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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 V巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“千征令”(せんせいれい)。炎の色は錆びた青銅のような緑青色。 [仮装舞踏会]の巡回士。『三柱臣』参謀(彼曰く『軍師』)ベルペオルの直属を務め、複雑で大規模な自在法を使いこなす自在師であり、外界宿を単独で壊滅させるほどの実力者。 殲滅と虐殺を得意とすることから、自他から『戦争屋』と称された。 羽飾りのついた重たげな帽子と、襞襟からだらりと垂れたマントだけが浮いている姿をしており、状況によって厚手の手袋も現れた。 重く陰鬱な雰囲気を纏う。高慢な性格で、侮辱に対して過敏な反応を示した。 自らの“存在の力”(=本質)を削り込めた薄く鋭い紙の軍勢を操る自在法『レギオン』を用いて戦っていた。 彼の本質の大部分が込められた『レギオン』は、すなわち軍勢全体がオルゴンであり、本体と見えるオルゴンの帽子やマントは、司令塔となる意思総体の現れに過ぎず、討滅するには『レギオン』の軍勢全体を滅ぼすしか方法がなかった。 紙の軍勢を部分的にあしらうのは簡単だが、全てを滅ぼすには手に余り、正に「多勢に無勢」を体現した恐ろしく厄介な“王”であった。 十六世紀の『大戦』では、“頂の座”ヘカテーの警護や撤退の際の殿軍を任される等、ベルペオルからの信頼も篤く、シュドナイの『極光の射手』カール・ベルワルド撃破にも、カールを『レギオン』で誘導することで一役買っていた。 本編開始の数年前には、ベルペオルの命を受け、消息が途絶えたガープの情報を東洋で収集していた。 その一環として、日本で新たに発見された外界宿を殲滅した後、捜索猟兵ウィネの要請で彼の元へ向かい、ヴィルヘルミナと交戦。彼女を追ううちに、通りすがりの“天目一個”に斬り倒され危機に陥るが、そのまま無視されてしまう。 “天目一個”に無視されたことに激怒して『天道宮』まで至るも、『万条の仕手』のリボンに『レギオン』をいいように翻弄され(とはいえ、実際は彼女も殆ど『レギオン』を減らすことはできずにいた)、更に突如顕現したメリヒムの『虹天剣』により、『レギオン』ごと全て消し飛ばされた。 確かな実力の持ち主であったが、不運にも最悪の面子との連戦を強いられて死亡した。 【由来・元ネタ推察】 元ネタは、目に見えない波動放射線オルゴン(Orgone)・・・ ではなく、西のデーモンを指揮するという同名の悪魔オルゴン(Orgon)だろう。 「千」はその率いる軍勢を表し、「征」は上のものが罪ある下のものを討つという意味、「令」は指示や長官という意味で、真名全体で「千の軍で敵を討つ長」という意味だと思われる。彼の高慢さと、能力「レギオン」を表現した真名である。 【コメント】 ☆アニメ版で登場した。 ☆強いはずなのに、スレでの共通認識は『超かませ犬』。どこまでも不幸。 ☆ビジュアル上マントと帽子だけなので、かなりの絵師泣かせだった。 ☆ホントは単身で外界宿を潰せる程の実力者。しかし、どう考えてもかませ犬な方だった。 ☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤』ソカル並の傲慢さだったな。 ☆こいつの炎の色は、「錆びた青銅のような緑青色」と「錆びた青銅のように不気味な緑青色」のどっちが正しかったのだろう。 ☆青銅は鋳造直後は赤みがかった金色(新品の10円硬貨の色)であり、錆びると青みがかった緑色になる(銅の錆を緑青という理由)。だからまさに「錆びた青銅のような緑青色」なのでは? ☆本来ヴィルヘルミナはオルゴンを相手にした場合かなり不利。広域攻撃方法を持たず、あしらうことはできても完全に倒すことが難しいため長期戦になりやすく、そうした場合人間を喰うことで補給できるオルゴンの方が有利になる。状況が状況なら『万条の仕手』を討ち取ることすらできたはずなのだが……。 ☆最初の遭遇時も周囲に『レギオン』を展開していたはずなのに、なんで(多分『レギオン』を斬り倒しながら進む)“天目一個”の接近に気づかなかったんだろう? ☆↑『天道宮』に逃げ込もうとするヴィルヘルミナを追っていた『レギオン』の最後尾にいたんだから、最初に斬られたのが本体なのは別に不自然ではなかった。 ☆アニメでは手袋で指パッチンするカットがあるけど、手袋が無いと指パッチンしてるのが分からなくなるし難儀なキャラだったな。 ☆オルゴンが戦死した事で、XIII巻でシュドナイは戦時編成を見直さなければならなくなった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやチェルノボーグやモレクやジャリや[百鬼夜行]のギュウキやパラとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『しんでれらのしゃな』では、家臣の一人として登場している。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、天人の一人として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第6幕で近衛銃士隊の一人として登場している。 ☆新元号「令和」を目にするたびに、俺はきっと“千征令”のことを思い出すだろう。
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用語解説-ま~わ行 用語解説-ま~わ行真名【まな】[?]-アニメ ミステス【みすてす】[宝具]-アニメ メロンパン【めろんぱん】[?]-アニメ 燐子【りんね】[?]-アニメ 真名【まな】[?]-アニメ “徒”が持つ、“紅世”での本当の名前。 ミステス【みすてす】[宝具]-アニメ 身の内に宝具を宿したトーチ。 宿主であるトーチが燃え尽きると、中の宝具は次のトーチの中へとランダムに転移してゆく。 別名『旅する宝の蔵』。 メロンパン【めろんぱん】[?]-アニメ 超絶甘党なシャナの大好物。これを食べるときだけは、あどけない少女の表情に戻る? 燐子【りんね】[?]-アニメ この世の物体に“存在の力”を吹き込むことで生まれる“紅世の徒”の下僕(げぼく)。 姿形や機能は、主の趣味や力を吹き込む対象によって変わる。 “存在の力”を、集めることはできても自身に足すことはできず、主から力の供給を受けないと存在を維持できない。
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主人公。 “紅世の徒”が作りだした、喰われて死んだ人間の代替物であるトーチにして、その中でも特殊なトーチである“ミステス”。 アニメの設定では身長165cm。 普段は基本的に大人しく頼りない気質だが、真剣になればなるほど頭が冷静になっていく気質からか、 いざという時はフレイムヘイズに一目置かれるほどの直感力と頭脳の切れを見せ、“ 千変”シュドナイ相手にハッタリをかまして時間を稼ぐなど土壇場での度胸も持ち合わせている。 自身の存在について悩みを抱えており、表面上は整理をつけるが、度々表出しては振り回されている。 恋愛に関してはその悩みや徐々に芽生える自身の望みを優先する為、はたから見ると優柔不断である。 灼眼のシャナへ戻る
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【種別】 組織 【初出】 外伝『アンフィシアター』 【解説】 [マカベアの兄弟]と同じく、新世界『無何有鏡』が創造された後に新世界へ渡り来た新参の“紅世の徒”たちが創設した組織の一つ。 詳細は不明だが、外伝『アンフィシアター』では坂井悠二がシャナに[マカベアの兄弟]と同じくらいの連帯意識を持っていたと語っている。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆[仮装舞踏会]や[百鬼夜行]や[轍]や[宝石の一味]との繋がりはあったのかな。 ☆[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやモレクや[巌楹院]のゴグマゴーグや[革正団]のサラカエルや外界宿やフレイムヘイズ兵団とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
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【種別】 現象 【初出】 I巻 【解説】 この世のあらゆる存在が持つ“存在の力”と、時空に広がる全存在である『運命という名の器』が失われたことで、その存在によって伸び、繋がり、広がった、広がるはずだったことが「なかったこと」になることで生じていた、この世を構成する巨大な“存在の力”の秩序と流れの変調のことである。そのため、「この世の歪み」とも呼んでいた。 【歪みの発生と発見後の流れ】 歩いてはいけない隣にある異世界“紅世”より渡り来た“紅世”の住人達“紅世の徒”が、この世の存在(主に人間)の“存在の力”を奪い消費することで世界の歪みは生まれ、大きくなり、この世と“紅世”の境界を捻じ曲げ、引き摺り、荒れさせ始めた。 この両界の境界面の変調から、“徒”達の間で「いつかこの世と“紅世”の両界に『大災厄』と称される大きな災いが起きる」と予想、あるいは危惧され始め、歪みの発生を止めるために同胞殺しを決意した一部の“紅世の王”の尖兵、あるいは道具となって歪みを生む“徒”を力ずくで止める元人間の討滅者フレイムヘイズが作られることとなった。 この世で放埒を尽くす“徒”たちは、そういったフレイムヘイズの追跡から逃れるために、歪みの発生を一時的に遅らせる道具であるトーチを作って対抗するようになった。トーチが燃え尽き、歪みが発生してフレイムヘイズに察知されても、“徒”はもうその場から姿をくらませていた。 また、この世の秩序に生まれた変調(=歪み)が限界を超えた先にある秩序の崩壊を防ぐため、局地的な大きな歪みを元に近い形に整えるフレイムヘイズを『調律師』と呼んでいた。 【影響】 この「世界が歪んだ気配」は、フレイムヘイズにとっては“紅世の徒”が人喰いを行った証であるため察知すれば追いかけ、“紅世の徒”にとっても興味を引かれる対象であるため、ある程度歪みが大きくなれば双方を多く引き寄せ、その結果戦いによる被害だけではなく、戦いのための人喰いによる歪みもさらに発生する。 この連鎖反応の最悪の形は『闘争の渦』と呼ばれ、十六世紀の『大戦』など、過去幾つかあった大きな戦いの発端となっていた。 調律師の活動目的には、この『闘争の渦』の発生を防ぐことも含まれていた。 世界の歪みを利用した大事件として、高名な自在師である“紅世の王”である“棺の織手”アシズによって引き起こされた、自在法『都喰らい』の発動があった。 『都喰らい』は世界の歪みを意図的に瞬間的かつ大きく作り出すことで、周囲の存在を歪みに巻き込んで干渉、高純度の“存在の力”に変換する自在法であり、一度に発生した歪みとしては史上空前の大きさの歪みを発生し、都市オストローデが丸ごとこの世から完全に消滅した。 “探耽求究”ダンタリオンは、歪みを極限まで大きくした場合に実際に何が起こるかを実地(御崎市)で実験しようとしたが、後一歩のところでフレイムヘイズに阻止された。 また教授は、『詣道』の崩壊を観測することで「『歪み』によらぬ両界の狭間」を観測できるとも述べていた。 【世界の歪みへの認識】 現代まで、大きな歪みが生まれることはあっても、『大災厄』の片鱗すら掴めておらず、この世を跋扈する“徒”のほぼ全ては『大災厄』は根拠が曖昧で、そういった予想は“存在の力”を使うことへの過剰反応に過ぎないという考えを持っていた。 ただし、この世の秩序に生まれた変調(=歪み)が大きくなるのは「危険」であるということは、この世を跋扈する“徒”たちも認めていた。 【世界の歪みの真実】 世界の歪みの真の原因は、"存在の力”が「欠損」したことではなく、不安定なエネルギー状態に「変質」したことであった。間違っているのは因果関係の理解だけで、「“徒”が人を食らうことで歪みが生じる」「歪みが両界の狭間に嵐をもたらす」という理解自体は確かに正しかったがために、誰も気づけなかった。特に、なまじフレイムヘイズは歪みを実際に感じることができるために疑問を抱かなかったようだ。 故に、自在法を使うなどして、“存在の力”がこの世の現象や物体に再構成されれば、この世は安定化し、その分の歪みも消えた。 もっとも、どのみち“徒”の行動が誰にとっても迷惑で危険なものであることには変わりないし、フレイムヘイズの行動が人間の犠牲と『大災厄』を防いでいたことにも変わりは無い。なにより、歪みが「欠損」という不可逆的な現象ではなく、“存在の力”を使用すれば消える一時的な現象に過ぎないということが“徒”に知られれば、“徒”の暴虐がさらに過激化する恐れがあったために、真実に気づいた少数の者たち(『宙の心臓』と『大地の四神』)もその事実を伏せていた。しかし、歪みの原因が「欠損」ではなく「変質」である以上、無限の“存在の力”を持つ新世界『無何有鏡』であっても歪みは発生し得る。故に新世界『無何有鏡』の創造を放置しないために、協力者を求めたセンターヒルによってこの真実が明かされた。 そして最終巻で、シャナたちが撃ち込んだ改変の自在式による「人を喰らえない理」を含んだままで新世界『無何有鏡』が創造されたことで、世界の歪みは消失し、ほぼ全ての“徒”たちが新世界へ旅立ったことで、この世(旧世界)に残った“徒”たちが人を喰わない限り、世界の歪みは発生しないと思われる。 【コメント】 ☆アニメ版から語られ、発生していた。 ☆『大命』の最終段階の達成によって、世界の歪みが完全に消失したことが、外伝『ホープ』で描写された。 ☆宝具『零時迷子』で補われる“存在の力”は、歪みを回復しようとする世界の復元力から得ていたことが最終巻で判明した。 ☆[マカベアの兄弟]のダーインやカルンには実感できないんだろうな。 ☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、崩壊点という現象が存在している。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“弄巧の摽”(ろうこうのひょう)。炎の色は涅色。 フレイムヘイズ『具象の組み手』ダン・ロジャースと契約し、万年筆型の神器“B.S.I”に意思を表出させている。 キビキビとした男口調で話す女性の“王”。一人称は「俺」。[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリムとは、ダン以前の契約者との間で交戦経験がある。 【由来・元ネタ】 ウォルト・ディズニーが、ロアルド・ダールの絵本『グレムリン』のためにデザインした女性グレムリンのフィフィネラ(Fifinella)。元は競走馬の名前で、ダールの生年に大活躍したことから採られている。 ダールの絵本によって存在が広まり、イギリスやアメリカ、カナダの軍隊では不可視の女精霊、悪戯好きで、軍用機パイロットや爆弾兵をくすぐり、狙いを外させるといわれるようになった。 第二次世界大戦時の米空軍第91爆撃隊に属するB-17Gフライング・フォートレスの一機には、彼女の名が付けられていた。 「弄」は馬鹿にすることで、「巧」はたくみなことである。「弄巧」とは「小細工を使う」という意味である。「摽」とは「撃つ」「落ちる」「捨てる」「末端」などの意味がある。 “王”であるので、「末端」という意味ではないだろうから、真名全体ではおそらく、「巧みな小細工による撃墜」という意味だと思われる。ただ、通称とは関連があるものの、自在法『プレスキット』の性質とはかみ合わなかった。 【コメント】 ☆通称の由来を考えたが、この世に渡り来てから日が浅いわけではなかった。[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリムがその存在を知らなかったのも、そのためではなかった。 ☆アニメ第3期では、意思を表出させている神器“B.S.I”だけが登場した。 ☆契約者であるダンが知らないハボリムの自在法『熒燎原』を知っていること(大軍勢規模で見たのは初めてとのことだが)から、ハボリムがダンの能力『プレスキット』を知らず、[革正団]覆滅戦以降の討ち手と推測していた。 ☆ヴォーダンやグローガッハやブリギッドやバラルやダジボーグとは、仲が良かったのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』チェルノボーグやソカルやウルリクムミやジャリやフワワやニヌルタやモレクや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやイナンナやフックスやトンサーイや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベルペオルやヘカテーやシュドナイや巡回士リベザルやオルゴンやオロバスやパイモンや捜索猟兵ピルソインやレライエや禁衛員フェコルーやプルソンやウアルや布告官デカラビアやストラスや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや『色盗人』のバロメッツや海魔ラハブやニティカやウコバクやカシャやメアやフリアグネとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明した。 ☆新参の“王”でないとするなら、『三柱臣』のように通称を変えたのかな。「フィフィネラ」という妖精は、古い“王”の通称としてはあまりにも新しすぎたな。 ☆『大地の四神』のように新たな神話が起こるたびに通称を変えてきた可能性もあるし、この世に来るたびに違う通称を名乗っていたのかもしれないな。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。
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“紅世の徒”やフレイムヘイズが用いる特殊な道具。その効果は様々で、ほとんどの宝具が“存在の力”を込めることで機能するため基本的に人間は使用できない。“徒”と人間の両方が望まなければ作り出せない、この世と“紅世”の狭間の物体である。 贄殿遮那(にえとののしゃな) シャナ愛用の剣の名前 吸血鬼(ブルートザオガー) 零時迷子(れいじまいご) トーチに保管される宝具 レギュラー・シャープ カードの宝具 アズュール トーチに保管される宝具 (火除けの指輪 フリアグネと愛しいものへの自在法 トリガーハッピー フレイムヘイズ殺しの宝具 玻璃壇(はりだん) 箱庭監視の宝具 ヒラルダ 大いなるリスを背負いし宝具 『渾の聖廟(こんのせいびょう)』 大いなる発明の宝具 天道宮(てんどうきゅう) 新たな『炎髪灼眼の討ち手』の育成所 天道宮(てんどうきゅう) 仮装舞踏会(バル・マスケ)の本拠地 灼眼のシャナ その1へ戻る 灼眼のシャナへ その2
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登録日:2011/09/12(月) 03 26 03 更新日:2023/05/17 Wed 23 29 12NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 その愛は世界を滅ぼす ただ愛する者の為に とむらいの鐘 アザゼル アシズ 仮面 偽名 優しい人 元英雄 冥奥の環 堕ちた英雄 堕天使 大魔法使い 天使 愛 愛に生き、愛に殉ずる 棺の織手 涙腺崩壊 灼眼のシャナ 異世界人 紅世の徒 紅世の王 自在師 英雄 都喰らい 青 首領 魔王 違う!! 死に様だ! 私と共に在るのは、ティスの死に様だ!! 灼眼のシャナの登場人物。 人間を食らう怪物、紅世の徒の一人。 本編の遥か昔、16世紀頃に起きたフレイムヘイズと紅世の徒の激突「大戦」、その元凶と呼べる人物。 真名は「棺の織手」。 炎の色は「青色」。 第1巻から存在を示唆されており、その時は「棺の織手」という真名だけが明かされた。 概要 外見は仮面を付け、6枚の翼と鍛え抜かれた男の身体を持つ青い天使の姿。 性格は情深く優しさに溢れるもので、その優しさから部下からも慕われている。またソレの優しさは時に敵にすら向けられる。 良くも悪くもその場の感情にそって行動するという。 “徒”の中でも特に強力な力を持つ“紅世の王”。 その中でも、莫大な存在の力と卓越した自在師としての力量から、中世において最強とされた紅世の王。 当時としてはまさに比肩する者なきとんでもない存在であり、高橋氏のイメージは「大魔法使い」。 中世の欧州において万を超える数の“徒”が所属する組織『とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)』の首領であり、世界のバランスを守るフレイムヘイズにとって当時最大の敵。 その目的は「壮挙」と名付けられた新たな存在を生み出す儀式を行う事。 徹頭徹尾自分一人のためにやっていること(そういう意味ではどこまでも“徒”らしい“徒”である)だが、アシズの性格とモレクの運営でいつしか“徒”全体の希望となっていた。 ○人物像 元々は“紅世”とこの世、二つの世界のバランスを守るという使命感に溢れた厳格な人格の持ち主。 フレイムヘイズが出来た最初期に人間と契約し、契約者の「棺の織手」ティスと共に活躍した最古のフレイムヘイズの一人。 心底から情深い、というか底なしに優しい人物で、ティスが彼を慕い、「九垓天秤」の面々を含めた「とむらいの鐘」が彼の元に集ったのも彼の優しさから。 だがその優しさは、他の者が時折行う「切り捨てることで心や立場を清算する」ことを彼に許さない。そのため、自分を頼る者、慕う者、従う者を誰一人拒まず受け入れ、抱え込む。 元より化け物クラスの強さを持ちながら、相反するように途轍もない優しさを以て他者に向かうため、荒くれ揃いの“王”や“徒”は反発を抱かず、文字通りに心服していた。 それゆえに「九垓天秤」達は、彼の望みを叶えるべく身命を賭すことに何の躊躇もなかったが、前述の通り「壮挙」はアシズにとってはティスへの愛の証であり、彼女の遺した望みをかなえる、たったそれだけのものである。 良くも悪くもその場の感情で以て動く男であり、モレクをはじめとする構成員が語っていたような壮大な気宇はそもそも持っていなかった。(本人の性格からして、自分のやっていることが皆の希望であるならそれでよい、とでも思っていたのだろう) ○“棺の織手”ティス かつての契約者で、青い長髪の少女。 力を授けてくれたアシズを天からの使いのような存在と思い、アシズを恋い慕っていた。 人間を麦の穂程度の食料ぐらいにしか思ってない“紅世の徒”を憎み、徒を討滅し続け、最初期のフレイムヘイズの中で最も功績を挙げた。 戦闘時は額に付けている神器「無銘の金環」が頭上に移動し、背中には白い翼が生え、その外見はまさに天使と言える姿に変化する。 相当の力量の持ち主で自在法・「清なる棺」で最初期に乱立していた徒の集団を多数殲滅した。 実は執筆当初は「アシズの元契約者であり、心を通わせた女性」という以外の設定が全く存在せず、アシズの回想でわずかに出てきた台詞を元に、いとうのいぢ氏がビジュアル化した経緯がある。 ○「清なる棺」 アシズの固有自在法。四角形の形をした閉鎖空間の結界を造り上げ、対象を閉じ込めたり、破壊を行う。 体の各所に同時展開・爆破することで、たいていの“徒”は一撃必殺。 ○経歴・行動 太古の神殺しの戦いでは、フレイムヘイズとして参戦しており、祭礼の蛇とも戦った。 数々の戦果を挙げ、フレイムヘイズの理想像と称され、英雄とすら呼ばれた程の存在だった。 ちなみに、同時代から現在まで活躍しているフレイムヘイズはカムシン・ネブハーウくらいで、大地の四神の師匠・ノースエアの年代である(*1)。 しかし、ある日、彼女の力を恐れた人間たちの裏切りによって命を落としてしまう。 その時、アシズは彼女の自分に対する想いと、自身もまた彼女に対して深い愛情を持っていたことを自覚してしまう。 彼女の喪失を怖れた彼は、ティスを殺した周囲の人間を喰らう事で“存在の力”を補充。 自らをそのまま顕現させてはティスを崩壊させてしまうため、儀式のプロセスを応用して自らをその場に召喚するという離れ業を敢行し、同一地点に“王”として顕現。同時に彼女の消滅を防ぐために、自在法・『清なる棺』で遺体を特殊空間に包み込む事で崩壊を防いだ。 尚、コレは彼が自在師として、きわめて優れた技量の持ち主であったがゆえの神業(*2)。 解説 フレイムヘイズの契約に用いられている儀式は、“紅世”における神威召喚の儀式の応用である。 本来の神威召喚は、神の意志を力を欲する者に向けさせ、了解を得る代償として犠牲を払う、という二段階に分かれる。討ち手の契約は、召喚の儀式を「この世」で人間に行わせ、代償として全存在を失わせることで、“紅世の王”がそれに応じて「この世」へ移動、「器」へ転移する、というプロセスを踏んでいる。 アシズが行ったのはこの儀式のさらなる応用であり、顕現に必要な“存在の力”は周囲の人間を食らって補充した上で、「ティスの器の中に在るアシズの本体」を召喚対象、アシズ自身の意志総体を召喚主として儀式を執行。 召喚のための生贄はアシズ自身の“紅世”との関係性を犠牲にすることで賄い、結果「アシズという“王”の召喚の儀式」が成功、顕現を果たしたのである。 ただしこの代償として“紅世”との繋がりが切れたため、アシズは故郷へ帰還する方法を失っている。 そして世界のバランスを守る使命から離反した事で、世を荒らす“紅世の徒”となり、英雄から一転、彼らの敵になった。 討ち手たちは、アシズを絶対に許さなかった。単に裏切ったからではなく、その行いを許せばフレイムヘイズの存在自体が無意味となるからである。つまり、彼らにとっては二重の意味で脅威だったことになる。 “紅世の徒”側は、仮にも元フレイムヘイズに対して即座に歩み寄りはしなかった。 が、自身の欲望を何より優先するという彼らは、全てを敵に回してでも己の望みを守り、その実現に邁進するアシズに感化されるようになり、その力を恐れつつもそのあり方に敬服。いつしか、放浪する彼に付き従う者がぽつぽつと現れ始めた。 放浪の中、アシズは自身の真名である「冥奥の環」の名を捨て、ティスのフレイムヘイズの称号「棺の織手」を自らの真名として名乗るようになる。 つまり、彼の真名「棺の織手」はあくまでも自称であり、彼の本来の真名は「冥奥の環」である。 紅世の徒が通称を変える事はたまにある(例としては、シュドナイはかつて「蚩尤」と呼ばれていた)事だが、紅世における本名の発音である真名を変えるなど有り得ない事であり、彼のティスに対する想いの深さが窺える。 大戦時では既に知れ渡ったためか、勢力を問わず多くの者に“棺の織手”と呼ばれているが、 古株のガヴィダと、世界法則の体現者としてルールに厳しいアラストールからは“冥奥の環”と呼ばれていた。 なお、元の真名は「捨て名」として扱われ、呼ぶことを憚られている。 その後はティスの蘇生だけを目指し、千年を超える長い旅を始めた。 再び彼女と共に生きることだけを望んだ彼は、かつて仲間であったフレイムヘイズと敵対しながら世界を巡った。 しかし、あらゆる秘法を学び、試行錯誤を繰り返すもどうしてもティスを蘇生させる術を見つける事は出来なかった。 放浪の中、彼は九人の“王”と出会う。 鎧の竜「御身は、なぜ泣かれているのか?」 鉄の巨人「恩義に報いるためえええ、我が身命をををを、主に捧ぐううう」 奇妙な卵「なにを手に入れたいのか」「差し出せと言うのか」「厚かましき者よ」 牛骨の賢者「私如きを、必要と仰る……?」 牙剝く野獣「喧嘩、できるんだろう?」 氷の剣「私は欲しいだけなのだ、私を振るう腕が」 石の大木「相応の代価は、頂けるのでしょうな?」 黒衣白面の女「永の助太刀も、また一興」 虹の剣士「いいだろう、見せてくれ、貴公の世界を」 アシズに最初に付き従った彼ら九人の“王”は、アシズの持っていた宝具から名を取り「九垓天秤」と呼ばれるようになる。 そして、アシズは放浪の中で“徒”らを次々と傘下に加え続け、何時しかとむらいの鐘という世界最大の徒の組織を結成する事になる。 それでも払えない死に懊悩する中で、彼は全くの偶然から、教授が持ち出した「大命詩編」の断片が刻まれた金属板を入手する。存在を分解する自在式と、存在を定着させる自在式。 これを使い、せめて最期にティスが遺した願い「あなた様と私の子供を授かり、共に暮らしたい」という願いだけは叶えるべく行動を起こした。 このアシズとティスの子供が「壮挙」で誕生させようとした、新たな生物「両界の嗣子」である。 だが、その生成のためには莫大な「存在の力」が必要だった。アシズはこれを手に入れる為に都喰らいと言う術式を開発、オストローデでそれを起動した。 通常、人間以外から「存在の力」を喰らうのは不純物が混ざっている為に適さないのだが、 この術は土地ごと純粋かつ莫大な「存在の力」に変換するものである。これにより、アシズはそこに住む住民ごと土地を存在の力に変換し、それを喰らう事で凄まじい量の「存在の力」を手に入れた。 ちなみに後にフリアグネがこの術に挑戦している。 都喰らいで増大したその力は相当のモノらしく、作者曰わく大戦時のメンバーの中でも別格の強さを誇るという。 彼以外に別格と言われたのはアラストールだけである(槍シュドナイ、メリヒム、マティルダすら別格扱いされていない)。 これで準備ができたかと言えばそうではなく、肝心要の大命詩編が問題だった。 創造神“祭礼の蛇”の手になる神の自在式は、アシズほどの自在師を以てしても難解を極め、彼では起動できなかった。 そこで、あらゆる自在式・自在法を文字通り自在に操る力を持った“螺旋の風琴”リャナンシーを捕えた宝具“小夜啼鳥”を奪取、蓄えた“存在の力”で彼女を支配することで式の起動を試みた。 ○愛に生きた果てに 最終決戦においては先代“炎髪灼眼の討ち手”マティルダと対峙。 マティルダとアラストールが愛し合っている事を見抜き、死を覚悟してまで使命に生きようとする二人の姿がかつての自分たちの姿に被り、 不憫に思い彼女とアラストールとの間にも「両界の嗣子」を作る事で仲間に引き入れようとするも、拒否されてしまう。 さらに、リャナンシーがガヴィダからマティルダを介して伝えられたかつての恋人・ドナートの伝言を聞いたことで気力を取り戻し、支配の式を脱して逃走、大命詩編が起動不能になる。 そして、マティルダは自らの死を覚悟で“紅世の徒”一体を生贄に捧げ、天罰神“天壌の劫火”をこの世に神威召喚する儀式「天破壌砕」を行い、 神として力を奮う天罰神アラストールとの一騎打ちとなる。 「何故だ……何故、愛する者を捨てるフレイムヘイズが、私の前に立ちはだかるのだ」 「何故、愛を選ばない。かけがえのない、この世に唯一つの、愛を」 「愛し合う者が、互いの生きる道を……何故、選ばぬのだ!!」 アシズにとって、愛とは共に歩くことだった。それを選ばず、死別を選んだアラストールの選択が彼には信じられなかったのだ。 だが、当のアラストールは、怒り、あるいは歓喜を載せた声で告げる。 「貴様は、何処を、見ているのだ」 「我らは、共に生きて、此処に在る」 言うなり、アシズが抱いていた「両界の嗣子」となるはずだった結晶と「大命詩編」の金属板、そしてティスの亡骸を収めた「清なる棺」を一撃で粉砕。「壮挙」は潰え去った。 「――――――ッ!!」 「我が女、マティルダ・サントメールの……生き様を、見よ」 ブロッケンの山上で、紅蓮と青が激突する。天罰神といち“王”の、あまりにも一方的な戦い。 しかし、その意志だけは互角。 「死んで、死んで、なんの生き様だというのだ!!」 「貴様と同じだ! 契約者の生き様が、今の貴様と共に――在る!!」 死んでは意味がない、傍にいられなければ何の意味もない、と嘆くアシズ。 生きて、戦って、死んだ、その「生き様」こそが大切なのだとアラストールは吼える。 「違う!! 死に様だ! 私と共に在るのは、ティスの死に様だ!!」 「“徒”を討ち果たしたティスを、人間の為、力を使い果たした、我が愛する娘を――」 「弱さから恐れ、強欲から利用し、挙げ句に殺したのは、人間どもだ!!」 だが、アシズにはそれが受け入れられない。 叶わぬ夢を抱いたまま、裏切りに死んだティス―――彼女の最期の言葉が彼を突き動かしている。 だからこそ、今共にあるのは討ち手としての生き様ではなく、一人の少女としての死に様なのだと。 「だから喰らった! 守るのを止めた! ティスと共に生きる、それだけを望みとした!! ただ、共にあろうと……それを世の理が許さぬのなら、理をすら変えてみせると!!」 「新しき世に響き渡る、古き理を送る、故に我らは[とむらいの鐘](トーテン・グロッケ)!!」 だからこそ、たとえ世界の全てを敵に回してでもこの想いを貫いて見せる、と青い天使は叫んだ。 それを許さないという古き世界に、とむらいの鐘を響かせてやると。 「その意気やよし、“冥奥の環”……いやさ、“棺の織手”!」 その意志が、想いが、天罰神をしてそう言わしめた。 “棺の織手”―――その名こそが、アシズそのものであると。 「だが、世の理は、過ちを決して看過せぬ!!」 「過ちでなどあるものか!! 我が――愛が!!」 アシズの抱いた愛を否定する権利は誰にも―――神にすら、ない。 だが、そのために成した行いは決して許されてはならない。 青き炎弾は紅蓮の炎弾に一瞬の拮抗も許されず吹き散らされ、アシズは敗北。 紅蓮の炎に呑み込まれ粉々になって消滅、討滅された。 彼が遺した、「生命が死を乗り越える一つの方法」は後に、同じ結論を下したとある人物らによって受け継がれ、一つの命を芽吹かせることになった。 余談 彼のモデルは旧約聖書に登場する堕天使アザゼル。 元は高位の天使だったが、人間の少女に恋をして禁断の知識を与えたがために堕天したとされている。 追記・修正は愛のために全てを捨てる覚悟を持ってお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アニメの両界の嗣子生み出した二人は消滅したけど アシズも消滅する気だったのかね? -- 名無しさん (2013-07-01 03 11 50) 愛のために全てを捨てて壮挙を行ってんだからする気マンマンでしょ -- 名無しさん (2013-08-30 21 54 38) 天破壌砕の時も自分の命より 両界の嗣子を気にしていたし ぶれないよな -- 名無しさん (2013-08-30 23 37 08) シャナは敵側で死んでほしくない奴多かったが、アシズは特に死んでほしくなかったな。まあ目的が目的だからどう足掻いても誰かが立ちふさがるが -- 名無しさん (2013-08-30 23 39 50) 因みに元ネタとなったアザゼルは、人間の少女に恋をして禁断の知識を与えたがために堕天したという神話がある。まさにアシズ様(まあシャナのキャラはこんな風な本歌取り多数ですが) -- 名無しさん (2013-10-11 00 41 51) へぇ、あの下ネタアザゼルさんがそんなことを…… -- 名無しさん (2013-10-22 21 04 07) サブラクの天敵みたいな能力だな、まあ相性以前にレベルが違うんだろうけど。 -- 名無しさん (2013-10-22 21 07 02) ラミーみたいに気長にトーチ詰まんでりゃよかったんじゃねーかと思う……あれ? あの時代にトーチってあったっけ? -- 名無しさん (2013-11-06 19 27 39) ↑たしか封絶すら無かった時代だったかと。トーチももしかしたら無いんじゃ -- 名無しさん (2013-12-11 21 08 42) ↑↑聖なる棺の維持にも力を消費するんじゃねーの -- 名無しさん (2013-12-21 13 29 32) そもそもフレイムヘイズはかなり保守的な奴らだから、仮にラミーに似たようなことをしてても討滅対象でしかないのよね。ラミーの時はマジョ姉さんはただ殺したいだけ、シャナたちは割と良心的な考え方だけど。ラミーでさえ放置してたら下手に手を出すとやばいからってなってるけど、アシズがそんなことしてたら速攻で潰しにかかるだろうかと -- 名無しさん (2014-09-21 18 20 21) トーチは大昔からいたぞ 歪みを感知され辛くするための緩衝材がトーチなんだから -- 名無しさん (2015-12-16 19 05 14) ラミーと違って本人が素で歴戦のフレイムヘイズ蹴散らせるくらいにバカ強い上に大所帯だったからな……そりゃ人間なんぞどうだっていいって考えてるアシズだったら目的成就の為に人間だって食うし都喰らいだってやらかすわ。 -- 名無しさん (2016-10-01 03 16 31) 一人の女の愛のためにどんな犠牲払ってでも世界の理を変えてやるってのはまさしく悠二にも当てはまる。とむらいの鐘といい革正団といいバルマスケ(この組織の場合はむしろ悠二が主だが)といい巨大な組織の頭は犠牲が出たとしても世界を変えようとするのが多いね。ただ唯一それを一番現実的かつ根本的になせるのが創造神たる蛇さんだった…やっぱ蛇さんもパネェ -- 名無しさん (2016-10-01 07 43 37) フレイムヘイズの頑丈さを考えると、そもそもどうやって、人間から致命傷を受けたのだろう? 強い徒との戦いで瀕死になって止めを刺されたって感じだったのかな? -- 名無しさん (2023-05-17 23 29 12) 名前 コメント
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フレイムヘイズの誕生の際には、契約と呼ばれる儀式が執り行われる。要するに人間がフレイムヘイズとなるために必要な手続きである。 契約は、何らかの理由で(フレイムヘイズを作る場合は“紅世の徒”やフレイムヘイズに関する)強い感情を抱いた人間の感情を、“紅世”にいる“紅世の王”が共感 もしくは感知することで感じ取り、その人間に「人間としての自身の過去・現在・未来の全て」(『運命と言う名の器』とも言う)を捨てさせることに同意させて行なう。 両者が合意すると、「強制力を持つ約束」である契約が成立し、 その人間の「人間としての過去・現在・未来の“存在の力”」(=運命)は召喚の代償として全て失われ、時空に空いたその空白を『器』に見立てて “紅世の王”が入り込み、契約で『器』の中に固定されることでフレイムヘイズは誕生する。作中では「フレイムヘイズの身の内に“紅世の王”が入った」と表現されることが多いが、フレイムヘイズの肉体そのものは通常の人間と同じである。 なお、人間の『器』は通常は強大な“紅世の王”を納めるにはあまりにちっぽけであり、 契約の際に“紅世の王”は『器』の内に収まるために自らを休眠させる必要がある。“紅世の王”と契約した人間は、人間としてはこの世の因果や法則から切り離されるため、人間であった時の周囲との関係性を失うと同時に、実質的な不老となる。 フレイムヘイズに必要な“徒”への恨みを持つものが少なくなった現代では基本的に契約者を選ぶ余裕はないが、 作中で出てきた“王”は契約相手を異性にしていることが多い。また、契約には人間の強い感情が必要なために若年者が契約する傾向が強く、ドレルのような男性で老人のフレイムヘイズは珍しいとされている。 灼眼のシャナの用語
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登録日:2017/11/23 Thu 15 41 52 更新日:2023/01/03 Tue 15 23 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 シスター ゾフィー・サバリッシュ タケミカヅチ ドイツ ドロップキック ドンナー フレイムヘイズ 修道女 払の雷剣 灼眼のシャナ 神聖ローマ帝国 総司令官 肝っ玉母さん 雷属性 震威の結い手 何人にも哀れまれず、罪を犯して省みず、存在もならぬ無に堕ちる我らに せめて勝利よ輝け、アーメン・ハレルヤ・この私 ゾフィー・サバリッシュは『灼眼のシャナ』の登場人物。 ●目次 ◆プロフィール ◆人物 ◆契約した“紅世の王” ◆固有の自在法 ◆来歴 ◆プロフィール 称号:震威の結い手 契約した“紅世の王”:“払の雷剣(ふつのらいけん)”タケミカヅチ 炎の色:眩い紫電 神器:ドンナー(刺繍型) 出身:ドイツ(神聖ローマ帝国) ◆人物 “払の雷剣(ふつのらいけん)”タケミカヅチのフレイムヘイズ。 称号は震威の結い手。 純白のベールに黒い修道服を纏った丸顔の女性。外見年齢は四十代くらい。 落ち着いた雰囲気の中に、どこか歳を感じさせない稚気を漂わせている。 強大な戦闘力と卓越した統率力、さらには人間としての懐の深さをも併せ持つ全フレイムヘイズの中でも屈指の強力な打ち手。 面倒見も良く包容力もある人柄から周囲からは『肝っ玉母さん(ムッタークラージェ)』と呼ばれ慕われている。 先代“炎髪灼眼の討ち手”だったマティルダ・サントメールと友人だったこともあり、『天道宮』から巣立ったばかりのシャナの教育係を引き受け、 戦闘面に留まらないフレイムヘイズとしての心得、人間社会における常識と生活方法、果ては一人の女性としての在り方まで様々な教育を施した。 ◆契約した“紅世の王” “払の雷剣(ふつのらいけん)”タケミカヅチ 取り澄ました口調で語る男性の紅世の王。 青い四芒星の刺繍を施したベール型の神器『ドンナー』に意思を表出させる。 古来から何人ものフレイムヘイズと契約してきた歴戦の紅世の王で、太古の“祭礼の蛇”との戦いにも『稲妻の剣士』と呼ばれた当時の契約者と共に参加していた。 通称が和風なのは、以前に日本で契約した際のものをそのまま用いているためである。 古くからの戦友であるカムシン・ネブハーウには『紫電の軍師』と呼ばれていた。 名前の元ネタは、日本神話の雷神建御雷神。 ◆固有の自在法 落雷蹴り 紫電を纏った必殺のドロップキック。これは作中で呼称されたもので、自在法としての名前は不明。 掛け声は「だぁらっしゃーっ!!」。 幾多の強大な“紅世の王”を討滅したゾフィーの必殺技で、瞬間的な破壊力においては歴代の打ち手の中でもトップクラスを誇る。 ただし、大技故に放つには『充電期間』が必要で、その間はゾフィーは無防備になるため護衛が必要。 ◆来歴 神聖ローマ帝国の出身で同国の貴族の生まれ。人間時代、二人の子供を夫に殺され、しがらみから逃れるため修道院に入り出家した。 しかし、そこでもしがらみが争いを呼び、ついには逃避を“紅世の徒”にとどめを刺されタケミカヅチと契約した。 契約後は同じくフレイムヘイズであり、友人でもあるドゥニやアレックスと共に“紅世の徒”を討滅しつつ、欧州各地を渡り歩いていたようだ。 中世の大戦ではフレイムヘイズ兵団の総大将を務め、ほとんど烏合の衆でしかないフレイムヘイズ兵団を自身の実力と人望でまとめ上げ、時に自ら陣頭に立つことで18年に及ぶとむらいの鐘との戦争を勝利へと導いた。 二十世紀初頭に起きた対革正団戦争において、ドゥニとアレックスを亡くして以降は、半ば隠居生活を送っていた。 だが、現代の大戦の前哨戦で『仮装舞踏会(バル・マスケ)』によって実質的に『外界宿(アウトロー)』を取り仕切っていた“愁夢の吹き手”ドレル・クーベリックと、№2であり同じくフレイムヘイズの交通支援を担当していた外界宿(アウトロー)『モンテベルディのコーロ』のトップである“无窮(てんきゅう)の聞き手”ピエトロ・モンテベルディを含む指導層を失い大混乱に陥った外界宿を再編するため、指導者として呼び戻された。 現代の大戦においては再結成されたフレイムヘイズ兵団の総司令官に就任。 ハワイからの暗号電文などいくつかの情報を元に、仮装舞踏会の本拠地である『星黎殿』の座標を特定すると全世界のフレイムヘイズから精鋭を結集し『凪』・『交差点』両作戦を敢行。 兵団を率いて『星黎殿』を目指し奇襲侵攻を仕掛けるが、総司令である“淼渺吏(びょうびょうり)”デカラビアの指揮と『星黎殿』直衛軍の奮戦により膠着状態に陥る。 さらに、防衛線を構成していた各軍が反攻のために集結してきたことで、包囲殲滅の危機的状況に晒されるが、『星黎殿』が仮装舞踏会の予備兵力の上に落下して大打撃を与えたことで対処の機会を掴み、さらにシャナが『神門』や盟主たちの行方に関する情報を『神門』突入直前に宣告していったことで戦況は一気にフレイムヘイズ兵団に優勢となる。 戦局の不利を悟った『仮装舞踏会』側は、総司令官であるデカラビア自らが前線に出撃するも、頭部にゾフィーの落雷蹴りを受け討滅され、戦争はフレイムヘイズ側の勝利に終わるかと思われた。 しかしその直後に、外界宿征討軍総司令官職を引き継いだ“煬煽(ようせん)”ハボリム率いる西部方面主力軍が『星黎殿』戦場に到着。 横合いからフレイムヘイズ兵団に猛攻を加えたことで勝機を逸する。 そして『朧天震』が発生し“祭礼の蛇”の帰還が近いことに気付いたゾフィーは、シャナたちを見捨ててでも『神門』を破壊する事を決断。 だが『神門』を落雷蹴りで破壊しようとしたその寸前、死にかけながらまだ生きていた“嵐蹄”フェコルーの『マグネシア』で落雷蹴りが完全に防がれる。 “嵐蹄”健在が敵味方に知れ渡ることで、辛うじて持ち堪えていたフレイムヘイズ兵団の士気が減衰する結果となってしまった。 “祭礼の蛇”の帰還及び大命宣布により、フレイムヘイズ兵団の敗北は決定し、戦場での完敗を悟ったことで、ゾフィーは撤退作戦『引潮』への移行を決断。 しかし、その途上で“祭礼の蛇”坂井悠二による二度目の宣布を受け、己の存在意義を揺るがされ、拠り所を失った討ち手たちはパニックを起こして逃げ惑い、次々と殺害され、フレイムヘイズ兵団は完全に崩壊した。 敗戦後はチューリッヒの外界宿(アウトロー)総本部で弾劾の被告席に着きつつ、独断専行するシャナ一派を黙認・支援。 総司令官の職を解任された後は、チューリヒ総本部で事態の推移を見守った。 戦後は新世界『無何有鏡』が創造され、多くの“紅世の徒”とフレイムヘイズが新世界へと旅立った後もこちらの世界に残り、元の静かな隠居生活へと戻った。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 結局「落雷蹴り防ぎ切るフェコルーすげえ」って話題にしかならない -- 名無しさん (2017-11-23 23 41 30) ニコニコでの通称「ババデックス」 -- 名無しさん (2017-11-24 13 24 01) ドゥニとアレックスの事は死んだ自分の子供の生まれ変わりみたいに思ってたのかも -- 名無しさん (2017-11-27 02 12 31) 名前 コメント