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【検索用 かせにきえる 登録タグ 2018年 VOCALOID か みふる 曲 曲か 殿堂入り 猫アレルギー 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:猫アレルギー 作曲:猫アレルギー 編曲:猫アレルギー イラスト:みふる 唄:音街ウナ 曲紹介 曲名:『風に消える』(かぜにきえる) PVイラストはみふる氏のpixivより『星を眺めて』。 歌詞 (書き起こし) 全てが嫌になって くだらない嘘を積み重ねて 聞こえますか 僕の声を覚えていますか ガラクタに身を沈め 変わらない世界が嫌になって 見えてますか 私の顔覚えていますか 失くしたい嘘があって 隠したい真実があって 影を踏めば闇に消えて行く 誰にも見えない夏の嘘 傷付けあって 涙流して そして別れを告げて 夏が終わる 全て風に消えた 全てが夢に変わって くだらない理想を積み重ね 分かりますか 僕のことを覚えていますか ガラクタを身に纏い 変わらない世界が嫌になって 覚えてるよ 忘れないよ 忘れられないよ 儚い嘘があって 悲しい真実があって 影を踏めば闇に消えて行く 誰にも見えない夏の嘘 傷付けあって 涙流して そして笑い合う日々を 忘れない 忘れられないから 失くしたい嘘があって 隠したい真実があって 影を踏めば闇に消えて行く 誰にも見えない夏の嘘 傷付けあって 涙流して そして別れを告げて 夏が終わる 全て風に消えた コメント さすが、仕事が早い -- 名無しさん (2018-09-08 22 49 42) 新曲いいですね。CD早く出ないかな~ -- ZERO (2018-09-10 18 46 39) 覚えてるよ 忘れないよ 忘れられないよのとこめっちゃ好き -- 恋する乙女A (2019-04-11 19 06 30) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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スレ内に投稿されたSSまとめ(91~100スレ目) ここは麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタルスレ内に投稿されたSSをまとめるページ(元スレ91~100)です。 ►トップページへ スレ内に投稿されたSSまとめ(91~100スレ目)麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 91スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 92スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 93スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 94スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 95スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 96スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 97スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 98スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 99スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 100スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 91スレ目 ≫113 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 13 09 56 テイオー「付き合い長い歳下の男の子がさぁ、ちょーっと背が高くなったからってボクのこと歳上扱いしなくってほんと生意気なんだよねー」 ライス「あ、ちょっと分かるかも……」 ≫169 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 15 34 40 登場する度骨折するテイオー中佐? 「絶対ハボクダー!海賊ナンカ一撃ダモンニ-!」 「ぐあああああ!!」 「ドンナモンジャーイ(プラーン)」 「ああっ、テイオー中佐がまた骨折したぞ!」 ≫187 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 16 00 54 ライス「おっ……おねえさんなら、ここにもいます!」 ロー「は?どこに?」 ライス「…………」ジワッ… ロー「……おい、悪かった。謝るから泣くなよ……」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 92スレ目 ≫44 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 18 23 39 パマヘリの二年前、もしかしてシチーみたいに原作組絡めない方が美しいんじゃないか? 基本海軍の家系であるメジロ家を出て海賊になりパリピ海賊団の一員となったパーマー その船長ヘリオスがメジロ家の誰か(ライアンかドーベル辺り?)に捕まってしまう パーマーはヘリオスを助け出し、二人で協力して逃げおおせるのであった その様子を見つめるマックイーン アルダン「ふふ。逃げられてしまいましたね」 マックイーン「メジロのウマムスメを連れ出すような海賊です。このくらい突破してもらわなくては困りますわ!」 アルダン「素直じゃないんですから…」 なんやんやパーマーが心配だったメジロ家の面々。実はヘリオスのことやパーマーの覚悟を試す意味合いもあった、みたいな そしてヘリオスがSMILEの一件で助けを求めるとメジロ家の絆を優先するっていう流れに繋がる……とかどうだろう ≫49 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 19 33 44 フクキタル「ルフィさんは凄いんです!なんたって海賊王になるお方ですから!」 ライス「う、うん。ルフィさん、すごいよね…」 フクキタル「おおっ!分かりますか、ライスさん!お目が高い!」 ライス「だって……ルフィさん、とっても強くて、かっこよくて……」 ライス「あのドフラミンゴさんも倒しちゃうんだもん。本当にすごいよ……!ヒーローみたい……!」 ライス「ライスね……ルフィさんならどんな奇跡だって起こせちゃうんじゃないかなって、時々思うの」 フクキタル「……」 ライス「……フクキタルさん?」 フクキタル「そ……そんなに褒めてもあげませんよ!?」 ライス「ええっ!?なにが!?」 ≫50 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 19 35 21 何スレか前にリクエストにあったドレスローザ勢、海軍スパイのミホノブルボンの設定とSSを書いてみた ヴェルゴをパパにした結果、その時のネタとはだいぶズレました 【所属】海軍G-5支部 【階級・役職】軍曹、七武海監査 【能力】なし 【年齢】27歳 【二つ名】サイボーグ 【覇気】武装色 【基本設定】 G-5支部に所属する29歳のウマ娘海兵で基地長であるヴェルゴ中将の妹 似ているのかヴェルゴにはよく病弱な下の妹と間違えられる 適正検査で不合格だったため長年軍曹止まりだが、その剣技は尉官クラス 胆力もかなりのもので、七武海監査を担当しているドンキホーテ・ドフラミンゴに対し交渉し召集に応じさせるなどたびたび成果をあげている。 というのは全て表向きの話であり全てでたらめである その正体はヴェルゴが海軍に入りこむに際し"用意"したウマ娘。13歳の時に海軍入りさせられたため表向きの年齢は実年齢より2歳高い 「俺の命令に忠実であれ」と教育された結果、感情を表すことなく淡々とスパイ活動をこなす。 海兵として働く時は不得意な剣術を強要され覇気も禁じられているが素手の実力は将校とも渡り合えるほど高い。 ヴェルゴから引き継いだ監査も実質無意味となっており、成果はそれを悟らせないためにドフラミンゴが与えたもの。 このようにファミリーの忠実な手駒となっているように思われていたが、 監査としてドレスローザへ派遣された時にマスターのヴェルゴとサブマスターのドフラミンゴから与えられた命令 「人間関係の構築に努めろ」「ライスと仲良くしてやれ」 この二つで築かれたライスとの友情が指示をした二人の想定よりもかなり高い優先度になっており トリカゴ発動から護衛任務を放りだし単独行動を行う事態を引き起こした ワノ国現在はハートの海賊団の捕虜となり船内で厳重に拘束されている(機械に触れられたら壊れるため) ≫51 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 19 35 52 【過去】 ミニオン島でヴェルゴに連れられて現れるまでの過去は不明 14歳当時はまだわずかに感情が残っているのか、ヴェルゴがコラソンを殴打した時には青ざめた表情を見せた。 【能力詳細】 実力を隠すため海兵として戦うときは軍刀を使う(自分を剣士と勘違いしたヴェルゴにちょくちょく持ってかれる) 本来のスタイルは覇気を纏った拳で殴る単純かつ高威力なもの。 他にも六式の鉄塊、剃、月歩を習得している。 天性のスプリンター適正と見込まれていたが、コラソンの仇をとるためトレーニングをするライスに付き合ううちに長時間の戦闘も可能になった 【関連人物】 ヴェルゴ 父でありマスター 年齢に対して歪で幼い性格は彼によって仕込まれたもの ローから彼の死を聞かされ人目もはばからず泣く姿は初めて見せた少女らしい姿だった ドンキホーテ・ドフラミンゴ ドレスローザに滞在中は指示を受けるよう命令されたサブマスター ボスであるドフラミンゴの優先度がライスより低くなっていることはヴェルゴもドフラミンゴも気づいていない ライスシャワー 友人 命令によって始まった関係だが海軍で人との関わりを避けるよう指示されてきたブルボンにとって 彼女との友情は唯一無二のものだった。 トラファルガー・ロー コラソンの仇 ミニオン島で見た事実とそれに至った理由から客観的に判断したもの と、ブルボンは思っているが当然ヴェルゴの「裏切り者は死んで当然」という教育の結果である。 人が人を助けるという概念についてライスから教わった後は友人の友人程度に認識 ≫52 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 19 36 05 (トリカゴ、現在も発動中。解除方法、敵の殲滅。特に指定された12名を重点。ライスの反乱、理解不能。方針、身柄を確保しマスターの指示を仰ぐ) ミホノブルボンはミニオン島の記憶を再生する。糸の能力は理解できないが結果は明白だ。 トリカゴの発動を確認したブルボンは珍しく焦った様子で城内を駆けていた。 「ブルボンさん!」 城内に入り込んだライスシャワーはブルボンの独特な足音を聞き声をかけた。ファミリーでもブルボンなら協力してくれるのではと淡い期待を込めて。 「ライスさん、危険な状況です。速やかに…」 「聞いて。ブルボンさんは私の仇討ちに協力するって言ったよね?」 「……肯定。私はライスさんの力になります」 「ブルボンさんは知らなかっただろうけど、お兄様を殺したのは……殺したのはドフラミンゴさんだったの! だから、ライスと」 「否定」 「!?」 驚愕に顔を凍らせるライス。言葉が足りてないことをブルボンは察した。 「私はミリオン島で見ていました。ドフラミンゴがコラソン、ライスさんのいうお兄様を撃つ瞬間を」 「……なんで」 「そもそも、ライスさんのいうお兄様の仇とはトラファルガー・ローでは? 客観的説明を求めます」 ファミリーの教育を受けたブルボンの認識は一般的な解釈と違っていた。 裏切りを処罰したドフラミンゴは正当な処理であり、その死をもたらしたのは半年にわたる失踪から疑念をもたらし、マスターに協力を求めた結果裏切りを確信させたロー。 ブルボンの解釈した仇の優先度はコラソン、ロー、ドフラミンゴでありそれを覆すには説明が必要だった。 だが今日、人生を裏切られたライスシャワーの目にはまるで別のものが映っていた。 「ライスバカだなぁ。こんなに騙されてたのに"ブルボンさんなら"って思っちゃってた」 「ライスさん?」 その目が青い炎を灯し、ライスは一度は収めた短刀を抜き放った。 「さよなら、ブルボンさん」 (ライスからの殺意を確認、原因不明。状況変化なし、確保実行) 対応したブルボンは全身に覇気をみなぎらせ、本当の実力を発揮するためのスイッチを呟く 「リミッター解除、ミホノブルボン…始動!」 勝利のない殺し合いが幕を開ける。 ≫60 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 21 01 22 サクラバクシンオーのバクシン!お悩み相談! 〜寄稿されたお便り(一部)〜 ○お兄ちゃんにずっと耐えられているんですが、どうしたら陥落させられますか?(PN.Cuteさん) ○大切な開運グッズを処分されそうです。お助けください!(PN.ハッピーカムカムさん) ○好きな人との仲が発展しません。どうしたらいいですか?(PN.初恋さん) ○歳下の男の子がボクのことお姉さん扱いしてくれないんだ。ボクのが歳上なのにーっ!(PN.ワガハイさん) ○ガラクタを開運グッズと言い張る子を説得する方法を教えて(PN.泥棒猫さん) ○恩人を殺したクソ野郎から助け出したい女から命を狙われているんだが(匿名希望さん) ≫67 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 21 34 49 三ウマ娘でカフェとか行って一番年上だからライスが注文してお金払ったら店員に「席に持っていくからお姉さんと一緒に座って待っててねー」って言われる概念 ≫68 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 21 36 49 67 「ら……ライスがお姉さんです」って言っても「あはは、えらいねー」って流されるやつだ… ≫69 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 21 37 46 67 結局フクが支払うことになるやーつ 「なんか納得いきません.....」 ≫71 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 21 46 14 ライス「で、でもね!ライスも大人のおねえさんとして見られたことはあるんだよ!」 フクキタル「そうなんですか?」 ライス「うん!この間ローくんとお買い物に行った時なんだけど……『ごきょうだいですか?』って聞かれたの。やっぱりライス、ローくんと並ぶとお姉さんに見えるのかな?」 フクキタル「(それは……)」 カレン「(兄妹の意、だと思うなぁ……)」 ≫103 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 22 52 17 「自分の上司の良いところや改善してほしいところ、プライベートなどを教えてください」というモルガンズのお題に、ハヤヒデ、チケット、タイシン、キタサンはなんて答えるかな? ≫104 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 22 59 26 タイシン「立場上いろいろ言えない事があるのは分かるけど、口下手なのを言い訳にして言うべきことまで黙ってるのはどうかと思う」 「……バレてんだからね」 ≫105 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 22 59 50 103 タイシン「過度に干渉してこないところ、暑苦しい(物理的)、なんであんなに嫌がってたのに、 うまぴょいセンター決める勝負に本気だしちゃったの?」 ≫106 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 22 59 54 103 タイシン「いちいち私のやることに口出ししてきてウザい」 ハヤヒデ「その、大将という立場にあるのですし、あまりフラフラされたり公式の場での不用意な発言には注意していただきたいかと」 チケット「クザンさんは優しいよ!ご飯奢ってくれたり自転車の後ろに乗せてくれたり頭撫でてくれたりするんだ!」 ≫111 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 23 04 56 サブちゃんは藤虎の巻き添えで軍の敷居跨げなくなってるからそこをどうにかしてほしいって答えそうね…… ≫113 二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 23 07 44 111 例の電話の後 「すまねぇサブちゃん、あっしら軍の敷居を跨げなくなっちまった」申し訳なさそうに頭をかく藤虎 「えっ…………え?」暖かい蕎麦を啜ろうとしたタイミングで報告を受け、思わず二度見した後お椀を落とすサブちゃん 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 93スレ目 SSが存在しません 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 94スレ目 ≫8 二次元好きの匿名さん21/10/15(金) 13 51 33 ドレスローザの初恋キラーライスシャワー概念とな… 「おれさぁ、ライスさん好きだったんだよ」 「可愛いし優しいもんな」 「10年前の事件の後さ、腹減らして泣いてたらパン分けてくれてさ…」 「おれも。泣き止むまで傍にいてくれたよな…」 「大きくなったらもっと美人になるんだろうなーって思ってたんだよ」 「ああ」 「……」 「……」 「まさか小さいままだとはなぁ……」 「うん……」 みたいな、10年前のリク王の事件を経験した子供が大人になったときの会話的な ≫93 二次元好きの匿名さん21/10/15(金) 18 34 51 でもよぉ 「ライス、落ち着いて走れよ。おれ達はそもそも歩幅が違うのを忘れるな。1、2で走るぞ。いいな?」 「う、うん!がんばるね!」 「よし……行くぞ!」 「はいっ!」 「「1!」」ビターン!! で開幕コケるローライス……見たくない? ≫95 二次元好きの匿名さん21/10/15(金) 18 36 44 ~ワノ国カップ 2,400m 特殊ルール:二人三脚~ カイドウ「ウォロロロロ……位置について、よーいドン!」 「さあ、一斉にスタートを切りました。 先頭はルフィ&フクキタルペア、フクキタルが好スタート! ルフィの足がどんどん伸びる! 足首同士を結んでいても関係ありません!」 「キッド&カレンペア、ジキジキの実でゲートを分解改造! 磁気によるモーター駆動の二輪車を作成しています。 本格的な発走までは、残り僅かでしょうか」 「ロー&ライスペア、オペオペの実でROOMを展開します。 ガレオン船ほどであれば端から端まで一気に瞬間移動ができますので、 50m~100mを一瞬で詰められるでしょう」 キッド「トップを取るのはおれだ!」 ロー「レースだろうとアイツらには負けられねぇ……!」 ルフィ「ギザ男、トラ男! 勝つのはおれ達だぁ!」 「今、二輪車が完成しました! ゲートの残骸を吹っ飛ばし、キッド&カレンの直線一気! 速い、速い! キッド&カレン、キッド&カレン、瞬く間にフクキタルに追い付く!」 「ROOMの展開速度は厳しいか!? ロー&ライス、三バ身差の最後尾に甘んじますが、残り800m!」 「第四コーナーを曲がって最後の直線! 花ノ都の登り坂、果たして勝利の女神は誰に微笑むかぁ!?」 ≫96 二次元好きの匿名さん21/10/15(金) 18 37 03 キッド「“磁気鉄馬(パンクダビット)”!!」 ロー「“ROOM”、――――シャンブルス!」 「キッド&カレン、ゴール手前でROOMに捕まったぁ! 互いの位置が入れ替わり、ゴールは――――」 ルフィ「ゴムゴムのぉー、ロケットォォ!!」 「ああっと、フクキタルが引っ張っていたルフィの足が一気に戻る! 1000mの直線を一気に超えて、今、三人が、同時にゴォォォール!!」 ロー「ぜぇ……ぜぇ……。残り僅かだったか……」 キッド「チッ、もう少し加速が付けば敵じゃあなかったんだがな」 ルフィ「まだ決着は付いてねぇ、もう一回勝負するぞ!」 カレン「お兄ちゃん。カレン、バイクに乗ってるだけだったよね?」 ライス「ロー君。ROOMばっかりで、あれじゃあレースじゃないよ!」 フクキタル「ルフィさん! 私なんてルフィさんの足伸ばしてるだけじゃないですか!」 三人「次のレースは悪魔の実は禁止!」 ロー「お、おう……」 キッド「チッ、仕方ねぇな」 ルフィ「よーし、もう一レースやるぞぉ!」 おわり 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 95スレ目 ≫34 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 00 00 53 「フッフッフッ…神がかった私に敵うとでも?」 2年前の私とは違います。見聞色の覇気を身につけた今、ゾロさんなど赤子同然。 見えます、未来がハッキリと。ゾロさんにアイアンクローを決められる私の姿が! 「……あの…すみません、今なら謝ったら許してもらえたりは?」 「許すわけねえだろ」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 96スレ目 ≫20 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 18 12 54 ライス「ゴメンねキッド君。ライス、不幸を呼ぶウマ娘なんだ・・・」 キッド「いつまでもメソメソしてんじゃねぇ! 船から降ろすぞ!」 カレン「お兄ちゃん、カレンが世界一可愛くなるところ、傍で見ててね!」 ルフィ「お前とは盃を交わしてないから兄弟じゃないぞ(真顔)」 フクキタル「ローさん! さあ、今日の運勢を占って見せましょう!」 ロー「迷信に振り回されるのはゴメンだな、占い屋」 三人「・・・」 カレン「お兄ちゃん、カレンが世界一可愛くなるところ、傍で見ててね!」 キッド「世界を股にかけるなら、行く先は同じ果てだ。お前の夢も見届けてやろうじゃねぇか」 ライス「ゴメンねロー君。ライス、不幸を呼ぶウマ娘なんだ・・・」 ロー「元より不幸には慣れている。不幸になろうとお前の傍にいてやるさ」 フクキタル「ルフィさん! さあ、今日の運勢を占って――――」 ルフィ「何だろうと構わねぇ! フク、出航だぁー!」 ≫58 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 23 02 ライスってアニメだと前屈全然できないくらい身体硬い設定あったじゃん? ハートの海賊団内で「えーっ!ライス身体硬っ!」「全然届いてねえ!」「嘘だろ!?」って騒いでたから何かと思ったローが覗きに行ったらベポシャチペンギンに囲まれたライスが前屈やってるんだけど上体が全く倒れてなくてぷるぷるしてるんだよ 「見てよキャプテン!ライスすっげぇ身体硬いんだよ!」とベポに言われて「そうか」と短く返したロー、おもむろにライスの背後に回る で、容赦なく背中を押す 「きゃーーーーっ!?痛い痛い痛い!ろ、ローくん、痛いよぉ!!」 「お前よくこれで暗殺者できてたな…硬すぎだろ…」 「いやあぁぁぁっ!やめてっ!痛い!もっとゆっくり……きゃああああ!!」 ライスは泣いた。ドフラミンゴによる厳しい訓練でも流さなかった涙を流した。暫く船室に引き籠もった そして何故かしばらくの間、ローは一部の船員から白い目で見られることになった ≫61 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 31 45 58 ほのぼのしていいですねぇ・・・ 逆に身体の柔らかい幼少テイオーがゴムゴムの実を喰ったルフィと張り合って、 テイオー「へへーん、僕の方が柔らかいもんねー!」 ルフィ「なんだとー、おれの方がこーんなポーズも取れるぞ!」 テイオー「悪魔の実を食べなくたって、僕はこーいうポーズ出来ちゃうよー」 って言いながらお互いにグニャグニャしたポーズを取り合って、 その内ルフィの腕や脚がテイオーに絡まって取れなくなり、二人でワンワン泣いてほしい ルフィ「エェェースゥゥー、取れなくなっちまったよー!」 テイオー「サボー、ルフィが絡まって取れないよぉー!」 エース「お前ら、二人揃ってアホかよ……」 サボ「ほら、石鹸持ってきたから大丈夫だよ」 この後、四人で石鹸まみれになってるところをダダンに目撃されて、 遊んでないで風呂でも入ってな! と言われて、四人まとめて風呂へ放り込まれてほしい ≫64 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 35 42 バッシュまわりのSS上げます バッシュのアジトにて、あたふたと逃げ回るバッシュとバーユを追いかけてウソップ、ナミ、チョッパー、ロビン。そして、トレセン諸島防衛軍の隊長たち。 「追い詰めたぞ、バッシュ! バーユ!!」 「いい加減観念しなさい!」 追いかけっこは長くは続かず、とうとうバッシュとバーユはアジトの奥──巨大なドーム状のエリアに突き当たる。 「──追い詰めた? バーバッバッバ! 違うね、おびき寄せたんだよテメェらをよォ!!」 バーユが懐から取り出したスイッチを押す──轟音、地面から巨大な檻がせり出し始まる。 「こ、これは……」 「なるほど!! 今までに連れ攫われたみなさんですね!! ご安心を! 私がバクシンで救出しますので!!」 せり出した檻の中には数多くのウマ娘たち──ざっと、百人以上。 「おいおい……こんなモンじゃねぇよ俺の奴隷兵団(チョーカーアーミー)はよォ!! いでよ、巨人海賊一家、ケン、マリー、タロウ! そして魚人族のバイヤー、モデスト氏の力添えによって確保した魚人街出身の魚類の皆々様!! 総勢、150の兵力がテメェらを制圧するのさ!! テメェら全員に命じる”こいつらを倒せ”!!」 「……っ、やめろ! こんな戦いに誉れはねぇ!! 地獄の底より貴様を呪うぞ、バッシュ!」 「クソっ、モデストの野郎……ぜってぇ許さねぇ!!」 続けて現れた檻から出てきたのは3人の巨人族一家と、荒れくれた魚人族の集団。 檻から現れた者は例外なく、バッシュの黒いチョーカーがはめ込まれている。 ≫66 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 36 25 「あらあら、かわいそうに……今直ぐ助け出しますからね」 「おっと……動くなよテメェら! もし……お前らが一歩でも動いたら、コイツらの命はねぇぞ」 「っ、なんだと!?」 「当たり前だ、俺の商品をどうするかは俺の自由。俺が一言、自害せよと言えばこいつらは全員死ぬ!! 確かに痛手だが……俺の命よりかは安い!! もとより人間以下の家畜ども!! ブタが死んで悲しむヤツがどこにいる!!」 「う、嘘でしょ!? そんなだったら私たち倒されるしかないじゃない!」 バッシュの無慈悲な宣告に、隊長たちの足は止まる。 しかし、動かなければ奴隷兵団による蹂躙が待ち受ける。 「ならば! 言うより先にバクシンすればいいだけのこと!!」 「OK! イッパツで終わらせマース!!」 「──ッ!!?」 ──G1級奥義、剃帝矢子・捨楠(ステイヤーズ・ステークス)、そしてタイキシャトルによる神速の早打ち。 能力こそ凶悪なれど身体能力は人間の粋を超えないバッシュには認識さえ出来ずに首が消し飛ぶ技だろう。 ──しかし、現実は甘くない。 「な、なんですと!?」 「……あァ、バクシンオー……さん……」 「ホワッツ!? どうして貴方が!?」 「っ、すまねぇ……命じられているんだよ……! こいつの命を絶対に守れってよォ……!!」 バクシンオーの奥義はウマ娘の一人が身代わりとなり、タイキシャトルの射撃は巨人族のケンによって阻まれた。 ≫67 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 37 05 「そう! おれはこいつらに命じたんだ……”おれを傷つける攻撃全てを防げ”とな! ──もっとも、バーユ氏によってメイクアップされたおれは、ご覧の通りナイフに刺されても傷つかねぇんだよ!」 ナイフを取り出し、自ら胸に突きつけるバッシュ。しかし、胸からは一滴の血も出ず、むしろナイフの方が砕かれる。 「──そして、テメェら……動いたな?」 「っ、しまった!!」 「つまりこういうことだよなァマヌケども! ドカドカに命ずる!”し「必殺タバスコ星!!」グギャああ!! 辛ェ!!」 呪詛の言葉を紡ごうと口を動かすバッシュ。しかし、飛び出す言葉は辛さに悶える無意味な文字列。 「て、てめぇら……なぜ動かねぇ!」 「おいおい……てめぇは自分で言った言葉さえ覚えてねぇマヌケなのかよ? てめぇは言ったよな……”傷つける攻撃を全て防げ”ってよぉ。だが、”ただの香辛料を食べる”って形なら、その言葉は無効になる! マヌケなのはお前の方だ! バッシュ!!」 「~~~!! テメェらに命じ「タバスコ星!」ぎゃ~~~!!!」 百発百中の狙撃手からは言の葉さえ逃れられない。口の中を突き刺す”辛さ”にバッシュは悶える。 「そういうことだテメェら!! お前らは絶対におれが殺させねぇ!! だから、全力で暴れまわれ!!」 「「「──っ!! おう!!」」」 ウソップの言葉に、全員が頷く。そこにあるのは絶望ではなく、希望。死という恐怖から全員解き放たれたのであった。 ≫71 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 19 44 20 設定周りです。 モデスト:ウマヅラハギの魚人。ホーディの友人、つまりカス。 ウマ娘差別主義者であり、海に出たウマ娘を攫い売り飛ばす活動をしていたが、トレセン諸島の実力者に倒され命からがら逃げ出した過去を持つ。 逃げ出した先でバッシュと出会い、意気投合。魚人街の不穏分子(つまりホーディにとって都合の悪い者たち)をそそのかし、バッシュのもとに連れていき奴隷化させた。 この場面時点でフクキタルと戦闘中、菊花掌によって吹き飛ばされる。 巨人族一家の海賊:父がケン、母がマリー、息子がタロウ。名前の由来はウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラマンタロウ。ファンの人たちごめんなさい。 懸賞金額はそれぞれ7000万、6000万、1億。2年後にバギーズデリバリーに所属しているかも。また、父は巨兵海賊団に所属していた過去を持つ。 バッシュにより睡眠薬入の酒を飲まされ爆睡していた隙をつかれ隷属化された。 隊長格:タイキシャトル、バクシンオー、スーパークリークが所属。 個人的にゴルシも入れたかったがタイミングがなかった。多分、クリークから借りた電伝虫でオグリに連絡中。 以上です。ツッコミどころあったらごめんなさい。 ≫147 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 19 24 ライス「ロー君がライスのことを邪険にするから悪いんだよ? ライスの方がお姉さんだって教えてあげるからね」 ロー「バカ言ってねぇで手錠を外せ! 二人で海楼石の手錠を付けて、敵襲があったらどうする気だ!?」 ドフィ「フッフッフッ、おれが見張っているから大丈夫だ」 コラソン「おれもいるぞ」 マルゼン「私もいるわよー」 ライス「!?」 その後、駆け付けたペポの手によって、何事もなく手錠は外された。 ≫173 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 47 09 ロー「……で」 ライス「はい……」 ロー「わざわざ海楼石なんざ用意して拘束しやがったことについて、言い訳がしたいなら聞いてやる」 ライス「ご、ごめんなさい……」 ロー「流石に本気で肝が冷えたぞ……」 ライス「ごめんなさい……」 ロー「……別にお前に魅力がないと言っているわけじゃない。だから……なんだ。そんなに焦るな」 ライス「ローくん……」 ロー「……こっちだって我慢してんだぞ」ボソッ ライス「え……そ、そうなんだ……えへへ……」 ロー「(ヤベェこいつ耳良いの忘れてた)」 こういうオチでええやろ!ヨシ!! ≫178 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 52 54 深夜だからか下ネタすげぇな まあいざとなったら切腹するからな……エルが ≫181 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 54 34 ケ!?切腹はキャプテンにまかせマース! ≫182 二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 55 10 181 バギー「はい切った!」バラバラー ≫190 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 00 42 181 182 バギー エル「イェーイ!」(ハイタッチ) グラス「…」ゴゴゴゴ 見たいのが見習い時代はありそう 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 97スレ目 ≫21 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 14 46 ゾオン系ウマ娘「私達もあんな風になれちゃうんだろうか....」 キョーシ(ウマ娘)「流石に首が取れたり手足が飛んでったりしないよな?....なあ?」 ≫24 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 15 27 21 あれは見たことない古代種のみできる荒技だから… ≫26 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 16 03 24 パスタマシンも大概なんだよなぁ ≫29 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 17 57 26 キョーシ(ウマ娘)「そうか!できると思えばウマ耳をブーメランみたく飛ばしたり、生命帰還で尻尾の毛を硬質化させて尻尾取り外して手持ち武器に出来たり!」 フクキタル「」(心底軽蔑の眼差し) ≫32 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 20 12 ライス「ローくん、大変!変な部屋に閉じ込められちゃった!」 ロー「カリカリでも出られねェのか、厄介だな……待て、何か書いてある」 ライス「手を繋がないと出られない部屋……?」 ロー「なんだ、それだけで出られんのか」 ライス「か、簡単そうでよかったね」 ロー「ああ」 ライス「……」 ロー「……」 ライス「(あ、あれ!?繋がないの!?じゃあ歳上のおねえさんらしくライスから……ううう、でもなんか恥ずかしい……)」 ロー「(おい……手くらい昔繋いでただろ。何躊躇ってんだ……ならおれから……いや……しかし…………)」 ※この後出るのに数時間を要した ≫40 ワンピ未所持ss書き21/10/17(日) 00 21 49 マルゼンスキーが進展のないスぺちゃんを問い詰めるssです どうぞ マルゼンスキーは孫にあたるウマ娘、スペシャルウィークを正座させ、彼女の目の前に同じようにして正座して向かい合った。 「私が何を言いたいか……分かるわよね?」 「え……」 スペシャルウィークは困惑を隠せない。 それもそのはず、さっきまで同じ赤髪海賊団のクルーと昼食をとっていたはずなのだが、いつの間にか仲間たちや食べ物は目の前から消え去っていて、目の前に祖母であるマルゼンスキーが何の説明もなく正座して待っていたのだ。 「そ、それよりもおばあちゃん……ここ、どこですか?」 「ここはゲキマブ空間。私の領域を応用したものよ。ここの中にいる限り外からは見聞色の覇気でも認識できないわ」 「えぇ……」 「それと質問に答えてほしいのだけど」 「全然見当もつきません……」 マルゼンスキーはスペシャルウィークの返答を聞いてギロリと鋭い視線を向けた後、彼女の肩を掴み、顔を下に向ける。 「……のよ」 「え?」 「何時になったらシャンクス君との子供を見せてくれるのよ! スぺちゃんあなたもう三十路なのよ!」 「えぇぇぇぇ!?」 スペシャルウィークは顔を真っ赤にして狼狽する。反射的に周囲を見渡したが、ゲキマブ空間の中にいたことを思い出す。 「お、おばあちゃん! 急に何言ってるんですか!」 「急じゃないわよ! ライスちゃんはロー君との親愛と恋愛の間で揺れてるけど心でつながってる。チケットちゃんはクザン君が海軍を辞めたことは残念だけど生きているのは知ってるからロミジュリもあり得るだろうし今は仕事が恋人っぽくても断然いいわ。カレンちゃんはキッド君とお互いを高め合っているから行く末はくっつくと思うわ。そもそも16歳だからまだまだこれからだけど」 そこまで一息にいった後、マルゼンスキーはスペシャルウィークの手をガシッと両手で包み込んだ。 ≫41 ワンピ未所持ss書き21/10/17(日) 00 22 02 「でもねスぺちゃん……あなたとシャンクス君からはそんなアオハルな雰囲気が一切ないのよ!」 「そんな! 一緒にご飯食べたりとかおすすめの料理を食べに行ったりとかしてます!」 「それだとあなたの好きな人がルウ君になるわ……」 「えっ!?」 ラッキー・ルウには失礼であるが、告げられた事実にスペシャルウィークは愕然とした。 そしてまさかここまでとは思っていなかった彼女にイロハを教えようとマルゼンスキーが詰め寄った瞬間、赤髪が特徴的な男、シャンクスが二人の間に割って入った。 「タンマタンマ! 何がどうなのかはわからんが一旦ここは落ち着いてくれよマルゼンさん。な?」 「……。ごめんなさいね、スぺちゃん。私が思ったよりも深刻じゃなかったみたいだわ」 「へ?」 いきなり自身に背を向けたマルゼンスキーにスペシャルウィークは困惑を隠せないでいた。 彼女は指笛を吹き、紅いイルカのタッちゃんを呼び寄せる。 そして何も言わず、そのままイルカに乗って遠くに消えていってしまった。 後には状況を飲み込めなかった男とウマ娘が、二人そろって首をかしげているだけだった。 マルゼンスキーは海を渡りながらさっきのことを思い返す。 見聞色の覇気を遮断するゲキマブ空間の中にいるスペシャルウィークを見つけることが出来るという事は、全力で探し出したかすぐに場所が分かるほどに心が深くつながっているのかのどちらかだ。 そして、シャンクスは二人の間に立った時にスペシャルウィークの右側にたっていた。それはつまり自身の利き腕であった、今はない左腕と同列に扱うほど彼女のことを信頼しているという証左だった。 「背中合わせって言葉があるけど、その言葉以上の信頼を勝ち取っていたわけね」 マルゼンスキーは声を弾ませながら、水平線の向こうに消えていった。 ワノ国編のパーマーやヘリオスのssは全体像がまだつかめないので断念 覇王vs皇帝は覇王のマリージョア襲撃に妥当な理由を見いだせず、あっても理由によっては皇帝が動きそうにないので断念しました 申し訳ない ≫114 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12 00 18 エピソードオブライスシャワーが中々進まないので初投稿です 構想段階で作中のどっかに入れたかったけどいつのまにか消えてた場面を書き起こしてみました あの子供嫌いのコラソンが、このファミリーから何人もの子供を追い出してきたコラソンが、まさか自ら子供を連れてくるなんて誰が想像できただろうか。 ライスシャワーと紹介されたその少女は、頭から馬の耳を、臀部から尻尾を生やしていた。ウマムスメ族という種族らしい。 耳と尻尾をからかったバッファローはコラソンに蹴り飛ばされた。 コラソンは信じられないほど彼女に優しかった。まず、彼女に対しては絶対に暴力を振るわない。ソファに座る際には膝の上に乗せる。煙草を吸おうと取り出して、彼女を見て煙草をしまったことすらあった。 当然夕食の席も一緒だ。口をきけないが故に黙々と料理を口に運ぶコラソンの隣には、小さな口でもきゅもきゅと料理を頬ぼるライスシャワーの姿があった。 「あ……お兄さま。お口にソースがついてるよ」 ライスシャワーがコラソンを見上げて言う。確かにコラソンの左頬には赤いミートソースがべっとりとついていた。 コラソンは「ここか?」とばかりに右の頬に触れる。それを見たライスシャワーは小さく笑った。 「待ってて、ライスが拭くね……」 そう言うとライスシャワーは背伸びをして、ナプキンでコラソンの左頬についたミートソースを綺麗に拭き取った。 「はい、お兄さま。綺麗になったよ」 コラソンの大きな手が、ライスシャワーの小さな頭を優しく撫でる。ライスシャワーは嬉しそうに目を細めた。 それまでのコラソンを知る者達からすれば、信じられない光景だった。 ≫164 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 16 18 15 Q.シャンクスとバギーはどちらが強いんですか? A.エル「それはもちろんキャプテン・バギーデース」 スペ「そうですね、バギーさんかもしれませんね」 シャン「ははは、そうだな。バギーのほうが強いなバギー「やめろお前ら! んなわけねぇだろうが一体なに企んでやがる!!!」 インペルダウンを脱獄したり頂上戦争での立ち回りの後なら悪気なくこうなりそう 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 98スレ目 ≫53 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20 58 40 「男だって女だってオカマだって、好きなものになればいいじゃない!!」 「プリンセスは血筋や家柄で決まる? バカ言ってんじゃないわよ!」 「諦めない生き方こそ気高さの証、奇跡ってのは努力した者にこそ輝くのよ!」 「だからヴァターシはペンを取り、このプリファイって物語を書、か、」 「書かなぁーい!」 ≫60 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 21 22 30 53 描かないのかよ!一本取られたよ! ≫66 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22 07 47 ~もしもカワカミが麦わらの一味にプリファイを布教したら~ カワカミ「ごらんあそばせっ、これがプリファイですわ!」 チョッパー「へぇー、挿絵がいっぱいあって読みやすいな」 ナミ「“女の子が夢を叶えてお姫様になる”、って物語か。 私が小さい頃だったら、憧れてたかも知れないわね」 ゾロ「女の子が夢を叶える、ねぇ。……いいんじゃあねぇか?」 ウソップ「懐かしいなぁー。カヤが読んでたから貸してもらったよ。 おれが最終話の続きを披露してやったのさ。アイツ喜んでたなー」 フランキー「小娘が読むモンだとナメて掛かってたが、 最後は力で解決ってのは、スーパー解りやすいな!」 ブルック「ヨホホホホ、若い方のご趣味は解らず、恐縮です。 力はあくまで手段。本質は心というのは、実に素晴らしいですね」 ルフィ「へぇー、これがプリファイかー」 カワカミ「!? ルフィ様、もしやご存じですの!?」 ルフィ「そういや……」 ≫67 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22 08 33 <幼少期、ダダンの山小屋にて> テイオー「よーし、プリファイごっこだぁー! 僕がプリファイで、ルフィが怪人だからねー」 テイオー「“ピンチはパンチで解決!”、プリファイパーンチ!」 ルフィ「おれはゴムだからきかないもんねー」 テイオー「あー、ズルいぞー! パンチを受けたら倒れるんだぞー!」 ルフィ「だーかーらー、おれはゴム人間だから、 テイオーのへなちょこパンチなんて屁でもないねー!」 テイオー「ムカァー! プリファイ泥団子! プリファイ泥団子!」 ルフィ「うげ、ぺっ! テイオー、やめろよー!」 テイオー「降参するまでやめないもんねぇー!」 ・ ・ ・ ルフィ「あんまりいい思い出ねぇなー……」 カワカミ「そ、そんなぁー! 逆効果になるなんてぇー。 これじゃあプリンセス作戦がぶち壊しですわ!」 ロビン「……」 ぺら ぺら パララララ―――― ロビン「(可愛い……)」 ~おわり~ ≫99 二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 23 27 11 話は変わるけど コラさんがドフィに射殺される直前に 「──ライスを、頼んだぞ……」 とぽつりと呟くんだ……! ドフィは 「……馬鹿か、おれがウマ娘風情を丁重に扱うワケがねぇだろ……」 と、言うけどなんだかんだ面倒を見続けるんだ。まあ虐待&洗脳はするけど。 その遺言を聞いたローは、コラさんの”やり残し”を遂げるためにもう一人の”D”と共にドレスローザへ挑むんだ…… ≫107 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 00 36 18 またまた唐突なグラス頂上戦争SS 「先の時代の、敗北者じゃけぇ」 それは、見え透いた挑発だった 当初の目的を果たした白ひげ海賊団は最早ここにとどまる理由がない だからこそ私達は父の船長命令に従って撤退を始めたし 先の赤犬の言葉も無視できるものであった 現状の流れに大した影響を与えないものである筈だった しかし、私たちは致命的な見落としをしていた あのロジャー船長に似ているエースさんが、仲間を馬鹿にされたらどうなるか 分かりきっていたのに 「おれを救ってくれた人を馬鹿にすんじゃねェ!!!」 赤犬に攻撃するも、押し負けて吹き飛ばされるエースさん 完全に能力の上で上下関係ができている 更に間の悪いことに、ルフィさんにも限界が訪れてしまった 能力相性の良い海賊王の息子に、力尽きた革命家の息子 それに対して赤犬がどう出るかなど、火を見るより明らかだった 赤犬は動けないルフィさんにターゲットを変えたのか、腕をマグマにして飛び出した 考えうる限り最悪に近い展開だ 「くうッ!!!」 既に二人の元に駆けだしていたが、いくらウマ娘でも助けられるかギリギリのタイミングだ 同様に駆け寄っていた裏切り者の中将トウカイテイオーがいたが、足が折れたのか地面に転倒する ジンベエさんも水の無い環境ではあの位置から届かないだろう ≫108 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 00 37 13 (間に合え…!) 己が足に力を込め何とか阻止しようと前進するが 「行かせない!!」 海軍大佐のナリタタイシンが赤犬との合間に出現する その姿勢といい、見るからに足止め目的であった 「どけェ!!!」 「ぐっ!!」 その小柄な体を薙刀で吹き飛ばすも、すでに遅く―― 私の眼前には信じられない光景が広がっていた ルフィさんへの攻撃は確かに防がれている しかし、防いだのはエースさん自身 命を投げ出しての決死の防御だった 「エース(さん)!!!!!!」 エースさんがまともに攻撃を食らったことに対する驚愕 救出対象の負傷 悲鳴に近い叫びが戦場に木霊する 赤犬はそれに飽き足らず更なる追撃を放つも間一髪、ジンベエさんが間に合った 今になっては遅すぎたが、その行動は私達が駆けつけるまでの時間稼ぎにはなる ≫109 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 00 37 49 ジンベエ、伏せろォ!!」 私とほぼ同タイミングでマルコさんとビスタさんが追いついた 覇気を纏った剣・薙刀、鉤爪が赤犬を捉えるも、致命傷には至らない 赤犬はそんな私達に対し、火拳はもう手遅れだと吐き捨てた 悔しいことに奴の言う通り、エースさんはマグマの拳を胸に受けてしまった 素人目に見ても助からないと分かる程の致命傷 私にとっても一生の不覚とも呼ぶべき状況だった 「お前…絶対死なねェって言ったじゃねぇかよ!!」 ルフィさんの悲痛な叫び それに対し、エースさんは消え入りそうな声で後悔を語った それは遺言と言っても差し支えないもので 私はただ、二人に海軍の手が及ばないように周囲を守ろことしかできなかった そして―――― 「愛してくれて………ありがとう!!!!」 最後にそう言い残し、エースさんは倒れていく 乾いた衝突音 ピクリとも動かない体 燃え尽きるビブルカード それが何を意味するのか、あきれるほど単純明快であった ≫110 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 00 38 06 「エースゥ!!!!!!!!!」 「エ…ス…さん…!!」 血が出るほどに歯を噛み締める どうしてあの時すぐに飛び出さなかったのか どうして間に合わなかったのか 後悔は山ほどあり数えきれず エースさんを助けられなかったという事実が、私達の心を打ちのめした ≫146 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 08 48 15 オペラオーの独白、ここからvsルドルフに繋がるイメージで書いてみました。お納めください。 ━━始まりは、ただ世界中のみんなとオペラをしたかった。 そんな、夢見る少女がお菓子と一緒に楽しむ様な夢。けれど、ボクはそれが本気で叶うと思って友人のドトウとアヤベさんを連れて島を出て外界へと出港したのだ。 ━━地獄を見た。 差別に苦しむ“仲間”がそこにいた。 ━━地獄を見た。 その差別を当然のように行う人間がいた。 ━━地獄を見た。 だから、救った。 だから、戦った。 そして、首輪に繋がれた。 ━━地獄を、見た。 神の世界で本当の“地獄”を見た。 だから、ボクは決意した。 この世全てを導く覇王に成ると。 奴隷を解放した、かつてのフィッシャー・タイガーと同じく全ての仲間を解放した。 敵を倒した。包囲網を敷かれても、ボクらは全て突破してきた。 ━━だけど、それだけじゃ叶わない。 少女一人の夢さえ叶わぬ世界に変革を起こすには到底足りっこない。 ━━だから、ボクは再び神の国へと赴く。 かつてと異なり、今度は自分の意思であの地獄に挑むのだ。 「だから、そこを退いてくれないかい? 皇帝・シンボリルドルフ!」 「私の理想を叶えるために、私は貴様を阻む! テイエムオペラオー!」 もう一つの決戦が、始まった。 ≫148 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 10 28 43 【ワンピース】メロメロ!石化セリフまとめ【海賊無双3】 今思ったけどこれ見るにオペラオーもハンコックの美しさに落ちそうな感じだね ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 10 45 26 148 フク「なんと大安吉日な美人!」 ライス「綺麗な人…」 カレン「カワイイじゃなくて美しい…!」 オペラオー「僕と同等の美しさ…」 ≫154 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 10 48 01 ドトウはオペラオーさんみたいですぅとか言うのかな ≫181 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 11 47 32 ライスってホロホロ効くんだろうか。不幸を自分のせいにしちゃう辺りネガティブな子ではあるけど 「名前がライスなのにパン食べてごめんなさい…」(ズーン)するライスが見たい一方でネガティブホロウされて「きゃあっ!?」と悲鳴を上げるも元々ネガティブなので効かずに首を傾げるライスも見たいっちゃ見たい 心が2つある〜 ≫182 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 11 49 35 181 オペ「雑用として生きていきたい…」 アドベ「普段雑に当たってすいません…」 ウララ「帰ってにんじん食べたい…」 あれ?これドトウ効かなくね? ≫193 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 00 21 182 多分効く「もうあきらめますぅぅ」みたいになる。 ≫186 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 11 52 23 181 どちらも良いと思う。 フクは一味と会う前なら効かなかった気もするけど、仲間になった後は効きそう だけど「お姉ちゃんじゃなくて私がいなくなればよかった」みたいなドス重くなりそう。 ≫190 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 11 57 56 いやだよネガティブホロウされて「お兄さまの代わりにライスが死んじゃえばよかったんだ……」とか言い出すライス…… ≫195 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 03 16 カレンチャン「どうせ何しても耐えられちゃうんだ・・・」 ≫197 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 04 17 チケゾー「うるさくてごめんなさい……」 ≫200 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 06 20 キング「五流でごめんなさい…」 ≫194 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 03 01 海賊無双だとロビンにグラップ(金的掴み)されたボイスもあるんだよな スレに出てきたオリジナルの男キャラで考えると・・・ キョーシ「ウマ娘化が間に合わなグアー!」 バッシュ「おれの金を奪うつもりか・・・」 モルモット中佐「タキオンよりもヒドイ・・・」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 99スレ目 ≫18 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 12 32 22 〜ライスシャワーのネガティブホロウの台詞妄想〜 ○通常運行編 「ライスのせいで不幸にしちゃってごめんなさい……」 ○ギャグ編 「ライスなのに朝はパン派でごめんなさい……」 ○稍重編 「ライスにローくんの隣に立つ資格なんかない……」 ○重バ場編 「お兄さまの代わりにライスが死んじゃえばよかったんだ……」 ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 10 18 前提としてオペラオーが幼少期くらいに 両親はトレセン諸島を離れている感じになってます。 (そうしないと色々齟齬でちゃって…すいません) 幼い日のオペラオー。 父は医者、母親はウマ娘で主婦をしている。 両親はオペラ鑑賞を趣味にしており、 時折やってくるオペラ船へと幼いオペラオーをよく連れていっていた。 (オペラ好きというかオペラに対するこだわりはここ) 父親はよく人生を『舞台』に例えて話していた。 人生という舞台の上で、みながそれぞれの演目を演ずる役者であり主役なのだ、と。 「どうして演じているのか」とオペラオーが問うと、父は少し恥ずかしそうに頬をかき 「かつては世界というのは舞台で、人は役者だって言葉のままに思っていた。 けど、十数年前、自分の元を訪れた男が言っていたんだ『人が死ぬのは人に忘れられた時』だと。 その言葉を聞いた時思ったんだ、人は『覚えていてもらうため』に舞台に立っているのでは、と。 自分が主役の舞台を精一杯演じ切り、幕が下りた後も拍手が鳴り続け、 舞台を後にする人達が自分の演目を語り続けてほしいという願いをもって、 精一杯に生きているんじゃあないかな、と」 こっぱずかしそうに語る父。そんな父の話を笑いながらも、その考え方好きよと言う母。 オペラオーはオペラを初めて見た時の興奮や、終演後の拍手と、 帰り際に口々に興奮した様子で語らう姿を思い出し、激しく首を縦に振る。 「貴方の名前も、そんな風に色んな人の記憶に残るような人に育ってほしいってつけた名前なのよ」 そういう母の言葉に、ますますオペラオーの心はときめく。 そんな風に喝采と語り継がれるような立派な主役になって演目を演じたい、そう子供心に思った。 ≫155 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 11 22 幸せな日々が続いたある日。両親の結婚記念日。 その日、ちょうど大人気のオペラ船がやってきていたため、 オペラオーはせっかくだから二人で楽しんできたら、と両親に言った。 両親もまた、オペラオーの気遣いを感じ、久しぶりに夫婦水入らずでオペラを見に行く事に。 オペラオーは一人になった家で、両親へ渡すお祝いの花束を作りつつ帰りを待った。 …しかし、孵って来たのはボロボロになって打ちひしがれた父一人だった。 母はどうしたのかと父に問うと、父はうつろな表情でこう言うのだ。 「母さんの事は忘れなさい」と。 父のあり得ない言葉にショックを受けるオペラオー。必死に食い下がるも、 父はこれまで見た事のないような剣幕でオペラオーを叱りつけ、閉じこもってしまう。 大泣きするオペラオーの足元には、床に落ち、踏みつぶされた花束があった。 …それから数年。 あの日から人が変わったように弱り切った父親は、そのまま病気になって死に、 オペラオーは孤独となった。 病んでしまった父を看護する傍ら、母の残した秘伝書を使って ウマ娘武術を体得したオペラオーは、真相を求めて島を出て旅を始めた。 (天武の才能の片鱗) …そして、オペラオーは天竜人の存在を知った。 さらに調べていくと、あの日やってきていたオペラ船には天竜人が来ていた事が分かった。 嫌な予感がしながら調べていくうちに、その天竜人がウマ娘族の奴隷を連れていた事を知る。 自分の母は奴隷にされたでのは…その思いが頭をよぎる。 天竜人の事は色々と聞いていたため、オペラオーはシャボンディ諸島へと向かう。 ≫156 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 11 48 ついにオペラオーは母を連れ去ったと思わしき天竜人を見つける。 船が出港する瞬間を狙い、オペラオーは奇襲をかけ、船へと乗り込む。 (ここでオペラオーの覇王色の覇気が目覚める) 船の中を駆けまわり、兵士たちを打倒しながら、ある部屋の扉を開けたオペラオー。そこには 母があった。 愕然とするオペラオー。部屋の中には他にも魚人、人魚、手長族、足長族… 様々な者たちがあった。その中には、かつて自分が見たオペラの演者の姿も… 騒ぎを聞きつけてきたのであろう天竜人とその護衛達。 「なんだこれは」と問うオペラオーに対し、天竜人はへらへらと笑いながら答える。 「素晴らしいコレクションだろう。せっかく集めた美しい奴隷も家畜も、 時間が経つと劣化してしまう…だから、その瞬間を未来永劫見られるように こうして『保存』してやっているのだ」 父の言葉が頭をよぎる。 オペラオーは絶叫すると護衛達を蹴散らした後、天竜人を殴り飛ばす。 「冒涜だ! こんな事、舞台への──精一杯今を演じ生きる者たちへの冒涜だ!」 殴り続け、殺してしまわんとばかりのオペラオー。 だがここで、船の周りを海軍の船が取り囲み始めている事に気が付く。 (見聞色の目覚め) 胸倉をつかまれ、グッタリとする天竜人をくちおちそうに見つめた後、 オペラオーは船から脱出をする。 (包囲が未完成だった事と、撤退戦の驚異的な才能の片鱗を見せる) 逃げ切ったオペラオーは、部屋で見た光景が『忘れられなく』なり、 その光景を否定し、人々が自分の舞台に立って演者として生きられる世界を作るため、 今の世界という『舞台』で行われている『演目』を破壊し、 自らが新たな『舞台』を作り上げ『演目』を行うために動き始める…。 それこそが、父母の名付けた「オペラオー」の名にふさわしい演目であると信じ。 ≫157 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 14 02 こんな感じです。前に貼られていた年表だと大体10年前くらいにオペラオー事件かな?と思ったので、 この事が起きてそこから仲間を集めつつ、奴隷解放とかオペラ公演してた感じ。 なので、自分のイメージだとオペラオーの船には多種族が乗ってるイメージに。 で、頂上決戦でマリージョアが手薄になったため、機は熟したと攻め込んだ感じ。 こうした理由は、前スレのヒルルクの話を聞いて「記憶に残る」と「記録にする」で 対比する感じでやればいけんじゃあなかな、と思ったのと、 実馬のオペラオー父のオペラハウスは安楽死させられたって話をみて、なるほどとなったため。 母親の掘り下げが薄いなぁとか、トレセン諸島出身じゃないと齟齬でないかなとか、 そもそもちょっと天竜人と戦うには手ぬるいかなぁ…と思いつつも、 少年漫画的な手一杯を考えながら作ってみました。 オペラへのこだわりは、両親との思い出であり、自分の原点。 あんまりオペラ部分にはネガティブな要素を入れたくないなぁ…と思いつつもちょっと入れてしまったのは反省 ちなみに母親たちは、お金持ちの家によくあるような感じになってます。 バイオの所長もやろうとしてたし、これくらいなら大丈夫かなぁって… ≫172 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 36 05 勝手ながら、フクキタルの修行について トレセン諸島、インチキ占い師、アオハル諸島の3つが上がっていたわけだけれども全部回ってはダメなんだろうか…という妄想がわいたので ①くまによってトレセン諸島に飛ばされたフクキタルが、皆が無事かの占いすら出来ずに踞っているところをバクシンオーに発見され励まされて占いをして、全員の無事を占いメンタル回復 ②シャボンディ諸島は割りと近いので、ルフィの元に向かおうと定期船に乗り込むが、一瞬躊躇った後占いをせずに乗船 ③船が嵐にあって難破し、海に投げ出され気がついたら何処かのベッドの上であった 『占っておくべきだった』と後悔するも、外れることが怖くて(占いが外れる=メンバー全員が無事であるとは言えなくなる)『占えなかったのだ』ということに気がつき絶望する ④(ローグタウン加入ルートの場合)大凶を覆すゾロやルフィに憧れて加入したのに、あの頃から変わっていない自分に気がつき、「変わ゛りだい!!」と泣いていたところにインチキ占い師登場 「泣けるほど元気になったなら治療費と宿代払いな!」 ⑤全財産が流されたフクキタルはそのまま雑用をすることになり、占いの手伝いと共にシャボンディ諸島で起こったことについて情報を集めることにする ⑥占いがインチキであることと、それでも良い方向へ誘導していることを知り自身の目指す方向を認識する 同時にエースの死を知るもルフィの元へ向かう術がないことを指摘され、雑用は継続 ⑦『3D2Y』を新聞で見て占い師としての更なる向上を目指して弟子入り志願するも断られる そしてバクシンオーとインチキ占い師から連絡を受けていたウマ娘が迎えに来て『ウマ娘流武術』を極めることを勧められる ⑧いざウマ娘のみが行くことを許される秘密の島(くまも存在しか知らないので飛ばせなかった)『アオハル諸島』へ ≫178 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 43 32 SS書くの疲れたから筆安めに小ネタSS ドレスローザ編後・ライスシャワーの懸賞金ネタ 1レスに収まるかと思ったけどギリギリ収まらない字数だったよ… ドレスローザの一件で手配書が更新され、ルフィ達やバルトロメオは懸賞金の額の話で盛り上がっていた。 「そうだ嬢ちゃん。おめェ自分の手配書見るの初めてなんだって?ほれ、取っといてやったぞ」 「あ、ありがとうございます」 さっきはローの手配書を捨てたと言っていたバルトロメオだったが、妙なところで気を利かせてくれたらしい。ライスシャワーは手配書を受け取り、物珍しそうに眺めた。 ライスシャワーはこれまで生きてきて、懸賞金をかけられたことがなかったのだ。ドフラミンゴが王下七武海となる前は、戦うのが苦手で目立った行動を取っていなかった。 彼女が本格的にドフラミンゴの"駒"として動き出したのは、ドフラミンゴが王下七武海となり、懸賞金を解除された後だ。 もしかしたらドフラミンゴは、ライスシャワーの手配書を出回らせないことを狙っていたのかもしれない。彼女はドフラミンゴの敵対者を粛清する暗殺者だった。顔は知られていないに越したことはない。 けれどそれももう終わりだ。ドンキホーテファミリーは海軍に捕らえられて実質解体。ドレスローザの一件でライスシャワーも顔が割れることとなった。 紙面に目を落とす。一体いつ撮られたのだろう。写真のライスシャワーは随分凛々しい顔つきをしていた。 ≫179 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22 43 44 「おい、嬢ちゃん!懸賞金いくらだったんだ?」 麦わらの一味であるフランキーにそう声をかけられ、ライスシャワーは懸賞金額の方へ視線を向けた。 「ええっと……いち、じゅう、ひゃく……3000万ベリー、かな?このくらいなら、偉大なる航路だとそこまで珍しくない……よね?」 「へぇ、ドフラミンゴの部下でもそんなもんか」 「でも、ライスさんって最高幹部だったんですよね?なんか低くないですか?」 ウソップとフクキタルが口々に言う。ライスシャワーも少し気にはなったが、それまで政府側に認知されていなかったと思えばこんなものか。 すると、ライスシャワーの手配書を覗き込んでいたローが口を開いた。 「……おい、ちょっと待てライス。桁を数え間違えてるぞ」 「ええっ!?も、もしかして、300万ベリーだった……?」 「違う。――3億だ」 「えっ?」 ローの言葉に、その場の視線が一斉にライスシャワーへと向けられた。 「お前にかけられた懸賞金額は、3億ベリーだって言ったんだ」 「え…………ええぇぇぇーーーーっ!!?」 ライスシャワーの絶叫が、ゴーイングルフィセンパイ号に響き渡った。 オチはない 最終到達額が7億だしドレスローザ終了時点なら半分以下でもいいかなって…。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 100スレ目 ≫52 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23 10 59 100スレ目記念小ネタ 良い子の麦フク童話【黒いライス青いライス】 〜あらすじ〜 なんやかんやあってライスちゃんは泉に落ちてしまい、泉の精が後光と共にファーッと現れた フク「私は泉の精です!」 ロー「まず二、三箇所ほど突っ込ませろ占い屋」 フク「あなたが落としたライスさんはこちらの黒い薔薇の復讐鬼のライスさんですか?」 黒ライス「トラファルガー・ロー…お兄さまを裏切ったあなたを許さない……!」 フク「それともこちらのドレスローザ編を乗り越えた奇跡の青い薔薇のライスさんですか?」 青ライス「ライスはローくんについてく!」 ロー「聞けよ!!」 フク「さあさあさあ!どっちなんですか!?」 ロー「……おれにとってはどっちも同じライスだ。過去のライスも、今のライスも」 ロー「あいつは自分なりに答えを出した。それならおれはあいつを受け入れるだけだ。過去も、これからも、全て」 ロー「どちらかが正しいんじゃない。どっちもライスなんだよ」 フク「分かりました!正直者のローさんには両方のライスさんを進呈しましょう!」 ロー「は?」 フク「さささ、どうぞどうぞ!」 黒ライス「キシャー」 青ライス「ふんぎゃろー」 ロー「ちょっと待て」 フク「それでは私はこれにて!また来週!!」 ロー「待て!!おい!!一人に戻してけ!!おい!!!」 おしまい ≫65 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23 15 45 「ビッグマムのお茶会に呼ばれてスイーツパクパクが楽しみのメジロ海賊団船長メジロマックイーンですわ」 「ゴールドシップ中将! ひとの声色で何言ってますの!!」 ≫67 二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23 16 55 元海軍中将で四皇に次ぐ大海賊『皇帝』シンボリルドルフ オペラ座という特殊部隊を率いる海軍中将『覇王』テイエムオペラオー 逆転ならまずこの二人かな? で、逆転とはちょっと違うけど… 赤髪海賊団の参謀副官『トリックスター』セイウンスカイ 白ひげ海賊団4番隊隊長『怪鳥』エルコンドルパサー ドリーマー海賊団船長『戦闘総大将』スペシャルウィーク バギー海賊団お目付け役『不退転』グラスワンダー 革命軍の切り込み隊長『撫で斬り』キングヘイロー こんな感じかな? ちなみにこれをやった理由は、バギーのところにグラスをほうりこみたかったから! グラス「バギー…腹を切りなさい」 バギー「わーったよ…はーい切った!」バラバラ グラス「……」イラァ そんな日常! ≫170 二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 09 51 55 ハートの海賊団のフクキタルif概念とか浮かんだ 年齢はローより下だけど、麦わらの一味の時よりは上。2年前時点で20歳くらいかな? トレセン諸島に住んでいたが幼くして人攫いの被害に遭ったフクキタルは同じように攫われた姉によって逃され、放浪している内に北の海までたどり着く そこで兄を探して故郷を出てきたベポと遭遇。ウマムスメとミンクという獣の特徴を持つ種族に加え家族を探す目的を持つ者同士ということで意気投合 同じ志を持つ者として一緒に協力してベポは兄を、フクキタルは姉を探すことを約束 シャチとペンギンにいじめられているところをローに助けられ、二人してヴォルフの元でお世話になることに(Novel LAW) それからスワロー島での事件を乗り越え、ロー達と共にハートの海賊団として旅立つ…みたいな ベポと拳法家マスコットコンビしててほしい。麦わらの一味の世界線より懸賞金低そう 調子に乗ってはローからチョップ食らってそうなイメージ。こっちでもフンギャロってる ≫177 二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 12 40 01 ライスが麦わらの一味入りするifルートでちょっと浮かんだ過去編 家族旅行中に客船ごと海賊に襲われて両親がどうにかライスだけでも逃がそうと奔走 途中父親が撃ち殺され、甲板までライスを連れて逃げた母親はせめて少しでも生きられる可能性があるならとライスを海に放り投げて逃がす ライスが最後に見た母の姿は、「ライス……生きて!!」と言い残して微笑み後ろから刺し殺されるというもの この世界線のライスは非能力者だが、海に入る度に上記の記憶が蘇って身体が動かなくなってしまい結果カナヅチに……というネタ この後ジェルマに拾われてドフラミンゴとどっちがマシかなってレベルの扱い受けた後、レイジュの手引で脱出して海の上走って逃げて〜とか浮かんだけど原作が手元にないのでここまで 上へ
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暗く光のない僕等に希望を与えてくれた 夢の町 様々な人が行き交い出会い別れゆく 嬉しいことも哀しいことも教えてくれたね 楽しいことも苦しいことも教えてくれたね 時には八つ当たりしたね・・・ゴメンネ 歩く人走る人も様々 道も凸凹で噛み合わない所もあったけど 相談しあったね 消えちゃうけど いつまでも僕等の中で 想い出の街はいつまでも存在しているよ 「さよなら」は哀しいけど 僕等の街に「さよなら」言わなきゃね 忘れないさ 消える街 けれどいつまでも永遠な街にGOOD-BY るう
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現れた仇 (エピソードブースター TIGER&BUNNY) COMMAND C-098 緑 2-3-0 C (防御ステップ) 自軍捨て山の上のカード3枚までを見て、その中にある、「特徴 NEXT」を持つユニット1枚を、ユニットのいる戦闘エリアにリロール状態で出す。ターン終了時に、そのユニットを持ち主の手札に移す。 展開 出典 「TIGER&BUNNY」 2011
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麦わらのストロー 探偵博会場の一角、アルセーヌ・ルパン館に展示されていた秘宝の一つ。 一見ただの古ぼけたストローにしか見えないが、かつてルパンがこれによって 相手のトイズを吸い取り倒したという伝説が残っている。 …が、それは間違った伝わり方をした伝説であり、実際は吸うのではなく吹き出すのが正しい使い方だった。 (というかストローにそのまんま「吹く」と堂々と書かれている) 2幕11話にてエリーがコッソリと拝借し、 暴走したブー太が取り込んだ無数のトイズを協力して吹き出し、大量のラードごと放出させた。 尚、トイズを吸い取るという対極の性質を持つ秘宝であるパンドラの壺をシャーロック・ホームズが持っていたが、 この秘宝との関係性は不明。
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「友情ってヤツァ… つき合った時間とは関係ナッスィング!!!」 尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクター。 秘密組織「バロックワークス」の幹部格「オフィサーエージェント」の一角であるオカマ。 上記の名前は組織のコードネームであり「ベンサム」という本名があるが、この名が紹介で用いられる事はほとんど無い。 また、エージェントは原則として男女二人組で行動し、コードネームは男が「Mr.+番号」、女が「Ms.+曜日や祝日、記念日など」なのだが、 ボン・クレーはオカマのためコンビを組まず(代わりに直属の部下が存在)、男女両方のコードネームを持つ(「ボン・クレー」は「盆暮れ」から)。 『グランドバトル2』*1ではMr.0の方針でコンビを組ませてもらえなかった事が判明。 バロックワークス所属時代のコートの背中部分にはマンガでは「オカマ道」、アニメだと「盆暮れ」。 アニメでの担当声優は同作のジャンゴやフランキーも演じ、 『天外魔境』シリーズや『サクラ大戦』でもオカマキャラを演じていた 矢尾一樹 氏。 代表キャラの一人であるジュドー・アーシタも作中で女装を披露した事があるし 常にテンションが高く、バレリーナのような珍妙な外見と言動が特徴の変人だが、 テロ組織に身を置いていたとは思えない程の友情に厚い人情家。 バロックワークスに身を置いた経緯は不明だが、言動を見る限り組織には打算や保身ではなく本心から忠誠はあった模様。 任務に失敗したMr.3の抹殺を命じられリトル・ガーデンに向かうが、その帰路の途中で麦わらの一味の乗るゴーイングメリー号と出くわし、 お互い敵と気付かずに友人関係になったのがルフィ達との出会いである。 その後別れた後でお互いに敵と知る事になり、アラバスタ王国乗っ取りを阻止せんとする麦わら一味と対立するが、 自身はサンジと激戦の末に敗北。 ボスであるサー・クロコダイルも敗北したため、バロックワークスも解体となり、 自身は辛うじて海軍の縛から逃れ、麦わら一味の船であるゴーイングメリー号を占拠し(実質海軍の捜索から隠した)、 先の奇縁から共に海軍の包囲網を脱出する作戦を持ちかける。 しかし、危険を意に介さずビビとの約束を果たそうとするルフィ達に心打たれたため、 麦わら一味に扮して囮を買って出て、自身の捕縛と引き換えにルフィとビビ達の最後の挨拶の時間を稼ぎ、一味の逃亡に大きく貢献した。 その後は残党捕縛の任務でキューカ島を訪れていた黒檻のヒナと交戦するも彼女の能力で拘束されてしまい、 一味の幹部と入れ替わる形で牢屋に入れられ、脱走を拒否したクロコダイルとMr.1、巻き込まれたMr.3と共にインペルダウンに投獄されたが、 ポートガス・D・エースを助けるために潜入したルフィと予期せぬ再会を果たす。 インペルダウン署長・マゼランに敗れたルフィを獣の襲撃や全身の凍傷に苦しみながらもイワンコフの下へ送り届け、 変身能力を活かしてルフィ達を脱出させた後、再び囮となって単身マゼランに立ち向かった。 以降頂上戦争編が終わっても、マゼランがティーチにやられて重傷という情報こそ出たが、 ボン・クレーの安否については全く描写されず読者をやきもきさせたものの、 新世界編の666話扉絵「インペルダウンLEVEL5.5番地ニューカマーランド新女王ボン様」でついに生存が発覚し、多くのファンを安堵させた。 いずれもボン・クレーがいなければ最悪ルフィが捕まっていたであろう事態であり、 麦わら一味の仲間ではないが、彼らにとっては元敵という立場を度外視して余りある、掛け替えのない友人かつ恩人である。 上記の活躍から今でこそ人気キャラだが、登場当時は批判が多く、 バレエ経験者から「バレリーナはこんな動きしない」、 同性愛者の読者から「こんなコントみたいなオカマいねぇよ」「同性愛者を馬鹿にしている」という声があった (演者の矢尾氏から「実在のモデルがいる」という事実*2が明かされてから、後者の批判は沈静化している)。 なお、ボン・クレーがバレエの基本的な動きもできていないのは、尾田氏がバレエをよく知らないからだそうな。 また、ゲーム媒体ではナミとアルビダの色仕掛けでメロメロになる事から同性愛者ではない模様。 両刀、もしくはTS百合願望なのだろうか? + 戦闘能力 超人(パラミシア)系悪魔の実「マネマネの実」の能力者。 右手で顔に触った事のある人間の顔・体型・声を完全に再現した姿になれる (チョッパーにも変身したが、人間以外もマネられるのか、チョッパーがヒトヒトの実の能力者だからなのかは不明)。 これにより条件さえ満たせば老若男女問わず変装が可能であり、 モンタージュのようにパーツを自由自在に組み合わせる事も可能。 変身は左手で顔に触れれば解除される。 ちなみに「世界一へんな顔」として戦意を喪失させるべく顔パーツを組み合わせたが、鼻がウソップの長い鼻を除きほとんど自前。 逆に自爆して酷く落ち込んだ。 諜報・工作においてこの上なく極悪な能力であり、作戦の際には国王のネフェルタリ・コブラに変身しアラバスタを混乱させた。 戦闘でも相手が情を抱く対象に変身して心理戦で優位に立つ事が可能。 本人の弁によれば、過去に偽物と分かっていても友情により手も足も出なくなった敵がいたらしく、 劇中でもナミに変身して女性に手が出せないサンジに優位に立っていた。 ただし体格や体質まで模倣するため、変身中は自分の技や体術が使えなくなる欠点がある。 また、上記のように意思だけで能動的に変身・変身解除できるわけではなく、 「左頬に何か付いている」と言われてつい顔を左手で触ってしまい、意図せず変身を解除してしまった事も。 なお、新世界編より20年前にこの能力者だった黒炭ひぐらしという老婆は自身の顔を触れずとも変身する事を可能にしていたが、 能力の習熟度を上げれば可能だったのか、覚醒の域に達すれば実現可能なのかは不明。 また、バレエのような動きから繰り出す足技が主体の「オカマ拳法」と呼ばれる体術を体得しており、 麦わら一味の中でも屈指の身体能力を誇るサンジと同格の身体能力を持っている。 しかし前述のようにオカマ拳法は鍛え上げた本人の身体でないと発揮できず、攻撃のたびに戻している。 なお、バロックワークス時代にはコートの肩部分に白鳥の首を据え付け(ちなみに左手側がオス、右手側がメス) これをトゥシューズの先に付ける事で蹴りのリーチを伸ばし、爪先蹴りの貫通力を高めている。 一度ヒナに捕縛された後逃亡した際は3200万ベリーの懸賞金が付いている。 ただし懸賞金の高さ=強さではなく、初頭の手配&格下のMr.3が過去に4200万ベリーの賞金首を仕留めた事もあるという情報や、 インペルダウンで主に5千万ベリー以上の懸賞金をかけられていた犯罪者達が収監される「LEVEL3」に収監されていた事などから、 億越えクラスではないにせよ過小評価した額だったと思われる。 『グランドバトル』シリーズでは『2』『3』『RUSH』でプレイアブルキャラとして登場。 『RUSH』においては麦わらの一味以外の参戦キャラが軒並み船長格・ボス格になっている中、 唯一(あるいは立場上青雉が上司のスモーカーも含めて)の部下格かつバロックワークスから2人目となっている。 MUGENにおけるMr.2ボン・クレー Wenchu氏&Intoxicados氏の製作したキャラが公開中。 主に近接戦を得意としており、4つのコンボルートに派生できる回し蹴りが強力。 超必殺技は跳び蹴り「爆撃白鳥(ボンバルディエ)アラベスク」。 AIもデフォルトで搭載されている。 「ジョ――ダンじゃな―――いわよ―――う!!」 出場大会 「[大会] [Mr.2ボン・クレー]」をタグに含むページは1つもありません。 「男の道をそれるとも 女の道をそれるとも 踏み外せぬは人の道 散らば諸友 真の空に 咲かせてみせよう オカマ道(ウェイ)」 Mr.二・盆暮 *1 余談だが、『グランドバトル2』におけるクロコダイルは「Mr.0 クロコダイル」と表記されている。 本来はコードネームが「Mr.0」、本名が「サー・クロコダイル」であり、通常はこのように併記される事はない。 この表記の仕方だとボン・クレーの例からクロコダイルも実はオカマという事になってしまう。ただでさえ元女性説が囁かれてるのに *2 なんでも矢尾氏が尾田氏とジャンプフェスタで全国を回っていた際、漫画一筋で夜店の世界を知らない作者に見聞を広める機会を与えようと、 矢尾氏が連れて行った九州のオカマバーに(「身バレしない程度に変えている」と前置きされているが)本当にあんなオカマがいたらしい。 この出来事は尾田氏に相当な(悪)影響を与えたらしく、以降の『ONE PIECE』でもパワフルなオカマが度々登場している。 ちなみに、尾田氏はかつてアシスタントを務めた『るろうに剣心』に登場するオカマキャラ「本条鎌足」(こちらは美人。所謂男の娘)の提案者でもある。
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No.0239 カード名:三平 三平/麦わら帽子/男 パートナー:鮎川 魚紳/黒メガネ/男 レベル:3/攻撃力:3000/防御力:5000 【動物】【水】「ウヒョ~ッ!!」(エントリースパーク) [自] あなたのベンチに《動物》か《水》がいるなら、あなたは相手のフィールドのカードを1枚選び、相手の控え室に置く。 レアリティ:UC 作品名:週刊少年マガジン「釣りキチ三平」
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第246話:偶然と勘違い、そしてすれ違い 静かな海を前に、ティーダは膝を抱えていた。 岩場の影で、ずぶ濡れの身体をぶるぶると震わせていた。 ――と言っても、別に寒いわけではない。 薄着だし、海水で濡れているし、火にも当たっていないのだし、真夜中だし、確かに寒いことは寒いのだが…… 彼にとってそんなことは大した問題ではないし、寒さなど気にしていられる状態ではなかった。 彼を震わせているのは、不安。 頼れる仲間も、知り合った人も、話し合える相手もいない……そんな孤独感。 殺されるかもしれない、逃げられないかもしれない……そんな恐怖感。 それらがない交ぜになって、彼を苛んでいた。 数時間前の話だ。 その頃、ティーダは一人で森を歩いていた。 さすがに真夜中に山越えをする気は無いし、見晴らしのいい平野で野宿をする気もない。 今日は適当な場所で休んで、夜明けになったらレーベの村にでも向かってみようか…… そんなつもりで南西方向に進路を取り、歩いていた。 そして彼は、木立の向こうに一人の少女の姿を見た。 栗色の髪が少しだけエアリスを連想させたけれど、彼女よりずっと若い…… 自分よりも年下に見える少女を見かけた。 声を掛けようと思い、彼は片手を上げた。 けれど声を出す寸前、それに気づき――そのまま動けなくなった。 彼女の足元にあった、脳天を銃で撃ちぬかれた男の死体。それを見つけてしまったから。 少女はティーダに気付いた様子もなかった。 良い物を見つけた、と言わんばかりににこにこ笑っていた。 無邪気で明るく、純粋で愛らしい、太陽のような笑顔で笑っていた。 そして彼女は、死体の傍に落ちていた変わった鞭を手に取った。 ティーダは少女の挙動を見ながら考える。 (銃を持ってる様子もないし、あんな風に笑える子が人殺しだとは思えないッス…… あの子があのオッサンを殺したってワケじゃなくて、オレみたいに通りがかって死体を見つけただけなのかも…… うん、きっとそうッスよ。そうに違いないって。 心細くて、武器を漁ってるだけだって……うん、そうに決まってる) だからティーダは、気を取り直し、改めて声を掛けようと一歩踏み出した。 ――その時だった。 少女が鞭を振るって、死体を打ち据えたのは。 (くぇdfrtgyふじこpl;@㌧△㌦■ラ㍑◎!?) ティーダの、声に出ない悲鳴にも気付かず、彼女は手を振り続ける。 風を切る音、鈍い音、衣服が裂かれる音、肉が弾け骨が砕ける音。 死体の原型が無くなりかけたところで、少女は手を止め、鞭をまじまじと見つめた。 「この破壊力……やっぱり本物のグリンガムの鞭だわ! あたしってばラッキー!」 場違いな印象さえ受けるセリフ、喜びに満ちた声のトーン。 (あ、ああ……) 恐怖のあまり、ティーダは座り込んだ。 何が起きたかわからなかった。 彼女が何を言っているのかもわからなかった。 「それにしても……この鞭に、こんな便利な装飾品まであるのに殺されるなんて…… このオジサン、よ~っぽど弱かったのね。 あーあ。オジサンみたいな人がこんな上等なモノ持つなんて、おかしいわよ絶対」 肉片と血のこびりついた鞭を巻き取りながら、少女は言う。 そして――無造作に片足を上げた。 「あたしね……弱いくせに身の程をわきまえない奴が一番嫌いなの」 陶器を砕くような、柔らかい何かを踏み潰すような音が響く。 雲の切れ間から差し込んだ残酷な月明かりが、少女と足元にあるものを照らす。 見たくない、と思った。けれど見えてしまった。見てしまった。 無邪気な微笑み ブーツについた血 地面に降りた片足 どろりと濁ったナニか 飛び散った白い破片 土の上に転がる眼球 草に撥ねた脳漿 赤黒く汚れたナニか―― 「――ッぁああぁぁぁあああああぁぁああああああああああ!!」 彼は叫んだ。悲鳴を上げて走った。少女から逃げるために走り続けた。 彼の存在にようやく気付いた少女が何か叫んでいたけれど、彼の耳には聞こえなかった。聞くだけの余裕もなかった。 ただ、少女から一刻も早く、一メートルでも遠くへ離れたかった。 ――頭に焼きついた光景を、一秒でも早く忘れたかった。 「ひッ……はぁ、はぁ……はぁ……」 どれぐらい走っただろう。 ティーダはようやく我に返り、少女が追ってきていないことを確認して足を止める。 そして適当な木にもたれかかり、ずるずると身体を預けた。 サディスト、人の心がない、イカれてる、悪魔のような――様々な単語が頭に浮かぶ。 「……冗談じゃ、ないッスよ」 人殺しには見えない。そう思った通り、確かに『男を殺した』わけではない。 死体を傷つけただけで、ティーダ自身もエアリスに同じ事をしたのだから、どうこう言う権利もないような気がする。 しかし、しかし、しかし――それでも彼女の行為は異常だ。 死者に対する尊厳の気持ち、道徳心や良心……そういった、人が持つべき精神が存在していないのではないか。 そうでなければ、あんな真似できるはずがない。 ティーダはしばらくうずくまっていたが、やがてよろよろと立ち上がった。 「もうイヤだ……早くスピラかザナルカンドに帰りたいッスよ……」 そんな弱音を吐きながらも、ふらふらと歩き出す。 数十メートルほど歩いて、その足がまたもや止まった。 視界の先に見つけてしまったものが信じられず、呆然と立ち尽くす。 木々の向こうに、俯いている少女がいた。 とんがり帽子を被った栗色の髪の少女がいた。 走って逃げてきたはずなのに、自分が進もうとした先にいた。 そして彼女は彼の方に顔を向けて、何かを呟いていた―― 「……あたしの手で、必ず捕まえる……」 その言葉だけが、やけにはっきりと聞こえた。 それから一体どこをどう走ったのか、ティーダは覚えていない。 恐怖に駆られるまま、悲鳴すら上げられずに走り続けて――気が付いた時には、砂浜にいた。 打ち寄せる波に向けて、真っ直ぐ走っていた。 そのまま海に飛び込んで、水しぶきを上げながら水面に顔を出し、大きく息を吸い込んだ。 そうやって深呼吸を何度か繰り返して、やっと落ち着きを取り戻すことができた。 ティーダはしばらく波間に漂いながら、周囲に人影がないことを確認する。 そして身を隠せそうな岩場を見つけると、海から上がってそこにうずくまった。 夜風の寒さよりも、恐怖心と不安に身を震わせて。 「……ユウナ、リュック……ワッカ、キマリ、ルールー……」 みんな、今ごろどこで何をしているのだろう? そんな思いから、ティーダは仲間達の名前を呼ぶ。 縋る者を求めて、大切な人の名前を呼ぶ。 見知らぬ場所で独りでいることが、誰の助けもないことが、こんなにも心細いものだとは思わなかった。 いや、一度だけこんな気持ちになった時があったような気がする。 そう……あれは初めてスピラに来た時。リュックに会う前、遺跡の中で消えかけた焚き火を見ていた時…… 助けはない、ここがどこかもわからない、死ぬかもしれない、理不尽に…… あの時に似た、そしてあの時よりもはるかに強い不安が、自分の中にある。 「……ミレーユさん、ターニア……」 二人は無事なのだろうか? 叶うなら……二人ともう一度会いたい。敵ではないあの人たちに会いたい。 いいや、彼女たち以外でも……敵でなければ誰でもいい。 ただ、一緒にいてくれるなら。 あの恐ろしい少女に狙われてしまったという恐怖を、少しでも紛らわせてくれる相手なら。 言葉が通じなくてもいい。種族や世界の違いなんて気にしない。 ただ、この孤独と恐怖から遠ざけてくれる……そんな『仲間』が欲しかった。 ――ティーダはついに気付かなかった。 少女が二人いたということに。 もう一人の少女の発言の真意と、彼女と話していた相手の存在に。 「あいつは……もう一人のあたしは、あたしの手で必ず捕まえる。 それがあたしの責任だから……だから二人の気持ちは嬉しいけど、一緒に行くことはできないの」 少女は――アリーナは言った。 木陰に寄りかかっている金髪の女性と、その足元に立つもこもこした魔物に向かって。 「そっか……頼りになる仲間を見っけたと思ったのに。ちょっぴし残念だな~」 「ごめんね」 「仕方ないよ、そういう事情なら。 それよりこっちこそ、偽者の行方わかんなくてごめんね。 あ、でも……ナニか他に、あたし達でも出来そうな事があるなら遠慮なくズバッと言ってよ」 「そうだよアリーナ、ぼくも協力するから!」 「ありがとう……リュック、わたぼう。 ……あの、それじゃあ、一つだけ頼みがあるんだけど」 「ナニナニ?」 「あたしの知り合い……ソロと、ライアンさんと、ミネアと、ピサロと、ロザリーさんって言うんだけど…… その人たちにあったら、偽者のこと伝えて欲しいんだ」 「ふむふむ……えーと、この緑髪の子と、こっちのオジサンと、この紫の髪の人と……」 「この男の人と、こっちの女の人だね?」 「そう。ミネアとピサロは、まだ大丈夫だとは思うけど…… ソロとライアンさんとロザリーは、間違いなくあいつに騙されちゃうと思うから」 「オッケーオッケー。 腕輪を着けてなくて、手袋を着けっぱなしなのが偽者だって伝えればいいんだね?」 「うん。あたしはずっと手袋外しておくから。 それと、あなたたちのことを知らないってことも付け加えておいて」 「りょーかい! 任せといてよ、バシッと見つけてビビッと伝えておくから」 「ほんと、ごめんね。迷惑かけちゃって」 「わたわた、迷惑なんかじゃないよ」 「そーそー。困ってる人を助けるのもカモメ団の役目です! なーんて言ってみたりして。 ……だからね、ホント、アリーナも一人で無理しないでさ。 何か困ったことがあったら相談してよ。あたし達でよければいつでも力になるから」 「ありがとう、二人とも……」 リュック達は気付かなかった。 近くを走っていった青年の存在に。 ティーダは気付かなかった。 自分の勘違いに。 そして、お互いに気付かなかった。 すぐ傍にいた、仲間の存在に―― 【ティーダ 所持品:鋼の剣 青銅の盾 理性の種 ふきとばしの杖〔4〕 首輪×1 第一行動方針:しばらく身を潜めて休息 第二行動方針:レーベに移動し、仲間になってくれる人を探す 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【現在地:レーベ北東の森・海岸】 【アリーナ 所持品:プロテクトリング 行動方針:アリーナ2を止める(殺す)】 【現在地:レーベ南の森(最北部・草原との境目付近)→移動】 【リュック(パラディン) 所持品:バリアントナイフ マジカルスカート クリスタルの小手 刃の鎧 メタルキングの剣 ドレスフィア(パラディン) 【わたぼう 所持品:星降る腕輪 アンブレラ 第一行動方針:アリーナの仲間を探し、アリーナ2のことを伝える 基本行動方針:テリーとリュックの仲間(ユウナ優先)を探す 最終行動方針:アルティミシアを倒す】 【現在地:レーベ南の森(最北部・草原との境目付近)→移動】 【アリーナ2(分身) 所持品:グリンガムの鞭、皆伝の証 第一行動方針:出会う人の隙を突いて殺す、ただしアリーナは殺さない 最終行動方針:勝利する】 【現在地:レーベ南の森(南部)】
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イエローハートの証明 ( 第4話:現れた男 ) 「あれぇ・・・ブッキーん家、留守かなぁ。」 ラブが首を傾げながら、電話を切る。その様子を見て、美希も怪訝そうな顔になった。 「リンクルンじゃなくて、家にかけたの?ラブ。」 「両方だよ。でも、ブッキーは出ないし、お家の電話は留守電になってる。」 「そう・・・。病院にでも行ってるのかしら。」 ぼそぼそと言い合う二人の親友の顔を、せつなも心配そうに見つめた。 三人は、四つ葉町公園のベンチに並んで腰掛けていた。ひとしきり再会を喜んだ後、まずは何をおいても祈里に連絡しなくてはと、ラブが電話をかけたのだ。 公園の若葉は、もう高いところまで上った日の光を受けて、キラキラと輝いている。今のラビリンスにはまだ無い、緑の美しい光景。もっとも今のせつなは、それに見とれている気分ではなかった。 ブッキーは・・・祈里は一体、どうしたのだろう。 だが、ラブの言葉を聞いて、ここへ帰って来た重要な目的を思い出し、せつなは背筋を伸ばした。 「誰も電話に出ないんじゃ、いきなり押しかけるわけにもいかないよね・・・。どうしよっか、せつな。」 「そうね。じゃあ、ブッキーには後で連絡するとして、まずはナケワメーケが現れた現場に連れて行ってもらってもいい?」 せつなの言葉に、ラブと美希の表情も引き締まる。 「わかった。こっちだよ!」 ラブが勢いよく立ち上がり、先に立って走り出す。せつなと美希も、すぐその後に続いた。 イエローハートの証明 ( 第4話:現れた男 ) 「ここだよ。この中で、ナケワメーケが暴れてたの。」 立ち止まったラブに続いて、せつなも囲いの破れ目から、その場所を覗き込む。 何かの建設予定地らしい空地。その隅には、これから組み立てられるのであろう機材が、整然と積み上がっている。しかし、一度きれいに均されたように見える地面には、何か重くて大きなものが落下したかのような凸凹が目立ち、あちらこちらで土がめくれ上がっている。 襲撃の跡が生々しい現場の片隅に、ぽつんと置かれている一台のショベルカー。それを見て、せつながわずかに顔を曇らせる。かつてショベルカーをナキサケーベにして、ラブたちを苦しめたときのことが頭をかすめた。 気を取り直して、ラブと美希に向き直る。 「それで、ナケワメーケの元になったものは、もうここには無いのね?」 「どうやら無いみたいね。このくらいの大きさの、紫色をしたガラスの瓶だったわ。香水を入れて使う物よ。」 美希が囲いの中に目を凝らしてから、親指と人差し指で香水瓶の大きさを示し、せつなのために簡単な説明を加えた。 「そう・・・。」 せつなが土埃の立つ空地を見つめながら、両手を合わせ、その人差し指を唇に当てる。何か考えを巡らせているときや、迷っているときの彼女の癖だ。そんなせつなを、ラブは真剣そのものといった顔つきで、美希は心配そうに眉根を寄せて、じっと見守る。 やがて意を決したように、せつなが顔を上げた。 「実は、二人に話しておかなきゃいけないことがあるの。本当は、ブッキーにも早く知らせなきゃいけないんだけど・・・。」 が、そう言いかけて、せつなはハッとしたように口をつぐんだ。不思議そうに首を傾げるラブと美希の後ろから、バラバラと複数の足音が近づいて来る。 揃いのグレーの制服を着た、十人ほどの大柄な男たち。その真ん中に立つ男が、いかめしい顔つきでじろりと三人を眺め、野太い声で言った。 「何だ?君たちは。ここは立ち入り禁止だよ。一体何をしてるんだ?」 「え、えーっと・・・それはですね・・・」 困った顔で言葉を探す美希。ところがその隣りから、ラブがパッと顔を輝かせて前に進み出た。 「おじさん!おじさんって、去年のトリニティのコンサートのときに、警備員だったおじさんだよね?」 「ん?君は・・・。」 怪訝そうな顔でラブを見つめてから、男がニヤリと笑う。 「思い出した!あの時のお嬢ちゃんか。確か、トリニティのボディガードだっけ?あれは傑作だったよなぁ。はっはっは・・・」 楽しそうに笑う男に、ラブも笑顔で頷く。美希は合点がいった顔で、やれやれ、とため息をつき、せつなはキョトンとして首を傾げた。 そう、あれは去年の七月の、トリニティのコンサートのとき。四人目のプリキュアと目されていたミユキがラビリンスに襲われたときのために、ラブたち三人がボディガードを買って出た。そこで、張り切り過ぎてスパイ顔負けの恰好をしていたラブを、不審者かと思って警備室に連行しそうになったのが、今目の前に居る彼だったのだ。 「それで、今日はどこで警備のお仕事なの?こんなに大勢で。」 「いや、実は昨日、そこの工事現場に化け物が出たって情報があってなぁ。ほら、あのコンサートを滅茶苦茶にしたヤツの、仲間みたいなヤツらしいんだが。」 せつなが辛そうに下を向いたのにも気付かず、男は至極軽い調子で話を続ける。 「あのときはプリキュアが助けてくれたけど、今はもう、この町にはプリキュアは居ないらしくてね。それで俺たちが呼ばれたのさ。」 「おじさんたちが?え・・・まさか、おじさんたちで倒すつもりなの?ナケ・・・ううん、あの化け物を!」 驚きと心配で、ラブが目を大きく見開いたとき。 「ちょっと待って下さい。困りますよ、町の人たちを不安がらせるようなことをおっしゃっては。」 大男たちの後ろから、新たな声が聞こえた。 「え?この声って・・・。」 美希が意外そうに呟くそばから、男たちが左右に分かれて、さっと道を開ける。 悠々とそこを歩いてきたのは、ひょろりとした長身に、黒縁の眼鏡をかけた色白の少年――。 「やあ、皆さん。あ、東さん!お久しぶりです。」 四つ葉中学校三年生、御子柴健人が、少し照れたような表情で、三人に向かってぴょこんと頭を下げた。 「健人君!どうしてここに?それに、このおじさんたちって・・・」 勢い込んで問いかけるラブを押しとどめて、健人が後ろに控えている男たちを下がらせる。そして、こちらの話し声が聞こえない距離まで彼らが離れたのを確認してから、もう一度三人の方に向き直った。 「皆さんも、あの化け物の話を聞いて、現場を見に来られたんですか。あれ?でも、今日は山吹さんはご一緒じゃないんですね。」 「ブッキーは、体調が悪いらしくって・・・。それよりさ、あのおじさんが言ってたことって本当なの?」 「ああ、あの方たちは、僕がお願いして来て頂いたんです。人々の安全を守るプロですし、武道の心得もある方たちですから。」 ラブの問いに、健人が事もなげに答える。 「じゃあ、やっぱりあのおじさんたちで、ナケワメーケを!?」 「無茶よっ!あの化け物は、普通の人間が太刀打ちできるような相手じゃないわ!」 色めき立つラブと美希。が、健人はそれにもまるで動じる風がない。 「お二人とも、落ち着いて下さい。まさかそんなこと、僕も考えてはいませんよ。 あの方たちの役目は、あの化け物の謎を解く手掛かりを探すこと。そして万が一、また化け物が現れたら、町の人たちを安全に避難させること。それだけです。」 「じゃあ、もしまた怪物が現れても、それを倒そうだなんて思ってはいないのね?」 今まで黙って三人のやり取りを聞いていたせつなが、静かに口を開く。健人は、三人の顔を順繰りに眺めてから、薄い胸を精一杯張って一言、こう答えた。 「いいえ。」 「ええ~っ!?」 「だからっ!さっきも言ったように・・・」 「桃園さん、蒼乃さん。御子柴グループを侮ってもらっては困ります。」 再び健人に詰め寄ろうとしたラブと美希は、珍しく自信たっぷりのその言葉に、思わず口を開けたままで健人の顔を見つめた。 「御子柴グループは、家電製品だけじゃない、実に様々なものを手掛けているんです。それは皆さんも、ご存知ですよね?」 「それは、怪物を倒せるような武器も手掛けているってこと?」 「いや、東さん、そんなことは・・・。でも、武器と名の付く物は無くても、科学の力であの化け物を退治する手段はあるはずです。今、うちの優秀な研究者たちが、検討を始めています。」 うっすらと笑みさえ浮かべながらそう言い切る健人に、せつなが厳しい目を向ける。 「もし、その怪物がナケワメーケだったとしたら・・・侮っているのはあなたの方よ。ナケワメーケは、ただ物理的に倒せばいいという相手じゃないの。危険過ぎるわ。」 「ならば、またプリキュアが戦ってくれるんですか?皆さんは、もうプリキュアにはなれないんですよね?」 健人の方も一歩も引かずに、そう言ってせつなを睨むように見つめる。もっとも、その眼光にあまり迫力は無かったが、せつなは一瞬、言葉に詰まった。それを見て、健人が勝ち誇ったように、さっきの薄ら笑いを浮かべる。 「だったら皆さんも、今はただの一般人です。ここは僕に任せて、もうこの場所には近付かないで下さい。」 「何言ってるのよ!」 美希が思わず苛立たしげに叫んだ、その時。 「ねぇ・・・どうしちゃったの?」 心配そうに震える声が、今にも衝突しそうな三人の間に割って入った。 ラブが、瞳をわななかせながら、健人に一歩近づく。 「今日の健人君、なんかヘンだよ。なんか・・・いつもと違って、凄く無理してるみたい。ねぇ、何があったの?」 「そ、それは・・・四つ葉町にまた怪物が現れた、非常事態だからですよ。」 今まで滑稽なくらいにぴんと伸ばしていた健人の背中から、その瞬間、ふっと力が抜けた。眼鏡の奥の小さな目が、落着きなく揺れる。 が、それも一瞬。 「ねぇ、大輔たちは?このこと、知ってるの?」 ラブのこの言葉に、健人は再び背筋を伸ばすと、ぐっと拳を握った。 「大輔君たちには、関係のないことです。」 「そんな、関係ないって・・・。」 ますます心配そうなラブの声に、耳を塞ぐようにかぶりを振ってから、健人は自分に言い聞かせるように呟く。 「僕は・・・御子柴グループの後継者です。大切なこの町の人たちは、僕が守ってみせます!」 「こんな風に一人で無理して、みんなを守ることなんて出来ないよっ!」 「皆さん!」 ラブの叫び声を無視して、健人が後ろに控えている男たちを振り返る。 「話は終わりました。調査の間、現場に一般の方が近付かないように、警備を厳重にして下さい。それから、ここに居る一般人の方々には、速やかにお帰り願って下さい。」 「健人君!」 「ちょっと!話はまだ終わってないわよ!」 「待って!話を聞いて。本当に危険なのよ!」 呼びかける三人に答えることなく背を向けると、健人は男たちの間の道を、今度は一目散に駆け去った。 追いかけようとするラブの肩を、さっきの警備員が素早く抑える。 「そういうことだ。御子柴の坊ちゃんの言う通り、ここは危ないから、早く帰りなさい。」 「おじさん、離して!健人君と話をしなきゃいけないんだから!」 「おお、分かった。じゃあ、もうここへは来ないと約束してくれるな?」 「それは・・・。」 ラブが困ったように俯いた、その途端。警備員が息を呑む気配がして、ラブの肩に置かれた手が離れた。 「おい。こいつに何をしているのだ?」 突然、すぐ隣りから聞こえてきた声に、今度はラブが驚いて顔を上げる。 いつの間に現れたのか、一人の男がラブの隣りに立ち、腕組みをして警備員たちを見回している。 くたびれたアイスブルーのジーンズに、黒い長袖シャツ。鮮やかなオレンジ色のダウンベストに、さらに明るい黄金色の髪――。 「ウエスタ・・・あ、あわわ、は、隼人さん!」 「よぉ。」 ラブの頭を、ぽん、と軽く叩いてニヤリと笑ってみせたのは、西隼人――元・ラビリンス幹部ウエスターの、この世界での姿だった。 「何だ、君は。」 さっきの警備員が、警戒心も露わに問いかける。 「こいつらの知り合いの者だ。警察・・・ではなさそうだが、こいつらが何かしたのか?」 「いや。お嬢ちゃんたちが危険な現場を覗いていたんで、注意しただけだ。」 「ああそうか。すまん。こいつらはどうも、危険を顧みないタチでな。俺からも、よく注意しておこう。」 「ちょっと!何言ってるのよ!」 せつなが小声で文句を言うのもどこ吹く風で、人懐っこい笑顔になった隼人に、警備員が警戒を解く。が、彼がくるりと踵を返し、当の現場に向かってスタスタと歩き始めたのを見て、慌てて声をかけた。 「おい、どこへ行く。」 「なるほど、現場っていうのはここか。ちょっと邪魔するぞ。」 「あ、こら待て。おい!」 隼人は大きな身体を器用に折り曲げて、囲いの破れ目から空地の中へと入っていく。そんな彼を、一度は猛然と追いかけようとした警備員が、急に足を止めた。 優秀な警備員で、武道においても相当な実力者。そんな彼だからこそ、隼人が空地に入った途端、その大きな背中がさらに大きくなったように見えたのだ。 鍛え上げられた筋肉をまとった長身から、殺気にも似た強烈な気が立ち上る。警備員はただ圧倒されて、必死で身構えながら、その背中を睨み付けることしか出来なかった。そんな彼の目の前で、隼人は空地の真ん中に立ち、しばらく辺りを見回した後に、またさっきの破れ目からひょいと通りに戻って来た。 「ここにはもう、何も残ってはいないようだ。邪魔したな。」 穏やかな声で警備員にそう言うと、隼人はラブたち三人に目配せして、先に立って歩き出した。 「あ、ちょっと・・・おじさん、さよなら!」 ラブが慌てて後を追い、美希とせつなもそれに続く。 やがて、警備員たちからその姿が見えなくなってから、隼人はくるりと振り返ると、いつもの能天気そのものの笑顔で、実に嬉しそうに言った。 「久しぶりだなぁ。キュアピーチ、キュアベリー、イース!」 「もうっ!その名前で呼ばないでよ!!!」 少女たちに声を揃えて非難され、彼は冷や汗を浮かべながら、あはは・・・と力なく頭を掻いた。 ☆ 「それで、念のために聞くけど、あれはあなたが生み出したものでは無いのね?」 鋭い眼差しを向けるせつなに、隼人が大いに不満そうな顔をする。 「俺のわけないだろう!大体、このところ地方を駆けずり回っていて、お前やサウラーにすら滅多に会わないじゃないか。こっちに来るヒマなど、あるものか。」 そう言ってドーナツを口に放り込んだ途端、隼人の厳めしい顔が、みるみる幸せそうに緩む。その様子を苦笑気味に眺めながら、どうやら嘘をついてはいないようだと、せつなは内心ホッとした。 ここは、カオルちゃんのドーナツ・カフェ。テーブルの上に置かれている山盛りドーナツは、既に二皿目だ。 そして今日のドーナツは、久しぶりに店にやって来た「クローバーの四人目のお嬢ちゃん」と「ラビリンスの兄弟」への、カオルちゃんの歓迎の気持ちだった。 「だとすると、あの黄色いダイヤは一体何なのかな。ねぇ隼人さん、何か心当たりは無いの?」 「サウラーにもそう言われて、ずっと考えているんだが・・・。残念ながら、何も思い浮かばないな。」 ラブの問いに、緩んでいた隼人の顔が、さすがに引き締まる。 「そっか・・・。まさか、誰かにダイヤを渡した、なんてこともないわよね?」 「渡したって、この世界の人間にか?何のために?俺が言うのもなんだが、そんなの危険過ぎるだろう。」 「え?どういうこと?」 美希の問いに事もなげに答えた隼人に、ラブと美希が不思議そうに問いかける。それを聞いて、隼人は驚いた顔をせつなに向けた。 せつなは、そちらをちらりと眺めてから、二人の親友を正面から見つめる。 「さっき話そうとしたのは、そのことなの。ナケワメーケを生み出す、ダイヤの力のことよ。」 せつなはそう言って少し考えてから、よどみのない口調で話し始めた。 「あのダイヤは、素材の持つ力を増幅させてナケワメーケを作り出すことで、不幸のエネルギーを集めるためのもの。そして実はダイヤ自身も、周囲に災いをまき散らして、不幸にする力を持っているの。」 「え・・・ナケワメーケに、ならなくても?」 「ええ。威力は小さいけれど、近くにいると不幸に見舞われるおそれがあるって聞いたわ。だから、使うときには直前に召喚するようにって言われていたの。まあもう一つの理由は、そんな危険なダイヤを持っているときに攻撃されるのが、一番危ないからだけどね。」 テーブルに目を落として、静かに語るせつなの言葉に、ラブと美希が真剣な表情で聞き入る。 「確かに危険ね。そういうことなら、隼人さんが言うことも分かるわ。」 美希がそう言うと、ポカンとしてせつなの顔を見ていた隼人が、夢から覚めたように頷いた。 「あ・・・ああ。それに、この町の人間たちの手に渡ったら、俺たちが扱うよりもっと危険だ。 あの頃、俺たちは不幸を集めていた癖に、不幸がどんなものだかよく知らなかった。そんな怖いもの知らずの人間より、幸せや不幸をよく知っているこの町の人たちの方が、より大きな不幸に見舞われてしまうかもしれないからな。」 隼人は淡々とそう言ってから、もう一度せつなの顔をじっと見つめた。 「それよりイース。お前・・・そのこと、ラブたちに話していなかったんだな。」 低い声で唸るように呟く隼人に、せつなは何も答えず、黙ってテーブルの上のオレンジジュースに手を伸ばす。 きっと、あまりの手ぬるさに呆れているんだろうな、とせつなは思った。この情報は、言わばナケワメーケで戦う場合の、ラビリンスの弱みとも言える情報だ。隼人は――いや、ウエスターはおそらく、プリキュアが当然この情報を知っているものだと思っていたのだろう。 ウエスターもサウラーも、イースがプリキュアになったとき、ラビリンスの手の内は全てプリキュアの手に渡ったと思ったはずだ。だが実際は、ラブも美希も祈里も、ラビリンスのことを何一つ、せつなに聞いてはこなかった。 理由は簡単。イースだった頃の行いを悔い、悩んでいるせつなに、これ以上辛い思いをさせたくはなかったからだ。 ラビリンスと戦う戦士としては、あまりにも甘い考えだったと思う。だが、三人の優しさに甘え、不幸のゲージの存在すら、ゲージが満タンになる寸前にしか明かせなかった自分が一番甘かったと、今振り返って、せつなはそう思う。 隼人は、それについてはもう何も言わず、黙って次のドーナツを口に運んだ。 「う~ん、それならあのナケワメーケって、一体何なんだろう・・・。」 ラブが、とてもこの世界を救った戦士とは思えないような、テーブルの上に顎をのせた行儀の悪い姿勢で、ぶぅっと頬を膨らませる。 「とにかく、早く真相を突き止める必要があるわよね。ダイヤがあれ一つだけじゃなくて、もしまだこの町に別のダイヤがあったりしたら・・・。」 「ええ。もしそうなら、あの警備員さんたちが見つける前に何とかしないと、厄介なことになるかもしれないわ。」 「そっか、そうだよね。今日の健人君の様子も気になるし・・・。この事件が解決したら、きっとゆっくり話も聞かせてもらえるよね。」 三人の少女の会話に、隼人も空になった皿を片付けながら加わる。 「明日、俺も町中をくまなく探してみることにしよう。もしもまだダイヤがあれば、俺ならば気配を感じ取れるはずだからな。」 隼人の話では、あの空地にはもうダイヤの気配は残っていなかったらしい。それどころか、この町に来てから、隼人はまだ何の気配も感じていないという。サウラーがこの町に何らかの反応を認めているというのに、それが少々、気味の悪い話でもあった。 四人は、それからしばらく明日の作戦会議を行ったものの、結局、町の人たちから情報を集めながら、丹念に手掛かりを探す、という以外の妙案は浮かばなかった。 事件の真相は、まだまだ深い闇の中にあって、光は見えない。そういうときは、今自分たちに出来ることをやるしかないだろう。 ドーナツ・ワゴンの中で、カオルちゃんが鼻歌を歌いながら、三皿目のドーナツを積み上げている。ワゴンの窓の向こうには、春には珍しいほどの美しい夕焼けが空一面に広がって、四人の横顔を照らしていた。 ~第4話・終~ 小さな手がかり(前編)へ
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あらすじ 学校は、数日後に行われる文化祭の準備で騒がしかった。一年のうちで最も大きなイベントのひとつであるだけに全員の熱の入り様はただ事ではない。まひるのクラスでも委員長の雪奈が中心になってクラスの出し物を決め、その準備に取り掛かっていた。特に優秀なクラス出し物は表彰されるので、どのクラスも熱心だ。 一方、かぐやはといえば、生徒会長になっての初仕事である。この文化祭が終われば引退同然となる天城会長ら旧執行部の指導の下、初めての大役を果たそうと一生懸命になっている。学年やクラス間の調整、先生との折衝など、様々なことが一度に押しよせる。かぐや以外の新執行部のメンバーもキリキリ舞いだ。休み時間もほとんどまひるたちと会話する暇もなく、書き掛けの書類の手を止めては溜息をつく毎日だ。 「月宮さん、ほら手が止まってる!」「はい、済みません」 いつもとは別人のような天城先輩の声が飛ぶ。先輩たちも新人に自身をつけさせようと一生懸命だったのだ。 ダークネスの本拠地では、モークライとガトールが話し合っていた。「ガトール様、これがこの前の実験結果を取り入れた新しい仮面でございます」「敵を確実に仕留めるためには、まず相手の情報を性格に捉え分析することだ」「そうでございますな」「さっそくこの仮面をアンコチョウチョウに使わせてみよう」「はい」 二人がニヤリと笑った。 いよいよ明日が文化祭という時になっても、まひるたちはクラスの出し物の製作に追われていた。思いがけないことが幾つか起こり、材料が不足していることが分かった。「まひるー」と雪奈の声が聞こえる。不足の品物を駅前のショッピングモールまで買いにいってくれないか、という相談だった。他にも誰か一緒に行ってくれる人を探そうとした雪奈をまひるは止めて自分ひとりで行くことにする。誰もが準備で一生懸命だし、買出しの量は一人でもなんとかなりそうな量だ。買出しメモを見ながら廊下を歩いていると、かぐやが彼女の姿を見つけて声を掛けてきた。「まひる、準備は?」「明日までには間に合いそう。私、これから買出しに行くんだ」 かぐやはちょうど一区切りついて休憩を兼ねて教室に行くところだという。そこで、かぐやも一緒に買出しについて行くことにした。 かぐやのマウンテンバイクの後ろにまたがり、まひるたちが駅前へと急ぐ。少しの間だったが、お互いのことを話すことができて嬉しい。かぐやが一生懸命に自分の使命を果たしているのをちょっと偉いと思い、天城先輩と一緒に仕事をしているのは羨ましいと思ったりもした。 そんなうちに駅前のショッピングモールに着いた。ここには大きな文房具の量販店が入っており、必要なものが全部揃っている。メモを見ながら商品をカゴに入れ、レジで精算してお金を払う。「かぐやが居てくれたおかげで早く済んだし、ありがとう」 モール内を歩きながら、まひるがお礼を言う。「だって、クラスの方にはほとんど参加できなかったし、これくらいでも役に立てて嬉しい」とかぐや。 その時だった。モール内の空間がぐにゃりと曲がったような気がした。モールの中にいた人たちが次々に眠るように倒れ、モール全体が闇の空間に転移する。「もしかして、クライナー?」 まひるとかぐやはキュアパストを構える。カードをスラッシュして、変身する。 モール内の空間が急激に膨張し、通路がやたら複雑に迷路のように変わる。「これって体育館の時みたいにクライナーの中に取り込まれたってことなのかしら?」 ナイトが周囲を見回しながら冷静に分析する。「じゃあ、また中から攻撃すればいいのかな?」 サンディが周囲の壁を力任せに蹴ったり、殴ったりしてみる。壁は凹みはするもののドロドロとした何かが吹き出て、元通りになってしまう。貫通はしないようだ。 「とにかく脱出することを考えましょう」 ナイトの提案で二人は、出口を求めて歩き始めた。広場のような所に出ると、眩しいライトが点滅を始め、見ているうちに頭がボーっとなる。サンディがナイトの肩を掴むと突然投げ飛ばした。ナイトも何となく反撃する。二人でもみ合っているうちに広場の隣の通路に転がり込んだ。その途端に意識がはっきりして、何があったのかを理解する。どうやら催眠的な効果のあるライトが仕掛けられていたようだ。 突然、スプリンクラーが噴出してきたり、天井のケーブルが触手のように攻撃したりもした。マネキンたちが一斉にクライナー化して襲い掛かってくる。それらを倒してホッとする間もなく音楽が聞こえてきた。怪しい演歌の歌声だ。あまりの大音響に思わず耳を塞ぐ二人。「すっごい・・・音痴?」「わちきの歌を馬鹿にしたね! もう許さないざんす!」 大音響がさらに響く。ナイトがスピーカーを蹴り壊し、何とか治まる。他の所にあるスピーカーから歌声が聞こえるが、ドアを蹴り壊して別の通路に入った。これで、しばらくは大丈夫だろう。 そんなプリキュアたちの苦戦を見つめている二人の目があった。モークライとガトールだ。二人は、アンコチョウチョウに指示を出しながら、プリキュアの動きに目を配る。「あんたたちの指図は、受けないわさ」と言いつつもアンコチョウチョウはクライナーを操って攻撃するのを楽しんでいるようだ。 「あ、あれって案内板じゃないの?」 サンディが壁にあるプレートに気が付いた。見てみると確かにモールの案内図だ。だいぶ店内の奥に来ているらしい。その時、オレンジたちの声が聞こえたような気がした。「オレンジの声が聞こえなかった?」「そう?」 二人は耳を澄ませてみる。何も聞こえない・・・と思ったが、確かにオレンジの声が聞こえる。オレンジだけでなくて、パープルとピンクの声も聞こえる。 「オレンジ」「パープル、ピンク」 二人が大声で叫ぶとクライナー化したモールの一部がパカッと開いた。中からオレンジとパープル、そしてピンクが現れた。中に入ると開いたところが消える。「どうやってきたの?」「闇の気配を感じて来たレジ」「一部がクライナー化してなかったから、中に入れたプル」「オレンジとパープル連れて来るの大変だったピピ」 一斉に話し出すオレンジたち。「わー、うるさーい」 サンディが怒鳴ってオレンジたちの口を閉じる。 「パープルたちが来てくれてよかったわ。ここを突破するわよ」「「「わかったレジ」パプ」ピピ」 オレンジたちがアドベンタルキーを使ってブレスを呼び出す。ブレスを装着した二人は、必殺技を繰り出す。放たれた必殺技はクライナーの内部に吸い込まれていく。ブレスの発動が激しくなっていくがクライナーの闇に必殺技は吸い込まれ続けている。二人もかなり疲労が見えている。「どうしよう、ナイト・・・このままじゃ」 サンディの不安げな声を聞きながらナイトはあることを思い出していた。 「サンディ、さっきパープルたちが出てきたところよ」 サンディもハッとする。二人がさっき開いた辺りをダブルキックで攻撃する。大きな音がして、外に出ることができた。再度、必殺技を放つと、外からの攻撃はクライナーに充分効いた。たちまちクライナーがうめき声を出し、消滅してゆく。ガトールたち幹部は、その時点で潮時と考えて姿を消していた。クライナーが消え、シャイミーのカードに戻ると周囲は再び賑やかなショッピングモールに戻っていた。 翌日、新生徒会長のかぐやと校長先生の挨拶を皮切りに文化祭が始まった。まひるたちもクラス展示への呼び込みに一生懸命だ。さくらもあさひと一緒にかんばっている。どのクラスが展示で優勝するのだろうか? ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.07.29設定 ストーリー構成案の際に出されたアイデア 文化祭の話 クラスの出し物でまひるたちが買出し。ショッピングモールクライナーに遭遇する。クラスメイン、またはかぐやの生徒会メイン? まひる・・・クラスの出し物で奮闘 かぐや・・・生徒会の仕事でまひると離れて奔走 クライナーは、ショッピングモールクライナーです。 09.08.28設定 ストーリー案 第33話の旧校舎のお別れの話も絡めたらどうだろう?(本編にちらっと出る程度で) アンコチョウチョウが、ショッピングモール全体をクライナー化し、それをモークライとガトールが観察(ショッピングモールの警備室内?)している。→プリキュアの弱点を研究する? ショッピングモール内で戦うのはまひる一人? それともかぐやも誘って二人で戦う? まひるの危機に対してかぐやが駆けつける感じ?(かぐやがナイト的立場) まひるを買出しに行かせるなら、クラスメインの方が良いのでは?(戦闘時には関係ないので、どうだろう?) かぐやは会長になったばかりで文化祭の準備に忙しく、まひると擦れ違いになることも多い→かぐやにストレスが溜まる→まひるにショッピングに誘われ大喜び ストーリーの流れ案 文化祭の準備に忙しいかぐや 同じくクラスの出し物準備で忙しいまひる クラスの出し物で必要なものを買いに行く係りになってショッピングモールへ(かぐやも誘われる?) ショッピングモールがクライナーに変化 プリキュアに変身して必死に脱出を図る 最終的に必殺技で突破 文化祭の出し物を見せて終わり まひるのクラスの出し物は?(未決定) お化け屋敷(お化け話が結構あるので、採用しない) 男女逆転喫茶 登場幹部は、アンコチョウチョウです(特別出演として、モークライとガトールも登場します) 登場クライナーは、ショッピングモールクライナーです。 次回予告 まひる「昨日さ、外国人の人と喋っちゃった」 かぐや「凄いじゃない、まひるって英会話できたのね」 まひる「いやー、残念ながら日本語だったの」 かぐや「なんだ……で、何しゃべたの」 まひる「かぐやの家までの行き方だよ」 かぐや「ぎくっ」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『リズ台風がやってきた! やぁやぁやぁ』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「あーあの人。ほら校庭で叫んでる人だよ」 かぐや「きゃー、ここには来ないでって言ったのに!」 第34話のタイトル候補 「大忙し! 文化祭準備には危険がいっぱい」 「クライナー迷路からの脱出! まひるとかぐやのお使い」 「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」 「おつかいは危険がいっぱい? 迷子のまひるとかぐや」 「波乱の予感! 文化祭準備は大迷宮」 「大迷宮(ラビリンス)の罠! おつかいは危険がイッパイ?」 から話し合いで「波乱の予感! 文化祭準備は大忙し」が選ばれました。 第34話の話合いの際に出された全体の設定メモ 09.08.31設定 夏休みの宿題の状況は? まひる…計画を立ててやりそうだが、結局かぐやに頼る? 則子…最初の一週間で全部やってしまい後は遊びまくる 美香…計画を立ててきちんとやる 朝顔の観察日記とかつけてそう 雪奈…宿題なんかとっととやって夏期講習にレッツゴー! かぐや…得意科目はさっさとやるけど、苦手科目はギリギリまで放置 あさひ…お姉ちゃん、教えてあげるよ さくら…あさひー、ここが分からないのー!!