約 14,405 件
https://w.atwiki.jp/gspink/pages/146.html
20 …不足している分も含め、ここでこの殺人事件の概要を改めて説明したい。 事件の被害者は飲食店の雇われ店長・神楽イサオ(32歳)。 勤務するレストラン「ルージュ」(経営者・紅木コウイチ)のキッチン内で、遺体となって発見された。 その日の朝出勤した店員2名が、血の海に沈んでいる姿を見てすぐに通報したという。 解剖の結果、死因は刺殺。抵抗した痕跡など無いことから、不意打ちに急所を一突きされ即死した可能性が高く、 死亡推定時刻は閉店後の午前2時から3時半にかけてであった。 事件現場の裏口から出てすぐの場所で凶器と思われる包丁も発見され、 形状と付着した血液の鑑定結果から殺害に使用されたと断定される。 包丁はキッチンにあった調理用のもので、指紋は拭き取られていた。 容疑者として逮捕されたのは、ウェイトレスとして働いていた須々木マコ(24歳)で、 事件当時店に居た可能性が高いことと、 被害者の血液が付着したバンダナを持っていたことから捜査本部は彼女の犯行とみて間違いないとしている。 容疑者は逮捕されて以来なぜか黙秘を続けているが、糸鋸にだけ語ったところによれば、 ①殺害したのは自分ではない。 ②仕事を終えて一度店を出たが、死亡推定時刻前後に忘れ物のバンダナを取りに店に戻っていた。 ③店に戻り更衣室でバンダナを探している間、特に変わったところはなかった。 ④バンダナを見つけ、2時ごろ再度店を出るまでキッチンには入らなかった。 ―――ということである。 …が、春美の勾玉の力により、これらの証言のうち④は偽りであることが判明した。 勾玉の力と感度を100%信用するものとすれば、 須々木マコは殺害に関与していないにも関わらず事件前後にキッチンに入り何かを目にした、ということになる。 それが神楽イサオの殺害される前なのか後なのか、死亡推定時刻からすると非常に微妙な点ではあるが、 いずれにせよ彼女が頑なに黙秘を続けている原因はその目撃した「何か」にあるのは明白だった。 …しかし、何度も糸鋸が首を傾げるとおり、それだけでは納得できない多くの疑問点が残されている。 とりわけ糸鋸が不思議に思ったのは――― 「バンダナのことね」 冥が、目覚めのコーヒー片手に呟いた。 昨夜飽きるほど味わったハズであるのに、ガウンの隙間から覗く白い柔肌はやはり美しく、 糸鋸は一瞬その少しはだけた胸元に目がいってしまった。 「そッス…」 彼は慌てて目線を戻し、ベッドに座って手渡されたカップをすすりながら頷いた。 月曜のモーニングコーヒーを、こんな場所で飲むことになるとは思わなかったが、 それはさておき、 「血がベッタリついてるものを洗ってまた使おうなんて思うものッスかね… 須々木くんが犯人なら、なおのこと変ッス。そもそもあれは本当に須々木くんのものッスか?」 「彼女にとって、大事なモノには違いないでしょうね」 「?」 冥によれば、そのバンダナはH&Dという有名ブランドの一級品で、 去年の暮れごろちょっとした流行になったこともあるという。 ファッションに疎い刑事には、そもそもバンダナなぞに品質の良し悪しがあることさえ初耳だった。 「それに、刺繍がされてあったわ。 これも一時期流行ったけど、名前入りバンダナというやつね。スーツなどでも店でネーミングしてくれるでしょ? …『Mako My Love!!』なんて恥ずかしい文字」 糸鋸は目をパチクリさせる。このあたりの回転の鈍さはやはり彼らしい。 冥はその表情を見るなり溜息を一つついて言った。 「恋人から貰った思い出の品、といった所かしら」 「な…こ、恋人ぉ!?」 素っ頓狂な声をあげる刑事を、検事は冷たく無視して言葉をつなげる。 「要するに、付いた血を洗い落とそうとするくらい大事なものというわけね。 …けれど、やはりそんな大事なもので包丁の指紋を拭おうなんて考えるかしら?」 昨日、既に別班が初動捜査に動いていたにも関わらず冥が糸鋸を呼んだ理由のひとつにはそれがあった。 「…ま、これで『彼女が犯人ではない』と断定するには弱いけど」 冥は少し皮肉を込めて言った。 …無論、神楽を殺害した直後の須々木マコがそれだけ動転していたとも考えられるのだ。 糸鋸はどこか釈然としない眼差しのまま、残ったコーヒーをグイと一気に飲み干し、 「とにかく」と言った。 「もっと事件の背後関係を調べる必要があるッスね。あまりのんびりしていられないッス」 他に犯人が存在するとして、被害者を恨んでいる人間は居なかったのか、 本当に店の関係者でなければあの包丁は使えなかったのか――― 須々木マコを犯人と断定してしまった本部の捜査では、そのあたりがおざなりになる可能性は高かった。 ベッドから降り、あたりに脱ぎ散らかした服を瞬く間に着終わると、 「それじゃ、また」 と、いとまの挨拶を告げつつコートを羽織る。 事件は足で拾え、というセオリーに従って、今日も歩き回ってみるつもりだった。 …が、彼は部屋を出て行こうとしてまたすぐ何かを思い出し、「検事…」と言った。 「―――何?」 冥は一瞬、何かを期待する目で刑事の方を見るが、その内容は彼女の期待に応えるものではなかった。 「…人が嘘の証言をする理由って、何だと思うッス?」 「…」 冥は少し考えてから、最も模範的な回答を述べる。 「…ふたつ考えられるわ。 一つは、本人にやましいことがある場合。事件の真犯人である場合も含まれるし、 仮に直接犯行に関わりないとしても、他人に知られると都合の悪い 二つ目は、誰かをかばっている場合。…大体そんなところかしら」 「なるほど」 糸鋸は頷いて、 「よく分かったッス。いずれ何か分かったら連絡するッス。それじゃ、また…」 と言って、部屋を出て行った。 ひとり残された冥は、 「馬鹿…」 と小さく呟いた。
https://w.atwiki.jp/manat/pages/31.html
製造器具 作成一覧ツリー 作業台 ┣鉋刀━━━━━┳紙製造機 ┣石刀 ┣紡績機 ┗ヤシのボール ┗はた織り機 ┗低温窯 ┣スモーク器材 ┣研石━━━縫い針 ┣かまど ┗加熱炉 ┣高温窯━━━┳海水淡化装置 ┗金敷き台 ┗魔晶炉 ┣かきまぜボール ┣精密ドライバーセット ┣ペンチ━━━こて━━電気溶接機━━冷蔵庫 ┗糸鋸 ┗卓上電動糸鋸 ┣木工用旋盤━━━┳自動紡績機 ┣浄水器 ┣自動はた織り機 ┣遠心分離機 ┗大型組立道具 ┣手動混合器 ┗金属研磨設備 ┣原油加工設備 ┣自動浄水器 ┣クレーン ┗シンク
https://w.atwiki.jp/gspink/pages/130.html
4 「イトノコギリ刑事か?どこをほっつき歩いている!」 切れるような鋭い声が、携帯のスピーカを通して聞こえてきた。 「げっ!み、御剣検事!?」 よりによって、まずいタイミングでまずい相手が電話をかけてきた。 いや、これは…と言い訳をする前に、 「今すぐ駅に向かうんだ!私もすぐ行く。…信じられないことが起きた」 と、遮られる。 「事件ッスか?」 糸鋸には、御剣の興奮を聞いてもまだ事態の重さがよく分かっていない。 「女が電車に飛び込んだ。 男がそれを助けようとして…ふたりとも即死だ!」 イライラしつつ説明する御剣の言葉に、糸鋸はしかしあくまで呑気だった。 こう言っては不謹慎かもしれないが、列車事故など珍しいものではない。 女が飛び込んだのは自殺だろうし、男が助けようとして巻き添えを食ったのは事故だろう。 検事が血相を変えるほどのことだろうか。 それに、駅の名を聞くかぎり担当区域外ではないか。 「よく聞け!この事件を担当している刑事から連絡があった」 「なんだ。他の署が担当しているなら、わざわざ出向かなくても…」 糸鋸はヤレヤレといったふうに頭を掻く。 そもそも自分は殺人事件の初動捜査が担当なのだ。 所轄違いなだけでなく、事故・自殺疑いの事件は畑違いでもある。 「いいから黙って聞け! 列車に轢かれて死んだふたりは!」 顔こそ見えないが、御剣が我を失っているのは糸鋸にも理解できた。 「死んだのは…………」 ふいに御剣は口ごもる。 「よ、よく聞こえないッス」 糸鋸は電波の通りが悪いのかとディスプレイを見直すが、そういうことではないようだ。 「………死んだのはッ!」 御剣は震える声を絞り上げた。 「…成歩堂、龍一と……………綾里……真宵ッ」 語尾が消え入りそうなほど小さく弱々しいその言葉が、 しかし大きな衝撃になって糸鋸に襲い掛かった。 列車事故で死亡したのは、成歩堂龍一と綾里真宵!? 聞き間違うはずもない。確かに御剣はそう言ったのだ。 成歩堂と真宵が、死んだと! 携帯を耳に当てたまま、糸鋸は呆然自失となりながら春美の方を見た。 御剣の声は聞こえていないはずだったが、 しゃがみ込んだ足元のアスファルトは彼女の失禁で濡れている。 その目は虚空を見つめていた。 目撃証言は一致していた。 午後の決して混みあうような時間では無かったが、多くの証人が居た。 みな一様に言う。「あれは自殺と…事故だった」と。 最初、ホームの真ん中で少女が突然うずくまった。この様子を目にしていた人間もひとりふたりではない。 なにせ目を引く格好だったから、皆それを珍奇の目で観ていたのだろう。 かと思うと、その子は狂ったような声をあげて線路に飛び込んだ。 驚いた青年は少女の名を叫びながら、彼女を助けるために自分も飛び降りたが、 間に合わずその直後ホームに入ってきた電車に轢かれ… 糸鋸が駅に着いた頃には、ふたりの体は黒いポリ袋のようなもので回収された後だった。 それでも、死亡したのがいくつかの刑事事件を担当した弁護士と、 過去2回に渡り殺人事件に巻き込まれた経験のある少女であったため、 当初は「自殺」と「怨恨による殺人」の両方で捜査が進められた。 しかし、いま現在思い当たる犯人も居なければ狙われる理由も無い。 ふたりが駅に居たのも隣町にある依頼人の自宅から帰る途中であり、 その依頼人にも不審な点は無かった。 その上、「突き落とした者など居ない」という証人達の言葉も一致している。 殺人の線は早々と消えてしまった。 ただ、その依頼人の証言によれば綾里真宵にも別段おかしい様子は無かったという。 また、たしかに不幸な身の上であるものの自殺などするような少女ではない、という彼女を知る者の声も上がっていた。 で、あれば。 彼らは何の変哲もない日常の中で、自他ともになんの意識もなく突然この悲劇が起きたことになる。 …結局、少女が青年を驚かそうとふざけていたのか、 どこか体の調子が悪くフラフラと線路に落ちたのだろうということに落ち着いた。 さもなくばやはり自殺であろう、という程度の結果で謎を残したまま捜査は終わることとなる。 「そんな馬鹿な!」 御剣怜侍は叫ぶ。 「成歩堂が!あの男が、そんな馬鹿な理由で死ぬものか…ッ」 捜査打ち切りの報せを聞いた時。 いきり立ちのあまり、彼は唇を震わせ握り締めた拳からは血が滲んでいた。 「成歩堂…」 ワナワナ震える肩を押さえるようにして、御剣は叫ぶ。 「成歩堂ッ!」 何度も、何度も…彼は生涯のライバルであり親友だった男の名を呼んでいた。 だが、彼はもう帰ってはこない。 たとえ殺人だったとして、犯人を捕らえ、裁き、罰することが出来たとしても、 御剣の声は二度とあの男に届くことは無いのだ。 突如、巨大な空虚が胸に開いたようになった。 それまで張り詰めていたものが、プツリと切れたようだった。 3日後、この天才検事は再び姿を消した。
https://w.atwiki.jp/fazy/pages/133.html
#blognavi 台湾版でも製造をやってみたよー。 ってコトで、現時点で日本版に未実装の 家具とか、そのレシピ中心にレポするよ~☆ すごい長い?のでざーっと見るだけね。。。 ^-^; 糸鋸を作ったら、ハト(ひよこ?)時計があったよ♪ 材料はすごく簡単~。 さっそく作ってみた☆ クリックするとヒヨコが飛び出して 鳴き声がして時間(サーバー時間?)が 表示されます。台湾と日本は1時間くらい 時差があるのでこれは結構便利です。w それから、写真たても作ってみた♪ クリックで家主の絵が表示~。 置くタイプと壁にかけるタイプの2種類。 それぞれでフレーム絵が違うみたぃ。 置き型、壁掛け型どちらも同じレシピ。 高温窯にも目新しいものがたくさん☆ 猫型ゴミ箱と招き猫のレシピ。 暖炉とタイル(レンガ床)のレシピ。 暖炉は倉庫や車庫と同じで、壁設置品。 効果は特にないっぽぃ? 糸鋸で作れる刀飾り台と、卓上電動糸鋸で作れる 丸テーブルのレシピ。 他に卓上電動糸鋸にある目新しいもの。 材料棚を作ってみたよ~。 食べ物以外で製作・合成に使用出来るものが 収納可能みたぃです。設置上限は1つかな? 薬棚とガラステーブルのレシピ。染料が必要~。 早くゆきだるまいぢめ出来るようにならないと。w 結婚すると写真立ての絵がカップルにかわるみたぃ? 結婚するとおける愛の巣の門(爆)と目新しいインテリア~♪ 電気スタンドは「こて」で作ります~。 金属研磨設備に、食品専用商品棚と、 カーテン付の窓を発見~。 自動はた織り機に畳と白いソファーセットが♪ 畳ゎやわらかオンラインでいけそぅ? 白羊の皮。。。オオカミ皮をリサイクルしたら 出来るかな。。。? そして、エレベーター。 クリックするとちゃんと音がしてドアが開きます。♪ 最後に~。金敷き台で作る鞍に見慣れない鞍が。 魔法防御の鞍みたいです。 ちなみに、減速の鞍は、課金モールの商品にありました。 減速の鞍が課金でなく製造出来るのは日本のオリジナル仕様かな? 以上、台湾版の製造れぽーとでした☆ カテゴリ [レミィ] - trackback() - 2008年12月30日 22 54 54 これは日本にきたら狂喜乱舞ですw -- P (2008-12-31 01 19 00) 写真立てのブレイヤの笑顔で萌え死ねました -- P(連投) (2008-12-31 01 21 11) ここまで家具が増えたら作るの楽しそうですねw -- ゆみり (2008-12-31 03 36 30) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/343.html
逆転検事2 part66-168~170・172~182・184・186~193・195~204・206~226・228~234・236~252・254~258 168 :逆転検事2 第1話「逆転の標的」:2013/10/19(土) 22 01 43.95 ID WuOpat/E0 では、そろそろ書き込もうと思います。 前編 西鳳民国(せいほうみんこく)の大統領が来日。 ひょうたん湖公園にて演説イベントが行われた。 ところがそのイベントの最中に銃声が鳴り響き、イベントは大混乱。 イベントに参加していた検事局長はこの事件を捜査させるため 御剣怜侍(みつるぎ れいじ)検事を呼び出す所から始まる。 さっそく御剣は部下の糸鋸圭介(いとのこぎり けいすけ)刑事とともに現場を捜査する。 その捜査中に二人の人物が現れ重要な情報をくれる。 一人目は速水ミキコ(はやみ みきこ)。ルポライターの女性。師匠がいるらしい。 イベントの様子を録音していた。 二人目は前作「逆転検事」から引き続き登場の一条美雲(いちじょう みくも)。自称、大ドロボウ「ヤタガラス」の二代目の少女。 イベントの様子を写真に撮っていた。 さらに捜査をするうちに公園のゴミ箱から拳銃を発見。 恐らく暗殺者はこの拳銃を使用したのだろう… 169 :逆転検事2 第1話「逆転の標的」:2013/10/19(土) 22 06 21.47 ID WuOpat/E0 懸命な捜査の末、一人の容疑者が現れた。 田中太郎(たなか たろう)と名乗る男性である。 (この時御剣達はまだ気づいていないが、どう見ても逆転裁判2最終話に登場した虎狼死家 左々右エ門(ころしや さざえもん)である) 御剣は田中を尋問し、いくつか怪しい点を見つけたものの、どうも決定的な証拠がない… それどころか田中の発言から新たな容疑者が現れる。その人物は…速水ミキコ。 大統領の命を狙った暗殺者の疑いをかけられ、必死に否定する速水。 そこで速水は「黙っていた事がある」と言ってそれを話そうとした…その時。 大統領のボディーガードチームのサブリーダー、内藤馬乃介(ないとう まのすけ)が現れ待ったをかける。 内藤の知らせにより、大統領は無事だったが、代わりに大統領のボディーガードチームのリーダー、外城(とじろ)が死亡した事が明かされる。 そして内藤は今後の捜査は西鳳民国の警察が行うと発言。御剣は捜査を外されそうになる。 ところが、その時田中が虎狼死家 左々右エ門としての本性を現し内藤を捕まえナイフを突きつけてきた! 「さるお方」の依頼で大統領の命を狙っていた虎狼死家だが少々計算が狂ってしまった、とのこと。 虎狼死家の要求は「御剣に捜査を続行させる事」 なぜそんな要求を出してきたのかはわからないが、ひとまず御剣は捜査を続けられる事に… 170 :逆転検事2 第1話「逆転の標的」:2013/10/19(土) 22 13 05.06 ID WuOpat/E0 後編 大統領の避難している専用飛行機へと足を踏み入れた御剣たち。 そこに被害者である外城の死体が転がっていた。 大統領は扉の向こうの部屋に閉じこもっている。 さっそく捜査をはじめる御剣。さまざまな情報が手に入る。 その中にツノが片方しかないウシのぬいぐるみがあった。 内藤いわく大統領の大切な品らしいが…? ある程度情報が集まったところで虎狼死家は「あとはお任せします」と言ってその場を去っていった。 内藤が解放され、虎狼死家がいなくなったことでようやく大統領が姿を現す。 そして再び「捜査は西鳳民国の警察が引き継ぐ」と言って御剣を追い出そうとする。 ここで御剣は持っていた証拠品を一度全部奪われてしまう。 だが、ここで御剣は大統領を上手く言いくるめる事に成功。 捜査は続行、証拠品も返してもらう。 さらに大統領から事件に関して証言をしてもらい…その結果、冒頭の銃声は内藤が発砲したものだった事が判明する。 つまり今回の暗殺未遂事件は自作自演だったのだ。 支持率低下に悩む大統領が「暗殺に屈しない強さ」をアピールしたくてやったとのこと。 そして速水も白状する。「取材を条件にこの自作自演の暗殺劇に協力していた」と。 172 :逆転検事2 第1話「逆転の標的」:2013/10/20(日) 10 20 35.57 ID RAfHobRR0 しかしそうなると、何故外城は死んだのだ? ここで内藤は速水を殺人犯として告発する。 公園のゴミ箱にあった拳銃、あれで撃った弾丸が外城の命を奪ったのだと。 対する御剣は内藤こそが外城を殺した犯人だと告発。 この飛行機の中で内藤が外城を撃ったのだ、暗殺者の仕業に見せかけて、と。 そうして飛行機の中から外城を撃った時の弾丸が発見された。 これの線条痕(せんじょうこん)を見れば、どの銃から撃たれたのかわかるはず。 これがゴミ箱から発見された拳銃と一致しなければ…速水は犯人ではない証明になる! ところが…鑑識の結果、拳銃と線条痕が一致した!? 一転して追い詰められる御剣だが、ここで気づく。 そういえば証拠は一度奪われている。この時に内藤が自分の銃とすり替えたのでは!? その事を指摘するが内藤は証拠なんてないと強気。 しかし御剣は拳銃に内藤の指紋がついている、しかも証拠を預かっただけでは決してつくはずのない場所にと指摘。 これで拳銃のすり替えが証明され、ようやく内藤は外城殺害の犯人として逮捕された。 内藤はチームのサブリーダーという地位に満足できず、リーダーである外城を邪魔に思っていた。 リーダーになりたい内藤がこの偽の暗殺事件に乗じて外城を殺害したのであった… 173 :逆転検事2 第1話「逆転の標的」:2013/10/20(日) 10 25 08.80 ID RAfHobRR0 こうして事件は解決した。 速水にかけられた暗殺者の容疑は濡れ衣だった。 もっとも偽の暗殺事件に協力していたのは事実なので、そっちで警察の事情聴取を受ける事になるが。 それについては速水も反省する。 しかし…虎狼死家はまだ暗殺の依頼をはたしていない。 大きな事件に発展しなければいいが… 第1話 おわり 174 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 13 57 58.97 ID RAfHobRR0 前編 内藤と面会するために留置所を訪れた御剣、糸鋸、美雲。 ところが、そこに突然の知らせ。 内藤が殺されたのだ!! ここで解説。 今作では留置所と刑務所が同じ建物に入っています。 留置所エリアと刑務所エリアに分かれており、二つのエリアは連絡通路で繋がっている。 もちろん警備は厳重なので許可なく行き来はできない。 そして内藤はまだ刑が確定していなかったため留置所に入れられていたはずなのだが… 何故か彼の死体は刑務所の作業部屋で見つかったのだ。 175 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 01 22.03 ID RAfHobRR0 さっそく捜査を始める御剣たち。 そこに一人の男性が現れた。 彼の名は信楽盾之(しがらき たてゆき)。弁護士である。 御剣の知り合いのようだが、信楽は御剣を「裏切り者」と呼ぶなど、ちょっと冷たい態度。 彼は裁判で内藤の弁護をする予定だったのだが、内藤の死亡を聞きつけやってきたのだ。 ともあれ、信楽も加えて捜査をさらに進める。 ・この刑務所の囚人たちは腕輪をつけられている。刑務所の各所にこの腕輪に反応するセンサーがあるため所内を自由には動けない。 ・この刑務所の方針で、囚人にはそれぞれペットとなる動物が用意されている。動物は刑務所内でもかなり自由に動ける。 などがわかった。 さらに囚人の一人、折中秀治(おりなか しゅうじ)からもいくつか情報を得る事もできた。 しかしそこに現れた二人の人物。 一人は水鏡 秤(みかがみ はかり)。裁判官の女性。 もう一人は一柳弓彦(いちやなぎ ゆみひこ)。新人検事の男性。 水鏡は「検事審査会」のメンバーでもあり、御剣をこの事件の担当から外し弓彦を新たに担当にする、と発言。 当然御剣は反発するが、抵抗するなら検事バッジ剥奪もありえると言われ、やむなくここは一旦引き下がる。 そこに信楽の一言。「今日の事はあの人に報告しておくから」 はたしてあの人とは…? 176 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 07 36.52 ID RAfHobRR0 中編 翌日。 なんとか内藤殺害事件の捜査をする方法はないものかと思案する御剣の元に糸鋸から連絡が入る。 昨日の事件の容疑者が逮捕された、と。 さっそく面会に行く御剣と美雲。 留置所で対面した容疑者は猿代草太(さるしろ そうた)という名のひどく臆病な青年。 内藤とは親友の間柄で一度面会にも来ているという。 草太は「自分は内藤を殺してなんかいない」と主張。御剣たちは彼の無実を信じる事にする。 しかし捜査権のない自分達ではじゅうぶんな情報が得られない…と思ったその時、信楽が現れる。 彼は草太の担当弁護士としてやってきたのだ。 そこで思いついた、彼の助手という名目で捜査をすれば良いと。 とはいえ信楽は御剣に冷たい態度、簡単には認めてくれない。 しかし御剣が頭を下げてまで頼み込む真剣な姿に心を動かされた信楽は改めて自己紹介。 実は彼は亡くなった御剣の父、御剣信(みつるぎ しん)弁護士の助手だった人なのだ。 「あの人」とは御剣の父の事だったのである。 信楽は「完全に君を信用したわけじゃない、昔の君とは違う事を行動で示してくれ」といい、御剣を臨時助手として認めてくれた。 177 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 11 06.42 ID RAfHobRR0 捜査を再開した御剣はまずは死体の第一発見者に話を聞く事にする。 現場に向かう途中でこの刑務所の所長、美和マリー(みわ まりい)という女性と出会う。 美和からは昨日、この刑務所で動物ショーが行われたという話が聞ける。 そして第一発見者として御剣たちの前に現れたのは山野星雄(やまの ほしお)という囚人の男性であった。 (逆転裁判1の第一話の真犯人だった男である。懐かしい!) 山野の証言をあれこれ探ってみると、実は山野の腕輪は壊れておりセンサーに反応しない事がわかった。 刑務所のセキュリティの甘さにあきれながらもさらに深くつっこむと、とんでもない情報が聞ける。 内藤の首元に大きな犬がかみついていたと言うのだ! まさかその犬が内藤を殺した? そして御剣にはその犬を飼っている囚人について心当たりがあった。 その囚人は特別独房に収監されていると聞き、さっそく行ってみる。 そこにいたのは鳳院坊了賢(ほういんぼう りょうけん)という名の老人。 盲目ではあるが、こう見えて凄腕の殺し屋。盲導犬にして猟犬でもある「クロ」とともに多くの暗殺を成し遂げた。 しかし御剣に罪を暴かれ、こうして刑務所にいるのだ。 さっそく了賢に色々話を伺う。 了賢は独房の中で木で彫り物を作ったり、手紙で通信チェスをしているようだ。 178 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 15 44.29 ID RAfHobRR0 了賢の話を聞き終えた御剣は今度は内藤が収監されていた留置所の監房を捜査する。 そこで、いろんな情報が手に入る。内藤が出血した痕跡、通信チェスをしている手紙。 そして…監視カメラの映像。そこには内藤?に動物が飛び掛る映像が映っていた! これは重大な手がかりだ! さらに、内藤が看守を殴った事件があり、それ以後内藤の監房のカギがなくなっている事もわかった。もっとも内藤は否定したらしいが… と、ここで水鏡と弓彦が登場。 草太が犯人だという水鏡たちの主張に真っ向から対立する御剣。 弓彦の推理はかなりいい加減で、御剣は容赦なくムジュンを指摘する。 しかし、ここで水鏡から重大な事実が明かされる。 実は草太は「タチミ・サーカス」の団員で事件当日、動物ショーのため刑務所に来ていた。(タチミ・サーカスは逆転裁判2第3話からの再登場) その時に草太が内藤を殺したのだと水鏡たちは主張。 御剣は不利な状況に立たされた。 179 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 18 39.82 ID RAfHobRR0 後編 改めて草太から話を伺う御剣たち。 彼は動物ショーの準備の最中に一度無許可で内藤の監房に行っている事がわかった。 草太が疑われているのはその辺が理由のようだ。 ちなみに内藤と草太は互いにたった一人の幼馴染。両者ともちゃんとした家族がいない。草太は幼い頃に唯一の家族だった父を失っているという話も聞ける。 続いて動物ショーが行われた中庭を捜査する事に。 そこで草太の上司であり、動物ショーのスタッフでもあったミリカと出会う。(彼女も逆転裁判2第3話からの再登場) さらに美和所長も現れ、動物ショーを見ていない囚人が3人いると知らされた。 うち二人は山野と了賢である事はわかっている。あと一人は? 180 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 23 46.21 ID RAfHobRR0 次は糸鋸刑事が連れてきた警察犬での捜査。 警察犬は折中の独房に反応、調べてみると…なんと独房内に抜け穴が!? その抜け穴を通ると…なんと内藤が収監されていた留置所の独房に繋がっていた! そこで大変な事に気づく、折中はどこに行ったのだ?まさか抜け穴から脱獄!? すぐさま捜索が行われたが折中は見つからなかった… 折中の脱獄は気になるが、ひとまず御剣は事件の捜査を続行。 ここまで集まった情報から、最も怪しい容疑者は了賢と判断。彼に話を聞くために再び特別独房へ。 そこで先に来ていた水鏡たちと鉢合わせ。当然またしても対立する。 水鏡たちの主張は「内藤が看守からカギを奪った。そして草太が監房を訪れたタイミングで独房から脱出。草太の手引きでサーカスに使う備品の中に隠れていた、しかし草太に裏切られ殺された」というもの。 それに対抗するため、御剣はさまざまな状況から了賢が犯人だと主張。しかも凶器と思われるノミまで見つかった。ノミには了賢の特注である鈴も付いている。 181 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 28 23.28 ID RAfHobRR0 対する了賢は動機がないと発言。しかし御剣は了賢と内藤が通信チェスで繋がっていたと判断。 だが了賢はこれを「ただの偶然」と一蹴。さらに「クロが内藤の死体をこの独房に持ってきた。疑われると思ったので作業部屋に移させて凶器だけ抜かせた」と発言。 山野が見たのはちょうどこの時だった。 つまり…了賢がやったのは死体移動と凶器を抜いただけ、殺人には無関係、と言うのだ。 しかも、凶器のノミを調べた結果、内藤以外の指紋は出なかった。つまり了賢は凶器に触れていない。 まさか…了賢は犯人ではない!? もう一度、監視カメラの映像をチェックする。 そこで御剣はとんでもない事実に気づく。 この映像に映っているのは内藤だと思い込んでいた、内藤の監房なのだから。 しかし、抜け穴が通じていた事から、これは実は折中だった事がわかる。 飛び掛っていた動物も了賢の犬ではなく、折中のペットの小熊だったのだ。 さらに新たな情報、内藤が看守を殴ったという件だが、内藤はこの時自分も気を失っていたと発言していたらしい。 182 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 31 13.00 ID RAfHobRR0 そこに捜査の進展を確かめに美和所長が現れたので、ここで報告。 「折中は看守に変装してまだこの刑務所にいる」と御剣は推理する。 まさにその通りであり、それから間もなく折中は発見された。 折中なら内藤の事件について何か重要な情報を知っているかもしれない、と早速取り調べ。 その結果色々な事がわかった。 内藤の監房のカギを奪ったのは折中。内藤と看守を抜け穴からの不意打ちで殴り気絶させたのだ。内藤が殴ったというのは間違いだった。 カギを奪った後、いったん自分の独房に戻り、その後刑務所内から最も人が消えるタイミングを計った、それが動物ショーの開催中。動物ショーを見なかった囚人の3人目も折中であった。 内藤の監房にあった血痕も、折中が殴ったせいで出血したもの。 脱獄の計画の一部始終を言い当てられ、とうとう折中は降参。奪っていたカギも差し出した。 折中がカギを持っていた事が明らかになった以上、水鏡たちの推理も外れた事に。 184 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 37 23.94 ID RAfHobRR0 さて、そうなると内藤を殺した犯人は?抜け穴を使えた折中か? しかし折中は殺人に関しては否定。 さらに抜け穴は元々中庭の枯れ井戸と繋がっていて、自分はその続きを掘っただけだと。 そこで水鏡はひらめく。折中が内藤を殴ったとしても、気絶したとは限らない、脱獄するために折中と内藤が手を組んだのでは? 折中にカギを開けてもらい、その後はやはり草太の手引きを受け、そして殺される。 死体は中庭に運ばれた後、井戸に落とされた。それを了賢の犬が発見したのだ。 ちょうどその頃は中庭で動物ショーの真っ最中。草太はそのショーに出演はしていたが、15分ほど退場するシーンがある。死体を井戸に捨てるにはそのタイミングしかない、と。 …ようするに、結局水鏡たちは草太が真犯人だという主張は変える気はない、という事である。 とはいえ互いにまだ証拠が足りない、翌日中庭を再捜査する事に。 185 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 14 40 40.28 ID RAfHobRR0 後編2 刑務所の中庭にやってきた御剣たち。水鏡と弓彦はまだ来ていない。 今のうちに中庭を捜査するのだ。ここで美雲の持つアイテム「ぬすみちゃん」の出番。 情報を入力する事で現場を再現した立体映像を出せる優れもの。ただし情報が間違っていると再現も変になってしまうが… さっそくこれを使って現場を再現し、捜査。 草太は動物ショーの中でゾウに吹っ飛ばされ退場するシーンがある。ミリカの証言から、吹っ飛ぶ際には井戸に用意した仕掛けを使用していたと判明。 その仕掛けには重りを井戸に落とす事も含まれている。しかし再現した映像では重りの数が足りない。 そこで糸鋸刑事の持ってきた金属探知機で重りを捜索。中庭の隅にある池近くの草むらに隠されているのが発見される。 なお、この池にはワニが住んでいるのだが、なぜかこのワニにも金属探知機が反応した。 重りが隠されていたという事は…重りは内藤の死体にすり替えられたという事では!? さらに捜査を続けると、中庭には配電室への扉がある事もわかった。しかも死体発見前日深夜に扉が開けられた形跡もあった。配電室の鍵を管理しているのは美和所長だ。まさか… 大体の捜査が終わった所で水鏡と弓彦が到着。 さっそくここまでに集めた情報から導き出された推理を二人にぶつける。 そして出た結論…真犯人は美和所長だ!! 186 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 19 25 21.44 ID RAfHobRR0 さっそく美和所長に話を聞く事に。もちろん美和は殺人を否定。 だが御剣は見抜く、まず所長には共犯者がいた、その名は山野。 彼の腕輪は壊れていたので刑務所内でもけっこう自由に動ける。彼が配電室のブレーカーを落とし、一時的にセキュリティを沈黙させ、その間に内藤の死体を中庭に運んで重りと死体をすり替えたのだ。 それに対し美和は…意外にも山野との協力自体は認める。 彼女は了賢に脅されていたと言い始めた。「拙僧には刑務所の外にも部下がいる。家族の命が惜しければ所内での待遇には気を使ってもらおう」と。 やむなく美和は了賢の望む物を与えるため、井戸のルートを利用した。そのために山野も仲間に引き入れたのだと。 一見筋は通っているようだが…それでも美和が犯人ではない証拠にはならないと御剣は主張。しかし証拠がない… そこで助けてくれたのは信楽。「所長さん、犯人に心当たりがあるんじゃない?」と発言。これで美和の証言を誘う事に成功した。 その証言から、実は美和が内藤を尋問していた事が判明した。御剣と同じ様に美和は通信チェスの手紙から内藤と了賢の繋がりを推理、さらに彼女は「内藤は自分を殺しにきた了賢の部下」だと思った。それが内藤を殺害した動機だ! 187 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 19 28 12.88 ID RAfHobRR0 だが美和も食い下がる。内藤の傷はかなり深い、凶器のノミでは小さすぎてそんな傷はつけられない。 またしても追い詰められる御剣。だがここで御剣は「発想を逆転」させる。 推理は外れていたのではなく、外されていたとしたら? この事件の捜査で最初に疑ったのは了賢だ。それが犯人の狙いでは? 了賢を邪魔に思っていた美和は、了賢を内藤殺人の犯人に仕立て上げ、別の刑務所に追いやるのが目的だった。 ノミは了賢が犯人だと思わせるための偽装工作だ! けど、それなら真の凶器は何? 御剣は了賢が現役の頃に使っていたナイフだと主張。ナイフは了賢が逮捕された時に押収され所内で保管されている。 美和ならそれを持ち出せるはず。あとは…どこに隠してあるか、だ。 188 :逆転検事2 第2話「獄中の逆転」:2013/10/20(日) 19 31 38.95 ID RAfHobRR0 所内はくまなく探索したが見つかっていない、セキュリティの関係上刑務所の外に持ち出されたという事もありえない。 証拠が見つからなければ、美和を犯人とは証明できない。 「まるでどこかのハッタリ弁護士にでもなった気分」で御剣は異議を唱え、必死に考えて出した答え… 中庭の池に住んでるワニの体内では?先程金属探知機が反応したではないか! ミリカならワニの口を開けられるという事で協力してもらい…ついに凶器のナイフを発見した。 凶器から内藤の血も確認され、とうとう美和は内藤殺害の犯人として逮捕された。 しかし…本当に内藤は了賢の部下だったのだろうか? 美和の早合点という可能性もあるが… こうして無事に草太は釈放された。 そして信楽は御剣に問いかける。 「信さんの後をついで、弁護士になる気はない?」 気が向いたらいつでも来てよ、と言い残し信楽は去っていった。 その言葉に御剣は迷うのであった… 第2話 おわり 189 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/20(日) 21 59 43.11 ID RAfHobRR0 前編 信楽に呼び出された御剣は「12星座美術館」を訪れていた。 そこで信楽は語り始める。18年前、この場所で起きた「IS-7号事件」を。 それは御剣の父「御剣信」弁護士と、かつての師「狩魔豪(かるま ごう)」検事が戦った裁判でもあった… (狩魔豪は逆転裁判1最終話のキャラ。前作でもわずかに登場している) 舞台は18年前に遡る。 信と信楽(当時助手)は留置所を訪れていた。依頼人に会うために。 依頼人は天海一誠(てんかい いっせい)。有名なパティシエである。 彼の屋敷でお菓子コンテストが行われたが、天海の作ったお菓子の中から死体が発見された。 被害者は氷堂伊作(ひょうどう いさく)。コンテストの参加者である。 天海は氷堂殺害の容疑者として逮捕されたのだ。 天海自身は容疑を否定、信も彼の無実を信じて現場の捜査に向かう。 190 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/20(日) 22 02 43.19 ID RAfHobRR0 現場である屋敷に到着すると天海の助手である緒屋敷司(おやしき つかさ)と出会う。 彼女が死体の第一発見者らしい。 彼女も天海の無実を信じており、どうか助けて欲しいと信に頼む。 さっそく死体の見つかった天海の部屋に行くと馬堂一徹(ばどう いってつ)刑事と出会う(前作「逆転検事」からの再登場) 馬堂刑事は当初、弁護士である信が捜査する事を拒否するが、信が誠実に頼み込み、見張りつきという形で許可してくれた。 さらに部屋にはコンテスト参加者の一人である風見豊(かざみ ゆたか)もいるので話を伺う。 コンテストの優勝賞品は天海の所有している「究極のレシピ」である事、それが天海の部屋に飾られている事がわかった。 そして問題の死体が入れられていたお菓子を調べてみると、一部に荒らされた形跡があった。 鑑識の結果、お菓子からコンテスト参加者であるデリシーの指紋も発見された。 これはデリシーに話を聞く必要がありそうだ。 しかし、今彼女の部屋には狩魔検事が…! 191 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/20(日) 22 04 55.54 ID RAfHobRR0 前編2 デリシーの部屋に行くとデリシーと狩魔検事に出会う。 狩魔は信を見下す態度をとるが、デリシーの部屋の捜査だけは許可を出した。 デリシーに話を聞いてみると、実はお菓子が荒れていたのは彼女が少し食べてしまったかららしい。 殺人はしていないと彼女は強く否定するが、彼女のお菓子を調べてみると、重要な証拠品が見つかった。 一つは岩塩ランプ。この岩塩ランプには血が付着している!どうやら犯行に使われた凶器のようだ。 もう一つは特殊な装置で光る布。これはお菓子の飾りに使う代物だが…これはコンテストのルールに違反している。 他にも色々おかしい点が見つかり、この時点ではデリシーはかなり怪しいと判断。 一度狩魔と話し合う事にする。 192 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/20(日) 22 08 17.77 ID RAfHobRR0 しかし狩魔は手強い、信の推理にも難なく反論してくる。だが信も食い下がる。 その結果…実はデリシーはパティシエではなく薬剤師である事がわかった。 天海のお菓子が食べてみたくてコンテストに参加したという。 さらに天海以外にも、氷堂のお菓子も少し食べていたと発言。 被害者の部屋に入っていたというのは重要な情報である。 確かめるために氷堂の部屋に行ってみる。 しかし…そこにあったはずのお菓子がなくなっていた!? 193 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/20(日) 22 11 57.45 ID RAfHobRR0 中編 ここで舞台は現代に戻る。 信楽いわく、「氷堂のお菓子は氷で出来ていた、恐らく溶けてしまったのだろう」と。 その溶けてしまったお菓子を再現したものが、今回この美術館で公開される。 それを見るために信楽はやってきたのだ。 さっそく二人は氷菓子が公開されている「冬の宮殿」という部屋に入る。 そこでいろいろと調べていると、部屋の外から悲鳴が!? 慌てて外に出ると「秋の宮殿」という部屋の前で一人の男性が倒れていて…そしてその前で御剣の旧友、矢張(やはり)が怯えてへたり込んでいた!(今作の矢張は逆転裁判3最終話で見せた「天流斎マシス」としての姿で登場) 一体何が起きたのだ?と、ここで御剣が気づく。部屋の中から毒ガスが発生している!男性はこれを吸って倒れたのだ! 195 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 03 43.32 ID RvqGg2o00 被害者の男性はすぐに治療を受けて一命はとりとめたが、現在意識不明の重体だ。 そして信楽から、毒ガスの被害者は風見である事が明かされる。 そこに現れたのは緒屋敷。少し前まで女優として活動していたが引退してこの美術館の館長となっていた。 さらに風見の治療はデリシーが手伝っている、とのこと。 「IS-7号事件」の関係者が勢ぞろい、はたして偶然なのか…? そこに事件の事を聞きつけてきた糸鋸と美雲が到着。 まずは糸鋸が毒ガスの発生現場である「秋の宮殿」を捜査、すでに毒ガスはおさまっている。 糸鋸の発言によると「秋の宮殿」なのに中は冬の宮殿と同じくらい寒いらしい。 そういえば矢張は何か見ていないのだろうか?さっそく聞き込みをしてみる。 すると、実は矢張は「秋の宮殿」の様子を絵に描いていた事がわかる。 それは「うお座の彫像が血の涙を流している」という不気味な絵だった… 矢張が怯えていたのはこれを見たせいだったのだ。 196 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 07 47.16 ID RvqGg2o00 その後「秋の宮殿」に入ってみるが、その内装は「冬の宮殿」そっくりだ、一体何故? これはいろいろ調べる必要がありそうだ…と思ったところで水鏡と弓彦が参上。 この事件は弓彦が担当するらしく、さっそく彼の推理を聞いてみるが…またしてもかなり適当な内容。矢張にすら「こいつ馬鹿なんじゃねぇのか?」と言われる始末。 まず容疑者として疑われたのは矢張だが…御剣は難なくそれを論破した。 続いて疑わしいのはデリシー、毒ガスを発生させるための薬品は入手が難しいが、薬剤師の彼女なら? 中編2 さっそくデリシーに話を聞く事になった御剣たち。 彼女の発言から、恐らく風見は「うお座の彫像」が入っているケースを開けたために毒ガスに襲われた事がわかる。 矢張が見た「血の涙」のようなものは毒ガスの発生原因である薬品だったのだ。 しかし何故彼はケースを開けようとしたのだろうか? さらにデリシーは毒ガスの原因となりうる薬品が少し前に盗まれたと発言した。 どうもデリシーが犯人というわけではなさそう…ここで御剣は推理する。 こんな大掛かりな仕掛けを事前に用意できるのは…館長である緒屋敷しかいない。 彼女が犯人ではないだろうか?現時点では証拠はないが… 197 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 11 06.56 ID RvqGg2o00 と、ここで新たな事件が発生! 美術館の広場にある噴水から死体が発見された! さらに、「冬の宮殿」に飾られていた氷菓子がまたしても溶けてなくなってしまった! まるで18年前の再現だ… もうこれは偶然じゃない、今回の事件には「IS-7号事件」が大きく関わっている。 この事件を解決するためにはもっと「IS-7号事件」の事を知る必要がある。 再び信楽の口から「IS-7号事件」の顛末が語られる… 198 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 15 05.82 ID RvqGg2o00 中編3 物語は再び18年前に。 狩魔検事に追い出され氷堂の部屋は捜査ができない信。 そこに現れた緒屋敷が語り始める。 緒屋敷は天海に拾われた捨て子だった。彼女にとって天海は恩人であり、父親も同然の存在なのだ。 天海を救うために、何か手伝いたいという彼女の申し出に、信は氷堂について知ってることはないかと尋ねる。 彼女は溶ける前の氷菓子を写真に撮っていたのでそれを手がかりとして入手する。 さらに馬堂が見せてくれた氷堂の部屋の写真、そしてデリシーの証言から、意外な事実が発覚する。 氷堂の正体はパティシエではなく彫刻家「ポール・ホリック」だったのだ。 そして氷菓子が溶けてしまった原因は(恐らく)緒屋敷が氷菓子の写真を撮る際に誤って電源ケーブルを抜いてしまったためであった。 199 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 18 56.66 ID RvqGg2o00 中編4 翌日。天海に経過報告をするために留置所を訪れた信たち。すでに緒屋敷も来ている。 しかし天海は警察の執拗な取調べで憔悴しきっていた。 彼の好物であるチョコレートを差し入れする事でどうにか持ち直し(本来差し入れは禁止だが馬堂刑事がこっそり通してくれた)おかげで彼からもいくつか貴重な情報が得られた。 風見のお菓子は準決勝までは味もデザインも好みだったが決勝戦のお菓子はいまいちだった。また、準決勝で作られた風見と氷堂のお菓子は形は違ったのにどちらも同じ味だったと。 そして天海は緒屋敷に語りかける、「私のために生きる事はない」と。天海の役に立ちたい緒屋敷はショックを受ける。 天海いわく、彼女がポール・ホリックの作品を集めたりお菓子作りを手伝ったりするのも全て天海のため、自分の好きな事はいつも我慢している。彼女の人生をムダにさせたくない、と。 天海もまた緒屋敷を実の娘のように思っているのだ… そして、面会の終わりに信は天海に呼びかける。警察は天海の自白を狙っている、今はどうか耐えて欲しいと。 200 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 22 36.36 ID RvqGg2o00 再び現場で捜査。とは言っても噴水広場以外は狩魔のせいで捜査できない。 それでも諦めず信は広場を調べ、いくつか重要な情報が見つかる。 優勝商品である「究極のレシピ」の正体はお菓子のレシピではなく、味覚障害を治す新薬の調合書である事。それをコンテスト参加者全員が知っていた事もわかった。(薬剤師であるデリシーが参加したのもそのため) それと、関係あるかはわからないが、準決勝までは風見の息子が毎回コンテストに遊びに来ていた事も聞ける。 あとは風見にも話を聞きたいが狩魔に妨害される。そこで狩魔に直接話を聞く事に。 信の推理は、「コンテストで風見と氷堂は協力していた」というもの。準決勝のお菓子はデザインが違うだけで素材も味も同じである事が根拠だ。それを狩魔は意外にもあっさり認める。準決勝までは協力していたが決勝では風見が断ったと。 そして一枚の写真を見せられる。風見と氷堂、そして風見の息子と氷堂の息子が映っている。二人は元々知り合いだったのだ。 しかし信は見抜く、本当は決勝でも協力していた事を。そして何らかの形でその関係が壊れていたのならそれが動機になるのでは? さらに「死体の解剖記録がない」事から信はある事に気づく。死体は警察が回収したと思っていたが、本当は何者かに隠されたのでは? だが狩魔は信の推理を認めない、決着は法廷に持ち越される事に。 201 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 26 13.36 ID RvqGg2o00 後編 そして、現代。 信楽からその後の裁判について聞かされる。結論から言えば…信は敗れてしまった。 狩魔は裁判に勝つためにあらゆる手を使ってきた、そのため決着がつくまで1年もかかった。 信は死体が見つかっていない事を指摘したが、狩魔はニセの解剖記録を用意していた。 そして「緒屋敷を犯人として逮捕する」と脅され、とうとう天海がウソの自白をしてしまった事で信は劣勢に。 だが信は事前に馬堂刑事に頼んで取調べを録音してもらっていた。 それで自白が強要されたものであると指摘。狩魔の不正が暴かれ、彼は当時の検事局長から処罰を受けた。これが狩魔検事にとって唯一の処罰である。 だが、それでも有罪判決は覆らなかった。 信は再審して天海の無実を訴えようとしたが…直後に別の事件に巻き込まれ、志半ばで命を落としてしまった… (逆転裁判1をプレイした人ならおわかりであろう、DL6号事件である) 信楽はあの日一緒に帰らなかった事を後悔していた。 そして狩魔の弟子になった御剣を裏切り者と憎んでいた事を謝罪する。 202 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 31 42.86 ID RvqGg2o00 御剣は検事と弁護士という立場を越えてこの事件の真相を探ると決意。 まず噴水で見つかった死体だが…それは「IS-7号事件」の被害者、氷堂である事を突き止める。18年前に失われていた死体だ。 その後も噴水広場でいろいろ探索。矢張が描いた絵も意外な証拠となる。 信楽の話から、風見と氷堂の息子が事件の頃から行方不明になっている事もわかる。氷堂の息子は警察が見つけ遺品を届けたらしいが、風見の息子はいまだに行方がわかっていないらしい… 緒屋敷は事件の後、天海の親族に追い出され、その後は女優として活動、そうして溜めたお金でやっとこの屋敷を買い戻したという話も聞ける。 203 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 35 04.48 ID RvqGg2o00 後編2 いよいよ緒屋敷に詳しい話を聞いてみる事に。 その結果、実は18年前の事件で氷堂のお菓子が消えたのは溶けたからではなく、彼女が盗んでいた事が発覚。 氷堂=ポール・ホリックの作品を好んでいた天海のために、彼の遺作を保存しておきたかったからと白状する。 そして御剣は指摘する、氷堂の死体はその氷菓子に偽装されていたのだと。光る布を使えばそれが可能だ。 彼女はその事を知らずに盗んでしまった、つまり図らずも死体を隠してしまったのは彼女だったのだ。 この屋敷を買い戻し、冷凍倉庫に保存されていた氷菓子を見てようやくその事に気づいた彼女は今回の計画を思いつき実行した。 「冬の宮殿」で展示されていたのは再現されたものではなく、18年前に作られた本物だったのだ。 御剣は考える、氷菓子に死体が紛れている事は緒屋敷と真犯人しか知らない、氷菓子が公開されるとなれば確実に処分にくるはず。 犯人をおびきよせつつ、証拠となる死体を守る…そのために毒ガスを仕掛けたのだと。 「秋の宮殿」と「冬の宮殿」がよく似てるのも、真犯人が「秋の宮殿」を「冬の宮殿」と間違うように仕向けたから。 すべては真犯人を見つけ、天海の無実を証明するため。 という事は…「IS-7号事件」の真犯人は…風見!? 204 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 08 38 13.53 ID RvqGg2o00 後編3 緒屋敷のためにも「IS-7号事件」を再捜査しようとする御剣だが、水鏡が反対する。 彼女はあくまで当時の判決を重視、今更再捜査など認めないと。 しかし御剣は「検事審査会に報告するなら好きにするといい、ただしこの事件は最後まで捜査する」と徹底的に反抗。 そこへ一命をとりとめ、意識の回復した風見が現れた。 さっそく風見に色々と話を伺う。 彼は実は当時味覚障害になっていて、それを治すために「究極のレシピ」がどうしても必要だった。 しかし風見は菓子は作れるがデザインセンスがない。一方で氷堂は彫刻家なので菓子作りは素人。 そこで二人は手を組んだ、どちらが優勝してもレシピの中身を見せ合う約束で。 さらに、風見は味覚障害なので自分で味見ができない。息子に味見させて味を調整していた事もわかる。 そうして風見と氷堂は協力しあう事で勝ち進んできたが…決勝で氷堂は風見を裏切り、風見の菓子作りに協力しなかった。 その上、決勝には味見役の息子も来なかった、恐らく氷堂の妨害で。 そのため優勝はとても狙えなくなった風見はレシピの中身を写真にとり、情報を盗む事を計画。 だがその現場を氷堂に見られ、ばらされたくなかったら金をよこせと脅された。 それこそが殺害動機だったのだ。 206 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 12 51 23.03 ID RvqGg2o00 しかしここで風見は開き直った。 この国の殺人は15年で時効になる。18年前のこの事件を今更罪には問えない、と。 だが御剣は指摘する。風見は事件の後、菓子作りの修行のため外国に行っていた時期がある。その間は時効が停止すると。 風見が外国に行っていたのはちょうど3年…18-3は15… だが、風見は御剣をあざ笑う。そう、彼はこれも計算に入れていた。 事件は12月、そして今は4月。つまり正確には事件は18年と数ヶ月前。ちょうど3年では…まだ足りない!! しかし…もう一つ手はあった。天海は裁判で「共犯者」として有罪になっている。共犯者の裁判中も時効が停止する。 天海の裁判は決着まで1年かかっている。それも差し引く事で…風見の時効は成立していないと証明。 ついに風見は逮捕された。 207 :逆転検事2 第3話「受け継がれし逆転」:2013/10/21(月) 12 55 05.30 ID RvqGg2o00 こうして「IS-7号事件」はついに解決した。 同時に毒ガスの件で緒屋敷も逮捕されたが、彼女は事件を解決してくれた事を御剣に感謝する。 その後御剣たちは天海に報告をするため留置所へ。天海も御剣たちに感謝し、「今度は私がツカサを待つ番だ」と。 信楽はこれから天海の冤罪を晴らすつもりのようだ。けど天海の冤罪が証明されたら風見を捕まえられないのでは?という美雲の言葉に信楽は「法のムジュン」という言葉を残した。 そして最後に信楽は御剣に問いかける。「検事として犯罪と戦うのか、弁護士として人を助けるのか、よく考えて欲しい」と。 その言葉にまたも御剣は迷うのであった… 第3話 おわり 208 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 12 58 22.96 ID RvqGg2o00 前編 とうとう検事審査会への出頭を命じられた御剣。糸鋸は心配でたまらない様子。 そこに武藤瞳子(むとう とうこ)という看護師が御剣を尋ねてきた。彼に会わせたい人物がいると。 武藤が連れてきたのは包帯をあちこちに巻いた少女。彼女は記憶喪失になっているらしい。 ここに連れてきたのは少女が御剣の名刺を持っていたからだ。他に何か身元がわかるものはないだろうか? すると、なんと彼女は「ヤタガラスのバッジ」を持っていた! まさかこの少女は…美雲!? 記憶喪失の影響で彼女はすっかり性格が変わってしまい、かなりおどおどした態度に。 なんとか彼女の記憶を戻してやりたい御剣。 美雲の所持品から、彼女が「ビッグタワー」にいた事がわかり、そこで手がかりを探す事に。 その屋上でいろいろ探索していると美雲が「赤いレインコートの人物」と出会い、その後突き落とされたと思い出す。 しかしビッグタワーは50階、その屋上から落とされて生きていられるはずがないのだが… そこに突然警官が現れる。なんとこのビッグタワー内で殺人事件が起きたと言うのだ。 しかも被害者の名前が…「みくも」!? 209 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 01 53.64 ID RvqGg2o00 前編2 事件の現場へ急行した御剣たち。 現場は50階にある「検事審査会」の審議室。こんな所にあったとは。 現場には武藤とその祖母、伊丹乙女(いたみ おとめ)の姿が。伊丹が死体の検死をしているのだ。 さらに、御剣とは旧知である検事、狩魔冥(かるま めい)までも現場に現れる。何故彼女まで? 検死が終わった所で御剣たちも死体を確認。被害者は女性、しかし美雲ではない。 どういうわけか被害者は美雲の「約束ノート」を持っていた。このため名前を「みくも」だと思われたのだ。 約束ノートは前作の事件のあと、証拠品として警察が保管していたはずだが、いつの間にやら失われていたらしい。 捜査を続けようした所で、水鏡と弓彦が登場。 二人は被害者の正体を知っていた。被害者は「籠目つばさ(かごめ つばさ)」。弁護士であり、審査会のメンバーでもあった。 そして、美雲を容疑者として逮捕すると言い出した! 210 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 09 55.07 ID RvqGg2o00 当然御剣は納得しない、その根拠を問う事に。 そこで水鏡は被害者が持っていた手紙を出した。 それは被害者と美雲が協力して審議室から何かを盗み出そうとしていた事を匂わせる内容だった。 そしてその関係が破綻し殺害に至ったと。 しかし御剣はそれが真犯人の偽装である可能性を示す。 と、そこに現れた一人の男。名前は「一柳万才(いちやなぎ ばんさい)」。 一柳弓彦の父であり、元検事局長、そして今は審査会の会長である。 万才は「早期解決のため」と言って、美雲の逮捕を強引に進める。 御剣は反対するが、万才に逆らえば検事バッジを失ってしまう。 だが御剣は…「目の前の真実を見逃すのが検事の宿命なら、検事の肩書きに未練はない!」と、自ら検事バッジを返上してしまった!! それにショックを受けた美雲はその場を走り去ってしまい、御剣は一人で追いかけていった。 211 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 13 22.13 ID RvqGg2o00 中編 検事局にある自分の部屋に戻ってみたが美雲の姿はない。 どこに行ったのか…と困っていた所に現れたのは信楽。 検事審査会で起きた事件はニュースになっており、気になって駆けつけたとの事。 御剣は信楽に事情を話すと、まずは美雲の記憶喪失の原因を探ってみようとのアドバイス。 二人はビッグタワーの屋上に行き、捜査をしていると…そこに隠れていた美雲と遭遇。 美雲自身は「記憶はないけど、多分自分が殺してしまった」と思っており、その記憶が戻れば御剣の検事バッジも戻ってくるのでは…と考え、思い出すためにここに来ていたのだと言う。 御剣が「無茶は感心しない」とたしなめていると、屋上に備え付けられているテレビから事件のニュースが流れる。 しかし、そのニュースを見て御剣は気づく。検事審査会の審議室は50階にあり、その上が屋上。 なのに画面に映っているビッグタワーには50階と屋上の間にもう一階あるのだ。 このビッグタワーには「隠された51階」が存在するのでは。 屋上を調べてみると、51階への秘密の通路を発見。美雲が落ちたのはここだったのだ。 早速行ってみよう…と思った所で宝月茜(ほうづき あかね)が登場。(科学捜査官を目指している少女。蘇る逆転からの再登場で前作にも出ている) 事件の事を糸鋸から聞いて駆けつけてくれたのだ。 彼女も加えて、一行は51階へ。 212 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 18 41.20 ID RvqGg2o00 中編2 51階はいろんな物が保管されており、まるで倉庫のようになっていた。 しかしよく見ると、その中に過去の事件で使われた証拠品がたくさんある。第1話で見かけた「ツノが片方しかないウシのぬいぐるみ」も… 何故こんな場所に?色々調べてみると、どうやらこれらの証拠品が売り物にされているようだとわかった。 さらに探索を続けていると、突然物陰から現れたのは大沢木ナツミ(おおさわぎ なつみ)!逆転シリーズおなじみの女性カメラマンだ。 彼女からもいろいろ話を聞いてみる。その話の中で速水ミキコが彼女の弟子である事が判明。 彼女の情報から、ここで証拠品や密輸された美術品を売買する闇オークションが開かれている事が明らかに。 ナツミはスクープを狙って、昨日からこの51階に張り込んでいたのだ。 オークション会場はこの51階にあるリフトで行ける下の階、ナツミはリフトと床の隙間からこっそり覗いていた。 そこで彼女はオークションのマスターの姿も見ていた!と言っても顔は仮面のせいでわからなかったが… だが彼女の証言から、被害者の籠目がマスターと同じ格好をしていた事がわかる。では籠目がマスター? 213 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 22 34.92 ID RvqGg2o00 さらにナツミから重要な証言。この51階でマスターと何者かが何かを話した後、突然叫び声が聞こえた。ナツミは物陰に隠れてそれを聞いていた。つまり殺害の瞬間に居合わせたのだ。 この少し後にナツミがこっそり撮った写真も入手。 その写真には…赤いレインコートの人物が写っていた!後姿なので何者かはわからないが、恐らくは犯人だろう。 しかし…ナツミはこの後被害者の死体を見ていない。どこに隠されたのだろうか? ここで茜の出番。彼女の科学捜査で血液の反応を調べてもらう。 その結果、倉庫内にあった衣装箱から反応が。犯人はここに死体を隠したのだ。 214 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 25 43.23 ID RvqGg2o00 倉庫内の捜査が終わった所で、今度はリフトに乗って下の階へ。 降り立った場所は…検事審査会の審議室!?ではここがオークション会場!? 当然、捜査をしていた弓彦や冥に見つかってしまう。 そこで冥が闇オークションを追っていた事がわかり、冥にここまで得た情報から導き出された推理を話す。 ナツミの「事件後もオークションは続いていた」という証言から籠目はマスターではなく客だったという結論が出る。 しかしそこで水鏡と万才が登場。美雲を捕らえようとする。 もちろん御剣は反論。赤いレインコートの人物を新たな容疑者とするが…調査の結果、この赤いレインコートの人物は被害者、籠目である事が判明。御剣の推理が外れてしまった。 さらにここで美雲の記憶が少し戻り…その赤いレインコートの人物が美雲の目の前で倒れていたと言う。 美雲自身が自らを犯人だと認めてしまった。 美雲は逮捕され、御剣も美雲の逃亡を助けたとして逮捕されてしまう… 215 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 30 10.46 ID RvqGg2o00 後編 留置所に入れられてしまった御剣。 そこに糸鋸が面会に来た、と聞かされ面会室に行くと…そこで待っていたのは水鏡だった。御剣に会うため糸鋸の名前で呼んだのだ。 彼女は問う。何故審議会に逆らうのか、勝ち目なんてないのに、と。 それに対して御剣も語る。「昔の自分ならこんな無茶はしなかった。昔は自分の正義を信じていたが、「ある男」によってそれを打ち崩され…それ以来他人を見る目が変わった。糸鋸や美雲、その他捜査員、彼らに支えられているのだ」と… それを水鏡は「大変興味深かった」と言い去っていく。 留置所の監房に戻る御剣、そこに今度は美雲を連行する万才が現れる。 御剣は美雲は無実だと訴えるが、美雲自身が自分を信じられないでいた。 そしてそんな御剣の姿をあざ笑う万才…だが御剣は気づく。いくらなんでも不自然すぎる、と。 ここで万才を問い詰め…美雲の逮捕は万才によって仕組まれていた事を確信する。 万才は美雲に濡れ衣を着せようとする真犯人がいるのを承知で逮捕したのだ。 「美雲を犯人にすれば全て丸くおさまる」「僕くらいになると真実なんていくらでも作れる」と言う万才の発言に御剣は激怒する… 216 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 13 34 16.48 ID RvqGg2o00 そしていよいよ、検事審査会による御剣の審議が始まる。 そこでも御剣は美雲の無実を主張。新たな推理を語り始めた。 赤いレインコートの人物を当初は犯人だと思っていたが、被害者であると言うなら…被害者は事件のあとも少しの間生きていて、ちょうど美雲と遭遇した時点で息絶えた。美雲の記憶はその時のものなのだ。 そして、証拠品と状況を照らし合わせて出た新たな事実…検死結果が間違っている!! これは一大事、とすぐさま伊丹と武藤を呼び出す事に。 伊丹達が来るまで少し時間がかかるのでそれまで、別の角度から事件を検証。 闇オークションのマスターは何者なのか? ここで御剣は言う、そもそもこの審議室が闇オークションの会場に使われていたのがおかしい、ここは関係者以外は簡単に入れない。つまり…マスターは関係者なのでは? そしてその疑惑を…万才に向ける!当然万才も反論する。「美雲が犯行を認めている」と。 217 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 17 56 55.50 ID RvqGg2o00 そこでもう一度美雲に話を聞いてみる事に。 美雲は「もっと悪い事してるかもしれない、御剣さんに迷惑をかけたくない」と言うが、御剣は「君は義賊ヤタガラス、殺人など犯すはずがない。自分を信じろ」とあくまで美雲を信じ励ます。 それに応えるかのように…美雲は思い出した。自分の目の前で倒れていた赤いレインコートの人物が…「ウシのぬいぐるみ」を持っていたと! これは今までになかった情報だ!水鏡もこれを新証言として認める。万才は反対するが水鏡が上手く万才を言いくるめる。まるで水鏡が御剣を助けるかのように… 美雲の言うウシのぬいぐるみとは、例の「ツノが片方しかないウシのぬいぐるみ」のこと。 早速調べてみると…実はこのぬいぐるみには録音機能があり、ツノを動かす事で録音した音を再生できる事がわかった。 再生してみると声が聞こえてくる。「隠しきれまい、そのヤケドは」。その後悲鳴が…これは殺害の瞬間だ! ちょうど被害者である籠目も手にヤケドの痕がある、間違いない。 そしてここまで得られた情報からわかった事…犯人はマスターだ! さらにマスターは審議会関係者。審議会会長である万才は一番怪しい。だが…証拠がない。 218 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 00 11.93 ID RvqGg2o00 しかも直後にナツミが「思い出した!」と新証言。「事件後も客の数は変わっていなかった」と。 客である籠目が殺されたなら一人減っていなければおかしいのに…「ただその後オークションハンマーの音が聞こえなくなった」とも。 これでは御剣の推理が成り立たない! 万才はこれで審議を終わりにしようとするが水鏡が食い止める。まだ検死結果の矛盾が残っていると。 またしても水鏡が助けてくれた? と、ここでようやく伊丹と武藤が到着した。 ここで伊丹と武藤に検死結果について聞いてみる事に。 すると伊丹は検死結果を武藤に口頭で伝えていた事がわかった。つまり検死結果を書いたのは武藤である。では…武藤が検死結果を改ざんした? 何故こんな事をしたのか、と聞くが武藤は「言えない」と発言。「言いたくない」ではなく。 そこで御剣はひらめく。武藤は共犯者だったと。 それなら事件後も客の数が減っていない事も説明がつく。武藤が死んだ籠目の服を着て成りすましていたのだ。 ならば武藤は真犯人であるマスターを知っているはず。武藤は否定するが伊丹の説得により、ようやく話し始める。 219 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 05 21.82 ID RvqGg2o00 マスターは籠目に襲われる事を予期していたらしく、返り討ちにするための計画に武藤が呼ばれた。 倉庫に武藤が隠れて、事件の後籠目の服を奪って入れ替わる。オークションは仮面を被るルールがあるので服が同じならまずばれない。死体は衣装箱の中に隠した。なお籠目に赤いレインコートを着せたのは武藤。 これでナツミの証言ともつじつまが合う。また、この事件の少し後、大きな音を聞いて気を失っていたとナツミが発言。 武藤はその後、マスターの指示で衣装箱を落札して倉庫内に戻ってきた所で美雲が倒れていたのを見つけた。屋上から落ちて気絶していたのだ。 屋上に行った被害者が入り口を開けたままにしていて、目の前で倒れた被害者に驚いた美雲はそれに気づかず足を踏み外して落ちたのだろう。ナツミが聞いた音は美雲が落ちた時のものだ。 そしてその後、被害者にマスターの服を着せ、マスターに見せかけたのだ…もちろんマスターの指示で。 武藤の証言はさらに続く。入れ替わるにしても髪型だけはごまかせないので事前にマスターが用意していたカツラを使った。何故かカツラはストレートとウェーブが用意されていた、武藤はストレートのものを使ったが。 220 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 09 56.73 ID RvqGg2o00 こうして武藤は自らの罪を告白した。しかし…かんじんのマスターの正体は本当に知らなかった。マスターは常に仮面で顔を隠していたらしい。 そこに冥が現れる。糸鋸が調べてわかった新情報を伝えに来たのだと言う。 被害者は頭を円筒形の鈍器で殴られていた、と。 これでわかった事、殺害に使われた凶器はオークションハンマーだ。 事件後ハンマーの音が聞こえなくなったのも、ハンマーに被害者の血が付着して、処分しなければいけなくなったからだ。 すぐさまハンマーの捜索が行われる事に。 後編2 ビッグタワー内をくまなく捜索したが…凶器のオークションハンマーは発見されなかった。 これでは情報が足りない…証拠品さえあれば… もはやこれまでか…と思われたその時、なんと水鏡が万才を告発した! 水鏡は「IS-7号事件」の資料を提出する。 この事件で狩魔検事は死体の情報を捏造した。死体が隠されていたから。 だが実は狩魔検事を陥れるために、死体が消えた事を狩魔検事に伝えなかった人物がいた。 その人物=「当時の検事局長」に命令されて伊丹は「IS-7号事件」の偽の解剖記録まで無理やり作らされた。 そうして狩魔検事に唯一の処罰を与えた当時の検事局長… それはまさしく、一柳万才!! (逆転裁判1に狩魔豪が検事局長に処罰を受けるシーンがある。この時の検事局長が実は万才だった) 221 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 13 19.60 ID RvqGg2o00 もちろん万才はしらを切るが…武藤はマスターに「犯行を手伝わないと伊丹が「IS-7号事件」で記録を改ざんした事をばらす」と脅されていたと暴露。 やはりマスターは万才では?しかし顔はわからない…が、ここで武藤から新たな情報。 マスターの仮面は顔が一部だけ露出していて、そこにイレズミがあったと。万才の顔にイレズミなど見当たらないが… さらにわかった新情報。籠目は事件当時手袋をしていた、ならば手のヤケドの痕は見えない。 ならば誰のヤケドが見えていた?それは犯人に他ならない。犯人にもヤケドの痕があった。 ぬいぐるみに録音されていた声、あれは犯人ではなく被害者、籠目の発言だったのだ。 武藤が見たイレズミ…それはイレズミではなくヤケドの痕だったのではないだろうか、と御剣は推理。 つまり犯人=マスターは顔にヤケドの痕がある。 万才はそんなものないと否定するが、ここで弓彦が感づいてしまう。 息子である彼は知っていたのだ、万才の秘密を。 父親が犯罪者である事を認めたくない弓彦は万才をかばおうとするが…それを万才は「役立たず」と冷たい言葉。 しかも弓彦が学校を首席で卒業したのもいろんな賞をとったのも全部万才の圧力によるものであり、それに気づかなかった弓彦は本当に馬鹿だ、とひどい暴言。 信じていたものに裏切られたショックで弓彦はどこかに行ってしまった… 222 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 17 31.94 ID RvqGg2o00 「検事審査会会長としても、父親としても、最低の人間だ」と御剣は怒りを隠さない。 水鏡も「息子を何だと思っているのですか」と言うが、万才は「使い勝手の悪いコマ。君だって僕に近づくために弓彦を利用しただろう」と言い返す。 水鏡はそれを否定はしなかったが、弓彦が彼なりに一生懸命頑張っていた事は認めていた。だからこそ万才の態度が許せない。 ともかく、万才は何らかの方法で顔のヤケドを隠しているはず。 そこで御剣は気づいた。手がかりは…武藤が見たウェーブのカツラ。 あれはカツラではなく万才のつけひげだったのだ。弓彦は万才がつけひげでヤケドの痕を隠している事を知っていたから、誰よりも先に気づいてしまった。 万才のつけひげを取るとアゴの部分にヤケドの痕があり、これが証拠となって万才は籠目殺害の犯人として、とうとう逮捕された。 万才は無事に留置所に収容された。が、彼は「手紙だけは自分の工作ではない」と語っているらしい。 そうして、水鏡から今回の事件の裏事情を聞かされる。 籠目つばさにはかつてジャーナリストの恋人がいた。恋人は闇オークションを追っていたが真実に辿り着く前に殺された。 籠目は万才に復讐するために闇オークションに潜入していたのだ。結果的に返り討ちにあってしまったが… ここで御剣は悟る。水鏡の真の目的は「検事審査会の闇」を暴く事だったのだと。 223 :逆転検事2 第4話「忘却の逆転」:2013/10/21(月) 18 21 08.36 ID RvqGg2o00 語り終えた水鏡はこれから美和マリーの裁判があるからと去っていく。が、去り際に籠目が持っていた「約束ノート」を美雲に返してくれた。 これを受け取った美雲は、亡き父親との約束を思い出し…それがきっかけとなってようやく記憶が完全に戻った。性格も元に戻る。 ここで御剣は気になっていた事を質問する。記憶を失う前に何があったのか? 美雲は何者かに呼び出されてひょうたん湖に向かい、そこで赤いレインコートの人物に薬を嗅がされ眠らされた。 目覚めるとそこはビッグタワー屋上で、そこで赤いレインコートの人(これは籠目)が倒れているのを見つけ、驚いた拍子に51階の倉庫に落ちてしまった…とのこと。 美雲を襲った「赤いレインコートの人物」は何者なのだろうか… ここで51階の倉庫にあったトランシーバーが鳴り始めた。 そこから語りかけてきた声は…なんと虎狼死家 左々右エ門!! 虎狼死家は語る。この事件は本当の意味で解決していない。事件を裏から演出した“黒幕”がいると。 被害者が持っていた手紙、あれもおそらく黒幕が用意したのだろう。 御剣はなんとしても真実を暴く決意を固めた。 第4話 おわり 224 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 19 05 10.06 ID RvqGg2o00 前編 ストーリーは4話からの続き。 ビッグタワーを出た御剣はこれから事件の黒幕を探そう、と思っていた所に突然、間宮由美子(まみや ゆみこ)という女性が大慌てで現れた(逆転裁判1第3話より)。 彼女が死体を発見したというのだ。また事件かと御剣は間宮に現場まで案内してもらう。 現場はビッグタワーの裏の空き地。「大怪獣ボルモス」という映画の撮影に使用しているそうだ。 間宮は撮影のスタッフであり、準備のために現場に一番乗りしたら死体を発見したらしい。 現場の一角に国際捜査官、狼士龍(ろう しりゅう)が何やら沈痛な面持ちで立っていた。(前作「逆転検事」からの再登場) その足元には…なんと西鳳民国の大統領が死体になって転がっていた!! しかも大統領の倒れている場所にはまるで怪獣の足跡のようなものが… これを見てナツミはボルモスが出たと興奮する。 彼女はビッグタワー51階の倉庫で張り込みをしていた時、窓の外に怪獣の目らしきものを見たと言う。 自国の大統領を殺されて狼はかなり荒れているが、なんとかなだめて話を聞く事に。 狼の父親はかつて大統領の腹心とも言える人物だった、信頼の証として遺言状まで預かっていたと。 しかし12年前を境に大統領は人が変わったように冷たくなり、狼の父との付き合いもなくなってしまったらしい。 225 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 19 09 33.27 ID RvqGg2o00 ともかく手がかりを求めて死体を調べる。大統領の死体の胸元に黄色いシミのようなものがある。これは何なのだろうか… さらにまわりの状況を調べてみると…スタジオの屋上に置いてある「ボルモスの頭の模型」が地面に落ちた形跡も見つけた。 この模型はかなり重たい。もしや大統領はこの頭につぶされて死んだ? と、ここで映画の主演である子役、相沢詩紋(あいざわ しもん)が現れる。なんとも無愛想な子供である。 彼は昨日スタジオで撮った写真を持っていた。昨日の時点では足跡はない。 ここで狼から一つの手がかりを見せてもらう。それはビッグタワー屋上の監視カメラに映っていた一昨日の映像。 なんとそこには、水鏡と大統領が一緒に映っていた!?生前の大統領に最後に会ったのは水鏡だったのだ。 狼は水鏡が大統領殺害の犯人ではないかと推測する。監視カメラにはその後水鏡が一人で戻ってくる姿が映っているが、大統領は映っていない、恐らく屋上から突き落とされたのだと。 闇オークションの倉庫である51階への隠し通路を使ったのでは、とも思ったがそこに張り込んでいたナツミが大統領を見ていないためその線も消える。 しかし、それは一昨日の夜の話。死体が見つかったのは今日。一日空白がある。死体はいつ現れたのか… 226 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 19 13 28.19 ID RvqGg2o00 と、ここで間宮から新情報。実は昨夜、詩紋がここで一人、練習をしていたと言う。 彼なら何か知っているのでは?早速話を聞こうとしたが…いつの間にか詩紋は姿を消していた。 すぐさま狼は詩紋を探しに飛び出して行く。 一方で御剣は水鏡に話を聞いてみる事に。今なら美和マリーの裁判をしているはず。 御剣と美雲は法廷へと向かうのであった。 前編2 美和マリーの裁判が始まる。 担当弁護士は籠目だったのだが、彼女は死亡してしまったので、代理として信楽が担当する。 担当検事は弓彦だったが、彼はいまだに行方不明。代理として冥が担当する。 さっそく冥は内藤殺害事件の証拠を提出しようとした…が、証拠であるナイフと鈴のついたノミがない!? 証拠を管理していたのは弓彦だ。彼は証拠をどうしたのだろうか? 信楽は裁判の延期を提案、しかし水鏡は却下。証拠がないのなら美和は無罪とし、裁判を終わらせようとする。 何故?美和が犯人である事は水鏡も捜査の現場にいて知っているはずなのに。 ここで冥は一時休廷を申し入れる、その間に証拠を見つけてみせると。 信楽もそれに賛成し、水鏡もそれを認めた事で、裁判は休廷となる。 228 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 16 40.36 ID RvqGg2o00 この裁判を見ていた御剣と美雲も、これには納得いかない。確かに証拠は見つけたのに。 そこに草太とミリカが現れる。裁判を見に来たのだ。 しかし証拠紛失で裁判は休廷。下手したらまた草太が逮捕されるかも? 冥と信楽も困った様子でその場に現れる。見かねた御剣は失われた証拠を探してくる事に。 証拠の在りかは弓彦が知っているはず。まずは弓彦を見つけださねば。 また捕まりたくない、と草太とミリカが手伝ってくれる事に。さっそく二人は弓彦を探しに行く。 御剣と美雲も、弓彦を探しに出発…しようとした所で今度は水鏡と遭遇。 ここで水鏡が大統領と会っていた件について問いかけるが…彼女はその件については黙秘する。 しかし大統領がボルモスの映画の撮影所で死んでいた事を聞いて大きく取り乱す。 ここをきっかけに色々話を聞いてみると…意外な事実が発覚した。 なんと詩紋は水鏡の息子だった!! しかも、その詩紋が何者かに誘拐され、その犯人から美和を無罪にするよう脅迫されていたのだ!! それを聞いた御剣と美雲は詩紋の捜索もする事に。 水鏡は彼らを信じ、なんとか裁判を引き伸ばして時間を稼ぐと。ただそれでも2時間が限度。それまでになんとかしなくては。 229 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 21 36.35 ID RvqGg2o00 ビッグタワー前で詩紋の情報の聞き込みをする御剣たち。 そこで荷星三郎(にぼし さぶろう。逆転裁判1と2に登場した俳優)と出会い、彼から情報が得られる。ロケバスに入るのを見たと。 しかしその後またいなくなってしまい、その先は知らないらしい。 ロケバスを調べると、詩紋が昨夜に練習した時の映像が残っていたので入手。 さらに、ここでひさしぶりに速水が登場。なんと彼女は誘拐の現場を目撃していた。 彼女の情報によると犯人はタクシーに乗っていったらしい。さっそくタクシーの運転手にかけあって、犯人を乗せて行った場所まで乗せてもらう事に。 辿り着いた先は…一柳万才の家!?では誘拐犯は万才?しかし奴は逮捕されたはずだが… ともかく万才の家を探索。ガレージを調べていると…奥の扉から物音が!まさか詩紋が中に? 扉を開けてみるとそこに…縛られた弓彦が転がっていた!! ここが万才の家という事は彼の家でもあるはず。何故自宅で監禁されているのか? ともかく彼を解放し、話を聞いてみる。 230 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 25 03.70 ID RvqGg2o00 どうやら彼は万才の手下によって誘拐されたようだ。つまり誘拐の黒幕は万才。 しかも彼は詩紋と間違われて誘拐されていたのだ。 さらにいろいろ話してみると、弓彦は証拠品を万才に預けていた事がわかった。 どうやら万才の目的は美和を無罪にし、真相をうやむやにする事のようだ。 父親に裏切られた上に誘拐、監禁された事で弓彦の精神は深く傷ついていた。 さすがに放っておけないと感じた御剣は弓彦を励ます。 そして互いに話し合った末に一つの結論が出た。それは「父親とは違う検事になる」という事。 その後弓彦は再びどこかへ走り去ってしまった。 御剣と美雲は詩紋の捜索を再開するためビッグタワー前に戻る。 ここで法廷にいる信楽に連絡。証拠の行方は万才が知っているはずだとの情報を伝えるため。 と、ここでビッグタワーから弓彦が現れる。すぐにどこかへ行ってしまったが… 彼はビッグタワーで何をしていたのだろうか。もしかして51階の倉庫に行っていたのでは? さっそく51階に行って確かめてみると…美和が万才に送った書類を発見。内容は内藤に関する報告だった。さらに「12年前に埋めたものは回収しておいて」という言葉。一体どういうことなのだ? 231 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 28 21.43 ID RvqGg2o00 51階の捜索を終えて屋上に上がると、ここで虎狼死家が登場。彼からもいくつかの情報が得られる。 まず、大統領暗殺の依頼は無効になった事。というのも依頼人がウソをついていたらしく、これを重大な裏切り行為と見た虎狼死家は依頼を破棄し、依頼人を探しているのだ。 そしてその依頼人は御剣が探している人物と同一人物であろう、と。 さらにもう一つ、とんでもない情報。了賢が刑務所を脱獄したのだ。 虎狼死家との会話を終え、ビッグタワー前まで戻ってきた所で「連絡があるかもしれないから」と預かっていた水鏡の携帯に着信が。 電話に出てみると…その相手は御剣が探している「赤いレインコートの人物」だと名乗る。 その人物は「籠目を万才に殺させたのは俺」「万才を捕まえてほしくて美雲を襲った。美雲が疑われれば御剣が捜査してくれると思って」「詩紋を誘拐したのは俺」などと話す。 しかもその人物は御剣たちの行動に関してやたら詳しかった。どういう事だ? 調べてみると…美雲の持っていた「ヤタガラスのバッジ」に盗聴器が仕掛けられていた。襲われた時に仕込んだのだろう。 この後、再びビッグタワー前で捜査。速水が無線を傍受したものを録音したテープを入手。 草太とミリカも現れたので弓彦が見つかった事を報告。この後彼らはサーカスの公演があるらしい。 232 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 34 11.65 ID RvqGg2o00 そして、単独で捜査を続けていた糸鋸とも出会う。 御剣は検事としてではなく友人として、糸鋸に協力してほしいと頭を下げた。 糸鋸もそれを引き受け、まずはここまでわかった情報を提供。 美雲は「赤いレインコートの人物」に睡眠薬で眠らされた後、ビッグタワーの屋上まで運ばれている。 つまり監視カメラにその時の様子が映っていると思い、映像をチェックしたが…映っていなかったとのこと。 どうやって美雲を屋上まで運んだのだろう? そして詩紋の誘拐に関しても、いくつか情報が集まり…ついに詩紋の居場所について見当がついた! もう時間がない、詩紋の捜索は糸鋸と美雲に任せ、御剣は法廷へと向かっていった。 法廷には万才が呼び出されていた、証拠のありかを聞き出すため。しかし万才はあくまでしらを切る。 ここで御剣はビッグタワー51階で見つけた書類を提出、万才と美和のつながりを証明する。 だがそれでも万才はしらを切り、水鏡に「最後の手段」をちらつかせて脅す。 つまり言外に「誘拐した詩紋を抹殺する」と言っているのだ。 (万才は、部下に誘拐させたのが詩紋ではなく弓彦だということを知らない。水鏡も同様) 233 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 37 55.65 ID RvqGg2o00 と、ここで法廷に弓彦が到着した。なんと新しい証拠を持ってきたと言うのだ。 さらに美雲と糸鋸から連絡が入る。ついに詩紋を発見、無事保護したとの事。 これでようやく水鏡も本気を出せる。裁判はここからが本番だ。 弓彦が持ってきた証拠とは何なのだろうか?それは…なくなったナイフとノミ。見つかったのか!?と思いきや、それは見つからなかった、と。 弓彦は今朝万才が証拠を捨てに行っていた事を思い出し、さっきまでゴミ処理場で探していたのだが…一人ではとても探しきれず、見つかったのは新聞紙に包まれていた鈴だけ。ノミについていた鈴だ。 「必死でゴミあさりをした結果がこれとは期待を裏切らないね」と弓彦の努力をあざ笑う万才。 だが諦めるのはまだ早い。持ってきた証拠品を調べてみる。 残念ながら鈴だけでは証拠にはならない…だが鈴を包んでいた新聞紙に指の跡が! さっそく鑑識に調べてもらうが…これは手袋の跡、指紋は出てこない。 234 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/21(月) 22 41 15.70 ID RvqGg2o00 だが、ここで弓彦は気づいた!この指跡についているニオイ…同じニオイが万才の家のガレージにもある! 御剣も同じ事に気づき、さらに付け加える。この指跡は万才が使っている手袋の跡だと。 万才は「そんな手袋どこででも買える、証拠にはならない」と言うが、御剣は万才の手袋にしかない特徴が新聞紙の指跡にもあると指摘。 いよいよ焦り始める万才。法廷で証拠隠滅が証明された以上、もう万才は逃げられない。 「僕がいなくて生きていけると思ってるのか」と弓彦を責めるが、弓彦は「もう大丈夫さ。御剣検事が俺に道を示してくれた。俺はもう親父の背中を追いかける子供じゃない。今までありがとう…さようなら」と万才と決別。 ついに自ら万才に引導を渡したのであった… ノミとナイフは改めて捜索される事に。ゴミ処理場を探せばきっと見つかるだろう。 ナイフが見つかれば、美和の有罪も証明できる。計画の失敗に取り乱した美和はうっかり万才との繋がりも口走った。やはり美和と万才はグルだったのだ。 これにて裁判は無事終了…と思ったその時、狼が乱入! 彼は大統領殺害の容疑者として水鏡、そして詩紋を疑っているのだ。 この時、詩紋を連れた美雲と糸鋸も到着。 彼らを交えて、改めて現場検証をする事に… 236 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 09 17 09.18 ID ZKeEhYKL0 中編 再び現場である撮影現場に戻ってきた一同。 まず水鏡が一昨日大統領と会ったのは何故なのか? 相変わらず水鏡はこの件に関して黙秘を貫く。 ここで御剣が出したのは詩紋が昨夜この場所で練習していた時の映像。 この映像には怪獣の足跡も映っている。昨夜の時点でもう足跡は存在したのだ。 さらに狼は映像に映っているキグルミの背中のチャックが開いてる事を指摘。 つまりこの時何者かが中に入っていたのだ。 狼はここで水鏡と詩紋が共犯だったのでは?と推理する。大統領を屋上から突き落とした後、このキグルミの中に死体を隠していたのだと。 だが御剣は死体の状況とキグルミの中の汚れ方から、それはありえないと反論。 ではキグルミの中に入っていたのは誰だ?状況から考えると…それは万才だ! 美和からの報告書にあった「12年前に埋めたものは回収しておいて」という言葉から、万才はこの場所で何かを掘り出したのだと推理。 怪獣の足跡の正体は万才が何かを掘り出した跡だったのだ。掘り出している途中で詩紋が現れたのでキグルミの中に隠れたと。 237 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 09 21 12.22 ID ZKeEhYKL0 ここで鑑識から大統領の解剖結果が届いた。大統領の死因は「圧死」。右手から硝煙反応も出たらしい。 圧死ということは、やはりボルモスの頭につぶされたのでは? では何故ボルモスの頭は落ちたのか? 実は詩紋は練習の際にストーブを消し忘れてボヤを起こしていた事が判明。 ボルモスの頭を支えていた台が燃えて崩れた。そのためにボルモスの頭は落ちたのだ! 詩紋が水鏡と電話をするため一度現場を離れ、戻ってきた時に落ちていたボルモスの頭とその横で倒れて死んでいた大統領を見たのだと言う。 さらに水鏡の情報から、大統領の胸についていた黄色いシミは「シシユリ」という花の花粉である事がわかった。 一昨日タワー屋上で大統領と会った時に渡したものだろう、と。 詩紋が死体を発見した時、死体の上にぺしゃんこにつぶれていた花束を見つけていた。 花束も一緒につぶされたために大量の花粉がついていたのだ。 詩紋は水鏡がこの花を持って出かけるのを見ていたため、母親が疑われると思い花束は捨てていた。 238 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 09 27 34.54 ID ZKeEhYKL0 で、結局大統領を殺した犯人は?やはり詩紋が落としたボルモスの頭で死んだのか? しかしここで御剣は別の可能性を指摘する。それはキグルミの中に隠れていた万才。 ここで狼は12年前にあった事件「SS-5号事件」を思い出す。もしかして何か関係が? こうなったら美雲の「ぬすみちゃん」で再現してみよう…と言いたいが、捜査資料がない。機密扱いで閲覧できないのだ。 狼自身も当時の新聞で報道されていた事くらいしか知らない。 それでもいいからまずは話を聞いてみる事に。 「SS-5号事件」…それは12年前に起きた「大統領誘拐事件」だ。 誘拐された大統領は身代金と引き換えに無事救出された。 その後、狼の父親が捜査した結果「美和マリー」が容疑者として逮捕されたが…裁判で無罪になってしまった。 狼の父は身も心もボロボロになって警察の仕事から身を引いたという… さすがにこれだけの情報では再現はできない…と思っていた所に、裁判の後始末を終えた信楽と冥が到着。 冥が「SS-5号事件」の捜査資料を持ってきてくれた。しかし機密扱いの資料をどうやって? 実はこの捜査資料が閲覧できなかったのは万才の圧力のせい。この事件の担当検事は万才だった。 だが先の裁判で万才は失脚、おかげでようやくこの資料が手に入った、というわけだ。 これで「ぬすみちゃん」で再現ができる。 239 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 09 30 52.70 ID ZKeEhYKL0 捜査資料によると、現在ビッグタワーが建っている場所は12年前は児童養護施設が建っていた。 大統領はその場所で誘拐された、そして当時その施設の所長が美和だった。 はたしてそこにどんな関係が…「ぬすみちゃん」で再現し、検証。 まず、この誘拐事件を目撃していたカメラマンが現場で殺されている。その恋人が籠目つばさであった事がわかる。 さらに、万才は誘拐犯の仲間だった事も判明。 そして…現場には殺されたカメラマン以外の血痕も存在していた。これは誰の血痕だろう。 現場には当時施設にいた少年が火事を起こしていた形跡もあった。という事は…その少年は事件を目撃しているのでは? 捜査中に狼は思い出す、かつて父がこの事件を捜査した時に見つけた証拠品の事を。部下に命じてそれを取り寄せてもらった。 それは火事を起こした少年が描いた絵。そこには大統領と…了賢の姿が!? なお、これを描いた少年は数日後に行方不明になっている。まさか事件を目撃したせいで… 240 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 10 02 30.23 ID ZKeEhYKL0 狼の父が保管していた証拠品はもう一つあった。それは…何かのツノのようなもの。 どうやらこれは例の「ツノが片方しかないウシのぬいぐるみ」の失われたもう一つのツノであるようだ。 このぬいぐるみには録音機能がついている。もう一つのツノには別の音声が記録されているかも。 さっそく試して見る事に。 するとそこには…「相沢アミ」という女性が大統領に向けたメッセージが入っていた。 そして明かされる衝撃の事実…相沢詩紋は相沢アミと大統領の間に産まれた子だと! 詩紋は大統領の隠し子だったのだ!! 相沢アミは水鏡の従姉妹であり、彼女が亡くなったため、その子供である詩紋を養子として引き取ったのだと言う。養子である事自体は詩紋も知っている。 彼女が一昨日大統領と会った理由はアミの死と詩紋の事を知らせるためだった。黙秘していたのは、詩紋と大統領の関係を秘密にしていたかったから。 さらにダメ押しとばかりに、西鳳民国から送られてきた大統領の遺言状。そこには詩紋を実の息子として認めると書かれている。 もはや間違いない…詩紋は大統領の息子だ。 241 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 10 48 03.75 ID ZKeEhYKL0 訂正。 「ウシのぬいぐるみのツノ」を保管していたのは狼の父ではなく警察局でした。 少年が起こした火事の証拠品と保管されていました。 242 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 10 51 29.43 ID ZKeEhYKL0 中編2 御剣は推理の結果、一つの結論に達した。 「SS-5号事件」は大統領誘拐事件ではなかった…詩紋に会うために施設を訪れた大統領はそこで了賢に暗殺されていたのだ!! 誘拐事件、としたのは目撃したカメラマンがわずかに証拠を残していたため、辻妻あわせのための偽装工作だ。 了賢に暗殺の依頼をした「主犯」は大統領の影武者。本物を殺して入れ替わっていたのだ。その影武者に協力していたのが万才と美和。 (ちなみに犯行動機は「自分だって大統領と同じ事ができる」という嫉妬心。ようは内藤が外城を殺したのとほぼ同じ理由。ある意味似たもの主従だった) その後、本物の大統領の死体は埋められていた。ということは、昨夜万才が掘り出したのはその死体!? 鑑識に調べてもらい、土の中に死体が埋まっていた事が確認された。さらに万才の家から白骨死体を発見、それは間違いなく大統領のものだと。 やはり本物の大統領は12年前に死亡していたのだ… そして狼は気づいた。狼の父はあの絵を持っていたのだから、大統領がすでに死亡している事に気づいたのだろうと。 しかし、それをあの時公表していれば西鳳民国は支えを失い混乱していただろう。 だから狼の父は死ぬまでこの事実を隠し続けていた。 その結果、狼家が没落するとしても。 243 ::逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 10 54 13.49 ID ZKeEhYKL0 ここで話を聞きつけて現れたのは…了賢! 了賢が脱獄したのはある人物を探すためだと言う。 しかもその人物は御剣たちが探している「黒幕」と同じ人物だろうと。 了賢の話によると、大統領を暗殺した後、口封じのため影武者、万才、美和たちは了賢を殺そうとしていたらしい。 しかしそれを知った一人の少年が了賢を逃がし、わざと火事を起こして足跡を消したのだ。 さらに言うとこの少年と了賢が出会ったのはこれが最初ではない。 最初に出会ったのは18年前の冬。了賢は偶然、車に閉じ込められていた二人の少年を見つけた。あまりの寒さでドアが凍り付いて出られなかったのだ。了賢が見つけなければ凍死していただろう。 了賢は二人を助け近くの児童養護施設に預けた。そして後で知ったがこの時凍死しかけたショックで二人は記憶の一部をなくしてしまったらしい。 ここで御剣は気づく。これは「IS-7号事件」が起きたのと同じ日だと。確かあの事件で氷堂の息子と風見の息子が行方不明になっている。 了賢が見つけた二人の少年こそがその息子たちだったのだ。 244 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 10 58 28.45 ID ZKeEhYKL0 そしてその後も了賢と少年は手紙でやりとりしていたのだが、最近になってそれが止まった。 それが気になって脱獄してきたのだ。 (ちなみにここで了賢が美和を脅迫していた件の真相がわかる。了賢はかつて美和が関わった大統領暗殺の事で脅していた。ようは美和の自業自得) 了賢の手紙といえば「通信チェス」。確かその相手は内藤だった。ここで内藤の遺品を調べてみると…実は内藤は「IS-7号事件」の被害者、氷堂の息子であったと判明する。 ということは内藤が黒幕?いや、彼はもう死亡している、犯人ではありえない。 だが、了賢の話からさらに新事実。了賢と内藤の間に何者かが入っている。その人物こそが黒幕! 恐らくその人物は風見の息子だと推理。一体誰なのか? ここで御剣は思い出す、確か内藤には幼馴染がいた。 そう…確か彼はサーカスの団員であった。 サーカスが所有しているバルーン(気球)で空を飛べば、エレベーターを使わずに美雲をタワー屋上まで運ぶ事もできる。 ナツミが見た怪獣の目のようなものはバルーンの模様だったのだ。 「猿代草太」。 彼こそが黒幕だ! 黒幕の正体を突き止めた所で再び了賢はどこかに消えてしまう。 父親を殺した実行犯である了賢に詩紋は怒りを見せている… 245 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 14 31 24.60 ID ZKeEhYKL0 後編 タチミ・サーカスのサーカス小屋へとやってきた御剣たちはもさっそく草太とミリカのもとへ。 ミリカの証言から、バルーンを管理していたのは草太である事がわかる。 草太は疑うなんてひどいですと泣き付くが、もう御剣は騙されない。 そんな御剣の態度に…ついに草太が本性を現す。今までの弱気な態度から一転、不敵な態度に。 まず草太にぶつけるのは詩紋の誘拐について。 美雲に呼ばれ参上した茜の助けを借りて、それらしき痕跡を発見する…が、決定的な証拠にはならない。 次は了賢と内藤の手紙のやり取りの間に入っていた件。草太の部屋に手紙が残っていれば証拠になる。ところが…草太は手紙を全て処分してしまっていた。証拠は隠滅された後だった… と、思いきやここでミリカが発言。なんと今朝内藤からの手紙が届いたと言う。そんな馬鹿な、彼はもう死んでいるのに!? 手紙を確かめてみると、中身は通信チェスの続き。そして消印は内藤が殺される前日。つまり手紙は遅れて届いていた。サーカスは居場所を転々としているので手紙が遅れて届くのはよくある事なのだそうだ。 思わぬ形で内藤に足を引っ張られた事を毒づく草太。内藤は友達ではなかったのか?そこで草太は内藤に対する恨みを語る。 246 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 14 34 30.86 ID ZKeEhYKL0 18年前に行われたお菓子コンテスト、その決勝戦に向かう途中で内藤に捕らえられ、父親のもとに行けなかった(内藤自身は父親=氷堂に命令され仕方なくやっていた)。 あげくに車の中に閉じ込められて凍死しかけた。了賢が通りかからなければ本当に死んでいただろう。 そして後にわかった。あの事件で草太の父は内藤の父に殺されたと。内藤は草太の父親殺しに協力したのだと。 だが…草太は勘違いしている事を御剣は指摘する。あの事件で死んだのは内藤の父、氷堂。草太は犯人である風見の息子なのだと。 記憶を一部失っていた草太はあの日殺された氷堂が自分の父親だと思い込んでいたのだ。 内藤のせいで父親を失ったと思っていた草太は、その恨みを晴らすために「美和に殺されるように」こっそり誘導工作していた。 なのにそれが勘違いだと知って草太は激しく動揺する。 247 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 14 40 06.69 ID ZKeEhYKL0 これで草太は自分が了賢の通信チェスの相手、そして一連の事件の黒幕である事を認める。 草太は12年前大統領の暗殺を目撃した。かつての恩人である了賢は逃がしたが、そのせいで暗殺を目撃した事がばれ、美和にひどい尋問を受け続けた。怖くなって施設を抜け出したが万才が追っ手を放った。 頼れる大人もいなかった草太は各地を転々と逃げ回る生活を送っていた。サーカスに入ったのもそれが理由だ。 検事局のトップ万才、刑務所所長になった美和、そして偽者とはいえ一国の大統領…これらを敵にまわしては、草太はまともな生活は送れなかったのだ。唯一、恩人である了賢だけが彼の心の支えとなっていた。 御剣は警察の力を頼ろうとは思わなかったのかと言うが、万才がいる以上どんな証拠もにぎりつぶされて終わりだ、事実今日の美和の裁判がそうなる所だったと草太は反論する。 詩紋を誘拐したのは証拠に関係なく強引に有罪にするためだと御剣は推理。しかし草太は誘拐についてはあくまで認めない。 犯行の動機は復讐だということはわかった。だが草太は「殺してはいない、籠目と万才に手紙で互いの秘密を教えた、後は彼らが勝手に殺しあっただけだ」と言い張る。 もっとも、第2話で逮捕されたのはさすがに計算外だったが、御剣のおかげで助かったと嫌味を言う。 248 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 14 52 15.85 ID ZKeEhYKL0 なんとか草太を殺人教唆と証明できないだろうか?彼が「殺した」と直接言った事は…あった。 それは一度御剣に電話をかけてきた時だ。そしてあの時…速水が無線を傍受して録音していた! それが証拠になるはずだ!! と、思いきや…肝心のそのセリフが録音されていない!? 実はあの盗聴器はリモコンで電源をオンオフ切り替えられる代物で、傍受されてると感づいた草太はあの時電源を切っていたのだ。 どこまでも狡猾な草太…結局速水のテープはムダだったのか?いや、そんな事はない。ここで御剣は一昨日の録音データを確認する。 ちょうど草太が気絶した美雲をバルーンでビッグタワー屋上に運んでいる時である。何か手がかりは録音されていないか? と思ったその時、銃声が聞こえた!この銃声は何なのだろうか? そういえばあの時、屋上には水鏡と大統領(偽)がいたはずだ。そして大統領の死体には硝煙反応があった。 大統領に見つかって発砲されたに違いない!水鏡は「そういえばあの時、大統領は何かに気づいて先に自分を帰らせた」と証言する。 そしてバルーンのカゴに弾痕も発見された、これは間違いない! 249 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 15 04 40.88 ID ZKeEhYKL0 だが何故大統領は発砲してきたのか?草太いわく、大統領は水鏡を殺すつもりだったらしい。 詩紋の存在を知っている水鏡から偽者である事がばれるのを恐れたのだ。 ところがそこに偶然草太が現れた。殺害を見られてはまずいと、いったん水鏡を帰らせた。 この時点では水鏡は偽者だと気づいていなかったから、殺すのは後回しでもいいと判断したのだ。 そうして、乱入した草太の抹殺を優先したのだろう、と。 草太は大統領に発砲された事自体は認めたものの、その後は逃げたと証言。 しかしそれはウソだ、美雲を屋上に置いていったのだから逃げたはずはない。 では発砲した後大統領はどうしたのか? 監視カメラには映っていない以上エレベーターは使っていない。 51階にいたナツミが大統領を見ていないから倉庫に行ったわけでもない。 ならどうやって大統領は屋上から出たのか? 草太のバルーンに乗って降りたのだ!それ以外に方法はない!だが当然草太は否定。 詩紋の情報をエサに説得したのでは、と御剣は言うが発砲してきてる相手に説得なんて無理だと論破される。 250 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 15 08 09.06 ID ZKeEhYKL0 ここで信楽からアドバイス。偽大統領がバルーンに乗ったか否かではない、乗ったとしたらどんな状況だったのかと考えては? それはまさしく「発想の逆転」。生前の信も使っていたやり方だ。 そして御剣はひらめいた。発砲された草太は自衛のため、とっさにバルーンでの体当たりを敢行したと推理。バルーンは浮くとはいっても実際の重量は何百キロとある。それにつぶされて大統領は死んだのだ。 死体なら大統領本人にバルーンに乗る気があろうとなかろうと関係ない。そうして大統領の死体をカゴに入れて運んだ。 何故わざわざ死体を運んだか?この日はビッグタワーで籠目が殺される事件が起きるとわかっていたため、大統領の死体まで見つかってはそっちの計画に狂いが生じると思ったからだ。 草太は「死亡推定時刻」が合わないと反論するが、御剣は冷凍倉庫に死体を保管して死亡推定時刻をずらしたと推理。草太の父、風見が氷堂の死体を氷菓子に隠したのと同じ手を使うとは皮肉だ。 もちろん、いつまでも冷凍倉庫に死体を隠しておくわけにもいかない。だから昨夜、倉庫から死体を出しタワーに移そうかと思った時、偶然詩紋がボヤを起こしボルモスの頭が落ちたのを目撃、これにつぶされて死んだ事にしようとあの撮影所に死体を置いていったのだ。 251 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 15 13 01.68 ID ZKeEhYKL0 草太はこれでもしらを切るが、調査に行っていた糸鋸が到着。タチミ・サーカスが冷凍倉庫を借りている事の確認がとれたという。 ミリカは冷凍倉庫を管理してるのは草太だと証言し、草太は追い込まれる…が、草太はまだ食い下がる。 俺が大統領を殺したという決定的な証拠はない、と。 しかし御剣は証拠ならあると断言。それは大統領の胸についていたシシユリの花粉。 花束が一緒につぶされていたのだから、バルーンにも花粉がついているはずだと。 草太はそんなものついてないと強気だが相手は粉末、目に見えるとは限らない。 茜に調べてもらった結果、花粉が残っている事が判明。間違いなく大統領の胸についていたものと同じものだと。 もう間違いない。大統領を殺したのは草太だ!ついに決定的な証拠をおさえられた草太は叫んだ。 「俺は悪くない!悪いのは全部偽大統領や万才たちだ!誰も助けてくれなかった、警察も信用できなかった!だから他の奴らを利用した!それの何が悪いんだよ!」 だがその叫びはむなしく響く… 252 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 15 16 41.61 ID ZKeEhYKL0 ついに草太の犯行を証明したところで虎狼死家が出現。 大統領が偽者であった事をわざと伝えなかった事、虎狼死家までも騙し操ろうとした事、それはまさしく虎狼死家の嫌う「信頼関係の裏切り」である。その罪を償ってもらうと。 今まさに草太の命が虎狼死家に奪われようとしたその時… 今度は了賢が乱入、虎狼死家を食い止めた!? 了賢は互いに命を救いあった草太に、いつの間にか情が移っていたのだ。 草太には刑務所できちんと罰を受けさせる。同業のよしみで勘弁してやってくれ、と。 ここで了賢と殺りあうだけのメリットはないと感じた虎狼死家は今回は退いてくれる事に。 了賢は御剣に感謝する、草太にはお灸をすえる必要があった、それを代わりにやってくれたのだ、と。 用件の済んだ了賢はまた刑務所へ戻ろうとするが、そこで詩紋が呼び止める。 そう、彼にとって了賢は実の父を殺した仇なのだ。 ここで了賢はナイフを詩紋に貸し、これで拙僧の喉を一突きしてみせろと言い出した。 しかし…詩紋は断った。復讐して楽になるのは自分だけ。母がその何倍も苦しんでしまう。 了賢は絶対に許さないけど、罰を与えるのは自分ではない。そのために母や御剣たちがいるのだ、と。 その後、了賢は去っていく。草太に「刑務所こそが拙僧たちの家」と言い残して。 254 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 19 40 05.41 ID ZKeEhYKL0 エンディング こうして多くの人を巻き込んだ一連の事件は終わりを告げた。 そして、御剣は決断した。「私はやはり検事として生きていく」と。 信楽が理由を尋ねると、御剣はかつて信楽が言った言葉を再び持ち出した。 「検事として犯罪と戦うのか、弁護士として人を助けるのか」 御剣の出した答えは「検事として人を助ける」事だった。 猿代草太…元をたどれば彼は被害者。親を失い孤独だった。司法に助けを求める事も出来ず、復讐に手を染めるしかなかった。 御剣は彼のような人間を助けたいと思ったのだ。 彼が法に頼る事が出来ていれば今回の事件は起きなかった。法を悪用する万才の存在が彼を追い詰めてしまった。 法は使う人次第で人を守る事も、人を傷つける事もできる。それもまた「法のムジュン」である。 法のムジュンを正せるのは法に携わる者だけ…猿代草太を救えるのは弁護士ではない。法の番人の検事だと。 御剣は法のムジュンと向き合う事に決めたのだ。 もちろん大変な事だ、だが誰かがやらねばならない事である。 信楽は「君ならできるよ、信さんの息子だもの」と励ました。 そうして、御剣は水鏡から正式に検事バッジを返してもらった。これで御剣検事、復活である。 255 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 19 43 30.87 ID ZKeEhYKL0 御剣は水鏡にも感謝する。水鏡は審査会の中から審査会の腐敗を正そうとした。 そういう戦いもあるのだと気づかされた。水鏡のおかげで法のムジュンと戦うという新たな道を見つけたのだと。 水鏡も「あなたならきっと法を成長させてくれる」と期待してくれている。 また、「美和の裁判ではふがいない所を見せてしまった。次は完璧に裁判官の職務を全うしてみせる」と。 しかし御剣は「私の知る“最高の裁判官”はとても人間味にあふれた人だ。完璧である事だけが正しい事ではない」と語る。(明言はされないが、おそらく逆転裁判シリーズおなじみの裁判長の事) そういう裁判官のあり方もあるのかと、水鏡は感謝。 完璧でなくても少しずつ成長していきたい。互いに成長してまた会いましょう、その時を楽しみにしていると。 一度は検事でなくなった御剣だが、再び検事になって帰って来た。 新たな道を歩むために。そして真実に辿り着くために。それがどんなに困難でも。 この歩みを止めようとする者には容赦しない。それがどんな相手でもこう叫んでみせる。 「異議あり!!」 256 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 19 47 08.57 ID ZKeEhYKL0 その後 速水&ナツミ 相変わらずスクープを追い続けている。 虎狼死家 左々右エ門 次の仕事が入るまで、しばらくはおとなしくしているつもりのようだ。 折中 懲りずに脱獄のチャンスをうかがっている。 山野 美和の共犯だったため刑期が延びた。 ミリカ 草太の事は残念だったが、これからも頑張る、と。 了賢 これからは草太もいる、退屈はしなさそうだ。 天海&緒屋敷 緒屋敷の面会にやってきた天海。緒屋敷のために毎日会いに来ると。 デリシー 今度はお菓子を使った薬を開発しようかと考えている。 矢張 彼女にふられてしまったようだが、全く懲りていない。 信楽&馬堂 「IS-7号事件」の裁判のため、馬堂が証言してくれる事に信楽は感謝。 武藤&伊丹 記録改ざんの件は脅されていた事が証明され、軽い罪ですみそうだと。 茜 これからまたすぐにアメリカに戻らなければいけなくて大変らしい。 257 :逆転検事2 第5話「大いなる逆転」:2013/10/22(火) 19 51 36.08 ID ZKeEhYKL0 冥 父親が偉大である程、子供の使命は重い。弓彦の生き方はこれから試されるだろうと語る。 狼 西鳳民国は俺と部下たちで復興させてみせると意気込む。 弓彦 もっと勉強して親父を見返す、御剣にだって負けないくらいになるぞ、と。 荷星&間宮 事件の記事で話題を呼び、ボルモスの映画は大盛況だったらしい。 水鏡&詩紋 詩紋は父親のためにシシユリを一輪飾りたいと。ならばもう2輪、私とアミの分も必要ねと水鏡は言う。 御剣、美雲、糸鋸 糸鋸は今回の活躍で御剣に給料を上げてもらった(おそらくシリーズ初) 美雲は真実を盗み出すチームを作りたいと言うが、それならもうある、自分たちならどんな事件も解決できるッスと糸鋸が言う。 御剣は弁護士の父とは違う道を選んだが、辿り着く先はどちらも同じ“真実”だと考えている。 仲間と一緒なら迷いなく歩む事ができるだろう… 逆転検事2 おわり 258 :ゲーム好き名無しさん:2013/10/22(火) 20 03 38.14 ID ZKeEhYKL0 これで逆転検事2のストーリーは終わりです。 今作のストーリーは本当に長いです。これでもいくらか省略しています。 字数制限とさるさんにかなり悩まされましたが… なんとか最後まで書けてよかったです。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 余談。 第5話開始直後の捜査パートで特定の場所を二回調べると成歩堂と真宵が出てきます。 ストーリーには一切関わらずセリフもありませんが。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4367.html
本項では『逆転裁判』と移植版『逆転裁判 蘇る逆転』について記述します。 逆転裁判 概要 主要キャラクター 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 逆転裁判 蘇る逆転 概要(DS) 評価点(DS) 賛否両論点(DS) 問題点(DS) 総評(DS) その他の移植 余談 その後の展開 逆転裁判 【ぎゃくてんさいばん】 ジャンル 法廷バトル 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売・開発元 カプコン 発売日 2001年10月12日 定価 5,040円 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 廉価版 Best Price! 2002年10月18日/3,129円 配信【WiiU】 バーチャルコンソール 2015年11月4日/702円 判定 良作 ポイント アドベンチャーゲーム史上有数のヒットシリーズムジュンを指摘し無罪を勝ち取る法廷バトル濃すぎるキャラやギャグ満載のテキストも魅力 逆転裁判シリーズ 概要 弁護士「成歩堂龍一(なるほどう りゅういち)」となって、殺人容疑をかけられた被告人の無実を証明し、事件の裏に隠された真実を暴いていくアドベンチャーゲーム。 「法廷バトル」というジャンル名のとおり、それまでのアドベンチャーゲームにはあまりなかった「対決」の要素を取り入れて独特のゲームシステムを築き上げた。 主要キャラクター + ... 成歩堂龍一(なるほどう りゅういち) 本シリーズの主人公で、トンガリ頭の弁護士。人呼んで「ナルホドくん」。 とはいえ作中では綾里千尋・真宵姉妹、『2』以降に登場する綾里春美以外には呼ばれていなかったりする。更に続編の『5』には弟子の希月心音に「ナルホドさん」と呼ばれているが。 「最後まで依頼人の無実を信じる」をモットーに、どんな絶望的な状況にも立ち向かう熱い青年。 周りが揃いも揃って変人揃いなため、ツッコミに回ることが多いがたまにボケも行う。時折おっちょこちょいな一面や、真犯人に対して皮肉たっぷりな一面も。 弁護士という文系の職業のためか、機械や理系の話題には疎い。 綾里真宵(あやさと まよい) ヒロインもとい助手の少女。自称「成歩堂法律事務所影の所長」。霊媒師見習いだが、とあるシーンにおいて職業を尋ねられた際は「事務所の副所長」と名乗っていた。 天真爛漫な明るい性格で、ラーメンと特撮ヒーロー『大江戸戦士トノサマン』が大好き。成歩堂との会話はもはや夫婦漫才の域。 探偵パートや法廷パートでは時折ヒントでプレイヤーをサポートしてくれる。また、『3』を除いて被告人として法廷に立っている。 綾里春美(あやさと はるみ) 『2』から登場した真宵の従妹。真宵とは実の姉妹のように仲が良い。 年齢の割に言動が落ち着いているが、端々で年齢相応の無邪気さや天真爛漫さを見せる。 成歩堂を「真宵の運命の人」と思い込んでおり、(強引に)くっつけようとしたり成歩堂が他の女性と仲良くしているのを見るとビンタをお見舞いしたりしている(無論理由は存在する)。 真宵と同じく強い霊力を持ち、霊媒もできる。サイコロック解除も彼女がキーとなって可能となる。さらに真宵の不在時には彼女が千尋を霊媒してサポートしてくれることもある。 御剣怜侍(みつるぎ れいじ) 親友であり、法廷ではライバルとなる天才検事。熱血な成歩堂と対照的にクールでスタイリッシュな青年。 最初期こそは冷酷かつ嫌味な人物として描かれているが、とあるエピソードを境に成歩堂との過去が判明、親友ポジションが板に付く。 『2』以降は初期の頃の冷酷さがほとんど無くなり「真実を追究する」姿勢に変化。また、天然ボケやヒーロー好き(*2)などの一面も見せる。とはいえ法廷で成歩堂にヒントを与えたりするようなことはせず(*3)、ライバルであり強敵であることに揺るぎは無い。 後にスピンオフとして『逆転検事』では主役を務めることとなる。 綾里千尋(あやさと ちひろ) 成歩堂の上司であり、弁護士の師匠。真宵の姉でもある。 「発想の逆転」「ピンチのときこそふてぶてしく笑え」等、法廷でのテクニックを伝授してくれる。 師匠ポジションでありながら、序盤で事件に巻き込まれて殺害されてしまう。その後は真宵の身体を借りて登場、成歩堂のピンチを助けてくれる。 『3』過去編では若き日の千尋を操作するパートも。 矢張 政志(やはり まさし) 成歩堂と御剣の幼馴染で、記念すべき成歩堂の初の依頼人。職業はフリーター→警備員→絵本作家見習い。 軽い性格の女好き。だがあまりナンパの成果は上がっておらず、付き合っても長続きしない。「もう女なんて信じねぇ!」とのことだが、真宵は別らしい。 小学生の頃から「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」と言われるほどのトラブルメーカー。そもそも成歩堂の初弁護も彼が女性関係のトラブルに巻き込まれたのが一因である。一方で巻き込まれた事件において重要な証言や証拠を残す等、事件解決に活躍することも多い。 糸鋸圭介(いとのこぎり けいすけ) 捜査課の刑事で、成歩堂が弁護を依頼される事件では大抵捜査担当として顔を合わせる。通称「イトノコ刑事」で、探偵パートは現場で彼の話を聞くことから始まるパターンが大半。 刑事の割にはそそっかしいところが多く、証拠を見落としたりしては法廷で成歩堂にやり込められている。反面、近しい人間が事件に巻き込まれて窮地に陥った時には自身のクビも覚悟で成歩堂に協力するなど人間味溢れる人物。 また、成歩堂とは逆で機械に強く、機械絡みのことは彼に相談することで活路が開けることがある。 『逆転検事』シリーズでも御剣の部下として登場する。 裁判長(サイバンチョ) 呼んで字の如く裁判長、立派な白髭を蓄えた老人。本名は成歩堂曰く名刺が達筆過ぎて読めないとのこと。 その場の状況に流されやすく、頼りない一面もあるが、なんだかんだで毎回正しい判決を下してくれる愛すべき爺さん。 孫煩悩だったり無駄に趣味が多彩だったりと、コミカルな面が多い。緊迫した法廷におけるある種の癒し系キャラ。 ちなみに無印(DS版以降の移植をすべて含めて)のみ「サイバンカン」表記。『3』には弟の「サイバンカン」が登場する。 サイバンチョ「ウ」が無いのは文字数制限のためだが、どうしてわざわざ文字数制限に引っかかる名前に変更されたかは謎。文字数制限が解消されてからもサイバンチョ表記で統一されており、逆転裁判シリーズの裁判長という固有名詞として定着している。 亜内武文(あうち たけふみ) 妙に甲高い声が特徴のベテラン検事。良く言えば自信満々、悪く言えば自信過剰な言動が目立つ。 『1』~『3』までの全ての作品で第1話の相手検事を務めており、ゲームを始めたばかりのプレイヤー(と成歩堂)に嚙ませ犬アグレッサーとして法廷パートのイロハを叩き込んでくれる。 『大逆転裁判』シリーズでも彼の先祖が第1話の相手検事として登場する。 特徴 2つのゲームパートで構成されている。 1つは現場を調査して情報を集めていく「探偵パート」で、もう1つは法廷で被告人の無罪を証明していく「法廷パート」である。 探偵パート ストーリーを読み進めるとともに犯行現場などに足を運んで怪しい箇所を調べたり関係者への聞き込みを行ったり証拠品を「つきつけ」(見せ)たりすることで情報を集めていく。 普通のコマンド選択型のアドベンチャーと同じシステムでほぼ総あたりで調べなくてはならないが、ストーリーとは無関係の箇所にもコミカルな掛け合いや小ネタが仕込まれている。 法廷パートや後半のエピソードへの伏線が張られていることもあるので、メッセージをしっかり読んでおくことが重要である。 なお、全ての情報や証拠が揃わない限り法廷パートには進まないため、証拠を集め損ねて法廷パートで詰むという事態はまず起こらない。逆に、法廷パートに進まないということはどこかに見落としている証拠や情報があるということでもある。 法廷パート このパートではまず、検察側が被告人の有罪を裏づけるために複数の証人を証言台に上げていく。証言は基本的に被告人への嫌疑の理由を証明するものであり、プレイヤーはこの証言への「尋問」を通じて矛盾を指摘していく。 プレイヤーの主な武器は証言の詳細を求める「ゆさぶる」と、証言と証拠品の矛盾を指摘する「つきつける」の2つ。特に「ゆさぶる」は新たな情報を引き出したり発言を訂正させたりするなど事件の突破口になるため、初めはすべての証言を「ゆさぶる」のが基本だが、「ゆさぶる」箇所を間違えると発言が元に戻ったりペナルティ(ダメージ)を食らったりすることもある。また、状況によっては証拠品を出すかどうかを選択させられるが、「あえて証拠品を出さない」ことが必要な場合もある。 尋問が一巡するとパートナーが話しかけてくる。このときの会話に「ゆさぶる」「つきつける」ポイントのヒントが隠されているので、分からないときは尋問を一巡させるのも一つの手である。 証言の矛盾を指摘するとストーリーが進行する。 このとき、裁判官や検察側から発せられた質問などにも選択肢での回答や証拠品の提示が必要となる場合がある。 法廷パートでは選択肢を間違えたり間違った証拠品をつきつけたりするとペナルティを受けポイント(最大5ポイント)が減っていき、すべて無くなるとゲームオーバーになる。ポイントは法廷パートをクリアすれば全回復する。 法廷パートにはポイントを回復する機会がなく、証拠品も後半のシナリオではかなりの数になるので、法廷パートでの総当りは現実的とはいえない。 第1話はシステム周りに慣れるためのチュートリアルとして法廷パートのみで構成されている。 チュートリアルとしての役目を持つ1話では基本的に真犯人はオープニングの映像で明かされている。2話以降でも犯人候補となり得る人物が極めて少ない為、犯人当ては容易と言っていい。 「誰が犯人か」ではなく「どうやって犯行を遂行したか」を暴き、立証することが目的となるのも推理要素のある作品としては特徴と言える。 ゲーム販売時より未来の設定(*4)であり、現実の裁判とは少々違う部分がある。 例を挙げると「殺人事件が発覚して容疑者が逮捕されてから1、2日後には裁判が始まり、そこから数日で必ず判決が出る」という現実から見れば異常な速度で裁かれる制度である。 現実のように何年も裁判を続けていてはゲームとして成り立たないための作劇の都合のようなもので、作中でもこの制度には問題があると認識されているが成歩堂(プレイヤー)はこのルールで戦っていくことになる。また短期間で決着を付ける関係で後から(下手をすると審議をしている最中に)とんでもない新事実が明らかになることも珍しくないため弁護側や被告だけではなく検察側にも牙を向くことがある。 最長で3回の法廷審議で必ず判決が出され、判決の直後にそれを否定する新事実が発見されても決して判決は覆らない。そして期限が終了しても「有罪か無罪かどちらとも判断ができない」場合は有罪という「疑わしきは検察側の利益」という恐ろしい制度である。この制度は作中世界でも「粗が多いので改良すべき」とされているが、逆に言えば改良すべきだが撤廃までは望まれていないということである。弁護側を主人公として成立させるための「ゲーム上の都合」と割り切ってプレイヤーは遊ぶべきだろう。 評価点 シナリオ 依頼人はいずれも殺人の罪を着せられ、有罪証拠も揃った絶体絶命の大ピンチ。 開始当初はプレイヤーから見ても依頼人が犯人としか思えないような場合もある。しかし、そんな崖っぷちの状況は捜査を進めるうちに二転三転していく。意外な証拠によって徐々に窮地を脱し、最後は暴かれた真実をもとに真犯人を告発し、一気に追い詰めてゆく。 本シリーズの魅力は痛快で爽快な展開にあるが、中には一抹の寂しさや悲しさを残したまま終わる「単純なハッピーエンドではない話」も用意されている。 + シナリオについての補足(※軽いネタバレを含みます) 成歩堂が弁護する依頼人は実際には殺人を犯していない。これは本シリーズの大前提である。 現実の裁判ではなかなかこのような構図にはならず、無罪になる確率がとてつもなく低いこともあって、有罪判決を前提として「いかに量刑を減らすか」という法廷戦略になることも多い(*5)。 しかし、成歩堂はあくまでも「依頼人は無実である」と信じて戦う。依頼人が無罪ということは検察の立証には必ず穴があり、証人は「真実」を語っていない。言いがかりでも何でもいいから食い下がり、どんな小さな矛盾も見逃してはならない。そこに逆転の突破口がある。 最初は針の穴のような小さな嘘や間違いだったとしても、それを取り繕おうとする度により大きな矛盾が発生し、誤魔化しが効かなくなってくる。やがてその波は真犯人の手により覆い隠されていたヴェールを剥ぎ取り、最後には一つだけの真実を曝け出すことになる。 主人公は最後まで被告人を信じ、真犯人を熱く真っ直ぐ、時には冷ややかに追い詰めていく。この主人公の一途な姿勢からくる「熱さ」が本作の隠れた魅力となっている。また、冤罪事件に立ち向かうというプレイヤーに意欲も非常に沸かせてくれる。 裁判、法廷という一見すると難しく思えてしまう題材であるが、専門的知識を必要とせず気軽にプレイすることが出来る。 たまに何かしらの専門的知識や専門用語が出ることがあるが、法廷内に知らない者がいるため仕方なく説明される、という展開になる。裁判に関する内容だと新米の成歩堂やパートナーの真宵がよく分からず、デジカメや車のマフラーといったやや専門的な物は年輩者の裁判長が知識に乏しい等、自然な形に割り振られている。 法廷再現の面白さ 上記のように実際の日本の法律と異なる部分は多いものの、法廷の基本的な部分は変わらない。 証人や被告の矛盾を発見して、嘘を見抜き、真実へ到達し、被告を無罪に導くという内容は、当時としてはかなり斬新な推理ゲームであり、法廷劇シミュレーションとしても楽しめる。 オカルトと推理の融合 通常、推理物(特に現実の現代を舞台にした作品)ではリアリティの観点からオカルト要素を核心的な要素に絡めることはタブーとされている、本作ではそのタブーを真っ向から否定しており、霊媒と言う要素を推理要素の一環として絡めることでオリジナリティを作り出している、 矛盾を突っ込まれてショックを受けたときの表情やリアクションも派手で個性的なものばかり。このオーバーリアクションが相手をやっつける快感にも結びついている。 特に真犯人を追い詰めた時のリアクションは、「ブレイクモーション」と呼ばれそれまでのリアクションをさらに肥大化したものとなっている。この真犯人のブレイクモーションもこのシリーズにおける見どころの一つである。 また、本シリーズのシナリオは各話の内容が独立したオムニバス形式になっているが、シナリオの中には細かな伏線が張られており、最終話まで進めることで1つのストーリーが浮かび上がる構成になっている。 元々『1』の時点で続編の構成は無かったが、最終的には初代から『3』までが1つの大きなストーリーになるという壮大なものになった。 笑いの要素に溢れたテキスト 登場人物は見た目だけでなく中身も個性派ばかり。証拠品の突きつけに失敗したときは証人・裁判官・検事・果てはパートナーからも軽妙な突っ込みを浴びせられる。 掛け合いは種類が豊富で、時にはそれぞれが息の合った連携を見せることも。ゲームクリア後はわざと間違えて失敗時のメッセージを確かめたくなるほどである。 このユーモアあるテキストのおかげで殺人事件などだと重くなるシナリオが軽く読めるメリットでもある。 探偵パートも小ネタの宝庫で、事件の背景や人物・世界観についての小ネタも気が利いていて面白い。 特に「脚立とハシゴ」をめぐるやり取りは、後にシリーズ恒例のネタとなった。 脚立を調べた際に「脚立」と呼ぶか「ハシゴ」と呼ぶかで意見が分かれる。たったそれだけの話なのだが何故かスタッフに受けたようで、以降のシリーズでも必ずどこかに脚立が置かれ、調べることで必ず議論されることになる。 BGM・SE BGMはハード音源の関係もあってやや地味に感じられるが、1つ1つが状況によく合っており、無音状態も含め場面ごとのメリハリをつけるのに一役買っている。 中でも真犯人を追い詰めるときに流れるBGM「追求」シリーズは人気が高い。 証言中のBGMも矛盾を指摘するなどして話を進めていくと徐々にテンポが上がっていく。これにより証人の焦りをわかりやすく表している。 SEも効果的に使われている。論理でダメージを与えたときの斬撃音は「法廷バトル」という本シリーズのコンセプトを象徴するものと言っても過言ではないだろう。 本作の代名詞と言えるSEが、尋問で証拠品を突きつけたときに発せられる「異議あり!」の音声である。 本作における音声はほぼこれだけであるが、弁護人(*6)と検事には全員ボイスが用意されている。画面に表示される吹き出しと赤い文字もあってインパクト抜群。 声は全てプロの声優ではなくカプコン社員が担当。主人公の成歩堂はディレクターの巧舟氏、御剣はキャラデザイナーとグラフィックの岩元辰郎氏が演じている。巧氏の声はハマリ役とファンからの評価が高い。 以降ナンバリングでは『4』まで、シリーズ全体としては『検事2』まで継続するが、各種PVや『5』以降の作品ではボイス付きの台詞の分量が増加したこともありプロの声優が採用されている。 賛否両論点 キャラクター シリーズ最初の事件の犯人が「名前からして犯人そのもの(*7)」であったり、人騒がせな証言を繰り返す証人の名前が「大沢木(おおさわぎ)ナツミ」であったりと名前からして遊んでおり、言葉遊びのネーミングはシリーズの特徴の1つとなっている(このような個性的な名前になったのは「名前を聞くだけでどんな人なのかが一発で覚えられるようにしたから」だそうだ)。 同時に、個性がやたら強い人物が多いため、殺人事件の裁判という状況でありながらギャグ的なノリを挟まれる点も含めて好みは分かれるところではある。このキャラクターの強すぎる個性は、シリーズを重ねる毎にさらに強くなっていく。 話によっては真犯人でなくとも犯罪行為(窃盗や暴行など)を取る人物や、法廷でわざと虚偽の証言をする人物、裁判官や検事のアウトに近い会話や仕事しろと言わんばかりの怠慢も見受けられる。 単なるギャグ、あるいは事情があるとはいえ、それらの行いを許容できるかはプレイヤー次第となる。 これらは主人公のナルホドも例外ではなく、時には証拠品を窃盗まがいの方法で入手して証拠として提出することもある。 問題点 システム 証拠品は1画面に1種類までしか表示できないので、数多くの証拠品を扱うようになる後半のシナリオでは検索・閲覧が面倒になる。 DS版では下画面の存在により改善されている。HD版も解像度の進化によって、大きく表示されている証拠品の下に、それ以外の証拠品が10個まで表示されるよう改善された。 法廷パートで矛盾を指摘するときは基本的に、特定の証拠品を特定の順序でつきつけなければ正解と見なされない。 裁判のルールとしては正しいのだが、ときどき別の証拠品でも説明できるのに正解にならなかったり、こちらが一足飛びで正解に気づいてしまったりすることがあり、「なぜこの証拠品ではダメなんだ!」と詰まったり、先に気づいたのになかなか正解を示せなくてイラついたりする場面がある。 探偵パートでは離れた場所に一発で移動することができない。例えば廊下を渡った先にある部屋へ行きたければきちんと廊下を挟む必要がある。経由する必要がある場所は全てきっちり通らなければ移動できない。 ストーリー進行のうえで有効利用(*8)してはいるのだが、少々不便である。 またこの仕様のため、移動出来る場所が追加されたことが告知されてもその場からは直接行けないことがあり、何処を経由すれば行けるのかがわかりづらいことも。 一度クリアするまで既読スキップ・早送りができない。初めて読む場合はまだいいのだが、ゲームオーバーになってやり直すときは戻し作業に時間がかかり、わずらわしく感じてしまう。 こちらもDS版では改善されている。 バックログ機能がない。尋問では何度も読み返せるが、それ以外の場面ではボタン連打などで飛ばしてしまうと読み返すことができない。 メッセージの送り速度も変更できないので、読む速度が速い人ほど陥りやすい。 プレイに間が空くと話の内容を忘れてしまうこともあり、その際にここまでのあらすじを確認できないのはきつい。カンニング防止策とも言えるが、後述するようにシナリオが長期化していく次作以降は特に難易度上昇の原因の一端となっている。 シナリオ トリックや場面設定に荒唐無稽なところや致命的な欠陥があるエピソードが存在する。この他にも「冷静に考えるとスッキリしない点」がいくつかある。 + その一例(ネタバレを含みます) よく例として挙げられるのが、「霊媒」などのオカルト要素。ただし、本シリーズに登場する「霊媒」はあくまでも世界観の1つに過ぎない。シナリオを担当した巧舟氏も「霊媒が実在する世界で成立するミステリーを描いた」と述べている。 一見チートに見える要素だが、第4話ではそれを逆手に取った弱点を用意することで、霊媒一辺倒にならないよう配慮されている。 シリーズ全体を通じて、ゲームとして成立させる(ツッコミどころを持たせる)ためか、警察の捜査が杜撰な場面が散見される。 明確な現場の矛盾点に気付かず放置することや、証拠品の重要な部分を調べないまま証拠能力なしとして主人公に引き渡すなど。さらに捜査済みの現場に、重要な遺留品が普通に落ちていることも。 科学捜査についてもエピソードで行われる・行われないの差がまちまち。 特に取沙汰されるのは「硝煙反応(*9)を調べない」という点で、第4話は硝煙反応の調査で状況が大きく変化ないし解決するのではということが指摘されている。 あくまでエピソードに登場する設定以外の科学的描写や警察の捜査以外は存在しない設定と割り切って読んだ方がよいだろう。 警察の杜撰さは作中でギャグとしても表現されており、劇中では(特にメインで登場する糸鋸が)ほぼ無能の扱いをされてちょくちょく減給されている。スタッフも『4』当時に法務省へ取材に行った際に「警察はこんな杜撰な捜査はしない」とツッコまれたという。 作中の裁判制度の影響で、事件発生後即時に容疑者を逮捕しその2日後から裁判開始、捜査を裁判とほぼ同時進行で行うという体制になっており、これが捜査の杜撰さに繋がっていて作中世界の法曹界における社会問題の1つとなっているような描写も見受けられる(*10)。 これらの指摘に対してか、『検事2』では(主役が検事と刑事の側なので事情が異なるものの)硝煙反応を調査し重要な証拠として扱う展開などが描かれている。 第1話では、アメリカで合わせた時計の時刻が帰国後も直されておらず、日本とアメリカの時差が決定的な証拠になる。 しかし事件が起こった時期のアメリカでは、実際にはサマータイムによる時間のズレがあるため、辻褄が合わなくなってしまう。 これはただ時期が悪かっただけなので、アニメでは日付けのみ直された。 成歩堂が弁護士を目指すきっかけになった「学級裁判」。 小学生のとき、同じクラスの御剣の給食費が盗まれ学級裁判が行われたが、体育を休んだ成歩堂が問答無用で犯人扱いされてしまう。このとき無実なのに犯人として責められる孤独を感じたことと、自分を庇ってくれた御剣と矢張に救われたこと、それが成歩堂が弁護士を目指すきっかけとなった。 このエピソードは序盤から終盤まで断片的に展開していき、最後は感涙ものである。…しかし最終的にあきらかになるのは、給食費を盗んだのは矢張という事実。盗んだ理由も「ついなんとなく」でしかない上に、それでいて成歩堂と御剣とは何食わぬ顔で親友として付き合っており、小学生とはいえあんまりである。矢張は「アホだけどなんだかんだ憎めないし良い奴」といったポジションのキャラであるが、最後の最後で一気に印象が悪くなってしまう。 本人も一応後ろめたいという自覚はあったらしく(*11)、学級裁判の話題になると反応が渋くなりがちであり、最終的に最終話の無罪判決の祝いのついでで返却はしている。が、15年も前のことなので時効だと法的な裁きは受けておらず、直接の謝罪はないばかりか本件をきっかけに弁護士になった成歩堂を茶化す始末で、これを見過ごせるかどうかは評価が分かれるところ。当の被害者である御剣本人は軽く流してしまっているのだが…。 ファンブックでのスタッフの対談でも「あのオチはあんまりだ」とツッコまれており、公式にも酷い内容だと認識はされているようである。 実写映画版でもこの顛末はほぼそのままで、被害者も別人に設定された上に返還の描写もないためますます悪質化している。さすがにアニメでは納得のいく理由付けが追加されており(*12)、悪印象を持つようなこともなくなった。 最終話で登場する「DL6号事件」のシチュエーション。 大地震によって裁判所が停電、これによってエレベーターが停止して御剣信・怜侍の親子と法廷係官の灰根が閉じ込められ、そのまま酸欠状態となってパニックを起こした灰根が信に襲い掛かり、復旧後に外部の者が入ってきたときには気絶した怜侍と灰根、そして信の銃殺された死体があった……という流れ。 エレベーター自体が埋まったのなら別だが、幾ら機密性が高いとはいえ、現実ではエレベーターが停電で停止したところで窒息状態に陥ることはあり得ない。仮にこれを作中のエレベーターでは窒息するものとみなしても、このエレベーターには扉にガラスの窓があり、これを割れば解決するという問題がある(実際、事件の中で穴が開いている)。そして、灰根はそのガラスを割る手段になり得る拳銃を持ち合わせており、脱出できる、あるいは酸欠を回避できる可能性は十分にあった(*13)。 これに関してはファンからの指摘があまりに多かったとのことで、実写映画版では全く違うシチュエーションに変更され、アニメ版では扉のガラスの窓がなくなっている。 15年前の「DL6号事件」の判決について 15年前に行われたDL6号事件の判決で灰根は無罪となったが、無罪判決となった理由については、御剣が「証拠不十分のため(=そもそも犯人ではない)」と言うシーンと、「心神喪失状態であったため(=犯人ではあるが、責任能力がない)」と言うシーンがあり(*14)、矛盾していてどちらが正しいのかハッキリしない。 前者であれば、灰根が心神喪失状態を装い続ける理由が無くなってしまう。後者であれば、犯人が分からないため警察が霊媒を使った話や、御剣の「どう考えてたって、犯人はあいつしかいない(=犯人が確定していない)」という台詞と矛盾してしまう。 一応、真犯人が「被害者も完璧に欺いてやった」と話はしたが。 15年前に当時9歳だった子供の犯罪を大真面目に裁判にかけようとする法曹関係者たちというのもよくよく考えるとかなりおかしい。 本人が罪を認めているのが大きいのだが、犯人が9歳ではそもそも刑法41条があるので起訴にならない、作中での本人の証言に従う限り第38条であっさり無罪になる、故意とも過失とも言えないかもしれないし、過失致死にしても時効は3年(*15)なので、「作中世界に刑法41条がない(*16)」「過失致死の時効が長い」などかなり無理のある設定が重ならないとそもそも裁判にかけられていること自体がおかしな話になる。 作中の証言通りに事件が成立したと仮定しても、どう考えても一番責任が重いのは、警察官でもないのに証拠品だからと実弾の入った拳銃を裁判所内で持ち歩いていた人物である。証拠品の扱いが雑なのはこのシリーズではお馴染みのことになっていくのだが…… そもそもの世界観の根底である「序審法廷制度」自体が冷静に考えるとまず可決しない。 大量の犯罪に対応すべく、犯行から数日の内に犯人の有罪と無罪だけを決める裁判を行う(有罪だった場合は、量刑を決める高裁に送られる)という仕組みなのだが、たった数日しか行われないので十分な捜査も審理も行われず、裁判官の心証だけで有罪無罪が決まってしまうなど、かなり強引。探偵パートと法廷パートを両立させるために必要な設定とはいえ、あまりに杜撰すぎる。 他にも現行犯ですらない、単に現場に居合わせただけの人間を逮捕状もなし(*17)に拘束できてしまう描写もある。こんな制度がまかり通る未来の日本の司法制度はどうなっているのか、という方向でツッコミが入ることも。 『1』は1話がチュートリアル扱いで短い裁判パートしかなく、2話も最初ということもあって簡単な作りになっており、シリーズ全体で見るとややボリューム不足。 そのためかDS移植版では『1』のみ完全新作のシナリオが追加された。詳細は後述の『蘇る逆転』で。 総評 絶体絶命の土壇場から始まり何度も窮地に追い込まれながらも、最終的に大逆転を収めるというシナリオと自然と笑いが生じるようなユーモア溢れるテキストでまとめられたシンプルな「法廷バトル」は「裁判」というもともとのテーマが持っていた取っつきにくさを解消し、誰でも接しやすい作品にしている。 また、個性豊かなキャラクターたちは見た目も言動も印象に残りやすく、それぞれが数多くのファンを生んだ。 アドベンチャーゲームとしてはごく普通の作りだが、シナリオ・キャラクター・演出などが渾然一体となった完成度の高い作品であり、それまで比較的ニッチなジャンルであった推理ゲームにライトユーザーを取り込んだ功績は計り知れない。 逆転裁判 蘇る逆転 【ぎゃくてんさいばん よみがえるぎゃくてん】 対応機種 ニンテンドーDS メディア 512MbitDSカード 発売日 2005年9月15日 定価 5,040円 レーティング CERO 12歳以上対象 廉価版 Best Price!2006年6月15日/3,129円NEW Best Price! 20002008年4月17日/2,100円 判定 良作 ポイント 追加エピソードを含む移植 概要(DS) 『1』のDS移植版。DSに合わせたUIの変更や誤字の修正の他、追加エピソードとして「蘇る逆転」が追加されている。以降の初代の移植は全て本作を基準としている。 英語版が同時収録。独特のネーミングやテキストは単なる直訳ではなくしっかり英語風にアレンジされており、日本語版と見比べてみるのも面白い。 シリーズ恒例の「異議あり!」等の吹き出しは、GBAの作品では画面3分の1ほどの大きさで縦書きだったが、本作以降は英語版と合わせるため画面全体を覆い尽くす大きさで横書きに変更となった。 『1』の裁判所の背景は簡素だったのだが、本作では『2』以降の書き込みの細かい物に変更された。 追加エピソード「蘇る逆転」 本編の第4話をクリア後に解放される追加エピソード。『1』と『2』の間の、失踪するまでの御剣関連を補完している。 DSのハードの機能を活かしたタッチ操作やマイクに息を吹きかけることによる「カガク捜査」や、3Dモデルの証拠品の捜査、暗証番号の入力、映像の矛盾を指摘するなどの新要素が多く盛り込まれている。 内容は(探偵パート+法廷パート×2)が3セット、手早く解いても数時間はかかるというシリーズ最長のボリュームとなっている。 このエピソードで真宵の代わりに成歩堂の助手をつとめた宝月茜(ほうづき あかね)は本作以降でも準レギュラーと化し、本来のヒロインである真宵を差し置いて『逆転検事』シリーズや『4』以降にも登場している(*18)。 他にこのエピソードのためだけにもかかわらず(後に再登場した者もいるが)、数多くの新キャラが追加されている。立ち絵やアニメーションのパターンも豊富で、真犯人の迫真のブレイクモーションや、とある人物がことある毎に差し出す弁当のパターン数は必見である。 また本作が完結編である『3』よりも後に発売されたこともあって、「蘇る逆転」は『2』に登場する須々木マコの写真や『3』に登場するフランス料理店「吐麗美庵」のチラシといった後続作品の小ネタが多く登場する(*19)。 『2』の問題点項目で記述されている通り、「蘇る逆転」では御剣がどのような心境の変化を経て『2』直前に失踪し己の検事価値観を改めるに至ったかの補完的な説明がなされており、実質的な『2』前日譚とも言える。 キャラクターデザインは『4』を担当する塗和也氏に交代しており、新キャラも何人か『4』に登場する者もいる。「カガク捜査」が『4』でも続投しているという事もあり、『4』の布石的な役割もあった模様である。 評価点(DS) 移植前の内容は一部の誤植等の修正を除き、ほぼそのままなので原作の評価点はそのまま引き継がれている。 UI変更による多くの仕様の改善 証拠品ファイルがサムネイル画像によるリスト化をされるようになり、一つずつページ送りして探さなければならない原作よりも非常に扱いやすくなった。この利便性向上はPVでもアピールされていたほど。 『2』以降標準搭載となった既読箇所の早送り機能が搭載された。 コンバータ機能に対応しており、GBA版をDSに挿したままプレイするとクリアした話を引き継ぐことができる(DSi以降では不可能)。原作を遊んだ人が第5話だけすぐに遊びたいという場合には手軽。 「調べる」などのカーソルが指さす手のマークから十字線の交差部分に四角の照準型へと変更された。機械的な雰囲気になった点は好みが分かれるが、視認性ではこちらの方が高い。 これらの操作がタッチペン・ボタン操作のどちらでも可能。遊びやすい方を選べる。 好評な「カガク捜査」 3D証拠品で証拠品に仕込まれたネタを探したり、ルミノール試薬を事件と無関係の場所で使うと笑えるネタが出てきたりと、笑いに満ちたテキストはこれらにも存在。 指紋検出はやや作業感があるが、アルミの粉を撒いてから飛ばして指紋を浮き上がらせるという、刑事ドラマの鑑識のような動作がDSの機能を生かしてできるのは楽しい。 いずれもタッチ必須の動作であるが、DSのタッチ操作必須のゲームにありがちな「認識がシビアで成功させにくい」「他で代用できる操作を無理やりタッチ操作でやらせている」という要素がほぼない。明確にDSの機能を活かした好例と言って過言ではないだろう。 賛否両論点(DS) 追加された第5話が極端に長く、他話の1.5~2倍程度の時間がかかる。追加シナリオとしてのボリュームは充分であり、原作を遊んだ人が第5話だけを遊んでも存分に楽しめる反面、途中で疲れる・だれる・飽きる恐れもある。 また後付けという事を加味しても、『2』での御剣の行動に繋げるには弱く違和感はやや残る。第5話は、現実の発売時期や登場キャラなどを見ても「『1』の第4話を終わらせた後」よりも「『3』をクリアした後、『4』をプレイする前」に向いているかもしれない。 BGMはGBAのハードの特徴を残しつつ音質アップがされている。 開発意図としてあえてレトロな雰囲気を出そうとした故らしいが、純粋な高音質を期待した人には少々残念。 ちなみに第4話(『1』最終話)で流れるスタッフロールの曲は『1』時点では未完成だったが本作では完成版になっているとのこと。 問題点(DS) 過去の事件でいるはずのないマスコットが見えたという証言に対して、3Dモデルの壺を操作してどう見えたかを示すパートがあるが、正解になる判定がかなり厳しい。 人間が目視して納得できるような形でもまだ正解にならず、画面に表示されたマス目に先端をしっかり合わせるようにしないと正解にならない。 それを見越してか、このパートに関してはペナルティが存在せず何度でもやり直せるようになっている。 細かなバグ あるタイミングで別の場所に移動して、とあるポイントを調べるだけで発生してしまうバグがある。 その場にはいないはずのキャラが登場し、行動する内容によって背景やBGMが変化するだけ、というものではあるが、簡単な操作で確定で起こってしまうのは問題である。このタイミングで別の場所に移動する必要は無いのだが、ここでは任意の7桁の番号を入力して(*20)正解しなければ先に進めることが出来ないため、人によっては先に詰まって手当たり次第に調べているうちに、意図せず起こしてしまう可能性もある。その場から移動するだけでバグは終了し、フリーズやデータ消去、攻略不能に陥るといった致命的なものではないのが救い。 また、証拠品の中に現場の状況を書き記した図面があるのだが、ある程度物語が進行すると、この図面に新たな情報が書き込まれる。しかし後半の法廷パートでゲームを中断するだけで、この新しく書き込まれた情報が一部クリアされてしまうというバグもある。この証拠品は前半で使い終えたら以降必要無い物のため、進行には一切問題は無いが、中断セーブしただけで発生してしまうという性質上、おそらく全プレイヤーが遭遇していると言っても過言ではない。 これらのバグはその後の移植版で修正された。 ハードの変化に伴いセーブに掛かる時間が1回5秒程度と長くなった(GBA版は1秒と掛からない)。選択肢を誤った際の台詞を楽しむ、と言った目的で頻繁にセーブをする人には気になりやすい点である。 ゲーム中の証拠品突き付けやゆさぶりに対し、マイクに音声入力で該当する言葉を叫ぶことでゲームを進行させることも可能だが、はっきり言ってイマイチ。 マイクが認識しやすいかどうかは個人差がある上、 このゲームのプレイ中にリアルにその声を上げたいか という点は疑問符がつく。 原作同様に使用しなくても進めることは可能だが、つまりは無くても困らないシステムであり、こればかりは「DSの機能を無理に使用した」と言われても仕方ないだろう。 総評(DS) 単なる第1作の焼き直しにとどまらず、追加要素や新ハードに対応した調整などが行われた良質な移植・リメイクと呼べる作品。 元々がシンプルなアドベンチャーゲームなだけあって、DSの仕様との相性は抜群に噛み合っており、DSのゲーム全体としてもこれほどにハード性能を生かした作品は珍しいと言えるだろう。 その他の移植 『蘇る逆転』はWiiウェアにも移植されている。 ゲームの仕様はDS版と同じだが、Wii版では証拠品を突き付ける際はリモコンで指さす動作をする、証人をゆさぶる際にリモコンを振るとコマンドが実行されるようになっている。 また、成歩堂の声がリモコンのスピーカーから流れ、臨場感を高めてくれる。 第5話がDLCとなっており、遊ぶには別途購入が必要。その分本体は『2』『3』の移植版よりやや安価になっており、DLC込みで同額になる。また、いきなり第5話から始めることが可能。 セーブデータの数が3つに増加。 BGMが完全に高音質に。後にWii版のBGMを音源化した『逆転裁判 サウンドBOX』も発売された。 Wiiショッピングチャンネル終了に伴い、現在は購入できない。 余談 開発当初のタイトルは「サバイバン~弁護士探偵なるほどくん~」というものであった。さすがにそれはないだろうということで、その後何回かの変更を経て現タイトルに落ち着いた。 第1作『逆転裁判』を作るにあたって実際に裁判所に行って法廷を見学したところ、「審議は意外と静かに進む」「意外と木槌は叩かない」と本作のイメージとはだいぶ違っていたという(巧氏のコラムによる)。 ちなみに、本シリーズの決め台詞であり、ドラマなどでもよく出る(*21)「異議あり!」という台詞は実際の裁判では滅多に使われないし、使われる時も「相手側の弁護士/検事が法に反した追及(誘導尋問、威圧など)を行った場合」のようなもので、被告人や証人に使うものではない(*22)。 『蘇る逆転』のエンディングでは、エンディング中の各所で本体に息を吹き掛けることで指紋採取と同じ演出が起こり、下からイラストが出てくるニクい隠し要素がある。 『蘇る逆転』追加エピソードクリア後の選択画面にはイラストが無い。エピソード自体はかなり手が込んでいるだけに、抜けているものがあるのは残念である。だか後の2012年配信の『逆転裁判123HD ~成歩堂 龍一編』に向けエピソードイラストが作られた 裁判を題材としたゲームは本作以前の1995年時点で『殺意の証明』が存在している。 海外では『Phoenix Wright Ace Attorney』としてローカライズされている。Phoenix Wright(フェニックス・ライト)とは成歩堂の海外版の名前であり、以降は『Ace Attorney』を冠してシリーズ化した。 成歩堂の名前が変わっている事から分かる通り、舞台は日本からアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに変更されており、キャラ名や台詞が欧米風に置き換えられている。 しかし変わっているのは台詞の上と一部演出(トノサマンのロゴなど)だけで、基本は日本版のまま。流石に向こうでもツッコミ所らしく、ネタにされることもあるようだ。 似た例では『クロックタワー ゴーストヘッド』などもあり、奇しくも同作も舞台がカリフォルニア州(という名の日本)にされていた。 そもそも日本語だからこそ成立する設定や言葉遊びなどが大量に盛り込まれた作品なので、ローカライズも相当苦労したことがうかがえる(英語リンク)。 尚、舞台をアメリカに選んだのは第一話にある「日本とアメリカの時差によるトリック」を見て「あまり考えず」やったことらしく(*23)、その後でどんどん不都合が出てきて後悔したとか。 ちなみに主人公名であるPhoenix Wrightの「Wright」は日本の「なるほど」に相当する言葉遊びとして「right」を捩ったものらしく、一応はオリジナルに即した面はある。 ローカライズ担当は元々「Roger Wright」を考えて「Phoenix」は候補の最下位であったが、日本の開発チームから「これが良い」と言われて決めたという。恐らく、オリジナルの名前にある「龍」に匹敵するようなものとして選ばれたのだろう。 特徴でも述べた通り、逆転裁判シリーズの世界では最長で3日まで法廷審議が行われ有罪か無罪かを決める序審法廷制度という法制度が存在する。しかし実際に最長の3日まで行われたのは初代である本作とそのリメイク版である『蘇る逆転』の追加エピソードだけであり、『2』以降は長くても2日目まで行われるようになっている。 劇中劇『大江戸戦士トノサマン』は作中でヒロイックなBGMがテーマ曲として用いられているが、シナリオ・ディレクターの巧舟氏によりこのテーマ曲に歌詞が用意されている。 ゲーム中ではボーカルは入ってないが、イベントで演奏される際に実際にこの歌詞で歌われたこともある。特に昭和のヒーロー番組・アニソンで有名な水木一郎氏が歌唱したことは語り草。 後に10周年記念のイベントでサウンドチームの一人・山本亮治氏のボーカルで収録されたものが配布されており、ファンにはこちらの知名度が高いだろう。 肝心の歌詞だが、子供向けヒーロー番組という設定にも拘わらず 「息の根止めるまで」「ぶち殺せ」という過激なフレーズ が飛び出す、カオスな内容でネタにされている。 その後の展開 ゲーム 『3』でシリーズは一端完結。続編の『逆転裁判4』では「新章開廷」として主人公を交代しメインキャラを一新。2013年にはその流れを汲んだ続編『逆転裁判5』が発売され、2016年の『逆転裁判6』でストーリーにまた一区切りが付いた。 その後『1』〜『3』をカップリングした『逆転裁判123HD』がスマートフォンアプリとして配信されたほか、それに調整を加えた『逆転裁判123 成歩堂セレクション』 も発売されている。 スピンオフとして御剣怜侍を主人公に据えた『逆転検事』『2』が制作された。こちらは一般的な推理アドベンチャーに近いつくりになっているが、矛盾を指摘して反論するスタイルやキャラクター同士の掛け合いなど、シリーズらしさは随所にあらわれている。『逆転裁判』シリーズの登場人物も何人か登場している。 2023年12月31日時点でシリーズの総販売本数が1,100万本を突破している。(カプコン発表) 2011年に発売された『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』では成歩堂が衝撃の参戦(*24)。並いる超人やヒーロー・ヴィラン・怪物たちを相手に一般人である「なるほどくん」がいつものノリと法廷パートで立ち向かい、逆転パートで一気に勝負をキメる勇姿は必見。 ただし、「通常時弱すぎ・運要素絡みすぎ」というギャンブルタイプのキャラで、ランク的には最下位。一般人なのである意味正しいが。 ちなみに、無印『MVC3』の時点でMARVELコミックの弁護士であるシーハルクのEDにて法廷で顔を合わせている。 クロスオーバー作品として『レイトン教授VS逆転裁判』が3DS専用ソフトとして発売。成歩堂と真宵の声を後述の実写映画版のキャストが演じる。 『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』に成歩堂と真宵がソロユニットとして参戦。『UMVC3』よろしく、超人や怪物たちに交じって戦う弁護士として活躍する。 ただし、今回は成歩堂と真宵がなぜ超人的な力を発揮出来るのかがシナリオ上で理由付けされている。イベントでも法廷で培った洞察力と論理展開で敵の企みを看破するなど、パーティーのブレインとしても活躍する。 また、物語開始前に『龍が如く』シリーズの真島吾朗の弁護を担当して無罪を勝ち取っており、彼から「センセ」と呼ばれ一目置かれているというクロスオーバーがある。イベント専用キャラとして御剣も登場する。 iOSの音ゲーアプリ『CROSSxBEATS』及びナムコの音ゲー『太鼓の達人シリーズ』に『1』『2』『3』楽曲のアレンジメドレーが収録されている。 ただし、AC版『crossbeats REV.シリーズ』には未収録。 書籍 前川かずお氏が絵を、黒田研二氏が原作を務める形で漫画版が『別冊ヤングマガジン』で連載されていた。単行本全5巻。ゲームとは異なる事件を成歩堂が解決していくオリジナルな内容。また後に同じ作者による『逆転検事』の漫画版も同誌で連載された。 その後、後述のアニメ版に並行する形で、影山なおゆき氏作の新漫画版が『Vジャンプ』にて連載開始。こちらは基本的にアニメ(原作)に則った展開になっている。 実写 2009年に宝塚歌劇団によって舞台化された。本シリーズのようなゲームを原作にドラマや映画や宝塚の舞台が作られるのはかなり珍しい例だと言える(宝塚がゲームを舞台化するのはもちろんこれが初めて)。なお、宝塚版の登場人物の名前は海外版のものが使われており、舞台もアメリカとなっている。 全三作の舞台公演がなされており、1作目、2作目をフェニックス・ライト(成歩堂)、3作目はマイルズ・エッジワース(御剣)が主人公を務める。 宝塚歌劇団は同じカプコン原作の作品として『戦国BASARA』も公演しており、両作品(逆転裁判3は除く)とも蘭寿とむが主人公を演じている。 どちらも「原作愛を感じる」としてゲームファンからの評価も高い。興味がある人は見て損はないだろう。 2012年に成宮寛貴氏主演で映画化がされた。『1』のシナリオを第4章中心にまとめたようなあらすじ。どちらかといえば手を抜かない出演者の徹底したコスプレが評価されているとか。 なお、主演の成宮氏は『レイトン教授VS逆転裁判』でも成歩堂役を担当した。 2013年から数回舞台化もされている。こちらは上記宝塚版と違い、日本版をベースとした舞台化である。 アニメ 東京ゲームショウ2015のシリーズ最新作『逆転裁判6』のスペシャルステージにてTVアニメ化『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~』が発表された。 奇しくも第1作目の舞台と同じ2016年4月から放送されている(以下「Season1」)。 キャストはそれまでゲームやムービー等から一新され、成歩堂を梶裕貴氏、真宵を悠木碧氏が担当。悠木氏は『レイトン教授VS逆転裁判』でキーキャラクターのマホーネを演じた経験がある。 ストーリーは『1』『2』が展開され原作ゲームとほぼ同じだが、30分の枠に収めるためか、話の展開が多少変わっている(*25)ほか、ゲームでの矛盾、不可解な部分などが修正されている。 『1』のエピソード終了時に成歩堂達3人の少年時代のエピソードを挟み『2』の2話からスタート。『2』1話がまるまるカットされていたり、重要なファクターだった「サイコロック」が無かったりと大きな改変が見られる。成歩堂達3人が少年時代に憧れていたヒーロー「シグナル侍」なるオリジナル要素も。 ちなみにオリジナルエピソード及び後期EDには『ゴースト トリック』に登場したポメラニアンのミサイルがゲスト出演して、警察犬のミサイルと共演を果たしている。 2018年10月からはSeason2が放送開始。 こちらは主に『3』のエピソードを中心に構成されているが、第1話がSeason1でカットされた『2』第1話になるなどSeason1の補足的な内容も含まれている(*26)。 本作も尺に収めるためか、原作ゲームとの相違点が多い。 オリジナルエピソードとして、中学時代の成歩堂・御剣・矢張のエピソードも描かれている。また、後述の「逆転特急、北へ」もアニメ化された。 声優はSeason1同様にゲーム版・ムービー版などから一新されており、キーキャラクターのゴドー検事は平田広明氏(『ONE PEACE』のサンジ等)が担当している。 他、『6』でレイファ姫を演じた早見沙織氏が「逆転のレシピ」のゲストキャラクター・鹿羽うらみ役で出演している。 アニメ版はVジャンプでコミカライズされている。 Vジャンプ版はゲーム原作シナリオの他にも後にアニメ化されたオリジナルエピソード「逆転特急、北へ」も掲載された。 「逆転特急、北へ」ではオリジナルキャラクター中心の物語ではあるが、その数名がかつてタクシューがPSで手掛けていた某ゲームの主要登場人物を彷彿させるキャラクターとして、そのゲームを知るファンの話題になった。 アニメ版の際には例によってそのキャラクター達にも声が付いている。ただし、外部出演時とは別人。 TVアニメSeason1,2を経て成歩堂編はGBA版『3』までの全エピソードがアニメ化されたのだが、『蘇る逆転』の追加エピソードのみアニメ化が行われなかった。 同エピソードはDSへの移植時に追加された物で、シリーズ中でも屈指の長さなのが問題かと思われる。ただし単独の作品として十分に成り立つ内容ではあるので、OVAや劇場版といった形態でのアニメ化が期待されている。 パチンコ・パチスロ 2016年に平和から『CR逆転裁判』としてパチンコ化され全国のホールに導入された。 奇しくも初作の作中の年に現実でも初のパチンコ化と、シリーズの新しい歴史が刻まれる運命的なことになった。 パチスロはその翌年2017年にカプコン系のパチスロ販社エンターライズから販売され、開発はカプコンが直々に行っている。
https://w.atwiki.jp/nson/pages/15.html
木の山 ~作業台(1分) 器具類 5*3 作業台 ~たる(0分) 器具類 2*2 [檜木2] ~木の窓(0分) 家具類 3*3 [檜木2] ~卓上電動糸鋸(1分) 器具類 3*3 [工作桌1,檜木1] 卓上電動糸鋸 ~たる(0分) 器具類 2*2 [檜木1] ~木の窓(0分) 家具類 3*3 [檜木2] ~階段(2分) 家具類 5*5 [檜木4] ~木の扉(2分) 家具類 2*4 [檜木1] ~木のテーブル(2分) 器具類 3*2 [檜木2] ~攪拌器(2分) 器具類 2*3 [檜木1,木桶1] ~釀酒桶(2分) 器具類 2*3 [水果桶1,檜木1] ~ヒノキの浴槽(3分) 家具類 3*3 [木桶2] ~竿(2分) パーツ類 [木頭1] ~木工用旋盤(2分) 器具類 4*4 [檯鋸1,檜木1]
https://w.atwiki.jp/wlo0/pages/199.html
家具 [#n007096c] 製造家具 [#i89ee1ca] 課金家具 [#cfd66664] コメント [#c065248e] 家具 製造家具 家具名 家具の機能 インベントリサイズ 製造器具 芝生 植物の種から果物を採集できる。周囲5マス以内に花壇、フェンス、フランス風の窓を配置すると収穫量が増える(1種類に付き+10、最大40)。 4x2 ヤシのボール 花壇 芝生の周囲5マス以内に配置すると果物の収穫量+10。種の栽培はできない。 4x3 ヤシのボール ヒノキの浴槽 浴槽に入ると5秒ごとにHP20、SP10回復。 3x3 鉋刀 香るヒノキの浴槽 浴槽に入ると5秒ごとにHP10、SP75回復。 3x3 鉋刀 倉庫 アイテムを収納できる(5×10)。※複数作っても倉庫の中身は共通(倉庫にアクセスできるポイントが増えるだけ)。 壁際のみ設置可。 3x5 石刀 壁紙 壁を装飾できる(1つで1階と2階両方に適用)。回収不可だが、他の壁紙で上書きは可能。 紙製造機 レトロな浴槽 浴槽に入ると5秒ごとにHP40、SP20回復。ちなみに入浴中に休憩のエモーションをとると浴槽の上で正座できる(休憩の回復効果が上乗せされるということはない)。 3x3 高温窯 白磁の花瓶 ただの置物。 1x1 高温窯 花瓶 ただの置物。 1x1 高温窯 蟠竜の花瓶 ただの置物。 1x3 高温窯 洋式便器 便座に座ると1分ごとに快楽の台詞と共に有機肥料が手に入る。座りながら製作作業可能。 3x3 高温窯 洗面台 ただの置物。 2x2 高温窯 タイル 床を装飾できる(1つで1階と2階両方に適用)。回収不可だが、他のタイルで上書きは可能。 1x1 高温窯,糸鋸 小さな置き時計 製作時間が2%短くなる(同種の重複不可、他種は可)。 1x1 糸鋸 ハンモック 仲間を1名預けられる。木のベッドとあわせて6枠まで設置可能。 4x5 糸鋸 大きな置き時計 製作時間が3%短くなる(同種の重複不可、他種は可)。 2x4 糸鋸 窓 壁を装飾できる。窓に重ならない物であれば真下に置ける。壁際のみ設置可。 2x2 糸鋸 表札 テントの上に文字を表示できる。 2x3 糸鋸 伝言板 簡易BBS機能(全角10文字/5件まで)。※複数作っても内容は共通 3x3 糸鋸 フェンス 芝生の周囲5マス以内に配置すると果物の収穫量+10。 2x2 糸鋸 商品棚 テント内で無人販売(2品まで)ができる。売りたいアイテムを棚にドラッグ ドロップする。背後に別の家具を置くと購入が不可能になる。 3x3 精密ドライバーセット 天体望遠鏡 ノートの星座ブックと同じ効果(※要 窓)。窓(フランス風の窓は×)の下に隣接させて置き、なお且つ望遠鏡の先を窓の方へ向けないと使用不可。 2x3 精密ドライバーセット 地球儀 ワールドマップを表示することができる。各都市の座標もわかるが現在位置は表示されない。 1x1 精密ドライバーセット 木のベッド 仲間を2名預けられる。複数作っても効果有り。ハンモックとあわせて6枠まで。 5x3 卓上電動糸鋸盤 クローゼット(小) アイテムを収納(5×1)できる。クローゼット(大)と合わせて収納可能数は50枠までで、それ以上は警告が出て収納不可。2段に積み重ねられるのでクローゼット(大)と設置面積辺りの収納数は同じ。 3x3 卓上電動糸鋸盤 勉強机 上にデスクトップパソコン等の小物が置ける。設計図を10個まで収納できる。 3x3 卓上電動糸鋸盤 本棚 設計図を10個まで収納できる。収納しておけば製作時に設計図を所持している必要はない。 3x4 卓上電動糸鋸盤 風車 製作時間が3%短くなる(同種の重複不可、他種は可)。 3x4 木工用旋盤 クローゼット(大) アイテムを収納(5×2)できる。クローゼット(小)と合わせて収納可能数は50枠までで、それ以上は警告が出て収納不可。 3x5 木工用旋盤 シャワー設備 シャワー室に入ると5秒ごとにHP80、SP5回復。 4x5 木工用旋盤 階段 テントの2階へ行けるようになる。ただし星を使って部屋を拡張しても2階の広さは変わらない。 また、2階で設置しても3階へ進めない。 5x5 木工用旋盤 木の床 床を装飾できる(1つで1階と2階両方に適用)。初期の床に戻したい時以外必要ない。 2x1 木工用旋盤 製粉所 製作時に製作回数が指定できるようになる。基本的に完成品が自動でインベントリに入る物は個数指定可、完成後床に落ちる物は不可(例 レトロ風呂、アクリル板、ロケットランチャーの部品)。完成品の個数が50を越えない範囲で指定可能(例 木製歯車(小):3×16=48により16まで)。例外的に、芝生で製作できる果物は収穫量に関わらず5まで。 4x5 木工用旋盤 展示台 乗り物を展示できる(※要 車庫)。2つ以上作っても、最後に選択した1つが全ての台に適用される。(例 帆船と飛行機を同時に飾ることは不可) 3x2 金属研磨設備 手押し車 壁を配置できる。素材は不要で、自由に設置 削除ができる。 2x2 金属研磨設備 車庫 乗り物を2台まで収納できる(課金アイテムで更に2台収納可)。壁際のみ設置可。 4x5 金属研磨設備 ポスト 郵便物の送信と受信ができる。ポストを単クリックでメールフォームになるのでToに相手名を通常入力相手がフレリストにない、ポスト持ってないかつオフラインでも送信可能ポストから送信するとポスト持ってない相手に受信SEがなる(送信時受信者がログアウト状態だと、その後のログイン時に受信SEがなる)ポスト持ってない人でも、メールを受信した場合は左下の手紙マークから読める※アイテムを送ることはできません 2x2 金属研磨設備 フランス風の窓 芝生の周囲5マス以内に配置すると果物の収穫量+10。壁際のみ設置可。 2x4 金属研磨設備 金魚ばち 水槽の中が見られる(他人のテント内の物でも可)。魚の餌を使うことでコインを貯め、新しい魚を飼うことができる。最大10匹まで。 3x3 金属研磨設備 デスクトップパソコン 5個まで製造の予約ができる。(使い方)複数生産品を入力する場合には、一度チーム画面等から生産を完全に停止して追加する追加完了後必ずもう一度停止させてからPCで順番を入力し直す例 生産品A指示→チーム画面から作成停止→生産品B指示→チーム画面から作成停止→PCで順番入力→確定製粉所と組み合わせれば更に効率の良い生産ができる(不具合)07/01/26時点での不具合と思われるもの・中断ボタンが機能しない(ので、前述のようにチーム画面等で停止させる。メイドなしで本人が生産する場合、移動によって生産を一旦中断すればよい。)・使用中は洋式便器に座れない(洋式便器に座った状態でPCで順番設定すればOK)・使用中は腕トレマシンとランニングマシンが使えない(洋式便器と同じ方法で使用可能)・他人のテントに入ると連続生産STOP・使用中は他人のテントの自動販売機や階段を使えない 2x2 こて テレビ ゲーム起動時に表示されるお知らせが別ウィンドウで開いて出て来るだけ。 2x2 こて 大型無線通話機 テント内でのみ5秒ごとに全体チャットが使用可能。小型無線通話機を装備する必要がない。 こて ゲーム機 ミニゲームが遊べる(※要 テレビ)。1回目のクリア時に星1個入手可能。 2x1 こて オンラインゲーム機 有料ゲームが遊べる(※要テレビ)。ゲームの種類は台湾のゲームセンターと同じで4種類。引換券などの交換には台湾まで行く必要がある。ゲームセンターの詳細はゲームセンターへ。 1x2 こて ソファ 上に座れる…が、休憩時と同じく胡座か正座。 3x3 自動はた織り機 小さいじゅうたん 他プレイヤーのテント立ち入り禁止ON/OFF設定ができる。 3x2 自動はた織り機 エアコン 製作時間が8%短くなる(同種の重複不可、他種は可)。説明では製造時間-8%ですが、実際は-15%です。 2x2 電気溶接機 ガチャガチャ自販機 テント内で無人販売(10品まで)ができる。設定した固定料金でランダムでアイテムを売る。料金を設定しなければクローゼット(大)的な物として使える。ただし、ストック10以上ある物でなければならない。最大60枠まで。 2x3 電気溶接機 自動販売機 テント内で無人販売(5品まで)ができる。最大20枠まで。密かに上に物が置ける。道具入れとしては使えないので注意。 3x4 電気溶接機 ランニングマシン 30秒ごとに0.066%のNPC経験入手 時間は25分使用中はPCも動けないが、別NPCによる製造は可 3x3 電気溶接機 腕トレマシン 30秒ごとに0.066%のPC経験入手 時間は25分使用中は動けないが、NPCによる製造は可 2x3 電気溶接機 冷蔵庫 食べ物を10枠まで収納できる。アイス類や氷が製造できる。複数設置しても収納できる数は増えない。 2x3 電気溶接機 ガスボンベ ガスを250個まで収納できる。シンクの隣に設置すれば普通に持ってるのと同じように調理できる。複数設置しても収納できる数は増えない。 2x3 金属研磨設備 課金家具 家具名 家具の機能 サイズ 金額 メイドロボ 戦闘に出していない仲間に製造を任せることができる。 2x3 600WP メイドロボ+ 戦闘に出していない仲間に製造を任せることができる。無料倉庫機能(街の無料倉庫と中身は共有)。仲間預かり所機能(街の預かり所と共有)。喋るようになる。 2x3 900(+600)WP 夏服メイドロボ+ スカートの短いメイド服になり立ち絵・台詞も変更される。メイドロボ+の機能は継承されている。薄着がちょっとまぶしい。 2x3 1,950WP(総額) 極砂時計(10回) 使用することで製作時間を9割短縮することができる。(時計類、エアコン等の時間短縮とは重複しない)。製粉所を利用した場合、トータル製作時間から短縮。 1x2 250WP トラ皮の絨毯 入浴時の一定時間毎のSP回復量が倍になる。 700WP びょう風 入浴時の一定時間毎のHP回復量が倍になる。 700WP 桜の門 花見エリアに入れる門(30日間)。温泉に入ると一定時間ごとにHP10、SP5回復。 壁際のみ設置可。 300WP ビーチの門 ビーチエリアに入れる門(30日間)。海に入ると一定時間ごとにHP10、SP5回復。 壁際のみ設置可。 300WP コメント 金魚ばちは初期の二匹を含め10匹までらしいです -- 小さいじゅうたんで立入禁止に設定してから売るなどして手放すと そのテントは立ちいり禁止のままになり 戻すには再び入手して設定しなおさなければならない -- moke エアコンとかの同種は不可能多種は可ってどういう意味なんでしょうか? -- 頭巾 エアコン2台でも8%。エアコン8%と小さな置き時計2%なら足して10%。 -- 大ぶどうの種、冷蔵庫で冷やせますw -- バグですよね? 倉庫を設置してもアイテムをドラックできません -- 倉庫 ↑失礼、できました -- 夏服メイドロボ+追加しました。 -- 冥土さん シンクがありませんが、家具ではないのですか? -- ↑シンクは製造素材を作ることもできるので製造器具に分類されてるみたい -- 名前
https://w.atwiki.jp/injectionmatome/pages/24.html
「メタル」 「鉄」の性質を持ち、使用すると重く強靭な鉄の肉体を得る防御型のVenom。 専用武器は大槌で、武器に使用すると武器の重量と共に強度が増す。 攻撃 A 耐久 A 俊敏 E 特異 E 特性 肉体の鉄化 欠点 酸に弱く磁力の影響を受けてしまう、熱の影響が大きく特に高温状態では鉄化した肉体が使用者自身を焼いてしまう危険がある。 「ソード」 「剣」の性質を持ち、使用すると特殊な能力は現れないが専用の剣を使えるようになる万能型のVenom。 専用武器の変化が使用者により大きいが西洋剣が現れる、武器に使用すると刃物であれば切断力を増し、銃であれば炸裂弾を放つようになる。 攻撃 B 耐久 B 俊敏 C 特異 E 特性 無し 欠点 足が速く遠距離での攻撃手段を持つ相手に弱い。 「ガン」 「銃」の性質を持ち、使用すると視力や聴力といった感覚器の性能が向上する特殊型のVenom。 専用武器の変化が使用者により大きく突撃銃からクロスボウまでと幅広いが狙撃銃やグレネード等は見られない、武器に使用すると弾丸の威力と共に銃そのものの性能を高める。 攻撃 C 耐久 D 俊敏 B 特異 B 特性 五感の強化、動体視力や空間把握能力の向上。 欠点 強化された感覚は脳への負担が大きく、使用には訓練が必要な上に長時間の使用は困難である。 「ジグソー」 「糸鋸」の性質を持ち、マテリアル系の中では低い身体能力だが特殊な攻撃法を得る特殊型のVenom。 片腕に装着されるグローブのような装置が専用武器で、指先の爪から糸鋸を引き出せる、フックのように使える程の耐久性は無いが糸鋸を目視で確認するのは困難で糸鋸を切り離して罠として使用することも出来る。 攻撃 B 耐久 C 俊敏 C 特異 B 特性 糸鋸の生成/射出/回収 欠点 糸鋸の切断力は高いが耐久性は高くない為糸鋸をワイヤーのようにして移動するといった芸当はできない。身体能力は低く専用武器も正面から戦うのには向いていない。 「シザー」 「鋏」の特性を持ち、使用すると汎用性の高い専用武器を扱う万能型のVenom。 専用武器は大剣のような鋏で、分解して二振りの片手剣としても使用できる。 一度だけ装甲をパージして軽装甲になることが出来るが、元に戻すことは出来ない。 攻撃 B 耐久 B(D) 俊敏 D(B) 特異 C ※()内は装甲パージ後のスペック 特性 大剣と双剣を使い分けることで多用な相手との戦闘が可能。装甲をパージすることで防御型から速度型へと変化できる。 欠点 多様性は高いがスペック自体は平凡で決め手に欠ける。 「バイシクル」 「自転車」の特性を持ち、使用すると自転車になる特殊型のVenom。 専用武器は左右の肩の車輪とハンドル状の棍棒、組み合わせると自転車になるし、自転車になれる。 攻撃 C 耐久 C 俊敏 B 特異 A 特性 自転車になれる。 欠点 自転車になる。 「パイル」 「杭」の性質を持ち、使用すると重厚な装甲を得られる防御型のVenom。 専用武器として腕を包み込むような巨大な杭打ち機を持ち、強固な敵の装甲を打ち抜く破壊力も兼ね備えているが、単発式で射出後杭を引き戻すために足を止め全力でレバーを引かねばならない。 武器として使用した場合、貫通力を高めるが打撃武器に使用した場合、打撃面に杭を生み出す効果を持つ。 攻撃 A 耐久 B 俊敏 D 特異 E 特性 防御型ながらに杭打ち機を用いた高火力。強固な相手に有効な装備。 欠点 レバーは尋常ではないほどに固く、杭の引き戻しに隙を晒してしまう。鈍重故に遠距離から攻撃できる相手に杭打ち機を当てるのが難しい。 「ミラー」 「鏡」の性質を持ち、特殊な装甲を持つ防御型のVenom。 装甲自体が専用武器であり、凡百光を反射させ擬似的な透明化さえ可能である。武器に使用することで武器の表面を鏡でコーティングできる。 攻撃 C 耐久 B 俊敏 C 特異 C 特性 光を反射する特殊な装甲を用いた擬似透明。 欠点 鏡は通常のものと比べれば頑丈ではあるが割れやすく、割れると次の変身まで再生しない。 「ギア/Dアンプル」 「歯車」の性質を持ち、高い筋力と強固な装甲を持つがその性能を発揮するのに時間が必要となる特殊型のVenom。 内部に歯車が複数搭載された斧のような専用武器があり、クランクを回すことにより内部の歯車が動き斧の刃がチェーンソーのように動き切断力を増す、武器に使用することで専用武器と同じような機構が備わり武器の威力を高める。 攻撃 A 耐久 A 俊敏 C 特異 B 特性 Over Driveの維持機能があり、Over Driveを使う度に身体能力を飛躍的に上昇させる。 欠点 Over Driveを使うのに全身の歯車を動かしエネルギーを貯める必要があり、必要なエネルギーが貯まるまでOver Driveを使用出来ない。Over Driveを使うまではとても低い戦闘力である。 「ロック」 「鍵」の性質を持ち、平均的な身体能力に相手の動きを封じる特殊な武器を持った万能型のVenom。 鍵を模した剣があり、Over Driveで突き刺すことで相手の身体の部位や身体能力、果てはVenom特性をも封じることが出来る。武器に使用することで武器の性能を扱いやすく変化させる(強化する訳では無い)。 攻撃 C 耐久 C 俊敏 C 特異 A 特性 Over Driveを用いた対象の封印能力。 欠点 封印は変身中のみ有効でドライバーからロックのアンプルを抜くと封印が解除される。 「ローラー」 「車輪」の性質を持ち、低い筋力と装甲の代わりに地上での高い機動力を持つ俊敏型のVenom。 専用武器は脚に現れるローラースケート、武器に使用することができない。 攻撃 C 耐久 D 俊敏 B 特異 D 特性 ローラースケートを用いた高機動力。 欠点 ローラーは収納可能だが、ローラースケートの技術までは与えないため使えない人間には使えない。 「チェーン」 「鎖」の性質を持ち、やや低い身体能力に鎖を武器とした中距離戦を得意とする万能型のVenom。 専用武器は両腕の腕輪から伸びる先端にフックの付いた鎖、武器に使用することで武器に鎖が付く。 攻撃 C 耐久 D 俊敏 D 特異 E 特性 鎖は15mまで伸び、様々な用途に使用出来る。 欠点 使い方は豊富だが決め手に欠けていて、耐久力の高い敵は苦手である。
https://w.atwiki.jp/wlowlospark/pages/13.html
【スパーク製造ROOM★】 ここでは生産の仕方について少し説明します {乗り物系} カヌー 木材を加工して造られた簡単な航海手段 必要な道具 石刀 必要な素材 ラワンの木材×5 最高製作時間 約5分ぐらい? カヌーの詳細が知りたい方はこちら いかだ 木材を加工して造られた簡単な航海手段 必要な道具 石刀・紡績機 必要な素材 ラワンの丸太×5・麻縄×9 最高製作時間 約30分ぐらい? いかだの詳細が知りたい方はこちら 帆船 カヌーに風を受ける帆をたして造られた航海手段 必要な道具 大型組み立て道具・石刀・ペンチ・こて・高温窯・加熱炉・遠心分裂機・原油加工設備・糸鋸・卓上電動糸鋸・自動紡績機・紡績機・自動はた織り機・はた織り機・手動混合器・木工用旋盤・鉋刀 必要な素材 赤粘土×3・灰粘土×4・薪×54・鉄鋼×24・原油×2・ブナ材×3・ヒノキ材×3・ホップ×56・ラワンの丸太×4・生ゴム×1・ラワンの丸太×27 最高製作時間 約8時間ぐらい? 帆船の詳細が知りたい方はこちら 飛行船 空気密度より低い気体を利用して空に浮く飛行手段 必要な道具 大型組み立て道具・クレーン・木工用旋盤・高温窯・加熱炉・低温窯・自動はた織り機・手動混合器・原油加工設備・はた織り機・紡績機・金敷き台・糸鋸・金属研磨設備 必要な材料 ブナ材×22・鉄鋼×58・薪×308・原油×4・生ゴム×38・綿花×10・アルミ鉱×24・鉛鉱×2・硫黄×6・汚水×6・銅鉱×48・ラワンの木材×2・磁石×2 最高製作時間 約15時間ぐらい? 飛行船の詳細が知りたい方はこちら