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217 :名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 00 02 24.16 ID MsAUSfjy 那珂ちゃん改二の衣装でHなファンサービスをですね 握手と称して白手袋のままおにんにんを握らせたく 231 :握手会だよ! 改二那珂ちゃん:2014/02/02(日) 01 01 39.46 ID toGBP8nr 217にインスピレーションを受けて書いた短編投下。 陵辱というほどではないけど提督じゃない不特定な相手とエロ行為するのが苦手な人は退避されたし。 あと本番行為とかないです。握手だけだよ。 「やっほーみんなー! もっとステキになった那珂ちゃんのために集まってくれて、ありがとーっ!」 男たちの歓声に包まれながら、艦娘らしからぬフリフリ衣装でマイクを突き上げる。 改二へのアップグレードを記念しての、『特別ファン感謝イベント』は大入りの大盛況で、 彼女はまさに、正真正銘のアイドル艦娘として扱われる喜びを噛みしめていた。 (うーん、感無量っ。那珂ちゃん、今すっごい輝いてるって感じ! 今まで地方巡業とか、しつこいイロモノ扱いとかに耐えてきたかいがあったよね~ホント!) それにしても、今回集まったファンたちの顔ぶれは少し変わっていた。 ファンクラブ会員の中でも、VIP会員限定のイベントだと聞いていたが、 確かに裕福そうな年配の男か、さもなくばいかにも金持ちのボンボンといった連中がほとんどだ。 まあ、彼らが投資してくれるお金が鎮守府の財政を潤していると思えば悪い気はしない。 アイドルであると同時に艦娘。みんなのためにも笑顔で稼ぐ。それが那珂ちゃんのポリシーである。 「それじゃあ、いよいよメインイベントの握手会に移りまーす! 那珂ちゃんのお手々のカンショク、大切な思い出にして持って帰ってねー!」 笑顔で白手袋をひらひら振ると、男たちがひときわ熱狂に満ちた声で応える。 そう、それはまさにメインイベントだった――中心にいる彼女だけがまだ、その真実を知らない。 * * * * * 「……え? え……ええぇぇぇぇっっっ!!???」 硬直、驚愕、そして悲鳴。 机を挟んで向かい合ったまま一歩も動けず、目の前に突き出されたモノから目も離せない。 最前列の男が、手を差し出す代わりにズボンから取り出したのは――半勃ちになった男性器だった。 「え、えっと、その……あの、えぇぇ……なんなのコレぇ!?」 助けを求めるように、涙目で背後のマネージャー妖精を見る。 だが、返ってきたのは無表情で首を振る仕草。それで彼女はすべてを理解してしまった。 (VIP限定イベント……鎮守府の臨時収入源……って、こ、こういうことだったのぉ!?) ――途中でサプライズな展開が発生するかもしれないが、それはイベントの段取りのうちで、 絶対に流れを遵守し、そしてファンの要望には従うように――確かに、そう最初に説明は受けていた。 でも、それがまさか……こんなことだなんて。 「あれえ、どうしたの? 早く握手をお願いしたいんだけどなぁ」 90度の角度でブラブラ揺れる赤黒い棒の持ち主が、キモい笑いを浮かべながら迫ってくる。 すぐにでも悲鳴をあげて逃げ出したい――普通の女の子ならそうする。だが、彼女はアイドルだ。 「は、はいっ! ご、ゴメンねっ、す……すぐにするからっ!」 段取りには従い、ファンの希望には応える。それがアイドルとして生きるための鉄則である。 バクバク鳴る心臓をおさえ、恐る恐る伸ばした震える指先が……グロテスクな肉の棒に、ぴとっと触れた。 (……あ、熱いっ!? なっなにコレ、風邪でもひいてるのー!?) 初めて触るその部位から、手袋越しにでも伝わる高い熱は、同じ人体の一部とは思えないほどだ。 しかも、触った瞬間それはビクッと痙攣したように跳ね上がったから、慌てて手を引っ込めそうになる。 「お、おお……サテンの感触がぁ……! ほら、ちゃんと握ってよ那珂ちゃん!」 (うう、やっぱちゃんと握らないとダメ、だよねー……き、キモいよぉ、最悪ぅ……!) 内心どんなにドン引きでも、それでも笑顔を絶やすことはアイドルには許されない。 ひきつった顔で微笑みを返しながら、太い肉のかたまりをちゃんと握ろうとして、発生した問題に気付く。 (な、なんか角度がさっきより上向きになってきてない……? それに硬くなってる、よう、な?) すべらかな白手袋の指先にフェザータッチされたチンポは嬉しそうにビクビクと硬度を増し、 90度から180度へと仰角を上げつつあった。これでは握手するような向きで握るのは困難だ。 やむなく、マイクでも握るように手を立て、親指の先を上に向けて、そそり立つ赤黒いモノをそっと包む。 「おっふぅ!? いッイイよぉ、その握り方ッ!」 「え、えっえっ?(……なっ何、何!? イイって何がっ!?)」 困惑する彼女には違いがよくわかってないが、親指の腹がちょうどカサの付け根部分、 裏筋を優しく押し潰すようにぐにゅっと当てられていた。 その刺激で内部の管から押し出された先走りが、はちきれそうな先端に透明の雫となって浮き出てくる。 「さあ那珂ちゃん、そのイイ角度のままお手々をゆっくりニギニギしてみようか」 「う、うん……。こう、かな?」 言われるがままに指に力を入れると、想像以上の弾力が跳ね返ってくる。熱さも相変わらずだ。 (ヘンなの、硬くて熱くて、ゴムのかたまりみたい……絶対、中に骨とか入ってるよ……!) 人体の神秘に当惑しながらも、律儀に強弱をつけてフル勃起したモノをぐにぐにと刺激する。 そのたびに男が、おふぅとかあふぅとか妙な声をあげて腰を震わせ、さらに硬さ熱さが増大していく。 りゅぐっ、しゅりゅっ……と、白手袋の生地が血管の浮いた黒っぽい皮とこすれて奇妙な音を立てる。 (う~、も、もう握手でもなんでもないような……てゆーか、いつまで続ければいいのこれ!?) いつの間にか、刺激の強弱に合わせて男が腰を前後に動かし、半強制的にシゴかせる体勢となっていた。 パンパンに腫れ上がった亀頭の鈴口から、溢れた先走り液が床にポタポタと垂れていく。 それは手袋にもじんわりと染みて、コスりあげる音に水っぽいものを混じらせて……そして、唐突に。 「……ううッ、那珂ちゃん! 那珂ちゃんのアイドル白手袋で握られて出すよっ、いいよねッ!?」 「え、あっ、うん、いい、よ? いいけど……えっ?」 わけもわからず反射的にそう答えた次の瞬間、 白手袋に包まれた細い指の中で、ビキビキッ!と限界以上に肉棒が張り詰め……そして弾けた。 ――ブビュルルルルッッ!! ビュッ、ドビュルルゥウッ!! ドクンドクンッッ! 「きゃっ!? う、うわぁ……! ええぇっ……ええーっ!?」 今、自分が握っているものの中を何かが通って、 蛇口から噴き出す水流のように勢いよく発射されているのだ――とぼんやり理解しつつ、 何度も何度も放たれる、太くて白い粘液の筋を呆然と見つめる。 「ふぉぉ、那珂ちゃん! シゴいて今っ! もっと強くッ! 早くっ!!」 「え、えええ? こ、こう!?」 懇願する声に促されるまま、痛いのではないかというくらい力を入れて、しゅこしゅこと腕を動かす。 熱い肉のホースは嬉しそうに跳ね回りながら、溜め込んだ白濁をその淫らな動きでシゴき出されていく。 むわぁ……と周囲に広がるオスの臭いが、アイドルの麻痺した頭をいっそう朦朧とさせた。 「はあぁ……良かったよ、那珂ちゃんの握手、最高だったよ……!」 「え? ええと……よ、よろこんでくれてありがと……」 はぁはぁと荒い息の中、上気した顔でやっと答える。嫌悪感より先に、不思議な充足感があった。 ファンが自分との関わりで幸せになっている。自分だけを今、見ている。 アイドルの自分を――それは間違いない事実だった。 (……よし!) 呼吸を整え、目を閉じて、開く。そこには満面の笑顔を浮かべたアイドルの顔があった。 「みんなー! 那珂ちゃん、握手会精一杯頑張るから! 最後まで楽しんでってね!」 何かを吹っ切ったその声に、ずらりと並んだ男たちが、股間を膨らませながら歓声をあげた。 メインイベントは、まだまだ始まったばかりなのだ――。 (おしまい)
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552 :名無しの紳士提督:2014/12/29(月) 02 36 00 ID yY3eB9sU これから書きたいことがあるけどシチュどうしよう そんな感じで書き始めたのでひとまず1レスだけ失礼します 553 :名無しの紳士提督:2014/12/29(月) 02 37 35 ID yY3eB9sU ここは艦娘たちが戦場での傷を癒すために日々使われる入渠ドッグ。 効果を上げようという心意気と提督の趣味とが重なり、風情のある露天風呂を模している。 実際に艦娘たちからの評判も良く、前任の提督が辞めた後もそのまま残されている。 しかし、露天風呂という形式がゆえに事件は起こってしまった。 「まったく、あなたという人は……」 「はい。すいません、わざとじゃなかったんです」 露天風呂には人影が2人、立ち姿と膝を折った姿で向かい合っていた。 片や齢20には到達していないであろう青年はうなだれ、石畳の上で正座している。 服はずぶ濡れになっており、額を石畳に擦り付けんばかりに深々と頭を下げていた。 前髪に至っては既に石畳に触れて濡れ始めている。 一方で向かい合っているのは長身の女性、腰まで届く黒い長髪が目を引く。 身にまとっているバスタオルの上からでもわかるほど、素晴らしいボディラインが見える。 スラッと伸びた長い脚、キュッと引き締まった腹、形を保ったままで大きな胸。 まさに女性の理想の体型ともいえる彼女だが、困惑に満ちた視線を向けながら口を開いた。 「わざとじゃなかったって、何で塀の上から顔を出せるんですか」 「す、すいません。ここがお風呂だなんて知らなくて、つい……」 「お風呂があるからというなら理由になります。しかしそれがなくて何故覗いたんです?」 「それは、その、何と言いますか」 「やっぱり覗きたくて塀の上から見たのではないのですか?」 「覗きたかったわけじゃないんですが、その、えっと」 女性から投げ掛けられた質問に、男性は思わず口ごもってしまった。 ドックから上がってくる湯気にあてられているせいか、心なしか顔が赤くなっている。 必死に覗きではないと弁明しても、説得力はどこにもなかった。 ましてや女性が物怖じせず、覗きとしか思えない相手の話を聞いているだけでも珍しい。 艦娘の切り札とされるほどの存在たる女性――大和ゆえの冷静な対処と言えた。 「正直におっしゃってください」 「はい、その、憧れだったんです、超ど級戦艦大和が……」 「憧れ、ですか?」 「ええ。昔からずっとなんです」 554 :名無しの紳士提督:2014/12/29(月) 02 38 09 ID yY3eB9sU 予測していた答えとまるで違う返事のおかげで、大和は呆気にとられてしまった。 ずり落ちかけたバスタオルを巻き直し、青年の話を静かに聞き続ける。 「大和がこの鎮守府に着任したって聞いて、一度は会いたいと思っていました」 「だからって、なぜわざわざ覗くような真似をなさったんです? 確かに会おうと思って会えるものではないのですが」 「外の通りを歩いているときに、大和ーって呼ぶ声と返事をする声が聞こえたんです。だからもしかしたら塀の上からすぐにみられるかなと思って登っちゃったんです」 「矢矧と話している時の声ですね。事情は分かりました、どうやらやましい心はなかったのでしょう。しかしすんなり帰っていただくというわけにはいきません」 大和の声のトーンが少し重くなったものの、青年も分かっていたといわんばかりに頷く。 艦娘の存在について分かっていない部分が多く、存在自体が国家最大の機密とされている。 機密を守るため、一切の関係者以外は鎮守府に立ち入ることすら禁じられているのだ。 そんな中に飛び込んでしまっては、おとなしく帰ることができるはずもない。 しかし青年の罰は大和の口添えと提督の機転もあり、一か月の慰安労働のみだった。 「慰安労働って、そんなエッチなこと僕には、いやん」 「そうじゃなくて鎮守府で一か月間奉仕活動を行うということです」 「そういうことですか、了解、それで助けてもらえるならいいかな、何でもしますよ」 (エッチなことですか、そういえばもうみんなもどのくらいしてないんでしょうね) こうして青年の鎮守府での慰安活動が始まる。 555 :名無しの紳士提督:2014/12/29(月) 02 39 27 ID yY3eB9sU すいません、2レスになってしまったのです 本当は大和と風呂でいちゃこらしようかなと思ってたんですが、諸事情で序章だけ 書きたいことはたくさんあるけど書けるのかな~とか思いつつ投下しました これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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906 :名無しの紳士提督:2015/01/31(土) 01 04 11 ID eSis4ALI 905 不幸だわ…… 加賀さんとかクールな人がそういう時に来たらグッと来るね 行動で示してくれたら惚れてしまう そしてついでに鎮守府慰安労働青葉編、投稿します 前以上に「汗」が前面に出てくることに加えて、投稿者の青葉に対するイメージがかなり出てます 要らないシリアス混じってます、前半はエロなのでご心配なく、ではいきます 907 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 04 50 ID eSis4ALI 「もう寝巻を押し上げちゃってますねえ、このまま失礼しちゃいましょうか」 青葉はしなやかに腰を折ると、そのまま東の寝巻を手慣れた様子ではだけさせる。 浴衣程度しかないために、ものの十秒もかからないうちにソレは青葉の視界にさらされた。 脱ぐ前からはっきりと分かっていた大きさは健在で、思わず青葉の口元が吊り上がる。 先端がかすかに濡れているのは、足に堕ち始めている確証であった。 「あ、青葉……やめ……」 「聞こえませ~ん。では失礼して、それ」 青葉が抵抗を聞き流し、両の足の裏がソレを挟み込んだ瞬間だった。 青葉ごと跳ね上げてしまいそうな勢いで、東の身体が痙攣したのだ。 勢いよく背中を反った勢いで腰が突きあがり、意図せずして皮がひん剥かれてしまう。 一瞬で淡い色の亀頭が露わになり、射精にも似た勢いで先走りが吹き出した。 強烈過ぎる刺激に、思わず東は青葉の足にすがるように抱き付いてしまう。 一頻り痙攣が落ち着いたところで、東は肩で息をしながら頭上を見上げる。 そこにあるのは怪しい笑みを浮かべて見下ろしている東の顔があった。 恥ずかしさに言葉も出ず、自分ですら涙が滲み始めていることに気付いていない。 しかし懇願するつもりの視線も、今の青葉には火に油でしかなかった。 「あ~ぁ、べとべとじゃないですか。これはもうお仕置きですね」 「だ、ダメだ。お題は、やるから、やめてくれ……」 「じゃあ一緒に足も舐めてください。ほら、足も寄せてあげますよ」 再び青葉の足に顔を挟まれ、言葉を失った東の口から力なく舌が這う。 ほんの舌先で、舐めるというよりもなぞるような舌使い。 どうしようもないことを悟ったような、ゆっくりとした動きだった。 続けてそのまま両足が小刻みに動き、東のソレを挟んで扱き始める。 上下に扱き、前後に擦り、時にはニーソックスを擦り付けるように。 密かな練習すらも伺わせる、妖艶で淫靡な動きに耐えることなど無理に等しい。 無論、扱かれているだけではなく、いつの間にか東自身にも変化が訪れていた。 「いつの間にかずいぶん熱心に舐めてますねえ、そんなに興奮しちゃいましたか?」 「青葉……青葉ぁ……」 「可愛いですね。もう青葉の太もも、東さんのよだれでべとべとですよ」 908 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 05 27 ID eSis4ALI 青葉のニーソックスとブルマの間の太ももは、全体がどこか粘りを伴って濡れていた。 うわ言のように青葉の名を繰り返している東の舌も、もうなぞる動きとは程遠い。 舌全体を太ももに擦り付ける動きは、対象に愛おしさすら感じさせるほど丁寧だった。 時には唇で甘噛みまでしており、お題を拒んでいた東の姿はもうどこにもない。 今の東には理性も自制心も存在していない。 あるとすれば青葉に対する忠誠心にも似た何か、そして堕とされてしまった心だった。 視界を埋め尽くしている青葉の太ももは、逆らい難い誘惑の塊のように見える。 程よく締まりながらも心地良い柔らかさに、人肌特有の呑み込まれるような温もり。 舌先に伝わる青葉の汗の味も甘美なものとなり、いつまでも舐めていたいとすら思い始めていた。 鼻腔に広がる青葉の香り、耳に届く青葉の声も、媚薬のように東の心を溶かしていく。 追い討ちのように自らのソレを扱かれる快感、今の東に「青葉の虜」以外の表現はない。 「や、ん……ニーソの中まで舐めたいんですか? 変態さんですね」 「段々青葉も、気持ち良くなってきてしまいました」 ニーソックスをずらし、東の舌が膝の裏にまで伸び始めたころ。 青葉もブルマの上から自身の秘所を弄り始め、快楽をむさぼり始めていた。 嗜虐心が気付けば青葉の中でも快楽に繋がっており、徐々に足の動きも早くなる。 しゅっ、しゅっ、上下に全体を扱けば、東の身体は細かく跳ねる。 くちゅ、くちゅ、くぐもった水音と共に足裏全体でこねくり回せば、ゆっくりと悶える。 時には指でピンポイントにカリや亀頭を責めれば、勢いよく先走りが吹き出した。 青葉の足の裏は東の先走りでびしょびしょであったが、どちらも気にするそぶりはない。 「うっ、ん、はぁぁん! 東、さん、私も、気持ちいいですぅ!」 いつの間にかくぐもった水音は一つ増えている。 青葉の秘所から響く水音は激しさを増し、我慢の限界か、ブルマの中に入っていた。 ぐちゅり、ぐちゅりと最も大きな水音を響かせながら指を激しく出し入れさせる。 愛液まみれになったブルマの色はすっかり変わり、青葉にも余裕がなくなっていた。 お互いに快感に任せて舐め、扱き、弄り、高まりベッドが揺れるほど激しさを増していた。 「青葉、俺、もうダメだ……!」 「青葉ももう、イきます、来ちゃいますう!」 「青葉、青葉……!!」 「東さん、青葉も、もう……だ、め、で……!!」 909 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 06 00 ID eSis4ALI 青葉は自らの指で達しかけた瞬間、勢いよく東の頭を抱きかかえる。 東も応えるように力一杯に青葉の足に抱きつき、込み上げてくる快感に備えた。 皮肉にも両者が達する引き金となったのは、二人がぶつかった衝撃であった。 「ああああああ~~!!」 「うっ! ぐっ、あっ!」 勢いよく身体を反らし、ビクンビクンと身体を跳ねさせる青葉。 対照的に身体を丸め、自らの身体を抱え込みながらも腰を跳ねさせる東。 稲妻が身体を駆け抜けるような、すさまじい快感が襲い掛かった。 どちらも放心状態で力なく身を投げ、しばらく動けなくなっていた。 そんな中、先に我に返ったのは東、大きく肩を上下させるほど息が切れていた。 何気なく額に手をやれば、一瞬で汗まみれになるほど大量の汗が吹き出していた。 足元には力なく投げ出された青葉の足があり、黒のニーソックスの面影はない。 自分でも信じられないほどの精液が飛び出し、ニーソックスを白濁に染めていた。 ひとまず自分のソレをしまい、飛散したものの片付けを手早く終える。 すぐにベッドの上に寝転がっている青葉に近付き、肩を叩きながら声をかけた。 「青葉。起きろ、青葉」 「う、う~ん? あぁ東さん。おはようございます」 「寝惚けてる場合か。さっさと風呂に行くぞ、お前だって汗だくのままだろ」 「あ~ん、待ってくださいよう。身体が重いんです~、それに……」 「それに、何だよ?」 東から目を逸らしながら、青葉は気恥ずかしげに口元に手をやる。 今さら何だとため息交じりに聞き返す東の耳に飛び込む、か細い青葉の声。 「ぶ、ブルマがびしょ濡れで冷たくて仕方ないんです」 「自業自得だ。衣笠が帰ってくるまでにシーツも代えなきゃいけないんだ、ほら急げ」 「嫌ですよ~、ねえ~、東さんってば~」 ごねる青葉を引きずりながら、東はシーツを片手に風呂へと急ぐ。 何があっても誰かに遭遇するわけにはいかない以上、自然と早歩きになっていた。 鎮守府に風呂は一つしかないため、お互いにバスタオルを身体に巻いて入浴する。 丑三つ時を回っているため、片方を待っている時間も余裕も存在していなかった。 910 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 07 03 ID eSis4ALI 「やれやれ、酷い目に遭った。落ち着いたか?」 「落ち着いたも何も、私は事の始まりからいつも通り――」 「あ?」 「わ、わかりました。すいません、謝るので沈めないでください!」 「分かればいい」 髪まで沈むほどに一度だけ青葉を湯船に沈めてから、しばらくお互いに言葉を発さない。 青葉が先に身体を洗い、入れ違いで身体を洗い終わるまでの間。 湯が揺れる音、シャワーを使う音、身体を洗う音、夜風が吹き抜ける音……。 その中には会話はおろか、独り言すら存在していなかった。 そしてそろそろ出ようかと、東が腰を持ち上げようとしたその時――。 「東さん。ジャーナリストが一番やっちゃいけないことって何だと思いますか?」 「ど、どうしたよ急に。そりゃあ捏造とかじゃないのか? お前やってるけど」 「そうでしょうか? 私はある意味、捏造もジャーナリストの形だと思っていますよ」 「……お前の口から出てくると胡散臭さが半端じゃないな。ちなみに答えは何だ?」 「ジャーナリストが自分の記事に対して、感情を挟んでしまうことです」 もう一度ツッコミを入れてやろうかという東の考えは、青葉の横顔にかき消された。 普段から記事を集め、調子に乗っては提督のみならず仲間にも怒られている青葉。 広報を作っているのも遊びのような一面があったが、その横顔は真剣そのもの。 東にではなく、露天風呂から見える月を見上げた表情に嘘偽りは感じ取れなかった。 持ち上げようとした腰を再び下ろして、同じように月を見上げて口を開く。 「それは何だ、捏造とは違うのか?」 「ええ、全く。捏造は悪意に満ちたものもあれば、善意に満ちたものまで様々です」 「やる人間によって変わってくるか、だがそれと感情を挟むってのは一緒じゃないか?」 「少なくとも私は違うと思います」 青葉が腰を上げ、胸から足元までタオルを垂らして身体を隠す。 湯船に腰を掛けながら、髪を耳に掛けながらも言葉は途切れない。 「捏造はある程度その記事がどんな影響を及ぼすか、書いた本人が予測できるものです」 「そうだな。本人が書きたくて書いてるんだから当然だろうよ」 「でも感情に任せて書いてしまえば、誰にも予測できない記事が出来上がってしまいます。 感情に任せてしまえば影響は予測できない、ただ感情に流された情報が事態を歪ませる」 「難しい話だ。ただそう言うってことは、青葉はやっていないんだろう?」 911 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 07 35 ID eSis4ALI やや声色を明るくした東の言葉に、青葉は視点を落として小さく首を横に振る。 力ないその姿は見ている側すら痛々しく、思わず東が息を呑んでしまっていた。 今まで一度として見たことはない、大破して帰投した時ですら見せたことのない表情。 後悔、大きく顔に書かれているような錯覚さえ覚えさせられる。 小さな涙が青葉の頬を伝ったのが見え、重苦しい雰囲気と共に言葉が続いた。 「けれど、自分で分かっていたのに、青葉は自分の感情に任せてしまいました」 「もしかして、もう何か書いたのか?」 「いいえ、記事は下書きを書いたところで破棄しました。でも今までそんな風にペンを握ったことなんてなかった。 でも青葉は、青葉は……初めて感情に任せて広報を書いてしまうところでした…… 東さん、あなたが鎮守府から離れられなくなるような、記事を……」 「おいおい」 一瞬、怒鳴りつけてやろうかと考えた東の怒りがそのまま呑み込まれる。 重苦しい雰囲気に押しつぶされたせいもあるだろう。 今まで見たことのない青葉の表情に驚いたせいもあるだろう。 どんな言葉を掛けたらいいか分からなくなったせいもあるだろう。 しかしどの理由よりも一番大きな驚きがあったのだ。 「つーか、なんでわざわざ俺がここからいなくならないようにしたんだ? 消えてほしいならお前の持ってる情報ばらまいたら、俺はすぐに殺されそうなんだが……」 青葉が首を横に振る。 東も死にたいわけではなかったが、手っ取り早い方法なのは分かっていた。 「それとも俺の評判を落とすせいか? 俺が艦娘に嫌われれば追い出されるか、まぁ十中八九処刑だと思うけど」 再び青葉が首を横に振った。 肩を上下させ、大きく東がため息をついた時。 今にもこぼれてしまいそうなほど大量に涙を浮かべた青葉の瞳が、東を振り向いた。 先ほどこぼした涙など、今堪えている涙に比べれば無いも同じなほどに。 静寂が包み込んだ露天風呂で、口火を切ったのは青葉だった。 912 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 08 15 ID eSis4ALI 「あなたを好きになっちゃったからに決まってるじゃないですか……」 そよ風にもかき消されてしまいそうなほどか細い声だった。 切なさに満ちた言葉は、ほとんど離れていない東の耳にも届くかどうか。 そんなか細い声は凄まじい衝撃となって東の鼓膜を貫き、狼狽させた。 「重巡洋艦娘として戦い、広報を書き、提督も女性の鎮守府に舞い込んだ記事の種。 最初はそんな風にしか考えてませんでした、集めた記事だって普段通り扱う気でした。 でも、でも、いつか東さんは鎮守府を離れてしまうって思ったら、止まらなくて……!」 先ほどまでの落ち込み、落ち着いていた雰囲気はどこへやら。 堰を切ったように次から次へと、青葉は抱え込んでいた言葉を吐き出していく。 「鎮守府内で問題を起こしたとしたら、慰安労働の時間が伸びるんじゃないかって…… みんなから嫌われてしまえば、私だけ見てくれるんじゃないかって…… 記事を書いていたところで今日、衣笠が遠征で、独占欲みたいな気持ちに気付けて…… 自分のことしか考えていない記事を書きそうだった自分が恥ずかしくて……」 青葉の口から嗚咽が聞こえ始めたところで、青葉の瞳は大粒の涙をこぼした。 後悔、怒り、悲哀、それだけではない大量の感情の波は東に打ち明けられているのではない。 悪いのが自分であることは分かっているという、どうしようもないジレンマ。 それでも同時に感情に任せ、涙声での最後の一言は、間違いなく東に向けられていた。 「私はジャーナリスト失格です、でも、でも……大好きです、東さん……! この鎮守府の誰よりも、誰よりもあなたが好きです……慰安労働が終わっても…… できるなら、離れたく、ないです」 「……好かれるのはいいけど、なんで俺なんだ?」 「情報を集めてる時から、あなたがどれだけ良い人なのかなんてわかってますよ 夕張さんの件も、浦風さんの件も、長波さんの件も全部知ってるんですから それだけじゃない、あなたがどれだけ優しいかなんてみんな知ってます」 そこまで言うと、青葉はゆっくり立ち上がって小さく会釈をして踵を返した。 こぼれる涙を拭いながら脱衣所に向かう背中は、重巡洋艦としてはとても悲しく小さい。 艦娘としてでも、ジャーナリストとして駆け回っている時の青葉ではない。 恋をしているただの女の子、想いを伝えた一人の少女が見せる後ろ姿だった。 やがて青葉の手が脱衣所の扉にかかった時だった。 913 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 08 52 ID eSis4ALI 「青葉。ごめんな、そんなに思われてるなんて知らなかった ちょっと無神経だったよ、好かれてる側がこんなんじゃダメなんだよな」 「いいんです、届かないものだって、知ってますから」 「……ごめん。でもな、お前が抱えてた気持ちってすげえ大事なもんだと思う! いや、むしろお前がそう思ってくれてたって分かって、俺は誇らしく思う! 一人の女の子がそんなに真剣に思ってくれるんだって、そう思えるんだ!」 「やめてください。慰めているつもりですか……?」 「違う。上手く言えないけどこれは素直な俺の気持ちで、返事にさせてくれ。 ジャーナリストの仕事も、お前の気持ちも全部伝わった、だから頼ってくれ。 俺はまだ労働期間がある、その間だけでも目いっぱい頼ってくれ。青葉!」 青葉が声を張って言い終わると、足を止めていた青葉が振り返った。 相変わらず涙は流れたままだが、うっすらと柔らかな笑みが浮かんでいるのが見える。 「……バカですか」 「な、なんだとこの野郎!」 「傷心中の女の子に言っちゃいけないこと言っているって気付いてませんね」 「え? あ、それはその、えーっと……!」 「でも、そんな不器用で優しいところ、やっぱり好きです、おやすみなさい」 青葉はそれだけ言って、一度はっきりとした笑顔と共に脱衣所に消える。 東は再び湯船に浸かり直してから部屋に戻った。 好きと告げられた青葉の言葉は、しばらく東の脳に残り続けていた。 しかし翌日から再び青葉の広報が様々な火種を呼んでいるのは別のお話。 今までと何ら変わらない、それどころか今まで以上に広報が起こす火種は大きい。 それでも元気がないよりはいいと思い続ける東に、ジャーナリストは声をかける。 「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」 +後書き 914 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 10 29 ID eSis4ALI 以上で青葉編は終了です 青葉って実はかなり思慮深く広報書いてるんじゃないかなと思った結果がこれだよ! 書いてる途中で可愛く思えてきて長くなったのは内緒 ではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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前回の続き 「やー提督ー」 「お、北上か。ちょうどいいところに」 「ん? あたしに何か用事でもあったの?」 「いや、この間の事なんだけどな」 今言っているのは以前大井に北上から好意を向けられていると勘違いされた件だ。 「……本当にちゃんと説明したんだろうな」 「あーそれがさぁ」 ──────────────────────── 「あーいたいた大井っち。昨日のことなんだけどさぁ」 「きっ北上さん!? いいの!何も言わないで!!」 「大井っち?」 「わかってた……わかってたのよ私だって!!」 「あ~わかってたんならいいや」 ──────────────────────── 「って感じでわかってたらしいよ?」 「いや、それ絶対わかってないだろ」 「そうかな? なんかあったの?」 「遠征の旗艦に任命したら殺されそうな視線で睨まれてな」 「ほうほう」 「『私を遠ざけている間に北上さんを手篭めにするつもりね!?』とか泣き叫び始めてな」 「わーお」 「駆逐艦の連中がドン引きしてたぞ」 「災難だねぇ」 「いや、半分位お前のせいだろ」 「あははー、どうしたもんかねー」 「どうしたもんかねーってそれ俺のセリフだよ。とりあえず大井に寝首を掻かれるのは勘弁願いたいんだが」 「あたしもアブノーマルな趣味じゃないよーってことは言っておいたほうがいいよねぇ」 「どうしたもんかなぁ……」 しばらく二人で頭をひねる。 「お、そうだ」 北上がポンと手を打つ。 「なんか妙案でも思いついたか?」 「うん、あれだよ。あたしと提督が付き合っちゃえばいいんじゃない?」 「はぁ?」 「公認てことになればさすがに大井っちも自重するだろうし、あたしも変な誤解されずにすむしさ」 「いや、ていうかお前それでいいの?」 「ん? 別に嫌じゃないよ? ああ、提督が嫌だった?」 「いや、別に俺も嫌じゃないけどな」 「じゃあ、それでいいんじゃない?」 「なんだか微妙にコレジャナイ気がするんだが……まぁいいか」 かくして提督LOVE勢が発狂しそうな過程を経て北上と付き合うことになったのであった。 「で、付き合うことにしたわけだけどどうすんの?」 「どうすんのって言われてもなぁ」 恋人的な触れ合い…… ──────────────────────── 提督「ははは~待ってよマイハニ~」 北上「うふふ~捕まえてご覧なさい~」 ──────────────────────── 「ないわー」 「だよねー」 そもそ北上とイチャついているという画がイマイチ想像できない。 「やっぱり私の思っていた通りね!!」 その声と同時に反射的にしゃがんだ瞬間、頭のあった場所を砲弾が通りすぎる。 「あ、大井っちおかえりー」 「ちょっと待て、殺す気か」 「はい、まさか避けられるとは」 「あっさり肯定するな! っていうか予定より3時間くらい帰ってくるのが早いだろ」 「ええ、北上さんを提督の毒牙にかけさせないように全速力で往復してきましたから」 「全速力って……それ持ち帰った燃料分消費してるだろ」 大井の後ろで第六駆逐隊の面々が地面にへばって死にかけている。 「はい、北上さんの身の安全には変えられませんし」 「遠征の意味がねぇ……」 頭を抱えたところで北上が口を開く。 「あーそうそう、大井っち。あたし提督と付き合うことになったから」 「え!? い、いつの間に!?」 「えーと、5分くらい前?」 ピシッっという音ともに大井が石化する。 「だからさー大井っちも親友なら祝福して……って大井っち?」 「だめだこりゃ、完全に固まってる」 大井の目の前で手を振るが彼女は全く反応しない。 「しかたない、一息ついたらドックに放り込んどいてくれって……うわっ!?」 さっきまで息絶え絶えだった駆逐艦たちが目を輝かせたり潤ませたりしながら詰め寄ってくる。 「し、司令官と北上さん付き合ってたの!? ど、どこまでしたの!?」 「司令官もなかなかやるね」 「お、大人なのです……」 「グ、グスッ……あ、暁は一人前のレディなんだからそんなこと聞いて取り乱したりしないんだからっ!」 「いや、どこまでも何も5分前の出来事だと……」 「やっぱ駆逐艦うざいわー……」 「納 得 い き ま せ ん !!」 「うぉっ!? 意外と復活早かったな」 「北上さんの言葉は信じますが提督の言葉は全く信用できません!!」 「いや、そこまで言いきられるとさすがに傷つくんだが」 「ならばその証拠をここで示してみてください!!」 「いや、具体的には?」 「北上さんを本当に愛しているのなら魂の篭った言葉を私に見せてください!!」 「え、それでいいの?あーじゃあ『北上愛してるー(棒』」 「わーい(棒」 「全っ然ダメです!」 駆逐艦達がキャーキャー言う中あっさりとダメ出しされる。 「魂どころか気持ちの欠片も篭っていないじゃないですか!!」 「ああもう、めんどくさいな……北上ー好きだー!」 「全くなってません!!」 ────10分後 「そうだ! どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ! 北上! 好きだァー! 北上! 愛しているんだ! 北上ィー! 鎮守府に来る前から 好きだったんだ! (省略されました。全てを読むにはここをクリックしてください) 」 「クッ……」 「ゼーゼー……」 肩で息をしながらどこかで聞いたことのあるような長い上にこっ恥ずかしい告白セリフを言い終える。 「フッ……私の負けね……北上さん、提督はどうでもいいですけどあなたの幸せを祈っているわっ!!」 「ちょっと待て、あそこまで言わせておいてこっちはどうでもいいのか……」 走り去る大井を顔を真っ赤にして告白を聞いていた駆逐艦の面々が追いかけていく。 「はー……疲れた」 「あははー、お疲れ様。でもさー、さっきのはさすがに恥ずかしいかなー」 「言ってるこっちはもっと恥ずかしかったと思うぞ」 「まーそうだよねー」 「そうだよねって……わっ」 突然北上が胸のしがみついてくる。 「おい、北上?」 「まぁでも、ちょっと嬉しかったかな?」 そう言うと顔を上げて笑う。 (あれ、なんか可愛いぞ……っていうかコイツこんな顔も出来たんだな) 不意に見せられた北上の笑顔にドキっとしてしまう。 「まー誤解も解けたみたいだしめでたしめでたし。んじゃお礼」 「お礼?」 「そ、今度は唇にチューしてあげる」 「いいのか?」 「まぁ付き合ってるんだしいいんじゃない?」 「そっか」 流れに任せて北上に顔を近づけると北上が目を閉じる。 そのままこちらも目を閉じて柔らかな唇にこちらの唇を合わせる…… カシャッ! 「!?」 「青葉、見ちゃいました!!」 口付けの態勢のまま固まる、さすがに北上も固まっている。 「昼下がりの情事! 北上さんをめぐる提督と大井さんのドロドロの三角関係!! こ、これは大スクープですよ!?」 静かに顔を離し、笑顔を作って青葉に声をかける。 「青葉、お前これから解体な」 「20射線の酸素魚雷、2回いきますよー」 「えっ、ちょ、まっ……キャー!!」 そんなこんなでかろうじて青葉の口をふさぐことには成功したのだった。 北上と付き合うことになってから1ヶ月、特に変わったことはない。 最初のうちこそ結構な注目を浴び 大井はなんとか諦めてくれた変わりに何故かその他複数の艦娘から殺気を感じていたりもしたが 二人共特に何かするでもなくこれまで通りだったため、いつの間にか普段の日常に戻っている。 以前と変わった点といえば…… ガチャ 「おかえりー」 「おー、ただいまー」 ここ2週間くらい前からたまに北上が私室に勝手に入り浸っていることがあるくらいだ。 最初に見たときは部屋を間違えたのかと思ってかなり慌てたのだが 「何してんの」 「こっちの部屋の方がくつろげるし」 とのお言葉を頂戴した。 まぁ確かに仮にも提督の私室なのだから寮よりは広いし床も絨毯引きだ(寮はフローリング)。 「あんまりそういうの良くないんじゃね?」 「いーじゃん付き合ってるんだし」 と任務が終わった後とかに勝手にゴロゴロされている。 まぁこちらも着替えは更衣室で済ませるし 取られたり見られて困るようなものがあるわけでもないので面倒なので放置している。 重要書類なんかは執務室で施錠して保管しているので問題ないだろう。 そんなわけで帰ってきたら北上が部屋にいるのも慣れてしまっていた。 「そういや雑誌届いてなかったか?」 「あーこれ?」 「それそれ、って人の荷物を勝手に開けるな。しかも読むな」 「まーまー気にしない気にしない、っていうか提督もこういうの読むんだねぇ」 「いや、どういうのだよ」 「『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』」 「俺が読んでるのは連載されてる漫画だ」 「ああ、この『ファム痛クリアコミック GUNこれ』って奴?」 「そうそれ」 北上が読んでいる雑誌は定期購読している雑誌で内容は基本的にくだらないゴシップ誌なのだが 連載されている漫画が好きなので月一で送ってもらっている。 銃から転生した漢達の熱くもくだらない日常を描いた漫画だ、面白いぞ、本当だぞ。 「というわけだからそれをよこせ」 俺専用座椅子に座って北上に催促する。 「えー、あたしも今読みはじめたばっかなんだけど」 「そもそも俺が買った雑誌じゃないか」 「ん~、じゃあ一緒に読む?」 「まぁそれでもいいけど」 「ほい」 そう返事をして北上が近づいてきた。 ポフッ 「んじゃ読みますかー」 「おい、人を座椅子替わりにするな」 「仕方ないじゃん、座椅子それ一つしかないんだし」 人を背もたれにした北上が悠々と雑誌を開く。 北上は背も低く雑誌を読む分には特に問題はないので諦めることにした。 「おおっ、なんかわけわからない理由で争いが始まったんだけど?」 「一応史実ネタが入ってるらしいからそれなんだろ、詳しくは知らん」 そんなやりとりをしつつとりあえずGUNこれは読み終わった。 「じゃあ目当ては読み終わったからどいていいぞ」 「えー、こっちのほうが本読むのに楽なんだけど」 「ふてぶてしいなおい」 「まーまー、読み終わったらどくからさ」 「まぁたまには他の記事も読んでみるか……」 そんなこんなでどかなさそうなので一緒に記事を読むことにした。 「ん、どうかした?」 「いや、なんでもない」 (しかしやっぱつまらん記事が多いな……それにしてもちょっとマズイ) 記事がつまらないのは予想の上だったので特に問題はない。 問題なのは今更ながら気づいたこの態勢だった。 さっきまでは漫画に気を取られていたからいいのだが よくよく考えると思いっきり北上と体を密着させていた事に気づく。 しかも膝の上とかではなく文字通り密着しているため、股間の上にちょうど北上が座っていることになる。 記事がつまらないので余計に北上の体温やら体つきが気になってしまい さらに間の悪いことに最近処理していなかったせいで少しずつ股間に血が集まり始める。 (とりあえず我慢だ俺……我慢我慢) 読み終わればどいてくれるだろうから……そう思っていると北上の手が次のページをめくった。 『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』 (おいぃぃ!?) 記事の内容はとある鎮守府で一際激しいセクハラを受けたという 匿名M型駆逐艦2番艦Kさんという艦娘へのインタビューだった。 ───ではKさん、普段の言動を曲解した提督が激しいセクハラを行ってきたと? K「はい『ああ、お前の言うとおり俺は好きモノだぞ? へっへっへ……いつでもいいんだろう?』 なんて言いながら毎日のように執務室で体中をまさぐられていました……」 ───執務室でですか!? 職場で取る行為とはとても思えませんね K「はい、でもそれだけじゃなくてドックでお休みしようとするとベッドの中に侵入してきたり」 ───公僕であるというのにそのような振る舞い、それ以前に人として言語道断ですね 具体的にはどのような行いを? K「はい、背後から太い魚雷(意味深)をグリグリ押し付けながら 逃げられないように押さえつけられて執拗にお尻を撫でながらそのまま指をずらして私の恥ずかしいところを(以下略)」 「提督ー……」 「……うん、言いたいことはわかる。すまん」 すっかり元気になった息子が北上のお尻、というかアソコのあたりをグリグリ押している。 なんでよりによってこのタイミングでこの記事に当たるんだろう。 「提督ってもしかして欲求不満だった?」 「まぁ……最近は少し」 隠してもしょうがないので正直に答える。 数秒間お互いに沈黙。 「あー……うん、あれだ。抱き枕のマネくらいならしてもいいよ」 そっぽを向きながら答える北上の好意に甘えて腰に手を回して少し強めに抱き寄せてみる。 テントが北上の下着と擦れ、下着と太もものあいだに位置を移動する。 ちょっとだけ北上の体がビクっとはねた。 「……北上?」 呼んでみるがどこか心ここにあらずという感じで雑誌を見つめている。 見てみると頬がほんのり赤く染まっている。 「北上」 もう一度呼ぶと体をビクッと反応させながらこっちを向いた。 「な、なにさ。ていと───ンっ」 振り向いた北上の唇を塞ぐ。 硬直する北上の体だが、片手で頭を撫でてやるとだんだん力が抜け始める。 唇を離すと数秒間惚けていた北上が抗議の言葉を口にする。 「提督ー……いきなりするとかちょっとずるいよ?」 「悪い、やたら可愛かったから」 「いや……あたしはその、可愛いとかいうガラじゃ……いや、嬉しいけどさ」 「嫌だったか?」 「いや……あ、そう言う意味じゃなくてその……嫌じゃなかったけどさ、ただ」 「ただ?」 「この態勢だと首が痛い」 「じゃ正面向くか?」 「……ん」 腕の力を抜くと体の上で器用に態勢を変えてこちらに抱きつく格好になる。 動きが落ち着くのを待ってからもう一度北上の体に手を回す。 「なぁ」 「ん?」 「続きがしたいって言ったら怒るか?」 「……別にいいよ……嫌じゃないし」 「そっか」 そう言いながらもう一度唇を塞ぎゆっくりと北上の口内に舌を入れていくと おずおずとした感じで北上の舌がそれを迎える。 「ん……ちゅっ……レロッ……ちゅぱ……」 北上の舌の感触を楽しみながら彼女の背中を優しく撫でつつその手がだんだんと下に降りてゆく。 (雑誌だとこんな感じだったか……) 北上の小ぶりな尻をそっと、だが執拗に撫で回す。 時折体を震わせているが特に抵抗しようとはしていない。 (次は……) 尻を撫で回していた手を止め、中指を下着の上から北上の割れ目に滑らせる。 北上の体がビクっと反応し、尻肉よりも柔らかでそして少し湿った感触を指先に感じる。 (やっぱりさっきので少し興奮してたのか) まぁ硬くなったものを押し付けられながらあんな記事読んでれば多少なりともこういう反応にはなるのかもしれない。 ゆっくりと焦らすような動きでしばらく割れ目をなぞっていると北上の腰が微妙に動き始める。 おそらく無意識の動きなのだろうが、まるでアソコを指にもっと押し付けようとしてるようだ。 (ではご期待にお答えして) 下着をずらしながら人差指と薬指で割れ目を広げ、既に愛液の染み出している柔肉の内部に中指の腹を擦り付けてやる。 「ッ────!!」 その瞬間北上が唇を離し、大きく体を仰け反らせる。 そのまま指に愛液を絡みつかせながら秘裂をゆっくりと往復させると 北上は崩れ落ちまいとこちらの首に手を回し顎を肩に乗せて必死に歯を食いしばる。 「ぁっ……くぁ……っふぁ……んんっ……!」 北上の髪の感触を頬に感じながら十分に愛液に塗れた指を肉芽に伸ばす。 丁寧に皮をむいて指先で刺激してやると腰が浮き、北上の口から懇願が漏れる。 「て……とく……そこ……ダ、ダメだっ……あうっ!!」 だが断る、と言わんばかりに小刻みな動きで責め続け ダメ押しに人差し指と中指で挟んだ瞬間。 ビクッビクッ! 北上の体が一際大きく跳ね、こちらの手を愛液で汚しながら脱力した。 「……あー、死ぬかと思った」 「悪い、やりすぎた気がしなくもない」 脱力した北上から聞こえてきた声にちょっと罪悪感を感じながら謝る。 「ホントだよ……って、わっ」 北上の視線を辿るとそこには先ほどより更に膨らみ、今にもズボンを突き破らんとする勢いのテントが立っていた。 あんな痴態を見せられたのだ、こうもなるだろう。 「えーと、とりあえずどうすればいいのかな」 「よければ手でして欲しいなー、とか」 「うー、仕方ないなー。まぁさっきの仕返しもしたいし」 そう言いながらチャックに手を伸ばす北上、多少手こずったが口を開けて取り出すことに成功する。 ブルンッ! 「うわ、グロッ!」 「グロいとか言うな、一般的にはこういう形のはずだ」 おそらく本物を生で初めて見た北上の感想にため息をつきながら答える。 「んで、コレどうすればいいの?」 「いや、つつくな(これはこれで気持ちいいが)。あれだ、手で握ってしごいてくれ」 「こんな感じ?」 ヌチャッという音とともに北上の手が肉棒を包む。 「なんかヌルヌルするんだけど」 「そういうもんだ、男も女も同じだろ」 そう言って北上の愛液に濡れた指を見せる。 ギュッ! 「イテッ! そんなに力入れるな、痛いだろ」 抗議するが北上はそっぽを向いたまま息子をしごいている。 顔が赤くなってるところからすると割とさっきのは恥ずかしかったらしい。 「じゃあ、仕返しとは言われたが黙ってやられるのもアレだから勝負な」 そう言って気を取り直し、愛液が滴っている北上の秘部に手を伸ばす。 「ヘっ? 勝負って……っ!!」 ツプッ……という音ともに指が一本北上の中に飲み込まれる。 既に充分濡れそぼっていたそこは指をゆっくりと飲み込んだ。 そのまま出し入れを開始する。 「ッ!……先にイッった方の負けな」 北上の手から与えられる刺激に耐えつつ指を前後させる。 ギュッ…… 北上を見ると空いた手でこちらの服をつかみ、目をつぶって顔を真っ赤にしながら指の刺激に耐え 必死に肉棒をしごいている。 (ヤバ……かわいい) 普段とのギャップのせいで更に肉棒が大きくなる。 (だが負けん!) 北上の手の温もりに耐えつつ肉壁の中を指で掻き、さらに指をもう一本追加してやる。 北上も断続的に腰を浮かせながら必死に肉棒をしごき お互い無言で喘ぎ声だけをあげながら相手に快感を与えるために手を動かす。 「……で、出る…!!」 「……くぅっ───!!」 指が性感帯を掻いた瞬間北上の手がギュッとカリを締め上げ 膣内から愛液が吹き出すのと同時に膨張した肉棒から勢いよく白濁液が放たれた。 お互い余韻に浸りながら荒い息を整える。 「う~ドロドロする~」 「そういうものなんだから仕方ないだろ」 精液で汚れた手を涙ながらに見る北上。 まぁ初めて見るものだから仕方ない、そう思ってると北上の視線が泳いでいることに気づく。 「どうした?」 「いや……その」 珍しく歯切れが悪い。 「最後まで……しないのかなーって」 ここまでしておいてなんだがさすがに無理やりするのは本意ではない。 「や……北上が嫌じゃなければしたいかなー……と」 「ま、まぁあたしも提督が嫌じゃなければいいんだけどさー……」 「それはない」 そう言いながら抱きしめる。 「わっ! ちょ! 提督、今汚いって!」 手についた精液のことを言っているのだろうが 「あぁ、明日洗濯に出すから大丈夫」 「そういうもん?」 「そういうもん」 一連の流れのあいだにここしばらく欲求不満だった分身は期待に胸をふくらませて復活している。 北上の腰を掴んで跨らせ、秘裂に先端をこすりつける。 「んっ……」 「とりあえずできるだけ力を抜け、こっちもなるべくゆっくりするから」 「うん」 そう言って腰を落としてくる北上の中に先端がぬるりと挿入されていく。 「っく……っつう……!」 やはり結構きついようだ、一旦そこで止めさせる。 「はぁっ……はぁっ……」 目尻に涙を貯めながら荒い息を吐く北上 多少快感を与えて体をほぐそう、と思い北上の上着(改二衣装)をまくり上げる。 「わっ!?」 驚く北上をよそに僅かな膨らみを優しく揉みほぐしながら先端に舌を滑らせる。 腕に固く尖っている乳首を味わうように吸い、歯で軽く挟んで舌で刺激してやる。 不意の刺激にビクビクと反応する北上に対し、ダメ押しとばかりにクリトリスに向かって空いた手を伸ばす。 「ん……ぁっ……! はい…って……くるっ……!」 力の抜けた北上の体がズブズブと肉棒を受け入れてゆく。 体重を支えきれずにそれを迎え入れた膣内の処女膜による抵抗もあっさりと放棄され、結合部から血が流れ出る。 そして先端に当たるトンっという感触が北上の奥まで到達したことを告げた。 「最後まで入ったぞ……」 「う…ん……す…ごい熱い……」 こちらにもたれかかってきた北上を慌てて支えてやる。 「少し……楽になってきた」 「じゃあ、ゆっくり動かすぞ」 「うん」 腰を掴むとゆっくりと持ち上げる。 表情からしてまだ苦痛の色が強いようだ。 きつく締め上げる膣内の刺激に抗いながらまたゆっくりと腰を沈めていく。 それを何回も繰り返す。 「提……督……」 「……なんだ?」 「結構……良くなって……きたかも」 何度も繰り返した抽送でそれなりに中がほぐれてきたらしい。 多少強めに突き入れてやると 「くぅっ……!」 明らかに今までよりもヌルっとした感触が返ってくる。 「これなら……いけるかな」 北上の腰を持ち上げるのではなく、自分の腰を振り始める。 正直既に限界寸前だった。 何度か強めに突き上げてやると腰の上に跨っている北上がしがみついてくる。 全身で抱きしめてくるその体を抱きしめ返してさらに何度も突き上げ、鈴口を子宮に強くこすりつける。 「クッ! イクぞ北上!!」 「あ…たしも……も……無理っ!!」 ギュウウっと北上の中が肉棒を締め上げ、その刺激に反応した先端から吐き出された白濁液が北上の中を満たす。 ブルルっと快楽の余韻に浸りながら、二人は数分間繋がったまま動かなかった。 「はぁ……疲れた」 「大丈夫だったか?」 「ま、まぁ最後の方はだいぶ大丈夫だったよ」 「そうか……ところで……」 「……マジで?」 「スマン」 「はー……仕方ないなー」 中で再び大きくなる肉棒を感じた北上は盛大にため息をつくのだった。 ────翌朝 「あー提督おはよー」 「あぁ、おはよう」 「あのさー」 「だいたい言いたいことはわかってる」 「盛りすぎ」 「ごめん」 結局あのあと正常位で一回バックで一回、最後にさすがにきつそうだったので素股で一回。 「割とかなり腰がだるいんだけど」 「うん、悪かった」 「とりあえず汗流したいんだけど」 「……部屋に備え付けの浴槽があって良かった」 「提督ー」 「いや、ほんとごめん」 全然良くなくて朝から2回戦突入、結果北上の腰大破。 汗は流したものの既に朝食の時間だ。 「まー仕方ないか、んじゃ連れてってよ」 「……まぁそうなるよな」 今回は許してもらえた、まぁその今度があるかどうかがこれから決まるわけだが。 北上をお姫様だっこして食堂についた瞬間、無数の視線が突き刺さる。 視線にも種類があって一々列挙していくとキリがない上に精神衛生上良くないので無表情で北上を席まで運ぶ 真向かいの大井から凄まじい殺気が迸っている気がするが必死に勇気を振り絞り北上を席に付かせる。 「やー助かったよー」 「いやーどういたしまして」 うまく笑えてるんだろうか、すごい不安だ。 「ねぇ北上さん」 「んーどうしたの?」 「なんでまた朝からこんな派手な登場するハメになったのかしら?」 嫌な汗が背中をつたう、返答しだいによっては多分この場でミンチにされる。 「あー寝坊して慌てて走ってたら提督に激突して足捻っちゃってさー それでお詫び兼ねて運んでもらったんだよ」 「(笑)あら、でも私が北上さん迎えに行ったら部屋にいなかったんだけど」 「あーだって提督の部屋で寝ちゃったからさー」 ザワ…ザワ… あーなんか呼吸することすら困難なくらい空気が固まってるんですケド 「提督の部屋にあった『GUNこれ』って漫画が面白くてさー。 部屋で読んでたらそのまま寝ちった」 「起こすの悪いと思ってそのままにして悪かった」 ナイスフォロー! これで辻褄は合う……はずだ。 「まぁ……とりあえずそういうことにしておいてあげますね提督?(笑)」 「お、おう」 こうしてさしあたっての命の危険は回避した。 命があるって素晴らしい、しばらくは控えよう。 「提督ー『今度から』はちゃんと考えてねー」 「わかってる『今度から』はちゃんと考えてする」 朝飯食い終わったあと、またお姫様だっこで部屋に戻るコイツの顔を見られなくなったらたまらんからな。 おわり
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4月29日は国民の祝日の一つ、みどりの日である。 「みどりの日は5月4日じゃないの?4月29日は昭和の日でしょ?」 21世紀に生まれた少女の暁が疑問を投げかける。 ああ、そうだった。昭和の日だったな。 「すまない、間違えたよ。 もうみどりの日が昭和の日に変わってから10年近くになるのに未だに間違えるよ。 俺の父親も今でもみどりの日は4月29日って思っていたし」 「でも昔の人ならむしろ昭和天皇誕生日として記憶しているはずでしょうけど、 みんなみどりの日って思っていますね」 「昭和から平成に変わったのですから天皇誕生日だって変わりますよ」 鳥海と大鯨も他愛のない話に乗ってくれた。 「でもなんで5月4日をみどりの日にしたんだろ? 国民の祝日にはさまれて休みになってたんだから 5月1日を祝日にしたら日曜日の代休もふくめて8連休になったのに」 「5月1日はメーデーで世界では休みになっている事が多いから 何かしらの形で祝日になってもいいのにな」 「でもどうせ私たちにはあまり関係のない話ね」 「そりゃあ俺達のすべきことは日本の防衛だからな。あまり自由に休みは取れないさ。 それに今は第十一号作戦の最中だ。各鎮守府の主力級の艦娘達が横須賀鎮守府に集まり、 深海棲艦打倒の為に日本を離れている。 日本を守る艦娘が少なくなっている今、尚更俺達が頑張らなきゃならん」 「みんな去年の夏の事がよほどトラウマになっているんですね……」 「AL/MI作戦……多くの艦娘が戦いに参加した重要な作戦。 それゆえに本土の守りが手薄になったあの時の… 深海棲艦の大規模な本土襲撃は本当に大変でした」 「司令官とのデートの予定が目茶苦茶になっちゃったからね」 「如月ちゃん!」 「な~んちゃって。でもお盆の時期でしたから艦娘の中には帰省した人達もいましたからね。 去年のこの時期はまだ本土襲撃なんてありませんでしたからGW休暇を取った人もいましたね。 もし本土襲撃がなければ今年のGWもゆったりとできたかもしれないのに……」 「……とにかくあれ以来、体制もがらりと変わった。 その結果君達の自由な時間もほとんどなくなってしまった。 人々を守る為とはいえ君達には苦労をかけ過ぎてしまってすまない」 「気にしないで司令官。そのために私たちがいるんじゃない」 「そうよ。それにみんなが出かけている中で私たちも出かけたりしたら 渋滞に巻き込まれちゃいますわ。そうなったらつまらないでしょうし」 「まあそういう考え方もあるな…… みんな、第十一号作戦が終わるまで頑張ってくれ」 「了解!」 みんなの元気な声が司令室に響いた。 しかし少し前まで日本のその憲法9条が変えられようとしていたのだ。 それは戦争を知らない世代によって。 だが憲法は変わることはなく、少なくとも今は護られたのだった。 ある日突然『彼女達』は現れた。 深海棲艦。そう命名された正体不明の謎の存在により、世界の全てが侵略に晒されたからだ。 日本もその深海棲艦と戦わざるを得なくなったわけだが、 皮肉にも未知なる存在である彼女達との戦いが、 9条を変えてしまう為に論ずる時間を失わせたのだ。 また、世界各国も共通の敵という存在があったからか、争い合うことをやめ、手を取り合った。 過激な武装集団も協力こそしようともしなかったが他の存在を攻撃する事がなくなった。 もしかしたら他の存在に戦わせて疲弊させ、漁夫の利を狙うという考えかもしれない。 このように多少の思惑は入り乱れていたものの、 人類同士の武力を伴った争いはこの地上から消えていった。 それは有史以来初めての出来事だったのかもしれない………… 「て・い・と・く」 「っ!?」 耳元で囁かれた甘い声が、考え事をしていた俺を現実に戻した。 「提督っ!」 「あっ、す、すまない如月、仕事中に」 「わかっちゃいましたか、うまく真似したつもりですのに…」 少し残念そうに落ち込む如月。当人としては上手く真似たつもりだろうけど 微妙な艶っぽさに大鯨との違いが出ていた。 ちなみに大鯨は隣で少し恥ずかしそうにしていた。 「提督、本日の仕事はもう全て終了致しました」 「そうか…………大鯨、如月、今日も一日ご苦労様。本日の業務はこれで終了だ」 俺は最終報告書に目を通し、今日の業務の終了を告げた。 「今日も一日何事もなく終わりましたね。それじゃ司令官、大鯨ちゃんと仲良くね」 そう言いながら如月は部屋から出ていった。 「もう…如月ちゃんったら…… ところでさっき私達の呼びかけに全然応じませんでしたけど……」 「あ、あれはだな…」 俺は仕事中なのに考え事をしていて気付かなかった事を謝りながら、 今日という日に対する様々な思いや不安など、何を考えていたかという事を言った。 「そうですね。確かに深海棲艦が現れて以来人間同士の争いがなくなった気はします」 「だがそれも深海棲艦という、人類全て…いや、地上に生きる者達全てにとっての共通の敵の存在あってのこと。 もし深海棲艦がこの世界からいなくなったとしたら次は人間同士の争いになるかもしれない。 そして艦娘達も人間同士の戦いをさせられるかもしれない」 「そんなことはさせません!それは私達艦娘に受け継がれた戦いの悲惨な記憶が絶対にさせません! 私達が戦っているのは戦争がしたいからではなく、戦いのない平和な世界を望んでいるからなのです。 かつての大戦に参加した兵士達も、みんなそうなのです! 彼等の魂を受け継ぐ艦娘は、平和への意思なのです!!」 普段は控え目で表情も優しく、囁くかのような口調の彼女が いつもとは違うはっきりとした口調で熱く語っていた。 「あ……ごめんなさい、大声あげちゃって……」 「いや、気にしないでいい。君の言う通りだ。 絶対に戦争をしない。その意思こそが大事なことだ」 「ありがとうございます」 彼女の顔と口調はいつものような雰囲気に戻っていた。 激しさのある口調は大鯨ではなく龍鳳のものかもしれない。 彼女は大鯨の艦娘であったが、龍鳳としての一面も時々覗かせていた。 今は『あの時の記憶』が彼女の中にはないが、もしそれが彼女の中に入り込んだら…… いや、考えるのはやめておこう。今はまだ大丈夫なはず。 もし『あの時の記憶』が彼女を押し潰そうとするのなら、その時は俺が支えればいい。 彼女がいつもとは違う姿を見せたからか、 俺もいつもとは違い不必要なまでに不安に思うなんてことはなかった。 「俺は信じるさ。悲劇を知る艦娘達が戦争の悲しみを伝え続け、 戦争のない世界が作られることを… たとえ俺達がこの世からいなくなったとしても、 悲しい記憶を受け継いだ次の世代が、それを伝え続けてくれるはずだ」 「だからそれを伝える次の世代を作りましょっ」 「は?」 いきなりの言葉にそう言うしかなかった。 「最近忙しくてご無沙汰でしたし、連休の中日にあたりますから調度いいかもしれないですし、 作戦もほとんど終わりで、主力艦隊がもうすぐ横須賀に帰ってきますし…」 珍しく真面目そうな話をしていたのになんて凄い話題転換だろうか。 酔った勢い…ではさすがにないな。少しだけ恥ずかしそうだし、 そもそもさっきまで仕事していたのだから酒なんて飲んでいられないだろう。 迫り来る彼女に気圧されながら俺は股間に迫る彼女の手を払えなかった。 払う必要もなかったけど…………その時だった。 「大鯨ちゃん、大丈夫!?」 如月の声が聞こえた。直後にドアが開く。 「ど、どうしたの!?」 「さっき大鯨ちゃんの叫び声が聞こえたんだけど…」 「……さっきの大声出したからそれが外に響いたのかしら……でも…」 「さっき開く一瞬前にドアの方を見たけどどうやら少し開いていた」 「閉まっていたならともかく開いていたら結構聞こえますわ。 でも大鯨ちゃんから司令官を……」 「な、なんでもないから!」 「本当に?」 「今日は憲法記念日だからそれについて言い合ってたんだ」 すかさず俺は言った。憲法が関係した話をしたというのは事実であるから多少は誤魔化せる…はず。 「まあいいけど……うるさくして周りに迷惑はかけないでね。明日も早いし、それじゃ……」 如月は去っていった。冷静に考えたら大声をあげてから如月が来るまで時間があったから、 もしかしたら俺達が夜戦に突入しようとしていたところを見ていたのかもしれない。 あえて言わなかったのは彼女なりの気遣いか。 「もう……如月ちゃんったら……」 「まあ彼女の言いたいこともわかる。今は作戦中だ。 俺達が呑気に楽しんでいるわけにもいかないよ」 「…ごめんなさい、我慢できなくて…… あなただって誰も沈まないでほしいという願掛けのために禁欲していたのに……」 「気にしないで。大人なら過ちは気にせずに次への糧にしたらいいじゃない」 暁がどこかの本で見たようなセリフを言いながら部屋に入ってきた。 「暁!?」 「さっき如月ちゃんとすれ違ったときに司令官たちが夜更かしするといけないから見てきてって言っていたから」 この口ぶりだと俺達が夜戦しかけた時に如月と一緒に見ていたというわけではないのだろう、多分。 「そうね…ごめんね暁ちゃん」 「まあお寝坊しないように私が起こしにきてあげてもいいんだけどね」 「その時は頼むよ。それじゃ、お休み」 そう言って俺達は寝ることにした。 翌朝、起床時間前に暁の寝室へ行ったら暁が寝ていた事は言うまでもなかった。 5月5日は子供の日。端午の節句である。 男の子を祝う日と思われているが、かつては女の子をお祝いする日であった。 ここら辺が雛祭り…桃の節句が 昔は女の子を祝うためのものではなかったということに似てなくもない。 しかし今回は子供の日の祝い事をやってる暇はなかった。 第十一号作戦はあったが、それはもう終わった。今日はそれの祝勝会と、 新たなる仲間、イタリアの艦娘のリットリオとローマの歓迎会を兼ねた催しを行うからだ。 「Vittorio Veneto級戦艦 2番艦 リットリオです」 「Vittorio Veneto級戦艦4番艦、ローマです」 「二人とも、これからよろしく」 「よろしく。でもなぜ私たちが横須賀ではなくここに来たのかしら?」 「確かに……リットリオさんもローマさんも、 かつて私たちが戦った未知なる艦と同じくらいの速度と射程を持った戦艦なのに……」 「リットリオさんたちがイタリア人だから、 私たち駆逐艦娘たちにイタリア語を教えるための教員として ここに迎え入れられたというのがだいたいの理由なのです」 「それだけ……?」 「私だってドイツ語講師としての任務でここに居るのよ」 「あなたはビスk…ビスマルク?」 金髪の女性が話に割り込んできた。ドイツ戦艦の艦娘ビスマルクである。 ローマがさっき言いかけた(であろう)ビス子というあだ名で呼ぶ者もいるらしい。 「いきなりあだ名、しかも不名誉な名で呼ぶなんて失礼じゃないかしら?」 「ではビスケと呼びましょうか?」 「ビスマルクはれっきとした姓なんだからそっちで呼びなさい。 あなたのローマなんて地名じゃない!」 会って早々いきなり喧嘩である。変に拗れたりはしないだろうが早く止めなくては…… 「二人と落ち着け。とりあえずビスマルク、早くスパゲッティを」 「わかったわよ。まったく…なんで私がウェイトレスみたいな真似を……」 「じゃんけんで負けたんだからしゃあないだろ」 「じゃ、じゃんけん……この鎮守府ってそうやって物事を…」 「そんなわけはないだろう。さすがに軍務ならそんな決め方はしないさ。 まあとりあえずスパゲッティを食べよう。 名古屋名物のあんかけスパゲッティとインディアンスパゲッティだ」 「インディアンスパゲッティ、なんてアメリカンな……ってカレースパゲッティじゃないですか!」 「このインディアンは『インドの』、っていう意味だ。カレーといったらインドだからな」 「はぁ…単純ですね…まあいただきますね」 「いただきます」 そう言って二人ともスパゲッティを食べはじめた。 「…………うん、あんかけスパゲッティ、おいしいわね」 「気に入って貰えて嬉しいよ」 「でもカレーのスパゲッティは少し甘いわね」 「甘い!?嘘でしょ、とーっても辛くしたのに…」 暁が!かすんぷしていた。そういやインディアンスパゲッティは彼女に作らせたんだった。 「あんまり辛くしたらリットリオさんやローマさんが食べられないかもしれないでしょう。 だから私がついてあげて味見してあげたんですよ」 「でもちゃんといいって言ってくれたじゃない!」 「あなたのやり方を尊重しましたから。 あまりにも辛かったり甘かったりしたら私が味付けし直しましたよ。 でも甘いといっても極端に甘くなかったし、味付けも甘さ辛さ以外はちゃんと出来てましたよ」 !かすんぷしていた暁を大鯨が優しく諭していた。 「気にしないでいいのよ、少し甘いだけで味はおいしいから。 それにしても……親子仲がよろしいわね」 「えっ?」 リットリオの発言に二人は声を出して驚いた。周りのみんなも驚いていた。 「待てって、それじゃ俺がとんでもない奴になっちゃうじゃないか!二人は他人同士だぞ!」 「あら、この二人は親子じゃなかったの?ごめんなさいね、結構似てましたから」 トンデモ発言に焦った俺に対しリットリオはあくまでも落ち着いていた。 だけど大鯨と暁が似てると言われてもそんなに間違ってはいないと思う。 外見も色合いが似ているし、着ている服も似ているからあまりおかしくはなかった。 「はあ…」 「どうしたのローマ?そういえばさっきから静かじゃない」 「カレー食べた人がパトロールするとかいう組織もあるから、 明日私たちがパトロールに行かされるんじゃないかって思ってね」 なんでこの子そんなネタ知ってるんだろう。 「さすがに軍務関係はそんなことでは決めないさ。 それよりもローマ、君にあだ名を考えてんだが」 「勝手にどうぞ」 「じゃあ…ロムっていうのはどうだ?」 「由来がブルガリアにあるロム川からだったら断るわ」 「違う。ローマ建国の祖となった神ロムルスからだ」 「ロムルス……リュウホウの父親と戦った者かしら?」 「…………君とはきっと話が合いそうだ。ちなみに彼女は龍鳳ではなく大鯨だからな」 そこそこディープなサブカル知識を披露したローマだった。 ちなみにこの鎮守府の艦娘は俺の影響か、突飛な話を聞いても 『ああ、なんか漫画やアニメとかの話か』と思って流すらしい。 「まああだ名の件は考えておくわ」 「じゃあ私にも考えてみてくれないかしら?」 「ならば君は……リタ、だな」 「……それ、私の本当の名前ですよ」 「なんだって!?」 俺は思わず大声を出して驚いた。 「知らなかったのですか?」 「ああ…『リタ』はリットリオとイタリア、両方に通じそうなネーミングだと思ってな……」 「でも私がリタって名付けられたのも リットリオ・イタリアの艦娘になる運命を表していたのかもしれませんね。 提督、ここに集まったみなさんはきっと運命にひかれたのだと思っています。 私やローマがやって来たのも日本国とイタリア国を結ぶ懸け橋になるためだと思います。 みなさん、これから妹共々よろしくお願いしますね」 「ああ、よろしくな」 こうして、色々あって歓迎会はいい雰囲気で終わったのだった。 「ねぇ~、あなたぁ…作戦が大成功したのですから早くしましょうよ~」 「私がここにいてもお邪魔ですから、この辺で失礼させていただきますね。 じゃ、大鯨ちゃんと燃えるような夜戦を楽しんでね」 「如月、お前も介抱するのを手伝……ああっもう!」 ……歓迎会はいい雰囲気で終わったのだが、妻が飲み過ぎたのである。 もう大鯨にしろ、とでも言いたくなるが、 歓迎会の最中には一切酔っ払っていなかったのでまあ少しは…と思うしかなかった。 「ほらほら、提督の猛《たけり》だって我慢しきれないようですよ」 彼女はそう言うや否や俺のズボンのチャックを下ろした。 「あら……元気ないですね……でも大丈夫です。私がすぐに元気にしてあげますから」 そう言って躊躇いもなく俺のちんちんをしゃぶり始めた。 こんなこと最近やってなかったせいか俺のものがすぐに大きくなった。 最大まで大きくなった後も彼女の口での奉仕は止まることはなく、 むしろさらに激しくなった。しばらく射精していなかった為当然…… びゅるん すぐに達してしまったのだ。 彼女は驚くこともなく、ただ口内で俺の欲望を受け止めていた。 「ん……カルボナーラよりも濃厚でこってり……」 酔っているせいで感覚が少しおかしくなったのか、 それとも酔っ払いを演じているのか、 俺には分かりかねていた。 「でも口に出しちゃうなんて勿体無い……ココに出してほしかったのに…… だけどまだまだ元気みたいですね。今日は子供の日だから子作りしまし…………」 最後は言葉になっていなかった。彼女は酔いつぶれたのか寝てしまっていた。 俺は正直まだまだ満足しきっていなかったが、俺も疲れからくる眠気には勝てなかった。 一週間以上休みなしだったからなあ……しかも明日から横須賀で報告会があるし…… 俺は愛する妻を抱きしめながら眠気に身を任せ眠りについた…… 5月10日は2015年5月の第二日曜日、つまり母の日である。 「私が働かなくていいのでしょうか……」 「今日は母の日だ。鎮守府の母も同然な君も休むべきだよ。 君はいつも働いてばっかりだからね」 「鎮守府の母も同然、ですか……でも私は本当のお母さんになりたいです……」 彼女の望みはわかっている。今はもうやることがないのなら、するべきことはただ一つである。 俺は彼女を後ろ向かせた。そして既に準備できていた所に 俺のちんちんを突っ込み、激しく動かした。 「ん……気持ちいい……」 かなり久々だったからか、彼女はとても嬉しそうな声を上げた。 「あんっ……もっと……奥……強く……」 彼女の艶かしい声に俺の腰の動きも早くなる。 そして久々のセックスだった為かすぐに果てた。 「ああ……奥に……たくさん……中に……」 随分と待ちわびていたかのように、彼女も達していたようだった。 実際結構な期間してなかったからなあ。 「これで…赤ちゃん……できるかな……」 バックでのセックスは子供が出来やすいという俗説がある。 実際深い所にささるから精液が子宮内に入りやすいという話もある。 しかしそんな理屈よりもまるで獣の交尾のようなセックスに興奮を感じるというところもあった。 鯨の交尾は向かい合ってするものというのは今は忘れよう。 俺達はただ欲望のままに交わり続けたのだった。 「久々だったので沢山しちゃいましたね……」 彼女はとても蕩けた表情だった。 「来年の母の日はきっと本当のお母さんになれるかな…… もしなっていたらどんな気持ちになっているんでしょう……」 そしてまだ見ぬ日々を夢想する彼女。 「……今までごめんな。ずっと君をじらしてしまって……」 「いいんです。待っている間、とても思いが募りましたけど、 でも今のこの瞬間が訪れることを考えていたら、待たされるつらさも心地よくて…… それにあなたとずっと一緒にいたから何気ない日々もとても輝いていました。 ……これからもよろしくお願いしますね」 俺も彼女と同じ気持ちだった。 地上の愛と正義の為に戦う俺達にゴールデンウィークなんてなかった。 だけど、愛する人と過ごす何気ない日常は金色に輝いていた。 彼女と出会ってもうすぐ一年。あの日から俺の人生は変わった。 彼女とまだ結ばれていない時も金色に輝く日々だった。 そして彼女と結ばれて以降、もっと輝いていった。 これからも色々なことがあるだろう。 でも、愛する人が一緒にいてくれるならその輝きは消えることはないだろう、永遠に…… ―完― +後書き 以上です 前書きで独自設定多数の注意書きを忘れてました ちなみにタイトルはもともとゴールデンウィーク中に投稿する予定だったものの名残です 母の日関係のタイトルが思い浮かばなかったので母の日の話も混ぜました それではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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206 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2014/07/27(日) 05 32 36 ID 8zfMEpH2 ※賞味期限……今日のメンテまで 「賎しくも帝国海軍が戦艦の一艘に名を連ねていながら貴様、時報・放置ボイスの一つも考えておらんとはどういう了見だッ!」 「ああっ!」 唸る拳、響く悲鳴。すわ、さる重巡ばりの中破姿を晒すかと思われた榛名だったが、基準値七十mmを誇る装甲の金剛型戦艦三番艦には、悲しいかな大したものではなかった。しかし、人は時として感情が理性を押さえつけて思考を働かせる。 「指定の期限までに考えてこなかったならば、貴様、身の振り方を考えておくんだな!」 提督は床に倒れこむ榛名を、何か厭らしいものでも見るかのような目つきで睨んだ。吐き捨てる言葉を唱えるその同じ口が、つい先日まで、彼女の事を歎賞し褒めそやしていたとは、到底信じられなかった。 「姉さま!?」 足音高く、提督がそこから立ち去っていくのと入れ替わるように、姉妹艦の霧島が駆け寄ってきた。 ぶたれた(大して痛くない)頬を押さえ、項垂れる彼女の姉を、霧島は酷く不憫でいたわしく思った。この姉が、今までどれほど艦隊のために、そして、提督のために骨を折ってきたのか、それを思うと悔しさのあまりに涙が滲み、視界がかすみ、鼻水が躍り出るのだった。 「うっ……ずず、姉さま、どうして、こんな仕打ち……これではあんまりです……ずず」 「いいんです、霧島」 そんな霧島の頬をそっと押さえ、榛名は大きく息を吐くと、一度目を瞑った。 「全ては、わたしの至らなさから。でも、かくなる上は、完璧な時報と放置アピールを、やり遂げてみせます」 「姉ずま……」 「貴方も、力を貸してくれますか、霧島?」 「もちろんです!」 霧島の力強い返事を聞いて、榛名はその顔一杯にまで、にっこりとほほえんだ。 綺麗な笑みだった。そこには葛藤も悲しみもなく、ただただ透明で透き通るような、それはそういう笑顔だった。 霧島は姉のその笑顔が大好きで、だから、ふと、訊ねた。 「でも、姉さま。どうして、わたしの、時報の時に、一緒に考えてはおかなかったのですか?」 「――ああ?」 (寝ようとしたら榛名改二を知りました) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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669 :練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 18 54 45 ID 9VTy/C22 2月14日は…… 「ビスマルクと伊良湖の誕生日だったよな、今日は」 戦艦ビスマルク、及び伊良湖の進水日であり、 同時にその艦の力を行使できる艦娘の誕生日でもあった。 「そうか。後で何かあげないとな」 「瑞雲でも送るのか日向」 「まあそうだな。君は何を?」 「提督として間宮のタダ券をあげたよ」 「そうか。ところで鹿島の姿を見ないが彼女はどうした?」 「鹿島は挨拶に来た新艦娘達と話をしているよ」 だから始業前の準備は日向に手伝ってもらっていたのだ。 「特訓を終えて正式に艦娘となった者達か……」 「最近は作戦にあわせて正式な艦娘として登録されるからな。 昔は作戦以外の時期にも正式な艦娘が誕生していたからな。 それとイタリアから日本にやって来た艦娘も一人いる」 「そうか。ところで今朝入ってきたニュースだが、霞達が大活躍をしたらしい。 詳しい話はまだわからないがこの鎮守府から出撃した艦娘達が活躍するのは鼻が高いな」 「そうだな。みんな若いのによく頑張っている。 それに比べて何も出来ない俺ときたら…」 「みんな若いって……君も今年三十になるところではないか」 「だけど俺は彼女達と同じような年齢だった頃には今程真剣に生きていなかったから、 幼い頃、若い頃からしっかりと立派に頑張って輝いている彼女達を見ていると 何の考えもなく生きてきた昔の自分が情けなく思えてくるよ……」 「昔の事を悔やんでも仕方あるまい。 それに今でも大きな鎮守府を統括する提督としては十分すぎるくらい若い」 「だが人間というものは無い物ねだりでさ… 俺はやはり若い頃から活躍した、って事に憧れてしまうものだ。 自分が出来なかった事…というかどちらかというと 人生の一番大事な時に回り道ばかりして生きていた事が悔しいんだ。 駆逐艦娘達はみんな艦娘としての業務をこなしながら、 学生としての本分も立派に果たす優秀な子達ばかり。 今の俺はすべき事が提督としての仕事だけであるにもかかわらず 一ヶ月経った今でも一人ではほとんど出来ない始末…… 昔からもっとちゃんとやっていればこんなに苦労はしなかったろうな……」 相手が鹿島じゃないからか愚痴をこぼしてしまっていた。 もし鹿島相手だったなら弱みを見せていないだろう。 「……まるで五月病だな」 「今は二月だぞ」 「五月病は四月に新しい環境に入った人がなりやすいものだ。 君は提督になって約一ヶ月。五月病になる条件と同じだ」 「まあそうなるな」 「確かに未だに一人だけではこなせないが状況を考えれば仕方あるまい。 それよりも過去をただ悔やむのではなくこれからをどうするのかが大事だろう」 「理屈じゃわかってるけどな……」 「……君がここに来るまでに通ってきた道は寄り道や回り道だったかもしれない。 だがもしその道を通らなければここに来ることはなかったと考えたら……」 「ん…………ああ……」 日向の言う通りかもしれない。もし昔の俺が自分の将来を考えて、 真剣に生きていたとしたら鎮守府の一員となり、 そして提督になるという人生とは違う人生を歩んでいたかもしれない。 他に生きる方法ができたのなら間違いなくそちらの生き方をしたはず。 「塞翁が馬と言うが、人生というものは何がどう転ぶのかわからないな。 寄り道や回り道だって自分の望んだ幸せとは違ったものとはいえ 別の幸せへと向かう道だったと、そう考えなければやっていけないな」 「まあそうだな」 「悩んでる暇はない。今日は新たなる艦娘と会うんだ。 気持ちが沈んでちゃみんなを不安にさせてしまう。頑張らなきゃな」 俺は気合いを入れた。新たなる艦娘達に悪い印象は与えられないからな。 そうこうしているうちに時間が来た コンコン 「鹿島です。三名の艦娘をお連れしました」 「わかった。入っていい」 「失礼します」 そう言って鹿島がドアを開けて司令室に三人の艦娘を連れて入ってきた。 「君達がこの度新たに艦娘となった子達、 そしてイタリアからやって来た子だね」 「はい。私は夕雲型駆逐艦、その十四番艦の沖波です。 えっと…はい、頑張ります。よろしくお願い致します!」 まず沖波という少女が名乗った。 眼鏡をかけていて少々おどおどとした感じだが、 精一杯頑張ろうとしている姿勢が伝わってくる。 俺もよろしく頼むと返して次に沖波の隣の艦娘に顔を向けた。 「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月だ。お前が提督か」 「ああ」 「ちょ、ちょっと、初月!?」 「気にしないでくれ。『お前』という言葉そのものは 本来は相手を敬っている意味合いの言葉だ」 「そうなのか」 「ああ」 驚いた沖波だけでなく初月自身も言葉の意味を知らず、 一般的に使われる意味合いで使っていたようだ。 「駆逐艦初月はその活躍や最期が正にストロンガーと言わざるをえない艦だ。 君も初月の名に負けぬ活躍をするよう期待しているよ」 「言われなくてもそのつもりさ」 そして俺は最後に初月の隣の子に顔を向けた。 「イタリアから参りました、ザラ級重巡洋艦、その一番艦、ザラです。 巡洋艦同士の昼間水上砲戦なら、誰にも負けない自負はあります」 見た目からして日本人離れしているこの子はイタリアから来た艦娘ザラである。 ザラは駆逐艦の二人とは違って前々から艦娘だった。 「君は艦娘としての経験はかなりあると聞いたが 日本での本格的な活動は初めてだろう。 君も、新人の二人も、これから共に戦うのだ。 互いに色々と知っておくべきだと思い会食の場を設けた。 そこまで案内しよう」 俺達は三人を連れて鎮守府の大食堂に行った。 「対空に優れた秋月型駆逐艦…いつか手合わせをお願いしたいです」 「提督からストロンガーだとか言われていたけど、 なんだか改造人間みたいな異名ね」 「そりゃあ駆逐艦なのにこんなポディ、 改造でもしたんじゃないかって思いたくなるわよ」 「ず、瑞鳳さん、そういう意味じゃないと思います…」 初月は武勇艦である。その為か他の艦娘達の興味を引いていた。 「まるでライダーみたいですね」 「ずばりライダーを指すぞ三日月」 「えっ。でも駆逐艦初月は仲間を逃がす為に たった一人で艦隊に立ち向かい、そして沈んでいった……。 でもストロンガーがそうしたという話は聞いたことが…」 「20年ちょっと前に児童誌に載ってた漫画でな、 脱出するV3達を守る為に一人ボウガンで戦うも弾切れし、 自身は戦闘員のボウガンで撃たれるも それでも倒れる事なく守りきり死んでいったんだ」 「ヒーローが死んじゃうとかどう考えても児童誌に載るような話じゃありませんよ」 「しかもSDだ」 「よくもまあそんな話……昔っておおらかな時代でしたねえ……」 「…………」 「あっ、ごめんなさいね。提督はこういった例え話をよく用いりますから…」 「…鹿島から聞いた通りの人ね。だけど提督としての能力はどうなのか。 私にはあなたは提督としてまだまだだと感じます」 場を凍り付かせるような言葉を口にしたのはザラだった。 「ザラさん」 「日本の中心にあるこの鎮守府は大きな工業地帯の守りも考えて作られたと聞きます。 ならばそこを総轄する者には優れた能力が必要なはずです」 「あんたに提督の何がわかるってのよ!」 俺の能力を不安に思っている (そしてだいたいあってる)ザラに対し 曙は反発の言葉を述べた。 「最近提督となった事は知っています。 この鎮守府の前の提督はイタリアの鎮守府でも名が知れた方でした。 その提督の後任であるこの提督も素晴らしい提督かもしれないと思っていました。 鹿島が恋に落ちて結婚することを決意した相手ですから とてもすごいと感じられるような人だと思ってました」 「司令官に何か落ち度でも?」 「落ち度はありません。人間的にもいい人とは思います」 「そもそもあんたは提督を評価できるほど一緒にいたわけないでしょ! ちょっとの時間で全部を判断されてほしくないわよ!」 曙の言った通りザラは今日初めて俺と顔合わせをした。 事前に話を聞いていたとしても直接目にする機会はなかったはずだ。 他所の鎮守府に知られる程の功績も落ち度も何もない。 「確かに。ただ今は彼からはすごいという印象を感じられないだけです。 仕事をしている姿を見れば少しは違った印象を受けるでしょうけど…… 鹿島が信じた人だから、私も提督の力を信じたいのです……」 仕事をしている姿を見せても彼女が少しは認めるくらいのレベルに 能力が現時点で達しているという自信は今の俺にはなかった。 仕事は大淀に支えられながらであればかなりこなせたものの 大淀が礼号作戦でこの鎮守府にいない今、 鎮守府の機能は十分に発揮されているとは言えなかった。 艦娘達の戦闘訓練の時間を削って仕事を手伝ってもらい 何とか十分に発揮出来ている状況である。 提督として情けない俺だが、経験不足を言い訳にする事も出来ない。 俺を選んでくれた人、支えてくれる人に申し訳が立たないからだ。 俺の気分がよく沈むのもそういった事が関係していた。 「ところでさ…あんたさっきから鹿島鹿島と馴れ馴れしいんだけど あんたは一体鹿島の何なのよ!?」 「……曙ちゃん、ザラは私の昔からの友達なの…」 「昔からの…友達…」 「私達が艦娘になるずっと前、子供の頃からの親友なの」 「子供の頃からの親友?」 「ええ…私は小さい頃から旅行が好きで… イタリアに行った時にザラと知り合って、友達になったの。 それからずっと親交を深めていたわ。 艦娘になる前も、なった後もずっと…… みなさんごめんなさい……ザラが楽しい雰囲気を壊しちゃって…… 彼女は本当はとてもいい子なの……」 「わかってるよ。鹿島が親友って言ってたくらいだしさ。 だけどザラの気持ちもわからなくはない。 自分の友達がもし変な奴との付き合いがあったら…… そう思って心配する気持ちとか、 変な奴に対して何か言いたくなる気持ちとかもわかるよ」 「へ…変な奴だなんてそんな…」 「それにザラは別に俺の事を悪いと言ったわけじゃないし、 少なくともまだ俺に期待して発破をかけてくれているみたいだしさ。 もし問題があるのならどんどん言ってほしいものさ」 「……………提督………」 「ザラ…」 「やっぱり鹿島は間違っていなかったみたいね… …私もあなたに期待できます……」 俺を認め始めるような事を言ったザラはみんなの方に向いた。 「みなさん、このような楽しい場を壊してしまって本当に申し訳ありませんでした」 自分の軽率な行動が雰囲気を壊してしまったと思ったのだろう。 自らの非を詫びる彼女に他の艦娘達もザラを責めようとはしなかった。 こうしてまた楽しい会食は再開されたのだった。 会食が終わり、俺達は午後の仕事が始まる前の小休止をとっていた。 「提督さん、本当にごめんなさい……」 「鹿島、君が謝る事はないだろう。 確かにザラは感情的になってしまったのだろう。 だけどそれは俺と一緒にいる君を心配してつい言ってしまったのだろう。 感情的になった面こそよくなかったが…いい友達を持ったな鹿島」 「すみません…」 「提督、チョコレート…って鹿島さんすみません」 「いいのよ。私に気にしないで」 「すみません…………司令官さん、チョコレートです」 俺は艦娘達からチョコレートをもらった。 他の事務員他裏方スタッフはチョコの代わりに喫茶店のスイーツ無料券をくれた。 これで鹿島をデートにでも誘えと言いたいのだろう。 「あ、これは大淀と足柄からの贈り物です」 「これは……」 袋の中は箱以外にボトルっぽいのもあるみたいだけど何だろう… 「そうそう。提督、私達は気の利いたお返しは望んでませんから。 鹿島さんへのお返しのためだけに気を利かせてくださいね」 「ありがとう」 「ところで鹿島からチョコレートを貰いましたか?」 「いや、まだだけど……」 「まだなのですか?ねえ、鹿島さん。どうして提督に一番にあげないの?」 「だってチョコレートをあげるにもタイミングがありますし…」 「あなたは午後からザラさん達を次の鎮守府まで護衛をするのでしょう」 「でもここからそんなに離れてませんから今日中には…」 「何かあって今日中にここに帰って来れなかったらどうするのよ。 さっさと渡してあげなさいよ!」 「は~い」 「不満そうな顔しない」 「別にあげたくないわけじゃありませんよ。タイミングというものが…………」 鹿島は少し不満そうだったが、一旦間を置いて、 笑顔で、でも少し恥ずかしがって緊張しながら 赤いリボンでラッピングされたピンクの箱を俺にくれた。 「ありがとう」 「どんなチョコレートでしょうかねえ。提督、開けて食べてみてください」 「い、今!?明石さん、ちょっと!?」 「鹿島さん、何を慌ててるんですか?」 「そ、それは…」 「今食べられてまずいことでも?」 「その……提督さんが食事を終えてからまだそんなに時間が…」 「甘いものは別腹というだろう。それだって限度はあるけど、 昼食も少なめにとったからチョコの一つや二つは大丈夫だ」 「………どうぞ……」 鹿島は観念したかのような顔だった。 一体なんでそういう態度を取るのかわからないけど、とりあえず俺は箱を開けた。 「これ、パンですか?形はシンプルにハートマークですけど色は茶色… っていうか珈琲の香りがしますよ」 「うむ……ああ、これはサンドイッチだな。中にチョコレートが挟まっている。 鹿島らしいアイデアだな。んじゃ、いただきます」 俺は鹿島の珈琲パンのチョコレートサンドを食べた。 「………どう……ですか…………」 「うん、おいしいよ。チョコレートはちょっと変わった味だけど別に妙な味ではないな。 甘さにくどさがなくてコクも柔らかさも調度良い。 それに珈琲の苦味がチョコレートの甘さを調度よく引き立てていておいしいよ」 「よかったぁ……」 「本当によかったですね鹿島さん。でも変わった味ってどんな味ですか?」 「どんな味って………栄養ドリンクっぽい気がしたよ」 「栄養ドリンク?ひょっとして鹿島さん、ユンケルでも入れましたか?」 「………うん……」 漣の問い掛けに鹿島が恥ずかしそうに答えた。 漣がユンケルと断定的に言ったのは 鎮守府がコラボしたコンビニでユンケルを買うと店舗ごとに先着十数名に 鹿島のタペストリーが貰えるキャンペーンが明後日からあるからだろう。 ちなみに鹿島がコラボした見返りにもらったというわけではなく、 ユンケルってどんなのかなあと思って試しに買ってみたらしい。 「あらら?冗談のつもりでしたのにまさか本当にそうだったなんて。 でも、入れたのはともかくとしてどうして今食べちゃ駄目だったのですか。 夜に渡そうとしてたみたいですし、ひょっとしてまさか…」 「あの、チョコレートは何を使いましたか」 このままだとたたならぬ事になりそうだったからか、 伊良湖が話を逸らそうと鹿島に話しかけた。 「何を使ったって…」 「レシピが知りたいんです。今後の参考にしようと思って… とりあえずチョコレートは何を使いましたか?」 材料やレシピが知りたいというのも伊良湖の偽らざる本心だろう。 彼女の料理人としての好奇心と向上心はかなりのものである。 「チョコレ~ト~は~明治」 「マージか」 「………………」 「………………」 つい駄洒落を飛ばしてしまったが、 みんなの顔を見るにどうやら通じなかったようだ。 「…………あっ、もうすぐ12時30分だ!早くしないと!」 壮絶に滑った俺は誤魔化すかのように言った。 実際に時間が迫っていたのもあったが、 状況が状況なだけに誤魔化したように思われてるだろう。 「あっ、そうね。もう行かなきゃ!伊良湖さん、レシピはまた今度ね」 「わかりました。それではお気をつけて」 俺達は別の鎮守府へ三人の艦娘と共に出発した鹿島達を見送り 午後からの仕事に取り掛かり始めたのだった。 午後六時。今日は日曜日であった為五時半頃に仕事を中断し、 恒例である笑点を見ながら夕食をとっていた。 もちろん緊急事態があればこんな事はしていられない。 「煮干しのお吸い物、どうでしたか?」 「大根に煮干しの出汁がきいていて中々だったよ」 「お口に合ってよかったです」 伊良湖はほっとした表情だった。 「でもどうして煮干しの出汁汁に大根だけなんですか?」 「今日はふんどしの日であり、煮干しの日でもあるからな」 「??……煮干しはともかく、大根と褌に何の関係が……」 「……昔とある勇者がふんどしともいえるような踊り子の服を見て興奮し、 仲間から落ち着けと言われてとった行動が 『ふんどし!』と言いながら大根を掲げた事だったんだ」 「はぁ……」 伊良湖はよくわかってないような顔だった。 元々みんなが知ってるような話ではない事くらい俺だってわかっている。 このネタがわかる奴はおっさんだろう。 「それにしてもずいぶんと元気になったな。 昼前までは少し暗かったが今はもう大丈夫みたいだ」 「日向や鹿島、ザラ達のおかげだ」 「私達のおかげ?」 「君達に言われた言葉とか、鹿鹿島の存在とか、 そういった事があって気を持ち直せたよ。 寄り道や回り道ばかりしていた俺にかけてくれた日向の言葉、 そして鹿島が俺にチョコを渡す時に言ったタイミングという言葉…… その二つが繋がって俺を前に向かせてくれた」 俺が鹿島と結ばれる事ができたのも言ってしまえばタイミング… その『瞬間』何をするかしないかの判断がよかったからだろう。 俺が一度は新泊地に着任する事になると知らされた時、 鹿島が勇気を出して俺をデートに誘い、 俺が怖じけづく事なく彼女の誘いに乗り、 そして互いの包み隠した気持ちのぶつかり合いの末に 勇気を出して本当の気持ちを伝え合い、そして結ばれた………… もし鹿島が本当の気持ちを打ち明けなかったら。 もし俺が怖じけづいて鹿島の誘いを断っていたら。 もし鹿島が俺を誘わなかったら。 もし俺が新泊地へ行かされると聞かされなかったら………… 小さい頃からの俺の数々の行動は数センチのズレとなって重なり合い、 幼い頃に思い描いていた幸せからは離れてしまったが それがなければ今ある幸せは手に入らなかったかもしれない。 数センチのズレを重ねて向かった今の幸せ… 一度数センチのズレを重ねてしまい幸せから遠ざかってしまったゆえに これ以上ズレてはいけないと思い、 懸命に動いた為に幸せから遠ざかるという過ちを繰り返さずに済んだ。 まあ結局新泊地へは俺が行く事はなく、 鎮守府提督という今に至るわけだが。 「かつての大平洋戦争は多くの悲しみを生み、あらゆるものを破壊した。 もし戦争がなかったら失われた芸術や文化、技術とかもなかっただろう。 だが戦争があったからこそ結果的に生まれたものだってある。 俺達とてあの戦争がなければこの世に生まれて来なかった可能性もある…… だからといって戦争を肯定できるものではない。 確かにその過去があったから現在というものがある。 だけど過去の出来事という変えようのないものは 肯定するものでも否定するものでもなく、 これからをどう生きるかという事を学ぶべきものだと思う。 日向が言った事、鹿島が言った事、 そしてザラが言った『鹿島が俺を信じている』という言葉…… それが俺を前に向かせ、今をどう生きていくかという事を教えてくれた。 暗い気持ちで生きるなんて俺を信じてくれる大切な人である鹿島を 俺が信じていないって事にはなりたくないしさ」 「……迷いは消えているみたいだな。今の君の目はとても輝いている」 「朝はすまなかったな日向。愚痴を聞かせてさ…」 「気にするな。君が立ち直ったならそれでいい。 鹿島には聞かせられないようなことだってあるだろうし、 何事も一人で抱え込んでいいというものでもない」 「ありがとうな。二人とも、今日はもう仕事を終わっていいぞ」 「提督、君はどうするのだ?」 「俺は鹿島が帰ってくるまで仕事をしているよ。 彼女が帰ってきた時に報告するべき相手がいないんじゃ可哀相だしさ」 「そうか。だが無理はするなよ」 「もしお腹が空いたら、私が何かお作りしますね」 日向達を見送った俺は再び仕事を始めた。 そして仕事をすること約3時間………… 「提督さん、鹿島、ただいま戻りました。 艦娘三名、無事送り届けました」 「ご苦労様だったな。おかえり」 鹿島が帰ってきたのは夜の9時だった。 「本日の仕事はこれで終了だ」 「お疲れ様です。これからどうしますか?」 鹿島が期待に満ちた目で俺を見つめていた。 「これって……コンドーム…ですよね……? それと……チョコローション……」 『夜戦』前に大淀と足柄がプレゼントしてくれた袋を 開けてなかった事を思い出して開けたが中身はこの二つだった。 「大淀さんに足柄さん……ナニを考えているんでしょう…… 家族計画は私たちが考えることなのに……」 「それだけ鹿島の力はここになくてはならないものだという事かもしれないな……」 「チョコレートの香りがするローションか… コンドームもチョコレートの香りがするらしいし……」 「……もしかしたら避妊どうこうというよりも コレで夜戦を楽しんでってことなのでしょうか?」 「そうかもな」 避妊とか感染予防が目的ならわざわざこんな事はしないだろう。 最初から普通のコンドームを普通に渡せばいいだけの話だ。 「……たまにはこういうのもいいでしょうね。 それじゃ私が付けてあげますから準備してくださいね」 「よし」 俺は彼女の下の口に食べさせようとずっと大きくなっていたチ〇コバナナの皮を剥いた。 「いきますね。ん……」 「おうっ!?」 「な、何か!?」 「いや、少し驚いただけだ…」 「えっちな漫画とかで見たことを真似してみようと思って…」 彼女がどんなエッチな漫画を読んでいるのかは知らないが、 俺が読んだ事があるようなエロ漫画ではほとんど… というか全くといっていいほど見ない。 ゴムを着けるシチュエーションさえもレアなのに 口でゴムを着けるなんて更にレアである。 「いけなかったかしら…」 「そんな事はない」 「よかった。それじゃもう一度…」 気を取り直した彼女は俺のチ〇コバナナにゴムを口で着けた。 チョコレートの香りがするゴムは色合いこそやや薄い茶色だったが、 俺のチ〇コバナナに被さっているのを見ると チョコプレッツェルを若干彷彿とさせた。 「美味しそう……」 物欲しげな目をしながら彼女は呟いた。 美味しそうと評した俺のチ〇コプレッツェル… …ボッキーを食べたくて彼女の口が涎を…… 「ん……ちょっとまだ……」 あまり垂らしていなかった。十分に濡らさないとマズイ。 こちらはゴムをしている以上カウパー液による潤滑効果にも頼れない。 「このローションも使ってみるか」 「使ってみましょ。せっかくのバレンタインなんですから」 プレゼントされたチョコローションが早速役に立つ。 俺は彼女の下の口にローションを注ぎつつボッキーにも満遍なく塗り、 彼女の下の口に指を入れて確認した。 一本………二本………三本…………行けるはずだ。 「俺のボッキー、存分に味わえよ」 「ええ、それじゃ、いただきますね」 にゅるりっ 「やんっ!?だからっていきなり…」 俺もここまでいきなり全部入れるつもりはなかったが ローションのおかげか予想以上にすんなりと入っていった。 もちろん今までの積み重ねも大きいだろう。 去年のクリスマス…彼女が全く男を知らなかった頃に 同じ事をしても初めての行為に緊張してしまってこうはならなかっただろう。 約二ヶ月近くの間に幾度も互いの愛を確かめ合ってきたからこそ 彼女は今こうして苦もなく俺を受け入れられるのだ。 「…あの…どうしましたか?気持ち良くありませんでしたか?」 「あ、いや、君があんな声をあげたからちょっと…」 確かに今までとは違って気持ち良さは感じにくい。 しかしそれはゴム一枚を隔てて触れ合っているからであり 決して彼女に問題があるわけではなかった。 「少し驚いただけです。痛くも苦しくもありませんから、どうか…」 「わかった」 彼女に請われて俺は早速腰を動かしボッキーを擦らせた。 にゅるっにゅるっにゅるっ 「やっ、いつもとちょっ…違っ…けど気持ちいいですっ!」 ローションのおかげかいつもより滑りが良い。 それに俺からしたら感覚を鈍らされてるようなものだが 彼女からしたらいつもと違う感覚という事だろう。 ならそれでいい。彼女が気持ち良くなっているなら俺の事など。 パンッ、パンッ、パンッ! 「いつもより…激し…です…っ…」 ローションが彼女への負担を減らしていた為、 俺の腰は欲望を全開にして激しく動いていた。 ゴムによる感覚の鈍りこそあったが、 いつもより激しいピストン運動による刺激が俺の性感を補っていた。 「ごめん、そろそろ…」 「くっ……いいです…先に…イッても………」 彼女のその言葉に俺の我慢は解かれた。 俺は無駄と知りながらも一番奥までボッキーを突き入れた。 どくんっ 俺は射精した。しかしチ〇コバナナはコンドームに包まれている為、 行き場のない精液がゴムの先端に溜まって… 「あ……びくん…びくん…ってして…… お腹の奥……あったかぁい……」 「え…」 俺は思わずボッキーを彼女から引き抜いた。 びゅるん、ポタッ…びゅるん、ポタッ… なんという事だ。ボッキーの先っぽが溶けていたかのように チ〇コバナナの中身が剥き出しになっていた…… ……要するにコンドームの先端が破れてしまっていて、 抜いたチ〇コバナナから放出された温かい特製ホワイトチョコが 彼女のお腹の上に吐き出されていた。 予想外の出来事に二人とも呆然とする事しか出来ず、 放出が終わった後も沈黙が支配していた。 「……ごめんなさい、私が練習もせずにえっちな漫画の真似をして コンドームを口で着けるなんて真似をしたからこんな事に……」 先に謝ったのは彼女の方だった。 「……よくよく考えたら俺達は結婚していたわけだろう。 コンドームが破れてしまって思わず動転してしまったけど 前々から何回も生でしていたわけだしさ」 「あ…………それもそうでしたね…………」 達した為に賢者タイムとなった俺は いち早く冷静になって彼女を落ち着かせた。 「……もう一回できませんか……今度は生でしてほしいです……」 「いいよ。君も俺もまだまだ不完全燃焼だろうしさ」 「いいんですか!?体は大丈夫ですか?」 「君がお昼にくれたユンケル入りの特製チョコの珈琲サンドイッチで、 今日の仕事も捗っていたし、『夜戦』だってまだまだ頑張れるさ」 「本当ですか?よかったぁ……」 彼女の安心した笑顔を見ていると 本当に彼女と結婚してよかったという事と これから頑張らなきゃという事を思った。 「艦娘はストレスが溜まりやすくて、 成長期の子達の成長が鈍くなることもありますけど 大人でも生理不順になって排卵日を特定できなくなっちゃいますから やれることはできる時にできるだけやっておきたいです。 あなたは一人っ子でしょう。だから、少しでも早く お義父様とお義母様を安心させてあげたいし……」 「俺もできる時ならしたい。さあ、本番……始めるぞ」 今日は2月14日だ。煮干しのように枯れ果てたって構わない。 俺達は恋人の日の夜戦を心行くまで愉しんだのだった。 《続く》 +後書き 685 :名無しの紳士提督:2016/02/14(日) 19 26 34 ID 9VTy/C22 以上です まさか鹿島に完全書き下ろしな限定グラが突発で来るとは思いませんでした どうにか限定グラの要素も話の中にちょこっと入れれました 16日からのローソンのフェアは深海棲艦との戦い以上の激戦となるでしょうね 提督とテンバイヤーの熾烈な争いが間違いなく起こるでしょう バレンタインの話なので当然ホワイトデーの話に続きます これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「ああ、しかし……」 栄えある長門型戦艦一番艦は、悲しげに首を振った。 彼女に誇りがある限り、彼女は己の心のままに従う事だけは、絶対にできなかった。 「結局のところ、卯月。お前と私では、好きという言葉の意味が違うのだ」 「……そんなコトないもん。うーちゃん、長門が大好きだから!」 「私もだよ、卯月。でも、それは……」 長門はそこでふと言葉尻を切り、目の前の彼女を、睦月型駆逐艦四番艦の卯月の事を、ほとんど睨むのに近い鋭さで見つめた。それは、飢えて干乾びた者が決して手の届かない場所に滴る水の一滴から目を離せないのに似ていた。 柔らかい臙脂色の頭髪から、膝の下まで。襟元の肌色、小さな頤、未発達の胸、眩しいむきだしの太腿。じろじろと、舐め回すような、それはそういう目つきだった。 「……長門、さあん」 不意に彼女はぴょんぴょん跳ねて、長門の前に立った。見上げる。背丈はその肩のところにも届いていない。 「卯月?」 「……うーちゃん、ね」 形の良い唇からちらと舌が覗いた。無垢な少女には酷く不釣合いな仕草だった。 「何を……うっ!? や、卯月、やめ……!」 長門は腰砕けになり、へなへなと床に座り込んだ。武装も、自慢の重装甲も役に立たなかった。 違うのは立った。 「いけない……卯月、私は……」 呻く長門の頭を彼女は優しく胸に抱え込んで、その耳元に、ぴょんぴょんと、理性の最後の壁を突き崩す言葉を囁いた。甘い声音はあらがい難い何かと禁忌とを同時に感じさせる、幼い少女のものだった。 「夜のうーちゃんはぁ……とっても凄いんだぴょん……?」 (続省略わっふる) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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98 :名無しさん@ピンキー:2014/04/26(土) 18 36 16.50 ID k5VHUKhU 酒匂のセリフを聞いて思い浮かんだ即席SS、非エロ 鳳翔「提督、お疲れ様です、お風呂にしますか? ご飯にしますか? それとも・・・」 酒匂「さ・か・わ?」 ガタッ!! 「!?」 金剛「HEY! 提督ぅ~その子、誰ですか~?」 千歳「提督、ゆっくりお風呂でもどうでしょう?」 如月「司令官、如月が今・・・楽にしてあげる・・・」 榛名「提督・・・榛名には気を遣わなくても大丈夫です・・・」 三隈「提督、食事に行く? それとも飲みに行かれます?」 瑞鳳「半舷上陸で呑みに行っちゃう?」 鬼怒「じゃあ、肩揉んであげようか?」 伊19「てーとくー! イクが肩揉んであげるの~!」 鈴谷「晩御飯はなんだろね~・・・ね、提督」 高雄「えーと・・・どうしたら良いでしょうか・・・?」 大鳳「提督・・・疲れてない?」 酒匂「え? これってダメなの!?なんで~!?」 ワーワーギャーギャー 「・・・・・・」 鳳翔「お茶にしましょうか」 まだまだ増える 完 99 :名無しさん@ピンキー:2014/04/26(土) 21 48 47.85 ID boQCYhec 98 艦娘たちが窓から入ってきたり天井の羽目板外して降りてきたり、 はたまた床下から上ってきたり壁をぶち破ってきたり そんな光景を想像した 今日も鎮守府は平和だなあヽ(´ー`)ノ 100 :名無しさん@ピンキー:2014/04/26(土) 22 39 36.16 ID ncZlOkBM 艦娘からの嫉妬展開イイよね! 101 :名無しさん@ピンキー:2014/04/27(日) 05 46 01.74 ID CPFHMKLv 酒匂急便です