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68 :づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆:2015/10/25(日) 22 16 06 ID 1EsRa5KA 提督×瑞鳳投稿します 69 :づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22 16 57 ID 1EsRa5KA 司令官室。 瑞鳳は煎餅布団の上に正座して司令官を待ち構える。 「質素な煎餅布団しか用意できなくてごめんな」 「ううん。瑞鳳はすっごい嬉しいよ」 瑞鳳とケッコンカッコカリした司令官のケッコン初夜。 あくまでも『(仮)』である事から本当の婚姻ではない。 しかし人間と艦娘の絆を結んだ証明ではある。 その点で司令官と瑞鳳はお互いに想いあっていた……だがしかし。 「ねえ司令。吹雪ちゃんから聞いたけど童貞なの?」 思わず司令は吹き出す。 吹雪は司令にとっての『初期艦』であり、瑞鳳も親しくしている駆逐艦なのだが……。 「吹雪め……勝手な事を言いおって」 この鎮守府の吹雪は司令官に対しては結構辛辣なのである。それはともかく。 「で? どうなの?」 「……女性経験は、ない」 70 :づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22 17 42 ID 1EsRa5KA 事実である。 司令官はいい年だが女性経験は一切ない。 だから童貞なのである。吹雪にそれを指摘される道理はないが。 「ふぅん……へぇ……」 瑞鳳は改めて司令官を値踏みするように見る。 海軍軍人らしい鍛えられたたくましい肉体。 だが女性経験はない。つまり童貞。 「……じゃあ例えば瑞鳳とセックスする気も……」 「ない」 即答だった。 「いや……別に瑞鳳が魅力的じゃないと言ってるわけじゃないんだ。ただ人間と艦娘が結ばれてどうなるか保証はない。人間と艦娘のハーフがどのような子に育つかもわからないし、それに妊娠したまま戦場に出れば母体も子供も危険だ……」 「妊娠して沈んだら子供ごと深海棲艦化しちゃうかもしれないしね」 「そこまでは考えていないが……有りえる話だな」 艦娘はまだ生まれて間もない。 裏ではどのような事が行なわれてるか司令官は分からないが人間と艦娘のハーフがどうなるかテストケースが少なすぎるのも事実だ。 瑞鳳を大事に思ってるからこそなのだろう。 「……三日月ちゃんや瑞鶴さんが言った通りか」 「あいつらが何か言ったと?」 「ううん。なんでもない」 瑞鳳は誤魔化したが、三日月や瑞鶴から「司令官(司令っち)はヘタレだから押し倒さないといけない」と念を押されていたのだ。 だが瑞鳳は諦めてなどいなかった。こういう男だから愛したのだろうから。 しかし理屈は分かるが、ケッコンしたのにもかかわらず抱かれないのは良くない。 瑞鳳は一つの賭けに出る気でこの場に居る。 「ねえ司令。あたしがどんなことやっても愛してくれる?」 「場合にもよる。深海棲艦化して民間人を襲うなら……」 「他の人間も艦娘も関係なくて、ただ司令とあたしの間だけの話。例えば九九艦爆を放ったりしたとか」 「瑞鶴や葛城にはしょっちゅう撃ちこまれてるな。慣れてるさ」 「瑞鶴さんや葛城ちゃんの話じゃなくて……まぁいいや」 瑞鳳は意を決したように机の上に置かれているものに目をやる。 夜食兼晩酌用に作った卵焼きと日本酒だ。 「じゃあ司令。卵焼き、食べる?」 「ああ、いただこう。瑞鳳の玉子焼きを肴に酒を頂くのが最近の楽しみだからな」 「ありがとう」 瑞鳳も最初から卵焼きを作れたわけではない。 司令のために鳳翔にならって頑張って来たのだ。 しかし瑞鳳はその信頼を裏切りかねない賭けに出る。 瑞鳳は司令に隠れて粉薬を取り出す。 「(大鯨ちゃんからもらったこのドイツ製試験薬で……)」 龍鳳がUボートからもらったドイツの試験薬。 それを瑞鳳は受け取っている。 これは一言にするなら『艦娘LOVE』に誘う媚薬だ。 『瑞鳳ちゃん。司令みたいな人はいくら誘っても我慢するから、こういうものを使って愛してあげるといいですよ』 空母になってやたら自信を得たのか、従姉妹とも呼べる龍鳳はどこかやり手だ。 しかし瑞鳳も有難くそれを受け取る。 「(今こそこれを使うね)」 サーッ! 念には念を入れて卵焼きにも試験薬を混ぜているのだが、更にお酒にも混ぜる。 「はい、どうぞ。司令」 「うむ、いただこう」 司令は瑞鳳が変な媚薬を混入した事を知る由もなく、いつものようにいただく。 「やっぱり瑞鳳の玉子焼きは美味いな」 「そう?」 「瑞鳳は魅力的な艦娘だからな」 「いつも言ってくれてるけどすごくうれしい」 「……瑞鳳。ここまで魅力的だった……か?」 司令は頭の中がピンク色のもやにかかったかのように顔を紅潮させる。 実際、瑞鳳を美少女だと思っているし、そういって無自覚に口説いた事もある。 だが司令はドイツ性の媚薬を接種した事で…… 『艦娘LOVE』の状態になっていたのだ! 「ごめん。大鯨ちゃんから人間を『艦娘LOVE』にする薬をもらって、それを混ぜちゃった」 「あ、ああ……だからなのか」 「瑞鳳のこと嫌いになった?」 「なれるわけないだろ……っ」 あくまで瑞鳳と司令官の間だけのだまし討ちだ。別に他の誰かに迷惑をかけてるわけでもない。 良心が苛む事などないから『艦娘LOVE』のまま瑞鳳を見つめる。 「ずいほう……」 兵器なのに見た目麗しい瑞鳳。 甲斐甲斐しい瑞鳳。 その綺麗なブロンド色の髪、娘の匂い、ぷっくらした唇。 「ちょっと恥ずかしいけど、卵焼きのちょっとエッチな食べ方すりゅ?」 「エッチな食べ方?」 「ちょっと口を開けて?」 艦娘への愛情から判断力を失っていた司令は、言われるがまま口を開ける。 すると瑞鳳は卵焼きを自らの口に含んだ。 司令はその時は代わりに瑞鳳が卵焼きを食べるのかと思ったのだが……。 「んー」 瑞鳳は口移しで卵焼きを司令官に食べさせられた。 「んっ!?」 瑞鳳は更に舌を絡めて来て司令が口を閉じるのを防ぐ。 だが元から瑞鳳への愛情を抱いていた司令が、媚薬の効果で更に瑞鳳への愛しさを強めていたため自ら率先して瑞鳳と舌を絡める。 いつもよりも甘い甘い卵焼きだ。 「ふぁあああああん。あはぁ……」 様子がおかしいのが瑞鳳。 口移しで卵焼きを食べさせた後、発情したかのように顔を真っ赤に紅潮させて喘ぐ。 龍鳳のもたらした媚薬の効果だろうか。 否。 ここで設定解説をしよう。 艦娘は人間に反抗しないように『人間LOVE』を植え付けられている。 瑞鳳は比較的その調整が薄れているが、しかしいざという時に備えた機能がある。 それこそ司令も知らない艦娘の恐るべき真実。 「しれぇのキス……おいしぃ……」 艦娘は人間の唾液を接種する事で発情するのだ! 今の瑞鳳は元から司令を慕っていた愛情を更に唾液効果で強められ、完全に発情してしまっている! 「海戦中じゃないしぃ、なんか服とか熱いぃ……ていうか、邪魔!」 呆けた顔で瑞鳳は乱暴に服を脱ぎ棄てて生まれたままの姿……というのもおかしいかもしれないが、とにかく瑞鳳は全裸になる。 「今なら格納庫……いっぱいまさぐってもいいよぉ」 「俺はそんなつもりじゃ……」 「いいからぁ」 呆けて痴態を晒す二人の人間と艦娘。 瑞鳳は司令をそのまま煎餅布団に押し倒す。 「司令は瑞鳳の何が欲しい?」 「……おっぱい」 司令は理性が飛んだ状態で言い出す。 「瑞鳳におっぱいないよ?」 「ある……すってもいいか?」 「うん、好きにしていいよ?」 司令は言われるがまま瑞鳳の乳首に吸いつく。 甲板胸と煽られても仕方のない。 瑞鳳の胸は平坦だった。しかし司令は必至で吸い付く。 「んっ。あはっ……司令ったら赤ちゃんみたいでかわいいなぁ……うふっ」 瑞鳳は司令の頭を優しくなでる。 「よしよし。司令かわいいなぁ」 これが正常な司令ならばどう考えていたかもわからない。 だが媚薬によって『艦娘LOVE』になっていた司令は、自らの瑞鳳への愛情欲求に素直になっていた。 「瑞鳳は……魅力的だ」 乳首を舌で舐め、転がし、優しく噛む。 小さい胸が瑞鳳へ性的快楽を強める。 「んっ! もっと優しく噛ん……うん。いいよ、司令だいすき……」 「瑞鳳の乳はおいしいな……」 「もう母乳なんか出ないよぉ……でも母乳出す方法ありゅかもしんない……」 「それは……」 「瑞鳳がぁ。しれぇの童貞を美味しく食べてぇ。人間と空母の卵を作ればぁ。母乳が出るかもぉ」 卵焼きを作るのではない。 卵を作るのだ。 本当に空母と人間で卵を作れるのかはわからない。 しかし今の瑞鳳は産卵する気満々である。 瑞鳳は司令のズボンを引っぺがす。 「えへへ……しれぇのおちんちん、駆逐艦の単装砲みたぁい」 媚薬効果もあってか司令の単装砲は空高くそそりあがっていた。 瑞鳳は単装砲に愛おしく頬ずりする。 「司令の単装砲ちゃんカワイイなぁ」 「うっ……瑞鳳……っ」 「司令も可愛いなぁ……瑞鳳の事、そんなに気持ちよくなってくれてるんだ。えへへぇ」 瑞鳳は単装砲をさすり、こすり、そして舌でなめる。 「うおっ!」 「司令の単装砲、食べりゅぅうううううう!」 瑞鳳は単装砲をそのまま口に咥えこむ! 童貞の司令にとっては未知の快楽が愛しい瑞鳳によって与えられ、悶絶する。 「んああああ瑞鳳……」 「もぐ……んっふっ。ちゅっ……」 瑞鳳は単装砲を美味しそうにしゃぶる。 テクニックがあるわけではない純粋なフェラチオ。 だが愛しい瑞鳳が自分のモノを美味しそうに咥えている事実が司令の艦娘への愛情を加速させる。 「瑞鳳……もうだめだ……射精るっ」 「だーめ!」 最後の一押しで口内射精しそうになった所で瑞鳳は単装砲を離す。 瑞鳳の唾液が司令の単装砲と淫らな橋を作るのを瑞鳳は未練たらしく見るが、ここが本番ではない。 司令は瑞鳳が口内に射精されるのを嫌がってたと思ったが違う。 「瑞鳳ね。司令の童貞をここでたべたいなー」 瑞鳳はくぱぁと自分の秘所を広げる。 瑞鳳の綺麗な髪の色と同じ毛がある。 だが司令はそれでも綺麗だと思う。 思うが最後の理性が押しとどめる。 「だ……めだ……」 「えぇ。瑞鳳のこと嫌い?」 司令は必死で泣きそうになりながらも首を横に振る。 艦娘への、瑞鳳への愛情を強化されつつも耐える。 「瑞鳳の事は……愛している。だが……人間と艦娘の子供がどうなるか……分からない」 78 :づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22 32 02 ID 1EsRa5KA 司令は最後の理性で瑞鳳を妊娠させることを拒んでいた。 瑞鳳を大事に思っているからこそ愛情ではその理性は壊せない。 だが瑞鳳はもはや我慢出来なかった。 司令の単装砲を自分の秘所まで向ける。 「でも瑞鳳、司令の童貞……食べりゅううううううっ!!!!!!」 そして腰を下ろして自分の秘所で司令の一物を咥えこむ……童貞を食べる! 「うおおおおおああああああっ!」 「アウトっ! アウトレンジッ! アウトレンジ決めましゅっ!」 「瑞鳳! 瑞鳳! 瑞鳳!」 「しれぇのどーてー食べちゃった! 瑞鳳のアウトレンジで食べちゃった! しれぇカワイイな! しれぇだいしゅきぃ」 「俺も好きだ! でも……瑞鳳をママにするわけにはいかないんだ!」 腰を必死で振る瑞鳳からの快楽と愛情を受けつつも司令は必至で耐える。 もう自分でも何故、瑞鳳に中出ししてはいけないのかわかっていない。 だが彼なりに瑞鳳をママにしてはいけないと考えている……何故? どうして? それも分からない。だが司令は瑞鳳を愛し、瑞鳳は司令を愛している。愛し合っているのに、こんなに気持ちいいのに分かりあえないのか。 「でも司令なんかかわいそう……アウトレンジしてるのに、アウトレンジしてるのに……瑞鳳のこと嫌い?」 「大好きだ!」 「瑞鳳もしれぇのことだいしゅきぃいいいいい!」 瑞鳳はなおも腰を振る。 だが司令はわけもわからず耐える。瑞鳳を護るため。 しかし快楽を通り越して激痛を耐えているようなものだ。 「瑞鳳がママになっちゃダメ?」 「だから……だから俺は瑞鳳を護る!」 「うれしぃ! ありがとぉ!」 会話は成立していないが、しかしお互いを想いあってるのは変わらない。 司令が無意識で瑞鳳を妊娠させない事を気遣っているように、瑞鳳は射精に耐える司令を救おうとしていた。 「司令と瑞鳳で人間と空母の卵つくりゅうううううううう!!!」 「瑞鳳ぉおおおおおお!」 瑞鳳は騎乗位のまま腰を振り、舌を絡めたキスをする。 そして耐える司令に対し、瑞鳳は最後の一押しをした。 「しれぇ! パパになっちゃえー!」 そして最後の一突き。アウトレンジ。 瑞鳳を妊娠させてはならないという理性で耐えていた司令だが、自分自身がパパになってしまう。 瑞鳳と自分の子供のパパになる。その瑞鳳の玉子焼き以上の甘い響きが司令の最後の一線を越えた。 「ずいほぉおおおおおおおおおお!!!!!」 今まで我慢してきたものが全て射精された。 瑞鳳への愛しさと快楽を込めたその全てを叩きつける。 「ひゃあああああああああっ! しれぇのがぁ。瑞鳳の膣内にいっぱぁいきてりゅ! アウトレンジぃ! アウトレンジしゅりゅうううううう!!!!!!」 出しても出しても止まらない。 瑞鳳は司令にキスをして更に高める。 「まだ出てりゅ! 出てりゅ! しれぇがパパになっちゃうぅうううううううう!!!」 「づほぉおおおおお! づほぉおおおおお!」 文字通りアウトレンジとしか言いようがない量が出る。 全てを射精し終えるまで永劫のような時が流れる。 「はぁ……はぁ……」 一度の大量射精で赤疲労になる司令。 瑞鳳は彼のたくましい胸板を舐めながら愛おしく語る。 「パパになっちゃいますね……あなた」 瑞鳳の『あなた』『パパ』呼ばわりを聞いて、司令の中で何かが切れた。 騎乗位になってた瑞鳳を逆に押し返す。 「あんっ! あなた!?」 「たまご! たまご作るぞずいほう!」 「うんっ! うんっ! やせんでぇ! にんげんとぉ! くうぼのぉ! たまごつくりゅうううううううう!」 その後滅茶苦茶夜戦した。 翌日。 「……ごめんなさい」 理性を取り戻した司令と瑞鳳は向かい合い、煎餅布団の上で瑞鳳は頭を下げる。 「さつき1号……いや『ろー』だったか? ドイツからの物資にあったな。アレを混ぜたんだろう?」 薬の効果が少し残りつつも、まだ理性的な事を考えられるようになった提督が指摘する。 「……はい」 「多分入れ過ぎだ。それに明石が量産しようとしているらしいが、次入れる時は量に気を付けろ?」 「怒らないの?」 「あの薬は人間に『艦娘LOVE』にするための、それこそ媚薬だろう。君たち艦娘はキスだけで興奮するのに人間はそうならないのは、アンフェアじゃない」 艦娘は人間を愛するように出来ている。 だがそれはあくまで一方的だと司令は思う。 人間も艦娘を愛さねば意味はない。 それに司令が瑞鳳を女として愛しているのも真実なのだ。 「むしろ謝らねばならないのは俺の方だろう」 司令は瑞鳳に向けて土下座する。 「ちょっ、なんで司令が謝るの? え?」 「艦娘と人間のハーフはどうなるか分からない。だから君に中出ししたくはなかったんだが……」 「もー。司令のこと大好きだけど、そういう所ヘタレだと思うな」 瑞鳳はそう言いながら司令に軽いキスをする。 「瑞鳳はちゃんと司令の卵を産むし、それまでには静かな海を子供に見せてあげるから……ね?」 「そうだな。いつか静かな海で、だ」 やる事は決まっている。いつか静かな海で。 「俺は誓うよ。ちゃんと瑞鳳を最後まで愛する。絶対沈めない。もし沈んでもちゃんと迎えに行く」 「ジュウコンカッコカリすりゅ?」 「俺はしない」 「……そういう所、瑞鳳があなたの事大好きな理由なんだよ。ちゃんと元気な卵、産むからね」 媚薬を使ってはいるが元々二人は愛し合っていた。 カッコカリであろうが結婚である事は何も変わらない。 「なァ瑞鳳」 「なあにあなた」 「空母って産卵するのか?」 「さあ……でもどっちにしてもちゃんと元気な赤ちゃん産むからね!」 「……ああ。君の子供のパパになるからな」 ~了~ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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428 名前:2-683[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 07 12 ID zciMEekA 「のわきー! しょるいおわったから遊んでくるね!」 流石です司令。 身の丈に合っていない椅子から飛び降りるように立ち上がった司令は、年相応に駆けて執務室を出て行った。 目で追ったあの背丈も背中も肩幅も、この鎮守府のどの駆逐艦にも及ばない小さな体躯であるのに、 働きぶりは立派なものだとつくづく舌を巻く。 と言っても流石に執務を全てあの司令が一人で背負っているわけではないのだけれど、 それでも肉体年齢としてはまだ未熟というハンデがあるために、あの司令を見くびる艦は一隻とて存在していない。 物思いに耽るのも程々に、一先ずは自身に残る責務を果たすためペンを握り直した。 あの司令の父は昔からの持病を理由に椅子を子息に譲って早くに退役したが、 書類上ではそのようなことにはなっていない。 つまり、上層部には報告せずこのような環境になった。 ただし完全に隠居に入ったわけではなく、治療の傍らに裏から子息を補佐することもあるらしい。 全ての艦を一堂に会して退役を知らせた、 皺が出来始めた顔で申し訳なさそうな念を漂わせたあのときの様子は今でも憶えている。 うまく鎮守府を動かしてきた人ゆえに残念であったが、同時に初めて失望も覚えた。 命のやり取りがついて回る軍に子供を置くなんて、と誰もが考えただろう。 "前"のときも、そして今もこのような事例は聞いたことがない。 だがその失望に包まれたのも僅かな間だけだった。 「……ん? 司令、野分に何かお求めですか?」 庁舎の壁に向かって野球ボールを投げている司令をベンチから遠目で眺めていると、 不意に司令はそれを中断してこちらに駆け寄ってきた。 私の名前の由来には及ばない程度の風が司令の軍帽を吹き飛ばそうとし、 司令はその軍帽をグローブを持っていない方の利き手で抑えている。 「遊んでたらおなか空いたよう」 「ではおやつにしましょう。今日は何がいいですか?」 「のわきの作るものならなんでもいい!」 幼くして感情のままに他者を喜ばせるとは、流石です司令。 その無垢で快活な笑顔を見せられてしまうと、戦いのことなど忘れてお菓子作りに耽ってしまうではないですか。 「おんぶー」 背中を向けて屈んであげると、司令は迷いなく私に乗艦した。 難なく立ち上がる。私が艦である以上、人の子一人乗せるなど何の苦もない。 ないのですが。 「重くなりましたねえ司令」 「えー? メタボリック、シンドローム、なのかなあ?」 「そういう意味ではないですよ」 そんな言葉まで知っているとは流石です。 司令の体調管理は司令のお父上やこの鎮守府の艦が気遣っていますから、司令が言っているようなことはありません。 人の子の成長は早いことを実感しながら私は庁舎へ戻った。 「司令、"野分"の言葉の意味ってご存知ですか?」 「ううん、知らない。どういういみなの?」 「お父上に聞いてみるといいですよ」 この司令は、何事も吸収が早かった。 人の子とは総じて頭が柔らかいらしく、 退役を宣言してからも指導のために残った父を迅速に病魔の撃沈へ専念させた。 執務も艦隊指揮もまともにできるようになってしまった司令を、そうさせた父を、誰が軽蔑し続けようか。 それでもそれは与えられた知識の範囲内での話で、逆に知っている必要のない古い言葉は知らないようだ。 この司令はあくまでも、この鎮守府をあたかも父が運営しているように周囲に誤解させるために仕立てられたのだ。 大人の勝手な都合で島流しの憂き目にあった司令は、やはりまだ子供なのだ。 自分勝手だとは思うがそれでも。 子息を成熟していないうちから利用してしまう事になってしまうが危険に晒されないよう努める、と、 赤の他人が後続の司令になって今まで守ってきた伝統やら采配やらを失うよりはいい、と。 諦めの感情から垣間見せる責任感を伴う顔で説得されてしまって私は折れたのだ。 この鎮守府の伝統や采配その他諸々は気に入っていたため、あの元司令を認めてしまった。 仕方ないですねえ。と。 「のわきのホットケーキおいしい~」 「……ありがとうございます」 これでよかったのか否かと私が自問自答に駆られていることなど露知らず、 口の周りがシロップで汚れることも気にせず顔を綻ばせる司令を見ると、私の悩みも幾分か薄れてしまう。 この司令が嫌がっていないのだから、私たちがすべきことはこの司令を守るだけだな、と、 思考停止のようでありながらすとんと私の腹に落ち着いてしまったのだから申し分ない。 すかさずちり紙で司令の口元を拭うのも秘書である私の責務だ。 「のわきはにゅうきょしてね」 普段よりほんの少しだけ引き締まった、恐らく引き締まっている顔の司令を、艦隊皆の艦が一斉に見下ろしている。 最早慣れたものですが、世間一般的には異様な光景に写ることでしょう。 「おおがたかんのみんなは多少のひだんはガマンできるけど、こがたかんはそういうわけにもいかないから。 もう少しきかんを守れるようにがんばってほしい」 私の随伴艦を務めた大型艦一同は静かに頷いた。 "前"のときの戦法ではむしろ逆ではあるのですが、 過去に囚われすぎるのはよくないという元司令の言い分に皆納得しているために誰も何も言わない。 口だけでなく実際にこの戦法で充分な戦果を挙げているのだから、元司令の功績と影響力はただならぬものだ。 そうして元司令の戦法をそのまま受け継ぐこの司令もまた、皆から信頼されている。 「のわきももう少しかいひできるようになろうね」 「はい、精進致します……」 この鎮守府にいるほとんどの艦はこの司令の父がまだ帽子を被っていた頃から訓練を重ねている。 かくいう私もその多くのうちの一隻で、練度もそれなりに良いものであると自負していたが、買い被りだった。 司令から率直にこう指摘されてしまってはまだまだだ。 己の顔の筋肉が今どうなっているかも自覚する余裕もないままに、司令は解散命令を出した。 今日の出撃はこれにて終わった。 私の場合は入渠してから司令の執務を手伝い、艤装の点検などを経て眠りにつく。 艦隊の皆がこの執務室から立ち去り、さて私もドックへ赴こうと踵を返した直後。 「のわき。少し話があるから。ごめんね」 いえいえ。 司令のお話とあらば水底に沈もうが受け入れるために這い上がって参る所存です。 私のことは気にせずなんなりとどうぞ。 司令は机の椅子にも座ろうとせず、その場に佇んで口を開いた。 この執務室が、今はやけに広々と感じる。 見た目以上に人口密度が低く感じ、司令との遠近感がいささか過剰なまでに大きい感覚を覚えるのは何故だろうか。 年相応な普段の活発さが鳴りを潜めたような、はたまた借りてきた猫のような、 そんな諺を思い起こさせる程に軍帽の唾に目を伏せて鎮守府に取り残されたように佇む司令が原因だろうか。 「のわき。ぼくのやっていることは正しいのかな? みんな、ぼくをわるく思っていないかな?」 いきなり何を言い出すんですか、司令は。 司令が執り行う采配は、司令のお父上から見事に受け継いだ立派なものではないですか。 あの元司令も、今の司令にも、誰も歯向かう輩はいません。 日頃から"流石です"などと口癖とも疑うほど司令を褒め称える私ですけど、 それは別に司令をおだてて言っているわけではないのです。 心から出た感想を飾らずそのまま述べているだけなのです。 「逆に聞きますが司令。司令はこんなことをさせるあなたのお父上を恨んでいますか?」 「ううん。お父さんは体が弱いし、ここのみんなも大事だから。どうして?」 この司令がこうして重い責務をしっかりと認識した上で背負っているのもまた、 年相応な感情から来る動機が原動力なのだろう。 駆逐艦である私でさえ見下ろす小さな体躯の少年に心配をかけてしまうなど、私たちは、あの元司令は、情けない。 しかし、元司令や司令の采配があって私たちはやっと敵に立ち向かえるのだ。 逆に司令の運命を捻じ曲げたであろう元司令や私たちを恨んでいないか心配だったが、杞憂のものだったようだ。 私は安堵し、次いで司令も安堵させるために、司令の低い目線と自身の目線を合わせるために私は屈む。 さっきまでの艦隊の皆を叱っていた司令の顔はどこへ行ったんでしょうね? 「私たちはあなたのお父上を慕っていましたし、そのご子息である司令もまた慕っています。何も心配はいりません。 恥ずかしいのか誰も口には出しませんが、今の司令がいるこの鎮守府で生かされて、皆幸せに思っていますよ」 「ほんと?」 …………。 「のわき?」 「はっ……。本当ですよ。ええ、本当です」 司令。 即答できなかった野分をお許し下さい。 司令の疑問への返答は一寸の偽りもないのですが、違うのです。 恥ずかしながら野分は不安げな顔でこちらを見上げる司令に見蕩れてしまいました。 司令は大真面目に私たちのことを考えてくれているのに真面目にならず変なことにうつつを抜かす私をお許し下さい。 それでも司令の精神状態の荒波を無くすためと我に返れば、 時間をかけずに索敵するよりも素早く言葉を組み立てることができるのです。 「司令のような子に戦争へ協力して貰わなければならない点は私たちが間違っているでしょう。 ですが、司令が私たちにしていることに何一つとして間違いはありません」 「むっ、司令官をコドモ扱いするならけんぺいさんにおせっきょうしてもらうよ!」 「失礼しました。司令はおしゃまさんですよ」 「それ使い方違うー! 司令官をバカにするのわきなんかドックでしずんじゃえ!」 「はい。司令は大丈夫ですか? 一人で寝られますか?」 「だからコドモ扱いしないでよ!」 自身が手傷を負っていることも忘れて執務室を出た。 自身の扱いがおざなりになるくらい、司令との掛け合いを楽しく、幸せに感じてしまう。 しかし司令のいる空間とは隔絶された廊下に出た途端、溜まっていたであろう疲労が一挙に押し寄せた。 私は扉越しで司令に気づかれることのないように小さく嘆息し、遠い遠いドックを目指した。 433 名前:2-683 山城[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 10 46 ID zciMEekA 次 「ううっ……、ふこうだわ……」 今自分の目の前で跪いてしまっているこの小さな少女は、戦艦(仮)山城だ。 あるいは戦艦(予定)山城と称しようか。 此奴も艦娘の一隻なのだが、此奴は他の艦とは事情が異なる。 山城の微かな悲鳴で振り返ってみれば、鼻緒が寸断された高下駄が一つ山城の足から別離を遂げてしまっていた。 鼻緒が切れる程山城は建造されてからこの下駄に波瀾万丈な歴史を刻んで来た訳でもなく、 ましてや山城は物を粗雑に扱うような子でもない。 だから自分は今日も唯々この山城を哀れむだけなのだが、自分はそれよりも山城の言葉が気に障った。 「こら。どこでそんな言葉を覚えてきたんだ。全く」 「だってふこうなんだもの……」 自分は屈んで山城を咎めたが、山城は訂正しなかった。 目線を合わせようとしても、幼い為か山城は気付いてはくれず地に視線を落とすばかり。 "不幸"等と言う言葉を教えたのは一体どこのどいつだ? 全くけしからん。 でも山城は常に自分の目の届くところに置いているし。 彼奴でもない此奴でもないと艦の写真付き名簿がモンタージュのように頭の中で次々と切り替わり、 結局絞られた心当たりは名簿ではなく自分の書斎となった。 ……幼くして文学に関心を寄せるのはいいが、短所もある事に気付かされた。 然し時既に遅し。 「嗚呼もういじけない。明石に下駄を直して貰うぞ。ほら」 「……ん」 体を回転させて背中を向けてやると、軽い重みがのし掛かった。 両腕で臀部を支え、転がっている高下駄を拾い上げ、自分らは明石の元へ向かった。 これまた山城に言わせると"不幸"な事に、生憎鼻緒の在庫が切れてしまっているらしい。 鼻緒が切れ在庫も切れ、次は自分の靴紐も切れるのかもしれないなと皮肉った。 勿論心の中でだ。山城の前で明るくない話は避けたい。 暇でもない明石に履物屋へ遣いに行かせるような図太い神経を持ち合わせていない自分は己の足で向かうことにした。 何も非はない明石に申し訳なさそうに在庫切れを告げられて更に落ち込んだ山城を何とかすべく、 自分は肩車で誤魔化す処置を取り、頭上の山城に声をかける。 「どうだ山城。いい眺めだろう」 「うん……!」 肩車とは体重の軽い幼子の特権である。 自分も含め平和な幼少期を謳歌してきた者なら、 今山城が味わっている気分を誰もが共感し懐かしむことができるだろう。 例に漏れずこの山城も戦から隔絶される生活をさせている為、感性はまだまだ健全であったようだ。 自分は安堵した。 行き倒れた幼子のような雰囲気を醸し出し、 あまつさえ突如として"不幸"なる単語を使い出した数十分前は膨大な不安に押し潰されそうになったものだが、 非常に手短な感想を述べる山城の声色には元気が戻ってきていた。 先程の似合わぬ面影がころりと消え失せ、年相応に喜ぶ山城の軽い重みを両肩で感じながら歩みを進める。 机に向かっている時間が多いのと運動が好きではない山城に合わせた行動サイクル故、 こうして散歩がてら出歩くのも貴重な運動だ。 流石に履物屋からも鼻緒を取り上げる程神は鬼ではなかったようだ。 神はあくまでも神である事を信じよう。 山城が気に入った柄の物を幾つか購入できたので、帰路に着く。 交通量が少ない故に舗装されていない田舎道をやはり肩に山城を乗せて歩いてゆく。 遠くが霞んで見えない都会の景色とは全く異なるので、排気ガスの臭いがない。 そしてあの履物屋も海から離れている場所ではないので、慣れた潮風が心地良い。 ……心地良い。少し風が強くなってきたが。 然し私の軍帽は山城が抑えている為に吹き飛ばされる事はない。 はっはっは神め潮風め。海軍の人間をこの程度の風で吹き飛ばす等甘いぞ甘 「いたぁい!」 どうした山城!! 自分は肩車する山城の両脇を両手で抱き、至極慎重に着陸させる。 高下駄のない方の足袋が汚れてしまったが、そこまで意識は回らなかった。 すまん。帰ったら洗濯してやるから、我慢してくれ。 山城は眉を顰めて目を強く瞑っていた。 「目に……すなが……ぐすっ……」 おお神よ。やはり貴方は実は鬼ではないのでしょうか。 舗装されていない田舎道も良い事ばかりではないようだが、それにしてもこれはあんまりだ。 いたいけもないこの少女が一体この地に何をしたと言うのですか。 この少女に涙を浮かべさせる権利が貴方にあると言うのですか。 せめてやるならこのわたくしめを選んで欲しかったです。 待て。山城を肩車した状態で自分の目が潰されてしまっては山城が危険だ。 どちらにせよ神は外道だ。畜生だ。超弩級の畜生だ。超弩級戦艦扶桑も真っ青だ。 「こら擦らない。目パチパチしてみなさい」 神へ反逆する呪詛を頭の中で並べ立てている場合ではなかった。 当然の道理だが山城は瞑った両目のうちの片方を手で擦ろうとしたので、自分はその片手を押さえる。 すまん山城。だがこれもお前を思っての事なんだ。 恨むなら私でなく神を恨んでくれ。 怒りの矛先が私に向けられれば私は死んでしまう。 「……~~!」 山城は瞼を痙攣させながらも、必死に、懸命に、健気に瞬きを行ってくれた。 然し成果は振るわないらしく、幾度も繰り返そうが改善しなかった。 勿論自分は成す術もない。 「……おんぶにするか」 非常に不本意だが諦めの選択を選んだ私は背中を向けて屈んだ。 すると、縋り付くようにやや強めに衝撃が背中を走った。 山城が私の背中にしがみついた事を確認し、自分は打って変わって落ち込んだ調子で歩き出す。 山城は私の背中に横顔を当てている。 未だに瞬きを繰り返しているのだろうか。心配で心配で胸が張り裂けそうだ。 臀部を支える両腕も不調になったようで山城が若干重く感じる。 「すん……、やっぱりふこうだわ……」 「ほらもうそれは言わない」 購入した鼻緒を明石の元へ納品してきた。 何事もなく無事に帰宅――家ではないが――できると言う 自分の期待をあっさり裏切った神への呪詛を頭の中で書き連ねる執務も忘れ、 夕暮れの茜色に染まる執務室の扉を開けた。 いつの間にやら静まり返っていた背中の山城へ声をかける。 「着いたぞ山城」 「…………」 「山城?」 どうした事か返事がない。 もしやと推測し来客用のソファに山城を静かに降ろして顔を確認すると、 山城の瞼は先程とは打って変わって安らかに下ろされていた。 眉を顰めている様子はない。目に入った砂は落ちたのだろうか。 「すー……すー……」 「……やれやれ」 自分は山城が目を覚まさぬよう割れ物を扱う手付きで横にさせ、土で汚れた足袋を静かに傷のない足から抜き取った。 それから眠る山城の横に腰を沈め文庫本を開いた。 まだ夜が来てもいないのにこうして本を開ける程度の執務量だから、山城の世話ができる。 この山城が生まれたのが敵の少ない海域沿岸に建つこの鎮守府でよかった。 その点は不幸でなく間違いなく幸運だった。 そもそも当初は工廠の妖精に戦艦山城を建造するよう命令したのだが、 誕生した姿はこのように特殊なものとなってしまった。 妖精が言うには設計図を元に建造したのに、何らかのミスなのかこのような結果になってしまったとの事。 建造したはいいがどうやらこの山城に戦闘能力は備わっていないらしく、重さで艤装もまともに持てないらしい。 原因を究明し、通常仕様の戦艦山城に改造したいのでその目処が立つまで待って欲しいとお願いされ、 その所為で止む無く私が世話を焼いている訳だ。 然し嫌々やっているわけではない。 幼子の扱い方を知らない当初こそ困ったが、今は違う。 もしかすると実は自分は子煩悩なのではないかと疑う程度には慣れ、寧ろ好んでやるようになってしまった。 何せこの山城、実に手がかかる。 今日も起きたように他の艦と比較して不運な出来事が不自然に多いのだ。 戦とも関わっていないのに、だ。 なので自分は山城が降りかかる不運から逃れるように目の届く場所に居させているのだ。 それなりの苦労はある。 あるが、山城がふとした時に見せてくれる無垢で無邪気な笑顔に自分は撃沈されてしまったのだ。 不甲斐なく不運の雨から完全に山城を守れている訳ではないが、 兎に角、自分はこの山城が笑顔を二度と見せてくれなくなるような事態を避けるために動いているのだ。 そして自分だけでなく他の艦娘共も。 今日の山城の不運によって損じた高下駄も、目を覚ます頃には明石が新品同様の状態にしてくれている筈だ。 音を発しない工廠は、恐らく閑古鳥が止まっているであろう。 暖かな夕暮れの陽と憑き物のない山城の寝息が、私の意識レベルを低下させてゆく。 一旦背伸びして栞を挟んだ本を目前の机に置き、山城が眠り続ける柔らかいソファに改めて体を沈めた。 …………………… ………… …… 「ふぁ……、てーとく?」 「……すぅ」 「……ありがと……」 ちゅ。 440 名前:2-683[sage] 投稿日:2015/03/13(金) 13 21 06 ID zciMEekA 以上! 艦娘と幼馴染の場合の話を書いてみたよ 特に山城については不幸に少しずつ曝され一見性格が暗くなっていくロリ城を提督が語彙を絞るように励ましつつ それでも無邪気さが薄れていくがたまに昔の無垢な面を垣間見せる成長した山城を見たいがなかったので書いた 441 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/03/13(金) 16 55 04 ID SQzCpRz6 GJ! 戦艦娘が小さくなるシチュはよく想像してただけに嬉しいです。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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登録日:2021/08/20 (金) 00 13 40 更新日:2021/09/30 Thu 20 56 08 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 やわらかゲージ トリプルゲージ 南太平洋空母棲姫 所要時間30分以上の項目 水母棲姫 海の家休業中 海の家再開 深海海月姫 艦これ 艦これアーケード 艦これイベント 長期戦 僕らは目指した Shangri-La 新艦娘への欲望は抑えきれずに まさかの長期戦、開幕。 かつて艦隊これくしょん -艦これ-にて開催された同名のイベント海域を元とした、艦これアーケードの第拾回(第十回)期間限定イベント海域。 開催期間は2021年4月15日(木) 7 00~ 8月29日(日) 23 59 -目次 【概要】 【この海域にて追加されたシステム】GP減少までの時間延長 対空カットインへの調整 敵索敵機の挙動 その他 【特効艦娘一覧】 【報酬関連】 【海域一覧】前段作戦E-1 E-2 E-3 掃討戦 後段作戦E-4 E-5 E-6 掃討戦 拡張作戦掃討戦 【概要】 2021/03/25にC2機関のツイートとアーケード公式にて、ブラウザ版の春イベントとほぼ同時に発表されたイベント海域。 本来なら礼号作戦の後に実装されていた基地航空隊、第二次マレー沖海戦をスキップして本作戦が。更に第三法の段階では発見に至らなかったブラウザ版の2020年梅雨~夏イベントで登場した南太平洋空母棲姫が前倒しで登場されることが判明し 発表当日にアーケード運営の大崎プロデューサーが空母ホーネットに関する英字新聞をツイートしていた点から、Hornetの参戦が仄めかされていた。 ナⅡ「島嶼防衛から前倒し参戦ってマ?」 提督「お前じゃない、座ってろ」 そして同年4月9日、かねてからC2機関が「さらに拡張を行い…」と発表した通り、本イベントはブラウザ版の5海域から拡大した7海域であると発表された。 発令!第十一号作戦の8海域に時点で並んでいるが、E-7までの2海域にそれぞれダブルゲージとトリプルゲージが含まれるため、実質的な過去最大海域と化していると見られていた。 後段作戦に関しては本来であれば4月27日、拡張作戦は5月13日からの開始となるはずだったのだが 新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の再々発令により、一度は後段作戦を5月13日に変更したものの その緊急事態宣言が二度に渡る延長に踏み切られた結果、後段・拡張作戦を開始する目途が立たなくなってしまった。 同年6月21日に宣言解除を受けて後段作戦は6月22日(火)7 00~、拡張作戦は7月9日(金)7 00~よりの開始であると発表されたが よりによって拡張作戦の前日である7月8日に、東京都に対して4回目の緊急事態宣言が決定。またしても作戦開始の目途が立たなくなり、もはや無事にイベントを終えられるか怪しくなったものの 8月5日にC2機関ツイートとアーケード公式にて、宣言解除を待たずして8月10日(火)7 00~から拡張作戦の開始が発表された。 ただ、状況が状況なだけに「社会情勢の影響により、期間変更や中止などの可能性」…という不穏な一文も追加されていたものの 最終的に本イベント海域は8月29日で終了となった。 図らずも拡張作戦は本来の開始時期を3か月弱も超過した上での開始となり、イベント期間も約4か月半という過去に例のない開催期間となった。 また、アーケードイベント海域は度々ブラウザ版のそれと期間が重複することがあったが、今回は前段作戦が5/8~6/22の間ブラウザ版春イベントと期間が重複し、拡張作戦は8/20~29の間はその次の夏イベントと重複という珍事が発生するに至った。 【この海域にて追加されたシステム】 GP減少までの時間延長 本イベント期間中限定でログイン後、母港帰投時、母港帰投時、建造・大型艦建造で艦娘カードを印刷した時、建造・大型艦建造で改装設計図を選択した時に GP減少までの時間が延長されるようになった。 連合艦隊を編成する場合は装備の付け替えと編成条件に応じた艦娘の入れ替えに時間を要し、GPの浪費を招く難点を抱えていたため、その救済措置なのかも知れない。 具体的な増加時間は以下の通りとなる。 ゲーム開始時 80秒 → 200秒 母港帰投時(海域邂逅無し、あるいは艦娘カードを選択) 60秒 → 180秒 母港帰投時(海域邂逅で改装設計図を選択) 100秒 → 220秒 建造・大型艦建造で艦娘カードを印刷した時 0秒 → 60秒 建造・大型艦建造で改装設計図を選択した時 40秒 → 100秒 対空カットインへの調整 4月15日のアップデートにより、ゲームバランス調整を目的として対空カットインに対し 発動率の上方微修正 敵航空隊迎撃時の撃墜率を上方修正 発動後の評価が甲か乙の時の被ダメージ軽減率を上方修正 これら3点の上方修正が入り、同時に1回の戦闘で発生する対空CIは3回まで。艦隊が複数出現した場合は「それぞれの艦隊に対して3回まで」の発動に下方修正された。 この修正により対空CIに依存した航空攻撃の回避が効きづらくなったため、航空攻撃に対してはよりシビアな立ち回りが必要となった。 敵索敵機の挙動 海域では主に敵空母の索敵機が徘徊し、発見した地点に航空サークルを飛ばしてくる仕様が特徴だが このイベント海域では軽巡ツ級などの「索敵機を装備した敵艦」も索敵機を飛ばす仕様が追加された。 艦娘を発見次第、その方向に反応して追跡していく…という流れとなり特段航空攻撃の被害を受けることはないものの 索敵機のアイコンは敵空母のそれと同一となっており、初見では航空攻撃との区別が付きづらい。 こちらを追尾するので、うまく誘導すれば敵を連合艦隊状態にできるので戦闘回数を減らすことが出来る。 その他 拡張作戦実装のタイミングで、これまでに水着グラフィックが採用された艦娘は出撃時にも、水着グラフィックの仕様とモーションに差し変わるようになった。 例年通りであれば夏になると浮き輪さんを収集し、水着グラフィック艦娘カード等に交換できる「海の家うき〇亭」が開催されるのだが、本イベントにて開催延期を繰り返した影響に対する救済措置なのかも知れない。 そのため2021年夏の仕事が途絶えてしまうかと思われた浮き輪さんだったが、同年8月30日~10月4日の予定で無事営業開始となった。 え?水着着るには辛い季節?よくあることさ 【特効艦娘一覧】 ◆E-2 駆逐艦 朝潮、荒潮、漣、潮、野分 重巡洋艦 高雄、愛宕 軽空母 祥鳳 水上機母艦 瑞穂 ◆E-3 駆逐艦 野分 軽巡洋艦 神通、木曾 重巡洋艦 高雄、愛宕、妙高、羽黒 軽・正規空母 蒼龍、飛龍、祥鳳 ◆E-4 駆逐艦 漣、潮、荒潮、朝潮、野分 軽巡洋艦 神通、木曾 重巡洋艦 高雄、愛宕、摩耶、鳥海、妙高、羽黒 水上機母艦 瑞穂 ◆E-5 駆逐艦 綾波、敷波、暁、電、白露、時雨、村雨、夕立、春雨、五月雨、朝潮、雪風、照月 軽巡洋艦 長良、川内 重巡洋艦 衣笠、鈴谷、熊野、利根、筑摩、高雄、愛宕、摩耶、鳥海 戦艦 金剛、比叡、榛名、霧島 ◆E-6 駆逐艦 海風、江風、陽炎、黒潮 重巡洋艦 高雄、愛宕、摩耶、妙高、熊野 戦艦 金剛、榛名 軽・正規空母 赤城、加賀、蒼龍、飛龍、Hornet、隼鷹 ◆E-7 軽巡洋艦 酒匂 重巡洋艦 Prinz Eugen 戦艦 長門 正規空母 Saratoga 【報酬関連】 今回は前段作戦の掃討戦で、ブラウザ版だと第二次SN作戦からの参戦だった瑞穂/改とオリジナルイラスト島風改。後段作戦で大方の予想通りHornet/改とオリジナルイラスト曙改。 拡張作戦ではグッズキャンペーンでそれとなく参戦を匂わせていたSaratoga/改、そしてオリジナルイラスト暁改が採用された。 また海域での邂逅限定で、「発令!艦隊作戦第三法」フレームの艦娘カードとオリジナルイラスト時雨改二。拡張作戦の場合はそれに加えて五周年記念イラストの翔鶴改二(甲ではない)も採用された。 アメリカ艦娘の参戦は今回のイベントが初となる。 Iowa「」 オリジナルイラストは新規書き下ろしとなっているものの、過去の掃討戦と違って「新艦娘&既存艦のオリジナルイラスト」の組み合わせとなっている関係上 瑞穂を筆頭とした新艦娘が、これまで以上に邂逅し辛くなるデメリットを抱えていると思われた点から賛否が分かれる反応となっていたが 実際には新艦娘の排出率が圧倒的に高い傾向にあり、逆にオリジナルイラスト側が出づらい結果となった。 【海域一覧】 前段作戦 E-1 詳細 ・海上輸送作戦(消費GP400) ☆7 本土近海諸島の哨戒・防衛線を 強化するため、輸送作戦を実施する。 周辺海域の警戒も厳とせよ! 甲出撃制限:軽空母1隻以上、駆逐1隻以上。 乙出撃制限:駆逐1隻以上。正規空母、戦艦・航戦出撃不可。 難易度甲でTP620、乙で470、丙で350のゲージ量となる輸送作戦。 編成の都合上か道中で空母の類は出現せず、フラヘやフラリ旗艦の艦隊と潜水艦隊、計3艦隊が登場するに留まっている。 駆逐や潜水艦相手だと多めのTPを稼ぐことも可能だが、潜水艦隊相手だとその仕様上かえって時間の浪費を招きやすいため マップ上でドラム缶を拾いながら進軍していく輸送作戦とは相性が悪い。 旗艦には島風やタシュケント、吹雪型のような高速艦を配置するとかなり楽になる。 大発を装備できる駆逐艦を多数用意できるなら、戦闘能力の高さと空爆による落伍艦の回収が出来る航巡(*1)を編成するのもアリ。 揚陸地点に到達後、揚陸地点から見て北or東北東or南東の地点に主力艦隊が到達するため、残り時間を使って進軍していくのだが 揚陸地点到達前に潜水艦隊をスルーしている場合、会敵してしまうと残り時間が尽きて強制送還になる。今更ながら道中潜水艦隊に遭うと碌な目に合わないのはアーケードでも同じな模様。 主力艦隊旗艦はアーケードイベント海域の常連となりつつある駆逐棲姫。 編成は 駆逐棲姫(耐久400)、軽巡ヘ級flagship×2、駆逐イ級後期型elite×3 難易度 丙/乙/甲 耐久 260/340/400 火力 65/85/95 雷装 105/125/155 対空 60/60/60 装甲 78/103/118 備考 至近弾あり。移動速度速め。雷撃カットイン 僚艦の処理はそう難しくはないが、例によってその高回避率から旗艦へのダメージが通りづらいのは相変わらずで 主力艦隊に対して制空を取る、もしくはある程度TP値の機会損失を受け入れる覚悟で水上電探を装備し、命中率の底上げを図ることが求められる。 また他の深海勢と違って速力も速く設定されている関係上、無理にT字有利を狙っていくと近距離サークルから外れる可能性もあるため、そういった点も考慮して立ち回る必要がある。 なお難易度丙の場合、道中主力含めてflagshipもeliteもおらず、主力の編成は 駆逐棲姫(耐久260)、軽巡ヘ級、駆逐イ級、駆逐イ級、駆逐イ級 となっている。 報酬は丙作戦で家具コイン50、戦果500。周回クリア報酬で戦果200 乙作戦で家具コイン100、戦果1000。周回クリア報酬で家具コイン20、戦果500 甲作戦で家具コイン200、戦果2000。周回クリア報酬で家具コイン50、戦果1000 E-2 詳細 ・本土防空戦(消費GP400) ☆9 泊地あり 本土近海の哨戒ラインが敵機動部隊の 接近を確認した。艦隊は緊急出動! 甲出撃制限:空母2隻以上、重巡2隻。戦艦・潜水艦出撃不可。 乙出撃制限:駆逐2隻。戦艦・潜水艦出撃不可。 道中は甲の場合戦艦の類はおらず、代わりに空母ヲ級flagshipの艦隊や潜水カ級flagship率いる潜水艦隊に警戒することとなる。 後はせいぜいホ級とイ級による編成のみなので、道中戦闘に要する時間もそう長くはかからない。 主力艦隊旗艦は空母ヲ級改flagship。編成は 空母ヲ級改flagship(装甲ゲージ)、空母ヲ級flagship、戦艦タ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐イ級後期型elite×2 旗艦が装甲ゲージ持ちではあるが、掃討戦とほぼ変わらない編成なので高練度の艦娘が少なくても、突破は難しくない編成。 また難易度丙だと空母ヲ級eliteが旗艦となり、タ級は軽巡へ級。ツ級は軽巡ホ級に差し変わるなどの弱体化が発生する。 報酬は丙作戦で戦略ポイント100、戦果500。周回クリア報酬で戦果200 乙作戦で戦略ポイント300、戦果1000。周回クリア報酬で戦略ポイント20、戦果500 甲作戦で戦略ポイント500、戦果2000。周回クリア報酬で戦略ポイント100、戦果1000 E-3 詳細 ・発令!艦隊作戦第三法(消費GP450) ☆11 連合艦隊・空母機動部隊による出撃。 ギミックゲージあり。 シャングリラなる空母を捕捉撃滅せよ! 連合艦隊出撃! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 前段作戦の最終海域。道中編成は前段作戦で最も強力な設定となっており、難易度甲で ◆ダブルヲー空母ヲ級改flagship2隻の艦隊が2隊 ◆戦艦ル級flagship4隻が含まれた艦隊 などと急に高火力化が進み、後は輸送ワ級flagship×4隻による輸送艦隊や軽巡ヘ級flagshipと重巡ネ級eliteが含まれる艦隊。合計5艦隊が待ち構えている。 そのうえ赤色索敵機によるマップ外航空攻撃も含まれるため、道中難易度も難易度甲らしさを感じる。 主力艦隊旗艦は宣言下でも普通に出勤している水母棲姫。やはりというべきか主力の編成も強力で 主力:水母棲姫(耐久680)、空母ヲ級改flagship×2、重巡ネ級elite、駆逐イ級後期型elite×2 随伴:戦艦ル級改flagship(装甲ゲージあり)、戦艦ル級flagship×3、駆逐イ級後期型×2 難易度 丙/乙/甲 耐久 520/640/680 火力 108/118/128 雷装 88/108/118 対空 70/80/90 装甲 118/138/158 備考 至近弾あり。開幕雷撃。扇状に放つ雷撃サークル 前段作戦ながら高火力な編成となっており、また水母棲姫は前回イベント海域と同様に、一度に7つの開幕雷撃を放ってくる。 戦艦レ級eliteよりは回避しやすいように見えなくもないが、連合艦隊の表面積で広い当たり判定の雷撃サークルを回避することになるため、出鼻をくじかれる機会も少なくない。 しかしこの海域は、道中の空母ヲ級改flagshipの艦隊を2回撃破することで主力艦隊に対して「編成&旗艦弱体化ギミック」が発動する。 所要回数は2回であるため最初の一周でギミック解除が可能であり、発動すれば 主力:水母棲姫(耐久570)、空母ヲ級改flagship×2、重巡ネ級elite、駆逐イ級後期型elite×2 難易度 丙/乙/甲 耐久 410/490/570 火力 73/93/103 雷装 80/90/100 対空 55/65/75 装甲 85/105/125 備考 至近弾あり。開幕雷撃。扇状に放つ雷撃サークル このように旗艦のステータスが全面的に下がり、随伴艦隊に加えて道中の赤索敵機もリストラされる調整が入るため、ギミック撃破推奨。 突入どころに困る開幕雷撃や回避困難な航空サークルといった脅威は変わらないが、こちら側が連合艦隊に対しギミック解除後の相手は通常艦隊なので ヲ級改の装甲を破壊してしまえば、連合艦隊の高火力を発揮しやすい敵編成となっている。 なお丙作戦の場合は 主力:水母棲姫(耐久520→410)、空母ヲ級×2、重巡リ級、駆逐イ級×2 随伴:戦艦ル級elite、戦艦ル級×2、駆逐イ級×3 と、eliteの類が1隻に、戦艦の枠もイ級に差し変わるといった編成となっている。 報酬は丙作戦作戦で61cm三連装(酸素)魚雷後期型、戦果1000。周回クリア報酬で戦果500 乙作戦で61cm四連装(酸素)魚雷後期型、戦果2000。周回クリア報酬で戦果1000 甲作戦で61cm三連装(酸素)魚雷後期型、61cm四連装(酸素)魚雷後期型、戦果3000。周回クリア報酬で戦果1500 掃討戦 詳細 ・発令!艦隊作戦第三法(消費GP200) ☆11 連合艦隊・空母機動部隊による出撃。 本土近海に残存する敵艦隊を掃討し シャングリラを捜索追撃せよ! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 恒例のチャンスタイム。編成は 主力:戦艦ル級flagship×3、重巡ネ級elite、駆逐イ級後期型×2 随伴:軽巡へ級flagship、重巡ネ級elite、駆逐イ級後期型×4 と、いつもの面々(?)である。 戦闘終了後は瑞穂か限グラ島風改の何れかと邂逅する。 後段作戦 E-4 詳細 ・シャングリラ捜索追撃 艦隊前進配備(消費GP400) ☆13 輸送→通常のゲージからなるダブルゲージ シャングリラ捜索及び追撃のため 艦隊を前線に前進配備を行う。 同時に同海域の戦闘哨戒も実施せよ! ・1ゲージ目 甲出撃制限:重巡・航巡より2隻以上、駆逐2隻以上。 乙出撃制限:重巡・航巡より1隻以上、駆逐1隻以上。 道中では軽巡ヘ級flagship旗艦艦隊、潜水ヨ級flagship旗艦の潜水艦隊が登場するが、E-1と違って揚陸地点の西側に空母ヲ級改flagship旗艦の艦隊が徘徊している。 基本的に道中のドラム缶を回収しつつ、ヲ級以外の艦隊を相手にする立ち回りが最適解となるため軽空母が活躍しやすい。 主力艦隊旗艦は前回イベント海域にも登場した重巡棲姫。編成は 重巡棲姫(耐久630、金色装甲ゲージ)、軽巡ヘ級flagship、軽巡ホ級flagship×2、駆逐イ級後期型×2 難易度 丙/乙/甲 耐久 470/550/630 火力 90/120/150 雷装 106/116/126 対空 72/72/72 装甲 86/126/146 備考 金色装甲ゲージ、至近弾、扇状に放つ雷撃サークル 艦娘側の輸送装備も相まってか旗艦へのダメージが通りづらい傾向にあるものの、制空を取った上で重巡には弾着観測射撃が可能な装備とし 少しでも有効打を与えていく戦法が有効に働く。重巡の特効枠に高雄型の4隻と妙高、羽黒が採用されているため、特に妙高と羽黒の改二が活躍しやすい。 近距離サークルに入ると扇状に魚雷を放ってくるため、接近しすぎると回避がほぼ不可能になる。 ゲージ破壊は最短で2周となっているが、丙作戦の場合は装備さえそろっていれば1周で突破可能。 前回イベント海域と違ってグラフィックが変わらないため、開幕雷撃は使ってこない。使われてもそれはそれで困るが ・2ゲージ目 甲出撃制限:空母、戦艦1隻以下、軽巡1隻以上、駆逐2隻以上。 乙出撃制限:軽巡1隻以上、駆逐2隻以上。 道中編成はフラヘ旗艦が重巡リ級flagship、フラヲ改1隻だった艦隊が2隻に増えた編成に差し変わっている。 主力艦隊旗艦は空母棲姫。輸送作戦と違って随伴艦隊が参戦するようになり 主力:空母棲姫(耐久580、金色装甲ゲージ)、空母ヲ級改flagship×2、重巡リ級flagship、駆逐ロ級後期型elite×2 随伴:戦艦ル級改flagship、戦艦ル級flagship×3、駆逐ロ級後期型elite×2 と、このように難易度甲らしい高火力な編成となっている。 通常艦隊の出撃であり、編成制限がかかっている関係上昼戦火力に難のある出撃となっているため、ある意味この海域が後段の山場のような立ち位置なのかもしれない。 装甲ゲージ持ちが主力だけで3隻も参加している点も難易度に拍車をかけている節があり、正攻法でも勝てなくもないが、厳しいと感じた場合は 必須枠の軽巡に阿武隈改二を編成するなどすれば、甲標的の運用で突破難易度が下がる可能性も秘めている。 なお難易度丙の場合、旗艦の耐久は440に、2~3番艦も空母ヲ級に差し変わる。 ゲージ破壊に必要な出撃回数はまさかの最短2回。 報酬は丙作戦で家具コイン50、戦果500。周回クリア報酬で戦果200 乙作戦で家具コイン100、戦果1000。周回クリア報酬で家具コイン20、戦果500 甲作戦で家具コイン200、戦果2000。周回クリア報酬で家具コイン50、戦果1000 E-5 詳細 ・南太平洋を抜けて(消費GP450) ☆14 連合艦隊・水上打撃部隊での出撃。 ソロモン諸島周辺に敵艦隊を捕捉した! 同海域の制海権を確保せよ! 第一艦隊出撃制限:戦艦、航戦、重巡、航巡、軽巡、雷巡から2隻以上かつ戦艦・航戦4隻以下、重巡・航巡4隻以下。正規空母・装母1隻以下、あるいは軽母2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 水上打撃部隊での出撃となる海域。道中には軽巡ツ級elite2隻が混じった軽巡ヘ級flagship旗艦艦隊、2隻のエリツとエリヘによる水雷戦隊、2隻のエリツと重巡リ級flagshipによる編成 戦艦タ級flagship、elite等による艦隊が待ち構えている。主力艦隊へのルートは島と島に挟まれた一本道となっているため、道中0戦で主力に挑むのは極めて困難…というか、無理である。 そして道中編成に空母の類は含まれないが、マップ外航空攻撃が加わるため警戒は必須となる。 主力艦隊旗艦は一時期イベントの常連だった南方棲戦姫。編成は 主力:南方棲戦姫(耐久720、装甲ゲージあり)、護衛要塞(耐久182)×5 随伴:戦艦タ級flagship×2、重巡リ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐ハ級flagship×2 難易度 丙/乙/甲 耐久 520/600/720 火力 110/130/150 雷装 90/110/130 対空 80/80/80 装甲 87/117/137 備考 至近弾あり。後方からの雷撃で旗艦に必中 開幕後は航空攻撃を放つ可能性が高いため正面から会敵→最大船側で突破は可能だが、砲撃を撃ってくることもあるためそれはそれで警戒が必要な相手となっている。 例によって護衛要塞(たこ焼き)は旗艦の身代わりとなって砲撃を受けるので初見は戸惑うかもしれないが、南方棲戦姫は真後ろからの雷撃に対しては身代わりが発動せず そのうえ旗艦に必中する弱点があるため、雷装の高い編成で出撃した場合、ワンパンで中破~大破に追い込むことも可能となっている。 なお難易度丙の場合は耐久は520。僚艦のたこ焼きも3体に減少し、その耐久も125に弱体化している。 また全難易度でゲージ破壊に必要な出撃数は最短2回と、またしても信じられないほど少ない出撃で突破可能。 報酬は丙作戦で戦略ポイント100、戦果500。周回クリア報酬で戦果200 乙作戦で戦略ポイント300、戦果1000。周回クリア報酬で戦略ポイント50、戦果500 甲作戦で戦略ポイント500、戦果2000。周回クリア報酬で戦略ポイント100、戦果1000 E-6 詳細 ・決戦!南太平洋海戦(消費GP500) ☆15 トリプルゲージ 連合艦隊・空母機動部隊での出撃。 第二~第三ゲージのみ泊地あり。 敵は虎の子たる空母機動部隊を南方に 投入した。我が艦隊は全力でこれを迎撃! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 ・1ゲージ目 とうとうアーケードにも登場したトリプルゲージ海域の1ゲージ目。 道中編成は軽巡ツ級elite旗艦の水雷戦隊、エリツが混ざった重巡リ級flagship旗艦の艦隊、軽母ヌ級flagship旗艦、戦艦ル級flagship旗艦艦隊が登場。 この海域の場合、道中編成の旗艦を落とした場合のゲージ減少量が高く設定されている。 主力艦隊旗艦は飛行場姫。海域南東の小島に陣取っており、例によって難易度乙以上で護衛要塞(たこ焼き)を5体引き連れ、随伴艦隊には重巡リ級改flagship率いる艦隊も登場。その編成は 主力:飛行場姫(耐久690)、護衛要塞(耐久176)×5 随伴:重巡リ級改flagship、重巡リ級flagship、軽巡ツ級elite、駆逐イ級後期型elite×3 難易度 丙/乙/甲 耐久(旗艦) 360/560/690 備考 損害(中破)時航空攻撃可能 となっている。主力艦隊には前回イベント艦隊でも見られた「上陸ゲージ」が設定されており、ダメージの累積で破壊後に上陸攻撃を仕掛けられるが 集積地ほどのイカれたダメージは通らないため過信は禁物。とはいえ三式弾やロケラン&迫撃砲の組み合わせといった装備を持つ艦娘が活躍しやすい。 また飛行場姫は損壊時でも航空攻撃が可能となっており、油断して損壊確認後に船速を落としてしまうと思わぬしっぺ返しを食らう可能性がある。 なお難易度丙の場合は旗艦の耐久値は360に減少し、たこ焼きは3体かつ耐久値126。随伴の旗艦も重巡リ級eliteかつツ級がヘ級、イ級後期がニ級に弱体化している。 ゲージ破壊に必要な最短出撃数は、何と1回。まさかの1回である。 ブラウザ版への逆輸入オナシャス ・2ゲージ目 2ゲージでは赤索敵機によるマップ外航空攻撃が追加されるようになり、海域南東側からやってくる関係上その地点にいると高確率で攻撃を受けることとなる。 道中編成はヌ級旗艦の艦隊が空母ヲ級flagship旗艦の艦隊に、全ての艦隊でイ級後期型がeliteに差し変わるといった変化が発生する。 ツ級は差し変わらず残留している。 主力艦隊旗艦は前回イベント海域に引き続き登場する集積地棲姫。海域の北東の島に陣取っているため、一旦海域の東側から迂回する必要がある。 ご丁寧にも主力艦隊付近にフラヲ旗艦の艦隊がうろついているため、そのまま主力に挑むと随伴に参戦される可能性が高い。 主力の編成は 集積地棲姫(耐久780)、護衛要塞(耐久198)×5 難易度 丙/乙/甲 耐久 550/670/780 備考 損害(中破)時雷撃可能 例によってカットイン率は高めの設定なので、対空カットインが発動しなければ大破は避けられない結果と化す。 しかし大ダメージを受ける可能性があるのは相手も同じであり、上陸攻撃が決まればほぼワンパンで沈められるため悲観するほどではなく 何より2ゲージ目も最短1周で突破可能となっている。どうやらゲージも集積地並みに燃え尽くされる模様。 ・3ゲージ目 3ゲージ目は道中編成でエリツ3隻を含む編成、駆逐ナ級後期型eliteを含むフラヲ旗艦艦隊、フラヲとフラタを含む編成 そして何故か重巡リ級eliteが旗艦でflagshipが2番艦の編成が出現する。設定ミスだろうか 海域中央あたりに泊地があるため、上手く立ち回れば疲労度には困らないかもしれない。 主力艦隊旗艦はアーケード初登場、そして海月姫より前倒しで登場した南太平洋空母棲姫。 生気を感じない表情、飛行甲板を備えたシュモクザメ型の大型の艤装をペットのように飼いならしている点が特徴。 編成はツ級に艦載機を迎撃される心配はないものの 主力:南太平洋空母棲姫(耐久888、装甲ゲージあり)、空母ヲ級flagship×2、重巡リ級flagship、駆逐ナ級後期型elite×2 随伴:空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)、戦艦タ級flagship、駆逐ナ級後期型×2、駆逐イ級後期型elite×2 難易度 丙/乙/甲 耐久 555/777/888 備考 中破状態で航空攻撃不可。ゲージ半分以下で金色装甲ゲージ 装甲ゲージ持ちが少ないが旗艦の制空値が妙に高い設定となっており、たとえマップ空爆で主力のヲ級を全滅させても優勢すら困難な状態である。 また航空攻撃に関しては、小さな長方形状の航空スクエアが雨漏りのようにポツポツとまばらに水面に出現する仕様となっており 航空スクエアを振り切った先に新しい航空スクエアが出現して食らってしまう…といった展開が絶えない。スクエアの浸食スピードは速くないので、艦隊の平均速度を速めにして全速力+舵取りを最小限に抑えることで突破も可能。同時に副砲での至近弾狙いも行えば一気に中破まで持っていくことも。 旗艦のカットイン演出は大量に出現した球体型艦載機を、ピストルに見立てた右手を向けて一斉に発艦させる…といった挙動をとる。 ?「バァーン!」 そして戦力ゲージが半分以下になると主力艦隊のみ編成が強化され 主力:南太平洋空母棲姫(耐久888、金色装甲ゲージ)、空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)×2、重巡リ級改flagship(装甲ゲージあり)、駆逐ナ級後期型flagship×2 随伴:空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)、戦艦タ級flagship、駆逐ナ級後期型×2、駆逐イ級後期型elite×2 と、装甲ゲージ持ちが5隻に増加し、旗艦に至っては耐久値こそ変わらないものの、金色装甲ゲージに強化される。 フラヲ改のタフさも相まってか旗艦へのダメージに更に時間がかかることは避けられない。 しかし空母棲姫と同様に中破になると何もできなくなるため、雷撃は必中させるつもりで挑み、制空取りは敢えて考えずに 海域移動時の最低限の艦戦以外は艦爆&艦攻を積んで出撃…といった編成が有効となる。 またHornetはこの海域の強特効として扱われるため、持っていれば編成してみよう。 なお難易度丙の場合は 主力:南太平洋空母棲姫(耐久555、装甲ゲージあり)、軽母ヌ級elite×2、軽巡へ級elite、駆逐ニ級elite×2 随伴:軽母ヌ級elite、戦艦ル級、軽巡へ級、駆逐ナ級×2、駆逐ニ級elite と、全体的な弱体化が発生。装甲ゲージ持ちも南太平洋空母棲姫のみに留まっている。 防御力がそれほどないため、高練度+高性能装備の艦娘の魚雷がクリーンヒットすると装甲ゲージがあっても一回で沈むことも珍しくないので、戦力ゲージの調整には注意が必要。 エリヌ1隻とはいえE-3と違って随伴艦隊も航空攻撃を放つため、イベントに不慣れな初心者は疲労度が貯まりやすい点or思わぬ航空攻撃を受ける可能性に注意。 報酬は丙作戦で艦載型 四式20cm対地噴進砲、九七式艦攻(村田隊)、戦果1000。周回クリア報酬で戦果500 乙作戦で艦載型 四式20cm対地噴進砲、九七式艦攻(村田隊)、戦果2000。周回クリア報酬で戦果1000 甲作戦で四式20cm対地噴進砲 集中配備、天山一二型(村田隊)、戦果3000。周回クリア報酬で戦果1500 掃討戦 詳細 ・決戦!南太平洋海戦(消費GP200) ☆15 連合艦隊・空母機動部隊での出撃。 ソロモン諸島周辺に残存する敵艦隊を 掃討し、南方海域の制海権を確保せよ! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 恒例のチャンスタイム。主力艦隊は 主力:空母ヲ級flagship、戦艦ル級flagship、軽巡へ級flagship、駆逐イ級後期型elite×3 随伴:重巡リ級flagship×2、軽巡へ級flagship×2、駆逐イ級後期型elite×2 となり、戦闘終了後はHornetか限グラ曙改の何れかと邂逅する。 拡張作戦 詳細 ・渚を越えて(消費GP600) ☆17 連合艦隊・空母機動部隊での出撃。 敵機動部隊群の出現する拠点を発見。 環礁沖敵根拠地に向けて進撃せよ! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 ようやく作戦開始となった最終海域。道中編成は難易度甲の場合、エリツ×2&ツ級、エリツ×2、フラヲ×2&エリツ、ワ級4隻の輸送艦隊が出現。 輸送艦隊以外はツ級が目立つ編成が目立っており、制空は狙わずに突破するのが吉といったところか。 後述する主力艦隊戦のことも考えると、道中の戦闘回数は2回までにしないと苦戦は免れない。 海域の北西には環状の小島に障害物扱いとなる謎の黒い大渦があり、そこが主力艦隊が出現する地点となっているのだが、主力艦隊はゲージ半分以上の場合に限り海中に潜っては一定時間のみ浮上する…といった行動をとっており 同艦隊のアイコンは青で表示されている。しかし潜水している関係上か海域移動中の航空攻撃と甲標的(*2)の対象とならないため、少なくとも最初の三周は制空を取らず取られずの状態で挑むこととなる。 潜水艦隊「何であいつらだけ…」 主力艦隊旗艦は今回の海域が初登場となる深海海月姫。チェレンコフ光のような青い光を発しつつ海中から出現する。 彼女の航空攻撃は艦娘側の足元に航空サークルを出現させ、更にその周囲に6つの小さな航空サークルがグルグルと時計回りに回転する…といった挙動をしており 艦隊の速度によっては速度最大で突破することも難しくはなく、彼女自身は砲撃をしない。 しかし問題は敵編成のほうで 主力:深海海月姫(耐久800、金色装甲ゲージ)、戦艦レ級(耐久270、装甲ゲージあり)×2、重巡ネ級、駆逐ロ級後期型flagship×2 随伴:空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)×3、重巡ネ級elite、駆逐ロ級後期型flagship×2 とうとうアーケードもダブルレ級の洗礼を受けることとなった。しかも難易度乙ですらレ級2隻編成といった有様である。 もちろん航空攻撃は主力艦隊だけで3隻分も飛んでくる羽目になるため、対空カットインはほぼ必須と言ってもよくゲージ破壊に手間取れば、レ級の砲撃に晒されることとなる。 その上、海月姫は中破時でも航空攻撃が可能となっており、金色装甲ゲージも相まってか航空攻撃の沈黙に時間がかかることは避けられない…というのがゲージ半分以上の編成が相手の場合である。 ではゲージが半分以下になるとどうなるかと言うと、編成が変わることはもちろん海月姫のグラフィックから背中の大型飛行甲板の艤装がなくなり、更に金色装甲ゲージもなくなるといった弱体化が発生。 更に艦隊ごと海上に浮上するためマップ空爆の対象とすることが可能となり、パッと見は攻略しやすい雰囲気を感じさせられる。 しかし案の定主力艦隊の僚艦に対しては強化が発生し 主力:深海海月姫(耐久800、装甲ゲージなし)、戦艦レ級elite(耐久450、装甲ゲージあり)×2、重巡ネ級elite、駆逐ロ級後期型flagship×2 随伴:空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)×3、重巡ネ級elite、駆逐ロ級後期型flagship×2 とうとうブラウザ版5-5の如く、エリレが2隻も登場する事に…。もちろん開幕後にレ級が横一列に艦娘の進行を塞ぐかのように先制雷撃を放ってくる。 雷撃サークルの挙動は5-5のそれと同じで左右いずれかにサークル間の隙間が生じているのだが、連合艦隊で出撃している関係上艦隊の表面積が広くなっており 隙間が空いていたとしても、そこに飛び込んで雷撃を回避することは極めて困難。そして航空攻撃が来なければ砲撃サークルもぶつけてくる可能性があるので 雷撃サークルの手を逃れた艦隊を待っていたのはまた地獄だった…な展開になりかねない。次回、「雷撃」。アーケードでもレ級と地獄に付き合ってもらう また随伴艦隊はフラヲ改が3隻も編成されており、船側を最大にする機会が必然的に多くなるため疲労が貯まりやすく 道中編成の相手に伴う弾薬ペナルティも加われば、ダメージの累積が間に合わない可能性も考慮する必要がある。 対策としては雷撃を的確に当てることは大前提として、制空取りが厳しい相手ではあるがカウンター空爆などで航空優勢を取り、戦爆連合や伊勢型改二の彗星立体攻撃に繋げるといった戦法が有効となる。 甲標的を使う場合は所持者を第一艦隊に編入しないと使用できないので注意、 またSaratogaはこの海域で強特効の扱いであるため、持っていれば編成してみよう。 操作のヒント 速度は常に全速力でレバー操作は控える 全てを回避しようとして全部当たる最悪のケースを避けるため、一方方向にのみ移動することで空爆から逃げ切りつつ回避ボーナスで魚雷や砲撃を回避する。被害をゼロにするのではなく最小に抑える動きをした方が結果的に戦力を維持しやすくなる。 魚雷の出し惜しみはしない 近距離でレ級に魚雷を撃たれた場合、こちらも狙いをつけてすぐ魚雷発射する。艦娘が中破してしまえば発射数が減り、結局はボスへの期待値は下がってしまうため。 随伴艦隊用に残しておく、などとは考えないこと。 なお難易度丙の場合、 ◆ゲージ半分以上 主力:深海海月姫(耐久460)、戦艦タ級×2、軽巡ヘ級、駆逐ハ級elite×2 随伴:空母ヲ級elite×3、軽巡ツ級、駆逐ハ級elite×2 ◆ゲージ半分以下 主力:深海海月姫、空母ヲ級elite×2、軽巡ツ級、駆逐ハ級elite×2 随伴:空母ヲ級elite×3、軽巡ツ級、駆逐ハ級×2 と、レ級の枠はタ級に。ゲージ半分以下でエリヲに差し変わるため、一度に5隻のヲ級を相手にすることになる。 報酬は丙作戦でF4F-3、F4F-4、戦果1000、戦略ポイント100。周回クリア報酬で戦果500 乙作戦でTBD、艦本新設計増設バルジ(中型艦)、戦果2000、戦略ポイント300。周回クリア報酬で戦果1000、家具コイン20、戦略ポイント50 甲作戦でSBD、艦本新設計増設バルジ(大型艦)、戦果3000、戦略ポイント500。周回クリア報酬で戦果1500、家具コイン50、戦略ポイント100 掃討戦 詳細 ・渚を越えて(消費GP200) ☆17 連合艦隊・空母機動部隊での出撃。 残存する敵艦隊を掃討し 「艦隊作戦第三法」を完遂せよ! 第一艦隊出撃制限:正規空母・装母・軽母より任意の2隻以上4隻以下。戦艦・航戦2隻以下。潜・潜母出撃不可 第二艦隊出撃制限:軽母・水母1隻以下、高速戦艦2隻以下、重巡・航巡2隻以下、軽巡1隻固定、駆逐2隻以上。軽母以外の空母、低速戦艦・航戦、潜・潜母出撃不可。 前段・後段よりは速く辿り着いた感のあるチャンスタイム。編成は難易度甲の場合 主力:空母ヲ級flagship×3、軽巡ツ級elite、駆逐ロ級後期型elite×2 随伴:軽巡ホ級flagship、雷巡チ級flagship×2、軽巡ツ級elite、駆逐ロ級後期型elite×2 と、珍しく(?)雷巡チ級が参戦している。 戦闘終了後はSaratogaか限グラ暁改との邂逅となる。 追記・修正は拡張作戦突破まで諦めずにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 長く苦しい戦いだった……いやほんとに -- 名無しさん (2021-08-20 12 32 26) 記事乙…あとはE-6だけ攻略周回して終了だ限定イラストは無理そうだ -- 名無しさん (2021-08-21 10 55 15) 名前 コメント
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「エロの投下がない深雪のために原因と対策を考えてみるのです」 「何すんだよ、聞くだけ聞くけどよ」 「まず口調が巡洋艦にいそうなのです」 「それ言ったら、陽炎型は戦艦と軽空母含むぜ」 「そもそも駆逐艦多すぎなのです。地味なのも多いです」 「謝れ、吹雪姉に謝れ」 「誰とは言ってないのです」 「うぐっ」 「セリフを吟味した結果一つの候補に出会ったのです。私がいるじゃない同様に汎用性があり、かつ深雪だとみんな分かるのです」 「お、おお」 「以下が例文なのです」 深雪は提督の耳元で囁いた。 「なぁ、もういいよな」 提督は自分も限界であると伝えると口付けを交わし、その瞬間、深雪の中で何かが切り替わった。 抜けそうな程に腰を引き、一気に落とす。墜ちるための深いストローク。 「人呼んで、深雪スペシャル、イッけぇ~」 「言ってねえよこんな台詞」 「夜戦の時に、」 「人呼んでて何だよ。呼ばれるほど有名じゃねえよ」 「そこは、スーパー深雪様は伊達じゃないなのです」 「やめろ。魚雷撃たれるからマジで」 「全く贅沢なのです」 「酷すぎるんだよ、つかアレだと変な人だ」 「どういうことなのです?」 「先に別の野郎が浮かぶだろ乙女座がどうとか阿修羅がどうとか?」 「阿修羅?」 「ああ、今日の深雪様は阿修羅すら凌駕する存在……って何で反対側から声がするんだ」 「演習行くっぽい?」 「げぇ夕立」 「そういえば阿修羅とも呼ばれていたのです」 「いや、あれはアニメのセリフでだな、」 「私を凌駕にするには、君はまだ……未熟!! っぽい?」 「分かっててやってるだろ、おい」 「沈んだ深雪も出きれば助けたいのです。そして沈めて助けて、沈めて助けて」 「いっそ沈めてくれ!」 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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RJ改二非エロ小ネタ ついに龍驤が改二レベルに達した。 「待ちに待った改二や!さ、早く改装してや!」 改二にした。 「……なんやその目は。言いたいことあるんなら言うてみい」 「……そこは未改装なんですね」 提督の言葉に一瞬沈黙が発生する。 「ぷっ、ハハハッ。アハハハハハ」 (あれ?怒らない?いつもみたいに『最低やアホ!おっぱい星人!』とか言わないな。改二になると気にしなくなるのか?) 龍驤はけらけらと笑いながら提督の肩を叩く。 「アハハハハハハハ―殺すぞ」 (よりキレてる!?) 不知火三割増しぐらいのドス 「何や、期待したウチがあほやったんや。改二なったらもっとウチのことちゃんと見てくれるって。なんやねん。ウチがアホみたいやん……」 そう言って俯いたまま肩を震わせる龍驤。 まさかの反応にどうすることもできない提督。 しばしの沈黙。 「顔をあげろ龍驤」 「……」 「こっちを向け」 沈黙を破り、提督が口を開く。 「お前の言う通り。俺はおっぱい星人だ。だがお前はおっぱい星人というものを誤解している」 「は?」 「でかいおっぱいが好きな者。それはただの巨乳好きだ。真のおっぱい星人は大も小も愛でてこそ!」 全く意味の分からない意志の強さを感じる提督の言葉。 その意志の強さを他に活かせばもっと評価も上がるはずだが。 「小には小の、小にしかない良さがある! 小さいことをコンプレックスにして恥じらうもよし。 興味ないと言わんばかりに女を意識させないのもまたよし。 小さなおっぱいには無限の可能性がある」 熱くおっぱいについて語る提督。 その情熱を他に活かせればもっと(ry 「そんな小さいおっぱいが、いや。龍驤。君が好きだ」 「……アホ」 小さくそう吐き捨てる龍驤。 しかしその顔にすでに涙は無かった。 瑞?「龍驤がやられたようだな」 ?鶴「奴は我ら貧乳空母四天王の中で一番の小物(レア度的な意味とおっぱい的な意味で)」 大?「おっぱい星人相手にチョロインとは、四天王の面汚しよ」 ムシャクシャはしてないけどやった。 今は反省している。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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106 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 18 17 50 ID 3/hLE28M はじめまして。 SSを投下させていただきます。 伊勢型姉妹とジュウコンしてる提督が嫁とHする話、日向編です。 割とラブラブなの……か? 何というか、無駄に長くて恐縮です。 頑張ったけどエロくなりませんでした。orz 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 107 :伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18 18 47 ID 3/hLE28M 「君、まだいたんだ。」 その声で俺はようやく我に返り、机から顔を上げた。 ぼんやりした頭で執務室の隅に鎮座する古時計に目をやると、針はフタサンマルマルを指していた。 「灯りが点いていたので様子を見に来たのだが……。根を詰めすぎると明日に障るぞ。」 こちらに歩み寄りながらそう言葉を続ける彼女、日向の左薬指には俺が身に着けている物と同じ意匠の指輪が光っている。 「そうは言っても、来月の中規模作戦に向けて備蓄しながら秋刀魚漁の支援ってのは案外大変でなぁ……。」 机の上に再び目を戻すと、扶桑型の艦橋さながらに積みあげられた参考書籍や海域図。 その傍らには書き散らしたメモが散乱している。 明日、机の惨状を見た大淀からお小言をもらう覚悟はしておこう。 「まぁ、でももう寝るとするか。日向の言う通り、いい加減にしないと明日の指揮に障るからな。」 数時間振りに椅子から立ち上がり、伸びをしながら日向の様子を盗み見る。 「はぁー、さすがに頑張りすぎた。寝る前に息抜きしたいなぁ……。なぁ、日向?」 言外の意味を理解した日向が、僅かに目を伏せる。 決して表情豊かとは言えない彼女だが、それでも俺には恥じらう様子が充分に見て取れた。 「君の私室に行こう。」 「ここでいいよ。」 「なっ……ここは執務室だぞ、破廉恥だろう!?」 「なぁ、落ち着けよ。こんな夜更けにそんな大声を出したら外まで聞こえるぞ。」 慌てて口をつぐむ日向を横目に、俺はドアに鍵を掛けて灯りを消す。 「ほら、これで大丈夫。」 「呆れた男だな、君は。」 そう言いながらも、日向は俺が腰に回した手を振り解こうとはしなかった。 暗闇の中で、唇を重ねて軽く舌先を絡め合う。 あっさりと切り上げるのは、濃厚なキスは嫌がられることを経験で学んでいるからだ。 物足りなさを補うように髪に顔を埋めて耳に舌を這わせると、腕の中の日向がピクンと肩を震わせて小さく艶声を上げた。 ……ホント、耳弱いなぁ。言ったら最後、触れるのを頑なに拒まれるだろうけれど。 俺は、日向を窓際にあるソファー(金剛がティーセットと一緒に英国から取り寄せたけれど、私室が狭くなるからと執務室に置いて行ったものだ)に座らせると、黒のインナーをたくし上げた。 プルンと音がしそうな勢いで、形の良い胸の膨らみが溢れ出す。 揉みしだくと、ただ柔らかいだけではなく確かな弾力が感じられる。これも日頃の鍛錬の賜物なのだろう。 「はぁっ…んんっ……ん……」 傍らのクッションを掴んで必死に声を押し殺している様が俺の加虐心をくすぐるが、残っている理性でそれを黙殺する。 柔らかな感触を楽しんでいると、先端の突起が硬さを増して存在を主張し始めた。 手を止め、グミの実に似たそれを口に含んで舌先で転がす。 「やめ……はあっ…ひゃんっ!」 日向は悲鳴にも似た声を上げて大きく仰け反った。 「今度は日向の番だぞ。」 俺はベルトを外してズボンを下ろすと、ソファーの前に立って隆起してきた自分のブツを日向の顔先に近づけた。 彼女は吐息と共に恍惚から恥じらいへ表情を変えると、僅かに躊躇いながらも手を添えてそれを咥えた。 竿全体を口に含んで濡らした後に、手でゆっくりとストロークさせながら亀頭を丁寧に舐め回されると、腰から背中にかけてピリピリと快感が走った。 「……すごく気持ちいいぞ、上手くなったなぁ。」 「君に教えられた通りにやっているだけだ。」 いつも以上に素っ気ないのは羞恥心のせいだろう。 日向の舌はカリから裏筋へと移り、そして再び亀頭に戻ると、気忙しく漏れ出る透明な汁を吸い上げた。 闇の中にジュルジュルと音が響く。 手を伸ばし、カーテンをほんの数センチ開けて月の光を呼び込むと、肉棒が彼女の口を犯している様がはっきりと見て取れた。 沸き上がる劣情に突き動かされて、俺は日向をソファーに押し倒した。 手を差し入れると、胡桃色の袴の中は湿り気と熱を帯びていた。 日向は抵抗こそしないが、傍らのクッションの端を強く握りしめて身を固くしている。 それでも、太腿をなで上げながら秘所へ手を伸ばすと、下着の上からでも存在が分かるほどに肉蕾がぷっくり膨らんでいた。 指の腹で円を描くようにグリグリ押すと、日向は腰を浮かせながら艶声を上げた。 「だめ…やめっ……やぁっ…はぁん!」 ぐっしょり濡れた下着を引き下ろし、脚を広げさせると蜜壷にプスリと指を突っ込む。 ねっとりとした愛液を指に絡めてもう一度肉蕾を責め立てると、堪えきれないのか喘ぎながら腰をくねらせはじめた。 ……気持ち良さそうに見えるんだけどなぁ。生真面目だからか、羞恥心が強すぎるのか。 一瞬そんな事を思った時、日向の喘ぎ声が一段と高くなった。 「ふあっ…ああっ、君っ……やぁっ…あんっ、いっ、イくっ!!……っ」 全身を小刻みに震わせながらクッションの上に崩れ落ちた彼女に絶頂が訪れたことは、容易く見て取れた。 「……今度、君に求められたら、話しておこうと思っていた事があるんだ。」 全身を紅潮させた日向は、ソファーにもたれかかって天井を見上げながら息を整えていた。 その息づかいと、遠くの波の音だけが聞こえてくる静かな時間が流れる。 乱れた髪がより艶めかしさを強調する横顔を見つめて、俺は次の言葉を待った。 日向は暗い天井を見つめたまま、再び口を開く。 「君は、伊勢が艦隊に加わる前のことを覚えているか?」 日向は俺の艦隊に初めて加わった戦艦で、伊勢がやって来たのはその数ヶ月後だった。 「君はずっと伊勢を待ち焦がれていて、暇さえあれば私にその話をしていたな。」 そう言うと、そっと左指の指輪を撫でる。 「だから、伊勢にこれを贈るのは分かるのだが、私はたまたま最初に就役した戦艦だった、それだけじゃないのかと時々考えてしまうんだ。」 何か言わねばと口を開こうとした俺を遮るように、日向は続ける。 「自分でも莫迦げた考えだと分かっている。 それでも……こうして君に求められると、私でいいのかと不安になってしまって…… うまく応えられないんだ。」 「日向……。」 俺は、ずっと伊勢と日向を同じように扱おうと心を砕いてきた。 秘書艦を任せるのは一日交代だし、出撃の際は交代で旗艦を任せている。 指輪を贈ったのさえ同じ日だ。 彼女達に対する俺なりの誠意のつもりだった。だが、それは只のエゴでしかなかった。 その事実を前に、まるで心臓を冷たい手で掴まれたのような痛みが走る。 日向は俺に背を向けるように顔をそむけ、続ける。 「だから、私がぎこちないのは君の手管のせいじゃないと分かって欲しかった。 その……私が君のプライドを傷つけているんじゃないか、気になって……。 ほら、男子にとって床の技量は沽券に関わる重要な問題なんだろう? あの……本で読みかじったので、その……」 声は明らかに上擦っているし、話もだんだんしどろもどろになっていく。 「あの……日向?」 「……実は、君の私室の書棚の裏に本が落ちているのを伊勢が見つけて、二人で読んだんだ。」 伊勢め。それは落ちていたんじゃなくて、裏に隠しておいたんだよ。 男なら誰でも一度は手にしたことはあるだろう、いわゆるエロ本だ。 「盗み読むような真似をして悪かったが、本の内容が内容だったので言い出し辛くて……」 ……問題はそこなのか? まぁ、日向は少しズレた所があるからなぁ。そこも可愛いのだけれど。 ホッとすると同時に、相変わらず顔を背けたままの日向がいじらしくて、思わず背中から抱きしめた。 「日向がうちの艦隊に加わったのが何番目でも、こうしていると思うぞ。」 「君はそう言うと思っていたよ。」 そう言って俺に少しだけ寄りかかり、静かに微笑む日向の横顔は、どこか悲しげに見えた。 ブチュリと音を立てて、肉棒は日向の中に呑み込まれていった。 膣壁は、指で弄んだ時よりも一層熱を帯びて貪欲に絡みついてくる。 「くぅっ…はあっ……」 俺の腹の下で、日向が切なげな声を漏らした。 ゆっくりと抜き差しを繰り返すたび、ヌチュ、グチュと卑猥な音に混じって喘ぎ声とも吐息ともつかない荒い息遣いが聞こえてくる。 「俺は、日向が良かったんだ。」 「……あっ…はぁっ……こんな時に…卑怯だろう……。」 日向に自覚が乏しいにせよ、俺の言動で彼女を苦しめていた事実は変わらない。 しかし、自責の念も本能には抗えなかった。 角度を変え、深度を変えて日向を貫く毎に、返ってくる刺激が微妙に変わる。 「あんっ……はぁっ、はんっ!…あぁっ……はぁん……」 俺は、愛液にまみれた肉壷の感触を一心不乱に貪り続けた。 不意に、日向が俺のシャツの袖を掴んだ。 「……でも、私も…こうして君と繋がっているのは、嫌いじゃないんだ。」 上気した厭らしい顔で、恥ずかしそうに目を伏せてこんな事を言うのも相当卑怯だろう。 「……日向。」 もう止まらない。俺は容赦なく腰を打ちつけ続けた。 「あんっ…ダメだっ、激しいと…またイってしまうからっ…やんっ、あんっ……」 「俺も…そろそろだ……日向っ」 「あんっ…やんっ、ひゃんっ、いいっ……イくっ……!!」 日向の声に呼応するかのように、肉壷は俺から全てを搾り取ろうと容赦なく絞め上げてきた。頭が真っ白になる。 咄嗟に膣から抜いた瞬間、精が迸った。 形の良い胸からたくし上げた黒いインナーにかけて、白濁した液が二度、三度と波打つように降り注いだ。 その様を、日向は恍惚の表情で見上げていた。 「……あぁ!?」 日向の隣に座ろうとソファーに手をつくと、座面はぐっしょり濡れていた。 あちゃー。まぁ、俺の精や日向の愛液やらで、当然こうなるよなぁ……。 「金剛に知れたら、怒られるだけじゃ済まないぞ! だいたい、君がここでなんて言い出すのが……。」 「はいはい。とりあえず拭くものを取ってくるか。」 この後二人で深夜までソファーの掃除に精を出し、翌日は秘書艦の伊勢に欠伸をたしなめられながら過ごす羽目になった。 今度は執務机に押し倒せるよう、机の上は常に片付けておこうと俺は心に誓ったのだった。 +後書き 116 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 22 54 54 ID zy9kLPMA GJ! 師匠化してない日向の可愛さは異常 ところで日向には気の毒だが秘書も旗艦も日替わりという事は夜のお相手も日替わりと考えてよろしいですね(ゲス顔)? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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GM(提督):bottle 開催予定日:10月3日(金)の2200~2500より開始致します。 卓場は「どどんとふ むせる」を予定しております。 ・ストーリー きみたちはとある鎮守府に所属する艦娘たちだ。 ある日、きみたちの元へ古ぼけた懐中時計を持った艦娘が訪ねてきた。 その艦娘言う。「助けて欲しい」と。 「過去にあった“悲劇”を、どうか防いで欲しい」と。 きみたちはその“悲劇”を防ぐため、過去へさかのぼることとなる――。 PL名簿(使用キャラクター/PL名/レベル) PC1:蒼羽(瑞鶴) PC2: PC3: PC4: ・レギュレーション プレイヤー人数:4人限定 ルールブック:着任の書(必須) サプリメント:建造の書・壱、建造の書・弐(必須) レベル:初期作成ないしはレベル1に限る。当然ではあるが別府と金剛改二はこっち出禁な(震え声) ◯備考(READ ME) 1サイクル1戦闘 高速卓。バシバシ進めて行きますが、RPはお好きにどうぞ。(メインをRP用、判定を判定用のタブで区切って進行すると思います) (シャカマンダラは)ないです(半ギレ) ・連絡帳 参加希望者はこちらにどうぞ。 使用キャラクター及びそのURLを書き込んで頂ければ幸いです。 卓が生えてればとりあえず投げる。それが私の流儀。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYutr7Dww -- (四季) 2014-09-29 20 42 18 ハイコンばっかだったので参加しまする。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhISFEQw -- (ソリット) 2014-10-01 22 23 49 参加希望投げます、弥生希望ですがバランス悪いなら変更します。 http //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs5C4EAw -- (Bloom) 2014-10-01 23 52 19 シナリオ中に手に入った機銃、余っておりますので欲しい方、どうぞ。 -- (蒼羽) 2014-10-06 10 55 43 名前 コメント すべてのコメントを見る
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385 :名無しの紳士提督:2015/07/14(火) 03 06 35 ID 7stzoi9I 男は提督、つまり自分自身だけでそれ以外はみんな女の子。 軍艦であったと言えども、今はみんながみんな美人揃いで自分の指示に従ってくれる。 そんな環境を羨ましいと言われることもあるし、悪い環境とは思わない。 みんな良い子で、上司と言う立場から言っても誇れるのだが――。 「これが結構つらいんだよなぁ」 男が自分一人だけであるということで、艦娘たちにとっては唯一の異性。 その中から秘書艦として、執務室で共に仕事をこなしてくれる艦娘がいる。 そんなこともあって自家発電……要は自慰行為も迂闊にすることができない。 早い話が禁欲生活を強いられるだけではない。 異性が自分一人と言うだけで、艦娘一同は男慣れしていない部分が大きい。 異性に対しての警戒が薄く、同時に男が劣情を催すタイミングが分かっていない。 特に最近は、ある軽巡洋艦の行動が著しく問題である。 「提督! 今日は!? 今日は夜戦してくれるんだよね!? ねえ!」 「川内、いつも言ってるだろう。俺の指示を待ってろって」 「そんなこと言っていつも夜戦させてくれないじゃん! 今日はあきらめないからね!」 夜戦大好き軽巡洋艦川内型一番艦、川内。 最初は特に気にしなかったのだが、どうしても禁欲生活が続くと感覚が鋭敏になる。 腕に抱き付いてくる川内の、女の子の身体の柔らかさ。 ごねて身体を揺さぶるたびにほのかに香る、女の子の甘い香り。 身長差から見えてしまう胸元の隙間、見えるか否かの境目がやたら色っぽい。 「ねえ、提督~! あ、あれ? なんか硬くなってない?」 「な、なんでもない! いいから離れろ!」 「むぅ~。また来る! 今度こそ夜戦させてもらうからね!」 そういって川内は執務室を後にする。 恐らくは部屋に戻ったのだろうが、俺はこの愚息をどうすることもできない。 自ら慰めるわけにも行かず、禁欲生活の前に餌がぶら下げられているのだ。 「俺、大丈夫かな……」 392 :名無しの紳士提督:2015/07/15(水) 23 23 11 ID SNxjhPSk 385 そうやって無邪気に誘惑してくる娘が、辛抱たまらなくなった雄に思い知らされちゃう展開好き 我慢の限界を超えた提督に不意打ちで唇を奪われ 激しく貪るようなキスを受けながらベッドに押し倒されて 溜まりに溜まった劣情を何度も何度も叩きつけられ 一晩かけて身体中余すところなく提督専用にされちゃう川内 体中が汗と潮と尿と精液でどろどろになった頃、正常位で繋がり、亀頭で子宮口をこりゅこりゅされつつ 川内がどれだけ魅力的か、提督がどれだけ必死に欲望を抑えて来たかを語られて ぐずぐずに爛れた子宮口が嬉しさで綻んでしまい、子宮口に密着した亀頭が少しずつ沈み込んでいき 十数回目の膣内射精を子宮で直接受け入れる川内ちゃん 同時に提督からプロポーズカッコガチされて 腰を震わせて嬉ションしながらお嫁さん宣言までしちゃう その後は空が白むまで、子宮で繋がったまま延々キスと告白と射精を受け続ける あまりに濃密な初体験のせいで、夜になる度脳裏に記憶がフラッシュバックしてしまい 夜になっても妙に大人しくなっちゃって 「あの夜戦バカ最近静かですね」 「もしかして体調悪いんでしょうか」 と周りに噂されて顔赤らめてる川内かわいい それでも執務室で二人きりになると、耳まで真っ赤にしながら 「ぁ、あのさ…提督。 今日も、さ……『夜戦』、しよ?」 と呟いて身体を密着させてくる川内かわいい
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──雨が降っている いつものように物静かに職務に励む時雨の横顔を見る。 そして先日の戦いの後、扶桑から言われた言葉を思い出していた。 「ふふっ…まるで西村艦隊の時のことを思い出すわね」 どこか楽しそうでいて、それで悲しげな声で扶桑がつぶやく。 「……お姉さま」 妹の山城の心配そうな言葉に扶桑は微笑んだ。 「大丈夫よ山城、今はあの時とは違う……そう、きっと」 「そうそう 暗くなっちゃダメだよ! 『あの時』とは全然違うんだからさ!」 航空巡洋艦、最上が明るく励ます。 「最上の言うとおりだ、今度こそ貴様らを守りきってみせるさ」 そう言って不敵に笑う重巡洋艦那智。 「ふんっ!どーだか…」 と憎まれ口を叩きつつも自信に満ちた表情の駆逐艦満潮 そう、『あの時』とは違うのだ。 艦娘として転生した今、扶桑と山城は近代回収を行って速度以外の全面はほかの戦艦と遜色ない性能を誇る。 それは最上、那智、満潮、そしてまだ言葉を発していない時雨も同様だ。 なにより補給も整備も万全であり、戦況もあんな絶望的な状況ではない。 あの運命の『スリガオ海峡』に突入した時とは── この編成になったのは最初は偶然であった。 今回主力艦隊への突入に必要な火力を持つ戦艦と重巡、そして対潜警戒と先陣を担う駆逐艦。 索敵に必要な航空機を6隻中4隻が使用できる、というところで候補に残ったのがこの6隻だったのだ。 だが出発前日になり、艦隊の編成を見ていた俺は慌てて彼女たちを集めて謝罪した。 よりにもよって彼女たちのトラウマを蘇らしかねない編成にしてしまったことを。 だが全員の力強い言葉で再編成の件はやんわりと却下され、今に至る。 「偵察機より『敵発見』の打電あり!」 最上の報告に6人の顔に緊張が走る。 「戦艦ル級三隻! 重巡リ級一隻! 駆逐ニ級2隻!!」 「数はこちらと同じ……ですが──」 そこで言葉を切り、扶桑は全軍に命令を下す。 「右舷敵艦隊に対し単縦陣形で砲雷撃戦用意してください!」 凛とした声で命じる扶桑の指示に素早く陣形を整える。 索敵能力はこちらが上。その僅かな時間で陣形を組み直し未だ陣形を組む直しつつある敵に向かって航行を始める。 やがて徐々に敵の姿が見えてくる。 「主砲、副砲、打てー!!」 改修によって乗せられた46cm三連装砲が火を吹く。 「初段着弾を確認、射角修正しつつ第二射はじめ!! 目標、敵意右翼戦艦ル級!」 陣形を保ちながら距離を詰めつつ、最上と那智も砲撃を開始する。 4隻の集中砲撃を受けたル級はたちまち大破炎上、そこに満潮から放たれた魚雷が炸裂し轟沈する。 「手を休めないで! くっ!!」 「お姉さま!?」 残るル級2隻の砲撃で扶桑が小破、しかし── 「継戦に問題はありません、各艦手を休めないで!」 甲板部に被弾したものの損害は軽微、改修済みの強固な装甲は敵の砲撃を簡単には通さない。 「敵は右舷だ!しっかり狙え!!」 「撃てェ!」 続けて那智と最上の砲撃が敵駆逐艦に命中、轟沈する。 「あと4隻ですが、手強い…!」 山城の砲撃は敵重巡を捉え火災を発生させるが、それをものともせずに撃ち返してくる。 まだ向こうには戦艦2隻が健在であり、戦闘は膠着状態に陥りつつあった。 「そろそろ……かな」 時雨の言葉と同時に快晴だった空から突如猛烈なスコールが両艦隊を包み込む。 それはほんの一瞬、だが双方の時間が確実に止まった。 「お待たせしマシタ! 支援艦隊の到着ネー!!」 「! 来たか!!」 スコール上がりの水平線にうっすらと姿を現した金剛たち高速支援艦隊の姿に、那智が快心の笑みを浮かべる。 完全に劣勢に立った敵艦隊は即逃走に移ろうとする、が 「──キミたちには失望したよ」 いつの間にか突出した時雨から放たれた酸素魚雷が先頭を航行中のル級に全弾直撃、航行機能を完全に奪う 先頭を航行していた艦の停止は後続に大混乱を産む そこに集中砲撃と魚雷が放たれ、勝敗は決した。 「よくやってくれた」 帰ってきた艦隊を出迎える。 「ふっ…勝って兜の緒を、と言いたいところだが。それでもこのような快勝には胸が踊るな」 「ふふ……そうね、悪くないわ」 笑い合う那智と山城を横目に見ながら 「ふん、私は一足先にドッグに行ってくるわ!」 照れ隠しだろうか、いつもは入るのを嫌がることが多いドッグに向かって大股で歩いてゆく満潮。 「あ、待って待って!ボクも行く、一緒に行こうよー!」 追いかけていく最上を微笑みながら見送りつつ扶桑が振り返る。 「今日のMVPは時雨かしらね」 「そうね、あの一撃で完全に相手の勢いが止まったわけですし」 同意する山城、だが当の時雨は 「この勝利、僕の力なんて些細なものさ。あの雨と…そう、提督のおかげだよ」 そう微笑むと静かに執務室に歩いて行った。 先程と違い、複雑な表情でこちらを見る扶桑。 「提督、お願いがあるのですが……」 「ん?」 「時雨のこと、ですか?姉さま」 「ええ…提督は私たちの昔のこと、ご存知でしょう?」 「大体は……な」 彼女たち『西村艦隊(ただし、那智は違うが)』は絶望的な戦力さを誇る敵軍の待ち受ける場所に突入し 時雨を残して全滅したという。 「それでも私と山城は良かったと思うんです……戦艦としての本懐は遂げたのですから それにまは提督のおかげでこうしてまた海を駆ける喜びを感じることができる」 欠陥戦艦としてのレッテルを貼られ、それでも戦場で壮絶な最期を遂げた扶桑と山城。 もちろん彼女たちだけではない、ここにいる艦娘はほとんどが戦場で散っている。 そして逆に生き残った艦は極少数だ 例えば不死鳥と呼ばれた響、 彼女には今、暁たち姉妹がいてくれる。 最後こそ名前を変えたものの、今は昔と同じ姉妹たちが隣で微笑んでくれる。 そして雪風、彼女は時に死神とも呼ばれながら生き残り 折れそうになる心を異国の地で与えられた役割と暖かな眼差しに囲まれ艦歴を全うした。 彼女が今、明るく振る舞えるのは間違いなく異国での生活のおかげだろう。 では時雨は──? 時雨は最後まで生き残ったわけではなかった。 何度も自艦隊の全滅をその目に刻み、そしてその後悔と仲間たちへの無念をそのまま抱え沈んだような それが今の時雨を形成しているような気がする。 「いつも見ていて思うんです、あの子は艦娘になった今でも死に場所を探しているんじゃないだろうかって」 艦娘になったここには扶桑も山城もいる。 だが絶対に忘れないと誓った当時の記憶は今でも時雨を苛んでいる。 扶桑や山城からすれば、そんな時雨を見ているのは辛いのだろう。 「ですから提督、時雨に優しくしてあげてください」 「私からもお願いするわ」 扶桑と山城を那智は黙って見ている。 彼女は彼女で酔った時に最上の名を出して泣き出すことがあったりする。 やはり全部が全部吹っ切れるわけはないのだ。 だが、それでも時雨がかつて負った傷は深い。 そう、扶桑は言っている気がする。 「ああ、わかった」 その言葉に満足したように扶桑たちは微笑み、ドッグの方へ消えてった。 ───「いい雨だね」 時雨の呟きで我に返る。 今夜の雨は静かに夜の静寂を打ち消し それでいて何かを包み込みこんでくれる暖かさを持っている。 シトシトと降る雨に時雨もそんな感想を抱いたのだろうか。 書類の作成がひと段落したようだ、時雨は窓に近づき外を見る。 「そういえば今日の戦い、金剛達の到着直前にも雨が降ったと言っていたな」 「うん、そのおかげで敵はみんなの接近に気づかなかった……運が良かったんだね」 「そうか、案外それも時雨の力だったりしてな?」 「あはは、僕にそんな力はないよ。ただの偶然さ」 こちらの言った冗談に微笑みながら答える時雨。 再び外を見つめる時雨。 その姿は本当に儚げで、目をつぶったら次の瞬間に消えてしまいそうで…… 「提督?」 時雨の横に立って外を見つめると不思議そうな声をかけてくる? 「提督も雨が好きだったかな?」 「いや、特別好きなわけじゃないが時雨と見る雨は好きかな」 「あはは、それってまるで僕を口説いてるみたいだよ?」 おかしそうに笑う時雨。 (それも悪くないかと思ってるんだけどな) 思わず口の中で小さく呟いた言葉は時雨に聞かれてしまったようだ。 「提督……僕だって女なんだ。あんまりそういう冗談を言うのはやめたほうがいいと思うな」 少し顔を赤くした時雨が抗議の声を上げる。 「あながち冗談というわけでもないんだけど、な」 最初に抱いたのは微かな同情心だったのかもしれない。 だがそれは時間を経るごとに一首の庇護欲のようなものへと変わった。 ──この娘を守りたい── 一人で負の記憶を抱え込んだまま、それでもなお静かに微笑み続ける少女。 やがてそれが愛情へと変わってゆくことに気づくのにそう時間はかからなかった。 だが、触れたら壊れてしまいそうな雰囲気を持つ彼女に どうしても踏み込む勇気が出なかった。 「え?」と怪訝な表情で聞き返す時雨。 今なら、雨の音がこの場を包み込んでまるで切り取られた空間にいるような錯覚をしてしまう今なら 「俺は時雨のことが好きだぞ」 「っ!……どうして?」 動揺をを隠すように聞いてくる時雨。 「同情心や庇護欲ではないことは確かだ、少なくとも今はな。 理由を聞かれてもいつの間にか、としか言えないかな」 そういって時雨を見るとこちらから視線を逸らしながら呟く。 「はは……困ったな。提督からそんな言葉を聞くなんて……まるで想像もしてなかった」 それはそうかもしれない、賑やかな艦隊の中で様々な艦娘とワイワイしているのを 彼女はいつも静かに微笑んで見つめているだけだったのだから。 「時雨は……俺のことが嫌いかな」 「そ…そんなわけ!……ないじゃないか」 珍しく慌てて否定する。 「急に言われたらきっと僕じゃなくても驚くよ。でもなんで今?」 「本当はもっと早く言いたかったけど勇気が出なかった。 今言えたのはそうだな……この雨のおかげかな?」 「ふふっ……僕の台詞を取るなんてずるいよ?」 そう言いながらこちらを向く彼女を優しく抱き寄せると時雨は全く抵抗せずにこちらの胸に収まる。 「提督は優しいから……きっと他の娘と一緒になるんだろうなって思ってた」 「え?」 「提督のことを好きな娘はたくさんいるんだよ、でもそれでもいいと思ってたんだ」 「なんで?」 「僕にはそんな資格がないと思ってたから、それに幸せになったりしたらきっと昔のことを忘れてしまう。 『あの時』の扶桑や山城、それだけじゃない。僕の目の前で沈んでいった娘や人たち。 そのことを忘れてしまいそうで怖かったんだ」 わずかに時雨の体が震える、それがきっと彼女の本心だったのだろう。 「……扶桑から言われたんだ『時雨に優しくしてください』って」 「え……?」 「扶桑だけじゃない山城も、そしてきっと他のみんなもそう思ってる」 「………」 「昔のことを忘れろ、なんて言わない。昔のことも含めて全て、それを持った時雨と一緒にいたい……ダメか?」 「ダメなわけ……ないじゃないか。僕もさ……みんなと……提督とずっと一緒にいたい」 少し潤んだ綺麗な瞳を見つめながら顔を近づける、と時雨も理解したのか瞳を閉じて顔を上に向ける。 唇が重なった瞬間一瞬だけ時雨の体が震え、そして力が抜けていく。 顔を離し目を開けると、そこには少し頬を赤らめたままこちらを見て微笑む時雨がいた。 「ふふ、僕がこんなことするなんて……全然想像したこともなかった」 その顔にドキリとしつつさらに強く抱きしめるのだが…… 「あ、あのさ提督……なにか……当たってるんだけど」 「うっ……! し、仕方ないだろう」 「もしかして興奮してるの?」 さらに時雨が笑顔のまま追撃をはなつ。 「提督はロリコンなんだね」 確かに時雨は駆逐艦としては大人っぽいが、それでもこちらと見た目の差異だけ見ればそう呼ばれても反論できない。 「わ、悪いか!?」 「あはは、ごめん。でも嬉しいよ。ちゃんと僕のこと女としてみてくれてるんだって思えるから」 そういいながらおずおずとこちらの背中に手を回し、体を密着させてくる時雨。 「提督がしたいなら……いいよ。僕も提督のことを感じたい」 「……時雨」 執務室に転がっている布団に時雨を優しく寝かせる。 時雨の目に不安は感じられず、こちらを信じきった眼差しを向けてくる。 頬に口づけながら、体を優しく撫でてゆく。 体の緊張を和らげるように、壊れそうな華奢な体を壊さないように。 太ももに触れるとしっかりと女の子らしさを主張する柔らかな感触が手に返ってくる。 多少は緊張がほぐれてきたのか、息の中に多少甘い声が交じりはじめる。 「時雨」 と優しく声をかけてやると目を開き、片手を掴んで自分の頬に持ってゆく時雨。 「提督の手は暖かいね……うん、大丈夫だから続けて」 時雨の服をゆっくりとぬがせるとスレンダーで白く、美しい肌があらわになる。 「や、やっぱり少し……恥ずかしいかな」 照れたように言う時雨に微笑むと再びその体に手を伸ばす。 幸運感の名に恥じず、今日の作戦でも被弾しなかった綺麗な体に手を這わせてゆく。 「……ふぁ……ん……」 優しく胸を揉み、先端を軽く刺激してやるとピクンと体が反応する。 ちゃんと感じてくれていることが嬉しく、何度か同じ箇所を責め時雨の反応を楽しむ。 そしてもう片方の手を次第に息が荒くなってきた時雨の秘所に向かって伸ばす。 「ハァ…ハァ……提督……」 少し不安げな目でそれを見ていた時雨が、下着の上から指が触れた瞬間ビクっとしながら目を閉じる。 少し湿り気のある感覚、それに喜びを覚えつつ下着の上から何度も指を往復させる。 目をギュっとつぶって道の感覚に耐えようとする時雨の頭に優しく手を乗せて撫でてやる。 すると時雨の体から少し力が抜け、手に返ってくる反応が増す。 「……ぁ……んん……はぁ…提督……提督の手は……優しいね」 うっすらと瞳を開けて微笑みながら言ってくれる時雨の言葉が嬉しく。 彼女の体に優しくキスの雨を降らせ、そして秘所を弄っていた手を下着の中に滑り込ませる。 「……! あぁっ…!」 愛液でしっとりと潤んでるそこを直接指ですり上げ、奥から染み出てくる液体を指に絡ませ 時雨の肉眼に擦り付けて軽く刺激してやる。 ビクンと今までで一番大きな反応を見せる時雨の体。 もちろん頭を撫でながら口で他の箇所を優しく刺激するのも忘れない。 控えめな胸や乳首に舌を這わせると、紅潮した身体からしっかりと反応が返ってくる。 (そろそろ大丈夫かな……) と、指を一本彼女の中にゆっくりと挿入していくとビクビクと体が震え、膣内の肉が指を締め付けてくる。 「大丈夫か時雨?」 一旦指の動きを止め、時雨を見る。 はぁはぁと息を切らしながら涙を浮かべた目でこっちを見てコクリと頷く。 下着を半分脱がしたあと、ゆっくりと指を動かしながら彼女の中を慣らしてゆく。 前後だけではなく上下左右に動かしてこれから迎え入れるものが少しでも負担にならないように徐々に拡げてゆく。 その度に時雨の体は跳ね、抑えきれない快感に対する喘ぎ声を上げる。 「……て、提督…ぅ……ンッ…!」 時雨が普段の姿からは想像できない甘い声を漏らすたび、股間に血が集まっていくのがわかる。 指を2本に増やし、多少激しめに出し入れしてやると抑えられた声と反比例して襞肉が指を圧迫するのがはっきりとわかる。 軽く指を曲げて擦ってやると大きく時雨の体が反応する。 そして目をつぶり、布団を掴んで必死に堪える時雨の膣内がギュっと指を締め付け大量の愛液を吐き出す。 「時雨……イったのか?」 「あ…はは……そうみたい……だね」 体からは力が抜け、荒く息を吐きだしている時雨が照れたような表情を浮かべながら微笑む。 その少女らしからぬ色香に思わず唾を飲み込んで見入ってしまう。 「提督……は、その……大丈夫……なのかい?」 正直大丈夫どころではなく、今すぐに覆いかぶさりたいところだ。 必死に理性を保ちつつ 「あ、ああ……その……いいか…時雨?」 「ふふっ……今更確認するなんて提督は律儀だね……でもそういうところ、嫌いじゃない」 そういながらコクリと頷く時雨の前に自身のこれ以上ないくらい怒張したものを取り出す。 ほ、本当に……入るのかな?」 さすがにその大きさに少々怯えた表情を見せる時雨。 「あ、ああ……大丈夫だと……思う」 「そうだね、僕は提督のこと信じてるから。……だからきっと大丈夫だね」 そう言ってくれる時雨の入口に用心深く肉棒を擦り付ける。 「あうっ……さっきと……全然違う感じだ」 柔らかさと硬さを併せ持つ肉棒の感覚に時雨は戸惑いの声を上げる。 「じゃあ、入れるぞ……時雨、できるだけ体の力を抜いてくれ」 「う……ん、あ……あぁっ……入ってくる…!」 先端が徐々に時雨の中に飲み込まれ、ギチギチと締め付けてくる。 ずっと我慢していたそれは、先端を入れただけで発射してしまいそうになるがなんとかこらえる。 「し…時雨……大丈夫か?」 辛そうな顔をしながら健気に頷く時雨の呼吸に合わせ、徐々に中に入ってゆく。 途中の抵抗を躊躇なく突き破ると、プチっという感覚とともに時雨の体が肉棒を締め付け 結合部から血が流れだす。 時雨の硬直が落ち着くのを待ってからさらに用心深く進んでゆくと先端にコツンという感覚が当たる。 「ぜ、全部入ったぞ……時雨」 「はぁっはぁっ……そうみたい……だね」 まだ苦痛の色が強いのだろう、顔をしかめつつなんとか声を搾り出す時雨。 この状態に慣れるまで少し鳴らしておこうかと思ったが 時雨の中がそれを許さないかというかのようにきつい締めつけとともに肉襞が肉棒に絡まり、 その微妙な動きが子宮にあたっている先端を刺激する。 「くっ…! マ、マズイ」 「んっ…はぁ…て、提督……?」 今慌てて抜き出せば時雨の体に苦痛を加えてしまうことを考え躊躇したのが命取りだった。 「ぐっ…!!」 時雨の膣内にビュクビュクと勢いよく白濁液が吐き出される。 「あ…あぁぁぁあっ!!」 突然中に吐き出され、ビクビクと痙攣する時雨。 「す…すまん!時雨!!」 子宮と膣内に納まりきらなかった精液が時雨の中から溢れ出て布団に落ちる。 当の時雨はしばらく呆然としていたが、おもむろに精液を手ですくい取りじーっと眺める。 「これが……提督の子種なんだね。なんだか……雨上がりの匂いがする……ん…に、苦いね…って、……て、提督!?」 匂いを嗅ぎ、舌で指についた精液を軽く舐めて苦い顔をする時雨。 その様子が妙にエロチックで、あっという間に肉棒は硬度を取り戻す。 すぐに硬度を取り戻した肉棒の感覚に戸惑う時雨の腰をつかみ、ゆっくりと動き出す。 「あぁっ…!! あぅん…! 提督っ!!」 思ったとおり締めつけこそ変わらないものの時雨の愛液に加え、精液も潤滑油となった彼女の中は 緊張しきっていた先ほどに比べると格段に動きやすくなっている。 可能なかぎり優しく動きながら肉芽を手で弄ってやると、時雨は声にならない快感の声を上げる。 何度も往復しているうちにようやくスムーズになってきた中を奥につき入れてやると 快感に翻弄された時雨からは喘ぎ声とはっきりとした締めつけが返ってくる。 「あっ…!あっ! …て、提督! 提督!!」 そう言いながらこちらに両手を差し伸べてくる時雨。 「お…お願い……提督……抱き……しめて……」 そういう彼女の体をゆっくりと持ち上げて自分と正対させると体重が自分に加わり、さらに深く時雨の中に入り込む。 背を仰け反らせた時雨が涙を流しながらこちらにしがみついてくる。 その体を強く抱きしめかえしながら時雨に声をかける。 「時雨……どこにも行くな! ……ずっとここにいてくれ!」 そう本音をぶちまける。 怖かったのだ、時雨は気がつけば遠くに行ってしまいそうな、何の根拠もない感覚が。 だからその存在を確かめるために強く抱きしめながら自分という存在を時雨に刻み込む様になんども打ち付ける。 「てい……とくっ! うん……僕は……ぅン! ずっと……ここにいるか……ら……!」 激しい突き上げに息を切らしつつ、時雨はしっかりとこちらを抱きしめながら答えてくれた。 それで十分だった。 何度も何度も突き上げ、子宮の奥にゴリゴリと鈴口を押し付けながらさらに時雨の唇を塞ぐ。 舌を入れてやると遠慮がちに時雨の舌が絡みつく。 時雨の腕と足がこちらを離さないとでも言うかのように絡みつくのを嬉しく感じながら さらに彼女の中を突き上げる。 グチャグチャと血と精液と愛液の混じったピンクの泡が結合部を包み込み ゾクゾクと射精の予感が背を駆け上ってくる。 それに耐えるように激しく子宮と突くと一際きつい締めつけが肉棒を締め上げる 「クッ…時雨! 出る!!」 「ぼ、僕も……もうっ…提督───ッ!!」 再び時雨の奥に先ほどを遥かに凌駕する量の白濁液位が流し込まれる。 入りきらない精液が再び結合部から流れ出すが そんなことは関係ないとばかりに時雨の膣内が肉棒を一滴たりとも残すまいと締め上げ ビクンビクンと痙攣しながらドクドクと次から次へと精液が吐き出されていく。 その感触を時雨は心地よい気持ちで背を仰け反らせながら受け止めていた。 やがて長い射精が終わり、糸が切れたようにこちらに倒れこんでくる時雨。 慌てて受け止め、時雨を見ると珍しく真っ赤な顔で俯いている。 「……時雨?」 「は、はは……その…終わってしまうと、なんていうか恥ずかしいな」 あれだけ乱れたのだから、我に返って恥ずかしがるのも当然かもしれない。 ただ、普段超然としている時雨のそんな素顔が妙に可愛らしく。 悪戯っぽく言ってやる。 「そうか……でもすごく可愛かったぞ?時雨」 「か、可愛いって……そんな風に面と向かって言わないでよ。は……恥ずかしいじゃないか」 顔を真っ赤にしたまま胸に顔を埋めた時雨が口を開く。 「提督……僕はここにいていいんだよね?」 「当たり前だ、さっきも言っただろう? ずっとそばにいてくれって」 そう言いつつ、華奢な体を強く抱きしめる。 「うん……なら僕はずっと……」 そう言いながら顔を上げた時雨は── 「僕はずっと提督の……そしてみんなのそばにいるね」 今まで見たことのないくらい眩しい、満面の笑顔を向けてくれた。 ───雨はいつの間にか上がっていた
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380 :名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 22 17 00 ID F.hV5l7U どうも、いつも鳥海のSSを書いている者です 今日はクリスマスなので二つ投下します 一つ目は別世界観での鳥海の話です 今まで投稿した鳥海のお話とは内容が違います 独自設定も満載です NGは『ここにいる理由』でお願いします 381 :ここにいる理由:2015/12/25(金) 22 17 39 ID F.hV5l7U 12月25日はクリスマスである。 家族で過ごす日という認識もあるが、 日本では恋人同士で過ごす日という認識が強い。 ほとんどの独身者はクリスマスを一人で過ごしているだろう。 まあよくて友達や同僚と過ごすか。 俺はというと部下と二人きりで過ごしていた。 いや、そういう言い方は少し違うかもしれない。 俺達は深海棲艦との戦いの後始末をしていた。 数年前の8月15日、深海棲艦という謎の存在が突如現れ、世界を恐怖に陥れた。 それを完全に討ち滅ぼしたのはクリスマスから17日前の12月8日の事である。 それは74年前、日本が世界を巻き込んで一度破滅へと向かいはじめた日であった。 そして今、破滅へと向かっていた世界を日本が救った日でもあった。 「……さん……司令官さん……」 「ん…」 「起きましたか、司令官さん?」 「あぁ………はっ!?」 「大丈夫ですか司令官さん」 「すまない、寝てしまったよ」 鳥海という秘書的な存在の声に俺は目を覚ました。 眼鏡をかけた彼女は秘書というイメージがぴったりだろう。 服装が全然秘書っぽくない事は忘れよう。 「仕方ありませんよ。ずっとお仕事していたんですから。 最近もあまり寝てないのでしょう?」 「夜遅くまでやっていたからな」 「司令官さん…いつもお疲れ様です…」 「ありがとな鳥海」 戦いの後始末に追われていた俺を鳥海が労ってくれた。 「ふぅ…………ったく…もう終わるだろうと思っていたのに、 まさかミスがあったなんてな…… もう鳥海一人で十分と判断したのはミス判明前だけど、 慢心せずに他のみんなにも手伝ってもらえばよかったかもしれん」 「ごめんなさい、私の力が及ばず……」 「君のせいじゃないさ。それよりも仕事の続きを…」 「大丈夫です、もう終わってました」 「終わってた……ああ、私の分は終わらせて気が抜けて寝てしまったか。 本当は君の手伝いをするべきだったのに…すまない…」 「気にしないでください、司令官さんはお疲れだったんでしょう? 私が司令官さんに迷惑をかけるわけにはいきませんから……」 「本当にありがとう、鳥海……まあ仕事が完全に終わっても寝るしかなかっただろう。 そもそもクリスマスに仕事があろうがなかろうが俺にはほぼ関係なかったし」 そう。独り身の俺にはクリスマスなんて関係ない。 寂しいかもしれないけど、殊更ひがむ気もない。 「あの……司令官さんはもし今日仕事が早く終わっていたらどうしていましたか?」 「どうしていたかな……深海棲艦との戦いに全力を尽くしていたから恋人なんていないし…… むしろ仕事があって君が手伝ってくれたのが皮肉にも異性と過ごせたという事に繋がったな」 「異性と……」 「あ……」 しまった。つい口が滑ってしまった…… 「鳥海、その…それは……」 「……あの………司令官さん。もし仕事がミスがなく終わったら…… これからの時間も一緒にいてよろしいでしょうか?」 「え……?」 女性からクリスマスを一緒に過ごそうと言われたのは 30年近く生きてきて初めての事だった。 恋人同士という関係にあったわけではなかったのだが、 俺には恋人なんていないし、鳥海にも恋人はいない(はず)。 「……ああ、いいぞ」 「ありがとうございます」 俺は鳥海の誘いを受け入れ、その返事を聞いた鳥海の顔は嬉しそうだった。 その鳥海の顔を見た俺は遠い過去に抱いたある想いを心の中に蘇らせていた………… 「なあ鳥海、お前、どういうつもりだ……」 「どういうつもりって……夜戦、ですよ」 あの後仕事は何のミスもなく完全に終わった。 俺は鳥海を自分の部屋に誘ってみて、了承したので連れて行った。 そして一緒にケーキを食べたりして過ごしていたが、 鳥海がベッドに腰掛けて服をはだけさせながら、 少し恥ずかしそうに俺を誘うような行動をしてきた。 「クリスマスに男女が二人きりでいてすることといえば、こういうことじゃないのですか?」 「確かにそうかもしれないけど……でも…」 「私はかつて司令官さんに命を救われました。だから夜戦で少しでもお返しできれば……」 「助けられたって…だけど君は深海棲艦との戦いで俺の期待に応えてくれたじゃないか」 「そうですけど…でも、あの時司令官さんを不安にさせちゃいましたから…… 大破しながらも出撃しようとした私を『俺はもう大切な人を失いたくない』 って言って引き止めようとしてくれていましたから」 「あ…ああ……」 確かにあの時の俺は大切に想っていた人を何もしなかった為に『また』失う事を恐れていた。 「だから司令官さんも私のことが好きなんだなって思ったんです。司令官さん、そうでしょ?」 「ああ………確かに俺は君の事が好きだ………」 「よかった……」 鳥海の表情は安堵の表情だった。少し暗さも感じたが…… 「だったらしましょうよ。しない理由なんてないでしょう」 「だけど…」 「もしかして自信がないのですか?」 「自信がない…確かにそうかもしれない。君を苦しめてしまわないかって思ってしまってな。 俺は女性とそういった事なんてした事ないからわからなくて……」 「司令官さん、経験なかったのですか!?」 鳥海が凄く驚いた表情をしながら声をあげる。 「ないさ。意外に思うかもしれないけどな」 「本当に意外です。司令官さんは結構スケベなところがありましたし」 俺が割とスケベな事は大抵の艦娘は知っている事だ。 同僚の若い提督達と猥談していたのを青葉に聞かれていて、 そこから艦娘達にも知れ渡ったからな。 幸いな事に日頃真面目に仕事をしていた為か、 艦娘達からは呆れられる事はあれど幻滅される事はなかった。 特に鳥海がこんな俺を軽蔑しなかった事は素直に嬉しかった。 「確かに経験はないがそれくらいで怖じけづいたりはしないさ。 それくらいで君とするのを諦めたりはしない」 「じゃあ私としてくれないのは私が人間じゃないからですか……?」 人間じゃない………… そう、鳥海は人間ではない。艦娘という存在である。 艦娘…………それはかつての世界大戦を戦った軍艦が悠久の時を越えて蘇った存在である。 なぜ人間の女の姿になったのか、それはわからない。 だが、なぜこの時代に蘇ったのか……それは深海棲艦という存在を討ち滅ぼす為と言えるだろう。 深海棲艦は艦娘が現れる少し前に突如現れた存在である。 深海棲艦は艦娘とは違い、人間の姿だけではなく、不気味な化け物の姿をしたものもあった。 その力は恐ろしいものだった。破壊力こそ70年前の兵器レベルであったが、 軍艦とは違い人間とほとんど変わらぬ大きさでそれ程の破壊力を持つ存在は脅威であった。 だが深海棲艦の一番恐ろしいところは我々のあらゆる攻撃が通用しない事だった。 破壊力で勝る近代兵器も精々相手を吹き飛ばしたり足止めをしたりするのが精一杯で、 深海棲艦に傷を付ける事は不可能であった。 そして人類は制海権も制空権も失い、 生まれ育った大地すらも深海棲艦によって破壊されていった。 そんな絶望の中、艦娘は現れた。 彼女達は70年前の艦船の生まれ変わりを自称していた。 人間達も最初は彼女達の事を信じられなかったが、 人類に対して敵意を持つ者はなく、 70年前の戦争を生きた人間達の証言等も彼女達の語った事と同じ部分があった為、 彼女達に対し訝しがれど悪意を持つ者はいなかった。 もっとも、それは深海棲艦を唯一討ち滅ぼせる存在である事が一番の理由かもしれない。 深海棲艦を討ち滅ぼし続ける彼女達を見てそんな事言ってる暇なんてないと思うだろう。 かくして、艦娘と人類の連携によって深海棲艦は完全に滅びた。 だが深海棲艦が滅びた事により艦娘達はその存在理由を失ってしまったかもしれない。 そして深海棲艦と戦う為に現れた艦娘は、 深海棲艦滅亡と共にこの世界から消えるのではないか…… 確かな答えこそなかったが、そう考える人間も艦娘もたくさんいたのだった………… 「それも違う………とは言い切れないかもしれない。 心のどこかでそう思っているかもしれないから。 けどそれも違う。俺が君の誘いに応えられないのも… …俺が君を愛していいのかと不安になってしまうのも…」 「不安?どういう意味ですか? 別に誰かが誰かを愛することは、 迷惑さえかけなければいいんじゃないんですか?」 「…………」 口が滑った…かもしれないけど、喋らなかったところで複雑な想いを抱いたまま生きていき、 いずれすれ違いの元になってしまい、悲しい事になるだろう。だから俺は覚悟を決めた。 「……聞いてくれないか……」 「え…………はい……」 鳥海の顔が真剣な顔になった。俺は言葉を続けた。 「俺が君を好きになった理由…… それは俺が昔好きだった人と君がとても似ているからなのかもしれない……」 「…………」 「……その子は俺が物心ついた時から……好きだった幼馴染の女の子だった…………」 俺は思い出したくない……楽しかったからこそ、今思い出す事が辛い事を思い出しながら続けた。 「ずっと一緒で……それが当たり前だった…… 俺は馬鹿で…あの子に色々としてしまったけど……それでも時間が経てば仲直りしていた…… 俺は…それに甘えていたんだろうな……変わらない日常……… ある時もちょっとした軽口を言った。 怒っていたけど、また仲直りできるって思って謝らなかった。 だけど………それが繋がっていた絆を断ち斬ってしまったんだ。 卒業式の時も仲直りする事なく喧嘩別れしてしまった。 住んでる所が一緒だからまたいつか会えるだろうって思っていた。 でも……二度と会う事はなかった…………」 「…………」 鳥海の顔が少し驚きと悲しみ混じりになった。 「俺は後悔したよ…………どうしてあの時すぐに謝らなかったのか…… なぜ人の気持ちがわからなかったのか……やりたかった事がたくさんあったし…… ずっと一緒に生きてきた彼女と…もっと色んな事をしたかった……けど、もう……」 「…………」 鳥海は何とも言えない複雑な表情をしていた。 「…………すまない、こんな事を言って…でも君の姿は本当に初恋の子に似ていて、 俺が君を好きになったのもそのせいなんじゃないかって思えて、 君と一緒にいるのは俺が初恋の女の子と出来なかった事を 君を代わりにして行う自己満足なんじゃないかって…… だから俺には君を愛する資格なんてないかもしれない…… 君をかつて好きだった人の代わりに愛してるかもしれないって知られたら、 愛想尽かされるんじゃないか…… あの戦いが終わってからそう考えてしまうようになったんだ……」 「…………そうやって勝手に思い込んで諦める。それが自己満足なんじゃないんですか……」 「な…」 鳥海の口から出た言葉はあまりにも意外な言葉だった。 「だってあなたの言っていることは、あなた自身のことしか考えてないんじゃないでしょうか。 自分で勝手に怖がって、私の気持ちとか、全然考えてるようには思えませんから……」 「…………」 そう言われればそうなのかもしれない。俺は何も言い返せなかった。 俺は昔から自分の中でばかり考えてしまい、 相手を自分に都合よいように善く解釈したり悪く解釈したりしていた。 相手の気持ちがわからなかったし、面と向かって聞くのが怖かった。 自分の気持ちを相手に知られて、そのせいで相手との関係が壊れてしまう事を恐れ、 そのせいで相手に誤解されてしまい関係が壊れてしまった事もあった。 その反省のつもりで今は正直に言ったがそのせいで駄目に…… いや、諦めるかよ。鳥海は俺の事を好きだと言ってくれた。 なら、俺が鳥海に諭されて間違いに気付いたと言おう。そう思って… 「……でも私も自分勝手なのかもしれませんね」 「は?」 鳥海に謝ろうとしたら意外な事を言われたのだった。 「艦娘がこの世界に生まれたのは深海棲艦を倒すためかもしれない。 だから深海棲艦を倒してしまった今、 役割を失った艦娘はじきに消えてしまうのではないかと思って…… だから私は司令官さんの大切な人という役割を得てこの世界から消えてしまわないようにした。 そう、私だって自分の勝手な都合で異性を利用しようとして…… こんな酷いことしようとした私なんて……」 鳥海は己を責めていた。まるでかつての俺みたいに…… 確かに酷いかもしれない。けど俺には一つ気になる事があった。 「鳥海、俺を利用してまでこの世界に残ろうとした理由は何なんだ?」 「理由…ですか……あなたに助けられた恩返しがしたかったからです。 私は数十年前に艦としての生涯を終え、 そして長い眠りの後に艦娘としてこの体でこの世界に再び生まれました。 どうやって、何故艦だった私たちが艦娘という存在として蘇ったのかは私や他の艦娘…… そして人間たちの誰もわからない。 だけど私は蘇ってすぐ、何故生まれ変わったのかという疑問を深く抱く時間もなく、 深海棲艦という存在を見てそれが敵だと本能的に思って戦いました」 鳥海の話を聞けば艦娘は深海棲艦と戦う為にこの世界に蘇ったと考えるのも不思議ではないだろう。 「そう、あの時の君はこの世界に蘇ったばかりって言ってたな。 なんにせよあの時君が俺を助けてくれなかったら今俺はここにいなかったよ」 俺はかつて海で深海棲艦と直接戦っていた。志願したわけではなく徴兵的な形で戦士にされたのだ。 鍛えた戦士達は深海棲艦との戦いで海に散っていったり、 生き延びても再起不能だったり長い入院生活をするハメになったりしていた。 そんなわけで戦力はどんどん減っていき、戦いの素人さえも戦場に送られていった。 しかし戦える力のある者達ですらまともに戦えないのに、 付け焼き刃で素人同然な人間が戦える道理ではなかった。 技術的な進歩こそあれど深海棲艦撃破という事だけはどうしても不可能だった。 俺も深海棲艦と戦ったが駄目だった。周りの艦が次々と沈んでいく中、 俺の乗っていた艦も被弾してついに死を覚悟した。 だがその時だった。俺の艦を狙っていた深海棲艦が突如吹き飛んだ。 鳥海が砲撃したからだ。それが俺と鳥海の出会いだった。 普通は人が海に浮いていれば驚くだろう。 だが俺には鳥海が女神に見えた。深海棲艦を撃破したというのもある。 彼女によって深海棲艦は撃破された。彼女は俺の乗っていた艦に招かれた。 彼女を間近で見た時俺は一緒驚いた。俺がずっと想いを抱いていた少女と似た雰囲気だったからだ。 髪の長さや胸の大きさこそ違っていたが、 俺が小さかった頃に抱いていた想いと似たような想いが芽生えていた。 「だけど、私が敵を全て倒したと思い込んで確認を怠ったために 隠れていた敵の私への攻撃からあなたが私をかばって大怪我をして…」 「気にするな。今生きてるからそれでいい。 それにあの時君をかばわなかったら君も俺もみんな死んでいたさ」 あの時の俺は他人を助けたというよりも半ば死に急いでいたという感じがした。 もちろん死にたいと思ってやったわけではない。 今まで人の役に立てた記憶がなかったから、 死ぬとしてもそれが他人の為になるなら、って感じだった。 実際鳥海を助けた理由も好きだった人に似てたからではなく、 深海棲艦を倒した彼女が無事なら彼女が深海棲艦を倒し、 生き残っていた者達や、世界を助けられるかもしれない、 だから自分が犠牲になる事になっても構わないと思ったからだ。 鳥海を庇って深手を負う事になった俺は、 鳥海が深海棲艦の生き残りを撃破したのを見てそう思って意識を手放した。 まあ幸いにも命に別状はなかったらしく俺は何とか生き延びた。 しばらく安静にしていれば動けはする状態だったからまた戦場に送られるのだろうと思っていたが、 俺達が鳥海と出会った前後に各地で他の艦娘と邂逅したとの報告が多数あり、 その艦娘達が集まって艦隊を結成し、人間ではなく艦娘が戦いの主役になった。 艦娘の運用は人間達の艦隊の運用とは勝手が違う為、 指揮経験を持った者と素人との差がほとんどない状況だった。 俺は他の者達と共に艦娘の指揮方法を模索しつつ猛勉強した。 結果、俺は艦娘を指揮する『提督』になった。 そして俺は艦娘や世界中の人々の命を預かる者の一人として深海棲艦と戦ったのだった。 「だからさ、あの時は互いに助け合っていた形だから、俺だけが君を助けたなんて…」 「……深海棲艦との最後の戦いの日、私は命を落としかけました」 「え?ああ……」 いきなりの言葉に俺は思わず驚いた。 「あの深海棲艦が鎮守府を攻めようと迫っていた日、 私は傷付き疲れ果てていて、艤装もほとんど破壊されていました。 それでも……傷付いた艦娘達の中では私が唯一戦える力を持っていました。 だから無傷だった他の艦娘達と共に深海棲艦を迎えうったのです。 司令官さんの引き止めも無視して……」 「そうだ。君が傷付いた体で出撃して、もし何かがあったらと思ったらつい……」 「そして私は奮戦したもののあと一歩というところで沈んでしまった……」 「あの時は本当にもう終わりだと思ったよ……」 「私もそう思いました。 でも…………薄れゆく意識の中、私の脳裏に様々なものが浮かんできたのです。 司令官さんの姿……それも司令官さんの小さかった頃の姿が。 そして司令官さんがたくさんの人達と楽しく遊んでいた思い出が…… その中で一際大きく鮮やかに輝いていた、私に似た少女の笑顔……………………」 「…………」 「その時…出撃前に司令官さんから言われた言葉が頭に響きました」 「……確か………『大切な人をもう二度と失いたくない』って、あの時君に言ったんだったな……」 「ええ。その言葉と…私の脳裏に浮かんだ、私に似た少女の姿…その二つが結び付き…… どんな事情だったのかわからないけど、 あなたは昔好きだった人と一緒になれなくて、その事が心残りとなっていて、 もし私まであなたと永遠に別れてしまう事になってしまったら………… そう思うととても悲しい気分になり、ある思いが芽生えました。 この人を支えたい……悲しませたくない………もう独りにしたくない…………」 落ち着きながら喋っていた鳥海だったが、その声に徐々に感情的になっていった。 「そう思っていたら…私の傷付いた身体が癒され、壊れた艤装も蘇りました。 そして、改二になれなかった私が、ほんのひと時とはいえ改二になれた…… もしかしたら、あなたへの想いが、きっと奇跡を起こしたのかもしれません」 「……確かにあの時の事は本当に奇跡だったのかもしれないな」 「私も驚きました。あんなことが起こったことに…… でもあなたへの想いが私を再び蘇らせ、深海棲艦を打ち倒させてくれた。 そして深海棲艦との戦いを終わらせてくれた…… そう、あなたが私を…いえ、世界中の人々を救ったんです」 世界中の人々を救ったのはあくまで結果論だ。 鳥海があのまま沈んでいても、他の艦娘が深海棲艦を倒していただろう。 だけど鳥海を救った事……それは間違いなく俺が救ったと言えるのかもしれない。 「だから私は救いたい。私を、世界を救ってくれたあなたの心を…… あなたの心の中にいる大切な人……その人と出来なかったこと、やり残したこと…… その未練のすべてを私が受け止め、再び立ち上がらせてあげたい。 人ならざるものだった私が人の……女性の身体を持ってこの時代に蘇った。 それも、あなたの心の中にいる大切な人の面影を持つ少女として…… それが私に与えられたもう一つの運命なのかもしれません」 運命…か。重巡洋艦鳥海の進水日は俺に命を与えてくれた人の一人がこの世に生まれた日… 重巡洋艦鳥海の戦没日は俺に命を与えてくれた人の一人に命を与えてくれた人がこの世を去った日…… 偶然かもしれないけど、数々の偶然は重なると運命となるのかもしれない。 理屈になってないかもしれないけど……鳥海は俺の大切な人の全てだと、そう言える気がした。 「深海棲艦を討ち倒す艦娘としての運命、そして…… あなたの悲しみを癒す者として……だから…………」 俺を見つめる鳥海の瞳はまるで全てを貫く蠍の心臓のアンタレスのように紅く輝いていた。 彼女が俺を想う気持ちは間違いのないものだろう。 たとえ自分が誰かの代わりとしてしか見られなくとも、 抱いた想いを最後まで貫き通すだろう。 そこまで覚悟を決めた彼女を俺が拒むなんてできやしなかった。 「…………ありがとう……鳥海…………そこまで俺を想ってくれて……」 「司令官…さん……」 「君が俺を想っているから消えたくないと思う気持ちと同じくらい 俺も君に消えてほしくないと思っている。 俺は君と一緒に生きていきたい、君と幸せになりたい。 君と一緒にいつまでいられるのかはわからない… けど!俺はもう後悔なんてしたくない!何もやり残したくない!だから…」 「ありがとう…好きです……ん!」 「ッ!?」 言葉を紡ごうとしたが言葉で遮られ、紡ぎ直そうとしたら唇を閉じられた。 だがそれは拒絶の意味ではなかった。 目の前に彼女の顔があった。彼女は自らの唇で俺の唇を塞いでいたのだ。 柔らかくて、温かくて、きっと人間のそれと本当に変わらないような………… 俺のドキドキは止まることなくどんどん加速していった。 これからの事に期待するかのように………… 「もう……準備は出来ています…いつでも…いい…です……」 鳥海は俺が少しでも早くできるようにしようとしたのか自分で自分を高めていっていた。 確かに俺には経験がないが…いや、何も言うまい。 俺は鳥海が指で開いた秘部を詳しく見る為に顔を近付けた。 「…おかしく…ない…ですか………」 鳥海は少し震えた声で聞いてきた。 経験のない俺には正しいのかどうかはわからなかったが、 本等で見たものとそれほどの違いは見られなかった。 俺が言うのもあれだが、経験のない処女のそれっぽかった。 「多分……な……」 「そう………」 「鳥海………挿れるぞ…………」 「…………」 鳥海は軽く頷くと眼を閉じ、力を抜いて受け入れようとしている風に見えた。 俺は熱く、硬くなっていたちんちんを手で添えながら 鈴口を鳥海の膣口にキスさせるように当て、入れようとした。 しかし入らなかった。ちんちんの先端は鳥海の大切な場所の入口、 そこを護る清らかなるヴェールに阻まれた。 その瞬間、とてつもない射精感が俺の股間に込み上げてきた。 今までの自慰での経験上それがもはや止められない事はわかっていた。 俺は外で出すわけにはいかないと思いっきり鳥海の膣内に突き入れた。 プチッ! 「くぁっ!?」 全力で突き入れたからなのか、高い音をたてて処女膜が敗れたような音がした。 俺はほぼ一瞬で鳥海に根本まで飲み込まれる形で最奥まで辿り着いた。 膣内の感覚は人生の中で今までに感じた事がないくらい温かくて気持ちのいいものだった。 だがそれを感じでいる暇はなかった。鳥海の膣が更にきつく締め付けてきたのだ。 異物挿入に備えて身体が阻止しようと勝手に反応したのかもしれないが、 俺の突き入れがあまりにも速く、逆に入ってきたものを離すまいとした形になっていた。 もはや射精寸前だったとはいえ、 それによってもたらされた気持ちよさは俺の射精を更に早めたのだった。 びゅるん それは解き放たれた。 期せずして一ヶ月ほど溜め込んでいたからか、 自分でもかなりの粘度を感じた。 びゅるっ…びゅるっ…びゅるっ… 凄く…気持ち良かった。尿道を駆け抜ける快楽と、 ちんちんが粘膜を押し広げるように膨らむ時に感じる快楽が…… びゅるっ…びゅるっ…びゅるん… 粘膜と粘膜が触れ合っている感触がこれほど気持ちの良いものとは思わなかった。 気持ちいいだろうとは思っていたけど、それは射精の時の律動くらいに思っていた。 びゅるん…びゅるん…びゅる… まだ出てる……まるで俺がずっと吐き出さずに内に押し止めていた想い、 それを全て吐き出すかのように…… だけど、その想いは鳥海への想いではない。 鳥海に似た、かつて俺の心の中にいた大切な人への想い… それを鳥海への想いに乗せて解き放っているのかもしれない。 びゅる…びゅる…びゅる…びゅる… ここまで…ここまで溜め込んでいたのか……それを鳥海は受け止めてくれていてくれる… それが、本来自分へ向けられなかったかもしれないものだとしても…… びゅる……びゅる………びゅ…………びゅ………… 俺は快楽に酔いしれながらも様々な事を考えていた。 びゅ………………びゅ…………………… やっと射精が終わった。思えば自分だけ気持ち良く………鳥海は!? ほとんど自分の世界にいた俺は鳥海の心配なんてしてなかった。 俺は鳥海の顔に目をやった。鳥海の顔は少し虚ろだった。 「鳥海……」 俺は言葉に力が入らないながらも思わず呼び掛けた。 すると鳥海はこちらに反応して俺の顔を見た。 「………終わった……の…………?」 「…………」 俺は鳥海の問い掛けに隠す事なく正直にただ頷くだけだった。 俺だけ勝手に気持ち良くなったんだ。 文句言われたり責められたりしても仕方ないだろう。 しかし鳥海は俺に対して笑顔で答えた。 痛みを耐えるかのような感じではあったが、確かに笑顔だった。 「ありがとう…………」 俺も少し笑顔になりながらもそう言って感謝の気持ちを表し、 そしてそのまま意識を手放した………… 俺は目が覚めた。覚めたとはいっても瞼はまだ閉じていた。目が覚めたのは重さを感じていたからだ。 俺は目を開いた。そこには鳥海が俺の目の前にいた。俺は仰向けのまま、鳥海に乗られていたのだ。 「ふふっ、起きましたか」 「鳥……か……………うおっ!?」 意識がはっきりしつつある中、鳥海が裸であり、俺も裸であり、 二人のあそこが結合していて、少し赤く汚れているのに気付いた時、 俺の意識は完全にはっきりとした。 「あ、そ、その……き、昨日はすまない!」 俺は昨日の事について謝った。 「初めてだったのでしょう?仕方ありませんよ」 「そ、そうじゃなくて…いや、それもそうだけど、 自分だけ勝手に気持ち良くなったあげく寝てしまって……」 俺は本当にすまない気持ちだった。 「最近お仕事ばかりでまともに眠っていなかったんでしょう。仕方ありませんよ」 「けど…」 「それに、あなたの寝顔、とっても安心しきった感じで、穏やかな顔でした。 少し前に仮眠していた時は、穏やかでなくて、 険しい顔をしていましたから…心配してましたよ……」 「そうか…心配かけてごめんな」 「でももう大丈夫みたいですね。何だか昨日までと比べて元気な気がしますし、 それに………こっちもとっても元気です…………」 「ん………」 鳥海が結合部の方に目をやった。俺は勃起していた。 「あ……これは、だな…男特有の…」 「わかってます。でも昨日はすぐに終わっちゃいましたし、だからもっと楽しみましょう。 あなただってもっと気持ち良くなりたいでしょうし。 ふふっ、大丈夫ですよ。昨日からずっと私の中にあなたがいましたから。 だから激しく動いたりしても……ね」 「……鳥海がそう言うのなら!」 俺は鳥海が下になるように体勢を変え、早速腰を動かした。 激しく、と所望していたがさすがに最初からそうするのはどちらにもつらいと思い、 まずはゆっくりと動いた。 「うぅ……ん……」 「鳥海…」 「大丈夫…あまり痛くない…です…」 鳥海はそう言ったが少しだけ苦悶に満ちた表情だった。俺はスピードを落とした。 鳥海の顔から苦しみが少し消えた気がしてそのまま続けた。 しばらくして滑りがよくなってきた気がしたのでまた少しずつペースを上げた。 じゅぷ……じゅぷ…… 膣内が濡れてきたのか水音も立ってきた。 その音が俺を更に興奮させ、腰の動きを早める。 俺は求めた。まるで心に残る思い出を作ろうとするかのように。 艦娘はいつ消えるのかはわからない。 明日どころか下手したら次の一瞬にも消えてしまうかもしれない。 しかしもしかしたら考えが間違っていて、艦娘は消えたりしないかもしれない。 どちらにしろ根拠なんてものは何もない。 楽しい思い出があれば後で苦しくなった時に余計につらくなる。 だけど、何もしなければ、何もしなかった事を後悔するだろう。 どちらにしろ後悔するのならやるだけやる。 俺は心の中の欲のままに動き続けた。そしてその時はまたやってきた。 「鳥海っ…もう…出る…」 「っ…ええ…来てください………全て受け止め…」 ドクン! 鳥海の言葉が終わらない内に射精してしまった。 びゅーっ、びゅーっ 一晩経ったとはいえ二回目の射精。最初の時よりも勢いがある気がした。 「くぅ…ん……うぅ……」 「ぁ…ぁぁ……ぁ……」 俺は我慢なんてしなかった。ただただ奥に腰を押し付けていた。 少しでも『今ここにいる』鳥海に子種を植え付けるかのように…… 艦娘が人間の精子で受精し、着床して、子を成せるのかどうかはわからない。 それでも……それでも俺は今、心から愛している女性との間に子供が欲しかった。 俺と鳥海が愛し合った証…鳥海を繋ぎ止めるもの…鳥海がこの世界にいた証…… 僅かな希望を信じ、俺は鳥海に全てを吐き出していた。 鳥海もきっと、俺と同じ事を考えながら、欲望とも言える愛の全てを受け止めていた。 「ん……あ………お腹の中………あなたので…暖かい………」 長い射精が終わった。鳥海の顔は昨日と同じく嬉しそうだった。 自分のお腹の中に感じる暖かな感覚…… それが自分が今生きていると彼女に実感させているのだろう。 とりあえずこれでひとまずの終わり…… かと思ったら射精が終わったにもかかわらずちんちんは硬さを保っていた。 「鳥海、もっと…」 「もっとください…」 俺も鳥海も求める気持ちは一緒だった。 俺は今目の前にいる女性を愛する事しか考えてなかった。 俺はまた動こうと腰を引こうとした。が、引けなかった。 鳥海が脚でがっちりと締め付けていたからだ。 俺は鳥海と目を合わせた。鳥海が少し恥ずかしそうな笑顔をしながら脚を解いた。 俺は再び…いや、三たび彼女を愛しはじめた………… そして、それから半年が過ぎた………… 「あの戦いからもう半年も経ちましたね……」 鳥海は今も俺の傍にいた。 「ああ……鳥海、さすがにこんな体でそんな格好はどうかと思うぞ」 「摩耶の言う通りね。いくら艦娘鳥海としての正装とはいえ、お腹を出すのはまずいわよ。 あなただけの体じゃないんだから、しっかりと着込みなさい」 「それにしても提督も隅に置けないわね。 今6ヶ月なんでしょ?つまりクリスマスの時に………きゃあっ」 鳥海だけでなく高雄型の重巡洋艦姉妹も…… いや、艦娘みんながまだこの世界に存在していた。 「しっかし、お前がまさかあたし達の上官で居続けるなんてな」 「深海棲艦との戦いで頑張った結果が認められたらしいからな。 まあ割と無茶ばかりしていたけどな。 別に俺は提督の座に今でも居続けるつもりなんてなかったけど、 提督辞めたって食っていけるとは限らんからな。 だから活躍が認められて提督でいられる機会を得たなら、 俺はその期待に応えて提督で居続けるつもりだ」 「まあ、子供がもうすぐ生まれますから安定したところにいたいですしね。 ご両親にも心配をかけたくないでしょうし」 「安定…か…」 「摩耶、どうしたの?」 「だってさ……あたし達艦娘っていつ消えてもおかしくないよな」 「そうかもしれないわね。艦娘が深海棲艦と戦う力を持って生まれたということは 深海棲艦がいなくなった今、艦娘の存在理由がないかもしれないから」 「鳥海は提督にとって大切な存在となることで存在を保とうとした…… いえ、それは後付けの理由ね。 提督が鳥海を好きで、鳥海も提督に想いを抱いていて…… それは人間の持つ恋心を艦娘も持っていたということかもしれない……」 「でも鳥海だけじゃなくて艦娘みんながまだこの世界にいる…… ……もしかしたら艦娘そのものにまた別の役割があるのかもね。 例えば深海棲艦がまだどこかにいて今は表に出てきてないけどまたいつか蘇って、 その時のために私たちがまだ消えることなくこの世界にいるのか……」 「もしかしたら艦娘が次に戦う相手は人間かもしれません…… 艦娘はかつて艦だったころも日本を守るために戦い、そして守り切れず敗れてしまいました。 だからこの国を守るために艦娘は未だに居続けている…… …もしかしたら私たちの力が侵略に使われたりも…」 「そんな事!人間同士の愚かな争いなんて二度と…… そりゃあ攻められたなら戦うが、相手を不当に侵すような事なんて、絶対に!」 高雄の不安がる言葉につい強く反応してしまった。 「提督……?」 「……俺は悲劇は二度と繰り返させない……過ちは二度と繰り返させない……」 俺は決意した。提督として、戦争という行為を二度と起こさせない。 そして艦娘達を人に仇為す存在にさせないと。 「……お前、本当に昔と比べて変わったな」 「摩耶……」 「昔出会ったばかりの頃は頼りなかったけどさ、 深海棲艦との戦いの終わり頃には随分と立派になったよ。 そん時でも対深海棲艦の時くらいしか頼りになる感じがしなかったけど、 今はもう十分立派だぜ」 「そうね。これなら鳥海ちゃんを安心して任せられるわね」 「鳥海が提督を好きと知った時はほんのちょっと不安になったわ。 鳥海の決めたことだから私たちがとやかく言えることじゃなかったけどね。 今の提督は本当に立派でかっこいいわ、うふふっ!」 「姉さん……ありがとう……」 姉に認められた鳥海は本当に嬉しそうだった。もし姉達に反対されていたら… それでも俺への愛は貫いていたかもしれないけど。 「ところで鳥海、あなたは今は改二じゃないみたいね」 「ええ…」 「私や愛宕はかつて改装され、摩耶も改装こそされなかったけど対空能力を強化された。 だけど鳥海は何の改装もされなかった」 「あたしでさえ改二になれるかどうかって感じで、まあ何とか改二にはなれたけど、 かつて改装されなかった鳥海は改二になることができなかった」 「はっきり言って絶望的だったわ。でも…どうしてあの時だけ改二になれたのかしら? 鳥海ちゃん、全てを失い沈み行く中、突然光に包まれたと思ったら艤装を再生…… いえ、変形させて燃料も弾も全て回復して、 そのまま最後の深海棲艦と戦い、そして打ち倒した……」 「あの時の艤装、間違いなく改二……もしかしたらそれ以上かもしれない。 見たこともないくらい光り輝いていた…… 戦いが終わった後は元に戻ったわ。それからはもうあの時みたいにはならないけど… 一体どうやってあんなことになったの?」 「どうやってって……あの時は司令官さんをもう独りにはしたくないって強く思って…」 「もう?」 「私の中に……重巡洋艦鳥海としての記憶や… そこに乗っていた人たちの記憶とは明らかに違う情景… 幼い頃の、楽しそうに女の子と遊んでいた司令官さんの姿が見えて…」 「…鳥海が見たものが本当に提督の過去の記憶だとして、どうしてそれが見えたのかしら?」 「提督、お前鳥海に何かしたか?」 「特に何も……ん……いや、まさかな………」 「何か心あたりでもあるのか!?」 「落ち着いて摩耶!」 「かつて俺は鳥海を深海棲艦から命をかけて庇った事があった…… その時は何とか二人とも助かったけど…… その時に血を多く流してしまって、 周りにいた他の奴らから輸血されなきゃ危なかったくらいで…… つまり鳥海や艤装に、命をかけた俺の血が大量にかかったって事……だよな?」 「ええ…あまりにも多くの血が流れて……本当に心配しました……」 「じゃあ、提督の血のせいなのか?」 「俺の血だけじゃないだろう。俺が鳥海を想う気持ちと鳥海が俺を想う気持ち、 それらが俺の命をかけた熱い血潮と合わさって奇跡を起こした…… それくらいしか考えられないな」 「そうだって証明することは出来ないけど、違うとも言えないな……」 「だけど愛の力が起こした奇跡だなんてとても夢がありますよね」 「でも愛の力が起こした奇跡の最も足るものは提督と鳥海の間に、愛の結晶を作った事ね」 愛宕の言っている事はもっともな事だろう。 そりゃあ愛のない関係であろうとも生まれるものもある。 命が生まれる事、命を育む事は本能であり、 愛というものは人間が考えた綺麗事に過ぎないものかもしれない。 けど…俺は愛を信じたい。 俺が鳥海に子供を宿させられたのは彼女を想う気持ちがあったから。 彼女が人間との間に子供を作れるかどうかわからない、 彼女がいつか消えてしまうかもしれない。 そう思ってもなお、俺は彼女への愛を伝えないではいられなかった。 愛を伝えぬ内に時が愛を伝えられなくしてしまい、後悔なんてしたくなかったから。 だから愛は形となった。これは人間同士でも変わらない事のはずだろう…… 「艦娘が人間との子供を母としてその身体に宿す…… 私たち艦娘という存在も人間と変わらぬ生殖能力を持つということが言えるかもしれないわね」 「でもさ、人間と艦娘のハーフってのは一体どんな子供が生まれるんだ? 男と女で能力に差があるのか、そもそも生まれた子供はどっち寄りの存在になるのか……」 「なんにしても、もし力を持って生まれたとしたら、どんな酷い事になるか……」 「人間の科学力は戦争に関係して進歩してきたという事実はあります。 遺伝子工学の進歩によって、能力者がたくさん生まれて、また悲惨な戦争が起きてしまう…… もちろん、今の段階では断定は出来ないから杞憂に終わるかもしれないけど…… それでも今いる艦娘という存在だけでも悲劇を生み出してしまうかもしれない」 「そうなるくらいならいっそみんな消えちゃえば…」 「…何かを犠牲にしなきゃ、何かが解決しないとか、 そんなのは嫌だな……綺麗事かもしれないけど、でも……」 「提督…」 また同じ話題になった。それだけみんな不安を抱いている事のあらわれなのかもしれない。 「何もしようとせず、ただ楽な方へ流されて不幸になるなんてのは、もうゴメンだ」 「あの時の戦争も、流れの末に起きたという側面もありますからね」 「戦争が起こる理由はそれぞれ違います。 領土が欲しい、資源が欲しい、支配をしたい、支配から解放されたい、 相手が自らの信じるものと相容れない存在である、長年の怨嗟を晴らす……… 多くの場合妥協をして戦争を回避しようとつとめますが、妥協が出来なくなった時。その時…」 「戦争が起きるってわけだ。いくら口では戦争反対って言ったって、 追い詰められた奴が我慢なんてできやしないだろうさ」 「だからこそ戦争が起きないように一人一人が動かなきゃならないんだ。 何をすればいいのか具体的な事がわからない俺には他人に偉そうな事は言えないけど………… 高雄、愛宕、摩耶、鳥海……君達や他の艦娘達には戦争の悲惨さを伝えてほしい」 「戦うために造られたあたし達が戦争の否定とか説得力ないんじゃないのか?」 「確かにな。だが、戦争の悲惨さを伝えられる人間は、今この時代にはもうほとんどいない。 恐らく君達ぐらいだろう、これからもずっと正しく伝えられるのは」 「確かにそうね。私たちはあの戦争の記憶を完全に覚えている。 戦争がどのようなことだったのか、そしてその結果どうなったのか……」 「だったらあたし達は伝えてかなくちゃならないな。いつ消えちゃうかわからないしさ」 深海棲艦出現前の日本は戦争への道を進もうとしていた。艦娘が日本に多く現れたのは、 永遠に戦争放棄をすると誓ったはずの日本が再び過ちを犯すことを防ごうとしたからかもしれない。 もしかしたらそれが艦娘が未だにい続ける理由なのかもしれない。 艦娘に寿命があるのかどうかはわからない。 見た目の年齢から人間と同じように歳を重ねていくのかもわからない。 でも鳥海は俺の子供を宿した。創作だと異種族での絡みには寿命差の問題とかもあるが、 それがわかるのは今ではないだろう。ならば考えても仕方のない事だ。 「でも日本とかを守りながらというのは大変そうね」 「それでもやらなきゃならないさ。後悔なんてしない為にな。 だからみんな、力を合わせて頑張ろう!」 「はい!」 「うん!」 「おう!」 「ええ!」 四人の声が同時に響いた。 誰も未来の事なんてわからない。何が起こるか、いつ死ぬか…… 予想は出来ても、その時にならなければわからない。 今まで当たり前だった事が今から当たり前でなくなるかもしれない。 だから人間は頑張る事が出来る。 最悪の未来から逃れる為。今の幸せを守る為。より良い未来へと向かう為。 俺はかつて頑張る事が出来なかった。その時に出すべき全力を出すことが出来なかった。 今までの日常がずっと続くと思っていた。 苦しい事があっても何とかなると思い、その日暮らしをしていただけだった。 だから俺は大切なものを失ってしまった。 時間、金、友達、知識、そして、ずっと一緒にいたかった大切な人を…… 俺は後悔した。全力を出してひたむきに生きる事をまったくしてこなかった事を。 だから俺はもう二度と後悔しないよう全力で生きようと誓った。 俺は今、戦争の悲惨さを知っている艦娘という存在と共に在る。 戦争もその時にすべき事をせずに流されてしまった為に起こってしまったという事もある。 だから俺は悲劇を二度と繰り返さない為に彼女達と共に戦争を否定し続ける。 今ある命、これから生まれて来る命を守る為、 そして――愛する人と離れる事なく人生を共に歩み続ける為に―― ―完― +後書き 402 :名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 22 39 21 ID F.hV5l7U 以上です 今回はいつもの人間=艦娘とは違い、 かつての艦船=艦娘という感じで書きました 書いていた時にリアルで精神的に辛いことがあり 11月上旬に書き始めたのに途中で停滞して1ヶ月以上かかってしまいました 自分にはシリアスよりな話は向いていないのかもしれませんね…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/