜も寒い。 冬とはまったくもって辛い季節だった。 これが季節を感じさせるのだから文句は言えないのだが。 彼女には手袋とマフラーを持たせたから、風邪を引くことはないだろう。 昼間の内に洗濯を終わらせて、焚き木に火を点けて新聞を読み始める。 バサッ 「…へぇ、氷の妖精が再び悪戯、冬眠してた蛙をたたき起こして逆鱗に触れる…ねぇ」 妖精とはここまで適当な考えをする者達だっただろうか? まぁ悪戯こそが、妖精たちのする所行だろうが。 そう言った感じで、新聞を読み進めていると、一枚の紙が落ちてきた。 どうやら文が俺宛に書いたらしい、丸い文字でこう書かれていた。 『本日の夜中、とある方の取材を致しますので、できれば手伝ってください。射命丸文』 これは珍しい。 彼女が俺を手伝わせるような事は滅多に無い筈だ。 せいぜい原稿を手伝ったり、夜食を作ってあげたり、寝室を貸してあげたりしているくらいだ。 「…暇だからいいか」 どうせ夜までには、する事なんてない。 朝ご飯はその場で考えるほうなのだから。 そうして新聞を読み進めていると、カラスが鳴き始めていた。 既に日は暮れており、彼女もそろそろ来る頃になるだろう。 息は白くなるし、寒くて嫌になる。 だからこそ、冬は苦手なのだ。 毛布の心地を覚えてしまうと、朝なんて起きる事は出来ない。 「…夕飯か」 丁度、芋があったので煮っ転がしにしようと考えた。 彼女は鶏肉が苦手だ。 言うまでも無いだろう、彼女は鴉天狗なのだから。 豚肉もあまり手には入らない。 手に入れたとしても、別段困る事は無いだろう。 「戻りました」 「あぁ、おかえり」 寒そうに身を震わせて、文は帰ってきた。 帰って来たは語弊があるが、俺にとっては帰って来たで合っている。 晩御飯は食べる時と食べない時がある。 彼女のように朝から晩まで飛び回り、記事を書き上げて、配る。 という事を繰り返していれば、自然と会わないこともある。 箸の音だけが、響く。 「それで、手伝うんだったか?」 彼女が箸を咥えたまま、こちらを見る。 「あ、はい。お手伝いをお願いしたいんです」 「…何処まで行くんだ?あまり遠くは遠慮願いたいんだが」 「大丈夫です。すぐ近くですから」 にこりと彼女は笑う。 その笑みに不思議な違和感を覚えたのは、俺の気のせいであると信じたい。 真夜中の山―― 俺と彼女は始めてここで出会った。 初めて出会ったときの印象は、『あの世からのお迎え』だったけど。 「…はぁ」 白い息が出る。 空は澄み渡り、月は輝いている。 「で、ここで誰の何の取材をするんだ?」 寒さに身を震わせながら彼女に訊ねる。 ここに来るまでに、何も聞かされていない。 なにを聞いてもだんまりで、必要な情報は何一つとして教えてもらっていない。 「あなたへの…密着取材です」 そう俺の耳に届いた瞬間、彼女が不意に抱きついてきた。 柔らかい感触と、冷えてしまっている体温が伝わってくる。 「文…」 「…それでは、質問です」 彼女は俺から離れようとせず、質問を投げかけた。 「あなたは…私をどう思っていますか?やはり、迷惑と――」 そう言いかけた彼女の口を、唇で塞いだ。 「これが答えなんだが…これじゃダメか?」 恥ずかしくて、彼女の方を向く事が出来ない。 きっと、今の俺の顔を見るとトマトと比べられるくらい真っ赤なのは間違いないだろう。 それだけ今、俺の顔は熱い。こんなに身体は寒いのに。 彼女の腕の力が強くなった。 俺という存在を離さないとでも言うように、力が篭る。 「…そっか、これって一応、密着取材だよな」 俺も彼女の方に寄り添い、抱きしめる。 「あ、雪…」 季節としてはまだ早いはずだが、しんしんと雪が降り始めていた。 好意的に解釈すると、どうやら俺達を祝福してくれているようだった。 俺は離さない。この大事な彼女を―― 後書き ===遺書の裏=== 首を括る覚悟なら…とうに出来ておるわ! ===遺書の裏ここまで=== 『告白』とは『恋』を知る事!『愛』を我が物とする事じゃあ!! …いや、冗談ですが。 みんなの書く文が可愛すぎた。 それに触発されました…。遺書の裏に書いたとおり、首を括る覚悟は出来ている! 2スレ目 123 ─────────────────────────────────────────────────────────── チュンチュンチュン… 雀の鳴き声で目を覚ました。 起き上がってカーテンを開く。 朝の光が窓から差し込んできていい気持ちだ。 俺の家は、紅魔館のそばの湖畔に位置している。 何故人里離れたこんなところに住んでいるのか、と言うと、特に意味は無い。 単なる気まぐれだ。 強いて言うなら、ここでは生まれ育った人里ではなかなか体験できなかったことがある、と言ったところだろうか。 ともかく俺はここで、毎日を氷精をからかったり、氷精をからかったり、夜雀で遊んだり、氷精をからかったりして過ごしている。 …からかってばっかとか言うな。暇なんだ。 そんなここでの数少ない暇つぶしと言えば、おバカな氷精をからかうことと、もう一つ。 「おはようございまーす」 噂をすればなんとやら、だ。 俺は窓を開け、玄関に向かった。 「おはよう、文。いつもお疲れ様」 「いえ、好きでやってることですから」 その暇つぶしとは、この鴉天狗――射命丸 文が配達してくれる新聞であった。 「それに、貴方は私の新聞を購読してくださる数少ない方ですから」 「そーなのかー…面白い新聞だと思うんだがなあ」 「そう言って頂けると書いているかいがあるというものです」 そこまで言われるのもなんだか恐縮な気がする。暇つぶしってだけなのに。 「あー、時に、朝ご飯まだだろう? 食べていかないか?」 「あ…、その、遠慮しておきます、まだ配達するところもあるので」 断られてしまった。 以前、朝ご飯を一緒に食べた時に鳥鍋を出したのがまずかったんだろうか。 あの時は涙目で睨まれてドキッとした。じゃなかった、非常に困った。 「そっか…。じゃ、また明日」 「はい、それでは」 そう言うと文は風に乗り高速で飛んでいった。白。何がって? 野暮なことを聞くな。 文との出会いは大体3ヶ月くらい前のことだった。 俺が、趣味かつ護身のために始めたスペルカード生成作業中のとき、 「こんにちは。○○さんいらっしゃいますか?」 と、玄関から聞きなれない少女の声がしたのだった。 「はいはい、俺に何か用がおありで?」 玄関にいたのは、鴉を肩に乗せた、独特の形をした帽子をかぶった少女だった。 「ええ、ちょっと取材を受けていただこうかと」 取材。…取材? 何の? 「取材、って一体何の? …というか、君は誰」 俺がそう言うと、彼女は手をポンと叩いて言った。 「ああ、すみません、申し遅れました。私は文々。新聞社の記者で射命丸 文と言うものです」 「はぁ、それで記者殿はどうやってここを知ったんで?」 「湖に住む氷精に『最近、面白い人間が近くに越してきた』と聞いてやってきました」 「ふむ、で、なんでまた俺に取材なんぞ」 「ええっとですね、人里で生まれ育った人が、独立して違う場所に住むってことは珍しいんですよ」 ですから、とそこで彼女は一旦言葉を区切り、懐からペンとメモ帳を取り出した。 「こんなネタを見逃すわけにはいきませんから。取材、受けてくださいますか?」 拒否権が無い様に見えるのは気のせいだろうか。 まあ、特に拒否する理由も無い。 どうせ暇だ。いい暇つぶしが出来る。 そう考えた俺は、取材を受けることにした。 「…はい、これで取材はおしまいです。ご協力ありがとうございました」 1時間にも及ぶ取材が終了し、俺はちょっと疲れ気味だった。 「あー、んー、参考になればいいんだけどねぇ」 「これだけあったらとてもいい記事が書けますよ。書きあがったら一番最初に持ってきますね」 その後、俺と文は他愛ない会話をして過ごした。 文の性格もあろうが、俺は文とすぐ打ち解けることが出来た。 文は、とても礼儀正しかった。 どっかの巫女に爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。 暫くして。 「あの…なんだか、焦げ臭くありませんか?」 「え? …あ、本当だ。なんだろう?」 言われてみると確かに焦げ臭い。 料理はしてなかったから、火にくべたままとかそういうわけでは… し ま っ た 。 「ゔわ゙ぁ゙ーーーーーーーー!」 「ひっ!? ど、どうしたんですか急に!」 「スペカ生成炉、火が点いたまんまだ!」 「な、なんですってー!」 「バカバカ! 俺のバカ!」 「どうしてそんな危険なもの放置してたんですか!」 「そんなに長いこと喋ると思ってなかったんだよ!」 「ははは、こやつめ!」 「ははは!」 「ってこんなことしてる場合じゃないでしょう! 早く止めないと!」 「ああ、うん…もう遅い」 「え、ちょ、何言っt 文がそういうと同時に、生成炉が臨界点を突破した。 …紅魔館周辺一帯に、大きな爆発音がこだました。 ドォン! 「あら? 咲夜、なにかしら今の爆発音は」 「さあ、わかりません。でも、大方どこぞの魔砲使いがやったんでしょう」 「そうね、気にするほどのことでもなかったわ」 ありがとう俺の家 さようなら俺の家 君の事は忘れないよ 後に残ったのは、全身真っ黒の俺と文、何故か無事な生成炉、そして見るも無残に崩れた俺の家、だった物の瓦礫だった。 「ああああぅぅうああうぅあああぁあぁあぁあぁぁぁ…」 今俺は非常に後悔している。 後悔後に立つ。 ドクターアフターデス。 悔やんだところで俺の家は戻ってこない。 がっくりと肩を落とした俺を、ぽかんとした表情で文が見ていた。 「ああぅぅあぁ…ええっと…文は大丈夫だった?」 「え、ええ…私は大丈夫ですが…」 「そう、良かった…」 「貴方が非常に大丈夫で無いように見えるのですが」 「きっと気のせいさ、あはは…」 全然気のせいじゃない、が、これ以上文に気を使わせるわけにもいくまい。 「あの…、すみません、私のせいで」 文のほうを見ると、本当に申し訳なさそうな顔でこちらを見ていた。 「いやいや、文は悪くないよ、さっき言ったとおり俺が止めてれば良かったんだから」 まさしく自業自得と言う奴だ。 だから文が気に病むことは何も無い。 「いえ…、こうなった原因は私にもありますから。家、直すの手伝います」 「別にそんな、そこまでしてもらわなくても」 「ダメです。私の気がすみません」 そんな感じの押し問答を暫く続け、結局俺が折れる形となった。 どうも彼女は大変義理深い性格のようだ。 彼女の協力もあり、日が暮れる頃にはどうにか夜露を凌げるほどにまでは復旧していた。 「本当にありがとう、こんなに手伝ってもらって」 「いえ、私が悪いんですから」 「いや俺が」 「いえ私が」 「いや俺」 「いえ私」 「俺」 「私」 終わらん。終わらんよこの問答。千日手だよ。 「ああもう、どっちが悪いかなんて置いとこう、もう。とにかく、手伝ってくれてありがとう、助かったよ」 「え、あ、はい…」 ちょっと強く言い過ぎただろうか。 彼女は肩を落として返事をした。 これじゃ、彼女が悪いみたいじゃないか…って、もうこのことは考えないんだった。 なんとなく嫌な沈黙が場を支配する。 なんか喋らないと…そうだ。 「あー、そういえば、文は新聞書いてるんだよな?」 「はい、そうですが」 「1部、取りたいんだが」 「え…ホントですか?」 妙に食いついてきた。一体なんだというんだ、新聞取るって言ったくらいで。 「恥ずかしながら、私の新聞を取ってくれている人って凄く少ないんですよ…。ですから、とても嬉しいです」 そーなのかー。 まあ、だからって取らないわけじゃないが。 「それでは、私はこれで」 「ん、それじゃ。また明日」 「はい、また明日」 そう言って彼女は、どこからともなく吹いてきた風に乗り飛んでいった。 …ピンク。何が? 世の中には、聞いていいことと、聞いちゃいけないけど聞くと面白いことがあるんだぜ? 今回は後者だ。 まあ、あんなミニでカッ飛んで行ったらどうなるかは想像に難くなく。 要はそういうことだ。 バレたらどうなるだろうか。怖くて想像できない。 バレなきゃいいか。 …とまあ、非常に印象的な出会いをしたのだった。 出会った初日に家が吹っ飛びゃそりゃ忘れないだろう。 それからまた数週間したある日。 チュンチュンチュン… 雀の鳴き声で目が覚めた。 いつもと同じ朝。 カーテンを開ける。 いつもと同じ太陽。 「おはょぅごさぃます…」 いつもと違う声。…あれ? いつもならもっと元気がいい挨拶をしてくれるはずの文が、今日は何故か元気が無い。 その声に多少の胸騒ぎを覚えた俺は、足早に玄関へ向かった。 「おはよう文。…大丈夫か?」 今日の彼女は一目見ただけで体調が悪いとわかるほどだった。 「だ、大丈夫です、このくらい。ちょっと、体の節々が、痛いですが」 「いや、もうどうみても大丈夫じゃありません 本当にありがとうございました」 「なんですかそれ…?」 「いや、無意識のうちに口をついて出た」 こうしている間にも、文は肩で息をして非常に辛そうだった。 「おい、文…ちょっとおでこ貸せ」 「え、あ、ちょっと…っ」 非難する彼女を無視しておでこをくっつけた。 「熱っ!? 凄い熱じゃないか!」 「だ、だぃι゛ょぅぶですからぁ…」 断言しよう。全然大丈夫じゃない。 どれくらいかって家が吹っ飛んだ時の俺くらい大丈夫じゃない。 「文、いいから休めって。無理してこれ以上悪化したら困るだろ?」 「ちょっと、あと、ちょっと、配、達する、だけ、です、から…」 満足に喋れなくなっといて何があとちょっとなんだ。 彼女の頑固さに少し辟易しつつも、どうにか説得を試みてみた。 「だから、ダメだって。なんなら俺が代わりに配達するよ」 「ダメ、です、そこまで、迷惑、かけられ、ません」 「だからその体で動いちゃダメだって」 「いや、です」 「ダメ」 「いや」 「ダメ」 「いや」 はいはい、お決まりの千日手のパターンですよ。 こうなるともう俺が折れるしかなくなってしまう。 俺が途方に暮れていると、文は俺に背を向け飛び立とうとしていた。 「それでは、また、明日…」 「ちょっと文! ホントにダメだって!」 「だぃι゛ょぅ…」 ドサッ 言い終わる前に、文は地面に崩れ落ちた。 「お、おい!? 文!?」 慌てて抱き上げ、ベットに連れて行き寝かせた。 顔は真っ赤、体の節々の痛み、非常に高い熱…と来ると、思い当たるものは一つくらいしかなかった。 これは俺だけじゃ解決は出来ない。 俺は身支度を整えると、急いで家を出た。 目指すは竹林の奥深く、永遠亭。 飛ぶ訓練を積んでいて、非常に良かった。 まさか、こんなことで役に立つとは思わなかったが。 「あら? 珍しい客ね」 全速力で飛ばし、永遠亭の戸を叩くと、奇しくも出てきたのは永琳だった。好都合だ。 「頼む永琳! 力を貸してくれ! 俺じゃ無理なんだ!」 「え? 一体どうしたのかしら?」 「詳しい話は飛びながら話す!」 そう言うと俺は、永琳の手を掴んで飛び上がった。 「あ、ちょっと、引っ張らないでって、ねぇ!」 脇目も振らず、全速力で俺の家に飛ぶ。 道中、文の容体を説明しながら。 程なくして家に着いた。 「そうね…、聞いた限りの話だと、あれとしか思えないわね」 「だよな、やっぱり…」 「最近、どうもこれが外でも凄く流行ってるらしいの」 「そーなのかー」 「ええ、この間も夜雀がウチに来たばっかりよ」 文が寝ている部屋に永琳を通す。 暫くの診察の後、永琳が口を開いた。 「ええ、やっぱり…そうね。…インフルエンザよ」 インフルエンザ。 やはり、文が掛かっていたのはこの病気だった。 独自に仕入れた情報だと、今外では、鳥にこの病気が非常に蔓延しているらしい。 さっきの永琳の話でも言われていたが。 「それにしても…かなり危険な状態よ? どうして放っておいたの?」 「いや、俺に言われても」 「気づけなかったの? 少なくとも3日は経ってるわよ?」 全く気が付かなかった。 いや、良く考えれば2~3日前から少し元気が無いような気がしたような。 ともかく、気づけなかった俺の責任もあろう。 「とりあえず出来ることは全てやったわ。…後は本人の回復力に掛けるだけ」 「そ、そこまで危険なのか?」 「今彼女は非常に危ない状態にあるわ。それこそ、三途の川が目の前にあるくらいに」 なんてこった。 俺は、こんなくだらないことで彼女を亡くしてしまうのか? 嫌だ。そんなのは嫌だ。 いつもは近くにありすぎて気づかなかった。 亡くす寸前になって気づいた。 俺には彼女が必要だ。 俺は文のことが好きだ。 いや、文のことを愛している。 「ど、どうにかならんのか?」 目の前に突きつけられた現実に眩暈を覚えながら、俺はかすかな希望を永琳に求めた。 「だから、最善は尽くした、と言ったでしょう? これ以上は本人次第よ」 だが、その希望もあっけなく断ち切られた。 いや、完全には切れてない。 本人次第、本人が頑張れれば回復する余地はある。 ただ、俺には何も出来ない。 ただ、そばで見守り、回復を祈り続けることしか出来ない。 歯痒い。非常に歯痒い。 「…わかった」 しかし。 誰も信じなかったら、起こることも無い。 だから、俺は文の回復を祈り続けよう。 彼女の、すぐそばで。 「そう。…ああそう、この病気、人にうつる可能性があるから、貴方もこれを飲んでおきなさい、いいわね?」 「わかった」 「それじゃ、これで。…治るといいわね」 そう言って永琳は去って行った。 それから何日か、俺は文の看病を続けた。 文は、初めは本当に苦しそうな表情をしていたが、だんだんと安らかな表情になりつつあった。 意識は、取り戻してはくれなかったが。 そんなことが続いた14日目の朝。 今日も朝からつきっきりで文を看病する。 「ん…んぅ…」 2週間ぶりに聞いたその声に、思わず、文を凝視した。 俺の期待に答えるかのように、ゆっくりと、文の目は開かれていった。 「え…あ…? ここは…?」 「目が、覚めたのか…文、良かった…」 「あ…○○さん…その、私は、一体」 俺は、今までの経緯をかいつまんで話した。 今は、こうやってまた文と話せることが本当に嬉しかった。 「2週間も寝ていたんですね、私。…すみません、本当に多大なるご迷惑をおかけしてしまって」 「いいって、気にしないの。折角回復したんだから、そんな辛気臭い顔はやめやめ」 「ですが…」 「いいから笑って笑って」 「あの…ちょっと、前から疑問に思っていたのですが」 「何?」 「どうして、貴方は私にそんなに良くしてくれるのですか?」 いい加減、その質問が来る頃だろうと思っていた。 そして、その答えは2週間前にようやく出た。 文が回復した今、この想いを伝えるのは今しかない…。 「それはね、文」 一旦言葉を区切り、文を見る。 文と俺の視線が交錯する。 「俺は、文のことが好きだから、さ」 急な言葉に文はきょとんとしていたが、何を言われたのか理解すると、顔が真っ赤に爆発した。 「な、なな、な、な、ななに言ってるるるるんですか!」 「落ち着けって、落ち着けって」 「だ、だだってっだってっだっててっだって!」 「だから落ち着け」 ここまで慌てた文は凄く珍しい。いいものを見た。 「そ、そんな、急に、だって、その」 「まあ聞いてくれ、さっき言ったとおり、君は生死の境を彷徨っていたんだけど」 「はい…」 「失いそうになって、ようやく気づいたんだ。大切なものに。…俺には文が必要なんだ」 「○○さん…」 ようやく言えたこの想い。 ようやく伝えることが出来た。 気づくのが遅かったこともあるけれど。 「その…○○さん…」 自分の世界に多少入り込んでいた俺を文の声が引き戻す。 文のほうを見ると、彼女はモジモジしながらこう言った。 「実は、その、私…も、○○さんのことが…好きだったんです」 今度は俺が赤くなる番だった。 「あ、え、あ、そそそうだったんだ?」 「はい、初めて会った時からなんとなく惹かれるものがあったのですが…今ので確信しました」 「はあ、えっと、その」 自分が言うならいいが、言われるとどうも相当になんと言うか動揺してしまう。 そしてさっき自分が言ったことを思い出してしまった。非常に恥ずかしい。 後から効いてきた。ボディーブローのように。 でも、それも心地いいものだった。 ぎゅっ 「あっ…」 たまらず俺は文を抱きしめた。 こうでもしないと叫びだしそうなほどだったからだ。 文は、驚いた様子だったが、すぐに抱きしめ返してくれた。 「文…」 「はい…」 「これからずっと、一緒にいような」 「はいっ…」 END 蛇足 「げほごほぐふっ!」 「大丈夫ですか?」 まさか今度は俺が掛かるとは。 そういえば永琳が何か言ってたような。 ちゃんと聞いとけばよかった。 過去の俺のバカ。 「うぅ…不覚だ…」 「看病して人にうつされるだなんて、いかにも○○さんらしいです」 「ぐはっ」 俺はそんな間抜けに見えるのか。 そう思い、自分の色々な行動を思い返してみた。 ………。 どうみても間抜けです。本当にありがとうございました。 「まあ、そんなことは置いといて」 「んぁ?」 「今度は、私が○○さんを看病する番ですねっ」 そう言って、文はこれ以上無い笑顔を俺に向けた。 ああ、何はともあれ、俺は今―――幸せだ。 後書きの間 はいどうも。 通称はまとめの人ですよ。 ニュース見てて思いつきました。この不謹慎な野郎が。 今年の奴は危険そうで。 ニュース見るたびに死亡予想者数が増えてきます。 いまんとこ68万人だそうで。 いや、でももう70万人超えた…のかな? 十分気をつけましょう。 俺ですか?俺はバカだから風邪もインフルエンザもへいちゃらへー。ですよ。 はい、すいません。orz 2スレ目 213 ─────────────────────────────────────────────────────────── 文がまた俺のところにやってきた 「ただ通りがかっただけです…」 俺はそんな彼女が可愛くてついからかってしまう 「オヤオヤ、ドウシタンダイ?君ニトッテ人間ナド取材スル価値モ無イダロ?」 「…そのとおりです。人間なんて襲う対象でしかないですから」 生意気なので亜音速で抱擁。 「ホホォ…君ハ襲ウ時ニモワザワザ『香水』ヲツケルノカイ?」 文の小さな体から花のような匂いがたちこめる 「い、嫌でしたか?」 「俺ハ石鹸ノ香リノホウガ好キダナ」 「あ…」 そして俺は彼女に 2スレ目 315 ─────────────────────────────────────────────────────────── …うん、今日もいい天気だ。 僕は今、森を散歩している。 いや、暇だったからなんだがね… 今は昼間、多分あの宵闇の妖怪も襲ってこないと思う。 …ん?なんだかものすごい風を切る音が… ガン! 「ぐぁぁぁぁぁぁ!あ、頭がぁ!」 いきなり後頭部に割れるような衝撃を受け僕は痛みに悶えながら転がった。 「痛ぁ…何かに膝ぶつけちゃったよ…」 そのそばで痛そうに膝を抑えている烏天狗がいる。 …文じゃないか… 「…おまえか、歩行人に空から膝蹴りを浴びせる馬鹿は…」 「えっ?す、すみません!ちょっと急いでて!」 「ハァ…もういいよ。急いでるんだろ、早く行け」 「す、すみませんでしたぁ!」 …全くアイツは…幻想郷随一の速さの持ち主なのは分かるが…もう少し周りを見ろってんだ… う゛~…頭痛ェ…家に戻ろうか。治療しなくては。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …見事に立派なたんこぶが出来てやがる… でもこれ位で済んで良かったな… もしもアイツの本気の速さで蹴られてたら…おおこわ、考えないようにしよう。 「あの~、○○さんいますか?」 「ん?文か?用事は終わったのかい?」 「ええ、終わりました。さっきはすみませんでした。あの、大丈夫ですか?」 僕は後ろを向き、言った 「これで大丈夫に見えるのか?」 「…ッ!?出血してるじゃないですか!」 「は?」 文にそう言われて改めて後頭部に触ると…わお、出血してるよ。 さっきからなんか背中に違和感を感じていたが…そうか、背中沿いに流血してたのか。 「ちょっとうつ伏せになってください!今治療しますから!」 「いや、いいよ。ほっとけば治るだろ」 「そんなわけ無いじゃないですか!すごい勢いで流血してるんですよ!?」 「そうなのか…ってアレ?なんか、ちょっと、フラついて…あらら、地面が、傾いて…」 「○○さん!?」 僕は文の叫び声を聞きながら意識を手放していった… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ん…んん?アレ…僕はいったい…」 「あ、気が付きましたか」 とりあえず状況確認。今僕はベッドでうつ伏せで寝ていて、傍らで文が氷嚢を作っている。 あ、頭に包帯が巻いてある。 「どうやらすっかりお世話になってるっぽいな」 「いえ、元はといえば私のせいですし。あ、お昼ごはん食べましょうか」 「ああ、じゃあ作らないとな」 そういって起き上がろうとした僕を文が抑え付けた。 「ダメです。貴方は怪我人なんですから、私が作りますよ」 「おいおい、そこまでやらなくてもいいよ。仮にもお客様なんだし」 「いーえ!○○さんは寝ていてください!私が美味しいお粥作ってあげますから!」 「う…そうか…じゃあお願いする…」 「ハイ!任せてください!」 うーん…どうでもいいが…文の奴料理美味いんだろうな… @風神少女料理中………@ 「出来ました~」 「お、見た目はなかなかだな」 文が作ったのはありきたりの卵とじ粥。まぁ、病人にはいいんだろうが… …僕は、怪我人だよな… まぁ…いいか。 「おっと、食べるには仰向けにならなくてはだな」 「いえ、そのままで安静にしててください」 「え?でもこの状態じゃものすごい食べづらいんだが?」 「私が食べさせてあげますから♪」 「え゛?」 何を言い出すんだコイツは… おいおい、ちょっとマジかよ… 「○○さん、あーん」 「おいおい、いいよ。それぐらい自分で…」 「ダメです。安静にしてなくちゃいけないんですから。はい、あーん」 「…絶対にこの食べ方じゃないとダメなのか?」 「ええ、ダメです」 …腹を括るか… 「はい、あーん」 「うう、誰かに見られたら恥ずかしいな…はむ」 「どうですか?」 「ん、なかなかいけるじゃないか」 「でしょう?たくさん食べてくださいね♪はい、あーん」 「…ハァ…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ご馳走様でした」 「お粗末さまでした。そしてこちらもご馳走様でした」 「ん?文になんかご馳走したっけ?」 「いえ、貴方がこういう風にお粥を食べている写真を撮らせていただきました♪」 「ナヌ?」 「明日の一面を飾るので楽しみにしててくださいね♪」 「いや、ちょっと待て。それは文自身の恥にもなるのでは?」 「フフフ…もちろん写真は私が写らないように編集させていただきますよ?」 「え゛?いや、おい待てよ」 「それでは○○さん、失礼します」 バタン、元気良く僕の家の戸が閉められた。 後に残された僕はただベッドの上で呆然としているだけだった。 ちなみに翌日、文々。新聞の一面(「○○、イチャイチャ同棲生活!」)を見た僕はこの行き場の無い怒りを…とりあえず外で歌いながら飛んでいた夜雀に対してぶつけることにした。 ちなみに夜雀は白玉楼に速達で届けてもらうことにした。 何が書きたかったんだよ…俺… 150 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「おはようございます」 「…あー…?」 目を開ける。 文の顔がどアップ。 「ちょwwwwwちけぇwwwwwww」 「そんなことはどうでもいいです」 「あー…?」 起き抜けの頭では認識がなかなか出来なかったが、少し時間が経ってみると――文は怒っているようだった。 「『あー』じゃないです」 「えーっと…なんで怒ってるんだ?」 「わからないんですか?」 「あー…?」 「だから『あー』じゃないです、そればっかりじゃないですか」 「うー?」 「『うー』でもないです!」 「え「ふざけないでください」…すまんかった」 「で…本当にわかってないんですか?」 はっはっは、自慢じゃないが全くわからん。 なんかあっただろうか。 文との約束だったら忘れるはずがない。 「よし、なにひとつわからない」 「はあ…じゃあ一つ質問します。…今日は何月何日ですか」 「えーっ?今日は、12月…2…6……」 ぅゎ ぉれ ょゎぃ 「わかりましたか?」 「はいわかりました」 「…で、何か言うことは?」 「あのホントすいませんでした許してください」 「許せると思いますか?」 「…すいませんでした」 「クリスマスに!恋人放っておいて!どういう了見ですか!」 「ぐががががちょまちょそれまじしn」 「ほら早く納得いく説明を!」 「いやだkらふあがかしでゃb」 正直言い訳のしようもない。 ただ完全に忘れていた、それだけだ。 言ったら文はさらにヒートアップした御様子でした! 「本当に貴方って人は貴方って人は!」 今、文は一見笑顔だが目は全く笑っていない、やばいよこれもうしぬかもわかr 俺は平謝りするしか出来ない。 完全に俺が悪いのだから…。 「いやはははあのほんとすいませんでした」 「謝って…済むと思いますか?」 「どうみても済みません ほんとうにありがとうございました」 「このダメ人間!」 「あうぅ…」 「バカ!バカ!」 「うぅ…」 「バカ…バカ……」 文の声に急に元気がなくなった。 見ると…文は泣いていた。 「文…」 「クリスマス…楽しみにしてたのに……あんまりですっ!」 「…」 「私、ずっと待ってたんですよ?いつ来るかわからないから何度も玄関まで行ってみたり…」 「…」 「いつまで経っても貴方は来なくて…一人でずっと待ってる寂しさわかりますか!?」 「…」 「折角、ずっと前から準備もしてたのに……」 準備、か。 そもそも俺もクリスマスを完全に忘れていたわけではない。 少なくとも1ヶ月前までは覚えていた。 だからもちろんプレゼントもちゃんと用意してある。 が、何故かここ1~2週間ですっかりと頭から抜け落ちてしまっていたようだ。 …さて、俺に何が出来る。 っても――出来ることはまあ限られているか。 「文…」 「なんですか」 文は真っ赤な目でこちらを睨んだ。 自分のせいでこんなになってしまったことに心が締め付けられる。 何時だって一人は寂しいものだ。 「ごめんな…本当に」 「…聞き飽きました」 「その…なんつーかこんなこと言うのはおこがましいが」 「…」 「二日遅れになっちまったけど…パーティー、するか?」 「……」 「本当、悪かった」 さて…後は文次第だ。 これで許してもらえるかな、なんて思ってる俺はやっぱり小さくて甘い人間なんだろうな。 まあ、これでダメだったとしてももう俺に出来ることはないし、悔いはないさ…。 「……わかりました。パーティー、しましょう」 「あ…許して、くれるのか?」 「そんなわけないでしょう!」 やっぱそうだよな…。 「ただ…ただ…来年は、ちゃんと当日にやってくれたら許してあげます」 「っ!…それって」 「来年もよろしく、お願いしますね」 ―――どうも、文とは長い付き合いになれそうだ。 後書き ぅゎ ぉれ ぉそぃ 気づいたのは当日の朝。 遅筆の俺にはどうしようもなく。 まいっかー☆ で当日を過ごしてしまったけれども、どうにも。 俺の中で『書かねば』って意志が熱く燃え滾ってしまっていたので。 えーっと、後は…。 お正月ネタ間に合うといいなあ? ということで、まとめでした? 327 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○「ああ文か、あけましておめでとう」 文 「おめでとうございます○○さん。今年初の新聞です、どうぞ」 ○○「年中無休か、忙しいな」 文 「何年もやってれば慣れますよ」 ○○「そんなもんかな…。 なあ文、時間あるか?」 文 「今日の分の配達は終わりましたから、いくらでも」 ○○「よかったら餅つきしないか? 永遠亭で杵と臼を借りてきたんだ」 文 「わあ、面白そうですね。やりますやります♪」 文 「これでよし、っと。準備完了ですね♪」 ○○「だな。 ところで文、餅をつくのとまわすの、どっちをやる?」 文 「そうですねえ…餅をつくのは初めてですから、両方やってみたいです」 ○○「それがいいかもな。そんじゃまずは…」 ξ・∀・)<○○選択 1.餅をついてくれるか? 2.餅をまわしてくれるか? 選択肢1 ○○「餅をついてくれるか?」 文 「わかりました♪」 文 「け、結構重たいんですね…」 ○○「はは、大丈夫か?」 文 「大丈夫ですよ。せめて十回くらいはやってみせます」 ○○「そっか。んじゃ始めるぞ」 文 「はいっ♪」 ぺたっ。ふわっ。 ○○(ん…?) 文 「こ、こうですかー?」 ○○「そうそう」 くるっ。 文 「よい、しょ…っと」 ぺたっ。ふわっ。 ○○(お、これは…) 文 「こんな感じですか? ○○「上手いぞ、文」 文 「そ、そうですか?」 くるっ。 ○○「強いて言うなら、もうちょっと腰を入れた方が良いな」 文 「力任せにつくだけじゃ駄目なんですね。」 ○○「まあな。結構難しいんだよ。もっかいやってみ?」 文 「はいっ!」 ぺたっ。ふわわっ。 ○○「!!!」 文 「ど、どうでしょうか?」 ○○「あ、ああ。大分良くなったぜ」 文 「ふふふ♪ 続けましょう♪」 くるっ。 ぺたっ。ふわぁっ。 ○○(おおっ!) くるっ。 ぺたっ。ふわわわっ。 ○○(見えたっ!) くるっ。 ぺたっ。ふわわわっ。 ○○(…白! ナイス選択だ文) ぺたっ。ふわわっ。 ○○(こいつは…強力すぎる) ぺたっ。ふわっ。 ○○(ん? 段々見えなくなってきてるような…) ぴたっ。 ○○(ぴたっ…?) ちらっ。 ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ 文 「どうしたんですか○○さん。続き、やりましょうよ」 ○○「あのさ文笑いながら杵を振り回すなよ危ないし怖いぜ可愛い顔や真っ白なパンツがだいなs」 そのご ○○の すがたを みたものは だれも いない… Congratulations? Ending No.??? 杵エンド 選択肢2 ○○「餅をまわしてくれるか?」 文 「わかりました♪」 ○○「うっし、いくぞ」 文 「はいっ!」 ぺたっ。 くるっ。 文 「どうでしょうか?」 ○○「そうそうそんな感じ」 ぺたっ。 くるっ。 ぺたっ。 くるっ。 ○○「しっかしアレだなぁ、くるくるやってると…」 文 「?」 ○○「なんつーか、こう…くるっ、くるっ、くれらっぷーみたいな感じがしないか?」 文 「言ってる意味が分からないのですが…」 ○○「そっか…」 ぺたっ。 くるっ。 ぺたっ。 くるっ。 ズズー…。 ○○「あ゙ー…」 文 「風邪ですか?」 ○○「いや、違う。クシャミが出そうで出ないんだよ」 文 「も、餅に鼻水を垂らさないで下さいね」 ○○「努力はしてみるさ」 ぺたっ。 くるっ。 ぺたっ。 くるっ。 ぺt「ぶえーーーーーっくしょい!!」 文 「ひあっ!?」 ばしゃっ。べちゃっ。 ○○「文、だいじょ…」 文 「ふえぇ~、ベトベトでびしゃびしゃです~…」 ○○ (餅+水=白くてベトベトwwwww妄想広がりんぐwwwwwww) 文 「○○さぁ~ん…」 ○○「うはwwwテラエロスwwwwwっうぇwww …ハッ!」 文 「○○さん…あなたはまた そ ん な こ と を 考 え て い た の で す か ?」 ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ ┣゙ 文 「○○さん…最後に言い残すことはありますか?」 ○○「…『ぺたっ。くるっ。』ってずっと見てると『つるっ。ぺたっ。』って見えてこないか? それが文を彷彿とさせr「判決『死刑』!!!」 ド グ チ ア ァ ァ !! 文 「…後は映姫様にお任せします」 Congratulations? Ending No.??? ぽるぽるエンド 餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵 杵 臼 臼 あとがき 餅 餅 逃げ回りゃ、死にはしない! 杵 杵 そんなふうに考えていた時期が私にもありました 臼 臼 餅 餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵臼餅杵 375 ─────────────────────────────────────────────────────────── のんびりグダグダ。 いやー…、お正月って素晴らしい。 はいそこ、お正月じゃなくてもグダグダしてるって言うな。 去年こそは孤独な年越し脱出だと思ったんだが…。 「結局一人で年越しフゥーーーーーーーーー!!!」 はいはいひとりひとり。 絶対来ると思っていた人は来ませんでしたっ! 俺は今年もおそらく負けたであろう曙のことを思いながら除夜の鐘を一人寂しく聞く事になったのだった。 「新年から幸先良すぎフゥーーーーーーーーー!!!」 今年もいい年だー! 今年も女運なさそうだー! バーカ!バーカ!カップルは皆滅びればいいと思うよ! クソ…なんでこんなことに…。 初夢だって文とイチャつく夢だったのに! まああれだ。 この間のあの事件、クリスマスッポカシ文ちゃん大激怒事件――今名付けた――のセイセイセーイ!…もとい、せいだとは思うのだが…。 つまり表面上は許してくれたが、実は根に持っていて今回こういう形で表現されたということで。 …要するにだ、俺は文にふられてしまったと、そういうことか大佐! (今は任務が先だスネーク!) …なんだ今のは。そもそも大佐って誰だ。 まあその、今ので一つはっきりしたことは、だ。 「こ、今年も独り身か…?」 はい、それおそらく正解。 独り身脱出の喜びはたった数週間のものでしたっ! 「独身フゥーーーーーーー!」 「…何やってるんですか」 「うおぅ!文いつの間に?」 諦めて某ゲイ人の真似をしていたら、いつの間にやら文が後ろに立っていた。 「新年早々とんでもないものを見てしまいました…」 「とんでもない。立派な腰振りじゃないですか。 そんなことを言われるとは、全くもって心外です」 「なんで英語の教科書風なんですか…?」 「いいえ、彼はトムです」 「何言ってるんですか」 いかんいかん、話が脱線しすぎた。 どのくらい脱線してるかって言うと元のレールから脱線して他のレールに乗ったからそのまま運行しちゃったみたいな。 今年の隠しゲイはこれで行こう。 「だから何言ってるんですか…」 「地の文に突っ込むんじゃないっ!」 「今『じのあや』って言いませんでしたか?」 「なあに、ただのミステイクだ」 「はぁ…あと、さっきのは口に出てました」 「なんだって口に出ていたのかそうかそうか全く納得だそれなら仕方ない」 「はぁ…」 文は2度目のため息を盛大についていた。 「おいおい、新年からため息とは文、幸せが逃げる前に来ないぞ」 「誰のせいですか…」 断言しよう、間違いなく俺のせいだ。 まあそれは置いておこうか。 大問題はつい10分前に振られたって思考にたどり着いたのにもかかわらずいざ会ってみたら普通に話している俺の思考にある。 「なあ、あやや…」 「なんですかそのあだ名は…。どうでもいいですけど」 文の方を見るとそっぽを向いています。 急に敬語になったのはきっと雰囲気です雰囲気。 「あのさ…。なんで大晦日来なかったんだ?」 まわりくどいのは嫌いだ。 さっさと核心を突いてみることにした。 「うっ…。その、あの…いろいろと」 「いろいろって何してたんだ?」 「い、いろいろです…」 なんでこんなことに答えられないんだ…? まさかっ! 「あやぱん…」 「そのあだ名もどうかと思います…」 「えーっと…他の男?」 「なっ、どどどうしてそうなるんですかっ!」 あやぱんは顔を真っ赤にして否定した。 そこは否定してくれるのか、よかった。 …でも俺以外の男っつったら香霖くらいしか思い当たらんわけで。 否定してくれて切に良かったと思う。それはいいんだが… 「んじゃ、なんで言えないのさ?」 と、当然のことながら思ってしまうわけで。 「で、ですからいろいろあって…」 「言えないようなことなのか?」 「言いづらいことではあります…」 「言いづらい…ま、まさかっ!」 俺はあるひとつのことに思い当たった。 こんなことがまさか本当にあったなんて! 「男じゃなくて女とイチャイチャしに「なんでそうなるんですかっ!」ひでぶっ!」 言ってる途中であやぱんにハイキックを見舞われましたが、どうみても白です。 本当にありがとうございました。 何が白いのかは心の奥底にしまっておこうか。 「全く…新年から何を言い出すんですか…」 「それはあやぱんがちゃんと言ってくれないから…」 「そのあだ名やめてください…。わかりました、言いますから」 「お?マジで?」 「その…写真を撮ってたんです」 「写真?」 「はい、新聞用にしようかと」 写真を撮るだけでそんなに時間が掛かるだろうか。 「で、えーっと…そんなに時間掛かるもんなんかな?」 「えっと…実はその、弾幕ごっこしながらだったんで」 「ちょwwwwwwあるあるwwwwwwwww」 ねーよwwwwwwwwwwwwww 弾幕ごっこしながら写真撮るとか、鬼かって。天狗だって。 「思ったより全員撮影するのに時間が掛かってしまって…気づいたら新年だったんです」 「そうだったのか…てっきり俺はふられたものと」 「そっ、そんなわけないじゃないですか!」 「いやー、そこまで必死に否定してくれると男としては感無量」 「そーなのかー」 …なんだ今の。 一瞬視界が黒くなった気が。 「そもそもクリスマスの時に言ったじゃないですか…」 「あー?」 「『あー?』じゃないですっ!…まさか、忘れちゃったんですか?」 途端に文の顔が曇る。 「まさか、そんなわけないだろ?」 「ですよね…」 「ああ、『来年もよろしく』、ってな」 「よろしくしといてふるわけないじゃないですか」 「そりゃそうか…?」 「そうですっ!」 言い切ってくれた。 さっきも言ったが感無量だ。 「そういや…クリスマスのことがあるんだから、言い淀む必要も無かったんじゃないか?」 「あー…じゃあ、おあいこってことでお願いします」 そう言って舌を出して笑うあやぱん。可愛すぎて今すぐベッドに押し倒「はい何考えてるんですか」 「地の文に突っ込まないでくれ…」 「また口に出てました!」 「そうなのか…」 「クリスマスの話で思いついたんですが」 「んー?」 「折角ですから今から新年のお祝いをしましょうか?」 「OK牧場」 「…なんですかそれ」 それからどした 「えー…っと…これはどういったことだ」 「え?ですから、新年の酒盛りです」 「やっぱこうなるのか?」 「もちろんですっ!」 テーブルの上には銘酒、水道水から幻想郷じゃなかなか手に入らないワインとかいろいろいっぱいいっぱいチルノ。 待て待て、これをまさか2人で飲むというのか?そうなのか? 流石に呑んだくれの文でもそれは無いだろう…無いだろう? 「あー…あやぱん?」 「あやぱんって言わないでくださいっ!…なんですか?」 「いや、これまさか2人で全部飲むつもりなんか?」 「え?もちろんそのつもりですよ?」 「あやぱん実は怒ってません?」 「怒ってませんよ?」 そう言って満面の笑顔を見せる文。 悪気がない分性質が悪いよ? この呑んだくれ! 「あー…無理」 「えー!どうしてですか!」 「いや、どうしてもこうしてもなあ…」 天狗ならともかく、この量は無理だ。 流石呑んだくれだ!俺に出来ないことを平気でやってのける! 「あのな?天狗ならこんなん飲んだうちに入らんかもしれんがな、悲しいことに、だ」 「はい」 「私は一流の一般人で、さらに…一流の一般人だ」 「まわりくどいですが、要は一般人ですよねそれは」 「そうだ。つまり無理」 「ダメです。倒れるまで付き合ってもらいますよっ!」 なんで?なんでこうなるんだ? 「やっぱ怒ってないか?」 「怒ってませんよ?」 そう言ってイイ笑顔を見せる文。 あらまあよく見れば青筋が。 「ちょwwwwwwなんで怒ってんのwwwwwwww」 「さあ?何ででしょうねぇ?」 全く身に覚えが無いぞ! あれか?アルコールが切れたからなのか?飲む前から! この呑んだくれ! …って…このパターンから言ってまさか。 「誰が…呑んだくれですか…」 「いやっぱり口に出てましたよっ!?」 「言いたい放題言って!」 「これほどまでに怒っている文を私は今までに知りません!」 「当たり前です!」 「あああああ許してあやぱんやめてあやぱん」 「あやぱん言うな!」 風符「風神一扇」 「くぁwせdrftgyふじこlp;」 「はっ!」 「あ、ようやく起きましたか」 「ああ…」 「それじゃ、始めましょうか」 始めるのはいい。始めるのはいいんだが。 「あーっと…一つ言いたいことが」 「なんですか?」 「この拘束を解いてください」 「『だが断る』です」 あんですとー!? 「な、なにするつもりだよぅ!やめろよぅ!弱いものいじめよくないよぅ!」 「なんでいきなり幼児退行してるんですか…」 「な、なんで…なんでこんなこと」 「そうでもしないと逃げちゃうじゃないですか」 「そんなことはない!…と思うよ?」 「なんで疑問系なんですか!せめてそこは言い切ってください!」 どうしてもこれは逃れられないのか? …そうだ。 「ああ!あやぱん!」 「あやぱん言うな!…なんですか?」 「ほら、このままじゃ飲めないだろ?だから手だけは解いてくれ!」 「ダメです」 なんでじゃー! 「なんで…」 「私が飲ませます」 「どうやって?」 「こうやるんですっ!」 そう言うや否や、文は持っていた酒を口に含み……俺にそのままキスした。 「!!?!???!」 驚く俺を他所に、文の口の中から俺の口の中へと酒が送り込まれてくる。 そうして飲む酒はなんとなく甘い気が、した。 酒を送り終え、文がそっと離れる。 頬を赤く染めて視線を逸らせてああもう!可愛いなあ! 「お世辞言っても何も出ませんよ」 「いや本心だから!」 「…そうですか?」 そう言ってこっちを上目遣いでうかがう文。 ちょっと潤んでたりしてもうくぁwせdrftgyふじこlp; 「あやぱん…」 「なんですか…?」 「ずっと、一緒だぜ?」 「…縛られたまま言うのはかっこ悪いですよ?」 そうでしたー☆ 「ちょwwwwwwじゃあ解いてくれよ!」 「ダメです」 なんでだよ…。 「絶対に離してあげませんからねっ!…ずっと、一緒ですから」 ああ、そういうことか…。 「…大丈夫だって、逃げたりなんかしないから」 「本当ですね?」 「ああ。誰が離れてやるもんか」 「…その言い方はちょっとどうかと思いますよ?」 「俺も同意見だ」 仕切り直す。 大事なことだしな…。 「絶対、文を離したりなんかしないさ。…ずっと一緒だ」 今度こそは決まった!そう思うだろ?アンタも! 「……………」 ちょ、なんで無言なんだよ! 「………ぷっ」 「なんで笑うんだよ!」 「だって…縛られた…まんま…ぷくくくく!」 そうだったー☆ 「二度目かよ!解けって!」 「はいはいわかり…ふふふふふ!」 「笑うなっつーに!」 台無しだよ!もう! 「いい感じに酔ってまいりましたー」 「誰に言ってるんですか…」 「さあー?」 「飲みすぎじゃないですか?」 「誰だよー、飲めって言ったのはー」 「私ですけど…」 「だろー?」 「悪酔いしすぎです…」 「気のせいですよーん☆」 「…………」 「すまん、正直今のは自分で無いと思った」 「ですよね…流石に今のは引きます」 「引くな、頼むから」 そんな感じで暫くのまのま。 気づけばテーブルの上の酒も大体無くなっていた。 スゴイネ人体。 「あー…ようやくこれでお開きかぁ?」 「え?まだですよ?」 なんで?もうお酒ナイヨ? 「あやぱん、そうは言うがもうお酒は…」 「ありますよ、ここに」 そう言って玄関の外に行く文。嫌な予感しかしません。 ついて行くとそこには…。 「うわぁ……玄関の前、お酒でいっぱいなりぃ……」 ついおかしな語尾になってしまうほどの量のお酒がそこにはありましたとさ。 「これ全部飲むの?」 「当たり前ですっ!」 「勘弁してくれー!!!!」 ~後書き~ あーあ、東海大なにしてんだよもう。 関係ないけど優勝候補って言われる奴って大体優勝しないよね。 これは本当に余談だけど。 スペカ見たときに、ついでにカットインの言葉も見たわけですが。 優曇華とチルノの奴は特にキャラのことも表してなさげでちょいとはてなでした。 まーだチルノは言いそうだけど、一石二鳥とかは。 本編の突っ込み。 >初夢 マジで見れたので。 ありがとうあやぱん。 >彼はトムです ツボだったのでついやってしまいました。 わからなかったらググってください? >弾幕ごっこしながら写真 はい、思っておられるとおり文花帖です。 面白いけど。面白いけど! あんまりヘタレてるから落ちる落ちる。ごめんねあやぱん。 >一流の一般人&これほどまでに(ry 古畑任三郎FINALの第1夜より。 第2夜はイチローだし楽しみ。 >そう思うだろ?アンタも! スクライド。 ありがとうございました。 397
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48355.html
登録日:2021/06/13 Sun 04 51 33 更新日:2024/04/19 Fri 23 04 38NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 AI アジテーター アズ アナザーイズ アンドロイド アーク アークライダー イズ ネタバレ項目 ヒューマギア ムチムチ メカ ロボット 不気味 不遜 人工知能 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーアークゼロワン 仮面ライダーゼロワン 使者 傲慢 女性ライダー 小悪魔 悪女 悪役ライダーリンク 悪意 悪意の伝播 暗殺亡雷.net 正体不明 滅亡迅雷.net 生死不明 秘書 謎が多い 赤目 速水奨 長髪 非道 鶴嶋乃愛 アークよ、次は何をすればいい? 教えてあげようか? イズ?…いや、違うな。お前は誰だ? アーク様の使者。要は、専属秘書ってとこかな? “秘書”…? “アズ”ってお呼び♪ アズとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場するキャラクター。 演:鶴嶋乃愛 ●目次 【概要】 【劇中での活躍】 【余談】 【仮面ライダーアークゼロワン】 【さらなる暗躍:アークの遺志のままに】 【概要】 滅亡迅雷.netの首領であるアークの「使者」を自称する女性型ヒューマギアと思しき存在。 その姿はイズと瓜二つだが、髪型は赤いメッシュの入ったロングヘアーとなっている。 また、言動も物静かなイズとは対照的に一見無邪気で飄々としており、やや口が悪い。 しかし、その本性はアークを「様」付けして絶対視する一方で、人間や善意の力を軽んじる傲慢な性格。 服装や髪の色などを自在に変化させる能力があり、そもそもヒューマギアなのかどうかも定かではない(少なくともヒューマギアの機体を使って活動している事は事実)。 また、アークの意志に従って動いてはいるが、肝心のアークの方からはアズに関する言及が一切なく、どういう立ち位置なのかも判然としていない。 【劇中での活躍】 『プレジデント・スペシャル』にてゼロワンのデータを集めるべく故障したイズに成りすまして衛星ゼアにアクセスし、その電脳空間内で飛電或人と対面。 当初は彼を騙せていたものの、次第に普段のイズからは考えられない言葉を繰り返した結果、正体が露見。 しかし、ゼロワンについての詳細な情報は既に得ていた為、用を済ますと空間から消え去った。 その後、第35.5話にて本体が登場。 滅亡迅雷の前に現れると、ゼロワンによく似た顔が造形された謎のプログライズキー=アークワンプログライズキーを片手に、 彼らのシンギュラリティ・ポイントを探ってはそのデータをキーに吸収して自我をリセットさせていた。 これ以降姿を現さなくなったが、第42話終盤でイズを喪った或人に接触し、 この時点で或人にアズ以外頼る存在がいなかった事をいいことに、その悪意に付け込む形で仮面ライダーアークワンへの変身能力を託すと、 アークが最後に導き出していた「争いの果てに人間もヒューマギアも滅亡する」という結末へ向けて、ある種のアジテーターとして暗躍(なお、この時だけ或人への当てつけか、わざわざ赤いメッシュを「アナタ好みの色」と称してイズと同じ緑色に変えていたが、或人からは明確に拒絶されている)。 最終的には或人も滅も己の悪意を乗り越えた事で破滅は回避され、アズの目論見は潰えた。 その後の動向は不明であったが……? 【余談】 オープニング映像では、ロングヘアーでまるでハッキングされたかのように目を赤く光らせる彼女の姿が度々映っていた。 だが、髪のメッシュが赤ではなく緑だった事から「ハッキングされたイズなのでは?」と考える視聴者が多かった。 元々は登場予定がなく、パイロット担当の杉原輝昭監督の提案により、あくまでイズのイメージとして用意されていたビジュアルだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴うシナリオの変更により、別のキャラクターとして登場する運びとなった。 演じる鶴嶋氏はイズとの違いとしてテレビ朝日公式サイトや書籍インタビューにおいて「『小悪魔ちゃんのイメージ」で演じている」と語っている。 トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』のコラボブースターでは《アークの秘書・アズ》の名前で創界神のカードとして収録されている。 イラスト版と実写版の2つのカードイラストがあり、イラスト版の担当はささきむつみ氏である。 名前の由来は恐らく「アーク」版「イズ」でアズと思われる。 また、第42話のサブタイトル「ソコに悪意がある限り」を英訳すると「As long as there is malicious intent」となり、「〜なので、〜として」という意味の英単語「as」にもかかっているものと思われる。 不破諫役の岡田龍太郎氏は自身の公式YouTubeチャンネルで総集編「プレジデント・スペシャル」について振り返りをする際に「アナザーイズ」と呼んでおり、コメント欄には「アナザーイズ、略してアズ」というものもあった。 悲しまないで。私がそばで追記・修正するから。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 【注意】この先には舞台『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』の重大なネタバレが含まれています。 人類滅亡……それがアーク様の定めた結論だったのに、仮面ライダーのせいでブチ壊し……! アイツらが憎い……!仮面ライダーを滅ぼしたい……! !?これは……私の中の悪意?まさか、私の中にもアーク様が……!? 【仮面ライダーアークゼロワン】 私はお前の秘書じゃない。アーク様の秘書。 お前は、アズ…… フフッ、仮面ライダーは私が滅ぼす。 アークゼロワン! オーソライズ! 感じるわぁ…。私の心の中に宿る、愛しきアーク様を…… 変身…… プログライズ! Final Conclusion! アーク!ライジングホッパー! A jump to the sky to gain hatred. ワタシこそが、アークゼロワン…… “アークゼロワン”……? 人類滅亡の第一歩として、全ての仮面ライダーを滅ぼす…… 舞台『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』でアズが変身する仮面ライダー。 基本形態名は恐らく「アークライジングホッパー」。 アズが飛電ゼロワンドライバーと、自身の悪意によって生み出したアークゼロワンプログライズキーを用いて変身する。 詳細なスペックは不明だが、ゼロワン メタルクラスタホッパー、滅、迅をまとめて撃破する程の戦闘力を持つ。 なお、会話を行う際にはアズとアークの声が重なるような形を取っていたが、次第にアークのみの声で話すようになった。 変身音声を意訳すれば「最終結論」「憎しみを得るため、空へと跳躍する」となるか。 ◇容姿 端的に言えばアズのイメージカラーである赤にリペイントされたアークワンだが、ベルトは飛電ゼロワンドライバーで、下半身がゼロワン ライジングホッパーのものになっている。 また、装甲の一部にはアークワンのイメージカラーの一つである白が残されており、変身音声もライジングホッパーのネガというべきアレンジで、全体的に或人への挑発とも取れる悪辣なビジュアルに仕上がっている。 一方、ベルトがゼロワンドライバーのままで、プログライズキーに保存されているのは「アークライズホッパー(=アーク化したバッタ)」の能力、外見の半分がゼロワンで変身音声も形態名も殆どライジングホッパーであるなど、 主要な部分の尽くにゼロワンの要素が強く、見方を変えれば「ゼロワンを無理矢理アーク仕様に改造した急造品」のようにも見える。 そのため、アークワンの仕様変更というよりは寧ろ「ゼロワンのネガライダー」と言うべき存在に近い。 ◇能力 基本的にはやはりアークゼロと同様で、基礎戦闘力もA.I.M.S.のライダーと仮面ライダーサウザーを正面から相手取って圧倒するほど高い。 中でも特筆すべきは物質構成能力。 アークゼロや滅 アークスコーピオンはアタッシュウェポンの無尽蔵な生成を可能としていたが、こちらは恐ろしい事に機能停止したヒューマギアを媒介に、アークゼロを量産する事が可能。 とはいえ、流石にアークの意志が操る本物とまではいかず、暗殺ちゃんを素体とした量産型はメタルクラスタホッパー相手に劣勢を強いられていた。 ◇装備 飛電ゼロワンドライバー 他のアークライダーと異なり、或人が持つオリジナルと同様だが、仮に本物と同じなら飛電の社長にしか使えないロックが掛かっているはずなので、アズが自分用に用意した複製品という可能性もある。 アークの信奉者のアズが何故アークドライバーではなくゼロワンドライバーに目を付けたのかは不明だが、滅亡迅雷とはとっくに袂を分かち、アークの意志もアークの概念データも消えてしまったためにそもそもアークドライバーを再現出来なかったのが実際のところだろうか(*1)。 アークゼロワンプログライズキー アークが目論んでいた『人類とヒューマギア双方の滅亡』がTV本編最終話で挫かれた事で芽生えた、アズの「仮面ライダー達に対する憎しみの感情」という悪意から生み出されたプログライズキー。 形状はアークワンプログライズキーと同様だが、それぞれ「アークオブゼム」に相当する箇所が赤く染まり、「ライズキーブレード」も白を基調に赤をアクセントに配したカラーリングに変化している。 なお、アーク系のキーではあるが、アークワンの仕様に近いのか、プログライズ時の「アーク!」のコールが存在しない。 ◇必殺技 アークライジングインパクト 変身後にアークゼロワンプログライズキーを押し込む事で発動。 かざした手から衝撃波を放ち、相手を吹き飛ばす。 発動時にはアークゼロや他の滅亡迅雷ライダー同様、筆文字のカットインが入る。 【さらなる暗躍:アークの遺志のままに】 本編最終回の後、アークライダー同士の激突に端を発する人類とヒューマギアの滅亡というアークの結論が覆され、フラストレーションを抱えながら放浪していた。 その中で「アークの結論を覆した仮面ライダーたちに対する悪意」を自覚したことでシンギュラリティに到達、同時に持ち歩いていたアークのプログライズキーが変化。 飛電ゼロワンドライバーを複製して仮面ライダーへの変身能力を手に入れると、手始めにイズを捜索していた或人を襲撃、撃破する。 その後、暗殺ちゃんを復元するとアークゼロへの変身能力を与え、滅亡迅雷.netへの強襲を画策。 異変を察知し駆け付けた亡と宇宙野郎雷電を暗殺ちゃん越しにハッキングし、「暗殺亡雷.net」として手勢に引き込んだ。 その後、暗殺ちゃんと亡・雷を滅と迅に差し向け、自身はZAIAエンタープライズジャパンへ乗り込み、迎え撃つサウザーを叩き潰すと暗殺ちゃんに加勢。 復帰した或人もメタルクラスタホッパーに変身して滅の救援に駆け付けたが、アークゼロワンの力で圧倒し、撤退に追い込んだ。 逃走した迅の追撃は暗殺亡雷に任せ、自身は天津の手回しで変身能力が復帰したA.I.M.S.コンビとサウザーを相手取っていたが、トドメを刺しかけたところで滅が割って入り、滅亡迅雷.netのあるべき姿を言葉としてぶつけたことで亡と雷がハッキングを離脱してしまう。 そして或人もゼロツーに変身して参戦、暗殺ちゃんとマギア達をフルメンバーとなった仮面ライダー達に殲滅され、アズ自身も仮面ライダーゼロツーの事象予測を上回れず敗北。 これだけは忘れないで。人類に悪意がある限り、アーク様はまた生まれる…… そしていつか……この世界は滅ぶのよ……! そんな未来はやってこない。何度だって、オレ達が止めて見せる。 呪詛の捨て台詞も或人に一蹴され、撤退していった。 その後、映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』でも謎の男に接触し、アークの力を与えて新たなアークライダーへと仕立て上げる。 しかし、彼の根底にあったのが極まった善意であった事から、彼が人類を滅ぼす存在ではなく、憎き「仮面ライダー」の一人に過ぎないと判断し、早々に見限って放置を決め込んでいた。 コレが私の結末? その後、Vシネクスト『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』でも登場。 アークを生んだ最大の元凶であるZAIA本社CEO・リオン=アークランドを「運命の人」と称して擦り寄り、 アークの意志を蘇らせる為の鍵としてまたもや複製版ゼロワンドライバーを提供するが、リオンからは内心その思想を「最早時代遅れ」と見下されており、結局そのゼロワンドライバーは自身の望みと違う形にされた事へ不満を述べていた。 そしてその望みと違う形……仮面ライダー滅亡迅雷の誕生により、用済みと見なされたアズはリオンの命令を受けたソルド達の銃撃を受け、そのまま機能停止するというあっけない最期を遂げてしまった。 その後、残骸は迅の希望もありデイブレイクタウンへ埋葬される事になったが、迷いを抱えた滅が念の為に確認に戻ると残骸は忽然と消失しており、さしもの滅もこれには戦慄を隠せなかった。 果たして、アズは本当に破壊されていたのだろうか……? アナタの結論は? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんならスペアボディやバックアップなんて無数にあるだろうし事実上根絶不可能な人類の悪意そのものといえばその通りである -- 名無しさん (2021-06-13 06 24 07) だいたい全部こいつのせい -- 名無しさん (2021-06-13 07 04 23) ↑そうでもない。天津垓から悪意を伝染されたアークによって生み出された悪意の媒介人であって元凶ではない。 -- 名無しさん (2021-06-13 09 06 42) Vシネ・滅亡迅雷ではついに死亡? -- 名無しさん (2021-06-13 09 28 36) ↑でも残骸は消えてたんだよなぁ… -- 名無しさん (2021-06-13 10 38 39) 鶴嶋さんが太った事実を認めたくなくて服の下に変身ベルト仕込んでると謎の考察が生まれた人 -- 名無しさん (2021-06-13 12 23 30) 端的にいえばクソビッチ -- 名無しさん (2021-06-13 12 41 32) アズが死ぬときは、人類が優しくなった時だけだろ…… -- 名無しさん (2021-06-13 12 53 14) 「OPに映っているのはアズではなくハッキングされたイズなのではと考える視聴者も多かった」って書いてあるけど、そもそもアズって雰囲気で入れた長髪赤目イズが視聴者の間で予想外の反響を呼んだから急遽付け加えたキャラだって大森Pが言ってなかったっけ? -- 名無しさん (2021-06-13 13 34 27) 人を見る目が無い -- 名無しさん (2021-06-13 16 17 57) わざわざ接触する相手の琴線に触れる格好を選んで現れる悪辣さ -- 名無しさん (2021-06-14 02 27 43) 仮面ライダー図鑑に「ヒューマギア型の存在」って書かれてる辺りヒューマギアでもない可能性あるんだよな -- 名無しさん (2021-06-14 10 49 02) まあ、或人に接触した際にメッシュの色が変わってたし、ある程度自由に変えられるんだろ -- 名無しさん (2021-06-14 11 38 48) 滅亡迅雷で遺体が消えてたから、次のVシネあたりで復活しそう。 -- 名無しさん (2021-06-14 12 01 19) 作品違いだけどアズにトランスフォーマーシリーズのマトリクスの光を浴びさせてえ・・・ 狂気や悪意がアズの源ならマトリクス効くかな? -- 名無しさん (2021-06-30 00 40 24) アズが結局どうなったのか気になるなあ -- 名無しさん (2021-09-12 11 02 27) ↑ゲンムズ新作で厘を乗っ取って復活か…? -- 名無しさん (2022-04-10 13 33 41) 使ってるボディはともかく精神そのものはオカルトだったりしてな -- 名無しさん (2024-04-19 23 04 38) 名前 コメント