約 3,919,787 件
https://w.atwiki.jp/allgames/pages/83.html
攻略サイト集 スーパーロボット大戦データベース 攻略というよりはシナリオ紹介のサイトです。
https://w.atwiki.jp/2ndsrwog/pages/148.html
シナリオ攻略 第5話「それぞれの正義」⇦ 第6話「胞子の谷」 ⇨第7話「サプライズド・アタック」 作戦目的 出現条件 勝利条件 1. 敵の全滅。 最初から 敗北条件 1. いずれかの味方ユニットの撃墜。 最初から SRポイント獲得条件 5ターン以内に、勝利条件を満たす。 最初から 備考 3PPか敵減少で敵増援及び味方増援が出現 味方ユニット 機体 メインパイロット 出現条件 備考 ヴァルシオーネ リューネ 初期配置 ジャオーム ゲンナジー 初期配置 任意機体 キョウスケ 初期配置 任意機体 カチーナ 初期配置 任意機体 タスク 初期配置 任意機体 ラッセル 初期配置 ヒリュウ改 レフィーナ 味方増援 グランヴェール ヤンロン 味方増援 敵ユニット 機体 メインパイロット 出現数 出現条件 Lv HP 最大射程(P) PP / 資金 アイテム 備考 N H N H ギルドーラ エリス 1 1 初期配置 10 18000(18500) 18900(19400) 7(3) 6 / 4000 チョバムアーマー 強化パーツの効果により、実際のHPは括弧内の数値 ナグロッド シュテドニアス兵 3 3 初期配置 8 5100 5850 6(3) 2 / 2200 レンファ シュテドニアス兵 4 4 初期配置 8 4700 5450 7(2) 2 / 2100 グラフ・ドローン AI 2 2 初期配置 8 3800 4550 4(2) 2 / 1900 グラフ・ドローン改 AI 4 4 初期配置 8 4400 5150 5(2) 2 / 2000 ギルドーラ リシェル 1 1 敵増援 10 18000 18900 7(3) 6 / 4000 プロペラントタンク バフォーム シュテドニアス兵 2 2 敵増援 8 5500 6400 7(3) 2 / 2500 レンファ シュテドニアス兵 2 2 敵増援 8 4700 5450 7(2) 2 / 2100 グラフ・ドローン改 AI 2 2 敵増援 8 4400 5150 5(2) 2 / 2000 攻略アドバイス ここまでSRポイントを全て取得していると、難易度がHARDに切り替わる。 ヤンロンは一時離脱中で初期出撃はしない。 SRポイント獲得には早解きを迫られる。以降、SR条件はこの手のものが多くなっていく。 SRPを獲得するためには止まることなく進軍する必要がある。特にEXHARDでは誰に撃墜数を稼がせるとか考えずにひたすら撃破しないと少しきつい。 2PPに東の崖まで行くと次EPで蜂の巣にされる。相手の範囲外だと移動して攻撃してくるのでこちらの方が反撃できて◎。無改造でもアヴァランチ・クレイモアにクリティカルが出れば一撃、カチーナ辺りを相方にしてツイン追撃させればまず確実。 3PPか敵が7機以下になると敵増援と味方増援が出現。2EPにイベントを起こすとリシェル達も行動して接近してくる。 ボスクラスのギルドーラは早速2万弱のHPがある。ザコはツインユニットならばだいたい落とせるので、MAP兵器を使うよりはボスに攻撃を集中して撃破したい。エリスは3EPでは動かない。うまくすれば2EPに増援、3PPに攻撃を集中させてリシェルを落とすことが出来る。 ヒリュウ改はいささか命中に不安がある。レフィーナが必中を覚えているので、確実を期すなら使うこと。 4EPではエリスは戦艦狙いなのか北上する。きっちり追いかけて撃破しよう。修行を使ってキョウスケで撃墜すればベスト。 クリア後に強化パーツ「ブースター」「サーボモーター」、換装パーツ「タイプC装備(量産型ゲシュペンストMk-II改)」「タイプG装備(量産型ゲシュペンストMk-II改)」、換装武器「M950マシンガン」「M13ショットガン」「フォトン・ライフル」「エナジーテイカー」「補給装置」を入手。 戦闘前会話 無し
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/1045.html
460 :名無しさん(ザコ):2013/06/30(日) 18 34 34 ID a5cMbcKIO 【スーパーロボット大戦I&D】 スパロボ系版権共闘シナリオ。 特殊効果発生率をバトルコンフィグで変更してあるのが特徴で、近年のスパロボ風に必ず劣などのマイナス効果が発生する。 ストーリー面で見るものは特になし。ツッコミどころはないが取り立てて面白い部分も少な目。カセットブックネタでのイクサーとダンガイオーのクロスとか、オリ主がショタにキスされたりする。 特にクソシナリオというわけではないので、やれたらやってもいいくらいの気持ちでオススメしとく。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/425.html
スーパーロボット大戦α 16-274~278・283 274 スパロボα sage 2005/06/27(月) 20 20 50 ID 3Gidg3yL スーパーロボット大戦α(リアルロボット主人公で話を進めます) ジオン公国軍と地球連邦との戦争後期、地球連邦軍の ソロモン攻略作戦「星一号作戦」が展開される直前、謎の彗星により、 両軍は壊滅状態になり、やむなく停戦条約に調印し、一年戦争は終結した。 両軍を壊滅状態にした彗星は、地球に落ち、調査団はそれが宇宙戦艦であること、 数年後、地球に侵略者が現れることを突き止めた。さらに 文明を破壊することのみを目的とする宇宙怪獣も出現するらしい。 しかし、連邦軍は軍備の再編成を急ぐも、宇宙人の侵略の対策的には消極的だった。 調査団の一人、ビアン博士は独自にSDFを設立、宇宙人の侵略に備えた。 しかし、ビアン博士は「人類に逃げ場なし」と叫ぶも行方不明になる。 数年後、地球では、恐竜帝国が日本を攻め、宇宙ではティターンズとエゥーゴが 闘い始めた。ティターンズに襲われていた主人公と恋人、エゥーゴに助けられるも 恋人は行方不明になってしまう。主人公はエゥーゴに入り、闘うことになる。 ティターンズと闘っているとジオン公国が再び宣戦を布告し、 戦火は次第に大きくなっていった。 275 スパロボα sage 2005/06/27(月) 20 21 42 ID 3Gidg3yL 地球に下りたエゥーゴは恐竜帝国と闘うマジンガー、コンバトラーV,ボルテスV等、 彼らを編入し、戦力を大きくしていった。聖母マリアを指導者とする木星帝国 とも闘うことになる。彼らと敵対していたリガ・ミリティア達と協力し、 敵を退けていった。そんな中、単機で連邦軍と闘う5機のガンダムと遭遇、さらに 通常兵器のほとんどが効かない謎の敵使徒と戦う組織ネルフと出会う。彼らのさらに上の 組織ゼーレの命令によってネルフと合流し、使徒とも戦うことになるエゥーゴ。 そして、異星人の侵略者「エアロゲイター」も現れ、さらにオーラバトラーなるマシンを 使うドレイク軍まで地上に現れ、混戦を極めた。 戦力補強のため、連邦軍のSRX部隊と異世界ラ・ギアスの魔装機神を駆る 「マサキ」と合流する。そして、日本の防衛長官により、エゥーゴは 独立部隊「ロンド・ベル」として闘うことになる。 そんな中、主人公は行方不明だった恋人と出会うも恋人は敵として、主人公を狙ってくる。 なんとか、退けるも主人公はショックを受ける。 (恋人が敵対した理由は曖昧なので補完お願いします。) 276 スパロボα sage 2005/06/27(月) 20 22 16 ID 3Gidg3yL そして、ロンド・ベルはSDFと合流することになる。彼らは落ちてきた宇宙戦艦「マクロス」を 修理し、進水式を行おうとしていた。そこへ男性だけの宇宙軍「メルトランディ」と 女性だけの宇宙軍「ゼントラーディ」達も襲ってくる。両軍は長い間対立し、いまだに決着が つかなかったようである。そこへ、ジオン公国軍が月のマスドライバーを使い、 戦略爆撃を予告し、マクロスの引渡しを要求してきた。 SDFはマクロスに搭載されているワープを使い、危機を脱出するも、流石拾い物だっただけに マクロスとエゥーゴは冥王星まで飛ばされていた。 マクロスに引っ張ってもらいながら、地球を目指す彼らにメルトランディ、ゼントラーディ、 木星帝国が襲ってくるもしりぞけるが、SRX部隊の教官が裏切り、エアロゲイターについたり としている間になんとか地球圏に辿り着いた主人公達。そこへ、ジオン残党軍アクシズが 現れ、宣戦布告を行う。主人公を襲ってきた恋人を説得することに成功し、 SRX部隊も3機の合体に成功したりとどんどん戦力を大きくするロンド・ベルは、 戦力を分散しながら、使徒や敵対勢力を倒していく。 277 スパロボα sage 2005/06/27(月) 20 23 28 ID 3Gidg3yL そして、合流した彼らはついにジオン公国を倒し、木星帝国が作り出したサイコミュ兵器 「エンジェルハイロゥ」をも破壊する。さらに最後の使徒である「渚カヲル」をも倒し、 彼から何かが書かれたプレートを託される。そして、和平を望むメルトランディから もらったプレート。どうやら曲譜らしいが、元々は一つ一つだったものが2つに割れたらしく、 歌詞が書かれていなかった。「渚カヲル」からもらったプレートは行方不明だったプレートで そこには歌詞が書かれていたのだ。そしてプレートに書かれていた曲をマクロスの 歌姫「リン・ミンメイ」が歌うと、メルトランディ、ゼントラーディの両軍は闘うことを 止めるが、指揮官と一部は抵抗し、これを撃退した。 そして、ロンド・ベルを離れたネルフに人類補完計画を為そうとするゼーレがティターンズ を使い、ネルフ本部を襲ってくる。彼らを退けるも、エヴァ量産機により全滅されかかる ところをロンド・ベル本体が現れ、これを退け、人類補完計画を食い止める。 278 スパロボα sage 2005/06/27(月) 20 23 53 ID 3Gidg3yL 残る敵はエアロゲイターと宇宙怪獣のみだが、宇宙怪獣が万単位で地球に向かってきた。 ロンドベルは宇宙怪獣を殲滅するために作られたガンバスターとその運用艦エクセリオン、 そのエクセリオンを宇宙怪獣のいる中心地で自爆させ、その重力波で殲滅する作戦を 決意する。しかし、これはいずれその重力波が地球圏に襲うが、それでもまだそちらの 方が人類に望みがあると考えて。 そして、エクセリオンを自爆させたロンド・ベル。しかし、異空間に飛ばされた彼らは エアロゲイターと最終決戦を繰り広げる。総大将ラオテギヤを倒すも、さらに幾つもの ラオテギヤが現れる。そこへ、ラオテギヤの部下のユーゼスが自分こそエアロゲイター の総大将であることを告げ、ロンド・ベルに襲い掛かってくる。精神コマンドド根性を 4回も使ってくるユーゼスを倒し、異空間から脱出したロンド・ベル。これで今大戦は 終結した。しかし、ティターンズ、人類補完計画、重力波…の問題が残っている。 「ここからが本当の戦いだ!」 彼らの今後のご活躍にご期待ください。完。 283 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/06/27(月) 20 41 36 ID Bl11/M0G α乙。 だが訂正。 メルトランディとゼントラーディが逆。 メルタランディは女だけ。 ゼントラーディは男だけ。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6597.html
はなおか たくや 株式会社あまたおよび同社のサウンドチーム「伯林青(ベレンス)」に所属しているゲーム音楽作曲家。 学生時代からアルバイトでゲーム音楽を手がけ、ハート電子産業のアダルトゲームなどのサウンドを制作していた。 1993年頃にテクモへ入社。アーケード、コンシュマー問わず様々な作品に携わる。 テクモ時代にメインで担当した作品では、テクモの看板タイトルにもなった『モンスターファーム』がとくに有名。 テクモ退社後は音楽制作会社のスタジオクリシェへ移籍。 『エアグレイヴ』などを担当したほかに、サウンドの移植業務も行った。 1999年に同じくスタジオクリシェに所属していた鶴山尚史氏と共にサラマンダー・ファクトリーを設立。 設立後初のビッグタイトルは『スーパーロボット大戦α』で、この作品ではオリジナル曲の大半を花岡氏が制作した。 スパロボのサウンドの新機軸を築いた作曲家と言ってよく、花岡氏自身も「間違いなく僕にとっての代表作になります」と語るほど。 以降もスパロボではαシリーズの他にZシリーズやOGシリーズなど数多くの作品に参加している。 その他でも『密室からの脱出』シリーズや『無限のフロンティア』などを担当しており、現在までに関わった作品はざっと200を越える。 2019年頃から株式会社あまたに移籍。あまたのサウンドチーム「伯林青」の一員として活動している。 担当作品の一例 ハート電子産業作品殺人ロマン紀行 〜恋の長野慕情〜 GIDDY 風へ 翼よ、愛あるところへ… ドラゴンプリンセス〜竜の伝説〜 シャレイドマジック GIDDY 2 キサントゲノス 魔性甦る時 テクモ作品テクモスーパーボウル (SFC版) クイズココロジー2 エイトフォース テクモスーパーボウルII スペシャルエディション 忍者外伝2 ※未発売ゲーム TECMO SUPER BOWL Final Edition 忍者龍剣伝 巴 (編曲) Jリーグサッカー オーレ!サポーターズ ※未発売ゲーム がんばれギンくん (サントラ)(「がんばれハムくんRADIO-SHOW!」のアレンジ) でろ〜んでろでろ (PS版、SS版)(すずきひでゆきと共にサウンド) 刻命館 闘姫伝承 ANGEL EYES (「愛しのベティ」の作曲) ギャロップレーサー (AC版) テクモスーパーボウル (PS版) Jリーグ Go! Go! ゴール!! モンスターファーム エアグレイヴ フリートーク・スタジオ (PS) 反射でスパーク! チョロQジェット レインボーウィングス (益子重徳と共にサントラアレンジ) バイオモーター・ユニトロン スーパーロボット大戦シリーズスーパーロボット大戦α 第2次スーパーロボット大戦α 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ スーパーロボット大戦Z 第2次スーパーロボット大戦Z 第3次スーパーロボット大戦Z スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS 2 第2次スーパーロボット大戦OG スーパーロボット大戦OG ダークプリズン スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ スーパーロボット大戦(HDリメイク版) スーパーロボット大戦V スーパーヒーロー作戦 ~ダイダルの野望~ 機動戦士ガンダム THE 軍人将棋 ゼロ・ツアーズ ゾイドサーガ ゾイドサーガII リトルバスターQ Get Backers 奪還屋~メトロポリス奪還作戦~ RAVE GROOVE ADVENTURE ~悠久の絆~ Groove Adventure Rave プルーの大冒険 探偵学園Q ~名探偵はキミだ!~ シャイニング・フォース 黒き竜の復活 ピューと吹く!ジャガー ~明日のジャンプ~ ピューと吹く! ジャガー ビョ~と出る! メガネくん 街ingメーカー2 ~続・ぼくの街づくり~ 銀魂でぃ~えす 万事屋大騒動! 己のダンジョン 甲虫王者ムシキング スーパーコレクション 古代王者恐竜キング 7つのかけら 密室からの脱出シリーズ Bust-A-Move Bash! 無限のフロンティア 無限のフロンティアEXCEED ホッタラケの島 カナタと虹色の鏡 ライブオンDS エレメントハンター ダンジョンRPG ピクダン バトルスピリッツ ヒーローズソウル 密室のサクリファイス Walk It Out! ピックダン ドットイーター ニューピックダン PROJECT X ZONE 星霜のアマゾネス テンカイナイト ブレイブバトル 喧嘩番長6 ~ソウル&ブラッド~ Last Labyrinth (効果音) 東方幻想麻雀(NS) (編曲) D4DJ Groovy Mix (編曲) ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド (編曲) ウルトラ怪獣モンスターファーム 外部リンク Takuya Hanaoka
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/3215.html
ブランシュネージュ 解き放たれし新星 UNIT U-050 赤 発生 緑/赤 2-4-0 R エース(1) クイック (常駐(自動A)) このカードは、自軍手札の枚数が偶数の場合、「速攻」、+3/+2/+1を得る。 (常駐(自動A)) このカードは、自軍手札の枚数が奇数の場合、「高速戦闘」、+2/+1/+3を得る。 専用「クリアーナ・リムスカヤ」 Mサイズ [2][1][2] 出典 第2次スーパーロボット大戦OG
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4402.html
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇 【だいにじすーぱーろぼっとたいせんぜっと はかいへん/さいせいへん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 各1枚orダウンロードソフト 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 B.B.スタジオ 発売日 〈破界篇〉UMD版 2011年4月14日 / DL版 2012年3月8日〈再世篇〉UMD/DL版 2012年4月5日 定価 〈破界篇〉通常版 7,329円 / SPECIAL ZII-BOX 7,854円〈再世篇〉7,330円(全て税込) レーティング CERO B(12歳以上対象) 廉価版 PSP the Best 2014年2月20日/各2,880円 判定 良作 スーパーロボット大戦シリーズ 概要 参戦作品について 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 新シリーズ始動と謳われていた『スーパーロボット大戦Z』(以下「前作」)の続編にして、PSP初となる完全新作スパロボ。 略称は、全体を指すときは「第2次Z」または「2Z」「ZII」。個別に指すときは「破界篇」「再世篇」。 『COMPACT2』以来の分割構成の作品であり、またプラットフォームがPSPに移った事や前作の豪華な設計や癖の強さなども相まって、今作にも発売前より注目が集まっていた。 参戦作品について 参戦作品が派生作品を含めて破界篇全34作品・再世篇全40作品という過去最大のボリューム。 + 参戦作品一覧 「★」は新規参戦作品、「破」は破界篇のみ参戦、「再」は再世篇のみ参戦。 参戦作品 詳細 無敵超人ザンボット3 ○ 無敵鋼人ダイターン3 ○ 無敵ロボ トライダーG7 ○ 宇宙大帝ゴッドシグマ ○ 宇宙戦士バルディオス ○ 太陽の使者 鉄人28号 再★ 六神合体ゴッドマーズ ○ 戦闘メカ ザブングル ○ 装甲騎兵ボトムズ ★ 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー ★ 装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ ★ 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ ★ 超時空世紀オーガス ○ 機動戦士Ζガンダム ○ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ○ 新機動戦記ガンダムW ○ 機動新世紀ガンダムX ○ ∀ガンダム ○ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ○ 機動戦士ガンダム00 ★ 超獣機神ダンクーガ ○ 獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ ○ マクロス7 再 マクロス ダイナマイト7 再★ マクロスF ○ 劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ 破★ 劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~ 再★ 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 ○ 真マジンガー 衝撃! Z編 ★ 地球防衛企業ダイ・ガード ★ THE ビッグオー ○ オーバーマン キングゲイナー ○ 超重神グラヴィオン 再 超重神グラヴィオンツヴァイ ○ 創聖のアクエリオン ○ コードギアス 反逆のルルーシュ ★ コードギアス 反逆のルルーシュ R2 再★ 天元突破グレンラガン ★ 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 ★ 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 再★ 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい ★ 新規参戦枠として、ほぼ確実視されていた『機動戦士ガンダム00』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』、機体の性能的にスパロボ参戦は厳しいと言われていた『地球防衛企業ダイ・ガード』、そして版権的に絶望とまで言われていた『天元突破グレンラガン』、根強いファンを持ちながら同様に版権問題が噂されていた『装甲騎兵ボトムズ』シリーズが参戦し、ファンを歓喜させた。 再世篇では『太陽の使者 鉄人28号』『マクロス ダイナマイト7』が新規参戦している。 また『劇場版マクロスF』も新規参戦しているが、本作の時点ではごく一部の設定や機体が登場するだけでほぼいるだけ参戦。 その他にも、近年は『Endless Waltz』ばかり参戦していた『新機動戦記ガンダムW』が数年ぶりのTV版前期からの参戦、『六神合体ゴッドマーズ』や『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』は初めての声付き参戦となった。また『GC』『XO』以来となる『無敵ロボ トライダーG7』が登場した事で、既存組の『無敵超人 ザンボット3』『無敵鋼人 ダイターン3』と合わせてスパロボ史上初めて「無敵シリーズ」が一堂に揃う事となった。 そして、前作からの続投組は一部を除いてほぼ全作品が参戦。参戦できなかったのは今作の作品(『真マジンガー』や『真ゲッター』、劇場版『エウレカセブン』)との兼ね合いが難しかった『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』『ゲッターロボG』『交響詩篇エウレカセブン』のみである。 特徴 マシンスペックに合わせたシステムの簡略化。PSPの操作性や画面サイズに合わせた構成になっている。 前作で採用していた小隊システムとバザーが廃止。 3Dマップを採用していた前作から2Dマップに変更。 会話シーンでのキャラグラフィックもバストアップグラからウィンドウアイコンへ変更となった。 過去のPSP作品である『MXポータブル』や『A PORTABLE』の反省を考慮したのか顔グラフィックの種類が非常に豊富。さらに『破界篇』において顔グラフィックが1つしかなかったキャラも『再世篇』では多くなっている。特定のイベント限定でしか拝めないものも存在し、中には『真マジンガー』のピグマン子爵(本体)のようにキャラクター事典の表情集では確認できないレアなものもある。 サブオーダーシステムの導入。 インターミッションにて、その前のマップで出撃しなかったメンバーに「トレーニング(PP20増加)」「パトロール(撃墜数2増加)」「シミュレーター(経験値500増加)」「資金調達(500×そのパイロットの現在のレベルの資金を入手)」を各項目ごとに5人まで出す事ができる。 これにより、小隊システムが廃止された事によって大幅に増えた2軍メンバーの救済がある程度為されている。 強化パーツの調整。 消費パーツが従来の「一度使うと無くなる」仕様から『NEO』の「1マップに1度しか使えないが、使ってもなくならない」仕様になり、有用性が増した。 特定のエースボーナスや隠し要素など、入手手段も増えた。 エースになる条件に必要な撃墜数が従来の50機から70機に増加。その代わり、従来のエースボーナスに加えOGシリーズと同様にキャラごとに固有のエースボーナスが得られる。 エースボーナスはキャラの長所をより伸ばすものが多いが、中には『マクロスF』のアルトのエースボーナス(移動後に機体の変形が可能になる。人呼んで「早乙女スペシャル」)のようなネタに近いものもある。 一部のキャラは『破界篇』と『再世篇』でエースボーナスの内容が変更・強化されている(アルトの場合、更に「分身」が追加され回避に磨きがかかる)。 『再世篇』では切り払いなどを発動させる特殊技能のブロッキングが廃止され、盾/剣装備機体であれば特殊技能なしで切り払い・シールド防御が発動するようになった。 当然ながら敵にも適用される。そのためブロッキングを持ってないと思ってザコに接近戦を仕掛けたら普通に切り払われるという事態が発生した。踏み込みが足りん!再び。確率は低めだが。 パイロットのレベル上昇による一部特殊技能の成長が廃止。 底力やカウンター、援護などの特殊技能がパイロットごとに最初から一定のレベルに固定され、成長しなくなっている。ただし超能力やニュータイプ、指揮官など上書き不可の先天性技能は従来通りパイロットのレベルに応じて成長する。 なお、これは味方に限ってであり、敵については底力なども従来通りレベルに応じて成長する。 『破界篇』→『再世篇』のデータ引継ぎ 『再世篇』開始時に『破界篇』のクリア状況(周回数、全シナリオをクリア済みか否か)に応じて全パイロットの初期PPと初期撃墜数・部隊の初期資金と所持強化パーツにボーナスが入る。 『破界篇』での育成状況や隠し要素の取得状況などは一切反映されず、また『F』のように『破界篇』からの引継ぎが必要な隠し要素は『再世篇』に存在しない。 評価点 シナリオ関連 前作とは違う多元世界で物語が始まる。日本が占領されているという世界観の都合上、他作品との両立が難しい『コードギアス』の世界観をどう再現するかが注目されたが、本作ではエリア11としての日本と普通の日本を同時に存在させるという荒業で解決した。ちなみに開発上の都合だけでこういう形にしたわけではなく、『再世篇』にてシナリオ上の理由が明かされる。 これ以外の『グレンラガン』や『真ゲッター』、『ボトムズ』といった他作品との両立が難しい参戦作品についても、多元世界ということを最大限に活かした世界観構築によって破綻させることなく原作再現やクロスオーバーを成し遂げている。 前作続投組は『破界篇』中盤まで一切登場せず新規参戦組だけでシナリオが進むため、続編もののジレンマである「前作をやっていないのでストーリーが掴めない」という難点がある程度緩和されている。登場後は新規参戦組とも積極的に絡むため空気にはなっていない。 『ガンダムW』のガンダムパイロットや『ガンダム00』のソレスタルビーイング、『コードギアス』の黒の騎士団といった、原作ではテロリスト扱いされている面々の扱いもどうなるか注目されていたが、彼らはほぼ全編で味方として登場している。更に物語当初は影で暗躍するテロリストとの戦いが展開される事も多いため、「スーパーテロリスト大戦」と揶揄される事も。 『破界篇』中盤でのトリニティ兄弟の暴走やナンバーズ虐殺事件の影響で、終盤で味方部隊がテロリストの協力者と見なされてしまい、その後は世界各地の敵勢力だけでなく、平和を願う者同士である三大国家に属する陣営との戦いも余儀なくされる事態に発展してしまう。味方部隊のメンバー達はテロリスト扱いされている面々の人間性を理解している為、決して彼らに怒りをぶつける事はなかったが、『再世篇』でゼロ=ルルーシュの正体や目的が明かされた時はさすがに動揺を隠せなかった。この場面までに条件を満たしていると、ifルートへの分岐が発生し、ゼロの処遇が大きく変化する。 原作でその不遇っぷりから「GN電池」「ハブラレルヤ」などと呼ばれネタにされた『ガンダム00』のアレルヤ アリオスガンダムだが、『再世篇』のアレルヤは本作主人公であるクロウに辛辣なツッコミを入れたり似た境遇の『ボトムズ』のキリコと絡んだりと出番が多く、もう一つの人格であるハレルヤの完全復活も原作より大幅に前倒しされた。アリオスガンダムも戦闘アニメのクオリティが満場一致で絶賛されている(詳しくは後述)。 その代わりに、アレルヤのパートナーであるソーマ・ピーリス (マリー)の扱いがやや悪くなったのを惜しむ声は多い。例として、味方となった後もパイロットとしては使用できず、乗機のGNアーチャーがアリオスの武装扱いとなってしまった。ブレイク・ピラー事件の後、ピーリスの人格がマリーと入れ替わる期間が原作よりも長めだが、その分ピーリスが精神的に成長する展開となった。 シナリオ自体も前後編ながらそれぞれで話はひとまず纏まりがついている。それでいて後編および続編への期待も持たせる内容であり、評価は高い。 クロスオーバー・if展開も多く、多くのファンが望んだであろう『Z』時代のアムロと『ガンダム00』のリボンズの掛け合い、『ダイ・ガード』 『トライダー』、『ガンダム00』 『ガンダムW』 『コードギアス』による大胆なクロスオーバー、『コードギアス』のif展開(詳しくは後述)など見所は非常に多い。 また、現在では完全にネットスラングとして定着している「黒歴史」という言葉を、自軍キャラクター達が「本来の意味」と「ネットスラングとしての意味」の両方で使う場面が存在する。これもある意味本作ならではの場面だろう。単なるメタ的な話でもなく、この言葉自体が本作の世界に深く関わるものになっている。 スパロボ恒例のギャグシーンも健在。 「人質にされた自軍パイロットの母親を他のメンバーが(生身で)救出する」という至極真面目な展開のシナリオがあるのだが、救出メンバーがあまりにも強すぎたために無双状態になってしまい、シリアスを通り越してギャグになってしまった。敵軍も涙目。ただ過去のスパロボ作品の生身の戦闘力の高さを鑑みるとこれでもまだ優しい方なのであるが…。 『再世篇』では『ザブングル』のティンプ、『ビッグオー』のベック、『ボトムズ』のカン・ユーによる奇跡の悪役お笑いユニットが誕生。彼等のあまりにも違和感の無い遣り取りは密かに人気が高く、特にカン・ユーに対する過剰なまでの弄り具合は逆に彼に対するスタッフからの「愛情」すら感じさせる。 隠し要素も非常に充実している。特に『再世篇』では、『Z』で多大な好評を博した「ifルート」が存在しており、それぞれ異なったストーリーが楽しめる。 ルートの内容も「『コードギアス』で黒の騎士団がルルーシュ(ゼロ)を見限らなかったらどうなるか」という展開が発端となっており、ファン待望の内容となっている。また、シャーリーやロロ、ユーフェミアなどが生き残り、ダブルオーライザーのトランザムバーストによってルルーシュとスザクが真の意味で和解するなど、見どころは多い。 隠し機体に関しても充実しており、『劇場版マクロスF』で新たに追加された主人公機「YF-29デュランダル」が入手可能となっている。 また、原作では余命いくばくもない状態であり『再世篇』ではNPCとなった劇場版『エウレカ』のホランドも、ifルートにおけるクロスオーバーの結果、再び共に戦えるようになる。 オリジナルキャラクター関連 今作のオリジナル主人公であるクロウ・ブルーストは、所謂「王道シリーズ」作品では珍しい完全固定型の主人公。シナリオ中の選択によって後継機が変化する。 莫大な借金を抱えて借金取りに追われている最中、ふとしたことから試作機ブラスタに乗り込む事となり、借金返済のためにブラスタのパイロットとなって戦う…というのが大筋な流れ。そのためか、シナリオの節目ごとにクロウの借金の残高が表示されるという演出がある。あくまで演出なのでクロウの行動で残高が変化したり獲得資金に影響が出たりといったことはない。 戦う理由が借金返済だったりジョジョネタを口走る場面があったりと二枚目半~三枚目な描写が多いが、基本的に仲間想いかつ義理人情に篤い常識人で、なおかつ決めるところではしっかり決める。そのためプレイヤーからのウケは良く、親しみを込めて「さん」付け、または名前をもじって「苦労人」と呼ばれたりしており、登場間もないながらOGシリーズ参戦を望む声も多い。 版権キャラとの絡みも結構多く、特に『ガンダム00』のロックオン兄弟、『ダイ・ガード』の青山、『ガンダムW』のデュオで結成した通称「貧乏クジ同盟」との絡みは好評。その中でも初代ロックオンとは親友と言っても差し支えない関係であり、後継機のある武装使用時のセリフには多くのプレイヤーが感涙に咽んだ。 『再世篇』ではとある事情により「序盤から主人公不在」という歴代シリーズでも珍しい状況で物語が展開するが、満を持して自軍との合流を果たしたクロウが加入ステージ限定で発する戦闘台詞の数々に、彼が辿るその後の運命を予見して爆笑する者、「それでこそクロウさんだ」と妙に納得してしまう者などが続出した。 またクロウと因縁のある部隊「ファイヤバグ」も『再世篇』で本格的に登場する。隊長・隊員共に予想の斜め上を行くような性格の人物ばかりだが、終盤では…? クロウの上司で豪胆な姉御的存在のブラスタ開発者トライア・スコート、『再世篇』では弟子ポジションを担い、序盤にクロウの長期不在をカバーする黒歴史持ち熱血恋愛少女エスター・エルハス、『破界篇』ではモブキャラ扱いだったが、妙に濃い存在感を発揮した事で『再世篇』では正式なキャラクターに昇格した借金取りのゼニトリー・マッセ(*1)と、主人公周辺のサブキャラ達に対する評価も良好。 本作の黒幕(ラスボスではない)とも言えるアイム・ライアードは、「私は嘘つきです」の名前通り発言のほとんどが嘘で味方キャラ(とプレイヤー)の神経を逆撫でしてくる悪役ではあるのだが、最期の描写から現在ではむしろネタキャラ扱いされている。 また、ライバルキャラ(兼ヒロイン)であるマルグリット・ピステールも、スパロボお得意のダイナミックな乳揺れカットインを披露し、且つクールで凛とした女騎士という外見とは裏腹に実は…?というキャラ造型から人気のあるキャラとなっている。 ネタ方面では「虎の威を借る狐」を地で行く小物、シオニー・レジスが歪んだ人気を誇っており、多くのコミュニティで歪んだ形と普通の形との両面で愛されている。『破界篇』においてはいわゆる悪役なのだが、プレイヤーの視点では「敵勢力の陰謀に翻弄された哀しき悪役」という見方もあり、ゲーム内でも『再世篇』と『第3次Z天獄篇』にてフォローがなされている。 『再世篇』では前作の主人公であるランド メールとセツコも登場。排他ではなく、3人とも同時に登場する。 ただしどちらも序盤~中盤で登場して間を置かずに離脱し、終盤にならないと復帰しないため、「もっと使いたかった」という声もある。 元々結構キャラの濃い連中であり、あまり出しゃばるとクロウの存在を食ってしまう危険性があるので仕方なかったのかもしれない。 『再世篇』では版権・オリジナル共に、守るべきものや信念のために敢えて魔道を歩む「偽悪」を信念とするキャラクターが多く(『コードギアス』のゼロなど)、序盤と終盤(もしくは『破界篇』と『再世篇』)で印象がガラリと変わる敵キャラも多い。 『再世篇』でのオリジナル敵勢力の構成員は、最初は頼りない印象(というかぶっちゃけヘタレ)だが仲間の死をきっかけに大きく成長したり、当初は奸臣だったが最後は主君の為にその身を捧げる忠臣に変化したりと好人物揃い。終始敵対関係にあるため、一部キャラに関しては「仲間にしたかった」と残念がる意見も見られる。 システム関連 ゲームテンポの良さ。 データインストールを採用した事により、ディスクメディアとは思えないほどのテンポの良さを誇る。過去のPSP作品である『MXポータブル』や『Aポータブル』と比べると技術力の向上が見て取れる。 ただしデータインストールを利用しないとロードが長い上、演出とセリフがずれる。またインストール容量も1GB前後と多い。 ゲームバランス的にも全体的に高い水準で纏まっており、ボスのHPインフレもそう酷くない。 一部システムの改善。 自軍フェイズに攻撃を仕掛ける際、戦闘前の行動選択画面から精神コマンドを使えるようになった。 戦闘直前にかけ忘れた精神コマンドをかけたり命中率・回避率を見ながら必要な精神コマンドを選べるようになったため、快適性が増している。 『再世篇』から、勝敗条件で最終目的を確認できるようになった。 満たすとマップクリアになる場合、勝利条件が青く表示される。これによってマップクリアが条件に絡むSRポイントを獲得しやすくなったり、精神コマンドを使うタイミングを図りやすくなった。 重大なバグが少ない。 前作では声バグと言う重大なバグを抱えていたが、本作では演出面の軽微なミスが散見されるものの重大なバグはほとんど存在しない。 『破界篇』は終盤にフリーズバグが存在するが、敵を倒す順番などに気をつければ容易に回避が可能。 『再世篇』では資金無限増殖バグが存在するが、ほとんどのプレイヤーがまず気づかない方法である。 新たに追加された2種類の特殊スキル「連続行動」と「ダッシュ」。 「連続行動」は『α外伝』以降廃止された2回行動が限定的に可能になり、「ダッシュ」は移動力を上昇させる(気力の変動により効果が高まる)効果を持つ。 これらのスキルのお陰でゲームをサクサク進める事ができ、MAP兵器を持つユニットならばどのように自軍を移動させるか考える楽しさも生まれた。 気力の確保が問題となるが、出撃時の気力にプラスの補正を得られる「闘争心」の効果が+5から+10となり一気に有用なスキルとなったため、さほど苦労はしない。 さらに『再世篇』では『マクロス ダイナマイト7』の熱気バサラが自軍に参入したため、「闘争心」+マップ兵器版突撃ラブハートで複数のユニットが一挙に気力アップ→「連続行動」発動後の行動で削り、自軍全体の数珠繋ぎで1ターン目から多数の敵を殲滅していくといったことも可能になった。 これらに加えて『再世篇』では、ある強化パーツの追加により味方側の2回行動が復活した為、更に有用性が上がっている。 『再世篇』では特殊技能のスロットが6つから8つに拡張されており、特殊技能の選定に多少余裕が持てるようになった。が、上記の2つに加え、戦闘で敵を撃破するとSPが10回復するスキル「SPゲット」も追加されたため、増加分の枠には大抵これらのスキルが居座ることとなる。 グラフィック・BGM・演出関連 毎度ながら戦闘アニメも高評価。 前作において好評だった「地対空・空対地における攻撃アニメーションの変化」も健在。 ゴッドマーズは止め絵を多用していた原作を尊重し、あえて殆どアニメーションをさせない演出方針をとっており、ファンからは「不動明王」の愛称で呼ばれている。 『再世篇』で追加されたザンボット3・ダイターン3・トライダーG7による合体技「3・3・7拍子」はネタ臭こそ強いが、ゲーム中ではオミットされた分離形態時の各小型メカや変形形態を戦闘アニメに織り込むなど力が入っており、演出的にも見ていて楽しめるものとなっている。 ガンダムシリーズの機体のカットインが、従来のSDではなくリアル頭身で描写されるようになった。これまでのスパロボでガンダムシリーズがカットインでもSD頭身であったのは「著作権料が『SDガンダム』のみで済むから」という理由だとされており、「著作権的に難しい『ボトムズ』等が参戦」「納谷悟朗氏や津嘉山正種氏といった超大物声優もシリーズ初参加」などとあわせて今回の予算がかなり余裕のあるものだと推測されている。 前作で立ち絵が上半身と比べて足が細すぎて変だと叩かれた『逆襲のシャア』のνガンダムは立ち絵を一新され、ファンを安堵させた。戦闘アニメも作り直され、史上最高のνガンダムと言われるほど高クオリティなものになった。原作の作画を再現したカットインは誰もが心躍らせたであろう。特にフィン・ファンネルの演出はファン感涙ものであり、フィニッシュ時にνガンダムが決めるアクションはコアな支持層を唸らせた。 νガンダム以外の前作続投組も、頭でっかちだった『SEED DESTINY』のガンダムの頭部がやや小さくなるなど一部修正されている。 『ガンダム00』のアレルヤの乗機(ガンダムキュリオス・アリオスガンダム)は、持ち味である高機動性を十二分に表現したハイスピード・高クオリティの戦闘アニメでプレイヤーを驚愕させた。 アレルヤが表に出ている時・ハレルヤが表に出ている時で一部武装のアニメーションが変化するなど細かい部分にまで気合が入っている。 特にアリオスは原作での不遇が嘘のような暴れっぷりから「世界一カッコイイ電池」という愛称で呼ばれている。とどめ演出は一切無いものの、その部分を補って余りあると言える。 『再世篇』から運用可能となる『真マジンガー』のボスボロットの召喚攻撃「くろがね五人衆」では、生身の彼等に攻撃を全て委ねボロット自体は何もしないという衝撃(笑劇)的な戦闘アニメが描かれた。このアニメはバンダイナムコライブTV『ゲームWednesday』で先行公開された事もあり、発売前から本作屈指のネタ攻撃としてユーザーに認知されている。なお、同番組にゲスト出演した寺田Pも見所として「何もしないボロット」を挙げている。 戦闘台詞の掛け合いのバリエーションが増加。 もともと増加傾向にある要素だが、『ガンダム』のようなシリーズもの、もしくは原作者が同じという共通点で発生する事が多かった援護時における掛け合いが、本作ではその法則に囚われる事無く大幅に増えている。名指しでキリコのフォローに回る『コードギアス』のカレンや、『グレンラガン』のシモンに檄を飛ばす『真ゲッター』の竜馬など、声優陣の熱演も手伝って戦闘アニメを楽しむ上での魅力のひとつとなっている。 前作で散々な評価だったBGMの質も確実な向上が見られる。また、「創聖のアクエリオン」や「紅ノ牙」といった前作で酷評されたBGMも手直しされている。 新曲の中では『ダイ・ガード』の「路地裏の宇宙少年」や『ボトムズ』系の「炎のさだめ」「鉄のララバイ」、『ガンダム00』の「FIGHT」「TRANS-AM RAISER」のアレンジの評価が高い。オリジナル系のBGMも聴き応えがあるものが多く、中でもクロウのテーマ曲「CLOSE GAME LIFE」「THE UNBREAKABLE」、アイムのテーマ曲「UNTRUE CRYSTAL」、そして、ユーサーのテーマ曲である「王の愛は民のために」は人気が高い。 また『ボトムズ』で使用された通称「レッドショルダーマーチ」は、今作では「戦騎達の行進」というよく似たオリジナル曲で代替するという荒業が披露された。これは原曲がイタリア映画で使用されたBGMゆえに版権の問題から使用できなかったためであり、この辺りの事情を知るユーザーからは概ね仕方のないことと理解されており、特に批判などは起きていない。しかし出来の良い曲であるがゆえに戦闘BGMに設定できない事を残念がるプレイヤーも多い。 『破界篇』では中断セーブからの再開時にデフォルトのMAP曲に戻る使用であったが、『再世篇』では中断前に流れていた曲が再び流れる仕様となりソフトリセットを挟んでも気分が途切れないようになった。 賛否両論点 並行世界に関する設定の扱い方について 本作では「平行世界の同一人物」として、『マジンガー』『ゲッターロボ』『エウレカセブン』のパラレル世界のキャラが登場している。それに対して、前作のキャラ達がどのように反応し、どのようなシナリオが展開されるのかが期待されたのだが、ZEUTHメンバーの意向で「平行世界の同一人物を安易に比べるのはやめたほうがいい」とされ、シナリオではほとんど触れられない。 確かに彼らは顔が同じだけ、あるいは似ているだけの別人ではあるので、そのようなマナーがあってもおかしくない。特に前作女性主人公のセツコは平行世界の同一人物絡みで凄まじい苦難を強いられているため、その仲間であったZEUTHメンバーが配慮するのも自然である。また、同じ顔、同じ名前の人が複数話題に出てしまうと、単純にややこしくなる可能性も否定できないだろう。 「平行世界の同一人物」を明確に話題にしてしまうと、話題にした作品(=参戦していない作品)の版権料が発生するという、所謂「大人の事情」も関係している。『エウレカセブン』は劇場版の作中にTV版設定のキャラが登場するため例外となり、ZEUTHと共に戦ったレントン達の存在をZEXISメンバーも理解している。一方で、ZEXISの世界において『マジンガー』のあるキャラクターが既に死亡しているのを知ったZEUTHメンバーが動揺する場面も見られた。 マップ画面が2Dになった事や、キャラクターの表現がフェイスウィンドウとなった事。 前作は3Dマップ及びバストアップであったため「手抜きで作られている」という声もあれば「こちらのほうが見やすい」という声もある。 おそらくは『Aポータブル』と同様に携帯機に特化した仕様のためと思われる。 次回作である『第3次Z』は据え置き(PS3)と携帯機(PSVITA)のマルチで発売されたが、本作同様2Dマップと顔アイコンのままであるため、本作とは違う意味で賛否両論となった。 『破界篇』においてSRポイントが難易度の変更のみの対応。隠し要素などにも全く影響を及ぼさない。 『再世篇』では取得時に資金ボーナスを入手できるほか、ある強化パーツの取得条件にもなっているため無意味ではなくなっている。 一部の高レベルボスの存在 ステージによって極端にレベルの高いボスが登場することがある。例えば破界篇では、味方のレベルが20台の時にラスボス(レベル60)と戦う場面がある。いかに敵が強大かを知らしめる演出にもなっているのだが…… 敵のレベルが高いという事は得られる経験値も多いという事で、レベル上げのための一種のバランスブレイカーとなってしまっている。上記の場面では、全滅プレイを繰り返すことで簡単に味方の平均レベルを50近くまで上げられるし、そうでなく普通にプレイしたとしても撃破したパイロットだけ一気にレベルが高くなってしまう。 特に再世篇で顕著で、各参戦作品のボスやオリジナルのボスキャラで平均レベルを超えるキャラが多数登場する。特にオリジナルボスに関してはイベントでも「○○(前作ラスボス)と同等の敵だと思え!」という旨の発言があり、上記のように敵の強大さを表すための演出なのだろうが、乱発されるとむしろ前作ラスボスの脅威が薄れてしまうという声がある。 キャラクターの画風 ウインドウ、戦闘デモともに一部のキャラクターが過去に比べて原作からかけ離れて劇画のような濃いタッチ、もしくは逆に単純で薄いタッチで描かれており、好みが分かれる。 『第3次Z』では概ね過去作同様になった。 『破界篇』において原作とほぼ同じ流れで死亡したとされるある版権キャラが実は生きており、ifルートのシナリオ展開で大きな役割を果たす。ただし、展開自体は喜ばれている者の、該当キャラが生存した理由が説明不足でかなり無茶がある。 問題点 前作からの引き続き参戦組の機体の性能が、『破界篇』ではやや悪め。 前作にあった最強武器や合体攻撃がオミットされている。 これは劇中でも「異世界に来た影響で機体が不調な上に新しいパーツが入手できない」と説明されているため、新規参戦機体とのバランスを調整した結果だと思われる。キングゲイナーやソーラーアクエリオンのように新技追加によってフォローされた機体もある。 『再世篇』中盤になると本来の性能を発揮できるようになる。 前作では個別パイロットとして使用できた『∀ガンダム』のソシエや『ザブングル』のブルメ、『Ζガンダム』のアポリーや『キングゲイナー』のペロー等が「〇〇隊総攻撃」などという名の武装(いわゆる「召喚攻撃」)の演出に押し込まれる形となった。 『キングゲイナー』のアデットに至っては「機体がない」という理由で何故かサラの乗るパンサーのサブパイロットになる。 なお、悪いのはあくまで機体の状態などであって、ストーリー面では不遇といえるキャラはいない。パイロットを下されてしまったキャラも基本的にシナリオデモでもきちんとセリフを与えられているため、小隊制の廃止によるユニット・パイロット削減などとの折り合いをつけるための苦肉の策とも取れる。戦闘できる修理・補給ユニットが存在する中で、カプルなどでどれだけ活躍できるかも問題ではある。 オリジナル雑魚である「次元獣」が『破界編』では厄介 最下級の雑魚であるダモン級と例外の1機を除けば全て1500以下無効のバリアを共通能力として持っており、加えて早い段階から底力を習得するので、中級以上の次元獣を中途半端に削るとバリア突破が面倒になる。 素での命中率・回避率もそこそこある為、固い上に避けて当ててウジャウジャ出てくるという面倒な雑魚の要素を全て持っている。 特に槍玉に挙げられるのが次元獣ブルダモン級。 雑魚としてはやや高めのHP、高い攻撃力、気力低下の状態異常効果、他の雑魚に比べ異常に早い技量上昇、と厄介極まりない。 これが序盤から出てくる上に、後半は雑魚として大量に出てくる。 特に割を食っているのが1人乗りのリアル系ロボット。次元獣の底力が発動してしまうと生半可な攻撃ではバリアを破れなくなり、相手からの攻撃もバンバン被弾するようになってしまう。雑魚敵を撃破出来ないということは気力が上がりにくいということであり、強い武器がなかなか使えるようにならないという悪循環に陥ってしまう。 次元獣はインベーダー(真ゲッターロボ 世界最後の日)やバジュラ(マクロスF)などと同じく人語を介さない怪物系の敵であり、『破界編』においては「喋らない上に性能的にも厄介な敵との対峙が多くて飽きてくる」という声も上がった。 『再世篇』に出てくる雑魚次元獣は設定の関係でバリアを持っておらず、『マクロス7』のバサラの歌も効くようになったため大分マシになっている。またオリジナル雑魚にアークセイバー団員も増えたため、喋らない敵との対峙は相対的に減少した。 本作の音声収録は新規参戦作品及びZシリーズ初登場作品が中心であるため、続投組を中心とする参戦済み作品の新録音声が非常に少なめとなっている。そのため原作再現が終了した作品を中心に、特殊台詞が殆ど設定されていないキャラクターも多い。これもUMDの容量の影響によるものではという意見も少なくない。 アムロ、『ガンダムSEED』のキラ、『ゴッドシグマ』の闘志也、『グラヴィオン』の斗牙のように、担当声優が本作の新規キャラも同時に演じている場合は概ね新録がされている。 新たな作品が登場するごとに新規収録の機会が比較的多いガンダムシリーズの主人公達も例外ではなく、『Ζガンダム』のカミーユやクワトロ、『ガンダムSEED』のシンといった面々に新録がされなかった事で、本作の中心作品である『ガンダムW』や『ガンダム00』のキャラクターに対する掛け合いが無い事態となった。 但し、その逆である新規参戦組から続投組に対する特殊台詞は多い(『ザンボット3』の勝平に対する『トライダーG7』のワッ太や、ガンダムシリーズの主人公達に対するリボンズなど)。 『第3次α』以降の恒例となっていた、オリジナルキャラを版権キャラが名指しで呼ぶ台詞も大幅に少なくなっており、ラスボスに対しては僅か数人となっている。代わりという事なのか、ラスボスに対する特殊台詞自体は多く、ラスボスのキャラクター性に沿った本作独自の台詞となっている。 BGMの音質と、一部ボーカル部分のアレンジが悪い 参戦作品の多さとUMD容量の都合上、BGMデータが高圧縮されて収録されており、音質の劣化が目立ってしまっている。本作では『破界篇』・『再世篇』共にオリジナルサウンドトラックは発売されていないため、圧縮前の音源を聴く事は現状不可能となっている。 前作『Z』で良好なアレンジだった、「キングゲイナー・オーバー!」「漂流~スカイハリケーン」「ターンAターン」「ヴェスティージ」などのボーカル部分は、今作ではギターの単調な重低音に置き換えられ、原曲とかけ離れてしまっている。 SRポイントの取得条件がターン数制限のあるものに偏っている。 そのため、SRポイントを狙う場合は早解きを強いられることになる。SRポイント自体は隠し要素などにも全く影響を及ぼさず無理に取る必要がないものではあるが…… 前述の「闘争心」+「連続行動」との相性は良いが、一方でサテライトシステムと早解きとの相性が悪いガンダムダブルエックスなどは割りを食っている。 シナリオデモでのセリフが少ないキャラの存在。 ZEXISは本作から参戦したメンバーに前作からの引き続き参戦組、さらに『再世篇』での追加メンバーと相当な大所帯である。 そのため賑やかではあるが、中にはほぼセリフがないキャラが出てしまっている。 特にZEUTH組に多く、『キングゲイナー』のペローや『Ζガンダム』のアポリーとロベルト、『∀ガンダム』のメシェー、『ザブングル』の脇役組などは合流時に自己紹介する程度になってしまっている。『ゴッドシグマ』の闘志也などは主役であるにもかかわらず、同じような扱いである。 とにかく人数が多すぎるため仕方ないと言えば仕方ないのだが…… 前作同様、テキストのオートモードのスピードを調節できるが、テキストが次に切り替わるまでのタイミングが表示されなくなった。前作の仕様に慣れていると少々不便。 総評 新規参戦作品はいずれも人気作で、それ故に本作も発売前から大きく注目されていた。また、前作である『Z』は独特で人を選ぶ側面も持っており、さらなる改善も期待されていた。 携帯機への移行に際する細かな難点こそ見受けられたものの、親しみやすいオリジナルキャラ、程よいゲームバランス、クロスオーバー・if要素の多いシナリオなど全体的に高いレベルでまとまっており、より万人受けしやすい作品となった。 分割作品ではあるが、単体でも従来のスパロボに匹敵するボリュームを備えているため、遊びごたえも十分である。 余談 『破界篇』の限定版「SPECIAL ZII-BOX」には両篇が収納できるボックスと、前作のダイジェストと本作のキャラ設定を収録した冊子が付属していた。 デベロッパーのB.B.スタジオは、バンプレストの子会社でゲーム開発部門だったバンプレソフトと、バンダイグループの1社でバンダイレーベルのゲームソフト開発を受け持っていたベックが合併し、本作発売と同じ2011年に設立された会社。同時に本作は合併後最初の作品でもある。 本作でνガンダム・ガンダムキュリオス・アリオスガンダムのアニメーションを担当したスタッフは、名前こそ明かされていないものの、スパロボシリーズ最高峰のアニメーションデザインで有名になり、後に「アリオスの人」と呼称され高い人気を集めている。 具体的な評価と、担当したと思われる機体についてはニコニコ大百科の記事が詳しいのでそちらを参照。 本作のバンプレストオリジナルキャラクターデザインで河野さち子氏が手がけたキャラはクロウ・エスター・トライア(および続投組のアサキム・ランド・メール・セツコ)ぐらいで、他のキャラは全て『スパロボL』でオリジナルキャラデザインを手がけたChiyoko氏によるものとなっている。これは『魔装機神II』及び『第2次OG』と並行して開発を進めていた事による影響だと思われる。 本作初登場となるダイ・ガードは原作序盤の「トタンよりマシな装甲」という設定を反映して、初戦闘時は戦闘機ですら800以上はある装甲の初期値が、200しかないという漢らしい仕様になっている。これについて原作を手掛けた水島精二監督は自身のTwitter上で大絶賛していた。 『装甲騎兵ボトムズ』に登場する双子のキャラクター、アロンとグランの顔グラフィックが逆であることが、発売から約5年後に明らかになった。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7488.html
このページはVer.1.03(2019年5月23日更新)を基準にしています。 スーパーロボット大戦T 【すーぱーろぼっとたいせんてぃー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 B.B.スタジオ 発売日 2019年3月20日 定価(税別) 通常版 8,600円初回限定版 12,600円 レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 良作 ポイント Switch初且つ平成最後のスパロボテーマは「企業」と「海賊」そして「復讐」オーソドックスながらも練られた世界観素材を活かした優れたシナリオ超上級者向けの「スーパーエキスパートモード」が追加 スーパーロボット大戦シリーズ 概要 ストーリー 参戦作品一覧 評価点 システム シナリオ 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 人気キャラクターゲームである『スーパーロボット大戦』シリーズの一作品で、いわゆる『VXT』三部作のトリを飾る作品。 外宇宙や平行世界への旅を描いた前々作『スーパーロボット大戦V』や異世界を舞台とした前作『スーパーロボット大戦X』とは対照的に、「セフィーロ」や「アストラギウス銀河」といった異世界・外宇宙要素こそ健在だが、基本的には太陽系内における戦いが中心となっている。 本作ではPlayStation Vitaに代わり、Nintendo Switchが新たに対応ハードに加わった。メーカーの異なるゲーム機でのマルチプラットフォームで発売された初のスパロボである。 Switch版は本体の仕様上カスタムサウンドトラックには非対応だが、代わりに携帯モードとTVモードを切り替えてどこでも遊べるようになっている。 ストーリー かつて、地球圏の人類が外宇宙の進出に積極的であった時代……『黄金の時代』と呼ばれた数十年間の輝ける時代は、正体不明の外宇宙生命体『宇宙怪獣』の脅威をはじめとする様々な要因で終わりを告げた。外宇宙の過酷な現実を前に敗北を喫し、生存圏を太陽系内に押し留められた人類は生きる情熱と夢を失い、いまや様々な争いの舞台と化した地球圏の中で、退廃と諦めが支配する『黄昏の時代』を迎えていた……。そんな暗い時代の中、人類は新たな戦いを迎えようとしていた。 参戦作品一覧 + ... ★マークは新規参戦作品。 無敵ロボ トライダーG7 聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 機動戦士クロスボーン・ガンダム 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 機動武闘伝Gガンダム 装甲騎兵ボトムズ 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー 装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル 勇者特急マイトガイン 勇者王ガオガイガー ★カウボーイビバップ トップをねらえ! 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- 真ゲッターロボ 世界最後の日 劇場版 マジンガーZ / INFINITY ★わが青春のアルカディア 無限軌道SSX ★魔法騎士レイアース ガン×ソード ★楽園追放 -Expelled from Paradise- 本作の新規参戦では、『カウボーイビバップ』『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』と、ロボットが一切登場しない作品枠が二つに増加した。また、少女漫画が原作で、かねてから参戦が望まれていたとされる『魔法騎士レイアース』がようやくの参戦を果たしている。 また、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の初参戦はソシャゲの『スーパーロボット大戦X-Ω』での期間限定参戦(*1)だったため、実質的な参戦は今回が初と言える。近年のアニメ作品が従来のゲーム機向けシリーズに参戦するまでは最低でも2~3年のスパンがあったのに対し、今回は日本での劇場公開から僅か1年弱のスピード参戦となった。 評価点 システム デモムービー再生機能の復活 前作『X』ではアニメーションのデモムービーが復活したものの、視聴方法がマップ中のイベントのみに限定されていた。今作ではライブラリで一度見たムービーをいつでも再生できるようになっており、問題が解決されている。 「ファクトリーシステム」「サブオーダー」の強化・改善 『V』『X』で好評を博したこれらの要素が「サイドプラン」に統合され、内容も大きくパワーアップした。 「スキルルート」が「スキルラーニング」に変更され、基本となるスキルは全て最初から修得できるようになった。また「ラッキースター」などレベルを上げる事で強化される技能も追加されている。 要するに近年のゲームの主流であるツリー解放型の成長システムから、オールドスクールなスキル購入型の成長システムに先祖がえりしてしまったというところなのだが、スパロボのスキルルートはキャラごとに個別ではなく部隊共有のものであったため、キャラによって成長の方針は大きく変わるから結局ツリーはまんべんなく解放しないとならず、ツリー型の成長システムの面白味が生かし切れてないという批判が前々からあった。 キャラごとに個別のツリーを用意するという方向性をとれば奥深いものになるのだろうが、カジュアルなプレイヤーも多いスパロボではそれは採用しにくいということもあって、あえてツリー型を撤廃する判断をしたのだと思われる。 「サブオーダー」は受注できる人数が増えたうえ、出撃したパイロットも利用可能になった。さらに特別な条件を達成する事で「スペシャルオーダー」と呼ばれる特別なオーダーを一人だけ受注可能になる。これは能力が大幅に上昇したり、撃墜数や資金を稼げたりと、非常に優れた効果を持っている。 サポーターコマンドの追加 「S-SP」と呼ばれるポイントを消費することで、非戦闘員による特殊なコマンドである「サポーターコマンド」を実行できるようになった。 「S-SP」は部隊全体で管理されるため、「精神コマンド」と比較すると使用回数は大きく制限されているが、その分強力な効果を持つものが多い。 キャラクターが増えたり、意識を新たにすることでより強力な効果に変化することもあるなど、ストーリーの盛り上げにも一役買っている。 戦闘アニメーション スパロボにおいてはいつもの事ではあるが、本作も戦闘において展開されるアニメーションは、新規参戦作品を中心に好評を博している。 『レイアース』は少女アニメらしく可憐な姿を活かしたものが多く、『カウボーイビバップ』ではオープニングアニメーションを流用するという少々風変わりな手法を楽しめる。『無限軌道SSX』のアルカディア号も、『V』のヤマトや『X』のノーチラス号に負けず劣らずの再現度が好評。 前作で演出が分かりにくいとして賛否両論であった「Hi-νガンダム」の最強武器である「オールレンジ・アタック」のトドメ演出が変更されて分かりやすい演出になった。 ゲームバランス 本作は、従来より味方の回避率が若干伸び悩み、敵の命中率に悩まされることになる。また、敵のレベルもかなり高くなり、「ビギナー」や「スタンダード」でも、エースボーナスを修得されているため、そちらの対応にも苦しめられる。このことから、シリーズ未経験者にとっては若干辛いとされる。 とはいえ、スパロボシリーズに十分慣れたプレイヤーであれば「エキスパート」でもマップ兵器によるごり押しやマルチアクションによる殲滅プレイも可能。ただし、ラスボスは手強く、一部に初見殺しのようなマップがある。 2019年5月23日にリリースされたパッチ1.03を適用する事によって、エキスパートモードを遥かに凌駕する難易度の「スーパーエキスパートモード」を遊べるようになった。 敵機体の改造段階が5段階、敵パイロットの撃墜数が60増加する。これによって、最初から全ての敵がエースボーナスとカスタムボーナスを獲得した状態になる。さらに最終盤になると、敵パイロットのレベルが他の難易度より20上昇する。周回ボーナスを使用しなければクリアは困難を極めるが、あえてボーナス無しで挑戦する猛者もいる。 さらに、同日にリリースされたエキスパンション・シナリオでは、「ベーシックカスタム」「スーパーカスタム」「ハイパーカスタム」という三つのランクが用意されており、ただでさえ高い難易度をさらに高めることができる。 ハイパーカスタムを選択した際は、ザコユニットですら本編におけるボスを上回る性能を有することになり、改造や精神コマンド、サポーターコマンドなどを駆使しても全滅させられることもある。この要素は、高難易度を求めるユーザーに好評を得た。 前述したように、前作までは、敵陣営では限られたパイロットしか獲得できなかったエースボーナスが、汎用的パイロットを含めた全員が獲得するようになった。 これは「敵のレベル=撃墜数」となっている事と、前作までは終盤に差し掛かっても敵パイロットのレベルが60以上に到達しない事が原因となっていた。本作では最終的に敵のレベルが80前後にまで到達するため、終盤では全ての敵がエースボーナスを獲得。難易度の調整に一役買うと同時に、より深い個性を楽しめるようになった。 ボス敵のエースボーナスも、「特定のパイロット以外の敵に対して命中率、ダメージが強化される」など、原作に即したユニークなものが従来より多い。 UIの改善 戦闘前の確認画面において、攻撃が命中すれば必ず撃墜となる状況だと「Shoot Down!」と表示されるようになった。 この表示により戦術を組み立てやすくなった。ただし特殊防御などは考慮していないため、あくまで目安である。 音質の向上 音声圧縮形式がSONY独自の形式から変更され、音質が向上した。 イベント専用の一枚絵の増加 『X』では一部だけ使用されていたシナリオデモ上における専用の一枚絵&立ち絵が大幅に増加した。 原作のワンシーンを再現したものはもちろん、「お互いの武器を構えるジョルジュ&エメラルダス」「スパイク&ハーロック」のように作品の垣根を超えたものなど、原作には存在しないものまである。 中でもアキトとユリカの再会シーンはゲームオリジナルのDVEも付いており、ナデシコファン感涙ものとなっている。 DLCシナリオでしか見られない一枚絵も存在する。 シナリオ 新規参戦関連 本作の目玉作品となる『レイアース』は、加入時期こそやや遅めだが、本作の物語の根幹に深く絡んでいる。 舞台となる異世界「セフィーロ」がOVA版『ダンバイン』の「バイストン・ウェル」と繋がっており、三人の魔法騎士と「シオン・ザバ」が深く絡んでいる。異世界転移ものの先駆けである『ダンバイン』のキャラクター達の薫陶を受け、魔法騎士達は大きく成長していく。 敵勢力も同様で、「ザガート」や「デボネア」が「ショット・ウェポン」および「ラバーン・ザラマンド」と結託しているほか、デボネアはセフィーロのみならず全ての世界の負念の集合体となっており、『トップをねらえ!』の「宇宙怪獣」と並ぶ本作最大規模の強敵として君臨している。 仲間の一人である「ランティス」が、本作オリジナルとなる機体「魔神ランティス」に搭乗して参戦。原作同様魔法騎士以上の実力をもって自軍に大きく貢献してくれるだけでなく、ユニット改造を施すと本作でも屈指の強さを発揮する。 ランティスの友人にしてライバルの「イーグル・ビジョン」は、原作漫画では昏睡状態、アニメ版では戦死という末路を辿っていたが、本作ではまともな状態で生存する。 『無限軌道SSX』は、敵組織である「イルミダス軍」のポジションがオリジナル敵組織である「UND」に置き換えられているが、ライバルである「フェーダー・ゾーン」との因縁が丁寧に描かれている。 主人公である「キャプテン・ハーロック」が宇宙海賊であることから、同じ宇宙海賊のポジションである『Gガンダム』の「アルゴ・ガルスキー」や『クロスボーンガンダム』の「キンケドゥ・ナウ」と提携していたり、かつて戦艦に携わった同士として『逆襲のシャア』の「ブライト・ノア」と親交があるなど、クロスオーバーも巧みなものに仕上がっている。原作再現は最低限に留まっているが、自らの道を躊躇せず選ぶ様は多くの人物に感銘を与えるため存在感は極めて大きい。『カウボーイビバップ』の主人公「スパイク・スピーゲル」との対峙も必見。 『楽園追放』は、技術が進歩していながらも世界観が荒廃している『ボトムズ』とのクロスオーバーが随所で見られる。 同じ「アストラギウス銀河」を舞台としているほか、主人公の「アンジェラ・バルザック」は上層部である「ディーヴァ」から「キリコ・キュービィー」の調査を指示されており、ディーヴァ自身も同じくコンピュータによる管理者である「ワイズマン」と関わりがある。更にアンジェラの人格形成に「ディンゴ」や「フロンティアセッター」だけでなくキリコやその仲間達も携わっているなど、『ボトムズ』の外伝と言ってもいい程の馴染みぶりである。 またアンジェラはゲーム中でグルメに目覚め、他作品の料理関係者と絡むようになる。これは原作における「飲食に興味のなかったアンジェラが地上の料理を食べるようになる」描写を膨らませたものであり、DLCではそれが主題になっているステージまで用意されている。 『カウボーイビバップ』もクロスオーバー・性能面ともに優遇されている。 シナリオでは「黄昏の時代」と呼ばれる混沌としている社会で生き抜く賞金稼ぎの視点による見解が描かれており、いわゆる「正義の味方」が多い自軍の中において、シビアな面を見せてくれる事が多い。また「エド」は子供同士の触れ合いや、天才ハッカーである点が多く描かれており、『楽園追放』のフロンティアセッターの存在をいち早く見抜いている。 ユニット性能も、スパイクの資金稼ぎ性能に加え、乗機の「ソードフィッシュII」は機動性に優れ、改造すればスーパー系に肉薄する威力を持つ(*2)必殺技を持つなど使い勝手が良く、スパロボシリーズの戦闘機の中ではトップクラスの性能を誇っている。 スパイクの相棒「ジェット・ブラック」は本作発売前年に担当声優の石塚運昇氏が亡くなったが、必要な台詞が少ないことが幸いしてシリーズでは異例の「原作アニメから音声流用」という形で参戦を果たし、「声付きで登場しないのでは…?」と不安視していたファンを喜ばせた(*3)。 既存作品関連 『ガンダム』『ゲッターロボ』『マジンガーZ』と、初代より参戦し、現在もシリーズに大きな影響力を与えている「御三家」の主人公である「アムロ・レイ」「流竜馬」「兜甲児」が、シリーズで初めて全員20代の設定で共演した(*4)。 いずれも10年近くに渡って戦い続けてきたベテランで、一年戦争や「Dr.ヘル」との戦いを共に潜り抜けてきた事から強い信頼を抱きあっている。思い出話に華を咲かせて笑い合う様は、旧シリーズのユーザーから感慨深いものがあると絶賛された。 また「竜馬や甲児と軽口を叩き合う」「フィン・ファンネル使用時に武装名を叫ぶ事(*5)に本作独自の理由付けがされる」など、スパロボにおけるアムロの新しい一面が描写されたことには評価が高い。 『ゲッターロボ大決戦!』に登場する「真ゲッタードラゴン」が初めて参戦した。「『真ゲッター』の真ドラゴンが変化したものである」という本作独自の扱いになっており、「真ゲッターロボ」から本機に乗り換えるシナリオでは「ゲッターチーム」と「早乙女博士」の熱いやり取りが見られる。 登場作品は前作・前々作に登場したマジンエンペラーG同様『ダイナミック企画オリジナル機体』名義となっている。実際、使用している武装は「真シャインスパーク」を除いて『大決戦!』とは大きく異なっている。 『ダンバイン』は後述するOVA版『ダンバイン』との兼ね合いから、「オーラバトラーによる戦乱が本編開始から700年前である」という設定が付与された。地球人からは一種の都市伝説として認識されているが、「チャム・ファウ」が唯一地上に残された設定が、強化パーツに「1/1チャム人形」が製作されている事に活かされている。 登場キャラクターたちは700年の時を経て転生したという設定となっており、セフィーロやバイストン・ウェルの動乱に一石を投じる役回りとなっている。 近作では出番に恵まれなかった「アレン・ブレディ」が久々にパイロットとして登場。トッドとのライバル関係が大きく再現されており、今までになく良い扱いを受けている。 設定および模型のみ展開されていた幻の機体「ヴェルビン」が、スパロボシリーズにおいて初参戦。設定も、デザイナーである出渕裕氏の考案したものに忠実になっており、戦闘アニメーションも非常に力が入っている。「たった二枚の資料(*6)でよくぞ…」と思わせる驚嘆の出来。 OVA版『ダンバイン』は初参戦の『COMPACT3』以来久々に、主人公であるシオンとライバルの「ラバーン・ザラマンド」、老人状態の「ショット・ウェポン」が参戦した。 前作『X』を含む多くの作品では「サーバイン」や「ズワウス」といった機体のみの参戦に留まっていたが、本作ではシナリオの再現も行われており、原作ファンから喜ばれた。 前述した『レイアース』とのクロスオーバーのほか、『ダンバイン』の「ショウ・ザマ」がシオンの転生元であるという設定が最大限に活かされており、シナリオにおける大きな見どころの一つとなっている。 『V』以降の新規参戦作品では唯一の皆勤賞となる『マイトガイン』は、同じ企業系作品である『トライダーG7』や、同じ「勇者シリーズ」である『ガオガイガー』との共演が目玉となっている(勇者シリーズの共演はスパロボのコンシューマー作品では初となる)。 クロスオーバーもこの点がピックアップされており、「旋風寺コンツェルン」と「宇宙開発公団」が提携しているほか、「竹尾ゼネラルカンパニー」ともしばしば共闘しているなど、組織同士のつながりが濃厚となっている。また、「勇者ロボ軍団」と「勇者特急隊」の隊員たちも、同じ「超AI」によって起動しているため、頻繁に交流する場面が見受けられた。 敵組織においても同様で、『V』『X』で原作を再現しきった影響からか原作終了後設定になっているものの、「ブラックノワール」の行動理念が「ゾンダー」と密接に関わっていたり、オリジナル敵組織である「UND」に身を寄せていた「エグゼブ」が「ザ・パワー」を利用して悪事を企むなどの展開が見られる。 『ガン×ソード』は久々、かつ初めての声付きの参戦で、いずれのキャラも魅力的に描かれている。 主人公である「ヴァン」と、彼と同じく「黒衣の復讐鬼」である『ナデシコ』の「テンカワ・アキト」との会話は、二人の深い闇を現しており必見。また、アキトは「レイ・ラングレン」とも深い絡みを見せており、レイが自軍に参入するきっかけにもなった。 以前の参戦時には空気の読めない言動ばかりが目立ち、最大の見所を他者に奪われてしまっていた「ジョシュア・ラングレン」は、本作においては兄想いであることを示すシーンが多数見られ、汚名を返上している。 「プリシラ」は「主人公に片想いする同志」として『Gガンダム』の「アレンビー・ビアズリー」と見事な絡みを見せている。アレンビーは自身が身を引きつつもプリシラを後押しするなど、親友と言っても差し支えない間柄に落ち着いている。 エルドラメンバーは「かつて地球のために各地を転戦していた」という設定で、『マジンガーZ』の「剣鉄也」の教官を務めていたり、『ガオガイガー』のGGGの上層部や『Gガンダム』の「東方不敗マスターアジア」と戦友であったりと、ある意味では原作以上の存在感を発揮している。 前述した『ナデシコ』や『Gガンダム』の他にも『カウボーイビバップ』や『ガオガイガー』等とのクロスオーバーも多く見られる。また敵ボスである「カギ爪の男」の脅威も大きくピックアップされている。 一方で、舞台が異世界「エンドレス・イリュージョン」ではなく、テラフォーミングが進んだ火星になっているが、設定破綻は生じておらず、概ね肯定的に受け入れられている。 さらに、「エンドレス・イリュージョン」という単語自体は形を変えつつも存在しており、本作の世界観に大きくかかわる要素である事が後に明かされる。 『装甲騎兵ボトムズ』は、『ビッグバトル』のみの再現となっているが、アストラギウス銀河に実際に赴くことが可能となっており、ATについても独自の解釈がなされている。敵キャラである「ラダァ・ニーバ」の存在感も大きくなり、最終盤まで立ちはだかる強敵となっている。 『第2次Z』で「レッドショルダーマーチ」の代わりとして収録されていたオリジナル曲「戦騎達の行進」が復活しただけでなく、戦闘BGMにも設定できるようになり、好評を博した。 前述した通り『楽園追放』とは設定レベルのクロスオーバーがなされているほか、本作はアストラギウス銀河の存在が設定レベルのクロスオーバーとして機能している。同時に、ATが自軍の最新鋭機に匹敵する高スペックである事も描かれているなど、優れた扱いとなっている。 『トップをねらえ!』は、久々に新人時代のノリコの姿を見ることができる。宇宙怪獣の脅威の前にくじけそうになりつつ、ジュドーや凱などといった仲間たちに支えられて成長する様子は、原作さながらの熱い展開となっている。 ガンダム関連 本作では、『V』や『X』で故人となっていた「ハマーン・カーン」が序盤から参戦し、ネオ・ジオンの指導者として大きく目立っている。 同時に、彼女を追い落とそうという野心を秘めた「グレミー・トト」の暗躍や、両者の動向を窺いつつ独自の行動を取ろうと目論む「シャア・アズナブル」の存在によって、混沌とした様子を演出している。 スパロボでは珍しく「ジュドー・アーシタ」がナイーブな様子を見せている(*7)が、それを克服するまでの過程が『トップをねらえ!』や『ガオガイガー』とのクロスオーバーを交えて描かれている。 + 終盤のネタバレ 終盤でハマーンとシャアが反目を行った際に、「ハマーンと手を組む」「シャアと手を組む」「どちらにもつくことなく、自らの道を選ぶ」という選択肢が発生する。 いずれも一筋縄ではいかない展開が待ち構えており、シャアとハマーンの愛憎や、それに対するアムロ・カミーユ・ジュドーの対応が楽しめる。特にカミーユは成長ぶりが著しく、癖のあるキャラクターを時にからかったりする(*8)。 また、本作では、シリーズで初めて、ハマーンと、彼女を敬愛するマシュマーの両方を味方として使用できる。さらに、度重なる失態から強化人間にされたマシュマーにハマーンが詫びるという、ファン待望のイベントも用意された。 さらにシャアは、裏で異星人企業「UND」と取引をしており、ネオ・ジオン復興のための戦力提供を受ける見返りとして、地球圏の覇権を得た暁にはその戦力をUNDに貸し与えるよう契約するというイベントが用意された。『新スーパーロボット大戦』のオマージュに当たる要素ともいえるが、本作では、地球の覇権を得てもみすみす異星人の思い通りにならないよう手はずを組んでいることや、ナイチンゲールが異星人の技術提供によって完成しているなど、さらに工夫が凝らされている。 終盤ではシャア、およびハマーンとの和解が成立し、自軍に参入する。さらに、該当シナリオでは木星帝国の軍勢を相手にアムロ、カミーユ、ジュドー、キンケドゥ、トビア、が遊撃を仕掛け、さらにそこにシャアとハマーンが加わる展開となっている。このシナリオ名は「鋼鉄の七人」となっており、クロスボーン・ガンダムの後日談となる『鋼鉄の七人』とは違う意味合いでプレイヤーを楽しませた。 久々の参戦となる『Gガンダム』は、原作終了後ながら、シリーズでも珍しく「ガンダムファイト」について深く切り込んでおり、「デビルガンダム」や東方不敗も復活を果たすなど、強い存在感を放っている。デビルガンダム事件を戦い抜いた戦士達の活躍や、現在における心境も緻密に描写されている。 特に主人公である「ドモン・カッシュ」は成長が目覚ましく、アキトやヴァンなど「一人の女性への執着と復讐に燃えている男達」への気配りを終始怠らないなど、部隊の実質的なリーダー格として活躍している。特に『ガン×ソード』とのクロスオーバーは実に巧みで、「復讐」というキーワード以外にも「神」の名前を冠する機体に乗り込む者同士であるため一際目立つ。 ドモンの師・超えるべき壁であり、原作終盤に死亡したはずの東方不敗も、和解を果たしたはずのドモンの前に再び立ちふさがる。 しかしオリジナル敵キャラの操り人形と化していた『R』とは違い本人の意思で行動しており、時にドモンと共闘するなどただの敵として描かれてはいない。これらの行動には物語の根幹に関わる重大な理由があるため、是非ともプレイヤー自身の目で確かめてほしい。 『NEO』、『OE』と、最近のGガンダムが参戦していたシリーズ作品ではゴッドガンダムのみしか登場していなかったが、本作ではシャッフル同盟やノーベルガンダムなどのサブユニットが久々に復活した(*9)。シナリオではある意味原作以上にその動向がピックアップされており、シナリオの締めとしても存在感を見せるなど扱いはシリーズで最も良い。 また、これまで採用されていなかった技のうち、ドラゴンガンダムの「宝華経典・十絶陣」やノーベルガンダムの「ゴッドフィンガー」が追加(*10)されているほか、グランドマスターガンダムのダークネスフィンガー(*11)がアニメーション(セリフ)で追加されている。 バンプレストオリジナル関連 本作のオリジナル主人公は、大手企業「VTX社」所属のテストパイロットである「サイゾウ・トキトウ」(男性主人公)と「サギリ・サクライ」(女性主人公)が務める。選ばれなかった方はサブ主人公となる。 企業に勤めるサラリーマンという珍しいタイプの主人公だが、いずれも、職務に対する誠実さや部下に対する思いやりに溢れた好人物であり、サイゾウは「サラリーマンの誇りを持ち業務遂行に命を懸ける実直な性格だが、それ以外のことには無関心で恋愛沙汰にも疎い朴念仁」、サギリは「同僚の女性に憧れられる魅力に溢れる一方、私生活周りはずぼらでダメな残念美人」と、それぞれに個性づけられている。 サブ主人公になった方も、『V』『X』にあった「サブ主人公が敵に回る」という展開が存在せず、自軍でしっかり存在感を発揮するため、好評を得た。 両者ともに直属の上司である「ヒロスケ・アマサキ」や社長の「ダイマ・ゴードウィン」からの信頼が厚く、部下である「ラミィ・アマサキ」や「メリル・スパンナ」、「エイミス・アーネスト」からも慕われている。 主人公以外の周辺の関係者にもきちんと見せ場が用意されており、主人公含め出しゃばりすぎない程度の存在感を保っている。 + キャラのネタバレ 中でも、母星滅亡により地球に流れ着いてきた異星人であるラミィは、母星も地球も分け隔てなく大切に想う気持ちを持っている。そして地球圏を舞台に発生した本作の戦争においては、戦争の絶えない母星の只中で大切な人たちを失った過去から戦争を忌避していたが、戦いの中で第2の故郷である地球を守るべく戦うという自分なりの信念を確立して成長していき、本作のヒロイン格として人気を集めた。クロスオーバー方面でも、境遇を同じくする『ガオガイガー』の天海護や戒道幾巳などと積極的に絡んでいる。 「サイバスター」「ヒュッケバイン」「グルンガスト」と並ぶ人気ロボット「ゲシュペンスト」が登場しており、サブ主人公の乗機として活躍する。 これに伴い、サブ主人公の扱いも、前作、前々作と比べて向上している。 『V』『X』の主人公とその仲間達が参戦するというサプライズ要素も存在する。 本編においては1話限りかつ隠しシナリオ限定だが、エキスパンションシナリオでは、序盤から加入し、終盤まで役立てられる。 賛否両論点 「ヴェルビン」の必殺技である「ハイパーオーラ斬り」がショウ専用となっている。 このため、モーションの中に『ダンバイン』においてショウが生身で「バーン・バニングス」と刺し違えたものが再現されている。またヴェルビンは「シーラ・ラパーナ」の手によってショウに託されたものとなっているため、ショウの乗機という扱いはストーリー上においても自然なものとなっている。 その一方で、『X』同様「ビルバイン」の「オーラシュート」もショウ専用なので、片方のポテンシャルが発揮しきれない事を惜しむ声があった他、プロモーション映像ではシオンがヴェルビンに乗っていたため、ビルバインをショウ、ヴェルビンをシオンが乗りこなす形での差別化も期待されていた。 本作では一部のパイロットにカットインの動きに合わせたボイスが採用されており、これ自体は新たな試みとして評価し得るのだが、このカットインに合わせたボイスが一部カットインのない部分に流用されており、不自然な間を生み出してしまっている。 カットインが出てから喋るまでの間が長いアムロやトビアが顕著な例。 『Gガンダム』関連 ドモンは『IMPACT』以来実に17年ぶりにボイスが新規収録され、それ以外のメンバーもウォンなど一部を除いて新録が追加された。中断メッセージにもドモンらシャッフル同盟のメンバーが初めて参加している(*12)などアフレコ面では力が入っている。 一方で、ゴッドガンダムの一部の必殺技において過去作からの流用ボイスと本作の新規ボイスが混ざって使用されている。新旧ボイスの混在自体は他のキャラにもあるが、ドモンの場合は担当声優である関智一氏の現在の声質が過去の収録時と比べて大きく変化していることと、併用の仕方が上手くいっていないこともあり、続けて聴くと違和感を感じやすい。 新録自体は快く思われている。ドモンについては『IMPACT』での追録もあるが、それらに比べればマシとも。 + 終盤のネタバレ 本作では時系列は原作終了後だが、『ガン×ソード』とのクロスオーバーによってレインが再びデビルガンダムの生体ユニットにされてしまい、最終話の再現が行われることになる。その中で、序盤から中盤にかけてドモンとレインに距離が空くシーンがあり、再度レインへの告白イベントが発生する。イベントの流れもきちんとアレンジが加えられており、「レインと心中する覚悟でパワーアップしたデビルガンダムに特攻をしかけようとするドモンを周囲が止め、「愛の奇跡をもう1度見せてくれ!」と後押しする」という熱い流れになっているのだが、最大の見せ場である「石破ラブラブ天驚拳」が使われない点には不満の声が聞かれた。原作再現という意味では当然ではあるが、告白のセリフも一字一句原作と同じなので「原作終了後の時系列である本作では違和感がある」とする声も少なからずある。 またレインへの告白のセリフはDVEではなく、デビルガンダムへの止め演出を兼ねた戦闘デモ中で流れるため、「石破天驚ゴッドフィンガーでレインごとデビルガンダムを握り潰しながら告白する」というツッコミどころのある構図になってしまっている(作中でも他作品キャラに突っ込まれるため、こちらは狙ってやっていると思われるが)。 『マジンガーZ』の戦闘アニメについて。 原作はスピード感のある戦闘シーンに加え、「マジンガーZ」のほぼ全ての必殺技が披露されている事が最大の特徴になっている。一方で今作の戦闘アニメはローテンポで重量感を感じさせるものが大半を占めている。 良くも悪くもこれまでのスパロボにおけるマジンガーの演出に忠実といえるが、クオリティはともかく原作再現度に関しては高いとは言い難い。特に原作でとりわけ象徴的な、アイアンカッターを用いた格闘戦での見栄切りが再現されていない事に違和感を覚えた原作ファンは多い。 同作は『X-Ω』を経てからの参戦とはいえ、公開から1年2ヶ月という過去のスパロボシリーズで見てもかなりのスピード参戦であり、この辺りも制作期間を含めた弊害になったものと思われる。 武装の数が必要以上に増えるのは問題となり得るが、『MX』等の過去作品では一つの武装の演出で複数の必殺技を連発することで、原作における技の豊富さの再現とユニットとしての使いやすさを両立させていた。また、本作においても「マジンガーZ」に「一斉攻撃」が存在している(これは劇場版の一シーンの再現でもある)。 また、終盤に解禁される超必殺技「超光子力ロケットパンチ」は、通常攻撃でありながら合体攻撃である「閃光の剣」や「シャッフル同盟拳」と同等の威力であるうえに、アニメーションも過去作のマジンガーの必殺技に劣らない派手な出来栄えで、この技を再現するために「リサ」にCVが採用される(中断メッセージにも登場している)など、優れた扱いとなっている。一方で、リサが普段着ではなく学生服を着ている。これは原作のあるイベントを再現したものだが、今作においては該当シーンの演出・展開が変更されているため、不自然と感じるユーザーもいる。 『真ゲッター』の原作再現について。 原作第1話~第3話をベースとしつつ第4話以降の機体も登場する形となり、シナリオがコンパクトにまとまっている点は評価が高い。 一方で號と渓は原作で主人公と重要キャラであったのにもかかわらず、完全に存在が抹消されており一切登場しない。凱、シュワルツ、敷島博士といった周辺の人物も一切出てこない。 原作も第1話~第3話と竜馬達旧ゲッターチームの人気が高いとはいえ、『V』から更に悪化した上記キャラ達の扱いについては難色を示す人もいる。 『レイアース』の原作再現について。 主人公の3人が魔神のパイロットになるまでの展開がやや駆け足気味になっている(*13)。他にも第2部に登場するセフィーロに侵攻してくる国のうち「ファーレン」と「チゼータ」や、その出身者が登場しない。 もっとも、本作においては物語の流れを原作冒頭から追っているため、魔神入手までの流れを丁寧に再現した場合レイアースの入手がかなり遅くなってしまう。元々ロボットの登場自体が原作第1章の終盤と遅めであるため、スパロボ側に無理なく組み込むためには改変も付き物であることを考えれば妥当ではある。評価点にあるようにシナリオ上の扱いは悪くなく、クロスオーバーもしっかりしている。セフィーロとオートザム以外の国が登場しないことについても、第二章の展開を前倒して第一章と同時進行させる形で描いている都合上のことなのでやむを得ない部分と言える。 「海」の地形が少ない 本作は『V』や『X』と比較すると、海が主となるマップが減少している。 不自由を強いられることがない反面、海の地形適応を向上させる強化パーツ「アクアモジュール」や、「真ゲッター3」のような海に特化したユニットの用途が乏しいことが残念がられている。 武装数について 問題視された前作の『X』に比べると全体的に増加しており、新規参戦作品のユニットは十分な数の武装が搭載されている。また、評価点に記された通りアニメーションの出来は良好。 一方で、以前と比較すると量より質を重視する傾向は変わっておらず(*14)、本作も復帰枠の機体の武装欄がやや寂しいという声もある。 問題点 『楽園追放』関連 通常版では『楽園追放』のBGMが一切収録されておらず、戦闘曲もオリジナルのものがあてがわれている。過去作にはガンダムシリーズやマジンガーシリーズなどのBGMが関連作品のものに統一されていることこそあったものの、本作のように関連曲が一曲も使用されないという例はコンシューマーでは『学園』を除き存在しない。 作品のBGMに「戦闘に向いた曲」が存在しなかったのは事実だが、主題歌のアレンジすらないのは前代未聞である。 これは原作の楽曲がJASRACに信託されていない事による都合とする説がある(JASRACに信託すると、大きな税金を取られてしまい作曲家への収入が激減するためであり、その事を考慮して信託しなかった、とのこと)。 一方で主題歌はJASRACに信託されているが、そちらも採用されなかった。転調までが長く、転調前はスローテンポな曲であったためかと思われる(*15)。 PS4版はカスタムサウンド機能があるため、作品のサウンドトラックを所持しているならば自力で対応させることも可能だが、サウンドトラックは作品の限定生産版DVD/BDにしか入っていないため、導入難易度が高い。 なお限定版には主題歌の原曲が収録されている。 原作でアンジェラと激闘を繰り広げた3人娘(クリスティン、ヴェロニカ、ヒルデ)も登場していない。 原作ではモブ程度の登場にとどまっているものの、アンジェラが対峙した数少ないパイロットである事は確かで、原作でもメインとなる最終決戦の相手だけに、登場しないのを残念がる声が聞かれた。小説版ではクリスティンはアンジェラのライバルキャラ扱いを受けているため、その要素を拾って欲しかったという意見もある。(*16) + ネタバレ 楽園追放出典の敵であるシステム保安要員(モブの一般兵)との戦闘もアンジェラ脱出後の中盤ステージに一度あるだけで特に決着を付けることなく終了する(マップ上でのシステム保安要員の台詞は無い)。ディーヴァ保安局ともその後は直接関わる機会はない。 ただし原作においてもフロンティアセッターを無事送り出したが、ディ-ヴァ保安局は以前健在という描写で終了する為、再現的な意味では問題はない。続編小説においてもその小説の事件が起きるまではアンジェラはディーヴァから逃げ続けており、関わりはない。 システム保安要員が搭乗するアーハンとはオープニング戦闘デモでは地上で戦闘している事もあり、もう少し戦闘機会を増やしてほしかったという声もある。 『カウボーイビバップ』関連 本来ロボットアニメではない事が響いたのか、原作再現については他の参戦作品と比較すると不十分な面が目立った。 スパイクの話において最重要人物の一人である「ジュリア」は登場せず、「ビシャス」の対決が分岐ルートのみしか登場しない(CVもついていない)。そのため、原作未見のプレイヤーにはなぜ女性の問題になるとここまで積極的に協力してくれるのかがわかりづらい。 一方で「トゥインクル」や「東風」といった一話きりのゲストが共通ルート・DLCシナリオで登場する。普通、逆ではないだろうか。 ジェットは元刑事という立場でかつての人脈を使って情報を得るということもなく、フェイはDLCにおいて記憶絡みのシナリオはあるものの、メインストーリーにおいては金に執着する理由が一切語られない。そのため、原作でスパイクが言っていた「ただの金にうるさいハネッカエリの女」以上のキャラ設定が再現されず、自軍キャラから非難されることも多い。もっとも、本作においても性格を抜きにすれば自軍の役に立つ事も多く、中盤までの再現であれば間違っておらず、終盤以降は粋な言動を見せる事も少なくない。 + エンディングのネタバレ ラストもスパイクがエンディングにおいて生死不明(原作を踏襲すると死亡してしまうが)で終わってしまうなど、他の新規参戦と比較すると不完全な結末となっている。 『X』におけるナディアのように「シナリオデモの中だけでも原作の終盤における対決を演出したうえで生き残る」などといった、いわゆるスパロボ補正を期待していた原作ファンも多かった。 後にエキスパンション・シナリオにおいて自軍に復帰したが、ビシャスとの決着は見られずじまいだった。 出撃枠の問題 出撃枠が従来より厳しめ。 同じ単独出撃の『V』や『X』もボスに対して戦闘前会話が存在する主役級のユニット20機ほど(*17)に対して出撃枠17の期間が長かったが、終盤に出撃枠が24となるまで中々余裕が出なかった。 一方で本作は主役扱いされるユニットが多く20機を超えている。それ自体は評価すべき点だが、肝心の出撃枠は『V』や『X』と同じく17(終盤は24)となっており、さらに厳しくなっている。加入ユニットが充実しているのが裏目に出たパターンとなる。 「主役級のユニットでも思い切って使わない選択肢を取る」などプレイヤーの方針で割り切れば解決する問題ではあるが、「出撃していないため、ボスの発言に対して母艦の中から反論する」状況なども増加する難点がある。 原作とは似ても似つかないSEが存在する。 例えばガンダムシリーズなどは時代や作品によって大きく異なったりするが、マスターガンダムのマスタークロスなど、これまでのスパロボと比べるとまったく異なるものが当てられている機体がいる。 総評 過去作の主人公の登場や、本作のリリース後に三部作と明かされた事で、『V』、および『X』と合わせた三部作のトリを務めた作品。 旧シリーズやαシリーズを思わせるオーソドックスな世界観であり、王道な展開を楽しむ事ができる。 好評を博したシステムもさらに進化しているため、参戦作品のファンはもちろん、スパロボらしいスパロボを好む人にもお勧めな作品である。 余談 ブライト・ノアの声優変更 近年は『機動戦士ガンダムUC』も合わせての参戦が多かった為、鈴置洋孝氏ではなくUC以降の後任である成田剣氏での参戦が多かったのだが、『X-Ω』から引き続き『逆襲のシャア』名義での参戦でもライブラリではなく成田剣氏の代役となった。 元より成田氏の演技が非常に好評を得ている点や、ライブラリでは融通が利かない面もある(*18)ので仕方ない面もあるが、『逆襲のシャア』名義であればライブラリを使って欲しかったという声もあった。 キャプテンハーロック役の井上真樹夫氏は本作が遺作となった。 また、キンケドゥ・ナウ役の辻谷耕史氏、ジェット・ブラック役の石塚運昇氏、ブロッケン伯爵役の藤原啓治氏は本作がスパロボ最後の出演作となった。 『楽園追放』のクレジットが、何故か他の東映作品よりも離れている(『レイアース』『ガンソード』の後)。確かに東映アニメーションプロデュースの外注作品(*19)という雰囲気が強い作品ではあるが。 『楽園追放』といえば尻が有名(*20)なアニメであり、最終的に追加される必殺技にでも「尻カットインが追加されるんじゃないか」と期待した原作ファンもいたが、残念ながら本作の戦闘アニメでは実装されなかった。あったらあったでCEROにまで影響が出てきていたかもしれないが。 後作の『スパロボ30』では別作品とはいえ女性キャラの尻を大写ししたカットインが存在する為、「何故『T』では無理だったのか」と再度言われる事になってしまった。「そちらは肌が露出していない為セーフだったのではないか」という推測もあるが、詳しい理由は不明。 公式サイトのURLをよーく見ると…? 本作のTは地球のラテン語表記である「Terra」の略で、キャッチコピーは「命を賭けて護るべき故郷…それは地球だ」なのだが、URLは「それはテラだ」でなく、「それは寺田」になっている(「r」が1個足りない)。 「T」は寺田Pのイニシャルなので本来使うのを回避していたが、P本人が冗談のつもりで仮タイトルを「T」としたら、スタッフからは逆に「寺田Pがついに「T」をスパロボに使った」と本気で受け取られ確定してしまい、公式サイトも悪乗りしてこのような仕様に。 主人公機「ティラネード」にしても「ティラネーダ」という案があった模様。略して寺田。 その寺田Pによると、本機体のメカデザイナーである天神英貴氏からとった「テンジン」という案もあったとの事。 本作のリリース後、シリーズ作品の過去作である『V』、『X』も、Switchに移植されたほか、Windows(Steam)版もリリースされた。しかし原因は不明だが、本作のWindows版は未だ出ていない。 参戦作品から見ると当初は「『ボトムズ』が原因か」と言われていたが、こちらは『30』に出演したことから無関係だと分かる。現状では「当時アメリカでドラマ版の企画が動いていた『カウボーイビバップ』が原因か」という推測が強い。
https://w.atwiki.jp/2ndsrwog/pages/92.html
シナリオ攻略 第22話「黒き迅雷」⇦ 第23話「厭客再来」 ⇨第24話「地球を護る剣」 作戦目的 出現条件 勝利条件 1. ベガリオンを撤退させる。なお、ベガリオンはHPが7000以下で撤退する。 最初から 敗北条件 1. クロガネの撃墜。 最初から SRポイント獲得条件 6ターン以内に、マスカレオン・タイプC(アラセリ)を撃墜する。なお、マスカレオン・タイプC(アラセリ)はHPが12000以下になるか、勝利条件を満たすと撤退する。 最初から 備考 勝利条件達成前にアラセリを撃墜、または撤退させるとスレイ以外は撤退する。 味方ユニット 機体 メインパイロット 出現条件 備考 クロガネ クルト 初期配置 出撃部隊選択×5 敵ユニット 機体 メインパイロット 出現数 出現条件 Lv HP 最大射程(P) PP / 資金 アイテム 備考 N H N H ベガリオン スレイ 1 1 初期配置 27 34000 34750 8(2) 10 /11000 テスラ・ドライブ マスカレオン・タイプC アラセリ 1 1 初期配置 27 29500 30250 7(3) 4 /3400 マスカレオン・タイプC 所属不明兵 6 9 初期配置 25 6300 7050 7(3) 4 /3400 サーボモーター×1 マスカレオン・タイプN 所属不明兵 13 14 初期配置 25 6100 6850 6(4) 4 /3200 ブースター×1 攻略アドバイス マップの大半が海のステージ。海中に敵はいないので空適性を重視する。空を飛べない機体にはスクリューモジュールかテスラ・ドライブを装着させるといいだろう。 ヒューゴ機にテスラドライブ、ラミアはアンジュルグ、アラドとカイはAアダプターを付け、アウセンザイターとエール・シュヴァリアーにスクリューモジュールを付けるといい。修理装置はクロガネに付ける。 撤退条件上、なるべく敵を倒しつつアラセリ機を6PPに撃墜したい。初期位置の島で固まりながら向かってくる敵を倒してもいいが、SR取得と敵殲滅の両立は難しくなる。 敵は北西側にもいるので、北西に向かわせる部隊と南西で気力上げしつつアラセリ機を撃墜する部隊に分ける。北西に行くのはヒット&アウェイを持つアウセンザイター隊とゼオラ隊、南西に行くのはカイ・アラド・ラミア・ヒューゴ。クロガネは基本北西の援護をしつつ修理装置を使う。 マスカレオン・タイプNとベガリオンは1EPからこちらへと進軍開始してくる。 3EPにはマスカレオン・タイプCの部隊も進軍開始する。中央付近で敵を倒しつつ気力を上げ、アラセリの居る南の陸地へと向かおう。 アラセリは4EPから動き出す。5EPの移動位置を予測してツインを組んで配置出来れば、初期位置の島で迎撃していてもSRポイントの習得は難しくない。 積極的に攻めていると4PPには相手を壊滅状態に出来る。5PP6PPにアラセリの相手をして充分間に合う。 アウセンザイターやヴァイサーガなどの攻撃力の高い機体、援護攻撃用のビルトビルガー、ファルケンのTBSの気力が貯まれば、アラセリのHPを12000以上削るには十分な火力になるだろう。アラセリを撃墜、または撤退させるとスレイ以外の敵機は撤退してしまう。強化パーツや資金、経験値や撃墜数が欲しい場合はターン数を見ながら倒していこう。 アラセリがいる陸地には森があり、アラセリ自体は空中に浮かんでいるのでここは地上に味方機を降ろし、森の地形効果を活かして削るといい。 アラセリは安いので幸運を使わない最大効率は、アラド(強運)+アビリティの資金。2周目ならばエースボーナスも追加出来る。TBSが使えればtwinと援護攻撃で余裕で落とせる。 アラセリを撃墜or撤退させると、あとはスレイとの戦闘。多少回避が高めだが、カイやクルトのスキル「指揮官」の効果範囲内や、信頼補正のかかる僚機とセットで運用すれば、SPが切れていたとしても命中は確保できる。 スレイは強化パーツ「テスラ・ドライブ」を持っているので撃墜推奨。 スレイはMAP兵器を持っていて、敵撤退後に使用してくる。威力は低めなので恐れなくてもいい。見切りがあるものの必中や集中を使えば当たるので特に問題ない。撤退HPにだけ気をつけよう。ラトゥーニにスピリットテイカーを使わせてもいい。 戦闘前会話 スレイ:レーツェル、ラトゥーニ アラセリ:カイ、ヒューゴ、ジョッシュ
https://w.atwiki.jp/2ndsrwog/pages/111.html
合体攻撃の基礎知識 合体攻撃一覧ランページ・ゴースト E.D.N. ロイヤル・ハート・ブレイカー フォーメーションR 天上天下念動連撃拳 天上天下一撃必殺砲(ヴィレッタ) 天上天下一撃必殺砲(マイ) 竜巻斬艦刀 ツイン・バード・ストライク ケルベロス・ストライク(敵専用) 合体攻撃の基礎知識 合体攻撃は、特定の機体に特定のパイロットが乗って初めて使用可能となる。乗り換えができるユニットの場合、違うパイロットを乗せると使用不可能になる。 合体攻撃は基本的にバリア無効の属性を持つ。また、援護防御も無効になるが分身等は無効化出来ない。これらの効果は歪曲フィールドなどの強力なバリア持ちに対して真価を発揮する。 合体攻撃を行う機体同士でツインを組んだ場合、ダメージ増加補正がかかる。(1.2倍) 前作ではインファイト ガンファイトの攻撃力補正が元武器、合体攻撃で二重に加算されていたが今作では元武器のみ補正される(ガンファイトの射程延長効果は合体攻撃にも適用される) 前作までと違って全ての合体攻撃が地形適応最大A止まり。最大火力を出したい場合は強化パーツでのフォローが必要になった。 合体攻撃一覧 ランページ・ゴースト 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 ランページ・ゴースト 格闘・射撃 SP 合体 5525→7995→92955655→8125→9425 1~5 35 -- 120 +25 +30 空A陸A海A宇A バリア無効 1.3 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) アルトアイゼン・リーゼ キョウスケ リボルビング・バンカー 格闘 3800→5700→67004000→5900→6900 1900/465,000 2900/915,000 ライン・ヴァイスリッター エクセレン ハウリング・ランチャーX 射撃 4700→6600→7700 1900/465,000 2900/915,000 アルトアイゼンのユニットフル改造ボーナスは考慮されていないフル改造ボーナスで攻撃元となる武器の威力が+200されるため、ランページの威力が+130される E.D.N. 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 E.D.N. 格闘 SP 合体 5740→8400→98005880→8540→9940 1~4 25 -- 120 +35 +40 空A陸A海A宇A バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) アルトアイゼン・リーゼ キョウスケ リボルビング・バンカー 格闘 3800→5700→67004000→5900→6900 1900/465,000 2900/915,000 フリッケライ・ガイスト アリエイル マグナム・ステーク 格闘 4400→6300→7300 1900/465,000 2900/915,000 アルトアイゼンのユニットフル改造ボーナスは考慮されていないフル改造ボーナスで攻撃元となる武器の威力が+200されるため、E.D.Nの威力が+140される ロイヤル・ハート・ブレイカー 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 ロイヤル・ハート・ブレイカー 格闘 SP 合体 5460→8540→9940 1~4 35 -- 120 +40 +20 空A陸A海A宇A バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) フェアリオン・タイプS ラトゥーニ ソニック・ドライバー 格闘 3900→6100→7100 2200/400,000 3200/800,000 フェアリオン・タイプG シャイン ソニック・ドライバー 格闘 3900→6100→7100 2200/400,000 3200/800,000 フォーメーションR 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 フォーメーションR 格闘・射撃・射撃 SP 合体 5320→8400→98005506→8586→9986 1~3 30 -- 110 +25 +20 空A陸A海A宇A バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) R-1 リュウセイ T-LINKナックル 格闘 3600→5800→68003800→6000→7000 2200/465,000 3200/915,000 R-2パワード ライ ハイゾルランチャー(散弾) 射撃 3900→6100→71004100→6300→7300 2200/465,000 3200/915,000 R-3パワード アヤ ストライクシールド 射撃 3900→6100→7100 2200/465,000 3200/915,000 R-1とR-2のユニットフル改造ボーナスは考慮されていないフル改造ボーナスで攻撃元となる武器の威力が+200されるため、R-フォーメーションの威力が+93される(2機ともフル改造で+186) 天上天下念動連撃拳 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 天上天下念動連撃拳 格闘 SP 合体 5110→8190→95905390→8470→9870 1~5 15 -- 110 +25 +30 空A陸A海A宇A 念動力L2バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) R-1 リュウセイ T-LINKナックル 格闘 3600→5800→68003800→6000→7000 2200/465,000 3200/915,000 ART-1 マイ T-LINKブレードナックル 格闘 3700→5900→69003900→6100→7100 2200/465,000 3200/915,000 R-1とART-1のユニットフル改造ボーナスは考慮されていないフル改造ボーナスで攻撃元となる武器の威力が+200されるため、連撃拳の威力が+140される(2機ともフル改造で+280) 天上天下一撃必殺砲(ヴィレッタ) 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 天上天下一撃必殺砲 射撃 S 合体 7275→10125→11625 2~10 75 -- 130 +25 +35 空A陸A海A宇A 念動力L4 (SRXのみ)バリア無効 1.5 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) SRX リュウセイ 天上天下念動爆砕剣 格闘 5500→7100→8100 1600/520,000 2600/1,020,000 R-GUNパワード ヴィレッタ ハイ・ツインランチャー 射撃 4200→6400→7400 2200/465,000 3200/915,000 天上天下一撃必殺砲(マイ) 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 天上天下一撃必殺砲 射撃 S 合体 7760→10800→12400 3~8 110 -- 140 +20 +25 空A陸A海A宇A 念動力L4 (SRXのみ)バリア無効 1.6 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) SRX リュウセイ 天上天下念動爆砕剣 格闘 5500→7100→8100 1600/520,000 2600/1,020,000 R-GUNパワード マイ ハイ・ツインランチャー 射撃 4200→6400→7400 2200/465,000 3200/915,000 竜巻斬艦刀 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 竜巻斬艦刀 格闘・射撃 SP 合体 7085→9165→104657345→9425→107257670→9750→11050 1~31~4 85 -- 130 ±0 ±0 空A陸A海B宇A バリア無効 1.3 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) ダイゼンガー ゼンガー 斬艦刀・雲燿の太刀 格闘 5600→7200→82005800→7400→84006050→7650→8650 1600/520,000 2600/1,020,000 アウセンザイター レーツェル シュツルム・アングリフ 射撃 5300→6900→79005500→7100→81005750→7350→8350 1600/520,000 2600/1,020,000 インファイト、ガンファイトの補正を抜きにした数値最大(各L6)で攻撃元となる武器の攻撃力は各+250、竜巻斬艦刀の攻撃力は合計+325となる。 ダイゼンガーとアウセンザイターのユニットフル改造ボーナスは考慮されていないフル改造で攻撃元となる武器の威力が+200されるため、竜巻斬艦刀の威力が+130される(2機ともフル改造で+260) ガンファイトにより射程+1となる(ダイゼンガーからの攻撃にも加算される) ツイン・バード・ストライク 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 ツイン・バード・ストライク 格闘・射撃 SP 合体 5670→8750→10150 1~5 35 -- 115 +15 +30 空A陸A海B宇A バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値/費用 上昇値/費用(15段) ビルトビルガー アラド スタッグビートル・クラッシャー 格闘 3700→5900→6900 2200/465,000 3200/915,000 ビルトファルケン ゼオラ オクスタン・ライフルW 射撃 4400→6600→7600 2200/465,000 3200/915,000 ケルベロス・ストライク(敵専用) 名称 分類 属性 種別 攻撃力 射程 EN 弾数 気力 命中 CT 地形適応 備考 倍率 ケルベロス・ストライク 射撃 S 合体ALL 4526→4946→5506 2~6 25 -- 130 +30 +30 空A陸A海A宇A バリア無効 1.4 攻撃元の機体 パイロット 攻撃元となる武器 分類 攻撃力 上昇値 ケルベリオン・プレザン シエンヌ ソニック・デストロイヤー 格闘 3300→3600→4000 300→700 ケルベリオン・パッセ シアン ソニック・デストロイヤー 格闘 3200→3500→3900 300→700 ケルベリオン・アヴニール シオ ソニック・デストロイヤー 格闘 3200→3500→3900 300→700 データは3~5段階改造(HARD)のもの 今作のスクール組の敵役、ケルベリオン3人衆の合体攻撃