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~ミストラルシティ~ 白仮面「いくぞ!」 大剣を手に取りトニーに切りかかる白仮面。 トニー「くっ!」 とっさに避けるトニー。 白仮面「甘い!」 白仮面は空ぶった大剣を即座に構えなおし、トニーの避けた方向に切り返す。 トニー「がっ!(あの態勢から打ち込めるなんて…)」 大剣が直撃し吹き飛ぶトニー。そのまま地面へと叩きつけられる。 トニー「く…」 ダメージが大きくすぐには立ち上がることができない。このままでは… 白仮面「この程度か…」 白仮面は大剣を掲げる。そしてそのままトニー目がけて振り下ろす。 ガキィィン!! 白仮面「なに?」 白仮面の大剣が双剣で受け止められる。 リョウガ「ちっ!なんだこいつは?」 リョウガだ。すんでのところで駆け付けたリョウガ。 ディック「スライ!トニー!」 にろく「あれは…」 にろくたちも駆けつける。 白仮面「ふん。ちょうどいい。」 白仮面はリョウガから離れ、間合いをとる。 ナル「なんでトニーとスライが…」 ツバメ「いったいどういう状況なのかしら…」 トニー「こいつは…やばい…みなさん…逃げ…て」 ディック「この状況で逃げるわけないだろ!」 拳を構えるディック。 にろく「どうやら奴は敵だというのは間違いないようだな」 ナル「みたいだね」 ツバメ「状況からしてあの謎の生物との関係性も考えられるわ」 白仮面「どうやらやる気のようだな。ならば全力でかかってくるがいい!」 リョウガ「ならその言葉に甘えさせてもらうぜ!ディック!」 ディック「あぁ!」 二人は背中を合わせ、対となるような構えをとる。 ディック・リョウガ「行くぜ!果倉部流象形拳『蜘蛛の囁き』!!」 白仮面「どんな攻撃だろうが!」 白仮面はディックとリョウガに向かって突撃する。 ディック「かかったな!」 ディックとリョウガの2人の蜘蛛の足を思わせる動きが白仮面を捉える。 白仮面「ぬうっ!」 リョウガ 「くらえ!」 蜘蛛の足に捕らわれた獲物は捕食されるのを待つのみ。2人の拳と双剣による連続の攻撃が白仮面を襲う。 白仮面「ぬぅぅ!」 凄まじい連撃に膝をつく白仮面。 ナル「すごいね、ディック!」 ツバメ「やるじゃない!」 ディック「どうだ!これが」 リョウガ「俺たちの力だぜ!」 白仮面は2人の攻撃で全身にダメージを負った。その体はボロボロだ。 白仮面「ふふふ…」 白仮面が立ち上がる。 にろく「まだやる気か?」 白仮面「さすがだな。だが…」 白仮面の体の傷がみるみる治っていく。 ナル「えっ!?」 リョウガ「あいつの傷が…」 白仮面の傷が完全になくなる。 白仮面「この程度では我を倒すことはできん!」 ツバメ「治癒能力…」 にろく「これがこいつの能力なのか」 ディック「厄介だな…」 白仮面「次はこちらの番だ!」 大剣を構える白仮面。 白仮面「はぁぁぁ!!」 大剣による横なぎがディックとリョウガを襲う。 リョウガ「くっ!」 双剣で受け止めようとするリョウガ。しかし大剣による重い一撃は双剣ごとリョウガを吹き飛ばす。 ディック「リョウガ!」 ナル「あの細身の体であんな大剣を振るうなんて、なんて力だ」 ツバメ「大剣による攻撃と治癒能力。それをなんとかしないと勝ち目はなさそうね」 ナル「そうだね…」 あたりを見回し考えるナル。 ナル「よし!これならいけるかもしれない!ディック、リョウガ2人もまだいける?」 ディック「あぁ!」 リョウガ「なんとかな!」 ナル「それじゃあいくよ!」 にろく「プラグオン!」 能力を発動しようとするにろく。 白仮面「そうはさせん!神託のロールを持ってして、我天命を全うす!天地開闢の一幕を紡ぎ出さん!」 ディック「えっ!?」 聞いたことがある口上。だがそれは… にろく「なんだ?能力が発動しない…」 ナル「嘘でしょ!?今の口上…」 リョウガ「なんだ!?」 リョウガの身体が青白い炎に包まれて消える。 ディック「俺の能力が…強制的に解除されたのか!?」 白仮面「そなたらの能力の使用を禁ずる!」 ツバメ「能力封じ!?でもさっきの治癒能力は…」 肉体の治癒が能力だとおもわれた白仮面。しかし新たな能力を使用してきた。いったいどういうことなのだろうか。 だがそれよりもにろくたちには気になることができていた。 にろく「この口上…それにあの大剣」 ナル「まったく思いもしていなかったから考えもしなかったよ。」 ディック「確かに体系も奴に近い。」 3人は確信する。目の前の人物の正体を。先ほど使用した能力に大剣を身に着けた細身の人物。さらにその強さも白仮面が彼であることを強く想像させる。 ツバメ「どういうことなの?」 彼と一緒に戦ったことがないツバメには3人の話が理解できない様子だ。 にろく「こいつはアポロンじゃないのか?」 ナル「十中八九間違えないと思うよ」 ディック「だけど…アポロン!どうしてお前が俺たちと戦うんだ!」 白仮面に問いかけるディック。 白仮面「ふっ。我はアポロンにあらず。我はコード・ヴァ―ダンド!ノルンの剣なり!」 にろく「コード・ヴァ―ダンド…」 ヴァ―ダンド「我が命を阻むものは全て倒させてもらう!」 大剣を構えるヴァ―ダンド。 ツバメ「否定したしあなたたちの思っている人物とは違うのかしら?」 にろく「いいや。間違いない。こいつはアポロンだ。」 ナル「今は正体よりも彼とどう戦うかの方が優先だよ」 ディック「ちっ!向こうはやる気みたいだからな」 能力を封じられた3人。この状況でどう彼とたたえばいいのだろうか。 ヴァ―ダンド「んっ?」 ヴァ―ダンドの仮面の通信機に通信が入る。 ヴァ―ダンド「…そうか。では撤退する」 大剣の刀身を解除し、刃を消すヴァ―ダンド。どうやらこの場から撤収するらしい。 ディック「逃げる気か?」 ナル「ちょ!ディック!」 今の状況の自分たちでは到底勝てる相手ではない。撤退してくれるなら好都合だがディックは彼を挑発するような一言を浴びせてしまう。 ヴァ―ダンド「なんとでも言うがいい。我は我が使命を全うするのみ。」 ナル「ほっ」 安堵するナル。 ツバメ(私の能力秘密の箱庭『シークレット・ベース』を使えばあいつを閉じ込められるけど…) ツバメは賢い。だからこそ相手との力の差を一瞬で理解してしまう。 ツバメ(無理だわ。閉じ込めたところで私たちがかなう相手ではない) ヴァ―ダンドの背後の空間がゆがむ。それはまるで小さなブラックホールのようだ。それに吸い込まれるようにして消えるヴァ―ダンド。 にろく「今のはいったい…」 ナル「まったくわからないことだらけだね…」 ミストラルシティに現れた謎の生物とそれに関係があることを匂わせる仮面の男。 謎だらけの事態に混乱する一同。彼らを巻き込みながら新たな脅威が今地球を襲うのであった。 to be continued
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登録日:2014/09/29 Mon 21 07 23 更新日:2024/04/28 Sun 00 18 30NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 46歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 ちょんまげ エネル顔 サメ ジンベイザメ ジンベエ ジンベエザメ タイヨウの海賊団 ビッグ・マム海賊団 リュウグウ王国 ワンピース 七武海 下駄 世界政府 任侠 兄貴 全世界人気投票18位 初登場がアマゾン・リリー編~超新星編終了まで 四皇最高幹部 回想で株が上がった人 坂本千夏 大型新人 宝亀克寿 巨漢 懸賞金10億越え 操舵手 柔道 武人 武装色の覇気 殿軍 海侠のジンベエ 海賊 海賊嫌いの海賊 漢 激動の人生 王下七武海 略奪を許可された海賊 着流し 私掠船 空手 終盤加入強キャラ 脱獄囚 船長 苦労人 見聞色の覇気 親分 賞金首 輸血 達人 郷里大輔 非能力者 魚人 魚人島 魚人柔術 魚人海賊団 魚人空手 鮫 麦わらの一味 麦わら大船団 体など痛うない………!!! エースさん… 痛ェのは…………!!!仁義を通せぬ… わしの心じゃァ!!! 漫画『ONE PIECE』に登場する人物。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物】 【操舵術】 【戦闘能力】技 【来歴】過去 インぺルダウン編 マリンフォード頂上戦争編 魚人島編 扉絵連載 ホールケーキアイランド編 ワノ国編 【初期設定】 【タイヨウの海賊団/魚人海賊団】 【余談】 【プロフィール】 本名:ジンベエ 異名:海侠のジンベエ 所属:リュウグウ王国ネプチューン軍→タイヨウの海賊団(魚人海賊団)・王下七武海→ビッグ・マム海賊団傘下→麦わらの一味 役職:ネプチューン軍兵士→タイヨウの海賊団副船長→タイヨウの海賊団二代目船長→麦わらの一味操舵手 出身地:偉大なる航路・リュウグウ王国・魚人島・魚人街 懸賞金:7600万ベリー→2億5000万ベリー→七武海加入につき免除→4億3800万ベリー→11億ベリー 悪魔の実:なし 種族:ジンベエザメの魚人 覇気:武装色・見聞色 年齢:44歳→46歳 誕生日:4月2日 星座:牡羊座 身長:301cm 血液型:F型(現実だとB型) 初登場:単行本54巻・第528話・『海侠のジンベエ』 出身:偉大なる航路・魚人島・リュウグウ王国 好きな食べ物:お茶漬け・もずく酢・フルーツ 嫌いな食べ物:パフェ(食べづらいから) 得意料理 かつおのたたき 一味の目玉焼き事情:片面蒸し焼き、塩 好きな季節:夏島の秋 就寝•起床時間:午前3時〜午前9時 ニオイ(チョッパー談):海のにおい 都道府県に例えると:鹿児島県 脳内可視化:仁、仁、拳、水、鬼 イメージ動物:くま(ジンベエザメじゃないんかい!) イメージナンバー:10 イメージカラー:黄土色 イメージ花:牡丹 イメージ国:インド(*1) 職業に就いていたとしたら:駅員さん 一味の氷事情:飲み込む派 笑い方:「ワッハッハ」 声優:郷里大輔→宝亀克寿/坂本千夏(幼少期) 【概要】 モンキー・D・ルフィの9人目の仲間で、麦わらの一味の操舵手。 元王下七武海で魚人島の魚人や人魚たちで構成されている魚人海賊団の船長。 『海侠』の二つ名を持つジンベエザメの魚人。 外見は牙も含め、サメというよりは唐獅子や鬼瓦のような顔立ちと丁髷が特長。 名前自体が出たのはノコギリのアーロンが初登場した69話、ヨサク&ジョニーの説明で、名前だけなら七武海のメンバーの中でも鷹の目のミホークに次ぐ2番目と非常に早い時期から出ていたが、 実際に登場したのは11年後の「インペルダウン編」528話と、連載開始当初の七武海のメンバーの中では最も遅い登場となった。 更に麦わらの一味への正式加入はそこから更に11年後の976話であり、名前が出てから加入するまでに22年907話を費やした。 麦わらの一味の船員で一味加入前も海賊団に所属していたのはブルックとジンベエのみで、ジンベエに至っては二代目ではあるが船長も担っていた(ウソップ海賊団はだだの悪ガキ集団なので除外)。 【人物】 その異名に恥じず仁義に厚い漢で魚人島では「親分」と呼ばれ慕われている。 魚人島を大海賊時代到来期に海賊に散々荒らされた過去があるため、自身が海賊でありながら海賊を嫌っている。 とはいえ肩書だけで他人を判断するような偏見の目は持ってはおらず、 四皇の“白ひげ”エドワード・ニューゲートや主人公のルフィに対しては、島を守ってもらっていた事や脱獄のチャンスを貰った事や、個人の性格の良さから好意的に接している。 特に白ひげとその幹部であるエースに対しては、2年前の頂上決戦の際に七武海の称号を捨てて助太刀するほどに慕っていた。 これでもかつてはアーロンと同等以上に人間という種族を嫌っており(*2)、オトヒメの活動にも冷ややかな反応を示していたが、 タイヨウの海賊団での活動やコアラとの出会い、そしてフィッシャー・タイガーの遺した思いを受け継ぎ、 オトヒメや白ひげと触れていくうちに考え方を改め、現在では相手が人間だからと言って一方的に敵視するような事は無くなった。 無論、相対した者が魚人島に害を成す危険性があれば黙ってはおらず、魚人や人魚に危害を加えるのは大半が海賊なので、王下七武海の立場としてそういった輩には容赦しない。 この点から政府からは「海賊嫌いの海賊」と認識されていた。 人情溢れる性格でありながら、危機的状況化では無暗に人情に振り回されずに判断できる冷静な思考力を持ち合わせていることから周囲から頼れる存在として見られている一方で、 やや天然ボケ気味でルフィがしらほしを連れだしているのに気付いてエネル顔を披露したり悠長に作戦名を考えたりとコミカルな一面もある。 一味加入前のインペルダウン脱出の際も、海軍から奪うはずだった船を槍波でうっかり破壊してしまったこともあった。 ルフィに対して初対面時は「ルフィ君」と呼んでいたが、ホールケーキアイランド編以降は「ルフィ」と呼ぶようになった(ナミやサンジなど他の船員も名前呼びだが、まだ馴染みの薄いゾロやロビンに対しては「ロロノア・ゾロ」「ニコ・ロビン」とフルネームで呼んでいる)。 【操舵術】 幼い頃より荒海で過ごしてきたためか海流を読む技術に優れており、大波の中に発生するグリーンルームを帆船で華麗にサーフィンするほどの航海術を持つ。 元々麦わらの一味には操舵手がいなかったため、その高い技術から必然的に操舵手に選ばれた。 (ゴーイングメリー号には舵輪が無く、2人がかりで棒を押すことで方向を定めていた。サウザンドサニー号には舵輪があるが、完成以降殆どログを辿っていない) このことをナミとチョッパーから知らされたフランキーは「やっと『夢の船』の本領を発揮する男が現れたか」と嬉しそうにしていた。 天候を含めた総合的な「海を読む力」では航海士であるナミには一歩劣るだろうが、非力なナミに対し、こちらはグランドラインの荒波でも舵を取られない剛力の持ち主でありダイレクトに船をコントロールできる強みを持つ。一長一短の関係にあり、2人揃うことで船の力を最大限に発揮することができる。 なお伏線なのか、インペルダウン脱出の際にも一行の乗った軍艦を操舵していたのはジンベエである。 更に言うとインペルダウンの大きな扉を壊し、その上にバギー、Mr1、クロコダイルの3人を乗せて泳いでいたのもジンベエである。 【戦闘能力】 魚人空手の真髄は辺り一面の“水”の制圧…!!大気中の水から体内の水へ…衝撃の波動は駆け抜ける!!! 悪魔の実の能力者では無いが、魚人空手と魚人柔術の達人。 こと海上や水中での戦いにおいては魚人であることもあって無類の強さを発揮する。 当然、武装色、見聞色の覇気も習得しており、対自然系の戦闘も可能な上鉄壁の防御力も兼ね備えている。陸上戦は得意ではないという発言をした事もあるが、それを全く感じさせない程高い戦闘力を誇るオールラウンダー。 その力は四皇のNo.3をたったの2発でKOする最強の老婆ともある程度張り合えるほどで四皇最高幹部クラスの実力を兼ね備えていると言ってよい。 以上の点から″加入時点においては″一味の中でルフィに次ぐ、もしくは同格の戦闘力を誇ると言っても過言では無いだろう。 麦わら三強の立ち位置が危うい。 ただし鬼ヶ島の死闘によってゾロは覇王色に覚醒、サンジも外骨格が発現するなど、戦闘力を大幅に上げて四皇最高幹部を撃破したため現時点だと単純な比較は難しい(*3)。 ゾロとサンジが『両翼』ならば、ジンベエは『殿(しんがり)』といったところだろうか。 また、魚人にしては珍しく魚と会話することができ、ジンベエザメを呼んで背中に乗って移動する事もある。 クロコダイルからは「粗暴な種族のハミ出し者」と評された。 技 五千枚瓦正拳(ごせんまいがわらせいけん) 魚人空手。 巨大な獄卒獣をも一撃で倒す程の威力を有する。 技名の時点でクロオビが使おうとした「千枚瓦正拳」を遥かに超えている。 空想科学読本によれば瓦を5000枚破壊するエネルギーは爆薬5.6tの起爆に匹敵するらしい。 確かにバギー玉(*4)より強力ならそのくらいあってもおかしくは… 唐草瓦正拳(からくさがわらせいけん) 魚人空手。 「周囲の水(水蒸気)」をパンチで揺り動かし、離れた相手をも打ちのめす。 対集団戦に無類の強さを発揮する技。 水心(みずごころ) 海流一本背負い(かいりゅういっぽんぜおい) 魚人柔術。 水中で海水を掴み、背負い投げしてぶつける。 直接的な攻撃にはあまり使われておらず、水上の仲間を陸や船上に打ち上げる、赤犬のマグマの拳やプロメテウスを鎮火する、雷ぞうが放出したゾウの水を誘導するなど、サポート面での活躍が多い。 派生版として、巨大なティーカップに入った紅茶で代用した「紅茶(かいりゅう)一本背負い」がある。 こちらはカタクリのモチをふやかすのに使った。 槍波(やりなみ) 魚人空手。 海水を槍の様に投げつけ、物体を突き破る。 戦艦を半壊させる程の威力。 対プロメテウスでは乱れ撃ちする派生版「群雨(むらさめ)」を披露。 鮫肌掌底(さめはだしょうてい) 掌底を打ち込む。 ゲッコー・モリア戦で彼のハサミによる攻撃を弾いて、体勢を崩した。 鮫瓦正拳(さめがわらせいけん) 疑似ナイトメア化したモリアをも吹き飛ばすほど強力な正拳突き。 「唐草瓦正拳」と同様水分を動かす技のため、覇気を用いずともゴム人間等にダメージを与えられる。 七千枚瓦回し蹴り(ななせんまいがわらまわしげり) 身長80mのワダツミのパンチをも押し返す回し蹴り。 撃水(うちみず) アーロンやホーディも使っていた、水滴を高速で飛ばす技。 覚醒したホーディによる岩盤を何十枚もぶち抜く撃水を、更に打ち落とす程の威力と精度を有する。 何気に動体視力も凄い。 武頼貫(ぶらいかん) 魚人空手『奥義』。 水の塊を纏わせた掌底で、相手の体の水分を突き動かし叩き潰す。 作中では山ほど大きいワダツミの巨体を貫通し、並の攻撃ではビクともしないビッグ・マムの体勢をも崩した。 梅花皮(かいらぎ) 武装硬化させた両腕で相手の攻撃を受ける。 ビッグ・マムの「皇帝剣(コニャック)」をも受け止めた。 「梅花皮」とは鮫皮(*5)を乾燥させた物で、ザラザラしているため刀の柄などの材質として用いる。 渦潮一本背負い(うずしおいっぽんぜおい) 魚人柔術。 相手の腕を掴み、本人が宙に浮いた状態から一本背負い投げを決める。 ビッグ・マムの体を難なく投げ飛ばした。 閑羅瀬(しずらせ) 魚人空手。 『ONEPIECE episode A』にて使用。 エース自慢の“火拳”を容易く相殺して見せた。 引潮一本背負い(ひきしおいっぽんぜおい) 魚人柔術。 武装硬化した腕で相手の攻撃を受け止め、そのまま掴んだ相手を後方へ背負い投げる技。 粗鮫(ソシャーク) 魚人空手。 ホーディも使っていた技。 驚異的な握力をもって掴んだ物を握りつぶす。 フーズ・フーの両手を握り砕いた。 鉄塊(てっかい) (?) 六式の基本技の一つ、フーズ・フーの「嵐脚」を防御した。 見様見真似で習得したものらしく、傍から見ると武装硬化した右腕でガードした様にしか見えないが詳細は不明。 或いは「武装色の覇気」≒鉄塊という事だろうか? 鬼瓦正拳(おにがわらせいけん) 魚人空手『奥義』。 「武装色の覇気」を纏った拳を相手の前に突き出し、凄まじい衝撃波を放ち攻撃する。 フーズ・フー戦の極め技となった。 【来歴】 時系列は新世界編基準。 過去 元々は魚人島の孤児が集まるスラム「魚人街」の出身。 後に冒険家となるフィッシャー・タイガーを「タイのアニキ」と慕い、また後に海賊となるアーロンからは「アニキ」と慕われていた(*6)。 成長後はリュウグウ王国兵士(既に小隊長クラス)となり、30歳時点で「親分」と慕われ 同僚や市民からの信頼も厚かった(アーロン曰く「こんなマフィアみてぇな騎士いるか」)が、15年前に兄貴分のタイガーがマリージョアを襲撃した事件が発生。 既に「アーロン一味」の船長として魚人街を中心に活動をしていたアーロンをはじめとする他の魚人街出身者たちと共に、タイガーを護るべく『タイヨウの海賊団』に参加する。 当時は人間との共存を訴えるオトヒメ王妃の考えに否定的であり、さらにタイヨウの海賊団に入団して以降はタイガーを狙って襲ってくる海軍と戦ううちに人間に対して憎しみの念を募らせるようになっていた。 敵を殺さないように言い含めていたタイガーからはアーロン共々「お前ら二人度が過ぎやしねェか!?」と説教されることすらあった。 信じていたのは例外的に、約24年前となる大海賊時代の始まりの時に、魚人島を自分のナワバリにすることで救った白ひげくらいであったが、元奴隷の少女コアラをはじめ多くの人間と出会いを経て態度は軟化した模様。 しかし12年前、コアラを故郷に帰した際に海軍の罠によりタイガーが襲撃を受け死亡、報復を行おうとしたアーロンも捕縛されてしまう。 それでもタイガーの意志を継ぎ、残った仲間達をまとめ、不殺の方針を引き継いで船長代理として暫く航海を続けていたが、11年前に世界政府より王下七武海への就任要請を受ける。 魚人である自分が政府中枢へ近づくことでオトヒメ王妃の手助けとなり、また七武海とその部下に適用される「恩赦」の特権を用いて、「脱走した奴隷」という身の上故に本意でない海賊を続けざるをえない一部クルーを船から降ろす為にこれを受諾。 この時アーロンも恩赦によって牢獄から解放されたが、アーロンは人間への憎しみから七武海(政府側の人間)になったジンベエと決別し、再びアーロン海賊団を率いることを決意。 アーロンは「それが嫌ならここでおれを殺せ」とジンベエに言い切り、タイガーの遺志を理解せず人間への憎悪のままに動こうとするアーロンをジンベエは叩きのめすも、「種族主義」のアーロンは決して手を出さず、ジンベエもまた弟同然の彼を殺すことはできなかった。 ジンベエは、もしアーロンが人間に危害を加えたと聞いたときは止めに行くつもりであったが、それを見越していたであろうアーロンが現地の海軍高官を買収したため、悪行の報せはジンベエには届かず、結果としてココヤシ村の悲劇を招いてしまった。 そのため、世間では「七武海入りを条件に東の海にアーロンを解き放った」という間違いではないにせよ正確でもない噂が広まった。 その後は七武海の一角として活躍。 ジンベエの七武海加盟は、世界政府の手によって魚人と人間の両種族の和解の象徴として宣伝された(*7)。 また無法な海賊から魚人島を守る意図もあって、魚人海賊団が積極的に海賊狩りを行っていたことから、世界政府からも「海賊嫌いの海賊」という認識を受けていた。 しかし白ひげが魚人島をナワバリと定め島を守ってくれた恩義から白ひげ海賊団とだけは懇意にしており、政府に気づかれないよう海底を移動する形で度々接触していた模様。 本編の数年前には白ひげの首を狙うポートガス・D・エースを警戒し彼が率いる「スペード海賊団」を襲撃。 エースと激突し5日に及ぶ勝負を繰り広げるが勝敗は着かなかった。 それを見た白ひげが自ら赴き、エースをあっさりと叩きのめして半ば強引に白ひげ海賊団に加入させることとなった。 その後は何だかんだで友好的な関係を築いた模様。 インぺルダウン編 アーロンパーク編で名前のみ登場していたが、インぺルダウン編にて正式に登場。長年、上記の噂と人間に対しては残虐無比なアーロンの人物像から読者に抱かれていたイメージと全く異なるキャラのギャップに戸惑う読者もけっこういたとか (後にサンジが読者の気持ちを代弁した)。 白ひげ海賊団との戦争に向けて召集されたが、白ひげへの恩を仇で返すまいと七武海の称号剥奪も辞さず是を拒否し大暴れ。 なんとか取り押さえられ、戦争が差し迫っている中で極力七武海の戦力を落としたくなかったセンゴクの意向で反意を促す懲罰的な意味でインペルダウンへ移送されLEVEL6に幽閉されてしまっていた。 この時エースの救出に単身潜入したルフィと出会い、エースを救い戦争を止めるため、協力を申し出て脱獄。 同じく牢を出たクロコダイルと共に元七武海としての実力を如何なく発揮し、脱出路を切り開いていく。 脱出船を確保する際にはクロコダイルとMr.1、おまけでついてきたバギーを船にたどり着かせた後『魚人柔術・水心』で十数隻の軍艦の大砲を瞬く間に無力化し、 さらにジンベエザメの群れを呼び寄せ、ルフィたちを脱出船にたどり着かせた。 またMr.2に口止めされていたがルフィと最後の会話を果たさせた。 マリンフォード頂上戦争編 マリンフォード頂上戦争では中盤からルフィらと共に参戦。 その場でセンゴクに改めて七武海脱退を宣言し、白ひげ海賊団およびルフィらと協力しエース奪還のため奮戦。 途中には七武海の元同僚ゲッコー・モリアやジュラキュール・ミホーク(アニメ)と戦ったり白ひげの直衛も務めた。 ───わしはこの男を 命に代えても守ると決めとる ルフィの姿に惚れ込んでおり、「命に代えても守る」と決意。 エース・白ひげの死後気絶したルフィを守りつつ離脱しようとするが、青キジに海を凍らされて脱出を阻まれ、追撃してきた赤犬からルフィを庇おうとした結果、自身もマグマの拳で胴を貫かれる重傷を負った。 しかし、クロコダイル、バギーらの援護によりトラファルガー・ローの潜水艦に収容され、ルフィと共に戦場から離脱には成功。 その後ローの治療を受けハンコックの厚意でアマゾン・リリーへ逃れ療養に入る。 その中で心身共に大きく傷を負い自暴自棄になったルフィに対し、エースの頼み・ジンベエ本人の意思として毅然とした態度で叱咤激励し立ち直らせた。 もう何も見えんのかお前には!!!どんな壁も越えられると思うておった”自信”!!疑うこともなかった己の”強さ”!!!それらを無情に打ち砕く手も足も出ぬ敵の数々…!!!この海での道標じゃった”兄”!!無くした物は多かろう。世界という巨大な壁を前に次々と目の前を覆われておる!!!それでは一向に前は見えん!!後悔と自責の闇に飲み込まれておる!! 今は辛かろうがルフィ…!!それらを押し殺せ!!!失ったものばかり数えるな!!!無いものは無い!!! 確認せい!!お前にまだ 残っておるものは何じゃ!!! 仲間がいる"よ!!!! その後、アマゾン・リリーを訪問したレイリーの提案を受け、ルフィ、レイリーと共にマリンフォードでの16点鐘を敢行。 そして、新世界で駆け上がる実力をつけるべく、レイリーと共に修行に入るルフィと再会を約束して自身は魚人島に帰還した。 魚人島編 白ひげの死後、魚人島が四皇“ビッグ・マム”のナワバリとなり、その関係でジンベエとタイヨウの海賊団もビッグ・マム海賊団の傘下に入った模様。 魚人島にてルフィと再会し、ルフィに魚人島の過去・タイヨウの海賊団・オトヒメ王妃の事を語る。 また、ナミに対してもアーロンの一件について自決覚悟で謝罪するが、彼女はジンベエを許し、ジンベエも涙を流して感謝した。 その後クーデターを企てたホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団をただ倒すのではなく、島を救うヒーローになってくれと要請した。 自由を好むルフィは当初難色を示したが、うまく説得し共にホーディ一味を打ち破った。 この戦闘でルフィは深手を負い輸血を求めるも、国の法律で国民は輸血を申し出ることができなかった。 そんな中「わしは海賊じゃ(だから法律は無視して当然)」と輸血を申し出てルフィを救う。 恩を感じたルフィから一味に勧誘されるが現在タイヨウの海賊団はビッグ・マムの傘下のため、筋を通すまで待つようにルフィと約束し麦わらの一味の出港を見送った。 扉絵連載 『カリブーの新世界でケヒヒヒ』では、人魚を攫おうとしたカリブーを懲らしめては連行し、海軍G-5支部に置き去りにした。 『ジンベエの海侠一人旅』では主役を務め、迷子になった小海猫と旅をしている。 旅の最中、魚人島を永久追放になったワダツミと再会し、彼の起こした事件を解決する最中「歴史の本文(ポーネグリフ)」を発見。 これをビッグ・マムに献上し、彼女の機嫌を取り持った。 しかし、恩義もあるがゆえに、ビッグ・マム海賊団の傘下から降りるのは骨が折れるようである。 ホールケーキアイランド編 食い煩いを発症して首都を破壊するビッグ・マムの元に彼女が望む菓子を届けて暴動を止めることに成功する。 正気を取り戻した彼女に、魚人島でのルフィとの約束を通す為にビッグ・マム海賊団の脱退を言うも「抜けるのであれば落とし前としてお前も何かを失え」とルーレットを迫られる。 ルーレットの内容が『自身が必ず死ぬことになり、さらに船員たちも犠牲になる』という余りにも理不尽な内容だったので、 船員たちの犠牲をさせまいと脱退を取り下げたが、ホールケーキ城への出入り禁止の処分を受けてしまう。 なお万国で出回った新聞では『落とし前に怖気づいた』と報じられ、住民たちからは「裏切った上にフヌケ野郎」とボロクソに言われる。 しかし、捕まったルフィとナミを助けに、囚人図書室で見張りしていたシャーロット・オペラを倒す。 2人を救出後は本格的にビッグ・マム海賊団に反旗を翻し、ビッグ・マムに捕まったブルック救出、 サンジの願いでヴィンスモーク一家を救うというルフィにビッグ・マム暗殺を目論むカポネ・ベッジと手を組まないかと案を出したりとサポートにまわる。 茶会当日にルフィと共に会場を滅茶苦茶にしたので完全な謀反として怒りを露わにするビッグ・マムに向かって ここをやめて"麦わらの一味"にわしは入りたい そして落とし前として「他の誰も手を出さんと約束するなら自身の寿命を差し出す」と言う。 その言葉にビッグ・マムは“魂への言葉(ソウル・ボーカス)”を使ってジンベエの寿命を抜き取ろうとする。 それで手を打とう愚か者!! 『Stay』!? or『Life』!? ライフじゃ!! だが、微塵もビッグ・マムを恐れないジンベエの体から魂が出ない。 ビッグ・マムの子ども達も「嘘だろ…」とジンベエの強靭な精神に驚き。 未来の海賊王の仲間(クルー)になろうっちゅう男が 「四皇(●●)」ごとき(●●●)に臆しておられるかァ!! 持っていた盃をビッグ・マムの前に差し出し、作戦中にビッグ・マム海賊団からの脱退を宣言した。 これにはナミは驚き、チョッパーはその男気に号泣。 その後はビッグ・マムの子供たちと戦い、ルフィを始末しようとするシャーロット・カタクリを足止めする等と活躍するも、暗殺計画は失敗する。 一時は全滅の危機に瀕したが、玉手箱の爆弾の暴発によるホールケーキシャトー崩壊の最中に脱出に成功。 ビッグ・マム海賊団からの逃避行では、元七武海の現役の海賊としての冷静な考え方により、感情的になりやすいルフィの仲間たちを鼓舞し時には戒める役目を担っている。 ホールケーキアイランド編のラストでルフィ達を逃がすために現れたタイヨウの海賊団の部下達を見捨てられず、ワノ国での再会を約束してその場に残り殿軍を務める。 ルフィ達を逃がすため仲間と共にビッグ・マム海賊団と交戦するも、サンジの作ったウェディングケーキを食べ正気を取り戻したビッグ・マムが戦場に到着。 ジェルマ66やタイヨウの海賊団と共にビッグ・マムに応戦したようだが、その後の消息は不明となっていた。 ワノ国編 鬼ヶ島への討ち入り当日を迎えた忍者海賊ミンク侍同盟だったが、未だジンベエの姿は見えず。 さらに常影港には同志達の姿もなく赤鞘九人男の中のスパイまで発覚し絶体絶命に…。 だがローの合流、カイドウへの復讐を誓うキッドの参戦、ついに名乗り出た傳ジローと一気に戦力がひっくり返り、再び一行に光明が差す。 しかしカイドウ軍の物量は凄まじく、砲撃により小さな船を沈めていく。 反撃しようにもしようがない距離、もはや手詰まりか…… そこへ、突如何者かがカイドウ軍の砲撃を止める。 どちらさんもお控えなすって!! 手前生国と発しますは海底の国リュウグウ王国「魚人街」 方々のお兄いさんとお姐さん方に厄介をかけながら この度“麦わら”の親分さんに盃を頂く駆け出し者にござんす!! 人呼んで “海侠のジンベエ”!!! 以後面体お見知りおきの上 よろしくお頼み申します!! ロー「ウソだろ」 キッド「“麦わらの一味”に入るのか!!?」 ワッハッハ!! わがまま聞いて貰うてすまんかった!! ルフィ!! 約束通り生きて戻ったぞ!! 討ち入り作戦の最中、ついに麦わらの一味にジンベエ参戦!! しかも五体満足のまま駆けつけることができた。 到着が大幅に遅れた理由は「タイヨウの海賊団の負傷者の手当て」と「送別会が盛り上がった」こと。 …心配されていたわりには何にしてとも呑気な理由であった。まあ麦わらの一味に加わる男らしいといえばらしいか。 ともあれ、ストーリー終盤にして一味に新たな強大なメンバーが正式に加わることとなり、元王下七武海の人物が仲間になるのは当然初であり、これには前述の通りローとキッドも驚きを隠せずにいた。 その後は鬼ヶ島の討ち入り作戦に参戦し、幹部・飛び六胞の一人フーズ・フーと対峙することになる。 当初はサシの勝負に持ち込めず苦戦を強いられるが、お玉の能力によりタイマン勝負に持ち込むことに成功し、徐々に形勢を逆転させていく。 フーから魚人族に対する差別発言や煽りを受けたことで普段は冷静沈着なジンベエも遂に激怒し、フーを圧倒。魚人空手鬼瓦正拳をフーにぶち込み完勝した。 戦いの終盤では火の海となった城内を侍たちを引き連れて脱出しようとしていた所で、福ロクジュに勝利した雷ぞうを発見。 彼がゾウの噴火雨を巻物にストックしており、この火を消すのにジンベエの力がいるということで海流一本背負いで各階に水を送り込み鎮火させた。 尚、麦わらの一味の船員には船長であるルフィも含め、全員に大きな夢がある。ルフィは「海賊王になる」、ゾロは「世界一の剣豪になる」といった夢があり、新たに一味に加わったジンベエの夢は現時点では明記されていないが、「麦わらの一味の船に乗ることが、結果として魚人族が真の自由を勝ち取る旅になるはず‼︎」と言っていたことから、ジンベエの大きな夢は「自分達魚人族と人間の融和を築くこと」「魚人族が本物の太陽の下で暮らせるようにする」といった内容が考えられ、そこにはやり方こそ違えど魚人と人間が和解する未来を望んだ「フィッシャー・タイガー」と「オトヒメ王妃」の意思を継ぐという思いも込められていることだろう。 【初期設定】 『ONE PIECE GREEN』で断片的にボツデザが紹介されていたが、『ワンピースマガジン』Vol.10で詳細が明かされた。 『GREEN』ではネタバレ防止の為か白抜きにされていたようだが、本来、操舵手になることも想定されていたらしい。 元々は西郷という仮名で考案され、その名前のイメージ通り坊主頭の巨漢であった。 その後、「海侠」のイメージ通りでかい顎、繋がったマユゲ、傷だらけの顔など怖そうなデザインで変遷したのちに、 現在のどことなく愛嬌を感じさせる顔立ちに決定した模様。 初期構想ではアーロンの黒幕としてアーロンのカタキ討ちにルフィたちに逆襲するというストーリーも考えられていたらしい。 【タイヨウの海賊団/魚人海賊団】 フィッシャー・タイガーがたちあげたタイヨウの海賊団が彼の死後にアーロン一味とマクロ一味と3グループに分裂し、 ジンベエがアラディンをはじめとした大部分のメンバーを率いている海賊団。 対外的には魚人海賊団と呼ばれる事もあるが、船員たちは一貫してタイヨウの海賊団と名乗っている。 アラディン CV 長嶝高士 タイヨウの海賊団現・副船長でイタチウオの人魚。10年以上前は船医を務めていた。 ジンベエと同格の兄貴分として慕われており、アーロンからも「兄ィ」と呼ばれていた。 ビッグ・マムの21女プラリネの夫で、政略結婚だが夫婦仲は良好。 かつては天竜人の奴隷だったらしく、フィッシャー・タイガーの起こしたマリージョア襲撃事件によって奴隷から解放される。 その後はフィッシャー・タイガーを頭とするタイヨウの海賊団に所属し、フィッシャー・タイガーの死後は跡を継いだジンベエの下で魚人海賊団の副船長を務める。 過去に魚人島に漂流したミョスガルド聖の治療をした。 ホールケーキアイランド編のラストでルフィ達を逃がすため魚人海賊団の仲間たちと共に参戦。 シャーロット・オーブンと交戦するも、決着がつく前にサンジの作ったウエディングケーキを食べ正気を取り戻したビッグ・マムが戦場に到着。 ジンベエやタイヨウの海賊団の仲間たちと共にビッグ・マムに応戦した。 シャーロット・プラリネ CV 橘U子 シャーロット家21女。 「シャシャシャ」という笑い声が特徴。 シュモクザメの半人魚で、アラディンの妻。船員からは「姐さん」と慕われている。 そばかすが特徴的な女性で、結構美人だがかなり大柄(800cm)。ジンベエを傘下に加えた際にアラディンに嫁いだ。 アラディンを尻に敷いているが、同時にメロメロで、ジンベエが傘下を抜ける際には実家よりもアラディン側に就く気だった。 半人魚なので歌で魚を操る事が出来、作中では歌声で海の監視役であるナワバリウミウシを誘い出し、 警戒網の一部を麻痺させることで麦わらの一味、ファイアタンク海賊団、ジェルマ66の逃走をサポートした。 初登場時は29女と記載されていたが、単行本87巻で21女に訂正された。 ワダツミ CV 宮田幸季 元フライング海賊団戦闘員でフグの魚人。異名「大入道」。 巨人族としても規格外の67mの巨体を持つオーズすら凌駕する身長80mという異名に違わぬ途方もない巨体を誇り、その大きさはサウザンド・サニー号が丸ごと掌に収まるほど。 巨体由来の怪力が自慢だが間抜けな性格が祟っていかんせん成果が上がらない。 デッケンの指示を受けて深海でサニー号を破壊しようとしたがクラーケン(スルメ)に殴られ失敗。 デッケンに見捨てられフライング海賊団を放り出されたため一時新魚人海賊団に加入する。 新魚人海賊団が起こしたクーデターにも参加するも麦わらの一味に完全に寝返ったクラーケンに大苦戦を強いられる。 しかしゼオの言葉とE・Sで大幅パワーアップして形勢逆転し、クラーケンを下す。 その後はフグの魚人の能力で膨れ上がり巨体に任せて敵を押し潰そうとするがジンベエとサンジに敗れKO負け。 新魚人海賊団壊滅後はその巨体を収められる牢屋が無かったので、クラーケンの手で島から永久追放された。 扉絵『ジンベエの海侠一人旅』で再登場し、彼の勝手な勘違いで海底遺跡を港町に置いたことで町は潰され、 遺跡を住処にしていた海獣たちが町や海上の船を破壊する騒動を引き起こした。 ジンベエに大目玉を喰らい、港町の住民と海獣に謝罪後は遺跡を再び海に戻した。 その後はジンベエの漢気に惚れたのか仲間にしてほしいとジンベエに申し入れ、タイヨウの海賊団の一員と加入した。 因みにジンベエがビッグ・マム海賊団傘下に加わる際に持ち込んだ海"歴史の本文"はこの海底遺跡に安置されていた物。 万国では麦わらの一味に魚人島での非礼を侘び、撤退を手助けした。 フィッシャー・タイガー CV 石井康嗣 タイヨウの海賊団の初代船長。タイの魚人。懸賞金は2億3000万ベリー。本編の時点では既に故人。 迷彩柄のバンダナを付け、胸に太陽の焼印を入れたジンベエをも超す体躯の男。 魚人島の魚人街出身で若い頃はジンベエやアーロンの兄貴分だった。 成長後は冒険家になるも、冒険の途中で奴隷商人に捕まり、天竜人の奴隷となってしまう。 逃亡後、赤い土の大陸の絶壁を素手でよじ登り、聖地マリージョアを襲撃。 捕らえられていた奴隷たちを解放するも、この事件によって犯罪者となり、世界政府に懸賞金を懸けられる。 その後は解放された元奴隷の魚人や彼を慕って集まった魚人たちと共にタイヨウの海賊団を結成し初代船長に就任。 「解放」と「自由」を謳い、不殺を貫く異色の海賊としてその名を轟かせた。 だが、元奴隷のコアラを故郷に送り届けた際に海軍の罠に嵌められ致命傷を負う。 魚人と人間の融和を望む意志と人間への憎悪で揺れ動く彼は、人間を愛せなくなった自分にはもう望みは成し得ないとし、人間の血による輸血を拒みそのまま息を引き取った。 今際の際、優しい人間だってたくさんいる、未来を変えられる“何も知らない次の世代”のために死んでゆく者が憎しみを遺すべきではない、自分の身にあったことは何も伝えるなと懇願した。 彼の死後タイヨウの海賊団は三つに分裂し、人間への復讐を誓ったアーロンは東の海に向かいココヤシ村で圧政を敷く事となる。 【余談】 初代声優はかの重低音声優としてお馴染みの郷里大輔。だが実を言うと、425話と432話の2回しか登場していない。白ひげへの恩義を語る長台詞が存在する。 その後は郷里が急逝したため、440話からモリア役で出演していた宝亀克寿にバトンタッチした。 キン肉マンのロビンマスク役に続く善玉役を得られたかもしれないと思うと惜しい逝去であった。 同時に麦わらの一味で唯一完全な声優交代を経たキャラクターということになる。 なお宝亀克寿は年齢的には一味の中でも最年長である。 ジンベエの中の人(宝亀)は(泳げなくなるが)能力者にするならばトリトリの実を食べたいらしいが、作中のジンベエは今のところ能力者希望は確認されてはいない。 追記・修正さえできれば……わしは命もいらん!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑性格的にも無理だし、七武海のいたところから裏切っても大して変わらんと思う(エース周りは守り堅かったし) -- (名無しさん) 2020-05-18 14 21 39 麦わらの一味操舵手でコンビニでジャンプ読んで泣いてしまった俺氏… -- (名無しさん) 2020-06-23 18 21 42 ひたすら仁義通して何回もケジメ付けて麦わら一味にやってきたジンベエからすりゃドレークの尻軽(に見える)は不愉快だよな。 -- (名無しさん) 2020-09-28 10 15 53 旧魚人海賊団はタイガージンベエとその下で戦闘力の開きがデカすぎる -- (名無しさん) 2021-02-24 11 04 19 ↑2 まあ読者(神)の視点ではそうではない事は判っているんだがな。まぁそこは立場と思惑の違いと言う事で。 -- (名無しさん) 2021-05-14 01 38 42 イメージ動物くま・・・ジンベエザメじゃないんかい -- (名無しさん) 2021-06-17 18 40 02 ↑ぶっちゃけジンベエにジンベエザメ感はあまり感じないしな まるっとした愛嬌のある感じはたしかに熊っぽい -- (名無しさん) 2021-07-08 11 54 02 実は名前が出た時アーロンと袂を分かった→七武海は一応人間側→案外まともな感性持ってるんじゃ?と思ったから出てきた時は予想が当たって嬉しかった -- (名無しさん) 2021-09-16 11 47 53 アニメで懸賞金出てた(初出はビブルカードだけど) -- (名無しさん) 2021-11-22 14 56 26 映画の吹き替え好きとして吹き替え大御所の宝亀さんが国民的漫画の一味の声優に任されたのはスゴイ嬉しい -- (名無しさん) 2022-06-14 21 42 43 ↑3 あの海賊嫌いで『徹底的な正義』を掲げるサカズキが認めていた描写もあったしな。 -- (名無しさん) 2022-07-08 13 37 47 センゴクが白髭との戦争について「もっとも協力してくれると思っていた」って言っているけど知れば知るほどなんで?となる -- (名無しさん) 2022-07-08 19 44 25 ↑白ひげとの関係を知らなければ海賊に酷い目にあわされたから海賊嫌いの海賊と思われてたからでは?実際、インペルダウンでもエース相手にジンベエが自分のことを「海賊嫌いの海賊」として通ってると自分で評価しているし頂上戦争でも相手が白ひげじゃなくて百獣海賊団とかビッグマム海賊団とかだったら喜んで参戦しているイメージがある。恩が無ければ海賊相手には容赦しないイメージもあるし -- (名無しさん) 2022-07-09 21 40 40 ヤマトの仲間入りを「ルフィが認めるまで待て(要約)」と言ったり、一味の中では新入りでありながらも「操舵手」らしく「一味のNo.3」として早くも頭角を表し始めたな。もちろん、誰も文句はないだろうけどね。 -- (名無しさん) 2022-07-20 06 50 55 ↑2それはわかるんだが、白ひげが魚人島を縄張りにして守っていたこととジンベエをあのセンゴクがつなげなかったことがなんか釈然としないものを感じる。まあジンベエがうまく立ち回っていたか、よほど魚人島の情報が入らないかってことなら納得はできるが。 -- (名無しさん) 2022-07-21 20 32 39 ↑18ところがぎっちょん、覚醒してから四皇幹部相手にノーダメ&全く見えないスピードで圧勝する大金星で防御力とスピードだけなら一味最強説出てるぜ、まぁ女絡むとムラがあるのは相変わらずだから今後はジンベイがゾロと並んで一味の引き締め役になるのは確かだろうけど -- (名無しさん) 2022-07-23 22 28 48 四皇最高幹部として恥じない実力があるから最終章でも期待してます -- (名無しさん) 2022-08-15 10 27 28 フーズフー程度じゃ役不足かもしれんが、ギリギリ10億の懸賞になるかなあ?最低でもクラッカーくらいは越していただきたい -- (名無しさん) 2022-08-21 19 24 13 かなり重要な情報聞いたしマムの追撃から逃げてる点踏まえてなんとか10億はいくかもなあ。 -- (名無しさん) 2022-08-23 22 53 32 「無いものは無い!」の台詞が今読み直すと重すぎる、失い続けてきた人の言葉だもんな…… -- (名無しさん) 2022-09-01 02 49 12 ///に見えて草生えた -- (名無しさん) 2022-09-01 11 08 06 梅花皮に関しては防御力がかなり高いから鉄塊の技法+武装硬化ってとこなんじゃないかな。マムの時なんかかなりがっちり構えて受け止めてる感じだったし -- (名無しさん) 2022-09-01 11 14 15 まさかの11億だった。これでホントに魚人中最高額の海賊になったなあ。 -- (名無しさん) 2022-09-03 18 56 14 懸賞金11億、四皇幹部補正というか、魚人たちが世界政府に反乱するきっかけないなりかねないからな気がする寄りに持ってルフィの部下って -- (名無しさん) 2022-12-05 21 48 58 アニメで出てくる前は飯塚昭三さんの声で脳内再生してたけど、初登場の時点で再登場の可能性が高いキャラクターだったから、もうかなり高齢な飯塚さんにやってもらうのは現実面では不可能だっただろうなあ。 -- (名無しさん) 2023-01-08 23 36 57 演技が本当に良い -- (名無しさん) 2023-06-15 22 24 52 SBSで何かあった未来やったら現在40代だから60歳、80歳になるのかな。若い頃は人間嫌いだったから何かあった未来はまた逆戻りの可能性も? -- (名無しさん) 2023-07-26 18 34 42 本物のジンベエザメはこんなギザギザした歯生えてないけど、あくまで「でかい鮫の魚人」だからジンベエザメの魚人と呼ばれてるだけなのかな -- (名無しさん) 2023-11-03 17 50 52 アーロンやホーディの悪行を考えればフーズフーが魚人を見下すのも当然に思える -- (名無しさん) 2024-01-04 11 54 19 万国からの撤退戦で復活したマム参戦!ってところで終わるから次出る時は大ケガ負ってる、なんなら身体欠損とかもあるかなと覚悟してたよ。まさかほぼ無傷で仲間たちとの別れに時間掛かってただけとは……しかも割とマムの艦隊に手酷いダメージ与えてたみたいだしでやっぱり魚人は海戦だと強いんだなって -- (名無しさん) 2024-01-25 09 45 52 名前 コメント すべてのコメントを見る
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お前、何でそんな詳しいんだ? 静香ちゃんの手術、決まったのか? おい、あんな奴いたか、お前等のクラス? って、ことらしいぜ。 お前に才能なんてあったのか? 運も実力の内ってか? 刀抜きっ放しじゃねーか。 ダメだこりゃ… はぁ。(遊戯・杏子と一緒) 天狗になったあの馬鹿を、誰が止められるってんだ。 鼻をへし折られなきゃいいがな。
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よし!その結界さえ消しちまえば! やい!待ちやがれ! 逃げんのか、卑怯者!降りてきてオレと勝負しやがれ! 待て、待ちやがれ!くそっ オレ達を見て逃げ出しやがって そんなわけねえだろ! 遊戯がそいつらからお前達の魂を取り戻したんだぞ!(竜崎とかぶる) あいつら、絶対見つけだして奪い返すぜ! お前らも、何か思い出したら知らせてくれ。頼んだぞ! まさか世界中でデュエリスト狩り カード?(一同) ああ!!てめえは! レベッカ!?(一同) あれっ?なんか全然イメージが違うぞ さすがアメリカ人は成長がはえぇな、本田
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諏訪子は、きらきらと輝くような色の霊魂を呼び止め、船に乗せた。 彼はたくさんのお金を持っていた。 霊魂から零れ落ちたお金はずっしりとした存在感で船を僅かに沈め、 けれど船は滑るように進み出した。 「なるほど。お前はとても人徳のある人間だったようだね。 ここにあるお金の量と、この船の速さがそれを教えてくれる」 霊魂は実に嬉しそうに、その身を震わせた。 「生きている時分に何をしたんだろうね。これだけの交友の広さだ、 商いをしていたか、それとも村の顔役か何かか」 霊魂は肯定するように、その身を震わせた。 「まあ、その時の行いが今こうやって実を結んでいる訳だ。 良い事だね。これは実に良い事だ。 けれど、お前の蓄えはこれで尽きてしまった。 お前のふところには、あと何が残っている?」 霊魂は、ただじっとしていた。 リグルは、ぶよぶよと陰るような色の霊魂を呼び止め、船に乗せた。 彼女はほとんどお金を持っていなかった。 霊魂が落としたお金は僅かに1枚のみ。その錆付いた1枚が船の底に落ちると、 暗い木の色に紛れて見えなくなってしまった。 「まいったなぁ、船が全然進まないよ。死神に聞いたんだけどさ、 お金が無いとこの船はなかなか速くならないんだってさ」 霊魂は申し訳無さそうに、その身を震わせた。 「いいんけどね。私があんたを選んだのは、ぶよぶよしてて蟲が好きそう だったからなんだ。あんたはきっと、蟲が多いところに住んでたんだね」 霊魂は肯定するように、その身を震わせた。 「でも、そのせいでお金が全然溜まらなかったんだろうなぁ。 三途の川を渡るにはあんまり良くないんだろうね。 でも――」 リグルは落ちたお金を見つけて拾い上げると、袖の端でごしごしと拭いた。 「ほら、このお金はこんなに綺麗だ。まるで蛍のようだし。 このお金をくれた誰かは、あんたをすごく好きだったんだろう」 霊魂は、ずっとぶよぶよとしていた。 諏訪子の運ぶ霊魂は皆たくさんお金を持っていて、舟も速かった。 リグルが逝って戻る間に諏訪子は3往復もし、 結果としてお金の量も諏訪子の圧勝であった。 結果:諏訪子の勝ち その後、 きらきらと輝くような霊魂の男は地獄に生き、 ぶよぶよと陰るような霊魂の女は冥界に逝ったという。 モブキャラ リグル 乗り物 幽霊 諏訪子
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遊戯! 何言ってるのよ、あいつ・・・ 既に3100のダメージがダークオベリスクに蓄積されているわ やったぁ! これで二人とも手札が6枚。ライフも互角
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放してあげなよ、城之内くん、本田くん 君達に何があったのか話して欲しいんだ オレイカルコスの結界 それより、君達の言ってた世界の滅びる予兆ってなんのこと? そっか それが・・・あいつらに奪われちゃって・・・ う、うん・・・ 魂をも狩るデュエリスト・・・ えぇ? うわっ!誰きみ!? えっ? !・・・このカード! (回想) レベッカ、これを。 うん、受け取って欲しいんだ レベッカ!?(一同) ホプキンス教授が? ホプキンス教授!
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346 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/17(金) 17 04 29 ID ubFKSwWM 梓「あ、律先輩」 律「んー?」 梓「律先輩って、その、もう処女じゃないんですよね」 律「あー、うん、まあ」 梓「えっと……どうでしたか? 初めての時って」 律「そーだな……って、梓? どうしたんだ、急に?」 梓「実は、この前のバレンタイン―――」 ~回想~ 梓「あ、あの、伊達さん。これ……」 筆頭「What? 何だ、梓」 小十郎「ほほう、これはこれは」 筆頭「知ってるのか? 小十郎」 小十郎「先ほど小耳に挟んだのですが、本日は、おなごが思いを寄せる相手に、このような菓子を贈る日だとか」 筆頭「Oh ってことは、そういうことだと思って良いんだな?」 梓「あ、え、その、何というか、そう、この前のすごろく大会で危ないところを助けてもらいましたし」 筆頭「そんじゃ、俺の部屋へ行くか。common 梓。女の悦びってやつを教えてやるぜ」 梓「え、えぇ!? いや、女のって、わ、私には、まだ早くないですか?」 筆頭「何言ってんだ。お前の歳なら、babyが一人くらい居たっておかしくねぇだろう」 梓(そ、そうか。伊達さん、戦国時代の人だった。ど、どうしよう!?) バタン 神原「準備に手間取ってしまったが、さあ筆頭! 私を召し上がれ!」 筆頭「ああ、お前か。何だ? そのcrazyな格好は」 梓「あっ、し、失礼します!」ダッ 神原「むっ!? 今のは中野ちゃん? 私としたことが、お邪魔してしまったか」 ~回想終わり~ 梓「って、コトがありまして……」 律「うーん」 347 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/18(土) 21 50 53 ID M8AIkqQo 【食堂】 律「…という事なんで相談に乗ってあげてくれないか?」 あずにゃん「よろしくお願いします」 ふじのん「う~ん…そうですね…」 ファサリナ「女にとっては、重要な問題ですよねぇ」 セイバー「……あの…何故私まで?」 C.C.「ん?お前は非処女ではなかったか?」 セイバー「なっ!?」 ライダー「そうですね…セイバーの参戦時期は20話途中ですから…」 キャスター「つまり15話の後だから、やっぱり非処女ね」 セイバー「ちょ、ちょっと待って下さい!!何故そんな…!」 部長「え~だって原作ではあれってそういうことだって聞いたけど?」 美穂子「アニメの方では違うんですか?」 セイバー「え!?あ、いや…その…」 あずにゃん「あの…」 C.C.「あぁすまない、話が逸れてしまったな」 セイバー「ほっ…助かった…」 キャスター「……そういえば貴女はどうなの?この相談に参加するということはやっぱり…?」 C.C.「ふっ…秘密だ。ご想像にお任せするよ」 律「思わせぶりだなー…マリアンヌさんは何か知らないんですか?」 マリアンヌ「さぁ…私も会う以前のことは知らないし」 C.C.「そんなことより、中野の相談についての話し合いだろ?」 部長「そうね。じゃあまず聞くけど…貴女はどっちがいいの?」 あずにゃん「は?どっち…とは?」 部長「男に破って欲しいのか、女に破って欲しいのか」 あずにゃん「だから私ノンケだって言ってるじゃないですか!!」 C.C.「何故ノンケなんて言葉を知っているんだ?」 美穂子「……つまり男の人に破って欲しいと…」 あずにゃん「え!?えーと…」 律「おいおい…まずはそこはっきりしておけよ」 あずにゃん「そ、そんなこと言われても…」 ふじのん「でもまぁ…あまり気持ちのいいものではないですよ」 ファサリナ「あら?それは貴女のお相手が下手だっただけでは?」 ふじのん「かもですね、あの人たち自分のことしか考えてませんでしたし」 ファサリナ「そういう時は相手も気持ちよくして差し上げなければならないんですけどねぇ…」 ふじのん「そもそも強姦って時点で相手のことなんて考えてる訳ないんですけどね」 ライダー「今すぐその男たちを殺したいですね」 ふじのん「大半は殺したんですけど…1人逃がしてしまいました…」 キャスター「また話が逸れてるわよ」 ふじのん「あ、すみません」 348 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/18(土) 21 51 27 ID M8AIkqQo ワイワイガヤガヤ 上条「……あっちは何か盛り上がってんな」 ひたぎ「そうね」 美琴「みんな一体何の話をしてんのかしら?」 唯「あずにゃんがみんなに相談があるって言ってたけど…」 黒子「女同士の話と言いつつ…私たちはまだ子供だから駄目だなんて…」 衣「衣は子供じゃない!!」 真宵「見た目のことを言ってるんじゃないと思いますよ、経験の話です」 神原「予想は付いている…恐らくエロい話だ」 撫子「え、エロい話って…」 神原「できれば私も混ぜて欲しいんだが…」 ひたぎ「駄目ね、貴女は知識はあっても実体験がまるでないから」 士郎「じ、実体験って…でも、なら何でセイバーまで参加してるんだ?」 黒子「…」ピク ひたぎ「さぁ何でかしらね?知ってるアーチャーさん?」 アーチャー「……そこで私に話を振るな」 撫子「でも、実体験がないのは戦場ヶ原さんも同じじゃなかったっけ?」 ひたぎ「あらあら、キャラは戻っても敵意はまだ剥き出しね」 撫子「別にそういうつもりじゃないけど…」 ひたぎ「確かに、"今の"、"この"私は経験ゼロの処女です」 上条「…何か引っかかる言い方だな」 ひたぎ「それより知ってる?Wikipediaは何でも知っている訳ではないのよ」 上条「いきなり何だ?」 ひたぎ「昨日と今日では書いてることが全然違うってことも珍しくないのよ」 黒子「それはそういうものですからね」 ひたぎ「だから間違った情報が書いてあることも、それがいつの間にか修正されているなんてこともあるのよ」 士郎「何が言いたいんだ?」 ひたぎ「それを踏まえて言っておくわ。シーちゃんの身長は、実は168㎝だったのよ」 美琴「……だから何?」 ひたぎ「いえ、ただ話を逸らしたかっただけよ」 上条「それ言ったら意味ないだろ…それじゃ話を戻そう、さっきのはどういう意味だ?」 ひたぎ「さぁ…?今夜の偽物語を観ればわかるんじゃない?」 アーチャー「宣伝か…しかし地方によっては放送日が違うのではないか?」 ひたぎ「そこまでは知ったではないわね」 真宵「投げやりですね…」 衣「衣もシーちゃんやふじのんと話したい~!」 唯「私もあずにゃんの相談に乗りたい~!」 349 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/18(土) 21 52 01 ID M8AIkqQo マリアンヌ「でもまぁこういうのは実体験を語るのが一番って気もするわね」 あずにゃん「あ、それお願いします」 ファサリナ「では私から…」 【余りに刺激が強過ぎる話なので省略】 ファサリナ「…とこんな感じですね」 あずにゃん「あ…あ…///」カァー ふじのん「じゃあ次は私が…」 【余りに残酷な話なので省略】 ふじのん「…以上です」 あずにゃん「そ…そんなことを…///」カァー 美穂子「じゃあ私たちの話を」 部長「え?私らも?」 【原作のイメージを守る為省略】 美穂子「…ということです」 あずにゃん「はわわ…///」カァー キャスター「それじゃあ私とりっちゃんの話を♪」 律「あー結局するんだ…」 【もうみんな知ってるので省略】 キャスター「…以上よ♪」 あずにゃん「ま…まさかそこまで…///」カァー C.C.「じゃあ次はセイバーだな」 セイバー「わ、私もですか!?」 マリアンヌ「何の為にここにいるの?」 ライダー「セイバー、もう諦めて語るべきでは?」 セイバー「し、しかし…///」カァー あずにゃん「お、お願いします!」 セイバー「え、えーと…///」カァー 350 :名無しさんなんだじぇ:2012/02/18(土) 21 52 27 ID M8AIkqQo ワイワイガヤガヤ 上条「……何か更に盛り上がってんな」モグモグ 美琴「ちょっと、アンタ何食べてんの?」 上条「え?えーとこれは確か…」 唯「あ、それ私が双六のときのお礼にあげたチョコ」 上条「あ、そうそう、これは平沢から貰ったやつだ」 黒子「…何故今になって食べてるんですの?」 上条「いやあまりに多くてさ、1日2日じゃ食い切れなかったんだよ」 衣「上条、衣があげたチョコは食べたのか?」 上条「へ?あー確か昨日食った、美味かったぞ」 衣「そうか!ならよかった!」 士郎「天江には俺も貰ったけど、本当に美味かったな」 衣「うむ!とーかやみんなが色々教えてくれたからな」 アーチャー「それはそうと上条、食べきれない程とは一体いくつ貰ったんだ?」 上条「えーと…」 【全部聞いてたら壁を殴りたくなるので省略】 上条「…だな。妹達全員もくれるから数が多くて…」 美琴「……いつの間にそんなにフラグを…」ビリビリ 上条「へ?いや立ててない!そんなもの立てた覚えはないのでございますよ!」 真宵「上条さんのフラグ建築はクララ木さんさえ超えますね」 ひたぎ「私の彼氏はアルプスの山にいる車椅子の少女みたいな名前じゃないわよ」 神原「タチはするだろうがな!」 撫子「また下ネタ…」 真宵「お願いですから最後までやらせて下さい…」
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言わずも知れたONEPIECEの主人公 麦わら一味船長 登場回数 602回 (超新星編 497回 新世界編 105回) 登場話一覧 サバイバルの海 ~超新星編~ 第001話 ROMANCE DAWN―冒険の夜明け― 第002話 その男麦わらのルフィ 第003話 海賊狩りのゾロ登場 第004話 海軍大佐 斧手のモーガン 第005話 海賊王と大剣豪 第006話 1人目 第007話 友達 第008話 ナミ登場 第009話 魔性の女 第010話 酒場の一件 第011話 敗走 第012話 犬 第013話 宝物 第014話 無謀っ!! 第015話 GONG 第016話 VERSUS!!バギー海賊団 第017話 格 第018話 海賊“道化のバギー 第019話 悪魔の実 第020話 泥棒道 第021話 町 第022話 あんたが珍獣 第023話 キャプテン・ウソップ登場 第024話 偽れぬもの 第025話 ウソ800 第026話 キャプテン・クロの一計 第027話 筋 第028話 三日月 第029話 坂道 第030話 GREAT!!! 第032話 大凶 第034話 執事クラハドール 第035話 ネオ坂道 第036話 追え!! 第037話 海賊“百計のクロ 第038話 海賊団 第039話 誰が為に鐘はなる 第040話 ウソップ海賊団 第041話 海へ 第042話 ヨサクとジョニー 第043話 サンジ登場 第044話 3人のコック 第045話 嵐前 第046話 招かれざる客 第047話 海賊艦隊提督“首領・クリーク 第048話 その航路、やめときな 第049話 嵐 第050話 弓々が道 第051話 ロロノア・ゾロ海に散る 第052話 誓い 第053話 サバガシラ1号 第054話 パールさん 第055話 JUNGLE BLOOD 第056話 やなこった 第058話 クソジジイ 第059話 恩 第060話 ケジメ 第061話 鬼 第062話 M・H・5 第063話 死なねぇよ 第064話 大戦槍 第065話 覚悟 第066話 噛み殺した槍 第067話 soup 第068話 4人目 第069話 アーロンパーク 第073話 偉大なる航路から来た怪物 第074話 仕事 第075話 海図と魚人 第076話 ねる 第077話 夢の一歩 第080話 罪は罪 第081話 涙 第082話 OK、Lets STAND UP! 第083話 ルフィ IN BLACK 第084話 ゾンビ 第085話 三刀流体六刀流 第086話 騎士道VS魚人空手 第087話 終わったんだ!! 第088話 死んで!!! 第089話 交替 第090話 何ができる 第091話 DARTS 第092話 幸せ 第093話 下へまいります 第094話 2人目 第095話 まわれ風車 第096話 東一番の悪 第097話 三代鬼徹 第098話 暗雲 第099話 ルフィが死んだ 第100話 伝説は始まった 第101話 リヴァース・マウンテン 第102話 さて、偉大なる航路 第103話 クジラ 第104話 約束の岬 第105話 記録指針 第106話 歓迎の町 第107話 月光と墓標 第108話 100人の賞金稼ぎ 第109話 責任問題 第110話 夜は終わらない 第111話 秘密犯罪会社 第112話 ルフィVSゾロ 第113話 大丈夫!!! 第114話 進路 第115話 冒険のリトルガーデン 第116話 でっけェ 第117話 ドリーとブロギー 第118話 誰かいる 第119話 姑息 第120話 赤鬼が泣いた 第121話 わかっていた 第122話 死人は役に立たぬ 第123話 ルフィVSMr・3 第124話 お茶がうめぇ 第125話 キャンドルチャンピョン 第126話 本能 第127話 電伝虫 第128話 海賊旗 第129話 まっすぐ!!! 第130話 最高速度 第131話 ブリキのワポル 第132話 ね 第133話 名もなき国の冒険 第134話 Dr・くれは 第135話 ラパーン 第136話 ドルトンという男 第137話 雪崩 第138話 頂上 第139話 トニートニー・チョッパー登場 第140話 雪の住む城 第141話 ヤブ医者 第145話 受け継がれる意志 第146話 国防戦 第147話 ウソッパチ 第148話 折れない 第149話 RUMBLE!! 第150話 ロイヤルドラムクラウン7連散弾ブリキング大砲 第151話 ドラムの空 第152話 満月 第153話 ヒルルクの桜 第154話 アラバスタへ 第155話 海賊サー・クロコダイル 第156話 オカマ日和 第157話 エース登場 第158話 上陸のアラバスタ 第159話 来いよ 第160話 スパイダースカフェに8時 第161話 緑の町エルマル 第162話 砂の国の冒険 第163話 反乱軍の町ユバ 第164話 国が好き 第165話 作戦名ユートピア 第166話 ルフィVSビビ 第167話 戦線 第168話 夢の町レインベース 第169話 王国最強の戦士 第170話 始まる 第172話 反乱 第173話 バナナワニ 第174話 Mr・プリンス 第175話 解放 第176話 Rush!! 第177話 3000万VS8100万 第178話 LEVEL・G・L 第179話 決戦はアルバーナ 第180話 アラバスタ動物ランド 第183話 カルー隊長 第198話 午後四時十五分 第199話 HOPE!! 第200話 水ルフィ 第201話 ニコ・ロビン 第202話 王家の墓 第203話 ワニっぽい 第204話 RED 第205話 砂砂団秘密基地 第206話 点火 第207話 悪夢 第208話 守護神 第209話 越えて行く 第210話 0 第211話 王 第212話 いくつかの正義 第213話 VIP 第214話 砂の国脱出作戦 第215話 Last Waltz 第216話 ビビの冒険 第217話 密航者 第218話 記憶指針“が丸い理由 第219話 サルベージ王マシラ 第220話 海底散歩 第221話 怪物 第222話 大型ルーキー 第223話 ワタクシはこの町では決してケンカしないと誓います 第224話 夢を見るな 第225話 人の夢 第226話 海底探索王ショウジョウ 第227話 うそつきノーランド 第228話 「猿山連合軍最終園長」モンブラン・クリケット 第229話 メシを食おう 第230話 サウスバードを追え!! 第231話 ハイエナのベラミー 第232話 一億の男 第233話 世界最高権力 第235話 突き上げる海流 第236話 船は空をゆく 第237話 上空にて 第238話 天国の門 第239話 エンジェルビーチ 第240話 ダイヤル・エネルギー 第241話 天の裁き 第242話 第2級犯罪者 第243話 試練 第244話 SOS 第245話 神の島の冒険名 第246話 迷いの森の神官サトリ 第247話 玉の試練 第250話 玉ドラゴン 第251話 序曲 第252話 JUNCTION 第253話 ヴァース 第254話 夜明曲 第255話 うわばみと探索組 第257話 貝バトル 第258話 いろんな南 第260話 海賊ルフィVS戦鬼ワイパー 第261話 戦士ゲンボウVS神兵長ヤマ 第264話 戦士カマキリVS神・エネル 第265話 海賊ロビンVS神兵長ヤマ 第266話 海賊チョッパーVS神官オーム 第267話 行進曲 第268話 組曲 第269話 協奏曲 第270話 小夜曲 第271話 海賊ゾロVS神官オーム 第273話 五重奏 第277話 箴言 第278話 コニス 第279話 海賊ルフィVS神・エネル 第280話 浮上 第281話 デスピア 第282話 望み 第283話 恋の救室前線 第285話 狂想曲 第286話 シャンドラの魔物 第293話 舞曲 第294話 雷迎 第295話 巨大豆蔓 第296話 最空局面 第297話 大地讃称 第298話 島の歌声 第299話 幻想曲 第300話 交響曲 第301話 我ここに至る 第302話 最終楽章 第303話 金持ち海賊団 第304話 長い島の冒険 第305話 銀ギツネのフォクシー 第306話 ドーナツレース!! 第307話 レディ~イ ドーナツ!! 第308話 妨害大作戦 第309話 グロッキーモンスターズ 第310話 グロッキーリング!! 第311話 ラフゲーム 第312話 GOOL!! 第313話 MAIN EVENT 第314話 コンバット 第315話 秘密の部屋 第316話 ブラザー魂 第317話 K・O・ 第318話 閉会 第319話 海軍本部「大将」青キジ 第320話 最高戦力 第321話 一騎討ち 第322話 パッフィング・トム 第323話 「水の都」ウォーターセブン 第324話 水上都市の冒険 第325話 フランキー一家 第326話 アイスバーグさん 第327話 造船島造船工場1番ドック 第328話 海賊誘拐事件 第329話 おれの名は「フランキー」 第330話 決めた 第331話 大喧嘩 第332話 ルフィVSウソップ 第333話 船長 第334話 密室の大事件 第335話 WARNING 第336話 ルフィVSフランキー 第337話 「水の都」の用心棒 第338話 風来砲 第339話 うわさ 第340話 闇を引く女 第341話 悪魔 第342話 闇の使者 第343話 CIPHER POL No.9 第344話 抵抗戦力 第345話 潜伏者 第346話 9番目の正義 第347話 六式 第348話 戦闘力 第349話 一市民 第360話 まもなく出航 第361話 追伸 第362話 引き潮 第363話 アクア・ラグナ 第364話 ココロ 第365話 ロケットマン!! 第366話 出撃!! 第367話 そげキング 第368話 海列車バトルゲーム 第371話 天晴Tボーン大佐 第374話 争奪戦 第375話 エニエス・ロビーの超人達 第376話 わかった!!! 第377話 司法の島の大決戦!! 第378話 被害状況 第379話 道力 第381話 クビ 第382話 鬼の隠れ家 第383話 ルフィVSブルーノ 第384話 反撃ののろしを上げろ 第385話 道はある 第387話 ギア 第388話 ギア2 第389話 応答 第390話 応戦 第391話 悪魔と呼ばれた少女 第398話 宣戦布告 第399話 滝に向かって飛べ!! 第400話 解放の鍵 第401話 海賊VSCP9 第402話 2番の手錠 第403話 Mr・騎士道 第404話 フランキーVSフクロウ 第408話 怪物VSクマドリ 第409話 凶報緊急大放送 第410話 ナミ巨大化 第414話 サンジVSジャブラ 第416話 ゾロVSカク 第418話 ルフィVSロブ・ルッチ 第419話 英雄伝説 第420話 バスターコール 第421話 ギア3 第422話 ロブ・ルッチ 第423話 人魚伝説 第424話 脱出船 第425話 死闘の橋 第426話 風待ちの船 第427話 ここが地獄じゃあるめェし 第428話 帰ろう 第429話 完敗 第430話 降りそそぐ追想の淡雪 第431話 愛の拳 第432話 びっくり箱 第433話 その海の名は 第435話 心中お察しする 第436話 Pants from Frankyhouse 第437話 裸百貫 第438話 プライド 第439話 3人目と7人目 第442話 魔の海の冒険 第443話 スリラーバーク 第444話 ゴースト島の冒険 第446話 ドクトル・ホグバック 第447話 びっくりゾンビ 第448話 モリア 第449話 スリラーバークの四怪人 第450話 将軍ゾンビnight 第451話 ペローナの不思議の庭 第452話 風のジゴロウ 第455話 王下七武海ゲッコー・モリア 第456話 氷の国から来た魔人 第458話 アフロだけは 第459話 死んでごめんじゃないでしょうに 第460話 夜明け前に取り返せ!! 第461話 ゴーストバスター 第463話 海賊サンジVS怪人アブサロム 第469話 出て来い麦わらの一味!!! 第470話 オーズVS麦わらの一味 第473話 王下七武海バーソロミュー・くま現る 第474話 やるしかねェ!!! 第475話 森の海賊団 第476話 ナイトメア・ルフィ 第478話 ルフィVSルフィ 第479話 希望の戦士 第480話 迎撃 第481話 影の集合地 第482話 朝が来る 第483話 夢の終わり 第484話 ぷに 第485話 麦わらの一味・海賊狩りのゾロ 第486話 ピアノ 第488話 命の唄 第489話 8人目 第490話 再び辿りつく 第491話 トビウオライダーズ 第492話 鉄仮面のデュバル 第493話 知ってる 第494話 デュバルの悲劇 第495話 ガオン砲 第496話 ヤルキマン・マングローブ 第497話 シャボン舞う諸島の冒険 第498話 11人の超新星 第499話 シャボンディパーク 第500話 歴史の残り火 第501話 うねり始める世界 第502話 天竜人の一件 第503話 荒立つ島 第504話 海賊前線移動中!! 第505話 クマ 第506話 ロジャーとレイリー 第507話 黄猿上陸 第508話 修羅の島 第509話 黄猿VS4人の船長 第510話 麦わらの一味VS戦闘兵器 第511話 鉞かついだ戦桃丸 第512話 ゾロ、音沙汰なし 第513話 救えないっ!!! 第514話 カラダカラキノコガハエルダケ 第515話 女ヶ島の冒険 第516話 海賊女帝ボア・ハンコック 第517話 湯浴み 第518話 闘技台 第519話 王の資質 第520話 ゴルゴンの目 第521話 天駆ける竜の蹄 第522話 死に至る病 第523話 地獄 第524話 もう誰にも止められない 第525話 海底監獄インペルダウン 第526話 大監獄の冒険 第527話 LV1 紅蓮地獄 第528話 海侠のジンベエ 第529話 LV2 猛獣地獄 第530話 地獄へ地獄へ 第531話 LV3 飢餓地獄 第532話 獄卒獣ミノタウロス 第533話 LV4 焦熱地獄 第534話 監獄署長マゼランVS海賊ルフィ 第535話 ダチ 第536話 LV5 極寒地獄 第537話 地獄に仏 第538話 LⅤ5・5番地ニューカマーランド 第539話 エンポリオ・テンションホルモン 第540話 LV6 無限地獄 第541話 未だかつてナッシブル 第542話 やがて語られるもう一つの事件 第543話 麦わらと黒ひげ 第544話 地獄の釜の蓋もあく 第545話 陽のあたるシャバへ 第546話 魚人海賊団船長七武海ジンベエ 第547話 島破り 第548話 ありがとう 第549話 出撃の艦 第550話 海軍本部 第551話 「四皇白ひげ」 第552話 エースと白ひげ 第556話 正義は勝つ!! 第557話 ルフィと白ひげ 第558話 弟 第559話 天命 第560話 インペルダウンの囚人達 第561話 ルフィVSミホーク 第562話 海賊大渦蜘蛛スクアード 第563話 心臓一つ 人間一人 第564話 世界を揺らす男 第565話 オーズの道 第566話 猛攻 第567話 マリンフォード海軍本部オリス広場 第568話 勝手にしやがれ 第569話 白い怪物 第570話 命の懸橋 第571話 処刑台 第572話 THE TIMES THEY ARE CHANGING 第573話 「この時代の名を白ひげと呼ぶ」 第574話 ポートガス・D・エース死す 第575話 言葉なき怒り 第576話 大海賊エドワード・ニューゲート 第577話 畳み掛ける大事件 第578話 新時代へ贈るもの 第579話 勇気ある数秒 第580話 終戦 第581話 忍びよる未来 第582話 ルフィとエース 第583話 不確かな物の終着駅 第584話 ポルシェーミの一件 第585話 兄弟杯 第586話 悪臭のする町 第587話 おれは、逃げない 第588話 サボの海 第589話 風雲の志 第590話 弟よ 第591話 それでいいのか 第594話 メッセージ 第597話 3D(×)2Y 最後の海 ~新世界編~ 第598話 2年後 第599話 九人の海賊 第600話 再出発の島 第601話 ROMANCE DAWN for the new world-新しい世界への冒険の夜明け- 第602話 下舵いっぱい!! 第603話 心に留めておけ 第604話 深層へ 第605話 クラーケンと海賊 第606話 深海の冒険 第607話 海底1万m 第608話 海底の楽園 第609話 魚人島の冒険 第610話 占い師マダム・シャーリー 第611話 ホーディ・ジョーンズ 第612話 助けたサメに連れられて 第613話 硬殻塔の人魚姫 第614話 やっちまったモンはしょうがねェ 第615話 マトマトの呪い 第616話 復讐の記念日 第617話 サンゴヶ丘で大事件 第618話 プロポーズ 第619話 海の森にて 第620話 憧れの遊園地 第627話 かたじけない 第628話 大掃除 第629話 立ち塞がる元七武海 第633話 敵か味方か 第634話 10万VS10 第635話 空を飛ぶ程悍ましい 第636話 未来国から来た将軍 第637話 古の方舟 第638話 にげほし 第639話 全部守る 第640話 魚人島直上 第641話 お前は何だ 第643話 ファントム 第644話 ゼロに 第645話 死もまた復讐 第647話 止まれノア 第648話 タイヨウへと続く道 第649話 タイやヒラメの舞い踊り 第650話 知っておくべき2つの変化 第651話 新世界からの声 第652話 前途多難の予感 第653話 ヒーローの帽子 第654話 GAM(小群) 第655話 パンクハザード 第656話 燃える島の冒険 第657話 生首 第658話 ビスケットルーム 第659話 胴体の話 第661話 追剥の出る湖 第662話 七武海ローVSスモーカー中将 第663話 CC 第664話 M・シーザー・クラウン 第665話 CANDY 第666話 イエティ CООL BRОTHERS 第667話 CООL FIGHT 第668話 海賊同盟 第669話 作戦開始 第670話 吹雪ときどきSlime 第671話 ガスガスの実 第672話 拙者!!名を錦えもんと申す!! 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武装頭脳軍ボルトのドクター・アシュラは、大教授ビアスに切り捨てられ、天才の頭脳を失い、人間・毒(ぶす)島(じま) 嵐(あらし)に戻ってしまった。 入院先の病院で、嵐が指を折って数を数えている。 嵐「4+8は…… えーと、えーっと…… わ、わぁっ、できん!! 俺はやっぱり、指が足りねぇと計算ができねぇんだ!」 自嘲する嵐。 ライブマンの面々が見舞いに来る。 勇介「完全に元の毒島 嵐に戻ってるぞ……」 嵐「なんて俺は間抜けなんだ……」 一方、ボルトの本拠地ヅノーベースでは、幹部の中で最後まで残ったドクター・ケンプとドクター・マゼンダが話し合っていた。 マゼンダ「アシュラもまた、利用されてただけだったなんて」 ケンプ「一体、ビアス様は何を考えておられるのか……」 そこに大教授ビアスとガードノイド・ガッシュが現れる。 ビアス「彼ら(*1)はみんな、君たちの競争相手としての役割を果たしたに過ぎないのだ。過酷な競争をさせてきたが、私は最初から、君たち2人に期待していたのだ…… その期待に応え、君たちは才能を伸ばした! 素晴らしき若者たちよ……」 ビアスがケンプとマゼンダの顔に触れる。 直々に称賛の言葉を受けて、2人の頬が緩む。 ビアス「見たまえ……」 得点表はケンプ、マゼンダ、共に920点。 ビアス「千点頭脳まであと少し! どちらが先に千点になるか…… 頑張りたまえ、若き天才たちよ」 町はずれの教会に、かつてボルトに参加したものの、嵐と同じように無能の烙印を押されて切り捨てられ、ライブマンとの戦いの果てに人間に戻ったドクター・オブラーこと尾村 豪がいる。 人間に戻って改心した豪はキリスト教に帰依し、日々、贖罪のために祈りを捧げていた。 その時、ボルトのボフラー戦闘機の編隊が教会のある町を爆撃し始めた。崩れる教会。 ビル群が炎上し、人々が逃げ惑う。 病院からその光景を目撃したライブマンが駆け出す。 勇介「みんな、行くぞ!」 鉄也「おう!」 めぐみ「OK!」 嵐「おのれぇ、ビアスめぇ!!」 丈「待て、嵐! 無茶するな! やめろ!」 窓から飛び出そうとする嵐を必死に引き止める丈。 オトコ嵐! 最後の戦い 嵐「ビアスめぇーっ!!」 制止を振り切り、がむしゃらに瓦礫の中を走る嵐。それを追う勇介たち。 次々に砲撃が降り注ぎ、爆炎が上がる。吹き飛ばされ、転がる嵐。 すぐさま起き上がった嵐の目の前で、爆炎が何かに吸い込まれるように消えていく。 嵐「……どうなってんだ!?」 爆炎を吸い取った「何か」がいる場所へ向かう嵐。 そこには頭脳獣バトルヅノーがいた。 純一「頭脳獣!」 身構える嵐。 バトルヅノーの右腕が火炎放射器に変化し、激しい火炎を吹き出す。 丈「危ない、嵐!!」 丈が飛び出し、火炎攻撃に苛まれる嵐をかばう。 バトルヅノーの腕や頭が武器に変化し、ガスや光線を放って勇介たちを襲ってきた。 めぐみ「一体、どうなってるの!?」 ドクター・ケンプも現れる。 ケンプ「フッハッハッハッハ! 教えてやろう。頭脳獣バトルヅノーはな、自分自身で武器を作り出すことができるのさ。灼熱の炎を吸って、灼熱の火炎放射器を…… 猛毒ガスを吸って、ガス噴射装置を! バトルヅノーは俺が作った、究極の最強頭脳獣なのだ!!」 バトルヅノーの両肩と腰に武器が増設される。その姿はまさに動く要塞と言うべきである。 バトルヅノーが左掌からミサイルを連射。それをかわして勇介たち5人がライブマンに瞬間変身を遂げる。 ライオン「ライオンバズーカ!」 イエローライオンがライオンバズーカで先制攻撃を見舞う。 しかしバトルヅノーはその攻撃を吸収、左腕をバズーカ砲に変化させ、イエローライオンに砲撃を返してきた。 吹き飛ばされるイエローライオン。 ライオン「うわぁっ!?」 ドルフィン「しっかりして!」 ビアス「素晴らしい頭脳獣だ。ケンプ、960点を与えよう」 ケンプの得点表が加算される。 ケンプ「もはや千点頭脳は俺に決まったも同然! どうだ、嵐、羨ましいか? とは言ってももうお前のようなバカには、縁のない世界のことだがな」 嵐「黙れ、黙れぇ!!」 嵐が果敢にバトルヅノーに挑むが、あっさりと吹っ飛ばされる。 ケンプ「バカは引っ込んでろ! ……恐獣ケンプ!!」 ケンプも獣人態の恐獣ケンプに変身。バトルヅノーとの連続攻撃がライブマンを襲う。 恐獣ケンプ「まさに最高傑作の頭脳獣! おぉ…… こんなものを作り出すとは、我ながら己の頭の良さに、惚れぼれするぜ!」 嵐「この野郎ぉぉ!!」 嵐が恐獣ケンプに挑むが、生身の人間の力はまったく通用しない。 恐獣ケンプ「しつこいぞ、ザコめ!」 片手であしらわれ、殴り飛ばされる嵐。 恐獣ケンプ「こんな下品な言葉は使いたくないのだが…… バカは死ななきゃ治らねぇようだな!!」 嵐「おのれぇぇぇっ!!」 バトルヅノーが嵐に狙いを定める。 ライオン「嵐っ!」 とっさにイエローライオンが盾となり、自ら砲弾を浴びる。 ドルフィン「ライオン!?」 ファルコン「ライオン!!」 さらにライブマンの面々にも砲撃が浴びせられ、一同は爆炎の中に消える。 コロン「ライブマン、応答せよ!」 丈が目を覚ますと、そこは廃墟同然の教会。 豪が松葉杖を突きながら、水を運んでくる。 丈「豪じゃないか!」 豪「気がついたのか? ……水を」 丈「ありがとう……」 放心状態の嵐もいる。 豪「一体、どうしたんだ?」 丈「元へ戻っちまったんだ。アシュラはギルドスたちと同じように、作られた天才に過ぎなかったんだ」 豪「ビアス…… どこまで恐ろしいことを……!」 丈が嵐にも水を分けようとする。 丈「嵐、ほら……」 しかし再び、ボルトの爆撃が開始され、教会内にも火の手が上がる。 丈は嵐を背負い、豪と共に避難しようとするが、瓦礫で扉が閉ざされてしまう。 豪「もう、駄目だぁ!」 丈「諦めるな!」 丈が力づくで、瓦礫をどかす。 丈「嵐を頼むぞ」 豪「丈! やめろ、死にに行くようなもんだぞ?」 丈「バカ! 罪のない人間がたくさん殺されてんだぞ!」 豪「でも…… あんな凄い奴らと、どう戦うというんだ!?」 丈「豪…… やっぱりお前は頭が良すぎるんだな……」 豪「えっ……?」 丈「全てが見えすぎて…… だから敵わないと思ってしまうんだ! 心配すんなって、俺はいつだって根性だけで戦ってきた。そしていつも切り抜けてきたんだ…… 頼むぞ」 戦場へ駆け出した丈の前に、ケンプとバトルヅノーが立ちはだかる。 ケンプ「丈、生きていたのか!」 丈「この地球はみんなのもんだ。1人や2人の天才の勝手にはさせやしないぜ!」 ケンプ「フン、お前らの台詞はいっつもワンパターンだ。そんな台詞は聞き飽きたぜ! スプリットカッター!!」 丈がケンプの攻撃をかわして飛びかかろうとするが、バトルヅノーの炎を浴びてしまう。 しかし丈は傷ついてもなお、バトルヅノーに何度も挑んでゆく。 豪が教会の中で、その様子を見つめている。 豪「丈っ!!」 その声で、嵐が我に返る。 豪「丈…… すまん、丈…… 俺がもっと強くて、もっと勇気があれば……」 松葉杖を握りしめる豪。 嵐が、そんな彼の肩をポンと叩く。 嵐「豪、4+8はいくつだ?」 豪「12だけど、なぜそんなことを?」 嵐が満足げに頷く。 嵐「答えを知りたかったんだ。これで思い残すことは無くなったぜ」 豪「えっ……?」 嵐「豪よ。俺たち、妙な人生だったなぁ……」 嵐は満面の笑みを見せ、教会から駆け出す。 丈はバトルヅノーの攻撃を浴び続け、もはや満身創痍。 ケンプ「とどめを刺せ!」 左腕を構えるバトルヅノー。 その時、嵐の投げつけたドラム缶が、バトルヅノーに叩きつけられる。 丈「嵐……」 嵐「言ったはずだぜ、落とし前は俺がつけるとな。ビアスに見せてやるぜ、俺みたいなバカでも、貴様らには負けねぇことをなぁ!!」 ケンプ「行け、バトルヅノー」 嵐がさらにドラム缶を投げつけるが、バトルヅノーはそれをたやすく跳ね返し、ビームの雨を降らせる。 バトルヅノーの攻撃で丈とは別の地点に吹き飛ばされ、倒れ伏している勇介とめぐみのもとへ、コロンが駆けつける。 コロン「みんなぁ! めぐみ、しっかりして! 勇介、勇介!」 勇介「う…… 鉄也と純一は!?」 鉄也と純一を探す3人。 鉄也と純一は失神したまま木に引っかかっていた。 嵐「野郎っ!!」 嵐は鉄パイプを振りかざし、必死にバトルヅノーに挑む。 丈も、ケンプも、そして豪も、固唾を飲んでその様を見つめている。 生身の人間では頭脳獣に敵わないにもかかわらず、嵐は何度もバトルヅノーに挑み続ける。 ついに鉄パイプがへし折れるが、嵐は素拳を握りしめて立ち向かってゆく。 嵐「えぇやぁ──っ!!」 嵐が胴にまともに攻撃を食らい、ついに崩れ落ちる。 とどめを刺そうと迫るバトルヅノー。 そこへレッドファルコンが駆けつけ、バトルヅノーにキックを見舞う。 ドルフィン「嵐!」 バイソン「嵐!」 ファルコン「ケンプ! 俺たちが相手だ!」 丈「イエローライオン!」 丈もイエローライオンに変身する。 ケンプ「身の程知らずのバカどもが、わざわざ死にに来るとはな。歓迎するぜ…… 恐獣ケンプ!!」 ファルコン「行くぞ!!」 ケンプも恐獣ケンプに変身。戦闘員のジンマー兵たちも参戦する。 ブラックバイソンがバトルヅノーに挑むが、毒ガス攻撃を浴びてしまう。 バイソン「うわぁっ!」 サイ「バイソン!」 ドルフィン「しっかり!」 やはりバトルヅノーは手ごわい。その猛攻が、再びライブマンを責め苛む。 倒れ伏している嵐の目に、近くの小屋が映る。 「火気厳禁」「危険物」の看板──。 嵐が傷ついた体を引きずり、必死にその小屋へ向かう。 恐獣ケンプとバトルヅノーの連続攻撃の前に、ライブマンは為す術もない。 恐獣ケンプ「思い知ったか! 貴様らがいくら足掻いたところで、所詮我ら天才には敵わんのだぁ!!」 万事休す──その時! 嵐「待てぇぇ!!」 傷だらけの嵐が現れる。 両手にはダイナマイト、胴にもびっしりとダイナマイトの束が巻かれている。 嵐「見てろよ、ビアスぅぅ!!」 嵐がバトルヅノー目がけて突進する。 恐獣ケンプはその気迫に、言葉を失う。 バトルヅノーが砲撃を放つが、爆発の雨の中、嵐は捨て身で突進する。 嵐「うぅおおぉぉ──っっ!! でやああぁぁ──っっ!!」 嵐が、バトルヅノーに体当たりする。 バトルヅノー諸共、自ら大爆発──!! ライブマン「嵐っ!!」 豪「嵐ぃぃ……!!」 もうもうと立ち込めた爆炎がやむ。 そこには、肉片一つ残されていない。 豪「嵐……」 恐獣ケンプ「お、おのれぇ! よくも、俺の最高傑作の頭脳獣をぉ!!」 そこにガッシュが現れる。 ガッシュ「ギガ・ファントム」 バトルヅノーが巨大な姿となって蘇生される。 何も言わず引き上げるガッシュ。 ファルコン「ライブボクサー!!」 巨大ロボ・ライブボクサーが飛来する。 ライブマンが乗り込み、巨大バトルヅノーに挑む。 バトルヅノーの攻撃が炸裂し、ライブボクサーが倒れ伏す。 ファルコン「みんな、頑張れ!」 ライオン「バカ正直に向かってくのも、嵐に捧げる戦いらしくていいぜ!」 ライブボクサーが力を振り絞って立ち上がり、バトルヅノーに反撃のパンチを見舞う。 ファルコン「いくぞ!」 ライブマン「ミラクルビッグブロー!!」 エネルギーを込めた必殺パンチが炸裂! バトルヅノーが爆発四散し、最期を遂げる。 激しい雪と風の吹きすさぶ中、勇介たち5人が立ちすくむ。 めぐみ「毒島 嵐…… 急に天才にされ、また元に戻ったり…… 最大の被害者は、あの人かもしれないわね……」 『俺たち、妙な人生だったなぁ……』 廃墟となった戦場跡の片隅に、小学生のものと思しきランドセルがある。 子供らしい字で「ぼくのゆめ」を語る作文。 紙面が血で滲んでいる。 丈「罪のない子まで…… 人を虫けらのように扱うなんて…… ビアスめ、絶対に許さねぇぞ!!」 鉄也「ケンプたちはなぜこんなひどいことをしてまで、千点頭脳を目指すんだ!?」 勇介「みんな、これからが本当の戦いだ。だが…… 絶対に負けるわけにはいかないんだ!」 勇介たちを物陰から見つめる豪。 そしてヅノーベースの最奥部「ヅノールーム」では、千点頭脳となった脳髄が入ることになっている空のカプセルをいとおしそうに撫で、ビアスがほくそ笑んでいる──。 勇介の言葉通り、まさにこれからが、本当の天才たちとの最後の戦いが始まるのだ。来たるべき厳しい戦いを暗示するような、激しい雪と風の中に、いつまでも立ち尽くす、ライブマンであった。 つづく ※ この続きは超獣戦隊ライブマンの第47話をご覧ください。