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AlternativeMind企画参加ガイドライン Step.1 アカウントを取得しましょう 記事の作成、編纂には@Wikiのアカウントが必須になります。 まずはページ上部のフォームよりメールアドレスを入力し、 アカウントの承認、ならびに登録をお願いいたします。 Step.2 傭兵の記事を作成しましょう 最初のステップ、ご自身の傭兵の記事を作成しましょう。 なお、以下のすべての手順は必ずログインした状態で行ってください。 ①ページ上部の「新規作成」から作成画面へ遷移 識別名を記事名として入力 ※全角スペースは使用しないでください。 新規作成でテンプレートを使用するか、既存の記事からコピーして使用 更新履歴から作成した記事へ遷移 ②作成した記事を編纂する、内容を追加する 該当記事の上部にあるペンのマークから編集ページへ ※必ずログインしてください。 テンプレートへの記入、または既存のページを書き換えて記事を作成 ページ最上部の編集タブより「このページにファイルをアップロード」を選択 ※先に記事を保存する必要があります。 スクリーンショット、エンブレム、イラストなどの画像をアップロード ※不要なものはこちらで削除もできます。 投稿傭兵一覧の該当ランクに記事へのリンクを追加する 以上で企画参加の最初のステップは完了です。ようこそ、AlternativeMindへ! Step.2.5 天井のシミの数をかぞえてください クソみたいな広告がここに表示されます。ご辛抱ください。 Step.3 創作物を投稿、掲載しましょう ①どんな創作物の投稿を受け付けていますか? 当企画において掲載場所が用意されているコンテンツは以下の3つになります。 「キャライラスト」 描かれているキャラの記事に投稿、掲載してください。 「情報ログ」 ログの内容に関係するキャラの記事に投稿、掲載してください。 「小説(SS)」 タイトルをページ名に設定して記事を作成する形で投稿してください。 上記のいずれにも該当しない場合、個別に記事を作成いただくか、 判断がつかなければDiscordにて管理者にご相談ください。 ②傭兵を投稿していなくても創作物の掲載は可能ですか? 問題ありません。可能です。 ARMORED CORE Ⅵに関係する二次創作であれば、内容は一切問いません。 例として、下記のような内容のものも投稿を受け付けています。 ご自身の考える「C4-621」を主体とした二次創作、及び傭兵としての投稿 その他、ARMORED CORE Ⅵに登場するキャラクターの二次創作 当企画の、ほかの参加者が投稿した傭兵を使用する二次創作 当企画は、すべてのレイヴン諸氏の想像性を共有することが目的です。 好きなように創り、好きなようにお楽しみください。 Step.4 成人向けコンテンツについて @Wikiのサービス側の規約により、まことに遺憾ながら禁則事項となります。 が、本wikiのDiscordコミュニティへの投稿、SNSに掲載した作品へのアドレス掲載など、 外部サービス、ツール等を利用して間接的に投稿することは可能です。お楽しみください。 ただしご自身の傭兵以外を対象とした作品は、必ず投稿者の許諾を得てください。 またこれらコンテンツの作成により生じた、いかなる損害についても、 当Wikiでは責任を負いかねますこと、ご承知おき願います。 Step.5 AIアートの使用について AIアートを利用してキャライラスト等を作成することは、原則禁止しておりません。 ただし、以下の3つの条件、すべてに当てはまるものに限ります。 検索サービス等を用いて無作為にダウンロードした画像ではないこと AIアートのサービスにおいて、自身が出力し取得した画像であること 特定のクリエイターの作品を選択的に学習する形態のAIアートではないこと 上記に関して違反が認められた場合、不本意ながらアカウントの停止、 関係するすべての記事の削除といった厳しい措置が取られる場合があります。 またこれらコンテンツの作成により生じた、いかなる損害についても、 当Wikiでは責任を負いかねますこと、ご承知おき願います。
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登録日:2012/04/01 (日) 10 03 15 更新日:2024/05/11 Sat 14 13 46NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 FSWS計画 MS MSV MSV-R ガンダム フルアーマーガンダム 地球連邦軍 増加装甲 戦場の絆 支援機 没だらけ 試作機 鎧 フルアーマーガンダムとは、企画「MSV」に登場するMS。また本項ではこれに始まる強化案「FSWS計画」についても記す。 ▷目次 概要 ■フルアーマーガンダム ■フルアーマーガンダム(タイプB) ■フルアーマーガンダム陸戦タイプ ■ヘビーガンダム ■バストライナー ■フルアーマーガンダム7号機 ■重装フルアーマーガンダム ■ガンダムGダッシュ ■高機動型ガンダム ■その他フルアーマーガンダム(サンダーボルト) フルアーマー・ガンナーガンダム ガンダムアーマードタイプ ■ゲームでの活躍■ギレンの野望 ■Gジェネ ■スパロボ ■戦場の絆 ■ガンプラおよび立体物 概要 一年戦争末期、ガンダムの成果を評価した連邦軍は、ガンダムの武装強化案である "Full armour System and Weapon System" 略してFSWS計画とそのデータを盛り込んだ量産案である「RX-81」計画を実行。 特に前者についてはMSに強化装甲や火力を追加したフルアーマータイプと下半身を丸ごとブースターに換装した高機動タイプの2つが考えられていたというが、最終的にはフルアーマータイプの方が評価され、実機の建造はともかく後発機の殆どに重装備案が考慮されることになる。 しかし、重装備案はコンセプト的にはガンキャノンと完全にかぶっており、以降、ガンキャノン系列の開発が行なわれない一方で、重装備案が後々まで継続して行ったのには、何らかの政治的要因が重きをなしていたのではないだろうか。 ■フルアーマーガンダム 型式番号:FA-78-1 頭頂高:18.0m 本体重量:62.5t 全備重量:93.1t 装甲材質:ルナ・チタニウム合金 出力:1,380kW 総推力:60,500kg(異説55,500kg) 武装:60mmバルカン砲 ×2門 2連装ビームライフル ミサイルベイ 360mmロケット砲 ビームサーベル ×2基 小型シールド 搭乗者:ハインツ・ベア タカシ・キタモト 上記の計画に則って開発された強化型ガンダムの代表格がこれ。 なお、正式名称は「ガンダム フルアーマータイプ」。 全身を簡単な強化装甲と追加火器で覆っており、右肩の360mmロケット砲や両肩と両脚のミサイル・ベイ、二連装ビームライフル、さらに最近正式装備となった後腰のビームサーベル(長らく持ってないとされていたが)など、遠近隙がない。正に「鬼に金棒」であり、火力は戦艦1隻に勝るとされた。 ただ、開発は難航したらしく、さらに存在が発表されたのも終戦後に軍が公表した写真からだが、大半がトリックとみなされた。 だが後になって連邦軍の士官が存在していたと発言。 実戦にいたのを目撃した証言も少なからず寄せられ、現在では一年戦争末期に少なくとも母艦として建造されたノースポール級空母と共に8機が実験部隊に配備されてルナツーで錬成していたようだが、詳細な記録は抹消されている為という記述があり、複数機が存在していたと考えた方が自然と思われる。 しかし矛盾も少々残るので一概には言い切れない。 いずれにせよ、ガンダムの強化案に重装備案をお約束にした意味では意義深い機体である。 漫画「プラモ狂四郎」ではパーフェクトガンダムの後継機として登場。ここでの色は青色であり、様々な機会で立体化されている。 実はパーフェクトガンダムを宇宙世紀らしいデザインにしてMSVに加えるためリファインされたのが本機であり、緑色なのも軍用機っぽくするためであった。 なお、「レッドウォーリア」登場以降はパーフェクトガンダムMk-Ⅱとも言われるようになる。 …だが、Gジェネではパーフェクトが異常に強く、本機ははっきり言って弱い。この差は何だ。 ■フルアーマーガンダム(タイプB) 型式番号:FA-78-1B 全高:18.0m 重量:68.7t 装甲材質:ルナ・チタニウム合金 出力:1,380kW 武装:60mmバルカン砲 ×2門 3連装ビームライフル 360mmロケット砲 ビームサーベル ×2基 肩部7連装ミサイル 脚部6連装ミサイル ×2 大型ミサイルランチャー 小型シールド スパイクシールド 「MSV-R」に登場。 フルアーマーガンダムが対MS・対艦戦闘を両立させた機体であるのに対して、タイプBは「単機で敵艦隊と戦える機体」をコンセプトとした機体。 素体はG-3ガンダムとされ、「FA-G3」のコードネームを持つ。 通常仕様に比べてジェネレーターを増設してエネルギー効率を改良、右腕部には単射・連射・バーストを撃ち分け可能な三連装ビームライフルを装備、更にジオン側が対ビーム装備を投入することを予期して背部左側に22連装の大型ミサイルランチャーを装備し、原型機と同じくロケット砲やミサイルベイもそのまま装備され、合計で41発ものミサイルを持つ。 左腕にはビームサーベルも2本マウントされているが、基本的に接近戦は苦手。 総じて50近い火器を持つ本機の戦闘能力は中規模の艦隊と単機で互角かそれ以上と試算された。 時代にそぐわない超火力からこちらも実在は疑問視されていたが、少なくともデータは残されていたようで、U.C.0090年にFSSが本機の戦闘シミュレーションを行った。 ■フルアーマーガンダム陸戦タイプ 型式番号:FA-78[G] 全高:18.0m 重量:63.4t 装甲材質:ルナ・チタニウム合金 出力:1,380kW 武装:60mmバルカン砲 ×2門 2連装ビームライフル ミサイルランチャー 360mmロケット砲 ビームサーベル ×2基 小型シールド 「陸戦に特化したMSの開発」を求める地上部隊からの要望に応えて地上戦用に特化したフルアーマーガンダム。 素体はプロトタイプガンダム。 地上で活動するにあたって機動性の低下を避ける為に装甲面積を減らしているので防御力は下がっているものの、素のガンダムが持つ高い機動性と汎用性を維持しつつ装備の拡張に成功した。 が、制式採用には至らず、実機も製作されなかったという。 ■ヘビーガンダム 型番:FA-78-2 項目を参照。 フルアーマー化するとコアファイターが使えなくなるため、パージ可能な装甲案と始めから重装甲でコアファイター無しの2つの案が提案された。 本機は後者である。 ■バストライナー 「MS-X」に登場したフルアーマー及びヘビーの補助武装。 Gファイターはいろいろと問題点があったため、単独でも使えるSFS兼大型火器として提案された。 だが、ガンダムには元々戦艦並みの出力とされたビームライフルが使えたのと宇宙での自重増は特に意味がないとされたため、ガンダム用には作られなかったらしい。 しかし、それ以外の機体の補助武器として作られた説もあり、その後にメガ・バズーカ・ランチャー、メガライダー、ビグウィグキャノンなど似たようなコンセプトの武器は作られており、ネオガンダムのG-B.R.D辺りまで続くため、発想は悪くなかったと言えるだろう(ジオンにもスキウレがあったし)。 なお「コロ落ち」のライノサラスが持つバストライナーは開戦初期に奪取したものだが、これは大型砲台として使うためだったと考えられる。 余談だが、バストライナー砲8機とフルアーマー8機で運用する計画があったらしい。 ほかにもヘビーの補助案としてガンキャリーというGファイターの発展型があり、「プラモ狂四郎」ではガンキャリアーとして登場している。 ■フルアーマーガンダム7号機 ■重装フルアーマーガンダム ガンダム7号機の項目を参照。 ■ガンダムGダッシュ 型番:RX-78Opt. 全高:15.8m 重量:89.6t ジェネレーター出力:1740kw 武装:頭部60mmバルカン ビームライフル ビームサーベル(以上はAパーツ部のRX-78-2互換装備) フォールディング・ビームキャノン×2(Bパーツ部) ゲーム「GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079」が初出。先述した高機動タイプの一つである。 上半身から腰の前半分辺りは元機ガンダムと同じで腰の後半分以降(脚部は無い)を宇宙戦専用のGダッシュパーツに変更した物だがはっきりいっておまけにガンダムが付いている様にしか見えない。 だが火力と機動性は凄まじい様で上半身のガンダム(RX-78-2)互換の武装は全て使える(*1)上に 普段は機体後方に折り畳まれているが使用時に前に展開し腕で保持して使用する強力な専用武装「フォールディング・ビームキャノン」を左右一対2基有し しかも宙間機動に特化したGダッシュパーツの高機動力のおかげで僚機を置いていってしまう程速い(*2)らしい。 ある意味、GP-03DやSガンダムBstの原型と言える。 ゲーム本編ではゲームのシステム的な都合上ビームライフルとフォールディング・ビームキャノンしか使わない上に Gジェネなど他のゲームにはほとんど呼ばれないという意外な所で不遇な機体でもある。 言うまでもないが、Vダッシュガンダムとは無関係である。 ■高機動型ガンダム 「ギレンの野望」シリーズに登場。 これも高機動タイプの一つと思われる。 宇宙での運用を想定し、背中や脚にスラスターを増設して機動力を上げている。 ■その他 フルアーマーガンダム(サンダーボルト) 『並行世界』のフルアーマーガンダム。 詳しくは項目を参照。 フルアーマー・ガンナーガンダム 漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』に登場。 ややこしいが、ガンダムの中距離支援型であるガンナーガンダムをフルアーマー化した機体ではなく、「ガンダムをフルアーマー化してガンナーガンダム仕様にした機体」。 ガンダムアーマードタイプ ガンプラ「マイクロガンダム」オリジナル。 追加装甲を腕部・腰部・背部に絞った軽装仕様。 ■ゲームでの活躍 ■ギレンの野望 連邦系で開発可能だが、裏取引でプランを入手すればジオン系勢力でも開発可能。 この機体の最大の特徴は撃破されてもガンダムになり、さらに撃破されてコアファイターと2回までなら落とされてもセーフな点である。 さらに遠距離攻撃も可能なため、本機の生存性は異常なまでに高い。 故に総大将が最前線で暴れるのに最適なMSであり、サイコガンダムを開発するまではレビル将軍の愛機だったというプレイヤーも多いのでは? さすがに近年では脱出機構のイカサマっぷりを修正され、撃墜されてもガンダムに变化はしなくなった。 それでも、脱出コマンドを使って体力と燃料を全快したガンダムとなれる点は強力。 似たような活躍ができる機体として、ガンダムNT-1・チョバムアーマー形態が存在する。 ■Gジェネ 一応ガンダムの強化型なはずなのだが、はっきりいって弱く、接近戦が出来なかったり多少防御力はあるがあまり役に立たないと散々。ガンダムより生産コストが低いことがそれを物語っているといえるだろう。 ヘビーになれば少しマシになるが、あまりパッとしない。その後のパーフェクトが強すぎるのが余計哀愁を誘う。 魂以降はカトキデザインで登場し、魂でのビームライフルの砲身を換装するアニメは格好いいのだが、以降の作品で削除された。 ジェネシスにおいてはサーベルやミサイル・ベイの追加、ヘビーの方はフレームランチャー装備になったことでかなり使い易くなったものの、年代による性能の差が大きい同作において一年戦争の機体を最後まで使い続けるのは厳しい。 ■スパロボ ファーストガンダムが参戦している一部の作品において(参戦作品『機動戦士ガンダム』扱いで)入手可能。 キャノン砲の追加で最大火力も向上し、ビームサーベルもついてるし、分離で一気に回復できる …と一見強そうに見えるが基本性能の関係もあって、またAでは二者択一となるGファイターが最強クラスのせいであまり使われない。 ■戦場の絆 以下の3種類が登場 ●フルアーマーガンダム コスト280の射撃型 メインは二連装ビームライフルでAとBの2種類 A…常時リロード B…威力が高く打ち切りリロード となる。Bはリロード時間が長い サブはミサイルベイAとB、頭部バルカン砲 Aの威力は敵機の体力をMAXの3/4も削るが、自身の機動力が中ダウンとなる。またミサイルの速度も遅く、容易に回避される事も Bは威力は微々足るものだが、命中すると敵機の画面に損傷効果を与える、ミサイルは速くまた機動力は本来のものとなる。 バルカンは射撃仕様の普通のバルカン 格闘はパンチor可動式ロケット砲 パンチは三連撃 可動式ロケット砲は射角を変えられる強力な弾を撃つがコスト+20となる。ビームライフルBとの組み合わせが良い ビームライフルA・頭部バルカン・パンチの組み合わせをするくらいなら素直にG-3ガンダムに乗ろう。 ●ヘビーガンダム 項目へ ●フルアーマーガンダム(タイプB) コスト240の遠距離砲撃型 他の遠距離砲撃型よりも遠くから拠点を狙う事が出来る。 メイン 大型ミサイルランチャー 対拠点兵器AとBがある。 A…高威力 B…機動力向上 サブ ミサイルベイ・可動式ロケット砲・大型ミサイルランチャーC ミサイルベイは射撃型のとは異なる軌道を描く。扱い易いが機動力低下 小 可動式ロケット砲は対MS弾でこれも射撃型とは異なり、射角調整は不可となる Cは拡散弾でこれも機動力低下 小 格闘 三連装ビームライフルとツインビームサーベル ビームライフルは一回に三連射 ビームサーベルは緊急用の一撃のみ、ただし拠点に対する攻撃力が高い。 ■ガンプラおよび立体物 旧キットでは1/144、1/100、1/60とキット化に恵まれている。基本緑系の成型色。 1/144説明書にグレーのカラーリングが紹介されている。 MGでは通常版が緑系、プレバンで青色のが販売されている。Ver.2.0のガンダムにアーマーを装着する仕様だが、そのために裏面に貼り付けるゲルシートが弱くて一部アーマーがポロポロ落ちてしまうのが難点。 BB戦士では旧BB戦士のパーフェクトガンダム対応の改造パーツがガレージキットとしてBクラブより発売された後、元祖SDガンダムにてパーフェクトガンダムとのセットで登場。これはパーフェクトガンダムの装甲とフルアーマーガンダムの装甲がセットになったもので、装着するガンダムはトリコロールカラーである。ゆえに少し変な印象がある。 後にBB戦士でも単独のものが発売。GFFのデザインを反映させたものである。 フィギュアでは、GFF第一弾としてカトキハジメリファインデザインのものが登場。このデザインは後に発売されたBB戦士にも反映されている。 後にMSinアクション、ROBOT魂でも発売された。こちらは旧来のMSV準拠である。 そして2022年も終わろうかという12月23日、『THE ORIGIN』及び『ククルス・ドアンの島』規格のMSVと言うべき『MSD』にてフルアーマーガンダムの受注生産が発表された。 追記・修正は、増加走行を纏ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 確か近藤さんのガンダムで、アムロが使ってた記憶ある 対ビグロかコンスコンかその辺 -- 名無しさん (2014-03-19 00 26 12) 青いフルアーマーはそこそこ知られてるけどグレーの方はかなりマイナーだよね -- 名無しさん (2015-07-03 16 04 31) MS戦線0079のジオンシナリオではラスボスとして登場。スピリッツオブジオンでも中身がプロトタイプガンダムで装甲が青いフルアーマーガンダムが登場している -- 名無しさん (2015-08-22 01 30 54) Gジェネジェネシスではパーフェクトガンダムの使い回し。 -- 名無しさん (2016-11-23 16 17 39) ROBOT魂VerA.N.I.M.Eにてフィギュア化決定!アーマー着脱もできる模様 -- 名無しさん (2017-01-07 12 36 52) HGで出してほしい -- 名無しさん (2017-04-29 20 40 33) サンボル版もこっちに追加するべきか? -- 名無しさん (2017-05-02 23 12 16) 最終決戦に追加パーツ大盛りの形態で臨むのは宇宙世紀でよくあったな…フルアーマーガンダムはあいにくMSVどまりだが -- 名無しさん (2017-09-05 22 35 31) 小田さんのセミアーマードガンダムは? -- 名無しさん (2018-07-27 01 01 48) スピリッツの演出は本当にカッコよかったのに…… -- 名無しさん (2019-04-25 13 05 50) (TACTICSプレイ済み)でも、Gダッシュはビームカノンの持ち方がちょっとダサい; -- 名無しさん (2020-05-06 11 13 43) 遂にHGに来た!長かったな… -- 名無しさん (2022-12-23 12 41 41) 名前 コメント
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アーマードプレコ アイテムレベル 37 棲息場所 売却価格 釣り上げ条件 釣れる場所 釣れる餌 納品 使用製作レシピ
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一口にミールワームと言っても、その実態は多岐に分かれる。 「チンタラ走りやがって、マヌケなドンガメどもがよォ・・・」 例えば、今現在もバジャーリガーを追撃している ルビコニアンソルジャーワームは鋭い脚と頭部の甲殻、 そしてその中央の開口部からの強酸発射機能を備えた 兵士階級の個体だ。 「どんだけ群れようが、アタシにゃ追いつけねぇよ!」 高速後退の合間にも、前方からの酸の放射と 後方からの障害物を器用に交わしつつ反撃の ビーム散弾を放つが、いかんせん数が多い。 「いいよ〜そのままそのまま!引きつけといてくれ!!」 ソルジャーをバジャーリガーが引きつけているうちに、 シュトラウスが素早く別方面から敵群に接近し、 両腕のグレネードとミサイルを一斉発射。 広間に犇くルビコニアンコモンワームをまとめて焼き払う。 範囲攻撃により起こる爆炎を耐えてなお突き進んでくるのは 強固な甲殻と強力な爪を備えたルビコニアンシェルワームだ。 「お前さんの相手はこちらだ」 側面から懐に潜り込んだディアーチルがレーザーランスで 甲殻を穿ち、的確に急所を貫いて絶命させる。 「こちらグレイクレイン! ミルクワームを匿った部屋を発見した!」 ラカージュの一員として新たな名を得たアシュリーが 施設内を駆け巡り、目標としていた群を発見する。 「オッケー!お手柄ねッ!そんじゃ、トレーラーを回すから 周辺の敵を排除して頂戴!!」 「うむ、そうしたいところなのだが」 ご機嫌なピーファウルの指示に応じる グレイクレインだが、その声には緊張が走っていた。 「これは・・・何と表現していいのか。 タコといえばタコだが、タコは口が縦に裂けてはいないし 体がクラゲのように発光したりもしない。 増してや体から爆発物を詰め込んだ肉塊を 発射したりもしないだろう。これはその・・・なんだ?」 それ以前に、タコは全高70mもの巨体に成長することはない。 「あらあらァ、そいつが件のクイーンねェ。 ガルちゃん!出番よ、助けておやんなさい!!」 ピーファウルの言葉を受けて、 群青の機影が廃棄プラント内を駆け抜ける。 「合点だ!うまく逃げろよ、アシュリー!!」 ヴァッシュ自身の手製のパーツを多数組み込んで 新たに生まれ変わった愛機、アジャイル・ガルブレイヴが クイーンワームの前に躍り出る。 「想像以上にエグい見た目してんなオイ・・・ 夢に出てきそうだぜ」 フジツボ上の噴射口から次々に放たれる 溶解液がまさに雨霰と降り注ぐが、 大型のホイールに換装された足回りを活かした 高速スラローム走行でガルブレイヴは弾幕を掻い潜る。 壁面をスーパーボールのように跳ね回る爆裂弾は目眩しだ。 当たることはないと割り切って迫る触手の回避に専念する。 しなやかにうねる先端部は硬質化しており、 ACの装甲でも直撃すれば貫通は免れない。 クイーンの全身に備わる小さな複眼は ガルブレイヴを正確に捉え、小刻みに動きを変える 無数の触手が迫り来るが、標的の運動性能は クイーンの予測を超えていた。 胸部と背部に増設されたアジャイル・フェアリングが ヴァッシュのコーラルブラッドを介した直接制御で 推力方向を変化させ、空中での急激な方向転換を可能とする。 加えて、纏わりつく触手群を脚部ホイールから展開した 回転鋸状のブレード、ラッシングレイザーで次々に切り刻む。 「まずは取り巻きどもからだ・・・!!」 両手のグレネードガンと両背部のタレットを一斉射。 全方位に展開する弾幕で取り巻きの ソルジャーワームを次々に駆逐する。 その機動性と火力を脅威だと認識したのか。 クイーンがその本性を露わにする。 本体を縦に走る顎部の切れ目が左右に開き、 その内部が露出する。 「うぇぇ・・・マジか??」 内部にびっしりと生え揃った牙が一斉に発射される。 それ自体が複眼を備え、発火性の体液を推進力に代えて ガルブレイヴをしつこく追尾する。 いわば、生体ミサイルというべき牙の弾幕だ。 開かれた口腔の奥には、もはや見慣れた 禍々しい赤光が満ち、クイーンを怪物に 至らしめた力の源が何であったのかを 如実に物語っている。 「コイツも、コーラルが産み出した怪物か」 ならば・・・それを焼き払うのは自分の役目だ。 「ヴィル。『イグニッション』ゲットセット」 「・・・予め警告しておくぞ、ヴァッシュ。 過剰なイグニッションの使用は君の 『ステージ』進行を加速させる。 身体負荷も伴って増大していく、慎重に判断しろ」 思いがけず起動を渋るヴィルに、 忙しなく回避機動を取り続ける ヴァッシュが苛立たしげに反駁する。 「知った事かよ。それでコーラルの暴走が 止められるってんなら安いモンだぜ」 「・・・レディ」 返す言葉を失ったのか、セットアップを告げる ヴィルの言葉に、ヴァッシュもまた応じて 心臓に手を添える。 「『ブラスト』・・・っ!?」 起動の瞬間。予想外の衝撃がガルブレイヴを撥ね飛ばす。 「馬鹿者が・・・!己の命を安売りするな!!」 背後から襲い掛かり、勢いを乗せたブーストキックを 叩き込んだのはアリオーンだ。 「オイオイ・・・!止めるにしても方法があんだろ!」 「言ったって聞かなかっただろう! ヴィルだってお前を心配しているのにあの態度だ!! 近頃の君のやり方は腹に据えかねる。 そろそろきちんと話をせねばならん。 そもそもだな・・・!」 柳眉を逆立てて怒り狂うアシュリーだが。 「いや・・・その話!今じゃねぇとダメか!?!?」 アリオーンもガルブレイヴも、すでにクイーンの 触手に完全に捕縛されている。 「うっ!?しまった!!ぐぬぬ・・・ このままでは私の穴という穴の貞操が・・・ ふ、ふむ・・・!?」 若干の期待が声の端々に滲んでいる気もするが、 ここは全力で気にしないようにする。 予想以上の膂力がACの躯体をも厳重に拘束し、 高まる圧力に次第に機体が軋みを上げ始める。 「ちょっとォ!公衆の面前で随分と マニアックなイチャつき方してんじゃないのッ!!」 割り込んだピーファウルが振るう パルスブレードの残光が、機体に絡みついた触手を 切り裂いてヴァッシュとアシュリーを解放する。 「あーた達がヨロシクやってる間にブツはあらかた回収したわ! さぁ、引き上げるわよ!エリー、また会いましょうねッ!!」 最後の一言は、どうやら背後の クイーンワームに向けたものらしい。 「エリー・・・地球で長く王国を統治した伝説の女王、 エリザベスに因んだ命名か」 「何でそういうとこだけ妙に理解が早いんだよ」 縛られ損はごめんだとばかり、自分を拘束していた 触手を小脇に抱えた2体のACが、地下プラントを脱出する。 ─── 「コトの発端はRMFの依頼ね。 ウォッチポイント・デルタの爆発事故がきっかけで コーラル支脈の一部が動いて、それが 地下のミールワームプラントを直撃して・・・ そのせいで異常進化した個体がエリザベスちゃんね」 「コーラルの過剰摂取と共に、何かしらの 遺伝情報への干渉があったのだろうな。 差し詰め、ルビコンのゴジ○といったところか」 ふむふむ、と訳知り顔で頷くアシュリーだが、 多分その例えは伝わらないと思う。 「ただねぇ・・・ほらコレ。 まずは身を以て知るのが1番ね」 目の前でジュウジュウと心地よい音を立てて 焼けたタコ(タコじゃないが)焼きの一つを ピーファウルは串に刺し、アシュリーに差し出す。 横で若干引き気味になっているヴァッシュをよそに、 素直にパクリと頬張ったアシュリーだが。 「アッ、アツゥイ!!ハフ、ハフハフ・・・」 外はカリっと、中はフワッと。 完璧な焼き加減の生地が口の中にとろりと溢れ出し、 その熱さにアシュリーは涙目になる。 「んぐ・・・こ、これは」 どうにか咀嚼し、飲み込むと共に口の中に広がる旨み。 エリンギのような食感の触手のブツ切りを噛みちぎると、 魚介を思わせる滋味が染み出し、 生地の昆布出汁と渾然一体になる。 「う、旨い・・・」 なるほど。こうきたか・・・ サクッ、フワッ、そしてムッチリ。 一粒に込められた食感の多重奏と 共に広がるダシの風味のハーモニー。 ソースなしでこの旨さ、ポテンシャルは底無しだ。 「でっしょォ!?見た目のエグさが一口で吹っ飛ぶのよ。 こんなのが次々に生えてくるんだもん、 殺しちゃうなんてとんでもないワ! エリーさえ元気なら、1ヶ月もあれば 今回狩ったぶんくらいは復活してるから、 また収穫に行けば無限にミールワームを回収できるってワケ。 コッチで回収したワームはRMFに卸して加工すれば 食材になるし、ただ退治するよりよっぽど美味しいでしょ?」 上機嫌で説明するピーファウルの周囲では、 他のラカージュのメンバー達も忙しく立ち回り、 拠点の休憩室は宴会場と化していた。 「さぁ、ここからが歓迎会の本番だぜ! お前さんもほれ。俺のオススメはソルジャーの刺身だ!」 先ほど狩ったばかりのソルジャーワームを 透けるほどの薄造りでスライスし、軽く酢で締めた後に 藻塩を振りかけたシンプルな調理法だ。 「・・・マジか?生でイっちまうのか??」 「おうよ!新鮮でなきゃできない捌き方だぜ?」 直接手で摘んで頬張るシュトラウスの満足げな表情に、 ごくりと唾を飲み込んだヴァッシュも恐る恐る先輩に倣う。 「・・・凄ぇ・・・溶けて全部旨味になった」 脂身が綺麗なサシで入った新鮮な赤身がスッと解け、 酢の爽やかな酸味と豊かな旨みが口いっぱいに広がる。 「だろー!?これがまたコーラに合うんだよなぁ!」 そこは酒じゃないのかよ、というツッコミは 喉の奥に押し留め、ヴァッシュもお気に入りの コーラルコークでシュトラウスと乾杯を交わす。 山盛りのタコ焼きを貪り食うアシュリーの隣に立った ディアーチルが指先で小刻みにその肩を叩く。 「なに・・・『私のオススメはこの鍋だ』・・・」 モールス信号を解読したアシュリーが、差し出された 取り皿を受け取り、早速中身を味わう。 ほう・・・これは。 クラブワームの剥き身が繊維状にほぐれて、 シメのインスタント麺と絡み合っている。 香りたつガラベースのスープも含め、 この味は大豊経済圏から取り寄せた本場の味だ。 野菜代わりに刻んだ白菜ともやしのキムチが入っていて そのシャキシャキ食感とピリ辛風味が ほのかに甘い剥き身の味わいをさらに引き立てる。 うォォん!今の私は甘みと辛みで駆動する永久機関だッ!! 夢中になってかきこむアシュリーに、 ディアーチルも満足げに頷く。 ついでに差し出したウォッカが・・・ 後に大惨事を引き起こすのだが。 アシュリーの名誉のため、ここでは割愛する。 「ほら、あーたはこれ」 差し出されたワームミルクの乳酸菌飲料を受け取り、 ヴァッシュは持参しているコーラルを溶かし込む。 「コーラル無しじゃ生きていけない体だってのに、 コーラルを焼き払おうだなんて。矛盾した生き方じゃないの」 隣に腰掛けたピーファウルの言葉に、 ヴァッシュはむっつりと押し黙る。 「シンダー・カーラの・・・オーバーシアーの遺志を 引き継いでるつもりかもしれないけどね。 ソレってホントにあの人が望んだ事なのかしら?」 賑やかな宴席を見守るピーファウルの視線に 誘われるように、ヴァッシュも新たに得た 仲間達の姿を見遣る。 「けどよ・・・コーラルがある限り、 アイツはいつ意識を乗っ取られるかわかんねぇんだぜ。 やるしかねぇじゃねぇかよ」 やおら服を脱ぎ出したアシュリーを、 バジャーリガーが必死で押さえ込んでいるが・・・ なにやらむしろアシュリーの方から 絡みついているようにも見える。 いつになく活き活きした彼女の姿を、 ヴァッシュは遠い目で見守る。 え?それでいいのか君は・・・? 「ふぅん・・・惚れた1人の女のために この星を丸ごと焼き払うつもりかしら? いいわね、ロックだわ。好きよ、そういうの」 ウィンクを送るピーファウルから、 ヴァッシュは気まずげに視線を逸らす。 「そんなんじゃねぇよ」 そう、断じてそんなものではない。 コーラルが人類に仇なすならば、共存などは叶うまい。 それなくしては生きられぬ自分もまた、 この世界に留まるべき存在ではないのだ。 俯くヴァッシュの後頭部に、 暖かく大きな手のひらが優しく添えられる。 「そ。まぁ、ゆっくり考えなさい。 そのための時間と場所は私たちが用意してあげる」 関連項目 アッシュガル グレイクレイン シュトラウス ディアーチル バジャーリガー ピーファウル 投稿者 堕魅闇666世
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【名前】 タカ・コア 【読み方】 たか・こあ 【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO など 【分類】 オーメダル/コアメダル 【OOO対応】 ヘッドコア 【コンボ】 タトバコンボタジャドルコンボタマシーコンボ 【グリード】 アンク 【色】 赤 【詳細】 タカの紋章が刻まれる赤色のオーメダル。 アンクを構成するコアメダルの1枚。 オーズドライバーで読み込んだ際にはタカヘッドを構成し、超視力や超聴力をオーズへと与える。 また、基本フォームのタトバコンボに必要なメダルの1枚でもある。 鳥系コンボ形態のタジャドルコンボでも用いられるが、この時のみ頭部が大きく変化したタカヘッド・ブレイブと呼ばれる形状に変化。 これは鳥系メダル3枚を揃えた時のみのもので、ボディやレッグのコアだけを鳥系メダルにしてもこの状態にはならない。 感覚が鋭敏となり、飛行に大いに役に立つようになる。 本来なら3枚、10枚目のタカ・コアも存在するが、プトティラコンボの力によってクジャクとコンドル1枚ずつとともに1枚破壊されてしまった。 アンクの人格を構成したものが1枚割れても残っており、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』では更に複製コアが登場。 【レジェンドコアメダル】 「仮面ライダー羽撃鬼」のライダーカードが変化。 タカ繋がり(正確には鷹とタカ目の違いがある)、武器として音撃吹道・烈空を装備させる。
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ここは、不要なコアを激安で売り買いしちゃおう!! という企画です^^ 募集するコーナーは以下の通り。 100万GPコーナー 500万GPコーナー 1000万GPコーナー 放出したい人・使いたい人は、下のコメント欄を利用してください^^ ゲーム内で直接話せるならそれもok^^ 注意:相場変動の強い素材コアについては除外します。^^ 指定コア⇒トーラ・フットン・コンドル・地下樹・ピックテイル 100万GPコーナー 出品番号 コア名 特性 Lv 出品者 出品日 1 2 3 4 500万GPコーナー 出品番号 コア名 特性 Lv 出品者 1 2 3 4 1000万GPコーナー 出品番号 コア名 特性 Lv 出品者 出品日 1 グリンテイル 速 52 リカ 11/3 2 ヘッドビート 力 53 ザングス 11/17 3 4 売買する人コメント欄 (速)グリンテイルほしいです!1000万で売ってください>< -- さとまる (2005-11-01 16 11 20) 32レベでも使えるコンドルを100万程度で売ってください。 -- さささ (2005-11-05 01 00 14) すいません上ぜんぜん読んでませんでした。^^; -- さささ (2005-11-08 23 51 18) クラウン当買いたいです。よろしくお願いします^^ -- ムイムイ (2005-11-09 15 22 01) 今度会ったらお話しましょう^^ムイさん -- リカ (2005-11-15 07 47 36) クエストやるのでコンドルほしいです^^ -- まさたん (2005-11-24 21 28 45) すいません。コンドルはダメなんですね。今度から気を付けます -- まさたん (2005-11-24 21 30 38) ジャックを格安で売ってくれる方いませんか? -- さささ (2005-11-26 16 34 54) 名前 コメント
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RANK 》 D ヴァフシュ(*1)AC // サマー・ノイズ(*2) "オラァ道を開けろクソ雑魚ゴロツキ共がよォ! オレはレッドガンだ!!" 所属 ベイラム/レッドガン第1分遣隊「マッケンジー隊」 強化世代 強化なし ミシガン率いるレッドガンの数々の逸話に憧れる、元ドーザーの若者 念願かなって現地徴用を受けたはいいものの、 聞きかじった程度の武勇伝を背後関係も知らずに口にし、 当人の気づかぬところで顰蹙を買っている 軽薄な口調と素行不良に反し、 戦闘中の上官からの指示には素直に従う 本質的には、暴力の大義名分を欲するだけの、 凡百のゴロツキと言って差し支えはない 持久力の低さが弱点となるが、ACS負荷限界を誘発させる武器選びと、 被弾を恐れぬ強引な突撃に定評がある 関連 関連人物 スヘルデ あまり絡みがない。アグレッサーって強いのかと聞いたら、憐憫の視線を受けた アード 友好的に接したつもりなのに酒瓶で殴られた。こいつの聴いている音楽のほうがよっぽどやかましいと思う リオ・グランデ 芋剥き仲間。思ったより真面目で、見ているとこっちも気が引き締まる……ような気がする ライネ おそらく、犬。とてもじゃないがナンパできない。つい優しくするが、周りにいる奴らから警戒された。犬かわいいだろ! 登場作品 硝煙は夜空を濁らせた 兵夢跡 ケルベロスは生まれない 投稿者 冬塚おんぜ
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「オイオイオイオイオイィィイイイ!? なんなんだよコイツはァ!?」 突如陥没する地表。不活性コーラルに覆われた 渓谷の岩盤が突如砂のように崩れて、 その中央から一対の刃が天へと伸びる。 流砂に囚われたヴァッシュたちは、 その刃の間へと猛烈な勢いで吸い込まれていく。 「まずいぞ!このままでは・・・」 アシュリーに指摘されるまでもなく。 ガルブレイヴとアリオーンが吸い寄せられる 摺鉢の底には栓が抜けたような穴が空き、 その中央ではタービンのような巨大な回転刃が 猛烈な速度で回転している。 もし捉われれば、今しがた呑み込まれた瓦礫のように ズタズタに寸断されて奈落の底へと堕ちるだろう。 「ならば、別の出口を穿つしかあるまい」 こういう時、ディアーチルの発声器の 設定ミスがむしろありがたい。 低く落ち着いた壮年男性の声で放たれる 落ち着き払った言葉とともに、 乗機ハスキーが流砂の底へと沈んでいく。 なんのつもりだ・・・?と問うまでもなく。 砂の流れに変化が生じる。 ハスキーが繰り出したレーザーランスの一撃が、 脆弱化した岩盤の一部を破砕し、 地獄へ至る摺鉢に一穴を穿ったのだ。 是非もない。 唯一の突破口にガルブレイヴとアリオーンも 続けて飛び込み、一行は際どくも窮地を免れる。 そして、今。 渓谷地帯に隠された地下空間で 三人は途方に暮れていた。 そもそもの依頼は、この『グラウンドゼロ』で 姿を消したという社員の捜索であった。 「リジェッタくんは以前からこういうトラブルに 妙に縁があってね。その度になぜか・・・ と言っては失礼だが、不思議なほどに無傷で帰ってくる。 今回も無事であるとは思いたいが、何しろ場所が場所だ」 クライアントである『ルビコン運送』の社長、 パトリック・ジェンキンスがそう語ったように。 「見れば見るほど異様な場所だな、ここは・・・」 アシュリーが見上げる天井には不活性コーラルが 鍾乳石のように垂れ下がり、周囲の岩盤も その多くは漆黒の結晶体に覆われている。 それはまるで、コーラルが自ら星に穿った傷・・・ 『アイビスの火』で引き裂かれた星の表層を 覆う、瘡蓋のように。 「なるほどなるほど!これがかの大災、 ルビコン最大の謎の爆心地!! これは・・・まさに事件!事件屋の直感が、 そう告げておりますぞッッッ!!」 唐突な大声は、オープン回線などではなく。 覗き込んだ崖下で、ACの機上に立っていた 紳士が発した地声であった。 場違いなタキシードにミチッと詰め込まれた 筋骨隆々たる長身が、ギュッッッ!! と筋肉を唸らせて謎めいたポーズをキメる。 「これは奇遇。そこの紳士、こんな場所で 行き合ったのも何かの縁だ。 私は『ミセリコルデ』アシュリー。 貴方の名を聞かせていただけないだろうか?」 危害を加える意図はないと伝えるためだろうか。 機上に乗り出し、紳士と同じポーズをキメながら 相方が不審紳士に語りかける。 「ムムッ!若いながら健康的に鍛え上げられた 美しい肉体ですな!! 信義に値する人物とお見受けしましたぞ!!」 ギチチっ!と筋骨を唸らせて新たなポーズをキメる。 「私の名は、旅の事件屋Mr.ヒルディ。 華麗に事件をエスコート、ですぞ!」 完璧なポージングから放たれる決めゼリフに 感銘を受けてか、同じポージングで応える アシュリーの顔が無邪気に輝く。 「おおッ・・・貴方が噂の!! 星外でのご活躍、聞き及んでおります!! まさかこのルビコンで直にお会いできるとは。 光栄至極でありますッ!!」 「ふむ。死中に活あり、万事塞翁が馬。 この件、いい方向に向かうかもしれんぞ」 早くも意気投合した二人の様子に、 ディアーチルも得心を得たように小さく頷く。 「・・・この状況の、どこら辺が根拠なんだ??」 ヴァッシュとしては、すでにしてツッコミが 追いつかない状況に人知れず頭を抱えていた。 「然るに、・・・ナッシュくん。 『アイビスの火』とは、その始まりからしてが 無数の謎に包まれておりますな」 Mr.ヒルディの愛機、徒手空拳の ジェントル・マンダヴィルに先導され、 一行は地下洞穴を進む。 「ヴァッシュだよ!!」 ツッコミはスルーされ、洞穴に虚しく反響を残すのみ。 そもそも俺、名乗ってなくない?怖いよ?? 「星系全体に波及するほどの大禍は、 ルビコンそのものにも巨大な亀裂を刻んだ。 このグラウンドゼロを広く覆う断崖でありますな」 「そうなの!?」「いや、初耳だ」 ヴァッシュのツッコミにアシュリーが即座に応じる。 阿吽の呼吸というべきスピード感あふれる 掛け合いに、Mr.ヒルディの推理も冴え渡る。 「それほどの大火でありながら・・・ なぜ、この星は未だ星としての形を 保っていられると思うかね、ワッシュくん?」 「合って・・・ねぇな!ギリ間違えてるよ!」 律儀にツッコミを入れつつ、改めてヴァッシュは 自分が生まれ育ってきた星の不思議に思いを馳せる。 「・・・確かに、不自然かも知れんな。 星全体に波及するほどの炎を吹き上げながら、 星の軌道も変わることはなく、曲がりなりにも ルビコニアンは生き延びた。 本来ならば、この星自体が破壊されても おかしくない規模の災害にも関わらず」 ディアーチルの言葉に、我が意を得たりと ヒルディが語を繋ぐ。 「そう。この炎はおそらく、単純な炎ではありません。 着火!されたコーラル炎は独特の鮮やかな真紅を帯び、 その挙動も尋常の炎とは異なります。 それはまるで、コーラルの意志を象るように」 壁面から伸びる不活性コーラルの結晶に手を触れた ジェントル・マンダヴィルがここで カッ!!!とこちらに向き直る。 頭部パーツにペイントされたモノクルのせいだろうか。 センサーアイがニヤリと笑った本人の口元を 連想させて、若干イラッとくる。 「星を引き裂かんとして伸びる亀裂を 繋ぎ止めるように広がる、この不活性コーラルこそが 彼らが残したダイイングメッセージであると、 このMr.ヒルディは推理するのであります!」 長広舌も澱みなく、滔々と語る姿は いかにも迷探偵らしく威厳に溢れている。 その言葉に、意外にもヴィルが興味を示す。 「興味深い推論だ。この不活性コーラル結晶は、 おそらくアイビスの火で燃焼したコーラルの 残滓・・・いわば、アイビスの火の当事者の遺骸だ。 調べれば、その真相に迫る手がかりも得られるかもしれん」 以前はコーラル濃度が高すぎて近づけなかったが、 バスキュラープラントがルビコン中のコーラルを 吸い上げた今ならば、調査を図るには好機だろう。 「考古学も結構だがよ。俺たちの差し当たっての ミッションはリジェッタさんの捜索だろ。 脇道は後にしてくれよな」 盛り上がる周囲に冷や水をかける カッシュの言葉に、ヒルディの眼光が キラッ⭐︎と閃いた・・・気がした。 「ほう!ここでこのMr.ヒルディ! 新たな事件の予感をキャーーーッチ!!しましたぞっ!!」 かくして旅の事件屋と合流した一行は改めて リジェッタ嬢の捜索に再出発する・・・のだが。 当の、本人はと言えば。 「あば、あばばばばばばばばばばばば」 今日も元気に不幸全開だった。 「いやぁ〜〜〜ん、また会えるなんて嬉しいわ、 リジェッタちゃん??」 すでにしてボロボロの可哀想なアンダーワーカー、 その脇腹をメイヴィの操るヒステリックの バズーカがツンツンとつつく。 「ひっ!ひぃいいい!!」 【リジェッタ、やっぱり面白い】 マイアの打ったテキストメッセージに、 一歩後ろから様子を見守るユージーンも満足げだ。 「退屈な探索ミッションだと思ったが・・・ これは面白い拾い物をしたものだ。 ククク・・・ツイてるな、俺たちは」 聞こえよがしな露悪的なセリフに、 リジェッタはげっそりとやつれた表情。 「私にとっては不幸以外の何物でもありませぇぇん・・・」 ボソリと呟いた次の瞬間。 「おい」 「びゃぁぁあああああ!? すみませんずみまぜんなにもいっでまぜぇん!!」 ユージーンに肩を掴まれ引き止められた リジェッタが大袈裟に暴れたため、 止むを得ず引き倒して動きを止める。 恐怖のあまり、リジェッタが 泡を吹いて失神したことは、果たして幸か不幸か。 「まぁたアイツぅ・・・? ホンットしつこい。女心がわかってない。サイテー」 不機嫌なメイヴィの視線の先には、彼女が 『ルビコニアンデスアリジゴク』とあだ名をつけた 正体不明の巨大兵器。 例によって新型のC兵器だろうか? 探査モードで地下空間を徘徊する巨体は、 やはりシースパイダーの係累と思われる多脚型だが。 【緑色の粒子。コーラルじゃない】 マイアの指摘通り。 機体から漂う排出粒子は鮮やかな翠緑で、 一瞥してC兵器の埒外であることは明らかだった・・・ が。そこはまぁ、それほど重要ではない。 「やはり、この場を塞ぐのが奴の目的のようだな」 ユージーンがアーキバスから請け負ったミッションは、 コーラル濃度の低下に伴い侵入可能になった グラウンドゼロへの先行調査。 どんなイレギュラーがあるかわからないと、 メイヴィとマイアを伴ってきた判断は正解だった。 行手を塞いだ兵器の装甲は厚く、三機のACの戦力を 持ってしても突破には至っていない。 定点を防御するように巡回する奴の挙動は、 その奥に重要な秘密が隠されていることを示唆していた。 このまま引き下がってもいいのかも知れないが。 「せっかく久しぶりに、歯応えのある相手だ。 もう少し楽しませてもらいたいのだがな」 守備よく撃破できれば追加報酬が期待できる。 その奥に何があるかも興味があるし、 モノによってはそのまま持ち去ってもいいだろう。 刹那の悦びに命さえ賭ける享楽主義者には、 獲物を目の前にして撤退の選択肢はなかった。 奇襲の好機を伺うユージーン一家、その背後。 「トゥーーーッッッ!!!」 気合い一閃、洞穴の一角が弾け飛ぶ。 「ンンッ!このMr.ヒルディの推理がズバリと的中!! 見事!件のリジェッタ嬢を発見しましたぞッ!!」 喜びのポージングをキメるジェントル・マンダヴィル、 その背後からゾロゾロとさらに現れる三機のAC。 「さ、流石ですミスター!まさか岩盤に刻まれた弾痕から 文字を読み取り、アナグラムで進むべき方位を導くとは!」 アシュリーはその活躍に瞳を輝かせるが。 「いや、逆になんでそれで結果正解に辿り着いてんだよ」 やれやれ、と疲れ気味にツッコミを入れるヴァッチュだが、 すぐに剣呑な状況を見て取り武器を構える。 「テメェ・・・リジェッタさんに何をした!?」 目の前には、悪名高い独立傭兵ユージーン メイヴィ、 その足元に倒れ伏したアンダーワーカーは損傷著しい。 「さぁ?何だろうな・・・?」 状況を面白がってか、これ見よがしにはぐらかす ユージーンの態度が事態に拍車を掛ける。 「ひとまず、彼女から離れてもらおうか」 先制したのはディアーチェル。 ハスキーの右腕のレーザーハンドガンの バーストショットと共に両肩のミサイルが一斉に放たれる。 「面白い、ラカージュと事を構える羽目になるとはな。 その実力、期待させてもらうぞ」 応じるユージーンの乗機、ルナティクスも前に踏み出す。 右肩のガトリングキャノン弾幕でミサイルを撃墜し、 間合いを詰めるハスキーをプラズマライフルで迎え討つ。 共に近接戦を挑む両者が至近に迫ったタイミングで ディアーチェルの得物が光を帯びる。 放たれたレーザーランスの一撃はノーチャージ、 踏み込みは一瞬だが、鋭く、迅い。 「そうくるか、楽しいじゃないか」 そして、その穂先を捉えるブーストキックで 鋒を交わしたユージーンの反応も。 まさか、これでは終わらないよな? 向けられたデトネイティングバズーカが、 言外にディアーチェルへ問いを突きつける。 当然───などと、あえて返す言葉は不要だろう。 乱れた機動の手綱を取り直し、バズーカの弾道から 身をかわす、そのマニューバこそが答えだった。 「あの子は私たちが先に見つけたオモチャなんだから。 あんた達にはあげないわよ!!」 ヒステリックが展開するミサイル弾幕を、 壁面を足場に疾走してアリオーンが掻い潜る。 「ミッションが云々以前の問題だな。 彼女の身柄を其方に引き渡すのは人道にもとる!!」 併走する敵機の進路を、ヒステリックのバズーカが巧みに阻む。 「アハハッ!!なぁ〜にぃそれぇ?美味しいのぉ!?」 態勢を立て直す間に間合いを外された アリオーンは、仕切り直しを余儀なくされる。 「こいつッ・・・!?」 想定外の苦戦を強いられたのが、 マイアの操るダウターに対峙したヴァッシュであった。 ばら撒かれる重機関砲と実弾オービットの弾幕は 正確にガルブレイヴの機動を捉え、 着実にダメージを蓄積していく。 恐るべき動体視力と直感力だ。 即効性こそないが、毒のように機体を蝕んでいく ダメージがやがてACS負荷限界に達すれば、 左腕のスライサーが機体をバラバラに寸断するだろう。 追い立てられるほどに機動の鋭さを増していく ガルブレイヴを、マイアは嬉々としていたぶる。 よく動く。反応もいいから、撃てば撃っただけ 必死のダンスを見せてくれる。最高のオモチャだ。 少女は心に燻る暗い悦びのままに 愛機を駆り立て、狩猟の愉しみに耽溺する。 「ざっ・・・けろよ・・・!!」 壁面を蹴立て跳躍したガルブレイヴが、 天地逆転した視界にダウターを捉え、 両手のリボルバーグレネードを一斉に放つ。 その急機動さえマイアの眼は完璧に捕捉していたが、 ヴァッシュの反撃はそこからが本番だった。 左右、全くの意識外の角度から走るレーザーの速射。 回避運動の合間に展開していたレーザータレットが 一斉に火を吹き、紅蓮の炎と翡翠の光条が目まぐるしく 視界を交錯する。 回避運動に移るその頭上目掛け、 天井を蹴って一気に踏み込んだガルブレイヴが ダウターの目前で半回転。 叩きつけられるラッシングレイザーの 全体重をかけた踵落としと、 反撃のレーザースライサーが鍔迫り合って火花を散らす。 「っく・・・」 苦悶の表情を浮かべるヴァッシュと、 活きの良い獲物にほくそ笑むマイア。 その表情だけでも両者の余裕の差が見て取れるが・・・ 決着はつかなかった。 「君たちィ!仲違いをしている場合ではないぞっ!!」 白熱する激突に、突如割り込むMr.ヒルディ。 ガルブレイヴの脚を、ダウターの腕を掴むのは 空手の機体ならではの挙動だが、 そのまま両者の反撃を抑え込んだ 一瞬の体捌きは驚くべき技巧だった。 「これは私の推論だが・・・ヴァフシュくん。 君は勘違いをしている。 この事件の真犯人は彼らではない」 「アンタは人違いをしてるけどな」 悔し紛れに言い返すが、その背後で響く、 地下空間全体を揺らす足音がヒルディの推理を裏付ける。 「ヒッ!?ままま、またアイツなのぉ!? もうやだぁぁぁぁああああああ!!!」 タイミングよく息を吹き返したリジェッタの悲鳴が 答え合わせだった。 「あの特徴的な一対のブレード形状は、 先刻我々が遭遇した不審機のそれと完全に合致する。 便宜上、奴を『アントリオン』と呼称しよう」 完全に姿を見せた巨大兵器、ルビコニアンデスアリジゴク 改め『アントリオン』は威嚇するように 巨大な顎を開き、地底を揺るがす威嚇の雄叫びを放つ。 その咆哮が起こす衝撃波だけで、 周囲の不活性コーラル結晶が揺さぶられ、 次々に砕けて粒子状に飛散していく。 「やれやれ。少し暴れすぎたな。 続きはまたあとで楽しもうか」 あっさりと交戦を中止したユージーンに、 目下最大の敵を前にディアーチルから通信が入る。 「奴らは完全にこちらを捕捉した。 我々の作戦目標はそこの運送屋なのだが、 おそらくあの損傷では逃げきれまい。 ここは協力して奴を撃破しよう。 利害は一致しているとお見受けするが」 迂遠な交渉をしている暇はなさそうだ。 アントリオンが、腹部に複数埋め込まれた端末を放出し、 翠緑のビームで目前のAC全機を同時に攻め立てる。 「あ〜〜〜ら、良い話じゃない? ありがたく利用させてもらうわ。 せいぜい役に立ってちょうだいね??」 ヘイトを体良くアリオーンに押し付けたヒステリックが 射角の外へ回り込みミサイル弾幕を展開する。 狙うは本体側のオービット基部。 帰る場所を奪えば、エネルギーが尽きたオービットは 自ずから戦力を喪失するだろう。 分厚い装甲が抜けないのであれば火力を削ぐ、 先んじてアントリオンと遭遇していた彼らならではの 着実な判断だ。 「やれやれ・・・君といると面倒が絶えないな、ヴァッシュ!」 「俺のせいにすんな!!」 アシュリーの言い草は腹立たしいが、久しぶりにちゃんと 自分の名前を呼んでもらえて、ちょっと嬉しいバッシュだった。 唸りを上げる巨大ブレードが、 ガルブレイヴとアリオーンを両断すべく襲いかかるが、 同時に跳躍してこれを潜り抜けた両者は、 同時に空中からの反撃を展開。 インパクトガンとグレネードガンの猛攻が 頭上から次々に炸裂し、流石の巨体も ACS負荷が猛烈な勢いで蓄積していく。 あと一歩、というところで状況が変わる。 怒りの咆哮とも取れる高周波の雄叫びと共に、 アントリオンの足元が揺らぐ。 長大な顎を岩盤にめり込ませたかと思うと たちまちのうちに足場が液状化してアントリオンの 巨体を飲み込む。 驚異的な高速地中潜航、それ自体が 強力な回避手段だが、問題はそこから先だ。 「まずいな、足元が・・・」 戦場は地下洞窟。足元を構成する岩盤は、 地底への滑落を免れるための貴重な足場でもある。 「ヒッ!ヒィィイイイイイオワァァァァァアアアア!? 落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちるゥゥゥウウ!?」 ろくに体勢も立て直せず、尻餅をついた姿勢で 滑落していくリジェッタの悲鳴を聞くマイアは、 どこか恍惚とした表情を浮かべていた。 巨大な敵を前に、相対するこちらも戦力に不足はない。 最高のスリルとゾクゾクする悲鳴を同時に浴びて、 少女は今まさに絶好調だった。 いち早く落下する機体を立て直し、壁面を滑走する ダウターの目が、討つべき標的の姿を正確に捉える。 あれほどの巨体だ。地中に姿を消したとて、 その行先までも隠しおおせる道理はない。 果敢に踏み込んだダウターの目前で、 アントリオンが姿を見せた瞬間には、その鼻先で レーザースライサーが光の螺旋を描いていた。 頭部を捉えて光刃が乱舞し、その頭部をズタズタに切り刻む。 「はぁ・・・うちの子カッコよすぎ。可愛すぎ。 最強じゃない??」 歴戦の修羅の如き愛娘の戦ぶりに、うっとりとため息を吐く メイヴィに、ユージーンも鷹揚に首肯する。 「フッ、俺たちの英才教育の賜物だな」 奈落に向けて滑落している最中とは思えぬ束の間の一家団欒。 「言ってる場合かァ!?」 全方位でツッコミの需要が同時多発して、 ヴァンプはもう過労死寸前だ。 「ごもっともだな。娘の頑張りに応えるのが親というものだ」 「伝わってねぇ!?」 弱点を正確に捉えた痛恨の一撃にのけぞるアントリオン、 その喉笛にユージーン、メイヴィ夫妻の痛烈な 追い討ちが突き刺さる。 ヒステリックとルナティクス、同時に放たれたバズーカの 一撃に身悶えながらも、再度吼えたアントリオンが再び 壁面を崩壊させて姿を消す。 流石の巨大兵器も、相手が悪いと判断したか。 その戦術が目に見えて変わる。 壁面に潜り込んだまま延々と周囲を駆け巡る アントリオンが、ACが着地できそうな 地形を片っ端から破壊していく。 高度は猛烈な勢いで下がり続け、やがて落下の果てに 待ち受ける危機をヴィルが見つけ出す。 「洞穴最下層に大量のコーラル湧出を確認した。 このままでは飛び込む羽目になるぞ」 それは、集積コーラルを除けばかつてないほどの規模の、 隠された新たな井戸だった。 「誉を知らぬけだものめ。姑息な手を・・・!」 反撃の手立てを見出せず歯噛みするアシュリー、 そこに、状況を静観していたMr.ヒルディが徐に口を開く。 「私の推理によると・・・あの機体の地中潜航能力は、 おそらくあの巨大な顎によるものですぞ」 ヒルディの言葉を受けて、ヴィルが推論を補足する。 「先刻からの奴の怪音波は、一対のブレードの振動によるものだ。 一種の巨大な音叉だな。それにより発生する超振動により、 瞬間的に前方の障害物を粉砕することで、 奴は目前の地形を液状化させている」 「つまり、あのアゴをぶっ壊せばヤツはもう潜れないし、 俺たちが着地する足場も確保できると」 だが、どうやって?そんな疑問に応えて、 先んじて動いたのはディアーチルだった。 「穿つべき一点が明らかならば・・・任せてもらおうか」 高機動を活かし、奈落の底へ目掛けて アサルトブーストでさらに加速。 地中を掘り進むアントリオンの行先を見極めて、 猛禽の如くに疾駆する。 落下の勢いとアサルトブーストの加速、そして、 フルチャージしたレーザーランスの渾身の一撃が、 岩盤をも貫いてアントリオンの大顎を穿つ。 思いがけぬ一撃に身悶えた巨体が壁面を 砕き飛び出し、身を捩りながら落ちていく。 それでもなお、振り解こうともがくアントリオンが 残された端末を再び展開、深く鋒を突き立てた ハスキーを滅多撃ちに撃ちまくる。 軽量二脚型には苛烈にすぎる反撃だが、それでも ディアーチルは引き下がらない。レーザーハンドガンと ミサイルも総動員して、零距離に捉えた ターゲットを徹底的に打ち据える。 湧き返るコーラルの水面を目前に、最後の足場に アントリオンの大顎が突き刺さる・・・ が。予期された破壊はもう、起こらなかった。 振動機能を破壊された大顎を岩盤に突き立て、 無防備な腹を晒した怨敵目掛け、 残るAC全機が有り余る怒りの全てを叩き込む。 「ここが瀬戸際だ、遠慮はいらんぞ!!」 「ハハハッ!いいザマだなぁ!! さぁ、存分に絶望しろッ!!」 「いぃじゃん、ユージーン!今最高に悪い顔してるぅ!!」 アリオーンとルナティクス、ヒステリックの集中砲火が 巨大な腹部を支える関節部を吹き飛ばし、下半身が脱落する。 「行くぞ!ヴァッツュくんッ!!」 「もはやどう発音してんだよそれは?」 最大加速で半壊した頭部へと全力の蹴撃を叩き込む ガルブレイヴの一撃に、最大出力のレーザースライサーで ダウターもきっちりと火力を上乗せし、 渾身の一撃がアントリオンの頭部を粉砕した。 ついに止めを刺された強敵であるが、 ただでは引き下がる気はないらしい。 「ジェネレータ臨界。自爆するぞ」 ヴィルの警告に場が凍りついたのも一瞬。 「ひぃやぁぁぁぁああああああ!!!」 長く尾を引く絶叫と共に、直滑降でアンダーワーカーが アントリオンの半壊した胴体に突っ込む。 「止まって止まって止まって止まって! 止まってよぉおおおおおおおおおお!!!」 ヤケクソじみた全門斉射も虚しく。 ズボッ と、間抜けな音を立てて、アンダーワーカーの上半身が 光を漏らすアントリオンの上体の破断面にピッタリハマる。 「し、ししし、死んだぁァァアアアア!?!?!?」 皮肉にも、その叫び声が周囲を安心させた。 めり込んだアントリオンの体内で振り回したブレードが、 幸運にも自爆を図るジェネレーターに止めを刺したらしい。 「巨大な不活性コーラル結晶層の下に隠された 新たなコーラルの井戸。 それを守るように配置されたC兵器の紛い物。 はて。そこから導かれる真実とは? ムムム!旅の事件屋Mr.ヒルディ! 新たなミステリーの予感をキャーーーッチ!! しましたぞっっっ!!」 一件落着と共に新たな謎を見つけ出し、 渾身のキメポーズでご満悦なMr.ヒルディ。 大活躍の愛娘を撫で回すユージーン夫妻。 新鮮なスクラップにウキウキのヴァップとアシュリー。 それを後方腕組みで見守るディアーチル。 それぞれなりに満足げな一同の中で、ただ一人。 項垂れている、哀愁漂う後ろ姿。 可哀想なアンダーワーカーはスクラップ確定、 アッシュカンパニーが美味しく回収したわけだが。 「ううう・・・またローン組んで 機体を組み直さなくちゃ・・・ こんなんじゃいつまで経っても この仕事辞められないよぉ・・・」 例によって、リジェッタ自身は無傷だった。 なんで??? 次のアンダーワーカーは きっとうまくやってくれるでしょう・・・ いや、無責任なこと言っちゃダメだな。合掌。 関連項目 アッシュガル グレイクレイン ディアーチル ユージーン メイヴィ マイア リジェッタ Mr.ヒルディ 投稿者 堕魅闇666世