約 88,286 件
https://w.atwiki.jp/unno/pages/8.html
書名 秘密結社の世界史 書誌情報 出版社(叢書・シリーズ名)平凡社(平凡社新書315) 発行年月日2006年3月10日 版型 造本データ ページ数新書判 並製 234ページ 定価780円 装丁菊地信義 目次 プロローグ――秘密結社の世界 9秘密結社とは何か 秘密結社の分類 秘密結社の時代 秘密結社の今 第一章 古代 19古代密儀宗教 20エレウシスの密儀 エジプトの密儀 ピタゴラスの結社 ミトラス密儀 未開社会の秘密結社 仮面と秘密結社 第二章 中世 41イスラムの暗殺教団?アサシン? 42近代秘密結社の原型 死海文書とナグ・ハマディ文書 46死海文書とクムラン教団 ナグ・ハマディ文書とグノーシス派 カタリ派 テンプル騎士団 ルネサンス 65ダンテと秘密結社 講社とギルド 錬金術師の秘密結社 パラケルスス アカデミー 第三章 近代 83薔薇十字団 84実在か幻想か ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエ F・イエイツ『薔薇十字の覚醒』 その後の薔薇十字団 フリーメーソン 94メーソン論の二つの方向 知られている歴史 フランスのフリーメーソン ローマとフリーメーソン 『魔笛』とフリーメーソン フリーメーソンがアメリカをつくった メーソンとフランス革命 ユダヤとフリーメーソン 第四章 十九世紀 121イルミナティ 122歴史から幻想へ カルボナリ 薔薇十字の復活 128世紀末とオカルティズム 黄金の夜明け 「黄金の夜明け」と「薔薇十字」 神智学とブラヴァツキー夫人 フランスの薔薇十字 アメリカの秘密結社 146結社の国アメリカ アメリカの結社の位階 演劇と秘密結社 友愛儀礼を重視する結社 クー・クルックス・クラン 第五章 二十世紀 161秘密結社の復活 162グリフィスの『国民の創世』 アレイスター・クローリー?秘密結社メーカー? ナチと秘密結社 169ヒトラーとオカルティズム イルミナティ・パラノイア 176イルミナティのその後 フリーメーソンとユダヤ人 イルミナティとエイリアン 現代のイルミナティ・ネットワーク スカル・アンド・ボーンズ 182あらゆるクラブは秘密結社かもしれない スカル・アンド・ボーンズ カルトの時代 187現代のカルトの条件 テロリスト・グループ 190テロリストの結社 犯罪的秘密結社マフィア 194シチリアからアメリカへ マフィアとフリーメーソン 中国の秘密結社 198教から会へ 第六章 秘密結社の現代 203なぜ今、秘密結社なのか 204秘密結社本の流行 トランスペアレンシーとコンスピラシー 秘密結社ファンタジー 211ウンベルト・エーコ『フーコーの振り子』 ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』 ネットの中の秘密結社 218暗黒同盟の噂 サイバースペースの秘密結社 タリバンでさえインターネットを使う エピローグ 225 主要参考文献 229 主な初出 書き下ろし
https://w.atwiki.jp/narikiriitatrpg/pages/838.html
名前:ブラウ・エルローズ 出身世界:レヴァリアース 属性:変身美魔女 種族:多分人間 性別:女 年齢:42歳アラフォー! 技能:イケメン魔法戦士『青薔薇騎士』に変身 外見: 黒髪ストレートセミロング。年齢不詳。見た目だけ知性派美人風。 装備: 銀縁眼鏡。ゴシック風の黒のパンツスーツに青薔薇十字団のブローチ。 操作許可指定:名無しも可 設定操作許可指定: 名無しも可 ――自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う ! ヒーローズギルド『青薔薇十字団』の団長。 イケメンや美少年に目が無いので、美少年姿のクッソ汚い淫獣、淫キュくんに唆されてホイホイっと契約してしまったらしい。 契約時にとっさにイケメンを願ったため、自らがイケメンに変身する能力を得てしまった。 が、イケメンになって美少年姿の相方と戦えるという事で結構ご満悦。 NPCデータ 名前:淫キュくん 出身世界:? 属性:変身魔法少女もののマスコット 種族:クッソ汚い淫獣 性別:? 年齢:? 技能: 青薔薇十字団への勧誘、メンバー募集の広報。契約により異能を与える。 外見: 普段は変なリスザルだが、戦闘時や契約を迫る時は白い猫耳の美少年に変身する。 装備: 全裸じゃね? ――君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい! ブラウの相方にして、ヒーローズギルド『青薔薇十字団』の謎多きマスコット。 巧みなセールステクニックによって契約に持ち込み、相手の願いに応じて異能を与える事が出来る。 彼が言うには欲しい物は、絶望から希望への相転移。 元は流れのセールスマンだったが、思うところあって青薔薇十字団の専属マスコットとなり、ブラウと行動を共にしているらしい。
https://w.atwiki.jp/nanaitatrp/pages/814.html
名前:ブラウ・エルローズ 出身世界:レヴァリアース 属性:変身美魔女 種族:多分人間 性別:女 年齢:42歳アラフォー! 技能:イケメン魔法戦士『青薔薇騎士』に変身 外見: 黒髪ストレートセミロング。年齢不詳。見た目だけ知性派美人風。 装備: 銀縁眼鏡。ゴシック風の黒のパンツスーツに青薔薇十字団のブローチ。 操作許可指定:名無しも可 設定操作許可指定: 名無しも可 ――自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う ! ヒーローズギルド『青薔薇十字団』の団長。 イケメンや美少年に目が無いので、美少年姿のクッソ汚い淫獣、淫キュくんに唆されてホイホイっと契約してしまったらしい。 契約時にとっさにイケメンを願ったため、自らがイケメンに変身する能力を得てしまった。 が、イケメンになって美少年姿の相方と戦えるという事で結構ご満悦。 NPCデータ 名前:淫キュくん 出身世界:? 属性:変身魔法少女もののマスコット 種族:クッソ汚い淫獣 性別:? 年齢:? 技能: 青薔薇十字団への勧誘、メンバー募集の広報。契約により異能を与える。 外見: 普段は変なリスザルだが、戦闘時や契約を迫る時は白い猫耳の美少年に変身する。 装備: 全裸じゃね? ――君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい! ブラウの相方にして、ヒーローズギルド『青薔薇十字団』の謎多きマスコット。 巧みなセールステクニックによって契約に持ち込み、相手の願いに応じて異能を与える事が出来る。 彼が言うには欲しい物は、絶望から希望への相転移。 元は流れのセールスマンだったが、思うところあって青薔薇十字団の専属マスコットとなり、ブラウと行動を共にしているらしい。
https://w.atwiki.jp/kishi/pages/5.html
著 者:京極 夏彦 発行所:講談社 発行日:1999.11.10 目録 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤 山嵐 薔薇十字探偵の憤慨 あらすじ 救いようの無い八方塞がりの状況も、国際的な無理難題も、判断不能な怪現象も、全てを完全粉砕する男。ご存じ、探偵・榎木津礼二郎!「下僕」の関口、益田、今川、伊佐間を引き連れて、さらに京極堂・中禅寺秋彦さえ引きずり出して、快刀乱麻の大暴れ! 不可能状況を打開する力技が炸裂する三本の中編。 感想
https://w.atwiki.jp/authors/pages/245.html
新書(2004年7月) 百器徒然袋 風 (講談社ノベルス) 収録作品:五徳猫 薔薇十字探偵の慨然、雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑、面霊気 薔薇十字探偵の疑惑 文庫本(2007年10月) 文庫版 百器徒然袋 風 (講談社文庫) 収録作品:同上 Kindle版(2013/2/15) [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 収録作品:同上 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1235.html
黒服Hと呪われた歌の契約者 22 (三面鏡の少女より) 少女を連れて会場を出たドクター その後ろ姿を見送って…彼女は、やや憂鬱に俯いた 「……『薔薇十字団』…」 …その名前は、彼女も知っている 黒服Hが、何度か口に出した事のある組織だ そこがどんな組織なのか、彼女はよく知らない ただ、どうやら……黒服Hは、そちらにも、どの程度かわからないか関わっているようで 彼女は不安なのだ 黒服Hが「薔薇十字団」にも関わっているのなら…彼は、「組織」と「薔薇十字団」の二束の草鞋をはいている状態なのかもしれない …「組織」は、それを許してくれるか? 彼女は不安なのだ いつか、黒服Hが裏切り者として認定されて、命を消されてしまいそうで 彼は、それだけのことをやっているらしいのだ 「薔薇十字団」との関わりを含め、はっきりとは口に出さないけれど …ただ、時折 どこか冗談めかした様子で、こう言うのだ 『いつか、俺はどっかの誰かに消されるかもしれない。そうなったら、お前はどこかに逃げろ。「組織」なんてもんとは忘れて、どっかで平和に幸せに生きとけ。お前に死なれるのは嫌だしな』 何故、そんな事を言うのか? 理由を問いただそうとしても、いつも誤魔化されてしまう 万が一の時の話だ、と黒服Hはそう言ってくるけれど 何故だろう 黒服Hが、いつだって、そう言った状況に備えているかのようで その為に、こちらにそんな事を言ってきているような そんな、気がして 「………そんな事、できる訳ありませんのに………」 彼女は、小さく苦笑する そうだ、黒服Hが死んだならば…自分は、彼の仇を取りたい そして、返り討ちにあって死ぬならば、それはそれでいい 仇を取れたとしても…その後に、自分は己の命を絶つだけだ 自分にとって、一番の愛しい人 その人がいない世界には、何の意味などないから あの人が地獄に落ちたならば、その時は 自分もまた、あの人を追って、地獄に落ちよう …彼女はとっくに、その覚悟を決めているのだった fin 前ページ次ページ連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者
https://w.atwiki.jp/imatti/pages/307.html
薔薇十字団サンジェルマン・リミニ フランチェスカ・ダ・リミニ 石川 サルア 勾坂 甚奈 ヘンリエット・W・ジョーンズ 中濱 ローランド ジュリエッタ・メッセ ユーディト・F・シラー 玲霧(レム) 梓拾 九日 火佐家火佐 麻琴 火佐 麻弦 火佐 麻鐘 火佐 麻鈴 薔薇十字団 …上位の犯罪組織。その正体は不死者の集まり サンジェルマン・リミニ Saint-Germain Rimini 種族:人間(不死者) 年齢:大体五百歳ぐらい 出身:不明 武器:銃器 職業:薔薇十字団ボス 一人称:私 愛称:伯爵 性格:恐ろしく温厚で、常に笑顔を絶やさない初老の男性。フランチェスカに絶大な信用と愛情を抱いている 身長:174cm スタイル:年老いても、肉付きはしっかりしている 髪の色:白、短髪 趣味:近代人の観察 その他特徴:「いかにも」な紳士風の服装をしている 薔薇十字団のボス、形式上ではフランチェスカの婿養子の様な形だが、戸籍上は死んだ事になっている人間が結婚届を出す訳にもいかないので、あくまでそういう事になっているだけ 18世紀ヨーロッパに生きたサンジェルマン伯爵その人で、フランチェスカの完成させた賢者の石で不死となる 二十代の姿にまで若返ったフランチェスカとは違い、当時の姿そのままだが決して老いる事は無い 薔薇十字団内では、「不死公」の二つ名で呼ばれる 一応、銃器を扱えはするがあくまで飾り的なボスではあるので、戦闘能力はフランチェスカや他の団員の方が圧倒的に高い 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 ほとんど改造は施されておらず、薔薇十字共通の赤塗装だけが行われている 名前の由来 サンジェルマン…サンジェルマン伯爵から 参考資料 台詞 「不死になり、一つ得した事がある。それは、死なない事だ」 「むぅ、私はかつて千歳とも二千歳とも名乗っていたのだが、実現してしまうとは」 「ところでフランチェスカ、私とは何時になったら寝て……ふごっ!」『全身骨折じゃ済まさないわよ』 フランチェスカ・ダ・リミニ Francesca da Rimini 種族:人間(不死者) 年齢:大体千歳ぐらい 出身:イタリア、ラヴェンナ 武器:体術、銃器 職業:薔薇十字団アンダーボス、司祭 一人称:私 愛称:不死姫、テミス 性格:妖怪並に長く生きている為、あらゆる事において達観している。ほとんど感情の変化は見せず、一見すれば冷徹だが根はそれなりに優しい。それなりには 身長:164cm スタイル:絶世の美女と呼ばれただけあり、顔もスタイルも抜群に良い。だが、普段は体の線が出にくい僧衣で隠されている スリーサイズ:B 92 W 61 H 87 髪の色:黒、セミロング 趣味:人間観察(近代を生きる人間の思想に興味がある)、不死者候補の模索 その他特徴:見た目は二十代前半、といったところ 「神曲」にも登場する、イタリア貴族の姫君その人 ジョヴァンニ・マラテスタに殺害されたという記録があるが、これは後に彼女自身が捏造したもの 真実は、パオロと駆け落ちし、生涯を錬金術の研究に捧げる……つもりだったが、事故により夫の命と引き換えに賢者の石を手に入れ、不老不死となる 後に、人の命を対価としない賢者の石の練成にも成功し、ヘラ教の司祭に身をやつしながら、不死者の仲間を作ろうとしていた その結果、18世紀にサンジェルマンと出会い、彼を不老不死にし、「薔薇十字団」を二人で掌握する 以降、薔薇十字団は所謂「マフィア」に近い組織となり、ボスにサンジェルマン、アンダーボスに自分を置いてヨーロッパの裏社会を牛耳る様になる 現在のマフィアやカモッラ、その他犯罪組織はほとんどが薔薇十字団の下部組織である 一応、本名は名乗らずに、組織の構成員には「不死姫」、司祭的には「テミス」という偽名を使う 変人、荒くれ揃いの薔薇十字団、及び犯罪組織を統べる立場に居るだけあり、体術に非常に優れる CQC/CQBは勿論、サバット、クラヴ・マガ、柔術、各拳法にも精通する また、世界の武術の粋を集めたという教会武術(カペルツィアーレ)の考案者である 銃器の扱いも得意で、裸眼で1km程度までの狙撃を可能とする 一応、司祭の格好をしているのに殺傷沙汰はしょっちゅうだが、本人曰くコスプレの部類だから無問題、らしい 不死の能力は、他のどの団員よりも強く、下記の台詞の通り これは、やはり服用した賢者の石が強力であった事と、何度も再生を繰り返す事で「進化」した事に依る 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 違法中の違法改造のガバメント 爆発力を大きくし、拳銃というよりは散弾銃クラスの威力だが、その分使用者への反動が大きく、肩や腕を痛める危険性がある しかし、不死者であるフランチェスカには大した影響は無く、万が一肩が外れたところでたちどころに治癒してしまう 名前の由来 フランチェスカ・ダ・リミニ…実在の人物 テミス…ギリシャ神話の法と掟の女神。神なので当然、不死 参考資料 フランチェスカ:バトン 台詞 「切り傷は五秒、擦り傷は三秒、骨折は一分、切断は五分で完全に治るわ。ミンチ?そうね……何故か二分で十分」 「私が相手を羽交い絞めにする、あなたは私の背中越しに狙撃する。どう?完璧な作戦でしょ?」 「お望みとあらば処女膜も再生するけど、どうする?」『ぶっ殺すぞ』「あらあら、怖いわ」 「あーあー、死んで痛かったわ。もう慣れたけど」 「撃ち殺すのは良いけど、斬り殺すのはやめてもらえない?服は再生しないんだから」 石川 サルア Sarıal Ishikawa 種族:人間 年齢:19歳~ 出身:日本、大阪 武器:忍者刀、銃器 職業:薔薇十字団構成員、怪盗 一人称:私、俺 愛称:サルア、サル(フルーレからのみ) 性格:薔薇十字団の一員として居る時は、謙虚で控えめな性格。怪盗としては豪傑で、女性らしからぬ力強い魅力がある 身長:161cm スタイル:ほとんど成人の女性としては、やや控えめ。表の顔の時みたいに謙虚(マフィアが果たして表か?) スリーサイズ:B 81 W 59 H 77 髪の色:黒、セミロング 趣味:自分の盗んだお宝を愛でる、漫画を読む その他特徴:日本人の血の方が濃く、身体的特徴はほとんど日本人の父の遺伝 石川五右衛門の子孫とサルヴァトーレ・ジュリアーノの子孫の間に生まれた娘 義賊と謳われた二人の血を引く為、天才的な怪盗としての才能がある 薔薇十字団内ではキャプテンの階級にあり、若干十九歳で人間ながら、三人の直属の部下と、その指揮下の五十人程の手下を持っている しかし、あくまで本分は家系として続けている怪盗稼業 何度もフルーレと知力、武力衝突を繰り返しているが、ほぼ互角 寧ろ、フルーレの逮捕歴がゼロである事に対し、サルアはフルーレの所持する妖刀を盗んでいるので、勝ち越している また、極度の甘党。この辺りはイタリア人の血なのか、主に洋物のスイーツが大好きであり、特にフルーレの作るお菓子が大好物 大阪の生まれの為、軽快な大阪弁で喋る 英語はからっきし喋れないが、薔薇十字団及び、イタリア軍にはバイリンガルが多いので別に不自由はしていない 薔薇十字団内、また怪盗としては「影の侵略者」の二つ名で呼ばれる 不死でもない普通の人間なので、超能力が使えたりはしない しかし、不思議と人を引き付ける魅力と、その信頼に応えるだけの行動力、義理人情を持ち合わせる 刀と銃器の扱いも得意だが、それ以上に様々な忍具を使った泥棒術の方が得意である 金色夜叉 分類:日本刀 五右衛門が十六の時に盗んだと言う、黄金の太刀 武器としてみるべきところは無いが、子孫の証としてサルアは持ち歩いている どういう訳か「逆仕込み刀」、実は銃口があり柄の部分に引き金が付いている 銃の分類としては、アサルトライフルに相当。装弾数は三発 所謂一つのジップガン 黒忍 分類:忍者刀 刃渡り七十センチ程度の忍者刀 柄から刀身まで、全てが真っ黒な刀 鞘は一メートル程の上げ底で、刃と弾薬、更にはチョコレートが隠されている その他、二つに分割出来、刃の付いていない方をシュノーケルとして使用可能 エストレーモ・アロマ 分類:忍者刀 刃渡り五十センチ程度の所謂「ブラックニンジャソード」 柄が無く、刃の無い刀身に鉤縄を巻いている 名前は最後のコーヒーを意味し、サルヴァトーレの死の経緯より取っている 村雨 分類:日本刀(妖刀) フルーレから盗んだ妖刀 刀を振る度に水が滴り出る 証拠を残す事になるので潜入中には使わないが、フルーレとの直接対決では使用する 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 ガバメントの違法改造銃 三点バースト機能があり、規格外れの大口径弾を装填可能 その分、装弾数は三発ぴったりしかない C96 分類:拳銃 ウィンストン・チャーチルの使用したという特別モデルを盗んだ(コピーした)もの 驚異的な命中精度を持ち、殺傷目的では無く、工作に使用される グロック36 分類:拳銃 大口径の拳銃。装弾数はたった四発だが、威力にオリジナルのものより大幅な上方修正が入っている それでいて小型な為、「影の侵略者」の二つ名で恐れられ、そのままサルアの代名詞になっている 名前の由来 石川…石川五右衛門より サルア…サルヴァトーレ・ジュリアーノより 参考資料 サルア:バトン 台詞 「何や自分?俺とやり合おうって言うんか?」 「そ、そんなん出来ません。私、気ぃ弱いし…………」『誰がだ』 「お、俺は別にお前が嫌いなんやない。た、ただ…………」 「将来の夢は、ル○ン三世や」『そこは五右衛門じゃないのか?』 勾坂 甚奈 Shiina Kosaka 種族:人間(不死者) 年齢:22歳~ 出身:日本、山梨 武器:忍者刀、銃器、手裏剣、投げ短刀 術法:超能力目 超自然科学科 法衣:なし 職業:薔薇十字団構成員、医者、怪盗 一人称:私 愛称:甚奈 性格:医者として、団内外の人物の治療をほぼ無償で行う人情溢れる性格 身長:166cm スタイル:サルアとは対照的に、かなりのメリハリボディ スリーサイズ:B 88 W 58 H 83 髪の色:青、ロング 趣味:読書(特に哲学書を好む)、パソコンいじり その他特徴:かなり珍しい青い髪をしている。やや色素が薄いので、水色に近い こうさか しいな 忍者、勾坂甚内の子孫 サルアと同じく、怪盗稼業をしてはいるが、サルアが実力で押すタイプなら、甚奈は緻密に作戦を練り上げるタイプ 薔薇十字団の医者(メディック)を務め、不死でない人間の治療に当たるが、自身は不死者である 勾坂家は日本でも有名な医者の家系だが、その理由は甚内の遺言に依る 裏の顔は忍者であり、怪盗 サルアのスタイルとは大きく違う変装や潜入を用いる「怪盗らしい怪盗」だが、彼女の相棒として協力し合う事もある 医者としての能力は勿論、様々な忍具を用いた戦いも得意とする サルアはどちらかと言えば接近戦に重点を置いている流派だが、甚奈は手裏剣や投げ短刀を使った遠距離戦に優れる 超自然科学科という名前のわかった様なわからない様な超能力を使う事が出来る 言葉で表すならば「不自然だけど機械的でもない事」が可能 具体的には人間離れした曲芸技や、短い距離の飛行、刀を振るだけで真空刃が生じたり、手裏剣が燃えながら飛んで行ったり 色々と「有り得ない」事が「有り得て」しまう 桜火 分類:忍者刀 赤黒いと言う、珍しい色の刀身を持った忍者刀 刃渡りは五十センチ程 元々は黒塗りの刀だったが、代々使って来た事で返り血に汚れたとか、そんな事もないとか 薔薇十字(ワルサーP99) 分類:拳銃 違法改造銃、他のメンバーの薔薇十字は基本的にガバメントだが、こちらはワルサーを使用 本人の意向により、青薔薇に合わせた青塗装が施されている その由来は、青薔薇の花言葉「神の祝福」らしい 名前の由来 勾坂甚奈…勾坂甚内より ヘンリエット・W・ジョーンズ Henriette W Jones 種族:人間(不死者) 年齢:24歳~ 出身:スコットランド 武器:銃器、鞭 職業:大学教授、薔薇十字団構成員 一人称:あたし 愛称:インディ(ご先祖的に) 性格:大学には滅多に行かない不良の天才教授。ユニークで独走的だが、芯の通った思想を持っているので、彼女を支持する生徒、学者は多い 身長:172cm スタイル:長身に相応のスタイルを持っているが、野外活動には結構邪魔になるのでサラシを巻いている スリーサイズ:B 91 W 62 H 86 髪の色:茶、セミロング 趣味:旅行 その他特徴:初代インディから伝統のソフトハットやレザージャケットを身に着けている様は、密かに人気が高く、薔薇十字団でも同じ服装をしている(本人も満更ではないとか) インディ・ジョーンズことヘンリー・W・ジョーンズ・ジュニアの子孫 先祖譲りの行動力や学力を持ち合わせている 大学教授であると同時に、冒険家であり、薔薇十字団のキャプテン、そして不死者 遺跡は、人間が生き、死んで行った証、という事で賢者の石による不老不死に否定的だったが、先祖達は一生をかけても全ての遺跡の謎は解けなかった、しかし不老不死になったらその無限の時間で、先祖達の遺した遺業をやり遂げる事が出来るのはないだろうか? と、探求欲に負けて不死者となる 薔薇十字団内では、「永遠の冒険者」の二つ名で呼ばれる 先祖代々受け継いだ、鞭、銃、体術の腕はフランにも匹敵するもの 特に鞭は、銃社会の今でも、速度やリーチ差を補い切って互角以上に戦える程の腕を持つ 牛追い鞭 分類:鞭 丈夫に作られた皮の鞭 初代のものを何度も修理しており、基本は変えられていない伝統ある一品 M1917リボルバー 分類:拳銃 初代より使われている回転式拳銃 流石に火力を底上げする改造はしているが、やはり伝統のあるもの 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 フランのものとほぼ同じモデル 絶大な破壊力を持つので、戦闘目的にはほとんど使わず、遺跡からの脱出に使ったりする 名前の由来 ヘンリエット・W・ジョーンズ…ヘンリー・ウォルトン・ジョーンズ・ジュニアより 中濱 ローランド Roland Nakahama 種族:人間 年齢:29歳~ 出身:イギリス、北アイルランド 武器:ハンドナイフ、銃器 職業:薔薇十字団構成員 一人称:俺 愛称:ロミオ 性格:武骨な外見はしているが、実は面倒見の良い性格。しかし悲観的な面が多々ある 身長:187cm スタイル:特別筋肉質という訳でも無いが、ガタイは良い。元ラグビー部 髪の色:茶、短髪 趣味:特に無し その他特徴:日本人とイギリス人のハーフ、イギリス人の形質ばかり遺伝している ジョン万次郎こと、中濱万次郎の子孫 ジョンはアメリカに流れ着いたが、彼はイギリス人とのハーフである ジョーンズ家と親交があり、ヘンリエットが薔薇十字団に入ったのをきっかけに自身も入団 彼女の冒険の手助けをしたり、何時の間にかにジュリエッタともコンビを組む様に「ロミオとジュリエット」のカップルとして有名 レムの保護者的立場でもあり、彼女の為に尽力する姿も見られる 薔薇十字団内では「閃光のロミオ」と呼ばれるナイフの名手、階級的にはソルジャーとキャプテンを繋ぐ役職、コンシリエーレ 銃を使った戦いよりも軍用ナイフを使った戦いが得意 体術にも優れるが、ヘンリエットにはいつも負かされる ヴァンパンテ 分類:ハンドナイフ イタリア語で「閃光」を意味するナイフ 刃渡り六十センチと、刀程の長さがあるので、ナイフとするのは間違いな気がしてならない 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 銃を使うのは彼の美徳に反する為、ほとんど使わないし、改造もされていない ごく普通のありふれたガバメント 名前の由来 中濱…中濱万次郎より ジュリエッタ・メッセ Giulietta Messe 種族:人間(不死者) 年齢:16歳~ 出身:イタリア、アプリア 武器:銃器 職業:薔薇十字団参謀 一人称:我(おれ)、ジュリー 愛称:ジュリエット、ジュリー 性格:冷酷だが、決して間違った策は出さない参謀。機械的な態度しか普段は見せないが、プライベードでは一転、愛想良く、少女らしい面を見せる 身長:147cm スタイル:低身長(と言うか若い)にしてはそれなりにある スリーサイズ:B 84 W 58 H 79 髪の色:茶(ダーティブロンド)、セミロング 趣味:これと言った趣味は無いが、何でも出来る、する その他特徴:外見の似通ったミネアとは、ライバルの関係にある(勝手にそう判断されている) イタリア陸軍元帥、ジョヴァンニ・メッセの子孫 薔薇十字団では参謀を務める 団内では終始冷徹で無口、しかし日常で見せる素顔はそれと百八十度違うお喋り好きな少女そのもの 態度を一変させる理由は、仕事とプライベートは両立し得ないという持論かららしい 薔薇十字団内では「跳弾のジュリエット」とその銃の腕を褒められている 若くして不死者となるが、その理由は今が自分のピークだと判断したからである 銃器はどれも器用に扱うが、特に早撃ち、跳弾と得意分野もミネアと被る しかも身長やスタイルにおいて勝っている為、勝手にライバル視されている 図らずとも、ミネアと使用する武器が酷似している もう結婚すれば良いのではないだろうか。同性婚も結構ある世の中なので 薔薇十字(パイソンハンター) 分類:回転式拳銃 パイソンの八インチモデル ガバメントではないが、真っ赤な塗装が施されている 強烈な威力故に、跳弾となっても速度が落ち難い その分反射角、速度の計算が困難になるが、特に問題は無いらしい SAA 分類:回転式拳銃 早撃ち用の銃 やはり、威力には上方修正が加えられている 「反芻される平定」とは異なり、十分人を殺傷する力がある SR-16 分類:騎兵銃 セレクティブファイア可能の、本来は軍隊用の銃 装弾数、発射速度にかなりの法律違反の改造が行われており、マガジン二本挿しで六十発の弾丸をフルオートで三秒で撃ち終える化け物 MP5SD5 分類:短機関銃 三点バースト機能のある短機関銃 元来より命中精度に難があるので、流石に無茶な改造はしていない 名前の由来 ジュリエッタ・メッセ…ジョヴァンニ・メッセ ユーディト・F・シラー Judith F Schiller 種族:人間 年齢:20歳~ 出身:ドイツ、ベルリン 武器:銃器 職業:小説家、歴史学者、薔薇十字団構成員 一人称:私 愛称:ユーディ 性格:気弱で、それでいて気難しい性格。所謂お嬢様気質でもある 身長:158cm スタイル:注:彼女は成人です スリーサイズ:B 78 W 57 H 73 髪の色:金、ロング 趣味:読書、会計の仕事 その他特徴:ファッションにはあまり興味は無いが、フランに着せ替え人形状態にされたりしている ドイツの詩人、ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラーの子孫 彼女は基本的に小説家ではあるが、薔薇十字団の様子を元にして書く、半ノンフィクション作家 薔薇十字団では会計の役をしており、団の財政を握るのは彼女。しかし、不死者ではない 不死には肯定的ではあるが、もう少し成長してから……とまだ不死になって成長を止めたくない様子 しかし、確実にもう手遅れ 武勇は上げていないので、これと言った二つ名は無いが、フランは茶化して「お財布の番人」と呼んだりもする 一応、幹部には属するが、会計という役職から分かる通り、あまり表には出てこない 戦闘能力も低く、戦闘は基本的に行わない 薔薇十字(ガバメント) 分類:拳銃 オリジナルほぼそのまま、赤塗装だけが施されている拳銃 名前の由来 ユーディト・F・シラー…ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラーより 玲霧(レム) Lemu 種族:人間? 年齢:16歳~ 出身:? 武器:銃器 職業:薔薇十字団構成員 一人称:私 愛称:レム 性格:基本的に陽気だが、時々急にしおらしくなる、感情の起伏が激しい性格 身長:154cm スタイル:大体年相応 スリーサイズ:B 83 W 58 H 78 髪の色:金、セミロング 趣味:ローランドと話す事、日本のラノベを読む事 その他特徴:地味にオッドアイ、右が金で左が茶 ローランドに拾われた記憶喪失の少女 拾われたのはヴェネツィア ここ最近でのイタリア近辺での記憶喪失者はミネア、ヨシナカを含めて三人にもなるので何か裏が見える……気がする 自分の名前、出身国、家族、その他諸々を思い出せないが、何故か自分の年齢だけははっきりと記憶している また、日本語、英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語と沢山の言語を完璧に操る事も可能 レムという名は、ローランドが便宜上付けたものだが、気に入っている 無邪気だが、どこか幽霊の様に捉えどころが無い事から、「レームレ」より名付けられた 薔薇十字団内では、平構成員扱い、しかしローランドの後ろ盾があるので立場は案外強い 幼い外見ながら、銃裁きには何処か熟練された感さえあるので「黒銃の亡霊」という物騒な二つ名が早速付いている 記憶を失えど、銃の扱いは忘れていない 少女にはにつかわしくない腕なので、過去は士官学校生だったのではないかと推測される ワルサーPPK 分類:拳銃 彼女が気の付いた時から持っていた愛用の品と思わしき銃 改造は三点バースト機能に、装弾数の三発拡張と、既に専門的なものが施されている 銃身全体に黒い塗装がされており、軍用のものと考えられる 薔薇十字(ワルサーPP) 分類:拳銃 真っ赤な塗装をされたワルサーPP、彼女の始めから持っていたものと同じく、三点バースト改造がされている 威力自体は平凡だが、二丁拳銃による銃撃戦は薔薇十字団の中でもかなりの腕 ナタンテ 分類:ハンドナイフ ローランドに影響を受けて使用する様になった刃渡り三十センチ程のノコギリ状の刃を持つナイフ その気になれば木も切れるのでサバイバルに使える……が、そんな未開の地には行かないのでその機能はした試しがない 名前の意味は「浮遊」 名前の由来 レム…レームレ 参考資料 玲霧:バトン 梓拾 九日 Konoka Shijyu 種族:魔物(実方雀) 年齢:24歳~ 出身:日本、沖縄 武器:呪符 術法:鬼術 法衣:いつも着ているメイド服 職業:家政婦 一人称:私 愛称:九日 性格:家政婦をしているが、常に主人にも挑発的、敬語を崩さないのが逆に嫌味ったらしい 身長:159cm スタイル:自覚は無いが、高水準 スリーサイズ:B 86 W 61 H 77 髪の色:黒、ロング 趣味:主人(ローランド)弄り その他特徴:背中に黒い一対の翼、尾羽を持つが、鬼術により消してしまう事も出来る為、普段は隠している しじゅう このか 実方雀と呼ばれる日本の悪魔 元々はとある貴族の生霊が化けたものだったが、それが鬼となった ……の、子孫 元々は陰陽術を得意としていた一族だったが、外道に落ちて鬼術を用いる様になった 藤原行成の一族への復讐という、一族の悲願を果たすべく日本で家政婦をするが、親友の楓と共にイタリアに渡る事になる 以降は、復讐も忘れて家政婦として案外楽しくやって行くが、ハウスキーパーロボの普及と共に仕事が無くなり、ほとんど傭兵と同じ様な仕事をしていた 家政婦としてはかなり有能で、酷く生意気だが言われた事は百二十パーセント実行する 一度契約した主人は、いくら金を積まれても、脅されても任期が終わるまでは裏切らない従順さも持つ フルーレと同じ鬼術を使用するが、主に人間や妖怪の精神に干渉するものを得意とする 実害を与えるものでは、五行に依存するのではなく、自らの通力をそのまま武器へと変える形態のものを使用 あまり近接格闘などは得意とせず、メイドの嗜みとされる箒やモップを使っての格闘は「私は家政婦だから無理です。メイドの様な媚び諂った売女と一緒にしないでください糞馬鹿ご主人様野郎が」と、無理らしい 名前の由来 梓拾…四十雀より 火佐家 …炎を司るユタの一族。母方の形質を大きく遺伝し、全員がオレンジ色の髪の毛をしている 火佐 麻琴 Makoto Hiza 種族:人間 年齢:17歳 出身:日本、奄美大島 武器:召喚した精霊に応じて変化 術法:霊術(火) 法衣:白い内着に緋袴の所謂「巫女服」、デミテルの祝福を受けた学生服 職業:高校生/巫女(ユタ) 一人称:あたし 愛称:麻琴 性格:奔放で自分勝手、かなりの自由人 身長:162cm スタイル:身長は普通だが、他は完全なモデル体型 スリーサイズ:B 91 W 58 H 86 髪の色:オレンジ、セミロングで右側のサイドポニー 趣味:意外にも読書 その他特徴:実は未だ一年生。学校に出席する気が無い ひざ まこと ユタ、即ち巫女をしている少女 ユタは自然の理の具現である精霊や神の声を聞く事が出来るという 特に火佐家は炎の性を司り、その中でもずば抜けて通力の強い麻琴は炎の精霊を召喚、指揮、同調出来る 「どうせならデメテルに会いたい」という事で渡欧するのだから破天荒 しかもどういう訳かヴェネツィアに住み付き、軍に協力する様になってしまう フルーレとは親友だが、軽く恋慕に近い感情さえ抱いており、他の年長者はちゃんと敬称を付けるが、彼女とは呼び捨てあっている 他の奄美大島に住むユタでも精霊や神の声は聞く事は出来るが、対話が出来るのは火佐家の者だけ その為、精霊を召喚しなくても自然に内在する精霊の力を借りる事で、何も無い場所に突然炎を出現させる事が出来る これを俗に精霊術、略して霊術と言う が、霊術を使える者は少ない為、一種の業界用語である 霊術と言っても、霊媒師的な事はしない 巫女と言っても、神には仕えない 便宜上の呼び名みたいなものである 火車切広光 分類:日本刀(妖刀) かの上杉謙信も愛用したと言う妖刀 刀身を発火させる事が出来、平常時の温度も三百度を超える M4カービン 分類:アサルトライフル M4カービンの皮を被ったM4コマンドー グレネードランチャーも装備可能の切り札 以下、指揮する精霊の紹介 ゴズ(牛頭) 火蜥蜴の精霊 体長は四メートルを優に超し、全身真っ黒い皮膚に覆われた巨獣 火の性を持ちはするが、体温は低く、人間と同じ程度 口から冷気を吐き、体長の三分の一を占める尻尾の一振りで大木を粉砕する 性格としては比較的大らかで、熱されやすい麻琴の良いストッパーとなってくれる 一応、雄 四尺蜥蜴 分類:日本刀(大太刀) 名前の通り、四尺(約百二十センチ)の刀身を持つ日本刀 非常に刀身が厚く作られていて、熱をも「斬る」事が出来る 使用感覚としては西洋のクレイモア等に近い メズ(馬頭) 火鳥の精霊 体長は二メートル半程。全身炎に燃え盛っている 体温は摂氏千度を軽く超え、麻琴でなければ触れるまでもなく炭化してしまう 燃え盛る体で行う体当たりは、周囲五百メートルを火の海に変えてしまう 性格は麻琴と似通った単純で自分勝手な少女のもの。麻琴の暴走を加熱させるだけである 一応、雌 火鳥風月 分類:日本刀 刃渡り七十センチ程度の日本刀 鞘から抜き放つと、火車切広光より一層強い炎に刀身が包まれる 非常に強力な妖刀だが、炎を維持する為の通力も尋常じゃない量が必要 基本的に麻琴はこれを右手に、広光を左手に持って使用する コズ(虎頭) 火鼠の精霊 体長は三十センチにも満たない。それでも全身は炎の毛並みに包まれている 体温は通常、二百度程度。麻琴の首や体にマフラーの様に絡み付いている(麻琴は熱への耐性が異常に高い) 直接的な戦闘は不得意だが、口から八百度の炎を吐き出す。また、炎の障壁を築く事も可能 気弱で優しい少女の性格を持ち、突っ走る麻琴を牛頭とは違った面から抑えるが、たまに火種にもなる 一応、雌 丹後の火衣 分類:羽衣 「羽衣伝説」の隠された羽衣をイメージして作られたもの 麻琴以外の生き物が身に纏おうとすると、炎蛇に姿を変えて拒絶する ある程度まで距離が離れてしまうと、一切手出し出来なくなる欠点はあるが 身に纏っている間は本当の「天女」の様に、ある程度の飛行能力や、超人的な速度での移動が可能になる コア(ケツァルコアトルス) 火竜の精霊 全長八メートルもの巨大な胴体を持つ翼竜。全身は真紅の鱗に覆われ、骨ばった翼を広げると五メートルにもなる 体温は五百度程、意外と低いが、兎に角巨大なので滅多な事では召喚出来ない 口から高熱の光線を放つ他、軽く羽ばたけば高熱の突風が吹き、尾を振れば小さな竜巻が巻き起こる 恐ろしい程の戦闘能力を持つが、本人の性格は争い嫌いの完全平和主義者 しかし、麻琴を恋い慕っているのでかなり従順 一応、雄 百寸大鎌 分類:鎖鎌 百寸(三メートル)の長い鎖の取り付けられた鎖鎌 鎖が長過ぎて、戦闘に使うには不向き 鉤縄の様に、移動手段や完全な不意打ち用 インガ(大神) 炎狼の精霊 一メートル程の比較的小さな体を持つ。見た目は少し毛が赤茶色をした普通の狼 それに反して、体温は二千度を超える 口の中には地獄の業火程と称される炎が煮えたぎっており、噛み付かれれば助かり様が無い 一見獰猛そうだが、犬を元とする妖怪や精霊に多い通り、かなり知的で論理的な学者気質を持つ 一応、雌 月下薄命 分類:火炎放射器 見た目が十四年式拳銃にそっくりな拳銃型の武器 実際は弾丸では無く、炎の塊を撃ち出す為、武器としての性能は火炎放射器に近い 無論、霊術による炎を撃つ為、ガスの様な物理的な弾薬を必要としない 名前の由来 火佐麻琴…ヒザマより 参考資料 麻琴:バトン 火佐 麻弦 Mazuru Hiza 種族:人間 年齢:20歳 出身:日本、奄美大島 武器:召喚した精霊に応じて変化 術法:霊術(火) 法衣:巫女服(巫男服?) 職業:伝説のストリートミュージシャン(笑) 一人称:俺 愛称:麻弦 性格:麻琴を超越する自由人にして、自意識過剰 身長:183cm 無駄に長身である スタイル:以外にガタイは良い 髪の色:オレンジ、ロング 趣味:ストリートライブは人生 その他特徴:中卒で一生を音楽に捧げると語る ひざ まづる 麻琴の兄で、やはりユタとして高い能力を持つ しかし、中卒で家を飛び出し、日本各地ストリートライブの旅をすると共に自らの通力と演奏技術を高める 名前の通り、弦楽器の演奏が得意 三味線や琴、ヴァイオリン等何でも演奏出来るが、一番はやはりギター ギター片手に全国を転々と弾き語りの旅をしている内に、多くのファンを持つ事実「伝説のストリートミュージシャン」となる メジャーデビューが期待されるが、後三年音楽業界を騒がした後には引退するつもりである あくまで目標は「伝説のストリートミュージシャン」 ユタが巫女と訳される様に、ユタとしての能力はほとんどが女性に強く遺伝する それなのに、真弦は男性の身でありながら麻琴に次ぐ通力を持つ 自分の精霊を従え、時には人知れず妖怪退治をする等、実はシリアスな面も併せ持つ この辺りは火佐家の人間に共通しているのかもしれない 以下、指揮する精霊の紹介 キグ(鬼熊) 火熊の精霊 二メートル程の体を持つ、全身真っ赤な毛並みの樋熊 体温は五百度程度 熊らしく、単純に引っ掻いたり、噛み付いたりが攻撃手段 しかし、炎が煮え滾る口内や焼け付く爪は生身には十分過ぎる程の凶器である 野生的な熊の精霊ではあるが、ちゃんとした理性は持ち、寧ろ麻弦より冷静なぐらいである 麻弦に燃え滾る篭手を与える 一応、雄 キュウ(窮奇) 火牛の精霊 七メートルを超える巨体の、炎の翼の生えた真っ黒な毛並みの牛 体温は五十度程度 凶悪な外見の巨獣ではあるが、直接的な打撃等はせず、妖術による戦いを得意とする そのスタイルから分かる通り、非常に思慮深く、冷静な参謀的性格 麻弦に刺激的な音色が人気なアコースティックギターを与える 麻弦のブレイクの理由はこれにあるらしい 一応、雄 ヴァロン(バロン) 火獅子の精霊 二メートル程度の比較的な小さな体を持つ、全身真っ白な毛皮のライオン 体温は二百度程度 聖獣と語り継がれる通り、とても誠実で正義感の強い誇り高い性格 一方で、邪悪は口から紅蓮の炎を吐き出して完全に焼き払うと言う 麻弦に大きな長弓を与える。この手の精霊には珍しく、炎とは一切関係が無い 一応、雌 名前の由来 火佐麻弦…ヒザマより 火佐 麻鐘 Magane Hiza 種族:人間 年齢:15歳 出身:日本、奄美大島 武器:(コウを召喚時)筆架叉、(セイを召喚時)青龍偃月刀 術法:霊術(火) 法衣:巫女服 職業:高校生/巫女(火様) 一人称:私 愛称:麻鐘 性格:引っ込み思案で内気、無口だが慈愛に満ちている 身長:153cm スタイル:姉と同じく、既に相当にグラマラスである スリーサイズ:B 86 W 57 H 78 髪の色:オレンジ、ロング 趣味:勉強(実に真面目である) その他特徴:高校は姉とは違い、きちんと行っている ひざ まがね 麻琴の妹で、双子の妹に麻鈴が居る 姉とは違い、双子でちゃんと高校には通っている 通っている高校は姉と同じ 姉程ではないが、火佐家の娘として十分過ぎる程の通力を備え、早くも精霊を二人使役している 目標は姉、だが性格までは真似していない、良かった やはり、炎の霊術を使用出来る まだ未熟なところもあるが、それは二人がかりでカバー 双子である強みを最大限に利用している 以下、指揮する精霊の紹介 コウ(黄龍) 黄龍の精霊 奄美大島という土地柄からか、中国の精霊であるはずの五龍を使役出来ている 体長は十メートルを超え、火佐家の人間が指揮する精霊の中でも最大、最強のものだが麻鈴と二人でやっと召喚出来る これ自体は火ではなく、土の性を司るが、土は中央に座する性である為、火佐家の者もぎりぎり守備範囲内である この精霊もあくまで中間を保ち、雌雄の区別は無く、性格も口調も中性的である 戦う姿は見た事が無い。これはあくまで自身は中立であり続ける為だろう 双子に筆架叉を与える。これは双剣がセットである武器だが、二人は一本ずつ使用する セイ(青龍) 青龍の精霊 青は水の色と思われがちだが、蒼炎や白炎を司るこの精霊は火の性を持つ 体長五メートル程度、体温も基本は低い 口から青とも白とも取れる高熱の炎を吐く 性格としては、神の眷属とされる身分故にかプライドが高く、双子以外には冷酷とも言える態度を取る しかし、案外優しかったりもする。このツンデレさんめ 麻鐘に高熱の刀身を持った青龍偃月刀を与える 一応、雄 名前の由来 火佐麻鐘…ヒザマより 火佐 麻鈴 Masuzu Hiza 種族:人間 年齢:15歳 出身:日本、奄美大島 武器:(コウを召喚時)筆架叉、(チーを召喚時)柳葉刀 術法:霊術(火) 法衣:巫女服 職業:高校生/巫女(火様) 一人称:私 愛称:麻鈴 性格:麻琴と同じく、やや自分勝手ではきはきと喋る。双子の姉とは対照的な性格 身長:155cm スタイル:麻琴と同じく、既に相当にグラマラスである スリーサイズ:B 86 W 57 H 78 髪の色:オレンジ、セミロング 趣味:読書(この辺り、麻琴譲り?) その他特徴:高校は麻琴とは違い、きちんと行っている ひざ ますず 麻琴の妹で、双子の姉に麻鐘が居る 姉とは違い、双子でちゃんと高校には通っている 通っている高校は姉と同じ 麻琴程ではないが、火佐家の娘として十分過ぎる程の通力を備え、早くも精霊を二人使役している 目標は麻琴、性格まで似ている、それで良いのか…? やはり、炎の霊術を使用出来る まだ未熟なところもあるが、それは二人がかりでカバー 双子である強みを最大限に利用している 以下、指揮する精霊の紹介 コウ(黄龍) 麻鐘に同じ チー(赤龍) 赤龍の精霊 見た目通り、火の性を持つ 体長は五メートル程、全身真っ赤な鱗に覆われている 体温は二百度程度 口から真っ赤な炎を吐き出し、周囲を火の海にする どこかの火鳥を彷彿とさせる自分勝手な少女の性格で、やはり麻鈴には油を注ぐ事しかしない 麻鈴に燃え盛る柳葉刀を与える 一応、雌 名前の由来 火佐麻鈴…ヒザマより Next オリキャラ紹介3 Back オリキャラ紹介 目次
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1098.html
サムディ男爵 06 (合わせ鏡のアクマより) 「…それで?我輩に話とは何であるか?電話番号なら、いつでも気軽に教えるであるよ」 「いえ、そんな情報はいりません」 きっぱり、盟主に言い切られ、ゲデはやや残念そうに肩をすくめた 電話番号に関しては、割と本気である 美女に教えるのなら、なんら問題はない 教えてもいい番号と、教えてはいけない番号と、両方持っているのだし 「それでは、何であるか?」 「…あなたが、何者なのか、という事です」 ストレートに、盟主はそう聞いてきた 隠す必要が、自分にはあるか? ……否、ないのである からからと、ゲデは笑う 「我輩、サムディ男爵であるよ?ハイチ生まれの都市伝説……死神であるよ」 「…死神?」 その単語に、ゲデを縛り上げた少女の兄が、やや警戒したような表情を浮かべた からからからと、ゲデは笑う 「警戒しちゃいや~ん!であるよ。死神といっても、我輩、死を振りまくタイプの死神ではないである。あくまでも、死を管理するタイプの死神なのであるよ。殺すとかそう言うのは嫌いである!」 「…それで、ハイチ生まれの死神さんが、何故、こんな島国の…それも、この街にいらしたのですか?」 「からからからからからから!!この街はとぉ~~っても特殊な状態になっているである。だから、であるよ」 包み隠さず、ゲデはそう口にする 隠す必要性など、彼は全く感じていない 悪事を働きにきたのではないのだ ならば、堂々としていればいい 「この街はひっじょぉ~~~に!都市伝説が生まれやすい状態になっているである!世界的に見ても、非常に、非常に珍しい状態なのであるよ。当然、あちこちの組織がこの街に興味を持っているである」 「…あまり、面白くない状況ですね」 「そんな顔しちゃいやんである。ビューティフルレディには笑顔が一番であるよ」 「………… …バチバチバチっ 「オーマイガっ!?これ以上の電撃プレイは流石に勘弁である」 「それでは、冗談などおっしゃらずに」 「…鬼だ、鬼がいる」 背後から聞こえてきた呟きは、さらりと無視する盟主 ゲデは、からからと懲りない様子で笑い、続ける 「まぁ、気持ちはわかるであるよ。組織が集まる、という事は、当然トゥラブルも発生しやすくなるである。事実、我輩が所属している「薔薇十字団」と敵対している組織も、この街に来ているのは事実である。確認できているだけで、二つほど、我輩たちと敵対している組織がこの街には存在しているである」 「…二つもですか」 「しっかぁし!我輩たち「薔薇十字団」は平和主義である!向こうから手を出されない限りバトルはしないである。死神ゲデの名前に誓って、それは事実であるよ?」 むぅ…と、考え込んでいる様子の盟主 ゲデの言葉を信じるか否か、悩んでいるようだ 「信じてくれないであるか?ならば、我輩たち「薔薇十字団」は、ユーたちに…ビューティフルレディたちに対して、協力体制を表明しようであるか?「薔薇十字団」で把握している都市伝説がこの街に入り込んだら、情報を提供するであるよ。それが危険な都市伝説であれば、なおの事である!」 「…だから、そちらにも協力しろ、と?」 「そうなるかどうかはわからないである。「薔薇十字団」は割りと意地っ張りの集まりであるからなぁ。割と自分たちだけで何もやろうとするであるから、協力をプリーズするかどうかはわからないである」 ふむ……と、盟主は考え込んでいる からからと笑いながら、ゲデは盟主を見つめた 先ほど申し出た事は、本心からの言葉である 「薔薇十字団」が把握している都市伝説となると、自然と欧米諸国や南米の都市伝説に集中する 自分達としても、自分たちの出身地の都市伝説がこんな島国まで来て騒ぎを起こすようでは、恥ずかしくて仕方ない …だからこそ、その情報は逐一、伝えても構わない 問題を起こすようだったら、お仕置きしてくれてもなんら問題はないのである …そして 自分たちと敵対している組織が、「怪奇同盟」と手を組まれるよりは…こちらで先に協力体制を申し出た方が、ずっとマシなのだ 考え込む様子も美しい、と思いながら、ゲデはからから笑い、盟主を見つめ続けているのだった 続くかどうかわからない 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9931.html
登録日:2011/06/06 Mon 07 44 10 更新日:2024/09/03 Tue 23 31 18NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 京極夏彦 偽名だらけの小説 妖怪シリーズ 小説 山颪 抱腹絶倒 探偵小説 探偵小説←探偵の小説 榎さん無双 瓶長 画図百鬼夜行 百器徒然袋 百器徒然袋シリーズ 百鬼夜行シリーズ 薔薇十字探偵の項目 雨 鳥山石燕 鳴釜 「そうだ!僕が仕切るぞ」 ◆百器徒然袋(ひゃっきつれづれぶくろ)◎雨(あめ) 京極夏彦の小説作品。 氏の代表作である「妖怪シリーズ(百鬼夜行シリーズ)」の外伝作品で、 本邦ミステリー史に於て最も探偵らしくない探偵と讃えられたる薔薇十字探偵 榎木津礼二郎を世界の中心に据えたスピンオフ作品である。 八方塞がりの状況を力ずくで粉砕する「探偵」による「探偵」の為の破天荒な「探偵小説」であり、 物語の構成は本筋の長編シリーズに似るものの、レギュラーキャラクターのドタバタを描くのが主筋となっており、所謂“昏い”事件は描かれていないのが特徴。 小説現代増刊号「メフィスト」への掲載を経て、99年に「講談社ノベルス」から新書版が刊行。 現在は文庫版も存在する。 また、本作を題材にしたラジオドラマも製作されているが、ここでは原作となる小説版の解説のみをしていく。 【概要】 語り部である「僕」が、如何にして探偵 榎木津礼二郎の依頼人となり、依頼人転じて「下僕」の一人となったのか……を、 回想と云う形で「事件」を振り返り乍ら語ると云うスタイルが取られている。 尚、語り部である「僕」は年齢や職業こそ冒頭で明かされるものの、肝心の名前に就いては最後の最後まで曖昧なままにされており、 所謂「オチ」として扱われているのも特徴。 また、この時点では予告すらされていなかった『邪魅の雫』や『陰摩羅鬼の瑕』の話題が登場している事からも判る様に、 レギュラーシリーズの時系列としては、かなり後発にある事が判る。 【三つの物語】 ◎鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱 ●鳴釜 「それじゃあ探偵を紹介しましょう」 ……世間では「通産官僚の汚職脱税事件」……そう呼ばれている「鳴釜」事件に「僕」が関わったのは妹の様な存在だった姪の早苗が、 奉公に出ていた先の御曹司らに暴行され、父親不明の赤ん坊を産んだ事が契機だった……。 知己の大河内康治に件の懸案を相談した「僕」が言われたのは、そんな意外な一言だった……。 「僕」が如何に榎木津礼二郎の依頼人となったのか。 また、榎木津とその「下僕」達が如何に「事件」を粉砕したのかを描く。 後、美弥子様が素敵。 ……薔薇十字探偵の意外な優しさが垣間見える、「カマ」尽くしの一編!! ◎瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤 ●瓶長 「僕が……明日にでも行ってみましょうか」 ……探偵 榎木津礼二郎の回復の報せを聞いた「僕」は「鳴釜」事件を解決してくれた御礼をするべく、再び「薔薇十字探偵事務所」に向かった。 そこでは、奇妙な顔をした古物商 今川雅澄が榎木津に幼稚な発言でバカにされていた真っ最中であり、 例の如く榎木津らは「面倒」な事件……世間では「茶道具屋の書画骨董贋作」事件こと「瓶長」事件に関わっていたのであった。 ……気付くと、「僕」もまた、榎木津の「下僕」達に交じり、半ば能動的に……事件に深く関わっていた……。 竈馬と並ぶ天敵、最中に挑む薔薇十字探偵とまたもや担ぎ出される京極堂に、暴走刑事 木場! ……破壊神の如き薔薇十字探偵の超人的な強さが光る「カメ」尽くしの一編!! ◎山颪 薔薇十字探偵の憤慨 ●山颪 「事件のあらましを聞いて来てくれないか」 ……そんな事は不可能なのに、隣に住む幼馴染みの紙芝居描き 近藤の云う事を聞いてしまった「僕」は、 「一味」の中では最も話の判りそうな中野「京極堂」の主人 中禅寺秋彦に榎木津の解決した大磯海岸の話を聞きに赴いてしまう……。 そして、「下僕」の中の「下僕」たる「下僕王」関口巽と遂に邂逅を果たすのだった。 挙句……三度能動的に「高級茶寮を舞台にした大規模美術品盗難事件」こと「山颪」事件に、榎木津の「下僕」達の一人……自らが名付けた「一味」の一人として、 どっぷりと嵌まってしまっていたのだった。 山嵐探しに奔走する薔薇十字探偵の快刀乱麻の審判が炸裂する、「トゲ」に焦がれて、「生き埋め」に彩られた一編!! 【主要登場人物】 榎木津礼二郎 「死んでも無理だと云う意味だ。いいか良く聞け。僕が許すものが善で、許さないものが悪だ。他に基準はない!」 この世界の中心たる薔薇十字探偵。 元華族にして財閥の御曹司、容姿端麗頭脳明晰にして、あらゆる物を粉砕する破壊神の如き男。 水気の無い菓子と竈馬が大嫌い。でも赤ちゃんと小動物には優しい…かも知れない。 益田龍一 「意外に執ッ拗いんですよあのオジさん」 すっかり「地」が出た探偵助手。 前髪を伸ばしているのは「弱さ」をアピールする為。 他の「下僕」をバカにするが、一番苦労しているのは他ならぬ彼である。 「益カマ」と云う屈辱的なあだ名を拝領する。 安和寅吉(和寅) 榎木津の身の回りの世話を焼く、給仕兼探偵助手の青年で、父親の代から榎木津家に仕える。 事務所を切り盛りするお調子者。 鳥口守彦 「うへえ」 眼の間が若干狭まった撮影用の「下僕」の一人。 今川雅澄 「何口です?」 榎木津の軍隊時代の部下にして、古い蒔絵職人の家系に生まれた古物商「待古庵」主人で「下僕」の一人。 伊佐間一成 「……美味しい」 榎木津の軍隊時代の部下で、戦災で焼けた割烹旅館の息子にして釣り堀「いさま屋」の主人。 代表的「下僕」の一人。 河原崎松蔵 「神であります」 愛称はボロ松とかトド松。 前回の伊豆の事件で目黒署の刑事から八王子の駐在へと降格になったが、榎木津と云う「神」を得た依頼下僕。 ……かなり有能。 大河内康治 「……推理はしないんです。彼は」 中禅寺や関口とは同窓。 榎木津を紹介する。 木場修太郎 「返事をしやがれこの馬鹿探偵がッ!寝惚けてやがると土手っ腹に風穴開けて紐通すぞコラ!」 伊豆での暴走で所轄に降格になってた暴走刑事。 榎木津の幼馴染みで親友。 榎木津と榎木津に関わる人間を馬鹿呼ばわりするが、つまりは自らも馬鹿の一人である。 関口巽 「何年経っても……変わりませんよ、あの連中は」 「下僕」の中の「下僕」と讃えられる「下僕王」……つまりは意外にも扱いは良い。 「塗仏の宴」の後の話だけに、無事な姿にファンは一安心か? 長編シリーズでは多く、語り部、主人公として扱われる為に他人から客観的に見られた関口が描写されるのは実は珍しい。 中禅寺秋彦 「あ……悪趣味なことを考えてしまった」 古書肆「京極堂」の主人で、本作では彼の通常業務がサブで描かれている。 文句を云い乍らも「仕掛け」の大半は彼が行う辺り、どう考えても楽しんでいる様な……。 近藤 精緻な筆で客層の幼子が泣く様な絵とリアリティを重視し過ぎて救いの無いエログロ満載の物語を描き上げる、当然よいこも普通の読者もドン引きな話は受けす路線変更を迫られた幼馴染みの紙芝居描き。 ……調査中に覗き見た益田には女性から漂う色気が好評だった。 ※※ 「解っただろう。あの人達は友達じゃない。一味なんだよ」 若い図面引きで、榎木津の依頼人になった後に依頼下僕となる。 同シリーズの語り部。 名前が明かされるのは最後で、それまでは偽名やら適当に呼び掛けられる。 ※因みに正解は 本島 ……である。 【余談】 続刊として「百器徒然袋 風」が存在する。 タイトルの「百器徒然袋」とは鳥山石燕の「画図百鬼夜行」のシリーズ本のタイトルから取られた物。 器物の妖怪が多く記載されている夢心に思いぬ。 神天の露と地の腴、及びアニヲタの妄想と慾を項目に賜え……。 榎「さァ項目が立ったぞ箱人間!!追記をする者は僕に申し出るが良い……勧榎木津懲悪だ!!」 木「何処の言葉だよ……」 金「あら!探偵ちゃんアタシの紹介欄は無いの!?」 榎「調子にノるな、カマ!!(※未読の方は是非)」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 是非実写化して欲しい。 -- 名無しさん (2014-09-13 17 32 11) 確かにそうだが映画の配役は変えて貰いたい -- 名無しさん (2014-09-13 19 22 13) 私は役者では無いが、もしやらせてもらえるなら、おかまの金ちゃん役をやってみたい。 -- 名無しさん (2014-09-16 07 52 16) 今やるなら小栗旬になるんだろうなあ、榎さん。 -- 名無しさん (2017-04-24 10 52 45) その後の美弥子お嬢様早苗さんや金ちゃんと友達になってて草 -- 名無しさん (2019-06-27 10 54 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2743.html
暗い部屋の中、アルファベットが刻まれた板が並ぶ それが、光を放ち始め……「組織」上層部会議が、始まった 『朝比奈 秀雄の確保に失敗したか』 『「薔薇十字団」如きに、先を越されるとは…』 『現場には、D-No.962がいたのだろう?どうなっている!』 『あの男は「薔薇十字団」とも縁がある…そちらに譲ってしまったのだろう』 強硬派・過激派の上層部メンバーが、口惜しそうにそう口にする 「組織」の存在理由上、一般市民への対応を優先せざるをえず、騒動の中心人物である朝比奈 秀雄の確保に失敗してしまったのだ 「薔薇十字団」の保護下に入られては、手を出す事はできない どちらかというと、他組織とは中立的な立場を貫いている「薔薇十字団」と敵対することは、「組織」として得策ではないのだ 特に、「アメリカ政府の陰謀論」との仲がこじれている現状では、尚更だ 『朝比奈 秀雄から解放された「黄金伝説」のドラゴンをある程度確保できたのじゃ。それで、良しとすればよかろ?』 『問題は、「薔薇十字団」が確保したドラゴンと、朝比奈 秀雄の中に残っていたドラゴン。それを合わせても、一匹足りないと言う事だが…』 『足りない個体はどれだ?シルスウェルのドラゴンではないだろうな?あれは、疫病をばら撒くから厄介だぞ』 『…タラスクス。甲羅持つ竜だな、行方がわからないのは』 「黄金伝説」のドラゴン それを確保できれば、「教会」との取引材料になる そもそも、「黄金伝説」のドラゴン達は、「教会」が厳重に封印していたはずの存在なのだ …それが、朝比奈 秀雄と言う、一人の日本人がどこからかそれと接触し、契約してしまった 「教会」の失態だ しかも、それと契約した存在が、日本で騒ぎを起こした その暴れたドラゴンを、「組織」が確保すれば…それは、「教会」との取引のカードになりうるのだ 出来る事ならば全てを確保したかったが、「薔薇十字団」に先を越されてしまった分は仕方ない やはり、問題となるのは、行方がわからないタラスクスだ 「黄金伝説」のドラゴンは、一体一体が強大な存在であり、もし万が一にでも暴れ出したら、大変な騒ぎになる 何か問題を起こす前に、何としてでも確保しなければならない ……実際には、タラスクスは既にハーメルンの笛吹き契約者事上田に捕獲されているのだが、「組織」はまだ、その情報を把握していないのだ 近々、その情報を把握そ、ハーメルンの笛拭きを討伐対象に戻すか否かで、また大問題が起こるのはもう少し先の話だ 『タラスクスについては、CNo及びSNoが追跡調査。ただ、無理はしない事だ』 『朝比奈 秀雄に関しては、「薔薇十字団」との交渉で、少しはこちらが受けた被害の賠償でもしてもらうか』 …もっとも、朝比奈 秀雄から受けた被害の大半は、中途半端に彼にちょっかいを出した強硬派や過激派が中心な訳で 穏健派としては、自分達が受けた被害よりも、朝比奈 秀雄が罪の償いをすることに関して、重点をおくのかもしれないが 『それでは、今回の議題は終了とするが…………他に、何か話し合うべき問題はあったか?』 『あぁ、以前、妾が提案したことについてだが』 …H-No.0の発した、その言葉に 強硬派と過激派が、反応を示す 『全ての黒服に、人間としての名前をつける事を義務付ける…であったか?馬鹿馬鹿しい。「組織」の歯車に名前などいらん』 『その考え方が問題だと言うておるのじゃ。お前達がそうやって、黒服や契約者を使い潰すから、いらぬ敵まで増やしてしまうし、力をそがれていっておるのじゃぞ?』 全ての黒服に、名前を持つ事を義務付ける それは、H-No.0が提案した事だ つまり、純粋な「組織」の黒服にも名前を与えるという事 …人格を認める、と言う事だ 黒服を「組織」の歯車としてしか見なさず、道具のように扱う者が多い強硬派や過激派にとっては、厄介な思想である だからこそ、と言う訳でもないが H-No.0としては、是非とも通したい提案なのだ 『俺、さんせー。いいんじゃないか?名前くらい』 『S-No.0、珍しく発言したと思ったら…』 『俺も、賛成だ。正直、人の姿をした者を道具扱い、ってのは嫌だしな』 『…G-No.0…!』 日和見派…と言う事になっているS-No.0や、H-No.0と同じく穏健派であるG-No.0が、H-No.0の考えに賛同する 発言権を強めている、穏健派達 そうとは言え、強硬に考えを通そうという気はない ただ……相手が折れるまで、この考えは主張し続けるつもりだ これ以上、強硬派や過激派達に、黒服や契約者を使い捨てるような行為はさせたくない それ以上に何とかしたいのは、非人道的な実験は禁止していると言うのに、未だにそれを行っている者がいる、と言う事だ つい先日、死亡したQ-No.0も、かなり非人道的な実験を行っていたようだし 元・H-No.0の部下であるH-No.1も、裏で何をしているかわからない ……まだまだ、「組織」は歪なのだ それでも、彼らは存在し続ける 都市伝説の存在を、一般市民から隠す為に そして、穏健派は願う 「組織」が、人間と都市伝説とが、必要以上に争う事がないよう、その間に立てる存在になる事に 人間にも、都市伝説にも、優しい存在になれる日を …D-No.0が望んだ「組織」の形を実現できる日を 今でも、彼らは模索し続けている to be … ? 前ページ次ページ連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者