約 712,121 件
https://w.atwiki.jp/pikumin_kouryaku/pages/43.html
ピクミン3は、任天堂開発、発売予定のWii U専用テレビゲーム。 前作ピクミン2発売以来、8年ぶりに詳細が公開されたピクミンシリーズ最新作。Wii U専用のコントローラーに加え、前2作のWii版同様、Wiiリモコンとヌンチャクを用いてのプレイも可能。今作では新たに「ロックピクミン」が登場。固い壁や仕掛けを破壊したり、固い敵にぶつけて攻撃できる。また、羽を生やし空を飛んでいるピクミンもムービーにてわずかな間ながら登場している。 主人公については一新されており、前2作における主人公であったキャプテン・オリマーやルーイ、社長などは登場しない(ただし彼らと同じ色の生命維持装置を装着している者も居る)。また、シリーズ初としてヒロインが加わっている。原生生物も新種が多数登場している。 今作はピクミンだけではなくリーダーキャラクターも投げられるようになった。
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/42.html
18章 ~緑の能力~ 帰還まで4・5日 「さて緑の能力を調べてみるか」 緑の特徴は、腕と足がマッチョだなにかをもつようだな・・・しかし紫ピクミンとは違いもてる重さは、1だ・・ 何分歩いただろうか?木が倒れている、これ以上は、先に進めそうじゃないな、・・・ おや?一匹の緑ピクミンが木を持とうとしている まさか!?緑ピクミンを数匹投げてみた。 するとなんと緑ピクミンが木を持ち上げてどけてくれた!?これが緑の能力だな、よし先に進もう 洞窟があった、入ってみようか・・ ~~~色の訓練所~~~ 「どうやら今の状態でこの星にある洞窟は、ここだけだ」 洞窟内は、レーダーで確認して・・・ 「あ!」 ミスをしたドルフィン号をおいてきてしまった! 19章 ~色の訓練所~ 帰還まで4・3日 「しかし仕方がないお宝はなさそうだし、フロア数は、2か・・まあレーダーはないが雰囲気的にわかる」 ここのフロアは、かなり広い向こうに火が見える 赤ピクミンで行くか・・・ 赤の訓練所・・・・・ 「この敵の数は何だ!」 多すぎる・・・敵が多すぎる なんだエレキ虫か?しかしさっきの炎は何だ? 「ん?」 見てみたらエレキ虫ではないな、黄色いところが 赤色だ・・・炎を吹くのか? 「ぼ~~~~」 「わちゃ~わちゃ~」 「あ~~!ピクミンが!」 赤ピクミン以外が燃えている、笛で呼ばなければ 「ピピーーー」 なんとかすべて助けたぞ、どうやらこいつらは、炎を出すみたいだ、 「マグマムシと名づけることにした」 もっと奥に行ってみようか・・・ と思ったが敵は炎を吹いている 紫ピクミンで一気にひっくり返すか・・・ 続 「よし!倒したぞ」 紫ピクミンでいくと楽勝だ さて次にいこう 青の訓練所・・・ こんどは、水浸しだ、向こうに岩がある あれを壊せば水が引く 「よし青ピクミンで向こう岸に行くぞ」 岩さえ割ればほかのピクミンも通れる よし岩が割れた 水も引いたし次へいこう! 「ドーーン!!!」 「なんだ!なんだあれは、!」 ダマグモのようでダマグモじゃない なんなんだ 色が青い 「まさか水を吐くのか!?」 青色のダマグモが口をあけた! 「なんかくるぞ!」 バシャーーーーン!!! 「うわ~~~~!」 やばい水に流される・・・ 意識が・・消えていく・・・ 「・・・・・」 「ん?・・・・」 ここは、どこだろうか・・・ 最後に口が大きく青色のダマグモにやられて・・ 「ピクミンは、!?」 あたりを見回す・・・ピクミンは、一匹もいない 「どうしよう・・・」 死んでしまったのだろうか?しかし死んでしまったら私は・・・ 「ん?」 なにかが聞こえた・・・ピクミンの声か? ピクミンの声だ! 声のするほうへ、急いで走った 「ピクミン!?」 ピクミンは、どうやら一匹も死んでいなかったようだ、・・・ 「ここは、なにもなさそうだな」 ここは、部屋のようなものだった、 ここだけほかの場所と雰囲気が違う、 道から外れたのだろうか? 炎の次は、水・・・次は電気かと思ったのだが・・ 「それよりピクミンだ」 ピクミンは何かをたたいている・・・ 遠くにいるのでなにかさっぱりわからない・・ ぼんやりと、楕円形のものが見える、 楕円形のものがとんがっている部分を地面に突き刺したっている・・ 「なんだろうか?」 どこかで見たような感じがする・・・ 「まさか!?」 ようやくわかった、卵だ、・・・ 「ミウリンの卵だ!」 急いで卵をたたいているピクミンを呼び戻さないと 「ピピー」 なんとか間に合った、ピクミンと久しぶりに会ったような気がする、 「よかった~生きてたな」 ピクミンはうれしそうに私のことを見ている 「卵さえ壊さなければ大丈夫だろう、行こうピクミン」 「ゴゴゴゴゴ」 「ん?なにか聞こえたような・・・気のせいか」 パリーン! 「クオーー!!!」 「ん?なにか?聞こえたような!?」 「クオーーー」 「やばいぞ!ドドロだ!」 これは、やばい、向こうから向かってくる これは、戦うより逃げたほうがよさそうだ 「追いつかれたら・・・」 とにかく逃げないと・・・大変なことになるぞ・・ 「なんなんだ!」 あのドドロは、なんなんだ? 体がちょっと小さい・・・ 体が崩れているのに身軽だ・・・ ギリギリ追いつかれないぐらいだ・・・ 「ピクミンで倒せるか?」 ドドロは、ドドロだ、倒せる可能性がある 「よし!」 とにかく頭にピクミンを投げれば何とかなるか? 「とりゃ!」 「クワ!?」 よしピクミンが頭をたたいてる、体力減ってるそうだ 「クーーーワーーー」 「ピク~~~」 「あ!」 ピクミンが振り落とされた しかしこっちには、500匹のピクミンがいる 投げ続けたら大丈夫だろう 「ふー」 なんとか倒した、このドドロは、なんだったんだ? 体が小さく、身軽・・・ 新種なのか亜種なのか・・・・ この星に来るたびに謎が増える・・・ 一体どれぐらいの謎があるだろうか? 1・・10・・100・・・1000・・ 数え切れないほどの謎があるだろう・・・ このピクミン達でさえ謎が・・ 「まあとにかく先に進もう」 ここのフロアは、どれぐらい大きいのか? ドルフィン号を置いてきてしまったからな どこに穴があるか・・・ まずは、地下2階にいかなければ ドン! 「うわ!」 壁・・・また行き止まりか 「いやまてよ・・」 これは、壁だが何か書いてある・・・ 絵のようなものが・・・ 宇宙船の中から出てきた、宇宙人が爆弾らしきものを爆破させている・・・ そのせいで、星が壊滅状態にそして 見たこともない生物が怪しく光っている石を、 土器のような物の上においている・・ そしてその生物がその星を出て、その隣にある星・・衛星に入っていく・・・ 「漫画?」 絵が漫画のような感じで書いてある この星の歴史か? 「まてよ!」 宇宙船の中から出てきた、宇宙人・・ 爆弾を爆破させた宇宙人・・ まさかルーイか!? 見たこともない生物・・・ この星の衛星に入っていった生物・・ もしかしたらそれは、息子が戦っている魔の生物か!? 「おそらくそうだ!」 この星に昔いた、者がここに予言を書いたのか? 私の推理で行ったらそうだ・・・ そしたら怪しく光る石を動かせば何かが変わるかもしれない・・・ よしその石を探そう! 「とは、いっても・・・」 石は、どこにあるだろうか? 私が思うには、この洞窟にあると思うのだが・・ 「不思議の形をした土器・・・」 どこにあるだろうか・・・ 「ん?ピクミン達がざわめき始めた?」 なんなんだ? 「あ!あれは、!?」 氷の中に、ピクミンがいる!? しかも、髭があって老人みたいだ・・ 「ピクミンたちが・・・」 ピクミンたちが、お辞儀をしている・・・ 儀式を始めている!? 「あの氷の中のピクミンは、神様なのか?」 「ピクーーー!ピクーーー!ピクーーーー!」 「うわ!なんだ!?」 ピクミンたちが儀式のようなことをし始めた!? 少し距離をおこう 「ポコーー」 「氷の中のピクミンが目覚めた!」 「ピクーーー!」 「ポコーーー!」 老人ピクミンがこっちに来た・・・ 手を出した 「握手か?」 「ポコー」 私は、老人ピクミンと握手した・・・ 「ポコー!」 「・・・」 なにがおきているのかさっぱりだ ん?老人ピクミンが私を引っ張っている・・・ ついていってみよう 「これは、!?」 さっきの壁だ 老人ピクミンが指を怪しく光る石に向かって指している そして、土器からそれを外すように手を動かしている・・・ そしてこちらを見つめお辞儀・・・ それを何回も続けている 私に怪しい石を土器から外せて言ってるいるのか? 「ポコー」 「・・・・・わかった!責任もってやるよ!」 24章 ~惑星の復活と最後の戦い~前編 「さてと・・・怪しく光る石と不思議な土器は、どこにあるのか」 ピクミンとは、話すことはできないし、 どうやらピクミンも土器の位置がわからないらしい フロア1は、かなり広い・・・一体どこにあるんだ? ドルフィン号は、置いてきてしまったし、さっぱりわからない 土器の位置もわからない、まるであの日に戻った感じだな、もう10年もたつのか、あの日から、ドルフィン号が墜落しあのときは、レーダーもなかった 希望の森でやっと見つけた。それまでは、大変だったな ピクミンのおかげでここに私は、いる。 本当にピクミンはありがたい 「うわ!」 ドテ! なにかに躓いた、 「穴だ!!!」 とうとうフロア2に行く穴を見つけた 「さっそく入ってみよう」 フロア2・・・・ 「やっとのことでフロア2に降りることができた」 ここには、土器はあるだろう、フロア1は、どこを探してもなかった。ここにあるだろう 「・・・」 雰囲気がおかしい、なにかいそうだ 強敵がいそうだ。 「あ!」 壁に書いてあった、土器とまったく同じ形の土器が、流砂のちょうど真ん中にある 「なにか気になる」 土器の上の石をどかした瞬間に何かが起きそうだ しかし・・・行くしかない、ピクミンを置いていこう 「うわ!・・・」 流砂に足をとられた、立ち上がられない しかし、結果的には、土器の近くに行くから大丈夫なのか よし着いた、怪しく光る石は、直接持っていいのか わからんが・・・・ どかしてみよう 「う・・」 よし持ち上がった、これをどうするかだ 「・・・・・・・・・・・動かしたな・・・・」 「だれだ!?」 「わたしは、・・・王だ・・・・」 「なんの?」 「魔の生物だ・・お前の息子が戦ってるぞ、私の部下と」 「まさか・・くそ!どこにいる!?」 「お前が私を持っているではないか」 「この石か!?」 「そうだ・・・石を動かしたから私は、目覚めた」 「なぜ、石の中に?」 「遠い未来に復活するためだ、ちょうどその時期がいまだ、私は、1000年前ここに眠った、 部下を100匹ほど残してな・・・ 部下は、繁殖し、この星の衛星に移り住んだ。 私は、今目覚め、この惑星を部下でいっぱいにし、この星の衛星に行きさらにその星も部下でいっぱいにするのだ」 「なんのために?」 「宇宙を支配するためだ、宇宙を支配し、いろんな生物を仲間にするのだ、ちょうどこの星には、生物がたくさんいる、昔絶滅した人間のおかげでな」 「人間は、自滅したから絶滅した。それを狙って、生物を増やしたところを仲間にしようとしているのか?」 「自滅?いや違う私たちが、絶滅させたのだ、そのおかげで生物が繁殖し、私の部下にできる生物が増えたのだ」 「まさか・・・そんなこと」 「まあ話はここまでだ!、私は今目覚め、宇宙を支配する!よみがえれ私よ!」 25章(最終章) ~惑星の復活と最後の戦い~後編 「なんだ・・・こいつは、・・・」 恐ろしい、いろいろな生物が融合したかのような、 姿だ、 「さあ・・・私を倒せるかな?」 「ああ倒せるよ」 「なぜそんなことがいえる?」 「今までどんな困難があろうと、ピクミンと一緒に乗り越えてきたからだ」 「ピクミンだと・・・そいつらは、やっかいだった、小さいが私魔の生物を封印したからな」 「そうだ!ピクミンは、強い!」 「食らえ!」 「うわ!」 なんてやつなんだ、口から毒を吐き、長い舌ももっている・・・だめだ、倒せる方法がまったく思いつかない・・ 「私を倒せると思うなよ」 「・・・」 そういえばあの尻尾の、光ってる玉は、何だ 弱点のような感じがするな 攻撃してみようか 「よし!」 「なんだ!?私の後ろに回りこんでも、意味はないぞ」 「じゃあこの玉は何だ?」 「う!それは、!」 「食らえ!」 「うが・・・やめろ・・・それは、・・・」 「やはりこれが弱点だったんだな!」 「くそ・・・う・・・あ・・・・・」 「いままで倒してきた生物で一番変だったな」 こいつが、息子が戦っている、魔の生物のボスなのか・・・ 「お!長老ピクミン」 長老ピクミンが私の前に現れ、お辞儀をし 魔の生物の尻尾に向かって歩いていった・・・ 「なにをするんだ!?」 なんと尻尾の玉をはずし・・・不思議な形の土器の上においた・・・ ドシン!ガガガガガガ!! 「なんだ!?地震か!」 急に地面が揺れだし、なにかが動いたような気がした 「何がおきている!?」 「急に動きが止まった・・・」 出口が現れ・・・長老ピクミンと私のピクミン地下に住んでいた、ピクミンも歩き出し・・・ 外に向かって歩き始めた・・・ 「おい!まってくれ~!」 しかし待ってくれない・・・久しぶりに光を浴び 目が狂いそうだったが、外に出目を開けると 「これは、・・・・」 それは、残された楽園だった・・・ それまで回りは、すべて、闇だったが、晴れている 原生生物の鳴き声が、響き渡っている・・・ まるで全員で喜びの歌を歌っているようだ そして、洞窟があった山の頂上から、大きな木が生えてきた・・・ 晴れてきて周りが見えてきた それは、いままでの紫色の大地ではなく緑色の大地 茶色の大地、普通の大地に戻った 残された楽園と同じような、平和な色だ・・・ 「星が再生している・・・あの生物を倒したからか」 なんという平和なのだろうか・・・ この星にも・・・いいところがあるんだな 「頂上にいると、辺りが見える」 向こうには、火山地帯・・・帰郷の海・・・ 枯れた水源・・・巨大な森・・・ 確かに見える・・・再生している・・・ ピクミンが私を見ている・・・ 「ようやく・・・ピクミンに御礼ができたな・・・」 ピクミン3・・・完 長かったピクミン3シリーズも 終わりました・・・ しかしまだまだ続けるかもしれません
https://w.atwiki.jp/reiyonrakisutazuki/pages/25.html
赤ピクミン 青ピクミン? 黄ピクミン 紫ピクミン 白ピクミン コッパチャッピー? ピクミンだが敵 キノコピクミン?
https://w.atwiki.jp/root-negi/pages/28.html
赤・紫ピクミン戦闘未使用縛り チャレンジモード ピンク花TA 終了
https://w.atwiki.jp/pikumin_kouryaku/pages/16.html
ホコタテ運送会社のベテラン社員キャプテン・オリマーは、ホコタテ星では結構名の知れたベテラン宇宙飛行士だ。彼の仕事は、愛機ドルフィン号に乗っての、ホコタテ運送に舞い込んでくる星から星への荷物運送業務である。しかし、最近は特に仕事が忙しく、彼はなかなか家に帰れず、身体も痩せ、抜け毛が気になるようになっていた。そんな折、オリマーは気ままな一人旅を思いつき、社長からもらった有給休暇を使ってそれに出発する。 だが、彼を襲ったのは、予想もしない最悪の事態であった。 突如飛来した流星とドルフィン号が衝突、ドルフィン号は近くの惑星に、バラバラになったパーツもろとも落下してしまう。 気を失っていたオリマーが目覚めると、そこには30個全てのパーツを失い、地面に頭から突き刺さって火花と煙を上げる無残になったドルフィン号の姿があった。 さらにオリマーの不運は続く。 オリマーやドルフィン号の墜落したこの星には、猛毒の大気(酸素)が含まれていることがわかった。酸素を無効化する生命維持装置のバッテリーの残りは、たったの30日のみだったのだ。 オリマーは早速パーツを探さんと足を踏み出す。 その先に、オリマーは奇妙なものを見た。 ホコタテ星のタマネギ「オニヨンタマネギ」に似た、大きな赤紫色の塊が地面に埋まっているのである。オリマーがそれに近づくと、それは鮮やかな赤色になり、3本の足を生やしてから、1つのタネを吹いた。 やがて、地面から出た芽を引き抜くと、ホコタテ星のニンジン「ピクピクニンジン」に似た奇妙な生物の姿が現れた。 オリマーはその生物を「ピクミン」と名づけ、彼らの力を使って、この惑星からの脱出を決意する。 ※Wikipediaより引用 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13666.html
登録日:2011/01/08 Sat 18 01 47 更新日:2024/08/24 Sat 19 21 45 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 (ひっこ)抜きゲー かわいい ゲキレンジャーと同じ配色 コメント欄ログ化項目 スマブラ参戦キャラ←オリマー+ピクミン ハーヴェスト ピクミン ピクミン2 ピクミン3 ピクミン4 リンチ 一糸乱れぬ隊列 今日も運ぶ戦う増えるそして食べられる 個性豊か 健気 単体では最弱 小間使い 愛してくれとは言わないよ 数の暴力 歩根類 爆撃 生きた飛び道具 続編決定 群れ 運び屋 食べられた時の音 魂が天に昇る時の音 『ピクミンシリーズ』に登場する、小型の二足歩行生物。 作中では「歩根類」と呼ばれる半植物半動物的な生物の一種とされる(*1)。 概要 キャプテン・オリマーが遭難した未知の惑星に生息する奇妙な生命体。 姿形がピクピクニンジン(オリマーの故郷「ホコタテ星」に存在する野菜)に酷似していることからピクミンと名付けられた。(*2) 身長は大体2cm程度。公式では「プチトマトぐらい」となっている。 オニヨンと呼ばれるタマネギ型の母体に、養分となる獲物の死骸やペレットを運び込むことで種として生まれ繁殖する。また、オニヨンはピクミンたちの住処でもあり、一部の例外を除き普段はオニヨンの中に住んでいる。 地面から自分を引き抜いた者をリーダーとして付き従う習性がある。 一匹一匹は非常にか弱く、原生生物の攻撃(中には攻撃のつもりでないものも)や環境であっさり死んでしまう事が多い。呆気なく命を落として、嘆きの声と共に魂が昇る光景はプレイヤーの心を軽く抉る。 しかし、それぞれの強みやリーダーの立ち回り次第で死亡を回避できる。シリーズ全体を通してなるべくピクミンを死なせないようにするのがカギとなる。 頭部には植物らしく大きな葉が生えており、地面に埋まった芽のまま放置するか大地のエキスを吸収することで 葉→蕾→花と変化し、移動速度や橋掛け等の作業速度が速くなっていく。 この成長状態は、(「3」を除いて)戦闘中に吹き飛ばされるなど危害が及ぶと散ってしまい、蕾や葉に戻ってしまう。特に4では吹き飛ばされるだけでなく、慌てたり溺れたり耐性の無い攻撃を受けるだけで簡単に散ってしまうようになってしまった。 また初代では花ピクミンが戦闘で死んだ場合、種を放ち新たなピクミンを芽吹かせることがあった… が、翌日に抜きに行かないといけない上に100匹制限にカウントされて邪魔だったためか2からは廃止された。 さらに、ゲキカラスプレーを散布すると頭部が赤く光り輝き、一時的に攻撃力と行動速度が跳ね上がる。 「3」以降では隊列がそのまま花になるメリットが追加された。「4」では待機中のピクミンや作業中のピクミンもゲキカラ状態になる。 初代『ピクミン』は四散したドルフィン号のパーツの回収。 『ピクミン2』はお宝の収集。 『ピクミン3』はフルーツの収集。 『ピクミン4』は要救助者の保護。 がゲームの目的となるのだが、これらをピクミン達の運搬力や戦闘力を頼って達成していくことになる。 栄養源とならない物体も運搬してくれるピクミン達に、生物学的に疑問を感じたオリマーは、 「ピクミンは引き抜いた者を自分達のリーダーだと思い従順に働き、リーダーが労働力欲しさの為にピクミンの数を増やしてくれることで繁栄できるという、ある種の共生関係を築く生物なのでは」 と推測している。 単体では非力なピクミン達ではあるが、優れたリーダーに指揮されれば自分達の数十倍もある巨大生物すら倒して自分達の増殖の糧に出来る。 となれば、仲間が大勢死ぬような過酷な戦いに挑む事にも躊躇しないのだ。 ゲーム中では基本的に自己主張らしい自己主張はしないが、情緒が一切存在しないという事もない。 好物の大地のエキスを見つけると一目散に吸いに行ったり、フリー状態で放置するとその場で遊んだりストレッチしたりと好き勝手したり、隊列を組んで歩いていると時折鼻歌を歌ったり(*3)、オリマーにダンスを仕込まれたりなど色々な表情を見せている。 そうした愛嬌と弱肉強食のドライさが同居しているのもピクミンの魅力と言えるだろう。 ピクミンの種類 赤ピクミン 和名 アカネピクミン 学名 Pikminidae rubrus 各ゲームにおいて、作中で最初に出会う赤いピクミン。(*4) 花は白色。 皮膚や筋肉が燃えにくい細胞で出来ており。炎に触れても燃えず怯みもしないという植物としてはとんでもない性質を持つ。 そのためブタドックリやカジオコシなど炎を扱う生物との戦いや間欠炎が多い場所で活躍。 尖った鼻のような器官が特徴で、この器官によりピクミンの中でも攻撃力が高いという特徴を持つ。 詳細な理由に関しては記載されていないため、「叩く際に突き刺す」説とか「この突起で頭の動きを制止することで葉の勢いをさらに上げる」説が存在する。 『ピクミン2』以降はピクミンが燃えても呼べば助けられる猶予が長くなったことで、紫や岩に出番を奪われ気味に… そのためもあってか『4』では焚き火の種火を運ぶことができるようになっており、物を燃やすことができるようになった。 全種のピクミンの中で最も好奇心と闘争心が強いとされ、ショートムービーでも活発…というか、向こう見ずな行動をする様子が目立った。 『3』のアルフ達も「可愛い顔して好戦的」とコメントしている。 ピクピクニンジンそっくり。 おいしそうだけど我慢。 黄ピクミン 和名 ミミヅキピクミン 学名 Pikminidae auribus 黄色いピクミン。花は赤とおなじ白色。 他のピクミンより高く投げることができる(*5)為、高所にある物体の運搬や届かない位置の原生生物との戦いで活躍。耳のような器官が特徴で、高く飛ぶことができるのはこれで羽ばたいているため。 『ピクミン2』以降は電気が平気であることが判明。高圧電流の流れる柵や電極の破壊、エレキムシなど電気を武器とする生物との戦いで活躍する。今はどちらかというとこっちがメインの能力として扱われることが多い。 特に『2』では電気は即死なので重宝する。『3』では複数が手をつなぐことで電気を通す導線となる。 彼ら自身も身体に電気が流れる事に快感とエネルギーの充足感を感じる模様で、通電ギミックを作動させると即座に花ピクミンに成長する。 ちなみに空気中の静電気も蓄えやすい体質なようで、『2』以降では仲間になった際に体表をビリビリと電流が走る演出が見られる。 『ピクミン』では唯一バクダン岩を扱うことができたのだが、『2』ではバクダン岩がすごく…大きいです…状態のため黄ピクミンでも持つことが出来ず、『3』では『初代』の大きさに戻り再度持てるようになったものの、別種のピクミンでも持てるようになり、『4』では大きさこそ変わらないがプレイヤー専用のアイテムとなったため、個性が少し潰れた。 その代わりに『3』以降では穴掘りが得意という個性が追加されており、他ピクミンよりも掘る速度が速い。『4』ではこの個性が大きく強化された。 要は作品ごとに個性の変化があるピクミンということである。 なお、3以降は高く飛ぶのを分かりやすくするためか、投げた時の声が他とは異なるものになった。 「高く飛ぶ」という特徴はすなわち「背の高い敵にも攻撃が届く」ということであり、攻撃力は並みにもかかわらずボス戦では活躍する機会が多い。特にダマグモ戦。 どう見ても耳ピクミン。(*6) 青ピクミン 和名 ミズアオイピクミン 学名 Pikminidae caerula 青いピクミン。赤黄と同じく花は白色。 水が平気で溺れない為、行動範囲が最も広い。大きな口に見えるのは「エラ」らしく、これで水中での呼吸が可能。常に開きっぱなしなのでちょっとマヌケっぽく見える。ちなみにショートムービーでは笑うときにエラも口角が上がることが地味に判明している。 勿論ミズブタやミズモチのように水系の攻撃をして来る生物とも有利に戦える。また『3』以降では水深の深い場所では泳げるようになったため、ウオノコなど泳ぎ回る相手との水中戦もこなす。 なお『初代』『2』のみの仕様だが、水場でフリー状態で居ると溺れた他のピクミンを陸地に放り投げて助けるという行動が見られる。この際、重さ10の紫だろうがブン投げることが可能。 『初代』~『3』では最後に仲間になる。『2』(特にGC版)ではバグで黄ピクミンより早く仲間に出来るのは内緒の話。出来る子は遅れてやってくるのです。 しかし『3』では合流があまりに遅すぎて活躍の場が少なく、水路を通れるという利点の一部を優秀な羽ピクミンに食われていることもあって空気気味。 一応羽ピクミンと異なり、水中の敵を倒したり、水に沈んだものを運ぶことが出来る利点はあるのだが… 『4』では序盤に仲間になるようになったので、それに伴って活躍の場も増えている。 『2』までは「水の上を渡れる」という唯一無二のアドバンテージがあったのだが、同じことができる羽ピクミン氷ピクミンにそれを奪われて以降は「潜れる」方向にシフトしている。 「3」以降では、魚系の敵にトツゲキさせると泳いで向かっていくため、敵が水面付近にいようが海底にいようが張り付いて攻撃できる。 口に手を入れてみたくなる。 紫ピクミン 和名 ヨコヅナピクミン 学名 Pikminidae yokozunum 『ピクミン2』から登場した紫色のピクミン。一回り大きくどっしりした体と頭に数本生えた毛のような突起物が特徴。花はピンク色。 和名の通り、初登場シーンでは横綱よろしく四股踏みを披露してくれる。 体内の筋繊維の密度が他のピクミンとは桁違いに多く、1匹で10匹分の重さと力があり、重い物の運搬や仕掛けの作動に重宝。 コイツが主役を張る作品では紫が100匹=ピクミン1000匹分必要になる運搬物が登場する。それらの必要運搬数のインパクトで「どうやって運ぶんだコレ」とおったまげるプレイヤーも多いだろう。 原生生物に投げると落下の衝撃で大ダメージが入る上、落下時に衝撃波が発生し、敵に当たると一定確率で麻痺させられる。しかも若干ホーミングするというチート仕様。さらには赤ピクを上回る攻撃力まで併せ持つ。 ゲキニガによる石化で防御力が上がり、ダメージが入らなくなるボスにも衝撃ダメージは入るといった特性も持つ。 10匹もいれば大抵の原生生物をボコボコにできる。 足が遅く属性耐性が無いのが欠点だが、やろうと思えば全身燃え盛るヤキチャッピーすらぶっ潰して鎮火させられる。 紫ピクミン火に強い♪ また投げた時の「一定時間斜め上方向へ直行(壁にぶつかると沿う)した後真下に落下する」という独特の軌道を利用することで、 黄ピクミンしか届かないはずのお宝の一部を回収可能だったりする。 紫ピクミン高く飛ぶ♪ とはいえ、移動速度の遅さゆえに原生生物に捕まってしまい美味しく頂かれてしまうことも多いので、少々慣れは必要。 身体が重いためフーセンドックリやアオケダタラが吹き出す風に吹き飛ばされない。 また『2』では「動じない」「混乱しない」とでも言うべき謎の耐性もあり、他のピクミンであればパニックに陥るタマゴムシの匂いが効かない。仕様上同じ処理がされていると思わしきダイオウデメマダラの雄叫びにも怯まない。 タマゴムシに至っては、前述の衝撃波で一掃することも可能。 『ピクミン3』ではストーリー中には使えずミッションモードの「お宝をあつめろ!」にのみ登場。 攻撃力の低下、衝撃波による麻痺やホーミングの廃止、サライムシに振り払われたりフーセンドックリに吹き飛ばされたり、後輩の岩ピクミンの台頭などの影響で大幅に弱体化されてはいるが、10倍の怪力は相変わらずであり運搬要員としては羽にも負けないほど強力。ほぼ紫専用のミッションも存在する。ぶっちゃけそのミッションでは羽ピクミンの方が活躍するのは内緒 『ピクミン3デラックス』でサブストーリーが追加されたが、そちらでの出番は残念ながら無し。 『4』ではパニックへの耐性や麻痺こそ失ったが、衝撃波の攻撃範囲が強化されたほか、「どっすん」せずとも投げて貼り付けただけで追加ダメージが入るようになるなど、『2』ほどではないものの戦闘力が上がった。あと投げたときの声が低くなった。 やろうと思えば『2』の時と同じ感覚でダイオウデメマダラやヤキチャッピーをゴリ押しで仕留めることも可能。 多くの人にとっての初邂逅はよりによってアイツの城になるため、よりその背中が輝いて見えることだろう。 設定上では鈍足が理由で他のピクミンと共生できず、地下にのみ生息するようになった希少種とのこと。 オニヨンも確認されておらず、野生種は絶滅してしまったのではとも言われている。その一方で、太古の名残を宿す洞窟にならオニヨンが残っているかもしれないとオリマーは推測している。 また、紫ピクミンが発する衝撃波は空間を歪めるほど強いと言われ、この次元に固定されていない存在を実体化させることができる。 CMソングを改変して、「紫ピクミン ただのデブ♪」と歌った人も多いのでは。実際は超有能なデブだけど。 重すぎて肉を叩かせる加減が難しい。 白ピクミン 和名 シロブシピクミン 学名 Pikminidae venalbius こちらも「ピクミン2」から登場した赤目で小柄な白いピクミン。花は紫と同じくピンク色。 体内に毒を持ち、自分を捕食した生物にダメージを負わせる事が出来る。 本編中では見られないが、ショートムービー内では鉄をも瞬時に溶かす超強力な酸を吐いたりしている。 勿論自身も毒に耐性があり、毒ガスが充満しているような場所でも平気で動き回る事が可能。 また、大きな赤い目のおかげで地中の物体を感知することができ、完全に埋まったお宝を発掘できる。 キモいかカワイイかで意見が激しく分かれる。 他、紫ピクミンとは逆に足がメチャクチャ速く、葉の状態ですら走るオリマーに余裕で追いついてくる。 花ピクミンに至ってはオリマーに常に張り付くようについてきて、ときには追い越してしまうことも。 このため、タイムアタックを目指す玄人プレイヤーからはハイスコア更新要員として重宝されているフシがある。 『ピクミン3』『ピクミン3デラックス』に関しては、紫ピクミンと同じく、なんなら敵側の毒属性不参加と爆弾岩の復活、攻撃力の低下、そして完全に埋まった物品が全てのピクミンで掘り返せるようになったことにより紫以上に割を食ってしまった。 とはいえ超スピードは健在であり、特に金塊やブドウなど往復して運ぶものを効率よく運べるため、タイムアタック要員として活躍の場は存在している。 『4』でも基本的な性能は変わらず、完全に埋まったお宝も全色のピクミンが掘り返せるが、毒属性の敵の復活により出番が増えた。ダンドリチャレンジなどではその足の速さを上手く活用できるかがカギになる。 また性能には関係ないが、声が他のピクミンとは完全に異なる高いものに変更された。 体内の毒のせいで他のピクミンと共生できないのか、紫ピクミンと同様今や地下にのみ棲息する希少種。 またその紫ピクミンとは対照的に短気な性格で、ショートムービーではのっそりと動く紫ピクミンに苛立ったり、ショベルカーの解体作業を早く終わらせようと酸を吐きまくったりしている。それを他のピクミンたちに止められたが、あろうことかこの白、酸をピクミンたちにばらまいた。幸い被害者0 また、毒の種類はジテルペン系アルカロイドで、現実でも毒草で有名なトリカブト等がこの毒を持っており、食べると嘔吐、呼吸困難、臓器不全に陥り、最終的に心停止で死亡する。同時に生薬として根塊を「附子」という名で使用されることがある。 食べさせる派。 ヤドリピクミン 学名 Parasiticus pikminicus 『ピクミン2』のオリマーメモでその存在が語られたピクミン。 他の生物に寄生するピクミンで、寄生した宿主の神経に根を伸ばして自由を奪ってしまう。 寄生された生物は頭からピクミンと同様の葉が生え、ピクミンのように隊列行動を取るようになる…が、捕食に関しては宿主の本能任せ。 このため、ヤドリピクミンに寄生された生物がピクミンを襲うことも普通にある。 他生物との共生を積極的に行うピクミンの習性から、寄生ではなく何かしらの共生ではないかという説もあるらしい。 『ピクミン2』ではヤドリピクミンそのものは登場せず、アカチャッピーに寄生した個体「ハチャッピー」として登場。 (コチャッピーと違ってチビクマ同様に本物の)子供のコッパチャッピーを連れて地下に出現する。 親を倒すとコッパチャッピーはオリマーに従うようになり、全ての属性に耐性を持つ、万能の働き手になってくれる。 ただし洞窟内でしか登場しないし、洞窟の外には連れて帰れない。 ちなみに死んだときに昇天していく魂の形は敵生物と同じ。 岩ピクミン 和名 イワヤドリピクミン 学名 Pikminidae habisaxum 『ピクミン3』から登場した、新種の灰色のピクミン。美脚。 小石のような硬い体が特徴で、その硬さを利用した体当たりでガラスの壁や水晶を粉々にしてしまう。花は紫色。 イモガエルやダマグモ系などのピクミンを押し潰す攻撃や、ハオリムシ系や『3』のラスボスであるアメニュウドウなどの突き刺し攻撃も無効化するため、倒せない人は岩ピクミンを連れて行ってみよう。 ただしチャッピーなどには普通にポリポリ食べられてしまうので過信は禁物。 また、ポータルサイト「ピクミン ガーデン」の原生生物図鑑によれば、内部は空洞になっており固い地面の上で押し潰されると砕けてしまうらしい。 そのため、コンクリや金属の上などの固い地面の上で押し潰し攻撃を受けた場合、流石に耐え切れずに死んでしまう。本編ストーリー中はそのような状況には出くわさないが、ミッションモードでは発生する(*7)ので要注意。 投げつけて命中した時の攻撃力が高いので、(本編には)紫ピクミンがいない『3』での切り込み隊長。 その代わり、丸い体のせいか他のピクミンが当たり前に行える張り付き攻撃ができないという特徴がある。 張り付きの代わりに体当たりで攻撃する関係上岩ピクミン自体の攻撃効率は悪く、他のピクミンのように突撃で一気に攻めるのには向かない。 積極的に投げて呼んでを繰り返して、サポートしてやろう。 ただ、一所懸命走ってコロコロ転がる姿はかわいい。 敵によっては貼り付けない短所が長所になることもあり、全身が燃えているヤキチャッピーにダメージを与えたり、振り払われた時に吹っ飛ばされて奈落に落ちにくかったりする。 「4」では体当たりでも投げた時と同じダメージを出せるようになり、突撃等での攻撃能力が大きく上昇。なんと瞬間火力では赤や紫どころかゲキカラ状態のピクミンすら上回る脅威的な爆発力を手に入れた。 反面ゲキカラスプレーの「攻撃力が一律黄、青ピクミンと同じになり張り付いた時の攻撃速度が2倍になる」という仕様とは相性最悪。貼り付けない分ゲキカラスプレー使うと逆に火力が下がるという本末転倒な事になる。 『Hey! ピクミン』では地面の状態に関係なく押し潰し攻撃を受けると死ぬので要注意。 和名にヤドリピクミンとつくとおり、生物ではなく無機物である岩に寄生して生まれたピクミンらしい。 解説でも「岩石に寄生した、ヤドリピクミン」とあるので上記のヤドリピクミンの一種だと思われるが詳細は不明である。 ピクミンガーデンにてその和名と解説が公開された際は、多くのピクミンプレイヤーに衝撃を与えたとか…… 『3』まで登場しているピクミンの中で唯一スマブラに参戦していない。 歯が折れそうになった… 羽ピクミン 和名 モモイロトビピクミン 学名 Pikminidae volarosa こちらも『ピクミン3』から登場した、小さな羽で空を飛ぶ新種のピクミン。どぎついピンク色の体に白ピクミンのものに似た大きな青い目と背中の羽が特徴。花は岩と同じく紫。 頭でっかちで体の小さいフォルムや、他と比べて可愛らしい声などがキュートという声もあれば、姿や挙動がコバエのようだという声もあり、なのでこちらも人によって好みが分かれる。 空を飛べるので、水の上や多少の起伏もなんのその。他のピクミンが回り道するところをまっすぐ飛んでいっちゃうことも。 ペレットやお宝も飛びながら運べる反面、他のピクミンを空中で振り落としてしまう点には要注意。 飛べる力の代償として、叩く力が弱く押し潰し攻撃もできないので戦いは他のピクミンに任せよう。 ただし、敵の弱点へ文字通り飛んでいけるので、飛行する敵、弱点が小さく且つ高いところにある敵…たとえばフーセンドックリやハチスズメ、ヘビガラスのような敵との戦いでは一転して頼れる味方になる。 前述の通りピクミンの中ではもっとも非力だが、ゲキカラスプレーを使用すれば攻撃力が他のピクミンと並ぶため作中最強クラスの戦闘力を手に入れる。 羽虫に攫われる夢を見た… 氷ピクミン 和名:コオリヤドリピクミン 学名 Pikminidae habiglacius 『4』に登場の氷で出来た身体を持つ水色のピクミン。 岩ピクミン同様ヤドリピクミンの一種で、大気中の水分を凝結させて作り出した氷に寄生して身体を得ている。 なお体内の核が常に超低温の冷気を発している為、暑い場所でも溶けてしまう事は無い。 花は黄色。 相手に貼り付いて一定量攻撃することで凍結させることができる。 これはゲキニガスプレーの石化に似た仕様で、そのまま砕くと普通のアイテムを落とさない&死体が残らない代わりに大地のエキスを落とす。 攻撃力自体は他のピクミンより低めなので、戦闘時は赤ピクミンなどと組み合わせたい。 勿論自身も冷気に耐性を持ち、寒い場所でも凍えたりしない。 なお、この凍らせる効果は食べられた際も有効で、本当にヤバい局面では氷ピクミンを食べさせて凍らせる白ピクミンのような使い方もできる。 ただし、ダンドリチャレンジ等のチャレンジモードで本来運ぶべき敵を凍らせて砕いてしまった場合、その分のスコアが獲得できなくなってしまう。 氷らしく水に浮かぶので水上を通過でき、水面に一定数投げ込むと水面を凍らせて足場にする。 水面を凍らせている最中は動けないものの、他のピクミンや主人公が足場として利用することができる。 また凍らせた水場に敵がいた場合、水面と一緒に凍結する。このときの凍結は氷ピクミンを隊列に戻すまで永久に続くため、雑魚やボス格の敵ですら残りのピクミンやオッチン、時間はかかるがパンチでも安全かつ一方的に倒しきることも可能。水場があったらとりあえず何匹の氷ピクミンで凍らせられるか確認しておこう。 その他、他のピクミンでは触れるだけで凍ってしまうドライアイスや、「水こんにゃく」というゼリー状の障害物を凍らせて破壊する事も可能。 あくまで「水に浮く」だけであって「溺れない」わけではないので、ミズブタやミズンボウなどの攻撃で顔に水がかかるのは苦手。 もちろん、運搬中に水場を通過したり、水中の敵と戦ったりする事も出来ない。 加えて氷なので火に弱く、燃え始めてから死ぬまでの時間が他のピクミンより少し短い。 また非常に強力な凍結能力だが、中盤以降はフブキブタやコオリフーセン、コンコチャッピーといった凍結無効の敵が出てくるため注意。ただし、こちらも相手の凍結攻撃を受けないため一概に不利とは言えない。 ラスボスのダメージ制限が入る瞬間に凍結させると、次のダメージ制限までダメージを与えることができる。 食材を凍らせるのに重宝する。 ヒカリピクミン 和名:トコヨノヒカリピクミン(*8) 学名:Pikminidae supravelum 同じく『4』で登場。 黄緑色に光る幽霊のようなピクミン。足はなく、頭でっかちなフォルム、左右非対称な顔が特徴的。花は氷と同じ黄色だが、形状は星型。大地のエキスで花になるのではなく時間経過で花に成長する。 その生態から便宜上ピクミンと呼ばれているものの本当にピクミンかどうかはわかっておらず、生物図鑑上の科目も『?科』となっている。また生体反応が存在しないらしく、生物よりもエクトプラズムの類なのではないかという意見も出ている。が、ポンガシグサに入れるときちんとピクミンに変換される。 あらゆる属性に対する耐性を持つ、ワープする(*9)、複数が合体して巨大な閃光弾「フラッシュバースト」と化して敵を怯ませるといった、他のピクミンにはない特異な能力の数々を持つ反面、日光が苦手で明るいところでは連れ歩くことができない。 また当然捕食されたり攻撃を受けると消滅して数は減るが、粒子のような存在になるだけで死んでおらずいずれ復活するという。とはいえゲーム的には改めて増やし直す必要があるし、生物図鑑の『やられた数』にはきっちり記録されるため、真の無犠牲クリアを目指す方は注意されたし。 他のピクミンとは異なりオニヨンではなく「ヒカリヅカ」という光る蟻塚のようなものを拠点としており、これに金平糖状の「ヒカリペレット」を入れることで新たな個体が生み出される(*10)。 このヒカリヅカに蓄えられたエキスは他の原生生物の大好物らしく、夜な夜な彼らの襲撃を受ける事になる。 ヒカリヅカの防衛に協力すると、増えたヒカリピクミンは休眠状態となってヒカリのタネというアイテムとして仲間に加わる(*11)。 これを夜や洞窟などの暗所で使用すると、ヒカリヅカが無い状態でもヒカリピクミンを隊列に加えることができる。 洞窟で使える・すべての耐性をもつことから『2』の可愛くないコッパチャッピーのような存在になっている。アイテムとして洞窟であればいつでも使えるため利便性が上がっているが、今作では洞窟入場時におすすめピクミンが表示されるうえ、野生ピクミンを隊列に加えることができるため使わなくてもギミックの対応はできるようになっている。巻き戻し機能が実装されているためピクミン大量死の対策としても使われない。 そんなヒカリピクミンが大活躍できる場所が最後の洞窟である「王の穴」。多めの紫ピクミン・アイスバクダンでためた氷結ゲージを満タンにするための少量の氷ピクミン・ギミック用のヒカリピクミンで突撃すれば、わんさか出てくるボス達を粉砕できる。 生き物のにおいがしない。 その他のピクミン キノコピクミン 初代紫ピクミン。ボケナメコの胞子を浴びて洗脳・変化した姿。 紫の体色に完全な白目、本来なら葉や花が生えている場所にキノコのカサが生えており、 積極的にオリマーに纏わりついて襲ってくる。日頃の怨みでございますよ。 ピクミンで倒したときに洗脳が解ける確率は半々であるが、オリマーに振り払われると確定で元に戻る。 ボケナメコは初代と『4』に登場するが、『4』では胞子の効果が変更されたことで初代でのみの登場となっている。 しかし敵としてピクミンが襲い掛かってくる状況は『2』以降でも2Pバトルモードで受け継がれており 相手のピクミンから直接攻撃を受けると、キノコピクミンと同様にまとわりついてくる。 茶ピクミン(仮) 『Hey』でとあるamiiboを読み込ませた際のオリマーのコメント。 ピクミン1で脱出に失敗すると…(ネタバレ注意!) オリマーピクミン(仮称) 『初代』のバッドエンドに登場。 ドルフィン号のパーツは集まらなかったが、もはや生命維持装置も持たない。イチかバチかでドルフィン号を飛ばす…が、結局惑星からの脱出は叶わなかったオリマー。 翌朝、オリマーの亡骸をオニヨンへピクミンたちが運び込むと、そのまま吸い込まれ…放出された種からはオリマーにそのままピクミンの葉が生えたような見た目のピクミン(?)が生まれたのだった。 余談だが、『2』でもリーダーが昼寝してるとピクミンに運ばれてオニヨンの餌にされかける。 さらに『3』ではオリマーが力尽きてピクミンの餌にされる悪夢を見てしまう。 ピクミンは自分達のリーダーをどう認識してるのだろうか…? そしてピクミン4では…(最新作ネタバレ注意!) 葉っぱ人 頭にピクミンのような葉の生えた、全身毛むくじゃらのような姿になってしまった者たち。 その正体はオニヨンに回収される事で、ピクミンの遺伝子を植え付けられ『ピクミン化』させられた遭難者の成れの果てで、いわば『ピクミン人』ともいうべき存在。 ピクミンの遺伝子を獲得した結果、猛毒の酸素が充満するPNF-404の大気中でも問題なく生存できる。 また、ピクミン化させられる前にどんな重傷を負っていても治癒することができる強力な自己再生力を持つようであり、 『4』ではキャプテン・オリマーや救助隊のバーナードが、瀕死の状態から葉っぱ人化を経て五体満足な状態で生還している。(*12) その代わりに効率と手際の良さ、すなわち『ダンドリ』を最優先するよう思考が単一化されてしまっており、ある意味ピクミンの統率をするのに最も都合が良くなるよう洗脳されてしまっている状態となる。 この状態では救助する事はほぼ不可能で、ダンドリバトルやダンドリチャレンジといった葉っぱ人との対決を打ち負かして気絶させることで、何とか連れ帰る事が可能になる。 さらに、ピクミン化した生物はピクミンのいない環境にいると衰弱し、恐らくやがて死に至るのではないかという疑いもある。 これはピクミン化した宇宙犬であるモスとオッチンの2例において、両者ともどんな環境にも適応できるほど屈強な種族であるにも関わらず、宇宙船に乗り惑星から離れる度に体調が悪化していくという極めて不可解な現象が起きた事で確認された。 幸い、専用の薬品を投与すればピクミン化した生物を治療することが可能。 薬品の作成方法は夜中のヒカリヅカから採取できる『ヒカリのミツ』と『ピクミン化していない投与対象生物の細胞』を調合することで、 プレイヤーはミツを採取するため、真夜中の探索でヒカリピクミンと供に原生生物からヒカリヅカを守り抜くことになる。 また、葉っぱ人を治療する際はほかの宇宙人の細胞が簡単に調達できるので問題ないが、 オッチンの場合は何とかしてピクミン化していない宇宙犬の細胞を手に入れる必要がある。 なおピクミン化の治療薬は『生まれながらピクミンに寄生されていたもの』に対しては効き目がないらしく、PNF-404で生まれたモスに同じ薬を投与しても葉っぱはそのままだったため、最終的にモスはピクミン達のリーダーとしてPNF-404に残る事となった。 葉っぱ人化はヒカリのミツを経口摂取することで予防可能であり、これを食料としていたコッパイ星人達はオニヨンに吸い込まれても葉っぱ人と化しなかった。 そのため騙されてミツを口にしたディンゴや、コッパイ星人からミツを奪って食べたルーイも同様に葉っぱ人化しないものと思われる。 ちょっとクセになる味。おなかと頭らへんが、ポカポカする。 逆にあまりに長期間葉っぱ人化していると人間の頃の記憶が薄れていき、代わりに新たな自我が芽生える。 『オリマー遭難記』を語り終えた後に発見された『葉っぱ仙人』なる白い葉っぱ人は、ややカタコト気味だったオリマーら遭難者と違い流暢に喋っており、さらに自分の過去の記憶も既に忘れている上に、今の自分に生きがいを持っており、PNF-404にダンドリの極意を伝え残すべく救助を固辞している。 これまでの情報を統合すると、ピクミンという種には 自分たちを導くリーダーに従う一方で優秀な個体には同化を試み、成功した暁にはピクミンという種が生存するために最適な思考になるよう洗脳する 獲得したリーダーが逃亡したり統率を放棄したりしないよう、自分たちから離れられないような体質に変化させて恒久的にリーダーを得ようとする という恐ろしい一面があるのではないだろうか……? 一応、ピクミン達が自らが積極的に葉っぱ人化を試みたのはリーダーが命を落とす直前であり、葉っぱ人と化すことでオリマーは一命を取り留めているため、葉っぱ人化は優れたリーダーを失わないためのピクミンなりの蘇生・延命措置の手段という側面が強いのかもしれない。 もし最初からリーダーを自分たちの仲間に引き入れるつもりならば、それこそ数の暴力で無理やりオニヨンに運んでしまうという手段を取ってしまってもいいはずだが、作中ではもちろんそんな真似はしていない。 彼らの中ではリーダーの意思を尊重しようというスタンスが基本なのだろう。 その一方、オリマーがドルフィン号で脱出を試みた際には、別れを惜しむオリマーを意味ありげに見つめているだけだったのに対し、落下してきたオリマーの葉っぱ人化に成功した際には目に見えて歓喜していた。 ただ単にオリマーの延命に喜んでいるだけなのかもしれないが、ひょっとするとオリマーに対して、 「できることなら脱出に失敗してこの星にとどまってくれないだろうか」と考えながら協力をして、その念願が叶って喜んでいたという可能性も…… それぞれの個体としてのピクミンは複雑な思考はしていないようなので、単純に死ななかったことを喜んでいるとも考えられる。 ピクミンの近種? オニヨン 和名:ピキノシガンバナ(*13) 学名:Lillium pikminporta ピクミンの母体にして巣のような存在。名前はホコタテ星の植物『オニヨンタマネギ』に似ていることから名づけられた。 その名の通り玉ねぎ状のUFOのようなもので、大きな白い花型のプロペラを回転させ、下部ノズルから火を噴いて飛行し、地面に着陸する際は下部から生えた3本の足を延ばして自立する。 普段ピクミンたちはこの中に格納され眠っている状態で、オリマーたちリーダーがオニヨンの下に立って呼び出すことで足を伝って外に出てくる。 夜になるとピクミンたちはオニヨンの中に戻り、飛行するオニヨンの中で原生生物が狂暴になる夜をやり過ごしている。 ピクミンがペレットや倒した原生生物などの栄養源をオニヨンに運んでくると吸いこんで吸収し、その栄養価に応じた分の数だけ、オニヨンと同じ色のピクミンのタネを噴き出して埋める。 裏を返せばその色のオニヨンが存在しない色のピクミンは、直接増やす手段もないという事になる。 種や地面の芽も含めて地上に100匹(*14)を超えるピクミンを出そうとしない性質を持っており、 その制限を超えてピクミンを増やそうとすると、地上に種を出さずオニヨンの中で葉ピクミンが増える。 これはピクミンの全滅を防ぐ為の生存本能故の性質であるらしい。ピクミン達のか弱さや他の原生生物の危険性を考えれば納得だろう。 また、オニヨン内含めその色のピクミンが本当に全滅してしまった場合、オニヨンが力を振り絞って1匹分だけ種を出してくれる。 このようにピクミンと切って離せない重要な存在だが、ピクミンではなく後述するポンガシグサ類の方が生物学的には近似種であるとのこと。 またそのあまりに生物離れした特徴から、生物学者のピットは「自然発生したのではなく、何者かがピクミンを効率よく増殖させるために生み出した一種の生体工場なのではないか」と考察している。勿論その真偽は不明。 『1』『2』ではティーポットのようなやや機械的なデザインで、赤、黄、青の三種類にそれぞれ分かれていた。 『3』ではデザインが大きく変更され、より植物に近くなった。さらに異なる色のオニヨンが一つに合体するようになり、新しいオニヨンを発見すると、1日の終わりに合体する仕組みになっている。この仕組みによりピクミンを出し入れする際の「各色のオニオンに移動する」という手間がなくなった。 『4』ではデザインがさらに有機的になり、玉ねぎというよりトマトそのまんまな見た目で登場。 これまでとは異なり発見してもその場で起動せず、拠点まで回収しなければならない(*15)。そのためコレクションアイテムの一環にもなっており、一度地下で出会ったピクミンでもオニヨンがないと増やすことができない。 自分の色のオニヨンがないピクミンは「その時点で最も数の少ない色のピクミン」のためにペレットやオニヨンを運ぶ(*16)。 またピクミンを出せる最大数が20匹まで減っており、これを従来通りの100匹まで増やすには後述のガーリップという球根をオニヨンに吸収させる必要がある。 さらに『4』では… 一度エンディングを見た後に解禁されるモード、『オリマー遭難記』をクリアすることで解禁される「葉っぱ仙人の挑戦状」の伍ダン、終ダンをクリアすることで長らく存在が確認されていなかった白と紫のオニヨンが入手できる。 よく見ると足に毛がびっしり生えている。 ガーリップ 和名:ギョウジャシガン 学名:Bulbus lillium 『4』で登場したオニヨンの近縁種。形はオニヨンにそっくりだが、より根菜らしいクリーム色の見た目をしている。 高い栄養素を持ち独特の強い匂いを発する野菜で、食べると疲労回復や滋養強壮の効果が期待できる。 またガーリップの発する匂いはオニヨンの成長ホルモンに似ているらしく、これを吸収したオニヨンは成長が促進され、外に出せるピクミンの数が10匹増える。ただし100匹以上出せるように成長することはなく、既に100匹出せる状態のオニヨンがガーリップを吸収すると、栄養素を大地のエキスとゲキカラエキスに変換して噴出する。 油で炒めて香り付けに。食べ過ぎると体が臭ってくる。 ポンガシグサ類 和名:ポンガシグサ 各種 学名:Flora rufusia 謎の多い植物。ピクミンの類縁種とも進化系とも、はたまた未熟成のオニヨンとも言われるが詳しくは解明されてない。 ピクミンを投げ込むと花弁が閉じ、色に対応したピクミンに変換させる効果を持つ。 一定数ピクミンを変換させると枯死する。どう見ても得してるのはピクミン側だけであり、なぜこのような生態なのかは謎。 便宜上ピクミンと呼ばれているだけのヒカリピクミンも変換可能。 色が一定周期で変化し、投げ込まれた時の花の色に応じた種類のピクミンを増やすポポガシグサという変種も登場する。 中で何が起きているかは見せられません。 『1』で一度に変換可能な数は10匹で最大50匹変換可能。実は枯死する条件が特殊で、ピクミンの変換数問わずに5回種を吹き出すと枯死する。 『2』以降は一度に変換可能な数は5匹で、5匹変換すると枯死する。また、『3』以前と移行で外見が大きく変化しているが性質は同じ。 余談だが『3』で爆弾岩を持ったピクミンを投げ込むとそのまま枯れる。投げ込んだピクミンは返ってこない。 『4』の場合は、アイテムとなったバクダン岩を放り込んでも爆発せず、そのまま吐き出すようになった。吐き出したバクダン岩はアイテムとして回収可能。 『2』時点では白ピクミンと紫ピクミンはオニヨンが存在せず、ポンガシグサによる色の変更でしか増やせないが、 『初代』のエンディングにて様々な色のオニヨンが飛行している様が描かれている為、もしかしたら確認されていないだけで存在するのかもしれない。 どの色も サラダには向かない。(*17) ペレット草 和名:アメノツユクサ 学名:Amplus nutrio ドロップキャンディのような結晶状の実『ペレット』をつけ、その周りに白い花びらを咲かせる、PNF-404では一般的な植物。 ピクミンやオニヨン類などと同じく筋繊維を持っているほか、攻撃すると「ピーッ」という甲高い声(?)を上げる。そのため動かないもののピクミンとは比較的近い種なのではないかと考えられている。 ペレット草を攻撃してある程度ダメージを与えるか、小さいものならペレットにピクミンを直接投げ当てるとペレットを落としてしぼむ。とはいっても枯れた訳ではなく、ある程度時間を置けば再びペレットを結実させて咲く(*18)ほど成長が早い。 ペレットはペレット草が大地のエキスを結晶化させてできた実で、前述の通りドロップキャンディのような円筒状半透明の見た目で、表面には大きく数字が表れている。 この数字の大きさはペレットの大きさに比例しており、1, 5, 10, 20 の4サイズがある。 また、数字以上の匹数分ピクミンが居れば運搬できるほか、同じ色のピクミンでオニヨンに運べば数字分の、違う色の場合の場合は数字の約半分のピクミンが増えるという、ピクミン達にとって目安にしやすくあまりにも都合が良すぎるようになっている。 なお、ペレット草からだけでなく、原生生物を倒した時もこのペレットを落とすことがある。 これは栄養価の高い大地のエキスを結晶化して固形物にできるのがペレット草(とその近縁種)だけで、多くの原生生物がこのペレットを主食の一つにしているからとの事。 スープに入れると味がまろやかになる。 ヒカリヅカ 和名:トコヨノヒカリヅカ ヒカリピクミンが巣や母体とするオニヨンのような何か。 蟻塚のような見た目をしており、夜になると拠点近くに生えてきて、朝になると再び土の中に姿を消すという。 中には強力な分解酵素がエキス状になって蓄えられており、これが発光しウロから黄緑色の光が漏れ出ている。 ヒカリヅカが存在する一帯ではエキスの影響により、原生生物は倒れても死骸を残さずに分解され、即消滅してしまう。質量の大きい原生生物の場合、その場にエネルギー結晶にしてヒカリピクミンのエサであるヒカリペレットを残す。 エキスの光に誘引された原生生物は狂暴化して、ヒカリヅカを襲撃するようになる。 ヒカリヅカが破壊されエキスが食べられてしまうと、ヒカリヅカは枯れたようにしぼんでしまうが、ヒカリピクミンを率いて防衛に成功すると、日の出とともにそれを濃縮したヒカリのミツとして放出する。 このような生態から、ヒカリヅカは原生生物をわざとおびき寄せてはヒカリピクミンを使って倒し、その死骸を分解・吸収して栄養素をエキスに変換、最後は土壌に還元する分解者としての役割を持っているのではないか、と考えられている。 また拠点近くにしか現れない事から、ヒカリヅカはオニヨンの地下茎なのではないかとも推測されている。 なおヒカリのミツはオリマーら宇宙人たちが飲んでも問題なく、ある程度の栄養価を持つため食料に適しており、また体に酵素を取り入れる事で猛毒の酸素を吸入してもある程度は平気になるという。 一方で原生生物には強過ぎる効力から悪影響が発生する場合もあるようで、例えばミウリンがこのミツを摂取した状態で卵を産むと、分解酵素が悪影響を及ぼし腐敗した個体が生まれてくるのではないかと考えられている。 オニヨンと似たにおいがする。緑色のジュースはクセになる味。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは 3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降、ファイター「ピクミン オリマー」として登場。オリマーの武器となる。 通常必殺ワザの「ピクミン引っこ抜き」にて引っこ抜くことができ、最大6匹まで連れ歩ける。ピクミンの色による出現確率は地面によって多少の違いがあるが、だいたいは赤・青・黄が出やすく紫・白はレア。連れているピクミンが多いほど上必殺ワザの「ピクミンつながり」のリーチが伸びて、復帰しやすくなる。 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U以降は連れ歩ける数が3匹になった代わりに、引っこ抜く順番が固定になったため管理がしやすくなった。 上必殺ワザは「羽ピクミン」になり、羽ピクミンに持ち上げられて上昇する。連れているピクミンが多いと重くなって上昇量が減るので注意。 因みに本編より攻撃力・耐久性ともに凄まじく上昇している。 本編でもこれぐらい強ければ…とは思ってても言わない。 各ピクミンの効果は大体以下の通り。 ◆赤ピクミン 吹っ飛ばし、ダメージとも安定して強く使いやすい。 攻撃は炎属性で、また一部相手ファイターの炎攻撃からダメージを受けない。 ◆黄ピクミン 吹っ飛ばしは弱めだが攻撃範囲が広い。また跳躍力が高い。 攻撃は電撃属性。 ◆青ピクミン 吹っ飛ばし・攻撃力共に平均的だが、投げ技に使ったときに吹っ飛ばしが強い。 また一部ステージで水没しても死なない。 ◆紫ピクミン 吹っ飛ばし・攻撃力ともに最強だがリーチが短め。溜めスマッシュの破壊力は異常。 横必殺技で投げつけると相手にくっつかず、そのまま体当たりでふっとばす。 ◆白ピクミン 吹っ飛ばし・攻撃力とも最低で使いづらい為立ち回りや復帰の際によく投げ捨てられたりする可哀想な子。耐久も脆い。 しかし跳躍力は高く、横必殺で引っ付いたときやつかみ攻撃のダメージはかなり高い。 その他 『2』『3』では、5種類のピクミンをそれぞれ20匹ずつ計100匹連れていると鼻歌(1のテーマ曲「愛のうた」)を歌ってくれる(版権の都合かSwitch版『2』では不可能)。『4』でも詳しい条件は不明だが数種類の鼻歌が用意されている。かわいい。 youtube等で見れるショートムービーでは、喜怒哀楽と表情豊かなピクミンをみることができる。とてもかわいい。 ♪僕たちピクミン ♪あなただけについてゆく~ ♪今日も追記、修正、編集 ♪そして ♪wiki篭る~ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 4の情報はまだ載せちゃダメだろ -- 名無しさん (2023-06-30 22 54 06) 何か無表情・無感情なんじゃなくて、初期作は描画スペックとゲームの都合で表情描けてなかっただけっぽい?ショートムービーや「はじめてのピクミン」では滅茶苦茶感情豊かだし -- 名無しさん (2023-07-09 18 32 03) 岩ピクミンを「ヤドリピクミン」の亜種であるという記述を削除。ハチャッピーに寄生していたものとイワヤドリピクミンの類縁性について何か情報があったら更新願う -- 名無しさん (2023-07-09 18 32 52) 声のレパートリーが作品を経るごとに増えている気がする -- 名無しさん (2023-07-12 21 51 59) ほのお・でんき・みず・かくとう・どく・いわ・ひこう・こおり・ゴーストって感じだな。ドラゴンが出たらめっちゃ強そう。 -- 名無しさん (2023-07-17 20 33 48) ヒカリピクミン洞窟にも現れて尚且つワープしたり死なないピクミンだと…(インタビューより)コイツ本当に生き物か…? -- 名無しさん (2023-07-19 22 35 59) ヒカリピクミンだけ科目が不明なのね。他はピクミン科なのに -- 名無しさん (2023-07-21 23 07 42) ↑2 蓋を開けてみたら「2」のコッパチャッピー枠 -- 名無しさん (2023-07-23 09 46 16) 4から仕様変更が多すぎるから、枠分けないと大変なことになりそう -- 名無しさん (2023-07-25 11 17 48) というか4の世界観って既存の作品と共有しないってことでいいのかな、地上に家があるのは明らかにおかしいよね。単にオリマーの歴史が変わってるなんて違いでは絶対ない -- 名無しさん (2023-07-25 11 20 49) 氷ピクミンの予言者いたな。鈍らせるどころか完全に凍りつかせてしまうけど -- 名無しさん (2023-07-26 15 33 04) ショートムービーや「はじめてのピクミン」では表情豊かに描かれてるがあくまでも生き物として見てる自分は常に無表情な方が解釈一致してて好き -- 名無しさん (2023-07-26 15 55 52) FF14では、「自分でギミックのアンチを判断せずに、周りのプレイヤーが逃げた先に脳死でついていくだけ」のプレイヤーをピクミン、その行為をピクミンすると呼称する。侮蔑の意味合いが強いが、高額なUWモニター必須の外周ギミック(4k以下のモニターでは画面が狭くてカメラをぐるぐる回さないとギミック把握できない、見えない)が増えてきたこともあり、「とにかく死にたくない、ギミックミスしたくない」場合では有効となることもあるので一概に悪とも言い切れない所もある -- 名無しさん (2023-07-27 08 03 07) 赤ピクミンは自前で用意できないとはいえ、いよいよ炎属性攻撃できるようになったのか -- 名無しさん (2023-07-29 12 51 04) ヤドリ系は多分オニヨン存在しない(したとしても多分特定の物を運び込むとそれに応じたヤドリ出すやつになりそう)だろうから、あと現状で未発見と呼べるのは1色だけか -- 名無しさん (2023-07-29 20 35 24) 1バッドエンドで倒れたオリマーをオニヨンに運んだのは餌扱いじゃなくて、ピクミンなりの延命手段として…で20年以上の時を経て謎が回収されたと思って良いんだろうか -- 名無しさん (2023-07-29 20 43 02) 葉っぱ人化や同化はある意味餌扱いより酷いとは思うが、ピクミンとしても種の存続・繁栄がかかってると思うと自然は残酷 -- 名無しさん (2023-07-30 21 29 22) 少なくとも「葉っぱ人化」はリーダーが命の危機に瀕しない限りは実行しようとしていなかったのを忘れてはいけない -- 名無しさん (2023-07-31 20 10 43) ↑尚、リーダーの指示とは言え「2」にて寝ているキャラを何の躊躇もなくオニヨンに運んだ前科がある模様。 -- 名無しさん (2023-08-08 13 24 06) 4だと羽ピクミン専用ギミックが削除された上、ハチスズメみたいな羽ピク特効の敵もいないから活躍が難しいな -- 名無しさん (2023-08-09 08 48 42) ↑地形無視して運搬できるわトッシン張り付きが効かない相手にもゲキカラトツゲキでゴリっと削れるわで相変わらずめっちゃ強いよ。 -- 名無しさん (2023-08-09 09 14 21) ↑地形無視の度合いが3に比べて落ちてるような気はする(大きい段差や壁を乗り越えて運ぶような超ショートカットルートが無くなった)けど、それ以外は手軽に増やせない状況が長く続くのが活躍少ないように見える原因じゃないかな? -- 名無しさん (2023-08-09 20 08 51) 紫は4だとホーミングと確率スタンは流石に没収された上に叩きつけの火力は赤と同じらしいけど、衝撃波の追加ダメがエグい上に割と大小問わず色んな敵に効くから相変わらず強い。小型サイズなら瀕死、中型サイズにも十分な追加ダメが入る。 -- 名無しさん (2023-08-12 02 09 19) ↑19 鋼ピクミンや悪(闇)ピクミンは出せそうだなと思った。 -- 名無しさん (2023-08-30 19 19 27) 岩、羽、氷はどういう理由でサラダに向かないのか… -- 名無しさん (2023-08-30 20 45 09) 岩は固すぎ、氷は冷たすぎて頭が痛くなると予想 -- 名無しさん (2023-08-30 21 15 05) 氷はピクミン同様、凍らせちゃってサラダに向かない説。羽は何だろう? -- 名無しさん (2023-08-31 11 28 26) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-09-20 17 26 19) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2023-10-18 15 52 28 ↑3 なんとなくのイメージだけど、甘味が強すぎるから…とかかな? -- (名無しさん) 2023-10-18 15 55 32 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5280.html
この記事では『ピクミン2』『Wiiであそぶピクミン2』『ピクミン2(Switch)』を取り扱っています。 ピクミン2 Wiiであそぶ ピクミン2 概要 ストーリー 特徴・『1』からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ピクミン2(Switch版) 概要(Switch) 変更点(Switch) 問題点(Switch) その後の展開(Switch) ピクミン2 【ぴくみんつー】 Wiiであそぶ ピクミン2 【うぃーであそぶ ぴくみんつー】 ジャンル AIアクション 対応機種 ニンテンドーゲームキューブWii 発売・開発元 任天堂 発売日 【GC】2004年4月29日【Wii】2009年3月12日 定価 【GC】5,800円【Wii】3,800円(全て税込) 配信 【WiiU】2017年6月21日/2,700円 判定 良作 ポイント 2色増えて面白さもパワーアップ自由度は高い反面遊びの質は変化 余りにも強過ぎた紫ピクミンの存在 ピクミンシリーズ 概要 GCで発売されるや大ヒットとなった『ピクミン』(以下『1』)の続編。 今回は前作とは違いお宝集めのため未知の惑星を探検することになる。 新たに2色のピクミンと1名のプレイヤーキャラクター・数々の洞窟も追加と大幅なボリュームアップがなされている。 ストーリー ピクミンたちの力を借り、無事に未知の惑星から帰還したホコタテ運送の社員オリマー。しかしホコタテ星に戻ると、会社は新入社員ルーイのミスにより10100ポコの借金を抱えており、倒産の危機に直面していた。そんな時、オリマーが未知の星から持ち帰った物体に100ポコの価値があることが判明。社長は他にも大量にお宝が存在することを知ると、2人に未知の惑星でお宝を探し集めてくるよう命令。こうしてオリマーは再びピクミンたちの住む未知の星へ向かうこととなった…。 特徴・『1』からの変更点 日数制限の撤廃 30日の時間制限があった前作と違い、無制限に星にいられるようになった。本作最大の変化点として挙げられる。 これにより探索の自由度は大幅に上昇。ピクミン増殖に1日を費やすも、速攻でお宝だけ回収するのも、探索の障害となる生物を倒すだけでも、お宝探しとは関係ないことをしても、一日中ボーっとしてもいい。 逆に速攻クリアを目指すのも一興(*1)。 これに伴い、前作のようなバッドエンディングへの分岐もなくなった。 前述の通り、今回は未知の惑星に点在するお宝を回収して借金を返済するのが一応の目的となっている。 ボリュームが大幅に増量 エリアは前作の5つから4つになっているものの、各マップで地下洞窟が3~4ヶ所設置されており、その一つ一つが1エリアに相当する程の大きさ。 回収物であるお宝も全201個と、『1』の30パーツから約7倍に増えている。 また、一部のお宝は回収することで探検キットとして利用することができる。具体的には、お宝が近くにあると反応する「おたからセンサー」や、電気耐性を付加する「アンチ・エレキ」に、探索可能エリアを広げる「わくせいデータ」など。 地下洞窟の探索 本作の目玉要素。各エリアに点在する地下洞窟を探索する。 地下では地上よりもたくさんのお宝が存在するため、今作のゲームプレイはどちらかというと地下がメインとなる。 地下では、一部の例外をのぞいてピクミンを補充できない。また、地下には炎・水・電気・毒を発するギミック、敵が存在する。 潜入前にどの属性のギミック、敵が出現するか確認できるので、どの色のピクミンを何匹ずつ連れていくか考えて挑むことになる。 洞窟内部は時空が歪んでおり、中にいる間は時間が全く進まない。そのため、時間をかけてじっくりと探索することも可能。セーブは階層ごとに行われる。 地下には様々な原生生物が生息しており、最深部にはボスが待ち受けている。 ボスは必ずお宝を持っているが、そのほとんどは探検キットになるお宝である。 オニヨンは地下についてこれないため、原生生物の死骸は借金返済の足しとして回収される。1桁~高くても数十ポコ程度で、大した稼ぎにはならない。 最下階には間欠泉が存在し、これを使用すれば一気に地上まで帰れる。ゲーム後半に挑む洞窟では最下層以外にも間欠泉が設置されていることもあるので不安なら途中で一旦引き返すことも可能。 間欠泉がない階層でも探査ポッドに乗り込む形で地上への帰還が可能。ただし、その場合はそれまで洞窟内で回収した物は全て放棄する事になり、再回収する場合は一から攻略しなおすことになる。 そのほか、洞窟は突入するたびに地形(や一部のオブジェクトの出現数)が変化するという仕様がある。 2人目のリーダーが登場 前作主人公のベテラン社員オリマーに加え、新たに新入社員ルーイが使用可能。2人を切り替えることにより、同時進行でそれぞれ別々の行動を指示することができる。 一方がマップのゲートを破壊している間にもう一方がピクミンの増殖作業に専念する、やっかいな原生生物を倒すために一方をおとりに使うなど、より効率的・戦略的に活動できるようになった。また、2人であることを生かす新たな仕掛けも追加された。 ただし、ゲーム本編では2コンを使用してのオリマーとルーイの同時操作は不可能で、「一方を待機させてもう一方だけ動かす」か「一方がもう一方の動きを後追いしてついてくる」のどちらかになる(*2)。 オリマーかルーイのどちらかの体力が無くなっても片方だけで活動できる。その代わりか、前作のように日中の宇宙服の修復ができなくなった。 洞窟突入時はオリマーとルーイが分断していても強制的に合流する。その場合突入する側の隊列にいたピクミンだけが同行する。 紫ピクミンと白ピクミンの登場 『1』の3色に加え、新たに2色のピクミンが登場した。 紫ピクミン 力持ちなピクミン。鈍重ではあるが1匹で10匹分の力と重さを持つ。攻撃力も高く、敵に投げつけるとその衝撃で動きを止めることができる。また重いため風に耐性がある。 白ピクミン 毒を持つピクミン。原生生物に食べられた時に毒によるダメージを与えることが可能で、自身も毒ガス系の攻撃に耐性がある。この他、全ピクミン中最も足が速い・地中に完全に埋まっていて見えないお宝を感知できるといった特徴がある。 紫ピクミンと白ピクミンは赤・青・黄ピクミンとは別の方面で高い能力を持っており、特に紫ピクミンは後述のように強力なピクミンとして知られている。 その代わり、この2体は前述の洞窟内でしか増やせないため、赤・青・黄ピクミンよりも増殖させるのに時間がかかる。また、初めて仲間にしたばかりの頃は仲間にできる数に制限がある(後述)。 また、黄ピクミンは投げると高く飛ぶ性質はそのままだが、バクダン岩を扱えなくなり、代わりに「電気に強い」という性質が加わった。 バクダン岩は「2Pバトル」モード内でのみオリマー・ルーイ自身が持ち運ぶことが可能。 これらに加え一部の洞窟内では「ハチャッピー」が率いる「コッパチャッピー」というピクミンに寄生されたチャッピーを仲間に加える事が出来る。通常のピクミンと同じように扱うことができ、全属性の耐性を持つ。ただし、地上に連れて帰ることはできず、洞窟内でのみ使用できる。 しかし、紫ピクミンが余りにも強過ぎるせいでゲームバランスを大きく崩壊させることになるが…(後述)。 2人対戦モードの追加 赤ピクミンチーム(オリマー)と青ピクミンチーム(ルーイ)に分かれて戦う。このモードではピクミンに性能差は無く(*3)、最大数はお互い50匹。 ルールはシンプルで、「マップ内の黄色いビー玉を先に4つ集める」「敵陣にある敵の色のビー玉を奪う」「敵のリーダーの体力を無くす(*4)」「敵のピクミンを全滅させる」のいずれかにより勝敗が決まる。 なお、ピクミン同士が直接戦った場合その犠牲はすぐオニヨンより補充されるため、ピクミンを全滅させる場合は原生生物やバクダン岩やトラップを利用する必要がある。 マップにはさくらんぼが時々落ちており、回収するとピクミンを一気に増やしたり、敵に落石を落としたり…と様々な補助効果が発生する(*5)。 原生生物図鑑とお宝図鑑の追加 回収した原生生物やお宝は、エリア選択画面から見られる図鑑に登録される。図鑑では3Dモデルを眺めたり、生物にはピクピクニンジンを与えることができるほか、項目ごとに説明が記載されている。 オリマーメモ 集めたお宝や原生生物の全てに、オリマーが書いた(という設定の)考察・感想などが書かれる。ユーモラスな外見に似合わず博物知識に長け思慮深い一面や、哀愁漂うサラリーマンとしての一面が窺える。さながら攻略本の設定資料集のよう。 なお、今作には現実に存在する植物が登場するが、それに関しては実際の豆知識も掲載されている。例えば、タンポポは代用コーヒーとしての活用法が書かれている。 セールストーク お宝にはドルフィン初号機の書いたセールストークも存在する。お宝の1シリーズを全て集めると記載される。 ほとんどのお宝には身長約4cmのホコタテ星人の尺度で考えた、へンテコな使用法の宣伝になっている。食材に関しては味を説明しているが、それも大仰な説明になっていたりする。 なお、あるお宝を回収すると原生生物の調理法を記した「ルーイメモ」が追加される。 一部原生生物の弱体化 ピクミンは相変わらず原生生物の攻撃を食らえばほぼ一撃で死ぬものの、敵の捕食速度が下がったので噛み付かれても急いで倒せば救出しやすくなった。 水や炎、毒に対してもすぐには死なず、笛を吹けば救出出来る猶予もある。ただし、電気は耐性の無いピクミンだと文字通り「即死」してしまう。 全体的に原生生物の体力が下げられたり隙が増えた一方で、マロガエルやクマチャッピーなどは強化されている。 補助アイテム・スプレーの登場 一定時間ピクミンの打撃力と速さを促進させる「ゲキカラスプレー」と敵を石化させて一定時間足止めできる「ゲキニガスプレー」の2種。ゲキニガスプレーで石化した敵は倒すと死体を残さず粉々に砕け散るが、代わりにランダムでエキスが飛び出す。 これらは地上で原料となる実を10個回収し精製するか、卵・石化した生物・その他特定の生物を攻撃すると(一部を除き低確率で)出現するエキスを回収することで入手できる。 原料の実を10個回収してスプレーを精製するイベントを完了しない限り、卵や敵からこれらのエキスは出現しない。ちなみにエキスを回収する際、ある方法を使うと1滴でスプレー2回分が入手できる。 その他、別売りのGBAとカードeリーダーを使うことで3種のミニゲームで遊ぶこともできた。 評価点 前作の「深い遊び」から「長い遊び」へ 前述の通り回収物が増え、個々に活かせるピクミンや個性的なボスが設定された地下洞窟の追加により、『1』よりも1つのデータで遊べる時間が長くなった。 前作では繰り返し遊ぶことによってスコアアップを狙う「深い遊び」を押し出していたが、今作は1つのデータで難しい面をクリアして遊ぶという「長い遊び」へとシフトし、コアでないユーザーでも十分に楽しめるゲームとなった。 それでいて前作と同じくクリア日数、増やしたピクミン数などのランキングも記録されるので、「深い遊び」を求める人も安心。 さらにこれに加え、チャレンジモードも30個の課題が用意されているので、前作の「ボリュームが少ない」という欠点を完全に解消している。 前作からさらに美麗になったグラフィック SD画質ながら当時どころか今見ても文句無い高クオリティ。 『1』よりも全体的に風景が明るくなったので、地上マップの四季折々の風景が色鮮やかに映えている。 また今回は時間に追われないこと、現実世界の物をモチーフとしたお宝の出現により、よりピクミンの世界をじっくり堪能できるようになった。 地上マップはある程度構成を変えつつもどことなく前作の特徴を踏襲しており、前作プレイ済みだとなかなか感慨深い気持ちを味わえる。 徹底的に作り込まれた世界観 ストーリーに関しては『1』同様単純ではあるものの、背景は細部まで非常に凝って作られており、世界観に厚みが与えられている。 オリマーたちは基本身振り手振りで会話するので世界観への没入感をジャマしない。また、サポート担当のドルフィン初号機の軽快なトークにもユーモアが溢れている。 前回は一日の終わりにオリマーの航海日誌が書かれ、孤独で寂しい世界観を構築するのに一役買っていたが、今回は社長や家族から励ましのメールが届くのでちょっと温かい気持ちになれる。 進行状況でメールの内容は変わる。攻略の豆知識もあれば笑える小話もあるので初プレイ時はあまり急がずプレイするのを推奨。 たまに未承認広告という形で現実世界のURLが書かれた物も届く。サイトにアクセスすると本作に関する様々なコンテンツが楽しめた。 そして10000ポコ分のお宝を集めて借金返済すると…意外な展開が待っている。それについては賛否両論点も参照。 細かい部分でも前作より快適に遊べるようになっている。 前作ではどの色のオニヨンに獲物が運ばれるか分かりにくかったが、今回は必要なピクミン数を示す数字に色がつくようになり、どのオニヨンに運ばれるか分かりやすくなった。また障害物越しでも数字が見えるようになり、遠くからでも運搬状況が判断しやすくなった。 Aボタンでピクミンを掴んだまま、十字ボタンで色・草蕾花の切り替えができるようになった(*6)。かなり便利。 全体的にピクミンのAIが調整・向上され、前作でプレイヤーを困らせた現象がある程度解決した(*7)。これらの改良点はWii版『1』にも逆輸入された。 また、前作でかなり多かったピクミンのバグ死が大幅に減少した。 カメラ操作がかなりスムーズにできるようになった。 笛でピクミンを呼ぶときの反応が前作よりも早くなった。 上記に加え日数制限が廃止されたことで様々な楽しみ方ができるようになっており、無犠牲プレイや一日の回収ノルマ設定、色や数の制限、一部のテクニック封印と縛りプレイにも向いている。 お宝の種類が豊富 バリエーションも果物・野菜・お菓子といった食品から、レトロな玩具や任天堂周辺機器(GAME WATCHやGCスティック)、電池や時計といった日用品など多岐に渡る。しかも、それらに名付けられる名称やオリマーの考察がユニーク。 一部のお宝は、Nationalの乾電池、缶詰や牛乳キャップなど、社名やラベルまで実在の商品が使われているため、スタッフロールのスペシャルサンクスで登場する企業名の数がまるで映画かと思えるほどに多い。 また、一部のお宝は「探検キット」として宇宙服の強化に活用される。この有無で難易度が大きく変わる場面も存在し、安全・確実な攻略のために探検キットの回収順序を計画したり、逆に敢えて取得せずに高難易度で楽しむこともできる。 長時間聞くのに適した音楽 前作に引き続き音楽は若井淑氏が担当。ゲーム性の関係上同じ曲を何度も長く聞くことになるだけに、なかなか飽きがこない曲に仕上がっている。 さりげなく通常・戦闘・お宝運搬時でBGMの曲調が自然と切り替わるという仕掛けも。 また、ボス戦はそれまでののほほんとした曲と違い、非常に緊迫感を煽る曲になっている。ボス撃破時のファンファーレも心地よいもので激闘後のカタルシスが得られる。 「チャレンジモード」の強化。 『1』の本編マップの流用と違い、本編の洞窟をモデルとして全て専用のマップとなっている。 時間制限は『1』の一日を引き伸ばしたものからカウントダウン式、かつ1コースにかかる時間が短くなり、やり直しやすくなった。下層に進むための鍵以外のお宝も落ちているが敵もあちこちにいるので全て回収するのは並大抵の難易度ではない。 しかし、極めれば原生生物を殲滅してマップ上の全てのおたからや死骸を回収することも不可能ではないという絶妙なバランス。クリア時間も記録されるのでスコアアタックを楽しむこともできる。 また、ピクミンを1匹も死なせずにクリア(ノーミスクリア)すると専用のクリアマークが付くのでこれを埋めるのも一興。鍵以外は全部無視して急ぐなどの一味違う戦略も求められる。ちなみに全てのコースでノーミスクリアすると本編のある謎がムービーとして明かされる。 ちなみに、このモードでは2人でオリマーとルーイを同時に操作することもでき、1人では困難なステージが楽になることもある(*8)。 2P対戦モードの面白さ。 配置によっては片方がかなり有利になったり、一部アイテムの性能が強めだがむしろその大味なバランスが良いという声も。 5匹単位で初期ピクミンにハンデをつけられるので、初心者や未経験者とも遊びやすいのがポイント。 マップも狭めのマップ、広いマップ、ボスが出現するマップ、電流が流れる危険なマップとバリエーションに富んでいる。 賛否両論点 常に大量死の危険に晒される後半の洞窟。 後半になるにつれ爆発・電気・圧殺といった即死攻撃を放つ敵やギミックが増え、通路を通ると敵や岩が上から降ってくる、強力な敵が密集するなどピクミンの大量死を招くような配置が増えていく。 洞窟内では基本的に休憩エリア以外でピクミンを補充することができないため、食べられるなどしてピクミンを失っていくとどんどん探索は難しくなる。 リスクを高くすることで緊張感のあるゲーム性になってはいるが、息苦しくて辟易するという意見も見られる。 洞窟は階層ごとにセーブされるため途中でリセットすればその階層で死んだピクミンはなかったことにできるものの、逆に言えばリセットをしない・知らない場合はそのまま進行するかお宝を捨てて帰るしかない。 しかしその一方で、紫ピクミンやゲキカラ・ゲキニガスプレーなどは敵の行動を止められる・行動する前に仕留められるため、難敵を無犠牲・無抵抗で撃破することも可能。 惜しみなく使えば楽にクリアできるものの、使用を渋ると途端に難易度は上がる。 また、洞窟内では時間の進みが一切ないため、オリマーパンチで予め敵を処理して進むという安全プレイも可能。操作キャラの2人化やオリマーパンチを強化する探検キットの存在もそれを促している。 むしろ、落下物が大量に配置されているステージはピクミン無しでステージ中を1度歩き回る行動をしてからでないと非常に危険。 地下探索で頻繁にセーブを挟むこと リトライしやすいというメリットはあるものの、クリアまでにやや長めのロードを何十何百と見ることになるので、テンポが悪化したり、没入感が削がれやすいという大きなデメリットも抱えている。 お宝を回収するたびに回収画面を挟むこと お宝の数の多さ自体は評価点ではあり、やり甲斐につながるのは確かではあるものの、その分頻繁にスキップ不可の10秒ほどにも渡る回収・命名画面がプレイ中に挟まるため前作よりも遥かにテンポが悪くなっている。 その上、前作とは異なり回収画面移行前にピクミンを投げていた際には全く飛ぶことなくほぼ真下へと着地し、笛を使っていた場合自動的に最大範囲まで広がった状態になってしまう。 この点は『3』において、(『2』のお宝に相当する)果実を回収した際に、初回を除き回収完了のメッセージが表示されて1日の終わりに回収物の確認をする流れに変更されたことで、日中の作業に差し障ることがほとんど無くなった。 紫・白ピクミンの増殖が面倒 紫・白ピクミンは地下洞窟にあるポンガシグサにピクミンを入れて紫・白ピクミンに変える方法で増やすことになるのだが、ポンガシグサが出現する洞窟は固定されており仲間にできる数は多くて1洞窟15匹程度。 そのため意図的に増やそうとするなら、スタート地点から地下洞窟まで歩く → 地下洞窟で紫・白ピクミンを増やして地上のスタート地点に戻る → スタート地点から地下洞窟まで歩く…というのを繰り返さざるを得ず、赤・黄・青ピクミンの増殖よりも遥かに時間がかかってしまう。 たった1つであるが運ぶのに紫ピクミンが100匹必要になるお宝もあるため、紫に関しては増殖させるのが必須という点も厄介。 ただ、特徴の項目にもあるように紫・白は赤・黄・青ピクミンと比べて方向性は異なりながらも高い能力を持っており、特に紫ピクミンは後述のように強力なので増殖させるのが面倒にすることでバランスを保っているとも言える。 前作に比べ凶悪化したクマチャッピー 『1』の時点で脚の速さや捕食時の無敵化などといった『1』独自の細かな仕様により強力な生物ではあったものの、本作のクマチャッピーは他の大型チャッピーと異なり「常に起きておりステージを歩きまわる」という行動をとっており、寝込みを襲う戦法をとることができない。 しかも、活動範囲が限定されていないため安全地帯は実質存在せず、出現エリアでは運搬中やフリーのピクミンが知らぬ間に襲われる危険性が常に付きまとう。 また、チビクマというクマチャッピーの幼体がエリア内にいる場合クマチャッピーについていくという行動をとるため、出くわしたときにはクマチャッピーに加えチビクマの大群とも同時に戦闘しなければならない、という事態も珍しくない。 体力を0にしてから倒れるまでに若干のタイムラグがあり、捕食されたピクミンを救出することが不可能な上、酷い時には体力が0になった後でも捕食攻撃を行うことさえある。 これらのことから生半可なボス敵よりも厄介な、最強の雑魚敵の一角(*9)とされている。 次回作以降の『3』や『4』でもこの特徴は引き継がれて常に起きているが、こちらへの感知能力の低下や常に同じルートを徘徊し続けるように調整されたりと、かなりマイルドになっている。 前作と同様に原生生物のデザインは奇怪かつグロテスクなものばかり。 グチャっと潰れるベビーチャッピーやコバエがたかるオナラシなど、より不快感のある気持ち悪さになっている。 特に10匹単位で卵や地中からウジャウジャと湧きだす寄生虫の姿をしたタマゴムシ、本物のイモムシさながらに生々しい挙動でピキノツユクサの実を食い荒らし、倒しても死んでおらずピクミンに運ばれるとウネウネと蠢き始めるハナゲイモは作中屈指の気持ち悪さ。 ちなみに、倒したあとも生きている生物は他にも存在するが、それらは「気絶中にオニヨンや探査ポッドに運び込まなければ時間経過で復活する(クマチャッピーやタマコキン)」「その場から離脱するため運搬できない(フーセンドックリやアオケタダラなど)」というパターンに大別され、運搬可能だが復活しない(死んだ生物と同じ扱いになる)のはこのハナゲイモのみとなっている。上述の運ばれた際の気持ち悪い動きを取り入れるためにこのような設定にしたのだろうか…。 一方で機械系のカッコいいデザインの敵も登場しており、それらに関してはプレイヤーから好評。 本作のストーリー構成 オリマーやルーイを操作して10000ポコを集めて借金返済するのが目的なのは上記の通りである。 + ストーリーのネタバレ注意 実は本作のストーリーは二部構成であり、上記の10000ポコを集めて借金返済するまでが第一部の物語である。 借金返済後ホコタテ星へ帰還するが、出発直後にルーイが姿を消してしまう。帰還後に社長にそれを報告したところ、残りのお宝の回収とルーイの救出を兼ねて社長が代わりに出動する…というのが第二部のプロローグとなる。 だが、ルーイの行方不明に関しては何の前触れもなく本当に唐突であり、導入としては無理矢理感があるものとなっている。 ゲームを全クリアするには結局は本作のお宝を全部回収することになるため、わざわざ分ける必要がないとも感じられてしまう。 一応、第二部に突入することで社長を操作できるようになる・新マップに行けるようになるなどの変化は生まれるが、物足りなさが否めない。 ストーリーが二部構成である点は『4』にも受け継がれたが、『4』では第二部のストーリーは第一部の延長線上ではないものとなっている。 問題点 ピクミンの性能は紫優遇・赤不遇のバランス まず、紫が他と比較して便利すぎることが指摘される。 紫ピクミンは通常のピクミンの10倍の重さの物を持てるほか、戦闘では着地した時に生物を数秒硬直させる特性があり、大抵の生物なら連続で投げれば反撃を食らうことなく倒せてしまう。 しかも直接的な攻撃力自体も高く、さらに多少だがホーミング性能もあり、それこそほとんどのピクミンが用済みになるほどの強さを持つ。 そのためまず紫ピクミンで原生生物を倒し、その後他の足が速い白ピクミンで荷物を運ばせるというスタイルになりがち。弱点である足の遅さも花を散らさないよう心掛けていれば大して気にならないレベル。 炎・水・電気・毒のいずれかの属性をもつ生物にはそれぞれ耐性のあるピクミンで戦うのが正攻法となるが、それらの生物のほとんどは「普段は無属性で、攻撃時や特定のタイミングでその属性を帯びる」という性質をもつため、慣れてくれば無属性状態のうちに紫連投で体力を削りきってしまうほうが手軽である。 増殖させるのが面倒という欠点はあるが、それを差し引いても全く同じ欠点を持つ白ピクミンに比べて明らかに強すぎる。 また、序盤のうちに最低12匹、全お宝回収には100匹必要と積極的に増やしていくことを是としたゲームバランスになっていることや、 「風に吹かれても飛ばされない」「飛行する敵に1体でも張り付けると必ず叩き落とせる上に、サライムシ系の敵は紫ピクミンを死ぬまで振り払えない」「タマゴムシの発する異臭やダイオウデメマダラの雄叫びで混乱しない」「謎の存在であるアメボウズへの唯一の対抗手段になる」「他のピクミンと異なりゴロムシの腕による攻撃で花が確定で散らない」 といった上記4種に分類されない属性や性質ほぼ全般に強い設定があることも、紫の優遇っぷりに拍車をかけている。 一応、時間制限のあるチャレンジモードではその足の遅さが非常に大きな欠点になるが。 逆に赤ピクミンは紫ピクミンに対し、「移動速度以外ほぼ下位互換」となっており、存在意義が薄い。「火に強い」「攻撃力が2番目に高い」という特徴を持っているものの、役に立つ場面があまりにも少ない。 前者は、そもそも火属性の脅威が前作に比べて弱体化し(*10)、他の属性に比べて危険度がやや低いことから長所として活きていない。「青ピクミンのみ通過可能な水場や、水没した壁や栓」「常に帯電しており黄ピクミンでしか壊せない電気柵」「毒ガス噴出管を内蔵しており白ピクミンでしか壊せない毒ガスゲート」「ピクミン200匹分の重さを載せて潰す必要があるため紫ピクミンが必要な紙袋ゲート」といったように、赤以外のピクミンには彼らに頼らなくてはならないギミックやトラップが存在する。 その一方、火属性のトラップは"断続的に"炎が上がる間欠炎のみであり、『1』と違い破壊可能となったため、炎が出ていない間に集中攻撃で破壊したほうが手っ取り早く、わざわざ赤ピクミンのみを使い分ける必要性は少ない。 火属性の生物も、上記のように基本的に紫ピクミン連投のほうが簡単である。唯一、常に全身に火をまとっている「ヤキチャッピー」と戦う場合は赤ピクミンのほうが安全であるが、水場が近くにあれば水に入らせ火を消して青で挑むこともできるし、やはり紫でゴリ押しすることも可能であるため、赤ピクミン以外では倒せないというほどでもない(参考動画)。 後者についても、結局紫ピクミンの攻撃力には及ばないため霞んでしまっている。 あえて戦闘で赤が紫より有利な所を言うなら「カマドフマや小型サイズのダイオウデメマダラなど、一部生物相手には紫よりも張り付きやすい(*11)」「ダマグモなど上部に弱点のある敵相手なら紫より赤色の方が当てやすい(ただし最良は黄色)」という程度か。 もちろん、ダメージを与える手段が火属性しかないブタドックリや間欠炎なら、赤ピクミンを数匹配置するだけで対処可能という利点はある。 あまりにも強過ぎたためか、次回作の『ピクミン3(及び『ピクミン3 デラックス』)』での紫ピクミンの弱体化(*12)がされており、本作の様な猛威は発揮出来なくなっている。 一応、『3』以降の紫ピクミンの足の速さは『2』と比較すると大幅に速くなっているため、運搬役としての強みが大きくなった。 『4』ではある程度マイルドに調整された上で『2』の戦闘力を取り戻しており、『3』と比較すると大幅な上方修正がされている。 探索のメインが地下であること 『1』は地上探索がメインだったが、本作の地上はお宝が少なく、スプレーの補充は地下の方が効率がいいことから、ピクミンの補充以外やることが少ないため、地下を見つけるまでの前座としての要素が強い。したがって、地上パートを急いでクリアして、地下に潜るというプレイになりがち。 せっかく春夏秋冬に応じた4つのマップが用意されているのに、非常にもったいないところ。 地下のマップは好奇心を煽る作りにはなっているが、地上のように美麗な背景が作り込まれているとは言いにくいのも残念。 このことから『1』は好きだが、『2』は好きではないというプレイヤーも少なくない。 ゲキニガスプレーがバランスブレイカー 大抵の生物の行動を一定時間封じてしまうことから、大量に用意すれば何もさせず簡単に生物を倒せてしまい、バランスブレイカーとなっている(*13)。 極論を言ってしまうと、これさえあればどんなボスも固めて殴るだけの作業ゲーと化してしまう。 ただし精製にはそれなりに手間がかかるし、使いたくなければ縛ることもできる。 2P対戦では生物の石化のみならず「敵ピクミンをその場に埋められる」という効果が付加される。そしてかけられる側のピクミンのゲキカラ状態を解除するため「ゲキニガ>ゲキカラ」という強弱関係ができてしまっている。 大抵はこれを相手より早く・多く手にできるか否かで勝敗が決まるが、一部プレイヤー間では隊列を2つに分けてゲキカラ一つでゲキニガを二つ分消費させる2段攻撃が開発された点は留意。 一部の紫・白ピクミン用ポンガシグサ 実は一部の紫・白ピクミン用ポンガシグサは手持ちの紫・白ピクミンが20匹以上いる状態でこのポンガシグサがあるフロアに行くと出現しない(紫・白ピクミンを増やせない)という隠し仕様がある。 紫ピクミンが20匹以上でこの仕様のムラサキポンガシグサが出現しなくなり白ピクミンが20匹以上でこの仕様のシロポンガシグサが出現しなくなる。 一部の紫・白ピクミン用ポンガシグサにこの仕様があるせいでただえさえ面倒な紫・白ピクミンの増殖がさらに面倒となっている。 この仕様は隠し仕様なので紫・白ピクミンを増殖させようとしたがポンガシグサが出現しなくなった(紫・白ピクミンを増やせなくなった)という状況に陥ることも珍しくない。 しかもこの仕様は紫・白ピクミンそれぞれを最初に仲間に出来る地下洞窟のポンガシグサにも適用されているので紫・白ピクミンを仲間にしたばかりの頃は増殖させれる数に上限がある。最も少しでもストーリーを進めれば上限はなくなるが。 紫・白ピクミンを一番増殖させやすい地下洞窟にこの仕様がないのは救い。 ピクミンを投げた際の隊列総数カウントの仕様 ピクミンを投げた際、ピクミンが着地するまでは隊列にいるピクミンの数が減らなくなっている。 このため何匹ピクミンを投げて、何匹手元に残っているのかを判断するのが非常に難しくなってしまっている。 よほど不評だったのかこの仕様はシリーズ中本作のみとなっており、『3』以降の作品では『1』と同様にピクミンを投げた時点で隊列から抜けた扱いとしてカウントされる。 『1』に引き続き、躓いたり転倒するピクミン 移動している際に時折ピクミンが躓いたり転倒することがあるが、その際に投げ、隊列操作、解散、ゲキカラスプレーといった操作を受け付けなくなる。 特に解散時に大きく影響し、解散指示を出しても数匹フリー状態にならない現象が頻発する。 『1』の転倒ほど時間を取られる訳ではなくすぐに隊列に復帰するものの、そちらでは解散指示が通用したため転んだピクミンがいても解散後即座に呼ぶことで対処可能だった。 オニヨンから出てくるピクミンが隊列からはぐれやすい オニヨンの真下付近から離れてしまうと、オニヨンから出た直後にフリー状態になってしまう。他の色のオニヨンくらいの距離ですらフリー状態になってしまうため、他のシリーズに慣れているとストレスを感じやすい。 しかもオニヨンの出入り口とペレット草の位置がかなり近い位置に設定されているステージもあり、該当のステージではリーダーへの同行よりもペレット草への攻撃を優先してしまう。 一応『1』と比較するとピクミンがオニヨンから出て降りてくるまでの時間は短縮されており少なからず改善された点はあるものの、『1』では相当距離が開かなければ勝手にフリー状態にはならないため、その間に他の色を呼んだり場を離れたりしても呼び戻す手間はかからない。 運搬時の仕様変更 運搬中にピクミンを増援させた際一旦立ち止まってから運搬を再開するようになり、状況によっては増援によりかえって回収が遅れるようになってしまった。 特に坂を登っている時に増援させた場合立ち止まることによって坂からずり落ちることも多い。 画面切り替わり時の硬直 お宝回収などによって画面が切り替わった際、元の画面への復帰後1秒ほどではあるが移動とカメラ操作以外一切の操作を受け付けなくなる時間が発生する。 この切り替わりによる硬直によって、ピクミンを呼び戻したり隊列移動の指示をすることが出来なくなることにより戦闘途中などで発生してしまうと想定外の事故に繋がってしまうこともある。 ピクミンについても、切り替わり直後のフリーピクミンはこの硬直時間が解除されるまでは一切の行動を取らなくなってしまう。探査キットを持つ原生生物を倒してお宝を回収させる際、顕著に確認できる。 その癖、原生生物には一切影響が及ばず容赦無く攻撃を仕掛けてくる。一応、この状態であればリーダーは一切の攻撃を受けなくなるものの、肝心のピクミンには発生しない。 頻繁に挟まるチュートリアルムービー 初めてスプレーを使用・地下洞窟を脱出するための間欠泉を発見した時など、要所要所でチュートリアルのムービーが挟まることがある。 これ自体がそこまでテンポを阻害している訳ではないものの、リーダーと太陽メーター以外の要素はこのムービー中にも動作が進行しているため、プレイヤーが動けない間にピクミンが原生生物に襲われてしまうことがある。 特に白ピクミンが食べられて毒を与えるムービーの場合、わざと1匹だけ食べさせた場合や毒により倒せた場合はともかく、毒で倒しきれなかった場合は生き残っている原生生物が一方的に攻撃をし続けるため想定外の被害を出すはめになる。 また、アメボウズが初登場する際にプレイヤー側に「青ピクミンだけではどうすることもできない」という警告の意を含んだムービーが挿入されるものの、運悪くアメボウズ出現時に落下する位置と重なってしまった場合は逃げることができず大量に踏み潰される状況にもなりかねない。 炎・水・毒による攻撃をそれぞれ初めて受けた際「Bボタンで集合させれば救出できる」との説明がされるムービーが入るものの、次作『3』とは異なり攻撃を受けてからムービーが始まるまでに3秒ほどのタイムラグがある。 その上、上記にもある現象によりムービーが終わってから1秒間程は集合操作を受け付けなくなるため、余裕のある段階で見ておかないと救出が間に合わなくなる場合もある。 初めてゲキニガスプレーを使って石化させた際に挿入されるムービー中の石化硬直時間も、容赦なく持続時間に含まれてしまう。 一応、これらのムービーはスタートボタンでスキップできるものの画面切り替えを回避する手段は無い。 次作『3』ではボスエリアを筆頭によりムービーが頻繁に挟まるものの、エリア内のピクミンが全員隊列に加わった上で安全な定位置から行動できるように調整されている場面が多くなり改善されている。 落下死バグ 足場の存在しない鉄筋型の地形とは別に、本来は壁で隔たれている地形にピクミンが入り込んでしまい、落下死判定を受ける現象が時折発生する。 水中の城地下2階にて、大型の回収物であるお菓子の大車輪を回収中、壁にめり込んでいるピクミンに集合を掛けると壁の中へ落下してしまう再現性の高いものもあれば、袋小路地形でピクミンを引き抜いた後の着地際にピクミンが壁の中に飛び込んでしまうような対策がほぼ不可能なものもある。 地下の秘密基地の地下4階と地下8階では、穴や間欠泉が曲がり角に設置されていることが稀にあり、利用してしまうとムービー中にピクミンが落下死判定を受けて死亡ピクミンとしてカウントされてしまう現象もある。 実際にはピクミンは死なないため実害には乏しいものの、死亡数のカウントを気にする場合にはおいおいと利用することもままならなくなってしまう。 開通途中の橋に紫ピクミンを投げると、橋をすり抜けて下に落ちてしまう事がある。下が水ならば青ピクミンがいない限り、まず間違いなく溺死する。 チャレンジモードのスコアアタックの問題。 スコア計算における「時間」の割合が小さすぎる。 スコアは「回収物(お宝・原生生物)+残りピクミン+残り時間」で計算されるが前2つは10倍される。そのため、自己ベストより10秒早くクリアしても、お宝や原生生物を1点分取りこぼしたりピクミンが1匹死ぬだけで帳消しになってしまう。 もっとも、回収物と残り時間のスコア比率が同じでは、鍵だけ入手してクリアした方がスコアが高くなってしまいかねないため、比率に差を設けること自体は正しいが。 オリマーとルーイの宇宙服は「たんけんねぶくろ(*14)」以外は初期装備であるため、お宝の位置をおおよそ把握できる「おたからセンサー」がない。 従って視覚だけでお宝の位置を把握する必要があるが、一見オブジェクトにも見える葉っぱ系のお宝は取り逃しやすい。白ピクミンが使えるコースではお宝が地中に埋まっていることが多いが、探し当てるためには隈なく歩き回る必要があるため運の要素が非常に強い。 フロアごとのお宝を全回収すれば、効果音が鳴ったりピクミンの鼻歌が変わったりして確認はできる。次のフロアに進むときやクリアするときは何も表示されない。 全体的に実力:運が5:5のバランス。元々「スコアアタック」というものは多少の運が絡むものだが、本作はその比重が大きすぎる。 どれだけ実力があろうが運が悪ければ絶対に記録更新できないという、近年のタブレット端末向け作品にも引けを取らぬほどの「リセットマラソンゲー」と化している。 これほどにまで再挑戦を強いられる設計でありながら、コースの初めから即座に再挑戦する機能が存在しない。やり直すに当たって随時コース選択画面まで戻されるため再挑戦のテンポが悪い。 その上、スキップ可能ではあるがコースから脱出する演出がはさまれるため余計にテンポを損ねている。しかもよく見ると地下洞窟にピクミンを置き去りにしたまま脱出しており、人によっては心を痛まされかねない。 + 問題視される運要素 地形・お宝/原生生物・間欠泉の配置がランダム これだけで原生生物の数や倒しやすさ・運搬時間が大きく変動するので記録狙いなら厳選する必要がある。「炎と水の試練場」ではカギを持ったヤキチャッピーが出現しないというリセット確定の理不尽なパターンが存在する。「土とんのどうくつ」ではウジンコ♂、ウジンコ♀、トビンコがランダムで3匹 4匹 5匹の比率で配分されるようになっているものの、そのうちトビンコの持つお宝はスコアが低いため、高スコアを狙うにはトビンコが3匹しか登場しない地形を引くことが前提となってしまう。「どっすん迷路」ではキショイグモが出現しないことが稀にあり、その場合スコアが大幅に縮んでしまう。「スナイパールーム」ではバケツが配置された広い地形が2つ出現することがあり、その場合フタクチドックリがバケツの上から出現するため、倒すのに時間がかかってしまう。さらにマップが広くなってしまう分運搬にも時間がかかるためスコア更新が目的ならリセット不可避である。 「タマゴムシ」の存在 「タマゴムシ」は卵を割った時に「大地のエキス」の代わりに低確率で10匹近く出てくる原生生物。ピクミンをぶつければ即死する(*15)が、あちこちに素早く動き回るため狙いづらく、紫ピクミン以外はこの生物の異臭により逃げ惑う上、一定時間経つと地中に逃げてしまうので非常に倒しづらい。なお、倒すと「大地のエキス」を出す。「タマゴムシ」は1匹につき1点しか入らないが、上記の通りスコア計算時には10倍されるので、ハイスコアを狙うなら回収が必須となる。しかしながら、ただでさえ出現率が低いのに加えコースによっては卵の配置数もランダムで変化するため、数百・数千回に一回のチャンスを粘り、引き当てたら確実に仕留めなければならない。 任天堂スタッフ公式記録もステージごとに落差が大きく、単に一定時間内に特定数のお宝・死骸を回収するだけで達成できる記録もあれば、タマゴムシの回収を前提としなければ達成できない記録もある。 一応、スコアによる特典はなく、ノーミスクリアの条件はピクミン無犠牲だけなので、スコアアタックしない限りは特に問題はない。また、初心者でも全ステージノーミスクリアはそこまで難しくない。 本作のプレイアブルキャラ、ルーイの人間性 + (ネタバレ注意) 今作のストーリーの発端は「ゴールデンピクピクニンジンが宇宙ウサギに奪われたことによる多額の借金」なのだが、実は上記の理由はルーイの捏造であり、実際にはルーイ自身がピクピクニンジンを食い尽くした(*16)ことが隠しムービーで明かされる。 言ってしまえば彼が全ての元凶だったのだが、この真実を知れるのはあくまでプレイヤー達だけであり、借金返済のために苦労するオリマーや社長たちは最後まで何も知らない。 それに加えて、倒したラスボスの中からルーイが出てきた際には「ラスボスの脳をルーイが操っていた(=オリマーたちを襲うようけしかけていた)」ことも可能性の1つとして示唆されているなど黒い部分が散見される(*17)。 続編の『3』や『4』では何事もなくオリマーと一緒に星を探索している様子を見るに、特に大きなお咎めもなくホコタテ運送に勤め続けているものと思われる(*18)。 「とんでもない被害を故意に引き起こした上でそのことを隠匿し、作中では事実が明かされることもなく、本人が反省する描写すらないままシリーズのメインキャラクターとして定着する」という流れは、『ピクミン』の話題になると高確率でルーイの所業が挙がるほどにはプレイヤーたちに(良くも悪くも)強烈な印象を残した。 憎まれることが前提の悪役キャラならまだしも、基本的には主人公サイドの登場人物であり操作キャラクターの1人として扱われている以上は、もう少し作中でのフォローやヘイトコントロールを考えてほしかったという意見も多い(*19)。 総評 前作から遊びの方向性を「深い遊び」から「長い遊び」へチェンジし、大幅なボリュームアップを果たした良作。 時間に囚われずじっくりと『ピクミン』の世界に浸ることができる。 余談 俗に言う黒い任天堂要素は1から引き続き搭載されている。 特に有名なのはコマンマンとオオマンマンという名前の敵(*20)、欲棒(*21)というお宝あたりか。最早黒いを通り越してド直球である。 オリマーメモも社会人になってからだとシンパシーを感じるものが多いので、子供の頃にプレイした人も暇があれば見直してみてドン引きしてはいかがだろうか。 本作屈指の難易度を誇る水中の城は不気味なBGMとボスの「アメボウズ」が初見殺しかつ最下層まで撃退不能で、しかも各層で一定時間経過すると出現することから「みんなのトラウマ」として有名。 発売から15年以上経った現在でも、RTAプレイヤーを中心として本作のあらゆる現象に対する研究が盛んに行われている。 特に「たんけんねぶくろ」は、研究の結果「直接登ることができない段差の上へとピクミンに運んでもらう」といったバグ的な利用方法が多数発見されたことで有名。 また、黄ピクミンでしか破壊できない電気柵に阻まれ、本来5日目以降となる青ピクミンの加入を3日目にできる「EARLY BLUES(GC版限定)」バグと「イモガエル、隊列のピクミン、未完成の橋、サライムシを駆使して隊列に加える(Wii版でも可能)」バグが発見されGC版Wii版共に7日クリアが実現可能になった。 ただし、同じく電気柵の向こうにある「オレの色」というお宝は運ぶことができず、長らくめざめの森攻略には最短でも2日かかるままだった。 ピクミンがものを運ぶ速度を数式化するという試みも。一部ではこのような研究の過熱ぶりから「学会」と称する向きもある(*22)。 この試みの結果、「運搬能チャージ(Carrying Capacity Charge,頭文字をとってCCC,C3とも)」というバグが発見され、電気柵を破壊せずに「オレの色」を運搬可能となり、めざめの森一日クリアと同時に6日クリアの実現、加えて、6年ぶりの最短日数の更新となった。 なお、GC版でも時間的にギリギリであるため、「EARLY BLUES」バグが使用できないWii版での6日クリアの実現性は低くなっている。 地下洞窟のBGMには音色違い、フレーズ違いのパターンものが大量に用意されているがそれらは殆ど未使用となっている。本編で使用されなかった理由は不明。 『ピクミン4』発売に先駆けて、公式サイト「ピクミンガーデン」がオープンされたが、その「ピクミンのヒストリー」では、前作と今作のWii版が掲載されていない。 [部分編集] ピクミン2(Switch版) 【ぴくみんつー】 ジャンル AIアクション 対応機種 Nintendo Switch 発売・開発元 任天堂 発売日 2023年6月22日 定価 3,000円 判定 良作 概要(Switch) 『4』の発売記念としてダウンロードでの先行配信が行われたSwitch移植版。 基本的なゲーム性やシナリオについての変化はない。 変更点(Switch) 画質の向上 リマスタリングされ、HD画質になった。カメラを1番遠いものに設定してもクッキリと見えるほど。 『メトロイドプライム リマスタード』とは異なり、モデリングは当時のまま。テクスチャの変更は随所に見られる。 操作系統が追加・変更された GC版の操作をベースに、ジャイロ操作に対応。Wii版や『3DX』と異なり、AまたはBを押している間のみ、一定の範囲内で操作できる。 『3』以降同様、右スティックでの自由なカメラ操作が可能に。その代わり、隊列操作はL+右スティックに変更された。 一部のお宝が変更 海外版をベースとしており、牛乳瓶のフタなど原作の日本語版にのみ存在していたお宝が消え、ジャムの蓋などに置き換わっている。 同じお宝でも見た目は海外版準拠。ただし、その中でも実在の企業の製品だったものは全てテクスチャが新規のものとなっている(*23)。 また、重さや値段も海外版準拠。 メール・オリマーメモ・セールストークの変更 上記の「欲棒」を筆頭に、毒の強いテキストはよりマイルドな表現に変更された。 また、追加・変更されたお宝のテキストも一部を除き変化している。海外版に存在したお宝は、海外版のテキストを日本語訳したものとなっている。 問題点(Switch) 一部地下洞窟BGMに音色の欠損が発生している。 該当のBGMはクモの根城の地下1F等で使用されている物、及び百戦錬磨の穴の地下6Fで使用されている物の2種類であり、どちらもメインで使用されていたトロンボーンのような音色が鳴らなくなっている。 橋の開通 GC版とWii版では、「エリアに降り立ってから1日経過or地下洞窟から帰還」のどちらかを満たすことで、橋を1段階開通させた後は1匹でも作業をするピクミンがいれば続けて一気に開通し続けるようになっていた。 Switch版では上記の条件を満たしても橋が柔くなることは無く、橋の開通に膨大な時間を要するようになった。 その後の展開(Switch) 今作と『1』のSwitch移植版がカップリング収録されている パッケージソフト『ピクミン1+2』が2023年9月21日に発売された。 Switch用ソフト『超おどる メイド イン ワリオ』のナインボルトステージで、本作がプチゲームとして登場している。
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/15.html
作者、シャドータイクーン 作者からの一言 うm、新作です^^ この物語はオリマー達がピクミンと冒険してから約500年語の話ですw なので当然オリマーもルーイもいません。なのにピクミンです(爆死 ちょっとピクミンと離れたイメージもありますが、そんなコトはありませんw 主人公はオリマーに強い憧れを抱く未成年です。 プレイヤーキャラは3人。はい、関係ないですね(殴 ピクミン2に忠実に作ったので新しい色のピクミンとかは出てきません。 あ、でも生物の方は新調しまくりましたwww シャドタイ史上初のギャグ以外の小説(…だと思うw)ですねw ピクミンF 登場人物一覧 ピクミンF プロローグ ピクミンF 第1話 ピクミンF 第2話
https://w.atwiki.jp/matonkh_pikumin3/pages/13.html
各色毎の特徴 赤ピクミン 攻撃力が他のピクミンの約1.5倍 黄ピクミンや青ピクミンの攻撃力を100とすると赤ピクミンは150くらいある。攻撃時のエフェクトも少し大きくなっている。 原生生物を倒す速度、土壁を破壊する速度が他のピクミンの1.5倍早いと考えて良い。 火によるダメージを受け付けない 各種原生生物やフィールド上の炎に触れてもダメージを受けることも怯むことも無い。 黄ピクミン 投擲高度・距離が他のピクミンより高い 電気によって麻痺状態にならない 各種電気的なダメージを受け付けず、怯むこともない。 電気壁と配線トラップを処理できる唯一のピクミン。 配線トラップを処理すると成長する 配線トラップを処理すると大地のエキス同様花ピクミンに成長する。 このような通常の方法以外で成長できるのは黄ピクミンのみ。 穴掘りの速度が他のピクミンの??倍
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/68.html
青「お前たちは誰だ!?」 赤「この人は、この星を救おうと来たんだよ」 サ「そうだよ!一緒に来てくれないか?」 青「そんなことは信じられないな」 赤「でも本当なんだよ!僕見てたんだ!悪さをした生物を倒したんだよ」 サ「そうだ、頼む力が必要なんだ」 青「・・・」 サ「一緒に来てくれないか?」 青「いやだめだ!」 赤「よしならバトルだ!」 青「ハハハ俺を倒せるわけがない!行くぞ!」 ・・・VS青ピクミン・・・ サジタリウスの攻撃 パンチ 青ピクミンに5のダメージ 青ピクミンの攻撃 ウォーターウェーブ 効果は抜群だ! 赤ピクミンに15のダメージ 赤ピクミンの攻撃 ファイヤーフレア 効果は今一つのようだ 青ピクミンに3のダメージ サジタリウスの攻撃 パンチ 青ピクミンに7のダメージ 青ピクミンの攻撃 ウォーターウェーブ サジタリウスに8のダメージ 赤ピクミンの攻撃 ファイヤーフレア 効果は今一つのようだ 青ピクミンに4のダメージ サジタリウスの攻撃 パンチ 急所に当たった 青ピクミンに12のダメージ 青ピクミンの攻撃 ウォーターウェーブ 効果は抜群だ 赤ピクミンに17のダメージ 赤ピクミンは、倒れた・・・ くそ~~!赤ピクミン! サジタリウスの攻撃 パンチ 改心の一撃 急所に当たった 青ピクミンに23のダメージ 青ピクミンは、倒れた・・・ 青「強いな・・・」 サ「一緒についてくれないか?一緒に行こう!」 青「わかった・・・」 赤「・・・」 青「赤は大丈夫なのか?」 サ「大丈夫だ」 赤「無理です・・・」 サ「どうしようか」 青「私は、水属性の技を使うからな・・」 サ「そうだな赤ピクミンは、火属性だからな」 青「この洞窟を出ると、宿屋がある」 サ「ならそこに行こう、赤ピクミンは、俺がおんぶしていく」 青「よしなら行こう!」 ?「面白そうですね・・・ついていきますか・・