約 6,374 件
https://w.atwiki.jp/masked_rider_ken1/pages/148.html
#blognavi 最近日記でもよく書いているけど、遅番の時はほぼ帰りが終電になってしまう。遅くなったのはもう慣れちゃったけど。 前から気になっていたんだけど、終電に乗ると地元の駅で階段を昇るときに一人の女の人に追い越される事がある。顔を確認したことは無いけど、僕はきっとその人を知っている。 背丈、体格、髪型、歩き方。たぶん間違い無い、以前付き合っていた人だ。 もう3年以上も前に別れてしまってからは全く連絡をとっていなかったけど、どうやらまだこのあたりに住んでいたらしい。 もちろん今更話しかけようだなんて思わない。別にあの人の事が嫌いになったわけではないけど、きっとあの人は僕にそんな事を望んではいないと思うから。 今どんな仕事をしているのか?今まで元気だったのか?とか気になる事はあるけれど、僕にそれを知る権利なんてない。 でもあの人はアニキと同じ位かそれ以上に僕にとって大事な人だから、やっぱり元気で居て欲しいと願ってしまう。だってあの人やアニキが居なかったら、今でも僕はつまらない毎日を送っていて、今でも自分の体を傷付けて色んな事を我慢してたのかもしれないから。 どんなに感謝してももう彼女に恩返しは出来ないけど、これからもあの人の幸せは願っていようと思う。 別にそれで彼女ができないなら、それはそれで仕方ないと思えてきたし。別に彼女が居なくてもそれなりに楽しい毎日だから、無理に忘れる必要も誰かを求める必要もないよね。 (夕)さんへ 言っとくけど、苦情はお断りだからね~。 だって僕の心に曲がり角は無いみたいだから! それにこれだけ長い時間誰かの事を想えるってのも、ある意味カッコイイじゃん♪ トドのつまり、自己満足 カテゴリ [日記] - trackback- 2007年02月21日 23 59 59 彼女も元気に前へ進んでるんだよ…きっと…だって、ホームで抜かされてるし(笑)マスクさんにとっては大事な一期一会だったんだね… -- HIRO (2007-02-22 15 08 18) ウッ!ウ〜ッ!!先手打たれたぁ〜(`o´)いやいや苦情はないよ(^O^)うんっ!!そんなんもありだよ(^_^)v -- (夕) (2007-02-22 22 20 33) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1265.html
この下郎は跡継ぎの評価なんか、言えた立場じゃないんだよ。 何の実権もないんだよ、俺には、そしてどれだけ強くたって、旦那は一武将でしかないんだ。 戦場以外でならぼろぼろに弱いんだ。 どうして、どうして俺は下郎なんだよ、どうして何が見えても解っても、旦那に何にも出来ないんだよ。 俺に出来るのは殺すことか生かすことか牙を折ることだけだ、 殺せば伊達の暴動は収まらない、生かせば旦那の思いがおさまらない、だけど牙はどうやっても折れない。 蔑まれる立場の意味って、高貴な人に手を出せば普通よりもずっとずっと屈辱を与えられる事じゃないの? どうして逆になるんだい独眼竜?下郎のすることだから無視できるって、ねえ、何それ? ああ悔しすぎて怒れもしねえよ、旦那、だから絶対こんな薄汚いことは解らないで、 飄々としてる俺の仮面を剥がさないで、 初恋は叶わないって、諦めてほかの女に惚れなよ、お願いだ! 俺は旦那さえ良くて、旦那だけが幸せならそれで十分な、ただの下郎、ただの忍び、ただの部下なんだから! 「……お祝いなんだからさ、ちょっとはいい物食べたいじゃない?」 内心は一つも見せずに軽く言い切る。 旦那は頷いて、その拍子にぱたぱたと滴が散った。 頷いた首が項垂れてるまんまで持ち上がらない。 落っこちた熱そうな水分を畳が吸って、色が変わる。 「そうだ。お前はいつも、そう言っていた。だから、俺が妻を得る時も、子を得る時も、 誰よりもお前が一番、俺よりも喜んでくれると思っていたのだ。……佐助」 言葉がどんどん涙声になって、もの凄い濁音混じりで名前を呼ばれる。 「うん。泣くんじゃないよ、旦那」 もう、畳が駄目になっちゃうよ旦那。 「泣いておらぬ!」 ああもう前言撤回。やっぱり旦那はまだ子供だよ。俺より背丈はでっかく育ったってのに、旦那はさー。 仕方がないから短い髪をくるくる撫でた。 「世の中ってのは、結構ままならないものなんだよ、旦那」 口にするのが結構痛かった。 「解っている!」 鼻をすすりながら言っても、あんまり説得力ないよ。 旦那は涙目で、一生懸命に独眼竜を見てた。覚えていたいんだね、旦那。 忍びにはない必死さと哀切さが全身からこぼれ落ちてて、本当に若い恋だなあと思う。 ていうかね、俺もさ、結構楽しみにしてたよ。 上田城の虜30
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2067.html
「殺し合いだと……ふざけるな…っ!」 持田哲志は、怒りを露わにしていた。 悪趣味な廃校の次は殺し合いと来たのだから。 「………とりあえず、由香を探そう」 妹を探そうと立ち上がると、由香と同じくらいの背丈の金髪の少女が、背後にいた。見た感じ、殺し合いに乗る気はなさそうだ。 「お前は殺し合いに乗ってるのか?」 「いいや、乗ってないよ。今は妹を探しているところだ」 少女は天江衣というらしい。 珍しい名前だな、と哲志は直感的に思った。 彼女はプロの雀士で、そこそこ名の知れた人物らしいが、哲志には覚えがなかった。 そんな時。数メートル前方から二人の人影が見えた。 「おい、何をしている。ーーーーー天江衣。その男は何者だ?」 超高校級の御曹司、十神白夜。 どうも一足先に衣と行動していたようだった。 「持田哲志。殺し合いには乗ってない」 「あらあら。警戒させちゃってるみたいよ?白夜くん?私は鷹野三四。一応看護婦をやっているわ」 哲志は確かに十神を警戒していた。 それに比べて鷹野はずいぶん大人っぽくて話が通じそうだ。 「黙れ。持田といったか。貴様は俺たちと来る気はないか」 十神が他人に協力を求めるというのはありえなかった。 【一日目/深夜/a-3】 【持田哲志@コープスパーティー】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本 [思考・行動] 基本:殺し合いから脱出する。 1:由香を探して保護する。 ※チャプター3、行方不明になっているときからの参戦です 【天江衣@咲-saki-】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本 [思考・行動] 基本:脱出したい。 ※決勝戦終了からの参戦です 【十神白夜@ダンガンロンパ】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本 [思考・行動] 基本:主催者に一矢報いる ※クリア後からの参戦です そして。一人だけ、優勝をねらう者も。 【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本 [思考・行動] 基本:優勝して研究を証明する ※皆殺し編終了後からの参戦です。 呪いを掲げた悪しき神様 投下順 新たなる光 呪いを掲げた悪しき神様 時系列順 新たなる光 GAME START 持田哲志 [[]] GAME START 天江衣 [[]] GAME START 十神白夜 [[]] GAME START 鷹野三四 [[]]
https://w.atwiki.jp/45451919/pages/200.html
「ご飯、全部食べれました?」 「うん。全部、食べたよー」 にこにこと笑いながら、先輩は顎を軽く突き出した。眼前に置かれた餌皿を器用に押し出して、唾液で光る空のソレを見せつけるように。 「…よく、あんなの食べられましたね」 「あはー。京太郎君のだもん、ちょっとでも残したらもったいないよー」 杭につないだ鎖。そして首輪につながる鎖。薄汚れたボロの制服は、汚れた毛並みみたいにすえた匂いがした。 見下ろせば枝毛だらけの黒くて長い髪。そういえば、背丈は俺よりずっと高かった気がする…もうずいぶんと、この人が立ち上がったのを見たことが無いからその印象も薄れてしまった。 「京太郎くん…きょうたろうくん…」 甘えた声で喉を震わせながら、首筋を俺の足に擦りつける。犬がそうするように、この人もそうしている。 きっと尻尾があれば振り回しているんじゃないか? そう思わせるくらいには、幸せそうに顔を緩ませていて。 首輪の鎖の代わりにリードを付けてやると、それはもう、輝くような笑顔を見せてくれた。 「わわ、散歩? 嬉しいよー、久しぶりだねっ」 「たまには行かないと。ほら、こっちですよ」 ここで強く引くわけにはいかない。声に反して弱弱しい四つん這いの先輩は、そんなに早く動けないから。 ゆっくりゆっくり、少しずつ。けどそれでもいいんだ。だって、行先はすぐそこなんだから。 「……」 布団だ。シーツこそ新しく敷いたものの、使い古した煎餅布団。まあ…この人の寝床よりは文明的かもしれないけどな。 それでもこの人は、嬉しそうに布団へと身を投げ出した。ゴロゴロと回る姿は以前と同じ可愛らしさで…少し、嫌だった。 「きょうたろーくぅん…」 目元は期待に濡れて、手足は軽く曲げて、仰向けになって。 捲くれあがったスカートの下には何も無くて、べとべとの粘液が漏れだしている。触れてみればねちゃりと糸を引く。 「うぁ…ふ、はぁう…」 それだけで息は荒く乱れて、けものみたいに交尾を求めて見つめてくる。 言葉も無く、手で引くわけでもなく。ただ犬のように感情の溢れる瞳でねだるだけ。 「いきますよ」 たったそれだけの言葉をかけるだけで、先輩の声が薄暗い部屋に響く。何度も、なんども。 けれど、俺の名前を呼ぶ以外に意味ある言葉は、とんと出ることは無かった。
https://w.atwiki.jp/sciencefantasy/pages/21.html
名前 ジェイル 性別 男 年齢 不明 容姿 背丈はおよそ1m80㎝、錆銀色の時代遅れな全身鎧、昼間は全身をしっかりと覆い尽くす黒いフード付きのマントを羽織る。 能力 ・アンデッド 夜の住民、既死故に不死の怪物。 肉体はとうの昔に滅びを迎えているが、魂が鎧に完全に定着している所謂『リビングメイル』の類。 鎧である為に睡眠や食事を必要としない、というより出来ない。 肉体的、物理的ダメージに対しては高い耐性を誇っているが、当然、光の属性や回復魔法に対しては脆弱。 ・『軍神よ照覧あれ(オルディヌ・トゥ・ラウル・シャルト)』 己の人生を、誇りを、その全てを軍神に捧げた者。 鍵となる叫びと共に解禁される、あらゆる身体機能の一時的な爆発的強化。 使用後は反動で強い疲労感、倦怠感が襲って来る。 装備 ・錆銀の鎧 ジェイルが『錆銀色の騎士』と呼ばれる所以、錆びつき汚れた錆銀色の全身鎧。 中で眠る朽ちた肉体を守る鎧であり、かつ彼の本体である。 ・錆銀の剣 生前愛用していた軍神オルディヌの加護を受けた剣。万物を断つと言われていたが、現在は錆びてボロボロ。 ・グレートソード ジェイルの主武器である大振りの剣。 元々使っていた剣は錆びついておりとても武器として使える状態では無い為こちらを使っている。 そこそこの値段で買った市販品、あまり良い剣では無い。 概要 数千年以上前、古き伝説の時代、大陸北部に強大な勢力を誇っていた『ウェスパ皇国』に属し騎士として戦列に立っていた元人間のアンデッド。 外国への侵略吸収を繰り返し拡大した皇国が内乱によって滅びを迎えた時、軍神たる女神『オルディヌ』が眠るとされている神殿を守る様に戦い戦死したが、 オルディヌの加護かそれとも呪いの類か、原因は不明だがそれから千年以上が経った現在アンデッドとして蘇った。 かつて与えられた英雄としての勲章『白銀の騎士』の称号を捨て去り、『錆銀色の騎士』として、目的も無く世界中を放浪している。 人格は生前のまま、神と正義を尊ぶ正道の騎士だが、何分数千年以上前の人間である為に価値観が古く、現在の世情等には疎い。 鎧の内側には骸骨が眠る。 魂は鎧に移っている為最早ただの抜け殻でしか無いのだが、自分が自分である事の証明である様な気がして中々取り除けない。 兜を外す事を嫌がるのはこの骸骨を他人に見せるのが嫌な為である。
https://w.atwiki.jp/akozuna/pages/43.html
自分の背丈より、自宅の玄関の扉よりも更に大きい見慣れた扉。 いつもココまでエスコートしてくれるシンドウさんは、事情を察してくれたのか今日は一人でココに辿りついた。 いつだったか家に入ってから何歩で来れるか数えた事があった。忘れないぞ、と心に刻んだはずの数なのに今日に限って思い出すことが出来ない。…少なくとも私の家の周りを一周してもまだ足りないくらいの歩数であるのは確かだけど。 心なしか乱れていた呼吸を一つ深呼吸して整えてみる。部屋に入るためにノックをしようとするだけ、ただそれだけの事なのに”いつも”はしないそれに多少なりとも違和感を感じてどうにも躊躇いが走る。 キィ、と扉の軋む音が不意に聞こえて我に返る。 「…伊織ちゃん?」 問いかけても返事はない。 部屋の照明はなく夕焼けのおかげでかろうじてモノの輪郭が分かるくらい。 足を一歩踏み出して部屋の奥へと向かう。薄暗い闇の奥には幾度となく励まされたであろう、幾度となく頼りにしたであろう小さくて大きな背中が見える。一つ小さく息をつき、胸いっぱいに空気を吸い込む。 「い、伊織ちゃん」 喉の奥から溢れ出しそうな想いをなんとか飲み込んで発した言葉は、普段の自分の声よりも2オクターブくらい高く感じた。それなのに目の前に存在している背中はぴくりと動いたものの、声のした先を見つめようとはしない。 カチコチと廊下で音を立てる柱時計は時を刻むだけ。影をつくる二人に何の変化もない。呼びかけたはずの闇の主は自ら動く事を拒んでいる。ならばこちらから歩み寄るだけ、心に決めてまずは一歩と足を踏み出す。 伊織ちゃんの部屋に初めて招待されたのはいつだったっけ? そんなに遠くもなく色褪せるはずなんてない思い出なのに、簡単に思い出せない自分がいた。 それでも歩いてみればいつもの場所にあるものがなかったり、ないものがあったりとまるで強盗にでも入られたのかと疑うくらい部屋が荒れているのに気づく。 いつだって自分自身を綺麗にしていた。部屋にちょっとでも汚れがあることを許さなかった。それは彼女のプライドであり、存在の証であった。 綺麗ではないこの部屋は彼女の存在が汚されている、彼女のプライドが傷つけている、彼女が傷ついているという証でもあると感じる。 そして、それは紛れもなく自分が原因だと分かっているから、悲しくもあり辛くもあり、嬉しかった。 大切なあなた 「彼女の事情」に続く
https://w.atwiki.jp/mikamomountain33/pages/218.html
2015年09月12土に会った人 09月10日の記録的な大雨の後のみかも山です。 さすがに枝葉が散乱していました。 彼岸花が綺麗に咲いていました。 西浦の田んぼの水は少しは退いてきて、稲穂が顔を出していましたが、まだ農道は水没して通れません。 毎週土曜日は富士見台で無線交信をしている方がいらっしゃいます。 もうみかも山の名物です。 そこに若い男女が無線の方と話をしていました。 伺ってみると女の方はフランスの方でパリジェンヌ。 来年の5月までの1年間滞在するそうす。 男性の方の野木の実家に帰省してて、そこから今日は来られたそうです。 住まいはなんと亀戸というから驚きです。 私は高校時代、亀戸を経由して通学していたのです。 奇遇です。 みかも山の桜ともみじが綺麗なので、是非そのときも来て見て下さいとお勧めしました。 あと永野川の桜もお勧めしたました。 みかも庭園の池の水はいつもよりは多いですが、 この間のときのように、歩道まで溢れ出るような水量はありません。 記録的大雨のあった09月10日と同じ帰り道をいくと、まだ同じところが通行止めになっています。 その先はどうなっているのか、先日は確かめなかったので、 今日は行ってみました。 すると驚きです。 西浦の田んぼの比ではなかったです。 その一帯は田んぼなのですが、2日たったというのにいまだ、 湖状態です。水の深さは人の背丈ぐらいあると思います。 動画でズームしているのはオレンジ色のシートをかぶせたコンバインですが、コンバインのわずかに上のほうだけが水面から見えているということから水の深さがわかります。 この風景を見て衝撃を受けました。 家の近くがこんな状態になっているのに気づかなかったことに。 【西浦】 20150912栃木記録的大雨の痕103144西浦 【みかも山】 20150912栃木記録的大雨の痕114220みかも山冒険砦 20150912栃木記録的大雨の痕140714みかも山みかも庭園 【藤岡】 20150912栃木記録的大雨の痕181530蓮華川周辺の田んぼ 20150912栃木記録的大雨の痕184304蓮華川周辺の田んぼ 今日の懐かしの名曲 【Sugar Baby Love(シュガー・ベイビー・ラヴ)-ルベッツ】 間違いや文字を大きくしてほしい等、指摘や要望がありましたらコメントかあるいはメールでお寄せ下さい。 私のできる範囲で可能な限り修正反映させるつもりです。 【コメント】 名前 コメント すべてのコメントを見る 【メールで問い合わせしたい方】 名前 メールアドレス 内容
https://w.atwiki.jp/mechasho/pages/29.html
「辛くても、自分がここにいても良いのだと思えるなら……」 名前 天城・初恵(あまぎ・はつえ) 年齢 14 所属 瑞穂皇国 階級 海軍飛行兵曹長 身長 149cm 体重 41kg 趣味 読書、栞のコレクション 兵科 航空歩兵(空戦セイバー) |Visual / 容姿 瑞穂人らしい黒髪を二つ結びのお下げにした少女。いかにもメガネが似合いそうだが、実際はかけていない。 背丈は小さく、腰つきはか細く、体つきはどこをとってもなだらか。 瑞穂女学生の定番、詰め襟のセーラー服を私服として用いていることが多い。 |Saber / セイバーユニット ■空戦型強化外骨格・橘花弐型(きっか・にがた)■ 初の純瑞穂製実用ジェットセイバーユニット。大型の超振動瑞穂刀による格闘戦を得意とするサムライの具足。 性能についての詳細はこのページを参照されたし。 初恵機はまったくの一般兵用であるため、汎用インカムは目立たない髪留め型で、配色は緑を基調に両翼に赤い日の丸を置くものとなっている。 |Character / 性格 物静かで生真面目。それが災いして、周囲からは付き合いにくい人間だと思われがちである。 彼女自身、自信のなさ故かあまり人と深く関わろうとしないが、故郷を離れてからはいくらか様子が変わってきたようだ。 戦闘においても「誰かに必要とされる」限りは、肝のあるところを見せる。その一方で、自分のことに少々無頓着なきらいがある。 読書家かつかなりの筆まめで、何かしらの区切りごとに家族へ送る手紙を書くことを欠かさない。 なお余談だが、金髪好きの模様。 |Background / 背景 売れない作家である父と、主婦の母の下に生まれた少女。 健康診断を兼ねて行われている適合率調査で、『コア』との同調が可能と判断された為徴用された。 家は書斎の充実ぶりを除けば貧しく、母親はともかくとして、父親は自分が好きに文筆を続けるためのカネを稼いできてくれればそれでいい、と思っているようだ。 そんな人間としての父と、自分に流れるその血を嫌いながらも、知識の楽しみを教えてくれた彼に対して割り切れない感情を抱いている。 自分に対して自信を持てず、また居場所が無いように感じがちなことも、故郷での家族との出来事に関係しているとか。 読書家ゆえ、徴用されてからは真っ先にフィーンドについて資料をあさったらしく、それなりに知識は豊富。 相いれぬ敵であるからこそ、フィーンドという存在について深く知りたいと考えている。 曰く、戦う理由はいくらあっても困りませんから、とのこと。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2083.html
エリンディルという大陸がある。 その大陸には、巨大な雲が降りて来たかのような霧に包まれた森があった。国の一つや二つを足してもなお森の広さに届かないほどの広大な森。 エリンディルの人々はその森を称して霧の森、と呼んでいる。 千年の昔から霧が晴れた事のないその森は、霧だけではなく雨もよく降りしきる。今日もまた、霧雨が止む気配もなく森を濡らす。夜も明けようとしているのに、太陽の光は今日も霧と雲に遮られてろくに森に届きはしなかった。 霧の森の外れの大きな木の下。 そこにあるのはつい先程盛られたばかりとおぼしき土の山。その頂に立てられたガーゴイルを模したような人形のようなオブジェが、寂しく霧雨を浴びていた。 その土の山はさして大きくない。人一人が入るだけの穴を掘り、その中に人を埋めて再び土を被せた程度の大きさ。 ――つまりは、即席の墓である。 この中に眠っている一人の男は、人間ではない。正確に言えば人工生命。自然ならざる方法で生み出された者達の部品を組み合わせて作り出された、人ならざる者。 けれどその心は……誰よりも人間臭く、人間らしかった。 だが最早その肉体に心はなく、魂も宿ってはいない。 土の下の肉体には無数の刀傷が刻まれ、纏っていた衣服も切り裂かれ血塗れになり、その残骸だけが彼の遺体を包むのみだった。 彼の仲間だった者達は、既にこの場を去った。 彼を含めた四人の旅人達は、戦いの旅を続けていた。 幾度もの戦いを潜り抜け、軽口を叩き合い、笑い合っていた仲間は……ほんの僅かな時の壁に遮られ、彼を助ける事が出来なかった。 少女は呆然と泣き、青年は属していた組織を離れ、女は沸き上がる激情を噛み殺して無言を貫いた。彼の育ての親とも言える幼女は、むせび泣いた。 だが彼は、何の感情も表す事は出来なかった。 死んでしまったからだ。 仲間達は最後まで、墓の前を離れることを躊躇った。このまま去ってしまえば、これまで共に旅してきた仲間と永遠の別れをしなければならなくなるのだから。 現実を受け入れたくなかった、と言った方が正しいのかもしれない。その日の昼には共に昼食を取り、昼寝をし、川で水遊びをし、下らない冗談でただ笑い合っていた仲間が、今は見るも無残な亡骸と成り果てて二度とかつてのような時間を過ごせなくなったのだから。 けれど、旅を止める訳には行かなかった。 だから仲間達は、後ろ髪を引かれながら彼の許から去った。 ――再び、静寂が訪れる。霧雨ばかりが降り注ぐ静寂のみが。 そんな時だった。 不意に厚い雲が割れ、その狭間から鮮やかな金色の陽光が霧を照らしていく。 空を覆う雲からすればそれは王の間に敷かれた絨毯に針を刺したほどの、僅かな狭間。だが。その狭間から漏れる光は、彼が眠る土の山を煌々と照らし出すには、十分な量を持っていた。 土の山に降り注いでいた霧雨は、そこの空間だけ切り取ったかのように降るのを止め、広大な森を千年の間包み込んでいた霧は、その場だけ完全に消え失せてしまった。 周囲の森は以前寒々とした空気を漂わせている。だが、そこだけは。 まるで春の木漏れ日を思わせる、暖かな心地よい空気ばかりが流れていた。 ――ふと、そこに一人の少女が立っていた。 背丈は小さい。だが地面に付くほど長い柔らかな白髪からは、金の光が発せられている。 その姿を見る者がいたならば、彼女の身体を通した向こうにうっすらと森が見える。 彼女は肉体を持っていないらしかった。見る者が見ればそれは幽霊か精霊か、と判別することが出来ただろう。しかし完全に彼女の正体を知る者は、おそらくはいない。 彼女は、金の瞳を土の山に向け。憂いの色を、そっと瞳に浮かばせた。 「……貴方は、ここで死ぬべきではなかったのかもしれない」 誰が聞くわけでもない独白を、静かに紡いでいく。 「けれど運命は、貴方に死を与えた。それは避けられたかもしれない運命。でも今、ここに厳然と存在してしまった運命。それを覆す事は――もう、出来ない」 淡々と紡がれる言葉。けれど痛々しいほど悲しみを含んだ、言葉。 「貴方の愛した仲間達との旅は終わってしまった。――けれど」 少女は、そっと両手を土山に翳す。 「貴方を必要としている人は、存在している」 両手から現れるのは、淡く緑色に輝く鏡のような、“何か”。それは地面と垂直に立っていた。 「貴方が生きるべきだった運命とは少し異なってしまうけれど」 緑の鏡のような“何か”に吸い寄せられるように、土の中から男の亡骸が浮き上がってくる。浮き上がる亡骸は、“何か”……いや、少女に近付いていけば、徐々に男の体から傷が消え、衣服の残骸だった物も段々と形を取り戻していく。 「貴方には、もう一人。支えてあげてほしい女の子がいるの」 やがて、鏡の前に彼が浮かんで止まった時には、彼は生前の姿を完全に取り戻していた。 「――再び、生きて」 彼女の囁きと共に、彼の身体は“何か”に吸い寄せられ。エリンディルから消え去った。 時間にして、僅か。雲を割った狭間が、風に吹かれた雲に再び遮られる程の時間。 そこは何事もなかったかのように、先程までの光景を取り戻し、盛り土はなおも変わらず盛られたばかりの姿を取り戻していた。 その盛り土の中に男はいない。 その盛り土の前に少女もいない。 運命の悪戯によって仲間と分かたれた男は、エリンディルを去った。 ダイナストカバル極東支部長、トラン=セプターの旅は終わりを告げた。 けれどそれは全ての終わりではない。 新たなる冒険の始まり、だった。 そして彼は、目覚める。 草むらに倒れ付している自分を見下ろす、かつての旅の仲間だった少女と似たような背丈の美少女……だが、纏う雰囲気は決定的に違う。 「あんた、誰?」 トラン=セプター。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 運命の大精霊アリアンロッドの、導きであった。
https://w.atwiki.jp/inougakuentoshi/pages/382.html
【名前】北嶺 武都子(きたみね むつこ) 【性別】女性 【学年・職業】風紀委員 【容姿】 背丈や体つきは高校生の平均よりややあるくらい 艶めいた黒の振分髪と凛々しい眉毛 意思は強そうながらもどこか澱み腐った黒い目が特徴 セーラー服の左肘辺りに風紀委員の腕章を付ける 後述の気の解放を行うと、逆立った金髪に鋭い碧眼、金色のオーラを身に纏う 【性格】 子供っぽいリアリスト。マウント取りたがりで、己の社会的評価が第一 無闇に目立ったり騒がれるのは嫌いだが、しかしそこそこチヤホヤされたいという難儀な性格。モテを意識していて、良い人よりも良い女になりたい 正義感は上っ面しか持ち合わせておらず、風紀委員の活動も他者から評判を上げるための道具と見ている 【能力】 『アディショナル・フィーバー』 普段は俊敏で身軽、力の強い一般人。気(※体内エネルギー)の解放を行うことで、容姿が若干変貌、金色のオーラを纏い、その身体能力を数倍に跳ね上げる 通常5倍、反動をかえりみなければ最大10倍程度。気を溜めて、エネルギー波を発射することも出来る 使う力が大きいほど体の負担、エネルギーの消耗は激しく、長時間続くと弱体化していく 物理攻撃に対してはかなりの耐久力を持つが、炎等の特殊効果に対しては人並の耐性しかないのが弱点。回復力も普通の人間と変わらず、水が苦手で根っからのカナヅチ また身体的接触を行う事で、触れた対象の悪事を直感的に察知する事もある 【概要】 あまりに分かりやすい、正義漢用の力を持って生まれてしまった少女 しかしその能力ゆえ、幼少より幾度も揶揄いの対象となり。それが嫌で堪らず、結果かなり自分本位な性格に育ち 社会観念上の正義は理解しているものの、誰かのためという理由で戦う事はなくなってしまった 幸福願望と上昇志向が強く、しかし、人並外れて目立つのは嫌い。風紀委員に属するのも、内申点を上げやすく受験に有利だからというだけ 必要以上に目立たずやっかまれずをモットーとし、普通よりちょっと上位の幸せな将来を夢見ている、平凡な少女 苗字は異なるものの、血縁上は南倉 豊勢の姪にあたる。南倉は彼女を溺愛しているが、武都子の方は最近反抗期気味 才能や戦闘センスは武都子が南倉を遥かに上回るが。それ故努力が出来ず技術や粘り強さに欠ける。骨格や体重、創意工夫、好戦心等も含めて比べれば、彼と彼女の戦力差はさほど開いていない