約 1,934,871 件
https://w.atwiki.jp/aidaze/pages/68.html
♪あなた 作曲 作詞
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/192.html
「リベラル」は「自由な」、「リベラリズム」は「自由主義」という意味なのに、何で社会主義の社民党が「護憲リベラル」で、中国や北朝鮮と仲の良い民主党や公明党や、河野洋平や加藤紘一(ともに自民党)が「リベラル勢力」なのだろう?オカシイと思ったことありませんか? このページは一般に「自由主義」と翻訳される「リベラリズム」の真実を探ります。 「自由の理論のこの発展は主として十八世紀に起こった。それはイギリスとフランスの二カ国で始まった。前者は自由を知っていたが、後者は知らなかった。その結果、我々は今日まで自由についての理論において二つの異なった伝統を受け継いでいる。すなわち、一方は経験的で非体系的、他方は思弁的で、合理的である。-前者は自生的に成長してきたが、不完全にしか理解されなかった伝統と制度の解釈を基礎としており、後者はユートピアの建設を目指すものであり、しばしば実験されてきたが、いまだかって成功していない。」 F.A.ハイエク『自由の条件』(1960年) <目次> ■1.このページの目的・構成 ■2.動画:ケインズvs.ハイエク ■3.動画『隷従への道』 ■4.ジョージ・オーウェル『1984年』◆1.「ニュースピークの諸原理」 ■5.なぜ二つの異なった「自由」があるのか?◆1.「自由」を主張する社会主義の矛盾 ■6.本来の意味の「自由主義者」と「リベラル」(=偽装した社会主義者)を区別しよう◆1.著名学者による警告 ■7.リベラリズム(liberalism)の辞書的定義◆1.辞書による説明 ◆2.リベラリズムの段階・種類 ◆3.リベラル左派とリベラル右派 ■8.「自由」を巡る西洋思想の二つの流れ◆1.古代ギリシャの自由◇1.アテネ(開かれた社会)とスパルタ(閉ざされた社会) ◇2.ペリクレス(アテネの指導的な将軍・政治家)の追悼演説にみる「自由」 ◆2.近代西欧における自由◇1.ハイエク『自由の条件』による解説 ◇2.アイザイア・バーリン『自由論』による解説 ◇3.「自由」とは強制のないこと ◆3.価値多元論と価値一元論 ■9.ご意見、情報提供 ■1.このページの目的・構成 当ページでは、 (1) まず、オーストリア出身でイギリスに帰化し、アメリカでも活躍したF.A.ハイエク(Friedrich August von Hayek 1899-1992)の自由主義哲学を紹介し、彼のいう「自由の理論の二つの異なった系譜」、つまり、①イギリス・アメリカなど英語諸国で発展した、自生的秩序論を背景にもつ「古典的自由」(本来の意味での「自由」=消極的自由)と、②フランス・ドイツなど欧州大陸で発展した、設計主義的合理主義に基づく「新しい自由」(ルソーなど集産主義/全体主義者の唱える(社会主義的な)「積極的自由」=リベラリズム)について解説します。(その際に、小説『1984年』で自由が奪われた全体主義社会を描いたG.オーウェルも紹介します) (2) 次に、liberalism という言葉の辞書的定義を示し、その意味内容の変化を具体的に検証して、日本においても顕著な「自由主義」ないし「リベラリズム」という思想用語の混乱を整理・明晰化します。 (3) 最後に、人々をそれぞれ「自由」と「隷従」に導く西欧思想の二つの流れについて解説します。 ※なお、自生的秩序論、設計主義的合理主義は ⇒ 「個人主義」と「集産主義」 を参照 ■2.動画:ケインズvs.ハイエク 下の動画に登場するF.A.ハイエクは、1980年代の英サッチャー 米レーガン両政権の諸政策に理論的基礎を与えた20世紀後半最大の経済学者・法思想家・政治哲学者です。 ケインズvs.ハイエク第2ラウンド 動画でケインズが強調している「トップダウン」は政府が経済の在り方の大部分を設計・計画し管理する「設計主義的合理主義」(⇒全体主義に繋がる)を、またハイエクが強調している「ボトムアップ」は政府の経済的介入が少なく民間が個々に自主的に経済活動に携わる結果生じる 「自生的秩序」(⇒自由主義に繋がる)をそれぞれ含意しています。 動画解説ページ ⇒ ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 ハイエクは、日本ではノーベル経済学賞を受賞した経済学者、という限定した紹介のされ方をする場合が多いのですが、実際には法思想・政治哲学を経済学とリンクさせつつ生涯追求し続けた一代の碩学であり、ナチス・ドイツや旧ソ連・東欧諸国などの全体主義体制、そしてイギリス労働党が主導した社会主義政策に対して激しい闘志を燃やしたことで知られます。 ■3.動画『隷従への道』 ハイエク著『隷従への道』(1944年)は、第二次世界大戦当時イギリスで強まっていた計画経済などの設計主義的合理主義が、ソ連やナチス・ドイツなどの全体主義に至る危険性を訴えた名著です。 第二次世界大戦中の1944年にドイツ軍のミサイル攻撃に曝されるイギリスで執筆・出版され、アメリカで大評判になりました。 しかし社会主義勢力の強かったイギリスでは、この本の出版の反響は芳しくなく、まもなくアトリー労働党政権が誕生し、イギリスはチャーチル率いる保守党の抵抗により自由主義的な政治形態こそ損なわれなかったものの、公共企業の大規模な国営化・社会保障の大幅な拡大(「ゆりかごから墓場まで」)というハイエクの危惧した社会主義への道を辿り、1979年に保守党サッチャー政権が誕生するまで「イギリス病」とよばれる長期の低迷状態に陥ってしまいました。(1976年にはIMFの金融支援を受けるまでに転落) 漫画『隷従への道』要約 ※冷戦終結後は、かっての社会主義者も、上の動画にあるような計画経済の主張は完全に引っ込めましたが、代わりに「福祉」の名の下に課税強化(税率アップ+累進課税の強化)によって実質的に人々の可処分所得を減殺し平均化する、という第二次世界大戦後に自由主義諸国で「反対の多い計画経済の代用品として」広く行われた「福祉国家」政策の強化を依然狙っていることに注意しましょう。⇒ ケインズv.s.ハイエクから考える経済政策 参照 ダイジェスト版「The Road to Serfdom(隷従への道)」の紹介 《抜粋》 著者ハイエクは、オーストリアからイギリスに移り住んだ有名な経済学者です。彼は、昔オーストリアに居たときと同じ思想傾向が、イギリスの地で数十年遅れて影響力を増していることに気づきました。そこで第二次大戦の終わりに近い年(1944年)に、この書により人々に警告を発したのです。今、英国において社会主義者が行なおうとしている政策は、かってドイツとイタリアにおいて行なわれて、ナチスとイタリアの全体主義を生み出した政策とうりふたつです。ドイツとイタリアで全体主義が起こったのは、それ以前の社会主義的な政策への反動として起きたのではありません、その社会主義的政策の当然の結果として起きたのです。それは、人々を中世の農奴の地位に引き戻してしまう政策です。まさに『農奴(serf)への道』なのです。その道を舗装してはいけません。(中略)『第1次5ヶ年計画』というような、国家によって行なわれる計画は、人々の自由を制限せずに遂行することはできません。だから民主主義を本来の姿のままにしておいては計画は成り立ちません。だから、そのような計画は自由と民主主義を抑圧せずに達成することは出来ません。経済の力が中央に集権化されるとき、そこに奴隷制度とほとんど等しい状態が出現してしまうのです。(中略)19世紀において自由主義は大きく成功しました。人々は、その成功が永続的なものであると錯覚し、それ以上の成功を求めるために、力を結集してより大きな成功を求めようとしました。それは、『社会主義』の形態でドイツにおいて先頭を切って行なわれました。ナチズムが起こるはるか前から、ドイツの社会主義者たちは、『ゆりかごから墓場まで』という政策をかかげていました。また、政党組織の中に青年たちを教育する場を設け、党のクラブを作ってスポーツやレクリェーションを組織化し、仲間同志の独特な挨拶をし、細胞と秘密組織という監視体制を作っていました。ナチスは、ただそれを引き継ぐだけでよかったのです。近くで見た者は、そのことをよく知っています。しかし、遠く離れた民主主義国においては、いまだに多くの人々が社会主義と自由は結合できると信じているのです。かってドイツにおいて国家社会主義を作り出したものは、著述家たちの「保守的な社会主義」というスローガンでした。いま、そのスローガンがイギリスの地を支配しています。社会主義は、早い段階から多くの思索家によって自由に対する最も重大な脅威と考えられていました。社会主義はフランス革命における自由主義に対する反動として始まったのです。それにも関わらず社会主義寄りの人々は、いまだに社会主義と個人の自由とが結合できると信じています。(中略)それは社会主義者たちが『新しい自由』という言葉によって自由を再定義したことによっています。そこでは、富者と貧者との差を埋める社会を目指すことが『自由』であるとされていました。しかし、本来の自由と、新しい自由との間に違いがあるかどうかに注意を払った人は少なく、この二つが結びつくかどうかを問題とした人は、ほとんどわずかでした。このようにして、社会主義へ向かう道が『自由への道』とされていました。しかし、ドイツ・イタリア・ロシアが、たどった道筋は、過去の思索家の『社会主義は自由の重大な脅威である』とする見方が正しかったことを証明しています。自由への道として約束されていた道は、実は『奴隷へのハイウェイ』だったのです。なぜなら社会主義者が考えるような社会は、中央に権力を集中せずに実現することは出来ないからです。たとえ、その権力が民主的な手続きによって集中されようとも、その権力を握った人は独裁的な権力を握ってしまうのです。彼は独裁者以外の何者でもありません。個人の自由は、社会全体が永久に従属させられることとなるような、一つの目的を目指す覇権とは調和できないのです。はっきりとした終点を持つ政策に向かって権力を集中するなら、それも分かるのですが、『平等』という目的は、個人の自由を永久に社会に従属させることとなってしまうのです。この2・3世代の人々によってかかげられた『民主的な社会主義』という『万人の理想郷』は、言うまでもなく、成就できません。 ※関連ページ: 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き ■4.ジョージ・オーウェル『1984年』 ジョージ・オーウェル著『1984年』は、ハイエク『隷従への道』から5年後、アトリー労働党政権下で産業の国有化が進む1949年のイギリスで出版された未来小説です。 当時東欧諸国ではソ連の独裁者スターリンに指導された革命政権が次々と共産主義政策を実行し、中国では毛沢東率いる共産党が蒋介石の国民党との内戦に勝利を収めて中華人民共和国を樹立する直前でした。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7026098 【映画】ジョージ・オーウェル『1984年』 コメントを消す場合は、右端のマークをクリック 青年期に左翼・社会主義思想に強く共鳴したオーウェルは、第二次世界大戦の少し前に勃発したスペイン内戦(1936-39)で、スペイン人民解放戦線に義勇軍として参戦しました。 スペイン内戦とは、ソ連やフランスの人民戦線政権(左翼連合政権)の支援を受けて発足したスペイン人民戦線政権に対して、モロッコ駐留スペイン軍を掌握するフランコ将軍がドイツ・イタリアの支援を受けて叛旗を翻したもので、左翼(ソ連)vs.右翼(ドイツ・イタリア)の国際的な対立を内包した地域戦争です。 フランコ将軍を支援するドイツ空軍がスペインのゲルニカを空襲したことはピカソの絵でよく知られていますが、ソ連も多数の義勇軍をスペインに派遣しており、オーウェルは戦場でソ連の将兵達と共に戦いまた生活したのですが、その時彼は、ソ連の将兵の言動が非常に奇妙であることに気付きました。 彼らは、「自由」という言葉を「隷従」の意味で、また「平和」という言葉を「戦争」という意味で使用していたのです。 こうして、オーウェルの頭に、有名な「ニュースピーク(既存の意味を置換された新言語)」という概念が生まれました。 この概念は、『1984年』の中で、次のように説明されています。 ◆1.「ニュースピークの諸原理」 『ニュースピークの諸原理』ニュースピークはオセアニアの公用語であり、元来、イングソック(Ingsoc)、つまりイギリスの社会主義(English Socialism)の奉じるイデオロギー上の要請に応えるために考案されたものであった。1984年の段階では、話し言葉にせよ書き言葉にせよ、コミュニケーションの手段としてニュースピークだけを使う者は、まだ一人としていなかった。・・・(中略)・・・ニュースピークは2050年頃までにはオールドスピーク(即ち我々の言う標準英語)に最終的に取って代わっているだろうと考えられた。・・・(中略)・・・ニュースピークの目的はイングソックの信奉者に特有の世界観や心的慣習を表現するための媒体を提供するばかりではなく、イングソック以外の思考様式を不可能にすることでもあった。ひとたびニュースピークが採用され、オールドスピークが忘れ去られてしまえば、そのときこそ、異端の思考-イングソックの諸原理から外れる思考のことである-を、少なくとも思考が言葉に依存している限り、文字通り思考不能にできるはずだ、という思惑が働いていたのである。・・・(中略)・・・「自由な/免れた」を意味するfreeという語はニュースピークにもまだ存在していた。しかしそれは「この犬はシラミから自由である/シラミから免れている」とか「その畑は雑草から自由である/雑草を免れている」といった言い方においてのみ使うことができるのである。「政治的に自由な」あるいは「知的に自由な」という古い意味で使うことはできなかった。なぜなら、政治的及び知的自由は、概念としてすらもはや存在せず、それゆえ必然的に名称が無くなったのだ。・・・(中略)・・・ニュースピークは思考の範囲を拡大するのではなく縮小するために考案されたのであり、語の選択範囲を最小限まで切り詰めることは、この目的の達成を間接的に促進するものだった。・・・(中略)・・・イングソックに有害な思想は言葉を伴わない曖昧な形で心に抱くしかなくて、また、それを名指そうとすれば、様々な邪説全部を一括りにし、それらを明確に定義づけないまま断罪だけする実に雑駁な用語を使うより他ないのだった。・・・(中略)・・・1984年段階では、オールドスピークがまだコミュニケーションの通常の媒体だったため、人がニュースピークを使うときにその元々の意味を思い出すかも知れないという危険が理論上存在した。・・・(中略)・・・しかし二、三世代も経てば、そのようなふとした過失を犯す可能性すら消失してしまうはずであった。・・・(中略)・・・ひとたびニュースピークがオールドスピークに取って代わられると、過去との最後の絆も断たれることになったはずである。歴史は既に書き直されたが、検閲の目をくぐって過去の文献の断片がここかしこに生き残っており、オールドスピークの知識を保持している限り、それらを読むことは可能だった。しかし将来においては、こうした断片がたとえたまたま生き残ったとしても、判読不能で翻訳不能なものになっているだろう。・・・(中略)・・・これが現実に意味するところは、およそ1960年(※注:『1984年』の革命の年)より前に書かれた書物は全体を翻訳することが出来ないということである。 イギリスに戻ったオーウェルは、第二次世界大戦を経験したあと、社会主義・共産主義体制のもたらす非人間的な国家と社会の様相を描く二大小説『動物農場』『1984年』を執筆しました。 ここで注意すべきは、オーウェルが、単に共産党支配下にあるソ連や東欧諸国を風刺しているのではなく、特に後に執筆された『1984年』において、共産主義・社会主義の邪悪さを示す見違えようのない膨大な証拠を前にしてもなお、現実無視の社会主義路線に固執する英アトリー労働党政権、その支持母体である労組、ハロルド・ラスキ教授などの社会主義の理論的指導者、を激烈に批判している事です(Ingsoc=English Socialism:イギリス社会主義を「オセアニア」の指導理念をして描いている)。まさに当時のイギリスは、『隷従への道』を自ら辿っていたのです。 ■5.なぜ二つの異なった「自由」があるのか? ジョージ・オーウェルは『1984年』で「自由」の意味が「政治的及び知的自由」を含まないように限定されてしまった未来社会を描いています。 一方、ハイエクは『隷従への道』で「自由」という言葉の意味が本来の意味からかけ離れていった過程を次のように記しています。 ◆1.「自由」を主張する社会主義の矛盾 このような社会主義の主張がもっともらしく聞えるようにするために、「自由」という言葉の意味を社会主義者たちが極めて巧みに変更させてしまった事実は、重要極まりない問題であって、我々はこの点を精査しなければならない。かって政治的自由を主張した偉大な先人達にとっては、自由という言葉は圧政からの自由、つまりどんな恣意的な圧力からもあらゆる個人が自由でなければならないことを意味していたのであり、従属を強いられている権力者たちの命令に従うことしか許されない束縛から、すべての個人を解き放つことを意味していた。ところが、社会主義が主張するようになった「新しい自由」は(客観的)必然性という言葉で表現されるような、とても逃れえないと思われてきた全ての障害から人々を自由にし、全ての人間の選択の範囲をどんな例外も無く制限してきた環境的な諸条件による制約からも、人々を解放することを約束するものであった。つまり、人々が真に自由になるためには、それに先立って「物質的欠乏という圧制」が転覆されなければならず、「経済システムがもたらす制約」が大幅に撤去されねばならない、とこの「新しい自由」は主張した。(中略)つまりは、「新しい自由」への要求とは、富の平等な分配という古くからある要求の、ひとつの言い換えに過ぎなかった。ところが、その主張を「新しい自由」と命名することによって、社会主義者たちは、自由主義者が使用する「自由」という言葉を自分達の言葉として手に入れ、これを最大限に自分たちの目的のために利用してきた。この言葉は二つのグループ間で全く異なった意味で使われているというのに、この決定的な違いに気付く人々はほとんどいなかったし、ましてこの二つの異なる自由を理論的に本当に結びつけることが出来るかを、真剣に考えようとした人も皆無に近かった。(中略)彼らが「自由への道」だと約束したことが、実は「隷属への大いなる道」でしかなかったと実証された時の悲劇は、より深刻なものとなるのを避けられない。 ■6.本来の意味の「自由主義者」と「リベラル」(=偽装した社会主義者)を区別しよう 日本でも、“護憲リベラル”の社民党や、菅直人首相・仙石官房長官を初めとする民主党の大部分の議員や、加藤紘一ら自民党内の左翼など、本来の自由主義から程遠い“社会主義者“が、ずうずうしくも「リベラル(本来の意味は“自由主義”)」と名乗っています。 ⇒「自由主義(=本来の自由主義)」と「リベラル(=偽装した社会主義)」を確り区別しましょう。 ◆1.著名学者による警告 ◇F.A.ハイエク(オーストリア出身・イギリスに帰化したノーベル賞受賞経済学者・政治思想家)『致命的な思い上がり』(1988年) 例えば「リベラリズム」という言葉を流用することにおいて、アメリカの社会主義者は意図的な詐欺を行ったのである。・・・同じことは欧州の中道政党にもますます当てはまりつつある。・・・すでに1911年には、L.T.ホブハウスは『リベラリズム』というタイトルで正しくは『社会主義』と呼ばれたであろう書物を出版していたし、ほどなく『社会主義の諸要素』と題する著書も出されている。この特別な変化は重要であるが、おそらく今では修復不可能である。 ◇R.マルガン(イギリスの政治学者)『自由論の系譜』(共著)(1984年)の一章より 近代政治思想においては、「自由」は感情に強く訴える情緒的な言葉になってしまっているので、自分の政敵にそれを引き渡すのは危険この上ない事とされる。つまり、イデオロギー論争においては、自由それ自体を批判する代わりに、自分の対立者の自由概念を批判し、それとは別の「本当の」あるいは「真の」自由観を主張する事が常套手段となっている。 ◇P.ドラッカー(オーストリア出身・アメリカに帰化した経営学者)『経済人の終わり』(1939年) 自由が少ししか存在していなければいないほど「新しい自由」に関する話がますます多くなる。しかし、この新しい自由とは、自由という言葉によって欧州がこれまで理解してきた全ての事に対するまさに反対の事を意味している言葉でしかない。…欧州において唱えられている新しい自由とは、個人に対する多数派の権利のことなのだ。 ※「(本来の)自由主義」と「リベラリズム」の区別がついた所で、今度は liberalism という単語の辞書的定義から、その意味内容の変遷を具体的に検証します。 ■7.リベラリズム(liberalism)の辞書的定義 政治に興味を持ち始めた人が、しばらくして戸惑うのは「リベラル」という言葉の持つ意味内容であろう。 「リベラル」(liberal) の日本語訳は「自由な」であり、「リベラリズム」(liberalism) は「自由主義」である。そして自由民主党の英語名称は Liberal-Democratic Party(LDP)である。 ところが自民党は「リベラル政党」ではなく「保守政党」と言われ、liberalの文字の入っていない民主党(Democratic Party(DP))が「リベラル左翼政党」とされている。そして自由主義の反対理念であるはずの社会主義を推進する社会民主党(Social-Democratic Party(SDP))が「護憲リベラル政党」と自称している始末である。 でも、そうかと言うと構造改革を推進した小泉政権の路線は、なぜか「ネオ・リベ(新自由主義 neo-liberalism)」と呼ばれていたりする。 一体、「リベラル(liberal)」「リベラリズム(liberalism)」って何なのだろうか? ◆1.辞書による説明 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(liberalismの項)より全文翻訳 政治的および経済的ドクトリン(理論・信条)であり、①個人の権利・自由、②政府権力の制限の必要性、を強調するもの。 1 リベラリズムは、16世紀欧州の戦争(30年戦争)の恐怖に対する防御的リアクションとして発生した。その基本理念は、トーマス・ホッブズとジョン・ロックの著作の中で公式な表現を付与された。この両者は、至上権は究極的には被統治者の同意によって正当化され、神権ではなく仮想的な社会契約によって付与されると唱えた。経済分野では、19世紀のリベラル(自由主義者)達は、社会での経済生活に対する政府介入の撤廃を強く要求した。アダム・スミスに従って彼らは自由市場に基礎を置く経済システムは、部分的に政府にコントロールされた経済システムよりも、より効率的であり、より大きな繁栄をもたらすと論じた。 2 欧州と北米の産業革命によって発生した富の巨大な不平等その他の社会的問題への反動として、19世紀末から20世紀初めにかけてのリベラル(自由主義者)達は、市場への限定的な政府介入と、無料の公共教育や健康保険などの政府拠出による社会的サービスの創出を唱えた。アメリカ合衆国では、F.D.ルーズベルト大統領により企画されたニュー・ディール(新規まき直し)計画により、近代ないし進歩的リベラリズム(modern liberalism)は、①政府の活動領域の広範な拡張、そして、②ビジネス活動の規制の増大、として特徴づけられた。第二次世界大戦後、社会福祉の一層の拡張が、イギリス・スカンジナビア諸国・アメリカ合衆国で起こった。 3 1970年代の経済的不振(スタグネーション:不況とインフレの同時進行)は殊にイギリスとアメリカ合衆国において、自由市場を選好する古典的な自由主義の立場(classical liberal position)の再興を導いた。 4 現代リベラリズム(contemporary liberalism)は、①不平等の緩和、②個人の権利の拡張、を含む社会改革に依然関心を寄せ続けている。 (2) オックスフォード英語事典(liberalの項)より抜粋翻訳(※liberalismは派生語扱い) (政治的文脈で)個人的自由、自由交易、漸進的な政治的・社会的改革を選好する(形容詞)。 語源(ラテン語) liber(=free (man):自由(人))。原初的語感は「自由人として適格な(suitable for a free man)」 ⇒つまり「自由人=奴隷でないこと」 (3) コウビルド英語事典(liberalismの項)より全文翻訳 1 ・リベラリズム(liberalism)とは、革命ではなく、法改正によって社会的進歩を漸進的に行う、とする信条である。 2 ・リベラリズム(liberalism)とは、人々は多くの政治的そして個人的な自由を持つべきである、とする信条である。 ◆2.リベラリズムの段階・種類 以上の辞典による説明は、かなり内容が不明瞭であるが、まとめると「リベラリズム」という言葉は、次の4つの段階あるいは種類・区分をもってその意味内容を拡張ないし変化させてきた、ということになる。 リベラリズムの段階・種類・区分 時期 意味内容 1 古典的リベラリズム(classical liberalism) 16世紀~19世紀 ①個人の権利・自由の確保、②政府権力の制限、③自由市場を選好…消極国家(夜警国家) 2 ニュー・リベラリズム(new liberalism) 19世紀末~20世紀 経済的不平等・社会問題を緩和するため市場への政府介入を容認→次第に積極的介入へ(積極国家・福祉国家・管理された資本主義)社会主義に接近しているので社会自由主義(social liberalism)と呼ばれ、自由社会主義(liberal socialism)とも呼ばれた。 3 再興リベラリズム(neo-liberalism) 1970年代~ スタグフレーション解決のため自由市場を再度選好。 2 を個人主義から集産主義への妥協と批判し、個人の自由を取り戻すことを重視 4 現代リベラリズム(contemorary liberalism) 現代 ①不平等の緩和、②個人の権利の拡張、を含む社会改革を志向1970年代以降にJ.ロールズ『正義論』を中心にアメリカで始まったリベラリズムの基礎的原理の定式化を目指す思想潮流で、①ロールズ的な平等主義的・契約論的正義論を「(狭義の)リベラリズム」と呼び、②それに対抗したR.ノージックなど個人の自由の至上性を説く流れを「リバタリアニズム(自由至上主義)」(但し契約論的な構成をとる所はロールズと共通)、③また個人ではなく共同体の価値の重要性を説くM.サンデルらの流れを「コミュニタリアニズム(共同体主義)」という。 補足説明 2 ニュー・リベラリズム(new liberalism)と 4 再興リベラリズム(neo-liberalism)は共に「新自由主義」と訳されるので注意。もともと 1 古典的リベラリズムに対して修正を加えた新しいリベラリズム、という意味で、 2 ニュー・リベラリズム(訳すと「新自由主義」)が生まれたのだが、世界恐慌から第二次世界大戦の前後の時期に、経済政策においてケインズ主義が西側各国に大々的に採用された結果、 1 に代わって 2 がリベラリズムの代表的内容と見なされるようになり、 2 からnewの頭文字が落ちて、単に「リベラリズム」というと 2 ニュー・リベラリズムを指すようになった。ところが、1970年代に入るとインフレが昂進してケインズ主義に基づく経済政策が不況脱出の方途として効かなくなってしまい、市場の自律調整機能を重視する 1 の理念の復興を唱える 3 ネオ(=再興)・リベラリズムに基づく政策が1980年前後からイギリス・アメリカで採用されるようになった。そのため今度は、 3 を「新自由主義」と訳すようになった。 つまり 自由民主党が、 「liberal democratic party」だという意味の「リベラル」とは 1 古典的リベラリズムないし 3 再興リベラリズム(現在使われている意味での「新自由主義」)に近く、一方、 民主党が、 「リベラル左翼政党」と言われる場合は、 2 ニュー・リベラリズムないし 4 現代リベラリズムの意味に近いことが分かります。なお、 社会民主党や民主党の旧社会党・旧社民連グループ(菅直人など)が 「護憲リベラル」などと自称していますが、 現実には彼らは「社会主義者」であり、東欧自由化・ソ連解体以降に「社会主義」という言葉にマイナス・イメージが定着したために、 2 ・ 4 の意味合いで「リベラル」を詐称しているに過ぎません。注意しましょう。 ◆3.リベラル左派とリベラル右派 ※下の政治的スタンス分析では、以下の対応関係となっている。 2 ニュー・リベラリズム 及び 4 現代リベラリズム(の中のロールズ派) を 「リベラル左派」(左翼の一つ) 4 再興(=ネオ)・リベラリズム を 「リベラル右派」(真正リベラル) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (with) ■8.「自由」を巡る西洋思想の二つの流れ 一般に、①イギリス経験論と②大陸合理論の対立(解説ページ)とやや誤って呼ばれますが、西欧思想には「自由」の概念を巡って、①主にイギリス・アメリカなど英語圏で発展した価値多元主義的な(=開かれた自由な社会の)思想と、②主にドイツ・フランスなど欧州大陸で発展した価値一元主義的な(=閉ざされた全体主義的社会の)思想の、長い対立があります。 ◆1.古代ギリシャの自由 古代ギリシャ、とりわけアテネの人々が、欧州の歴史で初めて、(2)閉ざされた全体主義的社会から、(1)開かれた自由な社会への扉を開いたとされます。 この、(1)開かれた自由な社会、と、(2)閉ざされた全体主義的社会 の対立を、古代ギリシャの2大ポリスである (1)アテネ、と(2)スパルタ にそれぞれ代表させて対比します。 ◇1.アテネ(開かれた社会)とスパルタ(閉ざされた社会) 都市国家 アテネ スパルタ 要約 開かれた社会(自由主義) 閉ざされた社会(全体主義) 個人主義(indivisualism:個人は固有で不可侵の自由な領域を持つ) 集産(集団)主義(collectivism:個人は全体に奉仕することが生の目的である) 社会 流動的社会 固定的階級社会(カースト的) 国家の性格 海上交易帝国・文化大国 自給自足社会・軍事立国 ペロポネソス戦争で民主制をとる諸都市のリーダーとなる ペロポネソス戦争で寡頭制をとる諸都市のリーダーとなる 思想哲学 批判的方法論の発見→哲学の発展 身分固定的な法制により思想の自由なし 代表者 ソクラテス(哲学者)、ペリクレス(軍人・政治家) レオニダス(軍人)、後にプラトン(アテネ貴族階級出身)がスパルタに憧憬 近代における評価 主にイギリスの自由主義者の理想となる デカルト、ルソー、ヘーゲルらの理想となる ◇2.ペリクレス(アテネの指導的な将軍・政治家)の追悼演説にみる「自由」 トゥキディディス『戦史』に描かれたペロポネソス戦争で戦死した兵士に対するペリクレスの追悼演説は、以降長きに渡って、「自由」と「デモクラシー」の精神の最も典型的な表明として、西欧知識人に親しまれ、彼らの精神を涵養し鼓舞してきたものです。 ここには、「自由主義(liberalism)」の意味内容が、18世紀後半から以降にルソーなど集産主義者やそれに続く社会主義者らによって汚染され、思想の雑居状態となって無意味化されてしまう前の「自由」(そして衆愚化してしまう前の「デモクラシー」)の真髄があります。 「我々の政治制度は他で実施されている諸制度と争うものではない。我々は隣国の模倣はせず、むしろ模範であろうとしている。我々の行政は少数者をではなく多数者を大事にする。このために民主制と呼ばれるのである。法律は私的な争いにおいては全ての人を同様に公平に扱うが、我々は卓越性の主張を無視するものではない。ある市民が抜きん出ているならば、彼は他の者に優先して国家に奉仕するよう求められることになるが、これは特権のゆえにではなく長所への報酬としてであり、貧しさが妨げとはならない。…我々が享受する自由は日常生活にまで及ぶ。我々は互いに猜疑心を持つことなく、隣人が自分独自の道を選んだとしてもがみがみ小言を言うことはない。…だが、この自由は我々を無法にするものではない。我々は為政者と法律とを尊敬し、また害を受けた者を保護しなければならないことを忘れないように教えられている。また我々は、何が正義であるかについての普遍的な感情にのみその強制力の根拠を持つ不文律を守るようにも教えられている。」 「我々の都市は世界に対して開かれており、我々は決して外国人を追放することはない。…我々は全く自分が望むままに生きる自由を持っているが、しかも常にどんな危険にも立ち向かう覚悟を持っている。…我々は美を愛するが幻想に耽ることはなく、知性を改善しようと努めはするが、このことは意志を弱くするものではない。…自分の貧乏を認めることは我々にとって恥ではないが、それを避けるよう努力しないことは恥だと考える。アテネの市民は自分の私事に精を出すときも公事を無視しない。…我々は国家に何ら関心を持たない人を無害と見なすのではなく無用と見なす。また、政策を立案するのは少数の者のみであるが、それを判断することは我々全てが出来るのである。我々は討論を政策実施の障害となる邪魔者とは見なさず、賢明に行動するための不可欠の準備と見なす。…我々は幸福は自由の果実であり、自由は勇気の果実であると信じ、戦争の危険をも辞さない。…要約すると、私はアテネがギリシャの学校であり、アテネの諸個人は成長するにつれて幸福な多才と非常時への覚悟と独立独行の精神を発展させるのだと主張する。」 ◆2.近代西欧における自由 ◇1.ハイエク『自由の条件』による解説 ハイエクは、①アネテと②スパルタに起源を持ち、近代において①イギリスと②フランスにおいて各々発展した「自由」の系譜について、著書『自由の条件』(1960年)の中で以下のように対比しています。(当ページ一番上の文句参照) 自由のイギリス的伝統 自由のフランス的伝統 経験的、非体系的(イギリス経験論⇒批判的合理主義) 思弁的、合理主義的(大陸合理論⇒設計主義的合理主義) 自生的に成長してきたが不完全にしか理解されなかった伝統と制度の解釈を基礎としている ユートピアの建設を目指すものであり、しばしば実験されてきたが、未だかって成功していない。それにも拘らず次第に影響力を増してきた。 正確さと明晰さの足りないイギリス的自由の伝統は衰退してきている。 人間の理性の無限の力について自惚れた想定に立つフランス的伝統の合理的で、もっともらしい、そして外見上論理の通る議論。 一方は自発性と強制のないことに自由の本質を見出し 他方は、ある絶対的な集合的目的の追求と達成においてのみ自由が実現されると信じている。 一方は有機的で緩慢な半意識的な成長を支持し 他方は教条的な目的意識性に味方する。 一方は試行錯誤の手続きを支持し 他方はもっぱら唯一妥当な型の強制を支持する。 アテネ的、ソクラテス的 スパルタ的、プラトン的 バーリンの消極的自由「~からの自由」に相当 バーリンの積極的自由「~への自由」に相当 「二つの伝統が最終的に混同されたのは、それらが19世紀の自由主義運動に融合したときであった。」(ハイエク) ◇2.アイザイア・バーリン『自由論』による解説 バルト3国の一つラトビア出身で、故国がソ連に占領された時にイギリスに帰化した政治思想学者I.バーリンは著書『自由論』(1969年)で、この二つの自由を①消極的自由と②積極的自由と呼んで対比し、①消極的自由だけが本当の意味での「自由」であることを説得力ある筆致で描いています。 消極的自由(negative freedom) 積極的自由(positive freedom) 要約 強制のないこと 自律(自己決定)…「自由」とは実は別概念 定義 主体が他者から干渉を受けずに放任されている、という意味の自由「~からの自由(freedom from …)」 単に強制・拘束を受けない、というだけでなく、主体が自己を能動的に律する(自律)という意味での自由「~への自由(freedom to …) 代表者 イギリスの自由主義者 ルソー(「自由への強制」)、カント 価値多元論 価値一元論 こちらが真正の「自由」である 全体主義へ至る危険性が高い誤った「自由」観である ◇3.「自由」とは強制のないこと 「自由の基本的な意味は、鎖からの、投獄からの、他人への隷属からの自由であり、これ以外の意味は、この意味からの拡張か、さもなければ比喩である。」 「自由になろうと努めるとは、妨害を取り除こうとすることであり、個人の自由のために戦うとは、その人の目的ならぬ他人の目的のために、他人に干渉され搾取され隷属させられるのを抑制しようとすることである。」(ともにI.バーリン) ◆3.価値多元論と価値一元論 ① 本来の意味の自由主義 は 価値多元論(value-pluralism) ⇒ 人々を「自由」へ導く思想本来の個人主義(individualism)、歴史・伝統重視の思想 であり ② リベラリズム(左翼によって意味を歪曲された「自由」) は 価値一元論(value-monism) ⇒ 人々を「隷従」へ導く思想アトム的な個人主義とその結末たる集産主義、理性を万能視する思想に連なります。 以下に、人々を「自由」と「隷従」にそれぞれ導く西欧思想の二つの流れを図示します。 ※批判的合理主義・設計主義的合理主義、イギリス経験論・大陸合理論は、 ⇒ 国家解体思想の正体 参照 ※矢印(→・↓など)は影響関係 価値多元論(批判的合理主義) 価値一元論(設計主義的合理主義) 古代~中世 無知の自覚・ソクラテス 中世ゲルマン法の伝統・マグナ-カルタ キリスト教的自然法論 理想国家論・プラトン ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 16~17世紀 モラリストの懐疑論・パスカル コモン・ロー司法官/法律家・コーク 近代自然法論・グロチウス → 社会契約論1(君主主権)・ホッブズ ← 理性主義(一元論、決定論を含む)・デカルト・スピノザ ・モンテーニュ ・ブラックストーン ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ・マンデヴィル ・ペイリー → 社会契約論2(国民主権)・ロック ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ・ヘイル ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 18世紀 スコットランド啓蒙派・ヒューム・A.スミス ↓ ↓ 社会契約論3(人民主権)・ルソー フランス啓蒙派・ヴォルテール・百科全書派 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ フランス革命以降 近代保守主義・バーク ↓ フェデラリスト・ハミルトン ↓ 功利主義・ベンサム ドイツ観念論・カント 空想的社会主義 無政府主義 ↓ ・マジソン ↓ ・J.S.ミル ・フィヒテ ・サン-シモン ・バクーニン 19世紀 歴史法学派 ↓ ↓ ・スペンサー ・ヘーゲル ・フーリエ ・プルードン ・トックヴィル ・サヴィニー アメリカ的保守主義 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ・メイン ・マーシャル ↓ 人定法主義 フェビアン社会主義 新ヘーゲル主義(プラトン的理想主義) ヘーゲル右派(民族重視) ヘーゲル左派(唯物論重視) ↓ ↓ ・ケント ↓ ・オースチン ・S.ウエッブ ・グリーン ↓ ↓ ↓ ↓ ・ショウ マルクス主義・マルクス ・エンゲルス ・第一インター ・アクトン ↓ ・ケルゼン ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 20世紀 ↓ ・シュミット リベラル社会主義(ニュー・リベラリズム)・ホブハウス ↓ ナチズム・ヒトラー・ローゼンベルク マルクス-レーニン主義・レーニン 西欧マルクス主義・グラムシ 修正社会主義(社会民主主義)・ベルンシュタイン ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ・ケインズ ↓ ・第三インター ・ルカーチ ・第二インター 第二次大戦以降 現代保守主義・オークショット 再興自由主義・ハイエク・ポパー → リバタリアニズム(自由至上主義)・ノジック ・ベヴァリッジ → 平等論的リベラリズム・ロールズ・ドォーキン コミュニタリアニズム(共同体主義)・サンデル・ウオルツァー ・コミンフォルム ・フランクフルト学派 ・コミスコ 価値多元論(value-pluralism)⇒人々を「自由」に導く思想 価値一元論(value-monism)⇒人々を「隷従」に導く思想 個人主義(individualism) 集産主義(collectivism:集団主義) 歴史・伝統重視の思想 集産主義ではないが理性による究極的価値への到達を説く思想 ※個人主義(individualism)がなぜ歴史・伝統重視の思想につながるのかの説明は 「個人主義」と「集産主義」 参照 ※価値多元論(I.バーリンの用語)は、批判的合理主義(critical rationalism:K.R.ポパーの用語)に重なる。 ※価値一元論(I.バーリンの用語)は、設計主義的合理主義(constructivist rationalism:F.A.ハイエクの用語)に重なる。 ■9.ご意見、情報提供 名前 コメント ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/1184.html
ビーストバインドトリニティ「あなたの悪夢」 キャラ想定・・・初期制作、4~5人 【概要】 最近アチラコチラで聞かれる変死事件。 PC達はその捜査をする最中に、時代に取り残されたドミニオンに連れて行かれます。 場所は「現代」ではなく「フランス革命」。 PC達は社会不安の血みどろの中、魔獣化のパワーを活かして、この壊れたドミニオンの支配者、 嘗てパスティーユ牢獄に捕らえられていた二人の狂人を撃破する必要があります。 【解説】 ドミニオンは時間すら超越するという設定を使った過去の事件を再現するという内容です。 二人の狂人は牢獄から連れだされた後奈落落ちし、現代までアチラコチラで異界を創りだしては 「嘗ての時代の真実」を見せつけてきます。その不安から本来よりも人間性が削れていくのです。 道中ではフランス革命の史実の人物を登場させるといいでしょう。 GMの歴史力が問われます。事前の準備の大切さをよく学びましょう。 クライマックスは狂人二人の他に伯爵を追加すると戦闘が熱くなります。 リソース次第でキャラロストが見えるゲームだと戦闘が長引くだけでPLは恐怖します。 狂人らしいRPをうまく行って、PCを適度に苛々させましょう。 【キーワード】 サイレントヒル→ドミニオン フランス→連れて行かれた異界 cat→a queer catを変な男というそうで、そこから狂人。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/358.html
第27話 あなたの中のわたし カーテンの隙間からベッドの上に揺らめく歪な縞模様。随分月が明るいようだ。 美希はそっとカーテンを捲る。浮かんでいるのはまろやかなカーブを描く三日月。 薄く鋭い刃物の様な姿なのに、驚くほど豊かな光を湛えている。 三日月がこんなにも明るく光る所を美希は知らなかった。 「綺麗ね…」 下から聞こえる静かな声。 「…ゴメン、起こしちゃった?」 せつなが眠っていない事は分かっていた。 多分、彼女は自分が起きている限り眠れない。 美希を信用していない訳ではなく、彼女の意識がそれを許さないのだろう。 祈里に気を許し過ぎた結果がもたらした、取り返しのつかない過失。 勿論、それはせつなの所為ではなく、責められるような過失でもない。 しかし、ほんの少し前のせつななら。 イースなら絶対に犯さなかった過ちだろう。 他人に出された物を警戒もせずに口にし、その結果意識を失うなど。 恐らく、せつなはこれから先に二度と他人よりも先に眠りにつく事はしないのではないだろうか。 ただ一人、ラブの側を除いては。 「美希、眠れないの?」 少し心配そうに見つめられ、美希は大丈夫、と言うように首を振る。 心は波立っているが、せつなの所為ではない。 自分の心の在りかを探しあぐね、どこに気持ちを持って行っていいか掴みかねている。 今日は随分色々な自分の気持ちと向き合ったつもりだったが、どうやらまだ足りないみたいだ。 「せつなは綺麗ね……」 心に浮かんだ言葉をそのまま口に出す。 唐突だとか、脈絡が無いとかは考えない。考えたって仕方ない。 初めてせつなと二人きりになった時の事を思い、美希はくすぐったくなる。 盛り上がる話題を見つけようと必死になる美希。会話を繋げる、と言う意識すらないせつな。 一人で気を回して、一人で気疲れして。 でも、そのお陰で教えてもらった。 話す事がなければ無理に話さなくてもいい事。 会話なんて無くても心地好く過ごせる相手もいる事。 恐いって言ってもいい。守ってもらってもいい。 みっともなくたって笑われたりしないって事。 お姉さんでいなくても大丈夫なんだと思えた事。 浮かんでは消える飛沫のような思いを、思い付くままに舌に乗せる。 幼馴染みの二人なら、自分の言葉にどんな反応を返すかはいつも大体予想が付く。 付き合いの浅い友人には、初めから相手が反応に困るような言葉は使わない。 せつなには、そのどちらとも違う。どんな言葉や態度が返って来るのか予想が付かない。 それが少し不安で、とても楽しみで。 そしてそんな事が出来るのは、せつながとても正直だから。 自分の欲しい答えでなくても、せつなからもらう答えには、 何かしらの真実が含まれていると思うから。 親友の顔を見つめながら美希は改めて嘆息する。 どうしてこの子が異様な目立ち方もせず、学校の人気者程度のポジションにいられるのか。 どうすれば、あんなに周囲に溶け込めるのか。 これ程美しく生まれつき、立ち居振舞いにも隙がない。 他を圧倒する美貌と頭脳、存在感を持っているはずなのに、同時にそれらを覆い隠すベールをも併せ持っている。 自分には、とても出来なかったのに。 人より少しばかり美しく生まれついただけの普通の人間の美希でさえ、 いつもジロジロ見られ、遠巻きにヒソヒソと噂され、時には異物として排除されそうになった。 美希がどんなに普通に振る舞おうとも、周りはいつもどこかに壁を作っていた。 モデルになると言う夢を持ち、尚且つ、いつも変わらぬ笑顔で側にいてくれた ラブと祈里と言う幼馴染みがいなければ、美希はどれほど孤立していたか。 美希が普通の子供として、楽しい思い出に包まれていられたのは、ラブと祈里と言う稀有の親友、 そしてこの町の飾らない気風のおかげだったのだろう。 改めてせつなを見る。 月明かりの中に浮かぶせつなは本当に綺麗だと美希は思った。 イースが鋭いナイフの様な三日月なら、今のせつなは柔らかな 光を湛えた満月だろうか。 「本当に、綺麗よ。せつなくらい綺麗な子、滅多にいないんだから」 「…知ってるわ」 軽く驚いたような顔をした後、苦笑いを浮かべて答えるせつな。 美希は少し目を見開き、そしてなるほど、と思い直す。 せつなは自分が容姿に恵まれている事を自覚していない訳ではない。 興味が無いだけだ。 以前なら見た目の美しさを餌に相手を油断させ、罠にかける。 そんな風に策謀の手段にする事はあったかも知れない。 しかし今はそんな必要は無くなった。 この世界を容姿を武器に渡って行くつもりなどない。 出る杭は打たれ、平均から外れた物は良くも悪くも排除されかねない。 そんな世界ではずば抜けた美貌は却って邪魔なくらいなのかも知れなかった。 何もしなくても華やかな顔立ちや、均整の取れた肢体は隠し様がない。 だからこそ、少し野暮ったいくらいの服装。大人しやかな仕草。控え目な言動。 可愛いんだからもっとお洒落すればいいのに、そう思われるくらいが丁度いい。 埋もれ過ぎず、目立ち過ぎず。それくらいが一番生きやすい。 分かっていても、自分の武器を敢えて隠しながらそんな事が出来る人間なんて 滅多にいないだろうけど。 「美希も綺麗よ。とても」 美希の隣で月光を浴びながら囁く声。 少しからかい気味に言われても、美しい同性から受ける賛辞は時に 異性からの言葉よりもずっと価値がある。 「それはどうも」 「あら、真剣に言ってるのに」 「分かってるわよ。そりゃ、アタシは努力してますから」 そう。努力してる。 美希にとって容姿を磨く事は生きていく為の手段であり、目的だ。 これからの人生を左右する程の。 一流のモデルになる。それが目標であり、夢だから。 その夢を諦めてもいいと思った事もあったけれど。 以前、一生に一度かも知れないチャンスを棒に振った。 ギリギリまで迷ったけれど、そうしても良いと思った。 それくらい、あの二人は大切な存在だったはずだった。 そして、あの二人も同じように自分を大切に思ってくれていると信じていた。 「…どうしてかしらね……」 どうして、せつなを嫌いになれないのだろう。 せつなを憎めたら、どんなに楽になれるだろう。 「ねぇ、せつな。アタシって何?」 「…美希……?」 「アタシ、一人で馬鹿みたいだと思わない…?」 「…………」 「蚊帳の外で右往左往して。アタシに出来る事なんか無いのにね」 「……………」 「それでもね……アタシ、やっぱりみんなと一緒にいたいみたいでさ…」 そっと頬を撫でられた。 下らない言い種だとは分かっている。 仲間外れにしないで。結局、それだけの事なのだから。 美希以外の三人にはどれほど深刻な悩みでも、当事者ではない美希には理解出来ない。 それでも、置いてきぼりは嫌だ。 もう居場所を失うのは嫌だ。 居場所なんて自分で見付けて築き上げるものだと言う事は分かっている。 自分の足で、誰とも手を繋がずに立てなければそんな場所は見付からない。 だけど……… (……ねえ、美希ちゃん。わたしって昔から結構いい子だったと思わない?) あの日、朝の公園での祈里の声が頭に甦った。 自分の欺瞞を嘲笑うかのような祈里の顔。 自分の言葉で自らを切り刻んでいるようだった。 いい子なんかじゃなかった。 優しくなんかなかった。 そう、泣き笑いで天を仰いでいた祈里。 ほんの少し、あの時の祈里の気持ちが分かるような気がしていた。 いつだってお姉さん役だった自分。 そして、そのポジションに満足していた。 一番しっかり者のつもりだった。 一番大人に近いつもりだった。 一番広く世界を見ているつもりだった。 具体的な将来の夢を持っていると言う点では祈里と同じだったが、 既に仕事をこなし、金銭を得ている分、ずっと自分の方が先に行っていると思っていた。 ラブや祈里を子供扱いするつもりは毛頭無い。 しかし、もし仮に三人の輪が崩れ、それぞれ道が別れる事になったとしても。 一番最初に閉じた世界から出て行くのは自分だと思っていた。 美希は夢にも思った事が無かったのだ。 まさか、この自分がラブや祈里に置いて行かれる立場になる事など。 置いて行かれるとしても、「一人にしないで」なんて、縋るような気持ちになるなんて。 両親が離婚した時ですら、決してそんな気持ちを人前では見せなかったのに。 綺麗で、自信に溢れていて、自立した自分。 仕事にしても、恵まれた容姿だけに胡座をかかず、 両親のコネにも頼らず、努力を惜しまない。 常に完璧を目指し、自分を磨く。それが当然だった。 そうありたいと思い、そんな自分が好きだった。 でも少し違ったのかも知れない。 自分がそうありたいのではなく、周りからそう見られたかっただけなのではないか。 寂しいと泣いて、一人で頑張る母に負担をかけたくなかった。 周りから可哀想だと同情されたくなかった。 同世代の子供の中では飛び抜けた美しさの為に、子供達からは悪気無く 距離を取られたりもした。 その事を寂しく思っている事を知られたくなかった。 みんな何でもない事。傷付くような事じゃない。 だって、アタシは完璧だから。みんなにも、そう思って貰えるように。 ラブも祈里も、こんな気持ちを味わったんだろうか。 今までの自分が崩れて行くような感覚。 信じて疑いもしなかった自分像が歪み、溶けて、流れ去り、 見たことも無い自分が浮かび上がって来るような、恐怖にも似た感覚。 せつなに出会わなければ、ずっと心の奥底に閉じ込めていられただろう、 醜くおぞましい自分の一面。 「せつな、アタシ、分からなくなっちゃった。アタシってこんなに何も出来ないヤツだったのかな……」 「…美希」 「ねえ、教えて。アタシ、せつなにはどう見えてる?」 「美希は、私が『美希はこう言う子よ』って言えば安心するの…?」 「……分からない。でも、聞きたい」 今までの美希を知らないせつなに。 初めて、幼馴染み以外で出来た親友のせつなに。 親にも見せた事の無い、情けない姿も知っているせつなに。 聞いてみたい。意味なんか無くても。単なる自己満足でも。 美希自身、もう自分が分からないから。 美希がせつなにとっても親友だと言うなら、それはどんな姿をしてるのか。 最愛の人であるラブや、そうなりたくて叶わなかった祈里とはどう違うのか。 それを知れば、この波立った心も少しは凪ぐかも知れないから。 「ねぇ、美希。美希は出会った頃から、私を警戒してたわよね」 「……?……うん」 「胡散臭いって。何かおかしいって。私がラブに近づくのを快く思ってなかった」 「…うん」 「でも、美希は何もしなかったわよね」 「……え…?」 「私の事、疑ってるのに、ラブを私から遠ざけようとはしなかった」 「…それは……」 何もしなかった訳ではない。 それとなく、警告めいた事を口にした事はあった。 ただ、ラブには伝わらなかっただけだ。 ラブがせつなに夢中になっているのは一目瞭然だったから。 「正直に言うわね。私、美希の事なんて眼中になかったわ」 「……はっきり言ってくれるわね」 「ふふ、ごめんなさい。でも、美希にも分かってたでしょう?私がラブしか目に入ってないの」 最初は、軽く美希を警戒したのは確かだ。 おっとりとした雰囲気の祈里と違い、聡そうな瞳をした美希を。 開けっ広げにせつなを受け入れようとするラブと違い、明らかに異物を 眺める視線を送る美希を。 しかしすぐに興味を無くした。 何も仕掛けてくる気配が無かったから。 ラブの様子を見ていれば、自分と関わり合う事に注意を促されては いないという事も分かった。 ラブの性格なら、もし親友である美希に付き合いを制限する様に言われたなら、 それを態度や表情に表さず隠す事は難しいだろうから。 そして、その頃のせつなは密かに失笑した。 所詮、そんなものなのか、と。 このまま関わりが深くなって行けば、いずれラブは傷付く。 そう、美希は予感していたはずだ。 にも関わらず、ラブに注意を促すでも、せつなに釘を刺すでもない。 そんな美希を臆病者とすら感じた。 親友だと言いながら傷付くのを黙って見ているだけ。 頭は良くても自分の手を汚すのは嫌な事無かれ主義なのだろう、と。 ならば放って置いても問題はない。どうせ何も出来はしない、と。 「美希、こっち向いて」 話が進むにつれ、どんどん項垂れていく美希の顎に指をかけ、上を向かせる。 涙を溜めた美希の瞳を見つめながら、せつなは困ったように息を付く。 「だから、言ったでしょ?最初はって。今は違うから。泣かないで」 そうは言われても心が抉られる。全部本当の事だったから。 せつなを怪しいと感じながらも、その疑問を軽く口にする事しか出来なかった。 嬉しそうにせつなと話すラブ。それを眺めながら、不安を募らせるだけで何もしなかった。 トリニティのライブ会場で倒れたせつな。 そのポケットにラビリンスの証を見つけたのに、ラブとせつなを 二人きりにさせていた。 『せつなは敵よ。せつなはラビリンスだったのよ』 その台詞を口に出したのすら、せつな自ら正体を明かした後だった。 とうの昔に気付いていたのに。 せつなの言う通りだ。自分は臆病で日和見な事無かれ主義の卑怯者だ。 「もうっ!ちゃんと最後まで聞きなさいよ」 「…いいの、本当の事だもの……」 「違うから!」 「何が!」 「だからっ、今はそんな風に思ってる訳ないでしょ!」 「…でもっ」 「でもじゃないの」 駄々を捏ねる子供を慰めるように、せつなは微笑む。 「美希だって、今は違うでしょう?私は美希の友達なんでしょう?」 「…………」 「最初は……ラブのおまけだったかも知れないけど…」 「ちょっと、せつな…」 「だって、そうでしょ?美希、私と二人きりになっても話す事が無くて困ってたじゃない」 分かってたのか。 「今は違うんでしょ?私と二人きりでも平気。 私の事を好きになってくれたって、思ってもいいのよね?」 「……当たり前よ」 「よかった。それって、美希だって私への印象がいい方へ変わったからでしょう?」 「でも……アタシ自身は何も変わらない。せつなは頑張って変わったじゃない」 周りに溶け込む為に。過去を償う為に。 そして、すべてを受け入れた上で幸せを掴む為に。 「本当に、そう思う?私は昔と変わったって」 「……………」 そう言われると自信が無い。だってせつなの過去なんてほんの一部しか知らないから。 イースとして目の前に現れ、敵として戦った。 イースの心の内なんて考えた事も無かった。 美希が知っているのは、今、目の前にいるせつなだけだ。 イースとしての過去を知ってはいても、それが今のせつなを構成している物の 一部だと分かってはいても、心のどこかでせつなとイースを分けて 捉えている部分を否定できない。 「あのね、せつな。アタシ、前にラブに言ったの。 『せつななんて子は最初からいなかったのよ』って」 「…上手いこと言うわね……」 「…ごめんね。アタシも、あの時はラブしか大事じゃなかった」 「……………」 「アタシだって、せつなの事なんてどうでも良かったんだと思う。 ただ、ラブが辛い思いするのを見たくなかった」 ごめんね……… 「私も、今はそう思ってるわ」 「………?」 「美希は、ラブに傷付いて欲しくなかった」 「…うん」 「だから、不安でも、信じたかったのかな…って」 「……誰を…?」 「私を……」 思わず顔を上げてせつなを見る。 そこには、少し憂いを帯びたような大人びた表情のせつな。 「全部取り越し苦労であって欲しい。私はただの変わり者の女の子で、 ラブを裏切ったり悲しませたりしないって」 「……せつな」 「今なら、そう思うの。美希は優しいから。信じていた相手に 想いが届かない事がどれだけ辛いか知ってるから…」 「………」 「だから、私がラブを悲しませるような存在じゃないかって。 そんな事、私を疑うような事を言うなんて、ラブに言うには 苦しかったんだろうなって」 「…………」 ラブが目を輝かせて新しい友達の事を話す。 その瞳を曇らせてまで、確証の無い疑念を口にしてもいいのか。 単なる杞憂に終わるかも知れない。そうであって欲しい。 半ば祈るような気持ちでいた。 「だから、美希は…何も出来なかった。違うかしら」 ぽたり、と雫が落ちる。 違う。そうじゃない。自分はそんなに深く考えてた訳じゃない。 ただ、確証も無い事を口に出す自信が無かっただけだ。 無責任にせつなを貶めて、何も無かった時に後で非難されたくなかっただけだ。優しくなんてない。 そう、喉まで出かかっている言葉が声にならない。 優しいから、なんて言われて泣くなんて。 どれだけ心が弱っているのか。みっともない、そう思うのに涙が止まらない。 (……そんな訳ない。アタシはそんなにイイコじゃない…) せつなはアタシを買い被り過ぎている。 そう思うのに、湧き上がって来る嬉しさ。 せつなの言葉に溺れたくなる。 綺麗な言葉を浴びせかけられるのは本当に肌触りが良くて。 でも、そんな甘い言葉をそのまま受け入れるのは躊躇われた。 目の前に出された餌に飛び付くようなみっともなさを感じてしまう。 つまらないプライドなのだろう。 反論を試みずにはいられない、天の邪鬼な自分。 そして、その裏側にある、それをも否定して欲しいと言う甘え。 (お願い、せつな……) これから美希の言う言葉を否定して欲しかった。 美希の行動が、優しさ故の臆病さだと言うなら、それを納得させて欲しい。 せつな自身の言葉で。美希が、己の卑怯さや小ささも引っくるめて、 自分をまっすぐに見据えられるように。 第28話 月の裏側へ続く
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/242.html
メーデー!航空機事故の真実と真相 オリジナル (メーデー!8航空機事故の真実と真相) のオープニングのみです。 オリジナルでは、メーデー!航空機事故の真実と真相や衝撃の瞬間に使われていない事故を扱います、 題名がおかしいのは、僕がつけたからです メーデー!8航空機事故の真実と真相 第1話 凍結 メーデー!8航空機事故の真実と真相 第2話 地上衝突 メーデー!8航空機事故の真実と真相 第3話 滑走路誤認 メーデー!8航空機事故の真実と真相 第4話 スラスト・リバーサー メーデー!8航空機事故の真実と真相 第5話 不意打ち メーデー!8航空機事故の真実と真相 第6話 低空にある巨体
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/674.html
[部分編集] 【HR】五丈原の真実? http //www.nicovideo.jp/watch/sm7187021 使用ゲーム 三国志Ⅸ PK? シナリオ・担当勢力 - HR方針 出発地点と目的地さえ正しければ、目的地までの移動手段は問わない 動画形態 演義にはほぼ準拠 登録武将 出発地点と目的地さえ正s(ry 史実武将の扱い 性癖に難有 公開時期 2009年5月30日 投稿者名 おろしのタレ美味しいです マイリスト 輝夜のニート脱出記 関連タグ - ニコ証 輝夜のニート脱出記 関連サイト - 備考 history-reproduction出展作品輝夜のニート脱出記の動画主 解説 [部分編集] 五丈原の戦いも参照。 諸葛亮の度々の出師。 攻めたくもそれが叶わぬのを見越して動かぬ司馬懿を、何とか引張り出そうと頭を悩ませる諸葛亮。 諸葛亮は司馬懿を挑発せんと策を巡らすが、敵はその斜め上を行っていた。 だが、諸葛亮もまた……。 後記 [部分編集] 発表の後、制作時の裏話として動画が投稿された。 虚虚実実の駆引を御堪能あれ。 コメント欄 ( ゚∀゚)o彡°えーりん!えーりん! -- 名無しさん (2009-07-05 19 29 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/1469.html
青山さんの講演会へ行き,氏のホームページを見て、皆さんの言ってることがどういうことか全くわからず、ネットにのめり込みました。 - 名無しさん 2010-06-30 22 21 51 このサイトで左翼思想が - 名無しさん 2010-07-01 03 23 24 このサイトで「左翼思想が悪」であることがわかりました。 - 名無しさん 2010-07-01 03 25 26 実は「麻生とかwww」な人間だったが現与党に変わったあたりから可笑しくないか?と⇒ニコニコで麻生系動画にはまる⇒何でこんなに好かれてるんだ?で、色々読み漁り、当時自分も批難してた故・中川氏のことも調べ始める といった感じでした。 - 名無しさん 2010-07-01 20 21 09 集団ストーカー被害に遭ってからネットの情報等で真実を知った。ニュース等の不可解な事件はホボ奴等の仕業と睨んでいる。 - 名無しさん 2010-07-02 06 15 52 8年程前から現在もまだ集団ストーカーの被害に遭っており、情報をネット等で調べて。居住地が在日の地域だとの認識もそれまで全く無く、周りは皆日本人だと思い込んでいた。私の場合は身内が黒幕。893と繋がりのある国会議員を親戚に持つ在日の嫁が親の実家に入り込んでから本格化。嫁は893関係者若しくは組織の上層部なのだろう、旦那が調子に乗って自分には出来ない事は無いと豪語している。 - 名無しさん 2010-07-02 06 31 19 続きです。祖父・祖母共に間接的に殺されました。祖母は頭がおかしくなった事にされ、精神病院に強制入院させられました。祖母は、二度と家に帰る事は無いだろうと見舞いにいった母に話したそうですが数年後その通りになりました。障害者手当てやらの不正受給も目的の一つでしょう。その他にも相当な金が入ったようで、その病院に多額の寄付をしています。現在は私の家族3人がターゲットです。近隣住民の殆んどは帰化している在日のようです。彼らは組織的な行動をとりターゲットの私たちの周りで農薬等の薬物類をさり気なく撒きます。ニオイで察しがつきます - 名無しさん 2010-07-02 06 53 03 続きです。家の場合は、母が祖父祖母の何かを盗んだ事にされています。真犯人は別の身内です。不当な事をされたりすると誰しも声をあげて反論するかと思いますが、それが奴等の狙いです。騒がせて頭がおかしい等のレッテルを貼ろうという算段です。実際ニオイの件で祖母の入れられた病院に入れられそうになりました。ですが彼らの思惑通りに行かなかった為被害はエスカレートしています。近隣スーパー等も在日のテリトリーなので私達が購入出来る物もまともな物はありません。全て何かしらの工作済みの商品と入れ替えをしています。商品を見ればそれとなく違和感を覚えるのでわかります。店員だけでは無く客を装った在日が店内で入れ替えと農薬等の薬品を散布します。昨今の筋弛緩剤の紛失や盗難も、ターゲット散布ga生命保険制度も犯罪の温床だと感じます。私たちは身内に無断でかけられているようです。おそらく最終目的は、その保険金ではないかと思います。 - 名無しさん 2010-07-02 07 24 21 入力ミスの為続きです。筋弛緩剤の紛失や盗難もターゲットへの散布・直接殺人につかわれているのではと考えます。時々、身体に異常を感じる薬品の散布がある為。 - 名無しさん 2010-07-02 08 03 09 ある方のメルマガを読み、my日本のホームページを閲覧したところマスコミの隠蔽体質を知り本当に怒りを感じ、さらにこのままでは日本が危ないということを実感しています。 - えん 2010-07-02 19 44 38 故・中川大臣の酩酊会見の様子と報道のあり方。フィギュアスケートの採点と報道のあり方。そして口蹄疫。 - 名無しさん 2010-07-02 23 24 25 フィギュアスケートの八百長女王がきっかけ。政治とか、本当に上辺だけしか知らなかった自分を恥じた。もうマスコミは信用しない!!気付けてよかった。皆に感謝です・・・! - ななす 2010-07-03 01 18 12 ttt - 名無しさん 2010-07-03 05 54 32 バンクーバーオリンピックの女子フィギュアで疑問を持ち、赤松口蹄疫事件で確信に変わりました。 - 名無しさん 2010-07-03 12 20 27 家族ぐるみの付き合いをしていたオーストラリアに移住していたイタリアンが愛国心を強烈に叩き込んでくれた。それまでは反日教育の賜物で、愛国心の欠片もなかった。その後は佐山聡総監で完全に洗脳から目覚めた。ここまで来てしまった国を取り戻すのは容易ではない。 - 猪木魂 2010-07-03 16 55 23 前回の選挙、首相は誰になっても問題だらけでかわらないし選挙行っても無駄wとか思って選挙も行かなかったのですが、激しく後悔してます。マスコミなんて信用できませんね。 - 名無しさん 2010-07-04 01 47 14 ああ、申し訳ない。2010-07-01 20 21 09 の続きでした。 - 名無しさん 2010-07-04 01 48 47 10年以上前、とある焼肉屋で顔見知りになったパチンコ屋の社長に「そやなぁ・・あと10年ほどしたら日本の人かわいそうやわ」と言われてからどこか頭の片隅に「コイツら何か企んでるな」という思いがありました。そして、2008年、2ちゃんの書き込みに「大変な法案が決まりそうです。おまいらたしけて・・・」の書き込み、 - 名無しさん 2010-07-04 04 03 22 【上の続きです】カキコからマジ臭を察知した漏れは、すかさずリンクにアクセス、それは国籍法改正案問題の解説動画でした。私は「文民侵略だな、」と本能的に確信しました。それからが救国活動の日々です。 - 名無しさん 2010-07-04 04 09 24 薄々テレビでの首相批判に疑問を持ち始めた頃に読んだ某擬人化漫画がきっかけで国ついて調べている内にここへとたどり着いた - 名無しさん 2010-07-04 09 35 14 自分の場合は、ネットや実生活で見ず知らずの他人に個人情報を仄めかされたこと、脅されたこと、つきまといをうけたこと、ある会社の社長(韓国の歌を好んで聴いていた)から、退職後も執拗に交友関係や人間関係を含め根回しみたいなものを受け続けていることがきっかけで、某ジャーナリストのC○Aの支配代理人が○○なのだ、という暴露話をネットで見ていろいろなHPで情報を集めて本当ではないかと思いました。 - 名無しさん 2010-07-06 09 41 09 国歌を歌えないという友人がいて驚いた。そんで調べて・・・なかんじ。小学校の頃から校歌ともども歌い続けたら普通覚えると思ったが、そうではなかったらしい - 名無しさん 2010-07-07 00 54 10 政治ブログ等を見てです。 - 名無しさん 2010-07-07 11 04 41 朝日新聞やらNHKを見るのを止めてネットで情報を取るようにしたら洗脳が解けた。youtubeや2ちゃんねるなどは有用です。 - 名無しさん 2010-07-07 14 02 05 ニコニコ動画のミコスマ関連動画。本当に驚いたし、今でもショック。 - 名無しさん 2010-07-07 14 37 04 昨年の麻生バッシングでマスコミの異常さが気になってYou Tubeで民主党の正体の動画から気づき、確信をもったのは例のフィギュアでしたね。さすがにマスコミに対して悪寒が走り、ブログで民主党の裏法案を知った・・・とういうところです。 - うさ 2010-07-07 16 53 30 1位じゃなきゃ駄目なんですか?2位じゃ駄目なんですか。レンホウ発言から民主党の危なさに気付く - 名無しさん 2010-07-07 18 07 39 「美味しんぼ」「創竜伝」などの本を読んで腹が立ったからです。それ以前も小中高校時代の図書館の子供向け歴史マンガや小説も。その後、ネットで中韓のことや黄文雄、金美齢、渡部昇一の本、嫌韓流、ワック出版の雑誌、正論等を読んで覚醒しました。両親や弟妹の反日発言、韓流・中国(華流)びいきに嫌気が差していましたし、「チャングムの誓い」を始めとする韓流時代劇の持ち上げぶり、最近の「坂の上の雲」、ETVなどでNHKが異常だと思いました。小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」は中学の頃に読んだ初期の内容は覚えてないですが後で読み返して参考にしました。チャンネル桜の動画も非常に参考になりました。マスコミの偏向報道といえば最近の麻生氏への暴言・不人気捏造、民主党の政権交代持ち上げもおかしかったけど田母神氏へのバッシングが私には印象的でした。 - 愛国志士さん 2010-07-08 02 06 57 安倍晋三元総理へのバッシング報道がきっかけです。既にネットはやっていたので、あの叩かれ方の真相を知ることができました。朝鮮絡みに熱心だったり、パチンコ利権に手をつけようとするとバッシングされるこの国のマスコミの異常さに気が付き、テレビを見なくなったことで洗脳が解けたように思います。 - 名無しさん 2010-07-08 17 46 51 麻生首相に対しての漢字の読み間違いバッシングがトップニュースになった頃には既に完全に覚醒していたので、毎日はらわたが煮えくりかえる思いをしていました。 - 名無しさん 2010-07-08 17 48 11 ネットの書き込みで「中韓は反日」というのを見かけ、なんで日本のことが嫌いなんだろう?と思ったことが切欠で色々調べてみました。 - 名無しさん 2010-07-09 01 44 52 椿事件を知り 今のテレビの報道と重なり恐ろしくなりました。 - 名無しさん 2010-07-09 16 54 48 住んでいる自治体が民主党の牙城、そこの病院で診療拒否を立て続けにされたこと、です。「二言目には、市民の皆様のため。うそだろう。お前たちの飯のためだけじゃないか。このまま市民はみんな命の危機にさらされます。 - かげちゃん 2010-07-10 17 47 50 何気なくネットで見て色々調べている内に、自分がいかにメディアや日教組に洗脳されていたか…世の中と無知がいかに恐ろしいかを知りました… - なつ 2010-07-10 19 41 09 ニコニコ動画で子供手当て法案の強行採決をやる動画を見て、こんな連中に日本の政治を任せてはいけないと思ったのがきっかけです。その後、赤松口蹄疫で畜産関係の仕事をしている父が苦しんでいるのを見て、確信というか怒りに変わりました。 - 名無しさん 2010-07-10 23 34 40 DAYS JAPANを見て日本のマスメディアと情報差を感じたから。自分の無知さに絶望し、広く学ぶことがいかに重要かということも分かった。 - 名無し 2010-07-11 01 55 12 麻生さん叩きのとき。さすがにこれはおかしいだろと思って色々ネットで調べてみたら・・・。それまでは民主党にやらせてみたらとか思ってたくらいなので完全に騙されてました。選挙権を得て、先の衆院選が初選挙初投票だったので、これより前に選挙権を持ってたら民主党に投票してたかと思うと恐ろしい。 - 名無しさん 2010-07-11 16 59 50 以前は報道番組を好んで視聴し、平成21年8月に執行された衆議院議員選挙も民主党に投票した事をすごく後悔している。知らなかったでは済まされない。日本を無くしてはいけない。 - 日本国民 2010-07-12 02 18 34 日韓ワールドカップの時。異常なまでに韓国プッシュするテレビ各局&在日韓国人が日本敗戦に喜びまくっていたところを見て韓国が嫌いになり、ネットで韓国の反日教育を知り、マスコミが情報操作されていることに気づきました。怖いです。 - 名無しさん 2010-07-13 04 47 32 スッキリ!!で香山リ○が与党が過半数届かなかったのは国民が悪いといわんばかり - 東京都民は愚民 2010-07-13 09 12 29 私も見てはらわたが煮え返りました テレビは恐ろしいです - 名無しさん 2010-07-13 09 47 56 民主党が選挙で国民の信を問わず、隠ぺいしつつ、政権とったら猛烈に進めた外国人参政権や国籍改正法、国会法改正などの独裁政治、日本の子供に借金させて外国人へ無差別に配る子供手当等の異常な日本人差別政策に疑問を持って。 - alwaysrich 2010-07-13 10 42 53 小沢と鳩山の不正献金の関係者が相次ぎ11人も不審死を遂げたのに、検察も警察もマスコミも一切報道しないし、追及さえしないから、怒りを感じる。これでは正義が捻じ曲げられてしまう。また、民主党の独裁と売国法案による社会主義革命政治に国民が参院戦でNOを突き付けたのに、まだ菅や仙石は、極左赤軍テロリストのような日本終了政策ばかりを推進している悪魔のような千葉恵子を、選挙で国民からNOを突き付けられ、落選したにもかかわらず、法務大臣職に続投させたから! そこまでして、進行中の日本人弾圧組織を千葉恵子につくらせたいのか。そこまでして、民主は、日本を崩壊させ、国民を愚弄し、日本人を弾圧して、中国朝鮮に売り渡したいのか! 民主党打倒! 真の保守しか日本を守れない! 民主党は一刻も早く朝鮮に帰れ! - rebecca 2010-07-13 10 47 12 NHK、フジテレビ、日テレ、TBS、テレ朝・・・毎日毎日、韓国ドラマの洪水で、日本人を文化的に洗脳して、親韓に仕立て上げているのが露骨だから。南北朝鮮は、中国のまねして、日本の領土を不法占拠して、略奪しようとしており、またウソで金をせびろうとしている。他国なのに、日本の教科書や教育を捏造させようとし、また、挙句の果てに、日本人でもないのに参政権よこせ! よくもなあ、いい加減にしろ! この南北朝鮮の犯罪と卑劣な行為の数々を日本の大衆に知らせないように、知らせないように、メディアは工作している。その一環として、電通がでっちあげた、韓流ブームがあった。ブームといっても、そんなに視聴率も良くないし、日本人のほとんどが韓国ドラマは嫌い。頭からっぽで、ひまで、知性の低いおばちゃんだけにしか支持されてない。ほとんどの知性ある日本人は、韓流に嫌悪感さえ感じており、電通とマスコミと民主党の作為だと気がつきつつある。電通と書くTV局の韓国の押し売りには、本気で、吐き気がする。公害だ。もうやめてくれ! - Sunday 2010-07-13 10 55 14 新型インフルエンザのワクチンから調べ始めて,ソフトバンクのなぜお父さんは犬?で調べるうちに覚醒した。今は「子宮がん - 名無しさん 2010-07-13 20 09 48 すみません。子宮頸がんワクチンの危険性で検索してみてください。 - 名無しさん 2010-07-13 20 13 36 元親友による創価学会の執拗な勧誘と児童ポルノ改正およびネット規制法案です。 - 名無しさん 2010-07-13 23 39 07 フィギュアスケートの点数疑惑、そして麻生議員、故中川議員に対する報道のされかたと、鳩山、小沢の報道のされかたのあまりの違い。 - 名無しさん 2010-07-14 12 26 33 フィギュアスケートの浅田真央のマスコミでの取り上げ方が異様だなと。そのあと民主党のやたら外国人参政権、それから - 名無しさん 2010-07-14 23 02 17 菅内閣に初入閣した蓮舫参議院議員が、許しがたい人間性をもっていることを知ったのがきっかけです。かつて小泉内閣時代に、1年生議員だった蓮舫議員が猪口邦子少子化担当大臣(当時)に対して、言い放った発言。「あなたなんかに障害者の子供をもつ親の気持ちがわかるはずない」という。 ~与謝野馨衆議院議員が生放送のTV番組(6月7日)で、キャスターに促されて発言した~ このTV番組はリアルタイムで見ていました。与謝野議員は、明治の歌人与謝野鉄幹・晶子夫婦の孫。そんな人が、言葉を選ぶことも忘れ、「...言いやがった」と放った言葉。さすがに鈍感なワタシも『何かある』と感じました。 当時も含めて、TV報道では蓮舫氏を持ち上げているが、『蓮舫 猪口邦子』で動画サイトを検索して...。まさに与謝野議員が言ったとおり、ひどい態度と言動がそこにありました。小さな画面でも確認できました。まるで阿修羅のような目つきと態度だけでも許しがたいが、功名心丸見え。こんなひどい悪行があるのに、党首・幹事長ともに最大の賛辞を繰り返している。そんなことから、完全には見捨てていなかった民主党に疑いをもつようになり、民主党の裏マニフェストを知ることとなりました。 - 京都生まれの中年 2010-07-15 20 14 05 以前から、マスコミには黒い正体が隠されてる気配を感じ、マスコミの正体を知りたくて検索し、ここに辿り着いて、マスコミの正体に衝撃を感じた。 - 名無しさん 2010-07-17 20 08 34 学会2世で20歳半ばまで公明と学会のやることに対して何も疑問を持たずに生きてきたけど、次第にカルト臭くさくなり身を引き普通の人間に戻れた。今までの失敗を同じ人に遭わせたくない。 - 父が右翼で母が創価の息子 2010-07-25 22 25 31 「神の系譜・竜の源・高句麗 西風隆介」で韓国の文化泥棒を知る。半分フィクションだと思っていたが「嫌韓流」で本当の事だと分かり、ひっくり返る。その後はネットで色々調べ、今はチラシ配りの一人。 - 名無しさん 2010-07-18 14 23 13 教科書問題といい正しい歴史が見えてこないこと。そして最近分かったことは日本の政治が狂ってるのにおかしいと思い、ネットを見てその理由が明らかになった。 - 名無しさん 2010-07-18 18 09 33 新ゴーマニズム宣言(小林よしのり著)を読んだのがきっかけ。その後調べていくうちに・・・ - 名無しさん 2010-07-19 01 08 19 オリンピックの浅田選手より金メダルの韓国選手を持ち上げ特番までやっていたのを観て驚愕しました。唯一、日本人らしく浅田選手をたたえていたのはテレ東だけ。それでもテレ東さえ世界でがんばる日本人を紹介する番組に韓国芸能人を呼んでいて裏切られた気がしました。 - 名無しさん 2010-07-19 21 27 11 小学生の時、日教組の教育方針に疑問を感じ、中学生になって人権擁護法を知り、それから少しづつパソコンで調べていると、日本が危ないと気付いた。 - ポタピス 2010-07-19 21 45 31 韓国ドラマを観て違和感を感じ、韓国について調べているうちに嫌韓になり、同じように統治した台湾の人はなぜ親日なんだろうという疑問にぶつかり、「日本人はとても素敵だった」という台湾の人が書いた本を読んで一気に目が覚めました。その本のお陰で日本がおかしい、大変な事になってると気づきました。今は、自分の子供に正しい日本の歴史を教えています。 - 名無しさん 2010-07-20 12 50 37 FXをやっていてポンド円の値動きの激しさを追いかけるため、 - 名無しさん 2010-07-21 00 26 36 すみません。間違ってエンター押してしまいました。-激しさを追いかけるため、一分足を3日3晩追いかけていました。だんだん一分足が人の姿に見えてきて波動で値動きが決まっていると解釈するにいたりました。人生うまれてはじめて寝食を忘れた瞬間でした。どうにかして生きていこうと思ってからは怒涛のごとく今までの洗脳を力強く解除してくれています。 - 40代 2010-07-21 00 36 31 なぜ?韓国フィギュア選手ばかり?特に浅田選手への扱いが醜いくらいひどい。そしたら出るわ出るわ、パチンコ漬けに始まり 電通に占領されている日本のマスゴミ、韓国に媚る民主党。もはや仇撃ちとしか思えない隣国の狂気に恐ろしくなりました。このままでは日本が無くなるのでは? - 40代 主婦 2010-07-21 22 46 39 大阪市、公立中学。シナ帰りの教師が息子の担任になり、 - 在来種日本人 2010-07-23 01 32 52 すみません。途中で切れたので続き- - 在来種日本人 2010-07-23 01 38 30 大阪市、公立中学。シナ帰りの教師が息子の担任になり、理不尽なことだらけに憤慨するも一個人では何も解決できず。組織には負けます。シナ人、朝鮮人生徒の一方的ないめには甘く、逆に何の非もない、やられる方(日本人)がなんくせつけられ責められ、ありえない。それで日教組を検索してたどりつきました。ありがたいサイトです。夏休みの奨励本は毎年、従軍慰安婦など自虐史観本のオンパレード。とにかく学校での理不尽な出来事は異常なので世間に発信しなければとHPかブログをはじめようと思っています。他にもカスゴミや世の中全体から日本が危ないと日々感じています。 - 名無しさん 2010-07-23 01 40 09 韓国はなぜ反日か?を読んで。あとはフィギュア。 - 名無しさん 2010-07-23 14 13 03 金美齢さんの「私が日本人になった訳」を読んで、台湾やアジアを併合していた日本が、それぞれの国を白人支配から守るため、それぞれの国にダムや道路をつくり、衛生状態を良くし、教育をし、白人支配から独立する精神を植えつけた事を知りました。 - ぷーみん 2010-07-25 12 03 31 中学生の頃、社会の勉強になると思って買った、小林よしのりの「戦争論」を読んでから。内容を全て鵜呑みにするつもりはないが、社会への関心が一気に高まったきっかけになった。 - 大学生 2010-07-26 16 52 30 2ちゃんねるのばぐ太って人のレスがよく荒らされていたが、朝日からのアクセスを禁止にしたら荒れなくなったから - さかむに 2010-07-26 18 22 51 周囲や親戚に旧日本軍関係者が多く、小学生の頃は日本を悪者と信じ込んでいたが、話を聞いているとあまりにも学校で教えていることと食い違う上に説得力があるので徐々に疑問を感じ始め高校生の頃から関係者の資料の検証を始め自ら調べ始める。すると学校で教えていることが大嘘であることや、一部在日韓国人(呉善花女史など)の著書を読んでいるうちに日本が如何に危険な状況に曝されているかを知り、また保守系の人々の主張のほうが正しいという確信を持つに至る。余談ながらその過程でアメリカの偽善も知るようになった。 - kinshisho 2010-07-26 22 49 37 安倍前総理への酷いバッシングで。それ以前に靖国神社参拝に関する報道に疑問を持っていて、それからインターネットで調べて気付きました。 - 名無し 2010-07-27 15 22 37 今までニコニコ動画で民主党の政策が危険なことはうっすら知っていたが、2ちゃんねるが今年の3月に韓国からF5アタックを受けたことを知り、目が覚めた。それまでは、日本のこと嫌いな韓国人も、韓国のこと嫌いな日本人も一部の人たちと思っていた。けれど、犯罪と知りながら簡単に外国にサイバーアタックを仕掛ける韓国人の多さに驚愕した。それからは2ちゃんを見始めたり、他サイトや国会中継を見たりしている。TVや新聞記事の偏りにも気付くようになった。チラシ配りや口コミも盛大にしている。自分の中に眠っていた愛国心にも気付くことができた。 - ななし 2010-07-28 21 34 18 ソフトバンクのCMに出てくるお父さんは何で犬なの?調べたら韓国の食文化やら反日教育やら驚くことばかり、生活保護をこれ以上外国人に申請させるくらいなら鎖国したい。日本がつぶれませんように! - 主婦 2010-07-30 00 01 18 フィギアスケートの報道を見るたびに浅田選手と韓国選手を比較する報道が多いのでうんざりしていたところ、ヤフコメの投稿欄の書き込みを見て色々勉強した結果、韓国の反日教育や日本に対する態度に驚くと共に目が覚めました。それまでは韓国に興味がなかったから気にしてませんでした。最近は子供のころに教育関係の仕事をしていた両親から日教組についてや韓国人の残虐性についての話を聞かされていたのを思い出しました。 - 名無し 2010-07-30 12 12 33 マスゴミが本来の日本の姿を壊す - 山賊 2010-07-30 17 32 30 自分の場合は、ネットや実生活で見ず知らずの他人に個人情報を仄めかされたこと、脅されたこと、つきまといをうけたこと、ある会社の社長(韓国の歌を好んで聴いていた)から、退職後も執拗に交友関係や人間関係を含め根回しみたいなものを受け続けていることがきっかけで、某ジャーナリストのC○Aの支配代理人が○○なのだ、という暴露話をネットで見ていろいろなHPで情報を集めて本当ではないかと思いました。 - 名無しさん 2010-07-06 09 41 09 つづきです、いまも追い込み、いやがらせ工作はとどまるところがありません。被害報告などを書き込んだ3ちゃんねるのスレです。なにかしら関係があるのではと自分では考えています。参考にどうぞ。ttp //news.3ch.jp/test/read.cgi?bbs=seiji key=1270122060 last=-1 nofirst=false - 名無しさん 2010-07-31 09 17 44 2006年の北朝鮮テポドンのテレビ報道で、速報とその後のニュースでの違いがあまりにもひどく、報道規制を肌で感じたことから。 - もち 2010-07-31 19 54 46 家庭教師(大学生)から日本が危ないという事を教えてもらいました! - 名無しさん 2010-08-01 18 53 58 その家庭教師は大学生でありながら素晴らしい。1952生まれで恥ずかしい。中学高校時代の社会国語で覚える本が「デカメロン」「千夜一夜物語」「金瓶梅」等ほとんどエロ本であった。おかしいと感じた。左翼の言っていることが理解できなくてそんなに悪い所か見てくるつもりで自衛隊に入隊した。すごいところだぞ。間違いなく命を賭けてる。安い給料で大変だったがなんとかなった。安倍元総理の「戦後レジウムからの脱却」についてのマスコミは意味がわからないという。安倍総理を助けた中川氏の・・・・・。自民党にメールを入れてみてくれ。個人名を入れるとなにがしかの反応がニュースで読み取れる。安倍議員に管の騎兵隊内閣について高杉晋作は左利きでない旨メールを入れると、林議員が代表質問で追及していた。 - masa 2010-08-01 22 56 30 フィギアスケートの浅田真央に対する報道に違和感を感じて反日民主党にたどりつきまいた。 - さと 2010-08-04 16 08 55 02W杯、仙台民としてアズーリへの仕打ちは許せない。 - 名無しさん 2010-08-18 01 17 16 靖国参拝をなぜに他国が批判し、なぜに日本人がいちいち反応するのかということ、子供の頃は南京大虐殺が本当にあって中国にひどいことをしたという思いがありましたが、成長するにつれてそれは真実ではないということ、GHQ占領政策を理解したこと、子供の入学式で学校の先生が国歌を斉唱せず、校歌は大きな声で歌ったことを目にしてからです。効果は君が代を日本は罪をかぶせられていることがわかりました。日本は恥の文化、罪を真っ先に感じるのは欧米の特徴ですから。 - くにうみ神話 2010-08-01 22 15 26 あ - あ 2010-08-11 10 01 19 反日朝鮮については、引揚者である母より聞いていた。朝鮮総督府の恩恵を仇で返す朝鮮人に嫌悪感を感じる。飲み屋で出くわしたら、さっさと帰るようにしている。彼らの女性客へのセクハラが目に余る。 - ブルーリボン 2010-08-02 21 25 38 「もう黙ってはいられない」を読んでから - D 2010-08-02 21 31 16 2002年W杯の偏向報道がきっかけです - トリノ 2010-08-03 17 08 42 バンクーバーのフィギュアスケートから。ニコ動→2chなどで情報を仕入れ、愛国心に火がついた。 - 2人の子持ち 2010-08-06 12 17 29 彼氏から色んな話を聞いてから。未だによくわからないことだらけですが、彼に色々教えてもらいながら、自分も危機感を高めていきたいと思っています。 - 道産子 2010-08-06 23 52 10 インターネット上で反日の実態を知り、自分の受けてきた教育があまりにも自虐と反日と虚構に偏って居たので、その反動 - ななっし 2010-08-07 11 13 37 あと、瀬戸内海での事故と愛媛丸の事故のマスコミの報道の比較。偏向報道にも程がある。 - ななっし 2010-08-07 11 14 39 父親の影響は大きいので、生まれながらそういう思想でした。自分も子供に同様の教育をしたいです。 - 名無しさん 2010-08-08 22 23 58 マスコミがおかしいと思いネットで調べた結果気づいた - 名無しさん 2010-08-11 03 26 25 2年半前の「人権擁護法案」「児ポ法改正」騒動で目を覚まし、反日の実態を知るきっかけになりました。 - 名無しさん 2010-08-11 14 24 22 その続きです。 私はネットをやり始めてから5年半経つが、「人権擁護法案」…とあるweb素材サイトのお知らせ欄を見て知り、「児ポ法改正」…日本ユニセフの二次規制キャンペーン報道でその組織の正体を知ることができました。 - 名無しさん 2010-08-11 14 35 39 ネットサーフィン中、偶然騒音おばさんの事実に行き着き、深く探っていったら、マスコミの捏造・偏向報道に行き着き、更に反日の実態を知ることとなりました。現在慌てて日本の近代史勉強中です。 - FUG 2010-08-11 20 00 18 小泉政権移行のマスコミたたきを見てきたときからです - かになべ 2010-08-11 21 56 21 旅行に行くと、色んな国で日本人というだけで多くの人に親切にされるから。 - 名無しさん 2010-08-14 09 48 38 右翼と左翼の違いを調べてる途中、色々なサイトに行き、いつのまにか目が覚めた - 厨房 2010-08-14 11 35 28 小泉総理の時からのマスコミの自民叩き、民主擁護を目にしたから。-工房 - 名無しさん 2010-08-15 13 30 25 今年の一月頃、ヤフーニュースからサーチナへ。韓国ブログが面白く、 - 名無しさん 2010-08-16 13 44 50 今年の一月頃、何も知らなかった私は、ヤフーニュースから偶然サーチナへ。韓国のブログが面白く、日本がどう思われているか調べようとネットサーフィン。”韓国はなぜ反日か?”のサイトが一番強烈。それで完全に覚醒。すっかり反韓の志士となる。 - 名無しさん 2010-08-16 13 54 41 終戦記念日の報道の際にNHK(日本反逆放送)の報道で、総理の挨拶をカットし「日本はアジアの国々に多大な損害を与え」と決まってそこだけ放送した。 - 通りすがり 2010-08-18 16 54 06 1998年に本屋に積んであった「戦争論(小林よしのり)」を暇つぶしに立ち読みして、本当に泣きながら、目が覚めた。 - 名無しさん 2010-08-18 17 07 18 フィギュアでの真央ちゃん叩きのヨナ擁護で、実は圧力が掛っているのでは?と思った。目を覚まさせた決定打は口蹄疫のブログ。そのブログをきっかけに民主党について色々調べていく過程で裏を知った。 - k 2010-08-18 19 15 38 36歳のオッサンだけど皆さん比較的最近だね、人のこと言えないけど - 名無しさん 2010-08-18 20 51 14 自分の場合は、ネットや実生活で見ず知らずの他人に個人情報を仄めかされたこと、脅されたこと、つきまといをうけたこと、ある会社の社長(韓国の歌を好んで聴いていた)から、退職後も執拗に交友関係や人間関係を含め根回しみたいなものを受け続けていることがきっかけで、某ジャーナリストのC○Aの支配代理人が○○なのだ、という暴露話をネットで見ていろいろなHPで情報を集めて本当ではないかと思いました。 - 名無しさん 2010-07-06 09 41 09 つづきです、いまもその大坂の挑戦系ヤクザ不動産会社社長の追い込み、いやがらせ工作はとどまるところがありません。被害報告などを書き込んだ3ちゃんねるのスレです。なにかしら関係があるのではと自分では考えています。参考にどうぞ。今後もできるだけ勤務先や就職活動時の不思議な出来事、人間関係への介入、心理的経済的な追い込みを少しづつでもレスできればと思います。ttp //news.3ch.jp/test/read.cgi?bbs=seiji key=1270122060 last=-1 nofirst=false - 名無しさん 2010-07-31 09 17 44 - 名無しさん 2010-08-20 22 43 01 高校生です。2009年夏の総選挙でマスコミの報道に違和感を覚えた。そんなに民主党が良いの?って思ってネットでマニュフェストとか調べてる最中、麻生さんの功績を知った。もともと好きだった麻生さんが自分の中で「尊敬する人物」になった瞬間だったよ。敵はマスコミですね。 - ぱんだぱんだ 2010-08-21 19 13 35 天皇陛下政治利用 30日ルール無視 小沢か会見が目覚めたきっかけ - ガチャ子 2010-08-21 21 39 18 とある雑誌で中国が日本の自衛隊が所持するイージス艦の情報をハニートラップを駆使して得ているという記事を見つけて目が覚めました。 - tak 2010-08-21 23 00 51 小林よしのりさんの天皇論を読んで、日本人であることを誇りに思うようになり、もっと真実を知りたくなりました。 - 会社員 2010-09-05 10 12 23 去年の参院選まで全く関心がありませんでした - まゆみ 2010-08-21 23 21 54 マスコミの政治についての報道が物足りなかったので。 - 名無しさん 2010-08-23 17 09 09 きっかけは泥酔会見ばかりで国際会議の内容を報道しないマスゴミ、決定打は鳩の脱税を追及しないマスゴミの違和感 - 名無しさん 2010-08-24 02 03 51 鳩山と小沢についての報道で、追求しなかったので。 - 名無しさん 2010-08-24 22 58 32 政権交代前、民主党の「日の丸切り裂き事件」を知って自分の中の何かが切れました。それまで政治なんて興味なかったのに、自分にも愛国心あったんだな… - 名無しさん 2010-08-25 00 50 15 外国人が差別されるのは当たり前だと、なぜか韓国人だけは特別にうるさいなと思っていた。 - 雄一 2010-08-25 13 17 43 区別されるのは当たり前だけど、差別されるのが当たり前だとは、いくら何でも思ってない - 名無しさん 2010-08-26 08 19 29 高杉晋作の伝記みたいな本を読んで感動。その後今の日本人について色々考え、調べてるうちに行き着いた。 - 慎 2010-08-26 02 09 22 「日本は世界的に見れば比較的良いように見られているんだ。」「第二次大戦で日本は負けてよかった?んな訳ねーよ。」などの私の高校のかつての担任の言葉。 - 祐 2010-08-26 17 30 45 学校の授業を聞いて、歴史で「ん?」と思えるところが合って、先生に聞いた。「ネットで調べるといい」といわれ、それを調べていくうちにこのページを見つけて。 - アフロもどき 2010-08-27 21 00 21 中川昭一さんの「もうろう(?)会見」。大きな成果を上げた事は報道されなかった不自然さ。奥様までバッシングする異常さ。 - うなぎいぬ 2010-08-27 22 25 46 近所のお兄さんが教えてくれた。知った時は凄い腹がたったよ。 - 名無しさん 2010-08-28 01 03 04 2009年の選挙前は全然政治に興味なかったけど、 - 名無しさん 2010-08-28 13 22 41 なんとなく麻生さんに好感を持っていた。それでネットで麻生太郎と調べてみると、このページにたどりつきました。感謝しています。 - 名無しさん 2010-08-28 13 24 51 ↑途中で切れてしまってすいません - 名無しさん 2010-08-28 13 25 20 フィギュアスケートでのキム・ヨナの異常ヨイショに加え、朝真央の低評価。素人目にもおかしいと思うのに! - 名無しさん 2010-08-30 19 53 54 80年代のドラマか?っていう程度のつまんないドラマを平然と流すテレビに疑問を持った。 - 主婦 2010-08-31 13 29 05 私はCSのスカパーの桜CHです。最初は朝生の逆な報道をしていて面白いと思いました。でも靖国神社の英霊の写真を見て、先祖の軍服姿を思い出し、これはみなきゃいけないCHだと思い、契約しました。そこには驚愕な真実があり、今まで常識だと思っていた歴史認識がくつがえされました。あとは、韓流ドラマのマスコミの異常な褒めっぷり。私にはドラマ事体、突っ込みどころが多くて笑いながらみてたのに、みんな感動したとすべてのTV放送がいってるので疑問に思った。あとはアジアカップの異常なまでの史那サポの日本たたき!なんで今更過去のことを蒸し返すのかと怒り心頭でした。そのときに石原都知事が「日の丸」を焼くことは許せない。民度が低いといったのでそうなのか、と日の丸の重要さがわかりました。 - 奈々 2010-08-31 23 39 36
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3988.html
どうも、やっぱりこの世界のレンきゅんがガチホモなのが信じられない亞北ネルです。 抜け目のないシステムさんの策略で無事プラシドさんを仲間にしたわけなんだけど…… やっぱりこのデザインはないよねぇ……本人いわく究極の姿らしいけど。 「……おい、防衛システム。前方の連中を見ろ」 「武装兵に戦車隊……またアンチ連盟のようですね」 まただよ(笑) これで私は通算三度目の襲撃だ。 『前期からの参加者は排除』する。これがあの謎の兵士達の口癖なんだけど…… 正直言ってかなり腹立つ。 だって、一部を除けばほとんどの人が『強制的』にこの世界に飛ばされているのだ。 んでむしろ被害者の私達を排除する……これでそーですかなんて納得できるわけないじゃない! 確かに殺し合いはむなしいもので、悲しみしか生まない。前のレンきゅんもその犠牲者の一人。 でも、あいつらだけは別に死んでいい……いやむしろ死ねとさえ思ってしまう。 ……私も大分ロワに毒されているかもしれない。 「ぐああああああぁぁぁぁ!」 「ひ、怯むな! 撃てー!」 けど近寄ったら、もう戦闘中だったみたい。 なんか大きなドラゴンが兵士を咥えてはどこかにまとめて放り投げている。 戦車もなんかすでに煙をあげて使い物にならないみたいで、兵士達は慌てている。 これはなかなか愉快な光景だ。 あ、また爆発が起きて兵士がコンビニの袋みたいに飛んでいった。 「! あなた達は!」 「システムさん!?」 「ご無事でしたか!」 とか言ってたら、どうやら兵士を蹴散らしていた人とシステムさんが知り合いだったっぽい。 アンチ連盟に襲われてたとなると、私と同じくあっちの世界から来たのかな? (よし、今だ!) ……そしてシステムさんと知り合いの人達が何かを話してる間にプラシドさんが逃げる兵士を片っ端から撥ねていた。 そしてドヤ顔でこっちを見てきた。どうしろと? ……ああ、兵士の排除=防衛、つまり評価してもらいたいのかな? 「プラシドさん、防衛ポイント+1」 「よし! まずは俺の先制だな!」 「し、しまった!」 試しに言ってみた言葉にプラシドさんがモロに食いつき、システムさんは悔しがっていた。 この二人、いい人だけどどこか馬鹿かもしれない。 ◆ ◆ ◆ ◆ 「なるほど、リンちゃんとネルちゃんか。僕はラグナで彼女がエリス、よろしくね」 「はい!」 「そしてシステムさんが好敵手と認めたプラシドさんですね」 「……そうだ」 アンチ連盟の襲撃を受けていたのはあっちの世界でシステムさんに助けられたという夫婦だった。 見た感じ二人とも私と歳はほとんど変わらないように見える。落ち着け私、まだ慌てるような時間じゃない。 「ところでお前達、俺のこの究極態を見てどう思う?」 「「すごく……カッコいいです……」」 そしてこの人達もセンスが狂ってた。あれ?私が変なのか? なんでも二人は桜座とかいう恐ろしい怪物と出くわして、同行者を殺されて退却してる際に連盟に襲撃されたらしい。 私に言わせれば、かわいいジョウロで戦車をスクラップにしてたらしいこの人達も十分怪物なんだけど…… 「……ブロントさん達は、やはり今の兵士達に殺されてしまったのでしょうか?」 「いえ、戦ってわかったはずです。彼らの実力なら、この程度の相手に遅れをとるはずがありません。 ……しかし私達を襲ったガンダム使いの様な相手であれば……あるいは……」 「取り込んでいるところ悪いが、いい加減にお前達……兵士共の言う7期参加者の意味を教えて貰おうか? 亞北ネル、お前もだ」 「うぇ!? 私も!?」 いつの間にか人型に戻ったプラシドさんがとうとう突っ込んできた。 さて、どうしたものだろう。7期の出来事…… 確かに、言うのは簡単なんだけど、リンへの説明がちょっと大変かもしれない。 けど、いずれはバレるだろう。早めにばらした方がいいのかな? ……プラシドさんのワイゼルが凄くこっちを狙ってる。拒否権はないみたいだ。 ◆ ◆ ◆ ◆ 「……まとめるぞ。 お前達はこの世界と同じような殺し合いに巻き込まれ、お前達全員が死んだ。 その後も絶望的な戦いが続いたが、お前達の仲間が絶望をやぶり希望、全員の蘇生を得た。 だがその直後、参加者の何人かが主催者にこの世界に連れてこられ、かつての強き仲間が何者かに殺された。 これであっているか?」 「ええ……」 結局、7期の真実のほとんどあらいざらい白状させられた。 最後まで伏せたのは、私の世界のKAITO兄さんが家族も手にかけたことぐらいだ。 プラシドさんは納得してくれたみたいだけど、問題はリンの方。 兄さんがシステムさん達をまとめてバラバラにしたという衝撃の事実もばれているが 三人ともが、理由あっての行動、彼との戦いは終わり今は生きているし、こちらの世界のお兄さんは何も悪くない。 だから気にする必要はないし、家族を探すのも手伝ってくれると言ってくれた。これは私的にも嬉しい。 リンも最初はショックを隠せていなかったが、慰められて彼らにお礼を言った。 だけど……私がリンの知る本当の姉ではないというのは…… 「いくら平行世界でも、お兄ちゃんがご迷惑を……本当にごめんなさい。 システムさんが言っていたのはそっちのお兄ちゃんの話で、こっちのお兄ちゃんはやっぱり普通なんだね」 「なにかとんでもない誤解をさせてしまったようで、すみません…… しかしこちらのKAITOに戦闘能力がないとなると、彼の防衛も急がないといけませんね」 「そうですね……僕達はもう気にしてませんけど、未だに恨んでる人も多分いるでしょうし……」 「あと、こちらの世界のネルさんも助けないと……」 「あ、大丈夫です。このネルお姉ちゃんはこっちのネルお姉ちゃんだから」 おいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!? 人の話聞いていなかったの!? 「だって、見た目も性格もほとんど変わってないし……」 それちょっと凹むなー……私だって少しは変化が欲しいよ。 「レンきゅ~んってよく飛び掛って、払われて……」 ああ、こっちの私もやっぱりレンきゅん好きなんだ。でも凹む。 「この前レンお兄ちゃんが男の人が好きだってわかってからは 『私、男になる! ふたな○じゃなくて、完全な男に!』って家を飛び出して……」 おい、ちょっと待て。こっちの私。 「『完全なる肉体を手に入れる!』ってビリー・へリントンジムとかに通い始めて……」 ………… 「口癖が『そうだね、プロテインだね!』になり始めて 『これから私のことは姉じゃなくて兄として扱いなさい』とか言い始めて お姉ちゃんがいきなりお兄ちゃんになるのにちょっとだけ抵抗あったから…… プラシドさんに乗ってるお姉ちゃん見て正気に戻ってくれたんだと思ったんだけど……」 ……えへへへ、泣いてなんかいない。これは雨よ。雨なのよちくしょー。 (……大丈夫です。たとえ性別が変わっても、家族の絆は変わりませんよ……) エリスさんが顔を覆いながら私の肩をポンと叩く。 (……僕は、いいと思うよ。愛する人のためにそこまで行動できるのは、本当の愛の証さ。 ただ、ちょっとどこかで間違えてしまっただけだよ……) ラグナさんも私の肩をポンと叩いた。うん、ちょっとじゃ済まないよ…… 「それにほら、システムさん達と違って別世界のお話も少なかったし なんとなーくノリを合わせてつくった捏造話かなーともとれたし」 ……純粋な子供って時に残酷だ。 確かに私すぐに退場しちゃったから語ることあんまりなかったけどさあ! (…………俺が話題を変えてうやむやにしておく。絶望はいずれ受け止めなくてはならない。 だが……今は泣いておけ) プラシドさんまで私の肩を叩く。もう泣いてますって…… よく見れば、システムさんからも哀れみの視線っぽいのを感じる。 もし会えるなら。 道を踏み外したこの世界の私を一発ぶんなぐってやりたい。 ◆ ◆ ◆ ◆ 「それよりもお前達、さっき口にしていた神龍ニアラの名……それはさっきの放送をしていた奴か?」 プラシドさんがさりげなく、それでいて結構重要なことに話題を変えてくれた。 確かにその名前は、補足放送の時に聞いた気がする。 「私も一戦交えましたが、乱入者のせいで取り逃がしてしまい奴のことは詳しくは知りません」 「では、私達のほうから……」 ~説明中~ ラグナさんとエリスさんの口から明かされた主催者神龍ニアラの正体は驚きのものだった。 なんでも本当に人類より優れた知能と技術、肉体を持つ神様であるのは間違いないらしい。 ただ人間を家畜呼ばわりして、自分達ドラゴンこそが全ての支配者であり神だと豪語する嫌な神だ。 最初は弱かったらしいけど、同族を食べてその能力を吸収して進化。 二人とも追い込まれて負けちゃったけど、最後には仲間のブロントさんがニアラを粉微塵にして仇を討ったそうだ。 ……でもその人はもう、放送で名前を呼ばれてしまっている。 異常な生命力と再生力の持ち主で、以前使った武器がない現状では有効な撃破方法も思いつかないとのこと。 「……で、でも! その世界で完全に打ち負かしたんだよね? そんな龍が、どうしてこんな殺し合いなんて開くの……?」 「ニアラはとにかく執念深かったからなぁ……きっと負けたのは偶々だって懲りてないんだよ」 「喉元過ぎれば熱さ忘れる……でしょうか? 賢さ値が9しかないのでしょうか?」 「私の計算によれば、『アレ』は『神龍』と書いて『バカ』と読む種族ですね」 怯えるリンに、三人がニアラをぼろくそに言う。うん、放送の笑い方には私も小物臭を感じてた。 でも現状対抗手段はないって、随分面倒な主催者だ。 兄さんと違って特に目的があるわけでもないらしいし……いや人間の絶望した姿を眺めて神様気分を味わうのが目的か? 「……お前達」 あれ? プラシドさんが何か怒ってる……? 「何を呑気なことを言っている! 奴をこのまま放置すれば、破滅の運命を迎えることになるんだぞ!」 「「「「「な、なんだってぇぇぇーーー!!?」」」」」 いや本当に何を言ってるのプラシドさん。 ◆ ◆ ◆ ◆ 「いいか、この俺が特別に講義をしてやる」 「はぁ……」 今、私達は全員正座をさせられている。解せぬ。 プラシドさんはどこから取り出したのか白板と黒マジックを持っていた。 アンチ連盟の支給品? 「俺の世界はシンクロモンスターが原因で滅びた。 そして、そのシンクロモンスターの中でも特別強力な力を持つのが、赤き龍の痣を持つシグナーの五龍だ。 まず、すでにワイゼルで取り込んだスターダストドラゴン。 レッドデーモンズドラゴン、ブラックローズドラゴン、エンシェントフェアリードラゴン…… それからブラックフェザードラゴン。あとなんかライフストリームドラゴンとかがいるような気がする」 ……あれ? ファイブディーズなのに6体いなかった? 「そしてここからが重要だ。件のニアラの前口上を言え」 「えーと、我はグレイトフルセブンス……」 「そう、セブンス。つまりは7番目だ。そして話を聞けばニアラは全ての龍の頂点、創造主だそうだな。 ここから導き出される結論はただひとつ…… ニアラこそが7番目のシンクロドラゴンにして6体の龍を生み出した諸悪の根源だったのだ! そんな強力なシンクロモンスターの親玉を放置してみろ! 俺の世界と同じく…… こ の 世 界 は 破 滅 す る ! ! ! 「「「「「な、なんだってぇぇぇーーー!!?」」」」」 「まさかニアラがシンクロモンスターとは、このシステム・アイをもってしても見抜けませんでした!」 「そういえばニアラが、人間が絶望している姿はたまらないとか言っていました!」 「無数の星を喰らってきたとも……」 「それじゃあ、プラシドさんの世界が滅んだのは……」 「おのれ神龍ニアラァァァ……! まさか不動遊星も囮だったというのか!? そんな俺を見て嘲笑っているとてでも言うのか!? ゆ る ざ ん !」 言うや否や、プラシドさんはまたバイクになって最高速度で走り始めた。 なんか人を轢いた気がするけど、止まりそうにもない。 私としてはこの世界の自分を止めたいんだけど、一体これからどうなるんだろう…… 【一日目・2時30分/山梨県/天候・雨】 【プラシド@遊戯王5D s】 【状態】健康、サイクロン号と合体中、激怒、フルスピード 【装備】サイクロン号、機皇帝ワイゼル∞(スターダスト入り) 【道具】支給品一式、黒マジック 【思考】 基本:世界の破滅の根源であるニアラを消す。不動遊星は保留。 1:防衛に置いて、防衛システムよりも優れていることを証明する。 2:防衛システム達と行動 ※神龍ニアラがシンクロモンスターだと思ってます ※7期の世界を知りました 【亞北ネル@VOCALOID派生】 【状態】健康、プラシド(と合体しているサイクロン号)に乗っている、不安 【装備】なし 【道具】支給品一式、他不明 【思考】基本:この世界のレンきゅんを助ける 1:プラシド達と一緒に行動する 2:この世界の自分を正気に戻す ※七期からの参戦です。 【防衛システム@SaGa2秘宝伝説GOD】 【状態】健康、最終形態 【装備】七支刀、鏡の盾、自己修復システム、サイバーダークドラゴン 【道具】支給品一式 【思考】 基本:アンチ連盟、主催者の完全抹消 1:防衛に置いて、プラシドよりも優れていることを証明する。 2:自分の上司や知り合いがいれば、そちらも防衛 3:プラシド達と行動 ※7期より参戦です 【鏡音リン@VOCALOID】 【状態】健康、悲しみ 【装備】不明 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:生き延びる 1:家族を探す 2:防衛システム達と行動する 3:自分に出来ることを探す ※7期とは別人です。 ※7期の世界を知りました 【ラグナ@ルーンファクトリー】 【状態】健康、右代宮楼座を警戒 【装備】覇邪聖皇剣、プロテグリード 【道具】支給品一式、回復薬 【思考】 基本:アンチ連盟、主催者の討伐或いは封印 0:プラシド達に同行 1:困っている人は助ける 2:KAITO達を見つけたら保護 【エリス@ルーンファクトリー】 【状態】健康、 右代宮楼座を警戒 【装備】幸せのジョウロ 【道具】支給品一式、山羊さん(左)、その他不明 【思考】 基本:アンチ連盟、主催者の討伐或いは封印 0:プラシド達に同行 1:困っている人は助ける 2:KAITO達を見つけたら保護 【アンチ連盟部隊@不明】死亡。プラシドによる轢き逃げアタック 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】死亡。プラシドによる轢き逃げアタック
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2074.html
最近の俺は何かがおかしい。妙にイライラするというか……。 それもこれも、古泉の奴が朝比奈さんと付き合いだしてからだ。 理由は、そういう関係になっておくとお互いに任務が楽だから、とかなんとからしい。 しばらくはなんともなかったんだよ。俺自身、俺が好きなのはハルヒだと思ってたしな。 それがしばらく時間が経つごとに、少しずつ気付いていったんだよな。……朝比奈さんのことが好きだってことに。 だけど、俺は今のSOS団が好きで、これを壊したくはない。 だから古泉と朝比奈さんの関係だって黙って見てるつもりだったし、長門と図書館も行って、ハルヒのバカなアイデアを聞いたりするつもりだったんだけどな……。 そういう今まで通りの生活を楽しみたかったけど、現実はそう上手くは行かないってか。 まぁ、じきにこのイライラも消えるだろう。俺も彼女とか作ってみたらいいかもしれん。……なんてな。 そして、そんなことを考えた後の数日後、俺は昼休みにブラブラと校舎を歩き回っていた。 そして出会った。俺が淡い恋心を抱く相手、朝比奈みくるさんに。 「朝比奈さん!」 出来るだけ普通に振る舞わないとな。 「あ……キョンくん……」 どうしたんですか? 元気ないですね。 俺がそう言うと、朝比奈さんは両手で拳を握って天使のように微笑んだ。 「そ、そんなことないですよ! わたしはいつも元気です!」 俺にはわかる。朝比奈さんを大好きな俺にはわかってしまう。この笑顔は強がってる笑顔だってことが。 だけど、これを追及するけとは許されない。なぜかって? それは彼女にとっての『禁則事項』であると共に、彼女の気持ちを落ち込ませたくない、俺の『禁則事項』だからだ。 「……そうですか。あまり一人で抱え込まないでくださいね」 俺にはそう言ってやることしか出来ない。それ以上のことをやる権利は俺にはないからな。 朝比奈さんは少し涙ぐんで「ありがとう」と言って去って行った。……ダメな奴だな、俺は。 再び校内をブラブラしてみたが、やはりさっきの朝比奈さんの様子が気になる。 あんな顔をした朝比奈さんを見たのは初めてだ。 古泉の奴……何のための彼氏なんだよ、バカ野郎。 そして、放課後。ハルヒは掃除当番だから一人で部室へと向かう。 その間もずっと朝比奈さんの表情を思いだしては、悩み、溜息をついた。何か俺に出来ることはないのか? はぁ……俺はなんて無力なんだ。長門やハルヒのように何でもできるわけじゃないし、古泉のように頭が回ることもない。 こんな時は凡人な俺が恨めしいぜ……。 「あ、あの……えっと……キョン……くん?」 ん? 何でほぼ半裸の朝比奈さんが……すいません! しまった。俺としたことがノックもせずに入るとは。……しかし良い物を見させてもらったな。 ふくよかな胸に、白い肌。腰の辺りについた……傷? 「朝比奈さん!」 俺はすぐさまドアを開け、ほぼ半裸の朝比奈さんの肩を掴んだ。 「ふえぇっ!? キョキョキョキョンくん!? ダメ、ダメですよぅ!」 何を勘違いしてるんですか! その腰の傷は何なんですか!? 朝比奈さんは慌てて腰の傷を隠したが、俺は背中の傷を見てしまった。 「あ、ダメ……見ないで! お願い……キョンくん」 その場にうずくまる朝比奈さんと一緒に、俺も肩を掴んだまましゃがんだ。 「朝比奈さん、何があったか話してください。こんな物を見たら俺はほっとけないです」 当たり前だ。これを見てほっとける奴がいたら連れてこい。俺がこの世のあらん限りの苦しみを与えてやろう。 そして、耳に届いてきたのはしゃくり上げながら泣きだす声だった。 「ひっく……わたしが失敗したら、古泉くんの機関の人に罰を受けちゃうから……」 なんだと? 森さんや新川さんか? ……いや、違う。あの人達はそうでないと信じたい。 それより問題なのは……古泉は自分の彼女がひどい目にあわされて何も言わないのか? 「ぐすっ……古泉くんは、見てるだけで……でも、仕方がないんです。これも仕事だろうし……」 あー、これはヤバいな。映画撮影の時、ハルヒにキレた以上に理性が飛んだ。 今、古泉の顔を見たら何するかわからん。 「ぐすっ……キョンくん、ダメだよ? わたしは大丈夫です……ぐすっ。だから、落ち着いてください」 健気だ。ただひたすらに、俺に向かって泣き笑いを見せながら俺を諫めている。 じゃあどうすりゃいいんだ? 多分、またハルヒの機嫌を損ねたら朝比奈さんは傷つけられる。 そんなのが許せるのか? いや、無理だね。世界中全てが許しても俺は許さん。 古泉の機関と接点を無くす。つまり古泉と別れさせた上で、ハルヒの力を使うぞと脅迫する。これしかないか。 朝比奈さん、古泉と別れてください。そしたらいくつか作戦があります。 すっかり……というより無理矢理に落ち着いた朝比奈さんは首を横に振った。 「出来ない、です。だって……わたし、古泉くんが好きなんです。だから……」 その時の表情は、どこか悲しげだった。……そう言わないと、今度は未来人から制裁を受けるのか? それは俺の勝手な思い込みだ。だけどな、目の前の朝比奈さんは救いを求めてるようにしか見えない。 「どんだけ罰を受け、それでも古泉を選ぶなら部室を出る俺をそのまま見ててください」 俺はそう言い残し、立ち上がってドアに向かって歩いた。 沈黙のまま、俺の足音だけが部室に残る。……朝比奈さんがそれで幸せなら、俺は口出し出来ない。 そして、ドアに手をかけ開けようと俺は力を入れた。 「キョンくん、助けて……。嫌だよぅ、こんな生活嫌だよぅ……」 シャツの裾に加わる小さな小さな力。この力を、どんなことをしても守ってやる。 「だって、わたしはキョンくんが好き……なんです。言いなりになって、痛めつけられるなんてもう嫌……」 わかりました。とりあえず、古泉が来る前に……。 「僕がどうかしましたか?」 背後から忍び寄る黒い影……なんて場合じゃない。いつからここにいやがった? 「来たのは今ですが……話は全て聞かせてもらいました。盗聴器って便利ですね」 プチッ……って来たね。悪い、こいつを殺させてもらう。こんな奴死んで当然だ。 俺は古泉の胸倉を掴み、制服に手を突っ込んだ。こいつのことだ、内ポケットに護身用武器でも仕込んでるんだろう。 ……まさかこんな物を持つとはな。出てきたのはアレだ、いわゆる『拳銃』だ。 「ちょ、ちょっと落ち着いてください。いきなり人の物を取るのはどうでしょう。それに、素人がそんな……」 素人でも、安全装置くらいわかる。 「あ、あなたが人を殺したとなると涼宮さんがどうなるかわかりませんよ?」 知ったことか。 あー、母さん、父さん、妹よ。すまん。俺は今から殺人者になる。 もう二度と家には戻らないだろう。じゃあな……古泉! 指に力を込めた瞬間、左胸に激痛が……激痛ってレベルじゃないな、これは。 目が霞むし、何で仰向けだ? 朝比奈さん、何で泣いてるんですか? 「死なないで! ダメ、キョンくん死なないで!」 俺は死ぬのか? なんか、背中とか手に液体の感触って……あ、これは血か。 「新川さんは腕の立つスナイパーでして。僕が危なくなったらやってください、と」 嫌な予感的中か。森さんとか新川さんとか多丸兄弟が朝比奈さんを傷つけてたんだな。 「血が、血が止まらないよぅ! どうして!? 古泉くんどうしてですか!?」 助からない……な。そろそろこの世とサヨナラか。最期に、朝比奈さんを助けてやらないとな。 「その理由は機関の車の中で聞かせます。さぁ、行きましょう」 「嫌だ! 離してください!」 朝比奈さん嫌がってるだろ。離せ……クソ古泉! 指に力を込めると、古泉の背中から血が出た。これでゆっくり寝れ……ハルヒ? 階段から、ハルヒが上がってきたのが見えた。タイミング悪いな……っていうかもう無理だ。真っ暗だ。 悪い、ハルヒ。SOS団は任せた……三人になるけどな。 そして朝比奈さん……俺もずっと好きでした。 おわり
https://w.atwiki.jp/loveuntouchable/pages/178.html
あなたに似た人 遼子編 投稿日 2011/04/27(水) 遼子がお兄ちゃんに似た某管理官に会うお話です。 ようやく投下。 ※ お兄ちゃんのそっくりさんの想像がつかない方は「LADY 藤堂」でググってみましょう。 藤堂が柘植に連れられて行った店は大衆居酒屋だった。 普段の自分なら絶対に入らないであろう店だ。 硝子の引き戸を開けると、客の話し声でざわめく向こうから「いらっしゃい!」と威勢のいい掛け声が響いた。 カウンターの奥から、焼き物を見ながら剥げ頭にねじり鉢巻きを巻いた中年の男がこちらを見て、柘植に眼で 挨拶をする。 カウンターもテーブル席もほとんど客で埋まっていたが、でっぷりと太ったお多福顔の女将らしき女が 柘植と藤堂を奥の空いている座席へと促した。 藤堂と柘植が座敷に座ると、女将がおしぼりとお通しを置いた。 「寒い日が続いてるけど、柘植さん、風邪ひいてないかい?あんた細すぎるからね、たっぷり食べなよ。 さ、今日は何にする」 飲み屋の女将というより、独身寮の寮母のような雰囲気だ。 「俺はいつもの焼酎と煮込み大盛りで。あとは女将さん適当に見つくろってくれ。藤堂、お前も同じでいいか」 「ええ」 美味い酒は置いていそうにない。藤堂は柘植と合わせることにした。 熱いお絞りで手を拭く藤堂を見て、柘植が言った。 「その顔じゃ俺がケチったと思ったか?」 「先輩のおごりですからね。贅沢はいいませんよ」 何年かぶりで柘植と酒を飲む。藤堂はそれだけで良かった。 「ここの大将が酒が好きな男でさ、こう見えてこの店は全国のうまい焼酎を揃えてある。それとこの店の煮込み は絶品だ」 「先輩がそう言うのなら、信じましょうか」 藤堂が皮肉な笑みを浮かべると、柘植もつられるように薄く笑った。 「でも正直意外でした。先輩がこういう店に来るなんて」 「気取った店で飲んだくれていると思ったか?」 「もう少しゆっくり飲める店に行くと思ってましたよ」 「そういう店で飲み始めると全てを忘れるまで飲み続けちまう。だから、これくらいにぎやかな店の方がいい。ここで飲み過ぎると女将に叱られるしな」 藤堂には、柘植が痛飲する理由が判っていた。 5年前の事件―――あの事件のあと柘植はキャリアとしての道を外れた。 冷徹になりきれない男にキャリアは無理だ。そう思って藤堂は降格した柘植を見送った。 だが憧れつづけた男を追い越した藤堂の胸には割り切れないものが残っていた。 それが先日、5年前の事件の真相が明らかになり、柘植が捜査へ怨念に近い情熱を燃やす理由が判った時 内部闘争に明け暮れ、出世することを目標とする自分よりもキャリアの道を外れたはずの柘植の背中が大きく見えた。 「もう女将さんに叱られるまで飲み過ぎることはなくなるんじゃないですか」 5年前の事件のケリはついた。悪夢を忘れるように飲む必要はないはずだ。 「どうかな」 柘植の眼の奥が一瞬昏くなった。まだ、はるか昔に幼い妹を失った痛みが燠火のように燻っているのだろうか。 その時、二人の座敷の横に誰かが立った。 女将が焼酎を持ってきたかと思って、二人がそちらを向いた。 「お、お兄ちゃん…!」 髪をひとつに結い、肩から鞄をかけた女が立っていた。 驚きで大きな瞳が更に見開かれ、次に言うべき言葉を失っていた。 柘植と藤堂か顔を見合わせる。知らない女だった。 藤堂は憮然としながらグラスを煽った。 座敷にさっきの女が上がって柘植の隣で正座していた。 女から名刺を受取った柘植が、何故か女に同席するように声をかけたのだ。 「取材だったら遠慮していただきたい」 藤堂が冷たく投げかけると、女が肯いた。 女は週刊アンタッチャブルの記者と名乗った。今泉の事件についての取材で藤堂のところへ来たようだった。 「も、もう取材はいいです」 女は柘植の隣に座って、藤堂をちらちらと見ていた。その視線が藤堂には正直うざったい。 「もしかして、君の兄さんは鳴海洸至か」 女の名刺を見ながら柘植が言った。 「鳴海…?」 永倉コンツェルンの総裁、永倉を使いこの社会を変えようとした狂信者。スキャンダルで政敵を追い落とし、 邪魔者は躊躇わず殺した――自分の両親も含めて――生来の犯罪者にして、警視庁創設以来最悪の裏切り者 ―――それが鳴海洸至だ。 「確かに似てるな、鳴海に」 柘植が藤堂に視線を据えた。 「似てる…?俺が、その鳴海にですか」 「ああ。俺も何年か公安にいたからな。一緒の班にはならなかったが、顔は憶えてるよ。出来る奴だったらしい」 あの事件のあと、警視庁の威信は失墜した。その張本人の妹か。藤堂を見つめる女と眼が合った。 藤堂の凍てつくような視線を感じ、女が慌てて俯いた。 「兄は沢山の人に迷惑をかけました…。でも…どんなに酷い人間だと言われても私にはたった一人の兄なんです。 もう会えないと思っていたのに、そっくりな人に会えてうれしくて…その…つい」 女が上目づかいに藤堂を見た。 「でも別に私にはあなたと話すことなど無い。取材じゃないなら、お引き取り願いたい。今はプライベートな 時間なんですよ」 「ええ、判ってます…じゃあ、取材は忘れてプライベートで一緒に飲みます。女将さん、わたしに生中ひとつ!」 女が手を上げて従業員に合図した。 「なんだそりゃ」 柘植が苦笑しながらすかさず突っ込んだ。 「それにしても、警視庁にはお前に似た男がよくいるな」 柘植の言葉に、藤堂の胸に苦いものが広がる。 藤堂は警視庁籠城事件の後のことを思い出していた。 籠城事件の時、藤堂は他の署であった捜査会議に出席していた。警視庁籠城事件の一報を受け、会議終了後 警視庁に駈けつけた時には事件は収束していた。 事件の夜、すれ違う職員達がみな訝しげな顔をする理由がわからないまま歩いていると、他の係の伊丹とかいう 捜査員に「生きてやがったのか手前」と飛びかかられた。 藤堂には何が何だかわからなかった。 翌日の新聞に掲載された籠城犯の顔写真を見て、藤堂の係の刑事達が驚いた顔をしていた。 自分では判らないが、その八重樫という元組対の男と藤堂は瓜二つだという。 あの事件の後に藤堂が職員食堂で昼飯を食べていた時、やけにじっとこちらを見つめている女性職員と眼が 合った。 藤堂が昼飯を食べ終わった後にエレベーターに乗ると、偶然その女も乗ってきた。 女の方が先にエレベーターを降りたのだが、ドアが閉まる直前、女が振り返った。 「八重樫君…」 黒目がちで大きな瞳から、一筋の涙が零れ落ちた。 藤堂にはさっぱり理由がわからず、エレベーターの中で女の涙に困惑し続けていた。 もしかしたら、あの女もそうだったのか…。藤堂の中に誰か――八重樫の面影を重ねていたのだろうか。 「あのお、乾杯しませんか」 ぼんやりとしていた藤堂に女が声をかけた。 「どうして」 柘植とのサシで飲む酒を邪魔され、藤堂は不機嫌だった。 「いいよ」 柘植がグラスを上げた。 「先輩!」 「藤堂、固いこと言うなよ。今晩、こうして飲むだけならいいだろ」 「じゃ、かんぱーい!」 藤堂の意見など無視して二人は乾杯していた。藤堂はグラスを合わせることなく、一気にグラスの中の ものを空けた。 グラスをテーブルに置くと、またも女と目が合った。 懐かしさと愛おしさを籠めた、藤堂が感じたことのない視線でこちらを見ていた。 「全く…台無しだ…」 藤堂は思わず眼を逸らし、苦虫を噛み潰したような顔をして焼酎のボトルに手を伸ばした。 「何で君が先に酔い潰れるんだ」 「えへへへへ、お兄ちゃん…」 「俺は君の兄じゃないんだぞ」 何故か藤堂の隣に、その女記者――鳴海遼子が座っていた。藤堂に腕を絡め、嬉しそうに肩に頭を預けている。 藤堂がいくら冷たくあしらっても、この女には効かないようだ。 自分の都合にいい方に解釈して幸せそうに藤堂を見ていた。 「すっかり懐かれたな」 柘植がグラスを口元に運びながら言った。 次へ