約 3,813,591 件
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1564.html
第2番目"「夢の中で見た、ような…気がする?」 「で、あんたさ…どう言うつもりだい」 「どうも…こうも、俺だって何がなんだから分からないん…です」 いつもは明るい空気が流れるリビングもこの時ばかりは、重苦しい雰囲気の中、火の着いた 導火線を目の前にロシアンルーレットを強硬しているような空気が充満していた。 「私的には、あんたを警察に突き出してもこの件はこれでお終いってのが理想なんだけど。警 察に付き出す前に弁解の一つや二つ聞くのが筋ってもんだと思ってるんだけど、坊やはどう思 う?」 「それは…その。そうだと思います」 詢子の言い様は、口調こそ柔らかいが言葉の節々に大きな棘と牙が見え隠れしている。 愛娘の布団の中に見ず知らずの男が入り込み、間違いが無かったとは言え一夜を共にしてい る。 男女七歳にして同衾せずと言う言葉もある。 天地神明に誓って、シン・アスカは、目の前の気の弱そうな少女、鹿目まどかに手を出して いない。 恋人だった彼女に手一つ出さなかった、気弱な男が明らかに年下であろう女の子に手が出せ るわけが無い。 そこで、ふと、シンは妙な事に気が付いた。 自分に恋人が居た漠然と覚えている。 想い、想い合い、守りたいと誓った相手が居"た"事は覚えていても顔が全く思い出せない。 山深い森の奥に居るような濃霧が彼女の顔に降りて輪郭すら判断出来ない。 それだけでは無い。 今まで自分がどんな生活をしていたのか。 どんな職業に就いていたのか。 恋人の顔は勿論の事、友人の顔、両親の顔、妹の顔、失くしてしまった彼女と親友の顔。 自分を取り巻く人々が確かに"居た"と断言出来るのに、情景が全く思い浮かばない。 嘘や妄想では無く確かに居たとシンは断言出来る。 しかし、居たと言う根拠にまるで客観性が得られず現実味が無いのだ。 (なんだよ…これ) 背中に嫌な汗が伝って流れ、重苦しい息が肺を循環する。 何に対して怒りを抱き、何に対して悲しみを覚え、自分と言う人間性は思い出せた。 だが、それに付随するであろう経験も記憶がまるで最初から"無かった"かのように思い出せ ない。 あるのは、ただ、漠然とした無味乾燥な記憶の残滓と後ろ暗い苦さだけが後頭部を万力のよ うに締め上げていた。 「で、どうすんの。弁解はあるのかい? 「分からない…知らない。覚えて無いんです」 詢子の問い掛けにそう答えるのが精一杯のシンだった。 (それで学校に通ってれば世話無いよな…) 端末にどうでも良い事を書き込みながら、シンは深い溜息を吐いた。 周囲を見渡せば、学生服に身を包んだ同年代と思わしき子供の群れ。 皆一様に教師の声に耳を傾け、端末にリアルタイムで転送されてくる授業内容に真剣な面持 ちで見つめている。 カビの生えた古臭い言い方だが、記憶喪失のシンには、数学の教育を受けた記憶が無かった。 少し正確に言えば数学の教育を受けた記憶はある。 だが、いつ、どこで、誰に、誰と、何の為に受けた記憶が全く無いのだ。 授業内容を理解出来る程度には、教育を受けた事はあるようだが、実感無き経験は無為と同 義だ。 ただ、ここが学校と言う教育機関でシン位の年齢の少年少女が通う場所だと言う事は当たり 前のように理解出来た。 要はシン・アスカの記憶は、自分自身に関する事だけすっぽりと抜け落ち、社会通念や常識 の範囲に収まる記憶は無事と言うわけだ。 (便利な記憶喪失だよな、それって) 記憶が無い原因や事故や病気などによる海馬の物理的損傷ならば良い。 記憶を失う前の自分が人に言えないような職業に就いていて、人に言えないような荒事の末、 鹿目まどかの布団に逃げ伸びた。 地球の反対側まで見えそうな穴だからけな推測だが、シン・アスカが凡そ"常識"から外れた 生活をしていたと結論付ければ、記憶や失う事故に遭遇する可能性もあるかも知れない。 普通に生活していて、見ず知らずの女の子の布団で記憶を失って目が覚める これなら乱暴目的で、まどかの部屋に侵入して返り討ちに会って記憶喪失になる。 鹿目まどかはショッキングな出来事で過去の記憶を封印した。 常識的に考えれば、こちらの方が腑に落ちる見解だったが、それだけはやってないと記憶喪 失ながら心底断言出来てしまうから不思議だった。 「ですから波動関数Ψが物理量Aに作用しまして、結果が実数倍なるとしますと、実数aに対 してましてAΨa = AΨaと仮定いたします」 設問を説明する教師の声が何処か遠くに聞こえる。 確証は無かったが、どうやら、シン・アスカは勉強に積極的に構えるタイプの人間では無い らしい。 シンは、妙な実感を得ながら端末のアプリを閉じ、静かに瞳を閉じ思考に埋没した。 「朱美さんって何処の学校だったの?」 「東京のミッション系の学校よ」 「前は部活とかやってた?運動系?文化系?」 「やってなかったわ」 「凄い綺麗な髪だよね。シャンプーは何使ってるの?」 授業が終わり休み時間ともなれば、転校生にやってくるのは恒例の質問タイムである。 朱美ほむらも、例に漏れる事も無くクラスメイトの質問責めにあっているが、妙に落ち着い た物で、クラスメイトの質問に一つ一つ丁寧に答えている。 今まで転校が多かったのだろうか。 まるで、予め質問される内容を知っているかのように迷いも淀みの無い質問の答え方だった。 「不思議な雰囲気の人ですよね、朱美さん」 「ねぇまどかあの子知り合い?何かさっき思いっきりガン飛ばされてなかった?」 「いやあ、えっと」 シンの主観だが、まどかは明らかにガンを飛ばされていた。 隣に居て直接感じる位に敵意や好意が入り混じった何とも言えぬ、強烈なガンを朱美ほむら は鹿目まどかに飛ばしていた。 「そう言えば、あんたもガン飛ばされてたわね、親戚君」 「そうでしたわね。訳ありのクラスメイトは、まどかさんだけではありませんでしたね」 男子は女子よりもドライなのか、休み時間の終了と同時に囲まれる事は無かったが、それで も慣れない質問攻めに会えば、それなりに疲れる。 気を利かせてくれたまどかが、自分のグループに避難させてくれたのは実に有難かった。 「その言い方はやめてくれ。俺はシン・アスカって名前があるんだ」 「ごめん、ごめん、アスカ。まどかの親戚だからついね」 「アスカさんは、何処から来たのですの」 紹介されて数分でさやかのシンに対する遠慮は吹き飛んでいる。 まどかの親戚だと言う事も手伝っているのだろう。 気を使われるのは苦手だったが、年頃の女の子に気さくに接せられる程、シンは異性に慣れ ておらず、知らずに無愛想な受け答えになってしまう。 「えっと、それは」 「アメリカ。親が向こうで面倒起こしたから、まどかの実家で厄介になってる」 思わず言い淀んだまどかとは違い、シンは、限り無く棒読みに近かったが予め作って置いた 設定を答える。 驚いた事にシンには、現在生活している日本についての知識が全く無かった。 数学や科学と言った記録に関係無くても解ける分野の知識は持ち合わせていたが、こと記録 や歴史の積み重ねに関連分野は小学生以下の出来なのだ。 日本の首都を知らず、日本がどういった国であるかも知らなかった。 にも拘らず日本語を話す事が出来たり、何故かアメリカの知識、それも首都や地名等の最低 限の知識だけだったが持ち合わせていた。 全てが曖昧でチグハグな記憶に詢子も思わず閉口する始末だった。 恐らく生活して行く上でいつかボロが出るだろう。 しかし、一度アメリカと宣言しておけば、深くは突っ込んで聞いて来ないだろし、仮にもし 記憶喪失がバレてシンの身に不都合が起こっても、治療の為に来日したと言い訳出来るし、記 憶喪失の悩みを親身になって心配する友達が出来るくらいの時間は稼げるかも知れない。 小賢しいと言われれば、それまでだが、一応はシンの身元引受人となった詢子が考えた精一 杯の配慮だった。 「じゃあ、アスカは英語話せるんだ」 とは言っても、出身が外国と答えれば異性特有のミーハー根性が出ないわけが無い。 特別な物に憧れるのは、思春期の特権だが、この場合は完璧に裏目に出る、むしろ、出ない わけが無い (あぅぅ…だから言ったのに…) 出身がアメリカと聞けば「英語は話せる」と理解するのが当たり前の流れだ。 フォローを入れようにも、勿論まどかは英語など話せない。 教科書の問題は解けるがネイティブな英語を話せと言われれば全力で頭を左右に振るだろう。 ここでシンが英語を話せないと"シン・アスカのドキドキ学園生活作戦"は完全に詰んでしま う。 こんな穴だらけの作戦の何処か完璧なのか、御空に浮かぶバリキャリの母を涙目で見つめる まどかだった。 「…Here s looking at you, kid…とか」 「私の帰国子女のイメージが一気に胡散臭くなったからやめて…」 「君の瞳に乾杯ですわね」 上品に笑う仁美とは対照的にゲンナリとするさやかを見て、何だか分からないけど、危機を 脱したと感じたまどかだった。 新学期が始まってすぐの行事と言えば体力測定が上がってくるだろう。 運動が苦手で憂鬱な者も、これ幸いと張り切る者も、一喜一憂する瞬間だ。 そんな中で運動が苦手な者に分類される鹿目まどかは、ほむらの高跳びに感嘆の声を上げて いた。 教師の「良し」の合図と共に走りだしたほむらは、三秒で最終加速に入り、そのまま、曲線 を描きながら踏切位置に走り込み、バーに対して側面を向きながら優雅な動作で飛び上がる。 スローモーションのようにほむらの体が浮かび上がると、バーを超える瞬間、体が大きくそ り上がり腰がバーの直上を通過すると、前屈しながら、カモシカのような長い脚が持ち上がる。 まるで、夢の中の出来事のように、ほむらの体がバーを超え、ボスンと言う音と共に背中か ら安全マットに着地した。 「うわぁ凄い」 教科書に載るような理想的な背面跳びにまどかは溜息を着き、自分の記録カードとほむらが 叩き出した県内記録と見比べ憂鬱な気分になる まどかの運動神経は、お世辞にも褒められた物ではなく、有体に言えば運動音痴だ。 記録会の成績は下から数えた方が早かったし、持久走など下から数えて三本の指に入る腕前 だ。 運動と比べるとマシと思える成績も中の上。 悪くは無いが格別良い方でも無い。 平凡で特徴の無い雑多な街中で埋没してしまう個性の持ち主、それが、鹿目まどかと言う少 女のアイデンティティーなのだ。 (いいなぁ、私も運動が上手になりたい) 今よりももっと頭が良くなりたい、運動が得意になりたい。 空想の中の自分は強く格好良いが現実の自分は惨めで弱い存在だ。 理想と現実の壁に不安と絶望を抱き、努力と才能を天秤にかけ、いつも自分が傷つかない方 向に流れてしまう。 これでは駄目と思う反面、理想の自分に近づく為に必要であろう努力を計算すると尻込みし、 どうしても一歩を踏み出せずに居る。 渇望よりも諦念が勝ってしまうのが、まどかの特徴だったが、自分では無い別の誰かになり たい変身願望は誰にだって有る。 責める事や憧れる事を辞めろと言えるわけも無い。 「何、何、どうしたのまどか。溜息なんか着いちゃってさ」 「さやかちゃん」 自分の測定結果が良かったのか、上機嫌なさやかがまどかの肩を叩いた。 まどかは、無言のままほむらを羨ましそうに見つめた後、上目使いでさやかに呟く。 その様子は、まるで、玩具を強請る子供のようで、さやかは忍び笑いを漏らした。 「まどかぁ、転校生が一芸持ちって言うのは、昔からの決まり事なんだから仕方ないんじゃな い?妬かない妬かない」 「そんなんじゃないけど。でも、神様は不公平だよ。朱美さん、勉強も出来るみたいだし」 「まぁねぇ。文武両道で才色兼備か。転校生のお約束って言えばその通りなんだけどさ。しっ かし、普通転校初日に県内記録叩き出すかね。それはあれでしょ」 「あれって?」 「普段は目立たないように生活してて、いざと言う時に本当の力を解放するとか超強くなって。 本当の力を抑える為に魔法の眼鏡とかかけてて、眼鏡を取ると属性が闇とか炎に変化したりす るとか、とにかくそんな感じ」 「さやかちゃん…それって」 邪気眼と言いかける寸前で口腔まで伸し上がって来た禁句を胃の中に押し込む。 花も恥じらう乙女が"邪気眼"などと"お下品"な言葉を使ってはいけないのだ。 使えばまどかの妄想ノートもお仲間になってしまいそうな気がして気が気では無い。 傍から見れば邪気眼も妄想ノートも同じ物だが、乙女心は純粋で複雑な為にどうしても相容 れない代物のようだ。 「まぁ転校生が凄いのは認めるけど、まどかの親戚君も中々凄いみたいよ、ほら」 「えっ」 さかやに促されるままに、指差す方向を見つめればグランドの向こう側で男子の野太い歓声 が上がっている。 「シン君?」 「そうみたいよ。さっき見たけど、百メートルを九秒台後半で走ってんだもん。オリンピック 選手かって話よね」 「嘘ぉ」 まどかの言葉と同時にシンが、地面を踏み切り中空を舞う。 フォームは見れた物では無かったが、異様に長い滞空の末に砂場に着地する。 計測する体育教師が呆れたような表情で県内記録に匹敵する記録を告げ、満面の笑みでシン の肩を叩いていた。 「また記録塗り替えたのか、親戚君は」 「またって?」 「そうよ。見滝原中学校の陸上記録は二人の転校生に一日で塗り替えられてるってわけ。同い 年でこのスペック差。大元は努力なのか才能なのか。凡人の私らには分から無いって話よね」 「ふぇ」 世間知らずのまどかも、オリンピックで金メダルを取る選手のタイムくらいは知っている。 中学生でこうなのだから、成長すればどんな世界で活躍するのか、まどかには見当も付か ない。 確かにシンは、勉強よりも運動と言うタイプだが、運動能力が中学生の平均値から明らかに 逸脱しているように思える。 見た目は同年代に見えるが、本当はもっと年上の人間なのかも知れない。 どちらにしろ、シン・アスカは転校一日目でクラスメイトの気持ちを掴んでしまった。 何かと目立たず大勢に溶け込む自分とは大違いだ。 人間は二種類に分けるとするならば、それは、特別であるか、そうでないかだろう。 改めて感じたのは、まどかはシン・アスカの事を何も知らないと言う客観的な事実だけで、 知りあって間も無い"親戚"は特別な側に分類される人間である事に少しショックを受けたまど かだった。 昼休みは中学生にとって貴重な時間だ。 成長期の男子共は、自前の弁当を一瞬で平らげ、足りない分を求め購買にダッシュする。 女子は噂話や流行りのドラマや音楽の話題に華を咲かせ、勉強の中の僅かな自由時間は一秒 たりとも無駄に出来ない。 そんな戦場のような昼休みでも、まどかは何処か上の空のまま、ぼぅっとしたまま、黒板 を眺めていた。 誰に話すわけも無く、自然と溜息が出る。 原因は分情けない話だが、まどかは、シンとほむらを羨ましいと思ってしまったのだ。 (嫌な子だな、私) 「鹿目さん。少し良いかしら」 「え、えっと。何かな朱美さん?」 記録会で、小さなコンプレックスが刺激され、長い昼休みを心中穏やかで無い気分で過ご していたまどかに追い打ちをかけるようにほむらが話しかけて来る。 近づいて来る気配が無かっただけに完全な不意打ちにまどかは、心臓が大きく跳ね上がる。 「鹿目まどかさん、貴方がこのクラスの保険係よね」 「ふぇっと、あの」 「連れて行ってくれる、保険室」 何とか動揺を悟られまいと引きつった表情で微笑んでみる。 ほむらの視線は、上から目線と言うより、最早因縁付けかガン飛ばしに等しい。 もう何度目かの接近遭遇だったが、まどかは、朱美ほむらと言う少女が苦手にありつつあ る。 助けを求めようにもさやかと仁美はお花を摘みに行ったばかりだし、シンに至っては腹が 減ったらしく購買に出向いまま帰って来ない 迷ったのかと思いメールを送ったが、気が付いていないのか返信も無い始末だった。 (あぅ) 転校初日、会っていきなりガンを飛ばされ、記録会や授業では自分との差を嫌と言う程見 せつけられた。 一緒に居て「嫌だ」と言う風には思わなかったが、ほむらと並んで歩いていると、自分自 身が必要以上に小さくなったような気がして、不安になるのだ。 二人で連れ添い保健室に行く間も、話題はほむらの事で持ち切りだった。 耳を澄ませば「綺麗」や「超可愛い」など彼女を褒めたたえる言葉がひっきりなしに聞こ えて来る。 (なんで、同じ人間なのにこんなに違うんだろう) 目の前の歩く少女は、まるで、人形のように美しい。 長く伸びた綺麗な髪。 汚れ一つ無い白くきめ細かい肌。 自身に満ちた足取りは、モデルのようで、全てがまどかとは似ても似つかなかった。 朱美ほむらの美しさは、触ったら壊れてしまいそうな儚さを秘めているが、だからこそ、 決して触れる事は敵わない美貌に一種の神性さを感じてしまうのだ。 だが、ほむらは他人の称賛など耳に入っていないのか、終始無言のまま黙々と足を進めて いる。 沈黙は金と言うが、学校の外れにある保健室まで無言のままでは気が滅入ってしまうし、 苦手と感じつつ相手とならば尚更針の筵のように感じ、まどかは背中に嫌な汗をかかき始め てしまった。 「あの、その、私が保険係ってどうして」 「早乙女先生に聞いたの」 「あっ…そうなんだ、」 意を決してまどかから話しかけてみるが、にべもないも無い。 確かに聞いたから知っているのだろうが、もう少し柔らかい言い方があっても良いのでは ないだろうか。 これでは会話を広げようと思っても広げられない。 「えっとさ、保健室は」 「こっちよね」 「えっ…うん、そうなんだけど、いや、だから、その、もしかして、場所知ってるのかなぁ」 勘や適当では無く、保健室の場所を本当に知っているのか、まどかの奮闘も虚しく、ほむ らはドンドンと先に歩いて行ってしまう。 「あの、朱美さん」 「ほむらでいいわ」 「…えっと、ほむらちゃん?」 「何かしら」 まどかの精一杯の頑張りが攻を奏したのか、ほむらは名前で呼んでも構わないよ言う。 素っ気ない態度はそのままだが、嫌いな相手にわざわざ名前で呼べとは言わないはずだ。 嬉しくなったまどかに自然と笑みが零れる。 「えっと変わった名前だよね」 『ええ~そんなこと無いよ』 まどかからは先を歩く朱美ほむらの顔は見えない。 まどかの反芻する言葉の一言一言がほむらの心を切り裂く事実を、彼女は知らない。 「いや、ほら、変な意味じゃなくて、その格好良いなって」 『なんかさ燃えあがれって感じで格好良いって思うな』 まどかの言葉に他意は無い。 ほむらと言う響きが純粋に格好良いと感じたから素直に話しているのだろう。 それが、どんなに残酷な響きと意味を含んでいるのか、まどかには知る由も無い。 『教えてご覧…君はどんな祈りでソウルジェムを輝かせるんだい?』 始まりの呪いが胸中に反響し、ほむらは我知らず手を握り締めた。 まどかからほむらの顔は、やはり、見えない。 「少し私からも質問良いかしら」 ほむらが立ち止まり、まどかに振り返る。 振り返った頃には、悔しさと悲しみを表に出す事無く、ほむらの顔はいつも通り、氷の ように透き通った無表情な顔だった。 「うん良いよ」 「彼、シン・アスカは貴方の何かしら?」 「何って…えっと」 彼は、朝起きたら隣に寝ていた男の子とは、口が裂けても言えない。 まどか自身シンとどう接して良いのか戸惑っている段階に「貴方の何」と問われても答え ようが無いのが正直な感想だった。 「し、親戚だよ?」 「親戚…本当なの?」 ほむらは、口籠るまどかを静かに見つめ答えを辛抱強く"祈る"ように待っている。 「うん。親戚だよ。シン君とは遠い親戚で春から一緒に暮らし始めたの」 「そう、分かったわ」 まどかは、そこで初めて妙な違和感に気が付いた。 シン・アスカは、鹿目まどかの親戚である。 この事実にほむらが信じられないと言うようにまどかを見ているのだ。 表面上は、まどかが知った朱美ほむらだ。 しかし、冷静沈着、何があっても微動だにしないであろう少女が親戚の一言で明らかに動揺 しているように見えた。 シンの素性は明らかでは無いが、事情を知らない人間が親戚と聞いて何を動揺する事がある のだろう。 ほむらは、まるで、予想外の出来事に対処出来ず、戸惑っているようにも見える。 だが、それも一瞬の事。 陽炎のような儚い違和感は一瞬で消え去り、瞬きの後には、彼女は元の人形のような朱美ほ むらに戻っていた。 「鹿目まどか。貴方は自分の人生を尊いと思い、家族や友達を大切にしてる?」 「えっと私は、うん。私は、大切だよ。家族も友達の皆も大好きでとっても大切な人達だよ」 「本当に?」 「本当だよ嘘なわけ無いよ」 ほむらに言われるまでも無く嘘なわけが無く、嘘を付く必要が見当たらない。 まどかにとって家族や友達は失くす事が考えれられ無いくらい大切でかけがいの無い存在だ。 大事に思わない方がどうかしている。 「そう…もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね。さも なければ全てを失う事になる」 「えっ」 まどかは、一瞬銃弾で心臓を撃ち抜かれたか錯覚する。 冷たく重苦しいほむらの言葉は、まどかの思考と返す言葉を奪い、まどかを離すまいと縫いつ ける。 「貴方は鹿目まどかのままでいればいい、今まで通り、そして、これからも」 「ほむらちゃん…」 ガラス張りの渡り廊下から暖かい陽光が指し込む。 しかし、足元を見れば眼下には地上五階分の落差が見え、その先には陽光に当たらない冷たい 中庭を見渡せた。 光が影に吸い込まれるようにまどかの言葉はほむらに届かず、一体何の暗喩なのか、影の中に 静かに消えるほむらをまどかは、その場から動けずに見つめていた。
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/7742.html
《鹿目 まどか&暁美 ほむら(420)》 キャラクターカード(コンビ・サポート) 使用コスト0/発生コスト2/赤 【魔法少女】 〔コンビ〕 [メイン/自分] [↴]キャラ1枚は、ターン終了時まで+10/+10を得る。 [メイン/相手] [0]自分のキャラ1枚と同じ名称の自分の全てのキャラは、ターン終了時まで使用コスト+2を得る。 (ほむらちゃんとゆっくりお話がしたいなって、ずっと思ってた気がするの。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語で登場した赤色・【魔法少女】を持つ鹿目 まどかと暁美 ほむらのコンビ。 自分キャラ1枚のAP・DPを10上昇させる使用型テキスト効果、自分キャラ1枚と同名の自分キャラ全ての使用コストを2増やす使用型テキスト効果を持つ。 1つ目の効果は強化。 万能パンプカード。対象制限がないので強力。 コスト0なので出してすぐに使える。 2つ目の効果はコスト増加。 同名カード全てのコストを一気に上げることが可能。 キャラ統一デッキなら自分キャラ全てを対象にできる。 天然のメタカードと言え、天然キャラを機能停止に追い込める。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは[新編]「叛逆の物語」でのまどかのセリフ。 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 04-020 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/25.html
―――『魔法少女』『暁美ほむら』は『時間遡航者』である ―――彼女を『改造』した『インキュベーター』は ―――『宇宙』の寿命延長の為に暗躍する敵性宇宙人である ―――『暁美ほむら』はたった一人の親友たる『鹿目まどか』の為に ―――『運命』と戦うのだ!! ◆ 仮面ライダー ―『約束 2011』― 第2話『変身』 ◆ ―――授業のまるで集中できない ―――教師の声も、右から左へと…まるで素通りしていく様だ 何度も繰り返した…同じ内容の授業故に、 殆ど聞き流しているのは前の『ループ』と変わらないながらも、 暁美ほむらが今、授業を聞き流しているのはそれとは別の理由であった。 ほむらは、何とももどかしい、焦燥にも似たもやもやした感情に意識を支配され、 その視線は、授業用のパネルでは無く、自分の右斜め前の席に座っている、 赤く長い髪をリボンで一つに纏めた少女の背中へと注がれている。 ―――『佐倉杏子』 ―――『一匹狼』の、ベテラン魔法少女 何度も見たそのスレンダーで活動的な肢体は今、 自分と同じ見滝原中学の女子用制服に包まれている。 見滝原中学の特徴である、平均よりも高レベルな授業内容についていけていないのか、 その背中には、彼女には珍しい、明らかな焦りの気配が見てとれた。 それもそうであろう。 自分の知っている彼女は…確か小学校までしか行っておらず、 天涯孤独の身の上で、その日の糧を求めて、流れる様に街々を彷徨っていた筈なのだから。 「(どうしても…気になる点はそこ…)」 「(どうして…どうやって佐倉杏子が)」 「(この見滝原中学に『転校』してこれたかと言う事)」 杏子が見滝原に来る事自体は珍しい事では無い。 来ない『パターン』もあったとはいえ、共闘した回数も決して少なくないのだ。 問題なのは、である。 『戸籍』も『家族』も無い筈の彼女が、どうやって『見滝原』に転校してこれたのか――― 「(彼女の家族は…彼女を残して一家心中している)」 「(それは……彼女が見滝原に来たどのパターンでも確かにそうだった筈)」 「(今回のループでは…そもそも彼女の家族が心中していない…そんな可能性…)」 「(ありえるのかしら…そんな事…)」 疑問点は、それだけでは無い。 「(それに…彼女が、クラスメイト相手に語っていた『経歴』…)」 「(あれは――――)」 ほむらの記憶が正しいのならば、彼女の父は教会の神父だった筈だ。 しかし、先の休み時間で、彼女がクラスメイトに色々と質問されていたのを盗み聞きした内容を纏めるなら――― 「(父親は『スマートブレイン』の社員)」 「(見滝原に来たのは…父親の仕事の都合上)」 「(彼女は…そう言っていたわね)」 ―――『スマートブレイン』 この会社の名前に…ほむらは聞き覚えがなかった。 しかし、杏子の口から出たその名前に対する、クラスメイト達の反応を見るに、 かなり有名な会社であるらしい。 気になった彼女が、携帯で検索をかけた所、 「(東京に本社を置く…世界的大企業)」 「(この見滝原にも…支社は確かにあった……)」 たまたま自分が知らなかったのか、 それとも、この『ループ』において突然に出現したのか、 それはほむらには解らない。 「(教会と世界的大企業)」 「(つながらないわね…この二つが…)」 そもそも…本当にこの佐倉杏子は、ほむらの知っている佐倉杏子なのか。 考えれば考える程、その部分すら怪しくなって来るが、 ほむらは確かに見たのだ、彼女の指に嵌められた、赤い宝石をあしらった『指輪』を。 「(佐倉杏子は…『魔法少女』)」 「(そこには間違いは無い様ね)」 『魔法少女』であると言うならば…出来るならば自分の側に引き込みたい。 『ワルプルギスの夜』を相手取るならば…どうしても戦力として『魔法少女』は2人以上は欲しいのだ。 しかし…以前の、自分の知っている佐倉杏子であれば、一匹狼の佐倉杏子であれば、 利害交渉で自分の側に引き込めたモノだが…… 「(この佐倉杏子は…どうなのかしら…)」 明らかにこれまでの『ループ』の異なる『パターン』を見せつけられれば、 色々と不安を覚えてしまうのはしようのない事であろう。 「(まどかと…美樹さやかには変わりは無いみたいだけど……)」 佐倉杏子の事が気になって、まだまどかに『契約』について釘を刺しておく事すらしていないのであるが、 それでも、さりげなく2人の様子を観察してみた範囲では、今の所、2人に特に変わった様子は無い。 「(いえ…即断は禁物ね)」 「(ひょっとすると…表では見えない範囲で何かが違っているのとか―――)」 「(しかし…そうなってくると気になるのは……)」 「(巴マミね…彼女も…今回は何処か違っているのかしら)」 ほむらにとっては『先輩の魔法少女』であり、実に『複雑な感情』を抱いている相手だ。 ベテランの『魔法少女』であり、その戦闘能力は非常に高く、正義感も強いが、 その精神の根底に『弱さ/爆弾』を抱えており、それ故にどうしても共闘を躊躇わざるを得ない相手であった。 今回のループでは、退院してからの数日は武器の調達やインキュベーターの『端末』を狩るのに集中していた為、 まだマミとは接触を持ってはいないが、この分では、念のために早めに接触を持って置いた方がいいかも知れない。 「(巴マミは3年生……)」 「(休み時間に探してみるかしら……)」 そんな事を考えていた時だった。 「それじゃぁ…転校生くん」 「この問題を解いてみてくれ」 教師に、佐倉杏子が指名されている所であった。 「えと……あの…その」 杏子の明らかに焦っている姿が見てとれる。 「解らんのか?」 「はい……その……すみません……」 「まぁ…転校してきてばかりで、前と勝手が違うんだろうから」 「今回は見逃しておこう。次までに、ちゃんと準備してくるように」 「………はい」 杏子がしゅんとなっているのを見て、ほむらは、 意外とかわいい所もあるもんだと、そう、思うのであった。 ◆ 「(まさか巴マミに会えないとは思わなかったわ)」 『理科』の授業の為に、移動教室で理科室に移動していたほむらは、 先の休み時間に、三年生の教室を訪れた事を思い出す。 件の巴マミは今日は学校を『病欠』していた。 何でも、悪性の流行性感冒に罹って、ここ数日連続して学校を休んでいるらしい。 「(『魔法少女』が……『風邪』)」 「(おかしいわ…ありえない)」 『魔法少女』は『病気』に罹らない。 何を隠そう、ほむら自身、持病の心臓病が『完治』した人間なのだ。 『魔法少女』は常人よりも遥かに強靭な肉体を持つ。 そうそう病気などにかかる筈も無い。 「(ちゃんと学校に毎朝連絡は入れているらしいけど)」 「(恐らくは仮病ね…でも、学校を休んで何を?)」 やはり今回の『ループ』はどこかしこオカシイ。 巴マミが学校を休むなど、彼女が死んだ時を除けば一切無かった筈なのに…… そして、ほむらにとってのこの日の『異変』は、これだけに留まらなかった。 「(――――誰?)」 チャイムの鳴った後、見覚えの無い教師が、理科教室に入って来たのである。 この日の四時間目が『理科』なのは以前のどの『ループ』とも変わりは無い。 しかし、この授業の担当教員は、『鳴滝』とか言う教師ではなかったか。 「誰あれ?」 「わぁ…イケメン」 「誰このイケメン」 「嫌いじゃないわ!」 「だが無意味だ」 「ボドボドだーーー!!」 「ウゾダドンドコドーーン」 と、その教員に若干ざわつく教室内。 成程、確かに「イケメン」である。 ただし、顔かたち自体はむしろ泥臭い、冒頓な感触である。 しかし、その身に纏った真摯そうで剛健なる気配が、 この人物を人間として『美しく』みせているのである。 まだ『若い』感じである。二〇代の半ば程であろうか。 身長は二メートル近くとかなり高く、体格も大きい。 濃紺のスーツをピシリと決めて、その姿勢は定規でも入っているかのように真っ直ぐだった。 「(俳優の『藤岡弘、』の……若い時の顔に似ているかしら)」 「(若い時の藤岡弘、の顔を少し細くした感じかしらね)」 教卓に立った、その教員が口を開いた。 「理科教員の鳴滝先生だが」 「ぎっくり腰により急遽学校を休む事になった」 「よって…本日より暫くの間…私が先生の代わりに理科を担当します」 その教師は、静かな、しかし良く通る声でこう名乗った。 「『本郷猛』と言う。よろしく頼む」 それが…『本郷猛』と、 『暁美ほむら』、『鹿目まどか』、 そして『美樹さやか』との最初の『出会い』であった。 ◆ 結局、教員が変わったと言う異変が在りながらも、 それ以外はこれまでのループ通りにこの日の授業は全て終了し、放課後の時間を迎えていた。 「佐倉杏子さん」 「放課後…少し時間があるかしら」 「へ?…って何だアンタか」 六時間目の終了後、ほむらは指定の紺の学生カバンを背に負う様にして持った杏子にそう声を掛けた。 「へぇ…転校生同士で…何か話でもあるわけ?」 そう言いながら2人の方へ近づいて来たのは、青の短髪の下に、快活そうな顔をした『美樹さやか』その人だ。 美樹さやかに出現に、ほむらは思わず『えんがちょ』と言いながら顔を顰めたくなったが、 自慢の鉄面皮の仮面でそれを抑え込んだ。 ほむらは美樹さやかが嫌いだ。大嫌いだ言っても良い。 『悪い人間』では無く、基本的に正義感もあって明朗快活な性格なのだが、 他人への『好悪』の差が非常に激しく、その上に、ほむらとは非常に性格の相性が悪い。 その上、『魔女』と化した彼女に、これまでの『ループ』の中で何度も散々な目にあわされて来たこともあり、 ほむらのさやかへの感情・印象はどん底のストップ安だと言っても良かった。 「ざんねーーーん。でもこっちのアンコちゃんには既に私達の先役が入ってるのでしたーーー」 「だからアンコじゃねぇ!!キョウコだ!!何度も言わせんな!!」 「へへぇ~~……いいじゃんかぁ、アンコの方がカワイイじゃん」 「うっせぇ黙ってろよテメェ!!」 転校して来て初日だと言うのに、早速仲良くなったのか、さやかが杏子にじゃれついている。 初対面の印象の悪さと、価値観の相違からさやかと杏子は当初は敵対関係になりがちであるが、 この2人、その実、実に相性が良く、以前のループの中では共闘関係を結んだり、友人同士になったりもしていた。 今回は『転校生』と言う立場で見滝原に杏子が来たせいか、生来の相性の良さもあり、早速接近していた様だ。 「ええっと……ほむらちゃん…もどうかな?これから…私達、一緒に遊びに行く所なんだけど」 「ほむらちゃんも…一緒に来ない?」 「それは良いですわね……暁美さんも…佐倉さんとご一緒してはいかが?」 加えて、以上の様な事を言いながら、まどかもテトテトと歩いて寄って来た。 その後ろには、若草色のウェーブのかかった髪をした、さやか、まどかの共通の友人、『志筑仁美』がいる。 『上条恭介』がらみで、さやかの問題をさらにややこしくする人物であり、故に、ほむらの印象はあまり良くない。 悪い人間ではないし、上品で礼儀正しい人物なのであるし、『魔法少女』では無い彼女は、 ほむら達の抱える事情など知る由も無いのであり、つまり彼女が何か悪い事をした訳ではないのだが、 ほむらのこれまでの苦労を思えば、多少の悪感情は仕方が無いだろう。 ちなみに、まどかがほむらの事を『ほむらちゃん』と呼んでいるのは、 殆ど恒例行事となったまどかへの『釘刺し』を既に行ったからだ。 その上で、こうしてほむらの事をわざわざ誘ってくれるのだから、まどかの人の良さは推して知るべし。 素は臆病な病弱娘、仮面はつっけんどんな鉄面皮の自分とは、えらいちがいだとつくづく思ってしまう。 「…………」 思わず…『ぜひともご一緒させてください!!まどかさんは最高です!!』と言いたくなる所を、 ほむらはその言葉が出るのをぐっと抑えた。鹿目まどかは、ほむらにとって唯一の大切な友達であり、 同時に、永遠の憧れの対象でもある。そんな彼女にお誘いを受けたのだ。本当は直ぐにでも諾と言いたいのだが、 「(どうするべきかしら……)」 ここは冷静に、この誘いを受けた場合と、そうでない場合の『損得』を冷静に計算する。 自分の全ての行動の目的は唯一つ、『まどかを契約させずに、ワルプルギスの夜を乗り越え、まどかを生存させる』事にこそ、ある。 その為にも、『インキュベーター』の端末を虱潰しに殺害したり、武器を調達したり、などと、 様々な下準備に奔走していた訳だが…… 「(『インキュベーター』の契約からまどかを守るなら…)」 「(むしろここで…まどかと親しくしておいた方が得策かしら)」 「(彼女と親しくなって…つきっきりで彼女を守ればいい)」 「(それならば…ついでに美樹さやかの方も監視できる)」 「(加えて……)」 ほむらはチラリと、杏子の方を盗み見た。 「(私の知っている範囲では…美樹さやかの契約に否定的な佐倉杏子がこの場にいる)」 「(彼女と親しくなる事…今回の彼女と、これまでの彼女の何処が違うのか…)」 「(それを確かめる為にも…)」 「そう…それなら…」 「私もご一緒させてもらって…いいかしら」 「えへへ…良かった」 「暁美さんとご一緒できるなんて……光栄ですわぁ」 「うーーーん…まどかがそう言うなら…じゃ、一緒に行こうか」 「転校生同士…仲良くしとこうじゃん(コイツのノート借りとけば勉強の手間減らせるかな?)」 かくして…五人は揃って出かける事となったのであった。 「おっと…あのさぁ…出かける前に、少し待ってくれねぇかな?」 「あれぇ?アンコちゃんどうしたのさ?」 「だからアンコじゃねぇ!!ちょいと野暮用。校門で待っててくれ」 そう言うと、杏子は少しだけ一行と離れた。 ある人物に、『経過』を報告する為に。 「よう…旦那」 「杏子か」 教室から少し離れた場所にあるエントランスの一角に、壁を背にした男が一人。 言うまでも無く、『本郷猛』であった。 「上手い具合に…『鹿目まどか』と接触出来た」 「これから…一緒に遊びに行く所だ」 「そうか……一人で大丈夫か?」 「こう見えても…修羅場はくぐってんのさ…アタシは」 「旦那達に貰った『アレ』もあるしな?」 「『魔女』の方はマミの担当だっけ?」 「ああ…本人が出るってきかなくてな」 「ああ見えて…マミは結構負けず嫌いだかんな」 「やられっぱなしじゃ気が済まないんだろうなぁ」 「まあ…兎に角、当初の予定通り…出来る限り鹿目まどかと付きっきりで動いてみるよ」 「―――って…旦那?どうしたんだ?珍しくニヤけた顔して」 本郷は『報告』をする杏子の顔を見て、少し嬉しそうに顔を微笑ませていた。 「嬉しそうだな、杏子」 「え?ああ…いやさ…その…」 どうやら、本郷の笑みの意味は、『報告』の内容よりも、 杏子が無意識のうちに嬉しそうな気配を醸し出していたかららしい。 杏子は、少しはにかみながら、その理由を言った。 「友達と…遊びに行くとか…その久しぶりだし」 「そうか」 本郷は、杏子の頭に軽く手を乗せ、ポンポンと叩くと、 「なら…楽しんでくればいい」 「ただし…『目的』は忘れない様に…だ」 「わ…わかってるよ」 「それじゃ…な。また後で…」 「ああ」 まどか達に追いつくべく、走り出した杏子であったが、 少し行った所で、思い出した様に振り返ると、 「ああ後」 「暁美ほむらについて…もう一度調べる様に」 「滝のジイサンに言っといた方がいいと思うんだけど」 「どうしてだ」 「暁美ほむらは、君と同じ日の転校生だと言うから、念入りに調べた筈だ」 「経歴にも特に怪しい点は無かった」 そう返す本郷に、杏子の理由を曰くに、 「いや…ちょっと気になる所がな…色々」 「まぁ…今回の御誘いにもは、ヤッコサンも呼ばれるから」 「こっちでもついでに色々探りいれてみるけど」 「念には念を入れといた方がいいだろ?」 「何せ―――」 「『連中』の手はえらく長く広いみたいだしな」 「ま…もう負けてやる気はしねぇけど」 杏子は、そう、八重歯の先を光らせて野性的に微笑んだ。 ◆ コーヒーショップで軽食を肴に談笑し、 取りとめのない四方山話や、杏子、ほむらの、 各々の『表向き』の自己紹介をしたりで時間を過ごした後、 一足先に『習い事』―――「赤心少林拳」なる中国拳法―――で志筑仁美が抜けた後、 さやかの希望で、一行はCDショップに居た。 「ねぇ…ほむらちゃん…この曲どうかな?」 と、視聴用のヘッドホンを、まどかが此方に手渡して来るのを、 ほむらは静かに受け取って、自分の頭に嵌め、曲を聞く。 ―――きみはーーーみたかーーーあいがーーー ―――まっかにもえるのをーーーー 「(何と言うか…これは酷いわね)」 「(こんな音痴な歌の何処がいいのかしら…まどかの趣味は時々解らない時があるわ)」 「えへへ…どうかな?」 「悪くないと思うわ」 と、思った事とは正反対の事をシレっと言いながらも、 ほむらは珍しくまどか達と早くも打ち解けていた。 さやかが此方にあまり悪い印象を抱いておらず、 杏子が上手く場の中心点になってくれたおかげかもしれない。 「(おおよその性格は…私の知っている佐倉杏子とは表面上の違いは無かった…)」 「(『魔法少女』なのは…指輪を見れば解るけど…)」 あちらが、こちらが魔法少女だと気付いている様には見えないが、 時々、こちらを明らかに『観察』する様に見ている時がある。 何かしら、気になっている点はあるらしい。 ―――そんな事を考えている時だった 『―――――助けて……』 「!?」 「(ッ!?)」 「(ありゃ?この声は―――)」 「んあ?どうしたのアンコ?」 「だからアンコじゃねぇ!!」 ―――『悪魔』の囁きが、一行の脳へと直接語りかける ―――それは…暁美ほむらにとっては、闘いのゴングに等しかった ◆ 「何よ……何よこれ!?」 「どうなってるの……ここ…どこなの?」 「(チッ―――マズッたな…こんな所で…)」 「―――――」 一行で…一番焦っているのは、ほむらであった。 ほむらが制止するのを聞かず『声の主=インキュベーター』を探しに行かんとするまどかを、 自分が一緒にいれば契約の妨害が出来る、と、さやか、杏子とも一緒に、 ほむらは例の『立ち入り禁止』の場所へと向かったのだが。 そこは突如―――『魔女の結界』へと変わったのだ。 「(こんな時に―――『魔女』だなんて…まさか!?)」 ひょっとすると『インキュベーター』は、ここを『魔女の結界』と承知でまどか達を誘導したのだろうか。 『使い魔』達に襲われると言う『ピンチ』を演出し、土壇場で出て来て、半ば成り行き任せの『契約』を迫る…… 如何にもあの『外道』のやりそうな手口ではないかッ!! 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 そんな事考えている内に、綿毛にカイゼル髯を生やした様な『使い魔』達が、 鋏を開閉する様な耳障りな金属をBGMに、名状しがたい、外国語の様な、そうでない様な鳴き声を合唱しながら、 こちらへと迫り、群れなして包囲を為して来る。 「(どうする―――ここで『変身』する?)」 チラリと杏子の方を見れば、彼女も変身するかどうかで逡巡している様に思われる。 まどかやさやかの前で変身すべきかどうか、その事で悩んでいるのだろう。 「(でも―――もう時間が無いッ!!)」 仕方がない。 正直な話。まどかの前の変身だけは絶対に避けたかったが、まどかを守る為にも、そんな悠長な事は言ってられないッ!! ――――そう思った時であった。 ―――ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…… 「え?」 「この音……バイクのエンジン音?」 「(確かに…バイクのエンジン音)」 まどかも、さやかも、ほむらも、そして『使い魔』達すらも、 一斉に、その『音』のする方向を向いたのだ。 その音は、確かに『バイクのエンジン音』。 この、精神病者の妄想をそのまま具現化した様な、 前衛的かつ狂気的かつドグラマグラ的空間には似あわない、 人間的生活臭のする文明の利器の音であった。 「(この音は―――間違いねぇ!!)」 その音を聞いて、ニヤリと笑ったのは佐倉杏子である。 彼女は、このエンジン音に、聞き覚えがあったからだ。 バイクのエンジン音は徐々に大きくなり…そして――― 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 ヒゲの『使い魔』達を蹴散らし、轢殺しながら、 一台の大型サイドカーが、場へと乱入し、 まどか達の前でキキィーーっと急停車した。 黒と紫と黄色で塗装された、特徴的な鋭角的シェルエットの大型サイドカーである。 副座部分には、デカデカと『スマートブレイン』のロゴが入っている。 そのサイドカーの搭乗者に、まどか達は見覚えがあった。 「「本郷先生!?」」 まどかとさやかの声が唱和する。 それに続いて、ほむらが思わず声に出していた呼び声が響く。 「巴マミ!?」 サイドカーに乗っていたのは、 搭乗席にはスーツ姿に手袋、白のヘルメットの本郷猛であり、 副座に乗っているのは、本日学校を欠席している筈の『巴マミ』であった。 見滝原の制服ではなく、黒を基調とした動きやすそうな私服姿であった。 何故か、アビエイターのサングラスを掛けている。激しく似合っていない。 「あら?…アナタ?何処かで会ったかしら」 「まあいいわ…聞くのは後にしましょう」 と、サングラスを外しながら、巴マミはヒラリと優雅に副座から飛び降りる。 「まったく……迂闊よ佐倉さん」 「悪ぃなマミ……ドジっちまった」 「え?アンコ…このお姉さんと知り合い?」 「アンコじゃねぇ!!いや…ちょいと、な」 「何で…本郷先生が?」 混乱し、混沌とした場において、静かに『使い魔』達の動きを見ていた本郷が、静かに 「マミ…」 と、その名を呼べば。 「大丈夫よ猛さん」 「『魔女』退治は私の専門よ…さっきも言ってたけど…ここは私一人に任せて」 「猛さんは、そこの後輩さん達を、佐倉さんと一緒にお願い」 「解った。だが無理はするな」 マミが上に着ていた黒のジャケットを翻させる。 その下には―――― 「怖かったでしょう…でも大丈夫」 「私と猛さんが来たからには……ね」 そう、まどか達に語りかけるマミの腰には、 銀に輝く、大きく機械的なベルトが巻かれている。 さらにマミは、懐から一つの『携帯電話』を取り出した。 サイドカーと同じく、黒を基調とし、そこに紫と黄色を加えた特徴的なデザインだ。 ―――ガチャリ と、そのターン式の構造を展開させると、出て来たダイヤルに、 素早く『コード』を打ちこんだ。 ―――『9』 ―――『1』 ―――『3』 ―――『 standing by 』 野太い男性音声の電子音が響くの合わせて、 マミはその携帯電話を高々と天へと掲げると 「――――『変身』」 そう唱えつつ、携帯電話をベルトのバックル部に装着する。 と、同時に ―――『 COMPLETE 』 と、再び電子音声が響けば 巴マミの指に指輪形態で嵌められていた『ソウルジェム』が一瞬、 例の卵型の宝石として展開されたかと思えば、瞬時に、無数の光の粒子へと分解、 バックル部の携帯電話へと吸い込まれ、今度はその携帯から、光の粒子ので構成された黄色の光線が、 瞬く間にマミの体の上に幾何学文様を描いた。 ―――そして 「えぇ~~!?」 「へ……変身ヒーロー!?」 「(何……何なの!?こんなの―――)」 一同の驚きの中で、一人の甲冑騎士が姿を現した。 黄色と黒と、そして紫で彩られた仮面の騎士。 その仮面には…『X(カイ)』の字があしらわれている。 「―――フゥン」 と、仮面の下のマミが得意げに微笑めば、 腰のホルスターにおさめられた、十字状の『銃』を抜き放ち、 「―――それじゃ…さっさと一仕事…済ませないとね」 その銃口を、迫る『使い魔』達へと向けた。 ◇ ―――『魔法少女』…巴マミが ―――『仮面ライダー』こと本郷猛と行動を共にしている ―――その理由…その経緯 ―――事の始まりは『2週間』ほど前にさかのぼる その日……巴マミはその手にソウルジェムを輝かせながら、 一人夜間パトロールに出ていた。 家には家族は居ない。 父も、母も、彼女を一人残して先に逝ってしまった。 いや、彼女が一人、生き残ってしまったと言った方が正確だろうか。 あの時…キュゥべえに『助けて…』と祈った事を、彼女は後悔してはいない。 生きていなければ…自分は『寂しさ』すら感じる事が出来なかったのだから。 だが…時々… 部屋に一人でいると…孤独に耐えられなく時がある。 いたたまれなくなる時がある。胸をかきむしりたくなる時がある。 そんな時は…彼女は独り夜を駆けるのだ。 『魔女』を、『使い魔』を探しだし…戦う為に。 自分は…『魔法少女の使命』に生きている。 そう考える事で、戦いに、使命に没頭する事で、孤独を忘れる為に。 彼女は、自身の魂の光たる金色を纏いながら、夜の道を独り往くのだ。 一時間ほど歩きまわって…そろそろ帰ろうか…そう思った時であった。 「…………」 「(…尾行(つけ)られている?)」 『魔法少女』は、常人よりも遥かに鋭利な感覚を持つ。 その感覚が、彼女を背後より追跡する、何者かの気配を察知したのである。 「(やだ……痴漢かしら…?)」 『魔女』や『使い魔』を認識できない一般人の目に写る自分とは、 中学生の分際でこんな夜更けに、不用心にも独りでほっつき歩いている不良娘、であろう。 別段、自分の容姿を特別誇る訳ではないが、それでも、それなりの自信はある。 妙なのが寄って来た所で、不自然では無い。 「(ちょっと……こらしめてあげましょうか)」 そう思った彼女は、悪戯っぽく笑う。 自分は『魔法少女』。痴漢如き何するモノぞ。 仮に、強盗追剥の類であろうとも、赤子の手を捻る様に返り討ちにしてくれる。 自惚れでは無い。『魔法少女』の戦闘能力ならば、常人の追剥強盗など、例え銃器で武装していても物の数では無い。 ましてやマミは…有数のベテランであった。 そう思えば、マミは、自分から人気のない廃工場へと足を踏み入れていた。 「もういいでしょ?出てきたらどうかしら?」 かつては資材置き場だったと思われる、適当な空き地に到達した時、 彼女はその場でクルリと優雅にターンを決めながら、闇へと向けてそう呼びかけた。 闇の中から、まるで溶け出る様に、幾人もの人影が姿を現した。 その数は、全部で『12人』。揃いの灰色のスーツを着た10人に、それとは別の恰好をしたのが2人。 全員、男であった。 別の恰好をした2人は、それぞれこれまた異なった恰好をしていた。 一人は黒のズボン、ジャケット、帽子の三つ揃えの男で、帽子の下のその顔は、何処となく田口トモロヲ似の顔立ちである。 目に下に酷い隈がある上に、顔色が妙に青白くて、薬物中毒者を思わせる、危ない印象を相手に与える男であった。 もう一人は、ベージュのズボン、靴、ロングのトレンチーコートに、同色のソフト帽、さらに手袋までしている。 コートの襟を立てた上に、そのソフト帽を目深にかぶり、首には厚手のネッカチーフまで巻いているので、その顔はまるで覗う事が出来なかった。 ―――痴漢? ―――強盗? 何となく…違う気がする。 どちらかと言えば、ヤの字のつく自由業の方々か、借金取りだと言われた方が自然な連中であった。 それにしても――― 「(何者かしら―――)」 「(いやね……酷く不気味だわ)」 恰好の違う2人は別として、揃いの恰好の10人は、まるで人形の様に生気が無い。 顔色も青白く、無表情で、ゾンビだとか、実は蝋人形だとか言われても、思わず納得してしまいそうな程に、 その10人は人の形をしてながら、酷く非人間的であった。 その不気味さは、『魔女』と言う、超常の化け物を日々相手にしているマミでありながら、思わず背筋が寒くなってしまう程で、 思わず彼女が、調子に乗ってこんな人気のない所に来た事を、後悔してしまう程であったが、今更、もう遅かろう。 「ずっと…私を尾行てたわよね」 「何か御用かしら?生憎…私には貴方達みたいな人に追いかけられる理由なんて見当たらないんだけど?」 そう、マミが追跡者達に話しかければ、田口トモロヲ似の男が一歩前に出て。 「夜分遅くに申し訳ない…」 「私達は…さる『組織』から派遣されて来た者です」 と、静かに話始めた。 顔だけでなく、声も田口トモロヲに似ている。 その静かな調子に、『プロジェクトX』のナレーションをマミは思い出した。 「『魔法少女』…巴マミさん」 「我々は…正確には我が『組織』には貴方に用があります」 「これより…我々と一緒に行動を共にして頂きます…」 『魔法少女』!? この連中は、確かに自分をそう呼んだが、一体どこでそんな事を聞きだして来たのか… ひょっとすると、何処かの国の特殊工作員か何かなのだろうか?それで…自分を軍事利用か何かしようとして、 自分をかどわかしにでも来たのだろうか? そんな中学生らしい発想が、彼女の脳を支配する。 通常であれば…妄想を一笑にふすべき思考。 しかしこの場合、マミの発想は決して間違っていなかった。 「嫌だといったら?」 マミはそう問うた。 男は答えた。 「残念ながら……死んでもらいます」 「!?」 あんまりな返答に…マミは顔を顰めると、 「あら…穏やかじゃないわね…」 「私を殺すつもりなの?」 「ハイ」 あくまで静かな調子の、事務的な返答であった。 それに少しムッとした彼女は、この不遜な連中に、自分の力を少し見せてやる事にした。 どこの手のモノだか知らないが…『魔法少女』を舐めるにも程がある。 この時は…そう『うぬぼれていた』。 「じゃぁ……そうしてみなさいな。出来るモノならね」 その言葉と同時に、マミの体は金の光に包まれて―――『変身』していた。 『人間』から『魔法少女』へと。 「―――残念です」 マミが『変身』したのを確認した男がそう言えば、 それを号令として、10人の灰色スーツ軍団が、 一斉に、それこそ軍隊の様に足並みのそろった動きで、ズッと一歩足を踏み出して来る。 それに対するマミは、直ぐにでもマスケット銃を召喚できる様、用意をしながらも、 相手が何を仕掛けて来るのか、その一挙一動を見逃すまいと、注意深く見に回っていた。 この時、彼女は、この灰色スーツ軍団は一斉に懐に手を入れて拳銃でも抜いてくるかと予想していた。 ―――そして…その予想は大きく外れた 「―――――え?」 その光景を見た瞬間、思わずマミはポカンと口を開けたまま、茫然としてしまった。 『魔女』と言う、超常の魔物を相手とする『魔法少女』の彼女をしてすら、この光景は余りに常軌を逸していたからだ。 揃いの灰色のスーツの、10人の男達の顔が、一斉に…『縦に割れた』のだ。 比喩でも何でもない。言葉の通りに、縦に一本、鼻筋にそって顔に線が入ったかと思えば、 まるで紙でも破るかのように、顔が二つに、左右に、割れたのである。 そして、その下、割れた人間の顔の下から飛び出してきたのは―――― 『――――ウジュルウジュル』 『――――ギギギギギギギギ』 『――――ギチギチギチギチ』 『――――ガガガガガガガガ』 『――――キリキリキリキリ』 『――――ガチガチガチガチ』 『――――ジグジグジグジグ』 『――――ゾリゾリゾリゾリ』 『――――ググググググググ』 『――――ビチビチビチビチ』 名状しがたい…明らかに人間の口から洩れる筈の無い…『異音』。 事実、そこにあった十の顔は、いずれも、人間の顔では無い。 ―――血よりも紅い…三つの『複眼』 ―――巨大な、縦に二つに割れた『口吻』 ―――その下から覗く、巨大な二本の『牙』 ―――ガチガチと音を鳴らす…鋭い犬歯が生えそろった『顎門』 ―――顔の全体を隈なく覆い尽くす、針の様に先の尖った…黒くて太い『体毛』 そう…それは『蜘蛛』を思わせる…怪物の顔であった。 続けて、十人一斉に、灰色のジャケットが弾け飛ぶ。 何故?それは、『手』が、いや『脚』が生えたからだった。 その先端が槍の穂先の様に尖った、顔と同じ黒く尖った剛毛に包まれた、 上下二対の、つまりは合計四本の『脚』が。元々人間に備わった四本の手足と合わせれば、その数が合計八本になる。 ―――丁度…『蜘蛛』と同じ様に。 「それでは…相手をして頂きましょう…『魔法少女/半端者/半覚醒者/ギルス』」 「我らが…新世代の『改造人間』シリーズの一種」 「『新式蜘蛛男(クモロイド)』の御相手を」 その言葉を再び号令として、未だ唖然としたマミに対し、 十人…いや十体の『蜘蛛男』は、その口より一斉に十条の『糸』を吐きかけた。 ◇ 「――――ハアッ!?」 茫然としながらも、自分へと向けて一斉に発射された十条の『糸』をマミが避け得たのは、 彼女が歴戦の『魔法少女』であり、その体が半ば反射的に動いたからであった。 とっさに右手の内より黄色のリボンを顕現させ、それを宙へと伸ばし、空を走らせる。 リボンの先は、手近な廃工場の屋根の出っ張りへと絡み付き、それを基点に、 彼女はリボンを操作して、素早く宙へと浮かびあがった。 つい、本の一瞬前まで、彼女がいた空間へと、十条の『糸』が殺到し、 相互に絡み合い、結びつきあい、巨大な『糸』のオブジェを造る。 もし、ほんの一瞬でも逃げるのが遅れていたならば、 今頃はあの『糸』に雁字搦めにされて逃げる事すら叶わなかっただろう。 ―――しかし、最初の攻撃をかわしたからと言って、それはこの戦いの終わりを意味しない 十体の『新式蜘蛛男』達の内、マミから遠い方の五体は、 その口吻を一斉に廃工場の屋根の上のマミへと向けて、 コンマ一秒のズレも無く、一斉に『糸』を再び発射する。 「――――ッッ!?」 それに対してマミは再び自分の正面にリボンを展開、 渦を巻くように回転させ、即席の盾と為し、迫りくる五条の『糸』を防御する。 だが、それは最初から『囮(ブラフ)』であった。 マミが糸を防御している隙に――― 『『『『『ギシャァァァァァァァァァーーーーー!!』』』』』 名状しがたい叫び声を上げながら、前衛五体の『蜘蛛男』達は一斉に跳躍、 ひとっ飛びに、マミの立つ廃工場の屋根の上へと降り立ち、 「ッ」 マミへと肉迫するッ!! あるモノは『糸』を吐き、あるモノは、その六本の『腕/脚』を翳し、マミへと襲い掛るのだッ!! 迫りくる『怪人』達の、生理的嫌悪感を呼び起こすそのキメラ的容姿、 昆虫的な(蜘蛛は昆虫ではないが)非人間的肉体の挙動、口から洩れる昆虫的芳香と、 ガチガチと鳴る金属牙の擦れ合う音、酸っぱい臭いの息…… その全てが、マミの精神に根源的な恐怖感を呼び起こし、 ゴキブリと台所で遭遇した女子中学生の様に、顔を嫌悪に歪ませ、口からはヒィっと、 常人的な悲鳴を漏らした。しかし、それでも彼女は『魔法少女』であった。 「――――舐めないでッ!!」 その両手には、文字通り『魔法の様に』…白亜のライフルドマスケットが姿を現した。 その銃口は、各々、二体の『蜘蛛男』の頭部へと向けられ、 ―――ズドドォォンッ!! 重なる二つの銃声が鳴り響いた。 BACK 1 Next 2B
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/238.html
1-100話 101-200話 201-300話 301-400話 401-500話 501-600話 601-700話 701-800話 801-900話 901-1000話 1001-1100話 1101-1200話 1201-1300話 1301-1400話 1401-1500話 1501-1600話 1601-1700話 1701-1800話 1801-1900話 1901-2000話 2001-2100話 2101-2200話 2201-2300話 2301-2400話 2401-2500話 2501-2600話 2601-2700話 2701-2800話 2801-2900話 2901-3000話 3001-3100話 3101-3200話 3201-3300話 3301-3400話 魔法少女まどか☆マギカ 第2800話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330613995/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2799話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330610414/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2798話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330602691/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2797話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330581751/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2796話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330540105/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2795話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330528156/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2794話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330519867/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2793話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330502218/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2792話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330482031/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2791話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330441321/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2790話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330433275/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2789話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330412156/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2788話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330367443/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2787話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330352141/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2786話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330342356/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2785話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330324902/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2784話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330282166/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2783話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330266639/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2782話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330255208/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2781話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330239078/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2780話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330219091/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2779話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330188052/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2778話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330180442/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2777話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330175006/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2776話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330164769/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2775話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330145980/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2774話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330106400/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2773話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330094548/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2772話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330088330/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2771話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330067887/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2770話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330052196/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2769話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330021994/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2768話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330012134/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2767話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1330006449/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2766話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329997747/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2765話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329981580/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2764話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329967228/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2763話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329929379/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2762話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329921820/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2761話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329909632/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2760話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329893181/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2759話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329853709/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2758話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329839245/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2757話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329832955/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2756話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329826763/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2755話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329816138/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2754話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329801872 魔法少女まどか☆マギカ 第2753話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329761492/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2752話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329750015/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2751話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329742669/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2750話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329729379/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2749話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329692760/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2748話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329663789/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2747話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329657483/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2746話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329650348/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2745話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329636869/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2744話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329615533/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2743話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329583742/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2742話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329576768/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2741話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329570829/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2740話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329556169/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2739話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329539959/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2738話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329496427/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2737話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329489255/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2736話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329477457/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2735話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329463322/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2734話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329417245/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2733話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329405179/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2732話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329398491/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2731話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329387403/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2730話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329373179/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2729話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329331783/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2728話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329318754/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2727話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329310374/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2726話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329300003/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2725話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329268187/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2724話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329236417/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2723話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329230490/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2722話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329222148/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2721話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329204936/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2720話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329173002/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2719話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329148048/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2718話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329141066/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2717話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329131997/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2716話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329116549/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2715話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329072978/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2714話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329057426/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2713話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329049767/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2712話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329035431/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2711話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329022059/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2710話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328998039/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2709話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328974144/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2708話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328968611/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2707話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328963475/ 魔法少女まどか☆マギカ2706 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328954651/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2705話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328938866/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2704話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328931508/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2703話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328909709/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2702話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328888378/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2701話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328882468/
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/224.html
1-100話 101-200話 201-300話 301-400話 401-500話 501-600話 601-700話 701-800話 801-900話 901-1000話 1001-1100話 1101-1200話 1201-1300話 1301-1400話 1401-1500話 1501-1600話 1601-1700話 1701-1800話 1801-1900話 1901-2000話 2001-2100話 2101-2200話 2201-2300話 2301-2400話 2401-2500話 2501-2600話 2601-2700話 2701-2800話 2801-2900話 2901-3000話 3001-3100話 3101-3200話 3201-3300話 3301-3400話 魔法少女まどか☆マギカ 第2500話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325335751/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2499話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325334169/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2498話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325330874/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2497話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325325144/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2496話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325317769/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2495話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325309086/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2494話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325298261/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2493話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325273740/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2492話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325259224/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2491話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325253567/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2490話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325244740/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2489話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325231763/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2488話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325217585/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2487話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325182471/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2486話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325170635/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2485話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325160078/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2484話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325150733/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2483話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325138997/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2482話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325132247/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2481話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325124520/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2480話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325097181/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2479話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325084283/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2478話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325075957/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2477話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325063966/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2476話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325048758/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2475話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325031796/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2474話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1325001630/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2473話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324996516/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2472話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324990114/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2471話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324979188/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2470話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324964659 魔法少女まどか☆マギカ 第2469話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324948922/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2468話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324913645/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2467話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324908702/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2466話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324898822/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2465話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324882494/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2464話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324839356/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2463話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324825800/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2462話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324818644/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2461話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324808877/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2460話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324788984/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2459話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324748248/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2458話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324739811/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2457話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324735774/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2456話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324731006/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2455話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324721574/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2454話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324707807/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2453話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324681808/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2452話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324655609/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2451話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324649276/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2450話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324641022/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2449話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324629932/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2448話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324614420/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2447話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324599620/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2446話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324570984/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2445話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324565265/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2444話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324557402/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2443話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324544900/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2442話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324524205/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2441話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324480756/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2440話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324473119/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2439話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324463914/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2438話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324455614/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2437話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324448487/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2436話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324407808/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2435話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324393590/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2434話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324386297/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2433話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324377593/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2432話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324364748/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2431話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324321200/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2430話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324305940/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2429話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324298051/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2428話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324277580/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2427話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324233669/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2426話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324221198/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2425話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324213940/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2424話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324203731/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2423話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324186173/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2422話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324146913/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2421話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324133828/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2420話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324126737/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2419話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324120338/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2418話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324106995/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2417話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324092574/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2416話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324053589/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2415話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324046003/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2414話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324037904/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2413話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324029818/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2412話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1324012275/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2411話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323967155/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2410話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323958722/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2409話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323952053/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2408話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323939098/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2407話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323926471/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2406話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323881308/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2405話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323874360/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2404話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323866406/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2403話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323851984/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2402話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323826218/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2401話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1323789661/
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/232.html
1-100話 101-200話 201-300話 301-400話 401-500話 501-600話 601-700話 701-800話 801-900話 901-1000話 1001-1100話 1101-1200話 1201-1300話 1301-1400話 1401-1500話 1501-1600話 1601-1700話 1701-1800話 1801-1900話 1901-2000話 2001-2100話 2101-2200話 2201-2300話 2301-2400話 2401-2500話 2501-2600話 2601-2700話 2701-2800話 2801-2900話 2901-3000話 3001-3100話 3101-3200話 3201-3300話 3301-3400話 魔法少女まどか☆マギカ 第2700話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328878918/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2699話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328869648/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2698話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328851794/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2697話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328813740/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2696話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328800731/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2695話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328794541/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2694話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328783644/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2693話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328763742/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2692話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328718651/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2691話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328710333/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2690話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328699449/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2689話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328680521/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2688話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328641214/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2687話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328627403/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2686話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328621990/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2685話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328614328/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2684話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328603893/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2683話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328586502/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2682話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328553832/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2681話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328541374/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2680話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328534038/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2679話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328525858/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2678話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328510564/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2677話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328469376/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2676話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328454896/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2675話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328449894/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2674話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328441775/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2673話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328427616/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2672話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328410863/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2671話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328375239/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2670話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328367934/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2669話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328361073/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2668話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328351048/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2667話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328332038/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2666話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328314103/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2665話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328281834/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2664話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328271061/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2663話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328256385/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2662話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328211444/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2661話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328197733/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2660話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328191236/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2659話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328180026/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2658話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328156877/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2657話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328112685/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2656話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328105413/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2655話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328097477/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2654話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328078348/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2653話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328030427/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2652話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328020928/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2651話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1328010726/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2650話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327987022/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2649話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327938378/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2648話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327929442/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2647話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327913192/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2646話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327849879/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2645話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327842610/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2644話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327830157/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2643話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327811686/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2642話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327769519/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2641話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327760376/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2640話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327747757/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2639話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327727658/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2638話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327685434/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2637話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327672013/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2636話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327660187/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2635話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327621190/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2634話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327590755/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2633話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327582440/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2632話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327562558/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2631話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327512272/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2630話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327501642/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2629話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327490215/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2628話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327476166/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2627話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327428358/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2626話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327416538/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2625話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327405598 魔法少女まどか☆マギカ 第2624話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327375454/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2623話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327332283/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2620話(実質2622) http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327324913/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2621話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327314584/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2620話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327289180/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2619話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327245721/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2618話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327236195/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2617話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327219799/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2616話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327187564/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2615話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327158792/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2614話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327153011/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2613話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327135407/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2612話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327113954/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2611話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327074555/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2610話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327067813/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2609話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327055495/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2608話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1327038475/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2607話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326998235/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2606話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326985225/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2605話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326976961/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2604話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326951715/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2603話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326904789/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2602話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326897373/ 魔法少女まどか☆マギカ 第2601話 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1326887735/
https://w.atwiki.jp/open2chkootewiki/pages/158.html
流浪のインキュベーター 提供 Vikipedia 移動先 案内、 検索 基本情報 コテハン名 流浪のインキュベーター トリップ ◆nh5dDnj.qs 愛称 流浪 レスの属性 煽り 活動開始時期 2014年8月 出身板 ニュース速報VIP板 主な出現スレ アニメスレ 前トリップ ◆Pz6tWGtf3E ◆vsm5NgMUvE ◆nh5dDnj.qs ◆e9plpBpFeg レーティング 3.00 (2 票) 流浪のインキュベーター(るろうのいんきゅべーたー)は、ニュース速報VIP板 (おーぷん2ちゃんねる)で活動する2014年の固定ハンドル。 概要 名前はアニメ作品「魔法少女まどか☆マギカ」の登場キャラクター名に由来する。 「アニメ界の重鎮」を自称し、数々のアニメを批評してきた。しかしそうした姿勢に対するアンチも数多く存在し、煽り合いに発展していくケースも少なくない。 2015年春に拓也軍団との流浪紛争を起こした。 2017年現在においては、スレイマン一世という名前で活動を続けている。 脚注 「https //2ch.me/vikipedia/index.php?title=流浪のインキュベーター oldid=9641」から取得 カテゴリ おーぷんVIPコテ名鑑 アニメ好き 案内メニュー 個人用ツール ログイン 名前空間 ページ 議論 変種 表示 閲覧 ソースを表示 履歴表示 その他 検索 案内 最近の更新 今後の更新予定一覧 おまかせ表示 練習用ページ アナリティクス コテハンの一覧 ニュー速VIP ニュー速VIP+ ラウンジクラシック 自己紹介板 Open2chVIP 2ちゃんねる(その他) その他一覧 Vikipediaの項目一覧 過去の煽り合い レスの属性 煽りに関する理論 2ch外のサービス 用語・慣用句 コテの組織 コテ評価 VIPコテ史年表 コテハン流行語大賞 コテハンSSの一覧 おーぷんVIPコテ年表 ページの短縮URL https //2ch.me/vikipedia/?curid=1382 ツール リンク元 関連ページの更新状況 特別ページ 印刷用バージョン この版への固定リンク ページ情報 このページの最終更新日時は 2017年7月22日 (土) 22 10 です。 �c�C�[�g このページは 425 回アクセスされました。 プライバシー・ポリシー Vikipediaについて 免責事項 モバイルビュー
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/128.html
作者:OyMSeVs50 362 5レスほど小ネタ 2011/06/16(木) 00 16 26.07 ID OyMSeVs50 ザァァァァァ まどか「ああ、降り出して来ちゃった。早く帰らないと」タタタッ こほむ1「ホミュ……」 まどか「あれ……何か聞こえたような」 こほむ2「ホミュー」 まどか「あ、ほむほむだ……子供……かな」 こほむ3「……ヘックチ」ブルブル まどか「震えてる……寒そう」 まどか「このままじゃ死んじゃう……でもうちじゃほむほむ飼っちゃダメって言われてるし……」 こほむ2「……ホ……ホミュ」ブルブル まどか「……ほんとにごめんね」クルッ タタタッ こほむ3「ホミュー、ホミュー」 まどか「……」ピタッ クルッ まどか「……放っておけないよ」 -鹿目家- まどか「ただいまー、って誰も居ないのかな」 まどか「早く拭いてあげないと、タオルタオル」 タタタッ フキフキ こほむ2「……ホミュ」プルプル まどか「うーん、拭いてあげたのはいいけど、3匹ともすごく冷たい……。それにぐったりしてるし……どうしよう」 こほむ1「ホ、ホミュ……」 まどか「何かあっためてあげる方法は……あ、そだ!」 ガチャ まどか「ちょっと狭いけど我慢しててね」 こほむ3「ホ、ホミュ?」 ガチャ ピッピッピッ まどか「3分くらいかな、よし、トイレいってこよっと」 ウィィィン 1分経過 こほむ1「ホミュ……?」ブルッ こほむ3「ホミュゥ……」 こほむ2「……」ハァハァ 2分経過 こほむ1「ホミャア!! ホ、ホミャアアア!!」ギチギチ こほむ3「ホッ!! ホミャ!! ギギッ!!」グチュッ こほむ2「ミ゙ァァァァッ!!」パァンッ 2分半経過 こほむ1「ビャァ!! ビィヤァァッァ!!」パァンッ こほむ3「ギギッ!! ギギギッ!!」ビチャァ こほむ2「……」 チーン まどか「あ、終わったみたい。元気になってるといいけど……」 まどか「?? なんだろう、変な匂い……」 ガチャ まどか「ひっ!」 こほむ1「……」グチャァ こほむ3「ミャ……ミャ、ドョ、カァ」 ビチャ ノロノロ こほむ2「……」ビチョォ まどか「い、いやあああああああああああ」 おわり ジャンル:ほむほむ まどか 事故 仔ほむ 感想 すべてのコメントを見る 電子レンジで猫を暖めようとしたら爆発した有名なやつ まどっち Nice!
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/538.html
作者:e1FtgkVS0 375 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/10(水) 07 36 46.42 ID e1FtgkVS0 超ほむほむ「………」 まどか「金色のほむほむ……だと」 知久「これは超ほむほむ。まどかは見るの初めてだよね」ジュージュー ホギャーーーー 知久「超ほむほむはね、幸せな生活から絶望に叩き落され、そこから激しい怒りにより目覚める伝説のほむほむなんだ」ホビャ…… 知久「絶望から憤怒への相転移により得たエネルギーにより、超ほむほむは通常のほむほむの50倍とも100倍とも言われる戦闘力を持つ」ヨシ ホムヤキカンセイ まどか「え、それってかなり危険なんじゃ……」 超ほむほむ「ホムーーッ」ナカマノカタキ シネーー トビゲリ 知久「おっと、怖い怖い」ガシッ ホムッ 知久「まぁ所詮はほむほむだしね。やられることはないさ」ジュー ホムーッ まどか「え、これだけ引っ張っておいて、オチがこれ」 知久「お粗末さまでした」カンセイ まどか「超ほむって美味しいの」ジュルリ 知久「残念ながら味は一緒。亡くなった時点で髪の色も元に戻るしね」 まどか「なんだ残念。どんな味か食べてみたかったのに」 知久「超ほむを踊り食いしたことあるけど、硬くて食べにくかったな」 まどか「パパは経験豊富だね」 知久「食べることに関しては誰にも遅れを取らないつもりだよ。食事的にも恋愛的にも」 まどか「そういえば、もしもリボほむが超化したら大変なことになるんじゃ……」 知久「超化もリボほむも滅多に現れない突然変異のようなものだ。そうそう起こりはしない」 知久「もしもそんなものが現れたら……かなりの被害が出るかもしれないね」 おわり ジャンル:ほむほむ ほ食 まどか 珍種 知久 感想 すべてのコメントを見る 出ねー被害なんかあるわけねー
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/148.html
1-100話 101-200話 201-300話 301-400話 401-500話 501-600話 601-700話 701-800話 801-900話 901-1000話 1001-1100話 1101-1200話 1201-1300話 1301-1400話 1401-1500話 1501-1600話 1601-1700話 1701-1800話 1801-1900話 1901-2000話 2001-2100話 2101-2200話 2201-2300話 2301-2400話 2401-2500話 2501-2600話 2601-2700話 2701-2800話 2801-2900話 2901-3000話 3001-3100話 3101-3200話 3201-3300話 3301-3400話 魔法少女まどか☆マギカ 第1200話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304674334/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1199話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304660241/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1198話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304632227/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1197話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304613444/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1196話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304606327/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1195話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304598205/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1194話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304589898/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1193話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304577528/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1192話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304565079/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1191話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304539123/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1190話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304525747/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1189話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304519155/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1188話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304513747/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1187話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304508502/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1186話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304498294/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1185話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304488371/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1184話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304479037/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1183話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304468211/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1182話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304452170/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1181話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304447299/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1180話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304439225/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1179話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304431796/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1178話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304426793/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1177話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304420807/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1176話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304414842/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1175話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304410681/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1174話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304399185/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1173話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304390133/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1172話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304365339/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1171話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304350807/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1170話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304344073/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1169話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304336985/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1168話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304325066/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1167話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304310336/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1166話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304288233/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1165話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304265329/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1164話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304257769/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1163話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304249369/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1162話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304241056/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1161話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304232467/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1160話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304220007/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1159話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304201072/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1158話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304179432/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1157話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304174903/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1156話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304168720/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1155話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304161838/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1154話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304152055/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1153話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304141354/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1152話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304129839/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1151話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304116956/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1150話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304096781/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1149話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304089266/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1148話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304082669/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1147話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304075512/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1146話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304068263/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1147話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304075512/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1146話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304068263/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1145話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304058182/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1144話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304047819/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1143話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304039431/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1142話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304015939/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1141話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304006759/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1140話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1304002178/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1139話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303998638/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1138話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303994006/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1137話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303989138/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1136話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303980836/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1135話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303974404/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1134話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303964169/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1133話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303951059/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1132話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303931736/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1131話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303923439/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1130話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303918420/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1129話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303913540/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1128話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303909051/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1127話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303903904/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1126話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303898018/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1125話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303890170/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1124話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303880984/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1123話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303871553/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1122話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303859788/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1121話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303844291/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1120話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303835613/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1119話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303830855/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1118話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303826702/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1117話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303822346/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1116話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303817399/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1115話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303811693/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1114話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303804359/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1113話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303797548/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1112話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303792530/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1111話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303788818/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1110話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303779979/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1109話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303763587/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1108話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303750771/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1107話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303744577/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1106話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303740944/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1105話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303737409/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1104話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303732606/ 魔法少女まどか☆マギカ 第775話(実質1103) http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1300876254/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1102話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303723225/ 魔法少女まどか☆マギカ 第1101話 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303714759/