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サムネイル画像 タイトル 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編 作者名 ◆pOgi2U5jM 原作 オリジナル作品 ジャンル 聖杯戦争系、デスゲーム系、ファンタジー 主人公 マルチ主人公 期間 2020/08/17~2020/11/24 掲示板 やる夫系狐板 タグ あんこ、完結作品、ダイス、長編作品 まとめサイト 様 このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか? 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 12 あんこ、ダイス 「小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編」シリーズ:スタート 2020/08/03 2020/08/27 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 13 あんこ、ダイス 2020/08/27 2020/09/14 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 14 あんこ、ダイス 2020/09/14 2020/09/30 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 15 あんこ、ダイス 2020/09/30 2020/10/14 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 16 あんこ、ダイス 2020/10/14 2020/10/28 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 17 あんこ、ダイス 2020/10/28 2020/11/09 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 18 あんこ、ダイス 2020/11/09 2020/11/18 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 19 あんこ、ダイス 「小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編」シリーズ:完結 2020/11/18 同作者の作品一覧 不幸の催眠 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 南国編 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編 純狐は魔術学園を卒業したいようです 小悪魔は聖杯大戦を開催するようです
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◆SpFFtiBeDg No タイトル 登場キャラクター 場所 作者 005 理想と現実! 悲劇の聖杯戦争!! 園田海未&ランサー(愛乃めぐみ/キュアラブリー) 千代田区・B-2/弓道場 ◆SpFFtiBeDg コメント 名前 コメント ▲上へ戻る
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 やりますねぇ! 【名前】野獣先輩@Babylon34真夏の夜の淫夢第四章「昏睡レイプ!野獣と化した先輩」他 【性別】ホモ 【属性】混沌・悪 【戦闘力】B 【魔力】C 【解説】 『BABYLON STAGE 34 真夏の夜の淫夢』の第4章『昏睡レイプ! 野獣と化した先輩』に登場する人物。 野獣先輩という名前以外に「田所」「鈴木」「ステロイドハゲ」「うんこの擬人化」「バカ」「4章の眠らせてくるやつ」「美女と野獣に喧嘩売った男」「一生ネットの晒し者」等がある。 「異様に高い声」「ステロイドで出来た肉体」「角度によって変わる顔」「泥でコーティングしたような肌」を持っており、戦闘では迫真空手なるものを操る。 たった一度だけホモビに出ただけで(4回は出てる、ホモは嘘つき)晒し者にされた人生に嫌気が差し、聖杯を手に入れたら「全ての世界から野獣先輩の記憶を消す」という願いを叶える為に聖杯戦争に参加する。
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キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】 【クラス】キャスター 【真名】ヒルドル(またはヒルド) 【容姿】剣の鞘だけを腰に帯びた戦乙女 【その他】中立・中庸 天属性 神性 女性 【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪1画消費 【HP】35(20)/35(20) 【筋力】C 3 【耐久】B 4 【敏捷】D 2 【魔力】A++ 7(8) 【幸運】C 3 【スキル1】道具作成 C 10点:移動フェイズ時、味方陣営1体のHPを(耐久値D6)回復する。 交戦フェイズ中に1度だけ、味方陣営の任意の判定に補正値5を与える。 【スキル2】北欧式投影魔術 A 5点:最大HPを15増やす。魔術攻撃時、補正値4を得る。 【スキル3】神性 B 5点:キャラシート作成時、サーヴァントの英雄点10を得る。 【宝具1】『投影する父王の魔剣』(ダーインスレイヴ/ヴァルキュリヤ) 1/1 【ランク・種別】A:対人宝具 【効果】物理攻撃と魔術攻撃時、補正値10を得る。 この宝具の発動後、交戦フェイズ終了時まで、全ての陣営はスキルによってHPを回復することができなくなる。(宝具や令呪によって回復することはできる) 【宝具2】『ヒャズニングの不死の権能』(ヒャズニングリバース) 1/1 【ランク・種別】EX:対死宝具 【効果】キャラシート作成時、令呪を1画消費する。 自身以外の前衛キャラクターのHPが0になった時に発動できる、そのキャラクターは1度だけHP1で耐える。 この宝具は1セッションで1回しか使用できない。 【設定】 望遠鏡のレンズを触媒に召喚された遠夜映二のキャスター。触媒に使用されたレンズに縁があるわけではなく、単純に観測という面と遠夜との相性により召喚された。 真名はヒルドル。ヒャズニングの戦いにて、父ホグニと夫ヘジンの戦いをラグナロクまで続けさせそれを観測し続ける、不死を撒くヴァルキュリヤである。 不死に呪われた戦場で世界の終わりまで魔剣ダーインスレイヴによる戦いを観測した結果、魔剣の呪いに蝕まれ、根源が変質しかかっている。 その為、彼女は自我を保つために『投影魔術』という形でダーインスレイヴを出力することで呪いを体外に放出している。 この性質上、多少のアレンジは効くものの、彼女が投影できるのはダーインスレイヴのみであり、応用性に欠ける。 また宝具クラスまで本物に近づけた『投影する父王の魔剣』(ダーインスレイヴ/ヴァルキュリヤ)でも、他のより強い幻想に対してはその呪いが無効になるほどランクダウンしている。 参加した聖杯戦争では遠夜と共に最後まで戦うが、惜しくも聖杯を逃す。再会の願いを胸に秘め英霊の座へと還った。 【ネタ】 マスターを『観測対象』と呼ぶ。人前では『観測者』となるが、理由は不明。本人曰く「人前で観測対象などと呼べるわけはないでしょう。いやらしい」とのこと。
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空と君のあいだに ◆EAUCq9p8Q. 「ごちそうさま!」 ぱたぱたという足音。 大人のものよりも軽い足取りが、フローリングの床を叩く音。 愉快な子どもの一日の始まりの音。 ドアが賑やかに開け放たれ、肩口まで伸びた栗色の髪を跳ねさせながら少女が飛び込む。 少女は机の上に置いてあったルビーレッドの宝石に、語りかける。 (おはよう、レイジングハート!) 少女――高町なのはの一日がいつも通りだったのは、そこまでだった。 レイジングハートと呼ばれた宝石は何も語らない。 ただ、当然宝石がそうあるように黙して机の上に転がっている。 (レイジングハート? 寝てるの?) いつもなら間を置かずに『おはようございます』と返すところなのに、いくら待っても返事が帰ってこない。 持ち上げて揺さぶってみたり、いつもより少し強く語りかけてみたりとしてみたが、反応はない。 何かあったのだろうかなのはが訝しんでいると、彼女とレイジングハートのホットラインに突然第三者が割り込んできた。 『やはり、思った通りか』 同時に部屋の中に突如一人の男が現れる。 男は、レイジングハートを眺めるなのはに(正確にはなのはの脳内に)こう続けた。 『平和ボケも大概にしておけよ』 突然の辛辣な言葉に戸惑うなのはに対して、男―――少女のサーヴァントであるキャスター・木原マサキはレイジングハートをもぎ取り、更に言葉を続ける。 『先にこいつの方に釘を刺しておいた。『無駄口を叩くな』とな。 そういう点に関しては、下手に理屈をこねる人間よりも、『こいつ』のほうが聞き分けもいい』 まくし立てるように棘のある言葉が並べられる。 なのはは少しだけ気分を害して言い返そうかとも思ったが、その後に続く言葉で文句を言おうとしていた出鼻をくじかれた。 『下らないお喋りで隙を作るような真似はやめろ。お前がどう思っていようが、戦争は止まらないぞ』 それは、言うまでもなく正論だった。 聖杯戦争の参加者として呼び出された以上、願いを叶えようと思う他の参加者はなのはを狙ってくる。 油断していると、不意打ちを受けて大怪我を負ってしまう可能性もある。 確かに言葉は悪い。だが、キャスターの口が悪いのは出会って言葉を交えた時もそうだった。 口は悪いが彼なりになのはのことを思っての忠告、なのかもしれない。 だが、なにか。 その正論の中に、言葉の棘以外になにか。 キャスターの言葉からは、言いようのない感情を覚える。 その感情につけるべき名前を、なのははまだ知らない。 『申し訳ありません、マスター』 そして、そこでようやくレイジングハートがいつものように機械的な音声を流した。 キャスターの忠告のほうを優先したことに対する謝罪なのか、なのはの言葉を無視したことに対する謝罪なのか。 レイジングハートらしくない曖昧な言葉。 だが、レイジングハートのが気を使っているというのもあり。 キャスターから感じるもやもやとした何かを、口には出さずぐっと飲み込んだまま、彼の進言を受け入れる、という形でなのはの方が折れた。 (……ごめんなさい。もうちょっと気をつけなきゃ、いけませんね) 「フン」 キャスターは肩透かしを受けたとでも言いたげに鼻を鳴らし、そのままベッドに腰掛けた。 そして、ベッドの側に置いてあったスマートフォンを投げて渡す。 いきなりのパスになのはは多少慌てるが、なんとか落とさずキャッチできた。 何事だろうと思うと、着信のランプが点滅している。なのはが朝食を食べている間にメールが届いたようだ。 届いていたメールを確認する。 どうやら、聖杯戦争の予選を通過したらしい。 通過しなくてもよかったのにな、などと思いながら添付ファイルを開いて、目を剥いた。 そこに記されていたのはある参加者の『捕獲』を命じる記述。 そして、その参加者の顔と名前。 なのははその参加者を知っている。 その輝くような金髪と、さみしげな顔を知っている。 今にも泣いてしまいそうな哀しい目を知っている。 「フェイトちゃん……?」 小さなつぶやきが、ただ物憂げな表情を映す液晶面に零れ落ちた。 そしてなのはは、スイッチが入ったようにすぐに出発の準備を整え始めた。 通学時間にはまだ早い。 だが、居ても立ってもいられない。 髪の毛をいつものツインテールで結び、制服に着替える。 あとは、あとは、と頭を回転させ、両親役のNPCに不審に思われないように通学用のかばんを持ち、用意が完了したことを再確認して部屋を出ようとする。 しかし、ドアノブに手をかけようとしたところで。 「何をする気だ」 顔をあげると、眉をしかめたキャスターが居た。 なのはの行く手を阻むように立ちふさがっている。 なのははもどかしさを感じながらも、キャスターに送られてきたフェイトの画像を見せて、手早く説明しようと試みる。 「この子、フェイトちゃんっていって……」 「それは知っている。昨日『そいつ』を弄った時に戦闘記録で確認した」 「だったら!」 「……会いに行くつもりか」 キャスターの一言に、黙って頷く。 それ以上の説明は必要ないと思ったから。 だが、キャスターはそれこそ馬鹿らしいと言わんばかりにもう一言付け加えた。 「行って何の意味がある」 「……」 キャスターのその一言で、勢いばかりで動いていた心が少し押し込められる。 そしてさっと潮が引いたように、焦るばかりだった頭が少しだけ冷静さを取り戻す。 行って何か意味があるのか。全く意味がないのではないか。 なのは自身、フェイトについて全く知らない。 誕生日も、好きな料理も、家族のことも、彼女の戦う理由も、願いも、何も知らない。 もしかしたら、彼女は望んでこの舞台に来たのかもしれないし、そうだったらなのはとフェイトはまた戦うことになる。 確かにキャスターの言うとおり、意味なんてないのかもしれない。 そこまで考えて、なのははこう答えた。 「何か意味があるから、じゃないよ」 確かに、ここに居るのはフェイトの意志かもしれない。 フェイトを探したところで、また戦うことになるかもしれない。 でも、それでも。 あの日なのはに宿った気持ちは。 『友達になりたい』と思った心は嘘じゃないから。 「きっと、『何も意味がなくても』なの」 『友達になりたい』。 だから、彼女と会う。 何があったのか話をする。 なのはに出来るのはちょっと前も、今も、たったのそれだけ。 『たったのそれだけ』が何の意味もなくても。 この聖杯戦争の舞台で、『たったのそれだけ』が出来るのはなのはだけだから。 通達を見て、『フェイト・テスタロッサ』を敵主従と捉えている他の参加者には居ない。 フェイトもきっと、誰かに歩み寄ろうとはしない。きっとまた、悲しげな顔で空を駆ける。 フェイトは、またひとりぼっちのままで、心を削り、泣きそうな瞳で、戦う。 そんな哀しいこと、絶対に嫌だ。 その行動に何か意味が居るというなら、この一言で十分だ。 「だって、それが友達でしょ?」 「だから、お願い、キャスター」 なのはのお願いにキャスターは露骨に嫌そうな顔をしたが、それ以上何も言わなかった。 ただ、黙って道を譲った。 「……じゃあ、行ってくるね」 キャスターは答えない。 ただ、目元を手で覆って俯いただけだった。 ○ 通学路を走りながら、なのはは胸元のレイジングハートに語りかけた。 (悪いことしちゃったかな) 『いいえ』 キャスターの忠告通り、簡素な返答のみを返すレイジングハート。 キャスターはなのはが『狙われる側である』ということを(かなり遠回しに)教えてくれた。 レイジングハートもレイジングハートなりに、なのはの身を案じ、今この瞬間も警戒してくれているのかもしれない。 (レイジングハート) 『はい』 (……帰る方法も、早く見つけないとね) レイジングハート自体あまりお喋りな方ではないが、こうも事務的な会話ばかりだと、なんだか調子が狂う。 きっと、聖杯戦争中、レイジングハートはずっとこの調子だろう。 こんな異常な状況がいつまでも続くのは、なのはにとってはどうも心地悪いものである。 だから、聖杯戦争なんてせずに早く『いつもの日常』に帰る。 キャスターは『次元連結システム』を用いれば聖杯戦争からも離脱は可能だと言っていた。 今はフェイトが優先だが、キャスターの聖杯戦争のシステム解明の鍵となる『何か』も探し出し。 機械的だけど、意外とお喋りなレイジングハートの待つ日常へ。 可能ならばフェイトも一緒に。 『申し訳ありません、マスター』 (いいよ。レイジングハートはなにも悪くないから) 短い謝罪。 なのはの心を慮ってか、いつも通りの気遣いを見せるレイジングハート。 『……申し訳ありません、マスター』 ただ。 一度だけ。 レイジングハートは、もう一度だけそう呟いた。 繰り返された言葉に、特に意味は無い。 少なくともなのはにとっては、特別な意味を持たない言葉を、もう一度だけ呟いた。 なのはは繰り返された言葉を少しだけ不思議に思ったが、特に気に留めることなく道を急ぐことにした。 「待っててね、フェイトちゃん」 「絶対に、追いつくから!」 声を出して気合を入れて、また少し離れてしまった未来の友達に向かって駆け出す。 聖杯戦争も何もなく。今はただ、隣へ――― 【C-3/高町家近くの道/一日目 早朝】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】 [状態]決意 [令呪]残り三画 [装備]“天”のレイジングハート [道具]通学セット [所持金]不明 [思考・状況] 基本行動方針:元の世界に戻る。 1.フェイトを探し、話をする。 2.もし、フェイトが聖杯を望んでいたら……? 3.キャスターの聖杯戦争解明の手助け。 4.『死神様』事件の解決。小学校へ向かう。 [備考] ※天のレイジングハートの人工知能は大半が抹消されており、自発的になのはに働きかけることはほぼ不可能な状態です。 ただし、簡素な返答やモードの読み上げのような『最低限必要な会話機能』、不意打ちに対する魔力障壁を用いた自衛機能などは残されています。 ※天のレイジングハートに対するなのはの現在の違和感は(無 #65374;微)です。これが中 #65374;大になれば『冥王計画』以外のエンチャントに気づきます。 強い違和感を持たずに天のレイジングハートを使った場合、周囲一帯を壊滅させる危険があります。 ※木原マサキの思考をこれっぽっちも理解してません。 ※通達を確認しました。フェイトが巻き込まれていることも知りました。フェイト発見を急務と捉えています。 ○○○ 「滑稽だな、いいように踊らされているとも知らずに」 なのはの魔力反応が遠ざかってからしばらくして、キャスターはそう呟いた。 通達を一目見て即座に自分を見失うなのはの姿は、まさに道化そのものだった。 キャスターに言わせれば、あの通達は『お粗末』の一言で済む。 あの文面だけでは、『フェイト・テスタロッサ』が何かをやったという証明にはならない。 情報は一切提示せずにただ顔と名前をよこし、『捕まえれば令呪を渡す』『図書館に連れて来い』と書かれているだけ。 これを討伐令の類と受け取る奴・頭から信じる奴は、余程の馬鹿かお人好しくらいだ。 まず考えられるのはルーラーの聖杯戦争加速を目的とした行為。 もしくは、鬼札(ジョーカー)として紛れ込んだルーラーの内通者。 ひょっとすると、ランダムに抽出した主従の名前と顔を送っただけかもしれない。 いずれにせよ、ルーラー側に聖杯戦争に介入しようという意志があり、その対象として『フェイト』が選ばれたということだろう。 その程度のことを、まるで大事件のように取り立てて、下らぬ決断で行き急ぐなのはをどうして笑わずにいられようか。 「せいぜい愉快に踊ってみせろ。その間に俺は、準備を進めさせてもらう」 それでもあえて止めなかったのは、なのはが混乱したほうがキャスターにとってもそのほうが都合が良かったからに他ならない。 なのはの頭の中は今『フェイトちゃん』でいっぱいだ。 他人への思いやりなんていう下らない感情を優先させて、目が曇っている。 それこそ、幾つもの重要な要素を見落とす程に。 まず、彼女は自身の胸元で煌めく緋色の輝石『天のレイジングハート』の変化に気づいていない。 調整は上々。人工知能の大半を消し去り、暫くの間なのはが愉快に踊ってくれるようにとあえて簡素な応答機能だけは残してある。 といっても「はい」「いいえ」「ありがとう」「ごめんなさい」「私語は慎むように」などを返すだけのプログラムと呼ぶのもおこがましい出来の機能だが。 だが、『その程度』でなのはは違和感すら持たずに駆け出してしまった。 所詮人と物との絆ごっこなどそんなものだとキャスターは笑った。 さらに、キャスターそのものの行動への注意も欠けている。 なのははキャスターに対して一切の指示を出さずに、ただ駆けて行った。作業をしろというわけではなく、隠れていろというでもなくだ。 おそらく彼女の意識は既に『聖杯戦争』からかけ離れている。 レイジングハートの戦闘記録が正しいものとするなら、彼女にとっての現状は『聖杯戦争に呼び出される直前からの続き』だ。 他の組への警戒などはあるかもしれないが、根本がズレている。 二人一組の概念など消し飛んでいるだろうし、仮初めながらも運命共同体であるキャスターの動向への警戒など抱いてもいなかっただろう。 ならばその『失念』を最大限活用させてもらうまで。 キャスターは窓の外を見つめた。とうになのはの姿は見えなくなっている。 それをもう一度だけ確認すると、彼は霊体化を行い壁をすり抜け、家の外に出た。 ○○○ 高町家の裏の路地でキャスターは再び自分の状態を確認し、小さく息をついた。 「狂人たちがありがたがっている『魔術』とやらも……蓋を開けてみればこの程度か」 「再現できているのはこけおどしの見てくれと、ちょっとばかしの能力のみ。 この程度で『聖杯によって英霊が顕現』などとは、笑わせる」 『魔術』を鼻で笑いながら道を行く。 英霊としては格が低く出来ることも少ないキャスターだが、それでも課せられた制限は大きい。 キャスターの懐刀たる次元連結システムを、この聖杯戦争ではたったひとつのものにしか付与することができない。 更に、次元連結システムのコアを生前のように0から生成することも不可能。 次元連結システムのちょっとした応用で身辺警護用の重力場操作マシンを作ることも出来ない。 戦闘能力も皆無(これは生前からだが)、現時点ではゼオライマーすら呼び出せない。 言うまでもなく超絶劣化だ。 他のサーヴァントに、いや、なのはより多少劣るマスターにだろうと、襲われれば為す術なく打ち倒されるだろう。 キャスターが、よくもまあ、ここまで、好き放題にやってくれたものだと失笑すらこぼす程に。 「まあいい。俺が蘇れただけでも上々だ」 そんな圧倒的不利な状況で彼が家を出た理由は一つ。 やるべきことがある。 聖杯戦争参加者ではなく、キャスターではなく。 冥王計画を遂行する『木原マサキ』として、当然しておくべきことが一つ。 ◇ そも、冥王計画とはなんなのか。 冥王計画とは『木原マサキ』が次元連結システムと自身の八卦の龍たる『ゼオライマー』を操り、冥府と化した世界に王として君臨するための計画である。 しかし、この『木原マサキ』とはキャスターとして顕現した木原マサキとは微妙に意味合いが違う。 キャスターは生前から自分の命に固執していない。 木原マサキと呼ばれた『この個体が』ではなく『木原マサキ』という意志の宿ったものが冥府の王たる頂にたどり着く事こそが『冥王計画』。 この聖杯戦争でも器として生前通りの木原マサキの姿で顕現したが、その姿に拘りはない。 木原マサキの意志の宿るものこそが、冥府に君臨したその瞬間に木原マサキの意志を宿していたものが『木原マサキ』であり『冥王』なのだ。 生前彼は、幽羅帝・秋津マサト両名に受精卵の段階から遺伝子操作を加え、彼の愛機たる天のゼオライマーに『木原マサキ』を込め、保険をかけていた。 木原マサキの死後も、二人とゼオライマー内に宿る『木原マサキ』が世界を滅ぼし、冥府の王として君臨できるようにという、まさに『木原マサキによる冥王計画』を遂行するための布石を。 それこそが『冥王計画』を遂行するための保険。キャスターが息絶えたとしても、続く『木原マサキ』がその後を継げるようにというお膳立て。 木原マサキが死のうとも、『木原マサキ』が冥王の座に着く。 それこそが冥王計画。 それこそが木原マサキと『木原マサキ』の夢の展開図。 ◇ この計画の全容を知れば、当然打つべき手も見えてくる。 この聖杯戦争においてキャスターがまずやるべきことは当然一つ。 仮に高町なのはが戦闘の末死亡してキャスターが消滅するとしても、『木原マサキ』は消えず冥王への道を歩み出せるように布石を打っておく。 もう一人か二人、高町なのはの死後、キャスターの消滅後、『次元連結システム』を手にして目覚める『木原マサキ』を用意しておく。 生前彼がそうしたように、自身の死を受け入れ、自身の死すらも舞台演出の一部とし、その死の先にある栄光を掴む道筋を作っておく。 全ては、『冥王計画』完遂のために。 しかし、この保険をかける上で一つ問題がある。 この舞台では新たなる『木原マサキ』を生み出すことはほぼ不可能に近い、ということだ。 生前の彼ならばこの程度のことで悩みはしなかった。 さすがにクローン受精卵の入手は不可能でも氷室美久のようにアンドロイドを一体作成し、そいつに初期設定として人格を投影して時を待たせるよう制御装置を施す。 ただそれだけで終わる、数週間もかからない作業。 だが、今回の状況ではあの『成長するガラクタ』では間に合わない。 聖杯戦争がどれだけの期間続くかは分からないが、少なくとも『この』聖杯戦争は数日の内に事態は急変する。 その引き金を引くのは『高町なのは』と『天のレイジングハート』。 『フェイト・テスタロッサ』を探す上で、彼女は必ず何者かと衝突し、周囲を廃墟に変えるほどの戦闘を行うだろう。 そうなってしまうと、あとは坂を転がり落ちるように戦争は進んでいく。そうなるより早く、数日で、出来るならば今日のうちにでも『木原マサキ』として行動のできる器を用意しなければならない。 ならば、実在する人間を用いるか、といえば話はそう簡単ではない。 相手の人格を末梢し、同時に木原マサキとしての人格をインプットすることではじめて『木原マサキ』足りえる。 これは遺伝子段階で操作を加えた幽羅帝や秋津マサトだから可能だったことで、既に確立した自我を持った人物にはかなりの困難を極めるだろう。 科学者は、現在から根源への干渉を行えない。科学者が操作できるのは現在と未来だけ。 生者の持つ『生』『愛』『感情』、あるいは『魂』と呼ばれるものに介入を行うためには、彼らの根源に最も近い場所で行う必要がある。 もし現在から根源への干渉を行えば、彼らの身体はズタズタになり、利用不可能になるだろう。 脳の機能を破壊しつくすか。あるいは『こころ』と呼ばれるものを消滅させるか。 結果は同じだ。生まれるのは『木原マサキ』の器ではなく屍が一つ。 NPCであれ、マスターであれ、サーヴァントであれ、その理を覆すことは不可能。 参加者である人間たちは利用できず、一からガラクタをつくり上げるには時間が足りない。 一見八方塞がりにも見える状況。 「だが、それでもまだ、不可能ではない」 確かに、既に自我を確立した『人間』に対しての操作は不可能だ。 マスターだろうとサーヴァントだろうとNPCだろうとその一点に変わりはない。 だが、仮に参加者中に『機械』がいれば。 『機械』じゃなくてもいい。『概念』だろうが『意識の集合体』だろうが。 生まれついてのものではなく、人工的に製造された『魂』を持つ参加者がいれば。 現在進行形で自身の『根源』と深く関わり続けている存在がいれば。 人格と存在の全ての機能を、魂よろしく文字通りコアとしてその身中に『魔力核』に持つ存在がいれば。 存在の根底が『魔力の宿った物質』や『宝具』であるモノがいれば。 彼らの存在の根底に対して、キャスターと彼の有する稀代の科学の粋たる次元連結システムの応用で干渉できるならば。 当然のように彼らの存在を書き換え、塗り替え、『木原マサキ』に置換することができる。 冥王計画の保険を、キャスター死後計画を引き継ぐ次なる『木原マサキ』を用意しておくことができる。 「さあて、どれほど居るかな、そんな愚かなガラクタどもが」 『愚かなガラクタ』が居る可能性がどれほどのものかはさしものキャスターでも計り知れない。 ひょっとしたらまったくのゼロかもしれない。 しかし、仮にゼロだったならばその時は別の手を打つまで。 なんなら、天のレイジングハートから削ってやった人工知能の代わりに『木原マサキ』を埋め込んでやってもいい。 戦闘記録に残っていた『フェイト・テスタロッサ』の死神の鎌が如き魔装『バルディッシュ』を使ってやるのも一興だ。 口角を釣り上げ、不敵に笑う。 高町なのはが家を出てきっかり10分後。 キャスターもまたひとり、舞台の上に躍り出た。 舗装道路をかかとを鳴らしながら歩く。 他の参加者に見つかるように、あえて実体化したまま。 危険はない。 スキル:自己保存がある限りキャスターは消滅しない。 なのはが生きている限り、『木原マサキ』は不滅だ。 だからこそ、自らが餌になるように姿を晒す。 サーヴァントの反応に食いついて出てきた愚かな奴らが夢に溺れて踊るさまを、高らかに笑ってやろうじゃないか。 木々と家々で覆われていた裏路地を抜ける。 そこには突き抜けるような青い空が広がり、遮るものもなくただ『天』だけがキャスターを見下ろしていた。 目の眩むような青空に目を細めながら、最後に、冥王計画の中核を担う存在について考える。 この下らない戦争に即座に終止符を打てる兵器。 何者にも到達すること叶わぬ『天』の名を関する八卦の龍。 彼を呼び出したその時こそが、冥王の再臨の時。 今はまだその時ではない。 状況が整っていない。 裁定者に干渉される可能性がある。彼らが強権に近い能力を有しているとすればそれらを無効化する力か、あるいは裁定者からの容認が必要となる。 高町なのはの存在も邪魔だ。あれは確実に冥王計画の障害となる。洗脳や精神崩壊による無力化か、他の理解あるマスターとの再契約が必要だろう。 そして、次元連結システムのコアたる物質(現在は天のレイジングハート)を用い、この地に機体を呼び出す必要もある。 そういったすべての問題を解決したその暁には。 己が器たる『天』を呼び戻し、破壊と蹂躙の限りを尽くし、聖杯に託されるはずだった幾つもの願いを踏みにじり、この地に冥府を築く。 キャスターは青空を一度だけ鼻で笑うと、再び街への道を歩みだした。 【C-3/高町家の近くの道路(なのはとは別方向)/一日目 早朝】 【キャスター(木原マサキ)@冥王計画ゼオライマー(OVA版)】 [状態]健康 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:冥王計画の遂行。その過程で聖杯の奪取。 1.予備の『木原マサキ』を制作。そのためにも特殊な参加者の選別が必要。 2.特殊な参加者が居なかった・見つからないまま状況が動いた場合、天のレイジングハートを再エンチャント。『木原マサキ』の触媒とする。 3.ゼオライマー降臨のための準備を整える。 4.なのはの前では最低限取り繕う。 [備考] ※フェイト・テスタロッサの顔と名前、レイジングハート内の戦闘記録を確認しました。バルディッシュも「レイジングハートと同系統のデバイス」であると確認しています。 ※天のレイジングハートはまあまあ満足の行く出来です。呼べば次元連結システムのちょっとした応用で空間をワープして駆けつけます。 あとは削りカスの人工知能を削除し、ゼオライマーとの連結が確認できれば当面は問題なし、という程度まで来ています。 ※『魔力結晶体を存在の核とし、そこに対して次元連結システムの応用で介入が可能である存在』を探しています。 見つけた場合天のレイジングハートを呼び寄せ、次元連結システムのちょっとした応用で木原マサキの全人格を投影。 『今の』木原マサキの消滅を確認した際に、彼らが木原マサキとしての人格を取り戻し冥王計画を引き継ぐよう仕掛けます。 ※上記参加者が見つからなかった場合はレイジングハートに人工知能とは全く別種の『木原マサキ』を植え付け冥王計画の遂行を図ります。 ※ゼオライマーを呼び出すには現状以下の条件のクリアが必要と考えています。 裁定者からの干渉を阻害、もしくは裁定者による存在の容認(強制退場を行えない状況を作り出す) 高町なのはの無力化もしくは理解あるマスターとの再契約 次元連結システムのちょっとした応用による天のレイジングハートへのさらなるエンチャント(機体の召喚) BACK NEXT 010 開幕/きらりん☆レボリューション 投下順 012 燃えよ花 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 000 前夜祭 高町なのは 016 ホワイト&ローズ 000 前夜祭 キャスター(木原マサキ) 017 機械式呪言遊戯 -010 高町なのは&キャスター
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さ行の用語 【最優(笑)】 セイバークラスの事である。やたらと参加人数が多い割りに、全く活躍出来ていない事から 『最優(笑)のセイバークラスをディスらないでください! 幸運Eに2騎がかりで負けたとか、弁当食ってるだけとか、 主人ボコられるの見てただけとか、主人痛めつけただけで何もしてないとか、 主人から『情報持ってるハズなのに情弱過ぎて使えねぇ』呼ばわりとか どうしてそんなひどいこというんですか!!!』 と散々にディスられた事から。およそ半数がスレ住人に忘れられているため、頑張って活躍しないと「大量処分」されてしまう危険がある。 しかし、48話にて最弱のセイバーと自負するイスラが嘘と騙し討ちを駆使してとあるキャラを討ち取る活躍を見せたのでマシになってきているはず… …と、思われたのも束の間。まぁ、その、何だ…53話にて、二次聖杯屈指の強マーダーことゼフィールと狂王さんの大暴れで 本当にセイバーの半数が華麗に蹂躙されました。やっぱり最優(笑)だったのかもしれない……(まぁ戦闘じゃそこそこ頑張ってたが) そして71話にてステルスマーダーとして頑張っていたイスラも脱落。開始から半日と少しで円卓を除くセイバークラスの二次キャラは全て脱落してしまった…… その一方で、アルトリアが71話でイスラを撃破し、73話で士も撃退、しかも制限解除によりパラメータも上昇と、最優の名に恥じない活躍を見せた。もう最優(笑)とは言わせない! その分卿が割を食うハメに…マスターのせいで寺組崩壊を招いてしまったりと逆方向で活躍しちゃったし…… そして、90話でアルトリアがアヴァロンを解禁。更なる強化が解かされた。 【最弱のセイバー】 天海陸のサーヴァント、イスラ・レヴィノスのこと。自他ともに認める最弱のセイバーである。まず、ステータス。 筋力D+ 耐久D+ 敏捷C 魔力B+ 幸運D 宝具B…+補正はあるものの、これだけ見るとキャスターかアサシンじゃないかと思う低スペック。 純粋に高いスペックを駆使した剣技を得意とするはずのセイバーとしてはこの時点で致命的。その上セイバーでありながら対魔力スキルがない。 そして彼を象徴する宝具「紅の暴君“キルスレス”」は発動すると全ステータスランクUP、全異常・憑依無効、暴走召還、真紅の鼓動(自動回復)… と、数多くの特性が付加される強力な宝具である。…あるのだが、決定的な弱点がある。燃費が最悪なのである。 少なくともただ一度発動しただけでマスターの陸は大いに苦しみ、嘔吐すらしてしまった。そう、マスターを体調不良にする程に魔力をゴリゴリと削るのだ。 しかし(魔力次第では効果が低下するとはいえ)様々な効果を発揮する異界の住人を召還する宝具、あらゆる攻撃を受けようとそれがAランク未満ならば 決して死ぬことは無いというスキル『死の呪詛』、敵マスターの魔力の吸収による『紅の暴君』の発動など、他のセイバーにはない独自の強みは多い。 そして極めつけに、彼は騎士のクラスでありながらもあらゆる嘘や騙し討ちといった卑怯な手段を使うことを厭わない。 最優のサーヴァント「セイバー」でありながら、「低スペック」「対魔力を持たない」「補助的なスキルや能力が豊富」と、非常に異質な存在である。 【さやかちゃん】 そのまんま、サーヴァントの一人である美樹さやかのこと。またの名をバーサヤカー。 二次キャラ聖杯戦争においてはバーサーカーとして召還され読み手に強いインパクトを与えた…のだが。 宝具やスキルが微妙、初戦でジェムの濁りが半分も溜まる(ムーンセルにはグリーフシードが無いので魔女化フラグ立ちまくり)、マスターが一般人、 何より主人公格やボス級の鯖が多い為、素の戦闘力すらも見劣りする(作中でも「弱い」扱いされている)というかなりの不遇っぷりが浮き彫りになった。 そもそも他の鯖に対して優位に立てていた状況が殆どない。初陣で魔力消費を気にしながら戦っていたDIO様の不意を突くことが出来たくらいか。 まぁ、時止めを発動された途端さやかちゃんは無駄無駄でフルボッコにされていたし、乱入者のテレサにも顎を切り落とされたりしてたのだが…。 さやかの主な宝具は再生能力。ダメージの即時回復という点では確かに優れているが、そもそも自己治癒や再生能力持ちの鯖なんてのは意外といる。 (さやかちゃん並の再生能力に加え、素で高い耐久力、スキルによる一度受けた攻撃への耐性、対魔力、更には高威力の攻撃を持つアレックスなど) 他の鯖が持っているような攻めに使える押しつけ宝具を持ち得ないことも彼女の実力を考えればキツいか。 スレでも生存を諦める空気が流れ、「魔女化するしかないじゃない!」とまで言われてしまう有様。 しかしその不遇っぷりのせいか、常にちゃん付けされて親しまれており(?)やたらと魔女化が望まれている。 また、幸運Eの癖して3組の参加者を殺害する暴れっぷりを見せたゼフィール&アシュナードから唯一逃げ延びることに成功したりと妙な所で運もいい。 因みに劇場版のパンフレットの記事で、初期設定では5人娘の中では最弱だったという事が判明。更に某寿司店からもネタにされてる(名前的な意味で)。 【参加者あだ名一覧】 漫画・アニメ・ゲームなど様々なジャンルより参加者が出演している二次キャラ聖杯戦争。 多くのキャラはスレなどであだ名で呼ばれることが多い。ここで、スレや作中などで使われるあだ名を並べてみた。 天野雪輝→ユッキー タマモ→キャス狐、駄狐 ゼフィール→ゼフィ、回転王、覇王 アシュナード→狂王 アルトリア→セイバー(あだ名と呼べるのかは微妙)、最優(笑)、騎士王、セイバーちゃん 鳴上悠→番長 クー・フーリン→兄貴 ランスロット→謎スロット、ランス、ゴキブリ 花村陽介→ガッカリ王子、ジュネス 蘇 妲己→妲己ちゃん 鹿目まどか→まどっち、ラスボス、クリームヒルトちゃん、ウェヒヒ DIO→DIO様、テラ子安 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(ゼロ)→童帝、魔王、ルル、ルル山さん リインフォース→リインちゃん 衛宮切嗣→ケリィ 門矢士→ディケイド 美樹さやか→さやかちゃん、オクタヴィアちゃん 太公望→軍師 ジョン・バックス→市長、死超 ファニー・ヴァレンタイン→大統領 間桐雁夜→おじさん トキ→ジョインジョイントキィ、トキィ 間桐慎二→ワカメ ラオウ→拳王様、ジョイヤー キンブリー→金鰤 イリヤスフィール→イリヤ 本多忠勝→ホンダム 金城優→弁当 アストレア→バカ 我妻由乃→ゆのっち、ヤンデレ ジョン・ドゥ→某死体さん、死体 言峰綺礼→マーボー、神父 トワイス・ピースマン→欠片男 ギルガメッシュ→ギル、英雄王、金ぴか、慢心王、AUO ※おまけ 暁美ほむら→ほむらちゃん、ほむほむ、ホムラチャン 巴マミ→マミさん、デブさん、デミさん キュゥべぇ→QB、淫獣 イザナミ→ナミさん ケンシロウ→北斗神拳正統伝承者、救水主 ジャギ→ジャギ様、石油王、汚物、魔法戦士QMZ、石油のアルカナ、バイクのエンジン音 サウザー→聖帝、やわらか聖帝 間桐臓硯→蟲ジジイ 天海春香→春香さん、春閣下、はるるん、ハルカッス、中村先生、ののワさん、のワの 星井美希→みきみき、金髪毛虫、ミッキ 【七英雄】 二次聖杯において、各クラスから最後に残った1人ずつ。計7人を殿堂入りの意を込めてまとめる。 セイバー→ガウェイン ランサー→アレックス アーチャー→DIO ライダー→火野映司 キャスター→ゾルフ・J・キンブリー アサシン→ファニー・ヴァレンタイン バーサーカー→ランスロット 【市長組】 主従揃って強力な戦力を誇るゼフィール ライダー(アシュナード)組とD4C(いともたやすく行われるえげつないチート)でムーンセル冬木市市長の座を手に入れたジョン・バックス アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)の同盟チーム。 ハッキングで市長の座を手に入れたというインパクトの強さ故かこんな通称になった。 色々と制約はあるが冬木市内に配置したNPCのおかげで市庁舎から一歩も動かずして情報が手に入る市長、元々諜報に向いている上に一撃必殺、無限復活、制約付きだが分裂可能という超宝具を持つ大統領と最近になって三組もの参加者をまとめて葬るという大戦果を挙げた回転王 狂王の組み合わせはチームとしてあらゆる能力が高水準で纏まっており、今後更なる活躍が期待されている。 ただその一方で互いが互いにこの同盟を一時的なものと見倣しているため、他の勢力と違っていずれ同盟が破綻することが約束されている。 余談だがこのチームの四人、意外と共通項がある。 全員が何らかの国又は組織の長である事と単なる私利私欲に基づかない理想を持っているという事である。 しかし、77話でゼフィールとアシュナードが、悠とクー・フーリンの捨て身の行動(+DIOの援護攻撃)により葬られた為、事実上壊滅した。 【事故ナギ】 原作で合体事故・合体予報によるイレギュラーを利用して作られた、強力なスキルを持ったイザナギの事。 本来イザナギは初期装備のペルソナ。それ故に、後に使用出来る様になる他のペルソナと比べると見劣りする部分が多々あり普通ならば戦力外となる。 しかしその渋カッコいい外見、バランスよく整ったステータスなどからイザナギの人気は高い。 そこでペルソナの合体における事故を『わざと』引き起こして生み出されたのが通称『事故ナギ』である。 事故ナギは十分戦力となるスキルや能力を持っており、これを使う ことで思う存分イザナギを戦力として装備出来る様になるのだ。 しかし、そもそも事故を利用した作成なのでかなりの運任せ。事故ナギを生み出す為には相当な労力を必要とする…。 ただ、増量移植作品であるP4ゴールデンではかなり気軽に事故ナギ作成に挑める様になった模様。 二次聖杯ではワイルドの能力を失った番長のペルソナとして活躍。数多くのスキル、鯖程ではないにせよ高い戦闘能力で大いに役立った。 しかし最近になって切嗣の起源弾に撃ち抜かれ、まさかの消滅となった。さらば事故ナギ…… 【ジャンプ史上最高のヒロイン】 参加者の一人、キャスターの蘇妲己ちゃんの事なのよぉん♥ 長い歴史のジャンプの中で「誰が最高のヒロインか」という話題が出ると彼女が選ばれるのぉ♥ 完璧なプロポーションと可愛い言葉づかい、妹思いの優しい性格や原作内での活躍が人気の秘訣かしらぁん♥ し・か・も♥ 最終的にはラスボスを出し抜き、主人公を救うというヒロイン要素のキャラクターなのぉ♥ とっても素敵だわぁん♥ この聖杯戦争でもキャスターとして顕現し、キャスターの不在で「キャスターきてーはやくきてー」と悩んでいた寺組の元にサササっと駆けつけ、 「キャスター来た!」「メイン神殿来た!」「これで勝つる!」「素敵タル~」と賞賛の嵐を受けるヒロイン力の高さを見せ付けたわん♥ 彼女の登場で、堅苦しい面々で構成された寺組にもドキドキで素敵な展開になる事、間違いなしよぉ♥ あぁ~ん♥ 素敵ぃ~♥ うふぅん♥ この項目は何者かにより勝手に作成されました。事実とは全く異なる可能性があります。 【ジャンプ史上最凶最悪のヒロイン】 参加者の一人、キャスターの蘇妲己の事である。長い歴史を持つ週間少年ジャンプの中で「誰が最凶最悪のキャラか」という話題が出ると彼女が候補に出る。 その魅力で男女を問わず他者を誑かし、二人の妹以外には一切の情け容赦を向けない残酷な性格から今尚人気を得ている。 戦闘面での実力もあるが、真の恐ろしさは作中で誰一人として出し抜くことが出来なかった明晰な頭脳である。 主人公たる策士の太公望は作中で一度も彼女に勝つ事が出来ず、その恐ろしい頭脳でラスボスをも手玉に取っていた。 散々悪行を働いたにも関わらず、最終的な目的である『地球との融合』を遂げ、結局一人勝ちをした。 【新春セイバー大量処分祭】 セイバーがやたらと参加人数が多い割りに、全く活躍出来ていない事から最優(笑)と称され「大量処分」されてしまうのではと危惧されていた。 が、53話にて二次聖杯屈指の強マーダーことゼフィールとアシュナードの大暴れで本当にセイバーの半数が処分されてしまった。 この話の中での死亡したサーヴァントは全員セイバーだったため、作者がタイトルをこちらにしようか迷ったがネタバレになるため現行のものとなった。 ところで、このムーンセル内の冬木市は何月頃なのだろうか?新春と書いてあるのはこの話が一月に投下された為で、作中の季節とは一切関係ない。 【新都連合軍】 鹿目まどか&アーチャー(DIO)、ジョン・バックス&アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)、衛宮切嗣&ライダー(門矢士)、枢木スザク&バーサーカー(ランスロット)、キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)で構成されたマーダーチーム。 切嗣陣営以外はそれぞれ天国組・市長組・スザク団に属していたが、他のメンバーが死亡した事で所属チームは壊滅。対主催チームの遠坂邸同盟に対抗すべく結成された。 戦力的には全チーム中最強クラスだが、それ以上に何時裏切りが発生するか分からない空気に包まれている。そもそもこのチーム自体、遠坂邸同盟を潰す事だけを目的にしており、いずれは確実に対立する事になる。更にDIOに全く信用されていないまどかを筆頭に、過労死も時間の問題になりつつあるバックス、時期が時期とは言え未だに聖杯に執着している切嗣、もはや噛ませ犬同然なスザク、小鳩を利用した挙句裏切ったキンブリーと遠坂邸同盟以上に爆弾要素が多い(更に最近になって遠坂邸同盟の爆弾要素が解消されつつあるので、その対象がより深くなっている)。 【スイカバー】 「ここからいなくなれー!」 ロッテが販売しているアイスキャンディ及び機動戦士Zガンダムの最終攻撃「ウェイブライダー突撃」の欲称。本項目では後者の意味で取り扱う。 意味合いとしては全てを掛けた特攻なのだが、二次聖杯ではクー・フーリン、アルトリア・ペンドラゴンの2名が該当。それぞれ、クー・フーリンはアシュナードとゼフィールに、アルトリアはディケイドに対して行なった。元ネタの劇中でもウェイブライダーでの特攻により、シロッコを倒すことに成功するも、代償としてカミーユの精神は完全に崩壊してしまった。そして二次聖杯においてもそれに匹敵する悲劇的な結末が待っていたのだった。 【スザク団】 匂宮出夢&アサシン(懐刃サブラク)、枢木スザク&バーサーカー(ランスロット)、羽瀬川小鳩&キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)からなるチーム。 スザクが出夢に依頼した事で結成された。ワカメ軍団とは違い、自分達から進んで組んでいるのが特徴的(小鳩のみ流れ的に合流)。 ワカメ軍団や市長組に代わるマーダーチームだが、1日1時間しか戦闘に出ない出夢。傷が完治していないスザク&バーサーカー。戦うことさえままならない小鳩と、全マスターが何かしらの問題を抱えている。 その後完結編2話で出夢とサブラクが脱落した為、事実上壊滅。 【聖杯大戦】 「永遠の闘争・・・それこそが我が理想なり」 二次聖杯において最大にして最後の戦闘になるであろう遠坂邸同盟と新都連合軍の戦いの通称。 ここまで生き残ってきたという事もあり、遠坂邸同盟は唯一能力が限界突破したアルトリア・ペンドラゴンを筆頭にガウェイン、アレックス、火野映司、リインフォース。新都連合軍は最も被害を受けていないDIOを筆頭にファニー・ヴァレンタイン、門矢士、ランスロット、ゾルフ・J・キンブリーと双方のメンバーもなかなかの強者が揃っている。逆に言えばこの大戦に参加できなかった陣営は弱者と見られるかも知れない これこそ、平行世界のゼロが望んでやまなかった事なのだろう。しかし恐ろしいのはどちらが勝ってもバッドエンド確定という点である。同盟側はルルーシュが本編以上の結末になる確立が低く、陽介はバッドエンド確定。名無やこなたはに至っては賑やかし担当。一方の連合軍側も同盟を倒したら即第二ラウンド開始。その前に互いの腹の読み合いという第零ラウンドの存在と、何処までも救いが無かったのであった。やっぱり神様なんていなかったね! その後、完結編14話でついに聖杯大戦が開戦。良くも悪くも読み手を裏切る展開はその目で確認してもらいたい。 【聖杯戦争のセオリー】 その名の通り、聖杯戦争におけるセオリーのこと。 通常の聖杯戦争ならば大体2週間程度。開始から数日はあまり動きもなく、どの陣営も慎重な行動もしくは静観気味。 そして一度戦闘が巻き起これば他のチームもそれに乗じて動き出したり、積極的な行動を起こし始め本格的な戦争が始まるということが多い。 …しかし、二次聖杯においては当然ながら聖杯戦争初参加者ばかりであり、セオリーを知る者が少ない。 恐らく「サーヴァントを使って戦う、生き残りと聖杯を賭けたバトルロワイアル」程度の認識だろうか。 その為初日から積極的に動く参加者が多く、あちこちで熾烈な戦闘が勃発。チーム戦、乱闘、果ては複数の敵の蹂躙など序盤からとにかく激しいのだ。 参加者が25組もいることによるエンカウント率の高さもあるだろうが、それを抜きにしても初日から非常に参加者の動きが多い。 初日の夜明けまでの時点で既に参加者の3分の1近くが脱落しており、二次キャラ聖杯戦争は短期決戦になるのでは?という意見も多い。 まぁ、パロロワ的には「序盤には何もしない」というのは退屈な上に2週間分も続けるのは面倒だと思うので短期決戦になるのは必然とも言える… 序盤で一通りサーヴァントの戦闘能力を披露しておくということもあり、それも戦闘の多さに繋がったか。 【絶望ロック】 中二病臭い音楽ジャンルの事ではなく、パロロワ企画における生存ロックや死亡ロックの亜種であり、この聖杯戦争以外ではあまり確認されていない。 園崎詩音と美樹さやか(バーサーカー)の主従にこれがかかっており、書き手や読み手達により『絶望以外のルートが存在しない』状態となっている。 園崎詩音は精神状態の悪化で雛見沢症候群が進行し、末期になると錯乱した挙句に凄惨な死を迎える可能性があり、 美樹さやかは精神状態の悪化と魔力の消費でソウルジェムが濁り、最終的には魔女へと転化してしまう。 現状では回復手段がほとんどなく、そもそも救済する気が主催&書き手&読み手の誰も持ち合わせていないので、 現状彼女達には最悪の結末が約束されているとさえ囁かれる薄幸っぷりだった。 しかしその後、大方の予想を裏切り……
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【マスター】 朽木ルキア@BLEACH 【参加方法】 ゴフェルの木片の伝承(願いを叶える)ことを聞き、浦原商店から盗み出す 【マスターとしての願い】 死神としての能力の復活 しかしランサーの提案により、この場で強くなれるのなら優勝して叶えなくてもいいと思い始めている 【weapon】 鬼道 【能力・技能】 死神の頃に培った身体能力。 主に鬼道を使用する。 死神の能力は殆ど失われているため使用不可。 使える鬼道は以下記載 破道の四 白雷 白い雷をビーム状にして発射 貫通力に特化している 破道の三十一 赤火砲 対象に向け火の塊を飛ばす。直撃すると爆発・炎上。 破道の三十三 蒼火堕 蒼い炎を発射する。並の虚なら一撃の威力らしい 破道の七十三 双蓮蒼火堕 蒼火堕の更に上の技。威力も桁違いに上昇している。 縛道の一 塞 四肢を己の背中で固めさせる。身動きが取れなくなり、その場で地面に伏せることとなる。 縛道の四 這縄 指先から紐上の光を発射。敵に絡ませ動きを鈍くする。 縛道の六十三 六杖光牢 六つの光の杖が、敵に突き刺さり動きを完全に止める。ダメージはないが身動きが取れなくなる。 威力は死神の力を殆ど失っているため、威力は下がりサーヴァントにはほとんど効かない。 対魔力Cもあれば完全に防がれてしまう。 しかし、人間に対しては十分の威力を持っている。 【人物背景】 護廷十三隊の十三番隊に所属し、物語開始時に初めての現世駐在任務として、本来は一ヶ月程の短期予定で空座町を担当していた死神。口癖は「馬鹿者」「たわけ」。 黒髪のセミロングで後髪がはね、真ん中辺りの前髪が鼻の付け根を通って左斜め下に向かって伸びている。 外見は小柄で、初期の頃は小学生だった一護の妹の遊子のパジャマがちょうど合うほど。 恋次曰く「どこか気品が漂っている」。 基本的にやや古風な固い言葉遣いで話し、男勝りで気が強いが、常に自分より相手を気遣う優しい性格。 一話目で一護の10倍近く生きていると言っているため、年齢は少なくとも150歳弱。 黒崎一護との接触の際、虚に襲われ重傷を負う。 家族を、ルキアを助けたいと願う一護に力を授けるが、その代わり自分の力を失ってしまった。 戦闘が続くにつれ、大虚などの強大な敵と戦う一護を見て「力があれば」と思うようになる。 そして今回の聖杯戦争に巻き込まれ、戦場で出会ったサーヴァントは、背が高く身の丈ほどの大刀に漢らしい声。 ───どこか黒崎一護を思わせる青年だった。 【方針】 まずは情報収集。 力をつけるための手段も探す。
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529 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日:2006/12/06(水) 04 31 37 「どうしてこんな事をするの!?」 獣を蹴散らすように、何のひねりもない純粋な魔力で吹き飛ばしながらなのはが叫ぶ。 「どうして? そんなことは決まっているだろう? 聖杯が欲しいからだよ!」 走り回りながらカラシニコフを三点射で撃ち出す。 その、少女を小馬鹿にしたような表情は、ひたすらに少女を悲しませる。 「人を傷つけて! それでかなえた願いなんて、誰も幸せになれはしないよ!」 「そうかな? 少なくとも僕は幸せだ! 根源へ辿り着けばもっともっと世界を知ることができる!」 蹴散らされた獣の数だけさらに闇より獣を召還する。 「僕は何をしてでもあの知識が欲しい、そうさ、脳の肉欲を止めることはできないね! あの圧倒的すぎる知識、あれを我が手にする! それを邪魔するお前は敵だね!」 「何かを知りたいならまだ読んだことのない本を読めばきっと新しいことが分かるはずです!」 「そんなありふれた知識はいらないね! 俺が欲しいのは世界そのものの知識さ! その為なら世界が滅んだって構わないね!」 そう言って男は笑う。 知った世界が消滅したとしても構わないと、男は宣言していた。 話をすることすらできない。 なのはもそう認識せざるを得ないほどの歪み。 ――でもね、人を殺してでも聖杯を手に入れようとする輩はいるわ なのはは凛の言葉を思い出す。 「だったら……」 力強い意志でもって相手を睨み付ける。 ――だから、一般人に被害を与えるような輩は 「今この場で、『再起不能になって リタイアして 』もらいます!」 Cartridge load! レイジングハートと共に、強い意志を持ってここに宣言した。 攻守は既に逆転している。 一度握られた主導権は簡単に奪い返すことはできない。 故に逆転の手段は力業のみ。 少なくとも彼女はそう判断した。 Arc saber 敵セイバー周囲の地面に魔法を撃ち込み煙幕を放ち、さらにそれに隠れるように脚部を狙い、後退する。 「くうっ……」 それでも行動を予測されているのか雷撃が彼女を掠めて後方へ飛び去る。 更には足を狙う一撃が回避されるのがシルエットで見えた。 雷撃を回避しながら、あくまで地面を這うように飛行する。 空中へ逃げれば砂埃という煙幕を利用できない。 牽制の魔法で攻撃しながら周囲を取り囲みながら飛行、相手の注意が逸れるのを待つ。 だが、注意を逸らすことなどありはしない。 確実に対象を捕らえるべく第二の魔術が発動する。 「死神の軍勢 Army of Hades 」 砂煙を吹き飛ばしながら、フェイトに向けて呪詛の軍勢が放たれる。 「ッ……! 貫け、豪雷!」 フェイトの手に雷が集う。 「サンダースマッシャー!」 呪詛の群れに雷光が直撃し、呪詛を散らしながらセイバーに直撃し、蹴散らされた砂煙が再び舞う。 だが、散らされた呪詛は消失せず、更にフェイトを狙う。 「まだ来る!? でも、直撃したはず……!」 そこに油断はない、直撃の確認と同時に後ろに下がり、呪詛の追撃から逃れる。 だが、両者の距離は詰まっている。 サンダースマッシャーの直撃と同時に位置を完全に把握し、セイバーが全力で地面を蹴って跳びかかってきた。 「女神の剣 Blade of Artemis 」 その手に握られたのは双剣ではなく一本の巨剣。 地面に穴を穿つ踏み込みから発生した速度も、振り下ろされる剣も既に音速を超えている。 バリアジャケットなど関係なく、回避しきれなかった左足を切り裂かれる。 切られた部分から鮮血が舞う。 「ッ!」 だが痛みなどに頓着しない、する余裕など無い。 左足はまだ身体についている。 それだけ分かれば十分で、巨剣を振り下ろしたその隙を逃さない、この事が重要なのだと、どこかで冷静に考えている。 その冷静な部分のおかげか。 「……捕まえた!」 ライトニングバインド。 不可視の魔法陣に触れた瞬間に発動する捕獲魔法。 捕獲可能時間は数秒だろうが、その数秒で十分。 呪詛、そしてセイバーから距離を取り、カートリッジを装填する。 「フォトンランサー……」 フェイトの周囲に雷 フォトンスフィア が出現し 「ファランクスシフト!」 無数の雷撃が放たれた。 憎悪と激怒:弾幕に晒されて尚、セイバーは口元に笑みを浮かべる 怒りの塊:弾幕の中、セイバーが恐ろしい形相でフェイトを睨んだ 超音速教会戦:凛は驚愕していた(教会へ視点変更) 市街地の狂戦士:士郎とセイバーは、虚空に現れた存在を見据えていた(市街地へ視点変更) 住宅街の暗殺者:「君は何者かね?」「さてな……私もそれを知りたいのだよ」(S市住宅街へ視点変更)
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魔法少女たちの聖杯戦争@wikiへようこそ 当サイトは「魔法少女たちの聖杯戦争」という二次創作作品のまとめサイトです。 企画性質上、キャラクター同士の殺し合いや、残酷な描写を含む場合があります。また原作設定の改変やオリ設定など、様々な創作要素が絡まってくることが予想されますので、そちらもどうぞご了承ください。 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート まとめサイト作成支援ツール その他お勧めサービスについて 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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暗いところで待ち合わせ ◆EAUCq9p8Q. ☆ 蜂屋あい まるで、凄惨さという概念が見た夢のような光景だった。 荒廃した遊園地。崩壊し、打ち捨てられた遊具。回転木馬が行き交っていた空は、主を失い打ち捨てられた様々な車が並んで浮かんでいる。 昼間見た、ほんのり血なまぐさいメルヘンチックな遊園地とは程遠い、シュールさすら感じる空間だった。 目線を下ろせば、車から失われた主たちが虚ろな目をしてうろついている。 あいの目を引いたのは、その顔ぶれだ。 今まで見てきた彼女の『オトモダチ』には含まれていない顔ぶればかり。 見たことある顔を見つけられないのは、あいの注意力不足というわけではないはずだ。 もぞもぞとポケットの中で何かが蠢く。取り出してみれば、預かったトランプがうねうねと身を捩っていた。 紙札の中でにこやかに微笑んでいたクイーンが、紙の中から身を乗り出し、遊園地へと飛び出す。 駆けていった先に居るのは、クイーンの本体にしてこの遊園地の女王様。キャスター・アリス。 「あいちゃん!」 振り向いた女王様は、遊園地同様ひどい有様だった。 ひときわ目を引くのは左半身。肩から先が消えている。 アリスが大好きなおふざけや手品の類じゃないことは、無理やりちぎられたようにほつれている青いワンピースと、白いを通り越して蝋人形の域である血色を見れば分かる。 答え合わせはきっとこうだ。「戦闘」。そして「辛勝」、あるいは「惜敗と逃走」。 あいの居ない間にアリスはちょっとした遊び心から何者かを陣地に呼び込み、戦った。 でも、火遊びが過ぎて、陣地を打ち壊され、左肩から先を食い千切られ、それでも生き延び、あいと再会した。 「ごめんね、あいちゃん。私……」 雨に濡れた子犬みたいな顔で、アリスがあいを見つめる。 だからあいは、当然、アリスにこう言った。 「がんばったんだね」 ただ、木之本桜との時間を守ってくれた自身のアリスを抱きしめ、くしゃくしゃなままの髪の毛ごと彼女の頭を撫でる。 あいの体に回されるアリスの右手。心だけなら、きっと、アリスはあいを両手で抱きしめている。 「ありがとう。わたしの時間を守ってくれて。 おかげでわたしは、さくらちゃんととってもなかよくなれたよ」 偽りのない言葉。偽りのない感謝。 生前あるがままの生活を続けていた生かされる死体たちを失い。 儀式の贄になり冷たい土の下に封じられていた死体たちを失い。 魅了術によって洗脳され自我を持たない生きた死体たちを失い。 それでもアリスはくれたから。あいの望むだけの時間と、あいの望むだけの結果を。 仮にアリスが負けていたらたどり着けなかった世界に、あいとアリスはたどり着いた。 仮にアリスが負けていたらたどり着けなかった明日には、木之本桜が微笑んでいる。素敵な色の炎を瞬かせながら、あいの横で微笑んでいる。 聖杯戦争に勝つとか、負けるとか、万能の願望器を得るとか、そういう難しいことは関係ない。 アリスはやんちゃがすぎるけど、それでもちゃんとあいの夢を守ってくれた。 それだけで、十分だ。 「ただいま。アリスちゃん」 「お帰りなさい、あいちゃん!」 見つめ合い、微笑み合う。 溢れるような笑顔だけが、遊園地に相応しく、あの時から唯一変わらないものだった。 ☆ 「と、いうことで」 突然の割り込みは、いつだって彼女の十八番だった。 「お久しぶりね、お嬢さん。私の用意した逢瀬の時間は刺激的だったかしら」 髪型が変わる。ストレートのロングヘアからおでこを丸出しにしたオールバックへ。 「この状況についてはあたしの方から説明したほうが早そうだかんな」 髪型が変わる。オールバックから、ボサボサの野生児ヘアへ。 「アイサツから始まってグワーンでジャバーンでバリーンでギャリギャリガブガブでグワングワンのサヨナラーッ! あとは流れで、よっといでって感じ!!」 身振り、手振り、髪型が変わる。ポニーテール、みつあみ、おさげ、夜会巻き、ゆるふわウェーブヘア。 メガネをかけたり、ヘアピンを付けたり、出っ歯になったり、そばかすをちらしたり、劇画調になったり。 怒り、悲しみ、喜び、焦り、間抜け、困惑、見下し、ごますり、下心、切り替わっていくいろいろな感情。 でも、感情に合わせて燃えるはずの炎はいっさいぶれず、ただの真っ黒が広がるだけ。 「で、今に至るってわけ。分かった?」 「あんまり」 「そんなもんだよ、人生なんて!」 最後はやっぱりおなじみの、ツインテール。 百面相の向こう側からようやく現れた、最大にして最後の一人。 「いらっしゃい、盾子ちゃん」 「お邪魔してるよ、あいちゃん」 こともなげに空飛ぶ車に飛び乗って、ボンネットでセクシーに足を組む少女。 桜とは別の意味であいの興味を引いてやまない先輩・江ノ島盾子は、車から飛び降り、片膝をついて着地し、土煙の向こうから当然のようにガーデンテーブルのセットをあいの目の前にセットした。 「マジシャンみたいですね」 「種も仕掛けもありきたりなもの……奇跡の術なんて本当はどこにもないのです……」 あいの素直な感動に、自嘲するように呟きながらティーセットを並べる。 客人が振る舞うお茶の山が少しおかしくて笑うと、江ノ島盾子もまた笑った。 草木も眠る丑三つ時、二人の少女の内緒のお茶会が始まった。 ☆ 言葉足らずなアリスの説明と、断片的な江ノ島盾子の説明をつなぎ合わせると、あいの見ていない時間のあらすじが見えてきた。 白坂小梅とジェノサイドというサーヴァントの襲撃。(両者とも脱落済みとのこと) 襲撃によって崩壊したアリスの王国。 だが、死神様事件のために見張りに訪れた小学校教諭や、ジェノサイドによってみじん切りにされた生きた死体が帰らぬために様子を見に来た保護者や。 肝試しをしにきたチーマーや、死神様にお願いをしにきた子どもたち。通報を受けて駆けつけた警察官。 そういう人たちをオトモダチにして、今まさに復興の最中らしい。 警察官をオトモダチにするのは危険が伴うかと思ったが、小学校にも放っていた生きた屍にして「何事もない」として送り返したそうだ。 しばらくは、バレずに済むだろう。 「そ。しばらくは、ね」 江ノ島盾子が口を開く。 「それで十分でしょ?」 「十分って?」 「べぇつに、ハナからケツまでボロ出さずに居んでもえっぺってこっさなぁ」 大地を蹴ってガーデンチェアーを漕ぐ。安楽椅子みたいに揺れながら、まんまるメガネをかけて続ける。 「だってあい氏、聖杯戦争の勝ち抜きなんぞに興味ナッシングでござ候」 メガネをクイクイ持ち上げながら、若干早口で話し、メガネを投げ捨て本題に入る。 「私様もそうなのです。強烈電源でギンギラ輝く眩しい奇跡の聖杯よりも、木漏れ日のようなありふれた絶望を望んでいる。 そして、聖杯なんかに望む前に欲しいものに向かって走ってるし、聖杯なんかに頼らなくても欲しいものは手に入れられる。 だから、極論、聖杯戦争なんて知ったこっちゃない」 言い切られる。 返す言葉は必要ない。言われてみればそのとおりだと思ったから。 あいにとって現状の聖杯戦争は、桜の心の炎のゆらめきを楽しむためだけの環境装置でしかない。 仮に聖杯戦争が起こってなかったとしても、手を尽くして桜を手中に収め、その色を楽しむ自分が居たことは想像に難くない。 聖杯戦争が始まる前から行っていた死神様の儀式。あれでも十分満足出来ていた。 あれこそ、聖杯戦争とは無関係な、NPCの暗い感情が土を掘り抜いたオケラみたいにモゾモゾ出てきた結果だ。 あいにとって、聖杯戦争とはなにか。あってもなくても同じもの。あると選択肢が増えるけど、なくても困らないもの。 あいの知らないところでボロボロになってしまったアリス。彼女を労えるのは、あいが勝ちを望んでいないから。 聖杯戦争に投げ出された蜂屋あいという放物線の着地点は、聖杯にはなくて、あいの心ひとつで決まる場所にあるから。 「だから」 江ノ島盾子は笑っている。 真っ黒な闇の中で、ただ、笑っている。 聖杯戦争すら関係ない、単なる趣味の人・蜂屋あいを見ながら、笑っている。 「一緒に遊ぼうよ、あいちゃん」 そして、口を開く。 そんなあいを巻き込むように、引きずり込むように、最悪の一手を打ってくる。 「ルールは簡単。しばらくの終わりが来る前に、夢を叶えた方の勝ち」 「夢?」 「そう、お互いの夢。聖杯戦争とかまっっっっったく関係ない、趣味の方の話。 どっちが先に趣味でほっこり出来るかゲームやろうっつってんの!」 「……どうして、そんなことを?」 「えー? だってさぁ――」 江ノ島盾子はニンマリ笑って答える。 「――こういうことされるのが一番困るでしょ、あいちゃん」 それは、予想外の答え。 「ううん、どうかなぁ……」 「余裕たっぷりで構えて周りをうまく使って自然とそういう雰囲気にして楽しんでいる蜂屋あい選手にとって、外的要因で行動に制限がかかるのは非常に厳しい。 更に外的要因が私様選手のような取り上げた玩具をブチ壊して遊ぶ相手ならばなおさらでしょう。 今までにない環境での戦いは当然不利な状況が続き、思うように展開を運べなくなってしまいます。 出来るはずのことが出来ず、普段なら造作もない問題で計画が転ぶ。小学校の女王蜂にとってこれほどまでに屈辱的な展開があるでしょうか!?」 江ノ島盾子はつばを飛ばしながらマイクに向かってまくし立て、続ける。 「素敵な素敵な楽しみを外から勝手にブチ壊されるのも嫌。 だからといって、せっかく見つけた楽しみを味わい尽くせないのも嫌。 絶望と絶望の板挟み。あいちゃんにあげるよ、素敵な初体験、ファースト絶望を」 言われてみれば、一方的に望まぬ状況に追い込まれるのは初めてな気がする。 江ノ島盾子はやるといったらやる。うかうかしてたら桜を取り上げられてしまうのも容易に想像できる。 取り上げられれば、もう戻ってはこない。 「時間制限がつくだけで、ワックワクのドッキドキですやん? さあ、江ノ島盾子ちゃんは、どのタイミングで、蜂屋あいちゃんの楽しみをブチ壊しにかかるのでしょうか! 乞うご期待!!」 とっても楽しそうに笑う、真っ黒な闇の中の少女。 その様子を見て、ああ、と気付いた。 真っ黒。あいが見てきたみんなにとって、何かが終わる前の色。何かが壊れる前の色。 でも、江ノ島盾子を見ていると、分かった。 本物の黒が、こんなにも綺麗だと、分かった。 あの子の青を見たときと一緒。濁った結果の黒じゃなく、宇宙の端っこで生まれた、世界で一番純粋で、世界で一番綺麗な黒。 あいが江ノ島盾子に惹かれた理由は、こんなに美しい黒があると知ったからだと、分かった。 その上で、なんとなく思った。 確かに江ノ島盾子は綺麗だけど、彼女と交わっても、あいの色が綺麗にならないのは、分かった。 あいが求める色は、やっぱり、黒じゃないんだと、分かった。 「ちなみに、拒否権など存在しない。 貴女がなんと申し開こうと、私様は勝手に動き、予定通りに世界を絶望させる。 はーい、よーいスタート」 「やだなぁ、むずかしいなぁ」 「ふわはははは! 絶望しろ~、絶望しろ~!」 初めて心に生まれる感情。獲物を横取りされる焦燥感。胸の高鳴りは、今まで聞いたことがないくらい。 ☆ 江ノ島盾子が小学校を離れてしばらく。 突然降って湧いた競争に勝つため、令呪を二つ切ってアリスには回復に専念させながら、0時に届いた通達を見て考える。 今後の動きと、どうやって桜の色を見るか。どんな場面での桜の色を見たいか。 どうやって桜を誘導し、どうやって心の色を変えるイベントを起こすか。 そして、必要とあらば回避しなければならない江ノ島盾子という爆弾への対処法は。 切れる手札は。 望めるパターンは。 江ノ島盾子の手札は。 彼女がもたらす絶望の計画とは。 考えれば考えるだけ、夜なのに目が冴えていく。 なんだか、本当に、ゲームをしてるみたいな気持ちだった。 それにしても、と考える。 死神様と話したいと言った江ノ島盾子が、まさかあいのあれこれを見抜いて逆手に取りまるごと絶望させにかかってくるとは思わなかった。 この先のあいに待っているのは、本当に、絶望にまみれた未来かもしれない。 でもこの瞬間だけは、そのあまりに綺麗な真っ黒が鮮やかすぎて、笑顔がこらえきれなかった。 江ノ島盾子について考えているその時だけは、あいの心の色のことも忘れられた。 【D-2/小学校/2日目 未明】 【蜂屋あい@校舎のうらには天使が埋められている】 [状態]疲労(小)、魔力消費(小)、ちょっと楽しい [令呪]残り一画 [装備]なし [道具]なし [所持金] 小学生としてはかなり多めの金額 [思考・状況] 基本行動方針: 色を見る 1.江ノ島盾子と競争しながらさくらの色を見る。 2.さくらの色をもっと見たい。 [備考] ※双葉杏、諸星きらり&バーサーカーを確認しました。 諸星きらりの『色』を見ることで、今後バーサーカーの出て来るタイミングが察知できるかもしれません。 ※江ノ島盾子から夢バトルを仕掛けられました。 【キャスター(アリス)@デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(及び、アバドン王の一部)】 [状態] 霊体化中、魔力消費(中)、憔悴、陣地によるMAG回復(小)、左肩から先欠損(治癒中)、腹部にダメージ(中)(治癒中)、 令呪二画「元気になあれ」の効果で回復に超ブースト、疑似ニンジャ・リアリティ・ショック(大・軽減中) [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針: オトモダチを探す 0.MAGが足りない、遊園地も寂しくなった。辛い。 1.あいが来るまで少しお休み。エノシマジュンコチャンの連れてくるオトモダチでもう一度遊園地を建て直す。 [備考] ※陣地『不思議の国のアリス』の大部分が破壊されました。MAG回収の効率や道具作成の補助効果はかなり低下しています。 ※オトモダチのストックが復活しました。 ※エノシマジュンコチャンとは魔力パスがつながっていないため念話は使用できません。 ※欠損した左肩から先は魔力によって再生が可能です。ただし補佐がない場合相応の魔力と時間が必要です。 ※ニンジャに対して強いトラウマを抱えました。精神汚染スキルによって時間経過で軽減されていきますが、時折ニンジャへの本能的恐怖に苛まれます。 ニンジャを想起させるものと出会った場合、この本能的恐怖の発生率が上がります。 また、ニューロンにニンジャへの恐怖が染み付いたため、精神汚染のランクがE→E+に変化しました。 ☆ 江ノ島盾子 羽音。 駆動音。 刻む音。 奇声。 ある日。 森の中。 絶望は。 出会った。 「おっとこれは、流石の私様も想定外」 吹き出すモノ。 その理由。 まったく分からない『混沌』が、形作ってそこにあった。 「君はどこから来たのかな」 奇声。 「何をしに来たのかな」 駆動音。 「誰が呼んだか、教えてくれる?」 刻む音。 月下に怪しく光るものあり。 だが、それは、江ノ島盾子にとっては、とても心地よい。 超高校級の絶望でも想定外だが、絶望的に運命的な出会い。 「もっと知りたいな、君のこと」 絶望が深淵を覗く時、深淵もまた絶望を覗いている。 【D-2/裏山付近/2日目 未明】 【江ノ島盾子@ダンガンロンパシリーズ】 [状態]健康、絶望的にハイテンション [令呪]残り三画 [装備]諸星きらりの携帯端末 [道具]なし [所持金]大金+5000円分の電子マネー(電子マネーは自分の携帯を取り戻すまで使用できません) [思考・状況] 基本行動方針:絶望を振りまく 0.世界に絶望あれ――――っ!! 1.まずはあいちゃんと夢バトル! 私様が勝ったらお前の夢絶望以下な! 2.きらりちゃんと杏ちゃんも待ってて! 一緒に絶望させてあげるから! 3.キャスター(木原マサキ)からの電話を待つ。 [備考] ※諸星きらりを確認しました。彼女の自宅の位置・電話番号・性格なども事前確認済みです。 ※木之本桜&セイバー(沖田総司)、アーチャー(森の音楽家クラムベリー)、フェイト・テスタロッサ&ランサー(綾波レイ)、双葉杏、蜂屋あい&キャスター(アリス)、 キャスター(木原マサキ)、アサシン(クロメ)、諸星きらり&バーサーカー(悠久山安慈)、輿水幸子を確認しました。 アーチャーと情報交換を行いました。アサシンについて、宝具の一つが『死体を操る能力を持つ』ということをアーチャーから聞いています。 ※自身の最後の書き込み以降のスレは確認できません。 ※数十分、もしくは数時間、あるいは数日、ひょっとしたら数年は同じキャラを演じ続けられるかもしれませんし、続けられないかもしれません。 ※ランサーのスキル『困った人の声が聞こえるよ』に対して順応しています。順応に気付いているかいないかは不明です。動揺しない限り尻尾を掴まれることはないかもしれません。あるかもしれません。 ※バーサーカー(悠久山安慈)の敵対のきっかけが『諸星きらりの精神・身体に一定以上の負荷をかけた相手(≒諸星きらりを絶望させた相手)』と見抜きました。 そのラインを超高校級の絶望故に正確に把握しています。彼女自身が地雷を踏むことは(踏もうと思わない限り)ありません。 ※蜂屋あいに夢バトルを仕掛けました。 [地域備考] 楽園濃度の上昇とアリスの陣地の影響でD-2の裏山付近に何かが現れました。 特定の条件を満たすものに対して反応を示すようです。 BACK NEXT 050 にんぎょ注意報! 投下順 052 眠るもの 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 044 アリス・イン・ザ・アビインフェルノ・ジゴク -不死戯の国のアリス- 江ノ島盾子 055 新しい朝が来た、絶望の朝だ 043 帰宅 蜂屋あい 057 演者は集う 044 アリス・イン・ザ・アビインフェルノ・ジゴク -不死戯の国のアリス- キャスター(アリス)