約 30,408 件
https://w.atwiki.jp/jlcn/pages/157.html
10月19日に行なった争奪戦の結果 日付 10/19 使用ゲーム Halo3 『一試合目』 ルール スレイヤー 参加者 ネコ エル イェーガー リョウ 上位3人 1位:ネコ 2位:エル 3位:リョウ 『二試合目』 ルール チームダブルス 参加者 ネコ エル イェーガー リョウ 上位4人 1位:ネコ 1位:イェーガー 3位:エル 3位:リョウ
https://w.atwiki.jp/kirisamenoyabou/pages/185.html
堺港争奪戦 堺港争奪戦(さかいこうそうだつせん)は永禄7年に一向宗勢力と姉小路家との間で行われた戦いである。 大鳥郡深井における深井の戦いと境港における堺の戦いを合わせてこのように俗称されている。 参加兵力及び戦力評価 姉小路・筒井城兵 前衛部隊:足軽隊10000:竹中重治、真柄直隆、ルーミア 後衛部隊:鉄砲隊9500 :浅井長政、霧雨魔理沙、アリス・マーガトロイド 後詰部隊:騎馬隊9500:朝倉宗滴、紅美鈴、小島職鎮(6月20日出撃) 本願寺・堺港守備兵総勢15817+傷兵 守将:本願寺顕如 迎撃部隊:足軽隊6000:本願寺顕如 第二部隊:足軽隊5000:服部友貞 増援:13000(本願寺教如、下間頼輝) 第三部隊:足軽隊5000:神保長職 第四部隊:鉄砲隊5000:下間頼輝 第五部隊:足軽隊6500:願証寺証恵 加賀以来の因縁の両家で、どちらも鉄砲に一家言ある勢力である。 港は防御には向かない故、本願寺は櫓で防備を固めているがこれがどこまで機能するかが鍵となろう。 概要 姉小路家は南蛮貿易の貿易港であり日本の物流の拠点であった堺港を奪取するために竹中重治、浅井長政に各足軽隊と鉄砲隊を預けて攻撃させた。 対する一向宗本願寺側は堺港を死守するため、服部友貞、顕如自身も兵を率いて和泉国大鳥郡深井にて迎え撃った。 戦いは既に名将と名高い竹中重治が浅井長政隊の鉄砲の支援もあって終始姉小路側の有利に進んでいた。 また、この頃になると姉小路家の兵は数多くの戦いを経験しており、本願寺勢は士気は高いといえど兵そのものの熟練度が明らかに劣っていたため一層の戦力差が生まれることとなった。 結局顕如隊は壊滅し服部友貞は潰走、顕如は捕虜になった(すぐに解放された)。 しかし、その直後に本願寺教如率いる兵が援軍として堺港に入り、再び兵力を盛り返した本願寺側はうってでた。 その際、七里頼周が敗走を装って後退、竹中隊の前衛である真柄直隆が深追いした為に後衛の竹中重治との間に僅かな隙が生じた。 竹中隊前衛が櫓の射程距離に入った瞬間に願証寺証恵率いる隊が側面から急襲、前衛と後衛の間に楔を打ち込んだ形となり、 さらに下間頼照隊が前進を食い止めるために立ちふさがり、竹中隊は半包囲された形となって身動きが取れない状況に追い込まれた。 この戦況の悪化を見た浅井長政は竹中隊の後退を妨げる願証寺証恵に集中砲火を浴びせた。 浅井隊によって証恵隊は壊滅、竹中隊自身の奮闘によって頼照隊も潰走させられたが、半包囲された挙句に矢櫓の集中攻撃をうけるなどで竹中隊の受けた損害も大きく半数が死傷してしまっている。 損害の大きさを考え堺港攻略は一時見合わせる形となるところであったが、竹中隊の苦戦を予感していた朝倉宗滴が騎兵をもって駆けつけた。 本願寺側としては竹中隊に大きな損害を与えたため本格的な堺港攻撃は遅れるであろうと予想していたため、この予想外の宗滴隊の出現に大いに驚かされたという。 結局、本願寺側は軍を立て直す暇もなく堺港は陥落した。 この戦いで本願寺側がとった竹中隊を半包囲して身動きできない形にし矢櫓によって損害をあたえるという作戦は越中防衛戦で竹中重治自身が指示した作戦に酷似している。 この戦いでの立案者は下間頼廉と言う説がある。 彼は加賀の本願寺勢力の重鎮であり、姉小路家との戦いを幾度も経験していたため、重治の戦術についてよく研究していたという。 堺商人 この戦いには今井宗久をはじめとした堺商人が暗躍していたと言われている。堺では商人達がある程度自治をしていた。 堺で起こる戦いについて普段の戦いであると彼らは統治者である本願寺側に協力的であるが、この戦いに関しては中立を保っている。 また、姉小路側は堺港の内部についての情報を彼らから得ていたといわれている。 元々、姉小路家は鉄砲に関して多くの堺商人と良好な関係を結んでいた。 また、近畿の大部分を統治しつつあった姉小路家の傘下に入ることは堺が戦火に晒される危険が少なくなるため好都合であったと思われる。 しかし、一方で姉小路側に積極的に協力したわけでもない。 一向宗勢力は日本各地の座において強力な影響力をもっていたため、多くの商人にとって本願寺と敵対することは死活問題となるからである。 戦後、姉小路家は堺の統治についてある程度の自治を許すかわりに年々上納金を納めることを要求している。 ただし、堺が自衛のための戦力を持つことは認めず、それまでにいた堺の自衛軍は自家の軍隊に編入している。 姉小路家の本願寺捕虜の扱いについて この戦いで顕如は2度も捕虜となっているがすぐに解放されている。 また、他の捕虜についても比較的良い扱いをされている。これは、自領土に多くの一向宗門徒を抱えている姉小路家ならではの配慮である。 一向宗の勢力は各地に及んでいて、特に北陸では強かった。 商売のおける座については本願寺の影響力が非常に強く、本願寺の重要な収入源の一つであった。 本願寺の直接の影響力が連年の敗戦によって失われつつあったとこともあって、奉行衆の努力によってかろうじて治まっていたが、 もし顕如が殺害されたり長期間幽閉されるようなことがあると各地の門徒達が強く反感をもつのは必至であり、悪くすると各地で一斉に一向一揆が起こる可能性もあった。 これらを避けるために顕如を即座に解放し、捕虜についても虐待を強く禁止する命令が出されている。 後に本願寺勢力を吸収するときのことまで考えての措置であるとも言われている。 この戦いの影響 この戦いで本願寺は和泉国を失った。また、瀬戸内海の物流の影響力の大部分を失い大きな収入減となった。 対して姉小路家が受けた恩恵は鉄砲に関することだけでもその恩恵は巨大であった。 鉄砲本体、火薬共に以前よりも遥かに容易に手に入れることが出来るようになり、製造技術についても多くのことが知られるようになって後の元込式銃への改造へとつながったなどである。 貿易の利益、瀬戸内海の諸勢力への影響力、その他恩恵は計り知れない。 逸話 真柄直隆はこの戦いで敵の計にかかり、一時は三方を敵に包囲され一方は矢櫓によって塞がれるという絶体絶命にあった。 しかし、直隆は奮戦し寡兵であったのにも関わらず下間頼照隊を逆に撃退した。 世間では「罠にかかってなお罠を食い破った」とその果敢ぶりが評価され、当時の多くの武士が彼を目標としたという。 下間頼照隊の敗走した兵士の中には錯乱していた者が多かったという。その多くが、味方の兵が闇に呑まれたと証言したと言われている。 このことは信心深い一向宗門徒たちを大いに動揺させた。竹中重治が行ったイメージ戦略の一つであるといわれている。 竹中隊の苦戦を知り浅井長政は朝倉宗滴に援軍を要請する早馬を飛ばしているが、その早馬が到着する頃には既に朝倉宗滴は出陣していた。 宗滴は戦況有利の報を聞いただけで状況を察知し、出陣に向けて行動を始めたという 。このように宗滴の経験豊かさは若い将の多い姉小路軍にとって非常に貴重であった。 この戦いの後に良頼は宗滴を激賞し感状を送っている。 宗滴は姉小路家臣下になる前にも名将で名高かったが、姉小路家の下で戦うようになった後にはよりいっそう名が知られるようになった。 他国の武士の間でも今回の戦いの話は特に好んで語られることが多かったという。 こういった逸話から各地を旅している武芸者は彼に会いたがったというし、他家の使者、果ては朝廷の使者までが姉小路家を訪れる度に彼に面会を求めている。 竹中重治は味方の損害を大きくした件で戦後に真柄直隆と共に良頼に処分を請うているが良頼は重治の罪を不問にしている。 重治はこの戦いでも味方よりも遥かに多い敵の軍勢を打ち破るなど多くの功績を残しており、この程度の瑕疵では処分に値しないと判断したのは当然であろう。 ただし、直隆については一ヶ月の謹慎を申し付けている。 これは、前もって深追いに気をつけるよう重治から注意を受けたのみもかかわらず誤った判断をしたということに対して反省を促す意味での命令であったという。 実際は良頼も直隆を高く評価したらしく、謹慎が解かれるとすぐに直隆にも恩賞と感状が送られている。
https://w.atwiki.jp/sekiheki-wiki/pages/378.html
Last up date 2010-05-16 16 02 32 (Sun) 目次 要塞争奪戦・子午谷(シゴコク) 戦場攻略ポイント 闘志とは? MAP 要塞争奪戦・子午谷(シゴコク) 1.開催チャンネル ・CH3:初心者 2.参加条件 ・Lv60以上で仕官済み 3.開催時間 ・毎週月曜21:00~23:00 要塞争奪戦・子午谷(しごこく)は、重要拠点「子午谷」を占領すべく、三国に仕官しているプレイヤーが、特殊フィールドに一同に集結して争われる大規模対人戦となります。 ▲ 戦場攻略ポイント 要塞戦に勝利するには、「子午谷」重要拠点「子午寨」の占領と他国の大陣営を占領する必要があります。 要塞戦内では「軍情クエスト」と「戦術クエスト」があり、要塞戦で重要な数値となる「闘志」の量によって獲得経験値や褒美が変化します。 要塞戦で獲得できる褒美には「勲章装備」や「高Lv装飾品」等ここでしか手に入れることのできない数々のアイテムがあります。 ▲ 闘志とは? 闘志は「軍情クエスト」と「戦術クエスト」を完了する度に消費され、闘志が20以下になった場合には各国の主将の所で闘志100を獲得することができます。 ▲ MAP クリックで別ウィンドウ拡大表示します。 ▲ 名前
https://w.atwiki.jp/metis/pages/115.html
遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 7/24 7/31 アル・フォトン遺跡 夜明け前 アル・フォトン遺跡 夜光蝶 ダルク遺跡 夜光蝶 ダルク遺跡 ふぁみりー♪ 地底湖 密-hisoka- 地底湖 密-hisoca- アルバスの洞窟 †童帝† アルバスの洞窟 インペリアルクロス 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 8/7 8/14 8/21 8/28 アル・フォトン遺跡 インペリアルクロス アル・フォトン遺跡 インペリアルクロス アル・フォトン遺跡 インペリアルクロス アル・フォトン遺跡 インペリアルクロス ダルク遺跡 ふぁみりー♪ ダルク遺跡 ふぁみりー♪ ダルク遺跡 Beby-Joker ダルク遺跡 玉露さん 地底湖 密-hisoca- 地底湖 密-hisoca- 地底湖 密-hisoca- 地底湖 密-hisoca- アルバスの洞窟 夜光蝶 アルバスの洞窟 夜光蝶 アルバスの洞窟 夜光蝶 アルバスの洞窟 夜光蝶 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 9/4 9/11 9/18 9/25 アル・フォトン遺跡 密-hisoca- アル・フォトン遺跡 月陽空 アル・フォトン遺跡 Beby-Joker アル・フォトン遺跡 Beby-Joker ダルク遺跡 mickey団 ダルク遺跡 mickey団 ダルク遺跡 ふぁみりー♪ ダルク遺跡 ふぁみりー♪ 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス アルバスの洞窟 夜光蝶 アルバスの洞窟 密-hisoca- アルバスの洞窟 密-hisoca- アルバスの洞窟 密-hisoca- 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 10/2 10/9 10/16 10/23 12/25 アル・フォトン遺跡 月陽空 アル・フォトン遺跡 月陽空 アル・フォトン遺跡 Artemis☆ミ アル・フォトン遺跡 Artemis☆ミ アル・フォトン遺跡 vokalise ダルク遺跡 ふぁみりー♪ ダルク遺跡 志在千里2nd ダルク遺跡 ふぁみりー♪ ダルク遺跡 志在千里2nd ダルク遺跡 志在千里2nd 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 インペリアルクロス 地底湖 ふぁみりー♪ アルバスの洞窟 密-hisoca- アルバスの洞窟 密-hisoca- アルバスの洞窟 月陽空 アルバスの洞窟 聖徳太子 アルバスの洞窟 密 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 4/9 4/16 4/23 4/30 5/7 アル・フォトン遺跡 ~薄桜鬼~ アル・フォトン遺跡 mickey団 アル・フォトン遺跡 mickey団 アル・フォトン遺跡 澪音の世界 アル・フォトン遺跡 mickey団 ダルク遺跡 志在千里2nd ダルク遺跡 志在千里2nd ダルク遺跡 ここあ喫茶 ダルク遺跡 志在千里2nd ダルク遺跡 志在千里2nd 地底湖 mickey団 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 ふぁみりー♪ アルバスの洞窟 まかろん アルバスの洞窟 まかろん アルバスの洞窟 澪音の世界 アルバスの洞窟 まかろん アルバスの洞窟 まかろん 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 遺跡 ギルド名 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 アル・フォトン遺跡 mickey団 アル・フォトン遺跡 mickey団 アル・フォトン遺跡 mickey団 アル・フォトン遺跡 アル・フォトン遺跡 ダルク遺跡 澪音の世界 ダルク遺跡 澪音の世界 ダルク遺跡 ここあ喫茶 ダルク遺跡 ダルク遺跡 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 ふぁみりー♪ 地底湖 地底湖 アルバスの洞窟 まかろん アルバスの洞窟 まかろん アルバスの洞窟 ~薄桜鬼~ アルバスの洞窟 アルバスの洞窟 LAとかいらないと思うので削除しました。 -- (名無しさん) 2010-08-01 00 18 49 割とどうでもいいからなくていいな -- (名無しさん) 2010-08-01 00 26 27 ギルド四天王は インペ ふぁみりー 密 夜光蝶できまりだな -- (名無しさん) 2010-08-11 23 25 32 ギルド四天王())とかまじでうけるんだけど -- (名無しさん) 2010-08-19 11 22 54 8/28の争奪戦追加しといた -- (名無しさん) 2010-08-31 11 29 01 9/18の遺跡戦ってmickey団じゃなくてふぁみりー♪じゃなかったか?確信持てないのでだれか修正よろしく -- (名無しさん) 2010-09-25 07 47 38 ふぁみりーだな。1回取り返してたから勘違いだろうな -- (名無しさん) 2010-09-25 12 44 02 レイアウト変えてみた。前の方が良かったり他にいいレイアウトあったら遠慮なく変えてくれ -- (名無しさん) 2010-10-15 01 13 57 気に入らなかったので月別に再編集。ついでに10/2と10/9の分追加しといたけど間違ってたら訂正よろしくー -- (名無しさん) 2010-10-15 02 09 23 全く更新する奴いなくなったしいるのかこれ -- (名無しさん) 2010-12-10 12 37 39 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8410.html
304悪魔の争奪戦 1/122017/05/02(火) 15 49 07.55ID 9KjngwfG0 ☆注意☆ ちょっと真面目な話 シーマ様がちょいワル 独自設定と独自解釈 強引な展開とご都合主義 万能セーフティシャッター 以上に注意したうえでご覧ください。 305悪魔の争奪戦 1/122017/05/02(火) 15 50 41.60ID 9KjngwfG0 ついに俺にも運が向いてきた。クロッカはそう思っていた。ひょんなことから廃棄された工場を見つけ、探索したら偶然ガンダムを発見したのである。 近くにあった資料にはどこぞの悪魔の名前が書いてあった。悪魔の名前を冠したガンダム。最近ウワサのガンダム・フレームとかいう奴かもしれない。どちらにしろ珍品だ。 乗れはしないが高く売れる。クロッカは小躍りしたが、面倒なことに非人道的であるという理由で阿頼耶識システム搭載の機体は販売が禁じられているので地球では売れない。 少し調べれば阿頼耶識システム搭載機ということなど簡単にバレるから、正規の方法で宇宙に上げることは難しい。どうするかと考えた末、ある人物のもとを訪れた。 「シャトルを借りたいって?」 裏社会でも一勢力を築いている女傑、シーマ・ガラハウだ。彼女なら、地球から秘密裡に抜けさせることもできると聞いたことがあった。 「わざわざ火星くんだりまでMSを売りに行くとは、よっぽど商売熱心なんだねェ」 「え、ええ。偶然ガンダムを見つけたんですが、俺には動かせないシロモノだと思いまして…」 「ま、あんたが何を運ぼうが知ったこっちゃない。アタシはあんたを宇宙に上げて、あんたは決まりに従ってアタシにカネを払う。シンプルだろ?」 「それじゃあ…」 「シャトルと宇宙港は手配してやるよ。宇宙に出てからのことまでは面倒見切れないけどね」 「あ、ありがとうございます!」 「火星…か」 おおかたの契約を済ませ、クロッカが出て行ったあとでシーマは渋面を作った。引き受けてはみたが、少し面倒なことになるかもしれない。 訳アリの積み荷の入ったシャトルを打ち出す。まあこれは今までさんざんやってきたことなので別に問題ではないし、問題になど"させない"。そのための宇宙海賊稼業でもある。 気がかりなのは積み荷と行先だ。火星にガンダムを売りつけに行くとか言っていたが、それが"同業のあいつ"の機嫌を損ねる――どころか、激怒させるような代物だった場合。 彼を敵に回すような事は避けておきたい。 「保険は用意しておくかね…」 こちらのビジネスも大事だが、それはそれ。何事も保険は大事なのである。 〇 〇 〇 「ここだな…」 クロッカがシーマと面会した、ちょうどその夜。 ダーツバー<アロウズ>の看板を確認したオルガは店の中へと入っていった。 「よう、ケナフ」 「来たな」 最近、裏社会で有名になっている噂があった。それは『悪魔の名前を持ったガンダムを拾ったバルチャーがいるらしい』というもの。 その真偽を確かめるべく、最近知り合った情報屋のケナフの話を聞きに来たのである。 「何にします?」 「水道水」 「………」 オルガが即答するとバーテンダーは特に顔色も変えずに水を出してきたが、なんとなく機嫌が悪そうに見えるのは気のせいではあるまい。 「バーに来て酒の一つも頼まないのか?」 「金がない。…そういうお前だってコーヒー牛乳じゃねえか」 しかも肴はチョコレート菓子の詰め合わせときた。このバーのメニューにあるのかケナフが自分で持ち込んだのかは知らないが、見るだけで口の中が甘くなりそうだった。 「違うぞ、これはカルアミルクと言ってだな…」 306悪魔の争奪戦 2/122017/05/02(火) 15 51 43.02ID 9KjngwfG0 「いや、そんなことはどうでもいいんだよ。…あの噂、本当なのか?」 「おそらく。噂の主は情勢不安定な場所でMS使って好き放題してるクロッカというバルチャー。あまりお行儀はよくないようだがね」 「そんな奴の話なんて、アテになるのか?」 「それも考えているさ。だが最近は周りに同じことを言って自慢して回っているようだし、妙に羽振りがいいという」 「…売り上げをアテにしてるってことか?」 「可能性はある」 「可能性、ね…それだけで判断するのか?」 「そこで、今日手に入れた最新情報が生きてくるのさ。そのクロッカが、シーマに火星行きのシャトルを手配してくれって頼み込んできたらしい」 「シーマ?」 「シーマ・ガラハウ。この辺りじゃ有名だよ。火星から来てまだ日が浅い君では知らないのも無理はないが…派手な火遊びをするなら彼女に一度は顔を通しておいたほうが良い」 「…で、そのシーマとクロッカに何の関係があるんだ?」 「焦るなよ。…シーマは私用のシャトルとヒミツの宇宙港を確保していてね。訳アリの連中や荷物を宇宙に上げている。…という噂だ」 「はぁ…」 「いまいち理解できていないような顔だな。いいか、地球では阿頼耶識システム搭載機を売ることも宇宙に上げることも禁止されているんだ。 密売するにしたって足はつきやすいわ需要は低いわとろくなことがない。だが火星なら欲しがる金持ちも、使わせるのにうってつけな奴もいるから需要がある。 ついでに足もつきづらい。そして、シーマに頼めばこっそり宇宙に上げてもらうこともできる。ここまで言えばわかるだろう?」 「つまり…地球で売れねえから火星で売り払うってことか!?」 「しッ。声が大きい」 「わ、悪い」 「…そういうことじゃないか、と私は推測しているわけだがね。後は実際に確認しなければわからない」 「ところで、そいつはいつ宇宙に出るんだ?」 「シーマの宇宙港の使用状況を見るに、明後日の正午ごろだろう。…何をする気かは知らないが、いちおう座標は送っておく。ここで張り込めばまず捕まるはずだ」 「…随分、詳しく調べたもんだな」 「私を誰だと思っている? この日登町…いや、世界で一番の情報屋ケナフ・ルキーニだぞ。そこらの情報屋と一緒にされては困る」 「それじゃ、こいつは礼だ」 オルガは数枚の紙幣を置いて、その場を立ち去ろうとして――ふと思い立った。 「…そういや、そのバーテン…俺たちの話聞いてたんじゃないか」 「ふむ。…なあリヴァイヴさん。私たちが何を話していたか、聞いていたかな?」 「それが最近ストレスが耳に来ているようで。何か話しているのはわかりましたが、内容はさっぱりです」 バーテンダーの言葉を聞いてケナフは満足そうにうなずき、どうだと言わんばかりに得意げな顔をオルガに向けた。 「まあ…いいけどな」 「変なことを聞いてすまなかった。特に関係ないが火星産のよく効く胃薬とアムロ・レイ・ガンダムの情報はきちんと送っておくよ」 「アムロさんの情報は要らないんですが…」 「君のところの家長に頼まれてるんだよ」 「………はァ」 それを聞いてリヴァイヴというバーテンダーは大きなため息をついた。なんだか苦労しているらしい。 「なんつーか…いつか良いことあるさ」 なんとなく他人事でないような気がしたので、慰めの言葉などかけてオルガは店を出て行った。 店を出たオルガは携帯端末を取り出し、ある男へのメッセージを作成する。 「火星の団長からチョコの人へ…と」 そう件名に記した後本文を完成させて、今日手に入れたデータとともに送信。 「(これでなんとかなってほしいもんだが…)」 引き受けてくれるかはわからないが、パイロットを破壊する非人道的なシステムを抱えた、火星に混乱を招くもの。 そんなものを火星に送りたいと思わないのは、『チョコの人』だって同じはずだ。半分の不安と半分の期待を胸に抱きながら、オルガは自分の家へと戻っていった。 307悪魔の争奪戦 3/122017/05/02(火) 15 54 12.75ID 9KjngwfG0 ギャラルホルン。増加の一途をたどる宇宙海賊の被害と、情勢不安定な火星絡みの犯罪の対策を行うために日登町警察に元から存在した宇宙海賊対策課と統合され生まれた組織である。 オルガが情報屋と話した翌日、そのギャラルホルンの本部の会議室である重大な報告がなされていた。 「新たなガンダム・フレームが発見されたらしい」 マクギリスがもたらしたその情報に、所員たちがざわめいた。 「…本当なのか?」 「ある筋からの情報だ。どこかのバルチャーが火星に持ち込もうとしているらしい」 マクギリスは昨夜、個人的に交流を持っている鉄華団の団長オルガからあるメッセージを受け取った。 いわく、『ガンダム・フレームらしきMSを火星に持ち込んで売ろうとしている奴がいる』という。ご丁寧に日時や出没する場所まで調べて一緒に送ってきた。 「その筋とは?」 「私独自のネットワークだ」 鉄華団はギャラルホルンでは要注意団体としてマークされている。 表向き貿易会社を営んでいるが、裏で海賊と通じていたりマフィアまがいの行為を行っているとの疑いがかかっているためだ。 貿易会社という割に、ガンダム・フレーム三機をはじめとした過剰な戦力を抱えていることも疑念を生む要因となっている。 この程度は日登町では珍しくないのだが、創設して間もなく経験も浅いギャラルホルンのメンバー達は疑いの目を向けている。 オルガが自分でやらず、マクギリスに情報を流してギャラルホルンにやらせようとしているのは自分たちが疑われていることに気付いているためだろうか。 「言えないというのか? 信用できんな」 そう言ったのはイオクである。出所不明の情報など信じがたい。そのあたりはほかのメンバーも同じようだ。 「そう言いたいのも理解できるが。厄介なのは、これが事実だった場合だ」 「犯罪組織に渡ると厄介…と言うわけか?」 「ああ。余計な騒乱の種になる。ガンダム・フレームの脅威は我々が一番よく知っているはずだ」 「…その情報は、本当に信頼できるの?」 「裏社会ではそれなりに広まっている噂らしい。拙いながら調べたが、いくらか似たような証言も手に入った。クロッカというバルチャーが、そんな話を周囲にしていたと」 「証拠は?」 「裏ルートで宇宙に上がろうとしているらしいことは掴んだ。何かを運び込むつもりなのは間違いない。 それに、噂を信じた海賊やならず者がガンダムを狙いに現れる可能性もある。――いかがでしょう、ラスタル長官」 「ふむ…まあ最近は海賊の活動も落ち着いているし、ある程度であれば人員は割けるだろう。メンバーはどうするかね?」 「私に選定させていただきたいのですが」 「いいだろう。頼むぞ」 「はい。万全の態勢で臨みます」 308悪魔の争奪戦 4/122017/05/02(火) 15 57 38.68ID 9KjngwfG0 会議が滞りなく終わって、明日の作戦のことを考えるマクギリスのそばにやってきたのはギャラルホルンの重鎮であるセブンスターズの面々だった。 ガンダム・フレームが関わっているかもしれないとあって、興味が湧いたらしい。 「結局、メンバーはどうするんだ?」 そのうちの一人――ガエリオが聞いてきた。 「十体ほどのグレイズを連れていくつもりだ」 「それで大丈夫か? 海賊が乱入してくるかもしれないんだろ」 「バエルがいるから問題はないさ」 「あるでしょう。もし逃げられでもしたらギャラルホルンの恥になるじゃない。…私も行く」 「俺もだ。ガンダムが二体いれば失敗なんてあり得ないだろ?」 「…助かる」 カルタに続いて、ガエリオも立候補。これだけでも十分すぎる戦力だ。マクギリスは満足げに頷いた。 「ふ、ならば私も立候補しようではないか! 君のもたらした情報が真実かどうか、この目で見極めてやろう!」 そして、手を挙げた人間がもう一人。ギャラルホルン一のトラブルメーカー、イオク・クジャンであった。 「………」 「………」 沈黙が場を支配する。お前は要らない。三人は声をそろえてそう言いたかったが、相手は一応、セブンスターズの一員。そう粗末に扱うわけにもいかないし 何より彼の背後にいるジュリエッタの視線が痛かった。言葉にはしていないものの『お願いだから連れて行ってください』という想いだけは痛いほど伝わってきている。 「…ああ、わかった。よろしく頼む」 通常勤務になるであろうジュリエッタとしては、頼りにしているメンバーが三人も抜けるのだ。そのうえイオクのフォローまでさせるのは酷である。 マクギリスは固い表情で首を縦に振った。カルタが非難がましい目を向けてきたが、もはや仕方がない。ガエリオに至っては諦めたような笑みを浮かべていた。 〇 〇 〇 当日。グレイズ十体とガンダムバエル、ガンダムキマリス、グレイズリッター、レギンレイズで編成されたMS部隊はシャトルの現れるポイントを遠目から眺める形で待機していた。 「本当に来るのか…」 「来ないのなら、それはそれでいいさ」 マクギリスは地球を見据えながら、ガエリオの疑問に答える。 「無駄に人員を使うのは褒められたことじゃないだろう」 その時だ。地球から、うっすらと小さな黒い影が現れた。クロッカのシャトルだ。 「…本当に来た」 まったく想定通りに現れたシャトルを見て、ガエリオが驚きの声を上げた。 「よし。しばらく待機し、もう少しこちらに近づいたら一気に近づいて相手を囲む。タイミングは私が判断する。いいな?」 『了解』 マクギリスの指示に対して、部下たちが返答する。イオクとカルタとガエリオも下手に動き回ることはせず、おとなしく待機していた。 激しやすいカルタや無駄にアクティブなイオクが暴発する危険性はあるが、イオクはシャトルから一番遠い位置に配置してあるし、カルタも自分のそばに置いているので いざとなれば止められる。そんな中、一機のMSがシャトルに近づいていることに気が付いた。 「あれは…なんだ?」 レーダーを見れば、味方は全員自分の指示通りに待機している。ならばあれは? 「あのMSは…」 「!」 モニターに拡大されたその姿を確認し、一同は大きくどよめいた。 黒いボディ、胸の特徴的な髑髏マーク、そして右腕に備えられた巨大な槍。 かの宇宙海賊ビシディアンの頭領キャプテン・アッシュの愛機。"ダークハウンド"の名で知られるMSがそこにいた。 309悪魔の争奪戦 5/122017/05/02(火) 15 59 33.68ID 9KjngwfG0 宇宙海賊やならず者の類が来てもおかしくないとは思っていたが、まさか宇宙海賊ビシディアンのリーダーが一人でやってくるとは。その場にいたギャラルホルン一同は驚愕していた。 「まさか、あんな大物が釣れるなんて…」 「焦りは禁物だ。まずは気付かれないように奴を包囲して集中攻撃を…」 「一人を相手に大勢でかかるなど主義に反する。奴は私一人で捕らえてみせる!」 「カルタ!」 突撃していくカルタのグレイズリッターにつられて、ほかの隊員もアッシュを包囲すべく移動を開始。マクギリスのバエルとガエリオのキマリスも仕方なくそれに続いた。 今までさんざん逃してきた大物宇宙海賊、ビシディアンの頭領を捕らえる絶好のチャンス。マクギリスとしては焦らず確実に捕らえたいところだったのだが。 「下賤な海賊め。どうせガンダムを利用して暴れるつもりなのだろう…許せん!」 「待て。奴は我々が叩くので、クジャン公は積み荷の確認を――」 「イシューにばかりいい顔はさせん! うおおおお!」 しかもカルタに釣られてイオクまで突撃する始末。 「邪魔をするな、イオク! 奴は私の相手だ!」 変なスイッチが入ってしまったカルタが叫ぶ。配属されてから今までずっと逃げられていたキャプテン・アッシュとの"決闘"に、カルタの騎士道精神が暴走したらしい。 このまま割って入れば自分たちまで巻き込まれかねない。実際、彼女らの間に突撃したイオクは撃墜されないまでも接近を試みてはダークハウンドとグレイズリッターの双方に蹴り飛ばされていた。 「………」 「………愚痴は帰ってから思い切り話そう」 遠距離支援用の機体で接近戦を挑むなとか、大物相手だから慎重に確実にやるべきだとか色々と言いたいことはあったが、言っても無駄だろう。 盛大な溜息とともに、マクギリスはガエリオとともにシャトルのチェックを始めたのだった。 「ギャラルホルンがなぜここにいるんだ…!?」 キャプテン・アッシュ――アセムは非常に驚いていた。警察が信憑性に乏しい噂を信じて動くわけがないと高をくくり単機でやってきたのは失敗だった。 シーマからガンダム・フレームらしきMSを火星に売りつけようとしている男の情報を受け取ったのが、おとといのことだ。 ガンダム・フレームの危険性を身内の三日月を見て痛いほど知っていたアセムは、新たなガンダム・フレームが火星に持ち込まれることを防ぐべくやってきたのである。 「キャプテン・アッシュ、覚悟!」 「く…」 カルタの駆るグレイズリッターの怒涛の攻めを受け流し、戦術的に理解不能なタイミングで飛び込んでくるイオクのレギンレイズを蹴っ飛ばしながら、アセムは分析する。 今戦っているグレイズリッターを倒せたとしても、敵の背後にはまだ二機のガンダムと十数機のグレイズがいる。対するアセム側の戦力はダークハウンド一体だけ。 こんな状態で目標の達成は不可能だ。態勢を立て直して出直すしかないが、むこうも簡単に逃がしてはくれないだろう。 「隙あり!」 「しまった…!」 思考に引っ張られて集中力を鈍らせたか。グレイズリッターのナイトブレードにダークハウンドの左腕を飛ばされ、体勢が崩れる。すぐさま次の一撃がくる。防御も回避も間に合わない。 「勝っ――!」 敗北を覚悟したアセムだったが、勝利を確信したカルタの歓喜の声はグレイズリッターの真横から飛んできた巨大な光の柱に飲み込まれていった。 311悪魔の争奪戦 6/122017/05/02(火) 21 18 43.45ID 9KjngwfG0 「何が起きた!?」 ガエリオが叫ぶ。どこからか飛んできた巨大なビームが、カルタ含む周囲に展開していた部隊を飲み込んだのだ。 ビームも実弾も防ぐナノラミネートアーマーといえど、あまりに威力の高い攻撃は防げない。周囲にはMSの残骸が散らばっていた。 無事なのは、シャトルの点検をしていたガエリオのキマリスとマクギリスのバエルだけだった。 ちなみに、シャトルを動かしていたクロッカは手錠をかけられた状態で小型艇に乗せられ、地上のギャラルホルン本部に送り返されている。 「各員、無事か?」 「ふっ、当然だ」 そんな状況で、冷静に呼びかけたマクギリスの問いに一番に答えたのがイオクだった。一応彼も直撃を受けて機体が吹き飛んだはずなのだが、どうやら無事らしい。 得意な顔が見えるようだ。ギャラルホルンに所属するMS全てにセーフティシャッターを導入させたのが功を奏した。 カルタも他の隊員も、モニターは死んでいるが回線は生きている。わずかだがうめき声のようなものも聞こえるので、生きているだろう。その事実は二人を安堵させた。 「ビシディアンめ、あんな隠し玉を持っていたとは…!」 「………」 怒りに震えるガエリオに対し、マクギリスはいくつかの疑問を覚えていた。――下手をすればダークハウンドを巻き込みかねないような砲撃を、あの状況で使うのか? そもそも、キャプテン・アッシュは自分たちがここに展開していることを想定していなかったように思う。想定していれば一機だけでここには来ないはず。 捕まりかけたアッシュごと自分たちを排除するつもりだったのかもしれないが、ビシディアンがあんな兵器を持っているなど聞いたことがなかった。 「キャプテン・アッシュ…見つけたぞ!」 「待て、ガエリオ!」 マクギリスの静止もきかず、隕石の影に隠れていたダークハウンドを補足したガエリオが、キマリスを高機動形態に変化させ突撃する。 そのキマリスのグングニルをダークハウンドのドッズランサーが防ぎ、火花を散らせた。 「ビシディアン、よくもあんな汚い真似を!」 「あれは俺たちじゃない!」 アセムとしても大いに戸惑っていた。ビシディアンにあんな威力のある武器などなかったはずだ。 自分もギリギリで範囲から外れたから助かっただけで、もう少しずれていたら自分も巻き込まれていただろう。 「嘘をつくな!」 だがあの砲撃、どこかで見たような…アセムはそう感じたが、怒りのままに攻めてくるキマリスの攻撃を避けることに意識を集中する。 「く…」 片腕を失ったダークハウンドと、万全な状態のキマリスとバエル。キマリスのパイロットは頭に血が上っているおかげで攻撃を読みやすいが、それでも不利なことに変わりはない。 「だが!」 負けられないのだ。高機動には高機動で対応する。急加速させて距離を取る。疲れで頭に靄がかかったようだったが、アセムは靄の中に確かな光を感じていた。 「これが奴の本気…!」 手負いの獣ほど恐ろしいとはよく言ったものだと思う。時間が経つごとに動きが鋭くなり、こちらのわずかな隙も見抜いて的確に突いてくる。 そんなダークハウンドを見てガエリオは驚嘆していた。機体ごしであっても感じる強烈な気迫を受けて、こちらも本気でかからねば負けると本能が告げていた。 「海賊でなければいいライバルになれただろうに!」 相手が本当に優れたパイロットであると認めたガエリオは声に悔しさをにじませた。 ガエリオは今まで収集したビシディアンとの交戦記録から、ダークハウンドにナノラミネートアーマーを貫くほどの威力を持つ射撃武器はないと推測していた。 実際その通りのようで、ダークハウンドが使ってくるのは右腕のランスのみ。それしか対抗手段がないのだろう。だが遠距離戦が苦手なのはキマリスも同じ。 「ちィ…!」 何度目かの交差。お互いの槍は機体をわずかにかすめる形となり、再び離れる。これではらちが明かない。 312悪魔の争奪戦 7/122017/05/02(火) 21 20 01.84ID 9KjngwfG0 「あのビシディアンを率いるだけはあるということか…!」 手負いでありながらもこちらと互角以上に立ち回る男。その脅威をガエリオは改めて認識した。今までとはくらべものにならない強敵とのギリギリの戦い。 精神の負担もかなりのものだ。これ以上長引かせるのはまずい。 「次で…決める」 一方でアセムもガエリオに脅威を感じていた。ダークハウンドにここまで食いついてくるとは。あのガンダムの性能もさることながら、パイロットも一流だ。 「あいつらへの認識を改めければならないな…」 最近結成された日登町警察の付属組織ギャラルホルン。金持ちの面子と道楽のためにだけ作られたお飾りの組織だなどと一部で囁かれていたが、とんでもない。 アセム自身そんな話を頭から信じていたわけではないが、このレベルの相手がいるというのは想定外だった。戦いが長引いたこともあり、疲労も機体ももう限界だ。 「次が勝負…だな」 二機のMSが、己の槍を携え再び接近する。 「「うおおおお!」」 両者とも、これで最後のチャンス。喊声とともに突撃する。 「なんだ…!?」 接近してくるキマリスの動きに違和感を感じたのはアセムだった。先ほどまでと動きが違う。まるで、こちらの攻撃を受けることを前提にしているようだ。 「刺し違えてくるつもりか!?」 「お前は強い…だから、刺し違えてでも!」 両者が接近。お互いの槍が触れ合う、その直前。 「今!」 ダークハウンド胸部の髑髏が発光。ガエリオは閃光に視界を奪われ、照準がずれた。その結果。 ダークハウンドのドッズランサーはキマリスの腹部を、攻撃がずれたキマリスのグングニルはダークハウンドの右肩をそれぞれ貫いた。 やられた。落胆するガエリオに一本の通信が入る。 「…今回は、こちらの負けだな」 聞き覚えのない声。映像もないが、この状況で通信できる人間など一人しかいない。 「まさか…キャプテン・アッシュか?」 「そうだ」 驚いた。彼がわざわざ通信を送ってくるとは。 「冗談じゃない…勝ったのは貴様だろう」 「これでは目的が果たせそうにないからな」 そう言われ、ガエリオは本来の任務をすっかり忘れていたことに気付く。シャトルに積まれたガンダムを回収することがお互いの目的なのだ。 今頃、ガンダムはマクギリスが回収しているはず。それに相手は致命傷こそ避けているものの、機体はボロボロ。今からマクギリスを追えるような余力はないだろう。 「悔しいが、今回はそちらに譲る。だが、もしそれが原因で火星の人間を悲しませるようなことがあれば全力でギャラルホルンを叩き潰す。覚えておけ」 「なに?」 その言葉にガエリオは戸惑った。火星近辺に出没し、輸送船などを狙う悪逆非道の宇宙海賊。それがガエリオの持つビシディアンのイメージだったからだ。 自分で火星の人々を脅かしているのに、今度は彼らを思いやるようなことを言う。まったく意味が分からなかった 「…さて、最後に一つ、聞いていいだろうか」 「なんだ」 「君の名前を教えてほしい」 思いもよらぬ問いにガエリオは面喰らった。何のつもりだろうか。疲れた頭では全く考えが回らない。 「………ガエリオだ。ガエリオ・ボードウィン」 答えてなどやるものか。そう思っていたのに、口から出たのは自分の名前だった。 「ギャラルホルンのガエリオ・ボードウィンか。覚えておく」 アッシュは楽し気にそう言った後、ダークハウンドは自ら右腕を切り離し、そのままどこかへと消えていった。 「………完敗だな」 結果的には相打ちだったともいえるが、そもそもが有利な状況で始まった勝負。相打ちと認めるわけにはいかなかった。 だがあのキャプテン・アッシュと互角に戦いあと少しのところまで迫った上、本人から名前を覚えておくとまで言われた。 不思議な充足感を感じながら、疲労のピークを迎えたガエリオは気を失った。 314悪魔の争奪戦 8/122017/05/02(火) 21 26 03.16ID 9KjngwfG0 キマリスとダークハウンドが激戦を繰り広げる中、本部に救援を要請したマクギリスはシャトルの回収作業に入ろうとしていた。 できるなら助太刀に入りたかったが、キマリスとダークハウンドの超高速戦の間に入ったところで、余計な混乱を招くだけ。 それにガエリオとキマリスならば、いかにキャプテン・アッシュ相手といえども問題なく戦えるだろうとも思っていた。 ならば自分がやることは、任務の遂行。ガンダム・フレームの回収だ。バエルを動かし、シャトルの貨物コンテナを掴もうとして――すぐに飛びのいた。 長く伸びたMSの腕が、先ほどまでバエルが居た場所を貫いていた。 「意外と勘が良いな」 通信。伸ばされた腕が戻されていく。その先には、紅に彩られた一体のMSの姿があった。 ――ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク。それがこのMSの名前だった。 ヴァサーゴとバエル。悪魔の名を冠した二機のガンダムが相対する。 「まずは自己紹介が先かな? 私はシャギア・フロスト。――フリーのMS乗りだ」 ヴァサーゴからの通信。慇懃な口調だが、声はマクギリスが思っていたより若かった。 「私は日登町警察・ギャラルホルン所属のマクギリス・ファリドだ。…貴様、何者だ」 「何度も繰り返させないでほしいな。言っただろう、フリーのMS乗りだと」 「フリーのMS乗りが、なぜこんなことをするのかと聞いている」 「ある人に頼まれたのだよ、そのシャトルの積み荷を回収しろとね。邪魔者はほとんど消し飛ばしたつもりだったが…」 邪魔者を消し飛ばした。その言葉に、マクギリスは先ほどの砲撃を思い浮かべた。 「まさか、あの砲撃は…」 「ご明察。全滅させるつもりで撃ったのだが、君らが残ってしまったというわけだ」 あの規模の砲撃をそう何度も撃てるはずがない。わざわざ姿を見せて襲い掛かってきたことから考えて、あのビームはもう撃てないのだろう。 「ならば、今すぐMSを放棄してこちらの指示に従え。――公務執行妨害、器物破損その他の罪で君を逮捕する」 「この状況で、私が大人しくそちらの要求を受け入れるとでも思っているのかな?」 「要求が受け入れられないのならば、このバエルで捕らえるまでだ」 その言葉を最後に、通信は切断された。沈黙の中、ヴァサーゴもバエルもしばらく動きを止めた。 ――そのまま何分経ったか。両者が動いたのは同時だった。 ヴァサーゴが両腕のストライククローで攻撃をかける。バエルは持ち前の機動力でそれをかわし、バエル・ソードを携えてヴァサーゴの懐目がけて突っ込ませる。 「ほう…?」 対するシャギアも少し驚いたようだったが、それだけ。ヴァサーゴの腹部を展開し、メガソニック砲で迎え撃つ。 「くッ…!」 威力が低めな腹部の砲門での攻撃ということもあって、ナノラミネートアーマーの助けで切り抜けたものの光ばかりは防ぎようがない。 そうして怯んだ隙を突き、伸ばしたストライククローをバエルの両肩を目がけて打ち込もうとするが、バエルは真上に飛んで回避。再びヴァサーゴに迫る。 最初はビームの光でひるまされたが、二度目はない。 「捕った!」 バエル・ソードで一撃を与えようとして、バエルは動きを止めた。近くで爆発を感知したのだ。それだけならいい。――キマリスの反応が消えていた。 「まさか、ガエリオ…」 「よそ見はよくないな」 倒されてしまったのか? 一瞬の動揺で生まれた隙を狙い、再びヴァサーゴのストライククローが迫る。これを回避し、反撃に移ろうとした瞬間。大きな振動とともにバエルの動きが止まった。 「なに…!?」 何が起きたのか。確認すると、いつの間にやら背後に現れた蟹のようなMA――ガンダムアシュタロンのギガンティックシザースがバエルの胴を掴んでいた。 どうやら、シャトルの影に隠れていたようだ。ヴァサーゴが敵を追い立て、本命のアシュタロンで捕まえる。これが敵の狙いだったのだ。 「注意力散漫だね」 「仲間がいたのか…!」 アシュタロンのギガンティックシザースが、音を立てながらバエルの装甲に食い込んでいく。どうにか抜け出そうと試みるが、凄まじい力で掴まれた機体は全く動かない。 315悪魔の争奪戦 9/122017/05/02(火) 21 33 12.49ID 9KjngwfG0 「暴れたって無駄さ。アシュタロンのギガンティックシザースに捕まって自力で抜け出せたMSなんていないんだからね」 「悪いがマクギリス・ファリド。あの積み荷は我々が頂いていく」 「貴様ら…ガンダム・フレームを奪ってどうするつもりだ」 「ガンダム・フレームだって?」 アシュタロンのパイロット――オルバが、驚きと嘲笑を含んだ声を上げた。 「予想の通り勘違いをしていたらしいな」 「なに?」 「あれはガンダム・フレームなどではない」 ヴァサーゴにあっさりとそう告げられ、マクギリスは愕然とする。 「嘘をつくな。悪魔の名を冠したガンダムなど、ガンダム・フレーム以外に…」 「あれはガンダムベルフェゴール。まあ悪魔の名前ではあるんだけどさ。ソロモン七十二柱の悪魔にベルフェゴールなんてのはいないだろ? …まったく関係ないのさ」 「それに、悪魔の名を冠したガンダムはガンダム・フレームの専売特許ではない。ここにウァサゴとアスタロトがいるのが、その証拠だ」 「真似されたみたいで、良い気持ちはしないよね。どっちが先に作られたかなんて知らないけどさ」 マクギリスにとって衝撃的な事実を次々告げられる。つまり、自分たちは無関係のMSをガンダム・フレームと勘違いして追っていたわけだ。 全身から力が抜けるような感覚だった。密輸犯であるクロッカは逮捕できたので全くの無駄骨ではないとはいえ。 「じゃ、そういうわけだから。これで仕事は終わり。じゃあね」 「それなりに楽しい戦いだったが、これで幕引きだ。ではマクギリス・ファリド、機会があればまた会おう」 そう言い残して、二機のガンダムは離れていった。アシュタロンのギガンティックシザースによってコックピットのギリギリまで挟み切られたバエルは、そのまま放置された。 「まだ、強くならなければな…」 ガンダムバエルの力を出し切れなかず、自身の油断と気の緩みがこの敗北を招いた。マクギリスはそう考えていた。やはり、自分はまだまだだ。 悔しさと自嘲が混じった笑みを浮かべながら、マクギリスはバエルとともにしばしの宇宙遊泳を楽しむこととなった。 半壊したバエルとキマリス、そして壊滅的な被害を受けた部隊はしばらくしてやってきた応援の部隊に回収されたが、シャトルが運んでいたコンテナはすでに持ち去られていた。 〇 〇 場面は変わり、ビシディアンの母艦。どうにか帰還したアセムがクルーに説教を受けていた。 「まったく…どれだけ心配したと思ってんですか!」 「すまん…まさかこうなるとは思わず」 シャトルの襲撃くらい一機で十分だと思っていたし、出撃の目的にアセムの私情も絡んでいたからクルーには何も言わずに出撃したのだが まさかギャラルホルンとかち合うとは思っていなかった。 「しかもガンダムまでボロボロにして! うちだって資金繰り苦しいんですから気を付けてくださいよ!」 「わかった、わかった…それより、他のクルーや海賊にも通達を頼みたい」 「なにを?」 「ギャラルホルンに所属してる槍を持ったガンダムとグレイズのカスタム機。どちらも強敵だから注意するようにと」 今回戦った強敵を思い出し、にやりと笑う。いずれまた戦ってみたいものだ。特に、あのガエリオという男とは。 「何笑ってんですか。整備員たちの前に突き出しますよ」 「それはちょっと勘弁してほしいな…」 今回の反省や分析より、まずは怒っているクルーたちをなだめるのが先だ。休養もそこそこに、アセムはブリッジへと歩いて行った。 316悪魔の争奪戦 10/122017/05/02(火) 21 41 47.83ID 9KjngwfG0 数日後。 ギャラルホルン本部では、セブンスターズの四人が憤怒の表情をたたえたラスタルの前に並ばされていた。 「別に誇りやこだわりを持って職務に当たるのは構わん。構わんが…それで敵を逃がした挙句、目的も達成できないとはどういうことか!?」 「お言葉ですが長官。我々は悪くありません。卑怯なあちらが悪いのです」 「今回ばかりはクジャン公に同意します」 力説するイオクに、不機嫌そうに同意するカルタ。勝利目前で死角からの攻撃を受けてリタイアしたことがよほど悔しかったらしく、頬には悔し涙の跡が見て取れた。 「ふざけるな!」 対して、ガエリオとマクギリスは大人しく叱咤を受けていた。 「ラスタル所長がここまで怒るのも珍しいな…」 「事実上の任務失敗。しかもガンダムをボロボロにしたんだ。仕方がない」 それに加えてガンダム・フレームと思っていたものが実は普通のMSでした、というオチまでついた。 これほどの大失態である。作戦を提案したマクギリスにしてみれば何を言われても仕方ないと思っていた。 「これはこれで貴重な経験だと思うしかない」 実際キャプテン・アッシュとの戦闘データが収集できたことや、自分たちの実力や弱点を確かめるいい機会だった。こうして叱られるのも、彼らからしてみれば貴重な経験と言えないこともない。 「そこの二人もだ! 聞いているのか!」 「はい!」 「失礼しました」 なお、クロッカがどうやって管制に気付かれずに宇宙に上がったのかは結局不明なままだった。シャトルは自分で用意して自分で飛ばしたと言っていたが 辺境の一バルチャーである彼にそんなことができるとは思えない。しかしどうやってもそれ以外のことを話さないし、周辺を調べても何も出てこないのだからそれで納得するしかなかったのだが 他にも、奪われたベルフェゴールの所在やフロスト兄弟の依頼人など、様々な謎を残しながら この事件はフロスト兄弟の一人?勝ちという、ガロードが聞けば大変驚愕するような結果で幕を閉じた。 かに思えた。 317悪魔の争奪戦 11/11(計算間違えた)2017/05/02(火) 21 44 46.35ID 9KjngwfG0 それからさらに数日が経過したある日のこと。 「久々に悪役をやれた上に大勝利なんて実に気分がいいよね、兄さん」 「そうだな、オルバよ…む?」 日登町の街角。何をどうやったのか地上に降りたフロスト兄弟であったが、その二人に近づく複数の人影があった。 そのうちの一人がシャギア達に声をかけた。 「シャギア・フロスト、それにオルバ・フロストだな?」 「そうだが、それが?」 男の一人は懐から手帳を取り出し、二人に開いて見せた。日登町警察の警察手帳。そこにはギャラルホルンの紋章と、見覚えのある名前があった。 「日登町警察、ギャラルホルン所属のマクギリス・ファリドだ。器物破損、公務執行妨害その他の容疑でお前たちを逮捕する」 「…これは油断したね、兄さん」 「まさか地上まで追ってくるとは。公権力の執念とは恐ろしいものだな」 そんなわけで、二人はあっさりと逮捕された。 逮捕された二人は、そのまま取り調べを受けることになったのだが。 「ええと、お二方の容疑について…」 「ギャラルホルンの部隊が展開していたところにサテライトランチャーを撃ったよ」 「あと、マクギリスという男がガンダムを回収するところを妨害したな」 「兄さんと交戦してたガンダムをアシュタロンのギガンティックシザースで真っ二つにしようとしたんだけど、あのセーフティシャッターだっけ? それが引っかかったせいで中途半端になっちゃってさ。無力化はできたから放置して、ガンダムを回収して依頼人に引き渡したよ」 「そ、そうですか。それでは…」 「「依頼人は新連邦社社長のブラッドマン」」 「………」 とまあ、こんな感じで。捕まった二人は呆れるほど素直に犯行を認めた。しかも聞いていないことまでペラペラと喋ったため、尋問を担当したジュリエッタは大層困惑したという。 ここまであっさり自供されると逆に疑わしく思う者もいたのだが、新連邦社の捜索と聞き込みの結果、間違いなくあのガンダムが搬入されていたことが判明。 そのころにはベルフェゴールはすでに解体されており修復もできない状態となっていたが、余計なことに使われる心配もなくなったと言える。 実行犯の二人と、それを指示したブラッドマンはそれぞれ留置場送りとなった。 ちなみに留置場に入れられたフロスト兄弟は三日で脱獄した。オルバの独房には代わりに気絶したイオクが放り込まれ、 その額には『食事が思ったよりまずかったので出ていきます』と書かれた紙が貼りつけてあった。 何らかの手段でイオクを独房に呼び寄せて牢を開けさせ脱獄したとみられ、週に一度イオク除くギャラルホルン職員に配布される『イオク様に絶対やらせてはいけないことリスト』に 『イオク様を絶対に囚人に近づけさせないこと』という項目が付け加えられたという。 そのうえ、イオクのチョロさが囚人たちに露呈してしまったことで留置場にはイオクとの面会を求める囚人が大量に発生するという珍事が発生。 一躍囚人たちのアイドルと化したが、その理由に全く気付いていないイオクの対処に周囲は頭を抱えたという。 最後の最後まで周囲を振り回した挙句、平然と逃亡したフロスト兄弟はまだ日登町慣れしていないギャラルホルンのメンバーに色々な意味で恐れられることとなり 関わりたくないけど何かの拍子に関わりかねない、とても面倒くさい要注意人物として伝えられていくことになるのだった。 おわり link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ 5コマ以上 GジェネオリジナルMS アセム・アスノ イオク・クジャン オルガ・イツカ オルバ・フロスト カルタ・イシュー ガエリオ・ボードウィン ギャラルホルン クロッカ シャギア・フロスト シーマ・ガラハウ バトル フロスト兄弟 マクギリス・ファリド
https://w.atwiki.jp/jlcn/pages/249.html
12月28日に行なった争奪戦の結果 使用ゲーム Halo3 『一試合目』 ルール スレイヤー 参加者 ネコ ギャフン ブレイク ミソ 結果 1位:ネコ 2位:ブレイク 3位:ミソ 『二試合目』 ルール ムーンハンマー 参加者 ネコ ギャフン ブレイク ミソ 結果 1位:ネコ 2位:ブレイク 3位:ミソ 『三試合目』 ルール エレファント攻略戦 参加者 「A」 ネコ ギャフン ブレイク vs 「B」 ミソ 金貨獲得条件 勝者に金貨10枚 結果 1位:B 2位:A 『四試合目』 ルール 通称:マリオ 参加者 ネコ ギャフン ブレイク ミソ 結果 1位:ネコ 2位 皆 『五試合目』 ルール 忍者ボール 参加者 ネコ ギャフン ブレイク ミソ 結果 1位:ブレイク 2位:ネコ 3位:ミソ
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/181.html
655 初めての戦器争奪戦1 sage 2006/08/21(月) 03 44 55 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) 朝、登校前。 (ヽ´ω`) 「おはようだお…」 ( A`)「うわっ、なんだその顔」 (ヽ´ω`)「昨日エロマンガがzipでうpされてると思ったら釣りで 中身はホモマンガだったんだお…」 ( A`)「ウホッ いい釣り」 (ヽ´ω`)「きっと熊先生の顔がちらついて授業に集中できないお…」 ( A`)「授業に集中できてないのはいつもの事です本当にありがとうございました」 (ヽ´ω`)「気晴らしに放課後三国志やろうお」 ( A`)「把握した」 657 初めての戦器争奪戦2 sage 2006/08/21(月) 03 46 16 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) 放課後 ~ゲーセン「バーボンハウス」~ ( ^ω^)「というわけでバーボン到着だお」 ( A`)「放課後になったとたん元気になりやがって」 (´・ω・`)「いらっしゃいませ」 (;^ω^)「ふ、普通の挨拶だお…」 ( A`)「ネタがもう完全に切れたんだな…」 ( ^ω^)「そんなことどうでもいいから三国志だお!! ちょうどサテが一つ空いてるお!!」 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン (´;ω;`)「ど、どうでもいい…ウッ…」 ( A`;)(…) 意気揚々と君主カードをいれコインを投入、全国を選びカード登録… (;^ω^)「アッー!!」 ( A`;)「な、なんだどうした」 モニターを覗き込むドクオ、そこには… 658 初めての戦器争奪戦3 sage 2006/08/21(月) 03 47 07 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) r;ァ N; ,ィ/ ヽ . 〃 ヽル1 ´ ∠ i i′ ___, - ,. = -一  ̄l l . ! , -==、´r l /,ニ.ヽ l _,, -‐ 二ゝ l l f゙ヽ |、 夏候淵 レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ ! l ) } ト ヾ¨ 7"ry、` ー゙= ニ,,,` } ヽ(ノ 武8 知4 !´ " ̄ l,;;;;,,,.、 ,i ミ .-‐ ト、 r _{ __)`ニゝ、 ,,iリ ミ 神速戦法 Vi/l V ´;ッ`ニ´ー-ッ-,、 `" ;゙ , N. ゙、 ヾ,.`二ニ´∠,,.i /// l ヽ; / / ! |.\; / / ヽ|;;,, ` ‐---‐ "´_,/ (;^ω^)「き、昨日見てしまったホモ漫画の熊先生だお!!!」 ( A`;)「ヒゲがそっくり…」 (;^ω^)「と、とりあえず登録するお」 660 初めての戦器争奪戦4 sage 2006/08/21(月) 03 49 07 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) ジャーン 挑戦者現る!! ( ^ω^)軍 二州 UC夏候淵、UC許チョ、ST曹操、C曹彰、SR張春華 阿部 軍 二州 SRホウ徳 R司馬イ C満寵 C文ペイ R楽進 ( ^ω^)「同じ魏のデッキだお」 (´・ω・`)「R司馬イの攻守自在がメイン計略のデッキだね」 ( ^ω^)( A`)「計略についてkwsk」 (´・ω・`)「範囲に入ったカードの敵と見方の数どっちが多いかで効果が変わるんだ。 使い分けできる分パワーには欠けるけど、うまく使われるときついよ」 ( ^ω^)「よくわからないけどやってみればわかるお」 (´・ω・`)「その通り、実際痛い目みれば忘れないよ」 (;^ω^)「い、痛い目は見たくないお…」 「戦器争奪戦!!」 夏候淵 白狼鉄騎 突撃ダメージUP ( ^ω^)「おっ?なんだお」 (´・ω・`)「文字の通り戦器の争奪戦だね。勝ったほうがもらえるんだ」 ( ^ω^)「熊先生のアイテムだお!!突撃ダメージうp」 (´・ω・`)「戦器の中でも強力な効果の一つだね。神速戦法とも相性バツグンだし」 ( ^ω^)「ほしいお!!がんばるお」 兵法は再起を選択。 664 初めての戦器争奪戦5 sage 2006/08/21(月) 03 59 25 ID idiM/c48 ゴゴゴゴゴゴ… = 開 戦 = こちらの布陣は自陣真ん中に許チョ、それを守るように少し前に曹彰、その少し横に春華。 許チョの後ろに騎馬二体を並べた。 相手の布陣は城門前に文ペイと柵、その前に騎馬二体が並んだ形だ。 ( ^ω^)「相手は伏兵二体だお…さっさと見つけたいお」 とりあえず曹彰で牽制しつつ曹操を進めて行く。夏候淵は後ろで突撃状態を維持しつつ待機。 相手の騎馬も走り回っているが曹彰が牽制してるためかうろうろしてるだけである。 667 初めての戦器争奪戦6 sage 2006/08/21(月) 04 04 49 ID idiM/c48 ジャーンジャーンジャーン 「カカッタナ」 ( ^ω^)「曹操でオマンチョが掘れたお」 ( A`)「卑猥だな」 そのまま曹操で乱戦し、満寵の槍を消す。 すかさず突撃状態を維持していた夏候淵を突撃させる。 ( ^ω^)「曹操を一旦もどすお」 一旦もどる曹操。代わりに乱戦状態に入った夏候淵へ相手騎馬二人が突撃してくる。 ザシュ!! 迎撃!! 淵の後ろにいた曹彰の槍に二人とも突き刺さった! 「ココハヒイテハナラン…」 ここで許チョの弓と淵の乱戦を食らっていた満寵が撤退。 槍に突き刺さった騎馬二体は慌てて城に戻ろうとするが、 ホウ徳が夏候淵と乱戦に入ってしまっていて逃げられない。 許チョの弓も浴びホウ徳も撤退させることに成功した! 669 初めての戦器争奪戦7 sage 2006/08/21(月) 04 07 43 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) ( ^ω^)「もの凄くいい展開だお!!このまま落城だお!!」 逃げる楽進を追う淵。文ペイの弓を浴びていたものの兵力はまだ5割はある。 後ろから続く許チョ、曹彰。城から回復した曹操も出す。 ジャーンジャーンジャーン 「カカッタナ!!殲滅セヨ!!」 「コノオレガ…」 落ちる淵。 (;ω^^ )「しまったもう一人伏兵がいたのを忘れてたお…」 ( A`)「調子に乗りすぎ」 (´・ω・`)「もったいないなあ、最高の展開だったのに」 (;ω^^ )「と、とりあえず引くお…」 攻めきれず城まで引くブーン軍。 そのままお互い回復するまでにらみ合いとなった。 残り70カウント。士気は約6。 670 初めての戦器争奪戦8 sage 2006/08/21(月) 04 10 34 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) 相手の城から立ち上がる煙。 ( ^ω^)「こっちも全軍出撃だお」 お互いラインを上げてゆく。 そしてぶつかり合いになりそうな時相手が動いた。 「サイゴノケッチャクヲツケルトスルカ」 攻守自在 味方の武力と速度を上げる ( ^ω^)「バレバレだお!!ぽちっとな」 「オイタガスギタヨウネ」 伏兵状態からのステルス雲散はなんと全員に入った!! ( A`)「さすが鬼嫁」 (´・ω・`)「相手はすっかり春華の存在を忘れてたろうね。これが二州クオリティ」 672 初めての戦器争奪戦9 sage 2006/08/21(月) 04 12 23 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) そのままぶつかり合いもちろん落ちてゆく敵軍。そして全滅。 ここで相手が兵法を叩く。 再起の法 ヘイホウ レベル3!! ( ^ω^)「かまわずそのまま全員で城に張り付くお」 ぶつかり合った中央から相手城門前まで一気に推し進める。 騎馬二人で櫓を壊し、曹彰が城門、弓二人が城壁に張り付く。 「ジョウモンヲコジアケヨ!!」 ガシャーン!! ガシャーンガシャーン 次々入る攻城。 相手の城ゲージが2割程度まで減ったところで相手城から煙が立つ。 678 初めての戦器争奪戦10 sage 2006/08/21(月) 04 20 31 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) こちらの兵力は最初のぶつかり合いのせいもあり今は全員が6~4割程度。 ( ^ω^)「ここはおとなしく引くお」 (´・ω・`)「兵法もあるし行けると思うけどね、まあそれも手だね」 そしてまたお互い回復までにらみ合いの状態。 ( ^ω^)「全員回復したから出すお。さっきの繰り返しすれば楽勝だお^^^^^」 ( A`)「こりゃもう勝ったろ」 (´・ω・`)(そううまくいくかな…) 残り30カウント。士気はお互いほぼMAX。 こちらの出撃に反応して相手も全部隊出してくる。 そしてぶつかり合いになる直前相手陣営に少し踏み入った部分… ( ^ω^)「士気いっぱいあるから指揮使うお!!相手も強化しても春華あるから怖くないお!!」 全部隊を範囲に入れるため集める。 指揮 「ミナノモノ!力をミセヨ!」 全軍+3 ( ^ω^)「押しつぶすお!!」 683 初めての戦器争奪戦11 sage 2006/08/21(月) 04 29 51 ID idiM/c48 攻守自在 「サイゴノケッチャクヲツケルトスルカ」 ( ^ω^)「こっちは雲散使えるのにおろかなことだおwwwww…ん?」 攻守自在 相手の武力と知力を下げる ( ;;;;^^ω)「ちょwwwwさっきと話が違うおwwww」 ( A`)「最初に説明のあったアレか…すっかり忘れてたな」 (´・ω・`)「ほんと忘れっぽいね」 そして… 連環の小計 「クラエ!!」 (;^ω^)( A`;)「アッー!!」 指揮をかけるため集まっていたせいで全員が範囲に入る!! そしてこちらの軍は無視してこちらの城門へ一直線の敵軍。 ( ;;;;^^ω)「ややややばいお…どうしようかお…」 (´・ω・`)「知力ー6でかけられてるからなかなか解けないよ。 兵法も再起だから役に立たないし」 ( ^ω^)「こ、ここまできたらこっちも攻城だお!!」 連環の掛かった部隊を無理やり全部隊を進めるブーン。 ( A`;)「も、戻したほうがいいんじゃないのか?」 (;^ω^)「相手の城ゲージも残り少ないし先に落としてやるお!」 687 初めての戦器争奪戦12 sage 2006/08/21(月) 04 34 08 ID idiM/c48 辿り付く相手軍。 ガシャーン!!ガシャーン!!削れていく自分の城。 (;^ω^)「なんとかたどり着いたお!!」 騎馬だけが城門へ辿り付く。 溜まっていく城ゲージ。 しかし見た感じこっちのほうが早く落城しそうだ!! (;^ω^)「こ、このままだと負けそうだお」 (´・ω・`)「何か忘れてないかい?」 (;^ω^)「忘れてるって…あっ」 r;ァ N; ,ィ/ ヽ . 〃 ヽル1 ´ ∠ i i′ ___, - ,. = -一  ̄l l . ! , -==、´r l /,ニ.ヽ l _,, -‐ 二ゝ l l f゙ヽ |、 レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ ! l ) } ト ヾ¨ 7"ry、` ー゙= ニ,,,` } ヽ(ノ 神速戦法だ、なっ! !´ " ̄ l,;;;;,,,.、 ,i ミ .-‐ ト、 r _{ __)`ニゝ、 ,,iリ ミ Vi/l V ´;ッ`ニ´ー-ッ-,、 `" ;゙ , N. ゙、 ヾ,.`二ニ´∠,,.i /// l ヽ; / / ! |.\; / / ヽ|;;,, ` ‐---‐ "´_,/ 688 初めての戦器争奪戦14 sage 2006/08/21(月) 04 36 07 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) (;^ω^)「熊先生!!頼むお!!」 ブーン、熊…淵の神速戦法を発動!! 自分の城門へ一直線へ戻る!! その間に一発あちらの城門へ曹操の一発が入る!!あと一発で落城できる!! そしてこちらの城門へ張り付いている満寵のゲージが溜まりきろうというところで… 突 撃 !!!! i _.,,,,.,.. リ,;;;;;; ;;;;; ;;;;; ;;;;;; \ |! 人 从 i | .; ;;;;゙;;゙;ミミ (彡ノり/リノ" ミ;;;;;;,,,.. ゝ |! ) あ ( i| |i i;;;;;;;;;;;;;rj );;; ヾ、;;;;...__,,);;;;;;;; ヾ ) お ( i| |.i ;;;;;;;;;; j. i ) ` ;;ー--、` 〈;;;;;;; ;;; i ) お ( i| i i ; .⌒ ~゙,.. `⌒ ヽ.i i / ^ .. i ,ll/ニi ;; l ) / ( ←満寵 l| | i ;i ! ..;ノ ;.... i )i l ヾヽ ゚ ))ノ;; / ) っ ( l | i. `i . | ノ | | iにニ`i, (_/i;;; | ) !! ( | i. | . . l / || ! `ー‐ " / ゞ l つ (⌒ ,-‐‐! ; |i_.,-||、 ! " ̄ ,,,. /,; ミi |l . i, ` ; 〉 ....; .. .. ゙ |.|i ヾ二--;‐ ,;; ,; ミ ||i i| \.i ´゙゙" ; ゙゙" ; ,,l | _|彡" , ; /  ̄^ ̄ \|| ( A`)(´・ω・`)「アッー!!」 ( ^ω^)「やったお!!熊先生がオマンチョのカマ掘ったお!!」 相手の攻城が城壁へ入るがこちらの城ゲージはミリ残る。 そして… 690 初めての戦器争奪戦13 sage 2006/08/21(月) 04 38 08 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) ガシャーン!! 「今こそ飛躍の時。我が志は千里にあり!」 ( ^ω^)「ギリギリで勝ったお!!」 ( A`)「ホントギリギリだな…」 そして… 戦 器 獲 得 !! ( ^ω^)「やったお!!熊先生のアイテムgetだお!!」 (´・ω・`;)(突撃ダメージうpかぁ…さらに熊先生が盛んに…) ( A`)(カマ堀りの威力うp…ウホッ) 694 初めての戦器争奪戦15 sage 2006/08/21(月) 04 50 40 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) ( ^ω^;)「ってアッー!!コンテニューする小銭が無いお」 無常にも終了するコンテニュー画面。 ( ^ω^)「ま、まあいいお。アイテムゲットで満足したお」 (´・ω・`)「そしてお約束のピローだ。遠慮なく空けたまえ」 ( A`)「遠慮する必要が無いような…」 ( ^ω^)「とりあえずあけるお。 ベリッ 696だお」 696 ゲームセンター名無し sage 2006/08/21(月) 04 52 41 ID FWOmD86o 乙 安価なら満寵 698 初めての戦器争奪戦16 sage 2006/08/21(月) 05 00 04 ID idiM/c48 BE ?-2BP(103) (;^ω^)「オマンチョだお…はじけるような笑顔がきめぇおwww」 (´・ω・`)「渋目の一枚だね。良スペックだと思うよ」 ( ^ω^)「というわけで僕の初めての争奪戦はクソミソな結果に終わったのでした、だお」 ( A`)「クソミソじゃねえだろ…無理やり締めるなよ」
https://w.atwiki.jp/yugiohinskype/pages/14.html
基本ルール 参加者は決められた時間内にデュエルを行う。敗者は勝者にスターチップを1つ授与する 開始時、各デュエリストが所持しているスターチップは3つ スターチップが0になった者は、その時点で失格となる 開催中、参加者は自分のコメント欄に現在のスターチップの枚数を示さなければならない。さらに決闘中は☆の横に【決闘中】を示すこと。 例:(道々 ☆☆☆【決闘中】) デュエル終了時、勝敗を必ず勝者敗者2人とも管理者にチャットで報告すること 直前にデュエルした相手とは、連続してデュエルを行うことは出来ない 上記の違約に反した者は失格となる 大会終了時刻1時間前の時点で、スターチップを獲得している枚数上位4名で決勝トーナメントを行います。 この決勝トーナメントを制した者を、スターチップ争奪戦優勝者とします。 PKルール このルールを採用するとき、開始時参加者のスターチップは5つとする。 スターチップ争奪戦開催後、最初に脱落したものをPK(プレイヤーキラー)とする。 PKはスターチップを3つ持ち、再度スターチップ争奪戦に復帰する。 PKは一度のデュエルに3つまでスターチップを賭けることができる。 PKからデュエルを申し込まれた者は、そのデュエルを必ず受けなければならない。 PKはPKになってから、一度対戦した決闘者とは再度デュエルすることは出来ない。
https://w.atwiki.jp/vichiii/pages/17.html
パック争奪戦 1/14 1 2 3 4 5 6 7 ヴィ 1-2 0-2 1-2 2-1 1-2 2-0 サカ 2-1 0-2 0-2 2-0 2-0 2-0 くま 2-0 2-0 1-2 2-0 1-2 2-0 レン 2-1 2-0 2-1 1-2 2-1 2-0 たろ 1-2 0-2 0-2 2-1 1-2 2-1 アポ 2-1 0-2 2-1 1-2 2-1 2-0 松田 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 1位 5勝1敗 レン(IF) 2位 4勝2敗 くま(ガジェ) 2位 4勝2敗 さか(甲虫装機) 2位 4勝2敗 アポ(マシン) 5位 2勝4敗 ヴィ(ジャンド) 5位 2勝4敗 たろ(ガイド兎) 7位 0勝6敗 松田(カオドラ)
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/44.html
有利争奪戦 それは、血盟城により行われた ある日いつものように地球とは別の国へやってきた有利 今日は眞王廟の噴水からの登場 いつものようにギュンターがギュン汁を垂らしながら有利迫ってくる それを阻止するコンラートそしてその後ろのほうで へなちょこと叫びながらずんずんと近づいてくるヴォルフラム 3人はいつもとはまったく変わらなかった しかし、その後有利の行動一つで大変な事になるなど有利も誰も思っていなかった コンラート達に迎えられ血盟城に戻ってきた有利達 「あ~~疲れた」 そういいながら一人の部屋にしては広すぎる魔王専用の部屋の大きなベッドに有利は倒れた そのとき部屋にコンラートが入ってきた 「陛下」 「だから、陛下って呼ぶなって。名付け親」 「そうでした、有利」 「分かればよろしい」 「・・・・・・・」 コンラートが黙り込んだ 「・・・・ん??コンラッド??」 「あ・・・スミマセン。つい、見とれてしまって・・・・」 「え?何に??あ~~この花??」 有利はベッドの隣にあった花を指差す 「え・・・・あぁ・・・はい、綺麗だな・・・って」 「うんそうだよね。この花って・・・」 有利が花について語っているがその言葉に聞く耳を持たずにコンラートは別のことを考えていた。 そうこの男も有利にべた惚れなのだ しかし、恋愛などにはまったく無縁といっていい有利にはそれは分からないらしい いや・・・ただの鈍感なのだ 彼だけではない、もちろんヴォルフラムやギュンター、ヨザック、またあの大賢者であり有利の親友の村田までもが有利に思いを寄せているのだ。そして、ひそかにあのグゥエンダルまでもが有利にほれていた 地球ではまったくもてない有利は(年齢=彼女いない暦)この世界では超美形!に入るのだ。 有利からしたらこちの世界の人の目はどうかしているのではないか、と思うほどだった コンラートはずっと思いを寄せていた そして今あこがれの有利と二人きり 今なら思いを打ち明ける事が出来る 「有利・・・・」 「・・・・??何??」 「その・・・・アナタのことが・・・・」 「あ・・・ちょともって!」 「え??」(もしや・・・俺の気持ちに気づいたのか??) 有利がコンラートの近くに詰め寄る そして、有利がコンラートの頭に背伸びをして手を当てる 「え・・・・??何ですか??」 「あとちょっと・・・」 「あの・・・か・・・顔、顔近いです。有利///」 「我慢してよ」 有利はコンラートの頭の上にごみが付いているのを見て一生懸命取ろうとしているがコンラートにはその行動が何をしているのか分からなかった しかも、今自分のすぐ目の前にいとしの有利の顔がある その時有利を脅かそうと静かに部屋に入ろうとしているヴォルフラムがいた そしてヴォルフラムは衝撃の映像を見てしまう ヴォルフラムからは有利とコンラートがキスをしているように見えた 「な゛ぁ゛!!おま・・・・えら・・・・何を・・・・・」 「「ヴォルフ!」」 「何でおこってるんだ??ヴォルフラム」 「何で・・・だと?」 「え・・・うん」 「まず、ウェラー卿、有利から離れろ~~!!!!」 「え・・・あ~そのこと??ったく・・・今はただごみを取ろうとしてただッ・・・いだッ゛ッ゛!!!!」 そのとき有利がコンラートの足を踏んでしまいコンラートとともに地面に崩れ落ちる そしてその体制はコンラートが有利に追いかぶさるような形だった その体制を見て泣き叫ぶヴォルフラム。そして、先ほどの有利の声にすっ飛んでくる大佐のギュンターなど、全員が飛んできた。 自分が惚れた有利の声に敏感な彼は数秒もたたないうちに風のように有利のもとに駆けつける皆。 そして、その場に起こっている現状に皆が口をポカーンとあける 開いた口がふさがらない皆 しばらくそこに沈黙が漂った その沈黙を破ったのが有利だった 「イタタタタ・・・・・・・・」 「あ・・・・す・・・スミマセン有利。大丈夫ですか??」 「うん・・・何とか・・・・」 そのときみんなが息を呑んだ そのわけはやはり有利だった 頭を地面にぶつけたらしく目には涙が浮かんでいた その顔に皆がココロを打たれた 間近でみたコンラートは動く事さえできなかった そのとき、後ろのほうでゴゴゴゴッ!!っとすごい殺気がコンラートの方に向けられた next