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第466話:Cross Purpose3 完結編 Scene-4-2 蠕動する世界に疾走を阻まれ、にわかに天へ姿を現した滅すべき悪をじっと睨む。 告げられたのは守れなかった友、そして疑惑の渦中にあった彼の仲間の名。 それぞれに祈りと赦しを願い、それからレオンハルトは押し黙ったままの勇者を気遣った。 「カズスへ、急ごう」 ただそれだけを返したアルス、その決意を込めた表情にそれ以上にかける言葉は見つけられなかった。 以来二人の間に一切の会話はなく、暗い森をただひたすらに悪の待つ地へと急ぐ。 戦闘を伝える爆発音を聞くまでは。 ピサロ達、ユフィ達、マティウス達がそうしたように彼ら二人もまた悪を絶つべくこの交差領域へと近づいていた。 そんな彼らが最初に出会った人の痕跡、それは木々の奥から聞こえる奇妙な声。 「おかしいな。こっちから確かに人の笑い声がしたのだが」 「誰の姿も無いぞ。幽霊だとかいうことは…」 「おや、あなたでしたか」 「!!」「!!」 振り返った視線の先にどこから現れたのか男が立っている。 その男は、アルスに向けて面識が有るかのような親しさで話しかけていた。 突然人間が出現すると言う事態に驚いていたアルスもすぐにその顔を思い出す。 「あなたは、レーベで会った…」 短いとはいえ前夜のやり取りがアルスとレオンハルトの警戒心を取り除いた。 それから昨晩と同じ丁寧な装いで自己紹介するケフカにアルスは昨夜からの簡易な経緯を説明する。 「…そうですか、槍の方は…。私には適切な言葉が見つかりません」 「いや、その気持ちだけで十分だ。 ところであなたはフリオニール、あるいはアーヴァイン、スコール、マッシュという奴らを知らないか?」 「またはカインという男、スミスという飛竜でもいい。何か知ってはいないか?」 めったに作らないシリアスな表情をケフカは一切変化させない。 だが、脳裏には走り始めた計算とほくそえみたくなる気持ちが脈付いている。 「…その連中がどうかしましたか?」 「今僕らが追っているゲームに乗っている、或いは疑わしい奴ら――悪だ。 どうやらフリオニールとカインはカズスにいるらしい。だから僕らはそこへ向かっている」 ほんの少しの間目を閉じ、思考を加速させる。 カインの利用価値、こいつらの利用価値。仕掛ける作戦は、流す嘘は? それともあとあとを考えて余計なことはせずに信頼を得ておくか? 「カインという男に私は会いましたよ。確かにカズスへ向かうと言っていましたねえ。 ああそうだ、確かに仲間と待ち合わせをしているとも。ゲームに乗っていたのですか…」 「また同じような情報、やはりカズスに何かあるのか」 「あ! 待ってください。そうだ! そうだそうだ、忘れていました。 フリオニール、スコール、マッシュ! ちょっとだけ聞き覚えがあったのですが思い出しましたよ。 そのフリオニールに仲間を殺されと話していた女がいるのです。 彼女はどうやらカズスから逃れてきたみたいなのですが、その三人、カズスで見かけたと言っていましたね。 親しげに話していたとか… とはいえ聞いた話、どれくらい信頼できる情報かは私には判断がつきませんが」 「なんだって…!?」 相手している二人から広がる驚愕の気配を感じ取ることができる。 ケフカの心中には満足の色が広がる。 「どう思う、レオンハルト」 「うむ。これは、ゲームに乗った連中同士で手を組んだということかもしれん。 普通はゲームに乗っている連中はだいたい一人か二人、小人数で動いている。 だがそれで残り全員を殺そうと考えればいつか消耗しきってしまう。それを防ぐためには」 「そういう連中同士で手を組んで効率よく減らしていこうということか」 「そうだ。奴らにも組む理由はあると言うことだ。 それに戦力の上昇はゲームに乗っていない大集団への対抗策としても有効だ。 一人生き残ろうという連中にとってそういう集団は共通して目障りなはず、 まずはそういう目障りなところを協力して潰しお互いの雌雄を決するのは最後…といったところだろう。 とにかくこれは、厄介なことだぞ」 「………いや、僕らにはかえって好都合だ。 奴らがカズスに集まっているというなら…まとめて砕くまで。 レオンハルト、君だってどれ程危険でも引く気なんてないだろう?」 「ああ、そうだな。そこにフリオニールがいるのならば引く理由はどこにも無い」 心中の自分はもう遥か彼方の山から山彦がかえってくる位の大声で笑っている。 しかし、ケフカはなんとかそれが表に出るのを押さえ込んで最後の一押し。 「タイヘンな覚悟なのですね。私は戦う力があまりないですから危険を避けるのが精一杯… だから、これぐらいはやらせてくださいな。ヘイスト!」 「これは、補助呪文? 身が軽くなった」 「ヘイストか、支援に感謝する。MPは少しでも節約したいところだからな。よし、急ごう、アルス!」 「ああ。ではケフカ、いろいろとありがとう」 「いいえ、どういたしまして。あなた達もどうか頑張って、勝利してください」 Scene-2-2 自分の体が二つあったらと真剣に考える。 現実問題としてどの選択肢を選んだところで選び取らなかった方に後悔が残るだろう。 森のどこかにいるユフィ、テリー、そして明らかな重傷を負っているギード。 少しずつ離れてゆくギードの背中を見ての沈思黙考。 そして、彼は決断を下す。 Scene-5 「ラーームザーー、ケーーフカーー、どこーー?」 思いっきり仲間を捜し求める声をあげた後で、ユフィはその失策に気が付いて口を塞ぐ。 これでは自分の居場所を教えてしまったようなものだ。 けれどもだからといって今は仲間と合流する以外に思いつくことは無い。 (どうする、どうするよ、あたし!?) 頭の引き出しを引っ掻き回して選択肢を捜す。 (闇雲に森の中を走り回ったってどこにいるかわからない二人に会える可能性はわかんない。 でも後ろには……うー、この気配、追ってきてる。…いるんだよね、怖いのが。 えーい、こちとら逃走のプロフェッショナルよ。今は逃げることを考えた方がいいのかもっ) Scene-6 道化師が正義を煽り立て、片腕の忍びが駆け去ってから少し後。 待ち受けるは、危険な出会い。 「くそ、なんて逃げ足の速さだ! どこに消えたよ」 「…逃げられたか。いや…? 待て、止まれ。そこにいる奴、ゆっくりと姿を現せ」 逃走のプロに追いつくことは叶わず追跡を諦めかけていた三人に近づく気配一つあり。 木陰に隠れたそれに気付いたピサロが後続の二人を制す。 命じられるままにゆっくりと姿を現したのは―― 「………は……げげっ、ロック!!?」 「ケフカッ!!」 即座にクリスタルソードを抜き放つロック、一方ケフカは打って変わった必死さで話し掛ける。 「ま、待て、待チナサーイ! ぼくちんに戦う気なんてありませーーん! それともなにかロック君、君は無抵抗のぼくちんを惨殺する気かな? シンジラレナーイ!」 「先走るな、ロック。こいつは何者だ。貴様とはどういう関係にある」 「…ケフカは……」 自分達の世界の出来事、ケフカとの因縁を語るロックの言葉に魔王二人は熱心に耳を傾ける。 対してふざけてみせる不利を悟ったのかありえない神妙さで話の終わりを待つケフカ。 「なるほど。大した危険人物というわけだ」 「ああ、きっと今も何か企んでいるに違いないぜ」 「ふぅむ。しかしそれ程大それたことをやってのけるとは優秀な魔術師なのだな」 「ザンデ、誘う気か? 悪いこといわないからあいつだけはやめておいた方が…いいと…あーあ」 ロックの忠告を退け、進み出たザンデはケフカに対して例の傲慢な勧誘を開始する。 前置きのあとまずはライブラというやり方はかなりどうかと思うもののとりあえず 「脱出のために高魔力源と、旅の扉についての情報を求めている」ことを伝える。 内容を明かさない、説明になってない説明を一通り終えた後、少し考えたケフカの答えは驚くべきもの。 「ヒャヒャヒャ、一体何をやるつもりなんですかねぇ? ぼくちんキョーミ深ぁーい! いいですよ、お前の酔狂に付き合ってあげましょう。 だからそこのバカに剣を納めるように言え! フユカイだ!」 「なっ、こいつ、言わせておけば! ザンデ、こんな奴信頼するのはやめた方がいいぜ! ピサロもこんな怪しい奴を仲間にしたくはないだろ? ザンデに言ってくれよ」 「私が求めるのは協力だ。能力以外の条件は特に問わん。 ケフカよ、私は貴様が敵対するつもりでないならば同盟者として遇しよう。協力に感謝する」 「ロック、私は当面は監視に留める。まだザンデと全力で争う気はない」 「全力で、って…確かに仲間内でケンカしてもつまんねぇけどよ。 ……チッ、おいケフカ! もし怪しい動きをしたらオレはいつでも…!」 「アーッヒャッヒャ、怖いですねぇ! ところでぼくちんは疲れたので少し休みたいのですが、お前たちはどうして走っていたんだい?」 こんな奴に、と渋々ながら少し前の経緯を説明するロック。 もちろんケフカは、大笑い。 「アーヒャヒャヒャ! ユフィの奴がねぇ! 相変わらず奔放勝手、馬鹿は楽でよろしいですねぇ。 それにしても誤解されて逃げられたなんて…ヒャヒャヒャ、ケッサク、ケッサクだ!」 「一々むかつくな…おまえ、あの女とはどういう関係なんだ? 随分信用されてるみたいだけどよ」 「ちょっと一緒にいただけ、勝手に走っていなくなりやがったのは向こうだ。 で、なんだって、それじゃぼくちんがあれを騙してるとでも? 心外だ! どっちにしろこんな場所で逃げる奴を探すなんて無理、ムリ、ムリに決まってる。 で? お前たちの本当の目的地はどこだい? 探し物で城にでも行く途中だったかな?」 さっきのやり取りから推測しての発言。 それに肯定を得たケフカは手持ちの情報に手心を加え部分的に削りながら供出する。 不審の目で見るロックとピサロを尻目にちょっとシリアスを演じながらのその内容をかいつまむと以下のようなもの。 カズスはゲームに乗った人間の集結地。 サスーンは夕方は特に問題はなかったが、ゲームに乗った男女二人組が向かった。 当面の目的地として予定していた二箇所がどちらも危険そうな状況にあることを受けて、 ケフカを除く三人は臨時の会議を始めた。 道化は蚊帳の外でその言葉、態度を耳目でしっかりと捕らえ、分析する。 道化の顔で、しかし目の奥に観察の光を湛えてケフカは何を考えるか。 Scene-2-Result 後ろから駆け寄った気配が前進を止めないギードに並ぶ。 それから男は落ち着き払ってたった今下した決断を告げた。 『賢者ギード。僕はあなたを仲間のところまで送り届ける』 進路を見つめたまま振り向きもせず、賢者は無言を保つ。 『あなたのその傷、あなた自身の体だ、わかっているのでしょうが危険な状態です。 そんなあなたを見捨てて僕は行くことは出来ない』 『……仲間はよいのか』 『僕の仲間、ユフィには悪いけれど彼女はまだ動く元気があります。 でも今のあなたでは襲われた場合応戦どころか逃走すら危ういでしょう。 僕は、一人でも多く命を救おうという自分の正義に従う』 『その決断、悔いるかも知れぬぞ』 『わかっています。しかしそれは別の決断でも同じです。それなら僕は理想を追う。 より危ういあなたを助け、それから仲間を探す。例え甘いといわれても』 ほんのわずか、足を止めたギードはそれから魔法の光でラムザの決断に返答した。 『希望を捨てぬ心…か。気休めかも知れぬが、ヘイスガじゃ。せめて、急ごう』 『はい!』 Scene-4-Result 正義漢ぶった人間とはまた別に大嫌いなタイプ。 アリーナは自分を嘲り、翻弄した道化師にそんな感覚を抱いていた。 しかし、本人達は否定するだろうがそこにはどこか同属嫌悪のきらいが有る。 自分が上位でなければ気が済まず、他人はすべて蔑んで馬鹿にする。 彼らは常に勝利していたい。もとよりそんな彼らは相容れられる存在ではないのだ。 そこに憎悪と嫌悪が加わればどうなるか? ラムザやリュカ、テリーと同列の殺害リストに載る顔が一つ増えただけ。 アリーナにとってこの出会いはそれだけのことだった。 けれどウィーグラフは道化の行動に計算を見る。 その根拠は彼の言葉と最後の回復魔法にある。それらは狂い道化の理解不能な行動ではない。 あれは送られた塩、「自分のためにがんばって参加者を減らしてくれ」との意図を込めた行動なのだ。 同じ場面に遭遇したとしてその意図はゲームに乗っていない者にとってはわかるまい。 あれは戦いを避けながらまたゲームを嘲笑う道化にしか見えないだろう。 一方で誰からも信頼されにくいゲームに乗った者には少しだけ本性を垣間見られても構わないという訳だ。 道化を演じながら、誰にも本気で疑われないように。 だが、その顔の裏では自分達のような者を助けるつもりがあることを理解しておくことには使い道がある。 ともかく、ウィーグラフは裏表有る策略家の付箋をもって道化を記憶する。 押し黙った二つの影はそれぞれの考えを胸に、ひたむきに城へ走る。 Scene-5-Result 追跡の気配はもう感じられない。ユフィの逃走は見事成功したのだ。 安堵感。 とはいえ気付けば森から飛び出ていたのだけれども。 少しだけ落ち着き、ゆっくりと走ってきた方向を振り向く。 「ラムザとケフカはやっぱり森の中なのかな…」 疲労感。 片腕を喪った状態、慣れないバランスでの激しい動きは、知らずに大きな疲労を生み出していた。 前の大陸からこの大陸、平原、廃墟、砂漠、森。 常日頃からの鍛錬がなければとうに限界を超えへばっていてもおかしくはない。 気の緩み。 そのわずかな間隙を縫ってユフィの心中へと恐れが忍び込む。 気づけば夜の闇に一人。吹き抜けてゆく風の音が寒々しい。 恐怖心。 暗く横たわる森がけして越えられない障害のようにユフィの視線を阻む。 形のない何かに気圧され、全身を絡めとられたかのように足がすくむ。 体力面、精神面、全てにおいて持ち前の元気が削り取られていた。 動くことができない。無理が利かない。 孤独の中、闇の中、縫い付けられたかのようにユフィはただ立ち尽くす。 Scene-6-Result 優れた策士は少ない情報から多くを得るものだ。 傍からは狂人や道化と目されるケフカも全てがそうなのではなく悪いコトを思考する半面も持ち合わせている。 危険情報と自分の態度に対する三人からケフカはそれぞれ何を感じ取ったか? ケフカに対する大きな興味を持って聞いていたのがザンデと名乗る長身の男だ。 一方何よりもケフカに対する注意の先行がわかるのが見知りの盗賊、ロック。 そして鋭い観察眼なくしては分からないであろう揺らぎを垣間見せた銀髪の男。 当面の行動計画を編み上げる。 この一行、正直約1名ほど非常に不満があるもののもぐりこむには悪い相手ではない。 それに今は猪突猛進娘やおしゃべりと自然に「はぐれる」には良い機会だ。 そして、喜ぶべきはガストラ皇帝と同じように力を求めるザンデという男。 無条件の協力? いや、とんでもない! ケフカは当然どこかで条件を提示してやる腹積もり。 そう、そこのロック、あるいはエドガー、マッシュ、リルムを殺すこと、を。 しばらくの後にこのままサスーンへと向かうことを決めた三人、 その傍らには疲れた、疲れたと例の調子で駄々を捏ねつつ同行するケフカの姿があった。 Scene-4-Result(2) かけて貰ったヘイストのおかげか、その魔法が効力を失う頃にはどうにか南東へ森を抜けることができた。 眼前には吹き抜けてゆく夜風を一面の草が波のように描写する平原がある。 けれど、傍らにはまた抉り取られた破壊の痕跡が地面に刻まれている。 この世界に参加者が降り立ってから一体幾つの傷跡が大地に残されたのか。 後背に広がる森は何事か会ったことを隠蔽するように静けさを取り戻したきりだ。 その何事かに関わらずに過ぎた事にアルスはわずかに後ろめたさを覚えた後で、 けれど南東、視線の先に悪の地を見据え揺ぎ無い決意で全てを上書きする。 カズスまで、あと少し。待ち合わせには間に合いそうだ。 【ギード(重傷、MP大幅消費、ヘイスト) 所持品:首輪 第一行動方針:テリー、ルカとの合流 第ニ行動方針:首輪の研究】 【ラムザ(話術士 アビリティジャンプ)(HP4/5、ヘイスト) 所持品:アダマンアーマー ブレイブブレイド テリーの帽子 第一行動方針:ギードに随行し、彼の仲間たちにテリーを託してからユフィを探す 最終行動方針:ゲームから抜ける、もしくは壊す】 【現在位置:カズス北西の森南部】 【アリーナ2(分身) (毒、スリップ) 】 所持品:E 悪魔の尻尾 E皆伝の証 イヤリング 鉄の杖 ヘアバンド 天使の翼 第一行動方針:ピエールを葬り、サスーンに向かってリュカを殺す 第二行動方針:ラムザを殺し、ウィーグラフにアリーナを殺させる 最終行動方針:勝利する】 【ウィーグラフ (疲労、毒、スリップ) 所持品:暗闇の弓矢、プレデターエッジ、エリクサー×6、ブロードソード、レーザーウエポン、 フラタニティ、不思議なタンバリン、スコールのカードデッキ(コンプリート済み)、 黒マテリア、グリンガムの鞭、攻略本、ブラスターガン、毒針弾、神経弾 首輪×2、研究メモ 第一行動方針:サスーンに向かいゴゴとマティウスを殺す/ラムザを探す 第二行動方針:アリーナを殺してリュカとエドガーに近づき、二人を利用してピエールを服従させる 基本行動方針:生き延びる、手段は選ばない/ラムザとその仲間を殺す(ラムザが最優先)】 【現在位置:カズス北西の森南部】 【ユフィ(疲労/右腕喪失) 所持品:風魔手裏剣(19) プリンセスリング フォースアーマー ドリル 波動の杖 フランベルジェ】 第一行動方針:ラムザ、ケフカと合流する 第二行動方針:アポカリプスを持っている人物(リュカ)と会う 第三行動方針:マリアの仇を討つ 基本行動方針:仲間を探す】 【現在位置:カズス北西の森南部→カズス・サスーン間の平地】 【ザンデ(HP 4/5程度) 所持品:シーカーソード、ウィークメーカー 第一行動方針:サスーンへ向かう 基本行動方針:ウネや他の協力者を探し、ゲームを脱出する】 【ピサロ(MP1/2程度) 所持品:天の村雲 スプラッシャー 魔石バハムート 黒のローブ 第一行動方針:ザンデ・ケフカを監視しつつ同行 基本行動方針:ロザリーを捜す】 【ロック 所持品:キューソネコカミ クリスタルソード 第一行動方針:ケフカの監視 第二行動方針:ザンデ(+ピサロ)の監視 基本行動方針:生き抜いて、このゲームの目的を知る】 【ケフカ(MP2/5程度) 所持品:ソウルオブサマサ、魔晄銃、ブリッツボール、裁きの杖、魔法の法衣 第一行動方針:観察を続けながらザンデに取引を持ちかけるタイミングを待つ 最終行動方針:ゲーム、参加者、主催者、全ての破壊】 【現在位置:カズス北西の森南部】 【レオンハルト(MP消費) 所持品:消え去り草 ロングソード 官能小説1冊 第一行動方針:フリオニールとカインを追い、カズスに向かう 第ニ行動方針:フリオニールを止める 最終行動方針:ゲームの消滅】 【アルス(MP3/5程度) 所持品:ドラゴンテイル ドラゴンシールド 番傘 第一行動方針:フリオニールを追う 第二行動方針:イクサスの言う4人を探し、PKを減らす 最終行動方針:仲間と共にゲームを抜ける】 【現在位置:カズス北西の森→カズス北西の平地】
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【所属】金獅子海賊団 【階級・役職】提督代行 【懸賞金】10億4000万ベリー 【能力】なし 【年齢】46→48 【一人称】俺 【二つ名】金獅子の後継者 【覇気】武装色 見聞色 【基本設定】 金獅子のシキの娘かつ金獅子海賊団提督代行。幼いころから金獅子に従い海賊をしていた。 長女を妊娠した際に金獅子に旦那もろともトレセン諸島に叩き込まれ海賊家業から一時的に離れた。 その後は金獅子がインペルダウンに収監された際に金獅子海賊団に復帰し提督代行として指揮を執る。 性格は怠惰、横暴、暴力的といいとこなしであるが家族や海賊団に対する愛情はある。 金獅子脱獄後はシキに海賊団の指揮権を返しシキのリハビリを手伝いながら父母や夫、娘たちと家族の時間を取り戻している。 【能力詳細】 トレセン諸島出身ではないためウマ娘武術は不得手であり、六式や武装色の覇気を恵まれた身体能力で運用する。 【関連人物】 金獅子のシキ 実父、家族や海賊団のことより自分の宿敵を優先したことに思うところはあるがリハビリ(リンチ)で許した。 ゴールドシップ、ナカヤマフェスタetc 娘達、実力は申し分ないが自分似の娘たちは素行が自由すぎて教育方針を少し後悔してる。 シャーロット兄弟 実は上のほうの兄弟とはロックス海賊団時代の幼馴染
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523 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/01(水) 10 26 02 「おっ、チーズもらってくれるってか。嬉しいねー、そんじゃあこれは特別サービスだ」 ミルクナイトマスター一覧(偽のマスター含む) 原作でキャスターを召喚したある魔術師氏:???? 間桐慎二:キャスターorバーサーカーの偽マスター? イリヤ:アーチャーのマスター? 間桐臓硯:バーサーカーのマスター 衛宮士郎:???? 間桐桜:キャスターのマスター モハメド百世:???? カレイドルビー:???? リズ:アーチャーの偽マスター バゼット:ランサーのマスター セラ:アーチャーの偽マスター? (並びは一日目朝の時点でへちょい順) 「以上十一名のマスターが参加している。これは正真正銘物語中の全部のマスターだ。 ゲスト藤村、何か質問あったら言ってみ」 「へちょいって何ですか?」 「えー、へちょいはへちょいだろー」 「いい大人はそんな言葉使わないわよ。美しい日本語を使いなさい」 「へちょいって普通に使うよなあ、ゆすちー?」 「え?」 「使うよな?」 「へちょいなんて普通使わないわよね?」 「え、えっとー」 「使うか使わんがどっちだゴルァ!チーズ食え!」←この道場で一番偉い人 「どっちが正しいか早く言いなさい、このババブルマ!」←二番目だけど底力はすごい人 「・・・あ、あのー質問があるっす」←パシリ 「「何?」」 「マスターの数多くないっすか?十一名ってサッカーかよ」 「いや、これで合ってるぞ真マスター七名に偽マスター四名、合計十一名」 「偽マスター多っ!えー、それでは本編の続きをお楽しみください」 「こらー、へちょい使うか使わないか答えろー!」 「ごまかすなガオー!」 524 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/01(水) 10 27 09 『というわけで二日目朝衛宮邸』 俺はただ見ているだけしかできなかった。タンクトップの進入者はこちらに向かって 蹴りを放つようにクルクルと回転しだした。目の前を右から左へヒザが通り過ぎていく。 一回、 二回、 三回、 そして三回転半回って赤いのに向かって足をピンと伸ばしとび蹴りを放つ。 グワラゴワゴワガキーン! 不意打ちに全く対応できず足と顔面の間に爆発のエフェクトを出現させ、その直後壁に ぶっ飛びめり込む赤いの。 「ゲハァ!な・・・なんで、僕エミヤな・の・に・・・」 「おめーみたいな老けた高校生がいるか!」 どーやらこのでかいの、エミヤなる人物すなわち俺の外見についてある程度の情報は 持っているらしい。とか思ってると再びこっちへ向いて近づいてきた。 そしてこちらに人差し指を伸ばし、 「赤い頭、ダサイシャツ、小さくてそれなりに締まっている外見、そんで顔も高校生 ぐらい」 俺の特徴を一つ一つ指差し確認していく。 「そんで最後に―」 こちらの頭に顔を近づけ、臭いを嗅いでくる。フンガフンガという呼吸音が聞こえてきた。 「うはあ、酒くせえ。つーことは間違いねえらな。えっと、君がエミヤ君らね?」 「あ、あんたは?」 知らない人に名前を聞く時は自分からというのが礼儀である。 「あー、そうらね。んじゃ俺から自己紹介しますか。俺はランサーのサーヴァント、 バゼットさんのパートナーらよ。だからエミヤ君の味方ら。安心した?」 「ランサー・・・バゼットさん・・・」 俺の頭の中で昨日の教会での出来事が思い出される。 そういえばバゼットさんランサーを召喚したけど弱くて困っているという様な事を言って いたな。しかし、彼のどこが弱いのだろうか?口から泡を吹き失神している赤いのや 部屋中の破壊された家具や壁を見ながら考える。もちろん出た結論はこうだ。 強いじゃんこいつ。 525 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/01(水) 10 27 59 ずしん、ずしん、ずしん。 玄関の方から何か重い足音が迫ってくる。今度は敵か?それとも味方か? 俺が恐怖に震えている間、足音は一定の速度でこっちに向かっている。 ずしん、ずしん、ずしん。 足音はこの部屋の目の前でぴたりと止まる。ゆっくりとフスマが開けられて何かが 入ってくる。 「ひぃ~~~~っ」 恐怖のあまり情けない声を出してしまった。朝飯を取っていたら間違いなく小か大を 漏らしていただろう。 フスマの向こうからやってくる巨大な何かは朝日に照らされその全貌を俺達に現した。 力なくだらりと垂れる舌。血に染まり赤味を増した衣装。その下で揺れる美乳様。 謎の巨体の正体は玄関から逃げた三人を肩に担いだバゼットさんだった。 すみません。俺昨日あなた達の事をへっぽこコンビだと思ってました。 「エミヤ君、怪我はありませんか?」 「えっと、縛られてるので手足がしびれてきました。他は大丈夫です」 「それじゃあロープを切りますから手足を動かさないでください」 はらりはらりとロープが舞う。バゼットさんの見事な刃物さばきによって手足が自由に なった。ただし、刃物といっても手刀つまりチョップである。どんだけすごいんだあんた。 その後俺とバゼットさん達の間でいくつかの会話があった。 俺がまだサーヴァントを呼んでいない事や、バゼットさんが紙袋の中に入れた携帯電話 にはGPSが付いていてそれでお互いの場所が分かる事や、同盟の確認とか。 もちろんバゼットさんとの同盟には全面的に賛成した。今戦っても勝ち目ないし。 つーか、勝てる人いるのか? そして、最後に俺から質問した。 【選択肢】 カトリイネ:そこでぶっ倒れている四人の処遇について。 カトリイヌ:なぜバゼットさんは俺にここまで優しいのか。 セバスチャン:今からサーヴァントを召喚してみようと思うので協力してもらいたい。 ランプキン:自分の実力を評価してもらいたい。 投票結果 カトリイネ 3 カトリイヌ 5 決定 セバスチャン 4 ランプキン 0
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~~ルール~~ チャレンジモードで全部、ピンク花にする ~~計測について~~ 計測開始:ゲームリセット時 計測終了:(コース選択画面で)最期のピンク花が現れた時 黒歴史 終了
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ミストラルシティ上空に突如現れた謎の集団。 その正体は未来の地球に現れた起源のオリジンを倒すための存在を探し出すために造られた人造人間であった。
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やどうかい ある日を境にVIP天鳳スレに現れた謎の男 またニート疑惑がある 最近はアニメの氷菓のえるたそにはまってるもよう ナニカに付けて色々な分野に詳しい気がする サブアカたくさん ダブリー役満
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奪われたムーンレギオン 成長点 参加PL 参加PC 成長点 ギルド提供 最終取得 連邦 オルヴォ・ワール 111 13 98 ティッシュ フィリシア・アプリータ 114 11 103 ヨン セルシィ・カーナ 108 9 99 アラン ロゼッタ・スタイン 104 8 96 おばおば シャッド・ブルーム 105 9 96 GM ナワコスキー 165 報酬 ドロップ品 売値 備考 キックブーツ(1900G)×3 5700G ムーンレギオン(親衛隊)ドロップ品 種籾(100G)×300 30000G リルサリーフドロップ品 ミスリルハンマー(900G)×4 3600G ムーンレギオン(釘バット)ドロップ品 トゲトゲの付いた革ジャン(2500G) 2500G ムーンレギオン(親衛隊)ドロップ品 ケツを拭く紙にもなりゃしねえ古代紙幣(5000G)×2 10000G ムーンレギオン(火炎放射器)ドロップ品 合計 51800G NPC 名前:黒の錫杖 種族:? 性別:? 年齢や外見など:黒々としている ・備考 謎の金属と生体組織、そして闇色のコアから構成される禍々しい錫杖。 だが、今までにムーンレギオンと交戦した「黒の篭手」や「黒の脚甲」ほどには明確な意志を見せることはなかった かつて強大な力を持つ呪術師が、部族の宝として長く封印してきたいわくのある品であるが 黒の武具を纏った魔族の襲撃により、長らく行方が分からなくなっていた 神殿が使徒へと与える恩寵(ギルドスキル)に干渉でき、さらには人心を支配し、思いのままに操る力を持つ 名前:??? 種族:ヒューリン? 性別:女? 年齢や外見など:怪しげな仮面を被り、ローブをまとっている ・備考 黒の錫杖を手に、ムーンレギオンを陥れた謎の人物。ムーンレギオンと直接交戦することなく、いずこかへと去った。 かつて砂漠に住まうものだったらしいが、詳細は不明。 名前:ムーンレギオン(釘バット) 種族:モヒカン 性別:モヒカン 年齢や外見など:モヒカン ・備考 ラインの街でも有名なムーンレギオンのギルドメンバー 数を頼みに襲い来る卑劣な戦法により、街の人々から忌み嫌われている 名前:ムーンレギオン(火炎放射器) 種族:モヒカン 性別:モヒカン 年齢や外見など:モヒカン ・備考 ラインの街でも有名なムーンレギオンのギルドメンバー 錬金術だか魔術だかはっきりしない火炎放射器で汚物を消毒する恐るべき敵 名前:ムーンレギオン(親衛隊) 種族:モヒカン 性別:モヒカン 年齢や外見など:モヒカン ・備考 ラインの街でも有名なムーンレギオンのギルドメンバー その中でも、特にギルドマスターを守るため選ばれた親衛隊 魔族から伝えられたという秘伝の闘法により、モヒカンでありながら恐るべき戦闘力を誇る 一騎当千のモブ男(メン)たちである
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武装頭脳軍ボルトのドクター・アシュラは、大教授ビアスに切り捨てられ、天才の頭脳を失い、人間・毒(ぶす)島(じま) 嵐(あらし)に戻ってしまった。 入院先の病院で、嵐が指を折って数を数えている。 嵐「4+8は…… えーと、えーっと…… わ、わぁっ、できん!! 俺はやっぱり、指が足りねぇと計算ができねぇんだ!」 自嘲する嵐。 ライブマンの面々が見舞いに来る。 勇介「完全に元の毒島 嵐に戻ってるぞ……」 嵐「なんて俺は間抜けなんだ……」 一方、ボルトの本拠地ヅノーベースでは、幹部の中で最後まで残ったドクター・ケンプとドクター・マゼンダが話し合っていた。 マゼンダ「アシュラもまた、利用されてただけだったなんて」 ケンプ「一体、ビアス様は何を考えておられるのか……」 そこに大教授ビアスとガードノイド・ガッシュが現れる。 ビアス「彼ら(*1)はみんな、君たちの競争相手としての役割を果たしたに過ぎないのだ。過酷な競争をさせてきたが、私は最初から、君たち2人に期待していたのだ…… その期待に応え、君たちは才能を伸ばした! 素晴らしき若者たちよ……」 ビアスがケンプとマゼンダの顔に触れる。 直々に称賛の言葉を受けて、2人の頬が緩む。 ビアス「見たまえ……」 得点表はケンプ、マゼンダ、共に920点。 ビアス「千点頭脳まであと少し! どちらが先に千点になるか…… 頑張りたまえ、若き天才たちよ」 町はずれの教会に、かつてボルトに参加したものの、嵐と同じように無能の烙印を押されて切り捨てられ、ライブマンとの戦いの果てに人間に戻ったドクター・オブラーこと尾村 豪がいる。 人間に戻って改心した豪はキリスト教に帰依し、日々、贖罪のために祈りを捧げていた。 その時、ボルトのボフラー戦闘機の編隊が教会のある町を爆撃し始めた。崩れる教会。 ビル群が炎上し、人々が逃げ惑う。 病院からその光景を目撃したライブマンが駆け出す。 勇介「みんな、行くぞ!」 鉄也「おう!」 めぐみ「OK!」 嵐「おのれぇ、ビアスめぇ!!」 丈「待て、嵐! 無茶するな! やめろ!」 窓から飛び出そうとする嵐を必死に引き止める丈。 オトコ嵐! 最後の戦い 嵐「ビアスめぇーっ!!」 制止を振り切り、がむしゃらに瓦礫の中を走る嵐。それを追う勇介たち。 次々に砲撃が降り注ぎ、爆炎が上がる。吹き飛ばされ、転がる嵐。 すぐさま起き上がった嵐の目の前で、爆炎が何かに吸い込まれるように消えていく。 嵐「……どうなってんだ!?」 爆炎を吸い取った「何か」がいる場所へ向かう嵐。 そこには頭脳獣バトルヅノーがいた。 純一「頭脳獣!」 身構える嵐。 バトルヅノーの右腕が火炎放射器に変化し、激しい火炎を吹き出す。 丈「危ない、嵐!!」 丈が飛び出し、火炎攻撃に苛まれる嵐をかばう。 バトルヅノーの腕や頭が武器に変化し、ガスや光線を放って勇介たちを襲ってきた。 めぐみ「一体、どうなってるの!?」 ドクター・ケンプも現れる。 ケンプ「フッハッハッハッハ! 教えてやろう。頭脳獣バトルヅノーはな、自分自身で武器を作り出すことができるのさ。灼熱の炎を吸って、灼熱の火炎放射器を…… 猛毒ガスを吸って、ガス噴射装置を! バトルヅノーは俺が作った、究極の最強頭脳獣なのだ!!」 バトルヅノーの両肩と腰に武器が増設される。その姿はまさに動く要塞と言うべきである。 バトルヅノーが左掌からミサイルを連射。それをかわして勇介たち5人がライブマンに瞬間変身を遂げる。 ライオン「ライオンバズーカ!」 イエローライオンがライオンバズーカで先制攻撃を見舞う。 しかしバトルヅノーはその攻撃を吸収、左腕をバズーカ砲に変化させ、イエローライオンに砲撃を返してきた。 吹き飛ばされるイエローライオン。 ライオン「うわぁっ!?」 ドルフィン「しっかりして!」 ビアス「素晴らしい頭脳獣だ。ケンプ、960点を与えよう」 ケンプの得点表が加算される。 ケンプ「もはや千点頭脳は俺に決まったも同然! どうだ、嵐、羨ましいか? とは言ってももうお前のようなバカには、縁のない世界のことだがな」 嵐「黙れ、黙れぇ!!」 嵐が果敢にバトルヅノーに挑むが、あっさりと吹っ飛ばされる。 ケンプ「バカは引っ込んでろ! ……恐獣ケンプ!!」 ケンプも獣人態の恐獣ケンプに変身。バトルヅノーとの連続攻撃がライブマンを襲う。 恐獣ケンプ「まさに最高傑作の頭脳獣! おぉ…… こんなものを作り出すとは、我ながら己の頭の良さに、惚れぼれするぜ!」 嵐「この野郎ぉぉ!!」 嵐が恐獣ケンプに挑むが、生身の人間の力はまったく通用しない。 恐獣ケンプ「しつこいぞ、ザコめ!」 片手であしらわれ、殴り飛ばされる嵐。 恐獣ケンプ「こんな下品な言葉は使いたくないのだが…… バカは死ななきゃ治らねぇようだな!!」 嵐「おのれぇぇぇっ!!」 バトルヅノーが嵐に狙いを定める。 ライオン「嵐っ!」 とっさにイエローライオンが盾となり、自ら砲弾を浴びる。 ドルフィン「ライオン!?」 ファルコン「ライオン!!」 さらにライブマンの面々にも砲撃が浴びせられ、一同は爆炎の中に消える。 コロン「ライブマン、応答せよ!」 丈が目を覚ますと、そこは廃墟同然の教会。 豪が松葉杖を突きながら、水を運んでくる。 丈「豪じゃないか!」 豪「気がついたのか? ……水を」 丈「ありがとう……」 放心状態の嵐もいる。 豪「一体、どうしたんだ?」 丈「元へ戻っちまったんだ。アシュラはギルドスたちと同じように、作られた天才に過ぎなかったんだ」 豪「ビアス…… どこまで恐ろしいことを……!」 丈が嵐にも水を分けようとする。 丈「嵐、ほら……」 しかし再び、ボルトの爆撃が開始され、教会内にも火の手が上がる。 丈は嵐を背負い、豪と共に避難しようとするが、瓦礫で扉が閉ざされてしまう。 豪「もう、駄目だぁ!」 丈「諦めるな!」 丈が力づくで、瓦礫をどかす。 丈「嵐を頼むぞ」 豪「丈! やめろ、死にに行くようなもんだぞ?」 丈「バカ! 罪のない人間がたくさん殺されてんだぞ!」 豪「でも…… あんな凄い奴らと、どう戦うというんだ!?」 丈「豪…… やっぱりお前は頭が良すぎるんだな……」 豪「えっ……?」 丈「全てが見えすぎて…… だから敵わないと思ってしまうんだ! 心配すんなって、俺はいつだって根性だけで戦ってきた。そしていつも切り抜けてきたんだ…… 頼むぞ」 戦場へ駆け出した丈の前に、ケンプとバトルヅノーが立ちはだかる。 ケンプ「丈、生きていたのか!」 丈「この地球はみんなのもんだ。1人や2人の天才の勝手にはさせやしないぜ!」 ケンプ「フン、お前らの台詞はいっつもワンパターンだ。そんな台詞は聞き飽きたぜ! スプリットカッター!!」 丈がケンプの攻撃をかわして飛びかかろうとするが、バトルヅノーの炎を浴びてしまう。 しかし丈は傷ついてもなお、バトルヅノーに何度も挑んでゆく。 豪が教会の中で、その様子を見つめている。 豪「丈っ!!」 その声で、嵐が我に返る。 豪「丈…… すまん、丈…… 俺がもっと強くて、もっと勇気があれば……」 松葉杖を握りしめる豪。 嵐が、そんな彼の肩をポンと叩く。 嵐「豪、4+8はいくつだ?」 豪「12だけど、なぜそんなことを?」 嵐が満足げに頷く。 嵐「答えを知りたかったんだ。これで思い残すことは無くなったぜ」 豪「えっ……?」 嵐「豪よ。俺たち、妙な人生だったなぁ……」 嵐は満面の笑みを見せ、教会から駆け出す。 丈はバトルヅノーの攻撃を浴び続け、もはや満身創痍。 ケンプ「とどめを刺せ!」 左腕を構えるバトルヅノー。 その時、嵐の投げつけたドラム缶が、バトルヅノーに叩きつけられる。 丈「嵐……」 嵐「言ったはずだぜ、落とし前は俺がつけるとな。ビアスに見せてやるぜ、俺みたいなバカでも、貴様らには負けねぇことをなぁ!!」 ケンプ「行け、バトルヅノー」 嵐がさらにドラム缶を投げつけるが、バトルヅノーはそれをたやすく跳ね返し、ビームの雨を降らせる。 バトルヅノーの攻撃で丈とは別の地点に吹き飛ばされ、倒れ伏している勇介とめぐみのもとへ、コロンが駆けつける。 コロン「みんなぁ! めぐみ、しっかりして! 勇介、勇介!」 勇介「う…… 鉄也と純一は!?」 鉄也と純一を探す3人。 鉄也と純一は失神したまま木に引っかかっていた。 嵐「野郎っ!!」 嵐は鉄パイプを振りかざし、必死にバトルヅノーに挑む。 丈も、ケンプも、そして豪も、固唾を飲んでその様を見つめている。 生身の人間では頭脳獣に敵わないにもかかわらず、嵐は何度もバトルヅノーに挑み続ける。 ついに鉄パイプがへし折れるが、嵐は素拳を握りしめて立ち向かってゆく。 嵐「えぇやぁ──っ!!」 嵐が胴にまともに攻撃を食らい、ついに崩れ落ちる。 とどめを刺そうと迫るバトルヅノー。 そこへレッドファルコンが駆けつけ、バトルヅノーにキックを見舞う。 ドルフィン「嵐!」 バイソン「嵐!」 ファルコン「ケンプ! 俺たちが相手だ!」 丈「イエローライオン!」 丈もイエローライオンに変身する。 ケンプ「身の程知らずのバカどもが、わざわざ死にに来るとはな。歓迎するぜ…… 恐獣ケンプ!!」 ファルコン「行くぞ!!」 ケンプも恐獣ケンプに変身。戦闘員のジンマー兵たちも参戦する。 ブラックバイソンがバトルヅノーに挑むが、毒ガス攻撃を浴びてしまう。 バイソン「うわぁっ!」 サイ「バイソン!」 ドルフィン「しっかり!」 やはりバトルヅノーは手ごわい。その猛攻が、再びライブマンを責め苛む。 倒れ伏している嵐の目に、近くの小屋が映る。 「火気厳禁」「危険物」の看板──。 嵐が傷ついた体を引きずり、必死にその小屋へ向かう。 恐獣ケンプとバトルヅノーの連続攻撃の前に、ライブマンは為す術もない。 恐獣ケンプ「思い知ったか! 貴様らがいくら足掻いたところで、所詮我ら天才には敵わんのだぁ!!」 万事休す──その時! 嵐「待てぇぇ!!」 傷だらけの嵐が現れる。 両手にはダイナマイト、胴にもびっしりとダイナマイトの束が巻かれている。 嵐「見てろよ、ビアスぅぅ!!」 嵐がバトルヅノー目がけて突進する。 恐獣ケンプはその気迫に、言葉を失う。 バトルヅノーが砲撃を放つが、爆発の雨の中、嵐は捨て身で突進する。 嵐「うぅおおぉぉ──っっ!! でやああぁぁ──っっ!!」 嵐が、バトルヅノーに体当たりする。 バトルヅノー諸共、自ら大爆発──!! ライブマン「嵐っ!!」 豪「嵐ぃぃ……!!」 もうもうと立ち込めた爆炎がやむ。 そこには、肉片一つ残されていない。 豪「嵐……」 恐獣ケンプ「お、おのれぇ! よくも、俺の最高傑作の頭脳獣をぉ!!」 そこにガッシュが現れる。 ガッシュ「ギガ・ファントム」 バトルヅノーが巨大な姿となって蘇生される。 何も言わず引き上げるガッシュ。 ファルコン「ライブボクサー!!」 巨大ロボ・ライブボクサーが飛来する。 ライブマンが乗り込み、巨大バトルヅノーに挑む。 バトルヅノーの攻撃が炸裂し、ライブボクサーが倒れ伏す。 ファルコン「みんな、頑張れ!」 ライオン「バカ正直に向かってくのも、嵐に捧げる戦いらしくていいぜ!」 ライブボクサーが力を振り絞って立ち上がり、バトルヅノーに反撃のパンチを見舞う。 ファルコン「いくぞ!」 ライブマン「ミラクルビッグブロー!!」 エネルギーを込めた必殺パンチが炸裂! バトルヅノーが爆発四散し、最期を遂げる。 激しい雪と風の吹きすさぶ中、勇介たち5人が立ちすくむ。 めぐみ「毒島 嵐…… 急に天才にされ、また元に戻ったり…… 最大の被害者は、あの人かもしれないわね……」 『俺たち、妙な人生だったなぁ……』 廃墟となった戦場跡の片隅に、小学生のものと思しきランドセルがある。 子供らしい字で「ぼくのゆめ」を語る作文。 紙面が血で滲んでいる。 丈「罪のない子まで…… 人を虫けらのように扱うなんて…… ビアスめ、絶対に許さねぇぞ!!」 鉄也「ケンプたちはなぜこんなひどいことをしてまで、千点頭脳を目指すんだ!?」 勇介「みんな、これからが本当の戦いだ。だが…… 絶対に負けるわけにはいかないんだ!」 勇介たちを物陰から見つめる豪。 そしてヅノーベースの最奥部「ヅノールーム」では、千点頭脳となった脳髄が入ることになっている空のカプセルをいとおしそうに撫で、ビアスがほくそ笑んでいる──。 勇介の言葉通り、まさにこれからが、本当の天才たちとの最後の戦いが始まるのだ。来たるべき厳しい戦いを暗示するような、激しい雪と風の中に、いつまでも立ち尽くす、ライブマンであった。 つづく ※ この続きは超獣戦隊ライブマンの第47話をご覧ください。
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【名前】四月朔日 雄大(わたぬき ゆうだい) 【容姿】茶髪のさらさらロングを後ろで一つに結んでいる コーンの長袖シャツに灰色長ズボン 【能力】died behavior(死んだふり) 自分をいつでも仮死状態に出来る ほかにも動物以外なら自分以外も仮死状態に出来る 仮死状態になると心臓の機能も完璧に停止出来る為気配が完璧に消える もちろん仮死状態なので深刻なダメージを受ければ当然死ぬ 【性格】おおざっぱ、後先気にしない 【戦闘方法】魔力を軸とした念動力(テレキネシス) 【備考】 uovoMastering所属 階級はリーダー 左胸に孵化した哲学者の卵が埋め込まれてある メンバーの能力に勝手に名前をつけた人 uovoMastering 四月朔日がリーダーを務める組織で卵の孵化者及び被弾者を手助けすることを目的とする メンバーは全員哲学者の卵の孵化者で四月朔日の能力で単純な魔力だけを引き出せれるようになっている どうやら他にも目的があるようで何かを潰すらしい アジトは星の国の廃工場 町工場ぐらいの大きさで入口をシャッターで閉められてある 入口5m前後に修陸の能力で空間を圧縮した透明の堅い壁がある 中は広さ20m四方の広い空間に中心に大きめの低いテーブルを囲むように3人掛けソファーが三つ 奥の方の右隅にドアが一つある ドアの向こう側には草原が広がっている 理由は昔ここに現れた謎の能力者を倒した際に生じた空間の歪み 場所はメンバーも知らないらしいが元々綺麗な小屋があった しかし空間の歪みで消えてしまったらしい よくメンバーによる組手に使われる
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試合開始と同時に、雛は神様パゥワーで、 同じ神様仲間の穣子、静葉、神奈子、諏訪子に念話を送り、 これこれこういうわけだからよろしく、と世間話とお願いをした。 さて、後はどうしようか、と毛玉に向き直ると、 毛玉のドアップ。 ――ちょ、こっち見んな……じゃなくて近い近い、鼻、鼻に擦り寄ってくるな! そう、毛玉の分際でこの毛玉、毛玉の毛玉たる体毛を鼻でこちょこちょすることで、 雛のくしゃみを誘発させようと目論んだのだ。 むぅ、と耐える雛。どうする、こちらも相手の鼻を攻めるべきか。でもこいつ、鼻ってどこだよ。 ちなみに、自分の鼻をふさぐことは試合内容的に許されない。 (豆知識:鼻を手でつまめばくしゃみを防ぐことができます。ただし、効かない人もいるそうです) 雛は耐えた。耐えに耐えた。出そうで出せずに苦しんで、実に30分。 ぶるるるぅうぇっっっくしょぉおい! やたらでっかいくしゃみを出したのは、毛玉のほうだった。 雛の勝利だ。 実は雛は、神様仲間に「毛玉ってこれこれこういう噂があるのよ、みんなにもお話しておいてね」とお願いしていた。 幻想郷では、「くしゃみを出させたければ噂を立てろ」はほとんど常識である。 さほど強いまじないというわけではないので誰にでも効くわけではないが、 神様が立てた噂なら、毛玉程度にくしゃみを出させるには充分だったのだ。 しかし手ごわい敵だった。雛はほっと一息つき。 へくちっ。 と、我慢していたくしゃみをして、すっきりした。 モブキャラ 毛玉 耐久 雛