約 14,405 件
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/202.html
~第1話 日常の終焉 (遠山 圭介視点) …んっ。 何だここは…ゴツゴツしてる。 俺は、ゆっくりと目を開けた。 机の上で突っ伏すように寝ていた。 ここは見慣れない薄暗く寂れた教室。 俺は、ふと首に違和感を感じた。 そっと自分の首の違和感の正体をなぞる。 冷たい金属の首輪みたいなものが巻かれていた。 「なんだこれ…」 俺は、この異様さに混乱した。 まず目に入ったのが周りにも俺と同様に寝ているクラスメイト…と見知らぬ男女達がそれぞれに起き出してきている。 みんなの首にはやはり鈍く光る金属製の首輪がはめられていた。 夢、と思いたかったが、こんな所で寝ていた所為か身体の節々が痛み、それが現実感を呼び起こす。 どのくらい寝ていたのだろうか。 閉鎖的で、ほこり臭くじめじめした空気が漂っている。 そんな嫌な雰囲気に呑まれたのか、何だか嫌な予感がした。 俺達は修学旅行の最中だったはず…大阪行きのバスに乗って…車内にガスのようなものが沸いて…急に眠気に…くそ…何でこんな場所に…。 「圭介…」 名を呼ばれ、俺の思考が中断される。 後ろの席を振り向くと、声の主、御巫 貴史(みかなぎ・たかし)がまぶたを擦りながら、こちらを見ていた。 真面目で大人しい、色々社会…というか社会の裏の雑学に詳しい、所謂そっち側のオタクってやつだ。 普段大人しいやつだが、話してみると意外にお喋り好きな男だった。 話の面白いやつで、何度かアンダーグラウンドな話を聞かされた事もあるが。 「ここは一体…拉致…られたのか?」 そう小声で話し掛けてきた貴史の声は震えていた。 「拉「ちっ、何だコリャ!」 俺の声を遮るように毒づいたのは、前の席に座っていた鷹嶋龍光だった。 野球部のエース…うちの野球部は全国大会出場など成績はよいが、反面素行が悪いやつも中には居る。 龍光は、クラス内ではそこそこ大人しくしてるが、極度の面倒臭がり屋であまりいい印象を受けない。 外ではケンカもよくやるという噂も耐えないし、実際生傷が多い。 あまり話した事はないが…。 そんな事を考えていると、龍光は不機嫌に笑う。 「ハッ、俺は犬っころかよ」 そう言って、いじくりまわしていた首輪から手を放し、仰け反るように椅子に座った。 犬…か、たちの悪い冗談だが、全く笑えない。 その時ガチャリと扉の千錠が外された。 俺はドキリとし、教室内が静寂に包まれ、皆が扉に注目する。 ガラガラと扉が開いた。 そして、ぎょろりとした大きな目の眼鏡の中年の男と大東亜国防軍の軍服に身を包んだ兵士達が5人ほどぞろぞろと教室へ入ってきた。 兵士達は、迷彩服に迷彩ヘルメット、機関銃を肩にぶら下げ拳銃なども携帯しているようだった。 その中の中心人物であろう眼鏡の男は、教卓にファイルを置くと目を大きく見開き、口をニイッと歪ませ言う。 「こんにちは、皆さん。今日は君らにちょっと殺し合いをしてもらいます」 「ハイ、君らのクラスは栄光あるプログラムに選ばれたんやでぇ。拍手拍手~!」 「………………………………………」 関西弁の中年男の言葉に対するクラスの反応は沈黙だった。 実際、俺も中年男の言葉を理解するのに幾分かの間が必要だった。 「なんや…えらいノリの悪いクラスやな。ま、ええわ」 そう言って、静まりかえった教室内をぐるりと見回すと、中年男がやれやれといったオーバーアクションを取った。 「僕が君らのクラスを受け持つ事になった担当教官の西川ぎよしや。よろしゅうね」 「おい!」 怒気を帯びた声と共に立ち上がったのは、乱堂 毅(らんどう つよし)だった。 「おまえ! 殺し合いだと! ふざけやがって!!」 その目は理不尽な仕打ちに対する怒りだろうか。 今まさに飛び掛らんとする勢い、物凄い形相で西川を睨み付けている。 毅の隣で、彼の従妹である乱堂 玲花(らんどう れいか)が心配そうな視線を向けていた。 何が彼をそうさせるのだろう、熱血漢で正義感の強いやつだった。 そう、あいつの怒りは当然の怒りだ。 殺し合えだって? ふざけんじゃねえ!! 俺もそう思う。乱堂は余り虫の好かないやつだが、その意見は全同意だ! だが、西川は冷徹な目で毅を見下し、周りの兵士達が機関銃を構える。 「…君は…ランドーくんやったね。君はどうやら自分の立場がわかっとらんようや」 そして、ジャケットのポケットからリモコンのようなものを出し、毅に向けた。 何をする気だ? 「わかっとらん子には教育が必要やなあ」 西川の口元が邪悪に歪む。 俺の心臓が早鐘のように高鳴る。 誰も動けない、だが何か嫌な事が起こる…教室内の空気が数℃ほど下がったような気がした。
https://w.atwiki.jp/minamimarina/
南圭介と黒木マリナ交際発覚について メモリーズ4で共演した二人の交際が二人のブログによる過度のアピールで発覚 2ちゃんも参照に、覚書的にわかりやすいアピールをまとめてみたサイトです。 @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/pawatouch/pages/143.html
(うつみ てつや) 巨人(2004-) 投手能力 シーズン 種類 右/左投 フォーム 前年防御率 球速 コントロール スタミナ 直球 左方向 左下方向 下方向 右下方向 右方向 特殊能力 2013 ノーマル 左 オーバー 1.98 146km/h C A スライダー2 - フォーク2 スクリュー2 シュート2 打たれ強い/ピンチ○/対左打者○/安定○ プラチナ 150km/h A A スライダー3 - フォーク3 スクリュー3 シュート3
https://w.atwiki.jp/aries/pages/31.html
■ゼウス 天空と大気の神、全能神であり、オリンポスの主。 好色で浮気ばかりしている。正妻はヘラだが、愛人も多く、そのために子供も多い。 ヘラとの間には子供が5人いたが、本編で登場するのは、争いの女神エリスと軍神アレスのみ。 いつも特殊な空気のバリアを体の表面に張っている。だが、左肩の後ろには、大母神レアへの忠誠の証として、オリーブ葉の形のアザが刻まれており、その部分はバリアが張れず、生身の人間と同じままであり、弱点となる。 (6巻内「諍いの星座宮」より) クロノスを倒し全能神となる迄 (20巻内「序章の星座宮」より) 母のレアに遅れて、ディクテーから、兄や姉を迎えに来た。「初めまして」と挨拶する彼に、ヘスティアから「私達より、年上に見えるが・・・?」と疑問を受ける。レアが時の神殿と地上では、光や大気の影響で成長速度が違うのだと告げ、兄姉達もすぐ成長すると説明した後、クロノスの兵に見つかることを懸念して、早々に用意していた神殿へと移動。 散歩をしている黒髪の姉を見つけ、話しかける。笑われて、「何か おかしいですか?」と問うと、自分よりも大きな青年が弟だとは信じられず、自分に「姉上」と呼ばれて可笑しな気分だと言う。そんな彼女に、ここで一年も過ごせば自身くらいに成長し、さぞ美しくなるだろうと褒めるのだが、彼女はその前に、クロノスに見つかるかも、ともらすのだった。そんな彼女に、自分が姉上をお守りしますよと笑顔で答えると、彼女は極上の微笑みで、「私の名まえはヘラよ」と名乗ってくれた。改めて、「お守りします―――ヘラ」と名を口にしながら、守る約束をする。 ある日、母レアに呼ばれた。訪ねていったレアから、あの5人と上手くやって行けそうかと尋ねられる。もちろんだと答える自分に対して、打倒クロノスに必要不可欠な者達だが、自分達が真に欲しているのは、天地の支配権だとは、決して悟られないようにと釘をさされる。そのことは十分承知していると答えると、レアは「愛しい子・・・・」と言いつつ、自分を抱きしめた。クロノスの目を逃れて、レアがその手で育てることができたのは自分だけであり、レアがどれほど自分を大切に思ってくれているのか感じつつ、ふと「他の兄弟はふびんだとお嘆きですか?」と問うてみるが、当然のように「何故じゃ?」と問い返えされた。自分以外の子供に愛情が注がれることなど「あり得ぬ」と言いきるレア。そして、レアにとっての宝は自分のみだとも言われる。 5人の兄弟が、打倒クロノスを告げられて、約1年近く。彼らも自分と同じくらいの姿に成長を遂げていた。レアから、大気を操る天空の剣を贈られ、兵の準備を出来ていることも告げられる。 ハデス・ポセイドンと共に兵を率いて、クロノス神殿へ出撃。迎撃軍と衝突後、ほぼ全滅させた為、兵の休息を取る為に天幕を張った。天幕の外で兵士達に、負傷者の手当てや武器の修理などの指示を出した。 次々現れる迎撃軍。兵士達の疲労を理由に、進軍について話し合われたが、相手に休息を与えたくないため、断固足を緩めることはしたくなかった。だが、ヘカーテからクロノス神殿侵入の別働隊の提案がされる。プロメテウスから隠し通路などの説明を受け、正面突入しか頭になかったゼウス達は、驚きを隠せない。戦力の半減を恐れ、プロメテウス・ハデス・ポセイドンが抜ける事に反対をするが、案内役をヘカーテが申し出たため、ハデス達と共にクロノス神殿侵入の別働隊を任せ、自分達はそのまま足を緩めて進軍することで納得。 出発前のハデスに、兵をつけなくても良いのかと、彼なりの気遣いを見せるが、小人数の方が動きやすいと断られた。 無事ハデス達がクロノスに勝利した後、オリンポスと名付けられた新しい神殿で、兄弟皆と共に天地の支配権を持つ神として暮らすことになった。オリンポスの庭には、彼がヘラの肩を抱いて寄りそわれる姿があった。 ある夜、母レアの呼び出しを受け、ハデスとポセイドンとが、レアと会見している場へ行き、ハデスがレアを刺す場を目撃する。「母上まで亡き者にするつもりか?!」と叫んだ上で、兵に彼らを反逆罪で捕らえるように指示。逃げた二人を追うように命令した。誰も居なくなったところで、レアの傷を気遣うが、心配ないと告げられる。そして、微笑みながらこれでうまくいきそうだと言うレア。全てはレアが自分のために行なったことだと承知していた。自分の頬を優しく挟んで、おまえが唯一の全能神になるようにと優しく言われ、それに答えるように不適な笑みを浮かべるのだった。 全能神となった後 反乱vs対オリンポス軍 (11巻内「覇王の星座宮」より) 神殿に駆け込んで来て、自分の名を呼ぶ来たアルテミスを見て、反乱軍制圧最前戦にいるはずのアルテミスが戻ってくるなど何事だ?と、問いかける。 謁見の間で、跪きながらアルテミスから、自軍が反乱軍におされて、アテナが大変な苦戦を強いられていることを報告される。このままでは、すぐオリンポスへと進入して来るためすぐに援軍をと申し出された。 あのアテナがポルピュリオンに苦戦しているという報に、驚きの声を上げると、アルテミスが言葉を続けて、敵の勢いを報告。それを聞いて、「鎧を持て 私が行く」と、自身が行くことを告げた。 アルテミスは、自分が行くと告げられて驚きの声を上げていたが、「アテナすら苦しむ相手では いくら援軍を送ったとて変りあるまい 私が陣頭指揮をとる」と重ねて告げた。 そんな自分に対して、アルテミスはなおも反論しようとしたが、それを制すように、にこやかに微笑みながら、「私のオリンポスだ 私が守らずしてどうする」と、語りかけた。 そこへ、ヘルメスが「自分もお連れください」と、アルテミスの隣に進み出てきた。そんなヘルメスに対して、おまえは兄弟の中でも年若くまだ子供だと述べ、戦場へは連れて行けないと、諭した。 ヘルメスからは、もう15になるし、必ず役に立つように努力するからと訴えられた。そんなヘルメスに返事をする前に、「僕も行くよ」と、声をかけて来た者がいた。 声の主はアポロンだった。自分を真正面から真っ直ぐ見据えつつ、オリンポスにいても退屈だし、たまには戦もおもしろいかも、と述べるアポロンの口元には、笑みさえ浮かんでいた。 しばらく無言だったが、「では ふたりとも急いでしたくを整えよ すぐに出発する」と、ヘルメスとアポロンの同行を許可したのだった。 部屋で鎧を着こんでいると、ヘラが自分の名を呼びながら駆け込んで来た。振り向くと、鎧を着た自分の姿に、ヘラが一瞬絶句した後、本当に前線に立つのかと尋ねられた。 ヘラからの問いかけに、「私はオリンポスの主だ 当然のことだろう」と、返答するのだが、自分にもしものことがと心配し、取り乱すヘラ。 ヘラに対し、何をそんなに心配している?と問い、たかだかクロノスの残党を片付けるだけだと続けた。落ち着いてきた様子のヘラの両頬を包み込み、「何 すぐに戻る おまえは安心していつものように過ごしていろ」と告げたのだった。 ヘラから、折角この所、ポセイドンも戦を仕かけて来なかったのに、自分が休む暇がないとグチをもらされるが、そんなヘラに、「かまわぬ おまえを始め愛する者達を守るためだ」と、極上の笑みで答えたのだった。その後ヘラには、必ず無事で戻ってくるようにと、見送られた。 後ろにアポロン・ヘルメスと、援軍を率いて、アテナの所へ到着すると、すぐにアテナが出迎えに現われ、謝罪してきた。 「気に病むなアテナ 私の読みが足りなかったのだ」と、アテナに告げると、すぐにアテナから詳しい戦況を話すと、彼女の天幕へと案内された。 ヘルメスの所を訪ねると一人だった。「アポロンはどうした?」と、尋ねると、今ちょっと・・・と、言葉を濁しつつもアレスと鬼ごっこをと、伝えられ、「しょうがないやつだな どういうつもりでついて来たのか・・・」と、もらした。 その後、ヘルメスには、「アポロンに振り回されたりせずに ゆっくりと休んでおけ 明朝 陽が昇るまえに総攻撃をかけるぞ」と、伝えると、ヘルメスが自分を見上げてきた。そこで、「初めての実戦なのだから 十分注意するようにな もし何かあったら私はマイアに申し開きがたたないぞ」とも、告げておいた。 敵の動きを見抜き、ワナをはってアレスを布陣させていたが、アレスが敵を追って行こうとするのを見て、「深追いはするな!!」と、心話を送った。自分が居たのは、アレスの居る場とは、切り立つ崖の淵で隔てれられていた。 悔しげに自分を睨むアレス。背後にアテナ、アポロン、ヘルメスを従えて、「今は追撃をかけるときではない 敵を退けたらすみやかに戦列に戻れ」と、落ちついた様子で、冷静にアレスに命令した。その時、向こう側でポルピュリオン達と共に、撤退していくプロメテウスと、静かに目を合わせた。 「プロメテウスの反乱軍参戦は真実だったか・・・」と呟き、すぐ後ろに付き従っているヘルメスに、「気に病むな」と、声をかけて言葉を続けた。「プロメテウスはおまえの母の一族だが おまえはこの私の息子だ おまえの肩身がせまくなるようなことはない」 自分から諭されても、申しわけなさ気に、プロメテウスのことを、なぜ・・・ともらすヘルメスに、「やつのことだ 何か考えがあってのことだろうが・・・」と告げ、乗っている馬の踵を返すとアテナの横を通りぬけつつ、何も心配しないようにと、再度ヘルメスに申し伝えた。 天幕にアレスの訪問を受け、ポルピュリオンの首を取るいい機会だったのに、なぜさっき止めたのかと、怒りも露わに抗議を受けた。アレスに、「追撃の時ではないといった このあとの総攻撃に支障をきたす要因になる」と、説明をした。 自分の説明で、「オレではポルピュリオンを倒せないと?!」と、更に逆上するアレスに、「あせるなアレス 敵はポルピュリオンひとりではないのだぞ」と、諭すと悔しげな表情は見せたものの、無言で天幕を立ち去って行った。 夜明け前、馬上でアテナから出撃準備が整ったという報告を受けた。アテナには了解の返事を返し、その後全軍に、「出陣!!反乱軍を一気に鎮圧する!!」と、号令を下した。 敵の姿が見えはじめると、アテナからは、敵は波動の戦術だと報告を受けるが、「わかっている 鷲翼の形をとれ 中央をアテナ 左翼をアルテミス 右翼はアレスで攻めろ!! 決して戦列をくずすな!!」と、指示を出した。 当初は自分の後ろに控えてヘルメスから、「前線に出してください見ているだけは嫌です!!」と、訴えられたが、「あわてるなおまえは これが初陣だ」と、嗜めた。 後方で戦況を見極めていたのだが、ヘルメスに話しかけ、自分は前へ出るがヘルメスには後方を守るようにと告げた。ヘルメスから、自分も行くと告げられたが、「だめだ」と、拒否。「プロメテウスとおまえをたたかわせたくはない」と述べてから、ヘルメスに、「後方は頼んだぞ!!」と、言い置いて馬を駆った。 プロメテウスがアレスに傷を負わせ、今にも止めを刺さんとする所、アレスの後方から、現われ静止の声を投げかけた。そして、「おまえの相手は 私がしよう その役が務まるのは 私くらいだからな」と、プロメテウスを真正面から見据えた。 自分の出現にざわめく敵兵達だったが、プロメテウスが、誰も手だしをしないようにと、一喝した。その後、プロメテウスから「私が勝ったら―――必ず私の要求をのんでもらうぞ」と、告げられた。 「要求―――?」と、最初、何のことだか分からなかったが、人間に火を与えることだと思いあたる。そのことなら、以前禁じたはずだと、述べると、「だから今度こそ認めてもらう」というプロメテウスの言葉に、「いいだろう・・・おまえが勝ったら認めてやる」と、承知した。 自分の言葉を受けてプロメテウスは、「その言葉忘れるな」と、纏っていたマントを剥ぎ取りつつ、「勝負だ!!ゼウス!!」と、剣で挑んで来た。プロメテウスの剣を自身の剣で受け止め、何合も打ち合ったが、全く勝負がつかない。 「どうやら―――剣では勝負がつかぬようだな」と、プロメテウスに話しかけると、「そのようだ」と、応じられて、神力戦の術にを行なうため、同時に打ち合いを止めて少し離れた。 プロメテウスとの神力戦のため術の準備に入っていると、ポルピュリオンが自信満々に、後方から切りかかって来た。しかし、落ち着いて振り向きもせず、その首を術で飛ばした。 生首の状態になってもまだ息絶えず、驚きの声をあげるポルピュリオンを、首だけで振り返り、「愚かな・・・ おまえの野蛮な気配を見逃したりするものか」と、言い捨てた。 ポルピュリオンの姿に、総大将がやられたと慌てる敵兵士達だったが、ポルピュリオンが、「さわぐなっ!!わしはまだ死んでおらん」と、怒鳴るのを聞き、「しぶといな・・・ だがおまえは生かしてはおかぬぞ」と、止めを刺そうとする。 ポルピュリオンが力を解放したことで、山津波が起こった。プロメテウスが皆へ警告を発していたが、「逃げてもムダだ このままでは両軍ともつぶれる」と、無表情に呟いた。 持っていた剣を大地に突き立て、「静まれ大地よ しばらくの間は私の命令に従うのだ!!」と、力を放出。山津波がピタッと止まり、驚いている兵士達に、「両軍とも退けっ!!長くはもたぬぞ!!」と、怒鳴った。 戦が終わり、後ろにアテナを従えて、無事にオリンポス神殿に帰還すると、ヘラが嬉しそうな笑顔で「ゼウス!!」と、自分の名を呼びながら出迎えてくれた。「おかえりなさいませ」と、首に抱きついてき、瞳を合わせながら、自分のすばらしい活躍はすべて聞いていると、告げられた。 ヘラに「アレスが負傷している あとで見舞ってやれ」と、告げるとヘラからは、「アレスが?!」と、驚きの声が上げられた。そんなヘラに、「すぐに行ってもかまわぬぞ」と、述べると、ヘラは謝りつつも慌てて身をひるがえし、去っていった。 ヘラが去った後、アテナに、「兵士達に十分なほうびと休息を与えておけ」と指示。アテナから、「はい ありがとうございます」という了解の言葉の後、地下牢の捕虜はどうするのか?と問いかけられ、「そのことはおって沙汰する おまえも休め」と返事を返した。 謁見の間で、皆が集まり居並んでいた。上座に座る自分に、アレスが大声で、プロメテウスの処刑の願いを申し出て来た。黙したままの自分に、重ねてプロメテウスの存在の危険性を指摘し、ついには、「一族すべてを処刑してしまうべきだ!!」と、過激な発言を続けるアレス。 アレスの発言にざわめく人々の中、歩み出てアレスに話しかけたヘルメス。二人の言い争いを見守りつつも、座したまま静観している自分に、たまりかねたように、アルテミスが、「ゼウス様!!」と、声をかけ、助けを求めるような視線を送って来た。 アルテミスからの呼びかけをキッカケにしたように、瞑目したまま、「プロメテウスを連れて来い」と、一言静かに命じた。 アレスに強要されて剣を持ったまま、プロメテウスを前に躊躇しているヘルメス。後ろから、ヘルメスの持つ剣の柄に手を伸ばしながら、片腕でヘルメスを抱くようにしつつ、「剣を捨てろ―――私は こんなことは望んでいない」と、告げた。 抗議するアレスの声は無視し、プロメテウスを連行して来た兵士に、「錠をはずしてやれ」と、命じた。「プロメテウスは釈放する」と述べる自分に、涙を流して見上げ自分の名を呼んで来るヘルメスの頭にそっと手を乗せ、「まえの大戦ではずいぶんと世話になった男だしな」と、言葉を続けた。 「後悔するぞゼウス 私は考えを改める気はない―――」と、告げて来るプロメテウスに対し、「構わぬ 私は誰にも負けはせぬからな―――」と、自信たっぷりに応えたのだった。 デメテルを手折る (5巻内「悪戯の星座宮」より) 自身の神殿で思い悩むデメテルの背後から、ハデスのことを忘れるように告げながら、ハデスには冥府が似合いだと述べつつ、姿を見せた。自分を招いた覚えはないと拒否するデメテルに、ワザワザ会いに来たのだから、冷たくするなと側に寄って行った。デメテルの顔を覗きこみ、「相変わらず美しい 一族の中でもおまえは ひときわ輝いている」とその美貌を褒め称えた。 放すように大声を上げて身をよじり、無礼をやめるようにと抗議するデメテルに、「私に逆らえる者など この世にいない」と落ちついた声で応じた。それでも、「誰かっ・・・」と助けを求める声も虚しく、力づくで手折ったのだった。 帰る準備をした後、手折られた姿のままで泣いているデメテルに対して、ハデスには二度と会わないようにと命令し、終生大地を守ってゆくようにと告げた。その後、何事もなかったかのように去ったが、この行為によって、デメテルとハデスとを完全に引き離せた。 レアの予言を受けて(ベルセフォネー争奪) (2巻内「偽りの星座宮」より) 娘ベルセフォネーの出産後は一度も訪れなかった自分への訪問に、戸惑うデメテルに、母レアからの忠告で来たことを述べた瞬間、若い娘がデメテルを母と呼びながら、部屋へ飛び込んできた。その娘に、おまえがベルセフォネーかと笑みを浮かべつつ確認するが、怯えた様子のベルセフォネーの後ろからハデスが現れたことに、驚きを隠せない。 意外な場所で、意外な相手ハデスに会い、短い言葉の応酬をを交わしたが、本来自分がここを訪れた目的は娘ベルセフォネーだと、彼女の方向を向いた。話しを切り出して、自分と一緒にオリンポスに来るように告げる。即座に上がった、デメテルは抗議を無視。怯えたようにハデスの方に寄って行ったベルセフォネーには、お構いなしに、自分と来るなら最高の暮らしを約束してやると、話しを持ちかけた。 ハデスが口を挟んで来たが、おまえは関係ないと言うと、ベルセフォネーから、「かっ関係あるわっ」と反論される。そして彼女の口から、ハデスを好きなことを告げられて、驚いていると、いずれは冥府へ嫁ぐためオリンポスには行かないと力説された。 ベルセフォネーの言葉に、仕方なく今日は退散することにするが、彼女に向かって諦めないことを告げ帰った。しかし、間もなくベルセフォネーが冥府に嫁いだことを知り、驚愕。こんなにハデスが早くに手を打ってくるとは思っていなかったためだった。 報告に来たヘルメスに確認し、ハデスに対して憤っていると、ヘラがやって来た。嫉妬深いヘラには内密にことを運びたかった事柄だったので、ヘルメスならうまくやるだろうと、慌ててベルセフォネーの件を全て任せた。 母レアから「デメテルの娘を手に入れましたか?」と尋ねられ、「はい 母上おおせのとうりに―――」と答えると、娘はわれらの復活に関わる星らしいと告げられ、何があっても手放さないようにと言明される。 オリンポスへのハデス侵入後、ヘルメスの報告で、兵を率いてハデスとベルセフォネーの所に向かった。自分を見るハデスに、多勢に無勢を確信してか、よくぞオリンポスヘと入りこんだと褒めたものの、一人でどうするつもりだった?と問いかける顔は優越心に満ちていた。 自分を殺してでも、外にでると言うハデスに怒り、ハデスには己の言葉を後悔するなと言いつつ、兵士達に侵入者であるハデスを殺すようにと命じた。ハデスに向かって、襲っていく幾人もの兵士達。ハデスはベルセフォネーに自分から離れないように言い、力を放つと、そこには木偶人形のように倒れた兵士達の姿が。 驚きを隠せない自分に、こんな雑魚が相手になるかと、ベルセフォネーを抱きかかえながら、言い放つハデスに、地底に引きこもっても力は薄れていないか・・・と納得するが、レアが復活の星と予言した、ベルセフォネーだけはハデスに渡せないと剣を抜いた。 いずれ神代は滅びるが、ベルセフォネーが生まれ変わる地に再びティターンがよみがえるのだ。ベルセフォネーをハデス、「きさまにだけは渡せぬ!!」と、剣で襲いかかると、ハデスは応戦の構えをしつつ、自分側にいるベルセフォネーには少し離れるように、手で合図をしていた。 暫らくは、ハデスと二人で剣での殺りあいが続いたが、ハデスに剣を跳ね飛ばされた。自分の首元に剣をつきつけたハデスは、結界を解くようにと言い、ベルセフォネーに二度と近づかないようにと告げて来た。 ヘラが襲ったハデスへの短剣は、ハデスを庇ったベルセフォネーが受けてしまった。彼女を抱き締めたまま、力を爆発させ始めたハデスを見て、ヘラとヘルメスに逃げるように注意を促した。ハデスの力は、爆発すると手がつけられないものだった。 ■鈴木 (1巻内「伝承の星座宮」より) 都立聖和学園高等部の化学の教師。下の名前は不明。 ただの人間として生まれ変わっていたが、前世の記憶だけはしっかり持っていた。 好色だけは前世のままで、相変わらず節操無しに、女生徒に手を出していた。亜里沙(ベルセフォネー)のことにも気付き、襲おうとする。 前世の妻、平(ヘラ)が、起こした殺人により、事件の責任を取るといった形で転任。 ※注) 当初「伝承の星座宮」は、読み切りのつもりで書かれたものであったため、連載決定後、改めて下記、「泉 圭介」の名で登場する。 ■泉 圭介(いずみ けいすけ) 26歳。12月10日生まれ、射手座。B型。好きな色は、緑と茶色。 (6巻内「諍いの星座宮」内キャラプロフより) 有名な作曲家。両親は既に他界、兄弟も無し。趣味は、やっぱり浮気。(6巻内「諍いの星座宮」内キャラプロフより) ヘラが迫って来つつも不満を漏らすのを聞き、「目の前に最高の女神がいるのに ほかの誰を考える?」と、言葉ではヘラを賛辞しておいた。 (2巻内「魔性の星座宮」より) 新生ゼウス(11巻以降 登場) 影であったディオニュソス吸収後、復活。 金髪の長髪になり、肌の色も琥珀色に。性格もやや冷徹になった。 ディオニュソスを取りこんだ時に、左肩のうしろのオリーブの痣も消えた。(16巻内「反旗の星座宮」より)
https://w.atwiki.jp/gyakusai/pages/61.html
このページを編集する 日本語版はこちら。 名前は順に「日本語版/英語版/フランス語版」。 メインキャラクター 逆転裁判1 & 逆転裁判 蘇る逆転 逆転裁判2 逆転裁判3 逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ メインキャラクター 成歩堂龍一(なるほどう りゅういち)/Phoenix Wright/Phoenix Wright Phoenixは「何度でも蘇る」から。Wrightはright(正しい)からと思われる。 愛称「なるほどくん」は、英語版では「Nick」(ただしPearlからは「Mr. Nick」)。 英語版において1作目の小中大などは名字をもじり、"Phoenix Wrong"と呼んでいた。 2作目に登場するロバート・B・ナルホドーは、ミステリー作家のロバート・B・パーカーから。 英語版ではNaruhodo A. Wrighto、AはAttorneyのA。 勇盟大学/Ivy University/Henri Baucout Ivy League(アイビーリーグ)は米国北東部にある名門大学の一群(Yale, Harvard, Princeton, Columbia, Dartmouth, Cornell, the University of Pennsylvania, Brownの8大学)を指す。 リュウちゃん/Feenie/Feenie 綾里真宵(あやさと まよい)/Maya Fey/Maya Fey 綾里千尋(あやさと ちひろ)/Mia Fey/Mia Fey Feyは中国系の名字。名前共々アジアっぽい雰囲気を出していると思われる。 後述のキミ子がMorgan Feyであるあたり、アーサー王伝説に出てくる魔女、モルガン・ル・フェイ(Morgan le Fay:妖精モルガン)も意識していると思われる。 綾里春美(あやさと はるみ)/Pearl Fey/Pearl Fey pearlは真珠の意味。 ローカリゼーションディレクターJanet Hsu氏にによると、小説「 緋文字 」で登場する同じ名前の少女からという。( 公式ブログ より) 「罪悪」や「反省」が重要なテーマの作品であり、海外では「作中でのパールは不倫の子で、年齢にして珍しく鋭いことから」と思われる。 「はみちゃん」と呼ばれるが、英語版ではPearly(「~y」は「~ちゃん」とほぼ同じ雰囲気」) 成歩堂からはPearlsと呼ばれる。 矢張政志(やはり まさし)/Larry Butz/Paul Defes Butts(お尻)より。"butt of the joke"「笑われ者」という意味もある。 「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」は「When something smells, it's usually the Butz」→「怪しい匂いがすると思ったらおそらくButz(お尻)のやつだ」ということになる。 天流斎マシス/Laurice Deauxmim 御剣怜侍(みつるぎ れいじ)/Miles Edgeworth/Benjamin Hunter Edgeが刃、worthが価値のあるの意味。 オバチャンには「ミッちゃん」と呼ばれるが、英語版では「Edgey」、フランス語版では「Benji」。 糸鋸圭介(いとのこぎり けいすけ)/Dick Gumshoe/Dick Tektiv Gumshoeはゴム底靴の意味の他に、アメリカでの俗語で刑事の意味。 なお、ときにキミ子などに"Gymshoe"と呼ばれるときもあるが、こちらは俗語で「嫌な奴」という意味になる。 Dickも刑事の意味があるが、同時に俗語で間抜け等の意味を含む。 Tektivは探偵の意味。(=detective) アメコミのトレンチコート姿のタフガイ探偵ディック・トレイシー(Dick Tracy)もイメージしていると思われる。 亜内武文(あうち たけふみ)/Winston Payne/Victor Boulay Painで「痛む」の意味。 裁判長(裁判官)/Judge/Juge そのまま。 裁判官/Judge 英語版では名前表記が裁判長と同じ。 狩魔冥(かるま めい)/Franziska von Karma/Franziska von Karma ドイツ出身という設定なのでドイツ語名。由来不明。vonはドイツ貴族の名字につけられる。 なお読みは英語読みでは「フランジスカ・ヴォン・カルマ」、ドイツ語読みでは「フランツィスカ・フォン・カルマ」となる(舞台版では前者を採用)。 《メイちゃんのムチムチ大冒険》 / "Franzy's Whippity-Whip Trip"(日本語版に収録された英語版) / "Franzy's Whip Lash Splash Simple Magnificent" (北米発売の英語版) どちらの英語版も韻を踏んでいる。 ゴドー/Godot/Godot 由来は「ゴドーを待ちながら」。 まるほどう/Trite triteは「古臭い、ありふれた、新鮮味に乏しい」の意味。 逆転裁判1 & 逆転裁判 蘇る逆転 第1話 はじめての逆転/The First Turnabout/La Première Volte-face/Der Erste Wandel/-/-/첫 번째 역전(Cheot Beonjjae Yeokjeon) 第2話 逆転姉妹/Turnabout Sisters/La Volte-face des Sœurs/Wandel der Schwestern/-/-/역전 자매(Yeokjeon Jamae) 第3話 逆転のトノサマン/Turnabout Samurai/La Volte-face du Samouraï/Wandel des Samurai/-/-/역전의 토노사맨(Yeokjeon-ui Tonosamaen) 第4話 逆転、そしてサヨナラ/Turnabout Goodbyes/Adieux et Volte-Face/Adieu und Wandel/El caso del Adios/Ombre dal Passato/역전, 그리고 안녕(Yeokjeon, Geurigo Annyeong) 第5話 蘇る逆転/Rise from the Ashes/Phoenix Renaît de ses Cendres/Aus der Asche/-/-/- 高日美佳(たかび みか)/Cindy Stone/Cindy Stone 由来不明。某有名女優から? 山野星雄(やまの ほしお)/Frank Sahwit/Frank Khavu Sahwitはsaw it「目撃した」から。 Frank KhavuはFrank a vu「Frankは目撃した」から。 松竹梅世(しょうちく うめよ)/April May/Masha Vril April Mayは「四月五月」。 Masha VrilはMars Avrilで「三月四月」。 小中大(こなか まさる)/Redd White/Redd White コナカルチャーはBlue Corpなので、赤・白・青。 星影宇宙ノ介(ほしかげ そらのすけ)/Marvin Grossberg/Samuel Rosenberg 由来不明。 ボーイ/Bellboy/Le Groom そのまま。 荷星三郎(にぼし さぶろう)/Will Powers/Gustavo Lonte Gustavo LonteはA volonte(思いのままに)から。 トノサマン/Steel Samurai Steel=鋼、金属の一種。直訳すると「鋼の侍」 ヒメサマン/Pink Princess 直訳すると「桃色の姫」 オバチャン(大場カオル/おおば かおる)/Wendy Oldbag/Flavie Eichouette 英語でおしゃべりは「Windbag」。 Vieilleはおばあちゃん、chouetteは素敵な、の意味。 衣袋武志(いぶくろ たけし)/Jack Hammer/Jacques Hammer ジャックハンマー(空気圧による手持ち削岩機のこと)からか。 スタッフ(間宮由美子/まみや ゆみこ)/Penny Nichols/Iseult Rosentz ペニー硬貨と、ニッケル硬貨より。 大滝九太(おおたき きゅうた)/Cody Hackins/Kevin Miron コード・ハッキング(Code Hacking)より。 勝手に撮影所に潜入するさまから、アメリカのアクションコメディ映画「エージェント・コーディ・バンクス」(Agent Cody Banks)のタイトルの影響もあるかもしれない(余談だが、この映画の主人公も九太ほど幼くはないものの少年である)。 宇在拓也(うざい たくや)/Sal Manella/Sal Monello サルモネラ(病原菌の一種) 姫神サクラ(ひめがみ さくら)/Dee Vasquez/Dee Vasquez 「歌姫」を意味するdivaより。 Vasquezはスペインの苗字。 狩魔豪(かるま ごう)/Manfred von Karma/Manfred von Karma 身長:177cm Manfred(英:マンフレッド/独:マンフレート)は「mann」(男)または「magan」(力)+「frid」(平和)。 Karma(カルマ)はヒンズー教・仏教で「業」。 力ずくの平和による業、というところだろうか。 珍しく日本語版と同じ音の名前。 海外では一次大戦期のドイツの陸軍軍人、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン男爵( wiki )にあやかった、とする説も。 man freed from karma(業から解放された男)の捩りとも。 生倉雪夫(なまくら ゆきお)/Robert Hammond/Jean Durand 由来不明。 大沢木ナツミ(おおさわぎ なつみ)/Lotta Hart/Eva Cozesouci Lottaはa lotの短縮形。"A lot of heart"のもじりと思われる。 Elle va causer (des) soucisでShe’ll be trouble、トラブル女、といったところ。 灰根高太郎(はいね こうたろう)/Yanni Yogi/Yani Yogi Yogiは「ヨガ」を意味する。 綾里舞子(あやさと まいこ)/Misty Fey/Misty Fey 由来不明。 Mistyは「霧深い」「ぼんやりした」という意味がある。 御剣信(みつるぎ しん)/Gregory Edgeworth/Henri Hunter 映画、アラバマ物語の弁護士である主人公、アティカス・フィンチを演じた俳優、グレゴリー·ペックより。 実際、作中でのアティカスの見た目は信にかなり似ている。 宝月茜(ほうづき あかね)/Ema Skye/Ema Skye 「茜差す空」、空=sky=skyeからか 身長:154cm 宝月巴(ほうづき ともえ)/Lana Skye/Lana Skye 由来不明。 市ノ谷響華(いちのたに きょうか)/Angel Starr/Angelique Starr 由来不明。 罪門恭介(ざいもん きょうすけ)/Jake Marshall/Alex Marshall MarshallはMarshal(連邦法執行官)。 巌徒海慈(がんと かいじ)/Damon Gant/Damien Gant Gantはフランス語で手袋の意味があるが、これが由来に関係するかは不明。 多田敷道夫(ただしき みちお)/Bruce Goodman/Eric Lebon 由来不明。 GoodmanのgoodやLebonのbonは日本語の姓の多田敷(→正しき)から来ている? 原灰ススム(はらばい すすむ)/Mike Meekins/Bill Ballaud Meekinsはmeekly、ふがいなく、いくじなくの意味。 Ballaudはbalourd、不器用の意味。 青影丈(あおかげ じょう)/Joe Darke/Joe Sinister 由来不明。 Joeは日本語版からそのまま持っていったと思われる。 Darkeはdarkから? Sinisterはフランス語で不吉を意味する。 罪門直斗(ざいもん なおと)/Neil Marshall/Fred Marshall MarshallはMarshal(連邦法執行官)。 ▲ページ上へ▲ 逆転裁判2 第1話 失われた逆転/The Lost Turnabout/La Volte-face Perdue/Der Vergessene Wandel/El Caso Perdido/Un Nuovo Inizio/사라진 역전(Sarajin Yeokjeon) 第2話 再会、そして逆転/Reunion, and Turnabout/Réunion, et Volte-face/Wiedersehen und Wandel/Reunion y Caso/Incontri e Separazioni/재회, 그리고 역전(Jaehoe, Geurigo Yeokjeon) 第3話 逆転サーカス/Turnabout Big Top/Volte-face Circus/Wandel im Zirkuszelt/-/-/역전 서커스(Yeokjeon Seokeoseu) 第4話 さらば、逆転/Farewell, My Turnabout/Adieu, ma Volte-Face/Leb wohl, Wandel/Adiós, caso mío/Un Triste Addio/안녕히, 역전(Annyeonghi, Yeokjeon) なぜかフランス語版はCirqueではなくCircusになっている。 須々木マコ(すずき まこ)/Maggey Byrde/Maguy Loiseau 英語版/ 須々木と鈴木ネタは、MaggeyとMaggie magpie(カササギ)は不幸のシンボルらしい。 http //rockyemon.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/superstition_726c.html イギリスの迷信に「カササギ(magpie)を見かけるのは、1羽目は不幸、2羽目からは幸運」 フランス語版/ Loiseauはthe birdの意味。 須々木と鈴木ネタは、MaguyとMagui 諸平野貴雅(もろへいや たかまさ)/Richard Wellington/Richard Wellington 「金持ち」を意味するrichとwell-offより。 町尾守(まちお まもる)/Dustin Prince/Dustin Prince dusting printsで「指紋検出」の意味 綾里キミ子(あやさと きみこ)/Morgan Fey/Morgan Fey 英語名はMorgan le Fayが由来。 http //www.pandaemonium.net/menu/devil/Morgan.html モルガン・ル・フェ (Morgan le fay) ケルト神話(Celtic mythology)より アーサー王の異父姉と言われる魔導師。当初アーサー王に敵対し、さまざまな手口でアーサーを危機に陥れる。 しかし、のちにアーサーがモードレッドとの決戦で瀕死の重傷を負うと、アーサー王の傷を癒すため、常若の島アヴァロンへと彼を連れ去ってゆく。 綾里供子(あやさと きょうこ)/Ami Fey/Ami Fey 英語版では「AMI」→「I AM」 AmiはAmitabha(仏教の阿弥陀仏)が由来。 霧崎哲郎(きりさき てつろう)/Turner Grey/Paul Afforme Turner GreyはGrey-Turner's signという医学用語から。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E8%86%B5%E7%82%8E http //en.wikipedia.org/wiki/Grey-Turner's_sign Pas la formeでI'm not doing so well(調子が悪い)の意味からか。 葉中のどか(はなか のどか)/Ini Miney/Ines Speray 葉中未実(はなか みみ)/Mimi Miney/Daisy Speray 英語版/ 姉妹合わせてEeny, meeny, miney, moに由来していると思われる。 Eeny, meeny, miney, moは鬼を決めるときの歌。 http //www2u.biglobe.ne.jp/~torisan/mglist-e.html フランス語版/ Ines SperayはInespere「驚くべきことの」からか。 Daisy SperayはDesespere「破れかぶれの」からか。 堀田院長(自称)(ほった)/Director Hotti/Directeur Sashoff 由来不明。 堀田クリニック/Hotti Clinic/Clinique Sashoff/Hotti-Klinik マックス(マキシミリアン・ギャラクティカ)(山田耕平/やまだ こうへい)/Max(Maxmillion Galactica)(Billy Bob Johns)/Max(Maxmillion Galactica)(Pierre Paul Jacques) 英語版・フランス語版共にMaxmillion Galacticaが採用されている。 本名はいずれも田舎っぽい、ありふれた名前。 立見七百人(たちみ なおと)/Russell Berry/Loic Hullere タチミ・サーカス/Berry Big Circusはvery big(とても大きな)から。 フランス語ではCirque Hullere いずれにしろ団長の姓を冠したサーカスであることには変わりない。 トミー(富田松夫/とみた まつお)/Moe(Lawrence Curls)/Frise(Jeff Rizet) The Three Stoogesという、1930年代から、第2次世界大戦の戦前戦後を通じて活躍したコメディ・チームのメンバーの名前「Larry, Moe, Curly」を使用している模様。 ベン(木住勉/きずみ べん)&リロ/Ben(Benjaman Woodman) Trilo/Mike(Michael Heurtarive) Yvan 腹話術は英語でventriloquism(ベントリロキズム)。フランス語ではventriloque。 英語版リロのフルネームはTrilo Quist。 フランス語版リロのフルネームはYvan Triloque。 ミリカ(立見里香/たちみ りか)/Regina Berry/Monique Hullere ラトー/Regent/Kishik tigerを逆にしてregitから。 リオン/Leon ルーサー/Money the Monkey/Money アクロ(木下大作/きのした だいさく)/Acro (Ken Dingling)/Acro(Aleg Loche) バット(木下一平/きのした いっぺい)/Bat (Sean Dingling)/Bate(Alec Loche) 英語版は名字のDinglingはリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスと、Dangling「宙ぶらりん」からの命名か。 リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス (Ringling Bros. and Barnum Bailey Circus) は、米国の著名なサーカスである。(以下略) Dangling http //wiki.livedoor.jp/yushinhozumi/d/dangling 分野:プログラミング dangling pointer とか dangling reference とかいう風に使われる形容詞で、ポインタや参照が、参照先を失って「宙ぶらりん」になっていることを指す。(以下略) 王都楼真悟(おうとろう しんご)/Matt Engarde/Matt Engarde MattはMatthewの短縮形。 en gardeで、フェンシングにおける、(主審が試合開始直前に選手に命じて)「構えて」*フランス語 英訳すればon guard。 海外ファン曰く、“彼の二面性が「常に警戒して」いる状態=「構えて」いる状態であることを意味するのではないか?” 猫のシュウちゃんはShoe。 トノサマン・丙!/Nickel Samurai Nickel=ニッケル(金属の一種) 甲と乙はAluminium Samurai/Tin Samurai Aluminium=アルミニウム(金属の一種) Tin=ブリキ(金属の一種) トノサマンシリーズは金属の名前から取られている。 藤見野イサオ(ふじみの いさお)/Juan Corrida/Juan Corrida Juan:ファンないしフアン、スペインでよくある名前(英語のJohnに相当)、イサオに特に意味がないから一般的なネーミングではないかと Corrida:闘牛 忍者ナンジャ/Jammin' Ninja/Ninja Billy 華宮霧緒(かみや きりお)/Adrian Andrews/Andrea Landry Adrian/Andreaは女性・男性いずれにも使われる名前。 高菱屋 = Lordly Tailor(アメリカで最も古いデパートのひとつである Lord Taylor からか?) 虎狼死屋左々右エ門(ころしや さざえもん)/Shelly De Killer/Bernick de Killer Shellyは例のカードに貝(Shell)が描かれているため。 berniqueはフランス語で「貝」。 虎狼死屋の屋号は"De Killer' 田中太郎/英語版John Doe http //d.hatena.ne.jp/keyword/John%20Doe ジョン・ドゥは日本語で言う「名無しの権兵衛」。偽名や仮想被告名としても使われる。 名前がわからない遺体を、仏さんとかドザエモンとか呼ぶのと同じ。 田中太郎/フランス語版Alonso Bistro Allons au bistroで「パブに行きましょう」の意味。最終日法廷の「パブで依頼人と会った」に引っかけたネタと思われる。 天野由利恵(あまの ゆりえ)/Celeste Inpax/Celeste Lavoute Celeste:イタリア語で青色/空色 ▲ページ上へ▲ 逆転裁判3 第1話 思い出の逆転/Turnabout Memories/Souvenirs et Volte-face/Wandel der Erinnerungen/-/-/추억 속의 역전(Chueok Sok-ui Yeokjeon) 第2話 盗まれた逆転/The Stolen Turnabout/La volte-face volée/Der Gestohlene Wandel/-/-/- 第3話 逆転のレシピ/Recipe for Turnabout/Recette de volte-face/Wandel nach Rezept/Receta para un Caso/Ricetta per il Delitto/역전의 레시피(Yeokjeon-ui Resipi) 第4話 始まりの逆転/Turnabout Beginnings/La volte-face initiale/Der Ursprüngliche Wandel/El Origen del Caso/Un Tragico Esordio/시작의 역전(Sijak-ui Yeokjeon) 第5話 華麗なる逆転/Bridge to the Turnabout/Le pont des volte-face/Brücke zum Wandel/Puente hacia el caso/Confronto Finale/화려한 역전(Hwaryeohan Yeokjeon) 呑田菊三(のんだ きくぞう)/Doug Swallows/Patrick Hauméot DougはDouglasの短縮形。 drag「薬」+swallow「飲む」 海外の人曰く、HauméotはOh mais ho! = You're crazyが由来かもしれないとのこと。 ノンちゃん/Dougie 美柳ちなみ(みやなぎ ちなみ)/Dahlia Hawthorne/Dahlia Plantule dahliaはダリアの花。 ローカリゼーションディレクターJanet Hsu氏に曰く「X JAPANのファンとして“DAHLIA”という名前が気に入って、当時そのタイトルのアルバムを聴いていたから」 Hawthorneは短編小説「ラッパチーニの娘」とPearl(春美)の由来である「緋文字」の著者、ナサニエル・ホーソーンから。( 公式ブログ より)「ラッパチーニの娘」は「毒に対する免疫ができる過程で、自分自身が有毒になる」という物語である。 キャロライン・ヘインズ著「 ダリアハウスの陽気な幽霊 」も由来か。 海外ファン曰く、「 ブラック・ダリア事件 (1947年にアメリカで発生した殺人事件)」からの可能性も。 ちぃちゃん/Dollie/Dollie Hsuさんに曰く「某非公式翻訳の試みへのリスペクトということで、"Dolly→Dollie"の流れに気づいてくれた方がいて嬉しかったです」(そこでフルネームは「Dolores "Dolly" Willow」) Plantuleは苗 天杉優作(あますぎ ゆうさく)/Ron DeLite/Henri Duplaisir DeLiteはdelight(喜び)から。 Du plaisirで喜び、楽しさの意味。 ユーサクくん/Ronnie 怪人☆仮面マスク/Mask☆DeMasque/Mask☆DeMasque 毒島黒兵衛(ぶすじま くろべえ)/Kane Bullard/Ken Bullard 日本語版同様イニシャルがK・Bになっている。 Kaneはローマ字読みで金とも読める。毒島は金に目がないという設定がある。 Bullardはbully(弱い物イジメ)からか。 KB警備/KB Security/KB Sécurité 星威岳哀牙(ほしいだけ あいが)/Luke Atmey/Matt Moissat Look at meから。 Mate-moi ça !でLook at thatの意味合い。 ズヴァリ/ZVARRI/ZVARRI 天杉希華(あますぎ まれか)/Desirée DeLite/Désirée Duplaisir 不明。 まれかちゃん/Dessie 岡高夫(おか たかお)/Glen Elg/Marc Ram 日本語版同様、回文。 五十嵐将兵(いがらし しょうへい)/Victor Kudo/Victor Kudo Victorはvictory(勝利)からか? 日系人(ただし発言※からは日系一世のようである)という設定らしいのでKudoは日本の工藤からと思われる。 ※ 「Born and bred in the Land of the Rising Sun!」(生まれも育ちも日の昇る地でございます。) 「(前略)back in Japan, I embroidered family crests on kimonos!」(日本じゃ和服に、家紋を描いておった。) 本土坊薫(ほんどぼう かおる)/Jean Armstrong/Luigi Labocca Jeanは英語(読み:ジーン)では女性の名(Janeのスコットランド形)だがフランス語(読み:ジャン)では英語のJohnに相当する男性の名。 オカマキャラなところを名前であらわしたのだろうか。 Luigiはイタリア語のLudovicoの短縮形だが英語版のような意味はない。 イタリア語のLa Boccaは口の意味。 フレンチレストランの吐麗美庵は、フランス語版ではイタリアンレストランに変更。 吐麗美庵/Tres Bien Restaurant/Bellissima 小池ケイコ(こいけ けいこ)/Lisa Basil 回文。 バグダス/Blue Screens, Inc./Blue Screens, Inc. ブルースクリーン 出典:IT用語辞典 Windowsでシステムに重大なエラーが生じた場合に表示される、青い画面に白い文字でエラーメッセージが表示される画面。システム全体がダウンしてしまうような致命的なエラーを告げる場合に表示されることが多い。(以下略) 鹿羽うらみ(しかばね うらみ)/Viola Cadaverini/Violette Cadaverini cadaverで「(解剖用の)死体」。 暴力団=マフィアのイメージから、イタリア風の名字になっていると思われる。Tigreの呼ぶviolettaは同じくイタリア系の女性名。 フランス語版は、フランス語のViolerで強姦の意味になるので、Violetteに変更したのでは? と海外掲示板で推察していた。 トラさま/Don Tigre 芝九蔵虎ノ助(しばくぞう とらのすけ)/Furio Tigre/Furio Tigre furious/激怒した, 怒り狂った ビタミン広場/Vitamin Square/Le parc des vitamines うらみちゃん/Violetta ゼニトラ/The Tiger クリーニングボンバー/MC Bomber/MC Bomber カリヨーゼ/Tender Lender/Sandouille-Crédit Tender/人柄が優しいさま Lender/金貸し なお、真宵の言う「ナルホドくんのニセモノ」はXin Eoph(Phoenixを逆にした物) 鹿羽権太(しかばね ごんた)/Bruto Cadaverini/Bruto Cadaverini 尾並田美散(おなみだ みちる)/Terry Fawles/Régis Florimet tear(涙)、fall(落ちる)。 Fleury-Mérogisでパリ近くにある刑務所の名前らしい。 美柳勇希(みやなぎ ゆうき)/Valerie Hawthorne/Valérie Plantule Valerieは「強さ」。 神乃木荘龍(かみのぎ そうりゅう)/Diego Armando/Diego Armando DiegoはJacob(英語読み:ジェイコブ、ヤコブのこと)のスペイン語形。 見た目が褐色なので中南米系かと思われる Armandoはスペイン語で「武器を取るために」または「防御を開始するために」 吾童川/Eagle River/Rivière Aigle 無久井里子(むくい さとこ)/Melissa Foster/Melissa Foster melissaも花の名前。 foster childで「里子」。 あやめ/Iris/Iris そのまま英訳。 天流斎エリス(てんりゅうさい えりす)/Elise Deauxmim/Elise Deauxmim Deux name = Two namesか。 毘忌尼(びきに)/Bikini/Bikini そのままビキニ。 葉桜院/Hazakura Temple ▲ページ上へ▲ 逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ ハブリー・リッチナンデ/Avery Richman エンドルー・カネスキー/Benjamin Cashanova 裁牙由三郎(さいが ゆさぶろう)/Tristan Turnbull ジャムヌッテ・パンタベルノ/Mara Mytonbred 「Marmite on bread(パンの上にマーマイト)」のもじり? バターデ・パンタベルノ/Vega Mytonbred 「Vegemite on bread(パンの上にベジマイト)」のもじり? エドガー・ピストン/Edgar Piston アラン・シリンダー/Allan Cylinder ゲイル・ゲーリック/Gale Gaelic レジーナ・ロコモティ/Regina Locomoti リック・スティーム/Rick Steam ▲ページ上へ▲
https://w.atwiki.jp/genbunkai/pages/76.html
名前 キャラクター名 性別 年齢 コードネーム プレイヤー 千鳥橋圭介 男 22 ブルズ・アイ 長空 基本情報 シンドローム ワークス カヴァー HP イニシアティブ 侵食基本値 ノイマーン FH戦闘部隊員 FHエージェント 12 13 32 能力値・技能 肉体(3) Lv 感覚系(5) Lv 精神系(3) Lv 社会系(1) Lv 白兵 射撃 3 知識: 情報:FH 1 回避 1 知覚 1 機械操作 情報: 運動 隠密 RC 1 調達 2 耐性 精密作業 意思 交渉 運転:車 3 追跡 芸術 エフェクト 名称 Lv 技能 侵食率 目標値 対象 タイミング 詳細 リザレクト 1 宣言 後述 - 自身 後述 [Lv]DのHPを回復 ワーディング 1 宣言 - - 後述 後述 特殊な結界を張る 皿なる波 1 シンドローム 2 - - Major 攻撃力+[LV]× 吼え猛る爪 1 射撃、白兵 2 対決 1体 Major 装甲無視、攻撃力+[LV-3] オウガバトル 2 射撃、白兵 3 - 1体 Major/ReAct クリティカル-+[LV] 急所狙い 2 射撃、白兵 2 対決 - Major 攻撃力+[LV×2] シューティングシステム 1 射撃 2 対決 1体 Major/ReAct ダイス+[LV×2] 知識の泉 1 情報 2 - 自身 Major ダイス+[LV×2] コンボデータ コンボ名 技能 組み合わせ 侵食率 効果 ブルフィニッシュ100%以下 射撃 さらなる吼え猛るバトル狙いシステム 11 攻+12、クリティカル 8、ダイス+7個、装甲値無視 ブルフィニッシュ100%以上 射撃 さらなる吼え猛るバトル狙いシステム 11 攻+17、クリティカル 7、ダイス+9個、装甲値無視 ライフパス ライフパス 内容 詳細 生まれ 待ち望まれた子 なかなか子供の出来ない裕福な家に生まれる。 経験1 幼少:虐待 が、バブルがはじけ両親は自殺。親戚に預けられた後は叔父から過度の虐待を受ける。 経験2 欲望:勝利 勝利こそが人生の美酒… 覚醒 憤怒 どうしてボクばっかりこんな目にっっっ!!! …そう思った瞬間叔父の頭が吹き飛んだ… 衝動 加虐 死んでくれよ…キミィ… キャラクターの設定 「あぁっ!!! 僕はなんて美しいんだっ!!!」 いつもながら、鏡の中の僕には恍惚とさせられる… こんなに美しい人間が存在してよいものだろうか? 美の女神でさえも僕の前では物陰に潜めるだろう。 あぁ、僕はなんて罪な人間だろうか!!! しかしこの世界、醜いものが多すぎる。 この僕が住む世界は美しいもので満たされなければならないはずなのにっ!! 醜いものは全て処理しなくてはならない… ロイス 関係 名前 感情(Positive) 感情(Negative) 設定 タイタス Dロイス 装着者 □ □ ラピッドファイヤ □ 母親 千鳥橋京子 □同情 ■嫌悪 僕を捨てた貴方を決して許さない… ■ 上司 都築京香 □有為 ■偏愛 あの人は僕の母上も同然だ □ シナリオロイス 春日恭二 □同情 ■憐憫 無能な奴は死ね! □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ アイテム(固定化ポイント:3) 名称 固定 技能 攻撃力 防御力 装甲 隠蔽 詳細 ラピッドファイヤ (21) 射撃 +8 -/- - 8 宣言により攻撃力+3、3回まで コネ:傭兵 1 情報 軍事 ダイス+2個 防弾・防塵ジャケット 2 - - -/- 5 3
https://w.atwiki.jp/library801/pages/550.html
更新日:2009-05-16 作者名: 羽田 圭介 読 み: はだ けいすけ 作 品: 「黒冷水」 レ ス: 【活字】 801図書館 3 【総合】 http //pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1093773483/ 356 名前:風と木の名無しさん :05/03/02 23 49 42 ID Ve1AomJE 黒/冷/水 兄弟喧嘩萌え。兄のネタで弟が掻く。 弟の寝顔を見ずにいられない兄。 ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/mobapurowiki/pages/1325.html
内野/二/遊/左 右投げ/両打ち/176cm/63kg 神奈川/M/COST:6 自慢の俊足 50mを5秒5で走る俊足が自慢の内野手。 出場機会を増やすため外野の練習にも取り組んでおり、様々なポジションを守れる。 課題の打撃も徐々に良くなっており、足を生かしてのレギュラー定着が期待される選手である。 ステータス 期数 打撃 守備 パワ 走力 肩力 更新 1 5 7 5 8 6 up120415 2 6 7 6 8 6 up120415 3 up 4 6 7 5 8 6 up120620 5 6 7 5 8 6 up120616 6 6 7 5 8 6 up120619 7 up 8 up 9 up 10 up 守備適性 3 2 2 4 3 1 1 1 打順適性 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 4 3 2 2 2 3 4 4 4 特性/球種 粘り 盗塁 更新日:2012-06-20
https://w.atwiki.jp/gyakutendot/pages/13.html
現在13人 成歩堂 龍一 綾里 千尋 綾里 真宵 御剣 怜侍 糸鋸 圭介 矢張 政志 狩魔 豪 御剣 信 裁判長 トノサマン 小中 大 大場 カオル 大滝 九太
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/44.html
1: 「実に素晴らしい手腕だったよ、君」 黒檀のプレジデントデスク越しに、体格の良い白人男性が、実に機嫌の良さそうな笑みを浮かべてそう言った。 見るからに上機嫌と言うような体である。この場に彼だけを取り残したら、最高級のウール絨毯が敷き詰められたこの部屋で、1人スキップでもし始めそうである。 「恐縮です、局長」 局長と呼ばれる男性の目線の先に居る、首にクラバットを巻き、ワインレッドのスーツを身につけた男が、恭しく一礼する。 貴族然服装をした、実にきざったらしい男性であるが、その恰好が妙に様になっているのが、また奇妙だった。 「確か向こうでは20歳で検事になったそうじゃないか。自由の国アメリカでも、この年齢で検事になるのは大変な事だよ。 君は、日本の検察界における麒麟児として、法曹の世界で見られていたのではないかね」 「いえ、私は少しだけ記憶力が人より優れていたものですから……知識の詰め込みが得意だっただけの事。私が今のような検事になれたのは、私の師の存在があってこそです」 「日本人は謙遜が上手いなぁ」、と局長は笑い飛ばした。つられてワインレッドのスーツの男も微笑みを浮かべる。しかしスーツの男の胸中は複雑であった。 スーツの男はどちらかと言えば、自らに検事の何たるかを叩き込んだあの男の事など、もう2度と思い出したくない程トラウマだった。 だがしかし、どんなにあの男の事を嫌悪しようが、忌避しようが、結局自分が今検事と言う身分で活躍出来ているのは、ひとえにその男が検事として、 そして指導力が優れていた、と言う事実が確かにあるのである。このような場で話のタネになれる事が、せめてもの幸い、と言うものなのだろうか。 「それにしても、同じ師匠に師事した検事が日本から研修にやって来ると聞いた時には、どんな恐ろしい人物がやって来るものかとハラハラしたが……。 君のような人物ならば、私も歓迎だよ。どうだね、此処で働いてみないかね。待遇は向こうよりも良くしてあげるが」 「ハハハ、お誘いの言葉は嬉しいのですが、私はあちらの方が性に合ってるのですよ、局長。それにゴッサムの検事局には、私の姉弟子がいる筈。 彼女を抑えている限りは、十分局長の評価は約束されておりますよ」 と、スーツの男はやんわりと局長のヘッドハントを断るが、局長はそれに対して少しだけ渋面を作る。 どうもスカウトを断られた事よりも、スーツの男が言った、冥と言う人物に対しての表情のようだ。 「うーむ……冥くんの事か。彼女も確かに優秀なのだが、いかんせん……」 「いかんせん……?」 「……法の庭で鞭はいただけないんだよなぁ」 「御尤もです」 スーツの男は苦笑いを浮かべた。あのじゃじゃ馬は、この地でも相変わらずであったようだ。 「兎に角、今日は御苦労だったな御剣くん。下るであろう評価を、楽しみにしていたまえ」 「ありがたい事ですな」 「下がっても構わんぞ、ゴッサム地方検事局にいたいと言うのならば、部屋に残っても構わんがね」 「いえ、失礼させて貰います」 ハハ、とゴッサムの地方検事局長は、乾いた笑いを浮かべるが、瞳は余り笑っていなかった。 デカい魚を釣り上げかけ、あと一歩と言う所で逃してしまった釣り人のような表情で、局長は、日本から海外研修にやって来たエリート検事、御剣怜侍の退室を見送った。 退室しドアを閉めてから、ふぅ、と一息つく御剣。 あそこまで解りやすいヘッドハントを受けるとは思ってもみなかった。御剣も人間であるから、高い給金にはそれなりの魅力を感じる。 しかし、故郷である日本を離れてまでは……、と言うのが、彼の偽らざる本音でもあった。それに、このゴッサムでヘッドハントをされたとしても、意味がないのである。 そろそろ検事局を退社する時間だ。今日は1件、携わっていた裁判案件を解決させてやや疲労が溜まっている。帰って少し、身体を休める必要があるだろう。 そう思い歩きだし、十m程進んだ、その時だった。真正面から、とてもよく見知った女性が、此方へと近づいてきた。 「局長から随分と気に入られたのではなくて、レイジ」 ジュラルミンのような銀髪をした、如何にもタカ派、と言う風な装いの美女が、棘を含んだ声音でそう言った。 狩魔冥。40年間と言う驚異的なまでの無敗記録を誇る、伝説の天才検事、狩魔豪を父に持つ、紛う事なき天才検事。 そして、御剣の妹弟子――冥の方は断固として自分の方が姉弟子であると譲らない――でもある女性である。 「熱烈なアプローチを受けて来た所だよ。断ったが」 「あら、このゴッサムで活躍するのが怖かったのかしら、レイジ?」 「君の検事局での居場所を奪うのが忍びなかっただけだ、メイ」 優越感溢れる笑みを浮かべていた冥の顔が、途端に不機嫌そうなそれに変わる。 そして次の瞬間、懐からビニール製の一本鞭を取り出し、ピシィッ、と床を強かに打ち付けた。 床を叩いた時の音と言い、見事なまでの鞭捌き、と言うものだった。 「被告はゴッサムの中堅マフィアの幹部達、そして弁護するのはそのマフィア達の顧問弁護士。馬鹿が見たって解る、黒い弁護士よ。 社会のゴミから有罪を勝ち取る気分はどう? 胸が空くような気分じゃないかしら、レイジ?」 「弁護団の悔しそうな顔と被告側の怒号が今でも思い出せる。あれは良いものだったな、日本では味わえない」 日本ではどちらかと言うと、被告の側にも少しばかり同情の余地がある者を相手にする裁判の方が多く、有罪を勝ち取った御剣でも、 本当にあれで良かったのかと思う事は多々あったが、ここゴッサムでは麻薬を売買だったり殺人や強盗だったりと、 法の素人が見ても有罪確定の犯罪者を相手に裁判をする事が殆どだ。こう言う相手には御剣も心置きなく、全力で有罪を勝ち取りに行ける。 そうして勝ち取った有罪判決は、何とも快哉を叫びたくなるような気分になるのだ。被害者の権利を守ると言う検事の仕事の意味を実感できる瞬間であった。 「……貴方が此処に研修にやって来ると聞いた時には、驚くと同時に、内心喜んだわ。姉弟子としての力を見せつけてやれるのだから」 「私としてはメイが此処にいると聞いて憂鬱だったよ。こんな所でも鞭に打たれると思うと気分が晴れない」 「歳は貴方の方が上だけど、此処では私の方が先輩よ。ありがたく鞭を頂戴しておく事ね」 ここでは後輩は冥に鞭で打たれる事が当たり前らしい。何とも酷い職場もあったものである。 「アメリカでの初の裁判を勝利で飾れた事は姉弟子として誇らしく思うわ。だけれども、アメリカは私のホームグラウンド。日本の常識は通用しないわ。 このゴッサムで、どちらが検事として優れているか、そして、私の検事としての実力をとくと目にしておく事ね!!」 再び、床を鞭で一叩きした後で、ツカツカと御剣の横を冥は通り過ぎて行く。 心なしか、イキイキとしているように御剣には思えた。このゴッサムに見知った顔、しかも同じ師を持つ人物がやって来たのである。 ライバルとして認識し、張り合いがあると思うのは無理からぬ事かも知れない。 このゴッサムでの狩魔冥は本当に、御剣怜侍のよく知る彼女そのものだった。 最後に出会った時と、些かもその峻烈さは変わっていない。だからこそ、御剣には信じられなかった。 あの狩魔冥が本物の狩魔冥ではなく、ただのNPCである、と言う事実が。 2: 無二の親友である成歩堂龍一の月給を24ヵ月分は貯めなければ到底買えない程の値段の真っ赤なスポーツカーを運転し、御剣は夕のゴッサムの都会を走っていた。 総生産額で言えば東京の方が遥かに上であり、その面だけで見るならばあちらの方が都会であろう。 しかしゴッサムシティーの、近未来的なデザインの高層ビルが立ち並び、幾億ものネオンが光彩陸離と乱舞するその夜景はまた、格別のものがある。 見知った東京の光景よりも、此処ゴッサムの方がより進んだ都会に見えるのは、御剣が長い事東京で過ごしていたせいであるからだろうか? アメリカ暮らしの長い冥には、この光景が当たり前なのだろうか。 ゴッサムシティなる都市は、アメリカ合衆国には存在しない。 過去本当に、アメリカに海外研修に行った事のある御剣は、アメリカの地理にはそれなりに明るい。 無論、極めてマイナーな田舎レベルの町は流石の御剣も知識の範囲外であるが、ゴッサム程進んだ都市を御剣が知らない訳がない。 ……尤も、そんな推理を巡らせるまでもなく、御剣はこの街が偽りのそれであり、何故自分がこんな所にいるのか、と言う事もしっかりと理解していた。 簡単である脳に刻み込まれているのである。この街の情報、そして、聖杯戦争についての事柄が。 国内で起ったある殺人事件を、御剣が担当していた時の事。 相棒であり腐れ縁とも言うべき糸鋸圭介刑事が、奇妙な人形を殺害現場から発見し、御剣に対してそれを渡して来た事があった。 明らかに日本でよく見られる様な和風のデザインでなく、外国の土産屋で売っていそうな風のデザインをしていたその人形。 奇妙に思い調べてみると――御剣怜侍は、アメリカはゴッサムシティーへと転移させられていた。 自らの本当の記憶を取り戻したのは、数日前の事だった。 日本からやって来た海外研修にやって来たエリート検事と言うロールを与えられた御剣は、その時は自分の行っている事に疑問を覚えず、担当事件の解決に当たっていた。 しかし何かが引っかかる。自分が担当していた事件は、別にあったのではないか。其処まで考えた瞬間、御剣は全てを思い出していた。自宅の執務室での事である。 そこからの展開は、さして特筆する所はない。 混乱こそしたが、自分が取り組んでいたゴッサムでの案件を粛々と処理し、擁護の余地もない、冥に言わせれば社会のゴミに有罪判決を下させて。 結局この地でも、検事としての役割をただこなしていただけであった。 海外研修の最中に住む事となっていると言う設定の、如何にもアメリカと言うか欧米風と言うか、兎に角豪華な一車庫付き一軒家の賃貸住宅に到着する御剣。 車庫にスポーツカーを入れ、玄関から自宅のなかに入る御剣。1人で住むには広すぎて、逆に不便になる程の大きな一軒家だ。 「真宵くんを案内したらはしゃぎそうだな……」と、ふと、元居た世界での知り合いの事を考える御剣。 この世界には成歩堂と真宵はいないだろう。アメリカ、しかもなにしおう犯罪都市で生活するNPCとしては、あの2名は明らかに不自然である。御剣は、そう考えていた。 家の大きさに見合った広さのリビングへと足を運び、御剣は革製のソファへと腰を下ろした。 ビジネスバッグから書類を取り出し、リラックスがてらにその書類に目を走らせる。それは、次に御剣が引き受ける裁判の参考書類であった。 「随分と働きますねぇ、御剣検事」 何処からともなく、楽しむような声が聞こえてくる。声の方角から言って、御剣の前方方向からだった。 しかしそこには、80インチもある大きな液晶テレビと、クリスタルガラスの長テーブルがソファとテレビの間においてある以外には、何もない。 それこそ目に見えない幽霊が物を喋っていると解釈しなければ、声を発する者などいる筈がないのだ。 ただ御剣はそう言った現象には慣れているらしく、書類に目を通しながら、口を開いた。 「検事と言う仕事は暇じゃないのだよ、ランサー」 御剣の言葉に呼応するように、彼の前方方向、より詳しく言えばガラスのテーブルを隔てた向こう側に、書き割りを変更するように1人の男が現れた。 茶色の後ろ髪を長く伸ばした、眼鏡をかけた赤目の長身男性。かなり若々しい美形である。果たして誰が信じられよう、この男が三十路を超えた年齢であると言う事実を。 この男よりも老けている二十代の男性など、世に掃いて捨てる程存在しよう。此度の聖杯戦争に於いてランサーのクラスで召喚されたこの男。 真名を、ジェイド・カーティスと言うらしい。御剣には俄かに信じられない事であるが、彼のいた世界とは根本的に異なる世界の住人であると言う。 「ハハ、こう見えても国家の要職に携わっていた身ですから、法廷周りの忙しさは理解していますよ。ただ、貴方の場合は、働き過ぎですよ」 「そうだろうか」 書類に目を通しながら御剣は言う。ジェイドには、目もくれなかった。 「聖杯戦争の参加者はNPC、貴方とは何の縁もない人間ですよ。少しばかり手を抜いて臨んでも良いと思いますが」 「ランサー。国家の要職に就いていた貴方には釈迦に説法と言うものかもしれないが、正式な法手続きを経て下された判決と言うものは、非常に重い意味を持つ」 「理解しております」 「弁護人は依頼人の利益の為に動き、依頼人の無実を証明する為にいる。対して検事は、被告人に有罪の立証し、被害者の溜飲を下げ、彼らの権利を守る為にいる。 行う仕事は全く違うが、共通して言える事がある。それは我々が、人の社会的な地位と、これからの人生を守る事も滅茶苦茶にする事も可能だと言う事だ」 「正式に下された判決と言うものは、基本的には正しいものとして扱われ、民衆もその判決は事実なのだろうなと認識する」 「その通り。だからこそ、我々は手を抜いてはならない。人はどうしても間違いを犯す生き物だ。正しいと思っていた事柄が実は間違っていたなどと言う事は良くある事。 だが、裁判でそれは許容できない。無罪であった人間を有罪にする、有罪の筈の人物を無罪にしてしまう。後からそれが間違いだと気付き、判決を撤回させても、 彼らが心に負った傷と、失った社会的な立場は、永久に取り戻せはしないのだ。我々は、責任の重大な仕事に就いているのだ。手を抜く事は、出来ないよ、ランサー」 思い出すのは2年前、御剣に殺人の濡れ衣を着せようと画策した、灰根高太郎の事である。 御剣が検事を志す決定的な要因となったあのDL6号事件の被告人であり、ある時まで当該事件の犯人であると思われていた人物。 結局あの事件は解決し、真犯人も灰根ではない事は今となっては明らかな事なのだが、彼は1人の心無い弁護士による弁護を受け、心神喪失のフリをして無罪になれ、 と強要され、ありもしない濡れ衣を着せられた結果、家族を失い、社会的な地位も失ってしまった。 自分に罪を着せようとした灰根に対して怒りを覚えるのが普通の筋なのだろうが、御剣にはそれが出来ずにいた。 確かに怒れる所もあるのだが、灰根に対する同情の余地が其処にあるからだった。 弁護士と検事が仕事を適当にやるだけで、此処までの禍根を残すと言う事実を、御剣は身を以て知っている。 だからこそ、例え呼び出された仮初の世界とは言え、与えられた役目が検事と言うそれであるのなら、御剣は全力でこれに打ち込む。 御剣怜侍は完璧をもってよしとするのだから。 「成程。御剣検事、確かに貴方の言う事は尤もです。人の命運を左右する職業の以上、生半な仕事は許されない。素晴らしいプロ意識だと思います」 「ですが」、そう言ってジェイドは言葉を区切った。御剣はなおも書類の文面に目を走らせていた。 「それだけが本心ではないでしょう」 「何の事だろうか」 「あなたは聖杯戦争から逃げているのではないのですか?」 ピクッ、と、御剣の身体が反応した。 尚も書類に目を通してはいるが、瞳は、其処に記された文字を追っていなかった。 「聡明な貴方に聖杯戦争についての概要を教える事はしません。ですがこれだけは、重要な事柄なので何度でも言います。聖杯戦争は戦争の名の通り、人が死にます。 そして、我々は生き残りたいのであれば少なくとも人を殺します。NPCだけじゃありませんよ、マスターもサーヴァントも、です」 理知的な光の宿った赤色の瞳を御剣に向けながら、ジェイドは言葉を続ける。 「御剣検事。私には貴方が、直視したくない辛い現実から目を背けたいが為に、聖杯から与えられた仮初の役割に打ち込んでいるように見えてならない」 重い沈黙が、リビングに流れる。ジェイドの方は御剣に目線を投げ掛け続け、御剣は書類に穴が空く程目を向け続ける。 その状態を破ったのは、御剣だった。ガラステーブルの上に書類を置き、胸中に渦巻く深い悩みを雄弁に語る大きなため息を吐いてから、口を開いた。 「私は弱い人間だろうか、ランサー」 「そんな事はないと思いますが」 「貴方の言う通りだ。私は人を殺すと言う現実を到底許容できなかったから、検事としての本分に打ち込む事で、それから逃げていた。検事の仕事をしている間だけ、辛い事実を忘れる事が出来た」 心底苦々しい笑みを浮かべる御剣。 「検事が人を殺す事は出来んよ。全く……、君も弱いマスターに当たったものだな」 「私は人生のある時期まで、人が死ぬと言う悲しみと恐怖を、人を殺すと言う事にまつわる恐ろしさを、理解出来ていなかった時期がありました。 今となっては、流石に理解出来るようになりましたがね。兎に角私は、人生の中の決して少なくない時間を、愚かな人間として過ごしていた時がありました」 「ランサーが、か?」 「とてもそうは見えませんか? まぁ性格面以外は優秀ですから」 肩を竦めて皮肉っぽく口にするジェイドだったが、何故だろう。 御剣にはそれが嫌味には聞こえず、寧ろ、ジェイド自身に対する果てない嘲りの念が、見え隠れしてならなかった。 「人を殺す事に忌避感を覚える貴方の方がむしろ普通なのですよ。検事の方が正しい。人を殺す事に慣れてしまう事の方が、異常だ」 「だが、聖杯戦争では人を殺さなければならない筈では……」 「どうも言い方を変える必要があるようだ。こう言った方が宜しいでしょうか、人を殺めねばならない覚悟が必要だ、と」 「覚悟」 御剣がその言葉を反芻する。そう、とジェイドは相槌を打つ。 「正直な話、私は聖杯戦争については懐疑的です。万能の願望器と称される聖杯もそうですが、それに至るまでに人を殺して行かねばならないと言う蠱毒の如き方法にも。御剣検事の事です、其処までは考えていましょう」 「一応は、な」 「これは私の推測なのですが、聖杯と言うものはどんな形であれ存在し、願いを叶えると言う力もある程度事実に基づいているのでしょう」 「……私もそう思っている」 でなければ、全く異なる世界の住民であるジェイドと御剣をこのゴッサムに呼び寄せる、と言うそれこそ神の御業のような力が納得いかない。 しかもジェイドは元居た世界では天寿を全うしていると言う。如何なる方法を用いてか、過去の人物をこの世界に呼び寄せているのだ。 過去の一件で霊媒を筆頭としたオカルトについて強い憎悪を抱き、それらをインチキと揶揄している御剣ではあるが、此処まで我が身を以て奇跡の一端を示されてしまえば、 納得せざるを得ない、と言うものであった。 「聖杯が存在するかもしれない……この事実が重要なのです。どのような人物が聖杯戦争に参加しているかは解りませんが、当然、 あるかも知れない聖杯に縋ってでも叶えたい願いの為に、人を殺しに掛かる者、最悪、思想や正義など関係なく、殺人を兎に角犯しに掛かる人物も、いないとは言い切れません」 「降りかかる火の粉は払わねばならない、と言う事か……?」 「その通り。本職の検事に説明するのは馬鹿馬鹿しいので行いませんが、正当防衛と言う奴ですよ」 「……正当防衛、か」 舌の上でその言葉を転がす御剣。検事として勉強していた時も、見事検事になって以降も、幾度となく耳にして来た言葉である。 「私は貴方に非情になれとは言いませんし、殺人を進んで犯せとも言いません。ですが、殺しに掛かって来た相手に無抵抗でいる事は、よしなさい。何の意味もありません。 そう言った輩は殺す、と言う覚悟を持っておいた方が良いですよ、検事。……無論貴方が、自らの意思で聖杯戦争を戦う意思を見せ、積極的に殺しに行くと言うのであれば、止めません。私もマスターやサーヴァントを殺しに行きますがね」 恐らくジェイドは本気で言っていた。顔つきがいつも浮かべているにこやかな笑みではなく、剣呑とした物を孕んだ表情に変化していた。 このランサーは恐らく決して少なくない数、いや寧ろ多くの人間をその手で殺めて来たのだろう。言葉の端々から感じられる重みと覚悟が違った。 張り詰めたような、緊張した沈黙が場を支配する事、十秒程。それだけ時間が経過してから、御剣が言った。 「……事件の真実に辿り着く事に必要なものと言うのは、1つには粘り強く計画的な捜査、1つには様々な人物との協力体制……そして最後が、決して考えるのを諦めない事だ」 無言で御剣の言葉をジェイドは待つ。御剣は、更に言葉を続けた。 「私はこの聖杯戦争の真実を暴いて見せたい。時には他の参加者と同盟を組む事も、視野に入れている。 ……こう言った過程で、我々を殺しに掛かる者が現れたのならば、しっかりと対処する。……それで良いだろうか?」 「検事がそれを望むのであれば、私はそれに応えるまでですよ」 真面目な表情から一転、あの人を食った様な不敵な笑みを浮かべて、ジェイドが返す。 ふっ、と、御剣もつられてふてぶてしい笑みを浮かべる。緊張がほぐれた瞬間だった。 「共に、聖杯戦争で足掻こうか。ランサー」 「えぇ、そう致しましょう。検事」 言ってジェイドは霊体化を始め、部屋から姿を消す。 それを合図に、御剣はガラステーブルに置いていた参考書類に手を伸ばし、再びその書面の目線を走らせる。 書類に集中しながらも、御剣は、自分の下した判断について考えていた。それが正しいものであると、信じていたかった。 「(これで良かったのだろう……? 成歩堂。……父さん)」 このゴッサムにはいないであろう人物の事を夢想する御剣。 1人は、灰根高太郎が仕掛けた冤罪と、師匠である狩魔豪の裏切りから自分を救ってくれた友人である、成歩堂龍一に。 そしてもう1人は、DL6号事件のせいで亡くなってしまったが、今でも御剣が尊敬している父親であり最高の法律家、御剣信。 あの2人は、御剣のこの折り合いを納得してくれるだろうか。余りにも理不尽が過ぎる聖杯戦争についての御剣が行う付き合い方、これを2人は良しとするのだろうか。 「(……貴方は私の判断をどう思うのでしょうかね……。ルーク)」 同じような事を考えているのは、霊体化しているジェイドとて同じだった。 既に答えを決めているような態度で御剣と話してはいたが、内心ではジェイドも悩んでいた。 本人の意思とは関係なく、シャブティなる人形を手にしただけで殺し合いの舞台へと招聘される、と言う余りにも理不尽かつ不条理な聖杯戦争。 それに対してはどう向き合い、どう付き合うか、ジェイドとて解らずにいた。だから、ジェイドは妥協した。 殺しに掛かって来る者は応戦し、御剣の言うところの真実を求める人物と同盟を組み、聖杯戦争のシステムそのものに立ち向かう。 嘗て仲間達と共に世界の命運をかけてヴァン謡将と死闘を繰り広げた時の事と聖杯戦争が被って見える。但し、聖杯戦争の方がその意図はより悪辣なようだった。 この最低の街と、今のところ正義の欠片もない意図で行われそうな聖杯戦争に対するスタンスは、これが正しいのだろうかと。 今この場にはいない、ジェイド・カーティスの人生で最も影響を与えたあのレプリカの青年の事を、彼は考えていた。 2名の真実へと向おうとする試みは、まだ始まったばかり。 【クラス】 ランサー 【真名】 ジェイド・カーティス@テイルズオブジアビス 【ステータス】 筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具B+ 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 魔術:A 第七音素を除く、第一~第六音素全ての属性の譜術(魔術)を操る天才譜術師。 ランサーに唯一出来ない術の種類は、第七音素の素養を持たない為の、回復譜術のみである。 魔眼:B 大気中に満ちる大量の音素(魔力・霊力)を取り込む事で、譜術の威力を向上させる譜眼を両目に施している。 譜眼の制御装置である眼鏡を外すか、霊地や魔力に優れた土地で戦った場合、魔力ステータスと魔術ランクに大幅に有利な補正が掛かる。 魔力滞留:B もと居た世界に於いて、フィールドオブフォニムスと呼ばれていた技術。 強い属性の音素(魔力)の攻撃・魔術を行う事で、一定の土地にその属性の音素で満たさせ、そのフィールド内で特定の攻撃或いは魔術を放った場合、 その攻撃や魔術の威力がワンランクアップ、或いは全く別の強力な技・術に変化する。 但し、フィールドオブフォニムスは相手にも利用される事があり、相手サーヴァントに逆手に取られる危険性は、十二分に認められる。 話術:C 言論にて人を動かせる才。 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 【宝具】 『不可視にされし微粒子の槍(コンタミネーション・スピア)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大補足:自身 物質同士がフォニムと元素に分離して融合する、コンタミネーション現象と呼ばれる現象を、ランサーが応用した技術が宝具となったもの。 ランサーは普段は槍を何処にも持っているように見えないが、これはコンタミネーション現象を利用し、槍を目に見えない程の微粒子状に分解させ、 右腕に融合させているからであり、必要な時になると瞬時に槍を取り出し、応戦する事が可能。 『惑星譜術』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足:1 元いた惑星オールドラントに於いて、創世歴と呼ばれる遥か昔の時代に勃発した譜術戦争の際に考案されたが、運用される前に戦争が終結してしまい、 歴史の流れの中に消えてしまったと言う譜術が、宝具となったもの。その内容は、『星の質量をそのまま任意の相手に激突させる』と言うもの。 攻撃に用いる譜術としては先ず間違いなく最高峰の譜術であり、生前ランサーはこの譜術を用いて、暴走した自らの恩師を葬っている。 発動には真名解放と令呪1区画の消費のみならず、マスターの魔力も多大に要する。 安定して惑星譜術を放つには、本来ならば惑星譜術の触媒となる6つの武器が必要かつ大規模な譜陣(魔術陣)が必要になり、生前ランサーがそれだけのお膳立てを整えて、 この術を発動した時ですら、未だ術の全容が明らかになっていない宝具の為本来の半分以下威力しか発揮出来なかった。 サーヴァントとして呼び出され、更にキャスタークラスでなくランサークラスでの召喚、かつ触媒もない状態では、 生前放った威力の更に半分の威力しか発揮出来ないが、対人宝具としてはそれでもなお、破格の威力を誇る。 【weapon】 フォニックランス: 人為的に生み出された大地であるホドに眠っていた、古代の譜術戦争時に用いられたという槍。業物ではあるが、宝具と呼ばれる程ではない。 普段は目に見えないが、前述の宝具により、右腕に微粒子状の姿になって融合している。 【人物背景】 天才的なまでの譜術博士であり譜術師としての技量と、見事なまでの槍術を操る、マルクト帝国軍第三師団の師団長。階級は大佐。 優秀な軍人を数多く輩出してきたカーティス家の養子。旧姓をバルフォアと呼ぶ。 その勇名は敵対国家であったキムラスカ王国の軍人、将軍だけでなく、世界中の譜術師や科学者達に知られている程 階級こそ大佐であるが、実際には将軍職に就ける程の実力と功績を持ち、かつ皇帝の幼馴染であると言う過去から、皇帝の懐刀とも呼ばれている。 輝かしい来歴の一方で、戦場で骸を漁るなどの噂から「死霊使い(ネクロマンサー)」の異名でキムラスカ・マルクトの両国から軽蔑されてもいた。 作中世界で多くの不幸と事件を生み出して来たフォミクリーの基本理論の開発者であり、ジェイド本人はこの装置を過去に開発した自分を殺してしまいたいと言う程嫌っていた。 人生のある時期まで、生物が死ぬと言う事象について感情が抱けなかった事があり、笑顔で魔物を殺すと言う側面があった。妹のネフリーをして、悪魔とすら言わせしめる程。 ある日、素養の無い第七音素を扱おうとした結果、恩師ネビリムを死に至らしめ、瀕死の彼女にフォミクリーを掛け、レプリカとして蘇生させようとしたが、 精神バランスの崩壊した不完全なレプリカ(モンスター)を生み出してしまう。 以降、幼馴染の1人であるディストと共にネビリムの復活を目指して研究を続けていたが、皇帝のピオニーの説得で研究を放棄。 これ以降生物のレプリカ開発を禁忌に設定。同時に、過去に行った全ての行いを悔いるのであった。 【サーヴァントとしての願い】 特に未練なく生きて来られたので、特にはなし。 【基本戦術、方針、運用法】 ランサーを名乗ってはいるが、実際は槍より魔術の方が得意である、と言うクラス詐欺も甚だしいサーヴァント。 しかし魔術の腕前は本物で、槍術の腕前自体も、実際にはそれ程低くはない。余程相手が優れた三騎士でなければ、それなりに対等に戦える。 痒い所にも手が届く、器用なサーヴァントであろう。話術も地味に小回りが利いている。 惑星譜術は言うまでもない、ジェイドの切り札である為、使用には慎重を期す必要がある。 【マスター】 御剣怜侍@逆転裁判シリーズ 【参加方法】 殺人事件の現場に落ちていた、証拠品と思しき人形を糸鋸刑事が持って来た所、それがシャブティだった。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争の真実と、その裏にいるであろう巨悪を暴く。 【weapon】 【能力・技能】 検事として優れた頭脳と推理力を誇る。が、身体能力については、特筆するべき所はない。 【人物背景】 優れた検事である狩魔豪に師事した、若干20歳と言う年齢で検事になった天才検事。 検事となって以降は一度も無罪判決を出した事がなく、間違いなく天才の誉れが高かった検事。 彼が初めて敗北を喫したのは、小学校時代の親友である成歩堂龍一と争った時である。 父親に、当時は高名な弁護士であった御剣信を持ち、ある時期まで父のような弁護士を目指そうと決意していた事があったが、 9歳の時に経験したDL6号事件と言う事件を切欠に父親を亡くし、それ以降、犯罪者と弁護士を憎むようになる。 DL6号事件での挫折から、嘗てのような正義感を失っていた御剣だったが、親友の成歩堂と出会い、彼と裁判上で争った事で心境に変化が見られ、 実際に殺人事件の被告人に御剣がなってしまい、成歩堂が彼の弁護を引き受けた結果、完全に心境が変わる。 以降は検事について深く考える為に検事業から身を引き、1年後に復帰。ある時期まで海外研修を行っていたが、友人の矢張から成歩堂の事故を聞き、緊急帰国。 彼の代わりに特別弁護を行い、事件解決後は、再びアメリカに戻り、1か月の研修を行うのだった。 今回の御剣は、逆転検事2の第5話と逆転裁判4において成歩堂が法曹の世界にいられなくなった事件が起こる間の時期からの参戦である。 【方針】 検事業を続けながら、他の参加者を探してみるか。