約 13,624 件
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/668.html
孤人葛藤 「…畜生、まだ血が抜けねぇってのか…。」 朝、ふらふらと家に戻った幹久朗は、小さなデスクの椅子の上で頭を抱えていた。 やけに頭が痛むのは、「記憶はないが」また一晩中起きていたせいだろう。 「主がいなかった間、誰も人間を襲えてない」 春美に言ったときは、本当に軽い気持ちだった。 しかし、その時は忘れていたのだ。 自分自身も妖怪としての力を封印されていた者の一人。 力を解放されれば、逢魔ヶ刻や丑三つ時に妖怪の血が、再び騒ぎだす。 「…正しいよ。「俺」の言ってることは。でも、だからって…。」 震える右手を眺め、抑えきれなくなった万感を吐きだした。 「「自然の命」も「人間の命」も、消えちゃいけない大切な存在だろうが…!!」 本当に本当の話だよ 人にも命があるように 動物にも命があるように 植物にだって命はある その妖怪はね 元々「キジムナー」って言われる種族の 森の精だったんだ 自然とともに暮らし 子供たちといっぱい遊んでいたの とある理由で一時期森を離れたキジムナー 生まれた土地に戻って来た時 彼の住む場所は 消えてなくなっていたの 大きな開発のために 山は切り崩され 森は伐採された 彼は故郷を失ったことを嘆き 故郷を奪った人間を恨んだんだって そして 彼は決めた 「自然の命を守るためなら」 「人間なんて」 「滅ぼしてやる」と 閑散としている都会の跡地を見るたび、自然と悲しくなってくる。 悪い人間が無益な開発をしているのを見るたび、自然と強い憤りを覚える。 今でこそ大分落ちついているものの、昔はそうはいかなかった。 だからこそ自分は、 この「力」で人間を襲っていたのだ。 春美に出会い、命の平等さを諭され、人間を襲うことはやめたはずだった。 本当の人間のように明るくふるまい、接し、仲良くしていこうと心の内に決め、店を開いて生活していたはずだった。 しかし、長年使われていなかった妖怪の血が、今になって暴走気味らしい。 「力を使うことそのもの」を、体が欲しているようなのだ。 自分に向けて使う分には構わない。しかしそれを、他人になど決して使いたくなかった。 昨晩、己の意識が戻った時にいた場所は、「アカノミ」のいる平原近くの森。 人の手が加わることもなく、踏み入れるには勇気と覚悟がいる場所。 人もほとんど踏み入れず、月明かりさえも射しこむのが難しい暗い森で、彼は見たのだ。 幾本もの木…否、「幾人もの人間」を。 視界に入る木という木が、みな人の形をしている。 その表情は、苦しい以外の何物でもなかった。 彼は悟ったのだ。妖怪の血が暴れ出していることを。 「妖怪としての自分」が、人間への復讐をまだ行っていることを。 「…今日、主に相談にいったほうがいいのかな…。」 何もとらえない虚ろな目で、彼は呟いた。 でも、ああ、そうだった。突然店を休むわけにはいかない。それに…。 「由衣ちゃんに、早く強くなってもらわないとだな。」 誰にも相談できない。 例え相談しても、妖怪の悩みなんて誰も聞いちゃくれない。 それに、ただでさえ傷つく人間が一気に増えたこの時期に、そんなこと言えるわけがない。 和解できればいいのだが、「俺」と「俺」が一つになるのはきっと、あっても遠い話なわけで。 「俺」の意志でもう一度、力を使わないといけないことはなんとなく分かっていた。 そうしなければ「俺」は納得しない。 でも、やはり他人に力を使うことを「俺」は恐れている。 誰か、「俺」の声を聞いてくれないか。 そして、「俺」に教えてくれないか。 切実に、その時を「俺」は待ってるから。 だから、きっと――。
https://w.atwiki.jp/p2-eroparo/pages/34.html
この作品は、川末涼とアキラが双子の兄妹という設定です。 本当に仲の良い兄妹だった。 兄は妹のことをとてもとても大切にしていたし、妹は兄のことをとてもとても慕っていた。 外出する時にはおそろいの洋服、靴。兄の後を好んで付いて回る妹の姿。 四六時中、一緒の生活。 妹はそれがいつまでも続くのだと信じていた。 全国でも強豪と名高い、王華学園卓球部。 小学校を卒業に控えたある日、幼い頃から共に卓球を続けてきた兄妹に推薦入学の声がかかった。 卓球をこよなく愛する兄妹のうちの妹は、程なく入学を決意する。 もともと兄に惹かれて始めた卓球だった。 きっと、兄もこの推薦を受けるだろうと思い込んでいた。 しかし、兄は、いつまでたっても結論を出そうとしなかった。 入学願書提出期限を間近に控えたある日。兄は両親にこう伝えた。 「俺は、久勢北に行く」 突然の涼の言葉に、驚きの声を上げたのは妹だった。 「涼、なんで?一緒に卓球続けるって約束したじゃないっ!」 「…………」 涼と呼ばれた少年は、ただ黙っている。 「怖いの?王華には上手な人がいっぱいいるかもしれないけど、そこから逃げるのっ!?」 「…………………」 「――――っ!!涼の馬鹿っ!意気地なし!」 何も、言い返すことはしなかった。 王華を恐れて逃げたと、そう思われていた方が良いから。 それならば、秘めた思いを気づかれずに済むから。 「ごめん……ごめんな、アキラ」 いつの頃からだろうか、アキラを妹ではなく一人の少女と意識してしまったのは。 自分の後を拙い足取りで付いてくるアキラ。 いつも笑みを絶やさずに自分に笑いかけてくるアキラ。 喧嘩をしてしまった時、頬を膨らませながら怒るアキラ。 それでも、そのうちに喧嘩をしていたことなど忘れたかのように自分に寄り添うアキラ。 アキラが可愛い。アキラを自分の物にしたい。アキラの全てを手に入れたい。 自分のそんな思いを知った時に、アキラはどんな反応をするだろうか。 軽蔑し拒絶するだろうか、それとも受け入れてくれるだろうか。 どちらにしても、先にあるのは、深い闇だ。 ならば、いっそ、自分から。 どうせ傷つくのならば、傷は浅いほうがいい。 程なくして、仲の良かった兄妹は、互いの心がバラバラのままに卒業を迎えることになる。 アキラは王華学園の学生寮に住むことになり、二人は離ればなれとなった。 けれど、互いの絆をつなぐ象徴のように卓球は続けられる。 二人が連絡を取り合うことは無くなったけれど、稀に、アキラと呼ばれた妹が、両親に涼と呼ぶ兄の近況を尋ねていたのは、また別の話。 作品保管庫へ戻る
https://w.atwiki.jp/howtostudy/pages/52.html
概要概要の子メニュー 基本テクニックセルフコントロール 目標を達成できる人の習慣1.目標に具体性を与える 2.目標達成への行動計画をつくる 3.目標までの距離を意識する 4.現実的楽観主義者になる 5.「成長すること」に集中する 6.「やり抜く力」を持つ 7.筋肉を鍛えるように意志力を鍛える 8.自分を追い込まない 9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する 人生ドラクエ化理論 参考にした本 みんなの攻略方法 コメント 選択肢 投票 いいね! (0) 概要 概要を書く欄。内容が煩雑になりそうであれば、さらに分割して子メニューを作成する。 概要の子メニュー ●●● 基本テクニック セルフコントロール 「自制心が足りないあなたへ」の著者である尾崎由佳によると、セルフコントロールが成功している状態とは、「○○したい。でも、そうしてはいけない。」や「○○したくない。でも、そうしなくてはいけない」という葛藤状態において、望ましい気持ち(目標)の方を優先し、そのとおりに振舞うことができる状態のことである。この葛藤対処プロセスは下図のようにモデル化できる(*1)。 詳細については、書籍「自制心が足りないあなたへ」を参照していただきたいが、各ステージでの対処法の概略は次のとおりである。 ステージ 対処法 ステージ0:誘惑の予防 そもそも望ましくない目標(誘惑)が活性化されなければ葛藤は生じず、自制心を働かせる必要もない。つまり、あらかじめ誘惑が生じないよう予防しておくことがこのステージでの対処法となる。具体的には、①誘惑的な刺激を近くしないようにする、②悪い習慣を断ち切る、③新たな望ましい習慣を身に着ける、方法がある。①「誘惑的な刺激を近くしないようにする」では、例えば漫画本を勉強部屋から見えないようにしたり、悪友と縁を切ることなどが考えられる。②「悪い習慣を断ち切る」では、嫌悪的条件付けを活用することができ、例えば、輪ゴムを腕に巻いておいて「今日ぐらいさぼってもいいや」と思った瞬間にパチンとはじいて軽い痛みを与える方法がある。③「新たな望ましい習慣を身に着ける」では、「さぼりたい」と思ったとき、「一日だらだらする」のではなく、「時間を決めて休む」「仮眠をとる」など、よりよい習慣に置き換える方法である。※③については、習慣化のテクニックが必要なので、書籍を参考にしてほしい。 ステージ1:葛藤を促す準備 誘惑に流されそうになったタイミングで、望ましい目標があることを思い出す。そのためには、誘惑が流されそうになる状況をきちんと特定する。その上で、そうした状況において「状況手がかりによる目標プライミング」などのテクニックをつかって本来目指すべき目標を思い出す。「状況手がかりによる目標プライミング」とは、誘惑が生じそうな場面において、目標に関連するような視覚刺激を呈示することで、壁に大きく目標を張り出すような行動である。ほかにも「ナッジ」や「実行意図」というテクニックもある。 ステージ2 葛藤の検知 葛藤の検知ができないと、誘惑追求を抑える努力が加えられず、そのまま望ましくない行動が実行されてしまう。そうした状況を避けるため、①ながら行動をできるだけ避ける、②「なぜそうするのか」という目的(上位目標)を意識すること、③目標に向けた進捗を見える化すること、④目標に向けた行動をスモールステップに分けること、などのテクニックを用いることができる。 ステージ3 葛藤の解消 望ましくない目標(誘惑)追及に情動や衝動が関与していると、それらの強い動機づけ効果によって、なかなか抑えることが難しいこともある。そうした時に、①価値構造を変えるという方略、②注意をコントロールするための方略、③情動をコントロールするための方略を用いることができる。①「価値構造を変えるという方略」は、例えば、勉強をすることに対し自分にご褒美を与えその行動を行うことの価値を高めたり、逆に「勉強さぼることは、時間を無駄にし、ひいては、後の年収を下げることからお金を無駄にしている」と考えたりすることで、さぼることの価値を下げるやり方である。②「注意をコントロールするための方略」は、誘惑から注意をそらすことや、欲望・衝動を喚起しにくい無機質で抽象的な特徴に目を向ける”冷たい側面への焦点化”などの方法がある。”冷たい側面への焦点化”とは、例えば、「一日ぐらい勉強をさぼってゲームしてもいいか」と思ったときに、「ゲームをすることはただの機械の操作を行う行動である」と考えるような思考である。③「情動をコントロールするための方略」は、①誘惑が通り過ぎるのをひたすら「待つ」ことや、②「一日さぼったら、後々自分を責めることになり後悔するぞ」と予期された後悔を活用する方法などがある。 ステージ4 行動の抑制 望ましくない目標追及行動が自動的に実行されそうになる直前で、それを「意思の力」によって意図的に抑制する段階である。「意思の力」によって行動を押しとどめ、こらえようとしても、常に成功するとは限らない。そのため「意思の力」を低下させないために、睡眠不足や飲みすぎといった不摂生を避けること。また、ゲーム機に触れそうになるのを抑制するため、カギのついた棚に保管することのように、外的な環境として制約を設けることも有効である。 目標を達成できる人の習慣 「やり抜く人の9つの習慣」の著者であるハイディ・グラント・ハルバーソンは、これまで多くの心理学の調査によって、仕事や私生活で目標を達成した、いわゆる”成功者”と呼ばれる人たちには、共通する思考や行動のパターンがあることが明らかになっているという。それはつまり、「才能が成功に導いた」のではなく、「ある種の思考や行動によって、自らを成功に導いている」という。 こうした目標を達成できる人に共通する思考や行動は以下の9つの習慣にまとめられる。 1.目標に具体性を与える 次の(1)から(5)のプロセスで、目標を達成する自信とやる気が高まると同時に、決意が固まるのを感じることができるはず。そして、さらに具体的に何をやるべきかも明確になる。 (1)目標を紙に書く。 例:(目標)やせる (2)どうなったら「目標が達成した」と言えるかを考える。 例:(達成基準)8号のジーンズをはけるようになる。 (3)目標を書きなおす 例:(書き直した目標)8号ジーンズをはく。 (4)メンタル・コントラストを活用する。 「目標を達成して得られること」「そこに至るまでに考えられる障害」をそれぞれ二つずつあげる。 (5)メンタル・コントラストを深める。 書きだした「得られること」を味わってみる。次に、書きだした「障害」を見直す。 〇それは本当に障害なのか? 〇なぜ障害になっているのか? 2.目標達成への行動計画をつくる (1)目標達成のために、すべきことを明確にする。 (2)「いつ」「どんなときに」行動に移すのかを考える。 どんな状況になったら、それをするか? (3)if-thenプランニングに落とし込む。 例:(if)もし、月曜日の朝8時になったら、(then)私はジョギングをする。 (4)何が障害になるかを考える。 あなたが目標に近づくことを阻む、あらゆる誘惑や障害を書きだす。 (5)障害への対処を考える。 〇あなたはその障害にどのように対処するか。 〇どうやったらその障害に打ち勝てるかと思うか。 (6)もう一度if-thenプランニングを考える。 例:(if)もし、職場で嫌なことを言われて頭にきたら、(then)私は30秒深呼吸をして、冷静な対応をとる。 3.目標までの距離を意識する (1)どの程度の頻度でフィードバックを得るかを決める。 ちょうどよい頻度は試行錯誤で決めるしかない。 (2)誰からフィードバックを得るかを決める。 〇「自分自身」でモニタリングする。 〇「信頼できる家族や友人」に頼む。 〇目標の分野で「成果を出している先輩」に頼む。 (3)フィードバックの予定を決める。 例:カレンダーに書き入れる (4)「これから思考」で、目標までの距離を考える。 「これから思考」をすることでモチベーションが下がるのを防ぐことができる。「ここまでやり遂げた」ことを見ると油断が生じる。 4.現実的楽観主義者になる (1)モチベーションを維持する。 最も効果的な方法は、過去にやり遂げたことを洗い出してみること。 (2)地に足の着いた「現実的な楽観性」を持つ。 成功する姿を書きだすだけでなく、困難に立ち向かって、解決する自分の姿も書き出してみる。 「プランAがだめなら、その次のプランBはどうだろう?」といったように、多くの選択肢も考えておくといい。 5.「成長すること」に集中する (1)焦らず、完璧主義にならないようにする。 (2)うまくいっている人に助けを求める。 (3)他人と自分を比べない 6.「やり抜く力」を持つ (1)苦手とすることを振り返る (2)自分の思い込みを注意深く観察する。 苦手なことについて「できるようになる」と考えているか?それととも「自分には無理」と考えているか?もし後者なら、自分自身にハンディキャップを貸していることになる。どんなことでも努力と経験で上達することができるということを心に刻む必要がある。 (3)固定知能観にとらわれていないかを、注意深く振り返る。 もし、とらわれていると思ったら、今すぐ考え直すべき。拡張的知能観で「自分には伸びしろがある」と信じることで「やり抜く力」を発揮することができるようになる。 7.筋肉を鍛えるように意志力を鍛える (1)意思の力は有限であることを意識する。 意志力は、使うと消耗する。意志力が尽きたと感じたら、少し休んでから、新たなことに取り組む。 (2)「特効薬」で意志力の回復を早める 〇気分が上がることをする 〇自分を褒める 〇自分の周りの「鉄の意思」を持つ人を思い浮かべる (3)意志力を鍛える。 まずは、日常的な小さな目標に取り組んで、意志力を鍛える。 〇毎朝、ベッドを整える。 〇猫背になっていると気づいたときに背筋を伸ばす。 〇エレベーターの代わりに階段を使う。 8.自分を追い込まない (1)誘惑と出会いやすい時間や場所を把握する。 やめたい習慣や癖があるなら、それをしがちな状況や時間を自覚することが大切。そして、そうした状況を避けるようにする。 (2)大きな目標はひとつに絞る。 (3)やめるなら、一度に完全にやめる。 「ちょっとだけなら、いいだろう」という考えは捨てるべき。その方が意志力を消耗する。 9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する (1)「○○しない」という目標を「○○する」に変える。 (2)「○○する」という目標をif-thenプランにする。 例:(if)もし、次に○○したいとおもったら、(then)代わりに○○するようにする。 人生ドラクエ化理論 「人生ドラクエ化マニュアル」の著者であるJUNZOは、世の中には、人生をドラクエのように楽しんでいる人たち、つまり、自分の人生をドラクエ化している人たちがいるとして、人生は、ドラクエの何万倍も面白いゲームに変えることができると主張する。 JUNZOによると、ゲームの三大構成要素は、 目的 ルール 敵 であり、万物ゲーム化理論として「「あるもの」に、ゲームの三大要素(目的、ルール、敵)を投入すればそればゲーム化する」としている。この「あるもの」には、あらゆるものが代入可能であり、「勉強」でも「仕事」でも代入することができ、また、「人生」を代入すれば人生ゲーム化理論になるという。 人生ゲーム化理論:人生にゲームの三大要素(目的、ルール、敵)を投入すれば、人生はゲーム化する。 目的 目的設定の方法:自分自身がワクワクし、ロマンを感じ、実現したくてたまらない夢を設定するワクワクするものの見つけ方:過去にはまったもの、ドキドキしたものをヒントに考えてみる。また、書店や友人の部屋で目に留まるものを調べてみるのもよい。 敵 敵は目的達成を阻もうとする人たちであり、「性格の悪い人」「頭の固い上司」「常識に縛られている両親」など。これらの敵は、現実世界では落ち込む要因となるが、ドラクエの世界ではそうならない。そこで、現実世界の敵と遭遇した時は、ドラクエ(ゲーム)だったら、この敵は何に相当するだろうと考えてみればいい。そして、人生の敵(障害)=人生を面白くしてくれる存在=格闘することにより経験を積ませてくれる存在=倒しがいのあるモンスタ-=攻略法を考えるのが楽しいパズル、とプラスに捉え楽しめばいい ルール [人生に存在するルール]①ゲーム目的(夢)は初期状態では何も設定されていない。②ゲーム目的は、自由に設定追加変更削除が可能③敵に勝っても負けても、途中で逃げても、戦っただけで経験値がもらえる④行動の結果はプレイヤーにリアルタイムにフィードバックされる。⑤選択可能なコマンドは無数にある。⑥人生ゲームには予測不能の時間制限(寿命)がある⑦制限時間が来ると説く全強制的に電源オフ(死亡)。コンテニュー不可。特に②③から、目的は自分で次々に変えて楽しめばいいし、敵(障害や課題)とは積極的戦うことで、経験値を稼ぐことができるし、強すぎれば途中で逃げてしまうだけでも経験値を稼ぐことができる。 参考にした本 自制心の足りないあなたへ セルフコントロールの心理学 [ 尾崎由佳 ] 価格 2,860円 (2023/2/19 12 19時点) 感想(0件) ついつい、さぼりがちの人にお勧めの一冊!これを読め ば自分をコントロールすることができるようになります! やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ) [ ハイディ・グラント・ハルバーソン ] 価格 1,320円 (2023/2/21 11 14時点) 感想(4件) 立てた計画をやり抜きたい!という方にお勧めの一冊です♪ 【中古】 人生ドラクエ化マニュアル/JUNZO(著者) 【中古】afb 価格 665円 (2023/2/23 10 47時点) 感想(0件) 人生をドラクエ化して、楽しもう! 人生ドラクエ化マニュアル(2) 苦しい闘いを楽しい闘いに変える人生の「敵」攻略本 [ JUNZO ] 価格 1,320円 (2023/2/23 10 49時点) 感想(2件) 待望の第2弾!人生ドラクエ化理論に基づき、著者が 実際にどう戦ってきたのかまとめた冒険の書! みんなの攻略方法 実践テクニックを紹介する欄。 ※管理人も収集した情報を書き込みますが、読者も自由に追記してくださいね♪ (記載例)【10代 高校生 佐藤太郎(ニックネーム)】 私は、○○の時には○○することで○○しています。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/enjo/pages/225.html
ここでは主に鷹・甲藤啓介(sh48)の実況用AAを扱っています。 カトウ集合AAについてはチーム・ザ・カトウを参照のこと。 登場 マモノに絡まれる(燻る) 炎上開始 大炎上 劇場 三凡 登場 ∧_∧ ( ・∋・) もう[[マモノ]]と付き合うのはやめよう… / \ / |\_/| ヽ __(__ニつ || ⊂ ) \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| マモノに絡まれる(燻る) |\/ ̄ ̄\._/| えっ… \| ▼ ▼ |_/ ∧_∧ \ 皿 / これで遊ぼうぜ? Σ (; ・∋・)/´ / ) / (⌒\_/ / / |\_/| ~\__ノ l二ヽ __(__ニつ || ⊂) 〈 ) ) \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\) / ̄ ̄ ̄ヽ ||\ \ | (\/) | ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄. | | . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. | (/\) | 炎上開始 | , '. ., |\_/ ̄ ̄\_/| | ; , . . ロ() ∧ ∧ \_| ▼ ▼ |_/ ニヤニヤ | ; λ ' . 日 (・∈・ ;) \ 皿 , _ | ., ;ソ); '; . (~)、 / i ) / _\ _ _| ( )从 ) \ ` |_/ /|n〉 /\ 丶ゝ  ̄ ̄ ⊂ ̄ ( 从从 )) 从人 `ー_( __ノ ,|ヨ) / )ヨ ⊂_ ( 从从从)_从⊃ ( `( 、ノ ( `( 、ノ ⊂ ⊃ (_ノ`i__ノ ヽ.__,ヽ、_) ⊂___⊃ | , '. ., |\_/ ̄ ̄\_/| | ; , . . ロ() ∧ ∧ \_| ▼ ▼ |_/ ニヤニヤ | ; λ ' . 日 (・∈・ ;) \ 皿 , _ | ., ;ソ); '; . (~)、 / i ) / _\ _ _| ( )从 ) \ ` |_/ /|n〉 /\ 丶ゝ  ̄ ̄ ⊂ ̄ ( 从从 )) 从人 `ー_( __ノ ,|ヨ) / )ヨ ⊂_ (r‐'´,-、,..-ヘ \―`、 ( `( 、ノ ( `( 、ノ /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、 (_ノ`i__ノ ヽ.__,ヽ、_) / r'イ /´ 、 l | `、 .//j / /i H、 〉 i K´i L_ 、,。' ノ , `、iハj .〉 〉;;;| `、_゚ ̄ノ `< ,ィi , 〉 i;i `、;;;;;;;i ト, r-=三 rェr'´rノ /レ' ,;イ \;;;、;;;`、\ _ri_riノ/;,'-';;; 大炎上 ; ∩ | ゴオォォォォ… ; | | | ; | | λ ) / ) ; 从 | | .ソ)ノ )// |\_/ ̄ ̄\_/| 从 ;| ヽ∧_∧// \_| ▼ ▼|_/ ~♪ 人 / (l|l ;∋;) た、たすけ… ○\* 皿 /○ 人 ゞ从 /从 ⊃ \ / ノ_从从人 从 从 ⊃ ミ ,( ヽノ ∴人;;ノ;⌒`)⌒人(´∴ ⊃ し(_) 劇場 |\_/ ̄ ̄\_/| \_|; ▼ ▼|_/ l二ヽ \ 皿/ あ、あれ? ) ) 〉 ⌒) / ̄ ̄ ̄ヽ /| (_う、 | (\/) |(ン \ )) )) | | /( l´ \ ヤッパリヤメトク!! | (/\). | \| ,ノ、 \ 。 ∧ ∧ 。゚ ヽ___/ Uヽ) \ ゚ (; ・∋・)っ゚ (つ / | (⌒) し⌒ 三凡 ∧_, ∧ \ | / / ∩ ・ ∵ ( ・∋・) ゞ ⌒ヾ∠_ ⊂、⌒_ヽ∴ ( _ ̄つ⊃( =- 三ニ=-=≡≡三 ⊂/ щ \つ / /, " //_ く ̄ / ̄| . ;;;) ▲| ̄\ (_ノ (__),/ / |/ ̄\__/ ̄\| ~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~ O。 ∧_∧ __γ( -∋-) zzz... \ ヽニ⊃⊂) ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
https://w.atwiki.jp/justgoodsalt/pages/574.html
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/838.html
回避一回型葛藤
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/3101.html
続けよ! あとやっぱ、百合は葛藤あってこそだと思う -- (名無しさん) 2014-01-27 20 20 09
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8464.html
683通常の名無しさんの3倍2017/08/02(水) 18 34 11.62ID U2Xl2Z8Z0 681 なおそれぞれに強力な応援陣営がついてる模様 ルー派 ネーナ「ルーにもカレシをよこせ~!」 ルナマリア「我々はノロケとか聞きたいぞ~!」 カテジナ「他はBBAとガキばっかりじゃないか~!」 ハマーン派 グレミー「(ハマーンがヤツにうつつを抜かせばその間私がアクシズの実権を握りやすくなる…!)」 シャア「(ハマーンがジュドーとくっつけばもう私を追ってくることもないだろう…)」 プル・プルツー派 マリーダ「姉さんをどうにか真人間に導いてくれるのは彼しかいないと思うので」 ミネバ派 ドズル「あのロリコンよりは小僧の方が断然マシだ!!」 とにかく誰でもいいし何人でもいいからくっついてほしい派 アムロ「女性は太陽!女性は宝!女と付きあうことで男は磨かれていくんだよ!!」 セレーネ「はいはいカプ厨カプ厨」 ガロード「いつのまにかモテモテだなジュドー」 ジュドー「でもな~んか俺の意志だけ無視されてる気がするんだよなあ…」 684通常の名無しさんの3倍2017/08/02(水) 19 42 26.79ID R70xTzsO0 688 >ハマーン派 マシュマーやキャラがどう思ってるのか気になるな 689通常の名無しさんの3倍2017/08/02(水) 22 32 09.10ID R70xTzsO0 688 自分もそう思うけど、その一方でマシュマーは葛藤がありそうな気がする マシュマー(ハマーン様がジュドーなどと・・・。だがこれは、ハマーン様がお望みになっている事・・・・・・。 私は一体どうすれば・・・・・・・・・・・・!) こんな感じで 690通常の名無しさんの3倍2017/08/03(木) 02 58 51.62ID uWGf/iJ90 695 689 わっ、結構意外だ! そこは有無を言わさず断固反対かと思ったわ その辺り、マシュマーはどっかの「妹を大切にしたい」とか言いつつ彼女達の気持ちを全く考えないエゴ剥き出しの連中とは全然違うのね 695通常の名無しさんの3倍2017/08/03(木) 08 26 37.61ID JNFwGf6qO 690 ロックオン「いやそんなことねーから。俺は妹分のフェルトに好きなヤツが出来たら応援したいと思ってるぞ?」 ライル「あんたがそれを言うのか…。ていうかあの娘が誰が好きかわかっていってんのかよ」 ロックオン「おいおいライル。俺は恋愛においても百発百中のスナイパーだぜ?フェルトのあの目、ズバリあいつは今刹那に恋をしていると見たね」 ライル「駄目だこりゃ」 フェルト(劇場版の髪型)「でもこのまえ髪を切ってから、刹那を見ると胸がドキドキする…もしかして私刹那のこと?」 二週間後 フェルト(二期の髪型にまで伸びた)「どうしよう…最近刹那のことを考えると切なくなる。やっぱりわたしいつの間にか…!」 更に二週間後 フェルト(一期の髪型まで伸びた)「そんなことはなかった」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ジュドー・アーシタ ニール・ディランディ ハマーン・カーン フェルト・グレイス マシュマー・セロ ライル・ディランディ
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/320.html
目次 1.親子の葛藤(かっとう)とはなにか 2.父と息子、母と娘の葛藤 3.マザコン・ファザコン 4.兄弟姉妹の葛藤 5.肉親の縁について考える (1988年9月12日の霊示) 1.親子の葛藤(かっとう)とはなにか 高橋です。セックス・トラブルにひき続きまして、親子のトラブルの問題に入っていきたいと思います。今日もほんとうに嫌な題が続きますねえ。もう私も苦戦です。大苦戦です。しかし、全知全能をめざす私としては、やはり答えられないものがあると思われたくない。すべてのものに答えてみたい。しかし、親子の葛藤なんていうのも他人事(ひとごと)じゃなくて、なんかどっかにもあったからねえ。なんか身内にもあったりして、なんかややこしいですねえ。 やっぱり親子の葛藤ってあるんですねえ。人間だから、やっぱりむずかしい問題があります。描なんかねえ、ああいう動物なんか、一年か二年で大人になっちゃって、そして独立しちゃったら、なんか忘れちゃったりすることもあるんですねえ。親子であることさえわからないなんてね。で、親子で子供つくっちゃったりして、いろんなことがあるんですよね、たまにはね。ところが人間は、二十年間ぐらいかかりますからね。そして、だいたいこの二十(はたち)過ぎた当たりから、また葛藤がしばらく始まるんだね。だいたい三十ぐらいまでの間はねえ、親子の葛藤というのがあります。あるいは、十代からもあるかもしれないけれどね。 結局、子供っていうのは、親にとっては、この愛情のはけ口であったんだね。生きがいであったわけだ。まあ子供が生きがいでね、二十年かかって大人になるっていうのは、やっぱり、その家庭をつくるということに、神様がそれだけの重要な意義を見出していたんだよ。家庭生活を送るということは、人間としての愛の営みである。そして子供を育てるということが、意義のあることだと見てたわけだね。それで、女性の仕事もそこにつくったわけだ。 そして、手塩にかけて子供をつくっていくことによって、愛とはなにかということを実体験せよと、こういう気持ちであったんだと僕は思うんだね。親の愛をそこで痛感するわけだね。親の愛を知ることによって、神の愛というものが、どういうものかがわかるということだ。子供を育てることによって、神の愛を知る。神がどんな気持ちでもって人間たちを育てているかね。これがわかるというわけだ。 だけど、手塩にかけて育てたもんであっても、二十歳過ぎたらだんだん独立していくんだよね。この葛藤はありますよ。神様もやっぱり葛藤があるかもしれないね。人間を愛して人間を育てたんだけど、今度自由意志持っちゃって創造の自由なんて発揮し始めると、人間が暴れちゃってね、戦争を起こしたり、いろんなことして神様に反抗しますね。争っちゃいます。こういうことがあって、まあ同じことはくり返しているのかもしれません。 親子の葛藤なんて言って、まあ父と息子の葛藤なんかも後で出てきますし、逆に父と娘もありますねえ。父親は、娘が可愛くて可愛くて、もう手放したくない。男が出てきたなんていったら、竹刀(しない)持っていって、「わしがなぐりつけてやる」なんて言って、ものすごい剣幕になったりしてね。もう娘が帰ってくるときは、駅までお父ちゃん迎えに行ったりしてね。もう男なんか指一本さわらせないなんて言って、木刀かなんか持っちゃったりしてね。そういうこともあるかもしれないね。 あんまり可愛いんでもう手放さないで、県外の大学なんて絶対やらないとか、ありますね。手元においておく。娘は手元においとかないと危ないということで、都会に出さない。そういうこともありますね。ところが、娘は優秀過ぎて都会に出たいなんてね、こういう葛藤もあります。まあいろんなことがありますね。 結局ねえ、親子の葛藤とはなにかというと、そこにさまざまな人生の愛情劇が出てくるんだね。愛憎となることもあります。愛と憎しみの両面が出ることもあります。ただね、子供から見れば、やはり親はどっちかというと、セミの殼のように脱ぎ捨てていかれるんだよね。捨てていかれる面で、捨てられるほうは何とか捨てられるもんかと思ってがんばるんだよね。セミの殼みたいにくっついているんだよね。それで、今までだいじにあつかってきたものが育っていくというのは、やっぱりどこかさみしいもんだよね。だから、いつまでも手元におきたい感じもするし、このへんの葛藤についてもね、正法でまだまだじゅうぶん説かれていない、法の欠陥の部分だと私は思っていますね。 じゃあ親子の葛藤について、神理で明確に説いた人いるかい。だれかねえ。どうだいみなさん、キリスト教でなんて言ってる。仏教でなんて言ってるかい。仏教で、まあ、お釈迦さまとお父様が出てくるけど、あれで親子の葛藤について解決ついているのかい。どうだい。親捨てて出家しちゃったというだけだよね。で、後継ぎませんでした。親は悲しみました。死にました。釈迦族は攻め滅ぼされました。ハイさよならでした。それでお釈迦さまも死にました。ハイ一巻の終わりでした。 あれは何なんだよ、親子の葛藤はね、あったと思いますよ。夫婦の葛藤もあったし、また釈迦とラフラっていう子供との葛藤ね、これもあっただろう。あれはいったいなんだったのだろうか。お釈迦さまは、家庭問題についてほんとに解決つけたのか。家庭の法はどうなのか。そうしたことについて、やはり仏教でも法が欠けとるのではないのかと、まあそのように思えるわけですね。 偉そうに言っているけど、GLAはじゃあ法が欠けていたか、欠けていなかったかと言われると、私も頭に何かかぶって逃げちゃいますけれどもね。ほおかむりしちゃいます。「さあ知りません」なんて言ってね。じゃあ二番目に入りましよう。 2.父と息子、母と娘の葛藤 まず、父と息子の葛藤について、話をしたいと思いますが、そうだね、まあ、父が優秀な場合とそうじゃない場合とふたとおりあるので、場合分けしなきゃいけないね。父が優秀な場合、息子がそれを見習って優秀になる。ただこのときにどうだろうね、息子のできでふたとおり出ると思うんだよね。息子がひじょうに優秀である。優秀すぎる場合もあるね。それで、親としてもおもしろくなくなってくる。こういう葛藤がある。あるいは息子のできが悪かった。いわゆる愚息だね。愚息の場合、愚息ゆえに父の苦悩がある。いつまで経っても独立ができない。こういう父と息子の問題はあると思います。 母と娘もありますね。これを言うと私もひじょうに苦しいんだけども、娘のほうがね、母より偉くなろうなんて思うと、血みどろの葛藤が起きたりすることもありますね。それとか、逆にまた、母があんまりこうなんて言うかね、優秀であったり、恵まれてたりすると、娘は女として競うというところもあります。母が、つまり自分の父親だけれどもね、ファザコンとも関係するが、いい人と結婚してるとね、娘はやっぱり競争があるもんだから、母以上にいい人と結婚しなきゃ損だというようなとこもあります。こんな葛藤もありますね。母と娘との葛藤も、まあそこそこすごいものがあります。 この同性どうしですね、男親と男の子、女親と女の子の葛藤は、結局ねえ、どういうところに生まれるかというとね、この劣等感と自尊心とのないまぜのところがあるんだね。やはりねえ、これは親の心を縛る念波とひじょうに関係があるんですね。だから、親自身が、あるいは父、母、それぞれがね、自分の独自な世界において幸福である、要するに息子がいなくてもね、独立しても幸福である、娘がいてもいなくても幸福であるという、こうした状態であれば、葛藤は起きにくいんだな。 ところがねえ、母と娘の場合の葛藤などでも、お父さんがいなくて一人娘っていうのね、これ嫁にいけない典型的な例だよね。母と娘のこの家庭ね、母子家庭じゃないけど、母と一人娘、それで家の後継がなきゃいかんという場合、この葛藤は結構激しいですね。この場合、母と娘だけ二人家族というのは、これいちばん結婚しにくいパターンですね。なぜかというと放さないからね。娘をいつまでも置いといて、母親としては、自分の老後を見させたいなんて思うしねえ。でも娘としては、それだといい人出たときにどうすりゃいいのって言うね。結局、お嫁に行きたいときに行けないという、この葛藤も大きいです。 基本的にはね、母と娘の葛藤の場合にね、まあ父と息子と同じことがあるわねえ。息子が好きになった女性が出てきたとする、父親がそれが気に食わないなんていうのはよくありますね。それでどっち取るかっていうんで、板挟(いたばさ)みになったりするようなことありますね。父親がその嫁が気に食わないというたいていの場合は、嫁が気が強い、気性が強い、我(が)が強くて、それと結婚すると、息子は完全に尻に敷かれるに違いないと思う場合ですね。尻に敷かれるとどうなるかというと、尻に敷かれると親を煙たがる、邪魔もの扱いする、粗大ゴミにするんではないか。ひいてはわしが病気しても、ねえ、寝込んでも知らん顔して、うば捨て山でも行け、病院にも勝手に行けというような、そういう息子夫婦になるんではないかと思う場合ですね。だいたいこのタイプ、この恐れがいちばん強いです。だから、父親としては、もうお父さん、お父さんと言ってくれる娘にしたいと思うわけですね。 ところが、息子はそういうのが気に食わない。「親のためにもらった嫁じゃねえんだ。俺の嫁さんなんだよ。おやじの世話するためにもらったんじゃねえんだ」って、こういうのはいつの時代にもくり返しています。歴史はくり返していますね。そうなんです。親の気に入るようなのは、息子は気に食わないのですね。 まあそれはそうです。おやじさんとしたら、ねえ、そのたとえば嫁さんになる人のセックス・アピールなんて全然関係ないもんね。気立てだけが問題であって、お父さん、お父さんと言って尽くしてくれりゃいいんだけれど、息子としちゃあ色っぽいとかね、あるいはお尻が大きいとか、おっぱいが大きいとか、やっぱり関係するもんね。頭がいいとか、悪いとかね、関係するよね。そういうことがありますから、価値観が違うわけですね。 これはねえ、まあ結論から言うと、もう息子あるいは娘の幸福を考えてやるのが正法にかなっていると思ってください。親というのは親である以上、いつかは捨てられるもんだというのは思っとかなきゃいけないんです。いつかは捨てられるということにたえられないと、自縛霊(じばくれい)になるんです。基本的にはね。地上に執着が残ってね、家とか土地に執着残って自縛霊になるんです。いつかは地上を去っていかねばいかんのです。その地上を去っていく前の準備期間としてね、練習期間として、子供にまず捨てられるという経験をするんですよ。それで、子供のことを忘れられたら、執着を去るという第一段階の魂の修行が終わるんですね。 だから、母と娘の場合もそうです。もう娘を嫁に出すことです。家の相続なんか、家なんかもう売っちゃえばいいです。そんなもんね、お母さん一人になったらね、なるならもう家、土地売って、そのお金でもって老後の資金に当てなさい。それでいいんです。自分の葬式だけやってもらえばいいんだから、もう一人で生活しなさい。そして娘は嫁に出してやることです。好きな人がいたら出してやりなさい。 そうしないと、娘を縛りつけて、娘四十、五十までおいとくと、一生恨まれます。そして、そのお母さんも多分死んでたいてい自縛霊になりますから、仏壇かなんかに取り憑いて出てきますし、娘はまたあの母ちゃんのおかげで私は不幸だったと言って、結局娘の代で家絶えちゃうんですからね。自分の代で絶えるのがいやなだけで、娘の代で絶えちゃいますからいっしょです。 だからね、今こういう場合、父と息子、母と娘でもいいけど、基本的には息子、娘の幸福を中心に考えなさい。ね、いいかい。お父さんさみしいかもわかんないけれども、いつかは地上を去っていくんだよ。だから、息子に捨てられたら、早めにあの世に行く準備しておけばいいの。ね、そうすればあの世でまたなかまが待っているから。この世でさみしくなったらあの世に行くことが楽しくなってくるんだよ。そして、あの世でなかまがいっぱい増えて楽しいんだよ、ね。この世は楽しすぎると、なかなかあの世に行けないの。だから執着だと思いなさい。 母と娘の問題は、もう娘嫁に出してやりなさい。もう娘二十五過ぎて三十、三十五になったら、もうどこも行き場がないよ。だから出してやりなさい。そのために自分はさみしくってもいいから、もう家、土地売ってね、そのお金でもって養老院入ること。そしてゲートボールの友達つくることです。そして生きてゆくことです。そうじゃないと、自縛霊になっちゃいますよ。ねえ。私はそう思いますから、この同性どうしの葛藤の場合には、とくに、やはり子供の幸福というのを中心に考えてゆきなさい。そして、年寄りは捨てられるもんだと思って生きなさい。 そんなの我慢ならんとおこる人いるでしょう。私の本読んで頭に血がのぼって、これだけ私がニ十年間も育てたのに、三十年間めんどう見たのに、そして老後の親を看るのは当然じゃないかとおこる人いると思う。けれど、あなた方だって親に生んでもらって、育ててもらったんじゃないの。自分たちはそんなことないと思っているかもわかんないけど、そんなことはないよ。やっぱり世話になっているんだよ。自分らも親にやってもらったことをね、これのお返しの意味で子供を育てていると思いなさい。だから、子供育てることによって、子供のお返しを求めちゃいけない。子供は親に育ててもらったことを、自分の子供に対してお返しをして与えていくんです。ね、それでいいんだ。 だから、親孝行しなくていいから、自分の子供を育ててしっかりとやっていきなさいと、それがお返しになるんだよと、こういうことで循環させてゆきなさい。いいかい。自分は自分で親に育ててもらって、その感謝も何もしなくてね、それで子供育てたら、その子供に感謝を強いるなんて、こんなのはだめだよ。こんなのは欲望の固まりだよ。いいかい、そういうふうに考えなさい。 3.マザコン・ファザコン この3節では、前節の逆の部分といいますかね、組み合わせで、ちょっと違う組み合わせを考えてみたいと思います。母親と息子、父親と娘ですね。これについて考えてみたいと思っています。 いわゆるマザコンの問題ですね。これはありますね。息子が学生やっているのに、いつも母親が上京してきては、土、日になったら下宿の掃除をするね、パンツは買ってくるね、洗濯にくる。卒業式にはついてくるねえ、新入社員研修に母親がついてくるね、地方転勤のときにも母親がついてくる。「何だあれ」って言われるようなのですね。 私も読んだことがあるけれども、大蔵省かなんかのエリート官僚がねえ、税務署所長で二十七、八で地方転勤するときにまだ独身なんだよね。独身で、まあ母親がついてきて、「みなさんよろしくお願いします」なんて、あのお願いして回っているなんてね。これマザコンですね。典型的なマザコンです。こんなの聞いたことあります。 それからファザコンもありますね。娘の、お父さんが要するに理想の男性という、まあよくあるパターンですね。これゆえに、どの男性もたよりなく見えるわけですね。そりゃそうだよ、年齢違うからね。自分の結婚年齢の男性なんて、たよりないのに決まってますよね。ところが、お父さんていったら、あなた、もう五十代から六十ぐらいで、たとえば社会的に地位があったり身分があったりするはね。お父さんだって、二十代の時どうだったかと言ったら、たいしたことなかったのに決まっているよ、そんなにね。 たとえば、お父さんが会社の社長やっているとしようか。ねえ。そして、理想的な男性として娘は見てきたとしようか。それでお父さんの会社に働いている若手がいるかもわからんけども、お父さんと比べたらどうかというと、社長と平社員だよな。たよりないに決まっているよね。そんなにね、「なーによあれ、チンピラ」と思うけど、今の時点で社長だったらいいけどね。そんな社長になるような人と今の時点で、その若い時点で結婚すると、大変なことになるんだよ。わからないもんね。 だから、女性にとっても、それだけ見る目を試されるんだね。将来成長株かどうかは、それはわかりません。それを見るのが自分の器だし、それを見抜けたら、自分もそれだけの女性なんだよね。見抜けなければ馬鹿なんだな。それだけのことです。だから、ファザコンというのは、やっぱり気の毒な面もあるね。そらお父さんは社会的地位もあれば、お金もあるんだからね。それと一緒にはいかないね。 こういう意味でいくと、マザコン、ファザコン考えてみると、両親がたいしたことないというのはありがたいことだねえ。みなさんどうだい。ねえ。逆のことを考えている人がいるだろう。親が偉ければってね。お父さんがもっと出世しててね、お金持っとれば、娘でもどれだけ嫁入りにいいかとかね。あるいは息子でも、親に金あれば、私立大学の医学部に行けたのに、だから東大の医学部に受からなかったらしょうがねえじゃないか、なんていうのもあるしね。親に金あれば就職先もよかったのに、コネがあればと思うかもしれないけれども、逆に親が偉くないからね、自由独立でやれているかもわかんないよ。独立心旺盛で、もう親のコネなしだからね、親の力なんかなんにもないから、よーし自分は自分の力でやるしかないということで、それでね、一生懸命努力することによって道が開けることはあるね。 僕はねえ、どっちがほんとうの意味においていいかって言うと、やっぱり親に力ないほうが僕はいいと思うんだよね。やっぱり自分の才気でね、あるいは努力で道を拓(ひら)いていくのが、やっぱり人間いちばん幸福なんだよ。だから親としては、まあ教育をつけてやるとこまでは親がやってくれたらいいねえ。勉強だけさせていただけたら、できたらこれ以上のことは望んじゃいけないよ、ね。勉強だけさせていただいたら、後はもう自分の努力でね、もう社会人になったら道切り開いてゆくべきだよ。親からの仕送りがいくらあるとかねえ、親にマンション買ってもらったとかねえ、親に持参金いくらもらったとかねえ、こんなもんで勝負しちゃやっぱりいけないよ。自分の器量と努力でね、やっぱりやっていかねばいかん。僕はそう思うね。 だから、マザコンなんかでも、お母ちゃんが息子を愛しすぎるっていうのはあるけれども、これはたとえば父親(夫) への不満がある場合もあるね。父親(夫)なんかおもしろくない、くだらないと思って、息子にすべての愛を投入する。こういうのもあるし、息子からいくと、母親が昔で言う理想的な母親だったなんていうのもあるでしょうなあ。まあ、日本ではあんまりないんだよね。ほんとの意味での、マザコンていうのは。 西洋なんか結構あるみたいだね。お母さん四十になっても五十になってもセクシーでね、きれいっていうのがありますね。女優さんみたいなんですね。日本ではあまりいないですね、たいていだめになっていきますから。そういう意味で、若い女性とお母さんと比べれば、お母さんの方が年取っていますから、男の場合は若い女性の方が基本的にいいんですね。そういう意味で、あんまりあり得ないんだけどね。二十代の女性みたいな力も、魅力もないんだから、それはお母さんにあるはずもないね。 そういうことはないんだけど、ただ、ひじょうによくできたお母さんということはあり得るでしょうね。そのときに、やっぱりそのお母さんと比較して、若い娘さん見るとうまくいかないとこはあるだろうね。それはなんでかっていうと、たとえば料理なんかでいってもね、ニ十年、三十年の家庭の味、お袋の味っていうのはね、これはやっぱりプロですよ。ねえ、料理ひとつにしてもね。だから、お母さんがたとえば極端な美人で、まあ美人て言っても、五十ではたいしたことないだろうけど、まあ美人ゆえに、他の女性に目が行かないとか、お母さんがひじょうに頭がよすぎてね、馬鹿な女性がいやになるとかね、こういうこともあるし、あるいはお母さんの料理が上手すぎるから、ふつうの人の料理は食べられないとかね。 まあこういうのもあるかもしれないけど、だから、お母さんもたいしたことないほうがほんと基本的にはいいね。りっぱな人だったりしたら、影響受けてやってもいいし、りっばでなければ、またいいの見つけりゃいいんだしね。 典型的な「孟母三遷」の教えっていうのがありますねえ。孟子のお母さんですね。子供の学習環境に悪いとなったら、すぐ家ごと転校させるわけですねえ。ご主人は何してたのか僕は知らんけども、いなかったのかも知らんが、すぐもう引っ越しですね。学習環境のいちばんいいところに移って、勉強させられた結果、偉い人になりましたという成功談ですね。これもありますね。まあ、でも念で縛られるというのは人間つらいもんですよね。 このマザコンの場合には、やっぱり結婚の相手の女性が出てきたときに、問題が起きるでしょうね。女性との奪い合いですね、奪い合いが起きる。これが問題ですね。その場合、たいていやっぱり父親に魅力がないんだろうね、普通はねえ。関心があんまりそっちにいかないもんだから、子供にいっとるんだろうね。 とくに、一人っ子の男性なんていうのは、いちばんきつかろうねえ。一人っ子で、目に入れてもいたくないぐらい可愛い息子なんていうと、もうお母ちゃんなんてつきっきりになっちゃうね。「何とかちゃん、何とかするんですよ。何とかちゃん、何とかですよ」と言ってね。「何とかちゃん、あんな女にだまされちゃいけませんよ」とかね。「何とかちゃん、会社行ったら、上司にこうやって挨拶するんですよ」なんて言うタイプのお母さんですね。つらいですね。 基本的に僕は思うんだけど、男も男でねえ、どこかでやっぱり、母親の支配力を切らにゃいかんところもあるんじゃないかなあ。そう思うねえ。だから、それはね、過保護で育ってきた証拠だと思うから、世の女性のなかから、優れた資質を見出す目を作っていくことだと思うね。 自分にとってね、理想的な女性は、現にあるものをというか、現に完成したものを手に入れようとするのではなくてね、やっぱりつくっていくもんなんだよ。だから、素質だけよければいいと思わなきゃいけない。素質のいいと思われる娘を選んでね、それを教育して、理想的な女性にしていくように工夫することだと思うね。現時点では母親のように物知りじゃないかもしれないし、それほど社交が上手じゃないかもしれないけども、自分の手で妻を鍛えていくということをね、だいじにしていったらいいと思うよ。 それとね、マザコン、ファザコンとも両方いっしょだけれども、結婚適齢期、人生の時期の流れを見ていて、もう結婚するときがきたなあと思って、そのときに、男性なら結婚の相手の女性が出る、女性なら結婚の相手の男性が出たときにね、お父ちゃん、あるいはお母ちゃんが反対したとしてもね、自分としては、この人と今結婚するのがいちばんいいと思ったら、やっぱりこれはね、親の意見を無視してでもすべきです。これをしないと、後ズルズルと行きます。苦しくなって、親が早く死んでくれればいいなんて、親が死ぬことを祈るようになりますね。こんな不幸な子供になってしまいます。 だから、やはり親の支配権もあるだろうけど、ここ一番という勝負のときになったら、もうそれを切ってでも一時期、親不幸してでもいいから、自分の理想的な相手と結婚したらいいと思う。で、一年ぐらいすればまたわかってくれるからね。一年、二年して、また孫ができたりするとね、親もわかってくれるんだよ。親というのは、だいたい基本的に過保護で心配症なんだよ。だから、その心配症を真に受けていたら、いつまで経ったって理想的相手なんか出てきやしないんだ。 親はあなた方を、子供を理想的だと思っているかもしれないけど、もういちばん可愛いと思っているかもしれないけれども、他にも世の中には、自分の息子や娘が理想的で、可愛いと思っている人いっぱいいるんでね、基本的には相手から見ればおんなじなんだ。 だから、ここ一番勝負と思ったら、娘さんでもね、やっぱり家飛び出すぐらいのつもりで結婚したほうが僕はいいと思います。それが長い目での人生の勝利です。その判断については、自分で全責任を負うことですね。男の子なら当然のことです。母親や父親だけで相手を選んでもらおうとしないで、自分の目で見て、これでいいと思ったらね、親が反対してでも押し切ってやっぱりしたらいいと思う。そして、結果、実績で説得するという方針とることだよね。 結局いけないのが、親の反対する人と結婚して、結局やっぱりだめだったというのがいちばんだめなんだよね。それに対して、やっぱりそうだったでしょうと言われないようにがんばることですね。ここに努力の部分があると思います。 だから、マザコン、ファザコンもあると思いますし、そうした場合には、たいてい理想的な親がいたんだと思うね。それについては感謝しましょう。子供の時代に、そういういい環境下で感化を受けて育ったということは、感謝しましょう。ただ、孟母三遷みたいな、孟母みたいな人がいて、そこに嫁がくるのはきつかろうねえ。孟子さんの奥さん僕はだれだったか知らないけれど、孟母みたいなのが生きていたら、姑で生きていて、そこに嫁がくる場合きつかろうねえ。孟子の奥さんがいたかいなかったか知らんが、きつかっただろうと僕は思うよ。そういうことがあります。 そういうことで確執(かくしつ)が起きたら、やっぱり夫婦の単位を優先する方向でいきなさい。これは現代的神理です。なぜなら、結婚の相手と自分とは、これから四十年、五十年いっしょに生きていかなければいけないからです。ところが、親というのは息子が結婚して、まあ基本的に二十年すればだいたい死ぬんです。いいですか。長さが違うんですね。奥さん、あるいは旦那さんとは、親が死んでも三十年ぐらいはおつきあいがあるんです。だから長いほうをだいじにすべきです。親が生きている間は、親の気に入った相手だったらいいかもしれないけれども、親死んだ後どうするんですか。ね、親が死んだ後なんか、もう年齢的に結婚できなくなっていますよ。だから、基本的に、自分の幸福を考えて相手を選ぶ、それがいちばん幸せになる道だと思っています。 だから、親が理想的であれば、それはそれでいい影響を受けて、感謝すること。親が悪ければね、これはひじょうにラッキーだったと思いなさい。とくに親が早く死んだなんていう人ね、子供時代に親が、片親が死んだ、両親が死んだという人、これはラッキーですよ。親の影響受けなくて済むんですから、こんないいことありません。自分の力で人生開けるんですね。親が生きていたために、苦しんでいる人いっぱいいるんです。だから死んでくれてありがとうってね、そんなこと不幸だと思っちゃいけない。ああ助かった、これで自由独立だ、あとのしていくのは自分の器量次第ですね、腕次第ですよ。 親がないからっていったって、別にね、社会的に成功した人だれも馬鹿にしませんよ、そうでしょう。松下幸之助の親が早く死んだからって、関係ないわね。ねえ、彼が成功すればそれだけのもんだ。親がいないから成功しないっていうのは、それだけの能力だよ。ね、それだけの努力だよ。それだけの器量だよ。違うかい。親に力がなきゃだめだというのは、それだけのもんさ。 娘さんだってそうだよね。まあ親がよければいい先と結婚できるというけど、親がなくても結婚できる娘さんもちゃんといるよ。それはそれだけのいい器量だよ。ね、それだけの力があるよ。いい親がなくても、いい子に育つということはあるんですよ。人が羨ましがるようないい子にね。そうなればいいんだ。親がなくなったら、嬢さんじゃたいてい性格がいじけているんじゃないかと、世の人は見てるわけよ。で、その通りいじけとったら、やっぱりそれ見たことかと言われるんだよね。そういうときにいかにいじけずにね、りっぱに育っているか、これがだいじなんですよ。いいかい。まあそのへんがこの説明だね。 4.兄弟姉妹の葛藤 親と子の葛藤の次は、兄弟、姉味について考えてみたいと思います。まず兄弟ですね、男の兄弟の場合ですね。やはり、二人しかない場合の競争が激しいですね。これも昔みたいに、もう兄弟もまあ八人も十人もいれば、それなりの競争もなくなるんだけどもねえ。上の兄貴と下の弟との間が、年が十も二十も離れているようになれば、もう兄弟だって競争もないしね。それで、長男がもう親代わりになっててね、弟たちを教育する、教えるというようなことになるんで、そういう意味で、兄弟数が多くて長男がだいぶ年取っとるとね、またいい面もあります。 ただ現在は、やっぱり一つ違い、二つ違い、三つ違いぐらいの兄弟が多くてね、それで子供の数も二人ぐらいというのが多いもんですから、葛藤が生まれやすいんですね。この兄弟の葛藤というのは、結局、基本的には、親の愛をどちらがより多く受けたかということに関する葛藤です。親は平等に愛したいと思っても、その愛情のバランスがくずれるんですね。やっぱりいい子はいいよね、可愛いよね。 兄弟三人いて、一人だけ、たとえば娘なら娘だけ抜群に頭がよかったりしたら、親はそれが自慢だよね。あとできが悪かったら、やっぱりおもしろくないよね。「あの野郎、生まれなくてもよかったのに」なんて、ひそかに思ったりすることもあるよねえ。もう五浪したって大学受からないなんて言ったら、「なんだあれは、ほんとに親不幸もんがよく出てきたもんだなあ」なんてね。「あんなのなにかのまちがいじゃないか」なんて、「おれの子供に出るはずがないんだよな。だれかのが入ってきたのじゃないかまちがって」なんてね、そんなこと言う人もいるかもしれないね。 これは、学校の先生といっしょでねえ、学校の先生も生徒のできがいいとうれしいよね。小学校、中学校で先生に好かれる子というのは、やっぱりクラスでよくできる子だよな。級長さんするような子は、先生大好きだよね。やっぱり、よく勉強できる子は好きなんだよね。これといっしょで、親だって子供がよく勉強できたり、やっぱりよくいろんなことで評判がいいとうれしいんだよね。評判が悪いのがいるとうれしくないね。それで兄弟いると、やっぱり優劣がつくんだよね。どこかでねえ、勉強の面か、性格の面かね、何かで優劣がつく。姉妹でも一緒ですね、優劣がついてくる。そして、やっぱり人の評判がいいほうが親もうれしいと、こういうことがあるわけですね。 そこでね、まあ神理の面に即しての兄弟姉妹の考えなんだが、多少のねえ、兄弟の競争は、まあ刺激になっていいところも僕はあると思います。正直言って刺激になるよね。兄を目標にしてやるとかね、弟に負けそうなのでがんばるとかね。おねえちゃんがひじょうに優秀だったんで妹もがんばるとかね。おねえちゃんができが悪かったんで、それを踏み台にしてがんばるとかね。いろいろ方法はありますね。だから、兄弟というのは最初の社会の始まりだし、他人の始まりでもあるよね。この意味で、社会勉強をしていると言ってもいいでしょう。 ただねえ、結局この兄弟、姉妹の葛藤から抜け出す方法はねえ、僕はここにあると思う。つまり、親の評価によってね、自分の幸、不幸が左右されないような、そうした自分作りに励むことだね。これがだいじだね。親によけい愛されればうれしいけど、親がもっと違う兄弟愛したらうれしくない、自分が不幸であるというような、こういう考え方はね、結局なんて言うかなあ、自分自身の幸福感がひじょうに弱いね。結局、他人の評価によって動いている部分が多いんだね。 だから、親にどう思われようと、もう自分は幸福という境地を開いてしまうことがまずだいじですね。そうすれば、兄貴のほうがよけい愛されようがね、弟のほうが愛されようが、妹を愛しようが、「まあこれは親の勝手にすりゃいいや、俺は俺で幸福だあ」とやっとればいいんだけど、妹を愛されたら自分はつらいとかね、こんな感じでいるからいかんのですね。 だからねえ、まあ兄弟、姉妹の葛藤も、まあ結婚して独立していけば、始末がつくこともありますが、結婚しても続く場合ももちろんあるね。たとえば、兄弟何人かいて、一人だけやたら成功する、そこの嫁が自慢をする、そうすると兄嫁とか、弟娘が今度おもしろくないわけですね。「なんだ、あそこだけはぶりがよくて、フーン何よ」なんて、やっぱりよくありますね。まあこれは世の中の縮小版だと思って、乗り切っていくことですね。これは兄弟だけでなくて、他でもありますからね。 だから、基本的にだいじなことは、兄弟の間で親の愛というパイを分けあって、そしておたがいに足のひっぱり合いをしないで、自分独自の幸福をめざしていくということ、これがだいじだと思います。それと、親の幸福がかならずしも自分の幸福というように考える必要はないんじゃないかね、まあそう思います。 それとね、身内とくに兄弟のおたがいのあらが見えてしようがない、ということがあるんだよね。自分が見ている兄貴の像、あるいは弟の像、あるいは妹、あるいはお姉さんの、その像が、ほんとうの彼や彼女たちの姿かどうかわからないよ。身内はおたがいによく言わないでしょ。あらが見えるからね、いろいろとね。外から見たらりっぱな人かもしれないんだよ。外から見ている目のほうが、ほんとうかもしれないんだ。身内って、そんなによく見えないからね。そういう余裕もって見ることは、だいじと思いますよ。だから、身内を見て悪く見えるようだったらね、「ああ、これはきっと、そういうことであらが見えやすいんだなあ」と思っとけばいいよ。ほんとうはすばらしい人かもわからない、社会から見ればね。そう思ったらいい。 イエス様の例を考えればいいね。イエス様も、兄弟は四人ぐらいいたらしいけど、兄貴が救世主になっちゃって、弟や妹たちはいったいどこへ行ったんだろうか。みんな知っているかい。おったんだよ、たしかにね、弟や妹がいたんだよ。どうしたんだ。兄貴が気が狂ったと思ったんだよね。弟子にもなっていないし、全然参加もしていないでしょ。気違いの、気の狂れた兄貴が出てきたと思ってたんだよ。そんなもんさ。イエスにしてそうなんだね。 だからあとはね、ひとつは兄弟姉妹であっても、魂的に差がある場合があるんだね。ああいう光の天使みたいなのが、ポコッと出てくると、他の人は凡人であることもあってね、魂的にひじょうに差がある場合がある。まあこれは、孤高の人となってしまうだろうけど、兄弟でも理解されないことがあるだろうけど、まあそれもまたやむをえないと思いなさい。光の天使なんか世に稀なんだからね。だから、世間に理解されないその第一の練習を、兄弟、姉妹から始めたんだと、そう思えばいいね。まあそういうことだ。だから、あんまり深く考えないで、自分なりの道を開いていくこと、これがだいじです。 5.肉親の縁について考える まあ、以上いろいろ肉親について考えてきましたけれども、基本的にはね、その家族というのは、社会の縮小版です。人びとは、やがて社会生活を送っていかなければいけないけれども、その準備期間として、両親、あるいは兄弟というものを与えられたんですね。社会の縮小版で共同生活をしていく、団体生活をしていく方法を教えてくれているんですね。だから、家庭のなかでまず良好な人間関係を築くということは、だいじなことではないかと思いますね。 そしてねえ、肉親のある魂は、まあいろんな縁がある場合もあるけれども、少なくとも、まあはじめて肉親になるということはひじょうに少ないと、これだけは言っといてもまちがいがないと思うんですね、なんらかの縁があったに違いない、そう思います。それゆえに、だいじにしなければいけないんですよ。なにかに縁があったんだからね。だから、肉親どうしでいじめ合うことや、苦しめ合うこともあるかもしれないけど、基本的にはそうした縁があったと思ってね、優しくする必要があると思います。谷口雅春先生なんかも、言葉の創化力なんてよく本で言っているようですが、やっぱりほめ合う関係にしていかなければいけない。肉親というのは、ともすればけなし合う関係になりやすいです。ただ、それであってはほんとうに楽しくなりません。 私は、肉親についてもやはりありますね。兄弟はひじょうに多かったわけですが、神理を理解できる兄弟っていうのは、少なかったです。私と弟、妹だけでしたね。三人しかいませんでした。あとの兄弟は、神理についてはよくわかりませんでした。弟、妹にしても、私にしてみれば、やっぱり考え方においてはすいぶん違う点があったと思います。 まあそういうことでね、あきらめもだいじです。あきらめもだいじだけど、兄弟のなかでくさし合うことなくね、できればほめていく、言葉の創化力みたいのを使ってほめていく必要はあるだろうね。おたがいに相手を引きずりおろして満足するような、最低限の幸福感は味わわないようにできたらしたいもんだね。 私も妹なんかがいて、GLAなんかも手伝ってくれていたけど、まあ人に私のことを話すのを見たら、たいてい私の欠点ばかり暴露して喜んでいるところもあったよね。それで、いかにも肉親だということで、まあ話をしてるんだろうけどねえ。どうしても肉親はそうなるんだよねえ、「信次先生は若いころはほんとに遊び好きで」とかね、「皮ジャン着て、オートバイ乗って、マフラーして、赤いマフラーで走っていたのよー」とかね、「飛行機来りやっていたのよ、パイロットだってねえ」何てね、こんな話になります。どうしても身内はそうなんですね。他人さまはねえ、主・エル・ランテイーだの、人類の父だなんてまともに正気で信じられるかもしれないけど、身内は信じられないもんなんですよ。 ねえ、妻から言ってもそうでしょう。「何よ、ゴロゴロゴロゴロしてたお父さんが、急に偉くなっちゃって」なんてね。「釈迦かキリストかなんて、馬鹿もいい加減にしなさい」なんて、そら僕はあったと思いますよ。それは肉親の情だよ、これは仕方がない面があります。気でも狂ったんじゃないかと、肉親はふつう思うもんです。まあそんなこともあります。それから親子の葛藤で言えば、私のとこも娘との問題がまだ残っていると思います。ひじょうにむずかしいです。いろいろね、むずかしいです。 ただ、結局は自灯明と言って、それぞれの人がね、自分で光をともしていく以外に最後は道がないと思います。 要はね、その親戚関係やあるいは親族の関係、肉親の関係を、言いわけに使わんことだと思います。親がこうだったから自分はこうだとかね、兄がこうだったから、妹はこうだったから、妻がこうだったから、夫はこうだったからという、このように身内をね、自分の都合が悪いことの説明に使わんことです。言いわけに使わんことです。どんな人がいたとしてもね、やっぱり自分は自分の道を開く、ということかだいじだと思います。言いわけの人生は生きないこと。ね、いいですか。それがだいじですよ。 息子がもっと、なんというかりっぱだったら、私は幸福だとかね、妻がもっと理解があったらとかね、夫がもっとまともだったらとかね、いくら言ってもこれは愚痴というんです。そういうことじゃなくて、いいわけに使わないで、自分自身で道を照らしていく工夫をしなさい。それが勝利への道だと思います。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4625.html
AB/WE10-22 AB/W31-057 カード名:解けた葛藤 ゆり カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《死》?・《武器》? 【永】他のあなたの《死》?のキャラすべてに、パワーを+500。 【自】他のあなたのバトル中の《死》?のキャラがリバースした時、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+500。 R・RR:ああ…この気持ちはなんなんだろ… パラレル・RRR:これで…終わった… サイン:別の違う、みんなを好きになっちゃったんだ… レアリティ:R (WE10) RR RRR(W31) illust. 初出:BD/DVD第6巻 完全生産限定版特典 デジバック 11/07/26 今日のカード。 1つ目の効果は、舞台の《死》?のキャラ全てを+500パンプするもの。 AB単構築では、《死》のキャラで統一することになるのでパンプ先には困らない。 2つ目の効果は、他の《死》のキャラがリバースした時に、他のキャラを+500するもの。 強力なカウンター歌いたかった歌、アンコール付与の皆を見送る役目 かなでがいるので、相手のアタックに負担を掛けることができる。 どちらの効果も腐りにくく、ゲーム序盤から役立つカードだと言える。 公開直後は自動能力のパンプ値が+2000だったが、数時間後に+500に修正された。