約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/498.html
テッテッテッテテーレ テッテツテーレテーレ 唯「かーれーちょっぴり、ライス?」 四人「TA☆PPU☆RI!!」 唯「カレーがたべたい!」 四人「カレーがたべたい!」 唯「カレーがたべたい!」 四人「カレーがたべたい!」 唯「かー、れー、えっ!」 四人「あっそれ」 唯「かー、れー、えっ!」 四人「あっそーれ!」 澪(なんだこれ…) 梓(なんだこれ) 唯「ということで、カレーがたべたくなりました!」 バンッ 律「そりゃあ大変だ」 紬「カレーね。うん。それなら…」 梓「カレーといったらやっぱあれですよね」 律「そうだなー。私の場合はやっぱり…」 唯「まってー、言わないで!その情熱はあ、とっとけよおおおおおおおっ!!」 梓「せ、先輩がいつにない燃え方してる…」 澪「…やる気だな、唯」 オ オ オ オ オ オ 唯「雄雄雄雄雄雄ッ!カレー大会だああああああああああああああああああっ!!」 ちょうりちゅう! 紬「これをこうして…あれをああして…シナモンは」 テキパキ 唯「おおー、ムギちゃん燃えてるねえ」 澪「いいことじゃないか」 グツグツグツ 律「あれ、それちょっと少なくないか?」 澪「あっこら!みーるーなーよー!!」 唯「ああもう、この匂いだけでお腹すいちゃうよー!」 グーグー 梓「もう胃袋がカレーを要求して騒ぎ出してますっ」 キュッ 唯「あー!あずにゃんのおなかの音かわいいっ!」 梓「えっ、ええっ?」 唯「きゅっ!だってー。ねえねえ、もっかい鳴らして?」 梓「む、無茶いわないでください!」 唯「カレーのにおい~」 梓「あっ」 キュ 唯「かわいいーっ!」 梓「うわーん!!」 … 律「さて!それじゃああたしからだな!」 唯「わーい!!」 梓「シンプルながらも常に完成度の高い料理を出してくる律先輩…あなどれません」 律「やっぱカレーの王様ったらさ!これだろーっ!!」 ゴトッ 澪「おおっ」 唯「カツカレーだああああああああああああっ!!!」 梓「ああ、カツカレーを前にした時のこの高翌揚感はなんとも説明できません…っ」 澪「うう…」 ウズウズ ウズウズ 律「むふふ、いいんだよ澪くん?一番に箸をつけてもー」 澪「う、うるさいっ!べつにそんな意地…」 唯「いただきまーすっ!」 ガシュ 澪「あ、ああっ!」 サクッ ガシュ グシュ 澪「ふおっ!!」 紬「まあ、これは」 唯「んぅ~ん♪カツカレーだー!」 梓「ああっ、このシンプルな喜び!忘れてました!!」 澪「くうぅ、一口食べるごとに心の底から喜びが湧き上がってくる…っ。これがカツカレー!」 唯「あはーん!この分厚いトンカツがうれしいよーっ!!」 紬「ええ、このカツも、普通に食べれば肉と衣のバランスが取れずに口の中でパサパサする厚さなのに」 梓「こんなに厚いカツがここまで美味しく食べられるのは…」 律「そうさ、カレーの力だっ!!」 キラリン 紬「そうよ!分厚いカツからジュワーっとしたたり出る肉汁の旨みと、カレーの旨みが渾然一体となって!」 澪「ああ、お互いがお互いを高めあっているんだ!」 紬「まさにwin-winの関係…カレーがカツを!カツがカレーを生かしているの!」 梓「カレールー自体もかなり完成度高いですよこれ!しっかり炒めたタマネギでほのかな甘みが!」 澪「最近では定番だけど、だからこそごまかしがきかないもんだ」 紬「やるわね、律ちゃん!」 律「いやあいやあ」 テレテレ 唯「私はこのルーのかけかたも評価したいなぁ。カツに半分だけかけてくれてるの」 モグモグ 紬「カレーがしっかりしみこんだ部分と、揚げたてでサクサクの部分が両方楽しめるものね」 澪「ていうか!食べすぎだよ唯!」 梓「ああっ、カツは一人2切れですよ先輩!それ3切れ目じゃないですか!!!」 唯「えー?だってだってー。みんなで一皿じゃたりないよー。りっちゃんおかわりー」 律「おいおい…この後のカレーが食べられなくなるだろ」 唯「それでもいいもん!おーかーわーりー!」 梓「3切れも食べてまだいいますか先輩っ!!」 紬「まあまあ梓ちゃん、私はひと切れでいいから、機嫌直して?」 梓「むぅ…わかりましたです」 唯「わーい!じゃあもう一切れ!」 梓澪「うおおおおおおおおおおおおおおおおいっ!!!!」 唯「ひぃっ!?」 ビクッ 紬(みんなカツカレーのことになると人が変わったみたい…) 梓「ごちそうさまでした…っ」 唯「この量だと逆におなかすいちゃうよー!」 澪「ふん。じゃあその飢えたお腹に私のカレーでたたみかけるとしようか!」 律「おおっ!」 唯「澪ちゃんなんかライバルキャラっぽい!!」 梓「なんかガクランとか風にたなびかせてそうです!」 澪「どんなイメージだ…」 紬「あらあら」 澪「私のカレーは……これだっ!」 コト 紬「……あら、これって」 律「ご飯が…」 唯「きいろい!」 唯「でもルーかかってないね。あれだねきっと!ドライカレー!」 梓「サフランライスですよこれ。ルーはきっと…」 澪「ああ、いや。ドライカレーだよそれ」 梓「えっ」 澪「もちろんルーはちゃんとあるけどな。こっちに」 唯「えっ?ドライカレーってルーとかかけないよね?」 律「それはカレーチャーハンだろ?」 唯「えっ」 梓「ま、まあまあまあ。ドライカレーの定義ってあいまいなんですよ。 どっちのドライカレーもありますから」 澪「そ。私と律の間でドライカレーって言うとこっちなんだよな」 律「そうそう。ドライカレーったらやっぱこれだよなー。」 紬「えっ」 梓(あ、ムギ先輩が反応した…) 紬「そ、それってやっぱり…」 澪律「えっ?」 紬「お、お互いの手料理とか食べさせあったりして そんなのが長い間続いているうちに二人の間で共通の味が育まれたとか!?」 ムフー 澪「え、えっ?いや違」 カアァ 律「ないないないそんなのないから!」 ブンブンブン 紬「ええ、そうね!そういうことにしておかないと」 ムフー ムフー 律「ムギぃー。いやほんとにないからそゆこと」 唯「そんなことよりはーやーく!」 チン チン 澪「ええっ?いやちょっと今それどころじゃ…」 唯「はーやーくー!!」 チンチンチン 澪「ううっ…」 澪「ごほん!では気を取り直して」 澪「これが!私た…私の!ドライカレーだっ!」 ゴトッ 律(言い直されるとそれはそれでムカつくなぁ) 唯「へえ!ご飯の上にひき肉の…カレー炒め?」 澪「ああ。これはひき肉と大量の野菜のみじん切りを炒めて、 コンソメと他調味料を加えた水とカレー粉を加えて、しばらく煮るんだ。 煮汁がなくなってきたら、そのまま炒めて水分を飛ばして、できあがり!」 律「あたしらの小学校の給食で出てたドライカレーがこれだったんだよ」 澪「ああ。だから私たちの間でドライカレーといったら、これのことなんだ」 紬「そういうことにしておきましょう」 ニマニマニマ 唯「それじゃあ、いっただきまーす!」 パクッ 梓「はむっ」 パク 唯「むっ!これは!」 梓「おいしいですっ!!」 澪「だろう?」 ニヤリ 紬「既存のカレーとは全く違った料理なのに…確かにカレーだわ」 律「カレーにしてカレーにあらず。ゆえにドライカレーってわけだ」 梓(なんとなくそれっぽいけど、わけわかんないです) パクパク 梓「カレーがご飯を包み込んで、カレーとライスが一体となって完璧な料理となる普通のカレーライスなのに」 梓「これは、なんというか…ご飯はご飯のまま、カレーはカレーのまま口の中を縦横無尽に駆け巡って!」 澪「そう。ご飯と一体にならず、それぞれが自分の味を主張するからこそ生まれる味もある!!」 カレー編2
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/400.html
*** この世の悲劇の一つ。 お前の母はそんな少女であった。 *** ――リズ連邦。 男は逃げていた。 空には4機のヴァンデミエールがあり、1つが逃げ、残りの3つがそれを追っていた。3対1の空中戦に、逃亡者はまるで液体のようにするすると逃げていく。 3対の内2体が追い、もう1体が時折挟撃を仕掛ける。それらを繰り返すうちに徐々に、徐々に逃亡機は追い詰められていった。 そんな狩りのような展開が繰り返され、数時間たってとうとう追手のアームホーンが逃げるヴァンデミエールを貫く。 アームキルされた逃亡者は紙切れのように地面へと墜ちる。長い戦闘の末、敗者の死を地面にひろがる樹海が迎えた。 樹海の中へ、ヴァンデミエールは墜ちていく。機体が見えなくなり、反応が消失したのを確認して追手たちはぞろぞろとどこかへ消えていく。 ――それを――樹海の中――木の上で男は見ていた。 その身体にはパイロットスーツがあり、左手にはフルフェイスのヘルメットが抱えられている。 彼こそ、その撃墜されたアームヘッドに乗っていた男だった。 「確認を怠りすぎだぜ」 消えていく追手を見ながら、男は嗤う。浅黒い肌にぼさぼさの金髪。黄金色の瞳が輝く。 ――男は偽装した。 墜落自体を偽装したわけではない。落ちる寸前にアームヘッドから抜け出し、あたかも墜落と同時にパイロットも死んだと見せかけたのである。 脱出する場所は空中で、パラシュートを使えば敵のパイロットから視認される。だから、男は機体が地面にぶつかる寸前で機体から脱出し、樹海の木々の枝に器用に着地したのだ。 そうすれば木々が邪魔をしてパイロットの死までは敵に確認されづらく、当然アームヘッドは自壊しているので敵の感知からも逃れられる。 そういう曲芸のようなことを平然とやって成功させられる男だった。 別に、何か悪事をして追われたわけではない。領空侵犯と不法入国によって軍から追われ、撃ち落とされたふりをする。 撃墜し返してやってもいいのだが前に一度やった時はそのあと一年ほど、躍起になった軍と戦い続けるはめになったのでそれから男は手の込んだことをするようになっていた。 がりがりと頭を掻きながら彼は木から下りて周囲を見渡すと、目的地でもあるかのように歩き始める。 何がしたいかなんて自分でもわからない。気分の赴くままに行動するのが男の――ロバート・ラスターの一番やりやすいやり方だった。 とはいっても歩くのはロバートにとって苦にならないが、時間がかかりすぎるのは退屈である。 ロバートは樹海を抜けると、近くにあった農村で古びた茶色の小型車といくつかの洋服をくすねてそのままリズの国道に出た。 車の通りがほとんどない国道を移動する中、ロバートの金色の瞳が何度か明滅する。それから彼は車を道路の端に留めると、くすねた洋服をパイロットスーツの上から着る。 着替え終わり、ロバートが再び車を走らせる。2時間も走れば町並みは徐々に栄えていきリズ連邦の首都の検問所にロバートの乗った車は入った。 バーに遮られ小銃をぶら下げた軍人の隣に車をとめると、ロバートは顔に笑みを作って対応した。 「身分証を」 「……ちょっと待ってくれ」 リズはここ最近、テロ対策で都市部にはこういった検問を常設している。 ロバートが自分の免許証をとり出し軍人に渡すと、軍人は免許証と車のナンバーを交互に見ながら片手に持った巨大な端末に入力した。 「ヒルドールヴ社のリコッタ……。所有者はロバート・ラスターか」 データベース上の車の所有者と、免許証の人物が一致したのだろう。軍人は納得したように頷き、端末が紙のカードを一枚吐き出し軍人がそれをロバートに手渡す。 「検問所の出口でこれを渡してください」 「わかったぜ。お疲れ様」 ロバートからのねぎらいの言葉に相手は少し気をよくしたのかほほ笑んだ。 「お気をつけて」 窓を閉め、ロバートはバーが開いたのを確認してから車を再び発進させる。 車は、もちろんロバートのものではない。ついさっきまでスミスという農夫の持ち物だったが、国の検問所を超える手前にロバートは車とその所有者を管理しているサーバーに侵入し、所有者情報を自分に書き換えたのだ。 しかも、その身分はすでに不法入国者ではなく、昨日の朝フェリーでリズ連邦に到着した観光客ということになっている。 それが“ヒューマノイドコンピュータ”と呼ばれる、ロバートの能力のひとつだった。 車に乗ったままロバートは都市に入り込み、大衆向けのレストランの駐車場に車を留め、レストランの中に入る。 中は家族連れでいっぱいだったが、一人のロバートはすぐに空いた二人掛けのテーブルに案内された。 それから少ししてから注文を済ませ、あわただしいウェイトレスたちを眺めていると声がかかる。 彼の隣に、可愛らしくも落ち着いた制服に身を包んだウェイトレスの一人が立っていた。 「すみませんお客様。相席、よろしいでしょうか?」 ロバートは鷹揚に頷く。こんな場所で自分自身のの異様さがばれると言う事はないし、もしばれたとして、自分に相対できる者は感じられない。 「いいぜ」 「ありがとうございます」 ウェイトレスに案内されてやってきたのは10代後半くらいの少女だった。 艶やかな黒髪は女性にしては短めに切られ、瞳の色は灰色で長い睫毛が目を縁取っている。顔つきは凛としているが表情と言うものが抜け落ちていてどこか機械めいているものの、それが妙に間抜けに映る。 「はじめまして。ロバート・ラスター様」 少女が色のない顔でそう言った瞬間、ロバートは後悔した。初対面のはずなのに、彼女はロバートの名前を知っていた。 「私は、アン・アレスタリアと申します」 淡々と大昔の出来事のように少女は続ける。 「ぜひ、気兼ねなくアニーとお呼びください」 「あー……」 ロバートは腕を組み、目の前にいる少女――アニーを眺めた。 ――思い当たる原因は、いくつかある。 「何が目的だ?」 犬歯を見せながら笑うロバートが訊いた。 「あなたと行動を共にしたく……」 「誰からの命令で?」 ロバートの質問にアニーは胸をはって答える。 「それは、みらいお――」 アニーは咳ばらいをしてうつむく。その顔は耳まで真っ赤になっていた。おそらく、言ってはいけないことを言いかけたのだろう。 「――い、言えません」 顔を上げ、すまし顔で言うものの顔は真っ赤なままだった。 「なるほどォ」 ロバートの笑みが深く、凄惨なものになる。まさしく獲物を見つけた獅子のようである。 「《未来王》のやつからの依頼か」 「っち、ちがが、違います」 もともと無表情だったアニーの顔がさらに固くなった。 《未来王》と言うのは、ロバート自身もよくわからないが、自分に対して攻撃を仕掛けてくる組織のようなものだと勝手に認識している。 「だだだ、断じて違うんだからねっ」 焦ったアニーが何かを口走っている。それを聞き流しながらロバートは嗤った。 《未来王》がなんなのかも、自分がなぜそんなやつらに追われるのかも――心当たりがないわけじゃないが――ロバートにとっては小さな問題である。 「みみみ、《未来王》なんてしらないんだからねっ」 そこにウエイトレスがドラゴンの鉄板ステーキとパンとスープを乗せたカートを押し、ロバートたちの座るテーブルの横に止めた。 ステーキの肉汁が高温の鉄板の上に滴って弾け蒸発すると、香ばしいスパイスのにおいと融合してテーブルに漂う。それを見てアニーが喉を鳴らす。 料理がウェイトレスによってカートからテーブルに移されるとロバートはウェイトレスにチップを渡し、ナイフとフォークをそれぞれの手に持った。 ――邪魔をするなら、平げてやる。 ロバートにとっては、ただそれだけだった。
https://w.atwiki.jp/marowiki/pages/2312.html
目次 【時事】ニュース1639 西暦1639年 The year 1639 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 1639 「西洋音楽発祥の地」大分の歴史を舞台に 「ムジカと生きる」 来年11月6日上演 年明け稽古スタート /大分 - 毎日新聞 本日の【ゴールデンクロス/デッドクロス】引け GC= 235 銘柄 DC= 32 銘柄 (12月10日) - 株探ニュース 大分市新駅アンケート 住民6割「利用する」、高校生9割「通学で使わない」 - 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate - 大分合同新聞 立憲民主党・関前衆院議員「いつどこで誰がは把握せず」公示前に投票呼びかける文書郵送か 元秘書書類送検 - goo.ne.jp 元祖レモンサワータワーと仙台ホルモンの店 48号店目「0秒レモンサワー(R) 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」居酒屋文化も熱い埼玉 熊谷駅前に12月15日(水)オープン:時事ドットコム - 時事通信 ビッグボーイ “黒毛和牛ハンバーグフェア”「黒毛和牛ハンバーグドリア」「黒毛和牛ハンバーグと彩り野菜のグラタン」など - えん食べ 「TOPIX先物」手口情報(7日日中) 野村証券買い越しトップ、12月限2万2769枚 - minkabu PRESS 六本木に居酒屋「もつ福」 焼き鳥ともつ鍋を提供(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 放火したとみられる元夫が自殺か…住宅全焼し33歳女性ら3人搬送の事件 男の遺体が横浜で見つかる - goo.ne.jp ワタミ/焼肉食べ放題「かみむら牧場」千葉県に初出店 - 流通ニュース 5GBで1070円への値下げは「相当きつかった」 それでもy.u mobileが料金改定した背景は?:MVNOに聞く(1/3 ページ) - - ITmedia ~予約開始から2週間で増産決定!~ ステーキ宮2022福袋予約 好評受付中!:時事ドットコム - 時事通信 【夜の4コマ部屋】神ねこのつらみ (1) / サチコと神ねこ様 第1639回 / wako先生 - Pouch[ポーチ] 【Amazonタイムセール祭り】あったら嬉しい3,000円以下のグッズまとめ。Amazon Dash対応スマートマットが1,639円、燻製器が2,496円など - GIZMODO JAPAN 食欲の秋にぴったり!人気のランチに個性豊かなメニューが仲間入り!:時事ドットコム - 時事通信 越後・謙信SAKEまつり 酒蔵おすすめ!「よしかわ杜氏の郷(上越市吉川区)」 | 編集部おすすめ - joetsu.ne.jp 「ステーキ宮2022年福袋」予約開始、食事券・ドリンクバー年間パスポート・“スープ無料”専用ボトル・エコバッグなど6点セット(食品産業新聞社ニュースWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 33人の江戸時代のお姫様 徳川美術館の「尾張姫君ものがたり」展から国宝など3点を学芸員が解説 - 読売新聞社 HYDEがアナタの恋のお相手!?戦国武将がHYDEを巡り争奪戦!?HYDE×恋愛ゲーム『恋愛戦国ロマネスク』コラボが本日10月14日より開始 (2021年10月14日) - エキサイトニュース 松原市に大阪府下6店舗目の『TOHOシネマズ』 関西初設備を導入し11月オープン(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大阪の新たなTOHOシネマズは11月開業、オープン記念で一般1200円に(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 肉汁と甘さがジュワァ「ドーナツハンバーガー」は悪魔的な味だった(女子SPA!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 味噌煮込みうどんにサクサク牡蠣フライ! 華屋与兵衛で牡蠣づくしフェア (2021年10月8日) - エキサイトニュース クリスピー・クリーム/TGIフライデーズと「ドーナツバーガー」10月土日限定販売 - 流通ニュース ドコモの「U30ロング割」が提供条件を一部変更 条件を満たせばプラン変更でも自動適用(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース yu mobile、5GBのシングルプランを月額1070円に値下げ(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース 「12頭のシャチが流氷に閉じ込められた!」…極寒の中での救出、シャチの親子を襲った悲劇とは? - 株式会社 山と溪谷社 「長生きしたければ鰹節を食べよ」天下の御意見番・大久保彦左衛門の長寿の秘訣(サライ.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 陝西省で「豪雨」により1.16万人が被災=中国報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 格安スマホで月額料金を劇的カット!おすすめの会社も紹介(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【SkiiMa Talk「出会いを次の仕事にする方法」】佐藤浩二(株式会社コージィデザイン代表・グラフィックデザイナー)×三原美奈子(三原美奈子デザイン代表・パッケージデザイナー)トークセッション開催 (2021年7月29日) - エキサイトニュース 伊藤忠食品/会計基準の変更・前年の巣ごもり反動で4~6月売上高1502億円 - 流通ニュース ケイエス冷凍食品 冷凍ミートボール市場拡大に向け施策推進、ロングセラー中華を刷新/2021年秋季新商品説明会 - 食品産業新聞社 UCC上島珈琲がレギュラーコーヒー価格改定、生豆相場高・円安と物流費高騰が影響、9月から想定店頭価格20%上昇へ - 食品産業新聞社 MTR屯馬線、全線開通 九龍北東部へのアクセスが格段に向上 - 香港経済新聞 物語を追体験? 大阪のズートピアカフェ、ようやくオープン(Lmaga.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース テイエステックが反落、今3月期の2桁増収益予想を評価 | 会社四季報オンライン - 会社四季報オンライン JR飯田橋駅に「史跡眺望テラス」7月開設 江戸城外堀と城門石垣が丸見え(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 徳島県 新型コロナ 新たに3人感染 感染確認は今月5日以来 - NHK NEWS WEB 華屋与兵衛で「炙りうなまぶし」などうなぎフェア - すだちそば、天ぷらも - マイナビニュース 沖縄のコロナ感染者、過去最多203人 病床占有率101.3% 複数クラスター【5月20日朝】 - 琉球新報デジタル 明治の牛乳宅配 ネットワーク活用し“地域の健康見守り役”へ、「明治メイバランスのむヨーグルト」で栄養面をサポート - 食品産業新聞社 大阪・本町のフランス料理店が3周年 産直野菜や一頭買いのシカ肉も - 船場経済新聞 ローソン「スティックおにぎり」チキン南蛮・だし香るひれかつ発売、触らず食べやすい“アフター・ニューノーマル対応おにぎり” - 食品産業新聞社 ファミマ限定*購入してから驚いた紀伊國屋のショッピングバッグ MUMU 公式ブログ - lineblog.me マック「シャカシャカポテト 鶏にんにくから揚げ味」発売、醤油・にんにく・ブラックペッパーの“味変”フライポテト/日本マクドナルド - 食品産業新聞社 食品輸出、過去最高9223億円 20年「巣ごもり」拡大―農水省発表 - 時事通信ニュース コミュニティを持続させるために必要な5つの条件とは ――クリエイターがつながりをもつ意義を考える - CreatorZine 水戸で水戸市商工祭「秋の商工マルシェ」 コロナ対策講じ1日のみに縮小 - 足利経済新聞 「代用天守」がいまに残る幕府の中枢、江戸城本丸跡──東京にみつける江戸 第18回 - GQ JAPAN くら寿司が新型コロナ休校を受け「ネットで社長のジャンケン大会」開催、無料で持ち帰り寿司が当たるキャンペーン - 食品産業新聞社 パワハラ相談、過去最多1639件 群馬労働局 - 産経ニュース 衝撃!「日本語が読めない日本人」は案外いる - 東洋経済オンライン 寺西商事株式会社のプレスリリース|PR TIMES - PR TIMES 西暦1639年 gnewプラグインエラー「西暦1639年」は見つからないか、接続エラーです。 The year 1639 インターブランドジャパン、龍谷大学のブランディングプロジェクトでRed Dot Design Awardを受賞:時事ドットコム - 時事通信 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 研究/西暦 ★★★ 研究/17世紀 ★★★ 研究/西暦1630年代 ★★★ 研究/寛永16年 ★★★★★ タグ 暦 最終更新日時 2013-12-11 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2901.html
『帰省(収束)』 21KB 虐待 駆除 ドスまりさ 虐待人間 キチガイじゃないよ! 帰省(収束) ゆふふっ!!!これでぎゃくたいえすえすさんもみおしまいだよっ!!! わかったらさっさとめでえすえすさんをかけっ!!!くそどれい!! 袋を乱暴に破いて、中にはいっている糞饅頭共を地面に掘った穴の中へと1匹残らず落とす。 「ゆぴいいいぃぃぃぃ!!!!いやじゃよぉぉぉぉ!!!」 「れいみゅちにちゃくにゃいよおおぉぉ!!!」 「ゆんやあああああぁぁぁぁ!!!!おぎゃあじゃあぁん!!!!」 「だずげでっ!!!だずげでっ!!!」 「おでがいでず!!!ごろざないでぐだざいいいぃぃぃ!!!」 「どずうううぅぅぅ!!!!どぼじでだずげでぐれないのおおおぉぉぉ!!!」 ドスまりさは、目の前に掘られた穴に、次々と群れの子ゆっくり共が投げ入れられていく様 子を目にして、今日一番のデカい声で喚き出した。 「にんげんざあぁんんん!!!!!なにずるのお???ね”え”!!!ぼういいでじょおおお!!! ぼうやべでよおおおぉぉ!!!」 俺は答えない。殺し方を決めるのが忙しいからだ。穴は子ゆっくりごときでは到底飛び出せない深 さなので、安心して殺し方を決めることに没頭できる。こいつらの住処で、ガキ共の目の前で親ゆっ くり共の半分を潰した。残りの半分は吊るして殺した。1匹づつ、あなるから力糸のついた釣り針を 突っ込んで口から出して引っ掛け、片方の目玉をつぶして空けた穴から重たい石を何個も入れる。 後は絞首刑と同じ要領だ。あなるから出ている糸を高いところに結んでから蹴り落とす。頭の中に 詰められた石の重みで、糞饅頭共は真っ二つになって死んでいった。 「おでがいじばず!!!だず・・・!!おぞらを”を”ん”ゆ””ん”ん”ばべ!!!」 三匹のガキを持つまりさの上半分が見事な着地を決め、地上で見守るガキ共の前に落下する。空中に 残されたあんよとケツは、しばらくの間ぷりんぷりんと揺れ動き続けていた。 「どぼじでごんなごどずる”・・・!!!おぞらをん”ん”!!!ばあ”あ”!!あべっ!! あべえ”え”え”!!!だずげべ!!!え”ゆ”ゆ”yうう”yyう”ん”・・・・」 次に落としたれいむは、最初に頭頂部の皮だけが剥がれ落ち、ショックでわめき散らしていたと思った ら、ズルリと中枢餡が零れ落ちた瞬間に物言わぬ饅頭と化した。 「どずううう!!!!ばりざああぁ!!!ごべんなざいいいぃ!!ばちゅはあぁ!!ばちゅ はああぁ・・・!!おぞらをを”を”を”ばばばばーーーーっ”!!!!」 群れの幹部だったらしいぱちゅりーは、さすがはゲロ袋。頭の皮がまるごとはがれて、バケツをひっく り返したように生クリームを飛び散らせて死んだ。 「いやあーーー、吊るすのって結構よかったなー。今度は胴付き吊るすか!うん。」 俺は思い出し笑いをして顔がニヤける。ニヤついた顔が元に戻る頃には、考えがまとまった。 子ゆっくり共とも、これでお別れである。 「んじゃ、そこのまりちゃからいこうか。」 「ゆひいいいいぃぃ!!!やめちぇにぇ!!!はなちちぇぇぇ=--!!!」 穴から飛び出ようと必死で飛び跳ね続けていた子まりさを掴む。ケツがぷりんぷりんと動き回す様は、 殺意を助長してやまない。俺は捕まえた子まりさのあんよを一気にはさみで切り離した。 「ゆびい”い”い”い”い”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”!!!!!」 すさまじい絶叫をあげる子まりさ。そんなことは無視して、切り口から餡子が落ちないように逆さに して地面に置く。そして、適当な子れいむをつかみあげて命令する。 「ゆんやああ!!!やべでえ”え”!!!!」 「黙れや!!おい、すっきりしろ。」 「ゆ??????」 「こいつとすっきりーしろって言ってるんだ。」 俺の指差す先には、あんよを切り離した子まりさがいる。ぺにぺに、まむまむ、あなるごと切り飛ばし た鮮やかな切断面からは、子まりさの内臓にあたる餡子が剥きだしになっている。 「あ”!!あ”あ”あ”!!!でぎまぜん”ん”!!!だっでえ”!!ばりざいだがっでる”よ”お”お”!!! やべであげでえ”え”!!!」 「あっそう、じゃお前も同じように痛がってやれよ。」 俺は子れいむの顔面に爪を立てて、猫のようにガリガリと削った。 「んぎい”い”い”!!!やべあ”がべえ”え”え”!!!!」 子れいむの額ごと寒天の目を削り潰す。爪の間に餡子が溜まっていくのもお構い無しに引っかいて削 り続ける。唇も砂糖菓子の歯も、まとめてグチャグチャのゲチョゲチョになるまで引っかき続けるの をやめない。 「ん”ん”ごぼぼお”お”お”ぉ”ぉ”!!!ぼう”や”べべりゅりゅう”う”う”!!!」 子れいむの顔は無くなったが、それでも引っかき続ける。顔どころか、顔面の下の餡子をもズタズタ に裂いたところで、指を突っ込んで中枢餡を引きずり出す。引きずり出した中枢餡を、あんよをなく してふるふると苦しむ子まりさの前に投げつけた。べチャアッと汚らしい音がする。生きていようが 死んでいようが、何をしていようとゆっくりは汚い。殺すのは人間の義務だ。 「おい、なんてゲスなんだろうな。せっかく俺がすっきりーさせてやるって言ってんのによ。お前も ムカついただろ?代わりに制裁してやったから!!(ブジグジュッ)」 子れいむの中枢餡を子まりさの目の前で踏み潰す。 「次はてめえだ。わかるよな?こいつとすっきりしろ。」 再び穴の中から適当な子ありすをつまみあげる。穴の中のガキ共は口をパクパクさせながら泣き喚い ているだけだ。 「いやあああぁぁぁぁ!!!!おろじでえ!!ごんなのどがいばじゃないわああぁ!!!」 「にんげんざあん!!!やべでよお”お”!!!ごろずならどずがらごろじでよおおぉ!!!」 ドスまりさも、ようやくまともに話せるまでに回復したようだ。こいつは、俺にいたぶられるために 傷を治したとしか思えない。その思いに応えるという意味で、特等席でガキ共の死に様を見届けさせ てやってるというのだ。 「遠慮すんな。死ぬ前に一発抜いてけって、カスゴミ饅頭。」 子ありすを無理やり揺さぶると、例に漏れずぺにぺにが大きくなってゆく。 「あ・・・あ”あ”あ”!!!い”や”あ”!!!ごんな”の”い”や”あ”!!!!」 体はソフトボール大のくせに、ぺにぺには人間の人差し指くらいの長さがある。頑張ってまりちゃ ちゃんをてんっごくにイカせてやってもらいたいものだ。俺は、そんなささやかな願いを込めて、 ギンギンに怒張した子ありすのぺにぺにを、あんよが切り飛ばされた子まりさの剥き出しの餡子に そうっにゅうっした。 「ゆんぎひいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!い”だい”い”い”ぃ”ぃ”!!!!」 「ばっ!!!ばりざあ”あ”あ”!!!い”や”あ”!!ごべんな”ざい”い”ぃ”!!!」 子ありすのぺにぺにで子まりさの内臓(餡子)をファックさせてやる。グッチャグッチャと音を 立てながら、屹立したぺにぺにが子まりさの餡子をかき混ぜる。 「気持ちいいだろーが!!オウ、イエス!!アイム、カミング!!ってか??がはははは!!!」 ぺにぺにのみならず、子ありすを顔面ごと子まりさの剥き出しの餡子に突っ込ませると、子ありす を突っ込むたびに子まりさの切り口からは餡子が溢れ、激痛のあえぎ声があがる。そうしているう ちに、なんと変態饅頭が絶頂に達そうとしていたのであった。 「ゆぶう”う”ぅ”!!!!ばりざあ”!!ごべんな”ざいい”ぃ”!!ずっぎい”!!ずっぎ!!!」 「いだい”い”!!!ぼうやべでえ”!!ゆげえ”え”え”え”!!!!!」 子ありすは上気しきった顔をしており、今にも果てそうだが、子まりさは大量の餡子を吐いており、 今にも死にそうである。 「ばりざあ”あ”ぁ”ぁ”!!!ぼうだべえ”!!」 「ゆぶべげえ”!!いだい”ぃ”ぃ”!!やべでやべでやべべあべべええ!!!!」 「「ずっぎり”い”ぶぶぶぼばあ”あ”あ”!!!!!」」 絶頂しようとしているクソゴミ2匹をまとめて一気に踏み潰し、潰れたものを更に踏みにじる。 土と混ざってグシャグシャのペッタンコになった2匹を藪の中に蹴飛ばす。正直キモいんだよ。 なーにが『すっきりー』だ。 「「「おぎゃあじゃあ”あ”ん”ん”!!!!おどうじゃあ”あ”あ”ん”ん”!!!!まりぢゃ だぢ!!!まりぢゃだぢゆ”っぐり”じだいよ”お”お”ぉ”ぉ”!!!」 「「「ゆっゆっゆっゆっゆっ・・・・」」」 「「「ごん・・・な・・の・・ゆっぐ・・り・・じゃな・・・い・・。」」」 穴の中は相変わらずの様子であるが、よく見ると何割かの子ゆっくりは今にも死にそうな状態 なのである。もう一つの袋に詰めてある赤ゆっくり共も同様だった。時間をかけすぎたのだ。 長時間のストレスによる、非ゆっくり症らしき奴がかなりの数になっている。 「あー、もう潮時か。つまんねーな。ほんっと役にたたねーよお前ら。虐待が終わるまで勝手に 死ぬんじゃねーよ。クソゴミが。」 ショートケーキの苺を最後に取っておいて、いざ食べようとしたらフォークから外れて、床に 転がってしまった時のような悔しさがする。俺は一度もゆっくり共の延命をしなかったからだ。 虐待の中で、オレンジジュースをかけて蘇生させる行為があるが、俺は虐待中には一瞬でもゆ っくりに安らぎを与えたくない。ゆっくりには苦しみぬいた末に死ぬ義務がある。子ゆっくり と赤ゆっくりの中から体力のありそうな、虐待のしがいがありそうな数体だけを残し、他を全 て穴の中に放り込む。 「みんなあ”あ”!!!!がんばっでえ”!!!じんじゃだめだよおおぉ!!!」 巨大なゴミが勝手なことをいう。この期に及んで何をどう頑張れというのだ?? 俺は中身の少なくなったリュックの中から灯油を取り出して、穴の中のゴミの群れにかける。 「「ゆぴいいいぃぃぃっ!!!つめちゃいよおおぉぉぉ!!!」」 「おみずしゃんはゆっくちできにゃいいいいぃぃぃっ!!!」 「「「くしゃいよおおぉぉぉ!!!ゆげええええ」」」 「「なんじぇどずはだずげでぐれにゃいの”お”お”??!!」」 「おにいしゃん!!!まりちゃはおにいしゃんのどりぇいになりましゅ!!!だからごろざにゃいで ぐだざいいいぃ!!!」 「だれきゃああ!!れいみゅをちゃじゅげでよお”お”!!!」 「いやじゃ!いやじゃ!!いやじゃよおぉ!!じにだぐないいぃ!!!」 まんべんなく灯油をかけ終えると、着火したマッチを持ってあらためて穴の中を覗く。何十もの 寒天の瞳が訴えている。殺さないで欲しい、助けて欲しい、あまあまたべたい、すーりすーりし たい、もっともっとぺーろぺーろしてもらいたかったと。 バカじゃねーの?ゆっくりに権利とか存在意義があるとすれば、それは、いかに人間を楽しませ る死に方をするかだ。人間に殺されるためにこいつらは存在しているのだ。 「焼け死ね、クズゴミ饅頭。」 火種のマッチを穴の中に投げる。一瞬にして燃え広が炎に乗って、何十というゆん生最後の叫び が周囲にこだまする。ゆっくり虐待において焼くという行為は、基本にして至高であると改めて 思い知らされる。 「「あ”あ”あ”ん”ん”う”う”ぅ”ぅ”ぅ”!!!!」」 「「ん”がばあ”あ”あ”あ”!!!」」 「「ぼう”い”い”あ”あ”ぁ”ぁ”あ”べべべべ!!」」 「「う”っ”ぐぢい”い”ぃ”ぃ”ぃ”!!!!!」」 「「あ”づ”い”よ”ぼぼぼぼお”お”ぉ”!!!!」」 おかざりどころか、全身が燃え続けている子まりさ。その隣で飛び跳ね続けている子れいむの目 がポンッ!という音を出して破裂する。大口を開け放った状態のままで、早くも絶命している子 ありすもいれば、灯油を被らなかった、姉妹らしき赤れいむと赤まりさは必死に穴の横壁を掘ろ うと、枯れ枝を打ち付けている。 「ま”でぃ”ぢゃ”は”!!!どずになっでびんな”を”ゆっぐぢい”い”あ”べべべえ”え”ぇ”!!!」 往生際の悪い赤まりさのおぼうしに引火した火は、瞬く間に隣の赤れいむをも巻き込み、目糞と 鼻糞が合わさったビチ糞へと2匹を変えた。15分近く燃え続けた炎がおさまった頃には、穴の中 には口だった部分が凹んだ黒コゲの物体と、ボロボロに崩れ落ちた炭があるだけだった。 「あ”あ”・・・!!!あ”あ”あ”!!!おぢびぢゃんだぢい”ぃ”ぃ”ぃ”ーーー!!!」 「まりざのいもうじょだぢがあぁぁぁぁ!!!!」 「れい・・・む・・・の・・いもう・・みんな・・・じんじゃっ・・・」 「「おねえじゃああぁんん!!!ゆっくじいぃ!!ゆっくじいいぃぃぃ!!!」」 これで生き残っているのはドスまりさと、子れいむが2匹、子まりさが2匹、赤れいむが1匹、 赤まりさが1匹だけになった。こいつらは今まで、ゆっくりぷれいすは永遠にゆっくりぷれい すで、賢くて優しい大人ゆっくり達に囲まれた生活が永遠に続くと思っていたに違いない。未 来には幸福と希望が満ちているなどと勘違いしているからこうなるんだ。 「カアァァァ・・・ペッ!!!さてと、待たせたなドス。」 穴の中の燃えカスに痰を吐いて、いよいよドスまりさをぶっ殺そうと思ったその時である。急に後 ろからマヌケな声が聞こえてきた。 「う~☆どずうぅ~♪おやさいさんとってきたんだどお~☆か・り・す・ま☆う~~っ!!」 下膨れのニヤついた、自分から殺してくださいと主張している顔。胴つきのれみりゃがそこにいた のだ。緑深いこのあたりは昼間でも薄暗いとはいえ、真昼からこんな奴がいるとは。しかも口ぶり からすると、こいつも群れの一員らしい。突如として現れたこいつは、俺の目の前でクネクネと不 快極まる動作を繰り返している。 「まだいたのかよ・・・。殺そ。」 俺は小さく呟く。すると、巨大無能饅頭がまたもや、お決まりの言葉を発したのだ。 「れ”み”り”ゃ”あ”あ”あ”!!!だずげでえ”え”!!!どずだぢをずぐっでえ”え”ぇ”!!!」 本来の敵である捕食種をも群れに組み込んだあたり、こいつはゆっくりにしては強く賢かったらしい が、ゆっくりの優劣なんぞアメーバとミジンコくらいの違いでしかない。だいたい、こいつはこの期 に及んで、ゆっくりごときが人間の暴力に歯向かえるなどと思っているのだろうか?この肉まんが俺 を害せるとでも本気で思っているのだろうか?? 「う~☆かりすまおぜうにまかせるんだどぉ~!!れみぃのつよさをみせてやるんだどお~☆ ありがたくぷっでぃ~んをもってくるんだどおお”ぼぼぶげべべべえ”え”え”え”!!!」 喋るのもめんどくさい。気がついた時には、俺は糞肉まんの顔面を殴っていた。そして、派手に吹 っ飛んだれみりゃの髪の毛を掴んで持ち上げて、 「いだいいぃ!!!いだい”ん”だどお”お”ぉ”!!!れ”み”い”の”おがお”があ”ぁ”!!!」 肉汁の涙と鼻水をもらす顔面を、近くの木に叩きつける。 「う”ぶぶげげえ”え”!!!や”め”るんだどお”お”ぉ”!!!いだい”ん”ん”ん”ぼお”お”ぉ”!!!」 木にぶつけた後は地面に叩きつける。叩きつける度に、ヌラヌラとした光沢の肉汁が周囲に飛び散る。 顔面の半分が潰れ、顔の判別がつかなくなったところで、糞肉まんの両足をジャイアントスイングの 要領で持つ。 「ぼうや”べえ”ぼぼお”ぉ”!!!えべえべえべえべ!!!!!ぼぼぼぼぼぼ!!!」 ハンマー投げのように振り回して、顔面を木の幹に叩きつけた。。 「え”べぼぼばあ”あ”ぁ”ぁ”!!!!(ブグベジャアッ)・・・・・」 頭部の切れ端がわずかに木の幹にへばりつく。それだけを残してれみりゃの頭は四散した。急に辺 りが肉まん臭くなり、頭の無くなった胴体部はむなしくわずかに痙攣している。 やべーな、おい。たまんねーよ、この山終わったらソッコーでれみりゃ狩りしよっと。 ・・・んっ?おお!!!ボーナスゲーム付きじゃねーか!!!俺の目線の先の藪の中には、子れみ りゃがいたのだ。おそらく、さっき殺った奴のガキとみて間違いない。しかも胴付である。 「う”あ”あ”あ”----ん”--っ”!!!み”ゃんみ”ゃあ”----っ”!!!」 木の幹にへばりついた皮に向かってわめき続けている。さっそく慰めてやらねば虐待鬼威惨がすたる というものである。 「う”あ”あ”あ”ぁ”ん”ん”---っ”!!!れ”みぃのみ”ゃん”み”い”げぶぶぶぶぼぼ!!!」 クソやかましい子れみりゃの腹を蹴り飛ばす。苦しむ子れみりゃを持ち上げ、すりこぎくらいの太さ の木の枝を持ち出して、ケツの位置に一気に刺した。 「ん”ん”がべばあ”----っ”!!!いだいん”だどおぉぉぉーーーーっ”!!!!やべる”ん”だど お”お”お”ぉ”ぉ”ぉ”!!!み”ゃん”み”い”ぎびい”い”ぃ”!!!」 ブッ刺して、そのまま力ずくでねじ込む。枝が深く刺さっていくと共に、グニュグニュとした手ごたえが する。しばらく眼中になかったドスまりさや子ゆっくりのほうに目を向けると、さんざん煽っておきなが ら、肉まんのために涙を流しているのである。バーカじゃねーの??? 「い”だい”どおおぉぉぉ!!!み”ゃ”ん”み”ゃ”あ”あぁぁぁぁ!!!あがべっ!!あがぶべ うぶぼおおおぉぉぉぉ!!!」 ケツから刺した枝が胴体を完全に貫通し、先端が糞肉まんの口から出てきた。そのまま更にねじ込み、 10センチ程突き出てきたところで地面に突き立てる。言葉にならない悲鳴とともに肉汁を垂れ流すそ れの、背中側の尻から頭の先までを、ナイフで一気にそぎ落として真っ二つにした。 「ぐぶばばばあ”あ”あ”ぁぁぁぁ!!!!(ググジュッ)」 子れみりゃは真っ二つになった。背中と後頭部を、まるごと無くした体の前半分は棒にくっついたままだ。 顔面は絶望の表情のまま凍りついている。あっけなく殺しすぎたような気がするが、ゆっくりは虐待が終 わったら用無しだ。俺は半分になった糞肉まんが張り付いた棒を持ち上げて藪の中に投げ込む。 糞猫饅頭、糞胴つき饅頭、糞肉まん親子。最後のやつらは野良でもよく見かけるし、虐待用れみりゃは安 くは無いが加工所にいけば買える。だが、前二つは都会では虐待用でもかなりの値段がする。タダでこれ だけの虐待ができるとは思ってもみなかった。ドスまりさの虐待講習会に至っては、予約半年待ちだとい うのに・・・。 「今度こそ殺してやっから!!!ごめんな!何度も待たせて。」 子れいむ、子まりさ、赤れいむ、赤まりさは、各種類一匹づつ家で今回の余韻を楽しむために持って帰る つもりだ。そいつらをまとめてビニール袋に放り込んで、霧吹きでオレンジジュースをかけておけば、家 につくまでは生きているだろう。残った赤れいむ、赤まりさはドスまりさをぶっ殺した後の閉会式に使う。 ゆっくりぷれいすを壊滅させるのは今回が初めてではない。小規模な駆除も含めたら、数えるのがバカら しい程のゆっくりを俺は殺ってきた。2年ほど前から俺は、戯れでゆ虐の後の閉会式をやっているのだ。 「じゃ、みんなのとこに行こうか。ドス。」 荷物の中からノコギリを取り出す。錆だらけで刃もボロボロになっているが、それだけに虐待にはうって つけの道具だ。それをドスまりさの口の端にあてて、一気にひいた。 「んぎひいいいいぃぃぃぃ!!!!い”だい”いぃぃぃ!!!やべでえ”え”え”ぇぇ!!!」 赤道のようにドスまりさを上下に分断する線が出来ると、今度は縦方向にノコギリをひく。人間でいうと ころの正中線のように左右に分断する線をひく。 「がべひいいぃ!!!がぶぶぶべばああ!!!いばい!いだい!!ぼうやべべえ”え”!!!」 顔面と頭部を十字に切り刻まれて苦しんでるようだが、こんなもんで満足してもらっちゃあ困る。 頭頂部の傷が交差する部分の皮を持つと、いよかんの皮を剥くように一気に引き剥がす。 「い”や”べでえ”(ブリュブジュジュブリュジュ)えぶべがあ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ドスまりさの顔面の半分が剥きだしになる。続いて後頭部の二枚も引っぺがす。お決まりの絶叫と命乞い の声がするが、そんなもんには意味がないことをいい加減に理解してもらいたい。 最後に残った顔面の皮も引っぺがし終わると、油でグシャグシャにされた目のついた巨大な餡子玉が現れ た。ふるふると震え、歯茎が剥きだしになった口元は非常に気持ち悪い。こいつの体に突っ込んだままに してあったスコップを引き抜き、餡子を拭う。軽く息を吐いた後で、いまにも崩れ落ちそうな糞山の正面 に立って、最後の言葉をかけてやる。 「ドス、なんか言いたいことあるか?ちなみに俺はよ、何がどーなっていようが、お前ら全部ぶっ殺してたから。」 「・・・・・。」 「理解した?じゃ、死のうか。」 「・・・。しねえ、しねえしねえしねえしねえしねえええええ!!!!!のろっでやる”う”!!!!おばえが じごぐにおぢるまでのろっでやるうううううう!!!!」 呆れた。呪うって究極の負け犬がすることだよな。でも、妙な既視感を覚える。そうだ、知能の高いゆ っくりを虐待してると、何割かの奴はいまわの際に呪いを吐いてくる。初めてのケースは胴つきえーき を足先からすりおろしてた時だった。しろとかくろしか話さない奴が、急に俺への呪いを吐き始めやが ったから、あの時は多少はびっくりしたものだ。 「しねえええ!!しねええ!!!しいいぃぃぃねええぇぇぇ!!!!」 歯を食いしばって叫び続ける巨大な糞。うーん、シュールだ。こいつの叫びにあわせてスコップを振る って餡子を吹っ飛ばしていく。べチャリべチャリとした音がするにつれ、目の前の糞饅頭が小さくなっ ていく。 「しねええ”べぶう”!!!しえ”べがばあ”あ”あ”!!!じねえ”え”ぶぼおおおおお!!!」 20回ほどスイングしたところで、ほのかに暖かい石が出てきた。最初に堪能させてやったものだ。感慨 深くそれをかき出すと、少し色合いの違う餡子が見えてきた。中枢餡だ。一気にスコップで叩き潰して やろう。 「んsdぃhうぇじじじじじdちfkhねねねねねdjgええええ」 「あばよ、ドス。さっさとみんな連れて戻って来いよ。また殺してやっから。」 (ブオオォン) 「えゆ”ゆ”ん”ん”っ”!!!!!」 ********************************************* 「ゆひいいいいぃぃぃぃぃっ!!!!!もういやじゃよおぉぉぉ!!!」 「いやじゃいやじゃいやじゃーーーーーーーーー!!!!!」 ドスまりさを殺し終えた俺は、生き残らせている子れいむと子まりさをつまみあげながら下山している。 登山道近くの小さな沼まで来たところで立ち止まって、荷物の中から20センチほどのガラス瓶を取り出 し、中に子れいむと子まりさを入れた。 「ゆっぴいいいぃぃぃぃ!!!!にゃにしゅりゅにょおおお!!!」 「もういやじゃよおぉぉぉぉぉ!!!!おきゃあじゃああぁぁぁんん!!」 何をされても泣き叫び続けるほどに、こいつらは怯えきっている。うーん、虐待師冥利に尽きる。 瓶の蓋をする前にそいつらに声をかける。 「おかあさんおとうしゃん、おねーしゃんにいもうちょ、群れの仲間達が恋しいか??そいつらをぶっ殺した 俺が憎いだろ?殺したいだろ?」 瓶の中で子ゆっくり共が喚き出すが、無視して蓋を閉める。しっかりと蓋を閉めたら、それを沼に投げ 入れた。なにがどう転べば助かるのか分からない状況だが、是非とも生き残って俺に復讐しに来て欲し いものである。今まで30個は同じ様な瓶を、水の底や土の下に置いてきた。だが、俺に復讐しに来るゆ っくりは一匹もいない。頑張れ!!!れいみゅ、まりちゃ!!! 完全に山から下りた所で、今回の虐待を振り返ると思わず顔がニヤけてしまった。今までやってきた虐待ラ ンキングで五指にも入ろうかというほどの虐待だった。 「叔父さん、ありがとう。」 自然と感謝の言葉がこぼれでる。軽くなったとはいえ、リュックには言葉では言い表せない思い出が詰 まっている。3日後には上京先に戻らなければいけないというのに、まだ虐待がしたくてたまらない。も う次の虐待がしたくてたまらないのだ。それに、この村には鬱陶しいゆっくり愛護主義者がいる。そい つらとも一悶着ありそうだ。あれだけやっても、一年もすればあの山には蛆虫のようにゆっくりが湧き 出すに違いない。加工所が出来ない限り、農村部はゆっくりに悩まされ続けるのだ。 「どうせなら、全部胴つきの群れとか湧いてくれりゃ面白いのにな。頑張ってくれよ、俺のおやまさん!!」 実家が視界に入ってきたあたりで、道路の脇で蠢く黒い帽子をかぶった糞と、赤いカチューシャをつけ たゲロと、そいつらのガキらしき2匹のヘドが目に入る。どうやら俺はこの村では休憩できないようだ。 「ゆっ!!ゆゆ~♪おちびちゃん!!おうちでむーしゃむーしゃするのぜ!!!」 「とかいはなゆっくりはおうちまでがまんするのよ!!おちびちゃんたち!!!」 「ゆっくち!!ゆっくち!!!おとうしゃん!!おうちまでかけっこするのじぇ!!!」 「ありちゅも!!ありちゅも!!!おねえしゃんにはまけないわ!!」 「「「「ゆっ??にんげんさんっ・・・?ゆっくりできないにおいがするよ・・・。どうし・・・」」」」 「死ね。」 (ブグシャアアアア) 完。 ここからは後書きです。拙作をお読み頂いた全ての方、ありがとうございました。とちあき君の戦いは 今回で一旦、終わりとなります。私はゆ虐を知って半年ほどの若輩ですが、先人たちのSSに胸を躍らせ ていたところ、いてもたってもいられなくなり筆を取りました。当分はゆっくりを憎む心は静まりそう にはありません。私や皆様の前にも、糞饅頭が現れることを祈っております。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2399.html
巨大ゆっくりの饗宴(前編)の続き 『うぅ~?!』 「ん~・・・改めて見ると本当に不細工ねぇ?」 目を覚ました、というよりも彼女が去ったのを確認してから動いた私の目の前には巨大なれみりゃザウルス。 聞くところによればティガれみりゃというらしい、が私の結界を壊そうと必死に腕を振り回していた。 もちろん、この結界が饅頭風情の惰弱な攻撃でどうにかなるはずもない。 『う゛~~~~~!おぜうさまはぶざいぐじゃないど~!!』 「そうなの、それはごめんなさい。今度から醜悪な豚まんと呼ぶわ」 『でびりゃは・・・ぶだばんじゃないんだど~~~~~~~!!?』 どうしてこうも安い挑発に簡単に乗るのかしら? 涙目になりながらも執拗に右手に握られた扇の先に展開されている結界にパンチだか引っかきだかを繰り出している。 何度も何度も結界を殴り続けているうちに気がつけばティガれみりゃの手はボロボロになっていた。 『う゛、う゛~・・・でびりゃのえれがんとのおででがいだいどぉ~・・・』 「あら、本当にボロボロね?まるで野生の豚みたいだわ」 『ぶだっでいうな゛~~~~~~!?』 再び始まる猛攻。といっても、一撃たりとも結界を破って私に届くことはないのだけれど。 それでもボロボロになった両手から肉汁や中身を撒き散らしながら、延々と腕を振り回す。 ゆっくりにしては見上げた闘志かもしれない。 『う゛~!でびぃはもう゛ぶださんはいや゛なんだどぉ~!!?』 「・・・・・・“もう”?」 『どうぢであだらないんだどぉ~!?う゛~~~~~~!!』 なるほど。彼女を突き動かしているのは私に対する怒りでも、おぜう様としての矜持でもないらしい。 とめどなく双眸から溢れ出す涙と、本人は自覚さえしていないであろう、肉汁の混じった涎。 力みすぎたせいで口内を噛んでしまったにもかかわらず、そのことに気付いていない。 『う゛う゛う゛~~~~~~~~~~~~~っ!!?』 「れみりゃ、もうお止めなさい」 『うあ゛~~~~!いだい゛いだいはいや゛なんだどぉ~~~~!?』 恐怖のあまりにティガれみりゃは錯乱状態に陥ってしまっていた。 彼女の視界には私も、私の後ろで傷を癒しているドスまりさも映っていないのだろう。 今、彼女の見ているものは、脳裏に焼きついた恐怖。 「・・・仕方ないわね」 話を聞ける状態にないティガれみりゃにため息をつきつつ右手を下ろし、代わりに左手を突き出す。 しかし、れみりゃは私の動作に気付くことなく巨大な腕を私にめがけて振り下ろした。 警戒心がない、というよりも警戒する余裕すらないと言うべきだろうか。 守りの構えから反撃の構えに転じたことも知らずに、私めがけて渾身の一撃が放った。 『うあ゛ーーーーーーーっ!!』 「四重結界」 その一撃を受け止めるべく、再び結界を展開する。 さっきまでの結界とは比較にならない強度に加え、接触した相手に破壊をもたらす結界を。 高速で回転する4枚の薄い光の壁は思い切り良く突っ込んできたれみりゃの腕を瞬く間ずたずたに引き裂く。 そして、彼女が異常に気付いたころには右手をごっそりと失っていた。 『う゛・・・う゛あ゛・・・れ、れびりゃのおででがーーーーー!?』 「参ったわ、これはこれで話になりそうにない・・・」 仕方がない、そう心の中で呟いてかられみりゃの大きな顔の前まで飛んで行き、彼女に話しかける。 錯乱しているせいで全くと言っていいほど会話にならなかったが、スキマから取り出した標識で2,3発叩いたら落ち着いた。 『う゛ー・・・れみりゃはぶだざんななんがじゃ・・・』 「分かったわ。ごめんなさいね、豚なんて言って」 『うぅ?』 突然の態度の変化に少し戸惑うティガれみりゃ。 少しの間、不思議なものを見るような目で首をかしげながら私を見ていたかと思うと、急に満面の笑みを浮かべる。 何となく、にぱぁ~♪という効果音と後光が見えたような気がしなくもないが、多分気のせいだろう。 『わかればいいんだどぉ~♪』 「ところで、エレガントなおぜう様に訊きたいのだけれど・・・」 『なんだどぉ~?』 ようやく機嫌を直したれみりゃは重そうな顔に両手を添えてお尻を振りながら私を見つめている。 どうやら褒められたのが相当嬉しかったらしく、照れて顔が真っ赤になっている。 恐らく、育った場所で罵られ酷い目に遭うばかりで、褒められることに慣れていなかったのだろう。 「貴女達の主人について教えてもらえないかしら?」 『う~・・・おねえさんはいいひとだけど、それはむりなんだどぉ~・・・』 「どうして?」 出来るだけ警戒されないように笑顔を絶やさずに、そう尋ねた。 両手は腰の高さまで下ろされ、手のひらをれみりゃに向けて、ペットに対して「さあ、おいで」と言う時のような格好をしている。 もちろん、スキマを出すこともせずに霊力や妖力も抑えて、可能な限り無防備を装った。 『だって・・・そんなこといったら、ゆっくりできないんだどぉ~・・・』 「あら?そんなこと気にしなくてもいいのに」 『い、いやだどぉ・・・お、おぢおぎは、ずごぐごわいんだどぉ・・・』 目に見えて怯えるティガれみりゃの体はぶるぶると震えている。 いささか鬱陶しい顔立ちのナマモノとは言え、同情を誘うには十分すぎる仕草だろう、このサイズでなければ。 「大丈夫よ、私が守ってあげるわ」 『うぅ?・・・ほんとうに?』 「ええ、本当よ。それに、私の知り合いには私よりも強い人だっているわ」 だから、あなたは何も恐れなくて良いのよ? すっ、とれみりゃの額に手の届く距離まで近寄った私はそう囁くと、彼女の頬を撫でる。 泣きじゃくっていたせいで少し脂っこいが、弾力があってさわり心地は決して悪くなかった。 『うぅ・・・だっだら、おしえてあげるどぉ~♪』 「ふふ、ありがとう」 『へんなおにーさんたちだどぅ~♪』 「・・・・・・飛光虫ネスト」 それじゃ何の役にも立たないでしょうが。 そんなツッコミより早く、私は彼女の巨体めがけて無数の未確認飛行物体を射出していた。 まったく、何のためにこんな肉まんに優しくしたのかわかったものじゃない。 『うぎゃーーーー!?なにずるんだどーーー!?』 私の背後に連続して出現する無数のスキマから、何発も何発も謎の飛行物体が放たれ、ティガれみりゃの巨体を穿つ。 まずは動きを封じるために脚を。ついでに不可抗力で尾を穴だらけにしてゆく。 やがて、自重を支えられなくなった脚は崩れ、支えを失った胴体は地へと沈んだ。 『やべるんだどーーーー!でびりゃは、やざじいおねーざんがずぎだどぉおーーー!?』 もはや歩くことも敵わないほどにボロボロで、もはや健常な四肢は左手しか残っていない有様。 それでもティガれみりゃ身をよじり、両腕をばたつかせて飛行虫の大群から逃れようと必死にもがく。 しかし、その抵抗は何の意味もなさなかった。 『う゛ぅ・・・ほどぢで・・・』 やがて、その胴体すらも蜂の巣にされてしまったティガれみりゃは顔だけになっていた。 それでもここが本体のようなものである彼女は決して死なない。 しかし、今の彼女に自力でこの状況を打開する手段は残されておらず、もはやただ大きいだけの肉まん。 「ふぅ・・・まりさ?」 『なあに、お姉さん?』 一仕事終えた私は、私がティガれみりゃの相手をしている間に傷の大半を癒したドスまりさに声をかける。 その声に反応した彼女は急いで傍までぼいんぼいんと跳ねて来ると、場違いな気の抜けた笑みを浮かべた。 「れみりゃはもう大丈夫・・・ゆっかりん達を探しにいくわよ」 『ゆっくり理解したよ!』 私とドスまりさは木々を掻き分けながら、何か大きな気配のするほうへと急いだ。 「こ・・・これは?!」 ようやくゆっかりん達を発見した時、なんだか面白いことになっていた。 その場に居合わせたのはきめら丸に、ゆっかりん、気色の悪い巨大ありす。それと申し訳程度にれいむ。 その撃ち3匹が巨大種であり、ありすに至っては触手まで搭載したオリジナルに見せたら昏倒しそうな風体をしている。 しかし、驚くべきことに巨大な3匹を差し置いて場の主役になっていたのは無理矢理連れてきた例の娘だった。 『ゆゆっ!なんだか凄くゆっくり出来る感じがするよ!』 『なんというゆ力・・・おお、怖い怖い』 きめら丸と触手ありすが現在対峙しているのは妖怪でもなんでもない、間違いなく普通の人間。 ただ一点、何故か未知のオーラを放出していて、そのオーラが10mを超える超巨大ドスまりさの形になっていることを除けば。 そして、そのドスまりさがありすの触手による一撃をことごとく阻んでいることを除いては。 『ゆゆっ!どうして、ありすのぺにぺにがとどかないの!?』 『ゆっくり光線・・・いや、それ以上の力・・・!?』 「あえて名付けるなら“ゆっくり結界”ね」 名付ける必要は特にないのだけれど、名前があったほうが便利でしょう? とにかく、ゆっくり結界を纏った彼女の前に触手ありすは手も足もぺにぺにも出ない。 対する彼女はゆっくりとれいむをゆっかりんの傍に下ろすと、余裕の表情で触手ありすと向かい合う。 『ゆぅうぅぅ!はやぐごごがらででぎなざいよ、いながもの!?』 「いや、そう言われて出て行く馬鹿はいないでしょ?」 『でてきたらありすのぺにぺにでそっちのおおきのといっしょにすっきりさせてあげるわよ!』 おおきいの、は言うまでも無くゆっかりんのことだろう。 彼女とすっきりーするときのことを想像しているのか緩みきった見るに堪えない笑みを浮かべている。 “彼女”に見せたら本当に発狂してしまうんじゃないかと思えるほどに見苦しい表情だ。 「大きいの?ゆっかりんのことか・・・」 『そうよ!いなかもののおねーさんもとくべつにあり・・・』 「ゆっかりんのことかあああああああああああ!!」 どこぞの超野菜星人みたいなことを叫びながら、彼女は触手ありすを睨みつけた。 と同時に、触手ありすめがけて全力疾走。彼女にあわせて移動するゆっくり結界を利用して近くの樹木に触手ありすを叩きつけた。 彼女と一緒に中にいるゆっかりんとれいむも結界に移動に引きずられ、転げまわっている。 『ゆぎぃ!?』 「これは、ゆっかりんの触り心地抜群のほっぺたの分・・・!」 一瞬、バトル漫画チックにキャラが変わっていると思ったけどそんなことは無かった。 ゆっかりんの頬じゃなくて本人を心配してあげなさい。 と内心で突っ込んでいるうちに、今度は触手ありすに向かって右手を突き出す。 すると、ドスまりさの形をした結界が全身を使って柔らかそうな右頬を叩きつけた。 『ゆべしっ!?』 「これは・・・いきなりこんなところに連れてこられた私の分・・・!」 それ、ただの八つ当たり。 しかし、よっぽど根に持っていたらしい。更に問答無用で結界を叩きつけた。 右、左、右、左、右、左、右、左・・・と執拗に殴打を繰り返す。 「これは、脚の疲労感の分・・・!これは、さっき食べた茸が苦かった分・・・!」 『ゆびぃ!?ありずっ!?ぞんなのっ!?ぢらなっ!?』 気がつけば、もはや八つ当たりですらなくなっていた。 昨日目玉焼きが焦げた、節分の時にペットのゆっくりすいかが泣き叫んだせいで怒られた・・・ もはや腹いせ同然のやり場のない怒りを容赦なく触手ありすに叩きつける。 やや気の毒な気もするけど、面白そうだから放っておこう。 『ゆ゛っ・・・やべで、やべでぐだざいいいいいい!あやばりまず!あやばりまずうううううう!?』 「だが断る」 その言葉は相手の提案が自分にとって有利なものである時に使ってこそよ? それはさて置き、再開される理不尽な暴力。 結界ドスの頬でありすを叩き、跳躍して結界の顎で踏みつけ、体当たりをして弾き飛ばす。 『ゆびょ!?あ、ありずの・・・べにべにがぁ・・・!』 執拗な攻撃に耐えかねた触手ありすの触手、もといぺにぺにが1本もげた。 触手ありすは力なく地に落ちたぺにぺにへと這って行こうとするが、彼女の容赦ない攻撃のせいでそれすらも叶わない。 そうこうしている内に1本また1本と触手ありすのぺにぺにが引き千切られ、本体から離れてゆく。 『やべでええええええええ!?あ、あでぃずのどがいはなべにべにがあああああああ!?』 『おでがいでず!ぼうやべでぐだざいいいいいいいいい!?』 「やだ」 『ぞんなああああああああああ!?ごんなのどがいはじゃないわ゛あ゛あ゛ああああああ!?』 数分後、触手ありすのぺにぺにはもはや見る影も無くもがれ、今やただの大きいだけのありす種と化していた。 自分のアイデンティティを奪われた彼女は焦点の定まらない目であらぬ方向を見つめながら、『ゆひっ、ゆひぃ』と気味の悪い笑みを浮かべている。 これで、残るはきめら丸ただ一匹。 『ねえ、お姉さん?』 「なにかしら?」 『加勢しなくていいの?』 「危なくなってからで十分でしょ?」 『まりさはどうしたら良いの?』 「邪魔になるだけだから観戦してなさい」 『ゆっくり理解したよ!』 「でも、そうね・・・思いっきり戦えるようにはしてあげても良いかしら?」 ゆっくり結界の中にスキマを発生させ、ゆっかりんとゆっくりれいむをドスまりさの傍に呼び寄せた。 『まさかありすが敗れるとは・・・何者ですか、貴女は?』 「私は・・・やる気のないお姉さんが手前勝手な怒りによって目覚めた・・・・・・ん~、ドスお姉さんよ!!」 『今考えましたね?おお、適当適当』 ニヒルな笑みを浮かべつつ首を振るきめら丸。 一見するときめぇ丸種特有の人を馬鹿に仕切った態度にしか見えないが、彼女には全く油断がなかった。 四肢でがっちりと地を掴み、翼を広げ、僅かに身をかがめて角を突き出し、尾を持ち上げるその姿は間違いなく臨戦体勢。 対するドスお姉さん(仮)もゆっくり結界を展開したまま、じっときめら丸を睨みつけている。 「うりゃ!」 『おお、遅い遅い』 先に動いたのはドスお姉さん(仮)だった。 しかし、きめら丸は大きな翼を羽ばたかせて空へと飛び上がり、いとも容易くそれを凌いだ。 ゆっくり結界は10mを超える巨大なものだが、きめら丸はるか上空。 とてもじゃないがゆっくり結界による攻撃は届きそうにない。 『ここなら一応安全なようです・・・ね?』 一旦その場にとどまり、地に這いつくばっている私たちの様子を確認しようと下を向くきめら丸。 淡く輝く金色のオーラはいつの間にか消えていて、代わりに一点に収束された光がまばゆく輝いている。 その閃光の正体を知る彼女の瞳は驚愕によって見開かれた。 『こ、これは・・・!?』 『ゆゆっ!すごい!ドスパークだよ!』 ドスパーク。それは本来ドスまりさのみが使える必殺技。 あるキノコを食べる必要があったり、使用回数があったりとその性能には個体差があれど、いずれもゆっくりの希望。 襲い来る獣を焼き払い、時には人間さえも恫喝せしめるその力を人間が行使した。 それも、出力は10m超級のドスまりさが放つドスパークとほぼ同じ。 「発射口が小さい分射程と威力が随分増しているみたいだけど」 『しかしそれでは素早い標的には当たりませんよ?おお、無駄撃ち無駄撃ち』 そこにいたのは数瞬前まで上空にいたはずのきめら丸。 巨体を得てなお衰えることを知らない俊足を以って、一瞬にしてあの距離を詰めてきたらしい。 おお、速い速い。 などとやっている間にもきめら丸はドスお姉さん(仮)めがけて突進する。 「はい、隙あり」 『なん・・・ですと・・・?!』 2発目のドスパークが、それも今度は右手の掌から、ただ撃つのではなく薙ぎ払うように放たれた。 なるほど、これなら簡単にはかわせないだろう。少なくとも空を飛べる相手でなければ文字通り必殺の攻撃だ。 そう、空さえ飛べなければ。 『おお、怖い怖い』 手からドスパークを発射できたことも驚きだが、きめら丸の想像を絶する機動力は驚嘆に値する。 もっとも、流石にかわしきれなかったらしく、きめら丸の一部が転がっているが。 彼女の中身は黒糖饅頭のようで、その破片からは甘い匂いが立ち込めている。 『おや、前足を落としてしまったようですね?おお、痛い痛い』 「また空に逃げたか・・・もうそろそろ体力がもたないんだけどなぁ・・・」 『どうやらお互い限界のようなので、そろそろ逃げさせてもらいますよ』 そう言い残すと、翼を羽ばたかせて夜空の彼方へと飛び去っていった。 直後、ドスお姉さん(仮)は地面に突っ伏した。どうやらわりと真剣に体力の限界だったらしい。 『ゆゆっ!お姉さん、あのお姉さんを助けないと!』 「そうね・・・貴女に任せるわ」 そう言い終えるが早いか、私はスキマに潜り込んできめら丸の後を追った。 『まさか人間がドスパークを撃つとは…』 「おお、怖い怖い?」 声をかけられてようやく、背中の重みを認識したきめら丸は振り返った。 そして、彼女にしてみればいつの間にかそこに腰掛けている私を見て、驚愕する。 『・・・おお、いつの間に?!』 「知らなかったの?Phボスからは逃げられない」 実際はPhに限ったことではないけれど。 再びスキマに潜り込んできめら丸の尾による先制攻撃をかわし、今度は彼女の眼前に姿を現す。 空を歩く姿を目の当たりにして私が人外の何かであることを理解したらしく、『おお、怖い怖い』と激しく首を振った。 「今、貴女の前には逃げられない敵が立ちはだかっている」 『おお、大魔王大魔王・・・』 「もちろん、何の意味もなく立ちはだかっているわけじゃないわ」 『そう仰られても、私には貴女にお教えすることなどありませんよ』 シェイクを止め、先ほど見せた臨戦態勢(空中Ver.)になるきめら丸。 「だったら、私にも貴女を生かして帰す道理は・・・あら?」 しかし、きめら丸は私に突撃を仕掛けず、急降下して戦線離脱を図った。 どうやら自分の実力では絶対に勝てない相手であることも把握しているらしい。 本当に優秀な個体だ。 「もっとも・・・絶対に逃げられないことも把握しておくべきだったわね」 巨大ゆっくりの饗宴(後編)?
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1691.html
ガチャッ 店員「いらっしゃいませー、何名様ですか?」 律「えっと……4人です」 店員「こちらのお席にどうぞ」 スタスタ 店員「ごゆっくりどうぞ」 律「さて、なに食べようかな……」 パラパラ 唯澪紬「………」 律「……あれ、みんなもう決まった?」 唯「……ハンバーグセット」 澪「唯と同じやつ……」 紬「私も」 律「私は……ステーキセット」 律「ボタン押すよ」 ピンポーン ………… 律「……もう一回押すか」 ピンポーン 店員「はーい」 律「えっと、ハンバーグセット3つとステーキセット1つ」 唯「あ、あとバニラアイス……」 店員「ハンバーグセット3つ、ステーキセット1つとバニラアイスですね」 店員「少々お待ちください」 澪「………」 律「…そういえば、どっちが勝ったかな?」 唯「………ケータイで見てみるね」 唯「………中京」 律「ん、ありがと」 澪「野球好きだっけ?」 律「……気になって」 ―30分後― 唯「………」 律「遅いなぁ……」 澪「………」 紬「うぉおおおおおおおおお!!」 律「!?」 紬「とか言ってみたり………」 澪「ん、いいと思う……」 店員「お待たせしました、ステーキセットです」 ゴトッ 唯澪紬「……………」 律「………待ってるよ」 唯「なんでー? 食べていいよ~」 紬「……」 澪「ステーキは……熱いうちに食べたほうがおいしいよ」 律「……じゃあ、食べようかな」 律「いただきます」モグモグ 唯澪紬「……………」 ジーーーッ 律「………」モグモグ 唯澪紬「……………」 ジーーーッ 律「あ、あのさ……あんま見られてると食べづらい……」 店員「お待たせしました、ハンバーグセットです」 ゴトッ 律(やっと来た……) 唯澪紬「……いただきます」 唯「!?」 唯「あっつい、肉汁あっつううい!」 澪「冷めるまで待つか」 紬「そうね」 唯澪紬「……………」 ジーーーッ 律「………」 律「………」 モグモグ 唯澪紬「……………」ニヤニヤ 律「……見ないで」 唯澪紬「……………」ニタニタ 律「………」モグモグ 唯「……そろそろいいかな」 唯「あっっっつううぃぃぃぃい!」 律「いや…そりゃ鉄板に触れば熱いだろう……」 唯「あっ、そっか……」 澪「……おいしい」モグモグ 紬「……………」モグモグ 店員「バニラアイスです」 律「………」モグモグ 唯「はい」 コトッ 唯「おいしそう………」 唯(早く食べないと……溶けちゃう) 唯「りっちゃん、ハンバーグ食べる……?」 律「いや、いらないかな……」 唯「うーん……」 唯「澪ちゃん、パス!」 ボトッ 澪「私もお腹いっぱいだ、紬、パス!」 ボトッ 紬「無理、りっちゃん、パス!」 ボトッ 唯澪紬「きっぃぃぃぇぇぇぇええええ!!」 律「うっぷ……しょうがないな……」 律「うっぷ…………」モグモグ 唯「……アイスおいしい」モグモグ 澪「あっ、一口ちょうだい……」 唯「……いいよ」 澪「うん、おいしい」モグモグ 律「………」 唯「……」モグモグ 唯「りっちゃんにもアイスあげる」 律「え……いいよ」 唯「遠慮しないで……」 ボトッ ジュウウウウウ 唯「あっ……」 律「………」 律「へへ………」 唯「ごめん……」 澪「………ステーキアイス」 紬「……ふふふ」 律「………」 唯「ステーキアイス……」 澪「………ステーキアイス」 紬「ふふ……」 律「……」 モグモグ 唯「泣いてるの……?」 律「いや、汗だよ、汗………」 律「………よし、食べ終わった……」 唯「でる?」 律「ちょっと休憩してもいい?」 紬「ええ……」 澪「いっぱい食べたもんな」 唯「……」 律「はぁ………満腹」 澪「今思えば……」 律「ん?」 澪「やっぱりあれは、ソースだったな……」 律「ん……そうか……」 唯「……」 紬「……」 律「あの……醤油が赤い蓋でソースが青い蓋なんだけど、見てなかったの?」 澪「見てなかった……」 澪「やばいな……忘れようとしてるのに……」 律「ソースだって、確信したんだろ」 澪「でも………」 律「……そんなの気にしてもなぁ」 唯「えっ………」 紬「そろそろ行きましょうか……」 ―レンタルビデオ屋― 唯「何借りる?」 澪「あ……あれ、なんだっけ……」 律「誰が出てる?」 澪「……いいや」 律「……」 唯「これ見たい」 律「お、いいね、あともう1本くらい借りるか」 澪「あぃゃああああああああああ!」 律「ど、どうした!?」 澪「い、今そこに変な虫が……」 律「この店、古いからな……」 唯「ふーん……」 紬「……」 ―田井中家― 聡「…………」カキカキ 聡「楽しすぎるだろ、クロスワードパズル…………」 聡「…………うん」 ピンポーン 聡「はーい」 憂「あっ、こんにちは」 聡「えっと、どちら様ですか?」 憂「平沢唯の妹です、着替えとかいろいろ持ってきたので、姉に渡してあげてください」 聡「あ、どうも」 憂「失礼します」 ガチャッ バタンッ 聡「………」 ガチャッ 聡「!?」 … 律「ただいま」 律「?」 律「なにそれ?」 聡「……唯さんの着替えとか諸々」 唯澪紬「ふうううううううううう!!」 聡「いや、誤解です………」 聡「妹さんが持ってきてくれたんですよ」 唯「…………」 澪「……いい子だな」 紬「……」 唯「………いい子」 律「?」 律「なぁ、借りてきた映画見ようよ」 ―リビング― 律「聡も見るか?」 聡「え、いいの?」ドキドキ 澪「………」 唯「…………なんでドキドキしてるの?」 聡「いやっ、してませんよ」 ―30分後― テレビ「きゃぁぁぁああああああ!」 グシャ、グシャ 律「うっわー…………」 澪「ははっ………」 律「澪………平気なの?」 澪「……ん」 聡「ひゃっ、エグい、エグいよぉお」 唯「今気づいたけどこれ………見るの2回目だ」 紬「……」 唯「くっやしゃあああああああああ!!」 律聡「!?」ビクビク 澪「……唯、静かに」 唯「ごめん……悔しくて……」 紬「……元気出して」 律「…………いたっ」 澪「どうした?」 律「耳鳴りが……」 唯「大丈夫?」 唯「耳鳴りがするときって、近くに幽霊がいるってことなんだって」 紬「………違うわ唯ちゃん、幽霊と目が合ってるときよ」 律「………やめて」 唯澪紬「きぇぇぇぇえええええええ!!」 律「うわぁぁあああああ!!」 ―2時間後― 律「………」 唯澪紬「………」 律「………」 唯澪紬「ふうううううううううう!!」 唯「……気絶したまま起きないね」 澪「……足を持て」 唯「……こう?」ギュッ 澪「その足を地震だー!って言いながら左右に振ってみて」 唯「じ、地震だぁあああああ!」 ユサユサユサユサユサ 律「……あがぁあああああ」 バッ 律「じ、地震か!?」 唯澪紬「………」ニヤニヤ 律「………」 澪「……おはよう」 唯「ごめんね、悪ふざけが過ぎたよ」 紬「……ごめんなさい」 律「えへへ……いいよもう」 唯「夕飯の時間だよ………」 律「もうそんな時間か……何食べる?」 唯「うーん、なんでもいいかな」 澪「いいよ、なんでも」 紬「なんでもいいわ、りっちゃんが作るなら♪」 律「じゃあ……チャーハン」 唯澪紬「うん……好き」 唯澪紬「……チャーハン好きだよ」 律「えへへ……」 聡「姉ちゃんの作るチャーハンはうまいですよ」 律「おいおい、あんまハードル上げるなよ……」 唯「楽しみだな~♪」 6
https://w.atwiki.jp/black-phoenix/pages/65.html
皇室貿易とは 貿易 には、貿易管理人や謎の男 というNPCから貿易品を購入して、別の貿易管理人へ売却する場合と、 畑や採取などで手に入れた材料を、街で加工し箱といわれる貿易品を作って貿易管理人に売却する場合があります。 同じように 皇室貿易にも、皇室貿易NPCより購入(厳密には入札後)し売却する 皇室貿易 と、 箱を作って皇室納品NPCに売却する 皇室納品 があります 皇室貿易 皇室貿易するには、 ベリア ハイデル カルフェオン の各皇室貿易NPCを介して、 入札 することから始まります 入札は、他のプレイヤー名や入札上限値を確認することができないブラインドオークションで行われ 最高額を入札した上位10人だけが交易品を購入する権利を得ることができます 皇室貿易品はとても重いものが多く、貿易と同じように交易中は他PCや盗賊NPCから略奪される可能性も… 売却額は購入額の約2倍程度(入札しだいですが)となっています 【手順】 ① ベリア ハイデル カルフェオン の3都市の NPC皇室貿易管理人で、皇室貿易入札 を選択 ② 金額を入力して、入札 (他のキャラクターと同じ金額は設定できないようになっています) ③ 入札金額上位10名まで落札となり落札終了後 皇室貿易 から貿易品を購入 ④ 次の入札を行うまでに皇室貿易管理人へ輸送し売却 ※ 入札中に、他の街で同時に入札することも可能です ※ 入札金額や入札回数に制限はありません ※ 略奪等で取得した貿易品は、誰でも売却可能です 皇室納品 特定のエリクサーや料理を使って(25個~50個ほど)で箱を作り、売却には個数制限があります。 したがって、錬金と料理の熟練度が必要となります。 また熟練度が高くなれば、箱が複数できるので、できるだけ熟練度を上げた方が利益が増えます。 納品時の相場は一般貿易と違い、基本200%であり個数上限に近づくにつれ相場は上がっていきます。 手間がかかる分、実入りも大きいといえます。 料理バージョン 熟練度 皇室納品箱一覧 貿易品原価 素材① レシピ 素材② レシピ 見習い 見習い料理箱 4.500s 素材① 魚のフライ x10 穀物粉x3 魚 フライ用油x2 素材② 異国の穀酒 x5 酒の浄水 穀物生地x3 発酵剤x2 料理水x5 見習いミートシチュー料理箱 10.200s 素材① ミートシチュー x15 穀物粉x2 一般肉x5 料理用ワインx2 料理水x3 熟練 熟練のあっさりした料理箱 7.300s 素材① 柔らかいパン x10 穀物生地x6 牛乳x3 卵x2 発酵剤x2 素材② フルーツジュース x5 フルーツ類x4 砂糖x3 塩 料理水x5 熟練の小さな料理箱 7.770s 素材① ゆでた鳥卵 x10 卵x3 料理用ワインx2 塩 料理水x6 素材② オートミール x5 穀物粉x9 食用蜂蜜x2 牛乳x3 タマネギx3 熟練のフルーツプリン料理箱 13.600s 素材① フルーツプリン x20 クリーム 牛乳x3 フルーツ類x5 砂糖x2 熟練のステーキ料理箱 22.050s 素材① ステーキ x15 レッドソースx2 一般肉x8 ニンニクx2 塩x2 専門 専門のオムレツ料理箱 13.475s 素材① オムレツ x25 卵x5 穀物x5 塩x2 オリーブ油x2 専門の心強い料理箱 14.520s 素材① ミートパイ x10 穀物生地x6 一般肉x4 砂糖x3 オリーブ油x2 素材② 海鮮蒸し x10 魚介類x2 (注意2) トウガラシx3 塩x3 料理水x7 専門の海鮮パスタ料理箱 17.600s 素材① 海鮮パスタ x20 魚介類x2 (注意2) 穀物生地x5 ニンニクx3 料理用ワインx3 専門の香りの良い料理箱 27.610s 素材① 香りの良い茶 x10 食用蜂蜜x3 花類x4 フルーツ類x4 料理水x7 素材② 蜂の巣クッキー x10 穀物生地x4 食用蜂蜜x6 牛乳x4 卵x2 職人 職人のピリ辛蜂蜜酒料理箱 30.960s 素材① ピリ辛蜂蜜酒 x20 職人の盛り沢山の料理箱 32.580s 素材① ミートコロッケ x15 穀物粉x5 チーズx2 一般肉x8 卵x2 フライ用油x4 素材② 盛り沢山の海鮮蒸し x10 魚介類x2 (注意2) トウガラシx3 塩x3 料理水x7 職人の特別な料理箱 37.920s 素材① あっさりしたミートパイ x10 素材② 果実酒 x20 酒の浄水x3 異国の穀酒 フルーツ類x5 料理水x5 職人の砂漠餃子料理箱 57.270s 素材① 砂漠餃子 x30 穀物生地x6 爬虫類肉x6 シナモン オリーブ油x2 職人の鯨肉サラダ箱 133.406s 素材① 鯨肉のサラダ x5 職人の鯨肉蒸し料理箱 134.420s 素材① 鯨肉蒸し x5 名匠 名匠の料理箱 48.000s 素材① フィッシュヒレチップ x20 ホワイトソースx3 穀物粉x7 魚 塩x3 素材② 肉汁の濃いステーキ x10 名匠のブラッディ暗黒プリン料理箱 163.800s 素材① ブラッディ暗黒プリン x20 名匠の乳茶料理箱 183.750s 素材① 乳茶 x50 香りの良いお茶x2 バターx2 牛乳x3 塩 名匠の特製料理箱 230.961s 素材① 鯨肉蒸し x5 素材② 鯨肉のサラダ x3 錬金バージョン 熟練度 皇室納品箱一覧 貿易品原価 素材① レシピ 素材② レシピ 見習い 見習い錬金箱 12.800s 素材① 澄んだ液体試薬 x10 塩 黎明草 精製水 野生野草 素材② 純粋な粉の試薬 x10 砂糖 銀色ツツジ 精製水 野生野草 見習いの翼のエリクサー錬金箱 24.098s 素材① 翼のエリクサー x15 トリネコ樹液 クマ血x4 銀色ツツジx2 精製水x5 熟練 熟練の小さな錬金箱 23.468s 素材① オットセイのエリクサー x10 シラカバ樹液 オオカミ血x4 ドワーフキノコx3 精製水x5 素材② 気力のエリクサー x5 純粋な粉の試薬 クマ血x4 シラカバ樹液x5 ドワーフキノコx4 熟練の精神の秘薬錬金箱 27.300s 素材① 精神の秘薬 x20 澄んだ液体試薬 トリネコ樹液x5 MPポーション小x3 精製水x3 熟練の活力のエリクサー錬金箱 28.140s 素材① 活力のエリクサー x20 純粋な粉の試薬 キツネ血x4 MPポーション小x2 精製水x3 専門 専門の秘密の錬金箱 88.320s 素材① 迅速のエリクサー x10 神獣の血 闇の粉末x2 アローキノコx5 シラカバ樹液x5 素材② 風のエリクサー x10 賢者の血 闇の粉末x2 フォーチュンテラーキノコx5 マツの樹液x5 専門の亜人狩りのエリクサー錬金箱 119.600s 素材① 亜人狩りのエリクサー x25 罪人の血 ブラスト粉末x3 アローキノコx4 モミの樹液x4 専門の親和のエリクサー錬金箱 75.460s 素材① 親和のエリクサー x20 神獣の血 ブラスト粉末x3 火炎燐の花x5 トリネコ樹液x6 専門の頑丈な錬金箱 89.100s 素材① 労働者のエリクサー x10 罪人の血 炎の粉末x2 銀色ツツジx6 トリネコ樹液x4 素材② 猟師のエリクサー x10 賢者の血 炎の粉末x2 黎明草x6 モミの樹液x3 職人 職人のクジラの回復剤錬金箱 29.016s 素材① クジラの回復剤 x10 職人の強力な蘇生のエリクサー錬金箱 38.400s 素材① 強力な蘇生のエリクサー x20 職人の高貴な錬金箱 68.880s 素材① 湧き出す活力のエリクサー x10 素材② 飛翔する翼のエリクサー x10 職人の大きな錬金箱 99.120s 素材① 素早いオットセイのエリクサー x15 素材② 向上された親和のエリクサー x5 職人の死のエリクサー錬金箱 195.000s 素材① 死のエリクサー x30 平穏の油 澄んだ液体試薬x6 死の痕跡x2 エンシェントキノコx2 トネリコ樹液x7 名匠 名匠の看破のエリクサー錬金箱 152.500s 素材① 看破のエリクサー x25 名匠のクジラのエリクサー錬金箱 189.112s 素材① クジラのエリクサー x5 名匠の特別錬金箱 201.500s 素材① 狂乱のエリクサー x20 素材② 鋭いスパイクのエリクサー x10 名匠の幸運のエリクサー錬金箱 288.750s 素材① 黄金手のエリクサー x50 名匠の豪華な錬金箱 297.440s 素材① 過酷な死のエリクサー x10 素材② 厳しい亜人狩りのエリクサー x15
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6228.html
ゆいのきょうしつ! 唯「憂はどこかなー……」ソーッ 紬「ほら、唯ちゃんの席に」ボソボソ 唯「ホントだ……えっ!?」 律「ほら唯、起きろってばー」ユサユサ 憂「むにゃ……ふわあああ……今何時ー?」 澪「三間目が終わったところだよ。唯はずっと寝てたけど」 憂「え!?」 律「そりゃもう気持ち良さそうに寝てたぞ」 憂「もうりっちゃん! なんで起こしてくれなかったのー!」プンプン 律「何度も起こしたぞこのねぼすけさんめ! うりうりー!」グリグリ 憂「きゃー」ケラケラ 澪「全く……」ヤレヤレ 唯「私だ……私が居る!!」 紬「ちなみに二間目の国語で小テストがあったんだけど……」 唯「……まさか」 紬「憂ちゃん、ずっと寝てたわ」 唯「ひぃいいい!? そこまで真似なくていいのにぃいいい!!」ガーン いどうちゅう! 唯(憂は良く頑張ってるよ……うん……楽しそうだったし……) 唯(……ちょっと入りすぎな気がするけど) 唯(私はちょっと素が出すぎなんだっけ……でもムギちゃんはそれが良いって言ってくれたけどね!) 唯(……それに格好だけじゃ気付かなかったよね、純ちゃんは。ふふっ) 唯(あ……でもあずにゃんにはもうバレてるかも) 唯(……) 唯(あ、それは無いか……憂に抱き付かれても気付かなかったし) 唯(よし……前向きに考えよう!)ふんす ういのきょうしつ! 唯「ただいまー」 梓「あ、おかえり憂」 純「おかえりー。唯先輩どうだった?」 唯「お、お姉ちゃんは相変わらずお姉ちゃんだったよー。あはは……」 梓「ふ~ん」 唯「そういえば梓ちゃん、どこに行ってたの?」 梓「職員室。次の時間、担当の先生が休みだから自習だって」 純「何しよっかなー♪」ウキウキ 梓「勉強しなさいよ」ゴソゴソ 純「……そう言って取り出したるは音楽雑誌。やっぱり梓もこっち側ね!」 梓「あーあー聞こえなーい。雑音をシャットダーウン」カチッ 純「ミュージックプレイヤーまで……流石の私もそこまで思い付かなかったよ」ガーン 唯「サボる気満々だね」クスッ 純「憂、お喋りしよ」 唯「良いけど、一応授業中だから静かにね?」 純「はいはーい」 じしゅう! 梓「~♪」ペラッ 純「数学の先生、小皺増えたよね」 唯「う~ん……二年くらい前はもっと少なかったかなぁ……」 純「……私達まだ居なくない?」 唯「あ゙っ!?」 梓「~♪~♪」ペラッ 純「最近来た実習生、長身でカッコいいよね」 唯「そうそう! イケメンだよね!」 純「……女の人だけど」 唯「え゙っ!?」 梓「あ、これ買おう」 おひるやすみ! 梓「んー、お腹減ったー」ノビーッ 純「……」ジトーッ 唯「う……(やっちゃったよ……)」サッ 梓「あ、メール……ムギ先輩からだ」 純「……」ジトーッ 唯「な、何かな純ちゃん?」アセアセ 純「べっつにー」 唯(こ、これはまずい……)ドキドキ 梓「今日は部室で食べるね。先輩達に誘われたから」 唯「なっ!?」 純「おー行ってらっしゃい」 唯(……今一人にされるときっとボロ出しちゃうよ~) 純「どこで食べる?」 唯「お任せします……」 純「じゃあ屋上で」 唯「屋上立ち入り禁止だよ?」 純「バレなきゃ大丈夫だよ」 唯「えぇ~……」 純「あ、その前に購買によって良い?」 唯「お弁当は?」 純「遅刻しそうで急いでたから……あはは」 唯「おっちょこちょいだね」 純「う、うるさいやい」 唯「ふふっ、行こ?」ギュッ 純「あ、うん」 唯(リードすればさっきのを忘れさせられるよね!) 純(……憂ってこんなに積極的だったっけ) 唯「購買にとうちゃーく!」 純「うわー……込んでるね」 唯「で、何買うの?」 純「うーん……今日はなんかガッツリ系が良いかな。カツサンドとか」 唯「カツサンドね……」 純「うん……」 ──「ちょっと! アンタ足踏んでるわよ!」 ──「押さないでってば!」 ──「先に取ったのは私だぞ!」 ──「何よこのデコっぱち!」 ──「助けてー!」 唯「……戦争みたい」 純「……ここホントに女子校?」 唯「……よ、よし! 行くよ!」 純「う、うん」 純「ま、前が見えない……」 純「憂……って、あれ? さっきまで横に居たのに」 ……ゴンッ 純「おぶっ!?」 純「え、エルボーが飛んで来た……いったあ……」 純「うう……もっと早く来るんだった……」 律「メンチカツサンドとったどー!」ドドドド ドカンッ 純「ぐぶっ!?」 純「み、見覚えのあるデコに激突された……」フラフラ 純「も、もーだめ……」フラフラ ……ぽふっ 純「……あれ? 柔らかい……」 唯「おいっす!」 純「……う、憂?」 唯「カツサンド買えたよ。あとメンチカツサンドも」 純「す、すご……」 唯「純ちゃんの為に頑張っちゃった」ニシシ 純「……ありがと」 唯「どういたしまして! さ、屋上行こっ!」 純「……」ジッ 唯「ん?」 純「……やっぱり、憂じゃなかったんだね」クスッ 唯「え? あ、あれ?」 純「……髪、ほどけてますよ、唯先輩」 唯「あっ!?」 … 唯「屋上の鍵、閉まって無かったね」 純「すんなり入れましたね」 唯「……」 純「……」 唯「風、気持ち良いね」 純「ちょっとだけ肌寒いですけどね」 唯「……」 純「……」 唯「座ろっか」 純「はい」 純「もう少しそっちに寄って良いですか?」 唯「ん、おいで」 純「じゃ、失礼します」 唯「うん」 純「……」 唯「……」 純「……唯先輩、体温高いですよね」 唯「暑い?」 純「いえ、丁度良いです」 唯「そっか」 純「はい……あったかい」 唯「ふふっ」グゥ~ 純「……お昼、食べましょうか」クスッ 唯「……うん」カアッ 唯「いただきまーす」 純「いただきまーす」 純「あむっ」パクッ 唯「おいしい?」 純「……ん~衣サクサクで肉汁が凄い……おいしい!」 唯「ふふっ、良かったね」 純「まぁ……唯先輩が確保してくれたのが一番の味付けですけどね」 唯「純ちゃん……」 純「えへへ……」 唯「結構恥ずかしい事言うね~」ニヤニヤ 純「あっ!? ……もー!!」 唯「ごめんよ純ちゃ~ん期限直してよ~」 純「唯先輩なんか知らないもん!」プイッ 唯「ほ、ほら、卵焼きあげるから!」スッ 純「どうせ憂が作ったやつでしょ!」 唯「私が作ったやつだよ。ちょっと崩れちゃってるけど」 純「……唯先輩、料理出来たんですか?」 唯「出来る出来ないじゃないよ! やるかやらないかだよ!」ふんす 純「えー……」 唯「はい、あ~ん」スッ 純「……いただきますっ!」パクッ 唯「どうかな!? おいしい!?」 純「……あっま」 唯「甘いの嫌いだった?」 純「そういう問題じゃないですよ……」 唯「え?」 純「これは甘いだけです。甘ければ美味しいってワケじゃ無いんですよ?」 唯「……」シュン 純「でも……大事なものは入ってますね」 唯「! 愛情だねっ!?」 純「う、恥ずかしいからあえて言わなかったのに……次は頑張ってくださいね?」 唯「うん!」 唯「ごちそうさまでしたー」 純「ごちそうさまでしたー」 唯「まだ、時間あるね」 純「ところで唯先輩」 唯「なあに?」 純「どうして憂の格好してたんですか?」 唯「どうしてだと思う?」 純「……」 3
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/2218.html
巨大ゆっくりの饗宴(前編)の続き 『うぅ~?!』 「ん~・・・改めて見ると本当に不細工ねぇ?」 目を覚ました、というよりも彼女が去ったのを確認してから動いた私の目の前には巨大なれみりゃザウルス。 聞くところによればティガれみりゃというらしい、が私の結界を壊そうと必死に腕を振り回していた。 もちろん、この結界が饅頭風情の惰弱な攻撃でどうにかなるはずもない。 『う゛~~~~~!おぜうさまはぶざいぐじゃないど~!!』 「そうなの、それはごめんなさい。今度から醜悪な豚まんと呼ぶわ」 『でびりゃは・・・ぶだばんじゃないんだど~~~~~~~!!?』 どうしてこうも安い挑発に簡単に乗るのかしら? 涙目になりながらも執拗に右手に握られた扇の先に展開されている結界にパンチだか引っかきだかを繰り出している。 何度も何度も結界を殴り続けているうちに気がつけばティガれみりゃの手はボロボロになっていた。 『う゛、う゛~・・・でびりゃのえれがんとのおででがいだいどぉ~・・・』 「あら、本当にボロボロね?まるで野生の豚みたいだわ」 『ぶだっでいうな゛~~~~~~!?』 再び始まる猛攻。といっても、一撃たりとも結界を破って私に届くことはないのだけれど。 それでもボロボロになった両手から肉汁や中身を撒き散らしながら、延々と腕を振り回す。 ゆっくりにしては見上げた闘志かもしれない。 『う゛~!でびぃはもう゛ぶださんはいや゛なんだどぉ~!!?』 「・・・・・・“もう”?」 『どうぢであだらないんだどぉ~!?う゛~~~~~~!!』 なるほど。彼女を突き動かしているのは私に対する怒りでも、おぜう様としての矜持でもないらしい。 とめどなく双眸から溢れ出す涙と、本人は自覚さえしていないであろう、肉汁の混じった涎。 力みすぎたせいで口内を噛んでしまったにもかかわらず、そのことに気付いていない。 『う゛う゛う゛~~~~~~~~~~~~~っ!!?』 「れみりゃ、もうお止めなさい」 『うあ゛~~~~!いだい゛いだいはいや゛なんだどぉ~~~~!?』 恐怖のあまりにティガれみりゃは錯乱状態に陥ってしまっていた。 彼女の視界には私も、私の後ろで傷を癒しているドスまりさも映っていないのだろう。 今、彼女の見ているものは、脳裏に焼きついた恐怖。 「・・・仕方ないわね」 話を聞ける状態にないティガれみりゃにため息をつきつつ右手を下ろし、代わりに左手を突き出す。 しかし、れみりゃは私の動作に気付くことなく巨大な腕を私にめがけて振り下ろした。 警戒心がない、というよりも警戒する余裕すらないと言うべきだろうか。 守りの構えから反撃の構えに転じたことも知らずに、私めがけて渾身の一撃が放った。 『うあ゛ーーーーーーーっ!!』 「四重結界」 その一撃を受け止めるべく、再び結界を展開する。 さっきまでの結界とは比較にならない強度に加え、接触した相手に破壊をもたらす結界を。 高速で回転する4枚の薄い光の壁は思い切り良く突っ込んできたれみりゃの腕を瞬く間ずたずたに引き裂く。 そして、彼女が異常に気付いたころには右手をごっそりと失っていた。 『う゛・・・う゛あ゛・・・れ、れびりゃのおででがーーーーー!?』 「参ったわ、これはこれで話になりそうにない・・・」 仕方がない、そう心の中で呟いてかられみりゃの大きな顔の前まで飛んで行き、彼女に話しかける。 錯乱しているせいで全くと言っていいほど会話にならなかったが、スキマから取り出した標識で2,3発叩いたら落ち着いた。 『う゛ー・・・れみりゃはぶだざんななんがじゃ・・・』 「分かったわ。ごめんなさいね、豚なんて言って」 『うぅ?』 突然の態度の変化に少し戸惑うティガれみりゃ。 少しの間、不思議なものを見るような目で首をかしげながら私を見ていたかと思うと、急に満面の笑みを浮かべる。 何となく、にぱぁ~♪という効果音と後光が見えたような気がしなくもないが、多分気のせいだろう。 『わかればいいんだどぉ~♪』 「ところで、エレガントなおぜう様に訊きたいのだけれど・・・」 『なんだどぉ~?』 ようやく機嫌を直したれみりゃは重そうな顔に両手を添えてお尻を振りながら私を見つめている。 どうやら褒められたのが相当嬉しかったらしく、照れて顔が真っ赤になっている。 恐らく、育った場所で罵られ酷い目に遭うばかりで、褒められることに慣れていなかったのだろう。 「貴女達の主人について教えてもらえないかしら?」 『う~・・・おねえさんはいいひとだけど、それはむりなんだどぉ~・・・』 「どうして?」 出来るだけ警戒されないように笑顔を絶やさずに、そう尋ねた。 両手は腰の高さまで下ろされ、手のひらをれみりゃに向けて、ペットに対して「さあ、おいで」と言う時のような格好をしている。 もちろん、スキマを出すこともせずに霊力や妖力も抑えて、可能な限り無防備を装った。 『だって・・・そんなこといったら、ゆっくりできないんだどぉ~・・・』 「あら?そんなこと気にしなくてもいいのに」 『い、いやだどぉ・・・お、おぢおぎは、ずごぐごわいんだどぉ・・・』 目に見えて怯えるティガれみりゃの体はぶるぶると震えている。 いささか鬱陶しい顔立ちのナマモノとは言え、同情を誘うには十分すぎる仕草だろう、このサイズでなければ。 「大丈夫よ、私が守ってあげるわ」 『うぅ?・・・ほんとうに?』 「ええ、本当よ。それに、私の知り合いには私よりも強い人だっているわ」 だから、あなたは何も恐れなくて良いのよ? すっ、とれみりゃの額に手の届く距離まで近寄った私はそう囁くと、彼女の頬を撫でる。 泣きじゃくっていたせいで少し脂っこいが、弾力があってさわり心地は決して悪くなかった。 『うぅ・・・だっだら、おしえてあげるどぉ~♪』 「ふふ、ありがとう」 『へんなおにーさんたちだどぅ~♪』 「・・・・・・飛光虫ネスト」 それじゃ何の役にも立たないでしょうが。 そんなツッコミより早く、私は彼女の巨体めがけて無数の未確認飛行物体を射出していた。 まったく、何のためにこんな肉まんに優しくしたのかわかったものじゃない。 『うぎゃーーーー!?なにずるんだどーーー!?』 私の背後に連続して出現する無数のスキマから、何発も何発も謎の飛行物体が放たれ、ティガれみりゃの巨体を穿つ。 まずは動きを封じるために脚を。ついでに不可抗力で尾を穴だらけにしてゆく。 やがて、自重を支えられなくなった脚は崩れ、支えを失った胴体は地へと沈んだ。 『やべるんだどーーーー!でびりゃは、やざじいおねーざんがずぎだどぉおーーー!?』 もはや歩くことも敵わないほどにボロボロで、もはや健常な四肢は左手しか残っていない有様。 それでもティガれみりゃ身をよじり、両腕をばたつかせて飛行虫の大群から逃れようと必死にもがく。 しかし、その抵抗は何の意味もなさなかった。 『う゛ぅ・・・ほどぢで・・・』 やがて、その胴体すらも蜂の巣にされてしまったティガれみりゃは顔だけになっていた。 それでもここが本体のようなものである彼女は決して死なない。 しかし、今の彼女に自力でこの状況を打開する手段は残されておらず、もはやただ大きいだけの肉まん。 「ふぅ・・・まりさ?」 『なあに、お姉さん?』 一仕事終えた私は、私がティガれみりゃの相手をしている間に傷の大半を癒したドスまりさに声をかける。 その声に反応した彼女は急いで傍までぼいんぼいんと跳ねて来ると、場違いな気の抜けた笑みを浮かべた。 「れみりゃはもう大丈夫・・・ゆっかりん達を探しにいくわよ」 『ゆっくり理解したよ!』 私とドスまりさは木々を掻き分けながら、何か大きな気配のするほうへと急いだ。 「こ・・・これは?!」 ようやくゆっかりん達を発見した時、なんだか面白いことになっていた。 その場に居合わせたのはきめら丸に、ゆっかりん、気色の悪い巨大ありす。それと申し訳程度にれいむ。 その撃ち3匹が巨大種であり、ありすに至っては触手まで搭載したオリジナルに見せたら昏倒しそうな風体をしている。 しかし、驚くべきことに巨大な3匹を差し置いて場の主役になっていたのは無理矢理連れてきた例の娘だった。 『ゆゆっ!なんだか凄くゆっくり出来る感じがするよ!』 『なんというゆ力・・・おお、怖い怖い』 きめら丸と触手ありすが現在対峙しているのは妖怪でもなんでもない、間違いなく普通の人間。 ただ一点、何故か未知のオーラを放出していて、そのオーラが10mを超える超巨大ドスまりさの形になっていることを除けば。 そして、そのドスまりさがありすの触手による一撃をことごとく阻んでいることを除いては。 『ゆゆっ!どうして、ありすのぺにぺにがとどかないの!?』 『ゆっくり光線・・・いや、それ以上の力・・・!?』 「あえて名付けるなら“ゆっくり結界”ね」 名付ける必要は特にないのだけれど、名前があったほうが便利でしょう? とにかく、ゆっくり結界を纏った彼女の前に触手ありすは手も足もぺにぺにも出ない。 対する彼女はゆっくりとれいむをゆっかりんの傍に下ろすと、余裕の表情で触手ありすと向かい合う。 『ゆぅうぅぅ!はやぐごごがらででぎなざいよ、いながもの!?』 「いや、そう言われて出て行く馬鹿はいないでしょ?」 『でてきたらありすのぺにぺにでそっちのおおきのといっしょにすっきりさせてあげるわよ!』 おおきいの、は言うまでも無くゆっかりんのことだろう。 彼女とすっきりーするときのことを想像しているのか緩みきった見るに堪えない笑みを浮かべている。 “彼女”に見せたら本当に発狂してしまうんじゃないかと思えるほどに見苦しい表情だ。 「大きいの?ゆっかりんのことか・・・」 『そうよ!いなかもののおねーさんもとくべつにあり・・・』 「ゆっかりんのことかあああああああああああ!!」 どこぞの超野菜星人みたいなことを叫びながら、彼女は触手ありすを睨みつけた。 と同時に、触手ありすめがけて全力疾走。彼女にあわせて移動するゆっくり結界を利用して近くの樹木に触手ありすを叩きつけた。 彼女と一緒に中にいるゆっかりんとれいむも結界に移動に引きずられ、転げまわっている。 『ゆぎぃ!?』 「これは、ゆっかりんの触り心地抜群のほっぺたの分・・・!」 一瞬、バトル漫画チックにキャラが変わっていると思ったけどそんなことは無かった。 ゆっかりんの頬じゃなくて本人を心配してあげなさい。 と内心で突っ込んでいるうちに、今度は触手ありすに向かって右手を突き出す。 すると、ドスまりさの形をした結界が全身を使って柔らかそうな右頬を叩きつけた。 『ゆべしっ!?』 「これは・・・いきなりこんなところに連れてこられた私の分・・・!」 それ、ただの八つ当たり。 しかし、よっぽど根に持っていたらしい。更に問答無用で結界を叩きつけた。 右、左、右、左、右、左、右、左・・・と執拗に殴打を繰り返す。 「これは、脚の疲労感の分・・・!これは、さっき食べた茸が苦かった分・・・!」 『ゆびぃ!?ありずっ!?ぞんなのっ!?ぢらなっ!?』 気がつけば、もはや八つ当たりですらなくなっていた。 昨日目玉焼きが焦げた、節分の時にペットのゆっくりすいかが泣き叫んだせいで怒られた・・・ もはや腹いせ同然のやり場のない怒りを容赦なく触手ありすに叩きつける。 やや気の毒な気もするけど、面白そうだから放っておこう。 『ゆ゛っ・・・やべで、やべでぐだざいいいいいい!あやばりまず!あやばりまずうううううう!?』 「だが断る」 その言葉は相手の提案が自分にとって有利なものである時に使ってこそよ? それはさて置き、再開される理不尽な暴力。 結界ドスの頬でありすを叩き、跳躍して結界の顎で踏みつけ、体当たりをして弾き飛ばす。 『ゆびょ!?あ、ありずの・・・べにべにがぁ・・・!』 執拗な攻撃に耐えかねた触手ありすの触手、もといぺにぺにが1本もげた。 触手ありすは力なく地に落ちたぺにぺにへと這って行こうとするが、彼女の容赦ない攻撃のせいでそれすらも叶わない。 そうこうしている内に1本また1本と触手ありすのぺにぺにが引き千切られ、本体から離れてゆく。 『やべでええええええええ!?あ、あでぃずのどがいはなべにべにがあああああああ!?』 『おでがいでず!ぼうやべでぐだざいいいいいいいいい!?』 「やだ」 『ぞんなああああああああああ!?ごんなのどがいはじゃないわ゛あ゛あ゛ああああああ!?』 数分後、触手ありすのぺにぺにはもはや見る影も無くもがれ、今やただの大きいだけのありす種と化していた。 自分のアイデンティティを奪われた彼女は焦点の定まらない目であらぬ方向を見つめながら、『ゆひっ、ゆひぃ』と気味の悪い笑みを浮かべている。 これで、残るはきめら丸ただ一匹。 『ねえ、お姉さん?』 「なにかしら?」 『加勢しなくていいの?』 「危なくなってからで十分でしょ?」 『まりさはどうしたら良いの?』 「邪魔になるだけだから観戦してなさい」 『ゆっくり理解したよ!』 「でも、そうね・・・思いっきり戦えるようにはしてあげても良いかしら?」 ゆっくり結界の中にスキマを発生させ、ゆっかりんとゆっくりれいむをドスまりさの傍に呼び寄せた。 『まさかありすが敗れるとは・・・何者ですか、貴女は?』 「私は・・・やる気のないお姉さんが手前勝手な怒りによって目覚めた・・・・・・ん~、ドスお姉さんよ!!」 『今考えましたね?おお、適当適当』 ニヒルな笑みを浮かべつつ首を振るきめら丸。 一見するときめぇ丸種特有の人を馬鹿に仕切った態度にしか見えないが、彼女には全く油断がなかった。 四肢でがっちりと地を掴み、翼を広げ、僅かに身をかがめて角を突き出し、尾を持ち上げるその姿は間違いなく臨戦体勢。 対するドスお姉さん(仮)もゆっくり結界を展開したまま、じっときめら丸を睨みつけている。 「うりゃ!」 『おお、遅い遅い』 先に動いたのはドスお姉さん(仮)だった。 しかし、きめら丸は大きな翼を羽ばたかせて空へと飛び上がり、いとも容易くそれを凌いだ。 ゆっくり結界は10mを超える巨大なものだが、きめら丸はるか上空。 とてもじゃないがゆっくり結界による攻撃は届きそうにない。 『ここなら一応安全なようです・・・ね?』 一旦その場にとどまり、地に這いつくばっている私たちの様子を確認しようと下を向くきめら丸。 淡く輝く金色のオーラはいつの間にか消えていて、代わりに一点に収束された光がまばゆく輝いている。 その閃光の正体を知る彼女の瞳は驚愕によって見開かれた。 『こ、これは・・・!?』 『ゆゆっ!すごい!ドスパークだよ!』 ドスパーク。それは本来ドスまりさのみが使える必殺技。 あるキノコを食べる必要があったり、使用回数があったりとその性能には個体差があれど、いずれもゆっくりの希望。 襲い来る獣を焼き払い、時には人間さえも恫喝せしめるその力を人間が行使した。 それも、出力は10m超級のドスまりさが放つドスパークとほぼ同じ。 「発射口が小さい分射程と威力が随分増しているみたいだけど」 『しかしそれでは素早い標的には当たりませんよ?おお、無駄撃ち無駄撃ち』 そこにいたのは数瞬前まで上空にいたはずのきめら丸。 巨体を得てなお衰えることを知らない俊足を以って、一瞬にしてあの距離を詰めてきたらしい。 おお、速い速い。 などとやっている間にもきめら丸はドスお姉さん(仮)めがけて突進する。 「はい、隙あり」 『なん・・・ですと・・・?!』 2発目のドスパークが、それも今度は右手の掌から、ただ撃つのではなく薙ぎ払うように放たれた。 なるほど、これなら簡単にはかわせないだろう。少なくとも空を飛べる相手でなければ文字通り必殺の攻撃だ。 そう、空さえ飛べなければ。 『おお、怖い怖い』 手からドスパークを発射できたことも驚きだが、きめら丸の想像を絶する機動力は驚嘆に値する。 もっとも、流石にかわしきれなかったらしく、きめら丸の一部が転がっているが。 彼女の中身は黒糖饅頭のようで、その破片からは甘い匂いが立ち込めている。 『おや、前足を落としてしまったようですね?おお、痛い痛い』 「また空に逃げたか・・・もうそろそろ体力がもたないんだけどなぁ・・・」 『どうやらお互い限界のようなので、そろそろ逃げさせてもらいますよ』 そう言い残すと、翼を羽ばたかせて夜空の彼方へと飛び去っていった。 直後、ドスお姉さん(仮)は地面に突っ伏した。どうやらわりと真剣に体力の限界だったらしい。 『ゆゆっ!お姉さん、あのお姉さんを助けないと!』 「そうね・・・貴女に任せるわ」 そう言い終えるが早いか、私はスキマに潜り込んできめら丸の後を追った。 『まさか人間がドスパークを撃つとは…』 「おお、怖い怖い?」 声をかけられてようやく、背中の重みを認識したきめら丸は振り返った。 そして、彼女にしてみればいつの間にかそこに腰掛けている私を見て、驚愕する。 『・・・おお、いつの間に?!』 「知らなかったの?Phボスからは逃げられない」 実際はPhに限ったことではないけれど。 再びスキマに潜り込んできめら丸の尾による先制攻撃をかわし、今度は彼女の眼前に姿を現す。 空を歩く姿を目の当たりにして私が人外の何かであることを理解したらしく、『おお、怖い怖い』と激しく首を振った。 「今、貴女の前には逃げられない敵が立ちはだかっている」 『おお、大魔王大魔王・・・』 「もちろん、何の意味もなく立ちはだかっているわけじゃないわ」 『そう仰られても、私には貴女にお教えすることなどありませんよ』 シェイクを止め、先ほど見せた臨戦態勢(空中Ver.)になるきめら丸。 「だったら、私にも貴女を生かして帰す道理は・・・あら?」 しかし、きめら丸は私に突撃を仕掛けず、急降下して戦線離脱を図った。 どうやら自分の実力では絶対に勝てない相手であることも把握しているらしい。 本当に優秀な個体だ。 「もっとも・・・絶対に逃げられないことも把握しておくべきだったわね」 巨大ゆっくりの饗宴(後編)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2067.html
「オーイエー!!!リッツパーティー最高ネ!!」 マンションの一室で、白人男性がリッツを食べながら一人ではしゃいでいる。 彼の名はボブ、故郷のカルフォルニアからつい一週間前に仕事で日本にやってきた男だ。 ボブは2メートル20センチの屈強な肉体と、どう見てもマフィアの幹部の様な強面で会社では少し浮いていた。 社内で歓迎会も行われたのだが、ボブは人見知りだったため殆ど喋れず、歓迎会は非常に気まずい雰囲気で終わった。 そこで彼は一人リッツパーティをしながら、日頃の憂さを晴らしていた。 「フウウウゥゥ…一人デパーティーヤッテモ、盛リ上ガリニ欠ケルネ!!!」 ボブは写真立ての中の友人たちを見つめる。 ポールとジムそれにトムにピーターそして自分みんな笑っている、あっちにいたころは土日は毎晩のようにパーティーをしながら、貧乳とニーソの素晴らしさについて語り合ったものだ。 「ミンナトパーティーシタイネ!!」 訪日一週間にして、ボブはすでにホームシックに陥っていた。 ボブはともかく一緒にパーティーをして、笑いあえる相手がほしかった。 「う~♪う~♪」 そんなとき窓の方から能天気な鳴き声が聞こえてきた、見てみると窓の外をゆっくりれみりあ略してゆっくりゃがゆっくりと空を飛んでいた。 「オウ!!YUKKURIレミリア!!!日本ニ来テ初メテ見タネ!!」 ボブはゆっくりゃを見て、仲間たちとの馬鹿騒ぎを思い出した。 ボブは窓をあけるとゆっくりゃに話しかけた。 「ヘイ!!!ゆっくりゃ!!カモン美味シイプリンガアルヨカモン!!」 「う~♪ぷでぃんたべるどぉ~♪」 窓のそばに近寄ってくるゆっくりゃ、ボブは逃がさないようにゆっくりゃの羽を掴む。 「う~!!なにするどぉ~!!」 「エスコートネッ!!オ嬢様気ヲツケテ家マデ入ッテキテネ!!」 「う~♪よいこころがけだどぉ~♪」 ゆっくりゃが家に入ると、窓を閉めカーテンを下ろす。 「う~♪はやくぷでぃんもってくるどぉ~♪」 「HAHAHA!!!プリンナンテ無イヨ!!!代リニリッツヲ食べサセテアゲルヨ!!!」 ボブはゆっくやに向かってリッツを差し出す。 「う~!れみぃはぷでぃんがたべたいんだどぉ~♪こんなのぽいっだどぉ~☆」 ゆっくりゃはリッツを羽で払いのけてしまった。 その瞬間にこにこと笑っていたお兄さんの顔は、FPSでリスポーン直後に後ろからヘッドショットされた時の様に怒りに歪んでいた。 「オゥ!!!!シット!!!!!MOTTAINAI!!!!!!!!!」 「うびゅぅ!!!!!」 ボブの平手打ちで、ゆっくりゃは地面に叩きつけられる。 ゆっくりゃは赤く染まった頬を羽で押さえて泣きだした。 「うぅ~!!いたいどぉーざぐやぁにいいつけるどぉ~!」 「食べ物ヲ粗末ニシタラ駄目ネ!!!キチント食ベナサイ!!!!!」 ボブは床に落ちたリッツを痛みに呻いているゆっくりゃの口の中に入れる。 吐き出そうとするゆっくりゃをがっちり押さえて、ゆっくりゃを上下にシェイクする。 「うぅぅぅ…!!!」 「YUKKURI味ワッテネ!」 ゆっくりゃが口の中のリッツを飲み込んだことを確認すると、ボブはゆっくりゃを離してやった。 「うぅぅ!!とってもまずかったどぉぉ~こーまかんにかえるどぉぉ~!!」 「オーケー!!!コングラッチュレーション!!!!チャント食べレタネ!!!!サスガオ嬢様ダネ!!次ハコレヲ食べナサーイ!!」 ボブはリッツに日本の伝統、山葵を乗せたものを嫌がるゆっくりゃの口に入れると、再びシェイクをし始めた。 余談だが辛党のボブは日本に来てから、暴君ハバネロに山葵をつけたものをよく食べている。 「HAHAHA!!!!!美味シイワサビダヨ、YUKKURI味ワッテネ!!!美味シイデショウ!!」 「うびゅううぅぅうう!!!!!!!!!」 ボブは少年の様に無邪気に笑いながら、ゆっくりゃを無心でシェイクする。 ゆっくりゃは顔を真っ赤にしてもがきながら、口の中の山葵リッツを必死で吐き出そうとしている。 ゆっくりにとって、塩や辛いものを食べさせられる事は拷問に近い苦行だ。 現にゆっくりゃは口の中の異常な辛みと塩のせいで、体中に焼けるような痛みさえ感じていた。 ボブはゆっくりゃがリッツと山葵を消化したのを確認すると手の中でうーうー叫んでいるゆっくりゃを離してやる。 ゆっくりゃは床に落ちると、普通のゆっくりの様に跳ねまわりながら何かの名前を叫ぶ。 「うーっづ!!!うっづづ!!!!!!ざぎゅやぁぁ!!!!!ざぎゅや!!!!!!!」 「上手ニ食ベマシタネッ!!!!ボブトッテモ嬉シイデスヨ!!次ハ、甘~イコーラヲ飲ンデクダサイ」 ボブは苦しそうに飛び跳ねるゆっくりゃを捕まえると、カップの中に注いだ醤油を口の中に流し込む。 ボブがゆっくりゃ風情にアメリカのソウル、コカコーラを飲ませる筈が無かった。 「うびゅっづ!!!!!!!!びゅびゅ!!!うぅびゅびゅ!!!!!!!!」 「TAPPURI飲ミナサイ!!!!GOKUGOKU飲ミナサイ!!!!!」 暴れるゆっくりゃの口の中になみなみと醤油を注ぐ、もがくゆっくりゃを腕力と確かな技術で抑えつけながらの芸当は一種の職人芸にも見えた。 ボブはカルフォルニアにいたとき、よくパーティーの余興としてゆっくりを捕まえては、不味いものを無理やり食べさせて遊んでいた。 仲間内ではYUKKURIシェイクのボブとしてちょっとは知られた存在だった、彼ならではの技術だ。 ゆっくりゃは体の中から襲ってくる異常な激痛に震えながら、なんとか口の中の醤油を吐き出そうとするが、ボブによってしっかり口はホールドされていて全く口が開かない。 「うぶぶ!!!!!!!!!!!」 ゆっくりゃは口の中のゆっくりできないものが、じわじわ自分の体の中に吸収されていくことにパニックに陥った。 「うびゅん~!!!!!!びゅべっんんんんん~!!!!!!!!」 「日本ノゆっくりゃハナカナカ元気ダネッ!!!」 十分は経っただろうか、ボブはぐったりとしたゆっくりゃをテーブルの上に置くと、イスに腰掛けてゆっくりゃの様子を観察する。 ゆっくりゃの顔は薄茶色に染まり、真っ赤に充血した眼を限界まで見開いて、滝の様に汗を流しながらえづいている。 体内の肉まんの中に蓄積した毒物を必死に吐き出そうとしているのだ、しかしリッツや山葵、醤油などはボブの強力なシェイクによって、しっかりゆっくりゃの体の中の具に吸収されていた。 ボブのテクニックによって、体にしっかりなじんだ醤油や山葵はちーちーやうんうん、ゲロなどで排出することはできない。 ゆっくりゃは体中で炸裂する痛みに普段の笑い顔が苦痛と恐怖に歪んで苦悶の表情を浮かべている、ボブはリッツを食べながらニヤニヤしている。 「リッツパーティーヲ楽シンデクレテ嬉シイヨ!!!YUKKURIシテイッテネ!!」 「う゛っ゛ざぎゅ!!!ざぎゅぎゃ!!!!びゅ!!!ウぅぅ…」 必死に体の中の毒素を吐こうとえづくゆっくりゃ、無駄な努力をするゆっくりゃの顔はボブを何時でも楽しませてくれた。 学生時代は毎日のように、ゆっくりをシェイクしたものだ。 ボブは州のYUKKURIシェイクコンテストでの、ライバルたちとの死闘を思い出していた。 「ビルハ本当ニ強カッタデス…今頃ドウシテイルンダロウ?」 決勝戦で胎内妊娠型のゆっくりれいむに農薬入りの餃子などを食べさせて、お腹の子供を殺さないようにシェイクしたあの日の思い出は、昨日の事のように思い出せる。 「ううぅぅ!!!うぅ~ぅぅう!!!うぅうう…!!」 ゆっくりゃはびくびく痙攣しながらテーブルの上をゆっくり転げまわっている。 口からはほかほかの湯気が出始めていて、羽を滅茶苦茶に振り回しながら呻き声をあげている。 「ソロソロ食ベゴロデスネ!!ITADAKIMOSU!!!!」 ボブはゆっくりゃに向かって手を合わせると、ゆっくりゃに噛り付いた。 「うぎゅ!!!ぎゅじゅ!!!!!じゃぐやぁ!!!!!しゃぎゅびゃ!!!!」 「ハッム!!!ハフハフ!!!ピリ辛肉饅ハ癖ニナルネ!!トッテモ美味シイヨ!!」 ゆっくりゃの体は肉まんでできている、辛い物を大量に無理やり食べさせることでゆっくりゃをより美味にすることができるのだ。 「うっう゛…う゛…」 「ソウダ!!会社ノ皆ニボブガシェイクシタYUKKURIヲ持ッテイコウ、キット皆ト打チ解ケラレルヨ!!!サンキューゆっくりゃ!!君ノオカゲダ!!」 ボブは頬を噛みちぎられて、傷口から肉汁を流して苦しんでいるゆっくりゃをハグすると、再び食事に取り掛かった。 「ナカナカ君ハ美味シイヨ!!!YUKKURI食ベルヨ!!」 「…うぅ゛う…」 ボブは会社のみんなと打ち解けれる、素晴らしいアイディアを授けてくれたゆっくりゃに感謝しながら、リッツパーティを続けた。 BYゆっくりな人 このSSに感想を付ける