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新海域の攻略で忙しく、最近ご無沙汰だった提督の性欲が薬の効果で完全に暴走 理性を無くした提督に無理やり服を引きはがされ、乱暴な愛撫を受ける鈴谷 「ちょ、ちょっと! 興奮しすぎ……!」と非難の声を上げる鈴谷の口内に 既にガチガチに勃起していた提督の肉棒が喉奥まで突きこまれる 普段は肉棒の外側に舌を這わせたり、亀頭から少し先までを口に含むという ままごとのような拙いフェラしかしてなかった鈴谷は目を白黒させて 必死に抵抗しようとするも、頭を提督の両手でがっちりと抑えられて オナホールを扱うように容赦なく腰を振られ、肉棒で喉を擦りあげられる 気道を強引に塞がれ、えずく鈴谷 初めのうちは見せていた反抗心もすぐに薄れ、今は完全に恐怖で体が固まっている 自分の唾にまみれた肉棒を、無言で飲み込ませようとしてくる提督 日常生活でも、セックス中でも、常に自分の体を気にかけてくれる提督が 自分の性欲のためだけに行動している、というその事実が鈴谷の体を竦ませる 普段はキスをして愛を確かめあうための唇を、剥き出しの性欲の塊に限界まで押し広げられて 気力と体力をこそぎ落されながら、なすがまま涙がにじんだ目で口内の蹂躙を受け続ける やがて提督が鈴谷の唾液にまみれた肉棒を引き抜き、唇から唾が糸を引く 喉を塞がれ続けて酸欠ぎみになった鈴谷は、提督の両手が頭から離れたとともに その場にぐったりと横たわり、ひゅう、ひゅうと喘鳴を漏らす そんな鈴谷を提督が労わる様子は微塵もなく、目を血走らせて荒い息を吐きながら 鈴谷の両足を押し広げる。いつのまにか失禁していたのか、 ぐちょぐちょに濡れていた下着をずらし、肉棒を秘部にあてがう 「……や……ゴム、つけ……」とかすれた声で訴える鈴谷を無視し、 普段のものより一回り以上も肥大化した肉茎を一気に挿入した 勢いのついた陰茎が、一瞬で鈴谷の膣奥に到達する その瞬間、鈴谷は、自分の子宮がぐちゅっと押しつぶされる音を確かに聞いた 衝撃は体の中心を通して脳にまで伝わり、意識が真っ白に吹き飛ばされる 双眸は限界まで見開かれ、呼吸は止まり、息を求めてぱくぱくと口が開閉し 体は一瞬で限界までのけぞり、乳房が大きく真上に突き出される 肉棒は狭い膣道を何倍にも拡張させ、六割程度の挿入で亀頭が壁に突き当たるが それでも提督は強引に腰を進ませ、無理やり根元近くまで自らの陰茎を埋めこんだ いつも受け入れているものとは段違いのサイズに、膣口がみちみちと悲鳴を上げる がくがくと体を痙攣させる鈴谷を尻目に、 提督はさらに腰を押し付けて、限界まで挿入できる位置を確認すると 勢いよく腰を引き、ぬめついた肉棒を叩き付け、容赦のない激しい抽挿を開始した 破れた服から剥き出しになった豊かな乳房をもみしだき、しゃぶりつきながら 愛液のしぶきを上げて陰茎が鈴谷の膣に出し入れされる 鈴谷はろくに呼吸も整わないうちから激しい衝撃を受け続け、 もはや気絶寸前の状態でかろうじて意識をつないでいる 一突きごとに、飛び上がるように大きく跳ねた そのたびに肺胞からはなけなしの酸素が絞り出され あー、あー……と、息絶える寸前の獣のような声が漏れた 深海の底から見上げる海面のように揺らいだ視界の中に、 鈴谷はうっすらと写りこむ提督の顔を見た 自身が黒く塗りつぶされていく感覚の中で、 鈴谷はなぜか、自分でも表現のしようのないほどの多幸感を得ていた がむしゃらに腰を打ち付けていた提督の動きが急に止まる 鈴谷の胸や、床を押さえていた両手を彼女の体の下に回すと 突然、提督は勢いよく鈴谷の体を持ち上げ、駅弁の体勢に移行した 衝撃で鈴谷の首ががくんと後ろに振れ、そして前方に揺り戻されて力なくうなだれる 次の瞬間、彼女は不思議な浮遊感を得た 提督が鈴谷の体をさらに持ち上げ、そして体を支えたまま少しだけ自由落下させたためだ 同時に提督は、彼女の体を浮かせると同時に亀頭近くまで肉棒を引き抜き そして鈴谷の体が落下する瞬間に、全力で腰を突き出して陰茎を膣奥に叩き付けた ぶちゅんっ、と粘液の固まりが弾けるような音が響く その致命的な衝撃は、鈴谷の子宮を中心にして一瞬で全身に伝わる 脳内で太い糸が引きちぎられるような感覚を覚えたとともに、 今度こそ彼女の意識は完全に途絶えた 眼からは光が消え、全身が死体のように弛緩する 一筋のよだれが垂れ流れされている唇の端は、なぜか笑みの形に歪んでいた その間も提督は、自分だけが最大限に快感を得られるよう必死に腰を動かしている 肉棒が引き抜かれるたびに愛液が掻き出され、床の染みを広げ続けている 膣壁を絶えず擦りあげられながらも、もはや鈴谷は声を上げることもなかった 肉棒の上下運動に合わせて、胸だけが激しく揺れ動くだけである その端正な眼や口、鼻からあらゆる体液を垂れ流しながら、 提督の抽挿に合わせて潮を吹くだけの肉人形と化していた 室内に淫靡な水音と、男の荒い息遣いだけが延々と響き渡る だが、そのうちようやく提督にも限界が訪れた 呼吸は呻くような音に代わり、挿入の勢いはますます激しくなって 射精の瞬間が近いことを知らせている 提督は互いの胸が密着するほど、鈴谷の体を強く抱きしめなおした 気絶した鈴谷の、垂れ下がった頭部が提督の胸板に押し上げられて顔面があらわになる 死んだ魚のような目をし、口をだらしなく半開きにさせ、 涙やよだれにまみれて汚れきったその顔を見た提督は 相手を威嚇をする猛獣のごとく大きな唸り声を上げ始めた 『今抱きかかえているメスを犯して射精する』 『子宮を自分の精液で埋め尽くして、このメスを孕ませる』 そう思考が埋め尽くされ、もはやただの一匹の獣として陰茎を付きこみ続ける そして最後に、初めと同じようにメスの体を持ち上げ落下させると同時に 肉棒を子宮口に直撃させ、最大限の号砲とともに精液を解き放った びゅっ、びゅる、びゅく、びゅうっ 男の全身が痙攣し、陰嚢が震えるたびに大量の精液が送り出される 普段の男とは比べ物にならないほどの量が、膣奥を目指して上り続けていく 全身の血液を股間に集中させ、それをそのまま送り出すイメージをしながら どぷどぷと白い液体を注ぎ続ける 女の膣内を埋め尽くしてもまだ止まらない白濁が、 陰茎と膣口の結合部から漏れ出してぼたぼたと滴る 男の尿道が膨らむたびに、中の液体が押し出されて 床にできた愛液の水たまりに白い汚れを広げていく やがて男の痙攣が収まり、射精の勢いが止まるまでの数分の間に 床の汚れの割合は完全に白いものに取って代わられていた しかし、それでもなお薬の効果は完全には治まらず、 その後も部屋中のいたるところで、あらゆる体位で 提督は鈴谷の肉体をむさぼりつくした その度に床の溜まりは増え続け、最後には互いに互いの体液を 全身にまとわりつかせながら、提督は最後の射精を終えた 力を使い果たし、いつの間にか眠っていた提督が目を覚ます 異変を感じて飛び起きると、知らないうちに自分が全裸になっており べたべたに汚れた床の上に寝転がっていることに気が付く 状況を理解できず、あたりを見渡した提督の視界の端に 自分が心から愛している鈴谷の姿が写った 乾ききった涙の後、全てを諦めたように暗く沈んだ目 いくつもの噛んだ後がはっきりと残る乳房 びりびりに破られてもはや使い物にならなくなった服 股間に白濁液の溜まりを作り、まだなお精液を垂れ流し続ける秘部 まるで激しい輪姦を受けた直後のような、痛々しい状態の彼女を これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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2レスほどぺたぺたします。別に、えろくなんてないけどね 陽炎型の三人に新ボイスという事なのでちょっと放置→つついてきて書いた 不知火の場合(ちょっと嬉しそう) 貴方はふと書面から顔を上げた。その視線に気づいて、何事でしょうかと、不知火は片方の眉をついと持ち上げた。 すみませんね、秘書艦をやってもらっているのに、暇にしてしまって。貴方がそう詫びると、彼女はそれを否定するように首を振った。心底、心外です。そういう事を言った。 「不知火は決して、退屈などしていません」 彼女はそう言って、数度瞬きをしてから、おもむろに軽く脚を組み替えた。抗議するように一度椅子が軋んだ。 それでも。貴方は少し食い下がった。すると、彼女は机に肘をついて、両手の指を互い違いに合わせて、それから小さく肩をすくめた。 「……いえ、構いませんよ」 そうですか。 貴方は再び顔を伏せた。狭まった視界の端、ぎりぎりのところで、不知火がそっぽを向いた。その唇が僅かに動いて、ぼそりと、かすかに呟いた。 「どうぞ、ご自由に……」 不意に貴方は酷くばつが悪くなってしまい、それからふと、頼める事があるのに気がついた。これなら、そこまで手のかかる訳でもなく、頼み事には丁度いいと思われた。 なら一つ、お願いできますか。何気ないふうにして訊ねた。 少しだけ身動ぎをして、彼女はあくまで平静に首肯した。けれど、返ってきたその声には、幾ばくかの喜色が浮かんでいるようだった。 ――不知火に、何か、御用ですか。 黒潮の場合(ちょっと怒ってそう) ふと書き付けていた筆を止めて、貴方は考え込んだ。迫りくる一大規模攻勢(イベント)。大本営がこのところ折々で匂わせてくる例のあれを前にして、ふっつりと黙り込んだ。 時勢は既に、備えを求めている。未だ発表はされていないが、号令がかかってからでは、明らかに遅い。戦争が誰の目にも明らかになってから準備を始める軍隊など、無能以外の何ものでもない。 しかし、そもそもこの時期に、この大型艦建造を行うというのは、はたして如何なものだろうか。 ゆっくりと、息をついて、眉間を強く揉んだ。 「なあなあ、司令。ちょっとええか?」 ああ、しかし、大和型不在で臨む事こそが、慢心と称されるのではないだろうか。 建造計画書の数字は、どこを見ても素晴らしいものだ。 もちろん、見積もられたコストも、素晴らしかった。とてもではないが、気軽に承認できるものではなかった。 「司令はん? ……司令はーん?」 不要の長物といえば、そうだろう。駆逐艦たちをあくせく労働に従事させずに済むし、希望する連中に好きなだけ出撃させられる。朝のおかずが一品増えたり、潜水艦に休日だって出せるかもしれなかった。 「聞こえてないんやろうかぁ……。まあ、ええか。のんびりしよー」 要不要と、確立と、様々な事を考え合わせて、そこでようやく、貴方は彼女に意識を向ける事ができた。 彼女の方でも、それに気がついたようだ。 ――司令はん。なんやろかー? 朗らかで、いつも柔和な笑顔を絶やさない黒潮の、それは冷たい声音だった。 貴方は苦笑いをして、どうか、機嫌を治すよう頼み込むのだった。 (……陽炎? 遠征からまだ……) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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元々あった序盤の進め方には非常にお世話になったのですが、かなり昔から文面が変わってないので改訂案として新しく作ってみました。テキスト整形が結構できてないので、どなたか見やすく編集しなおしてくれると非常に助かります・・・ 序盤の進め方講座 序盤の進め方講座最初に 操作キャラ選択最初のキャラ選び スタート後の準備 初手金策(キャラチェンジ不要) 買っておきたい装備 買っておきたい消費アイテム 序盤の進め方攻略用お勧めキャラ戦士型 魔法型 万能・便利特性型 アビリティ取得 魔法の入れ替えLV1 LV2 LV3 稼ぎ ~いざ出陣!~経験値・お金 アイテム それでも辛いなら 最初に このページは、 「面白そうだからなんとなくこのゲームを初めてみたはいいが、すぐキャラが死んでしまう~」 「マジで何から手ぇつけていけばいいのか皆目見当がつかない~」 「出鼻くじかれすぎて続けていく気力も萎えるわ~」 という人のためのページです。 ある程度失敗しようがめげない心を持ち合わせている人は、できるだけ自力で悩み苦しみこのゲームが色々な意味でいやらしいゲームだということがよく分かった上で、あくまで実際クリア目指す上でのコツとして参考にして下さい。 わざわざ難しく作るのも製作者の意図のうちですので、そういう意図も理解した上でプレイしてみると「有志がツクールで製作したフリーゲーム」を100%楽しむことにも繋がると思います。 これはあくまで私自身の勝手な考えではありますが・・・ 実際のとこは「いいからさっさとクリアして面白かったら製作手伝えや」とか思ってらっしゃるかもしれませんが。 操作キャラ選択 最初のキャラ選び 操作キャラはゲームを開始してからでも変更は効きますが、ニューゲーム時に選んだキャラによっては初期アイテムや所持金が有利なキャラがいます。 そこで最初はフローラを選びましょう。 所持金10000、初期プライムブルー数3で冒険をスタートできます。 フローラを選んで一通りアイテムを買い揃えたあと、実際に攻略していくキャラに変更して旅をしていきます。 しかしながら出したキャラは全員何がしかに使ってあげましょう、「私のお金だけが目当てだったのね・・・」と言われては男が立ちませんから。 性感の弱点部位は攻略にもある程度影響しますが、せっかくだから好みの女の子でいったほうがモチベが続いて逆にいいと思います。ロリっ娘のお漏らし、巨乳っ娘の射乳が好きな方はちゃんと乳腺や尿道にも振るのです、全振りするとさすがにアレですが。 なお、フラグが実際どうなってるか多少怪しいですが、オープニングを見ずにボロボロの服の状態でメイドさんに話しかけると、1000Gで売れる(オイ)ウェイトレスの服をくれます。 スタート後の準備 始まったらフローラの装備を剥ぎ取って、操作キャラをモニカに変えましょう。そしてモニカの装備も剥ぎ取ってエクセルガードと服以外を店に売ります。 これで所持金はなんと2万を超えます。1キャラ分にこれ全部使えばぶっちゃけ以降は買い替えほぼしばらく必要ないレベルの装備が手に入ります。 しかしキャラによっては苦手なダンジョンも存在するので、攻略には最低でも3キャラくらいは使うと思います。なのでここではコスパも加味してアイテムや装備を買いそろえていくことにします。 とりあえず最初はバランスよく「戦士」「魔法使い」を1人ずつ使う前提で考えます。選ぶキャラによっては装備不可だったりしますがその辺は適当にやって下さい。逆にミニプロテクターが装備できるキャラはそれでもよかったりするので必要経費はキャラ選択である程度増減します。 初手金策(キャラチェンジ不要) 村の武器屋で本を読み、「海鳴村」を解放します。そして酒場で塩昆布を1つ買い、宿で美肌クリームを手に入れるまでスイート以上の部屋に泊まります。美肌クリーム以外の備品を持ち帰った場合でも、それを売れば宿代以上の金額を回収できます(レベル1の時)。 塩昆布と美肌クリームを手に入れたら、海鳴村のトラベラーズ協会(一番大きな建物)に行って、その2つのアイテムの納品依頼をクリアします。これで合わせて4000Gが手に入ります。 買っておきたい装備 戦士用武器・・・ナイツウォースピア 攻撃70で防御も30上がります。槍モーションは広いマップ(近くの森とか)、や直線的なマップ(海底遺跡とか)で役に立ちます。 魔法使い用武器・・・マグススタッフ 魔力40精神30で、魔法ダメージを15%上昇する特性を持ちます。値段が安くてしかも強い! 魔法使い、魔法戦士用武器・・・フレイムタン 攻撃40魔力40で炎属性。更に炎魔法を増幅してくれます。岩山の洞窟には炎に弱い敵が多いためオススメ。 戦士用防具・・・和製南蛮胴 特殊効果はありませんが防御77でそこそこ優秀。防御、大事。 なぜか道具屋に売ってます。 魔法使い用防具・・・水の羽衣 海鳴村の南西の店で買える。防御40魔力30精神60 売ってる人が人なので紛らわしいですが、羞恥にはなりません。 魔法使い用防具・・・マジカルビキニ 攻撃30防御30魔力40精神40 水上での移動ペナルティがなくなる水着系装備。 街中で着ると羞恥プレイになっちゃうので他の服を1着は売らないでとっておきましょう。 耐性兜・・・VIPお風呂ハット レムリア奴隷市場の宿屋のロイヤルスイートで寝ると手に入ります。粘液耐性。 宿泊金額がレベルに比例して上昇するため、早めに入手しましょう。 アクセ・・・きたないぼうし レムリア奴隷市場で販売。攻撃12、防御6、魔力6、精神4。2Gで合計28も能力が上昇します。 耐性アクセ・・・健全な雰囲気 すぐ使わないかもだけど安いし買い忘れてるとキツイのでついでに買っておきましょう。 耐性アクセ・・・エルフのマント 捕獲耐性は割と便利。地味に攻撃防御が5、魔力精神が10ずつあがります。 買っておきたい消費アイテム ポーション MAXまで買うと高いのでとりあえず20個くらい、魔法のメイクポーションでもっと増やしてもいいですが、イビルポーションがあるとオートヒーラーが実質使えなくなるのでそれだけ注意が必要です。 状態異常回復系 きのこ以外10個ずつ買っといていいと思います、安いし。きのこは3つくらいあれば足りると思います。 鎮静剤と万能薬はとりあえず金に余裕が出てから買います。 しかし、すぐにでも揃えておきたいアイテムでもあります。 ひそひ草・黒い鉱石 どこに行くにも必ずこれらは持っておきましょう、そして危ない時や危なくなりそうな予感がした時に迷わず使っていきましょう。 多分これらを全部一度に買うには2万じゃ足りないので買い揃えながら適当にダンジョンで少しお金も稼いできて下さい。 稼ぎポイントは後述。 序盤の進め方 攻略用お勧めキャラ 分類は実際の特性や能力値を考慮しました、異論は認める。 戦士型 リース・・・攻防両立したキャラ。幻獣の毛皮で攻撃力と移動力が倍に。 ライーザ・・・特性とステータスにより物理に対しては高耐久。精神はかなり低い。 侍少女・・・装備がほぼ剣限定になるが高火力、回避特性があっても紙装甲。 アティ・・・HP高めで攻撃が伸びる。魔法関連もそこそこ。 女戦士・・・高HP高攻撃力。魔法はほぼ無理なので装備で補う感じで。 金獅子姫・・・超HP高攻撃力武器装備制限なし。性的な攻撃には弱いがアビリティ等でなんとかなるか。 ティファ・・・初期パラメータは低めだがHPと攻撃中心に割と伸びる。武器溜め短縮はお得。 ポラリス・・・超HP超攻撃力超防御。魔法関連は低め。 ノーラ・・・特性に加え攻撃も高く高火力。水上ペナ無視で神殿や下水道でも防御が安心。魔法関連低め。 魔法型 ノエル・・・銃使いだが魔力が高い。レベルカンスト間際にはHPと攻撃力が急成長する。 メサルティム・・・魔法型にしてはかなりの高HP。他パラメータは低め。メロウリングないと移動が遅い。 フローラ・・・序盤の稼ぎに便利な特性、精神が高めだがパラメータは全体的に低い。 リディア・・・特性により高火力。ステータスも低くない。 ティオ・・・超MP超魔力。 万能・便利特性型 ナコルル・・・ パラメータは全体的に低め、初期装備のチチウシがそこそこ便利。屋外マップ限定になるかも。 マーニャ・・・初期値は低いが攻撃力も伸びる。紙装甲。 零姫・・・金獅子の万能型か、HPMPが割と高い。装備制限なしはこっちのほうが生きる。 ワルキューレ・・・初期パラ低めで成長遅いがパラメータの伸びがいい。状態異常耐性。 アルテマ・・・初期パラ低めで成長遅いがパラメータの伸びがいい。浮遊。 ようせい・・・高攻撃力高MP。浮遊と倍速移動は結構便利。重たい盾があればスピード調整もできる。 カーミラ・・・HP以外はなかなか高い。基本は魔法メインだが囲まれたりMP切れ時は格闘でも割と戦える。浮遊。 独断と偏見と勘違いにより作成されておりますのであくまで参考程度に。 それに愛があれば能力の差なんて! アビリティ取得 ここは相当好みが分かれる所だと思いますので、くどいようですが参考程度に。 まずアビリティ「溜める」がどの職でも強いので、習得コストは高いですがLV1は最低でも欲しい所です。 武器攻撃にしか効果が乗らないため、魔法型の場合は優先度を下げても良いです。 「けいかい」を早めに3ポイント取ると、罠を75%で回避でき、かなり快適に攻略できるようになります。 ただし、???罠と捕獲罠には効果が無いため注意。 それと序盤なら「ぬすむ」の稼ぎも魅力があります、フローラやユフィをを稼ぎキャラと割り切ってLV2にしておくとか。 防御関連は運ゲになりますが「しらはどり」「底力」がオススメですね。 「けり」は少し発動確率が低いと思いますし、パラメータ上昇系ももったいない気がします。やるなら女戦士のMPくらいでしょうか。 「みだれうち」「れんぞくま」は安定しないにしろ単発の火力が増えるので、一撃で倒せることが増え結果被弾の減少にもつながります。 「たえる」は性的な攻撃が多めなマップ(蟲毒の迷宮とか)を攻略させるキャラに覚えさせればいいと思います。ピアスのペナルティの軽減にも使えますね。 魔法の入れ替え 魔法を使って戦う魔法使い型はもちろん、戦士型キャラにもこのゲームではほぼ必須になります。ここでは色々あるなかでオススメの魔法を紹介しましょう。 LV1 ファイア・ブリザド・サンダー サンダーはかなり弱点にする敵が多いように思えますので、基本はサンダーを使う事が多くなるとは思います。 しかし溜め撃ちの射程距離が短いため必ずしも最強という訳ではないです。 余裕があれば前方遠距離まで届くファイアや、前方範囲に拡散するブリザドも複数一緒にとったりするのも有効です。 フォースウェイブ 無いと敵に囲まれて詰む時もありますがなかなか使う機会もないです。プライムブルーに余裕があればリパルションのほうが有効ですね。 サンシャイン 単発の威力は低いですが画面内全ての敵に効果があるので、敵の密度が濃いマップでは最高のダメージ効率を誇ることもあります。 何より狙う必要がないので回避に専念しやすいのも利点です。 ~セイバー系 物理攻撃が全然通らない敵も中にはいます。かといって戦士系で魔法を撃っても威力が低いし何発も撃てないので、これを使います。サンダーセイバー固定で大体あってると思います。 メイジ・アーマー 物理魔法問わず効果があるので、反応魔法は基本コレで問題ないかと。 防御力に換算すると80程度の上昇に匹敵する効果があります。 プロテス・シェル 強いですが消費もそれなりにあるので、エーテルの残量には気を配る必要があります。 ライフブースター つけっぱなしにしててもMPの消費が低いので保険としてはかなり使いやすいですが、一度消費したHPは宿屋にいかないと回復しない仕様になってるそうなのでその点注意が必要です。短めのダンジョンで。 おまじない 稼ぎのお供に。 LV2 メガ 消費は大きいですが全方向攻撃で吹き飛ばし効果がついてるので、窮地を脱出するのにも使えます。 クレイトロンファイア 自分も攻撃の対象になるので、HPの低い魔法使いでやると普通に死にます。 バリア どんな攻撃も一回だけ防ぎ、溜めなしで張れるので結構便利です。低ダメージのトラップとかでも解除されますが。 リパルション 難易度の高いマップも強引に抜けれたりします、しかし決して万能ではないので過信は禁物です。 デルダン 慣れないダンジョンでは一回のダイブではクリアしきれないことも多々あります。糸巻きを使ってからデルダンすれば町で補給した後途中からまたやり直すこともできます。 クイック 溜め短縮ですがMPを消費するので、ボス戦を物理でゴリ押ししたい時に。 ヘイスト 面倒なMAPを飛ばす時や、???や疲労中の逃げにも使えます。広すぎる街中でも便利。 LV3 インビンシブル 最強のゴリ押し魔法。ザコ相手でもボス相手でも使えるので結構便利ですが、いかんせん高い。 稼ぎ ~いざ出陣!~ 序盤はダンジョン攻略をしながらレベリングするより、レベリングしてからダンジョン攻略するほうが結果的にサクサク進みます。以下はオススメのスポット。 経験値・お金 海底神殿 開始時のマップで稼ぎをします。サンダーやサンダーセイバーを使いながらタコを切っていきます。 敵は2種とも動きが早くないので剣でも槍でも簡単に倒せるはずです。 水着とエルフのマントを装備したい所ではありますが。 毛皮のクロークを装備しておくと氷魔法を軽減できます。 魔城ガッデム(魔法使い向け) 入って最初に接敵するマップで稼ぎます、2種の悪魔がいますが両方ともサンシャインで簡単に落とせるのでマップ切り替え→サンシャイン連打で敵を掃討したら戻ってMP回復を繰り返せば簡単にレベリングできます。 ドロップの宝を取りにいくならトラップに気をつけて下さい、まぁ大したものは落としませんが。 奥にある宝が欲しいときは必ずひそひ草でセーブをしてから挑戦しましょう、普通に死ねます。 アイテム 古代の試練場 敵の強さが自分のLV依存らしいので、序盤こそ行くべきマップになります。防具はある程度レイオンで揃えてからのほうがなお快適になります。 有効なアイテムがいくつも簡単に手に入るので、ここであらかじめ武器やアイテムを揃えておけばしばらく困ることはなくなります。 狙いどころは マピスの光・・・消費アイテムですが使用するとリパルションの効果を得られます。もっておけばピンチ脱出の選択肢が一つ増えます。 エンシェントブラス・・・剣ですが魔属性を帯びているので物理に耐性がある敵にも通りやすいし、防御魔力精神も上がる使いやすい武器。 ドワーフかたびら・・・何故か高値で売れます。 リフレックス・・・魔法回避20%付きで、精神も大きくあがるためかなり魔法に強くなります。 スクレッブ・・・かなり攻撃力の高い剣です。純戦士型ならこっちか。 他にもいろいろありますが、私が把握してるのはこのくらいです。 これらの場所でLVやGが稼げたら裏通りに潜って装備をより整えましょう。しかし下水道まで潜るときにはバリアを常時展開しておきましょう、普通に死ねます。スカイフィッシュと亀対策にジャイロコンパスとか火耐性防具とかあればなおよし。 それでも辛いなら なんかもうそれでも辛いよー という方 なるほど確かに邪道かもしれないがこれこそがリョナの醍醐味! という方 イベントで確実に手に入る最強クラスの装備があります。 これらは確実にゲームバランスを破壊していますがリョナ的にとっても楽しめる武器なので一回も使ったことがないなら一度は体験しておきましょう。未クリアダンジョンとかに着ていかなければまぁいいはず! あまりにも強すぎるので、育てたキャラでなく新キャラ作ってその娘に着せてあげましょう。 侵蝕蟲成体 夜のレイオン右側のほうにいる黒ローブの人にもらえる侵蝕蟲を我が子の如く育て上げると手に入る装備。まさに最強。 射乳や放尿が多分成長のフラグになってますので、乳腺と尿道弱点の娘を作ってあげると成長が早いかも。 ヒマだったらメイクポーションしながらやるとポーション・ハイポーションの補充とイビルポーション売却でお金ウマーできます。 でも自分が侵蝕蟲になったつもりで、愛するキャラを責めているつもりで抜いているのが本来の正しいあり方なのかも。 生体ラバースーツ 廃工場でラバースーツを手に入れ、それを着てレイオンの教会の研究員に話しかけると生科研への通行証を売ってもらえます。 そして生科研のアイテム屋でラバースーツを着ながら取引を終えると、ラバースーツを生体ラバースーツに強化してもらえます。 ある程度の欠点はあるものの高防御に加え攻撃魔力精神アップ炎雷耐性毒麻痺出血粘液寄生無効というこちらはこちらでまさに最強装備。しかも服以外の装備は自由! これら二つともイベントやらなんやらで一応脱ぐことはできますが脱いだ時に消滅してしまうので、イベントを進行するときは別のキャラでやりましょう。 現行バージョンに合わせて若干追記。まだまだ古い情報も多いかなとは思いますが… -- 名無しさん (2022-05-13 13 57 35) イイネ -- 名無しさん (2023-08-13 05 27 14) 名前 コメント
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※中破した祥鳳さんを檜風呂設置部屋の秘書艦にして読むといっそう臨場感が得られます *** 「ついに、ついにできたぞ! この日をどれだけ待ったことか!」 提督がガッツポーズで示した先にあるものは、超弩級戦艦でも、上位ランクの兵裝でもない。 それは司令官室に鎮座する、なみなみと湯をたたえた温泉檜風呂。 なんともまあ場違いなインテリアだ。 「はぁ……あの、先に執務机を新調した方がよかったのでは?」 はしゃぐ提督を横目に、祥鳳は思わずため息をもらした。 秘書艦として上司の奇行には慣れっこだったが、まさか本当にこれを購入するとは。 「机なぞダンボールで十分。これこそ疲れを癒し英気を養うすばらしい設備じゃないか」 「まぁ、それには一理ありますけど。でも本当にここで入浴するんで……きゃあっ!?」 ためらいなく服を脱ぎだす提督、あわてて目をふさぐ祥鳳。 そのまま、ほかほかと湯気をたてる湯船におもむろに浸かったかと思うと、おいでおいでと手招きする。 「おお、いい湯だぞー。お前も早く入れよ、もう今日は仕事あがったろ?」 「え? ……ええっ!? わ、私も入るんですかっ!?」 「はっはっは、なんのために広い湯船にしたと思ってるんだ。いつもドックに入渠ばかりじゃ飽きるだろ?」 「え、ええと――」 予想外の申し出に頬を赤らめ、もじもじと目をそらすが、 祥鳳は結局こういう時にはいつも、提督のペースに巻き込まれてしまうのだった。 「あ、あの……あの……。じゃ、じゃあ……全機発進してからで、いい?」 「……あの、提督。二人がゆったり浸かれるように広くしたんじゃなかったんですか?」 「んー? そんなこと言ったっけ?」 かぽーん、と謎の風呂場SEが響き渡る中、 提督は祥鳳の背中を後ろから抱きかかえるようにして足を伸ばし、湯船の中でぴったり密着していた。 その手はお湯の中で、すべすべした脇腹やふたつの膨らみを、さっきから時々撫でさすっている。 「あ、んっ……! もう、提督ったら、ほんとご自分の欲望に忠実ですよね……」 「まあまあ。でも、なかなか悪くない浸かり心地だろ?」 「ええ、確かに……檜の良い香りがするし、全身の疲れがほぐれていくみたいです」 「そうか、それはよかった。出撃に秘書艦仕事に、ずいぶんこき使ってしまってるからな、お前のこと」 湯気で湿ったつややかな黒髪を、優しく撫でられながらそんなことを言われると、 祥鳳の顔がのぼせたわけでもないのに急激に赤くなる。 「……本当ですよ。いつもいつも提督には振り回されてばっかりです……」 「はは、すまん。まあ、こんな俺に愛想尽かさず秘書艦やってくれるのは、お前くらいのもんだよ」 「そう思っていただけているなら……日ごろの感謝の印をいただきたいです」 「しるし? それって何――」 だしぬけに祥鳳が首を後ろに振り向け、大きな黒い瞳が提督に急接近した。 そのまま二人の唇が重なり、しばらくして、銀色の糸を引いてゆっくりと離れる。 「……めずらしいな。お前から、その、してくるなんて」 「いけませんか……?」 「いや、グッと来た」 今度は提督の方から頭を強く抱き、少し荒々しく重ねられた唇がかすかな水音と吐息をもらす。 「ふぁ、提督……提督のが、湯船の中で当たってますよ……お湯より熱い、です」 「ああ……祥鳳があんまり可愛いからな、不可抗力だ」 「もう、提督は本当に仕方のないひとですね? じゃ、じゃあ、そこに座って下さい」 木製のへりに腰掛け、祥鳳の目の前に突き出される形になった提督の主砲。 嬉しそうにビクビク揺れているそれを、威圧的だが同時にどこか可愛いと祥鳳は思ってしまう。 「それじゃ提督のおちんちん、お口でお世話させていただきますね……んっ」 桜色の舌が恥ずかしそうに伸び、真っ赤にはちきれそうな先っぽに、ぴとっと触れた。 ためらいがちだった動きは、しだいに大きく円を描くように先端を舐め回し、割れ目を丁寧になぞりだす。 「最初の頃と比べると、ずいぶん上手くなって……うっ」 「し、知りません。提督が変なこと、いっぱい私に教えるからです」 「ものおぼえがいいからなあ、祥鳳は。なんでも嫌がらずに熱心にやってくれるし」 「ちょ、ちょっと黙っててくださいってば、もう……! んっ、れろっ、じゅるっ……!」 照れてうつむきつつも、くわえた先端を舐め回しながら、根元を握ってしごく動きは手慣れたものだ。 清楚な黒髪の大和撫子といった彼女にこんな行為をさせている背徳感が、提督の快感に油を注ぐ。 「く、祥鳳っ、このままじゃ我慢がっ、離れっ……!」 だが、ふるふると首を振って、上目遣いのうるんだ目で見上げながら舌技を使う祥鳳に、 たまらず提督の主砲が口内で暴発した。どくんどくんと注がれる濃い精液を、祥鳳は必死で受け止める。 「お、おおっ……! しょ、祥鳳、いいぞっ……! そ、そのまま全部っ、くぅぅっ!!」 こうして口でイク時に、自分の頭を少し強めにわしわしと撫でられるのが、祥鳳はとても好きだった。 気持ちよさそうな提督が愛しくて、じっとその顔を見上げながら、溢れる粘液を口の中に溜めていく。 「っぷぁ……い、いっぱひ、れまひたね?」 あーん、と口をあけて、中に溜まったねっとり濃厚な白濁液を、提督によく見えるようにする。 最初に頼まれた時は死ぬほど恥ずかしかったし今でもそうだが、喜んでもらえるので嫌ではなかった。 「よし、いい子だ……飲め、祥鳳」 「――っ!」 低い声で命令されると、体の奥がびくん!と熱く反応してしまう。 そして言いつけ通りにどろどろした生暖かい粘液を、こくんっ、ごくっ……と飲み込むと、 特製の燃料を入れられたみたいに、いよいよ体が熱く火照っていくのを祥鳳は自覚する。 「はぁ、はぁ……! て、提督っ、ここが、あつい……です」 湯船から立ち上がり、恥ずかしい部分を提督の目の前にすべてさらけ出す祥鳳。 そのスレンダーな両脚の間は、お湯以外の液体でうっすらと濡れ光っていた。 「よし、じゃあ壁に手をついて、お尻をこっちに向けるんだ」 「ま、また後ろからですか……? は、恥ずかしいです、こんな格好……!」 「俺は祥鳳の背中が好きなんだ。綺麗な長い髪も、形のいいお尻も、たっぷり見れるしな」 「~~~っっ! わ、わかりました、どうぞ提督の好きにしてください……っ」 すでにぐしょぐしょに濡れた柔らかい裂け目に、押し当てられた提督の固いものがにゅるっと一気に入る。 快感の悲鳴をあげる祥鳳。口を押さえて声をがまんしようとしても、どうしても声が漏れてしまう。 「あっ、んあっふああっ! 提督っ、さっきあんなに出したのにっ!? ぁああ~っっ!?」 「俺は祥鳳が相手ならそう簡単に弾切れしないぞ? 何度でも魚雷を撃ち込んでやるさ、ほらほらっ!」 「そっそんなぁ、わっわたし、提督に撃沈されちゃいますぅっ、大破しちゃうぅっ!」 ばしゃばしゃと湯を跳ねながら、動物のように腰を激しくぶつけあい、愛を確かめ合う二人。 乱れた長い黒髪がほどけて、照明の光を反射しながらさらさらと舞う。 「祥鳳がイッたら、中に思いっきり出すからな、俺のをっ! 妊娠させるつもりでっ!」 「そ、そんなことはっきり言わないでくださいぃっ!? お、お仕事できなくなっちゃいますよぉっ!」 いやいやと首を振る祥鳳だが、その膣内はきゅんきゅんと媚びるように提督のモノを締めつけている。 「寿退官すればいいじゃないか、一生俺の世話をしてくれっ! 俺だけの秘書艦でいてくれ!」 「て、提督っ、うっ嬉しい……っ、ひぁ、ふぁぁんっっ!? いッ、イッてしまいますぅぅ!!」 「俺もだ、一緒に――!」 白くて丸いお尻をがっしりと提督にホールドされて、ドクドクと中に流し込まれる精液の熱さを、 祥鳳はか細い叫び声をもらしながら全てうっとりと受け止めた。 「ふ、ふぁ……い、いっぱいです……私のお腹の中がぁ……お湯より熱い提督のでぇ……」 「おっと」 そのまま力が抜けて湯船に倒れ込みそうになる祥鳳を、慌ててて提督が抱き止める。 湯船に落ちかかった髪の毛の艶やかな表面を、つうっと光る水の玉が流れていった。 *** 「提督ったら……さっき言ってくれたこと、本気にしちゃいますよ……?」 「元より、俺は本気なんだけどなー」 二人でかいた汗をあらためて湯船で流しながらの、他愛もない会話。 「もう……どちらにせよ、ずっと私は提督の秘書艦ってことですね」 「まあ、そういうことだ。これからもよろしく頼む」 「……はい」 そのまま飽きもせずイチャつきながら、ケッコンカッコカリ、の実装を心待ちにする提督であった。 (おしまい)
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初対面時の印象は正直悪かった。 高飛車な言葉遣い、貧乏鎮守府を馬鹿にするような物言い。 駆逐艦ならまだ可愛げがあるとも言えるかもしれないが重巡でこれである。 先に着任していた鈴谷が取りなしてくれたから良かったものの 心象の悪さは拭えなかった。 仕事はしてもらうが必要以上に接しない。 そんな関係が続いている間に鎮守府に広まっていた噂があった。 「熊野は一人だと帰ってこられない」 最初聞いたときは、なんだそりゃ子供じゃあるまいし、と思った。 だが、ふと彼女の前世を調べたことで熊野に向ける目が変わったような気がした。 とはいえ彼女の方は相変わらずではあったのだが。 そんな時事件は起こった。 ひどい台風の日、「熊野が帰ってきてない」青い顔をした鈴谷の報告。 本格的に荒れる前に買い物に出かけたがまだ帰ってこないらしい。 最低限の人員を残して自分も捜索に参加する。 確かに気に入られてはいないかもしれないがそれでも熊野も大事な仲間だ。 小一時間も探しただろうか 大きな木の陰に隠れるようにしてしゃがんでいた熊野を発見した。 「熊野!」 声をかけながら駆け寄る。 駆け寄ってくるのを見て熊野はビクッと身を震わせる。 もしかして怒られるのかもしれないと思ったのだろうか。 微笑みながら彼女に向かって手を差し出す。 「ほら、熊野。帰ろう? みんなも待っている」 「え……?」 やはり怒られるかもしれないと思っていたらしい熊野がおずおずとこちらを見上げる。 いつもの自信満々な態度はどこへやら。いや、もしかしたらこちらが本当の彼女なのかもしれない。 どこかしら濁った目で手を取り立ち上がる熊野だが 長時間雨に濡れて体に力が入らないらしくこちらに倒れこんできてしまう。 「っと……大丈夫か?」 体を受け止め尋ねるとコクンと頷き、震える唇から言葉をしぼりだした。 「わたくし……また帰れなくなってしまったのかと……」 なりふり構わず祖国への帰還を願い、そして果たされなかった記憶がフラッシュバックしているのだろう。 胸に抱いた熊野の頭を優しく撫でて落ち着かせる。 「大丈夫、もう大丈夫だから……一緒に帰ろう、な?」 「……はい」 そう言って熊野と歩き出した、熊野は帰るまで決して離さないとでもいうようにギュっと手を握っていた。 それからしばらくして熊野の態度が変わったことに気づいた。 いや、普段の言動は変わってないのだがよくこっちにちょっかいをかけてきたり絡んでくることが多くなった。 ある時など秘書艦の時に一緒ん並んでランチを食べた後うたた寝を始めてしまい 仕方なく膝枕してやったなんてこともあった。 ちょっとヨダレを垂らしつつ平和そうな顔で眠りこける彼女の姿は可愛らしかったので起こす気にもなれずそのままにしていたら 起きた瞬間真っ赤になって抗議されたりもした。 と、自分から熊野に対する感情はこんなところだった ある日の夜、熊野が自室を訪ねてくるまでは。
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前回の話 軍艦に限らず、"初期型"や似た意味の肩書きを持つものとはその能力に不安が残るのは当然の道理だが、 それでも何とかなって長く使われると言う事例のものは多い。 その例に漏れず、大日本帝国初の超弩級戦艦でありながら欠陥呼ばわりされてきた扶桑型も 多岐に及ぶ出撃や演習、遠征の甲斐あって、最近は貫禄が出てきていた。 おかげで、今日は午前のうちに南西諸島海域の敵影を鎮圧出来た。 しかし、執務を手伝う隣の山城を悟られないよう横目で見て思う。 この山城は貫禄があると思えば愛嬌もある事を最近の自分は見出してしまっている。 不自然に高い頻度で鉛筆の芯を折っては"不幸"だと呪詛のように呟きながら鉛筆を長時間削っていたり、 高い位置に置いてある書類の束を持って来させようとすると紙の雪崩が発生、 それに合わせてこけては白い山の中で"痛い"と悲痛な叫びを上げる。 今挙げた事は幾つもの逸話の極一部だが、 これだけでも山城の持つ独特の雰囲気は八分は理解出来ると言える。 山城は戦闘における練度が上がっても、根っこの部分は不変であった。 その愛嬌をもっと引き出そうと、最近は鉛筆を芯の柔らかい五Bの物に変えたり、 山城に手伝わせる書類の束を以前より分厚くした上でわざと高所に置き、 更に脚立まで紛失したように見せかけて工廠で解体して貰った事は秘密だ。 特に後者について、山城は自分と同じ位の背丈を持つ癖に、三度に一度はこけて紙に埋もれる。 ここまでやらかす頻度が高いと山城もまたわざとやっているのではないかと勘繰る。 愛嬌がある事に変わりはないが。 「……提督」 なんだ。 羨ましがっても私と同じボールペンは貸してやらないぞ。 お前に使わせると不幸故か短期間でインクが固結するに違いないんだからな。 「酷い言い方するのね。……じゃなくって」 羨ましがっていた事は否定しないのだな。 山城は私に訴えるような目付きで抗議してくる。 「提督の手が止まってます。……もしかして、提督も処理の仕方が分からない書類が出てきたとか?」 科白だけ聞けば健気に心配してくれているようにも聞こえるが、勘違いしてはいけない。 山城は私の汚点でも見つけたように にやにやした顔を向けているのだ。 此奴は私の弱みでも握りたいのだろうか。 握るのはその鉛筆と主砲の持ち手だけにしてくれ。 「別の考え事をしていただけだ。お前の助けは要らん」 「……この執務放り出していいかしら」 せっかく筆を走らせようと紙に目を落としたのに、また上げる事になった。 それはやめてくれ。 自分一人では満足に昼飯にもあり付けない。 「だったら今の発言取り消して下さいよ」 分かった。 悪かったよ、お前がいないと駄目だ。 最近は特に助けられているからな。 「も、もう。そこまで言いますか……」 山城は私から目を逸らしてそう呟いた。 そっちの方向には何もないぞ。 満更でもなさげなのはいいが、執務を再開しないか。 「は、はい。って、提督のせいなんですけ……」 ぐうぅっ。 「…………」 「…………」 なんだ。 こっちを見るな。 屁ではないぞ。 「ぷっ、あはは! まだ終わってないのに、正直ですねぇ」 五月蝿い。 空腹には逆らえんのだ。 少し早いが、昼食に……。 自分は言葉を詰まらせ、カレンダーを見やった。 そうだ。今日は土曜日ではないか。 無邪気に笑う山城に水を刺すように、思いついた名案を口にする。 「そうだな。今日は山城にカレーを作って貰おうか」 「くすくす……、え、カレーですか? 出来ませんよ、そんなの」 だろうとは思っていた。 山城に調理を手伝わせた事はなかったからだ。 だからと言ってそれを悪びれず言っていい理由にはならないぞ。 「私が作りながら教えるから。ほら行くぞ」 「提督が作るんですか!? ちょっと!」 …………………… ………… …… 「では、調理演習を始める」 提督は別の料理を仕込む間宮さんに断りを入れてから、焜炉を一つと割烹着を二つ貸してもらう事になった。 似合わない割烹着に身を包んだ提督は、本気で私の指導役を努める気の様子。 でも、それなら厨房を仕切っている間宮さんに教わった方がいいんじゃ……。 「間宮は見ての通り忙しいんだから駄目だ。カレーなら私でも上手くできる」 「いえ、後は煮込み作業だけなので忙しくはないんですけどね」 間宮さん、こう言ってますけど。 「……いいから始めるぞ」 提督は姿勢を揺るがせずに、迷わず戸棚や冷蔵庫から包丁や食材を取り出し始めた。 間宮さんも本当にやる事は終わらせたようで、提督に何も口出しせず黙って見ている。 私は間宮さんに近寄り小声で話しかける。 「間宮さん、大丈夫なの? 提督が料理なんて……」 「提督さんは出来る方ですよ。 特にカレーは自分好みの味がいい、って、ルウや食材を指定してまで秘書さんに教えてるんです」 間宮さんから教わろうとする私を止めたのはそういう理由だったのか。 我儘なところがあるのね。 でもこれって、私達艦も食べて良いように多めに作るんですよね? 提督好みの味にしちゃっていいの? 「提督さんのカレーは辛くないですし、味も良いので皆さんには受け入れられています」 「何を話している?」 「へっ!?」 私は素っ頓狂な声を上げた。 提督は馬鈴薯と包丁を手に持って、怪訝な顔付きで私達を見ている。 顔付きは険しいのに、割烹着と両手の物のせいで間抜けだ。 「ほら、山城さん」 私だけに聞こえる声で、間宮さんがとんと私の背を小さく叩く。 それに押されるように私は提督の傍に寄った。 「間宮の負担を軽減する為だ。しっかり覚えるんだぞ。まず馬鈴薯の皮剥きからだ」 壁にかかっている皮剥きの道具は無視ですかそうですか。 初っ端からハードルの高さを前に、私はやる前から根を上げたい思いに包まれた。 かつて鬼呼ばわりされていた私でも、戦争とは無縁のこう言った事に関しては何の予習もしていない。 「なんで人参は皮剥きの道具使って馬鈴薯は使わないのよ……」 「馬鈴薯は凸凹しているから大して効果はない。因みにそれはピーラーと言う」 ご丁寧に器具の名前まで教える提督は、人参の皮を剥く私の横で私の手付きを睨んでいた。 少しやり辛い。 それでも馬鈴薯に比べれば楽だ。 人参の皮はピーラーによってするすると簡単に剥けてくれる。 対して馬鈴薯の方は目も当てられない形に変えられた。 提督の手付きは確かなものだったけど、見ただけで会得出来るわけがない。 自分の不運さを恐れた私は、何も起きないようおっかない手付きで包丁を扱い、身も多く削って皮を向いた。 案の定、馬鈴薯は小さくなった。 馬鈴薯と同じ要領で、乱切りとかいう切り方でさっさと切ってまな板の脇に寄せる。 まな板が狭くなってきた。 「おっと、鍋を出してなかった。山城、そこの戸棚から鍋を」 忘れていたように提督が指を差す。 そこは頭より僅かに高い位置にある上の戸棚だった。 場所も覚えろという事だろう。 間宮さんより背丈ある私は台を探す手間を惜しみ、腕を伸ばして把手を引いた。 すると。 がらがらがしゃーん!! 「いっ! 痛い! ……やっぱり不幸だわ……」 戸棚を開くや否や、いくつもの金物が一丸となって私を襲ったのだ。 最初に一撃を頭にもらって床に尻餅を付いただけでは許されず、 更に多くの金物の雪崩が私や床に降り掛かる。 床に落ちた物は耳をつんざく不快な音で耳を攻撃してくれた。 私を心配する一人と一隻が慌ただしく私に近寄る。 「山城さん、怪我はない?」 間宮さんが、申し訳なさそうに私を見つめている。 戸棚を開けた直後の刹那、いくつもの鍋が整然と積まれていたのを見えた私は、間宮さんを責める気は起きなかった。 大丈夫よ。間宮さんは悪くない。 私の不幸が招いたんだし、寧ろ傍に間宮さんがいなくて良かった。 「大丈夫か!?」 提督は必死の形相で私を見つめている。 こんな事は日常茶飯事なのに、まして敵駆逐艦に攻撃されるよりも軽い程度なのに、 提督の形相は私が敵戦艦から被弾されたときと同じだった。 馬鹿じゃないの。 何の問題もない意を伝えて頭に乗った鍋を退かす。 「あ、山城……」 提督が何かに気づいたように私の名前を呼び、不意に手を伸ばしてきた。 何故か、スロー再生されているような感覚に陥る。 そのとき私は秘書に舞い戻ってすぐの、あの出来事が脳裏に浮かび上がっていたのだ。 あのときと違い恐怖感は感じていないが、咄嗟の事で私は目を瞑る。 ――な、撫でられ―― 「……?」 目を開く。 提督が撫でているのは、艦娘として蘇ってから持った頭部ではなかった。 私が艦の頃からの頭部。 提督は私の艦橋を触っていた。 迎撃しようとしていた私は、思わぬ勘違いをやっと自覚し、羞恥に悶える。 これではまるで期待していたみたいで……。 「艦橋が壊れているじゃないか」 「え? ……」 一先ず調子を取り戻そうとする前に、提督の言葉に私は耳を疑った。 呆けて自分の頭にそびえ立っているはずの艦橋の具合を確かめようと手を伸ばす。 ぴと。 「……っ!」 ――い、今提督の指に当たった? 当たった!?―― 硬い鉄の感触だと思ったら感じたのは柔らかくはない肉の感触。 私はたったそれだけの事に驚いて手をさっと引っ込めた。 提督もまた私の様子に驚いたように手を引いた。 訪れる謎の沈黙。 どうしよう、この展開。 ほら、後ろの間宮さんも微笑ましいものでも見るようないやらしい目になってるわ。 提督は早く何か言って下さいよ。 「……か、艦橋はデリケートだから、あまり触らないで頂けますか」 あれ。 冷静に動転した私は、誰かの科白を引用、というより盗用してしまったような気がする。 私が不幸で間抜けな姿を晒してしまった事が。 心配してくれる提督が私の繊細な艤装に触れた事が。 提督の手と私の手が当たってしまった事が。 多くの要因が重なって羞恥に悶え、少し汗ばむ程に顔を熱くさせる。 心配する提督の手を突っぱねるように頭を小さく振るが、 提督は提督でどう反応したらいいか困ったように言葉が出ないらしい。 間宮さんの鶴の一声があるまで、私と提督は沈黙の渦潮に巻き込まれたままでいた。 間宮さんが鍋の山を戸棚に戻し始め、 それに合わせて普段の調子を取り戻した提督のおかげで作業は再開された。 不幸ぎりぎりの淵を歩くように危なっかしくも下ごしらえを済ませる。 鍋を焜炉に設置し、仕込み作業も終えて煮詰めてゆくだけとなった頃、時計は正午を過ぎていた。 灰汁もそれなりに取り除き、具材に火が通るまでの時間が退屈だ。 「カレーの隠し味に、チーズや蜂蜜を入れる手もあるそうですよ」 「色々あるんだな。私はチョコレートを入れる話を小耳に挟んだ程度でよく分からなくて……」 鍋を注意深くじっと見つめる振りで、私は提督と間宮さんの談話に耳を傾けていた。 間宮さんと料理談義なんか出来る提督と違い、私は経験がないからそんな話は出来ない。 置き去りにされた心境だ。 楽しげに にこにこ笑う間宮さんの隣で、私に背を向ける提督がどんな顔で談話に励んでいるか分からない。 この境遇に私は不満を覚えるようになってくる。 決めた日の深夜には誰もいない海辺で提督ともやもやを共有しているのに、 私だけがこのもやもやを味わうのは初めてのことだった。 非常に気に入らない。 これも自分の招いた不幸というやつなのか。 でもカレーを作ると言い出したのは提督だし。 私はカレーが煮上がるまで、こうした煮え切らない思いを誰にも気づかれずふつふつと一人煮込んでいた。 「どうだ?」 「美味しいです……」 皿によそったカレーライスを口に含み、代わりに私は提督がお望みだろう言葉を口にする。 実際美味しいと言えば美味しいのだけど、私は未だに煮え切らない思いを抱えていて、 笑って喜ぶほど味は伝わってこない。 自分の声が著しく低くなっているのが自覚できる。 私のそんな調子を知らない提督は首を傾げ、自身の分を口に運ぶ。 「こんなものだな。今は一先ずカレーだけでいいから、山城もこれくらいの出来を目指して欲しい。 私も演習は付き合うから」 山城"も"。 敵艦が放って私に向かってくる弾丸をぼけっと見つめていたり、 降ってくる書類や艤装や鍋の山に反応出来なかったりするくせに、提督の言葉に私は敏感に反応した。 "も"という辺り、また間宮さんも言っていたように提督は色んな艦と演習をしてきたんだ。 提督がそういった意味で放った証拠や確信はないのに、私は勝手にそう思い込む。 「……随分と、間宮さんと仲が良いんですね」 ――私情で艦と談笑に励む姿なんか全く見せないくせに―― 私は言葉の後に心の中でこんな嫌味を付け加えた。 私だけだと思っていた。 出撃や作戦会議以外の用事で艦娘を呼び付けることがなく、 たまに工廠へ行けば建造の指示を出し、入渠中の艦娘がいる修復ドックへは近づこうとせず、 毎日足を運ぶ食堂も注文して完食して挨拶だけして終わり。 多くの艦から提督への印象を推測すると、"普通の上官"でしかないだろう。 今までそう思っていた。 「うん? 偶に話す程度だよ」 食事の時間のためか、提督の口調は煮通った馬鈴薯のように柔らかい。 "偶に話す"にしてはカレーの煮込み時間を有効に潰してましたね。 数ヶ月秘書を続けても、提督の知らない部分はまだまだあるようだった。 厨房に張り付いている間宮さんの方が、私より知っているんじゃないか。 空いた時間に提督と談笑できる事と、できない事。 この事柄だけでもその差をよく表している。 私は考え事をしながらもそもそと口を動かしているが、提督はもう皿の半分は消費したようだった。 そして不意に口を開く。 「近いうちに山城の作る美味いカレーを食べたいものだな」 間宮さんが言っていた言葉を思い出す。 提督は間宮さんを気遣う事を言っていたけど、本心はこの科白なんだろうか。 腹で鳴いた虫を押さえつけて私に指導するくらいだし。 私の願いを受理しそのまま数ヶ月経つ時点でそうなのだけど、嫌われているというのは私の思い違いで、 こう言われてやっぱり提督から悪くは思われていない事を改めて噛み締める。 不思議と陰鬱な気分はどこかへ吹き飛び、提督を見上げた。 提督は、少し照れ臭そうに口角を上げていた。 私は湧き出た感情をよく分からないながらも素直に受け入れ、顔には出さずに思う。 やっぱりこの人なら、私に幸せをもたらしてくれるに違いない、と。 …………………… ………… …… 演習を終え、執務を終え、明石さんに欠けた分の艦橋を作ってもらい、今日やらなければいけないことは終わった。 夕飯も済ませ、一日の疲れをドックにてお湯で流してみれば、海は不気味な闇に包まれたばかりだった。 だが、かつての悪夢の舞台であった海のことなんか全く気にせず、 私は私なりに身の清め方を念入りに考えながらドックに入り浸っていたことを振り返る。 普段通りに疲れを流して早々と出て行った姉が、 自室で再会してみれば普段よりも早く眠りに就いていたのが不思議だったが、 私は眠る姉に小声で謝罪の言葉をかけてきた。 日付が変わるのを待たずに、誰もいない執務室の奥の扉を叩き、最早慣れた言葉をかける。 「今日も、月が綺麗ですね」 『…………。そうかもな』 沈黙の後、扉越しで入室の許可が降りたので、私は扉を開けた。 提督は、起き上がって寝具に腰掛けて待ち伏せていた。 じっと提督の目を見つめ、後に引けないよう後ろ手に扉を閉める。 「前に私がお願いしたことの三つ目、覚えてますか」 「……よく覚えているよ」 提督は、今更何を言い出すのだろうとでも言いたげに少し間を置いてから返した。 今更なのは私もよく分かっているけど、構わず俯くように頭を下げる。 「ごめんなさい。あのとき私は自分と提督に嘘をついていました。 ……でも、あのときから私は自分にとっての幸福を考えてきたんです」 今までの事を振り返ってみれば思い浮かぶのは、後継の戦艦組のこと。 私の練度は上がってきたが、元々の性能に大きな高低差があるので結局は勝てない。 練度があの戦艦組より上になっても、 敵艦を一撃で葬れる能力に勝ることはできない。 練度を上げれば上げるほど私の実力を明確に見つめられるようになっていき、 私の劣等感はますます強くなってきたのだ。 いくら頑張ったところで生まれ持った錘は断ち切れない。 「もう不幸から抜け出す事は諦めましたけど、それが辛くなくなるくらいの幸福が欲しいんです」 近代化改装を行えば別の欠陥が浮き彫りになる経緯を嫌というほど歩んできた私。 一度死んでから艦娘として蘇生されても、私が"山城"である以上、ついて回る欠陥の肩書きからは逃れられなかった。 私はその事を悟った。 だから、もう"山城"なんてどうでもいい。 解体されて艦娘としての戸籍を失ってもいい。 私はそういう気持ちで提督に追加でお願いをする。 「……おいで」 黙って話を聞いていた提督が私を招く。 よく分からないまま、私は寝具をぽんぽん叩く提督に従い、上がり込んで横になった。 それを見届けてから、提督も同じように狭い寝具に潜る。 私と距離を開けるように落ちそうなくらいに寝具の端で横になり、布団をかけてしまった。 「……え?」 素っ気なく天井を向く提督の意図が分からない。 私の話が聞こえなかったのだろうか。 横顔を見せる提督はそのまま不意に口を開いた。 「こういうのも、幸せの一つだと思うんだが」 私は頭が真っ白になった。 これが私の望んでいたことだと? ふざけないで下さいよ。 私は提督の作戦に、初めて異議を唱える。 「……!」 私は、ばさっと提督のかけた布団を乱暴に退かした。 床に落ちたが汚れることなんか気にせず、 私は提督に馬乗りになってその両手首を鬱血するほど握り締め寝具に強く押し付ける。 思いのままに激情で声を荒げる。 「私じゃ駄目なんですか!?」 「確かに私は欠陥ですけど! 一回くらい大きな幸せを望んだっていいじゃない!」 「落ち着け」 だが、馬乗りにされて身動きの自由を奪われても提督は抵抗しない。 見下ろす私を睨みつけることもしない。 ただ真顔で私の目を見つめるだけ。 ただ静かな声で私を嗜めるだけ。 「別に山城が幸せになっちゃいけない訳じゃない」 「私が他人に幸せなんか与えられると思ってないだけだよ」 私はそれを聞いて、艦橋に昇っていた血が引いていく感覚を覚えた。 すーっと冷静になった私は改めて提督の目を覗く。 提督はあくまでも他人事のような口調でいたが、言霊とは不思議なもので、 そんな嘲笑うような話を聞くと提督の目から覇気がなくなっているように見える。 提督はやっぱり、根っこのところは私と似ている。 この人も結局は自信なんかないのか。 この湧き起こる感情はなんだろう。 同情ではないはずだ。 そういった哀しい気持ちではない。 私はこうして馬乗りになっていなければどこかへ消え入りそうな提督に、鎖になるような言葉をかける。 「私の幸福のためには、提督が必要なんです。私に幸せを教えて欲しいんです」 「提督の手で、私を近代化改装して下さい」 …………………… ………… …… 提督は再び寝具に横たわるよう指示したが、今度はしっかりと私に向き合ってくれている。 巫女服の帯を外され、前を肌蹴させられる。 まるで明石さんや妖精さんに見て貰っているみたい。 でも全然違う。 「ど、どうですか? 私の艦体、欠陥とかありませんか……」 恥ずかしい。 欠陥持ちの自身を提督に全て曝け出すのに抵抗が全くないと言えば嘘になる。 自信なんかなくて、晒された胸を、腹を両手で隠す。 「確かにお前は欠陥持ちなのかもしれないな」 私を見下ろす提督は無慈悲にもこう放った。 とてもぶっきらぼうで、心のどこかでそれを否定してほしかったと悲しむ自分がいる。 だけど、提督の言葉はそれで終わりではなかった。 「只、それ以上に山城には魅力を感じる」 ――やっぱり、反則だわ―― 私の凝り固まっている心と身体は、いとも容易く提督に解されていった。 私の身体が欠陥持ちなせいで、簡単に弾薬庫に引火する。 消火もままならず、優しいながらもその中に激しさを含んだ手付きで提督は私を溶かし、 新たな形へと近代化改装させていく。 私の身体が私の身体でないみたいに、提督のものになったようになる。 自分の制御が全く出来なくなり、 熱い海に漂流したころ、提督は一旦手を離して意味の分からないことを囁く。 「あのな。本当の夜戦というのは、ここからなんだよ」 「はぁ……、はぁ……。え……?」 夜戦? 近代化改装? もうどっちだか分からない。 どっちでもいい。 ぼんやりした頭では考えられない。 とっくの昔にスカートを外され、色気皆無の褌も緩められ、 何も遮るものがない私の足の間を提督は割って入ってくる。 次は何が来るのかと予想もできないまま、私は突然もたらされた痛みに悶えた。 「痛っ、ぃ……! やっぱりふこっ……、だわ……!」 苦しい。息が乱れる。 悲鳴を上げずにいられない。 寝具の布にぎゅっと捕まる。 強く瞑った両目のうちの片目を開けてみると、私の下腹部と提督の下腹部がくっついていた。 いつの間にか肌蹴ていた提督の下腹部から伸びる砲身が、直に私を貫いていた。 「辛いか……抜こうか」 提督が下腹部を引こうとする。 ずずっ、と、狭い私の中を提督の硬い砲身は動く。 痛いにも関わらず、私は反射的に声を絞り出す。 「あっ……、だ、駄目です……。幸せのためなら、これくらいの痛み……っ、 ひっ、ぐ……、ここまで来て、やめるなんて……!」 「……ゆっくり進めるから、我慢してくれ」 提督はそれだけ呟いて、引いたそれを再び私の中に押し込む。 潤滑油が不足しているというよりも私の中が狭すぎる故か、動きは良くない。 「ぁ、あぁっ、いや、いやぁ、あぁ、ああぁあぁ……」 やめてほしい。やめてほしくない。 私の葛藤は互いに勝敗が決まらず、その戦況が自然と口で提督に報告される。 ぐちゃぐちゃになった思考は提督にずんずんと突かれることで、更に攪拌されてゆく。 いつまで経ってもそんな調子でいる私に痺れを切らしたように、提督は行動に出る。 みっともなく揺れる私の胸を。 忙しなく左右に振る私の頭を。 提督は情を込めた手付きで私を扱ってくれる。 大切にされている。 乱れる心情の中、提督の思いは一直線に私の中を貫いた。 私の奥に、提督の熱いものが、熱い思いが、絶えず何度も何度も強い衝撃で届けられる。 「あっ! あう! んっ、んんっ、んや、や、ぁ、私、こんなのっ、知らな、いぃっ!」 どれくらい突かれただろう。 いつの間にか私は苦痛から解放されて、脇目を振らず声を上げていた。 提督の動きも速いものに変わっている。 私がそれを止める選択肢はなく、全ては提督に託している。 身体全体の、特に下腹部の熱が提督の動きに合わせてじんじんと脈打つ。 もうこれ以上は無理だと訴えかける奥底の私の小さな叫びは伝わることなく、無理矢理上り詰めていく。 そして。 「くっ……!」 「あっ……、ああああああぁぁっ!!」 提督が砲身を私の奥に叩きつけ、硬直した。 提督の砲身が私の中で膨らみ、その直後、私の最奥を熱い何かが満たしてゆく。 私の弾薬庫はそれに引火し、爆発を起こした。 全身が痙攣する。 提督から発射された弾丸を愚直に受け止め、私は何もできない。 しばらくして提督の砲撃はやっと収まり、やがて砲身が私の中から抜き出された。 「はあ、はあ……。近代化改装、これで、いいだろう……?」 提督はそんなことを聞いてくる。 成功したと思う。 提督の熱いものは貰ったし。 しんどかったけど、最後はその、気持ち、良かったし……。 確かに、幸せ、だった。 しかし私は息を荒げながら小さく顎を引くだけしかできず、息を整えたときにはもう意識が落ちていた。 …………………… ………… …… 翌日。 何事もなかったかのように朝は始まった。 実戦の先駆けに演習を行うと、とても調子がいい中勝利判定を得られた。 気を良くした提督は、褒められて気を良くする私に、 私だけに分かるようなほんの僅かな程度に含み笑いを浮かべて言う。 「山城は昨日久し振りに近代化改装したからな。頑張るんだぞ」 私が昔に近代化改装の限界を迎えている事を知っている随伴艦は戸惑う。 姉はどうなのか分からないけど、そんな姉含む随伴艦の様子を尻目に私は密かに優越感を感じていた。 ずっと前は責任感だとか義務感だとかで海へ出ていたけど、今は違う。 ついてきてくれる姉に褒められたくて。 帰りを待つ提督に褒められたくて。 姉や随伴艦を率いて、暁の水平線に勝利を刻む約束を、提督と刻む。 「提督……山城、必ず帰ってきます」 私は艦隊の先頭に立ち、岸壁から海面へ意気揚々と進水した。 陰りない朝日が、海面の波をきらきらと白く輝かせているのが眩しかった。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「うーん、やっぱり噂は噂なんでしょうかねぇ」 ついさっき遠征から戻ってきたばかりの青葉が呟いた。 手には愛用の手帳とペンが握られているが、開かれた手帳は持ち主に渋い顔をさせている。 このところこの艦隊に所属する艦娘達の間で流れている「提督が夜な夜な鎮守府内を徘徊している」という噂。 この噂について真相を確かめるべく、数日前から取材して回っているのだが…… 「○月×日二三○○、トイレに行こうとして営舎の廊下を歩いていたら、営舎の外の茂みからしれぇが出てくるのが見えました」(駆逐艦Yさん) 「×月△日二二四○、間宮さんから訳あって試作品のお菓子を頂いたので、お茶請けにと姉さまたちの部屋へ行く途中提督らしき人影が執務室から出ていくのが見えました」(戦艦Hさん) 得られる情報はこの程度で、それ以上詳細な情報は何もつかめなかった。 それで渋い顔をして手帳をにらんでいたわけであるが、それでただの噂と決めつける青葉ではない。 好奇心の女王こと青葉にしてみれば、むしろこれぐらい骨があったほうが燃えてくるというものだ。 「かくなる上は……仕方がありませんね」 ポン、と勢いよく手帳を閉じて青葉は誰ともなしにつぶやく。 やはり何事も、自分の目で確かめなくては。 「それにしても、司令官はああ見えて意外とガードが固いですね」 その夜、こっそりと営舎から抜け出した青葉は、昼間のうちに用意した今夜のための「艤装」を取りに営舎裏の茂みに入った。 青葉の言うとおり、彼女たちの指揮官としてずいぶん前に着任した提督は、豪放磊落で飄々とした兄貴分といった感じの人物で、 筋骨隆々とした体躯と相まって海軍将校というよりは海賊のお頭や戦国武将といったほうが近い印象があった。 そしてそんな豪傑でありながら、その過去や作戦時以外の行動はその多くが謎に包まれている。 青葉にしてみれば、ここまで調べがいのある相手というのもそう多くはないだろう。 ―純粋にただの好奇心だけかと青葉を問いただせば、赤くなってはにかむ彼女を見ることもできるだろう。 やがて茂みから一体の異形が這い出してきた。 この緑色の塊を、いったい誰が青葉だと思うだろうか。 「ふっふっふ。それでは青葉島取材行ってきます」 青葉だった緑の塊はそこだけ色違いの白い歯を見せて笑った。 顔には緑のドーランを塗り、どこで手に入れたのか鎮守府内に実際に生えているものと同じ種類の植物を編み込んだギリースーツを着込んだその姿は、 彼女の前世の記憶を参考に作り上げた自信作だ。 仕上げに愛用のカメラにレンズ保護と光の反射防止を兼ねたカバーをつけ、目撃情報のあった営舎脇の茂みのほうへ慎重に近づいていく。 あの後、これまでの取材をまとめ、提督がここを通る可能性が高いと踏んだ青葉は直接尾行することを思いついた。 地面と同化し、ターゲットの出現を待つこと数十分。 青葉の主観ではもうすぐ日が昇ると思うくらい待ったような気がしてきたころ、周囲を警戒しながら提督が現れた。 きょろきょろとあたりを見渡しているがしかし、茂みに同化している青葉を見つけられず、異常なしと判断したのか背中を向けて足早にどこかへ向かう提督。 (よし、慎重に尾行しましょう) その後ろで緑の塊が動く。 時には地にふせ、時には木陰に隠れ、時には植え込みに飛び込みながら尾行を続けるが、唐突に提督が立ち止り、何者かと話し始めた。 (誰かと密会ですか!?これは大スクープでは!?) 茂みから頭だけ出してカメラを構える青葉だったが…… (なんだ、警備の人か) 提督が話していたのは、通りすがった二人の兵士だった。 おそらく警備中の兵士に見つかり、出歩いていた理由を説明していたのだろう。 上手くはぐらかしたのか、はたまたまっとうな説明だったのかはわからないが、兵士たちは納得したらしく、敬礼をして元の巡回ルートに戻っていった。 しかしここで青葉に問題が起きる。 兵士たちは青葉の読みが正しければ間違いなく自分の目の前を通る。 その上茂みの前には煌々と光る電灯があり、下手に飛び出せばすぐに見つかってしまう。 当然、こんな格好で潜伏しているのがばれたら問題になるし、最悪の場合侵入者としてその場で射殺されることもありうる。 隠れてやり過ごすのが無難だが、そうしているうちに提督を見失ってしまっては元も子もない。 となれば、なんとかして二人の兵士のいる道を横切らなければならないのだが…… どう突破するべきか思案していた青葉の耳に低いエンジン音が近づいてきた。 音のする方向を見てみると、ちょうど兵士たちとは反対側からトラックが走ってくるのが見えた。 そういえば今日は鋼材の搬入が夜になると提督が話していたのを青葉は思い出した。 (ちょうどいいや。あれを使いましょう) チャンスをうかがう青葉にトラックがさらに近づいてくる。 (ステンバーイ……ステンバーイ……) 思わずそう呟いたとき、兵士たちがトラックの接近に備えて青葉側の道の端によけた。 やがてトラックが青葉の前を通過した瞬間、青葉は茂みから飛び出し、徐行するトラックのすぐ後ろについて走る。 こうすることで、兵士たちからは死角となっていて、堂々と道を横断した青葉を発見できない。 なんとか危機を脱した青葉は提督の尾行を再開した。 青葉が再び提督を発見したとき、ちょうど提督が今は誰も使っていない鎮守府はずれの小屋に入っていくところを目撃した。 小屋に近づいてみると中から小声だが何か話し声が聞こえる。 (やはり密会だったのですね……相手は誰かな?) 青葉の好奇心はいまだかつてないほど盛り上がっていた。 謎に包まれた提督の一面を見ることができる。 もちろん、軍人の密会というと良からぬイメージがないわけでもなかったが、あの提督に限ってそんなことはないと青葉は信じていた。 誰だって他人に知られたくないことの一つや二つはある。勿論、青葉とて例外ではない。 だからこそ、青葉は相手の嫌がりそうな過去を穿り返すようなことはしなかったし、 芸能レポーターのようにそれを騒ぎ立てるよりも、事件の真相を究明したり、最新情報を仕入れることに好奇心を刺激されるタイプでもあったが、 気になる相手の一面を知ることになるとなれば別らしい。 (では……青葉見ちゃいます!) 手ごろな隙間を見つけた青葉は、意気揚々と中を覗き込む。 そこから見えたのは提督と、 (えっ……) 口づけする古鷹だった。 (古鷹……?) 口を離し、うるんだ瞳で愛おしそうに提督を見つめる古鷹。 そんな古鷹をやさしくなでる提督。 たくましい腕で古鷹を抱き上げ、近くにあった古い寝台に運んでいく提督。 お姫様抱っこされながら、提督の首に手を回し、寝台に下されるときにもう一度濃厚な口づけを交わす古鷹。 (なんで……古鷹、司令…) 青葉はただ、くぎ付けになっていた。 提督は再び古鷹を抱きしめるように腕を背中に回し、服を脱がせながら古鷹を寝台に寝かせる。 寝かされた古鷹はその足を提督の胴体を挟み込むように絡め、指で己のまたぐらを触っている。 提督はまるで母乳を求める子牛のように、古鷹のまたぐらに頭をうずめている。 時折古鷹の体がびくり、びくりと跳ね、その度に「んっ!」「あっ…」と嬌声を上げる。 切ない声を上げ、頬を紅潮させながら提督を求める古鷹に、求められた本人は下を脱ぐと、 一度自分の胴に巻き付いている足をやさしく外し、いきり立つそれを古鷹の二つの膨らみへと持っていく。 (あ、あ、あ……) 二つの膨らみで提督のそれを挟み込み、前後に扱く古鷹 (やめて、やめて…) むくむくと大きくなった提督のそれから白濁液が噴出し、古鷹の顔にかかるが、古鷹はそれでも嬉しそうに笑う。 青葉の視界はここで歪んだ。 見たくない。認めたくない。 そんな思いを表現したかのように青葉の両目からはとめどなく涙があふれている。 古鷹は青葉にとって今も昔も恩人だ。 ここの艦隊に配属されたとき、青葉は先に配属されていた古鷹に前世の謝罪をした。 そんなことで許してもらえるとは思っていなかったけれど、そうしないわけにはいかなかった。 そんな青葉に返ってきたのは「気にしないで。またこれからもよろしくね」という言葉と、差し出された握手だった。 この日から青葉は、今度は自分が古鷹を助けることを決めた。 作戦海域の資料など、古鷹が求めれば青葉は持ちうる全てを提供し、足りなければ持ち前の取材能力をフル動員した。 ともに前線に出れば、古鷹をかばって戦艦の砲撃を受けることもあった。 古鷹には幸せになってほしかった。 だがその幸せが実際に目の前で展開されたとき、青葉はそれを見ていられなかった。 その幸せが嘘であってほしいと願った。 そこにいるのが古鷹ではなく自分であることを願った。 目の前の現実と、古鷹を恨めしく思ってしまった己自身から逃げるように、青葉は一目散に走った。 走って走って、気が付いた時には元の営舎脇の茂みに戻ってきていた。 まだ涙は止まらない。本当は声をあげて泣きたいけれど、それだけは何としてもこらえなければならなかった。 そんなことをすれば誰かが聞きつけるだろうし、泣いている青葉を見つければ訳を聞くだろう。 そうすれば提督と古鷹の関係が露呈してしまう。 それだけは何としても避けたかった。 提督と幸せそうにまぐわる古鷹を恨めしく思ったのは事実だし、 一瞬だがどうにかして提督を彼女から奪えないかと思ってしまったのも事実だ。 だがそんな己の心を抑えたのは、皮肉にも前世の「あの記憶」だった。 自分のせいで古鷹が辛い目を見るのはもうたくさんだ。 青葉は泣いた。悔しさと悲しさと自己嫌悪とで自分でも訳が分からなくなりながら声を殺して泣き続けた。 そして数日後の夜、鎮守府はずれの今は使われていない小さな乾ドック跡に青葉は現れた。 周囲をこそこそ見回し、誰もいないことを確かめると、放置されたガラクタの中から案山子のようなものを引っ張り出す。 成人男性ぐらいの大きさのそれは、ぼろ布を巻き付けて柔らかさと厚みをだしており、服を着せれば遠目には人間に見えるだろう。 その案山子を地面に寝かせると青葉は懐から今回の肝を取り出した。 提督の顔写真と男性器の張型。 顔写真を案山子の顔部分に、張型を股間部分にそれぞれつけると青葉はその「提督人形」を抱き起し、 自分を抱きしめるような形を作り、写真の口にキスをした。 ちゅ。ちゅと写真の表面をなめるように吸う青葉。 やがて直角におれるようにした人形の腕の部分を自分の胸に当て、押しつけたりこすったりし始める。 「司令っ!…司令っ!!」 物言わぬ人形に語りかけながら、青葉は張型を今度は自分の胸に持ってきて、その谷間に挟み込む。 覗き見た古鷹を再現するかのように谷間に挟んだそれを上下させ、自分の性感帯を何度も往復させる。 その後、懐から小瓶を取り出すと、人肌のぬるま湯で溶いた強力粉を張型の先端に塗り、それを咥え込む。 「んくっ…ん、むぅ…んっ、ぷはっ」 咥えたそれをチロチロと拙い舌づかいで舐め、途中で口から離すとだ液と混ざった白濁液が口の周りに流れた。 「うふっ。そろそろ良いですよ」 自分の股間に手をやると、生暖かく湿ってくちゅくちゅと音を立てているのがわかる。 仰向けになった青葉は、ちょうど提督人形が馬乗りになるように自分の上に乗せ、張型の先端で秘所の周りをくすぐってみる。 「ひゃ!あ、あ、ひゃん!」 わずかな刺激でも快楽が押し寄せるほどになった青葉は、そのままゆっくりと張型を挿入していった。 「ううぅ、ふぁ!ああっ!」 張型はみるみる内に青葉の中に入っていき、少し進むごとに嬌声が上がる。 やがて最奥部に張型が到達すると、青葉は嬌声を上げながら提督人形を小刻みに揺らし始め、揺れに合わせて一段と大きな嬌声を上げる。 「くぅ!ああっ!くひゃあ!」 上気した肌には汗がにじんでいる。 「あん!あっ……あ、ふぅ……」 絶頂に達した青葉は張型を抜き、人形の重さを腹で感じながら壊れた屋根の隙間から星空を眺めていた。 「古鷹……本物はあげるね」 これが青葉の出した答えだった。 古鷹からは奪えない。しかし何の未練もないほど提督への思いは小さなものではない。 ならば、古鷹の追体験をすればよい。 自分にはこの、自分だけの提督がいてくれればよい。 撫でてくれて、口づけしてくれて、初めてを奪ってくれて……。 「おやすみなさい司令官。また今度お願いします」 写真と張型を外し、ただの案山子に戻ったそれを元の場所に隠した青葉は、 寝転んだ際の汚れを払い、外したそれらを大事に懐に隠して部屋へ戻っていく。 古鷹を守るための懸念事項の一つは取り去った。 あとは、この一件を有耶無耶にできるようなネタをそれとなく流し、他の者の注意をそちらに引き付ければそれでおしまい。 一筋の涙が頬を伝ったが、すぐに拭い去って歩き出した。
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前回の話 「……!」 水平線の向こうから幾つかの影が近づいてきた。 しかし、自分の心中は平穏ではなく、 夜空のかけた満月が運命を大きく捻じ曲げたと思わせる程度には不気味で脅威な存在に見える。 「提督、艦隊が帰投しました……」 岸壁に上陸した艦隊のうちの扶桑が報告に上がる。 しかし、扶桑は旗艦ではない。 では何故随伴艦の扶桑が報告に出ているのか。 何故今にも泣き出しそうな程に顔を歪めて低い声で報告しているのか。 敵艦隊撃退に成功したにも関わらず、何故他の随伴艦も一様に目を逸らしているのか。 何故なら。 「なお、旗艦山城の行方は未だ不明です……」 自分は、鉄の味がする程乾いた唇に歯を立てる。 海戦には勝利したが、ちっとも喜べなかった。 …………………… ………… …… 陰りない程燦々と海を照らしていた夕べの陽は、自分らを騙して悪夢の海に引き込もうと企てていたのだろうか。 何の罪もない筈の遥か遠くの恒星にさえこんな疑心を向けてしまう。 人間は兎角理由をでっち上げて何かに押し付けないと気が済まない生き物だ。 今の自分は冷静さを海の底へ沈めてしまっていた。 「何処へ行きやがったんだ、山城……!」 鎮守府庁舎の屋上で、自分は目の周りに痕ができる程双眼鏡を覗き込んでいた。 庁舎より低い背丈だが沿岸に建つ灯台も、山城へ母港の位置を示そうと忙しなく光の柱を回転させる。 闇の地平線に目を凝らしても、軍艦どころか貨客船一隻見当たらない。 「提督、お体に障ります……」 背後から扶桑の声が聞こえた。 いつの間に屋上に来ていたのか。気配に気付けなかった。 しかし気に留めない。 自分は双眼鏡を通して水平線を睨み付ける。 「提督、もう寝ましょう?」 「扶桑が先に寝ろ。私もそのうち寝る」 山城を大事にしている姉の扶桑が、今は鬱陶しかった。 誰かと話す気分ではない。 追い払う目的でそんな科白を吐き捨てる。 「…………」 扶桑は諦めたのか、何も言わなくなった。 下駄が小さく床を踏み鳴らす音の後、屋上の扉を閉める音が聞こえた。 …………………… ………… …… 次の日。 空腹感はあるのに食欲がないと言う経験を初めて味わった。 食事するのも億劫で、そんな時間も惜しい。 自分はスケジュールを乱し、真昼間にやっと起床した。 極最低限の書類執務だけ片付け、あとは手掛かりなく地平線を睨み付けるだけ。 出撃も演習も、建造も開発もさせず、遠征は前日行っていた指示を繰り返すだけ。 食事も間宮から押し付けられた握り飯を流し込むように食べただけ。 全てがどうでもよくなっていた。 陽が沈んでから海を見渡し続けても、目に映ったのは少しの艦娘の集団だけ。 あれは何処の鎮守府所属の艦だろうか。 嗚呼、数時間前に自分が送り出した遠征部隊だったか。 秘書艦扶桑に呼ばれて下に降りるまで分からなかった。 私の顔を見るなり艦らは異常なものでも見つけたようにぎょっとしていた。 よくやった。ではまた遠征に赴いてくれ。 気にせず空虚の労いの言葉を贈ったが、艦一同の表情は晴れない。 当然か。 遠征部隊の出港を見届けた後で扶桑に手鏡を見せられ、自分も驚いた。 開いていない程に細められた目の下には隈が出来ており、 その上から双眼鏡を押し付けた焼印のような痕がついていた。 おいおい、何て醜い顔を見せるんだ扶桑よ。 自分は逃げるように再び屋上に戻ったが、もう双眼鏡を手に取る気力さえ残っていない。 偶々ポケットに入っていた煙草に手を付ける。 煙草は双眼鏡と違って紙で出来ているから軽くて楽だなあ。 早速点火して煙を吸引してみると、思いのほか重かった。 肺に重くのしかかり頭がくらくらする。 でも構いやしない。 山城はもういないのだ。 あの日の夜戦で山城からの通信が途絶えた時、山城は命を散らしたに違いない。 扶桑が山城を"轟沈"ではなく"行方不明"と報告したのは、 沈んだ事も確認出来ない程文字通り木っ端微塵に散ったからだろう。 彼奴は姉と違って普段から"不幸"だの"欠陥"だのぼやいていたからなあ。 "口は災いの元"と言う諺を教えてやるべきだったか。 あの山城がいないのでは、自分も不思議と生きる気力が湧かない。 このまま呼吸不全で死んでしまってもいい。 自分はこの鎮守府の艦からは慕われている事もないから、困る奴もいない。 おや、いつの間にか携帯灰皿が臭い吸殻で満杯になっているではないか。 しかし喫煙はやめない。 今咥えている吸殻をほろりと落とし、そのまま箱に手を伸ばす。 吸う。落とす。吸う。落とすを繰り返す。 「提督!」 誰かが自分を呼ぶ声がした。 死神か。随分な重役出勤だな。 死神に体を揺さぶられる。 赤い目に黒髪、そこからそびえ立つ艦橋が目に映る。 ……山城? どうやら私の迎えを担当する死神は山城だったようだ。 死んだ山城が私を連れて行ってくれるのか。 「何を仰ってるんですか! お気を確かに!」 口に咥えていたものを奪われた。 何をするんだ、山、城……。 体を揺さぶられた事で限界が来たのか、遂に自分の意識は底なし沼へと堕ちてゆく。 山城、今行くからな……。 …………………… ………… …… 視界が黒で染まっている。 自分の後頭部が柔らかいものを感じている。 自分がいるのは天国か、地獄か? 判断がつかない。 そう言えばまだ走馬燈を見ていないな。 それならこの真っ暗闇を背景にぼんやりと流れる筈だ。さあ来い。 しかし待ち伏せても何も流れず、反して自分の意識が覚醒していく。 自分の視界も開けてゆく。 闇が真ん中から上下に向かって割れていき、ぼんやりと何かを映し出す。 「あ、提督……」 「……扶桑?」 長い黒髪を垂らして扶桑の赤い目が憂げに私を見下ろしていた。 頭と反して腰から下半身にかけては硬い感触がある。 ……扶桑に膝枕されているのか。 私はまだ死んでいなかったのだな。 扶桑は私の目覚めを確認してから夜空を見上げ、溜息をついた。 「月はあんなに綺麗なのに……」 それを聞いて私の鼓動は大きく跳ね上がった。 いやいや。 あれは山城とだけ決めた合言葉だ。それを知らない扶桑がそう言うつもりで言ったのではない。 それを知ってか知らずか、扶桑の口は小さく動く。 「提督。山城は沈んだと思いますか?」 分からない。 只さっきの自分はそう思っていた。 やけに乾いた唇を無理矢理動かしてその問に応える。 血が巡っていないかのように頭は働かず、思っている事をそのまま口にしたが、扶桑は平手を張る事もなかった。 「そうですよね……。煙草もあんなに吸っていましたし」 扶桑は少し顎を下ろして前方のある一点を見詰めた。 その方向に首を回すと、そこには煙草の吸殻が幾つも転がっていた。 あれは全部、私がやったのか。煙草一箱消費したのではないか。 ヘビースモーカーでない自分は只々驚く。 次に扶桑は私を見下ろした。 その顔には、まるで手のかかる子供を見る母親のような目が貼り付いていた。 「山城がちょっといなくなっただけでこんなになるなんて、提督は余程山城にご執心なのですね」 前まではその逆だったのに、とそのままの顔で言うが、遠回しに責められているように聞こえた。 それは、悪かったと思っている。 趣味ではなく大真面目な戦争だから仕方ないとは言え、大きな戦力を揃える事が急務だったあの頃は、 正直に言ってしまうと扶桑型より元々性能の高い戦艦の育成を最優先にしなければならなかったのだ。 只勘違いしないで欲しい。 お前ら扶桑型だって充分に活躍の場はあるのだ。 庁舎の部屋も限りがある故、全く使えないと判断していたらそもそも解体している。 「ありがとうございます。でも山城に向けているのは、そういったお考えだけではないのですよね?」 何が言いたい? 「提督は、山城に並々ならぬ好意を抱いていると思っているのですが、私の勘違い、でしょうか」 自分は、すぐには答えられない。 走馬燈のようにこれまでの事を鑑みる。 何時も不幸だのなんだの言っている山城。 姉だけにご執心と思いきや、重巡の前に出て敵の攻撃を受け止める山城。 自身の戦果を無邪気に姉に自慢する山城。 滅多にお目にかかれないが、姉と同じ位に慈しむ目を浮かべられる山城。 幸せを追いかけようと必死になるあまり、周りが見えなくなる山城。 そして、幸せを掴むのに何故か私に頼る山城。 自分は、そんな山城に愛らしさを感じていた。 扶桑。お前の目は確かだ。 私は山城に惹かれてしまっている。 「そうですよね。なら、信じましょう? 山城は、そのうち帰ってきます」 山城が敵の攻撃を貰ったところを見た筈なのに、山城は沈んでいないと信じる。 それは現実逃避ではないか? しかし扶桑の目に陰りや濁りは見受けられず、静かに強い意思を燃やす綺麗な紅の色をしている。 「逃避ではありません。分かりますか? ここ最近の山城ったら、楽しそうに"不幸だわ"って言うんですよ?」 分からない。 自分はそんな場面は見た事はない。 不幸を楽しむと言う感覚も理解出来ない。 そんな姿は扶桑の前でしか晒していないだけでは。 扶桑は首を振って私の言葉を否定する。 「そんな山城が呆気なく沈むとは思いません。山城は絶対に帰ってきます」 「…………」 「出撃する時、山城が約束したんですから、提督も信じて待ちましょう? 煙草の臭いが染み付いていては、山城も逃げてしまいます」 そうだった。 山城は約束したじゃないか。 必ず帰る、と。 山城は約束破りの常習者でもない。 あれだけ姉を慕っていた山城が姉を残して沈むか? いや、ない。 これらは精神論で物を言っていると言えばそれまでで、山城が生きている証拠はない。 それでも、己を見失わず妹の生還を祈る扶桑と話をして大分気分が軽くなったのは確かだ。 自分もまた、扶桑に倣ってみる事にしよう。 静かにそう心に刻み、まず散乱している煙草の吸殻を掻き集める事から行った。 …………………… ………… …… あれから気を持ち直し、扶桑を秘書にして私は日課を続けた。 執務を行い、演習を行い、出撃させる。 そこに山城の姿はなく、自分でも呆れる程に物足りなさ、寂しさを感じていた。 そしてその日課には、臨時として庁舎屋上からの海上偵察任務も加わっている。 それが三日は続いた。 その三日目の晩、双眼鏡にたった一つの影が映る。 薄気味悪い夜の海を一つだけの影が走っているのは何とも不気味だ。 只、それは走っていると言う表現がそぐわない動きをしていた。 あれは。もしや。 自分の胸は高鳴り、堪らず地上まで駆け降りる。 のろのろと蛇行しながらそれは、確かにこの鎮守府に向かっていた。 やがてそれは座礁した途端、力が抜けたように地面にへたり込んで呟く。 「山城、帰ってきました……」 嗚呼、これは夢ではなかろうか。 あるいは、此奴は成仏出来ていないだけの霊だろうか。 いや、ない。 傷一つない姿形をしていたらそうかもしれないが、 ぼろぼろずたずたの艤装と装甲を纏い、全身を煤で汚し、死にそうな声だがしぶとく生気を赤い目に滾らせている。 そんな酷い有様が、現実味を見事に演出していた。 「山城おおおお!!」 脇目も振らず全速力で山城の元へ駆け寄った。 飛び付くように、もう目の届かないところへ行ってしまわぬように、ひしと抱き締める。 山城の体は、ぼろぼろになって機能を低下させている缶のように冷えてしまっていた。 「わぷっ! ……提督?」 「山城っ……山城ぉ……」 「……大の大人が、なに泣いてるのよ……」 誰の所為だと思っているのか。 他人事のように言いやがって。 どれだけ心配したと思っているんだ。私が体を壊す程だぞ。 山城に嬉し紛れの罵倒を浴びせる。 思考が上手く出来ず感情だけで物を言う余り、語彙の無さが滲み出る。 「あの日近代化改装しろって言うからしてやったのに……、馬鹿だ。馬鹿! もうドックから出るな!」 「ひどい、言い方するのね……」 月は天高く艦が寝静まった静かな鎮守府の一角で、自分は張り詰めていた気を緩め、 弱っている山城の低い体温を確かめながらみっともなく喚く私を、山城は力のない手で擦って宥めてくれた。 山城は、大破しながらも確かに帰投した。 …………………… ………… …… 山城から目を離したくないと思う余り、逸る気持ちのまま山城の入渠に同伴する等と言う戯言をのたまった。 その直後我に返って自分で呆れたが、何故か山城は拒まなかった。 そう言う経緯があり、修復ドックの入り口に満杯の看板を立ててから、山城に続いて自分も暖簾をくぐった。 広間には艤装を修復する機器、疲れを癒す様々な物が整然と並んでいる。 山城が艤装を全て下ろすのを見届けてから、脱衣所へ向かった。 当然ながら脱衣所が仕切られていたりはせず、自然と山城と共にタオル一枚だけの姿になる。 「あまり見ないでくれます?」 それは恥じらいをもっての言葉か、体に煤が付いているのを気にしての事か。 どちらにせよ自分がそれに従う理由にはならない。 山城を促して浴場のタイル床に足をつける。 共に言葉を交わさず風呂の椅子に腰掛け、体を清めていく。 自分は手早く頭と体に付けた石鹸を流したが、山城はまだだ。 山城が疲弊し切っているのに先に湯船に浸かる事を憚られた自分は、髪を気にする山城に声をかける。 「山城、背中を流そうか」 「え……、いいです。自分で できます」 山城が湯船に入るのを待つので自分はやる事がないんだ。 丁寧にやるから、山城はゆっくりしていていい。 「むぅ……、痛くしたら姉様に言い付けますから」 山城は拒まなかった。 そう言うとタオルを緩めたか、山城の背中が露わになる。 手拭いに石鹸を塗りたくり、山城の背中に押し付けた。 煤で汚れた部分を特に念入りに、しかし強い力は入れず山城の背中を擦る。 艦娘を人と同義として良いのか分からないが、 露わになった山城の背中やうなじは人の女性と同義の物を持っていた。 髪を壊れ物のように扱う山城に見習って、手拭いを上下に動かす。 少しして、山城は鏡に向かったまま私への呼び声を浴場に響かせた。 「今日察しました。帰投するまでに、練度が限界まで上がったんです」 おめでとう。 思えばもうそこまで来ていたのだな。 私も嬉しく思うよ。 「で、聞きたいんです。提督は……、どうしてここまで私を使ってくれたのかって」 お願いしたのは私ですけど、と最後に付け加えられる。 放置したら拗ねて、使ったら使ったで疑心を持つとは面倒臭い奴だ。 ある期間放置した事はあったが、そもそも山城をもう使わないつもりでいたのではないんだよ。 山城が先に懇願してきただけで、そのうち招集するつもりはあった。 で、その理由だったか。 戦力を軒並み増強させねばならないと言うのも理由の一つだが。 「趣味だよ」 「は?」 山城は上官への言葉遣いを崩す程に唖然としていた。 顔を横にずらして鏡の中の山城を見やる。 山城は目と口を主砲口径のように丸く開けていた。 山城は私の言葉を反芻する。 「趣味……?」 「分からないか。お前ら扶桑型の高い艦橋に、妙な魅力を感じる者は多いんだよ」 扶桑型の造形について情を込めて語る者は、過去と現在、軍人と民間人、共に多く見られる。 それを記した書物も、探すのは容易い事だろう。 山城は周りが見えない質だな。 何でも不幸だと言うが、まさか人から慕われる事まで不幸だと思ってはいまいな? 「ま、私が山城に感じる魅力はそれだけではないんだがね……」 「え……、ひゃ……!」 手拭いでなく指で直に山城の背筋を、つつ、と撫でる。 山城は驚いたように体を震わせる。 立ち上がれないよう山城の弾薬庫の前に両手を回し、包み込むように抱き締める。 煤の混ざった石鹸が自ずと体に付着するが、どうでもよかった。 鼻先に来た山城の右の耳たぶを口に含むと、また面白いように山城は跳ねる。 「ひぅ……! て、ていとっ、くぅ……!」 あむあむと口先で山城の耳を甘噛みする。 山城は払おうと首を振るが、抵抗は無に等しいものだった。 それに合わせて耳を覆い隠そうと小さく揺れる濡れた横髪が顔に当たり、こそばゆい。 しかし邪魔しようとするそれさえも、自分は愛しく思えた。 気分が高じて自分は舌をも突き出し、山城の耳たぶを攻め立てる。 「提督っ……、なんで、こんな……っ」 この分からず屋が。 自身の価値を理解しようとしない山城なんか、こうしてやる。 山城の耳に舌を突っ込んだ。 「ふぁ、っ、……っ! うぅ……!」 山城の耳たぶを唇で挟む。 山城の耳の穴で舌を暴れさせる。 そんな事だけを繰り返していく。 それだけで体を震わせていた山城は、タオルが緩んでいる事も気付いていなかった。 その隙を見、身体の前を隠すタオルを震えに紛らわせて下ろしていった。 山城の耳を攻めながら鏡を見やる。 山城は、立派なものを持っていた。 抱き締めているうちの左手で、それを下から持ち上げるように揉みしだく。 「あっ!?」 山城の目が開かれ、私と目が合った。 自分は山城の超弩級なタンクに虜になり、耳から口を離す。 手に吸い付くような錯覚を覚える程に、柔らかくも張りがある手触りだ。 これだけのものを手入れするのだから、戦艦の入渠は長くても仕方のない事だなあ。 自分の理性はもう排水溝に流れてしまった。 邪魔物を取っ払って妙にすっきりした気持ちだ。 そうなると、自分の血液はある一点に集まってくる。 「……んっ、ちょっと、何か当たってるんですけど……」 それを覆い隠していたタオルの存在意義は潰れている。 タオルから顔を出した自分の単装砲が、たちまち戦闘準備に入るように首をもたげたのだ。 たった数秒で起き上がったそれが、山城の背中に当たる。 それの正体が山城にも分かるようにぐいぐいと尚押し付ける。 その間も、自分は山城のタンクに夢中だ。 経験のない雑な手付きで揉まれるそのタンクを、鏡越しで眺める。 タンクの中央に備えられた突起を摘み上げるだけで山城は言葉を詰まらせる。 こんなのでよがってくれるとは、山城は何と優しいのだろう。 もっと見せてくれ。 タオルの中に右手を突っ込み、すべすべな弾薬庫を撫で回す。 「ひゃ、そっちは……! ふ、うぅ……!」 何やら危惧した様子だが、どうしたのか。 知った事ではないが。 再度耳たぶを唇に挟み、タンクと弾薬庫の修復作業は続行。 あむあむ。 「っ! ……っ!」 もにゅもにゅ。 「ふあん! もっと優しく、扱ってよ……」 すりすり。 「うんん……、んやぁ……」 山城、すまん。 久し振りだから、我慢ならないんだ。 「久し振りって、三日しか経ってないでしょ……」 山城は三日の間海でどう命を繋いだかは分からないが、山城を待っている間の三日は途方もなく長かったのだ。 終わりの見えない隧道に入ってしまったようなものだ。 不安と絶望に塗れて仕方がなかった。 山城が悪いんだ。艦隊からはぐれて、私を三日も待たせた山城が。 不満なら自身の失態を悔やんで大人しく私に弄られてくれ。 有無を言わさずそう吐き捨て、弾薬庫を撫ぜていた右手を、下へ。 「なに、言って……、ひっ」 山城は身をよじった。 しかし両腕で固定している為に逃れられない。 手で初めて触れた山城の其処は、既に濡れていた。 陰毛の奥の裂け目からとろりと垂れている、お湯とはまるで手触りが異なる粘液で。 なんだ、早いじゃないか。 山城も期待していたのか? まだ始めたばかりなのにもう準備が整っているようではないか。 耳元で囁きかけ、これなら遠慮はいらないだろうとばかりに、山城の艦内に中指の第二関節までを突っ込む。 つぷぷ……。 「んはぁぁぁぁ……!」 山城の艦内は指を誘導するように疼いていた。 おお、と感嘆の声を漏らす。 山城の口は上と下、どちらが正直なのだろうな。 百聞は一見に如かず。 考察する前に試してみれば分かるだろうと、指を動かす。 「んあ! ちょっと、中で動かさ、なっ!」 言葉になってないぞ。 只、なっていても聞く気はない。言葉ではなく嬌声を聴く気ならある。 それしかないので指の動きは大きく無遠慮なものにしていく。 艦内の壁を撫でたり、一際柔らかそうな部分を押し込んだり、色々刺激を与えてみる。 「ていとくっ、待っ、まっ……てぇぇ……」 蚊の鳴くような声だ。 前方の鏡を覗き込む。 そこには、水も滴る良い艦がいる。 乱す黒髪に、目を強く閉じ、嬌声を作る唇。 露わにされている肩、鎖骨、胸部。 それだけでなく、それより下を隠すタオルさえも、みだりに乱れた山城の良さを引き立てていた。 それに自分が見蕩れるのは当然の道理だろう。 「ふう、ふぅっ、……?」 タンクを揉みしだく手、艦内を点検する手の動きが止まってしまう。 山城はふと目を微かに開いた。 その動きに自分も反応を示し、それを追う。 結果、当然ながら鏡越しではあるが視線が絡み合った。 「っ!」 山城は、指図されている錯覚でもしているように首を左に回転させて私から目を背けた。 ……なんて可愛い奴だろう。 しかし、その所為で鼻先にあった山城の耳が遠くへ行ってしまった。 玩具を取られた気分だ。酷い事をしてくれた。お仕置きしてやらねば。 山城の艦内に差し込んだ右手を、指だけでなく手全体を動かすように動かす。 くちっ、くちゅくちゅくちゅくちゅ……。 「んぁっ、ぁ、ぁぁああぁぁああ!」 山城の嬌声が、ドックに木霊す。 良かったな。貸切にしておいて。 山城の恥ずかしい嬌声は誰にも聴かれる事はない。 私を除いて。 「随分乱れるようになったなあ。山城?」 「あっ! んん……、んんんん……! て、提督の、せいでしょっ……!」 こら。鏡越しでいいから、目を合わせなさい。 山城からすれば、此方を責めているつもりなのかもしれないがな。 その科白は、此方の情欲を煽らせるだけなのだ。 我慢ならない。自分の単装砲は威勢よく跳ねているのだ。 山城の胸部と艦内の点検作業を中断する。 山城がこうも乱れているのは、我侭な提督の所為か。 しかし何時も私に主導権を握らせているのは山城なのだから、それは山城の自業自得と言えよう。 そんな私から逃げるように左を向く山城の左耳に小さく命令の言葉を放り込む。 立って壁に手を突け。 「~~っ!」 山城は背筋を痙攣させる。 耳に囁かれるのがそんなに気に入ったのだろうか。 一足先に自分は椅子から腰を上げた。 山城の両肩を持ち上げるようにして催促すると、山城は肩を痙攣させながらも何とか立ち上がる。 山城のタオルが足元に落ちた。それを私が向こうへ蹴り飛ばし、自分の腰に巻いているものも放り出す。 山城は、私の命令に逆らわない。 壁に両手を突き、腰は此方に突き出してくれる。 山城は本当に以前よりも練度が上がってきているな。 これから何をするのか、分かっているじゃないか。 「……っ」 自ずと主張される山城の尻の、なんとも男の性を刺激してくれる事か。 ふるふると誘うように震えている。 山城が海戦で中破帰投すると目にする尻を、今自分は弄ぶ権利を握っているのだ。 おくびにも出さなかったが、あの尻に己の手を沈めてやりたいと実は常々思っていた。 一先ずは山城の腰を左手でむんずと掴み、右手は自分の主砲に。 照準を定める。 「っ……、ぁ、ぁはあっ!」 入った。 ピストン輸送を開始する。 山城の艦内は潤滑油で程よく濡れているし、艦内が引きずり込もうと疼くし、 自分の主砲も山城の艦内を拡張工事する位に膨張したおかげで隙間がない。 複数の要素が上手い具合にかみ合っているので、とても円滑に行えている。 「う、ああっ、ぁ、ぁあああ……、てい、とくのっ、いつもよりも……っ!」 それだけ待ち遠しかったんだよ。 分かるか? 三日も待った私の気持ちが! ぱん! 「いひゃいっ!」 私は山城に、言葉をぶつけ、艦内に主砲をぶつけ、尻に手をぶつけた。 艦隊からはぐれるなんて問題外だ。 この鎮守府最古参の戦艦なんだからもっとしっかりしろっ! 後輩の戦艦が呆れるぞ! ぱん! 「あうぅっ! し、仕方、ないでしょっ! あん! や、夜戦は、苦手なのよおっ!」 苦手? 練度が限界に達しておきながら苦手なものがあるというのか。 本当に限界まで練度を極めたのか? このっ、このっ! ずぶっ、ずぶっ! 「あ! ああっ! だ、だってえっ! 夜戦に、いい思い出なんかないんだからぁっ!」 自分は、ぴたと動きを止めた。 第六感がここは話を聞く場面だと興奮する私を冷静に諭したのだ。 山城は酸素を求めて必死に息を整えようとする。 暫し待つと、山城は息絶え絶えながらも私に訴え始めた。 「はぁ、ま、"前"の時はっ、超弩級の威厳なんかなかった」 「私は、最期の夜に敵艦に囲まれて、姉様と一緒に虐殺されたからっ、それが、今でも……」 どくん。 自分の心臓が強く脈打つ。 艦が経験してきた事は、経歴には事細かに記されていない。 だから、その事柄は初めて知った。 日本軍艦はかつての大戦の戦況悪さ故に敵国より悲話が多いから、 此方から首突っ込んで聞くのはよしたほうがいいだろうと前々から判断していたが、ここまでとは。 彼女らの精神に深刻なダメージを与えてしまわないようにとの配慮だが、 たった一隻からそれを聞くだけでも聞く者に深刻なダメージが来るものなのだな。 囲まれて虐殺される。 躊躇いなくそんな言葉で表現できる山城の奥底の闇を垣間見てしまったようだ。 そこには、どれだけの悲しみやら憎しみやら辛さやらの負の感情があったか計り知れない。 悪ふざけで山城を虐げていた先までの自分の姿がとてもみっともない。 しかし、山城の艦橋を越える程自分に呪詛の言葉を積み上げるのは後だ。 自身の恐怖の根源である夜の海を三日も彷徨って命からがら帰って来た山城を、自分は修復しなければならない。 自分は、慈しむ想いで身体を山城に重ねる。 なるべく耳に伝わるよう首を伸ばしてそこに呟く。 すまんな。 「え、提督? ……んあっ!?」 止めていた腰を再び動かす。 両手を前に持っていき二つのタンクを揉む。 「あうっ! そんな、いきなりっ!」 自分の下腹部を山城の尻にぶつける音がリズムよく木霊す。 それに合わせるように山城の艶かしい歌声が響く。 欠陥だの不幸だのそう言った口癖だけ聞いていると弱そうだが、やはりと言うか山城はそんな事はなかった。 夜の海で凄まじく不本意な最期を遂げた山城に未練があるのは当然で、 それをばねに蘇ったと言っても過言ではない今の山城が、弱々しい訳がない。 山城もまた芯のあるしぶとい強さがある。 浴場に響くこの綺麗で儚げな嬌声にも、そんなものがあるように聞こえた。 聴覚がそう錯覚してくれると自分の心は揺れ動く。 「はあはあっ、あっ、ああっ! て、ていとくっ!」 自分の身体も突き動かされる。 山城に対するこの大きな感情が暴れて止まらない。 嗚呼、こんな感情が生まれたのは何時からだっただろう。 いつの間にかできていた。 不幸と言いながら死にたがりにならず生きる山城が、 深海へ足から引きずり込まれそうになりながらも足掻く様に生きる山城が、愛しくてたまらない。 「……っ、……っ!」 自分は思わず歯を食い縛る。 口から出ようとする心臓を縛り付けておくために。 それでも、山城とこうしていると次第に自分の枷も小破、中破、遂には大破してしまう。 嘗ては不幸から脱却したいと言う山城の為にこう言う事をしていた筈なのに、 今こうして山城と一つになっている事を、自分の方が幸せに感じてしまっていた。 おかげで、自分はあまり長く持ちそうにない。 「……しろっ、山城っ、山城っ! す……!」 危ない。 地の声を零し掛けた。 山城は別に私にそう言った意味での好意は持ち合わせていない。 そんな山城に自分がそんな想いをぶつけたって何も実らないし、山城が迷惑がるだけだ。 「あ、あっ! ああん! んっ、てい、とく……何ですか……っ」 何でもない。気にしなくていい。 もう出るから、山城は準備する事に集中しろ……っ!! そんな事を言いつつも山城にそんな時間なんか与えず、 頭の頂点から足先まで一つになったまま自分は達する。 唯一つだけ除いて。 どぷっ! びゅく、びゅくびゅくびゅる……っ!! 「んっ! ぁ、はああああぁぁ……!! うぅんっ……」 …………………… ………… …… あの後、自分は急激に萎えた。 自分の中の熱い想いは、外的攻撃によって墜落するように冷めたのだ。 自分の事だから理由くらい分かっている。 山城に対するこの想いが実らない事くらい分かっている。 言い方は悪くなってしまうが、山城は私の事を、自身が幸せになる為の踏み台としか思っていないだろう。 逆に山城にそう言った好意を抱かれる事をした覚えはない。 では出口を見つけられずに自分の中で疼くこの想いはどうすればいいのだ。 そんな葛藤が始まった自分は、早く寝床に身を沈めたい気持ちに包まれた。 山城は上手く修復できたようで、艦が大破した事で体に溜め込まれた疲労はすっかり抜けたと言っていた。 それを聞くや否や、自分は短い返事だけ返して湯船にも浸からずに出てきた。 そして今、こうして寝床の布団を頭から被っている。 山城を修復した代わりに私の調子が狂ってしまったようだ。 なあに。一晩寝れば直るさ。 「……提督? 寝てる?」 山城か。扉を叩かずにいきなり足を踏み込んでくるとは無礼者め。 提督はこうして惰眠を貪っているのだ。 お前の修復作業で疲れたのだ。眠っているのだから話し掛けないでくれ。 顔を覗きこまないでくれ。頼む。 「……馬鹿」 おいどういう意味だ。 自分の背後でそんな言葉を投げかける山城に心の中で問う。 山城は意味の分からない罵倒を静かに飛ばしてから、部屋の扉をゆっくりと閉めた。 今夜は、こうして煮え切らない想いを抱えた自分に構わず更けていった。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/