約 2,012,417 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14769.html
朝! 唯「も~!遅刻する~!」ガサガサ 律「唯~、いい加減先行っちゃうぞ?澪もやる事有るってさっさと行っちゃったし」ハァ 唯「ちょっと待ってよりっちゃん!あれ?ケータイ何処~?」 晶「お前ら、まだ出てないのか?間に合わなくねぇか?」 唯「あ!晶ちゃんおはよう!もう、何で起こしてくれないの!?」プンプン 晶「はぁ!?だから私はお前の保護者じゃねぇっつってんだろ!」 唯「だって授業有るじゃん!」 晶「だから今日は私は2コマ目からだって昨日の晩言ったろ?」 唯「え~」ブー 晶「え~もブーも有るか。目覚ましはどうしたんだよ?」 唯「目覚まし時計なんかが私を起こせる訳無いじゃん!」モー 晶「お前もう寝てろ。起きるな」 唯「やっぱり晶ちゃんも同じ授業受けようよ~」 晶「お断りだ。っていうか今更変えれるか。ほれ、さっさと準備する!ケータイは机の上に置いてあんだろ!」パンパン 唯「え?あ、ホントだ!よし、準備オッケー!」フンス 律「唯、走るぞ!」 唯「うん!急ぐよりっちゃん!遅刻しちゃうよ!」 律「誰の所為だ誰の!」 ダダダダダダ…… 晶「はぁ……本当、毎日飽きないなぁアイツら」 紬「楽しいでしょ?」 晶「お?よう」 紬「おはよう晶ちゃん」 晶「朝から煩くて迷惑なだけだ。アイツ、人に甘え過ぎだろ」 紬「そこが良いところなのよ」 晶「良いところ~?」 紬「だって、可愛いじゃない」 晶「わっかんねぇ。取り敢えず早い所なんとかしてくれ、このままじゃずっと付き纏われそうだ」 紬「あらあら、それも良いと思うけど」 晶「良くねぇよ」 紬「そう?残念」 晶「で、お前は今日は授業は?」 紬「私も2コマ目からなの。折角だし一緒に学校行かない?」 晶「そうだな。じゃあ先ずは飯食うか」 紬「そうね、食堂行きましょう」 * * * 晶「あれ?お前そんなネックレスしてたっけ?」モグモグ 紬「コレ?可愛いでしょ」 晶「あぁ。似合ってる」パクパク 紬「ありがと。皆からのプレゼントなの」 晶「へぇ~」モグモグ 紬「ほら、この間みんな忙しいみたいって話したじゃない?」 晶「あ~……あぁ」 紬「あの時みんなバイトしててね、そのお金でコレをプレゼントしてくれたの」 晶「ん?プレゼントって誕生日とか?」 紬「ううん、日頃の感謝の気持ちだって」 晶「へぇ、そりゃ良かったな」 紬「うん!大事な宝物よ」 晶「……あ~、あの時は悪かったな」 紬「へ?」 晶「そんな事してくれる友達を、冗談でも馬鹿にして悪かった」 紬「え、あ~」 晶「あの後菖に本気で怒られてさ……確かに酷い事言った、ごめん」フカブカ 紬「そんな頭下げないで。良いよ、あの時手打ちにさせてもらったし」 晶「されたけどさ、文字通りバチンと」 紬「アレでいいよ」 晶「そうか?でもなぁ、お前の事もアイツらの事も馬鹿にした訳だし、アレだけじゃ私の気が済まないというか~」 紬「ん~……じゃあ」 晶「じゃあ?」 紬「今日晩御飯奢って?」 晶「晩飯を?何処の?」 紬「うん。晶ちゃんのオススメでいいわ」 晶「ん~……分かった」 紬「じゃあそれで!私奢ってもらうって初めてなの」 晶「は?そんなの持ちつ持たれつだろ」パクパク 紬「ん~、多分それは」 菖「お!晶、ムギちゃんおっはよ~!」 晶「おう」モグモグ 菖「珍しい組み合わせだね。二人も2コマ目から?」 紬「うん。おはよう菖ちゃん。それとありがとうね」 菖「うん?私なんかしたかな?」ストン 晶「今日私がコイツに晩飯奢って、仲直りだ」 菖「あぁ、ちゃんと謝ったんだね。偉い偉い」ナデナデ 晶「撫でるな」グイッ 紬「晶ちゃん達、仲良いよね」 晶「まぁ、なんだかんだ長い事やってるしな」 菖「だね~。もう長年連れ添った夫婦みたいなもんよ!」ダキッ 晶「やめろ気持ち悪い」バッ 紬「あらあらまぁまぁ、良いじゃない」 晶「良かねぇよ、勘弁してくれ」ハァ 菖「恥ずかしがっちゃってもう」 晶「コレが恥ずかしがってる様に見えるってお前どうゆう目してんの?」 菖「こうゆう目~」ジー 紬「私はこうゆう目~」ジー 晶「はいはい」モグモグ 菖「無視すんな!」ズドム 晶「ブグッ!?……お前、口に物入れてる時にどつくな!」 菖「ほら!無視するからムギちゃん泣きそう!」ビシッ 紬「え?え~っと……私、悲しい!」ヨヨヨ 晶「付き合わなくて良いぞ、面倒だから」モグモグ 菖「晶ヒドイ!」ガーン 紬「アハハ、良いコンビね」 菖「そりゃ夫婦ですから」 晶「ていうかさ、二人ともさっさと食わないと遅刻すんぞ?」モグモグ 紬「へ?あぁ、もうこんな時間。急がないと」パクパク 菖「うわ!急がなきゃ」モグモグ * * * 夕方! 晶「ゴメン、待たせた」 紬「全然。私もさっきここ来た所だから」ネー 菖「うん。一緒に来た所だもんね」ネー 晶「何でお前まで居るんだよ」 菖「え~良いじゃん。奢ってよ」 晶「お前に奢る義理は無い」 菖「え~。じゃあムギちゃん奢って!」ダキッ 晶「止めろ」ガシッ 菖「冗談だって」テヘッ 晶「次コイツを財布扱いしようとしたら誰だろうと私が許さないからな」ギロリ 菖「だから冗談だって。晶怒りすぎ」 紬「晶ちゃん……カッコイイ」ホワー 菖「っていうか最初にそんな事言ったの晶じゃん」 晶「私にだって良心の呵責ってのがあんだよ。それにここまでさせたのはお前だろ」 菖「それもそだね。まぁ良いか、ムギちゃん可愛いから守ってあげないとね」 晶「そうゆうこった。じゃあまぁ、行くぞ」 紬「う、うん。何処行くの?」 晶「あ~……金銭的にファミレスでお願いしたいんだけど、良いか?」 紬「ファミレス!?是非お願いしたいわ!」ガシッ 晶「お、おぅ」 菖「わ~い!じゃあ私ハンバーグ!」ビシッ 晶「お前は自腹だからな」 菖「分かってるってば」ポンポン * * * ファミレス! 晶「デミグラスソースのオムライス」 紬「え~っと……じゃあこのカルボナーラで!」 菖「ハンバーグとエビフライのコレのセットをライスとコーンスープで~」 店員「ドリンクバーはセットの一点のみでよろしいですか?」 晶「あ~、じゃあ後二つ。パスタだけで良いのか?」 紬「え?う~ん、まぁ」 菖「遠慮しなくて良いよ?どうせムギちゃんの分は晶持ちなんだし」 紬「う~ん……取り敢えずそれで良いかな」 晶「……あとフライドポテトも一つ。まぁ有りゃつまむだろ」 店員「かしこまりました。ではドリンクバーはあちらにございますのでどうぞ」スタスタ 菖「にしても、オムライス~?」 晶「良いだろ別に。今日はそうゆう気分なんだ」ガタ 菖「あ、私メロンソーダ」ビッ 晶「あいよ。で?」 紬「じゃあ私も一緒に」ガタ 晶「良いよ、座ってなって」 紬「えっと、じゃあオレンジジュースで」ストン 晶「了解」スタスタ 紬「行っちゃった……」 菖「にしても、晶も大人になったな~」 紬「そうなの?」 菖「うん。見た目怖いし中身もああじゃない?人当たり悪くってさ」 紬「まぁ……確かに」 菖「高校の時とかもバンド活動の為にバイトするじゃない?大概上司か客と喧嘩してクビだもん」 紬「アハハ……」 晶「お待たせ。あ?なんだよ人の顔見て」 菖「今から晶のバイト武勇伝を披露しようかと」 晶「止めろ。はい、オレンジジュース」スッ 紬「ありがと」 晶「はい、メロンソーダ」 菖「ん。ん?何か薄くない?」 晶「別に。ちょっと連打しただけ」 菖「それじゃ炭酸水じゃん!」 晶「まぁ、そうとも言うな」ケラケラ 菖「も~子供みたいな事して!いいもん、自分で入れてくるから」ガタ スタスタ 晶「お前が私を使うのは十年早えよ」ヒラヒラ 紬「連打すると炭酸水になるんだ……」 晶「そっちは普通だから大丈夫だぞ」 紬「うん」 晶「バイトといえば、何するか決まったのか?」 紬「う~ん、まだ決まってないの」 晶「高校ん時にバイトは?」 紬「一応家の系列の喫茶店で体験はしたんだけど」 晶「接客か……まぁ向いてそうだわな」 菖「ただいま!ほら晶!奥行って奥!」ビシビシ 晶「痛ぇよ!はいはい」ズリズリ 菖「もう!」ストン 紬「菖ちゃん……それ何?」 菖「ん?メロンソーダとコーラとカルピスソーダを1:1:1で割ってみた」 晶「うわ、どっちがガキだよ……ったく、大学生にもなって」 菖「ドリンクバーだから出来る味だよね」チュー 紬「……私もやってみようかしら」 晶「止めとけ。はしたない」 菖「うん!美味い!」テーレッテレー 店員「お待たせいたしました」カチャカチャ 菖「あ、ども~」 店員「以上でお揃いでしょうか?」 紬「はい。ありがとうございます」 店員「では、ごゆっくりどうぞ」スタスタ 菖「いっただっきま~す」パン 紬「いただきます」パン 晶「……熱っ」パクパク 菖「『いただきます』は!」ドスッ 晶「うぐふっ!?おい、朝にも言ったろ!」 菖「手を合わせてください」パン 晶「あん?黙って食えって」 菖「合わせました!」パン 紬「合わせました~」パン 晶「……ちっ……」パン 菖「いただきます!」 紬「いただきます!」 晶「……いただきます」 菖「よろしい」パクパク 晶「めんどくせぇ……もうお前帰れよ」パクパク 紬「まぁまぁ」 2
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/252.html
「失礼しましたー。」 「おう、またな。」 「失礼しま………した。」 「おいこら帰んな、シスイ。」 「後生ですから先生、見逃してください。ケイイチさんみたいな英雄になる前に死ぬなんて嫌です。」 「てめぇはここを何だと思ってやがんだ…?あ?」 「保健室です……サバイバルナイフを頬にくっつけないでください…」 「シスイ君、分かってるならちゃんと治療は受けようね?」 「はい…すいませんでした…」 「…ったく、任務以外で怪我作んな。」 「サーセン。」 「お前みてぇな積極的に動けるアースセイバーは貴重だから、くだらない怪我で足引っ張んなよ。…ほら、終わりだ。」 「…すげー、そっちでもちゃんと丁寧にやってくれるんですね!」 「良い的があるなー、投げてみようかな?サバイバルナイフ。」 「すいませんでした!!」 クルックー 「…え、鳩?」 「あぁ、窓辺で煙草吸ってたら寄ってきたから、試しに餌付けしてたら懐いた。」 「へぇー………あぁ、そういえばさっき保健室に来てた女の子って、確かスイネさんですよね?」 「あぁ。」 「…俺の記憶が間違ってなければ、の話なんですが、先生、いっつもスイネちゃんの前だと覚醒してません?」 「そうだな。」 「え、認めるんですか?そこ。」 「嘘ついても事実だからしゃーないだろ。」 「……どうしてそうなるんですか?」 「…さぁなぁ…俺もよく分からん。」 「……無意識?」 「かもな。………あぁ、んでもひとつ思い当りがある。」 「?」 「似てるんだよな、あいつと。…それだ、たぶん。」 シスイと談話中 「記憶」 「…生きていたら、あいつもスイネぐらいの年頃だろうな…」 作者 登場人物 しらにゅい 都シスイ、スイネ、玉置静流 投下順 ののかと談笑中「マサムネ」← 41話~80話 →スザクとトキコのある一コマ
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/257.html
「っはぁ~・・・・・・」 「さっきから溜息つきっぱなしですぜ、アニキ」 「んあ?あぁ・・・・・・・」 溜息が尽きるわけがない。 あの日。中国からズタボロになって使者が帰ってきた日。 「おめぇ!その傷はどうした!?」 「し、心配いらねッス・・・・それよりアニキ・・・元就様が・・・・・」 「元就がどうかしたのか?」 「半月はさすがにまずかったみたいで・・・今更何の用だ、と突然フラフ・・・いや、輪刀を・・・・・」 なんてこった 「命からがら逃げてきたんス・・・」 「そうか・・・すまねぇな。ゆっくり休んでくれ」 そういうと、そいつは他のヤツらに担がれながら出て行った。 「元就、かなり怒ってんだろうなぁ・・・・」 鬼の形相で自分を睨む元就が目に浮かぶ。 俺は頭を抱えて落ち込むことしか出来なかった。 「元気出して下さいよアニキ。半月かかったのだって理由があるじゃないですか」 「まぁ、そうだけどな。そんな言い訳、アイツが聞いてくれるかどうか・・・」 「元就様は素直じゃねぇですから、口ではそう言っても根っこのところは案外ってこともありますよ」 仲間が懸命に励ましてくれるが、やはり不安は拭いきれない。 もしかしたら・・・・来ないなんてこたぁ・・・・・・・・・ 「はぁあああぁああ~・・・・・・」 元親の落ち込みっぷりに、仲間もそっとしておいた方が良いだろうとその場を去る。 長毛4
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7791.html
498 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/02/08(日) 12 30 21.72 ID Yir5KIBz0 488 マオ「所詮、自分で作ってないガンプラや!どこまでの性能があるか自分でもわかっとらへん!!」 三代目メイジンカワグチ「ガハァ!」 チナ「血を吐いた!」 きらら「メイジンが血ぃ吐いた!ダメだったんだ! 『ガンプラバトル上位陣って割と自分でガンプラ作ってなくね?』とか突っ込んじゃダメだったんだ!『ミニ○駆のレースに親父マシンで出るみたいなことメイジンがやっていいの?』とか突っ込んじゃダメだったのよ!!」 499 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/02/08(日) 12 47 36.83 ID EHacOWWr0 498 コウ「刹那~、ガンプラ作ろうぜー」 刹那「……………………………………」ガリガリガリ コウ「…あれ? 無反応?」 シン「勉強中だよ」 コウ「ええっ!」 ガロード「自分でガンダム作らないとダメなんだってさ。 リアルの方の」 コウ「はぁっ!? そんなの無理じゃ」 アムロ「ん?」←νガンダムの基本設計やった人 コウ「…あー」 シン「例外っちゃあ例外なんだけどね」 503 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/02/08(日) 14 48 59.53 ID L3elT4g/0 499 刹那「俺は……ガンダムになる……!」ガリガリガリガリ アムロ「動機がどうであれ、それで刹那の成績が上がるのなら兄として応援するぞ」 コウ「参考書を貸すことはいいと思うけど、それ間違いなく高校の範囲の本じゃないだろ!?」 ガロード「ガンダムが関われば刹那兄もあんなに勉強できるんだ…」 シン「文系科目は全く上がらなそうだけどね…」 509 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/02/08(日) 18 01 45.74 ID TVF0MA2k0 500 メイジン「ザクアメイジング?あぁ、ユウキ・タツヤ君の作品だね。アレは素晴らしい作品だ…ワタシジャナイヨ?チガウヨ?」 マオ「アメイジングエクシアも元々PPSE製作やしね」 レイジ「セイと最後戦りあったときもアランに修理任せっきりだったしな。メイジンってガンプラ作らなくてもいいんだな」 メイジン「ガハァ!」 チナ「あぁっ!アメイジングエクシアがメイジンの吐血を浴びて真っ赤に!」 きらら「あれは…ダークマター!?」
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/91.html
「武装錬金」のパピヨンが召喚される話。 ゼロの蝶々-1 ゼロの蝶々-2 ゼロの蝶々-3 ゼロの蝶々-4
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/90.html
「こなちゃん。雨だね」 「そだね」 「雨・・・嬉しい?」 「なんで?」 「ううん、なんか嬉しそうな顔してたから」 「ん~まぁ安心してアニメが見れるからねぇ」 「そういえば、そんなことも言ってたね」 「そう言うつかさはどうなのさ?」 「ん~じめじめして私は苦手」 「あぁ前もそんなこと言ってたね」 「お洗濯物とか、なかなか乾かないし」 「あぁ・・・確かに乾かないねぇ」 「お姉ちゃん・・・こないね」 「こないねぇ」 「おっすこなた。つかさ」 「あ、お姉ちゃん」 「? 二人してなに辛気臭い顔してるのよ?」 「いやぁ、やっぱりかがみんが居ないとツマラナイなぁってね」 「うんうん。お姉ちゃん居ないとね」 「はぁ? まぁいいわ。みゆきは?」 「委員会の仕事がなんたらとか」 「ふーん。それであんた達は昼休みに外眺めて何してたのよ?」 「雨のことでね」 「雨?」 「雨が嬉しいか嬉しくないかってお話してたの」 「かがみんはどうなのさ?」 「私?ん~あんまり好きじゃないかなぁ」 「ほほぅ・・・かがみんのことだから、てっきり好きだと思ってたぁよ」 「へ?どうしてよ?」 「この私と出会えた日も雨だったじゃない?」 「あぁ。そんなこともあったわね。でも、それがどうして雨が好きなことに繋がるのよ」 「大好きな私のことを思い出す雨・・・あぁ切ないねぇ」 「はぁ?いつ誰があんたのことを好きなんて言ったのよ!」 「ふふ・・・私と同じクラスになりたいからって文系に変えたのは誰かなぁ?」 「べ、別にあんたの為に変えたわけじゃないわよ!」 「照れるな照れるなかがみんや。おぉ可愛いなぁ。なでなでしてあげる」 「こ、こなた、また喧嘩売ってる?」 「お姉ちゃんとこなちゃん。ほんと仲いいね」 「つかさ、何処をどう見てそういう結論に至ったのよ」 「えっと・・・ありのままを見て?」 「お~よちよち」 「こ、こなたぁ!」 「あれ?でも。そういえば・・・」 「?」 「?」 「私がこなちゃんにお姉ちゃんを紹介した時、雨降ってたっけ?」 「あぁあれ実は二度目」 「えぇ~~~!?そうだったんだ?」 「そうそう。初めて会った時は雨降ってたんだよね」 「そうね。場所は確か・・・」 「ゲマズだったね」 「そこでどうやって知り合ったの?」 「え~っとたしかぁ」 ――――――ふたりの雨とひとつの傘―――――― ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― うぅ、届かない・・・ お目当ての本は、棚の最上段。 こういう時は背の低さを少し呪ってしまう。 「ん~~~~!!ん~~~~!!」 後、少しで届くんだけど・・・ 「これ?」 「え?」 お目当ての本を目の前の女の子が取ってくれていた。 「これで良かった?」 「え?え?」 「あなたが取ろうとしてた本よ」 「そう・・・だけど」 私がそういうと、「はい」と彼女が本を手渡してくれた。 「あ、ありがとう」 「どういたしまして。今度、高いとこの取ろうという時はそこの使いなよ?」 脚立を指差す彼女。そういえばあったね。 もう片方の彼女の手に持ってるのは。 「フルメタ?」 「え? あ・・・」 彼女が「しまった」みたいな顔で後ろ手に隠す。 「いや、私オタクじゃないし。フルメタルパニックなんて読まないわよ」 「私、フルメタって言ったんだけど・・・」 「!!」 また「しまった」みたいな顔になる彼女は手で顔を隠す。 「ふーん、やっぱり」 「いや、別に、これは、なんというか・・・」 「隠す必要なんてないじゃん」 「隠してなんてないわよ!」 「いや、どう見ても隠してたし」 「も、もう!だからどうだって言うのよ!」 「私、好きだよ」 「へ?」 「活字苦手だから小説は読まないんだけど、アニメは好きだよ。フルメタ」 「そ、そうなんだ?」 そういう私に彼女は少しニヤけた顔を、フルメタで隠していた。 「どんなとこが・・・好き?」 「宗介の不器用なとことか、それよりも不器用なかなめとの恋とか。 後、アニオタの熱いキャラとか、ラムダドライバの燃える展開とかっ」 「へ、へぇ・・・結構好きなんだ?」 「そだね。アニメではかなり好きな方だよ」 「小説・・・読んでみない?」 「ん~~活字苦手だし」 「見てみなってぇ!絶対面白いから!」 そういうと彼女は手にしたフルメタを私に差し出してきた。 「ん~じゃあ、ちょっとだけ」 ぱらぱらっとページをめくって見るけど、やっぱり活字が頭に入ってこない。後、 「先生。これ何巻ですか?途中からとかワケ分かりませんよ」 「あぁ、そだった・・・」 不満顔の私にうろたえる彼女。 「絶対面白いからさ。今度1巻から貸してあげるから読んでみなよ」 「ん~やっぱり活字は頭に入ってこないから良いよ」 「そう・・・」 寂しそうに俯く彼女。ちょっとそっけなさ過ぎたかな。 「今は読む気はないけど、今後もそうか分からないし、読みたくなった時はさ」 「へ?」 「そん時は貸してよ。フルメタ」 「え、えぇ!」 嬉しそうな顔で笑う彼女を見てて思う。 百面相。割と見てて面白い。 「ちょっと待ってて。レジ行ってくる」 「あぁ、私もまだ買ってないから行くわ」 そう言って、私達はレジで会計を済ます。 「今からそこのマックに行くつもりだけど、一緒に寄って行かない?」 「いいわよ、せっかく知り合ったんだし」 「あ・・・雨」 「そうね」 「傘、持ってきてない・・・」 「天気予報見なかったの?」 「予報なんて信用してないから見ないし、出る時、晴れてたから」 「はぁ・・・しょうがないわねぇ」 そういって彼女が鞄から折り畳み傘を取り出して広げた。 「入りな」 「ありがと」 よく分からないけど、こういう時ってなんだか照れる。 「あ、そういえば」 ? 「名前、聞いてなかったね」 そういえば、そうだった。 マックの店内。 軽快なBGMが流れる店内で戦利品を鑑賞しつつ、片手間にポテトを口に運ぶ私。 視線を上げると彼女も黙々とフルメタを読んでいるようだ。 こういう時、中学の頃の友達だったら、会話がメインになってしまって読むことに集中させてくれなかった。 話すことが苦手というわけではない。 でも、せっかく買ったんだから、こういう時は本を読んでいたいのだ。 今、目の前で黙々と読んでいる彼女もそういう節があるようだ。 ふと、視線が合う。 「ん?なに?」 「いや、女の子にしては、こういった場所で、そういう風に読みふけるのは珍しいなって思って」 「あんたも女の子でしょうが」 「そ、なんだけどね」 「まぁ、言いたいことは分からないでもないけどね」 「でしょ?」 「私の友達もああいったところとか、こういう本には興味が無いみたいだし」 「同じ趣味を持つ友達ってのは、なかなかねぇ・・・」 「特にこういった類で女の子の同士を見つけるのは、難しいわねぇ」 「だね」 「まぁでも、こうやってお仲間を見つけられたのは不幸中の幸いね」 「といっても、ちょっと系統違うけどね」 「いつか染めてあげるわよ♪」 「ぐふ・・・お手柔らかに」 「そういえば、こなた。家はどこら辺なの?」 「あぁえっとね・・・最寄は幸手」 「ふーん、結構近いのね」 「へ?そなの?」 「えぇ、その先の日光にある神社の子なの、私」 「へぇ・・・じゃあ巫女さんやってたり?」 「たまに手伝いでね」 「柊・・・かがみ」 「何よ・・・?突然」 「ううん、なんでもー」 「まぁいいけど。それにしても、偶然が重なるわねぇ」 「運命、だったりしてね」 「そんなわけないでしょ。ふふ」 やっぱり、同好の趣味を持つと友達になりやすいのかなぁ。 出会って数時間も経たないけど、なんだか私達はすごく仲良くなれてる気がする。 ゲーム並に出来すぎた偶然は本当に運命かもしれないと思わせる。 次はー幸手ー幸手ー 「あ、もう幸手だ」 「そうね」 「傘、助かったよ。ありがとうね」 「別に、行く先は一緒だったんだし構わないわよ。 それより家近くなの?良かったら傘貸そうか?」 「ううん、大丈夫。電話してお父さんに迎えに来てもらうから」 「そっか」 ちょっと寂しそうな顔を見せるこの子は、きっと世話焼きさんなんだろう。 電車の扉が開くと同時に飛び出す私。 「あぁそうそう」 「何よ? 早く言わないと扉閉まっちゃうわよ」 「つかさによろしくね」 「あれ?あの子知ってたの?」 「うん。同じクラスの友達」 「そうだったんだ?ますます偶然が重なるわね」 「そうかもね。それじゃあ!」 「えぇ、またね」 プシューっと気の抜けた音と共に電車の扉が閉まる。 私達は、ただなんとなくお互いの姿が見えなくなるまで目を合わせていた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「と、かがみんとの馴れ初めはそういう感じだったのですよ」 「へぇ~そうだったんだぁ・・・」 「まぁ偶然というには偶然が重なり過ぎた出会いではあったわね」 「だからかぁ・・・」 「どしたの、つかさ?」 「えっとね、こなちゃんに紹介する前日にね。 お姉ちゃんが私の友達紹介して欲しいって急に言ってきたの」 「あ・・・あぁ・・・」 「ふふーん。詳しく聞かせてもらいましょうか?かがみんや」 「ちょっとつかさ!それ黙っててって言ったでしょうが!」 「あ、ごめーん・・・」 「いいではないか、いいではないか。そんなに私のことが気になったのかな?」 「く・・・くぅぅぅぅ~~~~~」 「あれ?皆さんどうかしたのですか?」 「あ、みゆきちゃんお疲れ様」 「お気遣いありがとうございます。 それで、かがみさんとこなたさんは何をしていらっしゃるのですか?」 「いやぁ愛情表現?」 「んなわけあるか!は~な~れ~ろ~!!」 あの日から時間があれば、会いに来てくれるかがみ。 ちょっと嗜好は違っても、同好の友達が居るってのは、とてもありがたいと思う。 まぁことあるごとにラノベ読ませようとしてくるのはご愛嬌ってことで。 こんな日が明日からも続くのであった。 おしまい。
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1012.html
「ゆっくりかえってきたよ!!!」 「はいはい、おかりなさい、っと」 玄関のところで帰ってきたれいむを持ち上げる 「ゆゆっ!おにーさん!!ごしごしするのはやめてね!!」 「おまえがいつも泥だらけで帰ってくるからだろ?」 「ゆっ!!ほんなことなひよ!!いふもきれひだよ!!」 「ほれっ、もういいぞ」 「ゆ~ん!さっぱりー!!」 このゆっくりれいむと一緒に住むようになってから半月が経った 元々こいつは野生のゆっくりだった 留守の間に俺の家に侵入、居眠りしているところを捕獲、躾をして今に至る 「もう飯にするから居間で待ってろ」 「ゆ~!!ごっはん~♪ごっはん~♪」 少々我侭だがそこも可愛いところだ 「いただきます」 「ゆっくりいただきます!!!」 「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!!!」 「こら、口の中に物が入ったまま喋るんじゃない」 「ゆっ・・・ごめんなさい・・・ゆっくりきをつけるよ!!!」 「うむ、分かればよろしい」 「むーしゃ!むーしゃ!・・ごくっ・・・しあわせー!!」 うーん、あんまり変わってない気もするけどゆっくり教えていけばいいか 「ごちそうさまでした」 「ゆっくりごちそうさま!!!」 さて、腹も落ち着いてきたし風呂にでも入るかな 「れーむー?ふろはいるぞー?」 「ゆっー!おっふ~ろ~♪ゆっ♪ゆっ♪ゆ~ん♪」 ほんとにこいつは風呂好きだよなぁ 「ふぁ~、いや~良い湯だなぁ~」 「ゆ~ん、ごくらく~!!」 風呂に浮かべた”特性ゆっくり風呂(桶)”の中でだれているれいむを見てふと思った 「おまえって、風呂のときも『ソレ』取らないんだな」 「ゆっ!!」 急に青ざめた表情になるれいむ 「なんか汚れてるみたいだしちょっと洗濯させろよ」 「ゆゆっ!!なな、なにするの!?ゆっくりおこるよ!!」 何って、そのリボンがちょっと汚れてるから洗おうかなぁって思っただけですけど 「これがないとゆっくりできなくなるからやめてね!!!」 「なんで?それが無くてもゆっくりすればいいじゃん?」 ここまで拒否するからには何か理由があるのだろう 「だって・・・・だもん」 「?、なんだって?」 「・・・・になっちゃうもん」 よく聞こえないんだよなぁ、肝心なところ 「りぼんがないと”はだか”になっちゃってゆっくりできないの!!!」 はだか?あぁ、裸ね。裸? 「はずかしくてゆっくりできないでしょ!!!ゆっくりりかいしてね!!!」 人間で言うとこの『服』みたいな物なのかコレ 「いやぁ、そうだったのか。スマンスマン」 「もうっ!!でりかしーがないんだね!!」 やべぇ、今すごく頬をスリスリしたい!! 「でもなぁ、洗濯しないとどんどん汚れちゃうぞ?」 「ゆ~・・じゃあ少し向こう向いててね!!」 なんで?自分で外せるの?ソレ 「ゆっ・・・ゆゆっ・・んっ・・もういいよ!!」 うおっ!!外れてるよ・・・でもソレ一人で結べるの? 「おにーさん!!目は開けちゃ駄目だよ!!」 「おっと、これは失礼お嬢様」 「まったく、しっかりしてよね!!」 あぁ、すごく可愛い、今すぐ君を抱きしめたい! その後恥ずかしがるれいむの為に文ヶ。新聞で五月人形の兜を折ってやった 「ゆっー!!かっこいいね!!これ!!」 「ゆっ♪ゆっ♪ゆゆっ♪」 結局寝るまでれいむはご機嫌だったみたいだ ~おわり~ お兄さん、デレデレじゃないですかw兜れーむかわええなぁ -- 名無しさん (2009-04-07 02 47 43) あれ服の役割なのか ん?じゃあまりさが帽子を水に浮かべてる場合は? -- いつもうにゅに吸い込まれてフュージョンされるおじさん (2009-04-10 03 52 48) 恥ずかしがり屋さんれいむ♪ -- ゆっけのひと (2009-04-11 04 59 59) ↑2 水着なんじゃね -- 名無しさん (2009-04-13 17 56 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/1109.html
アマネさんが入室しました シェイドさんが入室しました 栄志さんが入室しました 静姫さんが入室しました 鳳凰さんが入室しました デキムスさんが入室しました シヴァさんが入室しました アルティマさんが入室しました ハツネさんが入室しました アスタロトさんが入室しました 璃雨さんが入室しました 智咲さんが入室しました ウルウさんが入室しました 流奈さんが入室しました つむりさんが入室しました バーボンさんが入室しました バーボン- (破れたマスト、古びた木の壁、飾られたドクロ、黒ずんだ金塊 つむり- (木製の円卓のテーブルに並ぶ16名 つむり- (各々の机の前には乱れた方角を指す壊れたコンパス つむり- (幽霊船をイメージした世界か。空には虹色が広がる夢の空間。 つむり- (暗がりが消え去り、夜が明けると―― つむり- (つむりとバーボンが爆散する!! つむりさんが退室しました バーボンさんが退室しました アマネ- ぱねーーーー!?(驚きの声をあげる昇天ペガサスMIX盛りギャール シヴァ- 爆発オチかよ!! 静姫- なんで退場まで五月蝿いのよ!! デキムス- おおっ? なんだなんだだぜ? デキムス- 久しぶりのユメのジンロータイムなんだぜ!? シェイド- 爆発煩い男と頭爆発煩い男が爆散したとこよ! シヴァ- いやほんとな?なんだよこのギャグみてーなスタート。 栄志- ドリームマッチ…海賊船仕様って感じじゃねぇか? アルティマ- ……。なんだか本格的だね…… アスタロト- ……そうだな……。 ハツネ- …げ、(己の格好を見て ハツネ- こっちの格好か…! ハツネ- (普段の厚い法衣姿ではなく―私服。 ハツネ- (デコルテの開けたニットトップスにインナーの黒レースキャミソール。ロールアップジーンズにヒールの無いパンプス。 ハツネ- (主張しすぎず、しかし各所で女子感を取り入れた―金森智咲の全身コーディネートですの! ウルウ- ………………… ハツネ- ……、(体のラインを隠していた法衣が無くなり、各所の露出が見える状態の今、 ハツネ- (その『違い』は一見しても解るもの。 ウルウ- …………………はじめまして。 ハツネ- 、(ウルウの方向いて ハツネ- う、漆兄上? ウルウ- ("妹"に挨拶する喪服の兄上 璃雨- ……。(漆とその向こうのハツネの様子を無言で見ている ハツネ- ……、(少し言葉を考え ハツネ- ……この間、連絡の付いた兄弟達は集まって、伝えられたんだが。 ハツネ- まあ、 ……そういう事、なんだ。 ハツネ- …改めて、宜しく頼む。 …兄上。 ウルウ- …………………畏まりました。 アスタロト- ……女だったのか(素朴に アルティマ- そう… みたいだね……。 智咲- ふっふっふっふっふっふっふ。 どうですの! 金森智咲の素晴らしいコーディネート! 智咲- 皆の視線を独り占めですの! 璃雨- あら、智咲。あなたが選んであげたの?(金鳳花スマイルで 智咲- あのウルウお兄様でさえ魅了してるですの?!(ぴょこっとウルウの方見て 智咲- ―ありゃ。璃雨お姉様。 璃雨- 『奇遇』な縁もあるものね。うふふ。 璃雨- (にっこりと智咲に笑み 智咲- おほほほほ。そうですの!そうですのよ! 智咲- 来るべき日の決戦に備えて、一緒に修行とか買い物とかしたんですの!おほほほ! 智咲- (璃雨お姉様へあたふた笑って返すですの 璃雨- あらあら。それは良い事ね。 智咲- そうですの! 智咲良い事したですの! この男好き…もきっと喜んでるですの! 璃雨- ずっと女の子のお友達、を欲しがっていたものね。うふふ。 ハツネ- こいつ遠慮無しに人を服屋に連れ回してからに… 智咲- そうですの! 智咲は女の子大好き女子ですの! うふふふふですの!(璃雨お姉様に笑顔ですの シヴァ- いやー目の前で男装CO見るたぁ。レアな事もあるもんだな? 鳳凰- はぁ。いいからさっさと始めねえか。どういう選抜だか知らねえがよ。 シェイド- なんか男女が並んでる気がしますね!? シヴァ- まーハズレ席もあっけどな。 デキムス- 男女が並んでるんだぜ?! 智咲- 女子女子席もあるんですの!!(智咲あぴーる シヴァ- 人数的にはジャストってこったな? 智咲- そうですの! あの髭お兄様の考えそうな強制合コンですの! シヴァ- よーし!やんぜやんぜ! シヴァ- 隣のモジャいのもいねーしな!抜け駆けを許さねえ! アスタロト- 合コンか…… 合同……コント……? アルティマ- コンパニーだよ…… デキムス- ゴーコンのミッションなのかっ!? んむ? だがしかしっ! デキムス- デキムスは既にハニーと交際しているんだぜっ! シェイド- ムーちゃん!? デキムス- 「ゴーコン」に参加するのは不適切じゃないのかっ!? シヴァ- ちょ、お前らマジかよ? シェイド- 別に合コンはカップルで参加して見せつけてもいいのよ!!(力説 デキムス- そ、、、そうなのかっ!? シェイド- マジだよぶぁーか! 一生雨ふらされてしよしよしてろ!(シヴァに シヴァ- はぁぁあ!!? シェイド- そうよ! KYカップルって言われる事もあるけど一応ルール上有りよ!(ムーちゃんに シヴァ- ちょ、、まっ、おま何言ってんだオイ!? ちょ、、オイ!! シェイド- さあさあ合コンと言えばパーティゲーム!パーティゲームと言えば人狼!狼の饗宴ね!(シヴァガン無視し シェイド- 今宵の役職は予言者、霊能者、守護者、延命者、独裁者、復讐者、天命者、権力者、殺戮者、村人2名! あと人狼3名、狂人! それから恋の伝道者! アルティマ- ……これは、どんどん爆発させていけって事なのかな…。 智咲- どんどん爆発させる感じですの!? アルティマ- ほら、朝の二人みたいにさ……。 アスタロト- アルティマ……黒いものが滲んでるぞ…… アマネ- ぱねー!? デキムス- ゴーコンって事は、いつものよーに質疑応答なんか回すんだよなっ! 栄志- 何故かそのルールが多いな。効率的じゃあねえが。 流奈- 良いじゃないですかー別に。 私は皆と話すの好きですよー? 静姫- 何よ…何かわかんないけど!なんでこんな意味不明に盛り上がってるのよ! 静姫- 私今合コンとかそんな気分じゃないんだけど!? あなたの所為です鳳凰様ぁ! 鳳凰- 、てめえ真っ向から突っ込んで来るな? シェイド- え?! なんかもしかしてなんかなんかななんか!?(そわそわと静姫見て 静姫- だって本当の事じゃないですかあ!(わっと シヴァ- ぁー(復活してにやにやと シェイド- えっ!? えええっ!? 何々!? シヴァ- 「エンブレム争奪バトル!」テレビ中継! シヴァ- 観た奴ーーー!(はーいっと手挙げて 智咲- ていうか参加者結構いるんですの!?(手を上げながら アルティマ- ……、見たよ……?(控えめに手挙げて アスタロト- ……(手挙げて シヴァ- 主に4回戦! シヴァ- 観ーてーたーぜー?(鳳凰とアマネェの辺り見て シヴァ- オメー等公衆の面前で堂々イチャつきやがって!! 鳳凰- イチャついてねえよ!! 静姫- いーえ! いちゃついてました!!(横から アマネ- 挟み撃ちぱねー!? 静姫- 鳳凰様のバカぁ!鳳凰様は自分の立場がお解りになってないんですかっ! 静姫- なんでそんな凄い頭のバカそうな女―とか思いますけどそこはもう鳳凰様のお心次第ですからいいんです! アマネ- ぱねー!? 鳳凰- おいさりげなく堂々とディスんなてめえ アマネ- ほーくん!? 静姫- けど! 静姫- 鳳凰様に夢を魅せてもらってる女の子たちが!フォーデンに!ヴァース中に!どれだけいると思ってるんですかぁ! 静姫- そういう子達の事考えてくださいよ!私も含めて!! 鳳凰- ぁー、な。(髪ぐしゃっと掻いて 鳳凰- 確かに十傑には「キャラ」だの「ファン」だの気にしてる奴が多いが、 鳳凰- オレ様はそういう事でご機嫌取ったりすんのは性に合わねえ。 鳳凰- 何もかもやりたい様にやるし、欲しいモンを遠慮したりもしねえ。全部手に入れる。 鳳凰- そんだけだ。 アマネ- ぱねーーーーー! 静姫- ……、う、ううっ 静姫- それでもっ…私のこの悲しみはしばらく晴れませんからっ! 静姫- この人狼中はずーーっと八つ当たり続けます!! 鳳凰- ぁー、まー…… …そんぐらいなら好きにしろ。 シヴァ- ぁ。つーまーりー シヴァ- 「欲しいモン手に入れた」んだな? 鳳凰- ちょ待ててめえ!?(シヴァ向いて シェイド- 「遠慮したりもしねえ」んだろうなー。 鳳凰- なんだてめえ等!? 静姫- や、、、 静姫- 「やりたい様にやった」んですか!!? デキムス- !(キュピーンと デキムス- 愛の超融合だなっ!? 鳳凰- くっそ全員黙れ!!! アマネ- ぱねーーーーー。 鳳凰- はーーーー、つうか何時まで駄弁ってるつもりだ!? 鳳凰- さっさと始めねえと覚めねえだろうがこの夢! 流奈- えー? 別に私は皆と喋るの好きですけどねー? 栄志- 予言者CO。対抗あるか?(しれっと 智咲- いきなりですの!? 栄志- いきなりってか今更じゃねぇか? 璃雨- …いないのかしら。 シェイド- 対抗ないんじゃねえか?(口調がかぶるミステリアスガール アスタロト- 誰を占ったんだ……? 栄志- 流奈占って白だよ。 占っとかねーとすぐ敵対するからな。 流奈- そーいう当てこすりが怪しいんですけどー?浦巌先輩? アルティマ- 結局疑われそうだね…。 デキムス- あ!そうだ! デキムス- デキムスは「テンメーシャ」なんだ!(はーいっと手挙げて 流奈- あー。死んだらテレパシー飛ぶっていう新役職かな? デキムス- だから確実に村人だっ!今までの「共感者」みたいに扱えると思ってるっ! シェイド- ムーちゃん流石っ! シェイド- あ、ちなみに私、もうバラしちゃうと殺戮者です。 デキムス- 信用してほしいっ。投票方針の話し合いを進めていきたいんだぜっ! シェイド- 今夜あっさり誰かぶっ殺します。勿論天命のムーちゃん以外。 シヴァ- ぉーぉー。怖い怖い。 アスタロト- ……栄志、流奈、デキムス、シェイド。 アスタロト- この4人を除いた10人からの投票か……。 智咲- 良いですの! 人狼っぽくなってきたですの! ハツネ- ぁぁ。やっとな…。 智咲- それではココで合コンっぽさを取り戻すですの! 今日回す質疑のテーマを決めるですの! ハツネ- くっそ…! 栄志- 適当に質問するんじゃあねぇのか? シヴァ- ん~どんなんが良いか? なんかこーアレだ、 智咲- 夢での継続的な出会いを維持するため智咲はゲームマスターサカイお兄様へのアピールを忘れないですの! シヴァ- 好みのタイプとか今更っつーか…なんかこう別のにしたい感じだよな?人選的に。 シヴァ- よし。 シヴァ- 「隣のヤツの好きな所3つ答えろ」 シヴァ- で。 ハツネ- …何処が質疑なんだ。 シヴァ- いいじゃねーか元男装ガール?フツーの質疑も混ぜてきゃいんだよ。 シェイド- じゃあお隣も空いてますし! シェイド- 提案者様から始めてもらいましょーーーか!? シェイド- あ、まさか私の好きな所とか3つも無いですよね??? シヴァ- シェイドさんの良い所はー!? シヴァ- 服がエロい! 覆面がミステリアス! 性格がつよい! シェイド- ちょっと待てや! そこの爆散頭じゃないんかい!? シヴァ- 爆散頭死んだやないか! シヴァ- もー死んだヤツの好きなトコ挙げてもしゃあないわ! シェイド- はいはい。今夜の殺戮けってー。 シヴァ- ちょ待てオイ!? シェイド- なんやねん!? シヴァ- いや、どーーーせオレ選ばれるんじゃねーかとは思ってた。けど止めとけ。マジ止めとけ。 シェイド- え?命乞い? シヴァ- 命乞いだよ!役職持ってんだよ! シェイド- っへー! じゃあ何よそれ? 言ってみなさいよっ! シヴァ- 言ったらオレぁ明日死ぬ! 予言者ぁ次の日死ぬ! シヴァ- つまりそーゆーこった!オメーなんて事してくれんだ!? シェイド- うっわ、あっやしー! シヴァ- オメー自分で引き摺りだしといて言う事それかよ!? シェイド- いやあだって。ほらぁ。今この瞬間は殺戮者圧倒的有利ですから? シェイド- 疑えるだけ疑っておこうかとっ! シヴァ- うーわーなんて奴だ! 性格がつよい! シェイド- でしょー? って、次はどっち回りですの? 発案者さん。 シヴァ- ……はー。初日からなんてこった。 シヴァ- あ、質疑してからでいーか? シェイド- え、あ。はい。どうぞ。 シヴァ- 静姫ちゃーん! 静姫- 何よ砂野郎 シヴァ- つめて! ぁ、いやー真面目な話なんだけどよ シヴァ- 殺戮者ミステリアスガールいるし、今日死んだ奴等って復讐だよな? 静姫- 復讐ね。 シヴァ- だよなぁ? シヴァ- あのリア充爆発キャラが伝道相手に女選ばないわけねぇし。 静姫- あのリア充爆発キャラが伝道相手に女選ばないわけないわ。 シヴァ- な。 シヴァ- つまり、まだこの村には伝道陣営が生きてる。し、 シヴァ- 卓の傾向見る限り、ある程度組み合わせが予想しやすい。 シヴァ- と、オレは思う。 シヴァ- ってなワケでー、次はミステリアスガールちゃん!(勝手に方向決めて順番回す シェイド- 意外と真面目予想ね!? シェイド- はい、じゃあ次は私シェイドでーすっ! シェイド- ムーちゃんの好きな所は~! シェイド- 「天真爛漫そうに見えてとっても色々悩んでる所!」 シェイド- 「子供っぽいように見えて恋愛に積極的で、"私"をしっかり見てくれる所!」 シェイド- 「体験してみたいと思ったことを色々一緒にやってくれる所!」 シェイド- そんな感じで! デキムス- おおっ! デキムス- 肯定的評価を貰えて嬉しいぜっ!ハニー! シェイド- んー。ちょっぴり恥ずかしかったかな? なーんて。 シェイド- 質問もそのままムーちゃんに! デキムス- おうっ!なんだぜっ! シェイド- シヴァ太郎をぶっ殺戮しちゃダメかな? デキムス- むーん!しかしっ。何か役職を持っているような口ぶりだっ。 デキムス- それに伝道陣営に言及したり、エネミーを探しているようにデキムスには見えるんだぜっ! シェイド- 確かにそれはあるんだぜっ! シェイド- くーっ、命乞いに屈するのか私?! シェイド- 考えまーす。ありがとねムーちゃん! じゃあ次はムーちゃんの番! デキムス- デキムスの番だなっ! デキムス- シェイドに好感を抱く点は、 デキムス- 「欲求に素直で、要求を明確に主張する点」 デキムス- 「目的を達成するべく動く行動力」 デキムス- 後は……なんか「胸が騒ぐ」! デキムス- 以上だ! シェイド- カタカナで言う所の「ムラムラ」ね! デキムス- そうなんだぜ?? シェイド- それだけじゃないかも?? デキムス- むーん!まだまだ未知の部分が多いんだぜっ! デキムス- 質問は栄志だっ! 栄志- なんだバカップル? デキムス- 翌日の予言候補を1~3名程挙げてくれっ! 栄志- 智咲、ウルウさん、璃雨さん。(即答 デキムス- おおっ!了解なんだぜっ! デキムス- 静かだからかっ? 栄志- 元々厄介そうでかつおとなしいからな。 デキムス- なるほどなんだぜっ! 栄志- 同じ意味で逆隣でも 栄志- 良いんだが、まあ後回しだな。 デキムス- 了解だっ。それじゃあ次はアマネェだなっ! アマネ- ぱねーーー! アマネ- (静姫見て 静姫- な、何よ! 静姫- ちょっと鳳凰様に気に入られたからって調子乗ってんじゃないわよ! アマネ- しず姫!えっとね! アマネ- アマネェね、えっと! 静姫- な、何よー! アマネ- ぱねー強くて、ぱねー格好良くて、ぱねー俺様なほーくんに、付いてくって決めたから! アマネ- だからえっとえっとさ! えーっと! アマネ- アマネェもぱねー調子乗るし、絶対"謝んない"けどっ、宜しくっ!!(両目つぶって 静姫- べ、、、別に! 静姫- 鳳凰様が選んだんなら!その……別に! だけど! 静姫- 悔しいから今日はずーーーーっと鳳凰様に投票してやるからっ! 宜しくっ!! 静姫- そのくらいの嫉妬を受ける責任はあるんです! アマネ- ぱ、ぱねー!!! アマネ- 次はほーくん!! 鳳凰- ぁあ。 鳳凰- そーだな、 鳳凰- ……、 静姫- 何ですか鳳凰様!? 静姫- 自分で選んどいて言えないんですか!?恥ずかしがり屋さんですか!? 鳳凰- うるっせえちょっと黙れ言わねえとは言ってねえ!! 鳳凰- くっそ!!(なんか髪ぐしゃっとして 鳳凰- 、、、 鳳凰- 「翼」!「足立山」!「表情」!(ばばっと言って 鳳凰- 次行けッ 静姫- ほ、鳳凰様…… 静姫- 恥ずかしがり屋さんですか!? 鳳凰- 言うには言っただろうが! 静姫- 私は「強くて」「美しくて」「お熱い」鳳凰様の大ファンですっ!! 静姫- このぐらい言えなくちゃ駄目ですよ鳳凰様! 彼女なんでしょ! 鳳凰- …、、(な、なんでコイツから説教食らってんだ…!? 静姫- 全くもう……それじゃ 静姫- なんか爆発したの飛ばして次よ。 璃雨- …ええ。 璃雨- 逆隣の方は余り知らないから。……一応、漆さんで答えるわね。 璃雨- (智咲と話していた時の笑顔はどこへやら、眉間に皺寄せて神妙な顔 璃雨- そうね、 璃雨- 合コンだの何だの言ってはしゃがない「静かさ」「冷静さ」、「余計な事を言わない」所、は、高評価ね。(しらっと ウルウ- ………………… 璃雨- 質問はそうね、シェイドさん。 璃雨- あなたも一応白確定として見ているのだけど、誰に投票を考えているかしら。 シェイド- ほーくんとかいうモテ鳥ですね。 璃雨- あら。理由は? シェイド- 「女なんていらねーぜフンッ!」って感じだったのに彼女出来た途端「オレの女ぁ傷つけるんじゃねーぜあぁーん?」って感じでムカつきますね。 璃雨- ……。そう。 璃雨- ありがとう。それじゃ、次の方に。 ウルウ- では……… ウルウ- まず、今回、私めは「権力者」の役職を頂いているのですが… ウルウ- 他に「権力者」であるという方は居られますか…?(回りへ静かに問う デキムス- むーん!いないようなんだぜっ! ウルウ- 居られなければ…「天命者」のデキムス様にご質問です。 デキムス- おうっ! ウルウ- 「権力者」の能力ゆえ、毎日投票は最後に行おうと考えているのですが… ウルウ- その事を進行役として…認可して頂けますか…? デキムス- おうっ! 非常に冷静な判断だと思うんだぜっ! ウルウ- では………そのように致します。 ウルウ- あと…本日のテーマについてですが… ウルウ- 璃雨、さん、の…"好きな所"…という部分… ウルウ- いえ、"好いている"というか、"高評価"に値するのでしょうか…(同じ言い回しを使い ウルウ- ・・・・・・・(考え ウルウ- 「優しい所」と、 ウルウ- 「なおまだ、優しい所」と、 璃雨- ……、 ウルウ- ………「頂いた料理が美味しかった所」、でしょうか。 ウルウ- ………………… 璃雨- ……。 ウルウ- では…………………次へ。 ハツネ- …、あぁ、わたしだな。(慣れぬ様子で微妙に足癖悪く腰掛け ハツネ- 漆兄上を好いている点か。 智咲- 流石は男好きですの。 ハツネ- おまえを選ぶ理由が無かろう(しっしっ 智咲- 智咲も男好きに評される趣味は無いですの~ ハツネ- そうだな……、「任への忠実さ」と「己を律する姿勢」、 ハツネ- それと…、わたしの兄である所、だな。 ハツネ- ん。まあ、質問は…おまえでいいか。(智咲に ハツネ- 投票されたら困るか? 智咲- 困るに決まってるですの! 智咲- なんで困るかは智咲の番になったらわかるですの! ハツネ- ほう?(笑って ハツネ- 良いだろう。次はおまえだ。 智咲- 智咲の番ですの!嫌なことは先に終わらせるですの! 智咲- 進行上仕方ないからお前に質問してやるですのシヴァ太郎!不服ですの! シヴァ- おっと?なんですの? 智咲- さっきの回答は守護者気取りって事ですの? シヴァ- それは頭働かせて予測して欲しいなですのー。 智咲- 本物の守護者は智咲ですの! シヴァ- 役職いーっぺーあっからな? 読み合いは多岐に渡るぜ。 智咲- 偽物はそこのミステリアスガール殺戮光線を受けて死するが良い――あれ?違うですの? 智咲- 智咲早とちりですの?もしかして今夜噛まれるのは智咲ですの?大ピンチですの? シヴァ- 守護者だと思われた方がいい役職、なんてのはひとつじゃ無ぇぐれーだぜ? シヴァ- オメーもそう思って名乗り出てんだろ? 智咲- へ? 智咲- 智咲は正真正銘守護者ですの! 智咲- 偽守護者を名乗る不届き者を成敗するつもりですの!でもなんかやっちまった感あるですの! シヴァ- …ゃー。わり。フォローできねぇわ。 智咲- てへぺろですの!気分を切り替えて流奈お姉様の好きな所でも並べるですの! 智咲- 「後輩の面倒見が良い所」と「お喋り大好き星人な所」と「実は暇そうな所」ですの! 流奈- 要約するとただのヒマ人じゃないソレ? やること無くて部活見に来るOB的な… 栄志- だいたい合ってるんじゃねぇか? 流奈- そ、そうかなぁ…? 確かに浦巌先輩の家には暇な時ぐらいしか行かないけど… 流奈- なんにせよ私の番よ! 流奈- 浦巌先輩の好きな所? よゆーよゆー。 流奈- 「後輩の面倒見が良い所」と「お喋り大好き星人な所」と「実は暇そうな所」ね! 栄志- 否定はしねえよ。「暇そうな所」以外は。 流奈- いやーでもいつ行っても相手してくれるじゃないですか? 流奈- アルティマちゃんに質問! アルティマ- …、何かな…。 流奈- 役職言えるやつ?言わないほうがいいやつ? アルティマ- …言ってもいいけど、あまり得は無いと思うな…。 流奈- え? 気になるなー? アルティマ- 単純に村人だよ……。 流奈- うん。ありがとっ。 流奈- もう智咲ちゃんが守護で出ちゃったし霊媒師以外は出てる感じだし村人COも良いんじゃないかな? 流奈- だから大丈夫だと思うよ? 私はだけど! 流奈- じゃあ次は浦巌先輩ねー。占い師COの。 栄志- コイツの好きな所は「俺の喋りを聞いてくれる所」と「俺のプレゼントを喜んでくれる所」と「そんな時可愛い所」 流奈- っふぇ!? アルティマ- ……!? 栄志- なんだよ。 暇人暇人また言われたかったわけじゃあねえんだろ?(皮肉っぽく笑い アルティマ- (思わず栄志流奈の方を見る 流奈- ぇ。え、あ。ぉ。。 アルティマ- …、つ、 アルティマ- 付き合い始めた、の……?(思わず聞いちゃう アスタロト- ……?(2人を見て 流奈- っっや!? せ、先輩!? 質問の番じゃあないいいんですか!? 流奈- (アルティマを遮るように慌てて 栄志- まあ、予想してくれや。(アルティマに笑って アルティマ- ……。……(なんか唇噛んで沈黙 アスタロト- …………? 栄志- 質問は…そうだな…アスタに(何事もないかのように進行し アスタロト- ……あぁ。 栄志- 占う前に聞いときたいんだが、役職COはねぇか? アスタロト- ……あぁ、そうか、無駄撃ちになると良くないな。 栄志- あぁ。守護COやら権力COやら出ちまってだいぶ占い先が絞られたからな。 アスタロト- ……私は霊能者だ。だから、占う必要は無いと思う。 アスタロト- 対抗は居ないか……? 流奈- 私は無いわね。 栄志- いねぇんなら楽じゃねぇか。 アスタロト- ……そうか。今日は静かだな……。 栄志- 候補が全部消えて、明日の占い先は璃雨さんってトコか。 栄志- それじゃあ次じゃねぇかな。 アスタロト- ……アルティマの好きな所、か。 アスタロト- 「自分に正直な所」、「物凄く我が強い所」…、 アスタロト- 後は… アスタロト- 「私達を引き逢わせてくれた所」。 ……だな。 アルティマ- 、 アルティマ- ………。 アスタロト- 質問は……栄志。オマエに。 アスタロト- 役職の公開が増えて、投票の候補が随分減ったが…… アスタロト- 投票はどうするつもりだ……? 栄志- 投票か。 アスタロト- 投票だな……。正直、 アスタロト- 私にはさっぱり解らない。 栄志- 大人気のスター選手にそのまま釣られて貰うんでいいんじゃあねぇか? アスタロト- …… もてるからか? 栄志- そんな理由じゃねえよ。(笑って 栄志- 白側のCOもだいぶ出たことだし、大外れってことは無いだろうよ。 アスタロト- そうか…。(真面目な顔で アスタロト- では、次はオマエだ。アルティマ。 アルティマ- う、うん。(俯きがちに アルティマ- ……アスティの、…好、き な所、だね、 アルティマ- ……、えっと、 アルティマ- ……優しくて、……時々厳しくて、……すごく、強く なった 所 アルティマ- ………だ、よ。 アスタロト- ……。 アルティマ- し、質問。 アルティマ- ……特にいいかな。ボクもその、 アルティマ- 彼女できたファイターが処刑でいいと思うよ……。 アルティマ- これで一周だね……。 シェイド- さーって投票タイムですねー?(迷いなくほーくんにコンパスを向ける 流奈- そうだね。(鳳凰にコンパスを向ける 栄志- 人柱でも問題ねえんじゃねぇか?(鳳凰にコンパスを向ける 智咲- 便乗するですの!モテ男は席を空けるですの!(鳳凰にコンパスを向ける 静姫- お覚悟ください!(鳳凰にコンパスを向ける アルティマ- ……撲滅。(鳳凰にコンパスを向ける アスタロト- ……。(鳳凰にコンパスを向ける シヴァ- ほい半数。モテる男はつれーなぁ? シヴァ- (鳳凰にコンパス向けて 鳳凰- っはぁ。 鳳凰- …しゃあねえな。もう今日はそういう星だ。 鳳凰- おいアホ。(隣に アマネ- アホっていわれたーーー!? 鳳凰- 殺してみろ。 アマネ- え?! アマネ- もしかして足立山!? 鳳凰- 足立山でもつのドリルでもなんでも来い! アマネ- あわわわわわ、ぱねー! アマネ- ほーくんが足立山気にってくれてるぽいのはアマネェ的に複雑嬉しい系ぱねー! 鳳凰- うっせえ。てめえの一部だろ!誇ってろ! アマネ- でもっ、色々色々なんでココじゃ無理っ!(ふっつーに足をハイヒールで踏んずける 鳳凰- 、(足踏まれて 鳳凰- 炎舞。 鳳凰- 燃え、 鳳凰- 尽きなッ!!(ごうっと 鳳凰- (2人の足下から火柱が立ち炎に包まれる アマネ- ぱねーーーー!!! アマネさんが退室しました 鳳凰さんが退室しました シヴァ- (夜が明けると・・・ 智咲- (二人の連携技といえば砂塵の大竜巻ですの!なんか格好いい技ですの!どうせ服引き裂いてパンチラするのにしか使わないですの!とかなんとか思ってたら死んだですの! シヴァさんが退室しました 智咲さんが退室しました デキムス- んむっ。結局シヴァをサツリクしたんだなっ?(シェイドに シェイド- はい!ぶっ殺しました! 流奈- 智咲ちゃんが食べられちゃったってことは本当に守護だったのかな? 栄志- 普通に進行するか。霊媒先聞いてもいいか? アスタロト- …あぁ、鳳凰は村人だな……。 アルティマ- …まあ、どうせ恋人でしょ……。 栄志- 予言はハツネだ。 栄志- 結果は白側。 ハツネ- あぁ、そうだな。 璃雨- …あら。あれだけ占うと言っておいて私では無かったのね。 栄志- あぁ。狼の噛み先と合わさったらめんどくせぇからな。 璃雨- 気が変わった理由を教えていただける? 栄志- 智咲、ウルウさん、璃雨さんと挙げた候補のうち2つが明らかになっちまったから。 栄志- あとの予言先は璃雨さんだろ? 璃雨- まあ別に噛まれても良かったのだけれどね。私、延命者だから。 栄志- あぁ、それなら尚更に候補が1つで良かったじゃねぇか。 シェイド- 今度は延命COまで? 実はもう結構あらかたCO出尽くしてます? アスタロト- 候補がかなり絞れているな……。 璃雨- けれど奇妙な話ね。このままでは完全に無策よ。 シェイド- 私に殺戮されたシヴァ太郎が人狼だったんじゃないですか? 栄志- それでもまだ最低1人は残ってるんじゃねぇか? デキムス- むーん!守護でも延命でも無いのならシヴァは恐らく人外だなっ! 流奈- 2人死×3でポンポン進んでますけど、これ流石にもう伝道陣営居ないですよね? アルティマ- 恋人、復讐、殺戮、全部出尽くしたんじゃないかな…… 流奈- あ。じゃあ。 流奈- スパっと独裁使って私自身の白証明していいですか?(卓に アルティマ- 独裁者なの……?(流奈に 流奈- そうですよー? デキムス- 処刑の相手は決まってるのかっ? 流奈- いつか予言者気取りの浦巌先輩を仕留めるために取っておこうと思ってたんですけど… 流奈- 今日だと消去法で静姫選手ですね! 静姫- え?(ぽかんと 流奈- だって他の人みんな出ちゃったし! 静姫- ちょっと待ちなさいよ。私只の村人なんだけど!? 静姫- それは確かにそうよ!!鳳凰様もあまちゃんも隣のうっさいのも消えたわ! 静姫- だからって変な疑い掛けて殺すつもり!? 流奈- はいっ!(笑顔で ハツネ- …変なも何も、他に候補が居らんだろう。 デキムス- ケッテーだなっ! デキムス- あ、でもその前に! デキムス- ゴーコンしようぜっ!(親指立てて アスタロト- 質疑を回すという事か……? 栄志- 独裁ですぐ終われるっていうのにわざわざやるってのか? 流奈- え?やらないんですか?(けろっと デキムス- むしろ、人狼の質疑が省ける分スムーズとも言えるぜっ! シェイド- ムーちゃんナイス理論! 栄志- スムーズ…スムーズじゃねぇなぁ? デキムス- シェイド!すんばらしい議題を決めてくれっ!! 栄志- 静姫選手が人狼じゃなかった場合まだ続くんだが…まぁ、聞いちゃいねえか。 璃雨- その可能性は充分あるわよ。楽観するわけにはいかないわ。 流奈- もー? あんまりうじゃうじゃ言うと浦巌先輩独裁しますよ? 流奈- 予言の恋人化で浦巌先輩が乗っ取り予言者の可能性だってあるんですからね? 栄志- 滅茶苦茶言うな…独裁者らしいっちゃらしいけどよ。 璃雨- 余りに人数比が妙だったらそれも疑わなくてはいけないわよ。 流奈- そーそー。ですよね璃雨さん? 璃雨- そもそも、鳳凰さんが恐らく恋人で、しかも村人だったのなら、 璃雨- 対抗無しで役職が騙られている可能性はより高いと考えるべきではないかしら。 流奈- そーそー。確定白取れるのは天命と独裁ぐらいですよ? 流奈- だから、ちゃーんと皆でお話しましょ?(笑顔で デキムス- 話し合いを推奨するんだぜっ! シェイド- じゃあ!殺戮済みの私が今日のテーマを決定します! シェイド- ぶっちゃけ初エッ―初めて超融合するならどんなシチュがいいですか!? シェイド- はぐらかさずに答えてくださいよ皆様!? アルティマ- ……っへ!? ハツネ- な、なんだそれは!? シェイド- はいじゃあ―殺戮されたシヴァ太郎の隣・・・って私じゃん!? デキムス- トップバッターを頼むぜっ! ハニー! シェイド- いやー私からかー困っちゃうなー? じゃあ私からムーちゃん回りで。ね。 シェイド- え。えーっと。 シェイド- ふ。ふつーに・・・ シェイド- 私の家の部屋で、したい。かな? デキムス- んむっ?そうなんだなっ! シェイド- そ、そのほら。私こう、その、そーいうのって。集中力いるから?! シェイド- 自分の部屋が一番落ち着くかなー? なんって! デキムス- 成る程っ!了解なんだぜっ! シェイド- う、うんっ、 シェイド- それじゃあ、ムーちゃんの番だよ? デキムス- デキムスかっ!デキムスは……ハニーの理想を叶えてやりたいなっ! デキムス- 女の子の夢をかなえるのが男のつとめだって少女まんがに書いてあったぜっ! シェイド- ムーちゃんっ! シェイド- ぐぬぬ…!………! デキムス- その時デキムスが『どういった姿』なのか、そもそもそういった事が可能なのかどうか、分からないが、 デキムス- なぁにっ!二人で積み重ねていけば解決できるはずだっ!(からっと笑って デキムス- ん? どうしたんだハニー?? シェイド- うんっっっ! シェイド- しようね!!! シェイド- いつか絶対! デキムス- そうだなっ!(笑顔で デキムス- んでは!次は静姫なんだぜっ! 栄志- …何だコレ?(謎の質疑展開を見て思わず 静姫- な……何よ! 何見せつけてんのよあんた達!! 静姫- いーーーわよね!そういう事できる相手が定まってる人は! 静姫- 私が今理想!とかこういう所で!とか言ったって虚しさしかないじゃないの!! 静姫- 何なのよこの夢!!皆して見せつけちゃって! 静姫- もう!こいつのせいよ!全部!(隣のバーボンの椅子を蹴っ飛ばす 静姫- 回答?なんだってもいいでしょこの際! とりあえず踏む!蹴る! 静姫- さっさと次に回しなさいっ! 璃雨- ……。私、宗教従事者だから。そういう事は答えないわ。(冷ややかな顔で 璃雨- 質問は栄志さん。 璃雨- もし、今日でこのゲームが終わらなかった場合。何処を占うかは決めている? 栄志- アルティマだな。 璃雨- そう。ありがとう。 璃雨- では、次の方に。 ウルウ- …………………質問はハツネに。 ハツネ- …あぁ、何だ? ウルウ- ………………… ウルウ- ハツネ…………………は何の役職でしょうか? ウルウ- 白側でも残された選択肢は無いように思えますが………………… ハツネ- わたしは平の村人だな。役職は無い。(ウルウの様子を少し窺うように見つつ ウルウ- だとすると………村人の人数が超過しますね………… ウルウ- 畏まりました………………… ハツネ- …そうなるか? あの女が人狼なんじゃないのか(静姫に ハツネ- (静姫見て ウルウ- 答えは今夜わかります………………… ハツネ- それもそうだな。 ウルウ- 本日の、質疑ですが。 ウルウ- 今この身にそのような事など起こりえぬと知りつつ回答するのも実に無為滑稽ですが、 ウルウ- 一貴族として一人間として済ますべき行事を済ましてからすべきだと考えます。 ウルウ- では。次は、ハツネ…ですね。 ハツネ- …ぁ、あ。そうだな。 ハツネ- 今の格好だと信憑性が薄いが…わたしも仏門に属する人間だからな。 ハツネ- そういう事は答えん。 というか、せん。 ハツネ- 質問は……今回は良いか。今夜で終われば良いと思う。 ハツネ- 次だ。 流奈- 私の番、かー・・・ 流奈- えーっと、(ちらっと栄志見て 流奈- 誰も居ない放課後の教室で・・・・・・・・・ 流奈- や、やっぱ今の無し!!! 流奈- 学校は学ぶ所ですーっ! 流奈- あーもー! 独裁発動! 対象は静姫選手! 今日は終わり! 静姫- もー! 何なのこの夢!! 静姫- さっさと処刑しなさいよ!!(流奈に 流奈- そーいう夢です! 文句はサカイさんに! 流奈- 印象魔術『一』!(眼前を横薙ぎして『一』の字作って 流奈- かまいたち!(風の刃が静姫に飛んで行く 静姫- !(風の刃に斬られ 静姫- 覚えてなさいよっ… 静姫- 私もいい男捕まえてやるんだからー!!(吹っ飛んでく 静姫さんが退室しました デキムス- (夜が明けると・・・ デキムス- (ハニーの写真を全身に貼り付けられて倒れるムーちゃん デキムス- (――天命者が亡くなりました―― デキムス- (皆の脳裏に響く天の声 デキムスさんが退室しました ハツネ- ふむ、終わらんか。 アスタロト- 静姫は村人だったな……。 シェイド- ムーちゃん食べられてるし!? 栄志- 予言伝えるか。 栄志- アルティマは人狼だったよ。 アルティマ- ……。嘘だね。 アルティマ- ボクが人狼なら……、占われるって事前に解ってるのに、 アルティマ- キミを生かして置くわけがないでしょう……? 栄志- そりゃあ俺が生き残らなきゃ他の投票先がねえからなんじゃあねぇか? アルティマ- …そもそも栄志、キミはどうして生きてるのさ。 流奈- 守護者全滅したはずなのに!ですよね? 栄志- 生かされてるんじゃねぇか? 最後の投票先に出来るようによ。 アルティマ- …そうだよ。…護られないって解ってる予言者が食べられない理由なんて… 璃雨- 食べる事が出来ない、以外にあるのかしら。という話ね。 璃雨- 私は栄志さんの処刑を推奨するわ。 アスタロト- ……。 栄志- 恋人も復讐も独裁も終わった。ここから先変な減り方は起こらねぇよ。 ハツネ- …アルティマ殿を処刑しても、未だ余裕はあるんじゃないのか? 栄志- ああ。俺が狼だと思うんなら残り人数6人、次から処刑でも良いんじゃねえか? 璃雨- うふふ、それは栄志さんが偽者だった場合、あなたも処刑候補に含まれるからかしら。(ハツネに笑って 璃雨- 疑いの種を残しておくのは嫌いなの。好き放題嘘を吐かれるのはもっと嫌い。(笑って 流奈- あ。私も嘘吐きは苦手ですねー? 栄志- あぁ、そうだな。何処まで行っても信用されねえのが人狼の役職じゃねぇか。 アスタロト- ……。 栄志- でも、ここまで順調に行ってりゃ今から予言者が偽物でも問題ねえよ。人数的にちゃんと勝てる。 シェイド- 何自分で偽物だったら~とか言ってるんですか?開き直ってるんですか? 栄志- そうじゃねえよ。 栄志- 使用済み殺戮、独裁、それから権力者の白は確定出来るんだから、6人の段階で確定白3人残ってりゃ人数的に勝てるって話だよ。 流奈- なんでそんな自分が偽物だった時の話ややこしくするんですかー? 流奈- 浦巌先輩が本物ならアルティマちゃん吊れば良いだけじゃないですかー? 栄志- ま。そうじゃねぇか? 流奈- はいはーい。じゃあ役職的COも出揃ってるみたいなので、質疑始めちゃいますよー?勝手に始めますよー? 流奈- 本日の議題は・・・そうねぇ・・・今日は人狼っぽく疑いまくったから・・・ 流奈- あ! 『自分の気持ちに嘘をつく人ってどう思う?』にする? これにしよっか? 栄志- …お前が言うか? シェイド- ムーちゃんの隣の私からですね!(手を上げて シェイド- えーっと シェイド- 「アンタの事なんて嫌いなんだからねっ!?」って事ですよね? 有りですね。 そのタイミング次第では傷つきますが! シェイド- 都合よく解釈しすぎかな? 違う? シェイド- まーあーとにかくっ、私は「裏表の有る人が好き」とかいう変癖ちゃんなので、 シェイド- 「自分の気持ちに嘘つく?」どんとこいっ! って感じです。 シェイド- まー。イチャラブしたいんで、最終的には振り向いて欲しいですけどね? シェイド- 最初の内の知らんぷりとか恥ずかしがりとか無知なふりとかはもはや愛嬌ですっ! シェイド- さーって。こんぐらいで! 人狼的質疑は無しで! アルティマさん? どうぞ! アルティマ- ……うん。 アルティマ- 自分の気持ちに嘘を吐く人をどう思う…? …ふふっ、そうだね、 アルティマ- よくそんな悠長な事してられるよね…余裕ぶっこいてさ… アルティマ- って、思うよ。 アルティマ- ……。…うん。 アルティマ- …質疑は、…… アルティマ- ……無しでいいよ。……次はアスティだね。 アスタロト- ……私か。 アスタロト- ……そう、だな。……そういう事を、していた奴も知っているが、 アスタロト- ……そいつなりに、必要な事だったんだと、思う。 アスタロト- ……あまり、理解が及んでるかは解らないが……。 アスタロト- …質問はアルティマに。 アルティマ- …っ。……何?アスティ。 アスタロト- …栄志が仮に、偽者だったとして…、 アスタロト- ……その場合、次に食われる優先順位が高いのは、恐らく霊能者の私だったと思うんだが、 アスタロト- ……何故、そうならなかったと思う? アルティマ- ……っ、 それは、 アルティマ- ……それは……。 アスタロト- ……解らないか。 アルティマ- ……、うん…。 アスタロト- ……。……そうか。ありがとう。 アスタロト- では、次だ。 栄志- っはー。 栄志- 自分の気持ちに嘘をつく奴はだいたいクソだが、 栄志- 他人の気持ちにまで嘘を強要する奴のほうが遥かに酷ぇ。 栄志- 言いたいことはだいたい言った。質疑は無し。次はテメェだよ。(流奈に回す 流奈- は、はやっ!? 流奈- え、えーっと、嘘は良くないと思います!ます!けど! 流奈- な、なんらかの事情で回答を先送りにしちゃうことは…多々あるんじゃないかなぁ~?なんて・・・?(ちらっと栄志見て 流奈- 質問はハツネちゃんに!? 流奈- (逃げるように訊く ハツネ- …何だ?何焦ってんだおまえ 流奈- べっつにー! てか反応きびしっ、 流奈- 女の子になっても女嫌いのままなのかな? ハツネ- ……、女だから女が嫌いだったんだ。(眉間に皺寄せて腕組んで ハツネ- だが、 ハツネ- …そうだな …今は、多少マシだ。 ハツネ- 男でもわけわからんのは居るって事が解ったからな……! 流奈- ほーーー。 流奈- なるほど。なるほど。 流奈- わかった。ありがとっ!(なんか満足して質疑終えて ハツネ- ぁぁもう、最後のは蛇足だ、あぁ? 流奈- じゃあ次はハツネちゃんね? ハツネ- ちっ…わかった。 ハツネ- そうだな…こんな格好するようになった今だ。遠慮無く言わせてもらおう。 ハツネ- 意味が解らん。理解が出来ん。 ハツネ- 以上だ。 ハツネ- 質問は漆兄上に。 ハツネ- わたしはこのままアルティマ殿に投票する心算だが、兄上はどう考えて居る? ウルウ- …………………権力者は最後に投票するべきだと考えております。 ハツネ- …あぁ、そうだったな。済まなかった。 ハツネ- では、番を回そう。次は兄上だ。 ウルウ- いえ、こちらこそお答えできずに。 ウルウ- では…投票の質疑は…前述の通りで、ございます。 ウルウ- 今回の議題ですが… ウルウ- ・・・・・・・ ウルウ- "自分"の気持ちぐらい"自分"の好きにさせてみては如何でしょうか? ウルウ- では。次の番へ………………… 璃雨- 私ね。 璃雨- そうね、 璃雨- なんでもかんでもまっすぐ伝えれば解決すると思えるような『楽天的』思考は持って無いの。 璃雨- どう思うも何も個人次第でしょう。好きにすればいいし、させて欲しいわ。 璃雨- 質疑は…そうね。流奈さん。 璃雨- 投票はどうされるつもり? なんだかんだ隣の彼、を信じているのかしら? 流奈- え? 浦巌先輩の事はあんまし信用してないですね。 璃雨- あら、そう。 璃雨- まあ、嘘吐きだそうだものね。 璃雨- これで一巡かしら。 流奈- そうですね。 流奈- 投票はじゃあ好きな順番で。(栄志にコンパス向ける アルティマ- ……。(栄志にコンパスを向ける ハツネ- (アルティマにコンパスを向ける 璃雨- (栄志にコンパスを向ける 栄志- (アルティマにコンパス向ける アスタロト- ………。 シェイド- んー?3:3に?(アルティマにコンパス向ける アスタロト- ……。私がどちらに入れても、 アスタロト- ウルウの投票次第になるな……。(栄志にコンパスを向け ウルウ- …畏まりました。 ウルウ- …この状況が最も権力者を示しやすいですね。 ウルウ- 与えられた場を活かさせて頂きます…(アルティマにコンパスを向ける ウルウ- (投票は4:4…だが… アルティマ- ………。 ウルウ- (アルティマの処刑が決定される。 アルティマ- ……そっか。 アルティマ- …処刑はアスティ。 アスタロト- ……ん、解った。 アスタロト- ……あまりむくれるな。……愚痴なら聞く。(言って、アルティマの方に片手を向け アスタロト- (アルティマの背後に漆黒のゲートを開かせ、無数の黒い腕が伸びる アルティマ- っ(腕に捕まりゲートに引きずり込まれる アルティマさんが退室しました アスタロト- …… アスタロト- 夜は、来ないか。 ハツネ- その様だな。 流奈- あ。終わりましたね! 璃雨- ……ぁーぁ。(何かやさぐれたようにずるっと椅子に凭れて 璃雨- せっかく延命乗っ取ったのに。 栄志- 狂人か? 名演じゃあねぇか。 璃雨- ええ、そうよ。気付かなかった? 璃雨- 欠け役職であなたが本物だって解ってたから殺しに掛かったのよ。及ばなかったけど。 栄志- やたら殺意高いんで参ってたよ。 むしろ狂人であってくれて安心したぐらいだぜ。 流奈- 予言者が先輩1人だけとか怪しすぎますよねー。 シェイド- 復讐欠けスタートで逆に欠け無しみたいなもんでしたもんね! シェイド- あ。だから確定?なのかな?? 璃雨- 私に対抗が出なかった時点で鳳凰さんかアマネさんが延命者。だから栄志さんは確実に本物って事になるの。 璃雨- …ま、もういいでしょう。ゲームの話は。 アスタロト- ……そうだな……。皆、お疲れ様……。 ウルウ- お疲れ様です………………… シェイド- はーい! またお会いしましょー! 璃雨- …ええ、お疲れ様。 シェイド- 結局何の選抜だったんだろコレ? 髭マスターの趣味か。 アスタロト- 全然分からないな……。 ハツネ- …まあ、何でもよかろう。終いだ。 流奈- まー? 私は別に何回呼ばれても良いけどね? 栄志- 時間間隔狂うから遠慮してぇもんだけどな。 ウルウ- ………………… シェイド- (皆でぶつくさ言ってる間に虹がぐにゃぐにゃと世界がゆがむ シェイドさんが退室しました 栄志さんが退室しました アスタロトさんが退室しました ハツネさんが退室しました 流奈さんが退室しました 璃雨さんが退室しました ウルウさんが退室しました
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6227.html
前ページ次ページゼロの黒魔道士 「こらビビ~、起きなさい!アルビオンが見えてきたわよ!」 船室から顔を出すと、周りは茜色に染まった大きな雲だったんだ。 「すっごいでしょ?ほら、もっとこっち来てみなさいよ~!」 おっきなマシュマロの塊みたいな雲の上に、おっきな陸地がのっかっている。 チョコボの空中庭園よりも巨大で、それは綺麗で幻想的で、すっごい光景だった。 でも…… 「あ、あのさ、ルイズおねえちゃん、そんなに乗りだしちゃ危ないよ?……こ、ここからでも十分見れるし……」 高い所って、やっぱり怖いなぁ…… ―ゼロの黒魔道士― ~第二十三幕~ 白の王国 アルビオン 流石に、ルイズおねえちゃんみたいに甲板から身を乗り出すことはできなかったけど、 お日さまがゆっくりと上がってきて、周りが朝やけのオレンジ色の雲で囲まれるっていうのは、 心が揺れて、旅をしてるなぁってワクワクしてくる。 ボクたちが乗っているハルケギニアの飛空挺は、『風石』っていうのを燃料にしつつ、 帆船みたいに風を受けて燃料を節約したり、舵をとったりしてるんだって。 ガイアみたいに『霧』がないから『霧機関』もないし、『ジョウキキカン』もないみたいだ。 こっちの方が、ガイアの飛空挺よりゆっくり飛んでくれるし、静かなのはいいけど、 大きな風が来るとすぐ揺れるのはイマイチだなぁって思う。 「カカカ!相棒、船室でガタガタ言ってたしなぁ~」 ……デルフの怖いものって、何か無いのかなぁって思ってしまう。 「やれやれ、使い魔君にも怖い物があるとはね」 ワルドおにいさんも苦笑いだ。 「右舷前方の雲より船っ!!」 にわかに甲板上が騒がしくなる。 「あら、変な船ね、真っ黒で旗が無いわよ?ビビ、こっちきて見てみなさいな」 「え、ぼ、ボクはいいってば……」 ルイズおねえちゃんみたいに、甲板から体半分乗り出すなんてことは、 もう一度生き返ったとしてもできそうにないな、と思うんだ。 それにしても、なんだろう? 船員さん達はみんな、走り回っているか、叫んでいるかだ。 なんか、嫌な予感がしてきたんだ。 「おっとぉ~?キナくせぇにおいだなぁ、おれっちワクワクしてきたぜ!」 デルフの発言が、より嫌な予感を確実なものにしてしまう。 ……デルフの鞘、宿屋さんに忘れてきちゃったなぁ、そういえば…… ドォーンッ 突然、大きな音がボク達の乗っている船の上を通り過ぎた。 「威嚇射撃っ!!」「やはり空賊かっ!」 かろうじて聞き取れた船員さん達の怒号から、状況がやっと分かった。 「……もしかして、この船、狙われてる?」 「あぁ、そうだな。使い魔君」 「えっと……もしかして、かなりマズい状況?」 「あぁ、そうだな。使い魔君」 ……なんで、こうなっちゃうんだろう? 「そんなっ!ワルド、なんとかできないの?」 「魔法は、この船を浮かべるために打ち止めだよ。あの船に従うんだな」 昨日の夜、この船は飛ばないはずだったんだけど、 ワルドおにいさんが『風石』の魔力を補うのと、 通常の2倍のお金を払うことでなんとか飛んでもらうことになったんだ。 だから、ワルドおにいさんは今は魔法が使えない。 つまり、ルイズおねちゃんを守るには…… 「ルイズおねえちゃん、えっと、向こうの船を落とせばいいの?」 ボクがなんとかしないといけない、そう思ったんだ。 「! そうよ、あんたがいるんじゃない! ビビ!きっちり沈めてきなさいっ!任務のため、邪魔な障壁は排除よ!」 「う、うん……」 ルイズおねえちゃん、こんな勢いがずっと続くってすごいなぁ…… やっぱり、お友達のお姫様のため、だからかなぁ? 「えっと、あ、あれかな?」 「おら、相棒っ!しっかり狙い見定めやがれっ!ビビんじゃねぇぞ!」 「……デルフ、黙っててくれる?」 「お、おぅ、すまねぇ」 雲の隙間から近づいてくる真っ黒な船が、こっちに沢山の大砲を向けていた。 悪い人達が乗っているおっきな船。 確実に落とす必要があるかな、って思ったんだ。 「時は来た。許されざる者達の頭上に……」 だから、『メテオ』の呪文を詠唱しはじめたんだ。 「使い魔君、慎重に頼むよ?」 「カカカ、大丈夫っての!相棒はやるときゃやんだからよ!しっかし、これだとおれっちの出番ねぇなぁ~……」 「星砕け降りそs」ドッゴオォォッン「うわっ!?」「きゃぁっ!?」「おぉっ!?」「な、なんだなんだ!?」 もう少しで詠唱が完成するところで、ボク達の乗っている船が突然揺れたんだ。 「い、威嚇射撃が着弾!?」「くそ、あいつら卑怯なっ!」「航行不能!航行不能!」 「浮いているのがやっとです!」「舵がやられたっ!!」「消火消火ぁぁっ!!」 帽子をなおしていると、船員さん達の叫び声がさらに激しくなっていたんだ。 「――どうやら、空賊の船とはいえ救助してもらう他ないようだね」 ワルドおにいさんがさっきの揺れでコケたルイズおねえちゃんを助け起こしながら言う。 「な!? な、なんとかならないのっ!?ビビはまだ魔力があるはずだし――」 「この船はもはや空に浮くガレキらしいからね。口惜しいが、ここは諦めて――」 「そんな!!」 「娘っ子よぉ、優先順位ってぇの考えな?任務も大事だがよ、命あってのものだねっつーぜ?あぁ、ちきしょ!おれっちの出番は無ぇのかー!」 ……ときどき、ホントにときどき、デルフの言うことはその通りだなぁって思うんだ。 「剣にセリフを取られたね――まぁ、そういうことさ、ルイズ。ここは堪えよう。婚約者に怪我でもさせたら僕は生きていけないよ」 船尾からは煙があがってきていた。 空賊達の船っていうから、もっと汚くてゴチャゴチャしてるかなって思ってたんだけど、 ボク達が閉じ込められた場所は思った以上にスッキリと片付いていたんだ。 もしかしたら、ボク達がラ・ローシェルから乗ってきてた貨物船よりも綺麗かもしれない。 「……でも、すごい臭いだよね……」 「うむ、積み荷の硫黄と同室とはな――」 船員さん達と、ボク達と、積み荷の硫黄。 船員さん達は別室に閉じ込められているみたいで、ボク達は硫黄と一緒に船倉に閉じ込められたんだ。 「人質は少ししかとるつもりなかったからよ?まぁ貴族のお嬢ちゃん方にゃ悪いが、人命救助分の代金だ。狭くて臭いのは我慢しな!」 ってルイズおねえちゃん達の杖とデルフを回収した空賊は言ってたなぁ…… 「なんで!!なんでこんなところで空賊なんかにっ!!」 「国家が荒れるときは、えてしてこういう愚か者どもが出るものさ。ルイズ。今は待とう。機会は向こうから来るはずだ」 やきもきしているルイズおねえちゃんをワルドおにいさんが諌める。 今は、待つしか無い、か…… ちょっとだけ、うたた寝をしちゃっていたら(昨日はあんまり眠れなかったし)、 船倉の扉がバタンと開いたんだ。 「おらぁ!貴族様方よ!お頭が面見たいって呼んでっから、来い!」 空賊の1人がそう言って入ってきた。 ……どことなく、無理してセリフを言っているような感じがするなぁ? 「あまり、殺しはしたくない。だからお前らを救助した、そこまではいいな?」 空賊のお頭の部屋は、質素な造りではあったけど、置いてある道具はどれも高そうで、いかにも偉い人の部屋って感じだった。 インテリアの趣味で言えば、ギーシュよりもいいかもしれない。 (ギーシュの部屋はあのクジャの宮殿と同じぐらいゴチャッとして変な香水の臭いがしたんだ) 「と、トリステインの大使として言うわ!!即刻、私達を解放しなさい!!」 ルイズおねえちゃんが足をふんばって大きな声で言う。 今、身分を明かしちゃったりしていいのかなぁ…… あ、やっぱりワルドおにいさんが慌ててルイズおねえちゃんの口をふさいだ。 「ほほぅ?大使、ねぇ?お前さん達、貴族派かい?」 空賊のお頭がニヤリと笑って机の上の足を組み直した。 「あぁ、僕達h「王党派よっ!!誰が、あんな貴族の風上にもおけない薄汚い連中になんか!」る、ルイズ!?」 ワルドおにいさんが口をふさいだのは無駄だったみたい。 ……もしも、ここで戦闘になったら、ボクがなんとかするしかない。 「(肉体をむしばみ、魂の器に満ちる毒……)」 だから、こっそりと『バイオ』の呪文を唱え始めておいたんだ。 ハルケギニアの魔法は杖がないと使えないみたいだし、 油断しているところを攻撃して、隙ができたら逃げる、そういうつもりだった。 「ハハハ!正直はいいことだがね、お嬢さん!命が惜しいならそんなことは言うもんじゃねぇな!俺達が貴族派ならどうするつもりなんだ?」 「反乱軍に名乗るぐらいなら、舌を噛み切って死んでやるわよ!」 「ルイズ!!」 呪文の詠唱は完成している。もし、戦闘になったら…… ドアの向こうにもこいつらの手下がいるだろうけど、どうしよう…… そんなことを考えながら、魔力を込めた掌をそっと後ろに隠して時を待っていたんだ。 「――最後のチャンスだ。貴族派につかねぇか?お前らをもってけばそれなりの金になるし、お前らも勝ち馬に乗りゃ稼げるぜ?」 「お断りだわ!死んでも、最低の連中になんか与するものですか!!」 その言葉に空賊のお頭が机から足を降ろして立ち上がろうとする。 いよいよか、と思ってボクは両手を構える。 「ハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」 突然、お頭は笑い始めた。 どういうことか全然分からなくて、構えた両手の降ろしどころが分からなくなった。 「ハハハハハ――いやいや、突然笑いだして失礼。その気概がある貴族があと5人でもいれば、こんなことをしなくても良かったのだがね」 そう言ってボサボサの髪の毛に手を伸ばして、自らそれを取り払ったんだ。 ……カツラだったの?ツケ髭もつけていたみたいで、ベリッと剥がすときちょっと痛そうだった。 ボクは、唖然としてしまって、両手に込めた魔力が散ってしまわないように留めておくので精いっぱいだった。 「ほぅ――」 ワルドおにいさんは何かに気づいたみたいだった。ニヤリと口の端っこをもたげた。 「自己紹介がまだだったね。アルビオン王国皇太子、ウェールズ・テューダーだ。アルビオンへようこそ!気の強い、可愛い大使殿!」 「「え」」 ルイズおねえちゃんと声が重なった。 「「えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」」 「こいつぁおでれーた」ってデルフの声が聞こえそうな気がした。 ……王子様やお姫様って、行動的、なのかなぁ? アンリエッタ姫や、ダガーおねえちゃんもそうだったけど…… あんまりにも驚いて、『バイオ』を込めた両手を自分に向けてて、危うく自分にかけるところだった。 ピコン ATE ―舞台演出家― 空賊船が廃船となった貨物船を離れ、ゆっくりと進路をアルビオンに向けた頃のことである。 「やれやれ、やっと動き出したようだ。これで、舞台は完全に整ったわけだ!」 雲に紛れ、風龍が一頭、そっと頭を出す。 「――いっそ、あの船落としてりゃ話は早かったんじゃないのかい?」 風龍の尾側にまたがる人物がそう尋ねる。 「ん?船を落とす?あぁ、それもできなくは無かったけどね」 そう言って頭側の人物が掌から白銀の光球を浮かび上がらせる。 見るからに強力な魔力の塊だ。船を落とすなんざ造作もないだろう。 それを呪文も杖もなしに、だ。 マチルダは思いっきり溜息をつく。 逆らうだの、逃げるだの考えるのもバカバカしくなってくる。 散るのが船ではなく自分になるだけだ。 「あいにく、主役級の役者達がご搭乗だしね。何より、ドラマチックな出会いを演出をした方がいいだろ?裏方としてはね」 唇を歪ませて光球をもみ消す男。 貨物船の舵を、雲の反対側から1撃で破壊した光球をだ。 精度も、距離も、ハルケギニアの魔法常識から外れている。 その気になれば、ここから乗客1人1人の頭を確実に吹き飛ばせたんじゃないか? 「主役級、ねぇ――あんたがご執心なのは、例のとんがり帽子のガキだろ?ビビってったっけ?」 最初に捕まったときに、トドメを刺した人形みたいなガキを思い起こす。 不思議な格好の小坊主ではあったが、そこまで熱心になる理由が理解できない。 「でもさ、あのガキ、強いには強いけど、そこまで熱心になるほどかねぇ?」 確かに、あのガキは強い。変な魔法を使う。剣の達人らしい。 とはいえ、あくまでも『ガキの割には』とつくのは事実だ。 ガキのうちから英才教育でもするつもりならともかく、 あんなガキ雇うぐらいなら、魔法衛士隊の1人でも懐柔させた方がてっとり早い戦力になるだろう。 「それとも、まさか『将来性にかけてオーディション合格』てなとこかい?」 「ほう?彼の実力を全て見たのかい、君は?君から見て、彼はどういう力を持つのかな?」 風龍の頭をなぜながら、振り向かずにそう問う男。 一々癇に障る物言いをする男だ。 「ワルドとかいう髭オヤジと戦ってるのは覗いたけどね、下見ついでに――ボッコボコにやられてたよ、あのガキンチョは」 自分のゴーレムがボッコボコにやられたことは伏せておく。 「ワルドに?なるほどね――仮説は立証されつつあるようだ」 唇に指先をあて、ほくそ笑む男。野郎のくせにしなやかな挙動がまた妙な色気を出している。 そういった色気がマチルダは一層嫌いだった。 過剰な男の色気など、吐き気以外の何をもたらすというのだ? 「仮説、ねぇ?偉大なる演出家様は何をお考えでしょうかねぇ?」 皮肉混じりに聞いてみる。 男性が饒舌にしゃべるときは情報収集のチャンスである。 だからこそ、酒場で売りたくもない媚を売ったし、セクハラにも耐えた。 とはいえ、この男の長く鬱陶しい言い回しは耐えれるものでは無かったが。 「――彼はね、まだ眠ぼけているのさ。光の扉に触れたときから、彼はゆるやかで穏やかなまどろみの中にいるんだよ」 これだ。この芝居がかった言い回し。腹が立つし腹も減る。 そういえば、昨日から何も食べていないと気づく。 「極上のワインと同じさ。花開くには栓を開けてしばし待つ必要がある。だが、目覚めればその香りは誰にでも分かる――」 ワインか、それも悪くない。だが、アルビオンの酒場なら、麦酒の方がいいものが揃っているだろう。 昼飯を麦酒にするかワインにするか、そんなことを考えてしちめんどくさい言い回しに耐えようとする。 「――目覚めの後に待つのは、悪夢かもしれないけれどね」 ぞくっと寒気がして、子羊ローストの妄想から思考が引き戻される。 大きな手振りで告げた静かな一言は、幼き日に見た悪夢そのものを連想させた。 「さて、舞台演出に戻ろうか。主役がお待ちだよ!」 とんがり帽子の使い魔に、マチルダは心底同情した。 どういった因縁かは知らないが、こんな妖しい男に目をつけられているのだ。 だが、自分も同様であるという忌まわしい考えが浮かびそうだったので、 同情するのも束の間で、あとは風龍の背中で目を閉じ、 再び蜂蜜ソースのかかった肉へと思いを馳せることにした。 前ページ次ページゼロの黒魔道士
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/859.html
ルフさんが入室しました ルフ- (喫茶EB 屋根の上 ルフ- …。(屋根に腰掛け、杯を持って月を仰ぎ見るエルフ トロワさんが入室しました トロワ- ッ、(屋根の上に降り立つ ルフ- (降り立つ気配の方向を見る トロワ- こんな所で………月見酒か?(ルフへと歩み寄るアーマープレート仮面剣士女子 ルフ- ああ。(歩み寄るトロワを見上げて ルフ- 外に居る方が落ち着く。 トロワ- そうか。 トロワ- ……… トロワ- 独りじゃなきゃ、嫌か? ルフ- …。(トロワを見て ルフ- 人によるな。 トロワ- っ、 トロワ- 、 トロワ- …(胸に手を置いてルフを見つめ ルフ- …。(トロワを見たまま ルフ- おまえなら構わん。 トロワ- っ、、、 トロワ- そ、 トロワ- そうか。(月を見上げ トロワ- そうか。 トロワ- それなら別に。(屋根に腰掛け トロワ- 気にしない、からな。(ルフへと距離を詰める ルフ- (無言で、距離を詰めるトロワを受け入れる トロワ- ……… トロワ- 綺麗だな、(月を見上げ ルフ- …。ああ。 トロワ- ………(月を見上げ ルフ- …。(黙ったまま月を見上げる ルフ- …。 トロワ- ……… トロワ- 綺麗だったな………(月を見上げ呟く ルフ- …。 ルフ- まだ、出ているが。 トロワ- っ、そうだな! トロワ- あぁ、 トロワ- 綺麗だ。 トロワ- あぁ、、、そうだよ。 トロワ- (月を見上げたまま、 ルフ- …。(月を見上げるトロワを見遣る ルフ- おまえ、杯は? トロワ- あ、、あぁ、 トロワ- 下に、置いてきてしまった。 トロワ- (ルフの杯へ視線を移し ルフ- (トロワが視線を移した時、その杯が動く ルフ- では、これを。(トロワに杯を差し出す トロワ- い、いや。 トロワ- そしたら君の分が無くなってしまう。 ルフ- ふ、 ルフ- 俺の渡す杯が飲めんのか?(冗談めかしたように笑って トロワ- そ、そんなわけないだろっ!(ルフの顔を見て トロワ- っ、・・・(杯を見て、そちらへ首を伸ばす トロワ- 頂くぞ?(ルフを横目に見ながら杯へ口付けるように ルフ- あぁ。飲むといい。 トロワ- (杯へ唇を付け、ルフに飲まされるように ルフ- …。(杯を傾け、トロワの口に酒を注ぐ トロワ- んっ………ん・・・ ルフ- …。 ルフ- (全て飲ませてしまうと、トロワの唇からグラスを離す トロワ- 有難う… トロワ- その、美味しかった…(ルフを見て伝える ルフ- そうか。(笑い トロワ- ………(ルフ見つめて ルフ- …。 ルフ- …何か、 ルフ- 今日は口数が少ないな。 トロワ- そ、そうか? トロワ- 別に、別に普段と変わらん、ぞ。 ルフ- そうか。 ルフ- 何か、考える事でもあるのかと。 トロワ- …、……、……… トロワ- あぁ、その……… ルフ- 何だ? トロワ- 格好良かったぞ……… ルフ- 、?(唐突な言葉に ルフ- …。(首を傾げ、少し考え、 ルフ- あぁ、(合点 ルフ- 当然だ。(ふっと笑って言ってのける トロワ- 、、、っん…… トロワ- なんだ…可笑しな事言ったか…? ルフ- いや? 何もおかしい事はない。 ルフ- あの戦いは、俺も楽しかった。 ルフ- 始めて見る、本領のおまえの技。感心したぞ。 トロワ- っ……… トロワ- そうか。 トロワ- ふっ、そうだな。 トロワ- ボクも楽しかったよ。(ルフへと笑み ルフ- あぁ。(トロワに笑み返す トロワ- また、闘ろう。(ルフへ手を伸ばし ルフ- ああ。(トロワの手に手を伸ばす ルフ- (強く手を握る トロワ- (月夜の下、再戦を誓う ルフさんが退室しました トロワさんが退室しました