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登録日:2015/02/14 Sat 16 14 00 更新日:2024/06/09 Sun 01 47 53NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 ISA戦術 OG PT ごった煮 クロガネ グルメ スパロボ スーパーロボット大戦 チート ハガネ バンプレストオリジナル ヒリュウ改 極東支部 死神 特機 特殊部隊 独立部隊 自軍部隊 連邦軍 鋼龍戦隊 出撃せよ"鋼龍戦隊" スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する集団。 部隊名の読みは「こうりゅうせんたい」。 ゲーム中においてプレイヤーが操作する「自軍部隊」である。 初登場は第2次スーパーロボット大戦OGから。 ☆概要 地球連邦極東支部にて結成された部隊。正式名称は“地球連邦軍・極東方面軍・第1独立特殊部隊『鋼龍戦隊』”。 DC戦争、L5戦役、インスペクター事件、修羅の乱を解決してきた「ハガネとヒリュウ改の部隊」を正式な特殊部隊として再編制した物。 部隊名の由来も所属艦艇であるハガネ(鋼)とヒリュウ改(飛龍改)から取られた物だと思われる。 これによりそれまで曖昧だった部隊内の指揮系統や部隊編成も整理されており、ヒリュウ改やATXチームも正式に極東支部の所属となった。 部隊運営に関して独自の判断で動く事が認められており、直属の上司である極東支部司令ケネス・ギャレットや連邦軍大統領グライエン・グラスマンですら部隊への命令権を持っていない。 結成の詳細な経緯が判明していないが、作中では地球連邦軍元帥ギャスパル・ギランにより、非公式の独立遊撃部隊として認可された。 (※もっともガイアセイバーズに対抗するため、冤罪より逃すため 等様々な理由はあったのだが) 部隊の発足の大元であるSRX計画、ATX計画の性質から、部隊員の平均年齢が低く平時の常勤だけでも20才前後の若者が多い。 そのためか、連邦軍内の一部では、一種の「アイドル部隊」として、大きな人気を集めているらしい。 しかし、このアイドル扱いに不満を持つ者(特に旧コロニー軍)もおり、結構肩身が狭いらしい。 逆に鋼龍戦隊と共に戦ったことのある者の中にはそれを光栄に思って部下に自慢しまくる困った人もいる。 また戦時になると多数の部外者を積極的に迎え入れており、それらの中には民間人だけでなくディバインクルセイダーズを始めとした敵対組織から流転者や一国家の王族といった面々も含まれ、戦後も正式隊員として編入された者もいる。 スパロボではいつもの事だがな! 本格的に結成された第2次OGではガイアセイバーズとのいざこざもあり非常に不安定な立ち位置にあったが、彼らやそのバックのイスルギが盛大に自爆し、連邦上層部の腐敗も(結果的に)一掃。 OGMDでは、地球連邦のモチーフであるリアルロボットアニメには比較的珍しい良識的で有能でまともな判断をできる上層部の元、任務についている。 ☆部隊特性 SRX計画、ATX計画を始めとした特殊機動兵器開発計画で生み出された試作機を主力として採用しており、運用機体のバリエーションは連邦軍内でも随一。 一応は他の連邦軍と同様に量産型のPTも使用しているが、部隊内では一部のみで戦力の大半は規格外の特殊兵器ばかりとなっている。 通常の連邦軍では当て嵌まらない機体が多いが部隊員同士の仲の良さもあってか連携のレベルは非常に高い。 これら機動兵器部隊の戦闘力と機動力に長けた戦艦の特性を生かしたISA戦術、つまりは「空母の役割を果たす機動戦艦と、そこに搭載された人型機動兵器による電撃戦(Integrated Synchronizing Attack)」を得意としている。 戦術が完全に発揮された際の作戦行動能力は凄まじく、小規模な基地に留まらず最終的には異星人の巨大要塞すら無力化させている。 その攻撃力故に作戦行動が終わった後の戦場は焼け野原と化しており、敵だけでなく連邦軍の部隊からも恐怖の対象として見られている。 反面、機動兵器の絶対数が少ないため持久戦などに弱く、広範囲の作戦行動や多数の敵を一度に相手にする事を不得手としている。 部隊員の中には「自分たちは点には強いが面には弱い」と評する者もおり、実際に拠点防衛戦などの守りの戦では敵の電撃作戦や物量に押されて負けてしまう事も少なくない。 実際に撤退戦や防衛戦を指示し、それを成し遂げたメンバーはレーツェル・ファインシュメッカーやアクセル・アルマーぐらいしかいない。 またATX計画ややSRX計画が土台となっているか新機体のテスト場というニュアンスも強い。 第2次OGでは「ツェントル・プロジェクト」および「リ・テクノロジスト」のテスト場としてそれぞれのメンバーが送り込まれている。 タスクやリョウトを始めとする整備班は毎回毎回大変そうである。 ☆食事 部隊内で出される食糧についての話題がかなり多かったりする。 普段の艦内で出されるコーヒーはそこらの喫茶店より美味く、食事も他の部隊に比べて豪華で鋼龍戦隊の強さの源になっているらしい。 金曜日には「スティールドラゴンカレー」を出す事が習慣となっており、その美味さから商品化しようという話もあるとか。 何らかのキッカケで部内パーティを催す事も多く、隊員の国籍が豊かな事もあってか様々なジャンルの料理が並ぶ。 特に謎の食通が部隊に顔を出し始めると食事とティータイムが更にバージョンアップする模様。しかし忘れてはならない……。 部隊には何人か得体のしれない物体を出すものがいることは……。 新人がクスハ汁を飲まされるのはある意味通過儀礼。 ☆運用艦艇 ヒリュウ改 ヒリュウ級汎用戦闘母艦。コールサインは「ドラゴン2」。 元々は火星のイカロス基地に所属する外宇宙探査を目的とした艦で、それまでの戦いへの参加も非常時の措置であったが部隊発足に伴い正式に極東支部の直属となった。 部隊では旗艦として設定され、戦闘時の総指揮を担当する。分離行動時は基本的に宇宙行きになる。 ハガネ スペースノア級万能戦闘母艦の2番艦。コールサインは「スティール2」。 極東支部での運用期間は一番長いため、本来なら旗艦になるはずだが艦長であるテツヤの階級もあってかこちらがサブに。 分離行動時は基本的に地上に留まるが、アクシデントやいろいろな事情でヒリュウと逆になることも。 ちなみにダイテツの戦死後、テツヤの昇進に伴い副長が不在だったが、封印戦争後に艦長が交代しテツヤが降格になったことで、やっとフルメンバーに。 クロガネ スペースノア級万能戦闘母艦の3番艦。コールサインは「アイアン3」。 表だって活動できない面々の移動拠点となっており普段は独自の行動を取っている。 戦時にはハガネとヒリュウ改への後方支援などを行い、非常時にはハガネの代用として運用される。 ☆部隊メンバー ★中心メンバー レフィーナ・エンフィールド ヒリュウ改艦長。部隊の最高司令官。 階級が部隊発足に伴い大佐となり、部隊員からは「司令」と呼ばれる。 おじさま受けが異常に良いらしく、軍上層部にはファンも多い。 ……が、第2次OGでアルテウルの謀略に引っ掛けられたのが原因で封印戦争後に中佐に逆戻り、司令官も解任となった。 ショーン・ウェブリー ヒリュウ改副長。階級は少佐。 部隊のご意見番として意見の調整も行う。 テツヤ・オノデラ ハガネ艦長。部隊では二番目に高い指揮権を持つ。 部隊発足に伴い中佐となった。 のだが、レフィーナ同様の理由で少佐に逆戻り、ハガネの副長に降格となっている。 ちなみにハガネはインスペクター事件でのダイテツの戦死以来副長が不在で、テツヤが艦長と兼任していたので、これでブリッジ要員が揃ったことになる。 マイルズ・ブースロイド OGMDから登場。 レフィーナの後任の戦隊司令官。神経質で規律に煩く、出世を目指す典型的なお偉いさん。 何かと統合参謀本部の指示を仰ごうとしており、それで初動が遅れることもしばしば。 が、それは着任前に上司のダニエルから「現場の視野狭窄な判断に振り回されるな」と言われており、それに忠実だっただけ。 後にそれが「上で判断するマイルズ自身が視野狭窄になってはならない」という戒めでもあったことを教えられ、以後はやや熱血気味に。 ちなみに、堅物ではあるがギントなどの提言にそれなりに耳を傾けて許可を出す器量は持っており、良識的な判断で行動する場合もある。 初登場時には典型的な狭量な上司っぽい(=中盤くらいで死ぬ)雰囲気を醸し出していたが、結局これと言って問題を起こすこともなく、無事に司令官としての任を勤め上げた。 なんだかんだで無能でもなく善人なため、部隊員やプレイヤーからの評価も悪くない。 後先考えないその場の勢いで決めた作戦を嫌っているのは変わりないが、きちんとメリット・デメリットの両方を検討し、その上で状況を見て行動を決める司令に成長していく。 とはいえ、トーヤやアキミと言った本来の主役を食ってしまうぐらいには他のキャラよりも出番が多いので彼らの活躍を見たかった人を中心に嫌う人も少なくない。まぁ第2次OG以降はキャラ同士の絡みが少なっていると言えばそれまでだが。 ちなみにOGMDにおいてコウタの次くらいにファイター・ロアと絡んでいる人でもある(敵勢力であるダークブレイン残党の情報をロアしか持っていないため) ギント・キタウミ OGMDから登場。 ハガネの三代目艦長。元は軌道哨戒第4艦隊旗艦の艦長を務めていたベテランで、封印戦争で乗艦を失った。 戦後、テツヤが降格となり艦長不在となったハガネの後任の艦長に着任。 ダイテツに劣らず優秀な軍人だが、少々寡黙。マイルズ司令の指示にあまり反対することはないが、要所要所では理屈を述べて意見を通したり命令を無視して指示を下したりしている。 テツヤやレフィーナにない「人生経験」が彼の強みであり、部隊メンバーからの信頼も篤い。 ★ATXチーム ケネス・ギャレットに毛嫌いされていたため、それまでは世界中をたらい回しにされていたが部隊の発足に伴い正式に極東支部に編入。ハガネとヒリュウ改に腰を落ち着けるようになった。 部隊では基本的にヒリュウ改に所属するが作戦の内容によってはハガネの方に移動する。 キョウスケ・ナンブ ATXチーム隊長。階級は中尉。 搭乗機体は「アルトアイゼン・リーゼ」。コールサインは「アサルト1」。 L5戦役では部隊全体の指揮官であったがインスペクター事件以降はより階級の高いカイやヴィレッタが常駐するようになったので指揮を行うのは彼らがいない時のみとなった。 あくまで緊急時の指揮官という立場になったためか封印戦争では部隊責任者たちの会議には出席しなかった。 エクセレン・ブロウニング 階級は少尉。搭乗機体は「ライン・ヴァイスリッター」。 コールサインは「アサルト2」。 実はL5戦役におけるトップエースであり、その美貌も相まって専用機共々かなりの有名人。 ブルックリン・ラックフィールド 階級は少尉。搭乗機体は「グルンガスト参式」だが、有事には「虎王機」及び「虎龍王」のパイロットも務める。 コールサインは「アサルト3」。 クスハ・ミズハ 階級は少尉。搭乗機体は「グルンガスト参式」だが、有事には「龍王機」及び「龍虎王」のパイロットも務める。 L5戦役が終わった後に編入……されたはいいがその後も様々な部署を転々としており、チームに定着したかは曖昧。 コールサインは「アサルト4」だが横から掻っ攫われたり、最近はブリットの付属品扱いになったりで名乗った事は一度も無い。 アリエイル・オーグ 元ガイアセイバーズ。 正確にはチームメンバーではないが参加が打診されている。寿命の件があるため、非戦時はコールドスリープされている様子。 搭乗機体は「フリッケライ・ガイスト」。 ★SRXチーム ATXチームほどでは無いが様々な場所を行ったりきたりで実験機の試験のためにメンバーが同じ場所に揃う事が少なかったが、修羅の乱の直前からハガネを活動の拠点とするようになった。 部隊発足後も基本的な所属はハガネ。 OGシリーズの初期から登場しているがコールサインが未だに設定されていない。OGMDでようやく判明。 ヴィレッタ・バディム SRXチーム隊長。階級は大尉。 搭乗機体は「R-GUN」。コールサインは「スピリア0」。 チームだけでなくハガネ隊の前線指揮も担当している。階級の高さから、カイがいない時の機動部隊長も兼任していると思われる。 リュウセイ・ダテ 階級は少尉。搭乗機体は「R-1」。コールサインは「スピリア1」。 チームの機体が合体した天下無敵のスーパーロボット「SRX」のメインパイロットも務める。 ライディース・F・ブランシュタイン 階級は少尉。搭乗機体は「R-2」。コールサインは「スピリア2」。 「SRX」合体時は武装、機体の管理からアヤの体調チェックまで全部こなす縁の下の力持ち…というか、ライがいないとSRXが成り立たないとはリュウセイの弁。それに加えて必殺技も叫べと言われた時は静かに切れた。 アヤ・コバヤシ ヴィレッタがいない際のチームリーダー。階級は大尉。搭乗機体は「R-3」。 「SRX」合体時は念動フィールドによる合体維持を担当。コールサインは「スピリア3」。 メンバーの中でリュウセイ色に染まっていないただ一人の人物。 マイ・コバヤシ 階級は不明。搭乗機体は「ART-1」。コールサインは「スピリア4」。 チーム内ではサポートを担当。機体の特性が似ているのと、個人的な好意からリュウセイと話していることが多いが、それがためにどんどん影響されている。 ★オクトパス小隊 ヒリュウ改に元から所属していたチーム。 部隊発足後もヒリュウ改に所属しており、このチームだけは部隊分割時の配置が固定されている。 ただし部隊発足前のインスペクター事件では隊員の希望でハガネ側とヒリュウ改側にメンバーが分かれた事がある。 カチーナ・タラスク オクトパス小隊隊長。階級は中尉。 搭乗機体は「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改」。コールサインは「オクト1」。 戦闘時の指揮はキョウスケに一任しているがヒリュウ改では最初のパイロットたちのまとめ役であるためか、 封印戦争ではキョウスケが参加できなかった部隊長会議に出席している。 ちなみにキョウスケよりも先任の中尉なのでカチーナのほうが軍での位は上である。(キョウスケはカチーナに敬語を使う) 部隊長会議に出ているのもこの辺りが影響しているのかも。 ラッセル・バーグマン 階級は少尉。搭乗機体は「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改」。 コールサインは「オクト2」。 地味の代名詞のような男だが、FDXチームなどの他部隊から見ると彼ですら超人の部類ということは忘れてはいけない。 タスク・シングウジ 階級は少尉。搭乗機体は「ジガンスクード・ドゥロ」。 コールサインは「オクト3」。 鋼龍戦隊の過労死候補No.1。おちゃらけているが基本的に真面目なので色々と便利屋扱いされている。 戦闘パイロットとメカニックの兼任という地味にすさまじい二足のわらじを履いた猛者。 レオナ・ガーシュタイン 階級は少尉。搭乗機体は「ズィーガーリオン」。 コールサインは「オクト4」。元コロニー統合軍で、L5戦役ののち正式に小隊入り。 かなり洞察力が高いので敵の狙いをよく当てている。でもタスクの死んだふりには毎度騙される。 ★PTXチーム 封印戦争の終了後に結成されたチーム。 イルム、リン、イングラムで構成されていた同名のチームが前身で、DC戦争以前に解散していた。 大半がハガネで平時を過ごす事が多い事から結成後はハガネに所属すると思われる。 イルムガルト・カザハラ チーム隊長。階級は中尉。 搭乗機体は「グルンガスト改」。 リョウト・ヒカワ 階級は少尉。搭乗機体は「ヒュッケバインMk-Ⅲアーマリオン」→エクスバインタイプL。 タスクに隠れて目立たないが、彼もメカニックを兼任している。 ちなみにタスクは現場整備員寄りのメカニックだが、リョウトは開発・設計寄りのメカニック。 リオ・メイロン 階級は少尉。搭乗機体は「AMガンナー」→エクスバインタイプR。 勝ち気な性格でオペレーターも出来るお嬢様。実はちょっとM気質。 イング・ウィッシュ 階級は不明。搭乗機体は「エグゼクスバイン」。 カルヴィナ・クーランジュ 階級は少尉。既に退役していたが、フューリーとの戦いで役立つと考えられ復任。搭乗機体はベルゼルート。 ★特殊戦技教導隊 世界中で活動しており、隊自体は鋼龍戦隊とは直接の関係は無いのだが縁の深い者が多い事から戦時には合流して部隊に組み込まれる。 軍人としてはイレギュラーな者も多いためかコールサインの設定が曖昧。 カイ・キタムラ 特殊戦技教導隊隊長。階級は少佐。 搭乗機体は「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改」。コールサインは「エレーブ1」。 パイロット陣では一番階級が高く実戦経験も多いため、合流後は機動部隊の指揮を執る。 ラミア・ラヴレス チーフ。階級は少尉。 搭乗機体は主に「アンジュルグ」。コールサインは「エレーブ2」。 ラトゥーニ・スゥボータ 階級は少尉。搭乗機体は主に「ビルトラプター・シュナーベル」だが、リクセント公国の許可が下りると同国のフラグシップ機「フェアリオン」の使用が可能となる。コールサインは「エレーブ4」。 アラド・バランガ 階級は曹長。搭乗機体は「ビルトビルガー」。コールサインは「エレーブ6」。 ゼオラ・シュバイツァー 階級は曹長。搭乗機体は「ビルトファルケン」。コールサインは「エレーブ5」。 ヒューゴ・メディオ アクア・ケントルム 階級は共に少尉。サーベラス及びガルムレイド。 封印戦争後、教導隊預りに。二人乗りの機体に乗るので、コールサインはまとめて「エレーブ3」。 ★クロガネ隊 平時はクロガネに搭乗し、独自に行動する者たち。 出自の問題で表の道を歩けない日陰者の集団である。最近では立ち位置のはっきりしない連中や、民間人メンバーが行動する際の受け入れ先となっている。 一応おたずね者のはずなのだが、封印戦争後は完全に戦隊の別動隊扱い。 レーツェル・ファインシュメッカー クロガネの指揮官。元DCの構成員でラストバタリオンの指揮官「エルザム・V・ブランシュタイン」の世を忍ぶ姿でもある。コールサインは「ガーディアン2」「ダイナ2」。 戦時には部隊に合流し、1人の機動兵器パイロットとして活躍する。 搭乗機体は「ダイトロンベ」 ゼンガー・ゾンボルト DC戦争にてある理由から連邦を抜け、コロニー統合軍へと下った離反者。コールサインは「ガーディアン1」「ダイナ1」。 ATXチームの前隊長でもあり、あだ名は「親分」「ボス」。 階級は少佐(正式な軍属ではないが、戦時にはこの扱い)。搭乗機体は「武神装攻ダイゼンガー」。 ユウキ・ジェグナン 階級は少尉。元ノイエDCの構成員。 搭乗機体は「ラーズアングリフ・レイブン」。 リルカーラ・ボーグナイン 階級は少尉。元ノイエDCの構成員。 搭乗機体は「ランドグリーズ・レイブン」。 最初は地味だったがエクセレンやタスクと並ぶ声優ネタ要員となり、一気に存在感アップ。 アクセル・アルマー 封印戦争後にクロガネに滞在。 元シャドウミラーなのだが、最近はクロガネ隊の前線指揮官的な役回りが多い。 キョウスケが出席していない部隊長会議に出ていたりする。 搭乗機体は「ソウルゲイン」。 アインスト・アルフィミィ 封印戦争後にクロガネに滞在。元アインスト。 搭乗機体は「ペルゼイン・リヒカイト」。 トウマ・カノウ 封印戦争後にクロガネに滞在。民間人だが使用する機体がガイアセイバーズで開発された曰く付き。 搭乗機体は「雷鳳」。 ハーケン・ブロウニング アシェン・ブレイデル エンドレス・フロンティアからゼンガーを送り返す際に巻き込まれた異邦人たち。所属が曖昧なのでクロガネ預かりに。 搭乗機体は「ゲシュペンスト・ハーケン」。 ★協力者 ギリアム・イェーガー 連邦軍情報部。 正式な部隊員ではないが、戦局によっては戦隊に合流することも。 基本的にはクロガネ隊とのつなぎ役。 分割行動などでカイがいない場合「ゴースト1」のコールサインで指揮を執る。 階級は少佐。 搭乗機体は「ゲシュペンスト・タイプRV」。 ☆余談 寺田貴信氏は早期から「ハガネとヒリュウ改」の部隊に正式な名前を付けたいと考えており、第2次OGで満を持して命名された。 追記・修正は戦場を焼野原にしてから行って下さい。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ギリアムや民間協力者とかは正式な部隊の命令系統に組み込まれてないのと単なる羅列になりそうだったので除外。気に入らなければ追記よろしく -- 名無しさん (2015-02-14 16 17 45) しかし大統領の件はいつまでも付いて回るんだろうね…気に入らない連中はそこを言いまくるだろし -- 名無しさん (2015-02-14 16 58 08) 基本真面目な雰囲気の項目なのに、謎の食通さんと親分の登場機体がネタっぽくなってて思わず吹いたわww -- 名無しさん (2015-02-14 17 23 58) 結構長いこと戦ってる割に母艦が最大3隻と少なめ。まあ、将来的にヴァルストークが内定してて、他にフリングホルニ、アルムストラ(よくてスポット参戦)、イオニア、アーク・アルファ、ついでにLのEDで造るって言ってた船が来るかもしれないが。 -- 名無しさん (2015-02-14 17 30 52) ↑×3 ただ追放なり軍法会議にかけたとしてじゃあ変わりはどうするの?ってなるだろうから結局は黙らざるおえなさそう。 少なくともカイメラ隊設立とかアスカロン大量生産とかが起こらない限り -- 名無しさん (2015-02-14 17 43 05) クロガネってどうもストーリー上扱いに困るキャラが流れ着いてるイメージ。 -- 名無しさん (2015-02-14 17 58 35) ↑まあ、OG1の時点で指揮官と艦長以下乗組員全員元ラストバタリアンという連邦からしたら一応お尋ね者連中だからね。 -- 名無しさん (2015-02-14 19 11 36) 「鋼龍戦隊」の名前に難色が示されてるというのは初めて聞いたな… -- 名無しさん (2015-02-14 19 39 04) こうしてみるとクロガネ隊の面子濃すぎw -- 名無しさん (2015-02-14 21 07 50) MX組って戦後どうなるんだっけ?とりあえず療養中? -- 名無しさん (2015-02-14 22 25 20) ↑教導隊預かり。因みにイングはイルムやリョウト、リオと新チーム結成、アリエイルは寿命の問題に解決の兆しが見えたところで終わり、多分解決したらATXチーム入り。 -- 名無しさん (2015-02-14 22 31 51) ×4 公式側が勝手に決めちゃったのもあるんだろうけど、プレイヤーが操作する部隊なのに「自分で部隊名が決められない」と言うのが一番の不満なんじゃないかな(ウケ狙いの部隊名付けたがってるプレイヤーも多いだろうに…)。中盤にミニイベントを挟む等して部隊名変更可能(デフォルトでは「鋼龍戦隊」)、だったら少しは印象が違ってたかも。 -- 名無しさん (2015-02-14 22 50 50) そういえば最近のは部隊名変えないでプレイしてるな…αシリーズの頃は変えてたけどw まぁ個人的には鋼龍戦隊いい感じにダサカッコよくて好きだな -- 名無しさん (2015-02-14 23 09 07) あー、確かに自由なのが常だもんね。でも、不満を持つほどの名前かなぁ…まあ自分はOKってことなんだろうけど。ストレートで妙にひねってるわけでもなく、数と色々混ざってるのを考えると戦隊はピッタリだと思う -- 名無しさん (2015-02-15 12 34 37) まぁ、主人公名とかもだが、デフォ名でやるのが基本な人は気にならないし、逆はそりゃ気にするよね。OGは名前変更出来た主人公達もデフォ名固定だからある意味では鋼龍戦隊がデフォ固定なのは当然の帰結かもしれんが -- 名無しさん (2015-02-15 12 47 04) シロガネ(俺、一番艦なのにハブられてる・・・) -- 名無しさん (2015-02-15 13 33 37) シロガネはOG2でリーごと撃沈したし・・・ -- 名無しさん (2015-02-15 16 23 20) いや、OGSでは轟沈してないぜ。リーさんは出てきたのに行方不明だけど -- 名無しさん (2015-02-15 16 58 10) Record of ATXを見ると特に思うのだがよくこの部隊の整備兵は過労死しないな。どんどん機体数増えていくし、そのほとんどがワンオフの機体ばっかり。魔改造のカスタム機ならまだましだけど超天才が作ったワンオフ特機・異星人のオーバーテクノロジーや凍結された特殊すぎる計画の試験機・平行世界の機体(しかもワンオフ機やカスタム機)・古代のロストテクノロジーロボ・はては異世界のブラックボックスまみれの技術を使った機体まである。こいつらを常に全力稼働状態にしていくとかアストナージが何人いるんだこの部隊は? -- 名無しさん (2015-02-15 20 54 07) ↑きっとOGでてくる科学者と同じく機械いじくるのが大好きなマッドれんちゅうなんだろう -- 名無しさん (2015-02-15 21 12 29) 割りと機体の実験部隊ってニュアンスも強いしね。ここに置いとけばデータ沢山取れるし。 -- 名無しさん (2015-02-15 21 45 22) ↑オマケに戦う敵もEOTの大元やら自分達のとこの機体のIFやら魑魅魍魎の類と普通の部隊じゃまずお目にかかれない連中だしね。 -- 名無しさん (2015-02-15 21 58 40) なるほど。そうなると、活躍もあってアストナージクラスの整備班が喜んで搭乗しそうだな -- 名無しさん (2015-02-15 23 10 37) ↑5魔改造カスタム機がまだましってのがこの部隊のカオス具合を表してるな。 -- 名無しさん (2015-02-18 21 32 13) 取り敢えず一番過労死しそうなのがタスクなのは確かだと思う。戦って全然違う機体の整備して。 -- 名無しさん (2015-03-13 19 09 24) うむ、間違いなくタスクだな。毎日の訓練に加えて、パトロール、機体の整備、炊事の手伝い、 トイレの掃除にレクリエーションの仕切り、カチーナ中尉の相手、レオナの食事相手もしてるし -- 名無しさん (2015-03-13 20 31 05) ISA戦術って、つまり母艦に高機能な機動兵器を積んで、敵の重要拠点に突入して、機動兵器部隊を展開して制圧する戦術、ってことでいいのかな? この戦術の項目もほしいなぁ…… -- 名無しさん (2015-03-13 20 36 50) と言ってもイマイチ膨らましにくそうな項目にならない? -- 名無しさん (2015-03-13 20 38 57) 別項目にするほど書くことはなさそう…。ここに少し付け足すくらいが無難、かな -- 名無しさん (2015-03-13 20 59 50) 往年の実験部隊PTXチームの復活か。旗艦がヒリュウからハガネに代わってるのはお目付け役として派遣されたであろうおっさんのせいか -- 名無しさん (2016-06-25 18 12 05) そういえば、鋼龍が第一だったら、第二はなんだろう? まぁ、後に結成するかもしれないから、番号をつけただけかもしれんけど -- 名無しさん (2016-06-25 18 26 53) とうとうワープ技術まで獲得した -- 名無しさん (2016-07-03 16 22 12) ↑2 陸上自衛隊の第一空挺団みたいなもんじゃないのかな。実質ひとつしかないから最強っていう。 -- 名無しさん (2016-07-03 21 30 42) 補給部品の確保とか死ぬほど大変そうだな。最古参から最新機に計画レベルで凍結された機体やワンオフのカスタムに実験機、それに加えて異星や異世界に超古代のテクノロジーとかをよく出撃のたびに整備しきっているよなw -- 名無しさん (2016-07-12 13 30 14) ↑クルーの7、8割はメカニックで一人一人が一般部隊の整備長クラスって言われたら信じるわ。場合によっては単艦に全戦力搭載することもあるんだし。 -- 名無しさん (2016-07-15 16 24 50) ↑ Record of ATX見ると整備班がヤバい事が分かるからなぁ…サイバスターなんてマサキが一人で整備してるみたいだし -- 名無しさん (2016-07-15 16 28 30) ↑サイバスターは一応間接のモーター周りとかの内装の一部は量産ゲシュとかのPTでも代用が効くんだっけかこれでもないとまともに運用できんだろうな -- 名無しさん (2016-07-15 16 36 15) この戦隊を悪くしたのがOG2ndのガイアセイバーズ -- 名無しさん (2016-07-19 00 16 08) シロガネ戻ってきたらギントさんに艦長やってもらってハガネはテツヤが艦長復帰してくれたらスペースノア揃い踏みが実現するんだけどなあ -- 名無しさん (2016-07-19 22 28 57) ↑艦があっても動かすスタッフと載せる機体が無いと思うのです。常勤の小隊が4つしかないし -- 名無しさん (2016-07-19 22 47 29) ↑ 2 どっちかっていうとマイルズ司令がヒリュウに移ってアヅキ復活の双方精神四人態勢の方が可能性ありそう・・・。(クルト艦長一人でお疲れ様です) -- 名無しさん (2016-07-20 08 05 57) ↑3 というかシロガネ入ってくれたとしてもミデアだろうがサラミスだろうがウン十m~ウン百mの機体がいくらでも入るスパロボだとありがたみが…2OGから出てきたハンフリーさんにでも乗ってもらってヘンケン艦長ポジでもしてもらう? -- 名無しさん (2016-07-20 08 28 15) ↑他二隻と違ってシロガネは艦隊旗艦向きだから確かにハンフリー大佐もアリっちゃありか。 -- 名無しさん (2016-07-20 08 40 59) マイルズ司令に精神付くとしたら 狙撃 鉄壁 加速 突撃 熱血 あたりか・・・あれ、戦艦クルーなら有能じゃね? -- 名無しさん (2016-07-23 17 40 49) 新しく艦長になったギントさん、ダイテツ艦長に劣らないスゲー優秀な艦長だったな。司令の命令を忠実にこなしつつ、時には意見を具申して最善手を導く。あれはまだ若いレフィーナやテツヤには無理な対応だ。解雇される時も最後までテツヤやクルーのことを思っていた立派な人だった。ていうかこんだけ優秀な艦長がいて第四艦隊はなんで沈んだんだ? -- 名無しさん (2016-07-23 21 02 06) ↑第四艦隊は確か撤退するべき状況で上の指示で防戦を続けていたからみたいなことを言っていた -- 名無しさん (2016-07-23 21 33 51) ↑封印戦争で沈んだって聞いて真っ先にガンエデンの砲撃かと思ってたけど、上の理由じゃどうしようもないね。 -- 名無しさん (2016-07-24 06 54 46) 世が世なら、『鋼龍戦隊スパロボジャー!』なる特撮ができていたかもしれぬ(ナイナイ -- 名無しさん (2016-07-24 07 10 36) 「司令、意見を具申してもよろしいか」このセリフとその後に提示する提案が本当に凄かった。ギントさんの人間性と優秀さを表す名言だった。 -- 名無しさん (2016-07-24 12 54 59) ↑加えてテツヤ以下古参クルーは上からのお目付け役と扱ってるのと違ってギントさんが司令も含めて鋼龍戦隊だと考えているのと司令が筋道たてて説明すれば受け入れてくれるタイプだったのも良かったんだよな。 -- 名無しさん (2016-07-24 22 54 08) 整備クルーの苦労が目立つけど、毎度司令部に伝える報告書の作成もかなり大変な部隊だよね。 -- 名無しさん (2016-07-31 14 58 28) ↑それをすっかり鋼龍戦隊クオリティに染まったマイルズ司令がやってる訳だな。 -- 名無しさん (2016-08-02 11 17 41) 部隊構成が整理されたのは良いけど、そのせいでチーム内の問題はチーム内だけで解決するようになって所属艦艇が違うチーム同士の交流が薄くなってしまったように感じる。キョウスケとか新人と絡まなさすぎじゃね? -- 名無しさん (2016-08-08 22 43 32) ラ・ギアス組が編入されたクロガネ組の戦力が何気にやばい気がする・・・ -- 名無しさん (2016-09-11 20 51 50) マイルズさんは第三次αのタシロのポジションになるんじゃないかな -- 名無しさん (2016-09-28 17 00 04) 良識的でまともで理解がある司令部というロボットものでも珍しい上司に恵まれた部隊。ブライトさんが血の涙を流すぞ。 -- 名無しさん (2016-09-28 18 03 53) ↑ブライトさんの場合、原作でもスパロボでも上に居るのは大抵無能かクズかの二択だからなぁ…。ナデシコのユリカの親父ぐらいじゃね?良識的なのは -- 名無しさん (2016-09-30 17 20 53) 漫画版だとOG2のリクセント奪還時点で整備班が凄くピリピリムードだとか。OGMDの時点じゃ考えるだけでも恐ろしい。 -- 名無しさん (2017-04-29 16 34 30) ↑2 原作だと良心的な上司が軒並み死亡しているしな。 -- 名無しさん (2021-08-30 12 44 06) マイルズはジン・ジャハナム(偽)に似ているな -- 名無しさん (2022-06-18 05 04 02) 名前 コメント
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追い詰められる、心 ◆YYVYMNVZTk 「――おい、起きてるか?」 洞穴の中で男の声が響く。 「食えるかどうかは知らないが、腹に何か詰めておけよ。 腹が減って力が入らず殺されました――最高につまらない、冗談にもならない話だ」 言葉を投げかけられたのは力無く横たわる少年だ。 だが、その瞳には怒りに支えられた殺意が宿っている。 その眼光を男に向けながら、少年は答える。 「あんたは――どうするんだ」 「お前が食おうが食わまいが関係ないさ。俺は食うぜ。 飯のときに襲ってきても、俺は全然構わないんでね」 少年の考えなど全て分かっていると言わんばかりに、挑発的に笑う男。 男の名はガウルン。少年の名は統夜。 この二人の奇妙な関係は――些か理解し難い。 二人は協力関係にある。 最後の一人になるまで殺し合いを続けるバトルロワイアルにおいて、ある程度数が減るまで協力し合う、という選択は、中途で裏切られるリスクというものを差し引いても、大変合理的なものだ。 それだけならば何の問題もない。 だが、この二人の関係の異常性は、また別のところにある。 ガウルンは提案した。 統夜が自分を殺すつもりならば――それでも構わないと。関係を解消するまで、自分からは統夜に手を出すつもりはないと。 その譲歩が二人が関係を結ぶに至った決定打なのだから、これはもう異常と――最初から破綻した同盟であるとも言えよう。 勿論、ガウルンだって、何の考えもなしにその条件を申し出たわけではない。 統夜が秘め持つ資質に気づいたからこその提案だ。 機体に恵まれたとはいえ、統夜は幾度かの戦闘を生き延びている。 その戦闘で、統夜が勝ったのか負けたのか、それは大して興味がない。 ただ注目したのは、統夜が生きている、という事実だ。 生き残ることが最上の目的であるこの場所において、生きる、ということは、何よりも難しい。 放送で呼ばれた名前の数がその証拠だ。 統夜は生き残る力を持っている。操縦技術、経験、運……それら総てをひっくるめて。 生き残るのなら――統夜は、まだまだ強くなる。 生きるために死に物狂いになることで、感覚は研ぎ澄まされ、訓練では得られない経験を重ね、劇的に成長できる。 死の恐怖を統夜が乗り越えたとき――それはそれは美味しい獲物になるだろう。 その時のことを夢想し、ガウルンは笑みをこぼす。 「……何がおかしいんだっ!」 「いやいや、ちょいと考え事をしてただけさ。……ああ、そうか。食べようにもその腕じゃあ食べられないか」 と、統夜の右肩を眺め、呟く。 「もう一度聞こう。飯は食うかい? 食うんだったらその右肩、はめてやるよ」 「食うさ、食えばいいんだろ! ……覚えてろ、あんたは絶対この俺が……!」 「殺してやる、って? その調子だ。精精頑張ってくれよ。……ほら動くな」 ガウルンは統夜のすぐ隣まで無造作に近づくと、右腕を掴み、統夜の耳元で囁いた。 「ところで……いいのか? そんな簡単に俺を信用して。お前の選択が間違いだったら……今度は肩を外されるだけじゃすまないぜ?」 統夜がガウルンを睨み返そうとしたその瞬間、ガウルンは、ぐい、と統夜の腕を肩へと捻じ込んだ。 痺れる様な痛みが一瞬の波となって襲い掛かるが、それが退いたときには、既に統夜の射程距離からガウルンは出てしまっている。 「くそっ……! 馬鹿にしやがって!」 「素直じゃないねぇ。肩をはめてやると言ったときのお前は、まるで人懐こい捨て犬みたいだったんだがなぁ」 ククク、と笑いを隠そうともしないガウルン。 その様子を見て、これ以上相手をしても体力と時間の無駄だと気づいた統夜は、支給された味気ないパンをコーヒーで流し込み始めた。 ◇ 「で、だ……今後どう動くのか、まずそれを決めようじゃないか。なんせ俺たちはパートナーなんだからな」 食事の後ガウルンからもちかけられた相談とは、今後の身の振り方についてだった。 今後、どうするのか――統夜も考えていたことではある。 二人になったことで、単純な戦力は倍増した。今はまだ知り合ったばかりなために無理だろうが、共闘を重ねることによって連携にも似た効率的な戦闘も出来るだろう。 とはいえ、会うもの全てに戦闘を仕掛ける――というのは利口なやり方ではない。 一応はガウルンとも協力できているわけだ。他の、優勝を目指す「乗った」人間と潰し合うのは望むところではない。 非戦闘の取り決めでもして、お互いに頭数を減らす邪魔をしないようにするのが、効率的なやり方だ。 問題はあの戦艦のようにこのバトルロワイアルそのものに反逆する者たちだ。 あの化け物に歯向かうだなんて、そんな無謀なことを考えている連中だ。 だが、今まで遭遇してきた面々を考えると、そんな人間は思っていたよりも多いらしい。 厄介なのは、彼らが次々と徒党を組んでいく――という事実だった。 時間が経てば経つほど、殺し合いに乗った自分たちは傷ついていく。 逆に、彼らはより多くの同士と結託していく――まったく分が悪い。 重要なのは戦い方だと思った。 正面から当たれば、負けはせずとも多大な被害を被ることになるだろう。 それでは最後まで生き残ることは出来ないのだ。 「なら……まずは、今までどこで何をしてきたのか……情報交換から始めないか? あんたが会った人間と、俺が会った人間と、全体の流れを少しでも掴みたい」 重要なのは情報。それが生き残ることに繋がる。統夜はそう考えた。 「説明はあまり好きではないんでね……重要なところだけ話して、不要そうなところはどんどん省かせてもらうぜ。 まず、最初の放送の前に俺が会ったのは四人だ。そのうち三人は既に死んだのを確認した。カテジナ、コスモ、ギャリソン……と言ってたかな? まぁ、そのうち一人は俺が殺したんだけどよ」 「俺は……放送までに、赤い鬼のような機体と、白い……あんたが乗ってるようなタイプの機体に会った。 後は……ジョシュアとアイビスって名前のやつがいた。生き物みたいな変なマシンに乗ったやつだ。放送の後にも、ジョシュアの知り合いらしいグラキエースってやつがいた。 ……ギンガナムも、ジョシュアも、グラキエースも死んだみたいだけどさ。 そのあとは、しばらく誰にも会わなくて……次に会った女を、俺は殺した。 殺した後はただ気持ち悪くてさ……笑うなよ? でも、それでようやく吹っ切れた。 そしたら青い機体に会った。そのパイロットはゲームに乗っていた。 戦ったけど、勝負はつかなくて……それっきりだ。 あんたと会う直前に戦ったのは、最初に会った赤い機体と、また別の黄色い機体。それと白い戦艦に白銀の機体と緑の機体。 自分でもよく生き延びれたと思ったよ。で、あんたと出会った」 半ば自嘲気味に話す統夜を、ガウルンは面白そうに眺めていた。 ――やっぱりこいつは、センスがある。 統夜の話す戦艦と白銀の機体とは、ガウルンも交戦したあの集団に違いない。 ガウルンが戦ったときは、もう一機と共に格別なコンビネーションを見せてくれた。 統夜の口ぶりでは、片方は戦闘には出てこなかったようだが……それを差し引いても、あの機体の戦闘力は十分なものがある。 それプラス、ガウルンの知らぬ二機。プラス戦艦だ。 そんな勝ち目のない戦いでも、統夜は死ぬことがなかった。 「その戦艦たちとなら、俺も戦わせてもらったぜ。なるほど……あいつらを相手に生き残ったんなら、上出来だ。 俺の話が途中だったな。放送の後……俺は、ある集団を追いかけた。気になる奴がいたんでね。 すると……だ! また別の集団が近づいてきてね。どうせだからと、利用させてもらった。 俺はただ一発撃っただけだったんだけどな――クク、奴らは潰しあいを始めやがった。 混乱に乗じて、俺のほうも楽しませてもらったけどな――ああ、楽しかった」 戦闘の興奮を思い出し――ガウルンは身を震わす。 その様子を見て、統夜は、ガウルンは真の変態だと、そう思った。 だがただの変態ではない。こと戦闘に限れば――他の追随を許さない、そんな変態だ。 「で、その途中で――お前も戦った戦艦一同が混じりこんできた、というわけだ。 ちょっと聞くが――その戦艦、他に機体は乗ってなかったのか?」 ガウルン自体、あの戦場に最後までいたわけではない。ある程度の目的が果たされた時点で離脱をした。 だが、あの女――フェステニアと言ったか――の言を信じるのならば、今頃フェステニアは戦艦と行動しているはずだ。 放送で名前が呼ばれていないということは、すぐに下手を打ったわけではなさそうだが……白い機体の片割れも出撃していない、という事実も引っかかる。 フェステニアと片割れが戦艦と別行動を取っているということだろうか? だが、フェステニアの狙いを考えれば、危険性が増す戦力の分散――それも、戦艦側ではない――を選ぶとは思えない。 「分からない……実際のところ、あれは戦いじゃなかった。俺がようやく戦えたのは赤い機体と黄色い機体だけ。 戦艦たちには、一方的に嬲られたようなものだったし……もしかしたら、わざわざ出なくてもいい、と考えたのかもしれない」 「ふぅん……まぁいいさ。話の続きだ。 放送の前後で――俺は、ブンドルと、アムロという男と戦った。奴らもこの祭りには乗らない――そう言っていたな。 ま、結局は取り逃がしちまって――そのあと、お前と会った。これで満足かい、統夜?」 ガウルンと自分の話を総合し――統夜は考える。 この殺し合い――乗っている人間は、思っていたよりも少ない? 思い返してみると確かに、統夜を殺しにきた人間はギンガナムと青い機体に乗った人物と、二人だけだ。 それ以外は、あくまで自己防衛の範疇――赤鬼という、過剰防衛に近いものもありはするが、こんな状況ならば当たり前であるとも言える。 勝ち残りは……予想以上に難しいのかもしれない。 「……どうも。それじゃまず、俺のほうから提案させてもらう」 そう言いながら、統夜はアスファルトの上に簡易的な地図を描き始めた。 まずここ、と、統夜は南の市街地を指さす。 「ここはあの戦艦が根城にしてる――赤い機体と黄色い機体も、ここにいる可能性が高い。 いくらあんたに自信があろうと、俺はもうここへは行きたくない。わざわざ殺されに行くなんて――冗談にもならない、最高につまらない話だ。そうだろう? それと、これはあんたみたいなプロにとっちゃ当り前のことなんだろうけど……開けた土地にも出たくない。 さっきの戦闘で戦艦に馬鹿みたいに撃たれた。地下の空洞のおかげで助かったけど……もしあれが、遮るものが何もない平地だったとしたら、地下空洞に逃げ込む暇もなく御陀仏だったって自信がある。 あんたの話によれば、戦艦級の機体はもう一つあるらしいし、戦いやすいところを陣取る……ってのは必要だと思う。で、それならやっぱり……」 今度は地図の南東を指さし、 「ここを目指したい。ここほど地の利を感じられる場所もないと思う。 高台にあって、設備も十分整ってる……行くなら基地だ」 ふむ、とガウルンは口元に手をやりながら統夜の顔を見る。 悪くない考えだった。理に適っている。 ガウルン自身、良い考えがあったわけではない。 「ならそれでいくか。……ああ、言い忘れてたことがあったな」 「なんだ?」 「今から挙げる奴らは俺の獲物だ。手を出すのは結構だが……最後は、俺がいただく」 「……分かった」 「物わかりがいいのは良いことだ。俺の獲物の名前……それは」 ガウルンが呼んだ名前を、統夜は聞いたことがあった。 最初は、聞き間違いかとも思った。だから聞き返してみた。もう一度、名前を言ってくれと。 ガウルンは怪訝そうな顔をしたが、統夜の表情を見て、にやりと大きく笑うと、もう一度名前を呼んだ。 ――フェステニア=ミューズ。 頭の中が、一瞬真っ白になった。そのあと、更に聞いた。何故、その女を狙うのかと。 そして――彼女が何をしたのか、その顛末を聞いた。 全身の力が抜けた。はははと、意味もなく乾いた笑いが湧き出てきた。 ――どうして俺は、戦いに巻き込まれたんだっけ? 怒りよりも先に呆れの感情が湧いて。 最初の放送で呼ばれた、カティアとメルアのことを思い出して。 無性に悲しくなってきて。 テニアと交わした数少ない言葉を思い出して。 自分の愚かさにようやく気付いて。 すべてが馬鹿馬鹿しくなって。 「……ガウルン。基地へ向かおう」 「あ? なんでお前そんなに急ぎ出して……」 返事を聞く前にヴァイサーガに乗り込んだ。 ガウルンは気づいただろうか。気づいたなら笑うだろうか。 コクピットに座る前に零れ落ちた。しょっぱい水分。 今まで溜まっていた、抑えていた感情が溢れ出す。 ああ、なんて格好悪いんだろう。でも……これが普通の反応なんだとも思う。 最初から……そう、グラウンドに、あいつらが落ちてきた時から、俺は自分が特別な存在なんだと、心のどこかでそう思ってた。 ――馬鹿みたいだ。何かに期待して、縋って、非日常を生きるだなんて、俺は物語か何かの主人公になったつもりでいた。 でもその前に、俺はただの高校生だったんだ。本当は、もっといっぱいやりたいことだってあったんだ。 目頭が、ツンと熱くなる。またポロリと、大粒の雫が垂れた。 裏切り……いや、違う。仕方ないんだ。俺だって同じことをやろうとしている。 でも……でも! やっぱり俺は、大きな勘違いをしていたみたいだ。世界はそんなに甘くなかった。 「……ガウルン。頼みが……ある」 「今の俺には――お前の考えが手に取るように分かるぜ統夜。――言ってみな」 「テニアは……フェステニア=ミューズは……! 俺にやらせてくれ! ……頼む!」 ――元々俺は、彼女たち三人が自分たちのために繕った、偽物の主人公だったのさ。 ――だったら、彼女たちがいなくなれば……俺は、どうなる? ――俺は……抜け出したい。俺を縛る色んなモノたちから。 【紫雲統夜 登場機体 ヴァイサーガ(スーパーロボット大戦A) パイロット状態 疲労中、マーダー化 機体状態 左腕使用不可、シールド破棄、頭部角の一部破損、全身に損傷多数 EN1/4、烈火刃残弾ゼロ 現在位置 C-8地下通路 第一行動方針:基地へ移動 第二行動方針:テニアの殺害 最終行動方針:優勝と生還】 まったく……ここは、面白い奴らばかりだねぇ……ククク…… 【ガウルン 搭乗機体:マスターガンダム(機動武闘伝Gガンダム) パイロット状況:疲労大、全身にフィードバックされた痛み、DG細胞感染 機体状況:全身に弾痕多数、頭部・胸部装甲破損、左腕消失、マント消失 DG細胞感染、損傷自動修復中、ヒートアックスを装備 右拳部損傷大、全身の装甲に深刻なダメージ EN20% 現在位置:C-8 地下通路 第一行動方針:統夜に興味。育てばいずれは……? 第二行動方針:アキト、ブンドルを殺す 第三行動方針:皆殺し 最終行動方針:元の世界に戻って腑抜けたカシムを元に戻す 備考:ガウルンの頭に埋め込まれたチタン板、右足義足、癌細胞はDG細胞に同化されました 】 【二日目9:00】 BACK NEXT 古よりの監査者 投下順 争いをこえて 最後まで掴みたいもの 時系列順 黄金の精神 BACK NEXT 選択のない選択肢 SIDE:A 統夜 交錯線 選択のない選択肢 SIDE:B ガウルン 交錯線
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三年間の幸せ ◆ZbL7QonnV. ……死んだはずだった。 たった三年間の寿命を終えて、彼女は死んだはずだった。 今でも、はっきりと覚えている。 幸せだった、と。 ジョシュアに出会えて幸せだったと、人として生きる事が出来て幸せだったと、そう言い遺して彼女は眠りに就いたはずだった。 「ラキ……」 胸に、微かな痛み。 ああ、まだ自分は彼女の事を忘れてはいない。 彼女と共に過ごした日々を、そして彼女を失った悲しみを、まだ自分は忘れていない。 ジョシュア・ラドクリフは――グラキエースを、愛している。 彼女と共に過ごした時間は、彼女の寿命が尽きるまでの三年間。決して、長い時間ではない。 だが、彼女との思い出は、それこそ星の数ほど無数にあった。 何気無い一日の繰り返しが、彼女と共に過ごした穏やかな日々の積み重ねが、ジョシュアには何よりも大切な宝物だった。 そして、きっと彼女にとっても。 だから、彼女は笑って眠りに就いたのだ。 彼女と過ごした日々が幸せだったからこそ、ジョシュアもまた微笑み彼女を見送ったのだ。 だが―― 「生きて……いるのか……?」 このバトルロワイアルの会場に降り立ってから、懐かしい感覚が彼を襲っていた。 ジョシュア・ラドクリフの中に溶け込んだ、グラキエースの心の欠片。それが、再び目覚めようとしていたのだ。 ……彼女が死んでから、ずっと胸の奥で燻っていた喪失感。だが、今はそれを感じない。 そう、グラキエースは生きている。 この、殺し合いが行われている世界の中で。 ならば、どうする? 俺は……。 「……逢いに行くよ、ラキ」 胸の中で騒いでいる、冷たく澄んだ彼女の心。 それを確かめるように、ジョシュアは胸元に手を置き言う。 どうして死んだはずの彼女が居るのか、その理由は分からない。 だが、彼女が生きているならば、自分の為すべき事は決まっている。 そう、逢いに行くのだ。 繋がり合う心の糸を手繰り寄せ、必ず彼女に辿り着いてみせる―― 「……誓ったからな。俺が、君の居場所になると」 だから、俺は彼女に逢う。 そう誓って、ジョシュアは機体に乗り込んだ。 【ジョシュア・ラドクリフ 搭乗機体:騎士機ラフトクランズ アル=ヴァン機(スーパーロボット大戦J) パイロット状況:良好 機体状況:良好 現在位置:D-2 第1行動方針:グラキエースとの合流 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:グラキエースとの精神共感 ラース・エイレム使用不可能 オルゴンソードFモード使用可能(クロー、ライフルはFモード使用不可能)】 本編14話 アンチボディ、二体
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任務・・・・・・了解 ◆RmVnSh2jvg (神名綾人が死んだか) 奏者となるべき少年の死が報じられても、九鬼正義はさして関心を持たなかった。 むしろ、アルフィミィとかいう小娘が語った「褒美」とやらに九鬼は強い興味を抱く。 「世界の改変まで望むがまま」 途方も無い話ではあるが、異なる世界の人間を集めて殺し合いゲームを行わせる事の出来る 主催者ならば、世界に干渉することも可能なのではないかと思える。 それはゼフォンに頼った調律などよりもよほど手っ取り早い方法に思え、実に魅力的だった。 他者の思惑を遂行する立場ではなく、自らの思惑によって世界の調律を為す事のできる立場へと。 保身に生きてきた自分に舞い込んできた思わぬ機会は、実に魅力的であった。 が、九鬼は心躍らされたが、酔いはしなかった。 (果たしてあの小娘の言葉は信用できるのか?) それは、主催者にそれが可能なのかという疑念ではなく、奴らの思惑が全く見えない事による疑念だったが。 ま、どちらにせよ、自分が優勝を目指す事には変わりは無い。 褒美の件は、思わぬ楽しみを得たと考えればよいのだ。 ~~~~~~~~~ 「リリーナ・ドーリアン」 その名が告げられた時、ヒイロは不覚にも一瞬、ほんの一瞬であったが、機体のコントロールを 乱してしまう。 かつて、彼女が自分に言った言葉が思い起こされる。 「私もまた、ヒイロと戦っている」と。 思えば、自分の戦いはOZとの戦いであると共に、リリーナとの戦いでもあった。 武器を持たぬ戦い、信念の戦いを貫いてきたリリーナ・ピースクラフトと。 護るべきものも、任務も、敵も見失い、ただ混沌たる戦火に身を委ねる事しか出来ない自分を照らし合わせ。 ヒイロは彼女に対し、敗北感を感じていた。 戦えども戦えども、それは信念に裏づけされた戦いなのかは疑わしい。 彼女に対し、決して対等に立てない自分自身に苛立ちながら、それでもヒイロは戦い続けるしかなかった。 だが、戦火の果てに、リリーナは自ら再建した完全平和主義国家サンク・キングダムを失い――― そして、理想が敗れた彼女の選んだ道は―――サンク・キングダムを滅ぼしたロームフェラ財団に身を預け、 その求心力として、都合の良い傀儡として利用される事だった。 財団代表であり、地球圏統一国家の女王でもある「クイーン・リリーナ」。 彼女がいまだ信念を曲げてはいない事を知る術が無いヒイロには、そんなリリーナの姿は 偽りの平和の象徴としか映らない。 失望の中、ヒイロが選んだ道は―――偽りの平和の象徴と化したリリーナを殺す事だった。 それが、自らの遂行すべき任務であり、そして、リリーナとの戦いの決着。 この殺し合いゲームの中においても、それは変わらなかった。 だが……。 (俺は……また失ったのか) 放送で告げられたリリーナの死。 ヒイロは、激しい喪失感を感じていた。 (俺は、何をすればいい) 殺すべき目標を失い、任務をも失った。 (戦い続ければいいのか?だが、その戦いの果てに何が残る?) かつてのようにただ戦いに身を置いたとしても、自分を戦いのための戦いへと駆り立てる原動力であった リリーナの存在は、失われてしまった。 (レイダーは何も答えてはくれない) 自分が身を預ける鋼鉄のコックピットは、ただ自らを取り巻く情報を計器やモニタ上に冷たい 文字や数値の羅列として映し出すだけだ。 ゼロのように、向かうべき道を示してくれる事はない。 (いや……) ゼロの示す未来も、自らの中にある可能性を拾い出すものに過ぎない。 ゼロ・システムは鏡のようなもの。正しき道を示す事が出来るかは、システムを使う者に委ねられている。 (答えは……自身で見つけるものだ) そして、すべき事の答えは、すでにヒイロ自身の中で決まっていた。 (俺が、俺自身に、任務を授けよう) 自らの感情に従った、かつて無いほどに明確な任務。 (リリーナの死の真相を知り―――そして、彼女を殺害した者を殺す) 面を上げたヒイロの眼差しには、迷いは欠片もない。 リリーナへの想いが、彼女を殺した者への憎悪が強いが故に。 (任務―――了解) ヒイロ・ユイは内なる激情を糧に、任務遂行の為のマシーンとして研ぎ澄まされてゆく。 ~~~~~~~~~ 自分は、ラクス・クラインを愛していたのだろうか。 自分が彼女に対して抱いていた感情は、果たして愛情であったのか。 ―――解らない。 婚約者同士とはいえ、アスランは、彼女についてあまりにも表面的な事しか知らないのだ。 「ラクス……」 だが、アスランの胸中は、悲しみが沸き起こっていた。 その眼より一筋の雫が滴り落ち、ファルゲンのシートを濡らす。 間違いなく、自分はラクス・クラインの事を好きであった。尊敬し、敬愛もしていた。 それは恋人としてではなく、隣人としての感情であったかも知れないが、 間違いなく好意を抱いており、彼女に対して婚約者としての義務を果たしたいとの思いもあった。 「……どうして、君が」 だから、放送で彼女の名が告げられた時は衝撃を隠せなかった。 自分が早く彼女と接触していれば、彼女を護れたかも知れないのだ。 自分は、婚約者を護るという義務を果たすことが出来なかった。 それが、ラクスに対して酷く申し訳ない事だと思えた。 ラクスの歌を待ち望む、プラントの人々に対しても。 ラクスの死の真相を知る事。そして、ラクスを殺した者が居れば、仇を討つ。 それが、彼女の婚約者としても、ザフト軍パイロットとしても、自分が果たすべき義務。 今の自分の、すべき事。 操縦桿を握る手に力が戻る。 ~~~~~~~~~ 「九鬼正義さん、そしてヒイロ・ユイ。 突然で済まないが、この同盟から抜けさせてもらう。 やるべき事ができた今、あなた方をそれに付き合わせる訳にもいかないし、 一人の方が何かと動きやすい」 突然のアスランの申し出に、九鬼は内心舌打ちした。 先ほど放送で死者の名が呼ばれた際に二人が動揺を見せた事に、九鬼は気づいていた。 アスランははっきりとその名を呟き、そしてヒイロもまた、ともすれば見逃しかねない 程度ではあるが、機体の動きの乱れによって内なる動揺を曝け出していたのだ。 優れた兵士であるらしい二人であるが、自分の世界では考えられないくらいに若い兵士でもある。 短絡的な行動に出やしないかとの懸念を抱きはしたが、案の定である。 「放送で呼ばれた者の中に、知り合いが居たようだね。 先ほど君は、ラクスという名を呟いていたよ。 ……君のやるべき事とは、仇討ちかね」 「……あなたに話す必要は無い」 内心の苛立ちを表に出さず、九鬼は静かにアスランに問うが、アスランに返答を拒否され、 僅かに眉を歪めた。 それでもすぐに平静を装い、語気も穏やかにアスランを説得しようとする。 「仇討ちであろうと情報収集であろうと、我々にも協力できるだろう。 こういう状況だからこそ、冷静にならなければならん。 単独行動で出来る事など限られているのだから。 違うかね、ヒイロ・ユイ君」 「………」 ヒイロは沈黙するのみで、返答はない。 九鬼は咳払いの後、話を続けた。 「別に同情心から協力を申し出ているのではないよ、アスラン・ザラ君。 我々にもメリットがあるからこそ、協力しようというのだ。 君の知人は、危険な殺人者に殺された可能性が高いのだから。 殺人者を倒す事は、我々にとっても安全を確保する事に繋がr」 「あなたも……ヒイロ・ユイも、殺人者ではないという保障はない」 九鬼の言葉は、アスランの言葉に遮られる事となる。 九鬼の事もヒイロの事も、アスランは何も知らない。 だが、油断ならない雰囲気を漂わせている事はわかる。 それに、よく見るとヒイロのレイダーの装甲には損傷らしい損傷こそなかったが、 着弾の痕らしい焦げ目がついていたし、オイルか何かだろうか、 ※赤みがかった液体が固まったらしい汚れが、返り血のようにこびり付いていた。 激しい戦闘を繰り返してきたらしい事は、明白なのだ。 故に、ヒイロが殺人者である可能性は少なからずあった。 「だが、何も情報がない以上、このまま行かせてくれればあなた方に仕掛ける事もしない」 「君を行かせる事で、我々にもリスクが生じるのd」 「もういいだろう、九鬼正義。 アスラン・ザラ、行くならば早く行け。 背中を撃つような真似はしない」 頑ななアスランに対して次第に苛立ちを隠せなくなって九鬼の言葉を、ヒイロの言葉が遮った。 ヒイロとアスランが互いの目を見据え。 アスランの鋭い視線と、ヒイロの氷のように冷静な視線が交錯する。 「……感謝する」 短く礼を述べ、アスランが駆る蒼き鷹は飛び去った。 「ヒイロ・ユイ君。何故彼を行かせたのだね?」 「自分の感情に従って行動する事は、正しい人間の正しい生き方だ。 今は敵対する気が無いのであれば、行かせてやればいい。 それに―――」 「それに、何だというのだね?」 「今の俺達には、補給が必要だ。 ここで奴と事を構えるのは、得策ではない」 そのヒイロの返答を聞いて、九鬼はやはりヒイロ・ユイは使える手駒だと思った。 リリーナ・ドーリアンの名が告げられた直後こそ動揺を見せたものの、 今の彼はすべき事を見失ってはいない。冷静に物事を判断できる優れた兵士だ。 それ故に油断できない所もあるが、これほど優れた兵士でも動揺を隠せないほどに リリーナ・ドーリアンとは浅からぬ関係にあったという訳だ。 うまくすれば、あのいけ好かないネゴシエイターとヒイロを潰し合わさせる事も出来るかも知れない。 「ふむ、的確な判断かも知れんな。では、隣接するG-6エリアの基地へと向かう事を提案するが?」 「了解した」 思惑を胸に秘め、二人は消耗した機体を万全にするべく、基地へと向かった。 ~~~~~~~~~~ 夕闇の中、アスラン・ザラのファルゲン・マッフは飛ぶ。 (キラ……お前もラクスの死を知ったのだろうか) ラクス・クラインは言った。 キラの事が、好きだと。 それがどんな意味で言われたのかは解らないが、ラクスは足付きに捕らわれている際、 キラと少なからず心を通わせていたかのように思える。 味方を欺いてまで、ラクスを足付きから連れ出すような真似をしたキラも、 自分と同じように、ラクスの死を悼んでいるのだろう。 (あいつの事だから……泣いているかもな) アスランは、ラクスの仇討ちを決意すると共に、キラにも会わねばと思った。 (俺が殺したはずのお前が、何故生きているのか、疑問は残る。 生きているのならば、ニコルの仇討ちを果たさねばとも思う。 だが、この殺し合いの中、俺とお前は本当に敵同士となるべきなのか?) キラに会った時、自分がどうするのかはその時にならねばわからない。 だが、どうするにしても、キラの生命が他者によって奪われたのであれば……。 自分は、悔やみきれない後悔の念を抱く事になるだろう。 【ヒイロ・ユイ 搭乗機体:レイダーガンダム(機動戦士ガンダムSEED) パイロット状況:内なる激情(判断力は極めて冷静)、疲労、体中に軽い痛み 機体状況:EN切れ寸前、※機体表面に返り血のような汚れ 現在位置:F-6→G-6 第一行動方針:補給 第二行動方針:リリーナの死の真相を知り、殺害した者を殺す 最終行動方針:???】 【九鬼正義 搭乗機体:ドラグナー2型カスタム(機甲戦記ドラグナー) パイロット状況:ワクテカ 機体状況:良好、弾薬を多少消費 第一行動方針:ヒイロを上手く使い、ネゴシエイターと潰し合わせる 第二行動方針:確実に勝てる相手以外との戦闘を避ける 最終行動方針:ゲームに乗って優勝】 ~~~~~~~~~ 【アスラン・ザラ 搭乗機体:ファルゲンマッフ(機甲戦記ドラグナー) パイロット状況:決意 機体状況:良好 現在位置:F-6→F-4 第一行動方針:ラクスの死の真相を知る、殺した者が居れば仇は討つ 第二行動方針:キラに会う 最終行動方針:???】 ※EVA零号機を撃破した際、体液かプラグ内のLCLが飛び散ってこびり付いたものです。 【初日 18 10】 BACK NEXT 第一回放送 投下順 煮えきらぬ者 依頼主死すとも依頼は死なず 時系列順 煮えきらぬ者 BACK NEXT 薄氷の同盟 アスラン 青い翼、白い羽根 薄氷の同盟 ヒイロ ゲスト集いて宴は始まる 薄氷の同盟 九鬼 ゲスト集いて宴は始まる
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MISS ◆/.Cqqep.oI コスモ達との戦闘の後、ジョナサンはキラ達に気取られずに、F-91の補給をするため、B4の 補給ポイントに入っていた。地図にキラ達C6の補給ポイントとは別の近い補給ポイント載っていた のは幸いだったが、ここにきて、いくつか問題が発生していた。 (補給さえ済ませておけば、疑うまいと思ったが・・・) 「とんだ失態だな」 一つはF-91の問題。 グランチャーやJアークのように反抗することなく動く操作性、そして攻撃力・運動性には 満足している。しかし、バイタルジャンプのような瞬間移動や戦艦のような大推進力のない F-91の巡行速度は速いといえない。これまでのエリア移動に消費した時間は決して少なく なかった。 既に戦闘終了から1時間弱、キラ達と別れてから2時間は経過しており、さらにここからC5を 通過してC6まで戻らなければならないのだ。 もう一つは、長距離通信が行えない問題。 今まで危険を避けるために目視可能領域に入ってから通信していた。そのため、今まで気が付 かなかったが、時間稼ぎに通信を開いたことでようやく事態が発覚したのだ。 目視範囲で通信できたことから察するに、通信可能域は半径10km程度といったところだろう。 「はじめは故障かと思ったが、どうやら違うらしい」 (ミノフスキー粒子といったか?そいつかもしれんな) マニュアルにそんな記述があったことを思い起す。 周辺の偵察にしては長すぎる時間、そして通信不能なこの状態。ソロバンあたりは気にせん だろうが、キラはこちらの探索を始めさせかねん。動かれれば速度の違いから、合流するの が難しくなる。 「ちっ!さすがにまずいか」 (Jアークの火力・巡行能力は惜しい) 「動くなよ」 そう言いうと補給を続けた。 【ジョナサン・グレーン 搭乗機体:ガンダムF-91( 機動戦士ガンダムF-91) パイロット状態:良好。 機体状態:少々、傷が付いています。EN・弾薬を30%消費(補給ポイントにて補給中) 現在位置:B-4 第一行動方針:補給をする 第二行動方針:キラと合流 第三行動方針:クインシィの捜索 第四行動方針:キラが同行に値する人間か、品定めする 最終行動方針:クインシィをオルファンに帰還させる(死亡した場合は自身の生還を最優先)】 備考:バサラが生きていることに気付いていません。 【初日21 25】 BACK NEXT 嵐の前 投下順 ゲスト集いて宴は始まる 失われた刻を求めて 時系列順 大いなる誤解 BACK NEXT 歌えなくなったカナリア ジョナサン 我が道を走る人々
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無題 ◆T6.9oUERyk 「無敵戦艦ダイッ!!」 遠目に見るだけで全身から冷や汗が吹き出る。 己が命を賭けて戦った恐竜帝国最強のメカザウルスを傍目に、巴武蔵は歯噛みしていた。 今の彼では勝ち目は無いが、だからと言って目の前の敵を放置するわけにはいかない。 このふざけた殺し合いの舞台であの無敵戦艦がどれほどの破壊と殺戮を振りまくか検討もつかない。 仲間が要る、己の背中を任せられる仲間が、後を託すに値する友が。 巴武蔵はビルの陰に身を隠していた塔機をゆっくりと慎重に後退させる。 赤青白のトリコロールカラーに身を包んだ巨人・RX-78“ガンダム”は 巨大なハンマーを片手に東へと離脱して行った。 【巴武蔵 搭乗機体:RX-78ガンダム(機動戦士ガンダム) パイロット状態:緊張 機体状況:良好、オプションとしてハイパーハンマーを装備 現在位置:D-7 南部市街地 第一行動指針:無敵戦艦ダイに見つからずに東へ移動 第二行動指針:無敵戦艦ダイ打倒の為に信頼できる仲間を集める 第三行動指針:主催者を倒しゲームを止める 備考:無敵戦艦ダイの中の人がハ中人類ではない可能性には思い至ってません】 【初日 12 20】 BACK NEXT ……ぶっちゃけ、すっげー恥ずかしかった 投下順 憎悪 悪の美学 時系列順 彼女の答え BACK 登場キャラ NEXT ムサシ 核ミサイルより強い武器
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(怯えているのだ……この私が怯えている!? この謂われのない感情を喚起するものは何だ!? こ、これは生理反応でしかない。理性で克服できるはずだ! こんな……こんな不条理な感情!) アムロに言ったはずの言葉をもう一度己に言い聞かせる。 それでも、悪寒は消えない。振り切れない恐怖が、苛み続ける。 「う、う、うわぁぁーーっ!!」 その叫びとともに、瓦礫の中ロジャーの意識は再び戻った。 目の前にあるのは、ビッグオー……ではなく凰牙のコクピット。 光はメインカメラからも側面モニターからも確認できない。 僅かに映る黒いものの輪郭から、ロジャーは今自分が瓦礫にいることを理解した。 荒い息を必死に整えようとするが、おさまらない。 いつか見た地下の悪夢が、頭にフラッシュバックする。 「外は……あの主催者はどうなっている!?」 凰牙を動かそうとするが、あまりの圧力にびくともしない。 少しのすきまでもあれば勢いで吹き飛ばすこともできるが、密着するように敷き詰められた瓦礫は動かすことも難しい。 いくら動かそうと動かない現状。何をしても無駄という状況が逆にロジャーを落ち着かせた。 行動をやめれば、熱は引く。当然の話だ。 そうなると浮かぶのは最悪の状況。もしや、自分以外、すでに死んでいるのではないかという不安。 いや、そんなあるはずがないとロジャーの理性は言う。しかし、感情はそれを否定した。 終わったのか。自分たちのやったことは、所詮、主催者の前ではうたかたの夢だったのか。 それを思い知らされるほどの戦力差。 ロジャーの体が沈む。 ただ、ぼんやりすることしかできない。 ふと、空気はどれだけ持つのだろう、そのまま自分は朽ちるのかと思い、 それすら関係ないと頭を振った時、 「ロジャー! ロジャー、どこ!?」 外から聞こえてくるのは、アイビスの声だった。 「どこにいるの!? 答えて!」 生きていたのか。ということは魔王は去ったのか。 そのロジャーの問いを否定するように、激しい地響きが聞こえてきた。 これは、戦いの印だ。 つまり、まだ魔王と戦うものがいる? 馬鹿な、勝てるはずがない。このまま黙っていろ。そう感情が訴える。 しかし――ロジャー・スミスをロジャー・スミスたらしめる理性と記憶(メモリー)が許さなかった。 「私はここだ! ここにいる!」 ロジャーは、通信機に声を張り上げる。 すると、ロジャーの前にあった瓦礫がはじけ飛ぶ。 目の前にいたのは、ソードエクステンションを構えるブレンだ。 「助けて! シャギアとカミーユが戦ってる!」 ロジャーは、はっと気付き、シャギア同様怯えていた自分を恥じた。 通信に映るアイビスに、恐怖の色はない。ただ、未来を信じ、切り開こうとするひたむきさがあった。 自分は、いったい何をしていたのか。ほんの少しでも恐怖に震えたことが馬鹿馬鹿しい。 「凰牙、アークションッ!!」 凰牙が再び起動する。 瓦礫を払い、立ち上がる黒金の巨人。 その巨人の前に広がるのは、ただひたすらに吼えながら巨大な魔王に立ち向かう二人の青年の姿だった。 しかも押している。再生されても、ひたすら、諦めず押し続けている。 「手伝って、ロジャー! あたしじゃいい考えも浮かばないし……力が足りない! あれを倒すのに、凰牙とロジャーの力を、あたしとブレンに貸して!」 今にも戦場へ飛び込んで行こうとするアイビス。 ロジャーは、なぜか笑いがこみあげてくるのを止められなかった。 笑うロジャーを見て、ポカンとするアイビスに、口の端を小さく吊り上げロジャーは言う。 「この世界にもいつか太陽が昇る。そう信じている若者は素晴らしい。 そして……青春は降りかかる現実を有り余る勢いで押し切ること。ロジャー・スミスの法則だ」 自分もまだまだ若いつもりだが、と小さくロジャーは付け加えた。 ロジャーは、目の前の戦いを凝視する。こうして戦いを遠くから俯瞰できるのは自分とアイビスだけだ。 冷静さといままでの記憶(メモリー)を振り絞れ。 一分、二分と時間だけが過ぎる。 ロジャーは、頭を全開で回転させる。 ビックデュオ、ゴースト、多くのメガデウス……それらの戦いを機転でロジャーは乗り越えてきた。 今、もう一度その閃きを自分へ手繰り寄せる。 この状況でなお札を伏せる余裕はあるとは思えない。ならば、今目の前で起こる戦いが相手の全てのはず。 蒼い魔王は、巨大化したことと、バイタルジャンプができること以外は以前と同じだ。 かならず、どこかに突破口があるはずだ。 アイビスの焦る声が、さらにロジャーを煽る。 しかし、ロジャーもそうそう思い付くものではない。 なにか、ヒントが欲しい。目の前に与えられた記録だけでは足りない。 せめて、複数方向から見ることができれば。例えば、見上げるような今の位置からではなく空から―― 「空?」 空。その一言が急激にロジャーの頭をまとめる。 そうだ、空だ。それが唯一蒼い孤狼が動きを鈍らせた場所だ。 相手が動けない状況に持ち込み、こちらの最大の攻撃を叩きこめば―― 一瞬、またアムロのようになるではと考えがよぎる。 だが、頭を振る。そんなことを悩んでいては進まない。 賭けるしか、ない。 自分の行動が、全てを決めるかもしれない。 潰されそうなプレッシャーがロジャーにかかる。 しかし、それでもなおロジャーは不敵に笑う。 私は、私だ。私自身の記憶(メモリー)から導いた考えを信じずになにを信じる。 「どうやら空は常に、我々の味方のようだ」 ロジャーは、アイビスに自分の計画を打ち明ける。 それは、アイビスにとっても危険が大きいものだった。 だが、アイビスは迷うことなく頷いた。どこまでも強い娘だ。 データウェポン・バイパーウィップを左腕に凰牙が装着する。 一度目を閉じ、ゆっくりと目を開く。 迷いを断ったロジャー・スミスが動き出す。 ◆ ■ ◆ 「おおおおおお!!」 ガンダムF-91・ヴァサーゴの手のビームソードが蛇のように伸び、魔王にかみついた。 蒼い魔王の装甲をもぎ取り、さらに突き刺す。その動きは、クローアームによく似ていた。 サイバスターの手の中の剣が、渦巻く風を纏い疾走する。 細剣、一閃。明らかに剣より広い範囲の装甲を、一撃で切り飛ばす。 「お前のような奴はここにいちゃいけないんだよ!」 サイバスターから溢れた光が、青い魔王を打ち付ける。全身くまなく光にやられ、蒼い魔王がたたらを踏む。 その光の中、ヴァサーゴが蒼い魔王の眼線に迫る。魔王は、そのF-91の全長はあろうかという角を振り回した。 しかし、それはヴァサーゴの揺らめく蜃気楼を引き裂いただけだった。 「いいか、これは甲児の分だと思うといい」 コツンと、音を立て、先ほどまで赤熱していた角にヴェスバーが押し付けられる。 ヴァサーゴが引き金を引くと、そこから溢れた光が、角をへし折る。 それだけにとどまらず、魔王の頭が完全に消滅する。即座にビームソードが、ぽっかり空いた首に入り込んだ。 植物と機械が混じり合った内側がかき混ぜられ、肩などから汚わいな液体がこぼれた。 不死鳥に姿を変えたサイバスターの突撃。 しかし、先ほどまでとは熱量が違う。燃えるような赤の炎ではなく、収束させさらに火力を高めた青い炎。 首を失いながらも、必死に軸をずらす蒼い魔王。さらに、左手をかざし、不死鳥に叩きつける。 魔王の左腕が空を舞う。さらに、その脇腹を抉り飛ばした。 ―――ヲオオオオオオヲヲヲヲヲオオオオ……… 首を失い、抉られた空洞から響く苦悶の声。 間違いない。蒼い魔王は、初めて苦しみ、己の不利を感じている。 さらに追撃を仕掛けようとするが、魔王はバイタルジャンプで二機から逃げるように距離を取る。 損傷部分が何度もなく弾け、光を放ち、再生していく。 アムロの力を吸い取った結果が、この燃えるような生命エネルギーによる再生能力だった。 肩で息をするように、機体の上半身を上下させる魔王。 「ありえない……認めていない……!」 サイズ比そのままに巨大化し、威力を高めた5連チェーンガンが打ち出される。 だが、その悪意を掻い潜り、さらにヴァサーゴとサイバスターは肉薄した。 ヴァサーゴのハイパービームソードが、サイバスターのディスカッターが、蒼い魔王の両腕を落とす。 魔王は、姿勢制御用のウィングを展開、スラスターで空に飛び上がる。 そして、その勢いのまま大地に落下した。 鋼鉄の巨獣のスタンピートが、大地を貫き、地盤を沈下させる。 最初の落下よりもはるかに広い範囲のビルが倒壊した。 激しく動き回り、攻撃を阻む間に魔王は再び腕を再生させる。 「再生が早い……!」 シャギアは、ガンダムF-91ヴァサーゴの中で顔をゆがませる。 あまりにも再生速度が速すぎる。しかも、その巨体から繰り出される攻撃は強力無比で、一撃でも当たれば落とされる。 バイタルジャンプと言う切り札まで相手が持っているため、その体を削り切るよりも早く再生されてしまう。 「それでもやらなきゃいけないんだよ!」 オクスタンライフルに、サイバスターの風の力が収束する。 撃ち出されたBモードの弾丸が、風の力を受けて碧に輝き、蒼い魔王を貫通する。 このまま行けば、サイバスターとヴァサーゴのエネルギーが尽きるのが速いか、 それともあちらの再生力が尽きるのが先かの勝負になる。 あれだけの巨体が保持しているエネルギーを考えれば、無謀に思える勝負だ。 ヴァサーゴと、サイバスターが攻め立てる。 戦闘力では、蒼い魔王を凌いでいながら、倒しきれないが故に勝てもしない。 消耗戦だけが続いていた。 どこまでも続く繰り返しの中、サイバスターとヴァサーゴが戦い続ける。 徐々に、エネルギーがつき始めている。このまま、では、早晩落ちることは間違いない。 あともう一つ、手があれば。それを何度も呟きながらも、状況は変わらず続いていく。 もうすぐ、ヴァサーゴの状態を維持する限界だ。 「アイビス! 用意は終わっているか!?」 「もちろんだよ!」 だが、間にあった。 カミーユとシャギア以外の声が、ついに現れる。 再び現れた、ブレンと凰牙。 「そちらは、最大の攻撃を用意してほしい!」 「信じていいのか?」 その答えは、ロジャーの笑み。 その顔は、自信に満ち溢れていた。 「存在は……許されない……破壊する!」 蒼い魔王の声に、もう恐怖はない。 「いくよ、ブレン!」 ヴァサーゴの横を通り抜け飛ぶブレンが消えた。 その姿は見えない。だが、見えなくても場所は、すぐに分かる。 魔王が、背中を掻くようにもがく。しかし、次の瞬間魔王の姿は空高くにあった。 「騎士(Knight)凰牙、ファイナルステージ!」 左手の鞭が伸びあがり、凰牙の頭上で回転する。稲妻を何重にも纏い、大嵐を巻き起こす。 それが持ち主の意志に呼応し、まっすぐに蒼い魔王に飛ぶ。 アルクトスに伝わる電子の聖獣が一体、バイパーウィップのファイナル・アタック。 鞭の先端が、プラズマを帯び、加速して射出される。 ブレンが、背中からバイタルジャンプで離れる。その直後、蒼い魔王にファイナルアタックが直撃する。 ただ一発当たっただけではなく、文字通り蛇のしつこさで何度となく魔王の手を掻い潜り複雑な軌跡を描きぶつかっていく。 そして――気付いた時には蒼い魔王の体を締め上げる。絶え間なく流れ続ける紫電が、蒼い魔王を叩く。 ブレンにとって、極度に負担がかかる状況でバイタルジャンプはできないし、無理に行えばどこに飛ばされるかわからない。 おそらく、蒼い魔王も、状況は同じ。ならば、常に締め上げ圧力を加え続ければ回避はできないのだ。 大地にいるならおそらく、その質量で強引に突破も可能かもしれない。 だが今、魔王はブレンのバイタルジャンプのために空にいる。 空は、唯一魔王が自由にできない空間だ。 「今だ!」 ロジャーが、サイバスターとヴァサーゴに檄を飛ばす。 「ここからいなくなれぇぇぇ!!」 空が澄んだ青に染まる。精霊光の輝きがサイバスターの周りを飛ぶ。 穏やかな光が、一気に四つに収束した。青と緑の中間に近い色合いのそれが、輝きを増す。 サイバスターの組んだ腕が、集積した力の大きさに震えた。 世界の理を塗り替える、局地的な宇宙の新生――コスモノヴァ。 どこまでも広がる青空へ、夜の闇を変える。 「いけええええええ!!」 「何故だ……!」 放たれた極光が、蒼い魔王を討つ。 目を開くこともできないほどの光が、魔王を包む。 「次は、私だ……!」 もし、死者は消えないというのなら。オルバが、甲児が、ヒメくんが見ているというのなら。 今この一瞬だけでもいい。力を、貸して欲しい。そう――人間として。 排熱で背後の空気が歪む。放出される黒ずんだ金属の塵が、何かを形作る。 F-91ヴァサーゴの背中に黒い六本の翼が広がった。 それはヴァサーゴを超えたヴァサーゴ。 ―――ガンダムF-91ヴァサーゴ・チェストブレイク! 深紅の腕が、金色に変わる。握ったビームソードが、巨大な上二本、下一本の金色の爪になる。 翼をはためかせ、ヴァサーゴ・チェストブレイクが飛ぶ。インパクトの瞬間――爪が相手に合わせてさらに巨大化。 竜の顎〈アギト〉の如く、金色の爪が魔王を上下から挟みつぶした。 「何故……完全に……近付ける―――!」 唯一拘束を逃れた杭打ち機が、ヴァサーゴ・チェストブレイクに迫る。 しかし、杭打ち機の部分だけが突然蒼から紅に色を変え――自分の胸の中心にある球体に打ち込まれた。 「――今まで使ってくれた分、上乗せして返してもらうぞ!」 『何故だ――何故――こんなことが―――』 男の声に、人間の感情が宿る。それとは別に、言いようもない淀んだ声が場に響いた。 この声は間違いない。あの、最初の時のノイ・レジセイアの声。 「言ったはずだ。 『もし貴様が人間を取るに足りない存在だと驕っているのなら、遠くない未来貴様は再び打ち砕かれる』とな。 忘れたか? それとも、俺の言葉など覚える価値もなかったか!?」 『何故――――』 球体に杭を打ちながらも、指ではっきりと胸の赤い球体をキョウスケは指す。 「カミーユ! ここを撃て! 撃ち貫け!」 「あああああああああああああああああああああああああああ!!」 蒼い炎を纏いながら、オクスタンライフルをまっすぐに構え、サイバスターが疾走する。 ライフルの先端が、杭打ち機で割れた隙間に飛び込む。 繰り返されるゼロ距離射撃。 ひび割れていく赤い球体。 『何故―――――完全な生命に―――――!!』 最期に聞こえたのは、ノイ・レジセイアの絶叫だった。 【アムロ・レイ 死亡】 【兜甲児 死亡 】 【キョウスケ・ナンブ 死亡】 【残り 12人】 「本当に、行くのか? 意味があるとは思えないが……」 「それは行ってみなければわからない。今の私の目で見て、なにか分かることがあるか……それを知りたい」 凰牙とF-91が向かい合う。 その横では、力を使い果たし動かないブレンとサイバスター。 アイビスとカミーユはずっと気を張っていた。緊張の糸が切れたのだろう。 気絶……なのだろうがその顔は随分と安らかに見える。 塗装がはげ、ヴァサーゴとしての状態が切れた今のF-91は全身灰色だった。 もしも見る人が見れば、こう言ったかもしれない。PS装甲を切ったガンダムのようだ――と。 シャギアは、自分が基地跡に行くことをロジャーに告げた。 アムロが言ったとおり死者は消えることなく、今もオルバと自分がつながっているとしたら。 何もなくても構わない。それでも弟が潰えた地に行きたいと。 「無論、24時までは会談の場所に行く。私の地図には基地とここの途中の補給ポイントも記録されている」 「だが……」 おそらく自分が襲われることを心配しているのだろう。 ならば、答えは一つ。かつてのように、自信を持って、答える。 「お任せを。 わたしの愛馬は凶暴です」 そう言って、空を見上げる。空には、一面赤い光が渦巻いていた。 あの球体を砕いた瞬間溢れた光が夜空を染めた。それと同時、この世界にあったノイ・レジセイアの邪気は消失したのだ。 何故自分にそんなことが分かるかはたいしたことではない。分かるから、分かる。理由はいらない。 大切なことは、おそらくもうこの世界への奴から横やりはないということだ。 「決着は、人の手でということか」 いまや沈黙している蒼い魔王。いや、もはやそれは魔王ではなくただの孤狼。 コクピットには誰もいないにもかかわらず、誰かがいた暖かさだけが残っていた。 おそらく、最期にあの男が遺したものだろう。 まだポカンとしているロジャー・スミスをおいて、F-91がスラスターを吹かす。 「ガナドゥ―ルのレース・アルカーナは回収しておくといい! あれを増幅し射出すれば空間突破には十分のはずだ! 空間突破に必要な四つの攻撃のうち、反応弾も合わせJアークが沈まないかぎり三つを確保できる!」 「ま、待て!」 その言葉を無視し、F-91は空を飛ぶ。 視界は、見渡す限りの空が広がっていた。 【共通の行動方針 1:24時にユーゼスと合流。現状敵対する意思はない 2:ガウルン・キョウスケの排除 3:統夜・テニア・アキトは説得を試みる。応じなければ排除 4:ユーゼスとの合流までに機体の修理、首輪の解析を行い力を蓄える】 【カミーユ・ビダン 搭乗機体: サイバスター パイロット状況:強い怒り、悲しみ。ニュータイプ能力拡大中。疲労(大)気絶 機体状況:オクスタン・ライフル所持 EN30% 現在位置:D-3 第一行動方針:ユーゼス、アキトを「撃ち貫く」 第二行動方針:遭遇すればテニアを討つ 最終行動方針:アインストをすべて消滅させる 備考1:キョウスケから主催者の情報を得、また彼がアインスト化したことを認識 備考2:NT能力は原作終盤のように増大し続けている状態 備考3:オクスタン・ライフルは本来はビルトファルケンの兵装だが、該当機が消滅したので以後の所有権はその所持機に移行。補給も可能 備考4:サイバスターと完全に同調できるようになりました】 【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況:精神は持ち成した模様、手の甲に引掻き傷(たいしたことはない) 気絶 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 EN50% 無数の微細な傷、装甲を損耗 現在位置:D-3 第一行動方針:使える部品を集めて機体を修理する 第二行動方針:協力者を集める 最終行動方針:精一杯生き抜く。自分も、他のみんなのように力になりたい。 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数 機体状態:右の角喪失、 側面モニターにヒビ、EN0% 現在位置:D-3 第一行動方針:殺し合いを止める。機体の修復 首輪の解析 第二行動方針:首輪解除に対して動き始める 第三行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考1:ワイヤーフック内臓の腕時計型通信機所持 備考2:ギアコマンダー(黒)と(青)を所持 備考3:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能 備考4:ハイパーデンドー電池4本(補給2回分)携帯 備考5:バイパーウィップと契約しました】 【シャギア・フロスト 搭乗機体:搭乗機体:ガンダムF91( 機動戦士ガンダムF91) パイロット状態:健康 ニュータイプ能力覚醒 機体状態:ビームランチャー消失 背面装甲部にダメージ ビームサーベル一本破損 頭部バルカン砲・メガマシンキャノン残弾100% ビームライフル消失 ビームソード保持。 EN5% 現在位置:D-3 第一行動方針:基地へ行き、オルバが亡くなった場所へ行ってみる。 第二行動方針:ガウルン、テニアの殺害 第三行動方針:首輪の解析を試みる 最終行動方針:主催者の打倒 備考1:首輪を所持】 ※ 戦場跡には、無傷、無人のアルトアイゼン・リーゼが放置されています。 【二日目20 30】 BACK NEXT life goes on(1) 投下順 Alchimie , The Other Me life goes on(1) 時系列順 Alchimie , The Other Me BACK 登場キャラ NEXT life goes on(1) アムロ life goes on(1) カミーユ Alter code Fire life goes on(1) アイビス Alter code Fire life goes on(1) 甲児 life goes on(1) ロジャー Alter code Fire life goes on(1) シャギア Alter code Fire life goes on(1) キョウスケ
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もうあの頃には戻らない ◆B042tUwMgE 「また……なのか」 ザフトエリート兵士の象徴である赤服を着たアスラン・ザラは嘆く。 「また……俺にキラと戦えというのかッ!?」 『殺し合いの』の開催宣言――あの場に確かに同席していたキラ・ヤマト――分かり合えた友人との――再戦の兆しに。 アスラン・ザラ、キラ・ヤマト、ラクス・クライン。 この三名は、同じ世界よりこの殺し合いに召集を受けた仲間関係にある。 しかし、その関係に至るまでには長く、遠い道のりがあった。 アスランはザフトのパイロット、キラは連合のパイロット、そしてラクスはプラントの歌姫と、それぞれが異なる位置に身を置き、 アスランとキラに至っては敵同士という対極の関係であった。 だが、それもかつての話。 お互いの戦友であるニコル、トールの死。連合の卑劣極まりないサイクロプス発動。カガリという二人を繋いでくれた友人の存在。 そして何より、アスランを導いてくれた元婚約者の存在。 数々の試練と葛藤を乗り越え、アスランとキラはやっと剣の向き揃えることが出来たのだ。 今さら戦う理由など、ない。 「それは、ここが殺し合いの舞台でもだ!」 誰が友を殺してまで生き延びようとするものか――アスランは、このゲームに抗うことを決意した。 【アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED) 搭乗機体:トライダーG7(無敵ロボトライダーG7) 現在位置:F-1 パイロット状態:良好 機体状態:良好 第一行動方針:キラ、ラクスとの合流 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【初日:12 20】 本編37話 始まりの葬送曲
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25歳アニヲタ(にじゅうごさいあにをた) コテ名の由来または愛称やキャッチコピーなど 25歳アニヲタだからだよ。 悪いか? トリップ 本人より一言 アニメじゃないアニメじゃない 本当の事さ プロフィール 【性別】 25歳アニヲタ・・・だけど男なのかどうかは秘密です 【所在】 はいっ? 【生誕】 うん 【人種】 アニヲタにも人権はあるんだよ 【性格】 アニヲタ 【趣味】 アニメ鑑賞 【好物】 二次元美少女 【口癖】 「アニメは文化」 【特徴】 アニメ好き 【経歴】 普通に大学出て普通に会社通いして普通に給料アニメに注ぎ込んでるよ。悪い? 【板歴】えっ、あっうん 【降臨】 はっ? 【所属】 二流企業に勤めてますけど、悪いですか? 関連スレッド ■自己紹介板 ■夢・独り言板 自己紹介板での交友関係 [[]] [[]] 夢・独り言板での交友関係 まきひとwiki トップページ 制作者まきひと(リンク先未作成;;)の主観による固定ハンドル名簿です m9(。・д・。)っ 信じるか信じないかは あなた次第! まきひとwikiについて まきひとwikiでのネタで納得いかない部分の汚名返上コーナー あくまでもコテさん自身の名誉を挽回するモノです まきひと 及び まきひとwikiに対しての中傷は、おやめ下さい このページの編集担当:[[]] 何か問題など御座いましたら、コテさん ご本人ではなく編集担当者まで お知らせ下さい 【トップページ】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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投下順に読む Opening~100 101~200 時系列順に読む 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 参加者ごとに読む キャラ別追跡表 No. タイトル 登場キャラ 登場機体 場所 時刻 作者 0 Opening ノイ・レジセイアアルフィミィキララクスキョウスケエクセレンロジャーテニアメルアコスモユーゼス なし 不明 初日12 00 131さん 1 恋と呪い アキトユリカ YF-21ダイ D-7 初日12 40 ◆ZbL7QonnV.さん 2 DARK KNIGHT 統夜 ヴァイサーガ A-8 初日12 45 ◆T0SWefbzRcさん 3 純真なる抗体、真紅の悪鬼 クインシィラキエイジクルツ 真ゲッターネリーブレンフォルテギガスラーズアングリフ B-1???B-2 初日12 30 ◆9cdcQ8fLVYさん 4 天駆ける少女 比瑪 ペガス C-3 初日12 30 ◆YmyLBuF3agさん 5 月の戦神と黄金の指 ギンガナム シャイニングガンダム A-7 初日14 00 ◆IA.LhiwF3Aさん 6 悪の美学 ブンドル サイバスター A-8 初日12 20 ◆ZbL7QonnV.さん 7 仮面の舞踏会 ユーゼスベガ アルトアイゼン月のローズセラヴィー D-4 初日12 30 ◆caxMcNfNrgさん 8 悩める少年 マサキカズイ 旧ザク百式 C-4 初日未明 ◆BdmRjU2Op2さん 9 魔神、起動! ガロード マジンガーZ B-1 初日未明 ◆T6.9oUERykさん 10 赤い彗星 アムロシャア VF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイル G-1 初日14 30 ◆T0SWefbzRcさん 11 護るために 綾人 アルトロンガンダム B-5 初日12 30 ◆tgy0RJTbpAさん 12 人とコンピューター ジョナサンキラ JアークF-91 B-4 初日12 15 ◆IcNDxBraWsさん 13 若い、黒い、脅威 モンシアバーニィ ガンダムヘビーアームズ改ブラックゲッター H-3 初日13 00 ◆B042tUwMgEさん 14 アンチボディ、二体 アイビスジョシュア ヒメ・ブレンクインシィ・グランチャー B-3 初日未明 ◆f3zMLtBTIkさん 15 金髪お嬢とテロリスト カテジナギャリソンコスモ プロトガーランドガンダムレオパルドデストロイジガンスクード・ドゥロ C-5 初日14 30 ◆9cdcQ8fLVYさん 16 ホワイトドール ソシエ 機鋼戦士ドスハード E-5 初日12 30 ◆caxMcNfNrgさん 17 邪龍空に在り 孫光龍 レプラカーン F-1 初日未明 559さん 18 彼女の答え カティア VF22S・Sボーゲル2F E-2 初日12 25 ◆Y3PBSdzg36さん 19 花言葉は「勇敢」 甲児 ナデシコ D-3 初日未明 ◆6.x14AMM0oさん 20 ……ぶっちゃけ、すっげー恥ずかしかった シャギアオルバ ヴァイクランディバリウム C-3 初日14 00 ◆ZbL7QonnV.さん 21 無題 ムサシ RX-78-2ガンダム D-7 初日12 50 ◆T6.9oUERykさん 22 憎悪 テニアメルアグ=ランドン竜馬 ベルゲルミル(ウルズ機)ジム・カスタムラフトクランズ大雷凰 C-8 初日12 50 ◆u34lXU/BOYさん 23 情け無用のロンリーウルフ キッド クロスボーン・ガンダムX2 E-6 初日12 40 ◆eK/Y5OG4jwさん 24 人間様をなめるなよ 隼人 YF-19 H-4 初日未明 ◆crnnAi5R12さん 25 心に、悪魔宿りて シンヤ サイコガンダム G-6 初日12 45 ◆YmyLBuF3agさん 26 Power trip ゼクスカミーユカズイマサキゴステロ メディウス・ロクスメリクリウス百式旧ザクスターガオガイガー C-5 初日12 55 ◆vQm.UvVUE.さん 27 マジンガーZvsゲッターロボ! ガロードクインシィ マジンガーZ真・ゲッター1 B-1 初日12 40 ◆T6.9oUERykさん 28 Impact of The Red アムロシャア孫光龍 VF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイルレプラカーン H-1 初日15 00 ◆IA.LhiwF3Aさん 29 ウルズ6 クルツラキエイジ ラーズアングリフネリー・ブレンフォルテギガス B-1 初日14 30 ◆Onlx.bOl5Iさん 30 仮面の作戦会議 ユーゼスベガ アルトアイゼン月のローズセラヴィー D-4 初日12 50 ◆IcNDxBraWsさん 31 歌と現実 ラクスヒイロ EVA零号機レイダーガンダム E-3 初日13 00 ◆h13q4eyrNsさん 32 闇色をした『王子』さま アキトユリカ YF-21ダイ D-7 初日13 20 ◆caxMcNfNrgさん 33 The two negotiators ロジャーリリーナ九鬼 騎士鳳牙セルブースターヴァルハラドラグナー2型カスタム F-7 初日13 30 ◆Fk59CfYpJUさん 34 ブレンとグラン ジョシュアアイビス クインシィ・グランチャーヒメ・ブレン B-3 初日14 00 ◆OBzaXJXIWoさん 35 美しくない アキトユリカブンドル YF-21ダイサイバスター D-7D-6 初日15 20 ◆T6.9oUERykさん 36 武人ギム・ギンガナムの独白 ギンガナム シャイニングガンダム A-7 初日14 30 885さん 37 始まりの葬送曲 アスランバサラ ファルゲン・マッフラーゼフォン B-6 初日14 45 ◆gw.2K3uEb6さん 38 そして騎士は走り出す 統夜 ヴァイサーガ A-8 初日14 00 ◆OBzaXJXIWoさん 39 追悼 カティア VF22S・Sボーゲル2F E-3 初日14 00 ◆Y3PBSdzg36さん 40 黄色い幻影 綾人 アルトロンガンダム B-5 初日未明 ◆caxMcNfNrgさん 41 お姉さんと一緒 ガロードクインシィ マジンガーZ真ゲッター B-1 初日15 30 ◆T6.9oUERykさん 42 貫く、意地 キョウスケバーニィ ビルトファルケン(L)ブラックゲッター E-5 初日15 30 ◆a1WpzCXC9gさん 43 インターミッション ゼクスカズイカミーユマサキ メディウス・ロクスメリクリウス百式旧ザク C-5 初日13 30 ◆vQm.UvVUE.さん 44 狂宴 ユーゼスベガゴステロ アルトアイゼン月のローズセラヴィースターガオガイガー D-4E-4 初日14 30 ◆T6.9oUERykさん 45 盤の上で駒は計略を巡らせて シャギアオルバ比瑪甲児 ヴァイクランディバリウムペガスナデシコ D-3 初日15 00 ◆IA.LhiwF3Aさん 46 一応スゴい人達 アムロシャア VF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイル H-2 初日16 00 ◆30UKBYJFE.さん 47 はじめてのしゃいにんぐふぃんがー ギンガナム孫光龍 シャイニングガンダムレプラカーン A-8 初日16 00 ◆h13q4eyrNsさん 48 楽勝! バーニィ ブラックゲッター E-5 初日16 30 ◆Nr7qwL8XuUさん 49 髑髏と悪魔が踊るとき キッドシンヤ クロスボーン・ガンダムX2サイコガンダムテッカマンエビル F-6 初日14 30 ◆IA.LhiwF3Aさん 50 閃光 モンシアヒイロ ガンダムヘビーアームズ改レイダーガンダム G-3 初日14 30 ◆caxMcNfNrgさん 51 核ミサイルより強い武器 テニアムサシ ベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム F-8 初日15 00 ◆w4z2Zc6V4Mさん 52 東北東に進路を取れ ジョナサンキラ JアークガンダムF-91 B-4 初日12 55 ◆eK/Y5OG4jwさん 53 死活問題 シンヤロジャーリリーナ テッカマンエビル騎士鳳牙ヴァルハラ D-7 初日15 30 ◆Nr7qwL8XuUさん 54 淡い記憶と、現実 統夜 ヴァイサーガ A-1 初日15 30 ◆w4z2Zc6V4Mさん 55 迷いの行く先 アスランヒイロ ファルゲン・マッフレイダーガンダム F-6 初日15 50 ◆vQm.UvVUE.さん 56 殺意は昏き火が如く リョウ 大雷鳳 C-8 初日13 30 ◆ZbL7QonnV.さん 57 カフェタイム ―あんたらつくづく…― カテジナギャリソンコスモ プロトガーランドガンダムレオパルドデストロイジガンスクード・ドゥロ C-5 初日15 00 ◆dHWlzxs/ngさん 58 気になる、あの子 アキトユリカ YF-21ダイ D-7 初日15 30 ◆caxMcNfNrgさん 59 我が道を往く人々 バサラガウルン ラーゼフォンマスターガンダム B-5 初日16 00 ◆IA.LhiwF3Aさん 60 薄氷の同盟 アスランヒイロ九鬼 ファルゲン・マッフレイダーガンダムドラグナー2型カスタム F-6 初日16 00 ◆T6.9oUERykさん 61 戦場の帰趨 バーニィモンシア ブラックゲッターガンダムヘビーアームズ改 G-6 初日17 40 ◆ZimMbzaYEYさん 62 混乱 クインシィガロード統夜ギンガナム 真ゲッターヴァイサーガシャイニングガンダム B-1 初日16 40 ◆T6.9oUERykさん 63 出会いと再会 ユーゼスベガキョウスケ アルトアイゼン月のローズセラヴィービルトファルケン(L) D-4 初日16 00 ◆caxMcNfNrgさん 64 護るべきもの ロジャーリリーナアキトユリカ綾人 騎士鳳牙ヴァルハラYF-21ダイアルトロンガンダム D-7 初日16 20 ◆T6.9oUERykさん 65 パンがなければお菓子をお食べ ソシエシンヤ ドスハードテッカマンエビル D-7 初日16 15 ◆ZimMbzaYEYさん 66 アンチボディー ―半機半生の機体― ジョシュアアイビス統夜ギンガナムクインシィガロード隼人 クインシィ・グランチャーヒメ・ブレンヴァイサーガシャイニングガンダム真イーグル号真ジャガー号YF-19真ベアー号 H-2H-1A-2B-1 初日17 45 ◆Nr7qwL8XuUさん 67 いい人たち シャギアオルバ甲児比瑪 ヴァイクランディバリウムナデシコペガス D-3 初日16 00 ◆T6.9oUERykさん 68 引き合う風 ブンドルマサキカミーユゼクスカズイ サイバスター百式メリクリウスメディウス・ロクス D-5 初日16 00 ◆y12NUCIPVsさん 69 コーヒーブレイク 孫光龍 レプラカーン A-8 初日17 00 ◆ZbL7QonnV.さん 70 悪運 キョウスケユーゼスベガ ビルトファルケン(L)アルトアイゼン月のローズセラヴィー D-4 初日16 30 ◆ZbL7QonnV.さん 71 ふりまわされる人、ふりまわす人 アムロシャアエイジラキクルツ VF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイルフォルテギガスネリー・ブレンラーズアングリフ H-2A-2 初日17 00 ◆ZimMbzaYEYさん 72 遥か高くに翼は舞い ブンドルマサキカミーユゼクスカズイ サイバスター百式メリクリウスメディウス・ロクス D-5 初日16 45 ◆ZbL7QonnV.さん 73 『歌』に振り回される人達 ガウルンカテジナギャリソンコスモバサラ マスターガンダムラーゼフォンガンダムレオパルドデストロイジガンスクード・ドゥロプロトガーランド B-5 初日17 20 ◆6OiAlncQEさん 74 堕ちた少女 カティアテニアムサシ VF-22S・Sボーゲル2Fベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム D-6 初日17 10 ◆ZimMbzaYEYさん 75 それぞれの立場 それぞれの道 ロジャーリリーナアキトユリカソシエシンヤリョウ 騎士鳳牙ヴァルハラYF-21ダイドスハードテッカマンエビル大雷鳳 D-7 初日17 00 ◆Nr7qwL8XuUさん 76 血に飢えた獣達の晩餐 ロジャーユリカソシエシンヤリリーナアキトリョウ 騎士鳳牙ダイドスハードテッカマンエビルヴァルハラYF-21大雷鳳 D-7D-8A-6B-6 初日17 40or17 55 ◆Nr7qwL8XuUさん 77 彼らの乗機は強力です シャギアオルバ甲児比瑪ジョナサンキラ ヴァイクランディバリウムナデシコJアークガンダムF-91 D-3 初日17 00 ◆OWmug8uCwさん 78 ガンダムファイト ガウルンギャリソン マスターガンダムガンダムレオパルドデストロイ B-5 初日17 55 ◆op3oYkZrywさん 79 第一回放送 アルフィミィ なし 不明 初日18 00 ◆9NAb4urvjAさん 80 任務……了解 アスランヒイロ九鬼 ファルゲン・マッフレイダーガンダムドラグナー2型カスタム F-4G-6 初日18 10 ◆RmVnSh2jvgさん 81 煮えきらぬ者 バーニィ ブラックゲッター G-6 初日18 10 ◆960Brut/Mwさん 82 オーガニックな機体とニュータイプの邂逅 アムロシャアアイビス VF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイルヒメ・ブレン H-2 初日18 30 ◆9NAb4urvjAさん 83 殺し合い 統夜 ヴァイサーガ G-1 初日18 20 ◆T0SWefbzRcさん 84 テニア日誌 テニアムサシ ベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム D-6 初日18 05 ◆Nr7qwL8XuUさん 85 依頼主死すとも依頼は死なず ロジャー 騎士鳳牙 D-8 初日18 05 ◆pqQ1ngVOkgさん 86 キラ ジョナサンキラ JアークガンダムF-91 C-5 初日18 15 ◆vQm.UvVUE.さん 87 巨虫、岩を打ち抜いて 孫光龍 レプラカーン A-8 初日18 20 ◆vBGK6VSBWMさん 88 類(仮面)は友(仮面)を呼ぶ ユーゼスベガカミーユキョウスケゼクスカズイ アルトアイゼン月のローズセラヴィーメリクリウスビルトファルケン(L)メディウス・ロクス D-4E-5 初日18 10 ◆ZimMbzaYEYさん 89 騎士の美学 ブンドル サイバスター G-5 初日18 20 ◆C0vluWr0soさん 90 追う鬼、追われる鬼 ユリカソシエ ダイ D-7 初日19 20or19 30 ◆caxMcNfNrgさん 91 歌えなくなったカナリア キラジョナサンバサラコスモ JアークガンダムF-91プロトガーランドジガンスクード・ドゥロ C-6C-5 初日18 55 ◆WgWWWgbiY6さん 92 少女ハンター・ランドール マサキソシエ 百式 D-7 初日20 30 ◆9NAb4urvjAさん 93 赤と流星、白と勇者王 ゴステロアムロシャアアイビス スターガオガイガーVF-1Jバルキリー(ミリア機)核ミサイルヒメ・ブレン H-2G-2 初日19 30 ◆C0vluWr0soさん 94 Time Over ―私の中のあなたにさよならを― ラキエイジクルツ ネリー・ブレンフォルテギガスラーズアングリフ A-2 初日18 20 65さん 95 嵐の前 キラ Jアーク C-6 初日19 05 ◆/.Cqqep.oIさん 96 MISS ジョナサン ガンダムF-91 B-4 初日21 25 ◆/.Cqqep.oIさん 97 ゲスト集いて宴は始まる モンシアヒイロバーニィ孫光龍九鬼 レイダーガンダムブラックゲッターレプラカーンドラグナー2型カスタム G-6 初日19 50 ◆I4R7vnLM4wさん 98 もしも、その時は キラテニアムサシ Jアークベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム C-6 初日19 50 ◆vBGK6VSBWMさん 99 休息 アキトガウルン YF-21マスターガンダム C-5 初日19 40 ◆960Brut/Mwさん 100 マイペース二人 ラキギンガナム ネリー・ブレンシャイニングガンダム G-8H-8 初日20 00 ◆aalWSIpMG2さん