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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“勘破の眼睛”(かんぱのがんせい)。炎の色はセレスト。 『枢機の向き手』ボードと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。聖遺物箱型の神器“フォッセ”に意思を表出させていた。 VIII巻でボードがパウラ・クレツキーと共にシュドナイに殺害されたことで、“紅世”へ帰還したようだ。 【由来・元ネタ】 「勘破」とは見抜くこと、看破することという意味である。「眼睛」は日本語では黒目のことだが、中国語では目を見開くという意味になる。 併せて考えれば、真名は「全てを見抜く見開かれた瞳」という意味だと思われる。おそらく、視覚系の能力を持つ“王”だと思われる。 「フェイ」は、アーサー王の異母姉「モルガン・ル・フェイ(Morgan le Fay)」の省略形であろうと思われる。ケルト系女神がキリスト教的物語であるアーサー王伝説に取り込まれるに際して葛藤が起こった結果、魔女として扱われるようになったという説がある。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆ハルファスやジェヴォーナやノートやブリギッドとは仲が良かったのかな。あと、ハーゲンティやガルーとは面識があったのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』モレクやジャリやウルリクムミやフワワやニヌルタやソカルやチェルノボーグや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で名称と詳細が判明した。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、離宮の兵士の一人として登場している。
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【種別】 “紅世の徒”、真名 【初出】 X巻 【解説】 [とむらいの鐘]の首領で、強大な“紅世の王”である“棺の織手”アシズの捨て名であり、本来の真名。フレイムヘイズ『棺の織手』ティスと契約していた頃は、この真名を名乗っており、神器“無銘の金環”に意志を表出させていたが、契約者ティスの死とともにこの真名を捨て、ティスと一体だった頃の称号である“棺の織手”を自らの真名として名乗るようになった。 中世の『大戦』の頃には、フレイムヘイズや“徒”たちはアシズをこの捨て名で呼ぶことはほとんど無く、呼んでいたのはガヴィダや天罰神“天壌の劫火”アラストールだけであり、『天道宮』の奥でガヴィダと相対した『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグは、ガヴィダがアシズをこの捨て名で呼んだことに憤りを感じていた。 【コメント】 ☆自らを再召喚した時に“紅世”との繋がりが切れたから、“紅世”での真名“冥奥の環”を使うのは当人等の感情を抜きにしても、適当ではなかっただろうな。 ☆再召喚の自在法で繋がりが切れようと、“紅世”生まれで“紅世”の存在なんだから、「“紅世”ではこういう名前です」を表す「真名」は変わらなかっただろう。この世で名付けられた名前を流用したら、それは正式な「真名」ではない別の何かだな。 ☆↑別の何か=あだ名ではないだろうか。代表格は、当然としてダンタリオンの教授。もしくは、“螺旋の風琴”が用いていた偽名かな。 ☆創造神“祭礼の蛇”伏羲や“瓊樹の万葉”コヨーテの方が格好良かったかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[仮装舞踏会]のフェコルーとも、この真名を名乗っていた頃に絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期ではこの真名は語られなかった。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 外伝『ジャグル』(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 “紅世の王”。真名は“爛班の炉”(らんばんのろ)。炎の色は鴨羽色。硬玉の耳飾り型の神器“アルシアー”に意思を表出させていた。 『燿暉の選り手』デデと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。 本編開始の二年前、デデがサブラクに殺害されたことで、“紅世”へ帰還した。 【由来・元ネタ】 ゾロアスター教の善神の一柱「シャフレワル(Šahrevar)」。鉱物の神で、最後の審判においては高熱の溶鉱炉で世界を焼き尽くし浄化するという。真名との関連が見られる通称である。 「爛」とは焼けただれることで、「班」は組み分けである。通称も合わせて真名は「次第に浸食しながら世界を焼いていく炉」という意味だと思われる。作中では、デデは名称不明の小さな盾を操る自在法しか使っていなかったが、炎系の能力も持っていたのかもしれないと思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明した。 ☆帝鴻や相柳や窮奇とは面識があったのかな。 ☆ゾロアスター教つながりで天罰神アラストールと関係していたら面白そうだったのにな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやジャリやソカルやウルリクムミやチェルノボーグやモレクや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“祛邪の刻屈”(きょじゃのこっくつ)。炎の色は今様色。独鈷杵型の神器“身口意”に意思を表出させていた。 『理法の裁ち手』ヤマベと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。 中世の『大戦』終結から1930年代までの間に、ヤマベが宿敵であったオオナムチに敗れて戦死したことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 日本神話の山神「大山咋神(おおやまくいのかみ)」。名は、山に杭を打ち、広大な山地の所有者であるという意味である。比叡山延暦寺の地主神で、密教とも関連が深い。日吉神社が祀る神である。猿を神使とし、現世利益を謳う。 「祛」とは取り除くことの意味である。「刻屈」は中国語で屈筋を意味する。真名全体では「邪悪を取り除く力強い屈筋」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で名称が判明した。 ☆アラストールやタケミカヅチやベヘモットやセンティアやジルニトラやガルーやハーゲンティとは、面識があったんだろうな。 ☆真名の「刻屈」について、要検討だな。 ☆今様色とは「今時の流行の色」という意味だが、流行ったのは平安時代である。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやウルリクムミやソカルやジャリやチェルノボーグやモレクや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベルペオルやシュドナイやヘカテーやオルゴンや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、終幕でイナンナと共に杯を捧げている。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 VIII巻 【解説】 真名は“翠翔”(すいしょう)。炎の色は縹色。 全身を獣毛に包まれた鳥男で、頭部は無く胴体に顔がある。人化した姿は、燕尾服を身に纏った壮年の紳士。 [仮装舞踏会]の布告官であり、その中でも古株的存在。そのためか下級の“徒”のみならず、幹部級の“王”達からすらも敬称を用いられ、尊重されていた。 見かけによらず、“徒”の中では珍しい穏やかかつ人当たりの良い性格のために交友関係は広く、多くの“徒”から信頼を得ていた。好物は鵞鳥の肉らしく、『星黎殿』の酒保では三羽まとめて食べていたりしていた。 一軍を丸ごと高速で輸送可能な移動系自在法『プロツェシオン』を使用する。 かつての『君主の遊戯』締結にも立ち会ったほどの古参である。 中世の『大戦』を前に、欧州“徒”組織の大同盟を計るベルペオルからの使節として[巌楹院]首領“盤曲の台”ゴグマゴーグの居城を訪れた際、初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの襲撃に巻き込まれ、[巌楹院]が殲滅される光景を目の当たりにした経験から、『炎髪灼眼の討ち手』を非常に恐れていた。 その時の恐怖が彼を『炎髪灼眼』再契約阻止へと志向させ、捜索猟兵ウィネを始めとする構成員に対し『天道宮』発見を焚きつけることとなったが、結果的に逆効果になってしまった。 ドレル・パーティー殲滅の際、シュドナイに付き従っていたり、従軍するシュドナイとの連絡も行うなど、重要な伝達も行っていた。 上海会戦終結後は『星黎殿』に帰還しており、盟主お披露目の式典では盟主に挑もうとするリベザルをピルソインと共に止めようとした。 その後、シュドナイに現在の盟主の様子を報告していた。 フレイムヘイズ陣営との戦争では、西部方面軍主力軍に従軍し、布告官として主戦場の戦況の推移を見守っていた。そして西部方面主力軍の撤退に伴いデカラビアより撤退の助力を命じられ、同軍を『プロツェシオン』でルーマニアから中国中南部の主戦場まで短時間で輸送した。 その後は『星黎殿』の一郭で、オセから頼んでいたロフォカレの行方について報告を受けた後、ロフォカレの素性をオセに教えた。 フレイムヘイズ兵団に大勝した後は、『星黎殿』でマモンの補佐として情報の精査を手伝った。 御崎市決戦では直に戦場に出ることはなく、新世界『無何有鏡』創造の後に、他の将兵らと共に『天梯』を通って新世界へ旅立った。 新世界が創造されてからは、古参の“徒”組織の間を飛び回って、その動静を把握することに努めた。 創造から二年弱の時点で、豪華客船『ロード・オブ・ザ・シーズ』号を占拠している人間の武装集団構成員達を羽根の一打ちで海面まで吹き飛ばした後、貴賓室のベルペオルの下に参上し、古参の“徒”の組織の動向と“吠狗首”ドゥーグについて報告した。そして騒動の終結後、ベルペオルたちと共に修復と改装が完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 【アニメ版】 公式な記載はないがアニメ第2期で、ドレル・パーティー襲撃の際、シュドナイと行動を共にした“徒”の集団のうちの一人が外見的特徴から判断してストラスだと思われる。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 ”鴉公子”ストラス(Stolas)と思われる。序列36番の悪魔で、頭に王冠を戴いた梟の姿で現れ、その後は大鴉の姿となると言う。 召喚の際は、薬草や宝石の魔術的効用を教え、占星術の知識を与えると言う。 「翠」を翡翠のことだと考える。翡翠は洋の東西を問わず強力な護符や魔除けとされ、交通安全や幸運を呼ぶ効果もある。 彼の役割を考えれば魔除けが必要なのは伝令の最中で、幸運とは吉報のことだろう。また、「翔」は、鳥が羽を広げて飛ぶことに加え、吉祥の意味をもっている。 真名全体で「道中の災厄を除け吉報を運ぶ飛翔」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆外伝漫画『灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐』にて初お目見えした。意外と可愛い。 ☆真名に色名が入っている、珍しい“徒”。 ☆↑この場合の翠は翡翠の翠じゃないか?ほら“琉眼”の琉もガラス・ラピスラズリって意味だしな。 ☆外伝『ボールルーム』で、『星黎殿』の酒保で鵞鳥を食っている描写がある。“徒”にとっての「食事」は完全な娯楽だから、ストラスは鵞鳥が好きと言ってもさほど間違いではないと思われる。 ☆XVII巻でも鵞鳥を食べてた…本当に好きなんだな。 ☆少数どころか一軍全て秘密裏に移動させるという反則っぷりだった。こんな隠し玉持ってるなら確かに重宝されるのも頷ける。 ☆穏やかな性格の“徒”は他に[百鬼夜行]のパラがいた。 ☆[とむらいの鐘]のアシズや[革正団]のサラカエルや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[轍]のギータやケレブスや『色盗人』のバロメッツとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で声が初披露された。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、廷臣の一人として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、[黒い蛇団]の一員として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第6幕でヒポグリフ・ストラスとして登場している。
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登録日:2011/11/27(日) 00 54 40 更新日:2022/09/23 Fri 07 44 23NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 シャナ チート トーチ ミステス 刀 刀剣 化け物 大太刀 天災 天目一個 宝具 日本刀 武器 灼眼のシャナ 贄殿遮那 贄殿(にえとのの)遮那(しゃな)とは、『灼眼のシャナ』に登場する不思議アイテム『宝具』の一つ。 主人公であるシャナの愛刀であり、もう一人の主人公坂井悠二が名前の無かった彼女に「シャナ」の名前を付けた由来でもある。 銘の「贄殿」はこの刀を鍛えた刀匠の住んでいた地にある谷の名(岡山県に実在した)であると同時に生贄解体場のこと。 銘の「遮那」は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)、 つまり、「贄殿で作った凄い物」という意味と、「でかい神をも捧げてしまう贄殿=何者であってもぶち殺せ」という気概を兼ねたネーミング。 寸法は、全長約130cm、刃渡り約108.3cm、柄約21.7cm。 小柄なシャナの身の丈ほどもある大太刀(挿絵上ではそれより小さく見えることもあるが気にするな!)。 宝具はそれぞれ不思議な能力を持ち、『贄殿遮那』の場合は「刀そのものに対するあらゆる力や自在法の干渉を受け付けない」というもの。 単なる刀としても最高級の切れ味を持ち、「神通無比の大業物」とも称される武器(刀)として見れば極上の逸品。 反面、干渉の無効化能力は刀そのものに対してだけで使い手を守るような効力ではなく、 刀で防ぎ切れないような大出力の攻撃を受ければ、使い手は消し飛んで無傷の刀だけが残される。 また、触れた力を消滅させる能力でもないので、自在法であっても実体化した純粋に「硬い」物を何でも斬れるような能力ではない。 要は、基本的には最高に頑丈で、絶対に破壊されないというだけの刀。 この刀の持ち味を活かすには接近戦を挑むしかなく、使い手は相応の技量・度胸・力と運を求められる。 反面、どんな無茶な使い方をしても壊れることがないため、使い手がどんな技量と力の持ち主であろうとそれに応じた斬れ味・威力を発揮する。 また刀に干渉する能力は無効化するので、純粋な硬さによるものではない「破壊や干渉を受け付けない」といった概念的な能力による防御は無効化し、 純粋に物質やエネルギーの硬さの強弱の勝負に持ち込める。そしてこの刀は最高に頑丈であるため、理論上持ち主の技量と力さえ十分なら何でも斬れる。 持ち主が強者であってこそ優れた武器・刀として運用出来るという、まさに「強者のための刀」。 元々は数百年前の日本で、人を超えた力を持つ“紅世の徒”の強さに魅入られた人間の刀匠が強者のための刀を望み、 同じ想いを持った“紅世の王”を相槌に据え、自身の“存在の力”を繰り、刀に込めながら鉄を鍛えあげて作り出した。 自身の望む強さの「強者」に贄殿遮那を送り届けるために、刀匠が自ら望んで宝具を宿した人間の残りカスの加工物“ミステス”へと転じ、 数百年間世界各地を彷徨っていたが、シャナによって倒されたことで望んだ強者へと託され、以後シャナの愛刀となる。 ちなみに相槌だった“王”はその後も健在であり、後に“天目一個”が生まれた時のことを証言として残している。 ◆天目一個(てんもくいっこ) 贄殿遮那を鍛えた刀匠が、鍛えた刀を核にその身を転じた“贄殿遮那のミステス”。 見た目は隻眼鬼面を付けた、中身のない鎧武者。 名の由来は“天目一箇神(あめのまひとつのかみ)”。 実在する山の神にして鍛治の祖神である、偉い神様であり、それを信仰していた刀匠が、刀の届け手となる自身に名付けた。 「元人間の刀匠」「宝具『贄殿遮那』」「鎧武者“天目一個”」の3つの意思により構築された特殊なミステスであり、言わば贄殿遮那の化身。 ゲーム版では夢の結界内で再び打ち倒した天目一個にシャナは「うん、分かってる。ずっと一緒」と、愛刀として声を掛けている。 3つの意志の共通目的である「贄殿遮那に相応しい強者を見つけ出し、届ける」という行動原理に沿って行動するシンプルなもの。 しかし、その方法は「紅世の徒やフレイムヘイズの気配を感知したら問答無用で本気で殺すつもりで斬りかかり、死合う」と非常に物騒。 これは「強者」に能力の高さだけでなく、勝利を掴み取る運も求めたからであり、一応の理由はあるのだが襲われる方はたまったものではない。 なお、人間は徒に比べて決定的に弱いと認識しているため、攻撃することはない。 この行動原理に加えて、 徒のみならず、弱くても人間でさえ必ず持つ「存在の気配」が全く無い。 最小限の移動式封絶を張って行動する。 本体の刀同様、自在法の干渉を受け付けない。 という特性から、いつどこに現れるか全く不明かつ、 気配の感知や察知に優れ、自在法に長ける強力な力を持つ者こそ危険が増し、 天目一個自身も並外れた剣の腕と大きな統御力を持つため弱者では太刀打ち出来ない。 そのため長きに渡り多くの徒やフレイムヘイズが斬り殺され、さらには活動エネルギーとして喰われて消えていったため、 「化け物トーチ」「史上最悪の“ミステス”」「“紅世”に仇なすモノ」と様々な名で畏怖され、遭遇すること自体が不運としてもはや天災とすら扱われていた。 本編の数年前に日本のとある街を彷徨っていたところを、メリヒムの“虹天剣”で天道宮を覆う『秘匿の聖室(クリュプタ)』が破壊され、 漏れ出したアラストールの気配を感知したことで、 通りすがりのオルゴンを邪魔なので斬り倒した後に放置して天道宮に乗り込み、メリヒムも斬り捨てるなど、強烈な厄介事として現れるが、 その特性と行動原理を読んだシャナにより説得され、望む「強者との死合い」のために彼女に協力、アラストールの元に送り届け、 契約を結んでフレイムヘイズとなった彼女と戦った。 この時の「二代目炎髪灼眼」は封絶以外の自在法が使えない未熟極まる状態で、徒手格闘以外の戦闘手段はなかったが、そのために“天目一個”もミステスとしての能力が全く働かず、純粋に剣術のみで勝負することになった。 死闘の末、白刃取りと見せかけた受け流しで刀が深く床に刺さった隙を付いたシャナの頭突きにより、面が粉砕され転倒。本体である刀と離れたことで鎧武者は活動を停止、 残った鎧もウィネの命で発動した『非常手段』により破壊され消滅したが……… 本編の大きなネタバレに付き注意 “祭礼の蛇”坂井悠二にシャナが敗れた後は、この刀はシャナから離され、誰も使う者がいなかったため星黎殿の宝物庫に収められていた。 その間、贄殿遮那の意志は、「強者」…つまり自分(天目一個)が認めた主であるシャナの想いを常に感じ取って待ち続けており、いざ呼ばれた時のために、鎧武者にして贄殿遮那のミステス「天目一個」を運び手として形成して待機していた。 そして、無力を実感したシャナが愛刀である贄殿遮那を求めた瞬間、彼女に自分自身(贄殿遮那)を届けるために行動を開始。 シャナの元へと向かうのに邪魔な徒を斬り殺し、活動源として喰らい突撃、シャナの封印を解除した後は再び自分(刀)をシャナに託し消えた。 その際、星黎殿に居た徒の多くが指令役であり、直接戦闘に長けているものが多くなかったこともあるが、 あまりにも予想外の敵の出現により、要塞司令官のフェコルーも含めた死傷者が多数出た上、要塞内部の指揮系統が一時消滅する大惨事となった。 ちなみに、シュドナイは4巻の時点で「贄殿遮那から天目一個が再び現れる可能性」を示唆していた。 将軍パネェ! ……まぁ、そのお陰でこの時点ではまともな戦闘能力をもたない悠二のハッタリに完璧に騙され、時間稼ぎを許してしまうという失敗をやらかしてたりするのだが。 加筆・修正は天目一個と死合ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 何でも斬れる能力でも無効化する能力でもない、fateのアロンダイトと違ってステータスも上がらない。すげえ硬派な刀だな。大好き! -- 名無しさん (2014-02-11 14 10 08) この刀とみくらべるとアロンダイトのがロマン武装に見えてくるな -- 名無しさん (2014-02-11 14 52 39) RPGなんかで言えば術なんかによる防御強化をガン無視できるようなもんだよこれ。よくよく考えるとそれだけで十分チート。 -- 名無しさん (2014-02-11 16 38 53) アロンダイトというか、要するにゲイジャルグだろ -- 名無しさん (2014-02-16 20 31 46) 「刀自体は」どんな干渉も受け付けないってだけだしアロンのが近いな。小細工抜きの「強者のための刀」・・・ロマンだぜ。 -- 名無しさん (2014-02-19 20 55 30) 天目一個の姿から戦国時代をイメージするけれども、封絶が発明されたのが1890年前後ということを考えると、意外に若い宝具だよな -- 名無しさん (2014-09-20 14 54 58) 一緒に造った王は何処いったんだろ? 天目誕生と同時に喰われたのだろうか? -- 名無しさん (2014-09-20 23 01 14) ↑ヨーハンが宝石の一味から奪った本に天目一個の誕生に立ち会った王の証言が記されてるから生きてるっぽい。 -- 名無しさん (2015-02-03 12 28 05) 「そういう概念だからなんでも斬れる」じゃなくて「絶対壊れないから理論上なんでも斬れる」ってのが無骨すぎて好き -- 名無しさん (2015-04-12 14 59 43) 製作秘話描いて欲しかったな。 -- 名無しさん (2015-07-12 02 44 44) 使い手のお陰でよく炎の剣扱いされる。ソラトとかキリトとか -- 名無しさん (2015-10-25 12 46 14) 別に術による防御強化を無視できるわけじゃないんだよな。純粋に硬いものの物理的な強度を引き上げたり、物理的な壁を生み出したりできれば(十分な強度があれば)受け止められる。ただ、攻撃を弾くだとか遮断するだとか、そういう力対力の勝負に持ち込ませないような効果は無効化して、無理やり力対力の勝負にさせる。で、この刀は持ち手の力についてこれないなんてことがないので、後は持ち手が相手を叩き切れるだけの力で振りぬけば理論上どんなものでも切れる(お前に切れるとは言ってない)だからな。 -- 名無しさん (2018-03-06 18 44 22) シャナに届けに顕現したときは一個さんパネェwって笑いながら読んでたわ -- 名無しさん (2019-03-07 19 34 28) 衛宮くん「ちょっと見せて」竜の騎士「テンション上がってきた」 -- 名無しさん (2019-05-01 19 34 10) ↑竜の騎士さんは最悪魔法剣が使えないので真魔剛竜剣で我慢してください。 -- 名無しさん (2019-09-20 18 51 28) ↑ 鍛冶屋のロンさん「壊れない…だと…!?」 -- 名無しさん (2019-09-20 19 30 15) 名前 コメント
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“利鋭の暗流”(りえいのあんりゅう)。炎の色は消炭色。ランプ型の神器“マーニ”に意思を表出させていた。 『戈伏の衝き手』クレメンス・ロットと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。 外伝『ヴァージャー』の一年前、クレメンスがオオナムチに殺害されたことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 北欧神話の夜の女神「ノート(Nótt)」。髪も姿も黒い女神だという。三度結婚し、三回目にダグ(昼)という息子をもうけ、世界に昼と夜が生まれた。 「利鋭」とは鋭利の別表現である。真名は「鋭く目に見えない流れ」という意味だと思われる。これは、クレメンスが操る不可知不可視の自在法に直接反映されているとみてよいだろう。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆クエレブレとは仲良かったのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやジャリやチェルノボーグやモレクや『両翼』のイルヤンカやメリヒムやウルリクムミの副官のアルラウネや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[狂気の城]や[轍]のギータやケレブスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆ジェヴォーナやフェイやガルーやハーゲンティやケリドウェンや白澤や窮奇やルグやカリオペやフックスやトンサーイやイナンナやブファルやエギュンと同じく、名前だけしか登場しなかったな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、観客の一人として登場している。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“応化の伎芸”(おうかのぎげい)。炎の色は鳶色。 フレイムヘイズ『骸軀の換え手』アーネスト・フリーダーと契約し、洒落た小ぶりの造花型の神器“アンブロシア”に意思を表出させている。 気弱な頑張り屋という“王”らしからぬ性格の女性で、事あるごとにフリーダーを誉めたり庇ったりと、かなり過保護な性格をしている。 【元ネタ・由来】 ケルト神話に登場する神ダグザの三人娘である女神・ブリギッド(Brigid)。この三人娘は全員同じブリギッドという名前で、それぞれ学問・治療・鍛工を司る。 「応化」とは環境の変化に適応することだが、これを「おうげ」と読んだ場合、仏尊がその時勢に相応しい姿として現れることを意味する仏教用語となる。 「伎芸」は歌舞音曲そのものと、それに関する技能を表す。 真名全体で考えると、「状況に適応し、また神仏が降臨する依り代ともなる芸事」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆ちなみに女神ブリギッドは神話上、ゴヴニュ=ガヴィダの母でもある。芸術系に造詣のある“紅世の王”なのかな。 ☆言動を見る限り、ドジッ子だと思われる。 ☆気弱な頑張り屋でドジッ子にもかかわらず“王”なんだから、すごい実力者かもしれなかった。例えば、自分で力を制御できないタイプだったとかな。 ☆吉田一美やキアラ・トスカナと気が合いそうだった。あと、バラルやケリドウェンとは親しかったのかな。 ☆XVII巻では、レベッカにフリーダーの姑息な行為を止めなかったことで怒鳴りつけられていた。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』モレクやチェルノボーグやフワワやニヌルタやソカルやウルリクムミや『両翼』のイルヤンカやメリヒムやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場したが、想像通りだったな。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間2で登場している。
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“鬼道の魁主”(きどうのかいしゅ)。炎の色は薔薇色。 フレイムヘイズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドと契約し、真っ赤な宝石をあしらったブローチ型の神器“フリズスキャルヴ”に意思を表出させている。 厳かな声で古風な話し方をする男性の“王”。 創造神“祭礼の蛇”による大命宣布後のチューリヒ外界宿総本部での会議にヒルデガルドと共に出席し、不毛な論戦に契約者共々辟易していた。 【由来・元ネタ】 戦争と死を司り、魔術の達人であり、知識の求道者であるという、北欧神話の主神オーディン(Odin)。そのドイツ語名がヴォーダン(Wodan)である。実際に信仰されていた時代の呼び名は、古ノルド語で「激怒する者」を意味するオージン(Óðinn)。 魔術を得る代償に片目を捧げたために隻眼で、帽子を被り長い白髭を蓄えた老人の神。投げれば外れることのない神槍グングニルを持つ。 キリスト教の布教によって零落し、不吉な死神や聖ニコラウスの晩に荒野を駆ける白馬の乗り手へと姿を変えた。 「鬼道」とは、呪いや妖術を意味し、「魁」は首領やものごとの元祖・さきがけを、「主」は君主を意味する。真名全体で、「呪術の元祖たる君主」を意味する。おそらく自在法に長け、契約者にその力を与えるものと思われる。 【コメント】 ☆ケツアルコアトルやテスカトリポカに続く主神級の名前を持つ“王”であった。きっと強大な“王”なのだろうな。 ☆フィフィネラやタケミカヅチやグローガッハとは親しかったのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』ウルリクムミやジャリやチェルノボーグやフワワやニヌルタやソカルやモレクや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナや[革正団]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場した。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。
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ヴィネ ウィネの別名。