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【オープニング】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 OP 聖杯戦争異聞録 帝都幻想奇譚 魔人アーチャー(織田信長) 不明 開幕前 ◆devil5UFgA OP カイン&魔人アーチャー カイン(直哉)、魔人アーチャー(織田信長) 聖杯内部 本格開始前 ◆devil5UFgA 【登場話】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 -022 高坂穂乃果&セイバー 高坂穂乃果、セイバー(アマテラス) ◆.OfI.CoB/2 -021 神の摂理に挑む者達 鹿狩雅孝、セイバー(カーズ) ◆yy7mpGr1KA -020 南ことり&アーチャー 南ことり、アーチャー(ヴィンセント・ヴァレンタイン) ◆devil5UFgA -019 羽藤桂&アーチャー 羽藤桂、アーチャー(白露型駆逐艦四番艦『夕立』) ◆RWOCdHNNHk -018 園田海未&ランサー 園田海未、ランサー(キュアラブリー) ◆devil5UFgA -017 アインツベルンが悪い 衛宮切嗣、ランサー(獣の槍) ◆lnFAzee5hE -016 渋谷凛&ランサー 渋谷凛、ランサー(アドルフ・ヒトラー) ◆Y0s8yQbTc2 -015 悪魔くん聖杯戦争(法) 松下一郎、ライダー(ザイン) ◆lnFAzee5hE -014 峯岸一哉&ライダー 峯岸一哉、ライダー(バビル2世) ◆devil5UFgA -013 島村卯月&ライダー 島村卯月、ライダー(マーズ) ◆HQRzDweJVY -012 宇佐見蓮子&ライダー 宇佐見蓮子、ライダー(伝説のモグラ乗り) ◆R1q13vozjY -011 マエリベリー・ハーン&ライダー マエリベリー・ハーン、ライダー(十四代目葛葉ライドウ) ◆g33OtL8Coc -010 槙島聖護&キャスター 槙島聖護、キャスター(フェイト・アーウェルンクス) ◆nEZ/7vqpVk -009 ふうまの御館&キャスター ふうまの御館、キャスター(加藤保憲) ◆devil5UFgA -008 七原秋也&キャスター 七原秋也、キャスター(操真晴人) ◆Y4Dzm5QLvo -007 狡噛慎也&アサシン 狡噛慎也、アサシン(焔) ◆arYKZxlFnw -006 ユズ・アサシン 谷川柚子、アサシン(復讐ノ牙・明智光秀) ◆Ee.E0P6Y2U -005 ジョーカー&バーサーカー ジョーカー、バーサーカー(ギーグ) ◆devil5UFgA -004 桐山和雄&ザ・ヒーロー 桐山和雄、ザ・ヒーロー(ザ・ヒーロー) ◆devil5UFgA -003 聖杯のUTSUWA リエンス王、ダッジャール(カオスヒーロー) ◆lnFAzee5hE -002 救世主の救い方 ロウ・ヒーロー、エンジェル(無道刹那) ◆TAEv0TJMEI -001 Ruler and Dominator ルーラー(シビュラシステム) ◆GOn9rNo1ts 【DAY BEFORE】 No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 000 DAY BEFORE:闇夜が連れてきた運命 運命に挑む者達 東京 日常 ◆devil5UFgA
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. 2017-02-01 聖杯戦争 閉幕 (Remember us.) ここは様々な作品のキャラクターをマスター及びサーヴァントとして聖杯戦争に参加させるリレー小説企画のまとめwikiです。 本編には殺人、流血、暴力、性的表現といった過激な描写が含まれています。閲覧の際は十分にご注意ください。 メニュー
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対峙!二人の『魔神』!! ◆MoyrepToUg 君がもし――――― ある日突然、人間以上の力を持ったとしたら――――― 君はその力をどう使う? その力で世界を滅ぼす悪魔になるか――――― それとも――――――― ◆ ◆ ◆ 「………つまり、アタシはそのセーハイセンソーとかいう殺し合いに巻き込まれて、ここは月の上で、アタシが 今いるこの東京はそっくりな偽物ってわけ? マジで?」 「ああ、そして俺は君のサーヴァントとして召喚された。クラスはライダーだ。驚いたかもしれないが、落ち着いて 俺の話を―――――」 「これが落ち着いていられるかっつーの! 何だよそれー!? つまりバトルロワイアルって事じゃん! どっか の漫画や映画じゃあるまいし、勝手に人を呼び出すなっつーの! 一体どこのドイツ人の仕業だー!? 主催者 出てこーい! アタシがフルボッコにしてやるーっ!!」 「いや頼むからあまり騒がないでくれ! まだ始まったばかりとはいえ、どこにこの戦いに乗った参加者がいるかも わからないんだぞ!?」 「うるせー!!」 ライダーのサーヴァントは召喚早々頭を抱えた。 自身のマスターである目の前にいる少女が明らかに状況に困惑していた為、おそらく自身の意思に反してこの場に 召喚されてしまったのだと踏んで状況を丁寧に説明したものの、結果は少女が予想に反してキレて騒ぎ出してしまった。 こういう場合普通ならパニックを起こすなりするものかと思っていたが、何というか随分と肝が据わっている少女 だとライダーは思った。 まあそれはともかく、今は彼女を鎮めなければ。 ライダーは暴れる少女を羽交い絞めにし、近くの物陰へと一時退避した。 「うう……変身してるアタシを取り押さえるなんて、あんた凄いね。流石はアジ……じゃなくてサバとかいうの だね?」 「サーヴァントだ。まあそんな事より、これからどうする気なんだ? ええと……」 「ああ、そういや名乗ってなかったっけ。アタシはZちゃん! よろしく!」 「!?」 数分後、ようやっと落ち着いた少女―――Zちゃん―――はライダーと共に物陰のゴミ箱の上に鎮座して話を進めていた。 自身の名を伝えたと同時に、Zちゃんはライダーが驚愕した表情を浮かべていたのに気付いた。 「あれ? やっぱ変な名前だった? いやぁこの名前アタシのばあちゃんが付けたんだけど、今流行のキラキラネーム ってレベルじゃないよねー。でも別に今は嫌ってわけじゃ―――――」 「………Zちゃん、ひとつ聞きたいんだけど」 「何?」 「君のその恰好………それは一体何なんだ?」 「ああこれ? これはねぇ………」 ライダーはマスターの少女の名を聞くと共に、出会った時からずっと気にかかっていた事を聞いてみた。 黒いロングコート状のコスチューム。 胸に付けられた赤いプロテクターのようなパーツ。 そして頭に被った特徴的な形状のヘルメット。 コスプレにしか見えないその姿はどう見ても――――― 自身が最もよく知る存在。 生前、長きに渡る戦いを共にしてきた『友』の姿に、とても酷似していた。 名前といい、他人の空似とかいうレベルではない。 その後ライダーは、Zちゃんから自身の姿や身の上などの説明を聞き、唖然とした。 兜十蔵、光子力、パイルダー、弓先生、三博士、地下帝国、機械獣、あしゅら男爵、その他諸々。 彼女の話の中に出てくる単語の一つ一つが、あまりにも自分の記憶に存在する情報と類似していたのだ。 その事実を受け止め、ライダーは納得しがたかったが一つ確信した。 「(きっと……おそらくこの子は……Zちゃんは俺やミネルバも知らない並行世界の『あいつ』なんだ!)」 ライダーはかつてある事情により幾度となく世界をやり直し、数え切れないほどの可能性の世界を経験してきた。 この聖杯戦争には様々な並行世界からマスターや英霊が召喚されている事も承知している。 故に気付いたのだ。 自分が様々な世界を見てきたとしても、それがすべての世界ではない。 例え自身が存在していなかったとしても、『あいつ』単体が存在する世界も無論あり得るのだ。 彼女もその可能性の一つなのだろう。 ………色々と認めがたい部分もあるにはあるが。 「どしたのライダー? 何かアタシの顔についてる?」 「いや、何でもない……話を戻すけど、君はこれからどうするんだ? この戦いに乗るのか、それとも―――」 「んな訳ないじゃん! 聖杯戦争だか宇宙円盤大戦争だか知らないけど、勝手に連れてこさせられて殺しあえとか、 アタシは絶対嫌だ! こんな戦争ぶっ潰して、こんな事始めたどっかの馬鹿をメッタメタのボッコボコにして やるよ!! あとこんな胡散臭い戦いに乗った奴らもついでにボコる!!」 ライダーに問われ、Zちゃんはそう啖呵を切り、決意を表明した。 何か行動を起こす時には、正しいか正しくないかではなく、やりたいかやりたくないかで決めろ。 大人社会が押しつける正義なんてものは二の次三の次でいい。 祖母から教えられ、自身の信条でもある言葉がZちゃんの心に再生された。 「そうか、だったら―――――――俺もZちゃん、君に力を貸すぜ」 「えっ!? でもサーヴァントって、なんか願いを叶えたくて参加するんじゃなかったっけ?」 「確かに基本的にはそうだろうな。だけど俺もこんな殺し合いに喜んで参加する気は更々ない。今の俺に何か 願いがあるとすれば……そいつはZちゃんみたいにこの殺し合いに巻き込まれた人達を救う事と、この殺し合いを 止める事、だな」 たった一人の願いの為に大勢の命が犠牲になる。 そんな事は決して認められない。 ライダーの答えは召喚された時点で最初から決まっていた。 万が一自身のマスターがこの戦いに乗り気だった場合は最悪自害も考えていたが、杞憂に終わった事にライダーは 人知れず安堵したのだった。 「へー、アタシ達気が合うじゃん! よーし、じゃあライダー! そうと決まればアタシ達二人でこの戦い、 必ずぶっ潰そうよ!!」 「ああ、よろしく頼むぜZちゃん!」 「ところでさぁ、ライダーってどんな事が出来る訳? 魔法使ったりビーム出したりするようには見えないけど?」 「それに関してはおいおい説明するよ。一つだけ言っておくなら……俺の宝具を見たら、絶対驚くと思うぜ?」 「ふーん、何だか知らないけど楽しみにしとく!」 主と固い握手を交わし、いよいよ歩みを進めながら、ライダーは思案していた。 方針は決まった。 果たしてこれからどう立ち回るべきか。 自身の力に自信がない訳ではない。 むしろ自分の宝具は破壊力・制圧力に関してはトップクラスだと考えている。 だがその分、小回りはほとんど効かず燃費が悪いという致命的な欠点がある。 魔術師ではない彼女の力でどこまで力を発揮できるかは完全に未知数である。 そしてもう一つ。 自分の宝具が『真の力に目覚める』という事態が起きた場合だ。 もしそうなれば、この月の聖杯戦争は灰燼に帰すかもしれない。 断じて比喩表現ではない、物理的にである。 如何にこの戦いに幾多の英霊が呼び出されているとしても、滅多な事ではそのような事態は起こるまい。 そうライダーは信じたかった。 いや仮に宝具の力が解放されたとしても――――― その時は自分の主が全てを吸い上げられ、真っ先に命を落とすかもしれない。 そんな事は絶対にさせるものか。 『鉄の城』よ、俺の『友』よ。 この月の戦争においても、絶対にお前を悪魔になどさせない。 もう一度、君と一緒に悪を討とう。 振りかざしたその手で 一組の主と従者は何を掴むのか。 共に目指した場所に 答えはきっとあるのだろう。 二人の『魔神』は、赤き月の戦争にその拳を向けた。 その行方はまだ、誰にも分からない。 【クラス】 ライダー 【真名】 兜甲児@真マジンガーZERO 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具A+~EX 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 対魔力:E 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 ちなみにライダーは生前よりバイクへの騎乗に長けており、このスキルは後述の宝具を操る際に ある程度の補正を加える事が可能。 【保有スキル】 心眼(真):B 長きに渡る宿敵との戦いを通じて培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 機械工学:B 科学的な物質・存在への見識。 ライダーは天才科学者であった祖父から受け継いだ才により、独力でUFOを開発するほどの知識を有している。 必要な機材・材料さえあれば後述の自身の宝具を含む機械類の修復を可能。 また科学面における逸話を持つ宝具を目にした場合、かなり高い確率で真名を看破することができる。 戦闘続行:B 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 例え規格外の存在が相手であっても、決して諦める事無く人々のために戦った生前の逸話から保有している。 【宝具】 『神にも悪魔にもなれる魔神(マジンガーゼット)』 ランク A+ 種別 対城宝具 レンジ 1~99 最大補足 1000 兜甲児の祖父・兜十蔵が作り上げた『鉄の城』の異名を持つスーパーロボット。身長18m、重量20t。 その装甲は富士山麓から採掘されるジャパニウムを素材とする『超合金Z』で構成されており、いかなる 既存の兵器の攻撃も通す事がない堅牢さを誇る。 背部に装備した紅の翼・ジェットスクランダーにより、空中をマッハ3で飛行する事も可能。 通常時に使用可能な主な武装はロケットパンチ・ルストハリケーン・ブレストファイヤー・アイアンカッター・ サザンクロスナイフ・ドリルミサイル・光子力ビーム。 また後述の宝具によって、更なる力を発揮する事も可能なのだが……… 『人の頭脳を加えし翼(ホバーパイルダー)』 ランク D 種別 対人宝具 レンジ 1~20 最大補足 10 マジンガーZの操縦席へと変形する赤き小型戦闘機。 「パイルダーオン」のコールと共にマジンガーZの頭部へとドッキングし、鉄の魔神に人の頭脳を加える。 小型ミサイルやビーム砲も装備しており、単機での戦闘力も有している。 その操縦はオートバイと変わらぬ感覚で行えるよう設計されているため、ライダーは自身の宝具を常に十全の 態勢で操る事が可能である。 『七つの秘めし魔神の力(マジンパワー)』 ランク A+ 種別 対人宝具 レンジ - 最大補足 - マジンガーZに搭載された七つのブラックボックスが発動する事で解放される究極の宝具。 己以外の強者を一切認めず、全てを取り込み最強の存在へと進化する純粋な意思の力そのもの。 非常に強力ではあるが、一つ発動する度にマスターの負担も激増する。 概要は以下の通り。 再生 いかなるダメージも瞬時に再生する。 吸収 あらゆるエネルギー攻撃を吸収し、自身の糧とする。 強化 マジンガーZの機体性能を更に強化する。 高次予測 マジンガーZの状況シミュレーションを、未来予知と同等の超絶的レベルまで引き上げる。 変態 機体そのものを変態させ、マジンガーZに新たな武装を追加する。 因果律兵器 勝利の可能性が0.1%でもあるならば、その力を差異次元からこちら側に強引に現界させ発動する。 そして……… 『終焉を呼ぶ魔神(マジンガーゼロ)』 ランク EX 種別 対星宝具 レンジ 測定不能 最大補足 計測不能 マジンガーZの持つ魔神パワーの七つ目『魔神化』そのもの。 この宝具が万一発動した場合、『神にも悪魔にもなれる魔神(マジンガーゼット)』は 『終焉を呼ぶ魔神(マジンガーゼロ)』へと変貌しライダー自身をも取り込み、敵対者もろとも世界全てを 破壊し尽くす悪魔そのものと化す。 発動条件はこの聖杯戦争においては『魔神化を含むすべての魔神パワーの解放』、もしくは『マジンガーZが 自身を脅かす力を持つと認定した存在の確認』の二つ。 この零の名を持つ魔神が目を覚ました場合、間違いなくこの赤い月の聖杯戦争は物理的に塵と化すが、 おそらくそれより先にマスターの魔力が底をつくと思われる。 【weapon】 光子銃(フォトンガン) ライダーが携帯しているエネルギー銃。 その名の通り光子力エネルギーのビームを放つが、あくまで護身用。 【人物背景】 元祖スーパーロボット・マジンガーZのパイロットを務める少年。 天才科学者である祖父・兜十蔵の遺したマジンガーを駆り、世界征服を企む悪の科学者Dr.ヘルに仲間達と共に 立ち向かった正義の心を持つ熱血漢。 ……だが実は彼の世界は幾度となく魔神化したマジンガーの手により滅びており、彼はマジンガーのパートナー ロボット・ミネルバXの手によりその意識を過去に送られ、数え切れないほどの世界のループを繰り返し続けて いたのだった。 全てはマジンガーZを終焉の魔神として覚醒させない為に……。 生前は度重なる戦いの結果負った重傷により全身をサイボーグ化する事にもなったが、此度の聖杯戦争では Dr.ヘルとの戦いを終えた後に生身の肉体を取り戻した状態からの参加となった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争を止め、巻き込まれた人々を救う。 【マスター】 Zちゃん@ロボットガールズZ 【マスターとしての願い】 特に無いが、本当に聖杯とやらがあるならちょっと興味がある。 あと黒幕はボコる。 【weapon】 パイルダー Zちゃんの『祖母』兜十蔵が開発した携帯型光子力応用装置。 形状はマジンガーZのホバーパイルダーと同様。 頭部にかざす(パイルダーオン)事で光子力エネルギーを解放し空中元素を固定、瞬時に超合繊維Zを 精製し外装として纏う事でZちゃんを『マジンガーZちゃん』へと変身させる。 変身する事で使用可能な主な技はオリジンたるマジンガーZと同じく、ロケットパンチ(手袋が飛ぶ)・ ルストハリケーン・ブレストファイヤー・光子力ビーム等。 【能力・技能】 上記のパイルダーを使用しての変身能力以外はごく普通の少女。 運動能力はそれなりに高い。 【人物背景】 ロボットガールズチームZのリーダーを務める姉御肌的性格な少女。 普段は東京都練馬区大泉学園光子力町の光子力研究所に所属し、光子力エネルギーの普及活動を行っている。 『無敵の力はアタシのために! 正義の心は二の次、三の次!』を信条としており、光子力を狙う地下帝国の 機械獣ガールズと戦う際も基本的に周囲の被害お構いなしに暴れ回り、例外なく相手をフルボッコにしている。 物事をあまり考えずに突っ走る熱血タイプだが、周りの人達のキャラが濃すぎる為ツッコミ役に回りがち。 義理や人情に厚く何故か同姓によくモテる。 ちなみにZちゃんという名前は愛称ではなく、本名である。 【方針】 この聖杯戦争をぶっ潰す。 あと悪党や気に入らない奴らはフルボッコする。
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なんなんだよ…聖杯戦争って…… この言葉を一体何度繰り返したのだろうか。 しかし、直保はその回数はとっくに忘れてしまったし 溜息の数も両手では収まり切れなかった。 何よりもここは彼がかつていた場所――農大ではないのだから…… 沢木惣右衛門直保―― 長いので沢木直保と省略する。 彼は聖杯戦争に巻き込まれてしまったのである。 何故?かと言えば思い出せない。 月の石とやらにも心当たりない。 もしかしたら、彼の先輩たちがうさんくさい高価な石だと紹介したあの石…だったかもしれない。 何にしても故意ではないのだ。 彼は魔術師じゃない。 かといってタダの人間でもなかった。 直保には「肉眼で菌の姿を捉える」能力がある。 掴むことも出来るし、少々くらいは操ることも出来る。 だけどもそれだけ。 もしかしたら、自分の能力が魔術的なものなのかもしれないが 逆に嬉しくも何ともない。むしろ迷惑だ。 何故、このような戦争に巻き込まれてしまったのだろう。 さらに巻き込まれただけならともかく 農大ではない、全く見知らぬ地に移されてしまったのも迷惑極まりなかった。 直保は友人たちや先生たちの心配もそうだが 果たして自分は元の場所へ帰ることができるのだろうか…? 「大丈夫大丈夫!なんとかなるってー」 そう呑気に声をかけてくるのは直保のサーヴァント・キャスターである。 戦争に参加するのに何が大丈夫で、なんとかなるのか。 直保は困り果てていた。 「そんな顔すんなよ、提督ぅ~これでもあたし、結構活躍できるんだぜー!」 「違う……俺は好きで参加した訳じゃないんだ…」 悲壮に溢れる言葉を漏らすが キャスターはヘラヘラとした態度で軽く受け流した。 「そりゃあ、仕方ないね~」 「仕方ないって―――」 「たまーにそういうのあるんだよ。聖杯戦争ってさー それに今回はあたしらだけじゃないんだ。皆と頑張ればなんとかなるなる!!」 確かに今回の聖杯戦争は 月と地球 二つの陣営に分かれ戦うのだ。仲間がすでにいる状況だ。 ルールを聞いている直保は分かっているものの、また溜息をつく。 「それよりさー提督、酒作ってるんだろ? あたし、それ飲みたいなぁ~今度飲ませてくれよ~」 「酒だって、農大に帰らなきゃないだろ…」 「じゃあ一緒に帰って飲もうぜー!」 ノリで話している気がしなくもないが キャスターの提案に直保は少し間を開けてから 「……そうだな。皆のところへ帰ろう」 少しだけ頬笑み答えた。 ちゃんと生きて帰ろう。 そんでもって宴でも何でもいい、皆で酒を飲み明かそう。
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474 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/11/11(日) 03 48 19 「敵ライダーの足止めを願いたい」 十字砲火からの脱出の瞬間敵が見せた突撃、それを考えれば戦列で止めるのは至難だ。 包囲を続ける敵を早期に撃破してその後敵を攻撃する案も考えたが、早期に倒せる保証はなく、仮に倒せたとしてももう一方に逃げられる可能性を考えれば、それは却下するべきだと判断した。 更に言えば、敵の足止めをしてもらえばその間に狙撃する事だって可能だろう。 その為の戦力を出し惜しみするつもりはなかった。 「なるほど、足止めね」 足止めと言う言葉で、何を考えているかは推測できたのだろう、シャリフは大して逡巡せずに頷いた。 「それじゃあ精々、こちらを巻き込まない程度に援護を頼むわね」 それだけを言って、音の方角にK1200Rを加速させ、ジェネラルの視界から消えた。 何かがあったというわけではない。 パスは正常で、魔力供給も問題は無い。 だが、漠然とした不安があった。 しようと思えばいつでも可能であったはずの念話が途切れているという事実があった。 新たに関わる事となった聖杯よりも歴史の古い――とはいえ、その歴史は終わっているのだが――冬木聖杯から招かれた故か、共に暮らしてきた時間の長さ故か、敵を追い殲滅するという作戦以上に、主の身の安全の確認を優先させた。 敵マスターの安全が確定したにも関わらず、敵は迫ってくる。 この速度域に、Y2Kの最高速度に迫ってくる。 のみならず敵は前方から現れ、進路の妨害を目論んでくる。 それは信じがたい事だ。 試したわけではないが、この速度域は敏捷判定でAを誇るライダーをして追跡不能であると断ずる事の出来る。 これが峠のように狭く、曲がりくねった山道であれば追跡は容易であったろう。 だがここは直線の道路、市街地である。 本陣で予測したとおり、敵の戦闘力は大したことはない、妨害を目論んだ敵の攻撃、その尽くを弾き、釘剣を突き刺し、後方に投げ捨てた。 だがその数秒後には進路上に現れ、再び妨害する。 何度続けても立ち塞がる、その事実はひたすらに不気味であったし、それが何かを目論んでの行動だとすれば焦りさえ生まれてしまう。 その思考が隙を生んだのか、それとも連続する攻撃によって気付かぬ程度に集中力が失せていたのか、ついには敵の一撃を完全には弾けず、バランスを崩し、その結果軌道が逸らされた。 正に矢のように、最高速度で市街地を疾走していたバイクの軌道が横に逸らされれば、待っているのはビルやガードレールとの衝突である。 それを理解し、全力で挙動を修正する。 敵の速度は尋常ではない。 この機体から降りる事になれば、恐らく間断のない攻撃により数分はこの場に留められてしまうだろう。 とはいえ、彼女自身の敗北はまるで考えていない。 だが戦術で勝利しようと、戦略で勝利をしなければ意味はないのだ。 衝突は免れたが、数度の回転を加えられたY2Kは完全に停止し、周辺は灼けるようなゴム臭が満ち、更に白煙は焚火の煙のように路上に上がった。 「やはり離れるべきではなかった……」 後悔はある。 だがこの後悔は洗い流せる物だ。 「サクラ……すぐ行きます、無事で居てください」 そう決意を新たにした直後、足音を聞いた。 音の方向へ視線を走らせる。 敵の本陣で見かけたような体躯の、和服を着た少年の姿があった。 その姿は小柄ながら、腰に下げた一振りの直刀は歓迎できる物ではない。 そして和服の色や模様は、彼女にとって『見慣れた』物であった。 勿論、実物を手に取ったわけではなく、あくまで書物などからの知識に過ぎない。 だがそれは余りにも有名に過ぎ、彼女が目を通した数多くの物語の中で幾度も主役となり敵役となった物だ。 「新撰組……?」 その言葉に応えるように少年が抜刀する。 抜刀し、構えたその姿は武士そのものである。 そして驚くことに、その姿に血糊も、それどころか汚れすら無い。 あれほどに突き刺したというのに、怪我一つしていないというのだろうか。 「私に関して問うならば、然りと」 少年が僅かに口を開く。 実際の実力はどうあれ、この少年が『新撰組』であり、ここが『日本』であるならば、戦闘能力は上方修正されているだろう事は容易に想像が付いた。 なれば―― 停滞:何かを気にしながら戦うわけにもいかない 突破:まともに相手をせず、その場を逃げ去ることに全力を尽くす方が賢明だ
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本日 - 人、合計 - 人、昨日 - 人、更新日2010-09-24 パリス攻略 マップ攻略 ボス攻略ボス攻撃パターン 情報色々 参考動画 コメント マップ攻略 大迷宮は、50階の構成となっているダンジョンとなっている。 一階毎にボスがおり、50階のボスを倒した後に、パリスと戦うことが出来る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (入室.JPG) ここより入室可能 ボス攻略 パリスの攻撃方法として一番気をつけるのは、羽によるMPを減らす攻撃、パーフェクトシールなどの無敵状態を無視して反射するリベンジの2点となる。パリスの行動を逐一観察し、一気に攻撃をして勝とうとしないこと。 こちらのスキル中にパリスがリベンジをしてくることもあるのだから。 ボス攻撃パターン パリスの攻撃方法として、通常の状態から 赤いオーラ⇒羽(一方向) 羽(全方向) リベンジ 叩きつけ 蛙変化 光柱 の数パターンから攻撃をしてくる。 パリスがよく行う行動として、赤いオーラを纏って羽を飛ばすのが多い。 羽(一方向) パリス自身が赤いオーラを纏い、 一方向へHP、MPを減らす羽を飛ばしてくる。 パリスが上記の行動を取ったら回避行動をすること。 パリスの前面にいないからと油断してると、いきなり方向転換することもあるので、気をつけること。 また、この攻撃状態が一番安全な為、後ろから攻撃するのが良い。 ただし、近づき過ぎると赤いオーラによるダメージで3000程度受ける。 一撃:HP、MP1000減少 羽(全方向) 羽(一方向)と同じく、パリス自身が赤いオーラを纏い、 全方向へHP、MPを減らす羽を飛ばしてくる。 この攻撃に対しては、空中で攻撃をしているのが一番の回避策となる。 盗賊職に関しては、バロウなどを使用しパリスの攻撃が終わるまでもぐっているのがいい。 また、無理にこの状態のパリスに攻撃を加えようとすると、自身のMPが急激に減少し、 スキルによる攻撃や、回復が立ち行かなくなる。 ビショップであれば、回復を捨てて無理やり攻撃するのも有り。 また、未確認の情報ではあるが、HPが25%以下になると羽にダウン属性が付き、 MPは90%ほど減るとのこと。 確認が取れ次第確定情報として記載します。 ダウンは確認。 一撃:HP、MP1000減少 リベンジ 通常の状態から上記の画面のように白いバリアを纏い、 プレイヤーキャラに近づいてくる。 リベンジのスキル自体は通常状態から即座に発動させてくる為、 赤いオーラを纏っていないパリスを攻撃するのは大変危険である。 クマスクリュー、スパークロックなどの置くタイプのスキルを使用中にリベンジをされて、 一瞬で蒸発・・・ということもある。 また、プリーストの“パーフェクトシール”を使用中であっても攻撃を反射してくる。 究極技に関しては試したことがない為、不明。 一撃:自身の攻撃をほぼ100%反射 叩きつけ 通常の状態から上記の画面のように構え、 叩きつけの攻撃をしてくる。 一撃:3000~4000 蛙変化 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (蛙1.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (蛙2.JPG) 上記の画面のようにパリスが白い玉を出す。 その玉に当たると蛙に変化する。 また、この玉に関してはホーミングが異常にするが、全力で逃げれば 回避することが可能。 時間:10秒? 光柱 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (光柱.JPG) フィールド全域に光柱を発生させる。 この光柱に近付くと引き寄せられる為、離れて行動するのが良。 また、蛙に変化している状態で光柱に近付くと一瞬で蒸発する。 一撃:8000前後 情報色々 パリスを倒した際にもらえる業績、“アルティメットスレイヤー”だが、ただ、倒しただけではもらえない。英雄クエでパリスを倒すと手に入る。英雄クエの進行可能LVは65からとなる。 パリスを倒す英雄クエの前提クエとして、神経痛にいい薬正しく生きよう友の負傷復讐はおまえのもの神秘の薬草悪魔の草についての警告悪霊の草調査魔法素材入手1~9希望の源1~4ドラゴンライダーの噂1~3と上から順にこなす必要がある。その後に英雄クエが出、パリスを倒す英雄クエが出る。無事、パリスを倒すと“パリスの精霊”、“アルティメットスレイヤー”が手に入る。 参考動画 コメント 名前 コメント Copyright ©2009-2010 一口茶屋 All Rights Reserved. Copyright c 2009 Barunson Interactive Co., Ltd. All Rights Reserved. Copyright c 2009 NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.
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始まりの御三家 【高町】(やる夫の家系)が場所を提供、【巴】(マミの家系)と【博麗】(神社)が聖杯の作成を担当。 ここの聖杯の成り立ち 国民性といっていいのかわからないけどこの国は八百万の神を祀って【外】からもどんどん受け入れてることから【神秘】とかそういうものが節操なく国に組み込まれていっている。 そういった力は霊地などに還元されるが、現状の節操なく流れが入り組んでいる状態では当然淀みが生じ、たまりにたまった淀みは溢れればそこを人の住める土地ではなくしてしまう。 そこで【博麗】が懇意にしていた天津神は考えました。【溜まって淀むのなら、使ってしまえばいい】 【溜まり淀んだ霊力】を核にサーヴァントを呼んで。その戦を浄化の奉納の舞という儀式として扱って。そうして浄化された過剰な霊力をもって願望を叶える。これがこの地の【聖杯】。 【聖杯】の発現にはサーヴァント同士が死力を尽くして戦い合い、戦うことのできるサーヴァントが最終的に一体となればよい。マスターの脱落やサーヴァントの消失は必須ではない。 今回の聖杯の器はまだ何かは分からないが戦いが進むにつれそのうち姿を現すらしい。 参加者の選定(令呪の発現)基準は一定以上の魔力があること。また何か【願い】があると令呪が発現しやすい。ただし御三家には優先的に参加枠が割り振られる。 この方式で過去に少なくとも二度聖杯が作られている。参加者の選定基準のために強力なサーヴァントが呼ばれやすく一回目の優勝はヘラクレス(アーチャー)、二回目の優勝は光の神ルーグ(ランサー)。 聖杯自体には教会成分はないものの、毎回怪獣大決戦が起こるので神秘の秘匿を目的として教会に監督役が派遣されている。
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365 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・朝:穏やかな来訪者] 投稿日: 2007/02/12(月) 04 08 50 そんな中来客を告げるベルが鳴らされた。 警報ではなく、来客を告げるだけの音だ。 「こんな朝早くから、誰だろ?」 多少疲れは残っているが、幸い目は覚めている。 顔も洗ったし、誰が来ても一応平気だろう。 「どうぞ」 その声と共に玄関の戸が開けられる。 「朝早くから済まないね」 昨日家を訪れた、ヴェルナーと呼ばれた男性だ。 「あの……いくら何でも早すぎませんか?」 この時間に起床するのは良くあるだろうが、人を迎えに来るにしては早すぎる時間だ。 「うむ、そうは思ったのだが、老人の朝は早い、と言うことで許していただきたい」 そう言って軽く微笑みかける。 そこに昨日のような怒気は感じられない。 「……不思議かね?」 疑問を察したように口にする。 「え、ええ、まあ……」 曖昧にしか答えられない。 何故怒ってないのか等と言えるはずがないのだから。 「簡単な事よな、イリヤスフィール嬢が信頼しているならば信頼できる、それに昨日の戦い振りも、甘いところはあるが中々の物であった」 うんうんと頷く。 ……気付きはしなかったがあの戦いを見ていたのか。 見ていたのならば助けて欲しかったとは思ったが、事情もあるのだろうと察し、それは表情にも出さなかった。 「まあ、早いというのならば庭で待たせて貰うが」 そう言って踵を返そうとする。 「ちょっと待ってください、イリヤはすぐに城に返さないと行けませんか?」 「ん? ああ……別に日が沈むまでならば構わんよ」 溜息混じりにそう言う、すぐにその意図を察知してくれたらしい。 「やれやれ……私は責務を果たそうとしているだけなのだが嬢へのその溺愛振り、これでは私が悪者のようだな」 腕を組んで含み笑いを漏らす。 「あ、それと待つなら家の中で……」 「いや、遠慮しておこう、若者が何人もいるようだし、そこに老人が居ては気を遣おうからな……気にせんでくれ」 玄関の靴を見渡して言った。 「そうですか……わかりました」 「うむ、それで良し」 そう言って戸が閉められる。 「シロウ……ありがと」 ふわりと背中にイリヤが乗ってきた。 突然のことに驚いたが、別に気にすることでもあるまい。 「気にすることはないぞ、それよりも、城に帰るのは夕方で良いって事だから、今日はみんなで遊びに行かないか?」 こっそりと耳打ちする。 「朝起きてからの思いつきだから、どこに行こうとかそう言うことはまるで考えていないけどな」 「……うんっ!」 それでも、イリヤは笑ってくれた。 そうこうしているうちに居間に全員が集まっていた。 さすがにこの人数になるとテーブルが小さすぎるのでどうしようかと思っていたら藤ねえが「土蔵にテーブルがあるはずよ」なんて言ってくれた。 ちなみに知らぬ間に藤ねえがどこからか手に入れてきた代物のようで、少し埃を被っていたが問題なく使うことが出来るようだ。 「しかしどこから持ってきたんだこういうの?」 大きさはそれほど大きくはないが、どこかから運んでくるのは一人だと辛そうな代物だが。 ……まあ、前に畳の半分くらいある鯛焼きの鉄板もあったしなぁ。 深く考えるのはやめよう、足を畳めるタイプのテーブルだし、きっと畳めば運べるんだろう、重いけど。 「よいしょっ、と……あ、そっち持って上がってください」 「うむ、心得た」 一緒に運んでくれたのはジェネラルだった。 ひょいと持ち上げて縁側からテーブルを入れる。 足を展開して、雑巾で拭いてから、濡れ布巾で軽く拭う。 「これで良し、っと……」 ふうと一息。 実に久々に土蔵の中身が役に立った例である。 さて、これでスペースの問題も解決したし―― ラヴォーチキン:朝食の用意を手伝えなかった事もあるし、配膳位は手伝うことにしよう ミヤシシェフ:居間でゆっくりしていよう 投票結果 ラヴォーチキン 5 決定 ミヤシシェフ 0
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249 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・夕:遭遇の一成] 投稿日: 2007/04/06(金) 04 45 22 帰り道、幸せそうに鯛焼きを食べている一成を見つけた。 何回か一緒に買い食いをしたことはあるがあれほど幸せそうに頬張る姿を見たことはない。 「おーい、一成」 両手で荷物を抱えているので声だけ掛ける。 「ん? おお、衛宮ではないか」 がさりと紙袋の口を折り曲げてこちらに歩いてくる。 「うむ、なにやら久々な気もするが……大変そうだな、衛宮」 後ろに居る女性陣を見咎めたのか、怪訝な表情を浮かべた後、眼鏡の位置を軽く直しながら袋を開け 「良かったら食べるかね? 一人では冷めてしまうと思っていたところだ」 優しげに微笑んで少女二人に鯛焼きを渡す一成であった。 二人とも戸惑っていたが、それぞれの表情で受け取る。 だがそれは一口食べて幸せそうな表情に変わる。 「良いのか? お山の生活は甘い物とかは原則禁止だろ?」 しかもこんなにころりと表情を変えるほどの代物ともなれば、ただの鯛焼きでも中身は相当な代物だろう。 「うむ、構わん、今日一日分の労働の報酬だ、ついでに言えば美味なのだが一人食うには多すぎる……良かったら衛宮達も食うかね?」 むしろ食ってくれると嬉しいと言わんばかりの視線には頷かざるを得ない。 実際に近づいてみてみれば、一成の持つ紙袋は手に持つ、というよりも小脇に抱えるようなサイズである。 ……あれが全部鯛焼きだとすると、軽くキロ単位である。 しかも二桁に届くかもしれない。 五人で食うにしても多すぎるとの判断までは一瞬。 少なくとも夕飯は食べられなくなるだろう。 ライダーが新鮮な魚を提供してくれる予定だというのにそれは問題がある。 「……一成、差し支えなければ家に来い、茶と人数が居ないとどうにも大変そうだ」 どれだけの人数がいるかは分からないが少なくとも誰もいないと言うことはないだろう。 「うむ、そうか……丁度良い、土産話と、少々問い質したいこともあるでな」 まあ、その視線から、何を問い質したいは大凡把握した。 目を輝かせて鯛焼きを頬張るノインとイリヤ。 そして再び頬張り、目を閉じて何度も咀嚼している。 実に美味しそうだ。 とはいえ、荷物もあるし、これから食べられるのだし、茶もあったほうが楽しめるだろうし、一緒に食べる人も多い方が良い。 「重そうだな衛宮、少し持とう」 「いや、別に大丈夫だ、一成の方は……」 見れば既に鯛焼きの袋はその手にない。 というかノインが持っていた。 「ノイン、あまり食べ過ぎると夕飯が食べられないからそんなに食べると良くは……」 「甘い物は別腹だから大丈夫ですわ、旦那様?」 思わず吹き出した。 そしてノインは悪巧みを成功させた時の遠坂のような笑みを浮かべた。 舌先を軽く出すその笑顔は、それはもう可愛い物があるが発言の内容が問題だった。 「なっ……なあっ! え、衛宮ッ! 流石にそれは友人として祝福できん! 再考を強く強く推奨するっ!」 がばーっと、掴み掛かるように一成が接近する。 というか、余りの勢いで激突した。 段ボールの箱から溢れそうになる芋を何とかバランスを取って支えて一息つく。 「一成、危ない、芋が溢れる」 「たわけっ、食品は当然大事だが婚礼は一生の問題だろうッ! 正妻はそこな間桐さんであろうに一体何をどうして血迷ったのだ衛宮ー!」 正妻、と言われて顔を赤らめる桜と、その姿を楽しそうに見つめるイリヤと名城。 「それはノインの冗談だ、冷静になれ一成」 「ええぃ、このような少女がそのような冗談をいうものか、例え今は亡き衛宮の父君の遺言でも推して破れぃ!」 割と冷静さを失っている一成を尻目に、ノインは楽しそうに新たな鯛焼きを取り出し頬張っていた。 カイファル:多少のゴタゴタはあったものの、どうにか衛宮邸に到着した バラカット:衛宮邸のすぐ近くで、ルヴィアとジェネラルに会った セラーズ:衛宮邸のすぐ近くで、後ろからシャリフさんがバイクで現れた 投票結果 カイファル:1 バラカット:5 決定 セラーズ:1
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382 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/08/18(土) 02 14 25 「膝枕、してくれるか?」 畳の床は寝転がるには微妙に固いのだ。 「え……は、はいっ」 一瞬だけ顔を赤らめてから、頷いた。 その表情で気付いたが、みんなの前で膝枕というのはこう、少しばかり恥ずかしい状況ではないだろうか。 する方にしてみれば足も疲れるだろうし。 それを気付かないほどだった、と言うことに気付いて今更ながら戦慄する。 「ついでですから、耳掃除とかしちゃいましょうか」 だが桜はノリノリで、さっと棚から耳かきを取り出すと正座をして『さあ来い』とばかりに腿をぽんぽんと軽く叩いている。 ……ま、いいか。 さっきのこともあるし、今更膝枕でどうこうと言うことは無い……よな? 自分で自分を納得させ、桜の腿にぽふりと頭を乗せる。 頭を包むように僅かに沈む腿の感触と、首筋に当たる膝の感触が非常に心地よかった。 「それじゃ、始めますね」 「ああ、頼む」 軽く目を閉じ、耳の内側の感触に意識を集中させる。 自分でするのとは違う感覚には少し戸惑うが、これはこれで良いなーって思えてくるまでに時間はそう掛からない。 自分で調整できない存在がこりこりと耳かきが耳の中を擦り上げていく感触は、少し怖いが、同時にゾクゾクとさせてくる。 不意に耳の中から何かがこそげ落ちたのが分かった。 「あ、おっきいの出てきましたよ? ……わ、凄い、こんなに」 薄目を開けると、耳かきの突起全体に耳垢の塊が乗っていた。 確かにでかい。 というかセンチ単位のアレは尋常じゃないような気がするが、実際どうなんだろうか? 「……ちょっと楽しくなってきちゃいました」 桜は広げておいた広告の上に耳垢を落とし、再び耳かきを耳の中に入れてくる。 角度的に桜の表情を覗き見ることは出来ないが、鼻歌交じりで実に楽しそうだ。 再びちらりと薄目を開ける。 ……見られてる。 何人か、ってところまでは分からないけど、テレビではなく明らかにこっち見ているのが居る。 どうにも気になったので視線を上から下へ、部屋全体を見渡すように動かす。 まず一人目、遠坂はテーブルに肘をついて溜息をついてこっちを見ている。 『まだ懲りないのか』とか考えている表情で、溜息は諦めた時のそれであろうというのは簡単に分かった。 考えればそんな表情が分かるくらいの付き合いになるからなあ。 二人目、氷室はいつからだったのか、フェイトを胸元に抱きつつ――フェイトはテレビの方を見ていたが――こっちを横目でじっと見ながら顔を赤らめている。 一瞬だけ視線を逸らしたが、逸らす瞬間が見えていた上に視線が戻ってくるのが見えてしまえば確実だ。 さっきのに比べれば見られて困る物ではないんだが、あの時の氷室の言葉と行動を思い出すと顔が赤くなってしまう。 三人目は、その氷室の傍らで腹這いになっているなのはだ。 その顔は思い切り笑顔で、テレビを見ようともせず体勢もこっちを向いている。 畳に肘をついて両手の平に頬を乗せ、足をぱたぱたと動かしているその様は、子供らしいと思うと同時にこっちまでウキウキさせられる。 先程の殺気とどうにも一致しないその差はなんだろうか。 ――知る由も無いことだが、彼女の両親が家族の前で互いの耳掃除をよく行うため、それは日常の光景であり、それ故の笑顔である。 四人目は、次は私の番だと言わんばかりに正座になっているルヴィアだ。 視線に気付くと、先程の桜と同じようにぽんぽんと腿に触れる。 いや、悪いけど耳掃除は一回やって貰えば十分だぞ? 「さ、それじゃ反対の耳もやっちゃいますから、反対側向いてください」 熱いのと寒いのと暖かい視線に見守られている、というのは居心地がいいのか悪いのか、判断は出来なかった。 惰眠:映画の途中であったが、不意に眠くなってきた 爆薬:映画の終わる頃、ライダーに声をかけられた 薬缶:映画が終わり、夜が来る