約 2,037,522 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/155.html
目の前にある残り資源の報告書に鬱々と頭を抱えながら決済をする。 原因は最近着任した目の前にいる艦娘だ。 「これ、しばらくの間まともな作戦行動が取れないんじゃない?」 「誰のせいだ~!!!」 そう言いながら机を飛び越え、細身の体の割に豊満な胸に向かって手を伸ばす。 ガシッ! 「oh…」 「念のため確認するけど、今私の胸を触ろうとした?」 ギリギリ……こっちの腕を掴んだ手に力が込められる。 「……hai、スミマセン」 「もしかしてしょっちゅうこういうことしてるの?」 「……たまに」 「ふふっ、面白いわね。そうことなら私から仕掛けてもいいのかしら。ね? 提督」 「hai! すいませんでしあ……へっ?」 「あら、そういうことしたいんじゃなかったのかしら?」 「えっと……その」 「どうなの?」 「……はい、したいです」 「うふふ…素直なのは嫌いじゃないわ」 そう言うと彼女はこちらの手を離した。 「あら、何もしないの?」 戸惑うこちらに彼女は無防備な姿勢のまま挑発的な視線を投げかけてくる。 「押忍!失礼します!」 気を取り直して……(むしろノリで触ってぶっ飛ばされた方が気が楽だったのだが)胸に手を伸ばす。 たっぷりとした重みと柔らかな弾力が手のひらに跳ね返ってくる。 しばらく思いのままに揉んでいると彼女の顔色が微妙に赤らんでいることに気づく。 さっきの意趣返しではないがもうちょっと恥ずかしい思いもさせてやりたい。 そう思い…… バッ 「きゃっ!?」 短めの上着を跳ね上げると下着に覆われていない乳房が視界に飛び出す。 間髪を入れずその先端に激しくむしゃぶりつく。 チュルッチュパッレロレロレロチュゥゥゥゥゥ! 「あっ!ンンッ! ちょ、ちょっとがっつきすぎ……あんっ!」 いきなりの刺激に彼女もびっくりしたようでびくりと体を跳ね上げる。 そのまま床に押し倒し、口と手で両の胸を激しく責め そして空いた手でムッチリとした太ももの付け根に手を伸ばす。 抵抗をほとんど見せずに彼女はそれを受け入れる。 わずかに湿っているそこを指で丹念になぞり続けるとやがて奥から徐々に愛液が流れだし、指に絡みつく。 「あぁっ、うん、そこ…気持ちいい……んっ!」 濡れた指でクリトリスを刺激してやると蕩けた表情でこちらにそんな言葉を返す、かわいい。 十分に濡れそぼったそこを早く味わいたくて慌ててズボンを脱ごうとする、が ゴン! 「イテッ!」 脱ぎかけのズボンが足に絡まりこけてしまう、俺カッコワルイ。 「あはは! 大丈夫よ、私は逃げないから」 そう笑う彼女から気恥かしさを隠すように覆いかぶさると彼女はコクンと頷いた。 ズブズブズブ……プチッ 「……ッ痛ぅ……!」 「え?」 その感触と反応に我に返る。 「は、初めて……か」 「……そう……よ。悪い?」 「い、いや……でも、なんで?」 そういえばよく考えたら行為をしていたのはほぼこちらで、彼女は何もしていない。 なんで? 自分みたいなやつを初めてに選んだのだ? いろいろな『なんで?』が頭の中をかけめぐろうとした時 彼女は言った。 「『今の私』の初めては『あなた』にしてもらいたかった。それだけよ」 その言葉で理性が切れる。 まだ痛みが伴うであろう彼女の膣を貪るように腰を振り、何度も何度も奥に腰を打ち付けた そして呻きとも喘ぎともつかない声を発し続ける彼女の中で一気に達した。 荒い息を整えながら今更ながら乱暴にしてしまったという後悔を抱きつつ 「だ、大丈夫か?」と声をかける。 「全然大丈夫じゃないわ。全くもう、乱暴なんだから」 「スマン」 「最後の方はちょっと気持ちよかったけど、提督だけ気持ちよくなったっていうのはちょっと不公平よね」 「え?」 ニヤリと笑うと彼女は引き抜かれた肉棒に舌を這わせ始める。 「ちょ!初めてなのになんでそんなこと知って!?」 「元の軍艦の中なんてこんな話ばかりする人がいっぱいいたのよ、イヤでも覚えちゃうわ」 そう言いながら頑張って立たせようと懸命に舌を這わせている。 動作は拙いが一見好きのなさそうな彼女がこんなことをしているのを見て興奮しないわけがない あっという間に肉棒はガチガチになってしまった。 「じゃあ…いただきます」 ズブズブズブ… こちらに跨った彼女が腰を落とすと音を立ててそれが中に飲み込まれていき 危うくそれだけで再び射精してしまいそうになるがなんとか堪える。 慣れない状態で動く彼女に合わせてゆっくりと腰を動かしてやると お互いの結合部がぶつかりパチュパチュという水音が室内に響く。 「あっあっ……提督……私、そろそろ……くぅっ!!」 「こっちも……そろそろ無理だ……出すぞ!!」 お互いにラストスパートをかけ、激しく腰を動かしながら下から胸をつかんで絞り上げる。 その瞬間膣内がギュウゥゥと肉棒を締め付け、その刺激で今日二回目の精が中に放たれる。 「ふう」 「あら、余韻に浸っている暇なんてあげないわよ?」 「へ?」 「言ったでしょ? 私からも仕掛けていいのかしらって」 「え、ちょ」 「じゃあ提督、最後まで頑張りましょうね♪」 「イヤァァァァァ!!!」 ───ちゅんちゅん 「パトラッシュ……僕はもう疲れたよ」 「西洋の童話だったかしら? それ」 一晩中全く休まず精を絞り尽くされ、息絶え絶えの言葉で放った言葉は軽くいなされてしまった。 「ああ……というか、な。ここまでしておいてなんだけど、どうして俺がよかったんだ?」 「ああ、そのこと?」 している最中に浮かんだ疑問 それをここで蒸し返すのは無粋なのかもしれない。 だがどうしても聞いておきたかった。 「短い時間だったけど、それなりに報告書に目を通したのよ? 全く……私みたいな軽巡を迎えるためだけに武蔵を迎える時以上の ヘタをすれば戦艦100隻じゃきかない資源を消費して おまけに過労の娘達からの苦情もちらほら」 「あー…まー…うん」 「でも誰も轟沈させなかった」 「ああ……それだけは、な」 「自分のためにここまでされちゃって、おまけに絶対に味方を護りきって見せる人なんて 好きになっちゃうしかないじゃない」 そう言うと悪戯っぽい笑みを浮かべた顔をこちらに向ける。 彼女を迎えるためにとった行動は(メタ的に言えば)単なる独りよがりの欲望に過ぎなかったのかもしれない。 それでも彼女はそのことを感謝し、好意さえ抱いてくれた。 「なら、俺も好きになるしかないな」 「あら、別に好きってわけじゃなかったとか?」 「あらためて、というわけさ」 そう言いながら彼女の体を引き寄せ唇を奪う。 お互いの鼓動が聞こえるくらい体を合わせ、しばらくその甘い時間を楽しんだ。 そして普段のキリっとした顔ではなく、どことなく優しさを感じさせる顔でこちらに微笑みかける彼女に向かってこう言った。 「これからもよろしくな、”矢矧”」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/638.html
前回の話 953 :2-683 大井:2015/02/05(木) 10 33 12 ID F6638vaA 窓の外では欠けた月が天高く輝いている。 ついこの間に年が明けたかと思えば今や如月で、時期に伴う冷たそうな海風が窓を叩く。 それを何処吹く風とばかりに、私は温い煎茶の入った湯呑みを呷る。 提督もまた突っ伏して自分の腕枕に顔を埋めている。 炬燵天板には提督の軍帽と小さなラジオと二つの湯呑みが不規則な位置に置かれているだけ。 私も提督も、ラジオから流れる放送に大して耳は傾けていない。 執務はとっくに終えたが、その後は気づけばこうして惰性に時間を過ごしていた。 「もう寝ましょうか」 私の湯呑みが完全に空になった事を合図に、私は提督に声をかけた。 寝てはいなかったようで、提督はのそりと顔を上げた。 時計を見やればそろそろ日めくりを機械の鳩が鳴いて知らせる頃だった。 提督はラジオを切り、炬燵を切る。 私は布団を出し、部屋の一角の畳に敷いてゆく。 完全に習慣と化したこの作業を、迷い無く進める。 私が最後に枕を二つ並べたのを確認した提督は明かりを消した。 どちらが何か言うこともなく、自然と揃って一つの布団に潜った。 こうして二人で就寝することを毎日行っているわけではないけど、 数日前に行ったそれが昨日のことであるかのような錯覚を覚えるくらいには馴染んでいた。 私は目を瞑り、体を提督の方へ向ける。 いつもの事だ。 そして何事もなければ提督は暫くして就寝の挨拶をかけ、私もそれに応える。 だけど、今日はそうではないようだった。 衣擦れの音が布団の中で響き、その次には私の肩に手の感触があった。 私はそれに即座に反応する。 「この手は何ですか」 私の肩に触れた手が引っ込んだ。 目をふっと半分開いてみれば、こっちを向く提督の顔がある。 こんにちまで見慣れた、固い表情。 でも私には分かる。 この人は今、不安に取り憑かれているのだ。 思えば、出撃が終わって私以外の艦と顔を合わせなくなってからこの人の顔の装甲は除々にひびが入っていった。 普段なら私と交わしてくれる緊張感のない軽い応酬もなかった。 そして今、この人は私に触れようとした手をおっかなびっくり引っ込めている。 疲れるような気遣いをする遠い仲ではないのに、今もこうして五サンチ程度の距離しか開いていないのに、 この人の中では"何とか五サンチだけでも開ける事が出来た"とでも思っているんだろう。 私の反応が不愉快から出たものとでも本気で思っているんだろうか。 954 :2-683 大井:2015/02/05(木) 10 33 43 ID F6638vaA 「嫌と言ってないんですけど」 この人の調子が普段のものなら、私がわざわざこう口に出す必要もなかっただろう。 こっちの事情というか心の準備なんか考えずに求めてくるのだから。 私が不愉快でないことをこの人はやっと認識すると少しは安心したように目を瞑り、一度撤退させた手を恐る恐る進軍させてきた。 やがて私の肩が確かにこの人の手に抱かれた。 この手は、外で海風に吹かれているように小刻みに震えていた。 しかしここは布団の中であるゆえ風など起きていない。雨など降っていない。 私は時間をかけて抱き寄せられた。 私もこの人も、枕の崖っぷちまで寄って距離を完全になくす。 この人の、瞼を下ろした顔が近づく。 「……明日から、ですものね」 言葉を汲むと、この人はそのまま小さく顎を引いた。 この人の顔に一層力が入るのは、昔から決まって緊張とか不安とか、心身がリラックスできていない時だった。 そうなる頻度は制服の装飾が華やかになってゆくのと反比例で落ちてきたけど、墜落には至らない。 こうした大規模作戦発令前日になると、今でもこうなってしまうのだ。 「大丈夫ですよ、大丈夫……」 そしてまた、この言葉をかける。 なんだかんだで今まで上手くやってこれたんですから。 厳しく見る私が保証します。だから今度も大丈夫。 そういった念を込める。 こんなことを今まで大規模作戦の大方の数だけ行ってきた。 大方の数だけ。全部ではなく、まだここまでの仲になる以前の事情は知らない。 ふとそれが気になった。 「私がこうしてあげる前、どうしてました?」 この人は恥ずかしいのか目は依然として閉じたまま、ぽつりと静かに教えてくれた。 一人で煙草を吸って、酒に酔い潰れて眠っていた、と。 秘書である私が北上さんと眠っていた部屋とは離れた執務室で一人、そう過ごしていたのね。 こんな弱った様子、部下には見せられないという考えでもあるだろう。 この人なりに頑張っていたのだ。哀れだとは思わない。愛しさが増すだけだ。 「今は、私がいますからね……」 囁いてあげると、この人は手の震えを打ち消すようにより強く私の肩を抱いた。 昔は死角のなさそうな読めない男だとばかり思っていたけど、この人は必死に隠していただけだった。 ちゃんと弱い面があってよかった。 私が認めたこの人の支えになってあげることで、大きな充実感が得られるから。 エゴだと糾弾されても聞く耳は持ってやらない。 そうしてそれはやがて高じる。 955 :2-683 大井:2015/02/05(木) 10 34 15 ID F6638vaA 「ん……」 互いの顔の距離を完全に無くした。 少しの間を置いて離し、この人の顔を伺う。 目を開けて驚いていた。 と言うには顔の筋肉の変化は大きくないけど、思い悩んでいたことは吹き飛ばせたようだった。 「ん、ふふっ、……ん、んむ、ちぅ……、んん……」 面白くて、嬉しくて、笑いが漏れる。 何が可笑しいのかと問うてくる目は無視し、再び優しく口付けを繰り返す。 昂ぶった時とは違う、慈愛を込めたものだ。 支えになりたいことを伝えたい意志があって、優しくも幾度も着弾させてゆく。 私はこんなだけど、この人がもし昂ぶったりしたら? 受け入れる。 「今夜は、します? ……え? いいの? ふーん……」 しかしこの人は首を振った。 それならそれでいい。 心身共に休むのもいいだろう。明日からまた大変になるし。 「したくなったら、ちゃんと言うんですよ?」 分かった分かった、と、よく使うあしらうような生返事。 少しは調子も戻ってきたよう。 私も安心して寝られる。 それでこそ私の提督です。 私にしか見せられないさっきみたいな顔はもう終わりにして、明日からはまた誇りある指揮官の顔をして下さい。 私は提督をそう作戦指南するような言葉を掛ける。 「私が守りますから。提督は安心して、おやすみなさい……」 +後書き 956 :2-683:2015/02/05(木) 10 35 20 ID F6638vaA 短めですが明日からの冬イベがんばりましょうということで これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/198.html
皐月「司令官、ボク病気になっちゃったよ」 提督「ん?どうしたんだ?皐月。熱でもあるのか」 皐月「ううん・・・・。あのね・・・」もじもじ 提督「言いにくかったら言わなくていいんだぞ」 皐月「あのね、司令官。ボクのおしっこするところから、いっぱい血が出るんだ」 皐月「ボク、死んじゃうのかな・・・。血が止まらないよ」 提督「・・・。ん。ああそれか」 提督「いいかい、皐月。それは皐月が大人になった証拠だよ」 皐月「大人に?」 提督「そう、その血はね本当は赤ちゃんを守る予定だった血なんだ」 提督「でも赤ちゃんができなかったから、入らない血を捨てているんだよ」 皐月「え?じゃぁボク、もう赤ちゃん産めないの?」 提督「ははは、それは毎月起こるから大丈夫」 皐月「そうなんだ・・・・。ねぇ、司令官。これでボクも司令官の赤ちゃん産めるって事だよね?」 提督「うん。そういう言い回しならそうだね。」 皐月「じゃぁ、来月は・・・。」 提督「明日から(ゴム)つけるよ」 数か月後 皐月「司令官、ボク・・・。ボクっ」 提督「ああ、俺も皐月っ」 皐月「司令官っっっ」 提督「ふぅ・・・・」 皐月「司令官のが、お腹の中にいっぱい。暖かいよ」 提督「え?」 提督「や・・・。破れてるじゃねーか」 皐月「司令官の赤ちゃん・・・。できると良いな」 約7か月後 提督「ただいま、皐月」 皐月「お帰り、司令官あっ・・・。」 提督「どうした、お腹痛いのか?」 皐月「違うよ。今動いたんだ。この子」 提督「そうか・・。うん。」 皐月「ボク、今すごく幸せだよ?」 提督「ああ、俺もだ」 提督(しっかし、使用したゴムの使用期限が超過していたなんて・・・。慢心・ダメ・絶対) 提督(でも、ボテ腹の皐月との夜戦もいいものがあるな。さて、臨月だが今夜も一戦交えるか)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/353.html
38 :6-632:2014/04/19(土) 22 15 19.48 ID 1AcVbCPh では予告の「アレ」を書きます 1.今回は非エロとなります 2.舞台は現在の日本となります。色々と原作クラッシャーです 3.史実部分に関しては細心の注意を払い研究しましたが、異なっていたらごめんなさい ************************************************************************** 俺は、突如出現した「深海棲艦」に対応するため再編された海軍の横須賀鎮守府に勤務している指揮官だ この謎の敵は海上自衛隊の力をもってしても排除できなかった恐ろしい敵だ 俺は現在秘書を務める加賀と新たな赴任地へ移動しているところだ 先日の人事異動で呉鎮守府へ移動となってしまった。 「加賀、どうだ快適か?」 「ええ、とても。でも提督、何で海路ではなく陸路を?」 加賀が首をかしげた。 俺はゆっくりとなぜ「コレ」を移動手段に選択したのかを加賀に語り始めた 「加賀は、“弾丸列車計画”というのを知っているか?」 ふと加賀に尋ねる 「確か、東京から下関を経由して満州に伸びる時速160キロを超える交通手段だった と記憶してるわ。でも顛末は知らない。沈んでしまったから」 昔の記憶を辿るように遠い眼をして答える加賀 「そう、これはその弾丸列車の延長なんだよ。」 「ところで、加賀、桜花は・・・。知らないか」 「ええ」 加賀か間髪入れずに答える。まぁ無理もない桜花が開発されたころ 加賀は冷たい海の中に居たのだから 「桜花は旧海軍が開発した“特別攻撃”用の兵器なんだ。北上やゴーヤが嫌がる“アレ”と同系列だな」 加賀が震えて講義をする 「それが、今何の関係があるのですか!“アレ”が意味する事。提督も割ってるはずで」 俺は加賀の抗議にかぶせるように言う 「この乗り物はな、その桜花を設計してしまい、苦しんだ開発者が開発に絡んでる」 「それに、加賀に搭載してるゼロ戦の開発者や陸軍の通信技師もだ」 加賀は完全におかんむりだった 「では、何故提督はこんな危険な兵器でくつろいでいるのですか!!」 「だからだ、彼らはこの乗り物を設計する時に『もう二度と人殺しはしない この乗り物に乗った人は何があっても死んではならない。絶対に安全なもの作る』 と心に固く誓ってこの乗り物を作ったそうだ。 そして、それらの指揮を執った人物は弾丸列車を夢を持ちつつ、志半ばで散った 者の息子だったという」 加賀は黙って聞いている 「彼らの思いが強かったからは知らないが、大きな地震が直撃し、ボディーマウントしつつも この乗り物は誰も犠牲者を出さなかったと言いう逸話もある」 加賀も頷きながら 「私も、昔は皆を守りたかったから必死に戦った。この子(ゼロ戦)を作った人も 私が居なくなってから、守りたいものを必死に守れる子を作っていたのね」 とつぶやいた 乗り物か軽快な音楽を鳴らす そののち女性の声が流れ始める 『まもなく、広島です。山陽線、呉線、可部線、芸備線はお乗換えです。 今日も、新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございました。』 もうそろそろ、降りる支度をしなくては 「なぁ、加賀。50年の長い間、地震の直撃を受けてもなお、乗客が一人も死んでないんだ それは、誇れることだろう?桜花をゼロ戦を開発して多くの人を殺したとひどく後悔した彼ら への供養とならないか?」 加賀は冷静さを取り戻し 「そうね、きっと」 それだけ言ってドアを出る。 かつて、戦火の中多くの人の悲しみをこだまさせた技術は 時を経て日本を照らすひかりとなった 1964年からこの国を照らしているひかりは、やがて大きなのぞみとなり この、みずほの国とも呼ばれる日本を照らし続けている。 「なぁ、加賀その・・・。ありがとう。この国を守ってくれて。 そして、これからは深海棲艦の駆逐の為にまた力を貸してほしい」 ぼそっと俺がつぶやく あの戦いを知らない俺が言うのはルール違反かもしれないが・・・。 「抵当。その言葉で十分です」 いつもは表情が硬い加賀もこの時ばかりは満開のさくらのような笑顔を返してきた +後書き 40 :6-632:2014/04/19(土) 22 49 35.22 ID 1AcVbCPh と、いうことで完全自己満足な「アレ」を書きました。 はい、「しまかぜ」の時と同じように「鉄ヲタ提督シリーズ」ですが 多少史実を湾曲させてます 桜花の設計者→0系新幹線の車体をデザインした ゼロ戦の設計者→正確にはゼロ戦の試験飛行中に発生した空中分解事故の原因を特定した人 →脱線事故に対してゼロ戦と同じ原理で発生する可能性を見出し台車につけるバネの改良 陸軍の人→ATC(列車の車間距離などを計算してコントロールする装置)の生みの親(2014年現在ご存命) 特にゼロ戦の人は目の前で海軍航空隊員を事故で亡くし桜花の人は桜花の「アレ」的運用に反対だったので 「新幹線は絶対に安全でなければいけない。もう誰も死なしてはならない」と口を酸っぱくして言っていたそうです。 加賀さんをいチョイスしたのは、わが艦隊一の空母だから・・・。 では乱文失礼しました
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/388.html
「遅いぞ。…なんだその顔は」 古めかしい板張りに朝の冷気が心地よい、早朝の舞鶴鎮守府内・修練場。 そこから一段降り、弓道場も兼ねた庭場に、飾り気のない簡素な道着を来た艦娘の姿があった。 「…まさか今日、普通に朝練してるとは思わないじゃないの」 油断して寝過ごし、いつもより30分ほど遅れて現れたもう一人の艦娘は、抜身の木刀を一人振るっていた相方に向かって口を尖らせる。 「いつも言っているだろう。私のような弱い人間には、地道に毎日続けるということが大きな心の支えになっているんだ」 「良く言うわー。アンタが弱いってんならここの艦娘はほとんど戦力外だわよ」 「そんなことより早く用意をしろ。素振りばかりでは修練にならない」 手ぬぐいで額の汗を拭いながら板張りに上がってきた日向に背を向け、伊勢は立てかけてある木刀を取る。 「はいはい。…つっても、今日ばっかりはヘタなケガさせるワケにはいかないのよね…」 「なんだと?らしくないことを。遠慮なんかしてくれるな」 「あたしが後で皆に怒られるでしょーが!」 本気で首をかしげる相方に、ため息を付きながら首を振る伊勢。 ――本当にこいつは、今日自分が何をする日なのか分かっているんだろうか? *** 「時間だな。――ありがとうございました」 型通りにぴっと頭を下げるその姿は、美しくないと言ったら嘘になるだろう。 「ありがとうございました。で、今日は遅れる訳には行かないんだからね。きちっと予定開始時刻までに現地に移動しなさいよ」 「分かっている、大丈夫だ。今日は一級主力として、役目をきっちりと果たさせてもらう」 悩む時期はもう過ぎた、と。 気遣うような、やや心配気な表情の相方に向かい、軽く微笑んでそう呟く。 見たことのない表情だ、と伊勢は思った。 「明日の朝も――」 「明日の朝は、アンタは来ないんじゃないかな」 賭けてもいいよ、とにやにやしながら伊勢は言った。 私の話をちゃんと聞いていたのか、と日向は若干むくれて答えた。 *** 高い高い蒼空。 笑顔で祝福してくれる、仲間たち。 幸福と慈愛に満ちた態度でエスコートしてくれる、――愛しい人。 こんな日が来ることを、一体誰が予想しただろうか。 「すごい――綺麗よ、日向。今日の貴女は、間違いなく、世界一美しい軍艦だわ」 そう言われても、なんと答えていいか分からない。柄にもなく頬が熱く、頼りない純白の艤装の奥で、胸が高鳴るのを覚える。 「――美しさと強さを両立した扶桑型の一番艦に誉められるとは、光栄の到りだよ」 いいえ、今日は素直に負けを認めるわ。華のような笑顔でそう答えた彼女は、ブーケ・トスを受けるべく祝福者の輪の中に下っていった。 仲間たちに背を預け、全艦隊の旗艦を務めるかのような錯覚を一瞬、覚えた後―― 慣れない指輪の嵌った手で、彼女はブーケを背後の虚空に放った。 *** 「しかし――物好きだな、キミは。本当に私で良かったのか?」 「何回同じことを言わせる気だい?」 ベッドの中で抱きかかえられる、顔が近い。 かつて、いや、今も上司である人。提督。 私は今日、この人のものになった。 何らの実感はないが、独特の安心感はあった。まずはそれでいいか、ととりあえず日向は思った。 「これ――傷かな?」 肩のあたりの古傷を見つけたらしい。 「あいにくと、誰かに差し上げるつもりなど無かった身体でね」 今さら失望されても困るぞ、と日向は言った。 しかし。優しく抱きしめて唇を合わせてくるその反応は予想通りで――少し卑怯なやり方だったかもな、と日向はぼんやりと思った。 「…ん…」 互いに舌を絡め合う。燃えるような溶けるような、本能の予感。 相手の興奮を感じる息遣いが、更に自分を高めてゆく。 ほとんど全てのことは、邪魔な理性と共に思考から追い出されていった。 *** 一糸まとわぬ姿にシーツを手繰り寄せてベッドの上に座った日向の背を、提督の指が背を撫ぜる。 「ここにも傷がある。本当にたくさんあるね」 無神経といってもいい言葉だったが、全く気にはならなかった。人徳故か、はたまた――惚れた弱みか。 「正面も。見ていい?」 囁くような声。断れるはずがない。 他の誰にも晒したことのない双丘を、熱意と好奇心に溢れた表情が見つめる。 最初はおそるおそるという風に、やがて大胆にやわやわと愛撫する提督の感触が、視線が、――たまらない。 「提督…あまり見られると、恥ずかしいんだが」 「…本当、可愛いな。日向さんは」 日向さん、というのは嫁になっても継続するつもりなのだろうか。 嫁、という単語が平然と脳内に現れたことに、自分で軽いショックを受けていると―― 「…んぁっ」 色づいた左胸の先を、指先がぴんと跳ね上げた。痺れるような感触が頭頂を突き抜け、おかしな声が漏れる。 「て、提督、そこは…ぁ…」 意外にも無骨な指が、しっかりと日向の感じる場所を捉え、甘く切ない感触を脱力するほどに伝えてくる。 右乳房の下から先端までを爪先でなぞられ、総毛立つ感覚に思わず背を反らし、短い髪がふるふるとうなじを撫で擦る。 脇のあたりからちろちろと攻めてきた提督の舌先が、これまでに経験のないほど固く屹立した日向の乳首を掠め、焦らし、 「ぅあぁぁっ!」 ――それをついに咥えられ口中で転がされた瞬間、日向は快楽に一際高く啼いた。 「あっ、あ、はっ…あぁぁ…っ」 指が腰をなぞり、首筋に触れ、髪を撫ぜる。 そのたびに発せられる、刺激と快楽をねだるような、みだらな雌の声。 快楽に喘ぎながら、次々に女を目覚めさせられる自分。 ――伊勢には見せたくない姿だな、という思いがちらりと頭を掠めた。 *** 「あっ?!」 全身に及ぶ愛撫にくったりと力も抜けきった頃、その手が唐突に、片方の膝裏を持ち上げた。 とろとろに熱く焦らされてしまった秘肉に、指先が触れてくる。 「ここも、綺麗だね…日向さん」 「やだ…ぁっ」 つぷ、とさしたる抵抗もなく、濡れた谷間に提督の指が第一関節のあたりまで浅く埋まった。日向の身体がびくりと震え、それにもまして心が期待し、逸る。 ゆっくりと襞を押し開き、狭い膣内の壁を味わうように、心地よいそれが自分の中をなぞり、抜かれ、――再び、今度は根本まで、深く、深く。 「――くっ、あっ、あっ、」 半身を寝床に押し付けて、高く開かれた脚をわななかせながら、自分の性が、反応が、くちゅくちゅと隠微な水音を寝室に響かせる。 「や、あっ、それ、気持ちいい…気持ちいい、ていと…く…っ!」 片足を抱えられたまま、指先を出し入れされ、肉芽をぬるぬると摘まれ、もはや理性など欠片も残っていない。 シーツを握りしめた左手に、更に力が入る。 「そろそろ、いいかな…少し、痛いかもしれないけれど」 こんな疵物の身体でも、欲してくれるのか。――愛して、くれるのか。 得体の知れない温かさが、腹の中から上がってくる。 好きだ。繋がりたい。――このひとと。 「いいぞ…乱暴でも、激しくても……思うように、愛してくれ。提督」 開いた両膝を立て、両手を伸ばして誘い入れる。提督が、日向の白い身体に覆いかぶさる。 「――うっ、くっ…」 熱くて固いそれを自分の中に受け入れた瞬間は、かすかな違和感と痛みに呻いたが。 「日向…さん…」 「大丈夫だ…もっと、奥まで来てもいいぞ」 やがて獣のように足を絡ませ、互いに自分からくねる腰を打ち付け合い、唇を合わせ、互いの体温を感じて、 「…っ、ふぅっ、うぁ、ぁっ…」 ぬちゅ、ぬちゅ、と巨きくて温かいそれが胎内をこするたび、これまで想像もしたこともない、痺れるような快楽が背筋を駆け上り、 「提督、もう、ダメだ、き、気持…よすぎ…、う、あぁん――!」 「っく…日向…さん…ッ!日向さん、日向さんっっ!」 やがて最高潮の快楽が、びくびくと提督の自身を震わせ、精を自分の中に放たせた瞬間―― 呼吸すらも続かない悦楽の中。 日向は、幸福とは何かをはっきりと知ったような気がした。 *** 「――好きだよ、日向さん」 「私も――と、言ってやればキミは満足するのかな」 結局、何度身体を重ねただろう。心地よく火照った頬を、彼の胸に押し付けた形で呟くような睦言を交わす。 「病めるときも健やかなるときも、真心を尽くすことを誓いますか?」 「それはもう、昼に誓うと言ったろう。私は」 「中破状態での無理な進軍は、今後しないと誓いますか?」 「――あのな。私は戦艦だぞ。武人だ。攻めるべき時に生命を惜しんでは――」 「誓いますね?」 もう君一人の身体じゃないんだよ、と提督は言った。 その言葉に秘められた意味を悟り、日向には言い返す言葉はなかった。 「ま、その時は秘書艦としてそばに居てくれればいい。君がどう思ったとしても、殺気立ったみんながきっと、君を戦場には立たせてくれないだろう」 「それは――なんだかくすぐったいな。この私が、守られる側になるなんて」 それこそ、想像もしなかった未来だ。 しかし自分はもう、その道を選んでしまったのだ。 「分かった。誓うよ。――それで、キミは何を誓ってくれるんだ?私だけってことはないだろう?」 「取っ組み合いの夫婦喧嘩は、一生しないと誓います」 日向はまるで少女の頃のように、声を上げて笑った。 「さて、…そろそろ離してくれ。朝の修練に行く時間になってしまった」 駄目ー。と、普段の姿からは想像もつかないような声でぎゅっと自分を抱きしめた提督の姿に、思わず眉間が寄った。 「こら。こんな甘えた男を、旦那にしたつもりはないぞ」 やだー、と同じ声が応える。こんな姿、他の艦娘が見たらどう思うだろう。 「それは命令か。提督としての」 「いいえ。愛する夫のお願いです」 「それなら――」 伊勢は正しかった訳か。 彼女の笑いが目に浮かぶようだったが――愛しい人と唇を合わせた瞬間、そんなことはどうでも良くなった。 これまでと殆ど同じで全く違う、新しい日々。 これからはこの幸福を、いつまでも続けるための努力をしてみようか、と日向は思った。 (End.)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/45.html
【高ランクの兵裝を開発するため、鎮守府ではそれぞれ担当する艦による作業が日々続いている】 【開発は、専用の“砲”を股間に有する艦娘による、担当艦への受精着床行為―――種付けによって行われる】 【砲/砲弾開発】 「ふむ、今日の相手は金剛四姉妹か。よろしく頼む」 「はいこちらこそ、長門さん。じゃあまずはマイク……じゃなくって、主砲のチェックを」 「ワオ、長くてぶっとい主砲デース! さすが世界のビッグ7ネー!」 「あ、あの……最初は榛名に……もう準備、できてますからっ」 「了解した。うむ、安産型の良い尻だ。性器の濡れ具合も良好だな、遠慮なく貫かせてもらおう」 「……ぁああっ!? ち、力を感じます! 長門さんのたくましい主砲っ、奥ずんずんノックしてます!」 「榛名ったら立ちバックであんなに腰振っちゃって、おとなしい顔してスミにおけまセンネー」 「くっ……いい締まりだ、そろそろ子種を流し込むぞっ! 子宮の準備はいいな!?」 「はっはい! 妊娠いつでもOKですっ! 榛名、頑張って強い装備いっぱい孕みますっっ!」 「ヒトフタマルマル、着床を確認しました……姉さんたち、次は誰が注いでもらいますか?」 「わ、私も負けません! 気合っ入れてっ妊娠しますっ!」 【艦載機開発】 「くっ、あふ、加賀さんの膣内、締まりすごいですっ……昨日の翔鶴さんや瑞鶴ちゃん以上かもっ……!」 「当然よ、五航戦なんかと一緒にしないで。それより由良さん、私は忙しいんだから早く終わらせて頂戴」 「(むっ)わかりました、はやく終わらせればいいんです……ねっ!」 「……っふぁ!? や、ちょ、ちょっと、今何か変な感覚が、ぁひっっ!?」 「いい声出せるじゃないですか。こうやって子宮の入り口、亀頭で小刻みに揺すられると凄いでしょう?」 「う、嘘っ、この私が、声我慢できな……いぃッ!? まっ待って、ちょっと止めっ……んひぃぃ!?」 「これされるとみんな私の単装砲、大好きになっちゃいますからねー。加賀さんもそうなっちゃって下さい」 「わ、私はそんな、こんなの好きになんか……(ぐりゅりゅっ)あぁーッ!? だっダメ、イッ……!」 「一緒に射精しますねっ、おふ、ふぁ……あぁあ! んおっ! でっ出てるっ、すごい量出てますっ!」 「あ、ああ……! ゆ……優秀な子たちを産むわ、期待しててちょうだい……」 【ソナー/爆雷開発】 「はーい五十鈴っち、力抜いてねー。ずぶずぶ~っといきますよー」 「んくっ……ふあ、北上さんの魚雷すごっ……! 一気に奥っ、こつんって当たって……あぁんっ!」 「あー気持ちいい、すぐイキそ。ところで五十鈴っち……ちょい見ないうちにずいぶん胸育ってない?」 「え、そ、そうかな!? ……って揉まないでぇぇ! む、胸とあそこ一緒にするのっ反則ぅぅ!」 「やっぱでかいってこれ。同じ改二なのに腹立つなー、今日は二回や三回の斉射じゃ許さないことに決定~」 「うっうそっ、そんなにされたら私、壊れちゃ、ぅうううううっっっ!? ひぃあぁぁーっ!」 「ふっ、食らいついたら離さない、それが重雷装艦の本領ってヤツよ……あ、やば、出る出る」 「くっ、なによあの女っ……! 北上さんの兵裝を妊娠するのは私なんだからね……!」 (つづかない)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/497.html
2レスほどぺたぺたします。別に、えろくなんてないけどね 陽炎型の三人に新ボイスという事なのでちょっと放置→つついてきて書いた 不知火の場合(ちょっと嬉しそう) 貴方はふと書面から顔を上げた。その視線に気づいて、何事でしょうかと、不知火は片方の眉をついと持ち上げた。 すみませんね、秘書艦をやってもらっているのに、暇にしてしまって。貴方がそう詫びると、彼女はそれを否定するように首を振った。心底、心外です。そういう事を言った。 「不知火は決して、退屈などしていません」 彼女はそう言って、数度瞬きをしてから、おもむろに軽く脚を組み替えた。抗議するように一度椅子が軋んだ。 それでも。貴方は少し食い下がった。すると、彼女は机に肘をついて、両手の指を互い違いに合わせて、それから小さく肩をすくめた。 「……いえ、構いませんよ」 そうですか。 貴方は再び顔を伏せた。狭まった視界の端、ぎりぎりのところで、不知火がそっぽを向いた。その唇が僅かに動いて、ぼそりと、かすかに呟いた。 「どうぞ、ご自由に……」 不意に貴方は酷くばつが悪くなってしまい、それからふと、頼める事があるのに気がついた。これなら、そこまで手のかかる訳でもなく、頼み事には丁度いいと思われた。 なら一つ、お願いできますか。何気ないふうにして訊ねた。 少しだけ身動ぎをして、彼女はあくまで平静に首肯した。けれど、返ってきたその声には、幾ばくかの喜色が浮かんでいるようだった。 ――不知火に、何か、御用ですか。 黒潮の場合(ちょっと怒ってそう) ふと書き付けていた筆を止めて、貴方は考え込んだ。迫りくる一大規模攻勢(イベント)。大本営がこのところ折々で匂わせてくる例のあれを前にして、ふっつりと黙り込んだ。 時勢は既に、備えを求めている。未だ発表はされていないが、号令がかかってからでは、明らかに遅い。戦争が誰の目にも明らかになってから準備を始める軍隊など、無能以外の何ものでもない。 しかし、そもそもこの時期に、この大型艦建造を行うというのは、はたして如何なものだろうか。 ゆっくりと、息をついて、眉間を強く揉んだ。 「なあなあ、司令。ちょっとええか?」 ああ、しかし、大和型不在で臨む事こそが、慢心と称されるのではないだろうか。 建造計画書の数字は、どこを見ても素晴らしいものだ。 もちろん、見積もられたコストも、素晴らしかった。とてもではないが、気軽に承認できるものではなかった。 「司令はん? ……司令はーん?」 不要の長物といえば、そうだろう。駆逐艦たちをあくせく労働に従事させずに済むし、希望する連中に好きなだけ出撃させられる。朝のおかずが一品増えたり、潜水艦に休日だって出せるかもしれなかった。 「聞こえてないんやろうかぁ……。まあ、ええか。のんびりしよー」 要不要と、確立と、様々な事を考え合わせて、そこでようやく、貴方は彼女に意識を向ける事ができた。 彼女の方でも、それに気がついたようだ。 ――司令はん。なんやろかー? 朗らかで、いつも柔和な笑顔を絶やさない黒潮の、それは冷たい声音だった。 貴方は苦笑いをして、どうか、機嫌を治すよう頼み込むのだった。 (……陽炎? 遠征からまだ……) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/530.html
56 :名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 18 54 24 ID OtUh7vlQ 52 一等巡洋艦=重巡じゃなくて一等巡洋艦の中に重巡洋艦も含まれる、でいいのかな? という訳で重巡洋艦小ネタ 足柄「フンフンフン~♪女は色気より~♪」 涼風「足柄の奴どうしたんだ。」 五月雨「婚活少し止めるって言ってました。」 涼風「ふーん~おっ、弥生おはよー」 弥生「…おはよう、ございます…」 足柄「弥生ちゃーんお・は・よ、週末空いてる~?」 弥生「…はい…」 足柄「じゃ、いつものホテルでね。フンフンフン~♪」 涼風「おいっ!足柄!ちょっと待てよ!」 五月雨「涼風ちゃん、いきなり大きい声出したら駄目よ。」 涼風「てやんでい!足柄の奴男が出来ねぇからって女、それも駆逐艦仲間の弥生に手ぇだしやがって!」 五月雨「どうしてそう思うの?」 涼風「そりゃ、ホテルに誘ってるし…それに重巡洋艦ってその名の通り…従順で幼い子を…ああっ言わせんな恥ずかしい!(顔真っ赤)」 五月雨「それは涼風ちゃんの誤解です。私達も週末ホテルに行ってみましょう。」 #ホテルのケーキバイキングで ウェイター(バイト始めたばかりだけど土日は特に忙しいな…ってあれは) 弥生「…」(さっさっさっ…) ウェイター「あのー誠に申し訳ありませんがこのバイキングコーナーのものはこちらでお召し上がり下さい。お持ち帰りは出来ません。」 弥生「…」 ウェイター「?」 弥生「…てないんで…」 弥生「…ってなんてないんです…」 弥生「…怒ってなんてないんです…」 弥生「…怒 っ て な ん て な い ん で す…」 弥生「…怒 っ て な ん て・・・・・・」 ウェイター「(この威圧感只者じゃない、こいつカタギじゃねえぞ?!)」 ウェイター「ど、どうぞご自由に(ガクブル)」 弥生「…はい、どうぞ。」 足柄「弥生ちゃんいつもありがとね。」 涼風「そういう事か、こりゃ一本とられたな。じゃ足柄が婚活止めたのって…」 五月雨「お腹周りじゃないかと。」(もぐもぐ) その場に居合わせた不知火「…(私もこの手を使おう)」(パクパク) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/105.html
深夜の鎮守府の指令室に響くのは粘着質な水音とこぼれる熱っぽい吐息。椅子に座る提督の性器を小さな口をいっぱいに頬張り舌で転がす。 綾波型駆逐艦、漣はその頬を自身の髪と同じくピンクに染めながら一心に奉仕をする。 「んふ…」「…ッ」 喉奥を使い涙で目を潤わせながら射精を促す 「出るぞッ」 どっぷりと放たれた白濁が漣の喉を通る。提督の性器が口から離れるがまだ出し切られなかった精液がつぅっと橋を作る。 「んく…メシマズッ!」「そりゃそうだろう、つかメシマズって…」 数か月前 本土から離れたこの泊地に漣と共に着任し、最低限の資材でやりくり、資材確保に奔走しようやく出撃できたのは着任から5日後。 艦隊と呼ぶには小さいが近海の深海棲艦を初めて倒し、初のMVPを獲得したのは漣だった。 「ご主人様。MVPのご褒美ください」 と修繕を終えた彼女の要求に 「分った。ある程度のモノなら何でも言ってくれ」 と書類整理の片手間で答えた。すると彼女は私の隣に移動し 「ん?今、なんでもって言いましたよね?」 と耳元でささやかれた。私が反応するが早いか机と私の間に入り込みすとんと向かい合う形で私の膝の上に座る。 そしてぽかんとする私の唇にちゅうと唇があてがわれる。それも触れるような可愛らしいモノでなく舌を入れ歯の隙間から此方の口内を貪るような激しいモノだった。 数十秒好き勝手に動いた彼女の舌はぴちゃという水音と共にゆっくりと離れていく 「何を…」「ご主人様…」 うつむき体を震わせ抱きついてくる。思わず抱きしめると少し震えが止まりポツリポツリと語りだした 「この体で初めて出撃して、初めて敵艦を沈めてその時は嬉しかった、です。でもふと前に沈んだ時の事思い出してそれで…次沈むのは私かもって」 何時もの軽い調子でなく小さくなった彼女。 「だから、私、ご主人様に私の全部あげたくってその…」 そう言い終わる前にギュッと抱きしめる腕を強める 「大丈夫だ、私は絶対に誰も沈めたりしない」「ご主人様ぁ…」 彼女は顔を上げる。泣きそうな、しかしそれを抑え込みニィっと笑顔を作る 「女の子に此処までさせたからには答えないとな」「…ハイ」 今度はこちらからゆっくりと唇を重ねる。 まずは唇が触れるくらいに、そして舌を唇の間に滑り込ませ歯列をなぞる。そして舌同士を絡める。 「…ふあ」「ふう、次行くぞ」 コクっと頷くのを確認してセーラー服の中に手を入れる。膨らみかけの胸にある突起を爪で弾くとぴくんと体がはねる。 こんな少女を今からめちゃくちゃにするという背徳感が段々と興奮に変わっていく。 胸を弄る右手もほどほどに左手をスカートの中に突っ込む 「ひゃぁ!」「無理だと思ったらいえよ」 止まるか分らないけどと思いながらパンツの外から幼い裂け目をなぞる。すでに濡れている為ぬるっとした感触と柔らかな肉の弾力が指に絡む 「んん…」 必死に声を抑えようと手で口を押さえているのを見てなおさら声を出させたくなる。パンツをずらし直接指で陰核を刺激する。そして中指を膣内に入れていく 「ああ!」 きつく周囲の肉が指を締め付ける。ゆっくりと動かし解していく 「ご、主人、様ぁ!」 切なげな声が荒い息遣いと共に聞こえる。そして二本目の指を入れていく。くちくちゃという水音を大きくし羞恥心をあおる。 「さて…」「ご、主人様…やっち、まうのね…?」「嫌なら止めるが」「うんん、大丈夫です」 漣の愛液で濡れたズボンのチャックを開けるとギンギンに勃ち上がった陰茎が顔を出す 「グロイですね…」「お前なぁ…」 雰囲気も何もない感想にあきれつつも漣の腰を持ち上げる 「行くぞ」「お願いします」 にち…と粘着質な音と共に陰茎が飲み込まれていく。流石に慣らしたがキツくすぐには入らない。その間に再び右手で胸と左手で陰核を刺激し、啄むようにキスをする。 半分飲み込まれたくらいで緩慢な動きで腰を動かす。段々と深く飲み込まれていく陰茎に比例し柔らかく締め付けられる快感が強くなる。 そして陰茎が全てのみ込まれたところで動きを激しくしていく。 「あっ!ご主人様ッ!コレ気持ち、いい!」「ッ…漣!」 キュウと締め付けが強くなりゴプッと溜められた精液が漣の中に放たれる 「今回も~やられてしまいましたが~」 布団にくるまりニカッと笑う漣に腕枕をしながらあいている手で頭を撫でる。初夜から数か月、体を重ねるのはまだ片手で数えるほどだが段々と慣れたようで 「?どうかしましたか?ご主人様?」「ん?いや初めての時の気弱な漣ちゃんはもう見れないのかなーってな」 そう返すとむっとしたような表情になり 「女の子は弱いところは簡単には見せないんです」 と言い返してきた。もっとも彼女を悲しませるようなことはしないつもりだが 「漣」「なんですか?」「これからもよろしくな」「ハイ!」 「しかし全然育たないですねこの胸」 折角ご主人様が揉んでくれているのにと自身の胸を見て呟く 「揉んだら大きくなるってのは迷信かもな」「いやそんなことは無いですよ」「というと?」 「だって潮っぱいは私が揉んで育てたから」「やってる事エロおやじじゃねえか」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/145.html
久々の長期遠征から帰った不知火。 鎮守府の長い廊下を抜け執務室の扉をくぐるとそこは (p)http //kancolle.x0.com/image/28691.jpg な光景であった。 慣れ親しんだどことなくボロ臭い壁と床、窓にかかっていた赤いカーテンは姿を消し 壁はピンクドットな壁紙、真っ赤な絨毯にティーセット、なんか落書きのしてあるガラス窓 部屋の隅には季節にはまだ早い白いツリーが置いてあり トドメに壁には何故か『第六駆逐隊』の掛け軸がかかっている。 見慣れたものは提督と自分の机くらいだ。 まさかとは思いながら一旦外に出てみると、やはりそこは執務室に続く鎮守府の廊下である。 再び中には入りしばらく頭をひねっていると後ろから声をかけられた。 「すまない、出迎えに間に合わなかったか。おかえり不知火」 「お~、ぬいぬいおっかえりー」 「司令に鈴谷さん……これは一体何が起こったのでしょうか?」 「あーこれな……」 提督も苦笑いを浮かべている。 「うちは基本こういうのに金をつかわかったんだが予算はおりているんだ。 で、基本的に寮の改修やら間宮さんの方に金を回していたんだが こういう使い方もしていると報告しないとこの手の予算が次からおりなくなるんでな」 年末の道路工事みたいなもんだ。 とざっくりと説明されてだいたい納得する。 「それにしても少し派手すぎないでしょうか、落ち着かない気がするのですが…」 「それはコイツに文句を言ってくれ」 そう言うと提督は鈴谷を指さす。 「えー、どうせなんだから可愛くしたほうがいいじゃん」 「……鈴谷さんの趣味ですか」 ガックリと肩を落とす不知火。 ちなみに掛け軸は部屋を見た第六駆逐隊が作成して飾ってくれとねだってきたものである。 「あーなんか傷つくなーその反応。他の娘たちには結構好評なんだよ?」 「いえ、主にこの部屋を使うのは司令と不知火なのですが……」 「机は変えてないし大丈夫大丈夫、慣れるって」 得意満面な鈴谷を見た不知火はハーっとため息をつき諦める事にした。 遠征から戻ったばかりにも関わらず溜まった書類を整理し始める不知火と提督。 鈴谷は基本ブラブラしつつたまに不知火から頼まれた仕事を手伝っている。 提督にとってはかなり意外な事に、二人の仲は最近悪くはない。 鈴谷が前ほど仕事の邪魔をするでもなく、むしろ手伝っているということもあるかもしれないが あの不知火にもまったく物怖じせず接することのできる鈴谷のフランクな性格のなせる技なのかもしれない。 しばらくすると扉がノックされた。 「提督、今よろしいですか?」 「ああ、間宮さんですか。どうぞ」 返事をすると間宮がお盆を片手に入ってきた。 「あら、どうしましょう」 「??? なにか?」 「いえ、提督と不知火さんにアイスの差し入れを持ってきたんですが、鈴谷さんもいらしたんですね」 「ああ、アイスの数ですか」 「はい」 「なら二人にあげてください、こっちはお茶でも飲みますから」 「そうですか? ではお二人ともどうぞ」 そう言って不知火と鈴谷に間宮アイスを渡すと間宮は一礼をして部屋から出ていった。 「提督あざーっす」 「申し訳ありません、不知火たちだけいただくなどと」 「ねーねー提督」 「ん?」 「どうせだからさぁ、あーんするから食べさせて。そしたらお返しに食べさせてあげるから♪」 またアホなことを言い出し始めたよコイツは…… と思っているとまるで加賀張りに「ここは譲れません」とばかりに不知火が接近してくる。 「鈴谷さん、いくらなんでも司令に対して無礼ではないでしょうか?」 「いや、別に食べさせるくらい構わんのだが……」 「構わないってさー、ぬいぬい? あっ、そうか。ぬいぬいも食べさせてもらいたいんでしょ~?」 「ッ……!!!!!」 とたんに顔を真っ赤にする不知火。 なんだか不知火も随分わかりやすくなった気がするな、などと提督が思っている間に勝手に事態は進行している。 「で、では、その……じゃんけんで勝った方がということで……」 「あっれ~、いいのかな? こないだの夜戦は鈴谷の勝ちだったのに」 「今度は負けません」 真剣な顔をして一体何やってるんだろうこいつらは……呆れながらも口を出すのは憚られるので静観する提督。 「「じゃーんけーん」」 「「ぽん!!」」 「う……嘘……負けた?」 「フッ……」 今回は不知火の勝ちのようだ。 「で……では司令。そ、その……お願いしてもよろしいでしょうか」 「はいはい」 そう言いながら不知火のアイスをスプーンですくい、彼女の口元に持っていく 「ほら、あーん」 「あ、あーん」 アイスを口にいれた不知火、なんだか顔がにやけるのを必死に押さえつけているような妙な顔になっている。 しかしなんというか他人の前だというのにこんなことをする不知火など 少し前までは全く想像もできなかった。 まぁ近くにいるのが鈴谷だからかもしれないが。 話を聞いていても自分の事についてはあけすけに喋るが『不知火がどうしたこうした』という噂は全く聞こえてこないあたり わりとそのあたりのTPOは弁えているのかもしれない。 「で、では司令、どうぞ」 自分が口をつけたスプーンにアイスをすくい提督の口元に持ってくる不知火。 必死にポーカーフェイスを装っているが顔は真っ赤で口元がヒクヒクと引きつっている。 「ああ、ありがとう。で、あーんは?」 「あ、あ……あーん」 「あーん」 パクっとスプーンを咥え、アイスを食べる。 美味である、さすがは間宮さん特製のアイス。ファンが多いのも頷ける。 よくよく考えればこれ以上ないほどこっ恥ずかしい どころか不知火に至っては鈴谷以外に見られたら自決するんじゃないかというやりとりをしながら アイスを消費していく。 一方鈴谷は「ブーブー」とブーイングをしながら自分のアイスを頬張っていた。 次の話