約 31,329 件
https://w.atwiki.jp/ykyoalg/pages/17.html
PL名:西田蜂朗 未使用経験点:96 獲得履歴 獲得日 セッションタイトル GM名 経験点 備考 2007/6/23 荒ポンさんのキャンペセッション1st 荒ポン 15 参加PC・日野 2007/7/9 荒ポンさんのキャンペセッション2nd 荒ポン ?? 参加PC・日野 2007/7/21 武術大会(巫女もいるよ) 氷月 16 参加PC・神楽真樹 2007/8/10 力の執行者 氷月 22 参加PC・七岡恭二 2007/9/15 DRAGON SLAYER 氷月 18 参加PC・神楽真樹 2007/9/18 嫁さんが帰ってこない理由 氷月 22 参加PC・七岡恭二 2008/1/14 「せめて、人間らしく」と彼女は言った 雅戌 23 参加PC・日野 合計 116 (GM名欄敬称略) 消費履歴 消費日 対象キャラ 使用経験点 備考 2007/7/9 日野正樹 10 レジェLv1・ファイLv1・ルンナイLv2 2007/8/10 七岡恭二 10 ブラマジLv1・サモLv2・ミスティLv1 2007/9/15 神楽真樹 0 ホワメLv1・アーティLv1・サイキLv1 合計 20
https://w.atwiki.jp/winningpost10/pages/250.html
馬名 国 性 札 SP ST 力 瞬 勝 柔 精 賢 健 サブパラ合計 気性 芝 ダ 芝質 脚質 成長型 成長力 距離適性 子出 毛色 性格 高 長 小 左 右 脚 喉 腰 特性 ウマソナ 父馬 父系 母馬 牝系 ミホシンザン 日 牡 金 73 75 B+ B+ B+ A+ B B+ D+ 74 荒 ◎ × 2-4(1-6) 差し 普早 普 1800~3200m 5 鹿 リー 普 高 大舞台 超長距離 負けず嫌 シンザン ヒンドスタン系 ナポリジョオー サクラユタカオー 日 牡 銀 72 45 B+ A B+ G+ B+ B+ D+ 64 大 ◎ × 1-2(1-4) 先行 普遅 有 1800~2000m 9 栗 マイ 高 普 スタート クラシギア 努力上手 テスコボーイ プリンスリーギフト系 アンジェリカ クレイグダーロッチ系 シリウスシンボリ 日 牡 銀 69 55 B B B+ C+ A A D+ 71 荒 ◎ × 4-8(3-8) 自差 普早 普 1700~2500m 1 鹿 強気 高 普 大舞台 努力上手 モガミ ノーザンダンサー系 スイートエプソム クシロキング 日 牡 銅 68 75 B B D+ A+ E+ D E 55 荒 ◎ × 4-7(3-8) 自差 普早 有 1800~3200m 3 黒鹿 従順 普 高 超長距離 距離延長 努力上手 ダイアトム プリンスローズ系 テスコカザン スクラムダイナ 日 牡 銅 68 40 A D C+ E+ C A G 52 荒 ◎ × 4-7(3-8) 自先 早熟 普 1600~2000m 3 鹿 強気 普 普 二の脚 厩舎ボス ディクタス ファイントップ系 シャダイギャラント アサクサスケール 日 牝 銅 68 45 C C D C+ C A D 57 荒 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普遅 普 1500~2300m 3 鹿 普通 普 普 叩き良化 人懐こい パーソロン トウルビヨン系 エール フロリースカップ系 エルプス 日 牝 銀 68 25 B B+ A C+ C+ B D+ 68 荒 ◎ × 2-4(1-6) 逃げ 普早 普 1200~1800m 3 栗 熱血 低 普 大駆け 高速逃げ 負けず嫌 マグニテュード ナスルーラ系 ホクエイリボン ビューチフルドリーマー系 スダホーク 日 牡 銅 67 75 A B+ D+ A+ C C+ C 68 普 ◎ × 4-7(3-8) 差し 普早 持 1800~3200m 3 芦白 普通 普 高 GⅡ大将 距離延長 クラシギア 人懐こい シーホーク エルバジェ系 アヤベジョー サイモンズシューズ系 ロンスパーク 日 牡 銅 67 95 C+ C+ C+ A+ C+ C+ C+ 67 普 ◎ × 6-8(5-8) 自差 普遅 普 2200~3600m 4 芦白 普通 普 高 スパルタ シーホーク エルバジェ系 フシミハード サクラサニーオー 日 牡 銅 66 55 C+ A C+ C+ C C E 59 普 ◎ △ 5-8(3-8) 差し 普早 普 1700~2500m 3 鹿 普通 普 普 × 甘えん坊 パーソロン トウルビヨン系 サニースワップス ライフタテヤマ 日 牡 銅 66 45 A C+ D+ C+ C C E 57 普 △ ◎ 1-2(1-3) 差し 普早 有 1500~2300m 3 鹿 普通 高 普 ローカル 非根幹距離 スパルタ ハイセイコー チャイナロック系 チェリータテヤマ ダイゴトツゲキ 日 牡 銅 66 25 C+ C+ C+ E+ E C E 48 普 ◎ × 4-8(3-8) 先行 早熟 無 1300~1700m 3 鹿 従順 普 普 スランプ スポーツキー ニジンスキー系 シルバーファニー フロリースカップ系 ジュサブロー 日 牡 緑 66 55 C C D C+ C C G 47 普 ◎ ○ 3-6(2-7) 差し 普遅 有 1700~2500m 3 芦灰 普通 普 普 交流巧者 甘えん坊 シーホーク エルバジェ系 サウンドレット リワードウイング 日 牝 銅 66 60 C+ A F+ E+ C G+ C 46 荒 ◎ × 6-8(5-8) 追込 普早 無 1900~2500m 3 栗 強気 低 普 乾坤一擲 使い詰○ グリーングラス ハイペリオン系 フクインデアナ タカラスチール 日 牝 銅 66 20 B B D+ C+ A D C 62 普 ◎ △ 4-7(3-8) 差し 普鍋 普 1100~1700m 3 黒鹿 真面 普 短 乾坤一擲 牡馬混合 環境変○ スティールハート サーゲイロード系 ルードーメン ランドヒリュウ 日 牡 銅 65 50 B B D+ E+ C C+ E 53 荒 ◎ △ 2-4(1-6) 差し 普早 持 1700~2300m 5 鹿 普通 高 普 GⅡ大将 人懐こい ブレイヴェストローマン ナスルーラ系 ナッシングライムド セントシーザー 日 牡 銅 65 20 C D C+ C+ C E+ A 57 荒 ◎ ○ 6-8(5-8) 先行 普遅 有 1100~1700m 3 鹿 普通 普 短 人懐こい モバリッズ オーエンテューダー系 ワイエスパンジー チェリーフット 日 牡 緑 65 40 C A C C+ F C C+ 56 荒 △ ◎ 1-2(1-3) 自差 普遅 普 1400~2200m 4 栗 普通 普 普 大駆け タフネス 人懐こい タケシバオー チャイナロック系 チェリーコマンダー エスサーディー系 ユキノローズ 日 牝 緑 65 25 C+ D+ B C+ D D+ A 60 普 ◎ ○ 1-2(1-3) 逃げ 普早 普 1200~1800m 3 鹿 普通 普 普 タフネス 人懐こい ミルジョージ ナスルーラ系 バンブーネラ トチノニシキ 日 牝 緑 65 40 C C D E+ C D B 51 荒 ◎ ○ 1-2(1-3) 追込 普早 無 1600~2000m 3 鹿 普通 普 普 大駆け 冬競馬 人懐こい ブレイヴェストローマン ナスルーラ系 セイビニシキ ノアノハコブネ 日 牝 銅 65 60 C+ A D+ E+ C C G+ 50 荒 ◎ ○ 6-8(5-8) 追込 普早 無 1900~2500m 3 鹿 繊細 普 普 乾坤一擲 環境変× アローエクスプレス ソヴリンパス系 ユトリロ ヒシノリフォー 日 牡 緑 64 25 D F A C+ C D B 53 荒 ◎ × 6-8(5-8) 逃げ 超晩 普 1200~1800m 4 鹿 普通 普 短 大駆け 人懐こい リイフォー ノーザンダンサー系 マスベンチ ミスターボーイ 日 牡 緑 64 25 C+ C+ B C+ C C A 65 普 ◎ △ 3-6(2-7) 自先 早鍋 持 1200~1800m 3 鹿 強気 普 普 ローカル 阪神巧者 環境変× ターゴワイス プリンスローズ系 ライトスピード チップトップ系 トウショウレオ 日 牡 緑 64 50 D C+ D+ F+ C C C 49 普 ◎ × 2-4(1-6) 差し 早鍋 有 1800~2200m 3 青鹿 普通 普 普 ローカル 環境変○ シャトーゲイ カーレッド系 ブルートウショウ フリートホープ 日 牡 緑 64 80 A C D A+ C E+ C 60 荒 ◎ × 1-2(1-4) 差し 普遅 普 1900~3300m 3 栗 普通 普 高 スパルタ フリートウイング ナスルーラ系 ニューシャドウ チップトップ系 タイガーボーイ 日 牡 緑 64 45 A D A C+ C C E 59 普 ◎ × 2-4(1-6) 自先 普早 無 1500~2300m 3 栗 普通 低 普 叩き良化 人懐こい ボールドラッド ボールドルーラー系 クインテッソ スピードヒーロー 日 牡 緑 64 55 D+ C+ D+ E+ E+ C C 49 荒 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普遅 持 1800~2400m 3 鹿 臆病 高 普 冬競馬 詰め甘い ロングエース ベンドア系 エスティメジロ アストニシメント系 ヤクモデザイヤー 日 牡 緑 64 40 E C C E C C E 44 普 ◎ △ 5-8(3-8) 自先 普鍋 普 1600~2000m 4 栗 従順 普 普 ローカル 詰め甘い リマンド ブランドフォード系 ヤクモセダン タケノハナミ 日 牝 緑 64 40 D D C+ E+ C D C+ 49 激 ◎ ○ 6-8(5-8) 先行 普遅 無 1600~2000m 3 黒鹿 普通 普 普 大駆け 人懐こい ハードツービート ベンドア系 ヒカルカマタ セントルーカー系 ロイヤルコスマー 日 牝 金 64 35 E+ C A E+ C D C+ 53 荒 ◎ × 1-2(1-3) 先行 普早 無 1500~1900m 3 鹿 普通 普 普 乾坤一擲 スパルタ ロイヤルスキー ボールドルーラー系 マッチレスネイティヴ フライバイナイト系 ダイナシュート 日 牝 銀 64 40 B B D+ E+ A+ B D+ 62 荒 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普早 持 1600~2000m 8 栗 強気 低 普 ローカル 風車鞭○ ノーザンテースト ノーザンダンサー系 シャダイマイン サンタストラ系 ロングクイック 日 牡 緑 63 35 D D C+ C+ C+ F+ A 54 普 ◎ × 6-8(5-8) 自在 普遅 普 1300~2100m 4 青鹿 普通 普 普 ローカル タフネス 甘えん坊 ロングファスト グレイソヴリン系 クレールドリュンヌ セントルーカー系 アサクサエリート 日 牡 緑 63 15 C C E G C E C 40 普 ◎ △ 1-4(1-5) 差し 普遅 有 1300~1300m 4 鹿 普通 普 短 甘えん坊 ホープフリーオン レイズアネイティヴ系 ルデニア ドウカンテスコ 日 牡 緑 63 15 C+ D A G+ C E+ C 49 荒 ◎ × 2-4(1-6) 先行 普遅 無 1200~1400m 3 鹿 普通 普 短 乾坤一擲 人懐こい テスコボーイ プリンスリーギフト系 ドウカンスピン ビンゴチムール 日 牡 緑 63 60 C C F+ E+ C E+ C 45 荒 ◎ × 6-8(5-8) 追込 普早 有 1900~2500m 3 黒鹿 普通 普 普 大駆け 甘えん坊 キングオブダービー ニジンスキー系 ビンゴモレロ トレードマーク 日 牡 緑 63 90 C G+ E+ A+ C C E 47 荒 ◎ × 3-6(2-7) 先行 普遅 無 2100~3500m 3 鹿 普通 普 高 超長距離 人懐こい ヤマニン エルバジェ系 シャンテイロード スズタカヒーロー 日 牡 緑 63 85 C E C A C C A 60 普 ◎ × 4-8(3-8) 先行 晩成 有 2100~3300m 4 青鹿 普通 普 普 人懐こい ターゴワイス プリンスローズ系 ライバリマンド ブラックスキー 日 牡 緑 63 50 D D C+ E+ C C E 46 荒 ◎ × 2-4(1-6) 先行 普早 持 1700~2300m 3 鹿 普通 高 普 ローカル 人懐こい マルゼンスキー ニジンスキー系 スタームーン プロポンチス系 イブキカネール 日 牡 緑 63 40 E+ E+ C E+ C E E 39 荒 ◎ × 2-4(1-6) 先行 早熟 無 1600~2000m 3 黒鹿 普通 普 普 大駆け スパルタ ハシコトブキ ヒンドスタン系 カネジョリー コンサートマスター 日 牡 緑 63 30 C D C+ C+ C E+ E 49 荒 ◎ × 4-7(3-8) 先行 普鍋 無 1300~1900m 3 鹿 従順 普 普 大駆け スパルタ スティールハート サーゲイロード系 エクセルサリア フルートフル系 サザンフィーバー 日 牡 緑 63 40 A C A E+ G A E 53 荒 ◎ × 6-8(5-8) 先行 早熟 無 1600~2000m 3 栗 普通 普 普 二の脚 人懐こい ベストブラッド トウルビヨン系 ルラウス マルブツファースト 日 牡 緑 63 75 C F D A+ C E+ A 54 荒 ◎ × 1-3(1-4) 先行 晩成 有 1800~3200m 3 栗 普通 普 高 大駆け スパルタ ゲイルーザック プリンスリーギフト系 マルブツエコー マチカネイシン 日 牡 緑 63 75 E C E A E C C 48 普 ◎ × 1-2(1-3) 追込 普遅 普 1900~3100m 4 栗 普通 高 普 行きっぷり スパルタ キタノカチドキ プリンスリーギフト系 ネヴァージャパン アストニシメント系 アサカサイレント 日 牡 緑 63 55 D D A E+ C C E 49 荒 ◎ × 1-3(1-4) 逃げ 普遅 無 1800~2400m 3 栗 普通 普 普 鉄砲 人懐こい ロイヤルスキー ボールドルーラー系 サイレントペイント ミナガワローレル 日 牡 緑 63 60 C C E C C C C 52 普 ◎ × 4-7(3-8) 差し 普遅 有 1800~2600m 3 黒鹿 普通 高 普 × スパルタ タケホープ ネアルコ系 ミナガワイチ シングルロマン 日 牡 緑 63 60 E+ C F+ E+ C A C 49 普 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普遅 持 1900~2500m 3 黒鹿 普通 普 普 × スパルタ ナイスダンサー ノーザンダンサー系 ヒジリジョオー ホリノカチドキ 日 牡 緑 63 20 E E C C+ C C E 45 荒 ◎ × 2-4(1-6) 逃げ 普早 有 1100~1700m 3 鹿 普通 高 短 スパルタ キタノカチドキ プリンスリーギフト系 ブルーエバート マルゼンアデイアル 日 牡 緑 63 50 C E C C+ E C G 41 普 × ◎ 5-8(3-8) 先行 普早 有 1600~2400m 3 鹿 普通 普 普 交流巧者 スパルタ ゴーマーチング プリンスローズ系 マスミスピード タニノブーケ 日 牝 銅 63 20 C+ C+ D+ E+ D D D+ 49 荒 ◎ × 5-8(3-8) 差し 早熟 無 1200~1600m 3 鹿 普通 普 短 × スパルタ ノーザンディクテイター ノーザンダンサー系 タニノヒュールパス ニホンピロビッキー 日 牝 緑 63 40 C D C E+ D A F+ 48 荒 ◎ × 2-4(1-6) 逃げ 普早 無 1600~2000m 3 鹿 普通 普 普 人懐こい トウショウボーイ プリンスリーギフト系 キャデスター ラブシックブルース 日 牝 緑 63 20 C D C E+ D C A 53 普 ◎ × 2-4(1-6) 自先 晩成 普 1200~1600m 3 黒鹿 普通 普 短 軽ハンデ 甘えん坊 バーバー プリンスリーギフト系 ベロナスポート ナカミアンゼリカ 日 牝 緑 63 60 A C E E+ E E C 45 普 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普早 無 1900~2500m 3 鹿 普通 普 普 乾坤一擲 甘えん坊 フレアリングダンサー ノーザンダンサー系 ナカミジェンヌ アイランドゴッテス 日 牝 緑 63 25 C F C+ C+ C A C 56 荒 ◎ × 3-6(2-7) 逃げ 普早 有 1200~1800m 3 鹿 普通 普 普 ローカル 高速逃げ スパルタ リイフォー ノーザンダンサー系 フジノビート イブキバレリーナ 日 牝 緑 63 30 E+ C E+ E+ C D C+ 46 荒 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普早 有 1400~1800m 3 栗 普通 普 普 × 人懐こい ノーザンテースト ノーザンダンサー系 シャダイホープ ウエスタンファイブ 日 牝 緑 63 25 C+ F+ C+ C+ C C+ C+ 56 荒 ◎ △ 1-2(1-3) 先行 普早 普 1200~1800m 3 黒鹿 普通 普 普 軽ハンデ スパルタ ノーザンネイティヴ ニアークティック系 ウエスタンスリー フリゼット系 ラッキーオカメ 日 牝 63 40 E+ C E+ E+ C F C+ 42 普 ◎ × 2-4(1-6) 差し 普早 普 1600~2000m 3 鹿 普通 普 普 大駆け 甘えん坊 トウショウボーイ プリンスリーギフト系 ロングアッシュ ダービーリッチ 日 牝 緑 63 40 C G+ E+ E+ E A G 35 荒 ◎ ○ 5-8(3-8) 逃げ 普早 無 1600~2000m 3 黒鹿 普通 普 普 スパルタ シャイニングナイト プリンスローズ系 ハマナスダービー プリティポリー系 フォスタームサシ 日 牡 緑 62 50 C D C+ E+ C E+ C 49 大 △ ◎ 2-4(1-6) 先行 晩成 無 1700~2300m 3 鹿 普通 普 普 × ローカル 人懐こい ソーブレスド プリンスリーギフト系 ビューティサラ プリティポリー系 トウショウサミット 日 牡 緑 62 55 C D C+ E+ C E+ C 49 荒 ◎ △ 4-7(3-8) 先行 普早 普 1800~2400m 3 青鹿 普通 普 普 大駆け スパルタ サンシー ファイントップ系 ソシアルトウショウ ミスターブランディ 日 牡 緑 62 40 D F C+ E+ C C A 50 荒 ◎ × 6-8(5-8) 逃げ 晩成 有 1600~2000m 3 栗 普通 普 普 ローカル 根幹距離 高速逃げ 人懐こい ディクタス ファイントップ系 シャダイプレテエ グレートサーペン 日 牡 緑 62 35 C+ C+ F+ E+ C E+ A 51 大 × ◎ 6-8(5-8) 追込 晩成 有 1500~1900m 3 青鹿 普通 高 普 人懐こい サーペンフロ サーゲイロード系 フクリュウセフト スーパーグラサード 日 牡 緑 62 35 C D C+ C+ E E+ C 49 普 ◎ ○ 1-2(1-4) 先行 普早 有 1300~2100m 3 栗 普通 普 普 非根幹距離 甘えん坊 ミルジョージ ナスルーラ系 グラサード サクラクレアー 日 牝 銀 62 40 D+ B E+ C+ D+ D+ D+ 52 荒 ◎ ○ 6-8(5-8) 先行 普遅 普 1400~2200m 10 鹿 普通 高 普 スパルタ ノーザンテースト ノーザンダンサー系 クレアーブリッジ フリゼット系 ミスタテガミ 日 牝 緑 62 35 C C E C+ E A C 53 荒 ◎ △ 5-8(3-8) 差し 早熟 無 1300~2100m 3 鹿 普通 低 普 人懐こい ドン グレイソヴリン系 ヤマトカオリ アストニシメント系 スイートラブ 日 牝 62 15 E+ A E+ G+ D D A 47 大 ◎ × 1-2(1-4) 追込 普遅 持 1200~1400m 3 黒鹿 普通 普 短 スタート スパルタ テスコボーイ プリンスリーギフト系 ネヴァーイチバン ミルコウジ 日 牡 61 60 C E+ G C+ C+ C+ E+ 45 普 × ◎ 2-4(1-6) 差し 普早 無 1800~2600m 3 鹿 普通 普 普 × スパルタ ミルジョージ ナスルーラ系 センターガーデン アイアンシロー 日 牡 緑 61 45 C E+ C G+ C C A 50 荒 ◎ ○ 2-4(1-6) 先行 普鍋 有 1800~2000m 3 鹿 頑固 高 普 大駆け 冬競馬 スパルタ ダイコーター ヒンドスタン系 ニシノコダマ フロリースカップ系 ダイナシュペール 日 牝 銅 61 10 E+ E+ C G+ E C E 35 荒 ◎ × 6-8(5-8) 先行 早熟 無 1100~1300m 3 鹿 普通 低 短 環境変× ノーザンテースト ノーザンダンサー系 カレンダーメイド ユーショウスワロー 日 牝 緑 61 20 C C G G+ E C A 41 大 ◎ × 5-8(3-8) 差し 早熟 無 1300~1500m 3 黒鹿 普通 普 短 人懐こい マイスワロー トウルビヨン系 オープンチェリー ケイファイヤー 日 牝 緑 61 35 E+ E+ C G+ C C E 39 荒 ◎ ○ 5-8(3-8) 先行 普遅 無 1600~1800m 3 鹿 普通 普 普 スパルタ マルゼンスキー ニジンスキー系 ケイルビィ クリメイト 日 牝 61 30 C E C A C C C 56 普 △ ◎ 4-7(3-8) 先行 晩成 有 1200~2000m 3 青鹿 普通 普 普 人懐こい リイフォー ノーザンダンサー系 クリアーチ シャコーミキスキー 日 牝 緑 61 30 C C E E+ C C A 53 荒 △ ◎ 4-7(3-8) 追込 晩成 無 1400~1800m 3 鹿 普通 普 普 スパルタ コリムスキー ノーザンダンサー系 ガーウイング メジロディッシュ 日 牝 緑 61 35 C G C G+ C E C 37 荒 ◎ × 3-6(2-7) 先行 普遅 普 1600~1800m 4 黒鹿 普通 普 普 人懐こい モガミ ノーザンダンサー系 メジロマシュウ ビューチフルドリーマー系 メイショウサンダー 日 牡 60 35 E E E A C C A 52 普 △ ◎ 4-8(3-8) 自差 晩成 普 1200~2200m 3 鹿 普通 普 普 タフネス 使い詰○ ノーザンディクテイター ノーザンダンサー系 グレートガルフ イズミスター 日 牡 59 30 F C D E+ C E+ C 42 荒 ◎ △ 1-2(1-4) 差し 普早 持 1400~1800m 3 鹿 普通 普 普 大駆け 甘えん坊 キャタオラ ナスルーラ系 チェリースター サクラテルノオー 日 牡 59 35 C F C G+ F+ C+ B 41 普 × ◎ 3-6(2-7) 逃げ 超晩 普 1600~1800m 4 鹿 普通 普 普 ローカル スタート 甘えん坊 ノーザンテースト ノーザンダンサー系 モデルスポート La Troienne系 モンテジャパン 日 牡 59 40 C G E E+ E C C 37 荒 ◎ × 2-4(1-6) 先行 晩成 普 1600~2000m 3 鹿 普通 普 普 人懐こい パーソロン トウルビヨン系 モンテオーカン キッポウシ 日 牡 59 35 G+ E+ C E+ C E A 43 激 ◎ × 6-8(5-8) 逃げ 普遅 無 1500~1900m 3 鹿 普通 普 普 × スタート 人懐こい アローエクスプレス ソヴリンパス系 ミスカマダ フロリースカップ系 スリードーター 日 牝 緑 59 40 E+ C G+ E+ D C D+ 40 荒 ◎ × 2-4(1-6) 追込 普遅 普 1600~2000m 2 鹿 普通 普 普 人懐こい サンプリンス プリンスリーギフト系 チヨダマサコ ジョーカイラス 日 牝 59 35 C C E+ G+ D C C+ 45 普 × ◎ 1-2(1-3) 差し 晩成 無 1600~1800m 3 栗 普通 普 普 スパルタ ロイヤルスキー ボールドルーラー系 ジョーブラーナ メジロビューティー 日 牝 金 58 45 G+ G+ E+ E+ D E+ C+ 32 荒 ◎ × 4-7(3-8) 先行 普早 無 1700~2100m 6 鹿 普通 普 普 人懐こい パーソロン トウルビヨン系 メジロナガサキ ダイナソレイユ 日 牝 58 20 E+ G+ C E+ F D C+ 36 激 ◎ × 1-4(1-5) 先行 早熟 無 1200~1600m 3 鹿 普通 低 短 人懐こい ファバージ プリンスリーギフト系 シャダイフェザー フシミイチジョウ 日 牝 57 15 C C G C+ C C E 45 荒 × ◎ 1-2(1-3) 差し 早熟 無 1000~1600m 3 鹿 普通 普 短 甘えん坊 ブレイヴェストローマン ナスルーラ系 ヨドフジ アストニシメント系 ダイナクラシック 日 牝 銅 54 70 E E G G+ E E E 21 激 ◎ × 6-8(5-8) 追込 普早 普 2300~2500m 6 鹿 普通 普 高 甘えん坊 ノーザンテースト ノーザンダンサー系 クリアアンバー ダイナフリーウェイ 日 牝 緑 54 10 G+ E+ G+ G+ D F D+ 23 普 ◎ × 6-8(5-8) 差し 早熟 無 1100~1300m 0 栗 普通 普 普 人懐こい ディクタス ファイントップ系 シャダイシグナル フリゼット系 ダイナジャネット 日 牝 銅 54 60 G+ E+ C E+ F C F+ 32 普 ◎ × 1-4(1-5) 先行 晩成 普 1900~2500m 5 栗 普通 普 普 人懐こい ロイヤルスキー ボールドルーラー系 ライバハクリュウ チェリーガール 日 牝 緑 54 50 E E E E+ G G C 25 荒 ◎ ○ 1-4(1-5) 先行 普遅 無 1700~2300m 5 栗 頑固 普 普 スパルタ クラウンドプリンス レイズアネイティヴ系 チェリービーナス エスサーディー系 オキノサヤカ 日 牝 緑 54 50 C+ A E+ C+ D+ B B 62 普 × ◎ 1-2(1-4) 差し 晩成 持 1600~2400m 5 栗 普通 普 普 スパルタ サンフォードラッド レッドゴッド系 オキノチグサ プリティポリー系 ファイブフランス 日 牝 緑 53 10 E+ E+ E+ G+ F D C+ 33 普 ◎ ○ 4-7(3-8) 差し 晩成 普 1100~1300m 4 栗 普通 普 短 甘えん坊 ノーザンテースト ノーザンダンサー系 セーヌスポート ミセスジュネブラ 日 牝 53 75 E E G C+ C C E 37 荒 × ◎ 2-4(1-6) 差し 晩成 持 2000~3000m 5 黒鹿 普通 普 高 スパルタ コントライト ネヴァーセイダイ系 ジネヴラ アンフィニィ 日 牝 緑 53 45 E E G G+ E E C 25 荒 ◎ × 3-6(2-7) 追込 普遅 持 1800~2000m 5 黒鹿 普通 普 普 人懐こい マルゼンスキー ニジンスキー系 ラッキージョオー フリゼット系 グロウディク 日 牝 銀 53 20 C E+ C C+ D F D 44 荒 ◎ × 4-7(3-8) 差し 晩成 普 1100~1700m 3 栗 普通 普 普 甘えん坊 ディクタス ファイントップ系 シンラッキー アストニシメント系 ニッソウブラック 日 牝 緑 52 40 G+ E+ G+ C+ F+ F C+ 30 普 ◎ × 2-4(1-6) 差し 普早 普 1400~2200m 3 鹿 普通 普 普 人懐こい トウショウボーイ プリンスリーギフト系 エリモゼット フリゼット系 プリティシルバー 日 牝 52 20 G+ G+ E+ C+ G+ G+ D 24 普 ◎ × 2-4(1-6) 先行 普早 普 1100~1700m 4 芦灰 普通 普 短 甘えん坊 シルバーシャーク マンノウォー系 プリティーアカツキ アストニシメント系 マリーテイスティ 日 牝 緑 52 45 E+ E+ E+ G+ D F C+ 33 激 ◎ ○ 6-8(5-8) 差し 晩成 普 1800~2000m 5 栗 普通 普 普 スパルタ ノーザンテースト ノーザンダンサー系 マリーウイング フリゼット系 スイートミネルバ 日 牝 緑 52 50 E E E E+ G C G 25 大 ◎ × 6-8(5-8) 先行 普早 有 1700~2300m 5 鹿 普通 低 普 人懐こい パーソロン トウルビヨン系 スイートアース ダンサーライト 日 牝 銀 51 50 E E G G+ C E C 29 普 ◎ × 1-2(1-3) 差し 早熟 普 1900~2100m 6 芦灰 普通 普 普 人懐こい ダンサーズイメージ ネイティヴダンサー系 ネバアーライト プロポンチス系 ハイネスポート 日 牝 銅 51 30 G+ E+ G+ C+ G+ G+ D 24 普 ◎ ○ 6-8(5-8) 差し 早熟 無 1300~1900m 4 黒鹿 普通 普 普 スパルタ ノーザンテースト ノーザンダンサー系 ファンシミン サンタストラ系 スカーレットブルー 日 牝 銅 51 40 E+ E+ G+ E+ F C F+ 29 大 ◎ ○ 4-7(3-8) 差し 普早 有 1600~2000m 5 栗 普通 低 普 甘えん坊 ノーザンテースト ノーザンダンサー系 スカーレットインク ブードワール系 ワカスズラン 日 牝 銅 51 45 G E G E+ E E C 25 激 ◎ × 2-4(1-6) 差し 超晩 持 1700~2100m 6 鹿 普通 高 普 人懐こい コントライト ネヴァーセイダイ系 オキワカ トウカイナチュラル 日 牝 虹 51 65 E G E G+ E G G 13 大 ◎ × 4-7(3-8) 先行 普早 持 2200~2400m 9 鹿 普通 普 高 スパルタ ナイスダンサー ノーザンダンサー系 トウカイミドリ ダイナアイドル 日 牝 緑 51 35 E+ E+ G+ G+ D E+ F+ 26 普 ◎ × 6-8(5-8) 差し 普早 持 1600~1800m 3 鹿 普通 普 普 スパルタ ノーザンテースト ノーザンダンサー系 シャダイプリンセス アワーラッシー系 フジノタチカゼ 日 牝 50 55 C C E+ A+ E+ C C+ 56 普 × ◎ 4-7(3-8) 追込 普早 持 1500~2700m 4 黒鹿 普通 普 普 甘えん坊 ダイアトム プリンスローズ系 フリートレディ スーパーイエロー 日 牝 緑 50 40 D F C E+ D+ A F 42 大 × ◎ 1-2(1-4) 逃げ 普早 持 1600~2000m 5 鹿 従順 普 普 人懐こい イエローゴッド レッドゴッド系 フジパール フラストレート系 クリナイン 日 牝 緑 50 60 E E G E+ E G C 25 荒 ◎ × 6-8(5-8) 追込 普遅 無 1900~2500m 5 鹿 頑固 低 普 人懐こい リマンド ブランドフォード系 クリノビューティ フラッシュダイナ 日 牝 50 50 E+ E+ G+ E+ F E+ D 29 荒 ◎ ○ 1-3(1-4) 差し 普遅 有 1700~2300m 3 芦灰 普通 高 普 人懐こい ダンサーズイメージ ネイティヴダンサー系 ヒカリルーラー キヨシキブ 日 牝 緑 50 30 E+ E C C+ D C E 44 普 ◎ × 1-2(1-3) 先行 普早 普 1300~1900m 4 栗 普通 普 普 人懐こい トランスアランティック ニアークティック系 キヨマンナ フラストレート系 エイシンマミー 日 牝 50 40 G G E A+ E G E 25 普 ◎ ○ 3-6(2-7) 逃げ 普早 無 1300~2300m 4 黒鹿 普通 普 普 スパルタ タイテエム オリオール系 エイシンフラワー ビューチフルドリーマー系
https://w.atwiki.jp/amapiyo/pages/32.html
タタラバに閻魔はいなかったけど - 名無しさん 2008-06-08 16 00 22 荒魂期、黄泉之国のモンスターで、血の池のヒヨちゃん·針の山のスサノオ荒魂Ver·羅生門のカガミツクリ姫に出会えないんですが… - 名無しさん 2008-07-07 23 10 00 タタラバ嶽(荒)最初の部屋から右の大部屋の上の方、火のヨリシロで塞いである小部屋に居たはず 閻魔 - 名無しさん 2008-07-15 12 31 15
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/385.html
タクシーチケットをホテルのフロントから貰う 荒鷹 「う・・・うん!しっかりこのチケットは保守するよ!!」 びしっとポーズを決めた瞬間にチケットはふわふわと宙へ 誤殺 「あ・・・あう・・・」 それをふらふらと追う誤解殺気、なぜかその姿に身を凍らせるフロント 低血圧 「うー・・・」 アホの子 「こっ・・・こいつは昨日も八時には寝ていたぞ!なぜだ!!」 低血圧を背負いながらアホの子が叫ぶ、無理もない 身長差だけでゆうに10cm以上だ アホの子 「こんな奴トランクだ!ふふん!」 どがんとトランクに低血圧を乗せる、何だか死体運びに見えるため、周囲の人が少し漏らした タクシー乗り場の脇のほうで何かわいわい声が聞こえる 誤解殺気がふと目線を送ると 誤殺 「あ・・・ウエックス君・・・」 ウエックスがタクシーの運転手らしき男の人になぜか脱がされてる 誤殺 「うう・・・あたしより肌が綺麗だよぅ・・・」 なぜか見当違いの事を考えていた ツンバカ 「うう・・・お待たせ!!やっとスカート履いて・・・何してんの?誤殺さん?」 よくわからない方向をじっと見つめる誤殺に気付くツンバカ 誤殺 「ふぇ・・・?あ・・・お帰りツンバカちゃん、あのね!あそこ・・・」 ツンバカ 「んー?あ、ウエックス君だね・・・何してんだろ?上半身裸で・・・」 誤殺 「肌綺麗だよねー・・・女の子みたい」 ツンバカ 「うわ・・・本当だ!・・・でもなんで裸?」 誤殺 「にぎやかだね」 ツンバカ 「そうだねー」 正座させられたウエックス、次はいそいそと下半身のズボンに手を掛ける 遠目からでも少し落ち込んでる すると今度はタクシーの運転手らしき男の人がウエックスの上半身にさわさわと------- 荒鷹 「たたたたた大変だぁぁぁぁ!!!!」 ツンバカ 「こ・・・こんな往来で脱いだら変態さんだよっ!!」 誤殺 「え・・・ウエックス君・・・変態・・・さん?」 荒鷹 「ちっちちちち違うよ!!二人とも色々!!」 そう叫ぶや否や荒鷹はずだだだと走り、その運転手にハルヒばりのドロップキックを見舞うのだった タク 「お金足りないってどういう事ッスかwwwww」 ウエ 「う・・・うえぇ・・・」 神社から強奪したお金では流石に足りず、なぜかホテルの影で正座させられてるウエックス 脅しに屈してなぜか上半身裸 ウエ (うぅ・・・この人・・・ボクを見る目がおかしいよぅ・・・) タク 「さ・・・さぁ、次はズボンッスwwwwwさあ!さあwwwwww」 ウエ 「む・・・無理ですよぅ」 タク 「じゃあ警察ッスwwwどう見ても犯罪ですwww本当にありがとうございましたwww」 ウエ (うう・・・しかもなぜか少し・・・立ってるし・・・ボク) 観念し、いそいそと自分のズボンに手を掛けるウエックス 墜ちていくウエックス しかし次の瞬間、目の前を走る太股 荒鷹のハルヒばりのドロップキックがタクシーの運転手の頭にぶちかまされるのだった タク 「痛いッスぅぅwwwwwww」 ずがごろごろごろどがん-----ぴくぴく 荒鷹 「ふぅ・・・大丈夫?ウエックス君」 ウエ 「うぇぇ・・ちょっと漏れた・・・しかも立ってる」 五秒後、ウエックスの顔面にも膝がめり込むのだった ウエ 「ひぐっ・・・ひぐっ・・・ボクね・・・かなざわって所からね・・・あのね」 誤殺 「頑張ったねぇ・・・ウエックス君」 ツンバカ「ちょ!いいかげん上着くらい着なさいよ!!」 荒鷹 「わ・・・私は悪く無いんだから///」 いそいそと上着を着込んでいくウエックス その顔には大きな青タンが出来ている ウエ 「も、問答無用だよぅ」 荒鷹 「う!うるさい!」 するとカオス班のタクシーの方からアホの子がつかつかと歩いてくる アホの子「おい、いいかげん出ないか?タクシーの人も待ってるのだ」 その言葉にはっとなる四人 すると誤殺はウエックスの手を握り 誤殺 「一緒に・・・行こうよ」 ウエ 「あ・・・うん」 ツンバカ「あー!もう時間食っちゃったなぁ!!」 荒鷹 「行こう!皆!!」 ウエックスはふと思う、そういえば猫はどこ行ったんだろうと そして明るく振る舞う誤殺の瞳の悲しさにも
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19329.html
登録日:2011/11/22(火) 02 37 33 更新日:2024/07/31 Wed 20 04 48 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 SDガンダム SD戦国伝 そして… 南総里見八犬伝 武者頑駄無 風林火山 風林火山編 15年の時を経て 再び巻き起こる 戦乱の嵐! 大いなる光と強大な闇が激突し、大戦は幕をおろした。 しかし、平穏はわずか15年で崩れ去る。 それを察していたのは、恐らく大いなる光、二代目大将軍だけだった・・・ そして、戦乱と物語ははじまった。 それが、風林火山編である。 以下ネタバレ ◯あらすじ 二代目大将軍から散り際、五つの光が飛びさった。 残る七人衆にその場を頼み、農丸は光を追う。 そこには、光る玉を手にした赤子がいた。 運命を感じ、農丸はその子を抱き上げ・・・ 父として赤子・荒五郎を育てる農丸=副将軍。先代将頑駄無(御隠居頑駄無)と三代目大将軍となった武者頑駄無からも愛と力を授かりながら、荒五郎は立派な武者、荒烈駆主となる。 武者となった荒烈駆主に、三代目は命を与えた。 「15年前に散った五つの玉を揃えよ」 五つの玉・・・頑駄無結晶の欠片が揃わねば、大将軍は実力を発揮出来ない。 折しも和平を結んだ時陰の国では不穏な気配がしている。 殺駆頭が突然行方不明となり、息子の若殺駆頭は闇軍団を再編成。更に暗黒四天王を率いて天宮に宣戦布告をしてきたのだ。 果たして、荒烈駆主は光の玉を集めることができるのか!? そして、殺駆頭は何処へ消えたのか? 次回をまて! ◯登場人物 ●頑駄無軍団 武者荒烈駆主 光の玉『アス』の持ち主。 通常形態は力を抑えた形態、武神形態はアスの力を出し切れる形態である。 精太から授かったバックパックを解放してケンタウロス形態にもなれ、通常より30倍の速度と跳躍力を得られる。 主人公で、幼名は荒五郎。チョバム乳母車にのっていた。モチーフはNT-1アレックス 武者風雷主(プラス) 猟師の息子。 団体行動が苦手かつ孤高を好む。師匠の疾風の仁宇より神器を得て疾風の風雷主となる。 マキの玉の持ち主でモチーフはゼータプラス。 武者百士鬼改 百士貴と玖辺麗の息子で忍びの里・幻武の出身。 ビーの玉を持ち、父から受け継いだ破守駄砲(バスターキャノン)、さらに鎧を合体させた対頭破砲(ツインバスター)は頑駄無軍団最強級の破壊力を持つ。 のちに師匠から神器を受け継ぎ密林の百士鬼改となる。 モチーフは百式改。 武者江須(えす) 四天王を奉る神社の息子で神通力の使い手。 マーの玉を持つ。武器と鎧を合わせた雷神号は強力な砲撃と扱いやすさをあわせ持つ。 のちに師匠から神器を授かり、火炎の江須となる。 モチーフはスペリオールとイクスェス。 武者砕虎摩亜屈 武者斎胡の弟でやはり元山賊であり、やはり操られて闇軍団に所属していた。 ジュの玉を持ち、五つの玉を持つ武者で構成された新生武者五人衆含む頑駄無軍団最強級の力を持つ。 のちに兄から神器を授かり、巨山の摩亜屈となった。 モチーフはサイコガンダムmk-2。 ●新・闇軍団 若殺駆頭 闇の欠片・・・闇皇帝から放たれた悪意そのもの。 それに操られて父に切りかかり仮死状態に。さらに父へ暗黒の力を注ぎ込み・・・ 復活闇将軍 闇の欠片ではなく、闇そのもの。全ての闇の欠片と闇の神器を纏える。 その正体は若殺駆頭に殺されかけた殺駆頭。そしてそれを操るのは闇皇帝である。 暗黒四天王 璽悪、剣舞風荒、漣飛威、砕虎魔悪屈の闇の欠片を持つ四人。 しかし、それぞれが光の玉を持つ者に討たれる。 砕虎は兄と対面した時、光の玉が輝き、闇の欠片が砕けた為に頑駄無軍団に入る。 「魔亜屈」の字も「摩亜屈」になる。 ◯あらすじ〜完結編〜 遂に揃った五つの玉。 しかし、同時に闇皇帝までもが復活を果たす。 玉は揃えども、まだ一つには出来ていない。そして一つにする時間もない。 三代目大将軍と新生武者五人衆は覚悟を決め、八紘の陣を発動させる。 唯一動ける荒烈駆主は闇皇帝に切りかかり、すべての戦いに終止符を討たんとした。 だが、その時。 八紘の陣は異常なまでに輝き、残ったのは荒烈駆主以外の頑駄無軍団のみであった。 次回をまて!! 追記・修正は頑駄無結晶に選ばれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 父から学問を習い、叔父から武術を教わり、母から野生を学んだ百士鬼改 -- 名無しさん (2024-07-31 18 49 12) 三代目世代が好きなので天下統一編で大将軍○○してたのにショックだった。 -- 名無しさん (2024-07-31 20 04 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yutorin/pages/13.html
したらば掲示板の愉快な仲間たち 私が知る限りの掲示板を紹介していきますww ゆとり雑談掲示板 このwikiの管理者ゆとりんの掲示板 2011年 5月10日に設立された 管理者ゆとりんはもともとメビウスリングの娯楽版の主にアニメ掲示板出身でしたが、 同じくメビウスリング娯楽版の自由掲示板のあかさたなという人物にが メビウスリングでは禁止事項となっている歌の歌詞を載せるという行為をしたため そこからあかさたな側とアニメ板側の喧嘩が起きた。 しかしメビウスリングでは規制が厳しくて書き込み規制など管理人のプロパイダ連絡予告でまともに喧嘩できない状況であった。 そこで当時ナイツと名乗っていたゆとりんはしたらばにて「ゆとり雑談掲示板」を設立した。 これがゆとり雑談掲示板の成り立ちである。 この掲示板はスレ数も少なく、住民もいるにはいるが出没頻度は少ないようである。 デザインは季節ごとに変わり、見た目はよいと言える。 しかしスレの内容をみるとメビウスリング出身者独特のレスが多く、 メビウスリング以外から来る人が見たらとても入りにくいと思われる。 セキュリティの面では、連投規制が10秒と短いが、規制は結構厳しめに設定されているので、かなり荒らしにくいと思われる。 管理人の出没頻度は結構高いので一度行ってみてはいかがでしょうか。 荒桜 本部 荒らしチーム「荒桜」のリーダー、MYGODの掲示板である。 管理者はMYGOD(現在は迷子で定着している)でメンバーはなかなかレベルの高い人がそろっている。 この掲示板はゆとり雑談掲示板の管理者ゆとりんがもっともよく書き込みをする掲示板である。 初期の頃、ゆとり雑談掲示板に宣伝されたことをきっかけに荒桜を知った。 そのころのゆとりんは荒らしをする者はカスという考えをもっていたので当時の荒桜にはよい印象は持てず、しつこく批判していた。 この板の管理者MYGODとそのほかの住人達はもともと同じくしたらば掲示板の荒らしチーム「wsm連邦連盟本拠地連邦」のメンバーだったが、 その掲示板の管理者の総帥と呼ばれる人物のアホさに愛想をつかせ、荒桜を作り総帥を叩きつけwsm連邦連盟本拠地連邦を閉鎖させた。 これが荒桜 本部の成り立ちである。 この掲示板のデザインは主に蜜柑交流掲示板の住人、∑d【・∀・`荒桜】(現在はほとんど蜜柑交流掲示板にいて名前をかえている)が担当している。 ピンクの桜の画像を背景に透過されたテーブルと濃いピンクの文字が映えて見た目はよい。 セキュリティ面では過去に何回か荒らされるなど脆い部分があるようである。 ローカルルールにある通り、この掲示板では才能のある人物しか受け入れないので 荒らし知識が豊富で論争、喧嘩にも自身があるという人は行ってみてはいかがでしょうか。 芸術はローカルルールだぁ~~~~~ ※現在は「フリーな掲示板」と改名している。 荒らしチーム「ARS」の幹部の1人、メラルーの掲示板である。 管理者のメラルーと主にその現実の友達とその他何名かの住人がいる。 この掲示板の管理者メラルーは中学生であり、その性格はいたって温厚でフレンドリーである。 しかし、誤字が多かったり、掲示板を管理する上での知識があいまいだったりと、荒らしチームに所属していながら結構抜けているところがある。 この掲示板のデザインはかなり愉快であり、まず最初にローカルルール欄にある大きなメラルーのAAが目につくであろう。 そしてその管理者を表したかのように楽しいデザインがところどころに施されているのが見える。 セキュリティ面では荒らしチームに所属しているということもありその気になればかたい防護壁をつくる事ができるようである。 管理者と住人たちはモンハンなどのゲームも詳しいようだし、その板では荒らしに関する話題はあまり出てこないようなので ただ雑談したいという人は逝ってみてはいかがでしょうか。 Marauder 荒らしチーム「荒桜」のメンバーである通りすがりが独立し、設立した掲示板である。 管理者の通りすがりと主に荒桜の住人がちょくちょく書き込んでいる。 この掲示板の管理者通りすがりは荒桜の管理者管理者MYGODに愛想をつかせ(笑)独立し設立した掲示板である 通りすがりはそこで新たに荒らしチーム「Marauder」を設立し、見事初の荒らしとなる鬼羅鬼羅の神々の休憩所襲撃を成功させた。(今は復活しているが) この掲示板のデザインは幻想的な背景と黒のテーブルで、美しく仕上がっていると思われる。 そしてローカルルール欄には管理者通りすがりのお気に入りのAAや、リンク集がある。 セキュリティ面ではかなりの防御力があり、まず大きく荒らされることはないだろう。 管理者は少々言動がキツイことがあり、初心者には特に厳しい面もあるが、慣れてくるとなかなか楽しい人なので ちょっと入り浸ってみてはいかがでしょうか。 荒らし推進委員会 したらばで荒らしをしているものならば誰もが知っているであろう掲示板である。 管理者は魔王で、現在はイメチェンを図り「まお」という名前を使っている。住人はそれぞれの能力が高く、個性も強い。 最近は、管理者である魔王もその対応に困り果てているようである。 この掲示板のデザインは美しくもシンプルな背景で全体的に黒である。 私個人としては今まで見てきた掲示板で一番好きなデザインである。 セキュリティ面では一見かたそうに見えるがいたって自由で、住人達が次々と無駄スレを立てたりしてもあまり規制されないというほどである。 管理者は述べたとおり住人からいじられるなど、結構親しみやすい人物であるので問題ないが 周りの住民がいろいろと厄介なので気をつけるべきである。 荒らし知識を身につけたいというひとは一度顔をだしてみるといいでしょう。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1162.html
457 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2007/12/22(土) 13 24 29 「技巧のアラ・ゼブラぁあぁっぁぁあぁっぁぁっぁぁっぁ!!!!!!!!!」 僕は全裸のままブリーフを握り締めて茂みから現れた男にダッシュする。 僕はこの言峰チックな男を知っている、いや順番からいえば言峰がこの人と似ているのだ。 彼こそが『AAA』の副将、技巧のアラ・ゼブラ。本名荒耶宗蓮、アルバさんの学友にして リングパートナーだ。だとしたらサインをもらわない手はない! いつもの二倍の速度で接近し、いつもの二倍の跳躍を行い、三倍のサインペンを口に くわえて僕は飛び掛る。 「観戦拳12倍サインくれよダーイブ!!!!!!!!!」 「甘い。トペ・フェニックス」 僕のダイブは失敗に終わった。でも放り投げられたアルバさんの股間に顔を埋めている 僕のブリーフを手に取りサインはしてくれた。もちろん本名とリングネーム両方ともで ある。ありがとう荒耶さん。よし、これであと一人でサインコンプリートだな。 「そういえばアラヤ、どうしてここに?」 一段落した所で当然の疑問を投げかけるアルバさん。 「滋賀に来たのはたまたまだ。琵琶湖にはいい地脈があるからな。空に爆発があった のを見てお前が飛行機のタダ乗りに失敗したのだと知り駆けつけた次第だ」 「フッ、今回はそこのヘタレくんが一緒にいたからね。サービス精神が過剰になって しまったのだよ」 「アンタ海外に行くたびに飛行機に張り付いて来ていたのかよ!」 「ああ、そうだが?」 僕のツッコミに真顔で当たり前の事の様に答えるアルバさん。やっぱバカだこの人。 凄いバカだ。バカだけど凄い人だ。ロード・エルメロイでもやらないよそんなの。 「ところでアラヤ、いい地脈を求めて滋賀県に来たと言う事は、まだあきらめていない のかい?」 「うむ、今回こそ『』に至る」 「ぽえ?」 思わず変な声を出してしまう。この人さっき何ていったんだ? 「あ、あのー荒耶さん。『』って…」 「ああ、『』は『』だ。私とて一応は時計塔の魔術師。目指す事の何が悪い」 「それはひょっとしてギャグでいっているのですか?」 荒耶宗蓮が時計塔始まって以来の劣等性だった事はアラ・ゼブラとしての活躍と同等か それ以上に有名である。友人であるアルバさんのノートとコネの力がなければ卒業でき なかったともっぱらな噂だ。そんな荒耶さんが『』とか、ここは100パー笑う所でしょう。 「ウヒ、ウホホホホホ、あ、ありえねー。ありゃあねーウホホホホホ」 「ク、ククク。ヘタレくんもそう思うか、アラヤは昔からこうなのだよ。全く才能が ないくせに誰よりも魔術師としてのゴールを見続けている。これが喜劇でなくて何か。 実にナーンセーンス!!」 「ウヒャヒャヒャ」 「アハハハハハハハハハ」 「黙れお前ら」 「「はいすみません」」 血管ビキビキに浮かせた顔アンドで地の底から響くジョージボイスで怒る荒耶さんを見て 黙る僕たち。はい、ちょっと言い過ぎでした。反省します。 「それにな、最近はかなりいい所まで来ているのだぞアルバ。だから協力しろ」 「ふむ、協力するのはやぶさかではない。私とお前の仲だ。しかし条件がある」 「条件、だと?」 「彼も参加させたい。前から君の失敗を見てもらう観客がいればもっと面白いだろうと 思っていたんだ」 一時間後、乾いた服を着た僕とアルバさんは荒耶さんの実験につき合わされていた。 僕に拒否権はなかった。なんかどんどん帰国が遠のいていっている気がする。 「ちちんぷいぷい『』への道ひらけー」 「ひらけー」 「ひらけー」 荒耶さんの詠唱と共に両手を天に挙げ、合わせて僕たちも両手を挙げる。 (ガッチャマーン) な、何だ今の効果音は!? 「きたぞ」 「ぽぇっ?」 僕たち三人の中央に魔方陣が現れて煙幕と共に下から何かがせり上がってくる。 このシルエットは…人間? 「ア、アルバさん!何かが召還されていますよ!」 「ああ、そうだな」 「…」 興奮する僕とは逆にやけに冷静な二人。やがて煙幕が晴れ、人影の姿があらわになる。 …っていうかなんだコイツ。魔方陣の中から現れた男はそれはそれは奇怪な姿をしていた。 赤いコートに黒い肌、顔は仮面風のヘルメットで見えないが美形だと思われる。 何というかアルバさんの2Pカラーなイメージだ。 「正義の味方エミヤーマン参上!投影!爆砕!大火災!」 シャキーンとポーズをとる赤いの。そして背後で爆発。 額を押さえうなだれる荒耶さん。 「またか」、と一言だけいい、ニヤニヤしている様子のアルバさん。 なんぞこれ。 【人物紹介4 正義の味方エミヤーマン】 攻撃力200 守備力200 エミヤーマンを生贄にする事で手札にあるブルーアイズホワイトペンドラゴンを特殊召還 する事ができる。その正体は一切不明。 【選ぶメロイ】 真面目な話が:赤いのにドロップキック。オリャー! どうしても:アルバさんに質問。ナンジャー! 書けません:荒耶さんを指差し笑う。プギャー!
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/2008.html
『原因』・・・『起因』・・・『要因』・・・言葉として表すのなら如何様にも表すことができるが、ここでは敢えて『切欠』としよう。 176支部所属の風紀委員“だった” 網枷双真が『ブラックウィザード』に加入した『切欠』・・・それは同じ支部所属で同期でもある麻鬼天牙が去年の10月初旬に風紀委員を辞めたことに始まる。 『麻鬼!!何で風紀委員を辞めるんだ!!?理由も言わずになんて納得できるかよ!!?』 『風紀委員のような「偽善者」共の巣窟に身を置いて守れるもの等何一つ無い。そう痛感しただけだ、神谷』 麻鬼と神谷が激論を交わした場面は今でもよく覚えている。あの光景を知る者は隠れて眺めていた網枷以外には居ない。 彼は麻鬼と神谷と同期で176支部の門を叩いた。所属当初から頭角を現した神谷や麻鬼とは違い、小柄で体格の細い網枷は主に後方支援を担当することとなった。 実戦能力に欠ける網枷は、当初から劣等感のようなモノに苛まれていた。同期の活躍もそれを助長した。 加えて、自分に宛がわれた風紀委員としての仕事が所謂お役所仕事に近いモノだったことも大きい。 後方支援で支部に居ることが多いため、近隣からの苦情や大人であるが故の上から目線を憚らない警備員との“権限の区割り”等が網枷の心理的負担を大きくした。 余り人と打ち解けられない性格も災いしたのだろう、現実と理想の隔たりに網枷は右往左往する状態に陥った。 『その『麻鬼さん』というのは何とかならないか?同い年だろう?敬語も必要ない』 『いいんです。僕にとって麻鬼さんは麻鬼さんですから』 そんな網枷に親しくしてくれたのは他ならぬ麻鬼であった。普段からぶっきらぼうな神谷とは違い、麻鬼は網枷を気に掛けていた。 正義感に燃え、始末書上等で他支部の管轄にまで足を運んでいた麻鬼を網枷は眩しく思うのと同時に憧れの気持ちを抱いた。 彼のような人間にさえ始末書を書かせる上層部の意向には腹が立ったものの、麻鬼は気にせず只管正義の遂行を果たしていた。 網枷は敬意も込めて麻鬼を『麻鬼さん』と呼び、同年齢であるにも関わらず敬語を交えて会話していた。私生活でもよくつるんでいた。 それだけ自分を引っ張ってくれる彼に憧れていた。彼に倣うように細身の体格を鍛えようと皆に内緒でトレーニングに励んだ。 風紀委員が守れるモノの限界を薄々悟りながらも、それでも彼のように在りたいと心の底から思っていた。 それなのに・・・麻鬼は風紀委員を辞めた。『風紀委員のような「偽善者」共の巣窟に身を置いて守れるもの等何一つ無い』という言葉を神谷に残して。 『「風紀委員のような『偽善者』共の巣窟に身を置いて守れるもの等何一つ無い」・・・か』 麻鬼とは面と向かって話すことは無かった。風紀委員を辞めて以降麻鬼は網枷とは全く関わりを持とうとしなかった。 網枷も麻鬼に会いにいくことは無かった。恐かった。どうしていいかわからなかった。彼と面と向かって話したとして、何を話せばいいのかさえわからなかった。 体調不良を理由に風紀活動に顔を出さないことが続出した。麻鬼が風紀委員の何に失望したのか、自分が感じているモノが理由なのか、 かつての麻鬼はそれを全く気にせずに職務に励んでいたのではないのか・・・堂々巡りを繰り返しながら、当ても無く街を徘徊し続けた。 風紀活動を休んでいるために空き時間なら幾らでも存在した。さすがに176支部管轄をうろつくわけにはいかないので、幾分離れた場所を中心に。 目的など存在しない。いや、無意識的には麻鬼が風紀委員を辞めた理由がこの徘徊の最中に見付かるかもしれないという期待があったのかもしれない。 『ぐっ・・・』 『テメェみてぇな弱っちい奴でも風紀委員になれんのか?まぁ、テメェみてぇな能無しのおかげで俺達の懐は今日も潤っちゃってるけどな』 『『『ハハハハハハ』』』 ある日の夜、習慣化し始めた夜の徘徊において網枷は十数人規模のスキルアウトに絡まれた。何処で手に入れたのかは知らないが銃を所持する人間も複数居た。 網枷は無気力ながらも半ば本能的に風紀委員の腕章を付けて取り締まろうと動いたが、多勢に無勢を表現するかのように一方的に叩き潰された。 身に付けていた風紀委員の腕章をスキルアウトの足が踏み潰し、財布も没収された。手際よく進んだことに上機嫌となったスキルアウト達は網枷を嘲笑い続けた。 『風紀委員なんざ、所詮は子供のお・ま・ま・ご・と。この時間帯には警備員しかうろついてねぇし、お前のお仲間がここに駆け付けるわけも無い。 何せ、最終下校時刻になったらお役御免だモンな。いいぜ、それで。お役所仕事みたいに定時帰宅に勤しんでくれてりゃ、俺等も助かる助かる。 仮に、お前に逆転の一手があったとしてもどうせ最後は始末書を書かされるんだろ?前にそんな風紀委員を見たことあるぜ、俺ぁ。ハハハハハハ!!』 『(こんな・・・こんな連中に嘲笑われるために風紀委員になったわけじゃ無い!!それなのに、何故僕は・・・俺は地に伏している!!? 叩き潰され・・・嘲笑われて・・・。これが風紀委員の限界なのか!?こんな奴等を捕まえても始末書を書かされるのが、俺が目指した風紀委員ってヤツなのか!!?)』 嘲笑を浴び続ける網枷は、基本的に校内の治安維持にしか関わらない風紀委員の在り方に再び疑問を抱く。 最終下校時刻を過ぎれば閉店となり、それ以降や管轄外に足を運べば始末書を書かされる。警備員に比べれば、確かにおままごとに見えるかもしれない。 それだけ風紀委員に許された権限―無論、これは子供である彼等彼女等では決断できないような役目を大人である警備員が負うという目的がある―は小さい。 この時、網枷は麻鬼が何故風紀委員を辞めたのかがわかったような気がした。きっと、彼も自分と似たような感情をずっと溜め込んでいたのだ。 そして、何らかの『切欠』で溜め込んでいたモノが遂に爆発したのだ。地に伏しながら、網枷は風紀委員というモノに失望を深めていく。 『何だ、テメェ等は!!?』 『お前如きに名乗る名は持ち合わせていない』 『そういうコト。ンフッ!』 風紀委員を散々虚仮にできたのに満足したスキルアウト達が去ろうとした瞬間だった。何時の間に接近していたのか、 白の長髪に眼帯を右目に被せた男と茶色の長髪を靡かせる女が次々とスキルアウト達を潰していく。 慌てて所持していた銃を構えるも、男が右手に装着していたアームガードのようなモノから飛び出した釘によって手を潰され、 最終的には男女1組に十数人のスキルアウトが叩き潰されるという結果となった。 『お前は・・・風紀委員か?』 『・・・どうだろ。自分が所属する組織の在り方にさえ疑問を抱いてる俺が、自分のことを風紀委員と呼ぶことには抵抗がある』 眼球の刺繍が入った眼帯が目立つ男は、ボロボロになっている風紀委員の腕章から網枷の正体について質問する。 しかし、今の網枷は自身を風紀委員と称することに強い抵抗感を抱いていた。率直に言えば、『風紀委員で在りたく無かった』。 尊敬する同期が失望し、自身も深く失望した組織の名を口から出したく無かった。風紀委員でも何でも無い男と女に自分が救われた『事実』を痛感しながら。 『欲しいか?』 『・・・何を?』 『誰も彼をも圧倒する「力」が。不条理全てを捻じ伏せる「力」が。風紀委員では守ることのできない大事なモノを守る「力」が』 『・・・ッッッ!!!』 抉る。深く、深く抉る。風紀委員に対して失望が積み重なった網枷の心を、白髪の男は物の見事に蹂躙する。 『お前も理解した筈だ。風紀委員という名前で守れるモノなどたかが知れている。こんな雑魚相手にすら抑止力になれない名前にどんな「力」がある?』 『・・・・・・』 『・・・名は?』 『・・・・・・網枷。網枷双真』 『そうか。俺の名は東雲真慈だ』 『私は伊利乃希杏だよ♪』 突き刺さる言葉の矢に、不思議と網枷は高揚感を抱き始めていた。直感とでも言うのだろうか、目の前の男からは自分が尊敬していた麻鬼に似た“匂い”があった。 強靭な意志を持ち、確かな実力を有する・・・そんな“匂い”が。対して、白髪の男・・・東雲真慈はボロボロに網枷の瞳に微かな光が宿り始めたことを悟り、こう続けた。 『風紀委員?警備員?そんなモノに頼るな。依存するな。この世で唯一頼れるのは「力」のみ。俺は「黒き力」・・・「ブラックウィザード」の頂点に居る男だ。 網枷双真!俺と共に来い!!そして、お前の「力」をこの世界に証明してやれ!!理不尽を突き付けて来る世界を、お前自身の「力」でもって打ち破ってみせろ!!』 この後、網枷は新興スキルアウト『ブラックウィザード』の存在を知る。風紀委員として、本来ならば東雲や伊利乃達を逮捕しなければならない立場だ。 だが、風紀委員に失望した網枷には既に東雲達を不利に追いやる手段を採る意思は微塵も存在しなかった。 むしろ、自分を導いてくれる東雲に憧れた。麻鬼との一件を経たことで、彼のために命を投げ打つ程の強い覚悟―依存―が網枷の心中に芽生えた。 『あの方こそが、この腐った世界を変えてくれる唯一の存在だ。俺は・・・私は、あの方に・・・あの人の隣に在りたい!!』 『ンフッ。網枷君って、見た目によらずちょっと中二的発言が多いわよねぇ。そういうお年頃なのかしら?』 網枷は東雲の副官として、『ブラックウィザード』が誇る“辣腕士”としてその辣腕を振るうようになった。 風紀委員としての立場を利用・有益な情報を『ブラックウィザード』へ横流し、多少のイレギュラーはあったものの176支部員であった風路鏡子を引き込み、勢力拡大の大きな一助となった。 その過程で彼は学園都市に巣食う『闇』の存在を知った。そして、麻鬼天牙が風紀委員を辞めた『切欠』も調べ抜いた。 『伊利乃。私は君と同じ思いだ。東雲さんなら、学園都市を変えられる。そんな君の気持ちを無下にはできない。私も、「闇」の人間は心底嫌いだ。この手で殺したいくらいにな』 “手駒達”製造の技術も、コネクションの存在も憎き『闇』が深く絡んでいる・・・が、今は我慢の時。いずれは東雲と『ブラックウィザード』によって『闇』の全てを駆逐する。 自分はその礎となる。網枷は“弧皇”と邂逅したあの日から東雲のために何時でも命を投げ打つ覚悟であった。 『お前は、己の「力」をこの世界に証明したいんだろう?何が目的であれ、どんな形であれ。俺もそうだ。俺の目的で、俺はこの世界に負けない程の「力」を俺なりの形で示したい。 お前の期待通りに行くと思うなよ?俺は俺を害する者を全て排除する。網枷。お前もお前の「力」を証明するためにも幻想に容赦するつもりは無いんだろう? これでも、俺はお前の覚悟は理解しているつもりだ。だからこそ言おう!思う通りにやれ!全力で幻想をねじ伏せろ!その先に、お前が望む答えの1つがある筈だ!!』 『答え・・・。フッ、その種類がどのようなモノなのかはその時にならないとわかりません・・・か。 果たして期待通りなのか・・・それとも期待ハズレなのか・・・。どちらにしろ、今回の件でようやく私も心の整理ができそうです』 故にこそ、この戦場で自身が無意識の内に求めていた『答え』を見出さなければならない。己の心に巣食うモノ・・・東雲に対するモノとは別のモノ。 『お前は、心の何処かで幻想に期待しているんじゃないか?まやかしだと思っている存在が、俺達「ブラックウィザード」に打ち勝つ程の何かを見せ付けたのならば・・・と』。 そう当の東雲から指摘された。否定はしない。自分は未だに風紀委員へある種の未練を抱いているのかもしれない。麻鬼や東雲が否定した幻想を今でも自分は・・・。 己が採った“行動”を客観的に振り返ってもこの予測を完全否定することはできない。鏡子や焔火を『闇』の技術である“手駒達”にさせなかったのも・・・。 ならばこの戦いにてはっきりさせる。例えはっきりさせた結果が『死』であったとしても・・・その先にあるモノを必ず掴み取ってみせる。 「だったら、話は早ぇ。網枷双真!!“俺の”オンナに手ぇ出した落とし前・・・ここでキッチリ着けさせて貰うぜ!!!」 手榴弾によって破壊された倉庫の外壁から姿を現したリーゼント男・・・荒我拳の咆哮に網枷が採った行動は至極シンプルなモノであった。 ポケットに突っ込んでいた手を引き抜き、薄明かりという状況下において“何も持っていないように見える”腕を振り上げ、手に感じる感触そのままに無言で引き鉄を引く。 「ッッ!!」 「荒我君!!」 荒我と彼と一緒に行動を共にする成瀬台支部員の速見は、事前の情報から網枷が能力によって銃器のようなモノを隠し持っていることは予測していた。 そのために、網枷が銃器を扱う素振りを示した瞬間に採るべき行動も最初から決めていた。つまり、速見が能力で(否応無しに)鍛えられた瞬発力を発揮し、 追撃に備えて『空力射出』を温存した状態で荒我を掴みながら速攻で射線上から離脱・・・ ズアアアアアアァァァァァッッッ!!! 「「なっ!!?」」 し切れない。銃弾そのものは事前の予測もあって何とか回避できた。しかし、放たれた銃弾の軌跡をなぞるように衝撃波が発生し、荒我達を吹き飛ばす。 それでも、『空力射出』による気流操作にてダメージを最小限に留める速見。さすがの速見でも、この状況下で後先考えずに能力を行使したりはしない。 いや、彼1人なら行使していたかもしれないのだが荒我を抱えている状況であったために彼に怪我を負わせるわけにはいかないという思考が優先された・・・というわけでも無く、 単にダメージ回避のために行使した気流操作が“速見スパイラル”では無いというだけのことであった。 『足に空気の噴出点を設定し自分をロケットのように飛ばす』のが“速見スパイラル”なのであって、速見はこの時に限って止まることを考えずに全力で能力を行使する。 言い換えれば、“速見スパイラル”以外の能力行使であれば彼は意外に臨機応変に能力を行使する。 たとえば、今のように掌に設置した噴出点を用いた気流操作によって『衝撃波の槍』を受け流したり。 「ぐっ・・・何なんだ今のはよ・・・!?」 「あれは衝撃波・・・?」 衝撃波に煽られて変な格好にて地面へ着地した荒我は、痛む体を無視して先程起きた現象に思考を働かせる。 また、速見は気流操作系能力者である自身の知識から網枷が行った攻撃の内実を察する。 「(やはり、まだまだ試作段階と言った所か。『衝槍弾頭』が想定する『衝撃波の槍』の規模には及ばないが・・・それでも今の俺には十分な武器だ)」 網枷は初めて実戦で使った試作武器の手応えを心中で分析する。彼が銃に込めた試作武器・・・それが『衝槍弾頭』と呼ばれる対暴走能力者用の武器である。 元来この武器は警備員等の“表”の治安組織にて開発が進められている代物で、弾頭の表面に特殊な溝を刻み込むことで、 銃弾の軌跡をなぞるように『衝撃波の槍』を発生させる仕組みとなっている。銃弾の小ささをカバーして余りある範囲攻撃を網枷は気に入っている。 自身の能力『偏光塗装』には攻撃力らしい攻撃力が備わっていない。自分自身や生物にも使えないという欠陥を抱える偽装能力を最大限に活かすために、 “辣腕士”は手持ち可能な範囲で、反動も無く、それでいて広範囲を攻撃可能な武器を求めていた。そこで目を付けたのが『衝槍弾頭』であったのだ。 「・・・何だ、お前は?」 網枷の剣呑な声が荒我に向けられる。事前に聞いていた情報とは違う容貌・・・黒縁眼鏡を身に付けていない“辣腕士”は想定外の乱入者に怒気を含んだ声を浴びせ掛ける。 「あぁん!?あぁ・・・そういや名乗ってなかったな。俺は・・・」 「荒我拳・・・だろう?お前の名は焔火から何回か聞いた。自白剤を飲ませた時も含めて・・・な」 「テメェ・・・!!!」 「まぁ、無能力者の“不良”を一々『書庫』で調べることはしなかったがな。労力の無駄だ」 網枷以上の怒気を露にする荒我を無視するかのように“辣腕士”は言葉を並べ立てる。荒我のことは、ある屋台のラーメン屋での出来事を焔火と葉原が話し合っていたのを耳にしたのが最初だ。 まさか恋だの何だのの関係にまで発展しているとは思っていなかったが。しかしながら、そんなことはどうでもいい。 「それより・・・お前は何だ?」 「・・・あぁ!!?」 「お前のような人間が何故ここに居る?風紀委員でも警備員でも無い“不良”が、どうしてこの俺の前に立っている?お前のような異物に用は無い」 気に入らない。気に喰わない。折角“表”の治安組織と雌雄を決することで『答え』を見出そうと考えている所に現れた異物の存在が。 『シンボル』に抱いた感情以上の苛立ち。所詮は無能力者。しかも、雑魚中の雑魚である“不良”が自分の前に立ち塞がったのだ。 この世界に意思があるのだとしたら、その意思は網枷の意思を虚仮にするかのように次々と邪魔をする。本当に気に入らない。 「網枷君・・・!!」 「速見“先輩”。どうして、こんな“不良”を連れて来たんですか?恋人のために命を張る・・・そんな理由『だけ』で彼の同行を認めたんですか?普通なら始末書モノですよ?」 速見の悲痛な声に、網枷は歯牙にもかけない“不良”を相手にする時とは違う態度でもって会話を行う。 かつては同じ風紀委員会のメンバーとして共に行動した2人は、しかし今や明確な敵対関係となって対峙せざるを得なくなっていた。 「テメェ・・・!!」 「何だ“不良”。俺はお前に用は無いとさっき言ったばか・・・」 「俺はな、確かに緋花を助けるためにここへ来た!!だがな、緋花が救出された今、その落とし前を着けるため『だけ』にここに立ってるわけじゃ無ぇぞ!!」 「ほぅ・・・何だ?言ってみろ」 「やっぱ覚えちゃいねぇか。・・・そりゃそうだよな。そんな上から目線なお前なんかの記憶に残っちゃいねぇよな」 「・・・?」 悔しそうに“笑っている”荒我に網枷は怪訝な視線を向ける。荒我の言わんとしていることに見当が付かない。 その様子に『本当に何も覚えていない』ことを察する“不良”は、かつて行動を共にした“不良達”の想いも込めて宣言する。 「俺はな、昔テメェ等『ブラックウィザード』に叩き潰されたスキルアウトの一員だ!!」 「・・・・・・」 「荒我君・・・!!」 「速見先輩。言っとくけど、俺はもうスキルアウトじゃ無ぇんだ。別に辞めたくて辞めたわけじゃ無ぇ。けど、『ブラックウィザード』のせいで俺の生活は一変した」 「・・・確かに記憶に無いな。今まで潰して来たスキルアウトの、しかも構成員の顔なんか一々覚えちゃいない。フッ、よく五体満足で生きているな?」 「・・・偶然その場に居なかっただけだ。居たら、俺もテメェ等に潰されてただろうよ」 荒我の語る過去に速見は瞠目し、網枷は多少興味を惹かれたのか話に乗る。この男には自分達を目の敵にする理由が焔火以外のことでも存在した。 自分の言葉を覆した“不良”に面白半分で応えてやるかのうように、“辣腕士”は持ち前の話術によって“不良”を責め立てる。 「なら、尚のこと。何故運良く拾った命をわざわざ捨てに来る?俺達が潰した仲間も、お前の死ぬ所など見たくもないだろうに」 「俺が死ぬなんて誰が決める!?」 「俺が殺す。お前のような“不良”に、俺が後れを取るわけが無いだろう?かつての仲間を潰され、今は恋人さえ俺達の手で一度は堕ちた。 お前が何を守れている?お前は何を守った?お前にどんな落とし前が着けられる?お前に・・・何の『力』がある?」 同時に力尽くの排除を画策する網枷は、右手に『衝槍弾頭』を込めた銃を、左手には接近戦用のナイフ―かつて麻鬼に手ほどきを受けた―を構える。 いずれも『偏光塗装』によって偽装済。倉庫内にある逃走用の車両はできる限り傷付けるわけにはいかないが、いざとなれば切り捨てる。 「重ねて言おう。俺はお前のような異物に用は無い。だから・・・さっさと死ね!!!」 “辣腕士”は、遂に自ら戦闘へ臨む。自分が求める『答え』を見出すためには、この異物を早急に排除しなければならない。 用があるのは、この場では風紀委員である速見のみ。故に眼前の“不良”を速攻で殺す。そんな彼はやはり気付かない。 無意識に求めていた『答え』だからこその見落とし。彼が言う所の異物・・・荒我拳を見てどうしても苛立ちを抑えられない“本当”の理由に。 銃から次々に『衝槍弾頭』が放たれる。この弾頭にも『偏光塗装』の膜を付与することは耐久力込みで極短時間のみ可能だったが、『衝撃波の槍』を弾頭の溝で形成する以上、 威力を弱めてしまう膜を展開する愚策を網枷は採らなかった。通常より弾速が低下する―荒我と速見が避けられた一番の要因―とは言っても人間の目で追い切れる代物では無い。 ドパアアアアァァァァッッ!!! こまめに位置取りを変え、複数の『衝撃波の槍』によって相互干渉を起こすことで網枷さえ把握し切れない複雑な気流を発生させる。 通常の銃弾では到底為しえないような破壊力を伴う気流が異物を排除せんと凄まじい速度で襲い掛かる。 グン!!! 対するは速水の『空力射出』。止まることを考える必要は無い。そんなことをしなくとも、『衝撃波の槍』のせいで否応無しに進めなくなる。 逆に言えば、この『衝撃波の槍』こそが“速見スパイラル”の『ブレーキ』となるのだ。耐久力には自信がある。 速見は網枷の標的である荒我を背に引っ付かせ、呼吸さえ困難な凌ぎ合いを迷わず敢行する。 グオオオォォッッ!!!ズザザザザザザッッッ!!!バアアァァンン!!! 倉庫内に置かれていた様々な道具や機器が『衝撃波の槍』によって吹き飛び続ける。それ等の直撃だけは何とかかわし続ける気流操作系能力者速見翔は、 “速見スパイラル”を敢行し続ける―“速見スパイラル”を止められた時は足下以外に設置した噴出点を用いた気流操作で『槍』の特性を調査する―中でいち早く『槍』の効果範囲や具体的な威力を算出した。 「(右上の壁!)」 「(!!)」 速見が『衝槍弾頭』の分析に思考を傾けている間、彼の背中に引っ付く荒我は幾度の喧嘩で養った動体視力の良さから回避方向の選択を担う。 スキルアウト時代、そして救済委員として抜群の射撃能力を持つ斬山に舎弟入りした彼は銃を扱う人間との戦闘に慣れていた。 無論恐いモノは恐いが、それが足を竦ませる理由とはならない。また、焔火を助け出すために界刺から有益な情報を引き出す手段として実力行使も選択肢に入れていた荒我は、 梯や武佐と共に光学系能力者である界刺対策をずっと話し込んでいた。奇しくも網枷は彼と同じ光学系。その時に話し込んでいた内容が今役に立っているというわけだ。 「(あの野郎は無生物にしか膜を施せない。だから丸見えだ。隠している銃の引き金を引くテメェの指がよ!!)」 強烈な風圧を我慢しながら荒我は網枷の指の動きに着目する。光学偽装の要である『偏光塗装』は自分自身には付与できない。 引き鉄を含めた銃全体に膜を付与することはできても、引き鉄を引く指そのものには光学偽装を施せないのだ。 荒我達は知る由も無いが、『空力射出』を含めてこんな対処が実行可能なのも『衝槍弾頭』の弾速が通常より落ちているからこそである。 カチッ、カチッ! 唐突に衝撃波の嵐が止んだ。荒我と速見は瞬時に察知する。とうとう弾切れを起こしたのだ。網枷もすかさず空となった弾倉を取り出し、再装填を行おうとする。 今が最大のチャンス。網枷の懐へ飛び一気にケリを着けるチャンスと判断し、速見は迷わず“速見スパイラル”の実行へ移る。 グン!!! “速見スパイラル”発動の音が倉庫内に木霊する。一気に距離を詰める速見と荒我に後ずさる網枷。その顔は・・・“笑っていた”。 「(ヤベェ!!)」 不気味な笑みと後ずさるフリで、実は腰を低くした上で待ち構える体勢を取った“辣腕士”を眼に映した荒我は、 脚に多大な負担が掛かるのも厭わずに“速見スパイラル”の減速及び方向転換を試みる。速見の首を後方から左斜めへ無理矢理押し倒すように力を加えて。 ザクッ!!! 「グアッ!!?」 「チィィッ!!!」 「グッ!!!」 交錯の際に三者三様の呻き声が発せられる。1人は『偏光塗装』にて隠し持っていたナイフによって右太腿を刺された故の声、 1人は何とか致命傷は避けられたものの被害を食い止められなかった故の声、1人は“速見スパイラル”の勢いをナイフを持つ左手一本で受け止めたために手首が折れた故の声。 騙し合いと凌ぎ合いが齎した結果が3人を襲い、3人共地面を転がり回った。その中で脚の腱を痛めたらしい“不良”が真っ先に叫んだ。 「速見先輩!!大丈夫っすか!!?」 「荒・・・我く、ん。な、何とか・・・ううっ!!」 「チッ!!ナイフが中途半端に折れてやがる。これじゃ、かえって抜けねぇぞ!!」 痛みに蹲る速見の傷跡を眺める荒我。“速見スパイラル”の威力にナイフも耐えられなかったのだろう、中途半端な部分から折れていたために指の力のみで引き抜く必要があった。 手全体の力を使うのならまだしも、指だけの力では力が入り難い。無理矢理引き抜こうとすれば、かえって他の部分を傷付ける恐れさえあった。 「(チィ・・・麻鬼さんのようにはいかないか。手首の骨を折ってしまうとは・・・誤算だな)」 他方、速見に大きな傷を負わせた網枷自身も手首の骨を折るという失態を犯していた。腱を傷めたりヒビが入るくらいは覚悟していたが骨折はさすがに想定外だ。 これでは弾倉の再装填すらままならない。そもそも、先程の交錯で銃が遠方へ吹き飛んでしまっている状況だ。 僅かの隙が致命的になりかねない。自身の手際の悪さに自嘲する網枷は、この中で一番傷が浅い“不良”へ対処するために立ち上がる。 「どうした、“不良”?何だ、このザマは?行動を共にする仲間すら満足に守れないのか、お前は?」 「テメェ・・・!!」 「お前はどれだけ無力なんだ?そんな体たらくで、どうやって落とし前を着けると言うんだ?お前なら、傷を負った今の俺でも楽に殺せそうだ」 「テメェ!!!」 “辣腕士”の度重なる挑発に我慢できなくなった“不良”はその拳を振るうために走り出す。 一方、網枷は先程張った“罠”の位置を確認しながらこれみよがしに右手に持ったナイフを煌かせる。 「お前如きに『偏光塗装』を使う必要は無い。さっき刺した風紀委員のように、お前もこいつの餌食にしてやろう」 「やれるモンならやってみやがれ!!!」 激昂する“不良”が疾走する。痛みを訴える脚を無視して自慢の拳を網枷へ放つ。手加減抜きの右ストレートが網枷の顔面目掛けて・・・ ガキッ!!! 「グアッ!!?」 放たれることは無かった。当たる直前に網枷は回避行動を取り、荒我の拳から逃れる。代わりに、人体とは思えない固さを有するモノに全力で殴り掛かったために発生した激痛が荒我を襲う。 「ングッ!!?」 しかし、回避行動を取ったことで骨折した左手の激痛が再び発生したために動きが鈍る網枷。それでも、ここで荒我を仕留めようとナイフを右手に一直線に突っ込む。 「ッッ!!!」 それが荒我にとって幸いした。一直線というのはえてして相手に読まれやすい行動である。先程激昂した荒我がまさにそうだったように。 痛みのためにプランが崩れた網枷にも焦りがあった。故に、荒我はわざと体を地面へ倒れ込むことで危うくも危難を逃れたのだ。 「ハァ・・・ハァ・・・。チッ、何が『「偏光塗装」を使う必要は無い』だ。思いっきりその“車”に使ってんじゃねぇか」 「ハァ・・・ハァ・・・」 急いで距離を取った荒我と突貫によって距離が離れてしまった網枷が互いに荒い息を吐き続ける。位置としては、荒我達が侵入して来た壁穴が網枷の後方にあり、 荒我が網枷の斜め前に居るといった具合である。その中で、荒我は自分が誤って殴ったモノが(逃走用の)“車”であったことに気付く。 仕掛けたのは少し前の交錯時。自分と速見が転がり続けた際に、同じく転がった網枷が近くの車に触れて『偏光塗装』を仕掛けたのだ。 転がっていたために数瞬方向感覚を失った荒我達を欺くために施した“罠”。あの一瞬でそこまで考えられる“辣腕士”に多少以上の凄みを感じる“不良”。 「網枷双真・・・」 「お前に気安く呼ばれる筋合いは無い」 「お前・・・どうして風紀委員を裏切ったんだ?どうして『ブラックウィザード』に入ったんだ?」 だからこそ知りたい。これ程の秀才が、どうして風紀委員を裏切って『ブラックウィザード』の一員になったのかを。 「そんなことをお前に話す義理は無い」 「俺にはよ・・・理解できねぇんだ。何で、お前は緋花を“手駒達”にしなかったのか・・・てことが」 「・・・・・・」 「罪悪感から逃れるためなのかもしれねぇ。ほんの気紛れなのかもしれねぇ。でもよ、こうやって“必死に戦っている”お前を見てるとよ・・・どうしてもそう思えねぇんだ。 俺にはよぉ・・・お前が単なる卑怯者なんて風には見えねぇんだ」 「何を言い出すのかと思えば・・・卑怯な手ならついさっき使ったばかりだろう?もう忘れたのか?」 「俺はよ・・・舎弟や速見先輩達の話全部ひっくるめて『偏光塗装』で一番恐かったのが『爆発物の光学偽装』だったんだよな」 荒我は思い出す。梯や武佐、そして速見達と共に光学系能力・・・ひいては網枷の『偏光塗装』で何が一番厄介なのかを話し合った時のことを。 『爆発物を偽装されるのは厄介でやんすよね?』 『梯君の言う通りだね。知らず知らずの内に偽装された地雷の上を踏んじゃってドカンは恐いよ、うん』 『網枷君の「偏光塗装」は無生物・・・つまりは物体にしか付与できない。彼が手段を問わないのであれば、「爆発物の光学偽装」が一番厄介だろうね』 荒我は見出す。本当に『今』の網枷が手段を問わない卑劣漢の塊であったとすれば、この倉庫内に光学偽装を施した爆発物を設置して追い込むことだってする筈だ。 具体的な症状はわからないが左手を傷める前に幾らでも実行する機会はあった筈だ。それこそ爆発物の設置が困難になる衝撃波を生み出す弾頭など使わずに、 もっと『爆発物の光学偽装』に適した武器の選択をしてもよかった筈だ。それだけの時間的余裕はあった筈だ。 「何で、自分の能力で一番の強みを活かした戦法を使わなかったんだ?光学系能力は欺いてナンボだろうが」 「まさか、俺が『爆発物の光学偽装』をせずに銃やナイフに光学偽装を施したから卑怯者じゃ無いとでも言い張るつもりか? だったら、それは盛大な勘違いだな。そもそも、この衝撃波を生み出す銃弾でお前達の命を軽く奪うことができると考えていたとしても・・・」 「なら、それはお前が“自分の手でケリを着けたい”と思ってる何よりの証拠になるんじゃねぇか?『爆発物の光学偽装』なんていう“間接的”な代物じゃ無くて、 銃でも衝撃波でもナイフでも、“自分の手”を使った“直接的”な決着を『今』のお前は望んでいるんじゃねぇか?さっきの“車”の偽装も、ナイフを突き刺すためのモノだろうが」 「ッッ!!!」 今度こそ網枷の言葉が止まる。この“不良”は時に相手の本心を射抜く言葉を吐く。“己を貫き通す拳”を持つ彼だからこそ、己を否定するような人間の矛盾に気付くことができる。 『荒れた世でも「我(われ)」を拳1つで貫ける男になれるように』という想いが込められた名前を持つ荒我拳だからこそ、 重徳力と対峙した時のように無意識的にでも矛盾を抱える網枷双真の葛藤を見抜くことができるのだ。 「聞いたぜ?緋花を最後に戦闘不能に追い込んだのはお前だってな。成瀬台に強襲を仕掛けた作戦のアレンジもお前がしたんだろ? どっちもお前は最前線に立ってるじゃねぇか。スパイ活動だって、お前は自分の体を張ってるじゃねぇか。心底卑怯者だってんなら、そんな真似をするかよ。 自分だけは安全地帯に留まって、卑劣な手をドンドン使ってほくそ笑むのが本当の卑怯者だ。お前は卑怯者だろうけど、完全な卑怯者じゃ無い」 「・・・!!!」 「だからわかんねぇ。何でお前は『ブラックウィザード』に居るんだ?居続けられるんだ?俺が知る『ブラックウィザード』は悪辣非道を地で行く集団だ。 お前みてぇに心底卑怯者じゃ無い人間が・・・何の考えも無しで加入したわけでも無理矢理加入させられたわけでも無さそうなお前がどうしてそんな組織に居続けられるんだ? もし、居続けられるってんならそこには理由がある筈だ。風紀委員を裏切ってでも居続ける確かな理由が・・・・・・ハッ!もしかして・・・東雲真慈・・・か?」 東雲真慈。“孤独を往く皇帝”として“裏”の世界に轟く『ブラックウィザード』のリーダー。 『ブラックウィザード』のような大組織を纏め上げるのだから、そのリーダーシップは凄まじいモノがあると見ていい。 身に着ける眼帯に刺繍された眼球印を構成員達が『ブラックウィザード』のトレードマークとしている噂を聞く程である。 彼のカリスマ性に惹かれる人間も多いだろう。仮に、網枷が『ブラックウィザード』に居続ける理由としてリーダーである東雲が大きく関わっているとしたら・・・。 「・・・だとしたら?」 「東雲真慈は・・・風紀委員を裏切ってまで着いて行く価値のある人間なのか!!?」 「あぁ・・・あるさ」 空気が一変する。冷たい冷たい声が、“辣腕士”の口から漏れ出る。その心中の“熱さ”を懸命に抑えるかのように冷たく・・・冷たく。 「お前のような“不良”には理解できないだろう。あの人の・・・東雲さんの偉大さが」 「偉大さ・・・だと?」 「あの人は俺の運命を変えてくれた。俺を再び立ち上がらせてくれた。風紀委員や警備員では守れないモノを守る『力』を教えてくれた」 「風紀委員や警備員には守れない・・・?」 「お前のような無知な人間が楽でいいな。この学園都市が一体どれ程の矛盾を抱えているか、無知で無能なお前は未だ知らないのだから」 「(コイツ・・・何を言ってやがる・・・!?)」 網枷が続々と発する抽象的な言葉に理解が追い着かない荒我。最初の方は救済委員である荒我にも何となく予想は付いたのだが、最後の方は全く理解できなかった。 そんな“不良”を哀れな視線を差し向ける“辣腕士”は、自身が信望する“弧皇”の偉大さを声高に示す。 「だが、あの人なら変えられる。この学園都市に巣食うしがらみを全て潰すことができる!!俺が命を賭す程の価値があるあの東雲真慈なら!! わかるか、荒我拳!!?あの人を今失うことがこの学園都市にとってどれ程の痛手かを!!まぁ、お前のような無知で無能な人間には理解でき・・・」 「馬鹿だね、君は」 「「!!!」」 演説にも似た“辣腕士”の言葉を遮るかのように、そして彼の行為を『馬鹿』と片付けた男の声が荒我と網枷の鼓膜を叩く。 放ったのは成瀬台支部員速見翔。脚の負傷に顔を歪める彼の瞳に灯る炎は、傷を負って尚些かの衰えを感じさせない。 「本当に馬鹿だね、君は。僕もよく馬鹿って言われるけど、君程馬鹿じゃ無いということだけは胸を張って言えるかな」 「お前・・・!!」 「僕も実は聞いたんだ。君が風紀委員に疑念を持つ『切欠』になったかもしれない176支部員の辞職の件について」 「ッッ!!!」 速見達成瀬台単独行動組は、椎倉を通じて176支部リーダーを務める加賀美から網枷に関する様々な情報を得ていた。 その中にあったのが、網枷が慕っていた同期の辞職。加賀美自身は自分の至らなさを嘆いていたが、今までの網枷の言葉を聞いた速見は別の可能性を見出していた。 「そして、今までの会話を聞いて確信した。君は君自身の弱さに負けただけだってことに僕は気が付いたんだよ」 「弱さだと!?」 「そうさ。君は風紀委員や警備員では守れないモノがあるって言ったよね?そして、それ等を守るために『ブラックウィザード』のリーダーに着いて行った。 これってさ、君が慕っていた同期に対するアクションと瓜二つじゃないか。君自身、その同期に引っ張って貰っていたんだろ?」 「うっ・・・!!!」 「同期が理由不明の辞職をした後、君は相当落ち込んでいたらしいね。当時の出欠を確認したら、君は体調不良を理由によく風紀活動を休んでいた。 しかも、風路鏡子さんの急性薬物中毒が同期の辞職後約1ヵ月が経った頃に起きている。ということは、君が『ブラックウィザード』のリーダーに出会ったのはその1ヶ月の間だ。 傷心真っ只中に居る君にとって、東雲真慈はさぞかし魅力的に映ったんだろうね。話し振りから察するに、その時に何か事件でもあったのかな?」 「事件・・・すか?」 「そうだ。何らかの『切欠』となるような事件・・・たとえばスキルアウトや強盗と接触してしまったとかかな。 そういう『切欠』を経て東雲と出会ったのなら彼の心酔振りも理解できる。危機を救って貰った人間に必要以上に憧れるみたいな?荒我君はそういう経験無い?」 「あぁ・・・あるっすね。その気持ち、よーくわかります」 速見の的確な指摘に黙り込む網枷とは対照的に、斬山に救われた頃を思い返す荒我は速見の言いたいことを理解する。 速見の指摘が正しいのであれば、荒我にとっての斬山が網枷にとっての東雲ということになる。この図式なら、網枷が東雲に心酔する理由もよく理解できる。 「網枷君。“だから”、君は荒我君が気に入らないんだろ?荒我君の有り様が、かつての自分を思い出させるから。 無力で無知で無能と『君が』判断する彼を、君はかつての自身と被らせて見ている。色んなモノを守れなかった荒我君と、 風紀委員として色んなモノを守れなかった自分を重ねて見ている。あぁ、荒我君。怒らないで聞いてね?僕は君を無力とも無知とも無能とも思っていないからさ」 「りょ、了解っす!」 「網枷君。君が風紀委員である僕と戦うことを望み、風紀委員では無い荒我君を相手としなかった態度から察するに、君はまだ風紀委員に未練があるんじゃないかな? そうでなかったら『始末書モノですよ』なんて言わないんじゃない?未練が無いと言い張るのなら、どうして僕と戦うことを強く望むんだ? 君の言葉には未練がある。悔恨がある。風紀委員の僕だからこそわかる。君は“自分の手で確かめたいんだ”。証明したいんだ。 君が失望した風紀委員は君自身が思った通りに守るべき人を守れない組織であることを、他ならぬ君の手で!!」 網枷に引けを取らない演説をぶちかます速見は、推測しているもう1つの事柄を敢えて言葉に出すことを止めた。 それは、『未練から生じた風紀委員への期待を無意識的にでも網枷が今でも持っている』という予測。しかし、これを言った所で何が変わるわけでも無い。 どんな思惑や理由があろうと、網枷は許されない罪を数多く積み重ねたのだ。今後彼に待ち受ける未来に明るい展望など存在しない。 「・・・気に入らねぇな」 「荒我君・・・」 速見の言葉が“不良”の炎に火を点ける。網枷が反論しないことからして、多かれ少なかれ速見の推測に事実である部分が混ざっているのだろう。 その事実が荒我の心に凄まじい炎が燃え滾る。かつて、成瀬台支部員や『シンボル』と共に殴り込みを掛けた6月初旬に対峙した1人の男を思い出したが故に。 「俺ぁ、前にある男とステゴロでタイマンを張ったことがある。無能力者の仲間に裏切られるのが恐くて能力者である事実を隠していた臆病者でよ、 自分を裏切らない確証が欲しくて狡い真似を使って色んな人間を傷付けていた野郎だ。網枷・・・テメェも一緒だよ」 傷めた脚に、それでも活を入れる。そうすることで、自分が立つ『位置』を再確認するように。 「テメェは臆病者だ。同期の辞職で傷心した自分(テメェ)の本心を最初に打ち明けるべきだった風紀委員(なかま)を頼らなかった。頼ろうともしなかった。 頼らなかった理由までは知らねぇ。頼れない理由があったのかもしれねぇ。でも、頼ろうとさえしなかったテメェの判断は間違いだったってことは確信をもって言える!!」 激痛が走っていた拳を、それでも強く握り込む。そうすることで、自身の中を貫く一本筋に力を込めるように。 「東雲に惚れ込んだテメェの気持ちは正直わかるぜ?俺も似たような経験があるしな。俺とお前は、確かに似通った部分を持ってるのかもしれねぇ。 だったら、この俺の拳でテメェをぶっ潰す!!テメェの間違った選択の行き着く先を、この俺の拳で見せてやる!!」 不屈の意志を示す眼光を灯し、“己を貫き通す拳”を持つ『漢』は落とし前を着けるために無言の“辣腕士”へゆっくりと歩を進める。 焔火のこと、かつての仲間のこと、そして自分のこと。様々な落とし前を着けるべく、“不良”はその拳に力を込める。 「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」 「なっ・・・!?」 「網枷・・・君」 何の前触れも無しに、唐突に“辣腕士”が大声を挙げて笑い出す。網枷の様子の激変振りに荒我と速見は戸惑いを隠せない。 気が狂ったのか、はたまたこれも何かの策なのか。容易に判断が付かない現状を打ち破ったのは当の網枷であった。 「ハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・・・・ふぅ。フン、言いたい放題だな」 十数秒もの間笑い続けた網枷は、笑みそのものは崩さず腰を落として臨戦態勢に入る。右手に握るナイフを『偏光塗装』で隠しながら、何時でも動けるように。 「テメェ・・・」 「荒我拳。俺は東雲さんと出会うに至った選択を間違いだとは思わない。今も、昔も、これからも」 「わからねぇのか!?テメェは間違ったんだよ!!頼るべき本当の相手を・・・!!」 「そんなことを誰が決める!!!??誰が決められる権利を持つ!!!??」 「ッッッ!!!」 網枷の瞳に荒我と同種の光が灯る。荒我が斬山に救われたことで今の自分を確立したように、網枷も東雲に救われたことで今の自分を確立した。 その偶然や己の選択に『間違い』などという結論を貼り付ける存在を網枷は断じて許さない。荒我が己を貫き通すように、網枷も最後の最後まで自分を貫き通す。 「選択の善し悪しなど、結局はその当人にしか判別できない!!俺は自分の選択を後悔しない!!東雲真慈に出会った偶然を幸運と思いこそすれ、不運だとは一切思わない!!! 俺は東雲真慈と共に往く!!その行く手を阻むモノは何人たりとも許さん!!たとえ、行く手を阻むのが世界であったとしても、俺は俺の『力』でもって世界ごと捻じ伏せてみせる!!!」 「テメェ・・・!!!」 「俺とお前は似ている。それは認めよう。なればこそ、俺もお前を全力で叩き潰す。躊躇いも未練も悔恨も、この一戦で全て断ち切ってやろう!!」 凄まじい感情の迸りが“辣腕士”の体や言葉から発せられる。正真正銘これが網枷双真の想い。自分が歩んだ選択を後悔しない『漢』の顔。 そんな自分とは違う、しかし何処か似ている『漢』の凛々しい表情を見て、対峙する『漢』は微かに笑みを浮かべる。 「・・・いいな。いいぜ、お前。最初に比べていい顔になったじゃねぇか。本当に惜しいぜ。お前とは別の形で・・・それこそ東雲とお前が出会う前に会いたかったモンだぜ」 「俺は今回だけで十分だ」 「へっ、つれねぇ奴。まぁ、最低でも俺のオンナに手を出した落とし前だけは着けさせて貰うぜ。・・・速見先輩。ここは俺に任せて貰えませんか?」 「・・・悔しいけど、僕より君の方がまともに動けそうだ。でも、いざという時は僕も動くからね。無理だけはしないで」 「・・・了解!!」 速見の了解も取り付けた荒我は網枷と最後の勝負に臨む。空気でわかる。次の交錯で全てが決まる・・・と。 ピリピリとした緊張が荒我と網枷の周囲を漂う。喉が渇く。汗が滲む。負ったダメージ的に両者共長期戦は無理。狙うは・・・一撃による決着。 「俺は“俺”を貫く!!何時だってな!!!」 「俺は『答え』を見出す!!絶対にな!!!」 地を蹴る足、握り締める拳、空気を切り裂くナイフ、相手を叩き潰すために全力を賭して突貫する『漢』2人は遂に最後の交錯を果たす。その結果は・・・ ドゴオオオォォッッ!!!!! ナイフを紙一重でかわした荒我の拳が倉庫内に響く程の音を立てて網枷の左頬を直撃した。荒我拳渾身の一撃を喰らった網枷は、殴られた勢いそのままに後方へ転がって行く。 「(今のは・・・わざと!!?)」 だがしかし、刹那の交錯に勝利した筈の荒我の背中に強烈な悪寒が走る。何故なら、ナイフを紙一重でかわす直前に網枷のナイフを振り抜く速度が“緩んだ”気がしたからである。 それでも渾身の一撃が命中したことには変わりない。自分の全力を振り絞った拳をまともに喰らって戦闘続行を為しえる者など・・・ ガチャッ!!! 悪寒と勝利の確信の狭間を揺れ動いていた荒我の目に映ったのは、外壁の穴へ勢いよく転がる網枷が地面に落ちていた―交錯前から付与しておいた『偏光塗装』の膜によって、 吹き飛んだ銃を光学偽装していた―銃を左腕の脇に抱え、懐の『衝槍弾頭』入り弾倉を右手で掴んだ直後に装填する姿。 荒我は知る。網枷は最初からこれを狙っていたのだと。網枷は知っていた。速見を致命傷から救うために脚へ多大な負担を掛けたことで、 荒我の脚には十分な力が入らない状態になっていたことを。そんな状態で振り抜いた拳で、常のような威力が発揮されるわけが無いことを。 「荒我君!!!」 網枷が銃を掴んだ瞬間に“速見スパイラル”を発動した速見は、怪我を負っていない左足裏に噴出点を設け、網枷の照準が定まる前に荒我を救出するべく突進する。 ガチッ!!! 速見が荒我を捕まえたと同時に網枷が銃口を向ける。但し、それは荒我達にでは無い。彼が定めた照準の先にあるのは・・・(逃走用の)車。 車を走行させるために燃料が積まれ、仮にそこへ銃弾がぶち込まれれば盛大に爆発を起こすことは確実な『爆発物』。 下手をしなくても網枷自身も爆発の被害を喰らうこの距離で銃口を向けた意味を瞬時に悟る荒我と速見が最後に見たのは、“辣腕士”の曇り無き『笑顔』であった。 「網枷えええええええぇぇぇぇっっっ!!!」 「アアアアアァァァッッ!!!」 「ハハハハハハハハハハ!!!」 最後の最後に『爆発物(起動のため)の光学偽装』を行った“辣腕士”の凶行に荒我は怒りの咆哮を挙げ、速見は負傷した脚にどんな影響を与えるかも無視しながら 右足裏に噴出点を設置した後に脚の腱が切れる程の全力を手榴弾によってできた穴へ向かうために行使・荒我と共に死地からの脱出を図る。 そして・・・凶行の首謀者網枷双真は爆発するその瞬間まで唯只管に笑い続けていた。 continue!!
https://w.atwiki.jp/neco-tw/pages/15.html
寵物 寵物為何? HP與傷害回復 回復親密度 成長 轉生 寵物進化 寵物訓練場 其他注意事項 軟殼收集 騎乘寵物的特色 寵物為何? 寵物是跟著角色一起旅行的夥伴,利用道具欄裝備後,可以把寵物給呼叫出來。 共同職業中的「馴獸師」,可以習得各種命令寵物的技能。 在訓練寵物中,能有效的令寵物成長。 另外,寵物「守護靈‧布斯特」系列,不僅會使用到寵物欄位(Pet),也會使用到背包欄位(Back pack)。 HP與傷害回復 寵物也有HP的設定,受到傷害的話HP會減少。 寵物HP歸0的話,會自動回到物品欄中,並減少1親密度。 HP約每5秒(如果飼主是坐下狀態的時候,回復的時間會稍為長一點點)會回復一定的量的HP(寵物的最大HP×2.5%)。 另外,當寵物回復HP時,飼主的HP會跟著減少。也就是說「飼主→寵物」,以這樣的方式在移動HP,也就是被寵物吸血。 當飼主的HP剩下1的時候,寵物的自動回復就會停止。 使用寵物專用的回復道具與恢復技能,可以恢復寵物HP。 當寵物因死亡而回到物品欄中,再次裝備上去時,寵物的HP將會回復到全滿的狀態。 回復親密度 寵物HP歸0的話,會自動回到物品欄中,並減少1親密度。 在鬥技場、騎士團演習中,寵物死亡也一樣會減少親密度。 寵物在親密度為0時,會進入休眠狀態,這時候寵物就不能裝備(呼叫)出來。 回復親密度的話,有專門的NPC提供治療,也有道具可以回復。 若要治療寵物的話,必需要有10名聲,也就是成功的完成任務10次以上。 NPC治療寵物,為每個角色每日可以治療一次(重置時間為每天的0 00)。 同一帳號內包括DEM,共四個角色可以用於治療寵物,所以一天最多可以回覆12點親密度(寵物仙人×4)。 另外,其他可以治療寵物的NPC,治療寵物時會有某些會有條件,或者針對寵物的限制。推薦給寵物仙人治療,完成寵物仙人的任務事件的話,可以讓任何種類的寵物接受治療(一次回復3點親密度)。 NPC名 所在MAP 親密度 回復量 可回復的 寵物種類 可以接受 治療的條件 村裡的寵物醫生 北岬 1 全部 無條件 村裡的寵物醫生 南岬 1 全部 無條件 寵物醫生 莫古城‧莫古寵物咖啡廳 1 全部 無條件 寵物醫生 湯卡島 3 犬系限定 無條件 寵物飼養員 哞哞草原 1 全部 無條件 美人魚的寵物醫生 沃特雷亞內 1 全部 給想要珍珠的美人魚珍珠×2 (任務事件以角色為單位) 寵物仙人 哞哞草原‧寵物小屋 3 全部 取得爬蟲活動事件結束後 破碎的電路機械 水果森林 3 凱堤(藍)限定 取得凱堤(藍)活動事件結束後 墓 道米尼界軍艦島 3 凱堤(新綠)限定 取得凱堤(新綠)活動事件結束後 親密度回復道具 回復道具目前有兩種(遊戲中可入手),道具沒有使用數量上的限制。 道具名稱 回復量 入手方法 愛心糖果 15 從各地的寵物醫生或寵物飼養員講話可以拿(每個帳號一個) (必需任務完成10次以上的名聲) 季節活動有機會可以拿到,現在木箱12可以獲得。 愛心豆 1 泰迪島的任務獎勵。 木箱7可以獲得。 成長 寵物有能力值設定,寵物的行動會有一定機率影響到能力值的成長。 能力值的成長是有界限的。 成長的條件 寵物的普通攻擊、技能所造成傷害。 寵物被普通攻擊、技能所造成傷害。 寵物的支援、回復技能的使用。 在騎寵的情況下,對HP有變化技能不會上升。 使用寵物專用的回復道具。 成長的提示 攻擊、防禦命中的時候,有一定的機率會成長。 傷害0、MISS與Avoid的情況時,不會成長。成長與否,造成傷害量與被傷害量有關。 回復力(三種)的能力值上升與專用回復道具的使用有關係。除此之外,沒有辦法上升回復力。 (魔法回復力,在寵物進行魔法攻擊時會上升) 鬥技場的寵物成長速度低下,親密度會減少,但是寵物還是可以成長。 在安全地區的情況下,成長速度會低下。然後會自然恢復的場所,寵物能力值不會成長。 騎寵的話,超過容量等等會造成行動不能的狀態,如裝備弓與槍(沒有子彈)造成的不能反擊的狀況,寵物是不會成長的。 攻擊自然物與野外BOSS的石像,也是會成長的。 舒諾武雪原、東阿古諾尼亞海岸、步行者沙漠的寵物訓練場中,會自動習得技能「養殖」,比在其他地區更容易成長。 學習到訓獸師的被動技能「成長」,成長速度會明顯上升。 伊莉絲卡片中的「優秀領袖的心得」,會增加成長率。 「養殖」、「成長」、「優秀領袖的心得」的寵物成長率可以疊加,這些被動技能可以使寵物容易成長。 上升素質 寵物有特有的素質,寵物素質表中採用方便觀看及撰寫的素質縮寫名稱。 藍字的為隱藏素質,並不會顯示在寵物的詳細訊息中。 如果是Union寵物,攻擊速度及詠唱速度,可以在右鍵的詳細訊息中確認。 不同寵物有的物理攻擊的類型打、斬、刺。每個寵物只會有一種的攻擊類型。 素質名稱 素質簡稱 素質詳細 對應的 基本能力值 轉生時 影響的基本能力值 HP HP 寵物耐久力 VIT STR、VIT 物理攻擊力 (打、斬、刺) ATK 影響給敵人的物理攻擊傷害量 STR STR 魔法攻擊力 M.ATK 影響魔法系技能的效果數值 INT、MAG INT、MAG 防禦力 DEF 影響敵方物理攻擊傷害量 VIT VIT 魔法防禦力 M.DEF 影響敵方魔法攻擊傷害量 MAG MAG 近距離命中力 S.HIT 影響寵物進行物理攻擊時的命中率(格林機關砲除外) DEX DEX 遠距離命中力 L.HIT 影響格林機關砲的物理攻擊命中率 INT INT 魔法命中 M.HIT 影響寵物狀態異常攻擊的成功率? INT INT 近距離迴避 S.AVOID 影響受到近距離攻擊的迴避率 AGI AGI 遠距離迴避 L.AVOID 影響受到遠距離攻擊的迴避率 AGI AGI 魔法抵抗 M.RST 影響受到狀態異常攻擊的抵抗率 MAG MAG 會心一擊 CRITICAL 提高會心一擊(爆擊)的出現率 DEX DEX 攻擊速度 A.SPD 縮短攻擊間隔的時間 STR STR 詠唱速度 C.SPD 縮短施展魔法系技能間隔 DEX DEX 會心一擊迴避 C.AVOID 受到敵人會心一擊的機率較小 AGI AGI 回復力 RCV 影響寵物HP回復的回復量 VIT VIT 魔法回復力 M.RCV 影響寵物MP回復的回復量 一般寵物的話,轉生後數值回到0,而且數值不會上升 - - 精力回復力 S.RCV 影響寵物SP回復的回復量 一般寵物的話,轉生後數值回到0,而且數值不會上升 - - 實際不同情況影響的成長素質。 藍字是騎寵才會發生的現象。 情況 成長素質 增加成長機率的蔬菜條 寵物物理攻擊命中 HP、物理攻擊力、近距離命中、遠距離命中、攻擊速度 力量蔬菜條 寵物物理攻擊技能命中 HP、物理攻擊力、近距離命中、遠距離命中、攻擊速度、魔法攻擊力、魔法命中、詠唱速度 力量蔬菜條 寵物魔法攻擊技能、回復技能命中 HP、魔法攻擊力、魔法命中、魔法回復力、詠唱速度 魔法蔬菜條 寵物使用支援技能 HP、魔法攻擊力、魔法防禦力、魔法命中、魔法抵抗、詠唱速度 沒有 騎乘寵物時物理系技能命中 HP、物理攻擊力、近距離命中、遠距離命中、攻擊速度、魔法攻擊力、魔法命中、詠唱速度 魔法蔬菜條? 騎乘寵物時魔法系技能使用 騎乘寵物時使用「治癒之火」回復 魔法攻擊力、魔法命中、詠唱速度、魔法防禦力、魔法抵抗、魔法回復力 魔法蔬菜條、 魔法守護蔬菜條? 寵物被物理攻擊命中 HP、防禦力、近距離迴避、遠距離迴避 守護蔬菜條 寵物被技能命中 HP、遠距離迴避、魔法防禦力、魔法抵抗、魔法回復力 魔法守護蔬菜條 寵物會心攻擊命中 寵物被會心攻擊命中 會心一擊、會心一擊迴避 會心蔬菜條 寵物專用回復道具使用 HP、回復力、魔法回復力、耐力回復力 回復蔬菜條 拓荒者「アートフルトラップ」回復效果 魔法攻擊力、魔法命中、詠唱速度、魔法防禦力、魔法抵抗、魔法回復力 回復蔬菜條 促進成長道具 使用寵物蔬菜,(對應的蔬菜條)素質的成長機率會上升。 使用寵物蔬菜不用選擇使用對象,使用後對角色自己產生效果。 憑依中使用,不是針對宿主,而是對使用者本人產生效果。 寵物交換不會影響效果,即就算更換寵物效果也不會消失(效果是針對角色本身) 進行地圖移動的話,效果則會在過圖後消失。 在效果時間內,裝備中的寵物素質,成長機率上升。 具體的上升程度不明,但是有顯著的效果。 訓獸師的被動技能「成長」,成長上升效果會更加明顯。 除了「超級蔬菜條」以外,其他時間都為10分(600秒)。 寵物蔬菜有以下的種類 物品名 狀態名‧效果時間 種類 獲得方法 力量蔬菜條 攻擊訓練 10分 捲軸 東岬的NPC‧媽媽(1號店)販售 各3000G,可利用技能「折扣」 魔法蔬菜條 魔法訓練 守護蔬菜條 防禦訓練 魔法守護蔬菜條 魔法防禦訓練 會心蔬菜條 會心訓練 回復蔬菜條 快速收集 スーパーベジスティック 馴養 食物 寶箱15 愛情貓飯 每日泰迪 超級蔬菜條 超スーパーベジスティック (額外的項目效果) 60分 道具 每日泰迪 ECOSHOP(6個) ※超級蔬菜棒在遊戲中的說明與實際效果有差 ※寵物的自動使用技能有限制,無論使用哪種蔬菜棒成長率都不會上升。在使用上需要注意。 轉生 寵物素質成長到上限值的話,就可以進行轉生。(魔法回復力與精力回復力就算達到上限,寵物也不能進行轉生) 寵物轉生要找哞哞草原的NPC「寵物仙人」(取得爬蟲活動事件結束後)。 寵物轉生要將要轉生的寵物裝備在身上。 轉生後寵物基本能力值上升,這些能力值上升後,所關聯的部份素質上限(參考下表)也會提升。 然後,角色本身的狀態並不會上升。藍字為隱藏素質。 達到上限的素質 上升能力值 上升素質 物理攻擊力 攻擊速度 STR 物理攻擊力 HP 攻擊速度 近距離命中 會心一擊 詠唱速度 DEX 近距離命中 會心一擊 詠唱速度 魔法攻擊力 魔法命中 遠距離命中 INT 魔法攻擊力 魔法命中 遠距離命中 HP 防禦力 回復力 VIT HP 防禦力 回復力 近距離迴避 遠距離迴避 會心一擊迴避 AGI 近距離迴避 遠距離迴避 會心一擊迴避 魔法攻擊力 魔法防禦力 魔法抵抗 MAG 魔法攻擊力 魔法防禦力 魔法抵抗 魔法回復力 - - 精力回復力 - - 基本能力值達到上限後,一個素質就會上升1。 能力值上升1,對應的素質上限就會1+。 上升的能力值,能在轉生的時候進行確認。 轉生之後,達到上限的素質會全部重置。 例如,物理攻擊力、近距離迴避、遠距離迴避達到上限後轉生後,STR+1、AGI+2,這樣就是物理攻擊力、HP與攻擊速度各+1,近距離迴避、遠距離迴避與會心一擊迴避各+2。這樣的情況下,相關於HP、攻擊速度、會心一擊迴避,這些素質會增加,但是不會被重置。 轉生上升的素質,會在轉生後以+的狀態表示。比如說,汪汪在STR+2的狀況下轉生,轉生後就是物理攻擊力+2,尚未轉生的狀態+126為上限值,轉生後成長為+128。 轉生後上升的素質,會以橘色的字來表示。 包含隱藏素質的全滿轉生為STR+2、DEX+3、INT+3、VIT+3、AGI+3、MAG+3 轉生後,親密度會一口氣回復至全滿。 轉生次為上限為30次。(*被遺棄的小狗巴護為15回) 轉生的話,需要「已轉生次數×500G」的費用。第一次轉生是免費的。 轉生上升的素質輸出,STR為最大攻擊力、MAG、INT為最大魔法攻擊力。然後轉生後攻擊力將出現變化。 成長時,上升的為最小攻擊力+最大攻擊力 轉生時,上升的為最大攻擊力。 寵物進化 使用寵物進化系統,寵物(基本素質與成長上限上升)的成長,基本名稱與外觀上也會有變化。 想要使用寵物進化系統的話,需要具備一定的條件。 裝備著要進化的寵物,與負責的NPC對話。 要進化的寵物,要已轉生1次。 ※根據寵物的種類,負責的NPC會有其他附加條件來進行寵物進化。 以下是特定職業對於各寵物,可以學到專用的命令技能的表。 特定職就算寵物沒有轉生,也可以利用寵物進化系統。 職業 寵物 礦工、鐵匠、機械師、巨匠 格林機關砲 農夫、鍊金術師、木偶使、豐收者 曼陀羅人參 冒險家、探險家、寶物獵人、拓荒者 汪汪、黑炭 商人、貿易商、賭徒、皇家商人 傭兵 弓手、獵人、神槍手、鷹眼 狼、洛克鳥 以下的狀態會在進化後繼承。 已命名的寵物名 轉生次數 各種狀態 寵物進化後,寵物會恢復最大親密度。 經過寵物進化而成長的寵物,飼主角色在戰鬥的時候,會自主的發動技能。 成長的寵物,自主發動的技能並不一樣,非上述特定職業角色以外的角色帶著寵物,也會發動技能。 寵物進化的對象(NPC) 寵物名 進化後名 負責NPC(地點) 費用及道具 格林機關砲 藍式格林機關砲 大工廠(阿伊恩市下層‧大工廠大廳) 100,000 G 曼陀羅人參 曼陀羅蘿蔔 農場管理員(法依斯特街道) 免費 汪汪 打扮的汪汪 加布利艾路小子(泰迪島) 泰迪徽章×1 黑炭 打扮的黑炭 傭兵 藍衣傭兵 傭兵長官(阿伊恩市上層‧傭兵軍長官室) 免費 白狼 金狼 (東阿古諾尼亞海岸) 免費 洛古鳥 洛古鳥(重) 哞哞 筋肉哞哞 筋肉哞哞(法依斯特市) レインボームレタ(彩虹鬥牛布) 摩芒加 毒摩芒加 摩芒加(東阿古諾尼亞海岸) おとななナッツ(大人的堅果/成人堅果) 天馬 月天馬 月天馬(泰迪島) ペガサスの羽(天馬的羽毛) 寵物進化的優缺點 優點 基本素質大幅上升,較輕鬆的變強。 自主技能使用,沒有命令技能的角色也可以讓魔法攻擊、魔法命中、詠唱速度上升。 缺點 基本素質的成長上限增加,離30次轉生(30轉)的路程較遠。 寵物自由的使用技能,會造成寵物實用技能控制上的困難。 (自動技能發動後延遲,造成手動技能無法發動的情形) 寵物訓練場 地圖名稱 場所‧去的方法 出現怪物 迴廊訓練場 與無限迴廊入口旁的NPC 迴廊的清潔人員 對話 (座標:步行者砂漠[77,130]) ※迴廊訓練場的出口可以往各樓層移動。 【1F】 【2F】 【3F】 東海岸寵物訓練場 與東阿古諾尼亞海岸東北NPC ペット育成研究員 對話 ※附近有NPC モモちゃん(摩芒加)。 (座標:東阿古諾尼亞海岸[157,21]) 舒諾武雪原寵物訓練場 與舒諾武雪原的入口(東北) NPC ペット育成研究員 對話。 ※隣にNPC コロ(汪汪) がいます。 (座標:舒諾武雪原[217,20]) 寵物訓練場內,打到怪物是沒有經驗值及道具的。 因此,沒有以練寵為目的之外的人,不會被一般狩獵的玩家妨礙到寵物的養成。 任何人都可以自由的進出寵物訓練場。 與通常地圖一樣,玩家角色受到攻擊時,一樣會減少裝備耐久度。 迴廊訓練場1F~3F與無限迴廊1F是同樣的地圖。東海岸寵物訓練場與東阿古諾尼亞海岸、舒諾武雪原寵物訓練場與舒諾武雪原也是同樣的地圖。 怪物的數量而言,與一般地圖不同的是,怪物會平均的分配在地圖,所以東海岸與舒諾武雪原的海岸邊不會有怪物暴走的情況。 怪物的強度,與通常地圖的怪物是一樣的,怪物強度不變。 訓練場已實裝會產生「大」怪物,攻擊力與HP相比之下,HP遠遠高於攻擊力,使出「去吧!」就會有持續攻擊的情形。 但是,HP與攻擊力相比較低,所以會比較辛苦,盡可能找多找人來一起打。 其他注意事項 軟殼收集 騎乘寵物的特色
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6711.html
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 4 「出会いと水の精霊」 その場には何とも言えない空気が流れていた。 そして、その空気を壊したのは最後に現れた者であった。 「すまないが、君は誰だい?私と似ているのだが」 彼は取りあえず、自分と似た存在のゼータに驚きを感じたらしい。 ゼータは一瞬、団長のアレックスを思い出した。 何となく彼の知っているアレックスに雰囲気は似ていたが、来ている鎧などはゼータの知る物では無かった。 「私は、アルガス王国騎馬隊のゼータと申します。失礼ですがあなたは?」 「君が、もしかすると……私は武者荒烈駆主、イザベラの使い魔なんだ」 ゼータの自己紹介に、荒烈駆主は丁寧に応じる。 青を基調とした見事な鎧で、頭部には金色の見た事のない獣の何かの様なものをつけている。 背中には二本の槍らしきものが背負われており、一種の物々しさを感じさせた。 「あなたは、スダ・ドアカワールドまたはアークやマークスリーと言う言葉をご存じですか?」 (この間見た、真駆参に似ている) 出で立ちを見て、なんとなくそんな事を思う。 自分達の鎧とは作りが違うように感じられた。 しかし、それを聞いても、荒烈駆主は申し訳なさそうに、首を振る。 「分からない……私は記憶喪失らしい、気づいたらイザベラに召喚されていたんだ」 荒烈駆主は召喚された時から、記憶を持ち合わせていなかった。 覚えていたのは戦い方と、名前のみであった。 「申し訳ありません、貴方が私の知っている方に似ていたもので、その方は我々の団長なのですが名前まで同じなのです」 「へぇ、そいつは珍しいね」 アレックスも興味深そうに、ゼータの話を聞く。 先程までの殺伐とした、空気から穏やかな空気に流れつつあった。 「何をやってるんだいアレックス、さっさとそいつを切ってしまいなよ」 イザベラはゼータを指差し命令するが荒烈駆主はそれを実行するつもりはない。 「イザベラ、穏やかじゃないなぁ、何が起こったんだい?」 イザベラの不機嫌にはなれていたが物騒な単語に、アレックスが首をかしげる。 「実は……」 ゼータがイザベラに変わり先程の事情を説明する。 それを聞いて、荒烈駆主は何となく理解したらしく。 「ふーん、成程、それはイザベラが悪いよ、すまない、君達の機嫌を損ねるような事をしてしまって」 イザベラの代わりにアレックスが謝罪する。 「なんで、お前が謝るんだい!私は王女なんだよ」 「誰だって、そんな事言われれば気を悪くするさ」 イザベラの怒りに対して、アレックスが正論を返す。一国の重要人物に正論を言うのは時として、自身にとっても危険な事だが、荒烈駆主は意に介さない。 そんな三人の流れを断つかのようにタバサの小さな声が聞こえる。 「報告終了、失礼します」 タバサが報告を終え退出しようとする。 「ああ、ありがとう、ごめんね」 「別にいい……」 「ちょっと、王女は私だよ!勝手に話をするんじゃないよ!」 タバサにも謝るアレックスと、それに応じるタバサ。 本来、このやり取りは家臣達を戦々恐々とさせる物であるが、荒烈駆主が間に入る事でどこか抜ける物があった。 「今度、トリステイン魔法学院に来て下さい、私と同じ仲間がいますから」 「ありがとう、今度イザベラと一緒に行かせてもらうよ」 「なんで、私を連れていくんだよ!それに、誰も許可するとは言ってないよ!」 ゼータとアレックスは声を荒げるイザベラに気にせず、約束を取り付ける。 「ではアレックス殿、お元気で」 「ゼータも、タバサ、イザベラと仲良くやってくれ」 タバサにつられ立ち去るゼータと、それを見送るアレックス。 それを呆れながら、見送るイザベラ。 「はぁ、全くもう、どうでもいいわよ」 (こいつはいつもこうだ………) 二人が退場した後、そこにはもうどうでも良くなったイザベラが居た。 その日、イザベラは召喚成功に人生最大の喜びを感じていた。 「できた!私にもサモン・サーヴァントが出来た」 その声は彼女に久しく忘れていた、物事をなしえた者が出せる喜びの声であった。 (やった、私にも使い魔が召喚出来たんだ、これで馬鹿にする人間もいなくなるだろう) 彼女はそう思い、早速自分の鏡を見つける。しかし…… 「なんだい、これは!」 彼女の喜びはその声と共に、終わりを告げる。 「なんで、ゴーレムなのよ!」 それは一般的にゴーレムと呼べるものの縮小したサイズであった。 (なんでなんだい、それは私がゴーレム並の能力とでも言いたいのかい) 彼女にとって付き付けられて現実は、あまりにも過酷であった。使い魔召喚において、使い魔は自身の鏡と言われている。 それは、彼女がゴーレムと言われてもおかしくない事であった。 「ふざけんじゃないよ、こんな事じゃまたあいつ等に笑われちまう……」 (せっかく、強くてカッコイイ使い魔を呼んで見下しているあいつ等に、私の恐ろしさを見せつけてやろうと思ったのに………) 仕えていながら、内心では自身を見下している家臣やメイド達が更に馬鹿にするだろう。そう思うと、目の前で倒れているゴーレムが恨めしく思い、行動に移る。 「いつまで寝ているんだい!ポンコツ!」 荒い言葉と共に、先のとがった部分で倒れている何者かに蹴りを入れる。 しかし、その思いに対しての返事は痛みであった。 「痛っ!な、なんて固いんだい!」 見れば分かるが、材質的に見て硬度が高そうな外見の通り彼女の足に苦痛を与えるだけであった。 (何て固さだよ!けど、それは腕のいいメイジの作ったゴーレムか何かかね……) ゴーレムの材質はメイジによりまちまちである。目の前のゴーレムはかなりの固さを誇り、見ようによっては腕のいいメイジのゴーレムと考える事も出来る。 「趣味は悪いけどね……」 「……う……こ……こは?」 彼女の蹴りに反応したのか、目の前のゴーレムが目を開けて声を出す。それを見て、イザベラが数歩引きさがる。 「しゃっ、しゃべった!」 ゴーレムとは基本的に作られた人形であり、言葉をしゃべる事はないとされる。 彼女の驚きをよそに、目の前のゴーレムは起き上がり、この部屋の唯一の人間であるイザベラと目が合う。 (うわ、こっち見やがった) 「何だい、お前は、何者何だい!?」 強気な言葉とは裏腹に、彼女の弱気が言葉にも伝わっていたが目の前のゴーレムはそれに気が付いていなかった。 「え……私は……武者……荒烈駆主……だと思う」 「なんで曖昧なんだい!アンタどこから来たの!?何者よ!」 出て来たのは名前のみであり、それも曖昧な為に、彼女を苛立たせた。 「どこから……分からない、私は何者なのだ!」 「私が聞きたいわよ……まぁ、いいわ、私はイザベラガリアの王女イザベラよ!」 自身の言えば多少なりとも目の前のゴーレムも理解するのでは無いか? (とにかくこいつが何者であっても、契約しなくちゃ) 目の前のゴーレムの素性を明かすのは諦めて、目の前のゴーレムと召喚した目的を実行する。 「王女……君はこの国の姫様のなのかい?」 「そうよ、お前は使い魔になるために私に呼ばれたの!」 イザベラが何も分からない顔の荒烈駆主に指をさす。彼女にしてみればこの契約は不本意であった。 (けど、気に入らないからと言って、殺すのもなんだしね) しかし、彼を殺して再契約をするのも酷だと思った。 だが、下手に出る訳にはいかず、その事をおくびに出さずに続ける。 「いい、使い魔の契約を拒否したらお前を殺すわよ!私は」 自分としては低音で睨みつける、しかし、その効果は余りなかった。 「いいよ」 彼女の脅し文句を遮り、荒烈駆主はあっさり応じる。 それを聞いたイザベラは、言葉を止め、きょとんとした顔になる。 「……へ?」 「いいよ、特に断る理由もないし」 記憶を失った彼には断る理由がなかった。 そして、何かをする理由も特にはなく彼女の申し出を受け入れる事にした。 (私は何者なのだろう?何をすればいいのか?) 王女なら自分を養ってくれるだろうと言う打算的な考えも無くは無かった。 理由は解らないが、用件を聞いて暴れ出さない荒烈駆主の態度に安心する。 「ふん、わかればいいんだよ!アレックス、今日からアンタは一生私の使い魔だからね!」 「うん、よろしくイザベラ」 それが、イザベラにとって一か月前の出来事であった。 「それから今に至るのよね……」 時間を今に戻し、イザベラは笑顔のアッレクスを見る。 「どうしたんだい、イザベラ?」 (この顔を見ると、怒る気もなくすよ……) 彼の顔はいつも笑っている。少なくともあまり怒った所は見た事が無かった。 「なんでもないよ、今日は疲れたから報告は明日聞くよ、おやすみ」 どうでも良くなり、彼女は家臣を下がらせて、自分の寝室へと戻っていった。 「おやすみ、イザベラ」 彼女が出て行った後、アレックスも隣の寝室に戻って行った。 昨日のやり取りでうやむやにしてしまったが、やはり報告は重要な事である。 アレックスの帰還より一夜明け、イザベラはアレックスの報告を聞く。 イザベラは上座に座り、アレックスを呼ぶ。 「アレックス、ラグドリアン湖の調査報告を聞かせてくれるかい?」 「ああ、結果だけを言うとラグドリアンの件は水の精霊が秘宝を盗まれたから起したそうだ」 アレックスは調査報告を語る。 ラグドリアン湖には水の精霊がおり、何かしら関わっているのでは?と考えていたので、それほど驚くには値しない。 「そうかい、で、何が盗まれたんだって?」 (あそこの精霊は気難しいからね、大方盗まれた腹いせかなんかだろう) 話を聞きながら、イザベラは何となくそう思った。 「水の精霊が言うには、アンドバリの指輪と言う物で死者をも生き返らせるものらしい」 アンドバリの指輪は水の精霊の秘宝であり、死者に命を与えたりすることができると言われている。 しかし、水の精霊から秘宝を盗むのは並大抵の事では無く、大抵は水の精霊の怒りに触れて、返り討ちにあうのが関の山である。 もし、そこから盗んだのだとしたら、かなりの腕のあるメイジと考えても良かった。 「ふん、厄介な物を盗んで言ったねぇ、で犯人は誰なんだい?」 「水の精霊が言うには、クロムウェルと言う名前だよ」 「レコン・キスタの奴と同じ名前じゃないか」 (厄介だねぇ……) 出てきた名前に、イザベラは顔をしかめる。アルビオンは現在内乱状態であり、その状況を作り出したのがクロムウェルであった。 半信半疑であるが、全く無関係と言う訳では無いのだろう。 (返せと言っても、返す訳ないだろうし) 「それで、イザベラ湖の件だけど」 「ん、何だい?」 「水の精霊と約束して、私が取り返すから湖の水を増やさない事にして貰ったから」 アレックスの何気なく言った事に、イザベラは吹き出す。 「な!何勝手なこと言ってるんだい!だいたい、どうやって水の精霊と契約したのさ、水の精霊ってのは、そう簡単に会えるもんじゃないんだよ!」 水の精霊は一つの意志でもあるが、その力は絶大である。また、コンタクトを取ろうにも水のメイジが居なければならず、その性格は気難しいの一言であった。 イザベラはアレックスには事前に調査させておいて、後でタバサにこの問題を解決させようと考えていたのだ。 「ああ、その事なんだけど」 アレックスは数日前の出来事を語りだした。 ラグドリアン湖は森に囲まれた巨大な湖で、夏の避暑や貴族達の園遊の場としても知られている。 その、周りをアレックスは見回していた。 「ふぅ、どうしたものかな」 アレックスはその様子を見て、一人で呟く。アレックスの居る場所は本来湖から離れている場所であるが、今は数メイルも離れていなかった。 (これは酷いな) 数十メイル先にある、沈んだ民家を見つめる。それだけでは無く、水により壊された板や、カーテンの切れ端などが湖には無数に浮かんでいた。 「一体、何が原因何だ?」 ここ数日は、地震や集中的な豪雨もある訳でも無く。地形の変化や雨によるものとは考えにくかった。 避難した、村人の話では前から少しづつ増えていき、いつの間にか集落を呑み込むほどになっていたらしい。 賊を捕まえたり、魔物を退治するのとはわけが違う。 アレックスはしばし考えこんでいると、向こうから人の姿が見えてきた。 「……あの人に聞いてみよう」 周りの村人たちには聞いたので、彼は向こうから来る金髪の女性に聞いてみる事にした。 「すみません、少し話を聞きたいのですがよろしいですか?」 アレックスが聞くと、目の前の人物はその顔には驚きが混じっていた。 「……ニュー?」 「ん、どうかしましたか?」 その女性はモンモランシーであった。 彼女は目の前に居るニュー達と似た種族が居る事に驚きであった。 (ニュー達とそっくりじゃない!) 「いえ、あなたに似たのを知っているから、私はモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ、水のメイジよ、貴方は?」 「貴族の方ですか、私はガリアの騎士で荒烈駆主と申します。 私に似た者が居るのですか?」 記憶のない荒烈駆主も、自分に似た存在が居ることなど初めて知った。 「ええ、私の居る所には、あなたに似ているのが三人いるわよ」 (いろいろと有名だから) 彼らは、召喚されて以来、良くも悪くも高い知名度を持っている。 モンモランシーもギーシュとの繋がりもあり、彼らと何だかんだと会話を交えていた。 「私の様な存在は、この世界では珍しいと聞きましたが」 「珍しいわよ、アンタもアルガスと言う国から来たの?」 彼らが口にしていた異国の名前を、モンモランシーは聞く事にしてみる。 「いえ、解りません、私には記憶がないのです。 ところで、ミス・モンモランシーはどういったご用件で?」 「ラグドリアン湖に用があるのよ、けど、昔はこの辺りには無かったはずよ、村も飲み込まれているみたいだし」 自身の記憶をたどる限り、この辺りは湖が見えることなど無かった。 しかし、モンモランシーの視界には湖の青色が広がっていた。 「私もそのラグドリアン湖に調査に来たのでが……しかし、どうしたらいいのか解らず、貴女に話を聞こうと思っていたのです」 「まぁ、多分水の精霊が絡んでいるんだと思うわ」 自身が考えられる可能性をモンモランシーは上げる。 「水の精霊……何ですかそれは?」 「知らないの?このラグドリアン湖は水の精霊が居るの、多分原因に何かしら関わっているはずよ」 「そうですか、水の精霊に会うにはどうしたら良いのですか?」 (何とかして、水の精霊に合って話を聞かなくては) アレックスは水の精霊に接触する方法をモンモランシーに問う。 「水の精霊は水のメイジじゃないと会えないわよ。 私もこれから合うつもりだから、ついでに聞いてあげるわ」 「ミス・モンモランシーありがとうございます」 丁寧にアレックスが礼を述べる。 (何か、三人とは違うわね) 何とはなしに、モンモランシーは荒烈駆主を見てそんな事を考えた。 二人は会話を交えながら、湖のほとりに向かった。 湖のほとりに来ると、モンモランシーは自身の使い魔を取り出した。 彼女の使い魔はカラフルな色をした小さなカエルであった。 「ロビン、頼むわね」 指を軽くナイフで切り、自身の使い魔に血をつける。使い魔のロビンは一声鳴いた後、湖の中に飛び込む。 「それは?」 「こうする事で、水の精霊が契約した私の血を確認して合う事が出来るのよ、難しい性格だから、余り変な事はしないでね」 「わかりました」 モンモランシーの注意に素直に荒烈駆主が応じる。それと同時に、湖の中心が丘の用に盛り上がり始める。 光に反射されたそれは、巨大なスライムにも見えた。やがて、そこには人型らしき姿をした者が、荒烈駆主達の2メイル程の所に現れた。 モンモランシーは一息ついた後、一歩前に出る。 「私はモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ、かつてここで、貴女と契約した者です。 私の使い魔に私の血を与えました。覚えておいででしたら私の前に姿をお見せ下さい」 (なるほど、凄い光景だな……) ともすれば、神秘的な光景に荒烈駆主は息をのむ。 モンモランシーの言葉と共に、人型は姿を変えて、それは女性の姿になる。 それは、どこともつかぬ声で話し始めた。 「覚えている。単なる者よ。貴様の体を流れる体液を、貴様の使い魔を通して確認した」 水の精霊はどうやら、モンモランシーを覚えているようだった。 第一関門を抜け、モンモランシーはホっとする。 「今日はお願いがあってきました、水の精霊の涙、貴女の体の一部を分けて欲しいのです」 モンモランシーがここに来た目的は水の精霊の一部を分けてもらう為であった。水の精霊の涙は素材としても貴重であり、ある目的の為に絶対に必要な物であった。 「断る、単なる物よ、我は今やらなくてはならない事がある」 しかし、水の精霊からは拒絶の言葉のみが紡がれる。 「何故ですか、事情をお聞かせ下さい」 「我は秘宝を取り返さなければならない、その為にこの湖を使い探しているのだ」 (湖の水が増えているのは、その為なのか) アレックスは内心で呟く。水の精霊は自身が盗まれた秘宝を探していたのだ。 「もしよろしければ、そのお話をお聞かせ下さい」 話を聞いていたアレックスが事情を窺う。 「貴様は?……使いか?」 「私はガリアの騎士で荒烈駆主と申します」 (嘘、契約した人間以外の話を聞くなんて) 驚いた様子で、モンモランシーは荒烈駆主を見る。 「少し前の事、お前と似た物と、そこの物と同じ物が、我が秘宝であるアンドバリの指輪を盗んでいった」 感情のこもらない声で、水の精霊が語る。 (私と似た物?) 荒烈駆主は自身と似た者とはであった事がなかった。だから、モンモランシーからその事を聞いた時、彼は驚いたのだ。 「だから、我は探し続ける。秘宝を見つけるまで」 「でしたら、私に探させて下さい」 それを聞いて、間髪入れずに荒烈駆主が応じる。 「ちょっと、アレックス!何安請け合いしているのよ」 荒烈駆主の申し出に、モンモランシーが口を挟む。 「私が見つけてきます。自分と似た者が盗みを働くのが、私には許せないのです」 何となくではあるが、荒烈駆主は似た者のせいで、大勢の人間が苦しむのが我慢できなかった。 水の精霊はそれを聞いて、感情はこもらないが、どこか納得した様子でうなづく。 「そうか、貴様が行うと言うのなら水を元に戻してやっても良い」 「本当ですか、ありがとうございます。それと、お願いなのですが、もしよろしければ、貴女の一部を分けてくれませんか?」 モンモランシーの方に目配せし、荒烈駆主が水の精霊の涙を所望する。 「……よかろう、これが盗んでいった物の形だ、クロムウェルという、もう一つは解らん」 (人の方はともかく、確かにニュー達に似ているわね) 現れた二つの形を見て、モンモランシーが感想を漏らす。 二人の前に、新たに二つの形が作られる。その形は一つは人間の形をしており、中年の男の顔であった。 もう一つはアレックスの様な鎧をまとったゴーレムの様であり、顔は違うがどことなく荒烈駆主と似ていた。ゼータ達が遭遇したバウである。 「では使いよ、期待しているぞ」 モンモランシーに自身の一部を分け与え、水の精霊は姿を消した。 しばらくした後、元の静かな湖へと戻っていった。 「水の精霊と約束するなんてね」 その様子を見ていたモンモランシーが、惚けた様子で呟いた。 傲慢とも言える水の精霊が、約束をして期待する等と言うとは……… 「何か信じられないわね、これからどうするの、アレックス」 「とりあえず、帰って報告します。ミス・モンモランシー、ご協力ありがとうございます」 荒烈駆主はモンモランシーに一礼する。 「私こそありがとう、あなたが居たから貰えたわけだし、じゃあね、アレックス」 モンモランシーも嬉しそうに、来た道を引き返す。 荒烈駆主はそれを見届けた後、自身も帰還するべく、置いてきた馬の方向へ歩き出した。 そこで、荒烈駆主はラグドリアン湖での出来事をイザベラに語り終えた。 「そう言う訳だったのかい、しかし、水の精霊と約束するなんて大した使い魔だよ」 (コイツはやっぱりどこか不思議なところがあるね) そう考えながら、荒烈駆主の報告を聞いた後、イザベラは感想を述べた。 「それで、イザベラ、クロムウェルを捕まえに行きたいんだ、どこに居るか分かるかい?」 荒烈駆主はクロムウェル捕獲に向けて、許可を願った。 「何を言ってるんだい、クロムウェルはレコン・キスタの首領何だよ、いくらアンタが強くでも軍隊に勝てる訳がないだろ!」 イザベラが荒烈駆主の申し出を強く却下する。 「それはこっちで何とかするよ、下手すれば国同士の問題になるんだから」 「そうか、すまない」 (たしかに、そうなるとまずいな………) 荒烈駆主は申し訳なさそうな顔をする。 「とにかく、御苦労だったね次の任務まで休んでなよ」 イザベラは荒烈駆主を労い、下がらせる事にした。 「どうしたもんかねぇ………」 原因をつかみ、解決方法を見つけてきたが、厄介事も持ってきた。 事が事だけに、イザベラは頭を悩ませた。 「31 私は誰なのだろう」 武者 荒烈駆主 記憶をなくしている。 HP 2500 「32 単なる物よ、何の用だ」 水の精霊 荒烈駆主と約束をする。 データ不明 (相手の攻撃を数ターン無効化する) 前ページ次ページゼロの騎士団