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チャールズフィリップアーサージョージ(チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ) チャールズサンセイの別名。
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小説(作者別) J.K.ローリング 浅倉卓弥 浅田次郎 綾辻行人 有川浩 飯嶋和一 石田衣良 市川拓司 伊坂幸太郎 伊坂幸太郎2 宇江佐真理 歌野晶午 内田康夫 内海隆一郎 江國香織 大鐘稔彦 小笠原慧 岡嶋二人 小川糸 小川洋子 荻原浩 荻原浩2 奥田英郎 恩田陸 海堂尊 角田光代 笠原靖 加納朋子 茅田砂胡 茅田砂胡2 木村友馨 京極夏彦 京極夏彦2 京極夏彦3 京極夏彦4 劇団ひとり 紅玉いづき 小杉健治 近藤史恵 佐藤多佳子 重松清 雫井脩介 島本理生 志水辰夫 瀬尾まいこ 仙川環 高嶋哲夫 高野和明 高橋克彦 嶽本野ばら 田辺聖子 田村裕 ダン・ブラウン ダン・ブラウン2 辻村深月 堂場瞬一 トマス・ハリス 中川充 梨木香歩 西加奈子 野沢尚 灰谷健次郎 原田マハ 東野圭吾 平岩弓枝 福井晴敏 松尾由美 三浦しをん 三島由紀夫 水原秀策 光原百合 湊かなえ 宮尾登美子 宮部みゆき 宮本輝 村山由佳 森見登美彦 矢口敦子 山田詠美 山本一力 唯川恵 吉村達也 リリー・フランキー 若竹七海 若竹七海2
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PSYREN-サイレン- another call1 紅蓮の聖誕 PSYREN-サイレン another call -小説版 1 紅蓮の聖誕 (JUMP j BOOKS) 原作・イラスト:岩代俊明/小説:SOW ISBNコード:978-4-08-703231-4 判型/総ページ数: 新書判/224ページ 定価:680円(税込) 発売年月日:2010年9月3日 収録話 FILE1 雨宮桜子『キスしてほしい?』 FILE2 雹堂影虎『闘う侠』 FILE3 フレデリカ『紅蓮の聖誕』 FILE4 弥勒『終わらない詩』 関連リンク JUMP J BOOKS 特設サイト SOW先生によるPSYREN小説版の裏話等まとめ(togetter) PSYREN-サイレン- another call2 未来は君の手の中に PSYREN-サイレン another call -小説版 2 未来は君の手の中に (JUMP j BOOKS) 原作・イラスト:岩代俊明/小説:SOW ISBNコード: 978-4-08-703239-0 判型/総ページ数: 新書判/224ページ 定価: 680円(税込) 発売年月日: 2011年3月4日 収録話 『未来は君の手の中に』…最終話から10年後にあたる後日譚 『YOUNG AND PRETTIES』…アゲハ・雨宮・アビスの話 『オブザーバー』…武智メインの話・カブトとの交流 『星に願いを』…ミスラ誕生秘話 『陽のあたる場所で』…W.I.S.Eのその後
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カールアウグストフィリップルートヴィヒフォンヘッセンフィリップスタールバルヒフェルト(カール・アウグスト・フィリップ・ルートヴィヒ・フォン・ヘッセン=フィリップスタール=バルヒフェルト) ヘッセン=フィリップスタール=バルヒフェルト方伯の一。 関連: アドルフ(17) (父) ルイーゼフォンザクセンマイニンゲン (ルイーゼ・フォン・ザクセン=マイニンゲン、母) アウグステツーホーエンローエインゲルフィンゲン (アウグステ・ツー・ホーエンローエ=インゲルフィンゲン、妻) ベルタヴィルヘルミーネカロリーネルイーゼマリー (ベルタ・ヴィルヘルミーネ・カロリーネ・ルイーゼ・マリー、娘) エミーリエ(2) (子) ゾフィーツーベントハイムシュタインフルト (ゾフィー・ツー・ベントハイム=シュタインフルト、妻) ヴィクトル(3) (息子) アレクサンダー(16) (息子) アレクシスヴィルヘルムエルンスト (アレクシス・ヴィルヘルム・エルンスト、息子) ヴィルヘルムフォンヘッセンフィリップスタールバルヒフェルト (ヴィルヘルム・フォン・ヘッセン=フィリップスタール=バルヒフェルト、息子)
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小説 書いた小説 Dialektik2011/10 はるにつもれば2011/04 強姦(Debug)2010/09 MGM(Modern Grammartological Magic)2009/08 ポリグラフ2008/10 ホロン2007/10 MMT(Magical Mystery Tour)42007/07 MMT(Magical Mystery Tour)6-52007/04 再生ハイパーべルーブ(猫鍋)2006/11 スタブ中の小説 リバー MHM(Modern Hermeneutik Magie) 火炉祭(凍結) 野盗と梅毒 骨のゆくえ waves 仏師 後藤集一の一生
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ウィルソン・フィリップス上院議員(W・F上院議員)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の登場人物である。 キャラの詳細については、このページの右に出る者は無いと思われるので、各自熟読されたし。 余談だが、その登場から最期に至るまで、どんな目に遭っても帽子が取れることはなかった。 パラメーター 体・45 攻・15 防・25 速・15 (体力重視) 文字色・紺 アイコン・無名~08 台詞 攻撃「ハワイに1000坪の別荘を持っている!25歳年下の美人モデルを妻にした!」 回避「若いお方というものは血気が盛ん過ぎていかんことだのう。フッフッフッ……」 命中「イイデェ―――――ッ!」 会心「いずれ大統領にもなれる!わしはウィルソン・フィリップス上院議員だぞ!!」 勝利「上院議員にできない事は無いのだッ!ワハハハハハハハハ――――――ッ!!」 敗北「この上院議員のわしが死ぬわけがないッ!夢だ!夢だ!バンザイ―――ッ!!」 逃走「殺される!逃げなきゃ殺されるッ!逃げなきゃあ!殺されるゥゥゥゥゥゥゥゥ」 台詞解説 「イイデェ―――――ッ!」 DIOに前歯を二本ヘシ折られてしまった時に発した奇妙な叫び。 一部のジョジョファンの間では、もはや伝説として語り継がれているらしい(笑)。 DIO様に投げ飛ばされた時の飛距離 - メートル
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ノートンルイスフィリップナッチブル(ノートン・ルイス・フィリップ・ナッチブル) ビルマのマウントバッテン伯爵の一。 3代マウントバッテン伯爵。 関連: ジョンナッチブル (ジョン・ナッチブル、父) パトリシアエドウィナヴィクトリアナッチブル (パトリシア・エドウィナ・ヴィクトリア・ナッチブル、母) ペネロピメレディスメアリーナッチブル (ペネロピ・メレディス・メアリー・ナッチブル、妻) ニコラスルイスチャールズノートンナッチブル (ニコラス・ルイス・チャールズ・ノートン・ナッチブル、息子) アレクサンドラ(6) (娘) レオノーラ(2) (娘) 別名: ノートンナッチブル (ノートン・ナッチブル)
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ギルドメンバーの書いた小説を載せるページです。 前書き ここはビクトリアアイランド。”狩人”が住まう大地である。 誰もが歓喜であふれ、町じゅう賑やかだ。一言で表すと”平和”。 だが、平和のための犠牲は・・・、あった。それがモンスター。 「モンスターと狩人は敵同士。決して味方にはなれない存在。」 毎日、モンスターと狩人の抗争が続く。爆発音が絶えない。 モンスターはいつまでも吠え続け、町を破壊するほどの者もいた。 町じゅうの誰もが思った「これは、平和じゃない」と。 ビクトリアアイランドは、モンスター達の”狂気”を生む原因でもあった。 だからこそ―モンスターと協力しようとする、数少ない心をもったギルドがあらわれた。名をFULLHOUSE。 ほんと、申し訳ないっす(’ 勉強もうちっとできるようになってから戻ってきますんで、時間かかりそうです・・・。またいつか。 あらすじ 登校途中、伊藤弘樹の話から始まった、”逃げ出すための戦い”。 主人公は学級代表、竜郷直哉。想像力は優れるが、ひねくれ者。そんな学級代表が”想像の世界”を通じて、本当の学級代表を知っていく物語。 想像と創造のセカイ― 作者コメ さーせん。メイポベースの小説ちょいさぼって、結構むかしに考えた小説に修正を加えてつくってみました。ちなみにもう完結しているので読みたい人はどうぞ・・・。 あらすじ 娘『おかん、なんで酢豚にパイナップル入れるん?』 母『うるせぇ!!私の料理に口出すんじゃねぇ!!』 爺『陽子さん、夕飯はカレーが食いたいのう。』 婆『黙れ下郎。縄文土器投げるぞ。』 父『ぱちこーん!!こっこぴー!!』 オレ『もう嫌だこんな家・・・』 オレはこんな家はうんざりだ!! オレは・・・一人で生きていく!! オレの日傘はビニール傘 作者コメ ※あらすじと内容はまったく一致していません。あしからず。 そのときのノリとテンションだけで更新を進めます。めいぽ要素は皆無の予定。
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絶賛工事中。完了次第各コンテンツ開放。 hitokotoに「よんだよ」だけでも書いてくれるとなんか増えるかもよ。 万華鏡皇華園-Kaleidoscope Royal Garden-←NEW!! 重い腰上げて久々のSF小説。黒龍を書いたときに集めた資料から派生した描き下ろし新作。 ちょっとお耽美なタイトルだけど内容としてはお耽美ってなんだっけみたいなオムニバスストーリー。 自ら望んで電子の迷宮に居場所を探す人々の、歪んだ愛のものがたり。 十八禁要素・腐要素あり。工事中。 白鯨航路-MOBYDICK SAUDADE- u_skさんある日テレビで見た大型コンテナ船密着取材番組を見て、 「えっ、こんなの男の世界じゃん……」 と思ってしまったらもう出てくる出てくるめくるめくむくつけき男達の物語── 十八禁要素・腐要素あり。完結。 Gate,Gate,Paragate-東京放課後サモナーズ異聞- ああ、ついにやってしまった。 大好評配信中ソーシャルゲーム「東京放課後サモナーズ」の非公式ファンメイド完全二次創作。 完全二次です!! 公式とは何の関係もありません!! だから許して!!全年齢対象。一応。完結。 黒龍盛宴遊戯 ツイキャスラジオ「u.v.b-76」の企画からスタートしたアヤシいファンタジーアクショングルメ小説。 うさんくさい魔術的料理人シャン・レイエイと相棒の生き人形マオマオを狙う影の正体とは? そんなえろくない。一応完結。 結局、雨が降る twitterにて公開した絵物語が好評だったので小説に展開。 短編にするには長くなりそうだったので連載にした。そして深夜眠れぬテンションで書いたので地の文が狂化。 腐のスパイラル。そんなえろくない。完結。 6th-haven 同人誌として刊行するのを目的として製作したSFサイバーパンク小説。 諸々の事情により紙媒体での公開が困難になったために急遽WEB連載の形態をとる事にした。 元・生物兵器とサイボーグ、荒廃した世界、【censored】、人の在り処。 十八禁要素・腐要素あり。完結。 ───そして物語はこれだけに留まらなかった。 INSIDE OUTSIDE=WELCOME TO A HEAVEN 自作派のデシデラータ 近未来SFモノだけどSF分うすめ。衝動に任せて書き下ろしたのでやや乱文。むしろ恐らく近いのは育児モノ。 サポートドロイドというロボットが普及している日本で失恋傷心アキバ系男子が自作に挑戦。 ケモノあり。そんなえろくない。ちょっぴりグロいと感じる描写あるかも。完結。 ファンタスマギア異聞録 いわゆる「剣と魔法のファンタジー世界」ものであるのだが、それっぽい世界というだけで他に何も決めずに製作したオムニバスもの。 本来は独立した作品である。可能な限りヒロイックな要素は廃し、少し毒っぽい文章を心がけた。 獣八禁。たぶん増える。 単品 基本的に嗜好も思考もおかしいので単品小説もかなりアレな感じなのが多い。 だいたい十八禁。読めたものではない。 +以下墓場。 Groer Stummer ファンタジーもの。ずいぶん昔に某友人のサイトに寄稿したのが始まりで、その後暴走。たしかこのサイトで一番古い。 小人の魔導調律士アサギと大男エンジ、そして彼らを守る異界の神ジャバウォックの大スペクタクル冒険劇の予定だった。 永遠に未完。獣八禁。中二病。読めたものではない。 KILLING ME SOFTRY 死姦もの。と言いつつただごとではすまないのがゆうたんクオリティ。 もし死姦した死体が蘇ったら?というハートフルファンタジーホラーエロ鬱小説。 同名の映画もあったが引用元は洋楽から。 永遠に未完。獣八禁。 イフの花園 ちょうどハヤカワSF文庫を読み漁ってた時期に思いついたもの。 ガチのSFサイバーパンク系。ニューロマンサーとかそんなかんじ。 似たようなSFもののアイデアはいろいろあって、それらを統括して補完していく予定。 ユビキタス社会の中で、自分という情報が悉く失われたら?というもの。 永遠に未完。アイディアはよかったんだけどねー。 Melody A.M. ノルウェーのエレクトロニカユニット「ロイクソップ」のアルバムからインスピレーションを受けて書いたもの。 とりあえずアルバム収録曲分は書きたいが完結できるかどうか。あやしい。 あんまし深く考えていないハートフル(ボッコ?)SFもの。 珍しく健全。未完。これはいつか続きを書くかもしれない。 TOKYO DYSTOPIA 悪夢というほどではないんだが、時折すごくSFな夢を見ることがあって、やたら印象が強く未だに覚えているものが多い。 じゃあそれで小説書いたら面白いんじゃね?と思いベースにしてオムニバス書いてみた。 ディストピアは本来管理社会を指す言葉だけど単に反ユートピア的な意味合いでしか使ってないのでそういう内容じゃないので注意。 多分増える。と思ったけど増えなかった。
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とある狭い狭い、もう動かなくなった人間を隔離する為だけの一室に、それはいた。 それは他でもない、頭に包帯を舞いた、超人的な力を持つ少女…の形をした何かだ!!! 彼女の名前は浜津 歩羽見(はまづ ふわみ)…だが、それは最早昔の名前。今は別の何かなのだ。間違いなくッ! 「ほう!!これが!!!人間モドキの肉体か!!!!フハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!」 その激しく鷹笑う別の何かは絶対的な満足感と自信に満ち足りた表情で、微妙に覚束ない足元で狭苦しい室内で精一杯の助走をつけると突如猛ダッシュを始めた!!!!! しかし!!!!一秒後に、その猛ダッシュは誰も見たことのないような凄まじい転倒により強制終了したのだった… 「スッゲェ動かしづらい!!!!」 ~少し戻る~ 今から(多分)数云百万年ほど前…どこかの世界のそのまたパラレルワールドのそのまた高次元の位置にとある神代があったらしい。 「ぐぐぐぐぐ………ぎぎぎ…………………」 神の時代…人間が神に成り代わり、生態系のピラミッドでその圧倒的存在感を表し出すより以前の旧人類……彼らは今で言う、まさに神に近い存在であった そして今まさにッ!!!この『夢幻超次元科学病院』の地下にて闇の鼓動が再び鳴り始めていたのである!!! 「誰だ……この魔林の墓の上に………何かクソでかい建造物建てたのはよォォォォオオオオオッ!!!!!!!! ウオラッシャアアアアアアア!!!!漸く出てこれたぜェェェェ!!!なんかすっげぇ長い間で寝ていた気がするが、数百年ぐらい眠っちまったか!?この偉大なる魔林のことを忘れてこんな馬鹿でかい建物建てられるぐらいだもんなぁ!……あん?」 現時代でいうゾンビの如く地下深くから床を突き破り現れた魔林を待っていたのは……なんだかとっても薄暗い部屋だった!!! 「なんだかこの魔林の復活までに超絶洒落にならんほどの歳月が掛かった気がするが気のせいだな、間違いない… 何故ならこの魔林の擬似死亡魔術に一切の間違いなどありえんからだ!!何故か肉体が分子レベルで朽ちてしまい仕方なく霊体化したが まぁ、肉体は後々適当に見繕うとして…」 人、それを間違いと言う…が、彼の間違いを指摘する者は現在、誰もいなかった。 「つーかなんだかとっても薄暗いなぁおい!!夜か?夜なのか?いや…月明かりさえも全く感じぬな…即ち、ここは地下に次ぐ地下…… 真っ暗すぎて殆ど何も見えんがこの魔林の目はこれぐらいの闇なんともない………ん…?これは……死体か?気配からして動物の死体ッ…?」 魔林は動物の死体を触れると、その指先から魔力とも何ともつかぬ不可思議な力が作用する。そう、魔林とは神代の魔術師であったのだ。 「クックック…この魔林に不可能はない…この動物の死体の記憶を読み取りッ!!現状を知るゥゥァ!!!!!!!!!………… ぬ?!なんだ……この動物の死体!!まるで人のような見た目をしているッ!知能も中々のものだ…これは人間なのか!?…この死体は少なくとも己を人間だと思っていたようだ… ふむふむ……何!?この人間モドキが発していた言語が我々の発していた言語と全く違う!!!こいつら一体…まさか…地底人!? いや、違うな…天人の末裔か…?天人と会ったことがないから分からん…ええい己の種族ぐらいきちんと理解しておけ!何がホモ・サピエンスだ適当言いやがって!!! まあいい、取り敢えず言語機能はインプットしておく…恐らくここの民であろうこやつらの言葉や文字が分からなくては、何かと面倒だしなァ…」 何かと独り言が多いのは魔林の癖であるらしい… その後、魔林は一頻り適当に死人の記憶(ただし、かなり基礎的な部分)を弄んだ後、現在位置の確認を始めた。 「霊安室…?っていうのか。ここは…よくわからねぇがこの魔林の墓の上に更に墓を建てるとは不届きってレベルじゃねーな…絶対に許さん…クソが…」 彼は呪詛を吐きつつ霊安室を後にした。周囲を散策する為だ。こんな辛気臭い場所にこれ以上長居するのは苦痛だったらしい。 霊体なので、人間には見えないし、見えたところで今の魔林はその形状も性別も精神も、人間の脳では一切理解することはできない。そんな彼の存在が、病院の中を人知れず浮遊する 神代の人とは即ち、生物の枠に収まり切らない何かである。 生物の枠に収まり切らない何かは現代の非常に小奇麗な病院の廊下や照明などの技術力に、好奇心こそ感じるが大した疑問も持たないで流していった。 魔林は、基本的に馬鹿なのかも知れなかった!!! しかし、そんな生物の枠に収まり切らない何かである魔林はある一室で立ち止まるのであった… そこは脳死した患者の隔離室であったが勿論魔林の知るところではない 「こ、このッ!この人間モドキ…魂が完全に消え去っているにも関わらず、なんと瑞々しい体だろう!!!これはまさか!!! この魔林への供物!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?いや、そうとしか思えねー!!!!!!!ああ、なんと献身的な生き物なんだ人間モドキ!! 見なおしたぜ!!!このクソでかい墓の件はこれで許してやろう!!!!」 ウヒョオオオオ!!と叫びながら魔林は少女の体に魂を憑依させた。かくしてこの瞬間より魔林の種族は『神』から『現人神』になり、『無性別』から『女』となったのだ。 一応現世をエンジョイする為に必要なことである。が、これは半ばノリと勢いの結果かもしれない。 ~そして最初のシーンに戻る~ あぁ…こうして彼は彼女になった。だが、彼はド派手にすっ転んだ状態から体を動かそうとしない。何かに気づいたような表情である。 「ふむゥ…念仏…千壷…奴らはとっくの昔に死んだか」 人間の体になり、この人間の精神や魂、記憶などは既に消滅している為わからなかったが、この体という物質そのものが体験してきた大雑把なことはそこそこ頭に入ってきたらしい。 彼女が呟いたのは、過去の知り合いの名であった。 そう、彼女は漸くこの世界の支配者が完全に、『人間モドキ』となっており、彼女の主観で言うところの『真の人間』は跡形もなく絶滅しているということに気づいたのだ。 「クックックックッ…フフフフフ……フハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!! どうやらこの魔林、最高の地に舞い降りたらしい!!!!!!嘗ての仇敵であった念仏!!奴の消滅は何よりも美味しい!!千壷は…まあどうでもいいとして この魔林の邪魔をする唯一の存在…魔林のとっての所謂癌が消えて清々だぜェ~~~~ッ!!!! これでこの魔林の永劫勝利は確定した!!未来へ向かってのありとあらゆる障害は消えたも同然!!!さぁエンジョイしますか、数百万年後の人間モドキ社会とやらをよォーッ!!!」 フハハハハ!!!!とさらに高笑いをする魔林だったが、どこかキレがない。 「…………………いいや、くだらんなッ!何のリスクもない未来など…余りにも低刺激だ。つまらん…!!」 魔林は目についた刃物…メスを拾うと、気でも違ったのかそれでも慣れた手つきで己の左腕に何かを掘り始めた!!!! 「念仏め……感謝しろよ。そうとも…この魔林を一生感謝し続けろ……くっ、なんだか一段と懐かしい痛覚だぜ……創造の魔法陣…」 神代の魔術は、現代に存在する魔術とは規模が違った。それは既に消滅した魂や肉体を完全に蘇らせるという、反則の再現魔術ッ!!! 彼女が切り刻んだ腕から流れる数多の血が、即座に不可思議な力により発光を始め、床で膨張し広がっていくッ!!!! 「さぁ蘇れ!!!そしてこの魔林を精々楽しませるがいい、念仏ゥ!!!!」 次の瞬間!!!光輝く血の渦が展開される!!!!!!!渦は不規則に見えて規則的な模様を描きながら蠢いていた!!! まさしくそれは現代の魔法陣とは似ても似つかぬ幾何学模様ッッッ!! そして、その中に高速で人型が形成されていく………… 「ぐ…なんという凄まじい魔術臭…だがそれ以前に体が…全く動かん…」 「よぉ…念仏…蘇ったかッ…!」 「その声は魔林…か?────」 薄ら笑いを浮かべる魔林であったが、その体は貧血とかその他諸々により覚束なかった!!! そして── 「ちょっとうるさいよ誰かいんの!!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!!!!?!?」 ──医師、襲来ッッッッッッッッッッ とある一室。私服の少年と、医師と思われる白衣の男が神妙な面持ちで話をしていた…… 「いやー、ビビりましたよ。なんかうるせーなぁーと思って脳死患者の部屋開けたらさぁ… なんか脳死して再び意識戻す見込みなしの患者が左腕メスで傷つけながらぶっ倒れてて。 しかもその隣にはなんか筋肉盛々マッチョマンの全裸もぶっ倒れているっつー、マジヤバい構図… まぁそのマッチョマンは取り敢えず置いといてェ……」 「先生、ふざけてるんですか?そんな馬鹿みたいな話信じませんよ俺は。何故歩羽見が蘇ったのかちゃんと説明してください」 少年は医師の発言に先程からいちいち突っ掛かっている。それもその筈…… 「あのねぇ、谷山さん…先生はこういう経験過去に何十回もしてるよ。夢幻街というのは、そういうものなんだって大分前に割り切ったけど、谷山さんはまだの人?」 「…………いや、すいません言葉が足りませんでした。何故歩羽見がこんな風に蘇ったのかちゃんと説明してください」 「こんな風とは?」 「こんな風です」 …………こんな風である 「フハハハハハハハハハハハ!!!どうした!?この浜津歩羽見に何か質問があるならじゃんじゃん言うことだな!! 遠慮なんぞしなくてもよいぜ!!!この浜津歩羽見は「歩羽見は自分のことをフルネームで呼ばない!!!!!!!!!!!」… こ、この歩羽見は多少記憶喪失だが、こ、答えられることなら答えてやるぞ!」 そのテンションで自称記憶喪失はかなり苦しいと思いながらも口にしない医師であった。 「歩羽見…俺は本当にお前が事故で頭を打って、そのまま植物人間になったと聞いた時… 今まで伝えたくても伝えられなかったこととか…これまでちゃんとありがとうと言っておけばよかったとか… 本当に沢山後悔したんだぞ…まぁ……記憶がないんならこれを言ってもしょうがないかも知れないが… それでも言わせてくれ、歩羽見……俺は……俺は…… お前が本当は誰なのかを知りたいッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」 そう言って少年は懐から出刃包丁を取り出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「貴様の顔面の顔を剥ぎとって確認してやるッ!!!この偽物がァァァア!!!」 「落ち着け谷山くん!!!君は極度の興奮状態にある!!!」 「そんなもんわかりきったことだろ藪医者がァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」 「やれやれ…この浜津歩羽見のどこが癪に障ったんだ?ちゃんと説明してくれよ」 「何もかもがだよ!!!!!!!!!!!!俺は浜津歩羽見のことが好きだった!! だから浜津歩羽見のことは何よりも理解していた!!!!今日歩羽見は毛髪が何本抜けて何本残ったかとか!! そういうレベルで愛していたんだ!!!!もう人間を超越できそうな勢いだったんだよ!!!!」 「悪いな!!愛とかそういう言葉はこの魔林の時代にはなかったもので残念ながら理解できん!!質問コーナー終わり!!お腹空いた!!」 「ああああああああ誰だお前誰だお前誰だお前誰だお前誰だお前誰だお前誰だお前!!!!!!!やっぱり殺す!!!!」 次の瞬間!!!医師を突き飛ばした谷山少年だったが、その手に強く握りしめていたハズの出刃包丁を力なく落とした!!! そして、その背後に突如として現れた男…その名は…念仏!!!!隔離室に取り敢えず隔離されていた筈の念仏だ!!! 「手刀…大体五時間二十五分で目を覚ますぐらいの強さで気絶させたが… そいつの浜津歩羽見に対する執念を考えるともっと早く覚醒するだろうな 取り敢えず縛っておけ…命に関わるぞ、我々は兎も角、そこの医師。貴様も死にたくはないだろう?」 「それよりもさぁ…あんたがどうやってあの部屋抜けだしてあまつさえここの鍵も破壊して入って来たかが気になるんだよねぇ…割りと真剣に… 後それ以前に服を着てくれな…」 医者は冷や汗を流しつつも、一応素直に谷山と呼ばれた少年を縛りつけたのだった。 「魔林貴様…やはり、あの死は偽装だったか。俺はずっと怪しんでいたぞ…」 「よう念仏…元気にしてたか!?その人間モドキの体はどうだ!?男の体にしておいたぞ!!!どうだ!動きにくいだろう!!」 「相変わらずの空回り具合だな…非常に動きやすいぞ?貴様が昔の俺の肉体を最高の再現率で構築したおかげでな」 「なん……だと……」 ちなみに魔林…もとい浜津歩羽見の体が異常に動きづらいのは、浜津歩羽見の肉体がここ最近まで脳死していた故に筋力の劣化が凄まじい為である。 まぁ、魔林は神代の頃から魔術に依存した生活をしていたので元から筋力など鼻で笑える程度のものしかなかったが… 「それと魔林…貴様に借りなど存在しない…俺は飽くまで魔術師狩り…貴様は今でも殺害対象でしかないィ…」 「あぁ?だったらなんで今この魔林に危害を加えようとしねーの?説明しろよ念仏…貴様が少女趣味なのを隠したいのは分かるが…」 「…フン…愚問だなッ!貴様が俺を蘇らせた理由と同じだ。貧血で魔力不足の貴様を殺したところで何の意味もない。あと俺は少女趣味ではない」 「フハハハ!!苦しいなぁ念仏!!少女趣味の奴はみなそういうのだ!!!!!!!」 「やはり、今すぐ殺すか…」 「冗談だ………………」 「それで、これからどうする?このガキの執念…危険だ。殺しておいたほうがいい。まぁ貴様が殺されても清々するだけだが」 「はあ?だから貴様はアホなのだ、念仏…」 「お前にだけは言われたくなかったぞ、魔林」 そんな他愛のないことを話しながら魔林は縛られた谷山少年の前に立つ。 「谷山…なんとかよ。起きろ、この浜津歩羽見と話しあおうではないか……洗脳という形でなあ……フフフ……」 「谷山浩純くんだよ。先生、そろそろ帰っていいかな?なんか疲れちまったよ…」 先生は帰った。 「ウギギギ…ギ………歩羽見………俺は………お前を………」 「フハハ…哀れなサイコパス小僧よ…貴様を少々冷静にする魔術をかけてやろう。いやー…魔術って本当便利だな!!!」 「………」 谷山浩純少年に手を翳し、魔術を行使する魔林。 昔から魔術師狩りを趣味でやってきた念仏は、その様子を興味無さげに見ていた。 ~後日~ あまりの元気ハツラツっぷりに病室は普通の場所に変わった魔林であったが、ついこの間まで脳死していた故に絶対安静命令は当然事か。 そんな彼女の病室から昨日に比べれば大分明るい感じの会話が聞こえてくる。そこに例のクソでか筋肉念仏はいない。 彼女と話していたのは念仏ではなく、谷山浩純少年だったからである。 「歩羽見、いや…お前のことは二人の時限定で魔林と呼ばせてくれないか。お前のことは歩羽見だと思ったら負けな気がする… あと、昨日のことは謝らせてくれ。冷静じゃあなかったよ。なんだか冷静に戻るのは凄い久々な気がするけど」 「あぁ…道理で沢山魔力が消費されたなぁと思ったわ…この圧倒的サイコパス野郎…」 「なんか言ったか?」 「余裕で何も言ってないぜ」 「魔林、お前には色々紹介し直さなきゃ、な。俺の家族とか…」 「あん?そんなの面倒臭ぇしいいよ…それよりお腹空いたからなんか食いたいな。点滴とかいうやつかったるいんだよ…食欲なんてのも久々──」 「いや、紹介し直さきゃ駄目だよ。だって、お前は俺の義妹だし」 「………なん…………だと…………」 ちなみに食欲は失せたという。