約 912,243 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/437.html
「知らない天井だ・・・」 自分が何故ベッドに寝ているかは分からない。 とりあえず体を起こし辺りを見回してみる。 そのとき、ガチャリとドアの開く音が聞こえ音のした方を見ると 一人の少女がいた 「あ、目が覚めたんやね」 「あ・・・ああ、ところで君は?」 「うちは八神はやてや、お兄さんの名前はなんていうん?」 少女、八神はやてが尋ねる 「俺の名前は、アテムだ」 これが、古代エジプトの王と一人の少女の出会い 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/72.html
遊戯王/デッキ/ダークゴーズ 2008-04-12 デッキ:42枚 【モンスター(18)】 「冥府の使者ゴーズ」×2 「暗黒界の軍神 シルバ」×3 「暗黒界の武神 ゴルド」×3 「魔導戦士 ブレイカー」×1 「魂を削る死霊」×1 「クリッター」×1 「深淵の暗殺者」×1 「見習い魔術師」×2 「執念深き老魔術師」×2 「聖なる魔術師」×1 「メタモルポット」×1 【魔法(16)】 「天使の施し」×1 「貪欲な壺」×1 「手札抹殺」×1 「押収」×1 「大嵐」×1 「サイクロン」×1 「早すぎた埋葬」×1 「月の書」×1 「暗黒界の雷」×3 「地砕き」×2 「強制転移」×1 「封印の黄金櫃」×2 【罠(8)】 「死のデッキ破壊ウイルス」×1 「魔のデッキ破壊ウイルス」×1 「破壊輪」×1 「激流葬」×1 「聖なるバリア-ミラーフォース-」×1 「リビングデッドの呼び声」×1 「マインドクラッシュ」×2 初出:2006/10/20 『遊戯王』へ
https://w.atwiki.jp/hiten_miraieigou/pages/94.html
11月15日 ~第四回ミッドナイト集会~ らん丸さんのPCが直ることを祈りながら、彼が企画してくれた「借り物競争」をしました。 今回のお題は「ギャングバッジ」と「おしゃぶり」の2つ。 この2つのアイテムを持って、アウスラを探し出せ!というものでした。 スタートの掛け声と共に一気に走り出す参加者たちは本当に気合が入ってました。 一番最初にアウスラを見つけだしたのはらんでぃさん! 以下、二位はx_nano_xさん、そして三位は蒼海桐壺さんでした。 三人とも、おめでとうございます。 (上位入賞者には後に有期仮装アイテムなどの賞品が送られました。) 「近くまで来ていたのに~」という残念な方々もいたようですが、その方たちはまた次回、頑張ってください。 「持ってくるアイテム一つも出せなかったよorz」という方はめげずにまたリトライしてくださいませ^^; 今度はクリスマスに行う予定だそうですね^^ 次回はどのような結果になるのか非常に楽しみです。 情報提供、一言物申したい方はどうぞ 名前 コメント 流派集会記録へ戻る
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/171.html
Ⅳ使用カード 効果モンスター 《ギミック・パペット-ベビーフェイス》 《ギミック・パペット-スケアクロウ》 《ギミック・パペット-ボム・エッグ》 《ギミック・パペット-ネクロ・ドール》 《ギミック・パペット-キラーナイト》(*1) 《ギミック・パペット-マグネ・ドール》 《ギミック・パペット-ギア・チェンジャー》 《ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー》 《ギミック・パペット-シザー・アーム》 《ギミック・パペット-ナイトメア》 《ギミック・パペット-死の木馬》 《ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ》 《ギミック・パペット-シャドーフィーラー》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー》 《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》 《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》 《CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー》 《CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス》 《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》 ▲画面の上へ 魔法カード 《エクシーズ・コロッセオ》 《レベル・クロス》 《アタック・ギミック》 《ジャンク・パペット》 《傀儡儀式-パペット・リチューアル》 《デステニー・ストリングス》 《からくりの宝札》 《ギミック・シールド》 《オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション》 《RUM-アージェント・カオス・フォース》 《オーバーレイ・サテライト》 《バニッシュ・リアクター》 《トライアングル・ギミック・ボックス》 《ギミック・ヴェンジェンス》 ▲画面の上へ 罠カード 《リペア・パペット》 《ギミック・ボックス》 《エクシーズエフェクト》 《ストリングス・シェード》 《エンジェル・ストリングス》 《パニック・シャッフル》 ▲画面の上へ
https://w.atwiki.jp/gensouutage_net/pages/11226.html
挨拶 概要 大会ルール 特殊ルール・縛り 実況杯の概要と進行 順位&使用デッキ 動画 結果 参加予約 大会レビュー 挨拶 こんばんわ希一です。 今週は久しぶりに実況杯でもやっちゃおうかと思います。 とノリで言ったものの既になんかしんどくなってきた!歳か!! ウオオ…モチベ……シャアさんさとり様の新カード公開はよ!!! って書いてたらきてた。 じゃあ雛札更新はよ!!! 生配信はたぶんやりませんよしんどいので。 実況の相方をするKです。最近カードがわからないのでうまく実況できるか不安です。 もし赤色の幻想郷を桃色っていっても寛大な心で許して下さい(願望) 概要 主催者:希一 書記:chocolat 開催日:2011年8月6日(土) 開始予定時刻:9時 終了予定時刻:遅くなっても24時には 形式:勝ち残り式トーナメント方式4回戦 定員:16名 初めての方は、幻想ノ宴ネット大会ガイドラインをご一読ください。 ※ただし今回は特殊形式の大会ですので、進行がいつもと違う箇所があります。 大会ルール 基本的には試合時間無制限とします。 状況によっては主催者判断で勝敗を決めます。 参加者・非参加者問わず観戦は自由です。 トラブルがあった場合はすぐに主催者を呼んでください。 特殊ルール・縛り 特にありません。公式ルールに準拠します。 実況杯の概要と進行 参加者制限は16人です。16人になった時点で締め切ります。 このページの下部に参加予約コメント欄を設けておりますので、参加したくてたまらん人はそこにIRCネームをご記入ください。 勝ち抜きトーナメント形式で進めるので、負けたらその時点で終了となります。3位決定戦はありません。 対戦毎にデッキの変更が可能です。(同じデッキばかり撮影してもつまらないので) 1回戦、2回戦はTable1の試合を撮影、準決勝・決勝は全て撮影します。ニコニコにうpるのでその辺はご了承下さい。 順位&使用デッキ 優勝:冥加さん 2位:クラストさん 3位:裏鍵さん 紅雲さん 動画 第四回実況杯マイリスト http //www.nicovideo.jp/mylist/26667680 結果 Round 1 リプレイ yuki_hirano() O-X tanoue() リプレイ? hai() O-X kiwamuRX() リプレイ myoga() O-X CJ() リプレイ? krast_D() O-X Chabu-() リプレイ? kumatora() X-O kotti2() リプレイ? Jako() O-X GINKO() リプレイ shino() X-O Kouun() リプレイ? Urakagi() O-X Arrow() Round 2 リプレイ myoga() O-X kotti2() リプレイ Kouun() O-X Jako() リプレイ? hai() X-O Urakagi() リプレイ? yuki_hirano() X-O krast_D() Round 3 リプレイ myoga() O-X Urakagi() リプレイ Kouun() X-O krast_D() 参加予約 大会レビュー 予約ー -- krast (2011-08-04 00 33 52) あ、参加で -- hai (2011-08-04 01 37 17) 参加予約ー -- kotti2 (2011-08-05 19 08 24) 参加予約しときます。それにしても、予約はいつまでとか書いてないな・・・ -- myoga (2011-08-06 18 45 18) お疲れ様でした。熱い戦いばかりで実況しやすく楽しかったです。また機会があればよろしくお願いします。 -- Spirit_K (2011-08-06 23 24 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/duelvideo/pages/149.html
【投稿者】百会 【メンバー】百会、真紅、(ガチピン)、(ぐらねろ) ()内は旧メンバー 【ゲスト】炸裂装甲 【動画の特徴】 デッキ ファン、ネタ、テーマetc 編集 字幕、ライフ、効果説明、エフェクト、茶番etc テンション 高い 形式 バラエティー型デュエル動画 【デュエル動画ランキング】 2013年:35位 ガチピン『ベクターさんのデッキ』vs 百会『スナスト暴走デーモン』 2014年:27位 真紅『植物征竜』vs 百会『無限オネスト』 【デッキ集】 【part1へのリンク】 【マイリスト・チャンネルへのリンク】 (2012年02月26日~) 【ニコニコ動画】 【備考】茶番が本編、シャッフルと茶番とムラマサに命をかけている動画。恐らくデュエルが始まるまでが全ての動画の中で一番長い。1戦目の初手を引くまでに最長で12分30秒もかかったことがある。(第49回) 【twitter】https //twitter.com/yugiyaro_bot @yugiyaro_bot からのツイート 2013年 年間最強デュエル動画ランキング TOP50 【アンブラル】 【紋章獣】 ぐらねろ ゆるく元気にデュエルスタンバイ! ガチピン デュエル動画一覧 炸裂装甲 百会 真紅 週刊デュエル動画ランキング(20160909~20160915) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/edocraft/pages/43.html
大きい犬みたいなのはいけませんかね?それっぽいし - ファイズ 2012-03-23 16 08 12 可愛い方が味方の時(お面無し)狐の時がボスの時(お面あり) - 超蔟 2012-03-23 16 38 01 コマ犬ですか? - karura 2012-03-23 22 48 12 九尾は化け狐ですが… - 超蔟 2012-03-24 18 44 35 ハチ公とかどうです?一応日本の有名な犬ですし、海外で「Hachi」って映画化もされたんで、それなりに知名度が高いかと - 薬学者理樹 2012-03-27 03 02 41 ボスハチ公が現れた!! - 超蔟 2012-03-28 15 50 41 ハチ公 が おきあがりなかまに なりたそうに こちらをみている! なかまに してあげますか? - 薬学者理樹 2012-03-31 15 29 26 江戸時代と言えば鎖国、鎖国と言えば出島、ということで出島ほしい - 超蔟 2012-03-23 16 39 46 出島をだんじょんの1つに入れていいですか? - 名無しさん 2012-03-23 22 45 26 あ、↑は私です。 - karura 2012-03-23 22 45 46 良いと思います。 - 超蔟 2012-03-24 06 56 38 レスの確認ミスで第三回の方にも書き込んでしまいましたが参加希望です。多少なりともドット絵描けます。 - T.A.M.A. 2012-03-24 05 22 41 これからよろしくお願いします - karura 2012-03-24 08 32 59 スタッフ募集ページを編集して名前を自分で追加してください - 超蔟 2012-03-24 18 46 26 アイデアの方で参加希望です。お願いします - ニコニコ 2012-03-26 06 44 58 スタッフ募集ページに追加してください - 名無しさん 2012-03-28 08 37 03 建築班のページ作ってくれませんか? - 超蔟 2012-03-26 15 33 53 作るにしてもどういうった項目を作ればいいのか分からないのですが・・・ - 薬学者理樹 2012-03-31 15 30 09 今こんな感じですって画像はるだけ - 超蔟 2012-04-01 08 57 42 Twitterでの石蕗 緑さんのアイデア ワサビ 水からはえる感じ - yykimoto 2012-03-30 10 09 53 ワサビ良さそうですね。寿司作成の際に追加として使用すると攻撃力30秒間アップ、とか。雪玉と合成して敵に1のダメージを加えるワサビ弾とか・・・ - 薬学者理樹 2012-03-31 15 31 45 わさび食べて回復するが鼻にきて視界がぼやけるとか? - 超蔟 2012-04-01 09 00 04 防具に鎧兜がありますけどちょんまげと着物とはかまがほしいですね。 - 超蔟 2012-04-01 17 05 17 なかなか良さそうですね。 - ニコニコ 2012-04-03 13 17 11 葉巻売りはどうでしょうか? - ニコニコ 2012-04-03 13 22 02 久しぶりにきました。葉巻売りはいいですね!わさびもいろいろなものにつかえると幅がひろがりますねー。そういえば竹MOD1.24Verが公開されてました。 - gameryuu 2012-04-04 16 16 26 初期のコメントが消えてるんで第五回は三回と同じコメント型にしたほうが良いかと思います - 超蔟 2012-04-06 13 24 08 それは第四回総論会ログにあるはず - yykimoto 2012-04-06 15 56 51 了解です。建築班一人は辛いよ - 超蔟 2012-04-07 13 31 20 名前
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/494.html
第四回放送 ◆EboujAWlRA やあ、皆。 今回の放送で四回目の放送……つまり、これで丸一日だね。 こちらが提示した情報を見た人たちもかなりの数が居るよね。 でも、忘れないでほしい。 これは殺し合いで、殺し合いはまだ終わってなんか居ないってことをね。 まあ、その心配は要らないかな? なにせ君たちは、僕の想像よりもよっぽど上手に殺し合ってくれているんだから。 ……少しお喋りになってしまったかな。 ごめんね、僕も少し興奮しているのかもしれない。 皆はもっと聞きたいことがあるよね。 そう、禁止エリアと死亡者だね。 それじゃあ、禁止エリアの発表に移るよ。 G-3 B-8 E-5 これが次の禁止エリアだよ。 無造作に選んでるように見えるかもしれないけど、これでも色々と考えているからね。 じゃあ、次は死者の発表。 浅倉威 岩崎みなみ L カズマ 城戸真司 桐山和雄 枢木スザク 後藤 シャナ 水銀燈 三村信史 竜宮レナ 以上、この十二人が前の放送からの六時間で死んだ参加者。 これで八割の人間が死んでしまったことになるけど、ある意味ではここからが本番だからね。 君たちが希望を紡ぐのか、それとも絶望を呼ぶか……それは君たちが重ねてきた選択が運んでくる。 そう、これで一つの答えが出る。 その先にまた新たな選択が強いられるかもしれないけど、それが人生というものだからね。 それじゃあ、夜明けを見れるのが何人なのか……僕も楽しみしてるよ。 頑張ってね、みんな。 ◆ ◆ ◆ 「人間とは弱いものだ……」 円卓には四人と一体の人形が並んでいた。 コード所有者、V.V.。 怪人、志々雄真実。 百年の魔女、古手梨花。 孤独な人形、薔薇水晶。 死の商人、武田観柳。 この四人の前には上等な牛肉が人数分だけ並べられている。 「口では理想を語るが、結局は三つのものの前では獣と同じ。 金のため、快楽のため」 武田観柳は右手で五つのグラスにワインを注ぎながら、左手で数えるように指を一本ずつ折りながら呟く。 ワインレッドの名に相応しい赤ワインが、グラスに満たされていく。 このワインはV.V.の用意したものではなく、観柳がV.V.の部下に用意させたものだ。 観柳にはそれを可能とする程度の権威が与えられていた。 「そして、自分のため……では、乾杯」 観柳はワインを注ぎ終えると、素っ気ない言葉で乾杯の音頭を取った。 そして、観柳は目の前のビーフステーキへとナイフを滑らせる。 ひと目で上等な肉と分かるそのステーキ肉は、ゼリーやプリンかと勘違いするほど簡単にナイフが沈み込んだ。 観柳は脂の乗ったビーフステーキをハムハムと咀嚼し、赤ワインを口に含む。 「このワインは肉によく合いますな」 その味に満足したのか、観柳は自身の細い目をさらに細める。 志々雄と違い、すでに観柳は二十一世紀の暮らしに順応しているようだった。 「何よりも人の金で食べているという事実がいい、箸がこれ以上なく進む」 観柳は今までのV.V.の協力者とは少々違っていた。 苛立ちに襲われ続けていた鷹野とも。 紳士を装いながらもその奥底を一切見せないラプラスの魔とも。 一切の感情を見せずにV.V.に従っている薔薇水晶とも、誰とも違う。 観柳はいわゆる『俗欲』というものに溢れた協力者だった。 「……なんのつもりよ」 そんな観柳に対して、鷹野三四によって強制的に『観客』とされた古手梨花の表情は冴えなかった。 先ほど、梨花の最後の友人である竜宮レナが死んだ。 また、時を同じくして鷹野も死んだ。 鷹野の死に爽快感などない、ただひたすら後味の悪い終わりだ。 「お嬢様にはジュースでも出したほうがよろしかったですかねぇ?」 「ッ!」 そんな梨花に浴びせられるものは観柳の嘲りだった。 梨花は観柳を鋭く睨みつけ、作法もへったくれもなくワインを豪快に飲んでいく。 グラスの中にあった赤ワインは見る見るうちに姿を消していく。 「品のない……お里が知れますな」 観柳はニヤつきながら言い放つ。 その笑みは圧倒的な優位に立つ者だけが浮かべることの出来る笑みだ。 梨花は苛立ちを隠そうともせずに、ワイングラスをテーブルへと乱暴に叩きつけた。 「なんで私をまだ拘束しているのかって聞いているのよ!」 今の梨花には怒りしかない。 あまりにも悪趣味な催しを見せ続けられているのだから当然だろう。 古手梨花の友人は全員が死んだ。 古手梨花が『観客』となることを望んだ鷹野三四ですら死んだ。 今、梨花がここに居る理由も、ここに居ることを望む人物も死んでしまったのだ。 「ふぅ……あまりギャーギャーと喚くものじゃありませんよ」 梨花の激昂を真っ向に受け止めた人物は観柳だった。 観柳の顔に張り付いていた笑みは消えており、鋭い表情で梨花を睨み返す。 「命がなけりゃワインも飲めんぞ?」 「あんまり梨花をイジメたら可哀想だよ、観柳」 そこでようやくV.V.が口を挟む。 観柳は演技がかった様子で肩をすくめ、再び牛肉にナイフを滑らせる。 「梨花の言いたいことはわかるよ。 鷹野が死んでしまった以上、僕らに君を拘束する理由はない」 「だったら!」 梨花の言葉に対して、V.V.はワインを一口だけ飲んでから応える。 「だから、君に任せようかと思うんだ」 「……君?」 梨花は思わず振り返るが、そこには人影はない。 「梨花、君って言ってるんだから君のことだよ」 「……私が決める?」 「このまま帰るのか、ここで僕たちと一緒に結末を見守るのか。 それを君に選んで欲しいんだ」 V.V.の言葉を聞き終えると、梨花は視線を落とした。 テーブルに敷き詰められた料理に目をやっているわけではない。 梨花の脳裏には視覚が伝えてくる情報ではない。 この場でただ黙って見つめるしか出来なかった惨劇の記憶が蘇っているのだ。 シャナという超人に無残に殺された園崎魅音。 東條悟という狂人に身勝手な理由で殺された北条沙都子。 「私……私は……」 「自分の為となれば……二つとない命のためとなれば人も獣と一緒。 貴方もそれを見てきたでしょう?」 梨花の回想を邪魔するように観柳が口を挟む。 観柳の言葉によって脳裏をよぎった人物は二人の友人である。 消極的にではあるが、恐怖によって最後まで殺し合いに乗った前原圭一。 北条悟史の死によって他者への殺意を向けた園崎詩音。 いや、それだけじゃない。 梨花の濃厚な記憶の中には自己を満たすためだけに動いている人々の姿も存在しているのだ。 「無償の愛情だとか永遠の友情だとか……ま、それもいいでしょう。 そんな金にならないものに重きを置くのも個人の自由。 ですが、明治に限らず世の中ってものはしごく現金なものですからねぇ。 そんなものだけじゃ飢えもしのげなきゃ娯楽も楽しめない、自分の命だって守ってくれやしない」 そんな梨花の心中を覗きこんだように、観柳は言葉を続ける。 観柳の言葉に深い意味は無い。 ただ、目の前の少女の心を痛めつけることで自身の心を満たそうとしているだけだ。 「数えきれないほど人生を繰り返してるっていうのなら、いい加減楽しい生き方って言うものを覚えましょうや」 観柳の言葉は梨花にも思い当たるところはある。 この地で、その人の善意というものを求めて呼びかけた北条悟史はすぐに死んでしまった。 雛見沢の地で、梨花が観柳の言う『金』にならないものを追い続けても何度もその希望を潰された。 「私は……私は、ここに残るわ」 だが、同時に梨花は覚えている。 この場に置いても、竜宮レナが狭間偉出夫の心を変える一端を担ったことを。 雛見沢に置いても、観柳の言う『金』にならないものが梨花の脚を進ませたことを。 「レナが残したものを最後まで見届けたい……なによりも、私は貴方たちが気に入らないもの」 「うん、そうしてくれると僕も嬉しいよ」 しかし、V.V.は梨花の決意の言葉を軽い言葉で簡単に流す。 「出来る限りのおもてなしはするからね」 「別に要らないわ」 梨花はV.V.と視線を交錯させる。 梨花はV.V.の真意を測ろうとするが、その真意は一向に見えてこない。 それでも梨花はここに残ると決めた。 竜宮レナが狭間偉出夫に希望を託した、その結果を梨花は知りたい。 「ただ、一本だけもらっていくわよ」 だが、今はこの場には留まることはしない。 梨花はワインを丸々一本片手に持って、残りの三人と一体に背中を見せた。 梨花の足取りは重々しかった。 梨花は残ると言ったが、自分が残って一体何ができるのだという気持ちも当然あった。 所詮ただの少女だ、この殺し合いの打破をサポートできる奇跡の力などあるわけがない。 「それでも、私は……!」 圭一を追い詰めたものを。 レナが残したものを。 魅音の命を奪ったものを。 沙都子を残酷に殺したものを。 詩音の全てを翻弄したものを。 悟志が破ろうとしたものを。 そんな、殺し合いに対して何も出来ずに逃げ帰るという選択だけは出来なかった。 観柳は『何度も人生を繰り返してきた』と言ったが、本当はそんなものじゃない。 梨花は繰り返しているのではなく、続けているだけだ。 楽な生き方よりも、もっと欲しい物がある。 毎日が宝石のように輝いていたあの日々を無為にすることが出来ない。 梨花にとって、あの日々はかけがえのない宝物だから。 ◆ ◆ ◆ 「では、私も失礼しますかね」 梨花に続くように観柳が席を立つ。 布巾で口元を丁寧に拭くその姿は紳士そのもの。 だが、この観柳の胸の内はどす黒い欲望だけが渦巻いている。 「さて……」 観柳は緩んでいる心を引き締めるように、顔を無表情なものへと変化させた。 そして、ある場所へと足を向ける。 そこにはV.V.から与えられたものが眠っている。 「フ、フフ……!」 引き締めた顔から思わず笑みが溢れるほど、観柳は梨花と対照的に興奮していた。 もっとも、拉致同然に連れて来られた監禁されていた梨花とでは待遇が違うのだから当然であるが。 ある場所へと辿り着き、その扉を開ける。 そこにはあるものが眠っている。 観柳が使うことを許された、未来の兵器が眠っているのだ。 「……悪魔、召喚プログラム!」 その名は悪魔召喚プログラム。 悪魔召喚の儀式に必要な作業をコンピュータで単純化した情報を発信する。 本来ならば必要である緻密な作業を全て不要にする、画期的なプログラムだ。 そして、その召喚の儀式を受信した悪魔は、『生体マグネタイト』と呼ばれる未知の物質をタンパク質などに変化させて肉体を構築させる。 悪魔召喚の儀式と同じく、召喚された悪魔は召喚主に従うのだ。 「こいつを……ク、クク……!」 悪魔召喚プログラムとはあくまでソフトである。 ソフトを起動させるハードさえあれば、誰もが使うことが出来る。 特別な力を持たない観柳でも扱うことが出来るのだ。 (このプログラムで悪魔どもを召喚する。 そして、私の命令だけを聞く悪魔どもを潜ませるのだ……何処に? 日本中に……いや、世界中に! 悪魔の力で富や力を支配すれば……!) 観柳はその薄い頬を歪ませる。 人はそこまで汚い表情が出来るのかと思うほど、その表情は貪欲に富を求めていた。 「観柳帝国だ……!」 笑いをこらえる観柳の足取りは軽かった。 ◆ ◆ ◆ 「志々雄、君はどうするんだい? バトルロワイアルの会場に戻ろうとは思わないのかい?」 「変わらず、状況次第で対応って言ったところだ」 新たに手に入れたカードを収めたライダーデッキを触りながら志々雄は応える。 志々雄が望めば会場に舞い戻ることもできる。 このままV.V.とともに主催側と対話を続けるか。 それとも、会場に舞い戻って殺し合いに復帰するか。 その選択権は志々雄の手に委ねられている。 「俺としては殺し合いやあのガキよりも、そっちの人形が気になるんだがな」 志々雄の視線は一度も梨花に向いていなかった。 ただ、獣のように、今にも喰らいつくんばかりに薔薇水晶へと向けられている。 「ローゼンメイデン、だったか?」 「私は……ローゼンメイデンじゃないわ」 薔薇水晶は寡黙を保ったまま、志々雄と視線を交錯する。 人形そのものといった色のない瞳を見て、志々雄は笑みを深めた。 志々雄が出会ったローゼンメイデンは翠星石だけだが、その翠星石と決定的に違う何かを感じたのだ。 「私はローゼンメイデンを超えるだけ……それだけ」 「じゃあ、あの石はどうなんだよ。ローザミスティカだ」 「私にはローザミスティカはない」 相変わらず目の前の食事には手をつけず、義務的に薔薇水晶は応え続ける。 志々雄は言葉を投げかけるのをやめ、じっと薔薇水晶を睨みつける。 対して、薔薇水晶も志々雄の視線から目を逸らさずに受け止める。 「……フッ、世の中ってのは面白いもんだなぁ」 志々雄の脳裏には様々なものが渦巻いている。 ローゼンメイデンとローザミスティカ。 仮面ライダーとライダーデッキ。 世紀王とキングストーン。 アルターと向こう側の世界。 錬金術という秘術。 悪魔という化け物。 銃や剣よりも恐ろしい異端の兵器を、志々雄は知ってしまった。 そして、知ってしまった以上は求めずにいられない人間が志々雄だ。 「面白い、かい?」 「……」 「お前は欲しくねえのか、力がよ」 志々雄に特別な過去があったわけではない。 ただ、修羅と修羅が刃を交える地獄で生き続けただけだ。 だからこそ、力という美酒に酔い、さらなる力を求めているのだ。 この場における三村信史のように、酔い潰れるその時まで力を求めることは人の性である。 新たなる美酒を知ってしまった以上、志々雄がさらにそれを求めることは当然であった。 「その力を手に入れるためにも、君は勝たないといけないね」 志々雄と薔薇水晶の間にV.V.が口を挟む。 その目からV.V.の真意をうかがうことは出来ない。 巧みに心を隠しているのだ。 「君はあくまで会場から抜けだしただけで、殺し合いから抜けだしたわけじゃない。 会場で一人になれば僕らはその一人をこの場に呼んで、君と殺し合わせる。 この殺し合いは『六十四人の死』が成された時にしか終わらないんだからね」 「そんなことはわかっているさ」 余裕ぶるV.V.を前にしても、志々雄は笑みを消さない。 志々雄の目的はV.V.の持つ全てを奪い取ることだ。 決してV.V.は味方ではない。 V.V.を殺して全てを奪い取る、もしくは志々雄の膝下へと従属させるその瞬間まで敵なのだ。 そして、その敵であるV.V.は志々雄の物理的な手札を把握している。 だからこそ、目に見えない心理だけは悟らせてはいけない。 「まあ、楽しくやろうや。まだ祭りは終わってないんだからな」 【一日目第四回放送/???】 【志々雄真実@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(漫画)】 [装備]:サバイバルナイフ@現実、ヒノカグツチ@真・女神転生if...、サバイブ(烈火)@仮面ライダー龍騎 [所持品]:支給品一式×3、リュウガのデッキ@仮面ライダー龍騎、確認済み支給品0~3(武器ではない)、林檎×8@DEATH NOTE、鉄の棒@寄生獣 マハブフストーン×4@真・女神転生if…、本を数冊(種類はお任せ)、工具@現実(現地調達)、首輪の残骸(銭形のもの)、首輪解除に関するメモ [状態]:各部に軽度の裂傷、疲労(小)、首輪解除済み [思考・行動] 1:ぶいつぅの掌の上にいる。(飽きるまで) 2:気が向いたらガリア王国のジョゼフを持て成す。 3:可能なら武田観柳を利用する。 [備考] ※クーガー、C.C.、真司らと情報交換をしました。ギアスとコードについて情報を得ました。 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】 [装備]無し [支給品]無し [状態]健康 [思考・行動] 1:殺し合いを最後まで見届ける。 ※銀髪の少年により『鷹野三四に従え』というギアスをかけられています。 時系列順で読む Back 因果応報―始まりの終わり― Next 永すぎた悲劇に結末を――Please hold on to small children. 投下順で読む Back 因果応報―始まりの終わり― Next 永すぎた悲劇に結末を――Please hold on to small children. 160 因果応報―始まりの終わり― V.V. 163聖少女領域/薔薇獄乙女 志々雄真実 163 聖少女領域/贖罪か、断罪か 薔薇水晶 武田観柳 164 3/5 150 2nd STAGE 古手梨花
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53582.html
登録日:2023/03/14 Tue 00 39 20 更新日:2024/07/26 Fri 20 44 08 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 4人用 DCG オンラインゲーム ゲーム サービス終了 スマホゲー デジタルカードゲーム トレーディングカードゲーム バトルロイヤル パンツの見えるゲーム 基本無料 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ゲームシリーズ 4人対戦がもたらす、新感覚カードゲーム! 同時対戦ならではの、目まぐるしく変わる戦況を読み分け、激闘を勝ち残れ! 遊戯王クロスデュエルは、KONAMIから配信されていたデジタルカードゲームアプリである。 ●目次 概要 モード ゲームのルールざっくりしたルール もうちょっと詳細なルールフィールド ターンの進行 モンスター同士の戦闘 直接攻撃とライフ計算 デュエルの勝敗 各モード固有のシステムランクマッチ タッグデュエル レイドデュエル デッキ構築 代表的なURカード 余談 概要 2022年9月サービス開始のデジタルカードゲーム。ジャンルは「新世代4人対戦カードバトル」。 遊戯王シリーズではデュエルリンクスに続いて2作目となるスマートフォン向け対戦型カードゲームである。 ジャンル名の通り、遊戯王のゲームとしては珍しい4人バトルロイヤル形式のルールを採用している。 カードゲームとボードゲームが合わさった様な独特のプレイ感で、OCGのカードを使いこそするが紙媒体のゲームやマスターデュエルなどとは完全に別物のゲーム。 2023年3月28日に同年9月4日をもってサービス終了する旨が告知された。 この項目が立てられてから僅か二週間後の発表である。 モード 主に3種類のモードが存在する。 ◆ランクマッチ 4人対戦用のモード。 4人のプレイヤーが1位を目指して争う。 ランクマッチと銘打ってこそいるが、ランク変動の無いフリーマッチもこのモードから参加する。 ◆レイドデュエル 協力プレイ用のモード。 4人のプレイヤーが協力して巨大なボスモンスターと戦う。 ◆タッグデュエル 1人プレイ用のモード。 CPUと協力して2対2のタッグ戦を行う。 ゲームのルール 正直説明を読むよりも公式サイトやYouTubeに上がってる動画を見るのが一番分かりやすい。 気になった人は見てみよう。 ざっくりしたルール ①プレイヤーは4人。 自分以外に3人の対戦相手がいる。 ②モンスターゾーンは3つ。 3つのゾーンは3人の対戦相手のモンスターゾーンとレーン(モンスターの通り道)で繋がっている。 ③モンスターは相手を目指してレーン上を移動する。 相手の方からやって来たモンスターと出会ったらバトル。出会わなかったら直接攻撃を決められる。 ④4人のうち誰か1人のライフが0になるか8ターン経過したらデュエル終了。 一番残りライフの多い人の勝利。 もうちょっと詳細なルール フィールド デュエルフィールドからしてOCGのものとは異なり、4人の各プレイヤーに「モンスターゾーン」と「罠ゾーン」が3箇所ずつ与えられた十字形になっている。おそらくこのフィールドの形がゲーム名の由来。 モンスターゾーンは「レーン」と呼ばれる線で他プレイヤーのモンスターゾーンと結ばれている。 召喚されたモンスター達はこのレーン上を移動し、ぶつかった相手モンスターと戦闘を行う。 中央のモンスターゾーンは正面のプレイヤー、左端のゾーンは左隣のプレイヤー、右端のゾーンは右隣のプレイヤーのモンスターゾーンと繋がっている。 場に出したモンスターはレーンで繋がっているプレイヤーとしか戦闘が出来ず(*1)、「自分の全モンスターで特定のプレイヤーを集中攻撃する」みたいな真似は不可能。結果4人対戦ゲームでありがちなリンチ行為が多少起きづらくなっている(起きないとは言ってない)。 召喚権に回数制限は無いため、手札とモンスターゾーンの空きさえあれば何度でも召喚が可能。 罠ゾーンは文字通り罠カードをセットする場所。OCGと異なり、「発動条件が満たされると自動的に発動する」「セットしたターンでも発動しうる」などの特徴がある。 適当にセットした罠が好ましくないタイミングで勝手に発動したりするので、戦況をよく見て場に出す必要がある。 罠カードはレーンの影響を受けず、右隣の人のモンスターの攻撃に対して左側にセットされた罠が発動する事も普通にある。そのせいか罠はモンスターと違ってセットする場所を選べず、真ん中→右側→左側の優先度で自動的に置かれる。 なお魔法カードはフィールドを経由せず、手札から捨てるような感覚で発動する。 自分のフィールドがモンスターと罠で全部埋まっていても問題なく発動可能。 ターンの進行 「メインフェイズ」と「バトルフェイズ」のみが存在し、4人全員が同時に行動を行いながら進行していく。 メインフェイズ 手札からカードを場に出すフェイズ。決められた制限時間内にモンスターや罠を場に出していく。 また既に場に出ている守備表示のモンスターを攻撃表示に変更する事も出来る(攻撃表示から守備表示に変える事は出来ない)。 誤って場に出してしまったカードは手札に戻せないので気をつけよう。 カードを出している最中は他のプレイヤーの動向は分からないため、相手の動きを読みながら自分の出すカードを決めていく必要がある。 全員がカードを出し終わると全プレイヤーが場に出したモンスターの詳細とセットカードが表示され、バトルフェイズに移行する。 バトルフェイズ モンスターがレーン上を移動して戦闘を行うフェイズ。 移動が始まる前に魔法カードを使うタイミングがあり、制限時間内に手札から使いたい魔法を選択する事で発動できる。 OCGとは違って魔法同士でチェーンが発生する事はなく、早い者順で効果が適用されていく。 魔法の処理が終わると場の攻撃表示のモンスターがレーン上を動き始める(守備モンスターはその場から動かない)。 モンスター同士の戦闘 移動中にモンスター同士がぶつかると戦闘が発生。 攻撃表示のモンスターは攻撃力を、守備表示のモンスターは守備力を参照して戦闘を行い、自分の数値から相手の数値を差し引く。 この結果数値が0以下になったモンスターは破壊され、1以上残ったモンスターはそのままフィールドに残り続ける。 (例) 攻撃表示のブラック・マジシャン(攻撃力2500)と 攻撃表示の青眼の白龍(攻撃力3000)がぶつかった場合…… ブラック・マジシャン:2500-3000=-500(破壊) 青眼の白龍 :3000-2100=500(生き残る) この時ダウンした数値はそのままであり、青眼は次ターン以降も攻撃力500のモンスターとして場に残る。 OCGと異なり、モンスター同士の戦闘でプレイヤーのライフポイントが削れる事は無い。 また守備表示のモンスターの方が高い数値の場合でも戦闘による破壊は発生する。 (例) 守備表示の岩石の巨兵(守備力2000)の所に 攻撃表示のブラッド・ヴォルス(攻撃力1900)が攻め込んできた場合…… 岩石の巨兵 :2000-1900=100(生き残る) ブラッド・ヴォルス:1900-2000=-100(破壊) 以後、岩石の巨兵は守備力100のモンスターとして振る舞う。 ここでポイントなのが、守備表示で生存したモンスターは次のメインフェイズに表示形式を変更可能な点。 守備力100では《クリボー》にも殺される貧弱さだが、次のターンに攻撃表示に直せば攻撃力1300の尖兵役として敵の戦力を削ぎにかかる事が出来る。 逆に、先の例で生き残った手負いの青眼(攻撃力500)を守備表示にさせて守備力2500の壁にする……みたいな事は出来ないので要注意。 直接攻撃とライフ計算 モンスターが一度のバトルフェイズ中に進めるのはレーンの中間地点まで。2ターンかけてレーンを進み切ると相手のモンスターゾーンの目の前に到着する。 この時相手モンスターゾーンがガラ空きか、攻撃表示のモンスターを殴り倒してガラ空き状態にした場合は直接攻撃が可能となる。 この時直接攻撃を行った側のプレイヤーは、与えたダメージ分だけ自分のライフを回復できる。麻雀のロン上がりみたいな感じ。 守備表示のモンスターがいた場合は、戦闘に勝利してもそのターン中に直接攻撃する事は出来ない。 OCGと比較して「守備表示」の戦略的価値が高く、守備力の高さが攻撃力に劣らない重要性を持っている。 デュエルの勝敗 以下の3種類の条件のいずれかが満たされると、そのターン終了時にゲームセットとなる。 ①プレイヤー1人以上のライフポイントが0になる ②8ターン経過する ③特殊勝利系の効果が発動する ①と②の方法でゲームが終了すると、そのターン終了時点の残りライフポイントにより順位が決定される。 LPが同じ人が複数いる場合は同率になるが、より低い順位として扱われる。 (4人の残LPが6000、5000、5000、0の場合、5000の2人は2位じゃなくて3位になる)(*2) 各モード固有のシステム ランクマッチ プライズカード デュエル開始時に中央レーンの中間地点に出現するカード。 最初に中央に辿り着いたモンスターのコントローラーがこのカードを手札に加えることが出来る。複数のモンスターが同時に到着した場合は殴り合って生き残った奴が獲得。 手に入るカードは数種類の中からランダムで選ばれるが、特定のレーン上にいるモンスターを全滅させる《ブラック・ホール》や全種類の耐性を付与した上で攻撃力を上昇させる《メタル化・魔法反射装甲》など、明らかに通常のカードとは一線を画したスペックのカードが揃う。 何のカードを引いたのかが他のプレイヤーからは見えない点も強く、迂闊な侵攻や妨害を躊躇わせる抑止力となる。 タッグデュエル タッグパートナー フィールドは4人対戦用のものと同じだが、自分の左隣にいるプレイヤーは味方となる。正面と右隣はいつも通り敵。 対戦相手やパートナーは漫画やアニメで活躍した面々が務めるが、イベント時にはタッグフォースなどでお馴染みの人達も登場。 味方のモンスター同士が戦闘になる事は無く、中央レーンの中間地点や左レーンで遭遇した場合は特に何事も起こらずすれ違う。 タッグパートナーやパートナーの使用するデッキはタッグデュエルのトップ画面から変更、編集が出来る。 ライフポイントとアシストヒール ライフポイントは4000で、これをパートナーと共有する。 自分がダメージを受けても味方がダメージを受けてもライフは減るので、自分の場を守備モンスターで固めていてもパートナーが被弾しまくるとアッサリ落ちる事も。 左レーンに召喚したモンスターがパートナーのモンスターゾーンに到達すると、直接攻撃ではなく『アシストヒール』と呼ばれる効果が発動し、モンスターが墓地へ送られると同時にライフが500回復する。 正直モンスター1体と引き換えに500回復はあまりにもしょっぱいのでタッグデュエルにおいてはほぼ死にシステム。 レイドデュエル 上記の2モードと比べて独自の要素が多い。 ボスモンスター このモードで敵となるレイドデュエリストが操る巨大モンスター。中央レーンのド真ん中に立っている。 ボスの攻撃力は数万にも及び、これをプレイヤー側の召喚したモンスターで削り切れば勝利。逆にプレイヤー側のライフが0になったり8ターン経過してもボスを倒せなかったりした場合は敗北となる。 呼称こそモンスターと謳ってはいるが、モンスターを対象にしたカードの効果は一切通用しない。モンスターではない、ボスだ!! ボス役は6人の帝が持ち回りで担当。 ??????「僕達の出番じゃないんですか!?」 イベント時には《青眼の究極竜》や《地縛神 Ccapac Apu》などクソデカいイメージのモンスターが担当する事が多い。 ライフポイント ライフは8000。タッグデュエルと同じ様にプレイヤー4人で共有する。 アシストヒールも同様に有効。後述する『オブジェクト』の存在から、こっちのモードでは結構発生頻度が高い。 ボスフェイズ このモードにのみ存在するフェイズ。その名の通りレイドボスによる攻撃フェイズである。 メインフェイズの前に行われ、向きの変更、効果の発動や攻撃(*3)、後述する『オブジェクト』の出現や『レイドモンスター』の召喚、レイドデュエリストによる魔法・罠の発動やらが行われる。 レイドモンスター レイドデュエリストが毎ターン召喚してくる下級モンスター。中央レーンから攻撃を仕掛けてくる。 ボスと違いレーン上を移動して攻撃を行い、カードの効果も普通に通じる。 シールド ボスの周囲に展開されている無敵バリア。これがある限り攻撃力を削る事が出来ない。 シールドには耐久力があり、一定回数モンスターでの攻撃を行う事で破壊できる。 レイドモンスターが方向転換すると、それに伴ってシールドもくるくる回る。 ちなみにシールドを破壊できなかったモンスターは墓地に送られる。 オブジェクト 中央を除いた4箇所のレーンの中間地点に出現する置き物。 レイドモンスターと異なり攻撃を仕掛けてくる事は無いが、様々な効果を発揮してレイドボスの戦いをサポートする。 シールドと同じ様に耐久力があり、こちらも何回か攻撃する事でぶっ壊せる。壊せなければモンスター側が即墓地送りなのも一緒。 破壊後に生き残ったモンスターをリリースして上級モンスターに繋げられると理想的だが、放っておいてもアシストヒールで回復する事はできる。 弱点とダウン 前後左右の4方向から攻撃を仕掛けられるボスだが、特定の方向から攻撃を受けるとダメージが2倍になる弱点が存在する。 弱点はボスの周囲にあるターゲットマーカーみたいなのが目印。目の前に弱点が来た時はダメージ重視で立ち回ろう。 またボスごとに異なる特定の条件を満たすとボスがダウン状態になり、次のターン中ボスの全ての行動が封じられる。 さらに全ての方向が弱点となり、プレイヤーのドロー枚数が2枚に増えるなど良い事づくめ。 ダウンまで漕ぎ付ければほぼ勝ち確なので、いかにして確実にボスをダウンさせるかがこのモードの肝となる。 デッキ構築 ◆OCGとの違い 1つのデッキはちょうど20枚で構成される。これより多くても少なくてもいけない。 また同じカードを2枚以上入れる事が出来ない、いわゆるハイランダールールが採用されている。(*4) ◆エースモンスター デッキを組むにあたり、『エースモンスター』と呼ばれるカードを1枚設定する必要がある。 これはデュエル開始時に必ず初期手札に加わるカードで、主にデッキの中核を担うモンスターを選ぶ事が多い。 また後述する『覚醒スキル』をセットできるのもエースモンスターに設定したカードだけ。 ◆スキルツリー モンスターに『スキル』と呼ばれるモンスター効果を付与できるシステム。 これはブラック・マジシャンや青眼の白龍などOCGでは通常モンスターだったカードも例外ではなく、スキルをセットする事で「魔法を発動する度に攻守が上がるブラマジ」「相手モンスターを戦闘破壊するとバーンダメージを与える青眼」という様に効果モンスターとして扱う事が出来る。 同じモンスターでもどのスキルを使うかによって使用感がガラリと変わるので、デッキによって上手く使い分けよう。 なおルールによってスキルをセット出来る数には違いがある。 ランクマッチではエースモンスターに3個、他のモンスターに1個まで。 レイドデュエルとタッグデュエルではエースか否かに関わらず最大5個までセット可能。 ただしスキルのセット枠を解放するには素材として複数枚の同名カードが必要なので、エースに据える事が多いUR級のモンスターのスキル枠を開けるのはなかなか苦労する。 まして5つ全て解放するとなるとかなりの運命力か廃課金を要する茨の道。 スキルには「通常スキル」「固有スキル」「覚醒スキル」の3種類が存在する。 通常スキル 多くのモンスターが共通して持っているスキル。 他のTCGをやった人には『キーワード能力』という表現が馴染み深いか。 召喚時に攻撃力を200上げる【攻撃強化】、カードの効果による破壊を受け付けない【破壊耐性】など効力は様々。 + 『レイドスキル』について レイドスキル レイドデュエルでのみ効果を発揮するスキル。 シールドやオブジェクトへのダメージ数を増やすなど、レイド戦のみ活用できるスキルである。 攻撃力を上げるスキルも含まれているが、普通の通常スキルに比べて効果の上昇幅が大きい。 レイド戦に挑む時にはなるべく多くのモンスターにこのスキルをセットしていくとバトルがかなり楽になる。 固有スキル レアリティがSR以上のモンスターにのみ与えられているスキル。 通常スキルと異なり、そのモンスターだけが持っている一点もののスキルである。 全体的に通常スキルよりも独特で大きな影響を及ぼすものが多い。 覚醒スキル レアリティがURのモンスターのみに与えられているスキル。 各URモンスターの固有スキルが一回り強化された様な性能のスキルである。 覚醒スキルはエースモンスターしかセットできず、固有スキルと一緒にセットさせる事は出来ない。 ちなみにOCGで融合やシンクロなど特殊召喚モンスターだったカードは、固有スキルや覚醒スキルをセットしていない状態ではただの通常モンスターないし効果モンスターとなる。 これらのモンスターは固有スキルか覚醒スキルをセットして初めてカードの種類が変わり、それに伴って召喚素材も変化する。 一例として、《デコード・トーカー》は素の状態だと「レベル6(召喚素材:モンスター1体)」である。レベルを持たないモンスターにレベルを与えるだと!? そこでデッキ投入時に固有スキルを付けるとカードの色が青色に変わり、「リンク3(召喚素材:モンスター3体)」のリンクモンスターに姿を変える。 代表的なURカード 下記は一通りチュートリアルをクリアした後に貰えるURチケットの交換先となるURモンスターの一例である。 いずれもデッキの主軸となる強力なモンスター。 他にも交換先は色々いるので、プレイしてみて自分のスタイルに合ったモンスターを探してみよう。 ブラック・マジシャン 星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100 固有スキル 条件発動 自分が魔法カードを発動した場合、全ての相手プレイヤーに200ダメージを与える。 覚醒スキル 条件発動 自分が魔法カードを発動した場合、全ての相手プレイヤーに300ダメージを与える。 遊戯のエースモンスター。ゲームのアイコンにも顔出ししている。 覚醒スキルは魔法の発動をトリガーにしたバーン。OCGの《連弾の魔術師》にちょっと似た効果。 戦闘が即消耗につながるこのゲームにおいて、戦闘を介さずにライフアドバンテージを得られる点が優秀。 ただし魔法カードの大量投入を前提にした効果故、メインに据えようとした時のデッキ構築難易度は高め。 相対的にモンスターの枚数が少なくなるため、上手いことヘイト管理しながら地味に立ち回り、隙を見て攻勢に出る事になる。 カード資産とゲームメイク能力が試される玄人好みのカード。 スキルツリー上に【魔導】(*5)が2つあるため、併用するとダメージをばら撒きながら凄い勢いでステータスが上がっていくのが楽しい。 青眼の白龍 星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 固有スキル 召喚した時 レベル4以下のモンスター1体を選んで破壊する。 覚醒スキル 召喚した時 モンスター1体を選んで破壊する。 海馬のエースモンスター。覚醒スキルは単体除去。 シンプルで分かりやすい覚醒スキルがかなり強力。 自分が攻め込んでいるレーンの壁モンスターを破壊して直接攻撃をぶち込む、逆に攻め込まれているレーンに守備表示で召喚しつつ除去を行って戦線を整える、など様々な用途に使える。 効果が発動するタイミングは全プレイヤーの召喚が完了した後なので、戦況を見てから破壊対象を選択可能とアドリブが効くのもありがたい。 ステータスが高いので戦闘でも長生きしやすく、デッキを選ばず活躍が見込める優秀なモンスターである。 覚醒ではなく固有スキルだけでも普通に強い為、他のURがエースを務めているデッキの第2の切り札として採用される事も多い。 どんなデッキを使うにしても1枚持っておくと戦略の幅が広がるカード。 「迷ったらコイツにしとけ」と言っていいレベルのURチケット交換先候補筆頭である。 E・HERO ネオス 星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000 固有スキル 戦闘で破壊された時 このモンスターを手札に戻した後、【コストダウン】(*6)1つを得る。 覚醒スキル 戦闘で破壊された時 このモンスターを手札に戻した後、【コストダウン】1つと【加速】(*7)1つを得る。 十代のエースモンスター。覚醒スキルは戦闘破壊された時に自己強化しつつ手札に戻る効果。 一度手札に戻るとコストダウンの効果で妥協召喚が可能になり、【加速】の効果でレーン進行スピードが1.5倍になる。 このカードが真価を発揮するのは覚醒スキル、【コストダウン】、【加速】の3つのスキルを併用した時。 これらを一緒に付けた状態で一度覚醒スキルが発動すると「リリース1体で攻撃力2500の【神速】持ち、戦闘破壊される度に手札に戻る」怪物と化す。 ちなみに固有スキルはレイドデュエルにおけるボス敵やオブジェクト、シールドへの攻撃後にも発動するため、レイド戦では過労死の名に恥じず大活躍する。 レイドを重視するなら有力なURチケット交換先候補だが、性能を十全に活かすにはスキル枠を3個分解放する(=ネオスを3枚集める)必要がある。 スターダスト・ドラゴン 星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000 固有スキル フィールドに存在する間 レベル3以下の全ての自分モンスターは、【転生】(*8)を得る。 覚醒スキル フィールドに存在する間 レベル3以下の全ての自分モンスターは、【転生】と【破壊耐性】(*9)を得る。 遊星のエースモンスター。覚醒スキルは味方への蘇生効果付与。 レベル3以下限定とはいえ味方全体に【転生】を与える強力なコントロール効果の持ち主。 通常の【転生】と違ってスタダ本人が生きていれば何度でも手札に舞い戻るので、驚異的な継戦能力を発揮できる。 リソース管理が重要なこのゲームでは無限に復活する肉壁は相当強く、他プレイヤーから集中砲火を受けても戦線を維持できたりする。 物量で押し潰す戦略が好きな人にオススメ。 スキルツリー上に2つある【団結】(*10)との相性は抜群。 積極的に味方を特攻させて相手の戦力を削りつつ自己強化していきたい。 社員を過労死させて私服を肥やすブラック企業の社長。 【転生】と【無効耐性】(*11)を持っている為、スキル枠さえあれば自ら過労死社畜に身をやつす事も可能。【支援SP】(*12)による味方全体バフも相まってレイドデュエルでは大人気。 No.39 希望皇ホープ 星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000 固有スキル 戦闘で相手モンスターを破壊した時 【攻撃弱体】(*13)2つと【攻撃回復】(*14)1つを得る。 覚醒スキル 戦闘で相手モンスターを破壊した時 【攻撃弱体】3つと【攻撃回復】2つを得る。 遊馬のエースモンスター。覚醒スキルは戦闘に特化した自己強化。 相手モンスターを倒せば倒すほど強くなる戦闘狂みたいな奴。モンスター同士の殴り合いにおいては無類の強さを誇る。 【攻撃弱体】は守備表示の相手には無力だが、【攻撃回復】のお陰で壁モンスターを当てがわれ続けても長持ちする。 耐性付与系のカードや【挑発】(*15)を付与するカードとは非常に相性が良い。 一度戦闘破壊を介さないとただの2500打点のモンスターに過ぎないのが弱点。 召喚直後の無防備な状態だと戦闘補助の多寡で下級モンスターに返り討ちに遭う可能性もあるので、既に戦闘を経て攻撃力が下がってるモンスターを迎撃する形で場に出すと安定しやすい。 相手に対抗策が無ければひたすら殴り続けるだけで勝ってしまう殺意の系譜に相応しい優秀なカードである。 オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000 固有スキル 召喚した時 《ペンデュラムスケール》(*16)で召喚した場合、全ての自分モンスターはATK/DEFが800アップする。 覚醒スキル 召喚した時 《ペンデュラムスケール》で召喚した場合、全ての自分モンスターはATK/DEFが800アップし、【破壊耐性】を得る。 遊矢のエースモンスター。覚醒スキルは条件付きの味方全体バフ。 攻守800アップの全体バフはかなり大きく、破壊耐性付与も手伝って並のアタッカーが凶悪なフィニッシャーに変貌する。既に複数のモンスターが出ている状態で効果が発動した時の爆発力は随一。 バフは自身にも乗っかるのでペンデュラム召喚時の実質的な攻撃力は3300。破壊耐性も備えた青眼キラーと化す。 ペンデュラム召喚を意識したデッキ構築が必要な点がややネック。Pスケールが出た瞬間にデッキコンセプトがバレ、周囲のプレイヤーの警戒を招きやすい。 Pスケールを揃えるのに最低1ターン準備を要する出だしの遅さも弱点か。 その一方で他の召喚方法と違い召喚時にモンスターをリリースする必要が無いので、Pスケールさえあれば場や手札に他のモンスターが0の状態でも破壊耐性持ちのファッティとして圧を掛ける事が出来る。 ファイアウォール・ドラゴン 星8/光属性/サイバース族/攻2500/守0 固有スキル 召喚した時 他の自分のフィールド/墓地のリンクモンスターと【リンクマーカー】(*17)を持つモンスターの数によって以下の効果を得る。 [1体:【表示耐性】(*18)] [2体:【加速】1つ] [3体:【加速】1つ] 覚醒スキル 召喚した時 他の自分のフィールド/墓地のリンクモンスターと【リンクマーカー】を持つモンスターの数によって以下の効果を得る。 [1体:【表示耐性】] [2体:【加速】1つ] [3体:【加速】1つ] [4体:モンスター1体を選んで手札に戻す。] Playmakerこと遊作のエースモンスター。覚醒スキルは場と墓地のリンク関連モンスターの数に応じた3つ 実質3つ 4つの能力。 高い奇襲性能を持つモンスター。 お膳立てさえしてあれば除去をしつつ1ターンで相手の本陣まで突っ込めるため、直接攻撃を決めやすい。 基本守備力が0なリンクモンスターの弱点である表示形式の変更にも耐性があり、とにかく「狙った相手に一発叩き込む」事に長けている。 ゲーム中盤以降にライフが2500を下回った相手や他プレイヤーにトドメを刺そうとしてる相手を急襲し、しれっと1位を掻っ攫う暗殺者めいた戦術が持ち味。 《右手に盾を左手に剣を》(*19)をお見舞いされたら諦めましょう。 速攻でデッキコンセプトが露呈するところはオッドアイズとちょっと似ている。 こちらはリンク召喚の素材が重い反面、その気になれば1ターンで場に出られるのでスピード面での不利さは感じづらい。 リンク関連カードの1つである《リンク・バースト》(*20)は余った【リンクマーカー】持ちを単体除去に変える優秀な魔法カード。 リンク召喚で戦うデッキには是非入れておきたい。 セブンスロード・マジシャン 星7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守1500 固有スキル 召喚した時 ATK/DEFが[このデュエル中に発動した自分モンスターの【発明】(*21)の数]×400アップする。 覚醒スキル 召喚した時 ATK/DEFが[このデュエル中に発動した自分モンスターの【発明】の回数]×400アップする。 このデュエル中に発動した自分モンスターの【発明】の回数が3回以上の場合、さらに【耐性スキル】をランダムに2つ得る。 遊我のエースモンスター。覚醒スキルは【発明】と連動した自己強化。 攻撃力の上昇幅はかなり高く、運と条件が絡むものの2種類の耐性を獲得できるのも魅力。 しかし【発明】というスキル自体にギャンブル要素があり、このカードを軸としたデッキでの立ち回りは結構難しい。 ランダム要素は楽しいが下振れが続いた時のストレスは半端ではないので、それなりの覚悟を持って挑もう。 序盤さえ乗り切れればスキル数の暴力で捩じ伏せられたりする。 【発明】専用のサポート罠である《ダーク・リベレイション》(*22)は攻撃力ダウン効果を持つカードとしては破格のスペックを誇り、発明デッキを使う上では必須。 序盤にこれ見よがしに【発明】持ちを並べると相手が勝手にビビってくれるので、このカードを使うなら必ず一緒に投入しよう。 封印されしエクゾディア 星3/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000 固有スキル バトルフェイズ開始時 このターンに通常モンスターを使用した場合、カウントを1つ進める。 バトルフェイズ終了時 カウントが5の場合、自分はデュエルに勝利する。 覚醒スキル バトルフェイズ開始時 このターンに通常モンスターを使用した場合、カウントを1つ進めて、ATKが500アップする。 バトルフェイズ終了時 カウントが5の場合、自分はデュエルに勝利する。 遊戯というかじーちゃんのエースモンスター。覚醒スキルは自己強化と連動した特殊勝利効果。また『固定タイプ』のモンスターでもある。 + 「ふーん。固定タイプって?」「ああ!」 固定タイプは召喚に特殊なルールが課せられるモンスター。 このモンスターは通常のモンスターゾーンには召喚できず、その後方にある専用の『固定モンスターゾーン』に出す事になる。 この場所にいるモンスターは一切移動せず、3箇所全てのレーンから進行してくるモンスターと戦闘を行う事ができる。 自力で直接攻撃が出来ない代わりに相手からの直接攻撃を防ぎやすい。 レイドバトル系のイベントで実装されるURモンスターは基本この分類で、エクゾディアに限らず全体的にシステマチックな効果を持つものが多い。 デッキを通常モンスターで埋めていれば最短5ターンで勝利が決まる豪快な効果のモンスター。 ……ただ、実際のところ特殊勝利を決めるのはかなり難しい。というのも、覚醒スキルの存在がバレた瞬間凄まじいヘイトを買うため。 ライフ差を覆して問答無用でゲームを終わらせる効果は他プレイヤーにとってはこの上なく分かりやすい脅威であり、立て続けにモンスターを差し向けられる運命にある。 迎え討とうにもデッキの大部分を通常モンスターで埋めているのでカードパワーで押されやすく、コイツ自身が毎ターン強化される事を考慮しても相当キツい。 通常スキル枠で持っている【攻撃支援】(*23)とモンスターゾーンを埋めないという特性の噛み合いが良いので、どちらかというとバフ要員兼リリース要員兼壁という用途の方が主流。 デカい図体とは裏腹に縁の下の力持ちみたいな立ち位置の燻し銀なカード。 余談 プロフィールアイコンと公式による擬人化(?) このゲームではプロフィール用に好きな人物イラストをアイコンとして設定することが出来る。 設定したアイコンは対戦開始時に表示されたりフレンドリストから確認できたりする。 基本的には証明写真正面を向いた姿やデュエルディスクを構えた姿など無難なものが多いが、中には顎が強調されていたり顔芸をかましていたりネタに走ったものもある。 またイベントで入手できるアイコンには特定のモンスターをイメージした人物絵も存在する。コスプレか擬人化的な雰囲気。 元のモンスターの性別がハッキリしている場合はそれに準ずるが、人間以外の生物やパッと見て性別がどっちか分かりづらいモンスターの性別はまちまち。 スターダストは女性っぽく描かれているがホープは男性の姿、同じ帝モンスターでも風帝ライザーは女性で雷帝ザボルグは男性などバラバラ。 中にはこんな飛び道具もある。 フレーバーテキスト このゲームではスキルを付けていない状態のモンスターは全て通常モンスターとして扱われるせいか、OCGでは効果モンスターだった全てのモンスターに専用のフレーバーテキストが新たに用意されているという粋な仕様がある。 アニメで活躍したモンスター達にはストーリーを匂わせる記述があったり、OCGで暴れたモンスター達の人柄や生態が書かれていたりとなかなか面白いので、気になる人は是非読んでみよう。 ちなみにカードを入手していなくても「カード一覧」で未入手のカードを選択可能。 つまりアプリをダウンロードするだけで全てのフレーバーテキストを読む事が出来る。 今後のカードプールの増加が楽しみである。 3Dモデルとパンツ ゲーム中に召喚されたモンスターはソリッドビジョンよろしく3Dモデルがフィールド上に表示される。 このモデルはカードの詳細画面で「3D」を押す事でも表示され、ぐるぐる回転させたりズームしたりしながらじっくり眺める事が出来る。 モンスターをタップすると攻撃モーションを取ってくれるなど芸も細かい。 ところでOCGにはスカートを着用した女の子モンスターが存在し、このゲームにも《ガガガガール》、《アトラの蟲惑魔》、《閃刀姫-レイ》、《EMチアモール》、《封印されしエクゾディア》など数多く実装されている。 彼女達の3Dモデルを表示させてローアングル気味に回転させるとちゃんと見える。色んな意味で変態企業なKONAMI。 中でも《ブラック・マジシャン・ガール》は攻撃モーション中にスカートが大きく舞い上がり、真後ろから見ると丸見えになる。公式でパンチラした事のあるメインヒロインは格が違った。 逆に《屋敷わらし》はちゃんとドロワーズを穿いている。 アプリの配信開始日、この素晴らしい仕様は決闘者界隈で大きな話題となり、「クロスデュエル」のサジェストに「パンツ」が出てくるという珍事が起こった。 ちなみにカードを入手していなくても「カード一覧」で未入手のカードを選択可能。 つまりアプリをダウンロードするだけで全てのモンスターのスカートの中を覗く事が出来る。 今後のカードプールの増加が楽しみである。 追記・修正は4人同時にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 閃刀姫が実装されて嬉しい -- 名無しさん (2023-03-14 00 48 01) パンツの見えるゲーム ダニィ!? -- 名無しさん (2023-03-14 12 11 22) 何故そうまでしてアレを見せたいんだコナミ(困惑) -- 名無しさん (2023-03-14 12 14 28) 正直OCGカードのようなもの使ってる変なゲームみたいな偏見ありました(小声 -- 名無しさん (2023-03-14 13 13 49) デュエマもリアルカードで4人対戦のゲームが出来た。そっちだとダブり無しは一緒だけど60枚必要というお財布に優しくない仕様… -- 名無しさん (2023-03-14 18 25 19) コスプレなのか擬人化なのかは不明だけどモンスターをモチーフにしたプロフアイコンイラストも魅力の1つだと思う。 -- 名無しさん (2023-03-14 18 55 37) カードゲームのできるギャルゲーがアクセルシンクロしたらこう(パンツゲー)なった説 -- 名無しさん (2023-03-14 21 21 12) ある意味統率者戦擬き…遊戯王と思うと違和感あるが遊戯王で無かったら恐らく見向きもされない難儀なゲーム -- 名無しさん (2023-03-15 03 24 10) 正直ここで見るまで忘れてた -- 名無しさん (2023-03-15 06 02 02) 複数人数戦よりパンツで盛り上がってる印象だけがある… -- 名無しさん (2023-03-16 22 24 13) ゲーム性自体は面白いけど一戦が長いのがね。テンポも改善されたとはいえまだ悪いし -- 名無しさん (2023-03-16 22 45 01) 項目作成日から2週間でサービス終了のお知らせを目にするとは思いもしなかった……3Dモデルの出来は良かったから別のサービスに活用してほしい -- 名無しさん (2023-03-28 17 14 56) アイコンやフレーバーテキスト好きだっただけに残念 -- 名無しさん (2023-03-28 19 00 12) 1位を目指すよりは最下位にならない様に立ち回るゲームになってたしな… -- 名無しさん (2023-03-28 21 09 33) ボイスはどっかでずっと聞けるようにならないかなあ。めっちゃ豊富でいいのが多いんだよな -- 名無しさん (2023-03-28 22 00 09) 約一年か。有名作品を原作にした物としては短命かな -- 名無しさん (2023-03-28 22 04 51) めっちゃ力いれた記事なのに作成から14日でサ終告知は編集者に残酷すぎる -- 名無しさん (2023-03-29 00 40 50) せめて蟲惑魔だけでもマスターデュエルにメイトとして移植はよ -- 名無しさん (2023-03-29 07 48 43) ものすごい勢いでガチャ用の石配り始めたな。ある意味今が一番快適に遊びやすい時期かも -- 名無しさん (2023-04-05 16 28 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shiokoku/pages/142.html
#ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 主なHN 初参戦 村番 フェス 2016-3-3 23番地 プロフィール Kayと並んで今のtestを代表する若手の一人。 村が終わるといつもTwitterや全体チャットでの反省を欠かさない真面目な性格。 彼の人狼にかける情熱と真摯さは素晴らしいと言わざるを得ない。 今後一層の活躍が期待されるプレイヤー。 testの他にもるる鯖や長期鯖、対面人狼など様々な所に手を出して遊んでいる。 プレイスタイル バランス/騙りタイプ 騙りや潜伏、進行役、何をやらせても安定した働きをする。 他鯖の経験もあるためか、進行を執る際は最大人外数を意識して決め打ちの日を固定するなど堅実な進行をしやすい。騙りをする際は偽装感情が上手く、真役職らしい発言を連発するため信用を取りやすい。 所有村 主な活躍村 備考