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《上白沢 慧音(ワーハクタク)/Were "Hakutaku"》 効果モンスター 星7/光属性/獣族/ATK2500/DEF1500 このカードが通常召喚された時、「渥美格之進トークン ATK?DEF?」「佐々木助三郎トークンATK?DEF?」を召喚する。 渥美格之進トークンの攻撃力、佐々木助三郎トークンの守備力は墓地のモンスターカードx300ポイントアップする。 渥美格之進トークンの守備力、佐々木助三郎トークンの攻撃力は墓地の魔法罠カードx300ポイントアップする。 名前 コメント
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〔ワ〕 WORKING!! OP ワイルドアームズTV OP ワイルドアームズTV ED 若草物語 ナンとジョー先生 若草の四姉妹 OP 若草の四姉妹 ED わが青春のアルカディア 無限軌道SSX OP わが青春のアルカディア 無限軌道SSX ED ◆わがままフェアリー ミルモでポン! 惑星ロボ ダンガードA OP-1 惑星ロボ ダンガードA OP-2 惑星ロボ ダンガードA ED-1 惑星ロボ ダンガードA ED-2 わたしとわたし -二人のロッテ- OP わたしとわたし -二人のロッテ- ED 私のあしながおじさん わたしのアンネット 笑ゥせぇるすまん ED W3(ワンダースリー)OP(NC) ワンダービートS OP ワンダービートS ED わんぱく大昔クムクム OP わんぱく大昔クムクム ED ONE -輝く季節へ- KSS版 OP ◆ONE PIECE(ワンピース) ワンワン三銃士 OP ワンワン三銃士 ED ワンワンセレプー それゆけ!徹之進 OP1 ワンワンセレプー それゆけ!徹之進 OP2 ワンワンセレプー それゆけ!徹之進 ED1 ワンワンセレプー それゆけ!徹之進 ED2
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『プリキュアオールスターズの参戦!』-1 作者・ホウタイ怪人 1589 無幻城・闇女王同盟の後宮*** バスコ「いかがでございましょうか女王様?」 ヘドリアン「ホホホホ…これはよいものじゃのう♪」 ここは無幻城の中にある闇女王同盟の後宮である。本来この区画は男子禁制であり、 特に最近は秘密警察長官アポロガイストの目も光っているので、男子がギリギリ 立ち入りを許される玄関口近くの広敷の間まで、わざわざヘドリアン女王自らが出向いて来ていた。 たくさんの貢物を持って女王を訪問してきたのは、バスコ・ダ・ジョロキアである。 バスコは賄賂を使って闇女王同盟の実力者たちに取り入り、 Gショッカーから認められた新たな私掠船免状と 新しい宇宙海賊船を入手する事に成功していたのだ。 バスコ「この宝石のアクセサリーなどはよろしいかと。 よくお似合いでございますよ」 ヘドリアン「う~ん、そうじゃのう」 侍女のミラーが化けた姿見に自分の試着した姿を映して、 すっかりご満悦な様子のヘドリアン女王。 ヘドリアン「どうじゃアマゾンキラー?」 アマゾンキラー「まことによくお似合いでございます」 バスコ「高価な貴金属はまさに女王様のためにこそ この世に存在するかと存じます」 ヘドリアン「フフフ…こやつ、上手い事を言いおる」 バスコ「恐れ入ります(⌒-⌒)ニコニコ...」 アマゾンキラー「ミラー、ケラー、お前たちは これらの品物をベーダー魔城まで運び出しなさい」 ミラー「畏まりました」 ケラー「直ちに」 一通りの試着を終えたヘドリアン女王は、 ひとまずバスコからの貢物一式をミラーとケラーたちに 全部運ばせて部屋から下がらせると、本題に入るために 上座へと席に着いた。 ヘドリアン「さてとバスコよ。今日はいったい何しに参った? 抜け目のないお前の事じゃ。ただ単に私への贈り物を届けに 来ただけではあるまい」 バスコ「さすがは女王様です。お察しが早い。 実は女王様に是非とも耳寄りなお話が…」 ヘドリアン「近うよれ」 バスコはヘドリアンに恭しく近づきながら、 そっと話を持ちかける。 バスコ「女王様は、月にある古代王国の遺跡というのをご存知で?」 ヘドリアン「遥か太古の時代に存在したという、シルバーミレニアムの文明跡か…」 アマゾンキラー「しかしあの地域は、今では地球連邦宇宙軍が厳重に警備していて、 侵入するのは至難の業です」 バスコ「それがそうでもないんですよ」 ヘドリアン「どういうことじゃ?」 バスコ「近日の内に月で地球連邦宇宙軍の全艦隊が集結した上での 観閲式が行われます」 ヘドリアン「なるほど、つまりその間は警備が手薄になるという訳じゃな」 バスコ「もしシルバーミレニアムの遺跡跡に、あの"幻の銀水晶"に匹敵する お宝が今も他に眠っているのだとしたら…」 ヘドリアン「………」 1590 アマゾンキラー「確かに、鼠一匹入り込めないほどの地球連邦宇宙軍の あの警備の力の入れようを考えれば、それもあながちあり得ない事では ありません」 ヘドリアン「面白そうではないか。それでは久々にこの私自らが出向くとしようぞ。 最近は特に退屈でな。暇つぶしがしたい」 バスコ「女王様が御自ら…?」 ヘドリアン「バスコよ、そなたは水先案内人を務めよ」 バスコ「仰せとあらば。そうと話が決まりましたならば、 さっそく準備のため失礼いたします」 そうしてバスコが退室した後、ヘドリアンとアマゾンキラーは密談する。 アマゾンキラー「女王様、バスコ・ダ・ジョロキアは あのザンギャック帝国すら利用して手玉に取った男。 信用し過ぎるのは危険です」 ヘドリアン「それくらいは言われずともわかっておる。 私があんな若造にいいように操られると思うか?」 アマゾンキラー「では?」 ヘドリアン「アマゾンキラーよ、すぐにシスタージルを呼ぶのじゃ」 シスタージルは現在の後宮総取締役であり、 ヘドリアン女王からその任を譲られ、今やGショッカーに属する 全ての女怪人たち第一の実力者である。 シスタージル「お呼びでございますか女王様?」 ヘドリアン「多忙な折にわざわざすまぬなシスタージルよ。 実は少しの間だけダークプリキュアを貸してもらいたいのじゃ」 シスタージル「ダークプリキュアを…? いったい何のために?」 ヘドリアン「月に些か用事が出来てな」 シスタージル「月へ…?」 ◇ ◇ ◇ ヘドリアン女王への拝謁を終え、後宮を出たバスコ。 無幻城の廊下で、偶然ザンギャックの参謀長ダマラスと遭遇する。 バスコ「………」 ダマラス「………」 二人は相手を無視するかのように、そのまま何事もなく通り過ぎるかと思われたが、 2~3歩ほどすれ違ったところでダマラスの方から重い口を開いた。 ダマラス「闇女王同盟のあちこちに鼻薬をきかせて何を企んでいる?」 バスコ「………」 立ち止る両者。双方共に鋭い殺気を放ち、 相手に隙を見せないようけん制しているように見える。 ダマラス「もしまた我が帝国の威信を愚弄するような真似をした時には、 今度こそ容赦はせんぞ」 バスコ「おっさん、ここは殿中だぜ。穏便にやろうや」 平然を装い立ち去って行くバスコ。 ダマラス「フッ…」 ダマラスもそのまま歩いて去っていく。 1591 一方その頃、地球では…。 東京・天童菊之丞邸*** 渡「結構なお手前でした」 菊之丞「………」 天童邸の茶室にて、菊之丞から茶のもてなしを受けているこの人物…。 名前を浅見渡といい、日本の政財界にも影響力を持つ浅見グループの総帥である。 社会貢献にも熱心に取り組む人柄として知られる一方で、 その私兵とも言うべき民間警備会社シティーガーディアンズを率いており、 あくまでビジネスによる自社グループの利益を優先する姿勢から、 ブレイバーズとは一線を画し、一定の距離を置いている。 菊之丞「その後、御子息は息災にしておられるかな?」 渡「これは異なことを。息子は当の昔に勘当同然に浅見の家を 出ております。その事については天童閣下もご存知のはず…」 菊之丞「いや、最近になって父子の和解を果たされたと 風の噂に聞き及んでいたものでな」 渡「聖天子様付き補佐官ともあろう御方が御冗談を。 何がお耳に達したのかは解りかねますが、所詮は風の噂。 愚息めが今どうしているかなど、私は一向に存じません」 菊之丞「それは残念。もし御子息と連絡が取れるのであれば、 是非一度会って話をしてみたかった」 渡「閣下が…?」 菊之丞「さよう。例えば、ブレイバーズのこととか…」 渡「………」 菊之丞の言葉に、渡の顔色が僅かに変わったのが分かる。 渡は、息子・竜也が実はブレイバーズの加わっているスーパー戦隊の一つ、 未来戦隊タイムレンジャーのタイムレッドであることを知っている。 その事はやはり天童の側にも知れ渡っていた。 これが、以前から天童家ともそれなりに付き合いのある浅見家の 政財界における立と位置にも微妙な影響を与えている。 菊之丞「その件はまずよい。それよりも月で地球連邦宇宙軍による 観閲式が行われている件は聞き及んでおられるか?」 渡「一応は。それが何か?」 菊之丞「今、その月にあの娘、月野うさぎが密かに招かれているらしい」 渡「セーラームーンが…」 十番高校に通う日本の女子高生・月野うさぎこそが、 これまで数々の悪の侵略から地球の平和を守り抜いてきた 愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンであり、 尚且つ30世紀の未来の地球を統治するといわれるネオ・クィーン・セレニティである。 すでに現地球国王から、次代の地球連邦の君主として内々に指名されている。 これはうさぎ本人の家族も含めた一般には公表されていない事実であり、 ごく一部の政府関係者や、天童菊之丞や浅見渡のような国家機密の事情にも 通じているような層の人間にしか知られていない事だ。 菊之丞「以前にあの娘に聖天子様が密かにお会いになられた際、 主上はこのように申されたそうな。"いずれネオ・クィーン・セレニティが 即位した暁には、今の聖居の場所を新たな女王の居城として譲られ、 ご自身は聖室父祖伝来の地である京都にお戻りになる"とな…」 渡「聖天子様がそのようなことを…」 1592 これは只事ではないと渡は察した。 現在、東京エリアの政治経済を牛耳る天童家の権勢は、 聖天子の威光の後ろ盾があってこそのものだ。 その聖天子が東京を離れるとあっては、天童一門も 心中穏やかであるはずがない。 事実、30世紀の未来では、現在の聖居の位置に クィーンの居城クリスタルパレスが建てられている。 渡「それで、閣下はどのようにお考えで?」 菊之丞「フフフ…手出しはなるまい。 月野うさぎは聖天子様のお気に入りじゃ。 それに次代の地球連邦の君主が日本人から輩出されるのは、 我が国にとっても真に名誉なこと」 渡「ではこのまま黙って見過ごしておられると?」 菊之丞「いや、今のうちから打てるべき布石は打っておく」 すると突然、茶室の天井裏から 怪しげな黒装束に鎖帷子を身に付けた男が 真下の菊之丞に向けてそっと顔をのぞかせた。 菊之丞「さそり、聞いておったな。仔細は今話した通りじゃ。行け!」 さそり「ハハッ!」 菊之丞から"さそり"と呼ばれたその男は、 すばやく天井の隙間を閉めると姿を消した。 渡「閣下、今の男は?」 菊之丞「我が配下の乱破(らっぱ)よ。いずれよい吉報をもたらしてくれよう。 …ところで浅見会長、もし我ら天童一門がブレイバーズと雌雄を決するような 事態になった場合、貴殿と浅見グループは果たしてどちらにつかれるのかな?」 渡「………」 月面都市コペルニクス・宇宙港*** 嵐の海に建設されたコペルニクス市は、 地球連邦とプラント間の紛争当時はどちらの勢力にも属さず 中立を保ってきた月面都市同盟の中心都市であり、 同時に月面最大の都市でもある。 うさぎ「あわわわわ~!! 誰か止めて~!!」 地球からのシャトルから降りた月野うさぎは、 まだ無重力の状態に慣れずに右往左往。 美奈子「大丈夫うさぎちゃん?」 まこと「ほら、アタシの手を取りなよ」 うさぎ「ありがとうまこちゃん!」 数日前に月の地球連邦宇宙軍から招待を受け、 水野亜美、火野レイ、木野まこと、愛野美奈子、ルナ&アルテミスと共に 月へとやって来た月野うさぎ。「自分たちだけズル~い!」と駄々をこねる ちびうさ一人に留守番を押し付けて、最初は「タダで宇宙旅行ができる♪」と 大はしゃぎのうさぎだったが、シャトルの中では船酔いで幾度も 吐き気に襲われてはトイレに駆け込み、そしてようやく到着したと思ったら、 今度はこの有様である…(汗。 1593 うさぎ「ふう~っ! 死ぬかと思ったわ…」 レイ「全く大げさなんだから」 うさぎ「だってぇ~!(泣」 重力装置が働いている区画に辿り着き、うさぎはようやく落ち着きを取り戻した。 そこへ彼女たちを出迎えに、連邦軍のアオイ・ジュン中佐がやって来た。 ジュン「皆さん、月へようこそ!」 亜美「お世話になります」 ジュン「今日はうさぎさんをすぐに月の遺跡跡まで ご案内するようにミスマル提督から言いつかっております」 うさぎ「あのーそれよりも、先にあっちの大っきいショッピングモールとか 行っちゃダメですか?」 ルナ「うさぎちゃん! 遊びに来たんじゃないのよ!」 うさぎ「でもでもぉ! お腹すいたんだも~ん!」 まるで幼稚園児みたいに泣き喚き、 駄々をこねて皆を困らせるうさぎ。 レイ「すみません。気にしないでくださいね…(汗」 ジュン「アハハ…(汗。それでは軍の車両でご案内します。 皆さんは二台に分乗してください」 一台目にはジュン、うさぎ、ルナが、 そして二台目には亜美、レイ、まこと、美奈子、アルテミスが それぞれ分乗する。やがて二台の車は目的地に向かって発進した。 まこと「うさぎちゃん、無理して元気に振舞ってたね…」 レイ「無理もないわ。分かっていたとはいえ、 地球の次期女王としての重責がのしかかって 来たんだもの…」 美奈子「肝心の衛さんは、相変わらず海外に留学中のままだし…」 アルテミス「しかし今の地球はかつてない危急存亡の時だ。 うさぎにはブレイバーズをまとめる象徴として少しは 自覚してもらわないと」 亜美「みんな、衛さんがいない分、私たちでうさぎちゃんを 支えましょう!」 亜美の言葉に、無言で強く頷く一同であった。 1594 地球連邦宇宙軍月面基地・観閲式会場*** サラミス級の宇宙警備艇やクラップ級の軽巡洋艦から ラー・カイラム級及びドゴス・ギア級の戦艦に至るまで、 地球連邦軍に所属する名だたる艦船が整然と列を組んで マーチ曲が流れる中、宇宙空間を行進している。 そしてその様子は、来賓席正面の大型モニターにも 堂々と映し出されている。 ミスマル「いかがですかな東十条卿?」 東十条「オホホホ! 見事な訓練ぶりでおじゃる。 これだけの戦力があれば、Gショッカーの不埒な 侵略者どもに大勝するのは一目瞭然でおじゃるな」 地球連邦の加盟各国から招かれた多くの賓客が列席する中、 来賓の接遇に当たっている宇宙軍総司令官ミスマル提督と 立ち話で談笑している日本人がいた。 紋付き袴の和服姿であり、口の中は歯にお歯黒を塗り、 本来の眉の部分を剃って少し上の位置に殿上眉を書いて、 片手に扇子を持ちながら京風の言葉を話しているこの男…。 名を東十条基房といい、公家の血筋である日本の旧華族だ。 天童一門とも好を結び、その威光の笠を着て 今も聖居に御用掛として出入りしている人物である。 東十条「地球連邦軍宇宙艦隊の見事なまでの勇猛果敢ぶり。 帰国しましたら日本政府にもよく伝えておきまするぞ」 ミスマル「それはかたじけない」 東十条「ところで提督、ちと厠を拝借したいのだが…?」 ミスマル「お手洗いでしたら、只今部下に案内させましょう」 東十条「いや、麻呂一人で結構」 この東十条基房、表向きは観閲式に招かれた客に過ぎないが、 実は宮中よりある密命を帯びていた…。 晴れの海・シルバーミレニアム遺跡前*** 超古代の時代、月には「銀の千年王国」と呼ばれる シルバー・ミレニアムという国家が存在していた。 地球人より遥かに寿命の長いセレニアンと呼ばれる生命体が住んでおり、 彼らを統治していたのがクイーン・セレニティと呼ばれる女王だったのである。 王国の中心にはクリスタル・タワーとムーン・キャッスルと 名づけられた建造物が存在していたが、現代では廃墟と化している。 美奈子「あの時と全然変わってないわねえ…」 まこと「むしろ以前より整備が行き届いているというか…」 過去に一度、セーラー戦士たちは クイン・メタリアを打倒する鍵を求め、月のシルバー・ミレニアムへと セーラーテレポートを使ってやって来た事がある。 あの頃は当然ながら無人だったが、現在は月駐留の地球連邦宇宙軍の管轄下で 整備・保存維持され、変身していなくても呼吸が可能なエリアとなっていた。 1595 うさぎ「………」 ムーンキャッスルは遺跡群の中でも特に大きな宮殿で、外見上は西洋風の城というより、 丸いドーム型の屋根や、一列に並んだ円柱など中東風の意匠が凝らされている。 宮殿の前には大きな池があり、月の光を映している。 そしてその深部には、クィーンしか入る事を許されない「祈りの間」が存在する。 うさぎ「プリンセス・セレニティの名において命じます! 扉を開けなさい!」 先程までの様子とは見違えた、毅然としたうさぎの張りつめた声が 辺りに大きく響く。すると祈りの間へと通じる目前の大きな扉が 「ゴゴゴゴォ…!」という音と共に自動的に開いた。 亜美「うさぎちゃん…」 うさぎ「ごめん。すぐに終わるから、みんなはここで少し待っててね」 うさぎは亜美たち4人とルナ&アルテミスを残し、 自分一人だけで祈りの間へと入っていく。 その様子を遠くの物陰から密かに窺っている者がいた。 東十条「………」 月面都市コペルニクスにあるホテル*** その後何食わぬ顔で、自分の宿泊しているホテルへと戻った東十条基房は、 客室の中で待機していた忍者さそりと合流した。 さそり「いかがにございましたか、月野うさぎは?」 東十条「最初見た時はどこにでもいるドジでおマヌケな小娘やと思うたが、 なかなかどうして、その異様に放つ気品、人品骨柄卑しからず。 地球全体を統べる女王としての器ありと見た」 さそり「御意…」 東十条基房は扇子を振って、暫し思案する。 さそり「東十条様?」 東十条「聖天子様はあの娘に将来は今の聖居を居城として譲られ、 京の都にお戻りになると仰せられたそうな」 さそり「そのように聞いております…」 東十条「我ら公家衆にとって、天子様が従来の都の地に お帰りあそばされる事は長年の悲願! しかぁーし! その後に天子様のご威光すら超える政権が 関東の地に打ち建てられたら、日本のあるべき姿はどうなる!?」 慶応4年7月17日(1868年9月3日)に江戸が東京と改称され、同年9月に元号が明治に改められ、 同年10月13日に明治天皇が東京に入り、明治2年(1869年)に政府が京都から東京に移された。 これを歴史用語で「東京奠都(てんと)」という。 これは都を移す正式な「遷都(せんと)」とは違い、 現在でも京都地方では、法的根拠のある日本の首都は「東京」ではなく「京都」であるとする主張も根強い。 東十条「承久の乱で恐れ多くも時の帝から天下の大権を簒奪した鎌倉の北条執権! そして天子様に自らの作った法度を押し付け、朝廷を圧迫した江戸の徳川幕府! いつも関東の地に天子様の手から離れた政権が出来た日には碌な事がおじゃらん! これは歴史を紐解いて振り返れば、火を見るよりも明らかな事におじゃる! そのような危険な存在は抹殺されなければならん!」 さそり「――!? しかし、天童の御前からは監視するだけに留めよと」 東十条「天童殿には麻呂から後でよく申し伝えておく! さそりよ、ちと耳を貸せ」 東十条基房は、忍者さそりに何事かを怪しく言い含めた…。 1594 ○月野うさぎ→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○水野亜美→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○火野レイ→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○木野まこと→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○愛野美奈子→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○ルナ→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○アルテミス→地球連邦宇宙軍の招待に応じ、月を訪問。 ○アオイ・ジュン→月へとやって来た月野うさぎたちを出迎え案内する。 ○ミスマル・コウイチロウ→月の観閲式で、来賓客たちを接待。 ●ヘドリアン女王→バスコ・ダ・ジョロキアから月についての情報を聞かされる。 ●アマゾンキラー →バスコ・ダ・ジョロキアから月についての情報を聞かされる。 ●ミラー →バスコ・ダ・ジョロキアからヘドリアン女王に送られた賄賂の数々を運ぶ。 ●ケラー →バスコ・ダ・ジョロキアからヘドリアン女王に送られた賄賂の数々を運ぶ。 ●バスコ・ダ・ジョロキア→ヘドリアン女王に賄賂を贈って取り入り、Gショッカーの私掠船免状を取得。 ヘドリアンに月の様子を報告・進言する。 ●参謀長ダマラス→無幻城の廊下で偶然すれ違ったバスコ・ダ・ジョロキアを牽制。 ●シスタージル→ヘドリアン女王からダークプリキュアを貸してくれと頼まれる。 △天童菊之丞→自邸の茶室で浅見渡と密談。忍者さそりを月へ派遣。 △浅見渡→天童邸の茶室で天童菊之丞と密談。それとなく探りを入れる。 △忍者さそり→天童菊之丞の命令で、月野うさぎを監視すべく月へ赴く。 △東十条基房→地球連邦宇宙軍主催の観閲式に出席。独断で忍者さそりにセーラームーン暗殺を指示。 【今回の新規登場】 ●ミラー(電子戦隊デンジマン) ベーダー一族の女スパイ。ヘドリアン女王の姿鏡や女王の妖魔術をサポートする水晶玉などに変身する。 バンリキ魔王がクーデターを起こした際には寝返ったふりをして、バンリキモンスの弱点が尻尾であることを探り出し、 女王の下に参じて弱点が尻尾であることを伝えた忠臣。最期は女王の腕の中で息絶えた。 ●ケラー(電子戦隊デンジマン) ベーダー一族の女スパイ。ヘドリアン女王を守る盾に変身。 変装を伴う諜報活動に関しては、ミラーより上手である。 最期は女王を庇いバンリキ魔王に倒された忠臣であった。 ●バスコ・ダ・ジョロキア(海賊戦隊ゴーカイジャー) ザンギャック帝国から私掠許可を与えられた、元300万ザギンの宇宙海賊。赤き海賊団の裏切り者。 ゴーカイジャーと同様に「宇宙最大のお宝」を狙い暗躍する。アカレッドすら恐れたという 本来の姿の怪人体に変身し、カリブレードという剣とカリブラスターという銃を駆使して戦う。 最終的にはマーベラスとの一騎打ちの末に敗北した。 △浅見渡(未来戦隊タイムレンジャー) 浅見グループ会長で、タイムレッド=浅見竜也の父。先代の築いたグループを発展させ、政財界に強い影響力を持つ。 自分の意思に従わない息子の竜也に苛立ちを感じているが、実は自らも若いころは親の敷いたレールに乗ることを潔しとせず、竜也と同じ道を歩んだ時期があったことを後に明かしている。ロンダーズファミリー対策として、シティガーディアンズを組織。 Gゾード消滅後は竜也の進路を認めるかのような態度をとり、大消滅においてもシティーガーディアンズをあくまで市民の保護に当たらせるなど尽力した。 △忍者さそり(闘争の系統オリジナル) 偵察を主な任務とする。その名の通り、毒針を仕込んだ吹き矢による暗殺も得意とする天童忍者。 暗黒結社ゴルゴムでいうところのコウモリ怪人のポジションに近い。 △東十条基房(闘争の系統オリジナル) 宮中御用掛を務める旧華族(伯爵)。天童菊之丞に近い人間であり、 聖居の威光を盾に永田町や霞が関に様々な揺さぶりをかけて来る。 首相官邸サイドからは隠語で「お歯黒」と蔑まれながら呼ばれている。
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人の手を取ることは、それだけで難しい。 自らの手を取らせることもまた、難しい。 その難事を神は求める。 伽藍堂の瞳で、愚者は従い続ける。 ◆ ◆ ◆ 東京拘置所。 葛飾区は荒川のほとりに隣接する罪人を封じ込める施設。 上空から眺めると『*』の記号を思わせる形状をした拘置所へと向かい、筋骨隆々の男が悠然と歩み寄っていた。 飄々とした様子で、口笛を吹きながら拘置所の入り口へと歩み寄る。 その男を待ち受けるようにして一人の少年が立ち塞がっていた。 「初めまして、ロウヒーローです」 雪原を切り取ったような白い布地に蒼い装飾を施した法衣を纏った少年はロウヒーローと名乗った。 その白い布地と同じように空虚な瞳を向けながら、ロウヒーローは言葉を続ける。 「元は人としての名前もありましたが……今はロウヒーローと、そういう存在になりました。 そういう存在でありたいと思っていますので、貴方もそう呼んでください。 今の私は神の下僕、神に選ばれた使徒なのですから」 ロウヒーローはゆっくりと手を差し出した。 そこに敵意はない。 中肉中背、どちらかと言えば痩せ型であるその体と柔らかな物腰は暴力の匂いとはかけ離れていた。 にこやかに話しかけるロウヒーロー。 「そして、それは私だけでなく神の子である人間にも当てはまります。 だからこそ、ルイ・サイファーなる悪魔に惑わされてはいけません。 我々は行えばいいだけです、正しき道を……輝かしき道を……神の教えの道を」 神の罰によって崩壊したソドムとゴモラの街を思わせる破壊の街の中でロウヒーローは薄っぺらな言葉を口にする。 だが、この言葉は単なる薄っぺらな言葉ではない。 本気で神の御言を信じている薄っぺらな言葉なのだ。 「貴方の名前を、お教えください」 神に従うだけの法の英雄を前にして、その男は自らの名を名乗った。 隠す必要もない、ただ愛する女のためだけに捧げたその名を。 「アインだ」 そして、己を通すために振るってきた自慢の拳を掲げ、小指を立てる。 「こいつのためにも早く帰りたいんでね。襲って来るも協力するもいいが、とにかくよろしく頼むぜ」 ◆ ◆ ◆ その名はアイン。 固めた拳は彼の我を押し通す。 荒野をひょうひょうと渡る風の様に、アインは生き続ける。 全ては愛する女のために。 ◆ ◆ ◆ アインは口笛を吹きながら荒廃した東京を歩いていた。 飄々とした性格がその立ち振舞からも想像できる。 星条旗を思わせるデザインの服で包んだ、筋骨隆々と呼ぶにふさわしい肉体。 そして、セットした髪やにこやかにしながらもどこかキツメの目つき。 以上のことから、アインがならず者であることは察せられた。 「さぁて」 アインはポキポキと指の関節を鳴らしながら小さくつぶやく。 満天の星空の下、この殺し合いに連れて来られた割りには比較的動揺が少ないように見える。 しかし、アインはその実焦っていた。 自らを拉致したということは、つまり元の場所に自分が居ないということ。 自分が居ないということは、愛する女は一人だけだということ。 アインが何者をも優先する女、自らの娘、アスカはただ一人になっているということ。 「ひとまずは人と会わないとな」 殺し合いに乗るにしても、人と会わなければ殺せない 殺し合いに反るにしても、人と会わなければ脱出方法が思いつかない。 何をするにしても一人ではお話にならない。 現時点でアインはという明確な目的はあったが、方法については考えていなかった。 ただ、最初に目の前へと現れた人間の反応で決めてもいいと思っていた。 ほとんどコインを弾いて占うように、そう考えていた。 そして、辿り着いた場所が東京拘置所。 賞金稼ぎを生業としていたアインには多少なりとも縁のある場所だった。 「……おぉい! 誰か居るかぁ!」 アインは声を荒げる。 その体躯にふさわしい野太い声だった。 そして、一人の男が応じた。 全身を、顔色すらも白く染めた法の英雄。 純然たる神の僕と、アインは対峙した。 そのアインから離れてたっぷり数百メートル。 「……不味いな」 アインの姿を見て、刑務所内の敷島は思わず言葉を漏らした。 ◆ ◆ ◆ 守らなくてはならない。 この東京を。 破壊の後から築いたのは、再び破壊させるためではない。 ◆ ◆ ◆ 巨人によってなぎ倒されたかのように背を低くした無数のビル。 そのために、ネオ東京では見えなかった星々を眺めることが出来た。 人間の愚かさを具現化したかのような。 人間が神に見放された存在であることを証明しているかのような。 あまりにもネガティブな感情を湧き起こす、そんな廃都の中で敷島は夜空を眺めていた。 星空へと視点を移し替えて、まず情報を整理する。 一つ目、これは【殺し合い】である。 ルイ・サイファーは人を殺すことに躊躇いがない。 それは『人犬』と呼んだ無残な姿の少年を簡単に殺したことからはっきりとわかる。 二つ目、ルイ・サイファーは【超能力】を扱うことが出来る。 それは人犬の少年への殺害方法を見ても明らかであり、さらにテレポート テレポートとサイコキネシスを併合することから考えて、かなりの強力な超能力者である。 三つ目、ルイ・サイファー風に言うのならば、この【荒廃した東京】があからさまに不自然であるということだ。 まず第一に人の気配が一切しない。 アキラによって破壊されたネオ東京は、それでも人で溢れかえっていた。 その人の気配が一切しないのだ、作り物のような都市であった。 そして、この情報から察せられる推測が幾つかある。 ルイ・サイファーのバックには国家規模の巨大な組織が居る可能性が非常に高いこと。 これだけの強力な超能力者が単独で行動しているとも思えない。 そして、この【荒廃した東京】は実際のところネオ東京でないということ。 それこそ日本以外の別の国で作ったばかりの『ロケ現場』、『実験室』である可能性がある。 「難しいな……」 敷島はかつての軍<アーミー>の高官、実質的な指導者のレベルまで地位を握っていた。 しかし、それもかつての話。 今ではたたの一般人だ、拉致を行うのは難しくない。 「悪趣味な催しだ、まったく。 しかし、そこに意味があるのだとすれば、それは恐ろしいことに……」 大事なことはそこだった。 敷島の予想が正しければ、これは世界を揺るがすかもしれない。 組織の投資した元手が大きければ大きいほど、生み出される結果も大きくなる。 そう言った意味ではこの『人の居ない都市』などはどれだけの資源と時間を使ったのか、想像も出来ない。 同時に、それだけの物を使って何を生み出そうとしているのかもまた。 「……」 まだ、ここに集まった少年少女には超能力について何も話していない。 下手な事を言って刺激を与えることはリスキーだからだ。 ひょっとすると、超能力について関わっていたらさらに問題となる。 超能力者を目覚めさせるという目的があるのかもしれない。 誰もが超能力に目覚めかけないのだ。 「敷島さん! 敷島さん、大変なんですよ!」 例えば扉を勢い良く開いて現れた少女、深作葵が超能力に目覚めるようなことに。 ◆ ◆ ◆ 私は人形。 人間を助けるための人形。 私は役立たず。 人間を助けられない役立たず。 私には何が出来るの? ◆ ◆ ◆ 深作葵は拘置所の一室で丸くなっていた。 眠いわけでも怠惰なわけでもない、ただ怯えていたのだ。 彼女は『コッペリオン』と呼ばれる放射能に体性を持った人造人間である。 東京お台場に設置された原子力発電所が大地震によって原発事故を起こし、関東以北が放射能で汚染された世界。 その世界に取り残された人々を救うための人造人間なのだ。 「葵にさぁ……殺しあいとか……そんなの無理だよぉ……」 しかし、彼女の言葉からこぼれたのは、そんな救出の使命を持ったものとは思えない泣き言だった。 目にも僅かに潤んでおり、心底から殺し合いに怯えていることがわかる。 実際のところ葵は、分類するならば劣等生にあたる存在であった。 あからさまに教育に失敗したとしか思えない身体能力と精神性。 事実、葵はこの殺し合いに連れて来られた直後はただ座り込んでべそをかいていた。 『茨先輩……助けてくださいよぉ……うぇーん!』 頼れる上級生の成瀬茨の名前を漏らし、ついに泣き出したその瞬間だった。 『大丈夫ですか?』 影のように、あるいは光のように突然一人の少年が現れた。 年の頃は葵よりもいくらか上だったが、それでも成人ではないだろう。 白い法衣を身にまとい、憂いを帯びた瞳で葵を射抜く。 どこか虚ろな雰囲気を漂わせながら、葵へと手を差し出してくる。 それが葵とロウヒーローの出会いだった。 不思議な少年との邂逅であった。 「……なんか、不思議な感じだったなぁ」 少し動揺が薄くなっていた。 本質的に『弱者』である葵はロウヒーローに、『神に縋りつく』には十分な素養の持ち主だった。 さながら、メシア教徒のように。 「おい、深作! 居るか、深作!」 そんな現在の葵の元に現れたのがボロボロの学生服と学帽を身にまとった少年、網走菊之助だった。 どこか粗野な印象を与える少年は大きな言葉で葵へと殴りつけるように語りかけた。 「小泉から連絡があった、人が来たらしい!」 心臓の鼓動が早まる。 菊之助の声量もそうだが、その内容だ。 人が来る、それはつまり人殺しが来るかもしれないということだ。 葵の心境を知ってか知らずか、菊之助は言葉を続けた。 「俺はロウヒーローに伝えるから、アンタは敷島に頼む!」 ◆ ◆ ◆ 背中に負った罰の名前。 己の罪ではないが、しかし己に背負わされた罰の名前。 その名は網走極悪人。 ◆ ◆ ◆ 「……どうしたものかな」 小さな肩を落としながら網走菊之助が呟く。 学帽を外し、額の汗を学生服の袖で拭う。 煤と泥で汚れた、しかし少女のように整った顔立ちが覗かれる。 実際のところ、網走菊之助は嘘に塗れている。 大きなところでは、男物の学生服を身にまとっているが菊之助は女性だ。 胸の膨らみも同年代の少女と比べれば幾らか大きいし、体つきもその実丸みを帯びている。 少々大きめの学生服に纏っているのはその身体的な性別の差異を誤魔化すためだ。 小さな所では名前。 彼女は『網走菊之助』という名前ではなく、『菊野雪』という名前なのだ。 男装している以上、『菊野雪』では少々奇妙なため、『網走菊之助』を名乗っているのだ。 とは言え、嘘にも理由がある。 まず男装はこの世の地獄となった関東で生き抜くためのもの。 女はことあるごとに襲われる、女自体が商品となるからだ。 また、男ならば襲いかかって来られる可能性が低い。 女性であるよりも男性であるほうがメリットが大きいのだ。 名前にはちゃんと由来がある。 名字の『網走』は極道であった父が死んだ場所。 菊之助は自身の名字である『菊野』のもじり。 気づくものなら、菊之助の兄弟ならばピンと来る名前だ。 そう、菊之助は生き別れとなってしまった兄弟を探しているのだ。 関東地獄地震で散り散りとなってしまった、生きてるかどうかもわからない兄弟を。 「生きてる……きっと、あの人達は」 自らを勇気づけるように小さくつぶやく。 天涯孤独だと、この世界に自分は独りぼっちだと思っているところに現れた家族。 「探さなきゃいけないんだ、かけがえの無い人だから」 もはや、それだけのために生きているといっても過言ではない。 人は一人で生きていけないことを、菊之助は知っているから。 「ねえ」 そんな中で、背後から声をかけられる。 背後に居たのは片手にショットガン、片手に双眼鏡を持った少女だった。 少女の名前は小泉太湖。 自身の支給品であるショットガンと双眼鏡の所有権を主張し、見張りを買って出た少女だ。 「人が一人、来た。私は見張りを続けるから、他の人に伝えてきて」 ◆ ◆ ◆ 広がる関東大砂漠。 あらゆる生命を跳ね除ける非情の大地。 そこでは一匹の妖怪が居る。 それは妖怪、砂ぼうず。 ◆ ◆ ◆ 砂の飛び交う黄色の世界。 関東大砂漠と呼ばれる、自然そのものが敵となる人を排する世界。 生きることそのものが試練である世界。 それが小砂の、小泉太湖の生きてきた西暦3000年から数百年が経過したかつての文明が崩壊した世界だった。 (ここはオアシスかなにかなのかな……?) 大砂漠の中にある『オアシス』と呼ばれる未知の世界がある。 そこには選ばれたものしか入ることが出来ず、砂漠の世界から隔離された世界だ。 旧文明の遺産に溢れた楽園のような世界だと太湖は聞いている。 聞いている、というのははっきりとその眼で内部を見た経験はないからだ。 『荒廃した東京』とルイ・サイファーは称したが、太湖にとってここは天国のようなものだった。 人を焼く熱砂の昼も、人の身体を凍らせる夜もない。 夜中だというのに暖かい。 たったそれだけでこの大地が人間を受け入れていることを感じた。 (それでも、私たちは殺し合いをしなきゃいけない) 太湖は乾いた脳みそでそう考えながら、支給された水を口に含み、双眼鏡を覗きこむ。 手に持った双眼鏡越しに映る世界は灰色の世界だった。 全てが廃れた灰色の世界、これがやがて砂にまみれた黄色の世界へと変わるのだろうか。 「……」 集中力に関してずば抜けたものを持っていた太湖は玩具めいた双眼鏡を用いて周囲を探り続ける。 人の影も見ることが出来ない、迷路のように入り組んだ荒廃した東京で物陰が多すぎる。 太湖は小さく息をこぼし、銃を強く握り締める。 太湖の持つショットガンの名はウィンチェスターM1897、師の愛銃だ。 「……」 やはり言葉をこぼさずに太湖は双眼鏡を覗き続ける。 師匠には、砂ぼうずには、水野灌太には複雑な想いを抱いている。 尊敬か、恐怖か、軽蔑か。 あるいはその全てが相混ぜになったものか。 一言では現すことが出来ない。 「……」 ただ、それでも銃の引き金に指をかける覚悟は出来ている。 敵対したというのにそこを躊躇えば殺される、師である砂ぼうずはそういう男だ。 なんにせよ、今はまだ様子見の段階。 立て篭もりによって命を守る、それが現在の目的だ。 「……?」 双眼鏡越しに一人の男を見つけた。 反射的に銃の引き金に指をかけ、すぐに銃を下ろした。 まずは報告を行う。 ロウヒーローと名乗った少年か、敷島なる隆盛な肉体を持った男か。 最悪、自分だけが生き延びることが出来ればいい。 太湖はそう考えて、拘置所内をかけ出した。 ◆ ◆ ◆ ここは葛飾区にある東京拘置所。 そこには六人の人間が集まっていた。 【葛飾区/東京拘置所/一日目・深夜】 【ロウヒーロー@真・女神転生】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:神の名のもとに殺し合いを打破する。 【アイン@北斗の拳】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:元の世界に帰る 【深作葵@コッペリオン】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:この場(東京拘置所)に居る。 【敷島@AKIRA】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いを打破する 【網走菊之助@バイオレンスジャック】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いから脱出する。 【小砂(小泉太湖)@砂ぼうず】 [状態]:健康 [装備]:ウィンチェスターM1897@砂ぼうず [道具]:基本支給品、双眼鏡、予備の銃弾、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本行動方針:ひとまずは様子見を行う。 【ウィンチェスターM1897@砂ぼうず】 砂ぼうず・水野灌太の愛銃、ポンプアクション式のショットガン。 【双眼鏡@現実】 双眼鏡。 時系列順で読む Back 何も無いハズの世の中にて Next WATCHER 投下順で読む Back 何も無いハズの世の中にて Next WATCHER ゲームスタート アイン [[]] 網走菊之助 [[]] 小泉太湖 [[]] 敷島 [[]] 深作葵 [[]] ロウヒーロー [[]]
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合田雅吏 出演:水戸黄門 第36部(渥美格之進) 水戸黄門 第37部(渥美格之進)
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登録日:2021/06/04 Fri 17 53 15 更新日:2023/09/08 Fri 16 29 58NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 エイリアン カルチャーショック ゾイナー星人ベートニン デリート不許可 バン回 京都 今週の怪人 侍 兜 善玉怪人 宇宙人 岩尾万太郎 新撰組 新渡戸稲造 日本と京の都を愛した宇宙人 武士道 武者 浦島太郎状態 特捜戦隊デカレンジャー 赤座剣法 陣羽織 ここは何処で御座る?『京の都』と其処此処に書いてはあるが、違う…拙者の愛した京の都は、何者かに侵略されたで御座るか…? ゾイナー星人ベートニンとは、特撮テレビドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』に登場したゲストキャラクターである。 CV 岩尾万太郎 データ 身長:228cm 体重:124kg 出身地:ゾイナー星 罪状:重要文化財窃盗の罪 ジャッジメント:デリート不許可(無罪) 登場エピソード:Episode.18「サムライ・ゴーウエスト」 概要 平均寿命が6万年という長命な種族であるゾイナー星人の1人。 140年前、宇宙を航行していた際に不慮の事故に遭って地球の日本に漂着。 自身も傷を負い、京の山中を彷徨っていたところを新選組の一員にしてバンの先祖である赤座番之進(演:載寧龍二)が偶然通りかかり、彼に拾われる。 そのまま番之進と共に暮らしていく内に彼から赤座剣法と武士道を教えられてその生き方に感激する。 そして、一度故郷であるゾイナー星に帰って修行を積んだ後に同じ新選組の一員となって京都を守る約束を結び、一度母星に帰還し、現代になって再び地球を訪れた。 しかし、地球人と自分達ゾイナー星人の寿命の違いを知らなかったことから、文化も価値観も技術水準もすっかり変わってしまった京都に困惑し浦島太郎状態となってしまう。 人物像 一人称は「拙者」で、語尾に「御座る」と付ける古風な口調で話す。 恐らくこれは日本に滞在していた際に影響された者であると思われる。本来の口調については不明。 番之進との約束を律義に守ろうとし、彼との思い出を何より重んじる生真面目で義理堅い性格だが、その分頑固で融通が利かず、故にどこかせっかちな面もある。 本来の姿は青緑の肌に口と胸部にオレンジの発光体がある爬虫類や半魚人という如何にも宇宙人らしいものだが、再び京都に来た際にはその上から赤い陣羽織にマフラーと黒い兜を着用した武者のような出で立ちになっていた。 武器は普段は腰に納刀している日本刀型の長剣で、戦闘スタイルはそれを使った剣術。 番之進直伝の赤座剣法も習得しており、必殺技は雷の如き速さで斬撃を放ち相手を切り裂く「赤座剣法・雷神剣」。 総合的な戦闘能力は非常に高く、一人でデカレンジャー5人を相手取って優位に立ち回り、雷神剣で一斉に変身を解除させてしまった程。 活躍 先述の約束を果たす為に京都に舞い戻るも、先述の通り現在の京都の町に困惑。 自分を着ぐるみだと思い込んでしつこく絡んでくる女子高生達に腹を立て携帯電話を切り落としていた所を、自身の宇宙船の目撃による通報を受けたデカレンジャーと対峙。 彼らを「京都を侵略した悪党共」と思い込んで激突してこれを圧倒。 しかも雷神剣で変身解除にまで追い込んでしまう。 しかし、そこでバンの素顔を見ると… その顔は…!赤座番之進殿か!? は…? 頭こそ散切りだが、番之進殿で間違いない! ちょっ、おい!何だよ!?いきなり! いや~番之進殿もお人が悪い。拙者をからかったで御座るか?いや~参り申した! なんと瓜二つな容姿故に番之進と人違いしてしまう。 直後に安心して気が緩み空腹で気絶。その間にジャスミンのサイコメトリーで自身の過去をデカレンジャーに知られるのだった。 …その後、何処かの日本家屋でベートニンが目を覚ますと、目の前にいるのは頭を整え、新選組の着物を着た番之進だった。 先程との佇まいの違いに困惑するベートニンであったが、腹の虫が鳴ったベートニンを番之進は飯に連れ出した。 そうして家屋を出たベートニンの目に映ったのは… 木造の古い建物が立ち並び、着物姿の人々で賑わう自身がよく知る『京の都』の町そのものだった。 惑うことなきその情景に、今までのが全て「悪い夢だった」と納得し安堵するベートニン。 そのまま番之進と共に町娘のお梅(演:菊地美香)が働く食事処に入ったが、そこで彼らを待っていたのは、新選組の筆頭格である局長・近藤勇(演:伊藤陽佑)、副長・土方歳三(演:林剛史)、一番隊長・沖田総司(演:木下あゆ美)だった。 番之進の話からベートニンのことを知っていたと言う彼らだが、ベートニンを隊士に迎えることには実力不足を理由に反対。沖田に至っては「子供にも勝てない」と辛辣な評価を下した。 当然初見で散々こき下ろされたベートニンは腹を立てる。 すると、土方は自身の刀をお梅に渡し、「梅に勝てたら認めてやる」と挑発。 負ければ素直に星に帰ることを番之進とも約束したことで、藁と竹で作った的相手の実力の見せ合いが始まった。 先手はベートニン。 「容易いこと!」と息を巻く彼は、見事な太刀筋の下に一撃で的を斬り裂いた。 後手はお梅。 本人も「見様見真似やけど」と言い、ベートニンもできる筈がないと高を括るが… その太刀筋はあまりに早すぎて目視出来なかった上、納刀と同時に的は爆発して木端微塵になってしまった。 こうして勝負は満場一致でお梅の勝利。 ベートニンは町娘に負けたことを悔やみつつも、約束通りゾイナー星に帰ることになったのだった。 しかし、番之進が「これにて一件落着!」の決めポーズを取った時、うっかり手が付近にあった石塔にあたってしまい転倒。 支えようとした番之進も一緒に転んでしまい、同時にそれまで被っていたカツラが取れてしまい、先程のような散切り頭が露わになった。 しかも、石塔がぶち抜いた壁の向こうには現代的な道具に溢れたセットが広がっていた。 そう全てはデカレンジャーの壮大な芝居であった。 自分達を侵略者と思い込んでまで襲い掛かったベートニンの姿から話に聞く耳を持たないと判断したデカレンジャーは、当時の人々になりすまし、バンを番之進に仕立て上げることによってベートニンを説得して母星に帰そうとしていたのだ。 先程までの京の都の風景は、「東映太秦映画村」のセットでしかなかったのだった。 当然お梅の抜刀もそれらしきポーズの後に後ろに隠れていた技術班が仕込んでやらせでしかなかったのだ。 まんまと一杯食わされたことに立腹するベートニンは映画村を飛び出すが、その前にエージェント・アブレラが出現し、そのまま彼を連れ去ってしまう。 その先で、アブレラから既に地球では時代そのものが変わったことと、その子孫たちが京都の古い街並みを壊そうとしていると吹き込まれる。 漸くバンが番之進の子孫であることに気付くベートニンに対し、アブレラは「今やこの美しい都を守れるのはお前だけだぞ?」と囁き、神社仏閣を別の場所に移して新たな「都」を創ることを勧める。アブレラの中の人的にもまるでどこかで見たことのあるような構図である 手助け致す。安くしておく故、おきばりやす… 直後、超巨大怪重機・ビグドローワーが出現。 京都の国宝や重要文化財を次々に吸収して行ってしまう。 あまりの大きさにデカベースロボが出動するが、取り込まれた建築物のせいで迂闊には倒せない。 当初はベートニンが乗り込んでいると思われたが、その中に居たのはバーツロイド。 レッドはベートニンを見つけるべくデカマスターからディーソードベガを受け取ってデカベースロボでの交戦から離脱。 そしてとある寺に居たベートニンを見つけたバンはビグドローワーを止めるよう説得する。 しかし… 拙者は、この都を江戸の昔のまま守りたかった それが叶わぬ今、もうどうなろうと同じで御座る 馬鹿!それでも赤座番之進の弟子かよ! そんなの聞いたら俺のご先祖様が泣くぜ!? インチキをするような輩の言葉、聞く耳持たぬ! そのことは素直に謝るよ…ごめん でも俺のご先祖様が…赤座番之進が守ろうとした京の都を、俺だって子孫として守りたいんだ! 侍の心も技も残っていない癖に! そんなことない! 俺だって赤座家の…赤座番々だ! 既に憧れの京の都は無くなり、その上恩人を騙られたことでベートニンの心は失望で一杯になっており、バンの言葉に聞く耳を持たなかった。 そんなベートニンに自分の思いと覚悟を伝えるべく、デカレッドはベートニンに剣術勝負を挑む。 両者一歩も譲らぬ鍔迫り合いの中で、遂に雷神剣の構えをお互いに取った。 競り合いの末レッドはベートニンの刀を吹き飛ばし、技を発動。その兜を両断する。 勝負あった中で、レッドは重要地球文化財窃盗の罪でジャッジメントに掛ける。 しかし、結果は不許可。 ベートニンはアブレラの誘いをきっぱりと断っており、そもそものビグドローワーの窃盗行為は、アブレラが国宝も含めて後払いで売りつける為の独断行為であり、ベートニンは関与していなかったのだった。 時を同じくしてビグドローワーが取り込んでいた建築物も解放され無事デカベースロボが勝利。 胸をなでおろし、先祖の人を見る目を信頼したバンは、「町が変わった今でも、皆古い物を守ろうとしている」ことを伝えた。 そしてベートニンも、勝負を通してバンの腕前と思いを知ると、彼らにこの先の京都を託すことを決め、今度こそ母星へ帰る決心をしたのった。 余談 ◆出身星と名前の由来は『武士道』の著者として知られる新渡戸稲造。 ◆声を担当した岩尾万太郎氏は『爆竜戦隊アバレンジャー』にてムカデンパンジーの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は2年連続となる。 ◆作中最初にして最後である「デリート不許可を受けて無罪潔白なエイリアン」となった。 アニヲタ剣法、追記修正! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 厳密には女子高生の携帯を切る器物破損をやらかしているが、他のアリエナイザーに比べると実に軽すぎる -- 名無しさん (2021-06-04 18 04 36) 登場流行してた新選組!に乗っかる東映特撮らしいエピソード -- 名無しさん (2021-06-04 18 19 51) ↑2 他のアリエナイザーが複数の惑星での大量殺人だったり惑星破壊だったりとめちゃくちゃエゲツないことやってるせいで、器物破損が凄まじく軽く見えてしまうな… -- 名無しさん (2021-06-04 20 04 02) うろ覚えなんだけど、こいつ以外にも最初の方の話でジャッジメント不許可のやついなかったっけ? 真犯人が別にいた、的な展開で -- 名無しさん (2021-06-04 20 13 10) ↑(たしか)6話のブライディだね。 にしても本人とアブレラ以外知らない筈の事情を知っている宇宙最高裁判所って一体・・・ -- 名無しさん (2021-06-04 20 23 19) ↑2ブライディは車ぶったぎっているからアウト。真犯人はその犯行現場を見て濡れ衣を着せることを思いついた -- 名無しさん (2021-06-04 20 25 51) その後、バンの子孫と会ったりして…。 -- 名無し (2021-06-04 21 15 41) マンガ『21エモン』にも『地球人の何百倍も寿命が長い宇宙人が久しぶりに地球に来て、21エモンをその先祖と間違える』って展開があった。その辺もベートニンの元ネタかな?しかし、ご先祖様が新撰組隊士とはバンの家系って結構名家なんだろうか? -- 名無しさん (2021-06-04 21 47 19) この回のアブレラって中の人的にもばいきんまんっぽい役回りだったよね。本来は善良な人間をそそのかして悪事を働くように仕向けたけど、ヒーローの活躍によって失敗に終わり、捨て台詞を吐きながら撤退するあたりが。 -- 名無しさん (2021-06-04 21 57 50) ↑「後払い」を目論んでたアブレラ様....それをリアルタイムの時に思ったこと....「 セコい....汗。」。因みにDVD特典のジャッジメント・ファイルでの【一口メモ】 宇宙警察本部汎宇宙犯罪者名簿によると、ゾイナー星人は義理と人情に厚いらしい。 とのこと....なるほど。 -- 名無しさん (2021-06-04 22 00 59) ↑6宇宙最高裁判所は事情を事前に知っていたわけじゃない定期 -- 名無しさん (2021-06-04 22 12 59) 当時のデカレンのヒーローショーでも味方として登場したりとかなり優遇されてる。 -- 名無しさん (2021-06-04 22 26 16) 変わってしまった京都に失望して、寺社仏閣を盗むという一連が、怪奇大作戦の京都買いますを思わせた -- 名無しさん (2021-06-05 21 48 41) ↑盗んでないけどな 失望しただけ -- 名無しさん (2021-06-11 13 36 24) 本来の姿はウルトラシリーズにいても違和感ない見た目だと思う -- 名無しさん (2021-06-12 22 06 12) ゾイナー星のスペシャルポリスになって、ドギー・クルーガーには劣るものの一流の剣使いとして犯罪者に恐れられて欲しいと思いました。 -- 名無しさん (2021-07-31 16 04 20) やっぱこの話は「京都買います」へのオマージュなのだろうか? -- 名無しさん (2023-04-13 20 15 57) 名前 コメント
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役人 役人石井辰之進 黒永軍兵衛 中川又衛門 目明しの哲 石井辰之進 詳細:2 黒永軍兵衛 詳細:2 中川又衛門 詳細:2 目明しの哲 詳細:1
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比古清十郎 No.3556 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル 飛天御剣流 九頭龍閃 進化素材 コスト 99 HP 4521 ターン(最短) 25(20) タイプ バランス 攻撃力 1854 Lスキル そんなに俺が怖いのか 主属性 光 回復力 256 進化元 新津覚之進 編集 副属性 なし EXP 進化先 新津覚之進(退化) 覚醒 スキルブースト / 2体攻撃 / 2体攻撃 / スキルブースト / 操作時間延長 / 操作時間延長 / スキル封印耐性 / スキル封印耐性 / コンボ強化 超覚醒 バインド耐性+ / コンボ強化 / 操作不可耐性
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飛天御剣流継承者・比古清十郎 No.4001 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル 飛天御剣流 九頭龍閃 進化素材 コスト 99 HP 3021 ターン(最短) 25(20) タイプ 攻撃/ドラゴン 攻撃力 3004 Lスキル 今の一撃 申し分なし! 主属性 光 回復力 20 進化元 新津覚之進 編集 副属性 なし EXP 進化先 新津覚之進(退化) 覚醒 スキルブースト / 2体攻撃 / 2体攻撃 / スキルブースト / 操作時間延長 / スキル封印耐性 / スキルブースト / バインド耐性 / バインド耐性 超覚醒 2体攻撃 / 追加攻撃 / 雲耐性
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てつのしんヒルズを出て行く (抜粋) おわり