約 39,380 件
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/123.html
おりかさ ふみこ カバー曲一覧 曲名 収録・音源 他ボーカリスト 愛の芽生え ディズニー声のドリーム・デュエット 森田成一 おはよう!スパンク 百歌声爛 女性声優編Ⅲ お料理行進曲 百歌声爛 女性声優編Ⅲ 悲しみよこんにちは 百歌声爛 女性声優編Ⅲ キャンディ❤キャンディ 百歌声爛 女性声優編Ⅲ さらば 劇場版『あたしンち』 渡辺久美子 少女S ブリコン ~BLEACH CONCEPT COVERS~ 松岡由貴 空の欠片 clubDAM企画『あにそんボーカル』 魂のルフラン 百歌声爛 女性声優編Ⅲ 誰よりも遠くへ 百歌声爛 女性声優編Ⅲ chAngE ブリコン ~BLEACH CONCEPT COVERS~ 2 Fairy Dance フィギュア17 つばさ ヒカル イメージアルバム My Tomorrow デジモンミュージック100タイトル記念作品 We Love DiGiMONMUSiC(完全生産限定盤) 浅田葉子,今井由香,金田朋子,多田葵,永野愛,平田広明 魔女っ子メグちゃん 百歌声爛 女性声優編Ⅲ まっててごらん 百歌声爛 女性声優編Ⅲ よあけのみち 百歌声爛 女性声優編Ⅲ 流星ボーイ イナズマイレブンシリーズ5周年記念「本当にありがとう」 小林沙苗,佐々木日菜子 ロックリバーへ 百歌声爛 女性声優編Ⅲ うっせぇわ アトミックモンキーチャンネル
https://w.atwiki.jp/devilsummoner/pages/387.html
バイト 友人:今、何のバイトやってるの? ○○くん。 どうせ働くならバイトじゃなくて ちゃんと就職した方がいいんじゃない? 友人:よお、○○。 今日はバイトないのか? フリーターって気楽なもんだな。 近所の人:ふう、若さか……… 俺の可能性は、つぶれちまったが お兄さんは、そうなるなよ。 近所の人:おっとっと、○○じゃん。 明日のバイト遅れるなよ。 なんたって1日¥8000だぜ。 高校の後輩:○○先輩! 今、何のバイトやってるんですか? たまには後輩の顔でも見に来て下さいよ。 近所のおばさん:あーら、おはようさん。 景気悪くて大変よねぇ。 女子大生:ハーイ、久美子。 ゼミの研究発表、次は久美子の番でしょ。 大変よねー。 吾妻教授って、変わり者だって 聞いてたけど、ほんとに変人なんだもの。 講義はまあ面白いからいいけど。 そうそう、裏口って、 東側から回って行った方が 近道だったのね。今日、初めて知ったわ。 学生:ちいっす。久美子お嬢さんは、 今日も研究室に行くのかな、 と思って声かけたら誰? その男。 あのー……… 秦野さんのお兄さんですか? 久美子:違います。 学生:ま、まさか彼氏? 久美子:違います。 学生:だと思った。 秦野さんとは、つり合わないもんなぁ。 残念だったね、おにいさん。 はっはっは。 久美子:なんて失礼な人! ………ごめんね、○○君。 自分だけ、かばうようなこと言って…… 白衣の女学生:こんにちは秦野さん。 今日は彼とデート? 久美子:そ、そんなんじゃ、ありません! この人は、ただの友達なんです。 先輩が考えているような関係では…… 白衣の女学生:はいはい。 その話は、また今度 じっくり聞かせてもらうわ。 それよりも、 ゼミの発表会、来週でしょ。 頑張ってね、期待してるから。
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/2711.html
ソフトボール 女子1部 2000年 投手成績 与死球/打数ランキング 説明 チーム名は当時のままです。 与死数を打数数で割った数字のランキングです。 ランキング表 順位 チーム名 背番号 氏名 打数 与死球/打数 与死球 奪三振 奪三振/打数 与四球 与四球/打数 1 太陽誘電 16 庄子 麻希 188 17.86% 5 28 14.89% 11 39.29% 2 日立工機 16 鈴木 純子 267 17.24% 5 29 10.86% 23 79.31% 3 大徳 21 秦 学静 205 16.67% 6 36 17.56% 13 36.11% 4 日立高崎 12 藤井由宮子 192 13.95% 6 43 22.40% 6 13.95% 5 大徳 18 遠藤 有子 340 13.33% 6 45 13.24% 8 17.78% 6 戸田中央総合病院 15 清水 麻琴 227 11.43% 4 35 15.42% 10 28.57% 7 太陽誘電 23 朴 治美 348 10.94% 7 64 18.39% 31 48.44% 8 デンソー 16 高垣 麻矢 245 9.76% 4 41 16.73% 19 46.34% 9 シオノギ製薬 17 山崎あゆみ 450 9.09% 10 110 24.44% 26 23.64% 10 日立高崎 17 伊藤久美子 196 8.89% 4 45 22.96% 4 8.89% 11 豊田自動織機 19 高山 樹里 270 8.16% 4 49 18.15% 12 24.49% 12 YKK四国 16 木村 早苗 303 7.14% 3 42 13.86% 22 52.38% 13 ミキハウス 20 柳生 理絵 328 4.65% 2 43 13.11% 16 37.21% 14 日立ソフトウエア 14 入山 真澄 186 4.35% 2 46 24.73% 8 17.39% 15 日立ソフトウエア 11 石川多映子 328 3.28% 2 61 18.60% 12 19.67% 16 豊田自動織機 16 ミッシェル・スミス 203 0.83% 1 120 59.11% 7 5.83% 17 戸田中央総合病院 18 坂井 寛子 324 0.00% 0 82 25.31% 13 15.85% 17 トヨタ自動車 21 甲元 愛子 311 0.00% 0 65 20.90% 18 27.69% トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/149.html
軽井沢誘拐案内 part33-188~196,198~201 188 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 03 56 ID p2R8kISF0 ◆プロローグ *その夜、志郎(しろう:変更可)は、恋人・久美子が待つ彼女の別荘へ車を飛ばしていた。 志郎:「急がなきゃ・・・。そういえば彼女、妹と二人で来ているって言ってたっけな。 きっと妹が彼でも呼んだものだから自分も淋しくなって、俺に電話してきたんだろ。 あっ、あの別荘かな・・・?」 *別荘に到着。ドアを開ける。久美子が出てくる。 久美子:「わっ、あなた!! やっと来てくれたのね。うれしい。 今、ちょうど、妹のなぎさは買い物に行ってるのよ。 ・・・どうしたの、そんなに見つめて?わたし、どこか変?そんなに見ないで・・・。恥ずかしいわ・・・」 志郎:「ごめん、遅くなっちゃって。道が混んでいたから・・・。」 久美子:「ウソ!! 他の女の人と会ってたんでしょ。・・・わかったわ。信じてあげる」 志郎:「それはそうと、なかなかいい別荘だね」 久美子:「死ぬ前にパパが買ったものよ。」 志郎:「そうだったね。キミの両親は・・・」 久美子:「やだ、急にしんみりしちゃって。気にしないで。それより、中に入ったら?」 *[中に入る] 久美子:「まぁ、楽にして」 志郎:「あっちの部屋も見せてくれない?」 久美子:「あっ、ダメ。散らかってるから・・・」 *[抱き寄せる] 志郎:「こっちへおいでよ」 久美子:「あなた・・・。会いたかったわ」 志郎:「なぎさちゃん、どこ行ったの?」 久美子:「駅前のスーパーへおしょうゆを買いに行ったのよ。でも、あの子、何やってるのかしら」 *それからしばらくして・・・ 久美子:「あの子、まだ帰らないわ。ねえ、まさか誘拐なんてことないわよね?」 志郎:「まさか、考えすぎだよ」 久美子:「でも、もうこんなに遅くまで帰らないなんて・・・。あの子に何かあったんだわ。警察に電話しようかしら」 *[電話する] 志郎:「あっ、警察ですか?実は友達の妹が買い物に行ったまま戻らなくて・・・」 久美子:「ねっ、誘拐かもしれないって言って!!」 志郎:「で、もしかしたら誘拐じゃないかと・・・」 志郎:「すぐにここに来るそうだよ」 *それからしばらくして・・・ 志郎:「警察みたいだね・・・」 *刑事が来る 刑事:「なるほど。だいたいの話はわかりました。しかしですね、特に脅迫電話があったわけでもないし、 それに聞けば妹さんには放浪癖があったらしい。妹さんは確か18歳でしたね。 まっ、今のところ事故の報告もないし、そのうち帰ってくるのでは? あまり心配せぬことです。一応こちらでも探してみますが・・・。 また何かあったら知らせてください。では、わたしはこれで・・・」 *刑事帰る。電話が鳴る。 久美子:「あっ、電話よ!・・・はい、もしもし。高木ですが」 志郎:「どうしたの?」 久美子:「切れちゃったわ・・・」 *翌朝 志郎:「なぎさちゃんまだ帰ってないみたいだね」 久美子:「えっ? 一緒に妹を探そうですって?あなた、頼もしいわ!! そうよ。警察なんて当てにできないんだから・・・。 ねっ、二人で探せばきっと見つかるわよね。今、出かける準備をするわ。ちょっと待っててね」 189 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 04 50 ID p2R8kISF0 ◆なぎさはどこに 久美子:「志郎、お待たせ!さあ、これからどうしたらいいと思う?」 *なぎさの写真を用意し、久美子と一緒に行動開始。 久美子:「駅前のスーパーだわよ。レジに店員がいるわよ。ごめんくださいな!」 店員:「いらっしゃいませ!」 久美子:「この妹の写真を見てくれなくて。昨日、ここに、こなかったかしら?」 店員:「えーっと、この人ですか?確か、来ませんでした。こんな可愛い子なら、絶対に覚えていますよ」 久美子:「フィラテニスクラブに着いたわ。なぎさ、よくここに来てるみたい。 あっ、よーこがいるわ。わたしの友達なのよ。ハーイ、よーこ!」 よーこ:「なんだ、久美じゃない。あっ、隣にいる人が、いつも話してる彼の志郎さんね。こんにちわ」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 よーこ:「聞きたいのはこっちよ。最近、全然来なくて・・・」 久美子:「えっ、一昨日もここに行くって出かけたのよ」 よーこ:「うっそー。来てなくてよ」 久美子:「乗馬クラブに着いたわ。なぎさはここの会員だったのよ。あら、ジョッキーの西村さんがいるわ。 彼、なぎさの先生。西村さん、こんにちわ」 西村:「あ、これは、高木のお嬢さん」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら」 西村:「いえ、全然来られなくて、とても寂しい思いをしていたんですよ」 *久美子の別荘の裏辺り 久美子:「裏山だわよ」 志郎:「草むらを調べてみようよ」 久美子:「いろんな草が生えてるわよ。あれ?これ、大麻(たいま)みたいだけど、 まさか、こんな所に野生の大麻が・・・違うよね、きっと」 久美子:「ペウロ協会に着いたわ。綺麗な建物でしょ。あっ、神父さんがいるわ。 こんにちわ、神父さん。相変わらずお元気そうですね」 神父:「神の御心のお陰です。しかし、この度は、ご両親がとんだことに・・・。 あんなにお元気そうだったのに、交通事故でお亡くなりになるとは・・・」 久美子:「あら、そんな言い方すると、パパとママが死んだのも、神の御心みたい」 神父:「おや、私としたことが」 *山道 久美子:「山道だわよ。草の茂みに財布が落ちてるわ・・・あっ、これ、なぎさの財布だわ。どうしてこんな所に・・・」 志郎:「財布を調べてみようよ」 久美子:「えっと、お金と・・・あっ、カードが入ってる。タロットカードみたいだけど。死神の絵が描いてあるわ」 久美子:ヴィラホテルに着いたわ。大きなホテルでしょ。よくここへパパと食事しに来たわ・・・。 あら、支配人の関谷さんがいるわ。関谷さん、お久しぶりです」 関谷:「これは、久美子様。おや、お友達連れですか?」 久美子:「素敵な人でしょ。わたしの彼よ。妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 関谷:「お父上が亡くなられてから、こちらにはお見えになっておりませんが」 久美子:「このカードを見てくれなくて」 関谷:「こ、これは・・・。いったい、お嬢様がどうしてこのようなものを? 詳しいことは知りませんが、一度怪しげなパーティーに誘われたことがございます。秘密クラブめいたもので、 このカードは、そこの会員証に似ているような・・・。実際行ったわけではございませんが、なんでも、 地蔵ヶ原(じぞうがはら)辺りの別荘で行われているとか」 久美子:「ドライブインの中だわよ。マスターが暇そうにしてるわ。マスター、相変わらず暇そうね」 マスター:「ああ、おかげさまでね」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 マスター:「昨日ねぇ・・・昨日は来なかったけど、一昨日来たかなあ。確か、男の人と一緒だったな」 久美子:「なぎさが一緒だった男のことを聞かせて」 マスター:「よく顔は見なかったけど、なぎさちゃん、その男から、お金をもらってたみたいだったな」 190 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 05 52 ID p2R8kISF0 久美子:「ここは、大きな家の前だわよ。垣根に綺麗なアジサイが咲いているわ。素敵ね。 表札が掛かってるわ。『花山』・・・どこかで聞いたような名前ね。もしかして、知ってる人かも。入ってみるね。ごめんくださいな」 花山:「これはこれは、久美お嬢さん、まぁ、上がっていきなされ」 *ここは、久美子の父親の部下の、花山の別荘だった。 久美子:「でも、花山さんが、こんな近くに別荘を買っているなんて、知らなかったですわ」 花山:「いやいや、お恥ずかしい・・・」 久美子:「この家の垣根、アジサイですね」 花山:「ええ、とても美しいピンクの花が咲いていたでしょう」 久美子:「あら、ブルーのもあったみたいですよ」 花山:「おや、そうでしたかな」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 花山:「ほう、妹さんもこちらに?いえ、お見かけしておりませんが」 久美子:「このカードを見てくれなくて」 花山:「わっはは。久美子さんも、冗談がお好きだ。いやー、まいった、まいった」 久美子:「これは、どういうカードか教えてくれます?」 花山:「またまた、おとぼけを・・・。こりゃ、一本取られましたな」 *久美子の別荘に戻る 久美子:「うーん、とりあえず戻ったけど、これからどうする?」 *なぎさの部屋に入る 志郎:「引き出しを調べてみようよ」 久美子:「気がとがめるわね・・・。あっ、アドレス帳があるわ」 志郎:「アドレス帳を調べてみようよ」 久美子:「友達の住所が書いてあるわ。水城麻美(みずき あさみ)・・・あら、駅の近くの子よ。陸橋から南に行った家だわ」 *麻美の家に入る。麻美が刺激的な格好をしている。 久美子:「麻美の部屋だわよ。最近の高校生ったら・・・。そんなに見つめて、志郎、あなた、いやらしいわよ。 あなた、その格好どうにかならないの」 麻美:「余計なお世話よ。家でどんなカッコしてようと、あたしの勝手でしょ。 そういえば、なぎさもしょっちゅう言ってたっけ。久美子お姉さまがとてもうるさいって」 久美子:「・・・・・・」 麻美:「ところで、お姉さまの隣にいるあんたは誰」 久美子:「志郎さんよ」 麻美:「お姉さまには聞いてないんだけどなー」 久美子:「もう、なんて子なの!志郎、あなたに任せるわ」 志郎:「麻美ちゃんだったね。いい子だから、話してくれないか」 麻美:「わかったわ。あんた、いい男だから教えてあげる。なぎさの何を聞きたいの?」 志郎:「教えて欲しい。なぎさちゃんが、今どこにいるのか、付き合ってた男のことでもいい」 麻美:「どこにいるかはわからないわ。ほんとよっ!」 志郎:「このカードを見てくれないか」 麻美:「ふーん。そのカードを持ってるの?だったら行けばいいわ。今ごろならパーティーやってるかもよ」 *久美子に連れられて地蔵ヶ原へ 久美子:「別荘の中だわよ。なんか、怪しげな雰囲気だわ。お話してもいいかしら?」 男:「あんた、前にもここに来なかった?気のせいかなぁ。いや、前にあんたとよく似た子を見たような気がして」 久美子:「この妹の写真を見てくれなくて」 男:「あっ、この子?思い出した。確か、石田のやつの仲良くなって・・・。あれ、ほんとにあんたじゃなかった? 大きな声じゃ言えないけど、石田はチンピラヤクザさ。あんな可愛い子が、なんで石田なんかとって。 すごく腹がたったの覚えてる。七日ぐらい前だったなぁ。えっ、石田?そういや、今日は来てないみたいだったな。来たら教えてあげようか」 久美子:「お願いするわ。わたしの電話は、このメモよ」 男:「わかった」 久美子:「ね、志郎。一度戻って出直さない?もしかしたら、あの子、戻ってるかも知れないし」 *久美子の別荘に戻る 久美子:「やっぱり帰ってないわね、あの子。でも、こんなに探したのに、いないなんて・・・。 また放浪癖が出て、旅行にでも行ったのかしら・・・。あら、電話よ。もしもし、高木ですが・・・」 志郎:「どうしたの?」 久美子:「な、なんでもないわ。間違い電話よ」 191 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 06 39 ID p2R8kISF0 ◆久美子の謎 久美子:「いろいろ付き合ってもらったけど、あの子、きっと旅行にでも行ったんだわ。うん、そうよね・・・。 だから心配するのもうよしましょっ。ほんとあの子風来坊なんだから・・・。心配して損しちゃったわね」 志郎:「キミの両親のことを、話してほしい」 久美子:「去年の秋だったわ。こっちから東京に帰る途中で事故にあって。今でも信じられないわ・・・。 これ以上話させないで。せっかく忘れかけてるんだから。ごめんね」 志郎:「なぎさちゃんのことほんとに心配しなくていいの?」 久美子:「わかったわ、言うわ。わたしには妹なんていなかった。 ううん、いなかったっていうのは嘘ね。いたわよ。でもずっと前に死んだの。 あの子が12歳のときだったわね。元々病気がちな子で、ママはいつも妹の心配ばかりしてたの覚えてる。 妹が死んだとき、ママはその事実を受け入れなかったみたい。それでノイローゼになっちゃって・・・。 それからね。わたしが妹との二役をやるようになったのは。ママを治すために・・・。 でももうそれもおしまい。わたしはわたしだけに戻るわ。 あなたに付き合ってもらったのは、妹がいなくなったことを、みんなに分からせるため。 だましてて本当にごめんなさいね」 志郎:「じゃあ、妹なんて?」 久美子:「わたしも辛かったわよ。でも、ママのためにそうするしかなかったの。だからもう聞かないで」 志郎:「・・・・・・」 *[場所移動] 久美子:「そうなの。だましたから怒っているわね。出て行くって言うならわたしもう止めないわ。 でもこれっきりなんて言わないわよね。わたし待ってるわ・・・」 192 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 08 07 ID p2R8kISF0 ◆雨上がりの町 志郎:「さーて、これからどうするか・・・」 *一人で行動開始。 志郎:「おっと、裏山に来ちゃったぜ。草むらを調べてみるかな。 おかしいな。久美が、ここに野生の大麻に似た草があると言ってたが、そんな草はないぞ」 志郎:「ドライブインについたな。こんにちわ」 マスター:「あっ、いらっしゃい。久美ちゃんは、一緒じゃないの? あ、そうだ、この前話した、なぎさちゃんが連れてた人ね、さっき見たよ。 駅の向こうで見たんだ。40歳くらいの男なんだけど、確か、大きな家の前だったな」 志郎:「昨夜(ゆうべ)はどこにいたか、聞かせて欲しいんだけど」 マスター:「昨日ねぇ。確か、飲みに行ったけど、どうしてそんなこと聞くんだい?」 *[電話する] 志郎:「よし、久美に電話してやろう」 久美子:「もしもし、高木ですが。あっ、あなたなの?今どこに? ねっ、わたし、今からそこに行っていいでしょ。話したいことがあるの。着替えたらすぐに行くわ。 だから待っててよね。きっとよ!」 *久美子の別荘に移動 志郎:「やっぱり久美はいない。どうしたんだろう・・・。 ベッドの下に本が落ちてる。植物図鑑だが、栞が挟んである。えーと、 アジサイは、土に鉄分があると、ブルーの花を咲かせる、か。そう言えば、今はアジサイの季節だなあ」 *電話が鳴る 志郎:「おっと、電話だ。はい、高木ですが」 男:「あんた、志郎さんだね。悪いことは言わない。このまま、東京に帰って、何もかも忘れるんだ。いいな!」 志郎:「あ、あんたはっ?」 男:「じゃあな」 志郎:「もしっ、もしもし!・・・切れてしまったか。しかし、これはいったい?」 *なぎさの部屋に入る 志郎:「気のせいかも知れないけど、今、さっきまで人がいたような、そんな気がする。 引き出しを調べてみるかな。ん?麻美の住所が書かれたアドレス帳がなくなってる。まさか、麻美まで危ないとか・・・。 おや、ベッドの足元に、漫画の本が落ちてる。あれ、さっき、妹がいないと言ってた話は、この漫画に似てるなあ。 もしや、久美はこれを読んで、あんなことを・・・。しかし、何故?久美にも、脅しの電話が?」 志郎:「ヴィラホテルのラウンジだぜ。こんにちわ」 関谷:「あっ、確か、久美子様の・・・。よくいらっしゃいました」 志郎:「たびたび悪いですね」 関谷:「なーに、構わんですよ。こんなホテルでいいなら、いつでも来てください」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」 関谷:「久美子様は、あのような人だから、お顔には出しませんが、ご両親のことは、さぞ堪えたでしょうね」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 関谷:「こんなことを言っていいのか・・・。実は、お父上は、花山とか言う部下と、対立することが多くて。 しかし、まさか、そのようなことが・・・」 志郎:「乗馬クラブに着いたな。こんにちわ。西村さんでしたね」 西村:「おお、そう言うあなたは、確か、久美子お嬢さんと一緒だった人・・・」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」 西村:「妹思いのいいお嬢さんで、ご両親があんなことになった後も、よく妹の面倒を見て・・・」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 西村:「ええ、なんでも、ブレーキミッションのボルトが緩んでいたのか、はずれていたそうで。 人間なんて、あっけないものですね」 志郎:「それはそうと、なぎさちゃんのことだけど・・・」 西村:「全然関係無いかもしれませんが、なぎさちゃんのテニスクラブのお友達と、 ドライブインのマスターが一緒に歩いてたのを見たことがあります」 志郎:「山道だぜ。おや、ライターが落ちてる。・・・と、一応、持っておくか。 ライターを調べてみるかな。『H』とイニシャルが入ってる。誰のものだろう」 193 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 10 04 ID p2R8kISF0 志郎:「ドライブインの中だぜ。こんにちわ」 マスター:「しかし、おたくもヒマだねー」 志郎:「このライターに心当たりは?」 マスター:「んー。いや、見覚えがないな」 志郎:「よーこちゃんと歩いてたって話を聞いたんだけど」 マスター:「さあ。そんなことがあったかも知れないね。これでなかなかもてるから。あはは」 志郎:「ところで昨夜のことだけど・・・」 マスター:「うーん、家でテレビを見てたな」 *[締め上げる] 志郎:「昨日は家にいたって?飲みに行ってたんじゃ?さあ、言え!」 マスター:「あっ、そうだった。飲みに行ったんだ。そこにテレビがあったもんだからね。いやー、ごめんごめん」 志郎:「フィラテニスクラブに着いたな。やあ、よーこちゃんだったね」 よーこ:「あら、志郎さん。一人だけど、久美と喧嘩でもしたの?」 志郎:「マスターと歩いていたそうだね」 よーこ:「なんでそんなこと言うの?わたしにやきもち焼くことないと思うけどな」 志郎:「このライターに心当たりは?」 よーこ:「あら、素敵なライター。どこで拾ったの?」 *[締め上げる] 志郎:「さあ、いい子だから言うんだ。どうしてこのライターが拾ったものだとわかったんだい?」 よーこ:「そ、それは、女のカンよ。それより、いいこと教えてあげる。どこに行っても、もう何も出なくて、 誰に会っても同じことしか言わなくなったら、神父さんのところに行けばいいわ。何か教えてくれるかもよ」 194 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 10 47 ID p2R8kISF0 志郎:「ん、レマン湖だな。レマン湖の中の島だぜ。ベンチが置いてある。 ん?ベンチの後ろにスコップが落ちてる。一応、持っておくか」 志郎:「ペウロ教会に着いたな。どうも、またお会いしましたね」 神父:「おお、久美子様のお友達でしたか」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 神父:「ちょうど東京に帰られるとき、事故に遭われたとか。本当にいい人でございましたのに」 *[場所移動] 神父:「待ちなされ、今、神のお告げがあった。『Hのキーを押すことじゃ。持っているスコップで、 一度だけ好きなところを掘ることが出来よう』。では、行きなされ」 志郎:「花山さんの別荘の前だぜ」 *Hキー(携帯アプリでは*ボタン)を押す 志郎:「よし、ここで掘ってみよう。・・・やっぱりだ。青いアジサイの根本から何か出てきたぞ。 こ、これは、ボルトのようだが・・・。これのために、アジサイが色を変えたんだな。よくはわからないが、これが車のボルトだとしたら・・・」 *[中に入る] 志郎:「花山さんの部屋だぜ。この人は、久美の親父の部下だったが、今は社長か・・・。どうも、突然お邪魔して悪いですね」 花山:「ああ、君は志郎くんだったですね。何か用ですか?」 志郎:「このライターに心当たりは?」 花山:「Hは確かに私のイニシャルだが、とんと見覚えがないね。第一、私は煙草を吸わない」 志郎:「このボルトを見て欲しいんだけど」 花山:「さあ・・・」 *[締め上げる] 志郎:「とぼけるのもいい加減にしろ!自分が社長になりたくて、久美子の両親を事故死させたんだろう」 花山:「まさか・・・」 志郎:「じゃあ、このボルトは何だ?この家の垣根から出てきたんだぜ」 花山:「な、なんと・・・。そうですか、では」 志郎:「わーっ、この煙は何だっ!」 花山:「わーはっはっは。またどこかでお会いしましょう。さらばじゃ」 志郎:「待て!汚いぞ!・・・行ってしまった。しかし、シリアスな話だと思ってたのに、なんてことだっ!」 *花山は煙とともに消えてしまった 志郎:「おや、花瓶の後ろに手紙がある。差出人は高木正夫。久美の親父が花山に出したものだな。消印は去年の秋。亡くなる前に出したものか。 えー、なになに・・・。『私に万一のことがあったら、くれぐれも娘たちのことを頼む』。こ、この手紙は、いったい!」 志郎:「麻美の部屋だぜ。麻美ちゃんは相変わらず刺激的な格好だぜ。よう!」 麻美:「一人で来てくれて、麻美とってもうれしいわ」 志郎:「なぎさちゃんのことを教えて欲しいんだけど」 麻美:「いーわ、教えてあげる。あの子、両親の事故のことで何か調べてたみたい。 詳しくは知らないけど、地蔵ヶ原のクラブには、そのために行ってたみたいよ」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんだけど」 麻美:「あっ、そうそう、久美お姉さんの友達とかいう女の人に頼まれて、 植物図鑑を久美お姉さんに届けたんだよ。えっ、その女の人? あの人確か、地蔵ヶ原のほうに歩いていったよ」 *[抱き寄せる] 麻美:「ねっ、久美お姉さんもいないし、もっと激しく愛し合わない?」 志郎:「悪いが子供の遊びに付き合っている暇はないんだ」 麻美:「やっぱり、久美お姉さんを愛しているのね。わかったわ。あたしも探すの手伝ってあげる。 ねっ、これから、地蔵ヶ原に行ってみようよ。大丈夫。道はあたしが知ってるから」 志郎:「じゃあ、行くかっ!」 195 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 12 28 ID p2R8kISF0 ◆麻美にハートイン *地蔵ヶ原のマップを移動することになる。 麻美:「地蔵ヶ原に来たよ。パーティーやってる別荘は、確かこの辺だと思ったけどなぁ」 *それらしい別荘の西側へ移動 麻美:「家の横だよ。カーテンの閉まってる窓があるよ。あ、窓がぐらぐらし始めたよ」 志郎:「俺が窓を取ろう。ちょっとどいててね。ぬおおおおっー!」 麻美:「キャー、すごい!窓を外しちゃった」 *別荘の中の部屋。誰かの寝室のようだ。 麻美:「あれ、写真がある。40歳くらいのおじさんと、子供が写ってる。わかんないけど、もらっとくね」 志郎:「麻美ちゃん、たんすの上を調べてみようよ」 麻美:「なにこれ?古い新聞があるよ。なになに?『業務上横領で会社をクビになり、自殺』。やだー、暗いなー。 あれ?この人、なぎさの会社の人だったのね。ほら、『高木産業元係長 広田勝男(ひろた かつお)』って出てるもん。 でも、なんで、こんな所にこんな新聞があるのかなー?」 *ペンションデュランに入る 麻美:「すみません」 織田:「おっ、麻美ちゃんじゃないか」 麻美:「あれー、織田さんのペンションだったのー」 織田:「うん、ちょっとね」 麻美:「ねー、織田さん、はしご無い?」 織田:「はしごならあるよ。貸してあげてもいいけど、一つだけ条件があるんだ」 麻美:「えっ、何?」 織田:「麻美ちゃんのパンティーを見せてくれるならいいよ」 *麻美のパンティーを見せると、はしごを貸してくれる。 *(携帯アプリだと何もせずにはしごを貸してくれる) *ペンションデュランの外へ出る。文江がいる。 麻美:「あそこにいるの、ペンションの人かな。綺麗な人だけど、なんかクラそうな人ね。こんにちわ」 文江:「あ、いらっしゃいませ」 麻美:「あそこの大きな別荘のことを聞かせてほしいな」 文江:「ちょくちょく、神父さんがあそこに入っているのを見たことがあります」 麻美:「このライターに心当たりは?」 文江:「ああ、それ、ドライブインのマスターのでしょ。わたし、あの店にはよく行くから。 マスターがそのライターを持っていたのを見たことがあります」 *問題の別荘の東側からはしごを使い、2階の窓から部屋に入る。 麻美:「ここは、応接間みたい。ソファの隙間に鍵みっけ!もらっとくね」 *別荘の中を探索。煙草を発見、入手。 *大きな机が置いてある部屋 志郎:「あさみちゃん、戸棚を調べてみようよ」 麻美:「応接間で拾った鍵を使ったら、空いたわ。奥に、クラブの名簿みたいなのがある。取っておくね」 *さらに奥に進み、地下室へ。箱が置いてある。 志郎:「麻美ちゃん、箱を調べてみようよ」 麻美:「乾燥させた葉っぱがいっぱい入ってるわ。なんか、刻み煙草の素みたい。もらっとくね」 *壁を叩く 麻美:見て!壁が簡単に崩れたわ。中に入ってみる? *中に入ると、そこは洞窟だった。洞窟を抜ける。 麻美:「ん!塀の中よ」 *塀の中に囲まれた家の中に入る。暖炉の上に額縁が掛けてある。 麻美:「額縁の裏が戸棚になってて、何か入っていたよ。なんだろ、これ?書類みたいね。もらっとこっと」 *[調べる]→[持ち物]→[名簿] 麻美:「誰のことを調べるの?」 *石田と入力 麻美:「あったよ、石田。えっと、ここからずーっと南の方だわ。でも、南に行く道なんか、あったかなあ」 196 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 14 05 ID p2R8kISF0 *洞窟を戻り、別荘から出て、ペンションデュランへ 麻美:「また来ちゃった」 織田:「ああ、いつでも大歓迎さ」 麻美:「あのね、この煙草、おかしいと思わない?」 織田:「お、ちょうど切らせてたんだ。悪いけど、一本もらうよ。・・・うん?変わった味の煙草だな」 麻美:「この書類、わかる?」 織田:「おっ、これは、ヴィラホテルの株券だな。名義は『高木正夫』。こりゃ、相当の金額になるはずだ」 麻美:「ねー、これ、何の葉っぱだと思う?」 織田:「ああ、野生の大麻の葉っぱだね。どこで見つけたんだい?」 麻美:「ねっ、この新聞見てくんない?」 織田:「なんだ、15年も昔の新聞じゃないか。広田勝男って人が、自殺ねえ。うん?広田・・・いや、まさか、そんな」 麻美:「ほら、この写真なんだけどさ」 織田:「思い出した。この子供は広田だ。15年ほど前、俺がまだ中学生の時、俺のクラスに転校してきた広田政勝(まさかつ)だ。 あいつ、卒業と同時に東京に行ったから、それ以来あってないけど、もういい年になったろうな。 ほら、隣にいるのが、あいつの妹の・・・えーと、よーこちゃんとか言ったかな。しかし、その新聞に載ってるのが、あの広田の親父とか・・・はは、まさか、ね」 麻美:「なぎさって子を知らない?」 織田:「いつだったか、麻美ちゃんと同い年くらいの子が、やっぱり、あの別荘のことを聞きに来て、 まあ大したことは教えてあげられなかたんだけど、あの子たしか、なぎさって名前だったなあ」 *洞窟に再び入る。湖の中の島に出る。鳥居が建っている。 麻美:「あんなところにお爺さんがいるよ」 神様:「わしは神様なんじゃよ。湖の南、山道の崖を叩きなされ。そこに道が開けるであろう」 麻美:「キャー、ほんと、ありがと、チュッ」 *洞窟から出て山道へ 麻美:「山道だわ」 志郎:「俺が叩こう。あたーっ!」 麻美:「やった!道ができたわ!うそみたい!」 *ゆうぼうの別荘 麻美:「別荘の中だわ。あのー・・・」 ゆうぼう:「やー。どうもどうも。ここまで来たら、後もう少しです。頑張ってくださいね」 *石田の家 麻美:「おげんこ?」 石田:「なんだ、お前ら?」 *[締め上げる] 志郎:「なぎさをどうした?さあ、言うんだ!」 石田:「ひっ、やめてくれ!わかった、言うよ、言うよ。あの子がかわいいから、俺はちょいと油断しちまってさ。 その隙にあの子、地下のマリファナ作りを見つけてしまったんだ。 あの子が何のために、あの別荘を嗅ぎまわっていたかなんて知らねえけどよ、 俺はミスタードラゴンにそのことを報告しただけだ。その後どうしたかは知らねえ。ほんとだ!」 志郎:「ミスタードラゴン?」 石田:「あの別荘の持ち主で、クラブのボスさ。いつも覆面をしていて、誰もボスの本当の名前は知らないんだ」 志郎:「ドラゴンねえ・・・。しかし、話はどんどん変な方向に進みだしたなあ。どうなるんだろ?」 麻美:「ねっ、こんなチンピラに構ってられないよ。ボスが誰か、手がかりを見つけないと、早くっ!」 *来た道を戻り、問題の別荘の応接間に入る 麻美:「待って、廊下から人の声がするわ」 男1:「では、あのことは?」 男2:「久美の恋人というのが嗅ぎまわっているみたいですが、なーに、久美もなぎさも、もう始末させたし、あの男だけじゃ、何も解りますまい」 男1:「しかし、突然お邪魔して悪かったですね」 男2:「なーに、構わんですよ。こんな別荘でよければ、いつでも来てください。では、行きますかな」 麻美:「今の男たち、もう行っちゃったみたいね」 志郎:「しかし、あの喋り方は・・・・・・?」 麻美:「えっ、何かわかったの?」 志郎:「・・・・・・。ミスタードラゴンか。何やら、話がとんでもないことになってきたな。とりあえず、駅まで戻ろう。心当たりがあるんだ」 麻美:「わかったわ」 198 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 02 53 ID p2R8kISF0 ◆ドラゴンへの道 *軽井沢駅前 志郎:「どうやら、今回のことは、久美の両親の事故と関係があるらしいが、 それだけでもないらしい。よーく考えるんだ、志郎」 *これまでの情報を総括し、推理する 志郎:「別荘で見つけた、写真に写っている子供、広田政勝とは?」 *マスター 志郎:「そして、広田の妹は?」 *よーこ 志郎:「なぎさがお金をもらっていた男は?」 *花山 志郎:「命令を受け、なぎさを攫ったのは?」 *マスター 志郎:「さらに、二人の子供と、写真に写ってる男が、政勝やよーこの育ての親であろう。 その、育ての親とは?」 *関谷 志郎:「そして、己(おのれ)の欲望のために、久美の親父を恨みに思ってる政勝たちを利用し、 久美の両親を事故死させた人物は?それは、ミスタードラゴンこと、この人物だ!」 *関谷 志郎:「ヴィラホテルの株券を奪い取るためか。あるいは、裏山の大麻栽培が発覚しそうになったためか。 たぶん、この二つの理由のため、関谷ことミスタードラゴンは、 久美の両親を事故死させ、さらに、事故を不審に思って調べ始めたなぎさの存在が疎ましくなり、 政勝、つまりマスターに、なぎさを誘拐させた。 そして、なぎさに脅迫していたのが花山。ドラゴンは、政勝やよーこ、マリファナパーティーの常連客の神父まで使い、 全ての罪を花山に押し付けようとした。花山の家の垣根にボルトを埋めさせ、 わざとらしくスコップを目立つところに落としておいたのも、花山を犯人に見せるためだろう。 さらに、見つけやすくするため、久美に植物図鑑を届けさせた。麻美に、これを頼んだ女とは、たぶんよーこだろう。 事件の黒幕は、関谷こと、ドラゴン。そして、直接手を下していたのは、マスター。 彼は、父親が自殺に追い込まれ、久美の会社を恨みに思っていたはずだ。 マスターの妹・よーこも、これに協力し、神父までが加担したのは、きっと、マリファナ欲しさだろう。 よーし、わかったぞ。これで全て納得がいく」 麻美:「ねえ、さっきから何ぶつぶつ独り言いってんのよ。これから、どうするわけー?」 志郎:「急がないと、なぎさが危ない。もしかして、久美までがドラゴンの手に・・・」 199 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 03 58 ID p2R8kISF0 *駅前のスーパー 麻美:「男の人がいるよ。お客さんかな」 志郎:「うん?どこかで見たような。そうだ、刑事さんだ。ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」 刑事:「その昔、ドラゴンと呼ばれる犯罪組織があった。しかし、もう、ン10年も前の話です。 確か、もう壊滅しているはずです。 探偵ごっこも結構ですが、おたくたち、警察をからかってはいけませんな。私は買い物で忙しいのです」 *フィラテニスクラブ 麻美:「誰もいないよ。もう帰っちゃったみたい」 *ペウロ協会 麻美:「神父さんがいるよ」 *[締め上げる] 志郎:「さあ、言えっ!ドラゴンはどこだっ!あんたが地蔵ヶ原の別荘に行ってるのは知ってるんだぜ」 神父:「うぐぐ・・・言います、言います。 私は、確かに神に仕える身でありながら、あのパーティーの常連でした。その弱みをつつかれ、 ドラゴンに協力したこともあります。しかし、大きなことはやっておりません。 あの人も、私のことを信用してないみたいで。だから、私はほとんど何も知らされていないのです」 *ヴィラホテル 志郎:「こんにちわ」 従業員:「いらっしゃいませ。あなたは志郎さんでしたね。すみません。関谷さんは今、不在です」 麻美:「ねえ、この写真を見てくんない?」 従業員:「おや、この男の人は、関谷さんのお若い頃では。どことなく、面影があります。 それに、この子供は、ドライブインのマスターでは・・・」 麻美:「マスターのことを話してほしいな」 従業員:「あの人は、小さい時、お父さんを亡くされましてね。 それで、関谷さんが、彼の面倒を見たという話を聞いたことがあります」 志郎:「ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」 従業員:「ああ、その噂なら聞いたことがあります。軽井沢の影のボスと呼ばれ、 怪しげなパーティーをやっては、いろんな人を自分の組織に引き込んでいるとか。 なんでも、この軽井沢のどこかに、ドラゴンがアジトにする、隠れの里があるそうですが、 その話がどこまで本当なのか・・・」 *ドライブイン 麻美:「休みみたい。待って、誰か来たよ!」 *久美子が颯爽とバイクに乗って登場。 志郎:「久美!いったい、今までどこにっ!」 久美子:「詳しい話は後。この写真を見て」 志郎:「なぎさちゃんの写真がどうかしたの?」 久美子:「わたし、実を言うと、あれから襲われそうになって、花山さんにかくまってもらっていたのね。 あなたにも知らせなかったのは、これ以上あなたを巻き込みたくなかったから。 話は、花山さんから聞いたわ。彼、なぎさと一緒にパパたちを事故死させた犯人を探していたんですって。 でも、なぎさが攫われたりして・・・。 その写真はね、花山さんに手を引かせるため、犯人が花山さんに送ったものなの。 『なぎさは預かった。これ以上歯向かうと、この子の命は無い』とか言ってきて。 でも、その写真、手掛かりになると思わない?問題は、なぎさの後ろに写っている風景。 たぶん、なぎさはそこだわ。どこだと思う?」 *ここでパッケージ内に入っていた実物の写真を見る。(携帯アプリでは画像が表示される) *「浅間山」と入力する。 久美子:「そうよ、これ。だって、左に教会の十字架が、右に牧場が見えるもん。 こんな風に見えるのは、あの場所だけだわ。浅間山に行ってみましょう」 200 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 04 44 ID p2R8kISF0 *浅間山の森に入る 久美子:「森を抜けるとこんな所に出たわ」 麻美:「わー、なんか怪しげな所じゃん」 *ここからは噂のRPGパートです *初代ドラクエのようなマップ上に、敵シンボルが見えます。 麻美:「男の人がいるよ。こんにちわ」 男:「ここは隠れの里だ。よそ者は立ち去れい」 ※ *[戦う] 久美子:「わたしは、どうすればいい?」 *[投げキッスをする] 麻美:「ねー、あたしは?」 *[パンティーを男に見せる](携帯アプリでは[ぱふぱふをする]) *戦闘開始っ! 久美子:「うっふん、チュッ!」 男:「クラクラ」 *男の戦闘意欲 マイナスX! 麻美:「ねえ、見て見てー」 男:「うぷっ!」 *男のディフェンス マイナスX! 志郎:「あたたたたっ!」 *男に Xポイントのダメージ! 男「ぬおおおおっー!」 *志郎はXポイントのダメージを受けた! ※ *※~※を繰り返して戦闘を行います。 *勝利時 男:「ひでぶっ!」 久美子:「きゃー、やったわ!」 麻美:「今ので、喧嘩の仕方が上手くなったんじゃない?」 志郎:「うん、自分でも強くなった気がする」 *志郎のパラメータが上昇する。 *敗北時 志郎:「うげっ」 久美子:「きゃー、あなたーっ!」 麻美:「うえーん、志郎が、志郎が・・・」 *RPGパートの最初からやり直し。 *男たちを倒しつつパラメータを上げ、落ちている宝箱を開け強化アイテムを入手していく。 *湖のほとりにいる男 麻美:「あのー」 男:「なんだ、俺は湖を見てるだけだ。ほっといてくれ」 *ある程度ダメージを与えた後 男:「俺が悪かった。許してくれ。その代わり、いいことを教えてやる。 二つの泉をよく調べてみろ」 *二つの泉 麻美:「あっ、パンティーが見つかったよ。でもこれ、はくのが恥ずかしいくらいセクシー。 だって、透けてるんだもん。いいや、これにはき替えちゃおっと」 *(携帯アプリだとバニースーツ) *ラスボス戦 麻美:「ねぇ、見て!キャーっ、恥ずかしーっ!」 男:「じゅるん!うぷぷぷぷぷ・・・・!」 *ディフェンスを下げる効果が飛躍的に上がります。これがないとラスボスに勝てません。 201 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 07 10 ID p2R8kISF0 *ラスボスの背後にある穴に入る 麻美:「わー、階段だよ。何だか怖いなー。あっ、部屋があるよ」 *部屋の中には、関谷とマスターがいる。 関谷:「おや、皆さん、おそろいで」 志郎:「やっぱり、お前がドラゴンだったのか」 久美子:「なぎさはどこ!」 関谷:「しかし、久美さまもおいでとはね。とっくに始末させたと思っていたのに」 志郎:「さあ、言え!なぎさはどこだ!」 関谷:「残念ですが、遅かったようですな。あの子はもう、深い水の中です。さあ、もう終わりにしましょう。政勝、やっておしまいなさい!」 志郎:「そうか、やっぱりマスターが政勝なのか」 関谷:「どうしたのです、政勝。早く、この連中を・・・」 政勝:「親父さん、もう、やめましょう。俺は、俺は・・・。確かに、久美さんの親父さんを、俺はずっと憎んでいた。だから、あんたの言う通りに・・・。 しかし、もう、いい。親父さん、諦めが肝心だ。俺と一緒に・・・」 関谷:「政勝、何をする、政勝!」 政勝:「さあ、行くんだ!なぎさは死んでない。そこのドアを入ったところに・・・」 志郎:「わかった。ここのドアだな」 久美子:「あなた、なぎさをやっと連れて帰れるのね」 関谷:「待て!そうはさせるか!このピストルが見えないのか!」 志郎:「うっ・・・」 関谷:「わはは!みんな、死んでもらおう!」 刑事:「よーし、そこまでだ!」 関谷:「だ、誰だ!」 刑事:「あんなことを言いましたが、気になって、つけてきたのです。ドラゴン!今度こそ、これまでだな。この村は完全に包囲されてるぞ!」 関谷:「な、なんと・・・」 刑事:「さっ、あとは警官隊に任して、早く妹さんを助けてあげなさい」 久美子:「そ、そうだわ、あなた」 志郎:「うん」 久美子:「なぎさ!」 なぎさ:「お、おねえちゃん!」 麻美「良かったね。なぎさが無事で」 志郎:「うん。とにかく、めでたしめでたしだ」 *というわけで、4人は無事に久美の別荘に帰ったのでした。 ◆エピローグ *キッチンで食事の支度をしている麻美となぎさ 麻美:「でも、なぎさ、すごいよね。今度のことで、ドラゴンとかいう組織が壊滅したらしいけど、もともとは、なぎさのお陰だもんね」 なぎさ:「そ、そんなー。志郎さんのお陰よ!」 麻美:「ただ、ひとつだけ気になるんだけど、ドラゴンはどうしてマスターたちの面倒を見てたのかなあ?」 なぎさ:「よくわからないけど、人に恨みを持つ子を育てれば、その復讐心を利用して、 あとあと、悪いことをさせられると思ったのじゃないかしら」 麻美:「なるほどなあ・・・。ねえ、なぎさ、おしょうゆはどこ?」 なぎさ:「ほら、さっき、スーパーで買ったじゃない」 麻美:「あっ、そうか。よーし、味付けオッケー。あれ?久美お姉さんは?」 なぎさ:「あら?さっき、志郎さんとそっちの部屋に行ったと思ったけど」 麻美:「呼んじゃおっと。食事ができましたよー。ドア開けますよー」 *ラブシーンを展開している久美子と志郎。 志郎:「・・・・・・」 久美子:「・・・・・・」 麻美:「いやー。うそみたい!」 なぎさ:「えっ、なになに?キャッ」 *それから数日後・・・ 久美子:「あなた、たいへん!なぎさが、こんなメモを置いてっ!」 「あたしも、お姉さんみたいに素敵な彼を見つけに、旅に出ます。 今度は探さないでね。 なぎさ」 志郎:「じょ、じょーだんっ!」 Fin
https://w.atwiki.jp/kyogokurowa/pages/210.html
「……は、え、いやいやいや!? 殺し合いをなかった事にする!? どゆこと!? どゆことでフ?!」 ビエンフーは大混乱だった。黄前久美子の言葉の意味をちゃんと分かった上で。 殺し合いに反抗するだとか、殺し合いに乗るだとかならまだ兎も角。主催を利用して殺し合いを無かったことにするという。 一体何を考えているんだ、と叫びたくなったが。 「黙って。」 絶対零度の如き麗奈の声に。鬼神を思わせるその重さに怖気づき、沈黙。 そんな哀れなマスコット聖隷の事などガンスルーと言わんばかりに久美子が話を続ける。 「ずっと気になってたことがあるの、μの歌で。」 それは、第一回放送以降から放送毎に流れるようになったμの生歌。 『コスモダンサー』『Distorted†Happiness』『おんぼろ』。 どれもこれも、黄前久美子の耳からしても上手とも言うべき歌声で。 その上で、感じた違和感があった。 「いつも流れる歌、あの娘のようで、あの娘じゃないって。」 黄前久美子は6年もの楽器経験年数を持つ楽器経験者。プロほどではないが相応に音楽に対しての耳も肥えている。その為か、μの歌を上手だと思いながらも、僅かな違和感が、彼女の脳内にへばり付いていたのだ。 「なんて言えば良いのかな……本領が発揮できていない? 棒読み? いや上手なんだけど、基礎が微妙に抜けていると言うか、管楽器慣れしてない人が他の人と一緒に演奏して隠しているような……。」 「誰かが、操作している?」 「麗奈、多分それ!」 麗奈の相槌に、思わずサムズアップ。 そう、操作されているのだ。楽器のように、チューニングされた歌をμが上手に発声しているという。 だが、操作者がそこまで音楽に長けているわけでないので、μ本来の歌声が上手でも、それを完璧に生かしきれていない。 「……言われてみれば。」 高坂麗奈もまた、μの歌を振り返って「そういえば……」と思い返していた。 上手だけれど、上手には程遠い。元の歌声が綺麗すぎて、違和感に気づかない。 こればっかりは、管楽器に長年触れて、音程の細かい幅を極め続けた者にしか気づかない、僅かな違和感。 「……私の勝手な憶測なんだけれど。μは、楽器なんだよ。楽器で……願望器。」 ヒト型の楽器にして願望器。黄前久美子はμの曲を聞いて、その僅かな違和感からそう考察した。 誰かに操られる楽器であるなら、楽器を扱うという点に長けた自分と麗奈ならば。 参加者の殆どが、第一回放送以降に流れたμの音楽を殆ど気にしていなかった。 直接の関係があるアリアですら、μの歌だということで優先順位は低かった。 今一度冷静になる機会がようやっと訪れて、現存でメビウス関係者以外でかつ、音楽に一日之長がある二人だからこそ。 「……だったら。……だから、あの時。」 そして、高坂麗奈が思い返したのは第一回放送直後。 衝動の発散の為、月彦に音楽を披露した後の事。正しく認識するならば、『覚醒者006』となった時。 報告書を思い返せば、デジヘッド化した自分の音楽によって月彦は太陽の光への耐性を得た。 もしかすれば、μの力に酷似した内容のものが、既に宿っているとしたならば。 願望器であるμが、自らの鬱屈した感情に反応して、望んでもない願いを叶えたというのなら。 その結果、手に入れたのは。音楽という共通の果てに得たのが、歌姫と似て非なる、音楽を奏でし『奏者』としての力ならば。 いや、そもそも。この場所において、『音楽』という概念が、大きく作用するのならば。 「……久美子。もしかしたら私は。」 μの力でデジヘッドになった麗奈。その音楽を受けて同じくデジヘッドとなってしまった月彦。 その力の大元がμと同じくするものであり、鬼の力と霊力、そしてビルダーと言う精霊ルビスの力との融合によって、μの力を断片を更に改良(ビルド)したかのような『夜』の力は。 「μを何とかしたら、久美子の言う『無かったことにする』事が、出来るかも知れない。」 前提としては、砂漠の中から黄金を探すが如き難行苦行であるが。 今の高坂麗奈には、それが可能かもしれないという。 恐らく、辿り着く過程はμに、歌姫に対しての真っ向からの音楽対決。 全国大会なんて目じゃないレベルの大勝負を仕掛けるのと同義。 「――うん。μに何でもいいから勝って、無力化して、μの力を使って、この殺し合いで起きたこと全てを『最初から無かった』ことにするの。……そうすれば、あすか先輩やみんなも戻ってくる。」 「いやいやいや、無茶苦茶過ぎるでフ!?」 案の定、久美子の言葉にビエンフーが抗議の声。 幾ら何でも滅茶苦茶というか、μに対して(想定では)歌対決仕掛けて勝利してμの力+αで殺し合いでの出来事全部無かったことにするとかマジでなどういうことなの?である。 「………それに、麗奈も人間に戻れる。」 少なくとも、ビエンフーの心配と動揺を他所に、付け足すように加えた呟きが。 久美子にとって藁にも縋るような思いでかつ、友達を何とか出来ないかという正真正銘の善意によるもの。 その為の壁が、μやテミス率いる主催陣が仮想敵となる。 「(ヤバイヤバイヤバイヤバいでフ、これあの娘マジでやるつもりでフ!!!!)」 一方のビエンフー。久美子の言葉がマジでやらかす類の覚悟だと察してマジ焦り。 ビエンフー個人の意見として、「そんなものが他の参加者にとって罷り通るものなのか?」という事だ。 殺し合いに乗ってる奴らはそんな事関係あるかだし、ビエンフーの接触した他対主催にそんな都合のいいリセット的大団円を許容するようなメンツはまず居ないだろう。 一瞬何か反対意見とか出してくれるかなと僅かな期待を賭けて、麗奈の方を見てみるが。 当の麗奈は、そんな久美子の言葉に、呆れと喜びが入り混じった笑顔を見せて。 「……私がいなかったら、どうしてたの。ほんっと。」 「そんな事言われたって、麗奈とあんな事になってから思いついたから……。」 (あっこれ乗り気でフ。) 期待していた自分がバカだったとビエンフーは絶望した。 やる気だこれ、本人たちガチでやる気だこれ。と言うかこれ色んな意味でこっちにとっても他人事じゃないのでは?などとは思った。 現状自分の契約主である垣根がそれを認めるのか? いやどう考えても否に決まっている。 連鎖的にブチャラティとかライフィセットも恐らく否を唱えるだろう。 「……私以外の全てを敵に回すことになるかも知れないのに。久美子、それでもするの?」 麗奈が久美子に問い掛ける。ビエンフーの焦りの通り、やろうとしていることは事実上主催どころか他の参加者ほぼ全てを敵に回しかねない無謀。 未だ何の力も持たざる身である黄前久美子の望みは。無茶のまた無茶であり。 「するよ。一人じゃ心細いけど、麗奈がいるから。麗奈だけ悪者なんて似合わないから。」 たった一人の友達以外を敵に回しても、そんな大言壮語の幻想を望むそんな理由。 死んでしまった先輩のためと、鬼になってしまった友人のためと。 「それにやっぱり。……全て終わっても、戻ってこないものは戻ってこないなんて。絶対に御免。」 そこに込められた言葉は、悲哀か、願望か、それとも憎悪だったのか。 満面の笑顔で言い返したその言葉は、麗奈やビエンフーが思っているものよりも遥かに深い何か。 結局、勝手に理不尽に巻き込まれた事をなかった事にしたいだけの我儘だったのか。 「……じゃあ、付き合ってあげる。何処までも、ずっと。」 なので、これ以上口を挟むのは野暮だとして、麗奈の覚悟は決まった。 例え全てが偽りだったとしても、今更そんな真実で久美子は止まらないだろう。 むしろ逆に「じゃあ偽物を本物にしてしまえば」的なニュアンスの事を言いそうだから。 「私の友達(とくべつ)を、誰にも穢させはしないから。」 だから、全て取り戻そう。残酷な現実を綺麗さっぱり消し去って。 全てを夏の夜の夢だと吐き捨ててしまおう。悪い夢を終わらせてしまおう。 この悪夢のような世界に終止符を。そして御都合主義なハッピーエンドを目指そう。 「……賛同してくれて嬉しい所悪いんだけれどさ麗奈。……またイメチェンした?」 「えっ?」 「あっ、ホントでフ。銀髪になってるし、右眼が赤くなってるでフ。」 なんて神妙な雰囲気を一気に崩壊させるような久美子の呆けた声。 ビエンフーが言うには髪の色は赤から銀になって、右眼は完全に赤く染まっていると来た。 しかも、無くなったはずの左腕が、何故か復元していたのだから。 復元した左腕と変化した銀色の髪をまじまじと見つめて、麗奈はこう呟いた。 「……ええと、多分。多分、だと思うけれど……久美子の血、吸ったから?」 「ええっ?」 「多分、ドーピング的な、そんな感じだと思う。……ほら。」 つまる所、久美子の血を吸ったことで一時的に変わった、というか左腕まで回復するとは思わなかった。 と言いたい所だが、その直後に髪の色も赤に戻り、左腕も煙のように消えてさっきまでの欠損状態のままに。 「時間制限あるみたいだから、元に戻っちゃった。」 「……ほ、ほんとだ。な、何だか恥ずかしくなってきたんだけど。友達の力借りてパワーアップ?とかそういうの、本当にあるんだって。」 そんな、少年漫画的な感じでのパワーアップ現象。しかも自分の血を飲んでという事実が妙に気恥ずかしくなり、久美子は思わず顔を手で覆ってしまう。 麗奈の方はそんな久美子の赤らめ顔にほんの少しご満悦のようで。 「そ、そんな事なら私の血ぐらいいっぱいあげる! ほら、今からでも噛み付いていいよ!!」 「いやいや、そんな事したら久美子まだ一般人なんだし、あの時はちょっと吸っただけだし本当は負担大きいから好き好んでは吸えないから!」 (一体ボクは何を見せられてるんでフか。ていうかこの間に逃げれば良いのでは?) それを発端に始まった夫婦漫才を死んだ眼で見つめながら、この間に脱出できないかななんて思い始めたビエンフー。 実際なんか巻き込まれて気を失って眼が覚めたら何か逃げるなされて。というか何かそういうの多いとか思いながら、そろ~り、そろ~りと一歩一歩その場から離れようとする。 「それで麗奈が死んじゃったら元も子もない! それにどうせなら左腕はあった方が良いって、また麗奈のトランペット聞きたくなった時とか不便だから!」 「それじゃあ久美子すぐに貧血になっちゃう! いやそういう気遣いは嬉しいんだけど!」 (今のうち……今のうち……) 二人に目もくれず、バレないようにとゆっくりと。 何とか飛行し始めてもバレ無さそうかな、なんて距離まで離れたと安堵した。 「――それで、あなたは何逃げようとしてるの?」 「ふぇ?」 高坂麗奈の背中から生えた、管のような触手に捕縛されるまでは。 ビエンフーでは視認すら出来ない速度で生え出たそれは即座にビエンフーの身体に巻き付き、地面に一度叩きつける。 「ぐへぇっ!?」 潰れたカエルのような悲鳴を上げて、ビエンフー再度沈黙。 そして縛り上げられたまま気絶したビエンフーの身体は麗奈の眼前まで運ばれる。 「あれ、麗奈いつの間にそういう事出来るようになったの?」 麗奈の行動に対し、久美子は物珍しそうな感じで声を掛けた。 常人が見るには中々グロテスクな光景であるが、破壊神シドーという異常を目撃したためか、もはやこの程度では全く動じなくなっていた。 「久美子のやろうとしていること手伝うにしても。この先水口さんや月彦さんみたいな強敵と戦わなきゃいけないから、慣れとかないとって思って。」 麗奈としては、これから久美子の願いを叶えるため。その前に立ち塞がるであろう強敵に対して、今の自分の力を自覚し取り扱えるようにと慣れたい思惑があった。 その第一として、麗奈が目撃し一番印象に残っているであろう月彦の技を再現して、何か逃げようとした珍生物(ビエンフー)をとっ捕まえた。 「その背中から生えてる触手が?」 「うん。流石に月彦さんみたいにいっぱい出せないし、速度だって月彦さんには及ばないけれど。」 あくまで真似ただけ。食人衝動は沈静化したが鬼の身体という状態は治ってる訳ではない。 だが、鬼の身体になったなら鬼の身体らしくやれることの拡大解釈。今ならなんか出来そうと言うインスピレーションを浮かばせて、見様見真似で月彦の、鬼舞辻無惨の管を再現した。 「それで、この子どうするの? このまま逃しても良いとは思うけど……何か余計なことされそうだなぁって。」 「少なくとも私達の事は聞かせちゃったから、ただでは返せないかな。……私に任せて、久美子。試したいことがあるの。」 兎も角、この珍生物の対処はどうするか、ということで。 久美子としては害は無さそうだし放逐しても良いとは思っていたが。あの話を聞いて否定的な雰囲気だったからそういう訳にはいかない。 少なくとも、麗奈の言う通りただでは返せない。ではどうするか。 その為、麗奈が言い出した試したいこと、というのを信じ、久美子は麗奈に珍生物の処遇を一任する。 「出来るかどうかは兎も角、何となくやれそうって事をしたくて。」 右手の指先をビエンフーの頭に翳す。つま先から滲み出るように現れるのは小さな赤い管。 それをビエンフーの頭に突き刺し、そのまま数十秒ほど沈黙。 「………うん、もういいかな。」 突き刺した管が抜かれて爪の間へ仕舞われる。 ビエンフーの脳天には小さな穴が空き、そこから麗奈の管から注入されたらしき、蒼い血が漏れている。 ただし、ビエンフーの生存状態には特段影響はない様子で。 「何したの?」 「記憶、というより情報の読み取り。血を介さないと出来ない事だけど。」 高坂麗奈が黄前久美子の血肉を喰らった際、『ビルダー』もとい『精霊ルビス』の情報も食べた事で、ある種『情報』の取得を感覚で理解することが出来た。その感覚を元に、自分の蒼い血を媒介に、ビエンフーの頭からその記憶を読み取ったのだ。 「何だか凄いことしたって事ってのはわかったけど……結局この子どうするの?」 「……もう放置でいい。何も問題ないから。」 後は処遇となる。またしても気絶したとは言え、このまま目を覚まして自分たちの今の方針を伝えられても問題。そんな久美子の心配を尻目に麗奈は何の問題もないと告げる。 「えっ、まだ何か仕込んでる感じなの?」 「少なくとももう何もしなくても良いって断言できるぐらいには、ね。……そんな事より、これから何処行く?」 既に事は済んだと、珍生物(ビエンフー)の事など気にも留めず、久美子へ対して次の目的地をどうするかの相談。本当にもう大丈夫だという麗奈の自身有りげな言葉には素直に納得して。 「麗奈がそう言うなら心配ないんだろうけれど……うーん。……あ、そうだ。やりたいことあるから連れて行って欲しい所があるんだんけど? ……あとさ、今の麗奈って、私を片手で抱っこして運ぶとか出来る?」 「うん、出来るけど、どうしたの? それにやりたいこと?」 「――ものづくり、かな?」 そうにこやかに、久美子は麗奈へ提案した。 ☆ ☆ ☆ エリアB-7、池袋駅。正しくは池袋駅を施設の一つとして置ける程の大きさ。 4エリアを覆う大きさを誇る、会場最大施設たる遊園地。 渋谷駅を内包しているという点において、置かれている物品等の数も施設内で最大規模と言うべきか。 黄前久美子の言葉を受けて高坂麗奈と共に向かったのはこのエリア。様々な力を内包した鬼となった高坂麗奈にとって、片腕で黄前久美子をお姫様抱っこしながら遊園地までかっ飛ぶのは割りと容易いことであった。 久美子曰く「流石にお姫様抱っこは恥ずかしかった」とのことらしい。あと「麗奈が王子様に見えた」とか。 黄前久美子はジオルド殺害からの現実逃避の際に鐘の音は聞いていた。 それは聞いた者に『ビルダー』の"ものづくり"の力を与えるもので。 勿論、それだけでは黄前久美子にビルダーのような"ものづくり"は難しいのだが。 麗奈に血肉の一部を食われて、修復されたのが要因か、何となく『創造』と『破壊』の感覚自体は掴めてはいる。自分の肉体が破壊され、創造されると言う出来事を経て。 遊園地は、この殺し合いにおいて、黄前久美子にとっての始まりであり。この場所から始まって、セルティと弁慶の二人と出会った、ある種思い出深い場所である。 ある種、ものづくりの為に向かった場所としてここを指定したのは、その思い出にほんの少しだけ浸りたかったのか、それとも一番"もの"があるからという理由からかは、久美子の頭の中の秘密だ。 ともかく、まず"ものづくり"の為に必要なのは作業台なのだが、久美子の何となくの感覚を元に、麗奈が素材の造形や構築等を手伝う事で完成。素材として必要であろう心のカケラに関し、隼人がカタルシスエフェクトを発現させたのと同じ用に、高坂麗奈がカタルシスエフェクトを発現させてそこから心のカケラを回収する事で解決。 そうして二人が作成した"もの"というのが衣服の類。 どちらも血やらで汚れてしまってるものだから、心機一転・気分転換も兼ねての衣服チェンジの為にと作成。始めての共同作業ということでノリと勢いと麗奈の衝動のままに作ってみた結果。 「着てみて何だけど、……これ、メイド服?的なやつだよね。」 まず黄前久美子。瑠璃色を基調とした、例えるならば不思議の国のアリスのような衣装。 肩部分がはだけやすくなっているのは緊急時に麗奈が手早く久美子の血を吸えるようにするため。 アリス的衣装と言うけれど、一見してみればこれはメイドなのでは?と勘違いされてもおかしくないというか。ただ、動きやすさと言うか何だか身体が軽くなったのでこれはこれでOKと。 「……それで、麗奈。その衣装、着てて恥ずかしくないの?」 「いや、出来上がったのがこんなだから気にしても仕方ないと思うけど。それに久美子と一緒に作ったんだから、安全性とかは保証できる。」 問題は高坂麗奈の衣装だ。見事なまでに純白のウェディングドレス。そこに赤を基調としたスカートとフリルが追加されたような姿で。 扇情的かつ神秘的な姿に一瞬見惚れ、久美子の心の中で一瞬キュンとなり、それはそれとして一度冷静になって「それ恥ずかしくない?」なんてマジレスしたくなる程に。 ちなみにであるが、この衣装の作成に当たり、黄前久美子の衣装には高坂麗奈の蒼い血が、高坂麗奈の衣装には黄前久美子の血が素材として使われている。 比翼恋理の契りというべきか、お互いにとって大切な者の血を使っており、お互いがお互い大切に思い、失いたくない・望みを叶えたいという共通意思によって装着者に対して加護を与える仕組みとなっているのだが。 もう一つ、現在久美子の薬指に嵌められている、赤と青のメビウスの輪のように多重に重なり合ったような指輪。 麗奈の提案で、遊園地内に隠されていた『千年氷の結晶』を使い、同じく蒼い血を込めて作られたもの。 曰く「御守り」との話らしく、作ったは良いが作成時にお互いにみぞれの事を思い出してしまい、何とも言えない気分になったのはご愛嬌である。 その間に、ビエンフーから読み取った情報を二人で共有した。やはり一番の危惧は断片的に語られたベルベット――魔王ベルセリアなる存在だ。 まだ姿形すら知らず伝聞のみであるが、少なくとも月彦や水口茉莉絵を遥かに超越する怪物だというのは明らかであり、二人にとっても間違いなくいずれ立ち塞がるであろうと認識した。 一通りの事はやり終えて、休憩がてらとベンチに座り自販機のドリンクをぐいっと飲み干しながら、空を見上げる二人。 少女二人の眼に映る夜空は、あの時とあいも変わらず輝いている。その下で、殺し合いが起こっているなんて思えないほどに。 だが、そういうものなんだろう。世界の何処かで誰かが殺されても、本来ならばそれを知らなければ何も感じることはない。殺し合いというものが身近に感じてしまうようになってしまったからこそ、いつもよりも夜空に輝く星々が感慨深く思えてしまうのかもしれない。 「麗奈はさ、先にやりたい事とかって、ある?」 不意に、久美子が訪ねる。それは心残りに対しての。 久美子も麗奈もまた、この殺し合いの中で育んできた繋がりというものがある。 久美子がやろうとしていることは、その絆を荼毘に付して全てをリセットするという事だから。 だから訪ねた。久美子自身は割り切っているとしても、麗奈にとっての心残りがあるかどうかを。 「……ある。」 麗奈には、思う所があった。唯一の心残りがあった。 ヴァイオレット・エヴァーガーデン。滝先生への恋手紙の代筆を依頼して、時には助けられたり。 高坂麗奈にとって、この殺し合いで初めて出会った参加者であり、ある種の絆(つながり)が芽生えていた、友人(とくべつ)の一人であり。 久美子という親友(とくべつ)を選んだ以上は、いつか決別しなければならないと行けない因縁で。 謝りたい事も、言いたいことも、感謝の気持ちも全て伝えないと、そうしないと割り切れない。 「最後に、ヴァイオレットさんと話がしたい。私達の理想と、決して相容れないと分かっていても」 「……それが、麗奈のやりたいことなら。」 いいよ、と。久美子はその選択を尊重し、二人はベンチから立ち上がる。 遊園地で素材集めの最中、池袋駅の中で見つけた大きな扉。別の場所に転移できるという門(ゲート)。 それが照らす輝きへと向けて足を進めて、二人の少女は輝きの中へ向かう。 ☆ 「……渋谷、駅だ。」 扉を潜れば、渋谷駅。 それは一種の偶然なのか、必然なのか。 麗奈が巻き込まれた怪物たちの狂騒曲の舞台となった遺跡の近くだった。 既に門の姿は消え去っており、二人の背中を押して満足したかのように。 「……行こう、麗奈。伝えなきゃいけないんでしょ?」 「そうだね、久美子。伝えないと、何も始まらない。」 黄前久美子が望む、御都合主義(ハッピーエンド)の為に。 その前の禊とも言うべき、友が抱いた彼女への心残りの決着のため。 例えその結末が悲劇かもしれないとしても、それでも一度託した『想い』を、無碍にはしたくなかったから。もしかしたら、自分たちの理想に賛同してくれる、なんて淡い希望をほんの少し抱いて。 彼女たちの交響曲(ものがたり)は、再び始まるのです。 【一日目/夜/D-2渋谷駅内部】 【黄前久美子@響け!ユーフォニアム】 [状態]:全身に火傷(冷却治療済み)、右耳裂傷(小)、右肩に吸血痕、確固たる想い [役職]:ビルダー [服装]:特製衣装・響鳴の巫女(共同制作) [装備]:契りの指輪(共同制作) [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、デモンズバッシュ@テイルズオブベルセリア、セルティ・ストゥルルソンの遺体 [思考] 0:歌姫(μ)に勝って、その力を利用して殺し合いの全てを無かったことにする。……そうすれば、麗奈は人間に戻れるから。 1:もう、麗奈の事は裏切らない、――絶対に。 2:麗奈の為なら、この命だって捧げても良い。ただ今はまだ死ねない、麗奈を悲しませるから。 3:例え隼人さん達を敵に回したって、もう私は迷わない。望みを叶えるまで逃げ切ってやる。 4:一旦は麗奈のやりたいことを優先、遺跡に向かう 5:魔王ベルセリアという存在には最大限の警戒 ※少なくとも自分がユーフォニアムを好きだと自覚した後からの参戦 ※ロクロウと情報交換を行いました ※ビルドの『ものづくり』の力が継承されました。現状は麗奈と一緒に衣装やら簡単なアイテムを作れる程度に収まっています。 ※麗奈がビエンフーから読み取った記憶を共有し、ビエンフー視点からのロワの記録を入手しました。 ※μの事を「楽器」で「願望器」だと独自の予想しました 【高坂麗奈@響け!ユーフォニアム】 [状態]:鬼化(無惨の呪い無し)、新月の花嫁、確固たる思い、左腕の肘から先が消失 [服装]:特製衣装・新月の花嫁(共同制作) [装備]: [道具]:高坂麗奈のトランペット@響け!ユーフォニアム、危険人物名簿@オリジナル [思考] 0:久美子の願いを手伝う。……人間に戻れたら、私は滝先生にもう一度―― 1:最後まで、久美子と一緒に。 2:なるべく久美子には無茶はしてほしくはない。 3:遺跡に向かう。そして、ヴァイオレットさんと話をしたい。……出来れば、仲間になって欲しいかな。 4:無茶にもほどがあるけど、音楽勝負なら負けてやらないから。 5:水口さんや月彦さんとはいずれ決着を付けないといけない。 6:まずは、力の使い方に慣れたい。 7:魔王ベルセリアという存在には最大限の警戒 ※『ビルダー』黄前久美子の血肉を喰らい、精霊ルビスの情報を取得した結果、無惨の呪いから解放されました。 これ以上無惨の影響を受けることは有りませんが、無惨の血による鬼化自体は治っておりません。 ※首輪の分解・解析により首輪の中身を知りました。 ※首輪の説明文を読み、「自分たちが作られた存在」という可能性を認識しました。 ※『覚醒者』について纏められたレポートを読み、覚醒者『006』が麗奈、『007』が無惨であることを認識しました。 ※ 精神の安定に伴い、カタルシスエフェクトの発動が可能となりました。形状は後続の書き手にお任せします。 ※己の『奏者』としての特別(ちから)を自覚しました。それがどう作用するか後続の書き手におまかせします。 ※ビエンフーから記憶情報を読み取り、ビエンフー視点からのロワの記録を入手しました。 ※鬼化した身体の扱い方にある程度慣れました。現状では鬼舞辻無惨の『管』等や、対象によって可能不可能の差異はありますか血を介しての情報の読み取り等が可能です ※久美子の血を飲むことで一時的に『夜の女王』形態になります。この場合左腕が一時的に再生し、通常時を遥かに超える出力が可能です。 【特製衣装・響鳴の巫女】 久美子が麗奈と共に"ものづくり"の力で作成した衣服、黄前久美子が着用。 不思議の国のアリスの衣装を象った、メイド服のような格好。麗奈の青い血が編み込まれており、見た目以上に機能性と耐久性が高く、魔力的加護も持ち合わせる。 首元がはだけやすくなっているが、これは麗奈がもしもの時に久美子の血を吸血しやすくするための処置。 【特製衣装・新月の花嫁】 久美子が麗奈と共に"ものづくり"の力で作成した衣服。高坂麗奈が着用。 赤を基調としたスカートとフリルが追加された純白のウェディングドレス。麗奈がインスピレーション(あと久美子への思い)のままに作り上げたらこうなったとの事。 久美子の血が編み込まれているが、これは麗奈が久美子の思いを感じやすくという久美子からの提案によるもの。 【契りの指輪】 久美子が麗奈と共に"ものづくり"の力で作成した指輪。黄前久美子が装備。赤と青のメビウスの輪のように多重に重なり合ったような形状。 素材には遊園地内に隠されていた"千年氷の結晶@ビルダーズ2"と『響鳴の巫女』でも使用された麗奈の青い血が使われており、装着者にちょっとした恩恵を与える御守りのようなもの。 余談であるが、『氷』と聞いて二人が思い浮かべたのは青い鳥にして、破壊神戦においては最後まで久美子を守りきった鎧塚みぞれの事。久美子の御守りに『氷』というのは、偶然か、必然か、もしくは……? 「そういえばさ麗奈、結局、珍生物(あれ)って大丈夫なの?」 「だから大丈夫だって。……実はもう一つ、試した事があるから。」 ☆ 「……急がないとでフ!」 目を覚まし、何かを理解したビエンフーは紅魔館へ向けて全速力で翔んでいた。 あの二人が話していた事が本当なら、間違いなく受け入れられる内容ではない。 それで全てが元通りになるのならビエンフーとしてもそうしたかっただろう、だがもうそうは問屋が卸さない自体にまでなっている。 リセットという行為自体が、この殺し合いで抗い、意思を残してきた者たちの思いを文字通り踏み躙り消し飛ばす行為であるのだから。 伝えるべき相手で真っ先に思い浮かんだのは垣根帝督。もう一度ぶっ飛ばされる可能性がさもありなんだが、そんな事考えている暇なんて無い。 「早く、早く伝えないと本当に大変な事に……!」 妙な頭の違和感には気にも留めず、飛び続ける。 もしかしたら、あれは魔王とは別種の脅威になり得るかもしれないと。 ただ、急ぐことだけに全力でいたビエンフーに、その"異常"は訪れた。 「……あれ?」 明るい、周囲が兎に角明るいのだ。まるでここだけ真っ昼間なように。 眠っている間に時が飛んで昼になった?などと混乱したくもなり。 「ど、どうなってるでフ……?」 だが、そんな事気にしちゃいられない。だが、輝くは段々と増して、視界すら覚束なくなる。 それでも急ごうとして、もはやほぼ何も見えなくなろうとして、気付く。 「………あ。」 気づいた時には、周囲の視界は光に包まれて、何も見えなくなって。 「光ってるのは、ボクの方だったでフ~~~~~~~!!!」 その現実に気づいた時には時既に遅く。 「あっべぎゃあああああああ――――――ッッッ!!!!!!!!!」 輝きが一瞬で収まったと同時に、ビエンフーは今際の悲鳴を上げて。 盛大に爆散し、影も形も残らなかった。 【ビエンフー@テイルズオブベルセリア 死亡】 「試したことって?」 「水口さんの真似。爆弾じゃなくて、時間経過で爆発する血だけど。」 「……麗奈、もう私に性格悪いって言えないよね?」 「あすか先輩と希美先輩が死んじゃった時に、そう思った。」 ※ビエンフーが爆散した場所及び、それが周囲に目撃された・聞こえたかどうかは後続の書き手におまかせします 前話 次話 よるのないくに ~新月の花嫁~ 投下順 魔獣戦線 ー黙示録の始まりー 前話 キャラクター 次話 よるのないくに ~新月の花嫁~ 高坂麗奈 Cold War よるのないくに ~新月の花嫁~ 黄前久美子 Cold War
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/2703.html
ソフトボール 女子1部 2000年 投手成績 投球数/試合ランキング 説明 チーム名は当時のままです。 投球数を試合数で割った数字のランキングです。 ランキング表 順位 チーム名 背番号 氏名 試合 投球数/試合 投球数 投球数/打数 防御率 打数 打数/試合 1 戸田中央総合病院 15 清水 麻琴 17 51.76 880 3.877 1.06 227 13.35 2 太陽誘電 16 庄子 麻希 13 57.85 752 4.000 0.64 188 14.46 3 日立ソフトウエア 14 入山 真澄 12 64.92 779 4.188 0.53 186 15.50 4 戸田中央総合病院 18 坂井 寛子 19 65.47 1244 3.840 0.29 324 17.05 5 日立ソフトウエア 11 石川多映子 19 65.74 1249 3.808 0.50 328 17.26 6 日立高崎 12 藤井由宮子 11 66.09 727 3.786 0.46 192 17.45 7 大徳 21 秦 学静 12 69.08 829 4.044 0.34 205 17.08 8 日立工機 16 鈴木 純子 16 70.25 1124 4.210 2.41 267 16.69 9 大徳 18 遠藤 有子 17 73.00 1241 3.650 1.45 340 20.00 10 トヨタ自動車 21 甲元 愛子 17 74.24 1262 4.058 0.66 311 18.29 11 YKK四国 16 木村 早苗 16 81.19 1299 4.287 1.26 303 18.94 12 デンソー 16 高垣 麻矢 12 81.67 980 4.000 0.87 245 20.42 13 豊田自動織機 19 高山 樹里 12 82.25 987 3.656 0.25 270 22.50 14 日立高崎 17 伊藤久美子 9 83.00 747 3.811 0.74 196 21.78 15 ミキハウス 20 柳生 理絵 15 84.07 1261 3.845 0.68 328 21.87 16 太陽誘電 23 朴 治美 17 90.35 1536 4.414 0.69 348 20.47 17 シオノギ製薬 17 山崎あゆみ 20 90.85 1817 4.038 0.47 450 22.50 18 豊田自動織機 16 ミッシェル・スミス 9 93.00 837 4.123 0.00 203 22.56 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/943.html
軽井沢誘拐案内 part33-188~196,198~201 188 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 03 56 ID p2R8kISF0 ◆プロローグ *その夜、志郎(しろう:変更可)は、恋人・久美子が待つ彼女の別荘へ車を飛ばしていた。 志郎:「急がなきゃ・・・。そういえば彼女、妹と二人で来ているって言ってたっけな。 きっと妹が彼でも呼んだものだから自分も淋しくなって、俺に電話してきたんだろ。 あっ、あの別荘かな・・・?」 *別荘に到着。ドアを開ける。久美子が出てくる。 久美子:「わっ、あなた!! やっと来てくれたのね。うれしい。 今、ちょうど、妹のなぎさは買い物に行ってるのよ。 ・・・どうしたの、そんなに見つめて?わたし、どこか変?そんなに見ないで・・・。恥ずかしいわ・・・」 志郎:「ごめん、遅くなっちゃって。道が混んでいたから・・・。」 久美子:「ウソ!! 他の女の人と会ってたんでしょ。・・・わかったわ。信じてあげる」 志郎:「それはそうと、なかなかいい別荘だね」 久美子:「死ぬ前にパパが買ったものよ。」 志郎:「そうだったね。キミの両親は・・・」 久美子:「やだ、急にしんみりしちゃって。気にしないで。それより、中に入ったら?」 *[中に入る] 久美子:「まぁ、楽にして」 志郎:「あっちの部屋も見せてくれない?」 久美子:「あっ、ダメ。散らかってるから・・・」 *[抱き寄せる] 志郎:「こっちへおいでよ」 久美子:「あなた・・・。会いたかったわ」 志郎:「なぎさちゃん、どこ行ったの?」 久美子:「駅前のスーパーへおしょうゆを買いに行ったのよ。でも、あの子、何やってるのかしら」 *それからしばらくして・・・ 久美子:「あの子、まだ帰らないわ。ねえ、まさか誘拐なんてことないわよね?」 志郎:「まさか、考えすぎだよ」 久美子:「でも、もうこんなに遅くまで帰らないなんて・・・。あの子に何かあったんだわ。警察に電話しようかしら」 *[電話する] 志郎:「あっ、警察ですか?実は友達の妹が買い物に行ったまま戻らなくて・・・」 久美子:「ねっ、誘拐かもしれないって言って!!」 志郎:「で、もしかしたら誘拐じゃないかと・・・」 志郎:「すぐにここに来るそうだよ」 *それからしばらくして・・・ 志郎:「警察みたいだね・・・」 *刑事が来る 刑事:「なるほど。だいたいの話はわかりました。しかしですね、特に脅迫電話があったわけでもないし、 それに聞けば妹さんには放浪癖があったらしい。妹さんは確か18歳でしたね。 まっ、今のところ事故の報告もないし、そのうち帰ってくるのでは? あまり心配せぬことです。一応こちらでも探してみますが・・・。 また何かあったら知らせてください。では、わたしはこれで・・・」 *刑事帰る。電話が鳴る。 久美子:「あっ、電話よ!・・・はい、もしもし。高木ですが」 志郎:「どうしたの?」 久美子:「切れちゃったわ・・・」 *翌朝 志郎:「なぎさちゃんまだ帰ってないみたいだね」 久美子:「えっ? 一緒に妹を探そうですって?あなた、頼もしいわ!! そうよ。警察なんて当てにできないんだから・・・。 ねっ、二人で探せばきっと見つかるわよね。今、出かける準備をするわ。ちょっと待っててね」 189 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 04 50 ID p2R8kISF0 ◆なぎさはどこに 久美子:「志郎、お待たせ!さあ、これからどうしたらいいと思う?」 *なぎさの写真を用意し、久美子と一緒に行動開始。 久美子:「駅前のスーパーだわよ。レジに店員がいるわよ。ごめんくださいな!」 店員:「いらっしゃいませ!」 久美子:「この妹の写真を見てくれなくて。昨日、ここに、こなかったかしら?」 店員:「えーっと、この人ですか?確か、来ませんでした。こんな可愛い子なら、絶対に覚えていますよ」 久美子:「フィラテニスクラブに着いたわ。なぎさ、よくここに来てるみたい。 あっ、よーこがいるわ。わたしの友達なのよ。ハーイ、よーこ!」 よーこ:「なんだ、久美じゃない。あっ、隣にいる人が、いつも話してる彼の志郎さんね。こんにちわ」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 よーこ:「聞きたいのはこっちよ。最近、全然来なくて・・・」 久美子:「えっ、一昨日もここに行くって出かけたのよ」 よーこ:「うっそー。来てなくてよ」 久美子:「乗馬クラブに着いたわ。なぎさはここの会員だったのよ。あら、ジョッキーの西村さんがいるわ。 彼、なぎさの先生。西村さん、こんにちわ」 西村:「あ、これは、高木のお嬢さん」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら」 西村:「いえ、全然来られなくて、とても寂しい思いをしていたんですよ」 *久美子の別荘の裏辺り 久美子:「裏山だわよ」 志郎:「草むらを調べてみようよ」 久美子:「いろんな草が生えてるわよ。あれ?これ、大麻(たいま)みたいだけど、 まさか、こんな所に野生の大麻が・・・違うよね、きっと」 久美子:「ペウロ協会に着いたわ。綺麗な建物でしょ。あっ、神父さんがいるわ。 こんにちわ、神父さん。相変わらずお元気そうですね」 神父:「神の御心のお陰です。しかし、この度は、ご両親がとんだことに・・・。 あんなにお元気そうだったのに、交通事故でお亡くなりになるとは・・・」 久美子:「あら、そんな言い方すると、パパとママが死んだのも、神の御心みたい」 神父:「おや、私としたことが」 *山道 久美子:「山道だわよ。草の茂みに財布が落ちてるわ・・・あっ、これ、なぎさの財布だわ。どうしてこんな所に・・・」 志郎:「財布を調べてみようよ」 久美子:「えっと、お金と・・・あっ、カードが入ってる。タロットカードみたいだけど。死神の絵が描いてあるわ」 久美子:ヴィラホテルに着いたわ。大きなホテルでしょ。よくここへパパと食事しに来たわ・・・。 あら、支配人の関谷さんがいるわ。関谷さん、お久しぶりです」 関谷:「これは、久美子様。おや、お友達連れですか?」 久美子:「素敵な人でしょ。わたしの彼よ。妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 関谷:「お父上が亡くなられてから、こちらにはお見えになっておりませんが」 久美子:「このカードを見てくれなくて」 関谷:「こ、これは・・・。いったい、お嬢様がどうしてこのようなものを? 詳しいことは知りませんが、一度怪しげなパーティーに誘われたことがございます。秘密クラブめいたもので、 このカードは、そこの会員証に似ているような・・・。実際行ったわけではございませんが、なんでも、 地蔵ヶ原(じぞうがはら)辺りの別荘で行われているとか」 久美子:「ドライブインの中だわよ。マスターが暇そうにしてるわ。マスター、相変わらず暇そうね」 マスター:「ああ、おかげさまでね」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 マスター:「昨日ねぇ・・・昨日は来なかったけど、一昨日来たかなあ。確か、男の人と一緒だったな」 久美子:「なぎさが一緒だった男のことを聞かせて」 マスター:「よく顔は見なかったけど、なぎさちゃん、その男から、お金をもらってたみたいだったな」 190 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 05 52 ID p2R8kISF0 久美子:「ここは、大きな家の前だわよ。垣根に綺麗なアジサイが咲いているわ。素敵ね。 表札が掛かってるわ。『花山』・・・どこかで聞いたような名前ね。もしかして、知ってる人かも。入ってみるね。ごめんくださいな」 花山:「これはこれは、久美お嬢さん、まぁ、上がっていきなされ」 *ここは、久美子の父親の部下の、花山の別荘だった。 久美子:「でも、花山さんが、こんな近くに別荘を買っているなんて、知らなかったですわ」 花山:「いやいや、お恥ずかしい・・・」 久美子:「この家の垣根、アジサイですね」 花山:「ええ、とても美しいピンクの花が咲いていたでしょう」 久美子:「あら、ブルーのもあったみたいですよ」 花山:「おや、そうでしたかな」 久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」 花山:「ほう、妹さんもこちらに?いえ、お見かけしておりませんが」 久美子:「このカードを見てくれなくて」 花山:「わっはは。久美子さんも、冗談がお好きだ。いやー、まいった、まいった」 久美子:「これは、どういうカードか教えてくれます?」 花山:「またまた、おとぼけを・・・。こりゃ、一本取られましたな」 *久美子の別荘に戻る 久美子:「うーん、とりあえず戻ったけど、これからどうする?」 *なぎさの部屋に入る 志郎:「引き出しを調べてみようよ」 久美子:「気がとがめるわね・・・。あっ、アドレス帳があるわ」 志郎:「アドレス帳を調べてみようよ」 久美子:「友達の住所が書いてあるわ。水城麻美(みずき あさみ)・・・あら、駅の近くの子よ。陸橋から南に行った家だわ」 *麻美の家に入る。麻美が刺激的な格好をしている。 久美子:「麻美の部屋だわよ。最近の高校生ったら・・・。そんなに見つめて、志郎、あなた、いやらしいわよ。 あなた、その格好どうにかならないの」 麻美:「余計なお世話よ。家でどんなカッコしてようと、あたしの勝手でしょ。 そういえば、なぎさもしょっちゅう言ってたっけ。久美子お姉さまがとてもうるさいって」 久美子:「・・・・・・」 麻美:「ところで、お姉さまの隣にいるあんたは誰」 久美子:「志郎さんよ」 麻美:「お姉さまには聞いてないんだけどなー」 久美子:「もう、なんて子なの!志郎、あなたに任せるわ」 志郎:「麻美ちゃんだったね。いい子だから、話してくれないか」 麻美:「わかったわ。あんた、いい男だから教えてあげる。なぎさの何を聞きたいの?」 志郎:「教えて欲しい。なぎさちゃんが、今どこにいるのか、付き合ってた男のことでもいい」 麻美:「どこにいるかはわからないわ。ほんとよっ!」 志郎:「このカードを見てくれないか」 麻美:「ふーん。そのカードを持ってるの?だったら行けばいいわ。今ごろならパーティーやってるかもよ」 *久美子に連れられて地蔵ヶ原へ 久美子:「別荘の中だわよ。なんか、怪しげな雰囲気だわ。お話してもいいかしら?」 男:「あんた、前にもここに来なかった?気のせいかなぁ。いや、前にあんたとよく似た子を見たような気がして」 久美子:「この妹の写真を見てくれなくて」 男:「あっ、この子?思い出した。確か、石田のやつの仲良くなって・・・。あれ、ほんとにあんたじゃなかった? 大きな声じゃ言えないけど、石田はチンピラヤクザさ。あんな可愛い子が、なんで石田なんかとって。 すごく腹がたったの覚えてる。七日ぐらい前だったなぁ。えっ、石田?そういや、今日は来てないみたいだったな。来たら教えてあげようか」 久美子:「お願いするわ。わたしの電話は、このメモよ」 男:「わかった」 久美子:「ね、志郎。一度戻って出直さない?もしかしたら、あの子、戻ってるかも知れないし」 *久美子の別荘に戻る 久美子:「やっぱり帰ってないわね、あの子。でも、こんなに探したのに、いないなんて・・・。 また放浪癖が出て、旅行にでも行ったのかしら・・・。あら、電話よ。もしもし、高木ですが・・・」 志郎:「どうしたの?」 久美子:「な、なんでもないわ。間違い電話よ」 191 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 06 39 ID p2R8kISF0 ◆久美子の謎 久美子:「いろいろ付き合ってもらったけど、あの子、きっと旅行にでも行ったんだわ。うん、そうよね・・・。 だから心配するのもうよしましょっ。ほんとあの子風来坊なんだから・・・。心配して損しちゃったわね」 志郎:「キミの両親のことを、話してほしい」 久美子:「去年の秋だったわ。こっちから東京に帰る途中で事故にあって。今でも信じられないわ・・・。 これ以上話させないで。せっかく忘れかけてるんだから。ごめんね」 志郎:「なぎさちゃんのことほんとに心配しなくていいの?」 久美子:「わかったわ、言うわ。わたしには妹なんていなかった。 ううん、いなかったっていうのは嘘ね。いたわよ。でもずっと前に死んだの。 あの子が12歳のときだったわね。元々病気がちな子で、ママはいつも妹の心配ばかりしてたの覚えてる。 妹が死んだとき、ママはその事実を受け入れなかったみたい。それでノイローゼになっちゃって・・・。 それからね。わたしが妹との二役をやるようになったのは。ママを治すために・・・。 でももうそれもおしまい。わたしはわたしだけに戻るわ。 あなたに付き合ってもらったのは、妹がいなくなったことを、みんなに分からせるため。 だましてて本当にごめんなさいね」 志郎:「じゃあ、妹なんて?」 久美子:「わたしも辛かったわよ。でも、ママのためにそうするしかなかったの。だからもう聞かないで」 志郎:「・・・・・・」 *[場所移動] 久美子:「そうなの。だましたから怒っているわね。出て行くって言うならわたしもう止めないわ。 でもこれっきりなんて言わないわよね。わたし待ってるわ・・・」 192 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 08 07 ID p2R8kISF0 ◆雨上がりの町 志郎:「さーて、これからどうするか・・・」 *一人で行動開始。 志郎:「おっと、裏山に来ちゃったぜ。草むらを調べてみるかな。 おかしいな。久美が、ここに野生の大麻に似た草があると言ってたが、そんな草はないぞ」 志郎:「ドライブインについたな。こんにちわ」 マスター:「あっ、いらっしゃい。久美ちゃんは、一緒じゃないの? あ、そうだ、この前話した、なぎさちゃんが連れてた人ね、さっき見たよ。 駅の向こうで見たんだ。40歳くらいの男なんだけど、確か、大きな家の前だったな」 志郎:「昨夜(ゆうべ)はどこにいたか、聞かせて欲しいんだけど」 マスター:「昨日ねぇ。確か、飲みに行ったけど、どうしてそんなこと聞くんだい?」 *[電話する] 志郎:「よし、久美に電話してやろう」 久美子:「もしもし、高木ですが。あっ、あなたなの?今どこに? ねっ、わたし、今からそこに行っていいでしょ。話したいことがあるの。着替えたらすぐに行くわ。 だから待っててよね。きっとよ!」 *久美子の別荘に移動 志郎:「やっぱり久美はいない。どうしたんだろう・・・。 ベッドの下に本が落ちてる。植物図鑑だが、栞が挟んである。えーと、 アジサイは、土に鉄分があると、ブルーの花を咲かせる、か。そう言えば、今はアジサイの季節だなあ」 *電話が鳴る 志郎:「おっと、電話だ。はい、高木ですが」 男:「あんた、志郎さんだね。悪いことは言わない。このまま、東京に帰って、何もかも忘れるんだ。いいな!」 志郎:「あ、あんたはっ?」 男:「じゃあな」 志郎:「もしっ、もしもし!・・・切れてしまったか。しかし、これはいったい?」 *なぎさの部屋に入る 志郎:「気のせいかも知れないけど、今、さっきまで人がいたような、そんな気がする。 引き出しを調べてみるかな。ん?麻美の住所が書かれたアドレス帳がなくなってる。まさか、麻美まで危ないとか・・・。 おや、ベッドの足元に、漫画の本が落ちてる。あれ、さっき、妹がいないと言ってた話は、この漫画に似てるなあ。 もしや、久美はこれを読んで、あんなことを・・・。しかし、何故?久美にも、脅しの電話が?」 志郎:「ヴィラホテルのラウンジだぜ。こんにちわ」 関谷:「あっ、確か、久美子様の・・・。よくいらっしゃいました」 志郎:「たびたび悪いですね」 関谷:「なーに、構わんですよ。こんなホテルでいいなら、いつでも来てください」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」 関谷:「久美子様は、あのような人だから、お顔には出しませんが、ご両親のことは、さぞ堪えたでしょうね」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 関谷:「こんなことを言っていいのか・・・。実は、お父上は、花山とか言う部下と、対立することが多くて。 しかし、まさか、そのようなことが・・・」 志郎:「乗馬クラブに着いたな。こんにちわ。西村さんでしたね」 西村:「おお、そう言うあなたは、確か、久美子お嬢さんと一緒だった人・・・」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」 西村:「妹思いのいいお嬢さんで、ご両親があんなことになった後も、よく妹の面倒を見て・・・」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 西村:「ええ、なんでも、ブレーキミッションのボルトが緩んでいたのか、はずれていたそうで。 人間なんて、あっけないものですね」 志郎:「それはそうと、なぎさちゃんのことだけど・・・」 西村:「全然関係無いかもしれませんが、なぎさちゃんのテニスクラブのお友達と、 ドライブインのマスターが一緒に歩いてたのを見たことがあります」 志郎:「山道だぜ。おや、ライターが落ちてる。・・・と、一応、持っておくか。 ライターを調べてみるかな。『H』とイニシャルが入ってる。誰のものだろう」 193 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 10 04 ID p2R8kISF0 志郎:「ドライブインの中だぜ。こんにちわ」 マスター:「しかし、おたくもヒマだねー」 志郎:「このライターに心当たりは?」 マスター:「んー。いや、見覚えがないな」 志郎:「よーこちゃんと歩いてたって話を聞いたんだけど」 マスター:「さあ。そんなことがあったかも知れないね。これでなかなかもてるから。あはは」 志郎:「ところで昨夜のことだけど・・・」 マスター:「うーん、家でテレビを見てたな」 *[締め上げる] 志郎:「昨日は家にいたって?飲みに行ってたんじゃ?さあ、言え!」 マスター:「あっ、そうだった。飲みに行ったんだ。そこにテレビがあったもんだからね。いやー、ごめんごめん」 志郎:「フィラテニスクラブに着いたな。やあ、よーこちゃんだったね」 よーこ:「あら、志郎さん。一人だけど、久美と喧嘩でもしたの?」 志郎:「マスターと歩いていたそうだね」 よーこ:「なんでそんなこと言うの?わたしにやきもち焼くことないと思うけどな」 志郎:「このライターに心当たりは?」 よーこ:「あら、素敵なライター。どこで拾ったの?」 *[締め上げる] 志郎:「さあ、いい子だから言うんだ。どうしてこのライターが拾ったものだとわかったんだい?」 よーこ:「そ、それは、女のカンよ。それより、いいこと教えてあげる。どこに行っても、もう何も出なくて、 誰に会っても同じことしか言わなくなったら、神父さんのところに行けばいいわ。何か教えてくれるかもよ」 194 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 10 47 ID p2R8kISF0 志郎:「ん、レマン湖だな。レマン湖の中の島だぜ。ベンチが置いてある。 ん?ベンチの後ろにスコップが落ちてる。一応、持っておくか」 志郎:「ペウロ教会に着いたな。どうも、またお会いしましたね」 神父:「おお、久美子様のお友達でしたか」 志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」 神父:「ちょうど東京に帰られるとき、事故に遭われたとか。本当にいい人でございましたのに」 *[場所移動] 神父:「待ちなされ、今、神のお告げがあった。『Hのキーを押すことじゃ。持っているスコップで、 一度だけ好きなところを掘ることが出来よう』。では、行きなされ」 志郎:「花山さんの別荘の前だぜ」 *Hキー(携帯アプリでは*ボタン)を押す 志郎:「よし、ここで掘ってみよう。・・・やっぱりだ。青いアジサイの根本から何か出てきたぞ。 こ、これは、ボルトのようだが・・・。これのために、アジサイが色を変えたんだな。よくはわからないが、これが車のボルトだとしたら・・・」 *[中に入る] 志郎:「花山さんの部屋だぜ。この人は、久美の親父の部下だったが、今は社長か・・・。どうも、突然お邪魔して悪いですね」 花山:「ああ、君は志郎くんだったですね。何か用ですか?」 志郎:「このライターに心当たりは?」 花山:「Hは確かに私のイニシャルだが、とんと見覚えがないね。第一、私は煙草を吸わない」 志郎:「このボルトを見て欲しいんだけど」 花山:「さあ・・・」 *[締め上げる] 志郎:「とぼけるのもいい加減にしろ!自分が社長になりたくて、久美子の両親を事故死させたんだろう」 花山:「まさか・・・」 志郎:「じゃあ、このボルトは何だ?この家の垣根から出てきたんだぜ」 花山:「な、なんと・・・。そうですか、では」 志郎:「わーっ、この煙は何だっ!」 花山:「わーはっはっは。またどこかでお会いしましょう。さらばじゃ」 志郎:「待て!汚いぞ!・・・行ってしまった。しかし、シリアスな話だと思ってたのに、なんてことだっ!」 *花山は煙とともに消えてしまった 志郎:「おや、花瓶の後ろに手紙がある。差出人は高木正夫。久美の親父が花山に出したものだな。消印は去年の秋。亡くなる前に出したものか。 えー、なになに・・・。『私に万一のことがあったら、くれぐれも娘たちのことを頼む』。こ、この手紙は、いったい!」 志郎:「麻美の部屋だぜ。麻美ちゃんは相変わらず刺激的な格好だぜ。よう!」 麻美:「一人で来てくれて、麻美とってもうれしいわ」 志郎:「なぎさちゃんのことを教えて欲しいんだけど」 麻美:「いーわ、教えてあげる。あの子、両親の事故のことで何か調べてたみたい。 詳しくは知らないけど、地蔵ヶ原のクラブには、そのために行ってたみたいよ」 志郎:「久美子のことを話して欲しいんだけど」 麻美:「あっ、そうそう、久美お姉さんの友達とかいう女の人に頼まれて、 植物図鑑を久美お姉さんに届けたんだよ。えっ、その女の人? あの人確か、地蔵ヶ原のほうに歩いていったよ」 *[抱き寄せる] 麻美:「ねっ、久美お姉さんもいないし、もっと激しく愛し合わない?」 志郎:「悪いが子供の遊びに付き合っている暇はないんだ」 麻美:「やっぱり、久美お姉さんを愛しているのね。わかったわ。あたしも探すの手伝ってあげる。 ねっ、これから、地蔵ヶ原に行ってみようよ。大丈夫。道はあたしが知ってるから」 志郎:「じゃあ、行くかっ!」 195 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 12 28 ID p2R8kISF0 ◆麻美にハートイン *地蔵ヶ原のマップを移動することになる。 麻美:「地蔵ヶ原に来たよ。パーティーやってる別荘は、確かこの辺だと思ったけどなぁ」 *それらしい別荘の西側へ移動 麻美:「家の横だよ。カーテンの閉まってる窓があるよ。あ、窓がぐらぐらし始めたよ」 志郎:「俺が窓を取ろう。ちょっとどいててね。ぬおおおおっー!」 麻美:「キャー、すごい!窓を外しちゃった」 *別荘の中の部屋。誰かの寝室のようだ。 麻美:「あれ、写真がある。40歳くらいのおじさんと、子供が写ってる。わかんないけど、もらっとくね」 志郎:「麻美ちゃん、たんすの上を調べてみようよ」 麻美:「なにこれ?古い新聞があるよ。なになに?『業務上横領で会社をクビになり、自殺』。やだー、暗いなー。 あれ?この人、なぎさの会社の人だったのね。ほら、『高木産業元係長 広田勝男(ひろた かつお)』って出てるもん。 でも、なんで、こんな所にこんな新聞があるのかなー?」 *ペンションデュランに入る 麻美:「すみません」 織田:「おっ、麻美ちゃんじゃないか」 麻美:「あれー、織田さんのペンションだったのー」 織田:「うん、ちょっとね」 麻美:「ねー、織田さん、はしご無い?」 織田:「はしごならあるよ。貸してあげてもいいけど、一つだけ条件があるんだ」 麻美:「えっ、何?」 織田:「麻美ちゃんのパンティーを見せてくれるならいいよ」 *麻美のパンティーを見せると、はしごを貸してくれる。 *(携帯アプリだと何もせずにはしごを貸してくれる) *ペンションデュランの外へ出る。文江がいる。 麻美:「あそこにいるの、ペンションの人かな。綺麗な人だけど、なんかクラそうな人ね。こんにちわ」 文江:「あ、いらっしゃいませ」 麻美:「あそこの大きな別荘のことを聞かせてほしいな」 文江:「ちょくちょく、神父さんがあそこに入っているのを見たことがあります」 麻美:「このライターに心当たりは?」 文江:「ああ、それ、ドライブインのマスターのでしょ。わたし、あの店にはよく行くから。 マスターがそのライターを持っていたのを見たことがあります」 *問題の別荘の東側からはしごを使い、2階の窓から部屋に入る。 麻美:「ここは、応接間みたい。ソファの隙間に鍵みっけ!もらっとくね」 *別荘の中を探索。煙草を発見、入手。 *大きな机が置いてある部屋 志郎:「あさみちゃん、戸棚を調べてみようよ」 麻美:「応接間で拾った鍵を使ったら、空いたわ。奥に、クラブの名簿みたいなのがある。取っておくね」 *さらに奥に進み、地下室へ。箱が置いてある。 志郎:「麻美ちゃん、箱を調べてみようよ」 麻美:「乾燥させた葉っぱがいっぱい入ってるわ。なんか、刻み煙草の素みたい。もらっとくね」 *壁を叩く 麻美:見て!壁が簡単に崩れたわ。中に入ってみる? *中に入ると、そこは洞窟だった。洞窟を抜ける。 麻美:「ん!塀の中よ」 *塀の中に囲まれた家の中に入る。暖炉の上に額縁が掛けてある。 麻美:「額縁の裏が戸棚になってて、何か入っていたよ。なんだろ、これ?書類みたいね。もらっとこっと」 *[調べる]→[持ち物]→[名簿] 麻美:「誰のことを調べるの?」 *石田と入力 麻美:「あったよ、石田。えっと、ここからずーっと南の方だわ。でも、南に行く道なんか、あったかなあ」 196 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 12 14 05 ID p2R8kISF0 *洞窟を戻り、別荘から出て、ペンションデュランへ 麻美:「また来ちゃった」 織田:「ああ、いつでも大歓迎さ」 麻美:「あのね、この煙草、おかしいと思わない?」 織田:「お、ちょうど切らせてたんだ。悪いけど、一本もらうよ。・・・うん?変わった味の煙草だな」 麻美:「この書類、わかる?」 織田:「おっ、これは、ヴィラホテルの株券だな。名義は『高木正夫』。こりゃ、相当の金額になるはずだ」 麻美:「ねー、これ、何の葉っぱだと思う?」 織田:「ああ、野生の大麻の葉っぱだね。どこで見つけたんだい?」 麻美:「ねっ、この新聞見てくんない?」 織田:「なんだ、15年も昔の新聞じゃないか。広田勝男って人が、自殺ねえ。うん?広田・・・いや、まさか、そんな」 麻美:「ほら、この写真なんだけどさ」 織田:「思い出した。この子供は広田だ。15年ほど前、俺がまだ中学生の時、俺のクラスに転校してきた広田政勝(まさかつ)だ。 あいつ、卒業と同時に東京に行ったから、それ以来あってないけど、もういい年になったろうな。 ほら、隣にいるのが、あいつの妹の・・・えーと、よーこちゃんとか言ったかな。しかし、その新聞に載ってるのが、あの広田の親父とか・・・はは、まさか、ね」 麻美:「なぎさって子を知らない?」 織田:「いつだったか、麻美ちゃんと同い年くらいの子が、やっぱり、あの別荘のことを聞きに来て、 まあ大したことは教えてあげられなかたんだけど、あの子たしか、なぎさって名前だったなあ」 *洞窟に再び入る。湖の中の島に出る。鳥居が建っている。 麻美:「あんなところにお爺さんがいるよ」 神様:「わしは神様なんじゃよ。湖の南、山道の崖を叩きなされ。そこに道が開けるであろう」 麻美:「キャー、ほんと、ありがと、チュッ」 *洞窟から出て山道へ 麻美:「山道だわ」 志郎:「俺が叩こう。あたーっ!」 麻美:「やった!道ができたわ!うそみたい!」 *ゆうぼうの別荘 麻美:「別荘の中だわ。あのー・・・」 ゆうぼう:「やー。どうもどうも。ここまで来たら、後もう少しです。頑張ってくださいね」 *石田の家 麻美:「おげんこ?」 石田:「なんだ、お前ら?」 *[締め上げる] 志郎:「なぎさをどうした?さあ、言うんだ!」 石田:「ひっ、やめてくれ!わかった、言うよ、言うよ。あの子がかわいいから、俺はちょいと油断しちまってさ。 その隙にあの子、地下のマリファナ作りを見つけてしまったんだ。 あの子が何のために、あの別荘を嗅ぎまわっていたかなんて知らねえけどよ、 俺はミスタードラゴンにそのことを報告しただけだ。その後どうしたかは知らねえ。ほんとだ!」 志郎:「ミスタードラゴン?」 石田:「あの別荘の持ち主で、クラブのボスさ。いつも覆面をしていて、誰もボスの本当の名前は知らないんだ」 志郎:「ドラゴンねえ・・・。しかし、話はどんどん変な方向に進みだしたなあ。どうなるんだろ?」 麻美:「ねっ、こんなチンピラに構ってられないよ。ボスが誰か、手がかりを見つけないと、早くっ!」 *来た道を戻り、問題の別荘の応接間に入る 麻美:「待って、廊下から人の声がするわ」 男1:「では、あのことは?」 男2:「久美の恋人というのが嗅ぎまわっているみたいですが、なーに、久美もなぎさも、もう始末させたし、あの男だけじゃ、何も解りますまい」 男1:「しかし、突然お邪魔して悪かったですね」 男2:「なーに、構わんですよ。こんな別荘でよければ、いつでも来てください。では、行きますかな」 麻美:「今の男たち、もう行っちゃったみたいね」 志郎:「しかし、あの喋り方は・・・・・・?」 麻美:「えっ、何かわかったの?」 志郎:「・・・・・・。ミスタードラゴンか。何やら、話がとんでもないことになってきたな。とりあえず、駅まで戻ろう。心当たりがあるんだ」 麻美:「わかったわ」 198 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 02 53 ID p2R8kISF0 ◆ドラゴンへの道 *軽井沢駅前 志郎:「どうやら、今回のことは、久美の両親の事故と関係があるらしいが、 それだけでもないらしい。よーく考えるんだ、志郎」 *これまでの情報を総括し、推理する 志郎:「別荘で見つけた、写真に写っている子供、広田政勝とは?」 *マスター 志郎:「そして、広田の妹は?」 *よーこ 志郎:「なぎさがお金をもらっていた男は?」 *花山 志郎:「命令を受け、なぎさを攫ったのは?」 *マスター 志郎:「さらに、二人の子供と、写真に写ってる男が、政勝やよーこの育ての親であろう。 その、育ての親とは?」 *関谷 志郎:「そして、己(おのれ)の欲望のために、久美の親父を恨みに思ってる政勝たちを利用し、 久美の両親を事故死させた人物は?それは、ミスタードラゴンこと、この人物だ!」 *関谷 志郎:「ヴィラホテルの株券を奪い取るためか。あるいは、裏山の大麻栽培が発覚しそうになったためか。 たぶん、この二つの理由のため、関谷ことミスタードラゴンは、 久美の両親を事故死させ、さらに、事故を不審に思って調べ始めたなぎさの存在が疎ましくなり、 政勝、つまりマスターに、なぎさを誘拐させた。 そして、なぎさに脅迫していたのが花山。ドラゴンは、政勝やよーこ、マリファナパーティーの常連客の神父まで使い、 全ての罪を花山に押し付けようとした。花山の家の垣根にボルトを埋めさせ、 わざとらしくスコップを目立つところに落としておいたのも、花山を犯人に見せるためだろう。 さらに、見つけやすくするため、久美に植物図鑑を届けさせた。麻美に、これを頼んだ女とは、たぶんよーこだろう。 事件の黒幕は、関谷こと、ドラゴン。そして、直接手を下していたのは、マスター。 彼は、父親が自殺に追い込まれ、久美の会社を恨みに思っていたはずだ。 マスターの妹・よーこも、これに協力し、神父までが加担したのは、きっと、マリファナ欲しさだろう。 よーし、わかったぞ。これで全て納得がいく」 麻美:「ねえ、さっきから何ぶつぶつ独り言いってんのよ。これから、どうするわけー?」 志郎:「急がないと、なぎさが危ない。もしかして、久美までがドラゴンの手に・・・」 199 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 03 58 ID p2R8kISF0 *駅前のスーパー 麻美:「男の人がいるよ。お客さんかな」 志郎:「うん?どこかで見たような。そうだ、刑事さんだ。ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」 刑事:「その昔、ドラゴンと呼ばれる犯罪組織があった。しかし、もう、ン10年も前の話です。 確か、もう壊滅しているはずです。 探偵ごっこも結構ですが、おたくたち、警察をからかってはいけませんな。私は買い物で忙しいのです」 *フィラテニスクラブ 麻美:「誰もいないよ。もう帰っちゃったみたい」 *ペウロ協会 麻美:「神父さんがいるよ」 *[締め上げる] 志郎:「さあ、言えっ!ドラゴンはどこだっ!あんたが地蔵ヶ原の別荘に行ってるのは知ってるんだぜ」 神父:「うぐぐ・・・言います、言います。 私は、確かに神に仕える身でありながら、あのパーティーの常連でした。その弱みをつつかれ、 ドラゴンに協力したこともあります。しかし、大きなことはやっておりません。 あの人も、私のことを信用してないみたいで。だから、私はほとんど何も知らされていないのです」 *ヴィラホテル 志郎:「こんにちわ」 従業員:「いらっしゃいませ。あなたは志郎さんでしたね。すみません。関谷さんは今、不在です」 麻美:「ねえ、この写真を見てくんない?」 従業員:「おや、この男の人は、関谷さんのお若い頃では。どことなく、面影があります。 それに、この子供は、ドライブインのマスターでは・・・」 麻美:「マスターのことを話してほしいな」 従業員:「あの人は、小さい時、お父さんを亡くされましてね。 それで、関谷さんが、彼の面倒を見たという話を聞いたことがあります」 志郎:「ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」 従業員:「ああ、その噂なら聞いたことがあります。軽井沢の影のボスと呼ばれ、 怪しげなパーティーをやっては、いろんな人を自分の組織に引き込んでいるとか。 なんでも、この軽井沢のどこかに、ドラゴンがアジトにする、隠れの里があるそうですが、 その話がどこまで本当なのか・・・」 *ドライブイン 麻美:「休みみたい。待って、誰か来たよ!」 *久美子が颯爽とバイクに乗って登場。 志郎:「久美!いったい、今までどこにっ!」 久美子:「詳しい話は後。この写真を見て」 志郎:「なぎさちゃんの写真がどうかしたの?」 久美子:「わたし、実を言うと、あれから襲われそうになって、花山さんにかくまってもらっていたのね。 あなたにも知らせなかったのは、これ以上あなたを巻き込みたくなかったから。 話は、花山さんから聞いたわ。彼、なぎさと一緒にパパたちを事故死させた犯人を探していたんですって。 でも、なぎさが攫われたりして・・・。 その写真はね、花山さんに手を引かせるため、犯人が花山さんに送ったものなの。 『なぎさは預かった。これ以上歯向かうと、この子の命は無い』とか言ってきて。 でも、その写真、手掛かりになると思わない?問題は、なぎさの後ろに写っている風景。 たぶん、なぎさはそこだわ。どこだと思う?」 *ここでパッケージ内に入っていた実物の写真を見る。(携帯アプリでは画像が表示される) *「浅間山」と入力する。 久美子:「そうよ、これ。だって、左に教会の十字架が、右に牧場が見えるもん。 こんな風に見えるのは、あの場所だけだわ。浅間山に行ってみましょう」 200 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 04 44 ID p2R8kISF0 *浅間山の森に入る 久美子:「森を抜けるとこんな所に出たわ」 麻美:「わー、なんか怪しげな所じゃん」 *ここからは噂のRPGパートです *初代ドラクエのようなマップ上に、敵シンボルが見えます。 麻美:「男の人がいるよ。こんにちわ」 男:「ここは隠れの里だ。よそ者は立ち去れい」 ※ *[戦う] 久美子:「わたしは、どうすればいい?」 *[投げキッスをする] 麻美:「ねー、あたしは?」 *[パンティーを男に見せる](携帯アプリでは[ぱふぱふをする]) *戦闘開始っ! 久美子:「うっふん、チュッ!」 男:「クラクラ」 *男の戦闘意欲 マイナスX! 麻美:「ねえ、見て見てー」 男:「うぷっ!」 *男のディフェンス マイナスX! 志郎:「あたたたたっ!」 *男に Xポイントのダメージ! 男「ぬおおおおっー!」 *志郎はXポイントのダメージを受けた! ※ *※~※を繰り返して戦闘を行います。 *勝利時 男:「ひでぶっ!」 久美子:「きゃー、やったわ!」 麻美:「今ので、喧嘩の仕方が上手くなったんじゃない?」 志郎:「うん、自分でも強くなった気がする」 *志郎のパラメータが上昇する。 *敗北時 志郎:「うげっ」 久美子:「きゃー、あなたーっ!」 麻美:「うえーん、志郎が、志郎が・・・」 *RPGパートの最初からやり直し。 *男たちを倒しつつパラメータを上げ、落ちている宝箱を開け強化アイテムを入手していく。 *湖のほとりにいる男 麻美:「あのー」 男:「なんだ、俺は湖を見てるだけだ。ほっといてくれ」 *ある程度ダメージを与えた後 男:「俺が悪かった。許してくれ。その代わり、いいことを教えてやる。 二つの泉をよく調べてみろ」 *二つの泉 麻美:「あっ、パンティーが見つかったよ。でもこれ、はくのが恥ずかしいくらいセクシー。 だって、透けてるんだもん。いいや、これにはき替えちゃおっと」 *(携帯アプリだとバニースーツ) *ラスボス戦 麻美:「ねぇ、見て!キャーっ、恥ずかしーっ!」 男:「じゅるん!うぷぷぷぷぷ・・・・!」 *ディフェンスを下げる効果が飛躍的に上がります。これがないとラスボスに勝てません。 201 :軽井沢誘拐案内:2007/09/24(月) 14 07 10 ID p2R8kISF0 *ラスボスの背後にある穴に入る 麻美:「わー、階段だよ。何だか怖いなー。あっ、部屋があるよ」 *部屋の中には、関谷とマスターがいる。 関谷:「おや、皆さん、おそろいで」 志郎:「やっぱり、お前がドラゴンだったのか」 久美子:「なぎさはどこ!」 関谷:「しかし、久美さまもおいでとはね。とっくに始末させたと思っていたのに」 志郎:「さあ、言え!なぎさはどこだ!」 関谷:「残念ですが、遅かったようですな。あの子はもう、深い水の中です。さあ、もう終わりにしましょう。政勝、やっておしまいなさい!」 志郎:「そうか、やっぱりマスターが政勝なのか」 関谷:「どうしたのです、政勝。早く、この連中を・・・」 政勝:「親父さん、もう、やめましょう。俺は、俺は・・・。確かに、久美さんの親父さんを、俺はずっと憎んでいた。だから、あんたの言う通りに・・・。 しかし、もう、いい。親父さん、諦めが肝心だ。俺と一緒に・・・」 関谷:「政勝、何をする、政勝!」 政勝:「さあ、行くんだ!なぎさは死んでない。そこのドアを入ったところに・・・」 志郎:「わかった。ここのドアだな」 久美子:「あなた、なぎさをやっと連れて帰れるのね」 関谷:「待て!そうはさせるか!このピストルが見えないのか!」 志郎:「うっ・・・」 関谷:「わはは!みんな、死んでもらおう!」 刑事:「よーし、そこまでだ!」 関谷:「だ、誰だ!」 刑事:「あんなことを言いましたが、気になって、つけてきたのです。ドラゴン!今度こそ、これまでだな。この村は完全に包囲されてるぞ!」 関谷:「な、なんと・・・」 刑事:「さっ、あとは警官隊に任して、早く妹さんを助けてあげなさい」 久美子:「そ、そうだわ、あなた」 志郎:「うん」 久美子:「なぎさ!」 なぎさ:「お、おねえちゃん!」 麻美「良かったね。なぎさが無事で」 志郎:「うん。とにかく、めでたしめでたしだ」 *というわけで、4人は無事に久美の別荘に帰ったのでした。 ◆エピローグ *キッチンで食事の支度をしている麻美となぎさ 麻美:「でも、なぎさ、すごいよね。今度のことで、ドラゴンとかいう組織が壊滅したらしいけど、もともとは、なぎさのお陰だもんね」 なぎさ:「そ、そんなー。志郎さんのお陰よ!」 麻美:「ただ、ひとつだけ気になるんだけど、ドラゴンはどうしてマスターたちの面倒を見てたのかなあ?」 なぎさ:「よくわからないけど、人に恨みを持つ子を育てれば、その復讐心を利用して、 あとあと、悪いことをさせられると思ったのじゃないかしら」 麻美:「なるほどなあ・・・。ねえ、なぎさ、おしょうゆはどこ?」 なぎさ:「ほら、さっき、スーパーで買ったじゃない」 麻美:「あっ、そうか。よーし、味付けオッケー。あれ?久美お姉さんは?」 なぎさ:「あら?さっき、志郎さんとそっちの部屋に行ったと思ったけど」 麻美:「呼んじゃおっと。食事ができましたよー。ドア開けますよー」 *ラブシーンを展開している久美子と志郎。 志郎:「・・・・・・」 久美子:「・・・・・・」 麻美:「いやー。うそみたい!」 なぎさ:「えっ、なになに?キャッ」 *それから数日後・・・ 久美子:「あなた、たいへん!なぎさが、こんなメモを置いてっ!」 「あたしも、お姉さんみたいに素敵な彼を見つけに、旅に出ます。 今度は探さないでね。 なぎさ」 志郎:「じょ、じょーだんっ!」 Fin
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/2700.html
ソフトボール 女子1部 2000年 投手成績 打数ランキング 説明 チーム名は当時のままです。 ランキング表 順位 チーム名 背番号 氏名 試合 打数 打数/試合 防御率 投球数 投球数/打数 投球数/試合 1 シオノギ製薬 17 山崎あゆみ 20 450 22.50 0.47 1817 4.038 90.85 2 太陽誘電 23 朴 治美 17 348 20.47 0.69 1536 4.414 90.35 3 大徳 18 遠藤 有子 17 340 20.00 1.45 1241 3.650 73.00 4 ミキハウス 20 柳生 理絵 15 328 21.87 0.68 1261 3.845 84.07 4 日立ソフトウエア 11 石川多映子 19 328 17.26 0.50 1249 3.808 65.74 6 戸田中央総合病院 18 坂井 寛子 19 324 17.05 0.29 1244 3.840 65.47 7 トヨタ自動車 21 甲元 愛子 17 311 18.29 0.66 1262 4.058 74.24 8 YKK四国 16 木村 早苗 16 303 18.94 1.26 1299 4.287 81.19 9 豊田自動織機 19 高山 樹里 12 270 22.50 0.25 987 3.656 82.25 10 日立工機 16 鈴木 純子 16 267 16.69 2.41 1124 4.210 70.25 11 デンソー 16 高垣 麻矢 12 245 20.42 0.87 980 4.000 81.67 12 戸田中央総合病院 15 清水 麻琴 17 227 13.35 1.06 880 3.877 51.76 13 大徳 21 秦 学静 12 205 17.08 0.34 829 4.044 69.08 14 豊田自動織機 16 ミッシェル・スミス 9 203 22.56 0.00 837 4.123 93.00 15 日立高崎 17 伊藤久美子 9 196 21.78 0.74 747 3.811 83.00 16 日立高崎 12 藤井由宮子 11 192 17.45 0.46 727 3.786 66.09 17 太陽誘電 16 庄子 麻希 13 188 14.46 0.64 752 4.000 57.85 18 日立ソフトウエア 14 入山 真澄 12 186 15.50 0.53 779 4.188 64.92 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/2701.html
ソフトボール 女子1部 2000年 投手成績 打数/試合ランキング 説明 チーム名は当時のままです。 投げた打数を試合数で割った数字のランキングです。 ランキング表 順位 チーム名 背番号 氏名 試合 打数/試合 打数 防御率 投球数 投球数/打数 投球数/試合 1 豊田自動織機 16 ミッシェル・スミス 9 22.56 203 0.00 837 4.123 93.00 2 シオノギ製薬 17 山崎あゆみ 20 22.50 450 0.47 1817 4.038 90.85 2 豊田自動織機 19 高山 樹里 12 22.50 270 0.25 987 3.656 82.25 4 ミキハウス 20 柳生 理絵 15 21.87 328 0.68 1261 3.845 84.07 5 日立高崎 17 伊藤久美子 9 21.78 196 0.74 747 3.811 83.00 6 太陽誘電 23 朴 治美 17 20.47 348 0.69 1536 4.414 90.35 7 デンソー 16 高垣 麻矢 12 20.42 245 0.87 980 4.000 81.67 8 大徳 18 遠藤 有子 17 20.00 340 1.45 1241 3.650 73.00 9 YKK四国 16 木村 早苗 16 18.94 303 1.26 1299 4.287 81.19 10 トヨタ自動車 21 甲元 愛子 17 18.29 311 0.66 1262 4.058 74.24 11 日立高崎 12 藤井由宮子 11 17.45 192 0.46 727 3.786 66.09 12 日立ソフトウエア 11 石川多映子 19 17.26 328 0.50 1249 3.808 65.74 13 大徳 21 秦 学静 12 17.08 205 0.34 829 4.044 69.08 14 戸田中央総合病院 18 坂井 寛子 19 17.05 324 0.29 1244 3.840 65.47 15 日立工機 16 鈴木 純子 16 16.69 267 2.41 1124 4.210 70.25 16 日立ソフトウエア 14 入山 真澄 12 15.50 186 0.53 779 4.188 64.92 17 太陽誘電 16 庄子 麻希 13 14.46 188 0.64 752 4.000 57.85 18 戸田中央総合病院 15 清水 麻琴 17 13.35 227 1.06 880 3.877 51.76 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/2685.html
ソフトボール 女子1部 2000年 投手成績 防御率ランキング 説明 チーム名は当時のままです。 ランキング表 順位 チーム名 背番号 氏名 試合 防御率 打数 打数/試合 投球数 投球数/打数 投球数/試合 1 豊田自動織機 16 ミッシェル・スミス 9 0.00 203 22.56 837 4.123 93.00 2 豊田自動織機 19 高山 樹里 12 0.25 270 22.50 987 3.656 82.25 3 戸田中央総合病院 18 坂井 寛子 19 0.29 324 17.05 1244 3.840 65.47 4 大徳 21 秦 学静 12 0.34 205 17.08 829 4.044 69.08 5 日立高崎 12 藤井由宮子 11 0.46 192 17.45 727 3.786 66.09 6 シオノギ製薬 17 山崎あゆみ 20 0.47 450 22.50 1817 4.038 90.85 7 日立ソフトウエア 11 石川多映子 19 0.50 328 17.26 1249 3.808 65.74 8 日立ソフトウエア 14 入山 真澄 12 0.53 186 15.50 779 4.188 64.92 9 太陽誘電 16 庄子 麻希 13 0.64 188 14.46 752 4.000 57.85 10 トヨタ自動車 21 甲元 愛子 17 0.66 311 18.29 1262 4.058 74.24 11 ミキハウス 20 柳生 理絵 15 0.68 328 21.87 1261 3.845 84.07 12 太陽誘電 23 朴 治美 17 0.69 348 20.47 1536 4.414 90.35 13 日立高崎 17 伊藤久美子 9 0.74 196 21.78 747 3.811 83.00 14 デンソー 16 高垣 麻矢 12 0.87 245 20.42 980 4.000 81.67 15 戸田中央総合病院 15 清水 麻琴 17 1.06 227 13.35 880 3.877 51.76 16 YKK四国 16 木村 早苗 16 1.26 303 18.94 1299 4.287 81.19 17 大徳 18 遠藤 有子 17 1.45 340 20.00 1241 3.650 73.00 18 日立工機 16 鈴木 純子 16 2.41 267 16.69 1124 4.210 70.25 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る