約 1,930,361 件
https://w.atwiki.jp/barrett/pages/735.html
宇宙船サジタリウス みどころ ジャーナル戦略 5日目の淑女と闘士の手に汗にぎる果し合い あらすじ スペースオペラの主役になれない星屑の俺たちが、主役になるための物語。 名言 アリーセの決意 さて、お腹もいっぱいになったので決闘の準備を始めます 半日ぐるぐると考えてきましたけれど、わたしが勝ちますわ 「チョキはいない」 最終的に、そう受け取ることにしましたの 逃げるのはやめにしますわ [No.571] アリーセのひとりごと 2020/8/28 20 15 16 乗船者 名前 運命 備考 コレ・アナグリフ 2日目に消滅 テオ 3日目に消滅 時角56 5日目に消滅 狐月 3日目に消滅 VS 見えざる手 アリーセ 6日目に消滅 0510真空 2日目に消滅 アキタロウ・モリ 2日目に消滅 5884計一 生存 エーベルハルト 4日目に消滅 * * 参加した人も読んだ人も、感想をご自由にどうぞ。 さっそくだけれど。僕が好きな作家さんは、「秋山 完(あきやま かん)」先生。調べたら、今はネットで作品を発表しているみたい。昔の紙媒体はものはソノラマ文庫だから古本じゃないと見つからないんじゃないかなぁ。秋山先生の作品もソノラマで出ていたものはすべて、同じ宇宙で起こった話だったよ。僕が最初に読んで好きだと思ったのは「ペリペティアの福音(全3巻)」。それから当時出ていた文庫を全部そろえて読んだんだ。 -- 時角 (2020-08-29 21 18 19) 乗船中に話題に出していた「星虫」も「宇宙船サジタリウス」の小説版も、ソノラマ文庫から出ていたよ。ソノラマ文庫はSFとか超常現象系の作品が多くて好きだったんだよなぁ。「カルラ舞う!」の小説版もソノラマ文庫から出ていたよ。 -- 時角 (2020-08-29 21 19 53) 作者名ありがとう、56。なるほど…ソノラマ。古本屋で見かけたことのあるレーベルだ。リアル古書店で見つからなかったら…広大なネットの海から取り寄せてみる。 -- 計一 (2020-08-29 21 47 20) リアル古書店では出会えなかったから、ちょっとした買い物序にファイアストーム、ペリペティア3巻セット、天象儀、星虫年代記をごそっと取り寄せている。 -- 計一 (2020-09-03 00 18 35) …途中投稿……少し時間が掛かりそうだし、まだ確実とは言えないが.……手元に来るのが楽しみだ。 -- 計一 (2020-09-03 00 21 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30206.html
登録日:2014/10/21 (火) 17 49 15 更新日:2024/03/17 Sun 22 57 08 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 LC かわいい アテナ ロストキャンバス 冥王神話 女神 女神←精神的にも 平野綾 聖女 聖闘士星矢 私は… あのままアローン兄さんとテンマと 人として生きてもいいと 本気で思っていました 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物。 星矢本編より243年前の前聖戦における女神アテナ。つまり沙織さんの先代。 代々のアテナは二百数十年に一度、人の姿を借りて神としてアテナ像の元に降臨するが、人間として誕生する。 声:平野綾 ■人物 14歳。その歳でそのスタイルは有り得ないだと?聖矢作品においては仕様です。 出身はイタリア。幼少期は孤児院で育ち、実兄のアローンと幼馴染のテンマらと貧しくも幸せに暮らしていた。 しかし聖戦が始まる5年前に射手座のシジフォスにより見つけ出され、聖域に引き取られる。 この人間として冥王の器のアローンの妹に生まれる、という出自はサーシャのさらに先代のアテナによるもの。 言わば人間の可能性に賭けて、ハーデスを人間のまま過ごさせ聖戦そのものをなくしちゃおう作戦である。 だがこの作戦により、本来ハーデスの姉となるはずだったパンドラからは「自分の居場所を奪った者」としてひどく恨まれており、 「恥知らずな女神」「神から下賤の人間へと身を堕とした」となじる彼女と度々対峙している。 相手の心の痛みを感じ取れる優しい少女で、実兄のアローンが冥王の器である事実に苦悩しながらも気丈にアテナとして振る舞う。 沙織さんとは育った環境が180°違い、もう幼少期から精神的な意味でも女神。 ていうかめちゃんこかわいい 具体的には 死してなおハーデスに操られていた白銀聖闘士達に、涙を流して手を取り看取る テンマの戦死を聞いても平静に振る舞い、報告に来た童虎やシオンを労う 冥闘士の復活を防ぐ&防壁のため、聖域周辺に結界を張り続ける 人々の心や荒廃した地上について思い悩むアスミタや聖域の裏切り者であるアスプロスの心を救う 双子神の封印ため、教皇に聖櫃を与える 言わばカルディアやデジェルを死なせてしまったユニティを労い、彼のこれからを諭す。 最後の決戦に連れて行けない耶人たちに「勝手ばかりですまない」と頭を下げる などなど様々。 当然聖域からの信頼は当初よりMAXであり、アテナとしてではなくサーシャ個人として彼女を慕う者も多い。 これらは慈愛と勇気を併せ持ったサーシャ本人の資質ももちろんだが、 幼少期に孤児院で周りの子供たちと助け合いながら生き、聖域に来てからはアテナとして聖闘士に囲まれていた影響も大きいだろう。 …赤ん坊の頃に聖域から連れ出されたり、教皇が裏切り者だったり、243年後が特殊すぎただけなんだ、きっと… 当代のペガサスで幼馴染であるテンマに対しては一際強く信頼しており、テンマの前では年相応に振る舞う。 幼少期だが「大好きなあの男の子」という発言もあったり。テンマ爆発しろ。 ちなみに現在の髪型はロングだが、幼少期はショートでしかも修道服装備。 ショートカット幼女の修道服姿…最高じゃないか!! ん、どこからか黄金の矢が… また、敵の策略により三途の川の駄賃代わりに髪を切られて神としての力をなくしてしまった際にはボブカットとなった。 これもまた非常に可愛らしく、最終盤で髪が元に戻った際は残念がった読者もいたとかいないとか…。 さらに外伝では過去の話なので、ほとんど幼女サーシャの姿で登場。 出番は蠍座編以外そこまでないが、ネグリジェ姿が見られたり、珍しいハーフアップも見られるぞ! ■関連人物 といってもほとんど全員が関連人物なので特に縁深い黄金聖闘士に絞る。 アスミタ 「私は理解した この地上はあの方が大切に守る巨大な苦行林であり楽園なのだと」 乙女座の黄金聖闘士。当初は「あんな小娘がアテナ?」と発言し、前述の人間として生まれる作戦をも「愚かな女神」と散々な不敬ぶりだった。 しかしサーシャに自分の心を見透かされ、さらにサーシャ自身の胸の痛みが大切なものであると聞かされた際には 彼女の苦悩と真意を理解して、以後忠誠を誓うようになった。 主人公であるテンマは「幼い日のアテナと重なる」と評している。 シジフォス 「守りたいと思った 巨大な神としての運命から この少女をその願いごと」 射手座の黄金聖闘士。孤児院からサーシャを、243年後とは反対にアテナとして聖域に連れてきた張本人。 そのためサーシャとは最も付き合いの長い一人と思われ、黄金聖闘士の中でも一際強い忠誠を誓っている。 夢界に囚われた際にはサーシャ直々に助けに来てもらい、抱擁で自決を止められたりとかも…。 だが護衛を幼馴染のテンマに任せたり、空気の読めるヤツでもある。 最期はサーシャのために心臓を捧げながらも、アテナエクスクラメーションを放ちテンマ達を進ませ死亡する。 最後まで真に、「命尽きても」サーシャを守った漢である。 何?ロリコンにしか見えないだと?あれだ、アテナとしてでなくサーシャ個人に忠誠を誓ってただけなんだよ!! そんなことを言うヤツは黄金の矢に貫かれてしまえ。でもやっぱり「聖闘士とは違う気持ちで」と言ってるあたりは… アスプロス 「貴女ぐらいだろう 人の全てを包める神は 光も影も」 双子座の黄金聖闘士。この時代唯一の聖域の裏切り者。 かつては「神々でさえ殺せる」とすら発言したが、弟のデフテロスとの決死の撃ち合いで正気に戻る。 そして何の因果か、命尽きる直前にサーシャと対面し「邪悪に己を染める者のことなど理解できるはずもない」と拒絶する。 だが彼を「一人の人間」と主張するサーシャの言葉に気付かされ、彼女の目の前で消滅する。 この「アテナの目の前で果てる双子座」というあたりは、サガのオマージュであろう。 カルディア 「ハハッ聖戦か…! 最高の生き場所になりそうだぜ!」 蠍座の黄金聖闘士。主に外伝の2章で関わる。 アテナとしての覚醒前にサーシャを聖域から連れ出し、聖域に来たばかりで途方に暮れていたサーシャにアテナとして生きる覚悟を決めさせた。 ちなみにその向こう水で子供っぽい性格は、サーシャにテンマを思わせたもよう。 サーシャが公にアテナとして降臨した後も、彼女のほっぺをひっぱったりなど態度は以前と何ら変わらない。 サーシャも発熱で倒れたカルディアを看病したりしている。 それにしても外伝でサーシャに抱きつかれたり看病されたりしている姿をシジフォスが見ていなくて本当によかった… ■余談 OVAでは、先代のアテナ(CV 坂本真綾。星矢本家OVA冥王ハーデス編のパンドラ様役の人である)がオリジナルで登場している。 外見はサーシャとさほど変わりないが、胸が爆乳になっている。アテナは代々すごいなあ…。 単行本では、おまけの描き下ろしイラストでも出番は多い。 おなじみ幼少期のショート&修道服や、成長後のボブカット&修道服姿、 さらにはテンマに「ばかおたんこなすー!」と叫ぶサーシャがいたり。 数は少ないが、気になるあなたは単行本をチェックだ! ■主な台詞 「私の胸が痛いのはいいの これは私が約束を忘れていないってことだからこれでいいの 」 「私はずっと 胸が痛いままでもいいの」 「…聖域も寂しくなりましたね」 「テンマと私 アローン兄さん あの日々が私にとってどんなにかけがえがないか分かる? 貴方の妹としての日々が…」 「ええ 分かっているのですよ 私たちのあの日はもう何処にもない もう結末は一つしかないということくらい!」 「私のことは何と罵ろうと構いません ですが聖闘士たちを悪し様に語ることだけは許しませんよ パンドラ!」 「…そしたら…皆が幸せになる地上になるものね そしたら私も幸せ!」 「あなたが捨てるなら私が拾います!全て!! あなたが墓標に捨てたものでも」 「だからこそその生命ある限り人は小宇宙を生み出そうとするのです どこまでも突き進めるのです!」 「…私は彼らに何度胸を震わされたことでしょう!!」 「あなたは善でも悪でもないわ! 命の限り生きた一人の人間じゃないですか!!」 「させないわ兄さん…!私たちは…人間は哀しむばかりではいけないの! 死(そこ)から繋いでいかなければならないのよ!」 「戦女神として現在を全力で進みます! 全てカルディアが教えてくれました!」 でも共に戦うというのは 共に傷つき果てることだけではありませんよ 貴方たちが生きて別の場所で頑張ってる それはとても当たり前のこと だけど それが戦女神(わたし)の戦う力になるのですから 追記・修正はアテナ様のため心臓を捧げてから、お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作成乙!彼女とΩのアリアはガチで女神だと思う -- 名無しさん (2014-10-21 18 39 25) さ、沙織さんは状況が特殊だから・・・(震え声) -- シスコン天馬星座 (2014-10-21 19 02 17) サーシャにだったら「馬になれ」って言われても逆らうどころか喜んで馬になれる。 -- 一角獣星座 (2014-10-21 19 11 17) 外伝8巻でサーシャ(アテナ)の存在自体が、生前・死後と苦しみばかりを味わってきたアヒンサーへの救いとアスミタの辿りついた答えになってた時は涙が出た -- 名無しさん (2014-10-21 20 07 13) アスミタに見せたあの笑顔が愛おしすぎる -- 名無しさん (2014-10-21 20 23 11) 最初シジフォスってそんなにロリコンか?って思ったけど、29歳で甥っ子(レグルス:16歳)より年下の14歳の女の子に興味持ったのはやっぱアウトだわ -- 名無しさん (2014-10-21 21 37 51) 人間サーシャを襲う!パンドラキック -- 名無しさん (2014-10-22 00 17 41) 修道服着てたサーシャ可愛過ぎだが -- 名無しさん (2014-10-22 02 30 58) hala -- 名無しさん (2014-10-22 23 41 27) はぁ女神さまマジ女神… -- 名無しさん (2014-10-22 23 42 14) スタンドプレーが多い243年後のアテナと違って事前に闘士に自分の行動を説明してるよな -- 名無しさん (2014-10-23 09 22 50) 一番びびったのが「ポセイドンに協力申し込む」とか言い出した処、ハーデスと戦う為に別の神とも手を結ぶのかって驚いた。 -- 名無しさん (2014-10-23 19 27 46) 死して後になお苦しませるハーデスと、地上を洪水で洗い流すポセイドンならまだ後者の方がマシ -- 名無しさん (2014-11-29 00 31 10) 聖女過ぎて逆にアテナらしくないわwサーシャちゃんマジ聖女 -- 名無しさん (2015-01-02 08 51 09) 神話のアテナよりも遥かに女神w -- 名無しさん (2015-12-08 18 52 42) ハーデス退けた後どこかで3人そろって人として生きてて欲しいと思う -- 名無しさん (2016-09-11 22 19 33) 敵陣に真っ先にカチこむ沙織さんのやり方も物分かりの良い女神として皆のバックアップとして頑張った結果ほとんどの聖闘士が倒れる事になったサーシャの後悔と考えると色々と考えさせられる -- 名無しさん (2021-02-13 17 53 15) SOS団を聖域に結成したとかしないとか。 -- 名無しさん (2024-03-17 22 57 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24906.html
登録日:2011/03/17(木) 22 42 21 更新日:2024/07/02 Tue 00 40 32 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 LC デスマスクとは違う バニシュデス マニゴルド ロストキャンバス 兄貴 全国蟹座の希望 執行人 小野大輔 故人 死の神の使い 漢 生のため 聖闘士星矢 蟹座 黄金聖闘士 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物。 声:小野大輔/渡辺明乃(少年時代) ■プロフィール 年齢:25歳 誕生日:7月15日 血液型:O型 身長:187cm 体重:85kg ■人物 本編から243年前の前聖戦における蟹座の黄金聖闘士。名前の「マニゴルド」とはイタリア語で「死刑執行人」の意味。 傲慢不遜な性格で、アルデバランの戦死の原因は自分にあると自責の念を感じていたテンマに「死んだのは牛の奴が弱かったから」と言い放ち強い反感を持たれた。 が、これは命を軽く見ているのではなく幼い頃から多くの死を目の当たりにしてきたが故の独自の価値観から来ている。 廃墟となった故郷の村で教皇セージと出会い教えを受け、仲間の聖闘士達の生き様を見て更正したが、「死」の象徴である死の神タナトスに対しては強い敵愾心を持ち続けている。 教皇セージの唯一の弟子であり、彼から技と黄金聖衣を受け継いだ聖闘士。その為、師匠であるセージに対してのみ敬語を使い、「師匠」「お師匠」と呼び慕っている。 ■技 ◆アクベンス 敵の胴体を両足で挟み、真っ二つにへし折るエグい技。 ◆積尸気冥界波 敵の魂を黄泉比良坂へ送り込む。自身も肉体ごと黄泉比良坂に行ける。 ◆積尸気鬼蒼焔 霊的なものを火種として炎上させる。冥界波で魂だけとなったベロニカを瞬殺した。 ◆積尸気魂葬破 霊的なものを火種として爆発的な炎で攻撃する。霊的な力が強い程威力が増す。タナトスとタルタロズフォビアを封じた。 ◆ユニコーンミサイル(仮) 一角獣星座の耶人を敵目掛けて投げつけ、耶人がヤケクソのユニコーンギャロップを放つツープラトン技。 ■作中での活躍 ・教皇の使者 アルデバランの死に責任を感じ聖域を出ようとするテンマの前に現れ、教皇の命でテンマを聖域深層の牢獄に幽閉する。 その後、ハクレイの命を受けて救出に来た耶人、ユズリハの後を追い、セージの命でテンマ、耶人、ユズリハを護衛する為にタナトスの造り出した死の森に入る。 サーシャ、元気か? 突然現れた蟹座のマニゴルド。 口は悪りぃし、性格もひねくれてる。 …けどよ、腕は無茶苦茶すげぇんだ。 死の森でさえ自分の遊び場みたいにさ。 あと…マニゴルドと俺って、なんとなく似てる気がするんだ。 OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 第二章』第16話「神と駒」予告ナレーションより 死の森で冥闘士の天究星ナスのベロニカとの戦いで窮地に立たされたテンマ達の助けに入り、ベロニカと戦う。 ベロニカの操る蝿や死人を積尸気冥界波で消滅させ、アクベンスでベロニカの体をへし折る。 しかしタナトスから死の森と力を託されたベロニカは簡単には死なず、ブライアルフォートで森ごとマニゴルド達を腐敗させようとする。が、マニゴルドは余裕の表情。 テンマ達に「戻るまで腐るんじゃねーぞ」と言い、冥界波で自身は肉体ごとベロニカと共に黄泉比良坂に飛んだ。 残念だなァ ここはお前らの庭かもしれねェけど……俺にとっちゃあ、遊び場だ 現世で不死身の身を持つベロニカは黄泉比良坂に連れてこられた事で魂だけの存在となり、マニゴルドの積尸気鬼蒼焔で焼き尽くされる。 言ったろ? お前らと相性がいいって 教皇…いや、師匠! すべてはあんたの読み通り…ようやく死の神タナトスとご対面だ! この神様、人間の命なんか虫けら以下だと思ってやがる! けど、さすがは神…ありえねェほど圧倒的な力… いや、マジぶっ飛ばし甲斐があるぜ!!! OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 第二章』第17話「塵芥」予告ナレーションより ・死の神タナトス チェスをしながら聖戦を傍観するヒュプノスとタナトス。 彼らの前に空間の穴を抜けて黄泉比良坂からマニゴルドが現れた。マニゴルドは二神にどちらが死の神タナトスかを訊ねる。 余裕を見せるタナトスに攻撃を仕掛けるが、タナトスは粉砕した駒の欠片でマニゴルドを吹き飛ばす。 さらにチェスの駒を現実に具現化させマニゴルドを攻撃するが、マニゴルドは積尸気鬼蒼焔で駒をタナトスごと焼き尽くそうとする。 遂に本気になったタナトスは冥衣を纏い、神以外が入り込むと消滅する神々の通り道を開き、マニゴルドを消滅させようとする。しかしその窮地に教皇セージが現れた。 ・師匠と弟子 セージは前聖戦のアテナの血で書かれた護符でタナトスの開いた空間を閉じ、マニゴルドを救う。 セージ マニゴルドVSタナトスの戦いが始まり、タナトスはタルタロズフォビアで二人の肉体と魂に攻撃を仕掛ける。 霊体に苦戦するマニゴルドだが、セージから授かった積尸気魂葬破でタルタロズフォビアを破る。 タルタロズフォビアを破られ、自身に傷をつけられたタナトスは本気になり、人間の命は塵芥同然と言い放ち、必殺技テリブルプロビデンスを放つ。 セージを庇いテリブルプロビデンスを受けたマニゴルドはタナトスの塵芥と言う言葉から、セージと初めて出会った時の事を思い出す。 家は瓦礫と化し、霊魂が漂う村で一人佇む少年時代のマニゴルドとそこを訪れたセージ。自分と同じく霊魂の見えるセージにマニゴルドは言う、どんな人間も死んでしまえば塵芥だと。 自分の死もいとわないと言うマニゴルドにセージは前聖戦で散っていた仲間達の生き様を語り、命は決して塵芥では無いと語る。もちろんマニゴルドの命も。 マニゴルドは初めて自身も含め、命の尊さを知らされ、知らずと涙を流す。そして、セージについていき聖域へ赴いた。 テリブルプロビデンスの直撃を受けたマニゴルドだが、セージのお蔭でなんとか生き延びていた。 命を省みず直撃を受けたマニゴルドにセージは変わっとらんと言うが、マニゴルドは言う「俺はもうあんなクソガキじゃねぇ」と。 マニゴルドよ…己の中の『生』を、小宇宙を感じろ。 それを感じて感じて感じていけば、我々は死にすら打ち勝てるのだ。 さぁ、私と共に死を乗り越えようぞ! 亡き同胞…そして、次代の子らのために!!! OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 第二章』第18話「ただ生きてほしい」予告ナレーションより ・師弟の積尸気冥界波 黄金聖衣とセージに助けられたマニゴルドだったが、受けたダメージは大きく地に伏してしまう。 セージも護符を用いたタリスマンケージで攻撃するが、タナトスの強大な力に護符は燃え尽き、絶望的状況に立たされる。 そんな中、マニゴルドは決死の覚悟で立ち上がり、タナトスに執念の一撃を与える。マニゴルドの一撃に怒ったタナトスは再び神々の通り道を開き、マニゴルドの右足を消滅させる。 セージは最後の秘策の為に積尸気冥界波でタナトスの魂を仮初めの肉体から引きずり出そうとするが、強大な神の力に打ち破られる。 しかしセージとマニゴルド、師弟の積尸気冥界波で遂にタナトスの魂を引きずり出す。 そしてマニゴルドはタナトスの器への帰還を防ぐ為にタナトスの肉体ごと神の道に飛び込み、共に消滅した。 消滅したマニゴルドだが、その魂(?)は自宮の巨蟹宮でシオンを待っていた。そしてシオンに教皇のマスクと遺言を残し消え去る。 アニメ第二期では、オリジナル場面としてテンマとの離別シーンが追加されている。 ・死後 聖戦の最後で完全復活したハーデスに対し、他の黄金聖闘士と共に魂の姿でシオンと童虎に助成、「生のため」にその力を発揮した。 ■外伝におけるマニゴルド ・第4章 蟹座(キャンサー) 犯罪結社・暗黒(ネーロ)の討伐に派遣された蟹座の黄金聖闘士マニゴルドを待ち受けていたのは なんと積尸気の使い手だった!! 暗黒(ネーロ)の正体とは!? 師と弟子、そして愛と憎しみ 相克する想いが火花を散らす!! 時系列は本編の五年前。サーシャがアテナに就任したころ、彼は教皇から暗黒聖闘士の組織「暗黒(ネーロ)」討伐の任を受け、アルバフィカとともにヴェネチアを訪れる。 そこでスリの少年ジョーカに財布を掏られ、取り返すために追跡すると、ジョーカたちスリをまとめる暗黒の下っ端ルマーカがジョーカを殺そうとしている所に出くわし、妨害する。 邪魔されたことに怒り攻撃してくるルマーカに躊躇なく冥界波を放ち、アッサリ殺害。霊体となった彼に暗黒の本拠地を聞くが、何者かの鬼蒼焔により霊体が燃やされてしまう。 手掛かりを無くしたと思っていた所、後をつけていたジョーカが、暗黒の本拠地に心当たりがあると言う。初めは追い返そうとするが、その覚悟からあきらめ、案内させることに。 暗黒の本拠地である教会にたどりつくと、そこには暗黒鯨座アレグレが待ち構えていた。 霊を浄化するアレグレには積尸気が通用せず反撃を受ける。が、それならばと物理技のアクベンスを使いアレグレをへし折り、勝利を収める。 続いて襲撃してきた暗黒烏座リュゼとアルバフィカの戦いの最中に、暗黒の首領アヴィドによって全員黄泉比良坂へ飛ばされる。 アルバフィカは勝利するが、アヴィドはリュゼごと鬼蒼焔で全員燃やし尽くそうとする。危機的状況にマニゴルドは自身の積尸気の力で全員を現世へ戻す。 積尸気の穴を通り、首領アヴィドと対峙。しかし自身の師セージの兄・ハクレイの弟子であるアヴィドは、マニゴルドより上位の積尸気の遣い手であった。 アヴィドの霊魂で屋敷を作り出すほどの圧倒的な力に加え、罪もない霊を巻き込んでしまう魂葬破を使用することができないマニゴルドは追いつめられる。 それならばと冥界波ですべて成仏させようとするがアヴィドの力の前に失敗、さらにアヴィドは暗黒祭壇座の聖衣を纏い、本気の力でマニゴルドに襲いかかる。 しかしアヴィドの魂葬破で犠牲になった霊の痛みの言葉からセージたちの教えを思い出す。 自分のために生きると言うアヴィドに「人は誰でも自分のために生きている」「それをテメェ如きが弄ぶな」と言い、渾身の冥界波でアヴィドごと屋敷の全霊を黄泉比良坂へ送る。 その後、黄泉比良坂でジョーカと共にアヴィドと対峙。自分の生き方を満足と言い、力と技で決着を望むアヴィドを捻くれ者と言いながらもそれに乗り、拳の一撃を放つ。拳は当たる直前で止まったものの、既にアヴィドは崖の淵から足を離しており「次は地獄で楽しむ!」と言い、後悔の無い高笑いをしながら冥界の穴へと消え去った。 すべてが終わった後、実は少女だったジョーカからデスクイーン島の仮面を預かり、聖域へ帰ることに。 その途中ジョーカに再び財布を掏られ、その仮面には自分の金と足で会いに行くと伝えられる。 そんな彼女にマニゴルドは「そん時、美人になったら付き合ってやるよ」と彼らしい茶化しを入れながらも「楽しみにしてるぜ」と告げるのであった。 ・第13章 牡羊座(アリエス) 教皇命令でシオンの聖衣継承と聖域への召集命令を伝える為にジャミールを訪れる。しかし、ハクレイはこれを拒否。更にはシオンがハクレイとの師弟喧嘩の末、自ら黄金聖衣に認められるべく、牡羊座の眠る土地「ムー」に向かうと言い出した為、それに同行する事になる。(なお、同行の件にはハクレイ、セージも予想済みであえてマニゴルドを使者に寄こした) また、アヴィドの件の報告も兼ねており、ハクレイの不器用さに苦言を漏らしていた。 ジャミールを出て数日間、黄泉平坂を思わせる殺風景な土地を歩き回るが、シオンが先代牡羊座からのテレパシーを受け取った事で古代大陸「ムー」へと引きずり込まれた。 「ムー」の中で牡羊座の聖衣を守る者たちはシオンとマニゴルドを見るや否や聖域からの使いという言葉も信じずに攻撃を仕掛ける。マニゴルドは積尸気冥界波で魂を抜き出して動きを止めようとしたが、魂を抜いた瞬間に身体は何年も時が経ったかのように朽ちてしまっていた。 困惑する2人の前に現れたのは前聖戦のケンタウロス星座の聖闘士・ユーゴだった。ユーゴは2人が来たのは先代牡羊座・アヴニールの意思だと知っており、聖衣の元へと案内する。牡羊座の黄金聖衣は何者かによって封印されており、マニゴルドはこれを神の仕業、更に触れただけでも時間を奪われて死に至ると推測する。 それでもシオンは死を承知で時の封印へと飛び込んだ。その直後、封印から実行犯である時の神・カイロスの分身体が現れ、シオンの身体は急速に老いていく。マニゴルドは身体が朽ち果てる前に冥界波で魂だけを引きずり出し、シオンはそのまま牡羊座の記憶の中へと入っていった。 残ったマニゴルドはシオンが戻ってくるまでの間、後のタナトス戦を想定してカイロスの分身体に戦いを挑む。 分身体とは言え、タナトスより格上のハーデスより更に上に位置するクロノスとほぼ同格であるカイロスは魂葬破を直接ぶつけても破壊できない程の強固な魂をしており、苦戦を強いられる。 分身との戦いの最中、突然カイロスの動きが止まり、星屑が分身体を内から引き裂く。それを見たマニゴルドは再び冥界波を放ち、シオンの魂を身体へと戻す。直後にカイロスは最後のあがきで一帯を巻き込む自爆に出るが、シオンのクリスタルウォールによって防がれた。 聖衣継承は無事に済んだものの、止まっていた時間が動き始めた影響で急速に朽ち果てたユーゴを見て初めて現実の人間との別れを知ったシオンにマニゴルドは自分なりの励ましの言葉をかけ、自身は神の分身にすら歯が立たなかった事を噛みしめながらムーを後にした。 ■主な台詞 「蟹座のマニゴルド、このガキ共の保護者さ」 「あら?やべェかな?」 「あんたらホントに神様なんだ? ハーデスの側近が双子ってのはホントなんだなァ さっぱり見分けがつかねェや で?どっちが死の神タナトスさんで? 個人的には一番ぶっ飛ばしてさしあげてェ神様だ」 「神にとっちゃあクズだろうと、ゴミだろうと……一度は派手に輝きてえよなァ……! 何が神だ……あんま人間ナメてんじゃねェぞ?俺はまだ死んじゃいねェ―――ッ!!!」 「俺の師匠ぶっ飛ばしてんじゃねェよ… クソ神が…」 「へ…へへ…畜生… 俺ァガキの頃、死に憧れてたんだぜ…だが、それ以上に憎かった…!! そんなてめェをぶっ飛ばせるなんて最高だぜ!! なァ師匠、あんたについてって良かった…!!」 「これで、あんたも塵芥だな」 (聖衣よ…元の持ち主の所に還んな…) 「うちの師匠(ジジイ)からお前の師匠(ジジイ)に届けもんだと… 後は頼んだぜ」 「へっ… 悪いがもう子守りはしてやれねぇなァ… なんだァ?またまたガキかよ? ……じゃあな」 追記・修正は自身の生を感じて感じて感じ抜いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 彼のおかげで、全国のかに座は救われた・・・と思いたい。そのぐらいかに座の汚名返上なかっこよさ! 棺職人のオカマ? なんのことですか? -- 名無しさん (2013-11-06 07 48 26) 死に最も近い位置にありながら生の大切さを知る男。 任務のためなら他人を巻き込もうが構わないというデスマスクと違い、死者への敬意を強く持った男でもある。 意外にも俗世に染まっていないこともあり、デスマスクがリアリストなら彼は不良僧侶といったところか 教皇と二人がかり、かつ能力がメタ的なものだったこともあるが、あの蟹座が!あの神に!地を舐めさせるという大快挙を成し遂げるなどと!誰が思っただろうか!!?と興奮必至の、LCを語る上で絶対に欠かせない一人である。 -- 名無しさん (2013-11-06 13 22 30) ユース「なんて事言うんですか艦長!!」 クラッキー「いや違う!これはボクじゃなくて・・・ギャーッ!!」 -- 名無しさん (2013-11-06 15 06 01) ↑×2セージ教皇も蟹座の聖闘士だからな。師弟揃って蟹座の希望 -- 名無しさん (2013-11-06 16 00 20) タナトスを殴ったシーンはマジでカッコ良かった。牡牛座だけど蟹座が凄く羨ましい -- 名無しさん (2013-11-06 16 05 46) ↑デスマスク(小声) -- 名無しさん (2013-11-06 17 19 56) 星矢の「せ」の字も知らなかった上、いきなり親父と弟(どっちも魚座)に馬鹿にされた時は怒りたくなった。でもマニゴルド見て、蟹座で良かったと思った -- 名無しさん (2013-11-06 20 22 04) ↑カーストを肯定するわけじゃないが、ドングリの背比べだなそりゃ -- 名無しさん (2013-11-06 20 40 56) 彼もデストールさんも尊敬されるような人物像ではないが、カッコいい生き様だ -- 名無しさん (2013-12-17 10 41 36) ↑5 牡牛だってハスガードかっこいいじゃん! -- 名無しさん (2013-12-17 10 50 13) 一つ前のセージといい、平行世界のデストールといい、この時代の蟹座のひねくれながらも善人っぷりは異常。何故200年後にデスマスクみたいな男が蟹座継いでしまうんだ… -- 名無しさん (2014-01-11 08 35 26) ↑あいつも基本的に地上の平和の為に戦ってるぞ。黄金聖衣?デスマスクの巻き添えくらって穴に落ちるのが嫌だったんだろ。 -- 名無しさん (2014-01-11 08 51 38) アニメ版で彼が予告を担当した時のかっこよさは異常 -- 名無しさん (2014-01-12 00 22 52) ↑2 蟹座の黄金聖衣は割と大雑把な性格なのかもな。最後の最後で「流石の私もそれは引くわー」ってなったとか? -- 名無しさん (2014-03-25 18 15 30) 多分生きざまを貫く人が好きなんだろう。悪人でも……デスマスクが貫けなかったから外れたんだと思う。 -- 名無しさん (2014-04-28 00 48 24) 聖闘士としてのセージ、一度きりの生としてのマニゴルド、オカマとしてのデストール、悪人としてのデスマスク、不死の探究者シラー -- 名無しさん (2014-04-28 00 56 45) 冥王神話の活躍を見るに蟹座って冥王みたいな死を司る神へのカウンターなんだと思う。現代は死んで手先にされたけど、もし生き延びてたら蟹座(笑)みたいにはならなかったはず -- 名無しさん (2014-07-19 09 13 03) 聖域へ攻め込んで来ても黄泉比良坂へ逆戻りだもんは -- 名無しさん (2014-10-24 01 23 10) 外伝だと黄泉平坂に飛ばされたアルバフィカとジョーカに魂保護するために肉体転移してるから、単純な迎撃どころかエイトセンシズ持たない他の聖闘士連れて冥界に乗り込むことだって出来るんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2015-03-17 13 49 28) ハクレイの弟子のアヴィド討伐を任されたり時の大神と戦うシオンの黄金聖衣獲得を任されたりと普段からかなり無茶ぶりされてそう。なお毎回ろくに説明されてない模様。 -- 名無しさん (2015-06-25 18 03 15) タリスマンゲージの所護衛じゃなくて護符じゃね? -- 名無しさん (2016-03-28 03 35 07) 中の人はテラフォーマーでも蟹座キャラやってたな -- 名無しさん (2016-04-24 22 45 45) ↑8デストールさんも奥の手の棺使うときに巻き添えにしないよう一輝を現世に避難させてたしな。罰を思い知らせるために、丁度聖衣ナシならなんとか倒せる紫龍が来たのを見計らっていたのかもしれん -- 名無しさん (2016-12-01 09 30 49) ↑5 ↑7 マニゴルドがいてくれなかったら、蟹座は「冥闘士に積尸気が効くか」と一蹴されて終わっていたはず。戦略的にキーパーソンにまでなるとは -- 名無しさん (2023-07-03 04 09 33) ”死”に際に教皇の”マスク”をお届け、つまりデスマスクにかけたダジャレ? -- 名無しさん (2023-12-09 10 47 25) 小野Dといえば、サンデーの探偵アニメでもシオン(車田版のほう)と警察で同期でしたね。本編ではすでに警察を辞めて京都の大富豪の執事になってますが。(その一年下の世代に星矢、水瓶座カミュがいる) -- 名無しさん (2024-07-02 00 40 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seintoseiyamobage/
『聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル』について 漫画やテレビアニメなど様々なメディアで展開し、現在も多くのファンから根強く支持されている「聖闘士星矢」を題材としたカードゲームです。豊富なフラッシュアニメを使用してキャラクターの特徴的な動きを再現、プレイヤーは作品の世界観を楽しみながら、闘いを通じて最強の「聖闘士」を目指します。 ゲームは「聖闘士」カードの収集、強化を繰り返しながら、5 枚組で構成するカードデッキを用いて様々なクエストやプレイヤー同士によるバトル・共闘などをすすめるカードバトルゲームです。 カードはノーマルからレア度の高いものまで数多く存在し、コレクションして楽しめるほか、「聖闘士」カードを覚醒(強化)していくことで絵柄が変化しパラメーターを高めていけるのも本作品の魅力です。 概要 メーカー:東映アニメーション、ディー・エヌ・エー プラットフォーム:Mobage ★フィーチャーフォン版はこちら ★スマートフォン版はこちら 対応端末:フィーチャーフォン、スマートフォン 利用料金:アイテム課金制 2ch現行スレ 聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル★1 このWikiについて このWikiは基本的に自由に編集が可能です。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35543.html
登録日:2016/11/18 Thu 08 58 20 更新日:2024/08/07 Wed 09 50 45 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 LC クール デジェル ロストキャンバス 冥王神話 夢のため 実は熱い 平川大輔 水瓶座 氷 眼鏡 緑髪 聖闘士 聖闘士星矢 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 黄金聖闘士 デジェルとは漫画「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」の登場人物。 声:平川大輔 ■プロフィール 年齢:22歳 誕生日:2月5日 血液型:O型 身長:184cm 体重:76kg ■人物 LCにおける水瓶座の黄金聖闘士。 長い長髪と聖闘士にしては珍しいメガネが特徴だが、これはファッション眼鏡ではなくとある事件で弱視となった為。 髪の色はアニメ版カミュと同じ緑。 普段はクールで落ち着いているが身内の事となると直ぐに熱くなって冷静さを失う氷使いの宿命を背負っている。 この悪癖は戦友のカルディアや師匠のクレストにも散々指摘されてる。 黄金聖闘士の中でも知恵者と言われ、教皇の星見の助手を務める等、アスプロスからは教皇に近い聖闘士の一人として警戒されていた。 デジェルの名の由来は「雪解け」を意味する。 ■技 ●ダイヤモンドダスト 凍気の小宇宙を相手に放つ技。 ●オーロラエクスキューション 両腕を水瓶の形に組み合わせ、拳の先端(水瓶の口にあたる)から無限大の凍気を撃ち出す。よく水瓶座のスタンドが背後に映る。 ●カリツォー 氷の結晶の輪で敵の動きを封じる。 ●ダイヤモンドダスト・レイ 「外伝」で使用。空気中の水分で作った氷の壁にダイヤモンドダストを反射させた冷気と光線の複合技。 この光線は視覚を焼き、更に物理攻撃すら弾き返せる。(なんと師のクレストは光線でライトニングプラズマを相殺している) ●グランカリツォー 「外伝」で使用。カリツォーの強化版で氷の輪で超低温と高圧力を生み出し敵の身体を瞬間凍結させる。 ●フリージングシールド LCにおける水瓶座の最大奥義。絶対零度の氷の壁で敵の攻撃を防ぎ、攻撃に転じる事で相手を氷の中に閉じ込めて動きを封じる。 フリージングコフィンはこれの発展形。 ■本編のデジェル ・知の聖闘士 まだクールな印象だった頃。 ハーデス城での決戦を逸る童虎に冥王の結界の事を解説し、セージの代わりに教皇を演じて聖闘士を鼓舞したハクレイの演説を聞き、来るべき時=結界解除と推測し、存命の黄金聖闘士が待機中にハーデス城に結界解除に動いた者が居ると推理。星見の助手などで教皇と接する時間が長かった故か、手段の強引さからハクレイが単騎突入した事を見抜いていた。 ロストキャンバス出現後はアテナ軍の撤退により聖域に帰還。童虎を失い(死んだとは言っていない)、天秤宮で自分の無力さにうなだれるテンマの前に現れ、「強くなりたいならカノン島の鬼を訪ねろ」と言った。 その後、アテナの勅命でアテナ、ハーデスと並ぶ海皇・ポセイドンの助力を得る為に氷の大地・ブルーグラードへ向かう任務を与えられる。 蠍座のカルディアに同伴を頼み、かつての修業地・ブルーグラードへと向かう。 ・海皇の眠る地 ブルーグラードを訪れたデジェルとカルディア。しかし、ブルーグラードには既に冥王軍の手が伸びており、廃墟と化していた。 厳戒態勢となっていた氷闘士(ブルーウォリアー)と一触即発になるが、ブルーグラード領主の息子・ユニティはデジェルが聖域からの使者だと知り、中心部へと通す。 ユニティの案内で中心部のさらに奥にあるアテナの護符が張り巡らされた場所へとたどり着く二人。 ユニティがアテナの護符を剝がすと凄まじい光と共に周りは石造りの神殿、天井に水の張った場所へと移動していた。そこはブルーグラードの民が守る海皇ポセイドンの都海底都市アトランティス。 デジェルはユニティにブルーグラードへと戻るように言うが、ユニティは世界の危機の今こそデジェルの力になりたいと言い、アトランティスの案内役を申し出る。かつての友との約束を果たす為に… ブルーグラードでの幼い頃の思い出を振り返るデジェル。 本と極寒の大地しかなく、ポセイドンを監視する地・ブルーグラード。聖域の出身でありながらそんな閉ざされた場所を好きだと言うデジェルをユニティは白鳥座にたとえ、聖域とブルーグラードを繋ぐ橋だと称した。 そして、自分も大人になったら父の後を継いで立派なブルーグラードの領主となり、聖闘士になったデジェルは聖域を自分はブルーグラードを守ると白鳥座(ノーザンクロス)の下で約束する。 ユニティの案内の元、中央神殿へと辿り着いたデジェルとカルディア。デジェルはユニティに礼を言い中へと向かうが、直後にユニティは冥界三巨頭・天猛星ワイバーンのラダマンティスの凶拳に貫かれて斃れる。 親友を目の前で殺され、静かなる氷の聖闘士は激しい怒りと闘志を剥き出す。 ・信じがたき真実 怒りに身を任せ、「オーロラエクスキューション」を放つデジェル。しかし、怒りで我を失った一撃はまるで効いておらず、ラダマンティスの咆哮でカルディア共々吹き飛ばされる。 だが、それで終わるはずもなく、直ぐに戦線復帰。怒りのままに応戦するが、劣勢を強いられ好戦的なカルディアに冷静になれと言われてしまう。 ラダマンティスの相手は自分1人でするというカルディアの勝手な行動に呆れながらも、ユニティが守り続けた海皇の遺産をパンドラに奪われるわけにもいかず、スカーレットニードルで出来た隙を突いてラダマンティスの横を抜け、海皇の間へと急ぐ。 カルディアVSラダマンティスはカルディアの項目を参照。 ラダマンティスに続きカルディアの小宇宙が消えた事で戦いの顛末を察知したデジェルは使命を果たす為に海皇の間に辿り着く。 そこには先行していたパンドラが倒れており、場にはポセイドンの小宇宙が満ちていた。遂に海皇の遺産に辿り着いたデジェルが見たものは 巨大な水玉の中で全裸で眠る銀髪の女性だった。 その女性はデジェルにとっても馴染み深い人物であり、親友ユニティの姉・セラフィナだった。極寒のブルーグラードで彼女はその明るさと笑顔から民にも慕われており、デジェルも彼女を敬い、永久氷結の地を照らす太陽の様な存在だと言う。 事情はどうあれ、親友の姉を助けようとするデジェルを謎の珊瑚の群れが遮る。現れたのはポセイドンに使える海闘士の幹部・七将軍の一人、海龍(シードラゴン)だった。 だが、海龍に戦う意思は無く、ポセイドンの遺産を渡す代わりにアテナに封じられたポセイドンの魂を復活させる手助けを申し出る。セラフィナの身体を依り代にポセイドンを完全復活させ、地上を支配する為に。 当然そんな要求を受け入れられず、デジェルは海龍のマスクを飛ばす 君はそれをしなければならない 約束だからな 海龍の正体はラダマンティスに殺されたはずのユニティだった。 殺されたはずの親友が突如海闘士となって現れた事に困惑するデジェル。更には慕っていた姉を使ってポセイドンを蘇らせようとする行動に激怒する。 幼き頃の約束を今果たそうと珊瑚の中からポセイドンの魂が封じられた壺を取り出し、デジェルに封印を解かせようとするユニティ。そして封印解除の代わりにポセイドンの力注ぎ込まれたオリハルコンを渡すと言う。 デジェルは友としても聖闘士としてもそんな頼みは効けないと拒否する。ユニティはそれを見越し、珊瑚でデジェルを拘束する。海龍の珊瑚は人間の神経と同化し、身体を意のままに操る力を持ち、それでデジェルを操る。 操られる中、珊瑚を通してユニティの記憶が頭の中に流れ込んでくる。 ブルーグラードを救う為に動いても得られない成果、陽の下で暮らす人々への嫉妬、自分達にこんな過酷を課す神への批判、そんな絶望に嘆くユニティ。そんなユニティを呼ぶかのように光る海皇の紋章。 ユニティは海龍の鱗衣を纏い、海闘士の力に取りつかれてしまった。ブルーグラードをアトランティスに匹敵する大国にし、世界を支配すべくポセイドンの封印を解こうとする。それを見た父・ガルシアは自分達の使命とポセイドンの危険性を説くが、絶望に打ちひしがれ力を手にしたユニティに殺害される。 ユニティの記憶から姉と父を犠牲にしてまでポセイドン復活を企むユニティにデジェルは涙を流して憤慨、珊瑚を凍結させて拘束を解き、変わり果てた友に拳を放つ。 ・親友(とも)のために 友の為に拳を向けるデジェル。 それに対しユニティはオリハルコンの力を使ってポセイドンの神像を操り、攻撃をかき消す。 友にも明かさなかった狭き世界での孤独と絶望を語り、デジェルを追い詰める。 ユニティの胸中を知ったデジェルは幼い頃にその苦悩を理解できなかった事を悔やみ、だからこそ今の親友を救う為に語り掛ける。 切り離された世界であるブルーグラードと聖域を繋ぐ架け橋になろうと白鳥座(ノーザンクロス)の下で誓い合った幼き日。 あの頃のユニティは幼くともブルーグラードと世界の共存を望む立派な領主だったと語るデジェル。 その事を思い出させる為に、全力を持ってユニティと相打つ。 オーロラエクスキューションを放つが、それはポセイドンの神像によって遮られる。しかし、それは計算のうちであり、本当の狙いは天井の海面を凍らせる事。 雪崩の如く崩れ落ちる氷塊で神像は崩れ落ち、ユニティも瓦礫に飲まれた。 戦いを制したデジェルはセラフィナの元に近づくが、そこでセラフィナが既に死人である事を知る。憑き物が落ちたような顔に変わったユニティは病に倒れ、厳しい環境による悪化でこの世を去った姉の事を語った。過酷な環境で自分を支えてくれたデジェルやセラフィナが居なくなったブルーグラードで自分を見失ったのだった。 デジェルに敗れた事で正気を取り戻し、ユニティは地上の命運をアテナに託す為にデジェルにオリハルコンを渡そうとする。しかし、目覚めたパンドラが横からオリハルコンを強奪するのだった。 ・荒ぶる力! 海皇ポセイドンの暴威! アテナに渡すくらいならと奪ったオリハルコンを傷つけるパンドラ。 しかし、力の結晶を傷つけられたポセイドンはオリハルコンの力が注がれていたセラフィナの身体を通じて暴走する。 圧倒的な小宇宙を放つ姉の前に立ち伏すユニティ。これが海龍として自分が望んだ結果だ歳を受け入れようとするが、デジェルの抵抗によって難を逃れる。 打開策を訪ねるデジェルだが、暴走したポセイドンは荒れ狂う海そのものでたとえ海闘士でも止められず、ただ収まるのを待つのみだと言う。 それを聞いたデジェルはユニティにオリハルコンを託す。任務を遂行する為に、ラダマンティスとの戦いで散ったカルディアの為にも。デジェルの決意を聞いたユニティは自身の恥を忍んで地上へ向かって走る。 怒涛の波を凍らせながら海皇と化したセラフィナに近寄り、語り掛けるデジェル。その言葉に無表情に力を振るうだけだった死人のセラフィナに微笑みが戻り、デジェルはアトランティス全てを覆うほどの氷に包まれるのだった。 私には見える 氷原を一羽の白鳥が突っ切っていくのを 地上と平和を繋ぐ一羽が ・約束の白鳥座(ノーザンクロス) 現状を引き起こした自分を活かそうとするデジェルの為にも必死に地上へ向かうユニティ。 崩れゆく神殿の瓦礫で傷を負いながらも恥も厭わずに這いずって進むが、伏してしまう。冷たい海面に伏すユニティだが、そこに異常な熱が入り込んでくる。 その熱の正体はラダマンティスとの戦いで散ったはずのカルディアだった。消えたはずの心臓の熱を再び燃やしてユニティを担ぎ上げる。 目を覚ましたユニティは吹雪吹き荒れる地上にいた。懐にはそんな寒さすら跳ね除けるほどの熱を宿した深紅の爪が残されていた。 …デジェル 姉さま… カルディア… 見えるよ白鳥座(ノーザンクロス) どんなに吹雪いてももう見失うものか…!! 君らのいない未来でも生きる 絶対だ…!! その後、オリハルコンは無事聖域に届けられる。 ユニティは自身の気の迷いでデジェルとカルディアを犠牲にしてしまった罰を求めるが、2人が最後まで全力だった事を聞いたサーシャは2人の事を忘れずに残されたブルーグラードの民と共に後の人生を歩む事が役目だと諭すのだった。 ・死後 聖戦の最後で完全復活したハーデスに対し、他の黄金聖闘士と共に魂の姿でシオンと童虎に助成、「夢のため」にその力を発揮した。 ■外伝におけるデジェル ・第3章 水瓶座 水瓶座のデジェルに、危険で甘美な誘惑が迫る! 永遠の若さ、美貌、美声をあわせもち君臨する者・ガーネット婦人とは何者!? そして、500年を生きる伝説の聖闘士・クレストの行方は? 悠久の果ての真実をかけてぶつかり合う 師と弟子の悲しくも美しき激闘が導く真理とは!? 時系列は本編の5年前でカルディア編の後。マニゴルド編、シオン編との前後関係は不明。 1年前にフランスのある場所で消息を絶ったデジェルの師匠・クレストから「助けてくれ」という一筆の手紙を受けた聖域はデジェルを派遣。デジェルは社交界にも繋がりのあるセラフィナの助力でその場所に赴く。 そこはガーネットと呼ばれる美声と美貌で土地を収める領主の収める土地。ガーネットの屋敷で行われたパーティに紛れたデジェルはそこで知り合ったメイド・フローライトの話と実際目にしたガーネットの異質さからクレストがこの屋敷にいることを確信する。 確信を得たデジェルはセラフィナとガーネットに反旗を翻して失敗した客人・フライユ夫人を見送った後、ガーネットの誘いに乗り、彼女の屋敷へと戻る。そこではガーネットの護衛・宝石児(ジュエルズ)の火打石(フリント)が待ち構えていた。偶々、デジェルの後をつけていたフローライトを人質に取るなどをするフリントを物ともせずに撃破するデジェル。フリントは敗れると石になるのだった。 デジェルはクレストを探す為に場内の探索に出る。フローライトには仕事に戻るように言うが、彼女も行方不明になった父の行方を追ってガーネットに近付いた事と彼女の熱意を買って案内役を頼む。 フローライトの案内の元にシロの地下に忍び込み、立ち入り禁止の部屋に踏む入ったデジェルとフローライト。そこは書斎であり、その本の並び方にクレストの面影を見る。そこに人の気配を感じ、追った先には見送ったはずのフライユ夫人が捕まっていた。更に後ろからはクレストの気配を感じる。しかし、背後にいたのは宝石児(ジュエルズ)の光の山(コー・イー・ヌール)だった。敵と知って攻撃を仕掛けるデジェルだが、それに相対した冷気はデジェルのよく知るものであり、コー・イー・ヌールは己をクレストと名乗った。 全盛期の姿のクレストに戸惑うデジェルだったが、クレストの猛攻に倒れる。 クレストはデジェルに自身が生きた五百数十年の間に、ハーデス、ポセイドン、アレスなどの神々の聖戦を繰り返す中で「真の平和に必要なのは死なぬ人間」という結論に辿り着いたと語る。 そして、50年前にその力を持ったガーネットと出会ったことでその考えは確信に変わりそれから50年の思考の末、彼女のために戦うと決めたのだった。 問答する2人に次なる刺客として玉髄(カルセドニー)と電気石(トルマリン)が立ちはだかる。デジェルの相手を2人に任せ、クレストは一旦身を引く。それでも身内に本気になれるデジェルを煽る為にセラフィナを拉致した事を示唆する。悠久の時を生きた自身の出した答えに弟子がどう答えるかを期待して。 クレストに代わり幻影と雷撃のコンビネーションでデジェルを攻撃する2人だが、黄金聖闘士のデジェルは地の利を生かして攻撃を無効化、新技「ダイヤモンドダスト・レイ」で2人を撃破する。 一方、フローライトは書斎で偶然見つけた隠し扉から白のさらに地下へ向かっていた。そこには干からびた人間が琥珀に閉じ込められている空間が広がっており、そこで変わり果てた父を見つける。 琥珀を割ろうと手を血まみれにするフローライトだが、デジェルに止められる。戻らぬ父に泣きじゃくるフローライトだが、デジェルの励ましを受けて立ち直る。 ガーネットの秘密を知ったデジェルはクレストの考えは間違っていると言い、かつての師に拳で答える。 放ったオーロラエクスキューションはクレストの奥義・フリージングシールドによって跳ね返された。単なる楯としてだけでなく敵を動きを奪う攻撃に転じるフリージングシールドは黄金聖衣すら凍結させる絶対零度の威力を持ち、デジェルは完全に凍結する。 いずれ散りゆく弟子の命を氷の棺(フリージングコフィン)に閉じ込めて振り返るクレスト。しかし、デジェルの動きは完全に止まっていなかった。 極限の中で水瓶座の真髄に到達したデジェルはフリージングコフィンの中で動き、再び決意を乗せた拳を向ける。クレストとは真逆にごく一時の時間を生きる者として。 それを聞いたガーネットはデジェルを称えるが、もう止まれない自分達の行動の全てをクエストに委ねる。デジェルはそこで初めてクレストが同じく永き時を生きたガーネットに仕える気になった理由を察する。 そして一時と悠久、二つの相反する凍気がぶつかり合う。 デジェルを覆っていた氷は砕け、逆にクレストとガーネットは氷の棺の中にいた。そして、2人を庇う様にウィーブルの宝石が砕け散った。 デジェルの答えを受け取ったガーネットは自身の過去と、ウィーブルの宝石の力で200年も前から生き続けてきたことを話した。夫を失った悲しみから逃れ、一人孤独に生きてきたガーネットを理解してくれたのは同じく同氏を失いながらも永き時を生きたクレストだった。 しかし、クレストは現在でも聖闘士としての気概を失っておらず、自分達の目指す道が正しいかどうかを同じ聖闘士である弟子のデジェルに委ねることにし、今回の一件を仕組んだのだった。 石の力を失ったガーネットは年老いた姿へと戻り、クレストはデジェルにセラフィナを連れて戻るように言う。一時の流れを生きる為に。そして、止まった時を永く過ごした2人は永久氷結の棺の中で永遠の眠りにつくのだった。 全てが終わった後、デジェルはセラフィナを連れ、先に脱出していたフローライトとフライユ夫人と合流する。クレストとの戦いで視力に影響を受けていたデジェルはフローライトから彼女の父の形見である眼鏡を貰い受け、今回の出会いを心に刻んだ。 聖域に帰還したデジェルは熱にうなされるカルディアの治療のついでに尋ねるのだった。もし、病が治り永遠に生きられるとなったどうするかを。それに対してカルディアは長かろうが短かろうがそんな限界(リミット)の無い命はいらないというシンプルな答えに笑みを浮かべた。 ・第11章 双子座 教皇の命令で巫女(ビューティア)殺害の容疑がかけられたデフテロスの元に派遣され彼と交戦。しかし、彼が兄を庇う為に嘘をついている事を見抜いて手を引く。 その後、アスプロスの策略でデフテロスと共に異次元の闘技場に閉じ込められ、封印の解かれた狂闘士を討つ為にデフテロスと共闘する。 戦いの最中で水瓶座の黄金聖衣との共鳴で異次元を突っ切ってデフテロスを助けに来た双子座の黄金聖衣を見てデフテロスに双子座の聖闘士の資格があると見る。 デフテロスがコカロを撃破した後は彼の頼みでアスプロスに聖衣を返却した。 ・第12章 双子座 デフテロス編の直後で、セージとシジフォスにデフテロスの存在とアスプロスの脅威を報告しており、時期教皇から外すように進言している。 余談 本編、外伝含め黄金聖闘士の中でもメインの話に女性が絡む事が多く、同時に女性関連で大変なめに遭っている為(本編ではパンドラの愚行、外伝ではガーネットの一計)、女難の相があるのでは?とスレでささやかれた事もある。 また、2chでは原作での水瓶座の最大の奥義であるオーロラエクスキューション(AE)が不遇である事も有名。外伝含めて作中で使用した5回中、全て効かないか何らかの原因で防がれたり、弾かれたりしている。 また、5回中4回(ラダマンティス戦、ユニティ戦、クレスト戦×2回)は見開きでぶっ放すという構図で、そのすべてが弾かれているか防がれている(一応ユニティ戦とクレスト戦の2回目は間接的には決め手になっている)。その為、水瓶座外伝連載時のクレスト戦で最初にAEを撃ったシーンで終わった回を見た読者の中には「来週見開きブッパAEだからまた効かないんじゃ」と予想する者もおり、予想通り効かなかった また、デジェル、カルディアがメインを張るブルーグラード編は無印聖矢でポセイドンの言った「前聖戦で僅かだが目覚めた」という発言を手代木女史が活用して作った話である。 追記、修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目名から聖闘士星矢が抜けてました。項目名変更できるならお願いします -- 名無しさん (2016-11-17 12 58 19) 作成おつ!これで項目ないのはLC黄金はシジフォスだけだな。女難ではあるだろうけど散り際は憧れの美人のお姉さんと一緒だからそこまででもない…? -- 名無しさん (2016-11-17 18 11 31) 外伝で驚いたのは聖闘士になってもセラフィナとはちゃんと交流あったんだなー。ってことだったりする。そう思うと本編のデジェルのエピソードはより切ない。 -- 名無しさん (2016-11-17 20 35 05) 後の花京院の人と聞いてエメラルドスプラッシュのテンションでオーロラエクスキューションを叫ぶのを動画で見たかったのう… -- 名無しさん (2016-11-17 20 38 25) ポセイドンが憑依するのは代々ソロ家の男児じゃなかったけ~?と思いながら当時読んでたな。 -- 名無しさん (2016-11-18 08 45 34) ↑まぁ今回は本編以上に突発的な事故みたいなもんだったからな。寝ぼけて暴れてるだけだし -- 名無しさん (2016-11-18 16 12 55) 敵は外伝と本編両方で師匠と親友とその姉、修業時代はタンクトップにレッグウォーマー、どう考えても氷河の前世です。本当にありがとうございました。 -- 名無しさん (2016-12-25 22 17 45) ↑ 聖闘士で公式で転生ってのは初代から星矢までの天馬星座だけじゃ? -- 名無しさん (2020-02-11 17 28 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/3257.html
【名前】 サジタリアーク 【読み方】 さじたりあーく 【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー 【初登場話】 第1話「どきどき動物ランド」 【モチーフ】 弓矢、ルーレット 【名前の由来】 いて座(英:Sagittarius)+弧(英:arc) 【詳細】 「デスガリアン」の拠点となる宇宙船。 横にした弓矢のような形状で、中央にある矢の部分に当たるところに塔があり、塔に幹部達の集う部屋がある。 幹部の集う部屋から地上に転送される際、無数に重なったコインメダルのようなエネルギーが発生、移動できる。 「ジニス」にエネルギーを供給している。 第47話で地球での「最後のブラッドゲーム」を行い、矢部分を地球に突き刺し、「ジニス」の細胞を注入しようと目論み、ナリアや量産型ギフトに護衛されるも、ナリア達は全滅、ワイルドトウサイドデカキングにエネルギーの供給部位を持たれて振り落とされる形で弓部分が制御できずに落下、最期はワイルドトウサイドデカキングの力で地表に激突した事で破壊された。 【戦闘機トライアングラー】 「デスガリアン」の所有する戦闘機。 三角錐のような形状で、「ブラッドゲーム」に参加する「プレイヤー」が地球に降り立つ際に使用される。 複数の機体で編隊を組んで移動、光線を放って攻撃を行う。
https://w.atwiki.jp/fortunedejimon/pages/97.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sajitari.jpg) サジタリモンR 入手方法ブロンズガシャ シルバーガシャ ゴールドガシャ
https://w.atwiki.jp/anti-omega/pages/57.html
聖闘士星矢には他作者によるスピンオフ作品が複数ある。 スレッド内でも時々話題にも出るので簡単に解説。 それぞれ作風の違いはあるがテンプレにもあるように 派生作品の叩きはアンチスレでは禁止されている。 聖闘士星矢 エピソードG 漫画岡田芽武 通称G 7年前の聖域を舞台に獅子座のアイオリアが主役の物語。 黄金聖闘士とティターンズ神族との戦いを描く。 独特の聖衣デザインや必殺技の演出が特徴。 聖闘士星矢 NEXTDEMENTION 冥王神話 原作者車田正美によるスピンオフ兼続編 通称ND 原作終了直後星矢を救うべく前聖戦の時代へ向かうアテナやかつての青銅聖闘士の物語。 フルカラー作品であり不定期に連載している。 公式アナウンスでは他派生はパラレル扱いとなっており、 実際の正統続編はこの作品のみとなっている。 紫龍が養子を持ってる描写がされたためΩが完全にパラレルに確定した 聖闘士星矢 THE LOSTCANVAS 冥王神話 漫画 手代木史織 通称LC NDと並行して連載されたもう一つの前聖戦の物語。 黄金聖闘士の描写等で人気を得てアニメ化もされた。 それぞれ作品ごとに作風の違いはあれど共通しているのは 聖衣のギミックを生かし、書き込まれた作画 アテナのために戦う聖闘士の戦いを描いている。 神話の世界観を設定として活用している。 またエピソードGの作者の原作者からもらった指定では 男の色気と芸術品の様な聖衣描写も重要視した事が判明している。 Ωが嫌われる原因になっているのは その辺りの設定や世界観の度を越した破壊もある。 派生作品に対して原作者はND6巻にて 「原作以外はのれんわけ」と表現している。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/774.html
登録日:2012/03/01(木) 21 02 43 更新日:2024/01/14 Sun 22 12 43 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 LC エクスカリバー エルシド ロストキャンバス 中井和哉 冥王神話 山羊座 武士 漢 故人 聖剣 聖闘士星矢 黄金の精神 黄金聖闘士 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物。 声:中井和哉 ■プロフィール 年齢:26歳 誕生日:12月27日 血液型:B型 身長:187cm 体重:87kg ■人物 聖闘士星矢の時代から約240年前の前聖戦における山羊座の黄金聖闘士。 性格は非常にストイックで己を一振りの剣として鍛え上げる事に全霊を尽くしており、夢の中でも聖剣しか映らない程。口数が少なく表情も固いが、窮地やピンチにも己を見失わずに分析、対処できる冷静沈着な人物。多分水瓶座の人よりクール。 ■技 手刀 一刀両断の手刀。後の山羊座のシュラは(設定上は)四肢を刃のように研ぎ澄まし、その手刀を「聖剣(エクスカリバー)」と称しているが こちらは右腕一本のみを徹底的に鍛えており、さらに未だに未完の剣技としてなんの名前もつけていない。 ちなみに射手座のシジフォスからは「エルシド自身こそが聖剣(エクスカリバー)」と称されている。 本人に言わせれば「未完」だが、実際は神も一刀両断、剣圧を飛ばせる、次元を切り裂くと色々優れた機能を持つチート。 また手刀とは言うが本質は研ぎ澄まされた闘気(小宇宙)であり、腕が切断されても闘気でライトセーバーみたいな刃を形成するので無問題。 ジャンピングストーン 山羊座の脚技。シュラは投げ技だがエルシドはドロップキック。 ■本編のエルシド ・夢の四神 夢界に囚われた射手座のシジフォスの魂の救出と夢神の眠りの結界を解除する任に着いている。 死の森の跡地で天退星玄武のグレゴー含む冥闘士の集団を見開きで切り捨てる。次いで現れた夢の四神と戦うもイケロスに剣を跳ね返されて右腕を飛ばされ、追撃の突進で森に落下という壮絶な入退場劇を見せた。ちなみにこれでいきなり右腕チョンパ、出血多量というハンデを背負う羽目になる。 この時、夢神の1人パンタソスに右腕を持っていかれた。 その後、右腕の黄金聖衣の気配を追って空間を切り裂いて自力で夢界に突入。パンタソスを一撃で斬り伏せ、実は男だったという正体まで暴いてしまった。 この時2chは数少ない女キャラのパンタソスにうはうはだったが、まさかの男でしたという衝撃の事実とそれを暴いたエルシドの行動で大炎上が起こった。 なおパンタソス撃破の際の一言「あと三神!」という仮にも神である存在をかたっぱしから斬り捨てる宣言は割と人気。 続いて因縁の相手であるイケロスと対峙。イケロスの空間を操り攻撃反射、空間に潜んで気配無しの奇襲攻撃に苦戦するが、精神を研ぎ澄ませ、一瞬の空間の歪みを読んだ一閃でイケロスも撃破する。 パンタソス、イケロス撃破後、モルペウスが倒された事で崩壊したモルフィアでテンマと遭遇し、保護する。 モルフィアに残ったシジフォスの魂を夢から解放しようと剣を振るうも揺らぐだけに終わり、更にイケロス、パンタソス、モルペウスの魂を統合したオネイロスとの戦闘になる。 オネイロスとの戦闘中にサーシャがシジフォスの夢の中に入っていったのを知り、テンマと共に夢の門を死守する為に空間を切り裂いて、現実世界にオネイロスを引きずり出す。 シジフォス…… 俺はどんなに不器用と言われようが、ひとり心を刃にして突き進んできた。 この一振りの剣だけで、はたして未来を切り開く事ができるのか…… その答えは、この戦いの中で見つけるつもりだ。 OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 第二章』第22話「大義の先」予告ナレーションより ・聖剣と呼ばれし男 現実世界でテンマとの共闘でオネイロスの足止めをするが、四神の魂からなる破壊力と再生力により決定打を与えられないままじり貧になってしまう。 更に近くに居合わせた自身の部下もオネイロスに殺害される。この時、怒りを押し殺して感情で突進したテンマを制止し、自らの道を見失わないように師事している。 自身とテンマの負傷から、一撃で決める為にテンマの協力の基、全力の斬撃で四神をバラバラに切り裂く。しかし、ハンデを背負った状態での連戦続きのせいで仕留めきれず、逆に疲労と苦痛が限界に達して動けなくなってしまう(オネイロス曰く万全ならやられていた)。 負傷の限界で動けなくなるが、耶人とユズリハの介入で助けられる。黄金である自分が戦っているテンマ達の前に立てずにいる責任を感じ、折れ掛けるが、目覚めたシジフォスの呼び掛けを受けて勝利の為に再び立ち上がり、極限まで小宇宙が高まった状態でアテナの力を注いだシジフォスの矢を四分割して四神の魂を同時に撃破する。 最期は死の間際に道連れにしようとしたオネイロスの自爆からテンマを庇い、夢神と共に消滅した。 ■外伝におけるエルシド 第5章 山羊座(カプリコーン) 砂漠の中に忽然と現れた街カタラニア そのコロシアムにて繰り広げられる武闘大会に山羊座の黄金聖闘士エルシドが参戦した!! その目的とはいったい!? 己を剣と鍛えた男のかすかな刃こぼれ 少年時代の淡き思いが鈍くうずく!! 5章で主役として登場。聖戦が始まるの話で、聖域の命を受けて陽炎(カタラニア)の街に赴く。 本来聖闘士は武器の使用を禁じられているが、さらっと実剣を振り回している場面も(本人も本当は使ってはいけないと言ってるけど)。どうも普通の剣の扱いも達者の様である。 コロッセオでの予選は難なく突破するが、予選終了直後にコロッセオの主である陽炎(カタラニア)の姫が降り立ち、エルシドの戦いぶりを称え、褒美として己が打ち、研ぎ澄ました聖剣「斬桜鬼」の力を見せた。それは刀を振らずとも持ち主の心に応えて相手を斬ると言う物だった。しかし、エルシドは刀の力よりも姫の素顔に驚いていた。姫と呼ばれた女性の素顔は聖闘士候補生時代の友人であり、共に己の道を極めようとしていた東洋の島国出身の刀鍛冶・峰と全く同じだった。 しかし、峰は自身が聖闘士候補生時代に重い病に掛かり、志半ばで死んだとエルシドは語るが、姫の刀に対する執念は正しく峰のものだという事実に揺れ動く。死んだはずの峰が目の前に現れた事に動揺しながらも気持ちを落ち着けて本戦に挑むエルシドだったが、そこにさらにエルシドの刃を揺らがせる人物が現れる。 本戦に出場する4人の戦士最後の1人は「陽炎(カタラニア)の英雄」と称された「黒き戦慄のフェルサー」であった。フェルサーは観客を盛り立て、発した熱気を喰らい「熱気は夢を現実にする」と意味深な言葉を残して行った。フェルサーは峰同様にエルシドのかつての友であり兄の様に慕っていた人物であり、エルシドは「優しくも強さは本物で仁智勇を兼ね備えた真の聖闘士となるべき男」だったと評していた。 エルシドが聖闘士候補生時代に山火事に巻き込まれる事件が起こり、逃げ遅れたエルシドと峰を守る為にフェルサーは燃え盛る木々をすべてなぎ倒して山火事を鎮めた。その一件で利き腕に深い傷を負うが、夢を持たず漠然と聖闘士を目指していたフェルサーは夢を持ってそれに邁進する峰とエルシドを守れたのが本望だと言い、暫く後に聖域から姿を消した。 昔を思い浮かべ、動揺するエルシドを尻目に戦いは始まり、いきなり背後を取られる。 エルシドの相手は電気仕掛けの人形を操る科学者・パルマー。古代ギリシャの文献から聖闘士の存在や小宇宙についても分析しており、得意の電気仕掛けで神経を操ってエルシドの小宇宙を封じ、優位に立ったと思われたが、身体能力までは封じ切れなかった為、小宇宙無しの肉弾戦で人形を破壊され、本体も倒された。 勝利したエルシドは5年前に姿を消したフェルサーの戦いを観戦する。再会したフェルサーはかつての剣気を漂わせながらも別人のように豹変しており、対戦相手を容赦なく惨殺して勝利を収めた。 「変わり果てたフェルサーと戦えるのか?そんな大事な任務なのか」と心配するラカーユにエルシドは陽炎(カタラニア)と関わりがあると考えられる「夢神」の事を話し、先ほどのフェルサーの言葉と行動から封じられていたはずの「夢神」の封印を解き、その力を利用しているのがフェルサーだと推測する。 ついにエルシドはかつての兄弟子であったフェルサーと対峙し、自らの手刀で黒い鎧を切り裂いた。兄弟子相手でも鈍らない切れ味に称賛したフェルサーは自らが封印を解いた「夢神・ボペトール」の力で作り出した峰の求める聖剣であり、自身の夢そのものである斬桜鬼を抜き、次元すら切り裂き、黄金聖衣の防御さえも意味をなさない攻撃でエルシドを追い詰める。それに対し、エルシドはフェルサーと峰の夢と称する斬桜鬼と語る為に「抜き身の刃」となるべく黄金聖衣をキャストオフする。 「抜き身の刃」となり、フェルサーの激しい攻撃による流血で自身の身体が冷え切るに連れ、エルシドは己の中の剣の形が見え、それを荒く欠けた剣だと称した。そして斬桜鬼の姿は未練と妄執に囚われた悪霊そのものだった。エルシドは聖剣による一閃でフェルサーごと斬桜鬼を断ち斬り、フェルサーは倒れた。 敗れたフェルサーは山火事の一件で戦士としての道が絶たれたと知ってもさして感慨が無かった事に絶望した事、聖闘士として向かうべき道も無く、夢に向かって進むエルシドと峰を見て心の隙間を埋めていた事、そして旅先で峰の死を知り、志半ばで散った峰の夢を実現させてやりたいと思い夢神の封印を解いた事など己の胸中を晒した。その姿はかつてのフェルサーだった。 全てが終わったかに見えたその時、突如フェルサーの身体から彼の使役していた夢神ボペトールが力を取り戻して復活した。 峰の夢を利用して力を蓄え復活したボペトールは夢界への道を開き、観客たちの熱気・生命力を奪って神話の伝承の様に陽炎(カタラニア)の街を消し去ろうとする。 ボペトールを討つべく戦意を向けるエルシドだがボペトールの能力で戦意は奪われ、フェルサーとの戦いで傷付いた身体から生命力が抜けていき倒れてしまう。朦朧とした意識の中でエルシドは峰の姿を見た。 昔の私の夢は死んだ日に変わった。今の私の見たい夢は聖剣となったお前を見る事だ 今の峰の見たい夢を知ったエルシドは再び熱気と生命力を取り戻し、ボペトールの喉元に刃を突き立て、刃の如き鋭さとなった全身でボペトールの身体を貫いた。 ボペトールは消え去り、陽炎(カタラニア)の街が消え去っていく中、エルシドは消えゆく峰に峰と自身の夢である「己が聖剣となる事」を必ず叶えると誓う。それを聞いて振り返った峰の顔は微笑みとエルシドとの別れを悲しむような少しの涙顔が混じった表情だった。その場にはかつて峰が研ぎかけのまま錆び付いた刀が残っていた。 フェルサーはこの陽炎(カタラニア)の街はその刀が見ていた夢だったと語り、自身の罪を償い、今度こそ己の道を探す為に再び旅に出た。 祈っているぞエルシド お前の夢がこの陽炎の如く消えぬように 過去の想いと夢への想いが入り混じり、混沌とした任務を終えたエルシドは弟子入り志願のラカーユを連れ、戦友と弟子の待つ聖域へと帰還した。 ちなみにこの外伝に出てくる青年(エルシドに弟子入りする)は本編で死亡したのと同一人物。 本編だと活躍どころかセリフが1回あったか無かったかレベルの出番なのにえらい出世である。 追記、修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 黄金聖闘士の前任の中では珍しい、汎用性を捨てた特化型の技を持つ聖闘士。 外伝の逸話(最強の一振りを生み出そうと競った)から「最強の一刀は一つのみ」という信念でもあったのかも知れない。 まさにその生き様は「修羅」の一言である。 -- 名無しさん (2013-11-06 13 34 32) 射手座のサポートで夢神を倒したのも原作へのリスペクトを感じたな -- 名無しさん (2013-11-06 21 03 47) 技の聖剣(エクスカリバー)は間違いじゃないか? 本人が未完の技だから名前は付けてなかった筈。 -- 名無しさん (2013-12-07 16 31 40) ↑そうだな。「『手刀』シュラの聖剣と同系統の技。しかし本人は未完成として名付けていない~略~チート。ちなみにシジフォスからはエルシドのあり方こそが「聖剣」と言われている。」みたいな感じ?あとシュラは四肢を鍛えてはいたが聖剣と呼ばれてたのは手刀だけだったっけ? -- 名無しさん (2013-12-07 17 16 01) 外伝見ると、なんやかんや言って峰さんには惚れてたのかな? 峰さんはほぼ確実に惚れてたみたいだが -- 名無しさん (2014-05-04 11 29 28) サガがやらかさなければ、シュラとアイオロスもエルシドとシジフォスの関係になれてたと思うと何か感慨深いな… -- 名無しさん (2014-09-10 16 40 41) 押しかけ弟子のラカーユのことも受け入れるあたり付き合いにくい人ではないだろうけど外伝で驚いたのは「女友達いたの!?」だったりする。まあ嫁さんまでいた人もいるしおかしくもないんだけど。 -- 名無しさん (2014-09-11 09 34 08) 何気にこの人も聖衣脱衣を披露してたりしてる。 -- 名無しさん (2014-10-19 23 28 29) エルシドとサーシャの絡みとか見たかったなぁ……。 -- 名無しさん (2015-03-14 10 18 25) シジフォス助けるために夢界に来たときに会話なかったからなぁ、聖域にいる時に会話してるだろうけど。 -- 名無しさん (2017-06-12 07 05 16) 下級とはいえ神を計5神討伐している黄金聖闘士屈指のゴッドスレイヤー -- 名無しさん (2019-06-14 21 34 39) 夢神の結界を解除した以上にテンマを現実世界に無事に連れ戻したのが大きい。 -- 名無しさん (2020-03-13 21 18 03) アテナですら生身で夢界に移動できないから(オネイロス談)、エルシドが保護しなかったら聖戦終了までずっと夢界の中にいた可能性がある。 -- 名無しさん (2020-03-13 21 41 02) ラカーユの名前がいきなり出る記事は修正した方がよろしいかと -- 名無しさん (2024-01-14 22 12 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/352.html
この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるという希望の聖闘士(セイント)──その昔、闘いの女神アテナを常に守る少年たちがいた。彼らは女神(アテナ)の聖闘士と呼ばれ、己の肉体だけを武器として闘った。その拳(けん)は空(くう)を引き裂き、その蹴りは大地を割ったという。そして今──真の勇気と力を持った少年たちが、新たな聖闘士として甦った! よみがえれ!英雄伝説 現代の日本。大財閥・グラード財団によって建造された闘技場、グラードコロッセオ。 ここでは聖闘士同士によるトーナメント戦「銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)」が開催されていた。 聖闘士同士のすさまじい死闘に、観客たちが歓声を送る。 主催者は13歳にしてグラード財団の事実上の最高権力者、城戸沙織。 沙織「お爺様、ご念願の聖闘士による黄金聖衣(ゴールドクロス)争奪戦『銀河戦争』が始まりました。沙織がお爺様に代って、主催者を務めております。どうぞ天国から、ご覧になっていてくださいね…… 星矢(セイヤ)、何をグズグズしているんです? 早くペガサスの青銅聖衣(ブロンズクロス)を持って帰って来なさい! ギリシアから……」 聖闘士の総本山、ギリシア・聖域(サンクチュアリ)の闘技場。主人公の星矢と、巨漢カシオスが対峙する。 そして聖闘士の最高指導者・教皇。 教皇「お前たちは今日まで各々5人の戦士と戦い、勝ち抜いてきた。1024人いた戦士の中で、残ったのはもはやお前たち2人のみ。さぁ闘え、2人とも! 勝者には栄誉あるアテナの聖闘士の証、このペガサスの聖衣(クロス)を与えよう!」 ペガサスのレリーフの刻まれた箱。 星矢「あれがペガサスの聖衣か! あの聖衣を手に入れるため、俺ははるばるこのギリシアまで来たんだ!」 箱に見惚れる星矢の隙を突き、カシオスがいきなり星矢を吹き飛ばし、さらに片手で安々と体を掴み上げる。 星矢「うわぁっ!?」 カシオス「フハハハ! 星矢、聖衣はお前にはやらんぞ! ギリシア人であるこのカシオス様のものだからな!」 周囲でほくそ笑む兵たち。星矢の師匠である仮面の女戦士・魔鈴(マリン)が飛び出す。 魔鈴「カシオス!? 不意を突くとは卑怯だぞ!」 カシオスの師匠である、同じく仮面の女戦士シャイナが返す。 シャイナ「魔鈴、闘いを前に隙を見せたほうが愚かなのだ。やれ、私のカシオス!」 カシオス「さぁ、ひと思いにこのまま握り潰してやる。いや、最後はゆっくり…… そう、お前の体を少しずつ引き裂いていこうか」 魔鈴「星矢!?」 星矢「うぅっ! くそぉ……っ!」 カシオス「まずは耳を落としてやる!!」 カシオスが拳を振り下ろす。血しぶきが飛び、耳が地面に転がる。 だがそれは星矢ではなく、カシオス自身の耳。星矢が束縛から逃れ、手刀でカシオスの耳を斬り落としていた。 カシオス「あぁ~っ!? み、耳がなくなったぁ! き、貴様ぁ!」 シャイナ (今まで感じなかったオーラが、星矢の周囲にあふれている…… 魔鈴、星矢をあそこまでに育て上げるとは!?) カシオス「わ、わからねぇ…… ヤツがオレの耳を!? あの泣きベソ星矢が!?」 数年前まで、幼い星矢は常にカシオスに負け続けていた── 星矢「カシオス! 俺はもう、昔の星矢じゃないんだぞ!」 カシオス「な、何ぃ!? 殺してやるぅ!」 突進するカシオスをかわし、星矢が飛び蹴りを見舞う。 兵たち「おぉっ!?」「またカシオスがやられた!?」 カシオス「バ、バカな…… 一度も俺に敵わなかった星矢が!?」 星矢「カシオス! お前には相当の借りがある。全部返してやるぜ! 行くぞ!」 カシオスの攻撃は一向に決まらず、星矢の攻撃が次々に決まる。 星矢「6年間この聖域で生き延びた俺たちだ。命だけは助けてやるぜ!」 兵たち「拳にも蹴りにも、星矢の魂(ソウル)と力(パワー)が見事に集中している……!」 シャイナ「バカが! 何を感心している!?」 兵たち「シャ、シャイナ様……」 シャイナ「このままでは星矢に聖衣を持って行かれることになる」 カシオス「渡してたまるかぁ……! 聖衣は古代ギリシアの大いなる遺産だぁ! 日本人のお前なんかに、あの聖衣を纏う資格はねぇ!」 星矢「まだわからないのか? 資格がないのはお前のほうだ!」 カシオス「な、何をぉ!?」 星矢「お前は聖闘士の表面的な破壊力を身につけただけだ。お前は、自分の体の中に宇宙を感じたことがあるか?」 カシオス「う……宇宙だとぉ!?」 魔鈴 (星矢……) 星矢が幼かった頃の修行の回想── 魔鈴が星矢に石を示す。 星矢「素手でか?」 魔鈴「そう。その石を素手で割ってみて」 星矢「無理だと思うけど…… はぁっ!」 星矢が石に手刀を叩きつけるが、石は割れず、血が滴る。 星矢「わぁっ! 痛ぇっ……!」 魔鈴「バーカ。ここにきて3年も経つというのに、こんな石一つ割れないの? いい? 石は原子でできている」 魔鈴が石を軽々と握りつぶしてみせる。 魔鈴「私もお前の体も、原子ででき上がっている。この地上にあるものはすべて! 夜空に輝くあの星も。いい? 破壊するということの根本は、原子を砕くということなの」 星矢「……うん!」 魔鈴「星矢、 ruby(パワー){力}を集中させて! お前の体内にある、すべての ruby(ソウル){魂}を集中させるの。破壊しようとするその一点に、その拳に!」 星矢が渾身の力を込め、石に拳を叩きつける── 石が砕け、大地に大穴が空く! 星矢「……魔鈴!」 魔鈴「星矢。宇宙は150億年前に、ひとつの塊からビッグバンの爆発によって誕生したの。いわばお前の肉体も、爆発によって生まれた ruby(コスモ){小宇宙}の一つなのよ」 星矢「コスモ……?」 魔鈴「真の聖闘士は、自己の体内にあるその小宇宙を爆発させることによって、超人的なパワーを生み出すんだわ。そして大地を割り、星を砕くのさ。星矢、お前の小宇宙を爆発させてごらん。自分の拳を流星と化すのよ。流星と!」 星矢「流星……!」 魔鈴「お前の守護星は、ペガサスよ!」 夜空に光るペガサス座の星々── 星矢が奇妙な構えをとる。 兵たち「な、なんだ!? あの星矢の構えは!?」 星矢「カシオス! もう一度言う。お前の負けだ!」 カシオス「バ、バカめ! 本当にお前の体に宇宙が見えたら、聖衣はくれてやらぁ!」 シャイナ「あれは…… 天馬座(ペガサス)!? 星矢の拳が、天馬座の13の星の軌跡を描いている!」 カシオス「く、くそぉ! こんな子供騙しに……!」 シャイナ「やめろ、カシオス! 星矢に近づくな!」 星矢「おおぉ──っ! ペガサス流星拳──!!」 百発近くの必殺拳が流星のごとく降り注ぎ、カシオスに命中──! カシオス「何ぃ!? うわぁぁ──っ!?」 とどめの一撃を浴びたカシオスの巨体が地面に沈み、星矢は見事、勝利を収める。 教皇「アテナは星矢を、新たなる聖闘士と認めた! ここに聖闘士の証である聖衣を授ける」 星矢「やったぁ! やった、やった! ついに手に入れたぞ、聖衣を!」 教皇「なお、星矢に忠告しておく」 星矢「え!? あ、あ……」 教皇「聖闘士は古代よりアテナを守護し、正義を守ってきた。その聖衣も、正義を守るためにのみ身に纏うのだ。決して私利私欲のために纏ってはいけない」 シャイナ「おのれぇ…… 星矢め!」 その夜、魔鈴と星矢の宿。星矢がそっと、聖衣の箱に手を伸ばす。 魔鈴「星矢」 星矢「わぁっ!? ……お、脅かさないでよ。びっくりするじゃないか」 魔鈴「用もないのに聖衣の蓋を開けちゃ、いけないよ」 星矢「はい……」 魔鈴「気持ちはわかるけどね」 星矢「でしょ? ねぇ。ハハ……」 魔鈴「聖衣は自分の身を守るための…… はっ!?」 夜の岩道を魔鈴が駆け、聖衣の箱を背負った星矢が続く。 その頃、シャイナ配下の兵たちが星矢たちを追っていた。 「追えぇ──っ!」「星矢から聖衣を取り戻すんだぁ──っ!」 星矢「ちょ、ちょっと待ってよ、魔鈴さん! なんで逃げたりするんだよぉ!? 俺は明日、堂々と日本へ帰れるはずなのにぃ!」 魔鈴「明日になったら星矢、お前は死体になってたよ!」 星矢「えっ!?」 魔鈴「聖衣を取られたシャイナの一味が、お前をやすやすと帰らすわけがないさ! ……ん!?」 魔鈴が突然立ち止まり、星矢が勢い余って転倒。 星矢「痛ぇ! 急に止まらないでよ!」 魔鈴「……結局、遅かったようね」 星矢「えっ!?」 目の前にシャイナが立ち塞がっている。 星矢「やいやい、なんで俺を目の仇にするんだ!? 俺は正々堂々とカシオスに勝ったんだぞ!」 シャイナ「魔鈴! 星矢をおとなしく引き渡してもらえる? それとも星矢を救うために、このシャイナと闘う?」 魔鈴「フン、こいつにそんな義理はないさ」 星矢「えぇっ!? そんなぁ!」 魔鈴「星矢。どうやら日本へ帰るには、シャイナを倒すしかなさそうだね」 毒ヘビの牙のようなシャイナの拳が、電撃のごとく星矢を捉える。 星矢「うわぁ──っ!?」 魔鈴「サンダークロウ!?」 星矢「痛ぇ…… まるで全身を、何万ボルトもの電撃で抉られたみたいだ」 再びシャイナが構えをとる。 星矢「おぉっと、冗談じゃないぜ! これ以上同じヤツを食らったら、本当に殺されちまうよ!」 シャイナ「サンダークロウ!!」 星矢「ペガサス流星拳──!!」 2人が同時に拳を繰り出す。星矢の放つ無数の拳が、シャイナの拳によって次々にかわされてゆく。 シャイナ「ハハハ、何が流星拳だ! 私にはお前の出す拳のすべてが見えるわ、パンチの数までも。1秒間にたった85発!」 星矢「すべてのパンチが、かわされてゆく!?」 シャイナ「サンダ──クロウ──!!」 渾身のシャイナの拳で、星矢が聖衣の箱ごと大きくふっ飛ぶ。 (魔鈴『星矢…… 聖衣は身を守るためのもの。自分の身が危うくなったときには、迷わず箱を開けなさい!』) 谷底に落ちた星矢。地面に転がっている聖衣の箱に、必死に手を伸ばす。 (魔鈴『悪霊が出るか、希望が出るか……』) 意を決して箱の蓋を開く。強烈な衝撃──! 箱の中から現れたのは、有翼の馬・ペガサスを模したオブジェ。 星矢「これが…… ペガサスの聖衣か!?」 ペガサスが宙に浮く。 星矢「なんだぁ!?」 ペガサスが分解。頭部がヘルメット、胴が腰のガード、4本脚が四肢のガード── 各部のパーツが聖衣のパーツとして星矢の体に装着され、ペガサスの聖衣が完成する。 星矢 (これで…… 俺は最強になったのか!? 神話から受け継がれた聖衣を身につけた今、拳は空を裂くという……) 試しに拳を振るう星矢。空を裂くような衝撃とともに、大地が燃え上がる。 星矢を捜しに来たシャイナ。 シャイナ「おかしい、確かこの辺りに…… はっ? これは…… 恐ろしいほどの小宇宙を感じる」 突然、一陣の衝撃。シャイナの肩が裂け、血が滴る。 シャイナ「うっ!? まさか、星矢がマッハの拳を!? どこにいる、星矢!?」 ペガサスの聖衣を纏った星矢が、姿を現す。 星矢「ここだ! 俺はここにいるぜ!」 シャイナ「その姿は!?」 魔鈴「ついに纏ったか、星矢…… 聖闘士の証、全宇宙でただ一つの、ペガサスの聖衣を!」 シャイナ「本当のお前が聖衣と一体になれたか、試してやる!」 2人が同時にジャンプ。星矢の拳が決まる前に、シャイナの拳が星矢の胴にめり込む。 シャイナ「思ったとおりさ。こいつ、聖衣に振り回されている。せっかくの聖衣も纏う者がお前では、役に立たないさ!」 星矢は思うように攻撃ができず、逆にシャイナの攻撃が次々に炸裂。 星矢 (うぅっ…… どうなってんだ、何が聖衣だ!? まるで鉛のように重たい…… こんなものを付けて闘えるわけがない! でも……) 最初に聖衣を纏い、拳を振るったときの回想── 星矢 (そうだ…… あのとき俺の拳は、空を引き裂きマッハを超えたんだ! だからあれほど遠くからでも、空気の衝撃波でシャイナさんの肩を傷つけられた! この聖衣の重さもまるで感じなかったのに…… なぜ? なぜ今は、この聖衣が役に立たない!? なぜなんだ!?) 魔鈴「聖衣を身に付けただけで力が出ると思ったら大間違いさ! 聖闘士は自己の体内にある小宇宙を爆発させて、超人的なパワーを発揮すると教えたはずじゃないか。聖衣も同じように、魂(ソウル)と力(パワー)が一致するのさ!」 シャイナ「ほら、お前の師匠が教えてくれてるよ。よぉく耳をかっぽじって聞くんだよ!」 一向に反撃できない星矢を、シャイナはなおも痛めつけ続ける。 魔鈴「心にわだかまりがあったり闘志がなければ、聖衣はただの重いプロテクターに過ぎない。初めて聖衣を身につけたときの興奮を思い出してごらん。そのときは、マッハを超えたろ!?」 ついに星矢が倒れる。 シャイナ「さぁ、燃えてみな。この私に闘志を漲らせてごらん!」 星矢「そんなの、ムリだよ……」 シャイナ「何!?」 星矢「いくら強くたって、本気で女の人に闘志を燃やして拳を振るうなんて、男にできるだけないよ……」 魔鈴「星矢!? たとえ女でも、相手は牙を持ってるんだよ!」 星矢「で、でも……」 シャイナ「おのれぇ…… とどめだ! サンダークロウ!!」 シャイナがとどめを刺す前に、シャイナ配下の兵たちが割って入る。 兵たち「シャイナ様、待ってください!」「ここは、我々に!」「こいつめ、逃げ切れると思っていたのか!」「聖域へ連れ戻して処刑だ!」「さぁ、立て!」「ほら、立てと言ってるのが聞こえないのか!? 倒れている星矢を起こそうとした兵が、慌てて手を離す。 兵「あ、熱ぃ!?」 1枚の木の葉が舞い、星矢の体に触れ、燃え上がる。 兵たち「おぉっ……!?」 星矢「ふざけるな…… お前らザコどもに勝手なことを言われる筋合いはねぇ! 死にたくなかったら、引っ込んでいろ!」 兵たち「な、何!?」「この場で息の根を止めてやる!」 星矢「男のお前らには遠慮しねぇぜ! 食らえ! ペガサス流星拳──!!」 容赦のないペガサス流星拳が炸裂──! 数人の兵たちがまとめて吹っ飛ばされる。 シャイナ「見えない!? 今の星矢の拳は、マッハを超えた!」 その余波を浴び、シャイナの仮面が真っ二つに割れ、美しい素顔が露わとなる。 シャイナ (しかもその風圧で、私のマスクまで飛ばすとは……) 星矢「へぇ…… シャイナさんって、そんな顔してたのか。もっと鬼みたいな顔かと思ってたよ」 シャイナ「星矢! 今度会ったときは、私も聖衣を付けて闘う。その時はお前も、本気で闘え!」 星矢「なるべくなら…… そんなことで逢いたくないな」 聖域の出口まで来た星矢と魔鈴。 魔鈴「星矢。この6年間、よくがんばったね。ただ、お前の闘いはこれから始まるんだ。あの山を越えればアテネ市内へ出られる」 星矢「うん……」 魔鈴「星矢。聖衣を日本へ持ち帰って、どうするつもりなんだい?」 星矢「教えたら、魔鈴さんの素顔も見せてくれるのかな?」 悪戯っぽく笑って問う星矢だが、魔鈴は無言だった── (続く)