約 5,311 件
https://w.atwiki.jp/mnakaj/pages/24.html
演奏会名 長野フィルハーモニー管弦楽団 第28回演奏会 日時 2005年9月19日(月・祝)開演:16:00 場所 長野県民文化会館大ホール 入場料 一般2000円/大学生以下500円 指揮 ゲオルク・マルク ソロ ローランド・バティック(p) プログラム ・ウェーバー:舞踊への勧誘Op.65 ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調Kv.467 ・ローランド・バティック:ピアノ協奏曲第2番「NAGANO」 ・プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より URL http //n-phil.hp.infoseek.co.jp/
https://w.atwiki.jp/best300/pages/473.html
log/ブリテン/青少年のための管弦楽入門あなたのオススメ盤は何ですか?記入例)カラヤン上等記入例)カラス命
https://w.atwiki.jp/best300/pages/504.html
log/ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集(管弦楽版)あなたのオススメ盤は何ですか?記入例)カラヤン上等記入例)カラス命
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/208.html
Ⅱ.絡み合う音楽家たち ――第九管弦楽団・澪漂鍵重 【澪漂交響楽団】の本拠地は、ユーラシア大陸の極東部、上海シティにある。 本部の建物は、豪州のオペラハウスのような荘厳な外観を持つ建造物であり、しかしどこか暗い雰囲気を纏っていることから、「ファントムハウス(オペラ座の怪人館)」と呼ばれている。 そしてそのファントムハウスの周囲には、【澪漂交響楽団】に列席する団員たちの住居も点在しており、独特の雰囲気を持った区域となっていた。 「背徳の蜂蜜亭」は、そんな中の一つ――澪漂屈指の【異端者】の異名を取る、第九管弦楽団が詰める建物である。 ♪ 「相変わらず甘ったるい匂いのするところだな」 オレンジの長髪を風に靡かせ、黒のレザージャケットに身を包んだ男が、その「背徳の蜂蜜亭」の前に立っていた。まだ幾分の冷たさを孕む春先の風に乗って、蜂蜜のような甘い香りが鼻腔に届く。 男の名は、【ストーキングヘッド(付き纏う者の首領)】澪漂纏重(まとえ)。管弦楽団に席を持たず、大団長たる千重の直属の団員であり、澪漂の四天王に列せられる人物である。 蜂蜜の香りは確かに甘いが、しかしその甘さはどこか、淫靡な色を纏って、周囲の空気を色づけていた。 「何でまた俺が、あいつらのところに来なくちゃならねえんだよ――まあ、引き篭もりの檻重(おりえ)や初重(はつえ)に任せるには無理があるってのは、俺も同意見だけどな」 纏重はそう呟くと、赤いサングラスを外して、それをポケットに仕舞った。艶やかな光を纏うオレンジの長髪を、乱暴にガシガシと掻く。 纏重はしばらくそうして、「背徳の蜂蜜亭」を見上げていたが、やがて決心したように入り口に掛かった暖簾を潜って、その亜細亜風の建物へと入っていった。 ♪ 「背徳の蜂蜜亭」――その中でも最も奥まった部屋は、窓に掛けられたサテンの布によって薄暗さを演出されており、また室内にいくつもある香炉からは、蜂蜜の匂いがする煙が細々と立ち昇っていた。 部屋の中央にはやはりサテンで囲まれた寝台――そしてその上に、二人の人物の姿があった。 一人は炎のように赤い髪を持つ女性。同性でもハッとするような美しい容貌を持っているが、結うでもなく纏めるでもなく、適当に流された長髪と、肩まで露出するほどにはだけた和服がその美貌を台無しにしている。 そしてもう一人は、服とは到底呼べそうにもない白い布を全身に巻きつけ、さらにその上から太い鉄鎖で拘束された女性。鎖は手足の自由だけでなく、猿轡のように口に噛まされており、言葉さえも奪っている。 和服の女性――【インモラルコンダクター(背徳の指揮者)】澪漂鍵重(かぎえ)は、首から提げていた輪に通された鍵を一つつまんで、薄暗い部屋に差し込む陽光に透かすように、それを見つめる。 そんな鍵重の姿を、鉄鎖の女性――【カースドチェイン(呪詛の鉄鎖)】澪漂縛重(しばりえ)は、何かを期待するような瞳で見つめていた。口に咥えた鎖の隙間から口腔に溜まった唾液が滴り落ち、胸元の布を濡らす。 しばらくそうして手元の鍵を眺めていた鍵重は、不意に「うふふ」と笑って、視線を縛重に移した。 「……何を、期待しているの? 縛重」 「…………」 縛重は答えない。最も、鎖を咥えた状態では言葉を喋ることなどできないのだから当然である。ただ、その眉が何かを求めるように、ハの字型に寄った。 そんな縛重の反応に満足したかのように、鍵重はもう一度小さく笑うと、首に掛けていた鍵の輪を外して、それらの鍵で縛重の体に巻かれた鎖を留めている南京錠を外し始める。 一つ外す度に、「カチリ」という乾いた音が、煙った部屋に響き渡った。 やがて全ての錠を外し終え、身体を拘束していた鎖が取り除かれると、鍵重は縛重の身体を包んだ白い布に手を掛けた。支えを失った布は、鍵重が軽く手を動かすだけで、彼女の腰の辺りまで落ちる。隠すものを取り除いたことで、縛重の色白の肢体が露わになった。 「うふふ……」 そして鍵重も、半ば脱げた状態だった和服の袖から腕を抜く。縛重と同じように和服が落ちたことで、縛重のそれよりも幾分凹凸のある身体が姿を現した。 「縛重?」 鍵重が両の腕を伸ばすと、縛重はゆっくりと彼女の身体に自分の身を寄せ、そして二人は柔らかく抱き合った。 「…………」 「何をして欲しいのかしら? 黙ってたら分からないわよ?」 拘束するものが無くなってなお無口な縛重に、鍵重は濡れた瞳を向けてその顔を覗きこむ。そして、縛重が何かを言う前に、その唇に自身の唇を重ねてその言葉を封じた。 長い口付けの末、二人の唇が唾液の糸を引いて離れたのを皮切りに。 「――乳繰り合ってるところ悪いけどよ」 いつの間にか部屋の戸口に立っていた纏重が、二人に声を掛けた。 途端、部屋に満ちていた淫靡な空気が霧散し、鍵重は怒ったような瞳を纏重に向けた。 「……何の用かしら? それとも覗きが趣味?」 「男子禁制」 露わになった身体を隠そうともせずに挑発的な言葉を口にする鍵重と、白い布を掻き抱くようにして、まるで「終日禁煙」とでも言うような乾いた口調で短くそう言う縛重。纏重はそんな二人にうんざりしたような顔をして、手短に用件を伝えた。 「千重から連絡だ。二人とも、すぐに支度して、千重の部屋に来てくれ」 「あら? 遂に団長も、私達の仲間になりたいのかしら?」 「宗旨変更?」 「阿呆、仕事だ仕事。第九管弦楽団団長・鍵重と、副団長・縛重――お前ら向きの仕事が来たらしいぞ」 ♪ ファントムハウスの一室。最もその部屋は、部屋と呼ぶには広すぎる、言ってみれば講堂とでも言うような場所だった。 【コンダクターオリジン】澪漂千重は、その部屋の奥で、巨大なパイプオルガンを背にして座っていた。 「やほやほ、鍵重チャンに縛重チャン。よく来てくれたね、キャハハハ!」 そして千重の前には鍵重と縛重が並んで立っている。二人とも、先ほどの衣装を身に纏い、背筋を伸ばして立っていた。背後のドアには、纏重が寄りかかるようにして立っている。 「早速だけど、お願いがあるんだ。――香港シティの近くにある、『金毛街』っていう非合法の歓楽街は知ってるかな?」 「『金毛街』……確か、協会法を無視した営業をしている、娼館街だと聞いたことがありますね」 「…………」 鍵重の言葉に、縛重も小さく頷いた。 「そうそう。で、この度その地区に梃入れをすることになったらしくてね。本当ならそういうのは、ウチじゃなくて【ユグドラシルユニット】の仕事なんだけど……」 【ユグドラシルユニット】とは、世界の表側を支配する企業集団【ゾディアックソサエティ(黄道十二宮協会)】の一翼であり、公平中立の立場から世界の警察機構を自称する組織である。同じく協会の一翼を担う【九龍公司】と関わりの深い澪漂にとって、この仕事は本来関係のないことであるが。 「でもさ、元々そこって、九龍が暗黙の了解で放置してた区域だから、【ユグドラシル】に潰されちゃうと都合が悪いわけさ。で、やられる前にやっちゃえってことで、ウチにその殲滅依頼が来たって訳」 「つまり、不都合な証拠品が出てくるのを避けるために、先にその全てを始末する、と?」 「まあそんなところ。で、ウチの仕事だってバレても拙いから、あんまり表立って活動してない君達にお願いしたいんだ。君達ならそういう仕事、得意でしょ?」 鍵重と縛重はそろって頷いた。その反応に千重は満足したように笑って、 「じゃあ、お願いね。あんまり目立つのもダメだから、今回は君達二人で行ってきてね。じゃ、よろしく」 ♪ 澪漂第九管弦楽団。 澪漂の各管弦楽団の団長と副団長は、互いを至上とする友愛、敬愛、恋愛の関係で繋がっている、というのは有名な話である。 しかし、団長と副団長が両名とも女性である管弦楽団は、無数の管弦楽団を持つ澪漂において、第九管弦楽団ただ一つ。第九管弦楽団は、澪漂で唯一、同性愛を認めている集団として有名なのである。 当然、その筆頭である団長と鍵重と副団長の縛重も例外ではない。むしろ、他の管弦楽団に引けを取らないほど互いを愛していると豪語していることもあり、他の団員からは嫌われがちである。 しかし、他の団員から嫌われているということ、またそれを自覚してあまり表立った活動をしていないことから、こういった局面ではむしろ他の管弦楽団よりも動きやすいという利点がある。 そして何より、第三や第六、第七管弦楽団と比べれば幾分見劣りする第九管弦楽団とはいえ、世界的な殲滅組織に身を置いている以上、その実力は保証されているのである。 鍵重と縛重は娼館地区『金毛街』のメインストリートに立っていた。まだ夕方にも満たない時刻、夜の街であるこの『金毛街』の人通りは少ない。 「さてさて、どうしたものかしらね? とりあえずは人目の少ない内に事を運んでおきたいっていうのはあるけど……」 鍵重はそう言って、通りの向こうにある五階建ての建物を、小手を翳して眺めた。他の建物よりも豪奢な作りのその建物は、この地区を統括する裏組織の事務所でもあるらしい。もちろん表向きには他の建物と同様の、風俗施設を装ってはいるが。 「ただ、アレは別格よねえ……。あそこの人間はできれば一人残らず殲滅しておきたいし……そう考えると、あんまり早く行動に移るのは避けたいかしら?」 「…………」 縛重も、鍵重の言葉に首を捻る。鍵重はしばらく、手にしたウォード鍵を模した斧の柄でとんとんと肩を叩いていたが、「よし」と小さく頷いて踵を返した。 「一時間後」 「…………?」 歩き出した鍵重の後ろを同じように付いてきた縛重に、彼女はそう言った。 「一時間後に活動開始ね。私は南から、縛重は北から。順番に全ての家屋にいる人を殲滅して、最後にあの親玉を叩く。分かってるとは思うけど、あの建物に侵入するまでは殺戮の気配を出しちゃ駄目よ?」 「…………」 鍵重が出した指示に、縛重は小さく頷いて。 次の瞬間には、二人の姿は通りのどこにもいなくなっていた。 ♪ それから一時間と二十七分後。二人はほぼ同時に、例の五階建ての建物の前にやってきていた。二人が行動を開始してから僅か二十七分。その短い時間の間に、この『金毛街』にある全ての建物から、生きた人間はいなくなっていた。残るは、この建物だけ。 「よし、なかなかいいペースね。それじゃあさっさと片付けて帰ろうか」 「…………」 縛重が頷いたのを契機に、二人は入り口のドアを開けて中に入っていった。 進入と同時に、鍵重は手にした斧を振るい、そして縛重は体に巻きついた鎖の端をふるって、側にいた数名を薙ぎ倒す。フロアに鮮血が散り、一瞬の後に悲鳴が響き渡った。 「うふふ、可愛い子発見……分かってるわよ、縛重。真面目にやるったら」 突然の襲撃に驚いてへたり込んだ少女の姿を見止め、思わずにやけた鍵重に、縛重が冷たい視線で抗議する。鍵重はやれやれと肩をすくめ、そして次の瞬間には、少女の首から上が無くなって、切り口から鮮血を噴出していた。 澪漂屈指の【異端者】――澪漂唯一の同性愛者集団とはいえ、容赦がないのは他の管弦楽団と相違のないところである。 自身の存在を誇示するように、身の丈ほどもある鍵状の斧をクルクルと回して、鍵重は周囲の人間を一掃する。首が、腕が、上半身が、その刃に両断されて宙を舞った。 傍らでは縛重が、その長い鎖を振り回し、あるいは器用にも足を使って相手の首に巻きつけて、鍵重と同じくらいの人数を殲滅する。 ようやく鍵重が斧の切っ先を「ゴトン」という音と共にフロアに突き立て、まるで生き物のように宙を舞っていた縛重の鎖が金属質の音を立てて床に落ちたときには、一階のエントランスは凄惨な有様になっていた。従業員と見られる中年の男の死体もいくつか見られるが、そのほとんどはまだ二十代にも満たない少女のものである。 そんな状況には関心すら抱かず、鍵重は「うーん」と唸った。 「…………?」 「妙だと思わない? 曲がりなりにもこの地区を統括してる奴らの事務所よ? どうして一階に警備員や護衛団がいないのかしら?」 確かに、周囲の死体を見回してみても、銃器や武器の類を持った人間はいない。いかにあっという間の攻撃だったとはいえ、武器を構える隙すら与えないほどではなかったはずだ。 「まあいいか。襲撃がバレてたとしても、いまさら退く訳にはいかないし」 「…………」 しかし、鍵重はあくまで能天気にそう判断した。それは妥当な判断でもあったが、それによって事態は、少しばかり面倒な方向へと進展する。 ♪ その後も順調に各階の人間を殲滅し、鍵重と縛重の二人は五階のフロアへと到達した。 と、階段を上り終えてフロアに踏み出した途端。 左右から銃口を突きつけられた。 並んで立っている鍵重と縛重を両側から挟み込むような形で、二人の男が銃を向けている。既に撃鉄が起こされ、いつでも発砲できる状態だ。 「武器を置け。黙って手を挙げろ」 鍵重の側にいた男が無愛想にそう言った。一瞬の内にあらゆる手を考えてみたが、リスクを考えると素直に従った方がよさそうだ。鍵重は手にしていた斧を床に放ると、ゆっくりと手を上に挙げた。 「ククク、何者か知らんが、随分派手にやってくれたものよ」 いつの間にか側のドアから現れていた恰幅のいい中年男が、憎らしげな目を二人に向けていた。資料にあった、取締役の男の顔と一致する。その両隣にもさらに二人のボディガードが付き従っていた。 「…………」 縛重が黙ったまま、鼻から息を抜いた音が聞こえた。鍵重はそんな男を挑発するように、わざと高飛車な声音で言う。 「私達は澪漂第九管弦楽団の団長と副団長よ。それだけ言えば、私達の目的も分かるんじゃなくて?」 「フン、どうせそんなことだろうと思ったわい」 男は鍵重の言葉にも揺らがない。二人の命を握っているという状況が、彼に自信を与えているのだろう。 「だったら分かるでしょ? ここで私達を殺しても、どうせ九龍に追われることになるわ。むしろ、澪漂まで敵に回すことになるから、状況はより悪くなる」 「それで? 黙ってここで殺されろと言うのか? 自分の置かれた立場をよく考えてからものを言え。クハハハハ」 男は哀れむような目で二人を見てあざ笑った。 「そうだな、冥途の土産に教えてやろう。なぜ私がお前たちの襲撃を察知できたかだが……簡単なことよ。この街で売り物にしている娘たちの中にはな、サイボーグ手術で眼球に監視システムを搭載した奴が何人もいる。まあ流石にここまで早くやってくるとは思ってもいなかったがな。ハハハハ」 男の調子に合わせて、周囲のボディガードたちも小さく笑った。と、 「はん、なるほどねえ……」 鍵重は隣の男が一瞬気を抜いた隙に、簪代わりに髪に挿していた鍵を一本抜き取って、その男の口に突き込んだ。同時に縛重も、足を軽く動かして隣の男の足に触れる。 次の瞬間、二人の男は銃を取り落とし、フロアに崩れ落ちた。 「なっ!?」 取締役の男が驚くのもつかの間、一足飛びでその間合いに入った縛重が足で撫でるように三人の男に触れると、彼らも同じように床に崩れ落ちた。 「…………!」 男は何事かを叫ぼうとしているが、言葉にならない。鍵重はゆっくりとした歩調で彼に近づきながら、拾い上げた斧で床に転がったボディガード達の首を切り落としていく。 ザクン ザクン ザクン ザクン まるで白菜でも刻んでいるかのような気軽さで四人の男の首を切り落とした鍵重は、そこでようやく床に這いつくばった男を見下ろした。 「格好悪い台詞だけど、冥途の土産に教えてあげる。私のミスティック能力【ネガポジキー(躁鬱支配する鍵)】は、相手の精神状況を逆転させる能力なの。そしてそっちの縛重の能力、【バインドトゥゲザー(貴女も一緒に束縛を)】は、彼女が束縛されている行動を相手にも適用する能力……。詰めが甘かったわね?」 男にその言葉は届いているのか――涙目で震えている男からは、先ほどの勝ち誇った気配は微塵も感じられない。しかし、鍵重は続ける。 「そうそう、ここに来るに当たって、少し貴方のことを調べさせてもらったわよ? 何でも、紛争とかで親を失った子どもを買ってきて、働かせているらしいじゃない。全く……汚らわしい。だから男は嫌いなのよ」 その瞳にはこれといった感情は浮かんでいない。しかしそれは逆に男を恐怖させた。 不意に鍵重は斧を振るい、男の両足を傷つけた。切断するでもなく、しかし腱や筋肉を狙って断ち切り、残された行動である歩行をも不可能にした。声にならない悲鳴が上がる。 「悪いけど、私は貴方なんか殺してやらない。この手で殺すのも忌々しい」 もちろんそれは、だから見逃してやるとかそういう類の言葉でないことは、男にも分かっている。 「さあ、縛重。もう行くよ?」 「…………」 縛重は最後に、汚いものを見るような目で男を一瞥すると、すでに歩き出した鍵重に続いてフロアから姿を消した。 後に残されたのは、動くことも助けを呼ぶこともできずに、ただ転がっているだけの男。 ♪ 鍵重と縛重が玄関を出てしばらく歩いていくと、背後の建物から炎が噴出した。もちろん鍵重が火を放ったのである。 窓を突き破って立ち昇る炎を見上げて、鍵重は小さく笑った。 「薄汚いゴミは、焼却処分しなくちゃね」 「…………」 縛重の瞳が、「そういう黒い冗談は好きではない」と物語っているが、鍵重はその建物が音を立てて崩れ落ちるまで、そうして炎を眺めていた。 ♪ 「また派手にやらかしたらしいな」 千重の執務室で、纏重は新聞を片手にそんな呟きを漏らした。 当の千重はというと、ソファに座った彼女のパートナー【ファーストケントゥリア(一線級の百群集)】澪漂百重の膝に頭を乗せて、耳かきをしてもらっている。 「んー? 彼女達らしくていいんじゃないかな? ねえ、百重?」 「少なくとも証拠は隠滅してくれましたからね……しかし放火とは、確かに派手といえば派手ですが」 和んだ雰囲気の二人に、纏重は「フン」と鼻から息を抜いて、 「けどよ、あいつらに言わなくて良かったのか?」 「何が?」 悪戯っぽく笑う千重。何か思うところがあるのか、それとも耳かきがくすぐったかったのか。 「あいつらが元々あそこの娼婦が産んだ子どもだったってことだよ。どうせそれが目的だったんだろ?」 「さあ? どうだろうねー」 「はい、終わりましたよ。反対向いてください」 いそいそとソファの反対側に回る千重に、纏重は食い下がる。 「檻重の時にしてもそうだったが……千重、お前何を考えてる?」 「纏重」 そこで百重が、纏重の名を呼んだ。 「いいのですよ、これで。依頼は依頼、こちらの事情は事情です。余計な感情を、仕事に持ち込むべきではないでしょう?」 「だったら、何も当事者にやらせなくても……」 「だって、もし自分の出自を知ったときに、全てが終わってたら嫌でしょ? だったら知らない内に自分でケリを付けてたっていう方がよくない?」 千重はそれだけ言うと、目を閉じてしまった。百重もそれ以上は何も言うことはなく、千重の耳かきに専念する。 「はぁ……分かったよ。この件については黙ってることにする」 纏重は最後に大きなため息を吐いて、千重の部屋を後にした。閉じかけたドアの向こうで、 「纏重、ありがとうね」 と千重が言ったのが耳に入って、纏重はやや乱暴にドアを閉め、ファントムハウスから出て行ったのだった。
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/229.html
Ⅲ.睦み合う音楽家たち ――第四管弦楽団・澪漂四重 「わはははは! 何をぼけっとしておるのかね? 諸君、我輩はこっちだぞ!」 「いたぞ、あっちだ!」「捕まえろ!」「銃を用意しておけ!」 深夜のオフィス街に響く大声。サーチライトが揺れる夜空を横切るように、奇妙な風体の人影がビルとビルの間を飛び越える。 一つは、大きな袋を背負った姿の男――シルクハットに黒のスーツ、律儀にも肩にマントを羽織り、手には細身のステッキを持っている――は、眼下の道路を走る男達を見やり、彼らの先に待機している相方に声をかけた。 「九重(ここのえ)、そちらに行ったぞ!」 「ハイヨ、だんちょ団長!」 不意に聞こえた返答に、男達が視線を頭上の人影から前方に移すと、そこには深夜のオフィス街にはそぐわない、真紅のチャイナドレスに身を包んだ女性が立っていた。なぜか手には竹箒が握られている。 「あー、皆さん。ソレジャ、ちょっとここで休んでるヨロシ!」 頭上を通り過ぎる男よりもさらに一段奇抜な女性の姿に男達が固まっているうちに、彼女は生身の人間とは思えない速度でこちらに突っ込んできた。通り過ぎざまに、手にした箒で撫でるように男達の足元を掬う。 たったそれだけの動作。それによって、数名の男達が宙を舞った。文字通り数メートルの高さに渡って吹き飛ばされた彼らは、重力に従って真下の地面に崩れ落ちる。ピクリとも動かないが、どうやら気絶しているだけのようだった。 「だーんちょ、待ってヨ!」 「待たぬぞ! 仕事は迅速かつ優雅に! 紳士として当然のことである!」 一撃で倒された仲間に残った男達が駆け寄るのには目もくれず、女は手近な雨樋を伝って走り去る男の影を追いかけていった。 ♪ 翌日。 【澪漂交響楽団】の本拠である「ファントムハウス」の近く――多くの団員が利用する小さなレストランのテラス席に、昨夜の二人の姿があった。 自分の前にクロワッサンの皿とカフェオレのカップを確保して、手元の新聞に目を落としているのは、艶やかな銀髪をボブカットにそろえた青年――歳の頃は二十代半ばほどに見える――【プロミスコンダクター(契約の指揮者)】澪漂四(よつえ)重だ。 その対面で、やはり中国粥のどんぶりと中国茶の湯飲みを揃えているのは、水色のチャイナドレスに、長髪を二つのお団子状に結った女。四重より二つ三つほど年下の、【サンシャインドール(晴天童子)】の澪漂九重である。 この二人は、澪漂屈指の【暴走者】と呼ばれる、第四管弦楽団の団長と副団長だった。 「ふむ、昨夜の仕事は実に上手くいったな。これでまた団内での私の株も上がろうというもの。わははは!」 四重は蝋で固めたカイゼル髭を白手袋の指先で弄りながら、新聞の一面を見て満足げに笑った。年齢にそぐわない時代掛かった言い回しと芝居掛かった挙動が不思議と似合っている。 そんな相方の言葉に、九重は「はぁ」と気のない返事を返した。 「だんちょ、いい加減気付いたらどうアルカ? 他の団員たちは、皆だんちょのことを変人としか思ってないヨ?」 華僑風の胡散臭い発音で辛らつなことを言う。しかし、四重は意に介さず、彼女の眼前に手にした新聞を突きつけて言った。 「何を言う、九重。こうしてデカデカと記事になっておるのだぞ? それに安心しろ、変人ならば我が交響楽団はごまんと抱えているからな」 その一面には、ゴシック体の文字で「【ムシュールブラン(妄言紳士)】またも! 今度は協会関連の企業」と、デカデカとした見出しが躍っていた。九重はその新聞を四重につき返すと、お粥に蓮華を突っ込んで独り言のように呟いた。 「まったく、その自信はどっから出てくるカ? どうせ皆、明日になったら『だから何?』とか言うに決まってるアル」 「わははは! 違いないな。しかしそうであれば、まだまだ私の研鑽が足りぬということだ」 「そういうことじゃないアル……」 決まりきったやりとりに疲れたようにため息を吐く九重。しかし四重は彼女の様子を半ば無視して、「ふむ、アルのかナイのかどっちかにしたまえ」と見当違いな事を言っていた。 「あのぅ……四重さんに九重さん」 と、そんな二人の間に口を挟んできた人物がいた。 二人はその声に周囲を見回したが――それらしい人影は見当たらない。 「誰かが声をかけてきたような気がしたのだが……?」 「気のせいじゃないアルか?」 「だから、アルのかナイのか、どっちかにしたまえよ」 またも会話が不毛な方向に行きかけたところで、 「気のせいじゃないですよぅ……て言うか、二人とも気付いているんでしょう……? 私ですよぅ……」 二人の周囲のどこかから、そんな弱弱しい声が聞こえてきた。 「ふむ、裏重君かね?」 「アイヤー、裏重ちゃんだったアルカ」 声の主は第七管弦楽団に所属する、【リバーシブルソウル(裏表のある性根)】の澪漂裏重である。戦闘行為を専門とする集団にあって、その殆どに存在を気取られることのないほどに徹底して他者の死角に潜む、暗殺者だ。おそらくこのテラスのどこかにいるのだろうが、二人には彼女がどこにいるかなどは見当もつかない。 「それで? 裏重君、我らに何か用かね? ちなみに第七管弦楽団の詰め所は、そこの通りを出て右に三百メートルほど行った突き当りだぞ」 「そんなことは知ってますよぅ……別に迷子じゃないしぃ。今日はお二人にお願いがあって来たんですよぅ……」 控えめな調子でそう言った裏重に、四重と九重は顔を見合わせた。 ♪ 殲滅屋組織【澪漂交響楽団】の多分に漏れず、四重と九重の所属する第四管弦楽団も、殲滅活動を行う集団だ。ただし、その方法は他の管弦楽団とは趣を異にする。 第四管弦楽団は、殲滅対象を「経済的に」殲滅する。 要するに、昨夜の例の如く、対象が抱える財産を根こそぎ奪い去ることによってその活動を停止させることが、彼らの殲滅なのである。 中でも四重と九重のコンビは脅威の成功率を誇る天才的な「怪盗」なのだが、反面、四重の「私達は『盗賊』にあらず、『義賊』である」という奇妙なポリシーによって、いわゆる「黒い金」しか盗まないという制約を課している。そのため、実力に反して仕事に出る回数は驚くほど少ない。しかし、相手が悪どい企業や組織であろうとも、その資産全てがブラックという訳ではないだろうが、「悪い奴らが持ってる金なら全部ブラック」というよく分からない理論によって、文字通りびた一文残さず盗み尽くす。その辺り自由と言えなくもない。 ただ、二人は仕事において一切死人を出さないことでも知られている。本来ならばそのために多方面から恨みを買うことになるのだろうが、彼らはそのリスクを四重の持つ意能力によって回避している。 ミスティック能力【ダストプロミス(時効成立)】――四重の犯した罪に関して時効を設ける能力だ。この時効は罪の大小によって自動的に決められ、時効が成立した後は、関係者はもちろんのこと、世間の誰もがその罪を認識できなくなるというものである。四重が盗み出す財産は、悉くがブラックなものであるため、殆どは一日か二日で時効になってしまう。そのために彼らは殲滅対象から恨みを受けることもなく、またユグドラシルユニットに目を付けられることもなく暗躍しているのだ。 欠点と言えるかどうか、この能力のおかげで交響楽団の仲間にも彼の罪は認識されなくなってしまうため、結果的に「第四の団長? ああ、何やってるかよく分かんない奴ね」ということになってしまうのが、四重にとっては口惜しいところのようだったが。 そういった理由で、【プロミスコンダクター】のエイリアスは殆ど世に知られることはなく、怪盗としてのエイリアス【ムシュールブラン】ばかりが有名になってしまっている。 ♪ 「断る」 裏重の頼みを聞いた四重は即断でそう言った。 「えー……」 一応不平を漏らすが、最初から期待はしていなかったのだろう。裏重は「うー……」と唸ると、 「分かりましたよぅ……四重さんに頼んだ私が間違ってましたぁ……」 と言った。その言葉に四重の髭がピクリと動く。 「そもそも、君ならば誰にも気付かれずに盗み出すこともできるのではないかね? わざわざ私達に頼むのは、お門違いというものだ。私もそこまで暇ではないのだよ」 「私が盗んだんじゃ意味ないんですよぅ……四重さんなら、盗んだ後でも気付かれないじゃないですかぁ……」 「紳士は自分の才能をひけらかすものではない。とにかく断る」 頑として受け付けない四重に、裏重は再び「うー……」と唸ったが、しばらく待っても続く言葉がない。どうやら諦めて帰ったようだ。 裏重が去ったと見えて、九重が嗜めるように四重に言う。 「聴いてあげればよかったのにネ」 「何故だ?」 「健気な乙女のお願いダヨ? それに、裏重ちゃんのお願い聴いてあげれば、他の女の子たちからも『女の子の味方』って人気出るかもしれないアルヨ」 唆すような九重の言葉に、四重はしばらく髭を弄りながら考え込んでいた。しかしやがて顔を上げると、 「ふ……ふははは、君もまだまだ私という人間をわかっていないな、九重。厳しく断ったように見せかけて、後でこっそりと手を回しておく。紳士たるもの、婦女に対する行いは隠密かつスマートに! 紳士の基本である! わはははは!」 と、言い訳がましい上に頭の狂った台詞を吐いた。九重曰く、「四重の行動基準は、九割が功名心で一割が私への愛情」。思わず苦笑する九重を尻目に、四重は傍らに置いてあったシルクハットを被り、ステッキを手に取ると、颯爽と立ち上がった。 「行くぞ、九重! 澪漂の迷える子羊達が、私を待っているのだ! わははははは!」 ♪ 夕刻――交響楽団本部の周囲に立ち並ぶ団員たちの住居の一つ、「独創館」。 第七管弦楽団が詰めるこの建物は、外観こそ古風な洋館だが、内装は団員たちの趣味によって様々に改装されているため、非常にカオスな状態になっている。 そしてその中の一室。数少ない、外観に合った洋風な丁度が並ぶ部屋に、黒スーツにシルクハット、黒マント姿の男――四重の姿があった。 「ふむふむ、外見に似合わず、随分溜め込んでいるようではないか……はっ、違う違う。今回の目的は金銭の奪取にあらず。ふうむ……しかし一体どこにあることやら」 そう一人呟きながら、引き出しを順々に開けて検分していく四重。ちなみに九重はその反対側の壁にあるクローゼットをごそごそと漁っていた。 セオリー通りに下の引き出しから開けていた四重の手が、上から二段目に来たところで止まる。 「む、見つけたぞ、九重。目的達成だ。さて、後はこれを裏重君に渡せば……ふふふ、晴れて私も人気者に――」 「――四重? 何してんのよ?」 一人で妄想を膨らませてニヤニヤ笑っていた四重が、戸口から掛けられた声に凍りついた。しかしそこは百戦錬磨の大泥棒。驚いて声を上げるようなことはなかった。 「……やあ、七重君。否、私は四重ではない! 怪盗【ムシュールブラン】である!」 とりあえず見栄を張ってはみるが、状況的には怪盗ではなくただの空き巣だ。 冷や汗を流す四重を、第七管弦楽団の団長である【デスペラードコンダクター(無法の指揮者)】澪漂七重が睨みつけている。なお、九重は七重が現れたとほぼ同時に姿をくらませていた。フットワークが軽いことこの上ない。 「言い訳は聞いてないっての。何してんのよ? 私の記憶が正しければ、ここはウチの腐重の部屋だったと思うけど?」 そう。ここは第七管弦楽団の団員である【ディープエッチング(堕落腐食技法)】の澪漂腐重の自室であった。と、七重の視線が四重の手に握られている物に止まる。 「……何となく、誰の差し金だか分かった気がするけど。一応聴いておいてあげるわ。何のつもり?」 「いやはや、さすがは七重君。私がいることに気付いたのもそうだが、察しがいいものだ……否、これは私が盗みの腕を落とさぬように練習していただけのこと。決してお宅の裏重君は関係ないぞ?」 「馬鹿にしてるの?」 守秘義務もなにもあったものではないことを口走る四重に、七重はより一層冷たい視線を浴びせた。その鋭い眼光に射られた四重は観念したようにため息を吐くと、 「……申し訳ありません」 手にしていた一枚の写真を、元あった場所に丁寧に戻した。 ♪ 「まったく、あんたが腐重のことを好きなのは知ってるけど、ストーカー行為は大概にしておきなさい!」 数分後、「独創館」のリビングにて。ソファに座って足を組んだ七重と、その前の床に正座をしている四重と裏重。流石に団長がお怒りとあって、彼女にしては珍しく姿を現しているのである。 「はぅ、でもでも、団長ならこの私の気持ち、分かってくれるはずっ☆」 「反省しろ」 姿を隠しているときとは違って異常にハイテンションな裏重の頭頂部を、手にした杖の先で叩く七重。ついでに横向きに杖を振って、四重の側頭部を凪ぐ。シルクハットが吹っ飛んで、四重はリビングの床に強かに叩きつけられた。 「七重君……もう少し手加減というものをしてくれてもいいのではないかね?」 「あんたもあんたで、もうちょっと考えてから行動しなさい!」 さらに容赦なく、縦の軌道で空いた腹部に一撃。四重は屠殺された豚のような声を上げて黙った。 「四重さんは悪くないですよぅ♪ 私がお願いしたからわざわざ手伝ってくれたんだものっ☆」 七重は大きなため息を吐くと、裏重を睨んで言った。 「とりあえず、腐重には黙っておいてあげる。その代わり、今度からはもっと正攻法で攻めなさい! 分かった?」 「うー、それは無理な相談かもしれなきゃうっ☆」 もう一度頭頂部を叩かれて、裏重は奇妙な声を上げた。 「うぅー……分かりましたよぅ♪ 善処しますぅ☆」 「流石は七重君。お優しいことですな。できれば私の方も不問にしていただげふっ」 「あんたが一番反省するんだからね、四重?」 クルリと杖を回して肩に担ぐ七重。とんとんと肩を叩きながら、しばし思案した後に言った。 「そうだ、昨日の仕事で盗んできたお金。五割寄越しなさい。悪いようには使わないから」 「な!? そ、そんな殺生な……」 「ふーん、じゃあ千重団長に言いつけてもいいんだね?」 「うぐ……承知した。紳士とは、淑女のためには身の破滅をも惜しまないものである……」 ♪ 数日後、交響楽団の団員たちの間で、「最近やけに七重が羽振りがいい」という話題が飛び交い、「何か良くないことが起こる前兆では……?」などと噂されたが、実際のところ悪いことが起こったのは間違いなく四重であることは言うまでもない。 なお、恋する乙女・裏重は、「わざわざ写真を盗まなくても、隠し撮りすればいいんだ」ということに気付いたらしく、姿こそ見えないものの、時折腐重の周りでシャッター音が聞こえることが、あるとかないとか。
https://w.atwiki.jp/brahms/
このページは、赤いハリネズミ管弦楽団のスタッフのみが閲覧できる運営マニュアルです。 @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/cuorchestra/pages/49.html
08 4年生の先輩方の卒団演奏会。 卒演の本番が近付くにつれて、楽しみでもあるのですが 先輩方の卒団も近くなっていて・・・寂しいです。 演奏会日 2012年3月3日(土),4日(日) 会場 千葉市若葉文化ホール 開演時間 未定 入場料 無料 全席自由 千葉大学管弦楽団2011年度卒団演奏会 ブログにつづられた先輩方の想いに感動させられっぱなしです。 いつも更新楽しみにしています。 千葉大学管弦楽団2011年度卒団演奏会公式ブログ 卒演のTwitterアカウント。 千葉大学管弦楽団員はフォローすべき!! @CUOrchestra08 勝手に更新させていただきました。でしゃばったまねをすみません・・・。 先輩方、もし気に入らないとこがありましたら、どんどん変えていただいてかまいません! ぜひ更新してください! 集合写真 卒団式&卒業式の08集合写真!! http //firestorage.jp/download/dccdd7257cc8937407530b629687c3497d77836c 卒演データ ○録音○ ※アップの容量オーバーの人は2つに分けました。おかしなところで切れてたらすみません。 奥田 http //firestorage.jp/download/b1206126bdca9a3894e081dd0a0eae06bf3d0cb5 岡田 http //firestorage.jp/download/72f16435c42d0e96bb565055480b3c23409ae7b8 河江 http //firestorage.jp/download/f3f16ddbc9a4d7be0f1eb681cb9a723132c2a1b6 宮内 http //firestorage.jp/download/4251eeb701c659332ba224934a96913bca3a72dc 佐藤 http //firestorage.jp/download/9bf79588364e678c9ec59dba606878d0d8c4ea31 所 http //firestorage.jp/download/c29e394bffac76359c6b27107b0a7ceedfb314f8 相原 http //firestorage.jp/download/2ab53a775dc96b172267d3f66d7fc69f88b99f1f 増田 http //firestorage.jp/download/7f471d090f120e21f1cd4e4f64a9dc898cc4ab4d 樽木 http //firestorage.jp/download/110939ae22406c4b692d3db297fe9e32cd2c2d4d 竹内 http //firestorage.jp/download/624da50990e61c24e59d46ca5c6ff8a8893af25b 土山 http //firestorage.jp/download/403b6ab0698e2a45ee20234548fd2c7d38229372 岩井 http //firestorage.jp/download/c83b57e2d90972231e0ad5ef3bc3796e5d5b81ec 根岸 http //firestorage.jp/download/339c3e0eab6dd6a3adc74a7382dbc61ae844e9f0 糸嶺 http //firestorage.jp/download/ef73da652c60404ba2e1abfdd4c5b87d5cac4419 十文字 http //firestorage.jp/download/efc542a7b055796f6e442181c35b1fac68b25da2 全体合奏 http //firestorage.jp/download/b53b5e100fa15e2ff7e67f539dd987396aeb4331 長田 http //firestorage.jp/download/8a2748d62fbe7de9e57491c8603d57c4fac18314 嶋田 http //firestorage.jp/download/237566301ff18ae65a18cf4e9debad6003e0e23f 野田 http //firestorage.jp/download/504ad51bb085fd4aa64e453aeeb49e36a52d86e9 緑川 http //firestorage.jp/download/30023d6d524d71000184e1d7427ad20fbf828895 阿久津1 http //firestorage.jp/download/d5ffb66d7da0f3eeb4c6d681a9052e341d54a14b 阿久津2 http //firestorage.jp/download/97068e5f661300954b80c3995331b753af5e5e1a 笹岡1 http //firestorage.jp/download/1690a3b33cef8d98eda9c21f12723407f257df59 笹岡2 http //firestorage.jp/download/330e8435fa1bc3a855fab6af717d235256c3aa14 中谷1 http //firestorage.jp/download/846a36954a7c5ee47b31444b13c07b78369e9579 中谷2 http //firestorage.jp/download/41872f4ea32c8e3398fe8d281034d0647d96c66e 降幡1 http //firestorage.jp/download/6189efbde839b63c80079b1d6cc5528bd592f6e8 降幡2 http //firestorage.jp/download/81790a6bad5e8d87da4a6dfd499445b3ad526285 池田1 http //firestorage.jp/download/ef0de09fbd18904f4252c854ab5f44ad38efce0c 池田2 http //firestorage.jp/download/fc14b85733d4260a3ab310e29e0e8340f3164ccc 酒井1 http //firestorage.jp/download/2574e73794fb9e949d3c22f3bc7a5552cd081a14 酒井2 http //firestorage.jp/download/78cda6649c7b09e3cfabe1bd99f235351feff8c5 ○写真○ 事情により添付ファイルにしました。ファイル数大変なことになっててすみません…。
https://w.atwiki.jp/cuorchestra/pages/65.html
114プログラムが 前 :サン=サーンス / 交響詩「死の舞踏」 中 :ラヴェル / 組曲「マ・メール・ロア」 メイン:マーラー / 交響曲第1番「巨人」 ※アンコールについては練習開始後に進捗状況を見つつ、先生方と相談して決定したいと思います。 下に投票結果をまとめたものをあげておりますので、各自ご確認ください。 よろしくお願いします。 前中候補 ●コケイン序曲 / エルガー(1857-1934) ●エニグマ変奏曲 / エルガー(1857-1934) ●歌劇「コラ・ブルニョン」序曲 / カバレフスキー(1904-1987) ●組曲「バレエの情景」 / グラズノフ(1865-1936) ●ガランダ舞曲 / コダーイ(1882-1967) ●交響詩「死の舞踏」 / サン=サーンス(1835-1921) ●浄められた夜 / シェーンベルク(1874-1951) ●交響詩「フィンランディア」 / シベリウス(1865-1957) ●バレエ音楽「サロメの悲劇」 / シュミット(1870-1958) ●バレエ音楽「ペトルーシュカ」 / ストラヴィンスキー(1882-1971) a. 1911年初版 b. 1947年改訂版 c. 組曲版 ●バレエ音楽「中国の不思議な役人」 / バルトーク(1881-1945) ●組曲「3つのオレンジへの恋」 / プロコフィエフ(1891-1953) ●交響詩「中央アジアの草原にて」 / ボロディン(1833-1887) ●交響曲第2番 / ボロディン(1833-1887) ●交響曲第3番 / ボロディン(1833-1887) ●交響詩「花の章」 / マーラー(1860-1911) ●交響詩「はげ山の一夜」 / ムソルグスキー(1839-1881) ●古風なメヌエット / ラヴェル(1875-1937) ●序曲「シェヘラザード」 / ラヴェル(1875-1937) ●組曲「クープランの墓」 / ラヴェル(1875-1937) ●組曲「マ・メール・ロア」 / ラヴェル(1875-1937) ●ラ・ヴァルス / ラヴェル(1875-1937) ●交響詩「死の島」 / ラフマニノフ(1873-1943) ●交響詩「プロメテウス」 / リスト(1811-1886) ●交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」 / リスト(1811-1886) ●交響詩「ティル=オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 / R.シュトラウス(1864-1949) ●スペイン奇想曲 / リムスキー=コルサコフ(1844-1908) ●交響的印象「教会のステンドグラス」 / レスピーギ(1879-1936) ●「ローエングリン」より 第3幕への前奏曲 / ワグナー(1813-1883) ●「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死 / ワグナー(1813-1883) ●「ニュルンベルクのマイスタージンガー」とり 第1幕への前奏曲 / ワグナー(1813-1883) ●「さまよえるオランダ人」序曲 / ワグナー(1813-1883) ●「タンホイザー」序曲 / ワグナー(1813-1883) 【重要】 「Ob,Cl,Fgが3管 かつ 演奏時間が30~60分」という条件を基本として114のメインとなりうるものをあげておきました。 各自ダウンロードして確認をお願いします。 参考音源 •サンサーンス 交響曲第3番 オルガン付 •シベリウス 交響曲第1番 •チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」 •チャイコフスキー 交響曲第5番 •ニールセン 交響曲第3番 •ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 •バルトーク 管弦楽の為の協奏曲 •プロコフィエフ バレエ「ロメオとジュリエット」組曲 •ベルリオーズ 幻想交響曲 •マーラー 交響曲第1番「巨人」 •ラフマニノフ 交響曲第2番 •ラフマニノフ 交響曲第3番 候補曲 サンサーンス 交響曲第3番 オルガン付 シベリウス 交響曲第1番 チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」 チャイコフスキー 交響曲第5番 ニールセン 交響曲第3番 ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 バルトーク 管弦楽の為の協奏曲 プロコフィエフ バレエ「ロメオとジュリエット」組曲 ベルリオーズ 幻想交響曲 マーラー 交響曲第1番「巨人」 ラフマニノフ 交響曲第2番 ラフマニノフ 交響曲第3番 114の選曲を開始します。 候補のまとめをあげておきましたので、各自ご確認をお願いします。
https://w.atwiki.jp/vocamylist/pages/18.html
https //www.nicovideo.jp/user/2686789 ランクイン回数 10 登場回 順位 曲名 マイリスト数 #1 4 アヴァターラ 777 #2 14 アヴァターラ 326 #7 1 カンケイナイトファンキー 1656 #8 10 カンケイナイトファンキー 377 #9 22 カンケイナイトファンキー 210 #14 1 Unveiled 1534 #15 8 Unveiled 657 #16 18 Unveiled 215 #24 12 Unveiled 365 #25 11 Unveiled 330
https://w.atwiki.jp/titecho2009/
このWIKIは東工大管弦楽団をよりよくするためにどうするかを考えるWIKI、略してHOTOです。 Ver.石井の基本理念。 各ページでそれぞれのテーマごとに改善点、改善案、またそれに対する意見等を出していってもらいます。 Ver.武田の考え 「より良いオーケストラライフをエンジョイするためにはどうしたらよいだろうか。」 といったところから気づいたことなどをバシバシ書き込んでいって下さると嬉しいです!! ちょっとしたことから大きな改革まで、様々な意見が集められると非常に嬉しいです♪ まずは監査について「こんなことやってもらいたい!」なんてことを書き込んでもらえると嬉しいです。 ちなみに基本的にこのページは現在の二年生向けに作られたものですので無暗に他言したりはしないでください(><) 誰が書いたのかわかるようにコメントしていただけると非常によろしいです。 蛇足ですが、現在の運営に対する批判や愚痴をこぼすだけのものにはしないようにしましょう! メニュー 更新履歴 取得中です。