約 1,632,817 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/10011.html
【検索用 hayabusa 登録タグ 2009年 H VOCALOID 卑屈P 曲 曲英 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:卑屈P 作曲:卑屈P 編曲:卑屈P 唄:鏡音リン 曲紹介 もうすぐ、帰ってきます。 おかえりなさい 曲名:『hayabusa』(はやぶさ) 探査機「はやぶさ」をテーマにした曲。 歌詞 望み 託して 往く 命 燃ゆる限り 光 僅かな 夜 諦めぬよう 声が聴こえる ココ ニ イルヨ ああ 往こう いま 目覚めて あなたへ 捧げる 祈りを 届いて 聞こえるよう オカエリナサイ 目覚めて あなたへ 捧げる 祈りを 届いて 聞こえるよう オカエリナサイ 目覚めて あなたへ 捧げる 祈りを 届いて 聞こえるよう オカエリナサイ コメント あれ?こんなところにもはやぶさ曲があるよ? -- リスナーの一人、ただそれだけ。 (2013-06-16 10 32 46) この歌知らなかったーw -- 名無しさん (2014-02-24 13 02 13) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/100monogatari2015/pages/93.html
276 自分:わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @転載は禁止[] 投稿日:2015/08/30(日) 04 14 39.37 ID AgCPeYID0 [59/97] 【80話】クラリス ◆LdeleVChTE 様 『音』 夜中過ぎ、布団に入ってもなかなか寝付けずにいる時に決まって聞こえてくる音がある。 枕元の窓の外、ベランダに敷いてあるパネルを踏みしめるようなグググッという音。 不思議に思ってベランダをライトで照らしてみても何も無い。 気のせいかと思って横になるとまた音がする。 出処を探ろうと聞き耳を立ててみるが、少し左右に動くことはあるものの、やはり頭の上、ベランダから聞こえてくるような気がする。 音が聞こえる間隔は不規則で、音自体もククッと軽くて短い音もあれば、ググググと重く少し長い音もある。 ベランダや部屋の中で音源を探してみてもそれらしきものは見当たらない。 起きている時や布団に入っていても日付が変わる前に眠ってしまう時には聞こえない。 夜中過ぎ、布団の中で睡魔を待っているときに限って耳にするのだ。 今夜、音は聞こえるだろうか? (終)
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/1500.html
無口な若者が 俺を見てため息ついた 泣き虫夜空 涙ぐんだ 月夜に聞かせるの 誰も知らない歌 砂漠の劇場 窓辺のチャリオッツと 何度も蘇る 一人きりの苦しい過去 錆び付いた心が 故郷で幻想を奏でてた 必死になって覚えた 力と技を集めて 芽吹くように紡いだ 星巡りの歌が届かない ほら 歌ってたって 泣いた ひとり 浮かんで舞った復讐劇 君は聞こえる? シェリー シェリー 何年経って会えた敵の 馬鹿みたいな罠にはまる 気付かないうちに 妹を失った スタンド使いの俺は 討つべき敵を探してた 鏡に写っていた ぐるり包帯巻いたスタンド インドのトイレ 真昼の手洗い場 何度だって聞こえる アヴドゥルの長い説教 弧を描いた弾丸は スタンド!軌道が曲がるようで 助けられて死なれて 霞む空は知らないまま アヴドゥルの仇も取りに行くぜ! ねえ 潤んで咲いた遠い国に 流れる血 閉じた瞳 カメオに願いを アヴドゥル アヴドゥル 敵を倒して霧を抜けて 紅海渡り会いに行こう 念写を頼りに 歩く街並み エジプトの冬 何処かの映画のようだ 細く長いレイピアの上でさ 俺に色を付けて 触れてすぐ剥がれてしまう 儚く静かな砂に 埋もれるイギーの体 ほら 歌ってたって 泣いた ひとり 浮かんで舞った復讐劇 君は聞こえる? イギー イギー エジプト入って逢った犬の 敵討ちだ ドぐされ野郎! 眠るように冷める前に 目を閉じて手をあてて 奥底の鼓動を聞いた 途切れない旋律を 黄金の意思へと 原曲【骸骨楽団とリリア】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/nm17497800】
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/406.html
【名前】ランサー(真名:ディルムッド・オディナ) 【出典】Fate/Zero 【種族】英霊 【性別】男 【声優】緑川光 【年齢】 【外見】184cm、85kg。紫のタイツを纏い、両腕に同色の籠手を装備している。右目の下に泣き黒子のある美男子。 【性格】ケルト神話におけるフィオナ騎士団筆頭であり、騎士らしく実直な性格。苦手なものは恋する乙女と嫉妬深い男。 以下、本ロワにおけるネタバレを含む +開示する ランサーの本ロワにおける動向 初登場話 010:きっと青春が聞こえる 死亡話 098:誰かの為に生きて 登場話数 8話 スタンス 対主催 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 衛宮切嗣 本ロワでは遭遇せず セイバー 敵対 34話で現況を知る。以後捜索 本ロワでは再会せず 言峰綺礼 本ロワでは遭遇せず 雨生龍之介 本ロワでは遭遇せず キャスター 敵対 10話で交戦するが撤退を余儀なくされる 010:きっと青春が聞こえる 間桐雁夜 本ロワでは遭遇せず 高坂穂乃果 友好 10話で救助するが呪いをかけてしまう。38話で分かれるが54話で再遭遇。以降別行動 010:きっと青春が聞こえる 高町ヴィヴィオ 友好 34話から38話まで同行 034:Anemone Heart 宇治松千夜 友好 34話から38話まで同行。呪いをかけてしまう 034:Anemone Heart 本部以蔵 仲間 38話と54話で諭されながら交戦。54話で敗北を喫し、決意を新たに別行動を取る 038:騎士道 犬吠埼風 敵対 騙し討ちにあい殺害される 098:誰かの為に生きて
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/770.html
734 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 23 39 35 ID DNzeA0Fc0 紅魔館でクリスマスパーティ フランはいつものように一人ぼっち けど今日が何の日か知っていた 「あはは――」 日が暮れると遠くの部屋で楽しそうな笑い声が聞こえてくる 「ねぇ、誰かー」 寂しくなってドンドンとドアを叩く 「ねぇ!ねぇー!!」 「何かご用ですか?」 すぐにメイド長の声がドアの向こうから聞こえる そわそわと足踏みするフラン 「ねぇ、外が見たいの、いいでしょ??」 「え、……えっと」 「ねぇ、ちょっとでいいから――」 「フラン今日は雨が降ってるの、明日にしましょう?ね?」 レミリアの声が聞こえる そんなの嘘だ! バーンと大きな音がして崩れるドア びっくりしている二人、フランはみんなの声のする部屋に一目散になって飛んだ 「あ、ま、待ちなさい!」 後から二人も追いかけてくる この部屋だ! ガチャっとドアを開ける 「はぁ、はぁ――」 一斉に静かになってにこちらを向くみんな と同時に、楽しそうな空気が一瞬とまると、魔理沙が立ち上がる 「……フ、フラン――」 「はぁ、はぁ、」 すっと一歩みんなに近づくと、びくっとみんなに緊張が走る 全員が身構える 「っ……、」 ズキッとフランの心にガラスの破片が刺さったような痛みを感じる そんな、わたしなにも―― 「フラン!」 後ろでレミリアの声が聞こえると、思わず振り返って駆け寄るフラン レミリアの肩をゆすって問い詰める 「ね、ねぇ、どうして……!」 うまく言葉が出てこない 出してもらえないのはなんだかちょっと分かっていた こうやっていっつも駄々をこねるからみんなに嫌われるんだろうか でも…… 「ねぇ、咲夜――、ケーキ、わたしのケーキは?」 とかいって咲夜さん叩きながらぽろぽろ涙をこぼすフランちゃんを寂しいクリスマスに持って帰りたいです
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/5250.html
このページはこちらに移転しました poet 作詞/PZP 平穏な家庭の中に 冷めきった 二人の男女 幸せがない 暮らしならば 人生なんておしまいさ 俺の声が聞こえるか 何気無く 意味がないコトバ ありふれた理想より 期待できる 「助け合い共に生きよ」 助け合い生きるなんて 所詮、不可能な事なのさ でも、理解せずに 答えなんて 出せるモノじゃないだろう 俺の声が聞こえるか さりげなくて 忘れたコトバ 「愛しています」 という台詞 いつのまにか夜が来ていた 家には温かいスープ 二人の夫婦を笑顔にした 素晴らしき日々たちよ
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/329.html
ミクオリジナル曲「聞こえた」歌詞ありVer. http //www.nicovideo.jp/watch/sm1325208 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1325208 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/flash-collection/pages/40.html
兵士 著者 ジーク 氏 兵士~その1~ 我々は兵士である。 唯一人の女王のためにその身を捧げる兵士である。 我々は、常に黒き鎧を纏い、土を運び、食料を手にし、女王のために社を作る。 時には、女王のために戦うこともある。我らは先代より体躯が小さいため、一人では敵にとても敵わない。敵は全て我らの3,4倍の体躯を誇るからだ。 だが、我らには大勢の仲間がいる。皆がその漆黒の腕を振るえば、敵わない相手などいない。 否。いないはずだったのだ……。 この世界には、万物を手中に収める最強の種族が存在する。その巨躯の程度は計り知れず、我らではその頂点を見ることすらできない。 奴らは無敵だった。その指を軽く動かすだけで、我らの同胞は瞬く間にその命を失っていく。 グシャリ。 グシャリ。 グシャリ。 鎧が砕けていく音が、我らが社の中に響く。我々の社でさえ、奴らは簡単に壊すことができる。私は女王の無事、唯それだけを願いながら、地上で果てていく友の悲鳴を聞いていた。 兵士~その2~ 奴らは我々にとって脅威でしかないのだが、奴らの中にも危険度の違いはあった。中でも最も恐ろしいのが、黒い箱を背負った奴らだった。奴らは、我々にはない言語を使うが、その内容は大方予測できた。 我々の命を愚弄する言葉、 それに他ならない。奴らは狂っている。弱者の中の弱者をいたぶり、挙句の果てに自らが失わせた命を愚弄するのだから。 何故笑う? 何故殺す? その疑問は奴らには届かない。 そしてある日、私にもその時が訪れた。 死を覚悟する時が来たのだ。 幾度か見たその姿は、やはり闇の権化そのものだった。 大きく、大きく、ただ、恐ろしかった。 私は戦った。女王のために、その全力を振るった。 その牙を、その腕を、必死で振り上げた。振り下ろした。だが、届かなかった。 逃げるしかなかった。ただ今は逃げることしかできない。それしか考えられない自分が、憎かった。 うっそうと生い茂る森に逃げ込んだが、奴らにはそんなものなど存在しないというように、森を破壊していく。命を蹂躙していく。 許せない。許したくない。だが何もできない。 いつの間にか、涙がこぼれていた。 そして、ついに私の、死の瞬間が訪れた。 奴らの指の一本が当たっているのだろう。ぎりぎりと、信じられない力で体が押し潰されていく。 奴らの声が聞こえる。命を愚弄する言葉が聞こえる。 聞こえる。 聞こえる。 聞こえ…………。 グシャリ。 「げ、手が汚れちまった」 「バーカ。蟻なんか手で触るからだよ。さっさと洗えよ」 「そうだな。あー、気持ちわりぃ」 The end
https://w.atwiki.jp/sakuraaoi/pages/20.html
チャット 一般チャット Ctrl+S パーティチャット Ctrl+P 門派チャット Ctrl+ 見た事がない? 勢力チャット Ctrl+ 自分の勢力側のみのチャット(オレンジ色) ギルドチャット Ctrl+G エリアチャット Ctrl+Y 自分がいるエリアに聞こえる 世界チャット;Ctrl+W 1ch~4chの全エリアに聞こえるチャット(課金:ホラ貝)1回の発言で1個消費 戦場チャット:Ctrl+B ささやきチャット:Ctrl+R 相手からささやきがきた場合↑ 自分からささやきする場合 /t(半角スペース)相手の名前(半角スペース)本文
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/410.html
どこかで子どもが泣いている。か細い声がどこかから聞こえてくる。 どこからなのだろう。ぼやけた部屋は闇に沈んでいる。夢なのかと思った。子どもなんかが泣いているはずはない。ここは学生寮なのだから。 そのまま、うつぶせに抱きかかえた枕に顔をうずめた。そうやって、自ら作った闇の中に、そっと思いを寄せる。まどろみの霧に包まれて、一息つくと何を思い、その中に何を見ていたのかす思い出せなくなる。 けれど、何かが気持ちを引いた。うつぶせの闇の中に引き込ませぬよう、後ろ髪を引いて引き起こそうとしているようだ。 ルキアニスはもう一度目を開こうとした。眠気が覆いかぶさってくる。けれど繰り返し呼ばれたような気がして、ルキアニスは身を起こす。 ぺたりと座り込んであたりを見回した。やっと慣れてきた学生寮の部屋がある。縦長の部屋の片方の壁に、二つの机が並び、もう一方の壁際には、二つの寝台が縦に並ぶ。奥側のルキアニスと、入り口側のマルクス・ケイロニウスのものだ。彼は長い手足を投げ出して、眠っている。 ルキアニスは目をこすり、それから耳を澄ます。先から聞こえている音は何なのだろう。 遠くからに聞こえる。でも繰り返しの音だ。子どもの声かと思ったけれど少し違う。赤ちゃんの泣き声みたいにも聞こえる。 泣いている赤ちゃんだ。 そう思うと、ルキアニスの胸が騒いだ。ぎゅっと拳を握り締めて胸に当てる。鼓動が強く打っている。眠気が、流れ落ちるように消えてゆく。耳を済ませた。どこから聞こえてくるのだろう。 寝台をそっと降りて、窓際に向かった。垂れ幕をそっとめくり、外を見る。月は傾いて地平へ近づいている。ほんの数年前まで、帝都でも北の戦場の砲声が聞こえていたらしい。マルクス・ケイロニウスが言っていた。だからなのか、彼は眠ったまま目を覚まさない。 窓をそっと開くと、夜風が滑り込んでくる。それから、音も大きく聞こえる。 赤ちゃんより少し大きくなった小さな子が、ぐずり、しゃくりあげるような声だと思った。繰り返し、繰り返し、それは聞こえてくる。何かが風に揺すられ、こすれる音かと思った。でも違う。その繰り返しの声は、時折疲れたように、途切れるのだ。風が吹いていても。 ルキアニスは大きく窓を開いた。それから下を覗き込む。下の階からは音も光も漏れてこない。さらにその下の階は学生の部屋ではない。石畳の道にも、敷地を囲う石壁のあたりにも、声の気配はない。 だから上を見た。ルキアニスたちの部屋の上は、あとは屋根しかない。正しくは屋根裏がある。見張り座であり、銃座でもあるのだと聞いた。校舎と敷地は、砦の能を果たすとも聞いた。本来は、教えのための材であったのだけれど、北方辺境候が叛乱したときには、学生にまで小銃と弾薬が配布されて、昼夜見張りがついたという。それに比べれば、今はずっとずっと、穏やかだ。掲示板に張り出される、卒業生戦死者の報や、戦況通知もずっと穏やかになっている。 泣き声のような音は続いていた。ルキアニスは窓から身を乗り出し、上を見上げた。 やっぱり上から聞こえてくる。 窓を大きく開き、さらに窓枠に足をかけた。そこに立ち上がり、枠の上に手をかけて、背伸びする。 確かに上から聞こえてくる。 「ばか!」 急の声がした。 不意に足が掴まれる。掴まれるどころじゃない。強く抱えられた。 釣り合いが崩れた。体が泳ぐ。窓枠の上を掴んでいた手が離れる。腕を振り回す。何とかしないと落ちる。 けれど、体はゆっくりと、外へ向かって倒れてゆく。 「!」 思わず声が出た。思っても見ないほど高い声だった。あわてて口を押さえた。 そうして釣り合いを取るのをやめたとき、ゆっくりと夜空がめぐり、地平が頭上を行きすぎる。倒れてゆく。 口を押さえたまま、目を閉じ叫んだ。 そして、何かが、頭の後ろに打ちつけた。 地面にしては早すぎる。 いつのまにか、ぎゅっと閉じていた目を、ゆっくりと開く。 夜の風景が逆さになって見えていた。頭の後ろが痛い。それに、足が、窓枠と誰かに挟まれて痛い。 見ると、マルクス・ケイロニウスだった。 「……馬鹿野郎……」 彼はなぜか、ひどく怖い顔をしていた。彼が、ルキアニスの足を抱きすくめて、そして落ちぬようにしてくれていた。 「大丈夫か?」 「……頭打った」 「上がれるか?」 うん、とうなずいて、力を込めた。腹筋運動と同じ要領で身を起こし、腕を伸ばして窓枠を掴む。マルクス・ケイロニウスはほっとしたようにルキアニスの足から、体を抱え込み引き上げた。 「ありがとう」 「ありがとうじゃねえ!」 彼は声を潜め、けれど強い調子で言った。窓際から中へとルキアニスを押しやり、窓と垂れ幕を手荒く閉じる。 「何やってるんだ!死ぬにはまだ早すぎるだろうが!」 なぜ彼が怒っているのか判らない。その顔をルキアニスは見上げる。 「怒ってる?」 「あたりまえだろうが!」 いいか、と彼は人差し指を立ててルキアニスの鼻先に向ける。 「何が起きたか知らないが、とにかく、一度俺に相談くらいしろ!」 「音が聞こえたんだ」 「音?何の?まさか……」 「赤ちゃんが泣いてるみたいで、気になって目が覚めたんだ」 彼はみるみる青ざめていった。 「……まさか……」 「外から聞こえるみたいなんだ。たぶん、上」 ルキアニスはとりあえず天井を示して見せた。 「ほら、少し静かにしてみてよ?何か聞こえる」 何か言おうとしかけた、マルクス・ケイロニウスの口を人差し指で封じて、ルキアニスは天井へと目を向ける。 やはりまだ聞こえている。小さく、少し高い音で、呼ぶように起きる声が。 「ね?」 ルキアニスは、マルクス・ケイロニウスを見た。 彼は、何度も瞬きをして、ルキアニスを見返し、それから片方の眉を静かに上げる。 「で、お前は窓で何をしていたんだ?」 「外からだと良く聞こえる」 「……」 彼はなぜか、うめき、歯軋りをして拳を握り締める。 それから、彼はルキアニスの頭を叩いた。 「痛った……」 「うるせえ!」 彼は声を潜めて、けれど強く言う。 「馬鹿野郎!俺は、寝る!」 「……」 彼は、むっつりと振り返ると、寝台にもぐりこんだ。背を向けて、しらんぷりしている。 ルキアニスは、叩かれたところをさすりながら、彼の背中を見ていた。何がなんだか良くわからない。 「ごめん……」 「……だからさ」 それでも彼は、寝台で背中を向けたまま言った。 「何かあったら、早まる前に、俺に言え」 「何かって?」 「自分で考えろ」 むっつり言う彼に、ルキアニスは言った。 「ごめんね。それに、ありがとう」 それから、まだ途切れ途切れに聞こえる、音に目を向ける。 「明日、あの音のこと、調べたいんだ」 「そーゆーことじゃねーよ」 横たわった彼の背中は、大きく息をついた。