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コロリ とは、【星のカービィ3】のキャラクター。 プロフィール 作品別 星のカービィシリーズ ゲーム以外 関連キャラクター コメント プロフィール コロリ 他言語 Corori (英語) 種族 【ペンギン】 能力 『星のカービィ3』 スカ『星のカービィ ディスカバリー』 アイス 初登場 【星のカービィ3】 頭に毛糸のニット帽を被っている【ペンギン】。敵が近くに来ると雪玉を転がす。 作品別 星のカービィシリーズ 【星のカービィ3】 初登場。スカキャラ。5-3に1体、5-4に4体いる。 画面内に入ると雪玉を押し始め、坂に差し掛かると雪玉を下へ転がす。雪玉を転がした後は何もせず無防備になる。 転がす雪玉は岩と同じ扱いで破壊できない。雪玉を坂へ転がり落とす前にコイツを倒すと、雪玉は静止したままになる。 【星のカービィ ディスカバリー】 ホワイティホルンズ-北のホワイトストリートから登場。足元にある雪から雪玉を作成して転がすようになった。本作ではアイス能力を持つ。 【カービィ】や【バンダナワドルディ】が近づくと3連続で雪玉を転がす個体、一定間隔で一方向に雪玉を転がす個体がいる。 雪玉はチャージ系の攻撃か、ほおばりヘンケイの攻撃で破壊できる。壁などに当たった時や失速して完全に動きが止まった時も破壊される。 ゲーム以外 【星のカービィ デデデでプププなものがたり】 割り箸を綺麗に割るキャラクターとして登場。【フロッツォ】の記録の23591回を更新しようとした時、カービィが胡椒を吸いくしゃみをした為驚き、割り箸が綺麗に割れずフロッツォの記録とタイ記録で終わった。 講師として出た事もある。他にはモブキャラとしても登場している。 関連キャラクター 【プット】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
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元ネタ:意味なしアリス(谷山浩子) 作:ヤジウルトラマリンディープ 汚嫁の上の間男は寝取られを教える教授だった それじゃ始めるよと言い残して 間男はどこかへ行ってしまった もう二度と帰らない 汚嫁だけ残った サレ夫はそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年 それでも間男は帰らない どうしていいのかわからなくなって サレ夫は試しに 汚嫁と寝てみた それは全然gdgdサレ夫 何をやってるのかわからない まるで全然gdgdサレ夫 意味がないサレ夫がそこにいる 汚嫁両親はわからない 何を言われてもわからない 学歴と年収と年金とお中元とお歳暮の見分け方は なんとかなるけど それだけじゃしょうがない なにしろなんにも聞いてない そもそも興味をもっていない 頭にきたよもう サレ夫は汚嫁実家の鍵を奪って タンスから何から家捜しをしてみた それは全然gdgdサレ夫 おせっかいな気団が言いました まるで全然gdgdサレ夫 意味がないサレ夫ががくしゃみした 汚嫁の上に陽があたる 2100万年陽があたる いつまでもサレ夫は待っている いつまでも待ってるgdgdのまま gdgdなサレ夫の上にも陽があたる というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない ほんとのサレ夫はアパートで 2chに得意のネタを書く ニートの暮らしに うんざりしてただけ ダメだ全然gdgdなニート 何をやってるのかわからない まるで全然gdgdなニート 意味がないニートがそこにいる ダメだ全然gdgdなニート 仕事もしないで すわったきり まるで全然gdgdなニート 意味がないニートは動かない 検索タグ J-POP フルコーラス ヤジ2chネタ ヤジウルトラマリンディープ メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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山本五十六 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 美しい黒髪を持つ女武将。 髪が非常に長く、戦闘グラフィックだけを見ると髪のほうが身長よりも明らかに長い。 家の伝統を重んじる真面目な人物だが、意外に抜けているところがあり、簡単にランスに騙されたりもする。 スタイル抜群で武将として鍛えているにもかかわらず、胸の脂肪は落ちないのか、かなりの巨乳である。 弟・太郎を人質に取られて仕方が無く足利家のために働いていたが、 足利がランスに滅ぼされた際に捕虜になり、ランスの目に留まり武将として仕えるようになる。 しかし、人質の太郎がすでに殺されていたことを知り、 山本家の滅亡と弟の死を深く嘆くがランスの何気ない言葉により立ち直り、 山本家再興の為に見合いを決意し、男の後継ぎを欲しがる。 その後、見合相手に襲われそうになった所を、ランスに助けられ(それと同時に彼の口車に乗せられてしまい)、 それ以来ランスとの子を欲しがるようになる。 弓の腕前は相当なもので、相当な遠距離から米粒ほどの大きさでしかないランスを狙い射ち 髪を散らせたほど(本来なら殺されていただろうが、ランスはくしゃみをして助かった)。 彼女用のサブルートがあり、EDでランスとの子供を見ることが出来る。 小説版では、彼女の愛弓の名前が「疾風丸」となっている。 年齢は21歳。技能LVは弓戦闘LV2。JAPAN屈指の弓の名手。性格はやや内向的。 正史の後日談である「戦国ランス後日談」にてランスとの子供を身に宿していることが示唆されており、 彼女が正史で2人目のランスの子供を生む可能性が高い。
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珍しい苗字 姉が結婚して苗字が変わったんですが、一般的にはちょっと珍しい苗字。 芸名?と言われてもおかしくないような苗字で、姉が悩んでいるのは今お腹の中にいる子供の名前だそう。 あまり凝った名前にすると苗字と合わせてかなり堅いかんじになっちゃうと言ってました。 それに反して私。 全国で1位、2位を争う苗字なので子供ができたら逆にあまりシンプルすぎる名前だとちょっとな~と思います。 でも個人的には大人になっても違和感のない名前がいいなと思います。 まあどんな名前でも思いがあって付けられれば幸せな事ですね。 http //blog.chatta.jp/madelynn6/ http //doestrak.sublimeblog.net/ http //minkara.carview.co.jp/userid/1807110/blog/ 花粉症の症状? この時期になるって花粉症の方は難儀やな。 うちの主人も鼻水がぐじゅぐじゅしてきてかわいそーやな感じになってきていますわ。 わいはちゅうって、鼻水もなくくしゃみも出えへんさかい花粉症ではおまへんやねん! って言おったいトコなんでやねんすが、なんでやろかわいもよーしらんがのどがいがらっぽくなっておやじみたいなでぇっかいせきが出まんねん。 朝窓を開けて換気をするっちゅうとき、洗濯もんを干すためにベランダへ出たってき、まいど! 外に出るってタンが絡んでぇのどが辛くなんねん。 しやろな、花粉症のこの時期やさかい、もせやけどたら花粉症の症状やねんんちゃう? って疑ってまんねん。 http //thabit09.blog.fc2.com/ http //karin16.blog.shinobi.jp/ http //symon.sublimeblog.net/
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2月14日、金曜日の放課後。 クラスの仲間達がぞろぞろと教室を出て行く中、ボクは自分の席に座ったまま、ポケットから携帯を取り出した。 そして今朝、届いた最新の……母さんからのメールをもう一度確認する。 ……『ハッピーバレンタイン、誠君。今日はお母さんから、素敵な贈り物があります』…… ……要約すると──明日は土曜日で学校は休みだし、たまには実家に帰って来なさい。チョコもあるよ。 ──という趣旨の事が、可愛い絵文字を織り交ぜて書いてあった。 嬉しい反面、ちょっと鬱陶しく、恥ずかしい気もしたが…… ボクは素直にメールの文面に従って実家に帰るべく、教室に残ってバスの時間を待っている。 ……そこへ、一人のクラスメイトが近づいてきた。 「……なぁ、苗木。お前……どうだった?」 何か後ろめたい事でもあるのか、妙に声をひそめて話すのは“超高校級の野球選手”、桑田怜恩クンだ。 「……どう、って何が?」 聞き返すと、彼は微かに苛立ちのこもった声を上げる。 「何が、じゃねーよ! 決まってんだろ。……チョコだよ、チョコ。いくつ貰ったんだ、お前!」 ……ああ、そういう事か……。ボクは正直に答えた。 「……いや、一つも……貰ってない」 ボクの言葉を聞いて、桑田クンはホッとしたような笑みを浮かべる。 「……だよな~! だからお前も、シャイな女の子が放課後になってやって来るのを待ってる、っつーワケね!」 そんなつもりはないし、毎年の事ながら全く期待してなかった訳でもないけど……彼の言い方に少し傷つき、ムッとした。 とっさに「桑田クンは?」と言い返そうとして、思い直す。 そういえば今、『お前も』って言ってたな。じゃあ、桑田クンも……。 「お、お前! 何だよ、その顔! 俺は違うぞ! 俺はちゃーんと貰ったんだからなッ! ……1個……江ノ島のヤツがくれたんだ。……チロルチョコ……」 ……それなら、ボクも貰った。というか、クラス中の男子に配ってたな……江ノ島さん。 何か「絶望しろッ!」とか冗談混じりに言って笑ってたけど…… いわゆる『義理』──それもかなり低ランクの──なのは明らかだ。 ボクと桑田クンは、妙な連帯感に包まれながら、目を閉じて同時に小さくため息をついた。 そこへコツコツと、小さな靴音が近づいてくる。 何気なく目を開けると、桑田クンのすぐ後ろに足音の主が立っていた。 整った顔立ち。派手な縦ロールのウィッグ。華奢な身体を可憐なゴスロリ服で包んだ彼女は── セレスティア・ルーデンベルク。ボクらと同じクラスの、“超高校級のギャンブラー”だ。 セレスさんは、明らかにプレゼント用らしい、洒落たデザインの紙袋を持っている。 ……そういえば、ボクは彼女とは、それなりに……彼女の中で『Cランク』に位置づけられるぐらいには、 仲良くしていた。……これは、もしかして……? ボクと桑田クンが固唾を飲んで見守る中、セレスさんの視線がボクらの間をさまよう。 やがて、それが止まったのは── 「……桑田君。ちょっとよろしいですか?」 ……桑田クンか……。ボクは心の中で、がっくりとうな垂れた。 「オ、オレか? ……ハハ、そうか。お前、いけ好かねー奴だとか思ってたけど……結構、可愛いとこあんじゃん。 ありがとよ。チョコ、くれるんだよな……」 桑田クンが笑って手を伸ばそうとすると、セレスさんは露骨に顔をしかめて見せる。 「……は? このわたくしが、あなたごときにチョコを? ……冗談は顔だけにして下さいな」 ぴしゃりと頬を打つような、冷たい言葉。お調子者の桑田クンも一瞬にして凍りつき、顔を引きつらせた。 多分、言い返す言葉も思いつかないのだろうが……見ていてはらはらする。 そんなボクの心配とは裏腹に、セレスさんの方は微笑さえ浮かべる余裕の表情だ。 「誤解しないで下さい。わたくし……先程から校舎の外に立っていたのですが」 言われてみると、彼女は帰り支度をしていた時の格好まま、肩にストールを羽織っていて、 右手に通学用の鞄、左手にはさっきの紙袋を持っている。 頬がいつも以上に白く見えるのは、寒い屋外にいたからか。 でも、何で……? 桑田クンが出てくるのを外で待ってたわけじゃないよな……この流れだと……。 「そちらで、名も知らない可愛い女の子に頼まれたのです。『桑田君に伝言をお願いします』、と……」 その言葉を聞いて、一気に桑田クンの顔が明るくなった。 「か、可愛いって、どんな子だ……!?」 「それは、わたくしに聞くより、ご自分で確かめた方がよろしいかと。 ……とにかく、その女の子が裏門の所で待っているそうです。 早く行って差し上げなさい。この寒い中、レディーを待たせるのはいかがなものかと思いますわ」 何故か、後半でセレスさんは意味ありげな視線をボクの方に送ったが…… 桑田クンにとっては、もうそんな事はどうでもいいのだろう。 彼は満面の笑顔になって、いそいそと帰り支度を始めた。 「そうか、わざわざサンキューな! ……苗木、悪ぃ。俺、行ってくるわ。……じゃーな!」 ……わ、悪いって……。 口にする暇もなく、桑田クンは猛スピードで教室を飛び出して行った。 プロも注目する野球選手のタマゴだけあって、脚力も相当なものだ。 「……ねえ、今の話……本当?」 ……ボクは、恐る恐るセレスさんに尋ねた。決して桑田クンへのやっかみからじゃない。 あまりに話がうますぎる気がしたからだ。……セレスさんの性格からして、親切心で伝言役を引き受けるとは思えないし……。 「……うふふ。ご想像にお任せしますわ」 彼女はそう言って、にっこり笑ってみせた。 ──時に他人を追い詰める、残酷なウソはセレスさんを“超高校級”たらしめている特技の一つだ。 ああ……桑田クン……。 これから彼は寒空の下、来るはずのない『可愛い女の子』を待ち続けるのだろうか。 ……いや、大丈夫。セレスさんはウソだとは言ってない。 だから、きっと本当だ。……そう思っておいた方が精神衛生上いい……。 ボクの葛藤などまるで気にする風でもなく、セレスさんはきょろきょろと辺りを見回した。 桑田クンが出て行って、まだ教室に残っているのはボクらだけだ。 その事を確かめると、彼女は小さく咳払いをして左手の紙袋をボクの鼻先に突き出した。 「あの……これ。差し上げますわ」 ……突然の事に、言葉が出ない。 ……どう考えても、バレンタインのチョコ……だよな。……セレスさんが、ボクに? もしかして、外に立ってたっていうのも、桑田クンを追い払ったのもこの為に── 一度は諦めただけに、嬉しさもひとしおだ。感動のあまり、目頭が熱くなった。 「……ちょっと、どうしましたの? 要らないなら──」 「い、いや、待って! 貰うよ! ……ありがとう、セレスさん!」 苛立ちのせいか、照れのせいか、微かに頬を染めたセレスさんから、奪い取るようにして紙袋を受け取った。 ……よく見ると、紙袋は有名な高級チョコレート店のものだ。 中には、包装紙で包まれたチョコの箱と、もう一つ……何か筒のような物が入っている。 ──これは……イン・ビトロ・ローズ? セレスさんに断って袋から取り出し、手にとってみると、やはりそうだ。 ガラス管の中に、一輪の薔薇を閉じ込めた工芸品。 プレゼント用にリボンが巻かれているが、このデザインには見覚えがあった。 ……これは、以前ボクがセレスさんにあげたのと同じ物だ。 学園の購買部で買い物をした時、貰えるメダルと引換えに手に入る限定グッズの一つで、 渡した時は随分喜んでくれたものだが、これは── ──中に入っている薔薇の色が変わってる。 ……もしかして、セレスさんが中身を入れ替えたのか? 「あなたに頂いた薔薇の方は、お部屋に飾ってありますから。 ……それ、わたくしに似て美しい薔薇でしょう?」 ああ、やっぱり……。 それにしても、確かに綺麗な薔薇だ。こんなの、初めて見た。 ──黒い薔薇。 容易く手折れてしまいそうな細い茎の頂上を、ビロードに似た暗い色が飾っている。 それは華やかで、気品があり……同時に、どこか妖艶な空気を纏っているかのようだ。 ……見入っているうちに、ボクは思わずごくりと喉を鳴らしていた。 セレスさんがそれを見て、満足そうに微笑む。 「うふふ。あなたにも、この薔薇の美しさがわかるようですわね。 ……興味を持たれたのなら、図書室に行って図鑑で調べてみる事をおすすめしますわ」 「ああ……うん。そうだね、今度──」 「……図書室に行って、図鑑で調べてみる事をおすすめしますわ」 「…………」 ……今すぐ調べてきなさい、って事か……。 正直な所、綺麗な物は綺麗なんだし、説明はそんなに要らない気もしたが……何か特別な意図があるのかもしれない。 ちらりと壁の時計を見ると、午後4時を回ったところだ。バスの時間にはまだ少し余裕がある。 ボクはセレスさんの言う通り、図書室に行ってみる事にした。 もう一度、セレスさんにお礼を言って、「またね」と告げて教室を後にする。 いつも余裕の彼女が、照れくさそうに横を向いていた姿が目に焼きついて離れない。 これって……本命……なのかな……。随分高級そうなチョコだし、プレゼントまで……。 いや、でもボクはまだ『Cランク』のはずだよな……。やっぱり義理……? ああでもない、こうでもないと考えているうちに図書室に着いた。 そろそろ閉館時刻のはずだが、まだ数人の生徒が居残っている。 ボクはまっすぐカウンターに向かって、設置された端末で目的の本を検索した。 検索ワードは『薔薇』と『図鑑』──何の苦もなく、そのままのタイトルで『薔薇の図鑑』という本が見つかった。 念の為に貸し出し中でない事を確認して、部屋の隅にある図鑑が集められたコーナーへと向かう。……が…… ……無い。様々なジャンルの図鑑が並ぶ本棚の中で、明らかに一冊分だけ隙間が空いている。 これは……どうすれば……。多分、今この図書室にいる人が読んでるんだろうけど…… 一人一人に声をかけて回るか? でも、知らない顔ばかりだし、人が読んでる本を横から借りるのは躊躇われる。 じゃあ帰りに本屋に寄ってみるか? それも、どうだろう。薔薇の図鑑なんてよほど大きい店でないと置いてなさそうだ。 だからと言って、諦めるという選択肢はあり得ない。 早く調べておかないと、次にセレスさんに聞かれたら確実に機嫌を損ねるぞ……。 本棚の前で首を捻り、頭を悩ませていると突然、後ろから声をかけられた。 「邪魔よ。用が済んだら、さっさとどいて……」 見ればそこには、メガネをかけた三つ編みの女の子が立っていた。 偶然にも、彼女もボクのクラスメイト──“超高校級の文学少女”腐川冬子さんだ。 現役高校生にしてプロの作家でもある彼女が、資料集めによく学園の図書室を利用している事は知っている。 さっきは気がつかなかったが、今日もここの蔵書を漁っていたのだろう。 反射的に「ああ、ごめん……」と答えて道を譲ると同時に、ボクの目は相手の手元に吸い寄せられた。 表紙に躍る『薔薇の図鑑』の文字──まさにボクが探していた本を、腐川さんが持っている! ちょうど今、本を棚に戻しに来た所に違いない。 ボクがあまりに熱心に見たせいか、腐川さんは顔にさっと困惑の色を浮かべた。 「な、何よ苗木……わ、私に何か文句でもあるわけ……?」 「い、いや、そうじゃなくて──」 否定しようとするが、その前に腐川さんがぎこちなくニヤリと笑った。 「ああ……そういう事ね。ま、全く……しょうがないわね……」 ……どうやら、察してくれたようだ。話が早くて助かる。 「そうなんだよ。探してて……ちょうど良かった」 「か、勘違いしないでよね。……私、本当はびゃ……十神君に渡すつもりだったのよ。 だ、だけど……け、結局……話しかける勇気が出なくて……。 このまま家に持って帰るのも癪だし……あ、あんたに譲ってあげるわ」 何故か頬を染め、モジモジと体を揺らす腐川さん。 ……? 十神クンも、この本を探してたのか? 事情はよくわからないけど、とにかくボクが借りてもいいんだよな、その本……。 「ふぅん。それにしても、気づかなかったわ。あんた、わざわざ探してまで……。 そ、そんなに欲しかったのね……私の……」 「う、うん。そうなんだよ。ありがとう、腐川さ──」 最後まで言い切る前に、下校時間のチャイムが鳴った。 すかさず、カウンターの図書委員が室内の全員に呼びかける。 『えー、閉館時刻でーす。本を借りる方は今すぐ手続きを済ませて出て下さーい』…… 反射的に顔を上げて、遠くの壁の時計を見る。 まずい、もうこんな時間か……! 図書室で薔薇の事を調べて帰るだけつもりだったのだが、ここは本を借りて帰った方が賢明だろう。 「ありがとう! これ、借りてくね!」 お礼と別れの挨拶もそこそこに、ボクは慌てて腐川さんの手から本をもぎ取り、カウンターの方に駆け出した。 唖然として立ちすくむ腐川さんの手に、何か包みのような物が見えたが……そんな事を気にしている場合じゃない。 カウンターで貸し出し手続きを進めながら、ほっと息をつく。 ──何はともあれ、無事に目的の本を借りる事が出来て良かった……。 色々な事があったが、予定通りの時間にバスに乗り、実家に帰って来た。 学園の寄宿舎も快適だけど、やっぱり実家はいいな……。 玄関の扉を開けて「ただいま」と声をかけてみたものの、返事が無い。 母さんは──どこかに出掛けているようだ。いつも履いていたスリッパが綺麗に揃えて置いてある。 夕食前の時間だから、近所に回覧板でも回しに行ったのか? ……まあ、すぐに帰って来るだろう。 勝手知ったる我が家の事で、さっさと上がって手洗いとうがいを済ませる。 いつも家族が集まるリビングで鞄を一旦下ろし、ソファに腰掛けた。 ……さて、父さんも妹も帰ってないみたいだし、夕食にはまだ時間がかかりそうだ。 先に、こっちの用事を片付けてしまおう。 鞄から取り出したのは、もちろん『薔薇の図鑑』だ。 大きくタイトルが書かれた緑色の表紙を開き、まずはパラパラとページをめくってみる。 ────次々と目に飛び込んでくる、薔薇、薔薇、薔薇……。 そこでは文字通り、色とりどりの薔薇が写真付きで解説されていた。 同じ色でも、花が咲く季節、花の大きさ、葉や花びらの形、トゲの多いもの、少ないものなど様々だ。 薔薇って一口に言っても、随分色んな品種があるんだな……。 それで、セレスさんのくれた薔薇は──と探し始めてすぐ、本に付箋が挟まれている事に気がついた。 何気なくそこを開いてみると、まさに同じ色の薔薇が集められたページだった。 ……恐らく、ボクが目的の薔薇を見つけやすいようにと、セレスさんが事前に付箋を挟んでおいたのだろう。 1ページに載っている薔薇は4種類。そのうち1種の薔薇の名前の所に、 ここを見ろと言わんばかりに、さらにもう1枚付箋が貼ってあった。 写真と実物のイン・ビトロ・ローズを見比べて、同じ品種だと確信する。 ……全部、計算ずくか。用意周到さに少し苦笑した。 しかし、ここまで用意するからには、何か明確な目的があるはずだ。 その意図を汲取るべく、ボクは気合を入れて、薔薇の解説を読み始めた。 その薔薇の名前は──『ブラックバカラ』。 バカラっていうと、確かフランスのガラス工芸の? それとも、カジノにもあるトランプゲームの事だろうか。 まさにセレスさんらしい名前だが、この程度の事ならあの場で教えてくれたはずだ。 さらに読み進めていくと、この品種の特徴など、園芸に関する記述が続く。 別に、この薔薇を育ててください、とか言いたいわけじゃないよな……? 解説の末尾には、『花言葉』の項目があった。 ──①【恨み】 ……いきなり物騒な言葉が目に飛び込んできて、ぞくりとした。 ボクに心当たりはないけど……知らないうちにセレスさんを怒らせるような事をしてしまったのか……? ──②【憎しみ】 とっさに、山田クンや桑田クンを威嚇する時に見せる、恐ろしい剣幕のセレスさんを目に浮かべてしまった。 ……セレスさんは、ポーカーフェイスの達人だ。 ボクが仲良くしていると勘違いしているだけで、本当は嫌われて……? 何とも言えない暗い気持ちになったが、まだ続きがあった。 一応、そちらにも目を通す。 ──③【貴方は、あくまで私のもの】…… ……リビングのドアが開く音がして、どこか遠くから妹の声が聞こえてきた。 「……お兄ちゃん、どうしたの? 顔、真っ赤だよ」
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以前投下した544の微妙な蓬莱人編のお通しを投下します。 〇〇は今日も良くも悪くさっぱりとしていた。 里での仕事中、薬を卸に来た永遠亭の薬師の八意永琳と弟子の鈴仙に会い里の茶屋で一服していた。 会話は弾んだがその間、〇〇はくしゃみをよくしていた…。 〇〇に色々な意味で生理的に嫌われているため狂気の波長を出してはいないが、「その目、キモッ!」の状態の鈴仙を横目に永琳は〇〇にあることを聞いた。 「『もし永劫の刻があったら、貴方は何をするか?』ですか?…いやぁその『永劫の刻』を俺は輝夜や妹紅みたいに派手な喧嘩で暇潰しをしたくありませんよ。それにこう言ったら失礼だと重々承知していますけど、ぶっちゃけ永琳先生って軽く自己否定しているじゃないですか。蓬莱人って不老不死みたいですが、それなのに怪我や病気を治す医療・医学を修得して薬師をしている永琳先生みたいに高貴で強い精神は持てませんよ。」 そう〇〇に言われて、あんぐりと口を開けている永琳をさらに畳み掛ける〇〇。 「それに俺は線香花火みたいな人生でいいんですよ。何より永劫をどう生きることを考えるのが面倒臭いです。さてと、ここの代金を払っておきますね?さぁてもう一頑張りだ。」 代金を払って茶屋を後にした〇〇は背伸びをし、仕事に戻って行った。 その〇〇のぽかんと見送る永琳と鈴仙。 しばらく後に「私がずっと側に居ることを徹底的に教えればいいじゃない。」と結論を出した永琳が永遠亭総出で〇〇に対して行動するのはまた別の話。 ……はい、病んでないです。
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#blognavi お待たせしました! 別にまってないかもしれませんがw 3日くらいさぼってしまって申し訳ないですm(´・ω・`)m こんばんわ、花粉症のかぼちゃです^^ ぬぅ、花粉症かどうかわからんけど鼻が・・・・・・・;x; 昨日はくしゃみしすぎで顎が痛くなって頭にもきて大変でした^^;昨日よりはマシですが今日もかなりきてまして・・・・・ 明日には直ってくれ、まじでw いあ~急に寒くなりましたね~ しかも、向かい風だし、いつもより10分ぐらい多くかかりましたよ 寒いのは好きなんでいいんですけどねw まぁ理由の1つが肉まんですね(´・ω・`)b 今日はカレーまんを食ってきましたw 明日はピザまんにすっかな~♪ むぅ、最近3兄弟喧嘩のレベルがあがってきました ちょっと前までは口喧嘩ぐらいだったのに 歳がそこそこになってきたせいか周りの物がブレイクし始めます(´・ω・`)w まぁ俺は逆にかなり静かになってきた気がしますがw 俺ら二十歳とかになったら家どうなるんだ・・・・・・・(´・ω・`) では、久しぶりの更新も今日はここまで^^ノシ オヌヌメ曲:江口一声「君がいるから」 この曲はね、今までうpしてきた曲で俺的に1番いいかな~ まぁ聞いてみてくださいw カテゴリ [暇] - trackback- 2007年11月12日 19 02 28 名前 コメント #blognavi
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←前の記事へ メニュー 次の記事へ→ 経過詳細(退院1週間後)診察 家で療養 経過詳細(退院1週間後) 診察 検査 血液検査、腹部エコー検査、内診 薬 鎮痛剤を処方(1日2回・2週間分) 検査の結果、大きな問題はありませんでした。 血栓:問題なし。 血液検査:問題なし。( 腫瘍マーカー のみ、結果に時間が掛かる) 尿管(左側)拡張:経過観察する。 次回診察:退院3か月後(2016年10月) 摘出物の病理検査結果を伺いました。(詳細検査は時間が掛かる) → 卵巣腫瘍について 摘出物の病理検査結果 家で療養 薬 鎮痛剤(痛む時に飲む) 傷:たまに痒みを覚えた 疼痛:お腹の中がたまにズキッと痛むが、我慢できない程ではない咳・くしゃみの時も、さほど痛くなくなってきた 実家から家に戻りました。 ほぼ、普段通りの家事ができました。(重い物は避けました) 鎮痛剤を減らし、出かける時だけ飲むようにしました。 (喘息で市販の鎮痛剤が飲めないので、出かける時用に取っておきたいため) 出かけた時・たくさん動いた後は、30分間横になって休憩しました。 寝過ぎると夜眠れなくなるため、30分のアラームを掛けました。 快気内祝を用意しました。 お見舞い金のお返し(親族)のし紙:「内のし」「結び切り」 表書き:「快気内祝」「名前」 ※特に関西だと、四文字を避けて「快気之内祝」とする 品物:繰り返さないために、消える物(食品)・洗い流せる物(洗剤)などが良い 金額:半額が目安。全員に5000円のギフトと、足りない分はカタログギフトを追加しました。 お見舞いのお礼(友人):ハンドタオル ←前の記事へ メニュー 次の記事へ→
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五年生 タイトル 作者 出版社 かかる時間(分) 備考 あかいかばんのひみつ エマアレン フレアブラックウッド 木坂涼 国土社 とまらないくしゃみ 子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社 かちかち山 広松由希子 あべ弘士 岩崎書店 10 だるまさんが かがくいひろし ぶろんず新社 2 めちゃくちゃはずかしかったこと リュドヴィックフラマン エマニュエルエカウト ふしみみさを あすなろ書房 4 おとうさんネズミのクリスマスイブ クレメントCムーア ダニエルカーク わたなべてつた 瑞雲社 12月 おにはうちふくはそと 西本鶏介 村上豊 ひさかたチャイルド 8 これがほんとのおおきさ! ススティーブジェンキンズ 佐藤見果夢 評論社 しげちゃん 室井滋 長谷川義史 金の星社 8 光の旅 かげの旅 アンジョナス 内海まお 評論社 6 歯いしゃのチュー先生 ウィリアムスタイグ うつみまお 評論社 10 かぞえうたのほん スズキコージ 岸田衿子 福音館書店 4 抜粋ok おおかみの眉毛 子どもに語る日本の昔話1 稲田和子 筒井悦子 こぐま社 5 重力って ジェイソンチン 竹内薫 偕成社 3 かちかち山 おざわとしお 赤羽末吉 福音館書店 9 だるまさんの かがくいひろし ブロンズ新社 1 冬向き こぶたは大きい ダグラスフロリアン 灰島かり BL出版 5 すごいね!みんなの通学路 ローズマリーマカーニー 西田佳子 西村書店 5 わらしべちょうじゃ さいごうたけひこ さとうちゅうりょう ポプラ社 5 ここは冬の北極 アデリンダンフィ アランロビンソン 金原瑞人 あすらん書房 6 冬 ロバのシルベスターとまほうのこいし ウィリアムスタイグ せたていじ 評論社 13 だるまさんが かがくいひろし ブロンズ新社 1 さとやまさん 工藤直子 今森光彦 アリス館 6 田植え前 たにし長者 子どもに語る日本の昔話2 稲田和子 筒井悦子 こぐま社 8 田植え前 せかいのはてってどこですか? アルビントウレッセルト ロジャーデユボアザン 三木卓 童話館 10 あ・べ・こ・べ エルンストヤンドゥル ノルマンユンゲ 谷川俊太郎 講談社 3 ちからたろう いまえよしとも たしませいぞう ポプラ社 11 す~べりだい 鈴木のりたけ PHP研究所 3 ふしぎなナイフ 中村牧江 林健造 福田隆義 福音館書店 3 エゾオオカミ物語 あべ弘士 講談社 5
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ひかみ 親:凸之助 「さみぃ」 「えっ熱。好き。一緒に住もう。」 プロフィール 名前 氷上 みぞれ(ヒカミ ミゾレ) 所属 過激派 年齢 19歳 髪色 水 身長 178cm 眼色 青 体重 64kg 異能 風を操る【40%】冷気を操る【60%】 性別 男性 状態 選ばれた存在だと思っている 一人称 おれ 二人称 キミ/あなた 三人称 あのこ/あの人 詳細 真夏の炎天下だろうと厚着で震えている奇人。 敵味方関係なく熱異能者を激しく好む。ひどくつきまとう。 常に息が白く、近づくだけでひんやりする。常人なら既に逝ってるレベルの低体温。冷体温の域。 ニット帽を脱ぐだけで異常に寒い。死ぬ。 地球を氷河期に陥れる為に自然界に選ばれた。そうとでも思わないとやってられない。 クロ 心なしかどんな熱異能者よりも暖かい。超至近距離に立つ。 「今までこんなに暖かい気分になったことない。ずっとここに居たい。」 異能 風を操る×冷気を操る 先天性異能者 生まれてからずっと冷体温の白い息で過ごしてきた。 その為幼い頃は気味が悪いと避けられがちである。現在も避けられがち。 風を操る 主に自身の吐息から風を作る。吹き出す勢いが強ければ強いほど風圧が上がる。 指を動かす事によって風向きや流れを操れる。ただし手袋を外さなければならないため手が超冷える。 くしゃみが吹雪。 冷気を操る 肺や内臓などが常に冷気を帯びており、全てが冷たい。 空気中の水分を氷結させ、氷を作り出す事が可能。氷柱等を相手の上で作り落とすことで攻撃する。 最終手段として、ダイヤモンドダストを使役。大量の細氷を振らせ、無差別に氷柱に変える。負担が大きい。