約 2,409 件
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/547.html
O 腹部膨隆,腹部膨満 備考 鼓腸,腹水 102E37 多量の腹水貯留をきたさないのはどれか。 a 卵巣過剰刺激症候群 b Meigs症候群 c 子宮内膜症 d 卵管癌 e 卵巣癌 ○ a ○ b × c ○ d ○ e 正解 c 101H27 65歳の女性。昨日からの頻回の嘔吐,腹痛および腹部膨満感を主訴に来院した。3日前から排ガスと排便とがない。37歳時に虫垂炎の手術既往がある。意識は清明。体温 37.8℃。脈拍 88/分,整。血圧 120/68mmHg。腹壁は著明に膨隆し,鼓音を呈する。白血球 13000。腹部エックス線単純写真立位像を別に示す。 治療方針で誤っているのはどれか。 a 輸液 b 絶飲食 c 緩下薬投与 d 抗菌薬投与 e 経鼻胃管挿入 ○ a ○ b × c ○ d ○ e 正解 b 診断 単純性イレウス 100H20 58歳の男性。肝硬変で通院中,腹部超音波検査で中等量の腹水と肝右葉の直径2cmの肝細胞癌とが発見され入院した。血液所見:赤血球 403万,Hb 11.8g/dl,白血球 3200,血小板 4.8万,プロトロンビン時間 35%(基準 80~120)。血清生化学所見:総蛋白 5.3g/dl,アルブミン 2.7g/dl,総ビリルビン 4.2mg/dl,直接ビリルビン 2.6mg/dl,AST 53単位,ALT 45単位。HCV抗体陽性。1か月前に施行したICG試験(15分値)は42%(基準 10以下)であった。 最も良い治療予後を期待できるのはどれか。 a 放射線治療 b ラジオ波焼灼 c 肝動脈塞栓術 d 肝切除 e 肝移植 × a × b × c × d ○ e 正解 e 診断 非代償性肝硬変,肝細胞癌
https://w.atwiki.jp/matomemodijital/pages/31.html
【R 眼科】 角膜上皮:バリアー、知覚 角膜実質:コラーゲン線維、プロテオグリカン 角膜内皮のNaポンプ作用により透明性維持、 浮腫防止、細胞数減少により水疱性角膜症 瞳孔径は20代で最大、瞳孔散大は頸部交感神経 ブドウ膜炎:両側の急激な視力障害 ブドウ膜:虹彩+毛様体+脈絡膜 Bruch膜:脈絡膜と網膜の間に存在 明順応より暗順応の方が時間がかかる 閉眼:眼輪筋(顔面支配)、涙は1日2~3ml産生 滑車神経は上斜筋を支配 市長、公害の状況を前に涙 篩骨、蝶形骨、口蓋骨、上顎骨、頬骨、前頭骨、涙骨 飛蚊症:網膜剥離、硝子体出血、硝子体剥離など 視神経炎:中心暗点、ラケット状暗点、 乳頭付近:乳頭炎⇔それより中枢:球後性視神経炎 眼球運動痛、急性、片側性、赤→緑の色覚異常 心因性視野障害:らせん状・管状視野狭窄 うっ血乳頭→Marriotte盲点の拡大、両側性が多い 脳圧亢進、網膜脈絡膜炎による、末期まで視力正常 ラケット状暗点:慢性視神経炎で Marriotte盲点と中心暗点が合体 Bjerrum暗点:緑内障でみられる、Marriotteが 中心部を避けて鼻側へ拡大 網膜裂孔→光視症、硝子体による網膜牽引が原因 瞳孔強直:動眼神経麻痺による、瞳孔反応の欠如 Argyll Robertson瞳孔:対光反射消失、縮瞳、 近見反射は正常 Adie瞳孔:対光の減弱、散瞳、近見反射遅延 硫酸アトロピンで2週間は散瞳 結膜充血:表在性、アドレナリン点眼により消退 毛様充血:深在性、角膜実質炎でも生じる、 虹彩毛様体炎(→羞明)、緑内障発作時 麻疹カタル期に眼脂:結膜、涙嚢、鼻涙管の炎症 牛眼:角膜の巨大化←先天性緑内障で引き伸ばされる 兎眼:閉眼不可による乾性角結膜炎 緑膿菌感染:コンタクト、外傷性 細隙灯顕微鏡:前眼部の観察を行う スリット光を斜めから当てることで眼を断面で観察 +Goldmann三角鏡:隅角、網膜、硝子体を観察 直像検眼鏡:眼底の検査 Weber症候群:動眼神経麻痺+反対側の片麻痺 ランドルト環:10分=視力0.1、5分=0.2、1分=1.0 ステロイド:全身投与で白内障、長期点眼で緑内障 老視:調節力の低下、屈折異常ではない 近点=100÷(調節力+100 / 遠点距離) 調節力:100 / 近点-100 / 遠点 矯正視力の+:凸レンズ、遠視 調節性内斜視:遠視を矯正することで正常眼位 完全矯正の眼鏡を処方した後に内直筋後転術 近視の場合は弱視になりにくい 内斜視に対して眼底検査、視力、屈折検査 先天性内斜視:生後6か月以内に生じる 両内直筋後転術の早期施行 眼脂: 眼やに、ウイルス性で漿液性、細菌で膿性 新生児涙嚢炎:鼻涙管下端が膜状組織Hasner弁 によって閉鎖していることによる細菌感染 生下時より流涙・眼脂、涙道ブジ―で開放 クラミジア結膜炎:トラコーマ、濾胞性 潜伏5~7日の後に急性発症、 急性出血性結膜炎:エンテロウイルス、アポロ病 粘稠漿液性眼脂、結膜下に出血を認める 慢性涙嚢炎:鼻涙管の閉塞に肺炎球菌・黄ブ菌が感染 片眼性、中高年女性に多い、抗生物質、涙腺摘出 急性涙嚢炎:慢性の経過中に涙嚢周囲の蜂窩織炎 内眼角部の炎症、抗生物質、切開排膿 羞明:虹彩毛様体炎、白内障 外麦粒腫:Zeis腺(睫毛脂腺)とMoll腺(汗腺)の 急性化膿性炎症 内麦粒腫:Meibom腺(瞼板腺)の急性化膿性炎症 内・外とも黄色ブ菌によるものが多い、ものもらい 霰粒腫:Meibom腺の肉芽腫性炎症、細菌性ではない 眼瞼腺癌との鑑別が重要 眼瞼腫瘍:95%が基底細胞、下眼瞼に多い、転移は稀 クラミジア:結膜炎、細胞内Prowazek小体(封入体) 増殖期に角膜パンヌス(上方球結膜から角膜表層 への血管侵入)が見られる 細菌性結膜炎:肺炎球菌、黄ブ、フル菌が多い 自然治癒傾向、慢性化例には抗菌薬の点眼 春季カタル:春から秋、石垣状の乳頭増殖、若年男児 Ⅰ,Ⅳ型アレルギー、好酸球含む粘稠な眼脂 眼瞼型、眼球型、時に角膜潰瘍形成 アレルギー性結膜炎:好酸球↑,抗ヒスタミン薬点眼 水疱性角膜症:白内障の眼内レンズからの合併 ←角膜内皮細胞減少による、角膜浮腫,混濁,疼痛 Sjogren→びまん性表層角膜炎 ヘルペス角膜炎:点状→線状→樹枝状→地図状角膜炎 自発痛はあるが角膜知覚は低下 翼状片:外部の刺激、加齢が原因で、結膜組織が 鼻側から翼状に増殖、角膜内に侵入、外科切除 円錐角膜:角膜実質の菲薄化、アトピー患者に合併 不正乱視、進行すれば角膜移植 角膜ジストロフィー:両眼の角膜中央部混濁、家族性 匍匐性角膜潰瘍:外傷による化膿性潰瘍、前房蓄膿 抗生物質の全身・局所への大量投与 日本人のブドウ膜炎:Behcet病、サルコイドーシス Vogt 小柳原田病、トキソプラズマ 虹彩毛様体炎(前部ブドウ膜炎)⇔網脈絡膜炎(後部) 前房蓄膿:Behcet病、匍匐性角膜潰瘍 Vogt-小柳-原田病:網膜造影で点状・斑状漏出点が 多数、脈絡膜の色素脱失→夕焼け眼底 メラノサイトに対する自己免疫、若年女性、耳鳴り 眼病期には網膜剥離、肉芽腫性虹彩毛様体炎、 眼底乳頭浮腫が見られる、 ステロイド全身とアトロピン投与 頭痛(漿液性髄膜炎による)漿液性網膜剥離 Behcet:B51が50%、眼症状はほとんどが両側性 前部型:羞明感、充血、前房蓄膿 後部型:急激な視力低下、飛蚊症 眼炎症発作の抑制にはコルヒチンが第1 ステロイド全身投与はしない トキソプラズマ→黄斑変性症 中心性漿液性脈絡網膜症:黄斑部の局所的な網膜剥離 →変視症、フルオレセイン色素蛍光の漏出 視力低下は軽度、一過性の遠視、中年男性、再発 漏出点に光凝固を施行することで治療期間を短縮 網膜中心動脈閉塞は急速なのでレーザー治療無効 突然の視力低下、光視症、cherry-red-spot、 眼球マッサージ、血管拡張薬、高圧酸素投与など 40分以内に血流を回復させる 網膜静脈分岐閉塞症:上耳側静脈、硝子体出血 →硬性白斑:浮腫・出血の持続により フィブリン、脂質などが沈着 軟性白斑:網膜の虚血性変化による、 網膜中心静脈閉塞症:網膜全体の虚血 →血管新生緑内障 側頭動脈炎:浅側頭・眼動脈の血管壁の肉芽腫 網膜中心動脈閉塞、乳頭虚血性変化、軟性白斑 交感性眼炎:穿孔性眼外傷後の両眼性ブドウ膜炎 健常側にも視力障害・羞明、ステロイド、眼摘出 糖尿病網膜症:視力低下は黄斑部の浮腫による 動脈硬化性変化:動脈反射亢進(銅線・銀線動脈)、 動静脈交差現象(静脈の先細り、Salus交叉弓) 高血圧性変化:動脈狭細化、口径不同、綿花様白斑 浮腫の遺残所見としての硬性白斑、乳頭浮腫 Eales病:原因不明の網膜静脈周囲炎、若年男性 再発性の網膜硝子体出血、視力低下、増殖性網膜炎 プールで感染:咽頭結膜炎(アデノ3,7):プール熱 流行性角結膜炎(アデノ8):はやりめ、潜伏1~2日 急性出血性結膜炎:エンテロ70、コクサッキー 加齢黄斑変性:黄斑の蛍光漏出・貯留、蛍光ブロック 脈絡膜由来の新生血管からの出血、前駆として 黄斑部ドルーゼン(Bruch膜の硝子様変性と肥厚) 滲出型(円板型):新生血管を伴う⇔萎縮型 光凝固で治療、視力予後は不良 網膜色素変性:遺伝性に桿体細胞が変性 眼底に骨小体様色素沈着、ERGの平坦化 輪状暗点→求心性視野障害、周辺がやられて夜盲 乳頭浮腫:原田病、炭酸ガス症、悪性高血圧症など 眼内レンズ:眼軸長と角膜屈折率から度数を決定 ERG:色素変性症、糖尿病、鉄錆症などで実施 原発性緑内障:短眼軸(遠視)に多い、片側性高眼圧 ピロカルピンで縮瞳、ダイアモックスで房水産生↓ 閉塞隅角緑内障に対して虹彩切除術 開放隅角緑内障:乳頭上下の神経線維束欠損、 線維柱帯からSchlemm管の間の機能が悪い 傍中心暗点(Bjerrum暗点)、鼻側から進行する 薬物による眼圧コントロール エピネフリン投与→房水産生抑制 高度の眼圧上昇→角膜浮腫 急性緑内障:内顔筋の麻痺による散瞳 視神経管骨折:眉毛部の外上方の外傷による 直接対光反射の減弱・消失、視神経に浮腫が生じる 開放術による減圧、ステロイド、グリセロール 新生児膿漏眼:淋菌性か封入体性、産道感染による 網膜芽細胞腫:Rb(癌抑制)遺伝子が関与 石灰化像、ロゼット形成 【S 耳鼻咽喉科】 ツチ骨-鼓膜張筋、アブミ骨-アブミ骨筋 アブミ骨筋反射:聴覚過敏を防止する 蝸牛感覚細胞:内有毛が1列、外有毛が3列 ラセン器=Corti器、蝸牛感覚細胞+支持細胞 口腔内:咽頭・喉頭にも味蕾がある 上鼻甲介と鼻中隔の間の嗅裂にある嗅上皮で嗅覚 末梢性めまい:回転性→回旋性の眼振 中枢性めまい:垂直性の眼振、慢性的に持続 外耳炎:耳介の牽引により耳痛増強 陰影聴取:一側耳に難聴がある場合に、健側で聴取 補充現象陽性:内耳性難聴で陽性となる 自記オージオグラムで持続音の鋸歯状波の振幅減少 実際の音よりも大きく感じる SISIテスト:補充現象の有無を調べる 温水:注水側に眼振⇔冷水だと逆 頭位を30度上げて外側半規管を垂直にして検査 ABR:Ⅰ波は聴神経の伝導 耳下腺→顔面神経が支配 鼓室形成術:鼓膜再建(側頭筋筋膜)+伝音再建 聴力回復には鼓膜-アブミ骨底板面積比が大事 メニエール:低・中音域の障害、リクルート現象(+)、 温度眼振反応低下、内耳神経以外の神経症状なし 耳閉塞感・感音性難聴・耳鳴り(+)の回転性めまい グリセロール内服で浸透圧利尿で一過性に聴力改善 カロリックテストにて半規管麻痺、多くは一側性 良性~眩暈:回転性めまいは数十秒~数分で消失 積極的にめまい誘発で早期に回復 前庭神経炎:一側性、急性に回転性、悪心・嘔吐 上気道感染に続発、蝸牛神経(-)、自然回復 老人性難聴:内外有毛細胞の変性→高音域から障害 突発性難聴:片側の感音性難聴、発作は反復しない Ⅷ神経症状、耳閉塞感、ステロイド、VitB12薬、 血管拡張薬、高圧酸素により早期治療を行う 1ヶ月で治らなければ回復しない 騒音性難聴:慢性的な騒音(85dB以上)、不可逆性 ⇔音響外傷性難聴一時的な強大音(130dB以上) C5-dip(4000Hz) 、突発性難聴と同じ治療 騒音職場では6か月ごとに聴力検査 会話音域:500,1000,2000Hz 機能性難聴:非器質性、聴性脳幹反応は正常 ムンプス難聴:片側性、聴力予後は極めて不良 ウイルス性内耳炎:ムンプス、麻疹、帯状疱疹 耳毒性薬物:アミノ配糖体系(ストレプト・カナ)、 ループ利尿薬、アスピリン、シスプラチンなど 外リンパ瘻:内耳から中耳への漏出、感音・平衡障害 髄液圧、鼓室圧の急激な変化が誘因、 水流のような耳鳴り、pop音、7日間は保存的治療 急性中耳炎:インフル菌、肺炎球菌、黄ブ菌、乳幼児 鼓膜穿孔に至ると排膿により耳痛は軽快 急性期の耳管通気は細菌侵入を助長するので駄目 慢性中耳炎:鼓膜穿孔、伝導難聴、粘液性耳漏が3徴 急性からの慢性化が多い、肉芽腫を形成、耳痛(-) 緑膿菌感染、側頭骨気胞化不良、糖尿病などによる 乳幼児では乳頭蜂巣の発育抑制、A-B gap 伝音難聴が高度な場合は鼓室形成術 滲出性中耳炎:耳管狭窄(アデノイド、上咽頭癌)、 アレルギー、急性中耳炎の遷延などが原因 鼓室内が陰圧になることで滲出液が貯留、 耳漏・耳痛(-)、ティンパノでB、(稀にC)型 乳幼児期~学童期に多い、耳管機能発達で自然治癒 真珠腫性:耳管狭窄・慢性中耳炎から続発or 先天性 耳痛・悪臭伴う膿性耳漏、内耳の破壊で混合難聴 強い音でめまい(Tulio現象)、顔面神経麻痺 耳硬化症:アブミ骨底と前庭窓の固着で伝音難聴 閉塞感はない、妊娠で増悪、アブミ骨摘出術 アブミ骨筋反射は異常 Willis錯聴:周りがうるさい方がよく聞こえる状態 Carhart notch:2000Hz付近での骨導低下 ティンパノメトリー :外耳道の圧を変える A型:正常、感音性 As:耳硬化症 Ad:耳小骨連鎖離断 B:浸出性中耳炎、鼓膜癒着 C:耳管狭窄症 耳せつ:軟骨部外耳道の毛嚢への化膿性感染、 中耳炎との鑑別が重要 夏に多い、発熱(-)、耳介牽引痛、膿性耳漏 聴神経腫瘍:小脳橋角部(CP angle)に好発 進展で三叉神経症状、顔面神経麻痺、小脳症状 早期から温度眼振反応が高度低下・廃絶 前庭障害は健側に代償されるので目立たない ABRでⅠ~Ⅴ波の間の潜時の延長 聴神経腫で三叉神経に障害→角膜反射低下 Bell麻痺・Ramsay:ステロイド、Vit薬、血管拡張 一側反回神経麻痺:健側声帯が過内転する 上顎癌:リンパ節転移は末期まで起こらない、 扁平上皮癌、後上方型は予後が悪い 骨破壊の有無で慢性副鼻腔炎と鑑別 上顎洞の骨欠損:乾酪性上顎洞炎(アスペル性)、 上顎癌、 術後性上顎嚢胞 術後性頬部嚢胞:15~20年、非炎症性、有痛性 上顎骨折:Le Fort分類、Ⅰ→Ⅲで上行、より重篤 吹き抜け骨折:下直筋の嵌頓によって眼球上転障害 鼻出血:篩骨動脈←内頸動脈、顎動脈←外頸動脈 鼻涙管:涙骨を通って下鼻道に開口 臭鼻症:萎縮性鼻炎、思春期女性、 鼻内の出血、痂皮、悪臭、委縮 上顎洞性後鼻孔ポリープ:一側性、やや女性に多い 急性扁桃炎:溶連、切開排膿、抗菌薬投与 ジフテリア:口蓋・鼻咽腔全体に融合した偽膜 手足口:口腔粘膜に小水疱と潰瘍、白苔はない ヘルパン:口蓋弓、軟口蓋、口蓋垂に小水疱と潰瘍 連鎖球菌:扁桃の膿栓を伴う発赤、ASO高値 慢性扁桃炎:埋没性扁桃に発生、扁桃陰窩中の膿栓 心・腎・皮膚などの遠隔臓器に波及して病巣感染症 習慣性アンギーナ、治療抵抗性の場合は扁桃摘出 扁桃周囲膿瘍:急性の進行、溶連菌、片側性が多い 扁桃被膜と咽頭収縮筋の間に炎症、開口障害 腫脹による口蓋垂の偏位、切開排膿が第1、 咽頭扁桃=アデノイド、思春期までに退縮する アデノイド増殖症:5~6歳、 上気道感染の反復 上咽頭に発生して両側性の鼻閉、いびき 耳管隆起圧迫による滲出性中耳炎 睡眠時無呼吸からの夜尿症、右心負荷 無症状の生理的肥大は経過観察で良い 唾液腺腫瘍:耳下腺(85%)>顎下腺>舌下腺 耳下腺:舌咽・三叉、Stenon管、耳下腺乳頭、漿液性 顎下腺:顔面、Wharton管、舌下小丘、混合性 舌下腺:顔面、大小舌下腺管、舌下ヒダ、粘液性 唾液腺混合腫瘍:多形腺腫、緩慢な腫大、30~40代 無痛性、弾性硬、顔面麻痺は来さない Warthin腫瘍:腺リンパ腫、耳下腺下部、高齢男性 発育は緩徐、無痛性、弾性硬・軟部分が混在 唾石症:Wharton管が長い顎下腺に好発 リン酸Ca、炭酸Caが主成分、摂食時の唾疝痛 白板症:前癌病変、白色斑点、上皮の棘状増殖 口腔、亀頭、陰唇に見られる白色角化 舌癌:早期から顎下部への転移が多い 粘膜内まで→局所切除、粘膜下層→放射線 急性喉頭蓋炎→フル菌によるものが多い、呼吸困難 激しい炎症による発熱・嚥下障害、/ 嗄声は無い 急性声門下喉頭炎(仮性クループ):犬吠様咳嗽、 パラインフル、フル菌、連鎖、黄ブ、喘鳴、嗄声 アドレナ+ステロイド吸入(ネブライザー療法) 仮性クループ:6か月~2歳⇔急性喉頭蓋炎:2~4歳 若年性上咽頭・鼻咽腔血管線維腫:思春期男性、まれ 易出血性、鼻腔後方、男性ホルモンと関係 上咽頭癌:EBウイルスが関係、低分化扁平上皮癌 原発巣症状に乏しい、頸部リンパ節に転移 進展により頚静脈孔症候群、放射線が第1 下咽頭癌:男性は梨状陥凹型←嗄声を生じやすい 女性は輪状軟骨後部型←Plummer-Vinsonに続発 鱗状後部型・後壁型は自覚症状が少なく、予後悪い 頸部リンパ節に転移しやすい、高分化型扁平上皮癌 頭頸部癌で一番予後不良、放射線 喉頭癌:耳鼻科領域で最多、声門癌が多い←嗄声、 早期→放射線、中期→部分摘出、進行期→全摘 食道入口部付近の粘膜ひだを振動させることで発声 頸部リンパ節へ転移:咽頭癌、声門上皮癌 正中頸嚢胞:甲上舌管の一部が残って嚢胞を形成 舌骨体部と癒合しているのでまとめて摘出 側頚嚢胞:第2鰓溝由来、胸鎖乳突下部~咽頭側壁 嗄声:声門が閉まらない→反回麻痺、声帯結節 声帯が固い(粗雑性)→声帯ポリープ、喉頭癌 声帯ポリープ:声帯前方から中央に好発、孤立性 声帯の酷使、上気道炎反復など、小児にはできない 発声指導、咽頭顕微鏡下手術 声帯結節:両側性、前と中央の間 学童や声をよく使う職業、治療はポリープと同じ ポリープ様声帯:両側性、膜様部全体の浮腫、 低音化、呼吸困難、喫煙者、多弁な中年女性 自然治癒はしにくい→咽頭顕微鏡下手術 粘膜上皮下の浮腫状病変を吸引切除 喉頭乳頭腫:HPV 6・11型、喉頭鏡下レーザー手術 小児型は産道感染、再発しやすい、赤い柔かい腫瘤 成人型は白く硬い腫瘤、再発は稀 上皮真珠種:新生児の口腔内の上皮性停滞性嚢腫、 自然消失するから経過観察で良い 先天性耳瘻孔:第1,2鰓弓由来で外耳に生じる 感染時に耳前部が発赤→膿汁排泄 前庭眼反射消失でRomberg現象(+) 通年性アレルギー:減感作療法が有効、皮下注射 減感作:特異抗体に対してIgG4型の阻止抗体が産生 Frey症候群:副交感神経と汗腺が誤って接続され 味覚刺激により耳前部の発赤・発汗 耳下腺の術後に生じる Alport症候群:感音難聴(高音から傷害)、 血・蛋白尿、白内障、円錐角膜 【T 整形外科】 長軸成長:骨端軟骨の軟骨内骨化、成長軟骨板 膜性骨化:横径、頭蓋扁平骨、顔面骨の成長 長管骨栄養:骨端骨幹端動脈と栄養動脈は 成長軟骨体があると吻合しない、閉鎖後に吻合 骨幹端部の栄養は骨端骨幹端動脈から7割、 栄養動脈系から3割、 2型コラーゲン:関節軟骨、加齢で束状化、不溶化 硝子様軟骨の菲薄化 細胞数、弾性線維、Ⅱ型コラ、プロテオ グリカンの量的変化はない 関節液粘度↑:外傷、変形性関節症、SLE 関節内骨折で関節液に脂肪滴が混じる 痛風→針状の尿酸結晶、 化膿性関節炎:関節液は血性、細胞成分↑、曳糸性↓ 曳糸性↓:痛風、RA、血友病 脛骨神経:下腿の屈筋、足関節の底屈 総腓骨神経:下腿の外側筋群、足関節の背屈 四頭筋:大腿直筋(股・屈)、外側広筋、 中間広筋、内側広筋(膝・伸) 上腕二頭:肘・屈、前腕回外、上腕外旋時の外転 二頭:C5、腕橈骨筋腱:C6、三頭筋 C7 腕神経叢:C5~Th1根 L5 前脛骨筋、L5~S2 腓腹筋 筋力低下時のトレーニング: 1 等尺性運動 2 自動介助運動、3 等張性抵抗運動、4 等運動性運動 ギプス内での等尺性収縮運動で廃用性筋萎縮防止 重心:足底から55~56%の位置 髄液圧:80~150が正常、200以上で髄液圧亢進 ALP↑:骨折、骨肉腫、転移性骨腫瘍、 くる病、骨軟化症 造骨細胞の活動により上昇、小児成長期に高い 温熱療法:骨萎縮、関節拘縮、筋緊張亢進に適応 温熱療法が禁忌:急性炎症、知覚障害、局所血流不全 人工膝関節(TKA):RA、高度の変形性膝関節症、 腫瘍の術後、疼痛・可動障害が著しい例 可動域0~130°、60歳以上に適応、感染後は禁忌 開放骨折=複雑骨折、6時間以内ならデブリドマン、 その後に創外固定(一期的に創閉鎖) 6時間を超える場合は2次的に創閉鎖を行う 疲労骨折:骨折像と修復像が混在→骨腫瘍と鑑別 思春期に多い、 疼痛はそんなにない 骨折片の転移は付着する骨格筋による 骨折部を固定することで脂肪塞栓を予防 血流が少ないと骨癒合が起こりにくい →大腿骨頸部、舟状骨、距骨、脛骨中下3分の1 上腕骨外科頸骨折:骨粗鬆の人が転倒時に手を伸展 骨癒合は良好、後遺症で肩関節拘縮 上腕骨骨幹部骨折:投球・腕相撲などで螺旋骨折 固定が不完全だと偽関節、橈骨麻痺が起きやすい 上腕骨顆上骨折:小児骨折で最多、転倒時に肘を伸展 後遺症で内反肘、Volkmann拘縮、正中・橈骨麻痺 転移により肘頭が後方に突出 上腕骨外顆骨折:偽関節になると外反肘 Volkmann拘縮:前腕に生じた区画症候群 前腕屈筋群の虚血性壊死、正中・尺骨の圧迫麻痺 ギプスの除去、さらに進行増悪すれば筋膜減張切開 上腕骨外顆骨折:小児では顆上骨折の次に多い、 外反方向の力で骨折、強い転移を示す 外反肘変形により遅発性に尺骨神経麻痺、 観血的にスクリューを用いた固定 Colles骨折:骨粗鬆症患者、手掌をついた転倒時、 手首のフォーク状変形→Sudeck骨委縮、 手根管症候群(正中神経)、長母趾伸筋断裂 関節面の転移があれば観血的治療 Sudeck骨委縮:骨折術後の急速な自発痛、運動痛 反射性交感神経ジストロフィー、浮腫、骨萎縮 Smith骨折:Colles骨折とは逆に手背をついて骨折 肋骨骨折:第4~8肋骨に多い Malgaigne骨折:片側骨盤の前方・後方骨盤輪骨折 Straddle骨折:前方骨盤輪骨折 ともに尿路損傷をきたすことが多い 大腿骨頸部骨折:若年者は接合術、高齢者は人工骨頭 転子部骨折には内固定術を行う 距骨骨折:頸部での骨折、血流少→体部の阻血性壊死 ギプス固定・観血的固定、荷重を避ける装具着用 踵骨骨折:体部の骨折、Sudeck骨萎縮、 Bohler角の減少、歩行時の疼痛 高齢者の転倒では大腿骨頸部・転子部骨折が最多 小児:骨折>脱臼、拘縮は起きにくい 若木骨折 血行が良くなって過成長があり得る、保存的が主 橈骨神経:上腕骨骨幹部を巻きつくように走行 行軍骨折→中足骨、走者→脛骨近位3分の1 動揺関節:他動的に動かすと範囲を超えた可動性 20度までの屈曲転移なら自然矯正される、回旋は無理 捻挫:関節面の相対関係は正常、骨折・脱臼(-) 靱帯損傷が多い、断裂があると関節不安定性 受傷機転と同方向の力を加えると強い疼痛 半月板断裂:運動時疼痛、膝の引っかかり、異常音 locking:半月板が顆間窩に嵌頓して膝の伸展不能 McMurrayテスト:最大屈曲位から回旋させながら 伸展させる、内旋時疼痛→外側半月板損傷、外→内 半月板は栄養血管が無いので修復が起こりにくい 前十字:着地時に損傷、半数に半月板損傷を合併 前方引き出し(+)、Lachmanテスト 後十字:機能障害は前十字より少ない、保存的治療 後方引き出し(+)、Saggingテスト 内側側副靭帯損傷:膝の靱帯損傷で最多、スキー 外反ストレス試験で陽性、保存的治療優先 膝蓋跳動:靱帯損傷による血性関節液の貯留 膝蓋軟骨軟化症:若年、運動選手、屈曲時疼痛 (半月板損傷に類似)、膝くずれ アキレス腱断裂:つま先立ちが不可、底屈は可能 脱臼:相対する関節面が完全に接触を失った状態 外傷性脱臼:関節内出血が多い、整復後3週間は固定 肩関節脱臼:前方への脱臼が多い、腋窩神経麻痺合併 若年発生では反復性になりやすい バネ様固定:他動運動で疼痛と抵抗、外傷性脱臼で 肘関節脱臼:成人が伸展位で手をつく⇔顆上骨折 後方脱臼が多い、Huter線の乱れ Monteggia骨折:尺骨骨幹部上1/3骨折後に 肘関節から橈骨頭が前方に脱臼 肘内障:橈骨骨頭が輪状靭帯から逸脱しかけた状態 橈骨頭を圧迫しながら前腕を回外で容易に整復 股関節脱臼:後方>中心性>前方の順、 脱臼肢位は屈曲・内転・内旋位となる 先天性股関節脱臼:男女比1:7、開排制限 関節包内脱臼、大転子が高位、腰椎前弯増強 →リーメンビューゲル装具:6か月以内 ⇔オーバーヘッド牽引:それ以降、不成功例 幼児期まで遺残したら大腿骨骨切り術、臼蓋形成術 脊髄ショック:受傷後急性期、損傷レベル以下の 神経機能が完全に脱落、完全尿閉 肛門反射の残存の有無で不完全か完全かを判断 ショック離脱:約1か月、弛緩性→痙性麻痺 頸椎ヘルニア:20~40代の男性、C5/6が最多 腰椎ヘルニア:L4/5,次いでL5/S1 手術適応:膀胱直腸障害、下肢麻痺進行例 圧迫性脊髄麻痺に対しては観血的治療 腰椎ヘルニア手術適応:膀胱直腸障害・下肢麻痺進行例 頚椎症性神経根症:神経圧迫試験(Spurling試験)で 痛み、痺れ感、椎間孔の狭窄による 頸椎後十字靱帯硬化症OPLL:主にC4~C6に多い 頸椎骨軟化症との合併、糖尿病合併、家族集積性 2椎間以下の限局型は前方除圧固定術、 範囲が広いものは後方から脊柱管拡大術 黄色靭帯硬化症OYL:T10~12に好発、後方から減圧 腰部脊柱管狭窄症:中高年男性、前屈位で軽減、 馬尾型で膀胱直腸障害、間欠性跛行、アキレス↓ 椎弓切除術による脊柱管の開大 慢性の経過:頚椎症性脊髄症とOPLL 馬尾性:下肢・会陰部の異常感覚、膀胱直腸障害 脊椎分離:椎弓根部下関節突起が分離→Xpの斜位像で テリア犬の首断裂像、小児~思春期男子、L5が最多 激しいスポーツ活動による、進行するとすべり症に、 すべり症:前方すべりが多い、先天性、加齢性もある 椎体圧迫骨折:前屈による骨折で椎体は楔状形になる →軽度後屈位にてギプス固定、早期より背筋を訓練 側弯←脳性麻痺、神経線維腫症、Duchenne、Marfan 80%は特発性、女子、右凸胸椎側弯、思春期に発症 脊柱側弯の検診:前屈試験、脇線の視診 離断性骨軟骨炎:野球肘 / 膝、軟骨下骨の部分的壊死 関節軟骨の一部が遊離体=関節ねずみ 上腕骨外側上顆炎(テニス肘):ゴルフでは内側上顆 de Quervain病:ド・ケルバン、橈骨茎状突起炎 腱鞘の狭窄で長母指外転筋と短母趾伸筋が障害 繰り返しの手の使用による機械的刺激、中年女性 Dupuytren拘縮:環・中・小指の順の頻度、両側性 中年男性、手掌腱膜の瘢痕化をきたす、進行性 保存療法無効、肥厚した手掌腱膜の切除 Madelung変形:橈骨遠位骨端線の早期閉鎖により 尺骨遠位端背側脱臼で手関節のフォーク状変形 Heberden結節:遠位指関節の屈曲変形、RAと鑑別 大腿骨頭壊死:特発性、ステロイド性(女性、20代)、 アルコール性(男性、40代)変化は骨頭前上部から 初期は帯状硬化、関節面不整像、透過陰影像 間接裂隙は末期まで狭小化しない 特発性骨壊死:透瞭像と骨硬化 Perthes病:大腿骨頭骨端核の原因不明の阻血性壊死 低年齢発症の方が予後良好、3~10歳、骨頭陰影↑ 骨端核の圧潰による扁平化、硬化、裂隙がやや拡大 股関節の開排・内旋が障害→外旋位拘縮 大腿骨頭すべり症:10~17歳、20~40%で両側性 骨頭が後内方へ滑る、 疼痛、跛行、外旋拘縮 2次性徴が遅れていることが多い、肥満者 骨端核の位置を戻して内固定、矯正骨切り術 変形性関節症:関節裂隙狭小化、骨嚢胞、 骨棘形成、骨硬化像、 骨萎縮は無い 先天性内反足:2:1で男児に多い、内反・内転・尖足 片側例・両側例は同数、距踵角↓、自然治癒は無い 徒手矯正後にギプス、Denis-Browne装具 化膿性骨髄炎:一次感染巣からの血行性、黄ブが多い 小児は骨幹端部に多い、成長期男児の下肢長管骨 初期は骨髄腔膿瘍→約10日で骨膜下変化が出現 疼痛と腫脹、仮性麻痺、敗血症を合併 急性期は安静・抗生物質 → 切開排膿、骨開窓 慢性期は病変掻爬、持続洗浄、骨移植など 乳児化膿性股関節炎:頸部から関節包内まで波及 炎症による関節包拡大で病的脱臼 Brodie膿瘍:潜行的に経過する化膿性脊髄炎 四肢長管骨の骨幹端、骨硬化像の中心に骨透瞭像 化膿性脊椎炎:椎体・椎間板を破壊、高齢・免疫↓ 7割が腰椎、発熱+背部痛、脊髄症状、黄ブによる 椎間狭小化、軟骨下骨破壊像、骨萎縮、不整吸収像 脊椎カリエス:Pott三徴:(亀背、冷膿瘍、脊椎麻痺) 圧迫性脊髄麻痺をPott麻痺という 結核性関節炎:股・膝関節に好発、単関節型 初めから慢性に経過:Brodie、Garreの硬化性骨髄炎 結核性骨髄炎、骨梅毒 腕枕でしびれるのは橈骨神経 神経根引き抜き損傷:椎間孔、横突起からの断裂 肘管症候群→尺骨神経麻痺 Guyon症候群=尺骨神経管症候群 手根管症候群:手の橈側に症状、明け方に強い 母指球の委縮、母指対立筋筋力低下 Tinel徴候:手根部掌側叩打痛・放散痛 Phalen test:手首屈曲位保持で症状増悪 脛骨神経:外側、足の底屈、麻痺でつま先立ち不能 総腓骨神経:足の背屈、麻痺で下垂足 軟骨無形成症:軟骨内骨化障害による近位型小肢 常優、脊柱管狭窄、亀背、O脚、前額部突出 骨折(-)、知能発達は正常、予後良好 FGFR3遺伝子の異常を胎内診断 骨形成不全症:Ⅰ型コラーゲン成熟異常 骨芽細胞の異常、易骨折性・難聴・青色強膜 繰り返す骨折と骨癒合により、 四肢の弯曲や変形をきたしやすい →内反膝、脊柱管狭窄の合併が多い 骨Paget病:仙骨関節周囲の骨吸収・骨硬化像 骨変形による神経絞扼、病的骨折 強直性脊椎炎:仙腸骨関節炎が初発→胸腰椎の石灰化 合併症は虹彩毛様体炎、AR、A-Vブロック HLA-B27(+)、RF(-)、CRP(+) 竹状脊椎(靭帯骨化・椎体方形化)、脊椎傍骨化像 骨軟骨腫:原発性骨腫瘍で最多、軟骨肉腫への悪性化 キノコが生えるように成長、、軟骨帽の軟骨内骨化 により発育、10代の膝関節周囲の骨幹端部 骨端線閉鎖後は増大しない、無痛性 成人でも増大するなら悪性化を疑う 内軟骨腫:骨軟骨腫の次に多い、10~20代 指節骨、中手骨、趾骨などの短絡骨の骨幹端部 すりガラス状透瞭像、微小石灰化、骨皮質の菲薄化 片側性多発性のものは悪性化しやすい(Ollier病) 骨巨細胞腫:膝関節周囲、骨端~骨幹端部、20~30代 運動痛、圧痛、病的骨折、境界明瞭な骨吸収像 soap bubbled appearance(地図状骨破壊) 切除・骨移植、再発率が高い、良性~悪性 類骨骨腫:長管骨の骨幹部、10~20代 消炎鎮痛薬が有効な夜間痛、硬化像の中心に透明巣 透明巣(nidus)を含めて切除する 骨肉腫:15歳前後、骨幹端部、大腿骨遠位・脛骨近位 骨の悪性腫瘍では最多、骨Paget病に続発(高齢者) 肺転移が多い、術前化学療法+広範切除術 外骨膜反応:Codman三角、spicula、onion Ewing肉腫:骨幹部、未分化、骨盤・長管骨に好発 虫食い状・浸潤状の境界不明瞭な骨吸収像 onion-peel appearance型の外骨膜反応 発熱・炎症など全身反応、骨髄炎との鑑別 周辺の骨硬化は無い、化学・放射線がよく効く 軟骨肉腫:皮質骨を破壊して軟部組織へ発育 骨幹端~骨幹部、内部に粗大な斑状石灰化 外骨膜性反応(+)、予後不良 Paget病:病的な骨吸収と骨破壊像、ALP↑↑ 骨の悪性腫瘍では癌の骨転移が最多 腫瘍の骨転移は溶骨型が80%、 前立腺癌・腎癌では骨硬化 硬膜内髄外腫瘍が65%:神経鞘腫、胸髄レベル クモ膜下腔の閉塞により尾側での蛋白細胞解離 胸郭出口症候群:腕神経叢・鎖骨下動静脈が挟まれる 痛風:夜間、アルコール、肉食で発作誘発 急性腰痛:股・膝関節を屈曲させ体位を取らせて安静 逃避跛行:患側下肢の疼痛によるもの 小児股関節結核など 偽痛風:ピロリン酸Ca結晶の沈着、膝関節、 偏光顕微鏡で結晶、線状・層状石灰化 変形性関節症を合併、高齢男性に多い 骨盤間欠牽引:椎間板内圧を下げる 軟骨下骨の委縮:関節リウマチの所見 足底板の使用で荷重を外側へ 骨粗鬆症:血清値は正常、単位当たりの骨量が減少 活性型VitD:腸管からのCa吸収↑、 骨形成、骨代謝回転活性化 カルシトニン:骨吸収抑制、骨芽細胞の骨形成促進 喫煙で骨粗鬆症のリスク RA重症例で環軸椎亜脱臼、膝は内外反どちらもあり 【U 精神科】 気質:感情面での先天的な特性 乳幼児ではREM睡眠が5割⇔大人では2~3割 REM睡眠中は寝返りを打たない REM中:低振幅高頻度の脳波、筋トーヌス低下 自律神経が不安定、明瞭な夢を見る REM睡眠行動障害:筋弛緩が欠如、 夢で体験した行動を実演 パペッツの情動回路: 海馬―脳弓―乳頭体―視床前核―帯状回 記銘、保持、追想、再認 記銘力の検査:4桁の数値を逆から言わせる Pick病→滞続言語 ナルコレプシー:睡眠発作、入眠時幻覚 脱力発作(カタプレキシー)、睡眠麻痺(金縛り) ←精神刺激薬(覚醒水準↑)、三環系(レム防止) 自我意識の異常:離人症、作為体験、解離症状など 思考の異常:思考過程、体験、内容の異常 思考制止はうつ病 ⇔ 思考途絶は統合失調症 炭酸リチウム:躁病、気分安定薬、脱リン酸化阻害 リチウム中毒(嘔吐、振戦、多尿、痙攣、意識障害) 定型型:ハロぺリ、クロルプロマジン、 ドパミン受容体の遮断、錐体外路症状、 自律神経症状、便秘、不整脈、悪性症候群 三環系:モノアミン再取り込み阻害、イミプラミン 抗コリン作用、心血管系への影響 クロミプラミン、アミトリプチリン SSRI・SNRI:副作用少ない、不安症状を早期に改善 抗不安薬(マイナートランキライザー)、睡眠導入薬 ジアゼパム:GABA作用を増強、身体依存形成 抗痙攣、筋弛緩作用 神経刺激薬:メチルフェ二デート、覚醒水準を上げる 抗精神病薬:統合失調症に、オランザピン、リスペリ、 ハロぺリ、クロルプロマジン フェニトイン:抗てんかん薬、血中濃度測定 中毒症状で小脳失調、長期服用で歯肉肥厚 双極型うつ病:循環気質、遺伝素因多い、リチウム 単極型:高齢ほど病相期が長くなる、延長 うつ病では意識障害なし うつ病の妄想:罪業、貧困、心気妄想が三大 うつ病の自殺は初期・回復期に多い 電気痙攣療法:うつ病で希死念慮が持続、 薬物療法に反応しない場合に適応 統合失調症、躁病の興奮状態にも適応 症状精神病:脳の機能的変化、二次的なもの 全身感染症、内分泌代謝障害、急性中毒、産褥期 ペラグラ、SLE(せん妄)、甲状亢進(躁状態)など 機能的変化のみで器質変化は伴わない 言葉のサラダ:高度の滅裂思考 ⇔軽度なものは連合弛緩:大意はつかめる 側頭葉てんかんで性格変化 機能性幻覚:現実の知覚と並行して幻覚が生じる Wechsler成人知能検査(WAIS):IQ算出、≦70で遅延 MMSE:認知障害の検査、25以下で疑い 長谷川HDS-R:老年認知症の評価、20点以下 子供に認知療法は難しい→箱庭、遊戯療法 インターフェロン中にうつ症状が出たら中止 メランコリー型:循環気質→明るく快活、秩序志向型 せん妄に対しては抗精神病薬が第一 非定型精神病:急激な発症、周期性の経過 意識障害を伴う、感覚性の幻覚、浮動的妄想 感情疎通性は保たれている、予後良好 統合失調症:モノアミン神経伝達物質の異常 定型型抗精神病薬は陽性症状に対しては効く 陰性に対しては非定型(リスペリ、オランザ) 精神分析療法は禁忌 解体型(破瓜型):思春期、緩徐、陰性症状が主 著しい思考障害、難治性で予後不良 緊張型:20歳前後、急性に発症、慢性に進行 緊張性興奮と緊張性昏迷を繰り返す 妄想型:30歳前後、陽性症状が主、幻覚・妄想 人格の崩壊が少ない Schneiderの一級症状:幻聴(考想化声) 作為体験、妄想知覚 Bleulerの4A:連合弛緩、両価性、感情障害、自閉 緊張病症候群:運動面での意思疎通障害、昏迷・興奮 拒絶症、思考途絶が見られる Alzheimer型認知症は女性に多い Gerstmann症候群:手指失認、左右障害、失書、失算 の4徴、構成失行を合併しやすい Balint症候群:両側頭頂葉の広汎な障害 精神性注視麻痺(視線を一定方向にしか向けられ ない)・視覚失調(対象物をうまくつかめない)・ 視覚性注視障害(注視物以外に注意しない)の3徴 Anton症候群:後頭葉障害にて失明(皮質盲)が あるが、患者が自覚していない、否認する 側頭葉症候群:性格変化(粘着性、爆発性)、記憶障害 分裂気質:非社交的、控え目、小心、敏感、無頓着 統合失調症の病前性格 循環気質:社交的、現実的、協調的で 喜怒哀楽が激しい、躁鬱病の病前性格 粘着気質:几帳面で執着強い、繊細さに欠けて ときに激怒する爆発性、てんかんの病前性格 執着性格:凝り性、几帳面、責任強い、躁鬱病 メランコリー親和性格:他者優先で争いを好まない 躁鬱病と統合失調の合併は予後が良い←循環気質 パニック障害←SSRI、三環系+抗不安で治療 強迫性障害:遺伝的要因によるセロトニン調節障害 病識あり、治療意欲あり、抗うつ薬、SSRI 強迫性障害の治療:精神分析、森田、行動療法 解離性障害:健忘、遁走、多重人格 不安神経症:自律神経症状を伴う不安発作 窒息感、心悸亢進、胸部苦悶感→二次性に死の不安 離人感:神経性障害、うつ病、統合失調症 不安発作で意識消失はない 転換性障害:演技的、疾病利得、睡眠中には起きない 境界型人格障害:人格全般にわたっての不安定性 老人の不眠は早朝覚醒 妄想性障害:中年以降、単一の持続する妄想 Asperger:人見知りしない、自閉症より高年齢で発症 自閉症:言語の理解・表出・非言語性が遅れる ADHD:脳内ドパミン神経系の機能不全、 7歳以前の発症、6か月以上持続、広汎性、不器用 全体の2~7%、メチルフェ二デートで治療 Gilles de la Tourette症候群:運動性+音声チック 遺伝的要因が強い、ハロペリドールで治療 シアナマイド:アセトアルデヒド脱水素酵素を阻害 →無理やり二日酔い状態、抗酒薬 アルコール離脱症候群:痙攣、小動物幻視、 振戦せん妄に対してジアゼパム Liepmann現象:閉眼させて眼球圧迫しながら 検者が暗示するものが幻視として見える ハロぺリ、ジアゼパム、補液+VitB1補給 低Mg血症のためにてんかん発作の出現 アルコール幻覚症:意識清明下での幻聴と著明な不安 Wenicke脳症:意識障害、眼球運動障害、失調性歩行 振戦せん妄からの移行、半数がコルサコフへ Korsakoff症候群:側頭葉の委縮、VitB1欠乏 アルコール、CO中毒、脳腫瘍などが原因 記銘力障害、失見当識、作話、健忘を呈する 嫉妬妄想←アルコール依存や認知症で、了解可能 身体依存:モルヒネ、アルコール、バルビツール酸系 覚醒剤精神病←抗精神病薬で拮抗 覚醒剤乱用で妄想・幻覚 【V 皮膚科】 顆粒層:顆粒細胞内に張原線維とケラトヒアリン顆粒 有棘層:有棘細胞:内部に張原線維 Merkel細胞(触覚受容体):基底層付近に局在 Langerhans細胞(中にラケット状のBirbeck顆粒) 骨髄由来CD1a、CD45陽性、紫外線照射で減少 メラノサイト:有棘と基底の間、神経提由来 内部のメラノソームの数と大きさで皮膚の色が違う 紫外線、ACTH、性ホルモン、妊娠で産生能増加 基底~顆粒が6週間、角層で2週間、爪母は表皮 デスモソーム:有棘細胞間 ⇔ヘミ:基底細胞と基底板の間 角化に関係:張原線維(トノフィラメント)、 ケラトヒアリン顆粒、デスモゾーム エクリン腺:口唇・亀頭・陰茎以外の全身に分布 特に手掌・足底・額に多い、水分だけを分泌 アポクリン腺:毛の生えている周囲に存在 腋窩・乳房・外陰、情緒刺激により発汗、臭気 フェニルアラニンがチロジナーゼ↓を抑制 →フェニルケトン尿症で色素低下 チロシン→ドーパ→→メラニン 丘疹:5mm以下 ⇔ 結節:5mm以上 中・長波長紫外線(UVB、UVA)が真皮層に到達 日焼けはUVBによる 紫外線で症状:種痘様水疱症、色素性乾皮症 びらん:基底層まで、瘢痕(-)⇔ 潰瘍は真皮まで cafe au lait斑:表皮基底層の限局性メラニン沈着 皮膚掻痒:悪性リンパ、慢性腎不全、 胆汁うっ滞、寄生虫など 粘膜疹:扁平苔癬、水痘、梅毒、カンジダ、 口腔粘膜に多い Darier徴候:皮疹部を擦ると掻痒性膨疹を生じる 肥満細胞腫に特徴的 Kobner徴候:健常皮膚に刺激を与えると同一皮膚病変 扁平苔癬、尋常性乾癬、扁平疣贅、自家感作皮膚炎 Nikolsky現象:健常皮膚の擦過で容易に剥離・水疱 天疱瘡 、SSSS、TEN、先天性表皮水疱症 Auspiz:鱗屑除去で点状出血を起こす、乾癬 Tzanck試験:水疱症の細胞成分を鏡検 天疱瘡、単純疱疹、帯状疱疹、水痘に実施 貼布試験:Ⅳ型、検体貼付は24~48時間 剝離後20~30分後と24時間後に判定 リンパ球刺激試験DLST:薬剤を患者リンパ球に 添加して増殖能を検討 、Ⅳ型 皮内試験・スクラッチテスト・プリックテスト:Ⅰ型 最小紅斑量試験:UVB照射でMED測定、光線過敏に 軟膏:乳剤性>油脂性>水溶性の順に経皮吸収 密封療法:吸収性を高める、夏場には行わない 慢性湿疹、vidal苔癬、乾癬など乾燥している疾患 PUVAが有効:掌蹠膿疱症、菌状息肉腫、乾癬、白斑 アトピー性皮膚炎、円形脱毛症 活性型VitD3:角化細胞の分化誘導・増殖抑制 乾癬・魚鱗癬に有効 ルビーレーザー:太田母斑など 色素レーザー(ダイレーザー):単純性血管腫 温熱療法:スポロトリコーシス、乾癬、慢性湿疹など 凍結療法:尋常性疣贅、日光角化症、太田母斑など 放射線治療:皮膚リンパ管腫、ケロイド ステロイド皮膚副作用:ステロイド挫瘡、多毛 線条皮膚委縮、毛細血管拡張、魚鱗癬様変化 酒さ様皮膚炎、色素脱失、口囲皮膚炎 湿疹:表皮細胞間浮腫(海綿状態) 接触皮膚炎:一次刺激性とアレルギー(Ⅳ型)性 一次刺激性は濃度依存性にパッチテスト陽性 アトピー性皮膚炎:冬から春、夏に増悪、 掻痒を伴う湿疹、思春期を過ぎると難治性 湿疹の強い所にステロイド外用、タクロリムス アトピーの合併症:白内障、網膜剥離、伝染性軟属腫 Kaposi水痘様発疹(HSV1、2感染)、 伝染性膿痂疹 Vidal苔癬(慢性単純性苔癬):何度も掻く所が苔癬化 貨幣状湿疹:四肢伸側、腰、臀部、強い掻痒、冬季 老人性乾皮症、アトピーに合併 自家感作性皮膚炎:湿疹・皮膚炎が増悪し、 抗原が血行散布されることで全身性に湿疹変化 貨幣状湿疹、接触皮膚炎、うっ滞性皮膚炎から発生 うっ滞性皮膚炎:下腿の下1/3、静脈環流異常が基盤 掻痒、湿疹性変化、ヘモジデリン沈着、潰瘍化 脂漏性皮膚炎:頭部・顔面・腋窩・陰股部などに好発 常在脂好性真菌のマラセチアが炎症の原因 膨疹:真皮上層の浮腫、境界鮮明、掻痒感 血管性浮腫:膨疹、痒みは軽度、利尿薬は無効 淡紅色の境界不明瞭な真皮下層・皮下組織の浮腫 眼瞼、口唇、陰部などに好発 多形滲出性紅斑:四肢伸側に急速に多発→水疱・浮腫 虹彩状の紅斑、対称性、軽い掻痒感、潰瘍化はない マイコ、HSV、細菌感染、薬物、アレルギーが原因 表皮剥離面積が10%以下→SJS、30%以上→TEN Stevens-Johnson症候群:全身性に紅斑、粘膜病変 眼部粘膜炎・角膜炎から視力障害、多くは薬剤性 ステロイド全身投与、予後不良 固定薬疹:皮膚粘膜移行部、同一部位に再発 結節性紅斑:下腿伸側に熱感を伴う有痛性皮下結節 Behcet、サルコ、結核、UC、Crohnにて見られる 下肢挙上を行った上で安静 Bazin硬結性紅斑:小葉性脂肪織炎、結核疹が多い 下腿にびまん性隆起性の暗赤色浸潤性紅斑 組織に乾酪壊死、リンパ球浸潤、巨細胞を認める 結節性紅斑よりも急性炎症反応は弱い 下腿の安静で鬱帯防止、重症例にステロイド Sweet病:先行感染後に圧痛を伴う多発性浮腫性紅斑 口腔内アフタ、結膜炎、WBC↑、好中球↑ 悪性腫瘍の合併を精査する 尋常性天疱瘡:裂隙に多数の細胞成分、基底膜層直上 デスモグレイン3(粘膜優位型)か1+3(全身型) 口腔内びらんでの初発が多い 紅斑性天疱瘡:胸腺腫、MG、SLE、悪性腫瘍の合併 落葉状天疱瘡:弛緩性小水疱、表皮の浅層に限局、 角膜下水疱、粘膜病変は稀、デスモ1のみ 類天疱瘡:表皮細胞と基底膜の間、粘膜疹は稀 高齢者、内臓癌の合併 Duhring疱疹状皮膚炎:グルテン過敏腸症の合併 真皮乳頭部にIgAの沈着を認める 掌蹠膿疱症PPP:手足に紅斑を伴う無菌性嚢胞 母指球部、小指球部、土踏まず部に小水疱→膿疱化 慢性扁桃炎・胆嚢炎など病巣感染が関与 胸・鎖・肋骨の異常骨化、X線にて骨硬化像 ステロイド軟膏、VitD3外用、PUVA療法 壊疽性膿皮症:膿疱、結節が多発、辺縁隆起性潰瘍 UC、Crohn、大動脈炎症候群、MDS、白血病合併 尋常性白斑:抗メラノサイト抗体、境界明瞭な白斑 老人性白斑:老化によるメラノサイト機能低下、 数の減少、散在性の10mm未満の白斑 雀卵斑:そばかす、メラニン産生能が亢進、夏に増悪 肝斑:しみ、左右対称性、女性ホルモンの影響、日光 HSV:1型は三叉神経節に、2型は仙椎神経節に潜伏 帯状疱疹:片側の神経領域に疼痛と紅暈有する小水疱 肋間神経が最多、頸部、三叉、腰部、坐骨など 三叉第1枝領域にて外眼筋麻痺 治癒後に帯状疱疹後神経痛 Tzanck試験にてBallooning cellを確認 HPV:6,11型が尖圭コンジローム、2型が尋常性疣贅 Gianotti病:B肝初感染による、予後良好、再発なし 四肢末端に対称性に紅色小丘疹、上行性、+肝炎像 グロブリンとワクチンで治療 伝染性軟属腫:みずいぼ、ポックスウイルス、 ピンセットで除去、冷凍凝固 下疳=STD性の潰瘍 硬性:梅毒性 ⇔ 軟性:デュクレー桿菌感染 皮膚結核症:尋常性狼瘡、皮膚疣状結核、 皮膚腺病、Bazin硬結性紅斑 せつ・癰:黄ブ菌の経毛孔性感染、有痛性紅色結節 蜂窩織炎:真皮深層~皮下脂肪組織にびまん性浸潤 ブ菌、連鎖球菌が多い、拍動性疼痛、全身症状強い 伝染性膿痂疹:とびひ、A連菌による痂皮性膿痂疹と 黄ブ菌の外毒素による水疱性膿痂疹 水疱性:容易に破れる→伝染力強い、SSSSへ移行 痂皮性:膿疱、痂皮を生じる、季節を問わない 丹毒:β連菌の深部感染、顔面・下肢の境界明瞭な 浮腫性紅斑、圧痛・熱感(+) 白癬:皮膚糸状菌感染、足白癬が水虫、 頭部白癬→Celsus禿瘡、人畜共通、毛髪脱落、 スポロトリコーシス:土壌の菌が擦過傷から侵入 真皮内で増殖、皮下結節→潰瘍、秋から冬に多い ヨードカリ長期内服、イトラコナゾール、温熱療法 疥癬:ヒゼンダニ、STD、夜間に掻痒、硫黄が効く 癜風:夏場、脊中の褐色斑 真皮メラノサイト由来:青っぽい、太田母斑、蒙古斑 太田母斑:片側性に三叉1・2枝領域、粘膜にも沈着 蒙古斑:1歳頃から消え始め5~6歳で完全に消失 単純性血管腫=ポートワイン母斑、生下時から存在 自然消退しない、パルス色素レーザー 結節性硬化症:大脳皮質・側脳室に硬結節が多発 顔面血管腫と中枢神経症状(てんかん、知能障害) 皮膚:左右対称性血管線維腫、葉状白斑、なめし皮 皮膚病変は治療しても再発しやすい 頭部CTにて脳室壁に沿った結節状石灰化 神経線維腫症1型=von Recklinghausen病 皮膚神経線維腫、カフェオレ、若年性黄色肉芽腫 脊柱側弯、虹彩小結節、視神経膠腫 神経線維腫、髄膜腫、神経膠腫、軽度の知能低下 対称的にレーザー、腫瘍摘除術 神経線維腫2型=両側性聴神経鞘腫、皮膚神経鞘腫 Sturge-Weber:顔面片側三叉1・2枝に単純性血管腫 痙攣発作、知能障害、片麻痺、血管腫と同側に牛眼 脳軟膜血管腫、脈絡膜血管腫、脳溝に沿った石灰化 色素失調症Bloch-Sulzberger症候群:X優性 男児は死産、出生時より四肢に紅斑・小水疱(炎症期) →疣状苔癬期(2~3ヶ月後)→色素沈着期と進行 色素斑は思春期までに消失、 眼病変(斜視・白内障)、痙攣、知能障害、骨病変 Ehlers-Danlos症候群:コラーゲン形成異常、常優 皮膚の過伸展、関節過可動、易出血性、 掌蹠角化症:皮膚肥厚、癌に合併、レチノイド内服 尋常性魚鱗癬:下腿前面と背部に多い、乾燥と鱗屑 夏に軽快、冬に増悪、角層の肥厚、顆粒層の減少 アトピー性皮膚炎をよく合併、思春期以降軽快 後天性魚鱗癬では悪性腫瘍を疑う Darier病:脂漏部位に角化性小結節が多発、常優 思春期前後に発症、発汗・日光暴露で悪化 尋常性乾癬:tuenover短縮による反応で基底膜が延長 頭・肘・膝に好発、境界明瞭な扁平隆起状紅斑 角層直下に好中球浸潤(Munro微小膿瘍) Kobner現象、Auspitz現象(+) ステロイド外用(内服は禁忌)、PUVA、VitD3外用 乾癬性関節症:強直性脊椎炎、反応性関節炎 類乾癬:鱗屑を伴う境界明瞭な紅斑 局面性類乾癬から菌状息肉腫への移行 扁平苔癬:不整形扁平な紫紅斑、表皮の過角化、 基底層の液状変性、顆粒層の肥厚、Kobner現象(+) 難治性、四肢屈側と体幹、口腔内に粘膜疹、 丘疹内部に白色の線(Wickman線条)、 薬剤誘発性、金属、C肝、骨髄移植などで生じる 黒色表皮腫:頚部、腋窩、陰股部の色素沈着、 角質肥厚でザラザラ、胃癌を合併→内視鏡検査 Gibert薔薇色粃糠疹:鱗屑を伴う淡紅色斑が多発 母指頭大の紅斑落屑性局面(ヘラルドパッチ)、 クリスマスツリー状紅斑、若年女性、自然寛解 脂漏性角化症(老人性疣贅):顔面・躯幹に丘疹 表面に光沢、ブドウの房状の凹凸のある腫瘤 表皮内に偽角化嚢腫、乳頭腫症、異型性(-) Leser-Trelat徴候:老人性疣贅・色素斑が 掻痒を伴って急速に多発、悪性腫瘍合併を疑う ケラトアカントーマ:噴火口状の角化性丘疹 顔面に好発、自然退縮、有棘細胞癌と鑑別 グロムス腫瘍:爪床下にできて激痛、単発 ケロイド:ステロイド含有テープ、局注、外用 などの非観血的治療を行う Bowen病:表皮内有棘細胞癌、慢性湿疹様、疼痛なし ヒ素、日光、HPVが誘因、20%に内臓癌合併 乳房外Paget病:高齢者の腋窩・外陰部周囲 アポクリン汗腺由来、明瞭な紅斑、湿疹と誤診する 基底細胞癌:皮膚癌の約1/2、顔面正中部、高齢者 腫瘍細胞の柵状配列、日光に当たる所、 放射線、ヒ素、脂腺母斑が誘因となる 発育が遅い、遠隔転移は稀、予後良好 有棘細胞癌:物理的要因、淡紅色で表面顆粒状、 日光角化症、色素性乾皮、白板症、Bowen病から 増大すると潰瘍形成、悪臭、早期にリンパ節転移 日光角化症(老人性角化症)表皮内有棘癌の早期段階 Merkel細胞癌:高齢者の顔面に好発、悪性度高い 悪性黒色腫:メラノサイトの悪性腫瘍、極めて悪性 足底と指趾爪部に多い、ほくろとの鑑別 しみだし、衛星病巣、5-S-CDがマーカー 色が濃いほど悪性というものではない 部分切除は転移を促進するため禁忌、放射線× Kaposi肉腫:HHV8型が関与、免疫不全状態 菌状息肉腫:皮膚T細胞悪性リンパ腫 紅斑期(約20年)→扁平浸潤期→腫瘍期 表皮内に息肉症細胞、PUVA、IFN-γ Pautrier微小膿瘍:息肉症細胞の集簇で空隙 Sezary症候群:T細胞系皮膚悪性リンパ腫の一種 50代~、強い掻痒、紅皮症、脾腫、表在リンパ腫大 核が異常分葉したT細胞 (Sezary細胞) Langerhans細胞組織球症(組織球症X): Langerhans細胞の反応性増殖症、 眼球突出・尿崩症・頭蓋骨のpunched-out-lesion ペラグラ:地方病性紅斑、ニコチン酸欠乏、 (胃切除、アルコール中毒、イソニアジド) 露光部の紅斑、胃腸・神経症状、カザールの首飾り 晩発性皮膚ポルフィリン症:長期飲酒に伴う肝障害 →肝のウロポルフィリノーゲン脱炭酸酵素低下 遮光、瀉血、禁酒 、鉄キレート薬投与 色素性乾皮症:DNA修復酵素(エンドヌクレアーゼ) 基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫の発生母地 紅皮症:皮膚T細胞リンパ腫、毛孔性紅色粃糠疹など 全身に多量の落屑を伴う卸し金様の丘疹 網状皮斑(livedo):動脈側での末梢血管循環不全 クリオグロブリン血症、SLE、結節性多発動脈炎 線状皮膚萎縮症:スポーツでの過伸展、 ステロイド外用、急激な体重増加 乳児寄生菌性紅斑:カンジダ感染症 乳児脂漏性皮膚炎:生後3~6か月、 皮脂成分の増加による、スキンケアが大事 尋常性狼瘡:結核性、有棘細胞癌の前駆 Weber-Christian病:脂肪織炎、四肢に好発、有痛性 弾力線維性仮性黄色腫:真皮の弾力線維の断裂、膨化 皮膚の皺、頸部、腋窩に黄色皮疹 脂腺母斑:小児の頭頂部、基底細胞癌の合併 輪状紅斑:リウマチ熱 常・優の皮膚疾患:尋常性魚鱗癬、von hippel、 結節性硬化症 尋常性毛瘡:髭の細菌性難治性感染症 慢性円板性エリテマトーデス:鱗屑、 中央部が脱色、凍瘡様の瘢痕形成 皮膚筋炎:多形皮膚委縮(poikilo derma) 単純疱疹:水疱細胞診でウイルス性多核巨細胞 【W 泌尿器科】 Sertori細胞:精細管内でFSHの刺激を受けて 精子の形成・維持に関与、放射線感受性高い Leydig細胞:間質に存在、LHの刺激を受けて テストステロンを分泌する、感受性低い 勃起:副交感神経 ⇔ 射精:交感神経 精液:前立腺液20%、精嚢分泌液80%、精巣成分1% 精液中のPGに子宮収縮作用 精子は精巣上体内で成熟する 精巣:筋膜の代わりに白膜を持つ 膀胱の筋膜は内縦・中輪・外縦の三層 尿管は25~30cm、総腸骨動脈の腹側を走行 手前からVAN Gerota筋膜は副腎も覆う 小児には尿道カテーテルを施行せずに腎瘻術 乏尿:400ml以下、無尿:100ml以下 正常尿:1.005~1.025、RBC・WBC 5/1視野400倍 糸球体性血尿:AGN、IgA腎症、MPGN 非糸球体性:尿路悪性腫瘍、外傷、結石、動静脈奇形 腎杯から尿道までが移行上皮 IVP:静脈性尿路造影、DIP:静注腎盂造影 DIPでは大量の造影剤を使うので鮮明な像が得られる Cr2.0以上、アレルギー、ヨード過敏では禁忌 原発性VUR:膀胱三角部の形成不全、両側性が多い 嚢胞腎:多数の嚢胞により正常腎組織が圧迫→腎不全 常優、必ず両側性、脳動脈瘤、肝・膵嚢胞を合併 幼児型は常劣で重症、多数の小嚢胞 ポリチスチン1の異常→心血管系の合併症、高血圧 海綿腎:30代以降の男性、両側腎錐体内に小嚢胞 両側乳頭にブドウの房状陰影、多発性結石、感染 腎機能は保たれる、結石と感染に対する治療 馬蹄鉄腎:尿管は腎の前面、背屈位で腹痛増強 尿管異所開口:通過障害→感染・水腎症を合併 患側腎機能不良の場合は腎尿管摘除術 尿管瘤:重複尿管の上方腎盂からのものが70% (異所開口のやつ)、蛇頭像cobra head sign 尿道下裂:陰茎索による陰茎の腹側屈曲、短小化 尿失禁・尿路感染(-)、幼児~小児期に外科手術 一期目で索状物摘除、二期目で尿道形成術 膀胱憩室→二段排尿、尿道圧迫による排尿困難 停留精巣:軸捻転、鼠径ヘルニアなどを合併 他部位の先天異常(特に尿路系)を合併しやすい 低出生体重児に多い、3~5歳で精巣固定術 新生児の3~4%、半数以上が1年以内に自然下降 アスピリン長期内服→急性間質性腎炎→乳頭壊死 糖尿病、腎盂腎炎の重症例でも乳頭壊死 腎損傷:Ⅱ度(裂傷)までは保存的に治療 逆行性腎盂造影は感染の危険があるのでやらない 点滴静注性尿路造影は実施する 振子部-球部-尿道膜様部-尿道前立腺部 騎乗型尿道損傷は尿道球部、淋菌尿道狭窄は前部尿道 骨盤骨折で尿生殖隔膜を損傷→尿道膜様部の損傷 尿道外傷直後には逆行性尿道膀胱造影 膀胱腸瘻の半数の症例に糞尿が見られる 腎細胞癌:後天性嚢胞性腎疾患、Lindauに合併 近位尿細管由来の上皮性悪性腫瘍、Grawitz腫瘍 反復性無症候性血尿、腰背部痛、腹部腫瘤が3徴 無症状性も多い、尿細胞診陽性率は低い 根治的腎切除:Gerota筋膜と副腎も丸ごと切除 補助的に免疫療法、化学・放射線には抵抗性 精索静脈流入部閉塞により精索静脈瘤 尿管癌:尿感の下1/3に多い、移行上皮癌再発が多い 膀胱癌:乳頭状移行上皮癌、膀胱底部に多い ⇔尿膜管腫瘍:腺癌、膀胱頂部に多い 表在癌には経尿道的腫瘍切除+術後膀胱内注入療法 浸潤癌には膀胱全摘、放射線、抗癌薬 芳香族アミンはβ-グルクロニダーゼにより 分解され膀胱癌の原因 尿道カルンクル:外尿道口付近の米粒大良性腫瘍 PSA:prostate specific antigen、前立腺特異抗原 前立腺生検:経直腸か経会陰 高分化型が3切片以内なら経過観察 前立腺癌:転移があれば抗男性ホルモン療法が中心 骨転移は骨形成性、骨痛あり、肺 骨 肝の順に転移 前立腺全摘後に外尿道括約筋損傷により尿失禁 全摘は根治を目指すときだけ、転移例には行わない 前立腺肥大:肥大の程度にかかわらず症状あれば治療 前立腺肥大症の第一:α1遮断薬 精巣腫瘍:1~10歳と20~40歳、転移あれば化学療法 小児では卵黄嚢腫瘍、奇形腫が多い 成人ではセミノーマ、胎児性癌が多い セミノーマ:精上皮腫、頻度は40%で最多、予後良好 特異的マーカーなし、放射線がよく効く 高位摘除(内鼠径輪の高さで精索切断)、 +後腹膜リンパ節廓清+放射線、非セミには化学 停留精巣でリスク10倍、肺・肝・腎に転移 AFP↑:卵黄嚢腫瘍、奇形癌、胎児性癌 hCG-β↑:絨毛癌、 LDH:セミノーマ 陰茎癌:早期からリンパ行性に浅鼠径リンパに転移 亀頭部・冠状溝に好発、 尿路結石:夏季に多い、脱水時に発症、静的職業 肋骨脊柱各部CVA叩打痛、下腹部~会陰の痛み 尿路結石の手術適応:結石の長径が10mm以上、 腎機能障害、難治性尿路感染症合併時 ←ESWL、経尿道的破砕術TUL シュウ酸Ca結石が多い、全体の80% リン酸Ca:Cushing、甲状亢進、アセタゾラミド、 ステロイド、尿流停滞などが原因 シスチン結石:尿のアルカリ化、D-ペニシラミン 投与で溶けやすくする、X線で淡く映る シスチン尿症:Na-塩基性アミノ酸共輸送体障害 尿酸結石に対してループ・プロベネシドは禁忌 中年女性の再発性結石→副甲状腺亢進を考慮する 淋菌:白血球内にグラム陰性双球菌 淋菌性尿道炎:前部尿道の炎症・狭窄 膀胱炎:頻尿、排尿時痛、尿混濁が3徴 発熱はない 男性では結石や排尿障害がある場合に多い 漆喰腎:結核性膿腎症の内容物濃縮・石灰化による 腎盂腎炎:膿尿、発熱、腹痛、CRP↑、赤沈↑ 膀胱炎からの続発、十分な水分摂取と抗菌薬投与 精巣上体炎:大腸菌、クラミジア、尿道から逆行性 両側性だと不妊の原因、発熱、有痛性、触診で硬結 精巣挙上で疼痛軽減=Prehn徴候(-) 精巣炎:15歳以上でムンプス罹患後、ワクチンで予防 急性前立腺炎:高熱、膿尿、頻尿、排尿痛 前立腺マッサージは菌血症になるから駄目 慢性前立腺炎:非細菌性が最多、原因不明 マッサージ後に膿尿、前立腺結石が促進 神経因性膀胱:松傘状、VURを合併 切迫性尿失禁:大脳-脳幹が障害、無抑制性 尿意は感じるが排尿反射を抑制できない 反射性尿失禁:脳幹-脊髄、反射性 尿意なし、不随意的反射的な排尿 溢流性尿失禁:脊髄-膀胱、運動麻痺性・自律性 膀胱容量↑、内圧上昇による尿の漏出 精巣捻転症:精巣挙上で疼痛増強=Prehn徴候(-) 挙睾筋反射が消失、6時間以内、対側も固定術 不妊の半数は男性側因子 持続勃起症:白血病、外傷、神経疾患が原因 排尿困難(-)、24時間以内に治療 急性腎皮質壊死:突然の無尿 三環系抗うつ薬・抗ヒスタミンによる抗コリン作用 カテーテル留置の合併症:膀胱結石、尿道皮膚瘻、 尿路感染 尿路閉塞解除直後は多尿・低Na・低Kになる 腎動静脈瘻:腎腫瘍、腎損傷、先天性 【X 放射線科】 電離放射線:物質透過時に物質をイオン化 荷電粒子:α、β、陽子、電子、重イオン線 非荷電粒子:X線、γ線、中性子線 非電離~:可視光、紫外線、超音波 X線:電磁波、短波長なので物質をよく透過 X線管の中で陰極から高速で放たれた電子が陽極の ターゲット(タングステン)にぶつかって発生 エコー:Bモード=Brightness Mモード=Motion / Movement MRI:静磁場にて体内のプロトンの方向をそろえて RFパルスを加えて止めて、戻るときの(緩和現象) エネルギー放出を測定する T1=縦緩和時間、 T2=横緩和時間 FLAIR:水の信号を抑制したT2、脳室周囲病変 早発障害:造血、粘膜、皮膚、造精、脱毛 晩発障害:白血病、癌、白内障、肺線維症 骨盤部X線:月経開始後10日以内(10days rule) 放射線業務:赤血球、白血球を6か月毎 皮膚変化、白内障を3か月毎 線量限度:50mSv/年、100mSv/5年 Kerley 線:肺小葉間隔壁肥厚による、液体貯留 線維性変化が原因 A:上肺野、肺門から肺野への放射状陰影 B:肋骨横隔膜直上、肺水腫、肺線維症、 癌性リンパ管症 C:肺野の網状影(下肺野)、サルコ、塵肺症 両側肺びまん性粒状影:サルコ、肺胞微石症 粟粒結核、珪肺 X線透過性:キサンチン、尿酸、シスチン結石 不透過:リン酸、炭酸、シュウ酸結石→Ca 乳房撮影:モリブデン管を用いた低圧撮影 呼気で心陰影開大 骨膜反応(+):好酸球性肉芽腫、骨髄腫、骨膜炎 膵嚢胞腺癌・膵島腫瘍は腫瘍血管に富む 原発性硬化性胆管炎:数珠状所見 beak sign, spider-leg deformity:腎嚢胞 ナットクラッカー症候群:左腎静脈が大動脈と 上腸間膜動脈に圧排されて血尿 頭部:吸収期血腫・膠芽腫でリング状増強 交感神経に集積:131I-MIBG 心疾患:Tc-MIBI・Tl-Cl(心筋血流) Tc-PYP(心筋梗塞) メッケル憩室:99mTcO4 肝硬変:flying bat sign、相対的左葉腫大 99Mo-99mTcジェネレータ:ラジオアイソトープカウ 67Gaクエン酸ガリウム:48~72時間後に撮像 3MeVにつき1cm治療可能 131Iはβ線を放出 上咽頭癌:外部照射が主体 照射でリンパ球>好中球>血小板>赤血球の順に減少 吸収線量:Gy=100rad リニアック=X線 高LET放射線:陽子、重陽子、重イオン、中性子線 酸素効果の影響少ない 低LET:X、γ、電子線 感受性:小腸>胃>下咽頭>≒食道≒直腸 放射線で治療:悪性リンパ腫、白血病、Wilms セミノーマ、髄芽腫、神経芽細胞腫 Hodgkin:頸部、連続性進展 ⇔非Hodgkin:口蓋扁桃、非連続性 松果体腫は全身照射+全脳照射 ヨード:昆布、だし、うまみ成分 ストロンチウム:骨転移痛を緩和 子宮頸癌放射線治療による障害 早発:悪心、船酔い様症状、皮膚発赤、WBC↓ 下痢、血便 晩発:血尿、慢性膀胱炎、皮膚炎、腸閉塞 内軟骨腫:境界明瞭な透明巣、中に点状の石灰化像 骨軟骨腫:茸状、台地状に突起 砂粒状石灰化:甲状腺乳頭腺癌の半数、乳癌 saddle bag sign:新生児胃破裂、 仰臥位でfootball sign 水腎症:排泄遅延あり、投与30分の撮影で 腎盂腎杯が造影されている (黒)空気 脂肪 水 筋・実質臓器 出血 骨・石灰化(白) MRIの造影:ガドリニウム製剤 RI急速注入:低侵襲、心大血管系の検査 経時的血行動態 99mTcスズコロイド:造血骨髄と一致した分布 開創・浅在膿瘍:高エネルギー電子線を使用 深部:高エネルギーX線 ブラッグピーク:重粒子線と陽子線にある 131Iから出るβ線:飛距離が短く局所治療 温熱療法:S期細胞に効果大 膠芽腫以外の~芽腫には放射線が効く ALL:髄膜浸潤予防のために全脳照射+MTX髄注 術前照射:下咽頭癌、食道癌
https://w.atwiki.jp/109kokushi/pages/7.html
肝・胆・膵・脾 更新日時 2012-03-27 15 39 37 (Tue) 問題1 62歳の男性。夕食後、突然吐血し搬入された。35歳時の交通外傷時に輸血を受けた。 5年前に健康診断で肝障害を指摘された。意識は清明。顔面蒼白。 脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。 静脈路確保後に行った緊急上部消化管内視鏡検査の食道写真を別に示す。 (食道写真では、食道下部、食道胃接合部から6時方向へ拡張、蛇行した静脈を認める。 この静脈から噴出性出血を呈している。静脈は瘤状ではなく、色調も白色である) 処置として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 ①ヒスタミンH2受容体拮抗薬投与 ②トロンビン液噴霧 ③アドレナリン局中 ④内視鏡的結紮術 ⑤肝動脈塞栓術解答 4(正答率:94.5%)解説 キーワード: ①突然の吐血→急性胃十二指腸潰瘍出血、食道静脈瘤、胃潰瘍 ②輸血、肝障害→輸血後肝炎、肝硬変 ③顔面蒼白、脈拍100/分、血圧90/60mmHg。眼瞼結膜に貧血→ショック状態 輸血後肝炎→肝硬変症→門脈圧亢進→食道静脈瘤と推定。 ×①胃十二指腸潰瘍ではないので不適である。 ×②出血量が少ない場合(生検後の止血など)に使用するが、噴出性出血で は止血は得られない。 ×③胃十二指腸潰瘍の出血に対する内視鏡的止血術に使用される処置である。 ○④Oリングを用いた内視鏡的結紮術(ELV)が行われる。 ×⑤肝動脈を塞栓しても無意味である。 緊急内視鏡時には、 ①簡便なELVを用いてまず止血を行った後に、 ②エタノールアミンオレイト(EO)やエトキシスクレロール(AS)を用いた 硬化療法(EIS)で供血路を閉塞させる。 ④ラジオ波焼灼 ⑤肝切除 問題2 45歳の女性。会社の健康診断で2年連続して肝障害を指摘され来院した。飲酒はしない。 身長158cm,体重46kg。腹部所見に異常はなく,肝も触知しない。 血清生化学所見:空腹時血糖86mg/dl,総蛋白7.6g/dl., ZTT 19.2単位(基準4.0~14.5), AST 62単位, ALT 106単位, ALP 200 単位(基準260以下),γ-GTP 35 単位(基準8~50)。 診断に有用な自己抗体はどれか。 2つ選べ。 ①抗核抗体 ②抗ENA抗体 ③抗Jo- 1 抗体 ④抗平滑筋抗体 ⑤抗ミトコンドリア抗体 解答 ①④(正答率::1つ76%、もう1つ84%) 解説 肝障害にはウイルス性肝炎,薬剤性肝炎,脂肪肝,アルコール性肝障害,自己免疫性肝炎, 原発性胆汁性肝硬変などがある。ASTとALTの上昇から肝炎を疑う。 本症例は黄疸を有さないので,原発性胆汁性肝硬変は考えにくい。 診断:自己免疫性肝炎 ○①自己免疫性肝炎I型で高力価陽性(80倍以上)。原発性胆汁性肝硬変で30%程度陽性。 ×②SLEで45%程度, Sjogren症候群で25%程度,混合性結合組織病(MCTD)で60%程度陽性。 ×③皮膚筋炎で30%程度陽性。 ○④自己免疫性肝炎で特異的に陽性, ×⑤原発性胆汁性肝硬変の90%で特異的に陽性。 自己免疫的な機序による肝疾患としては,自己免疫性肝炎と原発性胆汁性肝硬変がある。 抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性肝硬変では特異的。 抗平滑筋抗体は自己免疫性肝炎で陽性。 自己免疫性肝炎の診断には抗核抗体と抗平滑筋抗体が有用と考えられる。 問題3 62歳の男性。腹部不快感を主訴に来院した。1年前に大腸癌の手術を受けた。腹部造影CTでは、 肝臓の左右両葉に広範囲にわたり多数の大小不同の低吸収域を認める。 この低吸収域の辺縁はやや濃染してリング状を呈している。 治療として適切なのはどれか?1つ選べ。 ①肝動脈塞栓術 ②抗癌化学療法 ③放射線治療 ④ラジオ波焼灼 ⑤肝切除 解答 ②(正答率:58%) 解説 ×①肝両葉にわたる病変のため、左右の肝動脈を塞栓することはできないので、肝動脈塞栓術の適応とならない。 ○②両葉の病変であるので、抗癌剤投与の適応である。他に再発病変を認めない例では、 肝動脈にカテーテルを留置して動脈内に抗癌剤注入を行うこともある。 ×③大腸癌の肝転位には放射線療法は有効ではない。 ×④ラジオ波焼灼は、多数の病変が認められ、それぞれの病変が小さくないため有効性は低い。 ×⑤両葉多数の病変で残存肝組織が少なく、肝切除の適応とはならない。 ラジオ波焼却と迷う場合もあるが、多発性の比較的大きな病変では効果を得にくい。 問題4 膵石の主成分はどれか。1つ選べ。 ①炭酸カルシウム ②ビリルビン ③蓚酸カルシウム ④コレステロール ⑤脂肪酸 解答 ①炭酸カルシウム 解説 ●膵石 炭酸カルシウムが主成分で慢性膵炎(アルコール性70%,特発性20%,胆道原性10%)に合併する。http //health.goo.ne.jp/medical/search/10I70300.html 語呂 炭酸水を飲んだダーリンの尿が臭 かったんだな、これが。 炭酸 膵 / 唾 リン酸/尿 シュウ酸/胆 コレ ダーリンの 尿臭は 炭水化物 唾 リン酸/尿 シュウ酸/炭酸 膵/ とかいかが? 膵石: 炭酸カルシウム結石 尿路結石: シュウ酸カルシウム結石 唾石: リン酸カルシウム結石 問題5 胆嚢結石で最も多いのはどれか?1つ選べ。 ①コレステロール結石 ②ビリルビンカルシウム結石 ③黒色石 ④脂肪酸結石 ⑤蓚酸結石 解答 ①コレステロール結石 解説 1996年の日本胆道学会による全国集計によれば、胆嚢胆石のうち ①60%がコレステロール結石:60% ②ビリルビンカルシウム結石:20% ③黒色石:20%で、現在、最も増加傾向にあるのは黒色石である。 黒色石の主要構成成分は非抱合型ビリルビンポリマーのカルシウム塩である。 赤外吸光分析では、そのほかに炭酸カルシウムやリン酸カルシウムを含有している。 黒色石の胆汁は無菌性であり、その形成過程に感染は関与していない。 問題6 50歳の男性。 1か月前から特に誘因なく食思不振と腹部膨満感とが出現し、 次第に増強するため来院した。 20歳のときに交通事故で受傷し輸血を受けた。 7年前から慢性肝疾患で不定期に通院していた。 意識は清明。腹壁静脈怒張し、腹部に波動を認める。 両側下腿に浮腫を認める。 血液所見:赤血球380万、Hb 11.5g/dl、Ht38%、白血球4,200、血小板6万。 血清生化学所見:総蛋白5.9 g/dl、アルブミン2.3 g/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、 GOT72単位(基準40以下)、GPT48単位(基準35以下)、アンモニア40μg/dl(基準18~48)。 ICG試験(15分値)45%(基準10以下)。 試験穿刺で得た腹水は淡黄色で、Rivalta反応陰性であった。 適切な処置はどれか。 正しいもの3つ選べ (1) 低蛋白食摂取 (2) 食塩摂取制限 (3) 利尿薬投与 (4) アルブミン投与 (5) 濃厚血小板投与 出典:104回医師国家試験スレ 医学生ゼットン ◆.iPz7NbSiwwA 氏 解答 (2) 食塩摂取制限 (3) 利尿薬投与 (4) アルブミン投与 解説 肝硬変になってたら低蛋白食と思ってたら、代償期・非代償期を考慮して 蛋白量を考えないといけないなんて・・・。 問題7 排泄性胆道造影法で正しいのはどれか。1つ選べ。 a経口法は静注法より胆管像が鮮明である。 b経口薬ではヨード過敏は起こらない。 c血清直接ビリルビン5mg/dl以上では造影困難である。 d胆嚢収縮能の評価にはセクレチンを用いる。 e断層撮影で結石の種類が判別できる。 出典:89A88 解答 c 解説 経口法と経静脈法がある。静脈法では肝管、総胆管が比較的明瞭に描出され、CT撮影を併せて行うこともある。 閉塞性黄疸性疾患では造影されず、検査適応とならないので注意を要する。 ×a経口法では胆嚢描出を目的とする。胆管描出はみられない事が多い。 経口法は現在では殆ど用いられない。 ×b経口薬でも過敏は起こりうる。 ○c閉塞性黄疸性疾患には検査適応がない。 ×dセクレチンに胆嚢収縮作用はない。胆嚢収縮能の評価には卵黄、またはセオスニンを用いることが多い。 ×e断層撮影で胆石の種類はわからない。 問題8 骨盤骨折におけるTAE(肝動脈塞栓療法)(transcatheter arteral embolization)で正しいのはどれか。 ①安定型骨盤損傷には適応がない。 ②不安定型骨盤損傷は全て適応になる。 ③尿路損傷合併例には適応がない。 ④CT上後腹膜血腫が少量の場合には適応がない。 ⑤CT上造影剤の漏出像を認めた場合には適応になる。 解答 ⑤ 解説 ①×安定型骨盤損傷でも血管の損傷があればTAEの適応になる。 ②×不安定型骨盤損傷であっても、逆に血管の損傷がなければ必要ない。 ③×尿路損傷合併の有無は、TAEと関係ない。 ④×CT上後腹膜血腫が少量の場合であっても、血管の損傷があればやる。 ⑤○CTで造影剤の漏出が分かると言う事はかなりの出血です。 問題9 門脈の存在するものを2つ選べ a 肝臓 b 膀胱 c 下垂体 d 脾臓 e 胃 解答 正解:a,c 解説 ○a血液は門脈および肝動脈から流入し,肝臓実質を灌流した後,左・中・右肝静脈から下大静脈に入る。 ○c下垂体系門脈がある。 下垂体門脈系があるっていいたいんでしょ。 シーハンの原因になりますね 下垂体系門脈 毛細血管と毛細血管の間にある静脈を門脈という。 腺下垂体へ行く上下垂体動脈は,隆起部の上端から隆起部に入って第一次毛細血管網をつくった後, 数本の静脈に集まって下垂体前葉に至り,ここで第二次毛細血管網を形成するので, この間の静脈を門脈とみなして下垂体門脈といい,この系全体を下垂体門脈系という 問題10 薬剤性肝障害の語呂とか知ってる? 多すぎて覚えるの無理なんだが 解答 解説 胆汁うっ滞型だけ覚えて、他は肝障害って覚えろと孝四郎が言ってた。 プロピルチオウラシル、クロルプロマジン、経口避妊薬、蛋白同化ホルモン、アセトアミノフェン 問題11 104 63 肝予備能の評価に有用な血液検査項目はどれか。3つ選べ。 a AST b カリウム c アルブミン d 総ビリルビン e プロトロンビン時間 解答 正解:63-cde 解説 肝障害の指標として、Child-Pugh分類が用いられる。 脳症、腹水、血清ビリルビン、アルブミン、プロトロンビン時間の5項目を指標とする。 アルブミン:肝臓のたんぱく合成能の指標となり、肝予備能の判定に用いられる。 総ビリルビン:肝臓の代謝機能の指標となり、肝予備能の判定に用いられる。 ほかにはICG15分値や肝アシアロシンチグラムがある。 ALP、ALTは肝細胞の変性・壊死を反映するが、肝予備能の判定にはならない。 問題12 87B41 薬物性肝障害のうち,胆汁うっ滞をきたすのはどれか.3つ選べ.(正答率57%) a イソニアジド b クロルプロマジン c メチルテストステロン d アセトアミノフェン e クロロホルム 出典:スレ106 779氏 解答 正解:bcd 解説 ×a イソニアジドは胆汁うっ滞型よりも肝細胞障害型に分類される。 ○b クロルプロマジン ○c メチルテストステロン ○d アセトアミノフェンは一般的には、肝細胞障害型であるが、大量投与時には胆汁うっ滞も同時に起こる。 アセトアミノフェンの中間代謝産物(グルクロン酸抱合?)は激烈な肝毒性・胆道毒性をもつ。 ⇒ 大量投与時やアルコール常習者などで、肝細胞障害と胆汁うっ滞が同時に発生する。 ×e クロロホルムは肝細胞障害型である。 出典106スレ 778氏 問題13 83B8 肝細胞障害型肝障害を起こしやすい薬剤はどれか.2つ選べ.(正答率26%) a クロルプロマジン b プロピルチオウラシル c アザチオプリン d テトラサイクリン e 蛋白同化ステロイド薬 出典:スレ106 779氏 解答 正解: cd 解説 ×a クロルプロマジンは抗精神病薬。自己免疫的な機序で胆道分泌を障害する。 ×b プロピルチオウラシルはBasedow病の治療薬。脂溶性物質の挙動を攪乱する性質があり、胆汁分泌にも影響を与える。 ○c アザチオプリンは免疫抑制剤。細胞毒性がある。肝細胞障害型。 ○d テトラサイクリンは抗菌薬。細胞毒性がある。肝細胞障害型。 ×e 蛋白同化ステロイド薬は男性ホルモン補充薬。ステロイド産生系に影響を与え、胆汁うっ滞を誘発する。 #まとめ 薬剤性肝障害 drug‐induced hepatitis 参照http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/53.html 問題14 肝硬変 chol ↑or↓? PBC chol ↑or↓? 出典106スレ 805氏 解答 肝硬変は、chol ↓ PBC は、chol ↑ 解説 原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis:PBC)は,肝臓の小葉間胆管から隔壁胆管に生じる 慢性非化膿性破壊性胆管炎(chronic non-suppurative destructive cholangitis;CNSDC)を示し, 自己抗体である抗ミトコンドリア抗体(anti-mitochondrial antibody:AMA)が検出される 慢性の肝内胆汁うっ滞性肝疾患であり中年以降の女性に多い。 最終的には肝硬変に至ることがある。 【1】皮膚そう痒感,黄疸:自他覚症状を有する症候性(symptomatic)PBC(s-PBC)と, これらの症状を欠く無症候性(asymptomatic)PBC(a-PBC)に分類される。 【2】胆道系酵素(ALP,γ-GTP)の上昇,総コレステロール,血清IgMの増加 【3】AMA陽性 【4】肝組織におけるCNSDCの証明 症候の診かた 【1】皮膚そう痒感で初発することが多い。 【2】黄疸は晩期に出現し進行する。 【3】黄色腫:高脂血症に由来する。 【4】肝腫大 【5】肝性脳症,浮腫,腹水,食道静脈瘤,脾腫:肝機能障害および門脈圧亢進による。 【6】骨粗鬆症:胆汁うっ滞による脂溶性ビタミンの吸収障害による。 検査とその所見の読みかた 【1】胆道系酵素(ALP,LAP,γ-GDP)の上昇:AST,ALT値は軽度の上昇にとどまるが,異常高値を認める場合は自己免疫性肝炎の合併を考慮する。血清総ビリルビン値の上昇を認める場合は予後不良。 【2】抗ミトコンドリア抗体:抗ミトコンドリア抗体はPBCの90%以上に検出される。 ミトコンドリア成分を用いたAMAの亜分画を測定する抗M2抗体が陽性となる。 抗核抗体や抗平滑筋抗体が約30~50%の症例で陽性となる。 【3】血清IgMの高値 【4】総コレステロールの増加 【5】血清銅の上昇 【6】血中Ⅲ型コラーゲンペプチド,Ⅳ型コラーゲン7sドメイン,ヒアルロン酸の上昇 【7】肝組織像:初期には,小葉間中等大胆管における胆管上皮の増殖性変化や,胆管周囲のリンパ球を主体とする細胞浸潤と胆管基底膜の破壊を特色とするCNSDCが認められる。進行した症例では肝硬変の組織像を示す。 問題15 肝硬変で低下するのはどれか。3つ a,バリン b,フェニルアラニン c,イソロイシン d,チロシン e,ロイシン 出典106スレ 810氏 解答 正解:ace 解説 ○a,バリン ×b,フェニルアラニン ○c,イソロイシン ×d,チロシン ○e,ロイシン 肝不全時,バリン,ロイシン,イソロイシンの分枝鎖アミノ酸(BCAA)が減少しており特殊アミノ酸療法として、 これを補うことにより脳内のモノアミン代謝の改善をもたらし,脳症の覚醒効果を示す。 問題16 ではおれの道場から出題^^ 86B61 Reye症候群でみられるのはどれか.3つ選べ. a 高血糖 b 高ビリルビン血症 c 血清AST高値 d 高アンモニア血症 e プロトロンビン時間延長 出典106スレ12 824氏 解答 正解:cde 解説 ライ症候群→急性肝不全→cde ライ症候群は肝障害を伴う急性脳症を起こす疾患で、ミトコンドリア異常(肝とか脳で)が本態らしいです Reye症候群はインフルエンザB型、水痘ウイルス感染に続発することが多い。 インフルエンザ患者にアスピリンを使用後(インフルエンザにはアスピリンは使用禁忌になっている)になりやすい。 発熱の後に急性の脳症、肝機能障害を呈する。本症ではまず行うべき処置は脳浮腫の予防である。 現在はグリセロール、マンニトールが通常、脳浮腫の第一選択薬として使用されることが多い。 Reye症候群では肝障害があるのにビリルビンは正常、黄疸は(-) 高アンモニア血症も認められる。尿素窒素も上昇する。 低血糖、APTT、PT延長を伴う。 髄液は圧上昇がみられるが、細胞数は正常。http //blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52222848.html 問題17 急性膵炎の重症度判定の際に検査する項目は?3つ a) 血小板 b) 白血球 c) アミラーゼ d) PaO2 e) クレアチニン 出典106スレ15 859氏 解答 正解:a,d,e 解説 詳しくはググッていただくと分かりますが・・・ 白血球は入ってないんです。CRPなら正解です PaO2もPaCO2も入ってます。後者はSIRS診断基準というのが重症度判定の項目に入っていて そこからPaCO2が入ることになってます 項目が多いので、模試や過去問で引っ掛け選択肢を覚えたほうがいいかもです 補足です 大雑把なイメージは膵炎そのものでなくて、多臓器不全の有無とその程度が問題だと 思うといいそうです 急性膵炎の重症度判定基準 予後因子(1) ショック、呼吸困難、神経症状、重症感染症、出血傾向、Ht≦30 %、BE≦-3 mEq/L、BUN≧40 mg/dL (またはCr≧2.0 mg/dL) 各2点 予後因子(2) LDH≧700 IU/L、PaO2≦60 mmHg、Ca≦7.5 mg/dL、 FBS≧200 mg/dL、TP≦6.0 g/dL、Plt≦10x104/mm3、PT≧15秒、CT Grade≧Ⅳ 各1点 予後因子(3) SIRSの診断基準の陽性項数≧3 2点 年齢≧70歳 1点 予後因子(1)が1項目、あるいは予後因子(2)が2項目以上陽性のものを重症急性膵炎とし、 重症急性膵炎例では、予後因子(3)を含めた各予後因子の陽性項目の点数の合計を算出し、それを重症度スコアとする。 重症度判定は原則として入院48時間以内に行い、以後、経時的に検索して行う。 SISRSの診断基準 4項目中2項目陽性=SIRS 体温 36℃ or 38℃ 脈拍 90/min 呼吸数 20/min (or PaCO2 32mmHg) 白血球 12000/mm3 or 4000/mm3 (or 10%以上の幼若球出現) 問題18 1回出れば、常識問題に早変わりしたかもしれないね。 104A4 膵管内乳頭粘液性腫瘍IPMN (正答率28.1%) IPMNの検査所見で誤っているのはどれか? a.造影CT…………………………………全体に肥厚した被膜 b.内視鏡的逆行性胆管膵管造影ERCP………膵管の拡張 c.磁気共鳴胆管膵管撮影MRCP…………ブドウの房状の形態 d.十二指腸内視鏡検査…………………Vater乳頭口開大 e.膵管鏡検査……………………………イクラ状上皮 出典106スレ17 ??氏 解答 正解:a 解説 ×a.造影CTでは、IPMNは被膜の肥厚が見られない嚢胞性膵疾患。MCNでは被膜の肥厚がみられる。 ○b.ERCPではIPMNによる膵管の狭窄により、それより尻側の主膵管や分枝膵管の拡張がみられる。 ○d.粘液を産生しており、主膵管からVater乳頭を開大させ十二指腸へ粘液の流出を認める。 <膵臓の嚢胞性腫瘍の鑑別> 膵管内乳頭粘液性腫瘍IPMN と粘液性嚢胞腫瘍MCN ………………………………………………………………………………………………………… 定義 膵管内を進展する粘液産生性の 粘液を産生する上皮からなる 膵管内腫瘍 嚢胞性腫瘍 疫学 高齢者の男性 女性 後発 膵頭部 膵体尾部 性状 ブドウの房状 夏みかん状 共通被膜 なし あり 卵巣様間質 なし あり 膵管と交通 あり なし 問題19 血清AST/ALT比が1.0以下となる疾患はどれか.3つ選べ. a 肥満による脂肪肝 b 急性肝炎 c 慢性肝炎 d アルコール性肝炎 e 肝硬変 出典106スレ23 ??氏 解答 正解:abc 解説 KSR「酒飲みのS、あと肝硬変ではAST優位となります」 なのでabc KSRは神 ksr厨うぜーw 正解です!!皆必修受かるぜ!! 肝硬変はその前までは1こえてるよねー 覚え方☆「酒飲みのS、あと肝硬変ではAST優位となります」 キラッ☆ 問題20 B型肝炎ウイルスの症状が慢性化しやすい条件を2つ選べ。 a 性交渉で感染した。 b 幼少時に感染した。 c HBe抗体陽性が持続している。 d 血清AST高値が持続している。 e ウイルスがgenotype Aである。 解答 正解:be 解説 B型肝炎は一過性の感染(急性肝炎)と持続性の感染(慢性キャリア)の2通りの感染を起こす。 日本人では,成人では一過性の感染がほとんどで慢性化は稀である。 ○b持続性感染(キャリア化)は通常,母児感染によって引き起こされる。 ○e急性ウイルス性肝炎の経過は,原因ウイルスによって異なる. A型,E型は一過性の経過で慢性化することはない. B型も,成人例では基本的に一過性感染だが,最近慢性化しやすい遺伝子型(genotype A)の感染が増加しているので注意が必要である. C型は高率(60-70%)に慢性化する. 問題
https://w.atwiki.jp/nfeel/pages/14.html
大豆1升炊き用(9リットル) 豆炊き味噌豆1升(1,4kg)がわずか20分で炊ける 大豆1升=1,4kg 9リットルの鍋で炊く 味噌が健康に良いわけ 毎日の食生活が健康の基本 味噌はアミノ酸の宝庫 ・長生きのもと アミノ酸、リノール酸、サポニン、ビタミンEが抗酸化をうながし、血管や体細胞、脳細胞の老化を予防する。 ・生菌効果 乳酸菌、酵母などの160種もの微生物が善玉乳酸菌の増殖を助ける。 ・脳細胞活性 レシチンが脳細胞の老化を予防し、ビタミンEが血管を強くする。 ・抗ガン作用 大豆蛋白のトリプシン・インヒビターという有効成分が働くと言われている。 ・タバコの防害 ビタミンEがニコチンの害を防ぐ。 ・毒消し 微生物と大豆センイが体内の有害物質を排出する。ジピコリン酸が放射性物質を吸着排出する。 チェルノブイリの原発事故のあと周辺地域へ味噌が大量に輸出されました。 ①生大豆500gをよく洗い、約1Lの水に10~15時間つける。その際水は倍以上の高さで浸すこと。 麹に含まれる酵素 前述の通り、麹とは米や麦、豆等にコウジカビと呼ばれる一群の糸状菌(しじょうきん)を生育させたものであり、コウジカビが体外に分泌した酵素によりデンプン、タンパク質、脂肪などを非常に高い効率で低分子化することが出来る。
https://w.atwiki.jp/wiki10_mmu/pages/63.html
情報を集め易いよう、まずはコメント方式でスタートします。とりあえずあるといいな!という言葉を羅列してもらえると嬉しいです(余裕があれば解説もお願いします)。 テキストは後から並べなおして成形します。 名前 コメント Boron Nitride -- 窒化ホウ素。付着性やカバー力を高め、軽い使用感を与える目的で配合される。 -- 名無しさん (2009-01-16 10 37 02) Zinc Oxide -- 酸化亜鉛 白色顔料として用いられ、紫外線を反射するためUV対策にも用いられる。蛋白質と結びついて被膜を作り、皮ふを保護する。 -- 名無しさん (2009-01-16 10 25 52) あ、すいません短くしてみようと思って書いてみました>< かぶってもどうぞお気になさらず… -- 名無しさん (2009-01-16 10 17 50) Titanium dioxide -- 二酸化チタン。カバー力に優れた白色顔料。紫外線を反射するためUV対策にも用いられる。 -- 名無しさん (2009-01-16 10 16 23) Iron oxide -- 酸化鉄。酸化度によって、黄色、赤色、黒色の3種類があり、色材として使用される。 -- 名無しさん (2009-01-16 10 05 14) Mica -- マイカ。白雲母や金雲母から採る粉で、色材として使用される。つやを出す効果もある。 -- 名無しさん (2009-01-16 10 01 45) MMU -- mineral make up の略 鯖 -- 名無しさん (2009-01-14 02 23 48)
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/6643.html
星野山千尋窟 ←上の階 ↑星野山トップ↑ 下の階→ 星野山千尋窟 地下一階 敵NPC 名前 レベル 徒党数 備考 ドロップアイテム 霊視 捨てられ傘 49-52 3-5 封印解かせ 49-51 3-5 団扇柄 ● 提灯火 49-51 3-5 飾り提灯【家具】招き猫【家具】 経凛々 49-51 3-5 ● 払子守 49-53 3-7 手招き地霊 49-53 3-7 ● 木魚達磨 49-53 3-7 おばけ葛篭 49-53 1 葛篭の下に居る上にある葛篭に【鉄の鍵】がある ● 守銭亡者 1-3 葛篭の中に居る ボスNPC 名前 レベル 徒党数 備考 ドロップアイテム ヤマオロシ 53 7 ■青ネーム 倒すと地下2階へ行ける倒すと葛篭が出現。 魔獣の爪牙【懐剣】 NPC 篤真 怯え山伏 困惑尼僧 憂苦修験者 ゾーンドロップ 葛篭 : / 鉛の鍵 / 三日月立物【立物】 / 日輪立物【立物】 / 風神扇【刀】 / 古唐繰連銃【二連銃】 / 古の裁縫術書【クエスト】 / 各・入魂材+5 金の鍵 蛋白+100 / 銀箔 銀の鍵 銅の鍵 特殊装備 : 伐採の大斧 / 炭掘りの手袋 / 採掘のつるはし/ 薬草採りの鎌 他 : 上級染料(赤・青・緑・黒)のみ / 各・格式帳 / 朽ちた木枠【材料】 / 招き猫【家具】 / 古代の岩石【クエスト】 / れい羊角【材料】 / 桂皮【材料】 / ジャコウ【材料】 その他情報 クリア条件 : ヤマオロシとの戦闘に勝利する事。 鍵【 金の鍵 ・ 銀の鍵 ・ 銅の鍵 ・ 鉛の鍵 】はNPC戦闘後に出現する葛篭の中にある。 ヤマオロシの部屋以外の扉を開ける為に必要となる。 鍵【 鉄の鍵 】はヤマオロシが居る部屋を開ける為に必要となる。 鍵【 鉄の鍵 】の葛篭の場所は3階層目で、ランダム配置。 情報募集中 NPCドロップ品で、柳の植木が出ました。 -- 術士 うさ耳知人が宝物庫からでました^^ -- 立物情報 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/105kokushi/pages/15.html
更新日時 2012-03-27 15 39 37 (Tue) 問題1 62歳の男性。夕食後、突然吐血し搬入された。35歳時の交通外傷時に輸血を受けた。 5年前に健康診断で肝障害を指摘された。意識は清明。顔面蒼白。 脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。 静脈路確保後に行った緊急上部消化管内視鏡検査の食道写真を別に示す。 (食道写真では、食道下部、食道胃接合部から6時方向へ拡張、蛇行した静脈を認める。 この静脈から噴出性出血を呈している。静脈は瘤状ではなく、色調も白色である) 処置として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 ①ヒスタミンH2受容体拮抗薬投与 ②トロンビン液噴霧 ③アドレナリン局中 ④内視鏡的結紮術 ⑤肝動脈塞栓術 +... 解答 4(正答率:94.5%) 解説 キーワード: ①突然の吐血→急性胃十二指腸潰瘍出血、食道静脈瘤、胃潰瘍 ②輸血、肝障害→輸血後肝炎、肝硬変 ③顔面蒼白、脈拍100/分、血圧90/60mmHg。眼瞼結膜に貧血→ショック状態 輸血後肝炎→肝硬変症→門脈圧亢進→食道静脈瘤と推定。 ×①胃十二指腸潰瘍ではないので不適である。 ×②出血量が少ない場合(生検後の止血など)に使用するが、噴出性出血で は止血は得られない。 ×③胃十二指腸潰瘍の出血に対する内視鏡的止血術に使用される処置である。 ○④Oリングを用いた内視鏡的結紮術(ELV)が行われる。 ×⑤肝動脈を塞栓しても無意味である。 緊急内視鏡時には、 ①簡便なELVを用いてまず止血を行った後に、 ②エタノールアミンオレイト(EO)やエトキシスクレロール(AS)を用いた 硬化療法(EIS)で供血路を閉塞させる。 問題2 45歳の女性。会社の健康診断で2年連続して肝障害を指摘され来院した。飲酒はしない。 身長158cm,体重46kg。腹部所見に異常はなく,肝も触知しない。 血清生化学所見:空腹時血糖86mg/dl,総蛋白7.6g/dl., ZTT 19.2単位(基準4.0~14.5), AST 62単位, ALT 106単位, ALP 200 単位(基準260以下),γ-GTP 35 単位(基準8~50)。 診断に有用な自己抗体はどれか。 2つ選べ。 ①抗核抗体 ②抗ENA抗体 ③抗Jo- 1 抗体 ④抗平滑筋抗体 ⑤抗ミトコンドリア抗体 +... 解答 ①④(正答率::1つ76%、もう1つ84%) 解説 肝障害にはウイルス性肝炎,薬剤性肝炎,脂肪肝,アルコール性肝障害,自己免疫性肝炎, 原発性胆汁性肝硬変などがある。ASTとALTの上昇から肝炎を疑う。 本症例は黄疸を有さないので,原発性胆汁性肝硬変は考えにくい。 診断:自己免疫性肝炎 ○①自己免疫性肝炎I型で高力価陽性(80倍以上)。原発性胆汁性肝硬変で30%程度陽性。 ×②SLEで45%程度, Sjogren症候群で25%程度,混合性結合組織病(MCTD)で60%程度陽性。 ×③皮膚筋炎で30%程度陽性。 ○④自己免疫性肝炎で特異的に陽性, ×⑤原発性胆汁性肝硬変の90%で特異的に陽性。 自己免疫的な機序による肝疾患としては,自己免疫性肝炎と原発性胆汁性肝硬変がある。 抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性肝硬変では特異的。 抗平滑筋抗体は自己免疫性肝炎で陽性。 自己免疫性肝炎の診断には抗核抗体と抗平滑筋抗体が有用と考えられる。 問題3 62歳の男性。腹部不快感を主訴に来院した。1年前に大腸癌の手術を受けた。腹部造影CTでは、 肝臓の左右両葉に広範囲にわたり多数の大小不同の低吸収域を認める。 この低吸収域の辺縁はやや濃染してリング状を呈している。 治療として適切なのはどれか?1つ選べ。 ①肝動脈塞栓術 ②抗癌化学療法 ③放射線治療 ④ラジオ波焼灼 ⑤肝切除 +... 解答 ②(正答率:58%) 解説 ×①肝両葉にわたる病変のため、左右の肝動脈を塞栓することはできないので、肝動脈塞栓術の適応とならない。 ○②両葉の病変であるので、抗癌剤投与の適応である。他に再発病変を認めない例では、 肝動脈にカテーテルを留置して動脈内に抗癌剤注入を行うこともある。 ×③大腸癌の肝転位には放射線療法は有効ではない。 ×④ラジオ波焼灼は、多数の病変が認められ、それぞれの病変が小さくないため有効性は低い。 ×⑤両葉多数の病変で残存肝組織が少なく、肝切除の適応とはならない。 ラジオ波焼却と迷う場合もあるが、多発性の比較的大きな病変では効果を得にくい。 問題4 膵石の主成分はどれか。1つ選べ。 ①炭酸カルシウム ②ビリルビン ③蓚酸カルシウム ④コレステロール ⑤脂肪酸 +... 解答 ①炭酸カルシウム 解説 ●膵石 炭酸カルシウムが主成分で慢性膵炎(アルコール性70%,特発性20%,胆道原性10%)に合併する。 http //health.goo.ne.jp/medical/search/10I70300.html 語呂 問題5 胆嚢結石で最も多いのはどれか?1つ選べ。 ①コレステロール結石 ②ビリルビンカルシウム結石 ③黒色石 ④脂肪酸結石 ⑤蓚酸結石 +... 解答 ①コレステロール結石 解説 1996年の日本胆道学会による全国集計によれば、胆嚢胆石のうち ①60%がコレステロール結石:60% ②ビリルビンカルシウム結石:20% ③黒色石:20%で、現在、最も増加傾向にあるのは黒色石である。 黒色石の主要構成成分は非抱合型ビリルビンポリマーのカルシウム塩である。 赤外吸光分析では、そのほかに炭酸カルシウムやリン酸カルシウムを含有している。 黒色石の胆汁は無菌性であり、その形成過程に感染は関与していない。 語呂 問題6 50歳の男性。 1か月前から特に誘因なく食思不振と腹部膨満感とが出現し、 次第に増強するため来院した。 20歳のときに交通事故で受傷し輸血を受けた。 7年前から慢性肝疾患で不定期に通院していた。 意識は清明。腹壁静脈怒張し、腹部に波動を認める。 両側下腿に浮腫を認める。 血液所見:赤血球380万、Hb 11.5g/dl、Ht38%、白血球4,200、血小板6万。 血清生化学所見:総蛋白5.9 g/dl、アルブミン2.3 g/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、 GOT72単位(基準40以下)、GPT48単位(基準35以下)、アンモニア40μg/dl(基準18~48)。 ICG試験(15分値)45%(基準10以下)。 試験穿刺で得た腹水は淡黄色で、Rivalta反応陰性であった。 適切な処置はどれか。 正しいもの3つ選べ (1) 低蛋白食摂取 (2) 食塩摂取制限 (3) 利尿薬投与 (4) アルブミン投与 (5) 濃厚血小板投与 出典:104回医師国家試験スレ 医学生ゼットン ◆.iPz7NbSiwwA 氏 +... 解答 (2) 食塩摂取制限 (3) 利尿薬投与 (4) アルブミン投与 解説 肝硬変になってたら低蛋白食と思ってたら、代償期・非代償期を考慮して 蛋白量を考えないといけないなんて・・・。 参照 問題7 排泄性胆道造影法で正しいのはどれか。1つ選べ。 a経口法は静注法より胆管像が鮮明である。 b経口薬ではヨード過敏は起こらない。 c血清直接ビリルビン5mg/dl以上では造影困難である。 d胆嚢収縮能の評価にはセクレチンを用いる。 e断層撮影で結石の種類が判別できる。 出典:89A88 +... 解答 c 解説 経口法と経静脈法がある。静脈法では肝管、総胆管が比較的明瞭に描出され、CT撮影を併せて行うこともある。 閉塞性黄疸性疾患では造影されず、検査適応とならないので注意を要する。 ×a経口法では胆嚢描出を目的とする。胆管描出はみられない事が多い。 経口法は現在では殆ど用いられない。 ×b経口薬でも過敏は起こりうる。 ○c閉塞性黄疸性疾患には検査適応がない。 ×dセクレチンに胆嚢収縮作用はない。胆嚢収縮能の評価には卵黄、またはセオスニンを用いることが多い。 ×e断層撮影で胆石の種類はわからない。 問題8 骨盤骨折におけるTAE(肝動脈塞栓療法)(transcatheter arteral embolization)で正しいのはどれか。 ①安定型骨盤損傷には適応がない。 ②不安定型骨盤損傷は全て適応になる。 ③尿路損傷合併例には適応がない。 ④CT上後腹膜血腫が少量の場合には適応がない。 ⑤CT上造影剤の漏出像を認めた場合には適応になる。 +... 解答 ⑤ 解説 ①×安定型骨盤損傷でも血管の損傷があればTAEの適応になる。 ②×不安定型骨盤損傷であっても、逆に血管の損傷がなければ必要ない。 ③×尿路損傷合併の有無は、TAEと関係ない。 ④×CT上後腹膜血腫が少量の場合であっても、血管の損傷があればやる。 ⑤○CTで造影剤の漏出が分かると言う事はかなりの出血です。 問題9 門脈の存在するものを2つ選べ a 肝臓 b 膀胱 c 下垂体 d 脾臓 e 胃 +... 解答 正解:a,c 解説 ○a血液は門脈および肝動脈から流入し,肝臓実質を灌流した後,左・中・右肝静脈から下大静脈に入る。 ○c下垂体系門脈がある。 下垂体門脈系があるっていいたいんでしょ。 シーハンの原因になりますね 下垂体系門脈 毛細血管と毛細血管の間にある静脈を門脈という。 腺下垂体へ行く上下垂体動脈は,隆起部の上端から隆起部に入って第一次毛細血管網をつくった後, 数本の静脈に集まって下垂体前葉に至り,ここで第二次毛細血管網を形成するので, この間の静脈を門脈とみなして下垂体門脈といい,この系全体を下垂体門脈系という 問題10 薬剤性肝障害の語呂とか知ってる? 多すぎて覚えるの無理なんだが +... 解答 解説 胆汁うっ滞型だけ覚えて、他は肝障害って覚えろと孝四郎が言ってた。 プロピルチオウラシル、クロルプロマジン、経口避妊薬、蛋白同化ホルモン、アセトアミノフェン 問題11 104 63 肝予備能の評価に有用な血液検査項目はどれか。3つ選べ。 a AST b カリウム c アルブミン d 総ビリルビン e プロトロンビン時間 PT +... 解答 正解:63-cde 解説 肝障害の指標として、Child-Pugh分類が用いられる。 脳症、腹水、血清ビリルビン、アルブミン、プロトロンビン時間の5項目を指標とする。 アルブミン:肝臓のたんぱく合成能の指標となり、肝予備能の判定に用いられる。 総ビリルビン:肝臓の代謝機能の指標となり、肝予備能の判定に用いられる。 ほかにはICG15分値や肝アシアロシンチグラムがある。 ALP、ALTは肝細胞の変性・壊死を反映するが、肝予備能の判定にはならない。 問題12 87B41 薬物性肝障害のうち,胆汁うっ滞をきたすのはどれか.3つ選べ.(正答率57%) a イソニアジド b クロルプロマジン c メチルテストステロン d アセトアミノフェン e クロロホルム 出典:スレ106 779氏 +... 解答 正解:bcd 解説 ×a イソニアジドは胆汁うっ滞型よりも肝細胞障害型に分類される。 ○b クロルプロマジン ○c メチルテストステロン ○d アセトアミノフェンは一般的には、肝細胞障害型であるが、大量投与時には胆汁うっ滞も同時に起こる。 アセトアミノフェンの中間代謝産物(グルクロン酸抱合?)は激烈な肝毒性・胆道毒性をもつ。 ⇒ 大量投与時やアルコール常習者などで、肝細胞障害と胆汁うっ滞が同時に発生する。 ×e クロロホルムは肝細胞障害型である。 出典106スレ 778氏 問題13 83B8 肝細胞障害型肝障害を起こしやすい薬剤はどれか.2つ選べ.(正答率26%) a クロルプロマジン b プロピルチオウラシル c アザチオプリン d テトラサイクリン e 蛋白同化ステロイド薬 出典:スレ106 779氏 +... 解答 正解: cd 解説 正しい解説の方です。 ×a クロルプロマジンは抗精神病薬。自己免疫的な機序で胆道分泌を障害する。 ×b プロピルチオウラシルはBasedow病の治療薬。脂溶性物質の挙動を攪乱する性質があり、胆汁分泌にも影響を与える。 ○c アザチオプリンは免疫抑制剤。細胞毒性がある。肝細胞障害型。 ○d テトラサイクリンは抗菌薬。細胞毒性がある。肝細胞障害型。 ×e 蛋白同化ステロイド薬は男性ホルモン補充薬。ステロイド産生系に影響を与え、胆汁うっ滞を誘発する。 #まとめ 薬剤性肝障害 drug‐induced hepatitis 参照 http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/53.html 問題14 肝硬変 chol ↑or↓? PBC chol ↑or↓? 出典106スレ 805氏 +... 解答 肝硬変は、chol ↓ PBC は、chol ↑ 解説 原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis:PBC)は,肝臓の小葉間胆管から隔壁胆管に生じる 慢性非化膿性破壊性胆管炎(chronic non-suppurative destructive cholangitis;CNSDC)を示し, 自己抗体である抗ミトコンドリア抗体(anti-mitochondrial antibody:AMA)が検出される 慢性の肝内胆汁うっ滞性肝疾患であり中年以降の女性に多い。 最終的には肝硬変に至ることがある。 【1】皮膚そう痒感,黄疸:自他覚症状を有する症候性(symptomatic)PBC(s-PBC)と, これらの症状を欠く無症候性(asymptomatic)PBC(a-PBC)に分類される。 【2】胆道系酵素(ALP,γ-GTP)の上昇,総コレステロール,血清IgMの増加 【3】AMA陽性 【4】肝組織におけるCNSDCの証明 症候の診かた 【1】皮膚そう痒感で初発することが多い。 【2】黄疸は晩期に出現し進行する。 【3】黄色腫:高脂血症に由来する。 【4】肝腫大 【5】肝性脳症,浮腫,腹水,食道静脈瘤,脾腫:肝機能障害および門脈圧亢進による。 【6】骨粗鬆症:胆汁うっ滞による脂溶性ビタミンの吸収障害による。 検査とその所見の読みかた 【1】胆道系酵素(ALP,LAP,γ-GDP)の上昇:AST,ALT値は軽度の上昇にとどまるが,異常高値を認める場合は自己免疫性肝炎の合併を考慮する。血清総ビリルビン値の上昇を認める場合は予後不良。 【2】抗ミトコンドリア抗体:抗ミトコンドリア抗体はPBCの90%以上に検出される。 ミトコンドリア成分を用いたAMAの亜分画を測定する抗M2抗体が陽性となる。 抗核抗体や抗平滑筋抗体が約30~50%の症例で陽性となる。 【3】血清IgMの高値 【4】総コレステロールの増加 【5】血清銅の上昇 【6】血中Ⅲ型コラーゲンペプチド,Ⅳ型コラーゲン7sドメイン,ヒアルロン酸の上昇 【7】肝組織像:初期には,小葉間中等大胆管における胆管上皮の増殖性変化や,胆管周囲のリンパ球を主体とする細胞浸潤と胆管基底膜の破壊を特色とするCNSDCが認められる。進行した症例では肝硬変の組織像を示す。 問題15 肝硬変で低下するのはどれか。3つ a,バリン b,フェニルアラニン c,イソロイシン d,チロシン e,ロイシン 出典106スレ 810氏 +... 解答 正解:ace 解説 ○a,バリン ×b,フェニルアラニン ○c,イソロイシン ×d,チロシン ○e,ロイシン 肝不全時,バリン,ロイシン,イソロイシンの分枝鎖アミノ酸(BCAA)が減少しており特殊アミノ酸療法として、 これを補うことにより脳内のモノアミン代謝の改善をもたらし,脳症の覚醒効果を示す。 問題16 ではおれの道場から出題^^ 86B61 Reye症候群でみられるのはどれか.3つ選べ. a 高血糖 b 高ビリルビン血症 c 血清AST高値 d 高アンモニア血症 e プロトロンビン時間延長 出典106スレ12 824氏 +... 解答 正解:cde 解説 ライ症候群→急性肝不全→cde ライ症候群は肝障害を伴う急性脳症を起こす疾患で、ミトコンドリア異常(肝とか脳で)が本態らしいです Reye症候群はインフルエンザB型、水痘ウイルス感染に続発することが多い。 インフルエンザ患者にアスピリンを使用後(インフルエンザにはアスピリンは使用禁忌になっている)になりやすい。 発熱の後に急性の脳症、肝機能障害を呈する。本症ではまず行うべき処置は脳浮腫の予防である。 現在はグリセロール、マンニトールが通常、脳浮腫の第一選択薬として使用されることが多い。 Reye症候群では肝障害があるのにビリルビンは正常、黄疸は(-) 高アンモニア血症も認められる。尿素窒素も上昇する。 低血糖、APTT、PT延長を伴う。 髄液は圧上昇がみられるが、細胞数は正常。 http //blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52222848.html 問題17 急性膵炎の重症度判定の際に検査する項目は?3つ a) 血小板 b) 白血球 c) アミラーゼ d) PaO2 e) クレアチニン 出典106スレ15 859氏 +... 解答 正解:a,d,e 解説 詳しくはググッていただくと分かりますが・・・ 白血球は入ってないんです。CRPなら正解です PaO2もPaCO2も入ってます。後者はSIRS診断基準というのが重症度判定の項目に入っていて そこからPaCO2が入ることになってます 項目が多いので、模試や過去問で引っ掛け選択肢を覚えたほうがいいかもです 補足です 大雑把なイメージは膵炎そのものでなくて、多臓器不全の有無とその程度が問題だと 思うといいそうです 急性膵炎の重症度判定基準 予後因子(1) ショック、呼吸困難、神経症状、重症感染症、出血傾向、Ht≦30 %、BE≦-3 mEq/L、BUN≧40 mg/dL (またはCr≧2.0 mg/dL) 各2点 予後因子(2) LDH≧700 IU/L、PaO2≦60 mmHg、Ca≦7.5 mg/dL、 FBS≧200 mg/dL、TP≦6.0 g/dL、Plt≦10x104/mm3、PT≧15秒、CT Grade≧Ⅳ 各1点 予後因子(3) SIRSの診断基準の陽性項数≧3 2点 年齢≧70歳 1点 予後因子(1)が1項目、あるいは予後因子(2)が2項目以上陽性のものを重症急性膵炎とし、 重症急性膵炎例では、予後因子(3)を含めた各予後因子の陽性項目の点数の合計を算出し、それを重症度スコアとする。 重症度判定は原則として入院48時間以内に行い、以後、経時的に検索して行う。 SISRSの診断基準 4項目中2項目陽性=SIRS 体温 36℃ or 38℃ 脈拍 90/min 呼吸数 20/min (or PaCO2 32mmHg) 白血球 12000/mm3 or 4000/mm3 (or 10%以上の幼若球出現) 問題18 1回出れば、常識問題に早変わりしたかもしれないね。 104A4 膵管内乳頭粘液性腫瘍IPMN (正答率28.1%) IPMNの検査所見で誤っているのはどれか? a.造影CT…………………………………全体に肥厚した被膜 b.内視鏡的逆行性胆管膵管造影ERCP………膵管の拡張 c.磁気共鳴胆管膵管撮影MRCP…………ブドウの房状の形態 d.十二指腸内視鏡検査…………………Vater乳頭口開大 e.膵管鏡検査……………………………イクラ状上皮 出典106スレ17 ??氏 +... 解答 正解:a 解説 ×a.造影CTでは、IPMNは被膜の肥厚が見られない嚢胞性膵疾患。MCNでは被膜の肥厚がみられる。 ○b.ERCPではIPMNによる膵管の狭窄により、それより尻側の主膵管や分枝膵管の拡張がみられる。 ○d.粘液を産生しており、主膵管からVater乳頭を開大させ十二指腸へ粘液の流出を認める。 <膵臓の嚢胞性腫瘍の鑑別> 膵管内乳頭粘液性腫瘍IPMN と粘液性嚢胞腫瘍MCN ………………………………………………………………………………………………………… 定義 膵管内を進展する粘液産生性の 粘液を産生する上皮からなる 膵管内腫瘍 嚢胞性腫瘍 疫学 高齢者の男性 女性 後発 膵頭部 膵体尾部 性状 ブドウの房状 夏みかん状 共通被膜 なし あり 卵巣様間質 なし あり 膵管と交通 あり なし 問題19 血清AST/ALT比が1.0以下となる疾患はどれか.3つ選べ. a 肥満による脂肪肝 b 急性肝炎 c 慢性肝炎 d アルコール性肝炎 e 肝硬変 出典106スレ23 ??氏 +... 解答 正解:abc 解説 KSR「酒飲みのS、あと肝硬変ではAST優位となります」 なのでabc KSRは神 ksr厨うぜーw 正解です!!皆必修受かるぜ!! 肝硬変はその前までは1こえてるよねー 覚え方☆「酒飲みのS、あと肝硬変ではAST優位となります」 キラッ☆ 問題20 B型肝炎ウイルスの症状が慢性化しやすい条件を2つ選べ。 a 性交渉で感染した。 b 幼少時に感染した。 c HBe抗体陽性が持続している。 d 血清AST高値が持続している。 e ウイルスがgenotype Aである。 +... 解答 正解:be 解説 B型肝炎は一過性の感染(急性肝炎)と持続性の感染(慢性キャリア)の2通りの感染を起こす。 日本人では,成人では一過性の感染がほとんどで慢性化は稀である。 ○b持続性感染(キャリア化)は通常,母児感染によって引き起こされる。 ○e急性ウイルス性肝炎の経過は,原因ウイルスによって異なる. A型,E型は一過性の経過で慢性化することはない. B型も,成人例では基本的に一過性感染だが,最近慢性化しやすい遺伝子型(genotype A)の感染が増加しているので注意が必要である. C型は高率(60-70%)に慢性化する. 問題 出典: +... 解答 解説
https://w.atwiki.jp/nakayokune/pages/247.html
#blognavi 付与・器用パッチ到来。 インして、それぞれのキャラの知行を確認。 すると真純に異変が。 器用の後ろに赤い帯がついてました(ノД`) 次に狩り装備を着てみたところ、今度は生命に赤い帯が・・・。 全身生命+220以上でキャップかかるってどうよ。 真綾の装備はまだ確認してません。3回入魂はもう無理 っぽい感じですが。鍛冶で器用キャップ掛かるなら、 僧に掛かってないはずが無いわけで・・・。 付与パッチについてはかなり不満です。 レベルを上げればマシになるのかもしれません。 だけど生産だけでも遊べるというのは、信のいいところ だったと思うので残念です。 ダンジョンで出る入魂材の種類が変わったらしいです。 富士で蛋白が出るようになってました。裏堺でも蛋白が出る そうなんですが・・・あんまり行きたくないデスネw 千引は霰に変わったそうです。入魂材のランクも 敵のレベル依存で変化するらしいです。 器用パッチについては、そんなものかも?と思います。 器用はクリティカル率に関わる、にする方が物理 アタッカー職のストレスは少なかったと思いますが。 以前全体術にもばらつきパッチは入ったので お互い様と言えるかも。 殲滅速度を上げるには物理アタッカー、術アタッカーの 両方入れた方がいいように感じました。 陰陽道以外の術アタッカーも経験狩りに誘われやすく なると思います。(僧が誘われないのは相変わらずな気がしますが。) ところでボスの強さにも修正入ったんでしょうか。 なんとなく最近大爆笑したネタを貼ってみる(2chのvip板発祥らしいです) 645 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/10/01(土 ) 11 22 52 ID J5HQoxWT0 ファービーが「ナデナデシテー」ってうるさいから 頭の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら 「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」ってなった。 最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら 「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。 モルスァに吹きましたw ちょっと前だけど鋼の救世主ネタも笑った~ こっちは"閑。"というブログで見られます。 カテゴリ [雑記] - trackback- 2005年10月13日 21 55 00 わらいましたw パッチに関しては、腕力中心に組み立てていた暗殺は、考え直さないといけませんね;; 存在意義が希薄になりましたw LV60っていっても、すぐ上がるわけじゃないし・・・どうしよかな^^; -- 瑛子 (2005-10-14 03 33 05) 今までよか、徒党員同士の連携が必要になってきますな!自分としては派手な必殺技が出れば満足です(弱くてもw -- 相州 (2005-10-14 14 23 16) 例えば…月をバックに桜が舞い、『切り捨て御免』とか、豪○の瞬獄殺みたいなの(古ひ)キボンw -- 連投妄想相州 (2005-10-14 14 26 12) ○鬼かと思いきや実はダ○(ピンクの道着な人)だ。(勝手に鉄○ネタ) -- 真綾 (2005-10-14 14 58 41) う、挑発伝説……アレ?ワルクナイヨ?…ククク -- 相州 (2005-10-14 15 07 52) 冴子さんの日記にも書きましたが、スネークの付与装備はもんだいなし^^;しかし、2NDの侍は器用0振りなのでかなり絶望的TT(どぉ~する!どぉ~すんの、オレ!:オダギリジョー風) -- スネーク (2005-10-14 19 25 15) うちの二刀は前は2000ちょっとダメージ出せてたんですが、今は前のままの装備だと1500~1300程度しかでません_| ̄|○ -- あひる (2005-10-14 23 57 14) ぜひ実装に挑発伝説入れてくださいw>和さん 反撃もばらつくようになって武士道さんにも影響出てますね。 -- 真綾 (2005-10-15 19 48 57) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/pediatrics-memo/pages/30.html
疫学 ・不全型が川崎病全体の15-20%を占める. 臨床症候結膜充血 ・両側性の非化膿性結膜充血をきたす ・罹患早期に通常みられる. ・診察時には90%の症例で認める.口の変化 ・口唇のわずかな亀裂(口唇炎)をきたすことがある.不定形発疹 ・典型的には発疹は多形性, 全身性の発疹で, 鼠径部や体幹部で目立つ.関節炎/関節痛 ・近年の報告では, IVIG治療前に7.5%の症例で認めた. 臨床検査ヘモグロビン値 ・しばしば正球性正色素性貧血がみられる. ・約半数の患者で最初の2週間以内にヘモグロビン値が-2SDを下回る.血小板数 ・典型的には病期第2週頃に上昇する. ・診察時での血小板数減少は予後不良と関連している.血清IgE ・川崎病患者で血清IgE上昇が報告されている. ・IL-4, IL-5や好酸球が関与している可能性が指摘されているが, 否定的な意見もある.血清IL-21 ・KD患者では血清IL-21が有意に上昇しているという報告がある(Allergy Asthma Immunol Res. 2012)病勢マーカー ・各種サイトカイン以外にBNP, NT-proBNP, ペントラキシン3, テネイシンCなどが川崎病の病勢を示すバイオマーカーになる可能性が報告されている. ・ペントラキシン3 (PTX3) ・体内の炎症により産生される炎症性蛋白の1つ. ・CRPと同様にpentraxin super familyに属しており, PTX3はlong pentraxinに分類される. ・血管局所の炎症を鋭敏に反映すると考えられている. 鑑別疾患全身型若年性特発性関節炎(SoJIA) ・Siwen DongらはKDとして治療されたのちにSoJIAと診断された症例の頻度や特徴などを下記のように報告している. ・後にSoJIAと診断されたのは全KD患者の0.2% ・KD患者と比較してSoJIA患者ではコーカサス人種の割合が高かった. ・マクロファージ活性化症候群の合併率がSoJIA発症例で非発症例より有意に高かった(30% vs 0.3%) ・SoJIA発症例では初期に非完全型KDと診断されていた症例の割合が高かった. 頸部リンパ節炎との鑑別 ・発熱と頸部リンパ節腫脹のみ発症するKD患者がおり, 頸部リンパ節炎との鑑別が問題となることがある. ・Yanagiらは発熱と頸部リンパ腫脹のみで発症した患者のうち, KD患者と抗菌薬治療のみで改善した患者とを比較し, 以下の項目で有意差を認めたと報告した ・発症年齢 ・好中球数 ・C反応性蛋白(CRP)値 ・AST ・年齢≧5歳, 好中球数≧10000/μl, CRP≧7.0mg/dL, AST≧30IU/Lを3つ以上満たす場合, KDの診断において感度78%, 特異度100%であった. また満たす項目が1以下であったKD患者がいなかったことを報告した. 初期治療総論 ・一般的には免疫グロブリン静注(IVIG) 2g/日とアスピリン 30-50mg/kg/日 1日3回投与を併用して治療が開始される. ・RAISE studyにおいて, IVIG不応高リスク(群馬スコアが5点以上)群ではIVIG+プレドニゾロン(PSL)を併用することで, 初期治療の反応性や冠動脈病変の発生率を低下させることが示された. 初期治療不応例での治療総論 ・以下の治療が試されているが, 一般的に確立されたものはない. ・IVIG再投与 ・コルチコステロイド ・免疫抑制剤(シクロスポリン, メトトレキセート) ・インフリキシマブ ・血漿交換IVIG ・2004年のAHAガイドラインではIVIG 2g/日での再治療が推奨されている.IVIG+PSL・KobayashiらはIVIG単独投与群とIVIG+PSL投与群を後方視的に比較したところ, 以下の点で相違がみられた. ・治療の反応率はIVIG+PSL投与群の方が有意に高かった. ・治療後1か月までと1か月時点での冠動脈異常の発生率はIVIG+PSL投与群の方が有意に低かった.
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1737.html
B 嚢胞腎 102I12 常染色体優性遺伝多発性嚢胞腎症に合併するのはどれか。2つ選べ。 a 高血圧 b 肝硬変 c 脳動脈瘤 d 腎細胞癌 e 褐色細胞腫 ○ a × b ○ c × d × e 正解 ac 99A42 13歳の男子。学校検尿で微少血尿を指摘され来院した。浮腫と乏尿とには気付いていない。血圧 108/62mmHg。眼瞼に浮腫を認めない。心肺に異常はない。腹部は平坦で,肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-),糖(-),沈渣に赤血球 10/1視野。血液所見:赤血球 424万,Hb 12.4g/dl,白血球 8200。血清生化学所見:尿素窒素 15mg/dl,クレアチニン 0.6 mg/dl,Na 142mEq/l,K 4.4mEq/g,Cl 104mEq/l。腹部造影CTを別に示す。家族内に同様のCT所見を示す者がいる。 この疾患について正しいのはどれか。 a 常染色体劣性遺伝である。 b 皮膚に結節性病変がみられる。 c 肝に同様の病変がみられる。 d 難聴の合併が多い。 e 予後は良好である。 × a × b ○ c × d × e 正解 c 診断 常染色体優性多発性嚢胞腎 99G36 51歳の男性。透析導入を目的として入院した。血清クレアチニン 12.0mg/dl。腹部単純CTを別に示す。 この患者で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 両親のどちらかがこの疾患をもつ。 b 患者の娘はこの疾患を発症しない。 c 脳動脈瘤を合併する。 d 腎移植の適応がない。 e 腹膜透析が第一選択となる。 ○ a × b ○ c × d × e 正解 ac 診断 常染色体優性多発性嚢胞腎の終末期慢性腎不全