約 2,953,982 件
https://w.atwiki.jp/mosianatagasourinara/pages/136.html
●週休0日制にする。(学校や仕事の土日の休暇を廃止する。) 生まれた時から週休2制になれてしまっているから、休日が欲しくなるだけで、生まれた時から週休0日制ならそれが当たり前になる。 そもそも休日は必要ない。人間は休み過ぎである。 真面目な人間なら毎日働かなければならない。休日は怠けである。休日は怠惰である。 週に2日も休みがあるのは贅沢である。 一日の労働時間を2時間減らしてでも毎日働くべきである。 ●音楽・芸術・スポーツ・ゲーム・ギャンブル等の娯楽の全てを禁じる。 筋肉トレーニング以外の運動は全て禁じる。アニメや漫画や音楽などの芸術も全て禁止にする。 娯楽は生きていく上で必要のない無駄な物である。 娯楽に使う時間があったら文明・学問・科学の発達に努めた方が生産性がある。 人間が賢く生きるためには娯楽は必要ない。 漫画や絵画は写真が有れば十分であり必要が無い。彫刻も3Dプリンターがあり必要ない。芸術は無駄な物である。 お笑い番組・バラエティ番組・音楽番組・アニメ・ドラマ等の茶番は全て禁止とする。 ドキュメンタリー番組や報道番組・実験番組等以外は必要が無い。 人間は文明の発展にこそ生きがい・喜びを見出すべきである。 ●贅沢を禁止する。贅沢は死神である。タバコ・酒も宗教的な物以外は全て禁止とする。 癌は遺伝が原因なものは1割にも満たず、事故などを除くと殆どの原因は自業自得の贅沢病である。 自業自得な癌患者を生み出さないためには贅沢を禁止する事である。 癌は飲酒・喫煙・暴飲暴食・生活習慣病・メタボなどの贅沢が原因のものが殆どである。 贅沢は死神である。一切の贅沢を禁止する。 ●機械のような無駄のない生活を規律化する。 文明の発展速度を上げるためには機械のような社会が必要不可欠。 文明を発展させるためには機械にでもなって見せるという社会が必要なのである。
https://w.atwiki.jp/english_anime/pages/29.html
スクリプトは新サイトに置いてあります
https://w.atwiki.jp/mosianatagasourinara/pages/131.html
●国民主権から僕主権に変える。
https://w.atwiki.jp/nobitakunnsyakaijinn/pages/18.html
103 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 11 18 気がつくと僕は、病院のベッドの上にいた。 僕が目を開けると同時に、パパとママが歓喜の声をあげる。 よかった、僕は生きている。 まだ脇腹に痛みは残るし体に力も入らないが、間違いなく生きている。 思えば社会人になってから、両親と会ったのは初めてかもしれない。 年末年始も盆休みも、接待やら学会やらで帰る事が出来なかったから。 半日両親とのんびりした時間を過ごした後、僕はナースコールを押し、やってきたナースに告げた。 「出来杉先生を呼んできてくれ。」 106 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 17 11 出来「野比君、調子はどうだい」 のび「まだ痛むけどこの通り、生きているよ。」 出来「本当に君を死なせなくてよかった。ほんというとかなり難しい手術だったんだ。」 のび「出来杉くん・・・・・・本当にありがとう。」 出来「僕は自分の使命を全うしたまでさ。しかし、本当に医者になってよかった。 大切な友人の命を救う事が出来たんだから、こんなに嬉しい事はないよ。」 のび「出来杉くん・・・」 出来「野比くん、また完治したら一緒に飲みにいこう。楽しみにしているよ。」 のび「ああ!!」 出来「そして2次会はもちろん・・・・・・ぐへへへへへへたまりまへんなぁ!! むひょひょひょひょひょひょひょ!!!!!!」 のび「・・・・・・」 出来「風俗!!セックス!!風俗!!セックス!!」 だめだこいつ、早くなんとかしないと。 108 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 21 07 出来「なぁ野比君・・・・おちついて聞いてくれるか?」 のび「なんだい?」 出来「君の病室にはテレビがないからきっとまだ知らないと思うんだが…落ち着いて聞いてほしい。」 のび「どうしたっていうんだよ?」 出来「しずかちゃんが・・・・・・・・死んだんだ。」 116 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 30 30 「20XX年6月11日深夜、都内の歓楽街で女性と男性を指したとして、源○○容疑者(61)が逮捕された。 被害者は容疑者の娘である風俗店勤務、源静香(25)と製薬会社勤務、野比のび太(25)。 源容疑者は静香さんの勤務する風俗店の前で待ち伏せし、持っていた刺身包丁で腹部を刺した後、 近くのタクシー乗り場でタクシー待ちをする野比さんを刺した模様。 源容疑者は「汚れた娘と、口の軽い不届き者を始末してやった。後悔はしていない。」と供述している。 被害者の二人は共に都内の病院に搬送され、野比さんは命に別状はないが、しずかさんは今朝未明亡くなった。」 はっきり覚えてはいないが、出来杉に連れられて行った医局のテレビで、 だいたいこんな内容のニュースを聞いた。 意識が遠のいていく感覚がした。 119 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 35 09 その後の僕は色んな取材を受けた。 しずかちゃんとの関係や過去の事など。マスコミ共は面白がって根掘り葉掘り聞いては脚色して報道する。 ただ、そんな事はどうでもいい。マスゴミ共が何を騒ぎ立てようが、僕は何も感じなかった。 最愛の人を失ったショックが、僕の感覚を麻痺させていった。 126 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 44 11 ~30年後~ ジャイ「いいこと思いついた。今日の特売品はジャンボフランクにしよう。」 のび「えええ~またかい兄貴!週に三回はソーセージセールをやっているじゃないか!」 ジャイ「今日のソーセージは一味違うんだ!見てくれ、こいつをどうおもう?」 のび「すごく・・・おおきいです。」 ジャイ「そうだろう!これは完売間違いなしだ!!」 55歳になった僕は、大型スーパーマーケットに成長した剛田商店の専務として働いている。 30歳でジャイ子と結婚した僕は、40歳で会社を退職し、家業を手伝う事にした。 今ではたくさんの子供に恵まれ、毎日を幸せに過ごしている。 20代の時は毎日が悲しくて地獄のようだったが、悲しみは時と共に薄れていくという事を身をもって実感した。 128 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 47 56 しかし、時折こんな事が頭をよぎる。 「ドラえもんが僕に見せた未来は一体何だったのだろう。」 しずかちゃんのいる未来。環境保護庁で働く未来。そしてドラえもんのいる未来。 ドラえもんとはそもそも、幼い事に見た幻だったのかもしれない。 そんな事すら考えた。 133 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 54 47 タイムマシンや不思議な道具なんて開発される気配すらない。 やはりドラえもんとの日々は僕の妄想だった。僕の考えはそう固まっていた。 そんな中、ある日の新聞でこんな見出しが目に入った。 「SONYが人口知能の開発に成功。ロボット工学に革命」 138 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 02 34 5年後、僕は60歳になった。もう立派なじいさんだ。 SONYの快挙によって、各メーカーはこぞって知能を持ったロボットの開発に着手。 完成させては発売を開始した。 僕も事あるごとに新作ロボットをチェックする中で、東芝のカタログに「猫型ロボット、近日発売予定!」という文字をみつけた。 僕は即座に予約をした。価格は僕がMR時代から貯めた全財産を持ってして買えるギリギリの価格。 それでも僕は迷わず購入を決意した。 ジャイ子は泣きながら僕にデンプシーロールをくらわせたし、子供は呆れて口もきいてくれなくなった。 しかし僕は後悔していない。 143 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 09 48 猫型ロボットの発売直前。 長女に子供が生まれた。小さい頃の僕にそっくりな男の子だ。 何の打ち合わせもしていないが、長女は孫に「セワシ」と名前をつけた。 セワシよ、ロボットの購入に全財産を使ってしまった僕は、君にお年玉をあげられないかもしれない。 あげれるとしたら多分50円くらいだ。ただ、そのロボットはきっと君にとって欠かせない存在になるだろう。 君が大きくなったら、きっと色んな不思議な道具やタイムマシンが発明されていると思う。 どうかその猫型のロボットを、過去へと送ってやってくれないか。 きっとそこには、馬鹿で怠け者でどうしうようもない少年がいる。 そいつはそのロボットによってまともな人間へと成長する。 そして、ひょっとするとそのロボットが過去を変える事によって、一人の女性が死ななくてすむかもしれない。 158 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 18 06 過去をかえたところで、きっと僕のいるこの世界は変わらない。 ただもう一つの未来ができるというだけ。それはなんとなくわかる。 だって、今僕がいるこの時代はドラえもんに見せてもらったものとは大きく変わっているのだから。 でも、もうひとつ別の未来ができるとしたら、しずかちゃんが幸せで過ごしている未来がいい。 別に僕と結婚しなくてもいい。 ただお父さんを凶行に駆り立てるような事もなく、彼女が笑って過ごせるような未来がいいなぁ。 そんな事を考えていると、東芝から電話がかかってきた。 東「お客様、まことに申し訳ないのですが、注文されていたネコ型ロボットの納期が遅れてしまいます。」 のび「何故ですか?」 東「倉庫に置いているとネズミが耳をかじってしまったらしくて・・・耳が欠品してしまったんですよ。色も黄色から青に変色してしまって。」 のび「ふふふ・・・」 東「どうされましたか?」 のび「僕は耳のないデザインの方が好きだし、色も青が好みです。そうかそのまま売っていただけませんか。」 ~のび太君が社会人になったようです~ 完
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/48354.html
【検索用 はなになった 登録タグ VOCALOID v flower えいぐふと は 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:えいぐふと 作曲:えいぐふと 編曲:えいぐふと 絵:orchid 唄:v flower 曲紹介 曲名:『花になった』(はなになった) ボカコレ2022春参加作品。 歌詞 (piaproより転載) 立ち止まってる貴方に変わった 真空管 透けた街 シルエット 電波患って今朦朧と嵌る 感性 僕の解像度 惑い待っていた 今疑った 気が済むまで抗いを重ね 最後絡まっていたコードを 横切った空気の色に写し合っていて 花になったBLACKんなって同じ顔で 夢の中もうちょっともうちょっと笑えたのに 混ざり合った振りして鏡の端 愛し合っていたいのさ 喰らってバグって痛がった 互い間違った事今だけ なんか危ないもんは隠れんぼ 熱が覚めたら全部忘れんぞ 笑うサーキット 歌うたたった 忘れないような音の中で 最後は黙っていた行動を 荒んだ空気の色に さあ 大体BLANKんなって同じ顔で 腕の中もうちょっともうちょっとって惰性のまま 混ざり合った振りして鏡の端 愛し合っていたいから 花になったBLACKんなって同じ顔で 混ざり合った振りして鏡の端 愛し合っていたいの 大体BLANKんなって同じ顔で 腕の中もうちょっともうちょっとって惰性のまま 混ざり合った振りして鏡の端 愛し合って僕たちは 愛し合っていたいのさ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mosianatagasourinara/pages/128.html
●アニメ大使に「ヨーコ・リットナー」と「リアス・グレモリー」を就任させる。 ●国内のアニメの制作会社に補助金を出す。 ●国内のアニメーターの賃金を5万円以上げ、アニメーターの賃金格差を是正する。 ●国内のアニメーターの労働環境を改善する。 ●国内のアニメーターの育成を図る。 ●アニメ・漫画・ゲームの表現の自由を侵す事を禁じる法案を出す。 ●児童ポルノ禁止法の対象からアニメ・漫画・ゲームを除外するよう明記する。 ●有害図書指定を禁止する法案を出す。 ●TPPからコミケや同人誌を守る。 ●観光ピーアル・国や自治体開催のイベントに人気アニメキャラ(「ヨーコ・リットナー」「リアス・グレモリー」「巴マミ」「中野梓」「五十鈴華」「南ことり」「ドラえもん」「ゲッコウガ」「ジバニャン」「カカロット」「アンパンマン」「さくらももこ」「江戸川コナン」)を活用する。 ●議員にも積極的にアニメイベントに参加させる。 ●国の行事にも積極的にアニメキャラに参加してもらう。 ●認知度の低い政策・法律・制度を知ってもらうためにアニメを積極的に活用する。 ●学校の美術の授業でアニメ・漫画について習わせる。 ●英語の授業には英語版アニメ「ポケットモンスター」を取り言える。 ●国語の授業に「ドラもじ のび太の漢字大作戦」を取り入れる。 ●数学の授業に「ドラかず のび太のすうじ大冒険 」を取り言える。 ●「りっくじあーす」をテレビアニメ化する。
https://w.atwiki.jp/nobitakunnsyakaijinn/pages/16.html
1 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00 10 34 20XX年。現在社会人三年目の僕は、今日もスーツを着て車のハンドルを握る。 ドラえもんが未来に帰ってもう10年が過ぎようとしているが、相変わらず車は地上を走っている。タイムマシンや不思議な道具はもちろん、知能を持ったネコ型ロボットが 発明される予兆などはまるで感じられない。 中学で人並の努力を覚え、無事中堅高校に進学した僕を見て、彼は自分の役務が完遂した事をさとったらしい。主人であるセワシのもとへと帰っていった。 3 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 12 48 その後の僕は高校でもそれなりの成績をキープし、推薦で私立大学に進学。卒業後は業界では大手と呼ばれる製薬会社に入社した。僕の仕事は薬の営業、いわゆるMRだ。 MRとは営業要素よりも医者の機嫌取り要素が強い仕事で、ストレスや自分のプライドと戦わなければならない大変な仕事である。 が、僕自身にはどうも「高慢な人間に気に入られる素質」があるらしく、そこそこの評価と世間的には「高給」と言われる額の給与をもらいながら毎日頑張っている。 このぶんならセワシのお年玉が50円になるなんて事はないだろう。ドラえもんの当初の目的は達成されたといえよう。 ドラえもんが変えた未来とやらが、少しずつ現実に近づいているのだなとあらためて感じた。 4 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 14 28 そう、「しずかちゃんと結婚する」という部分以外は。 小学校時代の仲間とはそれなりに連絡をとりあい、卒業後も仲のよい友達関係を続けてきた。 ジャイアンは同じ公立中学を卒業した後、商業高校に進学。卒業後は家業の剛田商店を継ぎ、若旦那として仕事をしている。 スネオは小学校卒業と同時に私立中学に進学し、そのまま大学までエスカレーター進学。 大学は僕が推薦で入学した所と同じ大学だったので、在学中は同じサークルに参加したりと一緒にいる事が多かった。 現在は父親のコネで某広告代理店に入社し、仕事はそこそこにコンパでブイブイいわせているとの噂だ。 しかし、しずかちゃんだけは中学で女子高に進学して以来、一度も連絡もとっていなければ姿も見ていない。 もちろん今どこで何をしているのかなど、知るわけもない。 5 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 15 05 ドラえもんが描いた未来通りになるのなら、僕らはどんなロマンチックな再会を果たすのだろうという期待。 もう一方で「未来は簡単に変わる。もしかしたらしずかちゃんと結婚するという未来はかわってしまったのかもしれない」という不安。 毎日のように考えていたそんな事も、最近は仕事の忙しさから忘れがちになっていった。 9 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 18 34 僕の起床時間は毎朝5時半。買い置きしてある菓子パンとコーヒー牛乳をほおばり、「社員寮」というのは名ばかりの、会社に借り上げられた綺麗なマンションをあとにする。 朝一で卸や特約店との打ち合わせを終了させ、昼前から市内の大病院に向かう。 上司の話では、「今日面会予定の医師はかなり有望な若手医師で、その医師の信頼を得られるかどうかが今後その病院内でのわが社の立場の鍵になる」との事らしい。 医局の前で一時間待った後、「この仕事は失敗できない。」と自分に言い聞かせドアをあけた。 10 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 21 44 「野・・・比・・・くん?」 端正で凛々しい顔立ち、自信に満ちた瞳、胸につけられたバッチの「出来杉英才」という文字を読む前に、僕は彼が誰であるのかを理解した。 のび「出来杉くん!?君、医者になっていたのかい?」 出来「野比くんこそMRになっていたんだね。昔の友人とこんな所で再会するなんて思ってもいなかったよ!一緒に医療に貢献できるなんて嬉しいな」 懐かしさにひたる時間もほどほどに、僕は自社の新薬の説明を開始した。真剣に聞く出来杉。 「(出来杉のやつ、そんな優秀な医者になっていたのか)」 12 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 22 54 仕事の話を終え医局を出る間際、出来杉が僕に声をかけた。 出来「それにしても本当に再会できて嬉しいよ。今度一度お酒でも飲みながら話さないか。」 のび「ああもちろんさ!たっぷり接待させていただくよ!」 その週末、僕と出来杉は街の外れの繁華街にあるバーで酒を飲んだ。 日頃は飲めないような高い酒とその肴にたくさんの思い出話。これが会社の経費から出てしまうなんて、何だか罪悪感を感じてしまう。 3時間ほど飲んで店を出ようという空気になった時、不意に出来杉が口をひらいた。 14 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 25 30 出来「野比君、よければもう一件寄っていかないかい?といってももう酒は充分だがね」 のび「え?お酒を飲まないなら一体どこへいくんだい?」 出来「おいおいおいwwwwwwwそんなもん風俗にきまってまんがな~ムヒョヒョヒョヒョおおおぉぉぉ」 酔いと少しの好奇心から、僕は風俗へ足を運ぶ事を承諾した。出来杉の豹変ぶりに少しばかり狼狽しながらも。 二人は「ペロペロ倶楽部」という名のヘルスの中へと足を踏み入れた。 出来「おいおいどうしたんだいのび太っち~緊張してるじゃないか!!もしやどどど童貞なのかい!??そうなのかい!?どっちなんだい!!!!どっち!!!」 16 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 27 35 きんに君の真似がウゼぇ。 というか僕は別に童貞じゃない。一応経験人数は二人だ。 童貞は高校生の時に当時中学生のジャイ子に誘われるがままに捨てたし、 今の会社の研修時にも一度酒の勢いで同期の女の子とトイレでヤッた事はある。 出来「あああもうチンコビンビンだよはぁはぁはぁ。じゃあのび太っち、また後でね!」 こんな奴が医療界の将来を担っていると考えると少し悲しくもなる。とか考えながら、それぞれ別の部屋へと入っていった。 そう、この後知る事になる悲しい事実などほんの少しも予想しないまま。 17 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 29 50 「あけみで~す、どうぞよろしくおねがいしま~す」 そう言って現れた女性は、まぎれもなく僕の初恋の人だった。 のび「しずか・・・・・ちゃん?」 しずか「・・・・・・・」 のび「しずかちゃん!どうしてこんなところで!」 しずか「・・・・・・・人違いよ」 のび「そんなわけがない!僕が君を見間違うわけが・・・うっ!」 言い終わる前に彼女はぼくのズボンを下ろし、ペニスにかぶりついた。 のび「違う!僕はこんな事を望んでいるんじゃない!」 と言いながらも僕の意に反してペニスは硬くなっていく。 無言で凄い勢いでペニスをしゃぶり続ける憧れの初恋の女の子。 一分もたたないうちに、彼女の口の中に大量の精液を放出してしまった。 のび「はぁはぁはぁ・・・・」 しず「のび太さん・・・もうここには来ないで。私はもうあなたの知っている源静香じゃないの。」 のび「そんな!僕h しず「帰ってって言ってるの!今すぐ帰って!!!」 ものすごい剣幕と勢いに押され、僕は言われるがまま部屋の外へと出てしまった。 19 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 30 25 あれから一週間。どうしても仕事に集中できない日々が続いた。 一生懸命医薬品のこと、患者のこと、思考を仕事にシフトしようとしてもしずかちゃんの事が頭から離れない。 なぜあんなところであんな仕事を。 今日は出来杉の病院を訪ねる日だ。彼に相談する事にしよう。 20 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 32 42 僕は出来杉に全てを話した。 出来「な、なんてこったい・・・あああのしししししずかちゃんがふふふ風俗嬢だなんて・・・。はぁはぁはぁはぁはぁはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 出来杉は突如ズボンを下ろし、自分のペニスを高速でしごき始めた。 のび「というわけなんだ・・・僕はしずかちゃんと話をして、もし何か困っているなら力になりたいと考えている。どうすれば・・・」 出来「はぁはぁはぁはぁああああああああああっーーーーー!」 だめだこいつ、早くなんとかしないと。 21 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 34 23 さらに一週間後。僕は再び出来杉の病院を訪れた。出来杉はやけに上機嫌だった。 出来「やあ野比君。君が来るのを心待ちにしていたよ!」 のび「どうしたんだい、今日はやけに機嫌がいいじゃないか。」 出来「実は一昨日例のぺろぺろ倶楽部に行ってさ。しずかちゃんを指名したんだ。」 のび「な、なんだってーーーー!?」 出来「君が風俗嬢をやっている事を皆にバラすって脅したらなんと本番ヤり放題!!!3回も中出ししちゃったぜうひゃひゃひゃひゃ~~~!」 のび「・・・・・」 出来「大丈夫大丈夫!君に聞いたなんて事は言ってないからさ安心しなよひぁっひぁっひぁっ!!」 22 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 36 06 この職について3年。色んな医師に色んな理不尽な仕打ちも受けたし、 罵倒や侮辱もうけた。しかし、その時とは比べ物にならないくらいの殺意が僕の中に芽生えた。 拳をかたく握る。 しかし今の僕は野比のび太ではなく、大手製薬会社○○の代表としてこの病院にきている。 こんなダメ人間な僕を採用し評価し続けてくれた会社に対して、その恩をあだで返すわけにはいかない。 僕は無言で医局を出ようとした。 出来「そうそう、君の会社の新薬、使わせてもらう事にするよ。 今後の医療に欠かせない素晴らしい薬だと思う。それに君のおかげで初恋の女の子とセックス出来るなんて素晴らしい思いをする事ができたんだ。 この恩を忘れやしないよ。うちの病院の他の課の先生にも、君の会社の薬を採用するように働きかけておくよ。」 24 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 38 32 出来杉の働きかけのおかげだろうか。僕の営業成績は現在エリア内でトップらしい。 上司の話では、今年のボーナスは去年とは比べ物にならない額が出るから楽しみにしていろ、との事だ。 もちろん嬉しい。こんなに嬉しい事はない。が、僕の心は未だ晴れないままであった。 午後10時、今日の仕事を終え帰宅した僕は、携帯を手にある友人へ電話をかけた。 のび「もしもし、久しぶりだね。まだ起きてるかい?」 スネ夫「ああ起きてるぜ!今日はコンパもないからね。」 のび「少し相談したい事があるんだけど・・・」 スネ「おうなんでも話せよ!もしよかったらザギンあたりでシーメーしながら話さねぇ?もちろん奢るぜ!何せ俺の月給は50万だからな!!」 のび「いや、明日は早いし今から東京へ行くのは不可能だからやめておくよ」 そして僕は全てを話した。 25 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 40 03 スネ「これは人づてに聞いた話なんだけど・・・」 スネ「しずかちゃんは高校を卒業してから家出をしたらしい。 のび「家出だって!?」 スネ「高校までは優等生だったんだけどさ…音大の受験に失敗したらしいんだ。 バイオリニストになるのが夢で音大を目指してたらしいけどほら、しずかちゃんの残念な音楽センスはお前も知ってるだろ?」 のび「ああ」 スネ「自暴自棄になって夜遊びをするようになって、親からもほぼ勘当状態だったらしくてさ。受験失敗から一年も経たないうちに家に帰らなくなって、 それ以降ずっと行方がわかっていなかったらしい。」 のび「そうだったのか・・・それで風俗で・・・」 スネ「ところでのび太。」 のび「?」 スネ「しずかちゃんの働いている店と源氏名を教えてくれ!!ちょっくら抜いてもらう事にするよ。」 僕は無言で電話を切った。 26 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 41 40 スネ夫との電話から2週間。僕は未だしずかちゃんのもとに足を運べないでいた。 何度か店の前までは行ったものの、勇気が出ずその一歩を踏み出せずにいた。 自己嫌悪に陥る最中、僕の足はある場所へ向かった。 剛田商店。 古ぼけた看板の店先では、大柄で優しい顔をした男が店番をしていた。 その男に、かつての粗暴だった面影はない。今や近所で評判の剛田商店の若旦那、ジャイアンだ。 ジャイ「おう!のび太じゃないか!珍しいな。どうした?」 のび「実は相談があるんだ。」 ジャイ「あと15分で閉店だ。少しあがって待っていてくれ。」 28 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 43 45 仕事を終えたジャイアンに僕は全てを打ち明け相談をした。 しずかちゃんの事。本当は彼女をむかえに行きたいという事。その勇気がないという事。 そして高校生の頃、ジャイ子とセックスをしてしまったという事実もついでに打ち明けた。 ジャイ「そうだったのか・・・。相変わらずハッキリしない野郎だが、お前の熱意はわかった。 お前に勇気がないというのなら、俺が背中を押してやる。」 のび「ジャイアン・・・」 ジャイ「だが、ジャイ子をもてあそんだぶんの責任はとってもらうからな。」 のび「じゃ、ジャイアン!?」 ジャイ「服を脱いで四つんばいになれ。」 のび「アッーーーーーーーーー!!!!!!!」
https://w.atwiki.jp/nobitakunnsyakaijinn/pages/17.html
50 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13 35 11 今日もまた5時半に目覚ましが鳴り、僕はベッドから身を起こした。 …ケツが猛烈に痛い。 ジャイアンがゲイだった事には正直驚かされた。 僕は新しい世界を垣間見たが、そちらへ行きたいとは思わない。まぁいたってノーマルだという事だ。 ひとまずこれで、僕がジャイ子にしてしまった過ちは清算された。 ジャイアンは行為のあとすべてを見ずにながし親身に相談にのってくれた。厳しい口調で、だがしっかりと僕の背中を押してくれた。 やはり持つべきものは心の友だ。僕の心に勇気がやどった。 51 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13 43 18 僕は今、ぺろぺろ倶楽部の前で彼女を待っている。 何時になるかはわからない。明日も仕事はある。早く寝なくちゃいけない。だが、そんな事よりもっと大切な事があるんだ! 午前三時になった。正直キツい。が、立って人を待つ事には仕事柄慣れている。 こうなったら日が登ろうが何時になろうが、いつまででも粘ってやる! そう思った時、店の階段から降りてきたのは僕が待ち焦がれた彼女だった。 53 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13 53 20 「お~い!し………」 僕が呼びおわる前に、彼女は派手なスーツに身を包んだ3人のコワモテの男たちに囲まれていた。 僕には割って入る勇気などない。ただあとをつける事しかできない。 辿り着いた路地裏では、僕にとって最も見たくない光景が繰り広げられていた。 そのヤクザ風の男たちは、交替でしずかちゃんを犯した。僕の大切な初恋の人に、立ったまま無言で腰を振る。一人がおわれば次の男が腰を振る。 抵抗もしなければ声もあげない。しずかちゃんはもはや奴らにとって「女性」ではなくただの「オナホール」同然であった。 55 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14 00 44 奴らは何度射精しただろう。 股間から白い液体を垂れ流す無表情の彼女に、奴らは言い放った。 「今日もスッキリしたわ。まぁお前が借金返すまではワシらの肉奴隷やからな!」 「最近締まり悪ぅなってきたぞ!ちゃんとマンコ締める体操でもしとけや、かっかっかっ」 悔しい。助けられない自分が悔しい。恐そうな男に足がすくんでしまう自分が悔しい。 僕はうつむいたまま、その裏路地をあとにした。 56 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14 09 23 後日、僕はまた剛田商店を訪れた。 ジャイ「よかったのか、ホイホイやってきて。俺はお前を喰っちまった人間なんだぜ」 のび「その事はいいんだよ。何があろうとジャイアンは僕の心の友だからね」 ジャイ「うれしい事言ってくれるじゃねぇの。で、用件は何だ?まさか告白がうまくいかなかったのか?」 僕はジャイアンに、裏路地で見たこと、聞いたことを全て話した。 58 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14 29 01 ジャイ「なるほど、何もできなかった自分が悔しいというわけか」 のび「ああ、何故あの時立ち向かっていかなかったのか」 ジャイ「のび太、それは違うぞ」 のび「え?」 ジャイ「お前が出ていってボコられたところで誰が喜ぶ?犯された直後のしずかちゃんにお前のどんな言葉が届くっていうんだ?」 のび「…」 ジャイ「お前が貰う予定の莫大なボーナスはそもそも誰のおかげだ?お前は高給取りなんだろう。」 ジャイ「しずかちゃんが借金を返せないならお前が返してやれ。風俗で働かなくてすむように養ってやれ。お前がドラえもんのタイムマシンで見てきた未来を忘れたのか?お前の隣には誰がいた」 のび「…」 ジャイ「いいこと思いついた。お前、今すぐ店にいってしずかちゃんを指名しろ。話はそれからだ。」 60 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 15 03 33 ジャイ「がんばってこいよ!じゃあ俺はハッテ…おっと。行くところがあるからまたな。疲れているだろうしくつろいでけよ。茶は置いておく。」 のび「ありがとうジャイアン、僕頑張るよ。」 発展場へ行くジャイアンを見送り、置かれた麦茶を飲み干した僕はいざ戦場へ向かわんと障子をあけた 「のびた………さ……ん……?」 そこにいたのは、僕の童貞を捧げた女性、ジャイ子だった。 ビリーズブートキャンプで激痩せしたらしく、スレンダーな体と唯一以前から変わらないふくよかな巨乳。 うっすらパーマのかかったショートカットにシンプルな顔立ち。 僕が抱いた頃とは比べものにならないくらい魅力的になっていた。 のび「ジャ、ジャイ子ぉ~~!!」 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ のび「ふぅ…ありがとうジャイ子、自信がついたよ。これで僕も頑張れる!!」 66 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 16 44 52 今僕は、ぺろぺろ倶楽部にいる。 しずかちゃんがいるであろう部屋の前にいる。もう迷う事はない。 「ガチャ」 しず「の・・・・のび太さん。もう来ないでっていったのに・・・」 のび「しずかちゃん、僕と一緒にくるんだ。こんな所にいてはいけない。」 しず「こんな所ですって?私は好きでこの仕事をしているの。チンポが大好きでしょうがないの。」 のび「嘘だっ!!!!!!!!!!」 しず「・・・・。」 のび「僕は君を愛している。小学生の頃からずっと。そりゃ他の女の子に目移りした事もあるし、 抱いた事だってある。けど、やっぱり僕は君じゃなきゃダメなんだ!」 しず「無理よ・・・」 しず「親にも見離され、こんな所で体を売りながら働いているアバズレよ。借金も山のようにある。 もうあなた達とは違う世界の住人なのよ・・・」 のび「借金なら僕がなんとかする!君を養えるだけの生活力はあるさ。」 しず「クスクスクス・・・あの勉強もからっきし駄目でなまけ者だったあなたが? 世の中って不思議なものね。それともまたドラちゃんに頼ったのかしら?」 のび「ドラえもんは関係ない!!!」 68 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 16 56 00 のび「ドラえもんは10年以上前に未来へ帰ったよ。きっともう会う事もない。 今の僕の生活は、僕自身でつくりあげてきた。僕の職業も決して人に誇れるようなものじゃないさ。 医者の鞄持ち、男芸者、色んな事を言われる。」 しず「・・・」 のび「それでも僕は自分の仕事に誇りを持っている。僕はドラえもんのおかげで変わる事ができた。 就職も出来ず、自分の会社を不注意で燃やし、孫にお年玉を50円しかやれないような人生からは逃れる事ができた。 あと僕の人生に必要なのは君だけなんだ!!」 しず「さっきから聞いてれば自分の人生の話ばっかり。私の意志は関係無いのかしら? 相変わらず馬鹿な人。」 のび「・・・」 しず「でもそんなあなたが好きだった。ずっと会いたかった。おちぶれてからもあなたを忘れた事はなかった。 だからあなたの事はきれいな思い出として私の中にしまっておこうと思った。 なのにどうして現れるの?どうして私の決意が揺らぐような事を言うの!!」 のび「僕は君にどんな過去があろうが、誰とどんな関係を持っていようが、全てを受け入れる。 だから僕についてきてほしい。一緒に幸せになろう。」 70 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17 02 43 僕が言い終わると同時に彼女は泣き崩れた。 僕は彼女をそっと抱きしめる。 しず「のび太さん、これがが私のぺろぺろ倶楽部での最後の仕事よ。 御願い。私を抱いてちょうだい。今までの空白の時間を埋めてちょうだい。」 のび「しずかちゃん・・・」 しず「そして、明日からはあなたのそばにいさせて。こんな借金持ちの汚れた女が本当に図々しいわよね。 それでも私はあなたのやさしさに甘えたいの。」 のび「もちろんさ・・・」 71 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17 06 36 今僕はとても清々しい気分で岐路についている。 初恋の女の子を抱いた喜び?お嫁さんにできる喜び? もちろんそれもあるが、一番の理由は「やっとドラえもんの目指した未来が実現した」という事だった。 どうしてもニヤけてしまう顔を無理に元に戻し、僕はタクシーを待つ事にした。 ドンっっ・・・・・・・・・・・・・・・ 73 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17 16 51 脇腹に凄まじい異物感。一瞬何が起こったか理解できなかった。 ゆっくりふり返ると、一人の老人が僕の脇腹にナイフを突き立てている。 現状を理解すると同時に、激痛が走った。 老人「おおおま、おま、お前だなぁぁぁぁ。うちの娘が風俗嬢だなどというくだらん噂を流したのは! きさまがペラペラいらん事を喋ったせいで、ワシの家族は・・・家族は・・・・ う、う、う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 老人は叫びながら僕の脇腹に2度、3度とナイフを突き立てる。 驚き叫ぶ人々。パニック状態の野次馬。 老人が巡回中の警官に取り押さえられると同時に、僕は地面に倒れた。 76 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17 27 43 老人「はぁ・・・はぁ 間に合った・・・間に合った・・・・ 私の殺したい奴はこれで全員!!ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」 警官1「く、狂ってやがる!!おとなしくしやがれ!!」 警官2「おい君!!しっかりするんだ!!救急車を呼んだからな!!何とかもちこたえてくれよ!」 僕は朦朧とする意識の中、救急車で病院へと運ばれた。 そういえばMRになってから、仕事以外で病院に来ることなんて初めてだっけ。 意識を失う直前、僕の目には見慣れた男の顔が映った。 出来杉「野比君、もう大丈夫だ。君の命は僕が絶対に救ってみせる!! 僕の全ての技術とこの病院の全設備を駆使して、君を助ける事を誓う!! だから安心して、今は眠ってくれ。」
https://w.atwiki.jp/moriaps92/pages/106.html
(ほしになった) コジマのギャグ。 私物などを高い位置に置いて発する。 このギャグは実際に行われた事例である。 新井・コジマ・もり~の3人でガスト行ったときのこと。 新井がトイレに行った隙にメロンソーダを星にした。 そしてもり~のメロンソーダとすり替えた。 気づかない新井はもり~のメロンソーダを飲もうとした。 第2回「WGC」の「ギャグ部門」において優秀賞を受賞した。
https://w.atwiki.jp/ocltslyrkyo/pages/215.html
引用:【麻雀】ちょっとお前らに聞きたいんだけどさ【プロ】 1 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 須賀プロって覚えてる?やめちゃったけど 2 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 誰? 3 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? アクション俳優だっけ? 4 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? そんな奴刹那で忘れちゃった 5 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? おい、あんた……ふざけたこと言ってるんじゃ 6 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? やめろ、 5っちゃん! 7 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 実際だれ? 8 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? プロも次から次へと出てくるからな。よっぽど成績よくないと覚えてらんないよ 9 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? プロになったはいいけれど、そっから辞めて消えてった人ってどうなるんだろうな 10 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 稼ぐだけ稼いでいなくなるんじゃねーの? 11 名前:名無しさんリーチ 投日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 死んでなきゃいいな…… 12 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? そんなことよりあわあわの話しようぜ 13 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 今度結婚だっけ?一般人男性と 14 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 宮永世代も次々結婚してくな 15 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? いえーい、すこはや見てるー? 16 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 宮永世代結婚って言うのに、肝心の宮永姉妹が未婚って言うのも複雑だな 17 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? すこはやコース待ったなし! 18 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? あ、iPSがあるから…… そんな掲示板から同時か、或いは前後して……。 ――東京都、練馬区。 「お待たせしました、エスプレッソです」 気配を感じさせぬ足取りの青年が、静かにコーヒーカップをオーク製のテーブル上へと差し出した。 刈り上げ頭の中年男性は無言で会釈しそれを受けとると、磨かれたスプーンを摘まんで黒い水面に波紋を立てる。 その間に、青年はその場を離れていた。軽やかな足取り。 滑らかに色を沈める黒色のカマーベスト。染み一つ無い白色のウィングカラーシャツの首許からは、くすんだ赤色のタイが逆扇形に胸元まで垂れる。 黒いズボンのウェイターの出で立ち。銀盤を抱えたその姿は、しなやかな手足の長身と合わせて実に様になっていた。 だというのにも余りにも――気配が薄い。 店名が冠した西洋骨董家具を思わせる格調のある、しかし決して嫌味過ぎない店内の色に実に合っている。それこそ絵や背景の一部だ。 良く見れば断じて自己主張に乏しき平凡な外見などではなく、整っていると言っていい目鼻立ちであるのだが……。 ある意味では、見事に喫茶店の店員をしていると言える。 「店長、買い出しに行ってきます」 目の細まった、人の良さそうな笑顔の初老の男性――店長に笑いかける青年。頭を下げて、静かに店を後にする。 その後ろ姿を眺めていた黒髪の同僚は、青年の名を呟いて店長である白髪の老人に問い掛けた。 客足がある程度落ち着いたが故に、ふと手持ち無沙汰になったのである。 「ずっとアルバイトをしてるんですか?」 「いや、社会人をしていたけど……身体を壊しちゃったようだね」 「身体を……」 再び呟く。 読書家のその店員は、改めて青年を思い返し値踏みする。これが小説ならば彼はどんな形容詞で語られるだろう。 月並みであるが――「猫科の猛獣のような」であろうか。 人間には二足歩行特有の淀みや溜めがあるというのにまるで重力を感じさせない、しなやかな同僚店員の足運びを思い返しながら青年と呼ぶにはまだ年若い風情の少年は首を捻った。 同僚の金髪の青年が、身体を何処か庇っている風には見えなかったのだ。 ただ、あの柔和な笑みの向こう側には何かしらの苦悩があったのだろう。自分のそれと同じように。 黒髪の少年は、眼帯越しに瞳を押さえた。 段々と秋模様から、冬へと様相を変える街路樹の元を忙しなく人々が行き交う。 並木で整えられた街角はしかし、大型の液晶ディスプレイや蛍光色の看板や電光掲示板や雑居ビル等と合間って、何とも奇妙な外観を整える。 その一角で、ある店のウィンドウを前に足を止める人影があった。 「あらら、ここも禁煙か」 「よ、シゲさん」 シゲと呼ばれた白髪の老人が青年を視界に収め、煙草を片手に困った風に眉を寄せた。 「今日日はどこも吸えないな」 「そりゃまあ、麻雀界も長らくイメージアップを図ってますからね。煙草だの酒だのからは、離れたいんじゃないですか?」 街頭の大型ヴィジョンに映される、衣装を身綺麗に纏めた女性麻雀プロを片目に青年は苦笑した。 街のあちこちの美化が叫ばれた今日では、それこそ喫煙者は肩身が狭い。 青年も嘗ては小洒落た煙管などを片手にしていたものだが、職を辞すにあたって全て処分ずみ。紫煙なんてのは、喫茶店の客のものしか目にしない。 「美化もいいが、足りないな」 「足りない……ですか?」 聞き返す青年の言葉に、老人は仄暗い緊張感と、えも云えぬ棘棘(おどろおどろ)しさの混じった幽鬼の微笑。 「懸けているという感覚が……! ひりつくスリルが……博打が足りないっ……!」 危うさを孕んだ喜悦の収まる老人の哄笑。 好好爺という風情ながらも、醸し出される雰囲気には只者ではない――――人智を超えた闇の領分が覗く。 しかし対する青年にも慌てた様子はなく、ただ意味深なその目線を書き消すが如く顔の前で手を振った。 「いや、そう言われても……俺、麻雀は打てないんで」 「ほう」 「医者から、身体に悪いから止めろって言われたんスよね」 真実とも冗談とも取りかねる口調で青年が笑えば、老人も愉快そうに喉を鳴らす。 「そうだったな、京ちゃん」 「はい。……人気種目だから、残念ですけどね」 「あァ、残念だな……俺好みではあったんだけどな」 「……」 老人のその声色は心底惜しむ響きあり、青年もまた無言で応じた。 「あぁ、そういえば……」 「どうしたんすか?」 「“魔法”を喰う奴が出たらしいな。裏でも話題になってる」 「……“魔法”?」 「麻雀の“魔法”だ」 かつてのハイファンタジーや映像での魔法使いは、実に万能で普遍的な存在であった。 別段の術理や方程式なく、思うがままに超常の結果を引き起こした。 ところが昨今ではそこには因果があり、法則がある。細かい規定や規制もある――――というのを、麻雀での超常に当て嵌めて揶揄した様である。 「“魔法”なんて、そんなオカルト有り得ませんよ」 「オカルトか……ククク、そういえばそうも呼ぶな」 「……」 「……まぁ、麻雀を打たない京ちゃんには関係ないか」 ――今度フグでも食いに行こうや。 そう言い残して背中越しに手をあげると、咥えた煙草を所在なさげに指に挟んで老人は去っていく。 残された青年は、暫しその老人の背中を見詰めた後にやおら顔を上げた。 視線のその向こうは、先ほど一瞥した大画面の街頭ヴィジョン。 「……勝ったのか、咲」 小さな呟きは誰に聞かれるまでもなく雑踏に消える。彼の持つ存在感に等しかった。 (……ん?) ふと、視界の端に映ったものに、青年は顔を向けた。 彼と同じように、スクリーンを見やる小さな影。未だ年若い少女。 年の頃は、中学生か小学生か。少なくとも高校生とは思えない。……何事にも例外はあるが。 藍色の毛先が肩にかかるかかからないか程のショートヘアー。耳や眉が隠れるほどの長さはある。 上野のアメ横ででも売ってそうな虎の刺繍の入ったジャンパー。ショートパンツの殆どは、余ったジャンパーの丈に隠されていた。 突っ掛けた薄汚れた白黒のスニーカーからは、どことなく少女の家庭事情が窺える風である。 ――何よりも。 「……」 医療用の眼帯で片目を被っているのが、やけに痛々しい。 暫く流れる映像を見送った後に、その少女はまたどこかへと足を向け歩き去っていった。 青年は思案顔の後、 「……げ、買い出し途中だった」 同僚の少年が着けている眼帯に似た少女のそれから、仕事と自分が抱えた荷物を思い出すと、スクーターに跨がった。 この青年の名を、須賀京太郎と云った。かつての日本男子麻雀プロである。 ◇ ◆ ◇ 「……ただいま、と」 される事もない返事を理解しながら、青年は電灯のスイッチを倒した。 十畳一間。 キッチンはなく、風呂場とトイレに繋がる向かい合ったドアから玄関を正面にした手前側、廊下の半ばに調理場所がある。コンロは二つしかない。 居間の隅に畳まれた布団と、段ボールから顔を出す幾ばくの本。 家具と言ったらあとは部屋の中央に置かれた小さな茶色の四角いテーブルと黒いメッシュカバーの座椅子。パソコンもテレビもない。 こじんまりと纏まった部屋。他には、維持費が掛かるのでバイクも処分した。 「あいつ、来てたのか」 ベランダに出て洗濯物を取り込みつつ、空になった銀のトレーを見て笑う。 初めて出会ったときはやけに警戒心が強い奴だったが、餌を食べるぐらいには打ち解けてくれたらしい――と、今この場にはいない短毛の奇妙な知り合いを思い返して京太郎は笑った。 布団を敷いて、冷蔵庫のタッパー――作りおきされた炒めものを暖め直し手を合わせる。 箸の音の他には、時々隣家の喧騒が聞こえる程度に静寂に充ちた部屋。 「御馳走様……と」 手を合わせて、タッパーをシンクに並べる。 代わり映えのない、無味乾燥な一日。今日と明日の違いなど殆ど存在せず、植物が過ごす時間の様に変化のない毎日。 それでもこの生活は、平穏だった。 軽くストレッチを済ませて布団に潜るまでには午後二十三時を回っていたが、それでもこれまでに比べたら随分早い就寝だ。 「麻雀、か……」 虚空へと伸ばした指先が霞む。 離れて幾ばくか。それは、あまりにも遠く隔たってしまっていた。 暫し寝転がって開いた右手を見つめていたが、いつの間にか指先は丸まり、畳まれた肘。 伸びを一つ、欠伸をして布団を被る。 「……ああ。今度、父さんと母さんの墓参りにも行かなきゃな」 果たして休みは貰えるかと呟きながら、須賀京太郎は蛍光灯を落とした。 カーテンから漏れる、僅かな薄明かりに照らされる室内。遠雷が如く、鉄道の音が時折宵闇の静寂に咲く。 二十四時間働き続ける自動販売機と、夕暮れから上番する街灯。あとは時偶通り掛かる車以外の明かりは、外にはない。 幾ら東京と言っても、住宅街ならこんなものだ。 しかし彼の故郷の長野と異なるのは――東京は、その土地自体が明るい。だから夜の闇だって、どこか白ずんでいる。 そんな、星と虫以外が作り上げる静かで煩くて柔らかな夜を前に、京太郎も僅かに瞼を上げた。 それから、半眼で眉を寄せ虚空を睨む。 (魔法喰い――あの言い方からすると多分、原理は判らないけどマホみたいに相手のオカルトを奪うタイプか) どのタイミングで奪うのか。局の途中か、勝ってからか、はたまた一度でも見れば可能か。 奪った技の組み合わせは可能なのか。一度使った技を二度使えるのか。 そこまで考えて、京太郎は首を振った。 (……意味ないだろ、こんなの) もう、以前の様には打てない。 次に目に何かあったのなら――その時は本当に失明を免れないと、医者から何度も釘を刺されていた。 魔法は解けた。人間が怪物相手に踏みとどまれていた、最後の砦は失われたのだ。 (眼精疲労ってのも馬鹿にならないんだな) 事実を突き付けられたとき、京太郎はその様に何処か他人事の様に呟いた。 二度と麻雀が打てなくなるというのは、それほどまでに彼にとっては遠い世界の出来事だった。 そこから引き継ぎを終わらせて、彼は舞台を去った。それから舞台の登場人物たちと、顔を合わせてはいない。 幾人かは彼を案じた申し出もあったが、全て断った。須賀京太郎は、文字通り舞台を降りたのである。 それまでの生活に関わるものからは遠ざかった。 何故そうしたのかは彼自身判らないが、結果訪れた日々は思いの外平穏な毎日であった。 ――それでも、一つだけ残ったとしたら。 彼は僅かに目を閉じ、 (咲、お前が俺の……最後の希望だ) 小さく微笑んだ。 画面越しに眺めた、皆から囲まれて声援を受けて何とも困った様に身を固くするあの幼馴染みの姿が思い出されれば、胸が暖かくなる。 そんな彼女と一時は並んで立っていたという事実が、一度は全力、全身全霊で戦ったという事実が何とも誇らしい。 その想い出だけで、十分過ぎるほどお釣りがくる。 だからもう、須賀京太郎は麻雀から離れられた。そこには何の因縁なんて、存在していないのだ。 幕は下ろされた。須賀京太郎の物語は、これで終わったのだ。 ……そう。麻雀プロとしての、彼の物語はこれで終わった。 ここからの奇跡の復活も、運命の大逆転も存在しない。 素敵な劇の様に、散りばめられた伏線は回収されない。努力が必ずは報われない。 運命は彼に何も与えない。 ただ一つ、運命から須賀京太郎に役割が与えられていたとするならば――。 彼女を、宮永咲を、あの日あの場所で麻雀部に連れていき、再び麻雀の世界に送り出す事だけだった。 それから先、運命は彼を不要とした。役割を終えた役者に許されたのは、精々が賑やかしの背景代わりだけ。 故に、運命が与えた彼の物語は終わりだ。否、初めから終わっていたのだ。 運命は歯車を廻さない。舞台は彼抜きでも廻り続ける。 因縁なんて存在しない。 誰も彼に、宿命なんて与えない。 唯一あるとしたら、舞台を降りた平穏だけ。 プロになったはいいけれど、その物語もこれで閉幕。 ――――運命はただ、平穏だけを彼に授けた。 ――了