約 705,178 件
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/124.html
戸田「ただいまーっ。…あれ、みんなどうしたんだよ、深刻な顔して…」 松岡「実は、今みんなでどうしたら戸田がもっと目立つようになるか、相談してたところなんだよ。」 戸田「ええ!?人の留守中にみんなでそんな事話し合ってたのかー!?や、やめてくれよ…」 野沢「それで、戸田兄にはもっとキャラ付けが必要だって結論になったんだ。」 戸田「キャラ付けってなんだよ。」 野沢「例えばさあ、松兄には地獄流しとか鉄パイプとか、高兄にはごはんですよとか自転車とかあるだろ。 僕は一家のマスコットだしさ。で、戸田兄にも何か戸田兄イコールこれだ!みたいな何かがあると もっと存在が映えると思うんだよ。」 戸田「な、なるほど…」 松岡「それで、今の所出たアイディアが、えーとなんだっけ。」 高山「あれですよ、プレイボーイ路線。」 松岡「ああ、そうだった。歴代唯一ダブルヒロインで両手に花だからね、戸田は。 二人のヒロインからモテまくるプレイボーイってキャラ路線はどうかなって話になったんだけど…」 野沢「でも、改めて眺めるとプレイボーイって顔じゃあないな。」 松岡「そうだねえ。」 戸田「えー!?やめろってば、みんなでジロジロ見るなって…」 松岡「ちょっとキリッとした顔してみてよ。」 戸田「こ、こうか…?」 キリッ 高山「やっぱりこの路線はボツですね。」 戸田「こらーっ、サラッと酷い事言うなよ!僕だって僕なりにハンサムだって!!」 野沢「あ、僕考えついた!前に、戸田兄は歴代一ヒーロー然とした鬼太郎だとか言われてたじゃないか。 もっとヒーロー路線を極めたらいいんじゃないかな。」 戸田「へえ、どうやるんだ。」 松岡「ヒーローといえばまずは…マントかな?」 高山「え、形から入るんですか?じゃあ戸田、この茶色い風呂敷首に巻いてみて。」 松岡「服の色ももっとこう、ヒーローっぽい明るい色にしたほうがいいよね。」 野沢「だったら赤がいいんじゃないかい、ナガサレレッドだけにさあ。」 高山「なら、この赤い全身タイツ着てみて。」 松岡「なんかベルトみたいなものがあったほうが締まるんじゃないかい。」 野沢「胸にロゴっぽいものが付いてたほうがヒーローっぽいよね。」 松岡「デザインはこんなでいいかな。へのへの…も…へ…じ。はい。」 野沢「おーっ、大分それらしくなってきたぞーっ!」 戸田「そ、そうかなーっ?」 松岡「ちょっとポーズとってみてよ。」 戸田「こ、こうかー!?」 高山「あっ…?…待てよ、待て待て…これは良くない気がする…ダメですよこの路線は…」 野沢「えっ、どうして?」 高山「なにか著作権的なものに引っ掛かるような気が…ボツにしましょう。」 野沢「ボツだって、戸田兄。」 松岡「脱いでいいよ。」 戸田「色々着せておいてなんなんだよー!!」 高山「そもそも外見は大して重要じゃないでしょう、文章的に映えればいいんですから。」 松岡「なら、文面で出せる個性を考えようか。」 野沢「あ、僕また考えついた!何か口癖とかあるといいんじゃないかい。」 松岡「口癖か…どんなのがいいかな。あっ、閃いた。『何故にWhy?』とかどうかな?」 戸田「なんだよそれー!?」 野沢「おーっ、なんかカッコいいな。」 高山「じゃあこれから戸田は、疑問を表す時には『何故にWhy?』を使う事。」 戸田「えー!?何故にWhy!?」 松岡「そうそう。」 高山「巧い巧い。」 戸田「えっ、今のは違う、違うぞ!使ったわけじゃなくて!どうして何故にWhy!?」 野沢「あ、口癖が進化した。」 松岡「気に入ってもらえて何よりだよ。」 戸田「いやっ違うよ、違うってばー!使ったわけじゃなくて!!厄介だなーもう!!」 高山「でも、それだけだといまいちまだインパクトが足りないな…もう一つ何かほしいね。」 野沢「あ、だったら語尾に何かつけたらどうかな?」 松岡「語尾にって、『おじゃる』とか『たもれ』とか?」 戸田「えーっ、どうして平安時代!?」 高山「個性が出るように、今までにはなかった語尾がいいんじゃないですか。」 野沢「じゃあ、戸田兄は語尾に『さんき』ってつける事。」 松岡「なるほど、わかりやすくて良さそうだよんき。」 野沢「これだけ個性的な語尾はちょっと無いんじゃないかいっきにき。」 高山「えー、それだと僕だけ台所に出る黒い悪魔みたいでなんかイヤだなーごき。」 戸田「全員でやるのかよ!!」 松岡「折角だから、ほしのには『まんが』、松本には『げーむ』って語尾につけてもらおうよんき。」 野沢「なら、ウエンツは『じっしゃ』にするのかいっきにき。」 高山「ウエンツさんは『モサ』の方がいいんじゃないですかごき。」 戸田「いいから、語尾はいいから!!読みにくいし!!」 高山「やっぱり結局は、もっと内面的なことで個性があった方が良いんじゃないかな。」 野沢「そういえば前に、戸田兄の有難味はツッコミ要員としての有難味だって言ってたよね。」 松岡「ダイナミックにツッコめる用に、ハリセンでも携帯してみたらどうだい。」 野沢「でも僕思うんだけどさあ…ツッコミ回数って全体的に見たら絶対高兄の方が多いよね。」 高山「えー、そうかな?」 野沢「うん。そうだ、まとめうぃきの中の人にツッコミ回数カウンター作ってもらおうよ。」 高山「わっ、そんな事言ったら本当に作っちゃうかも知れないだろ、ここのまとめの人献身的だから… 作らなくていいですよ、そんな不毛な物!」 松岡「ハリセン作ったよ。」 高山「あああ!何時の間にか作ってる!」 松岡「はい、これでちょっとツッコんでみて。」 戸田「よしっ、じゃあ…えーい、僕の役目を取るなこの桃山桃太郎!」 バシ 高山「いたあ!!ていうかそれツッコミじゃなくてただの八つ当たりだろ!!」 戸田「まだ言うか!!」 バシ 高山「いっ、痛い痛い!ええ、なにこのハリセン!?何か鉄骨っぽいもの入ってる固さ…鉄扇!?」 戸田「月の無い夜は背後に気をつけろ!!」 バシ 高山「痛いってばーー!!」 後日 ほしの「あ、トミーこんにちは!僕これから人間の町まで買い物に行くんですけど一緒にってええ!? なんですかその全身タイツ…」 戸田「赤は良くないから代わりに市松模様にしろって松岡兄が…さんき」 ほしの「え、なんの事ですか…?模様以前に、どうして全身タイツなんですか。」 戸田「ヒーローっぽいカッコしろってみんなに言われてさんき。」 ほしの「あ、そうなんですか、へー…なんか良くわからないけど、いいんじゃないですか…?」 戸田「…ホントにそう思うのかさんき。」 ほしの「えっ…ええ…ははは…」 戸田「えーい、早く語尾にツッコまんかいさんき!」 バシ ほしの「いっ、痛!今時ハリセン!?あいたた…もう、今日のトミーは変ですよ。カッコからして変ですよ。 僕一人で行きますからいいです、さよなら。」 戸田「何故にWhy!?待ってくれほしのー!さんき」 ほしの「わっ、ついてこないで下さいよーっ!」 戸田「…ほしのにダッシュで逃げられた…友達なくしたかもしれない…」 野沢「まあ元気出せよ。」 松岡「やっぱり、自然体が一番ってことだね。」 高山「下手なキャラ付けは不幸しか生まないって教訓ですね。」 野沢「うん、今のままの戸田兄が一番だよ。これからも、ありのままの戸田兄でいてくれよ。」 松岡「良い事言うね。」 高山「あはは…」 戸田「おおおい!!何いい話っぽくまとめようとしてるんだー!!くそーっ、もうやってられないよー!!」 結論 ポジション的には、多分一番常識人… 短編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/shuinn/pages/663.html
鶴羽根神社 広島県広島市に鎮座する鶴羽根神社の御朱印です。 金紙・銀紙の御朱印です。 広島二葉山山麓七福神の「弁財天」です。 ★住所 広島県広島市東区二葉の里2-5-11 -
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/32.html
ミニカー 戦いの時にランダムに投げられる。一応リトルバスターズ!本編中では武器扱い。ランサーに支給。 マフィン 三枝葉留佳の手作りマフィン。キョンに支給。 甲子園の土 ゲーム本編では武器扱いされている。御剣総一に支給。 三節棍 ゲームが始まってすぐの鈴と真人のケンカの時に鈴が絶対に掴み取る武器。うなぎパイを持った真人と三節棍を持った鈴。勝敗は……察してください。国崎往人に支給。 新聞紙ブレード ただ丸めた新聞紙。名前負けしてるぜ。日向秀樹に支給。 おもちゃのナイフ 本編では武器扱い。名の通りただのおもちゃの為、殺傷能力は0。相沢祐一に支給。 棺 地下迷宮に眠るミイラが入った棺。何故か中のミイラはハリセンを持って直枝理樹を叩いたりする。ミイラの正体は不明。 遠野美凪に支給。 マスク・ザ・斉藤のマスク 学園の中でも最強に渡される証。ステータスを底上げさせる。語尾には「うまうー」を付けなくてはならない。伊吹風子に支給。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12665.html
登録日:2010/03/04 Thu 21 23 30 更新日:2021/11/09 Tue 23 08 17 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SFC かつての邪な女神達 ちびうさ アークシステムワークス キャラゲー ゲーム スーパーファミコン ダブルドラゴン ハリセン バンダイ ファイナルファイト ベルトスクロールアクション 不都合な名作 神ゲー 美少女戦士セーラームーン 美少女戦士セーラームーンR アークシステムワークス開発、バンダイ発売の、アニメ『美少女戦士セーラームーン』を題材にしたゲーム。機種はスーパーファミコン(以降SFC)。 SFCではセーラームーンを題材にしたゲームがいくつか存在するが、今作が初作品。 ジャンルは『ファイナルファイト』や『ダブルドラゴン』のようなベルトスクロールアクション。 セーラームーンのゲームが発売される時、まさかセーラー戦士達が雑魚敵を倒しまくる爽快感溢れるゲームになるとは誰が想像しただろうか。 演出も凝っておりキャラを選択すると変身アニメーション・新しいステージの度に選択したキャラのアイキャッチがある。 二人同時プレイも可能で友達と一緒にプレイ可能。 コンテニューが制限(オプション調整で最大5回)されており、さらに難易度が高い・パスワード無しなので、一人プレイだとかなり難しい。 キャラゲーなのに幼女向けの難易度に作られていないので遊ぶ時は、二人同時プレイで遊ぶ事を強くオススメする。 (遊ぶ時は恥ずかしいかもしれないが、恥を承知で友達を誘おう) 「かんたん」というイージーモードがあるのだが、この状態で遊ぶと二面クリアしたらエンディングになる。 裏技で「なかよし」という難易度もあり、こちらはHP消費の必殺技をいくら使っても減らないモード。 敵の強さも「かんたん」ぐらいの強さなので、コンテニュー回数を5にすれば、一人でもクリア出来る難易度になる。 コマンドはパンチとキックはYでジャンプはB。 『ファイナルファイト』のように投げ技やジャンプ攻撃も可能。 必殺技(Y+B)はHPを削って発動する。 Yボタンを押しっぱなしにするとタメ技もだせる事が出来、こちらはゲージが貯まれば無限に発動可能。 隠し武器でハリセンもあり、二人プレイだとこの武器を巡って友達とケンカする。 使用キャラクター セーラームーン パンチ攻撃はリーチが短いのだが隙が少なくて扱いやすい。タメ技や必殺技は発動が遅いので、隙を作りやすい。 投げ技とパンチのコンボのプレイがオススメ。 セーラーマーキュリー 攻撃は低いのだが、セーラームーンと同じく、連続攻撃がだしやすい。タメ技も必殺技も速度が高く扱いやすいのだが、後半は敵が堅いため少しキツくなる。 亜美ちゃんファンが多いからなのか選ぶプレイヤーが多い。 セーラーマーズ 通常攻撃が蹴りであり、ヴィーナスの次にリーチが長く、方向転換がしやすい。 必殺技も範囲が広く、タメ技も悪くはなくどれに置いても平均的に使えるので初心者にオススメ。 リーチが長いのが特徴なのだがそれが欠点で、敵に割りこまれて攻撃を受けることがある。 助けをくれる仲間がいなかったら、雑魚敵にフルボッコにされることも。 ジャンプ中に方向キー→or←+Yで竜巻旋風脚がだせる。 セーラージュピター 攻撃力が高く、『ファイナルファイト』のハガー市長のようにバッタバッタ敵を倒していける。 タメ技の速度や必殺技は五人の中では平均的な方。 弱点は移動と通常攻撃の振りの速度が遅く、敵の攻撃に割り込まれることが多く、余計なダメージを受けやすい。 セーラーヴィーナス 五人の中で唯一通常攻撃が武器。 悪魔城ドラキュラよろしく敵を「ヴィーナスラブミーチェーン」という鞭のような武器で敵を倒す。 リーチが反則的に長いが、通常攻撃が低い・コンボが出しにくい・方向転換が遅いので後ろ側に近づいて来た敵に対応しづらい・ 攻撃の振りがジュピターよりも遅く一方的に攻撃を受けやすい等弱点もが多いので、上級者向けで使いこなすのが難しい。 ジャンプ中に方向キー下+Yで近くの敵も攻撃出来て、その隙に投げ技や攻撃に繋げる事も出来る。 必殺技は範囲が広く五人中一番強いので、上記にある後ろ側の敵の問題にも対応可能。 ちなみに続編で『セーラームーンR』があり、基本的なシステムは前作と同じだが以下の変更点があった。 ハリセンの廃止 各キャラのバランス調整(ヴィーナスの通常攻撃が素手になった等) ちびうさモード・対戦の追加 HP消費の必殺技が従来のコマンドとAボタンだけになり即時に発動出来る Xボタンで回数制限の攻撃範囲がとても広い超必殺技の追加 クリアする度にタキシード仮面の笑顔と励まし(※効果には個人差があります)の言葉 必殺技のモーションは当時が格ゲーブームだったからなのか『ストリートファイターⅡ』をオマージュした動きをしている。 ちびうさモードを選ぶと「俺TUEeeeee!」なチート性能を持つちびうさを操作出来る(1人プレイ専用。裏技で2Pも可)のだが、 このモードに慣れた状態で他のキャラクターで遊ぶとかなり難しく感じる。 ファイナルファイトのパチモンと言われる事があるがタメ技、各キャラの性能の違い等、このゲーム独特のシステムが結構備えているので、 原作を知らなくてもゲーマーなら一度プレイしてほしい。 「追記・修正しないと、おしおきよっ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初めて見たときは度肝を抜かれた。こんなバイオレンスだったか?と。今のプリキュアだったら納得いくが -- 名無しさん (2014-06-26 19 00 55) マーキュリーは7連撃だったんだよな…すげえ殴ってた -- 名無しさん (2014-06-26 20 12 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1750.html
Aパートへ ― ● ― 小さな古びた劇場― 観客はただ一人、隣の席にバウムクーヘンを山と積みスクリーンを眺めていた。 薄暗い中、カタカタと映写機が音をたて、一筋の光が埃とスクリーンを照らす。 時にそれは過去、時にそれは未来、時にそれは現在。 かけ離れていてもどこか似通っている異なる世界の出来事。 やがて物語は終盤へと差し掛かかっていく、 しかし途中で映写機の光は途切れはじめ、程無くただ白いスクリーンが映された。 ここではこれが物語に与えられる結末。全て結末の無いままに閉ざされる、欠けた終わり。 その中では今回はなかなか頑張ったほうだった。 しかし、一度フィルムの途切れたはずの光が再びスクリーンに一人の少女の姿を映し出した。 もういくほどかわからぬバウムクーヘンを頬張りほくそえむと、 「彼女」は足早に席を立った。 ― ● ― 「はあ…はぁ…な、なんとかなった・・・」 ―ゆゆこが剣を振り上げた刹那、反射的に放ったハリセン。 苦し紛れかと思ったその一撃は見事に後頭部へダイレクトヒット、 信じられないけどそれでゆゆこの変身が解け、生えた体も元通りに無くなり気絶までしてくれた。 「コレも立派に私の能力ね」 かと言って、私のハリセンが伝説の聖なるハリセンってわけでは無い。なのに弾幕の効かなかったゆゆこを元に戻せた… 「やっぱり…『アレ』?」 ハリセンの衝撃でゆゆこが吐き出した一枚のカード。 そういえば「食事」が止まった時、一瞬ゆゆこが妙な声を上げた気がする。 「ホントに変なモン喰ってたわけね…」 まぁ、いまよだれ垂らしてるのがさっきまで自分を追い詰めてた強敵とはさすがに信じらない。 とすると、このカードが異変… ≪ガサガサ…≫ ぴょん「ゆゆこ様ー!どちらにおいでですかー!」ぱくっ 「あ」 「みょ…みょ、みょおおおおおおおおおん!」『はいじゃっく・フォーム!』 突然うなりを上げ(以下略) 形はさっきのゆゆこと少し似てるが、ボロボロ具合とくっついてる半霊のせいか黒い亡霊のような出で立ち。 「ゆゆこ様(のお腹の虫)を泣かせるなぁっ!」 「知るかそんなモン!」 「けふぅ(ぐ~きゅる~…)」 「あなたもあんだけ喰ったらもうちょいがんばろうよ!てか今ゲップしたでしょ!」 くそ、さっきから駄目元とはいえ何度やってもネックレスがピクリとも反応しない。もう踏んだり蹴ったりだ… でも、やっぱりあのカードがゆっくりを変異させるってわけね… 「なら…もういっちょこれで!」再びハリセンを取り出す、 「させるかみょん!」 シュバッ…! ビシィ! 「っ、しまっ…!」しかし みょん・ゆうきの手にした鞭がすぐさまそれを弾いた。 一難去ってまた一難。さすがにベースがみょんなせいか今度は隙が無い。 せめてさっきみたく後ろさえ取れれば素手でも勝ち目はあるはずなんだけど… 近づこうにも鞭が飛び、 離れようにも鞭が飛ぶ。 そうこうするうちすっかり追い込まれ、袋の鼠にされてしまった。 「さあ、ゆゆこ様のために料理してやるみょん!」 うわーコテコテの定番台詞なのに全然笑えないや。 さて どうしよう…さっきの剣に比べて威力はそれほどじゃないはずだし、 イチバチで突っ込むか、それとも回れ右して逃げるか…どっちにしても足はこっちのが上 じゃあその二択なら・・・ 「まわれ~、右!」 「みょん?」 「言われなくてもスタコラサッサだ!」いっきに逃走を図る。 「な!往生際がわるい!」 シュバァッ! 逃げる紅里の背に鞭が伸びる、 「と、見せかけて…ッ」 それを寸前ギリギリで横へ跳びかわし、着地と同時に反転、 「ストレート、ど真ん中!」 そのまま一気にみょんへと距離を詰める。 『逃げて鞭を引き付け、避けて一気に突っ込む』 単純だけど、それで十分!やっぱ異変をほったらかしにできないっしょ! 「そんなのあまいみょん!」クンッ! みょんが手首をひねり鞭の軌道が再び紅里を捉える。 だが紅里もすでにみょんの目前まで迫っていた。―互いのチャンスが交わるその瞬間、 「上からくるぞ!気をつけろ!」 突然降ってきた、れいむ。 ドむにぃ!「みょん゛…ッ!」 それをモロに喰らった、みょん。 ≪ズザーッッ!!≫ 勢いのまま顔面スライディングの、私。 地面に転がった私達(一名除く)、SISIRUIRUI。 「・・・・・」 「取り出し口からカードがでるぞ!」 「…けふぅ」ぽ ひゅん うん、なんかさ、なんとなくさ…いや助かったけどさ、そのー…なにこのなんか。 「しーゆーあげん」しゅわんしゅわん 非常にやりきった顔で消えていくれいむ、どうやらディエイキの召喚ゆっくりだったようだ。 「・・・助かったよ伝子」でもこのやるせなさと敗北感は必ず返してやる、そう心に誓う紅里だった。 「あ、そうだカード…」 いまあんまり立ちたい気分じゃないけど…三度はしんどいからちゃんと回収しないとねっ、と。 ダルそうにフラフラとした足取りでカードを回収する紅里。 「これがこの世界の異へ・・・ん?」 この時 紅里はそれを漠然と何かスペルカードのような物とイメージしていた が、その予想は大きく外れた。 手にしたカードにはデカデカとこう書かれていた、 『映画館でまってるぜ!』 メンコのごとくカードを叩きつける。 「なんの宣伝だよ!」 信じられないけど、さっきの間にすりかえられたらしい。 「もういや…力いれたくない・・・ん?」 と、うな垂れた目の先に映ったのはカードの裏側 そこには手描きで地図が描かれていた。 「・・・ここへ来い、ってこと?」 ―■― 「何なのよこの『とりあえず右』とか「つぎ左」とか…そもそもこの辺よね?」 地図に書かれていたのは街の外れ。 そこは更地じゃないかわりにセットのような小さな町になっていて、見た目自体はあの街の一部のように見える。 けど、誰もいない上 何もかも灰色で出来ているから粘土細工みたいで薄気味悪い事この上ない。 そして肝心な目的地 「・・・ほんとに映画館だ」 かなりボロボロで古そうなのだが、粘土細工の町では妙に落ち着いた風に見えた。 それと何だろう…そうだ、多分あの街でも一度も感じられなかった時間の流れがある。 変な話、ここはこの世界で初めて「自然」だった。 さすがにチケット売り場にも 中のロビーにも従業員の姿は見当たらない。 出迎えてくれたのは、入り口で≪ゆっくりしていってね!!≫と喋るれいむ看板。 その年季の入った掠れ声で非常にビビらせてくれた。 ≪ゆ…KILL…死てザザ…ぇね!!≫ ていうかこれ、壊れてるんじゃなくて元から違うこと言ってるんじゃないの? ―●― 客席へ続くドアを開けると、煤けた空気と…何故かやたら甘ったるい匂いがした。 「おぉ、よこそ よこそ。おまちしてました」 そして薄暗い中でもわかる空席の中、その最前列に『それ』はいた。 席の両隣にバウムクーヘンを山と積み、堂々と脚を組んだ清々しいまでに偉そうなその相手は… やはり体のあるゆっくり・・・きめぇ丸だった。 ということは、ここは文花帖か風神録の世界? 「招待状ありがとう。…おかげでだいぶ台無しだったよ」 「それはこちらも同じ…ほんらいあそこでお目にかかるつもりでした。・・・やはり まりさは邪魔者ばかり」 「あー、ごめん多分あれ知ってる奴の犯行。…だけど別に普通に出ればよかったんじゃない?」 「おぉ、美学美学。ヒーローはタイミングがだいじですから」 まぁ、そりゃ あの場で出てきてもまともに取り合う自信は私にもない。 だがスカを掴ませる必要はなかろう・・・ 「ヒーロー?・・・あんた異変の主じゃないの?」 「いいえ、清く正しいきめぇ丸です。」 「答えになってない」 「・・・では外で説明しましょう。そろそろ時間ですので」 「時間?」 「見てのおたのしみ」 ポケットから取り出した懐中時計を振り子にしながらきめぇ丸は腰を上げた。 余談だが、この時 紅里はきめぇ丸の立った姿に不覚にも敗北感を感じてしまっていた。 「おぉ…さわってもいいのよ?」 「ば、馬鹿にスンナ!」 ―■― パシャ… パシャ… 「外に出たのは写真撮るため?一回300円よ」 「これはしたり。…上をごらんください」 「…あいにくと曇ってるわね。さっきのもあんまりキレイに写らなそう。でも300円よ」 ふっ「ご心配なく…ご心配なく…」 「どういう意味だコラ。」 まったく、ムカつくのにやたら落ち着く…なんか最近ツッコミが楽しくなってきてない? そんな事を考えると視線が遠くなる・・・ 「?」 「そういえば街の方はあんなクッキリ晴れてるのね…」 「時間です。」 きめぇ丸が告げた瞬間、 そのクッキリ晴れた空が突然、まるで巨大な扉のように「開いた」 「なんなの・・・?あれがこの世界の…超獣でも出るの?」 「ここは世界と世界の間にある『世界のすきま』。あれはその自然なすがたです」 「世界のすきま?…すきまの世界じゃなく?」 「ここは 希望も絶望も止まった物語がながれつく。そういう「空間」です」 「でもそれ、私達来れないんじゃない?」 「つぎの世界へいくとき、わたしたちの物語は一度止まる。ですから少しふみ外すだけでオーケー」 「なんか電車とホームの間みたいな空間なのね・・・」 でもそんな綱渡り状態とは思わなかった。 しかし、自分が「作品」として扱われてた世界はあったけど、とうとう世界じゃないとか、また随分乱暴ね・・・ それより「わたしたち」?このきめぇ丸も別の世界からの旅人なの?だったら異変の主は… 呆然と眺めていると確かに何かがボトボト落ちてきた。 この町と同じような灰色のモノが降る。それは、まるでゴミ処理場の光景を見てる気分だ。 「・・・シュレッダーにも見える」 「どちらかといえば「お蔵入り」ですが」 「アレ…どうなるの?」 「どうも。今はただああしてたまっていくだけです」 「じゃあ あの街は?どう見ても普通…じゃないけど人もゆっくりも普通に暮らしてたわよ?」 「あれが異変…ここはいま、世界になろうとしています」 世界じゃない場所が世界になろうとしてるのが、異変? 「それって新しい世界ができるってだけなんじゃ…」 「それは…こういうことです」 きめぇ丸がスッと一枚のカードとベルトを取り出した。 そのカードはまるでトレーディングカードのようだった。 絵柄は…「ディケイネのパチモン?」 一部見覚えはあるのに、所々違う。しかしなんだか顔の線とか目のあたりとか、ようは顔に親近感を覚える。 ベルトを装着し、カメラのようなバックルを可動させ、現れた窪みにカードをセットした。 「へんしん!」『かめんらいど!』カシャ『でぃけいど!』 9つの影がきめぇ丸に並び一つになり、9枚の光のカードが顔面に突き刺さる。 サクサクサクサクサクサクサクサクサク「おぉ、いたいいたい」 体は左右非対称、 色はピンクと黒、 なんとなく西瓜を思い出す・・・じゃなくて! 「アンタ、やっぱり!」 攻撃を予感し身構える紅里にきめぇ丸は淡々と続ける… 「ディケイネ、わたしとあなたは似たようなもの」 「うん、そのカッコ悪さはなかなかないと思う」 「仮面ゆっくりでぃけいど…『外の旅人』とおなじ力だそうです。ちなみに ひらがな なのでそこんとこよろしく」 きめぇ丸…でぃけいどは腰に下げたファイルから再びカードを一枚取り出し、バックルにセットした。 『あたっくらいど!』カシャ『ぶらすと!』 するとファイルが変形し銃になり、その銃口が紅里へと向けられる。 そしてそのトリガーが引かれる寸前、 「・・・・ふせなさい!」 「!!」 ダダダダダダダダダ!! 「おー・・・めいが~…」がしゃん! 銃弾を浴びたのは私の後ろにいた白いファイクもどきだった。 背中に大きな武器パックを背負っていて…さすがにこれにはハリセンが叩き込めなかった。 『ぽん!ぽんっ!』と、ファイクもどきの姿が消え、 そこにはカードと…メダル?! 「…しかも、にとりの?!」 「とうとうソチラにもはじまりましたか」 急いでポシェットの中を確認すると、数枚のメダルがなくなっていた。 全然気がつかなかった、いつの間に・・・ 「盗まれたわけではありませんよ」 変身を解除したきめぇ丸が拾ったカードを目の前にかざす。 絵柄を見るとやっぱりそれはファイクそっくりだった。 「ここが世界になるのにはつながった記憶がたりない。 だからこの、カードやメダルの記憶と力をとりこむためにかいほうしたんです」 「ここが世界になれば終わるんでしょ?」 「世界のすきまは無数にあります、その間世界はくだかれつづけます」 そう甘くない、か。 それに、あのカードの力の変化の仕方…どう考えても悪い方よね。 「やっぱりその異変を進めるのって・・・・」 「ほかでもない わたしたち、ということになります」 自嘲気味に笑いきめぇ丸は答えた。 元々ここはこの粘土細工みたいなのしかなかった。つまり『この世界』が異変そのもの。 「なら私がここでするべき事は…」 「世界を破壊すること」 Cパートへ
https://w.atwiki.jp/aoari/pages/10951.html
立物 灰羽根立物 (ハイハネタテモノ) 【立物】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (灰羽根.jpg) ステータス 価値 重量 特殊効果 1 0.8 立物 入手場所 追儺式・ひな祭にて、一時間以内にクエスト達成でもらえた 備考 解説 オリジナルは追儺式・ひな祭の報酬。現在は色が若干違うもののみ入手できる。 文字通り羽の形をした立物であり、小ぶりであるため意外とどんな装備にもなじむ。 AA ? (゚∀゚)<隊長機! 情報募集中 修理屋で外してもらったら灰羽根じゃなく羽根立物になりました -- 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/iruna_ss/pages/531.html
トップ→アイテム→収集品→収集品/な行→収集品/に→虹色の羽根 虹色の羽根 ☆ミクトル Lv211・212(バリキの森) ネットマイルでお得なマイル生活!
https://w.atwiki.jp/abnormald/pages/74.html
ツッコミが得意なアイツ ■キャラクター名 ツッコミが得意なアイツ ■性別 男 ■持ち物 右手にピコピコハンマー&左手にハリセンの三刀流 ■ステータス[各5まで、合計12まで] 攻撃力:3 防御力:3 反応:4 精神:2 特殊能力 『神速のツッコミ』 発動率85% 毎ターン強制発動。変態が最も多い場所に移動し、その場にいる変態全員(のアナル)にツッコミを入れる。 【GK補足】 タイミングはターン開始時。 「変態が最も多い場所」が複数ある場合、移動先はランダム。 能力休みなし。 キャラクター設定 希望崎学園に通う地味な男子高校生。目立った特徴がなく、人に名前を覚えてもらえないのを気にしている。しかしツッコミのキレだけは学園内でもトップクラスで、みんなからは「ツッコミの得意なアイツ」「事件が起こった時は大抵ツッコんでるアイツ」として認識されている。 そんな彼だが、実は変態に対する理解と愛は人一倍深く、「自分のツッコミが彼らのボケ=変態性を引き立てる」と考えており、より多くの変態が輝けるように日々ツッコミに励んでいるのだ。 *
https://w.atwiki.jp/briah_2/pages/20.html
276 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日:2011/04/27(水) 19 50 18.92 ID U91weSQgO 赤い羽根とnemuiは俺様の中では2.0ちっぺに限りなく近い 性格はうんこだけどな
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/2543.html
Fast Card 阿羅耶識 3F/0C 目標/持続 メインフェイズ終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫にシールド・インターセプトを与える。 メインフェイズ終了時まで、目標の耐久力に+2する。 メインフェイズ終了時まで、目標は精神ダメージを受けない。 No.2089 Rarity UC Illustrator 桜沢いづみ Expansion 教皇の祭壇 カード考察 『赤い羽根』ではなかったのは"そういう"理由だろう。 他の羽根シリーズにもれず目標にシールドを与え、 更にはインターセプトを与える。 ステータス補正効果で耐久力を+2し、 三つ目の効果で精神ダメージを受けなくする。 精神ダメージを受けなくなる効果は他の勢力で使用したい所であるが 悲しいかな、羽根シリーズは3F必要な為に他色のデッキには入れにくい。 相手のターンの勢力フェイズにレスポンスして 中型サイズ(耐久力が4)以上、出来ればエースキャラを目標に撃てば 大半のキャラクターの攻撃を捌き切る事が出来る為、 相手はアタック宣言をする意味が殆どなくなる。 ○類似カード 純白の羽根 青い鳥 爽緑の羽ばたき 黄金の羽根飾り 漆黒の翼