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ゲームのまとめとメモ。 自分用。間違いもある。 転載はご遠慮願います。 タイトル選択へ PC 英雄伝説 空の軌跡SC @wikiご利用ガイド 編集メモ 編集
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レイスキャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト レイス キャラクター紹介 ルーアンの倉庫街にたむろする不良グループ 《 レイヴン 》のリーダーを務める3人組の一人。 ノリは軽いが粋なヤツ。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:星の扉6 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 45 2962 0 0 20250 214 158 208 15 20 19 7 4 1 装備:スタンロッド、強化レザー、強化ブーツ 戦闘スタイル オーブメント 使用不可。 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 ブチ切れアタック - 攻撃 200 単体 攻撃、確率100%[即死] メンチギリ - 補助 10 単体 敵のDEF-100%、確率30%[封技] 根性注入 - 回復 50 単体 [戦闘不能]解除、HP4649回復 気合注入 - 補助 20 単体 自分以外の味方のSTR+20% 精神注入 - 回復 30 単体 自分以外の味方のHP3000回復
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幻影城 名前 出現場所 HP 属性有効度 落とすアイテム 獲得セピス 備考 地 水 火 風 時 空 幻 地 水 火 風 時 空 幻 アローアンヘル 幻影城 5658 100 100 100 100 100 120 100 キュリアの薬,絶縁テープ,リーベの薬,パームの薬,ソールの薬 11 13 14 32 22 20 43 スレイプニル 幻影城 13437 100 100 100 100 120 100 100 クインティリボン+,クインティリボン,ティア・オルの薬,キュリアの薬,ヨルムンガント,アセラスの薬 70 70 70 70 70 70 70 ティルドーン 幻影城 15268 100 100 100 100 120 100 100 クインティリボン+,クインティリボン,ティア・オルの薬,キュリアの薬,ヨルムンガント,アセラスの薬 70 70 70 70 70 70 70 ハークンストライプ 幻影城 4048 100 100 100 100 100 100 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬,絶縁テープ,リーベの薬,パームの薬,ソールの薬 13 13 13 13 11 11 11 ブレードアンヘル 幻影城 5805 100 100 100 100 100 120 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬 11 10 34 12 42 29 30 ローズケルビム 幻影城 6859 100 80 100 80 120 100 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬,絶縁テープ,リーベの薬,パームの薬,ソールの薬 44 77 19 11 21 41 ロッドアンヘル 幻影城 5592 100 100 100 100 100 120 100 梅ヶ枝+1,梅ヶ枝,ヴォーバルソード+2,ヴォーバルソード+1,ヴォーバルソード,キュリアの薬,エシックス+1,エシックス,ツィゴイネル+1,ツィゴイネル,EPチャージⅡ 31 10 14 12 22 49 33 ゴルディアス零式 幻影城・終点 76245 100 100 100 100 140 100 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬,EPチャージⅠ,EPチャージⅡ 61 61 61 61 69 69 69 ボス アローアンヘル 幻影城・終点 10687 100 100 100 100 100 120 100 キュリアの薬,絶縁テープ,リーベの薬,パームの薬,ソールの薬 11 13 14 32 22 20 43 ボス T-Ⅱゲシュペンスト 幻影城・終点 72217 100 100 100 100 120 100 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬,EPチャージⅠ,EPチャージⅡ 64 63 66 67 63 62 61 ボス ブレードアンヘル 幻影城・終点 10908 100 100 100 100 100 120 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬 11 10 34 12 42 29 30 ボス R-タイクーン 幻影城・終点 85300 100 100 100 100 100 100 100 ティア・オルの薬,EPチャージⅢ,アセラスの薬,キュリアの薬,ティアラの薬,EPチャージⅠ,EPチャージⅡ 62 62 62 62 60 60 60 ボス ロッドアンヘル 幻影城・終点 10588 100 100 100 100 100 120 100 梅ヶ枝+1,梅ヶ枝,ヴォーバルソード+2,ヴォーバルソード+1,ヴォーバルソード,キュリアの薬,エシックス+1,エシックス,ツィゴイネル+1,ツィゴイネル,EPチャージⅡ 31 10 14 12 22 49 33 ボス アニマ=ムンディ 幻影城・終点 165000 100 100 100 100 100 100 100 ボス フレイムピラー 幻影城・終点 17600 0 0 100 0 0 0 0 ボス ウォートピラー 幻影城・終点 17600 0 100 0 0 0 0 0 ボス ウィンドピラー 幻影城・終点 17600 0 0 0 100 0 0 0 ボス グランドピラー 幻影城・終点 17600 100 0 0 0 0 0 0 ボス ヘヴンスピラー 幻影城・終点 17600 0 0 0 0 0 100 0 ボス クロノスピラー 幻影城・終点 17600 0 0 0 0 100 0 0 ボス ファントムピラー 幻影城・終点 17600 0 0 0 0 0 0 100 ボス グラン・グリモア 幻影城・終点 8239 100 100 100 100 140 140 140 4 4 4 4 4 4 4 ボス 名前 出現場所 HP 地 水 火 風 時 空 幻 落とすアイテム 地 水 火 風 時 空 幻 備考 属性有効度 獲得セピス
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リース・アルジェント(18)キャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト リース・アルジェント(18) キャラクター紹介 七耀教会のシスターにして《星杯騎士団》に所属する従騎士。 かつて孤児だったケビンと共に、同じ福音施設(教会の孤児院)で育った。 ルフィナという実の姉がいたが、5年ほど前に事故で他界してしまっている。 独特なペースの持ち主で、趣味は食べること全般と教会の聖典を読むこと。 武術の腕は確かで、伸縮自在の法剣(テンプルソード)を自在に使いこなす。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:第零話 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 90 9459 174 0 81000 615 465 612 15 38 27 15 4 1 装備:プラムエッジ、タイニーレザー、ステップシューズ 戦闘スタイル 伸縮自在の法剣で敵を駆逐し、癒しの法術で味方を支援する。 オーブメント Line1 1-2-3-4-5 Line2 1-6-7 1は幻属性専用 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 チェイン1(2人協力) - 攻撃 20 小円 連携攻撃 チェイン2(3人協力) 100 攻撃 20 中円 連携攻撃 チェイン3(4人協力) 118 攻撃 20 大円 連携攻撃 ホーリーブレス - 回復 45 単体 [戦闘不能]解除、HP50%回復、CP50回復 アークフェンサー - 攻撃 25 直線 攻撃、技・アーツの駆動解除 サウザンドスパロー 105 攻撃 30 大円 攻撃 アークフェンサーII 119 攻撃 25 直線 攻撃、技・アーツの駆動解除 インフィニティスパロー 127 攻撃 30 大円 攻撃 へヴンストライク イベント 攻撃S 100以上 大円 攻撃 へヴンスフィア 122 攻撃S 100以上 大円 攻撃
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ディンキャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト ディン キャラクター紹介 ルーアンの倉庫街にたむろする不良グループ 《 レイヴン 》のリーダーを務める3人組の一人。 仲間内での通り名は「地獄のほうれん草」。 3人組のまとめ役。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:星の扉6 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 45 2575 0 0 20250 190 132 151 15 19 19 5 3 1 装備:スタンロッド、強化レザー、強化ブーツ 戦闘スタイル オーブメント 使用不可。 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 ブチ切れアタック - 攻撃 200 単体 攻撃、確率100%[即死] メンチギリ - 補助 10 単体 敵のDEF-100%、確率30%[封技] 根性注入 - 回復 50 単体 [戦闘不能]解除、HP4649回復 気合注入 - 補助 20 単体 自分以外の味方のSTR+20% 精神注入 - 回復 30 単体 自分以外の味方のHP3000回復
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月の扉 名前 出現場所 HP 属性有効度 落とすアイテム 獲得セピス 備考 地 水 火 風 時 空 幻 地 水 火 風 時 空 幻 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 名前 出現場所 HP 地 水 火 風 時 空 幻 落とすアイテム 地 水 火 風 時 空 幻 備考 属性有効度 獲得セピス
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アガット・クロスナー(25)キャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト アガット・クロスナー(25) キャラクター紹介 身の丈ほどの重剣を振るう赤毛の若手遊撃士。 半年前の事件を通じて、己が剣を振るう理由を改めて見出し、 現在では王国全土を回りながら後進の育成にも積極的に務めている。 なお、ここ数ヶ月ほどは、月末の金曜日にツァイス市に立ち寄って、 ラッセル家で夕食をご馳走になるのが半ば習慣化しているらしい。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:第四話 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 112 16698 130 0 125440 928 701 660 15 51 32 20 4 1 装備:蜘蛛の太刀、ブレイサーコート、足軽足袋 戦闘スタイル 破壊力十分の攻撃力と多彩なクラフトが売りの前衛タイプ。 オーブメント Line1 1-2-3 Line2 1-4-5 Line3 1-6-7 1,6は火属性専用 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 チェイン3(4人協力) - 攻撃 20 大円 連携攻撃 スパイラルエッジII - 攻撃 20 単体 攻撃、遅延 フレイムスマッシュII - 攻撃 20 小円 攻撃、弾き飛ばし バッファローレイジII - 補助 - 自己 CP150回復、最大HP70%分のダメージ ドラグナーエッジIII - 攻撃 25 直線 攻撃、技・アーツの駆動解除 フレイムスマッシュIII 115 攻撃 20 小円 攻撃、弾き飛ばし スパイラルエッジIII 128 攻撃 25 単体 攻撃、遅延 ダイナストゲイルII - 攻撃S 100以上 単体 攻撃 ファイナルブレイクII - 攻撃S 100以上 中円 攻撃 ドラゴンダイブ - 攻撃S 100以上 全体 攻撃 ドラゴンダイブII 125 攻撃S 100以上 全体 攻撃
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ティータ・ラッセル(13)キャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト ティータ・ラッセル(13) キャラクター紹介 ツァイス中央工房の見習い技師。 2年半ぶりに戻ってきた両親が新たに始めた研究に触発され、 自分なりの研究者としての道を模索し始め、答えを出そうとしている。 料理上手な父・ダンから料理を教わってアガットに試食してもらっている一方、 母・エリカがアガットを目の仇にしている理由が分からずに戸惑っている状況。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:第一話 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 92 7070 135 0 84640 608 412 588 15 39 27 15 2 1 装備:ハイブリッドD、強化デニム、グリュプスシューズ 戦闘スタイル 広範囲をカバーする導力砲の攻撃&回復が魅力だが、体力に難アリ。 オーブメント Line1 1-2 Line2 1-3-4-5 Line3 1-6-7 1,4は空属性専用 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 チェイン3(4人協力) - 攻撃 20 大円 連携攻撃 バイタルカノンII - 回復 30 中円 [状態異常・能力減少]解除、HP3500回復 スモークカノンII - 攻撃 30 大円 攻撃、[暗闇]状態にする バイタルカノンIII 113 回復 30 大円 [状態異常・能力減少]解除、HP8000回復 オーバルギア 扉報酬 特殊 20 自己 最大HP+100%、STR/DEF+20%、アクセサリ無効、多くの状態異常を無効化 カノンインパルスF - 攻撃S 100以上 直線 攻撃 サテライトビーム - 攻撃S 100以上 中円 攻撃 サテライトビームII 124 攻撃S 100以上 中円 攻撃 オーバルギア搭乗時 クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 機銃速射 - 攻撃 10 中円 攻撃 チャフグレネイド - 攻撃 10 小円 攻撃、[暗闇]状態にする チャージ - 攻撃 10 単体 攻撃、弾き飛ばし、確率20%[気絶] 元に戻る - 特殊 0 自己 オーバルギアから降りる
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ヨシュア・ブライト(17)キャラクター紹介 初期パラメータ 戦闘スタイル オーブメント クラフト ヨシュア・ブライト(17) キャラクター紹介 かつて《漆黒の牙》の異名で《身喰らう蛇》に所属していた少年。 半年前、哀しい別れを通じて自らの過去を乗り越え、新たな道を歩み始めた。 現在は遊撃士として復帰し、エステルと共に各地を回りながら旅をしているが、 ここ最近はかつての情報網を駆使して誰かの消息を探ろうとしているらしい。 背も少し伸び、体つきも逞しくなって、そろそろ少年とは呼べなくなりつつある。 初期パラメータ 装備、クオーツを取り除いた時の基本ステータスです。 加入時期:第二話 LV HP EP CP EXP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV RNG 102 13431 214 0 104040 757 526 772 15 47 30 18 5 1 装備:ミセリコルデ、サバイバルベスト、トレッキングギア 戦闘スタイル 素早さが高く、機動性に優れる。 クラフトが豊富でアーツも得意。 オーブメント Line1 1-2-3-4-5 Line2 1-6-7 1,4は時属性専用 クラフト クラフト名 LV 種類 CP 範囲 効果 チェイン3(4人協力) - 攻撃 20 大円 連携攻撃 挑発 - 補助 20 中円 [怒り]状態にする 魔眼・改 - 攻撃 40 中円 攻撃、遅延 真・朧(おぼろ) - 攻撃 20 単体 攻撃、確率20%[戦闘不能] 真・絶影 - 攻撃 30 直線 貫通攻撃、遅延 極・双連撃 - 攻撃 20 単体 2回攻撃、[毒]状態にする 極・絶影 110 攻撃 30 直線 貫通攻撃、遅延 極・朧(おぼろ) 115 攻撃 35 単体 攻撃、確率35%[戦闘不能] 極・魔眼 128 攻撃 45 中円 攻撃、遅延、確率30%[混乱] 真・断骨剣 - 攻撃S 100以上 単体 攻撃 真・漆黒の牙 - 攻撃S 100以上 全体 攻撃 秘技・幻影奇襲 - 攻撃S 100以上 全体 攻撃 真・幻影奇襲 125 攻撃S 100以上 全体 攻撃
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英雄伝説 閃の軌跡 【えいゆうでんせつ せんのきせき】 ジャンル ストーリーRPG 対応機種 プレイステーション3プレイステーション・ヴィータMicrosoft Windowsプレイステーション4 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 【PS3/PSV】2013年9月26日【Win】2017年8月3日【PS4】2018年3月8日 定価(税込) 【PS3/PSV】通常版 8,190円/7,140円限定ドラマCD同梱版 9,240円/8,190円ダウンロード版 6,800円/6,200円【Win】3,980円【PS4】4,298円 廉価版(税込) スーパープライス 2014年6月26日パッケージ版 5,184円ダウンロード版 4,200円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント ファン待望の帝国編システムに粗が目立ついつもながらの良質なBGMとストーリー結末は賛否両論 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 日本ファルコムの二枚看板の一つ・英雄伝説シリーズ第三期『軌跡シリーズ』の六作目。 前二作『英雄伝説 零の軌跡』『英雄伝説 碧の軌跡』とほぼ同じ時期で、シリーズ通して大きなスケールでその脅威が描かれていたエレボニア帝国を舞台としている。 身分制度や伝統を重んじる『貴族派』と平民主体で構成され急進的な改革を推し進める『革新派』の根深い確執や、前作でも登場した『鉄血宰相』の思惑等が見え隠れし、それらがシナリオの骨子となっている。 英雄伝説初のフル3D作品。シリーズの構成的には英雄伝説VIIIに該当する作品だが、今回からナンバリングは完全に廃止されている。(*1) 戦闘システム 戦術リンク 特定キャラとリンクを結ぶことで、リンクアビリティと呼ばれる様々な効果を発動できる。 例としてはダメージを受けたときにAT順に関係なくリンク先のパートナーが自動で回復を行うクイックティアや、アーツの威力を上昇させるブーストアーツなどがある。 前述したリンクレベルを上げる事で、新しいリンクアビリティを習得することが可能となっている。 斬、突、射、剛の4つの攻撃属性。 イースシリーズから輸入したシステム。あちらではダメージが通りやすくなる効果があったが、本作では敵を「崩す」ことが可能になり、ボタンを押せばリンクキャラが追撃等を行うようになった。 追撃を発動するとパーティ内の「ブレイブポイント」が上昇し、これを3ポイント消費してより強力な「ラッシュ」を、最大値の5ポイント消費すればパーティ全員で畳み掛ける「バースト」を発動することが可能。 フィールドアタックにも属性は適用され、相性が悪い敵だと背後から攻撃しても気絶させることができずスタンという扱いになり戦闘開始時の優位性が減ってしまうので注意したい。 交代 控えがいれば、いつでもターンに回った味方を入れ替えることが出来る。前作では影が薄かった5人目以降の控えメンバーの出番が大幅に増えた。 ノーリスクというわけではなく、交代後に行動したキャラはディレイ(硬直時間)が25%増しとなる。 クオーツ 設定上、ラインフォルト社がエプスタイン財団と共同開発した「ARCUS」を使用するようになったことにより仕様が変更され、アーツが設定されているクオーツを装備する方式になった。例として回復アーツ「ティア」の場合、前作ではクオーツの種類を問わず水属性1以上が条件だったが、本作ではクオーツの「ティア」や「治癒」を装備して使う。複数のアーツが設定されているクオーツもある。 マスタークオーツはほぼ前作と同じ仕様だが、マスターアーツは廃止されている。また最大のレベル5まで成長させると新たな特性が追加されるようになっている。 戦闘終了時の掛け合いの追加 前作まではトドメを刺したキャラが台詞を発し、「碧」では仲間の一人がそれをねぎらうというものであったが、今作では追撃でとどめを刺した場合、キャラ同士の掛け合いが発生するようになった。 評価点 BGM ファルコムクオリティは健在。本作では広い帝国の各地を実習で訪れるため、その分曲数も非常に多い。サントラディスクは4枚組という、歴代最多の数である。 全体的に良曲が多く、フィールドや街の雰囲気に合うBGMや戦闘を盛り上げるBGMはさすがと言った所。特に序盤と中盤の山場を彩る「Atrocious Raid」(*2)や、主人公の秘密が垣間見れる際に流れる「Exceed!」、手配魔獣戦で流れるギターソロが熱い「Tie a Link of ARCUS!」の人気が高い。 OP,EDムービーは曲と画質の双方ともに「零」や「碧」から進歩を遂げており、従来では一枚絵であった2Dキャラが動くようになっているなど進化を感じさせるハイクオリティなものに仕上がっている。 キャラクターデザイン 本作は社内絵師によるデザインがなされているが、それぞれのキャラクターが魅力的に描かれており、好評を博している。 その結果、のちのシリーズ作品でも多く採用され、ファンを歓喜させている。 シナリオ 「ストーリーRPG」を標榜するだけあって、今作もシナリオはしっかりと練られており、新規、既存問わず、多くのファンに受け入れられている。 シリーズ中でも特に作品間のつながりが強い作品であり、特に前作『零の軌跡』『碧の軌跡』との関連性が強い。プレイ済みのプレイヤーには懐かしい単語が並ぶ。また、今までは敵国であった「エレボニア帝国」の内情や、一般の国民の生活を知る事により、多角的な視点を作ることにも成功している。 同時代が舞台という事もあり、所々で過去作とザッピングを思わせる緻密なリンクがなされている。両方を同時にプレイするのも一興だろう。 過去作やゲーム以外の媒体のキャラクターが思わぬ形で登場したりなどファンサービスも多い。特に、全く別の世界観とされている那由多の軌跡で登場したあるキャラクターとの関連性を強く思わせるキャラクターの登場はファンを驚かせた。 その上『零の軌跡』ほど前作のキャラがメインストーリーに関わってくるわけではない(*3)ので、本作からプレイしても理解できないシーンはそこまで多くない。 余談ではあるが、前作まで目立っていた「戦闘に勝利してもこちらだけが疲弊している」と言った事もほぼなくなっている。 自由行動日は主人公のリィンを操作し、学校の生徒や教官、トリスタの住民などと親交を深め、特別実習日は帝国領内の様々な箇所を巡り問題解決に励むのだが、帝国に生きる全ての人の数だけの物語が存在する。 激動の時代を象徴する政争を繰り広げる「貴族派」と「革新派」、それに振り回され生活を脅かされる市民たち、寄る辺を失い昏い復讐に身を投じるテロリスト、そして、大陸全土を舞台に謎の計画のため暗躍する結社「身喰らう蛇」など、その行動理念は多岐に及ぶ。 メインキャラクターやサブキャラクターはもちろん、街の住人や学院の生徒一人一人にまで強い個性が与えられており、場面や日時が切り替わるごとに話をしに行く、いわゆる「マラソン」の楽しみは今作でも健在。トリスタ以外も個性豊かな街が多数登場しているため、『空の軌跡FC』以来となる新しい街を巡るワクワク感も復活している。『空の軌跡3rd』のプロローグで語られた「バリアハート」や、『碧の軌跡』でプレイヤーに戦慄をもたらした「ガレリア要塞」や「列車砲」なども舞台の一つとして組み込まれている。同作をプレイした人は懐かしさを覚えたことだろう。 リィンが生徒会の手伝いを担うように、VII組の仲間たちはそれぞれ別の部活動に興じることになり、彼らも彼らの交友関係を構築している。リィンは自由行動日に仲間と過ごすことで、その関係の一部を知る事ができる。 ストーリーにも記載されているように、本作では「貴族と平民の対立」がテーマの一つになっている。NPCのみならず、仲間内においても問題となる要素である。近藤社長曰く「主義主張の違うメンバーが一緒に何かを成し遂げる、ということが大きなテーマになっている」とのこと。 自分の道に悩む若者たちが、挫折や衝突を繰り返しつつも様々な事件を経て大きく成長する物語は、まさに『英雄伝説』らしい、王道ストーリーである。 エンディングテーマとなる「I miss you」は非常に好評。 『零』『碧』ではエンディングでボーカル曲が流れなかった(*4)ため、喜びの声を上げるプレイヤーが続出した。 強化、追加された点 フリーカメラ 右スティックで360度自在のカメラ操作が可能となった。 フリーカメラの搭載により、フィールドの見通しが利きやすくなった上、フィールドを歩くキャラもリーダーキャラのみとなったため、敵への先制攻撃・奇襲も行いやすくなった。 クエストアイコンの追加 キークエスト(必須クエスト)とサブクエストがマップ上に表示されるようになり、依頼を受ける際の目印となる。必須が赤でサブが緑。 クエスト進行中もマップにアイコンがつくため、次にどこに行けばいいかわからなくなったなどといった問題点が軽減されている。 ミニマップは街・ダンジョン問わず常時表示。NPCや、前作まではクオーツ「鷹目」を付けないと表示されなかった敵シンボルの位置も標準で記され、STARTボタンで全体マップも見られる。 依頼受諾と報告 隠しクエストなどを除いて依頼はシナリオ進行で自動で受諾することになり、報告は章終了後にまとめてAP(前作のDPと同一)取得と同時に行われるようになった。 絆システム 零・碧のシステムを発展拡大。各キャラ間での好感度を上げることにより、イベントが発生したり「リンクレベル」が上昇する。 このレベルは後述する「戦術リンク」に大きな影響を及ぼす。 好感度の上げ方は自由行動日に選択できるイベントやアイテム・ミニゲーム・戦闘など。 特別実習 トリスタ以外の街で、同じように依頼をこなしていく。シナリオでA班とB班に振り分けられるため、章ごとで固定。 リィン以外のVII組キャラはその際に装備品やクオーツが新調される。 釣り 前作まではHIT時にボタンを素早く押してかかればそのまま吊り上げるシステムだった。 本作では特定のボタンを連打してリールを操作するミニゲームのようなものに変更された。また、成功時はCPが回復する。ダンジョンの中ではかなりありがたい。 アクティブボイス 探索中、リアルタイムでキャラが喋る。内容はヒントになるものから完全な雑談など様々。 ちなみにこのボイスログが一定数ノートに記録される。 ハードの移行によりボイス付きのイベントシーンも大幅増加。パートボイスではあるものの、ボイスの収録量は『零の軌跡 Evolution』に引けを取らず、同作で不評だった素人声優の起用もない。 会話アイコンの変更 これまではCGイラストだったが、ゲーム中のポリゴンがそのままあてがわれるようになった。 キャラの表情なども反映される。 料理 これまでにあった、効果がアップする大成功(絶品)料理との差別化で、既存の効果+αという性能を持つ「独自料理」(*5)が実装した。 絶品料理はその料理が得意なキャラならば作れるが、独自料理を作れるのは1レシピにつき1キャラのみである。誰が独自料理を編み出せるかは作らないとわからない。 また、苦手料理を作成した際に出来た「ねこまんま」「失敗作」は軒並み削除され、それらは全て予想外(珍妙)料理になるようになり、従来の作品に比べると、予想外料理は作成するのが楽になった。Uマテリアルを錬金することはできなくなったが。 学院関係者の詳細が書き込まれた『人物ノート』が追加。 所属する学年、クラス、部活などが事細かに記載されており、感情移入に一役買っている。 クエストをこなしたり、特別なイベントを起こすことで情報が追加されていくため、コレクター要素としての価値も十分。 フル3D化に伴い、衣装やアタッチアイテムといったキャラの外見をカスタマイズできるアイテムが追加。本編で手に入るもの以外にDLCも配信されている。 大型魔獣や戦闘機械のグラフィックは総じて出来が良く、デザインも良い。 賛否両論点 システム面 ハメ戦法の存在 今作では状態異常の効き具合が確率で細かく表示されるようになったのだが、このためか多くのボスで低確率ながら状態異常「遅延」が効くようになっている。 これを助長するのがアーツ「クロノバースト」。発動した本人のみが直後に2回連続行動できるというアーツなのだが、駆動時間が0で即時発動する。 このため、2度目の行動でクロノバーストを発動させ続けた場合、EPが続く限り無限に行動する事が可能。コストは200と割高だが、消費EPに関してもクオーツなどでかなり抑えることが可能なうえ、最下級の市販アイテムでも容易に元まで回復可能という抜け道がある。 この二つを組み合わせる(クロノバーストと遅延攻撃を繰り返す)ことで、ボスをハメ殺しにすることが可能。ボスに遅延が効く確率は低めだが、この戦法においての優位性を覆すほどではない(*6)。『II』では消費EPの倍増でバランスをとっている。 シナリオ面 軌跡シリーズでは恒例なのだが、本作も一本で完結していない。過去のシリーズ作品でも『FC・SC』や『零・碧』といった前後編の構成で進められており、今作もまた発売前の時点でその前編にあたる見方が強かったためこれだけなら大した問題ではないのだが、追い詰めたはずのラスボスに負けて単身逃亡を余儀なくされるという後味の悪い結末(*7)であったため、続編ありきという事を最初から理解していたプレイヤーからもこれにはさすがに批判の声が寄せられた。 『閃II』発売後に行われたスタッフインタビューによると、「『閃』と『閃II』は元々ひとつの作品として製作していたが、期間の関係で分割せざるを得なかった」とのことである。しかしながら、それならそれで空FCのようにED後に次回予告のムービーなどを入れて欲しかったという意見は目立つ。 問題点 システム面 ファルコム初のPS3/PSV新規作品ということを差し引いても、システム面の不備が目立つ。 マップ切り替えの度に長めのロードが入る。パッチを入れない初期状態ではPS3では十秒、PSVでは場所によっては数十秒かかる所も。 シリーズお馴染みの魅力的なシナリオ展開やNPCとの会話を楽しむことも、このローディングが大きく阻害してしまっている。両機種ともに修正パッチver1.02で修正済み。2010年代のゲームとしては短いとは言えないが、不快感を感じるほどではなくなった。 バグが多い。アイテムがもらえなかったり、逆に無限に拾えたり、キャラが空中に浮いたりする。致命的なものは2回のパッチであらかた駆逐されたが、細かいバグや誤字脱字はまだ残っている。 ちなみに、本作のプログラマーはスタッフロール上で6名しか確認できない。ファルコム自体社員の少ないメーカーだが、このことが上記の不備につながっていることは想像に難くない(*8)。 モーション モーションキャプチャーを用いていないためか、キャラのモーションがもっさりしている。本作では過去作よりも頭身が上がり造形がリアルになったため余計目につく。 シナリオ上盛り上がる場面でも、肝心のキャラの動きが不自然なため興ざめしてしまう部分も多々ある。中盤での、ラウラとフィーが決闘するシーンが代表的。 特に人間キャラの出来不出来の差が大きいのが、目についてしまう要因なのだろう。 スタッフ側もこの不評は理解しているようで、近藤社長曰く、「IIでは全てのモーションを作り直している」とのこと。 グラフィック面 背景やキャラクターの造形などはそれまでのファルコム製3D作品からは確実に進化しているものの、2013年水準のHDゲームとして見ると決してハード相応とは言えない出来。 パーティーメンバーを初めとする人間キャラの造形がとにかく不評。人間キャラの造形はリアル頭身+縁取りがない『テイルズ オブ エクシリア』『GOD EATER 2』等に近い造形だが、近年のゲームの原画の再現度の高さを考えるとかなり見劣りする。 特に会話時、吹き出しの中に表示されるキャラの画像がそれまでのバストアップ一枚絵からポリゴンキャラになったことは批判が多い。 上記のとおりまだまだ発展途上ではあるのだが、前述のロード時間などの問題も含め「無理に3D化するくらいなら従来どおり2Dのままにしてほしかった」との意見も。(*9) アクティブボイスの弊害 アクティブボイスによる会話中は物を調べる、宝箱を開ける、地面に落ちているアイテムの回収等といった各アクションが行えない。本シリーズは何気ないNPCとの会話からヒントや項目が与えられるため、攻略のテンポを阻害してしまっている。『II』で改善された。 ラストバトルの仕様 俗に「ジャンケンバトル」とも称される今までにないシステムでの戦闘になるのだが、相手の癖を読まなければ勝てないうえにこちらのステータスに反映されるのがリィンのレベルのみのため、初見撃破は非常に困難。特に難易度「ナイトメア」ではしばしば運ゲーと言われるほどで、場合によっては詰む危険性も。攻略wiki等では最低でもレベル65を推奨している。 状態異常などの搦め手が一切なくHP回復手段も有限なので、限られた手札を使ってガチンコの削り合いをすることになる。ジャンケンというのも「出された相手の手を見たうえで勝てる手を出さないと攻撃が通らない」という形であり、敵の攻撃を止めるような効果はない。運の要素もあるがステータスが足りないと最善手を打っても勝てないのである。 さらに、引き返せる段階から先へ進む際にキャラのセリフとして忠告はあるのだが、イベントを挟んだだけでわざわざセーブのタイミングが用意されており、ラストバトルを含む連戦の直前にセーブしてしまうと、雑魚との戦闘が出来ないためレベル上げもできない。そのため、前もってセーブファイルは分けておくことが推奨される。 せめて過去作のレーヴェやアリアンロードのように敗北しても先に進めたり、敗北ごとに敵の強さを下げたりなどの救済措置を用意しても良かったのではないかとしばしば言われる。最終戦でそれはどうかとも思われるだろうが、詰みの可能性があるのも問題と言える。苦労して倒したところで結局上記のような終わり方であるため、尚更このバトルを勝利必須にする理由も感じられない。 『II』では序盤からこのシステムによる戦闘がたびたび行われる。それに伴いシステムにも大幅な改良が加えられ、ストレスのない戦闘を楽しめるようになった。 シナリオ面 初回特典として、リィンの過去に纏わるドラマCDが付随されているのだが、後々のシナリオに多大な影響を及ぼすであろう伏線も張られており、本当に「何故ゲーム内で描かなかった」(*10)と言わんばかりの内容。 発売前のインタビュー等によると「どうしてもはみ出してしまうが削れないのでドラマCD化した(要約)」らしいが、主人公の秘密にかかわる重要な内容であるため、他を削ってでも入れてほしかったという声も大きかった。 中盤にクロスベルとの境界(エレボニア側)で重大事件が起こるのだが、同時期の話にあたる『碧』では特に言及されていない。 本作中では事件自体が世間に秘匿されるが、『零・碧』プレイ済みならわかるが事件現場の一部はクロスベル側から丸見えで、その部分での出来事こそクロスベルにとっての死活問題 。気づかないはずも騒ぎにならないはずもない。『閃』のほうが後発なので、続き物として見たときの後付けに対する説得力に欠ける。 実のところ、細かく見ていくと他にも…(余談参照) 劣化、削除された点 クリア特典の減少・劣化 引継ぎにはポイントを使うのだが、それが増えるのは周回プレイした時のみ。すべての要素と解放させて引き継ぐには最低3周しなければならない(一応、1周目クリア時に手に入るポイントで最低限の引き継ぎは可能)。 ミラとセピスは一緒の項目になっているため引き継ぐなら一緒に引き継ぐしかない、マスタークオーツのレベルだけを引き継ぎたいのに主人公たちのレベル引き継ぎの項目と一緒にされているなど引き継ぐ要素を細かく指定した引継ぎができない。 碧の軌跡はクリア後にゲーム中でプレイで来たミニゲームや各キャラクターのクラフト、終盤のイベントシーンが見られるなどのシアターモードなどがあった。しかし本作ではなくなっており、特典も衣装の開放やミラの大幅獲得など寂しくなってしまった。 食材を買う際、対応したレシピが出てこなくなったため、材料を揃えるのが面倒になった。 システム的には前作のものがそのまま流用できるはずだが。 ノートに全ての項目(クエストや料理手帳等)が統合されたため、いちいち確認するのが手間。 ノートは横一列にタブ式に整理されているため、十字キーを何度も押して項目に合わせるしかない。Vita版はLRボタンなので多少マシ。 ちなみに、表示は「 SELECT 」ボタンで、Vita版の場合は指が辛い。メニュー画面から経由でも確認は出来るので、この辺は選択の余地あり。 総評 本作の舞台「エレボニア帝国」の存在はシリーズ初期からクローズアップされており、発売前から大きな期待が寄せられていた。 新しい試みは悪くないものの不慣れな開発環境が災いしたのか、ロード時間やグラフィックなど評価の芳しくない点も見受けられた。 しかし、良質なシナリオやBGM、細かい設定や豊富なサブイベントなど軌跡シリーズ特有の長所は健在で、 システム周りの様々な問題点を許容できるなら十分楽しめる水準に達している。 現在はデータ引継ぎ可能な無料体験版が配信されているので、興味がある人はこちらからプレイしてみるのもいいだろう。 余談 当初は空SCの後はすぐに帝国編を始める予定だったとインタビューで明かされており、元々は空3rd、零、碧は存在せず本作が空SCの次の作品になる予定だったと思われる。 ただし、空SCに登場したあるキャラは空3rd、零がある事前提で話が作られており、実際は空SCの開発時には本作との間に空の軌跡3rd、零、碧を挟む事が決定していたと思われる。もし当初の予定通りになっていたら本作は当然として空SCもかなり違う内容になっていただろう。 シリーズの特徴として、ちょっとしたセリフなどの描写から世界の広がりが感じられるというものがあるが、地図のサイズや歴史上の人物評など、所々に過去作の描写からは違和感のある部分がある。 特に地図に違いがあるのは一目瞭然。地図は公式サイト内に本作のもの(世界観 地域紹介)と零・碧のもの(世界観 シリーズ年表)が両方載っている。関連地域が広くなる続編の地図まで見ると、過去に描写されていた距離や位置など、さらにズレが明確になる。 また日付の描写がされるようになったが、距離表示のついた標識はなくなっている。表に出す情報を意図して選んだと考えると、テキストや資料を読み込む場合、舞台や主人公を変えた作品間の整合性は気にしないほうがいいかもしれない。 零・碧の軌跡やセルセタの樹海に続き、今作もPlayStation Awardにて、ユーザーズチョイス賞を受賞している。 2015年3月12日、修正パッチver.1.03配信。ほとんどのプレイヤーが続編の閃IIを攻略中か、終えたであろう時期に何故か配信された。 内容は『戦闘ノートの「戦術」に「駆動解除発動回数」を追加』で、トロフィー「百花迎撃」取得までの進行状況を確認できるようになった。続編をやり終えたプレイヤーが前作を周回プレイすることを意識したのだろうか? 2017年8月3日、SteamにてPC版の配信が開始。 当初はUIのみ日本語対応。日本語音声は2018年11月6日のアップデートで追加された。 新規収録された英語音声はボイス付きのイベントシーンにおいて、声が付いていなかったキャラ(モブキャラや一部シーンのリィンなど)に音声が追加。ボイス付きのイベントシーン自体も増えており、日本語版に比べて1.5倍ほどの収録量となっている。 解像度は4Kまで対応し、各種グラフィック設定も調整可能。フレームレートは30FPS・60FPS・無制限が選択可能。ただし、無制限は動作保証外となっており、イベントシーンでキャラやオブジェクトの挙動がおかしくなってハマったり、エマのフィールドアタックが正面ではなく上空に飛んでいく(当たり判定は変化なし)など一部の描画に不具合が発生する。 ロード時間はPCのスペックにもよるが大きく改善されている。またイベント・移動・戦闘をボタン一つで高速化できるターボモードが追加され、快適な周回プレイも行えるようになった。 2018年3月8日、PC版をベースにしたPS4版『英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204-』が発売。 解像度は最大4K、フレームレートは60FPSに向上。もちろんターボモードも搭載されており、雑誌・店舗特典などを除くDLC45種が収録済み。 初回生産分はVII組の制服をイメージカラーとした「エレボニアンRED」スリーブジャケット仕様。 PS3・Vita版とのセーブデータ・トロフィー共有や『III』とのデータ連動にも対応。『III』のデータを読み込めばクリア特典が全開放された状態でプレイできるため、『III』からシリーズに入った人は復習も兼ねてプレイしてみるのもいいだろう。 2022年1月31日に、本作のアニメ版「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」が発表され、2023年1月8日より放送された。制作はタツノコプロで、本シリーズで描かれなかった「ノーザンブリア自治州」の物語が描かれる。また、当アニメをゲーム化したソーシャルゲーム「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」のリリースも発表された。 2022年1月15日に、「メカスマインパクト」からヴァリマールの初の立体化がなされた。 2022年3月26日に、「ファルコム40周年アンケート」の結果発表が行われた。その結果、キャラクター人気投票において、本作の主人公であるリィンが、イースシリーズの主人公であるアドルを下して、見事一位に輝いた。 2022年1月17日から2月9日に実施した「第4回 MODEROID商品化希望アンケート」の海外地域からの集計で、「蒼の騎神オルディーネ」が一位を獲得した。