約 1,363 件
https://w.atwiki.jp/srwz_3rd/pages/64.html
パイロット 相手 内容 備考 無敵ロボ トライダーG7 ワッ太 赤木 「21世紀警備保障には負けられねえもんな!」 DLC「サラリーマンはつらいよ」 太陽の使者 鉄人28号 宇宙魔王兵 正太郎 「ターゲット、鉄人28号」 タケル 「マーズの生存は許されない」 モビルスーツ 「攻撃目標、モビルスーツ」 スーパーロボット 「スーパーロボットは全て破壊する」 グーラ ワッ太 「竹尾ワッ太! お前も私の邪魔をするのか!」 正太郎 「覚悟しろ、正太郎!」 タケル 「愛…そんなものはすべて暗黒に呑まれるのだ!」 號 「ゲッター線の使徒よ、覚悟しろ!」 甲児 「魔神の力、私に通じると思うな!」 アクエリオン 「機械天使よ! ここで滅べ!」 ヒビキ 「この機体…! 禁忌の力を持つ者か!」 宇宙魔王 正太郎 「くたばれい、鉄人28号!」 「鉄人よ! ここが貴様の墓場となるのだ!」 ブラックオックス 「ここまでだ、ブラックオックス!」 タケル 「ズールに代わり、ワシが死をくれてやろう!」 「愛の力も、無限の闇の前には無意味だ!」 ニュータイプSEEDイノベイター 「革新も理解も、絶対的な闇の前には無意味なのだ!」 竜馬 「ワシの闇には、ゲッター線も届かぬぞ!」 甲児 「光の魔神も、ワシの闇の前には無力だ!」 ゼウス 「神も魔王の前にひれ伏すのだ!」 DLC シモン 「その螺旋の力で、ワシの闇を貫けると思うなよ!」 アクエリオン 「機械天使よ! 無限の闇に呑まれよ!」 ゼロ 「王を騙る愚か者よ! 自らの無力さを嘆くがいい!」 装甲騎兵ボトムズ装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 ニーバ キリコ 「奴はレッドショルダーだ! 生かしておけない!」 「来たな、レッドショルダー!」 「オロムの荒野で、俺はレッドショルダーにやられた…!」 シャッコ 「クエント人か…! 面白い獲物だぜ!」 カン・ユー ガンダム 「ガンダムを落とせば、俺の仕官先も引く手数多だ!」 テイタニア キリコ 「触れ得ざる者!私のこの手で倒す!」 「キリコ、最早逃げられんぞ!」 「キリコ・キュービィー…!」 「う…ううう…!」「うわああああっ!!」 イベント 防衛隊員 キリコ 「異能者など、存在してはならんのだ!」 機動戦士Zガンダム ハマーン カミーユ 「カミーユ・ビダン! 私の中に踏み込むな!」 「カミーユ! 貴様の無礼を許すわけにはいかない…!」 アムロ 「体制に使わされるニュータイプが…!」 「貴様…ニュータイプでありながら、何故その力を愚民共のために使う!?」 「自らの力の使い方を知らぬ男などに…!」 シャア 「シャア…! 二度までも私を裏切った報いを受けろ!」 「今生の別れだ、シャア!」 バナージ 「フン、わかるぞ…貴様は!」 「お前に、そのガンダムの存在を背負えるか!」 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア シャア カミーユ 「私の期待した可能性を見せてみろ、カミーユ!」 「出来るというなら止めてみせろ、カミーユ!」 エマ 「エマ中尉…! 向かってくるのなら!」 フォウ 「ここにも研究所出身者がいるか!」 アムロ 「今すぐ愚民どもに英知を授けてみせろ!」 「ララァが死んだときの苦しみ! 存分に思い出せ!」 「誰かが人類の業を背負わねばならんのだよ!」 「アムロ!」 「その力を無駄に消耗していると、なんで気がつかん!」 ゼクス 「これを悲劇の繰り返しと言うのなら止めてみせるがいい!」 バナージ 「私も一度は可能性を信じた。だが!」 ユニコーンガンダム 「その機体の存在は許されない!」 デルタプラス 「百式の発展型のようなものか!」 「その機体には、縁のようなものを感じるが…!」 ブライト 「お互い手の内はわかっているはずだ!」 刹那 「何故、こうも意識が乱される…?」 「人はわかり合うからこそ、戦うのだ!」 「自分の信じる道を進む…! それだけだ!」 ガンダム 「やはり立ちはだかるか、ガンダム…!」 UCガンダム勢 「遅いのだ、ロンド・ベル!」 竜馬シモン 「進化を望むなら旧体制を破壊してみせろ!」 「その進化の力を全ての人類に見せてみろ!」 ゼロミスリル 「人が変わらないのなら戦いは何度でも繰り返される!」 ZEUTHZEXIS 「既にお前達の知る私ではないのだ!」 「私はもうクワトロ・バジーナではないのだよ!」 クェス アムロ 「アムロ! 大佐の所には行かせないよ!!」 ガンダム 「ガンダムなんて!」 ネオ・ジオン兵 ガンダム 「ガンダムを落とせば…!」 ネオ・ジオン艦長 UC勢 「ロンド・ベルを本艦に近づけるな!」 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動戦士ガンダムUC マリーダ ガンダム 「見つけたぞ、ガンダム…!」 バナージ 「あの機体は無力化して捕獲する!」 ジンネマン バナージ フラスト「あいつ…! どうします、キャプテン!」ジンネマン「あの小僧でも、出てきたからには落とせ!」 ガンダム ジンネマン「ガンダムが来やがったか…!」フラスト「こうなりゃ腹を括るしかありませんぜ!」 UC勢 「ロンド・ベルを叩き落とすぞ!」 女 「女か、戦場は不似合だぞ…!」 フロンタル カミーユ 「カミーユ・ビダンと言えど!」 アムロ 「因果だな、アムロ・レイ……!」 「アムロ・レイ、やはり邪魔をするか…!」 シャア 「赤い彗星は一人でいい!」 「シャア・アズナブルを消去すれば、私は…!」 クェス 「かつての仲間への情けだ…! 一撃で!」 バナージ 「ユニコーンガンダム…! その力を見せてもらうぞ!」 「君にはやってもらわねばならない事がある…!」 「来るか、バナージ・リンクス…!」 「バナージ君! 君には私の仲間になってもらう!」 ガンダム 「見せてもらおうか、ガンダムの性能とやらを!」 「また立ちはだかるのか、ガンダム!」 ニュータイプ 「この感覚、このプレッシャーは…!」 UC勢 「大人しくしてもらおうか、ロンド・ベル!」 「侮れんな、ロンド・ベル……」 W勢SEED勢00勢 「出自は違えど、ガンダムだな。再び私の敵になるか…!」 「志を失ったガンダムなど、私の敵ではないさ…!」 バルキリー 「軌道を読めば、そのスピードも無意味なのだよ!」 Sサイズ 「小兵と侮るつもりはない…!」 若者 「その若さで、死に急ぐか…!」 スーパーロボット 「その装甲は厄介だが、やりようはある!」 「なるほど…。いい若者が育っている…!」 アンジェロ アムロ 「アムロ・レイ! その名はジオンにとって悪魔に等しい!」 シャア 「赤い彗星は、大佐お一人でいい!」 「裏切りには、相応の報いを与えてやる!」 バナージ 「貴様、ニュータイプだとでもいうつもりか!」 ガンダム 「ガンダムか…! 手頃な相手だ!」 「ガンダム! 私の的になってもらうぞ!」 シモン 「いい声はしているが、ここまでだ!」 声優ネタ ヒル バナージ 「例のガンダムが来た…! 気をつけろよ!」 ガンダム 「ガンダムを落とすぞ!」 「ガンダムタイプを放置しておくわけにはいかん…!」 Sサイズ 「敵は小型機だ! 当たれば落とせる!」 スーパーロボット 「相手の動きは速くない! 落ち着いて狙え!」 ネオ・ジオン兵 ガンダム 「ガンダムには俺も恨みがある!」 バナージ 「無力化して奪取する!」 ジオン兵 ウイングゼロ 「その羽を折って、地面に叩き落してやる!」 ガンダム 「聞け、ガンダム! 我らの怨嗟の声を!」 カークス ロックオンクルツ 「スナイパー同士の戦いだ! 正確に速く撃たねば負けるぞ!」 トップをねらえ! ノリコ エヴァンゲリオン 「EVAが相手だと修理費が気になるのよね…!」 DLC「巨大なX(可能性)」 シンジ 「行くわよ、シンジ君!」 レイ 「零号機が防御姿勢に入る前に!」 「戦闘中でも落ち着いているのね…!」 アスカ 「アスカ! 全力で行くわよ!」 「天狗の鼻を折ってやるわよ、アスカ!」 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 竜馬 甲児 「行くぜ、甲児!」 DLC「ダイナミック・ウォー」 真マジンガー 衝撃!Z編 ブロッケン ボス 「所詮、兜甲児の腰巾着よ!」 ガラダブラ 甲児 「ゼウスの生き写しであるのなら、敵であることに変わりはない!」 「貴様! 何故、ゼウスと同じ姿をしている!?」 ミケーネ神 ゼウス 「よくも我々を裏切ってくれたな!」 「何故だ! 神の中の神とまで言われたお主が!」 甲児 「ゼウス共々消し去ってくれる!」 桂 「ぬう! こやつ、まさか…!」 ヒビキ 「そうか! 貴様の存在で全てが繋がったぞ!」 ハーデス神 ゼウス神 「我らミケーネの裏切り者めが! 死ねぇ!」 「ゼウスよ! このハーデスが来たからにはここまでだ!」 竜馬 「己の使命を忘れ、我と戦うならば…!」 THEビッグオー ベック ガンダム 「ガンダムだか、ナンマンダムだか知らねえがよ!」 バナージ 「割れるのはケツだけで十分なんだよ!」 ロジャー 「カラス野郎! ここがお前の墓場だぁ~!」 ZEUTH 「いい加減、てめえらの顔も見飽きたんだよ!」 エンジェル ロジャー 「もう一度出会いましょう、ロジャー…」 「ロジャー、あなたは何を求めるの…?」 フルメタル・パニック!フルメタル・パニック?ふもっふフルメタル・パニック!The SecondRaid クルツ 宗介 「色に目が眩んだこの俺に勝てると思うな!」 DLC「猫と仔猫のR&R」 「お姫様のナイト気取りってのが気に入らねえ!」 「悪いが裸のためだ…! やらせてもらう!」 テッサ 「ケガするぜ、お嬢さん…!」 「テッサちゃんの裸だーっ!」 マオ 宗介 「これはこれは、テッサの教官殿ではありませんか!」 DLC「猫と仔猫のR&R」 「いい機会だ! あんたも鍛え直してやるよ!」 テッサ 「覚悟しなさい、ベイビー…!」 「裸で基地一周…あんたに出来るの?」 ガウルン キリコ 「不死って噂がどこまで本当か試してやるぜ!」 「あんたの噂は聞いているぜ、元レッドショルダー!」 「こいつは少しだけマジになる必要がありそうだ…」 ガンダム 「ガンダムってのは少し間引きした方がいいな!」 ニュータイプ 「あんた、噂に聞くニュータイプって奴かい?」 宗介 「カァァァシィィィムゥゥゥッ!!」 「こんな形で再会できるとはな!」 「会えて嬉しいぜぇ、カシム!」 「そろそろケリをつけようぜぇぇぇ!」 「さあ、憎め! 俺を憎め! カシムゥゥゥ!!」 ミスリル 「ミスリルの皆さーん、会いたかったぜぇ!」 シモン 「おっと! あんたのドリルは食らいたくないね!」 ゼロ 「俺は紳士なんでね、情け容赦ってのは無しだ」 女の子 「いけないなぁ、女の子が戦場に出てきちゃ…!」 ザイード 宗介 「カシム、ここは戦場なんだ…!」 ゲイツ キリコ 「触れ得ざる者にターッチ!」 ガンダム 「あっちもガンダム! こっちもガンダム! 楽しいなぁ!」 「やっほー! ガンダム狩りだ!」 ロジャー 「うるさい! うるさい! 聞く耳なんか持たないぞぉ!」 宗介 「フフフ―、噂に違わずなかなかの美人だなぁ!」 ボン太くん 「何と! ボン太くんではないか!」 エヴァンゲリオン 「偉そうにEVAってんじゃねえよ!」 女の子 「仔猫ちゃんたち、おイタはいけませんよ~!」 A21 カレン 「紅月隊長と戦う事になるとは!」 アマルガム ガンダム 「ガンダムを落とせば箔もつくってもんだ!」 キリコシャッコ 「ATがASに勝てると思うなよ!」 「俺もお前も最低野郎だ! 仲良くしようぜ!」 傭兵 ボン太くん 「ちょろちょろ動き回るネズミが…!」 天元突破グレンラガン劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 シモン シンジ 「シンジ! 歯ぁくいしばれ!」 DLC「巨大なX(可能性)」 「シンジ! お前の男を見せてみろ!」 レイ 「相手してもらうぜ、レイ!」 「レイ! 痛くても我慢しろよ!」 アスカ 「アスカ! 手加減なしで行くぜ!」 「アスカ! ビビって泣くんじゃねえぞ!」 アンチスパイラル キリコ 「貴様も戦いの業を背負っているか…! ならば…!!」 ニュータイプイノベイター 「貴様もまた進化の萌芽をその身に宿すか!」 竜馬 「進化の快楽に身を委ねる者よ…! その報いを受けよ!」 シモン 「貴様達がより所とするその姿と同じ地平で戦ってやろう!」 ガンメン 「ガンメン…!愚かなる螺旋の民の最後の抵抗か!」 アクエリオンEVOL カグラ バナージ 「う…! こいつの匂い、無臭に近い…!?」 声優ネタ ガンダム 「そうか、これがガンダムの匂いか…!」 「ガンダムは俺が食らってやんよ!」 ニュータイプ 「こいつ…妙な匂いがしてやがる…!」 バルキリー 「スピードが自慢なら俺の爪から逃げてみな!」 エヴァンゲリオン 「機体そのものから匂いがするだと・・・!?」 アマタ 「アマタ、おめぇはぶっ殺す!」 「弱虫アマタは引っ込んでろ!」 「なにも出来ずじまいだった、弱虫のアマタ…!」 ミコノ 「俺の…シルフィィィィィ!!」 ジン 「ちっとは根性あるみてえじゃねえか、ジン!」 アクエリオン 「機械天使め!」 「機械天使め! 今度は許さねえ!」 「機械天使! 二度と邪魔させねえ!」 バサラ 「へ、気持ち良さそうに歌いやがって!」 可変機 「くるくる形を変えて忙しい奴!」 ジン スーパーロボット 「見るからに硬そうだけど……」 MIXY アンディ 「穴なんか嫌いだ…お前なんか大嫌いだ!!」 アクエリオン 「機械天使め!」 イズモ ガンダム 「ガンダム……それを駆る者は相応の腕前と聞く!」 アマタ 「飛翔する機械天使…!」 ミコノ 「レア・イグラーを捕獲する!」 カグラ 「もはやこのアルテアにお前の帰る場所はない!」 イベント バサラ 「戦場で歌うとは、なんという度胸!」 アクエリオン 「機械天使か…!」 スーパーロボット 「勝負だ、ヴェーガの機械巨人よ!」 「堅牢な鎧さえ破壊してしまえば!」 女 「この者もレア・イグラーの可能性があるか…!」 若者 「アルテアではついぞ失われた若さか…!」 「いつの時代でも脆弱なのは若者の方だ…!」 ミカゲ 桂キラ 「求めたものを手に入れるとは、なんと妬ましい…!」 ガンダム 「ガンダム…。フフフ…」 タケル 「愛する者を奪われる悲しみ、存分に味わいなさい」 「愛はいつでも壊れやすいのですよ」 アルト 「どちらかに決めたらどうですか、トライアングラー?」 声優ネタ 宗介 「あなたも愛に飢えているようですね…」 アマタ 「そんなにあの女が欲しいか!」 アマタカグラ 「この翅犬ごときが!」 ゼシカ 「あなたもまた愛の敗北者なのですよ」 ジン 「裏切りの愛の代償は高くつくのだよ…」 カグラ 「お前は私には逆らう事など出来ないんだよ」 スーパーロボット 「どれだけ強固な鎧を纏おうとも…」 ヒビキ 「二つに分かれた魂が呼び合っている…!」 アルテア兵 男性 「男になど用はない!」 女性 「レア・イグラーを捕獲する!」 スーパーロボット 「ヴェーガが誇るスーパーロボットとやらか!」 アクエリオンゲパルトアクエリオンスパーダ 「機械天使の別形態か!」 バンプレストオリジナル FB隊員 ボン太くん 「いかん!追い回してると目が回ってくる!」 ジェミニス ガンダム 「相手はガンダムか!」 「ここにもガンダムがいるか!」 「いったい地球には何体のガンダムがいる!?」 「叩き落してやるぞ、ガンダム!」 スーパーロボット 「噂に聞く地球のスーパーロボットか!」 「いわゆるスーパーロボットというやつか!」 「パワーだけで勝負は決まらんぞ!」 「自慢の装甲をズタズタにしてやる!」 「ワンオフのカスタム機が来るか!」 変形機 「形態を変えられる前に叩く!」 子供 「子供は引っ込んでいろ!」 「子供に現実の厳しさを教えてやる!」 MS 「地球の主力のモビルスーツか!」 指揮官 「相手は敵戦力の中核と見た!」 「指揮官をたたくのは戦術の基本だ!」 戦艦 「相手は戦艦だ! ブリッジを潰す!」 バルキリー 「機動力が売りの可変機か!」 Sサイズ 「小型機なら、一撃で叩いてやる!」 甲児 「まさに魔神のごとく、か…!」 ゲッター 「この機体、ゲッター線を使っているのか!」 ノリコ 「これだけのサイズだ! 小回りは効かないはずだ!」 シモン 「ご自慢のドリルを砕いてやる!」 タケル 「乗っているのは念動力者か!?」 葵 「獣は力で屈服させてやる!」 アクエリオン 「まさか、伝説の機械天使だというのか!?」 EVA 「この機体…生きているのか!?」 ロジャー 「口で戦いに勝てると思うなよ!」 ボン太くん 「何故、戦場にこんなヤツがいる!?」 「お前はいったい何のつもりだ!?」 「ちいっ!照準があわせづらい!」 「ええい!戦いづらい相手だ!」 ヒビキ 「ジェミニアの偽者め、叩き落してやる!」 「お前の存在は許されない!」 「我らの誇りを傷つけた報いを受けろ!」 アドヴェント 「この機体、霊子力を使っているか!」 アンナロッタ ガンダム 「相手はガンダムか!」 「噂に聞くガンダムが相手か!」 ボン太くん 「う、うう…なんだか、戦いにくい…」 ヒビキ 「貴様の存在自体が、我々への侮辱だ!」 「その機体の存在は許されないのだ!」 「我らの誇りを汚した罪、万死を以って償え!」 「貴様だけは私の手で倒す!」 アドヴェント 「一体何なのだ、お前は……!?」 ガドライト ワッ太 「頑張ってるねぇ、若社長。だけど、ここまでだ!」 正太郎 「悪いね、少年。君のオモチャは、おじさんが壊すよ!」 タケル 「見せてみなよ、そのインチキ超能力をさ!」 「何が愛だ!そんなんじゃ何も守れねぇんだよ!」 48話C58話 キリコ 「お前さん、自分は死なないと思ってないかい?」 「異能生存体! 因果律を超えてお前を殺してやる!」 48話C58話 桂 「特異点! 恨むなら、自分の運命を恨みな!」 「特異点! 元はと言えば、全てはお前が悪いんだよ!」 48話C58話 「こうなりゃ、三つの因子の一つを俺が殺してやる!」 宗介 「いい動きだ。兵士としてはそこそこのようだな」 ボン太くん 「ちいっ!色々な意味でやりにくい相手だぜ…」 シャア 「シャア・アズナブル! お前さえ、余計な事をしなけりゃ…!」 ニュータイプ 「手強いな…これがニュータイプってやつか」 「何が新時代だ! 何がニュータイプだ!」 58話 SEED 「SEEDね。面白いもんだ」 「お前達の中の種が、芽吹く事はないんだよ!」 58話 刹那 「なるほどね。お前さんが噂のイノベイターか」 ガンダム 「少しガンダムは間引きしてやらんとな」 「ガンダム! お前達はこれ以上、進ませねえ!」 58話 ガンダムガンバスター 「なるほどね…これが火の文明の証ってやつか」 「火の文明の証は全て叩き潰す!」 48話C58話 ノリコ 「火の文明の終焉を、お前にも見せてやるぜ!」 アルト 「ぶんぶんと飛び回られると鬱陶しいんでな」 「その目障りな翼を引き千切ってやる…!」 48話C58話 バサラ 「歌ってくれよ、お前さんの生命の歌を!」 「その耳障りな歌を二度と歌えないようにしてやる!」 48話C58話 ゲッター 「進化なんて無駄なんだよ。それを俺が教えてやるさ」 「わかってるのかよ、ゲッター! 進化の先に何が待つのか!」 48話C58話 「ゲッター線でも越えられないものがあるんだよ! この宇宙にはな!!」 甲児 「光の神ね…まぶしい、まぶしい」 「光の神の力を受け継ごうと無駄なんだよ!」 49話C58話 「光なんてねえんだよ!! この宇宙には!!」 赤木 「サラリーマンがのこのこと、こんなところに出て来ちゃって…!」 「お前らは、あくせく金を稼いでりゃいいんだよ!」 49話C58話 ロジャー 「今日は酒の代わりに、こいつを振舞うぜ!」 「お前におごった酒代の代わりだ! 死ねや!」 48話C58話 「馬鹿な男だよ! あのまま退廃に沈んでりゃよかったのに!」 葵 「獣の血の継承者か。少しは楽しませてくれよ!」 「原初の本能、野生…! だが、それもここまでだ!」 48話C58話 「獣の血はここで絶える! 俺の手によってな!」 シモン 「螺旋の男さんよ! 風の行き先は絶望なのさ!」 「螺旋の渦が風を生む! だが、それもここまでだ!」 48話C58話 「螺旋の男! お前の行く先に待っているのは絶望だけなんだよ!」 シンジ 「こいつは子供の使うオモチャじゃないな……!」 「扉は開けさせねえ! そのためにもお前は俺が潰す!」 48話C58話 ゼロ 「教えてやるよ、奇跡なんてのは起こらないってことのをな」 「継承者め! お前が望む未来なんてのは来ねぇんだよ!」 48話C58話 アクエリオン 「水の交わりも全ては無駄なんだよ、機械天使!」 「澄んだ水も濁った水も全てぶちまけろ!」 48話C58話 「機械天使! お前の中の怒りの記憶を呼び覚ましてやる!」 子供 「このクソガキが!お前に俺の怒りがわかるかよ!」 「ガキが! こんな所にしゃしゃり出てくんじゃねぇよ!」 ヒビキ 「相手をしてやるよ、イミテーション・ボーイ!」 「実力の差ってのを知るんだな、少年」 「お前の機体が何なのかなんて、どうでもいい! お前は俺が潰す!」 48話C58話 「偽物じゃ本物には勝てないんだよ! 絶対にな!」 「決着をつけてやるぜ、ヒビキ!」 「俺のスフィアは誰にも渡さねえ! お前にも、奴らにも!」 「偽物が! 消えやがれっ!」 ブラスター・アーツ・ノヴァ48話C58話 「死ね、ヒビキ!!」 アドヴェント 「一体何なんだよ、お前はよ!?」 「地球人の歴史は俺が終わらせる! 邪魔はさせねえ!」 48話C58話 尸空 ニュータイプ 「禁断の領域に踏み込んだか……」 「なるほどな、そういうことか…」 ガンダムガンバスター 「火の文明か……」 ゲッター 「まさか、ゲッター線とはな」 甲児 「光の神を味方につけたか」 ゼウスが味方にいる? 葵 「獣の血か……」 シモン 「風の行方か……」 アクエリオン 「水の交わりか……」 ヒビキ 「妙だな……お前は何だ?」 「お前が新たないがみ合う双子のリアクターか」
https://w.atwiki.jp/shininghearts/pages/75.html
武器屋ポール 防具屋マリエ 道具屋マック コメント欄 とりあえず作成。並びは出現順です。ゲーム中の並びとは異なるので注意してください。 情報提供は、下のコメント欄に記入してください。 一部の分類に属するアイテムは、ストーリーが進むと通常販売から消えてしまいます。販売時期が赤字になっているものが該当します。 それらのアイテムは、販売時期以外の時には「掘り出し物」にある場合があるようです。 武器屋ポール 分類 アイテムの名称 値段 性能 購入可能時期 HP MP 攻撃力 防御力 魔力 魔防力 素早さ 必殺技 パッシブ 魔法 メイン武器・剣 ウッドソード 960 5 初期 ブロンズソード 1310 7 カグヤ漂着時以降 アイアンソード 1620 9 みねうち レッドキー以降 ブロードソード 1800 10 1 レッドキー以降 ロングソード 3390 19 1 最後の一撃 グリーンキー以降 スチールソード 3770 21 3 -1 グリーンキー以降 シルバーソード 4190 23 1 グリーンキー以降 ダマスカブレイド 5170 29 2 ブルーキー以降 カウンターソード 7090 40 3 カウンター ブルーキー以降 フラムベルジュ 9730 54 3 ひるませる イエローキー以降 デュランダル 13340 74 6 ためる イエローキー以降 コラーダ 20330 113 10 ブラックキー以降 ティソーン 22590 126 11 忘却付加 ブラックキー以降 ソウルブリンガー 14830 83 9 MPドレイン 掘り出し物 ソードオブロード 27880 155 10 4 ためる 掘り出し物 メイン武器・刀 なまくら丸 1440 8 カグヤ漂着時以降 くろがね丸 1980 11 レッドキー以降 しろがね丸 6320 35 2 ブルーキー以降 半月丸 8670 48 2 2 イエローキー以降 こてつ丸 27610 154 9 5 ブラックキー以降 銀杏丸 4610 26 1 1 忍び斬り 掘り出し物 盗人丸 9630 54 5 くすねる 掘り出し物 藤丸 16310 91 8 掘り出し物 竜胆丸 18120 101 9 掘り出し物 葵丸 20130 112 5 5 掘り出し物 菊一丸 22370 125 4 7 掘り出し物 メイン武器・双剣 デュアルカトラス 5460 30 1 2 ブルーキー以降 サーキュラー 9240 51 2 2 1 イエローキー以降 ベノンブレード 17390 97 3 5 ブラックキー以降 ツインダガー 910 5 掘り出し物 ツインマシェット 1390 8 バックバシュ 掘り出し物 フレイムハンガー 4910 27 2 掘り出し物 ブレイブカトラス 6740 38 3 掘り出し物 骨喰いのカトラス 12680 71 3 5 バックバッシュ 掘り出し物 海鳴りのカトラス 14080 78 5 掘り出し物 紅蓮のカトラス 15650 87 3 1 3 掘り出し物 メイン武器・グローブ 布のグローブ 860 5 1 初期 皮のグローブ 960 6 1 カグヤ漂着時以降 鉄のグローブ 1140 9 1 レッドキー以降 鉄のツメ 1460 8 1 レッドキー以降 バトルグローブ 2230 12 1 1 グリーンキー以降 鋼鉄のツメ 3390 19 2 1 グリーンキー以降 ミスリルグローブ 5750 32 4 3 ブルーキー以降 ミスリルのツメ 7090 40 5 3 バックバッシュ ブルーキー以降 アサシングローブ 9730 54 6 3 2 忍び斬り イエローキー以降 カイザーナックル 13340 74 8 4 2 火事場力 ブラックキー以降 黄金の拳 14820 83 9 3 3 掘り出し物 炎神のグローブ 18300 102 12 9 ひるませる 掘り出し物 精霊のグローブ 30980 173 20 6 9 掘り出し物 メイン武器・杖 新緑のロッド 1560 7 4 オーラ グリーンキー~グリーンキーを沈める前まで 銀のロッド 2930 16 7 1 グリーンキー以降 眠りのロッド 6130 34 15 3 眠り付加 イエローキー以降 豊穣のロッド 11530 64 3 28 3 体力の恵み ブラックキー以降 奇術師のロッド 670 4 2 掘り出し物 純白のロッド 7570 42 18 3 昇天 掘り出し物 賢者のロッド 12810 71 31 5 魔法カウンター 掘り出し物 陽光のロッド 14230 79 2 34 3 掘り出し物 精霊のロッド 21680 121 3 52 3 3 マジックマスター 掘り出し物 メイン武器・ワンド ストロベリーワンド 1520 7 9 体力の恵み グリーンキー以降 メロンワンド 2870 13 16 1 ブルーキー以降 コーヒーワンド 4380 20 24 2 イエローキー以降 レモンワンド 2090 9 12 1 掘り出し物 キャンディワンド 5400 24 30 3 掘り出し物 チョコチップワンド 6000 27 33 2 掘り出し物 チョコミントワンド 6670 30 37 2 掘り出し物 メイン武器・聖書 萌芽の聖書 570 2 3 1 初期 大判の聖書 640 2 4 1 カグヤ漂着時以降 黒革の聖書 710 2 5 1 レッドキー以降 安息の聖書 1480 4 8 1 グリーンキー以降 祈りの聖書 1650 6 9 2 グリーンキー以降 福音の聖書 3830 11 21 4 体力の恵み ブルーキー以降 天使の聖書 9880 28 55 9 回復防御 ブラックキー以降 氷紋の聖書 2790 8 16 3 掘り出し物 賢者の聖書 8890 25 50 8 マジックマスター 掘り出し物 原初の聖書 18590 52 104 18 石化付加 掘り出し物 メイン武器・ハンマー バトルハンマー 5590 31 1 1 1 ブルーキー以降 ボルティック槌 16010 89 4 4 マヒ付加 ブラックキー以降 ブロンズハンマー 1750 10 1 ひるませる 掘り出し物 シャドウハンマー 4070 23 3 -1 ためる 掘り出し物 シルブアルハンマー 10510 59 2 3 昇天 掘り出し物 トルネードハンマー 19770 110 2 4 5 掘り出し物 グオルデンハンマー 21960 122 5 5 総攻撃 掘り出し物 メイン武器・弓 木の弓 760 4 カグヤ漂着時以降 鉄の弓 1440 8 レッドキー以降 鋼の弓 1980 11 グリーンキー以降 シルバーボウ 3350 19 1 グリーンキー以降 マグナムボウ 7780 43 2 1 バッシュ イエローキー以降 古木の弓 850 5 掘り出し物 バンパイアボウ 2710 15 1 HPドレイン 掘り出し物 断罪の弓 10670 59 4 石化付加 掘り出し物 エンジェルボウ 14640 82 2 4 昇天 掘り出し物 専用装備・ロザリオ 木のロザリオ 340 1 4 1 1 戦士の加護LV.1 カグヤ漂着時以降 ブロンズのロザリオ 510 5 1 3 1 2 戦士の加護LV.1 レッドキー以降 大きなロザリオ 1330 2 6 3 4 戦士の加護LV.1 アンチフィックス グリーンキー以降 司祭のロザリオ 1830 2 12 4 5 戦士の加護LV.1 スペルアタック ブルーキー以降 聖母のロザリオ 3830 4 17 8 11 戦士の加護LV.2 魔法耐性 ブラックキー以降 古木のロザリオ 300 2 1 2 1 1 戦士の加護LV.1 掘り出し物 サンゴのロザリオ 1480 9 2 7 3 4 戦士の加護LV.1 ウェイクアップ 掘り出し物 英雄のロザリオ 4250 4 19 9 12 戦士の加護LV.3 物理耐性 掘り出し物 精霊のロザリオ 7200 8 22 15 20 戦士の加護LV.4 石化無効 掘り出し物 専用装備・竪琴 エチュードハープ 310 1 2 風の即興曲 カグヤ漂着時以降 道化師のハープ 580 1 3 1 風の即興曲 レッドキー以降 銀のハープ 1350 3 8 風の即興曲 アンチドウテ グリーンキー以降 賢者のハープ 4310 8 24 2 風の即興曲 イエローキー以降 羊のハープ 640 1 4 柔らかなる変奏曲 スリープ 掘り出し物 レクイエムハープ 2290 4 13 滅びの幻想曲 最後の一撃 掘り出し物 ヘンゼルハープ 3140 6 18 1 風の即興曲 フリーズ 掘り出し物 エターナルハープ 10010 19 56 1 1 滅びの幻想曲 魔法耐性 掘り出し物 専用装備・香水瓶 ゼラニウムアロマ 440 2 2 プレジャー 体力の恵み カグヤ漂着時以降 マージョラムアロマ 540 2 3 プレジャー カグヤ漂着時以降 カルダモンアロマ 820 3 5 プレジャー レッドキー以降 ユーカリアロマ 2630 11 1 15 プレジャー ブルーキー以降 サイプレスアロマ 3240 14 1 18 アリュール ブルーキー以降 ペパーミントアロマ 4450 19 1 25 1 プレジャーアリュール イエローキー以降 ネロリアロマ 8370 35 3 47 1 ポワゾン ブラックキー以降 ベルガモットアロマ 9300 39 3 52 2 アリュールトゥルーラブ ブラックキー以降 専用装備・怪盗カード スペードの2 600 3 3 どろぼう猫LV.1ねらい撃ち レッドキー~レッドキーを沈める前まで クラブの3 920 5 5 どろぼう猫LV.1 ブレイズ グリーンキー以降 ハートの4 1270 7 7 どろぼう猫LV.1 体力の恵み グリーンキー以降 クラブの7 2650 14 1 15 どろぼう猫LV.2 フリーズ ブルーキー以降 スペードの10 4490 24 2 25 どろぼう猫LV.3ねらい撃ち イエローキー以降 ダイヤのK 10420 55 5 58 どろぼう猫LV.4 移動不能付加 ブラックキー以降 スペードの6 2150 11 1 12 どろぼう猫LV.2ねらい撃ち 掘り出し物 ハートの8 2940 16 1 16 どろぼう猫LV.2 体力の恵み 掘り出し物 クラブのJ 4990 26 2 28 どろぼう猫LV.3 シャイン 掘り出し物 スペードのA 14300 75 8 80 どろぼう猫LV.4ねらい撃ち 掘り出し物 専用装備・ナイフ 果物ナイフ 490 3 1 ナイフ手裏剣LV.1 初期 十徳ナイフ 600 3 2 ナイフ手裏剣LV.1 カグヤ漂着時以降 ケーキナイフ 670 4 2 ナイフ手裏剣LV.1 レッドキー以降 セラミックナイフ 1140 6 3 ナイフ手裏剣LV.1 グリーンキー以降 ブッチャーナイフ 12840 72 7 36 ナイフ手裏剣LV.4 ブラックキー以降 マグロ包丁 10400 58 5 29 ナイフ手裏剣LV.4 掘り出し物 専用装備・ブーメラン 木のブーメラン 780 4 ブーメランLV.1 カグヤ漂着時以降 青銅のブーメラン 1180 7 ブーメランLV.1 レッドキー以降 鉄のブーメラン 1320 8 ブーメランLV.1 レッドキー以降 鋼のブーメラン 1630 9 ブーメランLV.1 クリティカル グリーンキー以降 銀のブーメラン 2480 14 1 ブーメランLV.1 グリーンキー以降 スライサー 4670 26 1 1 ブーメランLV.2 ブルーキー以降 氷雪のブーメラン 3780 21 2 ブーメランLV.2 アタックダウン 掘り出し物 ブレイズスライサー 8780 49 2 2 ブーメランLV.2 ソルブレイズ 掘り出し物 ヴァンプスライサー 12040 67 3 3 ブーメランLV.2 HPドレイン アビスアロー 掘り出し物 アイススライサー 13380 75 7 ブーメランLV.2 ヘルフリーズ 掘り出し物 大電流スライサー 14860 83 4 4 ブーメランLV.2 ディスパーク 掘り出し物 専用装備・カートリッジ グスタフアーム 780 3 4 1 スクラップLV.1 ノックバック無効 掘り出し物 ゲッターアーム 870 3 5 スクラップLV.1 掘り出し物 ザボーグアーム 1200 5 7 スクラップLV.1 スパーク 掘り出し物 バイファルアーム 3090 12 17 1 スクラップLV.2 掘り出し物 ダイバインアーム 4240 17 24 2 スクラップLV.3 掘り出し物 イデオルンアーム 5820 23 32 3 スクラップLV.2 掘り出し物 ダグラマアーム 7980 31 44 4 スクラップLV.4 掘り出し物 マロクスアーム 12160 48 68 6 スクラップLV.3 ディスパーク 掘り出し物 専用装備・銃 ジンガー 630 4 ルーレット銃LV.1 初期 ペリーラ 700 4 1 ルーレット銃LV.1 カグヤ漂着時以降 セイボリー 970 5 ルーレット銃LV.1 レッドキー以降 ケイプル 1330 7 ルーレット銃LV.1 グリーンキー以降 ロレイル 1480 8 ルーレット銃LV.1 ブルーキー以降 ペイパー 2780 16 1 ルーレット銃LV.2 イエローキー以降 ゲイリック 7980 44 4 ルーレット銃LV.3 ブラックキー以降 ネツメッグ 5820 32 3 ルーレット銃LV.3 掘り出し物 エルデル 12160 68 6 ルーレット銃LV.4 掘り出し物 専用装備・矢筒 皮の矢筒 670 1 4 マルチアローLV.1 カグヤ漂着時以降 青銅の矢筒 920 2 5 マルチアローLV.1 レッドキー以降 鉄の矢筒 1020 2 6 マルチアローLV.1 レッドキー以降 鋼の矢筒 1560 3 9 マルチアローLV.1 グリーンキー以降 銀の矢筒 2140 4 12 1 マルチアローLV.1 混乱無効 グリーンキー以降 霊銀の矢筒 4030 8 22 2 マルチアローLV.3 ブルーキー以降 聖者の矢筒 6820 13 38 3 マルチアローLV.2 スペルアタック イエローキー以降 古木の矢筒 540 1 3 マルチアローLV.1 掘り出し物 陽光の矢筒 12840 24 72 7 マルチアローLV.4 セキュア 掘り出し物 専用装備・魔道書(炎) 炎の魔道書1巻 460 3 火炎魔法剣LV.1 初期~レッドキーを沈める前まで 炎の魔道書2巻 780 4 火炎魔法剣LV.1 カグヤ漂着時~ブルーキーを沈める前まで 炎の魔道書3巻 1080 1 6 火炎魔法剣LV.1 グリーンキー~ブルーキーを沈める前まで 炎の魔道書4巻 1200 1 7 火炎魔法剣LV.1 グリーンキー~ブラックキーを沈める前まで 炎の魔道書6巻 2250 1 13 火炎魔法剣LV.1 イエローキー~ブラックキーを沈める前まで 炎の魔道書7巻 2500 2 14 火炎魔法剣LV.1 イエローキー~ブラックキーを沈める前まで 炎の魔道書8巻 4240 3 24 火炎魔法剣LV.2 ブラックキー以降 炎の魔道書10巻 5240 3 29 1 火炎魔法剣LV.2 ブラックキー以降 炎の魔道書11巻 5820 4 32 2 火炎魔法剣LV.2 ブラックキー以降 炎の魔道書13巻 7180 4 40 4 火炎魔法剣LV.3 掘り出し物 炎の魔道書15巻 8870 5 49 6 火炎魔法剣LV.3 掘り出し物 炎の魔道書16巻 13510 8 75 7 火炎魔法剣LV.4 掘り出し物 専用装備・矢 小妖精の矢 460 3 ウィンドショット 初期~レッドキーを沈める前まで 炎の矢 700 5 1 フレイムショット レッドキー~ブルーキーを沈める前まで 氷の矢 770 5 2 アイスショット グリーンキー~ブルーキーを沈める前まで 風の矢 860 6 2 ウィンドショット グリーンキー~ブルーキーを沈める前まで 妖魔の矢 1800 10 2 フレイムショット イエローキー以降 氷結の矢 2230 12 2 アイスショット イエローキー以降 疾風の矢 3050 17 2 1 ウィンドショット イエローキー以降 妖精王の矢 3390 19 2 ウィンドショット 掘り出し物 鳳凰の矢 4650 26 3 フレイムショット 起死回生 掘り出し物 三位の矢 12000 67 8 2 フレイムショットアイスショットウィンドショット 掘り出し物 防具屋マリエ 分類 アイテムの名称 値段 性能 購入可能時期 HP MP 攻撃力 防御力 魔力 魔防力 素早さ 必殺技 パッシブ 魔法 専用装備・盾 木の盾 390 1 盾バッシュLV.1 初期 皮の盾 430 2 盾バッシュLV.1 初期 バックラー 540 4 盾バッシュLV.1 カグヤ漂着時以降 ブロンズシールド 600 5 盾バッシュLV.1 レッドキー以降 アイアンシールド 740 6 盾バッシュLV.1 ノックバック無効 レッドキー以降 シルバーシールド 1730 5 1 盾バッシュLV.1 グリーンキー以降 勇者の盾 4920 14 盾バッシュLV.2 イエローキー以降 フレイムシールド 3590 1 9 1 盾バッシュLV.2 眠り無効 掘り出し物 アイスシールド 3990 7 1 4 盾バッシュLV.2 フリーズ 掘り出し物 聖女の盾 9260 10 16 盾バッシュLV.2 魔法カウンター 掘り出し物 専用装備・魔道書 鉄壁の魔道書1巻 540 1 3 しもべガードLV.1 レッドキーレッドキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書2巻 600 1 1 3 しもべガードLV.1 レッドキー~グリーンキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書3巻 820 2 1 5 しもべガードLV.1 グリーンキー~ブルーキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書4巻 1130 2 1 6 しもべガードLV.1 ブルーキーー~ブラックキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書5巻 1550 3 1 9 しもべガードLV.1 ブルーキー~ブラックキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書6巻 2130 4 1 12 しもべガードLV.1 イエローキー~シルバーキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書7巻 2630 5 2 15 しもべガードLV.1 イエローキー~シルバーキーを沈める前まで 鉄壁の魔道書10巻 3600 8 2 20 しもべガードLV.2 ブラックキー以降 鉄壁の魔道書11巻 4450 9 3 25 しもべガードLV.2 ブラックキー以降 鉄壁の魔道書12巻 4950 10 3 28 1 しもべガードLV.2 シルバーキー以降 鉄壁の魔道書13巻 5490 11 4 31 2 しもべガードLV.3 シルバーキー以降 鉄壁の魔道書15巻 6780 14 5 38 4 しもべガードLV.3 掘り出し物 鉄壁の魔道書16巻 12760 27 8 71 5 しもべガードLV.4 掘り出し物 頭防具 カーチフ 590 1 1 初期 バンダナ 650 1 1 初期 皮の帽子 730 2 初期 木の兜 810 2 1 カグヤ漂着時以降 旅人の帽子 900 1 2 回避 カグヤ漂着時以降 ブロンズヘルム 1000 3 ノックバック無効 レッドキー以降 アイアンヘルム 1110 4 レッドキー以降 シルバーヘルム 2580 6 1 マヒ無効 グリーンキー以降 司教の帽子 3180 1 8 リスペル ブルーキー以降 賢者の帽子 11260 6 3 25 忘却無効 ブラックキー以降 英雄の兜 12510 3 35 起死回生 ブラックキー以降 古木の兜 1370 2 3 魔力の恵み 掘り出し物 サンゴの髪どめ 1690 5 眠り無効 掘り出し物 バイキングの角兜 1880 5 アタック 掘り出し物 そよ風の帽子 2860 3 5 アンチフィックス 掘り出し物 対魔の兜 4850 7 7 魔法耐性 掘り出し物 日輪の帽子 5990 7 10 状態異常防御 掘り出し物 水竜のヘッドギア 7390 15 2 6 毒無効 掘り出し物 大地の角兜 8210 2 23 総攻撃 体力の恵み ガードウォル 掘り出し物 トパーズの髪どめ 9120 5 1 20 1 混乱無効 掘り出し物 火喰鳥のヘッドギア 13900 31 3 8 起死回生 セキュア 掘り出し物 月読のティアラ 15440 10 4 33 昇天 ルナコンフューズ 掘り出し物 覇者の角兜 17160 4 49 総攻撃 アタック 掘り出し物 体防具 布の服 970 1 2 初期 木の胸当て 1080 2 1 初期 旅人の服 1200 2 2 カグヤ漂着時以降 皮の鎧 1330 3 1 カグヤ漂着時以降 旅人のコート 1480 2 2 アンチドウテ カグヤ漂着時以降 スケイルメイル 1650 5 1 レッドキー以降 毛皮のコート 1830 2 3 レッドキー以降 ブロンズメイル 2260 6 3 レッドキー以降 メイド服 2510 3 7 ファイト! レッドキー以降 チェインコート 2790 9 4 グリーンキー以降 冬物メイド服 3100 12 9 ファイト! グリーンキー以降 プレートメイル 3450 1 10 5 グリーンキー以降 シルバーメイル 4730 10 1 8 グリーンキー以降 銀糸のメイド服 7200 10 20 ファイト! ブルーキー以降 クリスタルメイル 8890 20 2 15 マヒ無効 イエローキー以降 金羊毛のコート 9880 20 2 21 石化無効 イエローキー以降 ドラゴンメイル 18580 4 48 28 ブラックキー以降 ムーンライトコート 20650 30 3 34 マジックマスター ブラックキー以降 地味な腰巻き 2030 3 3 掘り出し物 派手な腰巻き 3830 5 5 かかってきな! 掘り出し物 雷光の腰巻き 6480 9 9 1 カウンター 掘り出し物 ゴシックドレス 4250 15 12 コンフューズ 掘り出し物 マジックコート 5250 12 5 8 スペルアタック 掘り出し物 対魔の重鎧 10980 21 3 20 魔法耐性 掘り出し物 紫碧のドレス 16730 26 3 47 スペルアタック 掘り出し物 大地のコート 17160 2 22 2 24 移動不能無効 ガードウォル 掘り出し物 大自然の腰巻き 22940 3 32 32 3 サポート 掘り出し物 シャイニングメイル 28320 56 2 23 2 マジックマスター 掘り出し物 陽光のコート 31460 46 5 54 混乱無効 ルミナンス 掘り出し物 アクセサリ 旅人のマント 320 1 初期 祈りの手袋 1320 昇天 初期 鉛のリストバンド 1080 3 -6 初期 高級なマント 400 2 1 カグヤ漂着時以降 鉛のチョッキ 2100 6 -10 レッドキー以降 疾風の腕輪 3600 8 クイック レッドキー以降 熟達者のマント 5280 1 1 マジックマスター レッドキー以降 千手クローバー 3600 1 1 グリーンキー以降 パワーリスト 3600 1 1 クリティカル グリーンキー以降 銀のペンダント 4620 1 毒無効 グリーンキー以降 銀糸のマント 1940 1 2 状態異常防御 グリーンキー以降 ぼろぼろのマント 290 1 掘り出し物 魔女のマント 360 1 掘り出し物 迅雷のマント 1960 1 4 スパーク 掘り出し物 海神のマント 2690 4 4 アタックダウン 掘り出し物 半月のマント 2760 2 3 ルナコンフューズ 掘り出し物 対魔のマント 2990 2 6 魔法耐性 掘り出し物 紅玉のアミュレット 11000 4 -2 アタック 掘り出し物 翡翠のアミュレット 12500 -2 3 サポート 掘り出し物 満月の懐中時計 12500 魔力の恵み 掘り出し物 金緑石のお守り 13400 3 -2 インビシブル 掘り出し物 黒玉のアミュレット 14200 4 -2 23 ベノムフォッグ 掘り出し物 月長石のお守り 24000 15 5 状態異常防御 掘り出し物 天使の羽 30000 2 2 2 リフレッシュ 掘り出し物 陽光のマント 125000 4 13 状態異常回復 パッシブマスター 掘り出し物 精霊のマント 190600 15 12 異常無効 フィルオーラ 掘り出し物 道具屋マック 分類 アイテムの名称 値段 効果 購入可能時期 パン材料 特上小麦 90 初期 ローズ小麦 640 初期 ライ麦 240 初期 高級砂糖 120 初期 高級塩 60 初期 ローズソルト 140 初期 バター 60 初期 芳醇バター 120 初期 パン材料・食べ物 ミルク 40 HP5回復 初期 カレー 800 HP60回復 初期 プリン 180 HP25回復 初期 イチゴジャム 100 HP8回復 初期 ラズベリージャム 120 HP8回復 初期 カスタードクリーム 100 HP15回復 初期 新鮮ミルク 100 HP5回復 レッドキー以降 プラムジャム 120 HP7回復 レッドキー以降 チョコレート 240 HP15回復 レッドキー以降 高級カスタードクリーム 320 HP18回復 レッドキー以降 アンズジャム 100 HP9回復 レッドキー以降 高級アンズジャム 240 HP12回復 レッドキー以降 高級プラムジャム 280 HP11回復 レッドキー以降 高級ラズベリージャム 310 HP15回復 レッドキー以降 ブルーベリージャム 120 HP8回復 レッドキー以降 高級ブルーベリージャム 310 HP12回復 レッドキー以降 高級チョコレート 800 HP20回復 グリーンキー以降 高級イチゴジャム 240 HP10回復 グリーンキー以降 メロンジャム 620 HP12回復 グリーンキー以降 高級メロンジャム 1600 HP16回復 グリーンキー以降 チェリージャム 100 HP10回復 グリーンキー以降 高級チェリージャム 260 HP12回復 グリーンキー以降 無脂肪ミルク 280 HP5回復 ブルーキー以降 ミカンジャム 100 HP6回復 ブルーキー以降 高級ミカンジャム 240 HP10回復 ブルーキー以降 れん乳 600 HP5回復 イエローキー以降 グランベリージャム 120 HP9回復 イエローキー以降 高級グランベリージャム 280 HP13回復 イエローキー以降 リンゴジャム 120 HP6回復 イエローキー以降 高級リンゴジャム 280 HP10回復 イエローキー以降 あんこ 160 HP9回復 イエローキー以降 高級あんこ 400 HP12回復 イエローキー以降 濃縮乳 1000 HP5回復 ブラックキー以降 戦闘用 天使の涙 500 戦闘不能を回復 初期 午睡の巻物 80 敵横1列を眠らせる 初期 毒霧の巻物 80 敵全体を眠らせる 初期 火遁の巻物 40 敵1体に火炎攻撃 初期 脱出の巻物 200 ダンジョンから脱出する 初期 氷槍の巻物 40 敵1体に氷雪攻撃 カグヤ漂着時以降 木葉の巻物 40 敵1体にHP吸収攻撃 レッドキー以降 雷神の巻物 40 敵1体に雷攻撃 レッドキー以降 錯乱の巻物 80 敵1体を混乱させる グリーンキー以降 麻痺の巻物 80 敵全体を麻痺させる グリーンキー以降 大火の巻物 120 敵1列に火炎攻撃 ブルーキー以降 氷華の巻物 120 敵1列に氷雪攻撃 ブルーキー以降 硬葉の巻物 120 敵1列にHP吸収攻撃 ブルーキー以降 雷電の巻物 120 敵1列に雷攻撃 ブルーキー以降 陽光の巻物 3000 見方全体のHP回復 ブルーキー以降 烈火の巻物 400 敵全体に火炎攻撃 イエローキー以降 氷晶の巻物 400 敵全体に氷雪攻撃 イエローキー以降 八葉の巻物 400 敵全体にHP吸収攻撃 イエローキー以降 遠雷の巻物 400 敵全体に雷攻撃 イエローキー以降 女神の涙 1200 戦闘不能を回復しHPを全回復 イエローキー以降 コメント欄 名前 コメント テスト -- 名無しさん (2010-12-24 22 21 39)
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/36.html
14 24 (beemoon) ログの直続きで良いかしらね? 14 24 (Rento_B) あいっ 14 25 (beemoon) 23 01 (bee_GM) 【グラン】「これで済むと思ってるのか?」とティルを抱きすくめたグランは、ベッドに押し倒す。 14 25 (beemoon) 23 02 (B04_Tilsis) 【ティル】「…っ…」押し倒されて…一瞬驚いた表情 14 25 (beemoon) 23 02 (B04_Tilsis) 【ティル】「…………」それでも、その目はどこか潤んだようになっていて、顔は赤らんでいて。 14 25 (beemoon) 23 03 (B04_Tilsis) 【ティル】「……は、……初めて、だから……」 14 25 (beemoon) 23 03 (bee_GM) 【グラン】「抵抗しないのか?」と、顔を合わせて聞く。 14 25 (beemoon) 23 04 (B04_Tilsis) 【ティル】「……ばか……そんな奴に、こんな話しないわよ…っ」 14 25 (beemoon) 23 05 (bee_GM) 【グラン】「それじゃ、抱いてやる」と、ティルの服を脱がせていって…… 14 29 (Rento_B) 【ティル】「 っ ……、」ぎゅ、と目を閉じて、少し震える。肌蹴、脱がされて、露になっていく肢体はいまだ未成熟ながらも萌芽を見せ始めており、また、その全身は緊張にか堅く、紅くなっていて。 14 31 (beemoon) 【グラン】「俺相手に、リラックスしろ、というのも無理な話か」猫の瞳と眼帯がティルを見る。少女のすべやかな肌に、ごつい剣タコのついた指を這わすと、ざらついた感触がした。 14 32 (Rento_B) 【ティル】「んっ……」ざらり……指が肢体を這い回る、くすぐったい感触に振るえ声を上げてしまって「…あ、ああ、あったりまえじゃないっ……」顔をひどく赤らめて顔を逸らしつつ、大きく息をついて。 14 35 (beemoon) 【グラン】「俺も、おぼこを抱くのは初めてだからな。加減がわからん」一度離れて、上着を脱ぐ。決して大柄ではないが、肉の詰まった身体。そしてそれを彩る、無数の傷。 14 37 (Rento_B) 【ティル】「お、おぼこって……、もぅっ…私だって、…その、初めてだけど、全く知らない訳じゃないんだからっ」少し拗ねたような声。…グランの肢体が露になっていき…初めて見る、『男』の裸に顔を赤らめ、…そして、その傷を見て、目を見開く。 14 37 (Rento_B) 【ティル】「…その、傷って……」 14 38 (beemoon) 【グラン】「戦場に居れば傷はつく。お前だって」と、先日の戦いで負った、脇腹の薄い傷跡に指を這わし、撫でる。「俺についてくれば、いずれこうなる」 14 40 (Rento_B) 【ティル】「…そ、っか。……怪我するのは、やだけど…………でも、そういうのはちょっとだけ……」いいかも、と。口の中でもごもごと呟いて。…その脇腹の傷、指を伸ばして触れると、優しく愛撫するように撫でて。 14 42 (beemoon) 【グラン】応じるように、ティルの肌に残る薄い傷、先日の戦いで負ったそれに、ごつい指を這わして。「これは……証だ。ジーナの身体にも沢山あった」 14 43 (Rento_B) 【ティル】「ぁっ…」ふる、と身体を震わせ……て、その顔が一転、赤らんだ照れたようなそれから、少し怒ったような表情になって。 14 44 (Rento_B) 【ティル】「……今は、ジェルソミーナさんのことはいいでしょっ。……はやくしなさいよっ」むくれたように言い放って。 14 45 (beemoon) 【グラン】失言に気付いて、それで少しだけ笑みを浮かべる。「気になるのか? ジーナのことが」 14 48 (Rento_B) 【ティル】「……気に、ならないと言えば嘘になるけどっ…………もう、今は話さなくってもいいじゃない…」なんか複雑なようで、頬を膨らませてぶつぶつと。 14 51 (beemoon) 【グラン】「お前は、ジーナについてきたんだろ」悪戯っぽい目の色。そして、細い身体を肩口から乳房の脇、おへそまで指が這った。「肌の張りは、ジーナより上だな」あえて、比べるような物言いをし、笑う。 14 53 (Rento_B) 【ティル】「……っ」かぁぁあ、と、頬と肌の紅潮が一気に増していって「…ふ、ふんっ……こ、こんな時にそんなこと言われたって…!」そっぽを向きながら……でも、どこか。そう『認められた』というのが嬉しいのか、少し、緊張が緩み、 14 54 (beemoon) 【グラン】「触るぞ」返事も待たず、ティルの控えめな双丘に手を当てる。指を押し込むように、やや乱暴に揉んでいった。 14 57 (Rento_B) 【ティル】「あ、く、んっ……」少し顔を顰めながらも、頷いて。揉み解される薄い乳房は、堅く、弾力があり。指が食い込むたびに、荒い息を零してしまうティル 14 59 (beemoon) 【グラン】「おぼこにしては感じやすいんだな。普段から自分で弄ってるのか」失礼なことを納得したように呟きつつ、一度手を離す。そして、一糸まとわぬティルに合わせるよう、こちらもズボンを下着と一緒に脱ぎ去った。 15 01 (Rento_B) 【ティル】「な、なななっ…!? そ、そんなわけ、ないでしょっ…!ちょ、ちょっと痛くてくすぐったかったから…あ」あまりな言い様に顔を真っ赤にして反論しつつ…露になったその肉を見て、言葉が止まる。 15 02 (Rento_B) 上気する頬、顔をがっ、とそらすも、目が吸い寄せられてしまうのは致し方なくて。 15 02 (beemoon) 【グラン】「見るのは初めてか。そういえばお前、お嬢様だったか」隆々と反り返る、黒ずんだ肉棒。見せつける気はなくとも、ティルの視線にひくついて存在感を主張する。 15 05 (Rento_B) 【ティル】「…っ、そ、そーよっ……わ、悪かったわねっ」こわごわとそれを覗き…(…わ、あんな太くて…熱そう…あれが…)そのたびに、目を伏せて。どきどきと高鳴る体をぎゅ、と押さえ、そのモノが入るのだ…と、僅かながら意識してしまい、きゅん、と熱くなった股を隠すように脚を合わせて 15 07 (beemoon) 【グラン】「興味あるなら、触るか?」意地悪そうに、ベッドの上のティルに半ばのしかかって。顔を近づけ、キスするかと思いきや、ティルの頬に舌を伸ばし、浮かんだ汗を舐め取った。 15 09 (Rento_B) 【ティル】「きゃっ……」どき、とし目を閉じて…しかし、頬に伸びる舌。…汗舐められた……がんがんと熱を吐き出す肢体。オーバーヒート寸前の肢体が、言葉に更に熱くなってしまう。「…さ、触るか?って……え、えと…」戸惑ったような…それでいて、どこか期待が篭った声。 15 10 (beemoon) 【グラン】「これだよ」ティルの細い手を取り、自分の脈打つモノに指先を触れさせた。グランの猫目が間近でティルの瞳を覗き込んでくる。 15 14 (Rento_B) 【ティル】「ひゃ……」指が熱く堅く腫れあがり、力強く反りあがったそれに触れ…すぐに離そうとするものの、合った瞳、睨まれた蛙の如く、身体が萎縮して…また、己が好奇心のために、結局肉棒から指を離すことができなくて。 15 15 (beemoon) 【グラン】「掴んでみろ。爪は立てるなよ」そっと命じて、ティルの視界にはグランの顔だけ。指先の感覚だけで熱い男性器を感じて。 15 17 (Rento_B) 【ティル】「…あ、ぅ、うん……」命令されるがままに、指を添え、…そして、ぎゅ、と握ってみる。「…わ…」どくん、と。脈動して熱を持つそれの感触に驚いたような声上げて。 15 19 (beemoon) 【グラン】「もっと強く握っても大丈夫だ。慣れておけ。これから、お前の中に入るんだからな」と言うと、ティルの整った鼻筋に舌を這わす。舐め上げ、手で髪を上げると、おでこにも唾を塗りつけた。 15 20 (Rento_B) 【ティル】「…そ、そー、ねっ…」その言葉に、また……きゅん、とぶれ、意識が集まるそこ。擦り、 15 21 (Rento_B) すり、と股を合わせながら、指を絡め、しゅに、と強めに握り……「…ゃっ…」顔中に舌を這いまわられ、くすぐったげな声を漏らして。 15 23 (beemoon) 【グラン】ティルが強く掴むと、どく、どく……と鼓動が分かる。 15 23 (beemoon) 【グラン】「重かったら言え」グランが身体をティルの上に押しつけ、彼の胸板とティルの乳房が密着する。 15 27 (Rento_B) 【ティル】「あ、…う、うんっ……このくらいなら、大丈夫。」囁きかけて。「…ぁ…」乳首が擦れる感触に息を漏らし、乳房が僅かつぶされる感覚に声を上げ…そして、胸同士が触れ合い、グランの鼓動を感じて全身が先よりも熱く…何故か、身体が蕩けるような、そんな感じを味わって。心持ち、胸を押し付けるようにしながら、肉棒を握った指に力を込め、扱きはじめる。 15 28 (beemoon) 【グラン】「扱け、とまでは言ってないがな」ティルの顎に手を触れ、少し持ち上げる。そして、「いいな?」と聞いた。 15 30 (beemoon) 胸から腰まで、凹凸の少ない身体、汗ばんだ肌が絡み合い、どちらからともなく、足も絡めて。 15 31 (Rento_B) 【ティル】「わ、私だって、知識が無いわけじゃ、ないんだからっ……」顔を赤らめながら反論し……そして。顎を持ち上げられ、問いかけられて「……ぁ、…う、ん…」僅かに、頷いて 15 32 (beemoon) 【グラン】「ん……」グランの唇が、そっと押しつけられる。舌がすぐにティルの唇を割ってねじ込まれ、歯茎に自分の唾液をなすりつけ、味を覚え込ませていった。 15 34 (Rento_B) 【ティル】「んっ、……は、む、…っ、ぁ…んん」舌が口内を蹂躙し、擦りあげていく感触に、心ならずも、熱い息を零しながら全身を戦慄かせて。 15 35 (Rento_B) 絡み合う肢体の熱と、キスの熱さ甘さに酔ったかのように、眼を、表情を蕩かせ、いつしか、緊張していた肢体は解れ。 15 35 (beemoon) 【グラン】「むぁ……ふぅ、っっ……」グランの舌使いは乱暴で、キスに慣れているとは到底思えない。ふと、彼が自分と同い年でしかない青年だということを思い出す。 15 38 (Rento_B) 【ティル】「んっ…く、ぁっぅ……はっ、む、んんっ…」乱暴に…どこか稚拙にも思える荒々しい口付けに、何処か愛しさを覚えてしまって。肉茎に触れていないほうの腕、そっと動かし、グランの背に回して、軽く抱きしめて。 15 39 (beemoon) 【グラン】その手の感触を感じ、それを悪くない、と思ってしまう自分に驚く。そして、唇を離し、身体を少しだけ離すと、ティルを見た。「……そろそろ、いいな?」 15 41 (Rento_B) 【ティル】「ぇ…?」顔が離れ…一瞬、蕩けたような…どこか淫靡にも映る顔のまま呆けて……「…ぁっ…う、うん…」すぐに正気に戻ると、頷き、背に回した腕にぎゅう、と力を込める。 15 42 (Rento_B) 【ティル】「…いい、わよ……っ」不安はまだある。…あるけど、グランならいいから。と心の中で呟いて…… 15 43 (beemoon) 【グラン】「ん」小さく頷く。そして反り返る肉棒を、ティルの慎ましやかに毛で覆われたそこに触れさせた。先端が、潤みはじめた秘所を軽く押し広げる。 15 44 (Rento_B) 【ティル】「…っ……」それでもなお。初めての経験となるそれに緊張してか、ぎゅ、と眼を閉じて…… 15 45 (beemoon) そのまま、ティルの腰を掴む。手のざらついた感触。にちり、と肉棒が膣を広げ始める。 15 46 (Rento_B) 若々しいそこは、処女の清純な白で…僅かに潤み、内陰唇が赤らんでいるものも、未だ硬く閉ざされているには代わらず。そこを押し広げられていけば自然…… 15 46 (Rento_B) 【ティル】「…っ、ん…」僅かながら痛みを感じ、しかし、声は押さえて・……代わりに、腕に力、込めて。 15 48 (beemoon) 【グラン】「ふぅ、っ……」少し息を吐くと、腰を強く進めた。太いカリの部分が、少女の中に押し込まれる。擦れる感覚、それが劣情を誘い。 15 50 (Rento_B) 【ティル】「く、ぁぁ、ぁ、っ、は、ぅっ…」漏れる声、ぎゅ、と強く瞼は閉ざされ、身体は硬くなって…「…ぐら、ぁっ…ん、もう、入った…?」 15 51 (beemoon) 【グラン】「まだ先っちょだけだ」強烈な快感と征服感。さすがに、女がどれだけ痛いかということまでは頭が回らず、ゆっくりと腰を進めていく。 15 52 (Rento_B) 【ティル】「ひ、ぐ…そ、ぅ……っ」痛みを堪えながら、こくこくと頷いて。 15 53 (beemoon) 【グラン】「痛いか」ティルの目尻に涙が浮かんでいるのに気付く。しかし腰は処女膜を引き裂きながら押しすすみ……抱きしめると、目尻の涙を舌で拭った。 15 55 (Rento_B) 【ティル】「…ぁぅっ……」気づかせてしまったことに、少し落胆しながら…しかし、優しく涙拭われたのが少し嬉しくて。「…す、すこし、だけ。…ぃ…ぐ…っ」処女膜を貫き、更に奥を穿つそれ……声を必死に抑え…しかし、涙が溢れるのは止められなくて。ただただ、グランにすがり付いて。 15 57 (beemoon) 【グラン】「少し、乱暴にするぞ」と……涙を拭いながら、ティルの背中に腕を回す。抱きしめ、腰をねじ込んだ。一気に、一番奥まで肉棒が押し込まれ、ティルの子宮を持ち上げる。 15 59 (Rento_B) 【ティル】「き、ぁぁぁっっ……!!」ごちゅんっ…!最奥を貫かれる痛み……貫通されたことを理解して…痛みの中に、どこか愛しさがよぎって。「……グラン…の、全部、入ったん、だよ、ね・・・?」 16 01 (beemoon) 【グラン】「ああ。でも本番はこれからだ」と、ティルの腰を揺らしながら……血を潤滑液に、少し引き抜いて、突き入れる。浅いピストンを繰り返して。 16 02 (Rento_B) 【ティル】「くっ、っ、ぐっ…っ…ぁっ…」再来する痛み……どうにか、耐えて…「ぐ、らん……」 16 04 (beemoon) 【グラン】「……悪いな。もう止まらん」劣情を感じさせる熱い声。抱きしめる肌も上気して。少しずつ腰を大きく使いながら、ティルの膣を引き裂いていく。 16 05 (Rento_B) 【ティル】「ん、ぁぁっ…!…は、ぁ…ぐ、らん…私の、なか…気持ちいい……?」 16 08 (beemoon) 【グラン】「……まずまずだな」処女の強烈な締め付けに、腰は震えて、今しも精を吐き出しそうなのだが、強がっt。 16 08 (beemoon) 強がって。 16 09 (Rento_B) 【ティル】「……そ、か。」未だ痛みは絶えず、顔は顰めてはいるが…必死に微笑んで「…グランが、きもち、いいなら…よかった…っ」 16 10 (beemoon) 【グラン】「回数をこなせば、お前も気持ちよくなる」と、密着するとティルを強く抱きしめる。そして、唇を重ねた。 16 11 (Rento_B) 【ティル】「ぁ……んんっ…」唇をあわせ…今度は自ら、おずおずと舌を差し出して。 16 12 (beemoon) その舌を舌で絡め取り、にちゅりにちゅりと娼婦仕込みの卑猥な動きで扱き上げた。 16 15 (Rento_B) 【ティル】「ふぁ、ぅぅっ…は、ん…」舌が絡み合い蠢きまわるという初の経験……最初はただただされるままだったが、じょじょに自ら舌を動かし始めて。 16 16 (beemoon) 【グラン】「んむ……っ」深く繋がり、腰もぴったりと重なって。そして舌を絡めると、全身が絡み合って一つになってしまうような錯覚を覚え、呻いた。 16 18 (Rento_B) 【ティル】「ふ、く…ぁっ…」ぎゅ、と背を抱き…舌が絡められるたびに感じるぴりぴりとしたものに、秘所もだんだんと潤ってきて……全身が火照り、だんだんと痛みが消えていく感触。胸を胸板に擦り付け、僅かにあえぎ声を漏らして… 16 19 (beemoon) 【グラン】そのまま、強くティルの口内を舌で愛撫しつつ、にちり、とぴっちり絡み合った腰を動かした。 16 21 (Rento_B) 【ティル】「ふぁ、ぐっ…はん…っ」奥を突かれ、痛み混じりに……全身が震えるような快感を感じてしまって。尖った乳首を胸板にこすり付けていたのとあいまって、グランの肉棒をぎゅ、と締めつけて。 16 22 (beemoon) 【グラン】唇を離し、涎がティルの顎に垂れる。「動くぞ」と言って、ぐりゅぐりゅとティルの奧に肉棒を押しつけるように腰を動かした。 16 25 (Rento_B) 【ティル】「っ、く…ぁ……う、ん…っ」いまだ狭いものの、ようやく流れ出した愛液で滑りがよくなったか、先よりは痛みも減り、……奥を突かれるたびに、僅かながら全身を震わせ、嬌声を漏らすようになって。 16 27 (beemoon) 【グラン】けれど、ようやくティルが慣れ始めた頃には、すでに処女の締め付けに耐えきれなくなってきて……奧を、突き上げた。「……」きゅぅ、とティルを抱きしめて。 16 29 (Rento_B) 【ティル】「く、ぅぅ……っ、ん…」小さく鳴きはじめ…その度に滴る愛液が激しくなる抽挿にはじけ飛んでしまって。「…ぁ。」痛いくらいに抱きしめられ…でも、その抱擁…『グランに求められてるんだ』と、実感を伴うそれに心が澄み渡るような嬉しさを感じて…ぎゅう、と抱き返し 16 30 (beemoon) 【グラン】「ふぅ、っっ…………」荒い息を吐きかける。そして、ティルのお腹の中に、熱い何かがはじけた。 16 30 (beemoon) 肉棒がとくりとくりと震え、染みこむように、何かが注がれていく…… 16 32 (Rento_B) 【ティル】「く、ぁぁ…? んっ……っ」はじける精、最奥に注ぎ込まれるその奔流。…グランの、注がれている……そう、認識した瞬間… 16 32 (Rento_B) 【ティル】「……っ、ぁぁ……!?」どくん。何か、身体の奥底で弾けとんだような。頭がショートしてしまうような感覚。 16 33 (Rento_B) がくがくと全身が振るえ、ぎゅう、と強く背をかき抱き、目を閉じ、目の前の顔にむしゃぶりつくように口付けをして…… 16 33 (beemoon) 【グラン】「ふぅ、く、っっ……」そのキスに躊躇いなく応じ、細い身体を抱きしめ、弾けるような快感とともに、精液を注ぎ込んでいく。 16 34 (Rento_B) 【ティル】「ぁ…はーっ……あ、ああ…ぁー…っ」ひくひくと、訳もわからぬままに、震え続け…その秘所が痛いくらいに締め上がり、グランのそれを絞り上げていく… 16 34 (beemoon) 夢中で舌を絡める、グランの猫目が細くなる。その瞳が潤んだように、ティルには見えた。 16 35 (Rento_B) 【ティル】「ぐ、らん……?」それに気づいてか、未だ全身を震えさせながら声をかけ 16 35 (beemoon) そして、ティルが背中に回した手が、グランの……大きな傷跡に触れる。 16 35 (beemoon) 【グラン】「……何でもない」 16 36 (Rento_B) 【ティル】「……ぁ、…う、ん…」背中の大きな傷跡…何があったのだろう、と思いながらも…脱力に身を任せて。 16 36 (beemoon) 【グラン】「……」そして、最後の一滴まで注ぎ込むと、そっと抱擁が緩む。 16 38 (Rento_B) 【ティル】「は…ぁー…っ、は、ぁ…ぁ…」白濁を継ぎ目から漏らし、瞳を閉じて、グランの下で甘い吐息を漏らして。 16 39 (beemoon) 【グラン】「……また、するぞ」と小さく言うと、身体を離した。 16 40 (Rento_B) 【ティル】「…ぁ、……わか、った。」身体を震わせ「……は、んん・・・」 16 41 (beemoon) 【グラン】そして立ち上がると。「フランベルに見られると面倒だ」と、身体を拭い、つれなく服を着始める。 16 44 (Rento_B) 【ティル】「…っ…ぁ…は、ぁっ………」熱い息をついて、脱力したまま、グランを眺めやる。その秘所からは白濁と…紅い鮮血が混じったものが流れ出していて。 16 45 (beemoon) 【グラン】「痛かったか」と、小さく声を掛けてくる。服を着ると、ティルの肌の汗と液体を拭ってやり。 16 46 (Rento_B) 【ティル】「……ぁ、……こ、この、ばかっ……初めて、だって…いった、でしょ…っ、もっと、優しくしなさいよ…!」と、漸くに覚めたように気づいて……眼を逸らしながら、照れたような顔で文句を漏らす。 16 46 (Rento_B) 【ティル】「……もう、…本当に、ばか……」腹を摩りながら、文句を…でも、どこか愛しげな囁きで。 16 47 (beemoon) 【グラン】呟くティルの背中に手を回し、抱き竦める。「お前は俺の女だ」と囁いた。 16 48 (Rento_B) 【ティル】「…もうっ…」抱きしめられる暖かさ、そして、囁き……「…ふん、だ。」照れの混じった……嬉しそうな声で、呟いて。 16 49 (beemoon) 【グラン】「……また抱いてやる」と、すぐに離れて。軽く手を振ると、部屋を出て行く。 16 50 (Rento_B) 【ティル】「……ん、……ありがと。」その背中に言って。 16 58 (Rento_B) 【ティル】「…中に、だされちゃったんだよね…」彼が去った後、また、腹を撫でるティル。…その顔は赤く。「…………凄く、熱かったな…」漏れ出てくる、精…指にとって…絡ませて。……「…ん。」そっと、指を舐め取る。「…苦……けど、…まずくは、ないわね。……」と、顔を赤らめて… 16 58 (Rento_B) …しばらく、一人、ぼんやりと…((
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/483.html
スザンナの消失【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 また実在の団体、人物をモデルにした架空の設定がありますが、これも政治的思想的 個人的価値観とは一切関係ない物語の上だけのものです。 科学的表現もありますが完璧なる似非科学です。 □舞台設定 げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定 旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時間系列順に列挙して おきます。 げんしけんSSスレまとめサイト 「その他」カテゴリー収録 ①「ぬぬ子の秘密」 主人公 服部双子(ぬぬ子) A.C.2026年 ②「斑目晴信の憂鬱」 主人公 斑目晴信 A.C 2026年 ③「アンの青春」 主人公 アンジェラ・バートン A.C 2010年 ④「千佳子の覚醒」主人公 田中千佳子 A.C.2026年 ⑤「春奈の蒼穹」 主人公 高坂春奈 A.C.2026年 ⑥「スザンナの消失」 主人公 スザンナ・ホプキンス A.C.2027年4月前後 □登場人物(○旧世代 ◎新世代 ☆オリジナル △シリーズ登場人物) ○斑目晴信 新世代たちの中学校に用務員として赴任。過去にアンジェラと短期間交際し ており、認知していない息子が一人いる。最近、その存在を知った。 ○アンジェラ・バートン (アン、アンジェラ) 米国にて社会心理学研究をしている。斑目との間に一子あり。 ○スザンナ・ホプキンス (スージー、スー) 新世代の中学校に英語教師として赴任。容姿は昔と変わらない。 ◎千里(ちさ) 十四歳以下同 笹荻の娘。妹の万理と二卵性双生児。性格は積極的で物事に頓着しない。 漫画、アニメ好き。 美少女愛好趣味もある。どちらかというと消費系オタ。叔母や親友の春奈と ファッションやゲームの話題で気が合う。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「サウザンド」搭乗機「ブラック・ラグーン」 ◎万理(まり) 前作でうっかり万里の変換せずにいましたので他の方々の 設定との区別の為に万理で通します。 同じく笹荻の娘。性格は消極的で思慮深い。納得のいかない細事に拘る面も ある。腐女子趣味で創作もする。漫画、アニメ好き。創作系オタ。親友の 千佳子と気が合う。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「ミリオン」搭乗機「スノーホワイト」 ◎千佳子 田大の娘。温厚で大人しい性格。父親に似て凝り性で几帳面な面も。漫画、 アニメ好き。消費系オタ。腐女子趣味。コスプレは嫌い。 思春期の難しい年頃で母親のコスプレ趣味には嫌悪感。その後何かの きっかけで目覚める可能性あり。 ◎春奈 高咲の娘。ボクササイズをしている。オタク趣味は無いが、父親の影響で オンラインゲームの格闘ゲームが好き。 ファッションにも興味があり、アバターの服などのデザインを趣味にして いる。 父親の天才性?は引き継いでいないが、母親のリーダーシップの素質の萌芽 がありそう。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「アップルシード」搭乗機「キングクリムゾン」 ◎服部双子(ぬぬ子) 突然、転校してきた厚底メガネのおさげの少女。メガネを取ると絶世の 美少女という古典的設定。その他にも秘密が多そう。 ☆アレクサンダー・バートン(アレック) 十五歳 このパラレル設定での完全なオリキャラ。斑目とアンジェラの息子。 無責任な父親を拒否。 その反動でオタク趣味も寄せ付けない。しかし思いっきり素養がある。 母親似のスポーツマンで格闘技を習得。 オンライン格闘ゲームには興味がある。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「ホワイトスネイク」搭乗機「ブルーディスティニー」 △ミハイル・ゴットルフ 十四歳 「春奈の蒼穹」登場 日本の大阪出身の母親と某国人とのハーフ 双子の妹がいる。 ガノタ オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「大佐」搭乗機「レッドフォックス」 「スザンナの消失」ゲスト出演 和名は別。 △アナスタシア(アニー)・ゴットルフ 十四歳 「春奈の蒼穹」登場 日本の大阪出身の母親と某国人とのハーフ 双子の兄がいる。 あやしい大阪弁を話す。「GX-ガノタックス」ハンドル名「中尉」搭乗機「グリーンラクーン」 「スザンナの消失」ゲスト出演 和名は別。 △《藍玉》 「スザンナの消失」登場 スザンナの敵役 少しお馬鹿。 ライカンスコープ(獣人)族 △《瑪瑙》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 顔を覆う長髪の女性 マーメイド系 参謀役。 △《翡翠》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 犬か猫かよくわからない 人狼?猫? 諜報役。 △《琥珀》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 新入りで一番若い 茶髪のギャル系 ネコミミ娘。 第一幕 逢瀬 斑目とアンジェラ どこともいえぬ一室で男女が睦みあっている。二人は年頃の男の子の親ではあったが、一見すればそれを感じさせない若々しい外貌をしている。 その男・・・斑目晴信は照れくさそうにじっと天井を眺めながら、そのトレードマークとも言うべき丸メガネをかけ直しながら言った。 「もう・・・いいだろう?」 「いいえ、駄目よ。久しぶりに会ったんですもの。もうしばらく・・・こうさせて・・・。」 そう言いながら、その女・・・アンジェラ・バートンは斑目の首筋に顔をうずめて、目を瞑りながらスンスンと首筋の匂いを嗅いでいる。 斑目は椅子に座りながらじっとしているが、段々気持ちが落ち着かなくなっている。 一方でアンジェラは穏やかな表情で斑目に寄りかかっている。 「落ち着くわ・・・。あなたとこうしていると・・・。」 そう言いながらアンジェラは目を瞑りながら首筋から耳たぶの方へ顔をすり寄せながら、やはり匂いを嗅いでいる。 斑目はその微妙に肌の触れ合う感触にビクビクとしてのぼせ上がったように顔が赤らむ。 「君・・・やっぱり変だよ・・・人が見たら・・・」 「あら? 変? 誰も見てないしいいじゃない。それとも変なのは私の方かしら?」 アンジェラははにかみながら照れくさげに顔を離して斑目の方を見た。 「いや・・・まあ・・・あんまりしないかな・・・こうして匂いを嗅ぐのって・・・、ハハッ。」 「不快?」 アンジェラに不安な表情で聞かれて斑目は慌てて打ち消した。 「いやいや!! とんでもない!! ただ・・・」 不快であろうはずがなかった。アンジェラの上気してほんのりと紅色に染まった白い肌からは控えめな香気がたち、斑目を幻惑させた。香水の類はつけていないのに欧米人特有の強い体臭はアンジェラからは感じられなかった。 瑞々しく潤んだ肌の感触が斑目の肌にまとわり付くように吸い付くと気狂いさえしそうになる。 アンジェラの柔和な丸みを帯びた顔のくりっとした澄んだ碧眼が不思議そうに斑目を見つめる。その瞳に見つめられて斑目は目をそらしながら言った。 「気恥ずかしくてしょうがない。君は初めて会った頃とさっぱり変わってない。大げさだと言うのなら二十代後半にしか見えないよ。」 アンジェラは微笑んだ。 「あら? それは嬉しい事言ってくれるのね。でもあなただってやっぱり若々しいと思うけど。」 それは斑目もよく人には言われる。一人で好き勝手に趣味に生きていると所帯持ちよりは若々しくなれるものらしい。だがアンジェラの若々しさはスージーの尋常じゃないソレは例外としてまた別格と思われた。 「まあ・・・私はガーディアンだったし・・・。スージーのおかげね。」とアンジェラはつぶやく。 「ガーデン?」と斑目は聞き間違いをするが、アンジェラはそれには答えず微笑んで言った。 「アジア系の人たちは体臭が控えめだと言うけど、あなたのそれはさらに控えめで落ち着くわ。」 「最近はそれでも日本人男性も体臭を気にしているよ。」 「でも私にはあなたのそれが一番落ち着くの」 「うーん、でもやっぱり君は少し変かもね。」 「あらひどい。」 二人は笑いあった。 体を寄せ合いながら久しぶりに再会した二人は最近あった出来事をとりとめとなく話し合った。 斑目は自分の身に起きた・・・正確には自分の身の回りの人間に起こった不思議な出来事をアンジェラに話して聞かせた。 「色々たいへんだったのね。」 「イエイエ、それほどでもアリマセンヨ。」 斑目は頭を掻きながら答えた。 「でも・・・少なくともチカコの例を除けば大体は現実の範囲の現象とも言えるけど・・・。チカコの事例は明らかに「物理的法則」を超えた現象だったし・・・。」 「イヤイヤ、俺にはどれも現実のものとは思えないよ。」そう言って斑目は首を振った。 「そうでもないでしょ?。双子の感応能力もヌヌコの浄化能力も本来人が持っているコミュニケーション能力や共感能力の延長ですから。特にヌヌコの力はゲシュタルト心理学で説明できます。」 「ゲス・・・何だって?」 「ゲシュタルト心理学。あなただって言ってたそうじゃない!! 聞いてるのよ、XとYの記号で・・・。」 「あっあれはオタクサークルの活動目的を適当に誤魔化した説だって!!」 斑目は慌てて手と首を振って昔の若気の至りのような説を得意げに吹聴していた過去を思い出して冷や汗を流した。 (よくもまああんなの得意げに『彼女』に言って聞かせていたよな・・・。今の俺にはできん・・・。) アンジェラは斑目が昔の事を思い出したついでに「誰」の事を思い出していたかを察してプクーと頬を膨らませてむくれてみせた。 「あら?誰の事を考えていたんでしょうね~」 アンジェラは意地悪げな口調で言う。 「いや、その、あの・・・。」 アンジェラは斑目の動揺した姿にプッと吹きだした。 「まあ、いいわ。とにかく『1+1=2+α』なの。「『全体の総和は部分の合計よりも大きい』の。古い心理学説の見直しとしてこの心理学は発展したの。」 「んー、それがヌヌ子ちゃんとどう関係あるのかさっぱりワカランデスヨ。」 「具体的に言えば記号の集合は単体の記号の意味を超えたものになるというのかな。実際、漁業民族は体に目の模様を刺青して目の大きい動物に擬態して鮫に襲われないようにしたり、紋章には魔よけの意味が持たれていたり・・・。」 「えと・・・つまり?」 「つまり人類には『集合的記憶』によって共通認識する・・・もうよしましょう。要するに今回私はヌヌコに会って色々研究したくて来日したわけ。」 学者を職業とするアンジェラは日本に研究目的で来日していた。もちろんアレックも連れて・・・。 「アレック君は元気そうでなによりだよ。この前、GXなんたらとかいう国際ゲームではみんなも世話になったし・・・。」 斑目は何気にアレックの話題に触れた。GX・ガノタックスという国際オンラインゲームで春奈たちはアレックと一緒になったのだった。 「あら? あなたまだそんな他人行儀な・・・。」 「いや・・・だって・・・ねえ・・・。」斑目はバツの悪い顔をして言う。 「まあ、いいんですけど。」とアンジェラは困った人たちねという表情で微笑んだ 「とっところでGX・ガノタックスってずいぶん大掛かりなゲームだよねえ。春奈ちゃんの父・・・『彼』が企画したゲームだなんて知らなかった。けっこう軍事転用とかスケールのある話でついていけなかったよ。」 斑目は間の悪さにゲームの話に話題を変えた。 「そんな大げさでも無いけど・・・あのゲームはそういう軍事的な技術も重要視されているけど、民間医療の義手や『義体』の開発にも貢献しているの。」 「まるで『鋼殻防衛隊』だね。不思議な出来事ばかりでアニメの世界に迷い込んだかと思ったよ。」 「元々『鋼殻防衛隊』自体がサイバーパンク小説の祖とも言えるウィルヘルム・ギブスン、彼の著作『ヒューロマンサー』の影響を受けた日本の漫画家の原作を基にしているし・・・。」 「うん・・・。」斑目は頷いた。 「そしてそのアニメの影響を受けて映画の『サイバトリクス』がアニメや漫画の表現手法を映画に取り入れた・・・文化の混交や混血こそが無限に変化する世界の真実だわ・・・。」 ウンウンと頷きながら斑目はアンジェラの「語り」の熱の入り方に少し戸惑った。こういう話に興奮してくると段々積極的になってくるアンジェラの性癖をよく知っていたからだ。 「アン・・・あのね・・・。」 過熱するアンを抑制しようと斑目は話しかけた。 「・・・私とあなたの間にアレックがいるように・・・。」 意図せずアレックの話題に戻った。 「そっそうだね。アレックも混血だね。少し意味は違うけど。」 「私はユダヤ系との混血だし・・・。」 「あ!! そうだったの? そういうのとかって無頓着で・・・。」 斑目は思った。よくよく考えてみれば自分はアンジェラの事を何も知らない。その事が急に恥ずかしくなった。そういう事に再会してからも関心さえ抱いてなかった事にも・・・。 「じゃあ、詳しくないけど色々しきたりとか厳しいんじゃ・・・」と斑目は聞く。 「まあ、昔と違ってニューエイジですから厳しくないわ。でもアレックの場合には頭の固い一族の長老たちの手前『割礼』の儀式だけは受けさせたけど。」 「ごめん、そういう儀式って分からないからノーコメント。」 「私も説明するの面倒だからパス。」とアンジェラは無邪気に笑った。 そんな無邪気さが斑目を今でも苛む。本来であれば普通に一緒になっていれば二人で・・・いや三人で乗り越えてきた事柄の一つであったに違いなかったのだ。 「そうそうアレックが子供の頃に『割礼』の事を友達にからかわれたとか言って泣いたりした事もあった。それからケョロロショーグンのアップリケを恥ずかしいから嫌だって・・・。男の子って難しいわあ。」 アンジェラは二人の失われた時間を埋めるかのようにアレックの子供の頃の話を滔々と続けた。 「スミマセン。」 「え?」 「本当にスミマセン。」 斑目は心からアンジェラに詫びた。そして椅子の上でがっくりとうなだれた。アンジェラはやはりそばに寄り添って言った。 「何で謝るの? 『責任』とかそういう事は言わないで。必要ならそうしてただけ。必要じゃなかったから何も求めなかっただけ。」 「ならどうして君は今俺とこうしているんだい? 俺は別に必要じゃないんだろう?」 斑目は泣きそうな顔でアンジェラを見つめる。 「あなたは私にとって必要。今も必要。でもあの時私があなたに何かを望んだとしてもそれが善い結果にたどり着いたかどうかは分からない。今も『彼女』の事が忘れられないの?」 「まさか!! もう何年たつと思うんだい!! でも分からない・・・俺にはどうにも分からなくなった・・・。」 斑目は丸メガネの下に手を滑らせ、目を覆って下を向いた。 アンジェラはそんな斑目を椅子から押し倒した。そして驚く斑目の耳元に顔を寄せて囁いた。 「あなたは私の直感であり閃き。あなたをおいて他にそんな人はいません。私の中の何がそうさせるのでしょう? あなたの中の何が私からあなたを奪ったのでしょう?」 「分からない・・・分からない・・・。」 そう呟きながらも斑目はこんな時でも自分の中の『男』がそそり立つのに気付いて、ため息をつきながら天井を仰いだ。 「そう・・・誰にも分からない。でも今はただ自分を自分足らしめる『ゴースト』の囁きに従いましょう・・・。」 アンジェラは斑目を愛しむように抱きしめた。 第二幕 学校生活 アレックと春奈たち アレックは思った。 母と『斑目氏』が会っている事は薄々気付いていた。その事に対して自分が特に思う事は無い。『あの人』は法的にも父では無い。そして心情的にもだ。 『無理も無いとは皆さんも思いませんか? 生まれて一度も会った事の無い人を父などと!!』 アレックはカメラ目線でそう言った。 『あの人』はただ単に母の『男』。自分にとっての関係はそれでしかない。問題は自分がその事にふてくされるほど子供では無く、また割り切れるほどの大人でも無いという事。 しかも母の来日に随行して編入された学校が『男』の職場であるという事。 そうした事実が生々しく自分にまとわりつき、その原因と毎日のように気まずく顔を合わせている事に忍従しなければならないという事が問題なのだと。 でも『あの人』との関係を知る者はこの学校には少ない。ヌヌコはかつて『事件』で一緒に行動した都合上知っている。チカコは母が彼女の母親と親友という関係上薄々気付いていると思われるが、二人の口からその関係が語られる事は無いと思っている。 『だから成り行きとはいえ日本在住の間、彼ら日本のクラスメートとの交友を素直に楽しめばいいと思っています。』 「カメラ目線で誰に向かって話しているんだい? アレック?」 アレックはその声の方を振り向いた。彼は自分と同様短期留学で編入された少年だった。同じハーフという親近感から親しくなった友人であった。 「いや、誰でもないよ、イエモン君。」 アレックがそう答えると、彼、伊衛門はフーと深く息を吐いて首を振って大げさなゼスチャーをして言った。 「何度言えばいいんだ? 僕はイエモンじゃなく、ツ・バ・サだと言ってるじゃないか!!」 アレックは不思議そうに「あれ? でも貰ったクラス名簿には・・・サキ・・・上の字難しくて読めないや・・・イエモンって・・・。」と質問した。 「苗字が読めなくて今時珍しい名前の方が読めるというのも君の日本語の知識も偏ってるな!! それは間・違・い!」 伊衛門はムスッとした表情で言い返した。そして話題を変えて教室の角に固まっている女子グループの方をこっそりと指差して言った。 「それより・・・角の女子グループ・・・こっち見てるけど何を話していると思う?」 アレックもこっそりと教室の角に視線を向けると確かに春奈たち女子グループがこちらを見てコソコソと内緒話をしている。 「総受け」 「総受けやな」 「総受けですね~」 「総受け・・・かなあ・・・」 「総受けね」 「ええ!! 何で? 何で? ヤオイに興味無いちさまでどうして? アレックは見ての通りスポーツマンじゃん? どういう基準かさっぱり分からない?!」 春奈は友人たちの批評が意外で驚いていた。 「いや、何でって言われてもね~。」と頭を掻いて千里が答える。 少し離れたところでは別の腐女子グループがアレックたちの方を見てクスクス内緒話をしていた。 「アレック君ってさー。70年代とかさー、80年代 のアニメのヒーローっぽくない?」 「あはは、言えてるー。じゃあツバサ(伊衛門)君は今風の新世紀系よね~。古いけどコードリアスとかさ。」 「あの二人仲良くてヤバイよね~ アレック×ツバサで何か出来ちゃうよね~」 彼女たちの会話は春奈たちにも聞こえていた。実際、二人の容貌は的を得ていた。アレックは精悍な古典的ヒーローっぽかったし、伊衛門は長身で痩せてて女性っぽい顔立ちで当世風と言えた。 「だろ? だろ? フツー そうなんじゃないの?」と春奈はみんなに食い下がった。 それに対して千佳子は「まだまだですね、彼女たちの見る目も」と言って首を振った。 みんなはその意見にウンウン頷いている。 「じゃ、じゃあ伊衛門君は?」と春奈がむきになって聞くと皆は答えた。 「鬼畜攻め」 「にいちゃんの事言うのもなんやから強気攻めくらいにしたろ。」 「怒涛の攻め寄りのリバ可」 「魔王攻めです~」 「サド攻め」 「さっさっぱり分からない!!」と春奈が言うと「春奈ちゃん、意外と人を見る目ないな~。にいちゃんは見た目と腹の底違うで。」と伊衛門の妹の米子はケタケタ笑いながら言った。 少し遠く離れたところでアレックと伊衛門の二人は春奈たちのグループを遠巻きに見ていた。 「ホント、何を話しているんだろうね。」とアレックが言うと、彼女たちの視線の意味に気付いた伊衛門は舌打ちして言った。 「チッ、あの腐れアマども腐った目で俺たちを見ているな。」 「クサレアマドモ? ごめん、スラングかローカルの言葉かい? 早口でよく分からなかったよ、イエモン君。」 「ああ? ツ・バ・サだと何回言えば分かるんや!! でかい図体して頭の中はカラッポかい!! ド低脳ガーーッ ケツから手え突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!!」 伊衛門の言葉を聞き取れなかったアレックに対して伊衛門はやはり早口でまくし立てた。 「ごめん、それも聞き取れなかった。漫画・・・じゃなく日本語のテキストには載ってないね。その言葉。」 主に母親の買う一般的な日本語の漫画を(こっそりと)読んで日本語を習得したアレックには伊衛門の言葉は理解出来なかった。 きょとんとするアレックにハッと我に返った伊衛門はにっこりと天使の笑顔で答えて言った。 「ごめんよ~、『クサレアマ』というのはね、『尊敬できる女性』という意味なんだよ。」と伊衛門はアレックに教えてやった。 「なっなるほど、メモメモ。」 アレックはさっそく覚えたての日本語を春奈に使った。 「春奈! 君もやはり『クサレアマ』だよね。」と。 パシッ 顔を真っ赤にして激怒した春奈はアレックの頬をひっぱたいてツカツカと教室から出ていった。 「?ナンデ?どうして?」 アレックは頬を手で押さえて呆然と立ちすくんでいた。 ちょうど斑目が廊下を歩いて、春奈たちの教室の入り口に差し掛かった時に、教室を勢いよく飛び出す春奈とすれ違いにぶつかりそうになったが、春奈は斑目に目もくれずプリプリ怒りながら廊下を早足で歩いていく。 驚いた斑目は教室を覗きながら「どうしたんだい~」とのん気そうに声をかける。 そんな様子を女子たちはウンウン頷きながら見て言った。 「総受け」 「総受けやな」 「総受けです~」 「総受け・・・だねえ・・・」 「総受けね」 そんな事もあったりもしたがアレックの日常は、むしろ母国にいた時よりも充実なものと言えた。アレックはそんなに日常に安らぎさえ感じるようになっていた。 スージーが行方不明になるまでは・・・。 スザンナの消失その2に続く
https://w.atwiki.jp/ikiagaku/pages/77.html
・魔法:偽身・やらない夫 渇望:かつての日常への回帰願望 効果:対超常現象特殊ゴーレム作成 そげぶフィスト搭載 +... 元の世界の親友、日常の象徴であるやらない夫を模したゴーレム。 愛のために切り捨てた過去であるため、ゴーレムは風化しかけており脆い。 それ自体が通常法則(元の世界の常識的法則)を補強する魔法であり、「JKM」「そげぶフィスト」を保有する。 動力源はプロテイン。 JKM(常識的に考える筋肉)・・・特殊効果のない武器による物理攻撃(常識的攻撃)以外の干渉無効 そげぶフィスト・・・JKMの攻撃スキル版、威力1。「非常識」破壊 複数能力の項目に引っかかるのでこちらに変更。 ・魔法:誓いの言葉 渇望:師匠への愛 効果:対戦相手との一部ステータス共有(師匠限定) 師匠が死ねばやる夫も死ぬ 逆もまた然り +... その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。 師匠が見せた初めての魔法、冥約の魔法化、婚約。18歳以上かつ相手の同意が必要。 HP、状態異常、財産(装備の特殊効果)の共有化。 ・魔法:トランザム 渇望:やる夫の全てで師匠と戦う 効果:スキル・魔導による自己強化を同時多重使用 +... 保有する自分への補助魔導、補助スキルの多重一斉発動。 また、特殊な装備品があれば量子化も可能。 ・魔法:生き足掻く権利 渇望:生き足掻く力 効果:切り払いの性能強化 魔法すら切り払う +... 魔導・魔法・貫通属性・必殺属性など従来不可能な対象を 切り払うことが可能になる魔法 どんな攻撃が相手でも、どんな魔法が相手でも、まだやる夫は生きている。 だから、諦めるのは早過ぎる。 ・魔法:同甘共苦の師弟(ビタースイートフールズ) 渇望:師匠と分かり合いたい 効果:魔法の共有・相互理解(師匠限定) +... 師匠ルサルカの魔法を取得。その根幹たる渇望を理解する。 弟子アンナにやる夫の魔法を与える。その根幹たる渇望を刻み込む。 師匠の悲哀を知り、やる夫の想いを伝え、悲しい魔法を使わなくていいようにするだけの魔法 絶望に染まった翼が、再び共に羽ばたけますように。 ・魔法:萌芽・青薔薇 渇望:変えられない運命への憎悪、反骨心 効果:可能性の創出 不可能ではなくなる +... 無から可能性を創造し、実現する可能性が全くない不可能事であろうとも、実現可能とする。 ただしあくまでも可能性が生じるだけであり、“太陽を西から昇らせる”、“月を墜とす”等といった 実現させたくても干渉しようがない事物の場合、基本的にまず実現することはない。 戦闘時の具体的効果としては回避不可能な攻撃を避けられる、耐えられない筈の攻撃に耐えられる等。 変えられない運命への憎悪を苗床に、決して在り得ぬはずの種子を芽吹かせる。 ・魔法:開花・青薔薇 渇望:師匠を幸せにする未来を手に入れたい 効果:他の可能性を消滅させ、消去法により未来を確定させる +... 望まぬ未来へと至る運命を悉く刈り取り、望む未来を唯一絶対とする魔法。 可能性が0%でさえなければ、他の可能性を0%にすることでどんなことでも絶対に成功・実現させる。 運命を否定する剪定の刃。咲き誇るのは己が求める至上の未来だけでいい。 ・魔法:機械仕掛けの神『メタ・ナイト』 渇望:物語をハッピーエンドへ 効果:次のループ又は並行世界の自分を成功させる為の布石 +... 舞台外からの一手。混乱した状況に解決を下して物語を収束させる装置。 作成時のやる夫と同じ性能を持つ自動人形を過去へと送る魔法。 また効果は重複し、あらゆるバッドエンドへ至った未来のやる夫の性能を併せ持つ。 しかし、時間的矛盾を内包するため自ら物語に参入することは出来ない。 メタナイトとの修行は特にやる夫との親和性が高いため、非常に効率的。 あるいは、ルサルカの魔法:鏡仕掛けの神とやる夫の魔法:二重しおりの合成魔法 ・魔法:繋がる心 渇望:遠く離れていても思いを伝えたい 効果:干渉不可の高性能通信魔法 心を繋げる +... お互いに離ればなれになろうとも心は常に繋がっている。 効果:お互いの同意の上で専用の通信ラインで精神を繋ぎ、会話をすることが出来るようになる。 好感度が高ければ、よく聞こえるようになる。 この魔法は第三者からの盗聴や妨害を受けることはない ・魔法:真なる絆 渇望:その絆を失いたくない 効果:PT内にいない味方からの援護攻撃 +... 積み重ねてきた絆は、如何なる事にも断ち切られることはない。 この魔法を発動するには、行動を指定する際、援護してもらう味方の名前を記述しなければならない。 この魔法で発動した援護攻撃は、いかなる技能をもってしても防がれることはない。 49スレ目より抽出 ・魔法:砕けぬ魂 渇望:不明(師匠を残して死ぬわけにはいかない?) 効果:任意でリレイズをかける 食いしばりとは異なり、切れたらかけなおし可 +... 自分のHPが0になった時に一度だけ完全回復して復活する。 この効果はHPが0になる以外で消えない。心が折れない限り何時でも何度でも使用可能。要するにリレイズ ・魔法:時の砂の魔法 渇望:不明(師匠を残して死ぬわけにはいかない?) 効果:死亡時にその日の朝への時間移動 一日一回のみ +... 死亡時に自動的に発動 その日の朝に戻る 習得した経験値・スキル・アイテムはそのまま手に入っている 一度発動するとその日は使えない *渇望との兼ね合いで勝手に任意発動削りました ・魔法:師弟万歳 渇望:不明(師弟関係への思い入れの強さから生まれた魔法?) 効果:同一戦場の弟子のスキルレベル分自分のスキルレベル上昇 *師匠はやる夫の弟子 +... 効果 己の育てた弟子の能力を己の技能地にプラス 例 やる夫剣10 柊剣8 =剣レベル18 補正は適当に 使用条件 同一戦場に師弟が存在しないといけない ・魔法:ザ・ゾンビ 渇望:不明(師匠を残して死ぬわけにはいかない?) 効果:蘇生くらわない限り不死身 モノホンのゾンビじゃないから浄化無視 任意発動 +... 蘇生くらわない限り不死身 *任意発動にしとかないと昇華術式で瞬殺される等極端に相性の悪い相手がいるので改変しました 53スレ目より抽出 ・魔法:阻まれぬ光 渇望:師匠に追いつくための疾さ 効果:魔法による割り込み攻撃 敵の全アクションに反応 +... 相手の全ての行動に割り込みをかけ先制攻撃を放つ魔法。一回のアクションごとに一回発動する。 威力3000 必中。貫通攻撃。相手を100%の確率で行動不能にする。対必殺。魔法属性 対必殺…必殺属性攻撃に対して発動した際威力+5000、即死付与、耐性貫通。 魔法属性…相手の持つ魔導系防御技能及び魔導効果完全無効。また、相手が魔導を放とうとしていた場合発動不可。 目指すものは遥か彼方、追いつき抱くには遠すぎる。 ならば。少しでも早く、何よりも疾くなろう ・魔法:歪まぬ歩み 渇望:不明(夢の実現?) 効果:歪みを拒絶する事で魔法の影響をレジスト 世界およびこの魔法の対象者を歪めないタイプの魔法は対象外 +... 何があろうとも、歪まずただ真っ直ぐに夢に突き進む決意。 夢の実現の為に必要とあらば最愛の人でさえ裏切れる程の覚悟をもってただ前へ 止まれず、止まらない、もはや止まる事は許されない。 どのような災悪が身に降りかかろうともただ愚直に突き進む、 それが夢への最短の距離だと信じ切って。 身に降りかかる全ての歪みを駆逐する。魔法拒絶の魔法。 ・魔法:壊れた幻想、かつての限界、昇華する力。 渇望:約束を果たす為の力 効果:技能の威力にやる夫のLvと能力値に応じてプラス補正をかける スキルによる能力補正値にも補正がかかる +... 効果:技、魔法、魔導の威力をやる夫のLv×能力値(技なら筋力、魔法と魔導なら魔力)分、上昇する。 また、スキルによる能力の補正値を補正値×スキルLvに上昇する。 子供は無垢故に何にでもなれると信じてる、そして現実を知り己の限界を決めてしまう…それが幻想だとも知らずに。 己の幻想を壊し、かつての限界を越え、力を昇華する、何よりも大事な人との約束を果たすために…。 ・魔法:理を外れし揺るがぬ想念 渇望:アンナの魔女ルサルカからの解放 効果:魔女の固有技能や魔法をレジスト 倒した魔女の魔女としての概念を完全消滅 +... 渇望:『魔女ルサルカ』から『アンナ』を解き放ちたいという揺るがぬ想い ある『魔女』を己が愛した嘗ての姿に戻すという『理から外れた想念』を貫く為に得た、魔女の魔女たる所以を『理の外』から打ち砕く為の力。 効果:自身に対する魔女の固有技能や魔法に拠る外部からの効果を完全に封殺するパッシブ魔法。 また、付随効果として、魔女を倒すか屈服させるかした場合、対象の魔女の『魔女としての概念(※魔女スキルや魔女としての思考・行動理論等)』を完全消滅させる事が出来る。 尚、この付随効果は永続する為、やる夫に倒されたり屈服させられた魔女は未来永劫魔女に戻る事が出来なくなる。 56スレ目より抽出 ・魔法:空を飛ぶ夢 渇望:不明(必要な時、必要な場所に間違いなく駆けつけたい?) 効果:瞬間移動・必中・緊急回避(MP消費) 対象の傍らに量子的テレポ +... 思った瞬間に望んだ場所に存在しているという、真の意味での瞬間移動の魔法。 望みさえすれば、どんな場所であろうと時空を越えて望む場所へたどり着く。 空間に作用して移動する空間転移と違い、時空間を「飛ぶ」ことを可能とする魔法。 やる夫自身が時空を越えて飛ぶため、空間(世界)に干渉するより負担が軽く、 副産物として時空を越えた先の場所を知覚する事も出来る。 ただし、飛ぶことができるのはやる夫とやる夫が触れているものだけ。 ttp //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1319454879/501-600 変えられない過去での別離の思いから生まれた、 「たどり着くべき場所へ至る」ことと「至るための速さ」の魔法。 どんなに数字が大きくなってもそこには限りがある。完全なるものは限界をもたない。 完全なるスピードとは、それはすなわち、即そこに在るということ。 置いて行かれることを恐れるルサルカにとっては有る意味最悪の魔法だが、 いついかなる時でも彼女を迎えに行くことのできる魔法であり、 どんな場所からでも彼女を連れ出すことができる魔法である。 「望む者を呼ぶ召喚魔法」の対になる「望む場所へ行く魔法」でもある。 名前の元ネタはカール・ポパーの『空を飛ぶことを可能にしたのは、空を飛ぶ夢である』から。 戦闘時効果(候補)…… ・攻撃が必ず「相手に届く」(回避・みがわり等を無視。障壁などはそのまま) ・必中攻撃を回避可能になる。 ・致命傷を受ける場合、100%転移回避する。(Mp消費は100~200ぐらい) ・逃走時に逃走先を指定でき、必ず相手より先に行動し、100%逃走に成功する。 ・魔法:生命の咆哮 渇望:諦めず足掻き続ける 効果:最大HPを超えるダメージを受けた時に食いしばり、即座にエクストラターン発生、割り込み行動 攻撃以外も選択可 +... やる夫の受けるダメージが、やる夫の最大Hpを超える場合、 そのダメージを食いしばり、即座にエクストラターンを発生させる 相手の攻撃回数が残っていた場合、その攻撃はエクストラターン終了後に再開する 人間に許された最大の権利、それは生きるために足掻くことだ 死ねと言われて死ねるほど、生命と言うものは軽くない 成さねばならぬことがあるならなおさら 60スレ目より抽出 ・魔法:その足は自ら歩むために 渇望:不明(対等な関係を好む価値観による?) 効果:リンクの切断 依存束縛関係といった関係性を切る +... 依存、束縛関係をばっさり切り落とす魔法 67スレ目より抽出 ・魔法:縁の紡ぎ手 渇望:不明(師匠を孤独から解放したい?) 効果:敵味方問わずリンクした全キャラの能力を平均化 数は力だ +... 人に限らず全てのものはただ一個で存在するのではなく、様々なものとの縁によってそこに在る。 やる夫が師匠に出逢えたのも、やる夫がここまで強くなれたのも他人がいたからで、 だからこそ、師匠や友人と自分をつなぐ縁は大切にしたいという渇望から生まれた魔法。 術印を打ち込みラインをつないで力を循環させ、結んだ者同士の力を平均化する魔法。この平均化は術者の任意で発動。 この魔法は対抗策がない限りそこらに住むただの町人Aと魔王・魔女等の超越存在を平均化する事で弱体化が可能であり、 また逆に力が劣るものを強化出来る ウロボロスケーキから思いついた弱体・強化を一緒にこなす平均化魔法 縁を絶つ様な魔法がないと対抗できない。 師匠はやる夫を求めるという渇望だし、自分と他人の縁を裂く魔法は無いんじゃないかなーきっと ・魔法:英雄幻想 渇望:ただ一人の為だけの英雄 効果:豪運限界突破 失敗する度豪運レベル上昇 戦闘・イベント終了毎にリセット +... 人の殻をやぶりただ一人の為の英雄とならんとする心が生んだ魔法 運を引き寄せ失敗をより大きな成功の糧とする ただのトカゲが竜になるには、当人の努力は大前提として他力即ち運もまた必要である 失敗する度に豪運のレベルが限界を超えて上昇する 上昇した分は戦闘・イベント終了後に取り消される 失敗:選択した行動が本人の意思によらず取り消される・不発する、無効化・反射・吸収される、 必中のはずの攻撃が特殊能力などで回避される、賭けに負ける選択肢を選ぶ、など 問題点:現在の所、豪運に戦闘中役立つ効果がない 運のステータスアップ効果すらない 賭けごとに関する選択肢の場合に勝つ選択肢がわかるだけ 同じレベル以上の豪運を持つ相手には勝つ選択肢が解る能力は無効=豪運レベル10でも相手が豪運レベル10なら無効化される なのでこの魔法で豪運レベル11になれば無効化されなくなる 豪運レベル10にしても役に立つ効果がでなかったら豪運を別のスキルに差し替えて何か考える *成長禁止ルールに抵触するので、豪運レベルはイベントや戦闘終了時に元に戻るように改変しました ・魔法:八面六臂 渇望:今度は愛する人を万に一つも取り零したくない 効果:魔法による機械鎧作成 詠唱系スキル八つ同時発動 六つの腕での戦闘 千手パンチ? +... 文字通り八面六臂のちょっとキモい機械鎧を召喚・装着 *八面六臂:もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること 三省堂提供「新明解四字熟語辞典」より 八つの顔(やる夫本体の顔含む)から詠唱系スキルを最大八つ同時発動、六つの腕(やる夫本体の腕含む)を用いて常人には不可能な攻撃と防御を行う 全ての顔・腕に全く別個の動きをさせる事が可能 ・魔法:運命を断ち斬る剣(アトロポス) 渇望:人間としての夫婦生活 効果:魔女に属する現象などを切断 任意発動 倒した魔女の魔女としての概念を完全消滅 +... 魔女の固有技能や魔法に拠る効果等の「魔女としての概念」を、「断ち斬る」事で完全に封殺する能力を付与する任意発動型パッシブ魔法。 また、魔女を倒すか屈服させる(≒心を倒す)かした場合、 対象本来の能力と「魔女としての概念を断ち斬られたまま斃れた現実」との矛盾に拠り「世界に拠る修正」が発生する事で、 対象の「魔女としての概念(※魔女スキルや魔女としての思考・行動理論等)」を完全に消滅させるという付随効果が発生する。 尚、この付随効果は「世界に拠る修正」に拠って齎される効果である為、 世界に拠る修正を覆せるだけの事象干渉力を持つ魔法に拠る効果を除き、如何なる手段を用いても解除する事は不可能である。 「魔女」と言う名の魔なる痛みに染まり堕ちたる「法」に到りしアンナを心の底から救いたい、そしてその「痛み」の連鎖を断ち斬ってやりたいという、悲哀から産み出された悲しき魔法。 心砕かれし運命故に絶望で地に堕ちたる翼を「運命」と言う名の痛みから解き放ち、真なる意味で比翼連理の理に共に収まる事が出来る事を願って…。 渇望は師匠を魔女から解き放って元の夫婦生活に戻りたいって感じで ・魔法:水の楽園 渇望:不明(白浜夫妻も守れない無力な自分のままでいたくない?) 効果:心を通わせ認めた相手にリンクを繋ぎ、死や不利な効果を打ち消す 虫のしらせ効果もあり +... 大切なヒト達を傷つけない祝福 やる夫が心を通わせ認めたヒトはやる夫の世界に組み込まれ守護を受ける 同位階の魔法によらない死亡・状態異常・あらゆる不利な効果を打ち消し、魔法によるものでも効果を半減する また互いに異常を感じ取り互いの元にはせる事も可能 エデンの守護者、魔術においては水を象徴する大天使の如くあらゆる災厄を退ける魔法 例えそれが定められし死別であっても覆る、楽園に悲しみは要ら無いのだから ・魔法:タンマ 渇望:不明(ゆとりある心。無駄を嫌う魔女との対比?) 効果:相手の行動を無かったことにする やる夫の残り食いしばり回数減少等もなかったことに +... 相手のターンに起こした行動を無かったことにする 68スレ目より抽出 ・魔法:夢への加速 渇望:夢への飛翔の強化、足を引くルサルカとの対比 効果:直接ダメージ以外のマイナス効果の反転 メダパニ食らって賢者状態に +... やる夫が夢へと向かうことを妨げる全てを、加速する力へと変転させる。 身を蝕む毒は傷を癒し、眠りへの誘いは覚醒を促す。 忘却させる力は記憶を活性化させ、 力を衰えさせる呪詛はより力を高める祝福へと変わる。 足を引くならば、それすらも夢へと向かう力へと変えてしまおう。 縛り付けようとする力が強ければ強いほど、より強く。 戦闘時効果としては、デバフやバッドステータス等の直接ダメージ以外のマイナス効果の反転。 デバフ効果は数値はそのままマイナスがプラスに変更される。 状態異常は効果がプラスに働くよう変更される。 ・魔法:すべての道は 渇望:不明(夢への到達?) 効果:妨害無効化 行動スキップとかされなくなる +... やる夫の夢へ至る道は幾千のルートがあるが、最後には一つの場所へと繋がる。 故にどのような妨害を受けようとも、やる夫の行動は夢への場所へ近づく事であり その妨害は無力化される。 70スレ目より抽出 ・魔法:縛鎖を断つもの 渇望:定められた限界の破壊 効果:能力・行動の制限・妨害系に類する全てを破砕 スキルレベル10のスキルに限り10+魔法レベルに 10+αレベルでチャーハン作るよ! +... 「いうなれば、ただ運命通りと言うだけですわ」 「悪いお。ここで、お別れだお。まさしくもって運命どおりって奴だお」 「お前は、損じるなよ。運命は存外反則だぞ。やる夫は失敗した。つまりはそう言う事だ。」 やる夫の望みを妨げるもの。それは運命という常人には断ち切る事のできない鎖である。 その鎖を、破壊する。 この魔法習得の前提条件 夢への飛翔習得 同じく行動制限系への抵抗の魔法である夢への飛翔をこの魔法内に組み込む事で、魔法の強度を上昇させている これにより、運命の破壊を可能とするだけの力を得る 能力・行動の制限・妨害系に類する全てを破砕する。技やスキルに限らず、世界の意思や修正力といったものにまで働く。 世界そのものへの干渉ではなく、人物や任意のものへの世界からの干渉を限定的に停止させる魔法である。 "この人物はこうである" "この入力に対しては必ずこの出力が返る" "ルートがどうあれ結果は一つに収束する" そういった決まり事を破壊できる。 スキルレベルの上限は10であると世界法則によって定められているが、この魔法はその制限を破壊する。 具体的にはレベル10に達したスキルのレベルを、以後10+魔法レベルであるものとして扱う。 これによって、スキルレベルの高さによって成功判定が為されるタイプのスキルが影響を受ける。 例としては、魔導障壁、拡散術、気配遮断、豪運、誘う踊り、気配探知、等に有効。 新規の技や効果の習得に関しては1さんに一任するが、それらはなくても構わない。 スキルレベル限界突破の前例として柊蓮司の女難レベル15があげられる *あちこちに手を入れ、名称も変更 ・魔法:救い上げる腕 渇望:愛する者を救いたい 効果:魔女化解除 存在や事象の格や属性を操作する魔法 魔導を魔法化 敵+効果打消し、自己-効果打消し +... 渇望 愛する者を救いたい願望 この腕、ただ愛する者を救う為に、その障害を払う為に 魔に堕ちていようとも、全ては愛する者を救う為に 効果 腕のイメージを操り、対象、事象の存在を変化させる。 何らかの原因で変わった存在を戻す場合は永続的だが、存在の維持、引き上げ、引き下げは一時的である それがどの様な存在でも、願った存在に引き戻す。 一時的であればその存在をより高位の存在に引き上げる事も可能だが、消耗は激しくなる。 戦闘中効果:敵+効果打消し、自己-効果打消し、魔導を魔法として使用(消費MPup)等 ・魔法:風に乗りて歩むもの(イサカ) 渇望:師匠に会いたい、追いつきたい 効果:完全回避能力、絶対先制、技の必中 +... より速く師匠に会いたい、より疾く追いつきたいというその思いは場所を超え空間を超える 術者を「ありとあらゆる場所に存在し、存在しない」状態へと変える魔法。求め人がいる場所がどこであろうとやる夫の意志で空間を跳び、辿り着くことが可能となる。 その身は風よりも捉えがたく、雷よりも迅い 効果 今までに行ったことがない場所であろうと転移出来る 戦闘時効果 相手の攻撃、能力に対する完全回避能力、絶対先制、技の必中(かばう、完全回避能力等の影響を受けない) 75スレ目より抽出 ・魔法:概念斬撃 渇望:望まぬ運命を斬り開く 効果:万物に物理攻撃可能化 +... 魔導、魔法、結界、状態異常、装備などへの物理攻撃を可能にする。 遠距離攻撃魔導への斬り払い、場にかかった特殊効果、供依存提携体のリンクライン、 自分に掛けられた弱体化、敵の「物理無効」そのものの破壊、装備自体の破壊等。 1の設定した対象HPを超えなければ破壊できない。 川の流れの一部を切断する事で水流の空白地帯を作り出し、モーゼごっこをしたりもできる 飽くまで概念的に切断された状態に移行するだけであって変質ではなく、切断されている状態を修復するすべを持っていれば修復は可能 具体的にはやる夫の過去と未来の二重しおりであれば修復できる *製作者に許可が貰えたので「また、効果が再発生し続けるタイプのものには余り意味がない。」の記述を削除、空行以下を追加、という内容の改変を行いました
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/662.html
2015年総評案4 大賞 戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~ 102 :総評案4 ◆6Hudehhe3c:2016/02/17(水) 22 17 54 HOST FLH1Aat057.ehm.mesh.ad.jp 2014年のクソゲーオブザイヤーinエロゲー板(KOTYe)は、暗黒面に堕ちた者共の武闘会となった。 泥沼の激闘に終止符を打ったのは、どんな対象にも最大限に威力を発揮するメギドの火矢。 『チーズ』こと『新世黙示録 ―Death March―』がすべての敵と一部のスレ住人を屠り去り、血塗られた勝利を手にしたのである。 破壊に続くのは創造か、それともさらなる破壊か。 未だ暗雲立ち込める死の大地を踏みしめ、探求の旅は続いてゆく。 ハルマゲドンの後に残った焼け野原で新たな芽吹きが始まったのは、早春のことである。 一番乗りを果たした『エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい』は、妹陵辱ゲーというコンセプトからの脱線が問題視された。 特に妹の友人ルートでは顕著であり、人間関係のコペルニクス的転回が連発される。 まず友人が主人公による妹の盗撮を暴こうとするも、盗撮される興奮に目覚めた妹が自らそれを阻止。 性格が豹変した妹から逆に脅迫される友人を主人公が守る純愛路線に移行したかと思えば、今度は妹と友人が百合関係になり、最終的には妹が主人公と友人を結びつけてハッピー(?)エンドとなる。 人体の骨格とパースが狂っているグラフィックも併せれば、様子がおかしいのが兄だけではないことは明白であった。 同時期には、 心理戦ゲーム「人狼」をモチーフにしていながら、敵側が勝利よりも性欲を優先するため主人公側のワンサイドゲームとなる『影狼 -kageroh-』や、 陳腐なバカ抜きゲーとして「滑り倒すボボボーボ・ボーボボ」扱いされるも、肉汁したたるショコラケーキの画像でなんとかオチが付いた『毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!』などが相次いで萌芽した。 こうしていくつかの選評とともに迎えた桜の季節に、ようやく温まってきた空気を凍りつかせる事件が起きる。 『戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~』による突然の侵攻が始まったのである。 戦極姫シリーズは1作目がKOTYe2008で次点入りし、翌年には修羅の国からの黒船として据置と携帯の両部門を制覇したが、その後は徐々に針路を変更。 陽の当たる場所へと旅立っていったはずだった。 しかし、ある男の手によって舵は切り返され、暗黒大陸へと舞い戻ってしまう。 そう、本作最大の問題点は、W主人公の片割れとして新登場した「榊 月冴(さかき つかさ)」の存在そのものなのである。 基本スペックは非常に高く、猛将を圧倒する武力と軍師並の知力を誇り、料理の腕も超一流で文化人としての教養まで兼ね備えたチート野郎。 しまいには空を飛んで敵の大軍団をかわし、もうひとりの主人公との直接対決に完勝する。 その際の迷言「だが俺の身体は空を飛んでそのまま織田家の本陣へと向かう。」は一部で大流行し、様々な状況からそのまま織田家の本陣へと向かう者が続出した。 飛翔はともかく完璧超人設定自体はありふれており、それだけで非難するには当たらない。 しかし人間性があまりに酷く、元レイプ常習犯というだけあってまさしく下衆の極み。 最初からいかにやり捨てるかを考えており、時には騙してでも処女を奪って悪びれない。 その調子でまんまと9割以上のヒロインを食い散らかし、責任も取らずに去っていくのである。 そしてヒロイン達は皆、そんな男に餌付けされてあっさり尻尾を振るようになる。 前作までは身持ちが固かったとヒロインとて例外ではない。 「不思議な魅力」があるという理由で、やり逃げされても怒るどころか雁首揃えて崇拝するようになる始末。 下衆いチャラ男と頭の緩いビッチは購買層が拒否反応を示す性格の典型であり、それらをメインに置いた時点で失敗は約束されていたといえよう。 さらなる問題は、キャラクターを引き継ぐシリーズものでそれをやってしまったことである。 いわば最低系オリ主の公式化であり、シリーズのファンであればあるほど反動によって精神的ダメージは増していく。 なにせ公式シナリオで、愛着のある旧来の主人公は噛ませ犬にされ、思い入れのあるヒロインはやり捨てられて喜ぶ白痴と化してしまうのである。 シリーズ自体を蹂躙するかのような所業には、当然のように非難が集中。 その結果、追加ディスクの告知には月冴追放が明示され、公式によって事実上の黒歴史に認定される事態となった。 また、SLGパートは仕様変更によりバランスが崩壊。 野戦において隊長武将の能力が極端に重視されるようになり、1人で無双して数十倍の兵力差を覆すというセンゴク違いになり果てた。 かくして、旧知の仲でも油断すれば寝首をかかれる戦国の理にスレは震撼するのであった。 帰還を果たしたレジェンドに対抗すべく、5月に入ると元王者達が相次いで立ち上がった。 まずは、系列ブランドが『部室』で名を馳せて以来の常連となったpotageからの刺客、『超・秘湯めぐり』が参戦。 相も変わらぬ抜群の「負安定感」を見せつけた。 それもそのはず、本作はシナリオ・エロ・UI・BGMのすべてが淡々と手抜きされている。 『部室』で化石呼ばわりされたUIは未だに現役であり、5曲ほどしか無いBGMはすべてフリー素材。 ストーリーは薄いを通り越して無いに等しく、何の前触れもなく盛り始めるか、突然ヤ○ザが乗り込んできて犯されるかしてそのまま終了する。 そのエロシーンもワンパターンかつ極薄で1回30クリック前後。 こうした文章量不足を過剰なパロネタだけで補おうとしているものの、単発ネタを思い付いた順に片っ端から入れているだけであり寒々しい。 そんな悪あがきもむなしく、最終的なボリュームはコンプまで約2時間とコンパクトに収まった。 これで価格は安定のフルプライス。 全体が低品質でまとまっており、タイトルに反して一切の温もりを感じさせない仕上がりであった。 負けじと3年半の沈黙を破ったのは、2009年の初参戦以降に発売した作品のエントリー率100%を誇る愛されブランド、本家アーベルソフトウェアであった。 『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~』が着弾し、王座奪還の狼煙が上がったのである。 本作を端的に表現するならば、「稚拙」という言葉がふさわしい。 作品を構成する主要な要素、推理・バトル・エロのことごとくに技巧が欠けているのである。 探偵ものとしては、手がかりを集めて推理するという基本からして相当怪しい。 手がかり集めは、女性を快楽で堕として口を割らせる力技に頼りきり。 しかも得られるのがどうでもいい情報ばかりとあっては、エロをねじ込むための手段にしかなっていない。 そして情報も物証も足りないまま、やっつけ消去法で言いがかり同然に犯人を導き出そうとするのだが、披露する前に毎回犯人が自滅してくれるため問題にはならずに済む。 無論、それが探偵ものとして問題なのは言うまでもないが。 グラフィックも心もとない。 台詞の横に表示される顔グラには差分がなく、主人公は常に覇気のない無表情。 格闘シーンの一枚絵には躍動感の欠片もなく、「無気力キック」などと揶揄された。 毒沼色のレモネード程度はもはやご愛嬌であろう。 絵だけでなく文章による表現力や音による演出力も不足している。 よって、それらを組み合わせて様々な場面を作ろうとしても、せいぜい脱力系ギャグにしかならないのである。 しかし言い換えれば、至る所にネタが潜んでいるということである わずか5時間で打ち切りとなる短さでありながら、「今の俺なら、手負いの女なんて瞬殺ですよ」などの迷言や面白画像が少しずつ発掘されていき、長らくスレ住人達のティータイムのお供を務め上げることになった。 このどさくさに紛れて『繋がらない携帯電話 -ただいま他の男とめちゃめちゃセックス中-』が間隙を突く。 寝取られをテーマにしながら妄想か睡姦オンリーで寝取られ感が無く、間男筆頭候補が実は主人公狙いのゲイという誰得変化球を投げつけたのである。 その直後、3強対決の余波が次なる事件の呼び水となった。 それこそが、5月29日に発売された作品群による集団決起。 レジェンド達の競演によってスレに渦巻いた戦雲が、観測史上最大級の大嵐を呼び寄せたのである。 初めに、発売日当日のエントリーで『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』が先駆けた。 その早さの理由は、極端なボリューム不足である。 フルコンプまではオートで約1時間。 ボイスを飛ばせばその半分にも満たない時間で読み終わる。 CG数はまさかの5枚で、その大半が公式サイトで確認可能。 挙句、エロはまさかの本番無し。 もはや薄い本より薄く、選評者をして「回想機能は無いが回想する必要も無いので問題無い」と言わしめた。 また、本作はクラウドファンディングで資金を調達して発売に至ったという経緯がある。 結果を見る限り、修羅の国との取り合わせはやはり「混ぜるな危険」であったといえよう。 これではサポーター達も報われまい。 彼らの名前が流れるスタッフロールはさながら墓碑であり、銘の一部に誤植があるという事実が、最後まで誠実という言葉の意味を問いかける。 カス同然の現象に価値をこさえる試みは、文字通りデッドエンドとなってしまった。 次いで、深夜のテンションで暴走しながら『裏技スペクトラム』が登場。 満載された安直なパロディや使い古されたネタが原因で、大規模なスリップ事故を引き起こす。 Hシーンまでもが巻き込まれ、漫才セクロスの様相を呈する惨事となった。 「君よ、活目せよ――これがエロゲーの極北だ!!!」との公式キャッチコピーは、こうした寒さを的確に表現しているといえよう。 シナリオの路面凍結に比べれば、赤い色をした「黒いメイド服」という矛盾などは瑣末な問題である。 最終的に本作は、「このテンションと内容に君はついて来れるか!?」の煽り文句を残して孤独に走り去っていった。 さらに、タイトルとキャラデザに某アニメへのオマージュが満ち満ちている『中二病な彼女の恋愛方程式(ラブイクエイション)』も降臨。 シナリオやグラフィックは概ね及第点に届いており、唯一にして最大の欠点はバグである。 細かいものだと、一部の設定変更の未反映、既読やCG解放のフラグ管理ミス、文章と音声の齟齬などが挙げられるが、これらは前座にすぎない。 致命的なのは頻発するエラー落ちと、それに連鎖して時折発生するセーブデータの消失である。 その威力は凄まじく、最後に正常終了した後に保存したデータはすべて消滅するため、こまめなセーブだけでは対策にならない。 セーブするごとに、いったん終了させるかデータをバックアップしなければ安心できないのである。 後日ギガパッチによる修正が可能となるも、例によってセーブデータに互換性は無し。 こうしてセーブデータが闇の炎に抱かれて消える様子は、思い出すだけでも身震いするような惨劇であった。 続いて『恋魂』が外法を用いて乱入した。 独自の厨二風用語がてんこ盛りの設定には妙な力がこもっているが、それを活かせていないどころか把握しきれていない。 おまけに主人公は、アウトローぶる俺カッケーと思い込んでいるDQNそのもの。 結果、ストーリーは矛盾を散りばめたオラオラ進行となり、力尽きたように打ち切り気味のラストを迎える。 しかも個別ルートのうち2つは、初期状態だと入ることすらできない。 これはバグではなく、もはや恒例となりつつある意図的な未完成ルート隠しであった。 パッチを当ててコンプした後、初期状態に戻してからCGモードに入れば確認できる。 相当数のCGが選んでも表示されず、未収録のSD画像を選ぶと表示されるのはダミー。 さらに、未収録CGを含むHシーンを回想しようとすれば、「黒背景に文字だけのHシーン」という始祖の伝説が今に蘇る。 つまり、初期状態ではデータが入っていない事実が浮き彫りになるのである。 主人公だけでなく、納期を守る手法までアウトローという憎らしい演出であった。 未完成品販売と聞いて呼ばれた気がしたのか、尻を叩かれながら『妄想コンプリート!』がここで到着する。 あの『雛遺書』を生んだEX-ITの流れをくむ新ブランドの処女作であり、発売前から『毛根』の略称を与えられ注目を集めていた。 そして、何かが起こりそうな予感は誰も予想できない形で現実となる。 一向に進まない制作状況に業を煮やした流通に介入され、進捗状況を定期的に晒されてしまったのである。 こうして発売前にもかかわらず盛大に話題をさらった後、当初の予定から半年遅れで発売。 大方の予想通り完成度は低く、明らかに時間切れで無理矢理区切りをつけたハリボテであった。 プレイ時間は共通ルートが約2時間で個別は実質1時間ずつという短さ。 ストーリー展開は疾走感に溢れており、立ち上げた部活動は数日以内にスピード解散。 ほかにも使い切れない設定や伏線を次々とパージしつつ、ストーリー開始から1週間で一気にエロまで駆け抜ける。 これによりヒロインの過半数が極度のチョロイン化。 残る妹と幼なじみには、それぞれ長年の想いが成就するも「実は主人公の精神は別人に変わってました」と後に明かされる罠が用意されており、全ヒロインに対して隙がない。 シナリオ以外も、文章と音声の不整合や一択肢を筆頭に突貫工事の残滓が至る所に残っていたり、縮尺がおかしくヒロインがフィギュアサイズにしか見えない一枚絵があったりと全体的に杜撰である。 欠落部分を妄想で補ってコンプリートすることも難しい完成度であった。 このほかにミドルプライス以下の3作品も続々と集結。 最後に、頭と口が悪いM女達をヒロインに据えてタイトル詐欺となった『女の子はドSな変態でできている』が加わったところで、ようやく嵐は収束した。 同日発売作品の最多エントリー数は、昨年記録した6本を大きく上回る9本を記録したのであった。 こうして怒涛の勢いを見せた上半期が終了。 過去最速のペースで押し寄せてくる選評にスレ住人達は脅威を感じていたが、ここで潮目が変わった。 寄せた波は引いてゆき、新たな挑戦者が現れなくなったのである。 それから2ヶ月。 閉塞感を打開すべく、ついに降臨したメシアこそが『淫らな魔法使いと救性主』であった。 本作は、調教SLGと銘打たれながら、調教ものの要点をまるで押さえていない。 導入からして例外ではなく、ヒロインは失った魔力を取り戻したいがため、その唯一の手段である調教を渋々ながらも受け入れる。 しかし、そもそも調教とは対象が自分に従うように躾けることであり、最初から従っていては調教らしさなど生じようもない。 終盤の調教シーンだけはかろうじて体裁を保っているものの、日常シーンにダークやシリアスな雰囲気は皆無。 ついにはイチャラブを経て逆に主人公が絞られるまでに至り、調教ものとしては破綻してしまう。 また、調教の道具や資金を集めるためのクエストと称し、同じ内容のテキストを繰り返しスキップするだけの余計な要素も搭載。 極めつけは、そのクエストを回想モードに登録しておいて調教シーンは登録しないという暴挙である。 調教したいと望むプレイヤーに対しておあずけ系お仕置きとは、あまりに高度すぎるプレイであった。 さらに時は流れて秋口、スレにひと粒の実りがもたらされた。 CGが醸し出す違和感が目を引く『人妻公然恥辱電車 ~携帯一つでお触り即ハメし放題他人の妻を粘着種付け寝取り』である。 とりわけ目立つのは、帯がまるでのし紙のような浴衣姿。 さらに、とあるHシーンの背景は平面的すぎて「絵画」と呼ばれたが、それもそのはず、通常の背景CGの一部を拡大して流用しているのである。 その背景CGも「食品売り場」で検索すれば最上段に表示される画像のトレスという二段構え。 あまりの惨状を見かねた有志が手を加えると違和感は見事に消え、元絵の拙さがより明確になってしまうのであった。 こうしてわずかな恵みで糊口を凌ぐスレ住人達であったが、冬を前にして選評は完全に途絶えてしまう。 しかし厳しい寒さの中でも発掘・解体作業は続いており、それは年明けにようやく実を結んだ。 1月上旬には、1+1が1前後しかならない狂ったバランスの合体システムが物議を醸したSRPG『剣聖機アルファライド』がエントリー。 そして締め切り間際。 まずは、デスゲームものとは名ばかりで毎回ゲームマスターの温情に救われる『Closed GAME』が滑り込みを果たす。 それに続いて、ふたつの影が満を持してその姿を現した。 理解するのが困難なため遅い参戦になったのが、『ANOTHER POSSIBILITY』である。 本作はバカ抜きゲーと思われるが、推測の域を出ない。 あまりにもおバカな話が頭の悪い文章で綴られており、狙って作られたのか、それとも結果としてバカゲーに見えるだけなのかが判然としないのである。 全編を通してほとんど会話のみで進行し、わずかな地の文は日本語として間違いだらけ。 仰々しい形容や比喩の乱用がわかりにくさに拍車をかけ、正しく理解するには読解力を越えて解読力を要求される。 ただし名文に見えなくもない箇所もあり、「心の底から積乱雲級の親近感が込み上げて、気持ちを真夏の清涼感に満ち溢れた青空に変える」や「あまりの運命的な嬉しさに、僕の腰も踊り狂ってしまう。」といった表現は一部スレ住人の心を掴んだ。 また、話の流れは突拍子もなく、初対面のヒロインが授業中の教室でオ○ニーを見せつけ始めたり、主人公は何の葛藤もなくノリノリで近親ヒロイン達に手を出す。 できればバカ抜きゲーにはよくある展開として水に流したいが、肝心のエロがまともではないためそれも難しい。 そのHシーンでも、やはり文章の質が問題となる。 とりわけ存在感を示すのが「う゛ッ!」という台詞。 発射の合図として使われるだけでは済まず、1行で4回も5回も連呼したりヒロインに伝染したりと非常にしつこく、クスリでもやっているのかと疑うほどトんでいく。 それでいて、末尾の変更や別の台詞への混入などの絶妙なアレンジがプレイヤーに慣れを許さず、エロへの集中を著しく妨げるのである。 低質な文章でも、とことん突き詰めれば別の可能性が開けることを示した怪作であった。 選評受付最終日にようやくその全貌が明らかになったのは、老舗からの刺客『Love and Peace』であった。 メインとなるRPG風パートは、戦術性の無さとバランスの悪さに大ボリュームが掛け合わされた苦行そのもの。 まず、戦闘システムがあまりにもシンプルすぎる。 キャラクターの数は多いが、取る行動は敵味方全員がバカの一つ覚え。 例えるなら、「たたかう」だけを繰り返す戦士と「ホ○ミ」を延々と唱え続ける僧侶しかいない。 根幹がここまで単純だと、属性相性や距離といった要素を加えたところで焼け石に水である。 戦闘中はフルオートで、戦闘に関してプレイヤーにできることは、事前のメンバー編成と優先攻撃対象の指定のみ。 しかし、キャラクターの性能差が激しく敵も強いため選り好みする余裕はなく、厄介な回復役を真っ先に狙う以外の選択肢もない。 状況に応じて最善手を模索する要素が徹底排除され、もはや火力と耐久力の単純比較でしかなくなっている。 よって、すべての戦闘は少しでも戦力の高い側が必ず勝つ出来レース。 相手によっては、最初の数ターンで勝敗が見ているのに消化試合がだらだら続き、回復偏重の敵を削りきれず引き分けになることも多い。 最悪の場合は攻撃と回復がループして戦闘が終わらなくなり、ゲーム自体を強制終了させてやり直すしかなくなってしまう。 しかし、クリアするにはこの戦闘をひたすら繰り返す以外に道はない。 フロアマップにびっしりと敷き詰められたマスの大部分が戦闘マス。 目的地が不明瞭な上にマップ同士の繋がりもわかりにくく、一歩一歩戦闘をこなしながら右往左往する羽目になる。 しかも、Hシーンはこのパートでひとつずつ集めなければならない。 ヒロインの大半は敵として登場し、シーンを回収するには、倒し、捕獲し、育て、進化させるという手順を踏む必要がある。 ポ○モン図鑑を埋める作業に近いが、捕獲成功率は低く、ゲームとしての面白みが一切無い本作では果てなき苦行でしかない。 ただしグラフィックは充実しており、CG数は差分抜きで実に271枚、シーン数は94を誇る。質も問題なく、最大の長所といえよう。 しかし回収に多大な労力を要することはマイナスであり、余計な苦労を強いられる分だけ価値を減じてしまっていることも否めない。 最後にストーリーであるが、「ヒロイン達を暴走させていた悪い気を吸収しすぎた主人公が、ラスボスと化して始末される」という後味の悪い結末しかない。 総じて、なぜ「Love and Peace」というタイトルが与えられたのか理解に苦しむ内容であった。 以上をもって2015年の主要なエントリー作品の紹介を終了し、大賞及び次点の発表に移る。 次点は、 『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~』 『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』 『ANOTHER POSSIBILITY』 『Love and Peace』 そして栄えある大賞は、 『戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~』 とする。 2015年の大賞争いは、隙の無い絶対強者が現れず混戦模様となった。 テンプレクソゲーが溢れかえる中、独自の個性で矮小な枠から飛び出した精鋭達がしのぎを削ったのである。 クソゲーとしての方向性がそれぞれ異なる有力候補に優劣をつけるには、「エロゲーマーの普遍的な需要に対してどう応えたか」という根源的な基準を用いるのが適切であろう。 次点に選出された作品は、いずれ劣らぬ負の特徴を備えていた。 掲げたコンセプトが成立しないほど拙い技巧。 エロゲ未満に陥る寸前まで切り詰めたボリューム。 とことんまでクオリティの低い文章。 無駄に長い上に単純かつ理不尽なゲーム性。 いずれも需要を満たすには程遠い。 比べて『戦極姫6』は、エロゲーマーの最も嫌うタイプの下衆男が主人公として作品の大部分を支配することで、普遍的な需要のほぼ対極に位置する凶器と化した。 エロゲーマーが最も嫌がる要素を大黒柱に据えたエロゲー。 その在り方は、需要に応えるという観念からは最も遠い。 「クソエロゲーとは?」という永遠の命題に対し、現時点で出せる答えのひとつを体現し得たといえるであろう。 よって、大賞の授与をもってその功績に報いるものとする。 2015年は、近年の勢いにやや陰りが見えた年となった。 エロゲー市場の規模が年々減少を続けていることも一因であろう。 クソゲーが減るのは喜ばしいとはいえど、市場ごとの衰退は望むところではない。 ゆえに我々は生まれてしまったクソゲーの存在を受け入れ、その闇の中に差す光を求める。 それも叶わぬ闇の権化が現れれば体を張って対峙し、自らが幽かな光であろうとする。 しかし言うまでもなく、歴戦のスレ住人達とて無敵ではない。 地雷に吹き飛ばされながら衝撃レポートをまとめる猛者もいるが、心折れて消え去っていった者も多い。 独力ではどうにもできない怒りや哀しみをもたらすクソゲーも存在する。 しかし、それすらも同志とならば楽しみと喜びへと昇華できると信じ、我々は今日も修羅道を歩み続けるのである。 最後に、戦極姫シリーズの主題歌を借用してスレ住人一同の願いを伝え、KOTYe2015の結びとする。 「ただ爆破され散るのなら いつかきっとスレに選評を届けて そのクソゲーをどこまででも伝えるように 生命の音を鳴らし続けて」
https://w.atwiki.jp/peaceonpeace/pages/519.html
副島隆彦です。 急いで、前原誠司(まえはらせいじ) の 外相辞任の ことを書いておきます。 昨日は、小室直樹先生の 「実質、お葬式」のシンポジウム が、東工大であって、午後の部から私も登壇しました。 以下の ↓ の 清野(せいの)君の 貼り付け投稿文 にあります、神保哲生(じんぼてつお)氏がやっている ビデオ・ニューズ 社の 「ダダ漏れ」ユーストリウムのネット放送を見てください。 渡部恒三(わたなべこうぞう)”黄門さま”議員も、ご一緒で、私の言いたいことを言わせていただきました。 前原誠司を 切り捨てたのは、 アメリカである。それも ヒラリー 本人だろう。これに、バイデン副大統領が、合意した。 それは、今年の 1月4、5日あたりに、前原を 「すぐ飛んで来い」と、ワシントンDCに呼びつけて、「次はお前(が日本の首相だ)」と、奥さん同伴( すなわち、度物の番(つが)い)の顔見世興行のつもりだった。 ところが、前原が、あまりにも英語が下手で、何を言っているのか、ヒラリーはまったく理解できなかった。 バイデン( CFR=米外交評議会= の 勢力の代表)も、「こいつでは、日本はまとまらないだろう」と 意見したようだ。 それで、ヒラリーが、「分かったわ。この男では、駄目ね」と、前原を お払い箱にした。 焦(あせ)ったのは、ご養育係の マイケル・グリーンである。彼のコメントが、日経新聞等に、載っている。 グリーンは、自分が、非公然の(しかし、正式の 対日本謀略の部隊の責任者) 日本管理責任者としての 仕事を 上司たち(ヒラリーが、・・・国務副長官。鳩山由紀夫を会談で、切り捨てた男) が、否定したことになる。 リチャード・アーミテージは、「オレは知らない」と、責任逃れをして逃げただろう。 ジェラルド・カーティス は、菅直人の後見人だから、まだ、菅を支えるつもりだ。ジョゼフ・ナイも呆然としているだろう。 なぜなら、この 政治家追い落としの、手口を使ったのは、アメリカのCIAの 手口そのものであるから、自分たちが管理している 対日本CIA とは、別の 部隊が動いて、実行した「前原追い落とし」だからである。 「在日朝鮮人の飲食店から、5万円で、合計 25万円の 献金を受け取っていた(それを、政治資金規正法での 個人献金 に 記載しなかった)」という 違法行為 で、政治家を、失脚させる、という手口は、日本人の感覚からは出てこない。政治家たちは、日常的に、支援者たちから、30万円、50万円の小口のお金をもらって、受け取って、政治家(国会議員)をやってきた。 それは、「欧米基準から遅れた国」 日本、だからでなく、どこの国でも、今もやっていることだ。こんなことを、きたない違法行為であるなどと、言う方が、日本人の感覚からしておかしい。 だが、日本人も、 「接待費への全額課税(接待費を、飲み食い代を経費と認めない)」の法律を、アメリカのユダヤ人どもに、法律改正させられて以来 (約20年前) 、 「清潔な、無菌状態の”除菌”国民」 にされつつある。 たしか、アメリカでは、公職にある者は、50ドル(4千円)以上の「外国人からの政治献金」は、違法である。 おみやげや、飲食費の支払いも疑われる。日本人の感覚からすると、違和感があるが、それは、アメリカは 世界帝国(覇権国)だから、外国勢力に、どうしても 篭絡(ろうらく)される 公務員が出てくるから、という切実な 歴史的な背景がある。 この規定と考え方を、そのまま、日本国に持ち込んで、 CIAどもが、「日常的によごれている日本人の政治家たちを 教育する」 という 理屈で襲い掛かった。 だから、自分たちへの、忠実なる、アメリカの犬(いぬ)である、前原を失脚させたのは、CIAである。 それと、中国が、アメリカと 高官レベルで折衝して、ヒラリーも交えて、「日本の首相を前原にするわけには、ゆかない」と 抗議し、合意したので、それで、前原は、潰されたのだ。 すでに、米と中で、日本の運命は、決められるのである。 分かっている人は、分かっている。 このことを、隠さずに、自民党支持の連中も、大声で、言わなければ駄目だ。 アメリカとしては、「急いで、日本の衆議院を解散、総選挙をして、小沢一郎たちを落として、はやく、石破茂(いしばしげる)の自民党と 公明党の 政権にすべきだ」 と、判断したのだろう。しかし、もう、間に合わない。 小沢一郎の 戦略勝ちである。 小沢たちを、潰(つぶ)す気なら、昨年の11月に、総選挙をやって、小沢派の若い政治家たちを 半減させておくべきだったのだ。 それと、統一教会(分裂している)とか、京都の 恐ろしい”地底(じぞこ)”の勢力 とかの内部抗争が、前原と 野中広務 の地元にあるようである。このことは書かない。 ジョゼフ・ナイ と マイケル・グリーン が、日本を甘く見たのだ。 日本国民の団結で、 今から、 アメリカの勢力を、国外に、追い落としてみせる。 それが、私たち 日本人の戦いだ。 私は、急いで、地方に行かなくてはならないので、これ以上は、書けません。 以下は、新聞記事です。 副島隆彦拝 (転載貼り付け始め) ● 「 外相辞任、日米修復に影響…「2プラス2」微妙 」 読売新聞 2011年 3月7日(月) 0時25分 前原外相の辞任は、主要8か国(G8)外相会議や日中韓外相会談など当面の外交日程だけでなく、再建途上の日本外交の行方にも影響を及ぼしそうだ。 「私の目指した経済外交や日米同盟の深化は道半ばで、慚愧(ざんき)に堪えない」 辞任を表明した6日夜の記者会見。前原氏は自らの政治資金問題で就任からわずか半年足らずで交代を余儀なくされたことへの反省を口にした。 日米同盟を巡る考え方や取り組みで、前原氏は民主党にあって、米側から厚い信頼を受ける数少ない1人だ。就任後ただちに、鳩山政権で不安定化した日米関係の改善に乗り出し、年明け早々に訪米、クリントン国務長官と4回目の日米外相会談で、新しい日米共通戦略目標の策定と、外務、防衛担当閣僚による日米安保協議委員会(2プラス2)開催で合意した。 前原氏は「米軍の普天間飛行場移設問題が中心的な課題になっていた状況を改め、同盟深化の議論に入る」(外務省幹部)路線に修正した。米側も「日米関係立て直しのキーマン」として重視していただけに、前原氏の辞任は、日米関係修復の行方にも影を落としそうだ。5月の連休中で最終調整している2プラス2開催も微妙になってきたとの見方が出ている。 ● 「前原外相辞任 在日外国人献金問題で引責 窮地の菅政権に痛撃 」 産経新聞 2011年 3月7日(月) 午前 7時 前原誠司外相(48)は6日夜、外務省で記者会見し、政治資金規正法が禁じる外国人からの政治献金を受けていた問題の責任をとって辞任を表明した。これに先立ち、前原氏は首相公邸で菅直人首相に辞意を伝達。菅首相は慰留したが、最終的には辞任を了承。後任は首相か閣僚による一時的な兼務が検討されている。看板閣僚の辞任によって、野党から解散・総選挙を求める声に加え、与党内からも首相の任命責任を問う声が強まるのは確実。菅政権は崩壊前夜を予感させる重大な局面を迎えた。 前原氏は記者会見で「外相の職にある政治家が外国人から献金を受けていたという事実は重く受け止めなければならない。日本の外交の信頼性を揺るがすことになれば、私の本意ではない」と辞任理由を述べた。 菅政権の閣僚辞任は、亀井静香金融・郵政改革担当相、柳田稔法相(いずれも当時)に続いて3人目。前原氏は昨年9月の党代表選で菅首相を支持し、外相に起用された。代表選で首相と対立した小沢一郎元代表に対しては、以前から批判的な言動を続けており、今回の前原氏の辞任で党内の小沢系議員が勢いづく可能性もある。 一方、前原氏は各種の世論調査で「次の首相候補」の最有力候補に挙げられていた。今回の前原氏のつまずきは、退陣論もささやかれる菅首相の後継レースにも大きな影響を与えそうだ。 前原氏は4日の参院予算委で、京都市で焼き肉店を営む在日外国人の女性から献金を受けていたことを認めた。6日の記者会見では、献金額が平成17~20、22年の5年間で計25万円だったことを明らかにした。菅首相と岡田克也幹事長は6日深夜、首相公邸で会談し、前原氏の後任人事について意見交換した。後任には、松本剛明外務副大臣の昇格や岡田氏の再登板が取りざたされている。 ● 「 前原外相辞任会見「国益を損ねることを自らしてしまった」 」 産経新聞 2011年 3月7日(月) 拡大写真 記者会見で辞意を表明する、前原誠司外相=6日午後、東京・霞が関の外務省(松本健吾撮影)(写真:産経新聞) 【前原辞任会見詳報】(3) --前原大臣は、かねがね日本外交というのは総理、外相があまりにも早く代わりすぎるということについて非常に懐疑的な姿勢だったが、そのかねあいはどう判断されたのか。また、昨日、北九州市で記者会見をした際、このような在日外国人の献金というものは非常に判断しづらいものがあると。また、ネット献金などが行われた場合にはそれをどう判断すべきか議論が必要だといっていた。こうしたことについて、今後どうあるべきだと思うか 「外交はですね、やはり継続性というのが大事ですし、また、リーダーである、日本でいうと総理そして外相が各国首脳、あるいは外相レベルと人間関係をつくって、その中でやはり日本の国益を追求し、他国とのウインウインの関係をつくっていくということが極めて大事だと思います。そういう意味では自分自身のミスでですね、このようなことにいたったのは誠に残念でありますし、これはある意味で国益を損ねることを自らしてしまったという風に思っています」 「いずれにいたしましても、総理や外相というのはある程度長くやらないといけません。私も去年の9月に国連総会に行ったときに、せっかくミスター岡田と知り合いになったと思っていたらまた代わったのかと言われました。そして、他の外相から自分が外相になってからあなたは6人目の外相だと、日本の。ということも言われました。そういう意味では政治の安定というものをしっかりとつくって、総理や外相がころころ代わらないような、そういう政治の安定というのはつくっていかないといけないという思いはまったく変わっていません」 「あとの質問ですが、あまりそれでミスをした人間が生意気をいうべきではないと思っていますが、ただ、それぞれ調べられたらそういった献金があったということもあるかもしれません。そういう意味では、今後、全体でそういった議論が進んでいくことが望ましいと考えています」 ■今後は与党の一員として沖縄問題サポート --沖縄の基地問題、普天間の問題について、従来は日米合意を沖縄に引き続き理解をと言ってきたが、この間その理解がなかなか進んでいない現状をどう思っているか。今後、どのように取り組むべきか。辞任がどのように影響を与えるか 「私は一昨年の政権交代以来、沖縄担当大臣をさせて頂き、また今度は外相を務めさせてもらいましたわけですが、今回の辞任というものが大きな影響が出ないことを望んでおりますし、また、後任の方、あるいは防衛大臣、官房長官、当然総理を含めて、しっかりと今までの方針通りやって頂けるのではないかと思います。私は大事なことはですね、辞める人間が生意気な言い方をするかもしれませんが、やはり繰り返し申し上げますが、おわびと感謝の気持ち、それを言葉だけではなくて施策に表していくことが大事だと思います」 「その意味では今年は極めて重要な年だと思います。ポスト沖縄振興特別措置法、県米軍用地返還特別措置法に代わるものをつくらないといけないということでありますし、やはり引き続き現政権が沖縄の皆さん、特に仲井真弘多知事をはじめ主要な方々との連携をしっかりとりながら、われわれはやはり基地の問題とリンクさせずに沖縄の振興、自立的な経済発展というものを本気で考えるべきだと思っていますし、今度は与党の一員としてしっかりとサポートをさせていただきたいと考えています」 ■米国と完全に信頼関係は再確立できた --大臣就任以来、日本外交にとって難しい局面が続いた。外交上の成果と今後の課題は 「成果というものがあるのかないのかも含めて、去りゆく人間が話をするべきではないと思います。ただ、さまざまな問題が起きた半年でありました。特に尖閣の問題とか、そして北方領土の問題もそうでありますけども、私は1つ、この仕事をやらせていただいていて、これは日米関係も同じなんですが、政権交代における、つまりは中国政府も米国政府もロシア政府も今までは自民党政権と基本的にはお付き合いしていたわけですね。それが民主党政権というのはどういう外交をやるのか、安全保障政策をやるのか、あるいは人間関係も含めてですね、そこがまだ手探りな状況があったのではないかと思っていますし、尖閣の問題にいたしましても、そういった面がなきにしもあらずかなという思いは持っていますし、また、普天間の問題もそういった面がなきにしもあらずではないかと思っています」 「幸い、この中国、米国とは政権交代が起きて、また尖閣の問題や普天間の問題でぎくしゃくした時期がありましたけども、私は米国とは完全に信頼関係は再確立できたと思っていますし、中国側もやはり戦略的互恵関係という大局にたって2国間関係を進めていこうという雰囲気が完全に醸成されていると思っています。あとはそれをどう具体的な形に表していくのかということだと思います」 「ロシアもまあ領土問題ではかなり強硬ではありましたけども、日露関係というものは極めて重要なものなんだという認識は持っていると思います。つまりは日本の技術力、あるいは近代化に対する支援、国際場裡における協力、こういったものはやはりロシア側も必要だと考えておりますので、そういう意味では領土問題での原則は変えない、しかし他の問題での協力関係をしっかりと強めながら領土問題を解決できるタイミングをしっかり待つということをやっていければ、私は日露関係も自然に発展していけると思っています」 「政権交代でお互いが手探りな状況からそういった信頼関係の萌芽(ほうが)、あるいは日米関係は完全に民主党政権でも大丈夫だという雰囲気になったと思います。そういう意味では外交・安全保障というものは基本的に政権交代が起きようが起きまいが、日本の国益ということを考えればそれほど大きな違いはないんだということを民主党政権で実績を残していくことが大事なことなんではないかと思っています。ありがとうございました」 ● 「前原外相辞任 政権運営、視界ゼロ 野党は解散へ攻勢 」 毎日新聞 2011年3月6日(日)21時43分 拡大写真 無言で首相公邸を出る前原誠司外相=2011年3月6日午後8時15分、三浦博之撮影 前原誠司外相の辞任により、仙谷由人前官房長官に続き、菅直人首相を支えてきた主要閣僚が閣外に去ることになった。両氏が所属する前原グループの「菅離れ」が起き、政権基盤の弱体化が進むのは確実なことに加え、ポスト菅の筆頭だった前原氏の目がなくなったことで、民主党政権の今後の戦略も描けない混とん状態に陥った。自民党など野党は勢いづき、国民年金第3号被保険者の切り替え漏れ問題で細川律夫厚生労働相にも辞任を迫る構えだ。「ドミノ辞任」の可能性も否定できず、衆院解散・総選挙か内閣総辞職に追い込まれる「3月危機」が一段と現実味を増してきた。 【ところで前原氏の党内での立場は?】民主党の党内人脈図で見る 「ポスト菅の一番手がいなくなるのは大きい。前原氏以外の首相の下で解散しても支持率は上がらないだろう」。自民党幹部は6日夜、前原氏辞任の報を聞いてほくそ笑んだ。自民党は支持率が低迷する菅首相のまま衆院解散・総選挙に追い込む戦略を描いており、後継首相の有力候補だった前原氏を不祥事で脱落させることに成功した。 実際、政府・民主党内では、首相のクビと引き換えに11年度予算関連法案審議で野党の協力を取り付ける「話し合い退陣」論が取りざたされてきた。野党の協力が得られなければ、新しい首相で衆院解散に打って出るシナリオだが、その有力候補の芽を摘まれた格好だ。 有力閣僚の野田佳彦財務相や蓮舫行政刷新担当相も、脱税事件の関連企業による献金やパーティー券購入が発覚。岡田克也幹事長も小沢一郎元代表の処分を巡る混乱で中間派を含む党内の反発を買い、首相支持派の勢いは失速気味だ。 小沢グループは首相を総辞職に追い込んで政権内の主導権を奪い返そうと「菅降ろし」の動きを強める。ただ、民主党政権全体が窮地に陥れば首相が衆院解散に踏み切る可能性もあり、そうなれば、選挙基盤の弱い若手が多い小沢グループには大きな打撃。首相は解散をちらつかせながら党内の退陣論を抑えてきたが、前原グループが菅降ろしに同調する状況になれば、政権運営はいよいよ「八方ふさがりの四面楚歌(そか)」に追い込まれる。 勢いづく自民党の谷垣禎一総裁は6日夜、「重要閣僚が辞める事態は深刻な問題だ。菅政権の政権担当能力、統治能力の欠如が改めて露呈した以上、一刻も早く解散・総選挙を行い、責任ある体制を再構築すべきだ」とコメント。石破茂政調会長は「首相の任命責任は残る」と語った。 自民党は「菅首相のまま解散になれば政権交代が近づく」(幹部)と勢いづき、「次は参院で細川氏の問責決議案を可決して混乱させ、破れかぶれ解散に追い込むのがベスト」との強硬論も出始めている。 菅政権が11年度予算関連法案への協力に望みをかけていた公明党の山口那津男代表は6日夜、党本部で記者団に「辞任はやむを得ない。内閣は求心力を失っており、総辞職か解散をせざるを得なくなっている」と指摘。社民党の福島瑞穂党首も「首相のガバナンスが問われる」と批判した。 みんなの党の渡辺喜美代表は毎日新聞の取材に「辞任は当然だ。菅内閣のドミノ崩壊が始まるだろう」と述べ、菅政権は早晩行き詰まるとの見通しを示した。共産党の市田忠義書記局長は「前原氏の外相辞任で済むことではなく、国会で引き続き真相を究明する必要がある」とコメントした。【野原大輔、野口武則】 ◇日米外交に痛手 普天間閣僚会合控え 主要8カ国(G8)外相会議をはじめ外交日程が立て込む中、前原誠司氏の外相辞任は日本外交にマイナス影響を及ぼしそうだ。日米同盟深化や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の節目となる日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)も控え、米国との関係が良好な前原氏の辞任は日米関係での痛手となる。 就任からわずか半年。前原氏は5日、神戸で開かれた対話集会で、力を入れる「経済外交」の新方針として、高い医療技術などを「ジャパン・ブランド」と位置づける政策を発表したばかりだった。 日本外交は、対米・対中・対露関係の改善に向け、次の一手を打ち出す段階に入っていた。首相や外相が頻繁に交代する現状は、各国には政治情勢の不安定に映る。前原氏も6日の記者会見で、「政治の安定をつくらなければならない」と訴えた。 前原氏は鳩山前政権で揺らいだ日米関係立て直しのキーマンだった。菅直人首相は今年前半の訪米時に同盟深化協議の成果として日米安保共同宣言の発表を予定。前原氏は、日米の共通戦略目標を2プラス2で策定する方向で調整を続けてきた。首相訪米日程も固まらない中でのキーマン交代は関係改善の停滞につながる可能性がある。 前原氏は会見で「米国とは信頼関係は再確立でき、中国側も2国間関係を進めようという雰囲気が完全に醸成されている」と強調した。日中間では尖閣諸島沖の漁船衝突事件でこじれた関係を改善しようと、4月に外相就任後初めての訪中を調整していたが、こうしたシナリオも修正を余儀なくされている。【犬飼直幸、西田進一郎】 ● 有田芳生(ありたよしふ) の 『酔醒漫録(すいせいまんろく) 』 ジャーナリストの視点で挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 「 前原誠司外相に狙いを定める勢力がいる 」 2011/03/06 「前原外相辞任」の報に接して 3月6日(日)前原誠司外相が辞任する意志を固め、総理官邸に入ったと情報が入った。いま辞任情報が入った。新聞各社からコメントを求められたので、要旨次のように語った。外国人から献金をもらうのは政治資金規正法で禁止されているから問題である。 しかし在日韓国人が通名(日本名)で献金したならば、それを確認することなど容易ではない。いちいち相手に「日本人ですか」などと確認することなどできないからだ。ましてやインターネットをふくめた個人献金を主流にしようという時代にあって、特定政治家を陰謀的におとしめるための行為さえ可能になってくる。だから違法献金がわかった時点で相手に返却し、政治資金収支報告書を訂正すればいい。 福田元首相が朝鮮総連系から献金されていたのは官房長官時代だった。前原外相が在日韓国人の「おばちゃん」を知っていることと、献金したことを知っていたかは、いまのところ不明だ (読売新聞が報じるとおり「献金者が外国人であることを認識していたことを自ら認めた」 なら大臣どころか議員辞職を求められても仕方ない。しかし前原外相は「献金をいただいているということについては認識していなかった」 と会見では語っている)。 ( 匿名の投稿文 ) 投稿 2011/03/07 01 41 (副島隆彦注記。 京都では、) 前原 vs 谷垣(野中ヒロム) の利権の構図がささやかれていますね。 また、その裏側に存在していることが、資金源 が 目減りしてきている 「組」 関連の闘いなのだとの噂も有りますから・・・。ヤマケン組 と コウドウ会の今後の動きに目を向けてみれば・・と書かれているブログを読んで、私は、けっこう納得しちゃいましたよ。 宗教を絡ませた党には、誰も何も言わない???? 投稿 てんてん | 2011/03/07 01 22 前原さんの問題の京都の焼肉屋のおばちゃんは4日金曜日のTBSニュース23のインタビュー映像で「韓国や、在日や言うてるやん」前原と30年以上の付き合いといい、ポスターを貼りにいったり「前原頼むで 頼むで」と言うだけや「前原のナンバーワンの営業マン」と言っている、「それだけや、うちは何も頼むことはないしな」と言っているが、これは献金だけではなく選挙違反を認めているので、前原さんは完全に議員辞職しなければいけない事になる。 (転載貼り付け終わり) 副島隆彦拝
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/322.html
砂漠にビーズを落としたと少女は泣いた。 少女は百年かけて砂漠を探す。 砂漠でなく海かもしれないと少女は泣いた。 少女は百年かけて海底を探す。 海でなくて山かもしれないと少女は泣いた。 ――――本当に落としたのか、疑うのにあと何年? Frederica Bernkastel ▼ ▼ ▼ 『――――おかけになった電話をお呼び出しいたしましたが、おつなぎできませんでした』 朝のニュースを見て、慌ててかけた電話は通じることはなく。 私、古手梨花は落胆と共に通話を打ち切った。 「そう。そう…なのね」 慣れた感覚だった。 ある夜を境に知り合いと連絡が取れなくなり、私の手の届かない彼岸へと消えてしまう。 百年に渡って経験してきたのだ、まごう事などある筈もない。 そうして、私は静かに。 数日前に出会ったマスター、白瀬咲耶の生存を諦めた。 「馬鹿…」 セイバーに捜索に向かわせているが、未だに連絡はない。 その事実が白瀬咲耶がもうこの世にいないことを浮き彫りにするようで。 ふらりと、私は自宅の台所へと向かった。 田舎から独り進学してきた女子小学生。 そんな役割を課せられている私の自宅に何故ワインなどがあるかは分からないけれど。 ともかく、今は界聖杯の粋な計らいに甘える事とする。 トクットクットクットクットクットクッ、と。 クーラーをガンガンに利かせた自室で、無言でグラスに血のように赤いワインを注ぎ、一息に飲み干す。 慣れてしまった苦い喪失の味が、喉元を通り抜けていった。 「はぁ…」 深い溜息を吐きながら、私は数日前に白瀬咲耶と出会ったときの事を想起する。 彼女と出会ったのは、セイバーを召喚してから数日後。 聖杯戦争が幕を開ける五日前。 出会いのきっかけは、彼女のサーヴァントであるライダーの少年が私とセイバーに接触してきた事からだ。 一悶着の後、ライダーが非戦の意思を示したことで戦闘から対話へと状況は移り。 私と彼女はそこで始めて、顔を合わせる事となった。 そこに至るまでスムーズに事が進んだのは、セイバーとライダーが知り合いだった事にも起因するだろう。 「あの時の声通り、100点、いや200点付けてもいい美少年!!お持ち帰りしたいぃ〜」と、 身をくねらせテンションの高いセイバーはハッキリ言って気持ち悪かった。 ともあれ、顔を合わせた白瀬咲耶という少女は…私の憧れをそのまま形にした様な少女だった。 すらりと背が高くて、スタイルもよく、アイドルをやっているらしい彼女は、私が夢見ていた都会の華やかさの具現だ。 そんな彼女が態々敵のマスターに出会うと言うリスクを犯してまで持ちかけてきた話は、この聖杯戦争からの脱出だった。 これ以上、誰の犠牲も出さず、この東京から脱出すると言う形で聖杯戦争を終結させる。 そのための具体的なプランも用意していると、彼女は決意と信頼を籠めた声でハッキリと宣言した。 傍らで黙々と彼女に買い与えられたパフェを食べる、ライダーの少年を撫でながら。 脱出には、ライダーの所有している船を使うらしく。 彼の船に刻まれた虚数潜航という技術を用いてこの東京から消失し、元の世界へと再浮上する…厳密にはもっと複雑な手順を踏まなければならないが、ライダーの語った話で理解できたのは此処までだった。 そして、何より重要なのは…数多のカケラ世界を渡ってきた私とセイバーの存在が再浮上の際に必要になるという事だった。 私たちの力で、成功率は二割弱から五分にまで向上すると、ライダーは語った。 無論の事まだまだ準備しなければならない事はあるし、今は机上の空論でしかないけれど。 それでもこれ以上血が流れる事を望まないなら、私達に協力してほしい。 白瀬咲耶はそう言って私に手を伸ばしてきた。 真っすぐ私を見つめるその瞳は、小学生の外見である私を子供扱いせず、対等に尊重していて。 語る言葉が嘘偽りでないことは見ただけで分かった。 そして、そんな彼女の手を、私は―――― ――――ごめんなさい。考えさせて欲しいのです。 私は、とれなかった。 そんな都合のいい方法が本当に可能なのか。 仮に雛見沢に帰還できるとしても、また惨劇のループの輪の中へ組み込まれるのではないか。 セイバーはその時も「よく考えてから答えを返せばいい」と、私の意思を尊重してくれたけれど。 分かっている。本当の所、手を掴めなかったのは私の弱さ故だ。 けれど、打ち破った筈の数々の惨劇の再演は、私の中のそんな弱さを萌芽させるに十分な物だった。 (もし、彼女が圭一やレナだったら……) もし、彼女が、信頼のおける雛見沢の仲間であれば。 自分は彼女の手を取れたのだろうか。 何かが、変わったのだろうか。 そう考えずには居られなかった。 しかし今となっては、全ては水の泡だ。 肝心要のライダーが盤面から脱落してしまったのだから。 (……彼女は仲間なんかじゃない。 出会って数時間の人間を信用するほうが、むしろおかしな話よ) 白瀬咲耶と古手梨花は仲間などでは決してなかった。 唯出会って、一度顔を合わせてお茶をして別れた、それだけの関係。 仲間になど、なれるはずもなかった。 仮に今すぐ台所へ行って包丁で首をかき切れば彼女が死ぬ前のカケラに戻れるとしても。 自分はきっと、しないだろう。 死の苦しみは、百年経っても決して慣れるものではないのだから。 けれど、それでも。 ―――本当に仲間の事を想っての事なら…ボクは隠し事もアリだと思いますです。 勿論、何もかも打ち明けられるならそれが一番ですが…… 護るために隠し事をしたからをして、もう仲間じゃない、なんて事は絶対に無いのですよ。 咲耶の仲間なら、猶更です。 でももし、咲耶がそれを罪だと思って、後ろめたいと言うのなら… ボクが、その罪を赦します。これでも地元では神に仕える巫女だったのですよ。にぱー! それでも何故か、未練がましく、彼女とのやりとりが脳裏に蘇ってくる。 返答に時間を貰う代わりに、彼女は此方へ相談を持ちかけてきた。 曰く、この聖杯戦争の事を隠しているのが少し、辛いと。 彼女は悩んでいる様だった。 だから、前に圭一が同じ事を悩んでいた時に、魅音と一緒に言った事を彼女に伝えた。 そう言われた彼女は、とても嬉しそうで。 だから。 この世界に、一人だけ罪を背負って涙を流さなきゃいけない敗者はいらない。 ―――これが、古手梨花が奇跡を求めた千年の旅路の果てに…辿り着いたたった一つの答えよ。 「……私は、彼女に敗者に何か、なってほしくなかったのに」 ほんの少しだけ、小さじ一杯分くらいは強く、彼女たちに期待していたのだ。 残酷な法則(うんめい)を打ち破って、新天地を目指すその姿に。 だから、聖杯戦争が開幕して、生き残れるのが一人だと分かった時も、踏みとどまる事ができた。 セイバーもきっと、それが分かっていたから。自分の先延ばしの言葉を汲んでくれたのだろう。 「あの子は…仲間に伝えられたのかしら」 万感の想いを籠めた問いに応える者は無く、ただの部屋の沈黙に溶けて消えた。 ―――最後に一つ。約束してもいいかな? どうか…生きてほしい。これからもきっと、辛い事はあるかもしれない。 だけど、私は…白瀬咲耶は、梨花。君が生きて元の世界に帰れることを祈っているから。 消沈する脳裏に蘇るのは、最後に交わした咲耶との約束。 彼女が抱いた尊き祈り。 ぎゅう、とグラスを握る力が強まる。 「―――えぇ、えぇ。分かってる、分かってるわよ。 貴方が祈った最後の願いだけは、叶えて見せる。 私は必ず生き残って…皆で幸せになれるカケラへと私は辿り着く」 ―――私にとって、世界はいつだって惨劇と戦いを強いてくる残酷なものだ。 勿論、この界聖杯に作られた世界も例外じゃない。 だけど彼女には…白瀬咲耶はそんな世界を嫌っていなかった。 あの子の瞳には他人に対する深い思いやりがあった。 きっと、貴方は誰であれ死んでほしくなかったのだろう。 そんな貴方に願いを託された以上、私も負けない。今、そう決めた。 もう帰ってこない貴方のために、それだけは、強く。心に刻みつける。 (だから俯くのも、悔いるのも、全部後回し) アルコールの力か、思考がクリアになっていくのを感じる。 やるべきことを、頭の中で整理する。 方針は一先ず変わらない。火の粉を払いつつ、新たな生還の道を探る。 その上で、先ずはセイバーの帰還を待ち、その後咲耶達を襲ったであろう主従を探す。 非戦派だった咲耶を問答無用で殺す様なサーヴァントとマスターだ。 仇討ちというには烏滸がましいけれど、野放しにしておくのは余りにも危険だと、私は判断した。 最低でもサーヴァントは排除しておく必要がある そして…これは感傷かもしれないけれど、咲耶を喪った彼女がいた事務所がどうなっているかも、少し気になった。 一度、赴いておきたいかもしれない。 「―――私には、やらなきゃいけない事があるもの」 最後に脳裏を過るのは、綺麗な金の髪。不敵に笑いながら私に銃を向けてきた親友の姿。 彼女が、親友の北条沙都子が数年の時を経て再び起きた連続怪死事件の黒幕なのか。 それとも、沙都子もまた、誰かに操られている被害者なのか。 確かめなければならない。 私と彼女は……親友、なのだから。 そして、私はグラスに残った最後のワインを、喪失の苦々しさをもたらすその液体を。 そっと、決意と共に飲み干した。 【世田谷区・古手梨花の自宅/一日目・午前】 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に業】 [状態]:健康、ほろ酔い [令呪]:残り3画 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数万円程度 [思考・状況] 基本方針:生還を目指す。もし無ければ… 0:白瀬咲耶との最後の約束を果たす。取り敢えず今は捜索に向かったセイバーの報告を待つ。 1:咲耶を襲ったかもしれない主従を警戒、もし好戦的な相手なら打倒しておきたい。 2:彼女のいた事務所に足を運んで見ようかしら…話せる事なんて無いけど。 ▼ ▼ ▼ 「……暑いですわ」 一言で言って、苛立っていた。 この町は暑すぎる。 雛見沢の豊かな自然と気候で育った北条沙都子にとって、コンクリートジャングルに囲まれた都心の気候は過酷な物だった。 僅かな距離を歩くだけもダラダラと汗が流れ、ぞろぞろとせわしない群衆は暑苦しい。 タクシーを拾おうかとも思ったが、拾い方がよく分からないし、態々調べるのも億劫だ。 何しろ雛見沢で主な交通手段は徒歩か自転車、或いは知り合いの車に相乗りすることだったし、ルチーアに入学してからは外に出歩く事すら稀だったのだから。 だから、こうして、汗をとめどなく流しながら病院を目指している。 とは言え、本当に暑い。何か飲み物を買おうと自販機を探した時だった。 通りがかった音楽ショップのモニターから、流れてきた歌を彼女が聞いたのは。 ―――何だってできるよ。一人じゃないから、昨日よりももっと。 光集めて響け遠くへ未来を呼んでみよう。いつだって僕らは―――― 四人組のアイドルユニット。その売れ筋の曲らしい。 モニターの下にはポップな文字で『幼馴染ユニット』、話題の一曲!と銘打たれていた。 それを見ながら、沙都子は画面の向こうで彼女達が歌い踊る様を無言で見つめる。 その様はとても華やかで、瑞々しく、本当に仲の良い四人組であるのが伝わってきて――― 「本当に―――虫唾が走りますわね」 友情だとか絆だとかで一杯そうな四人の顔を見ていると心の底から虫唾が奔った。 不特定多数の人間に見世物にして切り売りしているくせに、何が『仲良し』だ。 友情だとか絆だとかってそんなんじゃないだろう。 いい所だけ見せて綺麗に装飾して売り物にして―――そんなものが友情だとか絆だとかであっていいはずがない。 一度でも爪をはがされ五寸釘を撃ち込まれて拷問された経験はあるか? 疑心暗鬼の果てに仲間同士で殺し合い、バットやナタで脳漿を叩き割ったことは? 気化したガソリンに吹き飛ばされたことは?大人たちに成すすべなく射殺された経験は? 疑心暗鬼を打ち破り、喉をかきむしる病気に打ち克ったことは? 仲間と団結し、特殊部隊の精鋭たちに勝利したことは? 百年の惨劇を打ち破るという不可能を成し遂げたことが一度だって画面の向こうの四人組にあるのか? ―――醜い所も見せあって許し合って、そして不可能に共に立ち向かって 始めてその時、友情や絆は産声を上げるんじゃないのか。 そのはずなのに。 「梨花は本当に、こんな上辺だけの薄っぺらくて吐き気のするものを選んだんですの…?」 許せなかった。 梨花が部活メンバーを、雛見沢を、『ほんとうの仲間』を捨てて、上辺だけの薄っぺらい世界を選ぼうとしていることが。 梨花を連れて行こうとする外の世界が。 何もかも気に入らなくて、ぶち壊して台無しにしたくなる。 「いっそ、この方達がマスターなら話は早いのでございますけどね」 もし、画面の向こうの彼女たちがマスターだったのであれば。 一切の慈悲も容赦もなく鉛弾を馳走できるだろう。 そんな昏い憎悪に思考を浸している時だった。隣から、声をかけられたのは。 「…アンタ、北条沙都子だよな?」 声の方向にいたのは体格のいい褐色の少年だった。 勿論、出会った覚えも、名乗った覚えもない。 沙都子は、無言で鞄の中のトカレフに手を伸ばした。 「おっとっと!落ち着けって。俺はただの使いのモンだよ アンタをどうこうするつもりは皆無(ねー)から」 剣呑な雰囲気を感じ取ったのか、褐色の少年は慌てた様子で宥めてきた。 そのまま腰の低い態度で、「取り敢えず話だけでも聞いてくれ」と懇願してくる。 「ここじゃ灼熱(アチ)ぃし、そこのサ店でお茶でもしようぜ 何でも好きなモン奢るからよォ〜〜?」 そう言ってのっしのっしと巨体を揺らして褐色の少年は店へと入っていく。 店内を見れば、女性客や夏休みの家族客とも思しき客が何人か食事をしており、待ち伏せされている様子は無かった。 一瞬己のサーヴァントであるリンボを呼ぼうかと思ったが、彼が到着するまで待つのも億劫だ。 無論いざというときに直ぐに呼ぶための心の準備をしつつ、沙都子は店内へと踏み行った。 店内に入ると既に褐色の少年は席についており、こっちこっちと馴れ馴れしく手招きをしているのが見えた。 軽薄なその雰囲気に鼻を鳴らしつつ、沙都子も向かいの席に腰掛ける。 「それで?わたくしに何の御用ですの?えぇと……」 「黄金球(バロンドール)だ。よろしくな」 「えぇ、それでバロンドールさんは私の事を何故知っていて、何の御用か教えていただきたいですわね。私、これから用事があるので手短に」 何の感情も感じさせないほど冷徹にそう問いかけた。 だが、バロンドールと明らかに偽名の名前を名乗った少年は全く動じていないようだった。 「その沈着(クール)な表情。恋慕(キュン)だぜ…」などと宣いつつ、返答してくる。 「そうだなァ〜何で俺がキミを知ってるかっつうと…アンタ、数日前に極道の屋敷に襲撃(カチコン)だだろ?その屋敷に仕掛けてあったカメラからちょっとな」 サーヴァント。 その単語が出た瞬間、目の前の少年が聖杯戦争の関係者であることは確定した。 それに加えて、数日前に資金飛と武装の確保のために襲撃した極道の手の者らしい。 直後にあのアルターエゴは何をやっているのかと考えて、あの男ならもしかしたらこうして聖杯戦争関係者を釣り上げるためにわざと行ったのかもしれない。 だが、今はもうそんな事は重要ではない。問題は此処からだ。 「……それで、その報復という訳ですの?」 運ばれてきたイチゴシェイクを飲みながら、テーブルの下でカチャリと金属音を響かせる。 周囲には鞄と座席で隠しつつ、いつでもテーブルの下で撃発可能なトカレフを誇示しながら静かに尋ねた。 バロンドールもトカレフには気づいているのか、テーブルの下を一瞥し、そして。 「とんでもない。俺が今日アンタに会いに来たのは……同盟(スカウト)の打診さ」 向けられる銃口も気に留める事はなく、ふっと微笑みながら剣呑な雰囲気を弛緩させた。 「スカウト?」 「あぁ、極道を眉一つ動かさねーで一人一人淡々と撃ち殺していくそのイカレっぷり…… 俺たちのボスが気に入ってね。是非客賓(ビッグ・ゲスト)として迎えたいってさ」 「…そんな都合のいい話を、私が信じるおバカさんに見えまして?」 「信じられないかもしれないけどよ、もしここで話を蹴るならアンタは俺らに面(ツラ)割れた状態で敵に回すことになるんだぜ。それはちょっと旨くねーんじゃねーか?」 バロンドールのその言葉に、沙都子も思案を巡らせる。 極道の手の者であり、『俺ら』と言う言葉から相手が複数かつ、自分の名前を調べるぐらいは可能な組織だった手合いの可能性が非常に高い。 推察するに、目の前の少年のボズとやらが自分と同じマスターなのだろうが… 「贔屓目に見なくても俺たちのボスが引き当てたサーヴァントは災害(チート)だぜ? 最終的には殺し合う仲でも、組んでるうちは損はさせねーって」 そう言って、少年は彼のスマートフォンを沙都子の前へと差し出してくる。 画面に映っていたのは三十秒ほどの動画で、巨大な老婆が敵サーヴァントと思しき騎士を一撃で倒している姿だった。 その威圧感、そして画面越しからでも伝わってくる強靭さは紛れもなく彼のボスとやらが引き当てたサーヴァントが強力である事を実感させた。 少なくとも、戦力としては申し分ないだろう。 「……なるほど、お話は分かりましたわ。 でも、貴方のボスとやらを信じるに値する根拠は未だ無いですわね」 「それに関しちゃガムテの…あいつの、割れた子供全部の味方になるって信条を信じてくれとしか言えねーな」 俺にも分かる、とバロンドールは沙都子の目を見て、静かに告げた。 生きるために、イカレられずには生きられなかった瞳だと。 祝福された成長など、与えられなかった瞳だと。 大切な物に、裏切られた瞳だと。 そんな奴らの味方なのさ、うちのボスは、と。 さっきまでとは打って変わって真剣(シリアス)な様子で少年は語った。 「―――勝手に一緒にしないで下さいまし?不愉快ですわ」 憐れまれている様で、不愉快な気持ちが湧き上がってくる。 テーブルの下で引き金に指を賭け、先程よりも冷たい視線で、少年を睨みつけた。 しかしそれでも彼は動じない。 真っすぐに沙都子の瞳を見つめて、身じろぎ一つ行わない。 まるで、撃ちたいなら撃てばいい、と言っている様だった。 そのまま、暫しの沈黙が流れる。 「―――俺たちはどうせこのゲームが終われば消える夢(ウタカタ)だ。命なんて惜しくねぇ。 でも、ガムテが王(キング)の椅子に座れば、俺たちはあいつの中で生き続けられる。 そうすりゃ、俺たちが此処で生まれてきた意味ってヤツもあるンだろうさ」 例え俺たち全員が死んでも、その頂点にあいつが座ってるなら、それでいい。 そう語る彼の瞳に恐怖は見えず。 ただ純粋なる仲間への信頼と、献身と、覚悟だけがそこにあった。 それはまるで、あの部活メンバーの様で―――― 「……いいですわ。取り敢えず私のサーヴァントと協議してみましょう」 「ほ、ほんとか!?ならこの番号に連絡頼むよ!」 鞄の中にトカレフを入れ直し話を呑む旨を出すと、花が咲いたようにバロンドールは破顔した。 そして、一件の電話番号が書かれたメモを差し出してくる。 「ガムテ…じゃなかった。俺たちのボスとの直通番号(ホットライン)だぜ 最初に黄金時代(ノスタルジア)って言ってくれればそれで通じる」 「黄金時代(ノスタルジア)?」 「あぁ、組むときのために用意した、アンタのコードネームだ」 「……分かりましたわ。では、私はこれで」 メモをひったくって番号を改めた後、足早に座席を去る。 やるべき事は終わったし、聞いておきたいことも現時点では聞けた。 後は、己の従僕と話し合う必要がある。 「あっ…!ちょ、ちょっと待てよぉ〜これから個人的に親睦を深めるためにカラオケでも…」 「結構ですわ。ガムテさんによろしく」 「え…あっ!失態(ヤ)べッ!…………」 ひらひらと手を振って、店内を後にする。 そうして後には、項垂れる黄金球の姿だけが残された。 ▼ ▼ ▼ 「さて、これからどう動きましょうか」 同盟を組む相手のアタリは付けた。 折角ここまで来たのだから当初の予定通り病院に向かってもいいし、あのバロンドールのボスとやらにコンタクトを取ってもいい。 一先ず、自分のアルターエゴのサーヴァントと話し合う必要があるだろうが、向こうから同盟の打診があった事は手間が省けたと言えるだろう。 首尾よく事が運べば、自分が切れる手札は大いに増える。 ―――ガムテが王になれば、俺たちはあいつの中で生き続けられる。 思考を巡らせながら、あの少年が語っていたガムテ(恐らく偽名だろう)という彼らのボスに想いを馳せる。 どんな人物かは未だ分からない。 けれど、一つだけ確かな事があった。 この上辺だけの嘘ばかりの世界で、彼らの覚悟と、友情は本物のものなんだろうな、ということ。 「ま、それも利用させて頂くわけですけど」 実の所、話を前向きに乗るつもりになったのは確かに、恐らくNPCであろう少年が見せた覚悟に感銘を受けたと言うのが大きい。 だが、それが彼女の心境や方針に及ぼすかと言われれば、それはない。 新たなオヤシロ様の代行者となった彼女にとって、自分と古手梨花以外の全てが盤上の駒に過ぎないのだから。 「精々、役に立って下さいまし。私が―――あの笑顔のある世界へ帰るために」 もう一度、自分にとって全てがあった世界へと帰る。 少女の願いはただそれだけ。 それだけのために、どれ程の罪を犯すことも厭わない。 例え、彼女が信じていた『ほんとうの仲間』に泥を塗ってでも、進み続ける。 【新宿区・大通り/一日目・午前】 【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に業】 [状態]:健康 [令呪]:残り3画 [装備]:トカレフ@現実 [道具]:トカレフの予備弾薬 [所持金]:十数万円(極道の屋敷を襲撃した際に奪ったもの) [思考・状況] 基本方針:理想のカケラに辿り着くため界聖杯を手に入れる。 1:最悪脱出出来るならそれでも構わないが、敵は積極的に排除したい。 2:黄金球(バロンドール)のボスにコンタクトを取るか、或いは当初の予定通り皮下医院へ向かい、院長『皮下真』と接触する。 [備考] ※アルターエゴ(蘆屋道満)と合流するかどうかについては後の話にお任せします。 時系列順 Back 鬼殺の流 Next 侍ちっく☆はぁと 投下順 Back 283プロダクションの醜聞 Next Sky Blue Sky ←Back Character name Next→ OP SWEET HURT 古手梨花 036 この檻の外へ 010 『You』 北条沙都子 030 龍穴にて
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34976.html
登録日:2016/08/16 Tue 17 46 53 更新日:2024/09/15 Sun 18 50 39NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 (子供と猫以外)非道な観客 Vジャンプ きれいなケビン ゆでたまご オール超人大進撃 キン肉マン キン肉マンⅡ世 ザ・ドゥームマン スピンオフ パラレルワールド 卑劣な悪行超人 少年漫画 新世代組割と優遇 本編以上にだらしない万太郎 漫画 男女混合 隠れた名作 集英社 『キン肉マンⅡ世~オール超人大進撃~』とは、『キン肉マンⅡ世』のスピンオフ作品である。 作者は本家と同じくゆでたまご。2001年から2007年にかけてVジャンプで連載された。 単行本は全4巻。今から店(古本屋、漫画喫茶を含む)で探すとなると骨が折れるが、電子書籍で購入可能。 『キン肉マンⅡ世』(以下PB(プレイボーイ)版)は青年誌である週刊プレイボーイに掲載されており、エログロなどバイオレンスな展開が多く、とても子供向けとは言い難かった。 アニメ化が決まった際に、夕方枠で子供向けに制作するアニメに併せて幼年誌でも連載してほしい、という東映アニメーションの要請を受けてVジャンプで連載されることとなった。 そのため本作も子ども向けを意識した作風で前述した要素は控えめ。無いとは言ってない。 正義か悪かを問うようなシーンも少なく、単純明快な少年漫画の趣が強い。そのせいか悪行超人が人間を巻き込むなど非道・卑劣な面が強い。 セイウチンやガゼルマンなどのPB版の脇役超人が活躍していたり、フィオナやOKANといった女性超人が試合をしている(ゆで曰く「試験的に女性超人やその試合描写をやってみた」「結構好評だったし、手ごたえもあったと思う」とのこと)のも見どころ。 一方子ども向け=初代を知らない世代向けのせいかミートとスグルを除く初代キャラの出番は少なく、Ⅱ世もの、親子ものの要素は残ってはいるもののメインテーマではなくなっている。 あと一部のキャラは台詞のフォントが独特。 ストーリー d.M.p(デーモンプラント)編(*1) キン肉万太郎、テリー・ザ・キッド、セイウチン、ガゼルマンらが悪行超人を退治していく。 PB版ではあっさり爆散したアジト「ダンジョン・ハンド」に潜入するストーリーや、 ヘラクレス・ファクトリーの生徒が悪行超人に拉致されたうえに洗脳され、おでん巨塔(タワー)で決戦したりも。 超人一等祭編 いわゆる超人オリンピック編。 正義超人と悪行超人の垣根もなく、純粋に強さを競う大会。 万太郎とケビン以外のおなじみの超人は予選で脱落。8人での決勝トーナメントが繰り広げられる。 PB版とは違う意味で観客が巻き込まれている。 主要登場超人 新世代正義超人軍 ◆キン肉万太郎 ご存知キン肉マンⅡ世。 PB版と比べると戦いから逃避するようなシーンは(尺の都合もあってか)やや少なく、友情の篤さを強調した割と少年漫画の主人公らしい存在になっている。エロはないが、汚い系の描写はVジャンで許される範囲であれば普通にやる。 読者が少年のためか、人気投票では2位を獲得できた(本人は納得していないが)。 超人一等祭ではOKAN、天タコルズ、ドゥームマンを倒して優勝する。 ◆アレキサンドリア・ミート おなじみのセコンド兼お世話係。 ダンジョン・ハンドに潜入したりするが、活躍は控えめ。 色んなコスプレでツッコミを入れることが多い。 ◆テリー・ザ・キッド ご存知テリーマンⅡ世。 潔癖症という一面が強くなっている。キン肉ハウスを訪れた時の件とかは万太郎に問題があったような気もするが。 原作に輪をかけて出番が少ないが、PB版では実現しなかった万太郎とのタッグやツープラトンを見ることができる。 ◆セイウチン やはり出番が少ない。 バス・ザ・シャワーと戦った際にはカプサイシン風呂に入って虚脱状態になるも、薬草の湯で元気になって逆転勝利する。 おでんは大根派。 ◆ガゼルマン PB版ではただのやられ役だったが、本作では最序盤はやっぱりやられ役だったが詳細な人物描写がされている。 7年前、タンザニアの超人小学校の訓練で親友だったザ・ファックスに裏切られたために、 仲間を信用しておらず、自分の力だけで地球を守ろうとしており合同練習にも参加しない。キン肉ハウスのガゼル版みたいな家で暮らし、丸太を地面に突き刺してロープを張った簡易リングで一人で鍛練するストイックな一匹狼。ガゼルなのに 悪行超人堕ちしたザ・ファックスとの戦いでは、ペーパーミイラの召喚によって苦戦するが、 万太郎が手を差し伸べたのを受け入れたことでタッグマッチに持ち込んで勝利。 仲間のほうも見ずに去っていくが、その表情はどこか穏やかだった。 この一戦があったことからd・M・pのアジト潜入にも協力的に参加、夜叉夢を瞬殺する活躍を見せた。 つまりどう考えてもこっちのガゼルマンの方が明らかに強い。 そのお陰か3巻末には特集企画が組まれた。 ◆ケビンマスク 悪行超人から足を洗い、留置所で更生プログラムを受けていた。 電車では立ち派。 セリフのフォントがやけに細く、か細い印象がある。 超人一等祭ではフィオナのことを貶したナンキーマンを破る。 ドゥームマン戦ではトランポリンデスマッチルールになっているために「ロビン・スペシャル」や「ビッグベン・エッジ」が通じずに苦戦。 大渦(メイルストローム)パワーで鉄柱を融かし、リングを塗装することで互角の戦いに持ち込んでいくも、 ドゥームマンの攻撃で欠けてしまった山手線の線路を修復するために、鎧を脱いではめこんだことで出血多量になって敗北。 ◆チェック・メイト 痛みを感じず、感情表現も乏しいといった面は少ない。 d・M・p寝ずの番最後の一人として万太郎と対戦。城・王様・馬形態(グランドスラム)で追い詰めるが、ルークを将棋の駒に変えられたために全身が木になってしまい敗北。 そのあと友情パワーに惹かれ正義超人に転身。洗脳されたキャプテン・マッコウを倒すも自身の体力の限界により引き分け。 結果、あらゆる媒体で、経過の描かれた試合で勝利したことがないという悲惨な境遇に陥っている。(*2) ゆで玉子の白身と皮を剥いだ鶏肉ばかり食べさせられていたせいか、万太郎のおでんの玉子論に興味を持つ一面も。 ◆ジェイド ヘラクレス・ファクトリー2期生としてバス・ザ・シャワー、キャプテン・マッコウとともに訓練していたところを拉致から洗脳され、おでん巨塔で新世代超人とぶつかる。 だが完全には悪に染まりきれておらず、それに気付いたあとは 新人の自分が高い勝率を誇るエリートの万太郎と正々堂々とした勝負で戦うことを決意。 PB版では使わなかったヘルメット技などを使うが、新技のマッスル・ミレニアムで敗北。 本作ではブロッケンJr.の出番がないため(かつての伝説超人としてさらりと触れられているのみ)弟子設定は裏設定レベルに留まっている。 悪行超人軍d・M・p(デーモンプラント) ◆プリプリマン 原作では幻の超人だったけど、今作ではキッド・セイウチン・ガゼルマンを無傷で破る悪行超人に。よかったね! 口もとい肛門からガスを噴き出す「ガス・エクスプロージョン」と、相手の足をケツで挟む「オケツ・ドライバー」が得意技。 万太郎のキン肉バスターで倒されるが、ぶっちゃけコイツにキン肉バスターかけるのはリスクが大きすぎるのでは… ◆ザ・犀暴愚(サイボーグ) 劇場版第一作に登場していた悪行超人。笑い声は「ゴモモモモ」 角の上で相手を高速回転させたあと、両腕を固定して後方に投げつける「犀(サイ)クロン・バックブリーカー」が得意技。 ピエロに化け、ミートに招待券をあげて正義超人たちを東京タワーにおびき寄せたあと、正体を表す。 ガゼルマンを圧倒したあと、人間の少女・リナを人質に東京タワーの特設リングで万太郎と戦う。 がむしゃらに攻撃する万太郎を物ともせずに徹底的に叩きのめし、万太郎に悪行超人軍入りするよう持ちかけるが、リナの激励を受け、火事場のクソ力を発揮した万太郎に払い除けられる。 犀クロン・バックブリーカーでとどめを刺そうとするが、勢いを逆に利用されて脱出され、「マンタロー・ネックチャンスリー・ドロップ」を喰らって角をへし折られ、敗北。 ◆ザ・ファックス タンザニア出身。草原が似合わないFAX超人。 少年期はガゼルマンの親友の正義超人だったが、ある時自分を庇って崖から落ちそうになった彼を見捨てて逃げことで決裂。現在のガゼルマンの性格を作るきっかけとなった。 悪行超人に転身後は試合前に奇襲、人間の少年たちを人質にとる、試合中に同胞を召還して2対1に持ち込むなど卑怯な手段をとる。 必殺技は鋭い切れ味の紙を飛ばす「ペーパー・シューター」。 もしかしたらあの日の出来事が「他人と助けあうより他人を利用する方がいい」という悪行の萌芽を芽生えさせてしまったのかもしれない。 ◆サンシャイン d・M・pの幹部。 フィスト・アローから愛弟子のチェック・メイトをかばい、自分が信じる道を行くようにとうながし、ダンジョン・ハンドと運命をともにする。 ……かと思いきや、一命をとりとめたらしく胸を金属板で補強された姿で超人一等祭の悪行超人側の特別審査員として登場。正義超人側の特別審査員のラーメンマンと小競り合いを始める、(主犯はイケメン・マッスルとはいえ)万太郎の敗退を画策するなど、ワルを全うするのは相変わらずだった…反面、ザ・ドゥームマンの悪行三昧にはっきりと引く一幕も。 悪魔超人界に伝わるアイテムを纏ったドゥームマンが2戦連続有利なリングで試合できたり、残虐超人である天タコルズが2戦連続負けたら食われるデスマッチをさせられているのも彼の画策ではないかと読者の間で考察されている。 ◆屍魔王 ◆麒麟男 d・M・pの総統と副官。PB版と同じくらい小物。 最後は超人刑務所にぶちこまれた。 超人一等祭・決勝トーナメント出場者 ◆トック 韓国代表の餅超人。 初登場から数ページの間に激太りした。 穏やかな性格をしており、万太郎となにかと気があった様子。 しかし、そういうキャラのお約束で怒ると大変怖く、「トッポキプレス」や「トッポキコイル」を相手を覆い潰す非情な戦いをする。 裂傷を湯気で治すなどの餅らしい性質も持つが、ジャイアントスイングをされると乾いて動けなくなってしまう弱点もある。 熱湯昆布出汁デスマッチでは天タコルズにそれを突かれ体内に潜り込まれてしまい、 内部から腹・太もも・胸・眼球を貫かれるという、少年漫画とは思えないほどのシリーズ屈指のグロテスクな死亡シーンを見せた。子ども向けじゃなかったんですか? その後、飛び散った亡骸は昆布出汁で煮えてお雑煮となって観客に食べられたり、ドゥームマンのパフォーマンスに使われるなど報われなかった。 ◆フィオナ ルーマニア代表。“地獄の妖精(ディーバ)”の異名を持つ女超人で女性観客と男性観客(キン肉親子含む)共に絶大な人気を誇る。 かなり勝ち気な性格で、ドゥームマンのことを気にいらないからと積極的に交戦していく。 身の軽さを活かした軽快な戦いと三つ編みを自在に操る技能で戦うが、ドゥームマンを上回れずに敗北。 かわいいと言えばかわいいのだが、ゆでの絵柄なのでいまいちかわいくない。 「リングで戦う女超人」という本作独自の存在ゆえにある意味でヒロインとは言えるのだが。 ◆ザ・ドゥームマン ZAN(ザン)国代表(*3)の悪行超人。本作のラスボス。 非情な性格をしているが、なにかとコミカルな描写が多い。口癖は「ザオザオザオ」。 自分の体を鉄球にする「ドゥームボール」や、肩の手裏剣のような刃で敵を引き裂く「メテオスライサー」などの技を持つ。 本来は純粋な性格をしたいじめられっこだったが、強さを求めるために、非情に徹することでパワーアップする「地獄のアーマー」を着用して今の性格に。 それを得るために愛猫のミィーを犠牲にした過去があり、そのためか控え室で出会った野良ネコのことを気にかけていた。 フィオナを圧倒し、残虐殺法と卑劣な作戦でケビンマスクをも破る。 万太郎戦ではクリスタルすり鉢リングでの戦いで優位に立つも、野良ネコのことで心が揺らぎだし、地獄のアーマーのほとんどを砕いて正々堂々戦おうとする。 万太郎との戦いで眠っていた実力が開花し、ほとんど生身の状態でマッスル・ミレニアムやキン肉バスターも破っていくが、マッスル・Gは破れなかった。 最後は頭を覆うアーマーを脱ぎ、贖罪の意味で万太郎のツームストン・ドライバーを受けて清々しく敗北。 エピローグでは悪行超人から足を洗い、正義超人軍に参加した。 ◆OKAN(オカン) ロシア代表。筋骨隆々な体に裸エプロンをまとった現役主婦の正義超人。 サザエさんみたいなヘアスタイルをしている。口癖は「ムンタ」。 正統派のレスリングで万太郎をギブアップ寸前まで苦しめるが、10時に洗濯物を干す、2時に昼寝する……など、主婦は時間にコントロールされている弱点に気づかれて敗北。 その後はドゥームマン戦に怯える万太郎を叱咤激励した。ザ☆農村マン的ポジションである。 本作の女性キャラではいちごパンツ、乳揉み、露出度の高いコスチュームなどお色気要員でもあるため一番活躍が多いためある意味ヒロインかもしれない。 4巻末にはインタビュー企画が組まれ、人間性の高さを見せている。 ◆ナンキーマン スリランカ代表のカレー悪行超人。カレクックの強化版。 “灼熱のカレー大使”の異名を持つ。口癖は「カレカレカレ~」。 スプーンで殴ったり、カレーの具材を投げ飛ばしたり、顔のナンで拘束したりと奇怪な戦法をとる。大根は持ち込み禁止なのに巨大スプーンはいいのだろうか? 負け犬を嫌う性格をしているが、それがケビンマスクの逆鱗に触れたことで敗北。 ◆天タコルズ イタリア代表。タコ壺をかぶったタコの残虐超人。口癖は「~タコ」。 タコ壺に身を隠したり、擬態をしたりなどのタコの性質を生かした戦法を持つ。 「蛸の五体巡り」で相手の口から体内に侵入し、触手で内側から貫いたあと、一気に足を開き木っ端微塵にするグロ技「超人破壊弾(ポンパ・アタッコ)」が得意技。 「熱湯昆布出汁デスマッチ」ではタコの柔らか煮にされそうになるも、子供を庇ったトックのスキを突き、超人破壊弾でとどめを刺し、勝利。 「タコ焼きデスマッチ」で万太郎と戦い、超人破壊弾でとどめを刺そうとするも、まともに体を洗っていなかったため、垢 目やにまみれになっている万太郎には通用せず、逆にキン肉ドライバーで水溶き小麦粉に叩き込まれ、敗北。 タコ焼きにされ、観客に食べられそうになるが、万太郎に庇われ改心。 万太郎と友情を築き、ケビンマスクvsザ・ドゥームマン戦では解説役を務めた。 タコの超人は好評だったのか、後に究極の超人タッグ編にジ・オクトパスというタコ超人が登場した。 その他 ◆キン肉マン/キン肉スグル 初代キン肉マンにして本作主人公の父。 序盤は万太郎の回想シーンで超人の心構えを息子に語る威厳のある父親だった。 超人一等祭では(本作しか知らない読者に説明もなく)例の痩せこけた姿となり、アホでスケベでドジで食い意地のはったオッサンに。挙げ句の果てにはタコ焼きにされた息子を食べようとする暴挙に出る。恐らくは万太郎が天タコルズにやったのと同じやり方で助けようとしていた…と思いたい。 終盤、万太郎に優しく語りかけるシーンはシリーズ屈指の名場面。 ◆イケメン・マッスル 超人一等祭の主催を務める宇宙超人委員会委員長。 本作しか知らない読(ry万太郎を目の敵にしており、サンシャインと共に万太郎の敗退を画策している。 ほか、負けた超人が観客に食べられるデスマッチを企画したり、恐らくは準決勝の決戦場抽選会がヤラセだったり、 悪行超人も参加する大会で観客に意図的に危害を加える行為の禁止や罰則を設けて無かったり(実際、2名の正義超人が観客を庇ったために敗退している)など不備な描写が目立つ。 本作の彼は悪行超人と言われても不思議ではない。 ◆ネコちゃん ザ・ドゥームマンの控室に迷い込み、ミルクを与えられただけの野良ネコ。 その後はドゥームマンを慕い、野良ネコの身で愛知まで赴き、たった一匹で彼を応援する。 性別は不明だが紛れもなくドゥームマンサイドのヒロイン。 ◆大魔王サタン 洞窟内で悪魔超人界に伝わる「地獄のアーマー」の次なる着用者を待ち受けていた悪の存在。 本作ではサタンの名に触れてないので初代を知らない読者には「地獄のアーマーに宿る悪魔」果ては「先代地獄のアーマー着用者の怨霊」に見える。まあそれで問題無い。 余談 さりげなく、凍りついたマンモスマンの先祖が「愛知世界びっくり博覧会」(元ネタは愛・地球博)に登場している。究極タッグ編の設定を考えると怖い話である。 「愛知世界びっくり博覧会」に一コマのみ『スクラップ三太夫』の主人公・三太夫が登場している。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 俺たちの戦いはこれからだエンドだったけど、未完の原典よりは良い終わらせ方だった。 -- 名無しさん (2016-08-16 19 04 09) トックは本当気の毒だったな。観客の子供を庇う為に技を解いた結果惨殺されて死体は観客に食われてとかやるせない。 -- 名無しさん (2016-08-16 20 44 56) お、俺の知ってるガゼルマンじゃない・・・!? -- 名無しさん (2016-08-16 21 15 28) たしかZZのキャラ出てなかったっけ? -- 名無しさん (2016-08-16 23 01 10) こいつにプレボ版の尺と攻防の細かさを逆輸入すればⅡ世はもっとマシな作品になっていた。いろいろ惜しい。 -- 名無しさん (2016-08-16 23 10 34) シュモクーンだっけか家に待ち伏せたけどひどい目にあったやつ -- 名無しさん (2016-08-17 09 00 15) まがりなりにも獰猛な動物モチーフでヘナチョコマスクと同じ彩る超人 -- 名無しさん (2016-08-17 13 25 54) なんだかんだでこっちの万太郎の方が好きだった -- 名無しさん (2016-08-17 14 01 38) サンシャインは傷をふさいでいて、「当たり前のように」でもない。悪魔超人たり続けようとしてチェックを理解する漢っぷりはよかった。 -- 名無しさん (2016-08-18 13 49 56) 「座れよ」「いや俺は立ち派だ」「そうか」 -- 名無しさん (2016-08-26 11 59 34) 天タコルズの試合の観客が負けた超人を食う気満々で観戦してるのひどいと思った -- 名無しさん (2016-09-15 21 06 50) ヒカルドはこっちの大会で参加してた方がよかったのかもな -- 名無しさん (2017-01-29 10 46 13) ドゥームマンの攻撃で欠けてしまった山手線の線路を修復するために、鎧を脱いではめこんだことで出血多量になって敗北。 シリアスなシーンだし書いた人も大真面目なのにギャグになってるの笑う -- 名無しさん (2017-01-29 11 49 48) 超人を食う気満々の客といいあっちとは違う意味で狂気まみれの世界観だよなこれ -- 名無しさん (2017-08-10 04 22 59) これの編集者が後の『始祖編』以降ガッチリとトリオを組んでる編集者さんなんだね。Ⅱ世の反省を活かして、作者自ら異動が可能と聞いて、お願いして付いてもらったとか。 -- 名無しさん (2018-01-01 19 38 33) 1話で逃げ出そうとするもプリプリマンの非道を見て奮起する万太郎の「前言撤回、ぼくやっぱりあなたと戦う」のシーンはガチでかっこいい -- 名無しさん (2018-07-19 05 34 34) たしか機動戦士ガンダムZZのキャラがいたのは覚えている -- 名無しさん (2018-09-02 20 56 43) 今のシリーズの続きは2世本編よりこっちの方がいいと思う。トックについては核は辛うじて生き残ってそこからゴワゴワ再生したとかそんな感じで再起の機会を… -- 名無しさん (2019-11-02 11 20 43) 子供向けを意識していたからか、食べ物が主題になった試合が多い。しかしおでんや鍋の上でプロレスというのもあまり食欲が湧かないが… -- 名無しさん (2020-02-22 07 17 10) ↑連載当時ならともかく実際の年代(2014~15年)でやったらSNSで炎上しそう、リアルでも肉世界でも -- 名無しさん (2020-08-02 12 32 22) フィオナはアプリのマッスルショットのイラストだと可愛かったな -- 名無しさん (2020-12-19 20 13 06) 子供向けを意識したうえでトックの最期、超人を食おうとする主婦観客、両腕をもがれる敵、裸エプロンの人妻…「子供向け」とは何かを考えさせられるな -- 名無しさん (2022-05-16 17 18 59) まぁキン肉マンは元々「アメリカ編受けなかったからちゃんと子供にも受けるような作品作らないとな…」ってなった後にアンパンマンに出てきそうなティーパックマンみたいな超人お出ししてウォーズマンに首をはねさせたりするような漫画なのである意味原点回帰ともいえる -- 名無しさん (2022-05-16 18 56 47) よく考えたら原作では真っ二つ→アニメではラーメンにされて食われるということもあったし作者のなかでは超人が料理されて食われる=子供向け化のイメージがあるのかもしれん。 -- 名無しさん (2022-05-19 20 40 57) ZAN国ってどこだろ -- 名無しさん (2022-07-09 20 23 55) ↑もとはイラクだった。途中から差し替え入ったがコミックスでも2巻まではイラク表記だった -- 名無しさん (2022-07-09 22 07 31) ↑ご教示ありがとうございます。全然聞いたことない国なのでこの人の出身惑星の国かと思ってました。 -- 名無しさん (2022-07-10 11 35 08) ちなみにフィオナは「究極の超人タッグ編」の25巻にさりげなく登場している。『マンターロ!』コールのコマあたり -- 名無しさん (2022-10-25 21 05 21) II世のアニメ変更点多かったので、こっちアニメ化した方が良かったんじゃ無いかと当時思ったりもした。 -- 名無しさん (2022-11-01 19 48 04) フィオナの試合を見て、キン肉マンに「戦う女性超人」は必要ないと思った。っていうか男性が女性のプロレスの相手をするのは絵的にマズい。投げ技や関節技がやりにくいし、だからといって拳でボコるわけにもいかんし。相手を務めた男性キャラは勝っても負けても不利益しかない。ぶっちゃけフィオナの試合は面白くなかった。 -- 名無しさん (2023-06-04 03 31 22) こっちの万太郎は熱血漢で成長がなぜかリセットされる本家よりカッコ良い。 -- 名無しさん (2024-09-15 18 50 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/339.html
2007/11/12(月)投稿 「お二人とも、沙都子ちゃんの容態は安定しました。もう大丈夫ですよ・・・」 沙都子の治療を終えた入江が心配そうに治療を待っていた悟史と梨花に報告する。 「本当ですか?監督。・・・はぁ・・・良かった・・・」 肩の荷が下り安心したかのように悟史は体を脱力させた。 土曜日、学校が昼で終わったその日の帰りに沙都子が急に発症した。 その場にいた悟史と梨花は大急ぎで診療所に運んだのだった。 「しかしながら、また悪化する可能性も否めません。ですので、この週末は沙都子ちゃんの 経過を計るために入院が必要です。」 「入江・・・そんなに沙都子は悪いのですか?」 心配そうに入江を見返す。 入江はちらりと悟史を一瞥した。 「・・・・・・いえ、もしもということがありますから。大丈夫です。特に何もなければ、来週の始めには退院できますよ。」 しばしの沈黙の後、入江は答えた。 「・・・わかりました監督。沙都子をお願いします。・・・じゃあ梨花ちゃん行こうか。」 「・・・はいなのです・・・」 梨花は少しの疑念を感じていた。いつもの悟史なら診療時間ギリギリまで残って 沙都子に付き添うはずなのに・・・今日はしなかった。 「二人とも、帰り道には気をつけて・・・」 背中に入江の見送りを受けながら、二人は診療所を後にした。 診療所からの帰り道、悟史は静かに口を開いた。 「ねえ、梨花ちゃん・・・」 「みぃー、何ですか悟史。」 沙都子の容態について聞いてくるのだろうと、梨花は考えていた。 しかし悟史の口から紡ぎだされた言葉はその考えとはまったく違うものだった。 「今から、梨花ちゃんの家に寄っていいかな・・・少し相談に乗ってほしいんだ・・・」 「みぃー・・・別にいいですけど・・・」 最近、悟史には生気がない。普段は物静かで落ち着いている雰囲気を持つ温和な少年だ。 しかし今の悟史にはその雰囲気が無く、終始うつむき加減で日々を過ごしている事を梨花は気づいていた。 その少し病んでいる悟史が自分一人に一体、何の相談をするのだろう。考えを張り巡らせる梨花。 悟史を見ると、やはりややうつむいて暗い表情をしている。悟史も何かを考えているようだった。 おそらく沙都子のことなのだろう。 それぞれの思いを馳せながら二人は梨花の家に向かって行った。 「それで、何のお話なのですか?」 梨花の運んできた二つのオレンジジュースが置かれたテーブルを挟んで二人は向かい合う。 「うん・・・」 しばしのためらいの後、悟史は口を開いた。 「・・・あ・・・足音が聞こえるんだよ。」 「え・・・?」 一瞬悟史が何を言っているのか、理解できなかった様子の梨花。 それを察して悟史は再び話を始める。 「僕が帰り道や学校の中を歩いていると聞こえてくるんだ・・・僕の足音の紛れて、ひたひた、 ぺたぺたって・・・そして、僕が足を止めるとその音が止むんだ。そして、また歩き出すと再び聞こえてくる・・・」 悟史の告白に梨花は少なからず驚く。悟史の聞こえる足音というのは恐らく雛見沢症候群によるものだ。 病状が進行すると、幻聴や幻覚の類が聞こえてくる。症候群の知識については少なからず梨花は持っている。 悟史の病状に関しては梨花も知っていたが、まさかここまで進行していたとは・・・ 「それで、レナから聞いたんだ、レナも足音が聞こえていた頃があったって。・・・それでレナはこう言ったんだ。」 うつむきかげんの悟史は、オレンジジュースのコップに映った自分を見つめながら言った。 「・・・オヤシロ様の崇りだって・・・悪いことをした雛見沢の人間の後ろにぴったりついて来て ・・・そして、崇りを起こすんだって・・・」 「そんな・・・」 梨花はショック受けた。オヤシロ様は雛見沢村民を縛り付けるために畏怖と尊厳を持たされ奉られている存在だ。 本来はそのような神ではない。しかし、畏怖の念を与えているとはいえまさか崇り神の域まで達していたとは。 「悟史、オヤシロ様はそんなことする神様ではないのです。それに悟史は何も悪い事をしていませんです。 もし崇りがあるとしても、悟史に降りかかるようなことは無いのですよ・・・」 崇りを否定し諭すように話す梨花。しかし悟史は、梨花の目を見ようとはしない。 そして声をガクカクと震わせながら自分の思いを吐露する。 「・・・あるんだよ、梨花ちゃん。僕には罪が・・・沙都子への。」 「沙都子に・・・?」 「僕は・・・自分で言うのもなんだけど、沙都子を守ってきたつもりだ・・・叔母からの小言にさらされていたり、村の人から 邪険な目で見られていたらすぐに庇ってあげた・・・沙都子は心も体も弱いし僕の妹だから・・・でも」 悟史の瞳が暗さを増した。 「・・・僕は、沙都子の事を・・・し・・・次第に・・・」 息を呑む梨花。 「疎ましく感じ始めたんだ・・・沙都子が泣くたびに僕の心に・・・ひびが入っていくんだ・・・あいつがいなかったら こんなに追い詰められる事も無いって・・・沙都子のことを・・・はぁ・・・はあ、沙都子のことを何度も邪な目で見てきた。」 頭を抱えて震えながら悟史は続けた。 「・・・・今日、さ・・・沙都子を置いて行ってしまった。診療所に。さっき監督が入院が必要だって言ってただろう? ・・・あれ僕が無理やり監督に入院させてもらうように頼んだんだ。・・・僕は沙都子を置いて行ってこの週末あいつがいない間 体を休めようと思ってたんだ。・・・・・・沙都子が一人で泣いているのかも知れないのに・・・」 悟史の目が大きく見開く。 「にーにーって沙都子は一人で泣いているのに・・・誰も助けちゃくれない・・・僕たち北条家は除け者にされてるから・・・ それなのに・・・う・・・ぁあ・・・ぼ、僕は、沙都子を見捨てて・・・」 悟史の真っ青になった唇から紡ぎ出される。 「悟史・・・!」 梨花が身を乗り出す。 「あなたはその身で沙都子を守ってきました・・・自分の身を削ってきながら。何時いかなる時も、沙都子のために戦ってきた のをボクは知っています。だからあなたが思っているそれは、決して罪なんかでは無いのですよ・・・!」 必死に説得する梨花。しかし悟史は耳を傾けずに言葉を続ける。 「だから、崇りが下ったんだ・・・どうして・・・僕らが何をしたって言うんだよ・・・!沙都子が何を・・・!」 カタカタと震えながら凝り固まったどす黒い自分の感情を吐き出していく。 「悟史・・・だから、崇りなんか存在しな・・・・・・っ!」 「・・・嘘だ・・・」 悟史が初めて梨花と視線を合わせた。 漆黒で冷徹な氷点下の眼差し。 梨花は突き刺さる鋭利な目つきに戦慄を覚える。 「さ、とし?・・・」 「僕ら北条家は、あのダム建設に賛成したから除け者にされた・・・それを村人たちに扇動したのが雛見沢の御三家だ。 あいつらが僕や沙都子を・・・」 悟史は梨花から目を離さず言葉を紡ぎだす。 御三家という言葉にぴくりと耳を動かす梨花。 「梨花ちゃん・・・君もあの御三家の一員だろう・・・僕らを村八分にするのを決めたあの・・・!」 キッと梨花を睨みつける悟史。 「それ・・・は・・・」 言葉が出てこない梨花。 「それに・・・梨花ちゃん、君はオヤシロ様の生まれ変わりなんだろう・・・?村を捨てたり、裏切ったりした人間に ・・・崇りを下す事だって難しくないはずだ・・・!」 「悟史・・・!ボクは悟史や沙都子を除け者したいなんて思いもしないし、崇りなんか起こせるはずも無いのです! 落ち着いてください!悟史・・・!」 必死に悟史を落ち着かせようとする梨花。その重いとは裏腹に悟史は続ける。 「じゃあどうしてあいつらに加担した!!その思いがあればあの時、僕らを救ってくれたはずだ・・・ なのにどうしてっ・・・!」 怒りに震える悟史を前に言葉を返せない梨花。 「・・・はあ、はあ・・・もう・・・許してくれ・・・あ・・・く・・・ごめんなさい・・はあ、はぁ・・ごめんなさいごめんなさい・・・・・・」 再び頭を抱えて、謝罪の言葉を連呼する悟史。 「悟史!落ち着いてくださいなのです!・・・悟史・・・!」 尋常ではない様子を見て悟史に駆け寄る梨花。悟史の腕を取り落ち着かせようとする。 「・・・っ!!うるさい!!」 腕に触られたのを不快に感じとったのかとっさに梨花の手を振り払う。 「きゃっ!!」 体躯の小さな梨花は腕ではなく体ごと吹き飛ばされる。 テーブルにぶつかる梨花。その衝撃でテーブル上のオレンジジュースが床にこぼれる。 悟史の振った腕が梨花の制服のブラウスに引っかかったためであろうか、梨花のブラウスのボタンが 飛び、梨花は肩口から胸に掛けてその柔肌をさらしていた。 こぼれたオレンジジュースがさらに梨花の肌蹴たブラウスの袖を染める。 「・・・・・・っ!」 悟史は目を見開き息を呑む。 目の前にはまるで生まれたばかり仔馬のように弱々しく倒れている少女。 肌蹴たブラウスからのぞく柔らかな肌。 乱れた短めのスカートから見える純白のパンティと肌色の形のいい太もも。 自分を見つめている少し怯えを含む潤んだ瞳。 こぼれたオレンジジュースのにおい。 悟史の中で何かがはじけた。 雛見沢症候群が悟史にそうさせたのか、自分に眠る性への欲求がそうさせたのか知る術は無い。 「・・・!?悟史・・・?・・・えっ!!いやっ・・・!」 肘を突いて仰向けになっている梨花に覆いかぶさるように悟史がのしかかってきたのだ。 「・・・・梨花ちゃんがいけないんだ・・・梨花ちゃんが・・・!」 「さ、悟史・・・何を・・・?!・・・はぁぁぁん!!」 悟史は肌蹴た梨花の胸に顔をうずめ、いきなり未発達の小さな萌芽に吸い付いたのだ。 突然の悟史の行為に羞恥と徐々に湧き出してくる快感に梨花は困惑した。 「い・・・や・・・悟史・・んくぅ・・・!は、離して・・・」 「・・・ふぅ・・・ふぅ・・・っ!!」 悟史は梨花の嘆願を無視し夢中で隆起し始めた乳首を吸い続ける。 ちゅうう、ちゅぷちゅぷ・・・ちゅくううう・・・・ 卑猥な音と快感が梨花の全身を襲う。 「・・・はぁん・・・悟史・・・うぅうん・・・!どうし・・て・・・んんっ!!」 梨花は自分の両手を悟史の胸に押し付けて、悟史の体を遠ざけようとする。 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・っ!」 愛撫を止め血走った目で、梨花を一瞥する悟史。 悟史は梨花の乱れた髪の毛が張り付くその首筋に視線を合わせた。 カプリとその白い首筋を梨花の髪の毛ごとむしゃぶりつく。 「んんんん!!さ・・としぃ・・・駄目ぇぇ・・・あん!」 悟史の愛撫を受けている側とは逆のほうに顔を背け必死に耐えようとする梨花。 悟史は梨花の首筋に流れる熱い血の鼓動をその舌越しに感じていた。 梨花の血の温かさをまるで吸い取ろうとしているかの如き愛撫であった。 悟史の愛撫によって白い梨花の首筋に張り付いた髪の毛がぬらぬらと艶めかしい黒色の光を放っている。 「・・・あぅぅ・・・!はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ん!」 必死に己の体から湧き上がる快感を押さえつけようとする梨花。 しかし、少しづつこみ上げる快感は梨花の下半身に向かっていく。 それ察したのかどうかは分からないが悟史は梨花の首筋を攻め続けながら、彼女の下半身に手を伸ばしていった。 「きゃうぅん?!・・・い、いやぁ・・・さ、悟史・・・そこは・・・んくううううん!そこはだめぇぇぇぇえぇぇ!!」 悟史はゆっくり梨花の柔らかい膨らみをパンティー越しに蹂躙する。首への愛撫をとどめることなく。 梨花は自分を犯している悟史の腕を必死に両の手を使って払い除けようとする。 しかし所詮は小さな少女。欲望を貪る悟史の腕を退けることには敵わない。 同時に梨花は足を動かして、悟史から逃れようと試みるが、梨花の股の間にどっしりと悟史の右足が降ろされており くねくねと体を動かすことしか出来なかった。 「・・・はあ・・・はあ・・・り、かちゃん・・・!」 自分の下で甘美な声を上げながら必死に艶めかしく蠢いている少女を見て悟史の思いはさらに加速する。 「んんーー!・・・そんなに!・・・動かしちゃ・・・んくぅぅぅん・・・!!」 梨花の膨らみからわずかに勃起している部分を中心に、悟史は指を擦り付けるように愛撫する。 激しい愛撫から生まれる激しい快感が梨花を濡らす。 梨花の白いパンティに少しずつ染みが出来ていく。 梨花の流した愛液の感触に気づいた悟史はさらに快楽を与えようと、自分の愛撫を加速させる。 「んっんっ・・・!はぁ・・・はあ・・・!んくうううううぅ!」 これ以上、感じるわけにはいかない。そう感じた梨花は眉間にしわを寄せ、八の字に眉尻を下げて 目をつむる。さらに、自分の指を口にくわえて自ら漏れていく嬌声を押さえつけようとする。 「・・・ん・・・んむ・・・!んんっ・・・・はあん・・・!」 快楽を与え続ける悟史と快楽を耐える梨花。 そんなふしだらな対立がしばし続いた後、悟史の愛撫が止まった。 顔を上げ梨花を見下ろす悟史。荒い息遣いをしながら潤んだ涙目携ていた梨花。 「はあ、はあ、はあ、はあ、・・・・・・・・!」 悟史は意を決したように、自分のベルトを緩めていった。 「・・・・さ、とし。それは・・・だめ・・・」 ガチャガチャという金属音で察したのだろう。梨花は静かに悟史をなだめる。 「・・・ごめんよ・・・梨花ちゃん・・・」 悟史は大きく染みのできた梨花のパンティを横にずらすと、自分のものを梨花の秘所にあてがう。 「・・・ん・・・!んん・・・」 「はあ、はあ、はあはあ!」 梨花はこれから自分を襲うであろう破瓜の痛みに身を小さくする。 「・・・・・・っ」 しばしの沈黙の後悟史は腰を突き出した。 「!?んん!あん・・・!んくうううううう!」 梨花は困惑した。自分を今襲っているのは、痛みではなくさらに強大になった快感だったからだ。 悟史は梨花を貫いてはいなかった。梨花の秘所に自分の物を擦り付けていたからである。 悟史は挿入ではなく素股を選んだのである。 梨花の秘所は十分に濡れていて、無理やり挿入することも悟史には可能だったはずだ。 それを選ばなかった悟史。梨花の貞淑を守ろうと感じたのか、人を傷付けたくないという優しさが そうさせたのか、答えはいずこにあるのだろう。 「はあ、はあ、ふう・・・くっ!!」 悟史は梨花のクリトリス目掛けて自分のものを打ちつける。 「んん、くぅん・・・!!んんんん!!」 悟史から与えられる直接的な快感に指をくわえて耐える梨花。 梨花のぬるりとした愛液が悟史のものを包み込んでいく。 同時に梨花のパンティの感触が悟史を襲う。 梨花のぬらりとした秘所と純白のパンティに挟み込まれるような形となった悟史のものに 徐々に射精感がこみ上げていく。 「はあ、はあ・・・う・・・く・・・どうして・・・どうしてなんだよ・・・り、かちゃん。」 悟史が愛撫を弱めながら、つぶやくように梨花に言い放った。 「・・・ん、ん・・・さ、とし・・?・・・んくぅ・・・」 「どうして、はあ・・・はあ・・・僕らを、はあ・・・救ってくれなかったん・・・だ・・・」 愛撫は続けられているが、それが弱まったことにより梨花に少しの余裕が出来た。 「・・・はぁん・・・ん・・悟史・・・あなたは・・・」 悟史の目は先ほどまでとは打って変わって角の取れた静かな悲しみをたたえていた。 「・・・君は僕らの、はあ・・・はあ、沙都子を救ってくれると思っていた、村の大人からその矛先をやわらげて・・・ はぁ・・はあっ・・・くれるんじゃないかって、君にはその力があったから・・・!」 ああ、悟史は私の罪に気が付いていたんだな・・・私は悟史や沙都子を事前に救うことが出来たはずだ。 それが出来なくても、頭首の力を用いて彼らへの風当たりを妨げることも出来たのに・・・ それをしなかった。ただ傍観して眺めていただけ・・・ 悟史によって与えられ続けている快感に耐えながら梨花は言葉を紡ぎ出す。 「はぁ・・・はぁ、悟史・・・ごめんなさい・・・私もそれを・・・わかっていたわ・・・ん・・・んん・・・・ 自分はあなたたちを救える立場にいたのに」 悟史が梨花の瞳をじっと見返す。 決意したかのように強い口調で言葉を続ける。 「・・・はあ・・・はぁん・・・でも、私は自分の罪を・・・背負っていくつもりよ・・・そして・・・これからあなたたちを・・・全力で守る・・・」 梨花は悟史を真っ直ぐに見つめる。 「・・・あなたは沙都子に・・・はあ・・・ん・・・罪を犯したって・・・言ったわね。・・・・あなたが罪だと思うなら・・・ 私はあなたの罪の全てを・・・はあ、はぁ・・・否定することは出来ない・・・でもね・・・悟史・・・!」 悟史の瞳から涙がこぼれる。 「あなたの罪を私も背負うから・・・!あなた一人に背負わせなんか・・・しないから・・・ だから・・・!・・・・・・悲観なんかしないで・・・」 悟史は静かに再び涙を落とす・・・悟史の静かに心が洗われていく。 そこにあったのは、魂の救済。 「悟史・・・来て・・・」 梨花は両手でやさしく悟史の頬の涙をぬぐう。 悟史の目が普段のその優しさの色を取り戻していく。 「・・・うっ・・・くッ・・・梨花ちゃん・・・ありがとう・・・」 悟史は再び腰を動かす。これまでになく強く大きく。 「!・・・んんん!!んくうううぅぅん・・・!!」 「はあ、はあっはあ!梨花ちゃん、もう僕・・・!!」 こみ上げてくる快感に促され悟史の腰がより一層速さを増す。 「ん、ん、あんん!!はぁっ、・・・いいのよ・・・はあっ!・・・悟史・・・んくぅぅっ・・・!」 梨花が自分の小さな手を悟史の手に絡ませる。 「・・・はぁ、はぁっ!!うくぅぅううううっ!!」 大量の精が梨花の太ももに向かって吐き出されていく。 「はぁ・・・はあ・・・はあっはあ・・・・」 肩で息をする二人・・・窓の外はもうオレンジ色の黄昏が雛見沢を染め上げていた。 玄関口に立つ悟史と見送ろうとする梨花。 「梨花ちゃん・・・今日はいろいろとありがとう・・・あとその・・・何か・・・ごめんね・・・」 頬を染めうつむきながら悟史は言った。 「・・・そうなのです。ボクはもうすぐで処女を奪われそうになったのですよ・・・」 いたづらっぽく微笑む梨花。 「むぅ・・・本当にごめんよ・・・その・・・えーと・・・」 うまく言葉を返せない悟史。 「ふふ、いいのですよ悟史・・・」 にんまり笑って見せる梨花。それにつられて微笑みを見せる悟史。 「ふふふ、ありがとう。これから、僕は沙都子を迎えにいこうと思う。沙都子きっと一人で 寂しがってるだろうからね・・・」 「そうしてあげてくださいなのです。きっと沙都子も諸手をあげて喜びますです。」 「うん、そうするよ。・・・梨花ちゃん・・・」 悟史が梨花に近づく。 「何なのですか悟史・・・・・・みぃ!?」 梨花が困惑する。悟史は梨花の頭を優しく撫でていたからだ。 温かい。心の中から優しく撫でられる感覚を静かに梨花は感じ取っていた・・・ 自分の鼓動が早まっていく。 「じゃあね、梨花ちゃん・・・また・・・」 悟史が背中を向け黄昏とともに去っていく。 自分の中で燻り続ける何かを感じながら梨花はぼんやりとその背中を見つめていた。 「はぁあぁあん!!んくうううん・・・!悟史・・・さと、し・・・ぃ・・・!」 一人になった梨花から聞こえる耽美なあえぎ声。 悟史が帰った後、梨花は一人でその身を慰めていた。響き渡る卑猥な水音。 じゅぶり、じゅぶじゅぶ・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・悟史が・・・やっと立ち直ったのに、んっ!んんんっ!・・・私・・・ こんなこと・・・・してちゃ・・・駄目なのに・・・」 思いとは裏腹に梨花の自慰は止まらない。 「だ・・・め・・こんなこと・・・でも・・・指が止まらな・・・はぁあん!」 先ほど悟史から受けた愛撫の余韻が梨花の体の中にまだ宿っていたのだ。 さらに頭を撫でてもらったあの温かさと感触がそれに拍車をかけていた。 悟史が精を放出した自分の太もものその部分を自分の手で撫で回す。 少しでも悟史のにおいを染み付けようと、太ももをこねくり回す。そして自分の鼻腔にその手を持って行く。 悟史の青いにおいがした。 「んくうぅぅん!!悟史の・・悟史のにおいがいっぱいしてる!!・・・はぁはぁはあ・・・」 においを鼻腔に焼き付けた後、その手を今度はずぶ濡れになった自分の膣口に持って行く。 ・・・・ちゅく 「・・・んっ!ん!・・・はああ・・・!悟史のがいっぱい・・・いっぱい入ってくる・・・」 快楽を悟史とともに貪り続ける梨花。電撃のような快感が梨花の下半身を襲う。 梨花の指が一層速度を増した。 「ふぁあ!!もう駄目・・・悟史!さとし・・・ぃ・・・イくぅ・・・!!イっちゃううううう!!!」 一気に梨花は真っ白な絶頂へと達していった。 自分の腕を顔の下においてうつ伏せに横になる梨花。 自慰をした後の特有の気だるさが梨花の体に残っていた。 「悟史・・・あなたは強い人ね・・・あんなににも心も体も追い込まれていたのに、立ち上がって 自分の罪を刻んでそして、沙都子を迎えに行ったのだから・・・私なんかよりずっと・・・」 悟史の強さをまざまざと見せられた梨花。 帰りがけに見た悟史の微笑を思い出す。 しかしその強さも近い未来に打ち砕かれるのを梨花は知っていた。何千回と転生して来た梨花はその回数だけ 悟史の顛末を見てきた。結果は無論変わることはなかった。 「あんなに強い意思の悟史が運命を乗り越えることは一度もなかった・・・だから私のこの・・・悟史への想いも 届くことなんて・・・」 自分のちっぽけな想いなど届くはずはない。運命は既に決められたもの。そう悲観する梨花。 ふいに誰かに声が聞こえたような気がした。 ある言葉が鮮やかに去来する。 「・・・ふふ・・・そうね・・・そうだったわね・・・運命なんて薄い紙みたいなもので簡単に打ち破れるんだった・・・わね・・・」 梨花が前の世界で大切な仲間の一人から教えられた言葉であった。 梨花の袖からオレンジジュースの香りがほのかに立つ。 「・・・悟史の馬鹿・・・・染みになっちゃったら・・・どうしてくれるのよ・・・」 静かに微笑む梨花。横たわる梨花に心地よい眠気が彼女を襲う。 「・・・・・・ずっと・・・運命になんて負けないぐらい・・・しっかり心を強く持って・・・ずっと悟史を想い続けていれば・・・ きっと・・・・・・きっと・・・・・・・・・・・・・届くよ・・・ね・・・」 悟史が梨花の頭を撫でる。 柔らかな感触と悟史のぬくもりが梨花を温めていく。 優しいまどろみが彼女の意識を奪っていく。 「・・・・・・悟史・・・・・・・・・・・・・・・・・・さ・・とし・・・ぃ・・・」 梨花の瞳から一筋のしずくがこぼれていく。 雛見沢をオレンジ色に照らす太陽が梨花の体をゆっくりと包み込んでいった。 Fin