約 355,725 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2390.html
autolink() SY/W08-053 カード名:浴衣のハルヒ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《団長》?・《和服》? 【自】絆/「浴衣のキョン」[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「浴衣のキョン」を1枚選び、手札に戻す) 【起】[①]あなたは自分の《和服》?のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 もうちょっとあんたも喜びなさいよ、この発見を レアリティ:R illust.- 初出:アニメージュ 2006年9月号 浴衣のキョンの絆持ち。 同じく浴衣のキョンへの絆を持った浴衣の長門&キョンの妹とは違いコストはクロックダメージではあるものの、 浴衣のキョンも強化可能な《和服》?のパワーパンプ能力を持つ。 しかし、浴衣のキョン自体の能力や《和服》?のプールの少なさを考えるとレアリティの割にはなんとも言えない能力に見えてしまうのだが… ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 浴衣のキョン 2/2 7500/2/1 黄 絆 ・関連ページ 《和服》?
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/5112.html
autolink() SY/WE09-32 カード名:体育祭のハルヒ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:6500 ソウル:1 特徴:《団長》?・《SOS団》? 【自】[②]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《SOS団》?のキャラを1枚まで選び、手札に戻す。 あたしが最後に全員ごぼう抜きしてやろうと思ってたのに レアリティ:PR illust. 特別大会 WSポータブル発売記念大会【3】参加賞
https://w.atwiki.jp/haruhipsp/pages/22.html
涼宮ハルヒの約束IVまでもマップ選択画面ではハルヒを優先的に選択しておく。 もちろん、ストーリーが進まなくなるほど選ぶのはタブー。 涼宮ハルヒの約束IV 午前に、ハルヒとのSOS会話を発生させ、エンブレムを出す。 ↓ 午後に、古泉との、難易度は普通にやれよで、ミニゲーム渚のビーチバレーで勝つ。 ↓ 最後に、夜にハルヒと会話して終了。 涼宮ハルヒの約束V 朝の古泉との会話で、信じるを選ぶ。 ↓ 午前に、ハルヒとのSOS会話を発生させ、エンブレムで終わらせる。 ↓ 午後と夜は、誰を選んでもいいが、シャミセンと話す場合、SOS会話あり。 ↓ 深夜のみくるとの会話での選択肢では、いきましょうを選ぶ。 涼宮ハルヒの約束VI 午前の古泉との会話で、古泉を止めるを選ぶ。 ↓ 午後はハルヒと、夜はみくるとの会話のみ。 涼宮ハルヒの約束VII 朝での会話では、団員として恥ずべきことだわを選択。 ↓ 午前は、ハルヒとの会話のみ。 ↓ 夜のハルヒとの会話。本物と偽者のハルヒとSOS会話を行う。 会話から違いを見つけ、偽者を見破る。 もし、失敗すると、基本的にはバッドエンド。 そして、エンディング。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2264.html
autolink() SY/W08-056 カード名:“いつも”のハルヒ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《団長》?・《SOS団》? 【自】このカードとバトル中のキャラがリバースした時、あなたはこのカードを思い出にしてよい。そうしたら、次のあなたのドローフェイズの始めに、あなたは自分の思い出置場の「“いつも”のハルヒ」を1枚選び、舞台の好きな枠に置く。 なに? レアリティ:R SP illust.いとうのいぢ 09/12/13 今日のカード。 運が良いとサイン付き。 バトル相手をリバースさせると、思い出置場に置かれ、1ターン後に舞台へ戻ってくる効果を持つ。原作の唐突な行動が再現されたものだと思われる。 相打ちキャラへのアタック要員としては優秀。あちらはリバースしてもこちらは1ターン跨ぐ必要があるが生き残ることができる。 また、相打ち付加の応援やアラーム、イベントなどと組み合わせることで能動的に効果を使用することができる。 ただ、使用後に前列に空きが出来てしまうため、プレイヤーへの被ダメージが増える可能性が高くなり、むしろデメリットになることもある。 また、特徴もネオスタン構築では優秀。 《団長》?と《SOS団》?を併せ持った1/0のキャラは貴重なため、それだけでも採用価値はある。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 キョン 0/0 2500/1/0 黄 “いつも”のハルヒ 1/0 5000/1/0 赤
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2095.html
autolink() SY/W08-T14 SY/W08-083 カード名:水着のハルヒ&長門 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4500 ソウル:1 特徴:《団長》?・《宇宙人》? 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時か「チェンジ」で舞台に置かれた時、あなたは他の自分のキャラを1枚選び、そのターン中、次の能力を与える。『【自】このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはこのカードをこのカードがいた枠にレストして置いてよい。』 TD:ハルヒ「みんな揃ってるわね」 U:ハルヒ「…そうね。まずは泳ぎね」 レアリティ:TD U illust.- 初出:メガミマガジン2006年9月号 2009/11/16 今日のカード 青ひげファーマシーをCIPで内包したキャラ。 カウンターとしての性能は失っているとは言え、パワー4500のキャラに付属というのは破格の性能と言える。 肝心の能力の使い方としては、主力キャラを対象として相手のカウンターなどへの対策とするほか、相討ち持ちやチャンプアタッカーを場に残しつつのフロントアタックに持っていける。 また、梧桐の姫君 美緒や負けず嫌い伊織のような場キャラを犠牲にする代わりに大幅なパンプ値を誇るCXシナジーを実質ノーデメリットで使用することも可能。 また、チェンジで登場すれば実質キャラ1体に『アンコール(①)』を与えることができる。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 スイカを食べる長門 0/0 2000/1/0 青 チェンジ元
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1612.html
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/534.html
朝起きて登校し、途中で友達と会って喋りながら教室に入りいつも通り授業を終える。 健全な普通男子高校生はほとんどこんな日常だろう、もし違うとしても彼女と居るとか部活とかの+αが付くだけだ。 だが、俺の日常はそんなのじゃねえ 涼宮ハルヒ率いるSOS団に入っちまったせいで 俺の日常は+αどころか+zぐらいあるんじゃないのか?+zこれの読み方はしらないが。 俺の日常は意味の分らない同好会未満の変な集団活動をよぎなくされたり、 へんな空間に閉じ込められたり、俺以外が替わってる世界に来ていたりと+zどころじゃすまないような経験をしてきたんだが、 今回はありえないほどに普通で逆にそれが怪しい。 ん?待てよ、俺までハルヒのような考えになってるじゃねえか。とにかく俺は初めはこんな感じだった でも誰だって思うさ、あのハルヒがクラスのみんなと普通に接しているんだからな 「おはよう」 俺は信じられない光景を見た、あのハルヒがクラスのおそらく名前も知らない男子に笑顔で挨拶してる。 もしかしてまた閉鎖空間に迷い込んだのか?だったら発端は誰だ?いや、俺はここまで来るのになんの変化も感じられなかった。 って事はだ。 ただハルヒの性格が変わっただけ・・・・・か。 本当に閉鎖空間でハルヒの性格が変わったのだとしたら入学、いや中学の初めからハルヒはあの性格だろう 確認するために俺は国木田に聞いてみた 「なあ国木田、なんか涼宮変わったな」 「そうだね、さっき僕にも挨拶してきたよ。キョンと付き合っていくうちにまともになったんじゃない?」 国木田は俺の予想と違う答えを出した。 どうやらここは閉鎖空間でもなんでもない俺が今まで暮らしてきた世界のようだ、 ただ昨日のハルヒと今日のハルヒがまったく違うってことだけだな ようやくあいつもこの世界に慣れてきたかと考えハルヒに話しかけた 「何考えてやがる」 「どうゆう意味よ?」 いつもの勢いだ、なんだ?本当に変わったか?さっき見たときとはずいぶん違うな、 もしかしたら俺にだけ厳しいのか?さて俺はハルヒにいくつ疑問符を当てたかな?まったく分らない女だ。 いや?この場合おれか? 「やけに皆に優しいじゃねえか」 「だから何だっての?私が同級生と接するのがそんなに嫌?」 やっぱりいつものハルヒじゃねえか、逆にいつもよりきついぐらいだ 「別に」 だがお前が皆と話してるところを見るとなんか変な気持ちになる・・・風邪か? 「ふん」 なんでだろうな、俺に対する態度がいつもより倍きついぞ? 「今日SOS団はなにするんだ?」 この質問は俺自身わかってたかもしれない、SOS団なんて同好会未満の集団はいつも通りなにもせず過ごすだろう。 「そうだ、私今日SOS団には行けないわ、皆で何かやってて」 「今日陸上部に出ようと思ってるの、悪い?」 OK、どうやらハルヒは壊れちまったようだ。関わらないでおこう。 結局いつものように授業を終えて昼休みに入ったんだが、あのハルヒが教室から出て行っていないのだ。 なんと女子グループの中心で笑ってやがる。なんだ?もしかして朝倉が中に入ったのか?だったら気をつけないとな。しかもさっきから俺のほうチラチラ見てやがるし。 谷「なんか涼宮も不気味なぐらいまともになったよな?猫かぶってるんじゃないか?」 確かにあいつは猫かぶってるときがある。すぐに戻るけどさ。 国「でも皆、涼宮さんとこ行って話してるよね」 谷「大方、いつもとのギャップに引かれてるんだろ俺は近寄りたくないね、また振られ・・ゲフンゲフン・・・いやなんでもない」 キョン「おい谷口、チャック開いてるぞ」 谷「え?ああ開いてたか」ギギギギ そのまま昼休みが終わり、放課後になって部室に行く。 ノックして入ったが長門しかいない・・・・そうかハルヒは陸上とか言ってたな・・・ 「ハルヒがなにか変なんだが、世界が変わってるとか無いか?」 「無い、涼宮ハルヒの精神やこの世界が改変された形跡は無い」 そうか、何も無いか・・・じゃああいつもSOS団に来る時間がへるのかな・・・気付くと長門は俺のことをジーっと見ている。俺の顔になにか付いてるか? 「あなたは涼宮ハルヒに会えないとさびしい?」 くっ長門、痛いとこ突いてきやがる。たしかに俺はハルヒがいないと寂しいかも知れない。 それはもちろんSOS団団長としての意味も有り、もう一つは・・・・・・・・口にしたくは無いが、俺はハルヒが好きだってことだ 「さびしいな、あいつにあえないとつらい」 って俺は長門に何話してるんだ、 「あなたは涼宮ハルヒに明確な好意をいだいている」 ああそうだなわかってる、お前と話してるうちに気付いた。 長門は話し終えるといつも通り本に向き直った。 「そうだよな・・・悪い俺帰る」 気まずくなったから俺は帰ろうとしたところに長門の声がかかってきた。 「あなたは涼宮ハルヒに会いに行ったほうがいい」 長門は俺が望んでたことを口にした、そうしたいけど、ハルヒに迷惑じゃないのか? 「それは行ってみないとわからない・・・・私には涼宮ハルヒは自分が変化したことにあなたがなにか反応を起こすか実験してるように見える」 俺の反応?まったく悪趣味だな、何考えてやがる 「わかった、行ってくるよ」 ハルヒになんで来るのよ!!と怒鳴られたらスタコラサッサと帰るぜ。 俺がグラウンドに行ったときに陸上部は学校から出てランニング中だったのだろう、居なかった。 はりきって来たのにやる気を削がれたな。長門なら知ってただろうけど、なんで教えてくれなかった? そのまま俺はグラウンドのそばで待っとくことにした。 30分ぐらいしたころか?ハルヒは帰ってきた。どうやらこれで部活は終わりのようだな。ハルヒは俺が待ってることにに気付いた。 「あ!キョン、待ってたの?」 ハルヒはいつもの笑顔に戻ってた。いたずらが成功した子供のような笑顔で 「なら、一緒に帰りましょ」 やれやれ、だけど妙に優しいのより俺はこっちのハルヒが好きだ。一緒に坂道を下りながら決意した。 この後告白しよう―――――― 終わり
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/311.html
ハルヒ先輩7から こんな晴れ上がった日に、何だってんだ!? 《ハルヒちゃん、事故、○○総合病院》 3時限目の真っ最中、窓からさし込む日航の明るさと暖かさに、目覚めてはまどろみ、夢と現実の間を行ったり来たりしていた俺に、携帯が震えてメールがあったことを伝えた。家からだった。 電報みたいな文面を読み終える前に、おれはカバンを引っ掴み廊下に飛び出していた。 「ハルヒ!!」 病院の受付に、つかみかかるような勢いで尋ねて、教えてもらった病室に飛びこんだ。 「はいはい、手も足も首もついてるわ。お願いだから、泣かないで」 いつもの顔、やれやれといった声。……気付かなかった。手の甲で目をこすると、確かに濡れていた。 「ハルヒ、無事?」 「無事じゃないわね。足は捻挫ですんだけど、利き腕が折れたみたい。ほら、できたてのギブス。ああ、なんでこうなったかは、あとでじっくり話してあげる。それより、ニヤニヤ笑いしてる、そこのおっさんをどけてちょうだい。うっとうしいたらないわ」 「よお、キョン。こっちのシリーズでは、お初だな。ハルヒの親父だ」 大きな手をさし出されて、そのまま握手する。なんか、有無を言わせない人だ。ハルヒに似てると言えば似てる。 「たまにメタなこと言うけど、いいから流して。ほら、会えたでしょ。用が済んだら、さっさと帰りなさい!」 「わかってる。じゃあ、キョン、またな。今度、飯でも食いに来い」 よくわからんが、チャシャ猫みたいなニヤニヤ笑いを残して、ハルヒの親父さんは出ていった。俺からすれば、ほとんど無敵に見えるハルヒも、親には弱いのか。 「何よ?その《びっくりした。ちょっとかわいいところもあるな》的な、なんとも言えない表情は?」 「ああ。なんか、ちょっと分かった。休みの日には、家まで迎えに行くの、嫌がる理由とか」 「んとに、普段にぶいくせに、こういうとこだけ無駄に鋭いわね。……その通りよ。でも、あんたを、ご招待しないといけなさそうね」 そう言われて振りかえると、いつのまにか、恐ろしくきれいな女の人が後ろに立っていた。似てる、この母娘。ハルヒみたいな鋭さはないが、あるいは上手にしまってあるんだろうか。 「あ、はじめまして。俺……」 「ハルに聞いてるわ。キョン君ね。いつもハルがお世話になってます」 「いえ、あの、こっちの方こそ」 「2つもお姉さんなのに、我がままばかり言ってない? 悪気があるわけじゃないんだけど、甘えてるのね。あんまりひどいときは断っていいのよ」 「母さんも、始めて会う相手に、何気に深い話、してるの!?」 「あら、だって私は初めて会うけど、何気に深い仲でしょ?」 ハルヒは何か言おうとしたが、ぱくぱく口を動かすだけで、声にならない。このお母さんもすごい人だな。 「病院の手続きは済んだわ。車と闘ったわりには、奇跡的な軽症ですって。頭も少しぶつけたみたいだから、CTとMRIをやりたいっておっしゃてるわ。今夜はお泊りね。検査の結果、異常無しなら、明日には退院できるそうよ」 「そう」 ハルヒが横向いてぶーたれてる。 「じゃあ、あとは若い人たちでごゆっくり」 「どこのお見合いよ!」 「ふふ。キョン君、ハルが退院したら、その足でうちに来てね。ごちそうするから」 「あ、はい」 この人のやわらかい笑みも有無を言わせない。うーん、やっぱり、ハルヒのお母さんなのか。 ハルヒのお母さんも帰って、俺はハルヒのベッドの横にある丸い椅子に腰かけた。 ハルヒがクイクイとあごを引いてる。俺にこっちに来い、と言ってるのだ。やれやれ。 「別にあごで使おうってつもりじゃないからね」 「わかってる」 《今日の分》がまだだったもんな。 「そう、これこれ。このチューがないと、一日が始まった気がしないわ」 チューとか言うな。聞いてる方が恥ずかしい。 「なに赤面してんの? 毎朝夕にしてるでしょ」 「ああ。朝四暮三だな」 「あたしたち、故事成語に出てくる猿?」 「あ、そうかな?」 「キョン、そこは言下に否定しなさい……って、なにまたポロポロ泣いてるの?」 「え?」 手の甲でぬぐう。本当だ。まただ。 「今日のキョン、ちょっと変よ。あんたこそ、頭打ったんじゃないの?」 「いや、なんか、いつものハルヒだと思ったら……」 「あたしはずーっと涼宮ハルヒよ。すごい事故だと思ったんでしょ?」 「なんていうか、『普通の事故』ぐらいなら、ハルヒ、なんとかしそうだし、なんとかなりそうだから」 「あたしも、赤ちゃんとお母さんの二人を抱えてなきゃ、手を折るなんて醜態は見せなかったんだけどね。ま、悪いのはすべて、あの暴走車だけど」 「轢かれそうになってる人、助けたのか?」 「大雑把に言えばそうね。お母さんだけ助けたら、赤ちゃん亡くしてお母さんは生きていたくなくなるだろうし、赤ちゃんだけ助けても誰が育てるのって話になるから。とっさにそこまで考えたら、両方を抱えて、車の鼻先ぎりぎりを横っ飛びしてたわ。重さの違うものを左右に抱えてたからバランスが悪くてね。ぶざまなことになっちゃった」 「いや、十分すごいぞ、ハルヒ」 「なっ! あんた、なに頭、撫でてんのよ!」 「誉めてるんだ」 「小さい子を誉めるやり方でしょうが!」 「照れてるのか?」 「違う!……そうよ、恥ずかしいの! あんた、ひょっとして面白がってない?」 「ない。これくらいは我慢してくれ。……すごく、心配したんだ。赤ちゃんとお母さんが、どちらか一方をなくしたら生きていけないのと同じくらい……」 「キョン……。あんた、まさか学校から走ってきたの?」 「さすがに途中で気付いて、タクシー使ったけど」 「あんたらしいというか、なんというか……。いっつもあたしより冷静なあんたに、そんな思いさせて悪かったわ」 「悪いのは全部、その暴走車だ。ハルヒは悪くない」 がちゃがちゃといった音が、廊下の方から、しだした。 「お昼ごはんの時間みたいね。あんた、どうすんの?」 「あとで何か食べる」 「あとでなくても、今食べに行ったら? 売店も喫茶室も下にあるって言ってたわ」 「ハルヒ、利き手、使えないんだろ。食べさせてやる。それ終わったら食べに行くよ」 「はあ。……あのね、利き手じゃなくても食べられるように、スプーンか何かついてるわよ。付き添いの居るような怪我じゃないの」 「涼宮さん、お昼、大丈夫?食べられる?」 看護婦さんが声をかけてきた。 「ありがとうございます。食べさせます」 トレイを受け取って、ハルヒのベッドに戻った。箸でおかずをとって、ハルヒの口が開くまで待機する。 「ハルヒ、口、あけろよ」 「あ、あんた、なんて恥ずいことを。どこのバカップルよ?」 「誰かの膝の上に乗って食べるのに比べたら、遥かに普通だ」 「……あんた、素で言ってんのね?」 「もちろん」 「……だったら勝ち目ないわね。わかったわよ!さっさと食べさせなさい!」 「ハルヒ、あーん」 「せめて、あーん、とか言うな!」 「はぁはぁ。……た、食べ終わったわよ! あんたもなんか食べてきなさい!」 「そうする。……いや、そういや弁当がある。いつもどおり二人分」 「あ、そうか。ごめん、当然作ってきてくれてたよね」 「どっかで食べくる。それと、とりあえず、家に電話してくる」 「そういや、あんた、なんで事故のこと知ったの?」 「家からケータイにメールがあって」 「ってことは、母さんが連絡いれたのね、まったく。……授業中だったんじゃないの?」 「ああ」 「ああ、じゃない!無事なのはわかったでしょ。高校生は学校に戻りなさい」 「午後は5,6時限、体育だ。今日は十分走ったから、もういい」 「あんたは良くても、出席日数ってもんがあるでしょ!」 「なんか言うこと、いつもと反対だな。いよいよヤバくなったら、なんとかしてくれ」 「あのね」 「大丈夫なのは、わかった。でも、一緒にいたいんだ」 「……ったく、地頭と素のあんたには勝てないわ。そこまでいうなら、しっかり付き添いなさい! いい?」 「そのつもりだ」 「明日、検査をして……、ま、するまでもないと思うけどね、それで退院らしいけど、それまで付き添うのよ! いいわね!?」 「そのつもりだけど」 「あの、分かってる? こ・ん・や・も、ここに居ろって、言ってるんだけど」 「ナースセンターに断ってきた方がいいか? ここ女性の部屋だし」 「ええと、どうだろう? ……って、あんた本気?」 「骨折ってるなら、その方がいい」 「なんでよ?」 「昔、骨折った時、その日の夜に、誰かに居て欲しかったことがあるんだ。小さかったんで、なんでだったか忘れたけど」 「……そう」 「だから、今夜は付いてようと思ってた」 それから、ハルヒは「寝る」といって目を閉じた。 患部が、折れた右手首と捻挫した左足首が、なるべく腫れないように、心臓より高くするために、吊り下げていたから、ほんとは眠っていなかっただろうと思う。寝相は悪いが、そのくせ(それとも、そのせいか)、体が自由になってないと眠りにつけない質なのだ。 それでも病人が「寝る」といえば、目を合わさないでいる理由、黙っている理由になる。 病室は、さすがに程よく空調がきいていて、おれの方は本気で眠りこんだ。張りつめていたものが、元にもどったせいかもしれない。 「起床!」 ハルヒの声に、ゆっくりと身を起こす。 「付き添いの身で、あたしの上につっ伏して眠るとは、いい度胸ね」 「ああ、ごめん。……夕食の時間か?」 「そうみたいね」 「おまえのトレイを取ってくる」 「任せるわ。無駄な抵抗はしないことにしたの」 「賢明だな」 「今のあんたが言うセリフじゃないわね」 「そうだな」 二人してくすくす笑い、ハルヒの「まぬけ面」の一言をタイミングに立ちあがり、ハルヒの夕食を取りに行った。 昼食と同じようにして、おれは食べさせ、ハルヒは食べた。「あーん」その他は、ハルヒの希望により省略した。 ハルヒは食べ終えると、 「あんたはどうすんの?」 と聞いてきた。 「ああ。弁当が二人分あったろ。昼間は、もちの悪いものだけ食べた。だから、夕食分は残ってる」 「なんて奴。……あんたなら、立派に嫁のもらい手が有るわ。……でも、時間経ってるんだからね、へんな味がしたら吐きだすのよ」 「ハルヒこそ、お母さんみたいだな」 「……あんた、やっぱり、『お父さん』の方がいいの?」 「相手がハルヒならどっちでもいい」 「退場。目を覚ましてきて」 弁当を食べて、病室に戻る途中、ナースステーションに寄って、夜の付き添いの件を話に行った。 「あ、はい。お母さんから聞いてますよ」 「へ?」 「夜も《弟さん》が付き添いますって」 ハルヒのお母さん? 何という的確な読み、何という捌けっぷリ、それに何という策略。多分、俺が夜も残るためにナースステーションに頼みに来ることを見通して、許可と同時に「自重」するようにと「歯止め」まで仕掛けていったのだ。すごいな。 後から考えると黙っていた方がよかったのだが、その時は、ハルヒのお母さんの鮮やかさぶりに驚きつつ感動すら覚えてたので、今したばかりのナースステーションでの会話を、ハルヒにそのまま伝えてしまった。 「な、あ、え、……ったくもう!」 信号機のようにくるくる変わるハルヒの顔を見ていると、妙に幸せな気分になったが、それに気付いたハルヒのギト目に封殺された。 「あんた、このことは他言無用よ」 「誰にも言わないが、何故?」 「とくに親父あたりの大好物な話だから」 絶対からかわれる、とかなんとか、ぶつぶつ言うハルヒ。 「ハルヒ、苦手なのか? 親父さん」 「ち・が・う! 嫌いなの! そこ、間違えないように」 病院の夜は早い。午後10時には消灯となる。 消灯の後、ハルヒの左手を握りながら、おれはまたうとうとしていたらしい。 ハルヒの握る手の力が増し、俺は目を覚ました。 目の前には、歯をくいしばり、額に汗を浮かべてるハルヒがいた。普段のこいつなら、絶対にこんな顔は見せない。 「! 痛むのか、ハルヒ?」 「けっこうね。骨折の痛みは、時間差で来たりするのよ。再生する前に破損したところを取り除かないといけないから、免疫細胞がそういうのを破壊してるの。免疫細胞が集まってきて活動しだすと、血流も増えるしね。炎症するってのはそういうこと。創造のための破壊ね」 「ナースコール! 鎮痛剤ぐらい出るだろ」 「待って。どうせアセトアミノフェンくらいしか飲めないわ。炎症を抑えるのは、治るのを邪魔するみたいなもんだし、ヘタすると内出血が余計ひどくなるの」 「でも……」 「ナースコールはいいから……ダッコして」 「ハルヒ……」 「あんたのは、ヘタな麻酔銃くらいの威力があるわ、ほんとに」 「わかった。……これでいいか?」 「うん。……ほら、落ち着いたでしょ。不安や気分が沈んでると、余計に痛く感じるの。だから夜一人になりたくなくて。無理言ってごめん。痛くて泣きごと言ってるところなんて、ほんとは見せたくないんだけど」 「ハルヒのお母さんはああ言ってたけど、こんなときぐらい甘えろよ」 「……甘えてるわよ……いつも」 「だったら、なおさらだ」 病院の夜は早く、したがって朝も早い。午前6時には検温があり、7時には朝食だ。 そして、どちらかと言えば、俺は朝が強い方ではない。 「……やれやれ。さすが母さんというべきか、恐るべきハルキョンと言うべきか? おーい、尋ねてるんだから、どっちでもいいから答えろよ」 つい最近、聞き覚えたばかりの声で目が覚めた。よくこのタイミングで起きたと思う。 その声に反応したのは、できたのは、もちろんハルヒの方だった。 「オ、オヤジ!? 何入ってきてんのよ。ここは女性用の病室だって言ったでしょ!寝こみを襲うなんて何事よ!」 「ついでにいうと、ここは6人部屋だ。仲が良いのはよく分かったが、周りの人の安眠も考えて、もう少し自重しろ。それと、もうすぐ検温の時間だ。看護婦さんに生あったかい目で見られるのが嫌なら、その《抱き枕》、隠しとけ。……と、以上が、母さんから夕べ預かったメッセージだ。母さんならもっとスマートにやるんだろうが、おまえも知っての通り、母さんは朝が弱い。だから代理で来た」 「みなさーん、検温ですよ」 「ほら、来たぞ。まったく俺の方こそ熱を計ってもらいたいくらいだ」 そして《抱き枕》こと、おれは、ハルヒの左手によってむしりとられ、親父さんに引き渡された。そのときのハルヒのセリフはこうだ。 「どっかに隠しといて」 「男親に頼むか、ふつう?」 「言っとくけど、傷ひとつでもつけたら、承知しないからね! あと、検温が終わったら、速やかに返却! 朝ご飯食べなきゃならないんだから……」 「……だとよ。行こうか、キョン。ちゃんと捕虜の扱いに関するウィーン条約にのっとった扱いをしてやるから、心配するな」 ハルヒ先輩9へ
https://w.atwiki.jp/haruhi_yakusoku/pages/26.html
ハルヒルート分岐条件 エンディング分岐 涼宮ハルヒの約束I~III 涼宮ハルヒの約束IV攻略チャート例 涼宮ハルヒの約束V攻略チャート例 涼宮ハルヒの約束VI攻略チャート例 涼宮ハルヒの約束VII攻略チャート例 本物の見分け方 エンディング SOS会話の傾向 好感度による判定がシビアなのか、下記のルートどおりに進めてもグッドエンドにたどり着けない可能性がある。 SOS会話では、できるかぎりハート会話も選択しておきたい。 シャミセンのSOSエンブレムを全て取れば、映画の編集を誰が行ったのかが判明する。 ハルヒルート分岐条件 約束IVの「渚のビーチバレー」勝利 約束Vで古泉を「信用する」。 約束VIで「古泉を止める」。 エンディング分岐 グッドエンド ハルヒの好感度高 約束VIIの夜のイベントで本物を見分ける。(必須ではないかもしれない) バッドエンド 上記以外。 ☆シャミセンSOSエンブレムを全て取ると、グッドエンドに会話追加。 涼宮ハルヒの約束I~III 共通ルート参照。ただし、ハルヒとのSOS会話ではハート会話を1~2個選択しておくといいかも。 少女が絡むルートなので、涼宮ハルヒの約束IIでは少女を追いかけておくといいかも。 映画の編集を行ったのが誰かを知りたいなら、シャミセンのSOSエンブレムを取っておく。 涼宮ハルヒの約束IV この章以降、マップ選択画面ではハルヒを優先的に選択。 ビーチで発生する渚のビーチバレーは勝つ。 午前のハルヒSOS会話でドキドキ終了させるとCG追加 攻略チャート例 時刻 マップ上のキャラクター イベント 午前 ハルヒ ハルヒとのSOS会話を発生させ、SOSエンブレムで終了させる。ハートを何回か出しておくと確実。 午後 古泉 ミニゲーム渚のビーチバレーで勝利。難易度は「普通にやれよ」 夜 ハルヒ SOS会話は発生せず、会話だけで終了 涼宮ハルヒの約束V ハルヒルートに分岐するために、朝の古泉との会話中の選択肢では「信じる」を選択。「信じない」を選択するとハルヒルートから外れる。 ハルヒのSOS会話が発生する最後の章。 午後及び夜は誰を選んでもグッドエンドにはいけるが、シャミセン(SOS会話ではSOSエンブレム終了)にしておくと グッドエンドでシャミセンとの会話が追加される。 攻略チャート例 時刻 マップ上のキャラクター イベント 朝 - 古泉との会話中に発生する選択肢で、「信じる」を選択 午前 ハルヒ ハルヒのSOS会話を発生させ、SOSエンブレムで終了させる。ハートを何回か出しておくと確実。 午後 シャミセン 誰を選択してもいいらしい。シャミセンの場合はSOS会話あり。 夜 シャミセン 同じく誰を選択してもいいらしい。 深夜 - みくるとの会話中に発生する選択肢で、「いきましょう」を選択 涼宮ハルヒの約束VI 午前の古泉との会話における選択肢では、「古泉を止める」を選択。「任せる」を選択すると、ハルヒルートから外れ古泉ルートの1へと移行する。 攻略チャート例 時刻 マップ上のキャラクター イベント 午前 古泉 「古泉を止める」を選択 午後 ハルヒ 会話のみ 夜 朝比奈 会話のみ 涼宮ハルヒの約束VII 朝のハルヒとの会話中の選択肢では、「団員として恥ずべきことだわ」を選択する。それ以外を選ぶとバッドエンド。なお、好感度が既に充分に足りていればそれ以外を選択してもグッドエンドに行けることがある。 「団員として恥ずべきことだわ」を選んでも好感度が足りていない場合にはバッドエンド。 夜のイベントで本物のハルヒを見分けるとグッドエンド。偽者と間違えるとバッドエンド。ただし、好感度によっては偽者を選んでもグッドエンドにはなることがある。その場合最後の立ち絵が微妙に違う。(要検証) 攻略チャート例 時刻 マップ上のキャラクター イベント 朝 - 「団員として恥ずべきことだわ」を選択する。 午前 ハルヒ 会話のみ 夜 ハルヒ 2人のハルヒとSOS会話を行い、本物を当てる。 本物の見分け方 妙にテンションが低かったりキョンをやたら見下したりする方が偽者。 本物のハルヒは今までのSOS会話で選択したときと同じような(同じ?)反応をし、偽者は全く別の反応をする。 必ずしも2人にSOS会話する必要はない。1人目で分かれば、「もうこれで充分」を選択してもよい。 左右どちらが本物かはランダム。 朝の選択によって偽物と本物の位置が変わる という話は嘘。 朝の選択肢とは関係なく、本物の左右位置は完全にランダム。(検証済) エンディング グッドエンドでは、「世界が夢見るユメノナカ(三人バージョン)」が流れる。シャミセンのSOSエンブレムを取っていれば映画を編集した人物が明らかに。 バッドエンドでは、「恋のミクル伝説」が流れる。 涼宮ハルヒの約束VIから分岐するバッドエンド(古泉エンド扱い)では、「最終未来を見せて!(ハルヒバージョン)」が流れる。 SOS会話の傾向 初回選択時の反応が☆の会話:☆会話☆会話2個又は☆☆会話1個以上選択した直後、及びx会話を選択した直後ではxに変わりやすい。 初回選択時の反応が☆☆の会話(会話の最初と終盤の計2回☆が出る会話):☆☆会話例外はあるが、どんな場合でもxに変わりにくい。 初回選択時の反応がハートの会話(終盤に☆が出る会話含む):ハート会話どんな場合でもxに変わりにくいが、x会話を選択直後はxに変わるものもある。☆会話、☆☆会話の後では必ずハートが出る。 初回選択時の反応が悪い会話:x会話☆会話を2個以上又は☆☆会話1個以上選択した直後だと、☆に変わるものが少数あり。 SOSが発生する時期によらず、同じ会話なら同じ反応をすると思われる(約束VIIの偽ハルヒの反応は例外)。 最初に☆☆会話を選んでしまうと、もともと☆会話だったものの多くがx会話に変化する上、もともとx会話だったものの多くがx会話のまま変化しないため、選択肢のほとんどがx会話になってしまう。これがハルヒSOSの難しさの一因。 安全にSOSエンブレムを狙うには、下記のような順番で選択するといい。☆会話、☆会話、☆☆会話、☆☆会話またはハート会話 ☆会話、☆☆会話、☆☆会話またはハート会話、☆☆会話またはハート会話 会話を追加させてもらいました。会話は、10項目のうち3項目固定、7項目中3つランダムだと 思われる 章 ジャンル 話題 初回選択時の反応 備考 約束I 文化祭のこと やっぱり食べ歩きが楽しみだよな ☆ 文化祭のとき、おまえはどうするんだ? ハート☆ xの直後ではxに変化 映画のこと 前もって台本が必要なんじゃないか x 映画、評判良いといいな ハート 編集になかなか苦労していてな x ☆2個以上の直後では☆に変化することあり 朝比奈さんのこと クラスで焼きそば喫茶をやるそうだな ☆☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 ポニーテール似合いそうだよな x 朝比奈さんの歌にはビックリしたよ ☆☆ 古泉のこと 古泉、クラスで劇やるらしいぞ ☆☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 あいつが副団長でなんで俺が雑用なんだ x すでに「謎の転校生」じゃなくないか? x 妹のこと うちの妹って小5の割りに幼く見えるだろ ☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 たまにはお兄ちゃんと呼ばせたいものだ x クラスメイトのこと 国木田って魚をキレイに食べるんだぜ ☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 アンケート発表の準備は進んでるかな ☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 長門のこと 長門、占いやるらしいな ☆ 何気にマニアックなファンがいるらしい ☆☆ たまには長門のコスプレ姿も見てみたい x シャミセンのこと シャミセンをこのまま飼おうかな x 実は猫なりにいろいろ考えてるのかな ☆☆ 映画でのシャミセンの登場って唐突だ ☆ ☆2個以上の直後だとxに変化 鶴屋さんのこと 鶴屋さんっていい人だよな ハート 俺も金持ちに生まれたかった x ハルヒのこと 最近は髪型変えないんだな ハート 言わせてもらうがお前はワガママだ ☆☆ xの直後ではxに変化 約束III 野球のこと おまえは変化球を覚えた方がいい ☆ xの直後ではxに変化 絶好の野球日和だったな ☆ もう朝比奈さんには無茶させるな x 映画のこと もう追加撮影の必要はないよな x ハートの直後では☆に変化。キー会話出現に必須(?) 野球シーンはかなりいい映像が撮れたぞ ☆ xに変化しにくい 本当に本当に追加撮影の必要はないな? ☆☆ キー会話 文化祭のこと やっぱり食べ歩きが楽しみだな ☆ 文化祭の時、おまえはどうするんだ? ハート☆ xの直後ではxに変化 もし文化祭の日が来なかったらどうする ☆ xに変化しにくい 鶴屋さんのこと 鶴屋さんっていい人だよな ハート 俺も金持ちの家に生まれたかった x 鶴屋さんもSOS団に入ってもらおうか x 他の部活のこと コンピ研の連中も大変そうだな ☆ xの直後ではxに変化 DTM研って初耳だったんだが ☆ 今からでも運動部に転向してはどうだ x 妹のこと うちの妹って小5の割りに幼く見えるだろ ☆ たまにはお兄ちゃんと呼ばせたいものだ x 妹が持ってきたおにぎり美味かったな ☆☆ クラスメイトのこと 中学時代、谷口となんか関係あったのか x 国木田って魚をキレイに食べるんだぜ ☆ アンケート発表の準備は進んでるかな ☆ SOS団のこと いつまでも文芸部室を占拠していいのか x 冬になったらこの部屋は寒そうだな x ハルヒのこと 最近は髪型変えないんだな ハート ☆2個以上の直後だとxに変化 言わせてもらうがお前はワガママだ ☆☆ xの直後ではxに変化 シャミセンのこと シャミセンをこのまま飼おうかな x 実は猫なりにいろいろ考えてるのかな ☆☆ 映画でのシャミセンの登場って唐突だ ☆ 約束IV SOS団のこと 文化祭の後の活動予定はあるのか? ☆☆ いつまでも文芸部室を占拠してもいいのか x 冬になったらこの部室は寒そうだな x 夏休みのこと 夏休みの「殺人事件」はどうだった? ☆☆ 夏休みの宿題ってちょっと多すぎないか ☆ 冬休みもまたどこか行きたいな ハート☆ 将来の夢のこと ハルヒは将来何をしたいんだ x 俺は将来どんな大人になるんだろうな x 将来的にSOS団はどうなるんだ ハート☆ ビーチのこと その水着、似合ってるぞ ハート☆ xの直後ではxに変化 スイカ割りはしないのか ☆ 日焼けして俺のイメージ変えてみるか ☆ 朝比奈さんのこと ポニーテール似合いそうだよな x 朝比奈さんの歌にはビックリしたよ ☆☆ 古泉のこと あいつが副団長でなんで俺が雑用なんだ x すでに「謎の転校生」じゃなくないか? x 長門のこと 何気にマニアックなファンがいるらしい ☆☆ たまには長門のコスプレ姿も見てみたい x 鶴屋さんのこと 鶴屋さんっていい人だよな ハート ハートの後ではx 俺も金持ちの家に生まれたかった x 服装のこと 俺の私服ってどう思う? x ウチの学校の制服は好きか? ☆ ハートの後ではx お前はもっと色々コスプレしないのか? ハート xの直後ではxに変化 映画のこと 前もって台本が必要なんじゃないか x 映画、評判良いといいな ハート 約束V 映画のこと 前もって台本が必要なんじゃないか x 映画、評判良いといいな ハート ハルヒのこと 最近は、髪型変えないんだな ハート ハート、×の直後では× 言わせてもらえうがお前はワガママだ ☆☆ xの直後ではxに変化 お前と二人きりになる夢を見たことが x 朝比奈さんのこと ポニーテール似合いそうだよな x 朝比奈さんの歌にはビックリしたよ ☆☆ 長門のこと 何気にマニアックなファンがいるらしい ☆☆ たまには長門のコスプレ姿も見てみたい x 古泉のこと あいつが副団長でなんで俺が雑用なんだ x すでに「謎の転校生」じゃなくないか? x SOS団のこと いつまでも文芸部室を占拠してもいいのか x 冬になったらこの部室は寒そうだな x 他の部活のこと コンピ研の連中も大変そうだぞ ☆ ☆の直後ではxに変化 DTM研って初耳だったんだが ☆ ハート/☆の直後では× 今からでも運動部に転向してはどうだ x 将来の夢のこと ハルヒは将来は何をしたいんだ x 俺は将来どんな大人になるんだろうな x 将来的にSOS団はどうなるんだ ハート☆ 服装のこと 俺の私服ってどう思う? x ウチの学校の制服は好きか? ☆ ×の直後では× お前はもっと色々コスプレしないのか? ハート xの直後ではxに変化 恋愛のこと ハルヒ、彼氏作らないのか? x 俺の春はまだなのか・・・ x 文化祭後のカップルは増えるらしいぞ ☆ ハートの直後ではxに変化
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/517.html
朝起きて登校し、途中で友達と会って喋りながら教室に入りいつも通り授業を終える。 健全な普通男子高校生はほとんどこんな日常だろう、もし違うとしても彼女と居るとか部活とかの+αが付くだけだ。 だが、俺の日常はそんなのじゃねえ 涼宮ハルヒ率いるSOS団に入っちまったせいで 俺の日常は+αどころか+zぐらいあるんじゃないのか?+zこれの読み方はしらないが。 俺の日常は意味の分らない同好会未満の変な集団活動をよぎなくされたり、 へんな空間に閉じ込められたり、俺以外が替わってる世界に来ていたりと+zどころじゃすまないような経験をしてきたんだが、 今回はありえないほどに普通で逆にそれが怪しい。 ん?待てよ、俺までハルヒのような考えになってるじゃねえか。とにかく俺は初めはこんな感じだった でも誰だって思うさ、あのハルヒがクラスのみんなと普通に接しているんだからな 「おはよう」 俺は信じられない光景を見た、あのハルヒがクラスのおそらく名前も知らない男子に笑顔で挨拶してる。 もしかしてまた閉鎖空間に迷い込んだのか?だったら発端は誰だ?いや、俺はここまで来るのになんの変化も感じられなかった。 って事はだ。 ただハルヒの性格が変わっただけ・・・・・か。 本当に閉鎖空間でハルヒの性格が変わったのだとしたら入学、いや中学の初めからハルヒはあの性格だろう 確認するために俺は国木田に聞いてみた 「なあ国木田、なんか涼宮変わったな」 「そうだね、さっき僕にも挨拶してきたよ。キョンと付き合っていくうちにまともになったんじゃない?」 国木田は俺の予想と違う答えを出した。 どうやらここは閉鎖空間でもなんでもない俺が今まで暮らしてきた世界のようだ、 ただ昨日のハルヒと今日のハルヒがまったく違うってことだけだな ようやくあいつもこの世界に慣れてきたかと考えハルヒに話しかけた 「何考えてやがる」 「どうゆう意味よ?」 いつもの勢いだ、なんだ?本当に変わったか?さっき見たときとはずいぶん違うな、 もしかしたら俺にだけ厳しいのか?さて俺はハルヒにいくつ疑問符を当てたかな?まったく分らない女だ。 いや?この場合おれか? 「やけに皆に優しいじゃねえか」 「だから何だっての?私が同級生と接するのがそんなに嫌?」 やっぱりいつものハルヒじゃねえか、逆にいつもよりきついぐらいだ 「別に」 だがお前が皆と話してるところを見るとなんか変な気持ちになる・・・風邪か? 「ふん」 なんでだろうな、俺に対する態度がいつもより倍きついぞ? 「今日SOS団はなにするんだ?」 この質問は俺自身わかってたかもしれない、SOS団なんて同好会未満の集団はいつも通りなにもせず過ごすだろう。 「そうだ、私今日SOS団には行けないわ、皆で何かやってて」 「今日陸上部に出ようと思ってるの、悪い?」 OK、どうやらハルヒは壊れちまったようだ。関わらないでおこう。 結局いつものように授業を終えて昼休みに入ったんだが、あのハルヒが教室から出て行っていないのだ。 なんと女子グループの中心で笑ってやがる。なんだ?もしかして朝倉が中に入ったのか?だったら気をつけないとな。しかもさっきから俺のほうチラチラ見てやがるし。 谷「なんか涼宮も不気味なぐらいまともになったよな?猫かぶってるんじゃないか?」 確かにあいつは猫かぶってるときがある。すぐに戻るけどさ。 国「でも皆、涼宮さんとこ行って話してるよね」 谷「大方、いつもとのギャップに引かれてるんだろ俺は近寄りたくないね、また振られ・・ゲフンゲフン・・・いやなんでもない」 キョン「おい谷口、チャック開いてるぞ」 谷「え?ああ開いてたか」ギギギギ そのまま昼休みが終わり、放課後になって部室に行く。 ノックして入ったが長門しかいない・・・・そうかハルヒは陸上とか言ってたな・・・ 「ハルヒがなにか変なんだが、世界が変わってるとか無いか?」 「無い、涼宮ハルヒの精神やこの世界が改変された形跡は無い」 そうか、何も無いか・・・じゃああいつもSOS団に来る時間がへるのかな・・・気付くと長門は俺のことをジーっと見ている。俺の顔になにか付いてるか? 「あなたは涼宮ハルヒに会えないとさびしい?」 くっ長門、痛いとこ突いてきやがる。たしかに俺はハルヒがいないと寂しいかも知れない。 それはもちろんSOS団団長としての意味も有り、もう一つは・・・・・・・・口にしたくは無いが、俺はハルヒが好きだってことだ 「さびしいな、あいつにあえないとつらい」 って俺は長門に何話してるんだ、 「あなたは涼宮ハルヒに明確な好意をいだいている」 ああそうだなわかってる、お前と話してるうちに気付いた。 長門は話し終えるといつも通り本に向き直った。 「そうだよな・・・悪い俺帰る」 気まずくなったから俺は帰ろうとしたところに長門の声がかかってきた。 「あなたは涼宮ハルヒに会いに行ったほうがいい」 長門は俺が望んでたことを口にした、そうしたいけど、ハルヒに迷惑じゃないのか? 「それは行ってみないとわからない・・・・私には涼宮ハルヒは自分が変化したことにあなたがなにか反応を起こすか実験してるように見える」 俺の反応?まったく悪趣味だな、何考えてやがる 「わかった、行ってくるよ」 ハルヒになんで来るのよ!!と怒鳴られたらスタコラサッサと帰るぜ。 俺がグラウンドに行ったときに陸上部は学校から出てランニング中だったのだろう、居なかった。 はりきって来たのにやる気を削がれたな。長門なら知ってただろうけど、なんで教えてくれなかった? そのまま俺はグラウンドのそばで待っとくことにした。 30分ぐらいしたころか?ハルヒは帰ってきた。どうやらこれで部活は終わりのようだな。ハルヒは俺が待ってることにに気付いた。 「あ!キョン、待ってたの?」 ハルヒはいつもの笑顔に戻ってた。いたずらが成功した子供のような笑顔で 「なら、一緒に帰りましょ」 やれやれ、だけど妙に優しいのより俺はこっちのハルヒが好きだ。一緒に坂道を下りながら決意した。 この後告白しよう―――――― 終わり