約 14,405 件
https://w.atwiki.jp/g01wing/pages/25.html
(冗談じゃねっての) 原田不動産の机の椅子に座り胡坐をかきながら、眼鏡をかけた男―岩崎圭介は溜息をついた。 (確かに散々ヤりまくってきたけど、何も殺し合いを強要させられるほど悪いことはしてねえだろ。殺しとレイプじゃお役が違わぁ) 圭介の表向きの顔は女子高・私立桃園学園の教師であり、生徒達にもそれなりに人気がある。 人が彼を見れば真面目で実直な青年だと思うだろう。 しかしてその実態は依頼により有料でレイプを請け負う、プロフェッショナル・レイピスト、レイプマンなのだ。 今日も今日とて依頼を済ませ、マネージャー係の原岡の元へ帰ろうとしている最中にこの場に召喚されゲームに巻き込まれたのであった。 「ま、今までのターゲットがいないだけマシかぁ。いたらどんな顔すればいいのよ」 名簿に目を通しながら圭介は呟く。 どうやらこの場に知り合いは来ていないようだ。 それを確認すると立ち上がり、ポケットの中に詰め込んだ覆面を見やった。 「今はひとまずこれは封印かな。とにかくこの場を出ることを考えよう」 この覆面こそ、彼―岩崎圭介がレイプマンとして活動する際に身に着けるものであり、彼がレイプマンである証であった。 依頼遂行後に呼び出されたため、何の因果かこの場についてきてしまったようだ。 圭介はレイプマンではあるが無差別強姦魔ではない。 依頼を請け負わずに、まさかこんな場所に来てまでレイプもないだろう、と圭介は考えていた。 「とにかくこの首輪を何とかして外せる奴を探さなくっちゃな」 そう言うと圭介はドアを開け、原田不動産を後にした。 暫く歩くと齢17ぐらいの眼鏡をかけた女子が圭介の視界に入った。 まだ向こうは自分の存在には気づいていない様子であった。 圭介は、声をかけるべきか一瞬躊躇した。 相手が殺し合いに乗っている可能性も0ではない。果たして接触するべきか? (いや、そんな危険な子じゃないな。女なら見れば一発で分かる) 自身の審美眼を頼りに、圭介は声をかけることにした。 「そこの君、このゲームに乗ってるかい?」 圭介の声に気付いた少女はハッと振り向き、首を左右に振って否定の意思を示した。 少女の名は依媛奈緒、といった。 ― 「それじゃあこの名簿に載ってる、春日野悠、春日野穹、天女目瑛、渚一葉の四人が君の知り合いなんだね?」 「はい。ハルちゃんと会ってたらいつの間にかこんなところに来てしまって…」 やはり目の前の少女に害は無い、ということを圭介は改めて確信した。 だが、もとより期待はしていなかったが、この少女には首輪を外せるような知識も無ければそれを行える知人もいないらしい。 とはいえこのまま見捨てて立ち去るというのも後味が悪い。 「あの…一緒にハルちゃん達を探すのを手伝ってくれませんか?」 「ん?んん、ああ、いいよ。人手は多いほうがいいからね」 圭介はひとまずはこの少女と同行する事にした。 一人でいるよりはお互い安全だろうという判断もある。 だが、短い会話で圭介は奈緒の秘密を見抜いていた。 (この娘…非処女だな) 【一日目/深夜/B-2 原田不動産前】 【岩崎圭介@THEレイプマン】 【状態】健康 【装備】なし 【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×3、覆面@THEレイプマン 【思考】 0 この島から脱出する。 1 首輪を解除できる知識を持った人物を探す。 2 ひとまず奈緒に同行する。 【備考】 ※最終回以前からの参戦です。 【依媛奈緒@ヨスガノソラ】 【状態】健康 【装備】なし 【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×3 【思考】 0 この島から脱出する。 1 悠達を探す。 2 圭介に同行する。 【備考】 ※アニメ版8話、悠との行為後からの参戦です。 炎のバイオレンス 時系列順で読む Next 砲岩死す! 炎のバイオレンス 投下順で読む Next 砲岩死す! GAME START 岩崎圭介 Next [[]] GAME START 依媛奈緒 Next [[]]
https://w.atwiki.jp/oriontv/pages/204.html
黒い雨(くろいあめ)は2009年10月9日から12月25日まで岩手オリオンテレビとスターリングの制作で放送されるテレビ映画。 あらすじ 東京で働く国家公務員・吉金富明。彼はある土砂災害で荒廃した農村の現実を目の当たりにする。そして何もできない上司たちに嫌気が差し、被災地の里山に行くことになる。そこで彼が見た現実とは… スタッフ 企画 日下達夫(IOT) プロデュース 高橋 慶(IOT),北橋克也 撮影 浅野卓也,篠 伸幸 音声 岩本康史 美術 松岡直行 編集 水沢 恵 放映リスト 放送日 サブタイトル 脚 本 監 督 助監督 10/9 都会離れ 只野圭介中川則行 杉田益美 黒川宏一 10/16 汚れた雨 只野圭介 10/23 黒い雲は悪魔の非常ベル 横内敏典 広野和之 10/30 風とともに来たる 只野圭介山路満夫 11/6 暴風雨に沈む里山丸 只野圭介小原 隼 河本壮一 11/13 国敗れて山河なし 只野圭介 11/20 誰恨めども… 野村友和 11/27 空しいかな、山の呼び声 只野圭介河瀬正孝 杉田益美 黒川宏一 12/4 とめどなく、土を見る 只野圭介井沢孝一 野村友和 広野和之 12/11 木の上から世中を見れば 杉田益美 黒川宏一 12/18 黒い破滅の予兆 只野圭介中川則行 12/25(最終回) 里山に降る黒い雨
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32075.html
登録日:2015/04/24 Fri 09 15 08 更新日:2021/09/13 Mon 15 26 37 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 イラスト ジグソー ジグソーパズル パズル ピース 絵画 風景 トッティがチームメートにジグソーパズルを見せびらかし、 「オレって天才だよ。たった3カ月で完成させたもんね。普通にやれば、3年はかかるヤツなんだぜ」と自慢した。 ジグソーパズルの箱をみると「3years(3歳児用)」と書いてあった。 (某コピペより一部抜粋) パズルの一種。 由来は英語で「糸鋸」を表すjigsawから。 元は木板を糸鋸でバラしてこのパズルを作っていた。 ピースと呼ばれる小さい欠片を絵柄と形を頼りに組み合わせて、 最終的に一枚の絵(ものによるが市販品であれば大体一辺3、40cm前後)を完成させる。 単に「パズル」と言ったらこのジグソーパズルを真っ先に連想する人も多かろう。 近年ではweb上で配信する、スマホ内の写真をパズル化するアプリが登場するなどIT化の傾向が強い。 絵がプリントされたTシャツですら今はジグソーパズルの対象である。 ピースの数は幼児向けの数十枚から大人向けの数千枚、ギネス記録に至っては2万枚を軽く超えたものまで。 数が増えれば増えるほど当然目当てのピースが見つかりにくい上、似たような形又は色のピースが増えていくため難易度が上がる。 ちなみに地球儀や人形を模した立体的なジグソーパズルも存在する。 絵ではあるがWikipediaのアレが有名な例だろう。 ◆色んなジグソーパズルたち ●アニメの一枚絵 幼児向けでよくある絵柄。 ジブリ作品やディズニー映画、果ては深夜アニメのも案外存在する。 ●風景画 大人向けによく見られる。 空とか木の葉っぱに苦しめられるのは誰もが通る道。 完成後、壁に飾る人も多かろう。 ●動物の写真 可愛い。パズルの中に入ってもふりたい。 毛の色に戸惑う確率が高い。 ●無地 なんの冗談かと言われそうだが市販品や宇宙飛行士選抜試験で実在する。 ピースの形しかヒントがない上完成したところでどうしろと言うのか(実際には完成させるまでの忍耐力のテストだが)。 漫画・アニメでは『宇宙兄弟』等での登場が有名だろう。 また完全な無地ではないが、隅っこに「L」とだけあるほぼ無地のパズルを作っていたあの漫画のあのシーンもわりと有名かもしれない。 ●ぱったんパズル ポケモンシリーズのポケパルレに出てくるミニゲーム。 ポケモンたちが並んだり度アップになる映像を頼りに出来る限り短い時間でパズルを完成させる。 最初は完成図のピースが交換されるようにシャッフルするためある程度組み合わせを覚えると楽。 ●ジグソーパーティー 1994年に発売されたスーパーファミコン用ソフト。 CPUとジグソーパズルで対決して先に3つ完成させた方の勝ち。 ◾︎◾︎つ◾︎◾︎い◾︎◾︎◾︎き ◾︎し◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎ゅ◾︎う ◾︎◾︎◾︎◾︎せい◾︎◾︎お◾︎ ね◾︎が◾︎◾︎◾︎◾︎い◾︎◾︎ ◾︎◾︎し◾︎ま◾︎◾︎す◾︎◾︎ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バンジョーとカズーイ(2まで)もジグソーゲーだね -- 名無しさん (2015-04-24 11 24 30) (0M0) そのパズルのピースは、俺が飲み込んだ -- 名無しさん (2015-04-24 12 45 29) 原作遊戯王で本田君がミホに贈ったあのパズルも一応無地…か? -- 名無しさん (2015-04-24 16 36 23) 牛乳パズルってのがあったんだっけ? -- 名無しさん (2015-04-24 16 53 24) 300枚のピースの組み合わせでいろんな人間の顔になる ジガゾーパズルってのがあるらしい 絵画偉人自分自身なんでもあり -- 名無しさん (2015-04-24 16 57 48) ↑2まる子原作に出てきた(児童館のような場所で読みました)。ピースはパック状のケースに入ってるあれですね。 -- 名無しさん (2015-04-24 19 19 58) ↑作中で「完成してもただの白い板ができあがるだけである」とバッサリ斬られてて笑った。 -- 名無しさん (2021-09-13 14 52 40) 完成したら額に飾るために固める糊ってまだ付属してる?大昔にやったことあるけど糊が貫通して下敷きにしてた新聞紙とくっついて悲惨だった。 -- 名無しさん (2021-09-13 14 59 34) 真っ白なパズル、サイズ合ってないのにたまたまハマったのか、合ってるのか分からず挫折したわ。 -- 名無しさん (2021-09-13 15 26 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/284.html
正常感染者。 それはこの山折村で引き起こされたバイオハザードにおいて、人間としての理性を欠如したゾンビになることはなく、正気を保った者達のことである。 だが、しかし。 ゾンビにならず人間性を失わないことと、正気を保つことは、必ずしもイコールで結ばれはしない。 「ふふ…あはは…」 これは、人間のまま正気を失った、一人の少女の物語 ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ 「あれは…」 小田巻真理を追っていた朝顔茜は、一人の少女の姿を見つける。 ペタリと地面に座り込んで、うっとりとした表情で上空を見上げている。 (あれは…上月さん?同じクラスの) 上月みかげは茜と同じクラスの女の子である。 まあ、山折高校は生徒数も少ないから1学年1クラスなので、同学年はみんな同じクラスなわけだが。 「えへへ…うふふ…もうやだ、圭介くんったら」 (…ゾンビ?) みかげの様子は、正直あまり正気には見えない。 なので、一瞬ゾンビ化してるのかと考えた。 だが、嬉しそうな表情でトリップしたその様子は、なんか違うような気もする。 (さっきの人みたいに現実逃避中、とか?) とりあえず、一応声をかけてみよう。 もしもこっちに気づいて襲ってくるようなら逃げる! 「あの、上月さん、だよね?大丈夫?」 茜の呼びかけに、みかげはハッと驚いた様子でこちらを向く。 「朝顔さん…」 「良かった、正気だったんだね」 こちらの呼びかけに応答してくれたことに、ホッとする。 やはり彼女は、ゾンビにはなっていなかったようだ。 茜が警戒を解いて安心していると、今度はみかげの方から声をかけてくる。 「あの、圭介くん知りませんか?」 「圭介って…山折圭介くんだよね?村長の息子の、同じクラスの」 「はい、私の愛しの恋人です」 「え?」 みかげの言葉に、茜は呆気に取られる。 山折圭介は、前述の通り村長の息子であり、将来は父親の跡を継いで村長になるのだろうと周囲から期待されている、この村では有名人である。 そんな圭介に去年恋人ができたとなれば、その噂は村中に広まることとなり、当然同じクラスの茜も知らないわけがない。 「何を…言ってるの?あなたが…山折君の恋人?」 そんなはずはない。 だって圭介の恋人は日野ひか… 「はい!『去年圭介君の方から私に告白してくれて、私達は恋人になったんです』」 「ああ…そうだったね。『上月ちゃんは山折君の恋人』だったね」 そうだ、山折圭介は去年、上月みかげと恋人になった。 それが事実だ。 なんで私、山折君の恋人が別の人だって勘違いしてたんだろう。 「はい、だから彼のことが心配で…」 「そっかあ、う~ん…まだ家にいるか、あるいは避難所に指定されてる学校の方に行ってるとか?」 「そうですね…とりあえず学校の方に向かってみます」 そういうとみかげは茜に背を向けて立ち去ろうとする。 茜は一瞬それを見送りかけて…ハッとしてみかげの手を掴む。 「まった、上月さん!一人じゃ危ないよ、私も行くよ!」 「いいんですか?」 本当はさっきの人を追いたい気持ちもあるが、しかし彼女は完全に見失ってしまって、ちょっと今から追いつくのは厳しそうである。 氷月さんや優夜も学校の方に行ってるかもしれないし。 それになにより…あまり話したことないとしても、同じクラスの友達を放ってなんておけない。 「私、なんか知らないけど炎を出せるようになったからさ。これで上月さんのこと、守ってあげるよ」 「朝顔さん…ありがとうございます」 「その代わりといってはなんだけど…山折君との話、もっと聞きたいな~。恋バナしよ恋バナ」 「はい、『私と圭介君の思い出』、たっぷり聞かせてあげますね」 ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ 上月みかげは、不満を内にため込むタイプだ。 例え好きな人が親友と恋人になっても、笑顔でそれを祝福し、内心の葛藤を決して表に出そうとしなかった。 親友から惚気話を聞かされても、二人のデートをこっそり尾行して傷つく自傷行為を繰り返しても、それでも彼女は負の感情を表に出すことなく、我慢した。 しかし、此度のバイオハザードは、そんな彼女の許容量をはるかに超えるストレスだった。 いや、普段から我慢を繰り返し胸の内にため込んでいたからこそ、爆発したというべきか。 上月みかげは…壊れた。 あまりに理不尽な現実を前に、彼女が取った行動は…現実から目を逸らすこと。。 山折圭介と親密な親友の姿を、山折圭介とデートする親友の姿を、全て自分に置き換えて。 記憶の改竄をはかったのだ。 過酷な現実を、幸せな妄想で上書きしたのである。 元々正気だったころから、そういう妄想は何度もしてきた。 しかし正気を失った今、彼女にとってその妄想は全て現実である。 上月みかげはこれからも、あらゆる人々に自分と圭介が恋人であるという彼女だけの現実を伝え、信じ込ませていくだろう。 そう、それは山折圭介自身にも。 彼女の妄想がこの山折村に何をもたらすのか。 それはまだ、誰にも分からない。 【E―8/古民家群/1日目・深夜】 【朝顔茜】 [状態]:健康、戸惑い [道具]:??? [方針] 基本.自分にできることをしたい。 1.上月みかげと学校の方に行く。 2.優夜、氷月さんは何処? 3.あの人(小田巻)のことは今は諦めるけど、また会ったら止めたい ※能力に自覚を持ちましたが、任意で発動できるかは曖昧です ※『去年山折圭介が上月みかげに告白して二人は恋人になった』思い出を真実の出来事として刻みました。 【上月みかげ】 [状態]:健康、現実逃避による記憶の改竄 [道具]:??? [方針] 基本.圭介君圭介君圭介君圭介君圭介君 1.朝顔茜と共に学校の方に行く。 2.私と圭介君は恋人…♪ ※自分と山折圭介が恋人であるという妄想を現実として認識しています。 012.天宝寺アニカの華麗なる事件簿-山折村の厄災編 投下順で読む 014.「ごめんね」 時系列順で読む それでもまだ賭けてみたい 朝顔 茜 光に惑う SURVIVE START 上月 みかげ
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/387.html
曇天から青天へと移り変わる六月末の山折村。夏の訪れを一足先に祝うかのようなこの時期になると「鳥獣慰霊祭」が開催される。 山折の民を救済した神と巫女を祀る儀式だと称されている一方、古来より山折の地に根付く神霊を鎮めるための神事であるとの通説がある。 しかし、どのような事情があれど祭りは祭り。 商店街の南口から山折神社までの道に並ぶ出店や吊るされた提灯らが山折村にいる人々の心を踊らせた。 日頃、山折村を「ド田舎」と小馬鹿にしていた反抗期真っ盛りの中学二年生の少年、山折圭介とて例外ではない。 村長である父、山折厳一郎から与えられた仕事を手早く終わらせた圭介は、ジャージ姿のままで自転車を漕いでいた。 (ったく、親父の奴。こき使いやがって!児童ろーどーだぞ児童ろーどー!) 内心で父親に毒づきながら役場から友人達との待ち合わせ場所へと急ぐ。 朝っぱらから働かせていた父親に文句を言おうにも一万円という大金が払われた以上、圭介は口を噤む他なかった。 既に青々とした空には茜が差し、商店街方面から賑やかな声が聞こえている。 駐輪場へと自転車を止め、待ち合わせ場所の南口アーケードへと顔を向けるとそこには浴衣姿の少女が一人。 圭介の到着に気がつくと少女は長い艶やかな黒髪を弾ませぴょんぴょんと跳び跳ねて手を振る。 「圭介くーん!こっちでーーす!」 花の咲くような満面の笑みを浮かべて自分の存在を誇示する少女ーー上月みかげに圭介は「おう」とぶっきらぼうに右手を挙げて返事をし、小走りで駆け寄る。 「悪いな、みかげ。親の手伝いで遅れた」 「ううん、大丈夫です。私もついさっき来たばかりだから」 にこやかに微笑み返すみかげに「大分待たせたのかな」と微かな罪悪感を抱く。 ふと、みかげはいつも圭介と共にいた友人二人がいないことに気づく。 「ところで……哉太君と諒吾君は、一緒じゃないんですか?」 「ああ、あいつらか?あいつらなら――――」 『ごめん、圭ちゃん!今年は道場で焼きそば手伝うことになったンだわ!』 『おやびん、サーセンっす!俺っちンとこも焼きとうもろこしとじゃがバタ売んないといけないンす!』 『『圭ちゃん/おやびんには100円引きするから許して~!』』 「―――ってドタキャンされたよ。あいつら、バイト代に目が眩みやがったな」 「あ、あはは…………。あの二人ならありそうですね……」 薄情な子分二人にむくれる圭介にみかげは苦笑した。 前日に一方的な約束を取り付けたこちらも悪いのだが、自分の非を認めるのは何となく面白くない。 子分二人は欠席。ならば残りの女子二人はみかげと一緒にいる筈なのだが、辺りを見渡してもどうにも二人の姿は見当たらない。 「そういや、珠と光の奴は来てないな。あいつら遅刻か?」 「珠ちゃんは同い年のお友達、岡山林ちゃんと出店を回る約束をしていたみたいで……」 「そっか。あいつも遂に姉離れ兄貴分離れし始めたのかー。何つーか寂しくなるなぁ……」 「光ちゃんはおじさんおばさんのお仕事……お祭りの運営スタッフのお手伝いで遅くなるから先に神社に行っててって言ってましたよ」 「…………まぁ、生真面目なところあるからな、光の奴」 申し訳なさそうに俯くみかげに、圭介は「お前は何も悪くねえっての」とぼやき、罰の悪そうな表情を浮かべてぼりぼりと頭を掻く。 「ま、今さらうだうだ言っても仕方ねえよ。あぶれ者同士で祭り、楽しもうぜ!」 圭介はじめっとした雰囲気があまり好きではない。快活な笑顔を浮かべるとグゥと締まりのない音が腹から鳴った。 タイミングの悪さに複雑な顔をする圭介にみかげはぷっと噴き出した。 「あー、昼は握り飯だけだったからな。あまり笑うなよ」 「フフッ……だって……」 格好つけたかった圭介は気恥ずかしさを感じ、そっぽを向く。思春期の少年は割と繊細なのだ。 頼れる格好良いリーダーとしての威厳を取り戻さねばと圭介は口を開く。 「と、とにかく、どっか適当な店でなんか食おう!親父からバイト代貰ったんだ。奢るぜ、みかげ!」 ◆ 「あっ、圭介先輩……!」 「おっす、碧。お前んとこはベビーカステラか」 軽く片手を上げる圭介に対し、売り子の小柄な赤髪の少女――浅葱碧は帽子を目深に被って恥ずかしそうに挨拶する。 商店街南口の一角。今年はそこで緑の祖父――浅葱樹が経営する『浅葱養蜂場』がベビーカステラの出店していたようだった。 それなりに繁盛しているらしく、碧の他にも養蜂場の職員が忙しなく動いてベビーカステラを売りさばいている。 「いらっしゃい、みかげさん。圭介君ともどもうちの碧がお世話になっているね」 「いえいえ。こちらこそ碧ちゃんと樹先生にはお世話になりっぱなしですよ」 あわあわする碧を揶揄って遊ぶ圭介を尻目に、みかげはピースサインのジェスチャーと共に千円札を樹に渡す。 紙幣を受け取ると樹は二人分のベビーカステラをお釣りと共にみかげに手渡した。 「あ……あの、樹先生。お釣り間違えてますよ?」 気まずそうにお釣りを返そうとするみかげに樹はからからと笑う。 「君達にはいろいろ手伝ってもらっているからね。これは儂からのサービスだ」 「そ、そんな。悪いです―――」 「じいさんあざーっす!」 割り込んできた圭介がみかげから容器をひったくると口に一つ、ベビーカステラを放り込んだ。 「結構いけるっすね、これ。ほら、みかげも食ってみろよ」 楊枝に突き刺したカステラをみかげの口元に突き出す。突然の出来事に驚きながらもおずおずとみかげは突き出された菓子を口に含んだ。 「あ、おいし」と思わず声を漏らすと「だろ?」と悪戯っぽく笑いかける。 「まー道場ではあまり構ってやれてませんけどね、俺ら」 照れ臭そうに目を逸らして答える。そのすぐ傍では碧が雛鳥のように圭介から差し出されたベビーカステラを頬張っていた。 圭介達は哉太や珠を除くと週二回三時間の習い事感覚で道場に通っている程度だ。 哉太は師範の孫ということで言わずもがな。珠は一切興味がないらしく、習い事の類はしていない。 図々しさと謙虚が入り混じった圭介へと樹は優しげに笑いかける。 「ははは。それでも、だよ。儂一人では碧を立ち直らせることはできなかっただろうからな」 ◆ ハルゼミの囀りが途絶え、薄闇に包まれ始めた山折神社。神社へ続く道しるべとなる提灯の灯りがもの寂しさを一層際立たせている。 その外れの土手で圭介とみかげは二人、並んで座っていた。 「祭りっつっても毎年こんな感じだよなー」 「ですねー」 焼きそばを啜る圭介の気の抜けた言葉に、みかげは焼きトウモロコシを齧りながら気の抜けた言葉を返した。 祭りが始まる直前はいつもワクワクするのに、一通り堪能すると代り映えのない終わりに虚しくなる。毎年この繰り返しだ。 唯一の違いと言えば、圭介とみかげが二人っきりだったこと位。 ふと、腕時計を見ると鳥獣慰霊祭のメインイベントまで残り一時間弱。 圭介にとっては何の面白みもない古臭い巫女の剣舞を眺めてそれで鳥獣慰霊祭は終わり。 山折村の伝統。それを守ることにどんな意味があるのか、今の圭介には理解できない。 大人になったら――具体的には村長になったら分かると両親から説かれてもいまいちピンと来ないのだ。 「――――圭介君」 「んあー」 ほんの少し真剣さを感じるみかげの声とは裏腹に、圭介は先程と変わらない気の抜けた返事を返す。 「来年、私達受験生ですよね」 「だな」 「志望校……どこにします?」 みかげの言葉から感じる寂寥感。進路によっては皆と離れ離れになってしまうかも、という憂い。 来年の受験を終えれば義務教育が終わり、各々が大人への第一歩を踏み出す。 少女の不安の吐露に、少年はジビエ串を齧りながら答える。 「そりゃあ、第一志望山折高校、第二志望山折高校、第三志望山折高校……だ」 「全部山折高校じゃないですか……」 諦観の混じった言葉に若干呆れた声を漏らす。 「圭介君なら将来起業して社長になるんだーって言うと思ったんですけど……」 「そりゃ無理だろ。俺、一応村長の息子だし」 「諦めるなんて格好悪いですよ。今は職業選択の自由があるんだし、圭介君も将来の夢、持ってもいい筈です」 口をついて出る不満。みかげは自ら道を閉ざす圭介に少し怒っていた。 珍しくむくれるみかげに圭介は苦笑を漏らす。 「―――もしかしたら将来、みかげも哉太も諒吾も珠も……光も、山折村から離れるかもしれない」 「………………」 「それで……俺まで山折村を離れたら、皆の帰る場所かなくなっちまう。そんな気がするんだ」 「……………………そんなことは……」 「だからさ、俺が帰る場所になる。目立つシンボルがいれば分かりやすいだろ?」 再びの静寂。初夏の夜とは思えない湿っぽい空気が漂う。しばらくして―――。 「だーーーー!こんな空気耐えられるかーーー!!」 「ふぇっ!?」 うがーっと圭介は叫ぶ。静寂を破る雄叫びにみかげはびくっと驚き、手に持ったラムネ瓶を落としかけた。 気が済んだのか、ふうっと息を整えると圭介は目を丸くしているみかげへと向き直る。 「け、圭介君……?」 「そういえば奢る約束していたのにお前に奢ってなかったじゃん!」 「え?え?」 突然のガキ大将の宣言に、みかげは困惑を隠せずにいた。 そんな様子を知ったことかと言わんばかりに圭介はみかげへ人差し指を突き出した。 「何か買ってやるから欲しいものを言え、みかげ!」 「娘御を侍らせて騒いでいたと思えば冷やかしに来るとは。厚顔無恥とはこの事よな、山折の」 「うるせえ、何でアンタが店番やってんだよ。どう考えても人選ミスだろ」 じとりと睨めつける見た目麗しい巫女装束の少女ーー神楽春姫へ圭介は苛立ちを隠さずに文句を言う。 親同士が親友ともあって、圭介と春姫は幼い頃から付き合いのある間柄であるが、その仲はすこぶる悪く、10年以上経っても尚、改善の兆しは見当たらない。 ちなみに圭介の友人達には、憎まれ口を叩くことなく春姫は普通に接しているため、相性の問題なのだろうと仲の改善を諦めている。 「冷やかしじゃねーからな、今回は。これくれよ、女王気取り」 「信仰心の欠片もない貴様が神木の護符を選ぶとは……瓢箪木の拾い食いでもしたか?」 「いちいち減らず口叩かなきゃ接客できねーのか!?」 クレームを何処吹く風と聞き流して圭介から千円札を受け取ると、彼が指差した小さな木製プレート――お守りを熨斗で包み、お釣りと共に手渡した。 お守りを受け取ると用が済んだとばかりに踵を返そうとする圭介に「待て、山折の」と春姫から待ったが掛かる。 「…………何だよ」 「その護符の意味を理解して手に取ったのか?」 「あん?無病息災、健康祈願じゃねーの?」 適当に会話を打ち切ろうとする圭介に対して、春姫は呆れ果てやれやれとかぶりを振った。 その態度にむっとして食って掛かろうとする圭介を春姫は手で制する。 「遥か昔、この地に降臨した神が山折の民を救済し、巫女と契りを結んだ。これは分かるな、山折の」 「嘘くせー『降臨伝説』って奴だろ。ここに住んでる奴はガキでも知ってるよ」 「一言余計だ。神との契りは神木の前で行われた。以降、神木の前で神楽の舞が執り行われるようになったのだ」 「…………何が言いたいんだよ」 「護符には厄払いだけではなく縁結びの天恵があるのだ、戯け。神木を用いていない贋作とはいえ粗末に扱うと神罰が下るから丁寧に扱え」 「ほら、これ」 「ありがとう、圭介君」 同じ場所で待っていたみかげにぶっきらぼうな態度でお守りを手渡す。そして彼女の隣にドスンと腰を掛け、街を見下ろす。 メインイベントの時間が近いということもあってか喧騒が大分収まり、神社へと向かう人々がちらほらと増えている。 「…………そのお守りに好きな奴の名前を掘ると恋愛成就するって、春姫のバカが言ってた」 「…………知っていました」 「そっか」 お守りのご利益を説明した後、補足(おいうち)とばかりに使い方のご高説を垂れていた春姫の得意げな顔が思い浮かぶ。 当然圭介は彼女の蘊蓄を聞くことなく、気持ちよく話す春姫を放っておいてみかげの元に戻っていった。 ちらりと授与所の方を見ると春姫は他の神社関係者と共にせこせこと売り子として働いていた。 先刻とは別種の気まずい沈黙が二人の間に流れる。十数分前のように大声を出して誤魔化しきれる雰囲気ではなかった。 学校では度々女子グループが話題にしていた恋バナ。自分達にはまだ早いなと思っていた事だった。 少年の頭に浮かぶのは、お節介でしっかり者な幼馴染の少女の姿。 傍らにいる幼馴染の少女も自分と同様に思い浮かぶ誰かさんがいるらしい。 ずっと変わらないと思っていた幼馴染グループ。大人になるにつれ、関係性にも少しずつ変化が現れ出す。 その事実を前にすると少し心寂しく感じた。 「……なあ、みかげ」 「…………はい」 それでも仲間の想いを無碍にすることなんて、少年にはできやしない。 彼にできることはその背中を押し、帰ってこれる場所になることくらい。 「そいつに泣かされたら俺に言えよ。俺が、何とかしてやるから」 ◆ 軍団を屠り、視覚を奪い、異形の怪物を撤退させた。 その命を刈り取るべく手駒にした伝説の猟師と特殊部隊の女で追撃しようとしたが、凄まじい速さで逃走されたため、それは叶わなかった。 であるのならば次こそ確実に葬り去るべく手駒を増やすため、商店街へと向かっていた。 その道中、彼女が『あった』。 「…………………え?」 圭介の数メートル先で身を横たえる少女。地面に広がった長い黒髪はまるで満開に咲いた黒い花弁。 一歩、一歩と近づくとその全貌が露わとなる。。 薄く開いた眼に額と胸に空いた風穴。力なく投げ出された細い手足は子供が遊んだまま放り出された人形を思わせた。 肌に止まる数匹の蠅は、時間が経つのを待っているかのようで―――。 「―――ぉぃ、おいおいおいおい……」 ひくひくと頬を引きつらせながら少女へと歩みを進める。がくがくと膝が笑い、ほんの少しでも衝撃があればそのまま倒れてしまいそうな頼りない足取り。 圭介の中ではあってはならない、あってはいけない光景。足を止めると『それ』が足元にあった。 「な、何の冗談だ?不謹慎なドッキリなんて、今どきウケないぞ?」 引き攣った笑顔のまま、少女の前で跪く。彼女の後頭部に右手を添えようとすると、途端に手の甲に走る鋭い痛み。 激痛に苦悶の声を漏らしながらもそれでも手を離さない。背中に左腕を回して上半身を起こす。 「……………みかげ?」 頭を揺すっても右手の上でゆらゆらと力なく転がるばかりで、その感触も漬物石を持ったかのように冷たく、重い。 それでもいつか起きるんじゃないかと揺らし続ける。それが決して叶うことのない希望だと理解していても。 ふと、彼女の手元に何か木彫りのネームプレートが転がっていることに気が付く。 それは圭介が中学時代にみかげに買ってあげた山折神社の恋愛成就のお守り。圭介が記憶している限り、いつも持ち歩いていた。 誰の名前を書いたのかそことなく聞いてもはぐらがされ、決して教えてくれなかった。 そこに書かれていた名前。それは―――。 「―――――――――――――!!!」 喉の奥から溢れ出す慟哭。彼女を呼ぶ悲痛が、彼女との思い出が、叫びとなって涙とともに流れ出す。 叫びが徐々に小さくなってしゃっくり声に変わる。そして、 しばらくすると場を静寂が支配する。 「…………………」 どれだけ時間が経ったのだろう。圭介の眼下には上月みかげの亡骸。その背後で立ち尽くす彼の恋人と配下二人。 叫びに呼び寄せられたのであろう、座り込む圭介にゆらりゆらりと近づく影が一つ。 その影は未だ呆然としている圭介の前まで近づくとピタリ、と足を止めて圭介を見下ろす。 気配を感じて顔を上げると、白濁した目と圭介の目が合った。それは、腰に木刀を差した少女のゾンビだった。 圭介の異能はゾンビを支配して操作するもの。しかし、自らの意思でゾンビの脳に干渉しなければ彼らの餌食になってしまう。 今回、少女のゾンビを己の支配下へ置いていないにも関わらず、圭介の姿を視認すると彼女は歩みを止めた。 その疑問が解かれるのにはそう時間は掛からなかった。 「――――碧?」 ◆ 「碧、近寄ってくるゾンビを『木刀で』倒し続けろ」 圭介の支配下に置かれた碧は圭介という生者の肉に群がるゾンビを達人の如き剣術で薙ぎ倒し、吹き飛ばし続ける。 その勢いはまさに暴風。八柳道場の若き三強――現在は二強の一角を担うに相応しい実力である。 また、碧の武装は木刀だけではない。アーケード付近に転がっていた日本刀を二本、腰に携えていた。 民家に転がっていたグレネードランチャーといい、銃刀法違反に確実に接触する武器がポンポンと現れる村の現状。 そこに最早違和感を感じておらず、むしろそれにありがたみすら圭介は感じていた。 碧がゾンビの相手をする傍ら、特殊部隊のゾンビに座り込む自分と光を警護させ、六紋兵衛のゾンビに近くのドラッグストアからかっぱらってきた道具で自分の手当てをさせていた。 『狙ってた女をこの機に乗じていいようにしてんのか?』 「……そんなんじゃ、ねえよッ……! 頭にこびりつく特殊部隊の女――美羽風雅の嘲る声。今や圭介の手駒同然となっている彼女に対して弱々しい悪態をつく。 恋人の光ではなく六紋に手当てをさせているのは、その言葉に対する反骨心の現れ。 『違わねえだろ、クソガキ』 ぎょっとして顔を上げるとゾンビにしたはずの特殊部隊の女が圭介を冷酷に見下ろしていた。 あり得ないはずの光景に圭介は言葉を失う。それでも反論しようと気を振り絞って口を開く。 「お……俺は、お前らとは違う!俺は、女王感染者を殺して……皆を、光を取り戻すんだ!!」 『だったら何で同じく女王狙いのアタシら特殊部隊を狙った?事実から目を逸らして正義のヒーローにでもなったつもりか?』 「―――――ッ!!」 現実逃避を続けた圭介に対する美羽の冷笑。村を守っているという圭介の自己陶酔を女の声は容赦なく嘲笑った。 『村を守るつもりなら何で村人を使い潰してやがる?テメエの連れを取り戻すつもりなら何でアタシら狙いなんだ?』 「それ…………は………!」 『何もかもが中途半端なんだよ、クソガキ。村人をゴミみたいに消費し続けた癖に次期村長を名乗るなんざ笑わせるな』 「……………れよ……!」 嘲笑と共に糾弾が続く。特殊部隊の口から吐き出される言葉に圭介は何一つ返す言葉が見つからず、俯いて声を震わせることしかできない。 『テメエに好意を持っていた女が死んで漸く自覚したのか?遅えよボケ。テメエがうだうだやってなかったら女は死ななかったはずだ。 それでようやく現実を見たかと思えば、次はテメエを好きと言った女を使い潰すときた。ハハハハ、最高のジョークだ! テメエの手は汚さずに家来に手を汚させる地獄の王子様の誕生か!いいご身分になったなぁ、山折圭介ェ!!』 「――――黙れっつってんだろうがッ!ゴリラ女ァ!!」 衝動的に傍らに落ちていた石を拾い、迷彩柄の防護服の女へと投げつける。 しかし、石は女の身体をすり抜け、ボフッと何かに当たった間抜けな音を残しただけだった。 『最後に警告してやる。山折圭介、どの選択をしようともテメエの前には死体の山が築かれる。 だが次期村長を名乗った以上、手を汚すのを躊躇うな。でなければ上月みかげのようにまた、失うことになるぞ』 その言葉を最後に特殊部隊の女の姿が霞のように掻き消える。 胡散する寸前、その姿は一瞬だけ己自身――山折圭介に変わった。 後に残ったのは、直立不動の特殊部隊のゾンビとその足元に転がる石ころだけだった。 ◆ 六紋の処置が終わり、圭介は光を伴って辺りを見渡す。 辺りには倒れ伏し、呻きながら這い続けるゾンビ達の身体。 碧の方へと顔を向けると、手に持った木刀は折れる寸前であった。 無用の長物になっていた木刀を投げて渡すと、碧は引き続きゾンビへと突撃していった。 (もしかしたら、ゾンビになってもなる前の強さとかは引き継がれているのかもな……) ぼんやりとして鈍くなった頭でそう考える。 六紋兵衛のゾンビが正確に標的を撃ち抜いたように、特殊部隊のゾンビが怪物の分身体の急所を正確に狙って屠ったように。 自分に好意を抱いていた浅葱碧の剣術に、何一つ衰えがなかったかのように。 山岡伽耶らを操作していた時とは違う別の感覚。意識していないが、自分の中で、何かが変わったという実感があった。 大雑把な指示にも関わらず、現在操っているゾンビ達は感染前の強さを誇っていた。 (―――このまま、ゾンビの扱いが上手くなれば、光を元に戻せるようになるかも……なんてな) ハハハと圭介は乾いた笑いを零す。 そんなことができていれば、自分はここまで悩んでなんていない。 例え取り戻したとしても、恋人は自分の知る人間であってくれるのか。 自己問答を繰り返すたびに、己の中の何かが罅割れ、壊れる音がする。 碧がゾンビを倒し続ける中、彼女をすり抜けてこちらに一直線に向かい、歯を剥くゾンビが一体。 それに特殊部隊のゾンビが頭蓋を砕くべく、拳を振りかぶろうとした瞬間。 「待て、ゴリラ女」 圭介が制止すると美羽の拳は頭を砕く寸前で止まり、名残惜しそうに腕を降ろした。 襲い来るゾンビを異能の力で止め、改めて様子を確認する。 人目を引く青い髪に銃火器を持つ女ゾンビ。村では一度として見かけたことのない女。 観光客としては物騒な装備で、服装は特殊部隊とは一切関わりがなさそうな普通の衣服。 その異質なな格好に圭介が思い浮かぶのはその両者とは違う、別の存在。 (研究所の、関係者か?) だとするならば、支配下に置くのに何の罪悪感もない。異能を駆使し、己の配下に加えた。 軽く操作してみると、動きの一つ一つにキレがあり、何らかの訓練を受けたかのように思われる。 圭介は知らない。その女の正体は、特殊部隊とも研究所とも関係のない、■■■■■■であることを。 むしろ、この事態を解決するためにパートナーと共に村に訪れ、異変へ立ち向かおうとしていた人物であることを。 この時期には少し早いオオルリが飛ぶ。 その下で少年と少女が寄り添って歩く。 二人の歩みはどちらが生者が見分けがつかぬほど鈍い。 しばらくすると鳥はウイルスに感染し、地面に激突してその命を終えた。 【E-4/商店街北口・アーケード付近/一日目・昼】 【山折 圭介】 [状態]:鼻骨骨折(処置済み)、右手の甲骨折(処置済み)、全身にダメージ(中)、精神疲労(特大)、精神的ショック(大) [道具]:懐中電灯、ダネルMGL(4/6)+予備弾5発、サバイバルナイフ、上月みかげのお守り [方針] 基本.VHを解決して光を取り戻す 1.女王を探し出して殺す(方法は分からない) 2.手段を選ばず正気を保った人間を殺す。 3.精鋭ゾンビを集め最強のゾンビ兵団を作る。 4.知り合いでも正常感染者であれば殺す。 5.みかげ……。 [備考] ※異能によって操った日野光(ゾンビ)、美羽風雅(ゾンビ)、六紋兵衛(ゾンビ)、浅葱碧(ゾンビ)、青髪の女(ゾンビ)を引き連れています。 ※美羽風雅(ゾンビ)は拳銃(H K SFP9)、サバイバルナイフを装備しています。 ※六紋兵衛(ゾンビ)はライフル銃(残弾2/5)を背負っています。 ※浅葱碧(ゾンビ)は打刀×2、木刀を装備しています。 ※青髪の女(ゾンビ)は銃火器などを所持しています。銃の種類及び他の所有物については後続の書き手様にお任せします。 ※学校には日野珠と湯川諒吾のゾンビがいると思い込んでいます。 099.山折村の歴史 投下順で読む 100.正しい答えはどこにもないから 時系列順で読む 化け物屋敷 山折 圭介 血塗られた道の最果て
https://w.atwiki.jp/fazy/pages/112.html
壁紙&タイル一覧 インテリアの基本の壁紙とタイル(床)の一覧です♪ 最終更新 2009.12/27 壁紙一覧。 IMAGE NAME 器具 材料 MEMO 壁紙1 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙2 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙3 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙4 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙5 紙製造機 紙x5生ゴムx2 (初期) 壁紙6 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙7 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙8 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙9 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙10 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙11 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙12 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙13 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙14 紙製造機 紙x5生ゴムx2 星空壁紙 紙製造機 雲母片岩x5黒曜石x5紙x5生ゴムx2 雪花壁紙 紙製造機 紙x5生ゴムx2 壁紙15 紙製造機 紙x5生ゴムx2青の小花x1 壁紙16 紙製造機 紙x5生ゴムx2青の小花x2 壁紙17 紙製造機 紙x5生ゴムx2コスモスx2 壁紙18 紙製造機 紙x5生ゴムx2クロッカスx2 壁紙19 紙製造機 紙x5生ゴムx2 タイル(床)一覧。 IMAGE(SS) NAME 器具 材料 MEMO 木の床 木工用旋盤 ヒノキ材x5 (初期) タイル1 高温窯 赤粘土x3白粘土x2 タイル2 高温窯 黄粘土x3粘土x1 タイル3 高温窯 灰粘土x2黒粘土x1赤粘土x1 タイル4 高温窯 黒粘土x2赤粘土x2 タイル5 糸鋸 ヒノキ材x4生ゴムx3 タイル6 高温窯 黒粘土x2赤粘土x2白粘土x3 タイル7 高温窯 赤粘土x2黄粘土x2 星空タイル 高温窯 雲母片岩x5黒曜石x5黒粘土x2白粘土x2 雪原タイル 高温窯 粘土x5白粘土x5 タイル8 高温窯 赤粘土x4白粘土x4 愛のタイル1 高温窯 赤粘土x4白粘土x4 愛のタイル2 高温窯 赤粘土x4白粘土x4 畳2 自動はた織り機 ホップx20蔓x10柔らかい藤x5 畳1 自動はた織り機 ホップx20蔓x10柔らかい藤x5
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/282.html
◆drDspUGTV6氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 012 天宝寺アニカの華麗なる事件簿-山折村の厄災編 天宝寺 アニカ、八柳 哉太 024 禁色モザイク 気喪杉 禿夫 033 深夜病棟廻 一色 洋子、氷月 海衣、美羽 風雅 046 魔人戦線――絶望への抗い 犬山はすみ、字蔵 恵子、烏宿 ひなた、独眼熊、天宝寺 アニカ、八柳 哉太、金田一 勝子、気喪杉 禿夫、山折圭介 051 朝が来る 字蔵 恵子、烏宿 ひなた、独眼熊、天宝寺 アニカ、八柳 哉太、金田一 勝子、犬山 はすみ、気喪杉 禿夫、山折圭介 060 かつて人だった獣たちへ 虎尾 茶子、クマカイ、氷月 海衣、与田 四郎、田中 花子、斉藤 拓臣 070 山折村血風録・破 八柳 藤次郎 077 ロイコクロリディウムの器 独眼熊、ワニ吉 084 愛しの■■へ リン、宇野 和義、天宝寺 アニカ 088 山折村血風録・窮 天宝寺 アニカ、リン、八柳 哉太、虎尾 茶子、金田一 勝子、八柳 藤次郎 093 Monster Hunter 独眼熊、 大田原 源一郎 096 ムッシュ月影の夢想食紀行 天原 創、 哀野 雪菜、 犬山 はすみ、 月影 夜帳 099 昼月堕ち、羽朽ちる碧い鳥 山折 圭介 102 「会議を始めましょう」 虎尾 茶子、 リン、 天宝寺 アニカ、 八柳 哉太 105 いのり、めぐる 独眼熊、大田原 源一郎 109 巣食う影 虎尾 茶子、リン、大田原 源一郎、独眼熊 113 対魔王撃滅作戦「Phase1:Belladona」 山折 圭介、天原 創、哀野 雪菜、犬山 うさぎ、八柳 哉太、天宝寺 アニカ、虎尾 茶子、リン 115 Anti-Demon King Destruction Operation「段階弐:杠葉」 山折 圭介、天原 創、哀野 雪菜、犬山 うさぎ、八柳 哉太、天宝寺 アニカ、虎尾 茶子、リン 121 幼神レクイエム 山折 圭介 126 地下3番出口 山折 圭介、神楽 春姫、日野 珠、大田原 源一郎、天原 創、哀野 雪菜、犬山 うさぎ、八柳 哉太、天宝寺 アニカ、虎尾 茶子、リン 129 オニガシマ・ダークサイド 山折 圭介、神楽 春姫、日野 珠、大田原 源一郎、犬山 うさぎ、八柳 哉太、天宝寺 アニカ 131 遍くデストルドー 山折 圭介、神楽 春姫、日野 珠、大田原 源一郎、八柳 哉太、天宝寺 アニカ ラスト・エンペラー 山折の祈り 登場させたキャラ 11回 天宝寺 アニカ 10回 八柳 哉太 9回 山折 圭介 7回 リン、虎尾 茶子 6回 独眼熊、大田原 源一郎 4回 天原 創、哀野 雪菜、犬山 うさぎ 3回 気喪杉 禿夫、金田一 勝子、犬山 はすみ 2回 字蔵 恵子、烏宿 ひなた、八柳 藤次郎、氷月 海衣、神楽 春姫、日野 珠 1回 一色 洋子、美羽 風雅、クマカイ、与田 四郎、田中 花子、斉藤 拓臣、ワニ吉、宇野 和義、月影 夜帳 氏に寄せられた感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tridend/pages/25.html
PureBOYSメンバー 06.15【全員参加】日直:加藤慶祐 06.22【全員参加】日直:馬場徹 06.29【武田以外】日直:八神蓮 07.06【慶祐以外】日直:南圭介 07.13【麻・王・南・馬】日直:中山麻聖 07.20【武・慶】日直:武田航平 07.27都合上 08.03【麻聖以外】日直:滝口幸広 08.10【全員参加】日直:滝口幸広 08.17【武田航平】日直:武田航平 ゲスト:前田健 08.24【慶・武】日直:加藤慶祐 ゲスト:大東俊介 09.07【武・慶】日直:武田航平 09.14【全員参加】日直:南圭介 09.21【全員参加】日直:中山麻聖 09.28【全員参加】日直:八神蓮 10.05舞台 10.12【妄ヲタ以外】日直:武田航平 10.19【3コン以外】日直:馬場徹 10.26【全員参加】日直:滝口幸広 11.02【馬場以外】日直:加藤慶祐 11.09【麻・王・武・滝・慶】日直:中山麻聖 11.16【滝・慶・麻】日直:滝口幸広 11.23【馬・武・慶・南】日直:馬場徹 11.30【王・慶・馬・滝】日直:八神蓮 12.07【慶・南・滝】日直:加藤慶祐 12.14【麻・慶・滝】日直:中山麻聖 12.21【加藤慶祐】日直:加藤慶祐 ゲスト:原口あきまさ 12.28【加藤慶祐】日直:加藤慶祐 ゲスト:前田健 01.04都合上 01.11【滝・南・武・崎・雄】宿題:佐藤雄一/提出:滝口幸広 01.18【滝・麻・武・雄・崎・南】宿題:南圭介/提出:崎本大海 01.25【滝・麻・南・雄】宿題:中山麻聖/提出:南圭介 02.01【立海以外】宿題:武田航平/提出:滝口幸広 02.08【滝・麻・崎・南】宿題:崎本大海/提出:南圭介 02.15【滝・崎・南・王・雄・慶】宿題:八神蓮/提出:加藤慶祐 02.22【滝・慶・崎・王・雄・南】宿題:滝口幸広/提出:佐藤雄一 02.29【滝・王・南・雄・馬】宿題:八神蓮/提出:馬場徹 03.07【滝・馬・崎・南・慶・雄】宿題:馬場徹/提出:滝口幸広 03.14【南・麻・雄・馬・慶】宿題:中山麻聖/提出:佐藤雄一 03.21【滝・崎・麻・雄・南】宿題:佐藤雄一/提出:崎本大海 03.28【立海以外】宿題:卒業生全員/提出:武田航平 04.04【立海以外】宿題:滝口幸広/提出:崎本大海 04.11【立海以外】宿題;南圭介/提出:滝口幸広 04.18【問題児以外】宿題:八神蓮/提出:南圭介 04.25【武田以外】宿題:佐藤雄一/提出:崎本大海 05.02【滝・永・王・南・雄】宿題:永岡卓也/提出:南圭介 05.09【南・永・雄】宿題:佐藤雄一/提出:滝口幸広 05.16【滝・南・永・雄】宿題:滝口幸広/提出:南圭介 05.23【滝・南・永・雄】宿題:南圭介/提出:永岡卓也 05.30【滝・南・永・雄・王】宿題:全員/提出:校長 06.06都合上お休み 06.13【滝・崎・南・永・王】宿題:八神蓮/提出:佐藤雄一 06.20【南・王・崎・雄・永・馬】宿題:馬場/提出:崎本大海 06.27【滝・永・崎・王・圭・馬】宿題:王子/提出:永岡卓也 07.04【南・王・崎・永・馬・雄】宿題:佐藤雄一/提出:南圭介 07.11【南・永・雄・馬】宿題:南圭介/提出:佐藤雄一 07.18【雄・永】宿題:佐藤雄一/提出:永岡卓也 07.25【崎・永】宿題:永岡卓也/提出:崎本大海 08.01【王・永・雄】宿題:八神蓮/提出:佐藤雄一 08.08【南・王・永・雄・崎】宿題:南圭介/提出:八神蓮 08.15舞台出演のため 08.22 〃 08.29【南・崎・雄・永】宿題:佐藤雄一/ 09.05【馬場以外】 09.12【馬場以外】 09.19【馬場以外】 09.26【南・糸・雄・崎・永】宿題:南圭介/提出
https://w.atwiki.jp/jibunno/pages/416.html
ケイスケ 【ぬっぷぬぷ母娘みっくす! ~ダブル母娘とラブラブペンション性活~】【TinkerBell】(2011-07-22) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart17 700 名前:363:2011/07/14(木) 06 45 06.27 ID FGxaSTF80 オイラも体験版からひとつ燃料投下。来週発売です。 【ぬっぷぬぷ母娘みっくす! ~ダブル母娘とラブラブペンション性活~】 【TinkerBell】 (体験版、7/22発売予定) 主人公 黒部圭介(クロベ ケイスケ) 名前変更不可 潮崎涼夏(cv香澄りょう) 「圭介くん」 潮崎ふうか(cv秋野花) 「圭介くん」(3回程度)→「圭介お兄ちゃん」 浦沢凪紗(cv野々村紗夜) 「圭介くん」 浦沢雫(cv佐倉もも花) 「圭介さん」(Hシーンで確認) 全国の「ケイスケ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ ? 体験版のHシーンで「ケイスケ」は呼ばれています。 「クロベ」はHシーンどころか日常会話でも一切呼ばれない可能性が非常に高いです。 ※改めて通常報告するかどうかはわかりません(製品版を購入するかどうか未定)。 でも、サブキャラは男だけでそれもcv無しなので、プレイしても、上記がそのまま通常報告になるかも。 【euphoria】【CLOCKUP】(2011-06-24) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart23 438 名前:名無したちの午後:2013/11/29(金) 07 50 28.36 ID 0qM1d7600 【euphoria 体験版】【CLOCKUP】 主人公 高遠 恵輔(タカトオ ケイスケ)・・・名前変更不可 真中合歓 (CV 青空ラムネ) 「あなた」 《恵輔・ご主人さま》 帆刈 叶 (CV ヒマリ) 「恵ちゃん」 《ご主人さま》 白夜凛音 (CV 杉原茉莉) 「あなた」 蒔羽梨香 (CV このは) 「センパイ」 葵 菜月 (CV 御苑生メイ) 「君」 《高遠くん・あなた》 ※呼掛けでは使わないが、主人公を指す言葉として「教え子」をよく使う 安藤都子 (CV 東かりん) 「あなた(一回)」 名前を頻繁に呼んでくれるのは叶のみ(この場合はあだ名) 合歓や菜月も名前を呼ぶが散発的で体験版での回数は各5回前後、本編でどうなるかは不明 全国の「ケイ」ちゃんオメデトンヽ(´ー`)ノ 【鬼ごっこ!】【ALcot】(2011-03-31) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart23 439 名前:名無したちの午後:2013/11/29(金) 08 24 23.33 ID 0qM1d7600 【鬼ごっこ! 体験版】【ALcot】 主人公 浦部 圭介(ウラベ ケイスケ)・・・名前変更不可 裏の顔: 三代目怪盗・温羅(ウラ) 吉備津宮灯 (CV:遠野そよぎ) 「浦部くん」→「圭介」/「あなた」 坂上加奈 (CV:鮎川ひなた) 「浦部さん」→「圭介さん」 (鈴鹿の時は「圭介」/「おぬし」) 住吉暮葉 (CV:青葉りんご) 「おまえ」「浦部先輩(一回)」 西園寺乙女 (CV:北見六花) 「圭介くん」「けーくん」 浦部 葵 (CV:佐藤しずく) 「お兄ちゃん」 坂上熊吉 (CV:古河徹人) 「圭介」/「キミ」 西園寺玉彦 (CV:一条和矢) 「浦部」/「おまえ」 浦部悪路 (CV:多富満) 「圭介」/「おまえ」 忍者頭領 (CV:越雪光) 「おぬし」 怪盗温羅の時の呼び方は灯が「怪盗温羅」、加奈(鈴鹿)が「温羅」 (体験版では開始直後のみ) 全国の「ケイスケ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ 【とらぶる@すぱいらる!】【Aries】(2011-03-31) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart18 924 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ:2012/01/08(日) 21 51 59.74 ID t6lvL1lD0 【とらぶる@すぱいらる!】[Aries] 主人公 津田山圭介 なんか載ってなかったんで投稿 927 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ:2012/01/09(月) 10 28 50.08 ID E9HeQt4n0 サンプルボイスで「ケイスケ」「ケイクン」を確認 今回の場合、テンプレ補完が目当てなら 924に最低この一行くらいは加えてほしいところ 【ド田舎ちゃんねる5 ~こちら鈴音学園放送部~】【はむはむソフト】(2010-01-29) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart15 74 名前:名無したちの午後:2009/12/22(火) 22 49 13 ID +M//i5PW0 【ド田舎ちゃんねる5~こちら鈴音学園放送部~】 【はむはむソフト】 (体験版、1/29発売予定) 主人公 新田啓助(ニッタ ケイスケ) 名前変更不可 神山美鈴(cv民安ともえ) 「ケースケ」※アンタ 大和田幸(cv佐々木あかり) 「啓ちゃん」 水鏡蓮(cv越智悠) 「啓助」 エレナ=ハドソン(cv奥川久美子) 「ケースケ」 笹野希美子(cvあさり☆) 「新田くん」 以下、サブキャラ 鈴原惣太郎(cv加古川高) 「新田」※相棒 神山門徒(cv田村健一) 「啓坊」 鈴原無道(cv加古川高) 「啓助君」 改めて通常報告する予定だけど先に軽くメモ(はむはむソフトスレでも報告あり)。 全国の「ケイスケ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ は確定(体験版のHシーンでも呼ばれる)。 「ニッタ」さんはHシーンでは厳しいかな。 225 名前:名無したちの午後:2010/02/03(水) 21 04 45 ID N37yTvyD0 【ド田舎ちゃんねる5~こちら鈴音学園放送部~】を 74で体験版だけ先に報告しましたが 製品版を買って、ほぼコンプ。 概ね 74ですので、 74をベースとし、あと修正+サブキャラの補足をしておきます。 <修正> 笹野希美子(cvあさり☆) 「新田くん」→「啓助くん」 <サブキャラ補足> 大和田断(cv田村健一) 「啓ちゃん」 ノア(cv田村健一) 「ミスター・啓助」 婆ちゃん(cv宮葉ちょき) 「啓坊」 などなど(サブキャラは多すぎるので一部割愛) 全国の「ニッタ」さん、「ケイスケ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ ※「ケイスケ」はHシーンで呼ばれる場面が多くありますのでぜひどうぞ。 「ニッタ」は、笹野希美子が序盤に呼ぶ程度でHシーンで呼ばれる機会はありません。 そういう意味では、全国の「ニッタ」さん少し残念でした(´・ω・`) 【SchoolCaptain 会長候補はご立腹】【Digital Lover(同人)】(2009-08-16) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart14 483 名前:名無したちの午後 :2009/08/22(土) 22 16 27 ID qtKZ5xC80 【SchoolCaptain 会長候補はご立腹】 【Digital Lover】※同人 主人公 吉良 桂介(キラ ケイスケ)・・・変更不可 五十嵐凛(金田まひる) 「けーすけ」 全国の「ケイスケ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ 同人といえど久々にまともに呼ばれて俺歓喜 【おなトレっ! ~同い年とHなトレーニング~】【たいれるPiccolo】(2007-12-29) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart12 430 名前:名無したちの午後 :2008/05/12(月) 21 25 49 ID px1k9A5/0 すいません! 上のテンプレを流用させていただいて、直し忘れてました 改めて…… 【おなトレっ!】たいれるPiccolo 名前変更不可 主人公 江川圭介(えがわ けいすけ) 蓮峰 奈々美(CV みる)「江川君」 高畑 伊月(CV 風音)「圭ちゃん」 シーン回想16(奈々美11、伊月3、両者2) 『あねトレっ!』の後日談 【あねトレっ! ~お姉ちゃんとHなトレーニング~】【たいれるPiccoro】(2007-08-17) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart9 916 名前:名無したちの午後 :2007/08/21(火) 10 31 34 ID V6CDba2y0 【あねトレっ! お姉ちゃんとHなトレーニング】 【タイレル×Piccolo】 主人公 江川 圭介(エガワ ケイスケ)・・・名前変更不可 高畑伊月(風音) 「圭ちゃん」 サブキャラ 蓮峰奈々美(みる) 「江川くん」 全国の「ケイちゃん」オメデトンヽ(´ー`)ノ とりあえず俺もおめでとう 【White Princess the second やっぱり一途にいってもそうじゃなくてもOKなご都合主義学園恋愛アドベンチャー!!(PS2)】【KID】(2005-08-25) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart8 505 名前:名無したちの午後 :2006/12/11(月) 20 08 25 ID hi3OzpOH0 502 529 :名無したちの午後 [sage] 夕方行ったらゲーマーズ売り切れてたw 買ってきた勇者に聞きたいんだけど、追加キャラの主人公の呼び方を教えて教えてくださらぬか それ次第で判断くだすよ。 2005/08/26(金) 19 28 06 ID 0pAMrtv0 530 :名無したちの午後 [sage] 琴美・お兄様 穂乃花・圭介さん 委員長・芝っち、圭介 だった。 2005/08/26(金) 20 11 00 ID hy7GRynS fengスレその8より 529は俺ねw ケイスケだからPC版もPS2版も持ってる 後者は積んでるけどw 【White Princess 一途にイっても浮気してもOKなご都合主義学園恋愛アドベンチャー!!】【feng】(2003-11-07) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart3 93 名前:名無したちの午後 :03/11/24 00 58 ID CjDS5x+2 WhitePrincess [feng] 芝原圭介(シバハラ ケイスケ)名前変更不可 望月真心(cv 日下千鶴) けーちゃん 新川透子(cv 胡桃沢琴美) けーくん 華岡アレクサンド柚那(cv AYA) 芝原君 ケイ 竹内花織(cv 川本綾音) 芝原君 圭介くん 藤沢姫菜(cv 日向裕羅) 芝原圭介くん 芝原くん 白瀬鳴海(cv 豪徳寺愛子) 圭介 全国の「シバハラ」さん「ケイスケ」さんおめでとんヽ(´ー`)ノ 【大和撫子をさがせ!】【chiffon】(2000-11-23) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart5 696 名前:名無したちの午後 :2005/07/27(水) 05 11 46 ID uuYZ4m3L 【大和撫子を探せ! 】 【シフォン 】 主人公 大友 圭介(オオトモ ケイスケ) 名前変更不可 ウエンディ 「あなた(一回)」 「圭介」 琴絵 「圭太郎さん」 「圭介さん」 日芽子 「お前(一回)」 「圭介殿」 「圭介」 カトリーヌ 「貴方(一回)」 「圭介」 「あなた(一回)」 徳姫 「お主(一回)」 「圭介」 「愚か者」 麗羅 「圭介サマ」 「あ、あなたは(一回)」 琴絵に圭太郎と呼ばれる訳は、主人公が圭太郎という人物に似ていて間違われるためです。 全国の「ケイスケ」さん、そしてほんのちょっと「ケイタロウ」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ 【Ribbon95】【Bonbee!】(1996-05-17) 自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せPart2 782 名前:名無したちの午後 :03/08/30 20 19 ID D245AJeL 781 の報告ついでに。 古めのゲームを漁っていたらこんなのも出てきましたので一応挙げときます。 【Ribbon95】BONBEE! 主人公 :圭介(ケイスケ) 変更不可・苗字確認出来ず ヒロインズ6人全員が『圭介くん』と呼んでくれます。ついでにヤローもw 『Ribbon2』というソフトのオマケで付いてきた物ですが、元々は 国民機用ソフトとして開発された物を、窓用にベタ移植しただけですので、 音質とかグラフィックは推して知るべし・・・ ちなみに『Ribbon2』の方は、”名前変更可・名前発声部無音” になるタイプ(デフォでも一緒)ですので、詳細報告はスルーします。 まっ、とりあえず全国の「圭介」さんオメデトンヽ(´ー`)ノ
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2222.html
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/03(木) 06 15 01.24 ID GZ2lu8N10 [2/4] 春休みは嫌いだった。 新しい年度を控えた休みだからだろうか。クラス替えや部活編成、実力テストやら新入生の歓迎行事やら。年度始めは色々と忙しい。それを思うと憂鬱になってくる。 「な?」 と、圭介は正面で問題集相手に奮闘する茜に同意を求めた。二人は丸テーブルで向かい合って座っている。 茜は問題集から顔を上げて、眼鏡越しに圭介を見る。知性的な目が咎めるような色を帯びていた。 「いきなり何よ。な? だけ言われても分かんないでしょ」 それもそうだ。 いや何でもない、と適当にごまかし、圭介は床に手をつき上体を反らせた。目だけを茜に向ける。白い長袖のTシャツ。袖だけが黒い。普段は後ろで二つに分けて結んでいる髪は、無頓着に背中に流してある。制服姿ばかり見ていた圭介の目には新鮮に映る。 なに見てんのよ、と茜が目を細めた。 「あのね圭介、再三言うけど、アンタのお父さんに頼まれたから仕方なく勉強見てやってんだからね?」 「はいはい分かってます分かってます」 別に好きでやってんじゃないんだからね、ってか。 親同士が仲が良いために、春休み半ば、突然二人で勉強することになった。 いやぁ家の息子は勉強が云々、だったら家の娘に勉強を云々。圭介たちの知らない間に話が決まっていたのだった。 圭介としては退屈だった春休みを女の子と過ごせるのだから悪い気はしない。しかし、茜はどう思っているのだろうか。 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/03(木) 06 16 05.11 ID GZ2lu8N10 [3/4] もう、と呆れたように言って再び問題集を解き始めた茜に、圭介は声をかけた。 「なぁ」 茜が顔をあげる。視線に刺があったが、構わずに聞いた。 「お前さ、春休みって好き?」 何の脈絡もない質問に、茜の眉間にシワが寄る。 「いきなり何よ。別に好きでもなんでもないわよ」 じゃあさ、と圭介は続ける。 「こんな春休み、さっさと終わっちまえと思うか?」 言い終わるなり、圭介は天井を見上げた。これじゃ自分の事を好きか聞いてるようなものじゃないかと思い、茜の顔を見る事ができなくなった。 不自然なほど天井を直視する圭介の耳に、茜の声が届く。予想していた刺々しさはなかった。 「……なに言ってんのよ」 それきり茜は何も言わず、見るとすでに顔を俯けて問題集に向かっていた。顔は見えないが。 「耳赤くないか?」 赤くないわよバカ、と言いながら茜は耳に手をやり髪を被せる。 そうだよな赤くないよな、と圭介。 赤くないわよ、と茜。 お前さ。 ……なによ。 髪結んだ方が似合うよ。 ……じゃあ明日からそうする。 その後はまぁ、いいから勉強しなさいよ、とか何とか。 了